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岩手県 金ケ崎町

平成24年  6月 定例会(第4回) 06月01日−一般質問−01号




平成24年  6月 定例会(第4回) − 06月01日−一般質問−01号







平成24年  6月 定例会(第4回)





            平成24年第4回金ケ崎町議会
                定例会会議録
議 事 日 程 (第1号)

                    平成24年6月1日(金)午前10時00分開会

       開  会
日程第 1  会議録署名議員の指名                         
日程第 2  会期の決定                              
日程第 3  請願常任委員会付託
日程第 4  一般質問                               
       延  会

〇出席議員(16名)
   1番  阿  部  ?  一  君    2番  巴     正  市  君
   3番  高  橋  藤  宗  君    4番  佐  藤  千  幸  君
   5番  有  住     修  君    6番  ?  橋  勇  喜  君
   7番  ?  橋     奬  君    8番  山  路  正  悟  君
   9番  及  川  み ど り  君   10番  ?  橋  文  雄  君
  11番  ?  橋  照  雄  君   12番  千  田     力  君
  13番  梅  田  敏  雄  君   14番  千  葉  正  男  君
  15番  千  葉  和  美  君   16番  伊  藤  雅  章  君
 
〇欠席議員(なし)
 
〇説明のため出席した者
       町        長     ?  橋  由  一  君
       副    町    長     千  葉  政  幸  君
       教    育    長     新  田     章  君
       監  査  委  員     ?  橋  順  一  君
       参 事 兼総合政策課長     中  里  武  司  君
       参 事 兼生活環境課長     石  川     孝  君

       参 事 兼農林課長(兼)    千  葉     実  君
       農 業 委員会事務局長                  

       財  政  課  長     高  橋     修  君
       会計管理者兼税務課長     後  藤  清  恒  君
       住  民  課  長     高  橋  良  一  君

       保 健 福 祉 センター     伊  藤  明  穂  君
       事    務    長                  

       商 工 観 光 課長補佐     高  橋  文  浩  君
       建  設  課  長     小  関  昭  夫  君
       水 処 理センター所長     及  川     一  君

       教 育 次 長(兼)     千  葉  和  仁  君
       学校給食センター所長                  

       中 央 生 涯 教 育     佐  藤  勇  行  君
       セ ン タ ー 所 長                  

〇本会議に出席した事務局職員
       事  務  局  長     ?  橋  義  昭
       局  長  補  佐     青  沼  和  也
       主        事     粟  津  文  恵



                                        



△開会及び開議の宣告



○議長(伊藤雅章君) ただいまから平成24年第4回金ケ崎町議会定例会を開会いたします。

 ただいまの出席議員は16人であります。

 定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。

 商工観光課長は弔事のため欠席し、代理として商工観光課長補佐が出席しております。

 直ちに本日の会議を開きます。

                                (午前10時00分)

                                        



△議事日程の報告



○議長(伊藤雅章君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元にご配付のとおりでございます。

                                        



△諸般の報告



○議長(伊藤雅章君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告を行います。

 議長の報告は、印刷をもってご配付のとおりでありますので、ご了承願います。

 これで諸般の報告を終わります。

 行政報告を行います。町長から行政報告を行いたい旨申し出がありますので、これを許します。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 行政報告を行います。2点について申し上げます。

 1点目は、北部地区流通業務団地への新規の立地についてでございます。2件ございました。

 1件目は、4月18日でございますが、山岸電設工業株式会社、本社は一関でございます。この会社と企業立地協定の調印式を行ったところでございます。同社は、東北電力から請け負う送電線鉄塔工事や維持管理業務を行う電気工事業者でございます。この北部地区流通業務団地内に土地4,215平米を購入し、234平米の事務所を、そして290平米の倉庫を建設すると。従業員は8名で、ことし平成24年の12月に操業を開始すると、こういう予定でございます。

 2件目でございます。5月18日、同じ北部地区流通業務団地内への立地を決定いたしました株式会社パワー・ブレン、本社は宮城県の多賀城市でございます。当企業と企業立地協定書の調印式を行ったところでございます。同社は、水産加工の製造等を行っております。この流通業務団地の土地取得に当たりましては、3,300平米を購入いただきました。そして、660平米の製造工場を建設すると、こういう計画となっております。なお、従業員は10名程度と、こういうことの新規雇用となります。そして、平成25年、来年4月に操業を開始すると、こういう予定の工場でございます。

 2点目でございます。入札についてでございます。別紙資料のとおりでございますので、説明は割愛させていただきます。

 以上で行政報告といたします。



○議長(伊藤雅章君) これで行政報告を終わります。

                                        



△送付された付議事件の報告



○議長(伊藤雅章君) 本定例会に送付された議案は、ご配付されております別冊議案書のとおり、報告第1号 平成23年度金ケ崎町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてから議案第12号 平成24年度金ケ崎町水道事業会計補正予算についてまで、報告案件1件、同意案件1件、条例案件2件、議決案件4件、平成24年度一般会計、特別会計及び企業会計補正予算5件、以上13件であります。

 なお、議案の朗読は省略いたします。

                                        



△会議録署名議員の指名



○議長(伊藤雅章君) これより本日の議事日程に入ります。

 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第112条の規定によって、議長において9番、及川みどり君、10番、?橋文雄君を指名いたします。

                                        



△会期の決定



○議長(伊藤雅章君) 日程第2、会期の決定について議題といたします。

 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から6月6日までの6日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、会期は本日から6月6日までの6日間と決定いたしました。

 なお、会期中の会議予定等は、お手元に配付の会期日程表のようにご了承願います。

 お諮りいたします。議案調査等により、6月2日、3日の2日間を休会したいと思いますが、ご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めまして、6月2日、3日の2日間を休会とすることに決定いたしました。

                                        



△請願常任委員会付託



○議長(伊藤雅章君) 日程第3、請願・陳情の常任委員会付託を行います。

 本定例会に受理した請願・陳情は、お手元に配付の請願・陳情文書表のとおりであります。

 これより請願第1号 医療従事者の増員と夜勤改善で安全・安心の医療・介護を求める請願書の紹介を求めます。

 1番、阿部?一君。

 暫時休憩します。

            休憩(午前10時07分)

                                        

            再開(午前10時08分)



○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。

 休憩前に引き続き会議を行います。

 1番、阿部?一君。

           〔1番 阿部?一君登壇〕



◆1番(阿部?一君) 2012年5月10日、金ケ崎町議会議長、伊藤雅章様。医療従事者の増員と夜勤改善で安全・安心の医療・介護を求める請願書。

           (以下、「請願書」により朗読説明のため記載省略)

 以上です。



○議長(伊藤雅章君) 次に、請願第2号 公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願の紹介を求めます。

 1番、阿部?一君。

           〔1番 阿部?一君登壇〕



◆1番(阿部?一君) 2012年5月21日、金ケ崎町議会議長、伊藤雅章様。公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願。

           (以下、「請願書」により朗読説明のため記載省略)

 以上。



○議長(伊藤雅章君) 次に、請願第3号 景気に悪影響を及ぼし、復興に水を差す消費税増税の中止を求める請願書の紹介を求めます。

 1番、阿部?一君。

           〔1番 阿部?一君登壇〕



◆1番(阿部?一君) 平成24年5月21日、金ケ崎町議会議長、伊藤雅章殿。景気に悪影響を及ぼし、復興に水を差す消費税増税の中止を求める請願書。

           (以下、「請願書」により朗読説明のため記載省略)

 以上。



○議長(伊藤雅章君) 以上で請願の紹介を終わります。

 お諮りいたします。本請願については、請願・陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託することにご異議ありませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、請願・陳情文書表のとおり常任委員会付託と決定いたしました。

                                          



△一般質問



○議長(伊藤雅章君) 日程第4、一般質問を行います。

 一般質問は、あらかじめ通告されておりますので、通告の順に従って質問を許します。

 なお、質問者、答弁者に申し上げますが、一般質問は1時間という制限がありますので、質問、答弁は簡明に行い、十分議論が尽くされるようお願いをいたします。

 1番、阿部?一君。

           〔1番 阿部?一君登壇〕



◆1番(阿部?一君) 1番、阿部?一です。一般質問いたします。

 1、除雪対策の抜本的改善を。冬は毎年確実に訪れます。本町は、未来永劫豪雪との闘いから逃れることはできません。これは、全町民の生活にかかわることであります。除雪体制を抜本的に強化し、冬でも安全で安心な生活ができるようにすべきと考え質問いたします。

 (1)、ことしの冬は大雪で、除雪費が前年比で大幅に増加しました。2月の町議選直前、街地区、団地の一部などで排雪が実施されました。町民からは、歓迎の声とともに、選挙のため実施したのではないかとの皮肉めいた声も寄せられました。街地区、団地など、住宅密集地は除雪で雪をわきに寄せると道が狭くなり、車も人も通行が不便になります。住宅密集地はロータリー車とダンプカーをふやし、除雪業者に貸し出しするなどして、排雪中心の除雪体制を確立すべきと考えます。見解を伺います。

 (2)、また高齢者世帯からは、門口に置かれた雪の塊をよけるのは大変という声が多数寄せられています。旗のような目印をつけておいた家の門口には雪の塊を置かないようにするなど、75歳以上のみの希望する世帯には特別の対策をとるべきと考えます。高齢者や障害者など自力で除雪作業を行うことが困難な住民から要望があった場合は、玄関先から道路まで有料で除雪をしている自治体もあります。見解を伺います。

 (3)、狭い町道は除雪しないということですが、その基準はどうなっていますか。また、その理由を伺います。住宅がある町道は、小型除雪機を購入し、業者に貸し出し実施すべきではないかと考えます。見解を伺います。

 (4)、除雪業者が除雪用機械、排雪用ダンプカーなどを購入する場合の公的助成はありますか。ある場合は、補助率を伺います。ない場合は、補助制度を確立すべきです。見解を伺います。

 (5)、施政方針で町長は、住民とともによりよい除雪体制を構築するため各地区との協議を継続し、除雪に対する課題や情報の共有を図りながら実施していくと述べています。第九次総合発展計画では、防雪さくの整備を継続するとともに、除雪体制の継続、維持に努めると述べています。これらからは、積極的に強化するという意欲が感じられません。冬の全町民の生活にかかわる課題であり、毎年のことですので、抜本的な対策強化が必要です。そのためには、除雪に対する役場内の体制を強化する必要があると考えます。見解を伺います。

 2、金ケ崎第1学童、第2学童保育所の環境整備を。学童保育は、児童福祉法で授業の終了後に児童福祉厚生施設等を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図る事業と、事業の目的対象、内容が明記されています。また、次世代育成支援対策推進法では、実際に行動計画の策定が義務づけられ、本町でも策定しています。本町の計画では、学童保育所は現状維持の方向が示されています。以下、質問いたします。

 (1)、福祉センター内に設置されている金ケ崎第1学童、第2学童保育所の保育児童数はそれぞれ何人ですか。また、保育料(月額)、おやつ代など他の費用(月額)は幾らですか。実情を伺います。

 (2)、設置基準は満たしているようですが、設置基準は最低基準です。学習室、おやつ室などを設置し、工夫して保育しているように見えました。私は、雨天時に訪問、見学しましたが、玄関ホールや廊下が遊び場になっていました。施政方針で町長は、子供が健やかに育つ環境づくりを推進するため、放課後児童健全育成事業を継続する、第九次総合発展計画では、放課後、子供たちが安全で安心して健やかにはぐくまれるよう放課後児童健全育成事業を実施していくと述べています。夏、冬など長期休暇には10時間以上過ごす児童も多数いるようです。ミニ体育館、ミニ運動場などを管理した施設を新築すべきと考えますが、見解を伺います。

 (3)、当面はふるさと伝承館の北側をミニ運動場に整備するなど、遊び場を確保してほしいという声が保護者から寄せられています。見解を伺います。

 (4)、夏場はエアコンがないと室内での生活は大変であると感じてきました。1部屋で60人が生活しているという現状を考えると、夏場のエアコンは重要と考えます。すべての部屋に、学習室やおやつ室も含めて設置する必要があると考えます。現状はどうなっているでしょうか、改善するべきと考えますが、見解を伺います。

 3、国保制度について。ことしの4月5日、2015年度、平成27年度から国保財政運営を県単位にする国保改定法が民主、自民党などの賛成多数で成立しました。予防などさまざまな取り組みをし、医療費を少なく抑えている市町村長からは、保険税の急上昇を懸念し強い反対の声が上がっている中での成立です。主な改定は、現在自治体の拠出金で30万円以上の高額医療費を給付している保険財政共同安定化事業がすべての医療費給付に拡大すること、定率国庫負担が2%減り、その分県負担がふえることなどのようです。これが実施になると、市町村は県の国保に拠出金、負担金を出すだけになるようです。しかし、今度の法改定では保険税は各市町村で定め、異なること、すなわち一般財源から繰り入れて軽減をするなど、各自治体の裁量に任されています。法改定への本町としての見解、今後の取り組みを伺います。

 (2)、保険料未納による保険証未交付世帯は5月末現在で何世帯、何人になっていますか。そのうち高校生以下の子供がいるのは何世帯ですか、実情を伺います。

 4、放射能除染対策について。(1)、牧草地の除染について。県は、最近牧草の基準を1キログラム当たり線量放射能量100ベクレルから50ベクレルに引き下げました。50ベクレルとは、1秒間に50個の放射性原子核が崩壊し、ガンマー線が出ている状態です。1時間当たりに計算すると、18万回ガンマー線が出るということになります。これらは、細胞のDNAを傷つけるおそれがあると言われております。これが安全なのかどうなのか、私にはわかりません。以下、質問いたします。

 ?、町内の牧草地除染は、すべて30センチプラウ耕、いわゆる天地返しになるのではないでしょうか。町内の除染対象牧草地の総面積と対象農家数、そのうち300ベクレルパーキログラム以上でプラウ耕の対象面積は何ヘクタールになるか伺います。

 ?、放射性セシウムは粘土との結びつきが強いので、完全な天地返しであれば除染効果が期待できます。実際に完全な天地返しはできるのでしょうか。実態は、地表30センチの攪拌になるのではないかという声が寄せられています。100から300ベクレル以下はロータリー耕(表面から15センチの攪拌耕)実施ですが、その効果は科学的に証明されているのでしょうか。見解を伺います。

 ?、「土を反転させたら地表部分は肥料分が少なくなり、今までの倍の肥料が必要になる」、「石がごろごろ出てくる」、「除染作業は原発事故がなければ不要なもの、広大な面積ゆえにトラクターの燃料代もばかにならない、経費はかさむばかりだ」、「県の基準プラウ耕1ヘクタール当たり18万円ではとても足らない」、「土地改良材や肥料の調達、種の選択などすべて込みで農家に任せてほしい。その場合納品書を提出すればよいと思う」という声が私に寄せられました。

