議事ロックス -地方議会議事録検索-


岩手県 金ケ崎町

平成27年 12月 定例会(第8回) 12月07日−一般質問−02号




平成27年 12月 定例会(第8回) − 12月07日−一般質問−02号







平成27年 12月 定例会(第8回)





            平成27年第8回金ケ崎町議会
                定例会会議録
議 事 日 程 (第2号)

                   平成27年12月7日(月)午前10時00分開議

       開  議
日程第 1  一般質問
       散  会

〇出席議員(14名)
   1番  阿  部  ?  一  君    2番  巴     正  市  君
   3番  高  橋  藤  宗  君    4番  佐  藤  千  幸  君
   5番  有  住     修  君    7番  ?  橋     奬  君
   8番  山  路  正  悟  君    9番  及  川  み ど り  君
  10番  ?  橋  文  雄  君   12番  千  田     力  君
  13番  梅  田  敏  雄  君   14番  千  葉  正  男  君
  15番  千  葉  和  美  君   16番  伊  藤  雅  章  君
 
〇欠席議員(なし)
 
〇説明のため出席した者
       町        長     ?  橋  由  一  君
       副    町    長     小 野 寺  正  徳  君
       教    育    長     新  田     章  君
       監  査  委  員     ?  橋  順  一  君
       参 事 兼総合政策課長     高  橋     修  君
       生 活 環 境 課 長     阿  部  一  之  君

       参事兼農林課長(兼)     千  葉     実  君
       農 業 委員会事務局長

       財  政  課  長     千  葉  達  也  君
       会計管理者兼税務課長     及  川  美 奈 子  君
       住  民  課  長     及  川  敏  雄  君

       保 健 福 祉 センター     千  田  美  裕  君
       事    務    長

       商 工 観 光 課 長     ?  橋  義  昭  君
       建  設  課  長     菅  原     睦  君
       水 処 理センター所長     及  川     一  君

       教 育 次 長(兼)     長  野  圭  二  君
       学校給食センター所長

       中 央 生 涯 教 育     伊  藤  明  穂  君
       セ ン タ ー 所 長

〇本会議に出席した事務局職員
       事  務  局  長     後  藤  清  恒
       副    主    幹     千  田  美  和
       主        査     内  藤  ま ゆ み



                                        



△開議の宣告



○議長(伊藤雅章君) ただいまの出席議員は14人であります。

 定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。

 これより本日の会議を開きます。

                                (午前10時00分)

                                        



△議事日程の報告



○議長(伊藤雅章君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりでございます。

                                        



△一般質問



○議長(伊藤雅章君) 日程第1、一般質問を行います。

 一般質問は、あらかじめ通告されておりますので、通告の順に従って質問を許します。

 10番、?橋文雄君。

           〔10番 ?橋文雄君登壇〕



◆10番(?橋文雄君) 10番、?橋文雄であります。3点について町長の所見を伺いたいと思います。

 まず1点目でございますけれども、アスパラガスの栽培の件で伺いたいと、こう思います。

 ?といたしまして、町長は金ケ崎町でのアスパラガスを特産品作物として永続させていくことを本気で考えているのかということをお聞きいたします。

 2点目といたしまして、今年度の栽培農家戸数は何戸なのか、また栽培面積は幾らか、その売り上げはいかほどか、当初の計画との乖離はないのか、そういう点を伺います。

 ?といたしまして、アスパラガスを町の特産品作物とするなら、今後どのようなアクションを起こすのか、それについても伺います。

 大きな2点目でございますが、金ケ崎町の目指すべき方向について伺います。荒巻・東町線拡幅整備、いわゆる金ケ崎町の工業団地と北上南部工業団地との物流のかなめとなる道路であります。北上金ケ崎インターからは2キロメートル圏内であり、金ケ崎町の工業団地からも二、三キロ圏内に位置しております。ぜひこの道路が金ケ崎町においての経済効果の一翼を担う道路になってほしい。そのためには、国道4号線と高速道路の間を企業を呼び込むことのできる、そういった場所にするべきではないかと、こう考えるものであります。私は、かなり前でございますけれども、金ケ崎町西根明神原の地域も開発できるようにすべきだと思うと、そういう一般質問をした経緯がございますが、国で進めている地方創生と相まって、必ず金ケ崎町に町長のキャッチフレーズであります新たなる発展をもたらしてくれると私は信じております。所見を伺います。

