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宮城県 宮城県

平成28年  6月 定例会(第356回) 06月15日−01号




平成28年  6月 定例会(第356回) − 06月15日−01号













平成28年  6月 定例会(第356回)



       第三百五十六回宮城県議会(定例会)会議録

                              (第一号)

平成二十八年六月十五日(水曜日)

  午後一時開会

  午後一時五十分散会

      議長                     安部 孝君

      議長                     中山耕一君

      副議長                    長谷川洋一君

出席議員(五十九名)

        第一番                  大内真理君

        第二番                  角野達也君

        第三番                  内藤隆司君

        第四番                  高橋 啓君

        第五番                  鎌田さゆり君

        第六番                  遠藤伸幸君

        第七番                  庄田圭佑君

        第八番                  深谷晃祐君

        第九番                  遠藤隼人君

        第十番                  中嶋 廉君

       第十一番                  福島かずえ君

       第十二番                  天下みゆき君

       第十三番                  三浦一敏君

       第十四番                  佐々木功悦君

       第十五番                  境 恒春君

       第十六番                  太田稔郎君

       第十七番                  横山のぼる君

       第十八番                  渡辺勝幸君

       第十九番                  横山隆光君

       第二十番                  佐々木賢司君

      第二十一番                  守屋守武君

      第二十二番                  石川利一君

      第二十三番                  熊谷義彦君

      第二十四番                  渡辺忠悦君

      第二十五番                  遠藤いく子君

      第二十六番                  すどう 哲君

      第二十七番                  吉川寛康君

      第二十八番                  伊藤和博君

      第二十九番                  長谷川 敦君

       第三十番                  佐々木幸士君

      第三十一番                  村上智行君

      第三十二番                  細川雄一君

      第三十三番                  高橋伸二君

      第三十四番                  菊地恵一君

      第三十五番                  只野九十九君

      第三十六番                  佐々木喜藏君

      第三十七番                  石川光次郎君

      第三十八番                  佐藤光樹君

      第三十九番                  中島源陽君

       第四十番                  岸田清実君

      第四十一番                  菅間 進君

      第四十二番                  坂下 賢君

      第四十三番                  ゆさみゆき君

      第四十四番                  藤原のりすけ君

      第四十五番                  坂下やすこ君

      第四十六番                  庄子賢一君

      第四十七番                  本木忠一君

      第四十八番                  中山耕一君

      第四十九番                  長谷川洋一君

       第五十番                  安部 孝君

      第五十一番                  齋藤正美君

      第五十二番                  安藤俊威君

      第五十三番                  渥美 巖君

      第五十四番                  畠山和純君

      第五十五番                  仁田和廣君

      第五十六番                  藤倉知格君

      第五十七番                  相沢光哉君

      第五十八番                  中沢幸男君

      第五十九番                  渡辺和喜君

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説明のため出席した者

      知事                     村井嘉浩君

      副知事                    若生正博君

      副知事                    山田義輝君

      公営企業管理者                犬飼 章君

      総務部長                   大塚大輔君

      震災復興・企画部長              伊東昭代君

      環境生活部長                 佐野好昭君

      保健福祉部長                 渡辺達美君

      経済商工観光部長               吉田祐幸君

      農林水産部長                 後藤康宏君

      土木部長                   遠藤信哉君

      会計管理者兼出納局長             増子友一君

      総務部秘書課長                横田 豊君

      総務部参事兼財政課長             吉田 直君

    教育委員会

      教育長                    高橋 仁君

      教育次長                   西村晃一君

    選挙管理委員会

      委員長                    伊東則夫君

      事務局長                   清水裕之君

    人事委員会

      委員長                    小川竹男君

      事務局長                   谷関邦康君

    公安委員会

      委員長                    相澤博彦君

      警察本部長                  中尾克彦君

      総務部長                   岡崎 晃君

    労働委員会

      事務局長                   正木 毅君

    監査委員

      委員                     成田由加里君

      事務局長                   武藤伸子君

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    議会事務局

      局長                     今野 順君

      次長兼総務課長                半沢 章君

      議事課長                   三浦正博君

      参事兼政務調査課長              大浦 勝君

      総務課副参事兼課長補佐            三浦 理君

      副参事兼議事課長補佐             川村 満君

      政務調査課副参事兼課長補佐          高橋秀明君

      議事課長補佐(班長)             二上秀幸君

      議事課主任主査                齋 真左志君

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    議事日程 第一号

               平成二十八年六月十五日(水)午後一時開議

第一 会議録署名議員の指名

第二 会期の決定について

第三 議長の辞職許可について

第四 議第百六十八号議案 平成二十八年度宮城県一般会計補正予算

第五 議第百六十九号議案 平成二十八年度宮城県土地取得特別会計補正予算

第六 議第百七十号議案 被災関連市町村から特定の交換により土地を取得した場合の県税の課税免除に関する条例

第七 議第百七十一号議案 黒川郡富谷町を富谷市とすることに伴う関係条例の整理に関する条例

第八 議第百七十二号議案 県吏員恩給条例の一部を改正する条例

第九 議第百七十三号議案 非常勤職員公務災害補償等条例の一部を改正する条例

第十 議第百七十四号議案 手数料条例の一部を改正する条例

第十一 議第百七十五号議案 宮城県県税条例等の一部を改正する条例

第十二 議第百七十六号議案 復興産業集積区域における県税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例

第十三 議第百七十七号議案 地方活力向上地域における県税の特例に関する条例の一部を改正する条例

第十四 議第百七十八号議案 県議会議員及び知事の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例

第十五 議第百七十九号議案 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律施行条例の一部を改正する条例

第十六 議第百八十号議案 就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律施行条例の一部を改正する条例