 4月17日の中央生涯教育センターで開催された県と農業公社による説明会でも同様の声が農家から出されました。4月25日に県議会会議室で県と日本共産党議員団との話し合いがあり、私も参加してきました。その中で県は、追加作業に1ヘクタール当たりですが、攪拌工賃2万円追加、石含有11%以上に4万4,000円追加、除草散布剤6,000円追加、石撤去、石れき撤去、これは5%以上含んでいる場合ということですけれども、これが24万5,000円追加するという方針を明らかにしました。県の作業単価、農家の声に対する見解を伺います。

 ?、県は、東電への損害賠償を前提に除染作業の予算を決定すると考えます。本町も県と同様の立場、東電に損害賠償を求める前提で、独自に除染作業への上乗せ補助を補正予算で実施すべきと考えますが、見解を伺います。最近の報道では、遠野市では除染対策で自由に使えるお金として5,000万円計上したということが報道されております。見解を伺います。

 ?、町内にある使用自粛の牧草は現在何トンありますか。また、その処分の見通しはどうなっているか伺います。

 (2)、畜産農家への対策について。?、町内畜産農家の出荷自粛、風評被害による損害賠償請求総額は幾らですか。また、5月末現在賠償支給額は幾らですか。全額賠償の見通しはどうですか、見解を伺います。

 ?、出荷滞留する町内分廃用牛は5月末現在何頭ですか。県内の出荷停止廃用牛を町内でまとめて飼育しているそうですが、その場所、体制、費用負担を伺います。また、その出荷処分の見通しはどうなっているか伺います。

 ?、町として東電からの賠償が出るまでの無利子つなぎ融資制度など農家への援助を実施すべきと考えます。見解を伺います。

 ?、牧草地除染作業終了後、牧草が完全にもとどおりになるまで何年でも牧草補償を続けてほしいという声が寄せられています。その見通しについて伺います。

 (3)、除染土壌の処理について。?、私は簡易測定器を借り、自宅の宅地内外、自宅前側溝などを測定しました。その結果、側溝の土砂から5センチ測定で1マイクロシーベルトを超えました。これは、後に町に報告し、最近これは除染していただきました。感謝いたします。このような箇所が町内のほかにもあるのではないでしょうか。簡易測定器の貸し出し状況、その測定結果で異常線量(1マイクロシーベルト以上)測定箇所は何カ所あったでしょうか。現在までの状況を伺います。

 ?、除染土壌の仮置き保管場所を町内に設置するお考えはないですか。その費用は、当然のことながら東電に賠償請求するべきと考えます。専門家の意見を聞いて、数十年以上完全に耐える施設をつくる必要があります。国の決定を待っていては側溝の清掃もできなくなります。見解を伺います。

 (4)、米、野菜、果物、山菜など、農産物の安全確保について。私は、4月中旬から町民アンケートを実施しています。期限は、ことしの12月末です。町民からは、飲食物の安全性への不安が多数寄せられています。大手スーパーはゼロベクレルを目指すと宣伝しています。ゼロベクレルのみの食品の販売は町内の多くの生産者を排除する危険があります。国の基準が4月から大きく下がったことが、3月31日までの基準は何だったのかと消費者の不安、不信をさらに高めています。町内産野菜の測定とその結果、販売、流通状況を伺います。

 ?、ゼロベクレルではないが、基準以下の町内農産物が販売、流通している場合の価格は以前と比べてどうなっていますか伺います。

 ?、町内の露地物原木生シイタケが5月2日から出荷自粛になりました。ごく最近、原木干しシイタケも出荷自粛になりました。損害賠償請求のため、売れないシイタケを収穫する作業が必要なようですが、実情を伺います。

 ?、損害賠償、風評被害などの支払いは非常に遅いと言われています。農家への無利子生活資金融資など、町として実施すべきと考えますが、見解を伺います。

 (5)、被災農家への支援について。東電への損害賠償請求額、特に風評被害に対しての全額補償される補償はありません。ある弁護士は、裁判に訴えたほうが早く解決するのではないかとも言っています。全額補償されない場合、町として訴訟を支援することなども検討すべきです。見解を伺います。

 以上で終わります。非常に長い質問ですが、よろしく答弁のほうをお願いいたします。



○議長(伊藤雅章君) それでは、答弁願います。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 1番、阿部議員のご質問、4点ちょうだいいたしたところでございます。

 第1点目の除排雪対策についてでございます。町道の除雪につきましては、全町道が532キロございます。うち352キロの延長を除雪路線、こういう位置づけをいたしております。積雪がおおむね10センチ以上となった場合に出動し、主要幹線の1日当たりの交通量300台以上の第1種路線と300台未満の第2種路線を優先的に順次除雪を行っておるところでございます。その後に生活関連道路のその他路線等を行っておると、こういう状況でございます。

 現在の除雪は、352キロの除雪延長を16社で請け負っていただいておるところでございます。よって、1社当たりの除雪範囲が非常に広範囲になっておるところでございます。また、通勤通学時間帯までに除雪を終わらせるように努力をいたしておりますが、主要路線においても除雪する時間帯が異なることもあり、地域によってばらつきが生じておると、こういう状況でございます。

 このような状況の中、23年度の除雪に関しましては、一昨年に引き続き大雪に見舞われたところでございます。町の除雪作業がなかなかはかどらず、住民の方々に道路通行につきまして何かとご不便をおかけいたした、そういう状況でございました。

 さて、このような状況でございましたということを申し上げながら、議員のご質問にお答えを申し上げたいと思います。

 まず1番目のご質問でございますが、街地区の住宅団地、これら等につきましての排雪中心の除雪体制でございますが、主要幹線の1種路線、2種路線の除雪が終了してから順次枝線に入っていく順番で進めておるところでございます。この場合、連続しての降雪、または大雪の場合、主要幹線が終わるまで待っていただく、そういう状況でございますが、作業をいただいている業者の皆さんにおいて、手が込んで間に合わない場合、あるいは業者と直営による合同で排雪作業を行い、その努力をいたしておるところでございます。

 また、大雪等で思いのほか時間がかかる場合がありますので、この点につきましてはご理解もいただきたいところでございます。

 次に、2番の高齢者世帯の門口の旗等のような、こういう目印をと、こういうご質問でございます。昨年検討をいたしたところでございますが、家の門口に目印をつけたときに、周囲に高齢者しか住んでいないと、こういう状況がわかられると防犯上の問題もあると、こういうこと等がございまして、実施をいたしておりません。そこで、高齢者等の門口の雪の塊等につきましては、昨年より自治会連合会6地区の会議におきまして、地域の皆さんのご協力をいただきたいというお願いもいたしたところでございます。今年度におきましても、これらの課題について自治会連合会6地区との協議を続けながら、最良な方法を検討してまいりたいと考えております。

 次に、3番の狭い町道の除雪についてでございます。まず、町の除雪の現状として、さきに述べたとおりでございますが、第1種路線約74キロ及び第2種路線約94キロを主要幹線といたしまして、通勤通学時間までに間に合うように最優先して除雪を行っており、その後に順次生活路線までの除雪と、こうなっております。このような状況下で、幅員2メーター前後の狭い町道につきましては、幹線道路の除雪が終わってから直営により除雪を行っているところでございます。

 次に、4番の除雪業者の機械購入に係る公的助成についてでございます。除雪機械や排雪用ダンプ、これらについては一般的に工事用機械として購入しておりますので、その機械を除雪に使用していると、こういう状況でございますが、助成についてはいたしておりません。

 次に、5番の除雪体制の抜本的強化につきましては、昨年度より自治会連合会6地区の会議において現状を伺いながら、町の道路除雪について説明をいたしております。

 説明の内容につきましては、まず地域における除雪の検討についてですが、町といたしましての地域の皆様との関係で、町の除雪業務の現状、これをご理解いただいて、住民の皆様からそれぞれ意見、要望もいただいたと、こういうところでございます。その中で現在の除雪体制や予算の執行状況が平成10年度から22年度までの平均が約6,300万円、単年度で見てまいりますと、平成20年度が約3,700万円、平成21年度が7,200万円、平成22年度が1億2,200万円と、こういう状況であることを申し上げて説明をいたしておるところでございます。通勤通学時間帯に間に合うように除雪をしていることから、門口に寄せた雪や身近な道路、宅道等の除雪、これらについて、さらには道路に物や宅地内の雪を出さない、あるいは路上駐車を行わない、私道の除雪等につきまして地域の皆さんにご協力をいただかなければならない、こういう事項等についてそれぞれお話をしてお願いもいたしておるところでございます。

 なお、6地区の説明会におきまして参加をいただいた方から除雪に係る意見、要望を集約いたしましたところ、各地域において除雪の上手、下手、これらがありまして、オペレーターへの除雪技術の向上要望などが上げられました。また、門口への除雪対策や要援護者への協力など、地域やボランティアでの除雪については特にご意見はなかったと、こういう状況でございました。

 結果といたしまして、昨年度の地域等での除雪につきましては、具体的な対応を実施することができませんでしたが、課題として上げられました1つには、街地区あるいは住宅団地内における排雪について、2つ目には西部地区等の大雪の対応について、3つ目には2メーター以下の狭い道路の除雪について継続して検討を行い、その体制強化を図ってまいりたいと、こう考えておるところでございます。

 次に、学童保育所に関するご質問にお答えを申し上げたいと思います。学童保育所は、放課後家庭での保育に欠ける児童をお預かりする施設でございます。町では、事業実施主体である金ケ崎町社会福祉協議会に対して補助金を交付してお願いをいたしております。

 ご質問の学童保育所は、福祉センター内に金ケ崎第1、第2の2カ所開設をいたしておりまして、平成24年5月1日現在での登録児童が第1が61名、第2が62名の合計123名となっております。月額の保育料は、低学年が7,050円、中学年5,900円、高学年4,750円でございます。母子家庭、父子家庭等の場合は4,750円でございます。おやつ代は、1人1日60円で、月の平均開所日数が25日ぐらいでございますので、月1,500円ほどとなっております。

 学童保育所は、保護者からの保育料と町からの補助金で運営をいたしており、ほぼ2分の1の負担割合になっております。

 次に、設置基準についてのご質問にお答えを申し上げますが、学童保育所は社会福祉法第2条に規定する第2種社会福祉事業でありまして、また児童福祉法第6条に第2号で実施要綱は示されてはいるものの、その設置基準、運営基準は規定されていない状況でもございます。

 金ケ崎学童保育所は、福祉センター内の2部屋で開設をいたしておりますが、利用児童数が第1と第2でそれぞれ60名を超えており、他の部屋あるいは玄関ホールなどを利用している状況でもございます。児童の保護者を通じ、ふるさと伝承館北側の駐車場を遊び場にしてほしいと、こういう要望を受けましたが、文化財ゾーンとして管理しているため、その要望は現在は受け入れられる状況ではございませんでしたので、社会福祉協議会と協議をした結果、福祉センター建物とホームセンターの間の空きスペースを遊び場として活用すると、こうなったところでございます。

 エアコンの整備についてでございますが、2部屋を主に利用しておると、こういうところですが、その1部屋には設置されていない状況でございます。すべての部屋に設置すべきとのことでございますが、町内全体の小中学校の教室には未設置でございます。こういうことから考えますと、現段階では無理な状況かと、こう思っております。社会福祉協議会には、この夏場において児童の水分補給などについては十分注意をし、そして事業運営されるよう指導、対応してまいりたいと考えております。

 続きまして、国保制度についてのご質問にお答え申し上げたいと思います。本年4月5日、国民健康保険法の改正法案が可決されました。この改正国保の概要は、次のとおりでございます。

 まず第1点目でございますが、財政基盤強化策の恒久化であります。平成22年度から25年度までの暫定措置となっておりました市町村国保の財政基盤強化策である保険者支援制度、高額医療費共同事業、保険財政共同安定化事業を恒久化するものでございます。

 2つ目は、都道府県調整交付金の割合の引き上げでございます。この都道府県の調整機能の強化、あるいは市町村国保財政の共同事業の拡大の円滑な推進等のために交付金の割合を給付費等の7%でありましたものを9%、2%アップをいたすと、こういうものでございます。

 さらに3つ目は、定率国保負担の割合の引き下げでございます。給付費の34%負担しております定率国庫負担、これを2%引き下げて32%とするもので、2点目で申し上げました都道府県調整交付金が2%引き上げられたことに伴いまして、同様のこちらは2%下げたと、こういう内容でございます。

 4つ目が財政運営の都道府県単位化への推進でございます。市町村国保の都道府県単位の共同事業でございます保険財政共同安定化事業について、事業対象をこれまで1レセプト当たり30万円、これを超えたものを対象にしておりましたが、これからは1円以上すべての医療費を対象とすると、こういう拡大をされました。

 5つ目でございますが、恒久化までの間、財政基盤強化策の暫定措置を平成26年度までの1年間延長するなど、所要の措置を講じたと、こういう内容でございます。施行日は、1点目と4点目は、この平成27年4月1日からと、それ以外はこの4月1日からと、こうなっておるところでございます。

 さて、今回の改正国保法の柱の一つでございます保険財政共同安定化事業ですが、国は都道府県内の市町村国保の医療費について、市町村国保の拠出する負担を共有することによって、毎年の医療費の変動による財政への負担を緩和することで財政の安定化が図られ、また医療費の差による市町村の保険料の相違を緩和することで保険料の平準化が図られる、これらをメリットとして上げておるところでございます。しかしながら、この事業の拡大に保険料の平準化を進めていった場合、保険者にとっては拠出金額が受け取る交付金額を上回る拠出の超過が生じたり、あるいは拠出超過額が膨らむと、こういうことも想定されるところでございます。医療費が低い市町村の負担が重くなったり、あるいは高い市町村の負担が軽くなる制度、こういうところでございますので、県内平均より低い保険者が負担増となり、平均より高い保険者が負担減となる可能性もございます。岩手県国民健康保険団体連合会が発行いたしております岩手の国保の実態の平成22年度版によりますと、金ケ崎町、本町の1人当たり医療費は21万9,531円でございます。県平均が22万5,353円を下回っておるということで、約5,822円下回っております。これは、県下17番目と、こういうことでございます。本町の負担増が懸念されるところでございますので、国では拠出の超過が多い市町村を重点的に支援するため、都道府県調整交付金を増額2%アップをしながら激変緩和を図りたいと、こういうところでございます。

 国では、都道府県との協議を経た上で都道府県調整交付金の配分ガイドラインをこの夏までに見直し、共同事業の拡大で保険者の負担が過重にならないよう配慮していくとのことでございます。今後も国、県の動向、これらを見た上で、その対応をしなければならないと。まずは、情報収集しながらの対応と、こうなると思います。

 次に、保険料未納による保険証未納交付世帯についてでございます。このご質問は、5月末現在とのことでございましたが、集計が間に合いませんでしたので、5月15日現在でございますが、76世帯、138人となっております。そのうち高校生以下の子供がいる世帯は15世帯で、高校生以下は22名おります。この22名に対しては、有効期間6カ月の短期保険証を全員に交付をいたしております。

 保険料未納者につきましては、3カ月ごとに納税相談後に保険証を交付する旨の通知を郵送いたしておるところでございますが、平成23年度において納税相談を受け、短期保険証を交付した世帯は、全対象世帯の40.6%という状況になっております。

