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宮城県 気仙沼市

平成21年第25回定例会(第3日) 本文




2009年09月28日:平成21年第25回定例会(第3日) 本文

     午前10時00分  開 議
◎議長(村上俊一君) ただいまの出席議員数は42名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。


◎議長(村上俊一君) 本日の欠席届け出議員及び遅参届け出議員はございません。以上のとおりでありますので、御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、36番熊谷洋一君、37番畠山光夫君を指名いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めましたところ、お手元に配付の名簿のとおりでございますので、御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、報道機関から写真撮影の申し出があり、議長はこれを許可しておりますので、御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、当局から平成20年度気仙沼市一般会計、特別会計、並びに基金運用状況に関する決算審査意見書の一部にミスプリントがあり、差しかえを願いたい旨、申し出がありました。その差しかえを9月24日開催の一般会計決算審査特別委員会において配付いたしておりますので、御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、9月17日に配付いたしました一般質問通告書にミスプリントがありますので、その差しかえをお手元に配付いたしておりますので、御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) これより日程に従いまして一般質問を行います。
 順次質問を許可いたします。
 まず、「市長の政治姿勢について」ほか1カ件、31番小山和廣君の質問を行います。31番小山和廣君。


◎31番(小山和廣君) おはようございます。信友会の小山和廣でございます。
 議長のお許しをいただきましたので、第25回気仙沼市議会定例会一般質問の先陣を務めさせていただきます。通告に従い質問をしてまいりますが、質問に入ります前に、鈴木市長さん、このたびの旧本吉町との編入合併が成就いたしましたこと、まことにおめでとうございます。合併してよかったと思われる町づくりをよろしくお願いいたします。
 また、このたびの合併に伴い、本吉地域自治区が置かれ、初代区長に千田孝昭氏が選任されました。千田氏は、人格、識見ともに申し分ない方であると聞き及んでおり、この人物に白羽の矢を立て登用した市長の慧眼に敬意を表する次第であります。
 地方紙によりますと、千田区長は就任に当たり、融和一体の精神で町づくりに精いっぱい努力していくとのことでございますので、新たな気仙沼市域の発展、市民の福祉向上や幸せのため、本吉町総務課長、教育事務局長、そして本吉唐桑商工会事務局長としての御経験を十二分に発揮され、御尽力賜りますよう御要望申し上げます。
 私も新たに気仙沼市議会に参画いたしました旧本吉町議員12名の方々を含めた気仙沼市議会42名の一員として、一体感の醸成を図り、市域の発展、市民の福祉向上など、住んでよかったと思われる町づくりに微力ながら取り組んでまいる所存でございます。
 それでは、通告に従い、質問をしてまいりますので、正対した御答弁を簡潔明瞭にお願いいたします。
 1カ件目は、市長の政治姿勢についてお尋ねいたします。
 去る8月30日に行われた総選挙で政権が交代する事態となり、この9月16日に召集された特別国会で鳩山新政権が誕生いたしました。この政権を中心的に担う民主党のマニフェストに、暫定税率廃止など国の予算全面見直しが掲げられております。気仙沼の産業振興にとって大変重要な三陸縦貫自動車道建設、命の架け橋と位置づけられている大島架橋建設、また当初予算や補正予算など、今年度各事業予算などの執行に与える影響をどのようにとらえておりますか。重要課題が山積している気仙沼市にとって、今後の国・県の事業見直しによる予算執行が非常に気にかかるところであります。市長は、この激変にどのように対処していかれるのか、そのお考えをお示しいただきたいと思います。
 次に、来年4月に執行が予定されている市長選挙についてお伺いいたします。
 市長は、市町合併については急速に進む少子・高齢化社会や長引く景気の低迷など、現下の厳しい経済状況の中で避けては通れない、また地方自治体を取り巻く環境は、地方分権、地方財政改革など大きな変革期を迎え、将来を見据えたしっかりとした町づくりの具現化を認識するとともに、合併は最大の行財政改革と位置づけ、地域の発展を願い、平成18年3月31日に旧唐桑町と対等合併を行い、新気仙沼市が誕生いたしました。そして、本年9月1日には旧本吉町を編入合併し、新たな気仙沼市を発足させました。市長の政治手腕を高く評価するものであります。今後は、合併による行財政への影響として取り組んでいかなければならない、すなわち行財政基盤の強化については、経営中枢部門の強化、子育て支援やごみ減量化などの組織の専門家、税の徴収部門や監査委員事務局の適正な事務執行、旧市町でできなかった部分での助産師、保健師、司書、学芸員などの専門職の配置。行政運営面では、コンプライアンス確保、行政評価の導入、職員のモチベーションの向上、適切な人事管理や職員の研修実施。財政面では、短期には財政基盤の強化、中期には合併による行政効率化を生かした財政運営の改善。行政運営の効率化については、適切な職員配置や出先機関の見直しなどで、職員総数、人件費を削減。職員総数を削減しながらも本庁機能を強化し、産業・民生部門等へ適切な職員配置。旧市町の境界を超えた公共施設の広域的利用など、効率的な住民サービスの提供。合併による住民生活への影響として取り組まなければならないものとして住民サービスの維持・向上については、一つには専門的なサービスの実施。二つには合併前に市町で行われていたサービスの全域への拡大など、住民サービスの維持・向上への取り組み、特に少子・高齢化対策などの福祉分野を初めとする住民サービスを拡充。三つ目には、コミュニティ振興への取り組みについては、住民の声が届きにくくなるなどの懸念に対処するため、コミュニティ組織の設置や人的・財政的支援。四つ目には広域的な町づくりして広域資源のネットワーク化により、広域的な地域活性化に向けた新たな取り組みなど、新たに取り組まなければならない問題が山積しております。市長の今期残任期間は来年4月29日までですが、これら山積する諸課題解決や一体感醸成を図り、さらなる市域の発展を期する上からも、二次合併をなし、改選日まで7カ月余となったこの時点で、引き続き市政を担い合併の成果を見届けるのか、はたまたここまでの道筋をつけたとして、この後は後進に道を託すのか、今次期市長選への出馬について胸の内を明らかにしてはいかがでしょうか。御提言を申し上げますので、市長のお考えをお聞かせください。
 次に、2カ件目として交付金制度活用についてお伺いいたします。
 地方の自治体においては、財政が逼迫し、大変な行財政運営を強いられております。気仙沼市においても例外ではなく、財源確保に苦慮しておる実情だと推察いたします。そこで、お伺いをいたしますが、現在市立病院の施設は老朽化し、その建てかえの事業計画が進められておりますが、あすにでも新病院ができるわけではございません。市域の災害拠点病院として有事の際はその機能をフルに求められているところであります。しかしながら、老朽化のためその安全性に問題があり、30年以内に99%の確率で発生が予測されている宮城県沖地震に対する不安は大きなものがございます。
 政府は景気浮揚対策の一環として5月29日成立した21年度補正予算によって実施される医療施設耐震化臨時特例交付金による経済危機対策における災害拠点病院等の耐震化整備の事業に122億2,100万円を措置いたしました。この事業の対象は、耐震性が不十分と証明された建物、または耐震診断の結果、IS値が0.6未満の建物に適用されます。市立病院は、災害拠点病院、二次医療救急医療機関に認定されており、新築・増築・耐震補強工事が対象となります。この臨時特例交付金は、厚生労働省から平成21年、22年と宮城県に交付され、県より当該病院へ平成21年度から建設完了まで交付されます。平成21年6月5日付で厚労省から都道府県に事務連絡、7月上旬、病院もしくは自治体から県に要望、8月上旬、県は厚労省に暫定の計画額を登録、8月28日まで基金事業計画書を提出、9月4日内示、9月18日までに交付申請を行うこととされており、かなりきついスケジュールとなっておりました。
 もし市立病院がこの制度を活用しますと、基準面積8,645平方メートル掛ける基準単価27万6,000円、計23億8,600万円の2分の1の11億9,300万円が交付されるとのことであります。8月の時点では、仙台圏域で2、大崎圏域で4、登米圏域で1の7病院がこの制度の適用が確実であり、検討中が、仙台圏域3、大崎圏域1、気仙沼圏域1の5病院であると聞き及んでおりますが、現時点では確定しているものと思われます。
 また、過日、医療関係者と懇談する機会があり、その際、市立病院建設について御意見をお聞きいたしました。日程的には大変だが、国の臨時特例交付金を活用すると、市の財政にとってかなりの負担軽減になるし、早期建設を望む市民の期待にこたえられたのにという趣旨でした。県から文書が入った後、どのレベルでどのような検討をしたのか、市長はこの制度の活用についてどのような指示をなされたのかお尋ねいたします。
 各自治体、各病院は同じ土俵で勝負しております。現に8月上旬、県内の7病院が交付金の活用を決定し、5病院が検討した模様であります。政府筋や当初の予算審議前から補正予算についてマスコミに流していたことから、かなり前から概算要求等の手続がなされたはずで、その時点での対応が問題ではなかったのでしょうか。
 同じく補正予算で成立した地域医療再生交付金についてでありますが、この制度は全国で国費100億円を上限として10カ所、30億円を上限として70カ所の地域を、計画に基づき地域医療の再生を図るものです。宮城県では、大崎、登米、栗原の県北地域が100億円に、県南医療圏と周辺地域の県南地域が25億円の計画を立て、手を挙げているようでございます。県北地域は大崎病院の建設を核とした施設整備、県南地域はソフト事業と施設整備がメーンとのことであります。計画が認められれば、厚労省から県の基金へ交付され、基金から地域に平成21年度から平成25年度まで補助されます。県では9月中旬に中間案、10月上旬に最終案をまとめ交付申請するようであります。病院建設事業は、今後の市事業としては最大のプロジェクトであり、建設場所を決定した今、いかに早くいかに有利に建設するのか、このことを常に念頭に置いて行動しなければならないと思います。概算要求の時点でも非常に厳しいことは理解いたしますが、少なくとも関係部署は検討することは無論のこと、議会、特に担当常任委員会に対しても何らかの対応が必要ではなかったのかと思われます。建設するための各種手続、用地補償、設計、造成等々、当局が大変なのは理解しておりますが、しかしながら、市民の立場からいたしますと、耐震化整備で11億9,000万、地域医療再生交付金であれば100億円か30億円が交付されるのにもったいないという気持ちであり、そして、議会をも巻き込み議員と一丸となって検討する姿勢が欲しかったのではないでしょうか。このような交付金活用について、いかがお考えでしょうか、お尋ねをいたします。
 過去に、市民が熱望した市民体育館を牧沢に建設される計画が出されたとき、やはり厳しい課題、都市計画の変更、営林局からの用途変更に伴う違約金、自衛隊の派遣等々、絶対無理だと冷やかな目を向けられたものでしたが、関係部局が努力し、事業をなし遂げた前例があるではありませんか。このことを忘れてはならないと思います。たしか、このオープニングセレモニーでテープカットなさったのは、鈴木市長、あなた御自身でございました。どうぞ、このときのお気持ちをお忘れにならないようにしていただきたいと思います。
 次に、定住自立圏構想の取り組みについてお伺いいたします。
 この制度の先行実施団体は、全国で24市であります。定住自立圏構想とは、今後、日本全体が人口減少社会となる中で、その減少度合いは大都市圏に比べて地方圏でより顕著となり、個々の市町村がフルセットの生活機能を整備し維持していくことは、国民の負担能力からしても限界となってきております。こうしたことから、さまざまな行政サービスのうち、より高度なものや広域的に対応すべきものについては、協定に基づき市町村の垣根を超えて取り組むこととし、これらの取り組みに対して国が必要な支援を行う仕組みが定住自立圏構想です。
 この制度では、中心市のうち、広域的な合併を行った合併市であっても、人口最大の旧市の昼間人口比率が1以上のものは合併1市で定住自立圏を形成することができるとし、また、県域が違っても適用されるものでございます。合併し、県際地域にある当市としては十二分に満足が得られる制度だと思われます。定住自立圏構想推進については、実施団体に応募し、応募した圏域に対する総務省が行うヒアリングに参加し、圏域の現状や取り組み事情について説明を行い、実施団体の決定を受けた後、総務省と意見交換を行い、取り組み予定事業及び希望する国の支援措置について説明、その後、国土交通省、厚生労働省、農林水産省及び経済産業省との意見交換を行うこととなっております。これらの手順が済むと、定住自立圏構想推進要綱が示された後、具体的な手続に入ります。まず、中心市宣言を行います。中心市と連携する意思を有する周辺市町村の意向に配慮しつつ、地域全体のマネジメント等において、中心的な役割を果たす意思などを公表いたします。次に、人口定住のために必要な生活機能を確保するため役割分担し、連携していくことを明示するため、定住自立圏形成協定を行い、さらに、定住自立圏共生ビジョンを中心市が策定いたします。定住自立圏の将来像や協定に基づき、推進する具体的取り組みを記載するわけでございます。
 このような手続を経て得られる21年度事業費の総額は、地方財政措置として一般行政経費50億円、地域活性化事業債844億円、過疎対策事業債2,638億円、辺地対策債478億円、地域情報通信基盤整備推進交付金79億円であります。中心市の取り組みに対する包括的財政措置は、周辺市町村の住民等のニーズにも対応しながら、生活機能の集約、ネットワーク化を進め、各種行政サービス等を提供していく取り組みに対する包括的な財政措置で、1市当たり年間4,000万程度を基本として、圏域の人口、面積、周辺市町村数、昼夜人口比率等を勘案して算定するとのことでございます。
 周辺市町村の取り組みに対する包括的財政措置は、協定またはビジョンに基づき、中心市や他の周辺市町村と連携しながら進める取り組みや地域のニーズを踏まえて行うコミュニティ振興等の取り組みなどに対する包括的な財政措置で、1市町村当たり年間1,000万程度を基本として、当該市町村の人口、面積等を勘案して算定するとのことでございます。
 当市におきましても、今後取り組み進めなくてはならない事業は山積しております。その中で精査し、該当する事業については、この総務省の財政措置の適用を図るお考えはございませんか。お伺いいたします。
 以上、2カ件、4項目について質問いたしましたが、意のある御答弁をお願いいたしまして、壇上からの質問を終わります。


◎議長(村上俊一君) 31番小山和廣君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 小山議員さんの御質問にお答えをいたします。
 初めに、市長の政治姿勢についてでありますが、本市の重要課題である三陸縦貫自動車道や大島架橋につきましては、今後の国・県の動向を注視してまいります。
 また、事業計画のおくれ等は、市民生活に大きな影響を与えることから、今後とも市議会を初め、市民及び関係団体と一層の連携を図りながら、あらゆる機会をとらえ、事業の推進について国・県に対し強く要望してまいります。
 次に、市長選挙についてでありますが、合併直後の今、念頭に置くべきことは市民の一体感の醸成に意を用いながら、各種施策の展開を図り、市民福祉の向上に努めることであり、このことが新市の首長としての責務と考えております。
 次に、医療施設耐震化臨時特例交付金につきましては、本年6月24日に宮城県から意向について照会がありました。このことから、制度の活用について市立病院を中心として検討を行ったところでありますが、8月7日までに事業費内訳書を含む整備事業計画書の提出が求められており、期間内に耐震調査、事業計画策定及び耐震化設計を行い、事業費を算出することは実質的に困難であるため、制度の活用を見送ることといたしました。
 次に、地域医療再生計画についてでございますが、本事業は、国の地域医療再生基金を活用して県が策定するものであります。計画策定に当たり、参考とするため、県内7医療圏域の関係機関、団体に7月2日付で事業計画案及び意見提案を求めたところであります。このことを受け、本市といたしましては、新病院建設事業を核とする気仙沼医療圏の地域医療拡充を図る事業計画を7月24日に提案いたしました。現在、県では地域医療推進委員会において、地域医療再生計画の対象とする医療圏の選定を進めているところであります。
 次に、定住自立圏構想についてでありますが、これまで情報収集に努めるほか、本圏域での定住自立圏等民間投資促進交付金の活用に取り組んできたところであります。中心市及び周辺市町村が対象となる包括的財政措置の活用につきましては、今後、圏域全体の生活機能の充実、圏域内外の結びつきやネットワークの強化などの観点から、本構想について研究を進める中で積極的に検討してまいります。


◎議長(村上俊一君) 31番小山和廣君。


◎31番(小山和廣君) 簡潔明瞭な御答弁ありがとうございました。
 再質問させていただきますけれども、この三陸縦貫自動車道、それから大島架橋等々の建設については、今後国・県の動向を注視していくということで、あと強く要望していくということの御答弁がございましたが、やはり今までは自民党を中心とした政権だったのが、今度は民主党が中心ということの新たな政権でございますので、やはり動向を見ながらも早い時点で国・県への要望をお願いをしたいと思います。やはり八ツ場ダムしかり、ああいうふうに見直しとか中止とかと言われますと、私どもの縦貫道、大島架橋にかける思いというのは非常に強いものがございますので、それを中止とか……、最悪でも中止なんていうことはないと思いますけれども、そうなった場合大変なことでございますので、早く時期を見ながら要望活動をお願いしたいと思います。そのお覚悟のほどをひとつ御答弁いただければよろしいかと思います。
 次に、市長選挙の件でございますけれども、現在は残る7カ月間に自分が一生懸命このことを務めていくのがあれだと、責務だということのお話しでございますけれども、もちろん市長の残任期間中はそれに鋭意努力していただくのはもちろんでございますけれども、やはりもう残された時期が7カ月余ということですから、次のことも見据えていかなければならないと思うんですね。市長さんもお答えづらいと思いますけれども、手を挙げるのか挙げないのか、引き続きかじ取りをなさるお考えがあるのかどうかを開示していただければと思いますけれども、ひとつもう一度御答弁よろしくお願いいたします。
 2カ件目の交付金制度活用なんですが、確かに時期的に厳しいというのは私も十二分に承知しております。今回これが間に合わなくて交付されないということは、もらえる、もらえないということではなくて、やはり時期的に厳しいのは、最初の質問でもお話ししましたけれども、どの病院、どの自治体も同じラインに立っていると思うんですね。しからば、どこが違って、こちらが申請間に合って、こちらはちょっと無理だとなったのかというのを考えてみますと、いわゆる平素の情報力、情報収集の違いではないのかなというふうに思われるんですね。ですので、やはりこういう県から通知が入る前の時点で、国から今回こういうふうな制度ができる、こういうふうに今動いているぞということを察知しなければいけないと思うんですね、その前に。ですから、アンテナを高く掲げて情報収集を私はしてほしいと思うんです。
 極端な話をしますとあれですが、あの職員は何を仕事しているんだと、絶えず部屋に何もしないでいるし、あと絶えず外に出ていって、何のあれは仕事をしているんだと言われているとか、そういう部署の勤め方は、今、これきょうやったから1足す1が2だ、すぐに答えが出なくてもいいと思うんです。でも、先々の情報収集というのは、非常に大事なことでありますので、特に民間の方、そういうふうな大手の商社に勤めた方のお話しを聞いていましたら、どこへ行ったらいいんだと。やっぱり事務次官なり局長あたりの方に行って情報収集したらいいんですかと聞いたら、そうじゃないんだと。やはりできれば、課長でもあれだから、課長補佐か係長クラスと懇意にして情報収集すると意外とおもしろい情報がとれるぞというふうなお話しもいただいたんですけれども、それがすべからく我々の方に当てはまるかどうかわかりませんけれども、やはりそういうふうな県へとか国とか出先機関へ絶えず専門的に人を派遣していただいて、情報収集をしていただくというのが私は必要だと思うんです。そうすれば、このような6月24日に県から意向が来たといっても、やはり6月後半に来て8月末云々というのはきついんですよね、これ、できるわけないんですよ。だから、そのためにも前段階としてもう既にこういうのがあるぞという情報収集を、何回も同じことを繰り返すようですけれども、それが一番大切だと思うので、そういうふうな職員の配置というのか、部署をつくって、そこに職員配置して、そういう情報収集に当たらせるようなお考えがないのかどうか、ひとつお尋ねをしたいと思います。
 本当にこういう病院建設も今やもう場所が一応決まったということで、今これから何をしなければいけないのかということは、やはり一番有利な方法で早急に建設していただくというのは私どもの市民の願いでございますので、そのためにも先ほど申し上げたとおり、情報収集が一番かと思いますので。
 それで、7月2日にあれを提案していただいた、7月24日に県に提案したということですけれども、これはまだ県の方から何らの御返事もないんでしょうかね。見通しというか、ちょっときついぞとか、大丈夫だぞとかというふうな何らかの見通しがあれば、もしもこの場でお示しできればお願いをしたいと思います。
 あとそれから、自立圏構想なんですけれども、ちょうどこの間、総務常任委員会で視察をさせていただきまして、そこで勉強させていただいたんですけれども、私どもの気仙沼市がちょうど合併して、合併しなければ気仙沼市、そして昔でいえば、唐桑町さん、本吉町さんということで、定住圏構想でやれるのかなと思ったら、いや、そうでないですよと。合併した後でもそれが適用になりますよと。さらに、県域には関係ありませんと。県際、例えば私どもがお隣の一関市の一部、もしくは陸前高田市さんとかとやっても構わないんですよという、非常に、何か考えてみますと、気仙沼市にとってありがたいような制度だなということで勉強してきたんですけれども、ひとつこれも、この後できょう鈴木高登議員の方からも定住圏構想質問が出るようでございますので、ここも大いに検討していただいて、この事業の取り組み方をお願いしていただきたいなと思います。
 一応そういう数点、再質問させていただきましたけれども、御答弁のほどをお願いいたします。


