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宮城県 石巻市

平成22年  総合防災対策特別委員会 02月22日−04号




平成22年  総合防災対策特別委員会 − 02月22日−04号







平成22年  総合防災対策特別委員会





               総合防災対策特別委員会記録

◇開会年月日  平成22年2月22日(月曜日)           午前10時04分開会
                                  午前11時37分閉会

◇開催の場所  議会委員会室

◇出席委員 9名
 渡 辺 拓 朗  委  員  長         阿 部 久 一  副 委 員 長
 黒 須 光 男  委     員         阿 部 欽一郎  委     員
 堀 川 禎 則  委     員         丹 野   清  委     員
 阿 部 政 昭  委     員         三 浦 一 敏  委     員
 西 條 正 昭  委     員

◇欠席委員 なし

◇委員外出席議員 なし

◇議題
1 女川原子力発電所3号機におけるプルサーマル計画について







△午前10時04分開会





○渡辺拓朗委員長 それでは、ただいまから総合防災対策特別委員会を開会いたします。

 欠席委員はありません。

 委員会撮影の申し出がありますので、許可してよろしいでしょうか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○渡辺拓朗委員長 それでは、撮影を許可いたします。

 それでは早速議題に入ります。

 女川原子力発電所3号機におけるプルサーマル計画につきましては、議会としては慎重に慎重を重ね、本日まで委員会を運営してまいりました。そして、去る1月28日に開催した委員会において、各会派及び黒須委員の意見の集約をお願いしたところですが、その結果について、お手元に配付の会派意見集約表のとおり集約されました。原文については事前に送付させていただきましたが、その主な意見について、各論点別に委員の皆さんよりお聞きしてまいりたいと思います。

 それでは、論点?プルサーマルの安全性について、グローバル石巻、ニュー石巻、みらい石巻、新世紀クラブ、公明会、日本共産党議員団、黒須光男委員の順にお聞きしていきたいと思います。

 それでは、グローバル石巻、よろしくお願いいたします。



◆黒須光男委員 委員長、ちょっと申しわけないのだけれども、我々のこの特別委員会というのを、私は委員長が履き違えて考えているのではないかと思いますが。会派、会派と言いますけれども、ここに来る人たちはみんなその意見を背負ってきているわけですよ。委員会の委員の総意を聞いてやるのがやっぱり委員会であって、余りにも会派、会派に縛られ過ぎているのではないか、運営自身が。ですから、もう少し忌憚なく委員の意見の交換をして話を進めるべきであって、本来の委員会の趣旨から大きく運営が離れているのではないかという私は危惧を持っているのですよ。

 ですから、私、無会派という1人会派だから言うわけじゃございませんけれども、我々9人の合議制でやっているわけですよ。だから、その辺をひとつ勘案していただきたい。特に、このごろの特別委員会の進め方なんか見ていますと、入札制度の特別委員会なんかもやっぱり全部委員で決めているのですよ、もう。市長まで答申したりして、委員会報告前にですよ。そういう逸脱行為も見られるわけでして、委員会の委員の進め方自身にやっぱり私は大変疑問を持っているのだな。その辺をひとつ勘案していただきたいということですよ。



○渡辺拓朗委員長 その件につきましては、さまざまな進め方があると思いますが、先ほど申しましたように慎重に慎重を重ね、委員の皆さんの総意でその集約表の回答も了解を得て進めてまいりましたので、御理解いただきたいと思います。

 それでは戻りますが、論点?のプルサーマルの安全性について、グローバル石巻のほうからお願いいたします。



◆阿部政昭委員 うちもいろいろ話し合いましたけれども、プルサーマルそのものについてまず一応認めざるを得ないと。ただ、安全性についてはもう少しやっぱり慎重になるべきではないかと。少なくとも、玄海原子力発電所の稼働実績とかそういうものをもう少し見てから対応してもいいのではないかと、そういう意見が出ました。



○渡辺拓朗委員長 それでよろしいですか。

 次にニュー石巻、お願いします。



◆阿部欽一郎委員 この安全性についてと、これ特性いろいろここに論点を並べているけれども……。



○渡辺拓朗委員長 要約でも構いません。(「要約でいいのではないか」と呼ぶ者あり)ですから、申し上げますが、きょう皆さんがこれから話されることのみがその会派の考え方ではなくて、要約した形で話していただいても、ここにはお手元にお渡ししていますが、さまざまな意見、詳細に記録していますので、それをもとに要約していただいた形で話していただいても結構です。



◆阿部欽一郎委員 危険性をはらむということは払拭できていないというふうな意見がありますが、一定の条件のもとでその安全が保たれるというふうなことでございます。



○渡辺拓朗委員長 いいですか。

 次に、みらい石巻、お願いします。



◆丹野清委員 全体のまとめでよろしいでしょうか。



○渡辺拓朗委員長 全体というか、論点?についてということで。



◆丹野清委員 論点?は、論点?でここに書いてありますよ。



○渡辺拓朗委員長 書いてあるとおりでよろしいですか。



◆丹野清委員 このとおりでいいです。



○渡辺拓朗委員長 次、新世紀クラブ、お願いします。



◆堀川禎則委員 では、新世紀クラブの関係でいきますと、この論点?の関係でいきますと、MOX燃料の安全性に不安を感じる部分があって、九州電力玄海原子力発電所でスタートしたばかりで実績等々はまだ乏しいという関係で、経過を見てからでも遅くはないのではないかと。それから、国内でのそういう関係で実績も不足だ、国民が納得できるようなデータをきちんと出して示すべきだと。地震対策等々で心配があるということで、基本的にはプルサーマルそのものについての今の燃料事情からも必要性の理解は、ここには書いていないですけれども、理解はしているけれどもそういうような心配があるので経過を見てからというような形の意見です。



○渡辺拓朗委員長 わかりました。

 公明会につきましては、私のほうから。

 過去に、海外で製造したMOX燃料の検査データの改ざん等がありました。これらにつきましては、原子力政策の致命的とも言える重大な問題と認識しております。また、宮城県沖地震のハザード評価や新耐震指針に照らした安全評価等専門的な知見からは妥当であるとは思いますが、しかしながら、自然の驚異であります地震等には想定外の破壊力があることから、さらなる耐震裕度向上等に努めるべきといったような考えであります。

 次に、日本共産党議員団。



◆三浦一敏委員 プルサーマルの安全性につきましては、多々問題がありますし、不安要素がいっぱいあるというふうに見ざるを得ません。

 1つは、MOX燃料を使った場合に出てくる、いわゆるさまざまなプルトニウムというものが、非常に高次元というか複雑なものがとにかくいろいろ発生するということで、その発生したそういう高次化するプルトニウムの処理を一体技術的にどうするのかという問題が発生するのではないかと。