 納税相談を受けなかった未交付世帯に対しましては、再度通知等を送付しているほかに電話相談、あるいは嘱託徴収員等による訪問などをいたしながら、全体的に納税推進を進めておると、こういう状況でございます。

 次に、4点目のご質問の放射能除染対策についてお答え申し上げます。東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所事故による放射性物質拡散問題は、いまだ収束をしておらないと。そういう中で農畜産業については大きな被害をもたらしておるところでございます。今年4月に食品中の放射性セシウムに関する基準が見直しされたことに伴いまして、粗飼料の基準も見直しをされ、町内では生産する牧草は利用自粛となりました。牧草地を全面除染すると、こうなったところでございます。

 さて、町内の除染対象の牧草地に関するご質問でございますが、県公社が4月末時点として取りまとめている金ケ崎町の申請件数は265件、面積は1,426.35ヘクタールでございます。なお、除染申請は、契約により牧草地管理を行っている農家がまとめて申請をしており、対象農家数は畜産農家、水田、牧草作付農家で約500戸と見込んでおります。

 また、除染方法は、牧草の放射性物質濃度が300ベクレル超過の場合にはプラウ耕による反転、300ベクレル以下はロータリー耕による攪拌と、こうされておるところでございます。すべての圃場ごとに牧草の放射能測定が行われていると、こういうわけではなくて、数値が不明な草地もございます。町内はプラウ耕を基本とし、水田、牧草地にはプラウ耕では耕盤を壊すと、こういう可能性がありますので、ロータリー耕を行うと、こういう区分をいたしております。これにより当町ではプラウ耕を申請した牧草地の面積は1,120.58ヘクタールとなっております。

 次に、除染作業についての完全な天地返しができるのかとのご質問でございますが、プラウ耕を行うことが天地返しと、こうなりますので、プラウ耕を行う牧草地については天地返しされると、こう考えております。なお、プラウ耕を実施する場合、必ずサイロとロータリー耕の作業が必要となります。これらの作業が実施されることでセシウムの低減が期待されると。また、除染作業は始まったわけでございますが、今後作業技術指導等を行い、確実な除染となるように努めてまいりたいと思います。

 次に、100から300ベクレルのロータリー耕の科学的証明についてのご質問でございますが、福島県農業総合センター畜産研究所の牧草地における放射性物質の垂直分布と草地更新等による低減効果という試験研究結果においては、低減率は92.6%から81.1%程度とされております。これらの実証結果を参考として、県事業として実施をされているものでございます。

 次に、県が示した作業単価について、低過ぎるという認識は町としても同意見でございます。5月21日に金ケ崎町のほか奥州市を含む県南広域振興局管内6市町村連盟による要望書を県知事及び県南広域振興局長あてに提出したところでもございます。除染完了に向かい、今後も対策を図ってまいりたいと考えております。

 次に、除染費用についてでございます。町が東電へ損害賠償することを前提として独自上乗せ補助をすべきではとのご質問でございますが、町といたしましては、5月21日に県南6市町村名で県に対して除染事業についての費用等の見直しについて要望いたしたところでもございますし、県事業として見直しが行われる事業実施ということを考えてみますと、町単独補助あるいは町単独で上乗せということについては考えておらないところでございます。

 粗飼料の許容値100ベクレルに見直しがされたと。このことについて、金ケ崎町内全域が牧草の利用自粛地域となったところでございます。金ケ崎町内の牧草作付面積は、先ほど触れましたように、約1,430ヘクタールになっております。この代替飼料算出用につきまして、この数値は牧草10アール当たりの一、三番草の基準収量を6,000キロと、これで試算をいたしました。これに基づきまして8万5,800トン、乾草の換算量でまいりますと2,163トンと、こうなります。

 なお、粗飼料の暫定許容値が100ベクレルとされておると、こういうことでございますが、24年4月以降牛に与えることができず残っている23年産の飼料は約3,800トンございます。これら利用自粛牧草分の処分につきましては、県補助事業で市町村が実施主体となり、処分を行うこととして、既に臨時議会で予算を確保させていただいたところでございますが、県では事業内容の見直しをしているところから、容量など詳細がまだ示されておらない、作業が進んでいないと、こういう状況でございます。

 予定されている処分方法としては、保管牧草等を細かく裁断して、土壌に還元する方法と、二、三年をめどとして農家における一時保管を検討しておりますが、県に対して早期にこの事業内容を提示し、処分管理をできるよう要望もいたしておるところでございます。

 なお、岩手県では独自に搾乳牛に給餌、給与する場合の牧草の放射性物質濃度の上限を4月27日施行として50ベクレルに設定をいたしました。このことで、搾乳牛以外の牛への給与は可能でありますので、今のところ処分は考えておらないと、こういう部分があります。

 次に、町内畜産農家の出荷自粛、あるいは風評被害における損害賠償は県内7農協、県の5連、農林中央金庫などの役員20人で構成するJAグループ東京電力原発事故農畜産物損害賠償対策岩手県協議会、ここが取りまとめをいたして東電へ賠償請求をしております。町内畜産農家の損害賠償請求額は5月請求分までで約1億3,000万円となっております。そのうち1月請求分まではほぼ支払われておりますが、2月以降からの請求分約5,100万円ございますが、これはまだ支払いが滞っておると、こういう状況でございます。現在も県対策協議会では、全額賠償とするべく東電と鋭意交渉を行っておりますが、今後も県、それから関係機関と一緒になりまして、必要な支援については連携を図りながらやってまいりたいと考えております。

 次に、稲わらの給餌をする肉牛について、これを除きまして牧草を給餌する牛について、現在廃用牛飼育施設、この施設を利用している牛は約40頭ございます。また、潜在的な頭数としては約180頭が出荷滞留廃用牛として見込まれておるところでございます。県内の廃用牛飼育施設は、空き牛舎を活用しておる、さらに金ケ崎町は250頭、八幡平市は300頭分として、2カ所において県から受託された団体等が飼養管理を行っております。

 施設への牛の搬入及び搬出は農家が行いますが、搬入、乾草費用や預託料の農家負担は免除されており、県負担で実施をされると、こうなっております。この施設では、購入牧草による飼い直しを行い、牛肉に残留する放射性物質を県で出荷可能と定める基準に低減するまで集中管理をすると、こうなっております。今般食品の基準値が下がったことで、これまでの250ベクレルから5分の1となる50ベクレルに出荷可能とする基準が変更となり、給与牧草の放射性濃度によりますが、二、三カ月から半年など、長期にわたってこの買い直しが必要だと、こうなっておるところでございます。このことから、廃用牛が増加し、円滑な牛の更新ができず、経営損失を受けることが懸念をされます。これら廃用牛対策につきましては、県に要望いたしながら早急に対策を講ずるべきだと、こういうお話をしておるところでございます。

 現在当町では、東電賠償が支払われるまでの融資制度、これらにつきましては、JAグループが創設した無利子資金がございます。当面は、そうした資金を活用することとし、現在は検討を行っておりません。

 除染作業後の牧草、土壌内における放射性物質の含有量のレベルにもよるところではございますが、農業者の思いは、みずから、自己が、自分たちが手塩にかけて生産した優良粗飼料を牛に給餌したいと、こういう強い気持ちがございます。そういう中で、まずは除染作業の完全実施ということを考えておりますし、その上で牧草が自給できない現状においては、その代替案としての代替牧草補償が行われておりますが、牧草の自給生産体制が整うまでは供給されるよう県にも申し入れをいたしておるところでございます。

 汚染土壌に係る簡易測定器の貸し出し等についてお答え申し上げます。福島の原発事故に伴う放射性物質の拡散問題に対応するために簡易型の放射線の測定器の無料貸し出しを4月6日から開始をいたしております。町民の皆さんが気になる箇所、あるいはみずから測定をすると、そして安心安全の確保と不安解消目的として取り組んでおるところでございます。貸し出し場所も町民の方が借りやすいようにということで、中央生涯教育センターと各地区生涯教育センターにそれぞれ、そして役場生活環境課に1台ということで、合計8台を配置いたしております。現在の貸し出し状況は、5月17日現在で36件、毎時1マイクロシーベルトを超えた箇所は3カ所報告をされております。この3カ所につきましては、精度の高い放射線測定器で再測定をいたしまして、その結果1カ所については基準内であり、残り2カ所について一部除染や立ち入り禁止区域として安全を確保したところでございます。

 次に、土壌汚染の仮置き場ほかの設置についてでございます。町内の放射線測定につきましては、汚染土壌を除去したのは、昨年度教育施設1施設1カ所、集会所6施設6カ所、今年度は4施設6カ所ありました。除染した土壌は汚染土の保管袋、これに入れまして、現在旧有線放送室のこの中に保管をいたしております。一時保管をお願いしておるということで、まきストーブ、これについても保管をこれからこの場所で行えるように進めておるところでございます。

 放射性物質の放射性セシウム、今後みずから半減期、あるいは自然風化影響により減少していくと、こうは思われますが、ホットスポットの現在の測定数値状況から見て今後多く出るとは考えられないと、こうは思いますが、さらにスペース的なことを考え、余裕のあるような状況でこの仮置き場確保に努めてまいりたいと考えております。

 次に、4月から国の基準値が見直しをされ、消費者の食に対する不安、あるいは不信が高まって、町内野菜の測定、これらにつきまして、その結果についてお話を申し上げます。

 町内農産物の放射性物質の測定に関しましては、岩手県における精密検査、金ケ崎町による簡易検査を継続して実施いたしているところでございますし、町の検査に関しては国の基準値の見直しに合わせまして、最低検出限界値を25ベクレルに設定いたし、町内農産物の測定を実施いたしたところでございます。実績は、5月29日現在、シイタケや野菜などは83検体の測定を実施いたし、販売の農畜産物におきましては、国の基準値を超える農産物は現在ありません。なお、自家用として採取した一部の山菜等におきましては、基準値を超過した品目も存在しておりますが、その品目については販売用には出回っておらないと、こういう状況です。

 次に、町内農産物の流通価格についてでございますが、各出荷団体等において検査等安全対策が行われた上で流通されているものでございます。価格については、今のところ大きな影響はないと、こう思っておるところでございます。風評被害、そちらのほうが心配だと、こういう状況でございます。

 当町の露地栽培の原木シイタケについてでございますが、5月2日付の県の出荷自粛要請が出されまして、その後5月7日付で国の出荷制限指示が出されたところでございます。これを受けまして、5月3日に役場庁舎内で生産者の説明会を開催し、東電からご説明をいただき、その賠償の範囲は事故における因果関係が明らかなものであり、出荷制限による実質利益につきましては農産物の賠償対象としておると、こういうところでございます。

 また、農協などのこれまでの農家生産実績や平均収量と単価による損害賠償請求も可能としておりましたが、請求書や領収書類、これらの書類、そしてその証明できるものなどを証拠として提出する、これを求められておるところでございます。このことから、賠償の証拠、根拠となる生産物による数量、出荷、納入伝票などの必要性が想定されるところでございます。

 また、ほだ木を廃棄して収穫をやめた場合の賠償に関しては、出荷自粛や風評被害が対象出荷であり、補償対象以外のものは含まれず、国、県から定められた東電による所定の内容に基づき賠償すると、こうなっております。生産をやめた分は、東電から自主判断によるものとされ、賠償請求そのものを放棄することにもなりかねないと大変危惧、心配をいたしておるところでございます。

 国、県においては、今後も東電への明確な賠償に係る内容を速やかに示すことを強く要求をしていくこととしておりますし、また出荷制限指示の解除の時期、方法などにつきましても協議を進めていくことといたしております。

 現在当町では東電賠償が支払われるまでの融資制度等は、先ほど触れましたJAグループが創設した資金、これを活用するということで進めたいと思います。

 最後になりますが、現在東電賠償については、JAグループが農業者の代表となって一括東電賠償する流れが確立をされているところでございます。また、この流れに対して岩手県も支援しているところであり、農家の個別負担等を勘案すると、現状の流れの中で当面損害賠償としていくことが有効と考えておるところでございます。ただ、しかしながら請求額の一部支払いが行われていないと、こういう実情も把握をいたしておりますので、県、国等を通じながら、全額補償の実現に向け要望活動を行う、さらには支援実施をしてまいりたいと考えております。

 訴訟の支援等に関しましては、周辺自治体、あるいは岩手県等の動向を把握しながら、その必要性、対応があった場合には検討して進めたいと、こう考えております。

 以上、長い答弁になりましたが、終わります。



○議長(伊藤雅章君) 再質問を受けます。

 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) どうも答弁ありがとうございました。

 放射能問題ですけれども、この賠償にかかわって、農家の中でいわゆるJAなどに属していない農業生産者、いわゆる被害者は金ケ崎町にいるのかいないのか、その辺質問いたします。

 もう一つ、町民から、本町でも東電を呼んで、ぜひ説明会を実施すべきではないかと、特に被害を受けている農家だけではなくて、一般町民も東電に対していろんなことを言いたいと、そういう場をぜひほかの自治体と同じように東電を呼んで、東電の関係者から直接やっぱり町民に対する謝罪や何かを聞きたいということだと思うのですけれども、そういう声がありますので、ぜひ検討をしていただけないかなというふうに思います。

 まず、以上、2点について。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) 2つご質問がございました。

 2点目のほうの町民に対してと、こういうことについては、東電の姿勢が賠償中心と、こういうところでございます。そういう点で、東電の今の放射能に係る事故対策、あるいはその後の対応ということについて説明を求められるかどうかについては、少し確認をした上でと、こういうふうに思っております。



○議長(伊藤雅章君) 農林課長。



◎参事兼農林課長(千葉実君) お答えをいたします。

 JAに属さない分の補償の関係でございますが、当町でも生産物によってはございます。例えば牛の販売もそれぞれ違うところがありますし、そういったところにつきましては、今の現在の進め方については、岩手ふるさと農協に属した方については農協、JA系統で請求をしています。それ以外は、その系統外での補償チームをつくりながら補償しているところもありますし、あとは基本的には個人でも補償の請求はできますので、そういった形での補償は東電のほうでは受け付けているようでございます。

 以上でございます。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 先ほど私が答弁申し上げました中で、一部数字の誤りがありましたので、お伝え申し上げたいと思います。

 議員からご質問いただきました放射能によるところの粗飼料の代替飼料の算出の中で、実は一番草から三番草までは8万5,800トン、これはよろしいのですが、乾草換算でというところの数字が間違いました。単位が違いましたので、お伝えいたします。

 2,163トンと申し上げましたが、正解は2万163トンであります。訂正をしておわびを申し上げさせていただきたいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) その系統に属さない個人の農家に対する支援、ぜひ町としてそういう方々の例えば会合を持ってまとめるとか意見を聞くとか、何かやっぱりやるべきではないかなというふうに思います。これは、要望をしておきたいというふうに思います。

 それから、国保についてですけれども、もう時間が少ないのであれですけれども、高校生以下の子供については、親が保険料を納めなくても短期保険証は発行しているというふうに町長答弁されたのですけれども、それで間違いないのでしょうか。そこを確認したいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 農林課長。



