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岩手県 金ケ崎町

平成27年  3月 定例会(第2回) 03月03日−議案説明・一般質問−01号




平成27年  3月 定例会(第2回) − 03月03日−議案説明・一般質問−01号







平成27年  3月 定例会(第2回)





            平成27年第2回金ケ崎町議会
                定例会会議録
議 事 日 程 (第1号)

                    平成27年3月3日(火)午前10時00分開会

       開  会
日程第 1  会議録署名議員の指名                         
日程第 2  会期の決定                              
日程第 3  町長施政方針演述                           
日程第 4  教育委員会委員長教育行政方針演述                   
日程第 5  議案第31号 平成27年度金ケ崎町一般会計予算について         
日程第 6  議案第32号 平成27年度金ケ崎町国民健康保険特別会計予算について   
日程第 7  議案第33号 平成27年度金ケ崎町下水道事業特別会計予算について    
日程第 8  議案第34号 平成27年度金ケ崎町農業集落排水事業特別会計予算について 
日程第 9  議案第35号 平成27年度金ケ崎町訪問看護ステーション事業特別会計予算に
              ついて                         
日程第10  議案第36号 平成27年度金ケ崎町介護保険特別会計予算について     
日程第11  議案第37号 平成27年度金ケ崎町浄化槽事業特別会計予算について    
日程第12  議案第38号 平成27年度金ケ崎町国民健康保険診療施設特別会計予算につい
              て                           
日程第13  議案第39号 平成27年度金ケ崎町後期高齢者医療特別会計予算について  
日程第14  議案第40号 平成27年度金ケ崎町水道事業会計予算について       
日程第15  一般質問                               
       延  会

〇出席議員(15名)
   1番  阿  部  ?  一  君    2番  巴     正  市  君
   3番  高  橋  藤  宗  君    4番  佐  藤  千  幸  君
   5番  有  住     修  君    6番  ?  橋  勇  喜  君
   7番  ?  橋     奬  君    8番  山  路  正  悟  君
   9番  及  川  み ど り  君   10番  ?  橋  文  雄  君
  12番  千  田     力  君   13番  梅  田  敏  雄  君
  14番  千  葉  正  男  君   15番  千  葉  和  美  君
  16番  伊  藤  雅  章  君
 
〇欠席議員(なし)
 
〇説明のため出席した者
       町        長     ?  橋  由  一  君
       副    町    長     小 野 寺  正  徳  君
       教  員 委 員  長     千  葉  祐  悦  君
       教    育    長     新  田     章  君
       監  査  委  員     ?  橋  順  一  君
       総 合 政 策 課 長     後  藤  紳  一  君
       参 事 兼生活環境課長     石  川     孝  君

       参事兼農林課長(兼)     千  葉     実  君
       農 業 委員会事務局長

       財  政  課  長     高  橋     修  君
       会計管理者兼税務課長     及  川  美 奈 子  君
       住  民  課  長     及  川  敏  雄  君

       保 健 福 祉 センター     千  田  美  裕  君
       事    務    長

       商 工 観 光 課 長     ?  橋  義  昭  君
       建  設  課  長     千  葉  達  也  君
       水 処 理センター所長     及  川     一  君

       教 育 次 長(兼)     長  野  圭  二  君
       学校給食センター所長

       中 央 生 涯 教 育     伊  藤  明  穂  君
       セ ン タ ー 所 長

〇本会議に出席した事務局職員
       事  務  局  長     後  藤  清  恒
       主        幹     青  沼  和  也
       主        査     内  藤  ま ゆ み



                                        



△開会及び開議の宣告



○議長(伊藤雅章君) ただいまから平成27年第2回金ケ崎町議会定例会を開会いたします。

 ただいまの出席議員は15人であります。

 定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。

 直ちに本日の会議を開きます。

                                (午前10時00分)

                                        



△議事日程の報告



○議長(伊藤雅章君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりでございます。

                                        



△諸般の報告



○議長(伊藤雅章君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告を行います。

 議長の報告は、印刷をもって配付のとおりでございますので、ご了承願います。

 これで諸般の報告を終わります。

 行政報告を行います。町長から行政報告を行いたい旨申し出がありました。これを許します。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 行政報告を行います。3点についてでございます。

 第1点は、第67回優良公民館表彰についてでございます。北部地区公民館、北部地区生涯教育センターでございますが、3月4日に第67回優良公民館表彰を文部科学大臣から表彰されることになっております。

