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岩手県 金ケ崎町

平成24年  9月 定例会(第5回) 08月29日−議案説明・一般質問−01号




平成24年  9月 定例会(第5回) − 08月29日−議案説明・一般質問−01号







平成24年  9月 定例会(第5回)





            平成24年第5回金ケ崎町議会
                定例会会議録
議 事 日 程 (第1号)

                   平成24年8月29日(水)午前10時00分開会

       開  会
日程第 1  会議録署名議員の指名                         
日程第 2  会期の決定                              
日程第 3  請願・陳情常任委員会付託                       
日程第 4  議案第18号 平成23年度金ケ崎町一般会計歳入歳出決算認定について   
日程第 5  議案第19号 平成23年度金ケ崎町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に
              ついて                         
日程第 6  議案第20号 平成23年度金ケ崎町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ
              いて                          
日程第 7  議案第21号 平成23年度金ケ崎町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認
              定について                       
日程第 8  議案第22号 平成23年度金ケ崎町訪問看護ステーション事業特別会計歳入歳
              出決算認定について                   
日程第 9  議案第23号 平成23年度金ケ崎町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい
              て                           
日程第10  議案第24号 平成23年度金ケ崎町浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定につ
              いて                          
日程第11  議案第25号 平成23年度金ケ崎町国民健康保険診療施設特別会計歳入歳出決
              算認定について                     
日程第12  議案第26号 平成23年度金ケ崎町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定
              について                        
日程第13  議案第27号 平成23年度金ケ崎町水道事業会計利益の処分及び決算認定につ
              いて                          
日程第14  一般質問                               
       延  会

〇出席議員(16名)
   1番  阿  部  ?  一  君    2番  巴     正  市  君
   3番  高  橋  藤  宗  君    4番  佐  藤  千  幸  君
   5番  有  住     修  君    6番  ?  橋  勇  喜  君
   7番  ?  橋     奬  君    8番  山  路  正  悟  君
   9番  及  川  み ど り  君   10番  ?  橋  文  雄  君
  11番  ?  橋  照  雄  君   12番  千  田     力  君
  13番  梅  田  敏  雄  君   14番  千  葉  正  男  君
  15番  千  葉  和  美  君   16番  伊  藤  雅  章  君

〇欠席議員(なし)

〇説明のため出席した者
       町        長     ?  橋  由  一  君
       副    町    長     千  葉  政  幸  君
       教    育    長     新  田     章  君
       監  査  委  員     ?  橋  順  一  君
       参 事 兼総合政策課長     中  里  武  司  君
       参 事 兼生活環境課長     石  川     孝  君

       参 事 兼農林課長(兼)    千  葉     実  君
       農 業 委員会事務局長                  

       財  政  課  長     高  橋     修  君
       会計管理者兼税務課長     後  藤  清  恒  君
       住  民  課  長     高  橋  良  一  君

       保 健 福 祉 センター     伊  藤  明  穂  君
       事    務    長                  

       商 工 観 光 課 長     後  藤  紳  一  君
       建  設  課  長     小  関  昭  夫  君
       水 処 理センター所長     及  川     一  君

       教 育 次 長(兼)     千  葉  和  仁  君
       学校給食センター所長                  

       中 央 生 涯 教 育     佐  藤  勇  行  君
       セ ン タ ー 所 長                  

〇本会議に出席した事務局職員
       事  務  局  長     ?  橋  義  昭
       局  長  補  佐     青  沼  和  也
       主        事     粟  津  文  恵



                                        



△開会及び開議の宣告



○議長(伊藤雅章君) ただいまから平成24年第5回金ケ崎町議会定例会を開会いたします。

 ただいまの出席議員は16人であります。

 定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。

 直ちに本日の会議を開きます。

                                (午前10時01分)

                                        



△議事日程の報告



○議長(伊藤雅章君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。

                                        



△諸般の報告



○議長(伊藤雅章君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告を行います。

 議長の報告は、印刷をもって配付のとおりでございますので、ご了承願います。

 これで諸般の報告を終わります。

 行政報告を行います。

 町長から行政報告を行いたい旨申し出がありますので、これを許します。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 行政報告を行います。7点についてでございますが、概要、概略について要点を申し上げさせていただきたいと思います。

 第1点目は、町民懇談会の開催であります。去る6月18日から6月29日まで、各地区センターにおきまして行ったところであります。153名のご参加をいただきました。内容としては、予算概要、主要事業等含めまして総合型地域スポーツの振興、あるいは町内の動き等についてご説明をし、意見、要望をいただいたところでございます。

 2点目は、町道南花沢前野線道路の整備事業4車線化の完成でございます。皆さんのお力をいただきまして、38年間かかりました。6月22日、工業団地の基幹産業道路として4車線が6,750メートルにおいて完成をいたしたところでございます。関係者、住民の皆さん入れまして80名参加のもとに竣工開通式を開催いたしたところでございます。

 3点目は、寄附採納でございます。8月6日に有住忠さんから、この方は西根町裏66番地の方でございます。町の財産としての活用を目的として、六原七里地内の土地、山林でございますが、7,618平方メートルの寄附をいただいたところでございます。感謝を申し上げたいと、こう思います。

 4点目は、友好都市中国長春市への行政研修生の派遣でございます。8月27日、長春市との交流計画に基づきまして、住民課の阿部長光主事補を行政研修生として派遣をいたしました。研修は、ごらんのようなことを中心で行いますけれども、5カ月間研修を受けまして、来年の2月2日に帰町すると、こういう予定でございます。

 5点目でございます。日韓生涯学習まちづくりフォーラムの開催でございます。おかげさまで皆様のお力、住民のご参加をいただきまして、8月25日、文化体育館あるいは中央生涯教育センターを会場にいたしまして、600人ほどのご参加をいただいて開催をいたしました。その内容は、テーマごとの3会場での分科会、そして全国の先進事例等の紹介を受けました。そして、その後地域活性化、生涯学習をテーマにいたしまして、日韓両国の関係者によりますところの意見交換を行ったところでございます。

 6点目は、奥州地方森林組合合併予備契約の調印式についてでございます。去る8月27日、水沢地方森林組合と江刺市森林組合が合併に向けて予備契約調印を行ったところでございます。両組合は、9月21日に各臨時総代会の承認を得まして、来年25年1月4日に合併登記完了の予定、こういうスケジュールでございます。両組合の合併によりまして、県内21組合から20組合と、こうなります。組合員数は5,308人で、県下第2位、管内の民有林面積3万9,337ヘクタール、第8位と、こういう規模の森林組合が誕生いたします。このことにつきましての予備契約調印式に立会人として出席をいたしたところでございます。

 7点目は、入札状況についてでございます。別紙資料のとおりでございますので、割愛をさせていただきたいと思います。

 以上で私のほうからの行政報告を終わらせていただきます。



○議長(伊藤雅章君) これで行政報告を終わります。

                                        



△送付された付議事件の報告



○議長(伊藤雅章君) 本定例会に送付された議案の報告を行います。

 本定例会に送付された付議事件は、ご配付されている議案書目録のとおり、報告第1号 平成23年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてから議案第27号 平成23年度金ケ崎町水道事業会計利益の処分及び決算認定についてまで、報告1件、人事案件2件、条例案件5件、平成24年度各会計補正予算10件、平成23年度一般会計及び特別会計並びに平成23年度企業会計決算認定10件、以上28件であります。

 なお、議案の朗読は省略いたします。

                                        



△会議録署名議員の指名



○議長(伊藤雅章君) これより本日の議事日程に入ります。

 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第112条の規定によって、議長において11番、?橋照雄君、12番、千田力君を指名いたします。

                                        



△会期の決定



○議長(伊藤雅章君) 日程第2、会期の決定について議題といたします。

 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から9月6日までの9日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、会期は本日から9月6日までの9日間と決定いたしました。

 なお、会期中の会議予定等は、お手元に配付の会期日程表のようにご了承をお願いいたします。

 お諮りいたします。議案調査、委員会審議等の都合により、9月1日、2日、4日、5日の4日間を休会したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、9月1日、2日、4日、5日の4日間を休会とすることに決定いたしました。

                                        



△請願・陳情常任委員会付託



○議長(伊藤雅章君) 日程第3、請願・陳情の常任委員会付託を行います。

 本定例会に受理した請願、陳情は、お手元に配付の請願・陳情文書表のとおりであります。

 これより請願については紹介議員から紹介を求め、陳情については事務局長をして朗読させます。

 陳情第1号 町道のり面崩壊箇所復旧に関する陳情を事務局長に朗読させます。

 事務局長。

           〔事務局長朗読〕



○議長(伊藤雅章君) 次に、陳情第2号につきましては、郵送されてきた陳情書であり、会議規則運用例規第131の規定により、写しを議員各位に配付をいたしておりますので、ご了承願います。

 次に、請願第4号 少人数学級の推進など定数改善、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書採択を求める請願の紹介を求めます。

 14番、千葉正男君。

           〔14番 千葉正男君登壇〕



◆14番(千葉正男君) 14番、千葉正男でございます。請願第4号を朗読をもって説明申し上げます。

           (以下、「請願書」により朗読説明のため記載省略)

 以上で説明を終わりますが、同僚議員のご賛同をいただきますようお願いを申し上げます。



○議長(伊藤雅章君) 以上で請願の紹介並びに陳情の朗読を終わります。

 お諮りいたします。請願・陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託することにご異議ありませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、請願・陳情文書表のとおり常任委員会付託と決定いたしました。

                                        



△議案第18号から議案第27号までの一括上程、説明、

監査委員報告、決算審査特別委員会設置、委員会付託



○議長(伊藤雅章君) 日程第4、議案第18号 平成23年度金ケ崎町一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第13、議案第27号 平成23年度金ケ崎町水道事業会計利益の処分及び決算認定についてまで、10件一括議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、日程第4、議案第18号 平成23年度金ケ崎町一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第13、議案第27号 平成23年度金ケ崎町水道事業会計利益の処分及び決算認定についてまで、10件一括議題とすることに決定いたしました。

 お諮りします。ただいま一括議題となりました議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めることにご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認め、提案理由の説明を求めます。

 副町長。

           〔副町長 千葉政幸君登壇〕



◎副町長(千葉政幸君) それでは、日程第4、議案第18号 平成23年度金ケ崎町一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第13、議案第27号 平成23年度金ケ崎町水道事業会計利益の処分及び決算認定についてまで、10会計について提案説明させていただきます。要旨のみとさせていただきますので、ご了承願いたいと思います。なお、議員の皆様方には説明資料を配付いたしておりますので、それをごらんになっていただきたいと、こう思います。

 それでは、初めに日程第4、議案第18号 平成23年度金ケ崎町一般会計歳入歳出決算認定についてであります。歳入決算については76億9,551万8,976円で、予算額に対しまして執行率は97.2%であります。以下、執行率につきましては、予算額に対しての割合であります。歳出決算額は74億1,194万826円であり、執行率は93.6%で、歳入歳出差し引きは2億8,357万8,150円であります。そのうち翌年度へ繰り越すべき財源は1億2,124万2,200円で、実質収支額は1億6,233万5,950円であります。実質収支額のうち地方自治法第233条の2の規定により財政調整基金に繰り入れする額は1億円であります。

 さて、初めに歳入についてでありますが、町税につきましては前年度とほぼ同額の約29億4,400万円であります。地方交付税につきましては、東日本大震災に関連して特別交付税が増加する一方、基準財政収入額の増によりまして、普通交付税が前年度比較4%減の約22億6,400万円となりました。国庫支出金につきましては、安全安心な学校づくり交付金及び経済対策臨時交付金の減によりまして、約6億500万円で52.9%の減となりました。諸収入につきましては、平和国際交流基金精算金及び東日本大震災復興宝くじ交付金等によりまして、約1億9,500万円で4.7%の増となりました。また、町債につきましては、投資的事業に係る起債の減及び臨時財政対策債の減によりまして、約4億5,800万円で36.9%の減となりました。

 次に、歳出であります。議会費につきまして議員共済組合負担金の増によりまして、約1億2,500万円で33.1%の増となりました。総務費につきましては、総合行政情報システムの更新により物件費が増となった一方、財政調整基金への積み立ての減によりまして、約11億6,400万円で15.1%の減となりました。労働費につきましては、平成20年度からの国の緊急雇用対策事業の減によりまして、約8,500万円で38.4%の減となりました。教育費につきましては、永岡小学校、第一小学校の改築工事の完了によりまして、約8億9,700万円で48.8%の減であります。また、公債費につきましては、定時償還に加え繰上償還を実施いたしましたが、繰上償還額の減少により約15億1,300万円で5.8%の減となったところであります。

 次に、日程第5、議案第19号、国民健康保険特別会計であります。歳入決算額は16億2,745万5,255円で、執行率は101.9%であります。歳出決算額は15億5,352万6,040円であり、執行率は97.2%で、歳入歳出差引額は7,392万9,215円であります。実質収支額も同額であります。国保2,249世帯、国保被保険者4,064人(町人口に占める割合は25.1%)に対する保険給付費、後期高齢者支援金、共同事業拠出金等に係る歳入歳出であります。

