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宮城県 気仙沼市

平成21年第27回定例会(第5日) 本文




2009年12月18日:平成21年第27回定例会(第5日) 本文

     午前10時01分  開 議
◎議長(村上俊一君) ただいまの出席議員数は41名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。


◎議長(村上俊一君) 遅参届け出議員は31番小山和廣君。以上のとおりでありますので、御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、13番昆野牧恵さん、14番菅原清喜君を指名いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めましたところ、お手元に配付の名簿のとおりでございますので、御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、報道機関から写真撮影の申し出があり、議長はこれを許可しておりますので、御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、請願の訂正を議題といたします。
 今期定例会で受理した請願第4号「気仙沼市の観光の核として、亀山リフトを存続されますよう請願いたします。」請願について、請願者から紹介議員を通じ、別紙のとおり訂正の申し出があります。
 お諮りいたします。請願第4号の訂正は、これを承認することに御異議ございませんか。
     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


◎議長(村上俊一君) 御異議なしと認めます。よって、請願第4号の訂正については、これを承認することに決しました。


◎議長(村上俊一君) これより日程に従いまして一般質問を行います。
 順次質問を許可いたします。
 まず、「子育て支援について」ほか4カ件、13番昆野牧恵さんの質問を行います。13番昆野牧恵さん。


◎13番(昆野牧恵君) おはようございます。ニュービジョン21の昆野牧恵であります。
 議長のお許しをいただきましたので、通告に従い質問をさせていただきます。
 3日目になりましたので、同僚議員と重複する質問もございますが、市長の誠意ある御答弁をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
 初めに子育て支援について、次世代育成支援行動計画の進捗状況についてであります。
 急速な少子化の進行への集中的・総合的な取り組みを進めるため、平成15年7月、次世代育成支援対策推進法の制定により、地方公共団体に平成17年度を初年度とする次世代育成支援対策の実施に関する行動計画が義務づけられました。
 気仙沼・本吉地域次世代育成支援行動計画は、次世代育成支援対策推進法に基づき、本圏域における少子化の進行への対策や男女共同社会における子育て支援など、次世代を担う子供の健全育成と環境整備を計画的に推進し、安心して子供を産み育て、地域全体で子育ての喜びを実感できるまちづくりを目指すことを計画の目的としています。
 少子高齢化社会において、次世代育成支援は気仙沼市の未来を担う子供たちをはぐくむ重要課題であり、安心して子供を産み育てることができるように、子育て家庭を地域で支えるまちづくりはみんなの願いであります。
 次世代育成支援行動計画は、平成17年度から平成26年度までとし、5年を1期として策定することとしています。今年度で前期が終了し、来年度から後期計画に入りますが、後期については、前期計画評価を踏まえ、見直しを行うものとしています。
 そこでお伺いいたします。
 1点目は、仕事と家庭の両立支援についてであります。
 男女または子供を持つ就業者が仕事と子育てを両立させていくためには、子育てしやすい労働環境の整備が重要な条件となります。育児休業制度が実施されましたが、普及、定着が十分でなく男性の取得も少ない状況で、6月の一般質問時には、市職員の男性の育児休暇取得はゼロでありました。
 女性の雇用についても、出産・育児で一時仕事をやめ、子育てが一段落してから再び就労する女性が多くなってきていますが、採用年齢の問題や技術進歩などの速度が速い現代社会の中では、以前身につけていた知識や技術で新たに仕事につくことは困難な場合も多くなってきています。また、一度非正規になると、なかなか正規になれないのも現実であります。
 市として、これまでこのことについてどのように取り組み、5年間でどのような成果が見られたのか、また見直しを含め、これからどのように取り組まれるのかお示しください。
 2点目は、児童館と子育て支援センターについてであります。
 計画の中では、21年度までの計画目標として、児童館・子育て支援センター整備推進が挙げられていますが、どのようになっているのか進捗状況をお伺いいたします。
 子育て中の保護者の育児の場として、児童館・子育て支援センターの充実が不可欠だと考えますが、市長はどのように考えていますか。また、気仙沼小学校の空き教室を利用しての仮称中央児童センター構想はどのように進んでいるのか、あわせてお伺いいたします。
 市長は、乳幼児医療費の無料化を、3歳から就学前まで拡充することを決断なされました。子育て世代を応援する市長の熱い思いを、ぜひお聞かせいただきたいと思います。
 次に、保育施設整備についてであります。
 先日、民生常任委員会で、本吉町との合併により所管する施設を視察してまいりました。改修がなされた保育所もありますが、ほとんどは建築からかなりの年数がたち老朽化が見られました。床の傾斜、トイレの未水洗化、狭い保育室など、これから整備を必要とする施設があり、再編計画を待つ状況ではないように感じました。
 大事な子供を預かり、守る保育施設であります。早急に整備が必要と考えますが、市としての今後の取り組みをお伺いいたします。
 2カ件目、産業振興についてであります。
 「『新規高卒者に職場を』、鈴木市長ら商工会議所などへ採用要請」との地元紙の報道を拝見し、市長も若者の就職の状況の厳しさに心を痛めておられることを知ったところであります。
 就職決定率がまだ54.3%との報道。長引く景気の低迷で、東京などの首都圏や仙台などの近郊からの求人が少ないこともあり、就職の傾向も前年期に比べ管内希望者が大きな伸びを示していること、また求人の少ない一関や千厩など、近隣の高校生が気仙沼管内での就職戦線に参入していることも現実であります。
 ハローワークでも、高校生に就職への関心を高めてもらおうと、高校2年生を対象に親子塾を開いたり就職ガイダンスをするなど、就職率のアップを図っているところであります。県でも、新規採用した企業に1人15万円の奨励金を支給するなど、若者の雇用への積極的取り組みが見られるところであります。
 優秀な人材を地元に残すことは大きな宝であります。登米市では独自に新規採用企業に30万円支給などの対策もとっておりますが、市長は、気仙沼市独自の雇用への支援、また企業誘致にどのような考えを持たれているのかお伺いいたします。
 次に、観光についてお伺いいたします。
 1点目は、気仙沼市のPRについてであります。
 気仙沼市は、リアス式海岸や緑豊かな森林など、豊かな自然に恵まれたすばらしいところであります。フカヒレや気仙沼ホルモンなどによる知名度も高く、また仙台・宮城デスティネーションキャンペーンや高速道路のETC土日祝日割引効果もあり、他県ナンバーの車も多く見られるようになりました。
 多くの方に気仙沼に来ていただき、楽しんでいただきたいと願う一人でありますが、先日の地元紙のコラムに、「ショック」と題しての記事を読みました。インターネットの口コミランキング「友人・知人を案内したい県内の観光地ランキング」に、気仙沼・南三陸地方は1票も入らなかったと驚きの気持ちが書いてありました。また、気仙沼に好印象を持ちながらも、一方で「もっとPRをうまくすれば人が集まるのでは」との意見もあるようです。実際、新聞や県の広報紙での県北エリア情報でも、大崎市や登米市などの情報が多く載っており、当地方のは少ないように感じるのは私だけでしょうか。
 気楽会など、若者たちが気仙沼ホルモンを取り上げ、また高校生も一緒になって南気仙沼駅での観光案内サービスをして、訪れた方々に大変喜ばれていることは本当に心強くうれしく思っております。
 現在も、仙台・宮城伊達な旅を行っており、気仙沼食まつり2009も開催中であります。市としても、インターネットの活用や報道機関への働きかけ、パンフレットの配布の工夫など積極的に行う必要があると思いますが、市長の考えをお伺いいたします。
 次に、歩きやすいまちづくりについてであります。
 先ほども申し上げましたが、気仙沼市はリアス式海岸の特徴ある自然景観に恵まれ、また日本有数の漁港都市として知られておるところであります。港まちの歴史や文化、昭和初期の特徴あるまち並みは、「港まち恋人スクエア」として歩いて楽しめるまちづくりに市としても力を注いできたと思います。
 観光ボランティアの方々の説明を受けながら歩いている観光客の方、御夫婦やお友達同士でマップを手にしながら歩いている方もおられますが、わざわざ遠くからおいでくださる観光客の方にとって、また市民の方々にとっても歩きやすいまちになっているでしょうか。歩道には段差があったり、でこぼこだったり、駐車してある車があったりなどです。
 これから高速道路の無料化が実現されれば、なお一層当市を訪れる方もふえていくのだと思います。歩いて楽しめるまちづくりに、歩道の整備、わかりやすい案内標識、また外国の方々のための外国語表示、電柱の地中化などの考えはないかお伺いいたします。
 次に、ワン・テンビルの活用についてであります。
 ワン・テンビルは、地域産業振興という面から、気仙沼市や地権者、商店街関係者などにより構成される気仙沼都市商業開発株式会社が事業主となり、建設大臣の承認を受けた三日町・八日町地区市街地総合再生計画の先導プロジェクトとして、優良建築物整備事業及び街並み・まちづくり総合支援事業を導入して建設し、平成11年3月にオープンし、市の中心市街地活性化への一翼を担うものでした。
 大型店の倒産、ドーナツ現象による影響を受け、テナントも埋まらず駐車場利用も減少し、赤字の続く経営状態となり、9月議会で市が買い取ることが承認されました。
 市は、出資金として5,000万円、当初市の駐車場として30台分受けることにしていた補償金もなくなり、反対に毎年1,000万以上を投入してきたという経緯を踏まえ、また今回3億近くで買い取ることから、市民に対して、このビルをどのように活用していくのか、現在市民活動支援センター、女性プラザ、子供たちの遊べるスペースなどがあり、交流の場としての役割も果たしていると思いますが、それらも含めて庁舎としてどのように活用していくのか、市長のお考えをお伺いいたします。あわせて、現在入っているテナント、また駐車場の扱いについても、今後どのようになるのかお聞かせください。
 次に、高潮対策についてであります。
 魚市場前地区などの高潮対策については、9月議会で臼井議員も質問しておりますが、私からも再度質問をさせていただきます。
 さきの議会の答弁では、事業費にお金がかかるので検討したいとのことでしたが、先日も高潮で冠水し、歩行が困難な状態になりました。市の総合計画の中では、課題として、大雨や高潮時に浸水状態となっており、道路冠水などにより歩行や通行が困難となり、円滑な都市生活に影響が出ているとし、計画として、大雨や高潮時における浸水状態の早期解消に努めますとしています。
 冠水対策として、地区の何カ所かに「冠水に注意してください」の看板が先日まで立てられておりましたが、それだけでは抜本的な解消になりません。市民だけでなく、観光客やビジネスなどで来ている方も通る道であります。一日も早く対策をすべきではないでしょうか。市長のお考えをお聞かせください。
 以上、壇上での質問を終わります。再質問は、自席からさせていただきます。


◎議長(村上俊一君) 13番昆野牧恵さんの質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 昆野牧恵議員さんの御質問にお答えをいたします。
 初めに、次世代育成支援行動計画の進捗状況についてでありますが、仕事と家庭の両立支援につきましては、企業と一体となった取り組みが必要でありますことから、公共職業安定所など関係機関と連携して各種雇用制度等の啓発に努めてきたところでございます。また、低年齢児保育の充実を初め、学童保育やファミリーサポートセンター事業、子育て短期支援事業等を実施いたしております。今後も、企業や関係機関との連携を深めてまいります。
 次に、児童館・子育て支援センターにつきましては、親同士の情報交換や子供たちが交流する場としての意義は非常に大きいと認識をしており、現在地域と連携した親子活動等を実施するとともに、遠隔地や未設置地域に出向いた活動も行っております。
 仮称中央児童センターにつきましては、児童福祉施設等再編整備計画を推進する中で、実現に向け努力してまいります。
 次に、保育所施設の整備についてでありますが、施設の老朽化や利便性を踏まえた環境整備に今後努めてまいります。
 次に、若者の地元雇用についてでありますが、管内の求人数は、10月末の対前年比で14.4%と大幅増となり、地元企業としても人材確保の好機ととらえ、厳しい経済情勢にあっても大きな御努力をいただいております。有効求人倍率も、10月末現在1.51倍となっておりますことから、希望職種とのミスマッチの解消が大きな課題であります。このことから、市内企業の見学会の開催や、関係機関・団体との連携による就職準備セミナーの開催など、ミスマッチ解消に向けた取り組みを進めております。なお、高等学校卒業者就職対策連絡会議においても、幅広い選択について進路指導することが確認されております。さらに、就職未内定者を対象とした合同就職面接会を1月に開催をするほか、県などが行う就職支援事業の周知を図るなど、引き続き地元雇用の支援に努めてまいります。
 また、企業誘致についてでございますが、固定資産税減免や特別償却、低金利融資など、多様な支援を受けられる企業立地促進法に基づく支援制度を本年6月から実施したところであり、あわせて従来からの企業立地奨励制度等も活用しながら、今後とも鋭意努めてまいります。
 次に、観光振興についてでありますが、本市のPRにつきましては、市ホームページへの情報掲載のほか、仙台エリアでの観光キャンペーンの開催や、毎週月曜日、NHKテレビの情報番組において旬の話題を紹介しているところであります。また、ポストDCとして実施している仙台・宮城伊達な旅キャンペーンの共通ガイドブックへの情報掲載や、首都圏キャラバンへの参加などを通じて、気仙沼の魅力の発信に努めております。さらに、東日本放送主催の「みやぎふるさとCM大賞」では、気仙沼ビデオサークルの大森卓治さんと市職員で企画した応募作品が昨年大賞を受賞し、本年中に365回にわたり放映され、大きな宣伝効果を上げております。なお、本年も同サークルと市職員で企画した作品が銅賞への入賞を果たし、来年1年間で40回の放映が予定されております。今後とも、ホームページの充実に努めるとともに、テレビ・ラジオや旅行専門誌などを活用してPRし、より一層の誘客拡大を図ってまいります。
 次に、歩きやすいまちづくりにつきましては、主要駅や旅客船発着所などに案内板を設置しているほか、内湾周辺への歩行者誘導サインや解説板の整備、安波山への誘導マップの作成などに取り組んでおります。
 外国語表示につきましては、これまで公共サインの整備にあわせ英語を併記しておりますが、今後ともニーズをとらえながら検討してまいります。
 また、内湾周辺の歩道の整備や電線の地中化につきましては、相当の費用を要するとともに技術的な問題もありますことから、関係する県とも協議してまいります。
 次に、ワン・テンビルの活用についてでありますが、庁舎として位置づけ、配置する部署については現在調整中であります。なお、現在入居しているテナントにつきましては、気仙沼都市商業開発株式会社において、移転に向け交渉中と伺っております。また、駐車場につきましては、引き続き市駐車場として活用してまいります。
 次に、高潮対策についてお答えをいたします。
 魚市場前地区等の冠水対策については、魚市場側からの海水の流入抑止と適切な内水処理が有効であることから、今後県との協議機関を立ち上げ、横断的な推進体制を構築し、対応を検討してまいります。


◎議長(村上俊一君) 13番昆野牧恵さん。


◎13番(昆野牧恵君) それでは、再質問をさせていただきます。
 初めに、次世代育成支援行動計画についてであります。
 平成17年から5年が経過して、市としても計画に基づいて行ってきたということでありますけれども、仕事と家庭の両立については、企業と共同しながら進めてきたということでありますけれども、市として、企業だけでなく市独自として仕事と家庭の両立支援をする施策というものも必要なのではないかと思います。例えば今はみんなが育児休暇をとれるわけではないので、仕事を休んでお産をしても、1年間の育児休暇がとれなくて、1カ月で仕事に復帰しなければならないとか、3カ月で復帰しなければならないとかという状況もあるわけであります。そういうときに、例えば途中からでもゼロ歳児の受け入れをもっと充実して、施設をふやすとか、小規模保育所を未満児も預けられるような体制にするとか、そういうようなお考えはないかお伺いいたします。それも、仕事と家庭を両立させる支援になると思います。
 それから、5年間やってきて、例えばその成果についてのアンケートのようなものを、市民の方々にとったとか、とるとかということはないのかお伺いいたします。皆さんの声を聞く機会があったのかどうかということをお伺いいたします。
 それから、仕事と家庭の支援、女性はどうしても出産・育児になると仕事をやめざるを得なかったり、子供が急に病気になったり、あるいは急な用事ができたときに仕事を休まなければならない。男性も同じ条件なのでありますが、どうしても女性の方が、そういうときに仕事を休むという状況にならざるを得ない社会状況であります。今、新型インフルエンザ、またインフルエンザもはやっておりますけれども、そういうときに例えば病気の子供を預かる、そういうようなシステム、医療機関の、気仙沼だと市立病院になるのでしょうか、そういうところで預かってくれる、一室を設けて病後児の子供を預かるような、そういうような支援ができないかどうかお伺いいたします。
 それから、5年間やってきて、多分20年度から見直しに入っているのだと思うのですが、安心して子供を産み育てられるまちづくりということのために、後期にはどういうような施策、また計画に力を入れていくのか。その辺もあわせてお伺いいたします。
 それから、児童館・子育て支援センターについてであります。
 児童館は、1年間に1万2,000人近くの方が利用するところであります。子供から、それから学童児も利用いたします。本当に狭いところで、児童館の先生たちは一生懸命いろいろな工夫をしながら運営をなさり、プログラムをつくり、頑張っていらっしゃるなと本当に感心するところであります。
 ただ、やはりもうどの施設も老朽化になっておりますし、狭いということもあったりしますし、若いお母さんたちが育児の不安や、また同年齢のお母さんたちとの情報の場ということで、子供の広場とか集いの広場もやっておりますけれども、児童館に行くということを考えると、もっとやっぱり児童館・子育て支援センターを充実させることが大事なことかなと思うのですが、その辺は気仙沼小学校の空き教室を利用して子育て支援センターをというのは、とてもいい構想ですし早く進めてほしいと思うのですが、その辺見通しはどういうふうになっているのか、もう一度お伺いいたします。
 それから、保育所の施設整備についてであります。
 改修された保育所もございますが、まだ築51年とかといっても改修もされていない保育施設もございます。また、一景島保育所も見せていただきました。一景島保育所は、障害児の拠点ということにもなっておりますし、津波の避難場所にもなっております。あそこは、本当にあそこに避難。まあ中央公民館に6分以内で避難できるんだということでありますけれども、保育所の中も迷路みたいになっておりますし、あそこそのものが、もう津波が来たら本当にあっという間に海状態になってしまうというようなところであります。そういうところに、26年から29年、再編計画では建て直すということになっておりますけれども、ここのところ地震も多いですし、99.何%かで宮城県沖地震も来ると言われております。大事な子供たちを守る施設であります。26年から29年度と言わず、前倒しで早くこの一景島保育所も直す必要が、建てかえる必要があるのではないかと思いますが、その辺はいかがでしょうか。
 あとは、いろいろな保育所も歩かせていただきましたけれども、床がきしんでいたりとか、水洗になっていなかったりとかございます。大事な子供たちを預かる保育施設でありますので、財政が厳しいことは重々存じ上げておりますけれども、早目に整備をできないかお伺いいたします。
 それから、雇用についてであります。
 市長は、商工会議所の方に出向いたり、いろいろ要請したり、またハローワークと連携をとりながらいろいろ手を尽くしていらっしゃることは重々知っておりますけれども、本当にこれは大事な問題なんですね。若者たちが、地元にいたいと思いながら就職する場所がない。若い人たちも、どうしても都会に出るしかないというような状況、また反対に一度気仙沼を離れてしまって働いたとして、また戻ってきたいと思っても地元に就職がないということで、遠くに行ったまま帰ってこられないという状況もあるわけです。
 そこで、例えば市として何か手だてはないのかなということをお伺いしたいのですが、登米市のように1人30万円ということは、きのうの市長の答弁では整合性に欠けるということでできないんだというお話だったんですけれども、そういうことも、今こういう状況で若者がいなくなる、戻ってくるというか、若者が地元に来るということは労働力にもかかわってくるわけです。働く人が気仙沼から出てしまうと、労働力人口も減るということですよね。そうすると、物を買うとか消費、需要率にも響いてくるわけです。それから、優秀な人材を地元に置かずに外に出してしまうという、そういうデメリットもあると思うのですが、市としてもう少し、例えば30万まで行かなくてもちょっと考えてみるとか、あとは市の職員に採用するのをもう少しふやしてみるとか、そういうような手だてはないのかお伺いいたします。
 それから、ワン・テンについてであります。
 ワン・テンは、今交流の場にもなっていますし、バリアフリーにもなっております。市の庁舎としては、きのうの長根議員の質問にありましたけれども、耐震になっていないとか、建てかえは難しいんだということであれば大いに生かしていただきたいなと。何億もの税金を使って買うわけですから、それは大事に使ってほしいなと思うのですが、その辺は今から考えていくのでしょうけれども、例えば今の市役所の中は、市民課とか何とかというのは見えますけれども、ほかの課の動きが全然見えない状態になって、戸がすっかり閉まっているという状態だったり、あとは後ろの第二庁舎になっていて、そこの動きが見えないというような状況なので、もっと顔の見える市役所、もっと市民と接触できる、市民が市役所の職員がどんなことをやっているのか目に見える、そういうような市役所づくりにも役立てていただければなと思うのです。それから、観光面でも、まちを歩いてあれするのに、ちょうどワン・テンビルに行っていろいろな情報を得たり、交流の場になるということでも、あそこの場所はとてもいい場所だと思いますし、観光課もあそこに行って、遠くから来た人たちとの接触もきちんとできるというようなことは考えられないかどうかお伺いします。
 駐車場についても、例えば、今、月決めの方もあると思うのですが、そういう方たちの扱いはどういうふうになるのか。また、料金設定などは今から決めるのでしょうけれども、やはりワン・テンの料金が今までネックになっていたわけです。その辺もあわせてどのように考えていくのかお伺いいたします。
 高潮対策、高潮と魚市場、今はもう冬になりましたので、高潮の看板も外されたようでありますけれども、歩けない状況で、この間の高潮のときにも、多分ビジネスの方なんでしょうけれども、自分の泊まるホテルに行くのに水浸しになっていて、どうしたらいいのかというふうに、道路の車のわきのところで立ちすくんでいたというような状況もあったりするので、事業費もかかるし、これから県と協議していくということでありますけれども、一日も早く解消できるように何かもう少し工夫できないのかお伺いいたします。