 当町の「生涯教育の町宣言」の基本理念のもと、まちづくりの中核となり、地域の活性化に大きく貢献をしたというのが認められたところでございます。なお、岩手県内からは金ケ崎町のほかに2カ所の公民館表彰をいただくと、こうなっておるようでございます。

 第2点目、災害協定の締結についてでございます。1つは、2月2日、岩手県高圧ガス保安協会胆江地区支部、支部長は今野晄氏でございますが、災害時のLPガス供給等について災害協定を締結いたしたところでございます。

 2つ目は、2月19日、埼玉県さいたま市の特定非営利活動法人市民航空災害支援センター(理事長、竹田好孝氏)と、災害時のヘリコプターによる人員及び物資の搬送等の支援について、災害協定を締結いたしたところでございます。

 3点目は、金ケ崎町土地開発公社の解散についてでございます。2月28日、岩手県知事から金ケ崎町土地開発公社の解散が認可をされたところでございます。

 以上で終わります。



○議長(伊藤雅章君) これで行政報告は終わりました。

                                        



△送付された付議事件の報告



○議長(伊藤雅章君) 今定例会に送付された付議事件は、ご配付されている目録のとおり、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについてから議案第40号 平成27年度金ケ崎町水道事業会計予算についてまで、人事案件2件、条例案件18件、議決案件1件、平成26年度各会計補正予算10件、平成27年度一般会計及び特別会計並びに企業会計予算10件、以上41件であります。

 なお、議案の朗読は省略いたします。

 以上で送付された付議事件の報告を終わります。

                                        



△会議録署名議員の指名



○議長(伊藤雅章君) これより本日の議事日程に入ります。

 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第112条の規定によって、議長において5番、有住修君、6番、?橋勇喜君を指名いたします。

                                        



△会期の決定



○議長(伊藤雅章君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月16日までの14日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、会期は本日から3月16日までの14日間と決定いたしました。

 なお、会期中の会議予定等は、お手元に配付の会期日程表のようにご了承を願います。

 お諮りします。議案調査、委員会審議等の都合により、3月7日、3月8日、3月14日、3月15日の4日間を休会としたいと思います。これにご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、3月7日、3月8日、3月14日、3月15日の4日間を休会とすることに決定いたしました。

                                        



△町長施政方針演述



○議長(伊藤雅章君) 日程第3、町長施政方針演述を与えます。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 平成27年度金ケ崎町施政方針についてでございます。

 本日ここに、今年度最初の町議会定例会が開催されるに当たり、町政の基本方針及び主要な施策について、その所信の一端を申し上げます。

           (以下、「平成27年度金ケ崎町施政方針」により演述

            のため記載省略)



○議長(伊藤雅章君) 町長の施政方針演述が終わりました。

 お諮りをいたします。休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めまして、午前11時35分まで休憩をいたします。

            休憩(午前11時22分)

                                        

            再開(午前11時35分)



○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。

 休憩前に引き続き会議を行います。

                                        



△教育委員会委員長教育行政方針演述



○議長(伊藤雅章君) 日程第4、教育委員会委員長教育行政方針演述を与えます。

 教育委員会委員長。

           〔教育委員会委員長 千葉祐悦君登壇〕



◎教育委員会委員長(千葉祐悦君) 本日ここに、平成27年3月定例議会が開催されるに当たり、平成27年度の本町教育行政の主要な施策について、所信の一端を申し上げ、議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

           (以下、「平成27年度金ケ崎町教育行政方針」により

            演述のため記載省略)



○議長(伊藤雅章君) 教育委員会委員長の教育行政方針演述が終わりました。

 お諮りいたします。昼食のため休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) ご異議なしと認めまして、午後2時まで休憩を宣します。

            休憩(午後 零時20分)

                                        

            再開(午後 2時00分)



○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。

 休憩前に引き続き会議を行います。

 千葉教育委員長は、退席をしております。

                                        



△発言の訂正



○議長(伊藤雅章君) 日程に入るに先立ち、先ほどの平成27年度金ケ崎町施政方針の内容に一部誤りがあったので、訂正したい旨発言を求められておりますので、これを許します。

 町長。



◎町長(?橋由一君) 大変貴重な時間をいただきまして、ありがとうございます。

 さきに申し上げました平成27年度の金ケ崎町施政方針の文面におきまして誤りがございましたので、訂正をさせていただきたくお願いを申し上げるところでございます。

           (以下、「平成27年度金ケ崎町施政方針の訂正につ

            いて」により説明のため記載省略)

                                        