第十七 議第百八十一号議案 職業能力開発校条例の一部を改正する条例

第十八 議第百八十二号議案 農業大学校条例の一部を改正する条例

第十九 議第百八十三号議案 県立学校条例の一部を改正する条例

第二十 議第百八十四号議案 自然の家条例の一部を改正する条例

第二十一 議第百八十五号議案 父母のない児童等の身元保証に関する条例を廃止する条例

第二十二 議第百八十六号議案 町を市とすることについて

第二十三 議第百八十七号議案 県道の路線認定について(一般県道角田山下線)

第二十四 議第百八十八号議案 県道の路線廃止について(一般県道角田山下線)

第二十五 議第百八十九号議案 財産の処分について(旧宮城県米山高等学校用地)

第二十六 議第百九十号議案 工事委託契約の締結について(主要地方道築館登米線佐沼等道路改築工事(その二))

第二十七 議第百九十一号議案 工事委託契約の締結について(主要地方道築館登米線後沢本線橋(仮称)新設(上部工)工事)

第二十八 議第百九十二号議案 工事委託契約の締結について(都市計画道路大手町下増田線名取中央こ線橋新設工事)

第二十九 議第百九十三号議案 工事請負契約の締結について(一般国道三百九十八号相川一号橋(仮称)新設(下部工)工事)

第三十 議第百九十四号議案 工事請負契約の締結について(石巻市道湊町四丁目門脇町五丁目線鎮守大橋(仮称)新設(下部工)工事)

第三十一 議第百九十五号議案 工事請負契約の締結について(主要地方道石巻鮎川線風越橋(仮称)新設(下部工)工事)

第三十二 議第百九十六号議案 工事請負契約の締結について(主要地方道塩釜亘理線亘理大橋橋梁耐震補強(下部工)工事(その三))

第三十三 議第百九十七号議案 工事請負契約の締結について(宮城県農業高等学校校舎等災害復旧工事(その一))

第三十四 議第百九十八号議案 工事請負契約の締結について(宮城県農業高等学校校舎等災害復旧工事(その二))

第三十五 議第百九十九号議案 工事請負契約の締結について(宮城県農業高等学校校舎等災害復旧工事(その三))

第三十六 議第二百号議案 工事請負変更契約の締結について(追波川護岸等災害復旧工事(その三))

第三十七 議第二百一号議案 工事請負変更契約の締結について(真野川護岸等災害復旧工事)

第三十八 議第二百二号議案 工事請負変更契約の締結について(仙台塩釜港塩釜港区物揚場等災害復旧工事)

第三十九 議第二百三号議案 専決処分の承認を求めることについて(宮城県県税条例等の一部を改正する条例)

第四十 議第二百四号議案 専決処分の承認を求めることについて(調停案の受諾及び損害賠償の額の決定)

第四十一 議第二百五号議案 専決処分の承認を求めることについて(調停案の受諾及び損害賠償の額の決定)

第四十二 議第二百六号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十七年度宮城県一般会計補正予算)

第四十三 報告第百四十五号 平成二十七年度宮城県歳出予算の繰越使用について

第四十四 報告第百四十六号 専決処分の報告について(石巻合同庁舎災害復旧及び新築工事の請負契約の変更)

第四十五 報告第百四十七号 専決処分の報告について(石巻合同庁舎災害復旧及び新築電気工事の請負契約の変更)

第四十六 報告第百四十八号 専決処分の報告について(石巻合同庁舎災害復旧及び新築空調工事の請負契約の変更)

第四十七 報告第百四十九号 専決処分の報告について(気仙沼合同庁舎災害復旧及び新築工事の請負契約の変更)

第四十八 報告第百五十号 専決処分の報告について(岩沼藤曽根地区太陽光発電施設新設工事の請負契約の変更)

第四十九 報告第百五十一号 専決処分の報告について(吉田南部地区区画整理工事(その二)の請負契約の変更)

第五十 報告第百五十二号 専決処分の報告について(吉田西部地区区画整理工事(その四)の請負契約の変更)

第五十一 報告第百五十三号 専決処分の報告について(山元北部地区区画整理工事の請負契約の変更)

第五十二 報告第百五十四号 専決処分の報告について(石巻漁港防波堤災害復旧工事(その二)の請負契約の変更)

第五十三 報告第百五十五号 専決処分の報告について(石巻漁港防波堤災害復旧工事(その三)の請負契約の変更)

第五十四 報告第百五十六号 専決処分の報告について(石巻漁港岸壁等災害復旧工事の請負契約の変更)

第五十五 報告第百五十七号 専決処分の報告について(閖上漁港防潮堤新築工事の請負契約の変更)

第五十六 報告第百五十八号 専決処分の報告について(志津川漁港防波堤等補修工事の請負契約の変更)

第五十七 報告第百五十九号 専決処分の報告について(閖上漁港広浦橋架換(下部工)工事の請負契約の変更)

第五十八 報告第百六十号 専決処分の報告について(松岩漁港防潮堤災害復旧工事の請負契約の変更)

第五十九 報告第百六十一号 専決処分の報告について(渡波漁港防潮堤新築工事の請負契約の変更)

第六十 報告第百六十二号 専決処分の報告について(気仙沼漁港防潮堤新築工事の請負契約の変更)

第六十一 報告第百六十三号 専決処分の報告について(波路上漁港防潮堤等災害復旧工事の請負契約の変更)

第六十二 報告第百六十四号 専決処分の報告について(伊里前漁港防潮堤等災害復旧及び野積場補修工事の請負契約の変更)

第六十三 報告第百六十五号 専決処分の報告について(波伝谷漁港防潮堤等災害復旧工事の請負契約の変更)