 大きな3点目でございますけれども、きっと町長は、また同じことを何度も、終わったことを何でそんなにしつこく聞くのだという、そういう思いもあるかもしれませんけれども、あえて花憩庵南側通路の件について、今議会でも質問をさせていただきます。

 ?といたしまして、免税をして道路として町民に開放している通路ならば、通路に立ててある東西2つの立て看板は撤去させるべきではないか、私はそう思うわけですけれども、いかがお考えでしょうか。私は、決して他人から入れ知恵をされて話をするのではなく、本当の意味でこれを、この道路を、通路を金ケ崎町の財産とすることが金ケ崎町の今後にとって非常に大事だということの観点からお伺いするものであります。

 ?といたしまして、町長は今後どのくらいの間現職にとどまるのかは私には知るよしもございませんが、いずれ町長がその職を辞するときには、必ずそういう時期は来ると思います。この道路は、通路としての体をなさない、そういった可能性があります。ぜひ町長の在職中に恒久的道路とすべきだと私は思うわけですが、いかがお考えでしょうか。住民往来のために、町長は必要性を考えていると思っております。そういうことをあわせて伺いたい。

 その3点でございます。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 10番、?橋議員のご質問にお答え申し上げます。

 3点のご質問を賜っておるところでございますが、1点目のアスパラについてでございます。

 金ケ崎町では、昭和50年代から転作作物として栽培が始まり、園芸の推進作物の一つであったアスパラガスについて、その他の推進作物であるキャベツ、枝豆、あるいはキュウリ、ナス、リンドウ、小菊と比較をいたしまして、労働時間や所得から見て、最も有利な作物であるとして平成19年より園芸の最重点振興作物として特産化、あるいは産地確立化を目指して園芸振興を図ってまいったところございます。

 近年の農業情勢は、国の農政改革による経営所得安定対策見直しで米の直接支払交付金は平成26年度から減額、さらに平成30年度までには廃止が見込まれる、また減少する米の需要量により、主食用米から飼料用米を初めとする新規需要米や他作物への転換が進められる流れとなってきておりまして、稲作を中心とする農業経営はますます厳しい状況となってきておるところでございます。

 このような中、当町の基幹産業であります農業を永続的に維持していくためには、町の地域資源である水田等農地を有効活用しつつ、所得を確保する方策の一つとしての園芸振興を進めていくものでございます。そのためにも、町の特産品であるアスパラガスを中心とした取り組みをし、今まで以上に町も農協も、そして農家の皆さんも一緒に本気になって取り組まなければならないと、こう思っておるところでございます。

 次に、今年度の金ケ崎町のアスパラガス栽培の状況についてでございますが、栽培農家は96戸であります。栽培面積が36ヘクタールで、販売額は約3,000万円となっておるところでございます。町の最重点振興作物として平成19年以降、栽培戸数あるいは栽培面積ともふえてきておりますが、収量は伸び悩んでおるところでございます。目標としておりました販売額1億円までは到達できていない、こういう状況でございます。

 収量の伸び悩みについてでございますが、26年度は春先の低温あるいは小雨による大幅減収、27年度は適度な雨と気温上昇で、前半は例年の倍以上と好調でありましたが、後半は高湿乾燥で伸び悩む状況となりました。天候による影響が大きいと、こう思っております。

 また、天候による影響のほか、これまで転作作物としてアスパラガスを作付し、転作面積の確保並びに交付金確保策としてされてきた背景もございます。近年推し進める栽培技術の向上、あるいは収量向上に向けた取り組みを行うまでの労力を確保できない、管理が行き届かない、あるいは出荷できない等の理由により、単収が上がらない圃場が少なからず存在していると、こういうことも影響していると考えております。

 一方で、収量向上に向けた取り組みとしては、技術指導と推進を図ってまいりました収穫期間をこれまでより長い9月までとする栽培手法に取り組む農家が昨年度からふえたことや、栽培管理あるいは防除等の対策によって今年の単収が500キログラム以上、中には800キログラムを超えた農家もございます。アスパラガス栽培の平均的な単収は、100キログラムを超え、また800キログラムまでとれる農家が出てきたことから、農家所得の向上につながっており、栽培管理をしっかり行うことで、まだまだ増収が見込める作物であると考えております。

