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岩手県 金ケ崎町

平成24年 12月 定例会(第6回) 12月06日−一般質問−01号




平成24年 12月 定例会(第6回) − 12月06日−一般質問−01号







平成24年 12月 定例会(第6回)





            平成24年第6回金ケ崎町議会
                定例会会議録
議 事 日 程 (第1号)

                   平成24年12月6日(木)午前10時00分開会

       開  会
日程第 1  会議録署名議員の指名                         
日程第 2  会期の決定                              
日程第 3  請願常任委員会付託                          
日程第 4  一般質問                               
       延  会

〇出席議員(16名)
   1番  阿  部  ?  一  君    2番  巴     正  市  君
   3番  高  橋  藤  宗  君    4番  佐  藤  千  幸  君
   5番  有  住     修  君    6番  ?  橋  勇  喜  君
   7番  ?  橋     奬  君    8番  山  路  正  悟  君
   9番  及  川  み ど り  君   10番  ?  橋  文  雄  君
  11番  ?  橋  照  雄  君   12番  千  田     力  君
  13番  梅  田  敏  雄  君   14番  千  葉  正  男  君
  15番  千  葉  和  美  君   16番  伊  藤  雅  章  君

〇欠席議員(なし)

〇説明のため出席した者
       町        長     ?  橋  由  一  君
       副    町    長     千  葉  政  幸  君
       教  育 委 員  長     及  川  紀 美 子  君
       教    育    長     新  田     章  君
       監  査  委  員     ?  橋  順  一  君
       参 事 兼総合政策課長     中  里  武  司  君
       参 事 兼生活環境課長     石  川     孝  君

       参 事 兼農林課長(兼)    千  葉     実  君
       農 業 委員会事務局長                  

       財  政  課  長     高  橋     修  君
       会計管理者兼税務課長     後  藤  清  恒  君
       住  民  課  長     高  橋  良  一  君

       保 健 福 祉 センター     伊  藤  明  穂  君
       事    務    長                  

       商 工 観 光 課 長     後  藤  紳  一  君
       建  設  課  長     小  関  昭  夫  君
       水 処 理センター所長     及  川     一  君

       教 育 次 長(兼)     千  葉  和  仁  君
       学校給食センター所長                  

       中 央 生 涯 教 育     佐  藤  勇  行  君
       セ ン タ ー 所 長                  

〇本会議に出席した事務局職員
       事  務  局  長     ?  橋  義  昭
       局  長  補  佐     青  沼  和  也
       主        事     粟  津  文  恵



                                        



△開会及び開議の宣告



○議長(伊藤雅章君) ただいまから平成24年第6回金ケ崎町議会定例会を開会いたします。

 ただいまの出席議員は16人であります。

 定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。

 直ちに本日の会議を開きます。

                                (午前10時00分)

                                        



△議事日程の報告



○議長(伊藤雅章君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりでございます。

                                        



△諸般の報告



○議長(伊藤雅章君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告を行います。

 議長の報告は、印刷をもって配付のとおりでございますので、ご了承願います。

 これで諸般の報告を終わります。

 行政報告を行います。町長から行政報告を行いたい旨申し出がありました。これを許します。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 行政報告を行います。5点にわたってのご報告をさせていただくところでございます。

 第1点目は、姉妹都市ドイツライネフェルデ・ヴォアビス市への公式訪問についてでございます。9月10日から20日まで姉妹都市でありますライネフェルデ・ヴォアビス市から姉妹都市10周年の記念式典への招待、これを受けまして、私と伊藤議長、及川農業委員会の会長ほか職員1名が同市を訪問いたしたところでございます。

 式典におきましては、今後の交流継続を確認する、そういう確認書の取り交わし、さらには記念の植樹、さらには記念講演等諸行事に出席をいたしたところでございます。

 また、関連して開催されましたヴォアビス850年祭にも出席をいたしました。さらには、ドイツの農業、このことにつきましても、有機栽培農場等を視察いたしたところでございます。

 2点目でございますが、これもまた友好都市中国長春市への訪問団の派遣についてでございます。9月12日から18日まで、友好都市でございます中国長春市から同市で開催されます国際友好都市市町村会議及び第2回長春市浄月譚国際有効都市ハーフマラソンへの招待を受けました。教育長を団長とする6名を訪問団として派遣をいたしたところでございます。残念ながら、長春市側からの要請によりまして、予定をされておりました公式行事への参加を取りやめることとなったところでございますが、友好都市の交流は今後も変わりなく続けていくと、このことを確認して帰国をいたしたところでございます。

 3点目でございます。岩手中部工業団地への新規立地についてでございます。

 1つは、9月24日に立地を決定いたしました自動車部品最大手の株式会社デンソー、本社は愛知県でございます。100%子会社の株式会社デンソー岩手、本社は金ケ崎町、ここに設立をいたしまして、当町との企業立地協定の調印式を行ったところでございます。同社は、富士通セミコンダクター株式会社の土地、建物、そして設備を譲り受け、従業員530名全員を継続雇用する、業務を引き続き実施する。10月1日から、その操業を開始いたしておるところでございます。今後は、平成26年から順次自社の車載用半導体部品の生産に切りかえる予定でございます。工場の増設あるいは雇用の拡大も見込まれると、こう思っておるところでございます。

 2つ目でございますが、去る11月9日、この工業団地内に立地を決定いただきました大友運送株式会社、本社は東京でございます。当町との企業立地協定の調印式を行ったところでございます。同社は、自動車、建機部品の物流業務を行っております。株式会社東亜電化が所有いたしております土地8,301平米を購入いたしまして、延べ床面積4,400平米の倉庫兼事務所を建設する計画となっております。当初は、15名程度を新規に採用しながら、平成25年5月にその操業を開始いたす予定でございます。

 4点目でございます。絵画の寄贈でございます。11月8日、当町出身でございます洋画家、柴田直見先生、埼玉県狭山市に在住でございます。この方の自作の油絵、絵画等16点、うち入選作が7点もある、これを寄贈いただいたところでございます。その明細は、別紙のとおりの内容でございます。

 5点目でございます。入札状況についてでございます。これにつきましては、別紙の資料のとおりでございますので、ご高覧いただければと、こう思います。

 以上をもちまして、行政報告について終わらせていただきます。



○議長(伊藤雅章君) これで行政報告は終わりました。

                                        



△送付された付議事件の報告



○議長(伊藤雅章君) 本定例会に送付された議案の報告を行います。

 本定例会に送付された付議事件は、ご配付されている議案書目録のとおり、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについてから議案第10号 平成24年度金ケ崎町後期高齢者医療特別会計補正予算についてまで、諮問案件2件、専決処分の承認案件1件、条例案件4件、議決案件1件、平成24年度各会計補正予算4件、以上12件であります。

 なお、議案の朗読は省略いたします。

                                        



△会議録署名議員の指名



○議長(伊藤雅章君) これより本日の議事日程に入ります。

 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第112条の規定によって、議長において15番、千葉和美君、1番、阿部?一君を指名いたします。

                                        



△会期の決定



○議長(伊藤雅章君) 日程第2、会期の決定について議題といたします。

 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から12月12日までの7日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、会期は本日から12月12日までの7日間と決定いたしました。

 なお、会期中の会議予定等は、お手元に配付の会期日程表のようにご了承をお願いいたします。

 お諮りいたします。議案調査等の都合により、12月8日、9日の2日間を休会としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、12月8日、9日の2日間を休会とすることに決定いたしました。

                                        



△請願常任委員会付託



○議長(伊藤雅章君) 日程第3、請願の常任委員会付託を行います。

 本定例会に受理した請願は、お手元に配付の請願・陳情文書表のとおりであります。

 これより請願について紹介議員から紹介を求めます。

 請願第5号 私学教育を充実・発展させることについての請願書の紹介を求めます。

 1番、阿部?一君。

           〔1番 阿部?一君登壇〕



◆1番(阿部?一君) それでは、朗読して提案いたします。

           (以下、「請願書」により朗読説明のため記載省略)



○議長(伊藤雅章君) 以上で請願について紹介議員からの紹介を終わります。

 お諮りいたします。請願・陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託することにご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、請願・陳情文書表のとおり常任委員会付託と決定いたしました。

                                        



△一般質問



○議長(伊藤雅章君) 日程第4、一般質問を行います。

 一般質問は、あらかじめ通告されておりますので、通告の順に従って質問を許します。

 9番、及川みどり君。

           〔9番 及川みどり君登壇〕



◆9番(及川みどり君) 9番、及川みどりでございます。町長に質問いたします。

 町長任期2期目最終年における町政への取り組みについて伺います。町長2期目の任期は、明平成25年度を残すところとなりました。来年度の予算編成の時期を迎え、最終年における町政への取り組みについて伺います。

 1、平成25年度は、第九次金ケ崎町総合発展計画の基本計画中間年となります。これまでの取り組みの進捗状況。

 2、新聞報道によると、平成25年度は資料館建設や国体準備等の大型事業が集中するとありました。具体的な内容を伺います。

 3、第九次金ケ崎町総合発展計画に盛り込まれた事業以外にも取り組まなければならない事業はあるのか。

 4、上記のことを踏まえ、来年度予算の編成方針は。

 5、町民懇談会や議会で提起された課題を、予算編成にどのように反映させていくのか。

 6、2期目、最終年にかける町長の決意のほどを伺います。

 以上、よろしくお願いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 9番、及川みどり議員のご質問にお答えを申し上げます。

 初めに、第九次総合発展計画の進捗状況等についてと、こういうことでございます。ご案内のとおり、「人と地域が支えあうまち金ケ崎」の将来像のもと、6つの基本目標、そして5つの重点プロジェクトを掲げながら取り組んできておるところでございます。

 事業の進捗状況につきましては、この5年間に実施を予定しておるいわゆる主要事業、このことについては135の事業がございます。そのうち昨年度及び今年度に計画をした事業は120の事業がございます。

 事業費では、平成23年度においては、18億3,000万円を確保し、本年度におきましては16億5,000万円を確保いたしながら事業を実施いたしたところでございます。大半の事業が継続事業となっておりますので、既に事業が完了した事業、このことについては12の事業であります。本年度末では、これに加えまして4事業が完了の見込みとなっておるところでございます。

 なお、計画されているものの中で実施できていないもの、これは6つの事業がございます。内訳としては、補助事業の不採択等が4件ございます。それから、先送りをした事業が2件ございます。これらにつきましては、来年度実施を予定いたしておると、こういうところであります。

 次に、2点目のご質問の平成25年度の大型事業についてでございます。第九次総合発展計画におきましては、来年度取り組みが計画されている事業で、事業費が1億円を超えるものについてお示しをいたしますと、町道荒巻東町線の拡幅工事、仮称ではございますが、金ケ崎資料館の建設、そして繰上償還、これらを計画いたしておるところでございます。

 総合発展計画以外では、防災関連事業は昨年度、今年度とともに力を入れて事業実施をいたしてまいります。来年度も屯所の建設などの防災事業の拡充を初め、鳥海柵遺跡の整備や国際関連の施設整備などの課題があり、例年より予算ベース、これで見てまいりますと10億円程度拡大をした予算規模、こういう見込みをされております。しかし、現在新年度の予算編成作業、その段階でございますので、今年度事業費を精査いたした上、3月の定例議会において審議をいただく、こういうことになるところであります。

 次に、3点目のご質問の第九次総合発展計画に盛り込まれなかったものの中で、取り組みが必要と考えられている事業についてでございます。1つは、東京電力原子力発電施設事故の影響による放射能対策のほか、町道の改良、あるいは公共施設等の長寿命化に向けた計画的な修繕がございます。また、事業化へ向けた検討としては、町内でも地域間格差が広がる高齢者対策や地域協働のさらなる推進のほか、教育環境の整備や児童表彰条例、あるいは学童保育のあり方、さらには国道4号との交差点改良などと認識をいたしておるところでございます。

 次に、4点目の来年度予算編成方針についてでございますが、まず歳入におきましては、地方交付税は本年度と同じレベルになるのではないかと、こういう期待をいたしておりますが、欧州経済危機を初めとする不安定な経済情勢が国内経済にも深刻な影響を与えてきておりますし、また金ケ崎町は企業城下町と、こういうことからいたしますと、当町の税収入についても大きく左右をされるリスクがあると、こう思っておりますので、楽観視できる状況ではないと、こう認識をいたしております。このことから、町債の発行をする場合、これについてはいろんな要素を考えながら、場合によっては財政調整基金の活用も含め財源の確保に努めていく必要もあると考えております。

 また、歳出におきましては、ご質問のとおり、第九次総合発展計画の3年目であり、大型事業が計画をされている、こういうことから平成25年度は計画達成の行方を左右する重要な年と考えております。第九次総合発展計画に掲げております事業を最優先に進めてまいりますが、物件費につきましてはできるだけ抑制をすることとしております。また、新規の町債発行については、原則として第九次総合発展計画に掲げた事業以外は認めないと、こういう考えでございます。

 今後こうした考えに基づき、事業内容を十分検証、そして精査をしながら予算編成を行ってまいりたいと考えております。

 次に、5点目の町民懇談会や議会で提起された課題への対応についてでございます。町民懇談会では、除雪を含む道路環境の整備、防災関係、あるいは教育、産業振興などに、多面にわたってご意見をいただいておるところでございます。また、議会への請願、陳情では、除雪のほか金ケ崎診療所の新築に対する請願もございます。これらの提起いただいております課題について、例えば三ケ尻地区の通学路整備、これについては本年9月の補正予算におきまして対応を進めておりますし、また今後におきましても緊急度あるいは優先度を勘案しながら予算確保に努めてまいりたいと考えております。

 なお、来年度予算編成に向け住民要望の多かった町道のわだちの解消、あるいは除雪車の購入、さらには有線放送の支柱の撤去等については、可能な限り予算を確保して、その対応をしてまいりたいと考えております。

 最後に、6点目のご質問にお答えを申し上げますが、任期最終年度と、こういうところに差しかかるわけでございます。その決意についてと、こういうお尋ねでございますが、私は常々金ケ崎は自立の町、その自立の町のあり方、さらには住民の皆さんのいわゆる対応、これらについては役場の中でもいろいろ協議、検討もいたしておるところでございます。さらに、それを具体的に実践すると、こういう点におきましても努力をしてきたところであります。その結果、財政状況、これにつきましては、まだ道半ばではございますが、改善が図られてきたところであり、第九次総合発展計画につきましても、一部前倒しをしながらも、その計画達成に事業化をして取り組んできたと、こういうところであります。

 また、私が2期目の立候補の際に掲げました「発展の町 輝く金ケ崎の実現」に向けましても、このことについては公約として実は4つその柱を設定してまいったところであります。

 1つ目は、「発展の町としての財政の確立 金ケ崎町らしさの発揮」、2つ目は、「農工商が均衡し、発展の基礎となる産業振興」、3つ目は、「生涯教育の新展開を基軸とする教育の振興」、4つ目は、「安心、安全、健康のまちづくり」でございます。この4つの柱、これを私は確実に実践をしなければならないと、こう思って今日までまいりました。実績としては、金ケ崎らしさの発揮、これにつきましては、インフラ整備としての町道南花沢前野線が完工を迎えましたし、さらに六原地区の基盤整備事業、これにつきましては一体事業ということで、一体的な工事を進めてきました集落排水、浄水整備、これらにつきましては今年度末に完了予定となっております。

 さらに、産業振興につきましては、4社の企業誘致を実現しましたし、雇用の場の確保につきましても努力をいたしたところであります。

 また、当町の女性参画の場として、かねがさき女性元気塾「ビジネスセミナー」の開校、あるいは女性百人会の発足等によりまして、さまざまな女性の視点を生かした活動が始まったところであります。

 農業関係では、町の推進作物の一つでありますアスパラガスが町民にも浸透し、6次産業化あるいはブランド化の動きが出てきておるところでございます。

 生涯教育に関しましては、今年8月に日韓生涯学習まちづくりフォーラムを開催いたしたところでもございます。

 安心、安全、健康のまちづくりについては、昨年度保健、医療、介護福祉の一体サービスの提供を行う保健福祉センターを設置いたしました。元気100歳プロジェクトの推進、あるいは診療所への医師の招聘に取り組んでまいったところでございます。