第六十四 報告第百六十六号 専決処分の報告について(波伝谷漁港防潮堤災害復旧工事(その一)の請負契約の変更)

第六十五 報告第百六十七号 専決処分の報告について(波伝谷漁港防潮堤災害復旧工事(その二)の請負契約の変更)

第六十六 報告第百六十八号 専決処分の報告について(波伝谷漁港防潮堤災害復旧及び管渠工事の請負契約の変更)

第六十七 報告第百六十九号 専決処分の報告について(波伝谷漁港防潮堤等災害復旧及び新築工事の請負契約の変更)

第六十八 報告第百七十号 専決処分の報告について(気仙沼漁港等防潮堤等災害復旧工事の請負契約の変更)

第六十九 報告第百七十一号 専決処分の報告について(気仙沼漁港防潮堤災害復旧工事(その一)の請負契約の変更)

第七十 報告第百七十二号 専決処分の報告について(気仙沼漁港防潮堤災害復旧工事(その二)の請負契約の変更)

第七十一 報告第百七十三号 専決処分の報告について(気仙沼漁港防潮堤災害復旧工事(その三)の請負契約の変更)

第七十二 報告第百七十四号 専決処分の報告について(気仙沼漁港防潮堤等災害復旧工事の請負契約の変更)

第七十三 報告第百七十五号 専決処分の報告について(渡波漁港防潮堤災害復旧工事(その二)の請負契約の変更)

第七十四 報告第百七十六号 専決処分の報告について(渡波漁港物揚場等災害復旧及び胸壁等新築工事の請負契約の変更)

第七十五 報告第百七十七号 専決処分の報告について(一般国道三百九十八号大和田川橋(仮称)新設(下部工)工事の請負契約の変更)

第七十六 報告第百七十八号 専決処分の報告について(主要地方道築館登米線中田道路改築工事の請負契約の変更)

第七十七 報告第百七十九号 専決処分の報告について(主要地方道女川牡鹿線高白トンネル(仮称)工事の請負契約の変更)

第七十八 報告第百八十号 専決処分の報告について(一般国道三百九十八号長清水道路等災害復旧工事の請負契約の変更)

第七十九 報告第百八十一号 専決処分の報告について(主要地方道女川牡鹿線小乗浜トンネル(仮称)工事の請負契約の変更)

第八十 報告第百八十二号 専決処分の報告について(一般県道清水浜志津川港線清水浜荒砥道路改築等工事の請負契約の変更)

第八十一 報告第百八十三号 専決処分の報告について(小白浜地区海岸護岸等災害復旧工事の請負契約の変更)

第八十二 報告第百八十四号 専決処分の報告について(北上運河護岸等災害復旧工事(その二)の請負契約の変更)

第八十三 報告第百八十五号 専決処分の報告について(追波川護岸等災害復旧工事(その五)の請負契約の変更)

第八十四 報告第百八十六号 専決処分の報告について(五間堀川護岸等災害復旧工事(その一)の請負契約の変更)

第八十五 報告第百八十七号 専決処分の報告について(館浜地区海岸等護岸等災害復旧工事の請負契約の変更)

第八十六 報告第百八十八号 専決処分の報告について(七北田川護岸等災害復旧工事の請負契約の変更)

第八十七 報告第百八十九号 専決処分の報告について(旧砂押川護岸等災害復旧工事の請負契約の変更)

第八十八 報告第百九十号 専決処分の報告について(中島地区海岸離岸堤等災害復旧工事の請負契約の変更)

第八十九 報告第百九十一号 専決処分の報告について(面瀬川等堤防等災害復旧工事の請負契約の変更)

第九十 報告第百九十二号 専決処分の報告について(追波沢川等護岸等災害復旧工事の請負契約の変更)

第九十一 報告第百九十三号 専決処分の報告について(波路上地区海岸護岸等新設工事の請負契約の変更)

第九十二 報告第百九十四号 専決処分の報告について(花渕浜地区海岸護岸等災害復旧工事の請負契約の変更)

第九十三 報告第百九十五号 専決処分の報告について(五間堀川護岸等災害復旧工事(その十)の請負契約の変更)

第九十四 報告第百九十六号 専決処分の報告について(南貞山運河護岸等災害復旧工事(その七)の請負契約の変更)

第九十五 報告第百九十七号 専決処分の報告について(南貞山運河護岸等災害復旧工事(その八)の請負契約の変更)

第九十六 報告第百九十八号 専決処分の報告について(北貞山運河護岸等災害復旧工事(その二)の請負契約の変更)

第九十七 報告第百九十九号 専決処分の報告について(七北田川護岸等災害復旧工事(その六)の請負契約の変更)

第九十八 報告第二百号 専決処分の報告について(東名地区護岸等災害復旧工事(その六)の請負契約の変更)

第九十九 報告第二百一号 専決処分の報告について(湊川等護岸等災害復旧工事の請負契約の変更)

第百 報告第二百二号 専決処分の報告について(仙台塩釜港塩釜港区防潮堤等建設工事の請負契約の変更)

第百一 報告第二百三号 専決処分の報告について(荻浜港防潮堤災害復旧工事の請負契約の変更)

第百二 報告第二百四号 専決処分の報告について(仙台塩釜港石巻港区防潮堤建設工事(その六)の請負契約の変更)

第百三 報告第二百五号 専決処分の報告について(仙台塩釜港塩釜港区船揚場等災害復旧及び防潮堤建設工事の請負契約の変更)

第百四 報告第二百六号 専決処分の報告について(仙台塩釜港塩釜港区道路災害復旧及び防潮堤建設工事の請負契約の変更)

第百五 報告第二百七号 専決処分の報告について(仙台塩釜港石巻港区防潮堤建設工事(その七)の請負契約の変更)

