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宮城県 気仙沼市

平成20年第14回定例会(第1日) 本文




2008年02月22日:平成20年第14回定例会(第1日) 本文

     午前10時04分  開 会
◎議長(小山和廣君) ただいまの出席議員数は30名であります。定足数に達しておりますので、これより第14回気仙沼市議会定例会を開会いたします。


◎議長(小山和廣君) 本日の欠席届け出議員及び遅参届け出議員はございません。
 以上のとおりでありますので、御報告いたします。


◎議長(小山和廣君) 次に、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、17番小野寺武夫君、18番村上俊一君を指名いたします。


◎議長(小山和廣君) 次に、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月18日までの26日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


◎議長(小山和廣君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月18日までの26日間と決定いたしました。


◎議長(小山和廣君) 次に、地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めましたところ、お手元に配付の名簿のとおりでございますので、御報告いたします。


◎議長(小山和廣君) 次に、報道機関から写真撮影の申し出があり、議長はこれを許可しておりますので、御報告いたします。


◎議長(小山和廣君) 次に、議長会及び議長の動向でございますが、出席報告書を印刷してお手元に配付しておりますので、御報告にかえさせていただきます。
 なお、宮城県市議会議長会春季定期総会出席報告につきましては、関係資料を添え、お手元に配付しておりますので、御報告いたします。


◎議長(小山和廣君) 次に、宮城県後期高齢者医療広域連合議会の出席報告でございますが、当該議員より報告書が提出され、印刷してお手元に配付しておりますので、御報告いたします。


◎議長(小山和廣君) 次に、議案の上程でありますが、平成19年度関係議案、議案第1号から議案第22号までの22カ件を一括上程いたします。
    ○議案第 1号 市道北沢前浜線の路線認定について
    ○議案第 2号 市道古町滝の入2号線の路線認定について
    ○議案第 3号 市道大明神崎線の路線認定について
    ○議案第 4号 市道九条21号線の路線廃止について
    ○議案第 5号 市道波路上原野田線の路線変更について
    ○議案第 6号 気仙沼市国民宿舎からくわ荘の指定管理者の指定について
    ○議案第 7号 気仙沼市南町海岸駐車場の指定管理者の指定について
    ○議案第 8号 気仙沼市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制
            定について
    ○議案第 9号 気仙沼市営住宅条例の一部を改正する条例制定について
    ○議案第10号 平成19年度気仙沼市一般会計補正予算
    ○議案第11号 平成19年度気仙沼市国民健康保険特別会計補正予算
    ○議案第12号 平成19年度気仙沼市老人保健特別会計補正予算
    ○議案第13号 平成19年度気仙沼市介護保険特別会計補正予算
    ○議案第14号 平成19年度気仙沼市介護認定審査会特別会計補正予算
    ○議案第15号 平成19年度気仙沼市魚市場特別会計補正予算
    ○議案第16号 平成19年度気仙沼市索道特別会計補正予算
    ○議案第17号 平成19年度気仙沼市唐桑半島ビジターセンター事業特別会計補正予
            算
    ○議案第18号 平成19年度気仙沼市公共下水道特別会計補正予算
    ○議案第19号 平成19年度気仙沼市集落排水特別会計補正予算
    ○議案第20号 平成19年度気仙沼市簡易水道特別会計補正予算
    ○議案第21号 平成19年度気仙沼市水道事業会計補正予算
    ○議案第22号 平成19年度気仙沼市病院事業会計補正予算


