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宮城県 石巻市

平成22年  全員協議会 06月18日−03号




平成22年  全員協議会 − 06月18日−03号







平成22年  全員協議会





                全員協議会記録

◇開会年月日  平成22年6月18日(金曜日)     午後 1時40分開会
                            午後 2時23分閉会

◇開催の場所  議会第3・4委員会室

◇出席議員 32名
    1番   阿 部 久 一 議員        2番   遠 藤 宏 昭 議員
    3番   阿 部 純 孝 議員        5番   黒 澤 和 雄 議員
    6番   ? 橋 左 文 議員        7番   山 口 荘一郎 議員
    8番   大 森 秀 一 議員        9番   阿 部 和 芳 議員
   10番   水 澤 冨士江 議員       11番   阿 部 欽一郎 議員
   12番   安 倍 太 郎 議員       13番   丹 野   清 議員
   14番   千 田 直 人 議員       15番   櫻 田 誠 子 議員
   16番   渡 辺 拓 朗 議員       17番   千 葉 眞 良 議員
   18番   阿 部 正 敏 議員       19番   青 山 久 栄 議員
   20番   ? 橋 栄 一 議員       21番   西 條 正 昭 議員
   22番   庄 司 慈 明 議員       23番   石 森 市 雄 議員
   24番   松 川 惠 一 議員       25番   森 山 行 輝 議員
   26番   長 倉 利 一 議員       27番   伊 藤 啓 二 議員
   28番   堀 川 禎 則 議員       29番   ? 橋 健 治 議員
   30番   阿 部 政 昭 議員       31番   後 藤 兼 位 議員
   32番   ? 橋 誠 志 議員       34番   三 浦 一 敏 議員

◇欠席委員 2名
    4番   黒 須 光 男 議員       33番   阿 部 仁 州 議員

◇説明のため出席した者の職氏名
 亀 山   紘  市     長      植 松 博 史  企 画 部 長

 星   雅 俊  企 画 部 次 長      石 川 文 彦  企 画 部 参 事
                                ( 地 域自治シ
                                ス テ ム担当)
                                兼マニフェスト
                                推 進 室 長
 及 川 伸 一  企  画  部      狩 野 之 義  企  画  部
          総 合 政策課長               総 合 政策課長
                                補     佐

 中 村 恒 雄  企  画  部      岸 野 正 幸  桃 生 総合支所
          総 合 政 策 課               部 付 副 参 事
          主     幹               ( 地 域自治シ
                                ス テ ム担当)

 新 藤 喜 悦  北 上 総合支所      日 野   智  議 会 事務局長
          部 付 副 参 事
          ( 地 域自治シ
          ス テ ム担当)


◇協議事項
  (1)石巻市総合計画基本計画の改訂について
  (2)地域自治システムについて
  (3)その他






△午後1時40分開会





◎日野智議会事務局長 御苦労さまでございます。

 まず初めに、先ほどの本会議におきまして全国議長会表彰の名簿が、配付漏れがございましたことにつきましておわび申し上げます。改めまして、ただいま配付させていただいております。大変申しわけございませんでした。

 それでは、これより全員協議会を始めさせていただきます。

 会議の進行につきましては、黒澤議長にお願いを申し上げます。よろしくお願いします。



○黒澤和雄議長 皆さん、大変御苦労さまでございます。

 本日は、本会議散会後の大変お疲れの中御参集をいただき、ありがとうございます。

 ただいまから全員協議会を開催いたします。

 初めに、亀山市長からごあいさつをお願いいたします。



◎亀山紘市長 議員皆様におかれましては、本会議散会後の大変お忙しい中全員協議会を開催していただきましたことに厚く御礼を申し上げます。

 本日は石巻市総合計画基本計画の改訂について並びに地域自治システムについてを説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 初めに、石巻市総合計画基本計画の改訂についてでありますが、今回の改訂につきましては、本市の将来像である私たちがつくりだす笑顔と自然あふれる元気なまちの実現のため策定いたしました基本計画の中に、私の選挙公約であるマニフェストを新たに重点施策として盛り込むべく改訂を行ったものであります。その内容につきましては、石巻市総合計画審議会及びパブリックコメントにより市民の方々の審議をいただき、今回の改訂案に対して了解を得たことを報告いたします。