 これまでアスパラガスの栽培技術向上の取り組みとして、農協との共同により設置をしました農業技術指導員による随時の栽培相談、技術指導及び栽培技術情報アスパラ通信の発行、そして、町、農協、県の関係機関で組織をいたします園芸推進会議では、栽培マニュアル作成や技術指導、振興対策や現状課題等の検討、あるいは協議等を行うなど、栽培農家の技術向上に向けまして、関係機関で連携を図り、一体となり取り組んできておるところでもございます。

 このほか、アスパラガス栽培研究会では、研修や圃場巡回等の活動を行いながら、生産者みずからが栽培技術研さんに努めており、また昨年度から研究会役員をアスパラガス振興アドバイザーとして町が委嘱、地域でみずからの栽培経験による助言を行っていただくなど、当町のアスパラ振興、発展の貴重な役割を担っていただいているところでもございます。

 これらの町、農協、県の関係機関が連携をして行ってきた取り組み、そして日々栽培技術の向上に取り組んできた栽培者の工夫、努力によりまして、単収が向上した農家がふえたという確実な成果が上がってきていると、こう思っております。

 また、販売に関しましては、1キログラム当たりの平均単価、これを比較してみますと、平成19年は714円でございました。アスパラガス収穫祭を始めた平成22年には900円台、その後も年々上がりまして、今年度は1,000円となったところでもございます。このことは、東京の市場におけるトップセールスやアスパラ収穫祭等の産地化を目指して行ってきた取り組みに市場、そして消費者から一定の評価をいただいている結果であると考えております。

 今後のアスパラガス振興につきましてですが、PRはもとより、頑張る農業者を応援し、作付拡大、そして収量向上に向け、苗代や防除資材経費の一部助成、さらには経営所得安定対策では収量による交付金、単価優遇の検討を考えており、改植や増反、あるいは大規模圃場などの新規作付を支援してまいります。

 また、収量向上の取り組みで難点となっている栽培管理に係る労働の不足や、大規模圃場での作付推進に係る栽培方法の確立などについては、県や農協等関係機関と連携をしながら取り組んでまいります。

 そのほか、栽培技術の研さんを行うアスパラガス栽培研究会の活動支援、関係機関との連携、これによる農業技術指導など、収量向上に向けて一丸となって取り組み、金ケ崎の特産品としてアスパラガスのさらなる産地確立を目指してまいりたいと考えております。

 次に、金ケ崎町の目指すべき方向に関するご質問にお答えを申し上げます。町道荒巻・東町線拡幅整備につきましては、当初予定していた町道南長根・鎌田線新設工事の中止に伴う代替整備であり、北上金ケ崎インターチェンジと岩手中部工業団地を結ぶ産業道路であり、生活道路でもございます。あわせて地元からの要望を踏まえた国道4号線の交通渋滞を回避するために、利用する車からの歩行者の安全確保を目的として、拡幅整備をするところでもございます。

 議員ご指摘の国道4号線と高速道路の間の地域につきましては、現在農業振興地域であり、一部は六原地区農業基盤整備事業を実施した農地になっております。西根明神原につきましても、地区内の水田の約97%で水稲などの作物生産が行われている農業振興地域でございます。農業振興地域制度については、自然的、経済的あるいは社会的諸条件を考慮して、総合的に農業の振興を図ることが必要であると認められる地域について、その地域の整備に必要な施策を計画的に推進するための措置を講ずることにより農業の健全な発展を図るとともに、国土資源の合理的な利用に寄与することを目的とした制度でございます。

 農業振興地域内の農用地については、農地転用の制限あるいは開発行為の制限等の措置がとられ、除外をするためには、1つは、農用地区域外に代替すべき土地がないこと、2つ目は、除外により土地の農業上の効率的かつ総合的な利用に支障を及ぼすおそれがないこと、3点目は、効率的かつ安定的な農業経営を営む者に対する農地の利用の集積に支障を及ぼすおそれがないこと、4点目は、除外により農用地区内の土地改良施設の有する機能に支障を及ぼすことがないこと、5点目は、農業基盤整備事業完了後8年を経過しているものであること、このような5つの要件を全て満たす必要があると、こうなっております。

 また、町全体の土地利用を考える際に、農業振興地域と都市計画区域については一体的に検討、推進する必要がございます。現在の都市計画は、平成31年度までの計画となっていることから、この計画期間中は、お話のありました2カ所については農業を振興する地域と、こう考えております。

 第十次総合発展計画において、今後の人口動態、産業構造、生活環境等を十分に考慮し、住民の意向を踏まえながら、新たな都市計画策定の準備を進めてまいりたいと考えております。

