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宮城県 気仙沼市

平成20年第18回定例会(第4日) 本文




2008年09月19日:平成20年第18回定例会(第4日) 本文

     午前9時58分  開 議
◎議長(村上俊一君) ただいまの出席議員数は30名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。


◎議長(村上俊一君) 本日の欠席届け出議員及び遅参届け出議員はございません。
 以上のとおりでありますので、御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、29番加藤宣夫君、30番熊谷洋一君を指名いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めましたところ、お手元に配付の名簿のとおりでございますので、御報告いたします。
 なお、代表監査委員千田満穂君は、午後からの出席となりますので、あわせて御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、報道機関から写真撮影の申し出があり、議長はこれを許可しておりますので、御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) これより日程に従いまして一般質問を行います。
 順次質問を許可いたします。
 まず、「観光振興策について」ほか2カ件、24番戸羽芳文君の質問を行います。24番戸羽芳文君。


◎24番(戸羽芳文君) おはようございます。
 一般質問2日目、通告いたしております3カ件につきまして質問をさせていただきます。
 質問の第1点目は、観光振興策についてでございます。
 自然災害による影響とその対策について伺います。
 ことし夏の観光シーズンは、岩手・宮城内陸地震や岩手県北部地震による風評被害の影響で大きな打撃を受けました。市内のどこの観光施設に聞いても全くだめだったよとのコメントであり、それ以上聞くに忍びない状況にありますので、あえてここでお聞きするわけですが、昨年に比べどれほどの落ち込みになったのでしょうか。昨日も同様の質問に対する回答があったようであり、概況は既に把握されていると思いますので、さらに詳しくお伝え願えれば幸いでございます。
 遠方の知り合いの方々のお会いするたびに言われるのは、地震は大丈夫だったですかという質問攻めであり、心配していただくのは非常にありがたいのですが、何も被害を受けていないのに被害者扱いにされるのは余り気持ちのいいものではありません。これがつまりは風評被害というもので、積もり積もると大変な損害と打撃をこうむるということが今回の地震災害により嫌というほど思い知らされたところであります。と同時に、このような打撃と損害を最小限に食いとめるためにどのような対応をするべきかというマニュアルづくりの必要性をも感じたところであります。
 今回、当地域を襲った風評被害を回避するために、当市の行政当局としては具体的にどのような対応を講じたのか。また、今回の事例による反省事項も含め御説明をいただきたいと思います。
 次に、デスティネーションキャンペーン本番に向けての対応策について伺います。
 JRと宮城県並びに県内自治体が連携して観光振興を図る一大イベント、デスティネーションキャンペーンがいよいよこの10月から本番を迎えます。伸び悩んでいる観光入り込み客の増加や風評被害による落ち込みを挽回したいという大きな期待を背負ってスタートするこのイベントについて、いまいち地域全体の盛り上がりに欠ける感が否めないわけでありますが、その準備状況、主なるイベント内容、その目標等につきお示しをいただきたいと思います。
 デスティネーションキャンペーンの準備には長い時間と相当の費用が注ぎ込まれたわけですが、この成果はどのような手法で評価されるのでしょうか。担当部局としましても、過去においてこのキャンペーンを実施した先進地等にも学んでいるものと思われます。今回、私どもの地元で、しかも私たちが主体となって実施するこのイベントについて、客観的な評価手段を準備しておく必要があろうかと思われますので、その考え方をお聞きいたします。
 旧唐桑町時代から当地域においても特徴的かつ盛大なイベントとして定着してまいりましたリアス牡蠣まつりについてでございますが、当然のことながらデスティネーションキャンペーン期間におけるメーン行事の一つに位置づけられると思います。その意味で、何らかのスペシャルメニューが追加されるのでしょうか。さらには、これまでのイベント会場として位置づけられてきた唐桑運動場が、御案内のとおり新唐桑小学校建設用地となり既に工事に入っていることから、駐車場のスペース確保や全体の安全性の観点から問題はないのかどうかについて御回答いただきたいと思います。
 唐桑半島ビジターセンターの運営についてもお伺いいたします。
 唐桑半島ビジターセンター及び併設する津波体験館は、昭和59年の開館以来、県との管理委託契約のもとに今日まで運営を続けてまいりました。この間、全国でも例を見ない津波の体験と学習施設として脚光を浴び多くの入館者が訪れた時期もありました。しかしながら、時代の流れの中で、施設の老朽化、展示内容のマンネリ化等も手伝ってか、近年の入館者は減少の一途をたどっております。それでも、旧唐桑町時代には、初期段階にため込んだ基金を取り崩しながら何とか一般会計からの持ち出しをせずにしのいでまいりました。しかしながら、合併2年目の平成19年度には同会計がスタートして以来初めて一般会計からの持ち出しをせざるを得なくなったということであります。職員については、唐桑町観光協会との委託契約により2名のパートで対応している状態であり、現在の体制ではこの施設を本来的に機能させるには十分な状況ではありません。
 このような中、現在、同施設の管理運営に当たってのベースとなっているのが宮城県と気仙沼市との間で交わされている管理委託契約であります。この契約を今後もそのまま継続していったらよいのか、あるいはさまざまなハードルはあるにせよ指定管理者制度等の新たなる形態を模索すべきかどうかも含め検討すべきときではないでしょうか。その考えをお聞かせください。
 次に、GPS波浪計設置とリニューアル検討委員会の成果についてお聞きいたします。
 ことし3月15日、宮城県庁においてGPS波浪計に関する説明会が開催され、その2日後にGPS波浪計本体が唐桑沖に設置をされました。これとあわせ、ビジターセンターに陸上局と受信データのモニター設置を期待していたところでありましたが、陸上局は諸般の事情により早馬山ろくの漁火パークレストラン屋上に予定変更して設置され、データ表示のモニターは現在のところいつ設置されるかわからない状況にあります。
 本年4月にはリニューアル検討委員会による報告書がまとめられました。この中には、私どもが願う具体の内容のほとんどすべてが盛り込まれているようであります。この報告書による提言の一日も早い実現を強く望むものでありますが、改めてビジターセンターのリニューアルに関する進捗状況につき御報告を賜りたいと思います。
 集客イベントの開催についてでありますが、ことし7月26、27日に唐桑町観光協会を中心とした実行委員会による2008ビジター祭が実施をされました。予算が一銭もない中で企てられた新しい催しであったし、風評被害で人出が少なく思ったほどの効果は上がらなかったと思われます。この催しに地元在住者としてかかわった立場の一人として思うことは、本来、このイベントはビジターセンター特別会計を持つ気仙沼市が主体となり実施すべきものではなかったかということであります。ビジターセンターへの集客に関し、第一義的に責任を持つのは管理運営に当たっている市であり、唐桑町観光協会はパート職員派遣という一部委託業者という立場にあることから、市としてもっと主体性を持った取り組みに前進していくべきと考えますが、今後の取り組み、対応策をお伺いいたします。
 観光関連組織の再編についても、この際あわせてお尋ねいたします。
 今年度当初において、気仙沼市観光協会と気仙沼コンベンションビューローが統合し、新しく気仙沼市観光コンベンション協会が立ち上がりました。合併後の新しいまちづくりの中で、観光振興は市全域を見通した展開が求められるものであり、当然のごとく唐桑町観光協会との統合は避けて通れない喫緊の課題となっております。その経過と見通しについてお示しを願います。
 質問の大きな2点目は、1次合併の積み残し事項についてでございます。
 平成18年3月末において、旧気仙沼市、旧唐桑町が一つになりました前回の合併において、その後3年以内に調整するとされていた項目について、その後鋭意検討を重ねてまいりましたが、その期限が本年度の年度末ということであと半年後に迫ってまいりました。合併時点において多くの積み残し事項がありましたが、これまでの調整の中で既に解決に至ったもの、解決の方向に向かっているものもありますが、まだ方向性の見えないものも中にはございます。その中で、特に以下4点について、その動向を御説明いただきたいと思います。
 一つは、コミュニティ施策についてであります。
 旧唐桑町時代において、合併を視野に入れた際、コミュニティ施策として自治会の結成は必須課題であるとして平成17年度からスタートした自治会組織であり、まだ定着していない状況から、財政支援を含めた育成策を講じてまいりました。2次合併を目前とした今、本吉町とのバランスをも考慮した対応が必要かと思われますが、その考え方を示していただきたいと思います。
 次は、ごみ収集でございますが、ごみ収集については、旧唐桑町と旧気仙沼市との相違点に関しては、合併後最初の定例議会における一般質問にて私自身も確認しているところであります。このことに関しては、必ずしもどちらかのやり方に合わせるというものではなく、統一できるものとそれぞれのやり方を尊重するものとに区分し柔軟性を持った対応になるということでありました。特に、燃えないごみの収集回数の相違についてでありますが、当面こういう考え方でよいのかどうかを確認いたします。
 3点目は、観光協会への補助金でございますが、質問項目大項目1の最後に質問したこととダブるわけでありますが、ここでも改めて積み残しという部分でお聞きいたしますので、御回答願います。
 四つ目は、地籍調査後の固定資産税の課税の問題であります。
 このことに関しては、これまでも再三質問をしているところでありまして、聞く側はいいとしても聞かれる側とすればもう耳にたこができて嫌気が差していることとは存じますが、このことも忘れてはならない合併協定の大事な積み残し事項であると思っておりますので、その確認も含めてお聞きをいたします。誠意ある回答を期待しております。
 質問の大項目3点目は、高齢者福祉の充実についてでございます。
 まず、第3期介護保険計画の進捗状況について伺います。
 平成12年度よりスタートした介護保険事業もはや9年目に入って、この間、各自治体においては保健福祉計画とあわせて介護保険事業計画を策定し、3年ごとに見直しを行いながら今日に至っております。当市におきましても、旧唐桑町との合併の時期と第3期計画開始の時期が重なったことから、合併協議と同時並行して両自治体共同により同計画を策定したという経緯がございます。したがいまして、合併に当たっても一時の中断も手戻りもなく第3期計画に移行できたところであります。3カ年にわたるこの計画も既に2年半を経過したことから、その進捗状況と成果並びに反省点をお聞かせいただきたいと思います。
 昨日の同種の質問による回答によれば、各年度の進捗率が示されておりますが、ただ数字を示すだけでなく、その中身について知りたいわけでありまして、その中身の解説をしていただかなければ理解は深まらないと思います。高齢化が進む中で、高齢者人口の増加と要支援、要介護の認定率の推移、そしてそれに伴う予算の動き、納めた保険料がどこに幾ら使われているのかという大ざっぱな解説も賜ればより理解が深まると思うので幸いでございます。
 二つ目が第4期の介護保険計画の策定についてでございます。
 3年ごとの見直しが求められる介護保険計画において、ことしは平成21年から23年度に対応する第4期経過を策定すべき年であり、昨年実施した利用者の意識調査や平成18年、19年度の実績をもとに検討段階に入ったとのことであります。各種データを蓄積し、市民や関係団体、介護事業者などなど各方面からの意見、要望等を集約しなが方向性を定めている時期と思います。昨年実施した意識調査の結果がまとめられているものと思いますので、その報告も含め、全体の準備状況と見通しについて御説明をいただきたいと思います。
 再質問は議席からさせていただきます。


◎議長(村上俊一君) 24番戸羽芳文君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 戸羽議員さんの御質問にお答えをいたします。
 初めに、観光振興策についてでありますが、自然災害である地震に伴う風評被害の影響につきましては、ホテル、旅館等での宿泊キャンセルが、6月14日の岩手・宮城内陸地震の発生から3週間で約3,000人となっております。また、市内の主なホテルの6月から8月までの営業実績は、ガソリン価格の高騰や天候不順も重なり、対前年比で20%ほど落ち込んでいるとのことであります。
 本市の対応といたしましては、地震直後から本市及び気仙沼観光コンベンション協会のホームページに地震の影響がなかった旨を掲載し、周知を図ってまいりました。また、6月下旬に横浜で開催された旅フェアへの出展や今月名取のだてもん市場で開催した気仙沼秋の観光キャンペーン及び仙台・宮城DC首都圏キャラバンの中で、風評被害の払拭に努めているところであります。
 県におきましても、「元気です。がんばってます。みやぎ!宿泊キャンペーン」を緊急的に実施し、風評被害の軽減と県内宿泊施設の利用促進を図ったところでございます。
 次に、DC本番に向けての対応策につきましては、現在全国に向けたPR活動を県内一丸となって実施しているほか、気仙沼の特性を生かしたイベントの創出に取り組み、「港まち・青ぞら・夕ぞら・恋の市」やふかひれウィークなどの実施に向け、準備を進めているところであります。
 また、DCの実施に伴う数値目標につきましては、昨年実施したプレキャンペーンで前年比104.8%を記録しており、これを上回る誘客効果を期待するものであります。
 DCの成果につきましては、県指定の施設やイベント等の入り込みの対前年比較によって全体評価が行われますが、DCを契機に市民の観光に対する意識の高揚が図られ、地域活性化に弾みがつくことを最大の目標としております。
 なお、リアス牡蠣まつり、唐桑の会場についてでありますが、主催団体の意向を踏まえ協力してまいります。
 次に、唐桑半島ビジターセンターの運営についてでございますが、宮城県が公の施設に位置づけていないことから指定管理者制度を適用できない施設であります。この施設は、市が県から借り受け、地元の観光協会に業務の一部を委託し運営しております。GPS波浪計の設置を契機とした展示等のリニューアルにつきましては、国土交通省に要望しており、今後国、県、市の担当課長会議で具体的な取り組みを協議することになっております。
 唐桑町観光協会等が主催した第1回ビジター祭は、集客イベントとして大きな成果を上げておりますことから、今後とも関係団体と連携しながら誘客促進に向けた事業の推進に努めてまいります。
 次に、観光関連組織の再編についてでありますが、気仙沼観光コンベンション協会と唐桑町観光協会との統合につきましては、現在両組織において今年度内を目指し協議が行われており、本市といたしましては、円滑に進むよう支援してまいります。
 次に、第1次合併の積み残し事項についてお答えいたします。
 初めに、コミュニティ施策についてでありますが、自治会運営費補助や集会所の使用料については、自治会収入の激変緩和や他施設との使用料の均衡に配慮しながら現在検討をしているところであります。今後素案がまとまり次第、地域の皆様方にお示ししてまいります。
 次に、ごみ収集についてでありますが、合併時には地域により収集体制に差異がありましたことから、住民サービスを低下させない方針で民間委託や特別収集など収集体制の見直しを進めてまいりました。今後も唐桑地域の現行のサービスを維持するとともに、統一に向けて他地域の収集体制を調整してまいります。
 次に、気仙沼観光コンベンション協会への補助金につきましては、唐桑町観光協会との統合の動向を踏まえ調整してまいります。
 次に、地籍調査後の固定資産税課税についてでございますが、旧市では市民に対し、全地区の調査完了後に一斉課税する旨説明してきたところであり、本吉町との合併協議においても現行のとおりとし、現市、町それぞれの地籍調査完了後、登記簿地籍で課税するとしております。
 次に、第3期介護保険事業計画の進捗状況でございますが、計画値に対する実績は、平成18年度で85.9%、19年度で88.9%と順調に推移しております。
 次に、第4期介護保険事業計画の策定についてでございますが、現在昨年実施した利用意向等調査や平成18年度及び19年度の実績を分析しながら課題を検討しているところであります。今後計画素案を作成後、地区説明会を開催するなど広く市民の意見を反映させてまいります。
 なお、保険料の設定につきましては、国において介護報酬の見直しが検討されておりますことから、その動向を見守るとともに、基金からの繰り入れについても検討してまいります。


◎議長(村上俊一君) 保健福祉部長菅原光雄君。


◎保健福祉部長(菅原光雄君) 私の方から、介護保険に関する御質問になお詳細にというお話がございましたので、お答えをさせていただきたいと思います。
 まず、第3期介護保険計画の進捗状況の中で、成果あるいは反省点というようなお話もございましたので、お答えをいたしたいと思います。
 まず、事業ごとにお話ししたいと思いますが、介護保険サービス事業では、居宅サービスが平成18年度では94.47%の進捗率でございましたが、平成19年度では96.87%となっております。施設サービスの方につきましては、平成18年度では78.1%、それが平成19年度では81.76%という進捗状況になってございます。それから、特別給付では、平成18年度、112.44%、平成19年度では135.20%という数字になっております。
 また、地域支援事業では、介護予防事業が平成18年度では6.9%、それが平成19年度では4.79%となっておりまして、これが反省点ではないのかなというふうに考えております。これに力を入れるべきだというふうにも考えておるところでございます。
 それから、包括的支援事業あるいは任意事業、これにつきましては、平成18年度で82.36%の進捗率と。それから、平成19年度で72.98%という数字になっております。
 それから、認定率の推移というお話もございました。これについては、平成20年4月末現在の要介護認定者数は2,622人となっておりまして14.9%となっております。平成12年度と比較いたしますと1,503人増で約7ポイントの増となっておるところでございます。
 それから、第4期介護保険計画に係る準備状況ということでございますが、現在計画策定のための準備作業を行っておりまして、日常生活圏域ごとの給付状況の分析とか、あるいは介護予防効果の分析とか、それから実施しております高齢者実態調査等々の分析、それらを今分析の準備を行っておるところでございます。
 その見通しというお話でございますが、担当としては準備状況が順調に進んでいるものというふうに考えております。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 24番戸羽芳文君。


◎24番(戸羽芳文君) 御回答いただきましてありがとうございます。
 聞き足りなかった部分についてこの場から再質問をいたします。
 まず、観光施策の関係であります風評被害、きのうも回答があったわけなんでありますけれども、キャンセルが3,000人もあったということ、そしてまた営業実績が20%も落ち込んだというふうなことで、表に出てきている数字だけ見てもかなりの打撃だったなというふうに思います。金額に換算したらかなりの経済的な影響があったんだというふうに思います。
 そこで、ホームページ等々で被害ないよというふうなことをお伝えしたんだと言うけれども、相手が見てくれなければホームページに載せても意味がないという部分がございまして、これに関してはもっと、例えば直接電話をかけるとか、あるいは文書で送付をするとかというふうな対応が必要だったなと私は思います。マスコミに関して、関係機関に関して、それから観光エージェントに対してもっと踏み込んだ措置が必要だったのかなというふうに考えるわけなので、今後このようなことがあったときに、いやいや、また地震だったから、風評被害だからしようがないやでなくて、今回のこの落ち込みをそれでとどめることなく、次あったときにはどうやったらいいかというそのマニュアルづくりをしておかなければだめなのではないかということを私は今回痛感いたしました。その部分について検討すべき必要があるだろうと思います。
 一番いい方法は、マスコミで気仙沼地域大丈夫だったなと、元気なんだなということを伝えてもらう方法が一番いいのかなというふうに思うんです。一つの方法論なんでありますけれども、例えば被災地の方々のどなたか大変な方々を地域で招いて宿泊させるとかというふうな方法も講じられたのかなというふうにも、工夫すればそれもできたのかなというような気がしないでもないわけであります。過去に東京の早稲田の商店街が災害が起きた際に長野県の温泉地と契約をして、中には損害保険会社が入るそうなんですけれども、保険をふだんに掛けておいて、一応有事の際にはその契約した先の長野の温泉に宿泊すると。それは保険の方から下がるというふうな、こういう災害宿泊の保険契約を結んでいるんだと。気仙沼地域に対してはどうですかというふうな問いかけがあった時期もあったんですが、なかなかそれが現実のものにならなかったんだけれども、こういったことも検討しておく必要があるのではないかと改めて思いました。
 それから、デスティネーションキャンペーンの関係でありますけれども、プレイベントで4%ふえたのでそれ以上の効果を期待しているということだったんだけれども、私は、実際に数値を出してくださいというふうな意味で御質問いたしました。というのは、新聞報道等を見た中では、宮城県としても目標を立てています。宿泊数に関して前年対比で10%の増だというふうなその目標を立てているというふうに聞いたものですから、県として宿泊が10%だったら宿泊以外も含めた入り込みがどのぐらいの目標なのか。それに対して気仙沼はいかがなものか。どのような計画を立てているのかということを知りたかったわけであります。やはり目標がなければそれに評価もできないわけでありますし、反省もできないわけでありますから、その点でございます。
 それから、主なるイベントの内容も昨日も御説明いただきました。牡蠣まつり、荒磯まつり、産業まつり等々があるんでありますけれども、大きなイベントだけでなくてお金かけなくとも特徴的なイベントを用意することによって結構評価を得ているというふうなこともあったようであります。視察しました鴨川でお聞きしましたら、鴨川というのは有名な観光地なんでもっと伸びたのかと思ったら意外と伸びなかったと。どこが実際伸びたんですかと言ったらならば、周辺部が、そのメジャーな観光地よりも周辺部が伸びて、逆に近くの勝浦の方が手づくりのひな人形のイベントをやったら、それにエージェントがついて観光客がいっぱい流れたというふうなお話いただいた。工夫次第では結構やれるんだなというふうな感想を持ってきたんですけれども、昨日の話では何か人力車云々というような部分もあったんですけれども、その辺の内容がどうなっているのか。なかなか我々に伝わってこない部分がありますんで、説明いただければありがたいと思います。
 それから、牡蠣まつりに関して特に心配なのは、会場が手狭になっていると。しかも、そばで工事しているということでの安全性であります。それから、もう一つは、牡蠣まつりはあの場所では今後どうするかというのも当然考え直さなければならないんだけれども、牡蠣まつり自体はずっとやっていかなければならないわけなので、持続的に継続する際にどの場所がいいのかというのは総合的に判断する必要があるのではないのかなというふうに思います。その判断の時期は、ことし終わってからでなくて、ことし始まる前だったのかなと私は思うんだけれども、この辺の手段、手法がちょっとわからないものですからお聞きします。
 ビジターセンターについては、指定管理者制度については公の施設でないというふうなことから現の制度の中ではできないということはわかっているんですけれども、だったらこのままでいいのかという問題です。このままでいいとだれも思ってないわけです。施設が老朽化してもなかなか県が腰上げないというふうな状況の中で、国土交通省に要望してもそれも進まないというふうな状況の中で、総ふさがりの状況に甘んじるわけにいかない。何らかの打開策を見出していかなければならないというときに、基本となる、ベースとなり契約自体も県に対して見直ししていく必要があるのではないかと思うわけなんですけれども。
 あるいは、リニューアルの検討委員会での報告の進みぐあいという部分について、ただ要望しているだけの答弁ではいけないと私は思います。何回その答弁聞いたかわからない。GPSが設置されてもそのモニターがなかなか、いつ設置されるんだかわからないというふうな状況。ビジター祭の際に、ビジター祭とあわせてGPSのモニターが設置になるんであれば誘客を図れたと思います。ああなるほど、どんな形でGPSのモニターが機能するのかということをみんな見に来たはずなんだけれども、それがなされなかった。目玉がなかったという部分も誘客がはかどらなかった一因でないかというふうに思います。ビジター祭に関して市のスタンスが私は問題だろうと思っています。
 観光協会が主体となって頑張ろうということでやった。これは本当に評価に値することだと思うんだけれども、やはり予算も機動力も乏しい組織で急に立ち上げるということの限界があったな。私はそう感じています。やはり何事も継続は力なので、ビジターセンターを存続する限り集客活動というのはずっと続けていかなければならない。そこの中で市が主体になっていく責任が私はあるのではないかというふうに思うんで、その辺、集客イベントに関する市のスタンスについて改めて確認をしたいというふうに思います。
 あとは、関連組織の再編については、年度内を目標として協議が進んでいるということで、これはわかっているわけなんですけれども、そのことと1次合併の積み残しの関連もございますので、後ほどまた聞きたいと思います。
 1次合併の積み残し関係でございますが、コミュニティの施策の中で、市長の方から自治会運営、集会所使用料等々について激変緩和も含めながら配慮したいというふうな、私としてはありがたいお言葉をいただいたというふうに思っております。といいますのは、3年過ぎたならば、私は自治会への補助というのは気仙沼と同じようにゼロになってしまうのかなというふうに覚悟していたんですけれども、2次合併の中で本吉町とのバランスということを考えなければならない。本吉町では振興会の補助制度が現にあるわけなんで、これを合併と同時にゼロにするということはなかなか難しいだろうというふうに思います。そういった意味で、全体のバランスを考慮した対応が必要なのではないかと思っていましたら、市長から私の思いを受けとめてくれるような御答弁があったわけなので、ぜひその方向で進めていただければというふうに思っております。
 ごみ収集についても、現行サービスを低下させないという部分が大事だろうと思います。合併しました。全部節減で切り捨てというふうなことにならないように。特に今後の環境問題等考えたときに、やはり周辺の衛生美化というのは非常に大事な部分でありますので、配慮していただければというふうに思っております。
 観光協会の補助金については、戻りますけれども、であれば、市長、統合の動向を踏まえ調整していくということなんだけれども、統合にならなかったならば今までどおりもらえるのかと。そうではないんでないかと私は思うんです。この辺が私が聞いているポイントなわけなんで、ひとつわかりやすくお願いしたいと思います。
 また聞くのは嫌だと思いますが、地籍調査後の課税の問題であります。私は、企画のまちづくり、合併推進の担当に聞きたいと思うんだけれども、今の現状がどうこうということでなくて、合併協議の中でこのことをどう定めたのかということを確認したいんです。これは間違いなく3年の中で調整していくというふうなそういう確認がなされているわけなので、その部分は風化させないでくださいよと。現実そう定めてもそういかない部分というのが当然あるとはわかるけれども、定めたこと自体は変わらないわけなので、その部分は風化させないでくださいよということを言っているわけなので、この部分はひとつ企画の合併推進の立場から御回答いただきたいと思います。
 それから、三つ目の高齢者福祉の充実でございます。
 きょうは進捗状態の数字について詳しい解説もいただきましてより理解深まりました。特に、全体的には計画に近い中で、あるいはそれを上回る形で進捗しているということでわかったんですが、特に低いのが地域支援事業だということ。予防介護の部分だろうと思います。当初から心配されたんですけれども、この取り扱いというのは本当に難しいです。本人は元気だと思っている方に、いやいや、心配だから来なさいよというふうに言っているわけなので、来てもらうための手段、方法が非常に難しいという部分なんでしょうけれども、ひとつ工夫して予防介護の重要性というものをしっかりとお互い認識していく方向で進めていただきたいと思います。
 それから、平成19年度の主要施策に関する説明をいただいて決算の審査もしたんですけれども、そこの中で要介護、要支援の推移がわかる資料がありました。今、部長からも説明あったとおり、平成19年度末で2,622人、対象の14.9%が認定受けているんだと。平成12年度、今から8年半前は1,500人で7%だったのがまさに倍増しているんです。9年間、8年半の中で認定者は倍増しているわけです。これがこのままどんどん行ってしまうのかということでは私はないと思います。これがどういうふうな推移をたどっていくのかというふうな見通し、それが第4期計画なんだろうと私は思いますんで、その辺の数字的な予測も含めて御説明いただければよりありがたいと思います。
 それから、そのサービスの内容なんですけれども、全体で5万5,171件の介護給付のサービスがあって、トータルで30億円を超える給付費になっているわけですありますが、その中身を見ますと、件数で言うと居宅が9割、そして施設が1割と。多分利用者数も同じ割合なんだと思います。施設利用者が1割で居宅サービスを受けている方々が9割ということなんですが、反面その給付額を見ますと、施設サービスが14億円弱、そして居宅サービスが14億円強ということで、利用者は施設が1割で居宅サービス支援9割なんだけれども、かかる費用は同等だということで、単価を見ますと、施設は1件当たり24万円超えています。居宅は1件当たり2万9,000円ということで、10倍近い給付費の開きがあるということなんです。このことから数字的に見ますと、財政運営を健全にしていくためには、できるだけ施設入所を少なくして居宅を充実させていくという流れが必要なのではないかということが、これが理論的にはわかるわけ。だから、予防事業も地域支援も必要なんだということで音頭をとって国もやれやれということなんだろうけれども、実態がどうなのかという部分があります。これを4期計画の中でどういうふうに配分をしていくかという問題だろうと思いますけれども、どう考えているのかというところであります。意識調査を行ったということでありますが、その概要等について、市民がどういうふうなことを求めているのかということが、その傾向が把握されているんであればひとつ参考になると思うんで示していただければありがたいというふうに思っております。
 きのうからも、介護事業所職員の待遇面で国も介護報酬等の見直しをしているということで、市長の方からもそういう方向の答弁がございました。ただ、介護費用のアップというのは、これは運営上はいいわけなんだけれども、それが介護保険料にはね返ってもらっては困ると。私はそう思っています。特に4期の計画の中で値上がりしましたというふうな、タイミングが非常に悪いと私は思っているんです。将来的に高齢化が進んでいく。認定者もふえていく。率もふえていく中では、値上げせざるを得ないというふうな構造はわかるんだけれども、ただタイミングとして4期計画スタートの時点での値上げというのは、私はタイミングが非常に悪いなと。その理由というのは、一つは後期高齢者医療制度がスタートして負担が背中にのしかかってきたのにまた追い打ちをかけるようにまたなのかという部分で、これは不満で済まなくなってしまうと思います。加えて、本吉町との合併の時期になるわけです。合併になったために値上がりしたんでないかというふうな誤解を与える可能性があるということで、これはやっぱり保険料の値上げはしない方向での4期介護保険計画の策定というふうなことに向けていかないと大変な問題になってしまうんでないかなというふうに私は考えているわけなんですが、片やサービスを充実させたいということはわかる。でも、そのためには財源が必要だ。そこで保険料をどうするかというこういう今ジレンマに立たされていると思うんだけれども、その方向性を定めるために今重要な時期だと思います。これをどういうふうにしていくのか。
 この4期計画を策定するために、市民の意見等々を吸い上げていく手段、方法、それを教えていただきたい。要するに、検討委員会等々で市民の参加の機会、代表者が参加する機会があろうかと思いますけれども、その組織がどういうふうになって、どういう構成で進めていくのかについても示していただきたいと思います。


