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宮城県 石巻市

平成21年 第4回 定例会 12月21日−一般質問・委員長報告・質疑・採決−07号




平成21年 第4回 定例会 − 12月21日−一般質問・委員長報告・質疑・採決−07号







平成21年 第4回 定例会





  平成21年石巻市議会第4回定例会会議録(第7号)
                                          
 議事日程第7号
  平成21年12月21日(月曜日)午後10時開議
 第1 会議録署名議員の指名                               
 第2 一般質問                                     
 第3 請願について                                   
 第4 第149号議案暴力団の利益となる公の施設の使用等の制限に関する条例        
 第5 第150号議案石巻市視聴覚センター条例                      
 第6 第151号議案石巻市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部
           を改正する条例                           
 第7 第152号議案石巻市駅前立体駐車場の使用料に関する条例の一部を改正する条例    
 第8 第153号議案石巻市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例           
 第9 第154号議案石巻市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例      
 第10 第155号議案石巻市農村公園等条例の一部を改正する条例              
 第11 第156号議案石巻市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例        
 第12 第157号議案平成21年度石巻市一般会計補正予算(第13号)           
 第13 第158号議案平成21年度石巻市診療所事業特別会計補正予算(第3号)       
 第14 第159号議案平成21年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)      
 第15 第160号議案平成21年度石巻市病院事業会計補正予算(第5号)          
 第16 第161号議案指定管理者の指定について(石巻市牡鹿表浜センター)         
 第17 第162号議案指定管理者の指定について(石巻市道の駅「上品の郷」)        
 第18 第163号議案指定管理者の指定について(石巻市サン・ファン・バウティスタパーク) 
 第19 第169号議案平成21年度石巻市一般会計補正予算(第14号)           
 第20 第170号議案工事請負契約の一部変更について(門脇中学校屋内運動場建設工事)   
 第21 第171号議案工事請負契約の一部変更について(西流下釜雨水幹線築造工事)     
 第22 第172号議案工事請負契約の一部変更について(新庁舎改修その1工事)       
 第23 第173号議案工事請負契約の一部変更について(新庁舎改修機械設備その1工事)   
 第24 第174号議案工事請負契約の一部変更について(新庁舎改修その2工事)       
 第25 第175号議案工事請負契約の一部変更について(新庁舎改修電気設備その2工事)   
 第26 第176号議案石巻地区広域行政事務組合の共同処理する事務の変更及び規約の変更に伴う
           財産処分について                          
 第27 第177号議案視聴覚センターに関する事務の受託に関する協議について        
 第28 第178号議案視聴覚センターに関する事務の受託に関する協議について        
 第29 第179号議案人権擁護委員候補者を推薦するにつき意見を求めることについて     
 第30 委員会提出議案第5号改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書          
 第31 委員会提出議案第6号社会的セーフティネットの拡充に関する意見書          
 閉 会                                         
                                          
本日の会議に付した事件
 議事日程のとおり
                                          
出席議員(34名)
   1番  今  村  正  誼  議員    2番  黒  須  光  男  議員
   3番  阿  部  仁  州  議員    4番  ?  橋  左  文  議員
   5番  阿  部  純  孝  議員    6番  青  山  久  栄  議員
   7番  大  森  秀  一  議員    8番  ?  橋  栄  一  議員
   9番  近  藤     孝  議員   10番  阿  部  久  一  議員
  11番  阿  部  欽 一 郎  議員   12番  松  川  惠  一  議員
  13番  菅  野  昭  雄  議員   14番  堀  川  禎  則  議員
  15番  渡  辺  拓  朗  議員   16番  丹  野     清  議員
  17番  千  田  直  人  議員   18番  阿  部  和  芳  議員
  19番  阿  部  政  昭  議員   20番  三  浦  一  敏  議員
  21番  水  澤  冨 士 江  議員   22番  安  倍  太  郎  議員
  23番  石  森  市  雄  議員   24番  ?  橋  健  治  議員
  25番  黒  澤  和  雄  議員   26番  伊  藤  啓  二  議員
  27番  櫻  田  誠  子  議員   28番  長  倉  利  一  議員
  29番  森  山  行  輝  議員   30番  後  藤  兼  位  議員
  31番  西  條  正  昭  議員   32番  大  槻  幹  夫  議員
  33番  ?  橋  誠  志  議員   34番  庄  司  慈  明  議員
欠席議員(なし)
                                          
説明のため出席した者
 亀  山     紘  市  長       北  村  悦  朗  副 市 長

 綿  引  雄  一  教 育 長       伊  勢  秀  雄  病院局長
                                    兼病院局
                                    石巻市立
                                    病 院 長
 植  松     守  総務部長       大  槻  英  夫  企画部長
                                    兼 マ ニ
                                    フェスト
                                    推進室長

 今  野  秀  夫  河北総合       高  橋  重  光  雄勝総合
             支 所 長                   支 所 長

 松  本  秀  一  河南総合       三  浦  宏  一  桃生総合
             支 所 長                   支 所 長

 阿  部  喜  治  北上総合       阿  部     勉  牡鹿総合
             支 所 長                   支 所 長

 齋  藤  義  信  生活環境       佐  藤     章  保健福祉
             部  長                   部  長

 西  村  洋  一  産業部長       櫻  田  公  二  建設部長

 熊  谷     徹  教育部長       菅  原  秀  幸  病院局事
                                    務部長兼
                                    病院局石
                                    巻市立病
                                    院事務部
                                    門事務長

 阿  部  敏  一  会  計
             管 理 者

                                          
事務局職員出席者
 新  妻  周  俊  事務局長       細  目  恵  寿  事 務 局
                                    次  長

 吉  本  貴  徳  主  幹       佐  藤  真  一  主  査
 横  山  和  彦  主  査       千  葉  教  正  主  査





                                          



△午前10時開議



○議長(阿部仁州議員) ただいまから本日の会議を開きます。欠席通告議員はありません。

 本日の議事は、日程第7号をもって進めます。

                                          



△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(阿部仁州議員) 日程第1会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員に15番渡辺拓朗議員、16番丹野清議員、17番千田直人議員、以上3議員を指名いたします。

                                          



△日程第2 一般質問



○議長(阿部仁州議員) 次に、日程第2一般質問であります。18日に引き続き一般質問を行います。質問は前者と重複しないよう願います。なお、申し合わせによりあらかじめ発言時間の制限をいたします。発言時間は、18日と同様、答弁を含めず1人30分以内といたしますが、質問回数は制限いたしません。総務部長。



◎植松守総務部長 一般質問に入ります前に、18日の本会議の中における一般質問において、阿部純孝議員のほうから指摘ございました前部長と今回私のほうの答弁の一貫性がないということについての当局としての見解を申し述べます。

 特別職の滞納等における答弁について、前部長の答弁と一貫性がないという御意見についてお答えいたします。そもそも地方公務員法第34条第1項において、職員は職務上知り得た秘密を漏らしてはならないとされております。また、特別法である地方税法においては、特に税務職員の職務内容の特殊性から秘密の保持についての規定がございます。

 今回問題となりました滞納額や人数につきましては、市全域における滞納額や人数については、これを公表することができますが、特定の個人が識別され、あるいは識別され得る状況下において、その可能性を持った情報は、納税者の利益の保護の観点から公表できないものであります。そのような個人情報は、地方自治法に基づく百条委員会などの場合は別として、通常の議会審議においては開示すべきではない旨の旧自治省からの通知がございます。したがいまして、答弁の一貫性ということにつきましては、平成21年第1回定例会等の議会答弁が不適切であったと解されますので、これを保つことはできず、以後においても同様の措置をとることといたしたいと存じます。

   〔2番黒須光男議員「議事進行、議長」と呼ぶ〕



○議長(阿部仁州議員) このことについては、18日の問題でありますので、控えていただきます。(2番黒須光男議員「なんだって。これは看過できない問題じゃないか、議長」と呼ぶ)これは、ちょっと座ってください。(2番黒須光男議員「どういう理論か説明してください、議長。どういう、日程が、18日の説明で、今一方的に総務部長から話があったんですよ。それに対して議員が質問もできないということはあり得ないでしょう。どうですか、これは。こんな議会運営がありますか、議長。どこで習ってきたんですか、教えてください」と呼ぶ)これはですね……。一般質問を行います。34番庄司慈明議員の質問を許します。34番。

   〔34番庄司慈明議員登壇〕



◆34番(庄司慈明議員) 通告書に従い、一般質問を行います。その前に、議長にお許しをいただきたいと存じます。この書類の配付のことです。



○議長(阿部仁州議員) はい、わかりました。

   〔資料配付〕



◆34番(庄司慈明議員) 本年、2009年9月30日にマーシャル諸島で発生した台風18号は、10月7日、日本列島に接近。8日早朝、愛知県知多半島から2年ぶりに上陸し、本州中央を北東に縦断し、その日の午後5時、石巻から太平洋に抜けました。石巻では、最大瞬間風速31.9メートルを観測し、北上川増水による冠水、雄勝、渡波、市内中心部、住吉、門脇、湊などにおける床上、床下浸水、強風による建物倒壊、須江、鹿又などの停電、仙石線、石巻線の一部運休、離島航路の欠航、道路の通行どめや片道通行等、市域全体につめ跡を残しました。特に雄勝地区での250ミリメートルを超えた雨量は、浸水被害に加え、がけ崩れと猛威を振るい、こんな被害は初めてだと、古くから雄勝にお住まいの方のコメントが伝わってきました。被害に遭われた市民の皆さんに心からのお見舞いを申し上げます。

 また、その復旧作業の御苦労の大きさも感じています。市民の皆さんのその御苦労を考えたとき、今度の被災から何を学ぶのかが大切と考えます。また再び確実に襲ってくる台風被害を最小限度に食いとめるために、今回の市全体の防災行動の教訓を導き出すことが、自然の前に無力だけれども、私たちができる最小限度のことだと思うのです。

 そこで、第1に台風18号の被災状況について伺います。

 第2に、旧石巻市と各総合支所での市職員の奮闘ぶりと今後に生かす教訓をどのようにとらえているか伺います。

 第3に、市民の方々の奮闘ぶりと寄せられた御意見はどのようなものでしたでしょうか。

 第4に、市民と行政の協働の視点から学ぶべき教訓はなかったでしょうか、伺います。

 第5に、その他当局が考える教訓についてただすものです。

 さらに、もっと大きな被害をもたらすであろう宮城県沖地震では、避難所が必要になる可能性があります。混乱する災害時ではなく、平時に市民とそのありようを議論することが重要と考え、市当局が考える避難所のありようを伺います。

 次に、市民の安全、安心を実現する立場から、牧山奥地保安林保全緊急対策事業についてです。今大きく言えば牧山の、具体で言えば大門崎山、町裏山などの治山事業が進行しています。市民生活の安心感を醸成する大切な工事と理解しますが、この県事業の計画全体の内容を伺います。

 いま一度、防災について私の思いを述べたいと思います。今抽象論ではなく、具体論で防災活動における協働の中身を提起してほしいと思います。そのとき大切なことは、市が行政としてこれだけのことをやっているということをはっきり言えることと考えます。しかし、寸断できない日常業務との兼ね合いの中で、また市民の共助があってこそ災害は乗り切れることができるのであって、だからこそぜひ協働をという確信に満ちた訴えをなすことが重要と考えるものです。今後も短い周期で確実に襲ってくる風水害。災い転じて福となす。災害という、時には人命をも失うというつらい災いの中で、我々はどこに福を見つけることができるのか。それは、市民と行政がともに災害と戦いながら、お互いの信頼関係、お互いの協働関係を構築できれば、そこに福があると考えるものです。

 以上、壇上での質問といたします。

   〔亀山紘市長登壇〕



◎亀山紘市長 おはようございます。庄司議員の御質問にお答えいたします。

 初めに、台風18号の被災状況についてでありますが、超大型の台風が本土に上陸し、全国各地に多くの被害をもたらしました。本市においても台風接近による暴風雨により、住家被害や土砂崩れが市内各地で発生し、住家の一部損壊15棟、床上浸水19棟、床下浸水185棟、避難指示2世帯4人、避難勧告2世帯4人、自主避難18世帯20人となりました。被害額では、道路関係で約1億4,000万円、産業関係で漁港被害が約970万円、農作物被害が約3,000万円、林道被害が約7,600万円、農道や排水路関係で約4,000万円となっており、市全体では約3億円の被害額となったところであります。

 次に、職員の奮闘と今後に生かす教訓についてでありますが、まず職員の対応としては、備蓄していた土のう2,000袋では不足すると判断し、新たに2,500袋をつくり、要請を受けた高齢者の方やひとり住まいの方々の自宅まで配達するとともに、直接とりに来た方々への配布を行いました。また、パトロールを強化して被害状況の把握に努め、土のう設置場所の特定や通行どめ、倒木、土砂の撤去等の各種対策を迅速に行ったり、台風が過ぎ去った後も被災された方々への復旧対応に当たりました。今回の台風襲来による教訓といたしましては、冠水対策として土のうの事前準備が重要であることを再認識したところであり、早速土のう7,000袋を作成し、備蓄分として補充を図っております。

 次に、市民の奮闘と寄せられた御意見についてでありますが、災害初動期には自主防災組織といった共助による地域防災力が重要となります。今回の台風においては、土砂が流入した家屋から地域住民の皆様が協力して高齢世帯夫婦を救出していただいたり、被災した家屋から家財道具を搬出したり、避難場所への誘導、要援護者の安否確認といった対応にも協力いただきました。住民の皆様からは、土のうの配達が遅かったことや配布数量が足りないこと、車の通行のたびに道路にあふれた水が住宅に浸水するので、通行規制を行ってほしい等の御意見をいただきました。これらの意見を踏まえまして、今後の対応に遺漏がないよう体制の確立に努めてまいりたいと考えております。

 次に、市民と行政との協働の視点から学ぶべき教訓についてでありますが、災害時における協働の意義が改めて確認されましたのは、平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災のときであります。本市におきましても、この震災を契機として住民の皆様が行政とともに地域の問題解決に向けて取り組む協働の意義を再認識し、地域全体の連帯が不可欠であるという観点から、自助、共助、公助による安全、安心なまちづくりを推進したところであります。今回の台風18号の対応におきましても、住民の皆様より土のうの運搬や土のう積みに協力いただいておりますが、さらなる効果を上げるためには、ふだんから行政と市民、企業が地域の防災に関する情報や認識を共有し、事前に協力関係づくりや対策を進めておく必要があると考えております。今後もあらゆる機会を利用して、災害時における市民と行政との協働のあり方を具体的に提起しながら、地域における防災意識の理解と認識を深めていただくことが重要であると考えております。

 次に、その他当局が考える教訓についてでありますが、第1点目といたしましては、災害対策本部が災害に的確に対応するために、正確な情報を迅速に収集し、分析することの重要性を再認識したことであります。今回局地的に被害が拡大した地域では、職員が現場の対応に追われ、詳細な情報を災害対策本部に逐次報告できない状況となり、災害対策本部といたしましては、災害初期の時点で応援部隊派遣、土のう準備等の判断ができませんでした。今後は、災害時の職員配備体制も含め、地域の災害情報を災害対策本部に速やかに報告できる体制を構築する必要があります。

 第2点目といたしましては、職員全員が災害時の役割を日ごろから認識することの重要性であります。日ごろから災害時における自分の役割をシミュレーションして、能動的に行動するよう自己啓発をする必要があり、マニュアルの整備の強化を進めてまいりたいと存じます。

 第3点目といたしましては、夜間、休日における総合支所の動員体制の強化であります。地震のような、いつ発生するかわからない災害が発生した場合の初動態勢を確立するため、地元居住職員が総合支所に参集し、災害緊急初動対応活動に従事する配備体制としたところであります。今後も総合支所の災害対策機能が低下することのないよう、防災体制の維持に努めてまいりたいと考えております。

 次に、当局が考える避難所のありようについてでありますが、大災害時においては、避難所の開設は必至であり、スムーズな開設とその運営は非常に重要であります。市全域に避難所を開設するような災害となりました場合には、特に災害時要援護者の方々に対する医療救護体制を医師会や薬剤師会の協力を得て充実するほか、福祉避難所というような、身体状況を勘案した避難所運営や精神的ケア、生活再建支援策を含めた生活相談の充実も大切と思っております。避難所の運営に当たりましては、避難住民皆様の御協力をいただきながら運営していくことが必要不可欠と考えますので、平時から住民の皆様に対し、出前講座や自主防災訓練時等において、避難所における住民の役割を認識していただくよう啓発に努めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。

 なお、牧山奥地保安林保全緊急対策事業につきましては、産業部長から答弁いたしますので、御了承願います。



◎西村洋一産業部長 私から、牧山奥地保安林保全緊急対策事業についてお答えいたします。

 本事業は、宮城県の事業として平成17年度に事業着手され、町裏山、大門崎山、隠里山地区の落石防止対策や牧山地区の保安林機能保全のための間伐等を実施することといたしております。昨年度までに町裏山地区の落石防止工約8,500平方メートル、大門崎山地区ののり枠工約1,200平方メートル、落石防護網工約1,600平方メートル、牧山地区の間伐約10ヘクタールなどを実施しており、このうち大門崎山、牧山地区については今年度中に事業完成の見込みとなっております。

 今後の事業計画についてでありますが、現在町裏山、隠里山地区の落石防止工事等の調査、設計業務を実施中とのことであり、その調査結果に基づき、継続して事業を行い、平成28年度には事業が完了する見込みとのことでありますので、御理解を賜りたいと存じます。



◆34番(庄司慈明議員) まず、総務部長にお伺いいたしますけれども、避難所からいきたいと思います。

 今の避難所と市民との関係でいいますと、避難所がここにあるよ、ここにあるよというのはみんな大体わかっているけれども、自分がどこの避難所に行けばいいのだということがなかなか特定されないというか、認識が薄いのではないかという思いをいたすのですが、今のホームページなども見ても、この地域にはこういう避難所がありますという紹介はあるのですが、この地域の人はここに行ってくださいという指示は要らないのでしょうか。



◎植松守総務部長 今のお話ですけれども、ホームページにはもちろん避難所の一覧も載せてありますし、今御指摘いただいたように、例えばその地区にお住まいになっている方がどこの避難所に行ったらいいかということについては、各世帯に災害時のそういうパンフレットも出していますので、そこを見れば、例えば湊のどこどこ地区ならば、どこどこに行ってくださいと、あなたの地区の避難所はここですよと、そういうのはもう既に各世帯には配布しております。



◆34番(庄司慈明議員) そうですか。私の認識はなかったものですから、私がちょっと認識不足なのか、それともその御案内が市民に徹底していないのか、よくわかりませんけれども、いずれどこに行くということが基本的には特定されていないと、町内会などでの安否確認が非常にしにくいということがあるわけですよね。そんな思いを持ちながら、この石巻市避難所開設運営マニュアルというものを、私この質問を契機に読みました。これは、保健福祉部の保護課が中心となってつくったものですが、大変によくできているなと、全体としてよくでき上がっているなと感じました。組織図などがこの中にあればいいのになというような思いで、私案をつくって先ほどお配りしたわけなのです。でも、文章として成文化するのは大変なことだったろうなという思いをいたしますし、大きな評価をしつつも、改善点も感じたので、議論をしていきたいというように思います。

 総務部長にまたお伺いいたしますが、災害が起きたときに、石巻市あるいは警察署などが市民に対していろんな指示出すということで、その指示の重さというものがなかなか私などには伝わってこないのですが、この際ちょっと明確にしていただけませんでしょうか。



◎植松守総務部長 まず私のほうでは、そういう災害時に例えば水害で危険が差し迫っているという、そういう情報が入った場合に、災害準備情報、それから避難勧告、それから避難指示というような使い分けをまずしております。