△議案第31号から議案第40号までの一括上程、説明、予算審査特別委員会設置、委員会付託



○議長(伊藤雅章君) 日程第5、議案第31号 平成27年度金ケ崎町一般会計予算について、日程第6、議案第32号 平成27年度金ケ崎町国民健康保険特別会計予算について、日程第7、議案第33号 平成27年度金ケ崎町下水道事業特別会計予算について、日程第8、議案第34号 平成27年度金ケ崎町農業集落排水事業特別会計予算について、日程第9、議案第35号 平成27年度金ケ崎町訪問看護ステーション事業特別会計予算について、日程第10、議案第36号 平成27年度金ケ崎町介護保険特別会計予算について、日程第11、議案第37号 平成27年度金ケ崎町浄化槽事業特別会計予算について、日程第12、議案第38号 平成27年度金ケ崎町国民健康保険診療施設特別会計予算について、日程第13、議案第39号 平成27年度金ケ崎町後期高齢者医療特別会計予算について、日程第14、議案第40号 平成27年度金ケ崎町水道事業会計予算についてまで10件、いずれも平成27年度予算でありますので、一括議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、日程第5、議案第31号 平成27年度金ケ崎町一般会計予算についてから日程第14、議案第40号 平成27年度金ケ崎町水道事業会計予算についてまで10件一括議題とすることに決定いたしました。

 お諮りします。ただいま一括議題となりました議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 提案理由の説明を求めます。

 副町長。

           〔副町長 小野寺正徳君登壇〕



◎副町長(小野寺正徳君) それでは、お手元に配付しております資料に基づきまして説明をさせていただきます。

 日程第5、議案第31号 平成27年度金ケ崎町一般会計予算についてから、日程第14、議案第40号平成27年度金ケ崎町水道事業会計予算についてまでの10件につきまして提案説明を申し上げます。

 国は、「中期財政計画」や「経済財政運営と改革の基本方針2014」の中で、経済の好循環と民需主導の経済成長に向けた環境整備に取り組むと同時に、歳出縮減の取り組みや新規国債発行の抑制などにより財政健全化を進めることとしています。また、経済政策の効果を地方の隅々にまで広げ、人口減少への対応など地方創生を推進するため、まち・ひと・しごと創生本部の立ち上げやまち・ひと・しごと創生法の制定に加え、長期ビジョン、総合戦略を決定しました。

 当町の財政状況は、これまでの財政健全化への取り組みが確実に成果としてあらわれてきておりますが、将来負担比率や実質公債費比率等の財政指標は県平均に達しておらず、プライマリーバランスの黒字化を継続しながら、さらに財政指標を改善するとともに、財務体質を強化し、財政の健全化を図ることとしております。

 このような中で、平成27年度においては、平成26年度における法人町民税の影響により地方交付税が大幅に減少する見込みであり、財政調整基金等の取り崩しにより対応せざるを得ない状況にあります。

 これらのことから、平成27年度当初予算においては、中期計画における財政見通しを踏まえながら、「第九次金ケ崎町総合発展計画」の最終年度としての締めくくりであることや、新町誕生60周年という記念の年に対応した事業等も勘案し、一般財源の規模を踏まえ、選択と集中により予算編成を行ったところであります。

 平成27年度の一般会計及び8の特別会計の歳入歳出予算総額は128億5,072万5,000円で、これは前年度比較で1億8,185万円、1.4%の増となっております。前年度比較につきましては、平成26年度当初予算は骨格予算でありましたので、肉づけ後の予算との比較としております。以降につきましても、同様に説明をさせていただきますので、ご理解いただきますようお願いします。

 この一般会計及び8の特別会計の歳入歳出予算に水道事業会計を歳出ベースで加えますと131億9,176万7,000円で、前年度比較1億5,922万2,000円、1.2%の増となっております。

 なお、水道事業会計につきましては、資本的支出を含まない歳出ベースとしておりますが、これまでも歳出ベースを加えた額で前年度比較をしているものですので、ご理解いただきますようお願いします。

 以下、会計ごとに概要を説明いたします。

 初めに、議案第31号 平成27年度金ケ崎町一般会計予算についてであります。平成27年度は、歳入歳出とも81億9,630万円といたしたところであります。これは、前年度と比較して1億4,729万5,000円、1.8%減の予算となっております。

 歳入におきましては、自主財源の根幹を占める町税については、法人町民税の増による8,107万円増の25億597万8,000円を見込んでおります。

 地方消費税交付金については、昨年度の推移から交付額の伸びが期待できないことによる951万2,000円減の1億9,568万8,000円を見込んでおります。

 また、地方交付税については、平成26年度において法人町民税が増額となった影響が平成27年度の地方交付税に反映することから、2億6,656万3,000円減の19億3,178万1,000円を見込んだところであります。