 次に、花憩庵南側道路のご質問にお答えを申し上げます。この道路は、登記地目は宅地でありますが、何ら制限を設けず広く不特定多数の人の利用に供する道路であるため、こういう道路なので、地方税法第348条第2項第5号の公共の用に供する道路に該当し、同法により課税ができない土地となっているところでございます。

 看板の撤去についてでございますが、医療法人社団創生会では、私有地を利用開放したことに伴う注意喚起及び事故対応策として、警察の指導により、私有地の構内につき通り抜けによる事故には一切の責任を負いませんのでご注意くださいといった内容の看板を設置しております。これは、個人が私有地に設置した看板であり、何ら法令に抵触している状況ではないことから、行政が撤去させる理由は見当たらない、こう思っておるところでございます。

 2つ目は、恒久的道路とすべきとのことでございますが、平成22年6月に医療法人社団創生会より、道路の維持管理の協力と私有地としての位置づけの保全の要望書が提出されたことから、維持管理に係る覚書を取り交わしたところでございます。平成27年8月19日に花憩庵の事務局長さんと私有地としての位置づけの保全について確認をいたしました。当面の間は、現在の状況を継続することで了解を得ておるところでございます。

 よって、第7回町議会定例会でも回答しておりますとおり、構内道路としての利用形態で何ら問題はなく、住民の利便性を確保していることから、現状のままで十分であると考えておるところでございます。

 以上で答弁を終わります。



○議長(伊藤雅章君) これより再質問を許します。

 10番、?橋文雄君。



◆10番(?橋文雄君) 私の任期は来年の2月でございます。この議場で町長と議論を取り交わすのは、今回が最後になるかもしれません。ぜひ私と意義のある質疑ができることを願っております。そういった意味では、担当課長ではなく、ぜひ町長から生の声で、本当の意味でお答えがいただければ幸いだなと、こう思いつつ、再質問に入らせていただきます。

 まず最初に、アスパラガスの件でございますけれども、今から50年ぐらい前だと思いますが、岩手県での米生産50万トン構想が打ち出されました。金ケ崎町でも米中心の、ある意味では偏った農業経営が推し進められてきたと、そんなふうに感じるわけですけれども、無論酪農、肉牛の生産、さまざまありますけれども、見渡す限りの田園風景でございます。今言いかえるならば、これが非常に負の資産になっているような気がするわけですけれども、町長はどんなふうにお考えでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 私は、決して負の資産だとは思っていません。私は、農業政策は、ご案内のように昭和36年に農業基本法ができて適地適作と、こういうので農業基本法が具体的に実行されました。そういう中で農業基盤整備、特にも土地改良しながら米の増産体制に入っていた時期でございます。

 議員ご案内のように、45年から減反政策とは申しませんが、米の生産調整が必要だと、こういう時期に入りました。その間は、金ケ崎町におきましては土地基盤整備がずっと進んだ時期でございます。ということからしますと、米の生産体制を金ケ崎は確立をするという昭和30年代後半と40年代前半だったと、こう思います。そういう点から見れば、作付面積は確かに畑と田んぼでは5,600ヘクタールほどございます。そのうち田んぼは3,500ヘクタールですから、面積的に見れば多いわけではございますけれども、米の増産ということと、もう一つは金ケ崎はどっちかといえば平場でございます。標高からいいますと、農免道路は100メーターちょっとぐらいでございますから、そこからここは40メーター台、いわゆる50メーターになるかならないかと、こういう全く西から東の平場というよりも、稲作としては最も適地であり、水の便のいいところでございますから、私は稲作振興には当町としては当然取り組んでやってしかるべきだったろうと、こう思います。

 ただ、米の作付面積のいわゆる転作が始まって、米の値段が実は1万円台から1万二、三千円、そして5,000円、そして2万円までいって、ピークを打ってずっと下落にあると、こういうことと、需給関係のバランスが崩れたと、こういうことでございますから、経済活動から見れば、需給バランスが崩れれば値崩れを起こすのは当然であり、米から見れば作付面積の制限とは申しませんが、限度があると、こういう形に変わってきたのだと思います。そんなことからすれば、議員お話しのとおり、畜産関係も金ケ崎の場合は他と比較すれば大規模的な生産が酪農についてはあったと、こういうことでございますから、農畜産の関係では、ある意味ではバランスはとれてきたのだが、今の生産体系と価格から見ればアンバランスになったというのは議員お話しのとおりだと、こう思います。私は、決して負の資産ではなくて、この稲作の優良な農地をどう別な形で生かすかというところに金ケ崎の農林行政があると、こう思っております。