◎議長(村上俊一君) 31番小山和廣君の再質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) それでは、小山議員さんにお答えを申し上げたいと存じます。
 最初に、三陸縦貫道、三陸道でございますが、それと大島架橋の問題です。これまでの運動でいいのかというようなお話でございますが、何といいますか、危惧されることもたくさんございますが、その中で、国の方では必要な道路はつくるんだと、こういうお話を常になさるわけでございます。特に三陸道は生活第一と、こういうことを考えておられる現政権の中で、必要な道路と、このような認識を必ずやされておると、こう思っておりますので、市議会の皆様方、そして市民の方々の御協力をいただきまして、これまで以上に積極的に三陸道、大島架橋について運動を申し上げたいと、やりたいと思いますので、御指導をよろしくお願いしたいと思います。
 それから、2点目でございますが、手を挙げるのか、挙げないのかという質問でございますが、唐桑町と第一次合併いたしまして、その推移を見てまいりました。また、本吉町とたった今合併したばかりでございますので、その推移を十分に踏まえながら、それからまた新市の基本計画の指針があるわけでございますが、その実行する状況を確認しながら、その中で判断をしてみたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それから、情報収集の件で、小山議員さんのお話はもっともでございます。やはり市政運営上、情報収集は重要な課題だととらえておりますので、今後積極的にそういう情報収集の任に当たるように、私自身も努力し、職員にも督励をさせたいと思っております。
 それから、地域医療の問題でございますが、この件は、衆議院選挙前に小野寺五典代議士を通しまして、村井知事にお願いして既にあります。政権はその後交代になったんでございますが、期待をいたしておりますので、今後努力をしたいと、このように思っております。
 それから、最後、定住圏の問題でございますが、私はこの構想は実は来るなと思っておりました。第一次合併が平成の大合併の中でひとまず区切りがついて、次はやはり合併したところが中心市になって、そして考え方を拡大していくということだろうと思って、実はおりました。私は、この中で1市2町と合併しました気仙沼市は、やはり中心市になり得るべき基盤ができたと、このように思っておりますので、そんな中で、この構想の推進について、議員の方々の御指導も賜りながら、積極的に考えていきたいと思っております。県際地域の観点もございますので、広く考えながらやっていくべきだと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。以上です。


◎議長(村上俊一君) 31番小山和廣君。


◎31番(小山和廣君) まず、三陸縦貫自動車道、それから大島架橋ですけれども、やはり国の動向、国でも新たな政権がまだまだ、何かいろいろ報道等で聞いたり見たりしておりますと、落ちつかない面もあるのかなと思いますので、動向が定まったら、後は、例えば方針が固まったんでは時期的に遅いと思うので、ある程度の動向が定まったときにタイミングを見て、どうぞ要望活動をお願いしたいと思います。本当に気仙沼市域、非常に三陸縦貫自動車道、それから大島架橋に期待が大なるものが多ございますので、その点、ひとつ市長さんも胸の内にしかと埋めていただいてお願いをしたいと思います。
 どうも、後は、しかと胸に入れていただくのはいいんですが、別な方の胸はなかなか開かないですね。来年の4月はいずれにしろ、この7カ月間余、ひとつ新市の新しい町づくりのために御努力のほどをお願いしておきたいと思います。
 あと、先ほど申し上げた、どうぞ、情報のアンテナは人が1メーターのアンテナを立てたら、我が方は10メーターも立てないと、そして情報収集に当たる、敵ということはちょっとあれですけれども、何か昔のあれで、敵を知れば百戦危うからずやということで、情報収集の大切さは昔からかわりないと思います。そういう点についてどうぞ、御尽力のほどを願いをいたしたいと思います。
 また、定住圏構想につきましては、そのとおりでございますので、どうぞ市長さん、これからお忙しいと思いますけれども、そういう点も含めて検討していただきたいと思います。何せ一番は財政的に非常に大変な、これは気仙沼市だけではなくてどこの自治体でも大変なんですけれども、そういう中にあって、こういうような公金制度、利用できるものは利用するということで、お願いをしておきたいと思います。御答弁あれば、どうぞ、3回目でございますから、よろしくお願いいたします。


◎議長(村上俊一君) 31番小山和廣君の再々質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 御意見をいただいた課題は、大変重要な課題でございますので、小山議員さんの意を体しながら、今後とも積極的に努力してまいりたいと思います。


◎議長(村上俊一君) これにて31番小山和廣君の質問を終わります。
 次に、「市長の政治姿勢について」ほか3カ件、11番昆野幸裕君の質問を行います。11番昆野幸裕君。


◎11番(昆野幸裕君) 信友会昆野幸裕であります。
 議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、順次簡潔に質問をしてまいりますので、正対した御答弁をお願いいたします。
 初めに、市長の政治姿勢についてお尋ねいたします。
 このたび、9月1日にめでたく本吉町との合併がなされ、新たな気仙沼市が誕生いたしました。これはひとえに鈴木市長初め、関係各位の努力のたまものであり、その労苦をねぎらうものであります。そこで、新気仙沼市の町づくりについてお伺いいたします。
 鳩山新政権誕生により、今までの野党が与党になり、与党が野党になったことにより、市民は今までの継続事業計画が中断するのではないかと不安に感じております。これまでの予算の見直しや制度改正が行われて、これまでとは違う政策が進められようとしております。地球温暖化対策に関しましても、温暖効果ガス排出量を1990年比、2020年まで25%削減と、これまでになかった高い目標値を設定し、この対策を推し進めようとしております。気仙沼市においても、温暖効果ガス対策を進めていかなければならないと思われます。現在、地上では自動車においてはハイブリットカーなど低CO2排出車の購入については高い補助金の助成を行い、温暖効果ガス削減を図り、空においても、アイベックスエアラインズ社は、エコな新型小型機を導入し、この9月以降、仙台・広島線など3路線に全国で初めて就航させ、低燃費、CO227%の削減を図るとのことです。また、気仙沼市にとって死活問題ともなりかねないクロマグロ取引禁止提案が、大西洋と地中海のクロマグロを絶滅のおそれがある生物に関するワシントン条約の対象として国際取引を禁止するとの提案をモナコが行う方針であるとマスコミで報じられております。
 これら、懸案事項が山積している現在、新市のスタートに当たり、一体感の醸成を図りながら、市長はどのような理念と基本姿勢を持ち、新気仙沼市の町づくりを行うのか、そのお考えをお伺いいたします。
 また、一市民として、旧気仙沼市の事業計画がおくれたり、中止になったりするのではないかと心配と不安を感じております。そのようなことはないと思いますが、市長の見解をお聞かせください。
 次に、し尿前処理施設についてお伺いいたします。
 この施設は、当時の気仙沼地方衛生処理組合が昭和35年から36年度に、計画処理量1日36キロリットルの嫌気性消化・散水ろ床処理方式による施設を建設し、昭和37年12月より稼働を開始した施設であります。その後、搬入量の増加により、昭和45年・46年度に計画処理量で1日60キロリットルを増設するとともに、二次処理工程を活性汚泥法処理方式に改造しました。さらに、昭和51年から52年度には、抜本的な改造・増築が行われ、処理方式を標準脱窒素処理方式、合計処理量を1日130キロリットルとして現在に至っております。建設から五十有余年が経過し、耐用年数を大幅に超過しました。し尿処理施設の寿命は、主に水槽等コンクリート躯体設備に左右され、当初の施工状況及びその後の補修程度により異なりますが、一般的には耐用年数は15年から20年程度とされております。
 この点から、この施設の安全稼働について、以前より市民から危惧されておりました。このたび、新たに建設が決まりましたことはまことに喜ばしいところでございます。それでお尋ねいたしますが、このし尿前処理施設建設工事の計画進捗はどのようになっておられますか。その状況を完成予定年次を含め、詳細にお聞かせください。
 次に、3カ件目として、衛生処理組合解散と諸課題についてお伺いいたします。
 衛生処理組合解散に伴い、使途不明金の解決と今後の取り組みについては、多くの市民から使途不明金は一体どのようになっているのかと聞かれます。そこで、推移を改めてお尋ねいたしますが、現在までの回収金額はいかほどでありますでしょうか。そして、今後の回収の手段と見通しについてはどのように考えておられますか、お示しください。
 個人情報に差し支えがなければ、受刑者金野光枝の仮出所の時期を把握しておりましたならば、いつごろになるのかお聞かせください。また、仮出所となった場合、市長はどのように対応しますか、お尋ねいたします。
 4カ件目として、産業振興についてお尋ねいたします。
 初めに農業振興についてお伺いいたします。
 今や日本国内各市町村では、地産地消を一生懸命推進し頑張っておりますが、このたび第一次産業の盛んな本吉町との合併により、新市の農業政策が期待されております。新市では合併協定の基本計画に基づいて、どのように取り組むのか、その取り組み姿勢をお尋ねいたします。さらに、当市の食料自給率向上に向けて、どのような政策を考えているのでしょうか、お聞かせください。もし、おわかりでしたら、宮城県及び気仙沼市の食料自給率をお示しください。先般、研修で新潟市を視察した際に、新潟市の食料自給率は幾らですかとお尋ねしましたところ、担当職員から約60%と聞かされました。それは日本一ではないのかと改めてお尋ねしたところ、多分そうかもしれませんと答えられ、現在は米余りの政策、減反政策ですので、転作作物として大豆の作付を奨励しているとのことでした。転作大豆で生産原価を下回った場合は、市単独の補助を実施しており、生産者の意欲を損なわないようにしているとのことでした。転作等についてどのように考えておられますか、お示しください。
 次に、林業振興についてお尋ねいたします。
 地元木材需要拡大についてですが、まず地元木材需要拡大協議会はどのような組織構成で活動しておりますのでしょうか。また、その活動内容についておわかりでしたらお聞かせください。新築個人住宅建築に地元木材を使用した場合に、どのような特典があるのか、また何%使用した場合に、どのくらいの助成があるのかお示しください。また、資産税の減免などのお考えがあるのかもあわせてお伺いいたします。気仙沼市地方でも木材の原木流通機構整備を図らなければならないと考えますが、その対応についてもお伺いいたします。
 以上、質問してまいりましたが、よろしく答弁お願いいたします。


◎議長(村上俊一君) 11番昆野幸裕君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 昆野幸裕議員さんの御質問にお答えをいたします。
 冒頭でCO2の大削減の問題が出ました。また、クロマグロのワシントン条約の問題も出ました。時代の流れを的確に受けとめまして対応してまいりたいと思っております。
 初めに、新市誕生と新市の一体感の醸成についてでありますが、第一次気仙沼市総合計画の基本理念に、「市民と行政の協働のまちづくり」を掲げ、取り組んでまいりました。今後も一体感の醸成に向け、新市建設計画の着実な推進はもとより、新市基本計画にも意を用いてまいります。
 次に、し尿前処理施設についてお答えをいたします。
 し尿処理施設の更新につきましては、解散した気仙沼地方衛生処理組合から引き継いだ重要な課題であり、生活環境が整った住みよい福祉都市づくりに不可欠な施設でありますことから、今議会に建設予算をお願いをし、年度内の工事着工に向け、計画を進めているところであります。なお、完成予定年次は平成23年度を見込んでおります。
 次に、衛生処理組合の解散に伴う使途不明金の解決と、今後の取り組みについてお答えをいたします。
 平成16年3月に、気仙沼地方衛生処理組合において発生した業務上横領事件は、発覚以来5年半を経過しており、これまで賠償金として受刑者及びその夫からは着物等の売却代金及び銀行預金の差し押さえ代金として241万2,042円を回収しております。このほか、監査報告に基づき、職員等から2,374万1,254円が納入され、合計で2,615万3,296円となっております。
 今後の回収見通しでありますが、なるべく早い時期に受刑者の夫と直接面談し、本人の現在の状況を把握しながら、早期の支払いに応じるよう求めてまいります。なお、受刑者については、今月、仮釈放の審理を開始する旨、東北地方更正保護委員会より通知をいただいたところであります。その通知によれば、仮釈放に対して被害者としての意見を述べることができるとされておりますので、本市においては、これに積極的に応じ、いまだ市民に対する謝罪と反省がなされていないこと、賠償金の支払いに応じていないことなど、刑を軽減する理由が全く見当たらず、同意できないことを強く訴えてまいります。仮釈放となった場合は、保護観察下に置かれ、保護司を通じて当方の心情を本人に伝えることができるほか、保護観察の状況についても情報が提供されることから、この制度を活用しながら、真相解明と損害の補てんに取り組んでまいります。
 次に、農林業の振興策についてでありますが、新市の農業振興につきましては、水稲・園芸・畜産を基幹としながら、地域の特性を生かした農業を目指したいと考えております。
 自給率の向上につきましては、地元食材を利用した農作物の加工と、学校給食や観光施設での地産地消を積極的に推進するとともに、農家の耕作意欲の高揚を図りながら、生産能力の向上に鋭意努めてまいります。
 なお、食料自給率についてでありますが、県全体では79%となっており、本市では水産物が多いことから、157%となっております。
 米の生産調整についてでありますが、全国的に生産過剰となっている米の安定供給と適正な価格維持を図る観点から必要な対策と考えており、あわせて国の奨励金制度もあることから、今後とも転作を推進してまいります。
 次に、地元木材の需要拡大についてでありますが、気仙沼地方木材需要拡大協議会は、県北部森林管理署を初め、森林組合や木材協会など8団体で構成されており、木材の利活用に関する宣伝・啓発事業などを行っております。
 また、住宅建築に対する助成につきましては、県において、県産材を使用して建築する場合、延べ床面積が80平方メートル以上で、使用割合が60%以上のものなどに対して、ことし8月から11月までに申請を受け付け、延べ床面積等に応じ60万円から80万円を補助する制度を創設したところであります。
 なお、固定資産税の減免についてでありますが、難しいと考えております。
 原木の流通機構の整備についてでありますが、今後、関係機関・団体と調査研究してまいります。


◎議長(村上俊一君) 11番昆野幸裕君。


◎11番(昆野幸裕君) それでは、再質問をさせていただきます。
 1番目の町づくりについては、市民と行政の協働のまちづくりに取り組むと言われましたので、そのとおり頑張ってほしいと思います。市民の中には、何か合併したんだけれども、平等・公平に行われているのかという不満の声も聞かれますので、そこら辺は市長さんにはしっかりと一体感の醸成に向けて平等にやってほしいと、そのように思います。いろいろ基本計画等なんかもありますので、なかなかこれをやるということは本当に厳しい困難なことだと思いますが、誠意を持って市長さんは決意をされたようでございますので、市民参加のもとに立派な新しい市をつくるということでございますので、よろしくお願いいたします。
 2カ件目のし尿前処理の年度内の着工に向けて計画を進めていくということでございますので、本当にこれは平成23年までに完成させたいということで、予算措置等努力していくということでございますので、これはやはり大地震が来るとすぐ壊れる状態でございますので、やはり市民の生活のためにも、これは必ずやってほしいと思います。
 それから、衛生処理の使途不明金について、金野受刑者の仮釈放の審理が今月あるということでございます。これも大変市民感情が許さない面がありますので、「一体議員さんどうなっているんですか」と、再三にわたってこれも聞かれます。そして今、市長さんの答弁で、何か市民に対する謝罪がないということ、これは本当に困ったものだなと、そのように私も市民として感じます。やはりこういう公金の大切な税金が……、このような税金というか、公金がこのような使われ方をしたということは、やはり市民の目線というのが厳しいものがありますので、一生懸命、当局におかれましても回収に努めてほしいと思います。
 それから、農業については、今気仙沼市は水産も含めますと百何%とか言ったので、これは水産まで入れると日本一になるなと、こう思うんですが、私は水産はもちろん日本一だと思うんですが、農業関係の方は30%を割っているんじゃないかなと、このように思います。でありますので、答弁には、地域の特性を生かした農業を進めてまいりますということで、自給率を高め、地元食材を利用した農産物加工、学校給食、観光施設等の地産地消を進めてまいると。そして、一番大切なのは、やっぱりつくる農家の意欲というものを持たせながら、生産能力の向上に努めるということを言われていますが、やはりつくりたい米をつくらせないで、ほかの物をつくれといっても、やはり所得向上に結びつかないので、これは国の方針ですので、一生懸命これも市長さんは頑張ると言っておりますので、いろいろ振興策を模索しながら努力をお願いしたいと思います。
 それから、木材の林業の方ですね。木材の需要拡大については、拡大協議会のトップに市長さんがなっているわけでございます。何かしらちょっと動きが足らないのではないかと思いまして、何でそんなことを言いますかというと、市有林部分も今から伐期に入ります。大切な市民の財産を今から処分していかなければならないのでありますが、いかんせん、今木価が大変低迷しております。そこの中で、その木価をいろいろと高い値段で売るためにはどうしたらいいかなと、私たちも地元の部分で福島の郡山の方に研修に行ってきました。そこで、協和木材さんということで24時間加工しているわけですが、その工場を見たときに、「三陸気仙沼からおいでになったのでありがとうございます」と、「大変三陸の方には東山松といっていい松があるので、それを買い付けに行きたい」ということ、「セールスマンを派遣したい」などと言っておりますので、やはり立派なくずの入らない木材を三陸地方は産しておりますので、いい杉材がありますということをそちらの方が知っておりましたので、やはりこういう林業振興のためにも、こういう林業の進め方ということ、大切だと思いますので、県の方ではどのような……、県の方では大変需要拡大に向けて補助金の整備をしたようですが、気仙沼市ではそういう考えがあるのか。また、この補助申請に何件くらいあるのかお伺いいたします。以上です。