◎議長(村上俊一君) 13番昆野牧恵さんの再質問に対し、当局の答弁を求めます。保健福祉部長伊藤丈人君。


◎保健福祉部長(伊藤丈人君) それでは、昆野牧恵議員さんにお答えを申し上げたいと思います。
 1点目の市民の声につきましては、担当の所長の方から答弁申し上げますので、よろしくお願いしたいと思います。
 私からは、2点目の、病気の子供を預かるシステム等の支援というような御質問でございますけれども、なかなかこの部分につきましてはいろいろ検討をした経過もございますけれども、なかなかその病気の子供を預かるということに関しましてはですね、議員御案内のように、例えば市立病院というような例が出されたようでございますけれども、ベッド数の確保とか、それから人的な問題が多々課題が含まれておりますことから、今後の検討課題ということでさせていただきたいなというふうに思います。
 それから、3点目の後期計画の考え方でございますけれども、議員御案内のように、次世代育成支援行動計画は次世代育成支援対策推進法に基づき、すべての自治体に義務づけられたものでございます。それにおきましてですね、ハード事業及びソフト事業両面から子育て支援施策を計画して、1市2町で策定したものでございます。本年度が見直しの時期に当たっておりますことから、前期計画の実績評価等を行い、また社会環境の変化、多様化する子育て家庭のニーズ等を把握しながら目標値を設定し、なお1次合併、2次合併がございましたのでエリアも広くなってございます。その部分につきまして、再度、この次世代育成の行動計画の中の見直しを抜本的に行いながら、後期計画に臨んでいきたいというふうに考えております。
 それから、4点目の中央児童館と子育て支援センターの関係でございますけれども、議員さんの御質問にありました中央児童館構想なのでございますけれども、気仙沼地区における児童館業務を担当するとともに、各地区児童館の総合的な連絡調整を行う中核館として機能を兼ね備えたものを考えてございますけれども、議員御提言のようにですね、気仙沼小学校の空き教室を利用するということも、選択肢の一つなのかなというふうに考えているところでございます。
 それから、5点目、6点目の一景島を含めた建てかえ、あるいは水洗化等の環境整備等々につきましては、議員御案内のように、施設再編整備計画の中で順次財政状況を踏まえながら、計画的に推進をしてまいりたいというふうに考えております。
 私からは以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 社会福祉事務所長斎藤和子さん。


◎社会福祉事務所長(斎藤和子君) それでは、私の方から、1点目の仕事と家庭の両立支援についてお話ししたいと思います。
 仕事と家庭の両立支援というところで昨年度の市内の労働実態調査を見ますと、市内の事業所においても、産前産後の休暇とか、それから育児休業制度の導入をしている事業所がふえておるように見られました。
 それで、その未満児の受け入れという部分につきましては、私の方では2カ月児から内の脇保育所で受け入れるとか、そういう対応をさせていただいております。小規模保育所で未満児を受け入れるということは難しいのですが、今後も中途入所の受け入れとか、進めていきたいと思っております。以上です。
 アンケートの件なんですけれども、この次世代の計画の見直しの中で、アンケートを実施する方向で検討しております。


◎議長(村上俊一君) 産業部長小山邦良君。


◎産業部長(小山邦良君) 私の方からも、新規高卒者の就職の関係について、ちょっと御説明申し上げたいと思いますが、市長からも数字的なことは答弁申し上げておりますけれども、10月末現在の気仙沼の職安の管内の数字でございますけれども、企業サイドからの求人は151ございます。そして、高卒者の管内への希望者は100人でございます。それで、逆にですね、いわゆる51人ほど企業が求めているのだけれども足りないというのが現状でございまして、そういうふうな状況にあるものですから、うちの方の、気仙沼の企業はですね、この大変厳しい状況の中にありながらも高卒者の求人をハローワークの方に出して、非常に高卒者を受け入れるために協力をいただいております。これは、県内のほかの地域は軒並み40から60%ほど前年比較でマイナスになっているのに、気仙沼だけが14.4%増というふうに、まさに地元の企業さんはそういうふうな形で努力されております。
 したがいまして、我々とすれば、企業さんは150人欲しいと言っているのに100人しかいないので、その辺をどう、100人をですね、その求めている仕事と、企業さんの方はどうしても気仙沼の場合は製造業といいましても水産加工関係が多いわけでございまして、高校生の方々はできるだけサービス業とか、そういうふうな職種が求めるのといわゆるミスマッチといいますか、そういうところがあるものですから、もっと広く仕事というものを知っていただくように努めていくといいますか、そういうふうなことで、これからも取り組んでいかなければならないというふうに考えているところでございます。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) ただいまの産業部長の答弁に尽きるわけですが、昆野議員さんの御心配もわかります。やはり、子供たちが伸び伸びと就職活動を行える環境ということが大事なのですね。それで、やはりいろいろな職種があった方がいいのですね。ところが、気仙沼はなかなか特化された地域ということもありまして、第1次、第2次、第3次というふうに満遍なくあればなおいいのですが、そういったことは今後の課題としまして、やはり昆野議員さんのおっしゃるとおりでございますので、頑張っていくということだろうと思うのですね。
 それで、登米市の場合は、15万を2カ月出して合計30万だそうですね。これはだれに出すかというと、その高校生に出すのではなくて会社に出すのですよ。それで、会社に何とか高校生をとってくれませんかと、「いや、とっても……」というところに、2カ月間30万出しますからということで、呼び水にしてお願いしているのですね。でございますので、当市の場合はそこまではいかないので、むしろ産業構造のもっともっと多様な転換の方策を、政策的に、昆野議員さんがおっしゃるような方向で頑張っていくというのも筋だと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いしたいと思います。


◎議長(村上俊一君) 総務部長大和田一彦君。


◎総務部長(大和田一彦君) 私からは、ワン・テンビルの有効活用についてお答えしたいと思います。
 お話しのとおり、ほかの動きが見えないとか、顔の見えるような施設にしてほしいという要望、さらには市民の皆様との交流、産業振興というようなことからの有効活用ということでございますが、それらを考慮しながらですね、機能的、機動的な庁舎活用が図られるように考えてまいりたいと、このように思っております。
 それから、駐車場関係でございますが、月決めの関係、それから料金体系についても現在調整中でございますので、もうちょっとお時間をいただければと思っております。以上であります。


◎議長(村上俊一君) 建設部長梅津覚太郎君。


◎建設部長(梅津覚太郎君) 市街地の高潮対策についてお答えいたします。
 基本的な部分につきましては、9月の一般質問での答弁、あるいは先ほどの市長の答弁に尽きるわけでございますが、お話しの魚市場前、あるいは南町部分の地域というのは、古い時代の埋め立てでございまして、主要な排水管路、海に出ている分ですが、それは押さえている分がございます。残念ながら、細かい部分が実はわからないというのがたくさんございます。そういった意味で、ことしは昨年に比べますと高潮の回数が大変多いということで、できるだけその高潮の兆候が出た段階で職員を出して、どの部分から水が上がってくるのかなということも含めて、今年度は若干調査をいたしております。
 そういった中で、一部ではございますが、先に水が上がってくる管路も一部判明しております。そういった意味でいけば、そこに小型の水門をつけることで、ある程度高潮の被害を抑えられるのではないかという想定も現在しております。ただ、その辺のところは、まだまだ実態を調べていかないとわからない部分もございますので、なお調査を続けていきたいと考えております。
 それから、県との対策のための連絡協議会をつくるということで考えておりますが、これは実はその主要管路については漁港との関係がありまして、県との関係が出てまいります。それから、胸壁を今県でつくっておりますが、これも土木事務所あるいは水産漁港部等の関係がございます。そして、内湾沿いの道路は県管理の道路ということでありまして、決して市だけで対策を立てられるわけではございませんので、そういう意味で、内水処理については雨水管の設置ということで市の仕事、あるいは市の部分の管路については市の責任でございますが、複合的な要素を含めて原因を究明しながら対処するという必要がどうしても出てまいりますので、まずは横断的な組織をつくりまして、その中で原因究明をしながら対策を講じていくというのが、現時点では最良の方法ではないかと考えております。
 その中におきまして、適切に県と市の役割分担をしながら、必要であれば国への要望等も含めて検討し、できるところから事業を進めるということで調整をしていきたいというふうに考えております。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 4分あります。
 13番昆野牧恵さん。


◎13番(昆野牧恵君) いろいろ市としても対策を考えてくださっているということ、次世代についても、いろいろこれからアンケートをとったりして声を聞いていくということでありますので、少し安心をいたしました。
 ただ、保育所の方は、それこそ整備は前倒しでも早くできるようにしていただきたいと思いますが、その辺だけもう一度御答弁願いたいと思います。
 それから、観光についてですが、ちょっと言い忘れましたけれども、きのう市長さんが、星がきれいだというようなことをおっしゃっておりましたけれども、その辺なんかのアピールというか、その辺もPRして、気仙沼は食べ物だけでなく港だけでなく星もきれいなんだよというような、そういうようなPRもぜひしていただきたいなと思いますが、その辺ももう一度お聞かせください。


◎議長(村上俊一君) 13番昆野牧恵さんの再々質問に対し、当局の答弁を求めます。保健福祉部長伊藤丈人君。


◎保健福祉部長(伊藤丈人君) 再々質問にお答え申し上げます。
 保育所の整備につきましては、緊急的なものはもちろん前倒しというよりも、すぐに処理をしなければならないのだというふうに考えてございます。基本的には、先ほど申し上げましたように、再編整備計画の中で財政状況を踏まえながら検討してまいりたいというふうに考えてございます。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 星がきれいだということのPRですね。私、星がきれいだというのは、気仙沼はとてもいい山があって、そしてその空気の流通がよくて、そこに降った雨が大川を流れていって、その水を飲んでいる気仙沼市民は元気で、内湾に行けば魚介類がとてもいいのだと宣伝しているのですが、なかなか私、力不足で、宣伝がなかなか行き届かないので、昆野議員さんもひとつ力をかしてもらえませんか。お願いします。


◎議長(村上俊一君) これにて、13番昆野牧恵さんの質問を終わります。
 次に、「産業振興に関して」ほか4カ件、14番菅原清喜君の質問を行います。14番菅原清喜君。


◎14番(菅原清喜君) ニュービジョン21の菅原清喜です。
 議長のお許しを得ましたので一般質問いたしますが、私が本議場において初めて鈴木市長さんに質問したのは、平成18年9月22日の定例議会でした。本日で6回目の質問になりますが、市長さんには毎回御理解ある御答弁をいただいておりますことに感謝申し上げ、本日も理解ある御答弁をよろしくお願いいたします。
 では、通告に基づき、表題1、産業振興、2、観光振興、3、市道整備、4、農作物の鳥獣被害、5、農業振興に関しての5カ件、随時質問してまいります。
 初めに、産業振興でありますが、小型特殊自動車・原動機付自転車等の特徴ある御当地ナンバーについてでお伺いいたします。
 地方紙にも報道されておりますが、庁内庁議において、気仙沼市においても御当地ナンバーを取り入れる決定をし、11月1日より20日まで公募が行われました。その公募の件数が300件と聞きました。私は、公募しても五、六十件くらいではないかと思っていましたから、300件という数字は私にとって非常に驚きの件数であり、いかに関心度が高いかを示す数字であると思います。選考委員の皆様には大変な作業であると思われ、本当に御苦労さまでございます。
 気仙沼独特のナンバーが市内を縦横無尽に走り、観光客の方がこれを見たとき、気仙沼独特のナンバーを見たとき、必ずや思い出の一つに残るでしょう。気仙沼に住む者として大変うれしく思います。
 現在まで6種類の候補に絞り込んだようでありますが、最終的に採用決定する時期、発表する時期はいつごろになりますか。また、御当地ナンバー第1号の発行が6月1日の予定であるとのことですが、今後のスケジュール等はどのようになっておりますか、お示しください。
 さらに、11月の時点で、1カ月当たり原動機付自転車、小型特殊自動車、125cc以下バイク等の登録台数は何台ですか、お伺いいたします。
 次に、観光振興に関してであります。
 徳仙丈山の大型観光に向けた、さらなる整備についてであります。
 ことしも、5月、ヤマツツジ満開の時期がありました。大型観光バスが何台も上り、大勢の観光客が訪れました。そして、すべての方々が、咲き乱れる雄大なヤマツツジを目の当たりに見おろし、満足して下山したようであります。
 地方紙には、「徳仙丈ヤマツツジと温泉ツアー」という企画募集まであらわれ、いかに徳仙丈山ヤマツツジがすばらしく有名になったかであります。森林文化会館の後ろ側につくった大型観光バス専用の駐車場に、大型観光バスが何台も駐車しているのを見たとき、私は先代の徳仙丈山ヤマツツジを守る会会長を思い出すのです。今は故人となりましたが、最後まで駐車場に大型観光バスを上げる夢を持ち尽力された方であります。
 大型観光バスは、大勢の観光客を乗せ上りました。大勢の観光客を乗せて通行するからこそ、道路に不備があってはいけないのです。5月30日に、バスの運転士さんに道路状況のお話を聞いた旨を6月の一般質問でも問いましたが、再度お伺いいたします。大型観光バス専用駐車場から一般車両駐車場までの200メートルぐらい、一般車両駐車場から上羽田側に300メートルの地点まで拡幅工事が必要と思われますが、いかがお考えですか。お伺いいたします。
 また、路肩の弱い場所、土手境の見えにくい箇所、見通しの悪いカーブ等も、どのようにお考えかお尋ねいたします。
 次に、市道整備に関してお伺いいたします。
 最近、予算の関係でしょうか、規格に合った市道整備が見当たりません。そのかわり、現状のままの現道舗装整備が進んだようにも思われます。市道全体から見て、舗装状況はどのようになっておりますか。お伺いいたします。
 次に、市道田中百目木線の狭隘箇所についてです。
 狭隘箇所を拡幅できないものか、私が考えても、どなたが考えても、非常に難しい問題であります。道路両側にあきがなく、住宅がたくさんあり、拡幅するには莫大な予算を必要とするからであります。
 そこで、私は、狭いながらも効率よい道路利用がないかと考えたとき、側溝に問題があると思いました。道路両側にU字溝がある場合、歩行者はU字溝に落ちる危険を考え道路中央に、自家用車等は脱輪が怖くて道路中央に、歩行者も対向する自動車もスムーズな通行ができるわけはありません。田中百目木線で、九条四区自治会館入り口から境バス停までの狭隘区間、U字溝にふたをして、学童の通学状況、自家用車や運行バスの通行状況を調査する考えはありませんか、お尋ねいたします。
 次に、市道九条本線についてです。
 昨年、九条本線不動の沢交差点より気仙沼高校西側交差点まで、片側歩道つき拡幅工事を5カ年計画で行うと、地元の皆さんに説明がありました。現在、5カ年計画は計画どおり進んでおりますか。お伺いいたします。
 次に、農作物の鳥獣被害であります。
 最近、ニホンジカ、ハクビシンと聞いただけで、農家の方々は嫌な顔をします。5月末、田植えも終わり、マルチを敷いた畑にサツマイモ苗を植えたそうです。二、三日してから、根づいたころと見にいってびっくり、サツマイモの苗がほとんどなかったそうです。10センチくらいの穴がマルチにあいており、明らかにニホンジカかカモシカの食害だろうと話しておられました。
 トウモロコシに関しては、二、三日してから収穫しようと思っていたところ、一晩で全滅にされたとのことです。これは、ハクビシンかタヌキの食害でしょう。
 秋に、私どもにも、農作物への鳥獣被害調査表が来ました。市内全域で調査したものと思いますが、被害状況はどのような状態ですか。お伺いいたします。
 農家の方々も、高齢化によって労働力が非常になくなってまいりました。有害鳥獣に対する対策に追いつけず、そのまま農地を放置する方々が非常に多くなってまいります。今後のよい対策等はありませんか。お伺いいたします。
 農業振興についてであります。
 今お話ししたように、本市の農家の方々は高齢化が進み、より大きな問題となっており、加えて廃業する農家の割合が徐々に増加し、早急な担い手対策が必要と考えられます。私ども農家の対応だけでは限度があり、集落や地域を単位とした取り組みと、関係機関を巻き込んだ支援体制の整備が必要と思われます。市長はどのような考えをお持ちか、お伺いいたします。
 以上、初めに申し上げましたが、誠意ある御答弁をお願いいたしまして、通告しておりました質問を終わります。なお、再質問は自席から行います。


◎議長(村上俊一君) 14番菅原清喜君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 菅原清喜議員さんの御質問にお答えをいたします。
 初めに、小型特殊自動車・原動機付自転車等の特徴ある御当地ナンバーについてでありますが、最終的な決定時期等につきましては、1月中旬に開催する第3回気仙沼市新課税標識検討委員会において、最優秀作品1点を選考する予定といたしております。なお、製作費用については、新年度予算で対応してまいります。
 また、交付開始時期につきましては、平成22年6月を目標に掲げておりますが、形状・デザイン等によって製作期間が異なりますことから、現段階では具体的な時期をお示しできないことを御理解を願います。なお、登録台数は、1カ月当たり平均して約60件ほどとなっております。
 次に、観光振興に関してお答えをいたします。
 羽田川上線の徳仙丈駐車場までのカーブ等狭隘箇所につきましては、引き続き拡幅をしてまいります。また、路肩の補強や、見通しの確保に向けた草刈りなどにつきましても取り組んでまいります。
 次に、市道整備に関してお答えをいたします。
 現在までの市道舗装整備状況につきましては、平成21年3月末で舗装率48.52%で、22年3月末では49.59%となる見込みであります。
 次に、田中百目木線の狭隘箇所につきましては、現地調査を行い対応を検討してまいります。
 九条本線につきましては、平成20年度から事業着手しており、これまで詳細設計及び物件調査等を行うとともに、2件の住宅の移転補償及び用地買収を行っております。今後は、不動の沢交差点側から工事に着手し、24年度完了を目途に事業を進めてまいります。
 次に、農作物の鳥獣被害についてでありますが、ニホンジカ、ハクビシン等による被害状況につきましては、本年3月の調査で、平成20年度の被害額が約600万円となっており、前年度より400万円ほど減少をしております。また、地区別の状況につきましては、新月地区が437万円、松岩地区が58万円、鹿折地区が55万円などとなっております。
 次に、今後の対策でございますが、ニホンジカにつきましては、引き続き県猟友会気仙沼支部に捕獲をお願いし、ハクビシン、タヌキは、市農業災害防除対策協議会が箱わなの貸し出しを行ってまいります。また、関係機関と連携を図りながら、鳥獣被害防止説明会等を開催するとともに、農家への補助制度の導入や漁網の利用等も検討しながら、農作物被害の減少に向け鋭意取り組んでまいります。
 次に、農業振興についてでございますが、担い手対策につきましては、今後とも関係機関・団体と連携を図りながら、集落営農の推進や農地貸借のあっせん、資金の確保、栽培技術の指導など、適切な支援に努めてまいります。