 次に、地域自治システムについてでありますが、それぞれの地域が持つ独自性を生かしながら地域力を高め、そこに住む方々みずからが知恵を出し、汗を流しながら地域をつくり育てていく手づくりのまちづくりと、地域課題の解決を市民と行政が協働で取り組むためのシステムとして検討を重ねてまいりましたが、今回その素案をお示しいたしております。今後は住民代表者の方々との意見交換や市民の皆様の意見を取り入れながら、よりよい制度として構築してまいります。

 なお、詳細につきましては各担当から説明いたしますので、よろしくお願いいたします。



○黒澤和雄議長 それでは、早速協議事項に入ります。

 なお、本日の全員協議会の運営方法については、先般開催した会派代表者会議に諮り協議した結果、事前審議にならない、確認程度の質疑については認めることとしましたので、御了承願います。

 本日の協議事項は2件であります。なお、協議事項の説明につきましては簡潔に行うよう願います。

 初めに、石巻市総合計画基本計画の改訂について、当局から説明をお願いいたします。



◎植松博史企画部長 それでは、石巻市総合計画基本計画の改訂につきまして御説明させていただきます。

 お配りいたしました資料、スタンプ1番の1ページをお開きいただきたいと思います。

 初めに、1の改訂理由でございますけれども、市長が掲げたマニフェスト事項を市の政策として明確に位置づけ事業を推進するため、現行の基本計画に位置づけされていないマニフェスト項目を追加するととともに、マニフェスト項目をリーディングプロジェクトと位置づける基本計画を改訂するものでございます。

 次に、2の改訂内容でございますけれども、(1)の改訂範囲と構成ですが、総合計画基本計画の施策の展開にマニフェスト項目の内容を組み入れ、リーディングプロジェクトを追加するものでございます。



○黒澤和雄議長 部長、座ってもいいと思います。



◎植松博史企画部長 ありがとうございます。では、座らせていただきます。

 それでは、次に(2)改訂しない項目でございますけれども、基本計画の中の現状や課題、施策の体系、エリア別将来展望などの項目につきましては、今回見直しは行わないことといたしました。

 次に、3の改訂に当たっての主な意見でございますけれども、(1)のパブリックコメントにつきましては、意見はございませんでした。(2)の石巻市総合計画審議会につきましては、基本計画の改訂案については了承をいただきました。なお、意見といたしまして、リーディングプロジェクトの中の表現につきまして、ここに書いてございますように文言の修正意見が出されましたので、意見のとおり内容を改めてございます。

 次に、4番の今後の予定でございますけれども、7月上旬には基本計画の改訂版を策定いたしまして、議員の皆様方に配付させていただきたいと思います。また、ホームページにも掲載することといたしております。

 次に、内容につきましては総合政策課長のほうから説明申し上げますので、よろしくお願いしたいと思います。



◎及川伸一企画部総合政策課長 それでは、私から改訂の具体的な内容について御説明申し上げます。説明に当たりましては、お手元にお配りいたしました資料の2ページ以降、A3判横の資料、石巻市総合計画基本計画改訂案に基づいて行います。

 改訂する部分は、各施策の展開を規定する項目でございます。資料中、資料の上の部分になりますが、総合計画基本計画抜粋の欄及び改訂案の欄を中心に御説明いたしますが、改訂案の欄では追加した文章や項目についてはゴシックの太文字で、削除する部分については見え消しとして表示しております。また、改訂案の項目中、掲載済みとしているものがございますが、これはマニフェストの趣旨が既に基本計画に記述されているものとして、特に変更・追加等の改訂を行っていないものでございますので御了承をお願いいたします。

 では、項目ごとの改訂の内容を御説明いたします。2ページをごらん願います。

 まず、1の1の1、住民自治の基盤づくりを推進するでございます。



○黒澤和雄議長 課長、座ってよろしいかと思いますが。



◎及川伸一企画部総合政策課長 ありがとうございます。

 住民自治の仕組みの確立について、マニフェストでは地域自治システムを確立することとしておりますので、丸ポチの2つ目の項目でございますが、地域自治システムについての記述内容に差しかえをいたしております。