◎議長(村上俊一君) 11番昆野幸裕君の再質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) それでは、何点から再答弁を申し上げたいと存じます。
 まず、町づくりの問題でありますが、なお今後、公平・平等を基本に運営をしたいと、このように考えますので、御指導いただきたいと存じます。
 それから、し尿前処理施設でございますが、今回提案を申し上げておりますが、衛生処理組合議会でずっと積み上げてきた課題がこれでございました。したがいまして、そういったことを土台にいたしまして提案を申し上げておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それから、公金の使い方についてでございますが、やはりこのことにつきましては、多くの議会の皆様方、そして市民の皆様方に大変御迷惑をかけておりますので、大変申しわけなく思っております。
 それから、米の生産調整ですが、議員がおっしゃるような考え方も私もわかります。何か別な方法がないものかなと、つくりたい方々がつくっていくと、自由にやっていくと、こういう何かないものかなとは思いますが、現段階ではやはり適正な価格を維持するという中では、やむを得ないそういった中身ではないのかなと思いますので、現時点ではそのように考えさせていただいております。
 それから、木材の需要に対しましてでございますが、確かにおっしゃることはわかるんですね。私どもは、木材の協議会で前向きに考えて、とにかく公共施設をやる場合は地元の木材を使うんだと、こういうことを言って実施しております。しかしこれは微々たるものなのです。だから、もっと何か別な角度が、知恵がないかなと思って悩んでおるんですね。
 その中で、今回の鳩山政権がCO2の25%削減を打ち出しました。これは、森林の行政と無縁ではありません。したがって、山も大事にしないと、このCO2の問題も解決しないんで、そういった政策の中での林業の方向づけが今後どうなるか注目をしてまいりたいと思っておりますので、昆野議員さんの御指導をよろしくお願いしたいと思います。以上です。


◎議長(村上俊一君) 産業部長小山邦良君。


◎産業部長(小山邦良君) 私から、県産材を使った場合の県の補助の関係の申請といいますか、その辺の状況がどうなっているのかというふうなことにお答え申し上げますが、8月の集計といいますか、それでは補助そのものの枠が8月から11月まで、各月25件というふうになっておりまして、8月の申し込みはこれを超えていたというふうに伺っております。したがいまして、結果的には抽せんをされたというふうに聞いております。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 11番昆野幸裕君。


◎11番(昆野幸裕君) 答弁ありがとうございます。
 市長さんが合併におきまして、公平・平等に市政をとり行うと再度公言されましたので、市民の不満のないように、どうか平等に市政を運営してほしいと、そのようにお願いいたします。
 公金の使途不明金については、やはり今後の再発防止のためにも、厳しく回収に努めてほしいと思います。これは市民の目線も大変厳しいものがありますので、どうかよろしくお願いいたします。
 農業に関しては、生産調整等の難しい問題、未達成のことなんかも大変ありますけれども、やはりこれも農家の方々の所得向上等を考えますと、大変厳しい政策でございますので、何らかいい方法がないのかと思います。それでも補助金等を減らされますので、やはりこれも協力しながら達成しなければならないんではないかと思うんでございます。一生懸命取り組むということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
 木材の需要拡大の方も25件ほど申請があったということでございます。やはり気仙沼市は林業の盛んなところでございますので、林業政策等、やはりしっかり取り組んでほしいと。市長は一生懸命そのようにやると言っていますので、よろしくお願いいたします。以上です。


◎議長(村上俊一君) これにて11番昆野幸裕君の質問を終わります。
 小野寺俊朗議員さんにお願いしたいんですが、後、午前中40分ほど時間がありますが、質問を午前中にやって、答弁を午後ということでいかがでしょうか。よろしいですか。(「答弁も」の声あり)答弁もやりますか。質問だけにして答弁は午後。(「1回目の答弁まで」の声あり)1回目の答弁も。はい。
 次に、「地域自治区の活用について」ほか5カ件、18番小野寺俊朗君の質問を行います。18番小野寺俊朗君。


◎18番(小野寺俊朗君) 社民党、小野寺俊朗であります。
 新気仙沼市が目指す方向について質問してまいりますので、よろしくお願いいたします。
 平成15年から始まった1市2町の合併協議が、平成17年に休止に追い込まれました。その後、唐桑町との合併協議が行われ、合併協議会が立ち上がって1週間で合併調印を行うという荒わざで、平成18年3月に対等合併をなし遂げました。旧気仙沼市と旧唐桑町との合併した後に再開されました本吉町との合併協議が順調に進み、今回本吉町との合併をなし遂げたということは感慨深いものがあります。
 しかし、合併は首長、そして副町長、教育長や職員を減らすことになり、結果として国から交付される地方交付税という財源も算定基準どおり計算すれば減らされることになります。人口が減少している中で、自治体職員が減り、地方交付税が減らされることによる影響は地方経済の低迷と相まって、さらなる人口減少や地域経済の低迷を招くおそれが出てきています。市長が合併することによって、このような心配を払拭する取り組みをどのように具体化していくのでしょうか。当初計画された1市2町の合併をなし遂げ、これからどのようにしていくのかお伺いいたします。
 1項目目、地域自治区の活用についてであります。
 唐桑町との合併で合併特例法の規定により、地域自治区を設置しました。そして、唐桑地域協議会を設置して20名以内の委員を委嘱して、市長が諮問する事項について意見を述べる機関としてスタートしました。平成18年9月からスタートして3年を経過しましたが、唐桑地域協議会の活動の様子が市全体に伝わっていないのではないかと思っております。唐桑地区では、地域協議会の活動の様子が報告されていると推察しますが、3年間の活動はどのように行ってきたのか、開催回数や諮問件数など、市民への周知の機会などをお伺いいたします。
 今回、本吉町と合併して、本吉地域自治区を設置しました。自治区の活動の基本をどのように進めていく予定であるのかをお伺いします。また、本吉地域協議会設置に向けた現況と、どのような活動を望むのかをお伺いします。
 2項目目、新市建設計画の建設計画事業の進捗状況と新市基本計画の建設計画事業の計画進行管理についてであります。
 気仙沼市・唐桑町の合併から3年が経過し、新市建設計画で計画した事業の実施期間の前期に位置づけられた平成18年度から平成20年度の3カ年が終了しました。新市建設計画の計画事業は、唐桑地区においては計画以上に進んでいるように伺っておりますが、市全体として計画事業に対して事業費ベースなり計画事業量に対してどのくらい進んでいるのか。また、その中で唐桑地区の計画事業の進捗状況をお伺いいたします。
 建設計画事業で期待をして見守ってきた唐桑小学校建設事業と鹿折小学校建設事業について、建設に着手をして進捗を見ておりますが、唐桑小学校の校舎建設、体育館建設は、10月から新校舎で子供たちが生活できるように進められているようであります。プール建設も現場着工され、完成に向けた取り組みが進んできているようであります。鹿折小学校も仮設校舎で子供たちの生活が始まり、既存校舎の解体も進んできています。新校舎建設に向けた既設水路のつけかえ作業も順調に進んでいるようであります。校舎建設と体育館建設に向けた取り組みも進んでいますが、校舎建設に関しては、ことし11月から来年11月を目標に計画していると伺っておりますが、体育館建設とあわせて今後の予定についてお伺いいたします。
 あわせて、仮称中央給食センターの建設に向けた設計委託が行われることになりましたが、実施設計を行えば、続けて建設工事に着手するということになるのが通常の進め方であると思いますが、建設全体の完成に向けた今後の予定をお伺いいたします。
 また、本吉給食センターが老朽化していると仄聞しておりますので、学校給食事業の全体的な計画について検討しているのかどうかお伺いします。
 平成18年に合併してから3年がたち、新市建設計画で前期と位置づけられた3年が終わりました。この前期計画の実施状況について公表する予定はあるのか、実施率の算定などしているのかについてお伺いいたします。
 また、今回合併して新市基本計画に沿って事業実施していくものの進行管理をどのように実施していく予定であるのか、新市建設計画事業から新市基本計画事業に引き継がれている多くの事業について、進行管理の方法をお伺いいたします。
 3項目目、職員体制についてであります。
 冒頭にも述べましたとおり、合併の効果というより、地方交付税の算定基準により、人口規模による標準的な職員数を大幅に超えて職員を配置しておくことは財政上できないので、職員の削減計画を立てているというふうに思います。新市基本計画は、歳出見込みの中で、平成20年4月1日職員数から75名を削減するとしています。協議会資料の中では、平成20年4月に気仙沼・本吉を合わせて1,386名の職員がいると載っておりますので、平成24年度までに75名削減されると、1,311名を目指しているように見受けられますが、実際の計画は、平成24年度までに何人を何人にする予定なのでしょうか、お伺いいたします。
 また、平成20年4月の職員数に対して、ことし9月1日現在の職員数は何人になっているのでしょうか。あわせて、9月1日現在の臨時職員の人数は何人になっているのでしょうか、お伺いいたします。臨時職員は多くの職場で9月1日から入れかわったようでありますが、現在、臨時職員の男女の人数はそれぞれ何人でしょうか。男女共同参画社会の時代に、臨時職員の採用は男女の性差でもって採用を決めることはいかがなものかと思いますが、臨時職員の募集の方法、採用の基準をお伺いいたします。
 あわせて、待遇改善について、全国の最低賃金加重平均値は、平成20年度で703円となっていることから時給の見直しを検討していないのかお伺いいたします。また、最低賃金に含まれない賃金として、割増賃金、精皆勤手当、通勤手当、家族手当などでありますが、最低賃金レベルの賃金水準であることを考慮して、通勤手当の支給をすることはできないのかお伺いいたします。
 4項目目、公文書管理についてであります。
 昨年6月の国会で公文書管理法が可決成立しました。この法案は、年金記録紛失などで明らかになったずさんな文書管理に歯どめをかけ、これまで府省ごとに定めてきた文書の管理方法を作成から廃棄、保存まで一貫したルールに統一するのが目的であるそうです。気仙沼市においては、文書の廃棄や保存についてどのように行われているのか、1市2町の合併を経て統一的な管理がされているのか伺うものです。また、行政文書については、情報公開条例などによって行政の意志決定経過も公開対象となってきていることから、文書の廃棄や保存のルールをきちんと決めておくことが必要であることはいうまでもありません。そこで、文書の整理の仕方、文書の保存方法、保存場所についてお伺いいたします。廃棄文書の仕分け、廃棄の方法はどうなっているのでしょうか、伺います。旧唐桑町の文書の保存についてはどのように管理しているのでしょうか。また、本吉町の文書の保存についてもお伺いいたします。
 合併がありましたし、年々行政文書がふえていくことは宿命でもあります。どうしてもふえていくことはいたし方ないことであると思いますが、行政文書の保管場所はどのようにして確保しているのでしょうか、お伺いいたします。
 5項目目、募金活動の自治会徴収についてであります。
 自治会活動の活性化・活発化は、市民協働の町づくりを推進するための強力なエンジンになると思います。地域コミュニティの核となる自治会活動の中で、募金活動が取り組まれています。緑の募金、赤い羽根募金、歳末助け合い募金など、自治会費の中で取り組まれています。この中で、赤い羽根募金などは、自治会で募金をし、街頭で募金をし、職域で募金をするなどしております。募金活動は基本的に善意の行動であり、これに参加できない方に強制的に行うことが求められているという自治会費のあり方は問題があると思いますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。
 6項目目、気仙沼斎場への市道拡幅についてであります。
 大峠山にある斎場は人里離れた場所に建てられた関係からか、斎場に至る市道は狭隘な箇所が続いていて、車両のすれ違いにひやひやして通行しております。日常的に通る場所でないことから、これまで問題とされてきませんでしたが、対向車が連なってくる場合など、しばらくとまって待たなければなりません。また、山側にはふたがかかっていない側溝があり、側溝に車輪を落とす車もあります。ふたのかかっていない側溝に落ち葉が詰まり、側溝から雨水があふれ出し、鹿折保育所付近から路面冠水することもしばしばあります。このようなことから、大峠山の斎場に至る市道の拡幅はできないものか、当面側溝のふたがけをすることができないものかお伺いいたします。質問するに当たり、鹿折地区の問題であるのかと悩みましたが、斎場を利用するのは全市民であることから、一般質問でお伺いすることにしましたので、市民全体に対する回答をお願いいたします。なお、この市道は唐桑へ通ずる市道でもあり、唐桑トンネルが通行どめになった場合の只越地区への危機管理道路としても利用できることを申し添えて、壇上からの質問を終わります。


◎議長(村上俊一君) 18番小野寺俊朗君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 小野寺俊朗議員さんの御質問にお答えをいたします。
 初めに、唐桑町地域協議会の活動についてでございますが、総合計画基本構想を初め、地域の課題等について御審議いただいております。これまで四半期ごとに12回の協議会を開催しており、会議の内容につきましては、総合支所だより等で周知しているところでございます。
 次に、本吉地域自治区の活動についてでありますが、区長を初めとする職員が一丸となり、地域の振興に努めてまいります。また、地域協議会につきましては、地域自治区の設置に関する協議書に基づき、現在、設置に向け調整を行っております。
 次に、建設計画事業の進捗状況と基本計画事業の進行管理についてお答えをいたします。
 初めに、建設計画事業につきましては、おおむね計画どおりに進捗しております。基本計画事業につきましては、建設計画の多くの事業が基本計画に引き継がれておりますが、それぞれの計画で進行管理してまいります。
 次に、職員体制についてでございますが、平成24年度の職員数は、今後策定予定の定員適正化計画等により、適切に対応してまいります。なお、9月1日現在の職員数は1,379人、臨時職員は225人で、うち男性が30人、女性が195人となっております。
 臨時職員の募集方法については、ハローワーク等を通じて公募し、面接を行い、採用しております。
 時給の見直しと通勤手当の支給でありますが、本年の4月より、日額100円から500円の範囲で賃金改定を行っているところであります。
 次に、公文書管理につきましては、旧町分を含め、市公文書管理規定に基づく統一的基準により分類、保存、廃棄を行うなど、適正な管理に努めております。特に、廃棄につきましては、総括文書主管課長である総務課長と協議の上実施するなど、慎重な対応をとっております。文書の保管場所につきましては、現在、本庁及び総合支所の各庁舎内のほか、気仙沼消防署南町出張所等にスペースを確保しておりますが、引き続き、全庁的な視点から検討してまいります。
 次に、募金活動の自治会徴収についてでありますが、自治会費は総会等において会員の総意により決定されると伺っております。募金等寄附金の取り扱いにつきましては、今後、自治会長連絡協議会等へ情報提供を行ってまいります。
 次に、気仙沼市斎場への市道拡幅についてお答えをいたします。
 市道東中才線は、道路幅員が4メートルから6メートルの両側が急峻な山間部の道路であります。これまで一部急カーブの緩和や待避所の設置をしてまいりましたが、今後、支障木の除去や狭隘部の側溝入れかえ等を行ってまいります。なお、全体の整備につきましては、待避所用地等も含め、今後調査してまいります。
 教育関係につきましては、教育長から答弁を申し上げます。


◎議長(村上俊一君) 教育委員会教育長白幡勝美君。


◎教育長(白幡勝美君) それでは、小野寺俊朗議員さんの御質問にお答えいたします。
 初めに、鹿折小学校建設事業についてでありますが、校舎建築につきましては年内に発注する予定としております。また、屋内運動場建設につきましては、平成22年度事業として取り組んでまいります。
 次に、仮称中央給食センターの建設についてでありますが、供用開始後の運営方式の検討を進めながら、本年度中に実施設計事業を完了し、平成22年度に着手できるよう努めてまいります。
 次に、学校給食事業の全体的な計画についてでありますが、仮称中央給食センターの供用開始にあわせて、学校給食施設の再編及び受配校の再編を行う予定としております。
 また、仮称中央給食センターの供用開始後の学校給食施設の整備につきましては、新市基本計画を踏まえて進めてまいります。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 暫時休憩いたします。再開を午後1時といたします。
     午前11時43分  休 憩
───────────────────────────────────────────
     午後 1時00分  再 開


◎議長(村上俊一君) 再開いたします。
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 小野寺俊朗議員さんに申し上げます。37分あります。18番小野寺俊朗君。