 以上のような取り組みを進めるなどしながら、着実に公約を実現してきたと考えております。

 平成25年度は、任期最終年の総仕上げの年と、こうなります。今まで活動してきたいろんな団体、あるいは住民主役のまちづくり、そういう中で芽生えてきました活動をより確実なものとしながら、住んでよかった、そして安心安全の町、未来に誇れるまちづくりを目指して、着実にこの事業を引き続きながらやってまいりたいと、こう思っています。

 そういう決意、考えでございますので、皆様にはご理解をいただきまして、よろしくお願いを申し上げるところでございます。

 以上を申し上げまして、答弁といたします。



○議長(伊藤雅章君) 町長答弁を終わりました。再質問を受けます。

 9番、及川みどり君。



◆9番(及川みどり君) ただいま町長のご答弁ありましたけれども、町長の財政健全化への取り組み、第九次総合発展計画への取り組みは、私は良と評価いたしたいと思います。その上で、来年度予算に組み入れていただきたい事業について、二、三お伺いいたします。

 まず、学校の保健関係ですけれども、脊柱側湾症の検診について、昭和53年に学校保健法の改正によって、脊柱側湾症の検診が義務化となりました。検診方法は、学校や自治体任せとなっているようです。現在は、モアレ検診の導入によって、早期発見、子供の成長に対する件数が減ったと言われております。

 岩手県内では、平成24年度は18の市町村が導入しております。当町でも来年度、ぜひこのモアレ検診で実施していただきたいと思いますけれども、その辺もお伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 教育次長。



◎教育次長(千葉和仁君) 9番、及川みどり議員のご質問にお答えいたします。

 町内の小中学校におきましては、学校保健安全法に基づきまして、児童生徒の健康の保持、増進のために健康診断を実施しております。

 このご質問の脊柱側湾症につきましての健康診断の対象といたしましては、議員ご質問のとおり、今は町内におきましては内科検診の中で実施しております。町内では、ここ5年間のデータを見ますと、小学校からの報告はございませんが、中学生で8名の生徒がある程度異状ということでの報告を受けております。該当の生徒につきましては、各家庭のほうに報告させていただいて、きちんと専門医の受診を進めているということで今やっている状況でございます。

 今お話をいただきました専門医のモアレ検査等の導入につきましては、専門医の検査とかモアレ検査につきましては、県内の状況を一応今18とお聞きしましたので、さらに確認をさせていただきながら、本町の学校医でもあります診療所の所長さん等と協議いたしまして、今後検討してまいりたいなと思っております。

 以上でございます。

           〔「暫時休憩」「賛成」「マイク入っていないような

             のですけれども、議事録的に問題ありませんか。

             質問者のマイク入っていないようなのだけれど

             も、議事録的に記録に問題ありませんか」と言

             う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 暫時休憩します。

            休憩(午前10時33分)

                                        

            再開(午前10時35分)



○議長(伊藤雅章君) 休憩いたします。

 9番、及川みどり君。



◆9番(及川みどり君) 今金ケ崎では、これから検討ということですけれども、現在実際に視触診だけで検査した結果、病状が見つからなかった、それがそのまま成長して症状が悪くなったということで、関西のほうで訴えているというか、法的に対応が悪かったということでという問題も起きているということですので、やはりこのモアレ検診というのは、レントゲンとは違って体には影響がないと。やはり早い段階できちっと把握できるということですので、これは岩手県の予防医学協会のほうへ申し込むと1人1,050円で対応できるということですので、町内1学年の生徒100人ちょっとですので、予算的には、一応小学校5年生と中学校1年生という年代で検査しているようですけれども、ぜひ今後のことを心配しないで成長してもらえるように、これを取り入れていただきたいと思います。

 これは、どういうことになるかというと、よく猫背になるのは姿勢悪いと皆さん言うのですけれども、姿勢だけではなく、やっぱりそういう見落としであった、治療をしなかった結果、猫背とかになっているというのが多いようです。だから、余り症状がひどくなると肺を圧迫したりとか、そういうこともあるということですので、今後の予算編成にはぜひ検討をきっちりしていただいて、入れていただきたいと思います。もう一度お伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 教育次長。



◎教育次長(千葉和仁君) 今のご質問にお答えいたします。

 いろいろ専門的な部分でモアレ検査の有効性についてお話しいただきました。これにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、ほかの市町村で実施しているところもありますので、前向きな方向でいろいろ診療所の所長さん等とも検討いたしまして、十分検討させていただくということでご理解いただきたいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 9番、及川みどり君。



◆9番(及川みどり君) わかりました。

 あともう一点です。子供の子育て環境の整備という面から、社会保障と税の一体改革の重要な柱の一つとして、さきの通常国会で子ども子育て関連3法が公明党の強い主張で成立いたしました。この法案は、消費税の引き上げによる財源約1兆円を活用し、市町村が主体となって幼児教育、保育、地域の子育ての充実を図るという趣旨の制度です。市町村は、実施主体として平成25年度より地方版子ども・子育て会議の設置と子育てに関する実態調査の実施をしなければならないとあります。平成26年度には、実態調査をもとに支援事業計画を策定、平成27年度制度の本格実施となっております。地方版子ども・子育て会議の設置は、努力義務となっておりますが、子育て環境充実のためにも、来年度へのこの会議設置のための予算の整備を望むものであります。よろしくお願いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) お答え申し上げます。

 議員お話しのとおり、子供の次の世代を担うと、こういう意味では、お話ありましたように、3法が閣議、そして成立したと、こういう経過はございます。ただ、これは27年度からと、こういうことでありまして、25年度はその会議体等をして計画を策定と。しかし、これは地方自治体に対する義務づけではございませんが、方向としては各市町村でと、こういう流れはあります。これらに関しましても、県からの私どもに対する説明は、この24日予定をされております。その中で、具体的に取り組むに当たっての詳細な対応が出てくると、こう思っています。

 今金ケ崎町では、すこやか子どもプラン、これに基づいて次世代育成を進めておりますので、そこから大きくかけ離れるものかどうかと、これが一つですし、また今金ケ崎町は待機者ゼロと、こういうことも含めました対応もいたしておると。こういう点から見て、何をどう改善する必要があるのかというようなことも含めまして、今度の会議の中で確認をした上で、改めて今次世代育成の諸会議、協議会を含めて持っておりますので、それらとの関連をどうしたらいいかと、こういうことになりますので、名称のこと、それから役割のことを含めて、会議体のあり方は、その会議が終わった後で検討してまいりたいと、こう考えております。



○議長(伊藤雅章君) 9番、及川みどり君。



◆9番(及川みどり君) では、よろしくお願いいたします。

 先ほど町長の答弁の中で、金ケ崎診療所のことが出ておりましたけれども、第九次総合発展計画には、新築を目指すとあります。25年度までに診療所のあり方を検討となっております。町長任期中に、その方向性を示してもいいのではないかと思いますが、現在どのような考えを持っておられますか。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) このことにつきましては、各それぞれの今までの議会の中でも質問あるいは答弁を求められてまいりました。私そこで申し上げておりますのは、建物の新築については老朽化しているから、これは検討して進めなければならないと、こういう考えはございますが、どのような形での建設、あるいは地域医療を守る、あるいは地域医療の中核としてどのような機能を果たすべきかということについては、金ケ崎診療所だけではなくて周辺の医療機関との連携も必要だと。

 そういう意味合いと、今国も進めております在宅医療、あるいは訪問診療等を含めた形の流れがございます。そういうことからしますと、役割と施設と、それからお医者さんを含めたスタッフの体制というものが整わなければ、私は十分な対応ができないだろうと、こう思っておりますので、議員が今ご質問されておりますように、25年度にはと、こういうことで、検討委員会の進め方、対応等については今庁舎内部で検討いたしております。具体的には、私は町民の皆さん、あるいは医療関係者、あるいは学識経験者等を入れながら、本当に地域医療という点と金ケ崎診療所の機能ということ、さらにそれに伴う体制と、こういう面を多面的に検討した上での新築と、こういうことになろうと思いますので、少しこの検討の中身を詰めた上での対応になると。

 ただ、予定しております25年度中にはということについては、私の目標でございますので、そういう進め方はしたいと、こう考えております。



○議長(伊藤雅章君) 9番、及川みどり君。



◆9番(及川みどり君) ぜひよい方向で進めていただきたいと思います。

 それから、高齢者の地域格差の広がりが出ていると言いましたけれども、今どのような対応を考えているのかお伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) 金ケ崎町は、6つの生活圏と申しますか、地区センターを中心にした地域づくり、あるいは地域の環境整備と、こういうことをやってまいったと、こう思います。そういう点におきまして、実は47行政区単位で見た場合の高齢者というものの率と申しますか、金ケ崎町は平均で26%でございますけれども、地域によっては、簡単に言いますと5%未満、そういうところから、もう50に近いところ、40%を超えております。そういう開きがあると。そういうことから見ますと、一律に高齢者に対する福祉施策、あるいは対応、こういうのではなくて、もう少し地域の実情に合った対応と。

 簡単に申し上げますと、今防災計画作成中でございます。その中に防災マップ、あるいは避難、それから高齢者等を含めた安否確認、こういうことにつきましての対応は一律ではなくて、細かい形で各自治会あるいは自主防災組織での検討と、こうなっております。そういうことから見ますと、1つ取り上げてみても、地域の実情に即した対応と、こういう点におきましては、非常に細かい形で、特に高齢者への対応については検討、あるいはその具体的な準備が必要なのだろうと、こう思っています。そういう意味合いで申し上げたところでございます。これに基づいての金ケ崎町の高齢者の施策、こういう形につながると、こう思っております。



○議長(伊藤雅章君) 9番、及川みどり君。



◆9番(及川みどり君) 大変大事なことだと思いますので、十分に検討をお願いしたいと思います。

 それから、ことしの懇談会の資料なのですけれども、その中に25年度の実施予定ということの中で、2番目に乳幼児医療費の助成を拡大ということがありましたけれども、これはどこまで助成を拡大するのか。



○議長(伊藤雅章君) 答弁、住民課長。



◎住民課長(高橋良一君) 乳児医療の部分では、乳児から、それから小学校の6年生まで医療費として見ておりましたけれども、今後のことにつきましては、中学校、高校の部分の対応につきましては、国保会計との兼ね合いもありますので、今検討中で、まだ具体的な進行については検討中でございます。

 以上です。



○議長(伊藤雅章君) 9番、及川みどり君。



◆9番(及川みどり君) これから検討するのであれば、私は中学校まで助成ということを言ってきましたけれども、もし可能であれば、小学校6年生までの外来の分も無料化できないかということも含めているのですが、その部分、その辺を含めていただきたいと思いますけれども。これから検討する中に、ぜひ入れていただきたいと思いますけれども、どうでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 答弁、住民課長。



◎住民課長(高橋良一君) これも同じくあわせて検討させていただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(伊藤雅章君) 9番、及川みどり君。



◆9番(及川みどり君) もう一つ伺います。

 女性が大変、ことし女性会議とかつくって立ち上げていただいて、大変活発に動いているということです。それで、私前にも言ったのですけれども、防災会議に女性の声を取り入れていただきたいなと思います。

 先日女性消防団の大会に参加させていただきましたけれども、今回県南部被災地の対応に当たった団員の活動報告の中に、被災者は女性の消防団員が回っていったことによって、すごく心の安心感を持ったし、男性にはお話しできないことも話をして、すごく皆さんが助かったという話がありました。そういう点で、やはりこれから防災会議、いろいろと検討されると思いますけれども、その中にぜひ女性も入れていただいて、女性の視点からの対応を検討していっていただきたいと思いますが、この点質問いたします。



○議長(伊藤雅章君) 生活環境課長。



◎参事兼生活環境課長(石川孝君) お答えいたします。

 既に及川みどり議員のほうから言われておりますので、そういう女性の声を聞き入れるという格好で、審議会等には関係機関の女性を入れたいと、こう考えてございます。



○議長(伊藤雅章君) 9番、及川みどり君。



◆9番(及川みどり君) よろしくお願いいたします。

 以上、いろいろ要望等を申し上げましたが、来年度予算にぜひ町民が暮らしやすい町になっていけるようないい方向での予算編成をお願いいたしまして、私の質問を終わります。



○議長(伊藤雅章君) 9番、及川みどり君の一般質問は、これで終わります。

 お諮りいたします。休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認め、午後1時30分まで休憩を宣します。

            休憩(午前10時51分)

                                        

            再開(午後 1時30分)



○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。

 休憩前に引き続き会議を行います。

                                        



△発言の訂正



○議長(伊藤雅章君) 午前の9番、及川みどり君に対する町長の答弁の部分で、一部訂正したい旨発言を求められておりますので、これを許します。

 町長。



◎町長(?橋由一君) どうもありがとうございます。

 9番、及川みどり議員のご質問の中で、一部答弁の誤りがありましたので、訂正をさせていただきたいと、こう思います。

 その内容は、国が示しております子ども・子育て会議に係るその進め方、内容について、県からの説明、その会議の日程について12月24日と、こうお話し申し上げましたが、12月14日の誤りでございましたので、訂正をさせていただき、おわびを申し上げるところでございます。

 発言の機会をいただきましてありがとうございました。

                                        



○議長(伊藤雅章君) これより一般質問を続けます。

 1番、阿部?一君。

           〔1番 阿部?一君登壇〕



◆1番(阿部?一君) 1番、阿部?一です。大きな項目では3点について質問いたします。全て町長に対する質問です。

 1、学童保育所の充実について。(1)、法改正に対する本町の対応。国会で審議されていた子ども・子育て関連3法案、子ども・子育て支援法案、認定こども園法改正案と児童福祉法改正案がことしの8月10日に国会で可決成立しました。子ども・子育て支援法の学童保育に関する主な内容は、以下のとおりです。

 ?、学童保育所は、市町村が行う地域子ども・子育て支援事業として位置づける。

 ?、地域子ども・子育て支援事業計画策定を都道府県と市町村に義務づける。市町村は、学童保育の整備目標を5年を1期間とした事業計画として策定する。

 ?、学童保育の補助金は、市町村の地域子ども・子育て支援事業計画に基づいて支出される交付金とする。

 ?、交付金は、国から市町村への直接補助となり、都道府県は予算の範囲内で補助する。

 ?、国に子ども・子育て会議を設置する。都道府県と市町村にも同じような機関を設置することを努力義務とする。

 ?、法律の附則に「指導員の処遇の改善、人材確保の方策を検討」をつけ加えたなどです。

 一方、児童福祉法改正の学童保育にかかわる主な内容は次のとおりです。

 ?、対象児童を小学生とし、6年生まで引き上げる。

 ?、国、都道府県、市町村以外の者が学童保育を実施(変更や廃止等も)する場合には、市町村への届け出を必要とする。

 ?、国は、学童保育の基準を省令で定め、市町村はそれに従い、条例で基準を定める。指導員の資格と配置基準は国が決めた基準に従う。それ以外の開設日、開設時間、施設の基準などは、国の基準を参酌して自治体が基準をつくる。

 ?、市町村長は、条例で決めた基準の維持のために実施者に報告を求め、検査等を行う。

 ?、市町村は、余裕教室等の公有財産の積極的な貸し付けを促し、実施の促進を図る。

 以上です。可決成立した法律の施行は2015年4月からです。

 厚生労働省は、地域子ども・子育て支援事業計画の基本方針の策定や省令で定める学童保育の基準づくりの検討を進めています。国と自治体の子ども・子育て会議は、施行日が2013年4月です。努力義務ですが、自治体の子ども・子育て会議設置は、来年4月施行となっています。

 私は、9月議会時には、国会でこのような法律が成立したことを知らないで、学校、教育委員会と学童保育所関係者との連携が必要と質問しました。子ども・子育て会議は、私の一般質問での提案に合致するものです。来年4月から発足すべきだと考えます。法改正に対する本町の対応の答弁を求めます。

 (2)、学童保育施設の環境整備。2015年からの施行ですが、学童保育は6年生まで対象と法律で決まりました。本町が今まで6年生まで対象にしてきたことは評価されます。9月議会一般質問の答弁で、三ケ尻の新築、北部の増築、金ケ崎第1、第2は当面改築、将来新築、西の室内遊び場確保などについて、関係者とそのあり方を含め協議、検討するということでした。関係者との協議、検討の結果はどうなったでしょうか、答弁を求めます。