 それから、2つ目は、よく議論になっております制御棒のききが悪くなるという問題で、この基準はクリアしているのだと言っておりますが、それならば徐々にふやしていくと、MOX燃料を徐々にふやしていくというのだが、なぜ3分の1までにしているのだか、3分の2でもいいだろうし。そういうことで、3分の1までというような制限の問題についての科学的なデータというものがはっきりしないのではないか。もし、これを導入するとするならば、やはりそういう実証というものをきちっとやる必要があるので、私も他の委員と同じように玄海原子力発電所の様子をもう少し、半年なり1年なり見て、ちょっと九州の方には悪いのだけれども。本来、こういうものをやるときは、やっぱり小型の試験炉みたいなのをつくって、そこでやっぱり検証といいますか数字的なデータを出す必要があるのかなと。

 それから、MOX燃料の問題について、技術的な問題とか何かについては、海外の事例等からしてクリアしているのだということを国とか何かも言っておりますが、しかし、さきに発表されました検討委員会のあの資料を見ますと、このMOX燃料の問題については、女川と同じ沸騰型軽水炉での使用実績というのは非常に海外でも少ないということを、いわゆるそちら側に立っている委員の2名の方からも意見が出て、非常にやっぱり心配というか万全を期す必要があると。そういう点からして、果たしてどうかなと。

 それから、今のところ国産ではないわけで、メロックス社1社ですから、果たしてその辺の検証、価格の問題、そういう点からして一体割が合うのかなと。そういうことで、私は非常に心配だというふうに申し上げたいと思います。



○渡辺拓朗委員長 わかりました。

 次に、論点?プルサーマルに対する住民の理解と安心について、同じ順番でお聞きしたいと(発言する者あり)すみません、ごめんなさい。黒須委員のほうから、ではお伺いをお願いします。



◆黒須光男委員 私が言っているのは、委員長、進め方が会派の考えだけを聞いてやるという、そういう姿勢がやっぱりにじみ出ているということを強く私は指摘せざるを得ないのです。やっぱり、委員会は我々委員が会派の皆さんより先ん出て勉強しているわけです、調査しているわけですから。その辺をやっぱりもっと踏まえながら進めていただきたいという要望です、強い要望です。

 今、政権がかわって民主党政権になったのですが、国の政策におきましてもやっぱり原子力推進というのを協力に推し進めておりまして、このプルサーマルをやることによって国のほうでも補助金を30億円、そういうふうなことで用意をするというふうなこと。また、きのうの報道を見ますと、オバマ政権下でやっぱり封印されてきたこの原子力をアメリカにおいても具体化していくと、原子力にチェンジしていくというふうなことになっていまして、世界の流れ、また国のほうの政策の中にこの原子力政策というふうなものがきっちりと打ち出された感、私は強くしているのですよ。ですから、皆さんの意見もいろいろあるのですが、やっぱり我々委員会として早急に答えを出すというふうなことが必要になってまいりました。

 私も、ここに皆さんの会派ごとの意見も集約されましたし、私の意見あるいは無会派のもう1人の方の意見もあるのですが、やっぱりいつまでもこれに時間をかけることなく、委員会としての結論を早急に出していただくというふうなことが必要だろうというふうに思っています。

 ただ、その中で私は言えるのは、それだけの覚悟を持って国なり世界の流れがあるのですが、やっぱり技術者のより充実を進めていくと。安全性、安全性と言いますけれども、それに対抗できるのは技術者の確保なりというふうなものをもっとしっかりしていただくと。そして、国がもっと責任を持って、この安全性に向かって進んでいく姿勢を、補助金を出すだけでなしに、やっぱり強力にその辺を出していただくというふうなことが必要だろうというふうに思っておりまして、ぜひ意見として附帯意見を、そういうものをつけていただければありがたいなと。早急に、きょうにでもやっぱり委員会の意向をまとめていただいて、やっていただきたいと思います。

 同じ関連する女川町のほうでも、特別委員会のほうでは大体結論が見えてきているようでございますので、うちのほうはさきんじて、やっぱりきちっと出すということが必要になってきたのではないかなというふうに思っています。



○渡辺拓朗委員長 わかりました。

 次に、論点?プルサーマルに対する住民の理解と安心について、同じ順番でお聞きしたいと思います。

 グローバル石巻、お願いします。



◆阿部政昭委員 先ほども述べましたように、プルサーマルの必要性はまず認めざるを得ないと。しかし、今までのいろいろの東北電力のヒューマンエラーが数々ありましたので、まだ信頼回復にはなっていないのではないかと。それから、やっぱり一番訴えたいのは、住民の安心・安全のために県が責任持って、県道石巻鮎川線または石巻北部バイパス、このインフラの整備を早急にやってほしい、そういうことでございます。



○渡辺拓朗委員長 はい、わかりました。

 次に、ニュー石巻、お願いします。



◆阿部欽一郎委員 うちの会派としては、この辺は意見の分かれたところで、今、委員から話ありましたように、ヒューマンエラーに対しての信頼回復がまだ十分でないのではないかというふうなことが1つと、それからちょっと今回の件で、宮城県と女川町、石巻市、プルサーマルを考える対話フォーラムを開いておりましたのですが、その必要性や安全性などについては、推進派あるいは慎重派の意見を聞いた上で判断するというふうなことなのですが、やはりかなり専門的でわかりづらいというふうなこともありましたが、やはり安全性というふうなことに関しては、事業所はもとより国が積極的に進めていくというふうなことが大事ではないかと。

 それから、また半径15キロメートル圏内、これの避難道路の整備も地域住民の安全というふうなことに通じるものだから、これもその辺、推進していくべきだというふうな意見です。



○渡辺拓朗委員長 わかりました。

 次、みらい石巻。



◆丹野清委員 この2番目、いろいろ勉強会とかがあった、対話フォーラムをして、ある程度、専門的にはちょっとわかりづらかったのかなとは思うのですけれども、やっぱりこれまで原子力発電所が来てもう何十年になるわけですよね。それで、大きな事故はいまだかつてないと、これからもないのだろうと私たちは受けとめておりますが、市民の安心に直結することから、引き続き今まであったヒューマンエラー等を含めまして、安全管理が徹底されるよう、これはいつも東北電力側に要請はすべきだと思います。

 あと、そのほか1点抜けているところがあったのですけれども、この有事の際の補償というのを私ちょっと入れなかったのですが、やっぱりこれはある程度、国・県に補償してもらうと、その確約がとられれば一番いいのかなと思っております。

 なお、避難路については、これもきっちとやっぱり明確に、こうなったらこちら側に来てくださいよとか、風向きによって違いますから、放射能は見えないものですから、その辺、防災訓練等を毎年やるとか、その対応が必要と思います。そういうことで、私たちのほうは考えております。



○渡辺拓朗委員長 次に、新世紀クラブ。



◆堀川禎則委員 新世紀クラブのほうでは、データとか資料がまだまだ不足しているのではないかということで、そういうのももっともっと必要ではないのかなと。それから、MOX燃料の処理方法の確立の面で、その処理体制の確立をきちんとすべきだと。それまで、今、言った発電所内に保管される使用済みの燃料等々、地震対策等では不安が残るよということです。

