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宮城県 宮城県

平成23年  5月 定例会(第331回) 05月31日−01号




平成23年  5月 定例会(第331回) − 05月31日−01号













平成23年  5月 定例会(第331回)



       第三百三十一回宮城県議会(定例会)会議録

                              (第一号)

平成二十三年五月三十一日(火曜日)

  午後一時開会

  午後一時五十分散会

      議長                     畠山和純君

      副議長                    小野 隆君

出席議員(六十名)

        第一番                  菅原敏秋君

        第二番                  吉川寛康君

        第三番                  伊藤和博君

        第四番                  長谷川 敦君

        第五番                  佐々木幸士君

        第六番                  村上智行君

        第七番                  細川雄一君

        第八番                  高橋伸二君

        第九番                  菊地恵一君

        第十番                  須藤 哲君

       第十一番                  菅原 実君

       第十二番                  坂下 賢君

       第十三番                  遠藤いく子君

       第十四番                  庄子賢一君

       第十五番                  熊谷盛廣君

       第十六番                  寺澤正志君

       第十七番                  只野九十九君

       第十八番                  石川光次郎君

       第十九番                  外崎浩子君

       第二十番                  佐藤光樹君

      第二十一番                  中島源陽君

      第二十二番                  本木忠一君

      第二十三番                  熊谷義彦君

      第二十四番                  佐藤詔雄君

      第二十六番                  加賀たけし君

      第二十七番                  菅間 進君

      第二十八番                  ゆさみゆき君

      第二十九番                  中山耕一君

       第三十番                  長谷川洋一君

      第三十一番                  佐々木喜藏君

      第三十二番                  佐々木征治君

      第三十三番                  須田善明君

      第三十四番                  寺島英毅君

      第三十五番                  安部 孝君

      第三十六番                  皆川章太郎君

      第三十七番                  佐々木敏克君

      第三十八番                  小野 隆君

      第三十九番                  小林正一君

       第四十番                  岩渕義教君

      第四十一番                  本多祐一朗君

      第四十二番                  袋  正君

      第四十三番                  藤原のりすけ君

      第四十四番                  内海 太君

      第四十五番                  坂下康子君

      第四十六番                  横田有史君

      第四十七番                  小野寺初正君

      第四十八番                  石橋信勝君

      第四十九番                  安藤俊威君

       第五十番                  中村 功君

      第五十一番                  渥美 巖君

      第五十二番                  柏 佑整君

      第五十三番                  畠山和純君

      第五十四番                  千葉 達君

      第五十五番                  仁田和廣君

      第五十六番                  藤倉知格君

      第五十七番                  菊地 浩君

      第五十八番                  高橋長偉君

      第五十九番                  相沢光哉君

       第六十番                  渡辺和喜君

      第六十一番                  今野隆吉君

欠員(一名)

      第二十五番

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説明のため出席した者

      知事                     村井嘉浩君

      副知事                    三浦秀一君

      副知事                    若生正博君

      公営企業管理者                伊藤直司君

      総務部長                   今野純一君

      震災復興・企画部長              伊藤和彦君

      環境生活部長                 小泉 保君

      保健福祉部長                 岡部 敦君

      経済商工観光部長               河端章好君

      農林水産部長                 千葉宇京君

      土木部長                   橋本 潔君

      会計管理者兼出納局長             三野宮斗史君

      総務部秘書課長                小林 裕君

      総務部参事兼財政課長             佐野好昭君

    教育委員会

      委員長                    大村虔一君

      教育長                    小林伸一君

      理事兼教育次長                大内 仁君

    選挙管理委員会

      委員長                    佐藤健一君

      事務局長                   池田敬之君

    人事委員会

      委員長                    高橋俊一君

      事務局長                   今野光則君

    公安委員会

      委員長                    檜山公夫君

      警察本部長                  竹内直人君

      総務部長                   尾形正人君

    労働委員会

      事務局長                   保理昭泰君

    監査委員

      委員                     遊佐勘左衛門君

      事務局長                   千葉裕一君

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    議会事務局

      局長                     佐々木昭男君

      次長兼総務課長                菅原芳彦君

      議事課長                   畑 正芳君

      政務調査課長                 沼倉敏郎君

      総務課長補佐                 三浦正博君

      議事課長補佐                 千葉 佐君

      政務調査課長補佐               菊田真澄君

      議事課長補佐(班長)             渋谷敏彦君

      議事課主幹                  布田惠子君

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    議事日程 第一号

              平成二十三年五月三十一日(火)午後一時開議

第一 会議録署名議員の指名

第二 会期の決定について

第三 発議第五号議案 宮城県議会委員会条例の一部を改正する条例

第四 議第九十三号議案 平成二十三年度宮城県一般会計補正予算

第五 議第九十四号議案 平成二十三年度宮城県小規模企業者等設備導入資金特別会計補正予算

第六 議第九十五号議案 平成二十三年度宮城県土地区画整理事業特別会計補正予算

第七 議第九十六号議案 平成二十三年度宮城県流域下水道事業特別会計補正予算

第八 議第九十七号議案 平成二十三年度宮城県港湾整備事業特別会計補正予算

第九 議第九十八号議案 平成二十三年度宮城県水道用水供給事業会計補正予算

第十 議第九十九号議案 平成二十三年度宮城県工業用水道事業会計補正予算

第十一 議第百号議案 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例

第十二 議第百一号議案 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

第十三 議第百二号議案 県吏員恩給条例の一部を改正する条例

第十四 議第百三号議案 職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

第十五 議第百四号議案 職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例

第十六 議第百五号議案 非常勤職員公務災害補償等条例の一部を改正する条例

第十七 議第百六号議案 宮城県県税条例の一部を改正する条例

第十八 議第百七号議案 県税減免条例の一部を改正する条例

第十九 議第百八号議案 過疎地域における県税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例

第二十 議第百九号議案 離島振興対策実施地域における県税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例