◎議長(村上俊一君) 24番戸羽芳文君の再質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 戸羽議員さんにお答えをいたします。
 DC関係でございますが、議場には観光協会の大幹部、加藤さん、辻議員さんいらっしゃいますが、一生懸命に御活躍いただいておりまして感謝を申し上げます。
 昨晩、DCの協議会がございました。ただいま御指摘があったような課題が随分出まして、何かもう少し市民的な盛り上がりという方向で考えてみようという話が出ました。やはりポスター、それからパンフレット、文書、インターネット等々では限界もあるのかもしれません。したがいまして、結論は、まずホテル、民宿、旅館のおかみさんのおかみ会のような組織あるいはまた三陸縦貫道の推進をしているリアスハイウエー女性の委員会のような女性の力をもっともっと前面に出して力をかりていこうと。こういうことになりまして、事務局に早速ここ1週間内に人選のリストアップをしてくれと。こういう話を言いましたので、そういった方面からも、うちから盛り上がっていくという方向を打ち出したいと考えておりますので、なお御指導をいただきたいと思います。
 それから、ビジター祭なんですが、私も行って体験いたしました。大変立派に加藤委員長さん初めやっておられるなと思いましたし、戸羽さんの司会もなかなかだなと思って感心をいたした次第でした。私は、あの手の催し物はああいう方向でいいのではないでしょうか。いろいろ問題はあろうかと思いますが、いろんな面で支援もしたいと思いますので、第1回のような形を何とか持続して発展させるような方向で考えていただきたいと、このように思っております。
 以上です。


◎議長(村上俊一君) 産業部長小山邦良君。


◎産業部長(小山邦良君) 私の方からも御答弁申し上げます。
 まず、風評被害に対する対応といいますか、その件についてでございますが、正直言いまして、今回の岩手・宮城のこの内陸地震の場合、内部でもいろいろ議論をいたしました。現実問題として、行方不明者がいる段階でなかなか大きく動くことはできないなというのが我々の結論でありまして、静かにといいますか、インターネットでそういうふうにここでは被害がなかったというふうなことをきちっと表示するとかそういうふうな形で対応いたしました。
 また、エージェントとかにこっちは大丈夫だよという部分については、各ホテルの方で対応しているというふうに認識しております。
 それから、マスコミ等を使ってというふうなお話もございましたけれども、やはりこのことについても内部でもいろいろ思ったんですけれども、やはり隣で苦しんでいるのに自分のところは大丈夫だというのはなかなか我々としても言いづらいという点がございました。
 あと、お話しのこういう地震とかあった場合のマニュアルとかを考えておいた方がいいのではないかというふうなお話でございますが、この件に関しましては、なお検討してまいりたいというふうに思います。
 それから、デスティネーションキャンペーンでの目標といいますか、入り込み客、宿泊数の目標ということでございますけれども、県の方でも議員さんは宿泊10%を目標というふうにお話しされておりますが、表で出ているのは15%宿泊が伸びた場合といいますか、経済効果といいますか、そういうふうな形で県では出しておりますけれども、幾らにするというふうなことについては出されていないようでございまして、あくまでも県の方でもこれまであった北東北のDCであるとか、あるいは会津DCであるとか、そういうふうなところでこれぐらいの効果がありましたと。あと、山形のDCですか、これぐらいの効果がありましたと。仙台・宮城としてはこれを上回るような努力といいますか、そういうものに向けてやっていこうといいますか、そういうふうな形での取り組みでありまして、市といたしましても、とにかく数値的には目標は立てておりませんけれども、最大限ふえるようにみんなで地域として取り組んでいるところでございます。
 私の方からは以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 唐桑総合支所次長千葉正光君。


◎唐桑総合支所次長(千葉正光君) それでは、私よりリアス牡蠣まつり、唐桑の会場等についてお答え申し上げます。
 8月の実行委員会総会において、牡蠣まつりの会場は唐桑小学校建設予定地、旧唐桑運動場と決定してございます。この間、教育委員会、都市計画課と開催に支障のないよう協議してきたところでございます。また、今後唐桑小学校の建設工事が発注される予定になってございます。業者決定後は、業者の協力を得て事故のないよう万全な対策で臨んでいきたいと考えております。
 また、今後の会場設定については、営業許可のとれる調理所の確保あるいは駐車場、トイレ等を考慮しながら、実行委員会で協議していただくことといたしたいと思います。
 なお、先ほどスペシャルメニューという話がございましたが、スペシャルメニューとは言いませんが、ことし新たに交流都市である群馬県伊勢崎市赤堀町ふるさと会が野菜を大量に販売したいと。そして、参加したいという話がございますので、期待していきたいというふうに考えております。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 企画部長大和田一彦君。


◎企画部長(大和田一彦君) 私の方からは、コミュニティ施策と地籍調査等についてお答え申し上げます。
 まず、コミュニティ施策についてでございますが、多面的なことも視野に含めながら合併協定の趣旨に基づいた形でその施策を検討してまいりたいと考えてございます。
 それから、地籍調査後の固定資産税の取り扱いでございますが、まちづくりの観点からということでございますが、課税の統一につきましては、新市の重要課題といたしまして、合併後3年以内に調整し地籍調査期間の短縮に努めるということで内容となっているわけでございますが、これらも含めて地籍調査の短縮、これが一番肝要かと思っておりますので、担当課と調整しながらさらに進めてまいりたいと、このように思っております。
 以上であります。


◎議長(村上俊一君) 健康介護課長伊藤丈人君。


◎健康介護課長(伊藤丈人君) それでは、私の方から、何点か御質問ございましたので御答弁申し上げたいというふうに思います。
 認定率というか、認定者の今後の見通しの予測ということでございますけれども、介護保険制度創設からこの間ずっと種々高齢者の人口はふえ続けていることは議員も御案内のとおりでございます。10年後の平成27年には、2015年でございますけれども、戦後のベビーブーム時代が高齢化に達するという観点からすれば、この認定の推移率については当然伸びていくだろうというふうに分析をしてございます。当然、高齢者がふえてくれば認知症の方々あるいは介護が必要となる方々のその率と申しますか、割合もふえてくるものというふうに考えてございます。
 そのために、平成18年度に国の方におきましては、議員御案内のように、介護予防重視という施策の方向転換をしたところでございますけれども、しかしながら現場等々におきましては、なかなか介護予防というものにつきましては1年やそこらの短期間で目に見えるものではございませんので、この間、国の方でも今後この10月からそういった介護予防等に対する口腔機能訓練、栄養指導等々につきまして全国7カ所でモデル地区を設定いたしまして、この介護予防事業に対する実績検証をして来年度の、平成21年度からの第4期の計画に生かしていきたいというような情報も得ておりますことから、今後さらに国の動向を注視してまいりたいというふうに考えてございます。
 それから、アンケート調査の意識調査の関係でございますけれども、これは詳細な分析についてはただいま解析を進めているところでございますけれども、主な点というか、この部分につきましては介護認定を受けている方あるいは受けていない方をそれぞれ分けてアンケートをとってございますけれども、どちらにしても特徴的な部分につきましては、将来介護が必要になったときどのような場所で介護を望みますかというような項目がありますけれども、この部分につきましては、家族などを中心に自宅で介護をしてほしい。まさに居宅サービスの願いがこもっているなと。この部分につきまして、ホームヘルパー等の介護保険サービスも活用しながら自宅で介護をしてほしい、こういった部分が60%。いずれも、認定を受けている方、受けていない方につきましても60%を超えているということでございますれば、ますます私どもといたしましても介護予防の重視に力を入れながら居宅サービス、できる限り住みなれた自宅でもって老後を過ごしていただきたいというようなことを第4期の計画の中にも取り入れなければならないだろうというふうに思ってございます。
 それから、当然介護保険事業計画につきましては、次期、中期的な財政運営の安定に向けた1号被保険者の保険料と連動するものでございますので、議員御指摘のように、施設サービスあるいはそういったものが多くなればその保険料を上げざるを得ないというふうに思いますけれども、現段階では私も議員と同感で、そのタイミングが非常に悪いというふうに考えてございます。そういった中では、今後介護給付の実態等をさまざまな角度から分析をするとともに、本吉町の合併も見据えた介護サービス基盤整備のあり方について検討をしながら、第4期計画における保険料の値上げにつきましては、基金等の取り崩し等を考えながら、現状維持の方向で進めてまいりたいというふうに考えてございます。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 24番戸羽芳文君。


◎24番(戸羽芳文君) わずかな時間なんで質問というよりは当局に激励というふうな意味で言わせていただきたいと思います。
 まず、4期計画の策定については、今課長が決意を述べられましたけれども、ぜひその方向で充実を図っていただきたいというふうに思います。
 それから、戻りますが、デスティネーションキャンペーンなんでありますが、鴨川に行って聞いてよかったなと思ったのは、デスティネーションキャンペーンというのは後半に人が来るんだそうです、じわじわじわじわと。スタートしてからマスコミ等々で評価されて、知らされて、それから人が来るというふうなことで、ふだん人が少なくなる11月末から12月にかけていかに人を呼び込むかと。よし、気仙沼で泊まりがけで忘年会やろうやというそういうPRのできるような、効果のあるようなデスティネーションキャンペーン、スタートしていただきたいというふうに思っております。風評被害等にめげずみんなで力を合わせて頑張っていければというふうに思っております。終わります。


◎議長(村上俊一君) これにて24番戸羽芳文君の質問を終わります。
 次に、「産業振興について」ほか5カ件、10番村上佳市君の質問を行います。10番村上佳市君。


◎10番(村上佳市君) おはようございます。
 ニュービジョン21の村上佳市です。
 議長の許可を得ましたので、通告に従い順次質問してまいります。
 一般質問も8番目となると同僚議員と重複する項目が多々ありますが、視点を変えて質問してまいりますので、正対した答弁をよろしくお願いいたします。
 最初に、産業振興について1点目、若年者の地元雇用推進について質問いたします。
 今年度も間もなく上半期を終える時期となり、来年度の高卒採用選考が9月16日から始まりました。今年度の就職戦線は、例年と同様高校生にとっては厳しい環境であります。求人状況が高学歴化、西高東低の景気動向、パート、派遣労働社員などの労働構造や全体的な雇用状況が変化している中、地元に就職を希望している若年者と求人している会社の職種や条件が乖離しており、他地域の求人求職活動と比較にならない状況であります。
 また、気仙沼市のホームページを見ても、雇用の促進、雇用の創出なる記載は一切なく、気仙沼市として本当に就労支援をしているのか、疑問であります。地元で頑張っている企業を支援し、新しく企業を誘致する姿勢が全く見えてきません。市として若年者の雇用促進を積極的に行わなければ、人口が減少し、気仙沼市の衰退は避けられません。気仙沼市としてももっと真剣に若年者の雇用について積極的に考えていくことが必要と思われます。
 市内のある経営者団体もこの問題について懇談会を開催するなどの施策を講じ始めていますが、気仙沼市として地域を挙げた取り組みとしてどのようにかかわっていくのかお示し願います。
 次に、観光振興について1点目、安波山の利活用等についてお伺いいたします。
 気仙沼市街地の北に位置する標高239メートルの安波山は、古くから市民に親しまれています。車で市街地から5分、駐車場から山頂まで15分。この安波山を通年観光の核として大いに活用するべきと思いますがいかがでしょうか。春には満開の桜、ヤマツツジと新緑の初夏、森林浴の夏、紅葉の秋、空気の澄んだ雪景色の冬。そして、山頂や中腹から見る夜景、とっても美しい景色です。函館や長崎の夜景にも負けないと思います。市民と企業と行政のコラボレーションで安波山のお色直しをしてみてはいかがでしょうか。
 最初に、登山道の整備です。駐車場から山頂までの直行ルートは、途中四角い石がごろごろしていて転倒すると危険です。手すりかロープの設置が望まれます。
 また、四季折々の樹木の植樹も必要であります。
 また、夜景については、海岸沿いに街路灯の設置を多くし、気仙沼湾を明かりで浮かび上がらせると、大島までの気仙沼湾の海の道が完成すると思います。いかがでしょうか。
 また、停泊している船の協力を仰ぎながら、船体を電飾で覆えばすばらしい夜景が創造できます。
 また、大島架橋が完成すれば、それ以上にすばらしい景色になると思いますがいかがでしょうか。お答え願います。
 次に、2点目、仙台・宮城デスティネーションキャンペーンについてお伺いいたします。
 昨年行われたプレデスティネーションキャンペーンから10月から始まる仙台・宮城デスティネーションキャンペーンに向け、関係者の皆様には大変御苦労さまでございます。しかし、いざ本番が近いというのに、市内の盛り上がりがいま一つぱっとしないのはどういうことでしょうか。各地のイベントで気仙沼市の売り込みを図っているようですが、おひざ元の市民の皆様に対する売り込みが図られていないような気がします。いかがでしょうか。むすび丸のバッジをつけていると、いまだに「何のバッジですか」と尋ねられます。市民の皆様一人一人の力をかりて口コミで広めていただたなら大変心強いセールスになったと思います。いかがでしょうか。一つ一つの団体は一生懸命なのですが、統一した動きがとられていないような気がします。
 また、残念なことに、デスティネーションキャンペーン関係のホームページを検索しましたが、気仙沼市のホームページや気仙沼ポータルサイトのホームページにはほとんどデスティネーションキャンペーンの掲載はありません。最近の旅行者にとって重要な情報源であるインターネットのホームページがこのような状況であると、情報の発信もうまくいってないと思いますがいかがお考えですか。お答え願います。
 次に、環境問題の1点目、アスベスト対策についてお伺いいたします。
 アスベストによる健康被害が叫ばれてかなりの日数になり、現在もその被害に悩まされている方は相当数に上ります。気仙沼市においても、公共施設の中にアスベストを含有している施設が何カ所かあり、ビニール等で封じ込めをしているのが現状です。このような状況を踏まえ、今後気仙沼市としてどのような対策を講じていくのか、お答え願います。一つの担当課だけでなく、横断的な連携を図り、総合的に対応していく必要があると思われますがいかがでしょうか。お答え願います。
 次に、教育行政についてお伺いいたします。
 1点目、小中学校の耐震診断についてお伺いいたします。
 今、気仙沼市においては、小中学校で耐震診断、それに伴う耐震化工事が進められておりますが、平成20年4月1日現在で27小中学校中耐震診断率は88.1%と高率ですが、それに伴う耐震化工事は47.1%、昭和56年以前の建築に係る耐震化率は何と11.9%となっております。
 文部科学省においては、地震発生時に児童生徒等の安全を確保するとともに、地域住民の応急避難場所としての役割も果たすため、学校施設の耐震性能の向上を積極的に図ることが重要であり、早急に耐震化を推進するよう要請を出しております。今後の耐震診断及び診断後のその耐震化工事の計画はどのようになっているのでしょうか。お答え願います。
 次に、2点目、子供たちの安全、安心のための危険箇所調査等の実施についてお伺いいたします。
 子供たちを取り囲む環境は、年々変化しております。しかし、インフラ環境は昔のままであり、現在の状況に即応していないところがたくさんあります。特に、通学路の環境は旧態依然であり、見直しを図っていかなければならない箇所がたくさんあります。道路事情が変わり、スクールゾーン内で交通量が逆転し、通行規制がしかれていない道路の方が危険になったり、通学路なのに歩道がないままであったり、道路標示が見えなくなったりしているところがたくさんあります。また、大きな地震の際、倒壊しそうな構築物などたくさん存在しています。このことから、気仙沼市においては、通学路や公共施設など、子供たちが多く利用する場所の危険箇所調査を実施し、未来を託す子供たちが安全安心に暮らせるよう配慮しなければならないと思いますがいかがでしょうか。お答え願います。
 次に、防災関係について1点目、災害時対応型自動販売機、災害用備蓄ボックス等の設置についてお伺いいたします。
 災害時において、公共施設は住民の避難所や防災拠点としての役割を担っております。そして、一たび災害が発生しライフラインが寸断されるようなことがあれば、一時的ではありますが、水や食糧の確保が非常に困難な状況に陥ることが懸念されます。また、公共施設内のエレベーターが停止すれば、災害が広域にわたる場合、復旧までに長時間を要する可能性があるとも伺っております。このようなとき、エレベーターに乗り合わせた方は、運転停止という非常事態のもと、暗やみで十分な水分補給などができず、また排尿などを我慢しながら長時間にわたって不安な時間を過ごすことも想定されるのではないでしょうか。
 このような状況が想定される中、気仙沼市では先ごろ、気仙沼市立病院に災害時対応型自動販売機及び災害用備蓄ボックスを設置し、去る9月3日に引き渡し式が行われました。特に、災害用備蓄ボックスのエレベーター設置は、全国の自治体病院では初めてということであり大変喜ばしいことと思っております。市長も大変絶賛していらっしゃいました。
 災害時対応型自動販売機は、災害時には自動販売機から無料で飲料水が提供され、また災害用備蓄ボックスは、ラジオつきライト、簡易トイレなど簡易防災グッズ数点と飲料水、食糧、栄養サプリメントなどが備蓄されており、災害時においてエレベーターに閉じ込められた来院者の不安を和らげることができるものと、その効果に期待を高めているところであります。
 また、これらは既に唐桑総合支所、並びに燦さん館において設置されていることと伺っており、災害時における避難住民やその対応に当たる職員への食糧調達に寄与するものと思います。
 そこで、市長にお伺いいたします。
 私は、災害時対応型自動販売機と災害用備蓄ボックスは、災害時においては通常の備蓄食糧などとともに、住民の命をつなぐ位置づけにあると考えております。あわせて、設置に係る費用は無償であることをかんがみますと、市内公共施設のうち防災拠点となり得る施設に対しては、積極的な設置を進めるべきと考えますがいかがでしょうか。
 とりわけ、災害対策本部が設置されることとなる市庁舎や、災害時、要援護者施設となることが想定されているものの、現在自動販売機のない市民健康管理センターすこやか、多数の住民の避難が想定される気仙沼市総合体育館など、防災拠点施設への設置についてどのようにお考えであるかお聞かせ願います。
 次に、気仙沼市立病院についてお伺いいたします。
 1点目、医師の招聘に係る対応と看護師の確保等についてお伺いいたします。
 どこの自治体病院についてもほとんど例外なく医師の招聘については悩んでいるといっても過言ではありません。気仙沼市立病院においても、すべての診療科において医師が診療できる体制にはなっておりますが、1日平均約1,300人以上の外来患者さん、400人以上の入院患者さんを診察することは、精神的にも肉体的にもかなりの負担がかかっていると思います。
 ある市内の開業医の方は、市立病院の内科の先生は10人くらいが適正であると思うし、気仙沼地域においては医療過疎が始まってきているような感じがすると話しておりました。
 また、つい最近、千葉県銚子市立総合病院が医療業務を休止しました。背景には、医師不足から患者が減少し、医業損失が増加したのが主な原因であるようです。また、一たん病院を倒した自治体を医師は信用しない、銚子市立総合病院の再建は難しいという話も出ています。また、銚子市立総合病院は、関東圏の病院でありますが、救急医療などで周辺の病院に少なからず影響が出ていることもあるようです。
 そこで、市長にお伺いいたします。
 研修医制度の見直しや診療報酬等の改定など、政府においては見直される機運ではありますが、医師の招聘に係る対応が今後の気仙沼市立病院の喫緊の課題ととらえ、奨学金制度等の構築などあらゆる手段を講じていくことが必要であると考えますがいかがでしょうか。市長のお考えをお聞かせください。
 また、看護師の確保についてでありますが、現在は7対1看護が主流となってきており、中央の大病院や個人総合病院は、看護師の囲い込みを行い、地方からどんどん優秀な看護師を確保しているようです。現在、市立病院では、10対1看護が基準であり充足率を満たしているようですが、将来患者さんの要望にこたえ7対1看護に移行することがあれば人材確保に多大な影響が生じることが予想されます。今から状況把握や看護師確保のための方策を考えておく必要があると思いますがいかがでしょうか。
 また、設備的な問題が大きいとされる男性看護師の採用も視野に入れておかなければ、充足率は確保できないと思いますがいかがでしょうか。あわせてお答え願います。
 次に、2点目、高次救急患者の対応等についてお伺いいたします。
 気仙沼市立病院は救急告示病院として2次救急医療までを行う病院ですが、実際は2.5次医療ぐらいの救急対応を行っていると伺いました。医師の皆さんにとっては、自分の担当科以外の救急患者を見なければならない精神的、肉体的な負担があると聞いております。医師の招聘においても、このようなことを負担に感じ救急指定病院への勤務を避ける医師が多いということもあるようです。気仙沼市立病院の先生方は、このことからしても一生懸命治療に当たっていただいていると感謝申し上げます。このことを踏まえて、3次救急患者さんのことでお伺いいたします。
 昨年98件の高次救急搬送があり、そのうち11件が防災ヘリで搬送されたそうです。市立病院では、防災ヘリの出動が受理された段階で仙台方面の病院に迎えの車両を出発させるそうですが、やはりヘリコプターの方が早く到着し、医師と看護師は迎えの車が到着するまで待機しているそうです。そこで、この時間を短縮することができないか。または、医師が同乗せずに済む方法がないかお伺いいたします。他の機関との連携も必要であることから、市長の考えをぜひお聞かせ願います。
 最後に、新病院の建設促進等についてお伺いいたします。
 過日、7日間10カ所にわたり行われた気仙沼市立病院建設候補地選定の経過に係る地区説明会において、9カ所の説明会に出席させていただき、市民の皆さんの貴重な御意見を伺うことができました。大方の意見は、新病院の建設を一刻も早くということでした。そして、関連して、医師の確保、医療の充実、アクセス道路の整備、大島からの患者さんの搬送の方法の検討といった意見が出されました。また一方では、現在地への新築建てかえ、財源の確保をどうするのかといった意見が出されました。現在地の周辺の方にとっては、移転後の心配が多く将来に不安を持っているように思われます。市長は、これらの意見を踏まえて、早期に建設できるようこれからも市民の皆様とコンセンサスをとっていく必要があると思いますがいかがお考えですか。
 また、最初の質問でも話をしましたが、銚子市立総合病院では、医師が不足し、患者数が減少し、休止に至ったという経緯を考えると、医師の招聘の努力はもちろん、医療スタッフが働きやすい環境の提供が必要と考えますがいかがでしょうか。外見が立派になっても中身が伴わなければ病院は機能しません。
 また、今後基本計画、基本構想の中で病院規模や財源計画を検討するということですが、現在地の跡地利用の考え方、移転による影響調査、客足動向など細部にわたって調査するとともに、その都度説明会や公聴会などを開催し、また関係する地区には地元に出向くなど開かれた建設促進運動にしていかなければならないと思いますが、市長としての真摯なお考えお聞かせ願います。
 以上、6カ件10項目にわたり質問をしてまいりましたが、市長の意のある答弁を期待しておりますので、よろしくお願いいたします。終わります。