 (3)、学童保育所への補助金。奥州市、主に水沢区は社会福祉協議会に委託しています。保育料は無料で、おやつ代月2,000円、延長保育料(希望者のみ)月2,000円が父母負担です。胆沢区、前沢区などは直営で全て無料、おやつ代は市負担です。奥州市の担当者に聞いたところ、社協には国基準どおりの補助金を出しているとのことでした。各学童の指導員は、正職員1人とパート2人、合計3人とのことでした。

 北上市は、国基準額に市独自、1カ所約100万円補助を加算しています。保育料は、本町より月1,000円から2,000円高いです。各学童の指導員は、原則正職員2人、パート1人で合計3人とのことであり、本町より人件費が多いと推察されます。

 今年度の町当初予算で、放課後児童健全育成事業補助金1,650万円計上されていますが、学童保育所への補助金総額は、このうち幾らでしょうか。また、金ケ崎第1、第2学童保育所、西学童保育所への補助金はそれぞれ幾らでしょうか、答弁を求めます。

 (4)、学童保育料の軽減。9月の一般質問で、保育料の軽減について、今後社会福祉協議会と軽減措置の必要性を含めて協議していくとの答弁でした。協議の結果はどうなったでしょうか、答弁を求めます。

 2、町総合発展計画のあり方について。(1)、主な事業の繰り上げ実施を。第九次町総合発展計画の期間は、平成23年度から平成32年度までの10年間です。総論、基本構想、基本計画の3つの内容から成っています。基本計画の中で主な事業は、23年度から5年間で実施するとなっています。継続して毎年実施する事業と、施設設備など単年度実施の事業に分かれています。10年間の総合計画で5年間ごとに主な事業を計画的に進めることは一般的にはわかりやすいことです。しかし、自治体には4年ごとに首長選挙があります。新町長は、公約に基づいて任期4年間の計画をつくります。本来は、新町長の4年間の計画が町総合発展計画の基本計画、主な事業と一致すべきと考えます。現在は、基本計画、主な事業実施期間が5年間なので、町長の任期と一致しません。26年3月には、本町の町長選挙があります。新町長には、現町長が作成した26年度と27年度の基本計画、主な事業の実施が課題になります。

 このような矛盾を解決するには、現町長の2期目最終年度である来年度(25年度)に基本計画、主な事業は可能な限り繰り上げ実施し、27年度までの基本計画、主な事業に一定の区切りをつけるべきと考えます。これができれば、26年3月に選出される新町長は、公約に基づいて26年度から4年間の新たな基本計画、主な事業を実施できると考えます。

 基本計画、主な事業で継続事業以外の26年度、27年度単年度実施予定のうち、町民懇談会の資料によると、金小、西小太陽光発電整備。括弧内は、実施予定年度です。西小トイレ改修は、来年度繰り上げ実施予定です。残りは、小中のパソコン更新、北部、南方地区センター屋根塗装、大平前野線街路整備、一の台10号線町道整備、消防団力整備、食生活改善推進委員養成講座、歴史物語作成、国体施設整備などです。

 東日本大震災への対応、放射能汚染対策など、総合発展計画策定時には予想できなかった新たな重要課題も生じており、困難な面はあると考えますが、可能な限り繰り上げ実施し、25年度で基本計画に一定の区切りをつけるべきと考えます。見解を伺います。

 (2)、金ケ崎診療所について。基本計画、主な事業では、診療所のあり方について25年度まで検討し、その結論を出す予定になっています。現在までの検討過程はどうなっているでしょうか。3月議会一般質問で入院ベッド復活を要望しましたが、財政的に困難という答弁でした。町民は、必ずしも町立のベッド復活を希望しているのではないと考えます。公設民営でのベッド復活も検討すべきと考えます。見解を伺います。

 3、高齢者が果たしている役割について。65歳以上になると、年金が全額支給されます。年金月額1万5,000円以上の場合、行政コスト引き下げ、収納率向上を目的に介護保険料などが年金から天引きされます。好ましくない少子化と、本来好ましいとされるべき高齢化を一緒に少子高齢化と枕言葉のように表現する場合があります。少子高齢化という表現には、少子化も高齢化も好ましくないという言葉、意味合いが含まれているように感じます。私は、少子化と高齢化は別々に表現すべきと考えます。高齢化は、食生活など生活環境改善、医療、社会保障充実など、国民全体の努力で実現したものであり、誇るべき現象です。

 高齢者は、若い時代に一生懸命働き、税金や年金の掛金を納めてきました。現在高齢者は年金で消費経済を支えるとともに、雇用を創出するなど大きな役割を果たしています。また、自治会活動、さまざまなボランティア活動などで地域づくりに大きな貢献をしています。さらに、高齢者は年金から税金や保険料を納入し、国、県、町財政を支えています。65歳以上の町民約4,300人の年間年金受給総額は幾らでしょうか、最新のデータの答弁を求めます。

 以上です。

                                        



○議長(伊藤雅章君) 教育委員長は、出席をしております。

                                        



○議長(伊藤雅章君) 答弁を求めます。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 1番、阿部議員のご質問にお答え申し上げます。

 学童保育所の充実についてでございますが、これに関しまして複数のご質問がありますので、ご質問の順に倣ってお答えを申し上げたいと、こう思います。

 まずは、1つ目の質問であります。子ども・子育て関連3法の改正に対する本町の対応についての答弁でございます。この改正は、少子化の急激な進行、あるいは核家族化による地域環境の変化に伴い、子ども・子育てに関する支援や給付を行い、子供が健やかに成長することができる社会実現のため、民主党、自民党、公明党の3党合意によるものでございますし、特にも社会保障と税の一体改革の一環として行われたものでございます。

 ご質問のとおり、施行は2015年、平成27年4月となっております。事業に係る財源の7割程度を消費税の増税分で賄う、こういう内容のものであります。概要は、議員ご質問のとおりのところでございますが、政令等による詳細については、まだ示されておらないところであります。

 金ケ崎町では、第九次総合発展計画の現状と課題におきまして、少子高齢化社会の進行を第一に捉え、施策として安心子育てサポートプロジェクトを立ち上げました。子供の健やかな成長を図るため、給付、相談等を充実してまいると、こういう中身であります。

 また、第九次総合発展計画の部門別計画にも掲げておりますように、これまで同様に次の時代を担う子供たちを健やかに育む環境づくりを総合的に進めていくため、金ケ崎子どもすくすくプランの各種施策に取り組んでいるところであります。この金ケ崎子どもすくすくプランは、平成26年度末までの時限立法である次世代育成支援対策推進法に基づく子ども・子育てのための計画であります。今回国が示す子ども・子育て会議の立ち上げや子ども支援事業計画策定については、次世代育成支援対策推進法が終了する平成27年4月以降の取り組みであります。町では、現在の金ケ崎町次世代育成支援対策推進会議を活用するか、新たに組織を立ち上げるか、これらにつきましては、制度に関する情報が今のところ非常に少ない状況でございますので、現段階では判断できる状況ではございません。よって、12月14日、予定をされております県主催のこれらに関する説明会の内容、これを踏まえまして対応してまいりたいと考えております。 次に、2つ目のご質問でございます。学童保育施設の環境整備に関してお答えをいたします。まずは、関係者との協議、検討結果についてのご質問でありますが、三ケ尻、北部、金ケ崎第1、第2、永岡の5つの学童保育所の実施主体であります金ケ崎町社会福祉協議会及び西学童保育所の運営主体であります父母会と協議や、あるいは現地確認を行い、その課題、方向性の共有を図ったところであります。

 初めに、三ケ尻学童保育についてでございます。利用児童をしております保護者から直接要望というものは受けておりませんが、地域の強い要望を受けておりますので、この三ケ尻学童保育につきましては、三ケ尻小学校の地内と申しますか、そこに建てられればということで、候補地の一つとして、今それを前提にこの取り組みを進めたいと、こう考えておるところでございます。

 次に、北部学童についてお答えをいたします。施設の規模につきましては、狭いという問題についてでございますが、24年度当初は登録児童数が43名でございました。現在は38名で過ごしておるところでございます。25年度も放課後児童に限定した受け入れであれば大幅な増加はない見込みですが、利用児童数が50名を超えるような場合、この場合は第一小学校体育館の多目的室を遊び場として活用するなど、学校や教育委員会と協議をさせていただきまして、増築をすることなく既存施設の活用で進めてまいりたいと、こう考えております。

 続きまして、金ケ崎第1、第2の関係について、当面改築、将来建築と、こういうことについて触れさせていただきます。利用児童数が2学童合わせまして120名を超えており、現在の施設では狭いという問題はありますが、改築、新築ともに多額の費用がかかること、将来は金ケ崎小学校との施設共有等を視野に入れて検討したいと、こういうことを考えておりますので、当面は既存施設、福祉センターでございますが、この施設の利用を維持していく予定で考えております。

 遊び場の問題等についてでございますが、限られた施設の中でお互い譲り合いながら過ごすというのも必要な経験と、こういうことも考えております。また、実施主体の社会福祉協議会から室内遊び場として福祉センター2階会議室を活用する案が示されており、2階に移動する際の安全対策として手すりを修繕するということですので、その費用については運営補助金として町から支出をいたす考えであります。

 続きまして、西学童保育所の室内遊び場確保についてお答え申し上げます。西学童は、子育て支援センターの施設を利用して父母会が運営をいたしております。子育て支援センターは、旧西幼稚園の建物を活用しており、ホールがございます。子育て支援センターの指定管理者からは、利用児童がいない時間帯は学童のホール利用について協力をいただいておるところでございます。

 学童保育、このことにつきましては、今後福祉部門だけで進めるだけではなくて、教育、学校、地域あるいは保護者などと一緒になりまして、それぞれの学童保育所ごとにこの運営について協議をする必要があると、こう感じておるところでございます。

 3つ目の質問でございます。学童保育所への補助金についてお答えを申し上げます。町内6学童保育所への補助金総額は、現在1,498万2,900円でございます。交付先は、社会福祉協議会が1,410万7,000円、西学童保育所父母会につきましては87万5,900円、この2カ所でございます。金ケ崎第1は430万6,347円、第2は423万2,100円でございます。また、西学童保育所の父母会とは、先ほど触れております87万5,900円の補助金交付契約を締結いたしておるところでございます。運営主体の2団体とも総事業費から保護者負担分を差し引いた残りの不足分全てを町から補助金として交付をいたしているものでございます。

 次に、4つ目のご質問でございます。学童保育料の軽減についてお答えをいたします。社会福祉協議会、西学童保育所父母会ともに、ひとり親家庭に対する利用料の減免を実施いたしております。社会福祉協議会の場合は、1、2年生の月額利用料7,050円、3、4年生は5,900円、5、6年生は4,750円であります。ひとり親家庭の場合、一律月額4,750円ですので、4年生以下であれば月1,150円から2,300円の減免を行っておると、こういう内容であります。西学童の場合、1、2年生の月額利用料は3,500円で、3年生以上は3,000円です。ひとり親家庭の場合は3,000円ですので、1、2年生の場合は500円の減免となっておるところであります。利用児童数242人中ひとり親家庭の児童が44人で、1カ月当たり総額で申し上げますと6万6,550円の減免となっておるところでございます。今後この減免のあり方を含めながら、学童保育のあり方、そしてその経費等について検討をしてまいりたいと、こう考えておるところでございます。

 次に、大きい2点目のご質問でございます。町長任期に合わせての現計画の主な事業の繰り上げ実施とのご質問でございますが、町長の任期と計画期間が一致しておらず矛盾しているのではないかとの質問でございます。私は、これは矛盾はしていないと、こう考えております。

 当町の総合発展計画については、以前は地方自治法の規定により策定し、実施してきたところでございますが、これまでの経過を見てまいりますと、町長がかわった場合にあっても特段支障はなかったものと認識をいたしております。

 また、基本構想は多くの住民の方々に参画いただき、地域課題についての認識を共有しながら、議会の議決を経て町の長期ビジョン、方向性を示したものでありますが、その内容が異なる場合には、方向や事業化については議会からも意見があるところだと、こう考えておるところでございます。

 このほか実施計画部分については、ローリング等により見直しが可能でございます。加えて新しい町長が就任してすぐ計画をつくれるかという実務的な課題もございます。

 さらに、首長4年の任期を超えるような長期的な課題もありますし、こういう点からいたしても、現在の一致していないという状況に関しては大きな問題はないと、こう考えております。

 なお、事業の前倒し実施につきましては、本年度においても六原地区の基盤整備事業等を行っているところではございますが、道路や公共施設整備については財政問題もあることから、総合発展計画を前提に計画的に取り組んでいかなければならないと考えております。

 次に、金ケ崎診療所に係るご質問についてお答えを申し上げます。まず、検討経過、概要についてでございますが、金ケ崎診療所は公立の診療所として医療行為のみならず、金ケ崎町の保健、福祉、介護の中核を担うものと捉え、医師及び関係職員と内部検討を実施しております。現時点では、在宅医療を柱とし、訪問診療や訪問看護の推進、訪問看護ステーションと連携した在宅におけるみとりの実施、介護予防事業、各種検診の推進及び健康増進事業等による健康寿命の延伸と生活の質の向上を推進することとしており、疾病予防、介護予防の核となるような診療所を検討しているところでございます。

 また、訪問リハビリ、生活習慣病に対応する元気100歳外来、いわゆる健康増進外来についても検討いたしておるところでございます。

 今後は、医療関係者、町民による診療所の検討委員会等、有識者を含めましたこういう検討会を立ち上げることといたしております。

 次に、公設民営でのベッド復活について申し上げます。一般的に公設民営の場合は、町が施設をし、施設の管理と運営は指定管理者として医療法人等の法人に委託することになります。現在金ケ崎診療所におきましては、保健、福祉、医療が一体となったサービスを行う保健福祉センターの組織の一部と位置づけておりますが、指定管理となった場合には、組織から外れることになります。よって、保健、福祉、医療が一体となったサービスの提供が困難になるのではないか、さらに各種検診への医師の協力や出前講座など、これらについては改めて経費がかかると、こうなるところだと思います。

 また、指定管理は受託者の都合により撤退等も考えられ、町民に安定的な医療サービスを提供できなくなるおそれもございます。医師不足や看護師不足などの医療を取り巻く環境や金ケ崎の現在の状況を考えますと、公設民営でのベッド復活は難しいものがあると、こうも思います。しかし、これは運営形態の一つでございます。検討委員会では、これらも含めまして、あわせて検討するのが妥当だと、こう考えております。

 最後に、3点目のご質問でございます。少子化と高齢化とは別に表現すべきとのご指摘に対してのお答えを申し上げたいと思います。ご質問では、好ましくない少子化と、本来好ましいとされるべき高齢化とありますが、議員のこの考えを否定するものではございません。少子高齢化という表現は、少子化と高齢化の同時進行の意味でございますし、人口構成の推移により現状、特徴をあらわす表現だと、こう思っております。この少子高齢化との表現は、厚生労働白書等広く使われているものでございます。また、第九次総合発展計画におきましても、社会環境の現状と金ケ崎町の課題の欄に少子高齢化社会の振興の項目を立て、日本と金ケ崎町の現状を述べているところでもございます。少子化と高齢化の同時進行の中で、現状に基づき将来にわたる施策、あるいは政策を検討するためのものでございます。

 次に、ご質問は65歳以上の町民の年間、年金受給総額についてお尋ねでございますが、老齢基礎年金は60歳から繰り上げ支給される者もおりますし、障害者基礎年金など65歳に満たない者も受給されていることから、65歳以上の方のみの年金受給額の情報、これについてはございませんので、平成24年3月末現在の各種年金受給者の総額についてお答えをいたします。

 各種年金受給者数は、老齢基礎年金が4,099人、障害基礎年金が365人、遺族基礎年金が37人、寡婦年金が8人で、合わせまして4,509人でございます。その年金総額は、29億3,408万8,900円となっておるところでございます。