◎議長(小山和廣君) 提案理由の説明を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 本日ここに、第14回気仙沼市議会が開会され、提出議案の御審議をお願いするに当たり、その概要について御説明を申し上げます。
 議案第1号は、市道北沢前浜線の路線認定についてであります。
 本案は、松崎北沢地内の市道港岩井崎線から、松崎前浜地内の市道港岩井崎線を結ぶ区間を市道北沢前浜線として管理するため、路線認定するもので、道路法第8条第2項の規定により、御提案を申し上げるものであります。
 議案第2号は、市道古町滝の入2号線の路線認定についてであります。
 本案は、古町二丁目地内の市道古町7号線から、市道滝の入古町4号線を結ぶ区間を市道古町滝の入2号線として整備するため、路線認定するもので、道路法第8条第2項の規定により、御提案を申し上げるものであります。
 議案第3号は、市道大明神崎線の路線認定についてであります。
 本案は、唐桑町中井地内の市道小鯖神止線から、大明神崎を結ぶ区間を市道大明神崎線として管理するため、路線認定するもので、道路法第8条第2項の規定により、御提案を申し上げるものであります。
 議案第4号は、市道九条21号線の路線廃止についてであります。
 本案は、市道九条21号線が九条小学校敷地内にあり、一般交通の用に供されていないことから、路線廃止するもので、道路法第10条第3項の規定により、御提案を申し上げるものであります。
 議案第5号は、市道波路上原野田線の路線変更についてであります。
 本案は、波路上原地内の国道45号から、波路上野田地内の第一御伊勢浜踏切に至る市道波路上原野田線を、民間による開発協議に伴いつけかえることから、路線変更するもので、道路法第10条第3項の規定により、御提案を申し上げるものであります。
 議案第6号は、気仙沼市国民宿舎からくわ荘の指定管理者の指定についてであります。
 本案は、本年4月1日から3年間、気仙沼市国民宿舎からくわ荘を管理する指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、御提案を申し上げるものであります。
 議案第7号は、気仙沼市南町海岸駐車場の指定管理者の指定についてであります。
 本案は、本年4月1日から3年間、気仙沼市南町海岸駐車場を管理する指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、御提案を申し上げるものであります。
 議案第8号は、気仙沼市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定についてであります。
 本案は、平成17年度税制改正に伴い実施している介護保険料の激変緩和措置を平成20年度においても継続するため、改正するものであります。
 議案第9号は、気仙沼市営住宅条例の一部を改正する条例制定についてであります。
 本案は、公営住宅における暴力団員の不法行為等が全国的に多発していることから、市営住宅への暴力団員の入居制限などを行い、居住者等の生活の安全と平穏を確保するため、改正するものであります。
 議案第10号は、平成19年度気仙沼市一般会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算からそれぞれ6,547万4,000円を減額し、予算総額を206億9,459万円とするものであります。
 補正の主なものは、後期高齢者医療制度準備経費261万1,000円、燦さん館設備修繕料100万円、生活保護電算処理システム更新経費900万円、生活路線バス維持対策費補助金342万2,000円、唐桑航路離島航路補助金480万円、チャレンジオーナー支援事業補助金91万2,000円、急傾斜地崩壊対策事業県工事負担金1,080万円、小・中学校燃料費250万円などであります。
 これらの財源措置といたしましては、基金繰入金1億6,123万5,000円などを追加し、市税1億8,950万円、国庫支出金3,084万3,000円、市債6,580万円などを減額するものであります。
 議案第11号は、平成19年度気仙沼市国民健康保険特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算にそれぞれ2億5,768万2,000円を追加し、予算総額を74億3,359万7,000円とするものであります。
 補正の内容は、保険給付費の追加等であり、この財源措置といたしましては、国・県支出金4,579万2,000円、療養給付費等交付金1億2,808万3,000円、繰越金1億691万4,000円などを追加し、国民健康保険税2,593万円などを減額するものであります。
 議案第12号は、平成19年度気仙沼市老人保健特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算にそれぞれ3億3,697万9,000円を追加し、予算総額を56億737万6,000円とするものであります。
 補正の内容は、医療給付費の追加等であり、この財源といたしましては、国・県支出金4,401万7,000円、支払基金交付金1億7,219万7,000円、及び一般会計繰入金1億2,076万5,000円を充てるものであります。
 議案第13号は、平成19年度気仙沼市介護保険特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算にそれぞれ2億9,156万7,000円を追加し、予算総額を35億613万7,000円とするものであります。
 補正の内容は、介護給付費の追加等であり、この財源措置といたしましては、国・県支出金1億3,359万7,000円、支払基金交付金1億1,013万1,000円、一般会計繰入金4,602万円などを追加し、負担金2万8,000円を減額するものであります。
 議案第14号は、平成19年度気仙沼市介護認定審査会特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算からそれぞれ209万3,000円を減額し、予算総額を2,183万5,000円とするものであります。
 補正の内容は、介護認定事業費の減額であり、この財源措置といたしましては、分担金63万9,000円、及び一般会計繰入金145万4,000円を減額するものであります。
 議案第15号は、平成19年度気仙沼市魚市場特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算からそれぞれ1,915万8,000円を減額し、予算総額を7億4,524万6,000円とするものであります。
 補正の内容は、建設事業費の減額等であり、この財源措置といたしましては、魚市場使用料1,250万円、諸収入547万2,000円などを追加し、一般会計繰入金2,079万3,000円などを減額するものであります。
 議案第16号は、平成19年度気仙沼市索道特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算にそれぞれ21万2,000円を追加し、予算総額を4,575万円とするものであります。
 補正の内容は、施設修繕費等であり、この財源措置といたしましては、旅客運賃収入79万5,000円、及び繰越金16万7,000円を追加し、一般会計繰入金75万円を減額するものであります。
 議案第17号は、平成19年度気仙沼市唐桑半島ビジターセンター事業特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算からそれぞれ5万5,000円を減額し、予算総額を396万3,000円とするものであります。
 補正の内容は、事業収入の減額等であり、この財源措置といたしましては、一般会計繰入金99万9,000円、繰越金13万2,000円などを追加し、事業収入117万6,000円などを減額するものであります。
 議案第18号は、平成19年度気仙沼市公共下水道特別会計補正予算についてであります。
 本案は、建設事業に係る繰越明許費の設定であります。
 議案第19号は、平成19年度気仙沼市集落排水特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入に係る補正であり、一般会計繰入金24万2,000円を追加し、農業集落排水使用料24万2,000円を減額するものであります。
 議案第20号は、平成19年度気仙沼市簡易水道特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算からそれぞれ158万2,000円を減額し、予算総額を7,440万7,000円とするものであります。
 補正の内容は、気仙沼本吉地方水道水質検査協議会負担金の減額等であり、この財源措置といたしましては、繰越金38万6,000円を追加し、一般会計繰入金196万8,000円を減額するものであります。
 議案第21号は、平成19年度気仙沼市水道事業会計補正予算についてであります。
 本案は、資本的収入から8,762万円を減額し、6億9,226万2,000円とし、資本的支出から5,714万8,000円を減額し、11億3,151万7,000円とするものであります。
 補正の内容は、事業費の確定等に伴うものであります。
 議案第22号は、平成19年度気仙沼市病院事業会計補正予算についてであります。
 本案は、資本的収入に1,163万4,000円を追加し、10億5,583万5,000円とし、資本的支出に26万9,000円を追加し、13億6,874万4,000円とするものであります。
 補正の内容は、企業債償還金の確定等に伴うものであります。
 以上、提出議案について、御説明を申し上げましたが、御審議の上、御賛同賜りますようによろしくお願いいたします。