◎18番(小野寺俊朗君) それでは、再質問させていただきます。
 地域自治区の活用について、協議会の状況について、唐桑地域協議会の状況についてはお伺いしまして、内容についてはわかりましたし、総合支所だよりも毎月出しているということもお伺いして、またそういう取り組みについて、実際調べさせていただきましたけれども、やっているということについては、本当にすばらしいなと、活動はすばらしいなというふうに思っております。四半期ごとの協議会もきちんと開いているということで、12回やってきているということでありますし、年4回やっているということもお聞きしまして、そのとおり進められていることについて、本当に地区の方々が無償でというか、ボランティアで来て協議会に参加しておりますから、そういったことも含めて本当にすばらしいなと思っております。
 それで、この協議会について、実はこういう形で支所だよりが出ているんですが、唐桑自治区の方々については、この総合支所だより配られておりまして、十分自治区の協議会活動がわかるんですが、実際は唐桑自治区以外の方々については、なかなか伝わってこないということがございまして、やっぱり一体感を醸成するという意味で、今この部分のところを考えていただければなというふうに思っています。周知方法ですね。支所だより、立派なものが出ているので、ホームページの掲載とかそういう形での周知等々すればいいのかなというふうに思いますので、その辺検討していただけないかどうかお伺いしたいというふうに思います。
 それから、今度本吉も自治区ができまして、この地域自治区が唐桑と本吉になるということも含めてなるわけですが、この自治区のあり方なんですが、考え方についてお伺いしたいと思うんですよ。私は、自治区というのは分権分散型の組織というふうに位置づけるのが本来ではないかなと思うんですが、一方では集権的な統治の組織ということで、上から、何というんですかね、やっていただくみたいな形での組織として位置づけるという方法があると思うんですが、そのどちらに位置づけているのかなということについてお聞きしたいと。どっちということないかもしれませんが、そういう分権分散型の組織としての位置づけなのか、集権的な統治組織としての位置づけなのかについて、若干見解を市長にお聞きしたいと思います。
 それから、その中身は、あと住民サービスは必ず役所がやることだという、そういう固定観念を脱却していくということにもつながるんではないかと思いますので、その辺も含めてよろしくお願いしたいと思います。
 それから、そのことも含めて、地域自治を守り発展させていくかぎとなるのが、やっぱり地域の方々が、生き生きと、そしてはっきりいって住民の皆さんが身銭を切って自分たちの手で地域の営みを支えていくというか、そういう形が理想なのかなと思っているんですが、そういうことについてお伺いしたいと思うんですが、今市長にお伺いすることにしたので、これまで3年間自治区の活動をしてきました唐桑自治区長さんにもお伺いしたいと思いますし、あと、これから地域協議会を結成して自治区の活動を進められます本吉自治区長さんに、そういった思いのところをお伺いしたいと思います。
 それから、2点目の新市建設計画の進捗状況なんですが、先ほどおおむね計画どおり進んでいるということでお伺いしたんですが、おおむね計画どおり進んでいるのは十分わかっているんですよ。それで、具体的にどこができたということの進行管理をこういう形でやったということの、そういう説明はいつ示すのかなということでお伺いしたいんです。実は、唐桑との合併で3年間の18・19・20年で普通建設事業費の予定が計画額が26億4,500万円だったんです。さきのこの議会の中で20年度決算が行われまして、審査も終わっておりますが、この20年度までの18・19・20の決算を見ますと、3年間の実績は35億4,000万円なのです。約8億9,000万円で実績が伸びていると。普通建設事業費についてはですね。これだけ伸びているんですから、十分「おおむね計画どおり進んでいる」のではなくて、いろんな問題がない限りはこのとおり進んでいるんだろうと思うんですよ。ですから、進んでいる中身を示してほしいということなのです。具体的に示すことができないのかについてお伺いしたいと思います。示しているんであれば、示している部分を出していただければと思うんですが、「おおむね計画どおり」ではちょっとわからないということで、そういうできれば計画と実施の二つを並べて、今どこにあるんだということについて示していただければなと思います。
 それで、その中で、やっぱり唐桑地区では、この間、先ほども壇上でお話ししましたけれども、十分進んでいると、計画以上だよというようなことも含めて、計画以上というか、いろんなことを対応していますよということでお伺いしているんですが、具体的にやっぱり計画に基づいて実施をされた結果として事業が進んでいるということだと思うんで、そういったことも唐桑地区においての事業実施状況について示す、その最初の部分で言っている中身とあわせてできないかどうかお伺いしたいと思います。
 それから、これは私言いたいのは、進行管理というのは具体的に示すべきだということで言っておりまして、前期計画3年が終わったわけでありますから、市民にその前期計画3年をどういうふうにやったのかということを示すことが必要だと思うんですよ。これは議会にもきちんと示すべきでありまして、今のお話でいう「おおむね計画どおり」ということでありますが、せっかく約9億もふえた形で建設の予定事業費をつけているわけですから、実施しているわけですから、その辺をぜひ示していただきたいと。これはもう一つ、きょうはちょっとここでは言えないと思うんですが、総合計画も3年でローリングをかけるんだと、3年間実施してそれを見直しして次に進めるということをうたっているわけですから、そういうことも踏まえてきちんと示すべきだということで、この辺の回答についてお願いいたします。
 それから、鹿折小学校の建設の部分ですが、回答については全くそのとおり、きちんと答えていただきましたので、来年度着手ということでありますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。それで、そこは唐桑の小学校も見まして、すごく立派にできていまして、そういった意味では同じような形でできるのかなと。学校も含めて設計ができるまでが大変な事業だと思うんですよ。現場はもう設計どおり進めているというので、見ると全く立派なそういう設計どおりきちんとやっているというのを見させていただいて、鹿折小学校もそのようになるんだなということで全く心配せずに、ここの部分については今後の経過を見たいなと思うんですが、心配する部分で、本当は、前にもあったかもしれませんが、建設に当たって、当局の方でもつかんでいると思うんですが、学校南側の民家に、校庭から巻き上がる砂塵によって困っている部分について、これを今後新築する際にどういう対応をとるのかなということで、ありますので、その辺の対応についてどう考えているのかなというのが1点聞きたいです。
 それから、立派な学校ができるのはもう間違いない、今お話ししたんですが、実はじゃあ、その学校周辺をどうするのかなとかと、今のこの話と同じなんですが、保護者の皆さんが、実は今子供たちの安全確保ということで、結構な親御さんが送迎をしているということで、その送迎場所がつながって非常に大変な状況もあるということで、児童の安全な乗りおりをする場所、これは唐桑小学校でも同じだと思うんですけれども、鹿折小学校の建設に向けて、そういう場所の確保は考えられないかについて、検討できないかについてお伺いしたいというふうに思います。
 それから、仮称の中央給食センターの建設についても、今お話しがございまして回答がございまして、そのとおり進めていくということでございますので、よろしくお願いしたいと、これも思っております。見直し等々についての考え方については、供用開始にあわせて進めるんだということで今御回答いただいたんですが、そういう中で、単独校方式の検討とかできないのかなということで、そういったところも検討の課題に入るのかなということについてお伺いしたいと思います。
 それから、職員体制についてでありますが、先ほどの回答で、昨年から職員が9月1日現在では7名の減員ということで、そんなに減っていないということでありますからいいんですが、実際はこの間の合併でいえば、非常に仕事がハード、それぞれの仕事がハードになっている部分で、ぜひその辺を検討していただきたいなと思ったんですが、急激な職員の減員をしていないということでいえば、その辺の配慮もお願いしたいなということでございます。
 臨時職員のことなんですが、225名いらっしゃって、男性が30名、女性が195名ということで、女性の比率がもうすごく多いわけで、男性の職場というのは何となくリフトの職場とか、そういうところにいらっしゃるのかなということで、イメージはわくんですが、そうすると、庁舎内で男性の臨時の職員の方っているのかなと考えると、なかなかいないなということも含めて、実は先ほども壇上でお話ししましたが、男女共同参画というところからいえば、採用のあり方、どのような形でやっているのかなということで聞いたんですが、ちゃんと面接もしているということなんですが、要するに、申し込みに男性の方が申し込んでないからこういう形なのかどうかについてお伺いしたいと思います。
 それから、賃金の部分でことし100円上げたということでありまして、まさにそれによって月2,000円くらい賃金がふえた、上がったということで臨時の方々喜んでおりますが、実は、気仙沼市の規定でいくと、一般事務補助の臨時の方とそれ以外の方でやはり市長が決めるということになっているんですが、そういった意味では100円上げていただいたことについては感謝するんですが、実はそうなっていない部署もあるのではないかということで、その辺、つかんでいるのか、つかんでいないのかお伺いしたいと思いますし、それから、通勤手当なんですが、本吉町でいえば、合併する前の本吉町はその分をきちんと賃金に上乗せをして、していたということも伺っておりますので、合併して悪い方に合わせているというのはよくないと思うんですよ。やはり今回臨時の方の賃金が4月から100円上がって月額が22日勤務すると12万5,400円ということで、12万円台なのです。これはまさにワーキングプアと言われる方々と同じ水準なのです。それに、通勤手当は支払いしていませんから、通勤は自腹なので、その中から通勤手当を出している。自分たちはそうやっているということになっているんです。実は、職員の方々は通勤手当ということで認められていますし、議員の私たちも日当という形で日額出ているわけですね、通勤というか、ここまで来る費用については。ところが、臨時の方は認められていないというのは、これは非常に問題だというふうに思いますので、その考え方、要するに通勤手当の支給を考えられないかについて再度お伺いしたいと思います。
 それから、公文書管理についてでございます。回答どおりでわかったんですが、すごく心配しているのは、廃棄するについてもちゃんと担当者会議を開いて慎重な取り扱いをしているということで、これもわかりました。それで、今南町の方の消防の施設の方に公文書を管理しているというのはわかるんですけれども、ふえる文書、分散した形で、そして散逸した形で管理するというのは非常に問題ではないかなと思いまして、先ほどちゃんと検討するということでお話しいただきましたので、今後全庁的な検討ということでお話しいただいたんですが、文書をやっぱり管理する場所とか、管理する方法についてきちんと検討していただきたいなということで、これも全庁的な検討はいいんですが、そういう施設も含めた検討になるのかどうかお伺いしたいというふうに思います。
 それから、募金活動の自治会徴収の部分ですが、回答で十分わかりました。それで、自治会の方に情報提供するとかということでありますが、ぜひ情報を提供する際に、やっぱりこの募金、納めるというか、協力できない方々というのはいるのは事実だと思うんです。ただ、自治会費ということに上乗せしてやると、それは総会で決めていますということで、これも民主的な手続なので、実際はそれに従っていただくことというのは大変必要なことだと思うんですが、それでもやっぱり大変な方々がいらっしゃいますので、ぜひ指導の中で、自治会活動の部分に行政が入ってはどうのこうのということにならないと思うんですが、指導の中でぜひそういう配慮もしていただきたいなというふうに思いますので、その辺もう一度お願いしたいと思います。
 あとは、最後の斎場への市道拡幅について、当面、ふたがけについてしていただくということで、ありがとうございます。そのほかに、やっぱり拡幅等々あるんですが、ぜひこの部分については私は市長に現場の方を確認していただければなと思っていますし、拡幅の協力等々も地元ではしてもいいというお話もありますので、そういったところも含めて、ふたをかける部分の現地の踏査等々含めてよろしくお願いしたいということで、その辺もお伺いして再質問を終わります。よろしくお願いしたいと思います。


◎議長(村上俊一君) 18番小野寺俊朗君の再質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 私から2点について申し上げたいと思います。
 1点目は、唐桑町地域協議会の中身、あり方、考え方でございますが、これまで新市建設計画の諮問等に応じていただいたり、また地域の課題がたくさんございまして、それらを取り上げて必要なことは市議会にお諮りを申し上げて進行していくと、こういう姿は協議会のあり方として健全であり、適切であると、そのように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 2点目でございますが、斎場に通じる道路、やはり市民の方々が利用されている上で御不便をおかけしておるんですね。ただいまの小野寺議員さんの御提言もありましたような方向で、現場をもう一度確認いたしまして、議長さんにもお話し申し上げておったんですが、いずれ時期を見て参ります。よろしくお願いいたします。


◎議長(村上俊一君) 企画部長熊谷直惠君。


◎企画部長(熊谷直惠君) 私からは、唐桑地域の協議会の情報の提供のあり方についてお答えさせていただきます。
 議員提案のように、情報につきましては、今後市のホームページ等々で広く周知をしていくということを検討してまいりたいと思っております。
 それから、2点目の本吉地域の自治区のあり方について御質問がありましたけれども、これは先例が唐桑町の地域自治区もございますので、それに倣った形で推進をしてまいりたいと思ってございます。
 それから、建設計画等々の進行管理の問題でございますけれども、新市建設計画といういわゆる緑の本がありまして、唐桑との合併の際に主な事業等々についてはそこの中に記載をさせていただいてございます。それに基づいて事業を推進しておりまして、おおむね我々とすれば推進できているのかなと思ってございますが、その事業の中には、ソフト・ハード事業幅広く掲載しておりますので、その中でどのような取りまとめがいいのか現在検討してございますので、今後いろんな形の中で御相談をしながら、公表できるものはしていきたいと考えてございますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それから、最後の自治会の募金活動の件でございますけれども、これにつきましては、市と社会福祉協議会、共同募金会等々で情報を提供し合ってございます。その中でも我々はいろんな部分での情報を得ていますので、自治会の連合会等々の中で、それらについても今後情報をこういう形ですよと伝えてまいりたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 唐桑地域自治区長鈴木三千男君。


◎唐桑地域自治区長(鈴木三千男君) 自治区運営への思いととらえましてお答えをさせていただきますが、私は、1市2町が合併し本当の意味の新市のスタートを切ったと心新たにしているところでございます。
 自治区につきましては、これまでと同様に市長の指示と議会の皆様の意を体しながら、地域協議会や地区民の要望を把握するとともに、これらを各部署に伝えながら、新市の一体性と平等な行政の展開に意を尽くしてまいりたいなと改めて思っているところでございます。


◎議長(村上俊一君) 本吉地域自治区長千田孝昭君。


◎本吉地域自治区長(千田孝昭君) 新市の自治区の運営についての思いというようなことでありますが、この議会に立ちましてもまだ責任の重さを痛感し、本当に身の震える思いであります。
 私は、新市基本計画に掲げてあります基本理念をもとに、市長の意を体し、また議会の御指導をいただきながら、融和をもとに一体感の醸成が早く図られるよう、職員ともども一丸となって頑張ってまいりたいと存じております。
 なお、その姿勢といたしましては、目線を市民に置いて物事を進めていきたいというように考えておりますので、よろしくお願いいたします。


◎議長(村上俊一君) 総務部長大和田一彦君。


◎総務部長(大和田一彦君) 小野寺議員さんにお答えいたします。
 まず1点目の職員体制についてでございますが、本年度は御承知のとおり、合併、それから緊急経済対策、選挙等々大変ハードな面がございましたので、嘱託員の方々や臨時職員の方々を雇用し、それの対応に当たったところでございます。
 それから、臨時職員の公募についてでございますが、女性の比率が高いということでございますが、この公募については、男性や女性の性別の区分けは、これは禁止されておりますので、そういうことなく平等に公募をして、それに応募してきた方が女性が多かったということで御理解をいただきたいと思います。
 それから、次に賃金の関係でございますが、先ほど申し上げましたとおり、一般事務補助で5,700円、それから保育士、栄養士で7,000円、それから保健師、看護師で7,200円というように、それぞれの職種に応じて上げてございますので、その辺は均衡がとれているかと思っております。
 それから、他市町村で行っております通勤手当を上乗せできないかということでございますが、これについては、今回の合併については市の制度に合わせていただきましたので、本市の制度に準じていただくということになっております。ただ、法的には割り増し賃金というのは時間外労働勤務、または休日労働時間、これらを加味するということが割り増し賃金というように限定をされていまして、除外される賃金として家族手当や通勤手当は除外されておると、こういうような説明もございますので、私どもはそのような法律にのっとってやってきたということで御理解をいただければと思います。
 それから、公文書管理についてでございますが、南町消防出張所を初め、庁舎の空きスペースを有効活用しながら保存に努めておるところでございまして、先ほど申し上げましたとおり、永年保存、10年保存、5年保存、それから3年、1年保存というような区分けをしながら保存に努めておりますので、御理解をいただきたいと思います。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 教育委員会教育次長小山謙一君。


◎教育次長(小山謙一君) それでは、私の方から教育委員会関係についてお答えを申し上げたいと思います。
 初めに、鹿折小学校の校舎南側の砂塵対策についての御質問でございますけれども、この点についていろいろお話これまでもいただいておりますので、防砂ネットの設置等について検討してまいりたいと思います。
 それから、周辺の安全確保ということで、児童の安全、車の送迎関係の話がありました。なかなか難しい問題ではありますけれども、学校とも協議しまして、その辺についての解決策について協議をさせていただきたいと考えております。
 それから、給食の関係で単独校の検討というようにとらえましたけれども、現在唐桑地域には小原木共同調理場、中井小学校、唐桑中学校の2校の単独実施校で対応しておりますけれども、給食数の少ないことから、地元、地場産物の食材を購入しやすいとか、それから校内で調理することから、温かい給食を提供できるようなこととか、単独校でのよさもありますけれども、人件費の面、それから施設運営費、食材購入費等、共同調理場方式の方がすぐれている点もありますので、これらについては、将来の検討課題とさせていただきたいと思います。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 18番小野寺俊朗君。


◎18番(小野寺俊朗君) 回答、大体おおむね理解しましてありがとうございます。
 進行管理について検討していくということでございまして、検討はこれまでもしてきているはずなのです。ソフト・ハードがあるということで、確かにそこは大変だと思いますが、単純にいえば、計画段階というのも、いつ何をするというのは計画を立てているんですよね。それに対してどうだったかというのがあるんですよ。3年間はまるっと3年でやりますと、前期にやったからって、3年間をどこでやってもいいなんていうことではなくて、それぞれの事業についても、小さい事業についても18年度でやるんだとか、19年度やるんだとか、20年度やるんだというのはそれぞれ決めてやっているはずだと思うんですよ。そんな適当なことをやっているはずじゃないので、そういう計画実際はあったのに対してどうだったかということだと思うんですよ。ただ、私たちに示されていないので、これから示すのは大変だなんていうのはわかりますよ。だから、示してないことを、いや、実は18年度にすることにしていました。19年度にすることにしていましたというのはならないので、そこは大変だなと思うので、出し方も大変だとは思いますが、これはきちんと出してほしいというのは私の願いでございますので、検討していただいてやっていただくということで、それはそれで理解します。
 それで、これからもあるんですよ。これからの部分でいえば、21年・22年・23年……、ことしから中期に入りますから、新市合併もあるわけですから、本吉との合併もあるわけですから、ことしは何をする、来年は何をする、再来年は何をする、3年間何をする、それを回して、それがまたできた、できなかったというのを検討して次に進むという、そういうローリングをすると言っているんですから、それは議会にも示して、市民の方々にも理解いただく。議会に示せばそれでいいわけですから、それをきちんとしてくださいということを私は言い続けているので、その辺の、今までやった部分はわかりますので、今後やる部分についてもそういう決意をぜひ示していただきたいというか、21年度・22年度・23年度、何をやるのか、やっぱり示していただければなと思います。きょうの回答の中でも、来年度やりますというお話しも受けていますので、そういったところがやっぱり目に見えた形で、22年度事業はこれだというような中身を前段でわかりたいなと思うんですよ。2月議会にならないとわからないではちょっと私は問題だと思うんです。その前にやっぱり示すべきではないかなということも含めて、ぜひその辺お願いしたいと思います。
 それから、自治区長さん、ありがとうございました。私は分権分散型でやっていくべきだと思いますので、それぞれ自治区長さん、その思いをぜひ今後とも持ち続けてお願いしたいなということで、お願いでございます。
 それから、臨時職員です。賃金きちんと出している、規定にのっとって出しているのはわかります。規定に賃金という項目がないので、出せないのはわかります。ただ、私も調べてみますと、栗原市はきちんと賃金の中に通勤費も入っています。そういう形で規定を見直しすればできるはずなのです。そのことが実は気仙沼の臨時の方々、高田とか遠くから来る方もいらっしゃるんですよね。もちろん募集に参加するんですが、大変な思いをして来ていると思うんですよ、そういう通勤は自腹ですから。だから、そういったことを考えれば……、そして今度唐桑から本吉まで広くなって、本吉の方が唐桑の職場に行くだろうしと考えたら、ないからそれでいいということにはならないと思うので、ぜひ検討していただきたいなということで、ないのはわかります。規定にないものはないんですから。規定の中に組み込むことを検討していただけないかについて最後にお伺いしたいと思います。
 それから、あとはそれでいいですね。学校の部分についても本当にありがとうございます。よろしく検討をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。


◎議長(村上俊一君) 18番小野寺俊朗君の再々質問に対し、当局の答弁を求めます。企画部長熊谷直惠君。


◎企画部長(熊谷直惠君) 再質問にお答え申し上げます。
 先ほど申し上げましたとおり、どのような取りまとめがいいのか、きちっと検討させていただきたいなと思ってございます。


◎議長(村上俊一君) 総務部長大和田一彦君。


◎総務部長(大和田一彦君) 臨時職員の方々の割り増し賃金の関係でございますが、規定にないということで御承知のとおりでございます。先ほど申し上げましたとおり、その規定がないからつくってはというお話しでございますが、やはり労働基準法第37条に規定している割り増し賃金という考え方からすれば、これは難しいというように考えざるを得ないと思っております。ただ、今年度、賃金を改定したということもありますので、今後の改定については検討課題とさせていただきたいということでございます。


◎議長(村上俊一君) これにて18番小野寺俊朗君の質問を終わります。
 次に、「市長の政治姿勢について」ほか3カ件、23番小野寺武夫君の質問を行います。23番小野寺武夫君。