 国庫支出金は、前年度比較542万3,000円増であり、県支出金は利用自粛牧草等処理円滑化事業補助金の影響により、前年度と比較して1億6,200万6,000円、22.6%増を見込んでおります。

 財産収入については、土地開発公社から引き継いだ土地の売り払いにより、前年度比較899万5,000円、138.9%増を見込んでおります。

 繰入金は、財源不足を補うため、前年度比較3億4,786万5,000円、90.6%増であります。

 町債については、道路整備のための土木債などの増により、前年度比較6,335万9,000円、10.1%増を見込んだところであります。

 次に、歳出でありますが、総務費は前年度比較2億985万5,000円、28.6%増であります。これは、社会保障・税番号制度に対応した電算委託料が増となることが主な内容であります。

 衛生費は、前年度比較1億3,369万6,000円、18.8%増を見込んでおります。これは、農林業系汚染廃棄物収集運搬委託料の増が、その主な内容であります。

 農林水産業費は、前年度比較1億5,497万1,000円、26.3%増を見込んでおります。これは、利用自粛牧草等処理円滑化事業委託料の増が、その主な内容であります。

 土木費は、前年度比較1億2,284万7,000円、9.2%減であります。これは、森山スポーツセンター工事費の減が、その主な内容であります。

 消防費は、前年度比較5,414万7,000円、19.2%増であります。これは、消防屯所整備、防災有線撤去工事費の増が、その主な内容であります。

 教育費は、前年度比較7,940万8,000円、8%増であります。これは、再生可能エネルギー設備整備工事費及び教育用コンピューター購入費の増が、その主な内容であります。

 公債費については、前年度比較2億2,046万8,000円、15.6%減であります。これは、起債の繰上償還の終了による減が主な内容であります。

 続きまして、議案第32号 平成27年度金ケ崎町国民健康保険特別会計予算についてであります。予算総額では、歳入歳出それぞれ17億2,140万6,000円で、前年度比較1億2,364万8,000円、7.7%の増となっております。国保被保険者は、平成26年12月31日現在において3,593人、2,101世帯であり、一昨年同期に比較しますと2.7%の減であります。

 今年度の予算編成においては、厳しい財政事情から健全な事業運営を図るため、?、保険税の収納率向上対策の強化、?、特定健診受診勧奨の実施、?、柔道整復師受診を含めた重複受診に係るレセプト点検の強化、?、元気100歳プロジェクトと連携した医療フォーラム事業の展開等町民の健康寿命の延伸に取り組みたいと考えております。

 次に、議案第33号 平成27年度金ケ崎町下水道事業特別会計予算であります。歳入歳出それぞれ5億3,499万6,000円で、前年度比較1,769万6,000円、3.4%の増であります。下水道事業会計は、平成20年度から施設の保守点検等の維持管理が主な内容となっております。「下水道の日」等によるイベントなどを利用して加入拡大に努め、水洗化率向上を図ります。

 次に、議案第34号 平成27年度金ケ崎町農業集落排水事業特別会計予算についてであります。歳入歳出それぞれ4億4,296万9,000円で、前年度比較7,745万4,000円、21.2%の増であります。農業集落排水事業も平成25年度から施設の保守点検等の維持管理が主な内容となっており、中央監視装置更新工事等について予算計上したところであります。

 次に、議案第35号 平成27年度金ケ崎町訪問看護ステーション事業特別会計予算についてであります。歳入歳出それぞれ2,306万8,000円で、前年度比較197万9,000円、9.4%の増であります。登録者70人、延べ利用者数1,800人を目標としたところであります。事業内容といたしましては、自宅で療養されている方やその家族が住みなれた地域や家庭で安心して豊かに暮らせるよう訪問看護サービスの提供を行います。特に高齢者や障害者の利用を積極的に受け入れ、家族看護の緩和に努めます。また、従来どおり、時間外や土日のサービス、24時間携帯電話対応などを行ってまいります。

 次に、議案第36号 平成27年度金ケ崎町介護保険特別会計予算についてであります。介護保険事業勘定及び介護サービス事業勘定を合わせた予算は、歳入歳出それぞれ14億6,333万円で、前年度比較6,134万9,000円、4.4%の増であります。事業内容としては、介護認定を受けている被保険者の居宅介護サービス給付費及び施設介護サービス給付費等がその主な内容であります。