 次に、日程第6、議案第20号、下水道事業特別会計であります。歳入決算額は4億6,692万2,577円で、執行率は100.8%であります。歳出決算額は4億5,803万407円で、執行率98.9%であり、歳入歳出差引額は889万2,170円で、実質収支額も同額であります。都市計画区域内受益者に対する維持管理を中心とする下水道事業であります。

 次に、日程第7、議案第21号、農業集落排水事業特別会計であります。歳入決算額は7億5,546万2,505円で、執行率100.4%であります。歳出決算額は7億4,260万5,659円で、執行率は98.7%であり、歳入歳出差引額は1,285万6,846円で、実質収支額も同額であります。繰越明許費事業及び事故繰り越し事業を含めた約3.9キロメートルの六原地区管路布設工事が主な事業であります。

 次に、日程第8、議案第22号、訪問看護ステーション事業特別会計であります。歳入決算額は2,429万2,335円で、執行率91.2%であります。歳出決算額は2,342万623円で、執行率は87.9%であり、歳入歳出差引額は87万1,712円であり、実質収支額も同額であります。在宅での療養生活を支援する在宅訪問看護事業であります。

 次に、日程第9、議案第23号、介護保険特別会計であります。歳入決算額は12億2,187万2,158円で、執行率は100%であります。歳出決算額は11億8,365万8,240円で、執行率は96.9%であり、歳入歳出差引額は3,821万3,918円で、実質収支額も同額であります。介護を必要とする高齢者に対する保険給付や地域支援事業であります。

 次に、日程第10、議案第24号、浄化槽事業特別会計であります。歳入決算額は4,721万8,475円で、執行率は99.7%であります。歳出決算額は4,690万427円で、執行率は99.1%であります。歳入歳出差引額は31万8,048円で、実質収支額も同額であります。今年度の整備基数は、5人槽5基、7人槽7基、10人槽1基の13基であります。公共下水道及び農業集落排水事業の区域以外を対象とする事業であります。

 次に、日程第11、議案第25号、国民健康保険診療施設特別会計であります。歳入決算額は2億8,128万7,676円で、執行率は101.7%であります。歳出決算額は2億6,857万2,340円で、執行率は97.1%であり、歳入歳出差引額は1,271万5,336円で、実質収支額も同額であります。国保金ケ崎診療所の医科及び歯科に係る経営を内容とするものであります。

 次に、日程第12、議案第26号、後期高齢者医療特別会計についてであります。歳入決算額は1億368万827円で、執行率は101.3%であります。歳出決算額は1億203万5,992円で、執行率は99.7%であります。歳入歳出差引額は164万4,835円で、実質収支額は同額であります。本特別会計の主な内容は、町が徴収した保険料を岩手県後期高齢者医療広域連合へ納付するものであります。

 次に、日程第13、議案第27号、水道事業会計についてであります。収益的収入は、消費税納付額を差し引きまして3億1,918万8,244円であります。一方、費用は同様に消費税納付額を差し引きまして3億17万4,368円であり、純利益は1,901万3,876円であります。給水人口1万5,190人、給水戸数5,001戸、町全体の普及率は93.3%で、対前年度0.5%、60戸増となっております。また、建設改良工事として、未普及地域であります六原地区及び西根高谷野原地区等におきまして4,804メートルの配水管布設工事を実施したところであります。また、東日本大震災対応について、各浄水場や配水池の点検を実施し、自家発電機の運転により浄水場機能維持を行い、電力回復までの間、断水防止に努めたところであります。

 平成24年8月29日提出、金ケ崎町長、?橋由一。

 以上、日程第4、議案第18号から日程第13、議案第27号までの決算認定に係る提案理由の説明を終わらせていただきます。



○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。

 これより会議規則運用例規第60の規定に基づき、監査委員から決算審査結果の報告を求めたいと思います。これにご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、監査委員から決算審査の報告を求めることに決定いたしました。

 決算審査結果の報告を求めます。

 監査委員、?橋順一君。

           〔監査委員 ?橋順一君登壇〕



◎監査委員(?橋順一君) 日程第4、議案第18号から日程第12、議案第26号までの決算認定に係る平成23年度金ケ崎町一般会計並びに特別会計歳入歳出決算審査意見書についてご説明を申し上げます。審査意見書5ページをお開きいただきたいと思います。

           (以下、「金ケ崎町一般会計並びに特別会計歳入歳出

            決算審査意見書」「金ケ崎町水道事業会計決算審査

            意見書」により説明のため記載省略)



○議長(伊藤雅章君) 監査委員の報告が終わりました。

 お諮りいたします。休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) ご異議なしと認め、11時35分まで休憩を宣します。

            休憩(午前11時22分)

                                        

            再開(午前11時35分)



○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。

 休憩前に引き続き会議を行います。

 お諮りいたします。先ほど一括上程されました23年度の決算認定につきましては、決算審査特別委員会を設置して、これに一括して審査付託したいと思います。これにご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、決算審査特別委員会を設置し、これに議案第18号から議案第27号まで一括して審査付託することに決定いたしました。

                                        



△決算審査特別委員会委員の選任について



○議長(伊藤雅章君) お諮りいたします。

 ただいま決定されました決算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第5条の規定に基づき議長を除く全員を指名したいと思います。これにご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、議長を除く全員を決算審査特別委員会委員に指名することに決定いたしました。

                                        



△決算審査特別委員会委員長、副委員長の選任について



○議長(伊藤雅章君) お諮りします。

 ただいま設置されました決算審査特別委員会委員長及び副委員長を委員会条例第6条第2項の規定によって選任したいと思います。これにご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、決算審査特別委員会委員長及び副委員長の選任をすることに決定いたしました。

 ただいま決定されました決算審査特別委員会委員長及び副委員長選任についてを日程に追加し、直ちに議題といたします。

 お諮りいたします。本選任は、金ケ崎町議会委員会条例第6条第2項の規定により、委員会を開催して委員長及び副委員長の互選をし、その結果を本会議再開の後、年長委員より報告をしていただくことにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、委員会を開催して、委員長及び副委員長の互選をし、その結果を本会議再開の後、年長委員より報告をしていただくことに決定いたしました。

 委員会開催のため暫時休憩をいたします。

            休憩(午前11時37分)

                                        

            再開(午前11時45分)



○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。

 休憩前に引き続き会議を行います。

 決算審査特別委員会委員長及び副委員長の互選の結果を報告願います。

 7番、?橋奬君、自席でお願いいたします。



◆7番(?橋奬君) 別室で特別委員会で協議いたしましたところ、委員長には及川みどり委員、副委員長には佐藤千幸委員を選出いたしました。ご報告いたします。



○議長(伊藤雅章君) どうもご苦労さまでした。

 ただいま決算審査特別委員会から報告がありましたとおり、決算審査特別委員会委員長には9番、及川みどり君、同副委員長には4番、佐藤千幸君、以上のとおり決定されました。

                                        



△委員長、副委員長就任の挨拶



○議長(伊藤雅章君) ただいま決定されました委員長及び副委員長のご挨拶をいただきます。

 決算審査特別委員会委員長、9番、及川みどり君。

           〔決算審査特別委員会委員長 及川みどり君登壇〕



◆決算審査特別委員会委員長(及川みどり君) 9番、及川みどりでございます。ただいまは、決算審査特別委員会の委員長を仰せつかり、まことに光栄に存じておりますとともに、責任の重大さに身の引き締まる思いをいたしております。

 今回は、平成23年度一般会計及び特別会計、さらには平成23年度水道事業会計決算まで多くの付託案件がございます。皆様の十分なる論議を心からご期待申し上げます。

 運営に当たりましては、副委員長とよく協議をして進めてまいりたいと存じますので、よろしくお願いを申し上げます。

 なお、決算審査特別委員会の開会につきましては、平成24年9月4日午前10時より、本議場において開会いたしますので、ご参集くださいますよう口頭をもってご案内をいたします。

 以上、お願いを申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。



○議長(伊藤雅章君) 決算審査特別委員会副委員長、4番、佐藤千幸君、ご挨拶をお願いいたします。

           〔決算審査特別委員会副委員長 佐藤千幸君登壇〕



◆決算審査特別委員会副委員長(佐藤千幸君) ただいま副委員長を仰せつかりました4番の佐藤千幸でございます。

 委員長を補佐し、円滑な委員会運営に努めたいと思います。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 決算審査特別委員会委員長、同副委員長のご挨拶をいただきました。

 お諮りいたします。昼食のため休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認め、午後1時30分まで休憩をいたします。

            休憩(午前11時49分)

                                        

            再開(午後 1時30分)



○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。

 休憩前に引き続き会議を行います。

 14番、千葉正男君は退席しております。

                                        



△一般質問



○議長(伊藤雅章君) 日程第14、一般質問を行います。

 一般質問は、あらかじめ通告されておりますので、通告の順に従って質問を許します。

 9番、及川みどり君。

           〔9番 及川みどり君登壇〕



◆9番(及川みどり君) 9番、及川みどりでございます。3点についてご質問をいたします。

 初めに、子供の健全育成のために、いじめから子供を守るとしまして、滋賀県大津市のいじめ問題がクローズアップされた7月4日以降、24時間いじめ相談ダイヤルへの相談件数が急増し、13日間で平常時の約1カ月分の1,191件の相談があったといいます。また、報道によりますと、その後実際被害を受けた子供、親から警察への告訴とかが多くなっているとのことでもあります。また、文部科学省の問題行動調査によると、いじめの認知件数は2010年度で7万7,630件、一方いじめを認知した学校の割合は2010年度で41.3%と、いじめが起きていることを自覚する学校が全体の半分にも満たず、いじめが見逃されているとの指摘もあります。

 今回の大津市の問題は、学校側のいじめに対する基本的な知識が欠如しており、日ごろのいじめの実態を重く受けとめていなかったと指摘する専門家もおります。その上、誠実な姿勢を示さない学校や、市教育委員会の不都合なことを隠そうとする姿勢、意図的な組織防衛とも思える対応には腹立ちを感じました。行政側と教育委員会との対立等も報じられておりますが、私たちは力を合わせて子供の健全育成に取り組んでいかなければならないと思うものであります。町長、教育長のお考えを伺います。

 次に、教育長に金ケ崎町のいじめの実態を伺います。また、教育委員会ではいじめの定義をどのように捉えておりますか。

 2つ目として、児童虐待について伺います。厚生労働省の発表によると、全国の児童相談所が対応した児童虐待の相談件数が5万9,862件に達し、虐待死が51人に上る。本来一番心安らぐ居場所であるはずの家庭で、逃れようのない苦しみを抱いている子供がいるということは、心の張り裂ける思いがいたします。本町での実態について伺います。

 2番目として、子育て支援について伺います。次世代を担う子供たちを安心して産み育てることができる環境整備が必要と考えます。抵抗力の弱い乳幼児を抱える親御さんにとって、子供の病気のたびにかかる医療費の負担と手続の煩雑さについて悩みが大きく、医療機関での窓口無料化、いわゆる現物給付の実現を多くの方々が望んでおります。

 国保連や支払基金へ業務委託することにより、償還払い方式から現物給付方式にする自治体がふえています。業務委託することにより事務の効率化、窓口業務の軽減、振り込み手数料など費用の削減がなされ、合理化により人件費も下げ、その分を現物給付の費用に充てるという方法で実現しているようです。子育て家庭の支援策として必要性は高いと考えます。

 そこで、次の3点について伺います。現在の償還払いにおける事務経費の総額、2として、支払基金への業務委託のメリット、デメリット、3、業務委託による現物給付実施の全国の自治体と東北5県の現状。

 また、子供の医療費助成は小学6年生までとなりましたが、診療費と投薬費が別々にカウントされるため、例えば風邪で治療を受けた場合、両方合わせると1,500円を超えても助成の対象にならないことが多いと聞きます。助成制度の恩恵を受けることができるよう改善策を講じてもらいたいと思います。

 3番目として、道路行政について伺います。町道南花沢前野線の4車線化がこのほど完工しました。ほうらい橋から工業団地に進んでいくと歩道が途切れてしまい、舟久保交差点までついておりません。町内唯一の4車線道路なのに歩道がないというのは非常に残念に思います。町では、スポーツの振興を掲げておりますが、森山地内の道路はウオーキングやジョギングをする方がふえております。安全に運動できるようにするためにも、また雪道の安全歩行のためにもぜひ歩道の設置を考えていただきたいと思います。

 また、もう一カ所、金ケ崎保育園から三ケ尻小学校、瘤木丁までの三ケ尻線でございます。児童の登下校は非常に危険です。車がすれ違うのに道幅がいっぱいになる箇所もあり、早急に改良工事の必要があると思います。

 以上、お伺いをいたします。



○議長(伊藤雅章君) では、答弁願います。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 9番、及川議員のご質問にお答え申し上げます。3点のご質問をいただいておりますが、教育長にもお尋ねでございます。先に私のほうから答弁をさせていただきます。

 第1点目の子供の健全育成についてでございます。大津市におけるいじめの問題につきましては、まことに残念なことであり、遺憾なことであると、こう思っておるところでございます。また、今回の件につきましては、行政組織内での情報交換や連携不足も指摘をされておりますが、当町におきましては毎朝三役のミーティングを開催いたしております。業務の推進状況や諸問題につきまして、常に正確な情報交換を通しながら、組織としての活動がしっかり機能するよう確認をし、あるいは必要に応じて指導、あるいは改善を加えるようにいたしておるところでございます。もちろんいじめに関する内容にかかわらず、学校関係の諸問題につきましても、速やかにその報告を受けておるところでもございますし、情報を共有化し、その対処をいたしておるところでございます。