 次に、1の2の1、透明性の高い行政を推進する、でございます。情報公開の推進について、マニフェストでは情報公開を適切かつ迅速に情報公開を行うことにより透明性の高い市政運営を行うこととしておりますので、2つ目の項目を包含する形で情報公開日本一を目指す内容にまとめております。

 次に、1の2の2、市民参加を促進するでございます。広聴機能の充実について、これまでの市政懇談会の名称をまちづくり懇談会と改めることといたしましたので、項目の2つ目と3つ目について修正いたしております。

 同じく1の2の2、まちづくりへの市民参加の促進について、マニフェストでは市政運営に対しより多くの市民の主体的な参加を求めていることから、市民の市政運営への参画や政策形成過程の透明化についての文言を追加いたしております。

 次に、1の3の1、主体性を持ったまちづくりを推進するでございます。行政評価システム導入について、マニフェストではその取り組み状況を第三者による機関を設置して評価をいただくこととしておりますことから、第三者機関の設置について規定するとともに文言の修正をいたしております。

 同じく機構改革の推進について、後ほど御説明いたしますリーディングプロジェクトを推進する体制を整備する項目を追加いたしております。

 次に、3ページをごらん願います。

 まず、1の3の2、行政サービスの質の向上を図るでございます。窓口サービスの向上について、マニフェストにおいて窓口の休日開庁を実施することといたしましたので、休日開庁を加えるとともに文章の整理を行っております。

 次に、同じく庁舎機能の充実についてでございます。マニフェストに基づき設置した市庁舎の市民開放スペースや休日子育て相談窓口設置について文章を追加、整理いたしております。

 次に、2の3の2、創造力を育てる多様な環境をつくるでございます。マニフェストにおけるまちなか実験室等を実施する事業に対応する項目として、新たに科学の学習機会の推進を加えることといたしました。

 次に、同じく高等教育の推進について、1つ目の項目の次に石巻専修大学地域連携事業として、石巻専修大学によるサテライトキャンパス設置支援についての項目を追加いたしました。

 次に、3の1の1、地域資源を活用するでございます。企業誘致の推進について、1つ目の項目中に誘致企業業種として、本市において官民一体となって進展が加速いたします自動車産業関連企業を加えるとともに、マニフェストの植物工場等の新産業支援についての項目を追加いたしました。

 次に4ページをごらん願います。

 まず、3の1の2、起業家支援を充実するでございます。新規創業の促進について、マニフェストの環境関連産業を柱とした産業の育成に基づき、環境関連新規技術の研究等による産業振興についての項目を追加いたしました。

 次に、3の1の3、多様な連携機会を創出するでございます。産学官の連携強化の次に、マニフェストの異業種間交流事業として農商工連携の推進の項目を加えました。

 次に、3の1の4、地域を支える商工業の振興を図るでございます。商業活性化の支援について、文章の冒頭にある事業者への融資・あっせんに係る項目を独立させ、支援体制の確立に融資・あっせん制度や個別相談会等に関する項目を追加することといたしております。

 次に、3の1の5、石巻港の整備、利用促進を図るでございます。ポートセールスの促進について、マニフェストに基づき日和港の整備・促進と、客船の誘致活動についての項目を追加いたしました。

 次に、5ページをごらん願います。

 まず、3の2の1、多様なニーズに対応した就業支援を推進するでございます。雇用確保の推進について、1つ目の項目の次に社会情勢の変化に応じた雇用対策に取り組みますとする項目を加えました。

 次に、3の5の1、製品の品質向上や総合的な流通体制の整備を図るでございます。地域資源を活用したブランドの確立について、豊富な食材や特産品を組み合わせた石巻ブランドの開発と、戦略的な事業展開に関する項目を追加いたしました。なお、文章の一部を削除いたしております。

 次に、同じく、地産地消の推進について。マニフェストでは、地産地消推進プロジェクトを創設することとしていることから、地産地消推進協議会の設立、生産者、消費者及び事業者の連携等に関する項目を追加いたしております。

 次に、3の6の1、にぎわいのある中心市街地を再生するでございます。活性化イベント等の充実について、1つ目の項目中に空き店舗利用のまちなか実験室や、休憩所設置についての記述を追加いたしました。