○議長(伊藤雅章君) 10番、?橋文雄君。



◆10番(?橋文雄君) 10番です。金ケ崎町の土地は比較的粘性土の高い、いわゆる粘土質の強いと申しますか、そういう土地が多く、非常に水もちがいい、米づくりには最適な、そういう土壌と申しますか、土地であると。そういうものかもしれませんが、でも田んぼでのアスパラづくり、あるいは畑作そのものには向いていないのではないかなと、私はそんなふうに思うわけですけれども、米には最適だと思いますが、その辺はどんなふうにお考えですか。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 金ケ崎の土地は、粘土質のところがございますが、黒ボクのようなところもあります。それから、砂壌土のところもあります。金ケ崎の土地は、極めてそういう点では5つか6つくらい土壌区分をいたしますと分かれる土地であります。ただ、一般的に、簡単に言えば米が反当10俵600キロとれると、こういうところは、岩手県でもこういう地帯を含めて余り多くないのです。そういうことから見れば、米には適していると。ただ、土地改良は田んぼの土地改良であったわけでございますから、畑作用の土地改良をしていないわけです。ですから、暗渠排水の面では非常に問題があるというのはそのとおりであります。アスパラは、やっぱり水はけがよくなければならないと、こういう部分がございますから、そういう点においては、必ずしも適さないところはあると。しかし、栽培をする技術的な面で克服できるか、あるいは克服しながら単収の、いわゆる増加を図れるかと、こういうところに今来ていると、こう思っていまして、ただ単純に水田からアスパラを植えただけでうまくいくと、こういうものにはならないと、こういう部分であります。



○議長(伊藤雅章君) 10番、?橋文雄君。



◆10番(?橋文雄君) 昔からの先輩たちは、米づくりは土づくり、元肥をたくさん入れて、それが大事だと、そういう話を聞いたことがございます。決して金品に頼ることのない土づくりが必要なのだと。金品に頼れば土地が痩せてしまって、最後には物がとれなくなる、そういうものだと、そういうことを言う先輩がございました。畑作も同じと思います。

 今町長がおっしゃったとおり、畑作は非常に水を嫌うと聞いております。特にも根菜類などは、水はけのいい場所で、土壌も田んぼとは違って60センチから1メーターぐらいの非常にふかふかした、そういう土地の中で、そういうところで畑作物ができるのだと、そういうふうに言われているそうです。今まさに町長は、そのことについても質問する前におっしゃいましたので、この辺はよろしいでございます。

 私は、もし田んぼでアスパラを含めた畑作をするならば、町長が言うにように、転作奨励金がなくなるかもしれないというのであるならば、やはり客土をして、そういう事業を起こして奨励していくべきではないのかなと、こう感じるわけですけれども、その辺はどんなふうに考えているでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 今アスパラの作付は全て田んぼだけと、こういうのでもございません。ただ、田んぼでアスパラガスは3年目から収穫、あるいは10年以上もつと、こういうのでございますから、土壌管理、土壌整備をしながら進められてきたと、こう思っています。これは、栽培技術に係る土づくりの問題であります。議員お話しされましたように、田んぼに限らず畑作も土づくりがうまくいかなければいい色のもの、あるいは特に根菜などは期待するような太さ、長さにはならないと、こういうのであります。そういう点から見ますと、今議員がお話しされましたような客土ということについては、場所によって必要性のあるところもあるだろうと、こう思います。そういう点では、水はけの状況を見た上でと、あるいは水はけの暗渠対策がうまくいけば、客土をしなくても十分埋め立てをしてやれるだろうと。今までは、かつては平らな状態で作付をしました。今は埋め立てをして、幾らかでも高目にして排水をよくすると。こういうそれぞれ努力をいたしております。これは、議員がお話しされますように、粘土質のところと砂壌土のところでは水はけはまた同じではございませんから、そういう土地条件によっての対応だと、こう思います。