 以上を申し上げまして、答弁を終わります。



○議長(伊藤雅章君) 再質問を受けます。

 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) 学童保育所の、まず法改正に対する本町の対応のところで、子ども・子育て会議、来年4月から施行が努力義務となっているわけですけれども、実は金ケ崎町には学校教育と社会教育との連携を図る学社連携協議会という組織があるそうですけれども、これは現在開店休業しているということで、関係者に聞いたところ、そういうのを私は活用して、それをさらに充実させることによって、これはできるのではないか、来年4月からでも子ども・子育て会議は設置できるのではないかなというふうに考えますけれども、これについてはどういうふうに考えるでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) これは、教育行政とのかかわりも含めながらと、こういう部分があると、こう思います。今度の子育ては、法改正を見てもわかりますように、今までの流れだけでは、ただ6年生までやればいいと、こういうのではなくて、やっぱり地域、学校、そういうものとの連携もとりながらと、こういう部分がここの中に含まれていると、こう思っています。よって、この開催されます14日の状況を見た上でと、こういうことになります。

 実は、省令等で定めて、その基準だとか支給、あるいは交付金額、あり方まで全部これからそういう省令等、政令等の中で出てくると、こういうものでございますので、私は会議でどういう方向で、どういうことを事業としてやるのですかとなった場合は、それらがある程度明瞭に、ある程度示されなければ、なかなかそれに対応したものはできないと、こう思っています。

 ただ、今まで金ケ崎町が取り組んできたものの中で、私はかなり重複するものがあるだろうと、こう思いますし、またそれを生かしてやることによって継続性があると、こう思っていますので、議員のご質問の部分については、まだちょっと見えないという部分がありまして、お答えしかねる部分がございます。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) それは、県の説明を待って、ぜひ前向きに検討していただきたいと思います。

 それでは、次の(2)の学童保育施設の環境整備についてですけれども、実は私ができる範囲で若干調査をしたのですけれども、奥州市の社会福祉協議会に行って聞きました。奥州市は、一番新しい学童保育所が岩谷堂小学校の学童保育所なのです。これが最新だということでした。ところが、奥州市の社会福祉協議会は、これに手を挙げなかったそうです。それは、施設が非常に貧弱だというのですか、建物は新しいのですけれども、1部屋しかなくて、生活の場と遊びの場が区別ない、これでは責任ある学童保育所は運営できないということで、奥州市の社会福祉協議会はできないということで手を挙げなかったところが、民間団体が引き受けるということで、民間団体が現在運営をしているということです。佐倉河の児童館、あるいは北上市の黒沢尻西小学校の学童保育所なんかも見学に行ったのですけれども、いずれ学習する場、自習する場と遊ぶ場というのをちゃんと別々につくられておりましたので、三ケ尻を新築も含めて今検討中ということでしたけれども、周辺のそういう学童保育所の状況を見て、ぜひそういう理想的なこれからのモデルになるような学童保育所を、新築する場合にはつくっていただきたいというふうに思います。

 金ケ崎の場合は、当面2階を使えるようにするということでしたけれども、やはりここも120人を超えていますので、非常に大変な状態です。ぜひ新築も検討していただきたいと思います。

 西の室内遊び場確保について、あいているときは使ってもいいということのようですけれども、この西の学童保育所の指導員の方と私懇談してきましたけれども、やはり責任ある立場として、この子育て支援センターには小さい子供たちが来るわけです。そして、小学生が飛び回ったりしてぶつかったりして、相手にけがをさせてはだめだということで、1室だけで、そこからは絶対外に出るなということで指導しているということでした。廊下でも遊んでだめだと、とにかく一部屋狭い部屋で、この中で生活しろと、こういうふうな指導をしているということでしたので、隣に部屋もあるのですけれども、できれば隣の部屋も西学童の遊び場というふうにきちんと確保していただければ、そういうふうな指導はできると思うのですけれども、ぜひそういうふうにしていただきたい。まず、この学童保育の施設の環境整備について再質問いたします。答弁お願いします。



○議長(伊藤雅章君) 保健福祉センター事務長。



◎保健福祉センター事務長(伊藤明穂君) 1番、阿部議員のご質問にお答えします。

 まず、奥州市の学童保育所のお話がありました。それで、私ども調べてみたのですけれども、奥州市はまず行政部門で、市長部局で行っているもの、教育委員会部局で行っているありよう、そしてあとは直営で行っている学童保育、そして指定管理で行っている施設というふうにさまざまな形態で行われております。その中で利用料についてもばらばらですし、ご質問のとおり保護者のご負担いただいている金額についてもばらばらという状況であります。それらについて、統一しておく考えがないのかということで、行政改革の推進担当監のほうに確認したところ、それは項目には上がっているのだけれども、将来的にはという考えでありました。いろんな形態で運営されているということについて、今現在押さえたところです。

 なお、初めにお話しされた生活する場と学習する場を分け三ケ尻の検討を願うということに関しては、これから検討する中で考えていきたいというふうに考えております。

 続いて、金ケ崎学童の関係です。実施主体の社会福祉協議会から2階の部屋を使いたいという提案をいただいておりますので、これについては町長の答弁のとおり、来年度なりにできるようにこれから具体的な検討をしていきたいと、そういうふうに考えております。

 なお、新築については、この関係法令の改正で学童保育の新築についても補助金が出るらしいということまでは確認しておりまして、そういった補助金を活用して新築ができないかということについては、事務段階としては検討していきたいというふうに思っております。ただし、100人を超えるとなりますと、小さな学校一つ建てるようなつもりになりますので、多額の費用がかさむということで慎重にはならざるを得ませんけれども、検討はさせていただきます。

 続いて西学童の件です。西学童の件は、おっしゃられるとおり、使ってもいいというお話と、あとは利用する側で遠慮しているというか、そういったことはあるというふうには聞いております。部屋の、または空き室の有効活用という議員のご質問の趣旨を踏まえ、そのとおり今後検討、協議を進めていきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) あと北部について再質問します。

 現在でも本当に満杯状態で、ちょっとでも子供が体を動かすと隣の子と接触するというような状態に、詰め込まれた状態になっているわけです。大幅に超えた場合は、第一小学校の多目的室を遊び場に活用するということでしたけれども、実際に小学校と学童の間は距離があるわけですので、なかなか利用といっても指導員の目も届かなくなるだろうし、行くとなれば指導員もふやさなければならないということで、非常に経営的にも大変になるのではないかなというふうに思いますので、ここは遊び場がもともとないですので、ぜひ遊び場の部分だけでも増築していただけないかなと思うのですけれども。再答弁お願いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 人員の把握をもう少しきちっとしなければならないと、こう思っています。確かにすし詰めではございませんが、に近いと、こういうことの話も聞いておりますし、数がふえればそういう状況になるのかなと、こう思います。ただ、必要性がすぐそういう増築になるかと、こういうことについては、大きな財政の対応から見ますと、やっぱり財政の計画的な出動と、こういう範囲内でやっていかなければならないと、こういう苦しい部分もございますので、そういう状況を見た上でと、こういうことになりますし、極力学校を含めた活用方法ができないかと、まずそういう点からの対応を優先的に考えていきたいと、こういう内容であります。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) では、次は学童保育所への補助金について質問いたします。

 実は、奥州市は大部分が保育料無料で運営しているということを聞いて、非常に不思議に思って、社会福祉協議会の担当者を訪問して聞いてきました。この児童館というのは、そもそもの発足は、小学生から高校生まで放課後集まって利用するものとしてつくられたのだそうです、前は。ところが、それは事実上現在学童保育所になっているということでした。したがって、それ以来ずっと無料だったので、現在は無料だと。

 補助金は、結局国基準額は学童保育の分としてもらっているけれども、指定管理者として、その指定管理料を相当額市からもらっていると、いただいていると。したがって、保育料無料でもできるということでした。実質かなりの、国基準額の2倍近い多分補助を学童保育所に、指定管理料を含めて出しているのではないかなと思ったわけです。

 本町の場合、先ほど金ケ崎第1、第2学童が430万円、423万円、西が89万5,900円と、そういう答弁がありましたけれども、現在の国基準額でいうと、私の計算では、例えば金ケ崎第1、第2の場合は障害児童も受け入れていますので、その加算を含めると499万9,000円になるのではないか、国基準額、第1、第2とも。そして、西は290日開設とした場合ですけれども、254万4,000円が国基準額になるのではないかなというふうに思います。この一般質問前に岩手県全体の各自治体の補助がどうなっているかということを、党の県議団を通して県の保健福祉部児童家庭課に全県の調査をしていただきました。その結果、自治体独自で国基準額に補助金を加算しているというのは、旧33自治体中9、北上市を含めて9ということでした。奥州市は、その中に入っていない。いずれそういうことで、この国基準額というのは、私の調査では大体毎年2月ごろに厚生労働省から内示されるというふうなことのようです。したがって、当初予算を組む段階では、当然町でもこの基準額はつかめると思いますので、ぜひこの国基準額どおりの補助を最低でも来年度以降補助を出していただきたいと思うのですけれども、まずこれについて再質問したいと思います。

 以上です。



○議長(伊藤雅章君) 保健福祉センター事務長。



◎保健福祉センター事務長(伊藤明穂君) お答えいたします。

 まず初めに、指定管理の話なのですけれども、金ケ崎第1、第2に関しては、今年度、公の財産の無償譲渡ということで行われましたけれども、それ以前については、その建物の指定管理部分ということではお願いしておって、それはその社会福祉協議会の事業の中で管理経費を賄っていたものであります。

 あと、北部の学童保育については、公の施設として指定管理の経費を支払っているという内容になります。

 続いて、基準額の関係です。これについては、まず事業を実施する実施主体から次年度の事業計画、経費も含めた事業計画を予算編成前にいただきまして、それに基づいた予算要求、予算を確保しているというのが今までの現状でありました。ただ、今回の予算編成に関しては、そういったものではおかしいだろう、学童保育に関する行政のかかわり方について、ちゃんと責任を持って行っていきたいということで、基準額に基づく要求は行っておるところです。

 そして、先ほど町長申し上げましたとおり、子供を育てる環境の中で大きな位置を占める学童保育についてのありようについて、地域の方々、または教育関係者、そして私ども福祉関係者、そして事業実施主体として考えていきたいということで、その経費についても負担していきたいということで考えておるところです。

 以上です。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) そうすると、学童保育に対する補助金は、今年度から国の基準額どおり各学童に補助を出すということなのでしょうか、それとも来年度からということなのでしょうか。そこを再確認したいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 保健福祉センター事務長。



◎保健福祉センター事務長(伊藤明穂君) 今のお話は、来年度の関係でのお話です。

 そして、基準額というのは総経費の考え方ではなくて、実際ご負担いただいた金額を引いた残りに対してという考え方です。ということで回答にします。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) これは、関係者に私も直接聞いたのですけれども、この国基準額の補助金が出るのであれば、保育料の軽減や、あるいは指導員の待遇ももう少し改善できるということでしたので、ぜひそういう方向で。ほかの自治体は、県内は全て国基準額どおり出しているようですので、ぜひお願いしたいというふうに思います。

 この学童保育料の問題ですけれども、奥州市の場合は先ほど言ったように無料で、月額2,000円取っているところも一部あります。これは、私立幼稚園に在園していた子供が学童保育として、私立幼稚園の中に学童保育所があって、一部全体が満杯状態なので、委託しているそうです。そこは、取っているところがあるということでした。

 あとは、合併の経過もあって、いろいろあるということでしたけれども、ただ低所得世帯は、延長保育料の2,000円、これも全額免除しているそうです。市民税非課税世帯とか、生活保護世帯は全額免除。いわゆる全額というのは2,000円だけですけれども、延長保育料、おやつ代はもらっているということです。それから、多子世帯といいますか、2人以上同時入所の場合は半額というふうにしていると。奥州市の場合は、全て条例で決めているようです、委託する場合も。当然委託ですから、そうだと思うのですけれども、本町の場合のいわゆる法整備もありましたので、将来はぜひ保育料も含めて条例で決めて、ある程度明確にしていく必要があるのではないかと、保育園のように。今までは法律で余り明確になっていなかった学童保育所が、今度法律である程度明確になったと。今度の3法案は、そういう面では評価されるわけですけれども、ぜひそういうことで検討をお願いしたいと思うのですけれども。この保育料の軽減について、現状以上にさらにやっていくという方向で検討されるのかどうか、その辺再答弁求めたいと思います。

 以上です。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 今奥州市さんとの比較の話題がありました。正確な情報かどうかはわかりませんが、奥州市さんも金ケ崎同様、行政あるいは財政改革をすると、こういう中で、その途上にこの話題も乗っていると、こういうことであります。

 また、議員お話しのとおり、合併をされる段階で、これらについての統一性については必ずしも整理されなかったと、あるいは現在もその延長にあると、こういうことでございますので、私は低ければ全ていいと、こういうわけではございません。適正なというものをどこに置くかということで、議員が既に調査をされました全県の状況、これらを見ながら、やはりどういう形で学童保育の保育料、あるいは軽減のあり方、これらについてはもう少し他との比較を見ながら、それからあるべき姿、国の基準、これらを見ながら実施をしたいと。

 さきに答弁しておりますように、やっぱり軽減のあり方だけを捉えるのではなくて、その経費の捉え方、あるいは補助の仕方、これら含めてトータル的に検討した上でと、こういうことを申し上げたわけですので、議員のお話のような趣旨に沿うようなことを前提に検討した上での対応と、こういうふうにいたしたいと、こう思います。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) あと、学童保育所への補助金にちょっと戻りますけれども、国は40人前後に一番補助を高くして、40人前後を財政的に誘導しているわけですよね。35人から45人までだと、こう思うのですけれども、そこが一番高くて補助額が高いのです。例えば金ケ崎第1、第2を3つに分割した、今県では2つですけれども、3つに分割すると、補助金は1.5倍ではなくて1.9倍ぐらいになる、そのぐらいの、3つに分割すると、1.8倍から1.9倍ぐらいになると。そういうふうな制度ですので、そういうことも含めて子供たちの生活環境をよくしていくと。約3分の1の子供たちが生活している場ですから、小学生が。ぜひこの環境改善については力を入れて私はやっていくべきではないかなと。私が見た範囲では、いずれ北上市や奥州市と比べても現在の金ケ崎の学童保育所の環境というのですか、いわゆる設備としても非常に貧弱だというふうに思いますので、ぜひその辺を早急に改善していただきたいというふうに思います。

 あと余り時間がありませんので、総合発展計画のあり方についても若干質問したいと思うのですけれども、実は町長の任期4年ごとに基本計画を、発展計画、これを町長の任期と合わせたほうがいいのではないかというような趣旨の質問したのですけれども、これは実はことしの8月9日から10日に開催された町村議会夏季大学講座で山梨学院大学の江藤先生が私たちに講義した内容なのです。総合発展計画は、やはり町長の任期と一致させるべきだという話だったのです。だから、結局は4年の整数倍というのですか、8年とか12年とか、総合計画はそういうふうにすべきではないかなというふうな趣旨だったのです。私たち議員にとってもいろんな耳の痛い話をされたのですけれども、そういうことで、私はなるほどと思ってやったわけです。

 それで、基本計画が繰り上げ実施、基本というか主な事業も繰り上げ実施ですけれども、後で審議になる12月補正で見ると、2億9,000万円ほどの財政調整基金に積み立てるということが提案されておりますので、そういうことも含めて考えますと、これらはここに上がっている項目を来年度一気に繰り上げ実施するということも可能ではないかなと私は思うのですけれども、財政的に、その辺どういうふうにお考えでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 財政調整基金に、その分も前倒しでやってはどうかと、こういうお話だと思いますが、私はそういうことをしては財政規律が保たれないと、お金があるから前倒しで計画していくのだからいいのではないかと、こういうことになりますと、私は常にそういう発想で財政運営、あるいは事業化されると。これは、脇から見れば大変いいように見えるかもしれませんが、金ケ崎は自治体のいわゆる自立の町として財政運営をやっていく場合は、将来展望、少なくとも5年間先の財政シミュレーションに基づいて実施をいたすわけです。また、計画に対しておくれているものはおくれないようにと、こう思っていますので、私は幾らか余裕が出たからどうかと、こういうわけにはいかないと。ただ、必要性なり、あるいは重要性を見た上での判断は、これはあると、こう思っています。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) 時間がほとんどなくなりましたので、金ケ崎診療所について、検討するということでしたので、ぜひ検討をしていただきたいと思います。いずれ町民の方々が町内に入院施設がないということで、何としても入院施設が欲しいと、そういう声がありますので、こういうふうな提案をしてみたわけですので、よろしくお願いしたいと思います。