第百六 報告第二百八号 専決処分の報告について(仙台塩釜港石巻港区防潮堤建設工事(その八)の請負契約の変更)

第百七 報告第二百九号 専決処分の報告について(仙台塩釜港松島港区胸壁等災害復旧及び建設工事の請負契約の変更)

第百八 報告第二百十号 専決処分の報告について(都市計画道路大手町下増田線名取中央高架橋新設(上部工)工事(その一)の請負契約の変更)

第百九 報告第二百十一号 専決処分の報告について(宮城県農業高等学校用地造成工事の請負契約の変更)

第百十 報告第二百十二号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額の決定)

第百十一 報告第二百十三号 専決処分の報告について(交通事故に係る和解及び損害賠償の額の決定)

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    会議に付した事件

一 日程第一 会議録署名議員の指名

二 日程第二 会期の決定について

三 日程第三 議長の辞職許可について

四 日程追加 議長の選挙

五 日程第四ないし日程第百十一 議第百六十八号議案ないし議第二百六号議案及び報告第百四十五号ないし報告第二百十三号

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△開会(午後一時)



○副議長(長谷川洋一君) 第三百五十六回宮城県議会を開会いたします。

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△開議



○副議長(長谷川洋一君) これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配布のとおりであります。

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△会議録署名議員の指名



○副議長(長谷川洋一君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に、三十三番高橋伸二君、三十四番菊地恵一君を指名いたします。

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△議長発言



○副議長(長谷川洋一君) この際、一言申し上げます。

 四月十四日と十六日に、熊本県を震源とする最大震度七を観測する大地震が発生し、とうとい命が失われるなど、甚大な被害が発生しました。

 お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。

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△諸報告



○副議長(長谷川洋一君) 御報告いたします。

 先般の人事異動により新たに任命いたしました議会事務局職員を紹介いたします。

    議会事務局長             今野 順君

    議事課長               三浦正博君

    参事兼政務調査課長          大浦 勝君

    総務課副参事兼課長補佐        三浦 理君

 以上で、紹介を終わります。

 地方自治法第二百四十三条の三第二項の規定により、お手元に配布のとおり、宮城県土地開発公社等の平成二十七年度事業報告書及び決算書並びに平成二十八年度事業計画書及び予算書の提出がありました。

 附属機関の設置及び構成員の選任等の状況、ものづくり産業の振興施策に関する平成二十七年度事業の実施状況及び平成二十八年度の主な取組、第三期みやぎ観光戦略プランの平成二十七年度の実施状況について、平成二十七年度多文化共生社会の形成の推進に関して講じた施策についてそれぞれ提出がありました。

 地方自治法第百二十一条の規定により、お手元に配布のとおり、議場出席者の通知がありました。

 ここで、議場出席者中の新任者を御紹介いたします。

    副知事                山田義輝君

    総務部長               大塚大輔君

    震災復興・企画部長          伊東昭代君

    保健福祉部長             渡辺達美君

    会計管理者兼出納局長         増子友一君

    総務部秘書課長            横田 豊君

    総務部参事兼財政課長         吉田 直君

    教育委員会教育長           高橋 仁君

    選挙管理委員会委員長         伊東則夫君

    選挙管理委員会事務局長        清水裕之君

    公安委員会委員長           相澤博彦君

    警察本部総務部長           岡崎 晃君

    労働委員会事務局長          正木 毅君

    監査委員事務局長           武藤伸子君

 以上で、紹介を終わります。

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    議場出席者名簿

               第356回県議会(平成28年6月定例会)

    知事                     村井嘉浩

    副知事                    若生正博

    副知事                    山田義輝

    公営企業管理者                犬飼 章

    総務部長                   大塚大輔

    震災復興・企画部長              伊東昭代

    環境生活部長                 佐野好昭

    保健福祉部長                 渡辺達美

    経済商工観光部長               吉田祐幸

    農林水産部長                 後藤康宏

    土木部長                   遠藤信哉

    会計管理者兼出納局長             増子友一

    総務部秘書課長                横田 豊

    総務部参事兼財政課長             吉田 直

  教育委員会

    教育長                    高橋 仁

    教育次長                   西村晃一

  選挙管理委員会

    委員長                    伊東則夫

    事務局長                   清水裕之

  人事委員会

    委員長                    小川竹男

    事務局長                   谷関邦康

  公安委員会

    委員長                    相澤博彦

    警察本部長                  中尾克彦

    総務部長                   岡崎 晃

  労働委員会

    事務局長                   正木 毅

  監査委員

    委員                     成田由加里

    事務局長                   武藤伸子

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△会期の決定



○副議長(長谷川洋一君) 日程第二、会期の決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 今回の会期は、本日から七月五日までの二十一日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○副議長(長谷川洋一君) 御異議なしと認めます。

 よって、会期は二十一日間と決定いたしました。

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△議長の辞職許可



○副議長(長谷川洋一君) 日程第三、議長の辞職許可についてを議題といたします。

 議長安部孝君から、議長の辞職願が提出されました。

 お諮りいたします。安部孝君の議長辞職を許可することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○副議長(長谷川洋一君) 御異議なしと認めます。よって、安部孝君の議長辞職は許可されました。

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△議長の選挙



○副議長(長谷川洋一君) お諮りいたします。

 議長が欠員になりましたので、この際、日程に追加し、直ちに議長の選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○副議長(長谷川洋一君) 御異議なしと認めます。

 よって、日程に追加し、直ちに議長の選挙を行うことに決定をいたしました。

 議長の選挙を行います。

 選挙は、投票により行います。

 議場の閉鎖を命じます。

    〔議場閉鎖〕



○副議長(長谷川洋一君) ただいまの出席議員数は、五十九名であります。

 お諮りいたします。

 宮城県議会会議規則第三十一条第二項の規定により、立会人に、二十四番渡辺忠悦君、三十八番佐藤光樹君を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○副議長(長谷川洋一君) 御異議なしと認めます。