 さらに、毎週三役あるいは課長等の庁議が開催されます。そういう際にも十分な確認、あるいは横の連携がとれたような、そういう情報、あるいは対応をしながら組織運営に心がけをいたしておるところでございます。

 また、行政と教育委員会が背を向けると、こういうことはございません。当町においては、そういうことのないような形で進めてきておると、こう思っております。町では、青少年の指導、あるいは育成及び共生に関する総合的な施策を調査あるいは審議をすると。そういう意味では、関係行政機関相互の連絡調整を図ることを目的といたしまして、青少年問題協議会を設置いたしておるところでございます。その協議会の会長は私町長、あるいは教育長が副会長を務めると、こういう内容で会議を運営させていただいておりますし、ともに相互の連携のもとに、こういう諸課題について取り組みをいたす、そういう協議会でもございます。

 さらに、いじめや児童虐待など、児童生徒にかかわる問題につきましては、関係する保健福祉センターと教育委員会の連携を重視しながら、常に情報を共有し合い、早期発見、そして早期対応に心がけをいたしており、子供の健全育成、これらについて努力をいたしておるところでございます。

 どのような理由があれ、失われた命は戻ってきません。二度とこのような事件が起こらないよう、これからの次代を担う大切な子供たちのとうとい命を守るためにも、これからも一層町としてその環境づくりにも努めてまいりたいと考えております。

 次に、児童虐待についてでございます。平成23年度においての児童虐待の通告は4件ありました。全て一関児童相談所で受け入れていただいております。その虐待内容は、身体的虐待が2件、育児放棄、ネグレクト、こういう名称で言っておりますが、育児放棄が1件、そして心理的虐待が1件でございます。児童虐待は、児童福祉法及び児童虐待防止法に基づきまして、通告先は市町村及び児童相談所となっております。緊急度の高い場合などは、児童相談所が直接対応することにいたしております。

 金ケ崎町では、児童相談所からの連絡を受け、調査や情報提供、その連携をしながら対応いたしておるところでございます。

 また、児童福祉法の規定に基づき、児童虐待を受けている児童や非行児童等の適切な保護を行うための福祉、あるいは保健、医療、教育、警察等に従事する人たちによる金ケ崎町要保護児童対策地域協議会を設置し、その対応も進めておるところでございます。

 児童虐待とは、児童に対し暴力を振るう、大声で怒鳴りつける、あるいは面倒を見ないなど、不適切な養育により児童の発育に重大な悪影響を生じている場合をいいます。虐待が長引くなど、回復するまでにかかる時間、非常に長くなる場合が多いと、こう思っています。虐待を未然に防ぐことはもちろん、早期発見と早期対応が必要だと、こう思っております。

 平成23年度は、岩手県の全額補助の補助事業を活用いたしまして、町民に対しまして、児童虐待防止に関する啓発パンフレットを全戸配布いたしました。また、家庭内での様子は外からは見えにくいと、こういうことですので、虐待に対するアンテナを高くし、地域全体で子供を見守る意識を育てるためには、継続した広報活動が重要であると考えております。

 児童虐待の原因は、経済的あるいは精神的な問題などさまざまではありますが、休日、夜間など緊急時の早期対応のため、平成19年度からは携帯電話を設置いたしております。また、さきに述べましたとおり、児童相談所、あるいは要保護児童対策協議会による関係者と連携を図っているところでもございます。

 当町は、第九次総合発展計画におきましても、児童福祉の充実を図る、こういう内容で盛り込んでおります。安心子育てサポートプロジェクトの実施項目の乳幼児医療費助成拡大事業等、認可保育所あるいは整備事業等を行っておるところでございます。今後とも若い世代が定住し、子供を安心して産み育てるための環境整備の取り組みを一層充実させてまいりたいと考えております。

 次にお尋ねの子育て支援の一環としての本町が実施しております医療費助成制度についてでございます。これまで出生から6歳までの乳幼児を対象として助成しておりましたが、昨年7月から、議員お話しのとおり、小学生など対象を拡大いたしたところでございます。

 初めに、本町の乳幼児及び小学生の医療費助成事業の概要と償還払いの医療給付事業の流れについてご説明をいたします。医療費助成制度は、ゼロ歳から小学校6年生までの乳幼児及び児童を対象に、保健診療を受けた際に支払った自己負担額から1カ月当たり入院で5,000円、通院で1,500円を控除した額、市町村民税非課税の方には自己負担の全額を給付する制度でございます。これは、受給者が医療機関で受診をする際に申請書を提出し、医療費の自己負担をお支払いいただきますと、その申請書とレセプトが国保連合会に送付されます。国保連合会で審査集計の後、町に給付データが送付され、それに基づき町が支払った自己負担分を各受給者の銀行口座に振り込むという流れになっております。その期間は、診療日から3カ月以内に支払われておるところでございます。

 次に、小学生までの医療費助成の現物給付の実施についてでございますが、受診者が医療費の一部負担を窓口で支払わなくてもよいことや、事務的な手続が簡素化になることから現物給付は有効な方法だと、こう考えてはおります。しかし、現物給付につきましては、国民健康保険療養費などの国庫負担が減額されるというペナルティーがございます。これは、国保財政に大きな影響を及ぼすことになりますので、岩手県ではやむを得ず償還払いといたしておるところでございます。

 また、さきに県が全市町村に行ったアンケート調査によりますと、全ての市町村からペナルティー措置の撤廃がなければ現物給付の実施は難しいとの回答があり、全市町村の意向は消極的だと、こう思っております。

 次に、現在の償還払いにおける事務経費の総額について申し上げます。給付に要した費用は人件費を除いた経費で、受給者認定や認定通知書などの処理委託料44万1,000円、国保連合会への医療給付審査委託料214万3,787円、医師会と医療機関への事務取扱手数料56万5,070円、システム保守委託料及びシステム改修委託料が75万3,270円、これらを合わせますと390万3,127円となっております。

 次に、支払基金へ業務委託する場合のメリット、デメリットについてでございますが、メリットとしては支払い事務の効率化、窓口業務の軽減が考えられます。デメリットとしては、国保会計への国庫負担の軽減、いわゆる減額をされると。そして、さらにレセプトの審査手数料単価が国保連合会より高額であると、こういうところがデメリットかと、こう思っております。

 次に、業務委託に関する現物給付実施の全国の自治体と東北5県の現状についてでございます。平成23年4月1日現在におきましては、全県で現物給付を行っているのは25都道府県でございます。うち支払基金に業務委託をしているのは10都道府県となっております。東北5件では、全県で現物給付を行っているのは宮城県、秋田県、山形県、福島県の4県でございます。うち支払い基金に業務委託しているのは秋田県の1県だけでございます。

 次に、診療費と投薬費が別々の医薬分業病院を受診した場合は、議員が申されますように、病院と薬局がそれぞれ1,500円以下であれば助成対象にならないケースが発生いたします。それは、各医療機関や薬局は受診者ごとに1カ月分まとめて医療請求することから、別の医療機関等での受診したことを突き合わせることが今のシステムではできないことから、各医療機関や薬局ごとに助成をする仕組みになっております。

 この改善策としては、システムを改修するか、自己負担額の全額給付か、あるいは県が一部負担基準額より低い金額の設定、こういうことが考えられます。システム改修では、県医師会と関係団体や国保連合会と連動した県独自のシステム構築をしていることから、町独自での医療費助成を行おうとした場合、町や国保連合会のシステム改修をする必要がございます。これには多額の経費がかかると、こういうことでございますので、現状では極めて困難であると、こう思っております。

 また、自己負担金の改善につきましては、岩手県内の給付状況を見ますと、全額給付は14市町村、県の一部負担基準額より低い金額設定は10市町村となっております。このことにつきましては、町の負担金が増加することから、町財政の推移を見ながら検討しなければと、こう考えております。

 今後につきましては、現物給付の移行ができる、そういう環境を整えるよう国や県に要望してまいりたいと考えております。

 次にご質問の道路行政についてでございます。現在の町における歩道整備状況につきましては、町道延長が約533キロメートルございます。うち道路整備済み延長は303キロでございまして、歩道設置済み延長が約38キロでございます。議員ご質問のトヨタ自動車東日本株式会社岩手工場から森山公園北側入り口付近までの、この間の歩道につきましては片道歩道となっており、利用者にご不便をおかけいたしておるところでございます。

 工業団地における一般的な交通量としましては、1日約5,600人以上の従業員による通勤車両や工場製品の搬送による車両により増加しておると、こういう状況ではございます。反面歩行者交通量におきましては、平成21年7月の朝7時から夜7時までの交通量調査では、歩行者が4名、自転車が2台でございました。また、今年8月24日の朝7時から夜7時までの調査を行いました。その調査では、歩行者が9名と自転車10台で、3年前の状況から見ますと増加はしておりますが、利用者が少ない状況にあるかと、こう思っております。工業団地に通勤される方々につきましては、道路の横断等には十分気をつけてお願いしたいと、こう思いますし、東北電力株式会社金ケ崎変電所側と富士通セミコンダクターの岩手工場側に設置されている歩道、これをぜひご利用いただくようお願いもしたいと、こう思います。

 さて、三ケ尻線につきましてですが、地元関係者、さらには小学校と協議を行ったところでございます。その協議に基づきまして、通学児童の多い川口田集会所から三ケ尻地区生涯教育センター北側入り口までの全長1,136メーターを現在の道路幅員内において西側の側溝改修を行い、歩行者空間を設けることといたしました。この歩行者空間は、センターラインを除去し、区画線、カラー舗装及びラバーポール等を設けまして、車道幅員4.5メーターの1.5車線とし、歩行者空間を1メーターといたすところでございます。また、制限速度や大型車両の通行規制を水沢警察署と協議をいたしておるところでございます。

 今回の補正予算におきましては、全線の予算には至りませんので、一部区間、三ケ尻地区生涯教育センター北側入り口から南へ約250メートル分の側溝改修にかかる予算を計上いたしておるところでございます。今年より3カ年の計画で完了いたすよう努力してまいりたいと、こう考えております。

 以上で私のほうからの答弁を終わります。



○議長(伊藤雅章君) 教育長、答弁願います。

           〔教育長 新田 章君登壇〕



◎教育長(新田章君) 9番、及川みどり議員のいじめに関するご質問にお答えをいたします。

 初めに、本町におけるいじめ発生の実態についてでございますが、ここ5年間で2件のいじめの報告を受けており、いずれも小学校からの報告でございます。

 1件目は、平成22年の報告で、本町に転校してきた児童に対し意地悪をし、被害児童は大変嫌な思いをしたという事例でございます。被害児童の訴えに担任教師が素早く対応し、大事に至らないうちに解決に至っております。なお、当時意地悪をされ、嫌な思いをした児童も現在は中学生となり、明るく元気に学校生活を送っており、その影響は見られないとの報告を受けております。

 2件目は今年度の報告で、複数の児童に対し中傷する手紙が机の中に入れられていたことから発覚したものでございます。これらの児童に対する中傷はエスカレートし、インターネットの学校の裏サイトにも中傷する書き込みが見られました。また、この裏サイトへの中傷の書き込みは、当該児童だけでなく、他の児童にも書き込みが見られ、さらには学校や給食センターに対するいろんな嫌がらせ、中傷の書き込みが見られました。

 このことから、被害を受けた児童の在籍している学級の担任教諭は、その対応に当たったわけでございますが、加害児童を特定することはできませんでした。そのため学校では、事件の経過を説明するとともに、これからの指導や対応等について、保護者の理解と協力を得るために緊急に学年PTA懇談会を開催し、事件の解決に取り組んだところでございます。これらの取り組みにより、事案発生から1週間ほどで中傷の手紙はもとより、裏サイトの書き込みも全て消えてなくなりました。被害を受けた児童も、現在は明るく元気に生活をしており、落ちついた状況の中にございます。

 なお、今回のいじめでは、加害児童を特定することはできませんでしたが、インターネットの裏サイトから中傷した書き込みが全て消えていたという事実から考えますと、保護者の厳しくもその子に対する心に響く指導があったこと、加害児童も大いに反省していたのではないかと考えているところでございます。

 これらの2件につきましては、学校の適切かつ迅速な対応で大事に至ることがなく解決され、ほっとしているところでございます。

 次に、いじめの定義についてのご質問にお答えいたします。いじめは、当該児童生徒が一定の人間関係、いわば学校の内外を問わず、同じ学校の学級や部活動の児童生徒などから仲間外れや集団での無視などの行為による心理的な嫌がらせ、また体に対する暴力や暴行、金品のたかりや物を隠すなどの物理的な攻撃を受けたことにより精神的な苦痛を感じているものをいじめと定義されております。私は、いじめであるのか、そうでないかの判断につきましては、被害を受けた児童生徒が判断すべきものであり、第三者や、まして加害者が判断すべきでないものと考えているものでございます。

