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宮城県 気仙沼市

平成21年第21回定例会(第1日) 本文




2009年02月20日:平成21年第21回定例会(第1日) 本文

     午前10時13分  開 会
◎議長(村上俊一君) ただいまの出席議員数は30名であります。定足数に達しておりますので、これより第21回気仙沼市議会定例会を開会いたします。


◎議長(村上俊一君) 本日の欠席届け出議員及び遅参届け出議員はございません。
 以上のとおりでありますので、御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、19番熊谷伸一君、20番菅原博信君を指名いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月17日までの26日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


◎議長(村上俊一君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月17日までの26日間と決定いたしました。


◎議長(村上俊一君) 次に、地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めましたところ、お手元に配付の名簿のとおりでございますので、御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、報道機関から写真撮影の申し出があり、議長はこれを許可しておりますので、御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、議長会及び議長の動向でございますが、出席報告書を印刷してお手元に配付しておりますので、御報告にかえさせていただきます。
 なお、宮城県市議会議長会春季定期総会出席報告につきましては、関係資料を添え、お手元に配付しておりますので、御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、宮城県後期高齢者医療広域連合議会の出席報告でございますが、当該議員より報告書が提出され、印刷してお手元に配付しておりますので、御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、議案の上程でありますが、平成20年度関係議案、議案第1号から議案第21号までの21カ件を一括上程いたします。
    ○議案第 1号 あらたに生じた土地の確認について
    ○議案第 2号 字の区域を変更することについて
    ○議案第 3号 宮城県市町村自治振興センター規約の変更について
    ○議案第 4号 気仙沼市特別工業地区建築条例の一部を改正する条例制定について
    ○議案第 5号 気仙沼市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例制定について
    ○議案第 6号 平成20年度気仙沼市一般会計補正予算
    ○議案第 7号 平成20年度気仙沼市国民健康保険特別会計補正予算
    ○議案第 8号 平成20年度気仙沼市老人保健特別会計補正予算
    ○議案第 9号 平成20年度気仙沼市後期高齢者医療特別会計補正予算
    ○議案第10号 平成20年度気仙沼市介護保険特別会計補正予算
    ○議案第11号 平成20年度気仙沼市介護認定審査会特別会計補正予算
    ○議案第12号 平成20年度気仙沼市魚市場特別会計補正予算
    ○議案第13号 平成20年度気仙沼市索道特別会計補正予算
    ○議案第14号 平成20年度気仙沼市唐桑半島ビジターセンター事業特別会計補正予
            算
    ○議案第15号 平成20年度気仙沼市駐車場特別会計補正予算
    ○議案第16号 平成20年度気仙沼市公共下水道特別会計補正予算
    ○議案第17号 平成20年度気仙沼市集落排水特別会計補正予算
    ○議案第18号 平成20年度気仙沼市簡易水道特別会計補正予算
    ○議案第19号 平成20年度気仙沼市水道事業会計補正予算
    ○議案第20号 平成20年度気仙沼市ガス事業会計補正予算
    ○議案第21号 平成20年度気仙沼市病院事業会計補正予算