 次に、議案第37号 平成27年度金ケ崎町浄化槽事業特別会計予算についてであります。歳入歳出それぞれ3,204万円で、前年度比較560万5,000円、21.2%の増であります。これは、設置基数7基を見込み予算計上したところであります。

 次に、議案第38号 平成27年度金ケ崎町国民健康保険診療施設特別会計予算についてであります。医科診療施設及び歯科診療施設を合わせた予算は、歳入歳出それぞれ3億1,398万8,000円で、前年度比較3,885万6,000円、14.1%の増であります。診療所の運営に係る費用のほか、診療所整備に係る建設工事設計委託料等について予算計上したところであります。

 また、従来からの地域医療の取り組みを継続し、町民の健康管理及び健康増進の向上に医師が中心となり積極的に取り組んでまいります。

 次に、議案第39号 平成27年度金ケ崎町後期高齢者医療特別会計予算についてであります。歳入歳出それぞれ1億2,262万8,000円で、前年度比較255万8,000円、2.1%の増であります。被保険者数は、平成27年1月1日現在2,591人で、昨年同期比較62人、2.5%増となっております。歳入は、後期高齢者医療保険料と一般会計からの繰入金が、その主な内容であります。歳出は、後期高齢者医療広域連合への給付金が、その主な内容であります。

 次に、議案第40号 平成27年度金ケ崎町水道事業会計予算についてであります。給水戸数5,320戸、年間総給水量253万9,980立方メートルを予定しております。収益的収入及び支出でありますが、収入が3億5,089万9,000円で、前年度比較1,499万1,000円、4.1%の減であり、支出が3億4,104万2,000円で、前年度比較2,262万8,000円、6.2%の減であります。原水及び浄水と減価償却に係る費用が主な内容であります。次に、資本的収入及び支出の支出でありますが、1億9,283万6,000円で、前年度比較4,128万8,000円、27.2%の増であります。その主な内容は、老朽管更新事業であります。

 以上をもちまして、平成27年度金ケ崎町一般会計予算、特別会計予算8会計及び企業会計予算、合計10会計予算につきまして、議案の提案説明を終わらせていただきます。



○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。

 お諮りいたします。本案件は、予算審査特別委員会を設置して、これに一括審査付託したいと思います。これにご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、予算審査特別委員会を設置し、議案第31号から議案第40号まで一括して審査付託することに決定いたしました。

                                        



△予算審査特別委員会の委員の選任について



○議長(伊藤雅章君) お諮りいたします。

 ただいま決定されました予算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定に基づき、議長を除く全員を指名したいと思います。これにご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、議長を除く全員を予算審査特別委員会委員に指名することに決定いたしました。

                                        



△予算審査特別委員会の委員長及び副委員長の選任について



○議長(伊藤雅章君) お諮りします。

 ただいま設置されました予算審査特別委員会委員長及び副委員長を委員会条例第6条第2項の規定によって選任したいと思います。これにご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、予算審査特別委員会委員長及び副委員長の選任をすることに決定いたしました。

 ただいま決定されました予算審査特別委員会委員長及び副委員長選任についてを日程に追加し、直ちに議題といたします。

 お諮りいたします。本選任は、金ケ崎町議会委員会条例第6条第2項の規定により、委員会を開催して、委員長及び副委員長の互選をしていただき、その結果を本会議再開の後、年長委員より報告していただくことにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 それでは、委員会開催のため暫時休憩を宣します。

            休憩(午後 2時23分)

                                        

            再開(午後 2時31分)



○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。

 休憩前に引き続き会議を行います。

 予算審査特別委員会委員長及び副委員長の互選の結果を報告願います。

 7番、?橋奬君、自席でお願いします。



◆7番(?橋奬君) それでは、ご報告申し上げます。

 先ほど予算審査特別委員会で互選を行いました結果、委員長には9番、及川みどり委員、副委員長には4番、佐藤千幸委員を選任いたしました。

 ご報告いたします。



○議長(伊藤雅章君) どうもご苦労さまでした。

 ただいま予算審査特別委員会から報告があったとおり、予算審査特別委員会委員長には9番、及川みどり君、同副委員長には4番、佐藤千幸君、以上のとおり決定されました。

                                        



△予算審査特別委員会の委員長及び副委員長の就任の挨拶



○議長(伊藤雅章君) 決定されました予算審査特別委員会の委員長及び副委員長から登壇の上ご挨拶をいただきます。

 予算審査特別委員会委員長、9番、及川みどり君。

           〔予算審査特別委員会委員長 及川みどり君登壇〕



◆予算審査特別委員会委員長(及川みどり君) 9番、及川みどりでございます。ただいまは、平成27年度予算審査特別委員会の委員長に選任をいただきまして、まことにありがとうございます。