○議長(伊藤雅章君) 10番、?橋文雄君。



◆10番(?橋文雄君) 町長の答弁の中にもありましたが、作付農家ではアスパラ研究会などを立ち上げ、大変勉強もしているようでございます。しかしながら、個々の農家では生産量のばらつきが見られると、そういうことがあるようでございます。金ケ崎町の特産物にするならば、全体で品質、数量の確保のために、互いのノウハウ、技術力、そういったものを共有するという、ただ勉強するのではなくて、「あんたのところのアスパラ随分いいな」と、「いや、俺んとこ、こうなんだけどな」と、そういう本当に特産物にするならば、全体で、そういう考え方の中でものづくりをする体制づくりをしなければ、金ケ崎町の特産物にはならないのではないかなと、私はこう思うわけですけれども、そうすることが本当の意味での特産物になると、こう思うわけですけれども、その辺、農業指導員もいるようでございますけれども、やはり共有していくということは必要ではないかなと思います。いかがでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 大変大事なことだと、こう思います。このことは、先ほども答弁で申し上げていますが、昨年度からアスパラガス栽培研究会の、特に役員の方々を中心にアスパラ振興のアドバイザーをお願いいたしております。そして、議員お話しのように、特産品にするということは量と質が安定すると、こういうのがなければ特産品、あるいは私たちから見れば特化した品目のいいものにならないと、こう思います。そういう意味で、そのアドバイザーが昨年、議員お話しのとおり、机の上の栽培技術でございませんので、現場での栽培技術と、こういう点で圃場を巡回いたしました。農業技術指導をいただいておる方を含めて、専門家と一緒に生産者がそれぞれの圃場をめぐる、あるいは圃場を見て直接意見交換あるいは技術指導、あるいは共有化すると、こういうことが昨年から具体的に進められてきておりますので、私はこれは非常に大きな力になっておると、こう思っておりますので、議員がお話しされましたことについては準備して、農林課ではその対応が進んでいるところでございます。



○議長(伊藤雅章君) 10番、?橋文雄君。



◆10番(?橋文雄君) 大体私の質問と町長の答弁との接点は近づいたというよりも、むしろ一体になったのではないかなと、こう思っております。

 これからお聞きしますのは、不謹慎な部分もございます。がしかし、私は真剣に聞きたいと思います。アースくんとパーラちゃんにガースくんが生まれて、住民登録をしたと聞きますが、本当にそういうことができるのでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) アースくんとパーラさんを人間と捉えているかどうかということはよくわかりませんが、私は議員はよくご理解していると思います。物をPRあるいは宣伝、特産品、あるいは普及するというときには、やっぱり紙に書いたチラシだけではなくて、デモンストレーションをするそういうキャラクター、あるいはそういう人気者になるようなものがなければ、これはうまくいかないと、こういう部分であります。私は、そういう点では非常に、担当している農林課ではアイデアを出して、キャラクター、これも他の市町村にないような、私は全国で1つしかないと、こう思っています。そういういいキャラクターをつくって、そこに夫婦ですから子供が生まれたと。それを今度は登録をして、なお宣伝に一層、あるいはアスパラ振興に役立てたいと、こういう願いがあって行われているので、それはどうとかということは、私は特にないと、こう思います。



○議長(伊藤雅章君) 10番、?橋文雄君。



◆10番(?橋文雄君) でも私は、行政というのは、できないことを、さもできるように話をするというのはいかがなものかなと思うのです。今の由一町政ですから、何でもできるのだなと、こう思いました。本当に不思議な町だなと思います。できないことを、さもできたように言うというのはいかがなものかなということでございます。

 私の質問をどう受けとめるかは別として、今、日本は少子高齢化、人口がどんどん減っていくと言われています。ぜひアースくんとパーラちゃんには頑張っていただいて、ガースくんの弟、妹をたくさん産んでいただいて、少子化の歯どめとして頑張ってほしいものだなと思っております。