◎議長(小山和廣君) 暫時休憩をいたします。再開を10時40分といたします。
     午前10時23分  休 憩
───────────────────────────────────────────
     午前10時40分  再 開


◎議長(小山和廣君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。


◎議長(小山和廣君) これより平成20年度関係議案、議案第23号から議案第50号までの28カ件を一括上程いたします。
    ○議案第23号 気仙沼市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
    ○議案第24号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
    ○議案第25号 気仙沼市総合支所等設置条例等の一部を改正する条例制定について
    ○議案第26号 地方公務員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律の施行に
            伴う関係条例の整備に関する条例制定について
    ○議案第27号 健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関
            する条例制定について
    ○議案第28号 気仙沼市索道条例等の一部を改正する条例制定について
    ○議案第29号 気仙沼市簡易水道事業施設条例及び気仙沼市簡易水道給水条例の一部
            を改正する条例制定について
    ○議案第30号 気仙沼市職員の自己啓発等休業に関する条例制定について
    ○議案第31号 気仙沼市地域振興基金条例制定について
    ○議案第32号 気仙沼市後期高齢者医療に関する条例制定について
    ○議案第33号 平成20年度気仙沼市一般会計予算
    ○議案第34号 平成20年度気仙沼市土地特別会計予算
    ○議案第35号 平成20年度気仙沼市国民健康保険特別会計予算
    ○議案第36号 平成20年度気仙沼市老人保健特別会計予算
    ○議案第37号 平成20年度気仙沼市後期高齢者医療特別会計予算
    ○議案第38号 平成20年度気仙沼市介護保険特別会計予算
    ○議案第39号 平成20年度気仙沼市介護認定審査会特別会計予算
    ○議案第40号 平成20年度気仙沼市魚市場特別会計予算
    ○議案第41号 平成20年度気仙沼市青果市場特別会計予算
    ○議案第42号 平成20年度気仙沼市索道特別会計予算
    ○議案第43号 平成20年度気仙沼市唐桑半島ビジターセンター事業特別会計予算
    ○議案第44号 平成20年度気仙沼市駐車場特別会計予算
    ○議案第45号 平成20年度気仙沼市公共下水道特別会計予算
    ○議案第46号 平成20年度気仙沼市集落排水特別会計予算
    ○議案第47号 平成20年度気仙沼市簡易水道特別会計予算
    ○議案第48号 平成20年度気仙沼市水道事業会計予算
    ○議案第49号 平成20年度気仙沼市ガス事業会計予算
    ○議案第50号 平成20年度気仙沼市病院事業会計予算