 いずれにいたしましても、いじめは被害者はもちろんのこと、加害者の心にも大きな傷が残り、悲しくつらい思いを長く引きずるものでございますので、学校ではいじめが起こった場合、教職員が一丸となって対応や、その解決に当たっておりますが、何よりも未然に防ぐことが大切であり、一人一人の児童生徒の心の中に命のとうとさや、相手を尊重し思いやる気持ちなどを育む心の教育、生徒指導の充実に努めているところでございます。

 また、いじめはどこの学校でも起こり得るとの前提に立ち、常にアンテナを高くしながら児童生徒の言動等に注意を払い、早期発見や防止に努めているところでございます。

 以上を申し上げ、答弁を終わります。



○議長(伊藤雅章君) 再質問を受けます。

 9番、及川みどり君。



◆9番(及川みどり君) いじめの問題について伺います。

 今教育長がおっしゃられましたように、いじめの典型的なものというのは仲間外れ、無視、陰口とか、本当に目立たないものが最初のいじめの入り口といいますか、そこから始まる、そういうふうに言われております。国立教育政策研究所というところが追跡調査をした結果があるのですけれども、小学校4年生から中学校3年生までの6年間で、今言ったこの仲間外れ、無視、陰口と、本当に軽いいじめの段階で、自分が受けたことがある、または自分がやったほうに回ったというのを調査したところ、9割の子供が6年間のうち1回以上、両方、被害者、加害者の立場に立っているという、そういう結果が出たということなのです。いじめられるほうにしても、いじめるほうにしても、6年間ずっとというわけではなくて、ある一時期そういう立場になるということが出ているという新聞記事がありました。

 やっぱり学校の中でも本当に先生方が気づかない部分は確かにあると思います。先ほどインターネットで加害者が特定できなかったという話ですけれども、その被害者はわかりますけれども、加害者が特定できた、できないよりも、本当にどういうふうにして防いでいくかという取り組みのほうが非常に大事だと思います。加害者を特定することにばかり走ると、結局追い詰める形になるのではないかなと思います。

 学校として、今まで5年間で2件しか報告はなされていないということですけれども、やっぱり小さいのは多分あると思うのです。そこは、教育委員会としても認識はしていると思います。

 今公務員の不祥事とか、教員が飲酒運転したとか、きょうの新聞にも大学の職員が何かわいせつ行為をしたとかと載っていましたけれども、大人の幼稚性が抜けないというのがすごく多いのではないかなと、そういうのがやっぱり子供にも影響しているのではないかなと思うのですけれども、そういうところはどういうふうにお考えでしょうか、教育長。大人の現状をどういうふうに捉えていますか。親の世代です。



○議長(伊藤雅章君) 教育長。



◎教育長(新田章君) 明快な回答にはならないかと思いますけれども、私なりに考えますと、子供というのは3つ育つ場があると思って考えております。1つは、家庭であろうなと。もう一つは、地域社会であろうなと。最後の3つ目は、学校であろうなと。そう考えたときに、人間としてやってはいけないこと等々を学ぶ場というのは、第一義的には家庭であろうなと思っています。そう考えたときに、今の家庭での教育力と申しますか、しっかりやっている家庭もたくさんおられると思いますけれども、一部には先ほど議員ご質問にありましたように、虐待とかさまざまな問題があるように、なかなか家庭として機能していない、親として子供にしつけとかさまざまされていない。そういうところで育った子供さんは、大きくなったときに、そういう倫理観だとか、常識の部分だとか、いろんなところで欠けていることがこのような事態につながっていく一因ではなかろうかなと思っています。そういう意味では、家庭教育をもう一度保護者と一緒になって考えていくということを、私たち教育委員会としてはその取り組みをしていかなければならないのかなと、このように思っているところでございます。



○議長(伊藤雅章君) 9番、及川みどり君。



◆9番(及川みどり君) 家庭の親に対する話し合いというのが本当に大切だと思います。

 私たちが小さいときというには、まだ物がない、親は本当に子供に食べさせるために必死で働かなければならない時代で、私たちは本当に親が必死で働く姿というのを見て、お互いが助け合わなければ暮らしていけないところで育ってきたわけなのです。私らが小学校、中学校のころは、そういうお互いを中傷するとかというのは、中には何人かあったかもしれないのですけれども、余りなかったような気がします。弱い人は助けなければならないというのが自然と身についていた時代ではないかなと思うのです。やっぱり私たちより10年下ぐらいのときから物が豊かな生活、欲しいものが買えるような、そういう経済が発展してきたときに入ったのではないかと思っているのですけれども。親が余りうんと苦労して働いている姿を見ない、欲しいと言えば買ってもらえるというような、そういう家庭環境もやっぱりこういういじめの広がりにつながっているのかなというふうに私は思ってるんですけれども、その中でも、先ほど教育長もおっしゃっていましたけれども、命の大切さ、他人を思いやる心というのは、やっぱり事あるごとに教えていっていかなければならないのではないかなと思います。いじめというのは、いじめる側が100%悪いという、そういう思想はぜひ植えつけてもらいたい、そのように思いますけれども、その点をお伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 教育長。



◎教育長(新田章君) いじめのことについて、教育の部分でございますが、まず本県の場合は昨年の3.11で多くの犠牲者を出した県であります。今全県を挙げて命のとうとさ、大切さについて、昨年の教訓を踏まえて全学校で命を大切にする教育を進めているところでございます。その一環の中で、いじめというのは人間として最低の卑劣な行為だということで、絶対やってはだめだという指導を強くしてまいりたいと、このように考えております。

 以上でございます。



○議長(伊藤雅章君) 9番、及川みどり君。



◆9番(及川みどり君) よろしくお願いいたします。

 次に、子育て支援ということで医療費のことですけれども、現物給付というのがあり、町単独では難しいということは十分わかりました。これは、ぜひとも県、国へ強く働きかけていただいて、一日も早く実現するようにお願いをしたいと思いますけれども、もう一度その決意をお伺いしたいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) やはり窓口の簡素化、あるいは効率化と、こういう点から見れば現物が償還払いよりいいということははっきりしています。ただ、そのペナルティーの問題があるということで、岩手県ではなかなか踏み切れない、こういうことであります。

 その制度上の問題、そのペナルティーという部分に対して、やっぱり国もきちっと理解をするような、そういう考えを持つべきだろうと、こう思いますので、引き続き私は町村会を含めまして、要望の中にそれらをもう少し具体的に入れて進めなければならないのかなと、こう思います。

 また、国保連におきましても、こういう活動にどのように対応するのがいいのか、国保連の事務段階でもそういう問題提起をして取り組むのが妥当だろうと、こう思います。



○議長(伊藤雅章君) 9番、及川みどり君。



◆9番(及川みどり君) よろしくお願いいたします。

 あとは、道路行政についてもう一度お伺いいたします。森山地内の道路ですけれども、片側歩道、本当に人が歩く分の幅で、冬は歩道用の除雪車が入らないところもあるのですよね、植木とかが邪魔になって。あそこを何とか除雪できるような対策はとってもらえないでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 建設課長。



◎建設課長(小関昭夫君) ご質問にお答えいたします。

 森山工業団地内の歩道につきましては、幅員が2メーター25ございます。歩道除雪用の機械は1メーター20でございますので、入れるかなと、そのように思っております。ただ、工業団地につきましては企業の皆さんの車が大変頻繁に通っているわけでございまして、何よりも道路の除雪のほうに傾けざるを得ないものがあるわけでございまして、歩道をやっているうちに、また道路もやらなければならないというようなこともあります。今言われたことは、たしかそのとおりだと思いますが、今後状況を見てまいりたいと、そのように思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 9番、及川みどり君。



◆9番(及川みどり君) そこは何とか冬までに対策をお願いしたいと思います。

 あと三ケ尻線ですけれども、歩道ではなくて側溝を改修して、子供たちが安全に通れるように改修するということですが、これはここ3年間でその分はやる、歩道としては改めてはつくらないということになるわけですか。



○議長(伊藤雅章君) 建設課長。



◎建設課長(小関昭夫君) ご質問にお答えいたします。

 この路線につきましては、両側建物、住宅がございまして、人家の連檐のところがかなり多いわけでございまして、相当な事業費そのものがかかることが予想されます。建物移転のほうにかかる経費が大きくて、延ばす歩道の延長がなかなか進まないというのもあるかなと、そのように思っております。

 いずれ難しい状況でございます。今できる内容としますれば、改良済みの路線でございますので、幅員が7メーターございます。そのまたさらに両サイドにはコンクリートの側溝がございまして、その側溝にはふたがかからない状況で、効率性の悪いあれになっておりますけれども、今回は側溝にふたをかけて、その上を歩くような方法もとっておりますし、ただコンクリートのふたをかけたからといっても、その脇をかなりスピードを上げて車が通ることもあるわけなのです。やはりこれは、ふたをかけただけではうまくないということもありますので、速度規制とか、あとは今車道幅員が5メーター50ですけれども、1メーター少なくして4メーター50にする1.5車線とか、そういうようなものを、3つのことを考えながらやっていきたいなと、そのように思っております。よろしくお願いします。



○議長(伊藤雅章君) 9番、及川みどり君。



◆9番(及川みどり君) わかりました。では、早くこの側溝改修をしていただきたいと思います。

 それから、先ほどの町長の答弁の中にもありましたけれども、あの道路、かなり大型車が通っているということで、昼よりも何か夜間のほうが多いという苦情もありますので、そこはぜひとも進入規制とか、早目にかけていただきたいと思います。その点お伺いをいたします。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 今話題の道路の交通規制は、基本的にはやっぱり地元住民の理解がなければならないと。確かに子供さんの父母、あるいはそういう関係の人たちは、今お話しのように子供の交通安全、これが第一であります。しかし、余りそういうこととのかかわりのない方は、どうしてもスピードを出して通ると、こういう方々もいらっしゃいます。そういう意味で、スピード規制の問題、あるいは車両規制というものはどこまで可能かということについては、今水沢警察署と協議をさせていただいております。

 それから、地元からの全員のいわゆる理解と要望がなければ進められないという部分もございますので、その辺は少し時間をかけながら理解を深めて、あの路線はそういう路線だという位置づけを地域住民にもよくご理解をいただいた上での子供の交通安全、あるいは道路の全体の交通事故防止と、こういう点で取り組んでまいりたいと、こう思います。



○議長(伊藤雅章君) 9番、及川みどり君。



◆9番(及川みどり君) その点は、本当に非常に大事なことでありますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。

 以上をもちまして、私の質問を終わります。



○議長(伊藤雅章君) 9番、及川みどり君の一般質問はこれで終わります。

 お諮りいたします。休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認め、午後2時30分まで休憩をいたします。

            休憩(午後 2時16分)

                                        

            再開(午後 2時30分)



○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。

 休憩前に引き続き会議を行います。

 14番、千葉正男君は出席しております。

                                        



○議長(伊藤雅章君) 一般質問を行います。

 7番、?橋奬君。

           〔7番 ?橋 奬君登壇〕



◆7番(?橋奬君) 7番、?橋奬です。町長と教育長に2つの件で質問いたします。

 再生可能エネルギーへの取り組みについてでございます。金ケ崎町では、05年度から昨年度までに小中学校の太陽光発電システム設置や雪の空調利用、あるいは地中熱を学校内に循環させる空調システムの導入など、先進的に再生可能エネルギーの活用に取り組んできたことは評価できると思います。

 国は、東京電力福島第一原発の事故を踏まえて総発電量に占める原発比率を低減する一方、太陽光発電などの拡大を通じて経済成長を図る日本再生戦略、すなわち経済構造の改革を打ち出しました。平成24年7月1日施行の再生可能エネルギー特別措置法に基づき、太陽光、風力、地熱、中小水力、バイオマスの発電による電力の全量を20年間にわたり買い取ることが電力各社に義務づけられました。太陽光発電は、1キロワット時42円、風力は23円10銭ですか、地熱発電は27円30銭などであり、事業者は採算が見込めるようになりました。

 以上を述べました現状の中で、町が今まで取り組んできた再生エネルギーの活用の実績の評価と、今後の活用と、どのように生かして普及するかを伺います。

 2番目といたしまして、中学校の武道必修への対応についてでございます。マスコミの報道では、いじめや不登校が話題となっております。金ケ崎町内の小中学校では、私の知る限り、いろんな学校行事に参加して見ていましても、よく指導がなされておりまして、生徒は元気で素直に育っていると思っています。しかし、中には悩みを抱えながら自分に自信を持てない生徒もいるでしょう。自分自身に自信を持たせる教育が必要であると考えます。運動が得意な子、絵を描くのが上手な子、本が好きで文章を書くことが得意な子、それぞれの生徒が好きなこと、自分の得意なことを伸ばせる教育がなされていますか。

 また、中学校では、今年度から男女ともに保健体育の授業で武道が必修となりました。武道は、礼に始まり礼に終わると申しますから、道徳教育や礼儀作法を学ぶよい機会だと思います。柔道、剣道、相撲などから選択するとなっておりますが、金中ではどのような対応をしておるのでしょうか、お伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 7番、?橋議員のご質問にお答え申し上げます。教育長にもお尋ねでございます。私のほうが先に答弁をさせていただきます。