◎議長(村上俊一君) 14番菅原清喜君。


◎14番(菅原清喜君) ありがとうございます。
 御当地ナンバーから農家への支援、農業振興まで、今、市長さんのお話を聞いておりますと、すべて満足がいたします。しかし、もっと満足しなければ地区の方々が満足しません。それで、再質問いたしますが、初めに御当地ナンバーであります。
 御当地ナンバーは、今いろいろ市長さんから、1月の委員会においてやると。そして、6月をめどに発行するのだということであります。
 この御当地ナンバー、昨年の9月定例議会一般予算委員会で私が質問、提案しようと思ったところ、先輩議員さんが「これは、菅原君、12月の一般質問の方がいいよ」と言われまして、その御指導のもと、昨年の12月、一般質問したわけであります。12月16日です。そして、市長さんは、法的に触れることはないかどうかということを心配なさいまして、地元の代議士2人に相談した上、御回答するということでありまして、地元の代議士も即総務省鳩山大臣、当時の鳩山大臣ですが、鳩山大臣とお会いしまして、法的には差しさわりないだろうということでした。その返事を代議士が持ってきていただきまして、代議士は代議士なりに、余りにも特徴あるナンバーですと、ややもすると通行人、あるいはその他の方々にひっかけたりしないか、また余りにも特徴あるナンバーだと、隣の自治体に行ったときにはいたずらナンバーではないかと、そう思われても大変なものだという代議士でした。
 それで、私も、何とかこの事業を成功させたいものですから、まずはナンバーの形状等は、これは公募だろうと。そして、次に、隣の自治体へ行っていたずらというのはどうなのだろうと思って、気仙沼警察署交通課長に聞きに行きました。そうしたら、交通課長さんいわく「菅原さん、今はね、電話一本で、宮城県下警察署一本で済む時代なのです」と、「心配することありません」と、「大いに気仙沼のためだったらやりなさい」と言われた。それで、さらに勇気を持って進んだのであります。
 この12月16日に一般質問して、市長さんの何としても承諾を得たかったから、声高らかに当時言ったのですが、地元の新聞に「菅原清喜議員、市長にかみつく」と書いてあるのです。今回の御当地ナンバーが決定したことによって、かみついた価値があったなと非常にそう思うわけであります。
 何でかといいますとね、この御当地ナンバーというのは、皆さんは御存じだと思うのですけれども、市内を走っていても、最近はなくなったのですが、バスのフロント、要するに前ですね。バスの後ろリアですね。あるいはわきわき、あれに広告が載っているじゃないですか。あれがいわゆる走る広告塔ですよ。そうしたら、バイクにしたって、後ろで気仙沼独特のナンバーが走れば、これは本当に走る広告塔ですよ。それで、絶対いいということで、私はこれを勧めたのです。
 気仙沼が11月1日から20日まで図案を公募するというのが、全国的にも載りました。それで、300件も応募したのがあったと。その中で、全国紙に書いてあるのもですよ、「マグロ漁船の基地があり、フカヒレなどの海の幸を素材にした幸が豊富にある」と全国紙でも載せているわけです。たったナンバー一つでフカヒレとマグロが出てきているのですよ。これもコマーシャルではないですか。
 だから、私は、さらに自信を深めて当局担当課に出向いたりもしたのですが、不安で行ったところが、担当課も「庁内庁議で決まりましたから」と。その後に行ったものですから、何かちぐはぐな感じがしたのですが、まずは本当にありがとうございます。うれしく思います。
 ただ、このくらい300点も応募がありますとね、その「0001」番、これが欲しい人が何人か重複したらどうなのかなと思うのですよ。その辺、どのようにナンバーの申請に関してお考えか。
 またですね、今、陸運事務所、軽トラックから大型トレーラーまで希望数字の番号を申請しますと申請なります。そして、そのナンバーの車を運転することができるのですが、今回の気仙沼のこの御当地ナンバーはそこまでやるのか。また、ただ単に申請していただいたとおり順番で数字がそのままいくのか。その辺のこの2点を、まずナンバーのことについてお伺いいたします。
 徳仙丈でありますが、徳仙丈も、私の一般質問では毎回当局にお尋ねしてまいりました。その都度いろいろやっていただき、大分拡幅になったのであります。でも、その5月30日ですか、大型バスの運転士さんに聞いてみますと「あそこが狭いよね、あそこもだよね」と、こう言われたのです。そのとき、やはりいろいろなお客さんを乗せてきて狭いと言われると寂しいのですよね。何でもう少し広くできないのだろう。何とか今やっていただけるところが、私がお話ししたところは広くするということですので、本当にそれもお願いしたいし、ことしの反響を見て、また来年、再来年、どんどんお客がふえてくると思うのですよ。その辺もどんどん対応をしていかなければならないので、まずはその狭隘箇所の2カ所をお願いしたいと思います。
 それから、市道整備でありますけれども、皆さんも御存じのように、側溝が大きくて深いと、そこに自家用車等が脱輪することはありませんね。何でないかというと、最初から怖いから端に行かないからですよ。際どいところまで行っていれば、運転手でも間違って落ちる人があるのです。ところが、不思議と脱輪する人がいない。ないということは、あくまで中央寄りを走っているからであります。それが側溝のふたがあれば、恐怖感はないですからどんどん対向車もよける、スムーズな通行もできるし、ましてやこの百目木線はバスの運行状況になっておりますから、朝お勤めの方々が乗るわけです。そのバスが、見ていますと毎回おくれています。おくれるということは、勤め人の方が乗って非常に不安なわけですから、そういうところも考えると、非常にこの側溝のふたというのは大事だなと、そう思うのですよ。予算的にも、側溝を最初からつくるよりも非常に安くて済むでしょうから、そのふたが、今市長さんの答弁では「調査してから」ということですが、ぜひ担当の方が調査するときは私も一緒に見ますので、連絡をお願いしたいと思います。
 そして、九条本線でありますが、市長さんは「2軒の方が立ち退きの交渉だ」と言ったのですが、上の方の1軒目は、この夏、市の方の買収ですか、そのお話し合いに納得され引っ越しまして、今更地になっております。そして、下のもう1軒の方は、先週の12月6日大安日に所沢の方へ引っ越しました。昔ながらの住んでいた家がなくなる、あるいは引っ越すという、非常に寂しいものですし、上の方も下の家の方も私の同級生がおるものですから、私が会ったときは「どうもすみませんね」と小さい声で言いました、私も。
 何とか、それを取り入れて道路整備していただきたいのですが、けさの小雪が降っている中私も来たのですが、この九条本線追越坂、雪が積もっておりました。引っ越した下の方がですね、融雪剤をいつもまいてくれていました。けさはだれもいませんでした。追越坂、ポールが立っているわきに融雪剤2袋ありました。今までやっていた方が引っ越したわけです。今度はどなたかにお願いせねばならんでしょうが、そういう点でも非常に不便さを感じます。
 したがって、この舗装の内容ですね。非常に勾配が急なのですから、水はけがよい、あるいは舗装そのものが滑りにくい方法、そういうのを考える余地はないのか、その辺をさらにお聞きいたします。
 農作物の鳥獣被害でありますけれども、今お話ししたサツマイモ、サツマイモの苗を植えてから収穫までというと3カ月の90日ぐらいかかるのです。その辺にアルバイトに行って、すぐ翌月お給料をもらうというわけにはいきません、農家というのは。まして、トウモロコシにおいては、75日から90日がかかります。どういうわけか、このタヌキ、ハクビシンというのは、トウモロコシの若い芽のときは被害はない、食べないのですね。人間の方が「そろそろいいや」と、「んで、あしたでも孫さ持っていくか」なんていうときにやられるのです。いや本当なのです、これ。
 ですから、私はね、何も最初からしなくてもいいから、もう危ないという時期ってわかっているのですから、もう。そういうときに何か支援策をしてやらなければだめだということなのです。
 今言ったサツマイモ、もちろんトウモロコシにしろ、白菜、キャベツにしろ、今の農家は、まあ後でもこれを言うように本当に高齢化で、ようやっとくわを持ってやったわけですよ。それが、肝心の収穫のときになると、なくなってしまっている。これは、非常にがっかりなのです。年とった方が、またまた年寄らせるような感じなのです。
 ですから、今市長さんも、漁網等の関係が支援できればなと思ったのですが、この漁網については私も言おうと思ったのが最初に言われてしまいましたがね漁網は、やっぱり、今サツマイモとか畑とかなんかにするのには、周りにするのには、非常に手段としてはいいなと思っています。ただですよ、1反10アール、私は田舎者だから1反歩なんて言います、10アールですね。外周は140メートルぐらいになります。そうすると、この10アール当たり140メートルの網をやるのにも非常に大変なのですね。ポールを強く立てなければ倒れるし、だからといって年がら年じゅうそのままにしておいたら、網にごみが詰まって次にはとりにくいしと。何かないか何かと、こう思うのですよね。
 そうした場合、一番楽なのが電牧かなと思うのです。電気ですね。もちろん、校庭のグラウンドの真ん中に電牧したって電気の持っていきようがありませんがね。今の農家の方々の近くにある耕作地だったら電牧も可能かなと思うのですよ。でも、これもね、10アール当たり、やはり七、八万するのですよ。そして、どなたかが指導力を持って指導しないと、やはりこのハクビシンとかタヌキについていけないのですね。
 階上地区において、この電牧の実験をしました。私の知り合いのイチゴの方ですが、最初の年はよかったそうです、イチゴも食べられなくて。ところが、2年目からは、その電牧の下をくぐってきたそうです、穴を掘って。そのくらい、この野生というのもすごい進化しているのですね。ですから、そこで、そのように経験なさった農家の方々を指導者として、さらなる電牧などの被害防止をして、さらに市の方でも電牧に対する考え方をもう少し変えられてやっていってほしいなと思います。
 それから、ニホンジカです。
 今、市長さんは、猟友会の方々にもお願いして捕獲するのだと。10月初めから11月末まで、猟友会の方々が有害駆除の申請を県の方にしまして、このシカを捕獲したわけでありますけれども、シカの場合にも、わなをかけるのですけれども、毎朝行ってみないといけないのですね。そして、ひっかかっていれば、もちろん銃器によって止め矢もしなければならない。もちろん、この止め矢にするにしてもですね、火薬を使いますから、銃器を使いますから一切の許可がないとできません。だれでもできるというものではありませんが。
 シカの有害駆除でも、12月1日から2月15日までおかれる猟友会猟期期間中でも、ニホンジカの捕獲というのは非常に少ない。いかに捕獲が難しいかということです。その対策としては、やはり猟友会にお願いするしかないのかなと思いますが、去年から猟友会の方々が気仙沼支部全体でも10人ほどおやめになりました。理由は、高齢だということであります。では、若い人があしたから入ってくるかと言えば、法的に難しいと。それで、猟友会に入るための銃器を持つこともままならず、会員数は減る一方で、やがて有害鳥獣だろうと猟友会にお願いできなくなるのではないかなと私は思っております。
 そして、お願いですが、今シカはどんどん人間の方に攻めてきていまして、市道、県道、国道に出てきております。このシカが出てきて車と衝突する、こういう場合はあくまで自損と同じようにみなされて、自分が払わなければならない、シカは払えませんからね。ところが、シカも突然出てくるものですから、人間の方だってよけ切れませんしね。そういう通行人の方々に、注意を促すものが必要だと思うのです。県道、市道等の、そういう山間部にですね、道路のわきにシカのマーク、あるいはタヌキのマーク、要するにここに動物が出ますよというアピールです。それを、ポールを実行したらいかがでしょう。
 現に、長柴を登っていって、市民の森から徳仙丈まで行くまでの道路です。あれも市道です。実は、そこに1本あるのですよ、シカのマークの、シカが出てきますよというアピールのポールが。あれをですね、上鹿折、早稲谷、それから上八瀬地区の市道、県道に取りつけたら、運転者の方も少しは気をつける気持ちが出てくるのではないかと思うのです。
 実は、一昨日の朝、早稲谷地内においてですね、ニホンジカ、雄ジカの大きなシカなそうですが、これと軽乗用車がぶつかったそうです。それで、その自家用車が大破してしまって、けが人はなかったからよかったなと思うのですけれども、車はかなりの修理賃がかかるくらいぶつかったそうであります。こういうことが、現実にもう出ていますからね。だから、運転者に対するアピールというのが非常に大事だと思いますので、このポール、動物がいますよというポールの方、お考えをお聞きしたいと思います。
 次に、農業振興でありますけれども、今本当に農家は高齢化です。非常に高齢化になってきました。そして、田も畑も大分休耕田といいますか、荒れているといいますか、ところがあります。これは、自分のうちが労力的にないから休めばいいという問題ではもうなくなってきているのですね。といいますのは、一つの事例を出しますと、田んぼをみんないっぱいやっていたと。それで、そこの1軒だけが休んだと。休むことによって、荒れ放題になりますよね。そうすると、実際にはこれは病気の巣なのですよね。
 今、水田稲作栽培では、カメムシによる被害が非常に多くなってまいりました。カメムシというのは、稲が育って穂ができていく、だんだん中に実が入っていく、やがて倒れる。倒れるってこうもね。その実がなり始まったやわいつゆのときに、カメムシが針を刺して食べるのですよ。そのとき、やわいものだからカメムシが食べて、それがやがてかたくなると、カメムシの食べた部分が黒くなっている。我々が食べる白米までしても黒く残るのですよ。そのために、農薬散布というのがあるわけですけれどもね。
 一般的には、7月末までで畦畔の草刈りは終わりなさいと。8月1日以降は畦畔の草刈りをしてはいけませんという指導が、県の方でも普及センターの方でも農協の方でもやっているのです、今。といいますのも、畦畔の草を刈ったことによって、カメムシが今穂が垂れ下がるときの田んぼに行かないように、畦畔にいてもらうために草を刈るなというのです。
 ところが、休んでいますと荒れ放題ですから、カメムシがいっぱいいます。幾ら自分の田んぼだけを農薬散布しても、そこから来ますからね。それで、その対策を講じなければ絶対だめだというのです。稲のいもち病にしてもそうなのですよ。いもち病にしても、いもちの病菌というのはそういう休耕田に残っていますし、また蔓延するときはそういう場所から蔓延しているのです、見ていると。
 だから、私が今最初に言っている、ただ単にうちは休めばいいと、疲れたからいいと、そういうことではないのです。まして、私どもみたいに山間地だったら、これはいたし方もないかもしれませんけれども、構造改善事業で大きな田んぼ、1枚10アール、あるいは20アール、30アールというところを軒並み整理しましたね。そういう田んぼでさえ最近休むのが目立ってきたじゃないですか。米を、どんどん行政で指導をしていかなかったら、私はとてもじゃないけれども、病気の巣、害虫の巣、人間の方が参ってしまうなと思います。その辺をさらに指導していく方法はないものかお聞きいたします。
 再質問、一応お願いします。


◎議長(村上俊一君) 14番菅原清喜君の再質問に対し、当局の答弁を求めます。税務課長畠山邦夫君。


◎税務課長(畠山邦夫君) 私からは、御当地ナンバーの希望ナンバーの件についてお答えを申し上げたいと思いますけれども、ナンバーの交付に当たりましては、いわば番号の重複を避けるために連番管理を行っております。したがいまして、希望の番号を欲しいということについては、対応をしかねるということについて御理解をいただきたいと思います。
 それから、スタートにどうしても1番が欲しいのだというふうなこともあろうかと思います。それで、今回御当地ナンバーについては、これまで発行しておった番号の連番でしません。「いろは」とか「あ」とか50音の1字を変えまして、1番からスタートをする、車種ごとにですね、そう考えております。したがいまして、交付当日には何人か殺到するのではないかなと心配しております。これは、同時申請者がおるような場合はですね、くじ等によって公平性を確保しながら対応したいと考えておりますので、よろしくお願いします。


◎議長(村上俊一君) 建設部長梅津覚太郎君。


◎建設部長(梅津覚太郎君) お答えいたします。
 初めに、徳仙丈の、いわゆる羽田川上線の関係でございますが、この徳仙丈の駐車場の手前400メートル部分につきまして、平成20年度から対応しております。平成20年度については、4カ所の急カーブ部分の支障木の伐採あるいは枝払いをいたしまして、見通しを確保いたしております。それから、今年度につきましては、4月でございますが、駐車場の入り口部分から300メートルの地点の部分、ここの100メートル区間を拡幅いたしております。それで、今後でございますが、駐車場手前100メートル部分、ここの拡幅を予定しておりますとともに、急カーブで見通しのために支障木を伐採した箇所が何カ所かございますので、縦断勾配も考えながらですが、ショートカットできないかということも含めて対応してまいりたいというふうに考えております。
 それから、田中百目木線の側溝調査の関係でございますが、今後予定しておりますので、菅原議員さんにひとつ御指導をよろしくお願いしたいと思います。
 それから、九条本線の関係でございます。追越坂、確かに日陰になっておりまして、凍結ということで、我々の方でも積雪があれば除雪車を出す、あるいは融雪剤をまくということもしておりますが、多少のときは地元の方にお願いせざるを得ないというふうに考えております。
 それで、今後の舗装の関係でございますが、実は現在、宿鮪立線のカーブの部分で、100メートルでございますが、凍結抑制舗装というのをやっております。これも、市では初めて行った舗装でございまして、弾力性のある舗装で、車の車輪の圧がかかりますと若干一部下がることによって凍結が抑制されるという、そういった舗装でございます。これの効果を見ながら、なおこれが一定程度の効果を出すということであれば、これも含めて検討してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 産業部長小山邦良君。


◎産業部長(小山邦良君) 私からも答弁申し上げます。
 まず、ハクビシンの関係でございますけれども、この鳥獣被害、確かに大変でございます。私のところでも、トウモロコシをあすとろうとしたら、ハクビシンにまさにやられたことがございまして、その食べる直前というのを本当にねらっていることがよくわかりました。
 この、議員さんお話しの、電牧が一番有効じゃないかというふうなことでございますが、何がいいのかも含めてですね、各関係機関・団体といろいろ話し合いながら、本当に相談してまいりたいというふうに思います。そして、どのような対策が望ましいのか考えていきたいと思います。
 それから、ニホンジカが出て車にぶつかったというふうなことから、ぜひ標識をという件でございますが、この件に関しましても、道路の管理者、恐らく市道であれば土木課になりますけれども、そちらの方とよく相談して検討していきたいというふうに思います。
 それから、休耕地があるためにカメムシが周りにいて、田んぼの方に結果的には被害が及ぶという件につきましては、これは今後ですね、やっぱり農業災害防除対策協議会の中で、いろいろそういうふうなことに関しての対策といいますか、その辺を十分に話し合ってまいりたいというふうに思います。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 私からは、3点ほど申し上げます。
 御当地ナンバーが早く実現されるように、議会の皆様方の御指導をいただきながら頑張ってまいりたいと思います。
 それから、九条本線ですが、思い起こせば、気仙沼高校と鼎が浦高校が統合された際の最大の社会資本整備として、いろいろな各方面から要望がありましたね。それで、いよいよでございますので、本町の橋の完成と相まってなれるようにですね、頑張らなければならないと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それから、3点目でございますが、これはここで言っていいのかどうかちょっとわからないと迷っておったのですが、ちょっと菅原議員さんに笑われるかもしれませんが、参考に申し上げます。
 この間、細川元総理が本を出したのですね。それで、私も、どんなことが書いてあるのかなと思って買ったのです。つい最近です。それで、その中で、細川元総理が農業を始めたと、そこに書いてありました。そのときに一番困ったのがやっぱり猿対策で、とにかくつくったものがもうめちゃくちゃにやられて困ってしまって、いろいろなさくを回して、回してもとにかく話にならなくて、それで思い余ってどこに相談したかというと、上野動物園の園長にその話をしたのだそうですね。そうしたら、園長さんが「いやいや、それはトラのふんをあげるから、それをまくか、もう一つはそういった鳥獣と共存共栄をしたらいいのではないですか」と、こういう話があったのだそうです。それで細川さんは、「いや、遠く離れているので、トラのふんをなかなか運搬できないので」という話で、そのさくを取り払ってしまって、共存みたいな形で、そんな対策をやったのだそうですね。
 そうしたら、これはハクビシンと全然顔つきが似ていても性質が違うとは思うのですが、それ以来来なくなったという、そういう話が書いてあるのですよ、私が言っているのではなくて。だから、いやいやそれはちょっと何となく甘い話だと思うのですが、菅原議員さんは実験的な性質を持った議員でございますから、何か参考にいたされましてですね、ひとつ後で報告でもいただければありがたいと思いますが、以上であります。


◎議長(村上俊一君) 14番菅原清喜君。


◎14番(菅原清喜君) ありがとうございます。
 では、今、市長さんに御提案いただきましたので、順番を変えますけれども、再々質問をいたします。
 この猿、確かに大変なそうですね、本当に。でも、我々もですね、猿と似たようなハクビシンで、防護網あるいは支柱からも飛び入るというので、これも困った経緯があるのですけれども、今、市の方でも貸し出しの箱わな、これによってかなりのハクビシンを捕獲することができたと。やはり、農家も非常に痛められて、どんどん賢くなってきまして、こうだああだという作戦が出てくるとは思うのですね。だから、そういう機会に、私もありましたら、どんどんやっていきたいのですが、まず何をやっても、気仙沼市の防除協議会の会長が市長さんですから、まずは市長さんに先頭になってもらわないといかんと私は思うのです。
 それから、御当地ナンバープレート、今税務課長さんのお話があったのですけれども、課長さんはナンバープレートの方だけ答弁すればいいので、私質問はいっぱいあるものだから、ちょっと聞き逃したのですが、そのナンバー1というのは「あいうえお」からいくのではなくて、「あかさたな」、何かこう数字と違うようなことを言ったのですが、その辺ちょっともう一回教えてください。
 それから、徳仙丈でちょっと聞き忘れたのですが、これ農林課になると思うのですが、ことしの山開きのときですね、市長さんも議長さんも出席しました。それで、地元の神主さんがもう厳正な山開き、観光客、地元の方々の安全祈願をしていただいて、本当に厳正な神事で私もびっくりしたのですが、そこでこう見ていたときに、目の前に一対で確かにツツジがあるのだけれども、そのちょっと望遠で奥を見たときに、その周りの腐葉土のわきの土のところにカヤがおがっていたのですよね。だから、もう少し刈り払いの余地があるのかなと思うのですよ。その辺も、もし御指導というか予算というかがあれば農林課の方で対応をしてほしいなと思います。
 それから、九条本線ですが、部長さんが今おっしゃるように、いろいろやっていただくと、大沢の方の関係のテストパターンもあってやっていると。さらにですね、今この一番急な追越坂の急なところに、右左に民家がいっぱいありまして、出入りが2カ所あります、右左に。あれも、直に道路に入っては困る危険性があるのではないかと、地元の自治会長さん方がお話ししておりました。この辺も直接何か絶対入らないように、ワンクッションおいてから本線に入るようにとか考えてほしいと思います。
 何せ私は新人ですから、あとは関係部署にお伺いして解決したいと思います。ありがとうございました。