 それから、原子力安全・保安院の関係で、住民の安全を守る立場での原子力安全・保安院と別な監視機関をつくるべきではないのかなということです。

 それから、防災体制の確立が必要だということで、訓練等々はやっていますけれども、まだまだ不十分ではないのかなと、住民不安を払拭するような対策の確立を望みますということで。将来の燃料の枯渇という面からプルサーマルそのものの必要性については認識しますけれども、そういった細かいところをいろいろ確認できてから、時間をかけて市民の不安を払拭するというようなやり方でお願いをするということです。



○渡辺拓朗委員長 わかりました。

 次、公明会では、住民の理解に関し、率直に、やはりさまざまな有識者等を招き市民勉強会を開催してきたところですが、このことについては評価するところでありますが、やはり住民の思いとしましてはどこまで信じていいかわからないという意見を多く聞いてまいりました。そして、また風評被害の補償は、まだまだ明確になっていない部分があると。この辺についても、国のほうで安心できる体制を整えていただきたいと。

 最後に、やはり皆さんとも同じ意見でしたが、有事の際の避難路の整備等がやはり一刻も早く望まれているのかなと。そういった意味で、今回プルサーマル導入に同意した場合の交付金の提示が出されましたが、それよりも住民の安全を最優先とした姿勢をもっと強く打ち出していただきたかったなという感想が公明会としてはあります。

 次、共産党。



◆三浦一敏委員 論点?のこの住民の理解と安心の問題なのですけれども、今、知事とか市長、町長も、住民の理解が大前提だということを言っております。そこで、これだけのさまざまなシンポジウムやら説明会、あるいは国、東北電力挙げてさまざまなPR活動というものをとにかく展開してまいりました。一体全体、市民のプルサーマル、原子力発電ではないですよ、プルサーマルというものに対して一体理解が深まったのかどうかということについて、その辺が本当に、理解、共感が広がったかどうかということについては正直なところよくわからないと。実際、共感が広がっているというように単純に言えないのではないかと。

 そこで、私たち当市議団としまして、プルサーマルだけではないのですけれども、市民のいろいろな市政に対する意見も含めまして、1月初旬から市民アンケートなるものを配布しました。これは無差別に配布いたしました。2万5,000枚、これは配布能力の問題がありますので、もっと配布したかったのでございますが。郵送で返してもらうということで、中間報告でとりあえず350通を集計してみました。それによりますと、「賛成」が21%、それから「反対」が33%、それから「わからない」、あとその中には無回答というのもあるのですが、これら含めて46%ということが出ております。ですから、逆に言えば、「反対」と「わからない」というものを合わせますと7割から8割ぐらいになっていると。それは、当市議団がやったことだから信憑性はどうかというように言う委員があるかもしれない。郵送で返ってきたものについては、350通のやつはどういうものかというのが一応きょうは持ってきました。つまり、郵便でとにかく返ってきた。聞き取りではないということです。

 ただ、残念ながら、これは返ってきたのが中間報告とはいえ、三百数十票というものが市民のニーズをどれだけ反映しているかという、その問題はあるのですよ。ですから、私どもはもっともっと多くの声を聞いてみなければならないという1つの参考例なのです。

 ですから、この点で市民の理解が広がっているのかどうか、共感が広がっているのかどうかという点で、やはり何らかの住民意向調査、機密性がちゃんと保たれ、公平性が保たれる、やっぱりそういうものが当議会としても、あるいは執行部として判断する場合でも、これが必要なのではないかなという問題提起でございます。

 あとは、皆さんが言っておりますように、住民の理解との関係でいいますと、やはり避難道路の問題と、それから防災体制の強化、そういうことについては再三再四求めておりますけれども、一向にとにかく改善の兆しがないということにつきまして、市道なども県道に格上げして、とにかく避難道にすべきだというふうなことがあるのですが、これも県道格上げもままなっていないというようなことで、非常にこの辺は不満がいっぱいだなと、不安がいっぱいだなということを申し上げたいと思います。



○渡辺拓朗委員長 わかりました。

 次、黒須委員、お願いします。



◆黒須光男委員 さっき話したことで、要約していただきたいと思います。



○渡辺拓朗委員長 わかりました。

 次に、論点?国の原子力政策等について、その見通しとプルサーマルについて、同じ順番でお聞きしたいと思います。

 グローバル石巻、お願いします。



◆西條正昭委員 プルサーマルの必要性と効果でございますが、資源の安定供給や環境問題の観点から重要な手段であることはわかります。しかしながら、経済性を余りにも追求するに当たり、コスト削減による安全性への低下があってはならないということでございます。安全のための投資は惜しむべきではないということでございます。

 また、核燃料サイクルについてでございますが、国の確たる考えを求めたい。使用済みMOX燃料の処分については、これから検討していくということでございますが、高レベル放射性廃棄物の最終処分も含め、具体的な考え、方策をしっかりと明示するべきであります。また、廃棄物の処理施策も優先させるべきであるということでございます。



○渡辺拓朗委員長 次に、ニュー石巻。



◆阿部欽一郎委員 計画全体には理解が強いというふうなことです。資源として乏しくなったウランに対して、使用済み核燃料の再利用ができることはエネルギー政策上必要だというふうなことが1つあります。また、ウラン資源の将来を考えたときに、また現実的なCO2の削減などを考慮に入れると、プルサーマルは喫緊のテーマのように見えるが実際はどうなのかといった疑問を投げかけたりしています。そういったところです。



○渡辺拓朗委員長 わかりました。

 次、みらい石巻。



◆丹野清委員 私たちのほうでは、我が国のエネルギー供給源、その自給率というのは4%にすぎず、極めて低いと。このような中、なかなかほかのもので電力供給ができないということなのです。それで、原子力発電は3割を占めている、必要不可欠ともうなってきております。

 それで、今電力の消費量が1970年以降、日本では3倍の消費になっているのですよ。これも、これからもふえるのではないかということで、新しいエネルギー源が見つかるまでこれはやむを得ないのではないかと、原子力発電はやむを得ないのではないかと思っております。

 それで、このように資源の少ない我が国にとって、ウラン資源の有効利用というのは重要なエネルギー政策ではないかと。それで、事実的にもあるのでしょうけれども、この核燃料サイクルの早期確立というのが強く求められていると私は思います。その中で、今、皆さんが、その使用済みМОX燃料の件なのですけれども、これは青森県の六ヶ所村の再処理施設については国の技術力を結集していただいて、着実な計画の実施を求めていくと。これもつくると、そしていつごろ運べるのかというものをやっぱりきちっと提示してもらうようにしていただきたいとそのように思っております。



○渡辺拓朗委員長 次、新世紀クラブ、お願いします。



◆堀川禎則委員 この関係では、安全に関しては環境省とかそういったところで管理監督をすべきではないのかなということでございます。今、原子力安全・保安院という経済産業省のほうでありますけれども、それとは別に離すべきではないのかなということです。環境省というか、後ろのほうにも、各省庁から離すべきという、監視検査機関については省庁ということでなくて独立した機関が必要ではないかということでございます。

 それから、燃料の品質検査等々についても、今、電力事業者というか燃料の使用者が行っていますけれども、これも国がきちんとした基準とつくって、国が検査をすべきではないかということです。