 お尋ねの再生可能エネルギーへの取り組みについてでございます。金ケ崎町では、太陽光パネル装置及び蓄電池の設置を町内の各小学校、中学校を対象にこれまで順次進めてまいりました。太陽光パネル装置につきましては、平成25年度までに町内全ての小中学校に設置する計画でございます。蓄電池装置につきましても、平成27年度までに町内全ての小中学校に設置をする計画となっております。

 太陽光パネルの設置によりましては、平成23年度は約20万円の余剰電力販売を行ったところでございます。また、再生可能エネルギーの活用により、地球温暖化対策として環境教育の視点からも効果を上げてきていると考えております。

 また、地中熱利用空調システム、これにつきましては、平成22年度に第一小学校及び永岡小学校に設置、施設の一部ではございますが、地中熱の効果的活用による安定した室内の温度環境が実現できたと、こう思っております。

 次に、雪によりますところの小規模冷却システムについてでございます。平成21年度から23年度までの3年にわたりまして、ふるさと雇用再生特別基金事業を活用いたしまして、現トヨタ自動車東日本株式会社に新エネルギー調査研究事業を委託いたしました。同社の事務所、それから中央生涯教育センター事務室を対象に、その実証実験試験を行ったところでございます。取り組みの結果、同社の事務所等での冷却システムについては、雪解け水を安定して得られるように雪山ピットをコンクリート化することで冷房効果の安定を図りました。しかし、中央生涯教育センター事務室を対象にして行いました実験では、コンテナを活用した冷却システムでございましたので、コンテナ内部での十分な熱交換ができない、こういうことから、コンテナから事務室までの冷風ダクト保温が不十分であったと、雪山からコンテナへの雪の移設作業の工数がかかり過ぎると、こういう課題等がございまして、システムの基本構造あるいは設置場所等を再検討しながら、効果的な運用に向けまして、さらに調査研究が必要であると、こういう状況でございました。これらを整理しながら、今後課題解決に向けて調査研究をしてまいりたいと、こう思っております。

 風力発電につきましては、安定した一定の風力や広い敷地が必要と、こうなりますので、当町ではこれらの条件を満たすことは難しいと考えているところでございます。コスト面や自然条件などの課題もございまして、導入への取り組みには至っておりません。

 中小水力発電、これにつきましては、平成21年度に一般財団法人新エネルギー財団が西根後千貫石地区を対象として調査を行いましたが、発電施設建設費総額、約7,400万円ぐらいかかるだろうと、こういうことでございましたので、大変な金額だと。しかし、年間収入相当額、これは57万円ぐらいだと、こういうことでございますので、費用対効果の面で課題があることから、当町での導入は難しいと、こう考えております。

 次に、バイオマス発電についてでございます。畜産バイオマス発電につきましては、エネルギー回収効率が低いということや、浄化処理が難しいと、こういう課題が上げられております。これらの課題解決のための設備投資等がさらなる課題として取り上げられておりますので、現状では取り組みには至っておりません。

 また、木質バイオ発電につきましても、チップやペレットの安定確保、あるいはボイラーの温度管理が難しいと、こういう課題がございますので、間伐材の活用促進、こういう点からも、利用については検討してまいりたいと、こう思いますが、まだ難しさがあると、こう思っております。

 再生可能エネルギー活用の取り組みは、東日本大震災以降、国を挙げて積極的に取り組みがなされ、議員お話しのとおりの制度ができたところでもございます。町といたしましても、今後は各種助成制度の有効活用ができないかと、こういう検討を進めるとともに、先進事例の調査研究を積極的に行いながら情報収集に努め、そのメリット、デメリットを整理しながら、事業の導入について検討していきたいと考えております。

 以上で答弁を終わります。



○議長(伊藤雅章君) 教育長、答弁願います。

           〔教育長 新田 章君登壇〕



◎教育長(新田章君) 7番、?橋議員の個性を伸ばす教育と武道についてのご質問にお答えをいたします。

 まず、個性を伸ばす教育についてでございますが、議員ご指摘のとおり、子供たち一人一人にはさまざまな個性や能力があり、学習や文化面で、また運動や生徒会活動で、さらにはボランティア活動など自分の得意とする分野や興味のある分野で今さまざま活躍をいたしております。

 今日の学校教育では、この変化の激しい社会をたくましく生きていけるよう、どの子にも生きる力を育むことを目標に、その基盤となります基礎基本の確実な定着を最重要課題に掲げて、その指導に当たっているところでございます。一方、子供たちにはさまざまな能力や資質があり、それを伸ばそうとする向上心を子供たち自身が持っております。子供たち一人一人が持っている能力や個性を引き出し伸ばしてやることも教育に課せられた大きな役割でもございますので、学校では個に応じた指導にも努めているところであり、今後とも児童生徒一人一人を大事にするきめ細かい教育の充実に努めてまいりたいと考えております。

 次に、武道についてのご質問にお答えをいたします。ご案内のとおり、今回の学習指導要領の改訂に伴い、中学校の保健体育で武道が男女を問わず実施されることになりました。武道は武技、武術などから発生した我が国固有の文化であり、相手の動きに応じて基本動作や基本となるわざを身につけ、相手を攻撃したり、相手のわざを防御したりすることによって勝敗を競い合う楽しさや喜びを味わうことのできる運動でございます。また、武道に積極的に取り組むことを通して、武道の伝統的な考え方を理解し、相手を尊重して練習や試合ができるようにすることを重視する運動でもございます。

 学習指導要領で定める武道には、柔道、剣道、相撲の3つがございますが、金ケ崎中学校では武道の必修化される前から男子を対象に授業で柔道を選択して取り組んできておりましたことから、今回の必修化後も、柔道を選択し必修となります1、2年生の男女と、3年生の男子が授業に取り入れることにしております。

 なお、柔道の必修化に伴い、教育委員会といたしましては、授業中の事故防止にも配慮し、投げられても痛みを抑えられる素材の新しい畳に入れかえる予定であり、環境整備にも取り組んでいるところでございます。

 武道は、礼に始まって礼に終わる運動と言われており、武道の活動を通して心身ともに健全な生徒の育成に当たられるよう学校を指導しているところでございます。

 以上を申し上げ、答弁を終わります。



○議長(伊藤雅章君) 答弁が終わりました。

 再質問を受けます。

 7番、?橋奬君。



◆7番(?橋奬君) ありがとうございました。それぞれについて、多少再質問したいと思います。

 再生可能エネルギーへの取り組みでございますけれども、私は町として今後取り組めるのは、ただいまの答弁にもありましたとおり、太陽光発電あるいは木材チップを利用したバイオマス発電などが町として取り組もうとすればできる再生可能エネルギーかなと、そう思っております。岩手県では、市町村からの情報を募って約40カ所、大規模太陽光発電、すなわちメガソーラー計画の導入候補地をリストアップしたと報道されております。そして、民間事業者からの引き合いに応じていると、そういうことでございますが、金ケ崎町でも何カ所かその候補地をリストアップしたのでしょうか。リストアップしたとすれば、その中に町有地も含まれているのでしょうか、お伺いをいたします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 総合政策課長。



◎参事兼総合政策課長(中里武司君) それでは、ご質問にお答えいたします。

 県への紹介ということでございます。当町からは、旧土日ジャンボ市の跡地、約4ヘクタールということで、県のほうに紹介しておりまして、現在県のホームページで他の市町村の候補地、候補適地とあわせて掲載されているところでございます。



○議長(伊藤雅章君) 7番、?橋奬君。



◆7番(?橋奬君) 何かこれははっきりした情報ではないのですけれども、みどりの郷の旧グラウンド跡地、あるいは今余り使用されていない駐車場なども、いわゆる民間事業者が意欲を持って取り組んでいると聞きましたが、その話は町には伝わっていないのでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 今具体的な場所のお話がございました。みどりの郷さんの関係については、正式な話ではないとは思いますが、こういうことを進めておると、こういうお話はいただいているところでございます。

 民間で進めると、こういうことでございましたので、県のホームページあるいはそういうこととの関係はなかったと、こう思っています。



○議長(伊藤雅章君) 7番、?橋奬君。



◆7番(?橋奬君) それらのことが仮に候補地が決まってなされるとすれば、町ではどういう援助といいますか、どういうそれに対する対応ができるのでしょうか、お伺いします。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 実は、場所は歴史遺物といいますか、そういうものがあると、こういう場所でございますので、いわゆる文化調査、試掘調査をしなければ次の段階に入れないと、こういうところであります。その試掘については町がと、こういう部分でございますが、面積もかなり大きいと、こういうことでございますので、その進め方等については今協議をしておると、こういう段階でございます。それが終わらなければ次に行けないと、こういう部分でございます。



○議長(伊藤雅章君) 7番、?橋奬君。



◆7番(?橋奬君) そのことはわかりました。

 国の補助制度ができまして、1キロワット当たり3万円という家庭用太陽光発電による身近な発電もできるというような買い取り制度もできましたから、そういう状況ができたわけですけれども、町としてはそれら家庭用の小規模な太陽光発電にはどのように対応していくつもりですか。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 国は、再生可能エネルギー、これを事業として、あるいは民間、あるいは国民全体としてと、こういうことで今進めております。そういう中で、市町村はどこまで可能かということについては、財政的な支援補助と、こういう部分でございますので、今町の財政シミュレーションの中でどこまで可能なのかと。このことについて、私はもう少し具体的に検討を進めた上で答えを出したいと、こう思っています。



○議長(伊藤雅章君) 7番、?橋奬君。



◆7番(?橋奬君) きょう町長の行政報告の中に、水沢の森林組合ですか、それから江刺の森林組合との合併のお話が出ていましたけれども、林業を盛んにする、今は林業は木材の自由化以来停滞しているわけですけれども、それを復活するきっかけとして、先ほど町長も話されました木材を利用した廃材あるいは間伐材、あるいは今松くい虫の被害がかなり出てきておりますけれども、そういったものを有効活用するという意味で、町単独ではなかなか難しいと思いますけれども、広域行政組合なりを生かしながら、林業が再生するきっかけになるような形で木材を利用したバイオマスを取り組んでみてはどうかなと、そう私は思っておりますけれども、町長の考えを伺います。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 今木質バイオは、お話ありましたように林業振興と、こういう観点から非常に大事な事業だと、こういう位置づけをされております。ただ、木質バイオでどういう熱交換あるいは活用と、こういう点から見た場合に、今この近くでも温泉に活用しておると、あるいはそういうプール等を含めて温水化、こういうことで活用あるいは進められておりますが、実は大きな課題は温度の安定が難しいと。そしてまた、熱量をきちっと長時間安定的に確保するのが難しいと、こういう課題を実は抱えています。そういうことからしますと、重油とセットでそれらの対応をしなければ、安定的なこういう供給、あるいは温度を保てないと、こういう課題を実は捉えています。

 そういう意味で、活用の方法としてもう少し工夫をしなければ現実にはやっていけないのかなと。ただ、費用対効果という問題をちょっと脇に置いてもできないので、どのくらいの効果が本当に期待できるのかと。今県内でもそれぞれ取り組んでおります。しかし、なかなか大変だという状況にもあると。先ほど答弁したとおりであります。もう少し精度の高いものを調査した上での対応と、こうなると思いますので、すぐ取りかかれるというような状況ではないと、こう思っております。



○議長(伊藤雅章君) 7番、?橋奬君。



◆7番(?橋奬君) それでは、教育長のほうに伺いますけれども、金ケ崎町では武道必修については、柔道に取り組んでいるということでございますけれども、やはり反面危険な場面も授業中に出てくるかと思いますけれども、それに関してはやはり基本からきちんと教えるような指導者がいないとなかなか活発な授業ができないのではないかなと思いますけれども、教師だけでやっているのですか、それともいわゆるその道といいますか、柔道をかなり鍛錬したといいますか、そういう方の指導も受けながらやっているのでしょうか、お伺いします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 教育長。



◎教育長(新田章君) ただいまの実際の授業での柔道の時間の指導についてでございますが、原則は担任、体育の教諭が指導することになっております。それで、今回、今議員のご指摘がありましたように、柔道については投げられそうになると、片方は投げられないように頑張るとかさまざまで、そういうふうなけがの危険性が非常に高いということで、体育の先生方全員講習会等を受けて、安全対策に万全を期しながら指導することにしておりますし、部活動等であれば、勝って強くなって県大会とか全国大会を目指すのですが、授業の一環でありますので、そういうふうな、うんと高めるというところに力点を置くのではなくて、柔道という競技について学ぶというふうなことでやりますので、危険は当然ありますけれども、その辺のところは万全を配しながら、安全に取り組みながらやっていきたいと。場合によっては、外部講師を招聘して授業に取り入れるということもあり得ますので、その辺については今後検討してまいりたいと、このように思っております。



○議長(伊藤雅章君) 7番、?橋奬君。



◆7番(?橋奬君) 先ほど教育長も話されましたけれども、何かけがの少ない畳があると聞いていましたので、それは取り入れるということですから、それはそれでいいと思います。

 あと、今は柔道だけということですけれども、剣道とか、相撲はなかなか大変だと思いますけれども、学校のほうで1種目に絞るのではなくて、2種目ぐらいの中から選択制にするというようなことはできないのでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 教育長。