◎議長(村上俊一君) 10番村上佳市君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 村上佳市議員さんの御質問にお答えをいたします。
 初めに、若年層の地元雇用の推進につきましては、これまでも高等学校卒業者就職対策連絡会議並びに気仙沼公共職業安定所などと連携し、高校生を対象とした職場見学や就職準備セミナーの開催、市内企業への採用要請等に取り組んでまいりました。
 今年度は、新たに早くから就職に対する関心を持ってもらうことを目的に、高校1、2年生を対象とした「就職きっかけガイダンス」の開催も予定しており、なお一層の推進に努めてまいります。
 次に、安波山の利活用等についてお答えをいたします。
 安波山公園は、駐車場の整備や周辺樹木の伐採などにより、通年型観光の核として市民や観光客がより気軽に楽しめる観光スポットとなっております。整備につきましては、平成14年度に策定した安波山お色直しプロジェクト実施計画に基づき、市民、企業、行政の協働によりヤマツツジの植樹等を行っておりますが、現在来年度に向け、協働による桜の植樹について検討をいたしております。
 また、登山道等につきましては、整備後18年を経過しておりますことから、調査の上、検討をしてまいります。
 気仙沼湾を明かりで浮かび上がらせる構想等につきましては、その手法も含め今後の検討課題とさせていただきます。
 次に、仙台・宮城デスティネーションキャンペーンにつきましては、昨年10月から市広報に啓発情報を連載しているほか、ケーネットの活用や地元紙などの協力を得ながら周知徹底に努めております。
 また、市内においては、気仙沼商工会議所の各部会を初め、片浜東光会やまちづくりサークル気楽会などが新たな取り組みを展開しており、市民団体による動きが活発になってきておりますので、より一層の周知を図ってまいります。
 ホームページを活用した情報発信につきましても、情報の更新と充実に努め、より多くの観光客の誘致に努めます。
 次に、環境問題についてお答えをいたします。
 アスベスト対策ですが、平成17年に公共施設におけるアスベスト含有量並びに浮遊粉じんの調査を実施しており、調査したすべての施設で安全性の基準を満たしております。飛散防止対策として立入制限やシート囲い込み等を行っている施設については、今後施設ごとの状況等を定期的に確認しながら、恒久的な対策を検討をいたします。
 次に、防災関係についてお答えをいたします。
 災害時対応型自動販売機等は、防災対策協力企業との覚書などに基づき設置されており、これまで公共施設3カ所に設置済みであります。今後もその有効性に照らし、市庁舎を初めとする防災拠点施設への設置について協議してまいります。
 次に、市立病院についてお答えをいたします。
 初めに、医師の確保についてでございますが、東北大学医学部に派遣をお願いするとともに、宮城県ドクターバンク事業などを活用して中核的病院の機能を維持できるように努力しております。
 奨学金制度につきましては、将来の医師需要の動向を見据え検討いたします。
 7対1看護配置基準への移行につきましては、現状の入院患者数で算出すると新たに60人程度の増員が必要でございますが、今後の医療動向や費用対効果を考慮して検討してまいります。
 また、男性看護師の採用ですが、男女雇用機会均等法に基づき区別なく募集を行っております。
 次に、高次救急患者への対応等についてでございますが、ヘリコプターによる患者搬送の場合、医師の判断により必要に応じて医師が同乗しております。医師の迎えは搬送依頼先が行うことが原則となっておりますので、根本的な判断といたしましては、県においてドクターヘリを配置することが望ましいと考えております。
 また、新病院の早期建設につきましては、地区説明会でも多数要望がありましたことから、市民の皆様の御理解、御協力をいただきながら進めてまいります。
 新病院につきましては、利用者の環境整備とあわせ、医師初め医療スタッフの環境についても配慮してまいります。
 教育関係につきましては、教育長より答弁いたします。


◎議長(村上俊一君) 教育委員会教育長白幡勝美君。


◎教育長(白幡勝美君) 村上佳市議員さんの御質問にお答えいたします。
 初めに、学校施設の耐震診断につきましては、耐震化優先度調査の結果に基づき、今議会に気仙沼小学校、条南中学校校舎3棟の耐震診断に係る予算を計上しております。
 なお、診断結果によりましては、次年度以降に耐震補強設計、耐震補強工事を実施してまいりたいと考えており、一日でも早くすべての学校施設の耐震化が完了できるように努力してまいります。
 次に、子供たちの安全安心のための危険箇所調査等の実施についてお答えいたします。
 学校ではPTAと協力して通学路の危険箇所や公園、遊園地などの公共施設、子ども110番の家及び不審者出没などの情報を地図に書き込んだ通学路安全マップを作成し各家庭に配布しております。また、定期的に教員による通学路点検を実施し、緊急を要する危険箇所につきましては、学校からの通報に基づき教育委員会と関係課で対応し、安全安心な通学路の確保に努めております。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 10番村上佳市君。


◎10番(村上佳市君) ありがとうございました。
 私の質問が20分で当局の答弁が10分ということで半分で終わったかなと思っておりますが、ちょっと不満もありますので何点か再度お伺いしたいこともありますので、よろしくお願いいたします。
 まず、若年者の地元雇用ということで質問いたしましたけれども、この中で地元に就職を希望している若年者と求人している会社の職種や条件が乖離しているという部分で私はお伺いしました。この部分について、今後市長初め気仙沼市として、この乖離を是正するためにはどのような方向でやっていったらいいのかなということをまずお伺いしたいと思います。
 それから、2点目の観光振興についての安波山の利活用でございますが、私、8月5日に東京海洋大学の海鷹丸という練習船が気仙沼に入港したときに、実習生の皆さんと安波山さんに登りました。安波山の中腹から見た景色がとてもすばらしくて、時間がなかったにもかかわらず何人かの生徒さんは頂上まで上がったわけです。その上がる途中の道が岩みたいなものがごろごろしていて大変上がるのに苦労していたようなことも見受けられましたし、安波山の通年観光という位置では、気仙沼市の中心に位置する山ですので、今後早目に整備をする必要があるのではないかと思うんですがいかがでしょうか。
 それから、聞くところによると、電線が1本ありまして、その部分についても今改善の何か計画がされているような話も聞きますけれども、その辺の進捗状況についてもおわかりになればお伺いしたいと思います。
 それから、夜景です。先日足元灯が完成したときに、私も一緒に登って夜景を見ましたが、かなりきれいな夜景でございます。これを当然市民の皆さんにもPRするべきだと思うし、県内外の皆さんにも広くPRして、安波山の夜景を楽しんでいただくような工夫が必要だと思いますけれども、その辺いかがお考えか、お伺いしたいと思います。
 それから、仙台・宮城デスティネーションキャンペーンについてでございますが、先ほど前の同僚議員のところにインターネット等の活用も限界ということでございますが、限界でなくてインターネット、ホームページには記載がなかったわけです。隣の登米市においては、きちっとデスティネーションキャンペーンに係る特別なページをちゃんと記載して観光客の誘致を図っておりました。ですから、今旅行者が最初に行くときインターネットなんです。そこで情報を仕入れて、ここの場所にはどういうものがあるかと。そして、来てからそこに行って楽しむという事前の楽しみと来ての楽しみと、そして帰ってのまた反省会の楽しみと三つあると思うんですが、この辺を一番最初の入り口で観光客を招聘するような工夫をしてないというのは、私は非常にうまくないと思うんです。
 私は、この間、東北地域環境研究室の志賀秀一先生の「お客様に感動を与えるサービスとは何か」という講習会を聞きに行きまして、そこで先生がこう言ったんです。地域にいろんな分野があるが、一体感を持ってやることが大切であると。過去と同じようにやって将来もつんだったらこんなにうまい話はないが、そういうことはあり得ないと。考えを変えていく必要があるということなんです。この一体感を持ってというのは、やはり市長さん初め上の方が中心となって一体となって誘致するようなそういう方策を考えていかなければうまくないんでないかなと思うんです。その辺についてどうお考えか、お伺いしたいと思います。
 それから、アスベスト、これはずっと話されてきて今回もエスポート駐車場の予算が計上されたところでございますが、このアスベスト被害の中皮腫の患者さんの話を聞くと、大変つらい思いをしているようです。今囲い込みをしてビニールシート等で飛散を防いでいるような状況でございますが、今回市長さんが一体となって恒久的な対応ということですが、これも早目の対応が必要かと思いますので、その年次とか示されればお伺いしたいと思います。
 それから、教育行政については、小中学校の耐震、子供たちの安心安全のために我々は一生懸命働いていかなければならないと思いますし、気仙沼市民憲章の4番目に「いたわり、助けあい、きまりを守って安全安心なまちをつくります」とあるんです。決まりを守って耐震化計画とか耐震工事はやっていくべきだと思うんです。これはいつまでも危険な校舎に子供たちを入れるわけにはいかないと思うし、そして建物なんかも、例えば今にも倒壊しそうな建物が学校敷地内にそのまま残っているところもあるわけです。それから、遠足に行く場合もバスが入れなくて道路で10分間隔にバスをとめて、そして誘導員がついて子供たちを急いで乗せる状況もあるわけなんです。
 そういうことも考えれば、この耐震診断もそうですが、2番目の安全安心のための危険箇所に入ってしまいましたけれども、この辺も早急に考えて総合的に気仙沼市として何が危険なのかということを総合的に把握しておかなければ、何かあったときに即応できないと思うんです。今各学校から連絡あっていろいろな危険箇所についてはその都度対応しているということでございますが、この間も花の道の通路でコンクリートががくがくになっているということで通報を私が受けて行ってきました。やはり、そのまま子供たちが遊んで、これが倒れたり何かしたら市の責任になると思うんですけれども、この辺もやはりきちっと常にパトロールしながらやっていかなければうまくないと思うんですけれども、それについての今後のより詳しい説明をお願いしたいと思います。
 それから、5番目の防災関係についてお伺いします。
 災害時対応型自動販売機、それから非常用備蓄ボックス、これが設置されて、私も備蓄ボックスの引き渡し式に行って大変すばらしいものであると思いました。普通は三角錐の入れ物なんですが、それをふたをあけてぱかっとやると簡易トイレになって、あとは女性でも恥ずかしくないようにちゃんと覆う銀色のマットなんかもついていまして、非常にこれはエレベーターの中では大変有効なものではないかなと思いました。
 それから、災害時対応型自動販売機は、もし災害が起きたときに協力企業の方でどのような対応をしていただけるのか。ただ設置しただけではないと思うんですけれども、災害が起きたとき、その協力企業の方でどのような対応をしていただけるのか、お伺いしたいと思います。
 それから、6番目の気仙沼市立病院について、私は医師の確保ということでなくて医師の招聘ということでお伺いしたわけでございますが、これは今も将来も医師の確保というのはずっとついていく課題だと思うんですけれども、私は説明会に出て何件か聞いたのは、「今の医師住宅も古いんだよね。39年たってあそこにお医者さんが入るとすれば、それに子供たちとかがついてくるかね。やっぱりついてこないよね。みんなお医者さん、単身赴任になるよね」というような話聞かれました。
 それから、新病院建設に対する意見、約170人ぐらいの方が延べ、トータルでお聞きになったと思うんですが、皆さんいろんな意見を持って臨まれています。この意見を私はいろいろ書いたんですけれども、例えば三陸道とのアクセスとか医師の確保、それからヘリポート、跡地利用、いろんな部分で市民の皆さんから質問ありました。これについては、市長が真摯に一つ一つの意見について時間をかけることなく速やかに、今できることは今すぐやるような対応が必要であると思うんですけれども、その辺のお考えをお聞かせ願いたいと思います。
 また、中核病院と言われていますけれども、釜石、大船渡、それから宮城県であれば石巻、みんな日赤病院とか病院整備して新しくなって、ここの県北地域の気仙沼だけが今取り残されている状況なんです。その辺を考えていくと、これは基本計画、基本構想でいろいろ出ていますけれども、一番最初に病院の建設の調査というのを平成11年度から基本的な事項の調査が始まっているわけです。間もなく10年たとうとしている。これからまた建設でというとどんどんどんどん環境が変化していって、当然人口も減少していくし、今の規模からもっと計画を縮小しなければならない状態になるかもしれないです。その辺を時間をかけずに速やかにやって、それを市民の皆さんに逐次報告していくことが必要だと思うんですが、その辺についてお伺いしたいと思います。
 それから、そっちこっち飛んで申しわけないんですが、看護師さんの確保についてでございます。先ほどの決算委員会でも幾らかちょっと話が出ましたけれども、市立病院の看護師さん、やめていく方が結構多いというお話を聞きました。それで、やめていく原因は、やはり仕事がきつい。それから、先ほど言った7対1看護の病院の待遇のいいところに引っ張られていく。それから、もっと自分の向上を目指して勉強したいと。このような条件で去っていくということなんですけれども、今からこういう対策を立てていかないと、いざというときに看護師さん足りないからどうするべということになってもうまくないと思うんです。その辺の計画的な進め方をお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◎議長(村上俊一君) 10番村上佳市君の再質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 私からは、何点か先に答弁を申し上げたいと思います。
 最初に、若年層の関係ですが、乖離の是正をどうするかという問題です。確かに若年層はいろんな職種を求めているんです。したがって、気仙沼の場合は水産関係に特化するという状況もございますのでなかなかそういった面で壁もあるんですが、今それに対しまして何をやっているかというと、議会の方々の御指導、御協力をいただきまして、例えば跡部村長さんに行ってひとつという依頼の仕方、あるいは藤沢町長さん、畠山町長さんですが、今事務方で協議をしておりますが、工場誘致についての何かという提案も畠山町長さんからありましたので、そういったこと。それから、私自身が岩手県の金ヶ崎の方に行きまして、町長にお会いしました。そんなことをやりながらいろいろアンテナ張っておるんですが、遺憾ながらこちらからお願いしたからそれでは行くという状況ではないんです。やはり企業の選択なんです。選択の基準は道路です。ですから、私どもは今市民挙げて三陸道あるいは284号の高速化について運動していると。そこがポイントになっております。そういったことを含めて、なお誘致に対して努力をしたいと。若い方々の希望に合うようなそういういろんな企業を手がけていきたいと、このような考え方を持っております。
 それから、安波山の関係ですが、おっしゃるとおりです。議会の中から提案がございまして、木を伐採したり、あるいはともしびをつけたりさまざまやっております。私もゆうべDCの帰りに、なるだけ公用車は帰しまして市内のタクシーを利用しようという考え方からタクシーで自分の駐車場まで帰りました。そのときに、どうですか、気仙沼の観光は何がポイントですかと言ったら、安波山だと言うんです。遠くから来た方がどこか見たいんだが案内してくれと。全体を見たいと、こういう希望が多いんだそうです。そのときに、安波山を案内すると、特に夕やみ迫るぽつぽつと電気がつき始まる時刻なんかは絶賛されるという話をゆうべ承りました。したがって、私が考える以上に安波山というのはやっぱり価値のある山なんだなと思いました。改めて安波山の今後の展開をしなければと思いました。
 それから、DCの一体感ですが、先ほど戸羽議員さんにも申し上げたんですが、インターネットを含めてそういう取り組み、それからまた市民の盛り上がりということです。ゆうべの話の中でも、商店街の方々も難しいと言っていました。なかなか休日に店をあけてくれない。それから、観光客に対して呼びかけるというか、おもてなしするという姿勢がなかなか厳しいものがあるんですという話があったりいたしまして、鳴子とか秋保、作並等々のように、観光、温泉とか特化されているような地域とまた違っているのかなと思いますが、しかしこれは市民全体の中で盛り上げるという方向で、さっき答弁しましたが、いろいろ力をおかりしながらやっていきたいと思います。
 それから、ドクターヘリの件ですが、もっともです。長根議員さんからもお話があったんですが、運動しております。県の方では回答が出ました。だめなそうです。これは財源がないということです。しかし、我々はそうではないだろうと。これは県北と県南を分けた場合に、県北の、しかも東北一の離島を抱えている大島、大島を抱えている気仙沼市が一番困っているんだと。そういうことを訴えておりますが、遺憾ながら今のところ打開策はありませんが、引き続き皆さんの力をかりながら訴えてまいりたいと思いますし、私一人では力不足なんで、何らかの対県陳情を考えてみたいと、皆さんと一緒に。そのときはよろしくお願いしたいと思います。
 それから、新病院建設の報告の経過なんですが、よくわかりました。その中で、第一義的には議会なんです。議会にすべてのことを報告しながら、御意見をいただきながら、そして市民の方々に入っていくと、こういうことを考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 以上です。


◎議長(村上俊一君) 産業部長小山邦良君。


◎産業部長(小山邦良君) 私の方からホームページの活用の件でございますけれども、この件についてお答え申し上げます。
 ホームページについては、観光情報としてこれまでイベントの情報をイベントカレンダーであるとか、あるいは観光地としての情報とか、これはこれまでと同じように当然載せてきて取り組んできております。
 ただ、議員さんお話しのデスティネーションキャンペーンとして特別に何か載っけたかという部分では、確かにこれまで載っけてはおりませんでした。しかし、既にこの部分につきましても今ホームページの方に更新して載っけてありますので、これからさらに充実といいますか、更新、充実をその都度図っていくように努めていきたいというふうに思います。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 市民生活部長山内 繁君。


◎市民生活部長(山内 繁君) それでは、私からアスベストについてお答えいたします。
 最初の質問でちょっと答弁漏れがありましたので、その件もあわせてお答え申し上げますが、総合的な対策をとっているのかということでございますけれども、この問題出てきました当初から環境課が中心になりまして、関係各課、いわゆる施設管理課と共同で課題の解決に当たってきたところでございます。統一して基本方針のもとに各施設管理課がその施設の管理、それから計画をつくっていくというふうな方向で進めております。
 恒久的な対策の年次が示せるのかということでございますけれども、市長の答弁で前段で申し上げましたとおり、調査した施設については今のところ安全性は確保されております。現在、囲い込みや立入制限を行っておりますのは、いわゆる不特定多数の方が出入りする施設についてはさらに安全性を確保するために、念のために行っているというふうな面がございます。アスベストについては、老朽化して粉じんが発生するようになった場合に危険性が出てまいりますので、長期的なことかと思います。その間、定期的に施設を調査しながら適宜必要が生じる都度計画を立てて恒久対策をとっていくという考えでございます。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 建設部長梅津覚太郎君。


◎建設部長(梅津覚太郎君) 安波山の登山道の整備についてお答え申し上げます。
 先ほど市長申し上げましたとおり、登山道につきましては整備後18年を経過しておりますので、全面的な点検をまず行いたいと思います。
 それから、一つは「ひのでのてらす」の上の方になりますか、山頂の手前付近は非常に登りにくいというようなことも指摘を受けておりますので、何らかの方法をとれるかその辺も検討してまいりたいと考えております。
 それから、電柱の撤去の件でございます。景観確保のために樹木を伐採した結果、りゅうの階段のちょうど真っ正面に当たりますか、気仙沼湾を臨むちょうどど真ん中に電柱が1本立っております。これについては御指摘も受けておりましたので、東北電力さんの方と現在調整しております。ただ、どうせ移すのであれば景観から外れた場所に移したいということでいろいろと調整しておりますが、あの1本を移すことによって前後数本ずつの電柱移設が出てまいります。下の方は結構急な斜面になっておりますので、技術的な部分も含めて現在電力さんと検討中でありますので、もう少し時間をいただきたいと思います。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 総務部長千葉敏朗君。