 次に、3の6の2、魅力的な中心市街を形成するでございます。多様な機能の集積について、その取り組み姿勢として歴史・文化・自然・風土を生かした新たな視点での文言を加えております。

 次に、6ページをごらん願います。

 まず、3の7の1、魅力ある観光地づくりと効果的なPRの推進を図るでございます。積極的な観光情報の発信について、マニフェストにおいて映画・テレビドラマ等のロケーション撮影を誘致する、フィルムコミッションを推進することとしていることから、フィルムコミッションとの連携、石巻の食材、観光資源の情報発信についての項目を追加いたしました。

 次に、グリーンツーリズムとブルーツーリズムの推進について。表題をニューツーリズムの推進に改めるとともに、体験交流型の観光推進についての記述とすることといたしました。

 次に、4の2の1、1人1人の健康づくりを推進するでございます。母子保健の充実について、妊婦健康診査に関する経済的負担軽減策の項目を追加するとともに、乳幼児医療費助成制度にかわり、段階的に小学校6年生までを対象とする子ども医療費助成制度についての項目に改めております。

 次に、4の2の2、医療体制を充実するでございます。地域医療提供体制の充実について、産科医、小児科医等の医師不足の解消、圏域内の医師数の確保についての項目を追加いたしました。

 次に、7ページでございます。

 7ページの一番下の列をごらんください。4の4の3、安心して健やかに暮らせるまちでございます。施設介護サービスの充実について、介護施設サテライト化の環境整備に関する項目を追加いたしました。

 次に、8ページをごらんください。

 まず、4の7の3、防災意識の向上と円滑な避難体制をつくるでございます。総合的な防災体制の強化について、災害ボランティア受け入れに関する文章を加えるとともに、災害時の医療体制の確立についての項目を追加いたしました。

 次に、5の2の4、エネルギー対策を推進するでございます。新エネルギー導入の推進について、2つ目の項目に太陽光発電設備導入補助制度についての記述を加えましたほか、日照時間の地域特性を生かしたメガソーラー発電施設の誘致に関する項目を追加いたしました。

 以上が、市長のマニフェストに基づく改訂の内容でございます。

 次に、9ページ及び10ページをごらんください。

 総合計画基本計画の構成として、今御説明いたしました第1編基本計画と第2編エリア別将来展望の2編からなる構成といたしておりましたが、この第2編を第3編に繰り下げまして、新たな第2編としてリーディングプロジェクトを追加いたしました。このリーディングプロジェクトは市長のマニフェストを総合計画基本計画に取り入れ、今後の本市の事業の中心施策と位置づけようとするものでありまして、ほっとする市民のためのやさしい市政、このまち大好き人間を育む市政、太陽のまち、自然を生かした産業づくり、命の大切さ最優先のまちづくり、の4つの視点ごとに定めた重点施策を推進していくもので、その事業展開について視覚的にもわかりやすく示したものでございます。

 石巻市総合計画基本計画の改訂の内容については以上でございます。



○黒澤和雄議長 ただいま説明をいただきましたが、皆さんから何か御質疑はございませんか。

           〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○黒澤和雄議長 ないようですので、次に、地域自治システムについて当局から説明をお願いいたします。



◎植松博史企画部長 それでは、続きまして地域自治システムについて御説明申し上げますので、配付させていただきましたスタンプナンバー2の資料をごらんいただきたいと思います。

 本日御説明申し上げます地域自治システムの素案につきましては、昨年度におきまして庁内に設置いたしました地域自治システム研究会で取りまとめました報告書をもとに4月1日に配置されました企画部内の地域自治システム担当参事及び各総合支所の地域自治システム担当副参事が中心となりまして、大崎市や東松島市などのシステムを調査しながら今回素案として取りまとめいたしたものでございます。

 内容につきましては、担当参事のほうから説明申し上げます。



◎石川文彦企画部参事(地域自治システム担当)兼マニフェスト推進室長 私から、地域自治システムの素案について御説明いたします。

 この素案は、ただいま部長のあいさつにもありましたように、研究会の報告書をベースに庁内協議を経て取りまとめたものであり、今後設置を予定いたしております住民代表による懇談会の意見等を取り入れながら最終的な取りまとめをいたしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、まず構成について御説明申し上げますので、目次をごらん願います。