第二十一 議第百十号議案 原子力発電施設等立地地域における県税の特例に関する条例の一部を改正する条例

第二十二 議第百十一号議案 産業廃棄物税条例の一部を改正する条例

第二十三 議第百十二号議案 企業立地資金貸付基金条例の一部を改正する条例

第二十四 議第百十三号議案 港湾施設等管理条例の一部を改正する条例

第二十五 議第百十四号議案 宮城県地方港湾審議会条例の一部を改正する条例

第二十六 議第百十五号議案 高等学校等育英奨学資金貸付条例の一部を改正する条例

第二十七 議第百十六号議案 高等学校授業料減免事業等支援臨時特例基金条例の一部を改正する条例

第二十八 議第百十七号議案 出資について(仙台空港ビル株式会社)

第二十九 議第百十八号議案 専決処分の承認を求めることについて(東日本大震災の被災者の権利利益の保全等を図るための特別措置に関する条例)

第三十 議第百十九号議案 専決処分の承認を求めることについて(職員定数条例の一部を改正する条例)

第三十一 議第百二十号議案 専決処分の承認を求めることについて(部制条例の一部を改正する条例)

第三十二 議第百二十一号議案 専決処分の承認を求めることについて(職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例)

第三十三 議第百二十二号議案 専決処分の承認を求めることについて(職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例)

第三十四 議第百二十三号議案 専決処分の承認を求めることについて(宮城県県税条例の一部を改正する条例)

第三十五 議第百二十四号議案 専決処分の承認を求めることについて(住民基本台帳法施行条例の一部を改正する条例)

第三十六 議第百二十五号議案 専決処分の承認を求めることについて(議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の一部を改正する条例)

第三十七 議第百二十六号議案 専決処分の承認を求めることについて(食品衛生取締条例の一部を改正する条例)

第三十八 議第百二十七号議案 専決処分の承認を求めることについて(食品衛生法施行条例の一部を改正する条例)

第三十九 議第百二十八号議案 専決処分の承認を求めることについて(食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律施行条例の一部を改正する条例)

第四十 議第百二十九号議案 専決処分の承認を求めることについて(旅館業法施行条例の一部を改正する条例)

第四十一 議第百三十号議案 専決処分の承認を求めることについて(化製場等に関する法律施行条例の一部を改正する条例)

第四十二 議第百三十一号議案 専決処分の承認を求めることについて(興行場法施行条例の一部を改正する条例)

第四十三 議第百三十二号議案 専決処分の承認を求めることについて(公衆浴場法施行条例の一部を改正する条例)

第四十四 議第百三十三号議案 専決処分の承認を求めることについて(理容師法施行条例の一部を改正する条例)

第四十五 議第百三十四号議案 専決処分の承認を求めることについて(美容師法施行条例の一部を改正する条例)

第四十六 議第百三十五号議案 専決処分の承認を求めることについて(動物の愛護及び管理に関する条例の一部を改正する条例)

第四十七 議第百三十六号議案 専決処分の承認を求めることについて(クリーニング業法施行条例の部を改正する条例)

第四十八 議第百三十七号議案 専決処分の承認を求めることについて(温泉法施行条例の一部を改正する条例)

第四十九 議第百三十八号議案 専決処分の承認を求めることについて(薬事法施行条例の一部を改正する条例)

第五十 議第百三十九号議案 専決処分の承認を求めることについて(毒物及び劇物取締法施行条例の一部を改正する条例)

第五十一 議第百四十号議案 専決処分の承認を求めることについて(覚せい剤取締法施行条例の一部を改正する条例)

第五十二 議第百四十一号議案 専決処分の承認を求めることについて(麻薬及び向精神薬取締法施行条例の一部を改正する条例)

第五十三 議第百四十二号議案 専決処分の承認を求めることについて(職業能力開発校条例の一部を改正する条例)

第五十四 議第百四十三号議案 専決処分の承認を求めることについて(農業大学校条例の一部を改正する条例)

第五十五 議第百四十四号議案 専決処分の承認を求めることについて(道路占用料等条例の一部を改正する条例)

第五十六 議第百四十五号議案 専決処分の承認を求めることについて(海岸占用料等条例の一部を改正する条例)

第五十七 議第百四十六号議案 専決処分の承認を求めることについて(流水占用料等条例の一部を改正する条例)

第五十八 議第百四十七号議案 専決処分の承認を求めることについて(建築士法施行条例の一部を改正する条例)

第五十九 議第百四十八号議案 専決処分の承認を求めることについて(県立学校条例の一部を改正する条例)

第六十 議第百四十九号議案 専決処分の承認を求めることについて(公安委員会関係手数料条例の部を改正する条例)

第六十一 議第百五十号議案 専決処分の承認を求めることについて(当せん金付証票の発売限度額の変更)

第六十二 議第百五十一号議案 専決処分の承認を求めることについて(災害等廃棄物処理の事務の受託)

第六十三 議第百五十二号議案 専決処分の承認を求めることについて(災害等廃棄物処理の事務の受託)

第六十四 議第百五十三号議案 専決処分の承認を求めることについて(災害等廃棄物処理の事務の受託)

第六十五 議第百五十四号議案 専決処分の承認を求めることについて(災害等廃棄物処理の事務の受託)

第六十六 議第百五十五号議案 専決処分の承認を求めることについて(災害等廃棄物処理の事務の受託)

第六十七 議第百五十六号議案 専決処分の承認を求めることについて(災害等廃棄物処理の事務の受託)

第六十八 議第百五十七号議案 専決処分の承認を求めることについて(災害等廃棄物処理の事務の受託)

第六十九 議第百五十八号議案 専決処分の承認を求めることについて(災害等廃棄物処理の事務の受託)

第七十 議第百五十九号議案 専決処分の承認を求めることについて(災害等廃棄物処理の事務の受託)

第七十一 議第百六十号議案 専決処分の承認を求めることについて(災害等廃棄物処理の事務の受託)

第七十二 議第百六十一号議案 専決処分の承認を求めることについて(災害等廃棄物処理の事務の受託)

第七十三 議第百六十二号議案 専決処分の承認を求めることについて(災害等廃棄物処理の事務の受託)