 それから、エネルギー政策上では自然エネルギーの効率アップという面も取り入れて進めるべきと。太陽を源にするエネルギーの必要性をあわせて感じているところであります。

 それから、使用済みの燃料の行方、国としての核燃料のサイクルの見通しを明らかにしてほしいと。

 あとは、プルサーマルの必要性については理解するということで、前段のほうにも出していますけれども、必要性については理解をしているということです。

 あと、有事の際の責任体制は国もきちんと負うべきであるということです。



○渡辺拓朗委員長 公明会につきましては、これまで推進派、慎重派の有識者の意見を聞く限りにおいては、低炭素社会に向けたこのプルサーマルの国際的な取り組みの重要性は理解するところであります。資源のない日本にとっては、諸外国以上に急務の課題であり、エネルギー政策の多様性を模索しつつ判断しなければならないと考えます。

 また、使用済みMOX燃料の安全技術や高速増殖炉もんじゅも、実際のところ走りながらの技術開発であり、放射性廃棄物の処分についての安全面についても、やはり国際的な取り組みの中での調査研究、技術革新に一層に努力をしていただきたいと思うところであります。

 次に、日本共産党議員団、お願いします。



◆三浦一敏委員 論点?なのでございますが、いわゆる国の原子力政策及びその見通し、これが資源の有効利用、リサイクルに一体役立つのかということが非常に大きな問題というか、推進側のほうとしてはこの問題を非常に強調していると。私どもとしまして、まず日本の原子力政策というのは、非常に出口の見えないその場しのぎの感が強いと、それから核燃料サイクルが未確立のまま推し進められてきたというところに問題があるのではないかと。

 いわゆる、国や電力事業者側がプルサーマル導入の最大の理由として、このウラン燃料の枯渇とウラン資源のリサイクル、有効利用に役立つかどうかということを言っているわけなのですが、私どものこの文書にも書いてありますけれども、これは市民団体が問題提起をしたもので、これを私自身もなかなか理解するのにちょっと苦労しましたけれども、会派としてこれをよく検証してみたと。その結果、いわば結論的に申し上げれば、この資源エネルギー庁が多用してきた資料というのは何回も変わっているわけです。一番最近の1月31日に開催された女川の説明会にて出されました資料の11ページのことが当会場で議論になりました。そのときに、資源エネルギー庁の担当者は、これには誤りがあって、いわば回収ウラン燃料の130キログラムというのは、今はそのことは予定していないと。

 つまり、回収ウランを劣化ウランにしていく1つの過程というのは、理論的には可能かもしれないけれども、今はそれは考えていないのだと。だから、この表そのものが不正確だということが明らかになったことと、もう一つはMOX燃料130キログラムができるというのが、いかにも、1,000キログラムの新しいウラン燃料に対して13%なのですよ。ところが、新しいウラン燃料から使用済みウラン燃料1,000キログラムは1,000キログラムなのですが、そこから回収されるプルトニウムは10キログラムで1%なのですよ。130キログラムのMOX燃料ができるのは、9,400キログラムのもともとの天然ウランで濃縮したときにできる劣化ウラン8,400キログラムのそのごく一部の120キログラムをミックスしてこの130キログラムができるのであって、130キログラムというのをもし数字的にあらわすとすれば、9,400キログラムと対比して1.3%ぐらいと。ですから、私どもも誤解していたのですが、1割から2割に削減になるというのはこれは数字のトリックであって、実際的には1%から1.3%であると。

 だから、申し上げたいことは、このウラン資源の有効活用に役立つということが非常に大きな推進側の説明だったのだけれども、私はこれをぜひ当委員会として、あるいは委員長、副委員長の責任でこれが本当なのかどうか、これ確かめていただきたいのですよ。市民団体が言ったり、今、言っていることが間違いなのか本当なのか。でないと、今の議論の中でも、実際、有効利用に役立つというふうに我々も思ってきましたから。そこは、よくよく確かめてこの判断をしていくべきではないか。私どもとしては、これは非常に数字のトリックの欺瞞があるというふうに思っております。

 あとは、使用済みのMOX燃料が、結果的に国の説明ではことしから議論だか検討するというようなことをここでのうのうと言っていますから、これはいつ、とにかくその処理場なりができるのか全く皆目検討がつかない。ですから、今、女川原子力発電所には使用済みのウラン燃料と、それから今度はできるMOX燃料をやった場合はMOX燃料の使用済みと、両方、とにかく長期間、女川原子力発電所に置かれるという点でまことに危惧されることだなというふうに思っております。



○渡辺拓朗委員長 次に、黒須委員。



◆黒須光男委員 プルサーマル、この件については理解します。これは、国等の一連の原子力政策と申しましょうか、そういうものの一環であるというふうに私は認識をしておりまして、あと丹野委員がおっしゃったのと大体一致するものでございます。



○渡辺拓朗委員長 わかりました。

 次に、論点?その他の意見について、同じ順番でお聞きしたいと思います。

 それでは、グローバル石巻、お願いします。



◆西條正昭委員 プルサーマルの計画、それから原子力発電所全体の件でございますが、まず原子力安全・保安院を国の機関から独立をさせるべきである。それから、風評被害の対策としまして、環境モニタリングの範囲を広げ、住民生活、水産、農産物の風評被害への十分な対応をすべきであります。また、国、県、市に対しては、国、県、市及び東北電力は有事に対応できるインフラ整備を責任を持ってしっかりと進めること。また、同意がおくれた責任を地元自治体のせいにして交付金に差をつけるべきではないということでございます。

 それから、先ほど黒須委員のほうからも意見ありましたが、昨年の度重なるトラブルは、ちょっとしたことが原因で起きたトラブルも数ありました。それで、やっぱり技術者の育成、教育の大切さもするべきであると思います。



○渡辺拓朗委員長 次、ニュー石巻。



◆阿部欽一郎委員 プルサーマル計画は、原子力による長期のエネルギー供給を可能にするためのウラン資源のリサイクルであり、それによる電力の安定供給への手段に疑いはないというふうなことであり、CO2の削減にも効果的だと。しかし、安全性に確たる信頼を持つことはできないという意見もありました。国策として、プルサーマルを含む核燃料サイクルを推進するのであれば、それだけの責任を国は負ってほしいというふうなことです。



○渡辺拓朗委員長 では、よろしいですか。

 次、みらい石巻。



◆丹野清委員 書いていないものから、まず言います。

 この原子力発電をプルサーマルで発電している国は、フランス、ドイツ、アメリカ、ベルギー、スイスなど、日本も入れて10カ国になっております。その中で、大きな事故が発生したという話は今のところ聞いてはおりません。

 それで、先ほども言いましたのですけれども、この電力の消費量が1900年時代のときと3倍になっていると。これから、我々も電力の消費については、有無を言わせず使っていかないと日本の国が成り立っていかないのではないかと、このように思っております。また、ただ原子力発電に頼るのではなくて、新しいエネルギー、やっぱり今後見つけていかなければならないのではないかと、それも国策でやっていただきたいと思います。