◎議長(村上俊一君) 提案理由の説明を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 本日ここに、第21回気仙沼市議会が開会され、提出議案の御審議をお願いするに当たり、その概要について御説明を申し上げます。
 議案第1号は、あらたに生じた土地の確認についてであります。
 本案は、一般県道馬場只越線の只越道路改良事業に伴い、新たに生じた土地の確認のため、地方自治法第9条の5第1項の規定により、御提案を申し上げるものであります。
 議案第2号は、字の区域を変更することについてであります。
 本案は、議案第1号の新たに生じた土地を隣接する字の区域に編入するため、地方自治法第260条第1項の規定により、御提案を申し上げるものであります。
 議案第3号は、宮城県市町村自治振興センター規約の変更についてであります。
 本案は、宮城県市町村自治振興センターにおいて、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、当該センター規約を変更することについて、地方自治法第290条の規定により、御提案を申し上げるものであります。
 議案第4号は、気仙沼市特別工業地区建築条例の一部を改正する条例制定についてであります。
 本案は、都市機能を集約したコンパクトなまちづくりを目指すに当たり、準工業地域における大規模集客施設の建築制限を行うため、改正するものであります。
 議案第5号は、気仙沼市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例制定についてであります。
 本案は、平成21年度の介護報酬改定に伴う介護保険料の急激な上昇を抑制するため、介護従事者処遇改善臨時特例基金を設置することから、制定するものであります。
 議案第6号は、平成20年度気仙沼市一般会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算からそれぞれ2億6,339万円を減額し、予算総額を216億6,619万円とするものであります。
 補正の内容は、生活路線バス維持対策費補助金309万3,000円、企業立地奨励補助金12万9,000円、中小企業振興資金融資等信用保証料補給金130万円、中小企業振興資金融資等損失補償金299万7,000円などであります。
 これらの財源措置といたしましては、地方交付税1億3,827万円などを追加し、県支出金4,291万9,000円、基金繰入金2億9,545万8,000円、市債6,140万円などを減額するものであります。
 また、鹿折小学校校舎建設事業に係る仮設校舎借り上げについて、債務負担行為を追加するものであります。
 議案第7号は、平成20年度気仙沼市国民健康保険特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算からそれぞれ1億5,396万5,000円を減額し、予算総額を73億8,583万9,000円とするものであります。
 補正の内容は、保険給付費の減額などで、この財源措置といたしましては、繰越金9,907万7,000円などを追加し、療養給付費等交付金3,646万円、基金繰入金1億3,013万6,000円などを減額するものであります。
 議案第8号は、平成20年度気仙沼市老人保健特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算からそれぞれ5,999万円を減額し、予算総額を5億7,619万円とするものであります。
 補正の内容は、医療給付費の減額などで、この財源措置といたしましては、国庫支出金766万1,000円を追加し、支払基金交付金5,585万円、一般会計繰入金915万2,000円などを減額するものであります。
 議案第9号は、平成20年度気仙沼市後期高齢者医療特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算からそれぞれ3,379万7,000円を減額し、予算総額を6億184万円とするものであります。
 補正の内容は、後期高齢者医療広域連合納付金の減額などで、この財源措置といたしましては、国庫支出金818万円を追加し、後期高齢者医療保険料1,517万1,000円及び一般会計繰入金2,680万6,000円を減額するものであります。
 議案第10号は、平成20年度気仙沼市介護保険特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算にそれぞれ3億7,821万2,000円を追加し、予算総額を36億3,734万3,000円とするものであります。
 補正の内容は、保険給付費の追加などで、この財源といたしましては、国庫支出金1億255万円、支払基金交付金1億2,993万9,000円、一般会計繰入金5,032万1,000円などを充てるものであります。
 議案第11号は、平成20年度気仙沼市介護認定審査会特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算からそれぞれ201万1,000円を減額し、予算総額を2,167万3,000円とするものであります。
 補正の内容は、介護認定事業費の減額で、この財源措置といたしましては、分担金2万円及び一般会計繰入金199万1,000円を減額するものであります。
 議案第12号は、平成20年度気仙沼市魚市場特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算からそれぞれ3,518万1,000円を減額し、予算総額を9億7,692万6,000円とするものであります。
 補正の内容は、建設事業費の減額などで、この財源措置といたしましては、県支出金1,571万4,000円、市債1,580万円などを減額するものであります。
 議案第13号は、平成20年度気仙沼市索道特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算からそれぞれ32万2,000円を減額し、予算総額を4,554万8,000円とするものであります。
 補正の内容は、人件費の減額などで、この財源措置といたしましては、一般会計繰入金126万8,000円などを追加し、旅客運賃収入175万9,000円を減額するものであります。
 議案第14号は、平成20年度気仙沼市唐桑半島ビジターセンター事業特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入に係る補正で、一般会計繰入金102万6,000円及び繰越金13万5,000円を追加し、事業収入116万1,000円を減額するものであります。
 議案第15号は、平成20年度気仙沼市駐車場特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算からそれぞれ1,266万8,000円を減額し、予算総額を7,259万6,000円とするものであります。
 補正の内容は、南町海岸駐車場改修工事費の減額などで、この財源措置といたしましては、国庫支出金655万4,000円、一般会計繰入金463万2,000円などを減額するものであります。
 議案第16号は、平成20年度気仙沼市公共下水道特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算からそれぞれ400万円を減額し、予算総額を20億5,459万3,000円とするものであります。
 補正の内容は、汚水処理施設管理費の減額などで、この財源措置といたしましては、下水道使用料300万円などを追加し、一般会計繰入金720万円を減額するものであります。
 議案第17号は、平成20年度気仙沼市集落排水特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入に係る補正で、集落排水使用料10万円を追加し、一般会計繰入金10万円を減額するものであります。
 議案第18号は、平成20年度気仙沼市簡易水道特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算からそれぞれ767万5,000円を減額し、予算総額を7,056万4,000円とするものであります。
 補正の内容は、事業費の減額などで、この財源措置といたしましては、繰越金52万円を追加し、一般会計繰入金819万5,000円を減額するものであります。
 議案第19号は、平成20年度気仙沼市水道事業会計補正予算についてであります。
 本案は、収益的支出に519万1,000円を追加し、14億5,214万2,000円とし、資本的収入から8,420万円を減額し、5億904万1,000円とし、資本的支出から1億36万6,000円を減額し、9億6,285万7,000円とするものであります。
 補正の内容は、事業費の減額などで、この財源措置といたしましては、企業債8,420万円を減額するものであります。
 議案第20号は、平成20年度気仙沼市ガス事業会計補正予算についてであります。
 本案は、収益的支出に992万3,000円を追加し、4億3,367万1,000円とするものであります。
 補正の内容は、原料費の追加などであります。
 議案第21号は、平成20年度気仙沼市病院事業会計補正予算についてであります。
 本案は、資本的収入に216万円を追加し、3億9,787万3,000円とし、資本的支出に216万円を追加し、6億8,026万7,000円とし、病院事業収益については、収入に係る予算の組み替えを行うものであります。
 補正の内容は、医療機器の購入などで、この財源措置といたしましては、一般会計負担金2,256万1,000円及び補助金216万円を追加し、医業収益2,256万1,000円を減額するものであります。
 以上、提出議案について御説明申し上げましたが、御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。


◎議長(村上俊一君) 暫時休憩いたします。再開を10時50分といたします。
     午前10時34分  休 憩
───────────────────────────────────────────
     午前10時50分  再 開