◎参事兼農林課長(千葉実君) 先ほど要望ということでございましたが、あえて答弁をさせていただきますと、町内はほとんどが系統の中に属してございます。個別な特別なものについては系統に属していないということですので、補償については十分それぞれの団体でなされているものでございます。

 以上です。



○議長(伊藤雅章君) 住民課長。



◎住民課長(高橋良一君) それでは、お答えいたします。

 高校生の世帯が7世帯で8人おります。それから、中学生以下が10世帯で14人おりますが、それぞれに短期の保険証を交付しております。

 以上でございます。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) 時間もないので要望ですけれども、今いろいろ答弁していただきました。数字的な資料については、後でぜひ私のほうに教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 以上の点を要望いたしまして、一般質問を終わります。どうもありがとうございました。



○議長(伊藤雅章君) これで1番、阿部?一君の一般質問は終わります。

 お諮りします。休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認め、午後1時30分まで休憩をいたします。

            休憩(午前11時19分)

                                        

            再開(午後 1時30分)



○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。

 休憩前に引き続き会議を行います。

                                        



○議長(伊藤雅章君) 6番、?橋勇喜君の一般質問を行います。

           〔6番 ?橋勇喜君登壇〕



◆6番(?橋勇喜君) 6番の?橋勇喜でございます。午前中の質問と若干重複する部分もあるかと思いますが、ひとつよろしくお願い申し上げたいというふうに思います。私のほうからは、質問事項3項についてご質問を申し上げたいというふうに思います。よろしくお願い申し上げます。

 まず第1番目でございますが、町内農家の維持と耕作放棄地解消について申し上げたいと思います。農業は、赤字で耕作するだけで苦労する、そういう意見が最近非常に多く聞かれます。しかし、先祖代々続いてきたことと、親から譲られたため仕方なく百姓をしていると嘆いている農家が続出しています。特にも近年は高齢化が進み、現在の農家従事者を見ると、65歳以上、いや70歳以上の方が大半を占めていると言っても過言ではないのではないでしょうか。今後数年後には農業のできる人は減少し、現在の農地も維持できず、ますます耕作放棄地が増加傾向にあると見込まれるが、町長のお考えをお聞きしたい。

 現在農家には全く後継者がいないだけでなく、百姓はもうからないから息子には勧めたくない、親から半分あきらめた声がたくさん聞こえるのも隠せない現実であろうかと思います。町長は、施政方針で元気農業を掲げていますが、次世代の金ケ崎町農業を支える後継者対策について、もっと積極的な対策が必要と思われますが、新規就農者対策の取り組みや担い手対策について、取り組み内容を確認させていただきたいと思います。

 また、耕作放棄地についてですが、今まで農業委員会等による実態調査及び指導等が実施されていますが、今後もっと積極的な対応が重要と考えます。昨今では、JAが集約営農等の考えも打ち出され、これから推進されると思いますが、今後の対応として農業委員会、JA、農林課、振興局等が一体となり、地域ごとに適した作物の検討、推進が必要と考えますが、町長の見解をお聞きしたいと思います。

 次、2番目でございますが、金ケ崎町内の放射能問題についてお伺いをいたします。町内牧草地の除染状況についてですが、3月の説明会から大分日数が経過していますが、現地を見回る限り、余り対応されていないように見えますが、現状と今後の方向性について確認をさせていただきたい。

 また、昨年の乾草保管の牧草の今後の対応と外部からの牧草の供給が問題なく畜産農家に配分されているのか、状況を確認させていただきたいと思います。

 それと、転作牧草地が今回の汚染対策に伴い水田に復帰されているようでありますが、面積はおよそどのぐらいなのか、またこの分の米の出荷対応はどうするのか、この辺もお聞きをしたいと思います。

 次に、放射能測定器についてですが、最近次々と食品の放射能汚染が検出され、生産者、消費者が食品に対する汚染問題に神経質になっている現状ですが、当町の食品検査頻度等はどうなっているか。また、話によると、野菜出荷でも検査済みの出荷のため、現在検査を待つ時間がかなりあるとも聞いているが、食品放射能検査装置の台数が不足と感じるが、増加する必要はないのか、その辺も確認したいと思います。また、今後の検査を町民に限り無料化の考えがないか、これもお伺いをしたいと思います。

 3番目に、防災についてですが、東日本大震災から1年数カ月が経過をいたしましたが、災害は忘れたころにやってくるとよく言われます。昨今も毎日のように地震は絶えません。いつ、どのような大きな地震が来るのかと考えると、非常に怖いものがあります。特にも先輩者が不安です。広報体制、要支援者の安否確認、避難所の設営、運営等問題ない体制づくりができているのか、再確認をさせていただきたい。

 今年度は、防災無線の増設による難聴地域の解消、千貫石ため池の決壊等の避難場所の見直しを含めたハザードマップの総点検をし、防災計画との整合性をとり、防災計画の見直しを進めるとありますが、進捗状況をお伺いいたしたい。先日開催された自主防災組織リーダー研修において配布された避難所の調書では不満の声が多いが、今後再検討を望みたいと思います。見解をお聞きいたします。

 防災無線もこの前の質問の状況では、変化なしと考えますが、今後検討の見込みはあるかお伺いをいたします。

 また、地域の防災組織の活動は実際に活動訓練されているか、見解をお聞きをしたいと思います。

 以上、この3点についてご質問を申し上げます。よろしくお願い申し上げます。



○議長(伊藤雅章君) 答弁を求めます。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 6番、?橋議員のご質問にお答え申し上げます。3点の大きいご質問をちょうだいいたしております。

 第1点目でございますが、農家数の減少と耕作放棄地の増加、これが見込まれると、こういうことについての所見でございます。現在金ケ崎町の農家戸数は、平成22年では1,209戸、10年前に比べまして690戸の減少でございます。率にいたしまして、36.3%減少しておる状況でございます。耕作放棄地面積は、平成22年では79.7ヘクタール、10年前に比べまして5.3ヘクタールの増になっております。率では7.1%の増加でございます。

 農家数の減少は、農家所得が多産業所得より低いことがその主な要因である、また耕作放棄地の増大の要因は、高齢化等により労働力が不足したことや、当該農地の生産性が低いことや、あるいは土地条件が悪いこと、さらには農地の受け手がいない、これらのことが主な原因だと、こう思っております。

 このような状況にある中で、議員が心配されますように、数年後にはさらなる農家数の減少、そして耕作放棄地面積の増大は避けられない状況が到来するのではないかと危惧をいたしております。

 しかしながら、町の基本理念であります田園環境保全の町を守り、次の世代へ引き継いでいくためにも、農家の所得向上対策が町の大きな課題であり、その課題を解決すべく総合発展計画の重点プロジェクトであります元気農業、あるいは特産品ブランド化プロジェクトを着実に推進して努力をしてまいりたいと考えております。

 また、耕作放棄地対策につきましては、従来の調査、指導の強化とともに本年度から集落営農組織等が耕作放棄地の草刈り等も実施をした場合への経費、この助成、さらには耕作放棄地での菜の花やソバなどの作付など、耕作放棄地問題を農業だけの課題でなはく、環境保全の観点からも町全体の課題としてとらえ、農業者、地域と一体となって取り組んでいきたいと考えております。

 次に、新規就農者対策と担い手対策についてでございますが、新規就農者対策につきましては、県農業改良普及センターとの連携による新規就農者への巡回相談や就農準備相談会を実施いたすとともに、担い手対策については役場内での支援窓口の設置や集落営農組織の法人化に向けての学習会や農業機械等の補助事業によりこの支援を行ってきたところでもございます。

 また、本町では本年度、各集落ごとに将来の担い手と農地の集積計画などを盛り込んだ地域農業マスタープランの策定を進めることといたしております。この地域農業マスタープラン、これは本年度から国が策定を進めております人・農地プランの内容でありますが、この担い手と農地集約に関する計画に県独自に今後の地域農業のあり方、作付の品目、あるいは6次産業化等、これらを加えて策定をいたすものでございます。

 本プランの策定につきましては、集落ごとの合意が不可欠でございます。策定を後押しする施策としては、青年就農給付金や農地集積協力金事業を活用いたしまして、今後新規就農者あるいは担い手への支援をさらに強化してまいりたいと考えております。

 次に、地域に適した作付品目についてでございますが、これまでにも農業の所得向上に結びつけるような水田活用の所得補償交付金あるいは産地資金を活用いたしまして、大豆、麦、あるいは飼料作物の栽培、これらのほかにもアスパラガス、あるいはキュウリなどを町内園芸の奨励作物といたしまして位置づけをしながら支援を行ってきているところでもございます。今後もより一層の園芸品目を振興するため、関係機関と検討し、地域の奨励作物をふやすための取り組みを進めるとともに、町として農業技術指導員を配置し、園芸品目への栽培指導を強化する、あるいは農家が新たな園芸品目へ取り組める、そういう環境整備を図ってまいりたいと考えております。

 次に、金ケ崎町の農畜産物に対する放射能問題についてお答えをいたします。まず、町内牧草地の除染状況に対するご質問でございますが、事業遂行に関しては、岩手県から事業を委託した岩手県農業公社が事業実施主体として進めているところでございます。当町の牧草地に関する除染作業に関しては、大きく2つに分けられており、良質な牧草地を更新するために、秋口に播種する手法と、春に多年生作物を播種し、粗飼料作物を収穫し、その後に秋口に牧草を播種するという、いわゆる春まき体系と秋まき体系とがございます。また、実施に関しては岩手県農業公社の施行と公社が農家に委託して実施する農家施行の2種類がございます。

 事業主体である岩手県農業公社が4月末時点で取りまとめをいたしました申請件数は、公社施行、受託集団施行も含むところでございますが、128件、約906ヘクタールでございます。農家の受託施行では147件、約510ヘクタールの申請を取りまとめておるところでございます。

 既に春まき施行は実施されており、3月に行われました説明会以降、公社の取り組みにより個別に実施箇所の確認や肥料、種子の発注手順等指示が順次農家に通知されており、公社のスケジュールで農家と直接調整しながら作業が進めておられるところでございます。

 しかしながら、農家等からはさまざまな意見、あるいは要望等が金ケ崎町に寄せられておるところでもございます。これらを岩手県や農業公社に話をつないでいきながら、お互い連携を密にしながら、確実な除染作業の遂行を図ってまいりたいと考えております。

 次に、昨年収穫された牧草のうち、牛に給餌できない牧草等に関してでございますが、約3,800トンが農家等において保管されている状況でございます。これらの牧草等に関しては、牛に給餌ができないことから、すべて処分することが必要となっております。処分としては、保管されている牧草等を細かく裁断して土壌に還元する方法と、焼却できるまでの間、農家における一時保管することを検討いたしております。現在その処分に関して検討を行っているところでございますので、少し時間がかかるかと思います。

 既に臨時議会で予算を確保させていただいておりますが、県の事業要綱等が制定、それがまだ進んでおらないと、こういう状況でございますので、いまだに金ケ崎町ではこの23年産の牧草処分作業、これには取り組んでおらない状況でございます。この件について、私たちは早期に実施できるよう県に対しましても申し入れをいたしておるところでございます。

 なお、代替牧草に関しましては、順調に必要量が供給されている状況でございます。しかしながら、利用自粛範囲の増加や、長期化することによって適正な供給が続くか懸念される状況でもございますので、今後も関係団体と国、県への調整、確保を要請してまいります。

 次に、除染作業の導入についてでございます。転作牧草地が減少し、水稲作付に回っているのではないかとのご質問でございますが、議員ご質問のとおり、昨年金ケ崎町では約423ヘクタールの水田牧草が作付されておりました。この5月末時点で取りまとめた今年度の水田牧草は約403ヘクタールでございますので、約21ヘクタール減少いたしております。

 一方、稲ホールクロップサイレージは、昨年約28ヘクタールだったものが今年度は42ヘクタールへと飼料用水稲作付が約14ヘクタール増加をいたしております。水田牧草の減少部分は、稲ホールクロップサイレージに切りかえられたものと認識をいたしております。

 なお、議員がご心配されております米の放射能検査に関しては、昨年同様県やJAにおける検査等が実施される予定となっておりますので、安心安全な米出荷に万全の対策を行う予定でございます。

 次に、金ケ崎町が実施している農産物の放射能検査に関してお答えを申し上げます。町内農産物の放射能検査に関しては、昨年同様、農林課におきまして町内農業者が町内で生産した農産物の放射性物質の簡易検査を実施いたしております。この検査は無料でございます。込み合っていると、こういう状況で、予約制で実施をいたしております。祭日を除く毎日実施をいたしておるところであります。

 今後につきましては、消費者に安心安全な農産物を提供する立場から、出荷農業者等を優先させながら測定体制の工夫を図り、できるだけ多くの品目を測定してまいりたいと考えております。しかし、なかなかその測定に時間を要すると、それから申込者が多くなると、こういう状況でございますので、今後は測定器の増設も検討したいと、こう考えておるところでございます。

 次に、防災について申し上げさせていただきます。3.11東北地方太平洋沖地震発生から14カ月が経過をし、沿岸部を初めとして復旧復興に向けた事業展開がそれぞれ展開されております。

 さて、当町では震災対応の反省評価を行い、消防団、自主防災組織等関係団体との情報交換を行いながら、今後の災害に備えているところでもございます。

 議員ご質問の広報体制、要支援者の安否確認、避難所の設営、運営等の問題、これらについては問題ないような体制づくりをしてほしいと、こういうことでございますが、広報体制につきましては、停電により使用できなくなった防災無線を停電時にも使用できるよう消防団の協力を得て、発電機27台による電力供給の体制を整えておるところでございます。

 さらに、NTTドコモ携帯電話による災害情報伝達手段としてエリアメールの導入、さらには既存の防災無線機を活用した無線交信、そして防災無線施設のアンプの増強、スピーカー出力増を図るなどをいたしまして、災害時の多様な通信手段を構築いたしておるところでございます。

 次に、要支援者の安否確認ですが、金ケ崎町防災計画に規定しておりますところの用語は、要援護者と、こういう表現をいたしておるところでございます。この用語を使いましてお答えをいたしますが、要援護者登録は、平成22年度末において、平成23年度末の自主防災組織の研修会において、その名簿を提出し、活用について説明を行いました。また、平成24年4月の行政区長、自治会長会議におきましても、改めてご説明を申し上げ、協力依頼をいたしたところでもございます。地域により要援護者の確認状況は異なることもございますが、要援護者の支援については、おおむね了解をいただいておるところでもございます。

 なお、登録者数は平成24年3月で361名となっております。

 避難所の運営設置については、震災後、各地区生涯教育センターを震度5以上の地震発生時に開設し、状況に応じて他の施設を開設すると、こういうことを検討いたしておりましたが、今般県におきましても新たなる千貫石堤、あるいは橇引沢堤等の決壊時のハザードマップの作成をすると、こういうことから、浸水区域の情報等を確認をし、県との調整を行ってまいりたいと、こう考えております。あわせてこれらの作業を通じて避難所開設を検証しなければと、こう思っております。

 防災無線の増設につきましては、国の補助金を活用いたしながら、子局6局の新設、そして既存子局3局の機能拡大を実施し、難聴地域の解消に努力、努めているところでございます。