 それから、私も温暖化の件については、これまで10年以上いろいろ環境問題で調べておりますけれども、やっぱりCO2の削減、これは、いやCO2でないという方もおりますけれども、私はCO2の削減にこの原子力発電が大変寄与するのではないかと、そのエネルギーに。結局、火力発電とかそういうものに比べて。そして、これは国策であるということですので、これまで以上に安全に十分注意して、今の原子力発電も動かしていただきたいと。

 それで、これまでもあったのですけれども、事故の発生時には小さい事故でも原因、程度、また処置などについて、事実を正確に早く市民に情報を流していただきたいということがあります。また、地域の発展には地域振興策は重要であります。先ほど、避難路とか、あとは訓練も大変重要なことでありますけれども、私たちも国に対してこの電源三法交付金制度、これのさらなる充実、また地域の振興に特別措置法の継続、県に対してはやっぱり核燃料税の配分、これやっぱり我々危険なところに、今でもおりますからね、今おりますので、その分の増額を求めていくこともやぶさかではないのではないかなと、一応そのように考えております。



○渡辺拓朗委員長 わかりました。

 次に、新世紀クラブ。



◆堀川禎則委員 新世紀クラブとしては、環境保全の見地から問題点がないのかということでの調査研究が必要でしょうということでお願いをしたいということです。それから、市民勉強会ということでのまとめで、賛成が多いというような市からの報告がありましたけれども、これがすべての意見ではないのではないのかというような意見が出ております。

 それから、副市長の記者会見等々でありましたけれども、市としての見解、最終案というようなのがテレビで流れましたけれども、我々のこの委員会を前にしてそういったものが出されるというのは、ちょっと委員会として、議会として何らかの申し入れなり何なり、もし委員長あたりがしているのであればいいのですけれども、何か対応が必要になってくるのではないのかなということでの意見が出ました。



○渡辺拓朗委員長 今、たまたま堀川委員のほうから、安全性検討会議に対して、市のコメントの問題が提示されました。私、委員長としても全くそのとおりと考え、その翌日、総務部長あてではありますが抗議をしてまいりました。市民勉強会に配慮しての検討会議へのコメント、あと石巻市の名前を配慮ということで省いたことでございますが、そういった経緯から考えますと、市議会の立場はどうなるのか、こういった思いで抗議をしてまいりました。ご報告までです。

 次に、公明会として、その他として、これまでのさまざまな事故や記録の改ざん等を風化させることなく、また軽微な事象もすべて住民に情報提供していく姿勢を貫いてほしいと。また、プルサーマルの工程管理について、検査及び検査の第三者期間を設けるべきだが、権限をどこまで与えられるかを明確にすべきと考える。これまでも指摘してきましたが、原子力安全・保安院を経済産業省から分離すべきであると。

 これまでの?、?、?、?番の論点をまとめた形で、公明会としてはプルサーマル計画についての意見集約を次のように考えます。

 MOX燃料の使用による安全性については、科学的な分析による評価は理解するが、事故はこれまでの経験からも想定外、領域外のところで発生する可能性は否定できない。また、使用済みMOX燃料は毒性が強く、環境への影響が懸念される。その貯蔵方法は、従来の使用済み燃料の貯蔵に比べコストや危険性が高まり、さらに使用済みMOX燃料の将来的処理方法は不透明であるのも事実であります。しかしながら、今後急速に成長されると言われる電気自動車の普及に伴う電力需要の増大や、後進国の大幅なCO2の増加、そして具体の温暖化の現状は、例えば現在一斉に産業活動を地球規模で停止しても気温上昇に歯どめがきかない危機的状況にあり、地球規模の大きな問題であります。この現実に対応できるエネルギーの獲得手段は、核燃料に求めざるを得ないところであります。ゆえに、ウラン燃料も有限の鉱石であることを考えると、プルサーマルの取り込みは必要と考えます。

 次に、日本共産党議員団。



◆三浦一敏委員 その他のところにつきましては、特に耐震安全性、バックチェックについて質問項目というか要約項目がなかったので、その点を私や我が会派としてはこのように議論をしたということでございます。

 それで、いわゆる耐震安全性につきましてなのですが、当委員会でも私は自分の持論として述べましたけれども、東北電力側が国の原子力安全・保安院に出した、女川原子力発電所の敷地から半径5キロメートルを目安に、この範囲に影響を与えるような活断層はないのだということを述べておりながら、全くそのことについて、原子力安全・保安院やしかるべきところでこれについての意見なり修正なり訂正なりが一切なされていないと。結局、半径6キロメートルちょっとのところから22キロメートルの活断層が存在していると。ですから、5キロメートルも6キロメートルもとにかく敷地近傍なのですよ。そういう点で、非常に危険なそういう活断層の存在というものについて危惧していると。

 それから、2つ目はこれまで絶対大丈夫だと言ってきた旧地震動の375ガル、このことについて、一体その根拠が何で崩れたのだと。そうしたら、結局この近辺でも2003年の地震、2005年の地震で2回もそれを超えたと。だから、超えたからその基準値では不足だったのだと。また、次のときに超えたらまた不足だったというふうになるのかなと。それから、最近の地震の知見を取り入れたと盛んに言っておりましたけれども。だから、そういう点で、いわゆる375ガルから580ガルに引き上げられたということの、いわば耐震安全性の問題についての数字は極めて疑問だと、低く抑えられているというふうに心配しております。

 それから、全国19カ所の原子力発電の中で今後想定される地震の予想の中では、女川原子力発電所がとにかくマグニチュード8.2というのがいわば最大のものであると。これは、種類はプレート間地震というものでございますけれども、これが445ガルにしか、その場合とにかく445ガルであれば大丈夫なんだと言っているのですが、果たしてそうかなということも非常に疑問であります。

 私どもは、結論としましてこのプルサーマルの導入には反対であると。その理由は、1つは安全性の問題、これは論点?とか?で申し上げました。それから、非常にメリットがあるというか、メリットはないと。これは論点?で申し上げました。特に、資源の有効リサイクルということにこれは役立たないと、非常に疑問だと。それから、住民の理解、これは論点?で申し上げましたが、進んでいるかどうか、一体全体、確かめようが、まだ確かめるすべがないのではないかというようなことで、このプルサーマル導入にしてメリットというものが、とにかくほとんどというか、余りないのではないかと。強いて言うならば、とにかく交付金が何ぼだか来ると、それが石巻市にも若干回ってくるということぐらいかなということで、やはり非常に多々問題があるということで、もし判断するとすれば、住民の意向を聞いて最終的に判断するという必要があるのではないのかなというふうに申し上げたいと思います。