 それから、高齢者に60歳以上の方々に対する年金が29億円ということでした。この金額、ほとんどの高齢者は、これをほとんど使っている、消費していると思いますので、こういうふうな大きな役割を地域経済の面でも果たしているのではないかなというふうに思っております。

 以上で質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(伊藤雅章君) これで1番、阿部?一君の一般質問は終わります。

 お諮りをいたします。休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めまして、14時45まで休憩を宣します。

            休憩(午後 2時29分)

                                        

            再開(午後 2時45分)



○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。

 休憩前に引き続き会議を行います。

                                        



○議長(伊藤雅章君) 一般質問を続けます。

 8番、山路正悟君。

           〔8番 山路正悟君登壇〕



◆8番(山路正悟君) 8番、山路正悟でございます。私は、鳥海柵遺跡の国史跡指定と歴史遺産について、町長と教育長に質問をいたします。主に教育長になると思います。

 町は、このほど金ケ崎要害の文化、歴史などの資料を展示すべく、(仮称)金ケ崎資料館を整備することにしました。早い時期の開館を望むところでございます。また、NHKの大河ドラマ「炎立つ」でおなじみとなった安倍氏一族が住んでいた鳥海柵、そして葛西氏の重臣柏山氏の居城とされた大林城、さらには南部藩と伊達藩との境塚、これらの史跡についても町民の皆さんは関心を持っているものと思います。

 そこで、次のことを質問いたします。まず1つ目ですが、町は国史跡指定となることは、地域の文化遺産として大切な遺跡の重要性を理解し、国の支援を受けながら、地域住民とともに遺跡を長く保存し、後世に伝えていくとしております。鳥海柵遺跡が国史跡指定されることによって、国からはどのような支援が受けられるのでしょうか。

 次に、史跡を抱えている横道下自治会の地域づくり計画の中で、将来に残したい宝として鳥海柵遺跡が上げられております。地域とはどのように連携していくのでしょうか。また、地域に期待するものは何なのでしょうか。

 3つ目ですが、遺跡範囲の中にある土地所有者以外にも地域の皆さんから協力を得ることが必要だと思います。しかし、地域内にある団地を含む地区民の中には、遺跡のことを十分に理解していない方もおられると思います。今後の計画として、土地所有者だけでなく、ほかの地域住民に対する説明会や学習会、あるいは講習会等についてはお考えでしょうか。

 次に、鳥海柵の範囲にあると思われる町道旧縦街道北側の古寺や鑓水などが史跡指定の対象から外されております。理由は何でしょうか。

 5つ目ですが、町が遺跡範囲としたい12.7ヘクタールのうち山林、原野、雑種地などが合わせて約2ヘクタールあります。保存のほかに景観のことも考えれば、この2ヘクタール分を町が取得して整備したほうがよいのではないかと思うのですが、どのようにお考えでしょうか。

 6つ目に、遺跡範囲の中に旧株式会社ウエストの工場跡地があります。ここは、将来の観光地化に向けて重要な場所になるところであります。この敷地の購入計画はどのようになっているのでしょうか。

 次に、遺跡範囲の中には、現在住んでいる家が建っております。国指定となれば、文化財保護法などによっていろいろと規制されることが予想されます。どのようなことが規制されるのでしょうか。

 8つ目ですが、遺跡範囲には保有するためや観光地化に向けて相応の整備をしなければならないところがあります。特に三の丸から二の丸、本丸跡にかけての建物や堀の復元、散策路などの整備は早期の実現が望まれます。具体的に検討されているのでしょうか。

 9つ目ですが、範囲内の土地所有者には、管理上どのような協力を求めていくことになるのでしょうか。

 最後になりますが、城内諏訪小路重要伝統的建造物群や大林城、そして南部領伊達領境塚など、他の歴史遺産とはどのように連携していくのでしょうか。また、町内の温泉、宿泊施設と連携しての観光地化は視野にあるのでしょうか。

 以上についての答弁を求めます。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 8番、山路議員のご質問にお答え申し上げます。教育長にもご質問いただいておりますので、私のほうからは10項目のうちの最後の10点目になろうかと、こう思いますが、歴史遺産の連携、観光地化について答弁をさせていただきます。その後教育長から答弁をいたすと、こういうことで進めさせていただきます。

 町内の歴史遺産につきましては、町内の何カ所にも点在をいたしておりますし、観光資源の一つと、こう考えております。議員のご指摘のとおり、歴史遺産を連携し、セットでPRすることが魅力を喚起し、現地に足を運んでいただけるだけの方法の一つ、こう思っております。そして、温泉施設との連携も、さらに観光地との魅力を高める素材にも結びつくと思っております。しかし、伝建群以外は未整備の状況でございますし、不特定多数の観光客においでをいただける観光資源とするのには、今後の施設等の整備が必要だ、そういう状況にございます。具体的な施設整備や活用計画は、検討はいたしていますが、今後の大きな課題だと思っております。

 歴史遺産といたしましては、現在のところ駐車場、案内所、トイレなどがある程度整っている城内諏訪小路重要伝統的建造物群の保存地区にスポットを当て、観光資源としての活用を行っているところでございます。

 ことしは、4月から6月にJRと地域観光関係者や地方自治体とが協力をしての国内最大規模の観光キャンペーンでございますいわゆるデスティネーションキャンペーンが実施されました。その取り組みとして、県内市町村を紹介するガイドブックがいわてデスティネーションキャンペーン推進協議会により制作、配布が行われました。その中で城内諏訪小路伝統的建造物群保存地区や金ケ崎温泉郷等についてPRを行っておるところでございます。

 また、今年度はいわて県民計画第2期アクションプランに基づく県の支援策である県南広域地域でのいわゆる地域ぐるみの観光支援を受けまして、その中で城内諏訪小路の伝建群、この地区と温泉施設などの観光資源を含めたスポットマップあるいはプログラム作成に取り組んでいるところでございます。

 これ以外の歴史遺産は、整備状況、そういうものを図りながら今後進めると、そういう中での連携体制をつくっていかなければならないと、こう思います。今後の大きな課題であると、こう思っておるところでございます。

 以上で私のほうからの答弁は終わります。



○議長(伊藤雅章君) 続いて教育長の答弁を求めます。

 教育長。

           〔教育長 新田 章君登壇〕



◎教育長(新田章君) 8番、山路正悟議員の鳥海柵遺跡の国指定に関するご質問にお答えを申し上げます。

 ご質問のございました鳥海柵遺跡は、平安時代後期に奥六郡、現在の一関から盛岡市付近を含む地域を治めた安倍氏一族の柵の一つであり、柵の主は安倍宗任と言われ、前九年合戦の舞台となった遺跡でございます。国指定につきましては、現在文化庁や鳥海柵遺跡調査指導委員会のご指導により進めているところでございます。

 1点目の、鳥海柵遺跡が国指定されることによって国からどのような支援が受けられるのかとのご質問でございますが、文化財保護法第109条、また110条第1項の規定により、指定または仮指定された遺跡等の保存のための土地の買い上げ等に要する経費、また史跡等の埋蔵文化財を公開活用し、観光振興、地域活性化を推進する事業費に必要な経費に対し、国のほうからの補助がございます。

 次に、2点目の地域とどのように連携していくのか、また地域に期待するものは何かとのご質問でございますが、鳥海柵遺跡のございます横道下自治会は、平成22年度に回答いたしました地域づくり計画の見直しの際、議員お話しのとおり、将来残したい資源、お宝として鳥海柵遺跡を地域の財産として守っていきたい、そのため地域の課題として地区民や団地に余り知られていないので、町からの説明を受けながら守っていく必要があると計画の中に記しております。このように、地域住民がみずから企画、参画して遺跡の保存活動に取り組むことは、遺跡に対する理解を促すとともに、遺跡を身近なものとして、また地域の誇りや財産として愛着を深めていくことに有効な取り組みと考えておりますので、連携を図りながら積極的に支援をしてまいりたいと考えております。

 また、遺跡の保存管理につきましても、管理団体は町となりますが、町を主体としながら、管理に必要な体制を整備していく必要がございます。その保存体制を構成する団体の一つとして、地元の地域住民を主体とする保存会等の団体の設立と組織化を期待しているところでございます。

 また、設立されました団体を中心に鳥海柵遺跡を地域のお宝、財産として地域で守り、後世へ伝えていく活動を通して地域のきずなが深まり、地域の活性化と地域づくりに資することも期待しているところでございます。

 3点目の今後の計画として、土地所有者だけでなく、他の地域住民に対する説明会や講習会は考えていないのかとのご質問でございますが、鳥海柵遺跡は日本史上の東国における11世紀前期から中期を知る遺跡であることや、前九年合戦で活用した安倍氏12柵で唯一特定されている遺跡であること、また胆沢城統治時代から奥州藤原氏時代の間の歴史を埋める遺跡であり、重要な遺跡と考えているところでございます。現在の取り組みといたしましては、地域住民を対象に、自分たちの住んでいる地区の歴史について学習する鳥海柵学習会を開催しているとともに、南方地区生涯教育センターでは、次代を担う地元の小学生を対象に、前九年合戦の朗読会を開催しているところでございます。今後とも地域の皆様方には、自分の住んでいる地区にこのような貴重な遺跡のあることをご理解いただくため、この地区の地域づくり計画と連携を図りながら、学習会等の開催に努めてまいりたいと考えております。

 また、多くの町民を対象に、鳥海柵や安倍氏について理解を深めていただくために、町民総合大学の講座の中に鳥海柵講座を開設しておりますし、ことしで10回目となります安倍氏の柵シンポジウムを開催しているところでもございます。鳥海柵が国の史跡指定となった場合には、将来にわたって適切に保存、管理、整備していくことが求められます。そのためには、土地の所有者や地域の方々はもとより、全町民のご理解とご支援が必要となってまいります。そのためには、まず鳥海柵遺跡の文化財としての価値や重要性について多くの町民の方々にご理解をいただくべく学習会の開催やパンフレットの作成、配布などをしてまいりたいと考えております。また、教育委員会が進めております出前講座の中にも鳥海柵講座がございますので、これらの活用を広く進めてまいりたいと考えております。

 4点目の鳥海柵の範囲と思われる縦街道北側の古寺、鑓水などが史跡指定から外されている理由は何かとのご質問でございますが、国指定を目指しております鳥海柵の時代変遷を見ますと、西暦802年ころまでの蝦夷の時代、802年ころから10世紀中期までの胆沢城統治時代、そして10世紀後期から1062年ころまでの安倍氏時代となっております。今回の国指定に当たりましては、安倍氏の時代を中心とした年代を範囲として文化庁と協議を進めているところでございます。その結果、指定の範囲でございますが、昭和33年から始まった19回に及ぶ発掘調査から発見された遺物、土器により年代を特定するとともに、地形、遺構の残存状況により東は字名縦街道南の国道4号より西側で、字名原添下鳥海二宮後の段丘縁まででございます。北は旧道の縦街道4車線の町道谷木前南町線から南側で、字名縦街道南まででございます。また、西は字名縦街道南原添下は字境であります。鳥海は旧道の南側延長上、二宮後は段丘縁まででございます。南は段丘縁で、字名二宮後までの範囲としたところでございます。ご質問の縦街道、古寺、鑓水は、過去の調査で遺構が発見されておらず、本町の埋蔵文化財報道地区外となっておりますことから、今回の指定の範囲に入っていないものでございます。

 5点目の、町が遺跡範囲としたい12.7ヘクタールのうち、山林、原野、雑種地等を合わせると約2ヘクタールは、保存のほかに景観のことを考えれば、2ヘクタール分は町が取得して整備したほうがよいと思うがどう考えるかとのご質問でございますが、鳥海柵遺跡の保存管理につきましては、現状保存を大前提に進めてまいりたいと考えておりますので、山林や原野等の土地の取得につきましては考えておらないところでございます。

 保存地区の景観の整備につきましては、土地の所有者の方々に草刈り等でのご協力をお願いしたいと考えているところでございます。

 なお、大きくなった樹木等につきましては、これから策定します保存管理計画の中で検討してまいりたいと考えております。

 6点目の遺跡範囲の中に旧株式会社ウエストの工場跡地があるが、ここは将来の観光地化に向け貴重な場所になるところであり、敷地の購入計画はどうなっているかとのご質問でございますが、鳥海柵遺跡の国遺跡指定を目指すに当たり、旧ウエストの所有地は必要不可欠でありますことから、同意を得るため購入の方向で旧ウエスト並びに文化庁と協議を進めているところでございます。

 7点目の遺跡範囲の中に家が建っており、国指定となれば文化財保護法などいろいろと規制されることが予想されるが、どのようなことが規制されるのかとのご質問でございますが、国指定となりますと、現状を保存することが基本となりますことから、現状を変更する場合には、文化庁長官の許可が必要となってまいります。

 今後策定いたします保存管理計画では、保存地区、居住地区、そして耕作地区の3つに分類して保存してまいりたいと考えており、それぞれに合わせた規制が規定されることになっております。

 現在居住地区にお住まいになっている方々が現状のままお住まいいただくことは全く構いませんが、将来家を建てかえる場合には規制がかかります。まず、家の増築や改築をする場合には、事前に発掘調査の上、地下の遺構を保存することを条件に行うことになります。もし重要な遺構が発見された場合は、設計の変更等を含め遺構の存続について協議することになります。また、史跡保存のため、特に必要とされる場合には、町がその土地を購入して公有化を図り、史跡の適正な保存管理に努める場合もございますので、その場合には移転等について協議させていただくことになってまいります。

 8点目の遺跡範囲は、保存するためや観光地化に向けて整備しなければならない、特に三の丸から二の丸、本丸にかけて建物跡や堀の復元、散策路などの整備は早期の実現が望まれますが、具体的に検討しているのかとのご質問でございますが、整備の計画は国指定後の保存管理計画策定の中で検討することになりますが、鳥海柵遺跡は歴史公園と位置づけ、地域住民と十分協議を進めながら、町民の憩いの場となるよう整地、芝生、散策路、トイレ、休憩所等を整備してまいりたいと、管理計画の中で考えていきたいと、そのように考えております。

 また、四面庇付掘立柱建物跡の復元展示、往時の人々が見ていた眺めで胆沢城のほう、周辺の景色が見られるような見張り台の復元等も可能であれば検討してまいりたいと考えております。

 9点目の史跡範囲内の土地所有者には、管理上どのような協力を求めていくことになるのかとのご質問でございますが、現在宅地としてお住まいの方々には、そのままお住みいただき、水田等の耕作地としてご利用いただいている方々には、そのまま耕作地としてのご利用をいただくなど、現状のままの土地利用により保存に協力いただくようお願いしたいと考えております。

 また、史跡公園として整備していきたいと考えておりますので、散策路を整備する場合のご理解とご協力や、景観を保持保存していくため、個人所有地の草刈り等の環境整備へのご理解とご協力をお願いしたいと考えているところでございます。

 以上を申し上げまして、答弁を終わります。



○議長(伊藤雅章君) 教育長の答弁が終わりました。

 再質問を受けます。

 8番、山路正悟君。



◆8番(山路正悟君) それでは、まず最初に1点ですけれども、町長にお伺いをいたします。

 仮に鳥海柵を整備しても、鳥海柵だけではやはり観光地化といっても集客はできないと、このように思っています。ですから、伝建群あるいは大林城、さらには南部領伊達領境塚、これらも同時に紹介をして、さらにそれに加えて町内の温泉施設にも宿泊をしてもらうといったようなコースをとったほうがいいのではないかと思います。

 まず、私案ではございますけれども、私案をご提示申し上げておきますが、まず町が増産を目指すアスパラガスの収穫体験とか、そして遊休地等を利用して今後の生産に期待が持てる地元産のそばの食べ放題とか、あるいは温泉も多いですから、観光地のスタンプ収集と温泉券の割引と、こういったことも考えて、有効に観光コースを設定したほうがいいのではないかと思います。