◎教育長(新田章君) 現在多くの学校では、80%以上の学校では柔道を取り入れることにしております。これは、一つの面では、剣道の場合、防具等に莫大な経費がかかるということがまず大きな課題となっております。ただ、子供たちの中には剣道もやってみたいという当然子供たちにありますので、将来的には柔道を進めながら、検討課題だなと、そのように思っていますが、当面は柔道で進めてまいりたいと、そのように思っていますし、畳につきましては、まだ入っておりませんけれども、金ケ崎中学校の場合は夏場、秋口については外でできる運動等の授業を進めながら、秋口後半から冬場にかけて、中でのそういうふうないろんなことをやるということで、柔道についてはそういう時期に入りますので、それに間に合うように畳はやっぱり入れかえてまいります。

 以上でございます。



○議長(伊藤雅章君) 7番、?橋奬君。



◆7番(?橋奬君) 以上、私は答弁をいただいて納得いたしました。ありがとうございました。



○議長(伊藤雅章君) 以上をもちまして、7番、?橋奬君の一般質問は終わります。

                                        



○議長(伊藤雅章君) 次に、1番、阿部?一君の一般質問を行います。

 1番、阿部?一君。

           〔1番 阿部?一君登壇〕



◆1番(阿部?一君) 1番、阿部?一です。一般質問いたします。1点については町長と教育長、あと2点については町長に質問いたします。

 1、学童保育所の充実について。学童保育所は、児童福祉法で、授業の終了後に児童厚生施設等を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図る事業と、その事業の目的と対象、内容が法律で明記されております。また、次世代育成支援対策推進法では、自治体に行動計画の策定が義務づけられ、本町でも策定しています。このように法律は、自治体に学童保育所の整備充実を義務づけています。

 第九次町総合発展計画では、「放課後、子どもたちが安全で安心して、健やかに育まれるよう「放課後児童健全育成事業」と「放課後子ども教室」を実施していきます」、さらに、「自然体験や社会体験学習、交流活動の機会を提供し、児童の健全育成に努めます」となっています。この第九次町総合発展計画を具体化するために、以下質問いたします。

 (1)、金ケ崎第1、第2学童保育所の新築整備を。これは、金ケ崎小学校の児童が利用している学童保育所です。6月議会でも取り上げましたが、再質問の時間がなく、十分な議論ができませんでしたので、改めて質問いたします。

 70名以上は分割との厚生労働省の指導があり、第1、第2と分割したことになっていますが、実態は一体であり、120名を超える児童が放課後から夕方、長期休暇中は早朝から夕方まで生活しています。金ケ崎第1、第2学童保育所以外の学童保育所は小学校に隣接しており、天気のよい日は学校のグラウンドで遊ぶなど、学校の施設を利用しているところもあります。少子化で児童数は減少していますが、23年度比で学童保育所利用者数はむしろ増加しています。核家族化、勤労者所得の減少などにより学童保育所の役割はますます重要になっていくと推察されます。今年度は、6年生がゼロで5年生21名で合計125名です。この状態で推移すると、来年度は140名を超え、3つに分割することが必要になる可能性が非常に大きくなっています。現在でも5年生21人で独自の部屋をつくり、事実上3つに分割し指導しております。金ケ崎第1、第2学童保育所は、早期に小学校の隣接地に新築整備し、子供たちが安心して健やかに生活できる環境を整えるべきと考えます。新築する場合は、北上市のようにホール、北上市の場合はミニバスケットゴールがあるいわゆる室内の遊び場が整備されております、そのような施設、少なくとも入所式や退所式など、節目の行事がきちんとできる広間をつくるべきと考えます。見解を伺います。

 (2)、金ケ崎第1、第2学童保育所の環境整備を。新築移転するとしても時間がかかります。今実際に利用している子供にとって、現在の環境を改善することがとても大切なことと考えます。

 ?、6月議会一般質問で、エアコン設置と遊び場確保を要望しました。外の遊び場は、社会福祉協議会と民間ホームセンター間を確保するとのことでした。最近社会福祉協議会の会長、事務局長、施設長の3人と懇談する機会がありました。その懇談で、最近卓球台を玄関ホールと会議室に各1台設置した、会議などで利用しないときは会議室を開放していると、社会福祉協議会として工夫しているとのお話がありました。社会福祉協議会の施設内には、青年会館、旧土地改良区事務所など、現在利用されていない建物があります。これらの建物は、耐震工事を含め改装し利用できないのでしょうか。社会福祉協議会の中には、保存用資料が大量にあり、その保存用に利用できるだけでも施設に余裕ができるそうです。体調が悪い子を休ませる和室にも資料の段ボールが積み重なってありました。指導員の方は、目が届く範囲の施設でないと不安であると言っていました。

 さらに2階には、昔結婚式などに利用した広い部屋があります。手すりが低くて危険なので利用してはだめだと町から指摘されていると聞きましたが、事実でしょうか。改修し利用すれば、かなり余裕ができると思われます。もしこれらを活用できれば、室内の遊び場、学習室、休憩室などを拡大し、3つに分割することも可能になります。見解を伺います。

 ?、エアコン増設について。6月議会で町長は、「1台設置している、小学校の教室にないので、学童保育所にこれ以上設置できない」と答弁しました。この答弁に対して、元父母など事情を知る町民から、「設置されているエアコンは容量が小さ過ぎて全く効果がない」。私が見た限りでは、和室6畳用ぐらいのエアコンだと思われます。「小学校の教室の広さ、風通しのよさと、金ケ崎第1、第2学童保育所の環境は比較にならない。学童保育所は、夏の一番暑いとき児童が生活している場であると、エアコン増設は絶対に必要との声が寄せられました。指導員は、「窓を閉めて運転すると暑苦しくなるので、現在全く利用していない」と述べていました。これらの声についてどう考えますか。

 また、夏季休暇中の学童保育所の様子を調査したでしょうか、答弁を求めます。

 (3)、金ケ崎第1、第2以外の学童保育所の環境整備について。8月初旬に金ケ崎第1、第2以外の全ての学童保育所を訪問し、指導員や父母と懇談してきました。その結果、以下のような課題があることが明らかになりました。

 ?、三ケ尻学童保育所、24名在籍。古い民家なので、旧式トイレなど施設設備の問題があります。送迎用の駐車スペースが全くなく、学童保育所前の狭い道路を利用する以外ないので、学童保育所独自に一方通行を申し合わせ、父母にお願いしているが、冬期間は大変であるとのことでした。以上の課題を解決するには、3月議会で同僚議員が提起したように新築移転が必要と感じてきました。現時点の町の見解を伺います。

 ?、北部学童保育所、37名在籍、4月は42名在籍。平成15年3月新築開設。げた箱、ロッカー数などから推定すると、最大定員25名で整備したようです。新興住宅地造成により核家族がふえ定員オーバーになっています。げた箱、ロッカーなどをふやして対応しているが、そのため施設内が窮屈になっているとのことでした。1、2年生(10名以上在籍)の動向から、来年にも50名を超え、収容できなくなる可能性があります。現在でも狭いので増築してほしい、風通しが悪いのでエアコンはぜひ欲しいとの要望が寄せられました。室内の遊び場は全くないので、雨の日や冬は大変であると感じてきました。見解を伺います。

 ?、永岡学童保育所、17名在籍。永岡地区生涯教育センター図書室内に設置。現在特に課題はないとのことでした。行事がないときは、センターの体育館を遊び場に利用できるとのことでした。図書室の書棚を移動すれば広くなると感じてきました。

 ?、西学童保育所。30名登録で常時利用は22名。この8名は、農繁期だけ学童保育所に来るということでした。子育て支援センターの一室を有料で借用し、父母会で運営しています。設立時に、他と同じように町で社協に委託してほしいと要望したが、町から断られたので父母会運営で発足したとのことでした。発足の事実経過はどうなのでしょうか。

 父母会運営になった最大の理由は、町から祖父母が在宅している世帯の児童は学童保育所に入所できないと言われたことと聞いているとのことでした。子育て支援センターに幼児がいるので、衝突してけがさせないよう注意しているとのことでした。また、外の遊び場は幼児が帰った後に施設前の広場を利用しているとのことでした。冬期間や雨の日は、室内の遊び場が全くないので大変とのことでした。子育て支援センターを運営している法人に施設利用料を払っているので、この分だけでも町から補助増額していただきたいとの要望が出されました。見解を伺います。

 (4)、学童保育所保育料は第3子以降無料に、2人以上同時入所、母子、父子家庭は軽減を。本町は、子育て支援として保育園の保育料の第1子、第2子軽減、第3子以降無料、幼稚園の保育料の第3子以降無料を実施しています。また、医療費は小学校卒業まで補助しています。

 6月議会の答弁で、学童保育所の保育料は1、2年生がおやつ代込み月7,050円、3、4年生5,900円、5、6年生4,750円、延長保育料は月2,500円加算とのことでした。西学童保育所は、若干これと400円から500円違います。社会福祉協議会の会長さん方の懇談で保育料の滞納があることを知りました。若い子育て世代は共働きでも家計は大変です。町の負担で子育て支援として第3子以降の保育料を無料にすべきと考えます。2人以上同時入所の場合や、母子、父子家庭はそれぞれ半額にするなど軽減すべきと考えます。見解を伺います。

 (5)、小学校と学童保育所の連携について。学童保育所は、教育委員会の担当ではないですが、小学生約230人が長時間生活している場所ですので、教育長に質問いたします。

 ?、学童保育所は家庭や地域の一部と考えられます。小学校と学童保育所の連携は子供の健やかな成長にとても大切と考えます。

 8月25日に開かれた日韓生涯学習フォーラム第1分科会で黒石市教育委員会の駒井氏は、公民館が中心となり、児童館、学童保育所の職員、幼稚園の職員、小学校の先生方の合同会議を月1回定例化し、情報交換をしていると報告しました。ここは、公民館中心の地域づくりという題でそういう報告がありました。また、北上市では、小学校の全ての担任が家庭訪問の一環として学童保育所を訪問しているそうです。さて、本町は今までどのように連携をしてきたのでしょうか。また、今後連携を強化する考えがあるでしょうか。ある場合は、その考えや広報などについて答弁を求めます。

 ?、学童保育所のあり方について、教育委員会として特に考えていることがありましたならば答弁をお願いします。

 ?、学童保育所の施設設備の現状について、教育委員会としての見解があれば答弁をお願いいたします。

 2、介護施設の充実を。本町は、今年度から26年度までの第5期計画として特養79増床、定員40名の通所介護施設増設などを予定し、4月から介護保険料を基準額で年額2万円引き上げ6万3,600円にしました。町民からは、値上げは残念だが、値上げした以上は、それに見合った施設整備を急ぎ、早急に待機者をなくすべきとの声が寄せられています。今年度は、第4期計画で友愛園が増床した20床の利用が開始されます。昨年7月31日時点で77名の待機者が、20床を利用された場合57名になるという計画でした。昨年7月末時点の待機者内訳は、在宅(同居あり)26名、在宅(同居なし)10名、老健12名、介護療養施設1名、グループホーム4名、病院24名でした。友愛園利用開始時点での待機者数は、内訳別にそれぞれ何名になるでしょうか。そのうち早期入所が必要な人数は、内訳別それぞれ何名になるでしょうか。

 (2)、第5期計画では、今年度の介護認定者の推計計画は、要支援1、80名、要支援2、92名、要介護1、136名、要介護2、142名、要介護3、98名、要介護4、90名、要介護5、121名、合計759名でした。7月末現在で介護度別それぞれ何名でしょうか。今年度は、計画どおりになる見通しでしょうか。

 (3)、7月末時点の通所介護(デイサービス)利用者数は、見込み数と比べてどのような状況になっているでしょうか。また、町内施設の利用状況(総定員に対する1日当たり平均利用者数)はどうなっているでしょうか。町外の施設を利用している町民は何名でしょうか。一方、町外から町内の施設を利用している方は何名いるでしょうか。

 (4)、26年度までの増設計画は、県への諸手続などを今年度から進めないと実現しないと考えられます。現時点で法人などから施設設置の希望が出ているでしょうか。また、県に対してどのような整備計画を提出したのでしょうか。第5期計画では、事業者決定に当たっては、プロポーザル方式の導入、選定委員会等の設置検討となっています。設置法人、規模を決定するプロセス及び時期を伺います。

 (5)、第5期計画では、「地域密着型サービスを基本とし、日常生活圏へのバランスのとれた施設整備・配置となるよう努めます」となっています。79床を地域密着型のみとすると3施設は必要となります。どの日常生活圏に重点を置いて整備する計画か伺います。

 また、29床以下の地域密着型のみとした場合、県の胆江圏域整備計画との整合性がとれ、県から認可されるのでしょうか。

 (6)、他自治体では、ベッドがあいて待機者に連絡すると、「利用料負担が大変」と入所を断られるケースがあると聞いています。本町では、このようなケースはないでしょうか。今後新設する場合は、国民年金以外収入がない低所得者でも利用できる施設をつくる必要があると考えます。見解を伺います。

 (7)、介護施設で働く労働者の待遇改善をなくして介護制度の充実はないと考えます。今回の介護保険料値上げが町内の介護施設で働く労働者の待遇改善にどの程度つながるのか見解を伺います。また、これまで町として各施設に待遇改善についてどのような要請をしてきたのか伺います。