○渡辺拓朗委員長 次に、黒須委員、お願います。



◆黒須光男委員 大体、皆さんの意見、委員の皆さんはおおむねプルサーマルについては認めて、安全性の確保かなという論点、大体同じなのでございますが。東北電力自体、やっぱりこれに進んでいく、国のほうもでございますが、やっぱりそれなりの効果と申しましょうか、十分に考えて推進をするということでございましょう。しかしながら、やっぱり西條委員も強調されましたけれども、原子力に対する国及び東北電力の強い思いは感じるものの、それなりの安全性確保のためにやっぱりそういう浮いたお金を十分に使って技術を強化すると。そして、そういうものをすぐ、そういうことをやっぱり具体に我々にも示していただきたい、そして納得をさせていただければありがたいなという思いを強くいたしておりますので、ひとつそういうまとめをお願いしたいなと思います。



○渡辺拓朗委員長 ありがとうございました。

 ただいま、各会派並びに黒須光男委員のほうから御意見をいただきました。それぞれの御意見をお聞きした限りでは、さまざまな観点よりさまざまな意見が寄せられましたが、どの論点においても推進や理解を示す会派の意見に対して、慎重な意見や不安を示す会派があり、意見が分かれております。よって、正副委員長としてはその皆様の意見をより多く尊重する形で、委員会として議長に報告すべく、取りまとめに入っていきたいと思いますが、皆様よろしいでしょうか。



◆三浦一敏委員 先ほど、各会派の意見はとにかく、論点?から?まで出て、今、委員から出されましたから、それは早々軽々に賛成とか反対とか、それぞれの会派のことでございますから。ただ、この意見を議長に報告するに当たりまして、いわゆるプルサーマル、原子力発電じゃないですよ、プルサーマルでMOX燃料を使って資源の有効利用に役立つのかどうか、この問題について当委員会として確認をしてくださいよ。あるいは、委員長、副委員長にそれはお願いしてもいいですよ。

 だって、こういう資料ですよ、皆さんお読みになっているでしょう。こういう資料が出されて、実際にこれは数字のトリックなのですよ。10%から20%、とにかく有効利用だということをここで書いてあるわけですよ。それは、1,000キログラムの使用済みウラン燃料に対して130キログラムであれば13%なのだが、そうではないのですよ、これ。ここから出てくるのは、活用できるのはプルトニウム10キログラムだから1%なのですよ。だから、そのことについて、これは当日渡された、この「わかるプルサーマル」のここにも同じような図が出ていますから、11ページにもこういうふうな同じ図が出されていますから。だから、これについて、この資料に間違いがないのだということであれば、私はそのことについての疑問はいいですよ。しかし、事実とまるっきり違うということを問題提起され、私らもこれ検討してみて、なるほどこいつは実際大幅に違うのではないかということであれば、それはやっぱり当委員会として、あるいは委員長、副委員長の責任で、これ資源エネルギー庁に問い合わせするなり何なりして確認してくださいよ。非常に、これは疑問点をそのままにして、当委員会としては終わりましたということにはならないですよ。これはどっちの立場に立とうともですよ、事実の問題としてだから。



○渡辺拓朗委員長 三浦委員にお聞きします。

 この問題につきましては、女川町で開催された国の説明会の折のことだと思うのですが、国側は確かにリサイクル率ですか、核燃料の、その数字の誤りは認めた形に私も記憶しています。しかしながら、改ざんとかという思いではなくて詳細説明を取り省いたというような説明があったように感じます。しかしながら、その内容の訂正した部分は今現在においてもありませんので、その辺につきましては、今後検討したいと思いますが、その前に、きょう意見集約を図っておりますが、その意見集約は集約として、その確認でもよろしいということでよろしいのでしょうか。



◆三浦一敏委員 委員長、ちょっとだけ。

 この議論の中では、プルサーマルについては必要だという会派も結構ありますよ。それは、資源の有効利用に役立つということが1つの論拠になっているし、それはそれでいいのですよ。そういう説明がとにかく盛んにされてきたし、PRされているから。

 ただ、委員長、皆さんにも聞いてほしいのだか、この表の中のいわゆる天然ウランの9,400キログラムから始まるのですよ、もともとは。これを濃縮して1,000キログラムの新しいウラン燃料ができるのですよ。そして、8,400キログラムの劣化ウランがここで発生するわけ。そして、使用済みウラン燃料の1,000キログラム、これを再処理にしてこの回収ウランができると。この回収ウランを濃縮したり何だりしてやるのだが、この間、資源エネルギー庁が認めたのは、ここのこの回収ウランから再濃縮して処理することは今は考えていないのだと。だから、つまりこの130キログラムの回収ウラン燃料というのは、これはいわば、この資料にここがいかにもできるというふうに書いたのはうまくないということのニュアンスを言っているのですよ、誤りがあったと。それはいいのですよ。いいというのは、この資料にこういうのをつけたのは問題だけれども。問題は上のほうなのですよ。MOX燃料の130キログラムが、本当にこれが13%になるのか、1.何%にしかならないのかということの問題なのですよ。これは、資源エネルギー庁は認めていないのですよ。

 つまり、130キログラムのMOX燃料はできるが、それはもともとのここの9,400キログラムに対して130キログラムができるという説明ならいいのですよ。この1,000キログラムの使用済み核燃料についてはプルトニウムは10キログラムしか出ないのだから、10キログラムしか活用しないのですよ。そして、もともとのここの劣化ウランのやつを120キログラムをミックスしてMOX燃料ができるのだから、この130キログラムができるのはいいとしても、それが13%になるのか1%台なのか、それは根本的に大きな、私どもの認識に対して、これは判断を誤らせているこいつは内容なのですよ。だから、この説明が間違いないのだということであればいいですよ。間違いだったということを後から明らかになって、当委員会として、あるいは会派として、会派としては出してあると。だけれども、この委員会はそのときに開けないでしょう、そのときに。だからどうかということ言っているわけですよ。



○渡辺拓朗委員長 私から三浦委員の提言に対して確認しますが、先ほどは各項目の際に、日本共産党議員団の意見集約としてそのことについて触れております。(三浦一敏委員「はい」と呼ぶ)それはそれとして、今、私が話したように、取りまとめの際に当然その項目は入ります。また、今ちょっと委員の皆さんからもその取り扱いは若干確認したいと思いますが、重ねますが、その考え方も入れます。そういう経過があったのは事実です。ただ、その結論的な説明の資料は、我々にはまだ届いていないのも事実であります。それは、正副委員長において国のほうに確認をとりたいと思いますが、そのような方向ではどうでしょうか。(「それでいいのではないか」、「何のための集約だったのかわからない」と呼ぶ者あり)では、ちょっと委員の皆さんの意見をお聞きして。



◆阿部欽一郎委員 委員長のその判断でいいと思います。



○渡辺拓朗委員長 ほかに。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○渡辺拓朗委員長 ということでよろしいですか。

 では、列記させていただくということで。



◆三浦一敏委員 では、委員長、それは確認してくださいよ。



○渡辺拓朗委員長 ええ、確認します。



◆三浦一敏委員 確認して、これが事実と大きく異なるというときは、それはこの委員会で報告されるのか、あるいは委員長、副委員長が何らかの形でコメントを出されるのか。これは事実でこのとおりだということであればいいですよ、私は別に、それはあれですから。大きく食い違った場合は何らかの処置のとってくださいよ。お知らせくださいよ。