 第1章は現状と課題でございます。第2章は石巻市の地域づくりの方向と地域協働、第3章は、主題を新たな地域自治に向けて、副題を住民自治組織としております。第4章は、主題を地域協働の推進、副題を具体的な取り組み手法としております。

 各章、おのおのの内容につきましては、地域自治システムの将来像やイメージとして図または表にまとめておりますので、それに基づき御説明いたします。

 まず、本文後ろに添付しております資料1の石巻市地域自治システムの将来像をごらん願います。本文後ろに添付しております資料1、石巻市地域自治システムの将来像をごらん願います。

 今、地域自治が求められる背景といたしまして、少子高齢化の急速な進行から多様化する住民ニーズへの対応の4つを挙げております。現状と課題では、少子高齢化、過疎化問題、コミュニティーの衰退、地域ニーズの多様化が挙げられるといたしております。基本理念を?として、個性ある地域づくり、?として共助による地域づくり、?として連携による地域力の向上、?として協働のまちづくりとし、将来像を人と地域が輝き未来につなぐ協働のまちといたしております。



○黒澤和雄議長 参事、着座で結構だと思います。



◎石川文彦企画部参事(地域自治システム担当)兼マニフェスト推進室長 ありがとうございます。では、着席して説明させていだだきます。

 次に、資料2の石巻市地域自治システムのイメージをごらん願います。

 この地域自治システムとしての目標設定を、1つ目としてコミュニティーの再構築と地域の活性化に結びつく制度であること、2つ目として、地域住民による自立と自己統治に根差した住民自治力の強化に結びつく制度であること。3つ目として、住民、NPO、コミュニティー組織等の多様な関係主体による協働型自治体運営の構築に結びつく制度であること。4つ目として、住民主権型自治体の創造に結びつく制度であること。以上4つの項目が密接に関連する内容で構成したものを地域自治システムと言われておりますので、これに沿った考え方で本市の地域自治システムとしてまとめております。

 まず、図の右側にこれまでの自治的組織としておりますが、これまではそれぞれ別々の団体、または個人で活動していたものが、その代表者などからなる住民自治組織を設け、地区を代表する組織とすることにより団体間のネットワーク化が図られ、多種多様化する人材を確保することができることになるものと考えております。

 次に、住民自治組織新設のところをごらん願います。この住民自治組織は、任意団体として住民みずからが設立するものとし、想定している組織数は本庁地域7、総合所地域6、支所地域4の計17の単位としております。

 組織の位置づけでございますが、住民自治組織は地域を代表する組織とし、住民と行政それぞれが住民自治組織を地域協働、地域まちづくりの核に位置づけ、計画性を持った協働のまちづくりを行っていただこうと考えております。

 名称につきましては、親しみのある名称をそれぞれの地域で定めていただくことになります。

 役割でございますが、?の地域のまちづくりでは伝統、芸術、文化の継承や、地域環境の整備など、自発的な企画立案による事業の創造と実施や、団体間の連携と相互協力による活動の展開をしていただきたいと考えております。

 また、市が直営、または民間に業務委託しているもののうち、住民自治組織が希望し、なおかつ実施したほうがより効率性や住民サービスを向上できると考えられる事業につきましては、住民自治組織にお願いする方向で制度設計を検討いたしております。

 ?の地域課題の検討、解決では、まず身近な地域課題の検討と共有を行い、みずから解決できる地域課題は地域として解決に向けた実践をしていただきたいと考えておりますし、地域要望や課題を、地域的、全市的なものに区分し、地域としての優先順位をつけ、住民と行政との協働事業による適切な役割分担を検討するといたしております。この中には、地域住民の意見を集約し、行政でやるべき案件について行政に提案する役割も持つものとし、行政としてはその提案に対する実施の有無を含めた回答をすべきとの意見もございますので、現在調整をいたしております。