 年間のアスパラガスの生産高は、農林課で聞いたところ4,000万円ぐらいと、こういう答えでございましたが、今の町長の答弁では3,000万円と聞いて、がっかりしたというよりも、どうしてなのだろうなというふうに思いました。ぜひアスパラ祭りを日本一のイベントとして、アスパラの売り上げも目標の1億円ではなくて、日本一の生産地を目指して頑張ってほしいものだと、こう思っております。生産者の皆さんには大変だと思いますけれども、ぜひ日本一を目指して、行政と一体となって頑張ってほしいなと、こう思っております。それには金ケ崎町のさらなる本気度の支援が必要ではないかなと思います。町長、ぜひそういう方向でお願いしたいと思います。提案ではなくて聞いております。ぜひその辺を伺います。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 要望と思って遠慮していましたが、要望ではないと。エールを送ってもらっているのか何だか、途中で少し話が見えなくなりましたが、議員はかつて農家もやっていたと、こういう人ですから、やっぱり生産者の気持ちはわかると思います。いろいろ努力しても天候に左右されると。実は、金ケ崎のアスパラはハウスではなくて露地物を主体にしておりますので、春先の天候いかんによって大きく変わると。4,000万円、3,000万円の話はありましたが、農協経由もあれば農協経由ではないのもございます。そういう点では、具体的に幾らというの把握しかねるところはございますけれども、まだまだ1億円には達していないと、こういう状況であります。そういう中で日本一、あるいは1億円ではなくてもっとと、こういう元気あるお話を頂戴いたしましたが、望みだけで議員からは具体的な話はなかったのですが、もしありましたら私にも教えていただければと、こう思うところであります。

 気持ちは本気ですから、茶化したような話で、これは進まないと、こう思っていますので、力強いご声援を今後もよろしくお願いいたしまして、終わります。



○議長(伊藤雅章君) 10番、?橋文雄君。



◆10番(?橋文雄君) では、2番の金ケ崎町の目指すべき方向ということで再質問をさせていただきます。

 かつての議会において私は、藤原文化との関連の中で、環日本海の経済圏、その中で藤原文化は栄えたと、そういう話をした経緯がございます。今TPP、環太平洋ということで進められておりますけれども、中国は北朝鮮とロシアの真ん中、図門江の出口のところに港、国際港の工事に入ったと。それから、シベリア鉄道をヨーロッパまで、中国の高速鉄道を使って日本海からヨーロッパまでつなぐと。そういうロシアのプーチン大統領と中国の習近平さんが契約したと、そういう話も聞こえてくるところでございます。

 そうした中で金ケ崎は、言いかえるならば北3県、宮城県も含めてですけれども、でも主に北3県のこれからの中心になる場所であると、私はこう思っております。日本郵政も北上南部工業団地にハブステーションをつくるようでございますが、それに伴って、非常な勢いで物流会社が拠点を設けるのではないかなと感じるところでございます。物流会社が拠点を設けるということは、言いかえるならば、製造業の会社もどんどん、どんどん入ってくるのではないかなと。私は、そういう中で、いち早く金ケ崎は工業団地をつくるのではなくて、受け入れることのできる体制づくりをするべきではないのかなと、こう思うわけです。そういう意味合いを持って私は質問したわけでございます。町長はどんなふうに考えておりますか。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 少し質問の意図するところがよくわかりませんが、物流の拠点対応と、こういうことであれば、私はやっぱり金ケ崎の地の利は前にも議員にもお話を申し上げておりました、物流の面では拠点の機能を十分持てる地域だと、あるいはそういうことを中心とした発信のできる部分だと、こういう点でお話を申し上げてまいりました。そのことについては、今もそう思っていますし、今後シベリア方面だけの問題ではなくて、日本海の船の物流がどうなるかによっての、ここの流れがまた変わるのだろうと、こう思っています。そういう意味で長期的な視点と、もう少しグローバル的な視点で見た場合の津軽海峡を利用するか、秋田港を利用するか、今、日本海で最も伸びているのが酒田港であります。そういう観点から見た場合に、日本海への発信をするか、高速道、高規格道路の宮守が完成したと、こういう点で、釜石港を含めた新たなる発展の展開図が描けるかどうかと、こういうところで私は拠点のあり方と進め方が時期的なことを含め、規模的なものが変わってくるのだろうと、こう思います。

 準備しておけば、そのうちに何とかなると、こういうものではございませんから、議員がいつもお話しされますように、次の手のアクションを何に置いて見通しを立ててやるかと。このことによって、大きく私はコンテナ主体の物流に流れが出ていくのか、そうでなくて、10トン車前後ぐらいのところでの対応になっていくのかということも大きな分かれ道になるのだろうと、こう思っております。



○議長(伊藤雅章君) 10番、?橋文雄君。



◆10番(?橋文雄君) やはり町長は私以上に勉強しているなと感じます。私も町長言うように、恐らくはコンテナが基本になるのではないかと、こう思っております。と申しますのも、トヨタさんでさえもコンテナで鉄道を利用して物流を行っております。