 それで、今指摘ありましたように、そういう具体的な明確な区分ということですけれども、避難準備情報、これは差し迫る危険回避のための避難をそろそろしてくださいよと、そういう準備に入ってくださいよというその対象地区に対する呼びかけでございます。それから、避難勧告は、避難のためにそこを立ち退いてくださいという、そういう勧告になります。それから、避難の指示は、具体的にそこを立ち退きなさいと、立ち退いてくださいという、そういう指示を出しております。そういうふうな区分に私どもは使っております。



◆34番(庄司慈明議員) それとか、あるいは自主的に避難をしたという先ほどの御説明もありましたけれども、そういう避難をせざるを得ない状況になったとき、次のステージは避難所であるということですね。

 私今から質問する大前提としては、宮城県沖地震が起きたということをイメージしながらお答えいただきたいと思うのですけれども、先ほど皆さんにお配りいたしました実際避難所が開設されるという場合の説明なのですけれども、大変に恐縮ですが、ちょっと時間の関係上、保健福祉部長、もし私のこの表に誤りがあれば、それを指摘していただきながら、どうやって避難所は開設に至るのかというところ、御説明をお願いしたいと思います。



◎佐藤章保健福祉部長 それでは、私のほうからただいま庄司議員のほうから配付されましたこの図に基づいて、それとあと私のほうで作成しております避難所開設運営マニュアル、この辺の内容について説明させていただきたいと思います。

 まず、避難所開設役割表というふうなことで、これは災害の初動期における避難所開設といったことでございます。それで、避難所開設運営責任者というふうなことでございまして、これは第1順位、市担当者(運営マニュアル精通者)というふうにございますが、この避難所の開設運営の責任者につきましては、原則として市の担当者、これは具体的には避難収容範囲といったことで、災対の保健福祉部の職員が当たるといった内容でございます。次に、第2順位、施設管理者、第1の者が不在で緊急な場合というふうなことでございますが、これは避難所となる施設の管理者、例えば学校の場合ですと学校の教職員、あるいは公共施設の場合はその施設の職員等を指すわけでございます。それで、市職員が不在で、かつ緊急の場合は施設管理者がその役割を補完するといった部分でございます。それから、第3順位、避難所リーダー、これ第1、第2の者が不在で緊急の場合ということですが、避難所を開設する際に、避難者を代表する方で、避難した町内会あるいは自治会等の会長などの役員の方々でございます。これは、市担当者あるいはその施設管理者がともに不在であって、かつ緊急の場合は避難所リーダーがこのマニュアルに基づきまして業務を実施するといったことでございます。

 次のページ、ごらんいただきたいと思います。実際開設時の手順といったことでございますが、?、施設内の安全確認といったことで、これは避難所に開設する際のマニュアルにはチェックリストございますので、そのチェックリストに基づいて進めていただくということです。イとして、これが終わるまで建物には入れませんというふうなことで、この施設に危険性が感じられた場合には建築物応急危険度判定士、これはうちのほうの職員13名、建築課のほうにございますけれども、こちらの派遣を災害対策本部のほうに要請して判定していただくというふうなことでございます。ロとして、青色のシートが安全ですとなっていますが、これは実際は緑色でございまして、緑の場合は大丈夫、安全だと。それで黄色、赤につきましては、これは危険性があるというふうなことでございます。判定された結果をこの緑色のシートあるいは黄色、赤シートということで、住民の方々の目の届くところに表示するということでございます。それから、ハとして、必要に応じて屋外退避用テントを設置しますということで、屋内退避が不可能な場合など、こういった屋外退避用のテントを設置するということでございます。それから、ニの立入禁止の部屋、スペースがありますということですが、いわゆる避難所そのもの全部を開放するというものではなくて、避難所を運営するための共通サービスが必要となる部屋あるいはスペース、これを確保しなければいけないと。これは、例えば避難所の本部、こういった本部を設置する場所等を指すわけでございます。それから、?でございますが、避難所共通ルールの掲示、これは必ずお守りくださいというようなことでございますが、避難所での生活を少しでも過ごしやすくするために、避難所の共通理解ルールを避難所の出入り口など目立つ場所に掲示して、避難された方々に周知を図るといったことでございます。それから、?、避難所名簿の作成、これは必ず記載していただくと。それから、?、避難者で組を編成し、物資配給等の基礎組織としますと、これは後ほど説明させていただきたいと思います。それから、5番目、食糧等の配給、全員に配給できるまで我慢してくださいというようなことでございますけれども、これは食糧とか水の配給につきまして公平性が確保できない場合は、全員に配給できるようになるまで原則として配給しないというふうなことでございます。

 次のページをごらんいただきたいと思います。避難所生活役割表というようなことでございますが、まず下のほうからまいります。(34番庄司慈明議員「わかりました」と呼ぶ)よろしいですか、いいですか。



◆34番(庄司慈明議員) 今の避難所生活というのは、実際生活に入った場合です。その開設に至るまでの私の疑問というところで、一回ここで切らせていただきたいと思った次第です。

 マニュアルには、特段に市担当者が運営マニュアルに精通しているということが書いてあるわけではないのですけれども、あえてこのように書きました。というのは、当然にやっぱりつくった主体である市職員がその建物の安全を確認するとか、あるいは先ほど来説明があった内容の事務執行をするという意味でいうと、当然に精通者でなければならないという思いを持つからなのですが、この辺はそういう私の理解ということで、部長、よろしいでしょうか。



◎佐藤章保健福祉部長 ただいまお話がありましたように、私どもの災対保健福祉部の担当職員が当たるといったことで、そのとおりかと思います。



◆34番(庄司慈明議員) 実際このように先ほど説明があったように、災害が起きてもすぐその避難所は開設されるわけではありません。その場所が、その施設が安全であるか否かについて、いわゆる専門家ではないけれども、この責任者がマニュアルに従って判定をして、そして入れるという判断をして初めて皆さんが入る、かつそこには入れないスペースもあるというような状態です。

 この第1順位のマニュアルに精通した市担当者がすぐ来ればよろしいのだけれども、来れない場合には施設の管理者、あるいは防災リーダーという町内会の方ということになっていくということですよね。したがって、教育部長にお伺いしたいのですけれども、この辺で多くの学校が、ほとんどと言っていいのでしょうか、避難所に指定されていると。そういう中で、施設管理者の方と思われる方々がどれだけこの運営マニュアルというものを周知していらっしゃるでしょうか。



◎熊谷徹教育部長 お答えします。

 地域防災計画によりまして、教育委員会で管理しております学校、社会教育施設、それから体育施設につきましては、避難所ということで指定されてございますので、学校の校長先生を初め避難所という意識はお持ちなのかなと。ただ、災害によって避難所の開設につきましてもいろいろと、例えば津波とかの対応が違いますので、その辺の意識は若干違うのかなというような感じはいたします。



◆34番(庄司慈明議員) それは、うちが施設になっていて、自分が責任を持たないといけないということは認識されていると思うのです。問題は、この運営マニュアルについての認識についてお伺いしているのです。



◎熊谷徹教育部長 お答えします。

 学校では、このマニュアルにつきましては詳しくはわからないのかなと。保健福祉部のほうの担当の職員が行って指示、それから教育委員会のほうでも電話等で協力体制をとれという程度だと思っています。



◆34番(庄司慈明議員) 企画部長にお伺いしたいと思いますが、その次のいわば第3順位の地域リーダーと、町内会の会長さんやら自主防災組織の会長さんやらということがイメージされるわけなのですけれども、この方々が運営マニュアルへの接近というのは実際できていらっしゃるという思いを持たれているでしょうか。



◎大槻英夫企画部長 私のほうでは、そういった住民等々の団体事務を担当しているわけでございますが、確かに自主防災組織を結成されているところの町内会長さん等々の方々は理解はしているかと思いますが、それ以外の町内会等におきましては、果たしてそこまで熟知しているかといいますと、ちょっと疑問はあるかと思います。



◆34番(庄司慈明議員) 時期的にもそれは無理のないことでもあるのです。この運営マニュアルは、平成20年につくられたものでもありますので、そして確かに自主防災組織をつくられている方々の意識はそうでない地域よりも高いかもしれませんが、しかし基本的には自分たちが起こした火をどのようにして消すかとか、あるいはどのように地震から身を守るかとかという部分にほとんどの関心事は行っておりまして、自分がリーダーとして責任を持って避難所を開設するという認識をお持ちの方というのは、本当に薄いのではないかというように私は思うのです。したがって、このマニュアルの、いわば周知徹底ということが私たちの一つの課題だなというように思うのですが、総務部長、この辺の判断はどうでしょうか。



◎植松守総務部長 お答えいたします。

 避難所運営マニュアルということで、平成20年につくってまだ間もないということもあります。それから、自主防災組織の、結果的には最初は役所のほう、第一義的にはその施設管理者であります人が当然学校のさまざまな先生方が避難所のかぎをまずあけなければどうにもならないのですけれども、それをまず第一義的に考えた場合にも、今指摘ありましたように今後避難所の運営マニュアルそのものをその町内会長さん、それからあと学校の施設の管理者、それから自主防災組織の方々が、実際にそこを使う方々がそこまで詳しく目を通しているかというと、そこまではまだ恐らく多分いっていないだろうと思います。ただ、今後想定、宮城県沖地震が近い将来必ず起きるわけですので、それらについては、例えば自主防災組織の組織率でも本庁では7割以上はいっていますけれども、まだまだ組織率が低いという地区もございます。そういう中で、やはりまず自分たちのことは自分たちで守るという、そういう自主防災組織をまず一つ一つ丁寧に立ち上げていただいて、その中で消防団等の方々とも御協力いただきながら、自分の地区のそういう防災、それからあと、これは天災は防ぎようがないですけれども、そういう災害に遭ったときの避難所での具体的にどういうふうな、そこで多分長時間過ごさなくてはならないようになると思いますので、従来のようにただ青いシートを体育館に敷いて、そこで皆ずらっとというわけにはいきませんし、やはりそういうプライバシーも守らなくてはなりませんし、それからそういう高齢者の方々、介護の必要な方々の避難も出てきますので、それらも含めてマニュアルについては、よく我々自身も含めてきちっと読んで理解をして把握しておかなくてはならないと、このようには考えております。



◆34番(庄司慈明議員) この運営マニュアルでは、あるところにこう書いてあるのです。市担当者は、バディシステム、2人1組体制で臨むというのが望ましいという旨の記載があるわけなのです。その場合に、市の職員ですらそういうことなのですから、施設管理者あるいは防災リーダーと言われる方々も、その地域にお一人、何があっても大丈夫なようにと言うとちょっと失礼な言い方かもしれませんが、災害ですから、そういう前提含めて複数で体制をとっていくということは、この開設責任者は皆に共通する問題ではないかなと思いますが、部長、いかがでしょうか。



◎佐藤章保健福祉部長 確かに一人での対応というのは困難でございますので、当然2人体制というようなことを今想定してやっているわけです。ただ、マニュアルの中では市内全域での発生というわけではなくて、一部限られた地域での想定といった内容で策定してあります。



◆34番(庄司慈明議員) それで、この次のお話なのですけれども、この建物が大丈夫であるか否かは、ちょっと私が間違えましたが、青色と書いてしまいましたが、緑色です。赤信号、青信号とすっかり思い込んでしまいまして、緑色と黄色と赤があって、緑色がもう検査済みで大丈夫だよと、黄色はちょっと不安だよと、赤は入ってはだめですよと。よく災害で民家にも入ってくださる方々なわけですけれども、そういう方々の判断が黄色の場合には初期ですよ、初期。始まった、開設しようか、できるかできないかの判断をするときの業務としてあるわけです。そのときには、この運営マニュアルによれば、地震発生後の被災、避難所施設被害状況チェックリストというものがこのマニュアルにはありまして、それを使って、第1に市の担当者、その方がいらっしゃらなくて、かつ緊急であれば施設管理者、その方々がいなくて、かつ緊急であれば避難所リーダーと言われる方が判断することになっているわけです。それは、初めて見る人は当然にできないことですし、知識をそれなりに持っていなければその判断することはできない。ずぶの素人に安全性の判断を任せるわけにはいかないということなわけですけれども、この辺の養成というのは実際上はどのようになっているでしょうか。これは、保健福祉部長ですよね。



◎佐藤章保健福祉部長 実際建物が大丈夫かどうかの判断につきましては、先ほどもちょっと御説明申し上げましたように、建築物応急危険度判定士といった資格を持っている職員がおりますので、この職員が判断するといったことになります。



◆34番(庄司慈明議員) それはそうなのです。それは、黄色という判断が出たものは、本部にこういう人を出してくださいというように要請するわけですよ。でも、自分は緑色だと思ったのだけれども、実際はしかし危なっかしいということがあり得るわけですよね。専門家が来る前に素人が判断して、避難者たちを入れると。そして、二次災害が起きてしまったりしたら、最も大変なことになるわけで、そうすると私たちは今やらなければならないのは、そういうずぶの素人でもまず判断基準はこういうことですよということの養成をしないといけないと。その実態についてお伺いしているということです。



◎佐藤章保健福祉部長 実際のところ、この判定士の資格のない職員については、まず素人でございますので、私どもの保健福祉部の職員が第一義的には現場のほうに急行するというようなことになりますので、その辺はこれから研修等を深めて、そういった間違いのないような判断ができるようにしてまいりたいと思います。



◆34番(庄司慈明議員) そうなのですね。建設部長にお伺いしますけれども、ちょっと出たこの判定士、正式には建築物応急危険度判定士というのでしょうか。これはどういう仕組みで、どういう方々がその資格を取得することが可能なのでしょうか。



◎櫻田公二建設部長 県のほうのマニュアルがございまして、講習等を受けまして資格を得るということで、現在建築課のほうで13名取得しております。



◆34番(庄司慈明議員) でも、それは私みたいなずぶの素人が一回こっきり、あるいは二、三回の講習を受けるわけではなくて、1級、2級の建築士や土木、木造建築士ですか、そういう方々のもう既に資格を持っている人たちという理解でいいのですよね。



◎櫻田公二建設部長 それだけでなくて、もっといろんな資格があるのですけれども、そういう経験があるということに限られております。



◆34番(庄司慈明議員) 石巻地方では、県に聞いたところ、この判定士は90人いるそうです。全体で石巻に住所を持っている人は。でも、全体として二千何人のうち、石巻地方に90人というのは割合は非常に少ないのですね。したがって、この登録の推進というのがまた一定必要になってくると思いますが、建設部長、そういう判定士の資格を県から受けるという可能性を持っている人たちというのはこの辺には随分いるという認識でいいのですか。



◎櫻田公二建設部長 今の土地家屋調査士とか、それから建築士事務所なんかを持っている方々ですか、そういうのはほとんど登録しております。



◆34番(庄司慈明議員) でも、90人ですから、もっと可能性は広がるということですよね。



◎櫻田公二建設部長 広げたいと思います。



◆34番(庄司慈明議員) ぜひそのようにもしていただきたいと思います。

 ちょっと先ほどお渡しした右下のほうにページ数が打っておりますので、2枚目、2ページ目の?、避難所共通ルールというものがありました。避難所共通ルールというのがありまして、それを掲示するということになっているのですけれども、その後に前後の脈絡なくこう書いてあるのです。全然説明ないのですよ。ほかの文章があって、終わって、「また、避難所では利用する部屋の移動を定期的に行います」、何なんだろうなと私は思ったのですけれども、この書いてある意味というのはどういうものなのでしょうか。



◎佐藤章保健福祉部長 例えば学校ですと、学校の授業によって、今避難所に当てられている場所が授業のために避難所として使われなくなる場合とか、そういった場合ございますので、移動も当然想定されますので、その際にはきちんと避難されている方々に周知徹底を図ると、説明をするといったことでございます。



◆34番(庄司慈明議員) そうであれば、結論、結果だけを言うのでなくて、こういう理由で動きますよということをルールを表示するときには書かないと、納得して人が動けば文句も言わないし、災害時ですから、やっぱり必要最低限の説明は必要だと思うのです。したがって、ここの部分の改善なども私は感じたのですが、いかがでしょうか。



◎佐藤章保健福祉部長 確かに御指摘いただいたように、きちんとした理由を付すると、それをすることによって避難されている方々にもきちんと理解をしていただいて、移動等についてもスムーズに行えるといったことが考えられますので、その辺は御指摘いただいたように充実させていきたいと思います。



◆34番(庄司慈明議員) この2ページ目の?のハ、屋外退避用テントというのがあるのですけれども、これって普通のテントなのですよね。そして、そこの避難所に必ずあるのでしょうか。



◎佐藤章保健福祉部長 ここでの避難用テントなのですけれども、これは例えば今学校等で運動会とか、そういったものに利用されている、そういったテントを想定したものでございます。



◆34番(庄司慈明議員) あと思ったのですが、この大きさのA4の、この中に共通理解ルールなるもののひな形が書いてあるわけですよね。これを張りますというのですけれども、これ張ってもほとんど見えない。むしろ平時の今にこれをもっと大きく、ちゃんとだれでも見えるように、あるいはどこでも使う、トイレの使い方の注意というか、自分が汚したら、やっぱり自分で整理してくださいよと。災害時ですから、とにかく次の人、次の人と使うわけですから、トイレも。そういう当たり前のことをこの平時に大きくポスターみたいにつくってしまっておくということ、必要ではありませんか。



◎佐藤章保健福祉部長 確かにそのとおりでございまして、事前に準備のできるものについては準備してまいりたいと思います。



◆34番(庄司慈明議員) 今使いました1ページ目、2ページ目のこの資料も私は率直に言って、こんなものはどうでもいいのですけれども    この中身は大切ですよ。例えばこういうものを大きく張り紙にしてちゃんと出すと、すぐにみんながわかるようにする。ごたごたしないで、すぐ出せるようにする。例えば来た人は、自分はここに来たけれども、だれの指示に従えばいいのだ、だれがここの地域、この避難所のリーダーなのだということをすぐわかったほうが人の心は落ちつきますよね。そして、この人たちは何をしようとするのだと、何で今この部屋に入らせてくれないのだということもわかる必要がある。市民はわかれば納得するし、わからないと不満にもなる。市への不信感にもなるということだと思うのです。したがって、例えば?の施設内の安全確認、これが終わらなければだめなのです、入れないのです。この建物が安全かどうか今検査していますからというのをこれを読めば大体の人は推測もするということがありますし、あるいは立入禁止のスペースがあるのだと。ああ、そうか、何でもかんでも入っていいのではないのだなということをわかってもらう。あるいは共通ルール、ああ、こういうものがあるのだということもわかるように、必ず守ってくださいよという思いを込めて、ここにみんなに知らしめる。名簿は、やっぱり避難所でだれがいて、だれがいないのか、その出入りをちゃんとチェックしないと安否の確認はとれないのですということをわかってもらう。あるいは食料だって、腹減っていれば人間いら立ちますし、何であそこにあるのに、おれたちには配らないのだという、やっぱり不平、不満のもとになる。これを大きな紙にもう現段階でこの平時のときにつくっておくということも私はぜひ必要だと思いますが、いかがでしょうか。



◎佐藤章保健福祉部長 先ほど申し上げましたように、こういったマニュアルを作成しまして、事前に準備できるものはかなりありますので、その辺は早い段階で準備させていただくと。それで、今いろいろ御指摘いただきましたけれども、当日にならないとわからない点もあるわけでございまして、それはそれなりにその時点で対応すると。できるものについては、平時の段階で準備させていただくというふうに心がけていきたいと思います。



◆34番(庄司慈明議員) さて、初動期というのが過ぎて、1日目が過ぎて、本格的にそこで暮らし始めるわけです。最初に、3ページ目の避難所運営委員会というものの立ち上げが必要になります。それには、当然に規約が必要になります。この規約案については、運営マニュアルには載っているのだけれども、やっぱり事前に、平時に地域の市担当者あるいは施設管理者、避難所リーダーとなるであろう人たちと話し合って定めておくべきです、もう規約なんていうものは。いかがでしょうか。