◎議長(村上俊一君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。


◎議長(村上俊一君) これより平成21年度関係議案、議案第22号から議案第51号までの30カ件を一括上程いたします。
    ○議案第22号 気仙沼市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
    ○議案第23号 気仙沼市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めること
            について
    ○議案第24号 気仙沼市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めること
            について
    ○議案第25号 気仙沼市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めること
            について
    ○議案第26号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
    ○議案第27号 市道本郷古町線の路線変更について
    ○議案第28号 気仙沼市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について
    ○議案第29号 気仙沼市職員の勤務時間,休暇等に関する条例等の一部を改正する条
            例制定について
    ○議案第30号 気仙沼市認知症高齢者グループホーム条例の一部を改正する条例制定
            について
    ○議案第31号 気仙沼市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について
    ○議案第32号 気仙沼市介護保険条例の一部を改正する条例制定について
    ○議案第33号 気仙沼市交通指導員条例の一部を改正する条例制定について
    ○議案第34号 平成21年度気仙沼市一般会計予算
    ○議案第35号 平成21年度気仙沼市土地特別会計予算
    ○議案第36号 平成21年度気仙沼市国民健康保険特別会計予算
    ○議案第37号 平成21年度気仙沼市老人保健特別会計予算
    ○議案第38号 平成21年度気仙沼市後期高齢者医療特別会計予算
    ○議案第39号 平成21年度気仙沼市介護保険特別会計予算
    ○議案第40号 平成21年度気仙沼市介護認定審査会特別会計予算
    ○議案第41号 平成21年度気仙沼市魚市場特別会計予算
    ○議案第42号 平成21年度気仙沼市青果市場特別会計予算
    ○議案第43号 平成21年度気仙沼市索道特別会計予算
    ○議案第44号 平成21年度気仙沼市唐桑半島ビジターセンター事業特別会計予算
    ○議案第45号 平成21年度気仙沼市駐車場特別会計予算
    ○議案第46号 平成21年度気仙沼市公共下水道特別会計予算
    ○議案第47号 平成21年度気仙沼市集落排水特別会計予算
    ○議案第48号 平成21年度気仙沼市簡易水道特別会計予算
    ○議案第49号 平成21年度気仙沼市水道事業会計予算
    ○議案第50号 平成21年度気仙沼市ガス事業会計予算
    ○議案第51号 平成21年度気仙沼市病院事業会計予算