◎23番(小野寺武夫君) 私はニューウェーブの小野寺武夫であります。議長の許可を得ましたので、通告に従い、順次質問をしてまいります。
 まず、市長の政治姿勢についての第1点は、来年4月行われる予定の市長選挙への出馬についてであります。この点につきましては、去る2月定例会、そして午前中の31番小山議員さんにも所信を述べられておりますが、私も視点を変えながら、決意のほどをお尋ねいたします。
 市長は、平成9年6月、気仙沼市長に当選以来、副市長以下庁内のスタッフとともに経済不況の中で産業振興、合併問題、教育問題などを一意専心努力されてきました。市長のその陰には市議会議員、県議会議員としての貴重な経験を見逃すことができないと考える一人です。
 市民の中には、合併等の苦難を成功に導いた鈴木市長に来年以降の気仙沼丸のかじ取りを託したいと願う市民も数多くおりますので、その決意のほどをお示しください。
 次に、市長の政治姿勢についてのその2点目は、全国豊かな海づくり大会の招致についてであります。
 この大会招致につきましては、以前にも一般質問等で何度かお尋ねした経緯がありますが、その後の経過をお伺いいたします。この大会の目的は、水産資源の維持培養と海の環境保全に対する意識の高揚を図るとともに、水産業に対する認識を深めるための国民的行事として、天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、昭和56年から各県持ち回りで毎年開催されております。ことしはたしか29回目を迎え、東京都で開催される予定と伺っております。以前の当局の答弁では、県知事に対し、本市における開催を要望したところ、大会の意義を十分認識しており、県の財政状況等も勘案しながら今後検討する旨の見解が示され、さらにまた市当局からは、「水産業と観光を核とする本市にとりまして、本大会の開催を意義あるものと認識しており、今後も大会の主催者となる県当局の御理解が得られるよう、積極的に働きかけてまいります」と答弁されておりますが、波路上ふれあい漁港整備が遅々として進まない現在、その誘致効果ははかり知れないものがあると考えますが、当局の御見解をお尋ねいたします。
 次に、産業の振興中、食料自給率の向上と遊休農地の活用についてお尋ねいたします。
 ことしの稲作も当初は梅雨明け宣言のない日照不足の天候でしたが、その後の残暑に恵まれ、現在は平年作が見込まれる現状にあり、稲作農家もほっと胸をなでおろしているようです。しかし、古来日本人の主食であった米が余っているとはいえ、化学肥料の大部分を外国から輸入に依存している現状、及び大型農業機械の導入などによる生産費の増大は、農家経営を圧迫しております。日本の食料自給率は約40%と言われておりますが、将来の世界の人口増大と食料不足が予想されるときに、自給率の向上と遊休農地の活用は常に念頭に置くのが行政の課題ではないでしょうか。当局の対応指針をお尋ねいたします。
 次に、一次産業の後継者育成についてお尋ねいたします。
 第一次産業の弱点は、資本の投資から回収の収穫まで時間のかかることが第一に考えられます。農業では集約栽培のビニールハウス、グラスハウスなど、環境条件や消費地に近いことなどが条件的には恵まれていると考えますが、1年間の生活費を賄うにはそれなりの高度な技術が求められます。その中心を担うのが若い後継者の育成です。林業では植林から収穫まで40年、50年の期間を要します。外国材の輸入と競争で経営はピンチです。浅海養殖漁業では、環境汚染防止や養殖漁場の規模拡大が難しく、専業漁家は少なく兼業に依存しているのが現状です。当局の一次産業の後継者育成に対する所見をお示しください。
 次に、階上・大谷土地改良区への今後の支援についてお尋ねします。
 農地の基盤整備の立ち遅れている当地方にとって、ほ場整備事業施工・完工は画期的な事業といっても過言ではないでしょう。階上・大谷土地改良区の設立は、旧気仙沼市、旧本吉町、同じく農業協同組合、農家代表等で構成する県営ほ場整備事業推進協議会を設立し、国及び県の関係機関に強力な運動を展開、昭和60年3月、土地改良区の設立と土地改良事業の申請を行い、同年8月22日、土地改良区が認可設立され事業が着工されたのであります。その役員の中心として活躍されたのが初代理事長、現鈴木 昇市長であり、私たち組合員はその指導力と行政手腕に改めて敬意を表しております。完工記念碑除幕式は平成11年3月30日であり、二代目理事長の故畠山 智氏は、その記念碑撰文の中で、「幾多の苦難を乗り越え、十有余念の歳月と26億6,400万円の巨費を投じ、147ヘクタールの美田と機能的に走る農道、溜池整備による貯水量の増加、水路も用排水おのおのに分離、暗渠排水も施工され、生産性の高い合理的なほ場が完成し、関係農家385戸の大きな喜びとなった」と記しておられますが、時は移り、さらに10年が経過いたしましたが、新たな課題が待ち受けております。それは、借入金の償還額と運営事務費の増加によるアンバランスと一部高額未納金の回収です。100%の未収金の回収ができなければ、組合の解散ができないものでしょうか。他の土地改良区の経緯と照らして、今後の指導指針がありましたらお示しください。また、市内には農業集落排水事業、漁業集落排水事業の特別会計もありますが、階上・大谷土地改良区にも運営事務費の一部を助成できないものでしょうか、あわせてお尋ねいたします。
 次に、合併特例債の見込みと使途についてお尋ねいたします。
 行財政改革が進められ、市町村の合併特例法が叫ばれた平成10年10月1日現在の市町村数は全国で3,232市町村でしたが、平成21年9月1日現在の市町村数は1,774市町村に合併が進んでようです。その見返りとして合併特例債などがあり、自治体は競ってその実現を目指してきました。新気仙沼市も旧唐桑町との一次合併、そして本吉町との二次合併により、約7万5,000人の新しい気仙沼市が去る9月1日誕生いたしました。合併特例債は借入金ではありますが、後年度に交付税措置される有利な地方債です。現在、当市においては、唐桑小学校の建設や鹿折小学校の改築などが進められておりますが、一次合併、二次合併を合わせて総額どれぐらいの合併特例債を予定し、そのうち現在までどのように使われたのかお尋ねいたします。
 次に、本吉町と合併後の監査体制についてお尋ねいたします。
 私は、合併後の新気仙沼市の現在の監査委員お二人の人格、識見、人柄等を批評するつもりは毛頭ありません。むしろ監査の事務量が増大し、大変だろうと考える1人です。なぜならば、合併前の平成17年度の一般会計の歳出の総額を、旧1市2町、旧衛生処理組合、市立病院それぞれの自治体に2人ずつ、計6人、衛生処理組合に2人、市立病院にも2人と計10人の監査委員がおりました。それぞれの平成17年度の一般会計決算の状況を見ますと、おおよそではありますが、気仙沼市が203億1,600万円、唐桑町29億5,700万円、本吉町53億7,300万円、衛生処理組合13億7,300万円及び市立病院が86億円となっております。これらを合算しますと、385億円となり、合併前の気仙沼市の一般会計の決算額と比べると約1.9倍となります。なお、本吉町は平成15年度決算、市立病院は特別会計でありますので、数字には多少の誤差があるとは思いますが、これまで10人の監査委員がお二人となったわけでありますので、その監査対象範囲が拡大していると考えるのは私だけでしょうか。この数字に特別会計を加えると、さらに対象監査量が倍加すると考えます。
 そこで、当局にお尋ねいたしますが、このお二人体制で今後も継続するのでしょうか。さらにまた衛生処理組合の使途不明金のような事故を防止するための今後の留意点がありましたらお示しください。


◎議長(村上俊一君) 23番小野寺武夫君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 小野寺武夫議員さんの御質問にお答えをいたします。
 初めに、市長の政治姿勢のうち、市長選挙についてでありますが、合併直後の今、念頭に置くべきことは、市民の一体感の醸成に意を用いながら、各種施策の展開を図り、市民福祉の向上に努めることであり、このことが新市の首長としての責務と考えております。
 次に、全国豊かな海づくり大会の招致についてでございますが、総合的な視野に立った地域振興を推進するに当たり、意義あるものと考えております。主催者となる県では、本年6月の県予算特別委員会において、本大会の実施については、今のところ白紙の状態である旨の知事答弁がありました。本大会の招致に当たりましては、開催地となる自治体においても多額の費用負担を伴うことから、今後も動向を見きわめながら、関係団体等と連携し、適切に対応してまいります。
 次に、産業振興についてお答えをいたします。
 食料自給率の向上と遊休農地の活用についてでございますが、本市農業の振興に当たっては、農地が中山間地に多いことから、地域特性を生かした生産性の高い作物導入により産地づくりが必要と考えており、施設園芸を推進してまいります。また、地元農産物に対する需要の高まりとあわせて、直売を通じた地産地消を積極的に推進するなどにより、食料自給率の向上と遊休農地の活用につなげてまいります。
 次に、一次産業の後継者育成についてでありますが、従事者の高齢化が進む中で、認定農業者を初めとする担い手の確保・育成は重要であると考えております。今後とも関係機関・団体と連携を密にし、就業支援制度の活用を周知しながら、新規就農者や若手農業者等への支援に努めます。
 次に、階上・大谷土地改良区への今後の支援についてありますが、改良区の解散については、法律上、借入金の償還が完了しなければできないこととなっております。また、今後の支援につきましては、改良区の意向や業務内容を確認の上、検討をしてまいります。
 次に、合併特例債の見込みと使途についてでありますが、一次合併における新市建設計画での総額見込みは約65億円であります。なお、使途につきましては、小鯖鮪立線、消防ポンプ自動車等消防設備、唐桑小学校・鹿折小学校等義務教育施設の整備などであります。
 次に、監査体制についての御質問にお答えをいたします。
 監査委員の定数につきましては、さきの合併に伴う事務事業の調整において、気仙沼市の制度に統一するとしており、2人の体制を継続してまいります。また、合併による事務量の増加に伴い、事務局職員を1人増員しております。今後も本市におきましては、それぞれの部門が相互にチェックする体制を強化する中で、業務を遂行させ、公正で的確な事務処理を進めてまいります。


◎議長(村上俊一君) 23番小野寺武夫君。


◎23番(小野寺武夫君) ありがとうございました。
 市長の来年の出馬等につきましては、前段でも質問がありましたように、現在は市民福祉の向上に一生懸命であるということで、私だけにはっきりした答弁はできないと思いますので、これは了といたします。
 それから、全国豊かな海づくり大会ですが、これはことしで29回と伺っておりますが、海のある県が漁業で生活する県はだんだん少なくなっておると思うんです。特定第三種漁港が全国にある中で、宮城県が3カ所あるんですね。気仙沼、石巻、塩釜と。その水産宮城がまだ一度も開催しておらないのが私は非常に残念であります。既に岩手県の大槌でしたか、2万から3万の人口であったと思いますが、そこでも既にもう10年ぐらい前に開催しておりますし、福島の相馬においても、何もそんなに整備された建物はないんですが、この大会、広い面積があればできるんだというようなことを後で私たちも視察に行って感じてまいりました。
 県の財政事情が厳しいからという理由が大きな理由のようでありますけれども、市長さんは、これは数年前に地元の敬老会の席上で、「もしかしたら、皆さん、丈夫なうちに天皇陛下にお会いするかもしれませんよ」というような前向きの話しもなさっておるんですよ。ですから、これはここの地産地消のあれを全国に発進するんでなくて、全国からおいで願う大会ですから、これは漁民の、もちろん県、それから市町村、それから漁連、県漁連、全漁連等の支援が必要ですけれども、これも、何といいますか、予算だけがないからだめだということではなくして、前向きに積極的にという答弁がございましたので、今後も継続して誘致に励んでもらいたいと、このように思います。
 それから、産業振興中、食料の自給率ですが、先ほど申し上げましたように、農業についてはいつも先ほどのような答弁を承っておりますが、私は、農家のうちでこれで専業で食べていける農家は1割か2割しかないと思うんですよ。あとの農家はみな兼業で他の産業に依存しながら兼業で生活を立てているのが大部分だと思うんですね。だから、昔、農業で多角経営という言葉がありましたけれども、私は他の産業も農業経営の中の一端だというふうに思っておりますので、その辺を踏まえながら、園芸の振興等々を図っていただきたいなと、このように思います。
 それから、遊休農地の活用ですが、先ほど申し上げましたように、これは例えば今の政府が環境のCO2の問題が出ましたけれども、もうかるものだけが施策でなくて、もうからなくても、将来食料不足が予想される、あるいは私たちの生活の存命にかかわる問題は、やっぱり並行して進めるべきが行政の役割だと思いますね。この点につきましても、お互いに研究しながら進めてほしいと、このように思います。
 これは一次産業の、それからその後継者ですけれども、これはやはり1年いっぱいの生活費が賄えるような産業なりがそこに定着しなければ、これは難しいわけですね。そういうわけで、難しいけれども、若い人なりにはそれなりの前進的な考えがありますので、これもぜひ育成をお願いしたいと思います。過去に、10年ぐらい前には、漁協の合併する前には、気仙沼市においても、大島、松岩、階上等々、気仙沼湾漁協青年団体連絡協議会というような組織がありまして、そこに支援をしておった経緯が私覚えております。最近はそれもなくなって、認定農業者というような方々、漁業でもそれと同じような形になっていると思いますけれども、何といっても、後継者がないところには産業は育ちませんので、青年の活動にも意を注いでいただきたいと、このように思います。
 それから、合併特例債ですけれども、65億円の運用があったんだと。それが学校や道路に使われているということでありますが、これは合併をしなければこの制度の適用がなかったわけですよね。私たちも「合併してさっぱりいいところがないや」というような市民の声をお聞きしますので、いやいや、そうではないんだ。こういうふうに使われているんだということをアピールするためにも、ぜひ実績を市民の方々に知らしめていただきたいと、このように思います。
 それから、監査体制でございますけれども、先ほど申し上げましたように、異存はございませんけれども、1人職員をふやしたということで対応するということでございますが、実は先般9月9日ですね、衛生処理組合のような事件があったことを私テレビで見ました。後日、ホームページで調べてみましたところ、千葉県にこういうことがあったんですよ。9月9日の22時58分の産経新聞です。「千葉県庁の職員らが事務用品の架空発注などを繰り返し、5年間で約30億円の不正経理を行っていた問題で、県は調査結果を発表した。県では公金の支出として不適正な損害を約7億円と認定。今後、職員に返還を求めるとしている」さらに、「不正経理の手口はにせの支払伝票を作成している事務用品の架空発注を繰り返し、裏金をつくる預けのほか、契約内容とは違う物品を納入させる差しかえなどで業務に関係ない物品の購入もあった」と。そしてまた、「森田健作知事は、『県民におわびします。生まれ変わったつもりで一丸となって信頼を回復させます』と頭を下げた」と、こういうふうになっておるんですね。ですから、先ほど一人一人がお互いに牽制し合って対応するということでございましたが、このようなことの二度とないようなことを私、問うたわけでございます。実は、お互いにということなんですが、私、本当は希望するのは、内部牽制をこれから幹部職員でしっかりやりますというような回答が欲しかったわけです。同じような回答でありますのでいいんですけれども、もしこれについてコメントがありましたらお願いします。
 ひとまず第一質問はこれくらいといたします。


◎議長(村上俊一君) 23番小野寺武夫君の再質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 私の方から1点申し上げたいと思います。
 豊かな海づくり大会の件でございますが、敬老会での発言は少しうかつだったなと反省をしておりますが、当時は根拠はないわけではなかったんですね。それはそれといたしまして、大変御迷惑かけました。
 東北一の水揚げを誇る宮城県の中での当市が開催できないわけがないんですね。と私は思います。でございますので、当市とすれば、その用意はできると、こう思っています。問題は、宮城県の意思です。ですから、県議会での県議会議員の質問の中で白紙だということは、当分できないということなのです。ですから、これは重大な問題でございますので、今後、ただいまの小野寺議員さんの御発言を踏まえまして、村上議長さんにも相談申し上げまして、議会と当局としてどのように今後方向を見つけて運動したらいいか真剣に考えたいと思っております。地元の2人の県議会議員、畠山議員は議長にもなられましたので、こういった機会をとらえながら前向きに積極的に運動したいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。


◎議長(村上俊一君) 産業部長小山邦良君。


◎産業部長(小山邦良君) 私の方からも御答弁させていただきます。
 農業に関してでございますけれども、遊休農地もございますし、農地の活用ということは大変これは大切なことでございます。ただ、議員さんお話しの中で、利益が多少上がらなくても継続してやれるようにというふうなお話、大変一つの考え方としては御理解するわけでございますけれども、やはり農家としましては、持続可能なある程度の収入がなければ、これは決して続くものではないというふうに私は思いますので、やはり一定程度安定して収入を得られる生産性のある程度高いといいますか、そういう施設園芸とか、やはり取り組んでいかなければならないなというふうに考えております。ですから、この気仙沼の地域特性というものをよくとらえて、それに合った作物を作付するとか、そういう方向をやはり進めて、一定の所得向上といいますか、そういうところに取り組んでまいりたいというふうに考えております。
 それから、そういう意味においても、特に後継者育成というのは、これは一次産業、農業・漁業いずれも大変重要でございます。このことに関しましては、それぞれ個別の取り組みというのもそれはそれで、漁船漁業にあっては、乗組員の研修とかそういうのがありますし、取り組んでおりますし、また、沿岸漁業でも宿舞根の方ではイワガキの研究とかそういうものに関しては宿舞根漁港の整備とあわせて支援しているところもございますし、また過去には、中核漁業者の関係でございますけれども、アカガイの関係であるとか、あるいは千尋会の方ではタオヤギソウとかいろいろ研究されたりしてきておりますし、市としてもできるところはできるだけの支援をしてきておるところでございます。
 なお、農業・漁業にしても、いろいろな取り組みを積極的にされる場合にはできるだけの研究とかそういうことに関して支援してまいりたいなというふうに考えております。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 総務部長大和田一彦君。


◎総務部長(大和田一彦君) それでは、私の方から合併特例債について申し上げたいと思います。
 市長答弁のとおり、総額の見込みは約65億円でございますが、この合併特例債につきましては、対象事業の95%、それからその元利償還金の70%が普通交付税で措置されるということで、約66.5%が歳入として入ってくる起債でございます。そうした中で、総額的には65億円でございますが、今までの18・19・20・21年度の計画まで含めますと、約24億ほどの計画値となっているわけでございます。したがいまして、今後も一般財源をにらみながら有効活用を図ってまいりたいと、このように思っております。
 それから、内部牽制の問題でございますが、先ほど市長答弁のとおり、それぞれの部門が相互にチェックする体制を強化する中で業務を遂行させ、公正で的確な事務処理を進めてまいりたいというように考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。以上でございます。(「監査」の声あり)


◎議長(村上俊一君) 今言ったでしょう。今監査言いましたから。(「監査委員の答弁」の声あり)今監査体制については総務部長答弁しました。
 代表監査委員千田満穂君。


◎代表監査委員(千田満穂君) 監査体制につきまして、お答えをいたします。
 これまで私ども監査委員は、定期監査、決算審査、現金出納検査等において事務の執行が適正に行われているかを精査することはもとより、業務の効率化、経費の削減などへの取り組み、またそれなどに助言などもいたしてまいりました。特に、未収金対策につきましては、財政上からも重要な問題であり、公平負担の原則からも積極的に回収すべき重要なことと思いますので、個々の理由はいろいろあると思いますが、一つ一つ精査して改善をお願いしてまいります。
 御意見にありました内部チェック体制の構築、このことにつきましては取り組んでいかねばならないことと思っております。
 また、今回の合併によります事務量や現場の状況確認など、大幅に役割が拡大されてまいりました。今後は今まで以上の効率的かつ効果的な監査業務を行いまして、市民の期待にこたえられるよう努めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いをいたします。