第七十四 議第百六十三号議案 専決処分の承認を求めることについて(和解及び損害賠償の額の決定)

第七十五 議第百六十四号議案 専決処分の承認を求めることについて(地方独立行政法人宮城県立病院機構が作成した業務運営に関する目標を達成するための計画の認可)

第七十六 議第百六十五号議案 専決処分の承認を求めることについて(気仙沼合同庁舎ほか仮設庁舎建築工事の請負契約の締結)

第七十七 議第百六十六号議案 専決処分の承認を求めることについて(阿武隈川下流流域下水道県南浄化センター災害復旧工事の委託契約の締結)

第七十八 議第百六十七号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十二年度市町村受益負担金の変更)

第七十九 議第百六十八号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十二年度宮城県母子寡婦福祉資金特別会計補正予算)

第八十 議第百六十九号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十二年度宮城県土地区画整理事業特別会計補正予算)

第八十一 議第百七十号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十二年度宮城県流域下水道事業特別会計補正予算)

第八十二 議第百七十一号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十二年度宮城県港湾整備事業特別会計補正予算)

第八十三 議第百七十二号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十二年度宮城県病院事業会計補正予算)

第八十四 議第百七十三号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十二年度宮城県水道用水供給事業会計補正予算)

第八十五 議第百七十四号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十二年度宮城県工業用水道事業会計補正予算)

第八十六 議第百七十五号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十二年度宮城県地域整備事業会計補正予算)

第八十七 議第百七十六号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十二年度宮城県一般会計補正予算)

第八十八 議第百七十七号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十二年度宮城県一般会計補正予算)

第八十九 議第百七十八号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十二年度宮城県母子寡婦福祉資金特別会計補正予算)

第九十 議第百七十九号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十二年度宮城県土地区画整理事業特別会計補正予算)

第九十一 議第百八十号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十二年度宮城県流域下水道事業特別会計補正予算)

第九十二 議第百八十一号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十二年度宮城県港湾整備事業特別会計補正予算)

第九十三 議第百八十二号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十二年度宮城県病院事業会計補正予算)

第九十四 議第百八十三号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十二年度宮城県水道用水供給事業会計補正予算)

第九十五 議第百八十四号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十二年度宮城県工業用水道事業会計補正予算)

第九十六 議第百八十五号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十二年度宮城県地域整備事業会計補正予算)

第九十七 議第百八十六号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十三年度宮城県一般会計補正予算)

第九十八 議第百八十七号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十三年度宮城県母子寡婦福祉資金特別会計補正予算)

第九十九 議第百八十八号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十三年度宮城県土地区画整理事業特別会計補正予算)

第百 議第百八十九号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十三年度宮城県流域下水道事業特別会計補正予算)

第百一 議第百九十号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十三年度宮城県港湾整備事業特別会計補正予算)

第百二 議第百九十一号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十三年度宮城県水道用水供給事業会計補正予算)

第百三 議第百九十二号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十三年度宮城県工業用水道事業会計補正予算)

第百四 議第百九十三号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十三年度宮城県地域整備事業会計補正予算)

第百五 議第百九十四号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成二十三年度宮城県一般会計補正予算)

第百六 報告第三号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額の決定)

第百七 報告第四号 専決処分の報告について(交通事故に係る和解及び損害賠償の額の決定)

第百八 予算特別委員会の設置

第百九 平成二十三年東北地方太平洋沖地震災害調査特別委員会設置要綱の一部改正

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    会議に付した事件

一 日程第一 会議録署名議員の指名

二 日程第二 会期の決定について

三 日程第三 発議第五号議案

四 日程第四ないし日程第百七 議第九十三号議案ないし議第百九十四号議案並びに報告第三号及び報告第四号

五 日程第百八 予算特別委員会の設置

六 日程第百九 平成二十三年東北地方太平洋沖地震災害調査特別委員会設置要綱の一部改正

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△開会(午後一時)



○議長(畠山和純君) 第三百三十一回宮城県議会を開会いたします。

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△開議



○議長(畠山和純君) これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配布のとおりであります。

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△会議録署名議員の指名



○議長(畠山和純君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に、三十二番佐々木征治君、三十三番須田善明君を指名いたします。

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△議長発言(東日本大震災)



○議長(畠山和純君) この際、一言申し上げます。

 このたびの東日本大震災は、東北地方太平洋沿岸を中心に広範囲にわたり極めて甚大な被害をもたらしました。

 本日で震災から八十二日目を迎えましたが、本県におきましては、判明しているだけで九千人を超える方々のとうとい命を失うことになりました。亡くなられました方々の御冥福を心からお祈り申し上げます。

 いまだに五千人を超える方々が行方不明となっており、約二万七千人の方々が避難生活を余儀なくされております。被災された方々の御労苦、御心労は、察するに余りあるところであります。行方不明の方々が一日も早く御家族のもとに帰られますことを切に願いますとともに、被災された皆様方に対しまして、心からお見舞いを申し上げます。

 今回の大震災に際しましては、天皇・皇后両陛下からお見舞金と、被災された方々対しまして直接温かな励ましのお言葉を賜りました。

 また、自衛隊、警察、消防を初め、多くの方々による身を挺しての救助・捜索活動や、各地方自治体からの支援を初め、民間事業者、市民ボランティア、広く国内外の方々から、現地に赴きましての支援活動や、義援金、支援物資をお寄せいただきました。これらの多くの御支援に対しまして厚く感謝を申し上げます。

 千年に一度と言われる今回の巨大地震と大津波により、先人から受け継ぎ、そして我々が築き、次の世代に引き継ごうとしていたかけがえのない多くのものを一瞬にして失うこととなりました。県民生活や本県の産業経済は深い打撃を受け、大津波の襲来を受けた沿岸部の被災地は、今なお膨大な瓦れきが山となっております。

 本県が復興を遂げるには、多くの時間とこれまで以上の努力を必要といたします。

 県議会といたしましては、一日も早く県民の皆様が安全で安心して暮らせる生活を取り戻せるように、その声をしっかりと受けとめ、ふるさと宮城の再生と更なる発展に向けて、全力を挙げて取り組んでまいります。