◎議長(村上俊一君) 提案理由の説明を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 本日ここに、第21回気仙沼市議会が開会され、平成21年度各種会計予算案を初め、提出議案の御審議をお願いするに当たり、その概要を御説明申し上げますので、特段の御理解と御協力をお願いいたします。
 私は、市長就任以来、市民参加を基本とし、さまざまな声に真摯に耳を傾けながら、「人と自然が輝く食彩豊かなまち」の実現のため、各種施策を展開してまいりました。
 昨年は、金融市場の混乱に端を発した世界経済の減速により、後退局面に移行していた我が国の景気は、原油価格の高騰や輸出の減少などにより深刻化し、本市の産業各般や市民生活にも大きな影響が及んだところであります。
 このような大きな変動の渦中にあって、本市魚市場の水揚げ金額が280億円余と前年を大きく上回り、12年連続で生鮮カツオの水揚げ日本一を達成するとともに、観光においても、厳しい環境の中、仙台・宮城デスティネーションキャンペーンの効果等により、入り込み客が増加いたしました。このことは、「水産と観光のまち・気仙沼」としての地域力と広域的な取り組みの成果であり、地域経済の発展に大いに貢献したところであります。
 今後とも、市民・企業・行政の緊密な連携により、すぐれた産業集積や地域ならではの魅力を生かし、三陸沿岸の中核都市として持続的な発展を目指してまいる所存であります。
 次に、本市が抱える幾つかの重要課題について、所信の一端を申し上げます。
 初めに、本吉町との合併についてであります。
 気仙沼市・本吉町合併協議会における新市基本計画等の承認により、昨年10月22日、合併協定の調印に至り、その後、市・町議会における廃置分合関連議案の議決を経て、12月22日、宮城県知事から廃置分合決定書が交付されたところであります。
 今後は、総務大臣の告示により合併が発効する運びとなっており、市議会並びに関係機関等との連携を図りながら、本年9月1日の新市への円滑な移行に向け、取り組みを進めてまいります。
 次に、三陸縦貫自動車道の整備促進についてであります。
 三陸縦貫自動車道は、地域間格差を是正し、産業・経済・文化等の振興・発展を図るとともに、救急医療を初め地震・津波などの災害時における緊急道路として、市民の安全・安心を確保するため、その早期整備は三陸沿岸地域の喫緊の課題であり、これまで促進運動に鋭意取り組んできたところであります。
 本地域におきましては、唐桑道路は平成22年度の供用に向け工事が進捗しており、本吉気仙沼道路につきましても、用地買収の交渉が進められるなど着実に進展しておりますことから、事業の円滑な推進が図られるよう国と協調し、取り組んでまいります。
 また、本吉町津谷長根地内から同町九多丸地内の(仮称)大谷インターチェンジ間など、基本計画区間の早期事業化とともに、道路整備予算の確実な確保による早期全線整備について、市議会を初め市民及び沿線自治体や関係団体等と連携し、一層の促進運動を展開してまいります。
 次に、大島架橋の整備促進についてであります。
 大島架橋事業につきましては、昨年2月の説明会において、整備概要と平成30年度完成に向けた概略のスケジュール等が示されたところであり、現在、道路新設区間の路線測量や予備設計など事業化に係る作業が進められております。
 また、「大島振興と架橋を考える懇談会」において、架橋整備に伴う社会的影響や地域の振興策等について意見交換が行われております。
 今後とも、架橋事業の着実な推進に向け、市議会を初め市民及び関係団体とともに、運動を展開してまいります。
 次に、防災体制の充実についてであります。
 昨年の岩手・宮城内陸地震や岩手県沿岸北部地震の発生などにより、宮城県沖地震への緊張が高まる中、国や県、関係機関と連携し、防災訓練や防災講座などを通じ、地震・津波対策の充実に努めてまいります。また、GPS波浪計などを活用した津波防災支援システムの早期構築について、三陸沿岸の都市等と協調し、国、県などに要望してまいります。
 次に、産業振興についてであります。
 本地域は、水産業を基幹として発展してきたことから、今後とも漁船誘致や魚市場機能の充実を図るとともに、安全・安心な商品が提供できるよう、衛生管理を重視したブランド力のある地場産品の流通・販路の拡大に努めてまいります。
 また、観光においては、昨年の仙台・宮城デスティネーションキャンペーンの成果を踏まえ、本地域の特性を生かした誘客・宣伝や受け入れ体制の充実とあわせ、ポストDCへの取り組みを進めてまいります。
 さらに、「伊達な広域観光圏」による連携を深め交流人口の増大に努めるなど、水産と観光を柱として、地産地消も推進しながら地域経済の活性化を図ってまいります。
 次に、教育施設の整備についてであります。
 教育施設につきましては、子供たちの安全・安心で快適な環境づくりのため、唐桑小学校校舎・屋内運動場及び月立小学校屋内運動場の完成に努めるとともに、唐桑小学校のプール及び鹿折小学校校舎の建設工事に着手いたします。また、小・中学校校舎及び屋内運動場の耐震化を推進してまいります。
 次に、市立病院についてであります。
 近年、全国の自治体病院では、医療費抑制や新臨床医師研修制度等に起因する医師不足が経営を大きく圧迫し、各地で休診や閉院などが進行しております。
 これまで市立病院は、医師の熱意に支えられ、本圏域の中核的病院として、救急医療や高度医療も含め地域完結型の良質な医療を安定して供給してまいりました。今後とも、医師の確保に努めながら地域医療を守ってまいります。
 なお、新病院建設については、本年中に新病院建設事業基本構想・基本計画を策定することとしております。
 以上、私の所信を申し上げましたが、次に、本年度の施策について御説明を申し上げます。
 初めに、本市の財政状況についてであります。
 本市の経済については、全国的な不況のもと、景気は後退している現状にあることから、平成21年度においても市税の落ち込みが避けられない状況でありますが、もう一つの歳入の柱である地方交付税関連については、地方財政計画において、地域雇用創出推進費の創設や地域再生対策費などに加え、臨時財政対策債の増額が示されており、本市においても増加が見込まれます。
 このようなことから、財源の重点的かつ効率的な配分に努め、第1次市総合計画並びに新市建設計画に基づき、教育施設の整備、防災対策の推進、生活環境の整備、産業の振興、福祉・地域医療の充実などに配慮したところであります。
 次に、主な施策について御説明申し上げます。
 第1は、「参画と協働でともに築くまちづくり」についてであります。
 地方分権が進む中、市民が積極的にまちづくりに参画することが重要であり、市民・企業・行政の協働によるまちづくりを進めてまいります。
 初めに、市民の参画機会の拡大につきましては、広報紙、ホームページなどさまざまな媒体の活用による行政情報の提供とあわせ、市政懇談会などを通して市民ニーズを把握し、施策への反映に努めてまいります。
 コミュニティー活動の推進につきましては、地域づくりの担い手である自治会の活動拠点整備などを支援するとともに、住民自治意識の醸成に努めてまいります。
 市民活動団体及びNPOとの協働につきましては、活力ある地域社会の実現に向け、市民活動支援センターを拠点とし、情報提供や研修会の開催とあわせ、団体の育成等を図ってまいります。
 男女共同参画社会の確立につきましては、男女共同参画基本計画に基づき、講演会や学習会などにより意識の啓発に努めてまいります。
 国際交流につきましては、舟山市を訪問するなど相互交流を推進いたします。また、小さな国際大使館において、日本語教室などにより在住外国人への支援を行い、多様な文化交流の環境づくりを進めてまいります。
 地域間交流につきましては、これまでの良好な関係を大切にし、さらなる連携を図ってまいります。