◎議長(小山和廣君) 提案理由の説明を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 本日、ここに第14回気仙沼市議会が開会され、平成20年度各種会計予算案を初め、提出議案の御審議をお願いするに当たり、その概要を御説明申し上げます。
 私は、新市の市長に就任して以来、市民の一体感の醸成に意を用いるとともに、合併によるメリットを生かし、月立小学校・唐桑小学校の建設、宿舞根漁港や魚市場南側施設の整備など、新市建設計画の着実な実施に努めてきたところであります。
 また、行政運営の指針として、将来のあるべき姿を展望し、今後取り組む施策を明らかにする第1次市総合計画を策定するなど、基盤固めを図ってまいりました。
 新市が誕生し3年目を迎えますが、引き続き市民参加を基本とし、市民福祉の増進と市民サービスの充実に努めながら、「人と自然が輝く食彩豊かなまち」の実現に向けて邁進する所存でございます。
 近年、都市と地方の地域間格差が取りざたされるとともに、食を初めとする安全・安心が問題となっております。
 私は、地域独自の資源や技術などの魅力を高め、それらを効果的・効率的に都市に提供し、地方と都市が連携し双方の生活と産業をともに支え合うことが大切であると考えております。
 本市は、全国有数の水揚げを誇る産地魚市場を擁し、食糧供給基地としての役割を担い、関連産業も盛んであり、すぐれた産品やサービスを提供しております。
 このことは、本市の優位性と可能性の高さを示すものととらえており、今後とも市民の視点に立った行政運営を図るとともに、地域の潜在力を発揮できる環境づくりに努めてまいります。
 次に、本市が抱えている幾つかの重要課題について、所信の一端を申し上げます。
 初めに、本吉町との合併についてであります。
 気仙沼市・本吉町合併協議会が昨年10月16日に設置され、新合併特例法の期限内の合併を目指し、鋭意調整を進めているところであります。
 今後も本吉町と協調し、市議会及び関係機関と連携を図り、市民の皆様の意向を踏まえながら、合併実現に向け積極的に取り組んでまいります。
 次に、三陸縦貫自動車道の整備促進についてであります。
 三陸縦貫自動車道は、利便性の向上や、産業・経済・文化等の振興と広域連携の促進、さらには救急医療を初め、地震・津波などの災害時における緊急用道路としても、その早期整備は三陸沿岸地域の共通の重要課題であり、鋭意促進運動に取り組んできたところであります。
 本地域におきましては、唐桑道路の新唐桑トンネルと橋梁の工事が進められており、また、本吉気仙沼道路につきましても、設計と用地調査の説明会が開催され、新年度には用地調査及び一部用地買収も予定されるなど、着実に進展しておりますことから、この区間の早期完成に向け、国と協調して取り組んでまいります。
 また、南三陸町から本吉町間を初めとする基本計画区間の早期事業化と、道路整備予算の確保による全線整備について、市議会を初め、市民及び沿線自治体や関係団体等と連携し、促進運動を展開してまいります。
 次に、大島架橋の整備促進についてであります。
 架橋整備の前提要件として、平成10年度から進められてきた県道大島浪板線の待避所設置工事は、本年6月に完成する予定であります。
 また、このほど宮城県では、事業の概要がまとまりましたことから、2月24日、説明会を開催し、その後、「大島振興と架橋を考える懇談会」の設置を予定するなど、平成30年度までの完成を目指し、事業化に向けた準備を進めております。
 今後とも、早期事業着手と整備目標年次の短縮について、市議会を初め、市民及び関係団体と連携し、一層の促進運動を展開してまいります。
 次に、防災体制の充実についてであります。
 宮城県沖地震の発生が切迫する中、国や県、関係機関と連携し、総合防災訓練や講演会などにより、地震津波対策の充実に努めてまいります。
 また、GPS波浪計や沿岸津波計の観測データの共有化などによる津波避難システムの早期構築について、三陸沿岸の都市等と連携を図りながら、国、県などに要望してまいります。
 次に、産業振興についてであります。
 本地域は、漁船漁業、水産加工業等を基幹とし、各種産業が発展してきたことから、その特性をさらに生かすため、魚市場機能の充実を図るとともに、消費者ニーズにこたえた安全・安心な気仙沼ブランドの確立と、流通・販路の拡大に努めてまいります。
 また、新年度に設立予定の(仮称)気仙沼観光コンベンション協会との連携を深め、10月から12月までの仙台・宮城デスティネーションキャンペーンへの取り組みを強化してまいります。
 特に、地域を挙げたおもてなしの受け入れ体制の整備や、食を初めとした魅力ある地域資源の情報発信等に積極的に取り組み、観光客の誘致拡大を図るなど、水産と観光を核とした地域経済の発展に努めてまいります。
 次に、教育施設の整備についてであります。
 教育施設につきましては、子供たちの安全・安心で快適な環境づくりのため、唐桑小学校校舎・屋内運動場及び月立小学校屋内運動場建築工事並びに九条小学校中央東校舎耐震改築工事を行うとともに、鹿折小学校建設事業につきましても推進してまいります。
 次に、市立病院についてであります。
 近年、自治体病院の経営は、国の医療費抑制や地方交付税削減に加え、労働過重による勤務医の減少等により、全国的に厳しい環境にあります。
 このような中で、市立病院は気仙沼医療圏の中核的病院として、医師の確保を図り、救急医療や高度医療を初めとする地域完結型医療を安定して行っております。
 今後とも、市民から親しまれ、信頼される医療の提供に努めてまいります。
 また、現在行っております新病院建設候補地敷地調査の結果を踏まえ、所要の調査を実施してまいります。
 以上、私の所信を申し上げましたが、次に、本年度の施策について御説明を申し上げます。
 初めに、本市の財政状況についてであります。
 本市の経済につきましては、基幹産業である水産業において、昨年の魚市場水揚げ高が245億円余による全国第7位となり、初めて東北第1位を記録するなど、明るい材料もあるものの、原油価格の異常な高騰などによる影響が産業各般に及んでおり、総体的には景気の低迷が続いている現状であります。
 このような情勢から、平成20年度においても、市税の収入増加は期待できないところであります。