◎議長(村上俊一君) 23番小野寺武夫君。


◎23番(小野寺武夫君) 監査委員さんの質問、市長さんの質問等、どうもありがとうございました。この場で監査委員さんの答弁をいただくつもりはなかったのですけれども、大変ありがとうございました。本当の気持ちでございます。
 先ほどの再質問の中で、階上・大谷土地改良区の支援の課題をお願いしましたけれども、工事期間中は両町からたしか300万円ぐらいだと思いましたけれども、それをちょうだいした経緯があります。
 それから、改良区の解散の件については、私も勉強不足でございまして、どうやったらこれから償還を早く済ませて、早く組合員の負担を軽くしたいというのが、私の真の願いでございますが、総代会の決議、そして理事会の議決もありますので、これ以上深入りは御遠慮したいと、このように思います。よそにあったことを当市にもまたもあるんだという想定ではございませんけれども、みんな一度あったことは再び起こさないように、お互い職員の方々、牽制し合って今後の運営に当たるよう希望をいたしまして、私の質問を終わります。


◎議長(村上俊一君) これにて23番小野寺武夫君の質問を終わります。
 鈴木高登議員さん、3時の休憩まで40分なんですが、全部やりますか。それとも……(「最初の読み上げまで」の声あり)答弁まで。1回目の答弁まで。
 次に、「事業計画の推進について」ほか2カ件、9番鈴木高登君の質問を行います。9番鈴木高登君。


◎9番(鈴木高登君) 同僚の皆さん、申しわけございません。少しおつき合い願いたいと思います。
 通告に基づきまして一般質問をさせていただきたいと思いますが、同様の問題意識を持っておったようで、午前中の同僚議員と同じような質問になろうかと思います。市長にはよろしく御答弁のほどお願いいたします。
 まず初めに、事業計画の推進についてお尋ねをいたします。
 さきの総選挙にて、歴史的な政権交代が現実のものとなり、我々国民には期待や驚き、そして戸惑いといったさまざまな気持ちが交錯しているようであります。これからの国政がどのように運営されていくのか、私たちの暮らしにどう影響を及ぼすのか、今まで以上に注視していかなければならない状況になったようであります。
 そのような中、今我々地方が最も危惧することは、これからの事業計画の円滑な推進が可能となり得るのかどうか、一次合併、二次合併と多くの時間と経費を費やしつくり上げた新市建設計画を見直すことになりはしないかということであります。マスコミ報道などを見るに、新政権はむだを省き、財源を捻出するとの観点から、国直轄事業や新規予定事業の見直しをもほのめかしているようであります。果たしてどれがそれに値するのかわからないことから、よもや私たちに大きく関係する事業が当てはまることはないのだろうかと心配になってくるのは当然のことであり、市当局としてそのような情報はどの程度把握しているのかお尋ねをいたします。
 まず初め1点目は、三陸道や大島架橋といった大型事業の進捗見通しに揺るぎはないのでありましょうか。また、上意下達という行政の構造から県事業にも影響が出てくるのでしょうが、本市にとってマイナス影響を及ぼすようなものはないのでしょうか。
 二つ目は、来年度22年度の予算要求、あるいは編成をする時期と思われますが、新市発展のよりどころとする建設計画の変更などはあり得ないのでしょうか。また、もし計画変更が起こり得るとすれば、どのようなことが想定されるのでしょうか。
 大きな2点目です。定住自立圏構想についてお尋ねをいたします。
 まず定住自立圏構想とは何ぞや。先ほども説明がございましたが、担当部局の方々には釈迦に説法となるところでございますが、総務省のホームページによりますと、「今後日本全体が人口減少社会となる中で、その減少度合いは大都市圏に比べて地方圏でより顕著となり、個々の市町村がフルセットの生活機能を整備し維持していくことは、国民の負担能力からしても限界となってきます。そうしたことから、さまざまな行政サービスのうち、より高度なものや広域的に対応すべきものについては、協定に基づき、市町村の垣根を乗り越えて取り組むこととし、それらの取り組みに対して国が必要な支援を行う仕組みが定住自立圏構想です」ということだそうであります。
 このような興味深い話をほうっておくわけにはいかず、我々総務教育常任委員会では見識を高めるべく、その先進地を視察いたしました。そこで我々が見聞きしたものは、予想したとおり、本市に大いに役立てられることでありました。周辺自治体あるいは合併圏域内にて共生ビジョンに伴う具体的取り組みを立てることにより、特別交付税の措置がなされるというものであります。本市の建設計画の中には必ずしも財源が十分に伴うものばかりではなく、ゆえに絵にかいたもちと危惧される計画もあると私は思います。そのような中、医療・福祉・教育といった生活機能の強化や地域交通のインフラ整備、地域間のネットワーク整備などの多様な支援が受けられるというものです。もっとも、さきにも申し上げましたとおり、国の方針が変わってしまうことも危惧されますが、ぜひ検討を進めるべきと思いますが、いかがでしょうか。
 大きな3点目は、ミヤコーバス停留所の環境整備についてお尋ねをいたします。
 長年市民の足としてその任を果たしているミヤコーバス。昨今ではさまざまな要因から利用者数が減少しているようでございます。私自身CO2の削減などを考えるとき、空席の目立つバスの運行と1人で乗る自家用車の不経済さと効率重視との矛盾について、これでいいのかなと考える1人であります。そのようなことを思いながら、バスの利用者数をふやすことはできないものかと考えるとき、停留所及びその付近の環境について疑問を感じることもあります。乗降者の多いところ、またはそうではないところ、待合室が整備されているところもあれば、一方では草木が生い茂り、到底バス停とは思えないようなところもあるようです。市内にあまたあるバス停には見るに忍びないところもあり、その設置条件なり基準なりがあるのでしょうが、利用者である市民を守るという観点から、その改善を進める必要があると思い、以下についてお尋ねをします。
 まず一つ目は、バス停留所付近の環境整備はどこが行うべきものなのでしょうか。
 続いて2点目は、利用者数が減少している中、費用対効果などということを考えると非常に悩ましいことではありますが、停留所は多少の雨風をしのげるような場所であってほしいものだと思いますが、いかがでしょうか。
 以上について御答弁をお願いいたします。再質問は自席よりさせていただきます。


◎議長(村上俊一君) 9番鈴木高登君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。◎市長(鈴木 昇君) 鈴木議員さんの御質問にお答えをいたします。
 初めに、事業計画の推進についてでありますが、主要事業のうち、三陸縦貫自動車道につきましては、唐桑道路、本吉気仙沼道路とも着実に事業が進められていると考えております。
 また、大島架橋につきましては、県から平成30年度の完成に向けた概略スケジュールが示され、県道大島浪板線待避所整備が終了し、引き続き狭隘箇所の改良計画が進められております。
 本市の重要課題である三陸縦貫自動車道や大島架橋につきましては、今後の国・県の動向を注視してまいります。
 なお、事業計画のおくれ等は市民生活に大きな影響を与えることから、今後とも市議会を初め、市民及び関係団体と一層の連携を図りながら、あらゆる機会をとらえ、事業の推進について国・県に対し強く要望してまいります。
 次に、来年度の予算編成の時期についてでありますが、例年10月に方針を示し、作業に当たることになっており、これまでと変更はございません。
 また、建設計画については、計画どおり実施したいと考えておりますが、国の動向も注視しながら対応してまいります。
 次に、定住自立圏構想についてお答えをいたします。
 市民の日常生活や社会活動は市域を越え、通勤・通学圏、医療圏及び商圏を形成している現実を踏まえ、隣接市町それぞれの施設や機能、特色を生かし、連携していくことが必要ととらえております。このことから、情報収集を初め、定住自立圏等民間投資促進交付金の活用に取り組んできたところであり、今後圏域全体の生活機能の充実、圏域内外の結びつきやネットワークの強化などの観点から、本構想についてさらに検討してまいります。
 次に、バス停留所付近の環境整備についてでございますが、バス停留所につきましては、交通事業者が道路管理者等から占用許可を得て設置し、その管理を行っております。
 また、除草など付近の環境整備につきましては、道路管理者のほか、地域の方々の自主的な御協力により行われているものであり、今後とも関係者において協力し合いながら整備することが望ましいと考えております。
 次に、停留所は多少の雨風をしのげるような場所にすべきとのことにつきましては、市内のバス停の数は約500で、一律に整備することは困難でありますが、利用状況等を勘案しながら交通事業者や地域住民の方々など関係者と協議してまいります。


◎議長(村上俊一君) 続けますね。
 9番鈴木高登君。


◎9番(鈴木高登君) なかなか時間配分が難しいですが、できる範囲内でやらせていただきたいと思います。
 まず、三陸道、大島架橋に関しては、午前中の質疑の中でもお答えをいただけたのかなというふうに私なりに理解しておりました。先ほどの答弁でも国は必要な道路はつくると言っているんだというふうな市長からの答弁もございましたが、ただし、やはり国はそう言っているということでありますが、それが前政権なのか現政権なのか、どちらの国なのかわかりませんが、やはりまた一からやり直せとは申しませんけれども、急に国からここはだめだ、ここはやりませんなんていうことはあり得ないとは思いますが、万が一に備えて、やはり要望等の活動をしていくべきなんだろうなというふうに考えております。その辺のところ、同じ見解かどうか答弁があればいただきたいと思います。
 それから、事業計画の推進についての2点目、政権交代に伴うところの予算要求でございますけれども、ただいまの答弁の中でも、10月、もうすぐ10月ですが、来年度方針、変更はない、建設計画をそのまま進めるというふうなお答えをいただきました。しかし、私はいま一つ心配があるわけでございます。この新市基本計画、合併のときにつくった基本計画がこのとおりに着実に遂行できるんだろうなというふうなのが心配になってくるわけでございます。財源の裏づけがない計画は計画がないに等しいと思われます。その財源がちゃんと担保されるのかどうなのか、その辺のところが心配でございまして、先ほど来も国の方の情勢をアンテナを高くしてちゃんと調べておきなさいというふうな指摘がございましたけれども、やはりその辺が財源が大丈夫なのかどうなのか、新しい政権は、急にその財源を地方に回せないなんていうことがあり得ないのかどうなのか、その辺が心配になってくるわけでございます。
 余談になりますが、旧唐桑町時代には、当時の首長が「あれもこれも」から「あれかこれか」なんだと。今は何でもかんでもできるような時代ではないので選んで仕事をしなくちゃいけないんだというふうな、そういうふうな話しもございました。我々その中でやってきたわけでございますけれども、これまで3年間鈴木市長の市政運営を見るところに、大体の市民の要望にはこたえておられると。それは議員としては非常にありがたいところではございますが、その財源が後々大変なことにならないのかなと、それが心配になってくるわけでございます。国との関係、それから市の予算配分のあり方、それが今後もうまく軌道していくのか、軌道していかれるのか、そして基本計画にのっとって市政運営をしていただけるのかどうなのかというところが心配なんでございますので、さっきから大丈夫だと言っているのに、大丈夫なのかと聞くのも変な話ではございますけれども、もう一度力強い答弁をいただきたいと思っております。
 それから、これも先ほど来同僚議員の質疑の中でもありました、3年ごとの実施計画、それから成果を示すべきではないのかというふうな質疑があったように私は聞いておりました。こんな時期であるからこそ、やはり国の方針がどうなるかわからない、こういう時期だからこそ、短期のスパンでの成果、方針と、そして成果等を示していくべきなのではないのかなというふうに考えます。基本計画10年の計画でございますが、10年の計画を立てたからといって、それを安心して見ていられるわけはございません。ですから、もっと短期のスパンで計画と、それから成果を示していく必要もこれからはあるのではないのかなというふうに考えております。
 それから、2番目の定住自立圏構想にについてでございますが、我々が視察した彦根市は、彦根市を中心として1市4町の圏域で構想を立てたようでございます。現在、全国で先進地の団体は24市あるそうで、もう少し踏み込んでお話しさせていただければ、核となる中心市1市、それが気仙沼市なわけでございます。これはあくまで仮定でございますが。周辺市町村ということで、南三陸町、あるいは県境を越えて高田市、近々ですね、登米市とかいろいろ考えられるわけでございますが、最も考えやすいのは、合併市町村内ということで、広域的な合併を行ったこの合併市、現在の形そのものだと思うわけでございます。これも先ほど市長の答弁では積極的に検討しますという答弁をいただいておるわけでございますが、これまで十数年間、いろいろな質問をさせていただきました。この経験上、検討しますと言って動き出すまで時間が相当かかるのは常でございまして、すぐにも検討取り組んでいただきたいと私は考えておるわけでございます。情報収集も当然大事なことではございましょうけれども、これが昨年の7月だったかな、昨年の7月にこれが出された計画、構想だったと記憶しております。1年以上たっておるわけでございます。本市においては二次合併という大きな大きな問題があったからこそ、事務方の皆さんは、それこそ普段の業務と合併とを二またをかけてやっておったわけで、さらに新しい事業となると大変なのかなというふうには思っておりましたが、もう既に構想が出てから1年が経過しておるわけでございます。ぜひとも早い段階での検討、そしてぜひこれを進めていただきたいなというふうに考えておるわけでございます。もちろん、申請したからといって、「はい、どうぞ」と簡単に構想を「気仙沼市さん、じゃ、やってください」というわけにはいかないとは思いますが、いろいろ共生ビジョンであるとか、その取り組みを明らかにしなければならないということでございますが、幸い本市では2回の合併に伴って新市建設計画を策定したばかりでございます。それをビジョンにスライドさせることが可能だと思いますので、早い段階での可能性が出てくるのではないのかなというふうに思っておるわけでございますので、何とぞ検討をしていただきたいと思います。
 それから、3点目に行ってしまいます。
 ミヤコーバス停留所の環境整備についてということでお尋ねをいたしました。バス停が500カ所もあるということで、随分あるもんだなというふうには思いますが、先ほどの市長答弁では、バス停の整備は道路管理者と地域の方々にも整備をしていただいているんだというふうな形で、それが望ましいというふうに聞こえてきたんですけれども、道路管理者まではわかるんですけれども、地域の方々の整備が果たしてどこまでがそれは望ましいことなのかなというふうに私は考えております。市内各所くまなく見たわけではございませんけれども、市内中心部のようにバス停が平坦な商店街にあってベンチが置かれ、少々の雨ぐらいなら店の軒下に隠れられると、そんなところばかりじゃないんですよね。夏場なんかは草木でバス停看板が見えないくらいになっているところもあれば、利用するほとんどは交通弱者とでもいうんでしょうか、ハイ年齢の方や、それから通学の子供たちだったりするわけなのです。そういった中で、道路管理者、地域の方々だけにそういった整備をお願いしていいのかなと。道路管理者となれば、市道であればもちろん市ということになるんでしょうけれども、県道とかそういうところは、ことしの夏を見ていると、県道の草刈りというのはなかなかしてもらえないものなのですね。年に何回と決まっているのかわかりませんけれども、草木が随分伸びても伸びても、なかなか草刈りならないものだなあというふうに見ておりました。あれって本当にどうにかならないものかなというふうな感じがいたします。
 それから、もう一つなんですが、日暮れも大分早くなってまいりました。これは一つ例なんですが、私が気仙沼市内と自宅を往復する際、東陵高校のバス停なんかは最たるものなのです。これから日暮れが早くなって真っ暗なところで子供たちがバスの来るのを待っているんですね下り線に。それで雨なんか降ったものなら本当にかわいそうな状態です。街灯もないですしね。待合室も当然ないと。そして草木はあそこも結構おがっているんですよね。そんなところで待っている子供たちの姿を見ると、もう少しどうにかならないものかなというふうな気がいたします。その辺のところ、市長、お考えがあったら披瀝していただきたいんです。そういった子供たちを結局今のお父さん、お母さんたちは幾ら定期を買っていようとも、子供たちをぬれさせるのが嫌だからということで、どっちが言うのかわかりませんが、父兄は自家用車で送迎するわけですよ。そうすると、そんな広くもない道路に雨が降ると車がごった返してしまうと。そうするとバスに乗る子供たちも減ってしまう。バスの方は定期料金があるからいいのかもしれませんけれども、利用は減って道路は混雑といったような、そんな状態がまま見受けられます。そうしたことから、もう少しどうにか考えるべきじゃないのかなと。市民というのは大きな箱物も感謝しますけれども、かゆいところに手の届く、そんな施策も感謝されるものでございます。市長、いかがですか。すべてのバス停とまでは申し上げませんけれども、市でできる範囲の見直しをすべきと考えますが、いかがでしょうか。
 とりあえず1回目の再質問は終わらせていただきますが、市長の答弁、お願いいたします。


◎議長(村上俊一君) 9番鈴木高登君の再質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 私から2点、3点になるんですかね、申し上げたいと思います。
 まず三陸道、大島架橋の心配な点ですね。私も同感な点がございます。政権が変わるということは考え方が変わるわけです。今からどういうふうに具体的に細目が変わってくるかということは今からです。これはわかりません。でございますから、私どもは、三陸道、大島架橋は日本の中で、ここは絶対三陸道は必要であり、大島架橋は必要だという、そういう認識を市議会、市民の方々、我々は持っています。持っていますが、果たして新政権がどこまで踏み込んでくるのか。それははっきりいたしません。きょう5時半から仙台の工事事務所の所長さんがそれについて参ると会見を申し込まれておりますが、どのようになるか、私は皆目見当がつきませんが、我々はとにかくこの三陸道、大島架橋はあらゆる障害を乗り越えて市議会の皆様方とともに頑張るんだと、この線は絶対崩すべきでないと考えておりますので、御協力の方をよろしくお願いしたいと思います。
 それから、最後にバス停の問題出ました。500カ所もあるんですが、やはりバス停にバスを待っている方々のお姿を拝見するときに、やはり交通弱者の方々が圧倒的に多いんですね。そういうところでベンチがなかったり、少し粗末だなと思ったりすることは、鈴木議員さんの御指摘のとおりでございますので、今後やはり力を入れまして、全体をするというわけにはいかないんですが、年次計画を立てまして、改善するという方向にしたいと思っております。
 なおでございますが、監査委員さんいらっしゃいますが、頼まれたわけではありませんが、三日町のバス停は監査委員さんの自費でつくり直したということを伺っておりまして、三十数万かかったとも聞いておりますので、本当にありがとうございました。それで終わります。


◎議長(村上俊一君) 総務部長大和田一彦君。


◎総務部長(大和田一彦君) 私の方からは来年度予算の関係について御答弁申し上げたいと思います。
 御承知のとおり、来年の春につきましては、市長並びに議員の皆様方の改選期に当たりますことから、新規の当初予算については骨格予算となる予定でございます。その骨格をつくりながら、国や県の動向を見据え、補正等で政策予算については反映していく、このような流れになるのではないかと、このように思っておるところでございます。
 なお、新市建設計画につきましては、計画どおり実施したいと思っておりますし、また、新市基本計画、これについても年度の区分に沿った形でできるだけ沿うように努めてまいりたいと思っている次第でございます。以上であります。