 次に、どこから誘客するかということも、これは大事だと思います。この間平泉文化センターや夢館奥州藤原歴史館に行きましたが、ここには藤原氏4代とともに安倍氏一族のことについても展示しております。そこを訪れる観光客の中には、ここを見ればこういうことも安倍氏とか載っていると、どうせなら金ケ崎町まで足を伸ばしてみようかといったことを考えている人も、あるいはあらわれてくるかもしれません。ですから、先ほど町長がおっしゃったようないわてデスティネーションキャンペーンに三十数万も負担しているわけですから、これを有効に利用して、活用して、セットでコース等を考えてみたらいいのかなと思います。

 そこで、デスティネーションキャンペーンではどこどこをPRしているのでしょう。全体と言えばそれまでですけれども、もう少し詳しく、こことこことここはPRしていると、そのことと、あと全体のコースを考えているかどうか、町長にはこれをお聞きします。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 今の議員のご質問は、せっかくの鳥海柵だけではなくてと、あるいは鳥海柵を一つのテーマとしながら、歴史の史跡あるいは温泉、そしてお話ありましたような食べ物、アスパラガスと、こういうお話でございます。私はやっぱり観光地というのは、そこへ行って見て終わるのではなくて、見るのもあれば食べるのもあるし、買い物もあるしと、それから休むところも必要だと。こういう部分での総合的な対応は必要だろうと、こう思います。今お話ありましたように、平泉においでになって平泉館を見て、では足を金ケ崎にと、こう伸ばす方もいらっしゃるかもしれませんが、なかなか日本人の今の余暇、活用から見れば、ついでにどんどん派生的に次の場所へと、こういう状態ではないと、こう思いますので、やっぱり金ケ崎に行ったらこことここを見ようと、あるいはこことここには寄っていただきたいと、そういう具体的な観光スポットとシナリオ、こういうものは必要だろうと思いますので、議員がお話しのような形のものを、やっぱり観光交流計画の中で出しておりますので、それに合うように進めたいと、こう思っております。

 また、デスティネーションキャンペーンでの金ケ崎の対応は、パンフレット等を含めまして平泉の駅を含め観光地に対応できるように、先ほど申し上げましたように、県が一体となってデスティネーションキャンペーンの中に金ケ崎をと。ここはやっぱり伝建群が一つの、チラシ、あるいは中身というものを出させていただきました。A4判でつくらせていただいておりますけれども、その中で「藩境の緑ゆたかな要害」ということで、大沼家を初めといたしました伝建群の関係、さらには温泉含めての対応と、こういう形でパンフレットを配らせていただいております。やはり金ケ崎においでになって、こことここというのは、歴史性のあるものを中心に撮らせていただいておると、こういうパンフレット内容になっています。

 また、このデスティネーションキャンペーンは、25年度は秋田県を中心に開催をすると。秋田県を中心に開催する中で、その後段として岩手も参加できるような流れにしたいと、こういうことで今進めていますので、やっぱり東北復興復旧、こういうこと等含めまして、東北頑張ろう元気にと、こういう中で対応いたしていただいているものもございますので、私は被災地支援と、こういう部分での課題もあろうと、こう思います。

 そういう中での金ケ崎町のご指摘、お話ありましたような形で、もう少し具体的に進めていきたいと、こう思っております。



○議長(伊藤雅章君) 8番、山路正悟君。



◆8番(山路正悟君) 次に、史跡範囲にある住民の皆さんからは、管理についての協力は、これは必要なものだと思っております。そのほかにも、範囲外にも観光地化した場合にボランティアガイドとかあるいは宣伝、広報活動、そして場合によっては管理についても協力が必要になってくると、このように思っております。

 それで、先ほどは小学生を対象に朗読会とかシンポジウムを10回ぐらい開いたと、このようにおっしゃっておりましたけれども、私はやはり関心がいまいちではないのかなと思っております。ですから、こういった説明会やあるいは学習会、そして何よりもウオーキングをやっているようですから、私はこのウオーキングを数多く重ねていったほうが身近にというか、関心を持ってもらえるのではないかなと。要するに教科書よりも体でというような感じで、回を重ねることが大事だと思っておりますので、この点はもう少し必要だと思うのですが、その辺の考えを聞かせてください。



○議長(伊藤雅章君) 教育長。



◎教育長(新田章君) 今ご指摘のありました地元のいろんな学習会、説明会等の関係ですが、もっともっとやっぱりしていかなければならないなと、こんなふうに思っております。

 今お話のありました例えばウオーキングだとか、そういうのも今年度地元の方々を対象とした講座の5回コースのうちの1回でございますし、今回はあの講座の中に一戸町の御所野遺跡の見学等も入れていました。いろんなメニューを入れながら、広くご理解いただきたいということでやっておりますが、なかなか参加者も固定化されている部分もございますので、こういうのをもっともっと回数をふやしながら、広く地域の方々に呼びかけて、まず地元の方々にご理解いただく努力は今後ともさまざまな形でやっていきたいなと、このように思っております。



○議長(伊藤雅章君) 8番、山路正悟君。



◆8番(山路正悟君) 旧ウエストのことについてですけれども、旧ウエストの工場跡地については購入計画があると、進んでいるようなことを言っておりました。それで、その周辺には観光地化するにしてはちょっとふさわしくないのではないかというような雑種地とか山林、原野などがあります。先ほどは、購入は考えていないとおっしゃっておりました。

 私も一通り歩いてみたのですけれども、東のほうの段丘の縁に沿っては杉林がありまして、その杉林も縁をおりて下のほうから見ますと、かなり倒木しております。これは、もう古くなった木ですから。そして、また上のほうは葛のつるですか、こういったものが伸び放題になっております。さらには、ここ数年急速に繁殖、繁茂しているセイタカアワダチソウ、これが物すごい勢いで群生して繁殖しております。まるであそこが繁殖源ではないのかなと思われるくらいいっぱいあります。もちろんそのほかにも休耕田といいますか、耕作放棄地とかそういうところもありますけれども、この辺でいえば目立つのはここが結構目立つなと思っております。セイタカアワダチソウについては、後ほど同僚議員さんが質問を絞ってやるようですから、これ以上は触れませんが。

 そこで、このような土地はまず町が取得をして、それで計画的に整備したほうがいいと思うのです。そのほうが管理しやすいと。山林ですから、どれぐらいで購入できるかわかりませんけれども。ましてや土地の所有者が不明だったり、あるいは遠方にいたりすれば整備も管理も行き届かなくなるというような気がします。ですから、ここはやはり2ヘクタールはそんな広さでもないと思いますので、購入をしたほうがよいのではないかと、このように思いますが、もう一度答弁を確認します。



○議長(伊藤雅章君) 教育長。



◎教育長(新田章君) 今のところ、先ほど申し上げましたように、購入の方向は考えておりませんが、整備につきましては国の補助事業等を導入しながら、指定されますと観光地化の整備はさまざまな事業費がありまして、国の補助事業を導入しながら、個人のものであって、例えば所有者がわからないとか、多分いろんなそういう状況があると思いますが、その所有者の了解とか、要らない場合もあると思いますが、了解いただきながら、小さいものについては所有者の方々にやっていただきたいし、大きくなったものについては、そういう補助事業等を導入しながら、その景観の整備等について進めてまいりたいなと、そんなふうに考えているところでございます。



○議長(伊藤雅章君) 8番、山路正悟君。



◆8番(山路正悟君) それで、そこの杉の木なのですが、柵の東のほうに豊田館とか胆沢城の跡についての説明板があります。こういったような説明板がありまして、確かに豊田館のほうは何とか見えるのではないのかなと思います。こっちは、胆沢城跡のほうを見ると、全くというのですか、見えなかったのです。ですから、もし今のように購入ができないということであれば、せめてそこの胆沢城址、こっちが胆沢城址だよと板だけがあって、こっち向いても見えないのでは何にもなりません。やはりそこは例えば立木だけでも購入するか、あるいは見える範囲だけでも切って、見えるようにしたほうがいいのではないのかなと思いますけれども、もし購入ができないのであれば、そういう方向で考える手はないですか。



○議長(伊藤雅章君) 教育長。



◎教育長(新田章君) ただいまのご質問についても、そういう方向で、管理保存計画の中で計画してまいりたいと今構想を持っております。いずれ地元の方々とも協議をしながら考えていきたいと思いますが、そういう方向も検討しております。



○議長(伊藤雅章君) 8番、山路正悟君。



◆8番(山路正悟君) それで、今度はそのまた旧ウエストの跡地なのですが、ここはやはりウエスト跡は中核になるところだと思っております。ほぼ中央部からは、この遺跡で最大級の四面庇付掘立柱建物跡というものが発見されておりますし、また円形の土製品とかあるいは鉄製品、そして水晶玉など大変に貴重なものが出土しているようでございます。ここは、もともと金ケ崎中学校の跡地だったところで、聞くところによりますと、そこの東のほうというのですか、その辺一帯はもともとは地元の人たちの畑があったのだということを聞いております。その後に町が購入して道路がつくられて桜も植えられたと。ちなみに、桜については昭和33年の卒業生が記念樹として植えたということですが、その当時の東北ナイロン、後の旧ウエストですが、ここを誘致するに当たって、この道路にした分を旧ウエストに売却をしたということは聞いております。ちょっとお尋ねしづらいのですが、町で購入したときは幾らで買って、そしてウエストさんには幾らぐらいで売却をしたのでしょうか。もし差しさわりがなければお聞かせを願います。



○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。



◎中央生涯教育センター所長(佐藤勇行君) ご質問にお答えいたします。

 ウエストの工場跡地の購入についての内容ですが、昭和31年に金ケ崎中学校敷地として購入しておりますが、ちょっと当時の資料がないため、当時の町の広報に記載されておりまして、中学校敷地面積6,600坪、買収費が150万円と、こう記載されておりますので、坪当たり約227円程度と見ております。

 そして、次ウエストのほうに売却についてですが、昭和42年に売却しておりまして、議会の議事録等によりちょっと確認したところ、面積2万3,860平米を1,354万4,298円で売却しております。平方メートル当たり約568円でございます。

 以上で終わります。



○議長(伊藤雅章君) 8番、山路正悟君。



◆8番(山路正悟君) そこの桜並木は、町の桜の名所の50選にも入っているものと認識をしております。しかし、この50選も遠くから見た分には、もちろん50選に入っていますから、大変眺めはいいです。しかし、実際あの下を、回廊というのですか、通ってみますと、皆さんもご承知かと思いますけれども、ヤドリギがあったり、あるいは古くなって幹が折れていたりというものが結構目立ちます。しかも、民家の屋根をこすったり、あるいは電線にかぶさったりしております。電線については、東北電力さんのほうで切り落としているということなそうですが、屋根の分については自分たちで切り落としているのだよということも聞いております。さらには、近くに木があるものですから、太くなった木の根っこが民家の下のほうまで、その桜の枝から、想像しますと、もう民家の下に潜り込んで伸びているのではないかなと。それまで容易に想像ができます。屋根に当たったりして、自分らでほかの木を切ったりすると、それでしかも土地を売るときは、町で土地を買うときは、売るときは相談されたかどうかわかりませんけれども、いろいろと感情的にもよろしくないのかなと思ったりというお話も聞いたりしました。実際にこういうことが、同意を得ていないとする人がいるとすれば、そのようなのもあるいはネックになっているのかなと。感情的になっているかどうかはわかりませんけれども、同意を得られているかどうか。50人団体から同意書が要るということになってはいましたが、今現在は進捗率といいますか、どのようになっているのでしょか。



○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。



◎中央生涯教育センター所長(佐藤勇行君) 同意の進捗状況についてですが、個人等の対象者は43人でございます。そのうち33人の方が一応同意いただいております。なお、相続の土地もありますので、若干その分は相続人をこれから確認して、同意をいただくことにしております。

 以上です。



○議長(伊藤雅章君) 8番、山路正悟君。



◆8番(山路正悟君) 43分の33というのは、まず7割5分、4人に3人ということになりますが、町のほうでは同意書を年内にまとめたいということで進んでいるようですけれども、もし同意書がそろわなかった場合なのですが、2013年の7月を予定しているようです、その申請書の提出が。こうなった場合に、あるいは全部集められなかった場合には計画が頓挫してしまうのではないかなと勝手に懸念をしているわけでございますけれども、最悪のケースとなった場合は、国からの援助は期待できるのでしょうか。それとも、期待はできなくなったけれども、町で文化財保護法にのっとって自分らが、自分らというか、町で単独でやると、こう指定をするといったようなことを考えているのでしょうか。そして、もし100%の同意を得られないよというような場合でも、部分的にはそこの部分だけ外して計画は進めると。そういうことはあり得るのでしょうか。そして、そういうことまで考えているのでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。



◎中央生涯教育センター所長(佐藤勇行君) 国指定の関係でございますが、所有者のほうにまだ同意いただけない方に、十分意見、要望を確認して、何とか全員に同意いただけるように進めてまいりたいと考えておりますが、今文化庁と協議しながら、今の進捗状況も説明して、大きさ的にはウエストの土地が全体を、中心を占めていますので、どうしても同意いただけない場合は、部分的な形で計画を進める形でも可能かと考えております。

 以上で終わります。



○議長(伊藤雅章君) 8番、山路正悟君。



◆8番(山路正悟君) 先ほど現状変更のことについて答弁をいただきました。これについては、文化庁の長官の許可が必要だよということと、将来は建築に対しては規制はされると、そのような答弁がございました。それで、田畑の耕作は従来どおりということもわかりました。

 それで、うちを建てかえる場合に、その建てかえる前に、その敷地の分は、建屋の分の敷地は残して、とりあえず周辺を調査してみるということと、あるいは実際にそのうちを、家を解体したときに、解体した後にその敷地分についても、後でまたそこもやると。2回とか3回に分けてでもやるということなのでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。



◎中央生涯教育センター所長(佐藤勇行君) 質問にお答えいたします。

 家を建てかえする場合に、その周り、またはそこの場所の解体後も敷地を調査するかという内容でございますが、その場所によりますが、遺構が残っているのではないかという場合などについては、建物、敷地も調査するということになります。なお、個人住宅の場合は、この調査については町が負担するという形になっています。



○議長(伊藤雅章君) 8番、山路正悟君。



◆8番(山路正悟君) 調査するというのは、町のほうの意向でやるわけですから、それは当然として、重要な遺構が出た場合に町で購入をするよと、必要なときは購入するよということの答弁がありましたけれども、ではその同じ敷地内に建てられれば、それはいいのですが、これが全くその辺一帯はだめですから、ここはもうどこかに移動してくださいとなった場合に、それに対する代替地の紹介とか、あるいは補償まではどのように、町のほうでそこまで面倒は見ていただけるのでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。



◎中央生涯教育センター所長(佐藤勇行君) 重要な遺構が発見された場合は、土地、建物を町が購入するという考えでございます。

 あと、代替地とかという部分については、今現在そういうのはやっていない、ほかの例を聞きますと、その補償費の部分で、土地については不動産鑑定士による評価、建物は国の補償基準により算定した金額を補償するという形で、その中で移転してもらうという形になります。

 以上です。



○議長(伊藤雅章君) 8番、山路正悟君。



◆8番(山路正悟君) 今のお話では、代替地まではやらないということのように受け取りました。

 今度は、三の丸と二の丸、あるいは本丸といったところに堀があります。その堀が今までのあそこを訪れた方々を見ますと、私もですし、皆さんもだと思いますが、その移動するときは、一旦北の道路に出てから高速道に沿って行っていると思うのです。ですから、遠回りといえば遠回り。そして、せっかくあそこを見に来たのに、高速道から缶を投げたのを見たり、ごみのいっぱいあるところを見たりと。せっかくの観光に来ていて、ああいうものを見せられる、あれはたまらないなと思うのですが、横道下の説明会のときに意見が出たのですが、それだったら、ではあそこの堀に、段丘と段丘に人が渡れるぐらいの橋をかけてみたらどうかなといったような意見があったようです。ですから、橋をかけられれば、それは景観もよくなるかもしれませんし、もしそうでなければ段丘を斜めに、まさか直角にはおりられませんから、斜めに角度を、スロープをつけるようにしてやれればいいのではないのかなと、このように思うのですが、その辺は観光地化するということを前提にしてお話ししていますので、そのようなことは考えているのでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。