 行政改革につきましては、行政改革大綱に基づき、行政運営の効率化と市民サービスの向上を目指してまいります。
 第2は、「安全・安心・快適なまちづくり」についてであります。
 市民が安心して暮らせるよう、災害に強いまちづくりを進めるとともに、市民生活の安全・安心の確保を図ってまいります。また、豊かな自然や生活環境の保全とあわせ、生活基盤の充実に努めるなど、快適なまちづくりを推進してまいります。
 初めに、治水につきましては、大川水系河川整備基本方針に基づく護岸整備が順調に進んでおり、今後とも計画的な事業の促進が図られるよう、県に働きかけてまいります。
 消防・防災につきましては、防災・危機管理体制の充実及び施設・設備の整備に努めるとともに、関係機関・団体との連携により、安全の確保を図ってまいります。
 また、自主防災活動の支援とあわせ、ワークショップや防災教育などの機会をとらえ、意識の向上に努めてまいります。
 住宅防災につきましては、木造住宅の耐震診断及び耐震改修助成事業を進めてまいります。
 消費者対策につきましては、関係機関・団体との連携を密にし、相談業務の充実を図るとともに、情報提供などにより啓発に努めてまいります。また、食の安全・安心の確保を図るため、適正表示の徹底に取り組んでまいります。
 交通安全につきましては、関係機関・団体との連携を進め、事故防止運動の強化と施設の整備などに努めてまいります。
 防犯につきましては、地域に密着した自主防犯活動等の支援とあわせ、関係機関・団体との連携を図ってまいります。
 国民保護につきましては、関係機関との情報の共有化などを進め、体制の強化に努めてまいります。
 平和行政につきましては、原爆パネル展等による啓発活動とあわせ、長崎市で開催される青少年ピースフォーラムへの派遣など、次代を担う中学生を対象とする平和教育を推進してまいります。
 中心市街地の活性化につきましては、都市機能を集約しコンパクトなまちづくりを進めるため、準工業地域への大規模集客施設の建築を制限するとともに、国に対して基本計画の認定申請をしてまいります。
 都市公園につきましては、施設の維持管理に努めるとともに、トイレの水洗化を進めてまいります。また、安波山公園に計画的に桜を植樹してまいります。
 緑化推進につきましては、市民団体等の協力を得て、「花のみち45」を初め、幹線道路などを中心に緑と潤いのあるまちづくりを進めるとともに、緑化ボランティアの活動を支援し、都市緑化の普及・啓発を行ってまいります。
 市営住宅につきましては、施設の維持管理及び防災設備の充実に努め、居住環境の改善を図ってまいります。
 また、用途廃止が予定されている雇用促進住宅岩月宿舎につきまして、入居者の居住確保を図るため、独立行政法人雇用・能力開発機構と譲渡引き受けについて協議を進めてまいります。
 上水道につきましては、安定給水を図るため、水源開発施設整備事業を推進してまいります。
 また、水資源を有効利用するため、漏水調査や配水管の更新などを進めるとともに、唐桑地域の石綿セメント管の更新事業に着手いたします。
 簡易水道につきましては、安定給水に努めてまいります。
 ガス事業につきましては、経営の健全化に努めるとともに、事業の民営化に向けて取り組んでまいります。
 公共下水道につきましては、人口集中地区である本郷・南郷地区の供用拡大とあわせ、終末処理場汚泥炭化施設の効率的稼働による汚泥の減量化と有効利用に努めてまいります。
 また、集落排水につきましては、施設の適正な維持管理と利用の拡大を図ってまいります。
 環境につきましては、環境基本計画や地球温暖化防止に向けた率先行動計画に基づき、市民・事業者との協働により、温暖化防止や自然環境の保全など、よりよい環境づくりに向け取り組んでまいります。
 斎場につきましては、計画的に改修し、施設の機能保持に努めてまいります。
 浄化槽の設置につきましては、生活排水による川や海の水質汚濁防止を図るため、助成してまいります。
 廃棄物対策につきましては、一般廃棄物処理基本計画に基づき、収集業務の民間委託など効率的な収集を推進するとともに、大島地区の可燃物収集を週2回実施いたします。
 また、県とみやぎレジ袋使用削減取組協定を締結し、ごみの減量化を図るとともに、資源の再利用を促進するため、資源化物リサイクル奨励補助金等を交付し、持続可能な循環型地域社会の形成を目指したまちづくりを進めてまいります。
 ごみの不法投棄防止につきましては、関係機関や地域の方々との連携を図り、監視体制を強化してまいります。
 本町橋かけかえ事業につきましては、県と協調して取り組むとともに、関連する市道本町川口町線への取りつけ事業を進めてまいります。
 また、本郷古町線四反田地区の道路整備につきましては、交通渋滞の解消と安全確保のため、交差点部の改良工事を進めてまいります。
 市道の整備につきましては、安全で快適な道路環境を確保するため、交付金事業を活用した九条本線、小鯖鮪立線等の新設改良を実施するとともに、生活路線の整備に努めてまいります。また、市道橋梁の耐久性と安全の確保を図るため、点検業務を実施いたします。
 生活路線バスにつきましては、地域公共交通総合連携計画を策定中であり、利用者ニーズや地域実情を反映した持続可能な運行形態の実現に努めてまいります。
 大島航路につきましては、生活航路としての重要性に照らし、安定運航の確保並びに利用者の利便性向上に努めてまいります。
 第3は、「地域資源を活用した活力ある産業のまちづくり」についてであります。
 産業の振興は、本市が三陸沿岸の中核都市として、魅力あるまちづくりを進める上で重要であり、豊かな資源とこれまで培われてきた産業の集積を生かし、各種施策を展開してまいります。
 初めに、農業につきましては、水田農業構造改革の実施とあわせ、施設園芸の振興に努めてまいります。
 また、農業生産基盤の整備を支援するとともに、遊休農地を利用した地場産品の開発や農産物の直売を促進するなど、生産体制の強化と地産地消を推進してまいります。
 さらに、経営基盤の強化を図るため、認定農業者を中心とする担い手組織や生産組織の育成に努めながら、農用地利用集積を促進してまいります。
 林業につきましては、広益的・多面的機能が持続的に発揮できるよう森林資源の育成を図るとともに、地元木材の需要拡大に努めてまいります。また、間伐など森林整備を推進してまいります。
 さらに、松くい虫対策につきましては、関係機関・団体と一体となった効果的な防除とあわせ、伐採適期に達した森林の有効利用に努めてまいります。
 次に、水産業につきましては、魚価安や就業者の高齢化、さらには魚介類や水産加工品の消費低迷など多くの課題を抱えていることから、振興施策を進めてまいります。
 漁港施設につきましては、特定第3種気仙沼漁港等の整備を促進するとともに、唐桑地域の沿岸漁業の中核となる宿舞根漁港整備事業の完了を目指してまいります。
 漁船漁業につきましては、洋上における漁船乗組員の救急救命体制の整備を図るため、遠洋・沖合漁船への自動体外式除細動器の搭載に対し、支援してまいります。
 また、海技士資格者の確保・育成を図るため、船舶職員養成講習の受講者や乗組員の福利厚生事業を支援してまいります。
 さらに、代船取得の促進を図るため、漁船建造等資金に対する利子補給を行ってまいります。
 魚市場につきましては、一層の衛生管理の向上と水揚げの効率化を図り、より安全・安心な水産物を供給するため、南側施設整備事業を推進してまいります。
 漁船誘致につきましては、卸売業者と一体となり、実績船の確保を図りながら、新規水揚船の誘致に向け、関係漁業協同組合や船主等を訪問するとともに、他港漁船乗組員子弟招致事業などを実施してまいります。
 水産加工業につきましては、前浜物を利用した安全・安心な食品の販路拡大を図るとともに、地域ハサップとブランド商品の拡充への取り組みを支援してまいります。