 ヨーロッパまでは日本から大体船で3カ月ぐらいかかるのだそうですけれども、シベリア鉄道を使えば、15日もしくは20日ぐらいでヨーロッパに物が届く、輸出のできる、そういう時代が来ると、そういう説を唱える学者もございます。それに対応する金ケ崎はいい場所になるのではないかなということで、ここでしゃべるのも最後かもしれませんので、ぜひ町長はその辺を踏まえて、そういう場所をいつでも提供できるようなそういう形に、先ほど農振の中で縛りがあるということを申しておりましたけれども、その縛りを解くのは町長です。町長がオーケー出せば、恐らく何でもオーケーになると私は思います。そういう下準備、田んぼをやめろと言っているのではなくて、そういう下準備も必要なのではないかなと、私はそういうことをお願いしているわけです。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 下準備と、こういうことでございますが、先ほど申し上げましたように、農振の適用除外は農振だけの問題ではなくて、金ケ崎の土地利用全体、都市計画との絡みの中で進めなければならないと、こういう部分がございますし、また地域との関係も地権者の話題もございます。そういう意味では、私は少し時間はかかるけれども、新たなる次のための土地利用政策については第十次の中で検討すると、こういうことにしてまいると、こういう予定をいたしております。



○議長(伊藤雅章君) 10番、?橋文雄君。



◆10番(?橋文雄君) 私の思いをぜひ酌み取って、すばらしい金ケ崎のまちづくりに邁進してほしいということを申し上げて、2番目の質問は終わります。

 しつこいようですけれども、花憩庵前の通路の件でございますけれども、1点だけお聞きします。この道路の管理責任は、道路というよりも通路ですね、この通路の管理責任はどこにあるか、誰にあるのか。今のこの関係の中では、前回の質問の中でも申し上げた覚書等の中では、そういった管理責任がどこにあるのかが不明確です。これは、やっぱりうやむやにしておくことはできないと私は思うのですけれども、これどこにあるのですか。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 管理責任はどこにあるのですかというよりも、管理は誰に対して管理するかということであります。いわゆる町は道路として使用させていただいていると。でこぼことか何かについての、いわゆる通行に不便を来さないようにする、そのことについては町は管理体制をしていくと、こういうことであります。議員がお話しされる管理というのは、どういう点を言うのかわかりませんが、事故が起きたときはどうするのだということまで含めた管理のことをお話しされているのか、税金のことについてお話しされているのかよくわかりませんが、町はその道路として利用できるように管理をしていくと。こういうことについては、覚書の中で確認されていることですから、そういう対応はいたしますと、こういうことであります。



○議長(伊藤雅章君) 10番、?橋文雄君。



◆10番(?橋文雄君) 私の質問の意図がどこにあるのかということのようでございますけれども、町長の答弁も余りはっきりしたことがないということで……。

 最初に質問した中で触れられていなかったのですけれども、何かいつかは、これから何年後になるか、10年後になるかはよくわかりませんけれども、町長がその職を辞するときには、これは通路ではなくて花憩庵のものになってしまうのではないかなと危惧するところだという、その辺を聞きたかったのですが、何かその辺は答弁がなかったので、その辺を。町長が次の時代にバトンタッチしても、あれは道路なのだという確固たる明かしを聞いて質問を終わりたいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 覚書の中では、紳士協定でありますから、お互いの利益を逸しないように取り交わすわけでございます。そういう点におきましては、花憩庵さんは厚意的にというのは前回も申し上げておりますが、ここは道路というわけではないけれども、一般の人たちが通用、駅に道路として活用していると、このことは花憩庵も認めておると。そして、どうぞ使ってくださいということでの取り交わしになっているわけです。ただ、保全管理については町のほうでやってくださいよと、こういう中身でございます。そしてまた、特に両方に問題がなければ、このまま契約は継続更新しますと、こういう内容でございますので、特段こうだということは来ていませんし、さっき答弁しておりますように、そういう予定は今のところないと。予定というのは、返してくださいとかと、こういう予定はないと、こういうことでございますから、私はそれを信じて、お互い隣組であり、町内で仕事をされている方でございますから、信頼関係があるという前提で私はこれを尊重したいと、こう思っております。



○議長(伊藤雅章君) いいですか。



◆10番(?橋文雄君) 終わります。



○議長(伊藤雅章君) これで、10番、?橋文雄君の一般質問は終わります。

                                        



△散会の宣告



○議長(伊藤雅章君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれで散会といたします。

 大変ご苦労さまでした。

                                (午前11時01分)