 各地区での防災組織の活動につきましては、リーダー研修の実施、消防団員の派遣や各種の情報提供を行いながら、町としても活動支援をいたしておるところでございます。

 この各自主防災組織の活動状況は、地域といいますか、この温度差、これがございますけれども、定期的に防災訓練を実施しながら、地域の安全確認等、積極的に防災に取り組む組織がふえてきておると、こういう状況でもございますので、行政としてはこのバックアップを行いながら、住民一人一人の防災意識の高揚を図り、防災体制強化に取り組む、こういう考えで今進めておるところでございます。

 以上で答弁を終わります。



○議長(伊藤雅章君) 答弁が終わりました。再質問を受けます。

 6番、?橋勇喜君。



◆6番(?橋勇喜君) 質問に対していろいろとご答弁ありがとうございます。まだ若干お聞きしたい点がございますので、二、三項目お願いをしたいと思います。

 今いろいろ町内農家の耕作放棄地とかの問題でご説明いただいたわけでございますが、今説明いただいた中で、若い人がいないというわけではございませんので、やはり若い人が農業に魅力を持つような、そういったものをこれからどんどん、どんどんいろんな会議等でも出していただいて、これだったらやってもおもしろいのかなという、そういうふうなものを積極的に導入してやっていただきたいし、それからこの耕作放棄地の問題ですが、私も今回初めてホールクロップサイレージを全面的に実施したわけでございますが、今のところ見ていますと、非常に手がかからないといいますか、最終的には収穫してみなければ、その収支はよくわかりませんが、手間の分からすると、普通の今までの稲作をやるよりは、サラリーマンであればかなりいいのかなというようなことで、見ますと、一生懸命放棄地を、前回までは農業委員会さんとか生活環境課さんなんかの指導をやっているようでございますが、ことしずっと私町内見回っている限りでは、何か今の時点では前回よりもかなりふえているように見ているのです。私うちに帰るだけでも膨大な面積が、今田んぼがぼうぼうとなりまして、これどうするのか、山にするのかなというような、そういう箇所もかなりありますので、そういったところ、ぜひやはりそういった取り組みやすいもの、あるいはああいう地区でも経費がかからないである程度収入につながるようなもの、そういったものをもう少しご検討いただいて、積極的に進めていただければいいのかなというふうに思います。

 それから、この放射能問題についてでございますが、一部だけの話ですから、何とも申し上げられないのですが、結構酪農家ともいろんな話をする機会が多いのですが、今説明されたとおり、まだ十分でない部分がかなりあるようでございますが、いずれ農家の人たちの話を聞くと、なぜ全部農業公社に回しているのかなと。我々みたいにこういう大きな酪農家であれば、大型トラクターを全部持っているわけなので、いち早く単価的に見合う部分を出していただいて、ある程度農家に積極的にご指導をいただいたほうがもっとスムーズにいくのではないのかなと。どんどん、どんどん回っていると、もう24年、ことしの分の牧草も既に刈り取りをやらなければならない、既にやっている部分もあるわけです。ああいうのを見ると、これをどうするのだと聞いたら、いや、これもすき込むのだと、実はこれも敷き込まなければならないし、それから昨年度の23年分も山積みになってあるが、これもやらなければならないということで、秋まきまでに待つということになると、また新年度の牧草、2回目また刈り取りしなければならないと。そうすると、それも食べさせるによければいいのですが、これも皆はけたということになると、どんどん、どんどんただの仕事だけが重複していくというようなことで、できれば早くいい単価を出していただいて、農業公社にだけ任せるのではなくて、やはり積極的に農家に協力を要請して、できる人はどんどん、どんどん進めていくというような方向にご指導していただいたらいいのになと、そういう話を聞いていますので、もしそういったことで考えがあれば、ひとつご意見をお伺いしたいなというふうに思います。

 それから、あとは防災についてでございますが、今ご説明があったとおりだと思うのでございますが、この避難場所について、いろいろとこれからまた今後も検討して決めていきたいということでございますが、ここに千貫石というあれで載せたのですけれども、町長さんは今橇引沢ため池ともおっしゃってくれましたが、私らは一応管轄の橇引沢ため池も利用しているものですから、時々私も現地を見ているのですが、3.11のときの地震で、橇引沢ため池は堤防の上が舗装になっているのですが、これが何カ所ももう既に亀裂が入っていまして、一応改良区の審査では、当分はまず問題ないだろうというようなことでは一応話ししているわけですが、またもや最近地震が起きていて、あの3.11のような地震が来れば、これはもう何とも言えないなと。そういうことからすると、できるだけ早く、これはため池ですから、当然決壊すれば水が流れてくるわけですので、どこか早急にこの我々とすればご指定を決めていただいて、やはり高いところに逃げるしかないでしょうから、この辺も。それ以外の場合は生涯教育センターで十分だと思いますけれども、ただ我々が住んでいる地区から見ると、やはり過去のあれから見ても水害が一番大きいのかなというようなことを常に感じているものですから、そういった方向性をできれば早くお示しいただければいいのかなというふうに思っております。

 それから、この地域の防災でございますが、これは私も自治会のほうの会長をやっておったときに立ち上げた組織でございまして、どの自治会も今はもう既に届けになって報告になっていると思うのですが、積極的にやっている自治会はもう何回も、年に1回ぐらいは必ず防災訓練だとか消火訓練だとか、そういったものをやっている地区もあるようでございますが、私見る限りでは、まだ半分以上のところがそういった実施をやっていないように記憶しているのですが、これは特にも今消防団が人員も少ないという中と、それからサラリーマン的な消防団が多いということで、もし本当に日中とか、そういったときにこういう災害が出た場合には、やはりこういう訓練が最終的には成果を出すのかなというふうなことで考えておりまして、私から余りやれということになると、これは自治会長さん方に大変苦労をかけるわけですから、余りにも強力には言えないのかもしれませんが、これはやはり地域のために、できるだけ町当局のほうからもそういうご指導いただいて、年に1回ぐらいはこういう訓練を実施していただければ地域のためになるのかなということで、その辺の見解についてちょっとお伺いをしたいなというふうに思います。



○議長(伊藤雅章君) 答弁を求めます。

 農林課長。



◎参事兼農林課長(千葉実君) 6番、?橋議員のご質問にお答えをいたします。

 まず、耕作放棄地の関係ですけれども、農家、魅力ある収入があれば、いろんな分で問題は解決するのかなということで、町では元気農業を含めながら所得向上に努めてございます。そういった意味で、質問があったように、収入につながる作物というのは何かなということで今取り組んで、いろんなところでいろんなお話を聞きながら今進めているところです。特にも今回収入の中でホールクロップサイレージの話が出ましたけれども、これはあくまでも転作作物としての収入の受け方ですが、必ずこのホールクロップサイレージにつきましては、食べさせる農家との契約が必要なわけです。ですから、飼料作物と畑作の飼料との競合性が出てきたりするものですから、これについても一つの手法ではありますが、収入につながる作物というのは、また別な考えではないかなということで、いろんな形で今後も取り組んでいきたいと思ってございます。

 2つ目の放射能の関係でございます。放射能の除染の関係ですが、今除染の進め方につきましては、岩手県から農業公社のほうに事業委託になって、農業公社が全体をやることになっていますが、今農業公社では一関、昨年一生懸命やっているのですが、一関ですらなかなか進んでいない状況です。金ケ崎も指定になりまして、今やろうとしているのですが、問題は公社そのものの手配が進んでいないのと、議員から提案されているように、農家に任せたらどうかということがありますが、私たちも同じような話を今進めています。ただ、進まないのは単価の問題です。1回目の単価、県が示した単価がどうもやれないよという話で、遠野から南は全部そういったので低いよという話をしながら、2回目、3回目でようやく20万円ぐらいになったという話です。でも農家の方に言わせると、とてもそれでは人のまでできないという話で、なかなかまだ折り合いがつかない状況です。では、進めるのは公社がやればいいかなということですが、やはり公社も先ほど言ったように、体制が整っていないということで進まないのが現状でございます。ただ、そうは言いながらも、いつまでもこのままにしておくわけにはいきませんので、中にはいわゆる自分で始めたりする方もいますが、公社でやれる分には、いずれ公社に進めさせるというのが基本的な考えと、農家ができるような体制を今とるということで、全体県南地区の自治体で料金の値上げについて、再度申し入れをしているところでございます。

 以上です。



○議長(伊藤雅章君) 生活環境課長。



◎参事兼生活環境課長(石川孝君) お答えいたします。

 防災の関係で2点の再質問でございますが、まず第1点の避難所のあり方、早く方向性を示してほしいという質問でございます。これにつきましては、先ほど町長が答弁していますとおり、千貫石堤の決壊、橇引沢ため池の決壊ということを想定しての避難所のあり方ということで検討してございますが、答弁でも述べていますとおり、今般県におきましても浸水区域を新たにつくるというような情報が入りまして、今県とも折衝してございます。その中で今わかってきているのは、千貫石堤についてはある程度想定はできると。ただ、その中で防災型でない、橇引沢ため池については、この浸水区域がまだはっきりしていないというのが状況でございます。ですから、橇引沢ため池の浸水区域がはっきりし次第、どういう地図に色分けが出てくるのか、それをもってもう避難所を決定したいと、こう考えてございます。

 いずれ避難所を設定するときに、西部地区の連合会とか南方地区の連合会、自治会長さん、防災組織を含めて検討して、早く避難所を設置したい、設定をしたいと、こう考えてございます。

 あと第2点目の自主防災組織への指導という件でございます。これにつきましては、もちろん要請あれば自主防災組織の役割から実際に行動を起こすまでのいろいろな部分、教えてくださいということであれば、率先して行ってございます。そういう格好で、自主防災組織ではございますが、教えてくれと積極的に来られた分については指導しているというのが実態でございますし、現在47行政区あるわけでございますが、自主防災組織は1行政区除き、40組織で自主防災組織ができてございます。その中で実態的に話されているわけですが、温度差があるというのも実態でございます。そういう中で、自主防災組織が積極的に動いている分、あとは名前ばかりの組織といろいろございますので、それらの状況を見ながら、議員言われるとおり、何らかの格好で自主防災組織を指導していきたいと、こう考えてございます。

 以上でございます。



○議長(伊藤雅章君) 以上で6番、?橋勇喜君の一般質問は終わります。

 お諮りをいたします。休憩をしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) ご異議なしと認め、14時30分まで休憩をいたします。

            休憩(午後 2時11分)

                                        

            再開(午後 2時30分)



○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。

 休憩前に引き続き会議を行います。

                                        



○議長(伊藤雅章君) 一般質問を行います。

 14番、千葉正男君。

           〔14番 千葉正男君登壇〕



◆14番(千葉正男君) 14番、千葉正男です。私は、さきに通告してあります2つの項目について、その考えをお伺いいたします。

 初めに、岩手国体について伺います。平成28年開催予定の岩手国体では、当町は少年男子の試合会場地となっております。3月定例議会施政方針では、準備委員会を立ち上げ、選手強化の支援を初め、組織体制の整備や使用施設の整備等を進めるとされております。新年度予算委員会での回答では、12年、13年度中には金ケ崎中学校第2グラウンドを専用ソフトボール場に、練習グラウンドの荒巻公園ソフトボール場等の会場整備にあわせて環境整備も進めていく考えが示されております。当町では、平成11年度には全国高等学校総合体育大会、いわゆるインターハイを開催し、地元密着の応援団を組んだことは全国からも高い評価を得たところでした。また、去る26日と27日には日本女子ソフトボールリーグ第4節を成功裏に開催、運営がなされております。今回昭和45年に開催されました第21回岩手国体以来46年ぶりの国体を町民とともに盛り上げ成功させていかなければなりません。2巡目岩手国体成功に向けた取り組み状況についてを伺います。

 次に、スポーツ施設充実についてをお伺いいたします。生涯教育宣言の町にふさわしいひとりいちスポーツ推進の当町では、森山総合公園が整備されている一方では、体育館横にありますプレハブづくりの武道館が、現実には柔道場と表現したほうがいいのかもしれませんが、ありますが、余りにも老朽化していると考えております。武道館の改築について考えはないかお伺いをするものであります。

 次に、提案型の質問をいたします。町内企業では、この春から硬式野球部を創設し、活動を開始したと聞いております。練習場は、旧二ツ森小学校体育館の改装をし、床をはいで土間としてスパイクがはけるような練習場になっておるように理解しております。当町あるいは当県のように降雪の多い地域では、冬期間の練習場確保が最大の課題となっております。当町では、今年度計画に町民グラウンドの改修や照明施設の整備を進め、各種運動やスポーツクラブ、町民の利用が図られる施策を講じている中ではありますが、さらなる環境整備を望むものです。

 そこで町長に提案します。財政厳しい中ではありますが、県内初の本格的土間つき体育館を建設しませんか。建設されれば、企業はもとより、小、中、高の野球部やソフト部、グラウンドゴルフやパークゴルフなど、球技にかかわらず多くのスポーツ愛好家が県内外から来町し、利用されることが考えられます。森山総合公園周辺に建設となれば、既存の公園施設利用との相乗効果も期待でき、強化合宿地としても十分な施設環境が整います。町民のスポーツ力向上のためにも、土間つき体育館建設を要望しますが、その考えがないのかお伺いいたします。

 以上、よろしくお願いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁を求めます。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 14番、千葉議員のご質問にお答え申し上げます。2点のご質問を賜りました。

 1点目の岩手国体における当町の対応についてでございます。当町は、ご質問のとおり、少年男子ソフトボールの会場となったところでございます。中央競技団体の事前調査、視察をもとに主会場は森山球場と金ケ崎中学校ソフトボール場のこの2カ所、練習会場は町民グラウンドと荒巻ソフトボール場の2カ所と、こう決定をいたしたところでございます。

 また、準備委員会につきましては、県内各地の市町村の取り組み状況、これらを踏まえながら、今年度立ち上げを予定いたしております。この中で事務局体制の整備、あるいは施設の整備、そして選手、審判員の育成、あるいは宿泊、観光対策など、受け入れ態勢全般についての協議も進めていかなければと、こう思っております。このうち施設整備につきましては、今年度は一部森山球場のグラウンドの土入れかえを予定いたしております。本格的には、スポーツ振興くじの助成金の活用などの想定をいたしておると、こういうことでございますので、平成25年度よりスコアボードの改修、あるいはバックネットの移設等順次整備をしてまいりたいと考えております。

 また、今年度はことし国体開催をされます岐阜県、ここに職員を派遣いたしまして、運営協議等についての調査、あるいはそれにかかわる状況等について研修をしてまいると、こういう予定をいたしております。さらには、選手、審判員の育成のため、町体育館協会と連携あるいは通じまして支援対策を実施してまいりたいと、こう考えております。これらの対策を通しまして、岩手国体成功に向けまして、この取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 次に、スポーツ施設の充実についてでございますが、柔道場につきましては、土日除き毎日使用されておると、こういう状況でございます。ただ、使用人員が中学生のみの四、五人程度と、こういう状況でもございます。一方、中学校におきましては、今年度から武道が必須科目となりました。設備の早急な整備が必要と、こうなってまいりましたので、今年度畳の更新を含めまして、金ケ崎中学校柔剣道場の充実を図ってまいると、こういたしておるところでございます。このため、当面町の柔道場の改築は難しいと考えております。