 また、原材料の有効活用やより付加価値の高い加工品の開発を目指し、宮城大学との連携によるセミナー等を開催するとともに、魚食普及事業を推進してまいります。
 沿岸漁業につきましては、稚貝の放流事業等を支援し、資源管理型漁業及び栽培漁業の推進に努めるとともに、カキ類の種苗生産技術の確立に向け、取り組んでまいります。
 サケ増殖事業につきましては、内水面・海面漁業関係者の協力体制のもと、親魚の確保によるふ化放流事業を推進し、資源水準の安定向上に努めてまいります。
 水産金融につきましては、資金融資の円滑化を図るとともに、漁業近代化資金利子補給等を実施してまいります。
 水産と観光の拠点施設であります海鮮市場「海の市」につきましては、経営の安定が図られるよう支援してまいります。
 次に、工業につきましては、地域の特性を生かした新商品開発や新分野進出等の事業の高度化とともに、近隣自治体等との積極的な交流による技術の転用・汎用化を支援してまいります。
 商業につきましては、チャレンジオーナー支援事業や商業活性化推進事業などの助成制度により、魅力ある商店街づくりを支援してまいります。
 物産振興につきましては、産業まつりや求評見本市、物産展などを通じ、情報を発信するとともに、販路の拡大等に努めてまいります。
 中小企業につきましては、セーフティーネット保証制度、中小企業振興資金融資あっせん制度等を有効に活用し、企業の育成と経営安定化を支援してまいります。
 観光につきましては、恵まれた自然や歴史、文化、豊かな食を生かした通年型観光地づくりを目指し、各種キャンペーンの実施やインターネットの活用などにより広く情報を発信し、交流人口の増大を図ってまいります。
 昨年の仙台・宮城デスティネーションキャンペーンの成果を踏まえ、新たな観光キャンペーンに参画するとともに、観光資源のさらなる魅力づけや受け入れ体制の充実に努めてまいります。
 また、JR東日本特別列車「こがね」の運行とあわせ、観光地巡回バス等の接続交通の確保など、関係団体と連携し二次交通の整備に努めてまいります。
 さらに、陸中海岸国立公園や黄金海道エリアなどの広域観光連携を推進するとともに、仙台・松島・平泉など、宮城・岩手の6市4町をエリアとする「伊達な広域観光圏」による滞在型に重点を置いた事業を展開し、国内外からの誘客を図ってまいります。
 気仙沼観光コンベンション協会につきましては、唐桑町観光協会との統合が予定されており、効果的・効率的な組織運営が図られるよう支援してまいります。
 体験旅行・教育旅行の誘致につきましては、市域全体での受け入れが可能となるよう、組織体制の整備や体験メニューの充実に努めてまいります。
 みなとまつりを初めとする観光関連イベントにつきましては、誘客による地域経済への波及効果が大きいことから、関係団体と連携し積極的に取り組んでまいります。
 目黒のさんま祭につきましては、水産と観光のまちを広く全国にアピールするとともに、相互の交流拡大に寄与していることから、支援してまいります。
 亀山リフト、唐桑半島ビジターセンターなどの観光施設につきましては、適切な管理による安全の確保と効率的な運営に努めるとともに、特色を生かした誘客促進を図ってまいります。
 労働対策につきましては、技能資格取得に対する助成措置により、離職者の再就職機会の拡大を図るとともに、関係機関・団体と連携し、雇用環境の改善に努めてまいります。
 また、県立気仙沼高等技術専門校の存続に向けた環境整備を図り、職業能力開発体制の維持に努めてまいります。
 第4は、「たがいに支えあい健康に暮らせるまちづくり」についてであります。
 「ともに生き、ともに支えあう」福祉社会の構築を目指し、保健・医療・福祉の連携により、すべての市民が生きがいと安らぎを実感し、健やかに暮らせるまちづくりを推進してまいります。
 初めに、地域医療の充実につきましては、気仙沼市医師会及び気仙沼歯科医師会を中心に、関係機関等と市立病院が連携を図りながら、地域に根差した医療の確保に努めてまいります。
 高齢者保健福祉につきましては、住みなれた地域で自立した生活を続けることができるよう、地域包括支援センターを中心とした介護予防や健康づくりを推進してまいります。
 介護保険につきましては、介護保険事業計画に基づき、高齢者が健康で生きがいを持って暮らせるよう、介護予防事業を初めとした地域支援事業の充実を図るとともに、適切な介護サービスを提供し、安定した事業運営に努めてまいります。
 障害者福祉につきましては、障がい福祉計画に基づき、相談支援事業や福祉サービス等の充実を図り、自立と社会参加の支援に努めてまいります。
 社会福祉につきましては、低所得世帯やひとり親家庭の自立と安定に向け、関係機関や企業との連携による就労の促進と生活保護制度の適正な運営に努めてまいります。
 地域福祉につきましては、地域や関係団体と一体となって地域福祉計画を推進し、自助・共助・公助の連携による触れ合いと安心のある地域づくりに努めてまいります。
 また、地域福祉の拠点である総合市民福祉センター、市民健康管理センター及び保健福祉センターを改修するとともに、福祉の里「世代交流広場」の充実を図ってまいります。
 健康づくりにつきましては、健康教育や健康相談、各種健康診査などを継続し、市民の健康維持・増進に取り組んでまいります。
 また、食育推進計画に基づき、生涯を通じた健全な食生活の実現や健康の維持・増進を図ってまいります。
 母子保健・子育て支援につきましては、安心して子供を産み育てられる環境づくりに向け、妊婦健康診査の拡充を図るとともに、乳幼児健康診査や育児相談のほか、乳児訪問事業を実施してまいります。
 また、保育所、児童館に自動体外式除細動器を配置するとともに、低年齢児保育、長時間保育の充実や学童保育の運営支援の強化を図ってまいります。
 国民健康保険につきましては、医療制度改革に対応した保健事業などを進め、健全な財政運営に努めてまいります。
 後期高齢者医療制度につきましては、適切に対応してまいります。
 国民年金制度につきましては、国との連携により、制度の理解と信頼が得られるよう市民への周知徹底に努め、年金の受給権確保を図ってまいります。
 第5は、「学ぶことをとおして豊かさを実感できるまちづくり」についてであります。
 生涯学習につきましては、人づくり、まちづくりを目指し、市民のニーズに対応した学習機会を提供するとともに、主体的な学習の支援に向け、情報の提供を行ってまいります。
 学校教育につきましては、人間としての豊かな個性と社会に資する市民の育成に向け、ふるさとを愛し、生きる力を身につけた児童生徒を育てる教育や確かな学力の育成に努めてまいります。
 初めに、生涯学習環境の充実につきましては、公民館を初めとする社会教育施設に自動体外式除細動器を配置するなど、施設や設備の充実を図るとともに、公民館の地域運営に向け、取り組んでまいります。
 家庭教育の支援につきましては、関係機関・団体と学校との連携を図りながら、子育て中の親や次代を担う中学生を対象とした事業を実施してまいります。
 また、子育て中の親子の情報交換や触れ合いの場である「こどもひろば」を充実してまいります。
 青少年の健全育成につきましては、青少年育成支援センターを中心に地域と一体となった取り組みに努めるとともに、各地区における活動を支援してまいります。
 小学生の交流事業につきましては、互いのまちを理解するとともに、ふるさとを愛する心をはぐくむ機会となるよう実施してまいります。
 図書館につきましては、蔵書管理システムを効果的に活用し、市民サービスの向上を図るとともに、利用者の拡大に努めてまいります。また、子ども読書活動推進計画に基づき、読書機会の提供と環境の整備を図ってまいります。
 体育振興につきましては、市民の健康づくりとスポーツの日常化を推進するため、市民団体に対し支援するとともに、体育施設の改修及び新唐桑運動場の整備に着手いたします。
 また、市民団体との連携による各種事業の実施や学校施設開放事業の効果的な活用とともに、総合型地域スポーツクラブの支援に努めてまいります。