 (8)、65歳以上の町民の介護保険料は、年金から天引きされます。しかし、年金が月額1万5,000円以下の町民は直接納付になります。23年度介護保険料の滞納者は何名でしょうか。

 3、TPP反対の根拠を町民に周知を。消費税増税、原発再稼働、オスプレイ上陸容認など、アメリカと財界言いなりの政治を展開している野田政権は、TPPへの正式参加表明のタイミングを見ているのみであり、推進の立場であると報道されています。

 本町は、TPPに断固反対の姿勢を明確にしてきました。ことしの6月9日に開催した農業飛躍生産者大会では、「TPPによる農畜産物の影響はマイナス50億5,000万円」と試算資料を示し、「TPP断固阻止」を含む決議を採択しました。TPPは、農業だけでなく、労働、金融、保険、建設、医療など各分野の規制緩和により、国の形を一変しかねないと言われております。昨日は、JAいわてなどが盛岡で大集会を開きました。また、東京では毎週火曜日の夜、首相官邸前でTPP反対の集会が連続して開かれつつあります。金曜日は、原発再稼働の集会が開かれておりますけれども、火曜日にTPP反対の集会が、これから実現するまで毎週火曜日の夜開くと実行委員会は言っているようです。重大な情勢に直面していますが、本町の断固阻止の姿勢が町民に浸透しているとは言えないと考えます。

 私どもが4月から実施している町民アンケートでは、絶対反対42%、やむを得ない(賛成)18%、わからない40%という結果が出ています。農家以外の町民には、その問題点が余り浸透していないのではないかと推察されます。広報かねがさきなど、町発行文書で断固阻止の根拠をわかりやすく解説するなど町民への周知を図るべきと考えます。見解を伺います。

 以上です。よろしくお願いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 1番、阿部議員のご質問にお答え申し上げます。質問が多岐にわたっておりますので、私は答弁は少し早口になりますが、よろしくお願いいたします。

 まず初めに、学童保育所の充実に関するご質問にお答え申し上げます。初めに、学童保育所の法的位置づけについてでございます。当町の考え方の基本についてご説明をいたすところでございます。

 法的には、平成10年施行の改正児童福祉法で放課後児童健全事業として法制化され、放課後児童健全育成事業とは、小学校に就学しているおおむね10歳未満の児童であって、その保護者が労働等により昼間家庭にいない者に政令で定める基準に従い授業の終了後に児童厚生施設等の施設を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図る事業と書かれておるところでございます。さらに、事業実施につきましては、その主体につきましては市町村、社会福祉法人、その他のものは社会福祉法の定めるところにより放課後児童健全育成事業を行うことができるとされておるものでございます。この法規制に基づきまして、金ケ崎町は児童福祉法による放課後児童健全育成を図るため、学童保育所の事業実施主体に補助金を交付しているものでございますが、今後におきまして、年齢や保護者の要件等についての適用について協議が必要と考えているところではございます。よって、以下の回答は補助事業者としての回答となりますことを先にお断りを申し上げるところでございます。

 金ケ崎第1、第2学童保育所の新築整備についてでございますが、この件につきましては、町としても問題意識を持っております。金ケ崎第1、第2に限らず学童保育のあり方について、関係者を含め協議をし、取り組んでいきたいと考えております。

 次に、第1、第2学童保育所の環境整備についてお答えをいたします。ご質問の青年会館につきましては、平成23年度から5カ年の土地賃貸を行っているところですが、所有者においては管理活用の構想も示されていない状況でございます。この件については、協議をしなければ進められないと、こう思っております。

 旧土地改良区事務所につきましては、平成20年度の合併後、民間会社によって平成23年8月まで活用されたところでございます。空き家となった建物の活用については、社会福祉協議会は耐震改修を行い、その活用を検討したところですが、多額の改修費用を要するため、活用を断念し、現在に至っているところであります。

 エアコンの増設につきましては、基本的には6月議会の答弁のとおり、現状維持と考えておるところであります。ことしの夏の状況を確認したかとのお尋ねですが、担当課長等が確認を行っており、その際運営主体の町、社会福祉協議会と、その必要性についても協議をいたしているところでございます。なお、現時点では暑さによる体調不良となった児童はいないという報告を受けておるところでございます。

 金ケ崎第1、第2保育所以外の学童保育所の環境整備についてのご質問にお答えをいたします。三ケ尻学童保育所につきましては、民家を借りておりますので、対応しなければならないと、こう考えております。

 次に、北部学童保育所についてですが、保育室面積が約90平米と単純に比較できるものではございませんが、金ケ崎第1保育室面積を若干上回っておると、こういう状況でございます。しかし、現在入所の6年生は2名で、この2名が卒業し、来年度新規に10名程度の入所希望者があった場合は、議員ご指摘のとおり50名を超える可能性があり、受け入れが困難な状況が予想されるところであります。町としては、当初最初に申し上げましたとおり、全体のあり方の検討をすることといたしておりますので、ここの検討を進める上で次の段階に入りたいと、こう思っています。

 また、エアコンの設置につきましては、さきの回答と同様でございます。

 永岡学童保育所の図書室の書棚移動については、現在図書室には主に学童保育所の児童が利用する図書が準備をされており、有効に活用されております。広さについての要望については出されておりませんので、その都度利用人員数等の状況を見ながら、永岡地区生涯教育センターと検討してまいりたいと考えております。

 西学童保育所の発足の経緯は、学童保育所の補助基準である両親等が外で働いており、放課後に家で子供のみで過ごさなければならない児童が国の補助基準10人以上あるいは県の補助基準5人以上に満たなかったため保育所の設置には至らず、入所を希望する父母会の有志による自主設置となって今日に至っているものでございます。

 次に、学童保育所の施設利用料に係る補助金増額要望についてのご質問でございますが、状況を確認して、その対応をしてまいりたいと考えております。

 室内の遊び場がない旨のご質問については、併設する子育て支援センターと協議をして対応してまいりたいと思っております。

 保育料の軽減については、社会福祉協議会において軽減措置として母子、父子家庭については学年に関係なく一番低い保育料に設定をいたしているところでございます。保育料の滞納については、確認はしておりませんが、その原因等については社会福祉協議会においても、その状況を把握していないと、こういうお話でございました。今後社会福祉協議会と軽減措置の必要性、これら等含めて協議をしてまいりたいと考えております。

 次に、介護施設の充実に関するご質問にお答えを申し上げます。まず、社会福祉法人友愛会が現在建設中の20床の小規模特別養護老人ホーム開所後の待機者数の内訳についてでございますが、同法人に確認をいたしましたところ、施設建設が遅れておりまして、まだ入所者を決定していないと、こういう状況でございました。また、待機者については4月1日現在では85名でございます。入所者の決定が行われておりませんので、質問の在宅あるいは老健等内訳についてはまだお答えできる状況ではございません。

 次に、7月末時点の要介護認定者数でございますが、要支援1が67人、要支援2が89人、介護1が120人、介護2が139人、介護3が110人、介護4が88人、介護5が114人、合わせまして合計で727人となっております。計画の759人を下回っていると、こういう状況でございます。

 要介護認定者数については、新規の申請者、志望者等からの毎月増減があると、こういうものでございますので、24年度が計画どおりの人員となるかは現時点では判断できない状況でございます。

 次に、デイサービスの利用者数でございますが、現時点で確定いたしておりますのは、6月末までの実績ですが、その実績についてご回答させていただきます。

 6月末のデイサービス利用者数は298人でございます。24年度の計画見込み者数を1カ月当たりの人員に換算しますと313人であり、計画見込み者数15人の減となっております。

 町内施設の1日当たりの平均利用者数につきましては、各施設に確認をいたしましたところ、友愛会デイサービスセンターが定員25人に対しまして22人、金ケ崎社会福祉協議会デイサービスセンターが定員30人に対しまして約25人、JA岩手ふるさと介護サービスのデイサービスセンターふるさとが定員35人に対して24人となっております。

 次に、町外の施設の利用者数につきましては、12施設で29人となっておるところでございます。町外から町内の施設を利用している方については、デイサービスセンターふるさとが7名、その他の施設では町外からの利用者は現在ないとのことでございます。

 次に、法人からの施設設置希望についてでございますが、新たに設立を予定している法人から小規模特別養護老人ホームを設置したいとの希望をいただいております。小規模特別養護老人ホームの指定権者は金ケ崎町でありますので、県に対して整備計画を提出する必要はございません。事業者決定は、計画のとおりプロポーザル方式で行い、その時期については第5期介護保険計画と平成24年度決算との対比をしながら、その状況を見きわめなければならないと、こう思っておりますので、平成25年度となると、こう思っております。

 次に、日常生活圏ごとの整備計画でございますが、町としては事業者にバランスのとれた施設配置となるよう、現在施設のない地域に整備いただければと考えておるところでございます。バランスのとれた整備を進めるところではございますが、計画に対する79床の可否につきましては、さきに回答いたしておりますとおり、決算状況と今後の見通しのもとに決定をすることとしているものでございます。

 また、施設整備につきましては、小規模特別養護老人ホームの地域密着型サービスを基本としており、前述、先ほど申しましたように、事業所の指定権者は町でありますから、県の認可を必要としないものでございます。

 次に、入所を辞退するケースについてでございますが、各施設において審査会で入所者を決定しており、審査会にかける旨を確認した際に、他の施設への入所を待ちたい、他の施設に入所したとの理由で断られたケースはあるそうですが、利用料負担を理由に断られたというケースはないと、こういうことであります。

 また、低所得者でも利用できる施設が必要とのことですが、まず初めに低所得者対策の居住費、食費の限度額制度を説明します。例えばユニット型個室の特別養護老人ホームに入所した場合は、全国平均の1日当たりの自己負担額は居住費1,970円、食糧、いわゆる食費1,380円となっております。これに対し所得の低い方、世帯全員が町民税非課税で、平成23年の合計所得金額が80万円以下の方を例にとれば、居住費820円、食費で390円が限度額となっております。限度額を超えた差額の1,150円、あるいは990円につきましては、保険給付で負担をする制度でございます。

 介護保険制度の枠内でご質問の低所得者でも利用できる施設が必要とすることにつきましては、介護報酬と利用料のバランスを失することとなりますので、その対応は困難な状況でございます。

 次に、介護職員の待遇改善についてでございますが、平成24年度の介護報酬の決定、改定につきましては、介護職員処遇改善加算が創設をされました。これは、サービス費用に一定の加算率を乗じて、その9割を保険給付費、残り1割を利用者が負担をすると、こういうものでございます。加算率は、サービス種類ごとに異なっておりますが、デイサービスでは1.9%の加算率となっております。このデイサービスを例にとりますと、第5期の3カ年の保険給付見込額は6億331万9,000円でございます。この1.9%、これは1,146万3,000円となりまして、介護職員の処遇改善に充てられる分でございます。

 また、この1,146万3,000円の21%が保険料での負担となりますので、3年間で240万7,000円が保険料での処遇改善につながると、こう理解をいたしております。

 なお、処遇改善の各施設への要請につきましては、各施設とも労働関係法令を遵守している、こういうものでございますので、その要請については特に行っておるものではございません。

 最後に、介護保険料の滞納についてでございますが、65歳以上の方の介護保険料は、老齢、退職、遺族、障害年金を年額18万円以上受給している方は年金から天引きをされます。18万円に満たない場合は、個別に市町村に納めると、こういう形になっております。

 ご質問の平成23年度の滞納者数については、43名となっておるところでございます。

 次に、TPP反対の根拠を町民に周知をと、こういうご質問でございます。TPPに対する考え方の根拠、その周知については、町長として最初に申し上げたいのは、TPP参加については金ケ崎町として反対の立場をまず表明しておる、議員がお話しのとおりでございます。これにつきましては、金ケ崎町議会も同じ考えで統一歩調をとっていただいているものでございますし、議員のご質問のとおり、本年6月9日に開催された農業飛躍生産者大会でも、町議会議員を初め多くの農業者の皆さんに参加をいただきまして、TPP断固阻止を含めた決議を採択いただいております。

 TPP問題につきましては、3カ国間で発生する関税を一切なくし、3カ国間の関税以外の経済活動におきましても、あらゆる国境を取り払って活動すると、こういう内容のものでございます。交渉内容は、21の分野にわたり幅広く交渉が行われることとなり、農業に関しては米を初めとした関税で守ってきた日本の農畜産物が海外の安い農畜産物に支配をされる、ほとんどの農畜産物が大打撃を受けるということが予想されます。

 こうした影響を想定する中で、日本政府は交渉に参加する意欲を表明し、交渉参加に向けた関係9カ国との事前協議を本年1月から開始をいたしております。ベトナムなど6カ国は日本の参加を指示いたしておりますが、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドは参加の指示を保留しておると、こういう状況でもございます。今後、よりレベルの高い自由化をできるかどうか、日本政府の判断をアメリカ等が求めている、こういう状況が報道されているところでもございます。