 ここで、東日本大震災により亡くなられました方々に対しまして、黙祷をささげたいと思います。



◎議会事務局議事課長(畑正芳君) 御起立願います。

 黙祷。

    〔起立・黙祷〕



◎議会事務局議事課長(畑正芳君) 黙祷を終わります。

 着席願います。

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△諸報告



○議長(畠山和純君) 御報告いたします。

 先般の人事異動により新たに任命いたしました議会事務局職員を紹介いたします。

    総務課長補佐           三浦正博君

 以上で、紹介を終わります。

 障害者基本法第九条第八項の規定により、お手元に配布のとおり、みやぎ障害者プランの提出がありました。

 地方自治法第百二十一条の規定により、お手元に配布のとおり、議場出席者の通知がありました。

 ここで、議場出席者中の新任者を御紹介いたします。

    震災復興・企画部長        伊藤和彦君

    総務部次長兼財政課長       佐野好昭君

    理事兼教育次長          大内 仁君

    公安委員会委員長         檜山公夫君

    警察本部総務部長         尾形正人君

    監査委員事務局長         千葉裕一君

 以上で、紹介を終わります。

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    議場出席者名簿

               第331回県議会(平成23年5月定例会)

   知事                村井嘉浩

   副知事               三浦秀一

   副知事               若生正博

   公営企業管理者           伊藤直司

   総務部長              今野純一

   震災復興・企画部長         伊藤和彦

   環境生活部長            小泉 保

   保健福祉部長            岡部 敦

   経済商工観光部長          河端章好

   農林水産部長            千葉宇京

   土木部長              橋本 潔

   会計管理者兼出納局長        三野宮斗史

   総務部秘書課長           小林 裕

   総務部参事兼財政課長        佐野好昭

 教育委員会

   委員長               大村虔一

   教育長               小林伸一

   理事兼教育次長           大内 仁

 選挙管理委員会

   委員長               佐藤健一

   事務局長              池田敬之

 人事委員会

   委員長               高橋俊一

   事務局長              今野光則

 公安委員会

   委員長               檜山公夫

   警察本部長             竹内直人

   総務部長              尾形正人

 労働委員会

   事務局長              保理昭泰

 監査委員

   委員                遊佐勘左衛門

   事務局長              千葉裕一

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△会期の決定について



○議長(畠山和純君) 日程第二、会期の決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 今回の会期は、本日から六月二十日までの二十一日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(畠山和純君) 御異議なしと認めます。

 よって、会期は二十一日間と決定いたしました。

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△発議第五号議案



○議長(畠山和純君) 日程第三、発議第五号議案、宮城県議会委員会条例の一部を改正する条例を議題といたします。

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発議第五号議案

 宮城県議会委員会条例の一部を改正する条例

 右の議案を別紙のとおり地方自治法第百九条の二第五項において準用する同法第百九条第七項及び宮城県議会会議規則第十五条第二項の規定により提出します。

  平成二十三年五月三十一日

    提出者 宮城県議会議会運営委員長 佐々木征治

 宮城県議会議長  畠山和純殿

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    宮城県議会委員会条例の一部を改正する条例

 宮城県議会委員会条例(昭和五十年宮城県条例第二十一号)の一部を次のように改正する。

 第二条第一項第一号中「企画部」を「震災復興・企画部」に改める。

   附則

 (施行期日)

1 この条例は、公布の日から施行する。

 (経過措置)

2 この条例の施行の際現に改正前の宮城県議会委員会条例(以下「旧条例」という。)の規定による総務企画委員会の委員長、副委員長又は委員であるものは、それぞれ改正後の宮城県議会委員会条例(以下「新条例」という。)の規定による総務企画委員会の委員長、副委員長又は委員となるものとする。

3 この条例の施行の際現に旧条例の規定による総務企画委員会において審査又は調査中の事件は、新条例の規定による総務企画委員会に付託されたものとみなす。

……………………………………………………………………………………………

提案理由

 知事部局の組織改正がなされたため、常任委員会の所管を改正するものである。これが、この条例案を提案する理由である。

……………………………………………………………………………………………



○議長(畠山和純君) お諮りいたします。

 本案については、提出者の説明を省略することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(畠山和純君) 御異議なしと認めます。

 よって、提出者の説明を省略することに決定いたしました。

 これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。−−質疑なしと認めます。

 これより採決いたします。

 本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(畠山和純君) 御異議なしと認めます。

 よって、発議第五号議案、宮城県議会委員会条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決されました。

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△議第九十三号議案ないし議第百九十四号議案



△報告第三号



△報告第四号



○議長(畠山和純君) 日程第四ないし日程第百七、議第九十三号議案ないし議第百九十四号議案並びに報告第三号及び報告第四号を一括して議題といたします。

 知事から提案理由の説明を求めます。知事村井嘉浩君。

    〔知事 村井嘉浩君登壇〕



◎知事(村井嘉浩君) 本日ここに第三百三十一回宮城県議会が開会され、提出議案を御審議いただくに当たり、東日本大震災に対するこれまでの取り組みと議案の概要につきまして御説明申し上げます。

 初めに、我が国の歴史上いまだかつてない大震災により犠牲となられた全国一万五千余のとうといみたまに対し、謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された多くの方々に衷心より御見舞いを申し上げます。

 去る三月十一日午後二時四十六分、本県は東北地方の太平洋沖を震源としたマグニチュード九・〇の地震に見舞われ、震度七にも達する激しい揺れにより、家屋や道路、橋梁が多数損壊した上、電気、ガス、水道、交通等のライフラインを初め教育、医療、福祉など県民生活全般にわたり甚大な被害が発生いたしました。更に、想像を絶する極めて大規模な津波によって県土の四・五%に当たる三百二十七平方キロメートルが浸水し、県内沿岸部の市町に壊滅的な被害をもたらしました。発災直後の被災地から送られてくる映像は、目の前で起きている現実のものとは到底思えず、津波の圧倒的な力の前に町並みがなすすべもなく破壊されていくその姿に、自然の猛威を痛感し恐怖を覚えると同時に、この津波により犠牲者が出ないことを祈るばかりでした。