◎佐藤章保健福祉部長 そのとおりだと思います。



◆34番(庄司慈明議員) 大変に恐れ入りますが、この避難所生活役割表の御説明を部長、またお願いしてよろしいでしょうか。



◎佐藤章保健福祉部長 それでは、先ほどの資料の3ページになりますけれども、避難所生活役割表、避難所運営委員会といったものでございます。これは、下のほうから説明いたします。

 まず、避難者の方々、皆さんは必ず組に編成されますといったことでございまして、この避難者の定義につきましては、家屋被害者のほかに、例えば帰宅困難者あるいは生活に支障を来した方々も含むといったことでございます。それで、この避難された方々につきましては、組を編成していただくと。その中から組長を選んでいただくと。この組の編成につきましては、避難者の部屋、それから区画ごとに応じた避難者の方々を一くくりにすると。それで、この避難者の代表者の方に組長になっていただきまして、配給あるいは当番等の業務に当たっていただくというふうなことでございます。それで、この組長を選出していただきまして、選出された組長はその上の班、各班に所属していただくということでございます。この班につきましては、左側の総務班から右側のボランティア班まで想定されるのが現在8つの班を想定しております。それぞれの班の役割といったことで、例えば総務班ですと避難所運営業務全般の取りまとめ、あるいは市の災害対策本部との連絡調整等といったことで、各班の業務内容を記載しております。この上にいきまして、班の方々の班長さんを選んでいただくと。この班長さんにつきましては、避難所運営委員会内に設けます各班ごとの班員の互選によって選任された責任者という方を充てると。その上にまいりまして、会長、副会長、それから組長の代表、班長の代表、市担当、施設管理者といった方々でもって避難所運営委員会を組織していただくと。この避難所運営委員会につきましては、避難所の運営に関すること、避難者が主体的に協議、決定するといったことでございます。こういった方々を構成といたしまして、構成される運営機関であるというふうなことでございます。



◆34番(庄司慈明議員) 私が感ずる問題は、会長、副会長なのです。会長、副会長は実際上はどこから選ばれるかというと、組長の代表者か、班長の代表者の中から互選によって実質的には選ばれていくわけですよね。そうしてくると、その人は班長であり、かつ会長あるいは副会長という兼務をするわけです。この災害時において、兼務というのは非常に危険であるというように私は思うのです。したがって、もしこういう会長、副会長を決めるのであれば、市長が例えば平時に複数の市民の方に第1予定者、第2予定者的にもう人選をしておくということぐらいしておかなければいけないのではないかというように思うのですけれども、その任務の重要さから見れば人選というのは大変難しいかもしれませんが、いかがでしょうか。



◎佐藤章保健福祉部長 その役割につきましては、当然兼務というふうなことが考えられております。それで、例えば組長、班長が会長あるいは副会長になった場合、かわりの方が組長、班長になっていただくというふうなことになろうかと思います。ただ、それぞれその地域によって、その辺も違いといったものが想定されますので、避難所ごとの実態に応じて、平時からその辺は検討していただくというふうなことになろうかと思います。



◆34番(庄司慈明議員) 市長にお伺いいたしますけれども、やっぱり市民は動くときには納得して動くというのが大前提ですから、こういう生活役割表みたいなものも、本当は班はさまざまもっとやることはありますから、ただここには書き切れないので、2つに代表して絞って私は表現しているにすぎないのです。したがって、班の役割も教えるとかということなども必要かなと思うのです。

 市長にお伺いしたいのは、被災者、特に避難所生活者の心の安定にとって何が一番重要なのかということをお思いでしょうか。



◎亀山紘市長 災害時に対応することに関しては、いろいろとございますけれども、恐らく準備し過ぎることはないと思います。ですから、そういう意味では平時に十分に対策をとっておくというのが必要だと、そういうふうに思っております。特に私まちづくり懇談会で町長さんの方々にお伺いすると、避難所に対する心配がかなりございます。つまりどうしても学校が中心になりますと、学校まで高齢者が本当にたどり着けるかというような問題もありまして、その辺もしっかり考えて、避難所を定めて、そしてこの地域の避難所はここであると、そのためにどういうふうに災害時に対応するかというのは平時からやはりしっかりきめ細かく決めて、できるだけ防災訓練をしておくのが必要ではないかと、そういうふうに思っております。

 以上です。



◆34番(庄司慈明議員) 私もそう思うのです。ですから、高齢者であるとか、障害者であるとか、あるいは妊産婦であるとか、あるいは乳飲み子、幼児を抱えている両親であるとか、あるいは生理の時期を迎えている女性であるとか、そういう方々の大変さをやっぱり私たちは受けとめないといけないと。そういう災害時要援護者と言われる方々を受け入れる場所を福祉避難所と呼んでいるわけですよね。石巻市のこの福祉避難所への考え方を教えてください。



◎佐藤章保健福祉部長 福祉避難所でございますけれども、現在今いろいろ議論いただきました避難所開設運営マニュアル、これは私どもの保健福祉部から今災害対策本部のほうに提出しているというような段階でございます。災害対策本部のほうで各災対の部から上がってきたこのマニュアル等、これから全体的な整合を図るといった作業になっているというふうに聞いております。私のほうは、その全体的なマニュアルが固まった後に第2次的避難所といいますか、福祉避難所について検討に入りたいというふうに考えております。



◆34番(庄司慈明議員) それと、第1避難所といいましょうか、一般避難所といいましょうか、そこでは学校施設を使うということになるわけなのですけれども、その連携内容がどのようになっているかということもやっぱり心配なわけです、率直に言って。学校の避難所は、体育館、講堂をして、ただし被害状況によっては校舎利用も考慮というのがこの分厚い中の120ページだかに書いてあるのです。例えば施設管理者として、各学校の空き教室といいましょうか、余裕教室などを災害時使用可能教室として開放する場合などを想定するということは、可能なのですか。



◎熊谷徹教育部長 お答えします。

 可能と解釈しています。



◆34番(庄司慈明議員) そのための、例えばこの学校には幾らの空き教室がありますよということなどはちゃんと連携してやって、もう向こうはとらえていらっしゃるのですか。



◎熊谷徹教育部長 お答えします。

 御指摘のとおりでございまして、やはり余裕教室等々のきちっと連携をとって、事前に情報提供したいと思います。



◆34番(庄司慈明議員) 福祉避難所の生活必需品というのは、一般避難所と異なって独自のものがあると言われています。例えば高齢者や乳幼児の紙おむつ、女性用の生理用品、あるいは粉ミルク、離乳食、アレルギー体質の方のための食品であるとか、ポータブルトイレであるとか、そういうものが今災害用備品、物品に入っていますでしょうか。



◎植松守総務部長 災害用備蓄物品の中に、今言ったような方、高齢者、それからあと乳幼児の方々、御婦人の方々のそういう用品については、現在は特に市としてはそのものに限っては備蓄はしておりませんけれども、やはりそれは各種コンビニ、それから大型量販店等と災害時の協定を結んでおります、そういうのを一般的に流通している流通備蓄の中で、すべからく全部の対応は予算的にも困難ですので、必要な都度協定先からそういう応援を受けて支給していただくと、こういうのが一番合理的かというふうに今取り組んでおります。



◆34番(庄司慈明議員) 長野県茅野市では、7つの福祉避難所をもう特定しているのです。そこがいいなと。全部いいなということを言っているわけではないですよ、例えばの例です。そこは、一般避難所としては使わないわけです。一般避難所にいて、そこでの生活は困難だという判断がされた人をその福祉避難所にお連れすると。その運送手段までいろいろ工夫して、搬送、輸送手段まで考えているようです。正確には……ホームページで見ただけですので。そういう意味では、この福祉避難所ということで検索しますと210万件も確かに当たることは当たる。そんなに見れませんけれども、それだけやっぱり高い注目を、あるいは必要な施設だということになっているということなのだなと思います。いま一度、保健福祉部長から今後についてお伺いしたいと思います。



◎佐藤章保健福祉部長 福祉避難所についてこれからというようなことでございますけれども、やはり一般の避難所とは性格が異なるといったことでございます。寝たきりの高齢者あるいは障害のある方、妊婦というふうな方々でございますので、そういう方々が例えば避難しても支障のないような、例えば老人福祉センターとか、あるいは保健センター、あるいは社会福祉施設等々、その辺を対象に事前にチェックしておく必要があると、そのように考えています。



◆34番(庄司慈明議員) ところで、災害用備蓄物品一覧というのが石巻地区のこれには載っているわけなのですけれども、小学校を中心に9施設で、旧6町分というのがここには記載されていないのはなぜかなということと、9カ所に集中して集めるという意味をちょっと教えてください。



◎植松守総務部長 お答えいたします。

 9施設ということで、主に総合体育館から始まりまして中学校、小学校ということで、各地区ごとにそれぞれ本庁の場合は1つずつという形で、災害用備蓄物品については備蓄場所を定めております。そういうふうな状況ですので、ただ総合支所については現時点ではまだ、各総合支所には多少あると思いますけれども、今私のほうで総合支所に幾つあるというのはちょっと手元に資料がありませんので、残念ながらお答えできません。



◆34番(庄司慈明議員) では、ぜひ何かの折には教えていただきたいと思います。

 ペットの問題もあるのですね。ペットは、確かに人間と一緒に暮らせないという部分はあると思うわけです。でも、けがしたり重傷を負うペットはペットとしているわけですね。獣医さんたちの集まり、団体と最近、9月8日でしょうか、この話し合いがあったということを聞いておるのですが、その内容についてお伺いしたいと思います。



◎齋藤義信生活環境部長 お答えします。

 災害時のペットの救護、救援につきましては、石巻市地域防災計画に基づきまして石巻獣医師会、あるいは愛護動物ボランティア団体と一緒に協力しまして、動物救援本部を設置するということで、今現在協議を進める段階でおります。議員、要するに最近犬や猫のペット、これは一緒に暮らす、家族の一員として暮らす方々が非常にふえているということで、やはり避難所のそばにペットの救護所を設ける必要があるのかなというふうに考えております。その分については、今後とも石巻の獣医師会と協議しながら、早急な体制づくりを進めていくということで現状考えております。



◆34番(庄司慈明議員) 今私たちに大変大切なことは、市として災害の避難所の運営について、これだけ頑張っているのだと、これだけ目を配っているのだと、だから市民の皆さん、ちゃんとわかってくださいよということをしっかり言えることだと思うのです。私はそう思います。だからこそ、そこで協働の関係が、ともに働く関係が生ずると思うのです。市長の御意見を伺って、質問は終わりたいと思います。



◎亀山紘市長 議員のおっしゃるとおりだと思っております。やはり市民の方々の一番の不安、それは災害時にどのように対応したらいいのかという不安がございます。そういう意味では、ふだんからその辺が行政としてどのような対応をできるかしっかりと進めさせていただいて、地域の住民の方々の不安を取り除くためにこれからしっかりと進めていきたいと思っております。



○議長(阿部仁州議員) 以上で34番庄司慈明議員の質問を終わります。次に、33番?橋誠志議員の質問を許します。33番。

   〔33番?橋誠志議員登壇〕



◆33番(?橋誠志議員) 通告に従い、一般質問を行います。

 新墓地構想の行方ということでお尋ねをいたします。平成7年12月に市民意識調査を実施、平成13年3月に基本構想を発表、平成14年2月に事業用地の決定があり、約18ヘクタールを確保することになりました。その後、環境影響調査、水文環境調査、地質調査など、平成18年まで継続をして事業展開をしてきたわけであります。しかしながら、平成19年、平成20年、平成21年と全くの足踏み状態であります。これまでに要した経費は、およそ8,100万円投入しているわけでありまして、今後の取り組みについてお伺いをするものでございます。また、北鰐山墓地の移転はどうなっているのかお伺いをいたします。

 次に、第2点目、市報や公有財産、物品、印刷物等に企業などの広告を掲載し、広告媒体として活用することにより財源を確保するということについてお伺いをいたします。市報の広告収益は、平成21年度の契約実績で669万3,750円あります。見開き2ページが4コーナー、そして裏表紙の計5コーナーあります。このほかに収入として、ホームページから22万6,800円、意外とあるものだなというふうに思いました。この市報やホームページのバナー広告は、有効に活用していっていただきたいと思います。このほかにも広告媒体はいろいろあるわけですが、公用車や野球場のフェンスへの広告、命名権の売却など、このことについてはすぐにでも取り組む旨の答弁もありますことから、可とするところでありますが、私からは次のことについて提案をしたいと思います。各部、各課を横断的に何が取り組めるものかを提案させるというものでございます。例えばごみ袋に広告を掲載、市が所有するトイレの外壁、森林公園での広告掲示、駐車場での広告掲示、道の駅敷地内での広告掲示、石巻霊園での広告掲示、広告入り封筒、公共施設へのパンフレット用ラックの設置、市報、ホームページ、足踏みマット、公用車、ネーミングライツなどなどいろいろ想定されるわけでございます。全庁を挙げて取り組んでもらいたいというふうに思います。

 本市には、11名で構成する広告掲載活用委員会があります。総務部の次長が委員長ですが、この委員会は提案するのではなくて、審議をするための委員会ですので、この委員会の委員を中心として、それぞれの課で検討をして募集をする手法で進めるべきというふうに思いますので、このことによって職員の方々のやる気を起こさせること、さらには全庁を挙げて統一したテーマで仕事ができるし、競争性も発揮しながら緊張感の中で仕事ができると思いますので、御所見を伺います。

 次に、第3点目、石巻北部バイパスの供用開始に伴う交通体系の変化について伺います。去る12月12日午前9時45分より式典前のアトラクションがあり、午前10時から開通式が挙行されました。実に12年間の歳月をかけて、全長10.8キロメートルのうち第1工区2.7キロメートルの南境工区が供用開始されました。石巻市街地を走る国道398号の交通混雑の緩和や三陸縦貫自動車道等からトゥモロービジネスタウン周辺へのアクセス向上、さらには災害時における緊急輸送路の確保など、地域の安全、安心、また石巻圏域の振興にも大きく寄与できるものと期待をするところであります。しかし、一方では、これまでの交通体系が大きく変わるわけですから、既存道路の交通量が急激に増加したり、これまで利用していた道路が通行できなくなったりと不便さも発生しております。先般地元より要望も出されましたけれども、市道大瓜南境線の交通量増加に対する安全対策として、拡幅や街路灯の整備が必要と思われます。これらに対する対応について、どのように取り組むのか伺います。

 次に、既存道路の全面通行禁止と言わざるを得ない進入禁止などの規制がかけられてしまいました。金沢川右岸について、石巻北部バイパスから上流部は乗り入れ禁止、下流部は石巻北部バイパスから進入禁止になりました。上流部については、道幅も狭く、バックで戻るということになるわけであります。市道の大幅な利用規制でありますことから、早急な対応を求めるものであります。

 次に、交通の安全面からと渋滞緩和の観点から、開北橋上流部への歩道設置を強く要望いたします。県が事業主体ですので、当局としては答弁できないと思いますが、市民からの要望ということから、県に対する働きかけ、協議など、改めてするべきと考えますので、御所見を伺います。

 以上、壇上よりの質問といたします。

   〔亀山紘市長登壇〕



◎亀山紘市長 ?橋誠志議員の御質問にお答えいたします。

 新墓地構想の行方についてお答えいたします。初めに、新墓地についてでありますが、さきに森山議員に御答弁申し上げましたとおり、墓地は社会福祉の観点から必要不可欠な施設であり、平等、安価、公平な墓地を市民に提供することは、地方自治体に課せられた責務であると認識しております。現在までの経緯といたしまして、まず平成13年度に基本計画を策定し、これまで環境影響調査や地質調査等の基礎的な調査業務等を実施し、建設に向けた最終段階にありますが、厳しい財政状況の中、受益者負担を原則とする特別会計の検討や、現霊園との使用料の調整の必要があり、調整がつき次第、早期に実施するよう考慮してまいりたいと考えております。

 次に、石巻霊園につきましては、本年10月末現在で残基数が84基となっております。新墓地の供給が可能となるまでの間の墓地希望者への対応につきまして、北鰐山墓地からの移転者用として造成した墓所の一部を一般の墓地希望者に供給するとともに、既存墓域に可能な範囲で墓所を増設することにより対応してまいりたいと考えております。

 次に、北鰐山墓地につきましては、昭和47年から移転事業を推進してまいりました。本年10月末現在で、移転が完了した墓所は1,927基で、移転未了が362基となっており、移転率は84.2%であります。移転未了362基の内訳は、無縁墳墓は200基、有縁墳墓が162基であります。無縁墳墓につきましては、墓地関係法や市墓地条例の規定により、平成24年2月以降に改葬等の手続を行う予定であります。有縁墳墓につきましては、経済的事情などから移転が困難な方が多くなってきている状況から、引き続き北鰐山墓地移転融資あっせん制度、祭祀料の交付及び北鰐山墓地の面積に応じた石巻霊園の使用料の減免等を積極的に啓発し、使用者の皆様にはできるだけ早い時期の移転に御協力いただけるよう粘り強く働きかけてまいりたいと考えております。

 次に、広告収益についてでありますが、自治体を取り巻く環境が大きく変化する中、自治体が持つ資源、資産を有効活用した行政運営が求められております。議員御提言の公共施設への年間契約による広告コーナー設置につきましては、従来検討してきたものとは違った切り口であり、施設への広告掲載の手法の一つとして関連する団体、業者等からの広告による収入も期待できることから、今後検討してまいりたいと考えております。財政状況が厳しい中、新たな財源の確保は重要な課題であると認識しており、広告掲載事業は全国の自治体の事例を見ても、さまざまな市有資産を広告媒体として収入確保を図っていることから、先進地の成功事例や課題対策の情報収集を行い、類似する広告媒体については広告掲載の対象として積極的に取り組みたいと考えております。その中で何より大事なことは、職員一人一人が経営の視点で多様な知恵を出し合い、やれるものから成果を出していくことで職員の意識改革にもつながるものと考えております。今後も幅広く広告媒体を研究し、財源の確保に積極的に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

 なお、国道398号石巻北部バイパス開通に伴う周辺道路の交通体系については、建設部長から答弁いたしますので、御了承願います。



◎櫻田公二建設部長 私から、国道398号石巻北部バイパス開通に伴う周辺道路の交通体系の変化についてお答えします。

 初めに、市道大瓜南境線の交通量の増加に対する対応、拡幅や街路灯などについてでありますが、今月9日の建設委員会での請願で回答いたしましたとおり、バイパス開通後の交通状況を見て対応を判断したいと思います。街路灯につきましては、設置箇所が旧北上川の堤防でありますことから、管理者の国土交通省東北地方整備局北上川下流河川事務所と協議中であります。

 次に、既存道路の全面通行禁止による弊害についてでありますが、石巻商業高等学校を南北に通る金沢川堤防線と国道398号石巻北部バイパスが交差するところで道路の集約化がなされ、通行どめとなり、それにより、前に述べました市道大瓜南境線の通学時間帯の集中が生じます。これに対しましては、今後交通量等の調査を実施し対応してまいりたいと考えております。

 また、開北橋上流へ歩道を設置することにつきましては、管理者であります宮城県東部土木事務所に要望してまいりたいと思いますので、御理解を賜りたいと存じます。



◆33番(?橋誠志議員) 御答弁をいただきましたが、何点か再質問させていただきたいと思います。

 まず、新墓地構想でございますが、このテーマにつきましては先輩議員のほうから先般質問がありまして、答弁されておりましたので、経過については理解をするところでございます。しかしながら、その手法等々につきましては、確たるものはまだ示されていないわけでありまして、受益者負担を原則とするというようなことから、例えば特別委員会を設置して、収支を見ながらということになるのかなと思いますが、まだその辺につきまして、これから1年あるいは2年というふうに長い期間をかけて検討していくものなのか。既に市の総合計画実施計画は、平成22年から平成24年度の計画が示されました。さらには、市長のマニフェストに関する取り組み事業の工程表も発表されております。ややもすると、これらに押されて隅のほうに追いやられるというような懸念も生じてくるわけであります。そこで、年度のどのあたりを目安として方向づけをなされるのか、できれば定例会でいえば第何回あたりを目標にというようなことでお示しをしていただきたいなと思います。