 ?の地域振興の推進では、地域の特色を生かした独自性のある事業を企画・実施していただきたいと考えております。

 構成組織につきましては、すべての住民に開かれた組織とし、個人や団体、組織代表者などで住民自治組織を構成するといたしております。

 これら事業を展開される住民自治組織に対し、行政の支援策として人的支援、財政的支援及び情報提供を行いたいと考えております。詳細は本文14、15ページに記してありますので、ごらん願います。

 まず、行政の支援体制としては、既存施設の空きスペースを有効に活用し、組織の自主性を尊重した活動の拠点確保に努めてまいりたいと考えております。次に、人的支援につきましては、住民自治組織の設立に向けた活動を側面から支援いたしますし、市全体の住民自治組織を支援する体制を構築し、情報提供や活動支援などを行うこととしております。財政的支援につきましては、伝統芸術文化活動等のコミュニティー活動や、祭り事業、または独自性の事業などに継続的に行える支援策を現在検討しているところでございますが、支援に当たっては地域自治組織で計画した事業に対し一定の交付金を交付する予定といたしております。また、この交付金は地域自治組織の裁量で予定される事業に充てることができる内容としたいと考えております。ただし、市の財政状況を勘案し、事業が肥大化することを避けるため、一定の事業総額を決めて配分したいと考えております。

 現在検討している交付金補助金は、住民自治組織設立のための(仮称)設立準備補助金や、設立後における基礎交付金としての組織運営費を含む(仮称)地域づくり応援交付金と、独自事業に対する(仮称)地域魅力づくり事業交付金などであります。

 次に、イメージ図のほうにお戻りいただきまして、もう一度図のほうにお戻りいただきたいと思います。

 地域まちづくり委員会でございますが、現在市の附属機関として、住民自治組織とは有機的に連携を図るとしているものの、機能的には重複しているとの指摘もございますので、今後の動向を見ながら平成27年度までに住民自治組織への統合を検討するといたしております。

 次に、資料3、石巻市地域自治システム事業展開イメージ図をごらん願います。

 この図は、地域自治組織の設立に至るイメージを想定いたしております。まず、モデル地区とした各総合支所のまちづくり委員や自治会、町内会、行政区、各種団体の代表者による懇談会形式による任意の団体を立ち上げていただき、地域課題の洗い出しとその解決策の検討とあわせ、地域自治組織の設立のための検討を行っていただき、順次合意形成を得た地域から地域課題解決のための住民自治組織を立ち上げていただきたいと考えております。

 次に、資料4の石巻市地域自治システムの想定スケジュールをごらん願います。

 まず、平成22年度におきましては、モデル地区とした総合支所地域に設立していただく懇談会を7月中に設立いただき、順次地域の協議の調ったところから本年度中に住民自治組織を設立していただくことといたしております。また、本庁、4支所地域におきましては、平成23年度にモデル地区である総合支所地域の取り組み例を参考に懇談会設立の説明会を行うといたしておりますし、合意形成を得た地域から順次、懇談会から住民自治組織に移行していただきたいと考えております。

 市の取り組みでございますが、設立を想定している地域を対象に説明を行ってまいりたいと考えております。

 今後でございますけれども、地域住民代表者の方々との意見交換や、市民の皆様の意見を取り入れながらよりよい制度として構築してまいりますが、実際の運用の中で社会情勢の変化によりその時々に対応した制度にする必要があると思われますので、3年程度をめどにそれぞれの住民自治組織の意見を集約しながら対応してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

 最後になりますが、本年2月定例会の一般質疑で、総合支所で自由に使える予算の御質疑があり、答弁で、自由に使えるということにつきましては財務会計上できないことになっており、目的を持った予算として地域住民の生活に密着した要望等にきめ細かに対応できるよう、本システム構築の中で検討しているといたしておりました。このことにつきましては総合支所とも協議し、地域住民の生活に密着した要望等にはこれまで同様の予算要求で対応し、年度中に早急な対応が必要な案件については、関係課連携の上、迅速な対応を図ることで組織内の意思統一を行っておりますことを申し添え、地域自治システムの説明とさせていただきます。



○黒澤和雄議長 ただいま説明をいただきましたが、皆さんから御質疑はございませんか。



◆森山行輝議員 今、地域自治システムの説明をいただきまして、これは御存じのようにまちづくり委員会を初め、これまでもこのような提案の中でやられてきた経緯があるのですが、なかなか、これまでは、身になっていないということがございました。