 しかし、まことに残念なことでありますが、これまでの調査で判明した本県の死者・行方不明者は一万四千人を超え、全半壊等の住家被害は十万棟以上に上り、ピーク時の避難者数は三十二万人にも達しました。また、工場・事業所や商業施設も甚大な被害を受け、町は瓦れきで埋め尽くされ変わり果てた風景と化してその機能を喪失し、浸水した農地面積は県全体の約一割の一万二千ヘクタールにも及んだほか、港湾・漁港の損壊や漁船、養殖施設、水産加工施設の滅失も多数に上るなど、空前絶後の被害をもたらす事態となりました。

 犠牲になられた方々の無念さと、残された御遺族の皆様の御心痛を思いますと、込み上げる悲しみをこらえることができません。被災地を訪れ、行方不明の肉親を探し続ける人々、消失・損壊した家屋の前で茫然とたたずむ人々、生活の場や働く場を失い悲嘆に暮れる人々、家族の思い出の品々を探す人々など多くの方々の姿を目の当たりにするたび胸が締めつけられ、心が痛みます。このような悲惨な現実は二度とあってほしくないと願うとともに、こうした被害が再び発生することのないよう、さまざまな観点から今後の防災のあり方を検討していかなければならないと強く決意しているところであります。

 天皇・皇后両陛下におかれましては、四月二十七日に本県に行幸啓になられ、南三陸町と仙台市の避難所において被災者の方々を初め復興に尽力する関係者に対しまして温かい御激励をいただき、更に、お見舞金を賜りました。ここに県民を代表して謹んで御礼を申し上げるものであります。

 また、困難な状況に直面しながらも、みずからの危険を顧みず、人命救助、消火活動、避難誘導に当たられた消防、警察、自衛隊、海上保安庁の皆様を初め、政府関係者、医療関係者など国内外から駆けつけていただいた関係機関、関係自治体の皆様に対しまして心から感謝を申し上げますとともに、全国の皆様から多数の御芳情と御支援をお寄せいただいておりますことに対しまして、厚く御礼申し上げます。

 被災した市町村では、壊滅的な被害を受けながらも被災地の最前線で住民生活の安定に懸命な努力を積み重ねているところであり、これまでの取り組みに敬意を表するものであります。あわせて、発災直後から被害実態の把握や温かい励ましをいただきました議員各位に御礼申し上げる次第であります。

 ここで、これまで取り組んできた主な震災対策の状況について御報告を申し上げます。

 地震発生直後、県では災害対策本部を立ち上げ、政府関係者とともに、被災された方々の救助、避難所の確保や救援物資の輸送など被災地の生活支援と復旧に最優先で取り組み、県民の安全安心の確保に努めてまいりました。しかしながら、今もなお多くの方々が不自由な避難所生活を余儀なくされております。プライバシーの確保やストレスの問題などさまざまな課題が発生する中で、生活再建の第一歩となる住環境の確保は最重要課題ととらえており、一日も早くすべての応急仮設住宅を建設できるよう最大限努力しているところであります。現時点での着工戸数は一万五千戸ではありますが、今後とも市町村の御協力をいただきながら、できる限り早期の整備を目指すとともに、民間賃貸住宅の借り上げを進めるなど、避難されている方々の住環境の確保になお一層努めてまいります。

 このほか、生活福祉資金の特例貸付や義援金の市町村への配分を行うとともに、市町村に対し災害弔慰金等の支給や災害援護資金貸付を適切に執行するよう支援するなど、当面の生活に支障が生じないよう配意したところであります。また、県立高校への入学金を初めとする各種使用料、手数料について減免措置を講じ、被災者の負担軽減に努めております。

 更に、今回の津波被害により、浸水域には倒壊した家屋のみならず、自動車、船舶など、ありとあらゆる物が災害廃棄物として散在し、その処理が喫緊の課題となっております。今後処理を進めなければならない廃棄物は約一千八百万トンと、通常時の一般廃棄物排出量の二十三年分に相当する膨大な量が見込まれますが、被災地の早期復旧・復興のためには、迅速かつ適切に処理することが求められます。沿岸部の市町では、行政機能そのものが大きな被害を受けたことから、市町の要請に応じて県が代行して処理を進めることといたしました。そのため発災直後から震災廃棄物処理チームを立ち上げ対応してまいりましたが、今後とも引き続き、市町、県、国が一体となって、瓦れき等の災害廃棄物の処理を迅速に行うよう取り組んでまいります。

 また、沿岸部の市町の医療機関の機能が低下している現状に対応するため、宮城県地域医療復興検討会議を設置し、医療体制の再構築について検討を進めております。

 農業の面では、塩害等により耕作が不能となった水田の作付調整を進めてきたほか、早期営農再開支援センター等を開設し、被災した農業者の経営と生活の速やかな再建を支援してまいりました。

 壊滅的な被害を受けた水産業では、漁港・漁場に堆積した瓦れき等の撤去や冷凍冷蔵庫内に保管されていた水産物の処理に鋭意取り組んでいるところであり、あわせて今後の漁港の集約再編に向けた検討を進めております。

 商工業の面では、中小企業経営安定資金に災害対策資金を設け、運転資金の低利融資を行い、被災した中小企業者の復旧・復興活動を支援するなど、早期の事業再開、正常化に向けた取り組みを支援することとしております。

 教育分野では、震災により校舎の使用が困難となった高校につきまして、スクールバスの運行などにより他校の校舎に生徒を移動させ、学校を再開する一方、一部の高校については、秋までの移転を目標に仮設校舎の建設を進めているところであります。また、教員を増員配置するとともに、緊急学校支援員及びスクールカウンセラーの派遣を行っているほか、被災者教育相談フリーダイヤルを設置するなど、児童生徒が安心して学べる教育環境の確保に努めております。