 町民にとって大切な予算でございます。議員各位の活発な論議をいただきますようご期待を申し上げます。運営に当たりましては、副委員長とよく相談をしながら進めてまいります。

 なお、予算審査特別委員会は、平成27年3月11日、午後1時30分より、本会議場において開会いたしますので、皆様のご参集を賜りますようお願い申し上げます。大変にありがとうございました。



○議長(伊藤雅章君) 次に、予算審査特別委員会副委員長、4番、佐藤千幸君。

           〔予算審査特別委員会副委員長 佐藤千幸君登壇〕



◆予算審査特別委員会副委員長(佐藤千幸君) 副委員長に選任されました4番、佐藤千幸です。

 委員長を補佐し、円滑な運営に努めてまいりたいと思います。議員各位のご協力をよろしくお願いいたします。



○議長(伊藤雅章君) それでは、ここで暫時をいたします。

            休憩(午後 2時34分)

                                        

            再開(午後 2時35分)



○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。

 休憩前に引き続き会議を行います。

                                        



△一般質問



○議長(伊藤雅章君) 日程第15、一般質問を行います。

 一般質問は、あらかじめ通告されておりますので、通告の順に従って質問を許します。

 1番、阿部?一君。

           〔1番 阿部?一君登壇〕



◆1番(阿部?一君) 1番、阿部?一です。ただいまから町長と教育長に一般質問いたしますので、よろしくお願いいたします。

 1、介護保険制度充実のために。(1)、国は消費税増税を理由の一つに社会保障制度の充実を上げた。しかし、介護保険制度を見ると、65歳以上の保険料負担増、3年間の猶予期間はあるが、要支援を介護保険サービスから外し、自治体事業に移行する、要介護度2以下は特養入所できない、介護報酬の引き下げ、利用者の自己負担増など大幅な後退になっている。このような国の動向に関する基本的な見解を伺う。

 (2)、国は月1万2,000円の介護士待遇改善加算を除けば4.48%も介護報酬を引き下げる。介護報酬は、重度要介護者への訪問介護に上乗せされるのみで、特養は6%、要支援訪問介護は5%、要支援通所介護は20%も削減される。その理由として、介護事業者の内部留保増加を上げている。1月22日の議員全員協議会では不明とのことであったが、町内介護事業者の内部留保を可能な限り調査し、答弁することを求める。また、西光荘の過去3年間の内部留保はどうなっているか。

 (3)、介護報酬は全体で2.27%マイナスになる。介護報酬減額や自己負担2割導入、相部屋部屋代徴収などを含め、さらに基金5,000万円繰り上げ計算した結果、保険料は基準額で月5,400円になるとの説明があった。据え置きにはならないのか。

 (4)、議員全員協議会で要支援について、29年度から新制度に移行するとの説明があった。要支援者全員を一斉に移行するのか。

 (5)、移行後の要支援者に対する介護サービスを実施する事業者は新たに募集するのか。設置基準条例は新たに制定するのか。

 (6)、現在介護サービス料金の内訳は、自己負担10%、1、2号保険料45%、国22.5%、県11.25%、町11.25%となっていると考える。町事業に移行した場合、要支援の介護サービス料金及びその内訳はどうなる見込みか。

 (7)、昨年3月末現在、党県議団へ県担当課が出した資料によると、本町の要介護、要支援認定者総数744人中、認知症者数は494人となっている。このうち要支援の認定者数と認知症者数は何人か。

 2、国保税引き下げについて。(1)、基金として給付費5%相当額確保について。町は、国保の資金は保険給付費の5%相当額以上が望ましいという国の指導を国保税引き下げできない理由に上げている。これは、2008年の後期高齢者医療制度発足以前の国の指導と考える。後期高齢者医療制度発足後も国の指導はあるのか。国の指導は、64年前の昭和26年厚生省保険局長通知からと言われているが、いつまでこのような指導があったのか。それとも、今でも毎年あるのか。

 (2)、昨年12月議会で、基金5%は1カ月の保険給付費を想定して算出されたものとの答弁があった。1カ月分となると8%以上になる。国または県の指導と考えるが、どのような指導か、その概要、時期などの答弁を求める。

 (3)、短期被保険者証について。2009年12月16日、短期被保険者証の交付についての留意点という厚生労働省保険局国民健康保険課長通知があった。その概要は下記のとおりである。?、世帯主が滞納していても子供には速やかに発行すること。?、窓口相談の確保のために一定期間留保することはやむを得ないが、長期間に及ぶことは望ましくない。電話連絡や家庭訪問を実施し、確認すること。