 また、もう一つの歳入の柱である地方交付税関連についても、地方財政計画において、地方再生対策費の創設など、平成15年度以来の増額確保が示されておりますが、本市においては微増にとどまる見込みであります。
 一方、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づき、財政指標の公表等が平成20年度から適用されるなど、財政健全化が一層求められることとなります。
 このようなことから、厳しい財政状況ではありますが、自主財源の確保や行財政改革による歳出の縮減を図りながら、限られた財源の重点的かつ効率的な配分に努め、第1次市総合計画及び新市建設計画を基本とする教育施設の整備、防災対策の推進、生活環境の整備、産業の振興や福祉の充実など、均衡ある地域の発展に配意したところであります。
 次に、主な施策について、総合計画の施策の大綱の項目順に御説明を申し上げます。
 第1は、「参画と協働でともに築くまちづくり」についてであります。
 今後、地方分権が進展する中で、市民みずからがまちづくりに積極的に参画するとともに、市民の意見や要望を市政全般に反映させることが重要であると考えております。
 初めに、市民の参画機会の拡大につきましては、広報紙、ホームページなど、さまざまな情報媒体を活用し、行政情報を提供するとともに、市政懇談会などを通して市民ニーズの把握に努めてまいります。
 コミュニティー活動の推進につきましては、地域づくりの担い手として大きな役割を果たしている自治会等の活動を支援するとともに、市民意識の高揚に努めてまいります。
 市民活動団体及びNPOとの協働につきましては、活力ある地域社会の実現に向け、市民活動支援センターを拠点とし、情報提供や研修会の開催とあわせ、団体の育成等に努めてまいります。
 男女共同参画社会づくりにつきましては、男女共同参画基本計画に基づき、講演会や学習会を開催するなど、意識の啓発に努めてまいります。
 国際交流につきましては、各種団体と連携しながら、小さな国際大使館等の活用を図り、在住外国人を支援するとともに、交流の促進に向け環境づくりを進めてまいります。
 地域間交流の推進につきましては、これまでの良好な関係を大切にし、さらなる連携を図ってまいります。
 行政改革につきましては、行政改革大綱及び集中改革プランに基づき、行政運営の効率化と市民サービスの向上を目指してまいります。
 第2は、「安全・安心・快適なまちづくり」についてであります。
 市民が安心して暮らせるよう、災害に強いまちづくりとともに、市民生活の安全・安心の確保を図ってまいります。また、恵まれた環境を次世代に継承するため、自然との共生を図り、持続可能な循環型地域社会の形成を目指し、快適なまちづくりを推進してまいります。
 初めに、治水につきましては、大川水系河川整備基本方針に基づく整備が順調に進んでおり、今後とも事業の促進が図られるよう、県に働きかけてまいります。
 消防・防災につきましては、消防団の統合による防災・危機管理体制の充実及び施設・設備の整備に努めるとともに、関係機関・団体との連携強化により安全の確保を図ってまいります。また、自主防災活動の支援とあわせ、ワークショップや防災教育などの機会をとらえ、意識の向上に努めてまいります。
 住宅防災につきましては、木造住宅の耐震診断及び耐震改修助成事業を進めてまいります。
 消費者対策につきましては、学習の機会や的確な情報を提供し、意識啓発を図るとともに、相談業務の充実に努めてまいります。また、食の安全・安心のため、関係機関と連携し、適正表示の徹底などに取り組んでまいります。
 交通安全につきましては、関係機関・団体と一体となった事故防止運動の推進と施設の整備などに努めてまいります。
 防犯につきましては、地域に密着した自主防犯活動等の支援とあわせ、関係機関・団体との連携強化を図ってまいります。
 国民保護につきましては、関係機関との連携により、訓練などを通じ、体制の整備に努めてまいります。
 平和行政につきましては、原爆パネル展等による啓発活動とあわせ、長崎市で開催される青少年ピースフォーラムへの中学生の派遣など、次代を担う児童生徒を対象とする平和教育を推進してまいります。
 緑化推進につきましては、「花のみち45」を初め、基幹道路などを中心に、多くの市民団体等の協力を得て、緑と潤いのあるまちづくりを進めるとともに、緑化ボランティアの活動を支援し、都市緑化の普及・啓発を行ってまいります。
 市営住宅につきましては、施設の維持管理及び防災設備の充実に努め、住居環境の改善を図ってまいります。
 上水道につきましては、安定給水を図るため、水源開発施設整備を進めるとともに、整備が完了するまでの間、暫定豊水水利権の確保に努めてまいります。また、水資源の有効活用を図るため、漏水調査や老朽配水管の更新事業を進め、有収率の向上に努めてまいります。唐桑地域におきましては、管路網図を早急に作成した上で、浄水施設や配水施設等の総合的な検討を行い、計画的に整備を進めてまいります。
 簡易水道につきましては、安定給水に努めてまいります。なお、羽田簡易水道は、4月1日、上水道から給水することとしております。
 ガス事業につきましては、経営の健全化に努めるとともに、事業の民営化に向け取り組んでまいります。
 公共下水道につきましては、人口集中地区であります南郷・田中前地区の供用拡大に努めるとともに、終末処理場汚泥炭化施設が4月に稼働することから、汚泥の減量化と有効利用に努めてまいります。
 また、集落排水につきましては、施設の適正な維持管理と利用の拡大に努めてまいります。
 環境につきましては、環境基本計画に基づき、地球温暖化防止や自然環境の保全など、よりよい環境づくりに向け、市民・事業者との協働により取り組んでまいります。
 浄化槽の設置につきましては、生活排水による川や海の水質汚濁防止を図るため、助成してまいります。
 廃棄物対策につきましては、一般廃棄物処理基本計画に基づき、ごみの分別収集を実施するとともに、収集業務の民間委託をさらに拡大するなど、効率的に推進してまいります。また、循環型地域社会形成を目指したまちづくりのため、資源化物リサイクル奨励制度等により、ごみの減量化や資源の再利用を促進してまいります。
 不法投棄やごみの散乱防止につきましては、関係機関・団体等との連携を図り、監視体制を強化してまいります。