◎中央生涯教育センター所長(佐藤勇行君) 散策路についてですが、それにつきましては保存管理計画の策定の中で協議して、よりよい整備計画、住民と話し合って進めたいと考えております。

 なお、三の丸、二の丸のほうからの段丘のところですが、そこに橋をつくるということについては、ちょっと残念ながらその遺構が発見されていないということで、もしあれば復元という形もあるわけですが、全体の計画の中で、その散策路とあわせて文化庁と地下の遺構を傷つけない方法を考えながらつくっていかなければなりませんので、十分町民とも話し合いながら、あと文化庁とも話し合いながら進めていきたいと考えています。



○議長(伊藤雅章君) 8番、山路正悟君。



◆8番(山路正悟君) わかりました。そのウエストさんだけではなく、その一帯、段丘に沿ってずっと西根荒屋敷のほうまで古墳群があります。私も中学生のころは、たしか校舎の近辺にはそういう竪穴式の住居があって、何かのぞいたような記憶をしております。これは、安倍氏一族との関連はわかりません。しかし、西根縦街道は、西根古墳群のものかもしれません。

 それで、書物によりますと、センターさんに紹介していただいた書物いろいろとあるのですが、大正のころの新聞とかいろいろあります。私のうちでもいろいろと国のほうに寄贈したりしている書類もあって、幾らか関係しているのかなと思って興味を持って今質問しているわけですけれども、書物によれば、この縦街道の古墳とか原添下、それらとか桑ノ木田、小丸塚、五郎屋敷。五郎屋敷が私がいる荒屋敷の近辺を指すようですが、これらが数百メートルにわたって鳥海柵からずっと続いているのです。復元をするというのは、校舎近辺だけでなく、鳥海柵の指定する範囲のぎりぎりまで、もし何かあれば、そういう遺跡があれば、その辺まで考えているのか、ウエストの敷地内のことだけを考えているのか、どちらなのでしょう。



○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。



◎中央生涯教育センター所長(佐藤勇行君) 建物の復元についてのご質問ですが、将来的な話になりますが、今回のこの鳥海柵の史跡については、安倍氏の中心の時代という考えをしておりますので、できるだけその時代のものを。ただ、その当時の建物を復元となりますと、それぞれ専門の方のご意見も聞きながら建てていかなければなりませんので、その辺も含めながら検討していきたいと考えています。その建物というか、復元というか、保存管理計画の中にも大学の先生等を入れながら、どういう形がいいのかという部分も含めて進めていきたいと考えております。



○議長(伊藤雅章君) これで8番、山路正悟君の一般質問は終了いたします。

 お諮りいたします。休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めまして、午後4時まで休憩を宣します。

            休憩(午後 3時42分)

                                        

            再開(午後 4時00分)



○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。

 休憩前に引き続き会議を行います。

                                        



○議長(伊藤雅章君) 一般質問を続けます。

 4番、佐藤千幸君。

           〔4番 佐藤千幸君登壇〕



◆4番(佐藤千幸君) 4番、佐藤千幸です。

 平成24年度始まりの4月1日、1万6,000人余りの町民を乗せて飛び立った飛行機は、少々の乱気流や積乱雲に出会ったものの、操縦席と客室乗務員とのチームワークにより、安全で順調なフライトを続けているように思われます。来年3月の年度末着陸に向けて、さらに一層気を引き締めて業務に当たっていかなければなりません。あわせて25年度の飛行に向けた準備も始まり、関係者には多忙な日々と推察しているところであります。町民の幸福という究極の目標に向かって、行政と議会が両方の翼、両方のエンジンとしてそれぞれの力量を発揮し、さらに力を合わせていかなければならないと認識を新たにしているところであります。

 3項目について質問いたします。まず、国際社会に生きるための資質や能力の育成についてであります。このところ、日本と近隣諸国とのあつれきがニュースにならない日はありません。この金ケ崎町とは縁のない中央政府の話、他人事と思いがちであります。しかし、あつれきの影響は衣食住、そして雇用と身近なところでさまざまな影響が出てきています。この8月には、日韓生涯学習まちづくりフォーラムが開かれました。さらには、中華人民共和国長春市、アメリカ合衆国アマースト町、ドイツ連邦共和国ライネフェルデ・ヴォアビス市との文化交流や経済交流のさらなる進化を目指しているところであります。まさに、この金ケ崎町も国際化の真っただ中にいると考えるものであります。

 3月議会における教育委員長演述では、英語教育にかける熱い思いを述べられました。本町教育行政の基本方針、学校教育の重点項目では、国際化に生きる日本人としての自覚と誇りを持ち、広い視野で世界の人々と生きていくための資質や能力の育成を図るため英語教育に取り組むとされています。英語力の強化は手段であって、その目標とするところは物の見方、考え方を世界的視野で行える人材を育成することにあると認識しております。そこには、当然冷静で正しい国家観、歴史観の素養も求められているのではないでしょうか。

 そこで、教育委員長に伺います。

 1点目、国際社会に生きるための資質や能力を高めるため、学校教育においてどのような具体的な取り組みを行っているのでしょうか。また、これからの取り組みをどのように考えているのでしょうか。

 2点目、全国に先駆けて生涯教育に取り組んだ町として、また総合発展計画に国際交流を位置づけている町として、社会教育における取り組みをどのように考えているのでしょうか。

 3点目、特にも国家観、歴史観の醸成をどのように考えているのでしょうか。

 それぞれについて所感を伺います。

 次に、若者の就労支援について伺います。この8月末、厚生労働省はパートタイム労働者の実態調査の結果を公表しました。正社員以外の労働者の割合は34.4%、おおよそ3人に1人となっているようであります。パートを選んだ理由で、25歳から29歳では正社員として採用されなかったから、正社員としての募集が見つからなかったからが、それぞれほかの年代階層に比べて高い割合となっています。今後の働き方では、20歳から34歳階級では、正社員になりたいが4割を超え、正社員になりたい理由は、より多くの収入を得たいから、雇用が安定しているからが高い比率を示しています。当然といえば当然のことであります。

 ある新聞のコラムでは、非正規社員の半分が未婚に終わるとの予想記事がありました。今金ケ崎工業団地で働く従業員は5,600人余り、うち正社員は3,300人余りと聞いております。したがって、約2,300人は期間契約、パート、または派遣等の非正規従業員ということになります。この2,300人の非正規従業員のうち少なくとも400人くらいは町内にお住まいの方ではないでしょうか。私の家の近くの寮からも、派遣会社のマイクロバスが頻繁に送迎している光景を見かけます。子供のころから、あるいはある程度の年代になってから、ずっと町内に住んでいる若者、あるいは最近縁あってこの金ケ崎の土を踏んだ若者、多くの若者が暮らしています。若者の雇用と収入が安定し、将来の展望を描けるようになれば、結婚が視野に入り、金ケ崎町に定住し、そして子育てにつながっていくものと推察するものであります。正社員を目指す町内の若者を町としてもしっかり支える施策を講ずる必要があるのではないでしょうか。事業所へのより一層の働きかけはもちろんのことですが、それに応じていただいた事業所に対して所要の応援施策を講ずる考えはないでしょうか。町長の考えを伺います。

 次に、通学路の安全対策についてであります。登校あるいは下校の列に車が突っ込み児童生徒が死亡、重軽傷を負ったという痛ましいニュースが相次いでいます。この8月には、文部科学省、国土交通省及び警察庁の3省庁からの指示通達により、全国で通学路の安全点検が行われました。何らかの対策が必要な地点は、約6万カ所あると発表されました。当然本町においても点検が行われたことと思います。

 11月22日に開催された金ケ崎町交通防犯安全大会においては、小学生の作文発表がありました。危険と隣り合わせの通学状況をつづったものが印象的でありました。

 教育長に伺います。通学路の点検は、どのようなメンバーで、どのような手順で行われたのでしょうか。その結果は、どのようなものでしょうか。歩道の確保等、通学道路の構造を改良しなければならない箇所数はどの程度でしょうか。白線の引き直し等軽易な改良措置を要する箇所数はどの程度でしょうか。標識の設置等、注意を喚起する措置を要する箇所数はどの程度でしょうか。そのほか特別な措置を要する箇所はどの程度あったのでしょうか。

 通学路の安全確保については、道路行政関係機関と連携をとりながら、スピード感を持った対応が求められていると思います。車の速度は控え目に、安全対策は早目に。所感をお伺いしたいと思います。



○議長(伊藤雅章君) では、答弁願います。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 4番、佐藤議員のご質問にお答え申し上げます。3点のご質問を賜っておりますが、教育委員長、それから教育長にも答弁をと、こういうことでございますが、私のほうから先に答弁をさせていただきますのは、2点目の若者の就労支援についてでございます。

 工業団地で操業する企業の従業員、ことしのこの4月1日現在ではございますが、佐藤議員お見込みのとおり、5,629人に上っております。その内訳は、正社員は3,339人、59.3%であります。企業が直接雇用契約しているいわゆる契約社員、1,575人で28%であります。さらに派遣社員、これは715人、12.7%になっておるところでございます。

 従業員の正社員化の取り組みにつきましては、工業団地のほとんどの企業で実施もされておるところでございます。まず、新規採用、新規卒業者に対しましては、正社員の選考が行われ、採用されています。中途採用者につきましては、派遣社員から契約社員に登用、そこから契約社員から正社員への登用が毎年実施されておると、こういう状況でございます。

 実施回数は、企業によって異なってはおりますが、年に1回もしくは2回実施をされておると。試験内容は、筆記試験と面接試験のほか、さらに上司の推薦を取り入れながらやっている企業もあります。正社員等へのいわゆる人数枠でございます。数人から10人程度までで幅があると、こう思っています。操業の状況も考慮されながらというのがございますので、年度によっても、その幅に違いがあると、こういう状況です。

 ご質問の正規の従業員として雇用する企業への応援施策についてでございますが、金ケ崎町の工場等設置奨励条例におきましては、1名以上の町内在住の新規雇用で設備投資を行った企業に固定資産税の5年間の課税免除の支援制度がございます。また、今年度から新設をいたしました金ケ崎町企業立地促進奨励事業費補助金におきましても、2名以上の町内在住者の新規雇用で設備投資を行った企業に対しての補助、この制度がございます。

 このような状況のもとで、企業に正社員として採用されやすいスキルを身につけるための人材育成、これにも取り組んできております。当町では、花巻市、北上市、奥州市と県南地域での8市町で北上川流域地域産業活性化協議会を組織いたしております。ここで三次元の設計技術者の育成事業等も行っている。また、建築系や事務系等の各種の職業訓練も行っております水沢職業訓練協会の活動、長年にわたって支援もいたしておると、こういうところであります。 次に上げられますのが就職支援でございます。水沢公共職業安定所、あるいは水沢雇用開発協会と連携をしながら、毎年求人、情報交換会や就職の面接会の開催もいたしております。昨年からは、新たな取り組みとして大学あるいは高専の生徒をターゲットとした就職ガイダンスを開催いたしました。今後も人材育成と就職面接会などを中心としたこういう支援策を通しながら、正規の従業員の増加を図ってまいりたいと、こう考えておるところでございます。

 以上で答弁を終わります。



○議長(伊藤雅章君) 次に、教育委員長の答弁を求めます。

           〔教育委員長 及川紀美子君登壇〕



◎教育委員長(及川紀美子君) 4番、佐藤千幸議員の国際社会に生きるための資質や能力を育成するために、学校教育、社会教育において具体的にどのような取り組みを行っているのか、また行おうとしているのか、そして3つ目に国家観、歴史観の醸成の必要性という3つのご質問をいただきましたが、3つ目の質問につきましては、学校教育、社会教育について述べる中に含めてお答えを申し上げることをお許しいただきとう存じます。

 議員ご指摘のとおり、これからの国際化の進展に対応するため、日本人としての自覚を持ち、広い視野を持って異文化を理解し、異なる文化や習慣を持つ人々とともに、国際社会に生きる人間としての望ましい資質や能力を育てていくことは重要な課題と捉えております。

 新しい学習指導要領では、子供たちの現状を踏まえ、生きる力を育むという理念のもと、知識や技能の習得とともに思考力、判断力、表現力の育成を重視するとされています。改定された新しい指導要領の一例ですが、中学校社会科の公民分野では、「私たちと現代社会」という内容の中に、現代日本の特色として少子高齢化、情報化、グローバル化などが見られることを理解させるとともに、それらが政治、経済、国際社会に影響を与えていることに気づかせるとあります。これまでの見方として、日本から世界を見ていた視点を、世界から日本という逆の視点からも捉え、その仕組みや国家の取り組みを広く理解していくことが必要だと考えられます。

 また、現代社会における文化の意義や影響を理解させるとともに、我が国の伝統と文化に関心を持たせ、文化の継承と創造と意義に気づかせるともあります。国際社会と言われている中にも、歴史的に日本が本来持つ伝統や文化のすばらしさを見失うことなく大切に継承していくことなどから、今後ますます望ましい国家観や歴史観の素養が必要であると感じております。

 それでは、ご質問の1点目でございます。学校教育における具体的な取り組み状況と今後の見通しについてお答えいたします。当町では、英語教育の町を掲げ、英語力の向上はもちろんですが、国際理解を図るために、町単独で2名のALTを配置し、1名は中学校、もう一名は小学校と幼稚園を担当し、生の英語に親しむ機会をできるだけ多く持つようにしています。また、今年度は外国語に親しむ活動を幼稚園の時期から積極的に取り組んでいる先進地を町内の幼稚園、小学校、中学校で実際に担当する教諭が視察研修いたしました。研修に参加した教諭は、英語教育の町金ケ崎推進委員会のメンバーであり、視察研修後、学んだことを生かして、園や学校で使う教材を推進委員会が主体となって選定してまいりました。外国から本場で使っている教材を取り寄せるなど、できるだけ外国の文化や行事の様子がわかるような内容にも取り組んでおります。このことは、日本と他国との違いを知るよい機会ともなってございます。現在各園、各学校において、これらの教材を十分活用しながら、英語活動が積極的に行われているところでございます。

 来年度は、ALTをさらに1名増員し、幼、小、中それぞれ専属の配置とし、訪問回数をふやし、その日に訪問した園や学校では、1日勤務体制として教科等以外に始業から下校時間まであらゆる場面で子供たちと英語を通じた会話や交流の場を拡大してまいりたいと考えております。

 次に、先ほども触れましたが、グローバル化の時代に入り、国際化に対応できるグローバル人材の育成が求められています。今国では、ご承知のとおり大学教育のあり方について検討されてもおります。当町でも、今後必要とされるグローバルの視点に立って物事を見たり、考えることのできる人材の育成に取り組んでまいりたいと考えております。

 本年度は、町職員の研修会の中で教育関係者も学びの機会としてグローバル教育についての講演会と懇談会に参加して研究を深めてまいりました。また、金ケ崎の子供たちが進展する国際社会でたくましく生き、活躍できるよう必要な資質や能力を育むためには教員の指導力の向上が何よりも大事であり、今後町内の教職員を対象とした研修会を実施してまいりたいと考えております。

 昨年の3月11日の東日本大震災では、世界の国々から温かい支援の手が差し伸べられました。当町の子供たちも被災県の一人として、このような外国の方々の取り組みはとてもありがたく、大変うれしく受けとめております。これを受け、金ケ崎中学校では自分たちのできることで被災地の学校、同じ中学生を励まし支援するために被災地交流事業に取り組んでおります。このように、相手のことを思いやり、相手の気持ちになって行動することは、日本国内のみならず世界の国々の人々にも向けられることであり、国際社会に生きる望ましい人間に成長していくものと考えております。