○渡辺拓朗委員長 もちろん、現在において、既にこれは女川原子力発電所だけの問題ではなく、リサクル率にかかわる大きな問題ですから、もちろん我々きょうまで議論してきた重要な項目であると思います。確認はとる必要がありますので、それはお知らせします。

 それでは、先ほど申したような意見集約を図っていきたいと思います。

 くどいようになりますが、まとめ方なのですが、それぞれの委員、会派の集約結果をお聞きした限りではさまざまな意見がありました。また、ただし書きなどに込められた要望、要請の部分についてもさまざまな御意見がございました。そういったことから、正副委員長としては、まとめの前文に加えて、委員及び各会派からの主な要請や附帯意見を列記し、類似するものについては集約し、その他のものについてはできるだけ網羅する形でまとめ、さらに各会派等から寄せられた意見集約結果を添付する形で報告書案を作成したいと思いますが、よろしいですか。



◆黒須光男委員 ですから、冒頭にお話ししましたとおり、我々は特別委員会の委員ですよ。だから、会派、会派の集約、集約ということは、ちょっとやっぱり私疑念が残るのですよ。ですから、やっぱり委員の意見を尊重して、あくまでも。もう会派を代表して来ているわけですから。だから、数の論理というのがあるわけですよ、逆に委員会の。そういうものも踏まえながら、やっぱり可否をとるところはとるとやっていかないと委員会の本来の我々の活動ができませんよ。ですから、その辺も含めてひとつ、会派に丸投げするのではなく、委員会としての委員の意見も十分に尊重しながら、その可否を決めていただきたい。要望でございます。



○渡辺拓朗委員長 黒須委員に申します。

 会派に丸投げしているのではなく、34名の議員がこの1年間市民の中に入り、さまざまな議論をそれぞれに交わしてきております。そして、それをまとめた形が委員で報告を受けているという形になっています。

 あともう1点、その賛否をとるということに関しましてですが、きょうの皆様の意見からも多くありましたが、結論的に容認はするがさまざまなやはり不安があるという事項も数多く出されました。そういった意味では、賛否をとるよりもその附帯意見とか意見をつけ加えたほうが、さらなる安全性の確保と安全運転になると考えますので、御理解いただきたいと思います。



◆黒須光男委員 委員長、さっき言ったのはそういうことなのですよ。方向づけというのは賛否なのですよ、真っ向から反対する方もいるわけですから。だから、やっぱり賛否というか、委員の全体の流れを把握して委員長が決める、これはやっぱり1つ賛否と同じなのですよ。ですから、委員長のそれが手法ですよ。ですから、そんなに変わりませんからね。ですから、委員の意見をもっと尊重していただきたい、要望ですから。(渡辺拓朗委員長「もちろん尊重しております」呼ぶ)十分に、34人の意見も大切ですけれども、我々委員も、やっぱり委員会の委員の方向で決まるわけですよ。そして、特別委員会というのは委員会報告して終わりですから。何も拘束力ですとか、市長にこうやれとかできないのですから。ですから、我々が特別委員会として委員がまとめた報告をしてすべてが終わる、終了するわけですよ。ですから、我々委員の考えというのは大変大切なのですよ。ですから、その辺をこの9名の委員会で方向づけを私は決めていただきたいと話をしているのです。それだけです。



◆三浦一敏委員 だから、それは委員長と黒須委員が議論しておりますが、それぞれの委員に、いわゆる、今、委員長が言うような各会派なり今の意見を含めて、そういうものを基本的にそれぞれの意見として議長に提出するという方向がいいのか、それともここでとにかくいろいろな諸問題はあるにしても採決したほうがいいというような意見が多いのか、それぞれの委員に意見を尋ねてみたらいかがでしょうか。



○渡辺拓朗委員長 そうですね。今、三浦委員からお話ありましたように、先ほど私のほうから案をお示ししましたが、そのような御意見もございます。そういった意味で、採決したほうがいいのか、先ほど私が申したように、より安全な原子力事業に結びつけていただけますよう、皆さんの意見を網羅した形で報告するほうがいいのか、御意見いただきたいと思います。



◆阿部政昭委員 私は委員長の案でいいです。



◆黒須光男委員 委員長の案でいいですよ。だから、それが決ですよ。だから、よくとらまえてないじゃないですか。委員長の……。



○渡辺拓朗委員長 では、私の案のとおり進めさせていただきたいと思います。(発言する者あり)それでは……。



◆黒須光男委員 委員長、もう1回確認しますけれども、だから、認めながらやっぱり附帯意見をつけていくという委員長の方向でよろしいのですか、内容なのですか。



○渡辺拓朗委員長 先ほど申しましたように、さまざまな意見がございました。それなりに各会派においては、各項目ごとに結論を出した会派もございますし、最後にまとめとして結論を出したところもあります。また、すべて反対という意見もあります。ですから、その中で共通の項目は、提言なり意見は1つにまとめて、それでその他のそれに入らないものはそれぞれ明確に記載していきたいと思いますが、これでよろしいですか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○渡辺拓朗委員長 それでは、まず各会派等の主要附帯意見を取りまとめた表を配付したいと思いますが、事務局、お願いいたします。

          〔資料配付〕



○渡辺拓朗委員長 若干精読する時間を用意いたします。

 暫時休憩します。



          午前11時18分休憩

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          午前11時22分再開





○渡辺拓朗委員長 委員会を再開いたします。

 配付いたしました資料については、各会派等から寄せられた主要な附帯意見を取りまとめたものでございます。これについては、後で報告書案作成の際に、列記して盛り込み、議論したいと思いますので、ここではさらに追加して列記する委員の附帯意見を伺ってまいりたいと思います。

 まず、論点?プルサーマルの安全性について、御意見ございましたらお願いいたします。(発言する者あり)一応、確認のためにそのまま?番まで通していただきたいと思います。

 次に、論点?プルサーマルに対する住民の理解と安心について、御意見ございませんか。

 ございませんか。



◆三浦一敏委員 これは住民の意向を、だから、確かめられたということについての具体的な根拠がないということを言っているわけですよ。それ、一切この中には入っていないですよ。

 つまり、住民の理解が進んだのかどうかについて、実際問題としてそれらを確かめるべきだと。当委員会でもいいし、判断する上で、市長なりが。だって、住民の意向調査なんて何もしていないのだもの。だから、それについては1項目なんかも入っていないから、これ入れてくださいよ。だめなのですか。別なところに入っているのですか。



○渡辺拓朗委員長 入っていますね。



◆三浦一敏委員 まず論点?のほうを議論していましたので。



○渡辺拓朗委員長 よろしいですか、4ページ目ですか。



◆三浦一敏委員 はい、ここにありました。



○渡辺拓朗委員長 よろしいですか。



◆三浦一敏委員 失礼しました。



○渡辺拓朗委員長 ほかに、今、ありましたよね、左のほうから手が上がりませんでしたか。では、ございませんか、論点?。(「まとめたのですよね」と呼ぶ者あり)一応、確認という感じですね。