 現在、電気、ガス、水道などのライフラインは、関係者の懸命な努力により一部地域を除いて復旧しましたが、引き続き全面復旧に向け更なる御尽力をお願いするとともに、地域住民の足とも言える鉄道については復旧のめどが立たない地域もありますので、できる限りの早期復旧がなされるよう、関係機関との調整に努めてまいります。

 また、隣接する福島県では、地震と津波により原子力発電所に事故が発生し、広範囲にわたり住民の方々が避難を余儀なくされております。このため、県では、水道水、農林畜水産物について放射性物質のモニタリング調査を継続して実施してまいりました。これまでの測定結果は、指標値を大幅に下回っているほか、空間放射線量も低いレベルで推移し健康に影響を与えるレベルには達しておりませんが、牧草から暫定許容値を超える放射性セシウムが検出されたことから、今後とも継続的な調査・状況把握に努めてまいります。

 今回の事故を契機に電力消費と環境をめぐりさまざまな議論がなされ、国においては将来のエネルギー施策の見直しに向けた検討を進めることとしておりますが、原子力発電所が立地する本県においても、今後の議論の推移を見守りつつ、適切な対応を講じてまいりたいと考えております。

 さて、本県はこれまで豊富な水産資源と肥沃な大地に恵まれ、農林水産業を基幹産業としつつ、自動車関連産業や高度電子機械産業を中心に富県宮城の実現に取り組んでまいりました。この活気あふれる宮城を再び取り戻し、更なる発展を期すため、宮城県震災復興基本方針(素案)を取りまとめ、復旧にとどまらない抜本的な再構築や現代社会の課題に対応した先進的な地域づくりを目指して取り組みを進めることといたしました。更に、この方針に基づき、市町村や有識者から御意見をいただきながら、今後十年間の復興の道筋として具体の取り組みと事業を盛り込んだ(仮称)宮城県震災復興計画を現在取りまとめているところであり、来月中にもその一次案についてお示ししたいと考えております。

 あわせて、国においても東日本大震災復興構想会議を設置し、国としての復興構想について幅広い議論を進めているところでありますが、私も被災地を代表する委員の一人として、本県の考え方をしっかり主張してまいります。

 なお、このたびの震災は、三月十三日に激甚災害の指定を受け、国庫補助等の特例措置が適用されたほか、東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律が施行され、公共土木施設や社会福祉施設等の復旧等に対する補助率の引き上げなどの財政援助が行われることになりました。これと連動させ、国では総額四兆円の補正予算を編成したところでありますが、今回の未曾有の災害の復旧・復興に対しては十分な内容と言えるものではありませんので、被災地のニーズを的確に把握し、本格的な復興に向けて必要な対応を早期に進めるよう引き続き国に対して強く働きかけてまいります。今後とも、復旧・復興に向け全力を挙げて取り組んでまいりますので、議員各位の格段の御協力をお願い申し上げます。

 次に、今回の補正予算案の考え方についてであります。

 東日本大震災への対応として、災害救助や災害廃棄物処理など緊急に要する経費等については、予備費の活用や数次にわたる補正予算の専決処分により機動的に対応してまいりました。被災規模が余りにも甚大であることから、今なお、復旧・復興に要する事業費全体の把握には至っておりませんが、これまで専決処分させていただいた予算に加えて、さきに成立した国の補正予算も踏まえ、現時点で早急に取り組まなければならない災害復旧経費や災害対策経費などについて必要な措置を講ずることとして編成したものであります。

 以下、今回の補正予算案の主な内容について、宮城県震災復興基本方針(素案)で取りまとめた緊急重点事項の項目に沿って御説明申し上げます。

 まず、被災者の生活支援についてであります。

 先ほど御説明申し上げた応急仮設住宅につきましては、避難所生活を余儀なくされている被災者の方々に一刻も早く落ち着いた生活を取り戻していただくため、早期に整備が完了できるよう最大限努力してまいります。また、仮設住宅の集会所に介護・福祉サービスの拠点を設置し、入居する方々が安心して生活できるよう地域で支え合う体制づくりにも取り組んでまいります。あわせて災害公営住宅の建設にも着手いたします。

 次に、公共土木施設とライフラインの早期復旧についてであります。

 県民生活の安定と産業の早期復興に必要な道路、橋梁、河川、海岸などの土木施設の復旧を加速させるとともに、仙台塩釜港や仙台空港旅客ターミナルビル、仙台空港アクセス鉄道、仙台港フェリー埠頭などの早期復旧に取り組みます。更に、処理施設等が甚大な被害を受けた流域下水道施設の本格的な復旧を進めてまいります。

 被災市町村への行政機能の支援については、市町村が復興まちづくり計画を策定するに当たり、関係機関との調整に必要な資料や計画案の作成のほか、都市計画決定、土地区画整理事業等の計画内容の検討に際して支援してまいります。また、市町村が今回の大震災の復旧事業等を実施する上で短期の資金需要に支障が生じないよう、市町村振興資金に新たな貸付枠を確保して対応してまいります。

 災害廃棄物の処理については、津波被害による瓦れき、自動車及び船舶などが多数放置されたままとなっていることから、市町からの受託により処理を進めてまいります。また、漁場などの海底に堆積している瓦れき等を除去し、漁場の機能や生産力の再生・回復に努めてまいります。

 教育環境の確保については、このたびの大震災により経済的理由から就学等が困難となった世帯の幼児児童生徒に対し、市町村が行う保育料等の就園奨励や学用品費、給食費などの就学援助について支援を行うとともに、授業料等を減免する私立学校設置者に対して助成を行うなど、修学機会の確保を図ります。また、被災した児童生徒等の精神状態の安定を図るため、緊急にスクールカウンセラーを増員派遣するなど心のケアに努めてまいります。更に、被災した県立学校等の教育施設の早期復旧を進めてまいります。

 保健・医療・福祉の確保の面では、被災した地域に医療や歯科保健医療を提供するために必要な仮設診療所の整備を行うとともに、救命救急センター等の自家発電設備の整備に対し助成を行い、安定した医療提供体制の確保を図ります。また、被災した医療施設や特別養護老人ホームなどの高齢者福祉施設、障害福祉施設、保育所などの児童福祉施設の復旧に対して支援を行ってまいります。