 本町橋かけかえ事業につきましては、県と協調して取り組むとともに、関連する市道本町川口町線への取りつけ事業を進めてまいります。
 また、本郷古町線四反田地区の道路整備につきましては、交通渋滞の解消と安全確保のため、交差点の改良を進めてまいります。
 市道の整備につきましては、安心で快適な道路環境を確保するため、交付金事業を活用した小鯖鮪立線及び九条本線等の新設改良や現道の維持補修に努めてまいります。また、通学児童の安全確保を図るため、南気仙沼小学校歩道橋の補修工事を実施いたします。
 生活路線バスにつきましては、市民生活に欠かせない重要な交通機関であることから、地域の実情に即し、路線の維持に努めてまいります。
 大島航路につきましては、生活航路としての重要性に照らし、安定運航の確保と利用者利便の向上に努めてまいります。
 第3は、「地域資源を活用した活力ある産業のまちづくり」についてであります。
 産業の振興は、本市が三陸沿岸の中核都市として魅力あるまちづくりを進める上で重要であり、水産と観光を核とした活力ある産業振興施策を進めてまいります。
 初めに、農業につきましては、関係機関・団体と連携し、構造改革対策の着実な実施に努めるとともに、施設園芸の一層の振興を推進してまいります。さらに、遊休農地を利用した地場産品の開発を推進し、農業生産活動等の促進など、生産体制の強化に努めてまいります。また、認定農業者を中心とした担い手組織や生産組織の育成に努めながら、農用地利用集積を促進し、経営基盤の強化を図ってまいります。
 林業につきましては、適切な森林整備と地元木材の需要拡大に努めてまいります。特に、部分林組合などによる伐採跡地への植林につきましては、森林の持つ多面的機能を維持する観点から、積極的に支援してまいります。また、松くい虫対策につきましては、効果的な防除とあわせ、伐採適期に達した森林の有効利用を図りながら、樹種転換を推進してまいります。
 次に、水産業につきましては、燃油の高騰による影響など、厳しい状況が続く中で、昨年の本市魚市場の水揚げは、13年連続で県下第1位を堅持し、さらには、初めて東北地方で首位の座に輝き、地域経済に大きく貢献したところであります。しかしながら、漁業を取り巻く情勢は、就業者の高齢化や代船建造など、多くの課題を抱えていることから、これらを視野に入れ、各種施策を展開してまいります。
 漁港施設につきましては、特定第3種気仙沼漁港等の整備を促進するとともに、唐桑地域の沿岸漁業の中核となる宿舞根漁港を整備してまいります。
 漁船漁業につきましては、一般乗組員及び海技士資格者の確保・育成を図るため、船舶職員養成講習の受講者や乗組員の福利厚生事業を支援してまいります。さらに、代船取得の促進を図るため、漁船建造等資金に対し利子補給をしてまいります。
 海難事故防止につきましては、小型船舶の安全航行確保に向けた機器設置事業を支援するとともに、関係機関・団体と連携して、啓発活動等に取り組んでまいります。
 魚市場につきましては、消費者への安全・安心な水産物を供給するため、鮮度保持、衛生管理の向上等を目指し、県営事業と一体的に南側施設を整備してまいります。
 漁船誘致につきましては、卸売業者と一体となり、実績船はもとより、新規入港船の確保を図るため、関係市町や船主等を訪問するとともに、他港漁船乗組員子弟招致事業などを実施してまいります。また、生鮮カツオの受け入れ体制の整備充実を図るため、水揚げラインの増設を支援してまいります。
 水産加工業につきましては、前浜物を利用した安全・安心な食品を提供するため、地域ハサップとブランド商品の拡充への取り組みを支援してまいります。また、高付加価値化や販路拡大などを目指して、宮城大学との連携により、セミナー等を開催してまいります。
 沿岸漁業につきましては、稚貝の放流事業や漁場監視船の整備等を支援し、資源管理型及び栽培漁業の促進に努めてまいります。また、安全性の高いカキ生産体制を維持し、消費者への食材提供を図るための機器整備を支援してまいります。
 サケ増殖事業につきましては、今後とも内水面・海面漁業関係者の協力体制のもと、親魚の確保によるふ化放流事業を推進し、資源水準の維持に努めてまいります。
 水産金融につきましては、資金融資の円滑化を図るとともに、漁業近代化資金利子補給などを実施してまいります。
 水産と観光の拠点施設であります海鮮市場「海の市」につきましては、経営の安定が図られるよう支援してまいります。
 次に、工業につきましては、近隣自治体等との積極的な交流と情報収集に努めるとともに、地域のすぐれた技術の転用・汎用化を進め、新たな産業の創出や、新商品開発・新分野進出等を支援してまいります。
 商業につきましては、各種助成制度などにより、意欲のある商店街や商業者グループを支援してまいります。また、気仙沼商工会議所と連携し、中心市街地活性化基本計画の策定を進めながら、魅力ある商店街づくりを支援してまいります。
 物産振興につきましては、関係団体との連携により、産業まつりを初め、求評見本市、物産展、インターネット等による販路の拡大とあわせ、情報の発信に努めてまいります。
 中小企業につきましては、中小企業振興資金融資あっせん制度の有効活用を図りながら、企業の育成、経営安定化を支援してまいります。
 観光につきましては、豊かな自然と港まちの歴史・文化、固有の食を生かした通年型観光地づくりを目指し、全国に情報発信しながら、交流人口の増大による地域の活性化を図ってまいります。特に、仙台・宮城デスティネーションキャンペーンにつきましては、昨年のプレキャンペーンの成果を踏まえ、観光資源のさらなる魅力づけを図るとともに、受け入れ体制づくりを進め、観光客の誘致に積極的に取り組んでまいります。
 観光関係団体につきましては、市観光協会とコンベンションビューロー協議会の統合により、(仮称)気仙沼観光コンベンション協会が設立予定となっていることから、機能の充実と効率的な組織運営が図られるよう支援してまいります。
 さらに、仙台、松島、平泉や黄金海道エリアなどの広域的な観光連携をさらに深め、国内外からの誘客促進に向け、積極的に取り組んでまいります。また、JR東日本特別列車「こがね」の継続運行などとあわせ、市内巡回バス等の接続交通の確保など、関係団体との連携による受け入れ体制の整備に努めてまいります。