 よって、立会人に、二十四番渡辺忠悦君、三十八番佐藤光樹君を指名いたします。

 念のため申し上げます。

 投票は、単記無記名であります。

 投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、職員の点呼に応じ、順次投票願います。

 投票用紙を配布いたします。

    〔投票用紙配布〕



○副議長(長谷川洋一君) 投票用紙の配布漏れはありませんか。−−配布漏れなしと認めます。

 投票箱を改めます。−−異状なしと認めます。

 これより投票を行います。

 職員に点呼を命じます。



◎議会事務局議事課長(三浦正博君) 一番。二番。三番。四番。五番。六番。七番。八番。九番。十番。十一番。十二番。十三番。十四番。十五番。十六番。十七番。十八番。十九番。二十番。二十一番。二十二番。二十三番。二十四番。二十五番。二十六番。二十七番。二十八番。二十九番。三十番。三十一番。三十二番。三十三番。三十四番。三十五番。三十六番。三十七番。三十八番。三十九番。四十番。四十一番。四十二番。四十三番。四十四番。四十五番。四十六番。四十七番。四十八番。五十番。五十一番。五十二番。五十三番。五十四番。五十五番。五十六番。五十七番。五十八番。五十九番。四十九番。



○副議長(長谷川洋一君) 投票漏れはありませんか。−−投票漏れなしと認めます。

 投票を終了いたします。

 これより開票を行います。

 立会人の立ち会いをお願いいたします。

    〔開票〕



○副議長(長谷川洋一君) 選挙の結果を御報告いたします。

 投票総数五十九票。有効投票五十八票。無効投票一票。

 有効投票中、

  中山耕一君     三十六票

  藤原のりすけ君   二十二票

 以上のとおりであります。

 この選挙の法定得票数は、十五票であります。

 よって、中山耕一君が議長に当選されました。

 議場の閉鎖を解きます。

    〔議場開鎖〕



○副議長(長谷川洋一君) ただいま議長に当選されました中山耕一君が議場におられますので、本席から、宮城県議会会議規則第三十二条第二項の規定により、当選の告知をいたします。

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△議長あいさつ



○副議長(長谷川洋一君) 議長に当選されました中山耕一君からごあいさつがあります。

    〔四十八番 中山耕一君登壇〕



◆四十八番(中山耕一君) ただいま議員の皆様方の御賛同を賜り、不肖私が名誉ある第四十代宮城県議会議長に御推挙いただきましたことは、まことに光栄の至りであり、議長としての責任の重さに改めて身の引き締まる思いをいたしております。

 東日本大震災の発生から五年余りが経過いたしました。被災地では復興に向けた取り組みが着実に進んできてはおりますが、いまだ道半ばであります。今後も震災からの復旧・復興の加速化を最重要課題に、豊かで住みよい、ふるさと宮城の再生と更なる発展に向けて、もとより微力ではございますが、全力で取り組んでまいる所存であります。

 さて、今般の政務活動費をめぐる問題を受けて、議会全体が県民の皆様から非常に厳しい視線を向けられております。政務活動費につきましては、原資が公金であることを議員各位が再認識し、今まで以上に十分な説明責任を果たすことが求められております。この問題につきましては、現在、議会改革推進会議の中で議論が進められております。

 これまでの歴代議長並びに議員各位が、並々ならぬ御尽力により築いてこられた宮城県議会の伝統と権威を守り抜き、政務活動費の問題も含め議会改革にしっかりと取り組み、県民の皆様への信頼回復に向けて、今ここに決意を新たにしているところであります。

 時代の趨勢、環境の変化に適応しながら県民の皆様の福祉向上に邁進する県議会として、更なる発展のために役に立つ議長となるよう、一意専心力を尽くしてまいることをお誓い申し上げますとともに、議員の皆様、そして、村井知事を初め執行部の皆様方の、なお一層の御支援、御鞭撻をお願い申し上げまして、議長就任のごあいさつとさせていただきます。

 まことにありがとうございました。(拍手)



○副議長(長谷川洋一君) ここで議長と交代いたします。

    〔副議長退席・議長着席〕

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△議第百六十八号議案ないし議第二百六号議案



△報告第百四十五号ないし報告第二百十三号



○議長(中山耕一君) 議事に移ります。日程第四ないし日程第百十一、議第百六十八号議案ないし議第二百六号議案及び報告第百四十五号ないし報告第二百十三号を一括して議題といたします。

 知事から提案理由の説明を求めます。知事村井嘉浩君。

    〔知事 村井嘉浩君登壇〕



◎知事(村井嘉浩君) 本日、ここに第三百五十六回宮城県議会が開会され、平成二十八年度一般会計補正予算案を初めとする提出議案を御審議いただくに当たり、最近の県政の動きと議案の概要を御説明申し上げます。

 説明に先立ち、天皇皇后両陛下におかれましては、去る三月十六日から十八日まで我が県に行幸啓になられ、東日本大震災からの復興の様子などをごらんいただき、被災された方々や復興に尽力する方々などに温かいお見舞いと激励の言葉を賜りました。ここに、県民を代表して、謹んで御礼を申し上げるものであります。

 それでは、御説明いたします。

 初めに、熊本地震についてであります。

 四月十四日と十六日、最大震度七を観測する地震に相次いで襲われた熊本県では、家屋倒壊や土砂崩れにより多数のとうとい人命が奪われるとともに、地域生活や産業基盤に甚大な被害が発生いたしました。不幸にして亡くなられた方の御冥福を心からお祈りしますとともに、被災された皆様に改めてお見舞いを申し上げます。