 雇用の確保については、被災により離職を余儀なくされた方々や就職環境の悪化が懸念される新規学卒者を対象とした合同面接会を実施するなど就職支援を行ってまいります。

 また、重点分野雇用創造事業が拡充されたことから、震災対応事業として臨時職員等を雇用するなど、市町村とともに六千人以上の雇用を創出してまいります。雇用の場の確保は、被災された方々の今後の生活を安定させる上で欠かすことができない重要なものでありますので、今後とも積極的に取り組んでまいります。

 更に、生活資金確保の必要性の面から、被災者生活再建支援制度による支援金及び災害援護資金貸付等を受けるまでのつなぎ的役割又は当面の生活に必要となる経費に充てるため、生活復興支援資金を創設し、被災された方々の早期の生活の安定を支援してまいります。

 今回の大震災により多大な被害を受けた農林水産業関係については、被災した農業共同利用施設の復旧に要する経費に加え、生産再開に必要な資材購入費なども助成対象とするとともに、復旧作業を共同で行う農業者に対して経営再開のための支援金を交付し地域農業の再生を目指します。また、魚市場機能の早期回復を図るため、加工場や冷凍冷蔵庫などの水産業共同利用施設や機器整備等に対し支援するほか、被害を受けた製材・合板工場等の復旧経費に対して助成し、木材供給の安定化を図ってまいります。

 商工業関係については、被害を受けた県内の中小企業等が一体となって進める共同施設等の復旧・整備に対し助成するとともに無利子貸付を行うほか、中小企業経営安定資金にみやぎ中小企業復興特別資金を創設し、土地、建物、設備整備に係る資金面での金融支援を行うなど、県内製造業等の早期事業再開を支援してまいります。また、被災地の商店街が行うアーケードや照明設備等の復旧事業を支援し、地域経済の復興に努めてまいります。

 安全・安心な地域社会の確保の面では、石油コンビナート地帯での火災等の発生に備え、震災で甚大な被害を受けた防災資機材センターを建てかえるとともに、損壊した交通信号機等の交通安全施設の復旧を進めてまいります。

 このほか、県民会館やみやぎ産業交流センター、宮城スタジアム、宮城大学などの県有施設の復旧を進めてまいります。

 以上、補正予算案の主な内容について御説明申し上げましたが、今回の補正規模は、一般会計で三千九百一億三千七百余万円、総計で四千四百一億八千百余万円となります。財源としては、国庫支出金二千五百五十六億四千八百余万円のほか、諸収入八百八十二億八千百余万円、地方債六百八十九億四千三百余万円、地方交付税四十五億一千五百余万円を追加しております。

 この結果、これまでの専決処分による補正予算を含めた今年度の予算規模は、一般会計で一兆五千四十八億九百余万円、総計で一兆八千四百五十九億五百余万円となります。

 次に、予算外議案については、条例議案十七件、条例外議案七十八件を提案しておりますが、そのうち主なものについて概要を御説明申し上げます。

 まず、条例議案でありますが、議第百一号議案ないし議第百三号議案及び議第百五号議案は、東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律に準じ、災害により行方不明となった職員等の死亡推定に関する特例規定を新設しようとするもの、議第百六号議案は、地方税法の改正等に伴い、個人県民税の住宅ローン特別控除の適用の特例等について所要の改正を行おうとするもの、議第百七号議案は、東日本大震災の被災者の税負担軽減を図るため、減免措置を講じようとするもの、議第百八号議案ないし議第百十号議案は、過疎地域、離島振興対策実施地域及び原子力発電施設等立地地域における県税の課税免除等の適用期間を延長しようとするもの、議第百十二号議案は、企業立地資金の償還期間を延長しようとするものであります。

 次に、条例外議案でありますが、議第百十七号議案は、仙台空港ビル株式会社に対する出資について議会の議決を受けようとするものであります。また、議第百十八号議案は、東日本大震災の被災者の権利利益の保全等を図るための特別措置に関する条例の制定について、議第百十九号議案は、学校教職員の定数を改定することについて、議第百二十号議案は、企画部を再編し、震災復興・企画部を設置することについて、議第百二十一号議案は、死体処理手当の支給対象の特例を設けることについて、議第百二十二号議案は、職員の特殊勤務手当の支給限度額に特例を設けることについて、議第百二十三号議案は、国民生活等の混乱を回避するための地方税法の一部を改正する法律の施行に伴う所要の改正について、議第百二十四号議案は、住民基本台帳ネットワークシステムにより本人確認情報を利用する事務の特例を設けることについて、議第百二十五号議案は、議会の議決に付すべき財産の取得の特例を設けるための所要の改正について、議第百二十六号議案ないし議第百四十九号議案は、東北地方太平洋沖地震による災害により被害を受けた者に係る各種使用料・手数料等を免除するための所要の改正について、議第百五十号議案は、自治宝くじの発売限度額の変更について、議第百五十一号議案ないし議第百六十二号議案は、災害等廃棄物処理の事務を六市六町から県が受託することについて、議第百六十三号議案は、法に基づき入院措置を決定した相手方が死亡した事件に係る和解及び損害賠償の額の決定について、議第百六十四号議案は、地方独立行政法人宮城県立病院機構が作成した業務運営に関する目標を達成するための計画を認可することについて、議第百六十五号議案は、気仙沼合同庁舎ほか仮設庁舎建築工事の請負契約の締結について、議第百六十六号議案は、阿武隈川下流流域下水道県南浄化センター災害復旧工事の委託契約の締結について、議第百六十七号議案は、平成二十二年度市町村受益負担金の変更について、議第百六十八号議案ないし議第百八十五号議案は、平成二十二年度の宮城県一般会計、宮城県母子寡婦福祉資金特別会計、宮城県土地区画整理事業特別会計、宮城県流域下水道事業特別会計、宮城県港湾整備事業特別会計、宮城県病院事業会計、宮城県水道用水供給事業会計、宮城県工業用水道事業会計、宮城県地域整備事業会計に係る予算の補正について、議第百八十六号議案ないし議第百九十四号議案は、平成二十三年度の宮城県一般会計、宮城県母子寡婦福祉資金特別会計、宮城県土地区画整理事業特別会計、宮城県流域下水道事業特別会計、宮城県港湾整備事業特別会計、宮城県水道用水供給事業会計、宮城県工業用水道事業会計、宮城県地域整備事業会計に係る予算の補正について、それぞれ専決処分を行いましたので、その承認をお願いしようとするものであります。