 国立公園につきましては、環境省の直轄事業として、大島田中浜の公園整備が進められることから、その推進に協力してまいります。また、「陸中海岸」から「三陸海岸」への名称変更につきましては、陸中海岸国立公園協会などと連携しながら、その実現に向け取り組んでまいります。
 体験旅行・教育旅行の誘致につきましては、地域資源を生かし、体験メニューの充実や情報発信に努めてまいります。
 みなとまつりを初めとする観光関連イベントにつきましては、誘客による地域経済への波及効果が大きいことから、関係団体と一体となり取り組んでまいります。
 目黒のさんま祭につきましては、「水産と観光のまち・気仙沼」を広くアピールすることとあわせ、相互交流の拡大に果たす役割が大きいことから、支援してまいります。
 亀山リフト、唐桑半島ビジターセンターなどの観光施設につきましては、団体割引の拡大を行い、特色を生かしたさらなる誘客の促進と効率的な運営に努めてまいります。
 労働対策につきましては、関係機関・団体と連携し、雇用環境の改善に努めるとともに、技能資格の取得に対する助成措置により、離職者の再就職機会の拡大を図ってまいります。
 また、県立気仙沼高等技術専門校につきましては、存続に向けた環境整備を図り、職業能力開発体制の維持に努めてまいります。
 第4は、「たがいに支えあい健康に暮らせるまちづくり」についてであります。
 すべての市民が生きがいとやすらぎを実感し、健やかに暮らせるまちづくりを進めるため、互いに支え合う地域社会の構築に努めるとともに、保健・医療・福祉を一体的に推進してまいります。
 初めに、地域医療の充実につきましては、気仙沼市医師会及び気仙沼歯科医師会を中心としながら、関係機関等と連携し、休日診療体制の整備など、医療の確保に努めてまいります。
 高齢者保健福祉につきましては、住みなれた地域で安心して暮らすことができるよう、地域社会全体で支え合う環境づくりを進めるとともに、地域包括支援センターを中心としたケア体制の一層の充実に努めてまいります。
 介護保険事業につきましては、介護予防事業を初めとした地域支援事業の充実を図るとともに、高齢者が健康で生きがいを持って暮らせるよう、安定した事業運営に努めてまいります。また、利用者等の意向を踏まえ、第4期介護保険事業計画を策定してまいります。
 障害者福祉につきましては、障害者支援事業を継続するとともに、関係機関との連携を深め、自立と社会参加を促進してまいります。
 社会福祉につきましては、生活保護世帯やひとり親家庭の自立と安定に向け、関係機関や企業との連携により、就労を促進してまいります。
 地域福祉につきましては、自助・共助・公助による相互扶助意識の醸成や、ボランティア活動への積極的な参加促進など、地域福祉計画の具現化に努めてまいります。また、世代間の交流を促進するため、福祉の里「世代交流広場」の整備を進めてまいります。
 健康づくりにつきましては、「けせんぬま健康プラン21」に基づき、各種健康診査や健康相談などの事業に取り組んでまいります。また、食育推進計画に基づき、本市の特性を生かしながら、乳幼児期から高齢者までのライフステージに応じ、健康の維持・増進を図ってまいります。
 母子保健・子育て支援の充実につきましては、妊婦健康診査の拡充を図るとともに、乳幼児健康診査や育児相談のほか、新たに乳幼児の健全育成に向けた事業を実施してまいります。また、低年齢児保育の充実を初め、長時間保育や学童保育の運営支援など、少子化に対応する児童福祉施設機能の強化と体制の整備に努めてまいります。
 新年度から始まる後期高齢者医療制度につきましては、適切に対応してまいります。
 また、国民健康保険につきましては、特定健康診査等実施計画に基づき、生活習慣病の予防に取り組むとともに、健全な財政運営に努めてまいります。
 国民年金につきましては、市民の理解と信頼が得られるよう、国との連携・協力により、無年金者の解消や受給権確保に努めてまいります。
 第5は、「学ぶことをとおして豊かさを実感できるまちづくり」についてであります。
 生涯学習の推進につきましては、人づくり、まちづくりを目指し、市民の主体的な学習の支援に向け、各機関との連携による学習情報の提供とあわせ、市民のニーズに対応した学習機会の提供に努めてまいります。
 学校教育の推進につきましては、豊かな心と社会に資する市民の育成に向け、ふるさとを愛し、生きる力を身につけた児童生徒を育てる教育を推進するとともに、豊かな学力の育成に努めてまいります。
 初めに、生涯学習環境の充実につきましては、地域に根差した学習体制の整備に向け、面瀬地域ふれあいセンターの充実を図るとともに、公民館の地域運営に向け取り組んでまいります。
 図書館につきましては、蔵書管理システムを有効に活用し、市民サービスの向上を図るとともに、利用者の拡大に努めてまいります。
 また、子ども読書活動推進計画に基づき、読書機会の充実を図ってまいります。
 家庭教育の支援につきましては、学校及び関係機関との連携を図り、家庭教育力の向上を図ってまいります。また、子育て中の親と子どもを対象に、情報交換や触れ合いの場である子どもひろばを充実してまいります。
 青少年の健全育成につきましては、青少年育成支援センターを中心に、地域と一体となった取り組みを推進するとともに、各地域における活動の充実を図ってまいります。
 体育振興につきましては、スポーツの日常化を推進するため、地域連携モデル事業の制度化を図り、学校施設開放事業の効果的な活用と地域スポーツ団体等の支援に努めてまいります。
 総合体育館につきましては、メーンコンピューターの更新により、利用者の利便性を図ってまいります。
 文化芸術の振興につきましては、市民の心豊かな生活を実現するため、すぐれた芸術鑑賞の機会を提供するなど、各種事業を実施してまいります。
 文化財保護につきましては、郷土の貴重な文化遺産を保護するとともに、文化財愛護の普及啓発に努めてまいります。
 市民会館につきましては、市民との協働による文化振興事業などを進めてまいります。
 リアス・アーク美術館の運営につきましては、個性豊かな地域文化の創造を目指し、支援してまいります。
 幼稚園教育につきましては、一人一人の幼児の発達に配慮しながら、多様な体験を通じて、心豊かで好奇心あふれる幼児の育成に努めてまいります。