 東日本大震災を経験した我が県としては、このようなときこそ我々が有する震災対応の知見を最大限に生かし、迅速な復旧活動を率先して支援すべきであることから、発災後、直ちに災害派遣医療チームを現地に向かわせるとともに、情報収集と支援物資の流通支援に当たる職員を熊本県災害対策本部に常駐させることといたしました。その後も被災地のニーズに対応し、順次、精神医療、公衆衛生、被災建築物の応急危険度判定、仮設住宅の建設や災害廃棄物処理の支援チーム、更には児童生徒の心のケアに携わる教育職員などを派遣したところであり、私自身も現地を訪れ、蒲島熊本県知事に直接お見舞いを申し上げました。加えて、避難所など不自由な環境で過ごしている方々が、仮設住宅等が整うまでの間、少しでも心身のリフレッシュになるよう、宮城に滞在していただくプランを私から提案いたしました。既に県内の旅館やホテルでの宿泊が始まっているところであります。我が県もいまだ震災からの復興途上ではありますが、今後も、熊本県の一日も早い復興に向けて、県内市町村とも連携しながら、さまざまな支援を行ってまいりたいと考えております。

 次に、東日本大震災からの復興についてであります。

 あの未曾有の大震災から五年余りの月日が経過し、今年度は、宮城県震災復興計画十年間の計画期間における六年目、そして四年間と定めた再生期の三年目という折り返しの年であります。国内外からの手厚い御支援と県民一丸の取り組みにより、復興の歩みは着実に進んでおりますが、今なお多くの方々が仮設住宅で不自由な暮らしを余儀なくされていることは、じくじたる思いであります。復旧・復興のステージは、これまでのハード整備を中心とした取り組みに加え、きめ細かな被災者支援などのソフト対策がより重要になる局面に差しかかっております。被災された方々が活気に満ちた本来の暮らしを取り戻せるよう、生活再建や地域経済の再生などに加え、コミュニティーづくりなどの支援も加速してまいります。

 主な復興状況ですが、まず、被災者の暮らしの再建についてであります。

 災害公営住宅につきましては、約一万六千戸の計画のうち、先月末までに約一万五千戸に着手し、このうち一万戸余りが完成しております。防災集団移転促進事業は、計画された百九十五地区のうち、百六十三地区において住宅等の建築が可能な段階に進んでおります。依然として、応急仮設住宅には約一万六千戸に三万五千人余の方が入居されておりますが、入居期間の長期化や集約化など、変化する課題に的確に対応するため、適切な点検や修繕を実施するほか、恒久的な住居の確保に向け、引き続き転居支援を行ってまいります。また、新たなまちづくりに伴う地域のコミュニティー活動を継続して支援するなど、早期の生活再建に向け、各種の施策に取り組んでまいりたいと考えております。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故による汚染廃棄物については、一時保管をされている地域の方々が長期間にわたって負担を強いられていることから、国には未指定廃棄物の放射能濃度測定の早期実施や、八千ベクレル以下の廃棄物処理に関する十分な財政支援を強く申し入れたところであります。私といたしましては、国の方針を踏まえつつ、一日も早い解決に向けて関係機関と協力しながら対応してまいる覚悟であり、県が主体となって八千ベクレル以下の廃棄物について量や濃度を調査することといたしました。ことしの秋までに処理方針を定められるよう、早急に着手したいと考えております。

 次に、地域経済と産業の立て直しについてであります。

 被災者の生活安定を図るためには雇用の確保が重要であることから、事業復興型雇用創出助成金による安定的な雇用機会の創出のほか、沿岸部の就職サポートセンターの機能を強化するなど雇用のミスマッチの解消に向けた対策を講じてまいります。更に、地域経済の再生に向けて企業誘致の強化や創業支援、新たなまちづくりに対応した商業機能の再構築に係る取り組みを進めてまいります。

 農林水産業については、被災した生活基盤の早期復旧を図り、経営の多角化や高度化を推進し、生産性の向上と担い手の育成に努めますとともに、付加価値の高い商品開発や販路の拡大などの取り組みを加速してまいります。

 観光振興につきましては、三月に明日の日本を支える観光ビジョンが国において策定され、ことしが東北観光復興元年と位置づけられるとともに、平成三十二年には東北六県の外国人宿泊者を現在の三倍に当たる百五十万人とする目標が掲げられたところであります。これに呼応し、我が県も外国人宿泊者五十万人を目標と定め、その実現に向けて関係者の英知を集約するほか、国が創設した東北観光復興対策交付金を最大限活用するなど、外国人観光客の誘致に積極果敢に取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、創造的な復興に関する動きについてであります。

 国内で三十七年ぶりの医学部設置となった東北医科薬科大学が、四月に新たなスタートを切りました。深刻化する東北の医師不足解消に向けた極めて大きな一歩であり、地域医療への意欲と情熱あふれる人材の育成に向け、県としても最大限の支援を行い、地域医療の復興と一層の充実に取り組んでまいります。

 今月三日には、東北初となる商用水素ステーションの起工式が、仙台市宮城野区で行われました。整備に対する助成とあわせ、隣接地に水素を利活用する集客施設を誘致するなど、周辺一帯を水素エネルギー普及の拠点エリアと位置づけ、東北における水素社会先駆けの地を確かなものとすべく、積極的に施策を展開してまいります。

 仙台空港民営化は来月に迫っておりますが、これに先立ち、今月中にはソウル線が三年ぶりに毎日運航となるほか、東北初の国際線格安航空会社が就航し台北線が大幅に拡充され、国際線が一段と充実いたします。宮城、東北の発展を牽引する魅力ある空港として一層の交流人口拡大や物流増加につながるよう、民営化後も運営権者や関係団体と連携し、各種の活性化策を推進してまいりたいと考えております。