 では、次に論点?国の原子力政策等について、その見通しとプルサーマルについて、御意見ございませんか。



◆三浦一敏委員 これは、さっき問題提起して、委員長の責任で確認していただくということになった、いわゆる資源の再生に役立つかどうかというものについての疑問点はどこかに入っているのでしょうか。



○渡辺拓朗委員長 リサイクルにかかわる問題ですが、ちょっと抽象的な表現になっておりますので。



◆三浦一敏委員 一番最後ですか。



○渡辺拓朗委員長 はい。



◆三浦一敏委員 節減効果には役立たないということなのですよ、意見は。



○渡辺拓朗委員長 しかし、先ほど確認するということで。



◆三浦一敏委員 いやいや、それは会派なり自分としての意見だから、そのように会派としてはこういう意見、委員としてはこういう意見があったところですから。プルサーマルの資源の節約効果には役立たないという見解だから。



○渡辺拓朗委員長 そういう見解ですね。では、そのような表記に直します。



◆三浦一敏委員 はい、お願いします。



○渡辺拓朗委員長 ありませんか。

 では、次に論点?その他の意見について、ございましたら。



◆丹野清委員 私たちが言った、この電源三法の交付金制度とか何とかというのは、これはプルサーマルが決定した後の話でございますので、これが先行するというのは私もちょっとこれはまずいのかなと思っております。その辺、やってもらいたいし、あとやっぱり私らからすると、こいつCO2の削減とか国策というのは書かれていましたか。ちょっとないように見えました。国策であるということね。



○渡辺拓朗委員長 地元配分のことですよね、ここに転記したものは。



◆丹野清委員 地元配分というのは、これはプルサーマルで始まるということが決定した場合のことなのですよ。決定しない前からこれがひとり歩きするというのは、私はまずいと思います。ただ、私たちの考えとすれば、もしなればこういうことも国や県に望むということなのですよ。しない前からこういうことをやっぱりできればね、こいつのために賛成するのかと言われると、私としては心苦しいですよ。



○渡辺拓朗委員長 先ほど、公明会のほうからもその件に関しては表記させていただいておりますが。



◆丹野清委員 だから決定後だよ、こいつは。だから、今こいつここに入ると、これは、仮にプルサーマルの導入が決まった場合と、こう入れてください。



○渡辺拓朗委員長 具体的に、何ページでしょうか。



◆丹野清委員 何ページというか、一番最後の4ページ。



○渡辺拓朗委員長 4ページ目。



◆丹野清委員 4ページ目の真ん中だな。ここに、「プルサーマルの導入が決定した場合」と入れてください。



○渡辺拓朗委員長 了解しました。



◆三浦一敏委員 4ページ目、耐震安全性のことについて、そこもないので入れてください。ください、述べてください。耐震安全性について。



○渡辺拓朗委員長 耐震安全性について、そうですね。



◆三浦一敏委員 耐震安全性について過小評価があるのではないかとか……。



○渡辺拓朗委員長 1番目にはついているのですが、安全性ということの論点で。ここではまずいですか。



◆三浦一敏委員 どこですか。(「1番目の下から2番目に入ってはいるのですが」と呼ぶ者あり)地震対策か。



○渡辺拓朗委員長 地震対策、下から2番目。最後につけたほうがいいですか。



◆三浦一敏委員 いや、いいですよ、ここでも。



○渡辺拓朗委員長 よろしいですか。



◆三浦一敏委員 私、会派というかそれぞれの意見に入れてもらってもいいし。ただ、さらなるというよりは、とにかく今のこの耐震安全性の女川原子力発電所の基準というのが大丈夫かという点では、非常に不安があるという内容がよく盛り込まれるようにお願いします。私は、過小評価があるのではないかと思っておりますので。それは、ニュー石巻、公明会と一緒でもいいし、別に入れてもらってもいいし。



○渡辺拓朗委員長 基準値がその都度変わっていくということですね。



◆三浦一敏委員 はい。



○渡辺拓朗委員長 わかりました。

 その他、ございませんか。



◆堀川禎則委員 うちのほうというか、全体的になのですけれども、ここのことでこういうふうにすべき、こういうふうに確保することとか、体制を整えることみたいなのもあるのですけれども、私のほうでも出しましたし、ほかのほうでも多分あったと思いますけれども、プルサーマルの必要性については理解をしているというようなのがちょっとこのまとめに(渡辺拓朗委員長「反映されていますか」と呼ぶ)ないのかなと思いましたので。



○渡辺拓朗委員長 その辺については、この列記するものの前に、今回のこの委員会、議会のプルサーマルの考え方を大きくまとめた前文に対しては入れるつもりでいるのですが、それでよろしいですか。



◆三浦一敏委員 そうであれば。



○渡辺拓朗委員長 わかりました。そのようにさせていただきます。

 その他、ございませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○渡辺拓朗委員長 それでは、ただいま伺いました委員の附帯意見について、報告書案に盛り込んでいきたいと思います。

 それでは、報告書に盛り込む内容が決まりましたので、次回の委員会において報告書案を提示し議論をしたい、もしくは確認していきたいと思います。

 それでよろしいですか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○渡辺拓朗委員長 次回の委員会の開催日時ですが、本会議等を挟みますので、今週金曜日、2月26日の午後1時30分としたいと思いますが、皆様いかがでしょうか。(「26日か」と呼ぶ者あり)26日、間違えたか。ちょっと待って。暫時休憩します。

          午前11時32分休憩

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          午前11時35分再開





○渡辺拓朗委員長 再開いたします。

 次回の委員会の開催日時についてですが、本会議等を挟みますので、今週金曜日、2月26日の午後1時30分としたいと思いますが、皆様いかがでしょうか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○渡辺拓朗委員長 それでは、次回委員会については2月26日金曜日、午後1時30分より開催いたします。

 ほかにございませんか。



◆三浦一敏委員 委員長、要望があります。先ほどのMOX燃料を使用した場合のリサイクルが、プルサーマルの場合役立つのかどうか、その数字的な資源エネルギー庁の説明、国の説明が果たして妥当なのかどうか、それをぜひ早急に確認していただきまして、そして確認というのは委員長の責任で合理性がある説明がちゃんとなされるかどうかですよ。それを、せっかく開かれますから、26日に私だけじゃなくて各委員の皆さんにそのことについての御報告ができれば幸いでございます。よろしくお願いします。



○渡辺拓朗委員長 はい、わかりました。多少、相手のこともあり、最大限その時間については努力します。若干、時間があるので大丈夫だとは思いますが。

 それでは、以上をもちまして本日の委員会を閉会いたしたいと思います。

 副委員長より閉会のあいさつをお願いします。



○阿部久一副委員長 皆さん、きょうは本当に、大変、慎重審議をしていただきまして、委員会としても、市民の立場でこれからもより安心・安全を目指しながら今後とも進めてまいりたいと、このように思っておりますので、あと26日によろしくお願い申し上げまして閉会といたします。

 どうも御苦労さまでした。





△午前11時37分閉会