 また、仮に方向性が決まり、事業を進めるとしたならば、その内容はいかなるものから実施計画のほうに載ってくるのか。そして、事業期間はどれだけ見込んでいるのかということについてお示しをいただきたいと思います。



◎齋藤義信生活環境部長 お答えいたします。

 まず、財政状況の厳しい中で事業手法も含めながら検討していくという方向性は立てております。その事業手法の中身につきましては、公営企業等のやり方、あるいは造成について1工区、2工区に分けて、幾らかでも初期投資が少なくて済むような造成方法、手法、方法も考えたいと。それから、永代使用料、これは現在非常に公営墓地は安いわけなのですが、やはり事業費そのもの全部を反映させることができるかどうか、その辺の他市の状況、あるいは地元の寺院の永代使用料を加味しながら、やはりこの辺も設定しなければならないのかなというふうに考えております。それらの事項が決まり次第、早急に企画部と協議しながら、総合計画実施計画の中に盛り込みたいというふうには考えております。

 それから、何の事業からやっていくのかということになれば、一番最初はやはり土地の取得もございますけれども、基本設計、実施設計から始まっていくということでございます。また、それに幾らかかるかということにつきましては、まだ詳細は出ていませんけれども、最終的に総額は20億円程度というふうな形で現在試算しているところでございます。



◆33番(?橋誠志議員) 見直しをしながらやっていくわけですけれども、1つだけ確認しておきたいのですが、当然土地を取得してやるわけですけれども、その見直しの中に新たな土地構想というようなことは入らないのでしょうね。その辺だけ確認させてください。



◎齋藤義信生活環境部長 お答えいたします。

 事業実施箇所、建設箇所については、今決まっております小友山地区というふうに考えております。



◆33番(?橋誠志議員) わかりました。

 それでは、これまでに結構な金額を投入しながら調査をしてきましたね。環境影響調査とか水文環境調査、あるいは地質調査といったもろもろの調査をしてきたわけですが、その調査の結果をお示ししていただきたいのと、その結果で今選定している場所がマッチするというようなものの方向づけをお知らせください。



◎齋藤義信生活環境部長 これまでの調査結果なのですが、かなりの項目で報告書が出ておりますので、結論だけ報告させていただきます。

 まず、環境影響調査業務なのですが、大気環境、水環境等について調査いたしました。その結果については、環境に対する影響が小さいことを確認しております。

 それから次に、水文環境調査業務、これは涵養水を利用して水田等を行っております耕作地への用水影響の調査を実施したものでありますけれども、これにつきましては当該地域のわき水、これは表流水が若干伏流したものがにじみ出したものであるということで、ほとんど地下水を賦存していないことから、広域的な影響はほとんどないという結果が出ております。

 それから、地質調査業務なのですが、これはボーリング調査をやりまして、地山の表土から岩盤層までの地質を5カ所調査いたしました。問題点といたしまして、基本計画の造成計画高が軟岩層以下になっておりまして、一部火薬による岩盤の破壊が想定されるということで、隣接の住民の生活環境に影響を及ぼすと判断されましたので、この部分につきましてはこれを回避する方向の造成設計を計画しております。それから、そのような形で調査いたしまして、総体的にはこれらの環境影響調査結果で現在の計画地、小友山地区については環境の影響はほとんどないということで確認しております。



◆33番(?橋誠志議員) 調査につきましては、ほとんど影響がないというようなことでございますが、されど山林、山を開墾するというようなことでございますので、生態系とは言いませんけれども、地形は間違いなく大きく変わるわけでございますので、その周辺に対する影響というものは少なからずあるというふうに思います。

 それで、地権者とか、あるいはその地域の住民の方々に対するいわゆる説明責任、この説明責任については先般もいろいろ議論がありましたけれども、門脇中学校の体育館の問題とか、石巻地区広域行政事務組合の事務所の問題とかというふうなことで説明が少し足りなかったがゆえに余計な労力を使っているというようなことにもなっています。そういうことからすれば、この地域の方々に対する説明をきちんと果たすということが重要であると思いますので、これまで住民説明、あるいは今後予定されているものというものがありましたら、お示しをいただきたいなと思います。



◎齋藤義信生活環境部長 地元への説明等につきましては、13名の地権者がおりまして、その地権者の方々への説明、それから地元住民の町内会等に対しての説明を行ってまいりました。最近ここ二、三年は計画が延びているということで、その説明会もできなかったという状況でございます。地元の住民の方々においては、何か進展があったときにとにかく説明してくれということもありましたので、ここ数年は説明会はできませんでしたけれども、今後このような形で計画が延びていますので、その辺の延びた原因、それから今後のスケジュール等については、やはりまた地権者なり住民なりに十分説明していきたいというふうに考えております。



◆33番(?橋誠志議員) 説明会がないのがいいのか悪いのか、全然進展がないから説明もないのでしょうけれども、ぜひ近々にはそういう方向づけがなされるわけですから、説明をしていただきたいなというふうに思います。

 それで、ちょっと基本設計のことでお伺いしますが、1つは駐車場です。今の石巻霊園を見れば、いろんなところに駐車場があって、それぞれ機能はきちんと果たしていると思うのですが、どうも墓所を持っている市民の方々は、自分の墓所の近くに車をとめたいということですので、もう路上駐車がすごいと。特にロータリーから上のほう、あのあたりはすごく混雑しています。幾ら言っても、とめてはだめなのですよと、駐車場にとめてくださいと言っても、言うことを聞いてくれません。これはなぜかというと、駐車場から遠いからだそうです。ですから、その辺の駐車場の遠い近いというものをきちんと解決するのには、私は墓所の近くを通る道路幅を少し広くとっていただいて、その道路幅を広くとったところに車がとめられるようなスタイルをとっていただければ、そういったものも解決できるのかなというふうに思うのです。雪が降ったときのメンテナンスとか、そういった管理の面でも道路と一緒に行うとかでいいのかなというふうに思うのですが、今の段階でのそういう駐車スペースとかというのはどのようになっているでしょうか。



◎齋藤義信生活環境部長 駐車場につきましては、確かに現在の霊園については少ないのかなというふうに考えております。現在の霊園は都市公園的な形で計画決定しておりますけれども、先ほども言ったとおり、なかなか新墓地のつなぎの分がありまして、造成可能な場所に墓地を増設してきたという経過がございます。それで、現霊園においては27カ所ほど駐車場は持っているのですが、約500台ぐらいの駐車スペースなのかなというふうに考えております。ただ、墓域の近くに大きな駐車場はそれぞれないものですから、やはり近くの道路わきに駐車しているのが実情でございます。そういうことから踏まえまして、新墓地構想におきましては墓所ごとに十分なスペースがある駐車場を確保していくといった形での計画を考えております。



◆33番(?橋誠志議員) その駐車場については、ぜひ間に合うくらいの駐車スペースを確保していただきたい。私が提案した道路をちょっと広げてとめるというのも、全国的にはそういう手法をとっているところもありますので、その辺も参考にしていただきながら、いい設計にしていただきたいというふうに思います。

 それから、北鰐山墓地の移転ですが、当初平成11年には公園化をするということでございました。それは、平成13年に総合体育館で宮城国体のビームライフル競技の開催が予定されていたからなのですね。ところが、その国体に間に合うどころか、もう既に10年ぐらい経過しています。でも、まだ手つかずで、そのままになっているわけなのです。10年間だから、いろんなことをやってきたと思うのですが、はて何をやってきたのかなというふうに思わざるを得ないわけなのです。逆に言えば、おくれたおかげで今の石巻霊園のほうがちょっと足りなくなるというようなことが若干延びて延命につながっているというような、そういう皮肉な状況にもなっているわけなのです。次のステップといたしましては、どのようなものになるのかなと思うのですが、広告等々もなされて、平成24年ごろにというふうなお話なのですが、ではその平成24年に改葬とか、そういったものもやりたいというようなことなのですけれども、平成24年には即着手できるような体制を果たしてとれるのかなということになるのですが、それまでのスケジュール等々をお示ししていただきたいと思います。



◎齋藤義信生活環境部長 お答えいたします。

 北鰐山墓地の移転促進につきましては、確かに昭和四十六、七年から始まったのですが、かなりの年数がたちまして、まだ362基あるということが実情でございます。362基のうち約200基については無縁と思われまして、現在無縁の改葬の公告中でございます。これが平成24年1月31日まで公告がありますので、それが過ぎれば改葬できることになりますので、この無縁の200基についてはその後改葬いたしまして、現在の霊園の無縁納骨堂に安置したいというふうな計画を立てております。あと残りの有縁墓所約160基ぐらいにつきましては、やはりなかなか移転ができない状況でございます。その辺についても我々調査しておりますけれども、やはりひとり暮らしの方々、あるいは高齢者の方々の墓所が多いということで、これまでどおり促進についてはお願いしていきますけれども、なかなか移転できないときには有縁墓所を何かの政策で1カ所に集めるとかなんとかの方策も検討していかざるを得ないのかなというふうには考えております。



◆33番(?橋誠志議員) 200基の無縁墓地については、改葬も平成24年以降にはできると。その改葬した後にも、まだまだやっぱり有縁の160基ぐらいは残っているわけですから、あちらこちらにあるわけですよね。改葬をしても公園なり駐車場なりの整備はなかなかできないわけですよね、そうなりますと。それでは今と何ら変わりないのですよ。ですから、160基ほどある有縁のほうも平成24年あたりをめどにやっぱり何とかしてもらうような方策をとるべきではないのかなというふうに思うのです。公告が終わって、その後に一斉に改葬するときには、有縁のほうも何とか1カ所にまとめられるというような、そういうところまで持っていかないと、なかなかこの事業は進まないというふうに思いますので、ぜひその辺の取り組みについて、有縁はまだ置いておくのだと、無縁だけは平成24年にやるというのではなくて、同時並行的にやっていただきたいなというふうに思うのですが、その辺はいかがでしょうか。



◎齋藤義信生活環境部長 確かに200基の無縁と思われる墓所を平成24年2月以降に整備できますけれども、あと残っている160基が1カ所にあるわけではないのです。確かにぽつぽつと離れて、全体的に散在しているものですから、そうなるとその跡地利用というのがなかなかできなくなるといったことから、やはり有縁墓所についても1カ所に集めてしまうとか、集める工夫をするとかということで、残地については有効利用していきたいというふうに考えております。そのような形にするにしても、ある程度のお金がかかりますことから、どういう方法がいいのか、やはり今後検討させていただきたいと思います。



◆33番(?橋誠志議員) ぜひ同じ時期に改葬ができるように努力をしていただきたいと思います。

 次に、広告の件なのですが、これも総務部長は大変乗り気でもあるようですし、市長もその広告媒体については意を強くして、もうやる気であるということは理解しました。ただ、市民の方からいえば、市役所は縦割りの行政で、どうもわかりにくいというようなことがあります。当然そのようになるわけですけれども、時としては共通するテーマについては横断的に各部あるいは課で連携をしてやっていっていただきたいと、これも大切なことであると思います。

 今回のテーマについては、前段で申し上げたように、全庁を挙げて検討すれば相当数の対象物件が出てくると思います。それで、私は全庁を挙げて検討しながら、年度当初、最初の目標を広告収益1億円、これぐらいを見込んでやれないものかなというふうに思うわけでございます。そういうふうに申し上げるのは、市の職員の方々のやる気と自主財源を確保するという、その自主財源確保の意欲をそこで示してもらいというようなことと、もう一つは市税等の滞納に対する収納にも波及していくことを期待しているわけです。ですから、1億円というふうな大きな数値目標ですが、頑張れば何とかなるというようなことで、総務部長、この辺については難しい数字なのでしょうか。部長の取り組む意欲、その辺をお聞かせいただきたいと思います。



◎植松守総務部長 お答えいたします。

 今の市報、それからあとホームページのバナー広告だけでも1,000万円にもまだ到底足りない状況ですので、その中から目標を1億円というのは我々にとってはかなり高いハードルになると思います。ただ、今指摘ありましたように、それからこれまでもお答えいたしましたように、広告収益、それからさまざまな媒体を活用した広告収益については、自主財源確保の最有力の方法でありますし、また職員一人一人の工夫によってはすぐにでも取り組める事項ですので、ある一定の目標額を設定して、ことしは例えば1,000万円なり2,000万円なり、5,000万円という形で、そういう形で自主財源を確保して、少しでもそういう財政の健全化に職員一丸となって取り組むと、そういうふうな観点からもぜひ取り組んでみたい項目ではあるというふうに考えております。



◆33番(?橋誠志議員) その辺は、多くの議員の方々もこのテーマについては申し上げているわけでございますので、ぜひ早急な取り組みを期待するところでございます。

 3つ目の北部バイパスの供用開始に伴う点についてお伺いをいたしたいと思います。副市長にお伺いしますが、待望の石巻北部バイパス、一部供用開始をして、地元としては祝賀会等々も開きながら、大いに期待をしたところでございます。副市長は、この事業については余り詳しい情報は持ち合わせていないと思いますが、しかし場所を見たり通行もしたのかなと思います。石巻市にとって期待できるようなこと等々が副市長の脳裏にあると思いますので、副市長の感想などをお聞かせいただきたいと思います。



◎北村悦朗副市長 お答えいたします。

 過日12月12日、私、午後1時開会の祝賀会のほうに出席をさせていただきました。お集まりの区長さんなりの方々からは、喜びあふれる笑顔が感じられたと同時に、やはり第2工区、第3工区への期待というのも非常に高いものがあるなというふうに感じたところであります。

 今回の一部供用、北部バイパスの供用でもって何が変わるかといいますと、やはり先ほど市長が申しましたように、緊急時の対応が可能になるとか、あるいは企業誘致へ大きな弾みがつくと。あるいは石巻専修大学の生徒さんにとってどうなのかとか、いろんなメリットがあると思います。そういうことを考え合わせますれば、やはり今後第2工区、第3工区と、一刻も早く延伸をしていくべきではないかなというふうに感じた次第であります。



◆33番(?橋誠志議員) そのように期待をされるところでございますので、延伸は皆さん望むところです。

 ところで、教育長に伺いますが、開通式、雨でございました。雨なのですけれども、式典が進んでいった中で、いよいよ渡り初めのパレードの時間になったわけです。そのパレードの時間になったときに、稲井小学校、地元の子供たち110名ほどが鼓笛隊でパレードの先頭を行進することになっておりました。ただ、雨なものですから、テントの中で演奏をするということに決まっていたそうなのですけれども、直前になって、校長先生あるいは引率の先生の瞬時の判断だと思うのですが、子供たちを路上に出して、ちょっと小雨の降る中なのだけれども、行進をしなさいというような決断をしていただいたのです。そのおかげで華やかな中にも引き締まった行進、パレードになったと。これは、教育者である校長先生の判断はすばらしいものがあるなと感じました。さらには、教育長の常々の教訓のたまものではないのかなというふうに感じたわけなのです。それで、その雨の中、実は市長の出身地である石巻専修大学の吹奏楽部、これは雨のために残念ながら中止でした。ですから、なおさらに子供たちの晴れ姿、立派なものがあるなと、こういうふうに思ったわけです。ですから、教育長にはぜひお褒めの言葉をかけてやっていただきたいし、その辺についての御所見を伺いたいなというふうに思います。



◎綿引雄一教育長 大変ありがとうございます。校長の的確な判断のもと、子供たちがそういう式典で活躍できる姿というのは、参列していた保護者あるいは地域の皆さんも喜んだことだろうと思っています。子供たちにもそういう市民意識、市の行事等でいろいろ活躍する場があることはうれしいことだと思います。ありがとうございました。



◆33番(?橋誠志議員) 教育のいい面での一端をかいま見たというようなことでございます。ただ、インフルエンザがはやっておりまして、その子供たちのインフルエンザがふえたというふうにも聞いております。そのせいかどうかわかりませんけれども、インフルエンザがちょっと蔓延したというようなこともございますが、これには関係ないことを祈っています。

 さて、金沢川の右岸堤防、これに規制がかかったということでちょっとお尋ねをしますが、北部バイパスの上流部はバイパスへの乗り入れが通行どめになりました。それから、下流部は左折ができなくなったのです。これについては、石巻商業高等学校正門へ通じる道路でございまして、大変利用頻度の高い道路でございます。最近までこの規制のことは全くわからなくて、式典の5日前ほどに商業高校のほうに通達があったというふうに聞いております。一番大事な道路が利用できなくなったというようなことで、困る状況になったわけでございます。このことによって、市道大瓜南境線が時間帯によっては大変混雑を来すという事態にもなるわけですが、そういうことで道路の拡幅とか、あるいは街灯の整備等々が必要になるというふうに訴えさせていただきたいわけなのですが、突然左側に左折できなくなったというようなのは、建設部長、当初からそういう予定だったのですか。何か聞くところによれば、5日前に突然というようなことだったようなのですけれども、県との調整はどうだったのでしょうか。



◎櫻田公二建設部長 工事関係につきましては、協議の中では当初は乗り入れは大丈夫だということで聞いておったのですけれども、やはり公安委員会等との協議の中では、どうしても危険箇所だということで断念せざるを得なかったということだけは聞いております。



◆33番(?橋誠志議員) きちんとだめになったのはここのところだけなのですよ。あとは、乗り入れができるようになっています。一方はそういうふうにできて、そこだけがだめだというのも、これもまた納得のいかないところなのです。棚橋側のほうにも何カ所かそういうケースがあるのですが、そちらのほうについては、北部バイパスのほうに乗り入れできるようになっていますので、その辺の整合性がとれないわけです。これは、建設部長に言ってもしようがないのですが、ぜひ県との調整をこの辺急いでいただいて、できれば左折できるような、左折だけでいいのですね。右折しなくてもいいから、左折だけでもいいのです。左折できるようにお願いをしていただきたい。4車線で中央分離帯ができてできないというのであれば、それはまた別なのですけれども、それもなくて暫定片側交互通行の2車線ですので、できるのかなと思いますから、ぜひその辺早急に検討をしていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。



◎櫻田公二建設部長 今のところ暫定的に車どめでバリケードということにしておりますので、今後宮城県東部土木事務所さんのほうへ、うちのほうでも協議して、何とか入れるような工夫したいと思っております。



◆33番(?橋誠志議員) よろしくお願いします。それから、開北橋の上流部への歩道、これも県の事業主体でございますので、市で云々というようなことにはなりませんけれども、これは状況を皆さんよく御存じだろうと思います。信号機が2キロメートルぐらいの区間に7カ所あります。その7カ所の信号機の中に押しボタン式が2カ所あって、その押しボタン式の2カ所が開北橋の両側にある。したがって、石巻専修大学、宮城県石巻商業高等学校、あるいは南境方面に行く自転車、バイク、車もそうですが、歩行者等々は2回信号機を押すわけなのです。それで、一たん右側に行って、また左側に行ってというようなことで、そういう状況があるものですから、交通渋滞にも拍車をかけているということにつながっております。ぜひこれも県と協議をしていただいて、今内海橋の橋の手法を見れば、抱き合わせる形ではね出し式というのですか……(「突き出し方式」と呼ぶ者あり)突き出しだか、はね出しだかわかりませんが、そういう方式でやると。それも、アルミを使って軽量でできるというようなことです。それから、石巻市でも実際に施工しているところありますので、中埣橋ですね。中埣橋は2年ほどかけて施工した例がございますので、実現できないテーマでもないなと思います。ぜひこの辺も協議をしていただきたいなと思います。これも県のほうというと、すぐ副市長のほうに顔を向けたくなるのですが、副市長もぜひ石巻市に骨を埋めるつもりで来たのでしょうから、県にかかわりのある事業については大いにその力を発揮していただきたい。特に副市長は、住まいは駅前北通りですので、登庁する前にちょっとこっちのほうに歩いてきて現場を見ていただければわかると思います。状況もきちんと把握していただいた中でその辺の感想等も聞きたいのですけれども、見た後でいいですから、後でゆっくりその辺も聞きたいなと思います。ぜひそういう調査をしながら、現場も見ていただきたいというふうに思います。