 宮城県広域防災拠点の整備につきましては、用地取得や移転補償などについてJR貨物と協議を重ねてまいりましたが、一昨日、防災拠点の整備及び貨物ターミナル駅の移転に関する基本合意書を締結したところであります。自然災害と常に隣り合わせと言っても過言ではない我々の暮らしにおいて、大規模災害時における救援活動や後方支援の拠点は極めて重要度が高いことから、今後とも必要な機能や施設等について具体的に御説明しながら事業を進めてまいりますので、議員各位の御理解を賜りますようお願いを申し上げます。

 復興への足取りは着実に進んでおり、先月開催されたG7仙台財務大臣・中央銀行総裁会議では、私からも参加各国に震災支援への感謝と復興の状況を発信したところであります。その一方で、直面する人口減少問題は地域の存立にかかわる根本的な課題であります。特に壊滅的な被害を受けた沿岸市町を中心に、厳しい状況が想定されることから、改めて、創造的な復興を果たし、震災以前よりも活力に満ちた宮城をつくり上げなければならないと、意を強くしているところであります。折しも、改正地域再生法が四月に成立し、地方創生の取り組みが本格化いたしました。自治体間の切磋琢磨がこれまで以上に求められることから、復旧・復興を最優先としつつ、昨年十月に策定した宮城県地方創生総合戦略を踏まえ、人口減少対策や地域活性化策など地方創生の取り組みも推進し、地域の力を着実に高めてまいりますので、議員各位の御理解とお力添えをお願い申し上げる次第であります。

 次に、このほかの県政の動きについてであります。

 県内の四月の有効求人倍率は四カ月連続で上昇し、一・四七倍と全国平均の一・三四倍を大きく上回り、バブル期だった平成三年八月以来の高水準となったほか、新規高卒者の就職率は九九・〇%と、前年に比べ〇・一ポイントの増加となりました。また、昨年度の県税収入は法人事業税や地方消費税で伸びを示しており、依然として復興需要に支えられ高い水準で推移しております。しかしながら、県民の皆様にお話を伺いますと、震災からの再建を初め、収益の確保や人手不足への対応、更には原発事故の風評などで厳しい状況に直面する方々が多数おられるのが実情です。また、国内を見ますと、景気の基調判断は足踏みを示し、ことし三月期の上場企業の純利益は四年ぶりに減益となるなど、業績の拡大傾向に陰りも見受けられます。先月下旬の伊勢志摩サミットでは、世界経済の見通しは下方リスクが高まっているとされ、新たな危機の回避に向け経済政策による対応を協力して強化することなどが首脳宣言に盛り込まれたところであり、国における景気の下ぶれ対策を期待する声も大きいところであります。

 私といたしましても、経済の好循環をつくり出して得られる富みによって福祉や教育を充実させ、県民の皆様の真の豊かさを実感していただく富県宮城の考え方が一段と重要性を増していると認識しており、産業振興策を一層推進しながら、県民生活の充実を確かなものにしたいとの思いを強くしております。こうした状況を踏まえ、先般、乳幼児医療費助成制度の拡充を決断いたしました。ナショナルミニマムとして国の責任において制度を整備すべきという考えは変わっておりませんが、医療費助成の制度拡充に取り組む市町村長の皆様から支援を求める極めて強い声がありましたことから、国の判断を待つことなく、県として可能な限り市町村の要望にこたえるべきとの判断に至りました。来年度からの実施が可能となるよう、具体的な拡大幅については、この秋までに検討を進めてまいりますが、国においても、経済財政運営と改革の基本方針、いわゆる骨太の方針において少子高齢化への対応を最重要課題とし、子育て支援の充実に向けた取り組みが盛り込まれたところでもあり、拡充によって市町村で生み出される財源が更なる子育て支援策の充実に活用されるよう連携を図るなど、今後、市町村、県及び国による相乗効果の発揮を期して一層の施策の推進に努めてまいりたいと考えております。

 なお、安倍総理大臣は先日、消費税及び地方消費税率の引き上げを再延期する方針を表明されましたが、住民サービスの低下を招かぬよう、社会保障関係経費の増加に対応する必要な財源の確保など、確実な地方財政措置が講じられることが極めて重要であり、今後の動向を注視してまいりたいと考えております。

 地方創生に関連した動きでは、関係市町とともに日本遺産に申請していた政宗が育んだ”伊達”な文化が、文化庁から認定されました。連綿と受け継がれ、郷土の発展に大きな影響をもたらした有形無形の宝を更に磨き上げ、魅力を国内外に発信するなど、地域の活性化に向けた取り組みを進めてまいります。

 また、今議会には、富谷町の市制移行に向けた関連議案を提案しております。行財政基盤の充実による行政サービスの向上が地域活性化にも資するものと期待されており、福祉事務の移譲など、県としても円滑な市制移行を全力で支援いたします。

 このほか、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、県の取り組みの基本方針を定め、準備チームを庁内に設置いたしました。関係機関や経済界とも連携しながら、復興五輪と位置づけられたこの大会を、震災支援への感謝と復興状況、宮城の魅力や元気を発信する機会として最大限に生かせるよう取り組んでまいります。更に、キャンプ地の誘致に向け本格化する県内市町村の動きも積極的に支援をしてまいります。

 次に、今回の補正予算案の考え方についてであります。

 今回御審議をお願いいたします補正予算案は、東日本大震災復興交付金事業を追加するとともに、地方創生、熊本地震対応や広域防災拠点の整備など、早急に対応すべき施策を措置することとして編成したものであります。