◎総務部長(千葉敏朗君) 私からは、防災関係についてお答えいたします。
 災害時のボックス設置に係る分でございますが、この件につきましては、ボックス設置企業側でその都度備蓄品等の補てん等ということでおいでいただくということになっております。
 以上です。


◎議長(村上俊一君) 市立病院事務部長加賀秀和君。


◎市立病院事務部長(加賀秀和君) 医師確保の観点から、老朽化した医師住宅の整備が必要ではないかとお話をいただきました。その必要性を強く感じております。新病院の建築とあわせ、医師住宅の整備も進めてまいりたいと、このように考えております。


◎議長(村上俊一君) 教育委員会教育次長小山謙一君。


◎教育次長(小山謙一君) それでは、私の方から学校の耐震化についてでございますけれども、耐震診断を行うことがまず肝要と考えております。その調査の結果を踏まえてでございますけれども、耐震化につきましては一日も早く、先ほど教育長申し上げましたけれども、耐震診断結果等によりまして耐震化に努めていきたいと考えております。
 それから、2点目の通学の危険箇所等の調査でございますけれども、先ほど申し上げておりますように、定期的には点検をしておりますけれども、改めまして校長会等を通じまして調査をし、その報告を求めて実態について改めて確認をし、対策が必要なものがありましたら早急に対応できるような形で進めていきたいと考えております。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 市立病院看護部長熊谷律子さん。


◎市立病院看護部長(熊谷律子君) それでは、私の方からは看護師の確保についてお答えしたいと思います。
 現時点で病休、育休、それから産休者を合わせて常時20名も看護師が休んでいる状況にあります。実際にそれを確保しようと思ってもなかなか難しい状況の中で、この中央に流れていく若い人たちをどう食いとめるかというあたりは私たちも常々考えておりますが、まず一番先に考えられることは、うちの病院は看護職員のすべてが女性でありまして、子育てをしながら夜勤等を行っている者が半数以上おります。そういう中では、安心して子供のことを任せられる保育状況の整備とかも考えなければいけないと思っております。
 また、先生たちが少ないという中では、専門の知識を持った専門看護師等の育成に関して長期研修に当たるそういう保障等も考えていかなければいけないと思っております。
 いずれにしても、皆さんが安心してかかれるようなそういう病院職場を考えながら私たちも検討していきたいと思います。
 以上です。


◎議長(村上俊一君) 10番村上佳市君。


◎10番(村上佳市君) どうもありがとうございました。
 最初に看護師の確保について、今女性の看護師さんがすべてで育児とかいろいろということでありますが、やはり先ほどの質問でも述べたとおり、男女共同参画という意味からも男性の看護師の雇用を進めていけば、これは男子も女子もかかわりなく育児というのは両方でやるべきものと思うので、その部分についての負担というのは多分違ってくるかなと思うんですが、その辺は今後検討していただきたいと思いますし、それからあと先ほど災害時対応型自動販売機で、私は災害が起きたときに企業がどういう対応をしてくれるのでしょうかという質問をしたんですけれども、水の補給とかそういう部分、もう少し具体にお伺い。これは市長さんの肝いりで何か病院の方には設置されたということで、なかなかすばらしいものであるんではないかなと思うんですが、その辺具体的な部分をお聞かせいただきたいと思います。
 それから、あとアスベストです。やはり何かが起きてから対応しては遅いと思うんです。先ほどの囲い込みをしているから安全なんだでなくて、もしかしてこれが地震等何かでこの囲い込みが壊れた場合とか、そうなった場合の対応はどうするのか。やはりそれは早目に除去することが必要なんではないかと思うんですけれども、この3点について、時間も余りありませんので簡潔にお願いしたいと思います。
 以上です。


◎議長(村上俊一君) 10番村上佳市君の再々質問に対し当局の答弁を求めます。総務部長千葉敏朗君。


◎総務部長(千葉敏朗君) 防災関係で先ほどの私の回答は舌足らずだったかもわかりませんが、備蓄品というのは、飲料水等、それから食糧等を含むということで、それを補てんをしていただくということですので、それは企業側で対応していただくということでございますので、よろしくお願いします。


◎議長(村上俊一君) 市民生活部長山内 繁君。


◎市民生活部長(山内 繁君) アスベストについての再々質問でございますけれども、基本的に除却が必要なものについては既に除却しております。除却までいかなくともいいものについて現在囲い込んでいるというような状況でございますが、御指摘のとおり、災害時には普通であれば発生しない粉じん等が発生する可能性がございますので、ただいまの御提言も踏まえながら計画の中で検討してまいりたいというふうに思います。


◎議長(村上俊一君) 市立病院事務部長加賀秀和君。


◎市立病院事務部長(加賀秀和君) 看護師の確保対策でございますが、御指摘のような分も含め多角的に検討してまいりたいと思います。
 以上です。


◎議長(村上俊一君) これにて10番村上佳市君の質問を終わります。
 暫時休憩いたします。再開を午後1時といたします。
     午後 0時00分  休 憩
───────────────────────────────────────────
     午後 1時00分  再 開


◎議長(村上俊一君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、「観光施策について」ほか3カ件、7番菅野博幸君の質問を行います。7番菅野博幸君。


◎7番(菅野博幸君) 信友会の菅野博幸でございます。
 通告に従い質問をしてまいります。
 1カ件目は、観光施策について。
 初めに、徳仙丈の観光についてお伺いいたします。
 このたび、ツツジの名所の徳仙丈山の大型バス用の駐車場整備に対する予算が措置されました。市長を初め当局に対し、感謝と敬意の気持ちでいっぱいでございます。小雨のときなど以前から大型バスの駐車場等については悩みの種でしたが、このたびの御尽力により一つ解決できたことをうれしく思います。
 日本一のツツジ山、徳仙丈は、今や気仙沼市だけではなく宮城県の観光名所として全国に広がりを見せておりますが、多くの観光客を迎えるに当たり、山に登る途中の道路が大変混雑し、観光客をがっかりさせているのが現状です。この緩和措置として、道路における待避所が必要となります。待避所の整備が欠かせない状況となっておりますが、当局としましては、この緩和策としてどのように考えておられるかお示しください。
 次に、6月定例議会でも要望がありましたトイレの設置ですが、今年度は仮設トイレを2基置きました。観光客におもてなしをするためにもトイレの整備がぜひ必要かと思います。設置の考えがあるか否か今後の見通しをお聞かせください。
 次に、デスティネーションキャンペーンについてお伺いします。
 先ほど来、皆様方議員さんからいろんなDCについてお話がありましたが、若干重複するかもしれませんが、自分なりの質問をさせていただきます。
 10月から大型観光キャンペーン、仙台・宮城デスティネーションキャンペーンが始まりますが、商工会議所の皆様を中心として観光コンベンション協会が9月11日に東北地域環境研究室代表の志賀秀一先生をお招きし、「お客様に感動を与えるサービス」とは何かをテーマに講演がありました。その中で、志賀先生は、人が動くときには動機があり、特に観光の分野では感動が原動力になると話しております。また、サービス面でも観光客がそこを訪れるのは、人の要素が大きい、人はつながりで動いていると話しております。自分たちの地域はこんなにすばらしい人がいると知らしめるリストやそれら財産を持ってほしいと。これからはリピーターを生み出せない地域は、人の訪れない自分たちの地域に誇りを持ってアピールし、ぜひおいでくださいと伝え、他の地域の方々も注目するような気仙沼方式を見つけ出して対応すべきと述べておりました。
 また、東京山手線の電車内に仙台・宮城デスティネーョンキャンペーンの広告が約2カ月間掲示されるそうですが、これらの受け入れ体制ができておりますか。お示しください。
 2カ件目、職員の人事についてお伺いします。
 適正な人事配置について、先般、3月をもって職員の約20名以上の人が退職したと聞いておりますが、その後さらに約20名ほどの退職が出たと聞いておりますが、さまざまな要素と事情があると思われますが、余りにも人数が多かったことに驚きを隠し切れませんでした。そこで、当局にお聞きしたいことは、なぜ多くの退職者が出たのかをどのようにとらえておりますか、お尋ねいたします。
 次に、各部署の配置転換については、適材適所にかなった人事がなされているのかお尋ねします。
 また、職員の研修や中間管理職の研修等はどのように実施しているのか、お伺いいたします。
 3番目として、市民生活の安全安心確保等についてお尋ねします。
 まず第1に、消防団の充足率についてお尋ねします。
 このたび、第1回消防操法大会が行われ、唐桑町を含む第1分団から第10分団とまさに広域化し組織が大きくなり、市民の生命、財産を守る消防団員の活躍は、ただ頭の下がる思いです。本当に敬意と感謝の気持ちでいっぱいです。今回より団員の制服が新しくなり、統一された姿には身の締まる思いと誇らしさを感じました。
 その中で気になることが1点ほどありました。それは、大会等には安全長靴ではなく半長靴ではと思いました。せっかくそろえた制服ですので、帽子から靴までも統一されればすばらしい姿ではないかと感じました。そこで、当局にお尋ねします。半長靴をそろえるお考えはあるかお聞かせください。
 次に、各屯所の乾燥塔についてウィンチの設置状況はどのようになっておりますかお尋ねいたします。
 また、消防団員の人員数はどのぐらいなのか、目標とする団員数になっているのかお聞かせください。
 次に、消防操法大会などへの市民参加についてお尋ねいたします。
 各分団での悩みは、若い団員の方が少なく勧誘が難しくなっていると聞いています。団員の増員に向けて、このような大会等には市民の皆様にもっともっとアピールをし、見学者を多く集めることも大事ではないでしょうか。せっかく訓練をしたのですから、団員の汗水の苦労を市民の皆様に見ていただくことにより、正義感を持った若者の心を動かすことも大事ではないでしょうか。当局としてはどのように考えておりますかお聞かせください。
 4番目に市道整備についてお伺いします。
 緊急時等における市道の狭隘部分改良についてお尋ねします。
 先般、水梨、四十二地区で民家の火災が発生し、現場へ急行するも消防車が入り口でとまっており、現場に放水が難しい状況でした。どんな地域でも住宅がある以上、道路整備の必要性を痛切に感じました。各地にこのような箇所があると思うと、安心・安全に暮らせないと思いました。当局としては、どのような対応、対策を考えているのかお聞かせください。
 次に、松岩地区市道整備進捗についてお尋ねします。
 前にも述べたことに関連しますが、高谷4号線など地域の要望で道路整備をお願いしたが、なかなか実現しないとの声がほとんどでした。今後の見通しについてお聞かせください。
 また、松岩地区全体の今の道路整備状況をお聞かせください。
 次に、三陸縦貫道、高谷インターにおける面瀬道、片浜から金取までのバス路線の拡幅について、以前にも質問いたしましたが、さらなる計画があるか否かお聞かせください。
 以上で通告しておりました質問を終わりますが、当局の正対した答弁を御期待申し上げます。終わります。


◎議長(村上俊一君) 7番菅野博幸君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 菅野議員さんの御質問にお答えをいたします。
 初めに、観光施策についてでありますが、徳仙丈山へ至る市道の待避所につきましては、今年度現地調査を実施することといたしております。
 また、トイレの設置につきましては必要と認識しておりますので、適切に対応してまいります。
 次に、仙台・宮城デスティネーションキャンペーンについてでありますが、気仙沼ならではの食などの特性を生かした取り組みを強化し、受け入れ体制の整備に鋭意努めてまいります。
 次に、適正な人事配置等についてでありますが、定年前の退職につきましては職員個々の事情によるもので、これを尊重しております。
 また、今後とも職員の適性や業務経験等を踏まえ、適正な配置に努めてまいります。
 なお、職員の研修につきましては、業務内容や経験年数などを考慮しながら実施しております。
 次に市民生活の安全安心確保等についてでございますが、初めに消防団員の充足率等についてでありますが、消火活動等においては長靴を基本としており、従来どおりの支給となります。
 ホース乾燥塔のウィンチにつきましては、48カ所のうち26カ所に設置しております。
 団員数につきましては、定員700人に対し9月1日現在602人で、充足率86%となっております。
 次に、消防操法大会などへの市民参加についてでございますが、今月7日の消防操法大会においても市民の参観があったところで、今後も消防団等と協議し周知に努めてまいります。
 次に、市道整備についてお答えをいたします。
 初めに、市道の狭隘部分の改良についてでございますが、路線の状況を踏まえ、用地協力が得られるところから局部改良を検討してまいります。
 また、赤線などの市道以外の整備については、用地協力が得られた後、市道認定を行ってからの対応となります。
 なお、待避所等の整備は、用地の協力が得られれば対応をしてまいります。
 次に、松岩地区の市道整備進捗状況についてでございますが、今年度柳沢迎前田線の用地買収や高谷3号線、立石2号線などの舗装に着手することとしております。
 なお、高谷4号線につきましては、高谷3号線の完了後の対応となります。
 また、面瀬川線の拡幅については、今年度高谷地区の狭隘部を用地買収をすることとしております。


◎議長(村上俊一君) 7番菅野博幸君。


◎7番(菅野博幸君) 市長さんの御答弁、大変理解をいたしました。また、御協力してもらっていることに感謝しております。
 日本一の徳仙丈のツツジの件ですが、これも今10月から始まるDC、デスティネーションキャンペーンも絡んできますが、今シーズンオフとはいえツツジを愛する会のメンバーがいろんな行事等をやろうということで一生懸命頑張っております。その中で、新しく駐車場が整備されたということに対しては、大型バスが大体1日平均多いときで五、六台から7台、それがわずか1日や2日でなくて1週間から10日というペースで都会から、県外からたくさん集まっております。これだけでも駐車場整備ということで大変ありがたい、そして気仙沼の観光として大事なおもてなしがきちっとなされるのではないかと。立派にしたから云々でなくて、できるところからしっかりとやってもらうことが一番大事ではないかと。なぜならば、財政が厳しいということは我々も認識しておりますので、まずそういう努力に対しては本当に感謝しています。
 それから、待避所について、バスが下で待っていていろんな苦情等がありましたもので、これも先ほど前向きのあれだということで、ぜひ待避所の設置等をお願いしたいと思います。
 それから、トイレですが、仮設トイレを昨年度までやりましたけれども、できれば立派なトイレでなくてもいいから丸太等で、ある残材でつくってもらったらなお最高かなという感じがいたしました。これもできるだけ来年に向けて、また観光客が相当数来ると思われます。そしてまた、来年は本吉との合併がありますが、本吉と気仙沼市のツツジの件もありますから、できるだけトイレの設置等はおもてなしの第1番目としてぜひつくってもらいたいという私の要望でございます。
 それから、デスティネーションキャンペーンについて、各皆さん、議員さんが聞いておりますが、私の言いたいことは、志賀先生がすばらしいことを言っております。実際にそれを実行するかしないか、それは我々行政に携わっている人間あるいは観光協会とかに任せるとかそうでなくて、本当に受け入れ体制をしっかりと自覚と認識をしているのかということが一番大事ではないかと思います。現に、ちょっと寂しいことは、気仙沼市役所がどこにあるかわかりません。そういう状態では、本当におもてなしができるのかなと。これを一番心配しております。そういう点では、大きな看板を立てなくても結構ですから、そういう気配りが必要ではないかと感じました。
 それから、あとみんな立派なおもてなしよりも本当に人対人のつき合いで、ああこれならばいいという観光を目指した方がお金をかけなくてもできることではないかなと、私自身そう思っています。そういうふうに、我々も努力し、また市民の皆さんにも協力してもらうということが一番大事ではないかなと。そういう点は、観光課の皆さんにどういう考えを持っているか、これを再度お聞きしたいと思います。
 それから、職員の人事配置については、我々が云々でなくて、当局の優秀な幹部職員がおりますので、市長さんを初めみんな優秀なスタッフがおりますので一々どうこう言うことはありませんが、ただ余りにも多くあれになったものでちょっとびっくりしたもので質問させていただきました。人事等については、公平、中立性を持った人事をしっかりとやってもらうということが我々の気持ちでございますので、その辺は安心しておりますので、皆様の優秀なスタッフにかけておりますので、その辺はお任せして今後もなお頑張ってもらいたいと思います。
 それから、市民生活の安全安心についてですが、このたび唐桑町の分団、第10分団が入りまして、何か本当に広域化したという感じが見受けられました。あのスタイルを見てすごいなと。頭、それから下、ただ長靴、あれが何か定例のようですから、私は編み上げ靴でも履いた方がいいのかなと思いまして述べましたけれども、本来であれば出初め式等については編み上げ靴とかそういうのであればなお格好いいかなと。といいますのは、団員が各分団ごとで若い人たちが集まらない。特に松岩等に関しては、団員より後援会の皆さんが多いんです。70名から80名近くいるんです。それも65、70から80代と。しかし、私は、安心しているのは、そういう大先輩たちの息子さんたちがいるということです。今は入らなくても、後援会等をやっているその先輩たちによっていつかは消防団員として活躍できるのではないかという期待はしております。しかし、当地区だけではなくほかの地区もありますので、その辺はまだまだ消防団員をアピールする。そして、これはすごいんだぞという、楽しいんだよという形で持ってもらえば一番いいかなと思う。そのために、消防操法大会には団員ばかりでなくて市民の皆さんにアピールをすることが一番大事ではないかなと。そうすれば、お父さん、お母さん、子供さんが来て、お父さんが自分がやっているんだぞというところを見せて、そしてああいいなという感じで、それから皆さんの口コミでいろんな人が集まるのではないかなという面で、この質問のあれに入れさせてもらいました。その点について、当局としてさらにどういう形がいいかなということをお聞きしたいと思います。
 それから、市道整備についてですが、先ほど市長さんが言われましたけれども、用地協力を優先としたということを言っております。これはわからないわけではありません。全くそのとおりであります。だめなところに言ってもだめですから、その辺はできるだけ、担当者は難しいと思いますが、この間の火事でびっくりしたことは、火事を正面から、初めて丸焼けになったのを見ましたのはびっくりしました。それはポンプからホースが道路から遠いために消防車が入れないということでそういう結果を見たものですから、このあれに掲げました。それで、早く道路というのは整備して、せめて消防車ぐらい入ってほしいなという感じがありましたので、今後も必要な対策をしてもらいたいと思っております。
 それから、松岩地区の市道整備については、今、市長さんから聞きましたが、全体のあれでもいろいろと財政面で苦しいということは我々も認識しております。したがって、市長さんが今述べられましたので、松岩地区の人たちは多分安心して、ああそうだなということでわかったようですから、これについては一層の努力をしてもらいたいと。
 それから、面瀬街道、片浜から金取まで、これは通学路も兼用しておりますので、今のところは事故等はありませんが、前にも私は質問しましたが、高谷のインターで計画があるということを聞きましたので、今後とも、きょうさらに再度同じ質問をしましたが、検討しているということですので、多分地域の人も、よしこれならということで安心していると思います。
 以上ですが、若干、何点かありましたので、その辺について質問をしたいと思います。


◎議長(村上俊一君) 7番菅野博幸君の再質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 私から何点か申し上げます。
 気仙沼は印象的には海洋観光が印象あるんですが、そうではなくて山岳観光や月立地区の小学校を中心としたむらおこし等々たくさんの資源がありますので、特に今後本吉と気仙沼が合併になった際の徳仙丈の開発、楽しみでございますので、ただいまの御意見を踏まえて、トイレとか待避所について気を配ってまいりたいと思います。
 それから、志賀先生のお話があったんですが、もっともなことだと思います。やはり金をかけないで観光客に接するということの中で、市民の姿勢というか、そこが一番の重要なポイントだと私も思っております。したがいまして、今後市民の方々にいろんな意味で登場願って、みんなで盛り上げていくと。こういう努力をなお一段としたいと思います。
 それから、消防団の市民に対するアピールですが、私もそんなふうに感じておりました。このくらいの団員の方々が精鋭が集まって意地をかけて頑張っている姿をもっともっと市民の方々に閲覧してほしいと。そういう希望は私も同感です。したがいまして、この件を真剣にとらえまして、今後消防団と協議をしながら打開策を考えてみたいと思います。
 また、市道整備ですが、お話しのとおり今後とも買収をしたいと思います。
 以上です。


◎議長(村上俊一君) 建設部長梅津覚太郎君。


◎建設部長(梅津覚太郎君) 徳仙丈山の市道の待避所の件でございますが、6月議会でも答弁申し上げておりますが、秋になりまして葉が落ちた段階で現地調査を行いたいと。それから、あそこは保安林の部分もございますので、農林課と調整しながら現地調査いたしまして、可能な部分から対応してまいりたいというふうに考えております。
 それから、面瀬川線の件でございますが、先ほど市長申し上げましたとおり、一部拡幅等を行っております。ただ、基本的には本路線の計画はまだできておりません。面瀬川の改修計画との関係もございますのでこれはまだできておりませんが、ただ三陸縦貫自動車道の横断箇所が決まりましたことから、今後財政状況を踏まえながら、あるいは総合計画を踏まえながら、ルートについてどのような方向性がいいのか検討してまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 観光課長橋本茂善君。


◎観光課長(橋本茂善君) それでは、デスティネーションキャンペーンの関係で職員の取り組む体制、受け入れ体制ということにつきまして御説明をさせていただきます。
 まちぐるみでのおもてなしも当然大切ではございますが、デスティネーションキャンペーンを契機に多くの市民の方々の協力が必要であります。市の方としましても、デスティネーションに向けた庁内推進本部を設けまして、さらにそれをフォローする形で委員会の立ち上げも行って職員が一丸となって取り組むということで現在取り組みを進めているところでございます。
 なお、職員の部分でも観光関係での問い合わせ等々も常時行われておりまして、おもてなしの気持ちを持ちながら感動を与えるような御案内をできるように努めているところでございます。
 以上のとおりであります。


◎議長(村上俊一君) 7番菅野博幸君。


◎7番(菅野博幸君) どうもありがとうございます。適切な答弁をいただきまして本当にありがとうございます。これからそれを行政ともども我々もしっかりとやっていくと、両輪でやっていくという方向でやっていかないと真のおもてなしができないということでございますので、大変な答弁をいただきましたので、これで私の質問等を終わります。


◎議長(村上俊一君) これにて7番菅野博幸君の質問を終わります。
 次に、「地域医療充実のために」ほか2カ件、22番山崎睦子さんの質問を行います。22番山崎睦子さん。