 それからもう一つ、このバイパスが供用開始になったことによりまして、石巻―酒田間の道路の起点がどこになるのかという議論がございました。開始になったわけですから、そろそろ結論というようなものも出してもいいのかなと思うのですが、3カ所ほど予定されていた石巻起点、その辺について今現在どの程度まで議論が進んでいるのでしょうか、建設部長にお伺いしたいなと思います。



◎櫻田公二建設部長 今回北部バイパスが開通いたしまして、私もどういう流れになるのかなと思って、気になって何回も通ってみました。稲井のほうから来まして国道45号に入りますと、どうしても左折していく車が7割ほどあるようでございます。したがって、そのまま真っすぐ行って300メートルぐらいしかないものですので、三陸道にタッチできればもっともっと交通の流れがいいのかなと思いまして、そのまま石巻新庄道路というような格好になれば理想なのかなという思いで、我々のほうでは思っております。



◆33番(?橋誠志議員) 今の建設部長の話だと、今のところはあのまま真っすぐにというふうなわけにはいきませんよね。石巻赤十字病院の駐車場に行く道路につながっているわけですから、その辺もやっぱり何とかクリアしなければならないのかなと思うのですが、このことについてはまた後で議論したいなと思います。ただ、起点について今聞いたのですが、その起点のことについて、いかなるふうになっているのかなということだけ答弁してください。



◎櫻田公二建設部長 起点につきましては、商工会議所等ともいろいろ協議しました。その中では、やはり今の言っている北部バイパスのほうから行く案が一番最有力なのかなという認識でおります。



◆33番(?橋誠志議員) わかりました。では、あと最後ですが、開北橋からすぐのところに亀山とか稲井方面、あと真野、水沼、女川方面というふうに行く道路があるのです。これも市道なのですが、時間制限のある狭い道路なのですけれども、ここが県道が広く改修されたものですから、そこの出入り口が非常にわかりづらくなったと。そして、パイプでガードレールがついたために、ほとんどそこに入るところが、夜だと全く見えない状況でございます。その辺については、安全上も反射板とか、方向を示すような矢印とか、そういったものが必要でないのかなというふうに思いますが、部長、今私が申し上げているところはわかりますでしょうか。もしわかるのであれば、そこに反射板等の目印をつけていただきたいと、こういうふうに思うのですが、いかがでしょうか。



◎櫻田公二建設部長 現地を確認して、すぐにでも対応したいと考えております。



○議長(阿部仁州議員) 以上で33番?橋誠志議員の質問を終わります。暫時休憩をいたします。

   午後0時10分休憩

                                          

   午後1時10分開議



○議長(阿部仁州議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。2番黒須光男議員の質問を許します。

 2番。

   〔2番黒須光男議員登壇〕



◆2番(黒須光男議員) ちょうど10日ほど前だったと思うのですが、NHKBSで真珠湾が開戦になった内容ですか、そして300万人のとうとい命が落とされた戦争の悲惨さと申しましょうか、その原因、戦後64年の歳月がたった今日、明らかにされたわけです。まさに軍部の一部の思惑によって、公平であるべきマスコミが加担をし、戦争を美化し、そして国民を愚弄した結果、そういう戦争に突入したわけです。私は、やっぱりこの問題の奥深さ、物事をなすときには何かそういう一部の思惑によってなされるのだなというふうなことを改めて認識をさせていただいたところであります。

 先日阿部議長からちょうど5年前に電算の不正疑惑、そういうことがあって、市議会で百条委員会ができて、いろいろ石巻市がまさに紛糾に突入したと申しましょうか、戦争状態になったわけです。結果は、百条委員会を経て、32名全員で、私と阿部正敏議員を告発いたしました。地方自治法違反です。それがなかったということが判明したわけです。この5年間、私はお金で換算しますと約2,000万円以上、しかも家族への負担、きょうは後援会の皆さんも来ていただいていますけれども、後援会の皆さんへの心労、まさに人権じゅうりんに、石巻市議会はそういう行動を起こしたわけでございました。石巻市議会は権力の乱用、そして公費の無駄遣い、そういうものが露呈したわけです。今亀山市政になりまして、布施辰治さん、過去の弁護士を今映画化しようとしておりますが、市長、これは布施辰治以前の問題である。民主主義の根幹を揺るがしてきたこの電算の問題、ぜひこの問題を市長は、前市長の責任とはいえ、一部の市会議員と結託し、やってきたわけですから、このことを真摯に精査をして、これを我々に明らかにし、市民の前に明らかにしていただきたい、心から念願をする次第であります。

 次に、今民主党政権が誕生いたしまして、事業仕分けというふうなことが進んでおりまして、私はやっぱり明確だなと思っております。この電算もいろいろ実は、市長、調べていただきたい。やっぱり考えてみますと、これ全部皆さん随意契約だったのですよ、10数億円、随意契約。しかも、入札前に工事の業者が決まって発注していた。入札前に工事が始まっていたということですよ。ですから、市長は私にそこまでわかられたので、大変怖かったのでしょうね。議員と結託してこれをとめなければならない、それが電算の内幕ですよ、皆さん。これは警察、検察庁でも十分に立証されております。

 また、庁舎の問題です。大体今から20年ほど前に建てた庁舎、当時坪19万円ですよ。それが今改修工事、建てた以上に高い金額になっているのですよ。これ市民わからないのですよ。それを私はずっと唱えてきた。それが通らない石巻市の市政でありましたし、議会であったというふうなことは論をまちません。こういうことなのですよ。さくら野はもうかったでしょうね。もう裏でにやにやだったでしょうね、2億円くれて逃げたもの。税金を払わなくたっていい、解体経費は浮く、固定資産税を払わなくたっていい、土地の借入金も払わなくてもいい。やっぱり市長、庁舎問題はだれが一番最初に声をかけたのか。さくら野と結託して、だれが持ってきた話なのですか。ここをちゃんと調べていただきたい。そうすると、からくり全部わかりますから、市長。これはお願いしたいということです。

 あと、石巻地区広域行政事務組合、いろいろ問題になっております。これは、市長は1,300万円の借り入れしている石巻地区広域行政事務組合をただにするために決断をして、この議会のほうに提案しようとしたわけです。それがいろいろどういう形かで横やりが入って、やめざるを得なかった。これもしっかり精査してください、市長。これは大変なことですよ。だれがいたずらしているか、ここですよ。電算、庁舎、組合事務所の移転、全部同じ人たちが作文していますから。大変なことですよ、これは。そういうことなのです。なぜなのだというふうなことを市長、ぜひ調べていただきたい。ここです。

 3点目、私は今の石巻市の市政を見ますと、特に市長と総務部長が食い違っている。大きな政策上の食い違いがある。市長が進めようとしているそういう政策が、総務部長は私らの総務企画委員会に来て別なことを話ししているのです。本来ですと、これは民間ですと首ですよ。そして、閣僚であれば、閣内不一致で、これは首が飛ぶ、罷免ですよ。どうしてそういうことになっているのか。特に石巻地区広域行政事務組合移転については、そういう大きな食い違いがございますので、その辺をひとつ明らかにしていただきたいというふうに思います。

 以上、壇上から質問させていただきます。

   〔亀山紘市長登壇〕



◎亀山紘市長 黒須議員の御質問にお答えいたします。

 初めに、無駄をなくすための事業仕分けの推進についてでありますが、本年8月の総選挙の結果、脱官僚依存、徹底した税金の無駄遣いの見直しなどを掲げた民主党政権が誕生し、子ども手当やガソリン税の暫定税率廃止など、総選挙のマニフェストの実現に向けた政治主導の国政運営が進んでいるところであります。特に先月には予算編成の透明性を確保するとともに、予算の無駄を洗い出すことを目的に事業仕分けが実施されたところであり、概算要求予算の削減額と財源の捻出総額は約1兆9,500億円と言われております。本市におきましても、厳しい財政状況の中、市民の視点に立って、行政としてすべきサービスとは何かを真剣に考え、めり張りのある行財政運営を進めるとともに、限りある資源を政策や事務事業に有効に生かすため、一層の選択と集中が求められているものと考えております。このため、国において実施された事業仕分けの結果が今後の予算編成にどのように反映されるかなどを注視するとともに、先進自治体の取り組み状況なども情報収集した上で、事業仕分けの導入についても庁内で十分に研究しながら、効率的な行財政運営に努めてまいりたいと考えております。

 また、人事につきましては、三浦議員にもお答えいたしましたように、職員は私の政策を実現するための大切な共同体であると考えておりますので、今後とも公平な人事管理に努めてまいる所存でありますので、御理解を賜りたいと存じます。

 なお、電算システム統合については、総務部長から答弁いたしますので、御了承願います。



◎植松守総務部長 私から、電算システム統合の問題についてお答えいたします。

 初めに、権力の乱用と公金の使われ方についてでありますが、市長のマニフェストにもありますとおり、清潔で公平な、そして対話を重視した生活者起点の市政運営を行っているところであり、権力を乱用することなく、適正な公金の使用を行っているところであります。

 また、合併前の旧石巻市議会においても電算システム統合における業者選定問題等に関する調査特別委員会が設置され、当該委員会での調査の結果、アンフェアと見られる事実はないとの結論が出されております。電算システムにつきましては、今後も更新が逐次行われていきますことから、市民や議員の方々に誤解を抱かれることのないような更新作業を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。



◆2番(黒須光男議員) それでは、何点かお尋ねをしたいと思います。

 まず、電算の問題でございますが、総務部長は今公平な入札等をやっていきたいというふうなお話であります。しかしながら、これまでそういうふうなものがなされていないために、ずっと5年間警察でも審議をしてきたわけです。それで、総務部長は事あるごとにこの間の9月の議会でも、もう電算問題は片づいたとうそぶいておりました。マスコミもそう書いています。しかしながら、警察に書類が押収されている事実は、そのときあるわけです。ですから、事件が解決した後でないとその書類は返されないわけです。多分10日前か2週間ぐらい前に書類一切返ってきたと思うのですが、議会もそうでしたけれども、そういう意味では総務部長の答弁は不的確だと私は思うのですが、その終わった、終わったと、終わっていなかったのではないかというふうなことを質問させていただきたいと思うのですが、見解をお伺いしたいと思います。



◎植松守総務部長 お答えいたします。

 電算統合疑惑ということについて、黒須議員からこれまでもさまざまな質問もいただきました。その都度、私たちのほうも誠心誠意お答えしてまいりました。電算統合疑惑、統合に絡む業者選定について、いわゆるアンフェアな事実があったのではないかと、それに端を発しまして百条委員会等、いろいろこの議会の場でも設置されて、調査研究がされてきておりました。それで、この黒須議員の主張につきましては、それぞれ公判の場で、いわゆる仙台地裁の石巻支部、それから仙台高等裁判所、さらには最高裁判所の場においてもいろいろと司法の場で議論が行われ、それでその司法の場でもそういう事実はないということで私は決着しているというふうに理解しておりますので、御理解を賜りたいと思います。



◆2番(黒須光男議員) 司法の場で、あなたは裁判長の意見を聞きましたか。私の訴えている、原告の訴えは棄却する。しかしながら、これはいろいろ精査すると、石巻市が勝ったのではないのだと。黒須の十分な主張を、分厚い私の原告の判断資料、それを、裁判官の書いたそういうものを見ていただきたい、しっかり述べているのですよ。あなたの耳に入っていますか。



◎植松守総務部長 繰り返し答弁いたします。

 この電算、黒須議員がそういうふうな正当性を主張なさるのは、それはそれで黒須議員の主張ですから、考え方ですから、それはいいと思います。ただ、電算統合に関する業者選定につきましては、既に司法の場で決着しておりますので、これ以上私のほうからこの問題について特に答弁をするものは、全く新しいものはありませんので、御理解を賜りたいと思います。



◆2番(黒須光男議員) 市長もお聞きになっているのです、総務部長の意見。9月の議会でも電算は終わったと言っているのですよ。警察に訴えていたのですよ、市議会は。ようやく今回出たのです、不起訴ということで。今の総務部長の話では、私は満足できないのです。市長、いかがですか。



◎亀山紘市長 議員御指摘のように、権力の乱用、あるいは公金の使われ方に十分注意するということは、これは行政に携わる者として一番大事であるというふうに考えております。その中で、今回の事件について不起訴ということでございますので、これからはそういったことにもきちっと対応できるようにしていきたいと、そういうふうに考えております。



◆2番(黒須光男議員) ぜひひとつお願いしたいと思います。

 実は、私の訴えた公文書偽造、これも実は不起訴になったのです。すなわち、八木メモ、総務部長、だれがこの八木メモの決裁者でありましたか、お答えください。



◎植松守総務部長 当時の企画部長だったと思います。



◆2番(黒須光男議員) その企画部長は今どうなっているのですか。植松和郎さんはその後どうなりましたか。



◎植松守総務部長 既にお亡くなりになっております。



◆2番(黒須光男議員) そういうことなのですよ。仙台地検、サクラギ検事、黒須さん、黒須議員さん、死人に口なし。あと一歩でしたねということなのですよ。決裁権者が死んでしまったのですよ、私が訴えた人間が。随分前市長と肩を組んで、しょっちゅう飲んでいたり、いろいろスキャンダルあったものですから、心労が重なったのでしょう。不規則だったのでしょう。そういうこともあって、死んでしまったのですよ。そういうことなのですよ、皆さん。亡くなってしまった、残念ながら。総務部長に尋ねても、いとこだから、何だかんだ言えないでしょうから。これは死人に口なし、そういうことです。

 こういうことでさまざまなアクシデントがあったり、この電算に絡んだ職員はかなり退職前におやめになったり、正しい者が市の権力によってやめさせられたり、まさにあってはならない事態がずっと続いたのです。私の言動を封じ込めるためにコンプライアンス条例をつくって、べたべたとポスターを張りましたよ、ステッカーを張りましたよ。市長、この問題はしっかり精査していただけるとなりましたけれども、ほかの職員ではだめです、これは。みんな絡んでいますから、灰色が多いですから。ですから、市長は新しい副市長に命じて、この問題をしっかりと調査し、そして報告もし、それを参考に新たな時代に向かっていく。それでなければ、これからの石巻市政は暗やみに入るのではないか、本当の明るさというのを取り戻せないのではなかろうか。職員、みんなびくびくとなっていますよ。河北総合支所長、そうでしょう。きょうも壇上にいない方々、みんな震え上がっているのですよ。ですから、きちっとこれは報告をして、市長、副市長を先頭にやっていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。



◎亀山紘市長 議員御指摘のようなことに関して、しっかりと精査させていただきまして、次の人員、人事をしっかり進めていきたいと考えております。



◆2番(黒須光男議員) ぜひしっかりとした人事体制をつくってください。

 次に、クリーンセンター、要するに皆さんもちょっと初めて聞くのですけれども、石巻地区広域行政事務組合があって、し尿処理ですとか、ごみの処理ですとか、いろいろやっている組合があるのですが、これは東松島市と女川町と石巻市、3団体で構成しているのですが、これはやっぱり事務所をかえようということで組合の事務局ではクリーンセンターに決定したのです。その決定した内容をぜひこの傍聴者にわかるように詳しく説明していただけませんか。



◎植松守総務部長 県は、本件については石巻地区広域行政事務組合の事務局での対応という話ですけれども、私が報告を受けております部分について可能な限り御説明申し上げたいと思います。

 まず、クリーンセンターの移転につきまして、石巻地区広域行政事務組合の事務局は御案内のとおり石巻ルネッサンス館に入居しております。今指摘がありましたように、年間1,300万円に上る賃料を払っていると。そういうことで、これまでも入居してまいりました。今回視聴覚教材センター等の石巻市への事務の移管に伴いまして、それで改めて石巻地区広域行政事務組合の事務局の移転について、組合内部でも検討委員会を設けて1年近く検討してまいりました。その中で河北総合支所も含め、今さまざまな観点から候補地、たしか6カ所ぐらいだったと思いますけれども、それについて多角的に委員会の中で調査検討を行い、それでクリーンセンターが妥当だというふうな結論を出したところであります。ただ、それが石巻地区広域行政事務組合の議会の内部での……(2番黒須光男議員「そこまで聞いておりませんから」と呼ぶ)そういうふうな説明手続がまだ十分でなかったということで、今回は議案を取り下げたということでございます。



◆2番(黒須光男議員) そこまで聞いておりません、まだ取り下げのことは。これからですよ。

 市長、石巻地区広域行政事務組合の局長、何だか新聞でも、ちょっと根回しが下手なような書き方されているのですが、私は石巻地区広域行政事務組合の亀山局長、これよくやったと思うのです。今あったように1,300万円のやっぱり減額をしたわけですよ、よくやったと。むしろこういうものをもっとマスコミに市のほうも説明して、しっかり書いていただく。説明責任があったのではないでしょうか。こういう丁寧に今総務部長がお答えになったように、かなり詳細にわたって調査したのです。そういうものがマスコミに出てこないのですよ、細かくですね。こういうものが書かれないから、市民が一体何をしているのだろうか。取り下げだと、市長がまずかったから取り下げたのでないかと思っている人が多いのですよ。ですから、これは大変いいことなのですよ。それが、いいことがストレートに伝わらないということが残念なので、その辺も一つの手法というふうなものに間違いがあったのではないか。私は、事務局長はよくやったと思いますよ。いかがですか、市長。



◎亀山紘市長 石巻地区広域行政事務組合としては、やはり2市1町の負担を軽減する。そして、さらに関連する各自治体の無駄をなくすということでは、非常に検討した結果、私としてはこれは正論であるというふうに考えております。



◆2番(黒須光男議員) 亀山局長に対する意見はどうですか、評価はどうですか。



◎亀山紘市長 名字も同じなものですから、余り悪くは言えませんけれども、私はよくやっていたというふうに認識しております。



◆2番(黒須光男議員) 今市長がおっしゃったとおり、正論であるということですよ。まさに正論だと思うのです、今の現下の厳しい石巻市の経済状況を見ますと、やっぱりよくやったと私思っている。これはやっぱりやるべきだと思うのです。ところが、先般の市議会の総務企画委員会において、総務部長は相当違ったことをお話ししているのです。今石巻地区広域行政事務組合の議員に対して説明が不足していたとか、あるいは河北の総合支所のほうに陳情があったからとか、市長と大きな食い違いがあるのです。2人の話し合いというのはどうなっているのですか。副市長は来たばっかりですよ。まさに一番の女房役は総務部長ではないですか。その総務部長と大きな食い違いがあって、こんなごたごた、ごたごた出したり引っ込んだり、市長の意見がまた次の日にひっくり返される。これはまずいのではないですか、市長、いかがですか。



◎亀山紘市長 大変私の不徳のなすところだと思っております。これからしっかりと体制を整えていきたいと、そういうふうに考えております。



◆2番(黒須光男議員) 市民のある人は、どっちが市長なのと言っているからね。これひとつ気をつけていただきたいと思います。

 河北総合支所への移転問題、これは突然になされたのです、ある日突然に。皆さんも出すあれ、これはいつ副市長のもとにこの陳情書は出されましたか。



◎北村悦朗副市長 お答えいたします。

 正式にはちょっとこれにはないのですが、私の副市長室に地元の方とお見えになられて、その要望書が提出されて、私が受け取りました。



◆2番(黒須光男議員) 市長、副市長、これはここ非常に問題なのですよ。提出されたのは、クリーンセンターでもう固まっているころに出ているのです。それで、私実は商工会ですとか知っているのですよ。商工会の代表、私の友達なのですよ。「おまえ、何してるんだ」と言ったのですよ。地元の河北の商工会、佐藤宗雄というのですけれども、これが代表、「何している」と言ったのですよ、私。そうしたら、「いや、黒さん、先輩、これ私は何もわかんないんですよ」と。地元の市議会議員から呼ばれて、判こ押せと言われたから押しただけだと。そして、私はもう一人の、だからひっくり返るからと、おれたち頑張るから、ひっくり返すからという話でしたよ。河北の総合支所に。