 こうした状況下におきまして、金ケ崎町農業を守り、地域の広大な大地を後世に伝える、残すと、こういう点で農畜産物の生産を行うことは、日本国民の食を守り、日本の伝統風景を守るために必要だと、こう考えております。したがって、金ケ崎町農業の生産体制を盤石なものとするため、元気農業プロジェクトあるいは特産品ブランド化プロジェクト等の施策展開を行いながら、金ケ崎農業者の所得向上を実践できる、そういう施策を提案してまいりたいと考えております。

 なお、金ケ崎町としてTPPに反対することの広報かねがさきへの掲載等につきましては、政治性の高い課題でございますので、中立性を保つ広報につきましてはなじまないものがあると、こう思いますので、広報への掲載等はしないと、こういう考えでございます。

 以上で答弁を終わります。



○議長(伊藤雅章君) 次に、教育長の答弁を求めます。

 教育長。

           〔教育長 新田 章君登壇〕



◎教育長(新田章君) 1番、阿部議員の小学校と学童保育所の連携に関するご質問にお答えをいたします。

 まず、今まで小学校と学童保育所はどのような連携をしてきたのかとのご質問でございますが、教育委員会といたしましては、学童保育所は教育委員会所管の施設ではございませんので、直接的なかかわりはございませんが、子供たちがお世話になっている施設でもございますし、子供たちの教育を初め、健全育成や安全対策など連携協力によって大きな成果が得られますので、各学校には学童保育所と連携協力を図るよう指導しているところでございます。

 このような中、各学校ではお互いの行事計画等の情報交換、さらには指導を要する子供の情報交換、例えば学校で体調を崩して保健室で休んでいたと、そういう子供は、このようなことがありましたよということを学童保育所に伝える等々の情報交換、また学校のグラウンドの使用や夏季休業中のプールの開放等、学校施設利用の便宜を図っているところでございます。今後もこのような連携は深めてまいりたいと考えております。

 次に、学童保育所のあり方について、教育委員会で考えていることはとのご質問でございますが、先ほど申し上げましたように、学童保育所は教育委員会所管の施設ではございませんので、教育委員会として学童保育所のあり方等につきまして検討したことは残念ながらございません。担当部署のほうで検討していると思いますので、教育委員会といたしましては、必要に応じていろいろ協力支援をしてまいりたいと考えております。

 最後に、学童保育所の施設設備の現状についての教育委員会の見解はとのご質問でございますが、学童保育所には学童保育所として整備された施設から公共施設を活用した施設、民家を活用した施設、さまざまあることは承知いたしておりますが、これにつきましても教育委員会として検討しておりませんので、答弁はできかねますので、ご理解を賜りたいと思います。

 以上で答弁を終わります。



○議長(伊藤雅章君) 教育長の答弁が終わりました。

 再質問を許します。

 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) まず、学童保育所についてですけれども、来年度いわゆる金ケ崎第1、第2学童保育所は140名を超える可能性があると、そして北部も収容限界を超える可能性があるという、そういう状態です。そのときに、例えば上級学年は遠慮してもらうとか、そういうことにはしないで、そのようなことを多分周辺でやっている自治体はないと思うのです、私が聞いた範囲では。いずれ希望する児童はきちんと受けられると。受けられないとなると、結局親は仕事を休むか、あるいは別な手段を考えなければならないと。仕事をやめるとか、そういうことにもなりかねませんので、いずれ子育て支援という観点から、そういうふうにならないように今から緊急な対策を立てていただきたいというふうに思います。

 それから、新築の場合はぜひ周辺の学童保育所の施設なんかも見て、どういうふうな新築にするのか、ぜひ検討をして、北上でもみんな、私は北上市しか見てきませんけれども、全て補助事業ですけれども、施設は市で全部管理をして、建物等は、そして運営する団体に父母会や運営委員会に施設は貸して運営してもらって補助を出しているということですので、社会福祉協議会にその施設の改修まで任せるというのではなくて、施設は基本的には全て町でやっぱりやるべきだと私は思うのです。運営については、今までどおり父母会なり社会福祉協議会というふうになると思うのですけれども、まずこの学童について。

 あともう一つ、教育委員会についてですけれども、私は黒石市の例、先ほど述べましたけれども、いずれ連携をとるためには、やはり教育委員会と福祉センターと学校と連携をとる必要がありますので、教育委員会の中に学童保育所担当をぜひ置いていただいて、常に学校と、あるいは学童保育所と福祉センターと、少なくともその3者が、学童保育所も父母会でやっているところもあるし、社会福祉協議会で運営しているところもあるわけですよね。その辺の連携をとって、ぜひ子供たちの生活環境をきちんとする意味でも、教育委員会の中にそういう担当者をぜひ置いていただきたいなというふうに。

 以上、学童保育について質問いたします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) 今のご質問の趣旨は、かなり提案型だったと、こう思っております。増員あるいは増加すると、そういうことに対して事前に策を講じてほしいと、これが第1点だったと思います。

 また、新築というお話でございましたが、まだそこまで決断をしているわけではございませんが、そういう時期が来れば、今のようなご提案の北上市さんが参考になるのか、あるいは黒石市さんの場合の対応しておる形のものと。いわゆるこの施設整備の部分と運営のあり方というものは表裏一体ですけれども、今までどおりでいいのかどうなのかと、こういう点についても検討を加えなければならないと、こう思っています。答弁申し上げておりますように、具体的に今抱えている課題をもう少し整理をして、今後学童保育のあり方はどうあればいいかと。それは、町側だけではなくて、いわゆる教育委員会側も含め、それから父母の皆さんにも、そして学校教育との連携があると、こういう前提でございますので、それらを総合的に、議員お話しのような形のものを含めて検討材料として私は今後進めていきたいと、こう思っています。



○議長(伊藤雅章君) 教育長。



◎教育長(新田章君) 教育委員会のほうに学童保育所と教育委員会との連携の窓口をというお話でございます。今現在放課後につきましては、中央生涯教育センターのほうでも放課後子ども教室ということで、キッズクラブ等の事業等も開設しておりますし、このことについては今後学校と中央生涯教育センターと社会福祉協議会と、そしてさらには保護者を交えたそういうふうな連絡協議会みたいなこういう情報交換の場を検討してまいりたいと、そのように考えております。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) よろしくお願いしたいと思います。

 それで、次に介護について再質問いたします。質問通告はしておりませんでしたけれども、今年度の補正予算を見ましたらば、今年度の基金が補正予算の段階で既に5,000万円を超えるというふうな提案されてきております。これは、私は取り過ぎたのではないかなと思うのですけれども、取り過ぎたのか、あるいは将来2年後に施設をふやすので、そのためにことしは基金が余計出るのか、その辺質問をまずしたいと思います。

 それから、県への申請は必要ないと、地域密着型の場合はですね。希望業者も出ているということで、25年度には決定するということですので、業者の募集等は具体的にどのぐらい募るかという計画がまだはっきりしていないので、はっきり募集にはなっていないとは思うのですけれども、これは町として79床つくる予定だということで、一応第5期はなっているのですけれども、実際に79つくるかどうか、それが半分になるのか、あるいはどうなのか、その辺も含めて近いうちにはっきりして募集をするということなのでしょうか。その辺質問いたします。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 基金につきましては、会計、特に取り過ぎと、こういうのではなくて、これは23年度でございます。新料金は24年度からと、こういうことでございますので、そのことについては区分の仕方が違うと、こう思っています。ただ、基金がなければやっていけないということで、すっからかんの状態で第5期始まったと、こういうことでございます。そういう意味では、きちっとした会計システムに基づいて保険料を算出、あるいは介護、いわゆる21%払う65歳以上の方々に対して説明のつくような形にしなければならないと、こう思っています。それは、保険料としての考えであります。

 それから、79床との関係は、委員会からも附帯意見として、果たしてそのくらい必要なのかと、あるいは必要かもしれないが、保険料との見合いを見た上で考えるべきだろうと、こういう附帯意見をいただいておるところでございます。よって、さきに答弁させていただきましたように、24年度の決算状況、これらを見ながらでなければ判断つかないと、こういう部分がございます。これは、次の第6期にわたってまたまた大幅値上げをしなければならないというような形のものは、これは受益者を含めて理解はされない状況だと、こう思いますので、あくまでも決算状況を見た上で次の段階にと、こういう整理をいたしておるところでございます。よって、議員のお尋ねの時期はいつかというのは、25年度になってみなければわからないと、こういう状況であります。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) この介護施設について、現時点でつくりたいという法人なり個人なり、そういう申し出、具体的な名前は当然言えないと思うのです。そういう申し出は町に対してあるのでしょうか。そこを伺います。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 事業者は長期的な展望に立って設置をすると、こういう考えが基本でございます。申し出はありましたが、現段階でそれを実行に移すかどうかについては、その後確認はとれていないのですが、今の段階では非常に難しいということをお話しいたしております。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) この介護施設で働く労働者の待遇改善の問題ですけれども、町の第三セクターで西光荘があるわけです。西光荘の労働者の待遇を改善すれば、それが自然と周りに波及するという波及効果が当然あると思うのです。西光荘が赤字で、借金返済ということでいろいろとご苦労されているとは思うのですけれども、そこである程度待遇改善をして全体の底上げを図るという、そういう点でぜひ町としてある程度指導をして待遇改善等をやるべきではないかなと思うのですけれども、その点についてどうでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 副町長。



◎副町長(千葉政幸君) ただいまのご質問、非常に大事なご質問だと、こう思います。今福祉フロンティア、あと3年で負債の整理が終わると。しかし、それまで処遇改善を控えるというわけにはいかないということで、徐々に処遇改善はしてまいっております。もう少し先の状況に見通しがつけば、もう少し早目に処遇の改善を図りながら、福祉施設で働くそういう職員の一つの目安になればいいなと、このように考えてございます。

 以上です。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) 最後にTPPについて、町長を初め町議会としても反対ということを明確にしているけれども、広報かねがさきに掲載することは政治的中立云々ということで掲載はできないという、そういう回答でしたけれども、私は全く理解できないのですけれども。町として、町長としてこういう考えだということを正式に発表しているわけで、議会としてもそういう立場で決議も意見書等なんかも出しているわけですから。なぜ町としてそういう見解なのか、あるいは町長がなぜそういう見解を持っているのかということを、この広報かねがさきにその理由等を掲載するのは、別に私は全く政治的に偏向とか何かということではないのではないかなと思うのですけれども。それに対して町民から確かに賛成の立場のほうから批判は来ると思うのですけれども、それでもちゃんとそういう方々に対して説明できるという、やっぱりそういう裏づけがあって断固反対という姿勢を当然やっていると思いますので、ぜひこの辺は検討していただきたいと思います。

 以上です。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) 議員の考えもわからないわけではございません。ただ、広報かねがさきというのは、町民に行政の今の状況、あるいは町政運営にかかって大事なことをお知らせをする、あるいは町民の声がそういう広報を通じて反映すると。こういう意味では、私は政治的課題をそこに持ち込むのではなくて、割と明瞭、透明性の高い、そして町民が期待できるものとなれば、中立性を保つのが本来であろうと、こう思います。言いたいこともいっぱいあるし、私の意見も主張したいと。しかし、町長がそれを通して政治性の高いものを主張するということについては、いささか大きな課題がそこにあると、こう思っています。そういう意味合いでは、具体的にそういう時期があるいは来るのかもしれませんけれども、現段階では断固阻止反対と、こういう立場での動きで進めたいと、こう思っています。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) TPPについてですけれども、そこは私も書きましたけれども、いずれ農業だけではなくて、あらゆる分野の規制緩和されて、関税が撤廃されるということが非常に大きな問題なのですけれども、私はTPPに加入すれば、協定すれば、大量の外国人労働者が日本に押し寄せてくるし、それを阻止できないというふうになるのではないかと。それで、ヨーロッパなんかで見ているように、民族問題とか新たな問題が日本社会に出る可能性がありますし、本当に日本の将来にとっては大変な問題だというふうに私は思っておりますし、多分町長なんかもそういうことで反対と言っていると思うのです。そうであれば、政治的や何かというのではなくて、金ケ崎の今までの風土、地域の歴史、伝統、文化を守るということからいってもTPPに反対しないと、本当にあらゆる分野に、農業も含めて外国人労働者が大量に来るような時代になってしまうということで、私は少子化対策にもっと力を入れて、そういうふうにならないように、移民を大量に受け入れないような、そういうことをやっていくのが本来の政治のあり方で、当面とにかく大変だから移民を入れて、安い労働者を入れてもうけをやっていきたいというのが多分財界の思いだと思うのですけれども、そういうことにならないようにするためにも、このTPPについては農業だけではなくて、あらゆる分野についてきちんとしたやっぱり学習等もしていく必要が私はあるのではないかなと思っております。そういう面でも、ぜひ再検討をお願いしたいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 今のは要望でいいですね。



◆1番(阿部?一君) 若干時間はありますけれども、終わります。



○議長(伊藤雅章君) よろしいですか。



◆1番(阿部?一君) はい。



○議長(伊藤雅章君) それでは、これで1番、阿部?一君の一般質問は終了いたします。

                                        



△延会について



○議長(伊藤雅章君) お諮りいたします。

 本日の会議はこれで延会したいと思いますが、ご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、本日はこれで延会することに決定いたしました。

                                        



△延会の宣告



○議長(伊藤雅章君) 本日はこれで延会いたします。

 ご苦労さまでした。

                                (午後 3時56分)