◎議長(村上俊一君) 14番菅原清喜君の再々質問に対し、当局の答弁を求めます。税務課長畠山邦夫君。


◎税務課長(畠山邦夫君) 今回新しくするナンバーなのですが、今現在ですと、例えば50ccですと「か」の「何、何、何」と使っていますね。あるいは90ccですと「ろ」の「何々」とか、125ccですと「は」の「何々」という。本来であれば、それに引き続いて連番でやるのですが、今回新たにするということで、「か」から「き」に変えて1番とか、それから90ccについても「ろ」から何かに変えて1番と。そういった車種ごとに50音を変えて1番からスタートしたいという考えでございますので、よろしくお願いします。


◎議長(村上俊一君) 建設部長梅津覚太郎君。


◎建設部長(梅津覚太郎君) お答えいたします。
 九条本線に進入する道路との安全対策の関係でございますが、急峻な坂の道路に対して、また坂の道路が侵入してきているということで、非常に安全対策は必要な場所であるとは認識しております。どういった方法があるか、一時停止をするか、あるいは若干ワンクッションおけるものなのか、そういったことを今後の詳細設計も含めて検討してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 農林課長熊谷秀一君。


◎農林課長(熊谷秀一君) 徳仙丈のカヤについてお答えを申し上げます。
 刈り払いにつきましてはですね、地元の「愛する会」にお願いしておりまして、愛する会と相談しながら、来年の山開きに向けまして対応してまいりたいというふうに思います。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) これにて、14番菅原清喜君の質問を終わります。
 暫時休憩いたします。再開を午後1時といたします。
     午前11時58分  休 憩
───────────────────────────────────────────
     午後 1時00分  再 開


◎議長(村上俊一君) 再開いたします。
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、「市民サービスの拡充について」ほか3カ件、15番村上佳市君の質問を行います。15番村上佳市君。


◎15番(村上佳市君) ニュービジョン21の村上佳市であります。
 一般質問も後半に入り、同僚議員と重複する項目も多々ありますが、角度を変えて質問してまいりますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、議長のお許しを得ましたので、通告に基づき、市民サービスの拡充ほか3カ件について順次質問してまいります。市長の正対した答弁を期待しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 1カ件目、市民サービスの拡充についてお伺いいたします。
 1点目、時間外開庁及び休日開庁についてお伺いいたします。
 現在の気仙沼市内の経済状況や労働環境を考えると、景気の低迷が続いている中、各事業所では経費の削減を図り、少ない従業員で効率的な事業展開を模索しながら営業している事業所が大勢を占めていると思われます。
 労働者の皆さんも、給与の維持を図るため、朝早くから夜遅くまで働き、仄聞するところによると、休暇をとるのもままならない状況もあると聞いております。有給休暇についても、自分や家族の病気など不慮の事態のために残しておく人が大半を占めていると思われます。
 また、市内の各種食品関連工場は、近年衛生管理が厳しく設定され、作業着のままの外出は禁止されていることはもちろんでありますが、工場への入場時の衛生管理規定は大変厳しく設定されており、昼休み時間の外出についても大変厳しい状況となっております。このような状況において、平日の日中に市役所に各種申請や相談に訪れることは、大変厳しい状況にあると思われます。
 このことから、時間外開庁や休日開庁を定期的に行うことを考えるべきと思いますが、いかがでしょうか。過去に何回か時間外開庁や休日開庁を実施した経緯は伺っておりますが、定期的に行うことにより、市民の皆さんの利用度も上がるのではと思いますが、いかがですか。納税相談など、家族で相談にも来やすいと思います。現在、各総合支所や出張所のあり方の議論もあるようですが、このようなバックアップ体制を構築しなければ、住民の皆さんは納得しないと思います。
 また、休日開庁を実施することにより、周辺商店街への客足動向も期待されると思いますし、郊外で開催しているいろいろな産直市を休日開庁にあわせて出店していただくと、にぎわいの創出にもつながると思います。ワン・テンビルの活用方法なども考慮しながら検討することも必要であると思いますが、いかがお考えなのかお聞かせ願います。
 2点目は、住民票などの自動交付機の設置についてお伺いいたします。
 自動交付機は、金融機関の自動預け払い機と同じような機械で、住民基本台帳カード、自動交付機カード印鑑登録証、自動交付機カードなどにより、自動的に住民票の写しのほか印鑑登録証明書、戸籍事項証明書などが発行される機械であり、本庁舎のほか、支所、出張所など公共施設のほか、利用者の利便を図れる民間の施設への設置も可能とのことで、現在全国においては、自治体合併による広域化に伴って、自動交付機を設置する自治体がふえてきております。気仙沼市においても、さきに質問した時間外開庁や休日開庁とあわせて検討していくことも重要であると思います。現在の証明書発行業務が軽減され、行財政改革に寄与すると思われますが、いかがでしょうか。
 現在行われている窓口発行事務を低下させることのないよう、機械化の導入を推進させることも必要であると感じております。導入に関してのお考えをお聞かせ願います。
 2カ件目、教育施設などの整備についてお伺いいたします。
 1点目、松岩小学校のトイレの水洗化などの施設整備及び周辺環境等の整備についてお伺いいたします。
 松岩小学校のトイレの水洗化については、平成17年9月定例議会一般質問において行っております。その後、薬剤を使っての臭気対策や身体障害者用のトイレの設置、簡易水洗トイレ1基の増設をしていただきましたが、抜本的な水洗化には至っておりません。
 現在の生活スタイルを考えると、水洗化はもちろんのこと、ウォシュレットつきトイレなどが各家庭に普及し始め、児童が松岩小学校のくみ取り式トイレになじむまでは相当の時間が費やされます。なれればよいのですが、トイレに行くのを我慢して体調を崩す子供や、トイレを我慢しながら家路を急ぐ余り、転倒してすり傷を負った子供もあったように聞いております。全校生徒456名の気仙沼市で一番の生徒数を誇る小学校が、いまだにくみ取り式トイレということがにわかに信じられないらしく、くみ取り式という話を聞いて驚かれる方々も大勢いらっしゃいます。今後のトイレの水洗化など、施設整備についてどのように進めていくのか、お考えをお聞かせください。
 また、松岩小学校内の一部天井にアスベストを封じ込めている箇所がありますが、根本的な除去策の方向性についてもお答え願います。
 また、周辺環境等の整備についてお伺いいたします。
 現在、松岩小学校には校内にバスが進入することができません。修学旅行や遠足などバスを使う行事の際は、学年ごとにバスを学校前路上に停車させ、先生初め学校職員、PTA関係者など数名で交通整理をしながら乗車させております。この間、路線バスの通行時間を避けるなどの努力はしておりますが、全校生徒が出発完了するまで30分くらいの時間を要し、近隣の皆様や通行車両に多大な御迷惑をおかけしており、学校でも大変申しわけなく思っております。
 現在までは交通事故などの話は聞いておりませんが、基本的には校地内で乗車させることが望ましいと思われますが、いかがでしょうか。お考えをお聞かせ願います。
 また、学校周辺の道路環境においても危険な場所が多々散見されており、松岩小学校では、安心安全な児童の登下校環境づくりを目指して平成21年度通学路等の安全確認実践報告を公表し、保護者の皆さんに周知徹底を図っておりますが、気仙沼市において、通学路など、今後の整備見通しについての方向性をお示し願います。
 3カ件目、AED、自動体外式除細動器についてお伺いいたします。
 前回、9月議会一般質問において、AEDの設置マップの作成についての質問に対し、早速インターネットにより随時閲覧取得が可能である気仙沼市AED設置マップを作成していただき、大変ありがとうございます。これを踏まえて質問をさせていただきます。
 1点目、公共施設等への設置状況についてお伺いいたします。
 厚生労働省の調査によると、昨年末現在で全国に約20万7,000台が販売されており、各公共施設においては大分普及になったと思われますが、気仙沼市の公共施設への設置状況はどのくらいになっているのかお聞かせ願います。
 また、未設置の公共施設で、人が多く集まるような施設については、早急に設置されるようお願いいたします。
 2点目、市職員に対する取り扱い研修の方法等についてお伺いいたします。
 さきの質問でも述べたとおり、AEDはかなりの数が普及しております。しかし、AEDがあっても取り扱いの方法をよく理解しておかなければ宝の持ちぐされになってしまいますので、取り扱い研修が大変重要になると思われます。
 AEDの取り扱いについては、普通救命講習Iを受講することにより、成人の心肺蘇生法と自動体外式除細動器の取扱方法を習得することができます。現在の市職員の普通救命講習Iの受講率と、今後、習得に向けた定期的な研修方法についてお伺いいたします。普通救命講習Iは、救命技能を忘れることなく維持向上させるため、反復して講習を受けることが必要とされ、一つの目安として2年ごとの定期的に受講することが望ましいとされておりますので、そのことを踏まえてお答え願います。
 3点目、小中学校において、児童生徒に対する取り扱いに関する学習を、授業へ取り入れることについてお伺いいたします。
 過日、消防職員の意見発表会に出席する機会がありました。大変有意義な発表会であり、消防・救急活動の現場における苦労した話や住民の具体的な緊急行動など、生の声が聞けるこの発表会において、ある消防職員の方が、小中学校の学校教育の中でAEDの使用方法など救命講習などを取り入れることが、救命の普及にとって重要であると話されました。
 その意見を聞いて、実際各小中学校にAEDが配置されても、身近にいる人が使用方法を理解できていなければと思いました。常に大人だけがいるとは限らないし、部活動の際に使用することも想定されます。9月定例議会でもお話ししましたが、子供の事故として心臓震盪という症例も多発していることから、児童生徒に対し、AEDの取り扱いについて授業への取り入れが望ましいと考えますが、いかがでしょうか。お答え願います。
 4カ件目、気仙沼市立病院についてお伺いいたします。
 1点目、患者の減少傾向の理由及び対策についてお伺いいたします。
 最初に、10月23日から行われている気仙沼市立病院懇談会の開催に当たり、毎日の激務の中、副院長先生初め職員の皆様には大変御苦労さまでございます。懇談会の開催についても、減少対策の一つとしてとらえながら質問してまいります。
 平成20年度決算において、前年度と比較した場合、入院患者数が8,499人、5.79%の減の13万8,341人、外来患者数が1万6,175人、4.97%の減の30万9,309人となっております。今年度以降も減少傾向にあると仄聞しております。このまま患者数が減少した場合、市立病院の経営に影響が及ばないか心配されるところであります。今のうちから、原因の把握と、その原因に基づいた対策を構築していかなければならないと思います。
 また、現在の気仙沼市立病院の医師の充足率は約70%でありますが、医師の充足率が減少し診療科の減少という事態になると、ますます患者数が減少する事態になり、病院自体の存続さえ憂慮しなければなりません。千葉県の銚子市民病院においては、医師の減少に伴い次々と診療科が閉鎖され、患者数が激減し、病院自体の閉鎖を余儀なくされたということを聞いております。気仙沼市立病院においても、患者数の減少原因をしっかり把握し、対策について検討する必要があると思いますが、いかがでしょうか。新病院建設に向け、外見が立派であっても中身が伴わない病院にならぬよう、患者の減少理由と対策についてお考えをお聞かせください。
 次に、コンビニ受診対策についてお伺いします。
 コンビニ受診とは、外来診療をしていない休日や夜間の時間帯に、緊急性のない軽症患者が、重症患者の受け入れを対象とする救急外来を受診する行為をあらわすそうですが、市立病院懇談会においては詳細に説明していただいており、多くの市民の皆様に聞いていただくことが必要であります。しかし、2回ほど出席しましたが、参加する人が少なく非常に残念に思います。
 コンビニ受診により、本来救われるべき人に救いの手が届かず一命を落としてしまう事例もあり、大変重要な事柄であり、懇談会のPRをしっかり行い、多くの市民の皆さんに聞いていただく努力をしなければと思いますが、いかがでしょうか。ある参加者からは、「病院建設用地の説明会では、たくさんの人が集まったのに」という声も聞かれました。
 また、コンビニ受診と誤解されやすい、インフルエンザの症状などを訴えて電話をかけてくる方が急増しているようですが、このような方はコンビニ受診とは形態が異なるので、インフルエンザが流行し、警報が出ているような期間だけ、救急室の看護師や事務職員の人員の増員などで対応できないでしょうか。
 症状があって、やるせない気持ちで電話をかけてくる患者さんと、忙しく対応に追われている医療従事者の間で、お互い誤解を生じたままでは、根本的な解決は難しいと思います。それゆえに、コンビニ受診を根本的に解決するため、気仙沼市民総ぐるみで解決に向けた取り組みの必要があると思われますが、市長としていかがお考えなのかお聞かせ願います。
 最後に、気仙沼市立病院の正面玄関前の駐車場の効率的運用などについてお伺いいたします。
 市立病院の駐車場については、たびたび質問が出ておりますが、現在に至っても根本的な解決には至っていないように思われます。現在の駐車場の利用では、混雑に拍車がかかり、利用者にとってとても利用しにくい状態であります。
 正面玄関の駐車場を利用したくて病院の坂を上り、玄関前のサークルを1周回り、スペースがあれば駐車しますが、あいていなければサークルを回る列に入るか、列に入れなければまた坂を下るといった状況が繰り広げられます。本来利用されるはずの、お体の不自由な方や重い症状の付き添いの方などが難儀している状態が多々あります。また、お体の不自由な方の専用スペースの使用実態も不透明であるようです。このような状況から、早く診察を受けなければならない患者さんが、病院内に入ることも難しいこともあります。
 これらのことを踏まえて、正面玄関前の駐車場の見直しを図り、お体の不自由な方や重い症状の方専用とし、救急車の進入路の確保はもちろんのこと、路線バスやタクシーの利用促進を図るべきと思いますが、いかがでしょうか。
 また、宮城県沖地震など災害発生時には、トリアージ、災害医療での治療優先順序の選別をする場所の確保についても喫緊の課題でありますので、駐車場の効率的運用を図る上での今後のお考えをお聞かせください。また、あわせて現在玄関前で誘導に当たっている警備員の方の配置を、坂の入り口に配置することができないかお答え願います。
 以上、4カ件9項目にわたり質問してまいりましたが、今後の気仙沼市をよいまちにするためにも、市長の意のある答弁を期待しておりますので、よろしくお願いいたします。


◎議長(村上俊一君) 15番村上佳市君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 村上佳市議員さんの御質問にお答えをいたします。
 初めに、時間外開庁及び休日開庁についてでありますが、これまでも納税相談等について、必要に応じ休日や夜間の相談窓口を設置し、対応してきたところであります。
 時間外開庁及び休日開庁を定期的に実施することにつきましては、費用対効果の面なども含め検討してまいります。
 次に、住民票などの自動交付機の設置についてであります。
 多忙な市民からの要望にこたえるとともに、窓口事務の省力化を図り、より高い市民サービスの提供を行う手段として自動交付機が考えられますが、設置については多額の費用を要するなど、いろいろな課題がありますので検討してまいります。
 次に、AEDの公共施設等への設置状況についてでありますが、市の施設につきましては、教育施設など88カ所に設置しております。その他の施設につきましても、今後検討をしてまいります。
 次に、市職員に対する取り扱い研修の方法等についてでございますが、普通救命講習I等を受講した職員数は病院勤務者を除き218人であり、受講率は25.7%であります。今後とも、さまざまな研修機会をとらえて受講率の向上に努めます。
 次に、市立病院についてお答えをいたします。
 宮城県内で、自治体病院中トップクラスの運営をされている遠藤院長初めスタッフの皆様に、この場から心から感謝を申し上げております。また、本吉病院についても同様感謝をいたしております。
 初めに、患者の減少傾向の理由及び対策についてでありますが、要因としては、人口の減少や経済情勢悪化の影響、インフルエンザ感染を避けるため受診抑制があったものと推測され、やむを得ないものと考えておりますが、今後最大限努力をいたします。
 次に、救急のコンビニ受診対策につきましては、重症患者対応への妨げと医師の疲弊を避けるためにも重要でありますことから、これまで市広報や病院ホームページ、マスコミ報道等を通じて再三にわたりお願いをいたしているところでございます。今後も、市民の一層の御理解をいただくため、継続して行ってまいります。
 また、インフルエンザやワクチン接種に関する問い合わせ等につきましては、救急室のほか、各科外来、事務職員も含め対応をしており、あわせて宮城県が開設している「こども夜間安心コールセンター」の利用も働きかけております。
 次に、正面玄関前の駐車場の効率的運用等についてであります。
 玄関前駐車場は狭隘なため、病院を利用される市民の方々には大変御不便をおかけをいたしております。路線バスやタクシーの利用促進や、障害者専用駐車場の配置につきましては、現状最大限の配慮をいたしておるものと考えております。また、災害発生時のトリアージにつきましては、院内の待合ホールを利用することとしております。警備員を坂の入り口に配置することにつきましては、一般道への影響も考慮する必要があることから、検討課題とさせていただきます。
 教育関係につきましては、教育長から答弁を申し上げます。


◎議長(村上俊一君) 教育委員会教育長白幡勝美君。


◎教育長(白幡勝美君) 村上佳市議員さんの御質問にお答えいたします。
 初めに、松岩小学校のトイレの水洗化についてでありますが、現在実施している校舎の耐震補強設計業務の中で水洗化の設計も行っているところであり、校舎の耐震化とあわせ、水洗化についても早期に実施してまいりたいと考えております。
 また、アスベストの除去及び校地内へのバスの乗り入れ可能となる校門周辺の整備についてでありますが、児童の安全で安心な学校の環境整備を図る上で重要な課題であると認識しておりますことから、校舎の耐震化とあわせて対応できるよう努力してまいります。
 次に、学校通学路等の整備についてでありますが、通学路等の状況については学校と常に連絡を密にしており、改善の必要がある場合においては、関係各課等に整備を要請してまいります。
 次に、AEDの取り扱いに関する学習を、児童生徒の授業の中に取り入れてはどうかということについてでありますが、文部科学省が定めております学習指導要領解説では、中学生に対しては「必要に応じてAEDにも触れるようにする」と示されておりますことから、学校での設置場所を確認するなど、緊急時の対応の仕方について保健体育の授業で指導してまいります。また、小学生に対しては、自分でできる簡単なけがの手当てが主な指導内容となっておりますことから、児童の発達段階を踏まえ、体育の授業の中で、けがの防止や緊急時の対応の仕方について適切に取り上げてまいりたいと思います。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 15番村上佳市君。


◎15番(村上佳市君) 御答弁ありがとうございました。
 今のお答えに対して、何点か再度質問をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 まず、時間外開庁、それから休日開庁についてでありますが、費用対効果という御答弁がございました。定期的に実施することが、やはり利用者の増加につながると思うのですけれども、試行でもいいので、やはり早急にこれは取り組んだ方がよろしいのではないかと思うのですが、いかがでございましょうか。
 先ほどの1回目の質問で聞きましたけれども、今、HACCP、それからISO22000ですか、そういう衛生管理の問題がありまして、昼休みの外出が特に厳しくなっておりまして、例えば商店街の方も、昔は作業着を着たまま買い物に出る方が結構いたのですが、今はほとんど作業着を着て歩いている方は見かけません。
 やっぱりこれは、気仙沼市の産業を支えているのは、水産業、それから観光業もありますけれども、やはり冷凍食品工場で働く方、それからサンマを選別するところで働いている方、それからレトルト食品をつくっている、いろいろそういう食品関連工場で働いている人の気仙沼市への貢献度というのも非常に大きいと思うのですね。やはり、その辺の人のことを考えれば、休日に好きな時間に来て、そういう窓口の手続、印鑑証明、住民票、私は納税相談とか、それから住民票だけというのではなくて、市民が全体で来られるような、例えば社会福祉事務所の障害者の相談とか、それから税務関係、納税相談、それから保険、年金、それからあとは先ほど言った印鑑証明の取得とか、こういう窓口を一斉にですね、政策的にあけるような形にすれば、もっと利用促進につながると思うのです。そして、その帰りに、この八日町かいわいで買い物をしていただければ、先ほども言いましたけれども、にぎわいの創出につながるのではないかなと、こういうふうに考えております。
 それで、市民課の方ではですね、もし5時まで来られない場合については、電話をいただければ6時とか6時半まで残って、そういう書類を用意してくれるということでございますけれども、皆さんがそういう電話をわかっているわけではないので、月に例えば1回でも2回でもそういう日を市で設定すれば、それに合わせてとりに来る方もいらっしゃると思うのです。
 それにあわせて、先ほど自動交付機も質問しましたけれども、自動交付機についても、日曜日にどうしても欲しいと思ってもとれないわけなのですね。それで、先ほど多額の費用ということで御答弁いただきましたが、大体どのぐらいの費用がかかるのか、もしその辺お調べであればお答えいただきたいと思うのですけれども、やっぱり1台でも2台でもあれば、日曜日に来て簡単にとることもできるわけですよね。費用対効果ということもありますけれども、この休日開庁、それから時間外開庁、この自動交付機、これが一体となってやっぱり考えていかなければならないと思うので、その辺について再度お答えいただきたいと思います。
 それから、次は、松岩小学校のトイレの水洗化でございます。
 耐震化とあわせて、トイレの水洗化の方も設計を今やっているというような御答弁だったと思うのですが、やはり小学生、なかなかくみ取り式トイレになれるのが時間がかかるようでありまして、入学式のときにも、本当はトイレに行きたいのですが、行きたくないということで泣いてお母さんにすがっている姿も見受けられますので、この部分については、今の御答弁でもいただきましたけれども、なるべく早くに対応していただきますよう、よろしくお願いいたします。
 それから、通学路でございます。
 私も、実は通学路にたまに立って子供たちの状況を見ているのですが、なかなか電柱の陰になって横断歩道で子供たちが待っているのがわからない状況とか、それからあとは雨の日ですね、傘を差して歩いていると、なかなか車が来たりするとすれ違いもできないような状況も見受けられますので、この部分については、教育委員会と、それから関係部署で一応話し合いを持ちながら、検討できないかどうか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
 先ほども言いましたけれども、危険箇所を調べたところはあるのですが、これを全部一概に解消することは難しいと思うのですけれども、松岩小学校のみならず、市内のやはり小中学校の通学路の安全点検というところを、ひとつ庁内一体となってやっていただけないかどうか、その辺の答弁をお聞かせいただきたいと思います。
 それから、AEDについてお伺いします。
 議長、ちょっとお取り計らいいただきたいのですが、この間AEDマップを作成していただきましたので、それを皆さんにお示ししながら聞きたいと思うのですが、よろしいでしょうか。