 また一方、行政区長会のほうにも私は当たってみたのです。そうしたら、これも単に電話来て、ただ判こを押しただけで、行ってくれと言われて行っただけですから、行政区長会の会議すらしていない。もちろん商工会もしていませんよ。そういうだれかにつくり上げられたのですよ、この陳情は。だから、やり方が、私ずっと見るとやっぱりある二、三人ですよ。今の庁舎の問題でも、電算の問題でも、この石巻地区広域行政事務組合の件でもやり方がすっかり同じなのですよ。(5番阿部純孝議員「下水道もだな」と呼ぶ)下水道もみんなだ。入札問題もしかりだ。全部同じ人間が加担しているのですよ。市長、これは商工会ですとか行政区長会が十分協議をして陳情に至ったと思っているのですか、どうなのですか。



◎亀山紘市長 この河北総合支所への移転の要望については、私がその要望書を見たのはかなり後になって、たしか11月の末だと思います。ですので、それまで私もよく知りませんでしたので、いきさつについては全く存じておりません。



◆2番(黒須光男議員) 市長、私聞いておりますのは、要するに商工会ですとか、行政区長会が十分に精査して、本当におれたちは欲しいのだという十分な根回しをして、会議をして、ほうはいとわき上がる地元の熱意なのかというふうに聞いているのですよ。そういうものを把握しているのですか、どうかと聞いている。お願いします。



◎亀山紘市長 全く把握しておりません。私は、要望書を見た限りにおいては区長名で来ておりますので、そういう意味では皆さん検討の上、要望を出されたものというふうに理解しておりました。



◆2番(黒須光男議員) 事実は小説よりも奇なりです。まさに違っていたのです。市長、副市長、違っているのですよ。あの人はただ連れてこられただけなの、判こを押してくれと、はい、わかったと、何もわからないで来たの。それがあたかも総意だと、住民の総意だと言われたら困りますよ、だれも。十分に亀山局長が精査をして、1,300万円をなくすための決断をしたのでしょう。皆さんで何回も何回も会議して。それをほごにするような、我々の力で、多数決でまた変えてやるという横暴な発言もあったのですよ、私が聞くところによると。それは看過できないな。毅然とした形で市長には臨んでいただきたい。いかがですか、市長、改めて伺いたいと思います。



◎亀山紘市長 これは、仮定での話ですけれども、要望書がそういったまちの総意に基づいて出されたものではないということであれば、これは言語道断でございます。ただし、その点に関しては私としても理解しておりませんので、その点についての今回の要望については、私としては判断しかねるというところでございます。



◆2番(黒須光男議員) これは看過できない問題ですので、市長、もう一度地元の商工会ですとか、市長のブレーンも行政委員の中にはおるでしょう。どうぞひとつ精査をして、きちっとけじめをつける。こういう横やりには毅然とした態度で臨むという姿勢をぜひお願いしたいと思います。

 次に、人事の介入がなされているのではないか。これは、本当に石巻市の市政の根幹を揺るがす問題であるという認識を持っているのです。総務部長にお尋ねします。石巻かほくは、あなたが総務部長になると内示前に発表しました。その二、三日前、あなたは居酒屋わきあいあいで飲食をしていますか、お尋ねします。



◎植松守総務部長 居酒屋わきあいあいには何度か行ったことがありますけれども、その時期にというのは私の記憶にはありません。



◆2番(黒須光男議員) 何回も行っている、わきあいあいに。その中に市議会議員と行っていませんでしたか。それを証言する人が出てきたのですよ。そこの従業員ですよ。その発表前に祝杯を上げていたということで話がありますよ。いかがですか。



◎植松守総務部長 何か誤解なさっているのかどうかわかりませんけれども、私が例えば内示の前にそういう居酒屋に行って祝杯を上げていたと。私がこれほど今いろんなことで責められていて、祝杯を上げる何か理由が一体どこにあるのだろうというふうにさえ今思っております。先ほどからずっと話を伺っておりますと、御自分の考え、正当性を主張されるのは、それはそれでよろしいのでしょうけれども、それをもってあたかもそれが全部事実だと、とても私にはそれは、ではそれについて答えなさいと言われても、なかなかそのすべてについて答えるものは今持ち合わせておりません。



◆2番(黒須光男議員) あなたを責めると言っていますけれども、総務部長になる前にあなたを何も責めていませんよ。そんな何年もかかってあなたを責めているような話をしていますけれども、総務部長になった過程、私はこれを今厳しく精査し、調査しているのです。その中に浮かび上がってきたのです。どうですか、特定議員とわきあいあいで飲んだことがあることは記憶にありますか。



◎植松守総務部長 特定議員というよりも、多くの議員の皆様とその居酒屋では飲んでおります。



◆2番(黒須光男議員) 私の調べた議員以外でも飲んでいるということになってくるわけですね。(「多くの議員」と呼ぶ者あり)多くの議員ね。私なんか一回も誘いもないし。どうですか、阿部純孝議員、飲んだことあるのですか。ですから、そういう偏ったものがやっぱり出てきているのですよ。

 ところで、私ずっと調査したのです、これ。そうしたら、そのわきあいあいの従業員が言っていました。ある議員に、「先生、先生の力、すごいね。総務部長も決めれるんだものね」と。「そう、そう、うちのほうのスパイやっていたからさ」と。だから、進言してならせたんだという話ですよ。全く私は全部裏とっていますから、ですからあなたは頼まなかったかもしれませんけれども、そういう議員が言っているのです。そういうことなのです。(植松守総務部長「はい、議長」と呼ぶ)いや、まだまだ、まだまだまだですよ。

 そこで、締めの段階で市長にお尋ねしたいのです。私の今の発言、総務部長は間違っているとか何だか、私だけ責められるという話ですけれども、これが今の全体の石巻市の政策上、随分つながってリンクするのです。ですから、私はどこに問題があるのかというふうなことで、最終的にはここだなと思ってやっているのです。調べたのです。いろんな人に当たったら、やっぱり出てきた。ですから、市長、私のこの発言、人事権を持っているのは市長です。総務部長ではない、市長です。市長は、私の発言が間違っていたら間違っていた、それ以上の答えを私は求めませんけれども、そういう一つのいろんなアプローチがあったと思うのです。あった、それはわかりませんよ。ですが、そういう世間は言っているのです。みんな見た。そして、その議員から聞いた内容を私に直接教えてくるのです、走ってくるのですよ。ですから、市長、間違っていたら間違っていた、それだけを。正しいとかとは聞きませんよ、それだけはお答えいただきたいのですが、いかがですか。



◎亀山紘市長 人事権を持つ私としては、間違っていなかったというふうに思っております。



◆2番(黒須光男議員) 市長にそこまで言っていただける、大変ありがたい。私の調査が間違っていなかったということですよ。そうでしょう。私が間違って……逆ですか、市長。どうなのですか。私は、そう思いますよ。(「市長の判断が間違っていなかったということ」と呼ぶ者あり)いやいや、市長の判断でない。私が聞いたことが市長にそういう影響を与えたというふうなことを、みんなその議員がおっしゃっているのです。私は、そういう働きかけをしたということを皆さんに公言しているのです。ですから、私はそういう意味で人事にそういう。ですから、私の今の意見が間違っていたのかどうかだけを聞いている。それ以上の答えを私は求めませんと言っているのです。もう一度お答えください。



◎亀山紘市長 間違いです。私の人事に間違いはないというふうに思っております。



◆2番(黒須光男議員) 市長、これよりのことは私もわかっていますけれども、言いませんよ、市長。(「時間」と呼ぶ者あり)まだ時間ありますよ。ですから、市長、今後はそういう一つの風聞が言われてきたのです。二度とこういうふうなことを議場で言われてはだめですよ、市長。言われるすきが市長にあったのですよ。まさにそれはぬぐうことのできない。市長、あるのですよ、私は押さえていますから。ですから、市長がそういう答弁であれば、私はそれより追及しませんけれども、やっぱり現実は私の言っているのが正しいと思っているが。それ以上は言いませんよ。市長、これは追及しない、男だから私も。ですから、その辺を肝に銘じて、市長は市政運営をきちっとやっていく。一部議員のそういういろんな言動を排除して、しっかりやっていただきたい。もう一度、決意のほどをお伺いします。



◎亀山紘市長 風聞と思っておりますけれども、そういったことに関しても風聞が流されるということ自体、まさしく不徳のいたすところだと思いますので、今後はしっかりとした市政運営をしていきたいと、そういうふうに思っております。



◆2番(黒須光男議員) そういうことで、市長、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。

 これからのリーダー、リーダーが生き残る、そのためには力で進めてはだめだと。やっぱり変化に気づく人のみだけが生きられる、こういうことを私は聞いたのです。きょうは、チェンジ石巻の会の会長も来ていますよ。そういう変化を求める方々が石巻市に大変多いのです。ですから、市長、この言葉はどうですか。市長が時代の変化に気づき、政治を行うに当たって、市長の政治姿勢をもう一度お尋ねをしたいと思います。



◎亀山紘市長 ただいまの御意見は、私に対する応援というふうに受けとめさせていただきまして、今後これからしっかりとした石巻市の市政運営をしていきたいと、そういうふうに改めて思いを強くいたしているところでございます。



◆2番(黒須光男議員) 市長のその言葉に返したいと思います。市政運営には、与党も野党もないのです。論客の阿部純孝議員ですとか今村議員、これが正論であれば私たちも市長には協力すると、私と一緒に話ししている。こういう、そうですか、言わないとおれ気が済まないから。森山議員も丹野議員も私の同級生でございまして、また常道、正道を歩む?橋健治議員ですとか、機を見るに敏な阿部和芳議員ですとか、さまざまな形でおります。いっぱい、多士済々。ですから、市長がやっぱり真っ正面に進んでいくのであれば、与党も野党もなく協力するであろうというふうなことを伝えまして終わりにさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(阿部仁州議員) 以上で2番黒須光男議員の質問を終わります。

                                          



△日程第3 請願について



○議長(阿部仁州議員) 次に、日程第3請願についてであります。建設委員長から請願審査について報告を求めます。17番。

   〔建設委員長千田直人議員登壇〕



◎建設委員長(千田直人議員) それでは、当委員会に審査方付託になりました平成21年請願第3号市道(大瓜南境線)の拡幅および街路灯整備に関する請願について、審査の概要並びに結果について御報告申し上げます。

 その願意についてでありますが、石巻北部バイパスの開通に伴う道路の形態と交通体系の変化により、開北橋北部から宮城県石巻商業高等学校までの市道区間は、通学時間帯の交通量が従来の倍以上となることから、通学に伴う学生の安全確保のため、車道及び歩道の拡幅実施と部分設置となっている開北橋北部から石巻専修大学正門までの市道大瓜南境線上の街路灯について、交通安全及び防犯対策の観点から、街路灯の完全整備について要望するというものであります。

 行政当局からは、市道等の拡幅については、石巻北部バイパスの開通後に交通量調査等を実施し、拡幅について検討したい。また、街路灯整備については、堤防敷を利用している道路であることから、管轄する北上川下流河川事務所と協議中であるが、前向きな方向で検討していることから、整備する方向で対応していきたいと考えているとの意見がありました。

 続いて、請願者に対しての質疑では、現在の交通量の把握について質疑があり、大型、中型バスが約10台及び学生送迎のための車が約100台同市道で利用しており、それらが登下校の時間帯に集中している旨答弁がありました。

 次に、行政当局に対しての質疑では、街路灯設置についての今後の見通しについて質疑があり、北上川下流河川事務所とは、堤防に直接設置することは困難なことから、堤防の外に電線を地下埋設する方法で協議している段階であり、早急に整備したいと考えている旨の答弁がありました。

 採決の結果、本請願は願意を妥当と認め、採択すべきものと決した次第であります。

 なお、本請願につきましては、市長に送付し、その処理の経過と結果の報告を請求することを適当と認めました。

 以上、御報告申し上げます。



○議長(阿部仁州議員) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 質疑なしと認めます。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本請願は委員長の報告のとおりこれを採択し、市長に送付の上、その処理の経過及び結果の報告を請求することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認めます。よって、本請願は採択することに決しました。

 次に、産経教育委員長から請願審査について報告を求めます。8番。

   〔産経教育委員長?橋栄一議員登壇〕



◎産経教育委員長(?橋栄一議員) 当委員会に審査方付託になりました請願2件について、審査の概要並びに結果を御報告申し上げます。

 まず初めに、平成21年請願第4号改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書の提出方請願について御報告申し上げます。

 その願意についてでありますが、平成18年12月の改正貸金業法の成立を受け、これまで行政や民間団体が多重債務問題に取り組んできたことにより、多重債務者が大幅に減少するなど、着実に成果を上げてきているところである。しかし、その一方、改正法の施行後、消費者金融における契約件数は減少するとともに、資金調達が制限された中小企業においては倒産件数が増加してきていることなどから、改正貸金業法の完全施行の延期や貸金業者に対する規制緩和を求める論調が出てきているところであるが、このことは再び多重債務者の増加や負担増を招く恐れがあることから、改正貸金業法の早期の完全施行と、相談体制並びに個人及び中小企業者向けセーフティーネット貸し付けのさらなる充実、またヤミ金融の撲滅を求める意見書を国に対して提出されたいというものであります。

 なお、本請願について、当局より改正貸金業法が早期に完全施行されることにより、高金利貸し付けや過剰貸し付けが是正されるなど、多重債務の防止に効果があることなどから、改正貸金業法の早期の完全施行について賛同する旨意見がありました。

 審査において質疑はなく、採決の結果、本請願は願意を妥当と認め、採択すべきものと決した次第であります。

 次に、平成21年請願第5号「社会的セーフティネットの拡充に関する意見書」の提出方請願について御報告申し上げます。

 その願意についてでありますが、急速に悪化する雇用情勢に対応するため、平成21年10月から雇用と住居を失った者に対する総合支援策が実施されているが、訓練、生活支援給付、住宅手当、就職安定資金融資、生活福祉資金がそれぞれ別の申請窓口になっており、セーフティーネットとしての機能が十分に発揮されにくいこと、また雇用情勢に改善の兆しが見られない中、生活保護受給者数は急増しており、約6人に1人が貧困であるとも公表されている。生活保護制度は、最後のセーフティーネットであり、国が責任を持って実施体制を確保すべきであることから、健康で文化的な最低限度の生活を営むことができるよう、総合的なセーフティーネット体系の整備を求める意見書を国に対して提出されたいというものであります。

 なお、本請願について、当局より住居や生活資金など、失業者の抱える問題は複雑化していることから、ワンストップサービスとして迅速かつ円滑に支援する制度を確立する必要があるとともに、生活保護制度について、国の責任において運用の改善、実施体制の確保及び財源保障を行う必要があることから、賛同する旨意見がありました。

 審査において質疑はなく、採決の結果、本請願は願意を妥当と認め、採択すべきものと決した次第であります。

 以上、御報告申し上げます。



○議長(阿部仁州議員) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 質疑なしと認めます。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2請願は委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認めます。よって、本2請願は採択することに決しました。

                                          



△日程第4 第149号議案暴力団の利益となる公の施設の使用等の制限に関する条例



△日程第5 第150号議案石巻市視聴覚センター条例



△日程第6 第151号議案石巻市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例



△日程第7 第152号議案石巻市駅前立体駐車場の使用料に関する条例の一部を改正する条例



△日程第8 第153号議案石巻市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例



△日程第9 第154号議案石巻市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例



△日程第10 第155号議案石巻市農村公園等条例の一部を改正する条例



△日程第11 第156号議案石巻市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例



△日程第12 第157号議案平成21年度石巻市一般会計補正予算(第13号)



△日程第13 第158号議案平成21年度石巻市診療所事業特別会計補正予算(第3号)



△日程第14 第159号議案平成21年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)



△日程第15 第160号議案平成21年度石巻市病院事業会計補正予算(第5号)



△日程第16 第161号議案指定管理者の指定について(石巻市牡鹿表浜センター)



△日程第17 第162号議案指定管理者の指定について(石巻市道の駅「上品の郷」)



△日程第18 第163号議案指定管理者の指定について(石巻市サン・ファン・バウティスタパーク)



○議長(阿部仁州議員) 次に、日程第4第149号議案暴力団の利益となる公の施設の使用等の制限に関する条例から日程第18第163号議案指定管理者の指定について(石巻市サン・ファン・バウティスタパーク)まで、以上15議案を一括議題といたします。

 本15議案の審査について、各常任委員長から報告を求めます。初めに、総務企画委員長の報告を求めます。6番。

   〔総務企画委員長青山久栄議員登壇〕



◎総務企画委員長(青山久栄議員) ただいま議題となりました15議案中、当委員会に付託されました議案の審査経過並びに結果について御報告申し上げます。

 付託されました5議案は、去る12月8日、委員会を開催し、慎重審査の結果、お手元に配付の議案審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決した次第であります。以下、主な質疑の概要を申し上げます。

 第149号議案暴力団の利益となる公の施設の使用等の制限に関する条例では、石巻地域における暴力団の実態について質疑があり、石巻地域には二百数十名の暴力団がいると聞いているが、近年主立ったトラブルは発生していない旨答弁がありました。

 また、条例の概要等について質疑があり、平成19年より宮城県、県警、県内全自治体、弁護士会及び民間団体により協議会を設置し、県下全体で暴力団追放等の運動を展開してきたものであり、県を挙げた取り組みの一つとして条例を制定するものである。今回は、公の施設106カ所を対象としたが、対象施設は必要に応じて追加したいと考えており、個別の事例についても警察と情報交換を十分に行って対応していきたいと考えている旨答弁がありました。

 次に、第152号議案石巻市駅前立体駐車場の使用料に関する条例の一部を改正する条例では、駐車スペース等の拡幅について質疑があり、一般利用者の駐車スペースは約170台分確保している。そのうち、身障者用スペースは各階への出入り口付近に拡幅して確保するが、その他の駐車スペース等は既存の状態のまま、平面の石巻駅前駐車場と併用していきたいと考えている旨答弁がありました。

 また、立体駐車場出入り口の交通安全対策について質疑があり、安全確認用のカーブミラーの設置や警備員を配置して利用者の安全を確保していきたいと考えている旨答弁がありました。

 また、駅前駐車場、交流広場及び立体駐車場の一体的な維持管理について質疑があり、立体駐車場は庁舎の附帯施設と考えているが、駅前駐車場及び交流広場は都市計画上の政策目的があることから、その管理については分離して考えていきたい旨、答弁がありました。

 次に、第157号議案平成21年度石巻市一般会計補正予算(第13号)、歳出、2款総務費、1項総務管理費、9目地域交通費では、本庁地区2地域の住民バス、乗り合いタクシーの概要等について質疑があり、山の手地区では利用者の電話予約により、3名程度がタクシーに乗り合い、自宅から中心市街地まで送るハーフデマンド方式を採用する。平日のみ4往復運行し、1人1回300円、1日72人程度の利用を見込んでいる。水押、開北、大橋、水明地区では、9人乗りジャンボタクシーによる定時定路線の運行形態を考えており、平日のみの運行で、1人1回利用距離により100円から500円の料金を考えており、1日56人程度の利用を見込んでいる旨答弁がありました。

 また、今後のスケジュール等について質疑があり、運行協議会と運行事業者間の契約締結、運行許可の申請、そして地元町内会と細部の調整を行い、平成22年4月1日より試験運行を予定している。試験運行までに住民説明会や町内会を通じて地区住民への周知を行い、利用促進を図っていきたいと考えている旨、答弁がありました。