 以下、質問する。

 ?、「長期間に及ぶことは望ましくない」の長期間はどう判断しているか。

 ?、未交付42世帯中、いわゆる悪質滞納者と判断されるのは何世帯か。

 ?、電話、嘱託徴収員等により訪問しているということであるが、未発行42世帯とは全く接触、相談できていないのか。

 ?、党県議団へ県担当課が出した資料の欄外に、「未交付となっている短期被保険者証は、納税相談の機会を確保するため、接触を図っているが、接触できず保管しているもので、一定期間経過後郵送している」と記載されている。県は、指導しているから欄外に書いていると考える。一定期間についての県の指導はないのか。

 ?、昨年9月1日現在の県の調査によると、奥州市など県内10自治体が1カ月以上未交付はゼロ世帯であり、本町は38世帯であった。国の「長期間に及ぶことは望ましくない」という通知から考えても、未発行世帯に3カ月程度の短期被保険者証を発行、郵送して、その反応を見るべきではないか。

 3、金ケ崎町子ども育成条例は疑問。1月30日の議員全員協議会で示された案をもとに質問通告したが、通告締め切り前日、2月18日の全員協議会に今回の案が出されたので、前部の内容を変更する。

 2月18日の議員全員協議会で金ケ崎町子ども育成条例案と金ケ崎町子ども育成条例に基づく推進計画書の素案が示された。今までは骨子で説明されてきたが、条例案が示されたのは初めてである。条例に基づいた計画書で励まし制度を実施するとの説明であった。提案された条例は、全体的に義務を押しつけるものになっていると考える。

 目指す子供像、第4条には、子供は(1)から(6)まで励み、実施実行することが規定されている。この規定からは、子供への過大な義務を負わせるだけで、子供への愛情は感じられない。この6つのうち1つでも実現実施できない子は金ケ崎の子ではないということを規定することになると考える。身体的、精神的なさまざまな障害を持って精いっぱい生活している子への配慮は感じられない。

 家庭の役割、第5条では、保護者の責任行動が義務づけられる。一部の保護者からは、愛情と責任、役割分担の明確化、行事への参画義務など、このようなことまで町から条例で指示命令される必要はないという強く反発する声が上がっている。

 学校等の役割、第6条では、小中の指導のあり方が規定、義務化される。

 また、地域の役割、第9条では、地域の役割行動が義務化される。学校や地域からも押しつけへの反発の声が起こる可能性がある。第9条では、町に推進計画策定義務を規定し、自由に、いわゆる励まし制度などを規定できる内容になっている。

 このように、この条例が施行されると、子供は家庭でも学校でも地域でも常に管理監督され、安心して生活できる場、居場所がなくなる。条例は町民の憲法であり、町民に強制するものである。教育委員会の指導指針のような形であればともかく、これを条例化することは将来に大きな禍根を残すことになると考える。このような子供、家庭、学校、地域に重大な影響を与える条例を広く町民の意見を聞くこともなく提案から2週間程度で制定することは拙速であり、疑問である。

 今まで議員への説明会、町政調査会や議員全員協議会などを開くたびに制度の名前は変更されてきた。しかし、6年生全員に賞状とメダル授与という制度の基本は変わっていないと考える。私は、子供の育成には、?、町子ども権利条例のような子育てへの基本理念を定める、?、本町の児童生徒の学力、体力、徳育、自己肯定感等の現状を明らかにする、?、全体として何が問題なのか、課題を明らかする、?、課題解決の方向性を明確にすることが必要であると考える。

 提案された育成条例は、その基本計画でチャレンジシート作成、PDCAサイクルによる指導、小学校6年生全員に教育委員会による賞状とメダルを授与してあげますという結論ありきの制度になっているため、矛盾に満ちたものとなっていると考える。目標を持って、その達成のために努力することは大切であり、そのような指導は既に学校で実施しており、改めて励まし制度のために目標をつくらせることは必要ない。私は、全員を励まし、賞状、メダル授与というような具体的な対価、褒美を前提にした取り組みは教育の邪道であると考える。これによって具体的な対価、褒美がないと努力しない子を育成する危険性さえある。6年生は、相当な判断力、理解力を持っている。チャレンジシートから始まる取り組みの結論を知って取り組みが調整されることになる。また、学校、保護者、地域も条例で調整されることになる。