◎議長(村上俊一君) はい、どうぞ。必要ならば。


◎15番(村上佳市君) ありがとうございます。
 この間、気仙沼市の地方紙にも載りましたけれども、気仙沼市AEDマップということで、ホームページから閲覧、それから取得できるのですけれども、AEDの設置マップと、それから設置施設一覧と大変立派なものをつくっていただきまして、これでどこからでも取得できるということは、やはり気仙沼市に来る方にとってはどこにある、それから市民の人もどこにあるということを常にわかっていただけると思うので、大変よかったと思っていますので、どうもありがとうございます。
 それで、この設置マップを見て、ちょっと気づいて、人の集まるところに設置していただきたいと先ほども述べましたけれども、実は人の集まるところというところで、気仙沼市の斎場に設置になっていないのですね。それからあとは、私は、人の集まるところと言えば気仙沼市で所有しているバス、そのバスに対してもですね、かなり高齢者の利用の頻度も高いということをお伺いしていますので、ぜひ設置する方向で検討できないかなと思うのですが、いかがでしょうか。
 やはり、私も斎場にしょっちゅう行くのですが、結構人が来ているわけです。1日、多いときで3回、4回、5回ぐらいあるのですかね。やっぱりその人たちが何かあるということも限りませんので、斎場とか、あとは市所有のバスにですね、AED、それから救急キットぐらい積んであれば、バスなんかも乗っている方は安心して乗れる。今でも安心して乗っているわけなのですが、より一層の安心感を与えられると思うのですけれども、この辺のことについてお考えをお聞かせいただきたいと思います。
 それから、市職員の研修でございます。
 先ほども言いましたけれども、おおむね2年に1回。それで、今地区でもですね、いろいろ防災研修とかを行っている地区がありまして、結構AEDの取り扱いに関して講習を受けている方はいらっしゃるのですが、でも先ほど聞きました市役所で25.7%というのは、意外と低い率だったのかなと思うのですけれども、いかがですかね。やっぱり半分以上は受講しているというようなことも予想していたので、この率についてはちょっと低かったものですから、この率をアップさせるために、具体的にどのようなローテーションとかいろいろ組みながら、そういう研修をしていくのか、再度お答えしていただきたいと思います。
 それから、小中学校のAEDの児童生徒に対する取り扱いの研修でございますが、中学校の方で文部科学省の指導要領の中にあるということですから、先ほども言いましたけれども、部活で万が一ボールが当たって心臓震盪を起こしたという場合に、先生を呼びにいく、それからAEDをとりにいく、それから119番するという、やはりこういう流れがあると思うのですが、その間にやはり中学生でもある程度の取り扱い、先生が来るまでにね、ある程度の取り扱いができるような、そういう研修のことも必要なのではないかと思うのですけれども、その辺について再度お答えできればお願いしたいと思います。
 それから、市立病院についてでございますが、先ほどもお話ししましたが、お医者さんの充足率が70%ということで、やはり医師の充足率を上げていくことが必要なのではないかなと思うのですね。それで、お医者さんが少なくなると、やはり患者さんが行かなくなるという、悪循環というと語弊があるかもしれないですけれども、やはりその辺の部分で、病院だけでなくて気仙沼市全体で今のお医者さんの状況を理解しながら、そういう減少傾向に歯どめをかけていく必要があるのではないかなと思うのですが。
 あともう一点ですね、平成20年度の気仙沼市の公営企業会計の決算意見書で、監査委員さんがこういうことを書いております。結びの欄にですね、「入院及び外来の患者数について、平成20年5月以降は連続して前年同月を下回っており、これには地域の景気悪化による影響も考えられなくはないが、病院の受入体制等を総合的に分析し、検討し、対処する必要がある」という記載があるのですが、この辺についての分析とか検討をしたのかどうか、その辺についてちょっとお伺いしたいと思います。
 それから、コンビニ受診でございますが、やはり昼間行って待たせられる時間が多くて、時間外に行くと薬をもらいやすいとか、早くやってもらえるという部分の方が結構多いような話を、私も副院長先生の懇談会に行ってお伺いしたのですけれども、やっぱりこのことは先ほども言ったとおり、本当に救われるはずの方の命が救われない可能性があるし、きのうも救急車の問題が出ましたけれども、やはり救急車をタクシーがわりに使うという状態も見受けられますから、その辺、今後とも広報とか積極的にPRして、本当に救急車の利用がその利用方法で正しいのかという部分も含めて、やはり今後きちっと広報していかなければならないと思うのですけれども、それからもう一つは、やはりせっかく今懇談会を開いているわけですよね、市立病院がこういう現状でありますと。それで、私、この間ある説明会に行ったとき、たしか一般市民の方12名ぐらいの参加だったと思うのですけれども、今ケーブルテレビさんもあるし、地方紙さんもありますから、やはり1回案内を出したからいいというのではなくて、きょうどこどこでありますよと、きょうの催しとか、まちのインフォメーションとかという欄を利用しながら、積極的に広報する必要があるのではないかなと思うのですが、その辺いかがお考えなのかお聞かせいただきたいと思います。
 やはり、せっかく病院の実態、それから我々の健康増進にも多分役立つと思うので、そういうPRは積極的にしていただきたいのですが、今後そういう方法をとられないか、具体的な方法をどうするかと、もしお答えできればよろしくお願いいたします。
 それから、あとは正面玄関前の駐車場でございますが、私もこの間そのサークルの列をぐるっと回って、またそのサークルに戻るかなと思うと、坂の下から上がってきた車がつながっていて、その列に入れないのですね、最初に来ても。それで、後から来たのだけれども、たまにあいたのでそこにスポンと入るとか、そういう状況があるのですよ。そして、その輪の中に入れなくて、もう一回坂の下に行ってほかの駐車場を探すというような、私もあわよくばとめられるのではないかという、そういう考えで上がっていったのですが、やはりとめられなくて下におりてきたのですけれども、その警備員の方ですね、今無線機とかなんかもあると思うので、上が満車だったら上の警備員の人が下のところに「満車だよ」というような通達をして、例えば「だめです」とか「満車」の札をかけておくとか、電光掲示板、前に質問したときは1,500万から2,000万ぐらいかかると言われたのですが、満車のときだけ満車とかかるような、何かそういう表示をつけられないかどうか。その辺のことについて、再度お答えいただきたいと思います。
 以上で再質問を終わります。


◎議長(村上俊一君) 15番村上佳市君の再質問に対し、当局の答弁を求めます。総務部長大和田一彦君。


◎総務部長(大和田一彦君) それでは、まず第1点目でございますが、時間外・休日開庁についてでございます。
 議員さんお話しのとおり、市民の方々で、そういうこの時代に合わせたような形で多忙になっておるということ、それからHACCP対応で、なかなか市庁舎等に来る時間が限られておると、こういう現状もわかるわけでございます。したがいまして、これまでもですね、5時15分まで開庁しているわけですが、電話で申し込みがあれば6時までお待ちして、それについて対応してまいったところでございます。
 ただ、今お話しのとおり、印鑑証明等だけではなくて、社会福祉関係、それから保険、年金等々をすべて賄うような形で開庁してほしいということになりますと、やはり人員の配置等々の関係もございますし、時間外等の関係も出てまいるわけであります。したがいまして、試行面でもというお話でございますが、これについては若干ちょっと時間を要するというようにとらえておりますので、今後検討をさせていただきたいと思っております。
 それから、2点目のAEDマップの件でございますが、これまでも本庁舎、それから教育施設、社会福祉施設、産業関係施設ということで、先ほどの市長答弁のとおり88カ所設置してまいったところでございます。また、本年9月に補正をお認めいただきまして、本吉総合支所、それから津谷小学校や馬籠幼稚園等々についても配置をするというふうに、順次段階を踏んでやってきておるところでございます。
 そうした中で、斎場とバスということでございますが、斎場については、これは今後その可能性はやはり必要かなというような感じがいたしておりますので、これについては前向きに検討をさせていただきたいと思っております。ただ、バスについてはですね、いろいろなその見方があるかと思いますので、これについてはもうちょっと時間をかけて検討したいと思っておりますので、御了承を賜ればと思います。
 それから、AEDに関係いたします市職員の研修でございますが、お話しのとおり25.7%では低いと思っておりますので、これからあらゆる機会をとらえて職員に研修を受けさせるように努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。以上です。


◎議長(村上俊一君) 市民生活部長山内 繁君。


◎市民生活部長(山内 繁君) 私からは、自動交付機の件について若干お答えいたします。
 まず、自動交付機でございますけれども、確かに御提言のとおり有効的な面もございますが、私ども、質問があったからということではなくて、相当前から自動交付機の導入が可能かどうかということについては検討を重ねてきたところでございます。
 ところが、市長がお答えしましたとおり、結構多額の費用、イニシアルコストだけでなくて、ランニングコストも結構かかるということで、詳細については後から担当課長の方から御説明申し上げますけれども、経費がかかること。また、その他にもですね、議員がお話しのとおり、この自動交付機、機械だけでは使えませんで、ツールが必要でございます。カードが必要でございます。この住基カードの普及状況でございますけれども、現在2,274枚と、直近でということで、まだ世帯数に比較して8.5%、成人人口、20歳以上の人口で比較しましても3.5%しか普及していないのですね。さらに、今後国の方で、いわゆる国民総背番号制等を視野に、社会保障カードの導入というふうな話も出ております。現在、そういうわけで住基カードそのものが、将来的にも有効に活用できるかどうか非常に不分明な状態でございます。
 そういうところで、私どもといたしましては、有効性もある程度認めますけれども、現時点での導入、費用対効果の面、それからそのほかさまざまな課題等がありますし、将来的な見通しについても検討しなくてはいけない事項があるので、我々としては何とか導入できないかという方向での検討を重ねているところでございます。


◎議長(村上俊一君) 市民課長小野寺美保さん。


◎市民課長(小野寺美保君) それでは、私からは、自動交付機設置に係る費用についてお答え申し上げます。
 1台目導入経費については、約5,000万かかります。1台ふやすごとに1,300万、年間の保守料といたしましては、1台目が約350万、それから1台増すごとに150万かかります。
 そのほか、設置場所の改修費、接続するための回線工事費、それから管理のための委託料などがかかります。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 市立病院事務部長加賀秀和君。


◎市立病院事務部長(加賀秀和君) それでは、私から、病院関係につきましてお答えをさせていただきます。
 まず、1点目の医師確保の問題でございます。
 確かに、この医師の確保は、病院にとってやっぱり一番大きな問題であると。それで、医師が確保できれば、それなりにお話しの患者の受け入れ、それから収益の確保、これにもつながるということがございます。
 ただ、議員さんも重々御承知のこととは思いますけれども、この医師不足につきましては、地域の問題というよりは日本全国の問題でございまして、例えば勤務医、これが非常に労働過重が大きいということから、勤務医離れですとか、あるいは地域的な偏在ですね、都市部に若い先生たちが集まっていってしまうと、こういった偏在。それから、診療科、専門科の偏在ですね、専門科医師の偏在。こうした構造的なものがございますので、この点に関してはやはり国の方で、地方の中核的な病院に対する医師の配置についてですね、きちっとしたシステムをつくって運用していくということが大事だと思うわけでございます。
 したがいまして、この点につきましては、機会をとらえましてですね、あらゆる方法で国に対して要請、これまでもしてきましたし、これからも速やかな措置をお願いしたいということで要請をしてまいりたいと、このように考えております。
 それから、2点目の患者の減少理由及びその対策ということでございますが、近年患者数が減っているというのは、19年がちょっと多かったのですけれども、20、21というふうに下がってきております。やはり一番大きな点はですね、この間、地域、日本全国もそうですけれども、地域の経済情勢が非常に悪化してきていると、こういった点が一番大きい問題ではないかなというふうに考えております。
 それで、いわゆる病院というところは、これは物の販売と違いまして、需要があってそれに応じるということが基本でございますので、いかなる理由であれ、患者さんが減っているから、例えば患者さんの掘り起こしをしましょうという、こういった方法はちょっと普通はとれないというか、そういった点がございまして、そうした景気ということに左右されている面は一つあるだろうと。それから、あとは季節的な、その年ごとの季節的な問題もございますね。例えば、冬が寒いときには循環器系の患者さんがふえるとか、暖冬だとそういった部分が減るとか、インフルエンザの流行があるかないか、こうしたことも影響してまいりますので、そういった意味では、状況をもう少し確認してみないとわからないということがございます。
 それから、あとはコンビニ受診の関係でございます。
 これは、やはり非常に大きな問題でございますので、これまでもいろいろな形で市民の方々に御理解をいただくよう努めてまいりました。そして、議員さんお話しの懇談会の中でもですね、市立病院の救急はどのようにして運営をされているのか、救急の状況はどうなのか、そして、コンビニ受診ということがどういうふうな影響を生むのか。これら、あの懇談会の中では非常に大きなテーマとして、今、横田先生の方からお話をしていただいているという状況にございます。これからも、この点につきましてはいろいろな手法を考えまして、市民の皆様方に御理解をいただくよう努めてまいりたいと、このように考えております。
 それから、懇談会の開催に当たっての周知ということでございますが、この懇談会につきましては地区ごとに行っておりますので、各地区の自治会長さんの方に御案内をいたしまして、地区内の回覧をお願いしたいということで回覧をしていただいていると、これがまず一つでございます。それから、あとは地元紙さんの方にお願いをいたしまして、開催の都度ですね、「今度、この地区でこの日にあるので、ひとつよろしくね」ということでお願いをいたしまして、これも掲載をしていただいているという状況もございます。なお、ほかのもっと効果的な方法もあれば行ってまいりたいと考えております。
 それから、駐車場の件でございます。
 駐車場につきましては、御承知のように大変狭いものですから、御利用なさる方々に対しては非常に御不自由をおかけしているということでございます。それで、議員さんお話しのようにですね、あのロータリーを回りながら、結局は下におりていくといったような現状もあるわけでございます。
 それで、一つの方法として、警備員を下に配置をすればいいじゃないかというお話がございました。私の方でも、それも検討してみたのですが、逆に言うと現状だからまだいいんだよという面も考えられるのではないかということなのです。警備員が下におりまして、「満車ですから入れません」ということで、下の一般道の方で車両をとめますと、一般道の方で渋滞が起こるわけですね。逆に今の方法ですと、病院のロータリーを回っていった車の方がとまって一般道に出ますから、一般道への渋滞の影響がないということでですね、まあ御不満があるかもしれませんけれども、現状の方が一般道の交通に対する影響としてよろしいのかなと。こういった点もございまして、もう少し検討をさせていただきたいと、このように思います。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 教育委員会教育次長小山謙一君。


◎教育次長(小山謙一君) それでは、1点目の松岩小学校のトイレの水洗化につきましては、なるべく早く対応をしていくように努めたいと思っております。
 2点目の通学路の関係でございますけれども、常に学校とその通学路の状況等について連絡を密にしておりますので、市道のみならず全体的な道路、市道、県道いろいろありますので、それらの情報を得ながら、改善できるものにつきましては、お願いして改善していくように努めていきたいと思っております。
 3点目のAEDの関係でございますけれども、文科省ではAEDの実習までは想定しておりませんけれども、現在中学校の保健体育の中で、心肺停止状況になるような事態が生じた場合に、空白を置かないような状態にいかにするか。そういうようなことについて指導をまずやっていくということで、この分については、緊急時の対応の仕方については、現在も心肺蘇生するための方法等について指導を十分やっている状況にあります。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 2分ですけれども。
 15番村上佳市君。


◎15番(村上佳市君) どうも、大変ありがとうございました。
 あと2分ということでございますので、最後にですね、やはり今の気仙沼市の働いている方の状況を考えれば、日曜・休日開庁、やはり市役所も、それから働いている方も一体となって気仙沼市を盛り上げていく必要があると思うので、やはりそういう部分の要求にはこたえていただきたいと思うのですけれども、最後に市長さん、もしお考え何かありましたらよろしくお願いします。


◎議長(村上俊一君) 15番村上佳市君の再々質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) ただいまの御指摘は、本当だと思うのですよね。ですから、市民サービスの向上の一環としてワン・テンを購入したと。今度中身だと思うのですね。ですから、合併効果のやっぱり実績として、ただいまの御発言は大事だと思いますので、前向きに検討をいたします。ありがとうございました。


◎議長(村上俊一君) これにて、15番村上佳市君の質問を終わります。
 次に、「新気仙沼市の将来像と政策課題について」、3番佐藤一郎君の質問を行います。3番佐藤一郎君。


◎3番(佐藤一郎君) 会派希望の、議席番号は3番の、昨日最後に登壇しました及川一郎さんは大谷でありますけれども、私は千田自治区長と同じ馬籠の佐藤一郎でございますので、よろしくお願い申し上げます。
 通告に従いまして、新気仙沼市の将来像と政策課題について質問いたします。
 本地域の長年の課題でありました合併が成就いたしまして、人口規模におきましては、仙台、石巻、大崎、登米、栗原に次いで第7番目の拠点都市が誕生したわけであります。
 そして、この合併によって、どのように気仙沼市が変化したのか、あるいはその意義があるのかというふうなことになりますけれども、旧本吉町は人口規模が1万1,400人、これはその合併前でありますけれども、宮城県内36自治体中30番目の小さな町であります。しかし、この小さな本吉町が合併することによって気仙沼市がどのように変化するのかと、このことを考えてみますと、いわゆる民力というのがあるわけでありますが、これは本吉町は民力ポイントにおいて県内32位であります。38ポイントであります。その民力といいますのは、基本指数であらわすわけでありますけれども、いわゆるその人口と、それから世帯数、事業所数、従業者数、それからそれぞれの市町村が持つ総生産額を、五つの指数を足して5で割る指数でありますけれども、これは本吉町が38ポイント加わることによって、栗原市を抜いて第5位になったわけであります。このことが、小さな本吉町が合併した大きな意義があるわけであります。
 そして、もう一つは、面積が旧気仙沼市は2万2,667ヘクタールでありますけれども、旧本吉町は約その半分の1万670ヘクタールであります。このことは何を指すかといいますと、総面積合わせますと3万3,337ヘクタール、これは非常に覚えやすい数字でありますけれども、私はこの3万3,337ヘクタールの新気仙沼市が、日本で最も美しい海と山の風光明媚なまちが誕生したと、そのように認識しているわけであります。
 新市の目指す将来像は、「人と自然が輝く食彩豊かなまち」を標榜するものであります。その具体的な内容は、一つには、国内有数の水産物と豊かな自然環境を背景として生産される農産物など、地域の風土に根差した食文化を次の世代に伝え、食を生かした個性的で魅力あるまちづくりを目指すものであります。
 そして、二つ目は、第1次、第3次産業までの有機的な連携を図り、活力ある産業を創出するとともに、地域が有する伝統、文化、自然環境の優越性などさまざまな資源を生かし、その魅力を積極的に情報発信し、国内はもとより世界各国との交流・連携を推進することによって、「食の宝庫」「食の王国」としての位置づけを確立し、将来にわたって発展し続ける豊かな地域形成を目指すものであります。
 文章表現を見ますと、非常に新気仙沼市は前途洋々たる表現でございますけれども、しかしこの合併新市のまちづくりの課題が非常に厳しいことであるということを、私は今認識しているわけであります。
 その一つには、人口減少問題がございます。将来推計人口が、2025年、間もなく新年を迎えますけれども、15年後でありますけれども、現状よりも2万4,640人減少するという推計があるわけでございます。現実問題として、この予想推計よりも速い速度で人口減少が続いているわけであります。この2万4,640人が減少しますと、総人口が5万760人に減少するという、その予測があるわけです。
 それから、もう一つは高齢化率であります。
 現在は、本吉町と気仙沼市を合わせますと27.35%でありますけれども、2025年、やはり15年後でありますけれども、40.2%の高齢化率になるという予測が既に出ておるわけであります。したがいまして、この高齢化率の進行速度は、総人口減少、高齢化率が急速に進行する、そういう進行速度において、県内、現在本吉が合併しましたから、35自治体の中で最下位、第1位になるわけです。高齢化とその減少率が。
 それから、もう一つは、3番目は民力の低下であります。
 民力指数の低下は、要するに民力が人口なり世帯数、従業者数、こういったものがふえる可能性があるかどうかというのがその問題でありますが、これが民力の増加指数がマイナスになるわけであります。したがいまして、この民力指数の低下は、気仙沼市の場合は9.264ポイントで、県内35市町村中33位という現実なわけであります。こういったことを考えてみますと、新市の将来像は、初日に鈴木高登議員が申し上げました、気仙沼市は将来的に淘汰されるという、そういう根拠なわけであります。
 そういう厳しい現実、現状認識から考えまして、私は、現状で推移した場合は、気仙沼市は確実に衰退の道を歩むことになる。いや、私はこれではいけない、やはり県北の拠点としての創造と均衡ある発展のためには、有効かつ実効性のある政策展開が急務であると、そのように強く感じるわけであります。
 私ども会派希望は、これまで旧気仙沼市におきましては、我々会派自身の勉強会のため、そして旧本吉町におきましては、従来実施してきました議会報告会を継承する形で市民の方々との市民懇談会を続けてまいりました。その市民の方々から寄せられました意見、要望の中から、こういう気仙沼市の現状を認識した上でどうあるべきかと、そういうことで本日この具体的な政策を提言するわけであります。
 その一つは、三陸道の延伸は、観光客誘致と経済活動の活性化に大きな希望を抱かせるものでありますけれども、反面、市民の購買力が他の都市に流出する側面も懸念されるわけであります。新気仙沼市の全国的な知名度は、そのイメージは港町でありますけれども、「食彩豊かなまち」を標榜するまちづくりを推進するためには、全市民、全国の観光客を呼び込むメーンストリートや港町にぎわい通りの復活を実現しなければならないと考えるわけであると。港町通りの空き店舗に、全国のやはり腕ききの調理人を集めまして、そして外食産業を起業する、そういう政策を打ち出して、日本一豊かな食材を提供する外食産業の育成を図るために、いわゆるその助成制度「港町にぎわい基金」の創設の考えがないかを提言するわけであります。
 それから、もう一つは、企業誘致の問題でありますけれども、富県宮城を象徴する自動車関連企業の誘致が続いているわけでありますけれども、本市が抱えます雇用創出、定住促進、そして若者のUターン等、こういう重要課題解決のために、非常にその状況は険しいのでありますけれども、そのことは重々承知でありますけれども、この問題に取り組むべきと考える次第であります。
 旧本吉町には、宮城県が気仙沼・本吉地域の中で唯一適地として選定しました中核工業団地が存在しているわけであります。企業が望みますオーダーメードの団地造成が可能な適地があるわけであります。間もなく三陸道の米谷インターチェンジが開通するわけでありますけれども、この場所より仙台圏へは約1時間で結ばれるわけでありますから、そういった状況を勘案しますと、現在、この機会を逃して、気仙沼市の新しい将来の発展の可能性は望めないと、そのように強く感じているわけであります。
 企業誘致は、この課題に取り組む市長の熱意と情熱、そしてその強い思いがなければ不可能でありますけれども、市長の決意のほどを伺いたいと存じます。終わります。