 また、ご提案ございました土間つき体育館、このことについてでございますが、整備により町民の利便性の向上にはつながると、こう思いますが、県内の土間つき体育館は数カ所と、こういうことで数少ない、こういう状況でございますし、この整備には数億円単位というかなりの予算が必要だと、こう予想されますので、今の段階ではこの整備は難しいのではないかと、こう考えておるところでございます。

 以上で答弁を終わります。



○議長(伊藤雅章君) 答弁が終わりました。再質問を受けます。

 14番、千葉正男君。



◆14番(千葉正男君) 14番、千葉でございます。再質問をさせていただきます。

 初めに、最初に掲げております2巡目の岩手国体についてお伺いいたします。今町長からいろいろ準備状況やこれからの体制づくりのお話をいただきましたけれども、もう少し詳しくお伺いをするものであります。あと4年あると考えるか、あと4年しかないと考えるかの考えもありますけれども、成功をさせたいという思いはだれもが同じだと思っております。そういう観点から質問するものであります。

 まず、準備委員会のほうは今年度立ち上げるという先ほどの回答でありました。これは、どこに置くものか、どういう体制で考えていくのか。最終的には専任者を置くというようなことになろうかと思いますけれども、今年度からそういう体制というのは、まだそこまでは私もいかないのだろうと思っておりますけれども、どこが窓口となって、そしてあと県との関係はどういう状況になっているのか。県のほうも、この震災を受けまして、一度は知事が国体はやらないというような表明をした後に、金をかけないように工夫しながらやりましょうという、方針がまた変わったわけであります。そういった経緯があるわけですから、県との関係、そして準備委員会の体制をどのように考えていくのかお伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) ご質問のどういう準備委員会を立ち上げるかと、こういうのが一つの課題であります。実は、種目別で申し上げれば、お話し申し上げましたように男子少年ソフトと、こういうことですが、そのことについては、いわゆるクラブの関係の方々との協議が必要だと、これが1つあります。しかし、それだけではなくて選手の育成、あるいは審判員の育成、こういう課題もあります。さらには、今度は施設の整備と、こういう部分も先ほど答弁したような内容でございます。これらからしますと、いろんな分野の方々が参加して、その準備委員会にならなければならないと。ただ、それも急がなければならないのと、その近くになってもいいものと、こうあるものですから、その辺の立ち上げ方については、議員お話しのとおり、一度は断念した岩手国体でございましたが、新たにその施設ごとに、あるいは市町村ごとに協力をいただいてやると、こういうことになったのでございますので、そういう経過からしますと、もう少しこれらの状況を見た上でというのが1つあります。

 それから、同時に受け入れ態勢そのものについては、やっぱりおいでになった方々に金ケ崎でよかったと、あるいは金ケ崎に行ってみたらこういう町だったという点も片や必要だと、こう思っています。そういう意味では、観客あるいはそれらに関するスタッフ含めまして、かなり規模としては大規模なことを想定した準備が必要だろうと、こう思うところであります。それらについて、内部的にどんな形でこの準備委員会立ち上げを進めたらいいかということについては、もう少し幅広く取り組むということを前提に時間をかけたいと、こう思っています。そのことによって、事務局は今の流れから見れば、社会体育担当の中央生涯教育センターと、そうなるのですが、それで本当にいいのかどうかという課題も実は課題だと。ところが、今のところは、そこが窓口になって中央競技団体との交渉、あるいは対応をしておるというのもそのとおりでございます。

 それから、県との関係につきましても、県もこれから総会を開いて新たに24年度取り組みについて決めると、こういう状況でもございますので、それらを含めた上で、やっぱり種目別のところのこの進め方というのが今までどおりでいいのかどうかと。県の考え方は、やはり地域で主体的にやってほしいという部分も県は考えとしてはありますので、それらとの連携のあり方、あるいは進め方についての役割分担というものをもう少しお互い確認した上での整備をしなければならないと、こう思っております。

 また、設備に関しましては先ほど答弁したようなことで、県も予算的には大変だということを抱えていますし、でき得る限り今ある施設の有効活用、あるいは余り金をかけないでやれる方法がないかと、いろんな工夫をすると、こういう前提になっていますので、その辺を踏まえた上での当町の取り組みと、こういうふうになると、こう思います。



○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。



◆14番(千葉正男君) 14番、千葉でございます。事務局体制の話をさらにお伺いいたします。

 今社会教育担当部門、いわゆる中央生涯教育センターがと言うけれども、審判とか強化とかいろいろ考えれば協会等も含めてという話であったかと思います。事務局体制は、ぜひ私としては中央生涯教育センター、いわゆる今言われる中央生涯教育センターにやっていただくのがベストではないかなと思うわけであります。競技力向上とか、例えば運営とか、それは協会にやってもらうのは、それはそれで問題ないと思いますけれども、予算的なものが絡むとか、そういう話になると、やっぱり窓口、事務局はそこにないとなかなか難しいのではないかなと思われます。そのように私は考えますけれども、その考えをお伺いしたいと思います。

 それから、会場の話、先ほど町長からもお話ありましたけれども、主会場には森山の球場と、それから金ケ崎中学校の第2グラウンドという話でした。それで、森山についてはそういう改修もすると、土の入れかえもするという話でしたけれども、金ケ崎中学校の第2グラウンドについては、先ほど冒頭の質問で申し上げましたとおり、12年度、13年度に専用の球場に整備するというような考えの回答をいただいたような気がしておりますが、これがそのとおりであるならばどういう改修をするのか、金ケ崎中学校の第2グラウンドのほうです、森山のほうは結構ですので、第2グラウンドのほうの改修を、前回の予算委員会のとおりにやるとするならばどういうことを考えているのか。12年でやるのか、13年でやるのかお伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) 事務局体制は、幅広く考えるのと、まだ入り口の段階で進めるのと、こうあると思っていました。入り口の段階は、今言われておりますとおり中央生涯教育センターがと、こうなると思います。ただ、それが受け入れ態勢全体のことになったり、あるいはいろんな、簡単に言えば観光交流につながるとか、あるいは設備の専門的な部分とか、こうなった場合に、そこが妥当かどうかということについては、私は事務局の準備委員会のメンバーの中で対応できるように機動性のあるものにしなければならないと、こういう意味で、固定化してしまうと、そこにだけ全部今役割を押しつけるというわけではないのですが、そこにだけ集中してしまって過重になってしまったと、こう思っていますので、議員がお話しされたようなことを前提にしながら組み立てをしてまいりたいと、こう思っております。

 それから、金中のグラウンド整備、ソフトボール会場ということにつきましては、来年度その予定をしたいと、こういうことを今前提にしておりました。

 終わります。



○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。



◆14番(千葉正男君) 14番、千葉でございます。第2グラウンドについては来年度整備をするということでありますけれども、いわゆる今も中学校のソフトボール部が使っているグラウンドかと思いますが、具体的にどういう、例えばスタンドをつくるとか、そういう話になるのか、どの程度の整備を考えているのかお伺いをいたします。

 それから、次は練習会場のことについてお伺いをいたします。練習会場の1つには荒巻の公園のソフトボール場が1つになっていると思います。もう一つ、金中の第1グラウンドと以前聞いたような気がするのですけれども、ちょっと聞き逃しましたけれども、荒巻についてですけれども、練習会場の話ですけれども、この間の予算委員会のとき、私質問したとき、スペース的に規格に合わないということを話ししましたけれども、確認をしましたところ、長さ的には問題はないということは確認しました。ただ、そのときに借りていただきましたスタンドとかそういったことを考えれば、整備しなければならない部分があるというものだと思います。

 それと同時に、森山については土の入れかえという回答はありましたけれども、荒巻についても過般の全日本の女子リーグも練習会場に使っていましたけれども、あそこの土も入れかえないと、砂地で、雨が降ると流れて、流れた後が低目になっているとかという状況にあります。高校生の試合あるいは一般の試合、女子も含めて等々、あそこを利用していますので、いわゆる国体の練習会場という意味合いもありますけれども、ソフトボール場という意味合いであそこの土も入れかえが必要ではないか、そういう整備も必要ではないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) 最後の荒巻に関しましては、再来年、26年度を予定したいと、こう思っていました。先ほどの答弁では、順次土の入れかえ等整備をすると、こういう答弁をしておりましたが、今の段階では予算的な配分と、こういうことがありまして、そのころを予定したいと、こう思っております。

 また、荒巻は3月に答弁したのとの関係から見れば、およそ規模的には何とかなりそうだと、こういうことでございますので、そういう対応ができるかと、こう思っております。また、練習会場そのものは、町民グラウンドをと、こういう前提でございますので、それへの対応と、こうなると思います。

 ただ、中学校の会場としての整備の中で観客席の整備がございます。これらについては、常設か仮設かということについては、もう少し時間をかけた上での対応かと、こう思います。ただ、そういう施設がなければならないと、こういうことでございますので、そういう対応はしたいと、こう思っています。と申しますのは、将来的にそのグラウンドを有効活用する場合に常設にして果たしていいのかという課題も抱えておりますので、観客席は、スタンドはつくりますがということで、常設、仮設の問題も少し検討した上でと、こう思っています。



○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。



◆14番(千葉正男君) 14番、千葉でございます。練習会場については、土の入れかえもやっていただくということで、土ばかりではなくて基礎から、基礎からというか、雨水の流れとかそういうのも直していただけると思いますので、その辺了解をいたします。

 それと、次に開催時期について、これは教育長になるのかなと思いますけれども、インターハイは夏休みの期間中、7月の終わりから8月の頭がインターハイが開催される時期であります。ですから、当町にとってもその時期は中学校を使っても問題はないわけですけれども、秋の国体となれば、9月中旬から10月の中旬ではないかなと思われます。正式には平成25年に決定するようですけれども、学校の授業と開催の関係についてを心配するわけです。例えば第2グラウンドをソフトボール会場にするとなれば、ちょうどそのころは中学校の新人戦の前後になるのかなと思われます。そういったことを考えると、インターハイとはまた違った学校との関係が出てくるのではないかなと私は思うわけでありますけれども、その辺はどのように考えているのかお尋ねいたします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 教育長。



◎教育長(新田章君) 28年の国体については、今のところ10月ころが想定されております。したがいまして、過般のインターハイとは違いまして、授業中の開催というような形になります。

 それで、当初金ケ崎中学校の第1グラウンドが非常に広いので、そこという話もありましたけれども、授業の開催中でございますので、ここは無理だということで第2グラウンドになった経過がございます。いずれ授業をやっておりますので、非常にある面ではいろいろ応援の音があったりさまざまで、約何日間は、二、三日間は、大会中はちょっと影響があるかもしれませんけれども、中学校のほうでは、せっかくの国体が来るので構わないということで了解をいただいているところでございます。ただ問題は、どうしても学校の前を通って第2グラウンドに通じますので、そういうところで生徒が体育の授業でグラウンドに出るとか、さまざまで、事故のないように取り組んでまいりたいなと、そんなふうに思っているところでございます。

 それから、中体連の新人戦との関係でございますが、地区の新人戦は9月でございまして、もしそこで勝ち進めば10月の県大会ということになりますので、それによっては若干練習に影響の出る可能性もあります。そういうところでございます。



○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。



◆14番(千葉正男君) 千葉です。もしではなくて、勝ち進んでいただきたいと思いますけれども。

 そうしますと、金中第1グラウンドについては、予算委員会のときの回答では練習グラウンドでするという話がありましたけれども、これはなくなったということで、今の回答でそのように理解していいのかお伺いをするものであります。

 それから、国体となると、いわゆるインターハイと比べて、どちらかというと祭り的というか、いろんな見る人も含めて、選手も含めて盛り上がりを考えたりすると、やはり授業をやっている学校前を見る人が、選手も含めて、競技役員も含めて多くの人が第2グラウンドに行くのに前を通るというようなことが予想されます。ぜひ来て応援していただきたい、盛り上げていただきたいという思いを込めて言うわけですけれども、そのソフトボール競技を見学する、させるのも授業の一つだとは思いますけれども、そういうのももちろんやると思いますけれども、そういったこともちょっと心配をするわけであります。以前の校舎ですと、前が管理棟で後ろが教室棟でしたから、第2グラウンドに行く道路を一般の人が通っても、そんなに影響はないと思うのですけれども、今の校舎につきましては、新校舎はもう目の前に道路がありますので、そういうところも一般の人が行ったり来たりするとどうなのかなというような心配もするわけですけれども、その辺をもう一度お伺いいたします。

 それから次に、町民に対して今回の国体の2巡目、ソフトボールについては、インターハイのときも同じことを質問したような経緯がありますけれども、ただ場所貸しで終わるのではなくて、町の取り組みとして発信していくべきものであると思いますし、そのように考えますけれども、町民に対してソフトボールを機会に、会場というか、国体の2巡目開会に対してどのような形で町あるいは町民に対して広報なり広げていく予定なのかお伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 副町長。



◎副町長(千葉政幸君) 前のインターハイの際には、各行政区、47都道府県、全チーム来ましたので、金ケ崎町の行政区がそれぞれ県を担当して応援ということをいたしました。過般日本ソフトボール協会、あるいは岩手県ソフトボール協会の役員と懇談する機会がありました。その際にやはり金ケ崎町のインターハイに対する取り組みの状況について知っている方もおりました。各参加したチームが非常に感激して帰ったということであります。金ケ崎町がそういう取り組みをした後、全国の県でもやはりそういうふうな取り組みをされているということも伺ってございます。したがいまして、そういう方法も考えながら、さらにもっと深みのある、将来の交流が深まるような、そういう形のものをもう少し考えながら、この国体に向けての取り組み強化をしてまいりたいなと、こういうふうに考えてございます。

 以上です。



○議長(伊藤雅章君) 教育長。



◎教育長(新田章君) それでは、答弁いたします。

 まず、第1グラウンドについてでございますが、これについては国体のほうの関係で使うということはございません。全部中学校が使うということになっておりまして、中学校の会場施設につきましては、プールから第2グラウンドまでの間に空き地がございますが、あそこは整備をして、あそこに大会本部をつくったり集合所ということで、あそこは使われますけれども、第1グラウンドそのものは使わないという、今のところそういう約束でございます。

 それから、2つ目の授業への影響等についてでございますが、大会そのものは3日間でございますけれども、大会に向けて何日か前から準備のためにいろんな業者が入ってさまざまあります。したがって、全く影響がないとは言えません。影響はあると思いますが、小学生とは違いまして、中学校になりますと、ある程度そういうのを乗り越えて授業にも参加できるのかなと思いますし、なお大会のときには中学校のほうもいろいろ授業等を工夫されて、例えば体育の授業の一環として、そういうすばらしい競技を見て学習するとか、応援しながらと、そういうふうな工夫をして、この3日間、中学校と協議をしながら乗り切っていただけるようにお願いして、何とか子供たちにそんなに授業で影響のないような形で3日間を乗り切りたいなと、今のところそのように考えております。