 以上、御報告申し上げます。



○議長(阿部仁州議員) 次に、環境福祉委員長の報告を求めます。34番。

   〔環境福祉委員長庄司慈明議員登壇〕



◎環境福祉委員長(庄司慈明議員) ただいま議題となりました15議案中、当委員会に付託されました議案の審査経過並びに結果について御報告申し上げます。

 付託されました6議案は、去る12月8日、委員会を開催し、慎重審査の結果、お手元に配付の議案審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決した次第であります。以下、主な質疑の概要を申し上げます。

 初めに、第153号議案石巻市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例では、待機児童数について質疑があり、12月1日現在、向陽地区第二放課後児童クラブが1名、蛇田地区3名、鹿妻地区2名、渡波地区4名、合計10名となっているが、今年度新設及び増設することから、待機児童は減少する見込みである。しかし、待機児童が恒常化している児童クラブもあることから、余裕教室等の活用など、関係機関と協議を進め、その解消に努めていきたいと考えている旨答弁がありました。

 次に、第154号議案石巻市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例では、小学校2年生まで助成対象を拡大した理由等について質疑があり、小学校低学年は疾病率や病院受診率が高いこと、また拡大部分は一般財源となることから、財政負担等を考慮し、決定した。なお、市長マニフェストでは、平成24年度まで助成対象を小学校6年生まで拡大することを掲げていることから、今後の財政状況等を勘案しながら、段階的に進めていきたいと考えている旨答弁がありました。

 また、助成対象者数等について質疑があり、制度拡大に伴う助成対象者は2,601人、全体で1万282人と推測している。なお、助成額については、平成21年度で2億5,300万円を予算措置しているが、今回の助成対象者の拡大により、約6,100万円の増額が見込まれることから、平成22年度は3億1,400万円と試算している旨答弁がありました。

 これに対して、市長マニフェスト実現に向けた今後の見通し等について質疑があり、今回の事業拡大に向けた検討では、最終的に6年生までを助成対象とした場合などを含め、さまざまな試算を行ったが、多額の財源が必要となることもあり、今後の市の財政状況の見通し等も考慮した中で、関係部署と協議し、今回の事業拡大となった。今後の助成対象者の拡大については、その財源が一般財源であり、宮城県からの補助も見込めないことから、本市の財政状況の推移を注視する中で判断していきたいと考えている旨答弁がありました。

 また、他市の助成状況について質疑があり、仙台市ほか11市については6歳までの入院及び通院医療費に助成をしており、8歳までを助成対象とすることは県内の市では初となる旨答弁がありました。

 次に、第157号議案平成21年度石巻市一般会計補正予算(第13号)、歳出、3款民生費、1項社会福祉費では、グループホームへのスプリンクラー設置について質疑があり、本市のグループホームは全体で20施設、このうち面積基準により3施設が本事業の補助対象外となる。スプリンクラーの設置状況については、今回の補正により7施設、前回の補正で3施設、既に設置済みの1施設を含めると、今年度末には11施設で設置済みとなる。なお、本事業については今後も継続されることから、未設置施設に対し、引き続き設置について働きかけていきたいと考えている旨答弁がありました。

 次に、3款3項児童福祉費、15目子育て応援特別手当交付事業費では、減額理由について質疑があり、国の経済危機対策の一環として、平成21年度限りとして、幼児教育期における子育て支援のための交付金を措置していたが、政権交代により新政府が新たな子育て支援策を打ち出す中で、事業の執行が停止されたことに伴う減額補正である。なお、新たな支援策については正式決定されておらず、詳細な内容について把握できていない旨答弁がありました。

 次に、3款4項生活保護費では、扶助費の増額理由について質疑があり、国の政権交代により、本年4月に廃止された生活保護の母子加算が全額復活したこと、昨今の経済、雇用状況により生活保護受給世帯がふえ、医療扶助費が増額したことなどによる補正である旨答弁がありました。

 次に、4款衛生費、1項保健衛生費では、「食を活かした元気な石巻」都市宣言イベントの詳細について質疑があり、来年2月9日、河北総合センター、ビッグバンで開催を予定している。内容は、講演会のほか、食に関する絵画コンクール、また本市の伝統的料理の試食コーナーを設け、地場産品のPRに努めていきたいと考えている旨答弁がありました。

 次に、4款2項清掃費では、石巻広域クリーンセンターから示された減量計画の進捗状況について質疑があり、本市には年間708トン、5年で3,540トンの減量目標が示されたが、計画2年目の平成20年度末で目標を約800トン上回る4,300トンのごみ減量を達成した。今後も環境フェアなどを通して、生ごみの水切り手法や、飲食店等で食べ残した料理を自宅に持ち帰る運動など、減量化対策に努めていきたいと考えている旨答弁がありました。

 次に、第159号議案平成21年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)では、減額理由について質疑があり、2市1町で共同設置している介護認定審査会の開催が当初予定していた回数を下回ったことによる負担金の減額補正である旨答弁がありました。

 次に、第160号議案平成21年度石巻市病院事業会計補正予算(第5号)では、材料費の増額理由について質疑があり、市立牡鹿病院の医師がかわったことによる使用薬剤の種類と使用量等の変更によるものである。なお、薬剤費の増加に伴う収益的収入として5,000万円増額補正している旨答弁がありました。

 さらに、資本的支出の補正内容について質疑があり、石巻市立病院が実施する人間ドックの検査項目に眼圧測定を追加するため、眼圧測定器の購入と平成22年4月の診療報酬改定に対応するため、市立雄勝病院及び牡鹿病院の歯科レセプトシステムを更新するための経費である旨答弁がありました。

 これに関連して、医療機器の更新についての質疑があり、開院から11年が経過していることから、機器の老朽化状況を見定めるとともに、市全体の財政状況等について関係課と協議し、計画的に更新していきたいと考えている旨答弁がありました。

 なお、当委員会は、本年3月18日から所管事務の調査を行い、その内容をお手元に配付の報告書のとおり議長に提出いたしましたので、あわせて御報告申し上げます。

                                   平成21年12月18日  

 石巻市議会議長 阿 部 仁 州 殿

                                 環境福祉委員会

                                 委員長 庄 司 慈 明

   委員会所管事務調査報告書

 本委員会は下記のとおり所管事務の調査を終了したので、石巻市議会会議規則第99条の規定により報告いたします。

                      記

1 調査事項  雄勝保育所建設用地取得の経緯と今後の対応について

2 調査方法  委員会を開催し、当局からの資料提供及び意見を聴取

3 調査期間  平成21年3月18日(水)から平成21年12月17日(木)まで

4 調査結果

  平成21年第1回定例会における雄勝保育所建設事業費(実施設計業務委託料等)の議案審査(平成21年3月10日)において、雄勝保育所建設予定地として購入した土地に、長期間にわたり廃棄物が野積みされていたこと、造成工事中にコンクリート片等の産業廃棄物が見つかっているなどの指摘があり、現地調査の必要があると判断したことから、平成21年3月12日に委員派遣による現地視察を実施した。

  その際、3カ所の掘削調査を実施したところ、1カ所から委員会審査における指摘のとおり、産業廃棄物と思われるコンクリート片が多数出土したものである。

  保育所建設予定地から産業廃棄物系のごみが見つかること自体問題であり、当該用地の取得経緯の検証と今後の安全確保対策について調査する必要があることから、所管事務調査として実施することとしたものである。

  調査概要は、平成21年9月24日提出した別添「委員会所管事務調査中間報告書」のとおりであるが、懸案となっていた追加購入した隣接地の整備方針及び埋設物確認工事等に要した費用の取り扱いについて、平成21年11月26日及び12月8日開催の委員会において、当局から結果の報告が行われたことを受け、委員会として所管事務調査を終了することとした。

  なお、今回の「雄勝保育所建設用地取得の経緯と今後の対応」について、当局においては中間報告の中でも指摘したとおり、多くの委員が反省と改善を求めていることに留意し、今回の問題を教訓として、今後の適正な事務執行に生かしていくことを強く求め、当委員会の所管事務調査報告とする。

  なお、中間報告以降の調査概要は別紙所管事務調査活動状況のとおりである。



○議長(阿部仁州議員) 次に、建設委員長の報告を求めます。17番。

   〔建設委員長千田直人議員登壇〕



◎建設委員長(千田直人議員) ただいま議題となりました15議案中、当委員会に付託されました議案の審査経過並びに結果について御報告申し上げます。

 付託されました1議案は、去る12月9日、委員会を開催し、慎重審査の結果、お手元に配付の議案審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決した次第であります。以下、主な質疑の概要を申し上げます。

 第157号議案平成21年度石巻市一般会計補正予算(第13号)、歳出、8款土木費、2項道路橋りょう費では、高潮対策としての市道のかさ上げ工事の内容について質疑があり、渡波町三・幸町海岸線及び塩富町二・七勺線の市道について、測量、調査の上、舗装のオーバーレイと側溝をかさ上げするものである旨の答弁がありました。

 また、かさ上げする高さについて質疑があり、台風等による異常な潮位の変化を除き、10センチメートルから15センチメートルのかさ上げを実施すれば、通常の潮位変化には十分対応できるものと考えている旨答弁がありました。

 関連して、無堤防地帯に対する高潮浸水対策の進捗状況等について質疑があり、北上川下流河川事務所において平成14年に門脇町側で観測された最大潮位に対応するため、今年度から実施しており、今年は門脇町、住吉町側約1.2キロメートル、来年度は左岸の湊地区側の約1.5キロメートルを整備予定である旨の答弁がありました。

 以上、御報告申し上げます。



○議長(阿部仁州議員) 次に、産経教育委員長の報告を求めます。8番。

   〔産経教育委員長?橋栄一議員登壇〕



◎産経教育委員長(?橋栄一議員) ただいま議題となりました15議案中、当委員会に付託されました議案の審査経過並びに結果について御報告申し上げます。

 付託されました6議案は、去る12月9日、委員会を開催し、慎重審査の結果、お手元に配付の議案審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決した次第であります。以下、主な質疑の概要を申し上げます。

 第157号議案平成21年度石巻市一般会計補正予算(第13号)、歳出、6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費、桃生農業者トレーニングセンター費では、屋根改修工事の内容について質疑があり、アスファルトシングルぶきになっていた屋根を一般の屋根にも使われているガルバリウム鋼板材を上から覆いかぶせる工法で改修する旨答弁がありました。

 次に、10款教育費、2項小学校費、3目学校建設費では、耐震補強工事の内容について質疑があり、吉浜小学校屋内運動場については、耐震診断の結果、はりと基礎が小さく、各面の壁が単独で自立している構造であり、倒壊しやすい形状であるとの評価を受けたことから、耐震性を確保するために他の学校の耐震補強工事と比較して工事費並びに工期とも規模が大きい工事となる。また、石巻小学校耐震補強工事では、耐震診断の結果、校舎の一部について大規模な地震で倒壊などの危険性が高いとされるIs値0.3未満となるIs値0.20から0.23の範囲であるとの診断結果を踏まえ、検討を行った結果、西校舎については耐震補強工事により対応することとし、東校舎については改築工事により対応することとした旨答弁がありました。

 また、今後の市内小中学校における耐震補強事業計画について質疑があり、耐震性について非常に危険性が高いとされるIs値0.3未満の施設については、今回補正予算計上した1校舎、9屋内運動場の耐震化が図られることにより完了する。なお、国が整備基準としているIs値0.3から0.7未満の施設については、校舎及び屋内運動場を合わせると全体で30施設あることから、今後計画的に対応していく旨答弁がありました。

 次に、第162号議案指定管理者の指定について(石巻市道の駅「上品の郷」)では、経営状況について質疑があり、保養施設ふたごの湯を初め、コンビニエンスストアや直売所及びレストランなど、テナント料も含めた全体の売上金額は平成20年度実績で7億4,450万1,000円となった。そのうち株式会社かほく上品の郷の収支状況については、収入が4億179万2,000円であるのに対し、支出が3億9,233万5,000円であり、差し引き945万7,000円の当期純利益となっている旨答弁がありました。

 次に、当委員会に審査方送付になりました陳情2件について、審査の概要並びに結果について御報告申し上げます。まず初めに、平成21年陳情第8号新農地制度の円滑な運用に向けた農業委員会の体制整備に関する要請について御報告申し上げます。その願意についてでありますが、本年度の農地法等の改正により、我が国の食料自給力強化を目指し、基礎的資源である農地等の効率的な利用を促進するため、農地転用規制の厳格化や貸借規制の緩和などによって、幅広く農業参入を認めることとなった。こうした改正に伴い、農業委員会の担う許認可等の業務と役割が質、量ともに増大することから、法改正の目的を達成するためには、農業委員会の活動に対する支援が必要であり、石巻市議会として農業委員会の活動予算の確保や、事務局体制の整備、強化について、支援、協力をいただきたいというものであります。

 本陳情について、委員からは、市の組織機構の体制整備に関する要請であり、当委員会において採択の可否を問うにはなじまないのではとの意見もありましたが、今回の農地法の改正は、国内の食料自給力の強化などを目的としたものであり、また体制整備を行った場合には、国においても財政的支援を行う方針であることなどから、委員会としても農業振興を推し進める上で、意思表示してもいいのではないかとの意見もあり、採決の結果、願意を妥当と認め、当委員会として当局に対し、口頭により関係部署との協議の上、必要な措置を講じられるよう要請いたしました。

 次に、平成21年陳情第13号戸別所得補償制度及び水田農業政策に関する要請について御報告申し上げます。その願意についてでありますが、平成22年度から実施される戸別所得補償モデル事業は農業者にとって極めて重要な政策であり、生産現場では大きな期待と関心を有している。これら制度の実施に当たり、JAグループでは戸別所得補償モデル事業や水田利活用自給率向上事業等についての政策提案を策定したもので、農業者の営農と経営の安定を図る観点から、提案事項等の実現について、特段の支援をお願いしたいというものであります。

 本陳情について、当局より来年度から実施される予定のモデル事業は、農業者の安定的な農業経営を推進する上で極めて重要な施策であると考えている旨意見がありました。

 また、委員からは、願意については理解するところであるが、国において正式決定したものではないことから、当委員会としての取り扱いについては慎重に取り扱うべきではないかとの意見もありましたが、採決の結果、願意を妥当と認め、委員会としてこの要請内容を十分認識するとともに、今後機会をとらえ、関係機関への働きかけを行うなどの措置について検討していくこととしたほか、当局に対し、口頭により要請内容に対する理解と関係機関との連携、協力について要請したものであります。

 以上、御報告申し上げます。



○議長(阿部仁州議員) 以上で各常任委員長の報告を終わります。ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 質疑なしと認めます。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。

 本15議案に対する各常任委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認めます。よって、本15議案は原案のとおり可決されました。暫時休憩いたします。

   午後2時35分休憩

                                          

   午後2時55分開議



○議長(阿部仁州議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                          



△日程第19 第169号議案平成21年度石巻市一般会計補正予算(第14号)



○議長(阿部仁州議員) 日程第19第169号議案平成21年度石巻市一般会計補正予算(第14号)を議題といたします。本案について企画部長から説明を求めます。企画部長。



◎大槻英夫企画部長 ただいま上程されました第169号議案平成21年度石巻市一般会計補正予算(第14号)について御説明申し上げます。

 今回の追加補正予算は、国の補助内示に伴い、ブロードバンドゼロ地域の解消を目指し、公設民営による情報通信基盤施設である光ファイバー網の整備に要する経費を措置したものでございます。本事業によるブロードバンドゼロ地域の解消については、地域情報通信基盤整備推進交付金等を活用し、既存通信事業者の電話交換局単位で、相川、大川、稲井、荻浜、谷川、大原浜など6カ所のブロードバンド未対応局管内と北上、河南、船越、雄勝、牡鹿など5カ所の高速アナログ回線対応局管内について光ファイパー網を構築し、超高速ブロードバンドサービスを提供するものであり、本事業の実施により、本市におきまして離島地域を除く全域が超高速ブロードバンドサービスを享受できる環境整備が図られるものであります。

 それでは、表紙番号7、石巻市一般会計補正予算の1ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でございまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億7,050万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ648億8,345万9,000円といたすものであります。

 第2条は、繰越明許費の補正でございまして、4ページの第2表繰越明許費補正にありますように、本事業は工事施工のスケジュール上、年度内に事業が完了しないことから、翌年度に繰り越して使用することができる経費を新たに追加するものであります。

 次に、表紙番号8、石巻市一般会計補正予算事項別明細書により、歳出から御説明申し上げますので、8ページをごらん願います。6目企画費の1地域情報通信基盤整備事業費に2億7,050万1,000円を計上しておりますが、これはただいま御説明申し上げました地域情報通信基盤整備工事費など、地域情報通信基盤施設の整備に要する経費を措置したものであります。

 次に、歳入について御説明申し上げますので、4ページをごらん願います。2項国庫補助金の8目、総務費国庫補助金に2億3,220万円を計上しておりますが、これは今回の経費に充当するための地域情報通信基盤整備推進交付金等を措置したものであります。

 次に、6ページ、1目財政調整基金繰入金に3,830万円1,000円を計上しておりますが、これは歳入歳出予算調整の結果、なお必要とする財源補てんのため、財源調整基金繰入金を措置したものであります。

 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(阿部仁州議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                          



△日程第20 第170号議案工事請負契約の一部変更について(門脇中学校屋内運動場建設工事)



○議長(阿部仁州議員) 次に、日程第20第170号議案工事請負契約の一部変更について(門脇中学校屋内運動場建設工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。



◎植松守総務部長 ただいま上程されました第170号議案門脇中学校屋内運動場建設工事に係る工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。

 表紙番号6の1ページをごらん願います。本案は、平成21年第4回臨時会におきまして議決されました工事請負契約の一部を変更することについて、議決を求めようとするものでございます。本工事は、菱中建設株式会社石巻支店が請負金額3億8,178万円で契約しているところでございますが、工事開始に伴い、周辺住民に対して安全施策等の説明会を実施いたしましたところ、日照や圧迫感等に関して疑念が生じたため、理解を得ることができませんでした。このことから、懸念事項の軽減対策として、建物の位置を現校舎と並行に並べる配置の変更と、あわせて現設計地盤の高さを1メートル程度切り下げて建設工事を行おうとするものでございます。以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1,103万4,450円の増額となり、契約金額を3億9,281万4,450円に変更しようとするものでございます。

 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(阿部仁州議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。



◆1番(今村正誼議員) この工事は説明があったように、日照、それから圧迫感、地域住民の人たちが校舎よりも高い建物がすぐ真上にでき上がるというふうなことで騒ぎになりまして、それが結果的に何回か市と、それから関係者との話し合いで90度回転するというふうになったということであります。地域の住民の人たちは、全部は納得しないけれども、これ以上騒ぎたくはないというふうな思いが強かったと思います。

 それはそれとして、私がちょっと懸念するのは、90度移転することによって、プールと体育館の接近度が増したと。随分前に見た図面でしたので、今正確には掌握していないのですけれども、その通路となるところというのは、1メートルに至っていないのか、あるいはそのぐらいなのかなというふうな認識ありましたけれども、そういった狭いプールと、それから建物の工事のところが狭い中で、生徒の安全、これが来年の12月までいくわけですので、そこら辺はどのようにお考えなのか。安全は確保されるのかどうか、その点だけ1点お聞きしたいと思います。



◎櫻田公二建設部長 確かにプールとは狭くなりますけれども、それは要するに防護さく等において工事の期間中も安全に施工したいと考えております。



◆1番(今村正誼議員) もう一点だけ。住民との話し合い、結果的にやりましたよね。工事がこのようになって、実際は工事をやるのは来年になると思うのですけれども、住民との話し合いはこういうことになりましたみたいな話は最終的にはしたのですか、あるいは工事をやる前に話すのか、そこら辺の理解が私は必要ではないのかなと思うのですけれども、その点いかがですか。



◎熊谷徹教育部長 お答えします。

 きょうの議決をいただきましてから、1月早々に再度安全対策を含めた中で説明会を開催する予定にしてございます。



○議長(阿部仁州議員) ほかにありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                          



△日程第21 第171号議案工事請負契約の一部変更について(西流下釜雨水幹線築造工事)