◎22番(山崎睦子君) 社民党の山崎でございます。
 一般質問も最終番となりました。多くの課題がこの中で明らかになりましたが、通告いたしておりました3課題、数点についてお伺いをいたしますのでよろしくお願いいたします。
 1課題目は、地域医療充実のために、についてでございます。
 気仙沼市は県都仙台から150キロも離れており、交通網の整備、もちろん三陸縦貫道も待望される課題であります。しかし、来年9月、本吉町と合併いたしますと、2次医療圏は気仙沼市と1町、南三陸町となり、高齢化も進む中、福祉医療は地域で完結できる政策が必要と考えております。医師会とともに気仙沼市長の責任も大きいと考え、地域医療充実のための施策についてお伺いいたします。
 御存じのように、国は医療費がかかり過ぎるということで、2006年6月、私たち野党の猛反対を押し切り医療制度改革関連法が成立させられ、悪法と言われている後期高齢者医療制度がつくられ、ことし4月からスタートし、多くの皆様の御批判で出発間もないこの7月にもう変更せざるを得ない状況も起きております。
 そのこととあわせて、本来医療の分野は厚生労働省の担当にもかかわらず、お金を中心に考えるという形で総務省が公で行っている病院の経営の効率化、再編・ネットワーク化、経営形態の見直しなどを求め、公立病院改革ガイドラインを示し、それぞれの病院ごとに改革プランを今年度中に作成することになっております。
 そこで、1点目をお伺いいたします。
 このガイドラインに沿って改革プランを気仙沼市立病院としてもつくらなければならないということでありますが、このことの取り組み状況をまずお伺いいたします。
 地域医療の2点目は、この宮城県としても地域医療計画、本来5年ごとに作成してまだ1年残っているものにもかかわらず、全国一斉にこのガイドラインに沿った形で地域医療計画が作成されました。そして、それにあわせて宮城県地域ケア体制整備構想、そして宮城県医療費適正化計画ということで大きな3本の柱が示されました。これらの作成の段階で気仙沼市としてどのようにかかわりましたか、お伺いいたすものであります。
 そして、その中では数値目標が示されております。この数値目標の実現、実施のためにどのようにしていくかもお伺いいたします。
 3点目は、新病院建設であります。
 この新病院建設については、本議会において常任委員会や決算特別委員会、そして一般質問の皆さんの中で大部分が明らかにされましたので、私は1点のみをお伺いいたします。
 やっと新病院建設用地が確定され、11回の市民の皆さんへの説明会も開かれまして、私もとっても喜んでいることであります。平成11年からこの病院建設のために現地に建てかえも含め議論され、結果して新築移転しかないという形でここの場所設定になったということで喜んでおります。大きな財政が必要なことも承知していますが、市民、そしてこの2次医療圏内の皆様の安心・安全の最後のセーフティーネットとして一日も早い着工を願うものであります。
 その病院建設に向けて、庁内や病院内に基本計画、基本構想策定に向けた議論はしているとは伺っておりますし、その結論をもってという形で答弁もいただきましたが、その二つの会議を持つ前に、市長にとって、市長さんの新しい病院にかける大きな夢と思い入れがあると思います。その点についてお伺いいたします。
 4点目は、大変問題のある後期高齢者医療制度でありますが、4月から導入されたことによって市立病院の4月から6月まで、統計はその辺でおさまっていると思いますので、高齢者患者の変化についてがあればお伺いいたします。
 2課題目は、だれでも平等・公平に働くためにという課題でお伺いいたします。
 この間、特にこの七、八年前より、規制緩和やコスト優先論のもとで働く人たちに大きな格差が出てしまっています。私のどうしてもこだわりたい課題でもあります。大正・昭和初期の「働けど 働けど 我が暮らし楽にならずじっと手を見る」や小林多喜二の「蟹工船」以上の実態の中で働かされていると言っている方もいるところまで来てしまいました。巨大企業はもうかっているのに一向に上がらない収入、不安定な働かされざまに非常に腹が立つものであります。それでも、皆さんの思いも含めて、若干ではありますが派遣法や労働法も変わろうとしております。
 通告の順番前後しますことをお許しいただきながら、一つ目は、県内で一番賃金水準が低い状況と言われていることを市長はどのように受けとめておりますかをお伺いいたします。
 二つ目には、格差拡大に大きくかかわる非正規雇用の方々の実態であります。
 気仙沼市が関与している部分の改善を何度も求めてまいりました。市役所の中では、市民の目には役所の人としか見えません。この方たちも含めて気仙沼市政執行がなされていると思いますが、市庁内の状況とその格差を縮める方法、考えがないかをお伺いいたします。
 三つ目は、指定管理者制度の関係であります。
 この指定管理者を受けた方たちからは、毎年報告もいただいており大変御苦労されている実態も伺っております。間もなく二巡目になります。一度目は、公と官の比較から始まりましたが、二巡目は民民競争になっていく不安もあり、委託内容や費用と雇用の関係もありますが、その辺の基本的な考え方をお伺いいたします。
 四つ目は、今後各事業の執行のために入札などをする場合に、その条件の中にそれぞれにかかわる職員の採用条件などを付加することができないのかをお伺いいたします。
 そして、五つ目、今障害を持つ人も持たない人もひとしく人として労働につく義務、権利が憲法で守られています。そこで、障害者雇用の状況を伺います。
 パラリンピックの感動、162名の参加ありましたが、多くの皆さんに支えられながら、なかなか社会的、企業的な支援もなかったという反省もあったようであります。このパラリンピックの感動とあわせて、今障害を持つ人の職場の実態がどのようになっておりますかをお伺いいたします。
 3課題目は、心のこもった行政のためにということについてお伺いいたします。
 職員が激減している中で、本当に仕事しながらひやり・はっとという事項が多いのではないかと思われます。その一つに文書を取り上げさせていただきました。
 とっても親切な丁寧な行政チラシが広報と同時に配布され、担当の皆様の御苦労には敬意を表します。1日と15日には丁寧に見ていると相当時間も要します。90代の元気ばあさんは、楽しみにして、私が行きますとあれもこれも話してくださって、時には私以上に知っていることもあります。しかし、こんな方はまれであります。本当にこのような形でいいのかどうかをお伺いいたします。
 二つ目は、高齢者が大好きな気仙沼で生きていくためにも、高齢者のサポートシステムはつくれないのかについてお伺いいたします。
 二世代同居はともかくとして、おひとり暮らしの方、お年寄り夫婦の方、老々看護をなさっている方、介護保険にはくくることのできない事柄も多くあります。本来、包括地域支援センターの役割かと思っていましたが、現状ではそこまで行かない状況も理解しております。その外側に何かつくれないかをお伺いするものであります。
 以上、3課題についてお伺いしましたので、意のある答弁を期待し壇上からの質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


◎議長(村上俊一君) 22番山崎睦子さんの質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 山崎議員さんの御質問にお答えをいたします。
 初めに、市立病院改革プラン策定の取り組み状況についてであります。
 本市では、本年6月、庁内に気仙沼市立病院改革プラン策定検討委員会を設置し、来年1月を目途として県及び各市町村等と情報交換を行いながら、現在策定作業を進めております。
 次に、国、県の諸計画等に対する関与についてでありますが、宮城県地域医療計画、宮城県地域ケア体制整備構想、宮城県医療費適正化計画は、いずれも県が策定したものであります。このうち宮城県地域医療計画については、気仙沼地区地域医療委員会が行政や医療機関などの意見を集約をいたしております。
 次に、市立病院新病院建設に係る思い入れということでございますが、市民の安全、安心、健康を守り、地域医療を守り抜くことが務めであると考えております。このことから、一日でも早い市立病院の建設を目指してまいります。
 後期高齢者医療制度導入後の変化についてでありますが、75歳以上の入院、外来患者数とも目立った変化はございません。
 次にだれでも平等・公平に働くためにについてお答えをいたします。
 本市の賃金水準に対する認識ですが、本地域の平均賃金は宮城県の平成19年度労働実態調査によると、県内七つの地方振興事務所管内の比較で6位となっており、地域の厳しい経済環境を示すものとして重く受けとめております。脱皮すべく議員皆様方の御提言を踏まえながら、現在全力で努力中であります。
 次に、庁内の状況についてでございますが、嘱託職員等は、9月1日現在、266人となっております。待遇につきましては関係要綱などに基づくことになりますが、県内他市の動向なども踏まえ、さらに検討してまいります。
 次に、指定管理者制度についてでございますが、住民サービスの向上や行政コストの縮減の視点から、施設の規模や機能等を考慮しながら適切な運用に努めているところでございます。
 次に、入札条件につきましては、業務に不可欠な資格者の配置など仕様書に示しておりますが、雇用条件等の付加については困難であります。
 次に、障害者雇用の実態でございますが、気仙沼公共職業安定所管内における平成19年度採用者数は30名となっております。また、障害者の雇用の促進に関する法律に基づく障害者雇用率は1.36%で、全国平均の1.55、宮城県平均の1.57%を下回っております。
 次に、発信文書等のあり方につきましては、なおよりよい方策について検討してまいります。
 次に、高齢者サポートシステムでありますが、本市では軽度生活支援事業で対応しております。
 なお、現在、国において介護保険適用外のサービスを対象とする高齢者支援策を検討しており、動向を見守ってまいります。


◎議長(村上俊一君) 22番山崎睦子さん。


◎22番(山崎睦子君) 木で鼻くくったというのはこのことだなと思うような答弁でした。率直に言って、大変あれです。
 順番を追って再質問させていただきます。
 実は、この3冊なんです、県で出しているの。こんなにあるんです。私はとじることもできない。袋に入れておかないと持ち歩かれないぐらいこんなにあるんです。これは丁寧に宮城の、気仙沼の実態が調査されて、例えば医者の数とか、全部言うと時間がないので言いませんけれども、ぱらぱらぱらっとめくっても黙っておかれないなと思うことがいっぱいあります。
 そして、策定は来年の1月までやると言うんだけれども、一つ目は方針を聞きたいんです。この間、聞いてきたつもりありますよね。けさも私、宮城県の市町村課で、これだけのためにきれいにロゴをつくって、そこをクリックすると各公立病院が一つずつ出て、今検討中だというやつが全部出ているんです、課題だけ。結果は出ていません。中身は出ていません。中身を調べるためにはそれぞれの町に行かなければならないけれど出ているんです。こんな協議をしました。気仙沼は、きょう見たのが最後が8月29日か18日だか。3回やったということで、3回このための会議をしているということで届けられてあります。
 私が聞きたいのは、策定を1月まででも、何でかんで3月までつくるんですから、つくることは決まっています。出さなければならない。その策定の中身にどこにこだわってつくるのかなんです。この間、決算委員会でも、それから特別委員会でも一定の公立病院改革ガイドラインのところでは、ひっかかる条件ないんです、率直に言って。ベッド稼働率が70%以下、労働者の賃金は60%以上、借金はこのぐらいというんだから、一定前進した改革プランが立てられると思っているわけであります。そういう状況の中で、もう少し具体的に聞きたいと思って聞いたわけであります。ずっと聞いてきたんですから、その結果としてきょう一般質問で聞いているわけでありますから、ぜひとも。
 そして、実は心配になっているのは、とってもそういうふうな形で地域医療が充実している。お医者さんの数は少ないんですが、一定の水準を保っているために、県の地域医療計画の中には、よその地域はいっぱいの項目が出ているんですが、気仙沼市は1行だけであります。いわゆるリハビリテーションの充実ということなんで、それが一つなんだけれども、これを新しい市立病院の項目なのかどうなのかということも含めて。
 それともう1点、今度は適正化のところでいくと、療養型病床を減らすと言っているんです。これは県内で580ほど減らすんだそうですが、気仙沼は19と見るのか30と見るのかわかりませんけれども、一定の減らすということになっているんですが、現実に私が市立病院の状況を見ていると、市立病院は療養型でありませんけれども、高齢者の長期入院が多いわけです。療養型は不足しているんでないかと思うんです。これを介護保険の方に変えていくというんですが、介護保険だって特別養護老人ホームがすきがあいているわけでもありませんし、そういう状況の中で気仙沼地域で30ベッドも減らしていいのかという思いもあるわけです。その数字を出したのは、気仙沼の人たちの意見でないかと思うもので伺っているわけでありますから、ぜひそこら辺についてよろしくお願いします。
 それから、三つ目、新病院建設で一日も早い時期にやっていくというのは、これは何回も聞いているんです。早くやれというのは。私も村上議員より1回少ないんですが8回聞いて歩きましたから暗記するほど聞いてわかっています、早いうちに。私は何を聞きたいかといったら、委員会をつくるわけです。庁内検討委員会、それから病院つくる。そのときに市長の夢を聞きたいというの。
 例えば、こういうことなんです。例を挙げます。ある町で大きな病院をつくろうとしたときに、市長はそこの市の財政力はこれだけなんだと。率直に言って、本当のこと言います。150億円以上は出せないから150億円で、気仙沼市、今ほかの市の名前言うとほかの市に悪いですから、この市の医療を、おれは150億円しか出さないから、あんたたち必死にやって考えて、その150億円で市民のための病院をつくらいよと言ったという市長さん。これも事実。視察に行って聞いたことです。
 もう一つは、ここは、例えば高齢者が多いから高齢者医療は絶対充実しろと。あとは、ここの分はほかの病院に任せるよと。市長の考えはこうなんだというのを聞きたかったんです。それを聞くことによって、病院内は院長先生が中心になって医療のことを精査するだろうし、庁内は庁内で市長の思いを生かすために必死になって議論するんでないかという思いでぜひ市長の夢を聞きたい。そのために夢という言葉を使わせていただきました。理想でもいいです。夢でもいいですが聞きたいです。
 高齢者医療制度についてはわかりました。これは非常に問題があります。私たちが全然かかわれないということで、実はここの議会も傍聴させていただきました。うちの熊谷議員も代議員というか議員で行っていましたから発言をしていただきましたが、本当にたった3カ月です、7月ですから。7月に変更の中身が出てきた。しかし、それを私たちは全然わからないし、市民もわからないで変わったんです、議論する場所がないから。必死になって広域連合は議論していました。1時半から始まるのに、普通だったら5時に終わるだろうと思っていたら5時15分も過ぎて、その晩は泊まる結果になってしまいましたけれども、帰れなくなってしまった。そんなような状況で必死にやったってたった1回なんです、議論するところ。一般質問あったって何したって、年に2回しかしない議論ですから。国の制度が悪いからそんな結果ですから、社民党はこれを廃止のために頑張りますので、これについてはあれです。
 それから、非正規雇用の関係であります。全力で努力します。確かに七つの市の6位だと。全体にそうなんですが、実は私はこれは言いたくないんですが、今、官製ワーキングプアと言われているんです。本当に言いたくないことなんですが、官が抑えて抑えて、官と民のところ、民に委託事業や、それから入札とかいろんな形で官がする仕事を公的な企業にすることでぐんぐんぐんぐん賃金を抑えていることで民間が疲弊していって、そしてどうしたって一番最後は労働者の賃金に行くと。こういう仕組みになって、もう官製ワーキングプアによって大量にそういう人たちがつくられていると世の中の人たちが言うぐらい大変行政の仕事がそういう形で影響しているということであります。
 それで、実はこれも非常にわけわからないけれどもホームページを時々見るんですが、宮城県のホームページを見ました。それで、一つはまず市長さんがやれるところというのは、266人の嘱託職員であります。県内の他市の状況を見ると言うんですが、県内で嘱託職員がこんな率で入っているところありません。私も県内の仲間も何人かおりますから聞きますが、何て嘱託職員多いんだろうと。臨時職員はいるところもあります。フルタイムの臨時職員です。こういう部分は、いわゆる現業と言われるところには入っている部分がありますが、いわゆる時間で決めて、そして有資格者を、先日の決算委員会でも教育委員会の中に六十数人の優秀な、いわゆる職名を持った嘱託職員がいる。ここのところの賃金をきっちりしていかなかったら、一定の生活できる賃金をしていかなかったら少子対策になりません。結婚対策にもならない。そういう状況の中でぜひとも、これは県の資料ですが、県内といっても一番低い統計で出ています。臨時職員、嘱託職員であっても一定の退職金制度があるところもある。通勤手当あるところもある。社会保険もあるところがある。それらについても、例えば74%が社会保険に入っているとか、退職金制度は76%、通勤手当に入っているとかこういう率が県内のトータルでとっているところあるので、ぜひともそこに手を入れて一定の水準に引き上げることを考えませんか。
 たまたま今働いていただいている人たちは、非常に市に対してもすばらしい貢献をしていただいております。ところが、それは、その御家族の支えによって生きているんだと思います。人としての将来への希望も展望も持てない中で、結婚もできない。結婚している方もいらっしゃると思いますが、できなかったり、子供さんが生まれなかったりする。その尊厳まで奪われるような状況で、これを単年度、短い期間だったらやむを得ないと思うんです。1年や3年とかと基準が決まっているならなんですが、3年雇用と言いながらも3年更新が何回も続いてきてここ七、八年になります。こういう形でこういう職員をそのようにつくっていくことが気仙沼市の発展につながらない。ぜひとももう一度この辺についてきっちり、もう少し真剣にこたえていただければと思います。
 あとは、障害者の雇用については、そのように県平均よりも低下しているということの中では、どうしていくのかなんです。もちろん、この方たちも働く意欲も含めてつくっていかなければなりませんけれども、本当に今障害を持つ人も持たない人もともに同じところで余裕を持った仕事ぶりの中で人間らしい生き方ができるんだと思いますが、だとしたら、庁内はどうなのか伺います。市役所の中どうなのか伺います。
 心のこもった行政。実は、この8月に、こんなにくたくた書類来ているんです。来ました、来ました、来ました。制度が変わるから何からで、私もこういうものを大した気にもしなかったんですが、後期高齢者が一番ひどいです。ぼぼっと来まして、何と不親切なこと。こんなにですよ。こんなのを75歳以上のおばあさんがもらって、全くびっくりしたと。こんな紙を。そして、この中身変わったことはちゃんと説明してあるんです、こういうふうに。ここをきっちり読める方たち、読んでこれをもらった人はいいんですが、これもこれも特別読めない。これは気仙沼でつくるわけでありませんから、ところが基準があってつくっているわけです。みんな若い人向きにつくられているんです、何でも。私も見えません。老眼鏡かけても見えない。ただ、これは今まで制度を信頼できたんです。国民健康保険ができて、長くできてきて、ですから信頼できたから、変わることなかったから、読まなくともこれはこれで支払っていくんだということだったんですが、今はそれこそ朝できて夜変わるという、何でも。朝令暮改というような形で猫の目のように変わる中で、大変きつい思いをしています。
 相談されたのは、この中身の読み方で相談された。読むのもしばらくかかって丁寧に読めばわかるという話なんですが、何でこうなのかということで、こういうものは丁寧にやるんだけれども、行政に求めるだけでできないというのがわかっているんです。だから、外側にサポートセンター、子供のサポートセンターはできているんですが、本来であればそこら辺を地域包括支援センターでやるべきことだったはずなんですができないということなんで、先ほど市長の答弁にもありました。草取りなどは国でも考える。こういう実態は、選挙も近いですから国会は、与党さんは一生懸命これをやると。今が一番いい時期だと思うんですが、そういうものをやるということなんですが、こういうものの説明も含めて、本当にそういうサポート体制を外側につくるための準備をしていってはどうかということを伺っているわけであります。
 以上であります。
 質問が三つぐらいしかないな。


◎議長(村上俊一君) 22番山崎睦子さんの再質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 私の方から2点について申し上げたいと存じます。
 夢ですね、最初。住民の方々が新病院の建設や地域医療の充実を図れということが大多数の住民の方々の夢なんです。ですから、その夢を実現することが私の夢だと思います。頑張ります。
 それから、嘱託職員の件ですが、いや、困りましたね。一つは、議会でも我々も行財政改革を進めろということで、議員の方々にハッパかけられますよね。そういう方向で頑張って、とにかく経費を削減して事業に回すんだと。そういうことの努力はしております。その中で、市民サービスはおろすなと、こういうわけでございますので、その辺は嘱託職員で不足分を埋めながらやっているということをやっているんです。金を浮かして新市建設計画の実現も図らなければならないということとか、鹿折小学校の建設もあるわけでございまして、そんな中で非常に苦労しています。したがって、ただ言えることは、これでいいのかなという思いはあります。ですから、もう少し高く支払えるような状況がないのかなという思いは私もあります。ですから、その辺は今後の景気の問題もあるだろうし、国の考え方あるいはまたその財源の問題もあると思いますので、今後前向きに検討していかなければならないと思っていますので、もう少し時間をおかしいただきたいと思う次第です。
 以上です。


◎議長(村上俊一君) 健康介護課長伊藤丈人君。


◎健康介護課長(伊藤丈人君) それでは、私の方からは、高齢者サポートについてお答えを申し上げたいと思います。
 この部分につきましては、認知症のやすらぎ支援員、そういった形で市の方でそういった講座を開いて養成をしているというような実態もございますので、この部分につきましては現在では軽度生活支援事業の方で対応しているところでございますけれども、今後高齢者人口が増加することに対しまして、議員御提言のようにこういったサポートは必要なんだろうなというふうに考えてございます。このことにつきましては、将来的な包括のあり方の中で検討させていただきたいというふうに考えてございます。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 病院事務部長加賀秀和君。


◎市立病院事務部長(加賀秀和君) 私からは、公立病院改革プランの策定に当たり、どの辺の中身を重点的に対策を講じていくのかというお話でございましたので、この間いろいろ御説明を申し上げてまいりましたとおり、市立病院の場合につきましては、経常収支比率の点だけが問題になっているわけでございます。ただ、そうは言え、近年の医療動向ではこれまでのようなぐあいにいかないかもしれないというような状況もありますし、そうした観点からは政策医療のあり方及びそれに対する一般会計の繰り入れのあり方、こうしたものが重点的に検討されていく中身であると、現状を考えております。
 それから、回復期リハ病床、それから療養型病床、これについては、これは県の方で策定したものでございますので、私の方でとやかく言うものではありませんけれども、あの中身を見ていますと、圏域人口に対して10万人当たりこの場合幾らという計算方法をただ当てはめて出しているという状況にあります。新病院の建設に当たりましては、これは新しい病院がどういった機能を持つべきかを検討してまいりますし、その際には医師会等とも十分協議をしながら、その必要性についても検討してまいりたいと考えております。
 以上です。


◎議長(村上俊一君) 総務課長熊谷直惠君。


◎総務課長(熊谷直惠君) 私からは、非正規職員の任用状況についての御質問にお答えいたします。
 先ほど市長から266人と答弁申し上げましたけれども、その中では、まず地公法3条に規定する非常勤の特別職が136人と、それから臨時職員が130人おりまして、合計で266人というような数字でございます。
 他市の例を申し上げますと、これは9月1日現在で直近の数字を申し上げましたけれども、他市の例は6月1日しか持ち合わせておりませんけれども、同様な調査の中では、石巻については正規職員全体の任用率については28.9%と。それから、白石市は20.5%、名取市は30.3%、多賀城市は31.1%、岩沼市は34.2%というような状況でございます。それに対して本市については18.1%という状況になっていることをまずお話を申し上げたいと思います。
 それから、障害者の雇用状況についてでございますけれども、法定雇用率につきましては、我々市役所等については2.1%という形になっておりますけれども、これも6月1日の数字でございますけれども、2.49%の雇用率になっているという状況でございます。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 22番山崎睦子さん。


◎22番(山崎睦子君) 済みません。さっき再質問一つ忘れておりました。
 いわゆる公契約の中の条件。現在では考えられませんと市長さんに言われたんだけれども、ぜひ考えてほしいと思います。
 私は今ここに国分寺市のやつが入っていて、公契約の中で結ばれる。ぜひともそのぐらいは、入札して市の仕事をしていただく方ですから、業務を委託している方たちですから、そこで働く人たちに最低限の労基法を守っているかとか、最低賃金は守っているかとか、それから女性の労働者の雇用状況とかそういうこととかいろいろなそういう基準は入れてもいいんでないかと思うんですが、入っているかどうか。さっき私、再質問しませんでしたので。
 それでは、再々質問。再質問でしました病院の関係であります。
 すばらしい市長さんであります。住民の夢を実現すると。住民の夢を実現していただくのは本当にありがたいですが、住民といってもあれですが、市長自身の夢もあってもいいかなと思ったんですが、現実問題、一番財政と、それから住民の状況を十分知った市長さんだから、市長さんの心の中にはこんな病院をつくりたいんだというのがあるんでないかと思ったんですが、住民の夢ということで漠とした中身でされましたが、これらについては今後。
 そうすると、今お任せしている庁内の連絡会議、それから院内の基本計画策定会議、この辺に全権委任ということで考えるんですか。それが1点であります。それだけお伺いします。市長さんの関係では。
 市長さんのお答え、経費削減ということと鹿折小学校つくらないぞという脅迫も含めてあったんですが、いわゆる先ほど総務課長さんが言った18.1%の臨時職員のところだけにこの経費の削減を負わせるんでなくて、もっと公平な形で、その方たちも一定賃金上げながら、もっと別なところの、経費削減は鹿折小学校つくってくれないなんて言われると大変なので、そこは方針どおりやっていくに当たっても、もっと皆さんの大きな知恵と、それこそ手法でやれることがあるんでないかと思うんです。そういうふうに考えていただいて、早急にここら辺の。ここがきっちり上がらなければ気仙沼市内の臨時職員の賃金も上がらないんです、職員の人たちのが基準にされますから。そこら辺の考え方をもう一度伺います。
 サポートセンターの関係はわかりました。包括支援センターにすごく頼みたいんですが、出だしから1.5で始まって一つになってなかなかあそこも職員がふえない。あそこの職場は大変きついという状況も聞く中で、包括支援センターに任せるのは大変酷なことでありますが、ぜひともネットワークつくって、民間がやることが大事だと思いますから、民間育成のためにも養成をしたり、そして地域に密着した、もちろんそれぞれの地域で支え合いもしておりますから、そこら辺も含めて利用してサポートセンターというか、いわゆる時々通って見回りも含めて、それから読み聞かせも含めて、説明も含めてやれるような地域にそういう組織が立ち上がるようにぜひ努力してほしいと思います。これは先ほどの答弁でいいです。
 それから、公立病院改革プランであります。先ほど部長の言った答弁でわかりましたが、1月ごろに精査するということなんですが、その以前に私たちにも意見反映するところがあるのかどうかだけ1点お伺いいたします。