 補正予算案の主な内容ですが、初めに、復旧・復興関連の事業についてであります。

 復興交付金については、先月、国に提出した十五回目となる申請の全額を基金に積み立てるとともに、これを財源として復興関連道路及び圃場整備事業の費用を追加しております。このほか、広域防災拠点整備に係る用地の取得費用を計上したほか、県有化した南三陸町旧防災対策庁舎の一時保存工事費や、国の東北観光復興対策交付金を活用したインバウンド誘致促進費などを計上しております。

 次に、地方創生につきましては、国が今年度新設した交付金の概要が示されたことから、これを効果的に活用することとして移住・定住推進費や障害者雇用アシスト費などを計上しており、また、仙台市と山形市を結ぶ林道二口線の改良工事費も計上しております。当初予算でお認めいただいた各種事業とあわせ、今後、国に交付金の申請をする予定であります。

 そのほか、TPP対策として農業担い手確保などの経費を追加しましたほか、熊本地震関係では、被災者の我が県への広域避難対策に要する経費や職員の派遣経費を予算化しております。

 以上、補正予算案の主な内容について御説明申し上げましたが、今回の補正規模は、一般会計で四十一億六千四百余万円、総計で百三十八億一千七百余万円となります。財源として、繰入金百十一億二千四百万円余、国庫支出金十八億三千九百余万円などを追加しております。この結果、今年度の予算規模は、一般会計で一兆三千七百八十五億二千五百余万円、総計で一兆七千三十二億三千百余万円となります。

 次に、予算外議案について、条例議案十六件、条例外議案二十一件を提案しておりますが、そのうち主なものについて概要を御説明申し上げます。

 まず、条例議案でありますが、議第百七十号議案は、東日本大震災の被災市町村から特定の交換により土地を取得した場合に不動産取得税を免除しようとするもの、議第百七十五号議案は、地方税法の改正に伴い法人県民税及び法人事業税の税率を改定するなど県税条例等の一部を改正しようとするもの、議第百七十九号議案は、県が個人番号を独自に利用できる事務を追加しようとするもの、議第百八十号議案は、幼保連携型認定こども園等の職員の資格に係る基準を緩和しようとするものであります。

 次に、条例外議案でありますが、議第百八十六号議案は、富谷町を市とすることについて、議第百八十九号議案は、旧米山高等学校の土地を登米市に売却することについて、議第百九十号議案ないし議第百九十九号議案は、工事委託契約や工事請負契約の締結について、議第二百号議案ないし議第二百二号議案は、工事請負変更契約の締結について、それぞれ議会の議決を受けようとするものであります。また、議第二百三号議案は、地方税法の改正に伴う県税条例等の一部改正について、議第二百四号議案は、高等学校における事務処理に係る調停案の受諾及び損害賠償の額の決定について、議第二百五号議案は、学校在学中のいじめに係る調停案の受諾及び損害賠償の額の決定について、議第二百六号議案は、平成二十七年度宮城県一般会計予算の補正について、それぞれ専決処分を行いましたので、その承認をお願いしようとするものであります。

 以上をもちまして、提出議案に係る概要の説明を終わりますが、何とぞ慎重に御審議を賜りまして可決されますようお願い申し上げます。



○議長(中山耕一君) 補正予算案に係る各部局長説明要旨は、お手元に配布のとおりであります。

 ただいま議題となっております各号議案中、議第百九十号議案、議第百九十一号議案及び議第百九十三号議案ないし議第二百二号議案についての質疑に入ります。

 質疑はありませんか。−−質疑なしと認めます。

 議第百九十号議案、議第百九十一号議案及び議第百九十三号議案ないし議第二百二号議案については、お手元に配布の議案付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたします。

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    議案付託表

     第三百五十六回宮城県議会(六月定例会)平成二十八年六月十五日



議案番号
件名
提出年月日
委員会


議第百九十号議案
工事委託契約の締結について(主要地方道築館登米線佐沼等道路改築工事(その二))
二八・六・一五
建設企業


議第百九十一号議案
工事委託契約の締結について(主要地方道築館登米線後沢本線橋(仮称)新設(上部工)工事)

建設企業


議第百九十三号議案
工事請負契約の締結について(一般国道三百九十八号相川一号橋(仮称)新設(下部工)工事)

建設企業


議第百九十四号議案
工事請負契約の締結について(石巻市道湊町四丁目門脇町五丁目線鎮守大橋(仮称)新設(下部工)工事)

建設企業


議第百九十五号議案
工事請負契約の締結について(主要地方道石巻鮎川線風越橋(仮称)新設(下部工)工事)

建設企業


議第百九十六号議案
工事請負契約の締結について(主要地方道塩釜亘理線亘理大橋橋梁耐震補強(下部工)工事(その三))

建設企業


議第百九十七号議案
工事請負契約の締結について(宮城県農業高等学校校舎等災害復旧工事(その一))

文教警察


議第百九十八号議案
工事請負契約の締結について(宮城県農業高等学校校舎等災害復旧工事(その二))

文教警察


議第百九十九号議案
工事請負契約の締結について(宮城県農業高等学校校舎等災害復旧工事(その三))

文教警察


議第二百号議案
工事請負変更契約の締結について(追波川護岸等災害復旧工事(その三))

建設企業


議第二百一号議案
工事請負変更契約の締結について(真野川護岸等災害復旧工事)

建設企業


議第二百二号議案
工事請負変更契約の締結について(仙台塩釜港塩釜港区物揚場等災害復旧工事)

建設企業



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△散会



○議長(中山耕一君) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。

 明日の議事日程は、追って配布いたします。

 本日は、これをもって散会いたします。

    午後一時五十分散会