◎議長(村上俊一君) 3番佐藤一郎君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 佐藤一郎議員さんの御質問にお答えをいたします。
 初めに、新気仙沼市の将来像と政策課題についてでございますが、これまで気仙沼商工会議所が行う商店街の空き店舗活用支援事業に対し、家賃の3分の2以内を補助するチャレンジオーナー支援事業を実施をいたしております。今後とも本制度の活用を促進し、にぎわいの醸成に向けまして支援してまいりますので、港町にぎわい基金の創設につきましては、今後の課題とさせていただきたいと存じます。
 次に、企業誘致についてでございますが、雇用の面も含め、地域経済に大きく寄与するものであり、工場適地の確保は重要なことと考えております。また、三陸縦貫自動車道の延伸に伴い、徐々に企業誘致の可能性は高まっており、幾つか照会もございます。しかしながら、本吉地域中核工業団地構想につきましては、平成7年度に旧本吉町において作成した調査報告書によりますと、造成及び関連事業費で約50億円との試算が出ておりまして、これらを総合的に検討いたしまして、対応してまいりたいと考えております。なお、最近の立地希望企業の傾向は、少ない投資で短期間での操業開始を目指すというものでありますので、当面は既存適地の掘り起こしによる企業誘致を進めてまいりたいと存じます。


◎議長(村上俊一君) 3番佐藤一郎君。


◎3番(佐藤一郎君) 再質問をさせていただきます。
 ただいま、市長に答弁いただいたわけでありますけれども、いささか物足りないというか、そういうふうな実感をいたしておるわけです。
 実は、本年度の11月に山口県を結婚式で訪れる機会がございました。その中で、3泊してきたわけでありますけれども、ホテルの従業員の方々にいろいろ気仙沼のことについて聞いたわけであります。そうしますと、年配の方は、30代以上の方は、ほとんど気仙沼市のことは、その地名はわかっておりました。気仙沼に行ってみたいという、そういうふうな返事も聞いたわけでありますけれども、残念なことに若い人、20代くらいの方々は、「気仙沼っていうのはわかりますか」と言いますと、ほとんどの方が知らないわけです。そういったことを考えますと、若い人に対する、これから観光客を呼ぶことにしましても、若い人に対するアピールの仕方といいますか、そういったことが必要であるなというふうに考えたわけです。
 それから、もう一つは、やはり行ってみたいと思うけれども、それならば何を目指して来るかといいますと、日本一豊かな食材を目指して来るわけです。しかし、実際気仙沼に来ましてですね、ホテルに泊まって、そして夜にまちを歩いてみようかといったときに、いわゆる港町周辺にそういった食材を提供する場がなければやはりだめではないかと。現実的に、ホテル観洋なりプラザに、観光客の大半は宿泊するわけでありますけれども、そういったことを考えますと、やはり中心市街地の活性化もありますけれども、港町のイメージを高めるためにどういう政策を打ち出さなければならないのかと、そういったことを考えますと、チャレンジオーナー制度は存じ上げておりますけれども、それだけで果たしていいのかと。やはり全国に例のない、そういった気仙沼市独自の政策をみずから打ち出して、それを実践していかなければ、現在気仙沼市が抱えている現状打開にはほど遠いと、私はそういうふうに思うわけです。
 そういったことで、私の考えます「にぎわい基金」の創設といいますのは、例えば金額は別にいたしましても、全国の腕ききの調理人が「気仙沼市に行って、それでは開店してみようか」と、そういうその開店のための開店資金といいますか、そういったものを基金の中から運用して港町がにぎわうための事業を起こすべきではないか、そのように考えるわけです。
 その件で、チャレンジオーナー制度しか考えておらないという答弁でありますけれども、それではやはりだめだと私はそのように思うわけですので、今後まず改めてその検討を願うというよりは、考えがあるかどうかお聞きします。
 それから、もう一つは企業誘致の件でありますけれども、やや、何といいますか、前向きな答弁かなというふうな印象も受けますけれども、実は先ほど市長が申し上げましたように、平成7年ころに、気仙沼・本吉地方の、南三陸町、津山町まで含めた気仙沼市・本吉郡地域の中に、工業誘致の適地としてないかというようなことで、県が広く視察調査をして選定したわけでありますけれども、これは面積は100町歩以上の面積を有しているわけですが、ほとんどが市有地、あるいは私有地もありますけれども、そういった100ヘクタール以上の適地を選定したわけであります。
 これは、気仙沼・本吉地方の工業団地としての適地でありますから、ちょうどあのバブルの時期でありましたから、バブル以降時代は変わりましたけれども、その馬籠・山田地区には私有地まで含めたそういう適地があるわけでありますから、私はそのことを勘案しまして、新気仙沼市として企業集積ゾーンといいますか、そういった選定調査をして、そこに強力に運動を展開して企業を集積するべきではないかと、そのように考えるわけでありますけれども、その点についても伺いたいと存じます。
 1回目の再質問は以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 3番佐藤一郎君の再質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 佐藤議員さんの質問は、皆さんと同様に大変重要な御質問であると考えております。気仙沼発展の骨格的な質問でございまして、ありがとうございます。
 一つは、この人口減少の歯どめはということでございますが、これはなかなかひどい問題だと思うのです。それで、東北の人口が940万なのですが、仙台も減り始めます。したがいまして、ここに歯どめをかけるということのために、今国策として少子化対策をやっているわけでございますが、しかしそうはいっても歯どめをかける努力をすべきだということは私もわかります。努力をしなければなりません。
 その一環といたしまして、まず合併がございました。ここは一緒に組んで、いいまちにして、みんなで力を蓄えてやろうということは成功しました。次は三陸道と思って、皆さんとともに必死に頑張ってきた経緯がございます。その三陸道も、かなり接近してきたのですが、この三陸道のポイントは、ただいま佐藤議員さんが御指摘の人口減少に歯どめをかけるという一つの大きな目標もございました。それで、それをまずあらゆる方法で、議会の皆様方のお力をいただきながら達成に向けて今頑張っておるということですから、なぜそう言うかというと、やはり東北縦貫道と東北新幹線のルートを持つ日本の中心、背骨の部分がですね、工業出荷率も高齢化率も、人口減少の率も非常に違うのですね。沿岸部、太平洋沿岸と日本海と。ですから、我々は必死になって、その三陸道が欲しいということでやっております。したがいまして、そういったことの対策を今練っておる最中であるわけです。
 また、産業の振興は、漁船漁業は、前から比べれば隻数も減っているし、売り上げも減っているしということでございまして、このことは国際的な視野の中での、世界的な流れという中でのことでございまして、非常に苦慮しているのですが、その中にあって、この水産加工等々も堅調に推移をしておりまして、昆野議員の質問もあったのですが、高校生の就職率がああいう状況にあるということは非常に心強いのですが、しかしそんな中でもっともっと具体的に政策を打つべきではないかと、こういう御質問もわかります。
 ですから、一つは、工業団地をつくって、企業誘致を図って、就労者を多くして、そして人口の定着を図るという手法はございます。しかし、なかなか50億円を今投資して団地をつくって、さあどうですかという状況がですね、仮にそれをやった場合の財政力等々を考えた場合、今一関に行きますとよくわかるのですが、一関のNEC初め、あいているのですよね。それで、大きな団地をつくってはみたものの、なかなか埋まらないという状況があの地域さえもあるのですね。ですから、そこのところを余り軽々に考えてやってしまうと、来るべきそういう後輩の方々がやはり困る状況にもあるので、そこは堅実にやっていくと、こういうことが肝要だろうと思っておりますので、そのお話はわかりますので、よくわかりましたので。
 それで、東京事務所がありまして、気仙沼市から熊谷という者を派遣しまして、気仙沼市に、合併前でございましたが、工場が来ないかと歩けと、こういうことを命令しまして、2年間歩かせました。しかし、結果はゼロでした。なかなかやっぱり企業からすれば、道のりが悪いと、これ一点なのですね。そういうことでございますから、佐藤議員さんのお話は本当に痛いほどわかりますが、もう少々待っていただきまして、流れを見て、企業の状況を見ながらやっていくと。そのかわり、今ある既存の企業をですね、やっぱり奨励して、工場を拡大してもらって、人を雇ってもらってという手法に切りかえています。ですから、そういった中で議会にいつもお諮りして、企業の奨励金をいつも出しているのですね。ですから、そういったことを含めて、もう少し今の状況を伸ばしながらということでございます。
 それから、具体的な提案の、料理人をお呼びして、そういう一大イベントといいますか、そういうまちをつくったらいいのではないかという御指摘ですね。なるほど、なかなかいい提案を佐藤議員さんがやられるものだなと思っておりまして、感心をいたしました。それで、今までスローフード運動の中で、世界的な料理人である三國さんという方がいらっしゃるのですが、その方に毎年おいでいただきまして、子供たちの料理なんかについて見てもらって点数をつけて表彰しているのですが、そんなことを含めて考えたときに、三國さんとも相談してみますかね。「そういう議会で提案があったのですが、三國さん、どう考えますか」ということを端的に相談してみます。ありがとうございます。
 それから、今言ったように、非常にどこの地域でも下降線という状況の中で、やはりそこは知恵を出して団結して何かいい方法を考えるということについてはですね、その提案は受けましたので、今後ともどうぞよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。


◎議長(村上俊一君) 新たな店を開店するための制度づくりとかというの、それは今の市長の答弁でいいのですか。(「そうですね」の声あり)はい。
 3番佐藤一郎君。


◎3番(佐藤一郎君) 再々質問をいたしたいと思います。
 1点目でありますけれども、なかなか非常に厳しいというような状況で、いい知恵を出し合って考えていくというようなことでありますけれども、実は千葉県の木更津市におきましては、アクアラインの3,000円から800円に通行料を値下げしたことによって、いわゆる中心市街地の空洞化が目立つようになったと。そういうようなことで、実は木更津市ではどういうふうな対応をしたかといいますと、補助金制度を創設しまして、中心市街地に空き店舗を活用して週5日間営業するという条件のもとに、補助金制度を、100万円でありますけれども、創設したわけです。このことは、先般のテレビで放映されましたけれども、そのことによって駅前の中心市街地に起業する方がふえたというような、そういう前例があるわけであります。
 本市におきましても、そういったことを考えますと、やはり思い切った政策を打ち出して港町の復興、中心市街地の再生を図るべきではないかと。そういうふうな観点から今般通告したわけであります。そういう事例もありますし、やはり本市は、先ほど申し上げましたように、極めて恵まれた自然景観、漁業、農業、環境を有しているわけでありますけれども、この恵まれた資源をいかに活用し観光客を呼び込むかと。港町というそのイメージ、全国的な知名度があるわけでありますけれども、そのおいしいものを食べに来る、いわゆる中心市街地にそういったものがなければ、なかなか観光客増加には結びつかないのではないかと、そういうような考えでいるわけであります。
 そういったことでありますので、今後、中心市街地の活性化は、全国的な国の補助事業なり制度によって展開されたわけでありますけれども、やはり大規模なそういった施策は全国的にはほとんど成功の事例がないわけでありますので、そういった気仙沼市独自の補助制度を考案して何らかの活性策を誘導すべきではないかと、そのように考えるわけであります。
 それから、もう一つでありますが、合併新市の実態把握と申しますか、いわゆる旧本吉町には、かつて立地して操業していた工場跡地、あるいは大規模な商業施設等が何カ所かあるわけでありますけれども、先ほど市長の答弁にもありましたように、大規模な工業団地の造成は、全く私も同感であります。私の申し上げましておるのは、やはり今仙台周辺に自動車関連企業を誘致し、間もなく本格的な稼働をするという状況の中にあって、我々は遠隔地でありますけれども、ただ指をくわえて眺めているのかと、そういう強い思いがあるわけであります。
 そういったことを考えますと、旧本吉町のそういう工業施設、商業施設等の実態調査を図って、そういった場所には即効的な、いわゆる企業進出のチャンスがあるわけでありますから、そういったことを今後考えていく考えはないのか。そういったことをまず伺いたいと思います。
 それから、先ほど申し上げましたように、気仙沼市の将来的な課題は非常に厳しいわけでありますけれども、そういった課題を解決するためには、新市基本計画を実践するだけでは、なかなかその課題には対応できない。私は、若者の定住、あるいは定住促進、あるいは若者のUターン、そういったことを考えました場合は、やはり雇用の場を行政の中で確保しなければならないわけであります。そういったことの有効的な手段としては、非常に厳しいものがありますけれども、この問題はやはり首長がこの課題に対してどのように強い思いを持って取り組むか、熱意を持って取り組むかと、そういうことにかかっておるわけであります。
 旧本吉町では、過去20数年の間に、歴代の町長がそういう実情を考えまして、それこそ熱い熱意と思いを持って、小宮山印刷工業あるいは東京理化器械、中華高橋等の企業誘致をいたしまして、それぞれ300人、400人という雇用が生じているわけであります。やはり、旧気仙沼市の中におきましては企業誘致は非常に難しいけれども、私は合併スケールメリットの中で市長が強い意識を持ってこの課題に取り組めば、必ず成功するものと、そういうふうに考えておるわけです。
 そういったことを踏まえまして、この課題解決のためには、ひとえに市長の熱い熱意、思いがなければだめだと、このように考えておりますので、今後の市長の決意のほどを最後に伺いまして、3回目の質問を終わりたいと思います。


◎議長(村上俊一君) 3番佐藤一郎君の再々質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 佐藤議員さんの熱い思いを込めた御発言に、本当に恐縮です。
 本吉町は、土地も広いということもありますが、山も多いのですね。その中で、ただいまの御発言の中であったのですが、いろいろな企業が来ているのですね。東京理化、小宮山印刷、その他もありますよね。それはやはり努力したからこそそういう状況があるのであって、道路とは関係なかったのですね。ですから、その点もやっぱりこれは熱意の入れ方というのもあるのだなと、よく反省しながら眺めておりました。
 それで、気仙沼でも、ヤヨイ食品とかあるのですよ。下請まで含めて約1,000名、日々120万食つくっているのですね。いろいろな工場がありましてやっておるのですが、なおその旧本吉町のやり方を参考にしながら、やはり道路がなくても誘致できるのだと、こういう熱意でやはりやらなければならないのではないかと思う次第でございます。中華高橋もそうでございますね。道路が来ないから手をこまねいているということは、やはりこれは許されるわけにはいきませんので、今後そういった方向も最も大事なのですね。
 それで、私どもは議会とともに、例えば大衡村の村長さんと友好を結んで、お互いに行ったり来たりしているとか。それからトヨタの幹部をお呼びして、あっちからおいでになったのですが、来ていただいて話をしたり、しかしやはりそこで出るのは、トヨタクラスになると、やはりそういう高速交通体系がどうなっているのだということの中での対応しか、どうにもならないということも現実わかるので、ああいう大きいクラスの会社ということだけでなくてですね、今後必要ではないかと思っております。
 いろいろ課題はあると思いますが、本吉町の町並みも、行ってみますと、千葉さんもいらっしゃいますが、やはり空洞化、この旧気仙沼と同じようにありますよね。ですから、それをどうするかという課題の中で、議員の方々からの提案でパークゴルフ場をつくって少しでも誘客を図れというようなことも対応したり、あるいはまた気仙沼においても、せんだってサンマリンさんが開湯式ありましたね、温泉の発掘なのですが、そういったことなんかも含めて頑張っておりますので、今後その佐藤議員さんの温かい御支援をいただきたいと思う次第でございます。
 私からは以上です。


◎議長(村上俊一君) これにて、3番佐藤一郎君の質問を終わります。
 三浦議員さんにお尋ねいたしますけれども、ちょっと時間があるのですよ、中途半端になるのですけれども、質問をして休憩後に答弁を受けるということでいかがでしょうか。休憩しますか。(「休憩お願いします」の声あり)はい。
 それでは、暫時休憩いたします。再開を午後2時55分といたします。
     午後 2時38分  休 憩
───────────────────────────────────────────
     午後 2時55分  再 開


◎議長(村上俊一君) 再開いたします。
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、「もとよし有機の水田利用を進め、有機栽培の推進と販路拡大を図れ」ほか1カ件、2番三浦悦子さんの質問を行います。2番三浦悦子さん。


◎2番(三浦悦子君) 会派希望の三浦悦子です。
 貴重な時間をいただき、御質問させていただきます。
 本日も終盤となってまいりました。皆さんお疲れのようですが、もう少々おつき合い願いたいと思います。
 それでは、1件目といたしまして、もとよし有機の水田利用を進め、有機栽培と販路拡大を図れ。
 モーランド内にある有機肥料センターの本来の建設目的は、平成11年、国の環境保全問題から野積みが禁止され、畜産農家への堆肥処理場として建設されました。その中でつくられた有機肥料は農家に還元するというふうに記憶しておりますが、高齢化等に伴い遊休農地がふえ、さらに畑作や園芸等への利用がほぼ行き渡っていることから、在庫を抱えるようになったと思われます。肥料センターが市営になったこの機会に、新たな取り組みにより、農作物の有機栽培がさらに推進されるとともに、肥料センターの機能が一層発揮されることを期待しながら質問いたします。
 1、旧本吉町において、もとよし有機の水田利用展示圃並びに実証圃を設けて試行してきていますが、その成果はどのように得られているのか。1)試験田は何カ所で、何年実施されてきたか。2)10アール当たりの施肥量は400キロ前後と聞いておりますが、生育や収穫量等の状況はどのようになっているのかお聞きいたします。
 2、施肥の効果効能を分析整理し、宮城県農業改良普及センターやJA南三陸の指導協力を得て、水田への利用を進める考えはないか。1)畑作や園芸等への利用は浸透していることから、水田への利用を進め、販路拡大を図り、水稲の有機栽培推進とあわせて肥料センターの運営改善に努めるべきと考えますが、どうか。2)これまでは、家畜農家が自家消費で成り立ってきましたが、最近は無家畜農家が多くなり、金肥偏重となっていることもあるので、むしろ土壌改良効果が大きいことが考えられますが、どうか。3)水田散布となると労力負担が大きいので、今回肥料散布機を購入することから、これらを有効に利用させ、労力減につなげるべきと思いますが、どうか。4)現在、市内で耕作している水田は約700ヘクタールで、そのうち約5%利用されると、10アール当たり400キロ前後ということなので、在庫解消につながると思いますが、どうか。
 2件目であります。この件に関しましては、地域住民の要望でございます。地元議員として質問させていただきます。徳仙丈山の今後の管理運営と道路整備はということです。
 これに関しては、さきに14番菅原議員が気仙沼側からの質問をされていましたが、私は本吉側からの質問でございます。
 国の天然記念物にも引けをとらない宝物である徳仙丈山のツツジは、5月半ばから6月上旬にかけて山一帯が真っ赤に染まり、驚くほどの光景であります。その株数、50万とも60万とも言われております。これまで何十年も、ボランティアグループ、保存会が下刈りやツタ刈りなどをし、守ってきたおかげで、ヤマツツジの生長しやすい環境がつくられ、さらに刈られた下草が栄養分となり、今では人の背丈より高い2メートル以上の見事な株がずらり自生するようになりました。
 平成以前は地元でも余り注目されませんでしたが、このようなボランティアグループの努力が実り、最近ではマスコミにも取り上げられるようになりました。特に平成17年以降は、月刊誌やNHKを初めとするテレビ番組にも登場するようになり、来山者が急増しております。
 ことしは、本吉側からの入れ込みも約1万4,000人とのことで、県外ナンバーも多く、北は帯広、南は鳥取からも来山しております。余りの光景に感動し、涙を流された人も少なくないという話も聞いております。また、山は紅葉もすばらしいです。
 このような状況から、1、何十年も下刈り、ツタ刈り等をして守ってきた実績を生かし、ボランティア、保存会を中心に、園地上の管理と補助金等の継続は考えられないか。
 2、せっかく県外から来山したのに迷うことが多く、地元民がたびたび問いかけられたり、現地まで案内することもあります。道路案内が不十分で迷うことも多いことから、案内図等を強化すべきと考えますが、どうか。
 3、林道稲持線はカーブが多く、対向車のすれ違いも困難な場所が多々あり、事故を招くおそれもあります。イベント開催やピーク時には林道平山線を利用し、一方通行を考えるべきと思いますが、どうか。
 4、そのためには、林道平山線を早期整備する必要があると思われます。新市基本計画に入っているものの、平成26年までと言わず前倒しで考えられないのかお伺いいたします。
 5、市有地となったこの機会に、気仙沼と本吉間の遊歩道の整備も考えていく必要があると思いますが、どうか。
 壇上からの質問は以上でございます。よろしくお願いいたします。