◎議長(村上俊一君) 企画部長熊谷直惠君。


◎企画部長(熊谷直惠君) 私の方からは実施計画の成果と今後の計画を示すべきではないのかと、公表すべきではないのかということの御質問にお答え申し上げます。
 先ほどの小野寺議員さんにもお答え申し上げましたとおり、計画そのものは膨大なものでございまして、どのような形で公表したら一番いいのか、それを含めた形で前向きに検討させていただきたいと思ってございます。
 それから、定住自立圏構想において、本市は中心市となり得るということでございます。これについては、さきにも議会等々で御説明申し上げておりますけれども、関係市町とすれば、南三陸町、あるいは県を越えた場合については藤沢町、陸前高田市というような形で我々はとらえてございます。一関市、大船渡市は中心市ということでございますので、その中で考えますと、一つはことしの4月1日に合併市町村での特例についての指針が改めて総務省から示されました。それらを県ともいろいろ情報のやりとりをしている中で、気仙沼市については、気仙沼市との周辺市町村、例えば南三陸町さんとの比率が0.1を超えるということで、これはできないですよと、特例には値しませんよというような情報がございました。ですから、そこらのいろいろ相手のこともございますので、そこらを踏まえながら、誤りのないような形で今進めてまいりたいと、情報を集めながら可能性を探ってまいりたいと思ってございますので、よろしくお願いしたいと思います。


◎議長(村上俊一君) 9番鈴木高登君。


◎9番(鈴木高登君) それでは、順を追って再々質問をさせていただきたいと思いますが、まず第1点目の部分については、市長の先ほどのお話を伺って、絶対必要なんだという観点を、それを訴えていくということで引き続きお願いしたいわけでもございますし、我々も当然そのような運動を展開していかなければならないのかなと。ただ、相手があることですが、やはり先手必勝と思います。こちらからやはり何かのアクションを当然最初に起こしていくべきなのかなというふうに思っております。
 さきの総選挙時、政権が変わるようなことがあれば、架橋も三陸道も実現にならないというようなうわさがまことしやかに流れて、いや、そんなことはないだろうと思いながらも、やはりそんな話が流れますと、やはり市民はいたたまれない危機感に迫られたようでございますので、ぜひ先ほどの御答弁のとおり、要望活動等を推進していってもらいたいものだと思っております。
 それから、予算の関係なんですが、今の答弁のように骨格予算をつくりながらということだとは思うんですが、そうとしか答弁にはならないのかなと思いながら、私が心配するのは、国県の支出金であるとか、県支出金であるとか、地方債であるとか、そういったものが当然この計画の中には予算として見込まれておるわけでございます。それが、国・県の動向を見ながらということではございますが、それが削られてしまったり、あるいはなくなってしまったりするようなことがあってはならないなというふうに思うわけでございます。したがいまして、そういったものも先ほど来午前中から出ておりますように、アンテナを高くして、そして情報をキャッチしていただきたいというふうに考えるわけでございますので、その辺のところ、先ほどの答弁である程度の理解はするわけではございますけれども、ぜひ手抜かりのないような体制を整えていただきたいと思います。先ほど2回目の質問でも申し上げましたけれども、担当部局の方々は、この定住自立圏構想というものをわかっていたとは思うんですが、もう1年前からスタートしているわけなのです。しかし、もう1年もたってしまって、これから検討しますというふうな……、情報を知っていたんだとは思うんですが、知っていたとします。知らなかったということはないとは思うんですが、やはりそういった細かい情報をきちんとキャッチして、それで政策に生かしていただきたいと、そのように考えておりますが、その辺のところをもう一度答弁をお願いいたしたいと思います。
 それから、計画が膨大なために実施計画等々、なかなか披瀝するのは難しいんだというお話でございます。確かに計画が膨大だと言ってしまえばそれまでなんでございますけれども、がゆえに、計画が膨大であるがゆえに、やはり一つ一つきちんと3年なら3年のスパンできちんとその計画が進捗されているのか、推進されているのかどうかをチェックしていかなければならない義務が我々にはあるはずなのです。膨大だからできないというのは、それは違うんじゃないか、逆な話なんじゃないのかなと思います。少しの計画だったら、そんな細々した計画をつくる必要ないですよ。大きな計画だからこそ、小さく分けてちゃんと見張っていきましょうと、私はそういうふうに提言しておるわけでございます。その辺のところですね。もう一度、先ほどと同じ答弁ならしようがありませんけれども、もう少し前向きな答弁をお願いしたいと思っております。
 それから、定住自立圏構想でございますけれども、同僚議員が午前中細かく説明していただいたので、あえてここでは深く入り込みませんし、当局も前向きだということなんですが、あえて言わせていただければ、生活機能の強化ということで、医療であるとか福祉であるとか、教育であるとか、産業振興であるとか、それから、ネットワークの強化ということで地域公共交通であるとか、それから交通のインフラ整備、それから地域の生産者や消費者との地産地消であるとか、そういった事業にこれをバックアップしますよというようなことでありますから、ぜひ……ぜひというよりも、我々がというか、気仙沼市が立てた計画に合致する以外何物でもないんですよね。ですから、ぜひこれを早急に検討して、物にしていただきたいと思います。できれば、やっていただきたいことはいろいろあるわけですけれども、予算がなかなかつかなくて困っているネットワーク関係ですね、情報基盤整備の方なんかは財源がなくてできないんだというふうな答弁を今までずっといただいておりますので、こういったものにも使っていただくことができるのならなというふうに考えておりますので、何とか御検討の方をお願いしたいと思います。
 それから、最後、バス停でございますが、市長、そういうわけです。何とか子供たちが、どこがよくて、どこにやって、ここはいいからというふうなのはなかなか言えることではございませんけれども、そういう場所場所、500カ所全部見てくださいとは申し上げませんけれども、先ほども申し上げましたようなところ、見るに忍びないところがございます。ぜひ前向きな検討をお願いしたいと思いますが、それでは、時間も時間ですので……(「まだいっぱいありますよ、どうぞ」の声あり)そうですか。切りのいいところでやめておきますので、答弁をいただいて、私の質問は終わります。


◎議長(村上俊一君) 9番鈴木高登君の再々質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 定住圏構想なんですが、私は構想そのものについては異議がないし、いい構想だなと思っておりますが、ただし、自民党政権下の構想なのです。したがって、各大臣が事務次官を呼んで、民主党政権の考え方を伝えて、それにうまくなければやめてもらうと、こういうことまで言っているんですね。したがって、定住圏構想が現政権がよしとするかどうか、その辺もあるんで、いろいろ慎重に検討しながら、推移を見ながら、議会にも相談しながら、大事なことですから、というふうに思っておりますので、進めながら、かつそういったことも視野に入れながら、検討してまいりたいと思います。


◎議長(村上俊一君) 総務部長大和田一彦君。


◎総務部長(大和田一彦君) 国や県の動向等についてでございますが、もちろん今までも所管課並びに企画政策課、財政課等々で情報を共有しながら、政策等について考えているところでございます。今後とも御指摘のとおり、アンテナを高くして情報収集に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) これにて9番鈴木高登君の質問を終わります。
 暫時休憩いたします。再開を3時15分といたします。
     午後 2時59分  休 憩
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     午後 3時15分  再 開


◎議長(村上俊一君) 再開いたします。
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、「産業振興について」ほか4カ件、21番臼井真人君の質問を行います。21番臼井真人君。


◎21番(臼井真人君) 議長のお許しを得ましたので、通告に従い、順次質問をしてまいります。
 初めに、産業振興について。
 気仙沼魚市場の8月の水揚げ実績は、カツオ漁の不振が続き、金額数量とも30%減少です。カツオの一本釣りは異例の薄漁に加え、極小サイズの割合が多く、金額数量とも半分にとどまっています。直接の買受人、製氷、製函、運送、加工業者等関連産業への影響をどのようにとらえているのか、その支援策をお尋ねいたします。
 梅雨明けもなく過ぎてしまったことし、暑い夏に期待を寄せた観光業者、観光施設、思いがけない結果となってしまったようですが、各施設の観光客の入り込み状況をお示しください。今後、秋冬に向けてポストDCなどに高速道路ETC効果やシルバーウィークの追い風を最大限生かせる企画や取り組みについてお尋ねいたします。
 次に、障害者福祉について。
 障害者及び障害児がその有する能力及び適性に応じ、自立した日常生活または社会生活を目的とした障害者自立支援法が成立し、障害者へのサービス費用を原則1割自己負担とした。負担増が叫ばれる中での問題として、さきの6月議会において、新風の会小野寺 修議員が障害児サポートについて、障害者の就労支援について質問をしました。その後、新風の会では市内の障害者8団体と懇談会を開催し、障害者福祉の現状と問題点について話し合いを持ちました。
 そこで、再度お尋ねいたしますが、医療行為が必要な重度障害者のショートステイ、デイサービスの施設が当地域にはなく、一関にある国立岩手病院や仙台の施設を利用しているのが現状です。当地域の受け入れ施設の必要性が望まれていますが、対象となる人員の把握と気仙沼市に受け入れ施設を整備する考えがあるのかお尋ねいたします。
 また、「やすらぎ」内にある障害者生活支援センターが手狭で、利用者への対応ができにくくなっており、適正な場所の確保が必要と考えますが、御所見をお尋ねいたします。
 県立気仙沼支援学校から21年度に11名、22年度に15名、23年度には14名、3年間で計40名の卒業の予定があります。その支援体制についてもお尋ねをいたします。
 気仙沼漁業協同組合南町事務所移転について。
 気仙沼漁業協同組合は、先日、総務部と経理部が入っていた南町事務所機能を魚市場内に移転しました。魚市場など各部門間が円滑かつ効率的な連絡調整ができ、経費削減を図るとしています。新事務所は魚市場南側施設の会議室が入る3階となります。南町事務所は土地面積160.17坪、建物は3階、一部4階建ての床面積435.23坪あり、昭和42年に建設されたものであります。現在、南町・魚町地区にはコミュニティセンターがなく、この土地・建物を取得し、南町・魚町地区住民のコミュニティ施設とする考えはあるのかお尋ねいたします。
 南地区の課題について。
 魚市場前冠水対策について。
 魚市場南側施設の第三期工事が完成し、新しい施設でのカツオ、サンマの水揚げが行われていますが、平成19年9月議会でも質問しておりますが、魚市場前地区では、この時期、満潮時に側溝から海水があふれ、日常的に道路が冠水しているのが現状で、いまだ改善されておりません。その原因、対応策を改めてお尋ねいたします。
 南駅前広場駐車場について。
 南駅前の整備につきましては、JR南駅待合室の夜間開放、時計塔には南ロータリークラブの40周年事業によりソーラー電波時計が設置され、街灯の修繕、花壇・樹木の整備は当局のおかげで完了しております。そこでお尋ねいたしますが、駅前広場にある駐車場は公道ではないため、警察の所管外となっており、駅利用者以外の使用が見られ、本来の利用者の妨げになっています。目的に合った正しい利用がされるような指導・規制を望む声が地元から上がっておりますが、その対応についてお尋ねいたします。
 次に、職員の人材育成について。
 平成18年3月の旧気仙沼市の職員数は657人。旧唐桑町は106人、旧公立病院は514人であり、合併により4月には1,267人となりました。また、このたびの合併により本吉町から182人、衛生処理組合の解散に伴い、その職員23名を受け入れ、総勢1,379人となりました。短期間に急激にふえた職員の一体感の醸成、育成、適正活用が当市の重要な課題と考えます。その研修、育成、意欲の啓発の方針、手法についてお尋ねいたします。
 また、かつて市議会行政視察に職員も同行、先進事例を学ぶ機会がありましたが、近年は予算の関係からか行われていません。中堅職員の政策立案能力の向上、育成の観点から実施する考えはあるのかお尋ねいたします。
 以上で、壇上よりの質問を終わります。御答弁をよろしくお願い申し上げます。


◎議長(村上俊一君) 21番臼井真人君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 臼井議員さんの御質問にお答えをいたします。
 初めに、産業振興についてでありますが、カツオ漁の不振による関連産業への影響につきましては、水産加工や製氷・製函業等の業界では、対前年比30から50%の減収で、季節雇用等へも影響が及んでいると伺っており、大変厳しい状況と受けとめております。
 本市といたしましては、できるだけ多くの漁船を誘致するため、水揚げ奨励金を交付するとともに、関連企業に対し運転資金等の調達に向けた支援として、市の中小企業振興資金等融資あっせん制度や国・県のセーフティーネット保証等の活用について周知等に努めてまいります。
 次に、天候不順による観光への影響とポストDC等の取り組みにつきましては、本年7月から8月は天候不順により海水浴客が減少したところもありますが、「海鮮市場海の市」や「道の駅大谷海岸」などにおいては、前年を上回る入り込みがあり、ETC割引による効果があったものととらえております。
 また、ポストDC等への取り組みにつきましては、10月から12月にかけて、「気仙沼食まつり2009」と題し、市内の飲食店等が連携し、カツオやフカヒレ、気仙沼ホルモンを生かした企画を実施するほか、小泉川でのサケ一本釣りなどを実施し、誘客拡大を図ってまいります。
 次に、障害者福祉についてお答えいたします。
 初めに、障害児サポートにつきましては、医療行為が必要な重度障害者のショートステイやデイサービスの利用登録者は、平成20年度4名となっており、このうち2名が述べ21回、市外の医療機関を利用されております。
 市内での受け入れ施設の整備については、利用者の個々の状況に応じた専門的な支援体制が必要でありますことから、実施方法を検討し、県や関係法人と協議してまいります。
 障害者生活支援センターについては、利用者数の増加等に適切に対応できるよう、現在検討を行っております。
 次に、特別支援学校卒業後の就労状況につきましては、企業への就職や施設での就労訓練等となっております。
 今後の支援体制については、第二期気仙沼市障害福祉計画に基づき、就労支援事業所等の計画的な整備を促すとともに、関係機関と連携し、就労先や訓練受け入れ企業の拡大に努めてまいります。
 次に、気仙沼漁協南町事務所移転後の利活用についてでありますが、所有者である気仙沼漁協の意向が重要と考えております。
 次に、南地区の課題についてお答えをいたします。
 初めに、魚市場前地区の冠水対策についてでございますが、今般の高潮の原因については、大潮と台風等の気象条件が重なった複合的な要因により、太平洋沿岸全般にわたり、海面が通常より高くなったものと考えております。
 次に、対応策でございますが、高潮対策につきましては、魚市場北側施設及び南側施設中央部分の地下に埋設している雨水排水路等への海水逆流防止装置の設置が有効と考えております。あわせて、内水対策として、魚市場前地域に雨水排水管路を埋設し、内の脇都市下水路ポンプ場から雨水等を排水する必要があると考えております。
 なお、これらの対策については、県の気仙沼漁港海岸保全施設整備事業等との調整が必要であり、さらに多額の事業費を要することから、なお事業手法等を検討してまいります。
 次に、南駅前広場駐車場についてでございますが、利用状況に関し調査するとともに、今後の対応につきましては、関係自治会等との協議を行いながら検討してまいります。
 次に、職員の人材育成についてお答えをいたします。
 職員研修につきましては、職員の資質の向上と能力開発の視点から、宮城県市町村職員研修所などを利用し、職階や業務内容等に対応して実施しております。
 また、職員個々の能力や業績を客観的に把握し、人材育成等に活用するため、人事評価制度の構築に努めているところであります。
 なお、行政視察への職員の同行につきましては、財政状況等も踏まえながら対応してまいります。