◎議長(村上俊一君) 22番山崎睦子さんの再々質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木昇君。


◎市長(鈴木 昇君) これからの方向でございますが、私は気仙沼市議会の御提言や御意見を最大限尊重しながら、これからつくる組織等がございますので、そういったところとも折り合いをつけながら一日も早くということでございます。よろしくお願いします。


◎議長(村上俊一君) 財政課長小松三喜夫君。


◎財政課長(小松三喜夫君) 御質問の雇用条件等というお話でございますけれども、現在入札の参加条件といたしましては、先ほど市長が答弁したものでございますけれども、必要な資格者の配置については仕様書でうたうものの、相手方の業者に対して雇用の条件そのもの等を付すことは、現段階では非常に難しい状況ということで考えてございます。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 総務部長千葉敏朗君。


◎総務部長(千葉敏朗君) 嘱託職員の件について御回答申し上げます。
 この件につきましては、これまでもお話をいただいて、現在我々としましても他市の実態、先ほど山崎議員の方からは退職手当等というふうなお話もございましたが、それを含めて今実態を整理をしているところでございますので、それを踏まえながらまた新年度に向けて検討させていただくということで御理解をいただきたいと思います。


◎議長(村上俊一君) 市立病院事務部長加賀秀和君。


◎市立病院事務部長(加賀秀和君) 公立病院改革プランの件でございます。
 素案が固まった時点で議会の皆様方には御報告を申し上げながら御理解をちょうだいしてまいりたいと、このように考えております。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 22番山崎睦子さんの質問を終わります。
 次に、今議会初日に行われました市長の行政報告、平成19年度地域介護福祉空間整備事業についてに対する質問を行います。22番山崎睦子さん。


◎22番(山崎睦子君) 市長さん、大変私はこれも非常に腹立たしい思いなんです。平成19年3月15日、民生常任委員会協議会にこの議案がのったんです、グループホームをつくるということで。これは2件あったんですが、1件については、この会社の名前が初めて聞いたサンメディックスということで、非常にサンメディックスが信頼できるのかということで議論させていただいたんです。それで、一つは、地元の村伝さんでしたから、すぐわかるし信頼もできる会社でしたが、このサンメディックスという会社は、実は私たちの意識の中になかったんですが、このときの説明では、それなりにちゃんとしたところだという話で、このときの課長さんいなくなりましたから言うのもとても言いにくいんですが、きちっとしたところだから、土地も取得してやるんだということで、このとき常任委員会はのんだというか賛成したんです。次のときは、今度は平成19年6月27日、このときはお金の関係でしたから、このときも私だけでなくて大勢のほかの議員さんも含めてやってきたんですが、このときの説明では、福祉用具の貸与事業を本市でやっていると言うんですが、まず伺います。この事業は、今も続いているのかどうかです。
 それから、このときに本当に国にも提出したということで、私たちは何といってもここにしかないんだと。ここはすばらしいところなんだからここでやってほしいと言われて、それ以降も、こうやって紙を見ながら言わなくてもあれなんですが、その次は平成20年2月15日に民生常任委員会にもまだなかなか進まないということで出されて、このときも私だけでなくて委員のみんなが不安な発言させていただきました。これでも大丈夫だと言ったんです。そして、その後も繰越明許するときも大丈夫だと言って、4回も5回も大丈夫だ、大丈夫だと言ってきて、いきなりだめでしたと言うのは、そういうことによって1年間おくれるわけです、本来やるべき、そしてやりたかった人も手挙げられなかったということで、非常に私は不満に思います。
 最初は、本当にこの会社と何かあったんでないかと思うぐらい課長さんが押しましたので、どうにも調べようがなかったんで、それでもそれなりにやる気力のある人なんだと思いまして、1回、2回についてはやったんですが、平成18年度ですから、3月15日の民生常任委員会協議会に示されたのは。そして、平成19年の6月に予算措置されてということなんですが、その後も全然動かないうちに、ことしの6月に明許繰り越しして、今回なくなりましたと言うんですが、もう少し詳しい経緯と、それからそのことによって損害賠償が起きないのかなという思いもあるんです。お金を出したわけでないですからあれなんですが、非常に気仙沼市に迷惑をかけたということなんかどうなるのかと、それからその事業所は気仙沼でまだ事業をしているのか。最初の提案のときには県内とかほかの県でもこの仕事をしているから大丈夫なんだという説明あったんですが、その後この会社はどうなったかも含めてお伺いいたします。


◎議長(村上俊一君) 22番山崎睦子さんの質問に対し、当局の答弁を求めます。保健福祉部長菅原光雄君。


◎保健福祉部長(菅原光雄君) それでは、私の方からお答えをいたしたいと思います。
 まず、1点目の事業は今でも続いているのかという点でございますが、この事業は繰越明許をいただいて来年の3月、いわゆる平成20年度以内に事業が完了すればいいということでございますので、事業そのものは継続しております。ただし、行政報告で御報告申し上げたように、当初の事業主体であるサンメディックスから事業をやめたいという申し出があったことから、それを承認したということで御報告を申し上げたところでございます。
 それでは、この事業を今後どうするかということで、県とも協議しながら対応したいということで報告いたしましたところでございますが、報告後いろいろ県ともお話し合いをしました。結局は交付金を返さない方向で考えたいということで、現在公平性を保つために市内の関係業者に対しまして参入の意思があるかどうか希望を、申し込みを受け付けている段階でございます。
 それから、2点目はサンメディックスに対する損害賠償を考えていないかというお話でございますが、現時点については、やめたからといってもこの制度におけるペナルティーがないものですから、市としましては大きな痛手をこうむっておりますが、損害賠償を現在では考えておりません。
 それから、3点目のその後この会社はどうなったかということでございますが、これはあくまでもまだ仙台に会社はございます。その後の状況については伺っておりません。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 22番山崎睦子さん。


◎22番(山崎睦子君) いわゆる交付金については返さなくてもいいということなので、今年度中にできれば1年おくれで開設できるということで、9人分のワンユニット分が1年おくれるということなので、市内の希望をとっているということなので、市内の今なさっている方、それからこれから参入したい方にはぜひこの事業を引き継いでいただけるような努力は担当課の皆さんにやっていただくことで、その点については理解するんですが、何を怒っているかというと、入れるときに議員たちがいろいろここのところはおかしいんでないか、おかしいんでないかと言ったときに、毎回大丈夫です、大丈夫ですと言ってきてここに来たから、そのことについて私自身が議員として何をやってきたのかと非常に自分に対しても、もっと自分で調査し、この会社がそういうふうになるんでないかということをもっと先に見なかったことの反省も含めて聞いているわけであります。
 それで、最初に御説明いただいたときに、気仙沼市に介護用品の貸し出しもしている会社だから安心なんだというその1点で、気仙沼の地域を知っているんだろう。気仙沼を愛しているんだろうということでこれに賛成したあれがありますが、そのところは続けているかどうかお伺いいたします。
 そして、今9月でありますから、すぐやってもこの事業は一定年度というか、来年の5月ぐらいまでには、年度内というか、までにはできるような仕組みは考えられるのかどうか。展望は持てるのかどうか。


◎議長(村上俊一君) 22番山崎睦子さんの再質問に対し、当局の答弁を求めます。保健福祉部長菅原光雄君。


◎保健福祉部長(菅原光雄君) 1点目の業者の選定の件でございますが、だと思いますが、私どもとしましては、先ほど当時の課長が今はいないというお話もございましたが、当時の資料を見ますと、当時の部長と課長が青森県の八戸市にまで行ってその業者の施設を視察しております。その中で、この傘下の施設は、介護保険事業をメーンに保健あるいは福祉業務等に携わっている業者であると。そういう実績があるということで、整備事業者として選定したということの資料がございます。したがって、当時としては適切な選定だったというふうに理解をせざるを得ないというふうに思っております。
 それから、2点目の、この事業が本年度内に完成するのかという御質問だろうと思いますが、先ほど申し上げましたように、市内の業者に絞って今希望があるかどうか業者に求めておりますが、そのスケジュールを立てますと何とかできそうだと。当初は、これは公募ということが前提になりますので、それは県内、県外を問わずすべての業者さんに門戸を開くということに考えておりましたが、それでは間に合わないと。したがって、県と協議しながらいろんな手法を考えてきたんですが、それでは市内の業者だけに、今回は緊急事態ということで市内業者さんに絞らせていただきまして、そしてスケジュールを立てたところ何とか年度内に完了が見込めるということでございますので、市内の業者さんに絞って通知を差し上げたというところでございます。
 1点答弁漏れがございました。
 サンメディックスが現在も福祉用具の貸与をしているのかというような御質問だろうと思いますが、中田に支店があるそうなんで、その中田から出張してこちらでそういう業務を行っているというようなお話は聞いております。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 22番山崎睦子さん。


◎22番(山崎睦子君) 最初の入り口が気仙沼の市民もそういう形で福祉用具を借りて気仙沼の市民にもかかっているし、気仙沼も十分知っているということも含めて私たち議会で認定していったという経過もあったので伺いました。
 まだ事業は続けているけれどもここから撤退した。やっぱり大きな企業は福祉業務まで利益につなげるような、損してまでやるという人はないにしても、いわゆる奉仕的な精神よりも企業を続けるような状況でこの介護事業もそういう方にねらわれます。先ほど部長がおっしゃったとおり、ぜひ市内のそういうものを一生懸命心を配ってやっていらっしゃる方に引き続きやっていただくように努力していただけるようにお願いして終わります。


◎議長(村上俊一君) 24番戸羽芳文君。


◎24番(戸羽芳文君) 議会の理解も大事なんだけれども、この業者選定に当たっては検討委員会があって、そこの中で審査をして業者が決められてくるというシステムをつくっているんだそうです。今回平成20年度で唐桑の選考に当たっても3業者が申し出をして、そして担当課で調整した上に目隠しでA、B、Cというふうな形で業者の出されてきた事業計画書、それは当然土地をどうするか、何平米の土地でどれだけの建物をどういう図面でつくるのかと。収支のバランスはどうなのかというのも含めて審査をして、A、B、Cに対しての投票をすることによって得票数の高いものが業者に選定されるんだというお話を私はお聞きをいたしました。したがって、この業者選定の検討委員会の方々の責任というものもやはりあるのではないのかなというふうに思っておりますし、その方々にどのように説明をしているのか。
 あるいはまた、この検討委員の方々の構成がどういうふうになっているのか。今後の問題もあるんでこの辺を確認をしたいなというふうに思っております。特に土地があの場所だということはお聞きしたんですけれども、その事業計画書では土地全部を利用するということなのか。取得してやるということなのか。何平米なのか。取得なのか借用なのか。その部分も収支計画ではかなり違ってくるかと思うんだけれども、それらをクリアして、そして議会で予算を議決して実施ということになったのに、何でこういうふうに延び延びでここまで来てしまったのかということであります。まず、その事業計画の中身等についても検討委員会の結果も含めて説明いただきたいと思います。


◎議長(村上俊一君) 24番戸羽芳文君の質問に対し、当局の答弁を求めます。保健福祉部長菅原光雄君。


◎保健福祉部長(菅原光雄君) お答えをいたしたいと思います。
 まず、第1点目の運営委員会への説明ということでございますが、過般、運営委員会を開きまして、この事業中止について報告をしております。その報告の内容につきましては、この行政報告の内容と同様でございまして、いわゆるサンメディックスから事業が継続できないということでやめたいということの申し出があったことの報告でございます。その中でいろいろ御意見が出まして、これは交付金を返すことの事態にならないよう市当局の努力をお願いするという御要望が出されております。
 それから、2点目の運営委員会の構成メンバーでございますが、このメンバーは20人で構成されておりまして、一般市民が7名、介護に関し学識または経験を有する者が7名、介護サービスに関する事業に従事する者6名と、こういう内訳となっております。
 それから、サンメディックスが事業を行おうとした施設につきまして、これが取得なのか借地なのかという御質問でございますが、これについては取得した土地というふうに伺っております。
 それから、やめた理由というお話もあったと思いますが、これは私らが報告受けていることは、まず最初は既存の建物を解体して施設整備をする予定だったものが、既存建物を改修することとしたために設計変更に多大な時間を要したと。したがって、すぐ入札ができなくて平成19年10月に入札を執行したと。しかし、入札した結果が不調となってこれが不調となったということでございます。そして、二度目の入札に向けて設計、仕様の見直しを行ってきたんですが、多大の時間を要し、そしてスケジュール的にどうも平成20年度内の事業完了が難しいということから事業の廃止をお願いするということになったという経過でございます。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 24番戸羽芳文君。


◎24番(戸羽芳文君) その運営委員の中にこの補助金にかかわる業者というものが含まれていた場合は、どのような対応をされるのか。除斥か何かの対応をされるのかどうか。要するに、その運営委員の中で補助金認定されるというふうなケースもあるかもしれません。申請をするということもあるかもしれない。そういう場合はどういうふうに対応しているのかが一つあります。
 それから、今言った事業計画なんでありますけれども、私もわからないんですけれども、土地があの広い土地全部となると土地の取得だけでもかなりの事業費だということで、最初から収支のバランスがとれないわけです。今回唐桑の例を聞くと、収支のバランスも含めて審査対象だよと。バランスが合わないものに1,500万円補助出しました。すぐに経営が行き詰まりましたということではうまくないんで、そのことも含めて審査したんだというふうなお話を聞いています。当然のことだろうと思う。そういう意味で、この平成19年度の面瀬のグールプホームについては、最初からどういう審査基準でやっていたか。1社しかないから何でもいいさでやったんではないと私は思うんです。やはり基本となる原理原則があると思うんです。その辺どうなっているのかということです。これは大事な部分です。
 今後平成21、22年と第4期の介護保険計画の中でも同種の施設が必要になってくる可能性が非常に高い。その中で、この基本を定めておかないと、あのときはこうだったけれどもこのときは違うんだというふうなわけにはいかない。やっぱり一つのルールを持って進めていかないと、民主的にガラス張りで進めていかないとだめだと思います。1,500万円の補助金を使わせるわけでありますから、こういう過ちを二度と繰り返さないために、それこそさっきの風評被害でないんだけれども、しっかりしたマニュアルをつくっておかないとだめだと、私はそう思います。まず、その辺ひとつわかるように説明してください。


◎議長(村上俊一君) 答弁を求めます。保健福祉部長菅原光雄君。


◎保健福祉部長(菅原光雄君) それでは、1点目の運営委員会における委員が補助金対象者になった場合の運営の方法ということだと思いますが、その場合は除斥していただくという取り扱いになります。
 それから、2点目の事業計画の関係で、このサンメディックスを決める際は運営委員会にどういう諮り方をしたのかということだろうと思いますが、この場合は1社というふうに伺っております。私はそのように伺っておりまして、これは運営委員会に報告という形で御承認をいただいたということで伺っております。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 24番戸羽芳文君。


◎24番(戸羽芳文君) そうなんですか。業者がいっぱいいればそれなりの審査はするんだけれども、1社だったならばまずしようがないからということで、だれ、そんなやり方ってあるんですか。1,500万円ですよ、補助金。公金ですよ、これ。それを使わせるのに、1社だから事業計画とか収支バランスなんか全然見ないで、よいさよいさでやったということなんですか。そんなことあり得ません、普通。うそですよ、それは絶対に。そんなことをよしとしたならば何でもござれです。公金を使うんですから、国から流れてくる金なんですから、ちゃんとここでチェックシステムをつくっておかないとこのようなことになるんです。おかしいです。どう考えてもおかしい。聞けば聞くほどおかしくなる。
 私の知り合いで推理小説好きな人がいるんだけれども、この話したら、仮にサンメディックスをダミーと当てはめた場合にぴったり合ってくると、こういうふうに言う人もいるんです。最初やると言って手挙げさせて実際できませんでした。最終的にだれかが肩がわりしなくてわかんなくなってしまう。時間を稼ぐ。まさかそうではないと思うけれども、そういう鋭い指摘をする人もいるんです。世の中ではちゃんと見ているんでから、気仙沼市のこのお金の使い方ということについて。だから、慎重にやらなければならないと再三言っているはず。6月議会でも同じ指摘をしたんだけれども、あの時点でもうすぐにこの業者やめさせて、市内の業者に公募を図りますと言えば、時間的にもっと余裕あっていろんな方々から私やりたいですというふうな名乗りもあったかと思うんだけれども、今だれが何人名乗ってきているんですか。本当にできるんですか。そこが心配ですよ。


◎議長(村上俊一君) 答弁を求めます。保健福祉部長菅原光雄君。


◎保健福祉部長(菅原光雄君) ただいまるる運営委員会の諮り方についていろいろ御意見をいただきました。私もそのように報告といいますか、担当よりそのような運営委員会であったということの報告を受けましたので、そのとおりお答えしたわけでございます。したがって、今戸羽議員の御意見をいただければそのとおりだというふうに思いますので、今後の対応につきましては、そのマニュアルあるいはいろんなことで検討をさせていただきたいというふうに思います。
 2点目は、今何社ぐらい申し込みがあるのやと、こういうようなお話だろうと思いますが、数件ほど問い合わせが来ております。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 質問がないようですので、これにて行政報告に対する質問を終わります。
 次に、市長の報告に対する質問を行います。質問は項目ごとに行います。
 初めに、報告第1号専決処分の報告についてに対する質問を行います。(「なし」の声あり)質問がないようですので、これにて報告第1号に対する質問を終わります。
 次に、報告第2号専決処分の報告についてに対する質問を行います。14番小野寺 修君。


◎14番(小野寺 修君) 事故が起きたということでのあれですが、コンクリートの板、現場を確認してきたんですが、114枚かな、あったようで、その中の1枚が折れているということのようでありまして、そのほかのものも実は歩きますとたわむんです、10センチくらいの板なんですが。あそこはまたそのままああいう厚いコンクリートの板とともに下に落下した場合には、第2グラウンドの方の土手まで落ちていくということで非常に心配するわけでありますが、ああいった設備そのものは既にもう今の社会情勢に合わなくなってきているのではないかなと思うんです。あのくらい、私の体重で歩んでたわむわけでありますので、どこまで劣化しているかというのはちょっとわからないんですが、また同じような事故が当然起き得ると私は思っておりまして、その辺のところの考え方をひとつお示し願いたいと思います。
 それから、この方の示談内容が3万8,820円という数字でした。この中の、実は3号の方も同じなんですが、第三者加害行為ということで考えますと、その治療費のところで単純に確認させていただきますが、治療費のところは、これは自由診療として扱われたのか、あるいは何か健保とか国保とか保険を使って扱われたものなのか。それで、ここの中でその3万8,820円の中で治療費がどのくらいで、それは御本人負担なのか、それとも全体の第三者加害行為としての保険が使えない総額であるのか、それは単純に確認します。


◎議長(村上俊一君) 14番小野寺 修君の質問に対し、当局の答弁を求めます。建設部長梅津覚太郎君。


◎建設部長(梅津覚太郎君) お答えいたします。
 今回事故が起きたような構造の部分は、実は九条本線の追越坂部分と、それからホテル望洋前、それから県道の化粧坂部分にございまして、これら一斉点検を行ったところであります。その時点では特段他の部分は支障はありませんでしたが、またそのような、今御指摘のような事実があれば再度調整してずれのないようにこれは対応してまいりたいと考えております。
 それから、医療費の関係でございますが、総額3万8,820円。これは国民健康保険をお使いになったということで、本人負担分の1万368円が御本人様に賠償金として支払われると。それから、国民健康保険の支払い分が2万4,192円で、これは直接払い込み。それから、残りの4,260円がタクシー代という内訳でございます。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 14番小野寺 修君。


◎14番(小野寺 修君) わかりました。
 まず、第1点のコンクリート板の方は、多分本当に劣化してきているんだというふうに思いますので、これは早急に改善の方向で各路面ともにお願いしたいと思います。
 今のお話ですと、賠償金の方でありますが、4,200円のタクシー代ですか、そのほかはすべて治療費ということですね。そうしますと、この方については休損とか慰謝料とか発生しなかったんでしょうか。その辺のところは、実は不思議なんです。普通こういった第三者加害行為に対して基準となるのは、自賠法がよく対比をされて持ってくるんですが、そこの中でも休業損害あるいは御本人に対する慰謝料というものが計算されてしかるべきだと思うんです。ずっと何年か前に同じようなケースで、実際の示談額についてあるべきものを示していないのでないかということを指摘した経緯があります。第三者行為、必ず私はそういった御本人の被害に対しての総体的な損害を行政の方で、加害者の方でこれは積極的に開示して対応すべきと考えますけれども、どうして休損とか慰謝料が出てこなかったのか。その辺のところを確認したいと思います。


◎議長(村上俊一君) 答弁を求めます。建設部長梅津覚太郎君。


◎建設部長(梅津覚太郎君) お答えいたします。
 御本人にはお話ししておりますが、求めないということでございます。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 14番小野寺 修君。


◎14番(小野寺 修君) 記録に残るでしょう。御本人に確認して要りませんかと言ったら要らないということで理解すればよろしいですね。そうであればそのようにもう一度お答えください。


◎議長(村上俊一君) 建設部長梅津覚太郎君。


◎建設部長(梅津覚太郎君) そのとおりでございます。


◎議長(村上俊一君) ほかに質問がないようですので、これにて報告第2号に対する質問を終わります。
 次に、報告第3号専決処分の報告についてに対する質問を行います。14番小野寺 修君。


◎14番(小野寺 修君) この現場も見たんですが、今コンクリートの板はないんですね。ないといいますか、鉄板で覆ってあるのかな。それとも鉄板でふきかえてしまったんでしょうか。その辺のところを確認したいと思います。
 2点目は、先ほどと同じように、慰謝料あるいは治療費の関係、それから健康保険を使って、その健康保険が立てかえてある部分も賠償対象になっているのかどうか。質問の中身は先ほどと同じであります。


◎議長(村上俊一君) 14番小野寺 修君の質問に対し、当局の答弁を求めます。建設部長梅津覚太郎君。


◎建設部長(梅津覚太郎君) お答えいたします。
 ここのコンクリートぶたは、幅が大体1メートル18センチ、それから48センチ、厚さ10センチのものでありますが、すべて現場うちでつくりかえるというのはなかなか難しいので、現在のコンクリートの上に鉄板をかぶせた形で、補強する形で安全を確保しております。
 それから、損害賠償の件でございますが、これは本人負担分が4,110円、それから仙台東社会保険事務所支払い分が9,583円であり、損害賠償等については求めないということでございます。


◎議長(村上俊一君) 14番小野寺 修君。


◎14番(小野寺 修君) 第1点目、第2点目ともわかりました。
 ただ、もう一度指摘をしておきたいと思います。
 実は、積極的に損害に対してこちらから案内して、それが認定されれば、これは全国市長会かどこですかね。何かそういった関係の保険先から出てくると思うんです。その部分も必ず出てくるところでありますので、これは行政として積極的に慰謝料とか休業損害は幾らですかと。それを請求していただければ払いますよということはきちんとお示ししていただきたいと思います。今回そのように御本人からという話で確認をしたつもりであります。
 以上であります。