◎議長(村上俊一君) 2番三浦悦子さんの質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 三浦悦子議員さんの御質問にお答えをいたします。
 初めに、もとよし有機の水田への利用推進と販路拡大についてでありますが、実証圃につきましては、水稲の生育状況の確認と肥料費低減等を検討するため、平成12年度と13年度に津谷地区桜子において実施いたしました。また、今年度は新たに津谷地区新明戸と階上地区の2カ所で、合わせて16アールで実施いたしました。
 今年度の生育や収量等の状況についてでございますが、ひとめぼれを栽培した実証圃では、従来使用していた化学肥料にかえ、もとよし有機を施用し、不足する窒素分として硫安を加え実施いたしました。その結果、実証圃と慣行圃とも同じくらいに生育しており、収穫量、食味とも大きな差は見られませんでしたが、硫安を追肥した労力は多少ふえたものの、肥料に係る経費が低減できたことを確認をいたしております。
 次に、水稲の有機栽培推進につきましては、平成12年、13年度の実証圃の調査結果においても肥料経費の低減が確認され、利用普及を推進いたしましたが、散布が重労働であることなどから、水田への利用拡大が図れない状況でありました。このことから、今年度、散布機械を導入し利用拡大を図ることとしており、今後も資源循環型の農業を推進してまいります。
 次に、土壌改良効果についてでありますが、有機肥料を使用した場合、天候不良時においても栄養分の吸収力が改善され、収穫量が落ちにくい傾向にあります。
 次に、肥料散布機の有効利用についてでありますが、農家の作業労力の軽減につながることから、利用を促進してまいります。
 次に、もとよし有機の在庫解消についてでありますが、関係機関・団体と連携し、平成22年度は堆肥需要閑散期の11月から3月にかけて、水田への散布目標面積を50ヘクタールに設定し、利用拡大に向け積極的に取り組んでまいります。
 なお、肥料センターの経営安定に努めてまいります。
 次に、徳仙丈山の今後の管理運営と道路整備についてお答えをいたします。
 下刈り等の園地管理についてでありますが、本吉地区におきましては、今後も保存会を中心とした地元の方々にお願いをしたいと考えております。また、保存会が主催する「つつじまつり」への支援につきましては、今後とも行ってまいります。
 次に、道路案内等についてでありますが、車両に対し、大きさによる通行制限の協力依頼や園地内の誘導看板等は、気仙沼側と本吉側の統一した考えのもとで充実に努めます。
 次に、林道平山線の利用と早期整備についてでございますが、本路線は急峻な山間部にある作業用道路で、勾配やカーブが急であることから、現状での一般車両による利用は難しいと判断をいたしております。イベント時等の渋滞緩和や事故防止を図る観点から、本路線の改良整備が必要であると考えておりますので、国の補助事業を検討し、早期に整備できるよう、なお努力してまいります。
 次に、気仙沼と本吉間の遊歩道整備についてでありますが、新設につきましては、今後の検討課題とさせていただきます。


◎議長(村上俊一君) 2番三浦悦子さん。


◎2番(三浦悦子君) 再質問させていただきます。
 ただいま、有機肥料の効果効能の答弁をいただきました。大変、すぐにでも使用したいような内容でございました。
 それで、現在水田にもとよし有機を利用している農家が何件あって、面積、使用量、そして使用に当たっての特徴点などはどうなのか、わかる範囲で教えていただきたいと思います。
 私の友人の一人ですけれども、水田に5年くらい利用している人がいます。この人は、10アール当たり軽トラック1台、約500キロ使用しているとのことです。収穫量は、10アール当たり40キロ前後増とのことです。
 昨今、体に優しい有機栽培が広まっている中で、主食である米がもとよし有機で生産されたとなると、それこそ大きな収穫だと思われます。もとよし有機を利用して、気仙沼有機ブランド米として売り出すことも可能ではないのかなと。ぜひ、市長、副市長、担当課の知恵や努力でかなえていただきたいと思うのですが、どうでしょうか。このことも含め、量販店に負けないような新たな意気込みをお聞かせ願います。
 気仙沼と言えば、歌の文句にもありますように、港町です。水産・漁業のまちとして全国にも広く知られております。1次産業と言えば、市長はもちろん漁業にウエートを置いていると思われますが、農業、今回は畜産業ですが、この業界をどのくらい認識し、今後どのように展開していくのかお伺いいたします。というのは、旧本吉町において、予算・決算の際に、もとよし有機の在庫等の問題で、いろいろ議論されてきた経緯がございます。赤字計上なので、利用組合に協力を得て、搬入料金を当初の倍に引き上げられたことも事実です。このままいくと、畜産農家の死活問題にも発展しかねないという不安に駆られている人もいます。取り越し苦労かもしれませんが、有機肥料センターがあってこその畜産業なのです。今後も、その辺をお含みくださいますようお願いするものでございます。
 2件目の質問に関してですが、先ほどの答弁ですと、案内図等ですが、気仙沼に合わせるというふうな回答でございました。本吉側は、大変急カーブも多いですし、具体的には本吉町の方、もう少し手を加えてもらわなくてはならないなというふうに思います。例えば、のぼりとか地図とかがありますが、今後気仙沼と同様にする、地形も違いますので、その辺をちょっと考えていただきたいと思います。
 それから、林道平山線の答弁でございましたけれども、急カーブ等々のあったようです。それですが、ここは県有林や市有林、さらに地域で使用している水源地があることから、常に利用している林道です。そして、豪雨や台風の際は、砂利や枯れ木で軽トラックも進入できない状態になります。そのたびに、旧本吉町においては応急手当てをし、何とかだましてきた林道なのです。どうぞ、先ほどの御答弁、もう少しお考えになっていただきたいと思います。
 以上、再質問です。


◎議長(村上俊一君) 2番三浦悦子さんの再質問に対し、当局の答弁を求めます。産業部長小山邦良君。


◎産業部長(小山邦良君) 三浦議員さんにお答え申し上げます。
 まず、この肥料センターがあって畜産が成り立っているということは、よく私も理解しております。これはやっぱり法律でそういうふうになった以上ですね、やはり今後とも続けていかなければならない問題だなというふうに認識いたしております。
 そこで、肥料そのものの利用状況については、産業課長の方から御答弁させていただきますが、これからの有機米といいますか、そういうふうにどんどん進んでいけば、やはり望ましいのかなというふうに思っておりますので、やはりそういう方向で、この有機肥料の使用をですね、大いに使っていただく方向で進めてまいりたいなというふうに考えております。
 それから、徳仙丈山の案内看板の件でございますが、これは市長からも答弁申し上げておりますように、気仙沼側も本吉側もやはり同じような考え方のもとにですね、全体的に見て案内看板、案内標識とかを設置に努めてまいりたいというふうに考えております。
 それから、平山線の問題でございますけれども、正直言いまして、まだ私も現場は見ておりませんけれども、かなり急峻といいますか、そういうふうな場所の道路だということで、一般的には、通常的には通らせることができないと聞いておりますので、これはやはり改良整備が求められているのだなというふうに思いますので、そこは基本計画にも入っておりますので、できるだけ早く改良整備できるように努めてまいりたいというふうに思います。以上です。


◎議長(村上俊一君) 本吉総合支所産業課長菅原誠一君。


◎本吉総合支所産業課長(菅原誠一君) それでは、私の方からですね、有機肥料の水田に使用している面積並びに量等について申し上げたいと思います。
 現在、有機肥料につきましては、議員仰せのとおり、畑作・園芸を中心に現在使用されてございます。水稲については、現在約3ヘクタールにおいて使用しているということでございまして、その有機の使用量につきましては、14トンから15トン程度というふうに推測をされております。なお、10アール当たりに対します有機肥料の施肥量でございますが、約300キロから500キロということで、土壌によっても違いますが、このようなキロ数を使うということでございます。
 なお、収穫につきましては、本年度津谷地区と階上地区、それぞれ実証圃でもって実証いたしておりますので、その収穫量を申し上げたいというふうに思います。まず、津谷地区の実証圃でございますが、10アール当たり540キログラムでございます。従来の慣行圃でございますと、560キロということでございまして、この津谷地区につきましては実証圃の方が20キロほどマイナスだったということでございます。なお、階上地区におきましては、実証圃で583キロ、慣行圃で500キロということでございまして、階上地区におきましては実証圃が83キロプラスというような結果でございます。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 三浦議員さんは、養鶏農家のリーダーといたしまして御活躍されておりまして、敬意を表します。私はわからなかったのですが、何十万羽グループでやっているのだそうですね。大変大したものだと思います。
 私も、あらゆる産業を大事にしていくと、こういうことが私どもの基本姿勢でございますので、よろしくお願いしたいと思います。


◎議長(村上俊一君) 何か答弁漏れありますか。2番三浦悦子さん。


◎2番(三浦悦子君) 今の市長の御答弁ですけれども、物足りないような気がいたします。
 実は、正直言うと、ブロイラー業をやっております。ですけれども、組合がありまして、10何軒あります、組合が。20軒あります。それで、畜産の方も二十何軒ありますね。それが一緒になって、有機肥料センターに搬入しているわけなのですけれども、やはり市長も先ほどの御答弁ですと、やっぱり気仙沼は港町ですから、その水産業、漁業、もちろんそれはそのとおりなのですけれども、今この新市になった以上、やはりこちらの方にもウエートを置いてもらいたい、そのように思います。もう少し内容を理解していただきたいと思いますし、それから今回この機会に、有機肥料センターが畜産業界にとっていかに大事な施設であり、販路のことを含め、安心して仕事に専念できる、見通しの明るい歯切れのよい市長の御答弁を最後にいただきたかったのですが、再々、いただきたいと思います。失礼しました。最後にその辺を詳しく御答弁いただきたいと思います。できれば、副市長にも御答弁いただきたいのですが、よろしいでしょうか。
 それから、徳仙丈の整備、徳仙丈の方は自治区長からも御答弁お願いいたします。


◎議長(村上俊一君) 2番三浦悦子さんの再々質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 三浦さんの指摘、本当にあれですね。私どもは、あらゆる産業を大事にしてきたことは間違いないのですね。したがって、三浦さんから、もっともっと今やられている産業を教えてもらって、なお勉強して応援をしたいと思っております。なお、その肥料センターの経営の安定も、これは大事なので、努力はしたいと思います。以上であります。


◎議長(村上俊一君) 本吉地域自治区長千田孝昭君。


◎本吉地域自治区長(千田孝昭君) 御指名でありますので、御答弁を申し上げます。
 徳仙丈山でありますが、議員お話しのとおり、長い間にわたり町と、それから保存会が気持ちを一つにして保存をしてきた成果が、現在につながっているのであろうというふうに私も考えております。
 これからは、気仙沼市ということになりましたので、境界がなくなりました。一体の山として考えを同じくして、保存会の皆様方、あるいは守る会の皆様方と協力しながら、よりすばらしい、また自然も大切にしていかなければならないということも含めまして、すばらしい山にしていかなければならないというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。


◎議長(村上俊一君) 副市長菅原 務君。


◎副市長(菅原 務君) 再三の御指名をちょうだいいたしましたので。
 気仙沼市は、もう御存じのように、「人と自然が輝く食彩豊かなまち」づくりをテーゼといたしまして取り組んでおります。それで、とりわけ第1次産業ですね、これはきちっとした位置づけにして取り組もうということで、市はもう1次産業の大切さを常に訴えておるところでございます。したがいまして、水産に限らず水産、農業と、これを大切にしながら、そして先ほど申し上げましたように、肥料センターの経営安定になお努力をしていくと、こういうことであろうと思います。
 したがいまして、水産、農業、それから観光、あらゆる面について平等に気配りをしながら対応してまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) これにて2番三浦悦子さんの質問を終わります。
 次に、「新市基本計画における22年度予算確保について」ほか3カ件、4番佐藤和文君の質問を行います。4番佐藤和文君。


◎4番(佐藤和文君) 本日最後の一般質問を行います。
 会派希望の佐藤和文であります。
 今年9月1日の合併から、はや3カ月半が経過し、市議会議員として与えられた残りの任期を考えるとき、市町合併協議会委員として新市基本計画に賛意を示し、合併協定書に立会人の一人として署名をした責務において、新市が今後計画どおり歩むことが7万5,000市民の幸せを確かなものにすると信じ、その実現のために議員として活動を重ねての本日の一般質問であります。市当局におかれましては、議員が行う一般質問の重要性を篤と理解され、正対した答弁を御期待申し上げます。
 まず、通告しております第1点目であります。
 新市基本計画における22年度予算確保についてであります。
 平成22年度新市基本計画に基づく一般会計歳入予算は、253億2,900万円となっているが、景気低迷による企業の業績悪化による法人税の減少や、給与所得の減少による所得税の伸びが期待されておりません。また、政権交代による、予算編成が大きく変わる状況のもとで事業仕分けが行われ、これまで交付税に歳入の60%を依存してきた予算においても、仕分けの対象になる方向であると聞いております。新市基本計画が確実に実行されることが望ましく、新年度予算編成は計画どおりに進まれるのかお伺いいたします。
 続いて、2点目であります。
 職員の時間外労働の実態とパソコン導入の計画についてであります。
 多様化する住民サービスと時代の変革などにより、市役所職員はその対応にこたえるため努力されているが、偏見から実態と離れた認識を持たれることも多くあります。休日の出勤や夜遅くまでの残業、休日の地域の行事の不参加など、現実の労働はどのようになっているのでしょうか。
 各部署においては、残業の実態とパソコン導入の実態はどのようになっているのか。また、職員育成のための研修を重ね、レベルアップがあってこそパソコン導入の効果が上がる。年度がわりが近く、職員の退職予定者が多いと聞くが、合併による職員体制は不補充の方向にあって、より効率のある職務環境づくりが求められます。パソコン導入の計画はどのようになっているのかお伺いいたします。
 続いて、3点目であります。
 公金の管理体制についてであります。
 市民の信頼を大きく失った衛生処理組合の公金横領事件から数年が経過しているが、今度は地元経済団体において8,000万にも上る私的流用事件が発生しました。いずれの事件も監査を受けた後の発覚であり、監査体制のあり方が問われる事件であります。市役所においても公金を取り扱う部署が多くあると思われるが、公金の管理体制と、発生しないシステムになっているのかお伺いいたします。
 4カ件目であります。
 来年度高卒予定者の就職活動支援についてであります。
 ことし10月末現在の、地元高校卒業生で就職希望者の就職内定率は54.3%であります。前年度に比べて15.3%も下回っていると聞いております。景気の低迷による求人が少ないことが背景にあり、人口流失が著しい当地域において、何らかの支援策を考えるべきではないか。卒業時において就職が決定されない状況では、若者の就労の意欲を失うと同時に地域への愛着も失うことになります。1次、2次、3次産業の活性による就労の場の拡大や、企業への雇用拡大奨励金の創設などを図り、新卒者への就労の場確保へ取り組むべきであります。考えをお伺いいたします。
 再質問は自席から行います。


◎議長(村上俊一君) 4番佐藤和文君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 佐藤和文議員さんの御質問にお答えをいたします。
 初めに、新市基本計画における22年度予算確保についてであります。
 長引く景気低迷による市税の減収に加え、政権交代による事業仕分けの影響が不透明なことなどにより厳しい予算編成が予想されますが、新市基本計画の具現化に向け、事業手法等についても検討を加えながら鋭意取り組んでまいります。
 次に、職員の時間外勤務の実態についてでありますが、平成20年度では、職員1人当たり月4.8時間となっております。本年度は、市町合併や緊急経済対策、新型インフルエンザ対応などにより、昨年度よりも増加傾向にありますが、職員の健康管理等のためにも一層効率的な事務執行に努め、時間外勤務を縮減するよう指導いたしております。
 次に、パソコンの導入状況につきましては、現在、住民情報システム用パソコンが115台、内部情報システム用パソコンが422台、医療用を除く個別システム用パソコン等が約380台となっております。また、導入計画についてでありますが、現在使用実態を調査しておりますので、その結果を踏まえ対応してまいります。
 次に、公金の管理体制についてでございますが、日ごろから十分な注意を払い、公金管理を徹底をいたしております。毎日、必要とする現金は小切手により現金化し、また納入された現金は受領書控えとともに金融機関へ納入しており、窓口での大口現金の繰り越しはしておりません。また、毎月1回、前々月分の執行状況につきまして、監査委員の現金出納検査を受けているところであります。
 次に、来春の高卒予定者の就職活動支援についてでありますが、雇用の場の確保等を図るため、本市の企業立地奨励制度や企業立地促進法に基づく支援制度のほか、中小企業振興資金融資あっせん制度等を活用して、企業誘致のみならず、既存企業の事業拡大や高度化による産業振興に努めているところであります。
 新規高卒者の就労につきましては、ことし10月末の管内就職希望者に対する求人倍率が1.51倍となっておりますことから、希望職種とのミスマッチの解消が課題であります。このことから、市内企業の見学会の開催や、関係機関・団体との連携による就職準備セミナーの開催など、ミスマッチ解消に向けた取り組みを進めております。なお、高等学校卒業者就職対策連絡会議においても、幅広い選択について進路指導することが確認されております。さらに、就職未内定者を対象とした合同就職面接会を1月に開催するほか、県などが行う就職支援事業の周知を図るなど、引き続き地元雇用の支援に努めてまいります。