◎議長(村上俊一君) 21番臼井真人君。


◎21番(臼井真人君) 御答弁ありがとうございました。順を追って、聞き足りない点、再質問していきたいと思います。
 産業振興、カツオの水揚げの減というので、関連の製函とか製氷、運送、食品の仕込み業者まで含めると30%減というのが大体の見方だと思っております。その中で、各企業自助努力でいろいろな努力をしているわけでありますが、今答弁にもありましたとおり、気仙沼市におきましては、漁船誘致のために奨励金を出していただいたり、カツオの水揚げラインの増設をしていただいたり、漁船にAEDの設置も実現しました。あと、漁業就業フェアというんですか、それの開催にも支援をいただいております。さまざまな支援をいただいておりますが、いかんせん海が相手なものですから、漁不漁はやむを得ないことかなと思っておりますが、運送については、型が小さいということで、カツオに限っていえば3分の1くらいに減っておるそうです。それをカバーすべくいろんな企業努力でほかの荷物を運んでいるというような状況でありますし、今はサンマが大分揚がってきているので、挽回をしたいと思って皆さんやっているようでございます。
 そんな中で、セーフティーネットの保証ですか、県や国の。その枠はまだ十分にあるのか。あと気仙沼振興資金の残枠というんですか……の枠の状況をお尋ねいたします。
 また、海水浴関係もなかなかことしは夏厳しかったので、ある民宿の関係者とお話しする機会がありました。日ごろお世話になっている民宿のおかみさんなんでありますが、夏の観光客低迷でさてこの秋に挽回しようと思ったら、インフルエンザの影響で敬老会が中止、5件キャンセルがあったそうであります。もちろん人命が大事でありますが、インフルエンザの拡大を防ぐという意味での措置ではありますが、陰にはこういうことも影響があるんだということを確認をしていただければと思っております。ただ、その民宿のおかみさんは落ち込んでいるだけではなくて、その店の名物であるまんじゅうを今度は民宿だけでなくて販売しようということで、この厳しい経営環境を新たな展開に向けて努力しているようであります。ぜひそれについてもいろいろ保健所の届けとか、あともしかすると資金的なこともあるかもしれないし、それは商工会議所がやるのか、市がやるのかわかりませんが、そういう厳しい環境を成長の原動力にしたいと思って頑張っている企業がこの地域を支えているのだなと、改めて自分も感心しているんでありますが、ぜひ相談があった場合、乗ってあげてほしいな、そのように思っております。個々の経営、個別企業の経営はもちろんそれぞれがやるんでありますが、現在、この市内の経済情勢の状況をしっかりと職員の方には受けとめていただいて、担当の産業課とかその政策に携わる者だけでなくて、市民の福祉向上に全力で取り組んでもらいたいと強く要望しておきます。
 また、観光面でありますが、ポストDCでETC効果などもあるということでありますが、もちろん東京とか関東地区から遠く来ていただくのは結構なんでありますが、宮城県内、私の資料でありますと、宮城県には鳴子、秋保だ、遠刈田、作並、温泉がいっぱいありますし、志津川湾温泉というのもあるんですね、今は。また、松島海岸や竹駒神社、定義山、塩釜神社、みちのく湖畔公園、またこのごろは、産直というんですか、道の駅が大分好評を得て人を集めているようであります。その中で岩出山のところが断トツで300万人来ているんですね。しかし、その次の第2グループで大谷海岸、先ほどお話しありました大谷海岸の道の駅も47万人を集めているということで、新たに本吉町と合併をして、いい施設が、観光スポットができたなと思っております。
 そこで、きのうですか、アウトレットモールでイベントをやったというわけでありますが、宮城県内にもそういういろんなところがありますので、私なんかもよく考えてみると、鳴子温泉しばらく行っていないし、大河原の桜なんかにも行ったことないので、ぜひこっちからはそちらに行くし、そちらでは海の幸を求めて来てもらえるような、宮城県内を県民が循環していろいろ効果を上げるような、そのような施策というのも力を入れていったらいいのではないかなと。あときのうの、市の人は行ったのかわかりませんが、アウトレットでの反響はどのようなものだったのかお尋ねをしたいと思います。
 次に、障害者の課題でありますけれども、前回小野寺 修議員が提言しましたが、その後急に変化があったのは、まず政権が変わりまして、長妻厚生労働大臣が、評判の悪かったといいますか、前は5%の負担が10%になったということで、評判の悪かった自立支援法廃止を表明しているわけで、かなりの前進といいますか、我々にとっては前進したのかなと思っております。福祉団体8団体との懇談の中では、健常児との並行保育、保育所の対応を拡大してほしいとか、いろいろ障害者に支援対象になっている生活用品の品目を提示してほしいとか、あと発達障害の専門医が前はいたんですけれども、市立病院からいなくなったとか、小児神経科というんですか、その専門医がいないために仙台まで専門医のもとに診察に月に1回とか行くらしいんですが、ぜひ専門医の招聘などの要望がございました。これにつきましては、我が会派で市長さんとの障害者団体との懇談会を計画しておりますので、きょうの答弁は要りません。そのときに親の会が喜ぶような答弁をいただきたいと思っております。その開催に向けて市長さんからのコメントをいただければと思っております。
 次に、漁協の南町事務所、相手の意向というんですが、私、きのう、組合幹部に確かめて、売却したいという方針であります。できれば、しっかりしたところというか、市みたいなところなら最高にいいということでありますが、よく言いますけれども、南町・魚町のところで昔市街地でしたから、コミュニティ施設にするような広場というのがないんですよね。今エースポートの3階をそのような施設にてしているんですが、なかなか3階ですので、あとはあそこは夜になると、外階段なもので、多分私は利用が少ないと思うんですが、もしその利用状況をお示しいただければ示していただきたいと思いますが、またあと選挙ごとに投票所がなくて、交番の隣の武道館のわきのところに毎回プレハブを設置して投票所にしているというような現状でございます。今すぐというわけでは実現はなかなか難しいことでありましょうが、今中心市街地活性化法などのエリアともなっていると思うので、有効な制度の活用とかができる範囲なのかどうなのかわかりませんが、その辺も加えて、もう少し答弁……、もし……、相手は売りたいと言っていますが、意向はそのようでございますので、御答弁いただければと思います。
 あと、次に魚市場前の冠水ですが、市長さんの答弁にありましたとおり、海水の流入を防ぐ、あと流入した海水を排出するということなんですが、ちょっと私聞き漏らしたんですが、市場の北側と南側に排水溝がある、防止のフラップゲートというんですか、つければ有効だという。これはつけるという意味ですか。「有効だと考える」というのはちょっとわかりませんが、前は大きいので、なかなか難しいと。せめて2年前から全然改良されていないし、笑い話のようなんですが、子供が晴れた日だから学校に行くんですけれども、夕方帰ってくると、うちに入れなくて、長靴を持っていかないと入れないとかという状況もありまして、また、この前私通ったときに、振興センターの前で土木の方が水深をはかっていたようですが、一番深いところはどのぐらい水深があったのかお示しいただければと思います。
 また、排水を川口町の雨水ポンプにつなぐという意味でよいんですかね。ここに排水管を設置すれば排水ができるという、今は川口町から中央公民館、南駅前通って高台商店の前までは入っているので、かなり距離があると思いますが、今も多額の財源が必要だと御答弁ありましたが、なかなか本当に今対応策なんていうのは、この前見ましたけれども、ニチレイの前と磯屋水産の前に両側に県の水産漁港部で冠水通行注意という看板が二つ立っただけなのです。対応策というのは。県の方でやってみましたが。あと、この前、若いお母さんが子供を乗せてプールと間違えているんだか、何回も行ったり来たりしていたんです、水しぶき上げて。子供が喜んでいるのが見えましたが、多分まるきり下回りさびたんじゃないかな。普通の水じゃないですから、海水ですから、かなりさびます、それは。だから、あの辺の側溝にある鉄のふたがみんなさび上がっていますし、あと、排水側溝のコンクリートも傷みが激しいんです。多分真水じゃないからじゃないかなと思うんですが。コンクリートけがかなりなくなっているように、ほかの場所とは違うような現状です。ぜひこれ何とか地元でもあるし、毎回看板二つでは何ともならないなと思っておりますので、もう一つ踏み込んだ御答弁をいただきたいと思います。
 あと、駐車場につきましては、自治会の方と協議するということで、何かちょっと聞くところによりますと、自治会のメンバーというんですか、お世話役とか商店会の役員の方も代がわりしているようでありますので、前はちょっと話もあったようなことを聞きますが、ぜひもう一回前の経緯を調べていただいて、地元の役員、お世話役の方と協議をしていただきたいと思います。
 次に、人材育成であります。先ほどは臨時の方で、私はあくまで正職員のことに限ってお話しさせていただきますが、3年半の中で600から1,300、それも役所というのは純粋培養なところ……民間と違ってなかなか中途採用もないので、同じような職務についているんですが、いい悪いは別ですよ。本吉町の土壌、気仙沼市の土壌、唐桑町の土壌というのは多少違うと思うんです。そんな中で、市民の一体感の醸成というのはいろいろ質問ありましたが、私は職員の方も一体感の醸成、1,300人の人がマンパワーを発揮するかしないかでかなり違うと思います。私はすぐお金に換算しますが、人件費が90億ぐらいになると思うんですが、これが1割生産性があるとすれば9億、2割すれば18億、お金に換算すればですね。あるシンクタンクの調査によれば、管理職の事務職の労働密度というのは1日7時間半の仕事がありますが、2時間とされているんですよ。理論上は3倍くらい効率上がる可能性は秘めているということなので、この件についていろいろ議論したり、このことについてしっかりと課題として受けとめていろんなことをするのは非常に大きなことだと私は思っております。私は中に入っていないからよくわかりませんが、前から職員の能力というんですか、技術的能力、知識とかそういうものは立派なものがあると思いますので、ぜひ意欲の開発というんですかね、待遇というと、いつでも先ほども臨時職の金額のことがありますが、お金、給料とか退職金とか労働時間という目に見える報酬ですね。しかし、今はなかなかそのことについて、この経済情勢の中で大幅に改善するということはなかなか難しいのかなと思います。野球の野村監督に言わせれば、無形の力ということになるんですが、見えない方の報酬の方にこの1,300人の人員を抱える気仙沼市はその方に目を向けていくのが大切なことではないかなと私は思っております。市の職員の方は、公務員ですから、最低限の生活といったらちょっと失礼ですが、マズローの欲求5段階説というのを皆さんわかると思いますが、最低限したのは、食うこととか寝ることとか、その上は自分の危険から身を守ること、その上は3段階目は帰属の欲求といって3段階目までは皆さん全部手に入れていると思うんですよね。その上というと、自我の欲求というと、皆さんから褒められたいとか、認められたいとか、そういうことが皆さんにはまだ達成しない欲求のものだと思うんです。その辺にスポットを当てたような研修というんですか、能力の啓発というのがやられているのかなと。私はちょっとわかりませんが、そのような答弁はなかったので、何が言いたいかというのは、今までやっていた賃金とか休日とかでは限界があるので、そっちの方の開発に力を入れていったらよりよい職場になるというか、能力が全面解放できるのかなと思います。人間にはすぐ環境になじむ人もいれば、なじみにくい人もいると思うんですよね。合併によってなじめなくて、能力を発揮できない人が1人でもいると損失になるわけですから、その人たちを一人一人引き上げる作業というのはかなり私は一体感の醸成と簡単に言うけれども、難しいことではないかなと思っているので、管理職の方の研修が必要なのかわかりませんが、その辺の今までお話というのは聞いたことがないので、改めて質問をいたします。
 あと、職員の方の研修というか、視察、きょうも何か自立圏構想ということで質問、視察に行ったもとにしての提言がありましたが、私も何回もしておりますが、やっぱり行ってわかることってあるんですよね。我々が提言しても、やはりなかなか表現力が豊かでないので難しいところもありますので、ぜひ以前私がなった議員当初は、何回か一緒に同行して、昼間は視察をして見て、その夜に食事をしながらいろいろ職員の方と議論したということが、かなり私はためになるというか、よかったことではないかなと思います。市役所というのはやっぱり政策を売るわけですから、その政策を立案する人を育てなければならないと思うんですが、会社でも企業でも一律5%カット、10%カットといえば一律なんですが、やっぱりかけるところにはかけないと。そんな大きな予算ではないと思いますが、やはりこれから合併をして私たちが総務省に合併の最初のヒアリングというか、勉強会に行ったとき、合併の第一の目的はというと、市町村のある程度の規模にして政策立案能力を高めることと一番最初に言われました。そのような観点からすると、やはり外に出ていろんな現場を実感してもらうということが大切なのかなと。私たち、おかげさまで視察させていただいておりますが、ぜひ職員の方にも、1人でもいいです、効果があるかないかは行く人のアンテナの出し方次第ですから。問題意識を持って行けば必ず見た人にはかなわないと私は思っております。ぜひ、そんな何百万も何千万もかかることではないと思いますので、今後の新市が5年後、10年後によい道を歩むためにも職員に勉強の機会を与えてほしいと強く望みます。御答弁いただきます。


◎議長(村上俊一君) 21番臼井真人君の再質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 答弁を申し上げたいと思います。
 最初に、福祉団体に対する開催に対する出席でございますが、出席いたしまして、御指導等を受けたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
 それから、コミュニティの件ですが、以前に地区懇談会があった際に、地区の自治会長さん方が、ぜひそういう場所が欲しいんだということでございました。したがいまして、市の方でも考えるが、皆様方も建設の検討会をグループをつくって、その地域を見ながら具体的な場所とかそういったことを考えてもらえばありがたいということを申し上げた次第です。特に、鈴木区長さんの御発言でございました。
 それから、漁協の高度利用の中で、市の方が用地を買ったならばいいのではないかというような趣旨だと思いますが、私はあそこは漁協の所有地でございまして、私どもは云々言えないんですが、できれば、町づくりの一貫といたしまして、民活であの土地を高度利用すると、そういう方向も話は出ておりますので、側面から支援を申し上げまして、あの地域全体の発展のためになるようなことであればいいなと、そのように思っておりますので、よろしくお願いしたいと思っております。
 それから、職員研修でございますが、おっしゃるとおりであります。職員研修はどんどん出しまして、やはり勉強を常にしていくということが最も大事でございます。私はそんな中でいろんなことがございますが、例えば残業等について、ひところは合併前に3億を超すような残業手当がございました。今は御案内のように7,000万ちょっとになりました。したがいまして、約4分の1ということになっておりまして、合併してもそうでございますから、やはりそういったことも議会の皆様方の御指導とともに職員も頑張っているんだなあと思っておりまして、いいところの一つではないかと思っております。
 また、議会での研修の際に職員をということもよくわかります。したがいまして、その時々でよく判断しながら適切に考えてまいりたいと思う次第です。以上です。


◎議長(村上俊一君) 産業部長小山邦良君。


◎産業部長(小山邦良君) 私の方からも御答弁申し上げます。
 まず、カツオ漁不振に伴いましての経営が大変厳しいというふうなことから、国のセーフティーネットあるいは振興資金とかの枠の残がどれぐらいあるのかというふうなことでございますけれども、国のセーフティーネットいわゆる緊急補償の関係でございますが、これは全体で30兆円組み入れございまして、今知り得ているのは、そのうち14兆ほど既に使われているというふうなことで、残りは15兆8,000億円というか、ですから半分以上まだ枠はあるというふうに聞いております。
 それから、県の方の宮城県としての緊急補償の関係でございますが、これは枠配分ということについてはちょっとうちの方でも知り得ておりませんが、貸付のといいますか、補償した実績だけでございますが、1,499億円ほど補償しているというふうに伺っております。
 それから、振興資金の枠の残の関係でございますけれども、これにつきましては市の制度でございますけれども、トータルでは35億7,000万の枠を持っているわけでございますけれども、残としましては、現在9億6,000万ほどの残がございます。
 それから、小口融資の方でございますが、これにつきましても約2億5,000万ほどの枠が残っております。
 それから、民宿さんとかのお話かと思いますけれども、夏に観光客が少なかったということから、まんじゅうをつくって販売するというふうな、そういう新しい取り組みのお話ございましたけれども、そういうふうな場合に、設備資金あるいは運転資金等必要な場合は商工課の方に御相談いただければ、相談に乗ってあげたいというふうに思っております。苦しいときは新しい発想といいますか、非常に大切なことだなというふうに思いますので、我々としても真剣にその辺は相談に乗っていきたいというふうに思っております。
 それから、こちら側からのPRといいますか、周知でございますけれども、やはり市のホームページとかも使いながらやっておりますので、多くの方にぜひ必要なときには利用していただきたいというふうに思っております。
 それから、観光客の誘致の関係でございますけれども、市といたしましても観光客誘致には力を入れておりまして、これまではやはりこの秋の時期に仙台駅で行ったり、昨年はたしか伊達もの市場だったかなというふうに思いますけれども、ことしは三井アウトレットパークですか、これは仙台港というところでございますが、ここできのう実施したところでございます。これはやはり観光客に多く来てもらうためには、今後とも継続して実施していきたいと思います。なお、このキャンペーンにつきましては、市としても観光課の方から力を入れておるものですから、大勢出向いて、その準備とかを含めて対応しております。これには橋本参事兼観光課長が出向いておりますので、その反響については本人からちょっと答弁させていただきたいというふうに思います。私からは以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 産業部参事兼観光課長橋本茂善君。


◎産業部参事兼観光課長(橋本茂善君) それでは、きのう開催しました観光キャンペーン、三井アウトレットパーク仙台港におきましての状況でございますけれども、これは事前に河北新報の折り込みチラシ1万枚を配りまして、ノベルティとして500本ほどのサンマの水産加工品の配布等も行うということでPRしました。11時から16時までの開催でしたが、11時の開会前に多くのお客様がおいでいただきまして、配布等をしたり、あるいはキャンペーンガールのみなとっ娘二人にも行っていただきまして、集まったお客様には観光宣伝、それからクイズ大会等も行ったところでございます。それから、郷土芸能ということで、唐桑の七福神舞、それから大谷の大漁唄い込みと太鼓連合の打ちばやし等々も披露しまして、多くの方々にごらんをいただきました。それから、ホヤぼーやにつきましても、子供さんたちから人気がありました。以上であります。
 それから、反響についてはかなり多くのお客様から、気仙沼に行ってみたいというようなお話しもいただきましたし、宿泊券の抽せんの申し込み等々もいただきまして、かなり多くの方から申し込みをいただいております。これは抽せんで後で発表するというようなことの取り組みをしております。非常に多くの方々からのいい反響をいただいたというふうに考えております。
 それから、エースポートの利用の状況でございますけれども、研修室の分につきましては、平成20年度150件の2,237人の利用でした。以上であります。


◎議長(村上俊一君) 建設部長梅津覚太郎君。


◎建設部長(梅津覚太郎君) それでは、私から魚市場前地区の冠水対策についてお答え申し上げます。
 若干、答弁が順番逆になりますが、初めに水深の調査した結果でございますが、9月8日に調査をいたしております。冠水の状況でございますが、一番前の臨港道路あるいは幸町、弁天町、2号線でございますが、信号を境にして北側が東側半分、道路の東側半分が冠水しております。それから信号の南側については全線が冠水した状況でございますが、水産振興センター前の側溝付近で約10センチ、それから市場南側付近の側溝で10センチ、それからもう一つ魚市場田中前線、いわゆるパークホテル付近でございますが、ここで9センチ、南町魚市場線、いわゆる郵便局前でございますが、この辺で7センチの冠水の状況ございました。
 それから、看板の件でございますが、これは県の水産漁港部の方と協議して安全対策を検討した結果でございますが、ちょうど市場の盛漁期に当たっているということと、冠水が深夜の場合もあるということで、通行どめはなかなか難しいのではないかということで、看板を設置することにいたしました。その看板でございますが、市場前については5カ所に設置してございます。内容的には、「この先高潮、大雨時冠水通行注意」という看板でございます。あわせて、浜町岸壁も一部冠水しておりますので、そこにも設置しております。
 それから、市場の地下に埋設してある排水溝の件でございますが、一つは北側施設の地下には1.8×1.8の排水ボックスが設置してございます。それから、中央施設の地下部分には直径70センチの排水管、これが埋設してあります。いずれもこれはフラップゲート、いわゆる逆流防止装置がついておりませんので、高潮で潮が上がれば当然それが地上の側溝に逆流してくるという状況でございます。したがって、これは対策としては、ここの排水溝にフラップゲートをつけるか、あるいはまるっきり遮断してしまうかということが一つの方法ではあります。その辺のところについては、今後技術的なことも含めて県とも協議をしながら、十分検討する必要があると考えております。これがまず一つ高潮、海水の対策でございます。
 内水の部分でございますが、これは高潮だけで来た場合には現在の対策で対応は可能でございますが、大雨と高潮が同時に来た場合、これはまさに海水は上がってきませんが、雨水の逃げ場がなくなるということになりますので、内水の処理が必要となります。現在川口町のポンプ場はございますが、これは市場前は対応しておりませんので、魚市場前の中央の信号機付近から臨港道路とそれから幸町弁天町2号線を通って、内の脇ポンプ場、ここに地下埋設で雨水排水管を埋設して、強制排水することによって、内水の処理が可能となります。これについては、非常に費用的には相当かかるということでありますので、我々としては、技術的には可能であっても、なお事業手法を検討しながら、どういった方法が必要か現在検討しているところでございます。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 職員の育成は。総務部長大和田一彦君。


◎総務部長(大和田一彦君) それでは、私の方から職員の人材育成等についてお答え申し上げたいと思います。
 本市独自の研修並びに宮城県市町村職員研修所への派遣によりまして、延べでございますが、66日、1,777人研修をさせていただいておるということでございます。内容については、基礎的知識、効率的業務遂行技法修得、それから専門的知識の収得ということで、一般研修とか管理者研修というものを行っているわけでございます。
 また、現在、人事評価制度を導入するということで、各個人の積極性、公平性、それから正確性とか協調性、これらをさらにスキルアップするためにこの人事評価制度の研修を行っているところでございまして、今後旧本吉町の職員の方々にもこれを受けていただいて、意識については同じ土俵で業務を遂行していきたいと、このように思っております。以上であります。


◎議長(村上俊一君) 21番臼井真人君。


◎21番(臼井真人君) 答弁ありがとうございました。大体理解はいたしました。その中で、南町については住民の意向と民活での利用という市長さんのお考えが示されました。わかりました。ちょっと私も考えてみます。
 あと、かなりやっぱり海水問題ですが、10センチというとかなり深いんです。3センチぐらいにおさめるような何か、毎年繰り返されるわけで、台風来たり、大高潮だったらしようがないんですが、日常的なのです。これはやっぱり行政の責任で解決すべき問題と思いますので、お金もかかるしいろいろな手法はあると思いますが、よろしく引き続き直るまで質問してまいりますので、お願いします。
 あと、人材の育成についてでありますが、本吉の自治区長さんに就任されました千田区長さんが、「きょうも一日頑張るぞと思える充実した職場環境づくりに努めたい」、私も同感でございます。私は、働くことについての考え方として、「人がただ生きているだけでは何の意味もない、働いて初めて生きがいがある。働いているときが本当に生きているときである。自分の今ついている仕事のとうとさを悟って懸命に働くとき、自然に与えられる楽しみ、これは何物にもかえることができぬ人生の喜びである」、このような考えのもとに、いきいきと市民のために働く職員でこの市役所がいっぱいになることを願って終わります。


◎議長(村上俊一君) これにて21番臼井真人君の質問を終わります。


◎議長(村上俊一君) 以上をもちまして、本日は散会いたします。
 大変御苦労さまでした。
     午後 4時13分  散 会
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  上記会議の顛末を記録し、その正当なることを証するため署名する。
 平成21年9月28日

                   気仙沼市議会議長  村 上 俊 一

                   署 名 議 員   熊 谷 洋 一

                   署 名 議 員   畠 山 光 夫