◎議長(村上俊一君) 答弁を求めます。ないんですか。よろしいですか。ほかに質問がないようですので、これにて報告第3号に対する質問を終わります。
 次に、報告第4号平成19年度気仙沼市健全化判断比率及び資金不足比率についてに対する質問を行います。15番臼井真人君。


◎15番(臼井真人君) 質問というか要望なんですけれども、この健全化比率の健全化法ですか、これまでになかった新しい発想での制度でありまして、時代の要請にこたえたものということで大きな前進を見たと思いますが、そして4指標ともクリアしたということは大変喜ばしいと思います。
 しかし、私が初めてこの法律の説明を聞いたときの基準というのは、多分実質公債比率が18ぐらいなんです。今のイエローカードの25というのがレッドだったはずだと思うんです。影響が大きいということで大分ハードルが下がったのかなと思っております。
 したがいまして、もしこの基準がクリアできない、イエローになった場合というのは、早期健全化段階に陥るということは、幾ら何でも財政状況が悪過ぎて将来住民に対して安定的に公共サービスを提供する上で支障を来す可能性があると判断された場合、あるいはそれを通り越してもはや自力で再生をみなすのはできないというほど財政が悪化した状態を言うということに認識をしております。
 そこで、この健全化法にひっかからないというのは当然でありまして、より厳しい基準で財政のあるべき姿を目標に財政運営することを強く望みます。監査委員さんも3ページの下の5行目で同様な趣旨を述べているから同じ意見だと思いますが、そのように要望いたします。


◎議長(村上俊一君) 要望でよろしいですか。(「はい」の声あり)
 質問がないようですので、これにて報告第4号に対する質問を終わります。
 暫時休憩いたします。再開を午後3時15分といたします。
     午後 2時59分  休 憩
───────────────────────────────────────────
     午後 3時14分  再 開


◎議長(村上俊一君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、報告第5号平成19年度気仙沼市公共下水道特別会計継続費精算報告書に対する質問を行います。(「なし」の声あり)質問がないようですので、これにて報告第5号に対する質問を終わります。
 次に、報告第6号平成19・20年度気仙沼ケーブルネットワーク株式会社経営状況についてに対する質問を行います。23番佐藤輝子さん。


◎23番(佐藤輝子君) 1点お尋ねいたします。
 この報告書の最終ページ、平成20年度営業展開の中で、それぞれ目標値が示されております。新規加入とか広告収入とか、それに鋭意努力されていることですけれども、ここで今既にこのケーブルネット、K-NET、これを利用できる方々と利用できない、エリアが拡大されていない地域があるわけです。そういったことによって、今回営業展開がどういうふうに、新規加入なんかのエリア拡大を含めた中でのことがされているのかどうか。
 それと、このページの最後の「その他」の中で、気仙沼市議会議員との連携ということでなっているんですが、これはどういうふうに議長さんの方に来ているのか、お尋ねをします。


◎議長(村上俊一君) 23番佐藤輝子さんの質問に対し、当局の答弁を求めます。企画部長大和田一彦君。


◎企画部長(大和田一彦君) 佐藤議員さんにお答え申し上げます。
 気仙沼ケーブルネットワークのエリアについては、御承知のとおり旧気仙沼市内、光ファイバー網を引いておりますので全戸加入が可能であります。ただ、旧唐桑町さんにおいては光ファイバーを通しておりませんので、それは困難であるということで、それは御理解いただきたいと思います。
 ただ、その中で、旧気仙沼市内でも7,377世帯が加入なさっているわけでございますが、K-NETさんにおいてはさらにその加入率を高めようと営業努力をなさっているわけでございます。今後も毎年約400世帯から500世帯ぐらいを営業努力で獲得してるようでございますので、今後もそういう方向で進むものと考えてございます。
 以上であります。


◎議長(村上俊一君) 答弁ですか。
 具体的には何も、議長という立場あるいは議会に対して、事務局に対しても何も来ていないということであります。
 23番佐藤輝子さん。


◎23番(佐藤輝子君) わかりました。今回の新規加入については、もう既にエリアに入っている中での利用者の拡大ということであれだと思いますけれども、でも今新気仙沼市になってから旧気仙沼、旧唐桑という言葉を使っている場合ではないですよね。やっぱり市民サービスとしてはあるべき公平なことをやっていく努力は必要だと思うんです。私たち議会に報告する以上は、それなりのものを持って、やっぱり今光ファイバーが旧唐桑地域には行っていないということでなくて、そういった部分の計画がどういうふうになっているのか、今後市のかかわりがそれに対してどうかかわっていくのかが出てくると思うんです。そういったところをもう少しお示ししてもらわないと、2次合併になったことによってまた本吉町との関係が出てくるんです。そういったもので、本当の今の本吉町境、あそこまでは行っています、K-NETが。だから、本当に本吉町に渡るのはものの数メートルであそこを渡ります。そういったことも考えていくと、今の気仙沼市の現状に対してのエリア拡大というものをきちっと計画的なものをしないとだめだと思うんですが、そういったところ、市のかかわりとの関係をお尋ねしたいと思います。


◎議長(村上俊一君) 23番佐藤輝子さんの再質問に対し、当局の答弁を求めます。企画部長大和田一彦君。


◎企画部長(大和田一彦君) 佐藤議員さんにお答え申し上げます。
 確かにそういう情報格差がございまして、その部分については光ファイバー網を引くというのが理想ではございます。ただし、再三申し上げておりますとおり、総務省での新世代地域ケーブルテレビ施設事業の補助についてはなくなりましたので、総務省の別メニュー、また農林水産省の別メニューでそういうことをやらざるを得ないということになろうかと思います。
 ただし、そのことにおいても、今度は事業主が市が主体となってまいりますので、その後の維持管理等についても市の負担になってくるというものが考えられるわけでございます。そうした中で、その辺の膨大な費用の捻出、さらにはその後の維持管理、そしてそういう費用対効果等も含めて、それはやっぱりトータル的に考えていかざるを得ないということでございます。
 さらに、現在、光ファイバーの線について平成20年度ですか、貸し線ができるようになってきたというようなことがございます。そういうことの対応も、総務省での方向も変わってきておりますので、その動向も見据えながら対応してまいりたいと、このように考えております。
 以上であります。(「ありがとうございました」の声あり)


◎議長(村上俊一君) 24番戸羽芳文君。


◎24番(戸羽芳文君) 私も同じなんですけれども、早く唐桑においても気仙沼ケーブルネットのテレビ見たくてしようがない一人なんです。私がこうやって一般質問しても、一般質問した姿をテレビで見たよというのは聞くんだけれども、みずからが見たことはないんです、残念ながら。唐桑で映らないんだから。それを早く解消してほしいということなんだけれども、本吉町においては光ファイバーを設置、20年度から補助事業でスタートすると。行政機関を結ぶし、防災にも役立てるんだというような報道は目にするんです。ただ、それを利用してこの気仙沼ケーブルネットワークが本吉町の方に延びていくということになるのかどうか。そこがよくわからないんで、本吉町とも連携しながらお互い使えるような形で設備をしたらいいのではないかというふうに思っているんですけれども、その辺の情報を教えてください。


◎議長(村上俊一君) 24番戸羽芳文君の質問に対し、当局の答弁を求めます。企画部長大和田一彦君。


◎企画部長(大和田一彦君) 現在とらえている情報の範囲で申し上げたいと思いますが、本吉町さんの方ではIP電話的な、画像等は、こういう小型の中でのIP電話的なものでのやりとりができるということでございまして、例えばこういう議会中継については、ケーブルテレビさんみたいに映像がくっきりというような、大きい画面で、それは難しいだろうということでございます。ただし、例えば河川の水位とかそういうものも小型カメラで映し出せますので、その辺については常時可能なのかなというようなことで伺っております。
 以上であります。


◎議長(村上俊一君) 24番戸羽芳文君。


◎24番(戸羽芳文君) 詳しい技術的なことは私はわからないんだけれども、映り悪くてもいいから早く情報が欲しいというふうな、それを見れば映りがよい方がいいというふうになるとは思うんだけれども、やはり全然情報ないよりは多少ざらざらしていても情報欲しいですよ、これは。その思いを受けとめてください。同じ市民として情報が来ないということぐらい寂しいことはないんです。それが結果的に気仙沼市が出資したケーブルネットワークの経営の安定にもつながるというふうに思うんで、引き続き努力をお願いしたいと思います。終わります。


◎議長(村上俊一君) ほかに質問がないようですので、これにて報告第6号に対する質問を終わります。
 次に、報告第7号平成19・20年度株式会社気仙沼産業センター経営状況についてに対する質問を行います。5番田中富治君。


◎5番(田中富治君) 議長に、もしあれならお許し願いたいのがあります。というのは、私が一つの考え方で、この7号と9号に関連したようなことでやると、その後の方では特に、共通したものですからと思うんですが、やっぱり1号ずつですからそういうわけにはいかないんですか。


◎議長(村上俊一君) 1項目ずつ。


◎5番(田中富治君) わかりました。
 それでは、この産業センター第14期の報告で一つの歴史がここまで来ている。しかし、不振ぶりは、もうこれはこの単年度の数字を見るだけではなく今までもずっとこうなってきている。
 そこで、例えば市のかかわりでこの純資産の分、市では6,000株、3億円出しています。資本金全体が6億3,450万円、その中での6,000株、3億円。県が3,000株。そういうかかわりの中で事業主体としての数字はこういう格好で、単年度見ても結局当期税引き利益とはなっていますが、テーマ館の1,280万円の市からの補助金がなければ、これは利益じゃないわけですよね。こういう状況がある中で、そこで私は伺いたいんです。
 そもそもこれほどの公金を出資してやったこの事業、当初の目的、目標、いろいろあると思います。そして、経営に携わる方々もいろんな努力をやってここまで持ってきている。そうだと思うんです。そこを踏まえて、市当局にぜひとも市民に、あるいは地域住民にわかるように、この14期を迎えている今だからやはり納得して理解できるような説明が必要ではないかと思うんです。いわゆるこれほどの公金をやって位置づけてきたのがどれほど市民や地域住民のことに還元しているのか、どう利用されているのか、いろんな角度でいいです。端的に言って、必要であり目標を持ってやってきたということ、これはもう事実なわけでしょうから。しかし現実にはこういう状況になってきていると。そういうことで、市として今後市民に対して、あるいは地域住民に対して、こうこうこういう点でこうだと。したがって、こう考えるというそういうものがやはり必要だと思う。その点、まず伺います。


◎議長(村上俊一君) 5番田中富治君の質問に対し、当局の答弁を求めます。産業部長小山邦良君。


◎産業部長(小山邦良君) 私からお答え申し上げますが、当初この産業センターをつくる場合に、テーマ館をつくるというふうなことで、いわゆるシャークミュージアムの分でございますけれども、この分については本来市の方でつくってもよろしいんですけれども、あの分については会社としてつくって、会社の方では無利子融資を受けてつくるというふうなつくり方といいますか、それを選択したわけでございます。そこで、会社の方では、無利子融資1億6,000万円と私は記憶しておりますけれども、それを借りまして、それを毎年度償還していきます。その償還に関しましては、市の方で責任を持って毎年度会社側にお支払いをするというふうな形で行っておりますので、これはテーマ館の運営とか、あるいは三セクへの運営のためにというふうな助成ではなくて、当初のテーマ館をつくるという部分についての市からの負担というふうなことでございますので、御理解いただきたいというふうに思います。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 5番田中富治君。


◎5番(田中富治君) 今の部長のあれでは、確かに単年度に関してのテーマ館の状況は、それで私の質問にもその点では答えになっていると。私の言っているのは、全体の中でどこがこうだという損益計算書を見て言うのでなくて、いわゆるこの事業に対するそのものが当初の目標、位置づけ、そして実際の推移、その中で本当に、もちろん県も入っていますけれども、14期迎えて今こういう状況でしょうと。ですから、そういう位置づけなり目標なりが市民に対して、市がお金を出していることはとりもなおさず住民税そのものが、これがこの事業に行ってどういうふうに我々に返ってきているだろう、どうなっているのだろうということは、それはいろんな意味で地場産業、いろいろなことになっているでしょうが、しかしその説明をしてくれませんかと言っているんです、わかる範囲で。


◎議長(村上俊一君) 答弁を求めます。産業部長小山邦良君。


◎産業部長(小山邦良君) お答えいたします。
 まず、産業センターをつくるときに、やはり本市におきましては自然を生かした観光地といいますか、そういうふうな地域でございましたので、天候が悪くても楽しめるといいますか、そういうふうな施設が気仙沼にはぜひ必要だというふうなことも考えまして、産業センター、海の市をつくり、水産業と、それとお客さんに観光としての施設の役割を持たせた施設をつくってきたわけです。このことによりまして、観光客が気仙沼に安定して来ていただいているということが、気仙沼市内に観光客が参りましてお金を落としてくるといいますか、そういうふうに気仙沼の地域に貢献しているというふうに私は認識しております。そういう意味において、気仙沼市民の方々も理解をしていただいているものというふうに思っております。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 5番田中富治君。


◎5番(田中富治君) 最後、本当に本当に簡単に聞きます。
 それで、そういう位置づけに、そういう役割を果たして、目標があってそうだという位置づけをされたという回答なわけですね。
 そうすると、では今度はこの事業の内容の中で、本当にこのままで目標年数なりそういう点での言ってみれば経営改善、それからこれからの収支見通し、そういう点でのこの1億6,000万円ほどの資本が、実際損失の中で6億3,400万円超の資本金が実質的には5億円足らずになっていると。つまり本当の事業体としての収支ペースの見方、考え方、これを挽回するために市として何か、市が決めるわけではないわけでしょうけれども、それはいろんな機関、経営者もあれば管理していく人があるでしょうけれども、私はあくまでも大口出資としての市のイニシアチブがかなりウエートを占めているんだろうと、占めなければならないと。そういうことで、この営業収支の点ではどういうふうな見方をしているんですか。この点、お願いします。


◎議長(村上俊一君) 答弁を求めます。産業部長小山邦良君。


◎産業部長(小山邦良君) 本施設につきましては、初めは当然、立ち上げのときには、投資といいますか、そういう資金が必要となりましてかかります。そういうふうなことで、実を言いますと、最初の計画よりも若干多く投資の段階、立ち上げまでにお金がかかったというふうなことがございまして、確かに累積といいますか、それではマイナスということになっておりますけれども、でもそれはあくまでも計画どおりといいますか、ある程度たったら黒字に転換するというか、そういうふうな計画でつくっておりますので、なおこの会社の経営といいますか、改善といいますか、そういう点におきましても、これまでも氷の水族館をつくったりそれなりの改善策をとったりしておりますので、現在のところは単年度単年度わずかではございますけれども黒字に転換しておりますので、着実に累積の赤字は減っていくものというふうに考えております。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 24番戸羽芳文君。


◎24番(戸羽芳文君) 商法もたびたび変わっているんで私も不案内なところあるんですけれども、税法の取り扱いの問題であります。財務諸表では繰越赤字はそのまま差し引きした中で赤字は赤字ということで計上をずっとしていくんですけれども、税法においては繰越赤字が税法上認められるのは年限があったはずなんです。前は5年間しか認められなかったと。したがって、5年間ずっと単年度黒字を続けると、繰越赤字があったとしても課税されるんだというふうなとらえ方だと聞いていたんですが、商法上それに変わりがあるのか。その辺を教えていただきたいと思います。すべてが株式会社とっているんで共通する課題なのかなというふうに思います。
 それから、もう一つなんですが、ほかの会社の財務諸表の出し方とこの報告第7号の産業センターの出し方が若干違っている部分があります。貸借対照表と損益計算書をつけた後に、損益計算書にかかわる販売費及び一般管理費の明細はほかはつけているんだけれども、この産業センターだけがついていないということなんだけれどもどちらが正しいのか。私はつけるのが親切なんでないかなと。より理解を深め、我々も支援をしていくときに、どこがいいところでどこが悪いところなのかというのが具体的に判断できるかと思うんだけれども、その辺お願いします。


◎議長(村上俊一君) 24番戸羽芳文君の質問に対し、当局の答弁を求めます。水産課長熊谷成一君。


◎水産課長(熊谷成一君) それでは、戸羽議員さんの質問に二つですけれどもお答えをいたします。
 まず、繰越欠損金がある場合の税金の優遇ということでございますけれども、これは7年間優遇されるということでございます。
 それから、ほかの報告書と違ってこれには資料が、一般管理費ですか、そういったやつが出ていないのではないかというふうなお話でございますけれども、それについては商法上でこれでよろしいというふうな、5億円以上の大会社についてはこれでよろしいというふうになっているんだとのことでございますけれども、詳しい資料の提出につきましては今後産業センターと協議してまいります。


◎議長(村上俊一君) 24番戸羽芳文君。


◎24番(戸羽芳文君) 商法と語られるとなかなか我々ふだんになじみがないものだからこうやって聞くしかないんだけれども、5年だと思ったのが7年間ということ。となると、やはり7年間の中で黒字転換という方向を目標としていくべきなんだなというふうになってきますよね。先ほどの部長のお話もあるんだけれども、最初は設備投資が大きかったから赤字はやむを得ないんだよと。でも、単年度黒字を繰り返していく中で、積み重ねていく中で最終的には黒字を目指すんだよということになると、7年というのが一つの目安だったのかなというふうに思います。それが現状、いいか悪いかはまた努力の結果でありますからそれはそれでいいんですけれども。
 それから、もう一つ、商法上5億円以上だからこうなんだよというふうなことを言われればそれまでなんだけれども、店の前でシャッターおろされてしまうような気持ちなんだけれども、小さな会社でも細やかに情報公開するんであれば、大きくなればなるほどもっと情報公開というのをきちんとするべきでないのかなと。私は逆にそう思うんです。その辺ひとつ配慮していただくことによって、より詳しく内容がわかって、よし、我々の会社なんだよと。市で出資しているということは我々の会社なんだよというふうなことで応援の力が入るのではないかと思うんだけれども、やっぱり戸板を立てない方がいいのではないかと私は思うんですけれども、その辺どうなんでしょう。


◎議長(村上俊一君) 答弁を求めます。水産課長熊谷成一君。


◎水産課長(熊谷成一君) また繰り返しとなりますけれども、これは私の方で一存で出すということは決められませんので、出す方向で産業センターさんと協議をしてまいりたいと思います。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 質問がないようですので、これにて報告第7号に対する質問を終わります。
 次に、報告第8号平成19・20年度気仙沼都市商業開発株式会社経営状況についてに対する質問を行います。21番菅原勝一君。


◎21番(菅原勝一君) 毎年質問するから、皆、質問しないうちに笑ってた。
 この近くにある会社でありますし、中心商店街の目玉として位置づけられて市も力を入れて設立した施設であり、会社であるわけなんで、これは大事なものというように受けとめております。
 そこで、ことしはどういう扱いになったのかなと。これは12期になりますからしばらくになるわけでありますが、まず市との直接のかかわり合いでは、いわゆる約束事であった駐車場の機能補償の分。この辺が結果は赤字でありますから、当然これは寄附という形になるんですが、返してもらえないという状況は想像つくんですが、その辺の扱いが一体どうなったのかということです、決算期に。
 それから、この損益計算書の中で、駐車場収入が2,800万円ほどあるようでありますが、このうち市が利用しておる駐車料金はどれほどになっているのかということであります。
 それから、全体を眺めてこれは大変なかなか難しい。ことしも460万円の赤字のようですが、貸借対照表を眺めていて、売り上げから見て未払い費用が非常に多い。6,200万円もあるということなんだが、これは何なのかな。いわゆる地代等の未払いなのかなというそんな気がするんですけれども、一体これは何なのかということであります。
 それから、一体この会社は年々赤字がふえて累積も2億3,100万円余ということでありまして、何とか経営の改善策、少なくても単年度収支とんとんになるようなそういう経営努力というものをどんなふうにやっておるように、市もこれは当然かかわっておるわけでありますから取り組んでおられるのか。その辺についてひとつどんな状況の報告を受けておるのか説明をしていただきたいと、このように思います。
 それから、最初に説明した機能補償の問題について、報告書にどこかに一言あるのかなと思ったらどこにも……。(「ここにあります。17ページ。13年度から。20年度分も」の声あり)そうか。事業報告か。はい、どうも。ともかくそういうことで、その辺をひとつ、かかわり合いの中で。


◎議長(村上俊一君) 21番菅原勝一君の質問に対し、当局の答弁を求めます。財政課長小松三喜夫君。


◎財政課長(小松三喜夫君) それでは、私の方からは1点目と2点目についてお答えを申し上げたいと思います。
 まず、この駐車場に係る機能補償の件でございますけれども、これも昨年に引き続きましてことしも非常に現下の厳しい経営状況に照らしまして停止をお願いしたいという要望がございまして、それを了解した次第でございます。
 それと、もう1点の駐車場料金の件でございますけれども、これは19年度のこの決算で申し上げますと、いわゆる30台に相当する部分につきましては961万9,000円ほどになってございます。それから、30台を超える部分でございます。これが234万円ほど。トータルで申し上げますと1,195万円ほどの金額になってございます。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 産業部長小山邦良君。


◎産業部長(小山邦良君) 私の方からも2件お答え申し上げます。
 未払い費用の関係でございますけれども、これにつきましては土地代が入っておりますし、そのほかにも支払いが翌月に行ってしまうといいますか、そういう小さい額なども、例えばシルバー人材センターへの支払いであるとか、あるいは太平ビルサービスへの支払いであるとか、そういうものも含まれて6,280万円ほどになっているというふうなことでございます。
 それから、経営改善といいますか、経営の改善のためにどのような努力をされてきたのかということでございますけれども、会社といたしましては、一般管理費の削減や仕入れの適正化等に努め経費の縮減に努めてきたというふうに伺っておりまして、まず一つは、地代の低減に取り組んできたというふうなことで、土地所有者から協力をやっといただきまして、すべてではございませんけれども7名の方から協力をいただき地代の低減をまず図ることができたというふうに聞いております。
 それから、未収金の回収にも努めてきております。なかなか難しいんでございますが、とにかく努力はしてきていると。
 それから、あとはテナントの確保にも努めてきておりますし、あとは銀行からの長期借り入れございますので、これにつきましても事実上は毎年度銀行さんとお話をして了解をいただいて経営をしているというふうなことでございまして、これらについて誠意を持って努力しているというふうなことでございます。
 そういうふうな経営努力をしておりますけれども、結果的には18年度までは損失額の縮減に、赤字ではあるんですけれども縮減に来ておりました。19年度は残念ながら前年度を逆に少し上回る赤字になったというふうな、経営努力とは相反しての若干の結果でございますけれども、こういう結果になってしまったというふうなことでございます。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 21番菅原勝一君。


◎21番(菅原勝一君) 大体わかったような気がするんですが、大体土地代というのは単年度どれぐらいなんですか。まず、それです。
 それから、経営の見通しというのが一体どうなのかなと。精いっぱいやってもどうにもならんというのでずるずるどこまでもこのままいくというんではおかしいので、抜本的な経営改善、改革の見通し等々方策というようなものが内部で検討されてきた経緯があるのかどうかということです。そうでないと、市が赤字だから機能補償、まあ仕方ない、いいでしょうというんではわからないんで、私がここでこんな質問をするのも、やっぱりちゃんとした経営をして機能補償分は市にお返ししなさいということを市民にかわって言う責務があるということでこの経営状況の報告第8号について質問をしているんであって、漫然と経営されてなおかつ機能補償は結果的に赤字になりましたから何とか免除してください。ことしもだめです、ことしもだめですと。ただ漫然とそれを、ああそうですかというようなことで見過ごしておくということは、これはやはり許されないわけでありますから、その辺は厳しく対応をしていただきたいものだなと、こんなふうに思います。
 その辺の市としての都市商業開発に対する態度というものを、決意をきちっと議会に表明していただかないと、我々も市民に向かって常に機能補償あるんだよという話をした経緯があるわけでありますが、それが毎年赤字だからだめなそうだ、赤字だからだめなそうだというような報告を市民にせざるを得ないようなことでは、これは何をか言わんやで議員として何をやっているのかと。もう少し厳しく対応せよということになるわけでありますから、やはり当局にこういう質問をするということは、あるいは意見を申し上げるということは、その辺を相当厳しく対応してもらって、その厳しさをどう受けとめてどういう努力をした結果こうなりましたというようなそういったものを、我々の肌に感ずるようなものを報告していただくようなことでひとつ対応をお願いしたいと、こう思うんですが、その辺のお考えをひとつ表明していただきたいなと思います。これはあれかな、産業部長ではかわいそうだ。副市長さん、いかがですか。