 以上でございます。



○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。



◆14番(千葉正男君) 14番、千葉でございます。了解をいたしました。

 次に、3月の予算審査特別委員会の中の質問の中では、ソフトボールの町金ケ崎を発信していくというような回答をいただきました。ということは、全町の競技なりなんなりという位置づけでソフトボールを盛り上げていくと、大会だけではなくて町の競技というか、インターハイのときも言いましたけれども、岩手町はグラウンドホッケーの町に育ったとか、そういう話をしました。それで、金ケ崎としては今後どういうふうにこれを広げていく考えなのかお伺いいたします。まずはそれをお伺いします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) 議員お話しのとおり、ソフトボールの、特にも少年ソフトについては全国的にも名が通っているし、あるいはそういう活躍してきた歴史もあります。こういうことを大事にしながらというのも一つですし、また女子ソフトにつきましてはリゾビーノさんのチームも、これも全国的に名をはせておると。それから、先般の女子ソフトリーグの第4節についてもそのとおりだと。こういう点では、大会も、あるいはそういう選手団もそろっておると、こういうところですので、私はそういうものを大事にしながら、いろんな形で全国発信をと。また、そういう人たちが活躍あるいは活動できるような面での大きな予算化はできないけれども、大会出場の経費、あるいは練習に対する幾らかのというものを予算化しながら、継続的に、そして選手育成につながるような形でやっていきたいということで、協会さんにも話をしております。また、そういう大会が継続してできるようにということで、先般民主党の協会の方々にもそういう話をして来年も開催をすると、こういう流れでございます。

 こういう形のものを、今度はいろんなポスター、あるいはいろんな取材で町内から町外に伝わるような進め方をしなければならないなと、こう思っていますので、そういう事業展開を通しながらという大前提であります。

 以上であります。



○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。



◆14番(千葉正男君) 14番、千葉でございます。競技的には今町長言われたように、リゾビーノなり全国的な力を持ったチームもありますし、それを専門的にやる方はいいのですけれども、いわゆる一般町民にこのソフトボールを広げていくべきではないかと私は思うのです。それがソフトボールを会場地としたまちづくりの一つとして、場所貸しではなく、まちづくりの一つの項目の中でそういう広げ方をしていくのが本来の姿ではないかなと思うわけです。

 その中にあってお伺いしたいのは、ことしの町民スポーツ大会においてソフトボール競技が中止になったと聞いております。ソフトボールを中心にまちづくりを進めていっていただきたいという私の思いをうなずくならば、なぜ町民スポーツ大会のソフトボール競技が中止になったのか、その理由をお伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。



◎中央生涯教育センター所長(佐藤勇行君) 14番、千葉議員の質問にお答えいたします。

 毎年町民スポーツ大会は9月の第1日曜日に開催して、それぞれの種目別協会の協力を得ながら競技をしているわけです。それで、昨年終わってから3回ほど会議を開きまして、来年に向けた話し合いをいたしまして、どうしてもそれぞれの種目別協会のご意見を聞いて、ソフトボール協会のほうでは来年はちょっと難しいというご意見をいただきましたので、一応種目別協会のほうのご意見を尊重して今回は中止というので、中止という言葉というよりは、そのかわり野球のほうにその分の選手をお願いするような形ができないかとか、毎年スポーツ大会しているのですが、やっぱり地区での選手の選考に大変苦慮しているというか、選手が少なくなっているというか、参加する方が少ないという部分で、いろいろ協議したところ、ソフトボール、スローピッチソフトボールですが、ちょっと山なりに投げてやるスポーツですけれども、それで一応話し合いをして、今回はちょっと難しいという結論に達しまして、そのかわり野球のほうを350歳野球という形で、もう少し多くの方が参加できるような形で、そちらのほうを検討したところです。

 以上で終わります。



○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。



◆14番(千葉正男君) ソフトボール競技がなくなったという話で、私が聞いた話では、ちょっと違う部分もあるのですけれども、協会からそういう話が出たならば、そういう回答であるならばそうであるのかなと理解するしかないのですけれども、ソフトボールの町をつくり上げよう、インターハイなり国体で、あるいは全日本の女子を引っ張ってきてみんなに見ていただこうとか、そういう盛り上げをやっている中で、この競技がなくなっていくというのは非常に寂しいのです。担当課としては、本当はこれを盛り上げていくような考えでいってもらわないと、ソフトボールの町金ケ崎を発信していくという意味では、一部だけの動きであって、町民に根づいた競技にはならない、競技というか、取り組みにはならないのではないかなと非常に残念に思います。何かなくなった分健康診断をやるとかというような話も聞こえてくるのですけれども、そこまでは私聞きませんけれども、こういう国体を契機に、あるいはインターハイをやった契機があって盛り上がりがあった中で競技が減っていくと。参加者が少なくなったという話が今ありましたけれども、競技を中止にすると、ますます参加者が減っていくわけです。野球はできないけれども、ソフトボールは何とかできるという人は多いと思うのです。その場もなくなると、町民にとっては非常に残念な思いをしている人も中にはいるわけであります。ぜひ協会ともうまく調整をとりながら、国体に向けて、町民もこぞってそういったスポーツができるような環境づくりに導いていただきたいと思いますが、その辺の考えをお伺いするものであります。

 それから、選手強化の話をちょっとお伺いいたします。これも予算委員会のときにお伺いした経緯がありまして、協会のほうに強化費を出しているよという話がありました。そのとき私言ったのは、いやいや、協会もいいのだけれども、国体のときに少年男子に該当するのは28年だと今の中学校2年生が高校3年生だよと、中学1年生が2年生だよと、小学校6年生が高校1年生だよと。この年齢層がその28年の国体の少年男子に主力として活躍する年齢層であります。少年男子岩手では、福岡と金ケ崎しかなかったのですけれども、ここに盛岡の中央高校でしたかがふえまして、3チームになるということで、頑張っていただかないと場所貸しに終わってしまう可能性がある。せっかく地元でやるなら地元の高校に出ていただきたいと特にも願うわけですけれども、そういった意味で強化費をもう少し、28年に高校少年男子に該当する部分のところに強化できるような、協会を通じて、例えばソフトボール講習会とか、中央から指導者に来ていただいて講習会やるとか、そういうこともできると思いますけれども、ぜひ生きたお金を使っていただきたいと思うのですけれども、そういった考えがないのかお伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 副町長。



◎副町長(千葉政幸君) 千葉議員から前回そういうお話がありました。今金ケ崎高等学校含めて3チームと、そういうことであります。今金ケ崎高等学校にはソフトボールの専門の先生がこの4月に赴任しました。毎日荒巻の球場で練習していると、土日も含めてそうであります。今の中学生を養成するのが一つであります。しかし、高校の場合に近隣の市町村からも高校に入ると、こういうことでございます。したがいまして、金ケ崎高等学校のチームを強くすると、これがまず先決ではないかと、こう思います。それによって周りの市町村の中学生が金高ソフトに入ると、こういうことを今金高の先生と話をいたしております。それからもちろん地元中学校の生徒がこの金高に入ってソフトボールチームに入ると、これも一つでありますが、話を聞きますと、小学校まではソフトボールやりますが、中学校に入ると軟式野球と、こういうようになかなかバランスがとれないと、こういうようなこともございます。したがいまして、やはり魅力のあるスポーツという部分で、先ほど千葉議員が話しされたように有名な選手、指導者を定期的に招致しながら、いわゆるチーム育成を図ると、これも一つかと、こう思います。その点については、もう少し協会あるいは学校関係者との話し合いをしながら進めていく必要があると、そのように考えてございます。

 以上です。



○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。



◎中央生涯教育センター所長(佐藤勇行君) 中央生涯教育センターとしましても、このスポーツ大会につきましては、各種目別協会の協力を得て何とか実施している部分がありますので、今後さらにその種目別協会と話し合いをしながら、そしてこのソフトボールが金ケ崎のスポーツの一つという形をつくり上げていく形を考えていきたいと思いますが、ただちょっと相手もある話なので、もう少し話し合いをしながら進めていきたいと思っております。

 以上で終わります。



○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。



◆14番(千葉正男君) 14番、千葉でございます。このことについては、最後になりますけれども、せっかく多くの方が応援なり見学なりに来てくれると期待をするわけですけれども、来た選手も含めて、インターハイのほうに多くのチームではございませんので、限られた数のチームだと思いますけれども、その効果はどういうものかわかりませんが、いわゆる商業的な感覚面から見て金ケ崎の商業、いわゆるお土産というか、そういったものを商業者に対してどのように効果がもたらされていく、あるいは育成するか、千載一遇とは言いませんけれども、ある意味大きなイベントでもありますので、商業者にとってはあるチャンスの時期でもあるのではないかなと思いますけれども、その辺はどのように考えているのか、この課題についての最後にお伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 議員お話しのとおり、千載一遇と、こういう意味ではございませんが、やはり観光交流を金ケ崎は目指すと、こういう点から見ますと、国体というのも一つのポイントにした商品開発あるいは商業ベースでの対応というものは当然だと、こう思います。ただ、行政がという部分だけではないので、商工会さん含め、あるいは関係団体含めて、それぞれの特徴のあるところで、それらについては準備をする、あるいは対応すると、こういうことになる、こう思います。



○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。



◆14番(千葉正男君) それでは、2つ目、スポーツ施設の充実の中で、いわゆる柔道場について、武道館と言うと格好いいのですけれども、柔道場についてのお話を再度お伺いいたします。

 町長から回答をいただきました。あの柔道場の所有は町であるのか、まず確認したいのと、何年たっているのかなと。プレハブには耐用年数とか耐震を調査する基準があるものかどうか、その辺はいかがでしょうか、お伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁、中央生涯教育センター所長。



◎中央生涯教育センター所長(佐藤勇行君) お答えいたします。

 あの施設は、有志の方々が建てて、それであと町のほうに寄附という形で聞いております。年数について、ちょっと今調べておりませんが、平成十……ちょっと済みません、年数わからなくて申しわけありません。

 以上です。

           〔「耐用年数というか、耐震化という対象にはならな

             いのかという……」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。



◎中央生涯教育センター所長(佐藤勇行君) 耐用年数について、プレハブですと、ちょっと今書類は持ってきていませんが、15年か20年ぐらいかと考えますし、あと耐震の部分については、プレハブですので、その辺ちょっと調査してみないと回答できないので、大変申しわけありません。

 以上です。



○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。



◆14番(千葉正男君) 千葉でございます。14番です。ここに平成9年の12月定例議会の一般質問、当時の同僚議員がこの課題について取り上げた議事録がございます。前の町長の回答の中では、やはり利用人数の話に触れられておりますけれども、先ほど町長が言われた部分も重複するところはありますけれども、その中では、当時の第六次5カ年計画の中には入っておらないのですが、今後の次の5カ年計画、いわゆる第七次においていろいろな優先課題もあるのだけれども検討していきたいというような回答が、今後この武道館建設については十分検討させていただきたいというような当時の町長の回答が同僚議員の質問に対してあったわけであります。これから考えても、平成9年にそれ取り上げてからも、もう結構な時間がたっているわけです。全然状況が変わっていないわけです。私の思いとしては、本当は体育館が耐震調査で建てかえが必要だとなれば、そのときに武道館も一緒にという思いはあったわけですけれども、体育館は耐震対策調査したら問題ないということで改装して今の状況になっていますので、武道館の話は出したことはないのですけれども、私の思いはそういう思いがありましたけれども、あのプレハブが今になってまだまだそのままでいるというのはいかがなものかなと思うわけであります。

 町長は利用者のという、中学校の一部だけだよみたいなお話があったわけですけれども、これは非常に難しい問題で、卵が先か鶏が先かの部分もあるのではないかなと。整備されれば利用者がふえるのかもしれませんし、柔道協会もさらなる発展なり、柔道だけではなくて、空手でしたか、何か柔道協会だけではなくて、別な競技の人たちも今使っているというのも聞いております。それも含めて、やはりプレハブではもうこの時代では考えてやらなければならない時期に来ているのではないかなと私は思うのですけれども、町長、いかがでしょうか、お伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 平成9年からの状況から全然変わっていないと、こういう議員のお話でございます。そのとおりだと、こう思ってはおりますが、今柔道の利用者の状況から見ますと、どんどんふえておると、こういう状況ではなくて、非常に減少しておると。それから、お話ありましたような部分の、あるいは合気道だとか、いわゆる帯と胴着を着てやる格闘技になるところはああいう場所は使えるなと、こう思います。ただ、老朽化の問題、それから耐震の問題は、先ほど担当もきちっと答弁できる状態ではなかったので、確認した上での対応をしたいと、こう思います。ただ、将来それを改築あるいは新築はどうかということについては、今のその協会さんの状況も見ながら対応すべきだろうと、こう思いますし、全体的に畳の問題が当初の始まりだったと、こう思います。そのことについては、先ほど答弁しておりますように、中学校のいわゆる科目の中で対応すると、こうなりましたので、そっちの整備を先にすると、こうなったところでございます。そういう点から見ますと、一般社会人に使われるような柔道場ということが今の施設としてどうなのかという点での検討になるのだろうと思います。ただ、今すぐ建てかえあるいは早急に手を入れられるという状況ではないと、こういうところであります。



○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。



◆14番(千葉正男君) 14番、千葉でございます。ぜひプレハブの耐用年数とか耐震関係はきっちりと調査していただいて、もしふぐあいがあるならば、もしではないですね、もちろんふぐあいがあるならば直していただきたいのと、町長は今ちょっと難しいなと、直近では新たなものの建てかえは厳しいなという回答でありましたけれども、今言いました耐震とか含めてぜひご一考をいただきたい、そのように願うものであります。

 それでは、あと十分ぐらいになりましたので、最後の私の提案型の土間つきの話をさせていただきます。これは、質問出す状況のときから、厳しいのは重々わかっていながら私は発言をいたしました。発言しなくても、いつかは実現になる時期があるとしても、発言しないと始まらないという思いから発言をさせていただいたわけであります。