 文化芸術の振興につきましては、市民の心豊かな生活に資するため、すぐれた芸術鑑賞の機会を提供するなど、各種事業を実施してまいります。
 文化財保護につきましては、郷土の貴重な文化遺産を保護・活用するため、標柱等の整備を進め、愛護意識の高揚に努めてまいります。
 市民会館につきましては、施設整備を図るとともに、市民との協働による文化振興事業の実施に努めてまいります。
 リアス・アーク美術館の運営につきましては、個性豊かな地域文化の創造を目指し、支援してまいります。
 幼稚園教育につきましては、一人一人の幼児の発達に配慮しながら、多様な体験を通じて豊かな情操の育成に努めてまいります。
 学校教育の充実につきましては、「国連・持続可能な開発のための教育」の地域拠点として、国際的視野に立った取り組みができるよう、ユネスコ・スクールへの参加呼びかけや新しい環境教育のあり方に関する調査研究事業の推進を通し、地域の人材や環境素材の活用を図る学習支援体制を整備してまいります。
 また、宮城教育大学との協議により、一層の連携強化を図るため、(仮称)気仙沼市・宮城教育大学連携センターを設置いたします。
 さらに、情報機器の整備を推進するとともに、児童生徒のパソコンや携帯電話の使用に関する情報モラルの指導も含め、情報教育の充実に努めてまいります。
 なお、自然や文化、産業等についての地域学習を促進するため、デジタル版小学校社会科副読本を活用するとともに、実践モデル事例集を作成いたします。
 国際理解教育につきましては、早い時期から異文化に触れる学習の充実を図るとともに、ユネスコ・アジア文化センター等の事業などにより、教員や児童生徒の相互交流を推進してまいります。
 児童生徒の安全につきましては、防犯ネットワーク推進会議や関係機関との共通理解を深めるとともに、地域の安全ボランティア等と連携し、登下校時の安全確保に取り組んでまいります。
 また、学校施設への自動体外式除細動器の配置を進めてまいります。
 支援を必要とする児童生徒につきましては、関係機関との連携を図りながら、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを配置するとともに、自立支援事業により健全育成に努めてまいります。
 特別支援教育につきましては、発達障害等のある児童生徒が充実した学校生活を送れるよう、支援員を増員いたします。
 学校給食につきましては、衛生管理の徹底に努めながら、地域の食材を活用し、安全と栄養バランスに配慮した給食を提供してまいります。
 また、すべての小・中学校において、食育全体計画に基づく年間指導計画を作成し、発達段階に応じた適切な指導に取り組んでまいります。
 (仮称)中央給食センターにつきましては、早期に事業着手できるよう努めてまいります。
 また、調理場につきましては、必要な改修等とあわせ、老朽化した設備を更新してまいります。
 これまで申し上げましたことのほか、次のような施策を講じてまいります。
 地域振興や市民の一体感を醸成する事業等に活用するため、新市建設計画に基づき設置した地域振興基金を積み立ていたします。
 離島振興につきましては、関係団体との連携を図りながら、宮城県離島振興計画の具現化に努めてまいります。
 アイランドテラピー構想につきましては、大島癒しの島づくり推進協議会の活動を通じ、特性を生かした健康づくりなどを進めてまいります。
 「気仙沼スローフード」都市推進事業につきましては、本地域の豊かな自然と文化を守りながら、食を生かした個性的で魅力あるまちづくりを進めるため、関係団体との連携により、各種事業を実施してまいります。
 リアスさんりく気仙沼大使につきましては、地域の振興発展のため、情報発信など積極的な活動をお願いしてまいります。
 宮城大学との連携につきましては、移動開放講座の開催など各種事業を実施してまいります。
 以上、主な施策の内容を御説明申し上げましたが、平成21年度の当初予算は、一般会計218億8,443万7,000円、特別会計140億8,122万2,000円、企業会計126億9,559万7,000円、総合計486億6,125万6,000円であります。
 一般会計の財源といたしましては、市税60億3,080万5,000円、地方交付税76億円、国・県支出金25億8,424万1,000円、市債27億7,120万円などのほか、各種事業を実施するため、財政調整基金1億2,311万円を充当することとしております。
 次に、予算外議案について御説明を申し上げます。
 議案第22号は、気仙沼市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてであります。
 本案は、委員5人のうち、小山克夫氏の任期が本年5月24日をもって満了となりますことから、新たに、佐々木敬三氏を委員に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、御提案を申し上げるものであります。
 議案第23号は、気仙沼市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてであります。
 本案は、委員3人のうち、氏家秀穂氏の任期が本年5月23日をもって満了となりますことから、引き続き、氏家秀穂氏を委員に選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、御提案を申し上げるものであります。
 議案第24号は、気仙沼市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてであります。
 本案は、委員3人のうち、畠山義規氏の任期が本年5月23日をもって満了となりますことから、引き続き、畠山義規氏を委員に選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、御提案を申し上げるものであります。
 議案第25号は、気仙沼市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてであります。
 本案は、委員3人のうち、小野寺宏壽氏の任期が本年5月23日をもって満了となりますことから、引き続き、小野寺宏壽氏を委員に選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、御提案を申し上げるものであります。
 議案第26号は、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてであります。
 本案は、委員10人のうち、馬場康彦氏の任期が本年6月30日をもって満了となりますことから、引き続き、馬場康彦氏を委員候補者として推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、御提案を申し上げるものであります。
 議案第27号は、市道本郷古町線の路線変更について、議案第28号は、気仙沼市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について、議案第29号は、気仙沼市職員の勤務時間,休暇等に関する条例等の一部を改正する条例制定について、議案第30号は、気仙沼市認知症高齢者グループホーム条例の一部を改正する条例制定について、議案第31号は、気仙沼市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、議案第32号は、気仙沼市介護保険条例の一部を改正する条例制定について、議案第33号は、気仙沼市交通指導員条例の一部を改正する条例制定についてであります。
 以上、提出議案について御説明を申し上げましたが、御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。