 以上をもちまして、提出議案に係る概要の説明を終わりますが、何とぞ慎重に御審議を賜りまして可決されますようお願い申し上げます。

 最後に、一言申し添えさせていただきます。

 このたびの大震災で、多くの方々がかけがえのない家族や友人、住宅、職場など身近にあったたくさんの大切なものを失ってしまいました。しかしながら、こうした困難な状況下にあって、未来に向けて一筋の光明も見つけることができました。一つには、被災された方々の前向きな姿勢であります。未曾有の被害に直面しつつも、いたずらに混乱せず冷静に対応し、避難所においても子供や高齢者をいたわり、励まし、再建に向けてくじけずに取り組むその姿勢は感服いたしました。二つには、国内外を問わずお寄せいただいた御支援の数々であります。災害発生直後より、多くの皆様から励ましの言葉や救援物資をいただきました。更に被災者の生活再建に多くのボランティアの方々の御支援もいただいております。奉仕の心で被災者と思いを共有し、ひたむきに取り組む姿勢にまさに頭の下がる思いであります。こうした不撓不屈の心、思いやりの心で、人と人とがしっかりと心の結びつきを持ち続けることが復興の礎であり、心の復興を果たしていくことがこの大震災から立ち直る大きな力になるものと確信をしております。

 今後の復興への道のりがいかにつらく険しいものとなろうとも、私たちは、悲しみを乗り越え、亡くなられた方々の思いを受け継ぎ、御支援いただいた皆様の気持ちを支えに、ふるさと宮城の復興をなし遂げていかなければなりません。もちろん、復興の担い手は、県民一人一人が主体ではあります。しかしながら、私たちは決して一人ではありません。国、県、市町村、企業、各種団体・NPOなどさまざまな主体がともに手を携え総力を結集し、宮城県のみならず、東北が、そして日本全体がきずなを深め、すべての皆様が心の底からの笑顔を取り戻せるよう、二百三十万県民が心を一つに、この苦難を乗り越えてまいりましょう。

 以上でございます。



○議長(畠山和純君) 補正予算案に係る各部局長説明要旨は、お手元に配布のとおりであります。

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△予算特別委員会の設置



○議長(畠山和純君) 日程第百八、予算特別委員会の設置を議題といたします。

 お諮りいたします。

 県予算を審査又は調査するため、議員全員で構成する予算特別委員会を別紙要綱案により設置することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(畠山和純君) 御異議なしと認めます。

 よって、さように決定いたしました。

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    予算特別委員会設置要綱(案)

第一条 県予算を審査又は調査するため、宮城県議会に予算特別委員会(以下「委員会」という。)を設置する。

第二条 委員会は、議員全員をもって構成し、委員長及び副委員長は、委員会において互選する。

第三条 委員会の円滑な運営を図るため、委員会に理事会を置く。

2 理事会は、委員長、副委員長及び理事をもって構成する。

3 理事は、委員会で選任し、十二人とする。

4 理事会は、委員長が招集する。

第四条 委員会に六分科会を置く。

2 分科会は、現に設置されている常任委員会の委員をもって構成し、県予算のうちその所管事項に関する部分を審査又は調査する。

3 分科会に主査、副主査及び主査職務代行者を置くものとし、主査には常任委員長、副主査には同副委員長及び主査職務代行者には同委員長職務代行者をもって、それぞれ充てる。

第五条 委員会は、設置の日から翌年の最初に招集される定例会の閉会日まで存続し、閉会中も審査又は調査を行うことができるものとする。

第六条 この要綱に定めるもののほか、委員会の運営に関し必要な事項は、理事会に諮って委員長がこれを定める。

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○議長(畠山和純君) 予算特別委員会の委員長及び副委員長互選のため、暫時休憩いたします。

    午後一時四十一分休憩

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    午後一時四十九分再開



○議長(畠山和純君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 御報告いたします。

 予算特別委員会の委員長及び副委員長は、互選の結果、次のように決定いたしました。

      委員長  中村 功君

      副委員長 ゆさみゆき君

 以上のとおりであります。

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△平成二十三年東北地方太平洋沖地震災害調査特別委員会設置要綱の一部改正



○議長(畠山和純君) 日程第百九、平成二十三年東北地方太平洋沖地震災害調査特別委員会設置要綱の一部改正を議題といたします。

 お諮りいたします。

 お手元に配布のとおり、平成二十三年東北地方太平洋沖地震災害調査特別委員会設置要綱の一部を改正することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(畠山和純君) 御異議なしと認めます。

 よって、さように決定いたしました。

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    平成二十三年東北地方太平洋沖地震災害調査特別委員会設置要綱の一部を改正する要綱(案)

 平成二十三年東北地方太平洋沖地震災害調査特別委員会設置要綱の一部を次のように改正する。

 題名を次のように改める。

   平成二十三年大震災対策調査特別委員会設置要綱

 第一号中「平成二十三年東北地方太平洋沖地震災害調査特別委員会」を「平成二十三年大震災対策調査特別委員会」に改める。

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△休会の決定



○議長(畠山和純君) お諮りいたします。

 議案調査のため、明日から六月六日まで六日間本会議を休会とし、六月七日再開することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(畠山和純君) 御異議なしと認めます。

 よって、明日から六月六日まで六日間本会議を休会とし、六月七日再開することに決定いたしました。

 なお、ただいま御出席の諸君には改めて通知いたしませんから、御了承願います。

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△散会



○議長(畠山和純君) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。

 六月七日の議事日程は、追って配布いたします。

 本日は、これをもって散会いたします。

    午後一時五十分散会