◎議長(村上俊一君) 答弁を求めます。副市長菅原 務君。


◎副市長(菅原 務君) お答え申し上げます。
 この都市商業開発株式会社につきましては、ただいま菅原議員さんからお話がありましたように非常に厳しい経営を余儀なくされておりまして、このままずるずるするわけにはいかないだろうと、そういう気持ちで我々は思っております。したがいまして、社長ともいろいろ話をしながら何か打開策はないかということで現在協議をしております。いつまでもこのままずるずるするわけにはいかないんではないですかと、こういう極端な話も申し上げております。したがいまして、これはそんなに長く時間を置かないで早く解決すべき時期に来ているのではないかという気持ちを私は持っておりますので、少し時間をいただきまして社長ともどもいろいろと協議をしてまいりたいと、こう思っております。
 以上でございます。(「終わります」の声あり)


◎議長(村上俊一君) 22番山崎睦子さん。


◎22番(山崎睦子君) 中身についてはわかりましたし、今副市長さん言われたこともわかります。本当にこれをつくるときからかかわった議員の席にいるものですから、非常にこの問題については責任も感じています。13年度からことしまででありますから、行政改革とかぎりぎりぎりぎり財政難の中で詰めてきている中で8,000万円から1億円という機能補償の分の支払いをしてきたんでないかと。非常に大変な状況です。
 それで、機能補償の分を有料で払っていくんですが、実はハマダ跡地に安い駐車場ができました。私も利用させていただいております。仙台に行くときバスに乗るときに、朝とめていって10時間以上、12時間過ぎても1日であれば1,000円と。ここら辺も利用することで、この1年に1,190万円、この分の若干の、例えばここで300万円も安くするとこの300万円を100人の臨時職員に上乗せしたってできるという、極端な言い方ですが。そんなふうにまでしなくてもいいという部分もそれはそれであるでしょうけれども、つくるときにかかわってきて、1年、2年、3年ぐらいで改善するんであればなんですが、先ほど菅原議員も話していましたけれども、そんな思いも市民的にはあるわけですよ、そういう思いも。非常に厳しい状況も伝わっておりますから、そんな部分も含めて考えていただけないかどうか。


◎議長(村上俊一君) 22番山崎睦子さんの質問に対し、当局の答弁を求めます。財政課長小松三喜夫君。


◎財政課長(小松三喜夫君) 山崎議員さんにお答えを申し上げます。
 最近できました駐車場に関しましては、民間の経営する駐車場でございまして、市としてはやはり庁舎も抱えてございますワンテンビル内の駐車場をこれまでも利用していただくように努めてまいりたいと思っております。


◎議長(村上俊一君) 22番山崎睦子さん。


◎22番(山崎睦子君) そうなんですよね。そこら辺が公と市の関係で非常に議論になるところです。確かにうちも株主でありますから、経営の責任があるからそう言われることはわかっていたんです。実は、ここで話す前にも何人かと話してみたらそんなことにはなんないよと言われても、そうは言っても、だとしたらまちづくりですから、同じ地域で同じような料金にするとか、お互いワンテンも譲るとかして、同じ八日町で同じ駐車場に入れて100円と200円で余りにもこれは差があり過ぎて、だれだって100円の方に入りたくなります。満タンになっていませんけれども、なっていないのも不思議だと思って私は見ていますけれども、いわゆる同じ地域の地域活性化であれば、同じようにお互いに歩み寄って150円ずつにするとかそういう形にするのがまちづくりなんでないかと思うんだけれども、片方100円、片方200円。そして、この200円の方には市の車がこんなに入って満杯にして、こういうのは株主だし、できてきた経過もわかるんですが、そういう状況もわかっていたって、これは許せないから行革なんでしょう。許せるんだったらしないできたわけですから。そこのところを何とかしなくて。私は好きでありませんよ、行政改革とか財政再建。だけれども、それをずっと進めてきた結果として職員も減らしたしいろんなことで合理化しているわけですから。いいんです、3年ぐらいだったら。間もなく10年になりますよ。1億円になります。そこら辺はぎっちり。さっき副市長さんが話していましたから、ぜひやってほしいということです。答えはないと思いますから。


◎議長(村上俊一君) 要望ですか。はい。
 5番田中富治君。


◎5番(田中富治君) 数字バランスはほとんど今ので出ていますので、私の方は、このビル管理業務で昇降機定期点検が法定検査でやっているということですけれども、特別点検というのが定期点検の直後に行われているんです、2回。これは期間というか、期日がそういうものまで法令でやれというのか、いや、大体何カ月何ぼで特別、定期点検はそのうちどうだというふうなのか。というのは、特別点検が定期点検の後にすぐやったのは何かあって対応としてやったのか。年に2回程度は特別点検をやれということなのだろうなとは思うんですけれども、定期点検やったすぐ後に、4月の後に5月、日程を見ればわかるんですが、そこらあたりで特別な事態があってそういう対応したとなればどうなのかというそういう点もありますので、事実はどうなのかお伺いします。


◎議長(村上俊一君) 5番田中富治君の質問に対し、当局の答弁を求めます。産業部商工課長熊谷英樹君。


◎商工課長(熊谷英樹君) 定期点検か否かという部分で、いわゆるエレベーターの点検の部分でございますが、4月、10月については定期の点検になってございますが、そのほかの部分については、たしかその当時国内でエレベーター事故がございまして、それで国の方からの指示として行ったということでございます。


◎議長(村上俊一君) 5番田中富治君。


◎5番(田中富治君) そうすると、定期点検はそのとおりで特別点検もつまり春と11月にやられていますが、特に修復するあるいはこういうとか、そういう点では定期点検でも特別点検でも全くないということなんでしょうか。


◎議長(村上俊一君) 答弁を求めます。商工課長熊谷英樹君。


◎商工課長(熊谷英樹君) 点検の結果については、いずれについても異常なしということでございました。


◎議長(村上俊一君) 23番佐藤輝子さん。


◎23番(佐藤輝子君) 1点ちょっとわからないので教えてください。
 2ページの会社の概況について、株主の大口株主だったハマダさんの管財人の方が今ここに上がっています。こういった関係から、次の大株主は気仙沼市ですよね。そういった中で、株主同士の中でどういうふうなかかわりが出てきて今後どういうふうに推移されていくのか。その点教えてください。


◎議長(村上俊一君) 23番佐藤輝子さんの質問に対し、当局の答弁を求めます。商工課長熊谷英樹君。


◎商工課長(熊谷英樹君) 筆頭株主でありますハマダ管財人の方と市とのかかわりということでございますが、今現在、ハマダの倒産に係る部分でございますが、まだ最終的ないわゆる債権債務の整理というのができていない状況でございます。それで、たしか9月8日に仙台で2回目の債権者集会を開いているということで、今後さらに債権者集会を開きながら最終的な債権債務の整理に当たるわけでございますが、その段階で当然持ち株であるハマダ株についての対応等についても会社の方に示されるものと考えております。今の段階ではまだその辺についての話はございません。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 23番佐藤輝子さん。


◎23番(佐藤輝子君) 債権者会議の中でそれが示されていくということなんですけれども、満額これが保証されない場合はどういうふうなかかわりになってくるんですか。


◎議長(村上俊一君) 答弁を求めます。商工課長熊谷英樹君。


◎商工課長(熊谷英樹君) 満額と申しますか、今現在のところ都市商業開発につきましてはいわゆる債務超過の状況になってございます。そういう意味でいいますと、株の価額的な部分というとほとんど価値がないという状況になっていますので、あとは名義上の問題だというふうに考えてございます。


◎議長(村上俊一君) ほかに質問がないようですので、これにて報告第8号に対する質問を終わります。
 次に、報告第9号平成19・20年度大島汽船株式会社経営状況についてに対する質問を行います。20番菅原博信君。


◎20番(菅原博信君) 二、三点お聞きしたいと思います。
 今年度も1,300万円の赤字ということで、その減収となる要因についてということでいろいろ載っております。これの要因を見ればわかるんですけれども、そして増収を図るために実施した事項としても載っておりますけれども、この中に地域づくりへの参画ということがあるんですけれども、この地域活動にかかわるということなんですけれども、まずその地域活動にかかわったということはどういうことなのかお聞きします。
 それと、今後の改善策として利用者の利便性にも配慮をしながらダイヤ改正を進めてまいりますという文言がありますけれども、7月ですか、大島の方々、利用者の方々のアンケート調査をしました。利用者の利便性にも配慮をしながらのダイヤ改正ということなんですけれども、利用者の利便性がなされていないんではないかということでございます。
 そして、そのアンケートの調査の結果、まだ出ていません。それを今後どのように、どのような場所で公表していくのかもお聞きします。
 それと、今大島汽船の本社、大島の浦の浜にあるんですけれども、あのビル、3階建てで大島でも一番立派なビルです。経費の抑制とありますけれども、このビルを今後どのように考えているのか。なぜこのようなことを申しますかといいますと、このビルに現在何人入っているか。私の記憶では1人だけです。経費の削減をするならば、やはりこのビルをどのようにか、処分といいますか、今までは賃借していたんですけれども、貸していたんですけれども、8月いっぱいでその方も店を閉めました。あのビルについては、やっぱりこうやって見ますと、保険も掛かっているし、大島で1番か2番に高い土地に建っています。固定資産税だって相当なもんです。それをあのビルをこのまま今後していくつもりなのか。部長さん、無報酬の役員ということでございますので、その役員会にはその話が出ているのかどうかも含めてお聞きします。お願いします。


◎議長(村上俊一君) 20番菅原博信君の質問に対し、当局の答弁を求めます。産業部長小山邦良君。


◎産業部長(小山邦良君) お答えいたします。
 まず、地域活動への参画という件でございますけれども、この件に関しましては、大島汽船の特にかかわって取り組んでいるのは代表の社長でございますけれども、大島の船を利用していただくためには観光客の方とか、特に教育旅行の方々に来ていただくというふうなことなどをやはり考えまして、他の地域で大島を売り込んでくるといいますか、説明、プレゼンをしながら呼び込んでくるというふうな形で取り組んでおりますし、それから大島のNPO活動への参加といいますか、その辺も社長が特に中心となって取り組んでおりまして、菜の花の種を植えたりというそういう活動も本土側にも参加を呼びかけるというふうなことで、船の利用客がふえるというふうなことでございまして、それからさきにも言いましたけれども、体験学習にも積極的にかかわりながら取り組むというふうなことなど、これらを総合的に地域づくりへの参画というふうなことでここに記載されているものでございます。
 それから、アンケートの結果はどのようにするのという話でございますが、これにつきましては先日の役員会の中でも一応示されまして、基本的な部分については先日私も見ることができました。別にアンケートとして行ったものですから、これはこのような結果でありますということについては、今後何らかの形でお知らせすることができるというふうに思っております。
 特にアンケートの結果を多少申し上げますと、ダイヤ改正の件でお話しかと思いますので、利便性に配慮しながらダイヤ改正ということなはずなのにというふうにお話しになられておりますのでお話し申し上げますが、確かに今回のダイヤ改正についてどのように利用されている方がアンケートに答えているかといいますと、一番多かったのは「不便になった」というふうに答えている方が実際43%ございます。それから、「少し不便」というふうに答えている方は25%と結果が出ております。それから、「変わらない」と答えている方が10%。それから、「少し便利になった」という方が6%ございます。それから、「便利になった」という方が3%。それから、「わからない」という方が13%と。今回のダイヤ改正に関してのアンケートの結果はこういうふうな形で出ております。
 それから、3点目の浦の浜のビルの件でございますけれども、この件に関しても役員会の中でもこのビルをこのまま置いておくというか、今経営状況が大変厳しいのにこのまま置くということはやはりうまくないということで、これをどのように使ったらいいか、あるいは必要がないということであれば、極端に言いますと売ることも含めて検討しようということになっております。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 20番菅原博信君。


◎20番(菅原博信君) ありがとうございました。
 地域活動への参画ということでございますけれども、私が質問しているのは大島汽船株式会社なんです。社長個人でないんです。だって、大島汽船株式会社の報告の中に載っているんですよ、これ。地域づくりへの参画という。社長がやっているのは別な団体の、例えばNPO法人の理事長さんとかそういうことでやっているんで、大島汽船の社長個人でやっているのではないと思います。
 それはそれとしまして、アンケートの結果なんですけれども、私が言っているのは、島民の方々にどういう時期にどういうことで、どういう場所で公表するのかということなの。この議場での公表でなく、地区、アンケートした人たちへの公表の仕方です。それももう一回お聞きしたいと思います。
 それと、本社ビルですけれども、あのビルに、あそこ、東岸壁の方に事務所が移ってさらに数年たっていますよ。その数年も前からそういう事務所が移っているのにまだあそこに1人だけいるということは、冬になればストーブもたきますよ。それを1人であの事務所にいて、あのくらいの建物だと暖かくするには相当な燃料もたくと思います。ここでも結構経費の削減だと言っているんだから、もうちょっと大島汽船としてもその辺を十分配慮しながら早目早目の手を打たなければ。何か言われますけれども、こうやって質問すると、おまえ、大島汽船に敵対視しているのかと言われるんですけれども、そういうことでなく、島民の大事な足なんで、大島汽船さんなくなると困るんです。だから、そういうことを踏まえながらの質問ですから、もう一回答弁をお願いします。


◎議長(村上俊一君) 答弁を求めます。産業部長小山邦良君。


◎産業部長(小山邦良君) お答えいたします。
 まず、地域活動への参画の件でございますが、これは大島汽船という会社としても、最初には申し上げませんでしたが、大島観光協会にも入っておりまして、地域としてそれなりに参画してやっているというふうに見ております。
 それから、アンケートの結果の公表の仕方でございますけれども、このことにつきましては、どのように公表あるいはいつやるかという部分については、先日の役員会ではまだそこまで、具体の話まではされておりませんので、次回の役員会でその辺ははっきり決めていきたいというふうに思います。それを会社の方に申し上げてまいります。
 それから、浦の浜のビルの今後の対応でございますが、早目早目にというふうな御意見でございますが、このことにつきましても、先日の役員会でも前にも話しましたとおり、これから具体にどのように対応していったらいいか検討しましょうということになりましたので、できるだけ早く結論を出してその対応をできますように、私の方からも申し上げていきたいというふうに思います。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 20番菅原博信君。


◎20番(菅原博信君) ありがとうございます。
 部長さんの答弁でいささかわかりましたけれども、このアンケートは島民の方々がやったものですから、その公表というのは今数字が出ているように、もう出ていると思うんです。それを早目に公表しないと。公表だけでなく、こういうふうな数字が出ているんだから、効率的な運航ダイヤの改正に生かすように大島汽船さんとお話をしていただきたいと思います。終わります。


◎議長(村上俊一君) 14番小野寺 修君。


◎14番(小野寺 修君) 今の菅原議員の質問に関連しますが、そもそもアンケートというのは、ことし利便性が阻害されるということで利用者との間で問題が起きて議会でも問題となったわけでありまして、そのとき市長とか、あるいは当時の小山議長の調停案で決着したところであります。その決着したときに、今回のことを教訓に会社として利用者とのコンセンサスを得るために、利用者の考えを聞くためアンケート調査を行ってという話であります。実は、そのアンケートの中には要望事項といいますか、升目があったりするわけでありまして、そこにもかなりの要望が入っているのではないかと思います。私の事務所にもあれどうなったんですかということで多くの方が来られて私答弁に窮しているところなんですが、いろいろな要望に対する会社としてのコメントもあわせて回答すべきと私は思っておりますので、その辺のところもひとつ配慮に入れていただきたいと思います。こんな要望がありました、あんな要望がありましたということで要望だけが羅列されても、アンケートとしての、あるいは住民の意思を酌むという形にはならないのではないかと私は思っているわけであります。そのところを答弁お願いします。
 それから、決算の中で聞きますが、18年度、19年度では決算書の損益計算書の中で大きな違いがございまして、18年度では国庫等補助金圧縮損1,500万何がし。1,500万円上がっておりまして、経常損益の3,000万円とプラスして18年度、4,500万円の赤字が出てきて、ことしが1,200万円、経常損益では1,500万円の損失です。8,500万円という数字膨らんでいます。今言った国庫等補助金圧縮損計上、何でことしはなくなってしまったのか。そもそもこの圧縮損処理というのは、海来の償還金というふうに私は認識しているんです。違うところがあれば御指摘いただきたいんですが、毎年この1,500万円なりが償還金として大島汽船なりに行っているわけだと思うんですけれども、その相手勘定するためにも海来という船そのものは気仙沼市でつくって大島汽船に渡したわけです、当然。それは記憶によると2億4,100万円くらいの船で、利息入れて2億9,000万円くらいだと思うんですけれども、今回の決算には償却資産台帳は添付されていませんけれども、海来の当初の取得価格と現在の簿価を、償却資産台帳に載っているのであれば、その2点示していただきたいと思います。要するに、圧縮損関係のところで相手を見たいということであります。とりあえずその点をお願いいたします。


◎議長(村上俊一君) 14番小野寺 修君の質問に対し、当局の答弁を求めます。産業部長小山邦良君。


◎産業部長(小山邦良君) お答えいたします。
 まず、アンケートでのいろいろ多分お話しなのは、一番最後の方に意見といいますか、そういう自由に書く欄の話かなというふうに思うんですけれども、そこにいろいろ要望とか書かれているというふうなことは私も聞いております。それに対する会社側のコメントを入れて公表するようにというふうに今お話を私は聞いたんでございますけれども、この件に関しましては、会社側と役員会の中でもよく話をしてみたいというふうに思います。私がここでそうするとか何かと言うわけにもいきませんので、これは会社の中で話をしたいというふうに思います。
 それから、2点目の簿価の関係とかにつきましては、商工課長の方から御答弁申し上げます。


◎議長(村上俊一君) 商工課長熊谷英樹君。


◎商工課長(熊谷英樹君) 国庫補助金等圧縮損の部分の取り扱いについての御質問でございます。この国庫補助金等圧縮損と申しますのは、平成15年に海来を大島汽船が建造いたしまして、その建造費について15年間かけて補助金という形で市から大島汽船に交付しているわけでございます。それで、その補助金についての課税を、補助金も当然収入の扱いになりますものですから、課税を回避する一つの手法として補助金とほぼ同額、金額的には多少調整額があるんですが、それに見合う形で国庫補助金、いわゆる圧縮損ということで特別損失を認めている形になるわけです。それで、最終的に課税がツーペーになってゼロになるというようなそういう仕組みなわけでございます。
 それで、おっしゃるとおり、18年度赤字にもかかわらず圧縮損しているという形になった場合に、本来課税にならないのになぜこのような形でというような意味も含まれているのかと思うんですが、実際その辺については取り扱い上について、会社の方ともこの辺はそういう議論はしたところなんですが、結果的にそうなっております。今年度の取り扱いについても同じように課税されない部分について圧縮損を改めてするということは、言ってみればむだな特別損失を計上するような形になるものですから、今年度そういったことの中で最終的に経理事務所さんの方でこの圧縮損についてはおろしたと。今年度からおろしたと。そういった経過でございます。
 それで、簿価の部分ですが、19年度の期末でございますが、残存として1億7,000万2,000円というような内容になってございます。当初ですか。失礼しました。当初は1億8,515万1,000円でございます。240円まであります。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 14番小野寺 修君。


◎14番(小野寺 修君) アンケートの方については、コンセンサスを得るという目的からすると要望に対しての方向性というものは示していかなければならないというふうに考えますので、その辺のところは、小山部長、役員でありますので、ぜひ声を強くお願いしたいと思います、市民のために。
 圧縮損の方、何でこんなことを聞くかなというと、実は今課長話したように、1,500万円、去年は赤字なのに圧縮損をたたいて赤字に赤字を重ねてつくってきているわけです。そういったことが過去にも、17年度の前、16年、15年は黒字だったかな、忘れたけれども、その前もそうではなかったかなと。そうしますと、3,000万円の赤字。要するに、相手勘定は多分船舶に来て圧縮損として計上されるわけです。2年間続けば3,000何がしというものが、実はこの今回繰り越していく8,000万円の中に如実に含まれているわけであります。
 何を言いたいかというと、社内監査的にはそれはそれでいいのかもしれないけれども、外部から見た場合、8,522万円の欠損、赤字の繰り越しということと、それから3,000何がしということで、多分3,020万円か3,050万円、そんなものかな、2年分でしますと。そうしますと、5,000万円と8,000万円という繰り越しの赤字の額があるわけです。それは見た目に違うのではないですかと。会社を外から見たとき、8,500万円の赤字引っ張ってきている会社と5,000万円の赤字引っ張ってきている会社では対外的融資の面でも全然違ってくるのではないか。私は、多分この税理士さん、さまざま研究されてそうやったんでしょうけれども、それはそれとしても会社の経理は会社の経理で専門家が当たるわけでありますから、そういった赤字を、むだな膨らますような赤字の経理の仕方というのはあってはならないと思う。さっき言った対外的なことを言います。
 実は、この後離島航路補助とかいろんなことが当然考えられるわけでありまして、国からの会社の体質とか資産とか見る中で圧縮損なんか計上していたら、圧縮損は利益があるところで整理するんでしょうという見方ですから、そんなの補助起こせるわけないじゃないですか。私はそういうところを言っているわけなんです。ここのところを熊谷課長にどうだというのも変ですけれども、一応これはこの後で恐らく離島航路補助とかいろんなところでこの圧縮損のところがポイントとなる可能性があると思いますので、今ここで布石といいますか、1点石を置いて質問したところであります。私の考え方の中で違ったところがあれば、あるいはそうであるかどうかを含めて回答をいただいて終わります。


◎議長(村上俊一君) 答弁を求めます。商工課長熊谷英樹君。


◎商工課長(熊谷英樹君) 圧縮損の部分でございますが、おっしゃるとおり17年度、18年度についてはともに赤字の状態でさらに計上しているということで、そういった意味では3,300万円ほどになるんですが、本来計上しなくてもいい赤字を計上したような形になっております。これについては、その状況認識のとおりでございまして、ただ今後の影響という部分につきましては、まだそもそも離島航路補助の部分についてこれから視野に入れていくわけでございますが、その離島航路補助のありようそのものが今大きく国の方としても見直されている現状にございます。そういった中で、どういうようなファクターとして出てくるかというのはこれからのことでございまして、御意見踏まえながら、この辺については慎重に会社の方とも相談していきたいというふうに考えています。


◎議長(村上俊一君) ほかに質問がないようですので、これにて報告第9号に対する質問を終わります。
 次に、報告第10号平成19・20年度気仙沼地域開発株式会社経営状況についてに対する質問を行います。(「なし」の声あり)質問がないようですので、これにて報告第10号に対する質問を終わります。
 以上をもちまして本日は散会いたします。
 大変御苦労さまでした。
     午後 4時31分  散 会
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  上記会議の顛末を記録し、その正当なることを証するため署名する。
 平成20年9月19日

                   気仙沼市議会議長  村 上 俊 一

                   署 名 議 員   加 藤 宣 夫

                   署 名 議 員   熊 谷 洋 一