 学校教育の充実につきましては、「国連・持続可能な開発のための教育」の地域拠点として、国際的視野に立った環境教育が展開できるよう、地域の人材や環境素材の活用を図る学習支援体制を整備してまいります。また、宮城教育大学等の専門機関との連携を一層強化しながら、授業研究会やサテライト教員研修会を開催し、教員の指導力向上に努め、児童生徒の学力向上を図ってまいります。さらに、児童生徒の情報モラルの指導等も含め、情報教育の充実に努めてまいります。なお、気仙沼の自然や文化、産業等についての地域学習を促進するため、デジタル版小学校社会科副読本を活用してまいります。
 国際理解教育につきましては、早い時期から異文化に触れる学習機会の充実を図るとともに、ユネスコ・アジア文化センター等の各種事業などにより、教員や児童生徒の相互交流を積極的に推進してまいります。
 児童生徒の安全につきましては、防犯ネットワーク推進会議により、関係機関との共通理解を深めるとともに、スクールガード・リーダーや地域の安全ボランティアと連携し、登下校時の安全確保に努めてまいります。
 問題を抱える児童生徒につきましては、スクールカウンセラーの配置や自立支援事業により、関係機関との連携を図りながら、健全育成に努めてまいります。
 特別支援教育につきましては、発達障害等のある児童生徒が学校生活を円滑に送れるよう、支援員を配置いたします。
 小学生の国内交流事業につきましては、地域を越えた交流を通し、相互理解を図るとともに、ふるさとを愛する心をはぐくむ機会となるよう実施してまいります。
 学校給食につきましては、衛生管理の徹底に努めながら、地域の食材を活用し、安全と栄養バランスに配慮した給食を提供いたします。また、すべての小・中学校において、食育全体計画を作成し、食に関する指導に一層取り組んでまいります。(仮称)中央給食センターにつきましては、PFI等を含め、整備手法について検討してまいります。
 これまで申し上げましたことのほか、次のような施策を講じてまいります。
 新市建設計画に基づき、地域振興基金を設置し、地域振興や市民の一体感を醸成する事業等に活用してまいります。
 離島振興につきましては、関係団体との連携を図りながら、第6次宮城県離島振興計画の具現化に努めてまいります。
 アイランドテラピー構想につきましては、大島癒しの島づくり推進協議会の活動を通じ、特性を生かした健康づくりや景観整備などを進めてまいります。
 「気仙沼スローフード」都市推進事業につきましては、本地域の豊かな自然がはぐくんだ食材を生かし、個性的で魅力あるまちづくりを進めるため、関係団体との連携により、各種事業を実施してまいります。
 リアスさんりく気仙沼大使につきましては、地域の振興発展のため、情報発信など積極的に活動をお願いしてまいります。
 宮城大学との連携につきましては、移動開放講座の開催など、各種事業を実施してまいります。
 以上、主な施策の内容を御説明申し上げたところでありますが、平成20年度の当初予算は、一般会計213億7,167万円、特別会計150億348万1,000円、企業会計129億2,789万9,000円、総合計493億305万円であります。
 一般会計の財源といたしましては、市税62億6,617万7,000円、地方交付税74億円、国・県支出金25億6,271万3,000円、市債21億390万円などのほか、各種事業を実施するため、財政調整基金2億1,093万5,000円を充当することといたしております。
 次に、予算外議案について御説明を申し上げます。
 議案第23号は、気仙沼市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてであります。
 本案は、委員5人のうち、阿部弘康氏の任期が本年5月24日をもって満了となりますことから、新たに、白幡勝美氏を委員に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、御提案を申し上げるものであります。
 議案第24号は、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてであります。
 本案は、委員10人のうち、原 祝子氏の任期が本年6月30日をもって満了となりますことから、引き続き、原 祝子氏を委員候補者として推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、御提案を申し上げるものであります。
 議案第25号は、気仙沼市総合支所等設置条例等の一部を改正する条例制定について、議案第26号は、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定について、議案第27号は、健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定について、議案第28号は、気仙沼市索道条例等の一部を改正する条例制定について、議案第29号は、気仙沼市簡易水道事業施設条例及び気仙沼市簡易水道給水条例の一部を改正する条例制定について、議案第30号は、気仙沼市職員の自己啓発等休業に関する条例制定について、議案第31号は、気仙沼市地域振興基金条例制定について、議案第32号は、気仙沼市後期高齢者医療に関する条例制定についてであります。
 以上、提出議案について御説明を申し上げましたが、御審議の上、御賛同賜りますようによろしくお願いを申し上げます。


◎議長(小山和廣君) 次に、今期定例会で受理した請願は、お手元に配付しております請願文書表のとおりであり、総務教育常任委員会に付託いたします。


◎議長(小山和廣君) 次に、陳情2カ件、要望2カ件、要請2カ件は、議長に提出されたものとしてお手元に配付しておりますので、御報告いたします。


◎議長(小山和廣君) 以上をもちまして、本日は散会といたします。
 大変御苦労さまでございました。
     午前11時31分  散 会
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  上記会議の顛末を記録し、その正当なることを証するため署名する。
 平成20年2月22日

                   気仙沼市議会議長  小 山 和 廣

                   署 名 議 員   小野寺 武 夫

                   署 名 議 員   村 上 俊 一