○議長(阿部仁州議員) 次に、日程第21第171号議案工事請負契約の一部変更について(西流下釜雨水幹線築造工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。



◎植松守総務部長 ただいま上程されました第171号議案西流下釜雨水幹線築造工事に係る工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。

 表紙番号6の2ページをごらん願います。本案は、平成21年第5回臨時会におきまして議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。本工事は、東鉄工業株式会社東北支店が請負金額1億6,905万円で施工しているところでございますが、今回は管渠工の施工延長等について変更を行おうとするものでございます。釜雨水幹線につきましては、平成17年度から年次計画で整備を進めてきているところであり、今年度の工事として内幅3,000ミリメートル、高さ3,000ミリメートルのボックスカルバートを延長182.287メートル施工することとしておりましたが、釜地区は市内でも浸水被害の著しい地域であり、早期に整備促進を図る必要がありますことから、施工延長を29.195メートル延伸し、211.482メートルに変更するために要する工事費を増額しようとするものでございます。

 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、3,277万6,800円の増額となり、契約金額を2億182万6,800円に変更しようとするものでございます。

 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(阿部仁州議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                          



△日程第22 第172号議案工事請負契約の一部変更について(新庁舎改修その1工事)



○議長(阿部仁州議員) 次に、日程第22第172号議案工事請負契約の一部変更について(新庁舎改修その1工事)を議題といたします。本案について、総務部長から説明を求めます。総務部長。



◎植松守総務部長 ただいま上程されました第172号議案新庁舎改修その1工事に係る工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。

 表紙番号6の3ページをごらん願います。本案は、平成21年第6回臨時会におきまして議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。本工事は、久我建設株式会社が請負金額2億8,476万円で施工しているところでございますが、内部改修におきまして、2階市民相談センターの相談室扉の仕様変更やOAフロアの一部取りやめなど、また2階、3階駐車場棟からの出入りに際して、風よけのための風除室設置、さらには1階自動交付機設置に伴う仕切りや天井設置など、各課との調整の中で、より市民の利便性の向上を図るための見直しを行うものでございます。以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、1,224万4,050円の増額となり、契約金額を2億9,700万4,050円に変更しようとするものでございます。

 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(阿部仁州議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。2番。



◆2番(黒須光男議員) 私も先ほど一般質問で庁舎の建設、かなり高いものになっていると、新設よりも改修工事のほうが大きくなっているという指摘をさせていただきました。また、こうやって小刻みに前回も出ました6,000万円、また今回も1,000万円以上の金額、これは全く本当に議員として私情けないのですよね。これに対して、本当に対抗手段がないのかどうか。本当に安易な形で、こうやって何千万円もの金が次々と庁舎に膨れていくのですね。ですから、これ市長、やっぱり最初のスタートが全くでたらめですから仕方ないとしても、これは本来ですと市長の英断で全部やめていただきたかった、私は。ところが、そうはいかない。やっぱり市長も就任して、これまで踏み込めなかったという気持ち、それはやっぱり理解せざるを得ない。ところが、たびたびこういうふうに追加をしてやっていいものですか、市長。これは、本当に説明責任ができないと思いますよ。私も長い間政治をやっていますけれども、こういうことはないですよ、今まで。恥ずかしいのではないですか。だから、事務をつかさどる方々は一体何を考えているのかなと。しかも、議長、ちょっと横道に、そんなに長くしません、議長にとめられないようにするから。立体駐車場もいろいろ出ますけれども、あの立体駐車場もあのままでしょう、大体。変わりないのですよ。私は、地獄に落ちる道だと思っているのですよ。あの暗やみ、灰色。あれは、年寄りの人は一切、もう年とったうちの女房なんかも怖くて運転できないと言っていますから。ですから、そういうものをやっぱりもらってしまったから、いたし方ないで済まないものですから、市役所の美的感覚のなさ、こういうものを認めて、私は本当に市役所の職員だって孫、子の代まで、あと10年したらまた改修しなければならないと思いますよ、窓もないところですから。恥ずかしいと思うのですよ、私は。私たち誇れる、息子や孫に、おじいちゃんがやった設計だよとか、つくったときの市庁舎だと言えないと思うのですよ。その辺ひとつ慎重に、予算の計上の場合はもう少し、ちょっと考えるべきではないか。提案に当たっては、もっと精査すべきだと思うのですが、全体に今下水道も皆上がってきますから、下がるものがないものか、市長、その辺ちょっとお答えいただけませんか。



◎亀山紘市長 たびたび変更を伴うということで、大変御迷惑をおかけしております。どうしても改装なものですから、いろんなところでふぐあいが出てくるというところがありまして、やはり市民の皆様に不便を来さないようにということに配慮しますと、いろいろと修繕箇所が、変更の箇所が出てまいります。大変御迷惑をおかけしておりますけれども、その辺を何とか御配慮いただきまして、例えばこの2階、3階駐車場等からの出入り、これはあそこは風が強いものですから、そういうことからすると、やはり風よけのために二重扉にといいますか、風除室設置というような、そういった今考えていなかったような改善箇所が見つかりまして、そういう意味で予算が膨らむことに対しまして、大変御迷惑をおかけしておりますけれども、御理解をいただきたいというふうに思います。



◆2番(黒須光男議員) 市長から市民の利便性のためにという話ししますと、二の矢が継げない、私もそういう感じでおるので、残念なのですが、とにかくそれも市民の税金ですから、市長、ぜひ心してしっかり精査をして、さっき言ったようにこの庁舎をもらったとき、だれが一番最初に話をしたのかということも含めて、しっかり精査していただくということをお願いしたいと思うのですが、いかがですか。



◎亀山紘市長 今回のことに関しては、議員御指摘のように、これからはしっかりと計画を立てて、計画性を持った市政を進めていきたいというふうに考えております。



○議長(阿部仁州議員) ほかにありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は起立により採決いたします。本第172号議案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

   〔賛成者起立〕



○議長(阿部仁州議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                          



△日程第23 第173号議案工事請負契約の一部変更について(新庁舎改修機械設備その1工事)



○議長(阿部仁州議員) 次に、日程第23第173号議案工事請負契約の一部変更について(新庁舎改修機械設備その1工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。



◎植松守総務部長 ただいま上程されました第173号議案新庁舎改修機械設備その1工事に係る工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。

 表紙番号6の4ページをごらん願います。本案は、平成21年第6回臨時会におきまして議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。

 本工事は、株式会社晃和工業が請負金額2億6,407万5,000円で施工しているところでございますが、給水方法について、当初1階の店舗部分のみ直接給水方式としておりましたが、水道企業団との協議の中で全館受水槽方式に変更となりましたことから、受水槽の容量の見直しに伴う設備を増工するものでございまいます。また、1階のスプリンクラー設備のスプリンクラーポンプにつきましても、所轄消防署との協議の中で、ポンプ容量に変更が出てきたことから、あわせて増工するものでございます。以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、208万6,350円の増額となり、契約金額を2億6,616万1,350円に変更しようとするものでございます。

 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(阿部仁州議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                          



△日程第24 第174号議案工事請負契約の一部変更について(新庁舎改修その2工事)



○議長(阿部仁州議員) 次に、日程第24第174号議案工事請負契約の一部変更について(新庁舎改修その2工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。



◎植松守総務部長 ただいま上程されました第174号議案新庁舎改修その2工事に係る工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。

 表紙番号6の5ページをごらん願います。本案は、平成21年第7回臨時会におきまして議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。本工事は、株式会社丸本組が請負金額3億7,065万円で施工しているところでございますが、6階の解体工事において、床構造に発注時の想定と相違があり、床の高さを調整する必要が生じましたことや、5階協働社会創造スペースの間仕切り変更に伴う防火区画壁の変更、6階議場等の一部壁の仕様の変更、さらには新庁舎改修その1工事と同様に4階駐車場棟からの出入り口への風除室設置や、一部執務室のOAフロア取りやめなど、各課との調整の中で、より市民の利便性を図るための見直しを行うものでございます。以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、3,662万8,200円の増額となり、契約金額を4億727万8,200円に変更しようとするものでございます。

 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(阿部仁州議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                          



△日程第25 第175号議案工事請負契約の一部変更について(新庁舎改修電気設備その2工事)



○議長(阿部仁州議員) 次に、日程第25第175号議案工事請負契約の一部変更について(新庁舎改修電気設備その2工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。



◎植松守総務部長 ただいま上程されました第175号議案新庁舎改修電気設備その2工事に係る工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。

 表紙番号6の6ページをごらん願います。本案は、平成21年第7回臨時会におきまして議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。本工事は、北上電設工業株式会社が請負金額2億6,670万円で施工しているところでございますが、既存の撤去工事におきまして、当初設計になかった配線やケーブルラックなどが出てきたことから、撤去するための費用を追加するものでございます。また、建築工事の区画変更に伴って、一部の防火区画の変更等が生じ、イントラネットや電話用の配管の変更が生じたことから、配管等を増工するものでございます。以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ、237万8,250円の増額となり、契約金額を2億6,907万8,250円に変更しようとするものでございます。

 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(阿部仁州議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                          



△日程第26 第176号議案石巻地区広域行政事務組合の共同処理する事務の変更及び規約の変更に伴う財産処分について



○議長(阿部仁州議員) 日程第26第176号議案石巻地区広域行政事務組合の共同処理する事務の変更及び規約の変更に伴う財産処分についてを議題といたします。本案について教育部長から説明を求めます。教育部長。



◎熊谷徹教育部長 ただいま上程されました第176号議案石巻地区広域行政事務組合の共同処理する事務の変更及び規約の変更に伴う財産処分について御説明申し上げます。

 表紙番号6の7ページから8ページをごらん願います。本案は、石巻地区広域行政事務組合の視聴覚教材センターを廃止することにつき、12月1日付で宮城県知事より許可を経て、その機能を来年4月1日からすべて石巻市に移行することに伴い、同センターが所有している視聴覚教材、機器備品類の一式を本市に無償で引き継ごうとするものであります。

 以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(阿部仁州議員) この際、御報告申し上げます。本件は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律施行令第12条の規定により、議会は本件の議決前に当該地方公共団体の教育委員会の意見を聴取することとなっておりますので、本職から文書をもって石巻市教育委員会に対し、意見を聴取しましたところ、異議ない旨の回答が提出され、その写しをお手元に配付しておりますので、ごらん願いたいと思います。

                                   石教総第225号  

                                   平成21年12月11日  

 石巻市議会議長 阿 部 仁 州 殿

                                 石巻市教育委員会

                                 

   石巻地区広域行政事務組合の共同処理する事務の変更及び規約の変更に伴う財産処分に

   係る意見について(回答)

 平成21年12月11日付け石議第188号により、貴殿から意見を求められた標記の案件につきましては、異議ありません。



○議長(阿部仁州議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                          



△日程第27 第177号議案視聴覚センターに関する事務の受託に関する協議について



△日程第28 第178号議案視聴覚センターに関する事務の受託に関する協議について



○議長(阿部仁州議員) 次に、日程第27第177号議案視聴覚センターに関する事務の受託に関する協議について及び日程第28第178号議案視聴覚センターに関する事務の受託に関する協議について、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について教育部長から説明を求めます。教育部長。



◎熊谷徹教育部長 ただいま上程されました第177号議案及び第178号議案の視聴覚センターに関する事務の受託に関する協議については、それぞれ東松島市及び女川町からの事務を受託することについてであり、内容が同一のものでありますので、一括して御説明申し上げます。

 本案は、今定例会に提案しております石巻市視聴覚センターにおいて行う視聴覚センターに関する事務について、地方自治法第252条の14第1項の規定により、別紙のとおり規約を定め、東松島市及び女川町から受託することについて、同条第3項の規定により議会の議決を求めようとするものであります。

 以下、規約の条文につきまして御説明いたしますので、表紙番号6の9ページから14ページをごらん願います。初めに、第1条は地方自治法の事務の委託の根拠規定により、当該事務を石巻市に委託することを規定したものであります。

 第2条は、委託事務の範囲について、第3条は委託事務の管理及び執行について、本市が定める条例等によることとする法令上の責任を規定したものであります。

 第4条は、当該管理及び執行に要する経費を東松島市及び女川町の負担とすること及びその納期を定めたものであります。

 第5条、第6条及び第7条は、予算の執行、調整及び決算をする場合の方法について規定したものであります。

 第8条は、委託事務の管理及び執行について、連絡調整を図るための連絡会議を位置づけたものであります。

 第9条は、関係条例等を制定、廃止または変更する場合の手続を規定したものであります。

 第10条は、補則であります。

 次に、附則でありますが、第1項は施行期日を平成22年4月1日とするものであります。

 第2項は、本市の関係条例等が東松島市及び女川町に適用されることから、それぞれの市町で当該条例を公表することを義務づけたものであります。

 第3項は、委託事務を廃止する場合の方法を規定したものであります。

 以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(阿部仁州議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。

                                          



△日程第29 第179号議案人権擁護委員候補者を推薦するにつき意見を求めることについて



○議長(阿部仁州議員) 次に、日程第29第179号議案人権擁護委員候補者を推薦するにつき意見を求めることについてを議題といたします。本案について市長から説明を求めます。市長。

   〔亀山紘市長登壇〕



◎亀山紘市長 ただいま上程されました第179号議案人権擁護委員候補者を推薦するにつき意見を求めることについて御説明申し上げます。

 表紙番号6の15ページから20ページをごらん願います。人権擁護委員であります大國龍笙さん、石田邦子さん、半澤裕子さん、下山隆さん、木村清作さんの5人が来年3月31日をもって任期満了となりますことに伴い、その後任候補者5名の推薦について、仙台法務局長から依頼がありました。このことにつきまして、慎重に後任候補者を選考してまいりましたが、人格、識見ともに高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護に関して理解のある大國龍笙さん、石田邦子さんの2名を引き続き、また新たな候補者として、阿部慶吾さん、佐々木陽子さん、佐々木慶一郎さんの3名を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の御意見を求めるものでございます。よろしく御賛同のほどお願い申し上げます。



○議長(阿部仁州議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 質疑なしと認めます。本案は人事案件でありますので、前例に倣い委員会付託を省略し、討論を用いず決したいと存じます。本案は5名でありますので、個別に採決をいたします。まず、大國龍笙氏から採決いたします。大國龍笙氏に同意することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認めます。よって、同意することに決しました。次に、石田邦子氏について採決いたします。石田邦子氏に同意することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認めます。よって、同意することに決しました。次に、阿部慶吾氏について採決いたします。阿部慶吾氏に同意することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認めます。よって、同意することに決しました。次に、佐々木陽子氏について採決いたします。佐々木陽子氏に同意することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認めます。よって、同意することに決しました。次に、佐々木慶一郎氏について採決いたします。佐々木慶一郎氏に同意することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認めます。よって、同意することに決しました。

                                          



△日程第30 委員会提出議案第5号改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書



△日程第31 委員会提出議案第6号社会的セーフティネットの拡充に関する意見書



○議長(阿部仁州議員) 次に、日程第30委員会提出議案第5号改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書及び日程第31委員会提出議案第6号社会的セーフティネットの拡充に関する意見書、以上2議案を一括議題といたします。

                                   平成21年12月21日

石巻市議会議長 阿 部 仁 州 殿

                            提出者 産経教育委員会

                                委員長 ? 橋 栄 一

   改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書

 標記の議案を別紙のとおり石巻市議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。

委員会提出議案第5号

   改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書

 深刻な多重債務問題を解決するため、平成18年12月に改正貸金業法が成立し、出資法の上限金利の引下げや、収入の3分の1を超える過剰貸付契約の禁止(総量規制)などを盛り込んだ同法が、来年6月までに完全施行される予定となっております。

 改正貸金業法成立後、政府は多重債務者対策本部を設置し、同本部は、?多重債務相談窓口の拡充、?セーフティネット貸付の充実、?ヤミ金融の撲滅、?金融経済教育を柱とする多重債務問題改善プログラムを策定した。同プログラムの策定を受けて、地方においても、行政や民間団体がともに多重債務問題に取り組み、これによって多重債務者が大幅に減少するなど、着実にその成果が現れています。

 一方、改正法の施行後、消費者金融の契約数の減少や、資金調達が制限された中小企業の倒産という背景の中で、改正貸金業法の完全施行の延期や貸金業者に対する規制の緩和を求める論調が出てきている。しかし、これらは、再び多重債務者の急増を招きかねず、決して許されるべきではない。改正貸金業法を完全に施行した上で、相談体制の拡充、セーフティネット貸付の充実及びヤミ金融の撲滅などを図ることこそが必要とされる施策であります。

 よって、国において、次の事項を実現するよう強く求めるものです。

                      記

1 改正貸金業法を早期に完全施行すること。

2 自治体での多重債務相談体制の整備のため、相談員の人件費を含む予算を十分確保するなど相談窓口の充実を支援すること。

3 個人及び中小事業者向けのセーフティネット貸付をさらに充実させること。

4 ヤミ金融を徹底的に摘発すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

  平成21年12月21日

                           宮城県石巻市議会議長 阿 部 仁 州

衆議院議長

参議院議長

内閣総理大臣

金融担当大臣

消費者担当大臣  殿

                                          

                                   平成21年12月21日

石巻市議会議長 阿 部 仁 州 殿

                            提出者 産経教育委員会

                                委員長 ? 橋 栄 一

   社会的セーフティネットの拡充に関する意見書

 標記の議案を別紙のとおり石巻市議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。

委員会提出議案第6号

   社会的セーフティネットの拡充に関する意見書

 急速に悪化する雇用失業情勢に対応し、住居を失った離職者を支援する「新たなセーフティネット」の構築に向けた予算措置が、政府の「経済危機対策」により行われました。この「雇用と住居を失った者に対する総合支援策」は平成21年10月から実施されていますが、「訓練・生活支援給付」「住宅手当」「就職安定資金融資」「生活福祉資金」がそれぞれ別の申請窓口となっているなど、「セーフティネット」としての機能が十分に発揮されないことが懸念されます。

 また、雇用情勢に改善の兆しが見られない中、生活保護受給者数は急増しています。すでに石巻市においては昨年度の受給世帯が1,190件に達し、今後も増加し続けるものと考えられます。約6人に1人が貧困であると政府が公表し、とりわけ「子どもの貧困」の解決が求められている中、生活保護制度は「最後のセーフティネット」であり、国が責任を持って実施態勢を確保すべきであると考えます。

 よって、国民が日本国憲法に明記された「健康で文化的な最低限度の生活」を営むことができるよう、総合的なセーフティネット体系の整備に向け、国に対し以下の事項について強く求めます。

                      記

1 「雇用と住居を失った者に対する総合支援策」をワンストップ・サービスとして迅速かつ円滑に実施するために必要な事務の改善と、恒久的な制度化を行うこと。

2 生活保護制度の円滑な実施に向け、国の責任において運用の改善、実施体制の確保及び確実な財源保障を行うこと。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

  平成21年12月21日

                           宮城県石巻市議会議長 阿 部 仁 州

衆議院議長

参議院議長

財務大臣

総務大臣

厚生労働大臣  殿



○議長(阿部仁州議員) 本2議案は、先ほどの産経教育委員長の報告のとおり、意見書の提出に関する請願が採択されたことに伴い、意見書を提出しようとするものであります。その内容は、お手元に配付しておるとおりでございますので、石巻市議会会議規則第36条第3項の規定により、提案理由の説明を省略することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は提案理由の説明を省略することに決しました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 質疑なしと認めます。本2議案は、石巻市議会会議規則第36条第2項の規定により委員会付託を省略いたします。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(阿部仁州議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。

                                          



△閉会



○議長(阿部仁州議員) 以上で今期議会に付議されました事件はすべて議了いたしました。

 これにて平成21年石巻市議会第4回定例会を閉会いたします。

   午後3時37分閉会