◎議長(村上俊一君) 4番佐藤和文君。


◎4番(佐藤和文君) 再質問いたします。
 12月定例会、私の質問で、これまで18人、それから58カ件目の私の質問でありました。市長も、これほど定例会の中で多くの議員が質問を重ね、そして答弁された例が、恐らく過去の例ではないのではないかなと思うぐらい、今回の定例会であったのではないかなと、そのように感じております。
 さて、私の1問目でありますけれども、この件についても、これまで何人かの方が、来年度事業は確かなものになるかということで、歳入面、本当に確かなものになるかといった感で質問をされておりますけれども、私も今回のこの質問をするに当たりまして、いろいろ私なりに新聞、テレビ等々で調査をした感じの中では、企業の業績悪化などによる法人税が、これまでにないくらい落ち込む予想だと。これまで9兆円、10兆円といった法人税が、21年度は5兆円規模に落ち込むのではないかなと、そのような予測もされております。
 それから、2009年度の一般会計の予算であります。これが、税収が37兆円前後に落ち込む見通しだということであります。この37兆円という数字は、過去にこれまで25年前にさかのぼる数字だということも予測されております。当初の見積もりが46兆1,000億円であったと。それが、2009年度は37兆円前後に落ち込む見通しだと。これほど税収が落ち込む見通しだということであります。これは、1984年度の34兆9,000億円以来、25年ぶりの低水準となるということであります。国債発行額は50兆円を大きく超える見通しでありまして、1946年以来、63年ぶりに税収を国債発行額が上回る異常事態であるといった、ことしの歳入の見込みであります。
 このような異常事態は、急激に回復は望めないことから、2010年度予算編成、今いろいろ新聞、テレビ等々でも毎日報道されておるわけであります。今回、政権交代によりまして、民主党はさまざまな削減を立て、国民に示したわけですけれども、これまでのいろいろな形がやはり大きくその方向性を転換せざるを得ないといったような見通しの中で、今現在、気仙沼市における来年度の税収、鈴木市長としては本当に確保ができる見通しにあるのかといったですね、これが私の質問の趣旨でありますので、その辺について市長からですね、もう一回その答弁をお願いしたいと思います。
 それから、第2点目でありますけれども、職員の残業時間の実態であります。
 今、市長の答弁では、月平均4.8時間だということで、私もこの数字を聞いたとき、市民の人たちが思っていた数字よりも意外と少ない数字だなと、そのように感じたわけですけれども、しかしこの残業にはですね、いろいろな形で市民の方々から、やはり偏見による、悪い言葉で言えば「残業稼ぎじゃないか」とか、それから「夜遅くまで電気をこうこうとつけて何をやっているんだ」とか、それから「休日には、地域の行事には市役所職員は参加を余りしない」といったような偏見を持たれるケースがあるということで、本当にこの4.8時間という数字が、市役所職員においてですね、そのほかにかなりな時間が職場で、サービス残業ですか、そういう形で居残りをされた形で働いている、休日、それからかなりの深夜まで電気がついたままでいるといったような、この辺を当局としてはどのように把握されておるのかですね、その辺をまずお伺いしておきます。
 それから、私も合併協議会委員として、この端末台数とかいろいろな資料をいただいて、そのときに気仙沼市のパソコン導入が非常に悪いというのですか、そういう感じでいたわけですけれども、その後ですね、合併協議後、かなりな台数が導入されたのかなと、そのように思いました。今の台数を聞いてですね。やはりそのときは、係に1台とか、かなりな導入がなされていないのかなという感じがしたわけですけれども、現在は職員1人1台といった形での、当然そういう台数になっているかどうかですね、その辺のパソコンによる作業、仕事の効率化がどのように図られているか、その辺をお伺いしておきます。
 それから、3点目でありますけれども、やはり残念なことでありました。地元の経済団体といえどもですね、市民からすれば「また発生したな」という感が否めないわけであります。この新聞等々で見ますと、10年前にさかのぼるといったような詳しい内容はそれしかわかりませんけれども、金額もまだ定かではない額でありますけれども、気仙沼市内の衛生処理組合で発生した事件は平成16年であったと記憶しております。ということは、それも相当前から、この事件も発生していたのかなと。恐らく相当な職員指導とか監査体制もあっただろうに、それでも発見されないで現在発覚したのだなと。本当に、やはり他の経済団体といえどもですね、市民の一人としては、公金ではないかもしれませんけれども、非常に残念なことだったと。
 さて、この気仙沼市内部のですね、今そういう事件が、平成16年に大きな事件があったわけですけれども、その後この事件を教訓とされて、各課で、各部署で二度と発生しないようなシステムづくり、検証、どのように行われているのか。恐らくですね、私は、これから答弁してもらいますけれども、ここにいる部署の中で、相当数の部署で公金を取り扱う機会があるのではないかなと。その相当数の部署で、それぞれが異なった形での繰り入れ、繰り出しがあるのではないかなと。それらは、どのような形で行われているのかな。本当にですね、やはりあすに現金を持ち込むときもあるのではないかなと。その日その日が確実な形で処理されているのかなと。その管理体制、発生しない管理体制、それからそれに備えての職員の、例えばさきのことを教訓にして人事の異動とか、それから部署内での異動、それらもあわせてですね、本当に発生し得ないようなシステムづくりと現在なっているのか。その辺について、全部の部署といってもかなりな部署があろうかと思いますけれども、お答えいただければなと、そのように思います。
 というのは、やはり今回のこの事件でも、新聞、テレビで御存じのとおり、この後がですね、結果が大変残念な結果を招いたということであります。なぜこういうことが発生するかということで、気仙沼市役所内において、関係部署内において、二度と発生させないためにもですね、私はこの件について、当局の今のシステムは本当に自信を持って発生しないと言い切れるかどうか、この教訓がどう生かされているのかどうかお伺いいたします。
 それから、私の第4点目であります。
 この点についても、これまで2人の議員の方が質問をされております。私は、この質問をずっと聞いている中で、重なったことはここでは申し上げるつもりはございません。今、求人は1.51倍あるんだということで、本当に新卒者は、いろいろな形で多様化していく職種の中で、本当に自分に合った仕事を選んでいるのだなと、そのような感じもしたわけですけれども、そんな中で、私ここで一番やはりこの中で感じたのは、この間テレビでもですね、もう既に来年の大学生の卒業生の就職活動が始まっている。ことしの就職活動がまだ終わらないうちに、来年がもうスタートしているのだといったことであります。もう1年以上も前からスタートしているのだと。こういった観点からですね、やはり今こういう状況下にあるということを、当局は篤と調査なりをして、来年のじゃあ就職に、その今の2年生の中での就職活動の方向性の転換をすべきではないかなと。やはり担当する学校側の職員とかですね、やはりもっと地域の今の現状、今の求人状況、高校生の就職の希望する職種、そういうことも見据えた形での就職の活動はする必要があるのではないかなと。
 この高校生の就職難、自分の息子で言えば、今から15年も前になります。このときですね、気仙沼高校の中では就職がもうかなり難しいよと言われていた時期であります。それが、現在も、15年たっても延々と続いている。この時期に来ると、高校生は就職内定幾らだとかですね、本当に大変厳しいような状況下にある、この地域の状況であります。しかしながら、求人は1.51倍あるのだといった形で、やはり私の質問の中にもあるとおり、この今の時期に高校生が就職が決まらないまま卒業するといったですね、今後それが地域の活力にどれほどな影響をもたらしていくのか。「私は、地域で必要とされていない人間なのか」といった形で卒業するのかですね、やはりここに残りたくても、地域に愛着を感じないで卒業していく。じゃあその人たちは、来年の4月からは本当に、今なりの言葉で言えばアルバイトとかフリーターだとか、そういうしっかりとした雇用保険もかけないようなことですね、そういう弱い立場での就労をしなければならないといった、この地域が本当に今直面している高校生の就職活動ではないかなと、そのように感じるわけです。
 ですから、今のうちから、そのような学校とかですね、やはりそういう就職指導、1年生、2年生、もうこの時点で将来進学するのか就職するのか、その生徒は恐らくわかっていると思います。そういう面からしてですね、もっともっと底辺から就職に対する指導を見直していかなければ、この問題は延々とこの地域にとってついて回ると。そのように感じるわけですので、その辺について、教育長ですね、この点についてやはりもっともっと真剣に今の現状を踏まえて、そういう活動をしていくべきだと、指導をしていくべきだと。担当を含めてですね、卒業者、それから就職担当も含めた形での、新しい形での就職の活動をやはり考えるべきだと、そのように考えますけれども、それらについての答弁をお願いいたします。以上であります。


◎議長(村上俊一君) 4番佐藤和文君の再質問に対し、当局の答弁を求めます。総務部長大和田一彦君。


◎総務部長(大和田一彦君) それでは、佐藤議員さんにお答えをいたします。
 まず、税収の関係で、新市基本計画が今後大丈夫かということでございますが、税収とも絡みましてお答えしたいと思います。
 新市基本計画におきましては、歳入においてですね、地方税を含め各交付税、それで歳入全部で264億1,400万ほど見ていたわけでございます。歳出についても同額でございますが、現在では約270億ぐらいの予算規模になっているかと思いますが、それは今年度はですね、緊急経済対策である程度予算が膨らんでおるということ、それから繰越金等の兼ね合いでそのように膨らんでおるということで、ある程度事業も潤沢にできておるというふうな状況にあろうかと思います。
 ただ、来年度、22年度においては、新市基本計画においては、歳入については253億2,900万ほど見ておるわけでございまして、本年度より約10億ほど減少するであろうというふうな、このような形で見ておるわけでございます。
 これも、実は私ども第1次合併の前の平成14・15年度あたりにですね、一度交付税が7億から8億ぐらい削減された経緯がございますので、それらを見ながらですね、やはりこの基本計画を立てるには、歳入については堅実な線で立てる必要があるであろうと、そういう考えのもとに議論した経緯はございます。
 ただ、果たして、今までも地方税の不足分についてはですね、交付税や臨時財政対策債で補てんされるケースが多かったわけでありますが、お話しのとおり政権が交代いたしまして、どのようなスタイルで歳入が確保できるかということについては、まだ不安要素が多くあるわけでございまして、市長答弁のとおり、今後の推移を見ながら堅実な事業の施策を計画していきたいと、このように思っているわけでございます。
 それから、2点目の残業についてでございますが、先ほどの4.8時間というのは平均的な数字でございまして、当然合併に対しても相当な時間を要しておるということは御理解をいただきたいと思います。というのは、やはりシステムの統一とか、それぞれ違った様式のスタイルをですね、お互いの意識を確認しながら同じ考えに持っていくまでには、やはり時間を要するということでありますし、事業手法等も異なっていたわけでありますので、それへの統一など、それについては時間を要しておるということもございます。
 また、緊急経済対策、この関係で、例えば道路関係なども随分整備をしているわけでございますが、その設計等について、技師等はやはり夜遅くまでその仕事をしないとですね、今年度中の緊急経済対策が実施できないというようなこともありますので、その辺については御理解をいただければと思います。
 また、各方面での法改正等が出れば、介護とか福祉の関係もですね、当然それは残って仕事をしている部分もあるわけでありますが、私どもが指導しておりますのは、ある一定の人に偏らないような、仕事の平準化と申しますか、そういうふうな形で、みんな、課内全員ですね、お互い一致協力してその仕事を遂行してほしいというふうな形で指導をしているところでございます。
 今後とも、そのような形で、市民の方々に誤解を受けないような形で、もし仕事を進めていければと思っております。
 それから、公金の処理についてでございますが、各課においては当然お話しのとおり、抜き打ち検査等を、例えば現金とか通帳を持っている場合については、課長が抜き打ち検査をしたりというふうなこともやっておりますし、それから人事異動、長い間務めている場合については人事異動を行いまして、長期の同じ業務に携わらないような形で行うということも視野に入れながら対応しているところでございます。
 なお、会計の出納・支出に関係いたしましては、各担当がそのチェックをするというようなことで決済を回しておりますので、今後かかることのないように、なお一層努めてまいりたいと思っております。以上であります。


◎議長(村上俊一君) 企画部長熊谷直惠君。


◎企画部長(熊谷直惠君) 私からは、パソコンの関係についてお答えを申し上げたいと思います。
 市長が答弁申し上げましたとおり、事務用のパソコンについては、住民情報、内部情報というふうな形で、さらに個別システムというふうな固有のパソコンもございます。したがいまして、これらを合わせますと、数的には1人1台ほどになろうかなと思ってございます。さらには、今年度も6月では30台、それから9月の補正では10台の予算をお認めいただきまして、それらについてもですね、先ほど申し上げましたけれども、内部調査をしまして、必要な部分について現在調査をしております。いろいろな配線等、あるいはネットワークの関係もありますので、パソコンを購入して即配置というようなこともございませんので、そこらを時間を見ながらやっていくと。
 さらには、導入計画につきましては、事務用パソコンは行政事務を円滑にするためのツールでございますので、これは必要不可欠だと。それで、今後はですね、さらに合併後において導入計画をもう一度立てるというふうなことも今やっておりますので、そういう形で進めてまいりたいと思っておりますので、御理解のほどをお願いしたいと思います。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 産業部長小山邦良君。


◎産業部長(小山邦良君) 新規高卒者の就職の関係でございますけれども、まさに地元に必要な人材をきちっと残しておくといいますか、そして育てて活躍してもらうというのは、非常に大切なことというふうに思っております。
 それで、実際ですね、議員さんのお話では2年生のうちから、あるいはもっと早くというふうな御意見でございますが、現在高等学校さんと、あるいはハローワークさんと連携して、2年生の秋に親子就職塾というのを既に11月にはことしもやっております。2年生を対象にですね。それから、あとは3月にまた考えているのですけれども、事業所見学会ということで、これも2年生を対象にというか、やはり早目に早目にですね、こういうふうな就職というのは結構厳しいものですから、もう2年生あたりから、やはり自分の進む道は何かといいますか、そういうふうなことであるとか、あるいは地元の産業というのはこういうふうなところであるとかよく知っていただきながら、一つだけではなくて、やはりいろいろな職種をですね、最後まで自分は何をしたいと頑張っていく人はそれはそれでよろしいのですけれども、やはり就職するためには、もうちょっと広く考えていただく必要もあるのかなというふうなことも思いますので、やはり今言いましたように、早いうちにいろいろなことを学んでいただいて、3年生になって3月の卒業までにはできるだけ就職が決まるように、我々も今後とも努力してまいりたいなというふうに思います。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 教育委員会教育長白幡勝美君。


◎教育長(白幡勝美君) それでは、教育委員会の立場からといいますか、もと高等学校の教員であったということを踏まえてお話し申し上げたいと思います。
 まず、教育委員会のことでございますが、現在既に中学校の段階からキャリア教育ということで、各企業の方に出向いてですね、そこで仕事を実際体験して、しっかり勤労観を育成するような指導を進めております。
 そして、高等学校に行っても同じような子供の指導が行われてですね、現在の状況になっているというふうに理解しているわけですが、問題なのは、このなぜ求人倍率が1.51倍でありながら、就職の決定率が50%ぐらいに低迷しているのかと、こういうお話だろうと思うのですけれども、なかなか難しい要素があるなというふうに思っております。
 それで、こういう現実、社会の情勢等を踏まえてですね、子供たちがしっかりこの世の中を見て、就職に向かってほしいというのは確かでございますが、一方では、高校生を実際抱えてみますと、議員さんたちもですね、お子さんが高校生にいらっしゃったり、あるいはこれから高校生になる、あるいは既に卒業されたという方も多いというふうに思うのですが、高校生は就職するときに、進学するときにですね、現実を確かに見ますが、現実だけではありません。何を見るかというと、やはり出るときに、100年をかけた夢を見て出るわけです。したがいまして、その段階で子供たちがどういう方向に行くのかというのは、子供たちにどういう夢を見てもらえるかにかかる部分がかなりあるというふうに思います。
 地元に就職する子供たちがないというふうにして、嘆いて、かつそのいろいろな対策が非常に大事ですし、地道に行わなければなりませんが、やはりそれだけでは不満、不満といいますか、不足のところがありまして、やはり子供たちに、この地域の可能性がどんなにたくさんあるのかと、そういう面をたくさん示してやって、それを子供たちが「なるほど、そうだな」というふうにしない限りはですね、やはり決定的な改良はないのではないかなというふうに思います。そういう意味では、希望という会派でございますが、子供たちに希望を与えるような情報をたくさん提供してやることが、今大事なのではないかというふうに思っております。
 それでですね、大変失礼な物言いになり、また失礼な引用に、例にさせていただきますが、昨日の及川一郎議員さんのお話、それからきょうの三浦悦子議員さんなどは大変力強くて、子供たちが大変それを聞いて夢を持つのではないかと。そういう人の周りではですね、やはり農業をやってみたいと、こういう子供たちが育つのではないかというふうに思うのです。そういう意味では、やはり大人がしっかりこれからの可能性を開くように努力してですね、夢をたくさん見つけて発信していくことが大事だというふうに思っております。
 教育委員会といたしましては、持続発展教育、ESDというものを標榜しておりますので、ぜひ新しい夢、新しい可能性についてですね、議員さんたちからもさまざまな御指導をいただいて努めてまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。


◎議長(村上俊一君) 4番佐藤和文君。


◎4番(佐藤和文君) 再々質問いたします。
 今、再質問でるる説明いただいたわけですけれども、私もこの中でですね、1問目の気仙沼市の財政、今回この質問をするに当たり、気仙沼の財政、どのようになっているのかなと。たまたま今回ですね、15日にですか、市のお知らせ版といった形で気仙沼市の財政をくまなく見ることができたわけですけれども、20年度の自主財源37.6%、依存財源62.4%、それから義務的経費48.6%、投資的経費は7.3%なのだと。非常にこの辺を見たときにですね、本当に自主財源の乏しさといいますか、少ないのだなと。そして62%が依存されている。そういう形で、今政府が新しい予算編成に、もう年度内に予算編成ができるかどうだかといった感じで取り組んでいるわけですけれども、やはりこの点に気仙沼市は大きく依存しているわけですね。そういった中で、やはり今後の基本計画が確実なものになるかどうかといった形で、非常に危惧されるところがあったわけです。
 そんな中で、またいろいろな投資がこの中でも計画されておるわけでありますけれども、その中でも投資的に回す経費が8%弱だといったことで、本当にこれらがですね、自主財源が乏しいこの地域にとって、本当に確実にこの実施計画が行っていけるのかと、そういった大変心配な面があったから私はこの質問を選んだわけですけれども、その辺で、市長、もう一回その辺についても、この気仙沼市の財政、現在の財政、そういうものについて御答弁をいただければと。
 それから、ここに来て、私、ちょっとこのお知らせ版の中で、ずっと目を通している中で気づいた点が一つあったわけです。この中で、新市基本計画の中で出てこなかった大きな数字がここに出てきたということは、退職者が非常に多いということであります。今回、この退職者がどういう思いで退職をされたかということで、私も今回この資料をずっと見ている中で、21年度末退職者69人。これは、新市基本計画で想定した退職者は21年度末は34人でありました。これがですね、定年退職23人、勧奨退職18人、自己退職26人、気仙沼市、旧本吉町合わせて69人の退職者があったということで、この奨励して退職していただく勧奨退職が18人もあったということで、この人たちが18歳で市役所に入って恐らく40年ぐらいを市役所に勤めて、今回この退職をされるのではないかなと、そのように思うわけですけれども、この人たちの思いですね。新市に大きな、財政の面でもですね、相当な形でここにあらわれてくるのではないかなと、そのように感じるわけですけれども、この辺をですね、市長としては、どのような形でこの数字を見て今後の財政に、その職員のどういう思いで勧奨退職、自己退職といった形でここにこういう数字にあらわれたのか、その辺について市長の答弁をお願いしたいなと、そのように思います。
 それから、そしてまたこの数字を見たとき、もう一つ、逆にですね大きな心配も出てきたわけですけれども、現在の職員数であります。市役所職員、現在条例定数が1,501人であります。それから、実配置の職員が1,386人であります。現在で、マイナス115人になっているわけです。そしてまた、今回のこういう来年度の退職者が実際にあるわけですから、市役所の実際の今の事務事業を全部こなす定数、どのぐらいでこなせるのかなと。これは、即ですね、今度は職員の、例えばさっき言ったサービス残業とかですね、残業が今度は多くなっていくとか、本当に1人の職員としての仕事量に値する仕事でやっているのか。また、過重な形での業務を強いられることはないのか。どこまで市役所の職員が削減されればいいのか、またこれらに伴う新規採用などもどのように考えているのか。現在のところで115人、それから来年の退職といったこの点をですね、市長としてどのように人事管理をしていくのか。その辺についてお伺いしておきます。以上であります。


◎議長(村上俊一君) 4番佐藤和文君の再々質問に対し、当局の答弁を求めます。総務部長大和田一彦君。


◎総務部長(大和田一彦君) 佐藤議員さんにお答えいたします。
 まず、第1点目は、財政への関係でございますが、お話しのとおり37.6%が自主財源、あとは国庫補助金、県補助金、交付税等々で、市の財政の歳入は成り立っているわけでございます。したがいまして、今後ですね、その自主財源も多分不足してくるでしょうと思いつつも、国がどのような交付税の措置をするのかということも一つの観点でございます。まだその辺が不透明でございますので、先ほど申し上げましたとおり、歳入についてはかたく見積もりながら、また平成22年度は骨格予算でございますので、その間にはある程度国の指針が定まってくるであろうと。そういうものを見きわめながら、予算編成をしていきたいと思っております。
 それから、退職者の関係でございますが、これについては看護師さんの退職が大分多かったわけでございますが、あとは自分の第二の人生や、それからお父さん、お母さんを介護しなければならないと、そういう方もいっぱいいらっしゃるようでございますので、それについてはやはり個々人のですね、その人生の生き方であろうかと思っております。
 それから、退職者については、やはり新採についても、多少なりとも新採を補てんしながらですね、その適正な人員構成を図っていきたいと思っておるわけであります。なお、こういうような合併した中で、今後ともどの部署でどの程度の人員が必要なのかということも今現在調査中でございますので、さらに精査をしながら適切な配置に努めてまいりたいと、このように思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上であります。


◎議長(村上俊一君) 市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 佐藤議員さんの御質問でございますが、財政については、やはりまず経費の節減、これをやっておりますね。それで、合併によりまして、あらゆる経費が削減の方向は間違いありませんね。例えば、先ほどの話の残業でございますが、平成7年当時は、気仙沼市単独で3億5,000万ほどあったのですよ。今は、公立病院を除きまして7,200万に減っているのですよ。4分の1以下ということですね。だから、そういうことのように、かなり努力しまして、議会からも改革プランの実効性を問われまして、例えば減らしているということですね。
 それから、退職者は、思った以上にやっぱり減っていますね。これは、私どもでやめてくださいというようなことは一度も申しておりません。それで、これは適切な退職だと思っておりますが、それに対する補充も、若干適宜にやっているのですね。これは、私が就任して9年で100人です。それで、その後3年間合併しましてですね、唐桑が入って、いきなりその3年間で100人やめましたね。それから今続いておるのですが、こういうことでいきますと、やはり新規採用もバランスをとっていく必要があるだろうと思いますし、なおその適切な退職者は、これは仕方がないと、こう思っておりますので、これは収支のバランス上ですね、必ず響いてくると思います。
 それから、支出については、これはやっぱり自主財源が少ないのですね。したがって、合併特例債等を最大限活用した財政運営を進めるということに、今、徹しておるのでございますが、そういうこととか、当然産業の振興等を図りまして、税金の収入をふやすとかですね、そういうことを今懸命に頑張っておるという状況でございます。よろしくお願いしたいと思います。


◎議長(村上俊一君) これにて、4番佐藤和文君の質問を終わります。
 以上をもちまして、本日は散会いたします。
 大変御苦労さまでした。
     午後 4時23分  散 会
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  上記会議の顛末を記録し、その正当なることを証するため署名する。
 平成21年12月18日

                   気仙沼市議会議長  村 上 俊 一

                   署 名 議 員   昆 野 牧 恵

                   署 名 議 員   菅 原 清 喜