 それで、できるだけ所期の目的に沿ったような形で構築されるようにということで御努力お願いしたいのが1つ。

 それから、これらの関係で、これまでもいろいろ議論があったのですが、議会がどこにも出てこないのですが、議会との関係はどう考えておられるでしょうか。確認だけ。



◎石川文彦企画部参事(地域自治システム担当)兼マニフェスト推進室長 議会との関係でございますけれども、議会との関係は、他の事例を見ますと、自治基本条例の中で議会との関係をあらわしているのが一つの形になっているのかなというふうに考えておりますので、今回は行政と地域との協働によるまちづくりの進め方について考えていきたいというふうに考えて。基本条例の中では、多分、制定する際には議会の役割というような形で出てくるかと思いますけれども、今回この案の中では、行政と地域の協働のまちづくりの部分を主体に考えさせていただきました。



○黒澤和雄議長 よろしいですか。そのほかございませんか。



◆堀川禎則議員 資料の2の真ん中の、住民自治組織新設というところの説明ございました。それで、想定される組織数、総合支所6、支所4、本庁7とありますけれども、この本庁7というのはどういうような組織割りというか、そういうふうなことなのかお尋ねをいたします。



◎石川文彦企画部参事(地域自治システム担当)兼マニフェスト推進室長 本庁地区の7は、旧市には町内会組織がございますので、その町内会組織が大きく分けると7つがあるということで、その区割りにさせていただいております。



◆堀川禎則議員 連合会。



◎石川文彦企画部参事(地域自治システム担当)兼マニフェスト推進室長 はい、連合会の。



○黒澤和雄議長 よろしいですか。ほかにございませんか。



◆櫻田誠子議員 前に戻ってしまうんだけど、質問した……。



○黒澤和雄議長 いいです。



◆櫻田誠子議員 1点だけ確認したいのですが。よろしいですか。



○黒澤和雄議長 確認、どうぞ。



◆櫻田誠子議員 総合計画、すみません、戻りまして大変申しわけないのですが、1ページのところに、3の改訂に当たっての主な意見というところの(2)石巻市総合計画審議会のところに、改訂案のとおり承認されたということで、障害者が生きがいを持って自立しを、自立できるようにと改めるよう意見されたとあるのですが、この障害者という文字の「害」を平仮名にということでずっと要望させていただいているのですが、今後、例えばそういう計画の中でこの文言が出たときに、害という字は平仮名にの改訂はできないものなのでしょうか。質疑したいと思います。



◎植松博史企画部長 今回の基本計画につきましては、本日議員の皆様方に明記している形で御説明させていただきましたので、製本の段階で、今お話ありましたようなこと、文字の使い方ですね、そちらのほう改めて精査してから製本させていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。



○黒澤和雄議長 ほかにありませんか。

           〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○黒澤和雄議長 ほかになければ、事務局から、その他に説明があれば、お願いします。



◎日野智議会事務局長 それでは、私のほうからその他で1点だけお知らせがございます。

 資料を手元に1部配付しております。常任委員会のテレビモニター中継といったものでございますが、これ、かねてから準備を進めておりました。

 この件につきましては、平成22年度の第2回定例会、いわゆる今期定例会からテレビモニターで中継することとしております。一応、設置場所等につきましてはごらんのとおり、本庁舎が2カ所、それから、議会棟が1つ、それから、6総合支所に1カ所といったことで、都合全体で9カ所になります。

 それで、中継内容を一番下に書いておりますけれども、各常任委員会における付託案件の審査等を中心に中継をいたします。それから、放送される映像は、委員会室全景の固定映像といったことで考えております。それから、特別委員会の中継につきましては、今後議会運営委員会の中で協議・検討してまいりたいと考えております。

 私のほうから以上でございます。



○黒澤和雄議長 ただいまの説明について、どなたか御質疑はございませんか。

           〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○黒澤和雄議長 なければ、以上で本日の全員協議会を閉会いたします。

 皆様大変お疲れさまでございます。御苦労さまでした。





△午後2時23分閉会