◎議長(村上俊一君) 次に、報告でありますが、報告第1号専決処分の報告について説明を求めます。
    ○報告第1号 専決処分の報告について


◎議長(村上俊一君) 総務部長千葉敏朗君。


◎総務部長(千葉敏朗君) それでは、議案書の60ページをお開き願います。
 報告第1号専決処分の報告について説明を申し上げます。
 本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しておりますので、同条第2項の規定により報告するものであります。
 61ページは、専決処分書であります。62ページは、和解及び損害賠償の額の決定についてであります。
 初めに、事故の経緯について申し上げます。
 昨年12月17日午前11時5分ごろ、市内松崎五駄鱈141番地19地先において、市職員がごみ収集作業のためじんかい収集車をごみ集積所に後退させようとしたところ、後方に駐車していた車両の左前部に接触し、損傷させたものであります。相手車両には、運転者等は乗車していず、職員にもけがはありませんでした。その後、相手方と協議が整い、和解について合意に達したものであります。
 1、和解の内容についてでありますが、市は相手方に対し和解による損害賠償額を支払うこととし、相手方はこのほかの求償をしないとするものであります。
 2、損害賠償の額については、本件事故に伴う車両修繕及び代車費用12万3,722円であります。
 3、和解及び損害賠償の相手方については、仙台市泉区北中山二丁目28番13号、河部 陽さん及び同、河部 俊さんであります。
 損害賠償に係る額は、全額、社団法人全国市有物件災害共済会自動車損害共済の共済金を充てるものであります。
 以上でございますので、よろしくお願い申し上げます。


◎議長(村上俊一君) ただいまの報告に対する質問は、一般質問終了後となりますので、申し添えます。
 次に、今期定例会で受理した請願は、お手元に配付しております請願文書表のとおりであり、建設常任委員会に付託いたします。
 なお、陳情2カ件、要望5カ件は、議長に提出されたものとして、お手元に配付いたしておりますので、御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) 以上をもちまして、本日は散会といたします。
 大変御苦労さまでした。
     午前11時48分  散 会
───────────────────────────────────────────
  上記会議の顛末を記録し、その正当なることを証するため署名する。
 平成21年2月20日

                   気仙沼市議会議長  村 上 俊 一

                   署 名 議 員   熊 谷 伸 一

                   署 名 議 員   菅 原 博 信