 和光には和光ドームという、土間と言えば土ではないのですけれども、雪国快適事業の助成金を導入して、あそこに冬期間でもスポーツができるドームができたわけであります。あれで大分緩和されたところもあるわけですけれども、しかしながらやはりスパイクを履きながら競技する者にとっては、和光ドームではそれはできない状況にあります。そういった状況の中で、町内企業さんが硬式野球部を立ち上げるという明るい話題、みんなで応援したいなと思うわけですけれども、明るい話題があったわけですけれども、それにしては二ツ森小学校の体育館の床をはいで練習場にするというのも一つの案というか、方策ではあるのですけれども、土間つき体育館があればいいなと思うわけであります。これは、市とか県がやるべき話で、金ケ崎町がという意味では、先ほど話あったとおり、財政的な問題もあり、かかる費用の問題もあり、一概にはいかないと思いますけれども、例えば秋田県で見れば、樹海ドームという木でつくった野球もできるようなドームあり、あるいは中央運動公園にはスカイドームといって、野球はできないのですけれども、ソフトボールの練習試合はもう十分できるような広さ、高さのある専用の多目的な土間つきの体育館、体育館とは言わないのかな、ドームかな、スカイドームですからドームですね、があるわけであります。それと同じものをつくれとは言いませんけれども、しかしながらそういったものがあればいいなという思いと、それをでき得るならば森山につくっていただければ非常にいいのではないかと。私的には場所も決めておりまして、子供自動車博物館と、昔そういう構想があったわけですけれども、その構想がどうなったかは聞きませんけれども、あの地にそういったものが建設できれば、森山の運動公園一体としたスポーツ施設として有効的な活用ができるのではないかなと思うわけですけれども、町長に再度お伺いしますけれども、財政的に難しいという話で終わってしまうのか、少しは夢ある話が聞けるのか、ご期待をしながら回答をいただきたいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 非常に夢ある話につながればと、こう思います。やはり岩手県で硬式野球の企業というのは久々だと、こう思っています。今は、いわゆる一般社会人の方々が中心だと、こういうのが岩手県の実情かと、こう思います。そういう意味では、野球チームの今後の活躍と、こういうものはみんな期待をいたしております。ただ、それと施設の関係になった場合に、およそ場所も決めておると、こういうことですから、おいおいにはそういう話も出るのかと思いますが、私は今の段階でそこまで入れる状況はなかなか難しいのかなと。というのは、いわゆる金中あるいは金高あるいは社会人、そういう企業の皆さんが使えるようなグラウンドになるような土間つきと、こういうことになれば、設備機能からすれば、いろんなことを考えなければならないということになれば、一つの町でそれを建築する、あるいは整備するということは今の段階ではやっぱりちょっと難しいのかなという感じはいたします。そういう意味で、企業の皆さんの声、あるいはそういう関係の方々の声が非常に盛り上がって、企業も、いわゆる官も民も一緒になってそういう施設で応援しようと、あるいは対応しようということになれば、この流れは変わると思いますが、現段階で行政単独でというのは非常に難しいと、こう思います。



○議長(伊藤雅章君) 以上で14番、千葉正男君の一般質問を終わります。

 お諮りいたします。休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認め、15時40分まで休憩を宣します。

            休憩(午後 3時25分)

                                        

            再開(午後 3時40分)



○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。

 休憩前に引き続き会議を行います。

 千葉副町長は、公務出張のため退席しております。

                                        



○議長(伊藤雅章君) 一般質問を行います。

 10番、?橋文雄君。

           〔10番 ?橋文雄君登壇〕



◆10番(?橋文雄君) 10番、?橋であります。法雲寺橋の名称変更はなぜ必要なのかということについて町長に伺います。

 町道南花沢前野線は、全線4車線化となり、38年有余の歳月を要し完成する運びとなりました。それに伴い、新しい橋の名称を募集するということですが、ちょっと待ってください。この橋は、何百年という長い間、「法雲寺橋」という名前の橋であったと、私はそのように認識しているわけですが、これは間違いでしょうか。それをたまたま金ケ崎の森山に工業団地ができ、アクセス道路の計画の中でかけかえることになったと。ですから、平成4年3月に片側2車線が完成し、そのときも「法雲寺橋」と名前を刻んだ親柱を立てています。新しく橋をつくったのではなく、法雲寺橋という橋があって、それをかけかえたのだから、「法雲寺橋」で、それでいいのではないかと。違っているのでしょうか。

 橋の名前を変えるために経費をかけ、募集の用紙を各自治会の区長を通じて全戸配布をしてまで名称を変える必要があるのでしょうか。名称募集というそういう名のもとに、町民全員参加型にしてまで名称の変更がなぜ必要なのか、なぜそこまで名称変更にこだわるのか。私としては、非常に摩訶不思議というか、不可思議なことであり、通常の考え方の中では理解しがたいことであります。これは、町長個人の考えだとはとても考えにくい面もあるわけですが、いかがでしょうか。

 私が考える「法雲寺橋」という呼び名そのものの由来は、この橋の北側にある曹洞宗亀鶴山法雲寺にちなんだものではないかと思います。この寺は、760年以上の歴史を有する寺と聞いています。要するにこの橋は、その昔から法雲寺という寺に行き来するため、西根村や三ケ尻村のさまざまな人方が往来したものであります。苦しいとき、悲しいとき、飢えるときはもちろん、不幸があったときもであります。また、たび重なる大水に流された橋は、その都度さまざまな人たちがみんなで力を合わせてつくり守ってきたのではないか。法雲寺橋という橋は、そういった民衆の血と汗と涙のいろんな思いで守られてきたのではないでしょうか。

 現代のこのような発達した社会環境の中であっても、次の時代、世代に残し、受け継がせていくべきではないか。それが現世代に生きている私たちの使命ではないか。私はそのように思うわけです。町長の所見を伺います。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 10番、?橋議員のご質問にお答え申し上げます。

 本この橋梁が架設されております1級町道南花沢前野線、これは岩手中部工業団地に連絡する町道として最も重要な幹線道路と、こういうことになっております。と同時に当町の都市計画道路南花沢縦街道線として位置づけられた幅員22メーター、延長6,750メーターの道路でございます。

 この路線の整備は、昭和49年に始まりまして、平成4年12月に暫定2車線として供用開始を行ってきたところでございます。平成5年4月には関東自動車工業株式会社の立地によりまして、自動車一貫体制による生産規模の拡大が見込まれると、こういうことから暫定2車線分の完全4車線化を目指してまいりました。おかげさまでこのたび38年の歳月を費やしまして、町道の整備が完成をいたしたところでございます。

 この路線の最終工事場所でございます法雲寺橋のこのことにつきましては、昭和48年の町道の台帳を確認いたしましたところ、当時の橋梁の名前は「寺橋」という橋梁名で、延長が13.5メーターと、こういう橋でございました。昭和63年、未曾有の集中豪雨で大災害が起きました。その際岩手県が町と負担協定の取り交わしをしながら、中小河川改修工事をいたしまして、架設をしていただいた平成4年3月にこの橋が、35.4メーターの橋梁、これが完成をいたしたところでございます。その際に、地域の方々によりこの橋梁の名前を決めていただいたと、こう伺っておるところでございます。

 さて、議員のご質問についてでございますが、昨年9月の定例議会におきまして、4車線化が完工すると、これを機に最終工事場所でもあるこの橋、橋梁の名称について、この議会でも取り上げられまして、一般からの公募による変更について検討すると、こういう答弁をいたしておるところでございます。

 そこで、「法雲寺橋」の名称についていろいろ経過があると、こう思いましたので、この名称変更等についても地域の方に相談をした、こういう流れの中でご説明もいたしました。特段特に名称変更についてこうだというご意見はなかったと、こういうところでございましたので、議会で取り進めてまいったような形での今回関係者の皆さんからのご理解、あるいはご協力をいただいて、新しい橋の名前、これを公募すると、こういうことで命名をいたしたいと、こういう進め方をいたしたところでございます。

 この命名に当たりましては、最終工事となりました本橋梁の竣工並びに本路線の工事が大事業だということと、長年かかった、あるいは継続し、めでたく町が初めての4車線化という、これが完工いたしたと。さらに、過去におきましては昭和63年の大災害、これによりましての宿内川の河川改修工事、これも県との連携のもとに完工いたしたと、そういう本橋梁の中身でございます。よって、この本橋梁の東側2車線が完了いたしたと、こういう経過を踏まえまして今日あるわけでございます。

 こうした38年の歳月を経てということと、工業団地の重要な基幹道路、あるいは産業道路として、また地域を結ぶ連絡道路、そして生活道路と、こういう機能を持って完成を見るに至った新しい交通の要所として地域の産業振興、これはもとよりですが、森山総合公園もございます。町の社会教育、あるいは文化など各分野の交流発展にも大きく貢献をすると、こういう期待をされる、あるいはいたすところでございます。この新しい道路の完成によりまして、地域及び中部工業団地のさらなる発展、これを願い、新しい橋の名称の公募を行ったところでございます。このような形で経過を踏まえながら進めてまいったところでございます。

 以上で答弁を終わります。



○議長(伊藤雅章君) 10番、?橋文雄君。



◆10番(?橋文雄君) 何点かお聞きします。

 普通こういう名称を変更するというようなことを行う場合、有識者とかあるいは地域の代表とか、そういった方々を委員として検討委員会、そういうものを立ち上げて検討すると、そういう形が本来の姿ではないのかなというふうに思うわけです。町長が今答弁されましたけれども、平成4年でしたか、いわゆるもう既に「法雲寺橋」という名前がついているわけですので、それをやっぱり変えるということであれば、そういった検討委員会が必要だと思うわけですが、そういった検討委員会といったものは立ち上げないで検討したのでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 答弁、町長。



◎町長(?橋由一君) 名称の変更について、いろんな検討をするという意味では、検討委員会方式もあろうと思いますし、公募ということもあろうと、こう思います。今回検討委員会という形にしなかったというのは、この4車線は場所的には法雲寺さん、さらには熊野神社さんがあるし、地域の人たちとの関係もあると。さらには、金ケ崎町の重要な基幹道路として工業団地との関係もあると。いわゆる多くの方々が町道といいながらも出入り、あるいは交通量、あるいは通行する方々というのは多種多様だと、こう思います。そういう意味で、検討委員会の人たちの意見というのも大事かと思いますが、一般公募して町民に親しまれる、あるいは町民が参加をした形での名称変更、あるいは命名と、こういうことで一般公募をすると。これは、議会でもそういう答弁をして進めたいと、こういうお話もしておりましたので、そういう形をとったと、こういうことであります。



○議長(伊藤雅章君) 10番、?橋文雄君。



◆10番(?橋文雄君) 議会で答弁したということですが、そういう事例があったのか、私には余り記憶がないわけですが、それはそれとして。ですから、町長と私の話の食い違いは、もう既にこれは「法雲寺橋」ではないのかということをなぜ変える必要があるのかという、多分それだけの議論です。町長は言いました。工業団地ができて4車線化になって、いわゆる新たな発展の段階の中で公募したのだと。これは、私が疑問とするところと、町長が答えるところは平行線であろうと、こう思います。ただ、そういう不思議さを感じるということでございます。

 私も、これは田んぼの土手で高谷野の自治会長と、「今度変わるんだって、何だかおかしいじゃな」と、こういう話をしましたけれども、「何か天の声があったのだそうだよ」とかという話がございました。これは、全く田んぼ通りの会話でございまして、それがあったとかないとかということは取り上げるべき問題でもございません。ただ、そういう形の中で、もしそういうことが本当にあったとしたなら、これはゆゆしき問題です。そういうことはないことであって、田んぼ通りの話だということです。ただ、不思議だなというのが実態でございます。

 私の先輩であり同僚議員であった毅議員がいなくなって、昔話を、昔のことを語る人がいなくて非常に寂しくなっておると。私は、宗教ということについては、正直申し上げて無神論者に近い、そういう考えでございます。しかしながら、私は山に入れば山の神様、川に行けば川の神様、田に行けば田の神様、そういうものがあるのであろうなということで、いわゆるそういうところに行けば、手を合わせて魚を釣ったり、山菜をとったりというようなことをやってきた。これが本来の無神論者でありながらの私の考え方でございます。

 金ケ崎は、永徳寺というお寺さんを初め曹洞宗の寺が大半であります。かつて伊達藩であった相去の洞泉寺は、今現在は臨済宗であるというようなことでございまして、臨済宗というのは、かの有名な一休さんの宗派と聞いておりますが、間違っているかもしれません。

 日本の仏教は、54の宗派があって、その中で禅宗と言われるのは臨済宗と曹洞宗、それに黄檗宗、これは日本の三禅宗、そういうことのようでございます。曹洞宗は、道元という方が中国の臨済宗を勉強して、中国に行ってか中国の人かわかりませんが、臨済宗を学び、日本で曹洞宗を広めた。こういうことなそうですが、日本人は日本仏教54宗派、それに加え何々宗何々派、何々宗何々講、何々宗何々会、何々、何々、大変なたくさんの宗教があるようでございます。また、加えてお伊勢参り、それに始まって熊野詣で、多種多様な宗教観を持って混在し、認め合って、そしてお互いにかかわり合いながら生きている。それが日本人であります。本当にいい民族だなと、このように私は思うところであります。

 もし「法雲寺橋」ということが、そういう宗教的な考えの中で変わるというのであればゆゆしきことであります。ただ、町長の言うように、そういうことで名前を変えるということでありますね。これは、これでまたいいのではないかなというふうにも考える。そういうことでありますから、宗教的なことではなくて、そういうことだということであればよろしいと私は思います。

 町長にお聞きします。募集をかけたということでございますが、個人的には何戸ぐらいの、何戸と申しますか、何件ぐらいの応募があって、企業からは何件ぐらいの応募があったのか。これを見ますと、住所、名前を書いて出しなさいというようなことでございましたが、もう既に名前を選別と申しますか、決められたのか、その辺をお聞きします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) ご質問ございました。その前にお話し申し上げますが、道端での話と、こういうことでございますが、金ケ崎町政で私は天の声のような、そういう話題になるようなことはしていないし、するつもりもありません。また、今回はお話し申し上げておりますように、昨年の9月の議会定例会でそのようなご質問等にお答えをいたしておると、こういうことでございますので、内容についてはご理解をいただきたいと、こう思います。また、今議員のお話の中にも町長の姿勢についてもわかると、こういうお話でしたので、それ以上は申し上げませんが、お願いしたいと、こう思います。

 それで、お尋ねの公募の件数ですが、82件でございます。細かく企業が何件という部分については、私はデータ、ここには全体しか持っていませんので、担当からお答えさせますが、それでは名前は決まりましたかと、こういうことでございます。この手続等についても、担当のほうから申し上げますが、名前は「ほうらい橋」という名前で決定をさせていただいたと、こういうところでございます。

 終わります。



○議長(伊藤雅章君) 建設課長。



◎建設課長(小関昭夫君) ご質問にお答えいたします。

 応募の内容でございます。はがきで応募されまして、それには住所と名前しか書いてございません。あとアパートに住んでいる方が企業にお勤めなのかなと、そのように思いますが、企業名は書いてございません。応募数82件の内容でございます。

 以上でございます。



○議長(伊藤雅章君) 10番、?橋文雄君。



◆10番(?橋文雄君) まさしく金ケ崎発展にふさわしいいい名前であろうと思います。私も賛成をします。ただし、これからの時代、いろんなことがあると思いますけれども、私のように変に疑問を持つ人が生まれないような、そういう施策をぜひとってほしいと。私は、決してへそ曲がりではございません。ただ、常に私の信念として、なぜということがキーワードでございます。ぜひそれを理解していただいて、今後ともさまざまなおつき合いをお願いしたいと思います。

 これで私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(伊藤雅章君) 10番、?橋文雄君の一般質問は終了いたします。

                                        



△延会について



○議長(伊藤雅章君) お諮りいたします。

 本日の会議は、これで延会したいと思います。ご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、本日はこれで延会することに決定いたしました。

                                        



△延会の宣告



○議長(伊藤雅章君) 本日はこれで延会いたします。

 ご苦労さまでした。

                                (午後 4時05分)