 次に、社会教育においての具体的な取り組みについてお答えします。現在海外の3都市との国際交流を進めて国際理解を深めており、ドイツライネフェルデ・ヴォアビス市との交流は、ことしで10周年を迎えたわけですが、長春市、アマースト町との交流は、来年度でそれぞれ25周年、20周年を迎えます。国際交流、国際理解といったものは、一朝一夕に成果が出るものではなく、またはっきりと目に見えない部分も多くありますが、それでもこの3市町との長年の交流を通してそれぞれの国や都市を知り、理解する町民がふえております。継続することで大きな成果をもたらす姉妹都市交流をより多くの町民に広く知っていただく、より実り多い活動をしていかなければならないと考えているところでございます。

 次に、社会教育において小中学校と連携して実施している具体的な取り組みについてお答えいたします。国際理解教育の充実と国際協調精神の涵養を推進する事業の一環として、中学2年生を対象にアメリカ合衆国に派遣する中学生海外研修事業を実施しておりますが、ことしで26回目となりました。ふだん教室で学んでいることを実際に現地で試してみることで、達成感や、あるいはもっと頑張らなければというような意気込みにつながっております。実際に体を通してアメリカの歴史、文化を体験することは、他の国と比較して自国を振り返ってみる絶好の機会であり、日本の文化のよさに気づき、大事に思う気持ちを育み、それがひいては望ましい国家観、歴史観の醸成につながっていくと考えますし、また広い視野に立って物事を見、考える力を育てていくことにもなると考えております。参加者からは、アメリカでの数日間の体験が、その後の進路に大きく影響を受けたことも聞いております。

 また、平成23年度からは、英語キャンプを実施しております。休憩時間を除き、全て英語で行われる事業であり、英語だけで過ごす体験を通して海外留学や国際的活動への興味を促進し、広く世界で活躍できる人材の育成を目指したいとの願いで開催しているものでございます。

 また、町民の国際理解を深め、国際進展に寄与する目的で活動している国際交流協会を支援しております。特に国際交流協会は、英語の語学力や会話能力の向上のため、町民を対象に英会話教室の開催をしております。また、町内小学校と連携して、異文化の理解、国際協力に関する講座を元青年海外意協力隊員等により各小学校で開催してきております。さらに、広報、町ホームページにより国際交流に関する情報の発信に努めてまいりたいとも考えてございます。昨年は、エミリィ・ディキンスン資料センター開設10周年を記念して、エミリィ・ディキンスン詩の朗読を行いました。ことしも、町民芸術文化祭に合わせて、中学生等の参加で詩の朗読会を開催したところでございます。このように英語に親しむ機会を提供することで、国際社会で生きるための能力の一つである英語力を磨き、またそれをきっかけに国際化に対応できる人材を育ててまいりたいと考えております。

 以上を申し上げまして、答弁といたします。



○議長(伊藤雅章君) 次に、教育長の答弁を求めます。

 教育長。

           〔教育長 新田 章君登壇〕



◎教育長(新田章君) 4番、佐藤千幸議員の通学路の安全対策に関するご質問にお答えを申し上げます。

 今回の安全点検は、国のほうでは文部科学省、国土交通省、そして警察庁、3者の連携のもとで行われました。私ども教育委員会には、文部科学省を通して文書等通知が来ておりますので、その流れの中でご答弁を申し上げたいと、こんなふうに思います。

 今回の安全点検につきましては、5月30日付の文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課の「通学路の交通安全の確保の徹底について」という依頼文書が各都道府県教委のほうに出ております。それを受けて岩手県の教育委員会のほうから私どもの教育委員会のほうに通知が来て実施したものでございます。

 その安全点検の内容でございますが、実施対象は全ての公立小学校及び公立の特別支援学校となっており、本町では5つの小学校が対象となっておりました。実施期間は、8月末日までで、その実施内容は、学校による危険箇所の抽出、そして合同点検の実施及び対策箇所の抽出、対策メニュー案の検討等となっております。

 それでは、ご質問の1つ目でございます通学路の安全点検をどのようなメンバーで、どのような手順で行われたかについてお答えを申し上げます。点検メンバーは、先ほど申し上げましたように、国のほうの3つの流れがありますので、3省庁の関係がありますので、国土交通省岩手河川国道事務所水沢国道維持出張所が1つ、県の県南広域振興局の道路環境課、これが2つ目、3つ目に水沢警察署、それから水沢警察署の管轄であります本町の金ケ崎交番、永岡駐在所、それから当町の建設課、生活環境課、さらには教育委員会にお願いしておりますスクールガードリーダー、そしてそれぞれの場所を抱えております各学校の先生、そして教育委員会、それぞれの担当者が参加して実施をしたものでございます。

 次に、点検の手順でございますが、まずこれらの通知を受けまして、私ども教育委員会のほうから各学校にそれぞれ危険箇所について最大10カ所程度抽出をしてくれと、それぞれの学校ごとに、そのように出していただきました。リストアップをしていただき、それに私ども教育委員会で順位をつけて、改善してほしい危険箇所等を勘案しながら、1番から10番まで順位をつけて提出をいただきました。それを受けて私ども教育委員会では、国土交通省の流れの担当も来ますし、県の担当も来ますので、全て町道にかかわることをやってもしようがないので、それらのバランスを考えて、そしてその順番を見ながらバランスを考えて、11カ所を点検しようと抽出をしたところでございます。その11カ所の抽出に基づいて、8月27日に実際に現場に赴いて点検をしたと、そういう流れでございます。

 次に、ご質問の2つ目でございますが、点検結果について申し上げます。まず、歩道の確保と通学路の構造を改良しなければならないと判断して、これがまず一番大きな部分でございます。これにつきましては3カ所あります。1カ所は、三ケ尻小学校区の矢来瘤木線の清水端三ケ尻小学校南側道路でございます。2カ所目は、第一小学校の学区になりますが、県道久田笹長根線ファミリーマート金ケ崎六原店から産直「ろくちゃん」までの道路でございます。3カ所目は、西小学校区の県道北上水沢線の湯沢橋付近の道路、この3カ所を道路、歩道等大きな改良をしなければならない箇所となりました。

 それから次に、白線の引き直しや軽易な改良措置を要するところとしては2カ所ございます。1カ所は、金ケ崎小学校区の谷地下公民館付近の道路と西小学校区の柏商店前の道路、この2カ所については、白線の引き直し等々軽易な改良が必要であると判断した部分であります。

 それから、3点目の道路標識の設置、注意を喚起するような措置を要するところは6カ所ございます。まず1カ所目は、金ケ崎小学校区の荒巻地区あべ歯科前の道路、それから2カ所目は、第一小学校区の西根鎌田線の十字路交差点、それから3カ所目は、三ケ尻小学校区の十三本塚墓地付近の十字路と、同じ三ケ尻地区の国道4号と県道広瀬三ケ尻線の交差点付近の道路、そして最後は西小学校区の小学校東側交差点から御免公民館までの道路、最後の6カ所目が永岡小学校区の小学校の右側、変則4差路の交差部と申しますか、そこの6カ所がそういうふうなところでございます。このように11カ所がそれぞれ点検実施の結果、そのような判定をいただいたところでございます。

 ご質問の3つ目でございます。通学路の安全確保については、道路行政関係機関と連携を図りながらスピード感を持った対応が求められるが、その所感はということでございますが、議員が冒頭で述べられましたように、この車社会の中、子供たちが登下校中に交通事故に巻き込まれ大きなけがを負ったり、とうとい命が失われるという悲惨な事故が繰り返され、大きな社会問題ではないかなと、私はこう思っております。子供たちが交通事故に遭わないように、学校では通学路の指定や安全な道路歩行など、しっかりとこれからも指導を進めるとともに、交通指導員やスクールガードの皆様方、地域の皆様方のご協力をいただきながら、この子供たちの登下校の安全には努めてまいりたいと、そんなふうに考えておりますが、何よりも子供たちが、地域の方々がどんなに見守り注意をしても、車のほうから突っ込んでくる、そういう時代でもあります。いずれマスコミ等の報道を見ますと、これらの事故の原因の多くは加害者である運転者側に大きな責任があると言われております。そういう意味では、評論家によっては車は走る凶器だと表する評論家もおられます。いずれ運転者の方々には、運転することの意義やマナー、そういうものを十分再認識して運転してほしいなと、そう思うものでございます。

 一方、この通学路の安全確保など子供たちが安全で安心して生活ができる、そういう環境の整備は私ども行政や大人の責任ではないかと、こんなふうに思っております。今回の点検結果に対する改良や改善等の指摘を受けた箇所につきましては、町でしなければならないものもありますし、県道等につきましては、県当局にお願いしなければなりませんし、またいろんな交通標識等々につきましては、警察関係の公安委員会等のほうにお願いしなければならないこともありますけれども、関係各課と連携を図りながら、この改善に鋭意努めてまいりたいと、こんなふうに考えているところでございます。

 以上を申し上げまして、答弁を終わらせていただきます。



○議長(伊藤雅章君) 答弁が終わりました。

 再質問を受けます。

 4番、佐藤千幸君。



◆4番(佐藤千幸君) 教育委員長に再質問をさせていただきます。

 教育基本法14条に、「良識ある公民として必要な政治的教養は、教育上尊重されなければならない」とうたわれております。その精神を本町の国際教育の場においてどのように生かしていくのでしょうか。お伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 教育委員長。



◎教育委員長(及川紀美子君) 私たちの学校教育のよりどころは教育基本法であり、そしてまたそれを受けての学校の学習指導要領でございます。それに沿って現場で指導して子供たちを育てていく、その精神を受けてやっていくというその立場で学校現場では指導を進めているところでありますし、そのように指導してほしいと願っているところでございます。

 終わります。



○議長(伊藤雅章君) 4番、佐藤千幸君。



◆4番(佐藤千幸君) 学習指導要領は全国的な規範ということで、それに基づいて各県、各市町村で行われていると思いますが、私のお伺いしたいのは、金ケ崎町として国際英語教育に力を入れている、国際的な人材を育成しようとしている、特に力を入れていることについて、必要な政治的教養というのをどのように理解させようとしているのでしょうか。そこをお聞きしたいのですけれども。



○議長(伊藤雅章君) 教育委員長。



◎教育委員長(及川紀美子君) なかなか難しい質問でございますが、子供たちに国際感覚を身につけさせていく中においては、自国の歴史文化のよさ、それをまず子供たちがしっかりわからなければなりません。そして、政治的なというお話でございますけれども、それを直接教えるというのではなくて、そういう仕組み、それを学校現場におきましては生徒会活動とか児童会活動で子供たちに政治というものに目を開かせていく、そしてそういう中で自分たちのそれぞれの考えを持っていけるようにしていくわけなのですが、あくまでも基本は自分たちの暮らし、あるいは金ケ崎町の今まで培ってきた歴史や文化にのっとって、やっぱり自分たちはそこのよさを感じながら生活していきますので、そういった視点を大事にしながら物を見ていけるような、そしてそれも広い視野で物を見ていけるような子供たちを育てていくことが大事であるなと、そのように考えてございます。



○議長(伊藤雅章君) 4番、佐藤千幸君。



◆4番(佐藤千幸君) 次に、町長にお伺いいたします。

 金ケ崎工業団地に進出していただいている企業について、さまざまな面で若者の採用、町民の採用を働きかけているようでございますが、そのさまざまな施策を展開している中で、金ケ崎町独自のものというのはあるのでしょうか。奥州市あるいは北上市、花巻市、全体の地元採用という働きかけでしょうか。地元のスキルアップ、技術力のアップというふうな仕組みの中で動いているのでしょうか。いろんな施策を展開して、特に金ケ崎町の町民がほかの市町村よりも採用に有益な差があったというふうなことはあるのでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 1つは、制度によるところと制度によらないところと2つあると思います。金ケ崎町は、今企業の皆さんと定期的に懇談をいたしております。この定期的にというのは、やはり行政が今どんな形で町政運営されているか、あるいは国との関係でこういう事業がありますよと。いわゆる産業振興にかかわるような情報、あるいは雇用にかかわるような情報、そういうことを中心としながら懇談会を開催いたしております。そういう中で、金ケ崎の住民を、あるいは金ケ崎の方々を採用と、こういうことでお願いをいたしております。これは、制度によらないところでございますが、そういう中で今の雇用状況から見ますと、優先的に金ケ崎からの募集、いわゆるハローワーク等を通じて採用いたすと、こういうことで、企業のほうも受け入れ態勢はありますが、なかなか金ケ崎のそういう方々の応募数が、絶対数が少ないと、こういう状況でございます。そういう意味からしますと、いろいろそこには事情があるのかと、こうは思いますが、絶対数がまだ少ないと、こういう状況です。

 それから、制度的には先ほど触れました奨励制度等を含めて、いわゆる社員をこのくらい採用することを条件に金ケ崎町としては奨励制度を出すと、あるいは出していると、こういうことでございますので、その範囲のところで私は企業には理解をいただいておると、こう思っておりますので、制度面と制度によらないところの両面から、金ケ崎の方々をどちらかといえば優遇と申せば若干問題もあろうかと思いますが、優先的な対応をいただいておると。このことについては、各企業ともにそういう姿勢で採用に臨んでいただいておると、こう思っています。



○議長(伊藤雅章君) 4番、佐藤千幸君。



◆4番(佐藤千幸君) やはりほかの周辺の市町村と違いまして、金ケ崎町は実際に企業の誘致する土地があって、その土地を提供して立地していただいているわけですから、その優位性を大いに発揮すべきだというふうに考えます。ほかの町村では、固定資産の減免なんという話は当然出てこないわけでありますから。そういうことで、金ケ崎町に住めば企業に就職する確率が高い、安定的な生活が送れる、結婚も視野に入る、子育てもできる、ぜひそういう仕組みを今後とも考えていくべきだというふうに思います。

 次の質問を続けていいですか。



○議長(伊藤雅章君) はい。



◆4番(佐藤千幸君) 教育長にお伺いいたします。

 町管理の道路につきましては、大変ご努力されていると伺っておりますし、私のまた目の見える範囲でさまざまなことを感じているところでございます。お伺いしたいのは、先ほどちょっと一般論として触れました県や国、あるいは安全協会、そういうところへの働きかけもより一層行っていくということでございましたが、実際に国道、県道、これらの改良措置について、要請あるいは具体的な働きかけを行った経緯があればご紹介をいただきたいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 建設課長。



◎建設課長(小関昭夫君) お答えいたします。

 県道につきましては、県道久田笹長根線、あともう一路線ありまして、北上水沢線でございます。ここの路線に歩道を設置してもらいたいというのがございまして、これは県への統一陳情、毎年続けておる内容のものでございまして、来年も引き続きやっていくということで考えております。点検の結果こういう状況があるということで、またさらに強く要望を来年もやっていきたいと、そのように思っております。

 国道に関しましては、金高の鈴美食堂の交差点から北上市境までの4車線化ということで、それらの交通の流れが確保されれば、ほかの道路にも入っていかないということがございましたので、そういった関連で、国のほうへは道路の拡張の整備を、これも毎年続けてやっている要望の件でございますけれども、実際的にはまた来年も強く要望してまいりたいと、そのように思っております。そういう継続の内容のものでございます。よろしくお願いします。



○議長(伊藤雅章君) 4番、佐藤千幸君。



◆4番(佐藤千幸君) 標識や信号等の設置についての働きかけはどうでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 生活環境課長。



◎参事兼生活環境課長(石川孝君) お答えいたします。

 よく出されますのは、信号機の設置と横断歩道の設置でございます。これらにつきましては、教育長の答弁にもありますとおり、これは警察の公安委員会なのです、考え方は。この実情を当町といたしましては、生活環境課といたしましては、毎年警察のほうにお願いしてございます。そして、警察はそれを受けまして、水沢警察署管内の要望箇所ということで、今度県警本部もやります。そこで審査して、予算がつけられてなるわけですが、こういう上がった箇所につきましては、水沢警察署管内では上がるわけですが、県のほうに上がりますと予算の張りつけが悪くて実施に至っていないという状況でございますので、引き続き要望していきたいと、こう考えています。



○議長(伊藤雅章君) これで4番、佐藤千幸君の一般質問は終了いたします。

                                        



△延会について



○議長(伊藤雅章君) お諮りいたします。

 本日は、これで延会したいと思いますが、ご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認め、延会することに決定いたしました。

                                        



△延会の宣告



○議長(伊藤雅章君) 本日はこれで延会いたします。

 大変ご苦労さまでした。

                                (午後 4時52分)