 以上のようなことから、非常に疑問である。

 以下、質問する。

 (1)、小学校6年生全員に、教育委員会による賞状とメダルを授与して励ますことは、学力、体力、徳育向上、自己肯定感の向上等に資するのか。また、その根拠は何か。

 (2)、2年以上にわたる町民懇談会、教育懇談会の議論を通じて児童表彰制度を断念せざるを得なくなった最大の要因の、納得いく説明がされなかった、なぜ条例化しなければならないのか、なぜ全員を無理やり表彰、励まししなければならないのかという町民の疑問は解消したと考えるか。

 (3)、また要因の、学校、担任にかかる負担が大きいは解消されると考えるか。

 以上、質問いたします。答弁よろしくお願いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 1番、阿部議員のご質問にお答え申し上げます。教育長にもお尋ねでございますが、先に私のほうから答弁させていただきます。

 最初の介護保険制度にかかわる関係でございます。介護保険制度改正に係る基本的な見解についてでございますが、介護保険制度は、平成12年度の創設以来、国民になくてはならない、そういう制度として定着をしてきましたが、その一方で介護サービスの増加に伴って制度施行当初は全国平均3,000円を下回っていた第1号被保険者の保険料、これは現在5,000円弱となっております。平成37年度には8,200円程度にまでなると見込まれておるところでございます。このような中、保険料や利用者負担の増額など、今回の改正は介護保険制度の継続性を担保するためには、ある意味ではいたし方のないものと考えております。

 なお、今回保険料負担の応能負担を高めるため、保険料の段階設定を標準9段階とするとともに、低所得者に対しましては、保険料の軽減強化を図るため、今回初めて公費を投入することといたしたことは、これは一定の評価ができるものと考えております。

 次に、内部留保についてでございますが、国の資料によれば特別養護老人ホームの内部留保額は1施設当たり約3億1,300万円となっております。この内部留保の定義については、貸借対照表の貸し方に計上されている内部資金でありまして、具体的には次期繰り越し活動収支差額、その他の積立金、あるいは繰り越し活動収支差額を基本財産に組み入れた4号基本金の合計額のことによるようでございます。町内の特別養護老人ホーム3施設についてのこの定義に基づき調査をいたしましたところ、平成25年度決算で1施設平均1億660万円となっておるところでございます。

 なお、介護予防施設の西光荘につきましては、会社全体での決算でありますので、経営主体が株式会社であり社会福祉法人ではないことから、内部留保という定義に基づいた回答は申し上げられませんが、参考まで申し上げますと、繰越利益剰余金について申し上げれば、過去3カ年間赤字となっております。

 月額保険料についてでございます。この保険料基準額でございますが、さきに議員全員協議会や住民説明会で提示した金額については、利用者負担の見直しに伴う影響額は反映しておりましたが、介護報酬の改定については反映しておりませんでした。先般介護報酬の改定を反映するとともに、介護サービス見込み料を直近の実績をもとに再算定をいたしたところでございます。結果としては、さきに説明した金額より引き下がることといたしておるところでございます。

 次に、要支援者の新制度への移行についてでございますが、現在保険給付でサービス提供いたしている要支援者への訪問介護、通所介護について、当町では平成29年4月から地域支援事業の中の介護予防・日常生活支援総合事業での提供に移行するものでございます。当該事業では、訪問介護、通所介護に加え、多様なサービスとして住民主体による生活援助や、体操、運動等の自主的な通いの場などを提供することとされております。

 なお、当該事業に移行するのには訪問介護、通所介護のみであり、訪問看護あるいは福祉用具の貸与、訪問リハビリテーションなどは、従来どおり保険給付でサービス提供いたします。

 次に、移行後のサービスの提供事業者についてでございますが、要支援者に対する訪問介護、通所介護については、国では保険給付による現行の訪問介護相当、通所介護相当のサービス提供を求めていることから、保険給付同様の指定事業者制を導入することとしております。このため、国の基準を基本として町では指定基準等を定めて事業者を指定する方向で検討しております。

 また、多様なサービスについては、そのサービス内容、あるいは提供主体に応じて委託、補助による実施が認められておりますので、提供主体に応じた実施手法を検討してまいります。

 次に、サービス料金及び財源内訳についてでございますが、訪問介護、通所介護については、現行の国の予防給付の単価を上限として町が定めることとされております。また、利用者負担については、保険給付の利用者負担割合を勘案して設定することとなります。

 多様なサービスについては、サービス内容、提供主体、委託実施、補助実施によってサービス料金、自己負担の有無等は町または提供主体で設定もしくは双方協議で設定することとなると考えております。

 新制度への移行については、平成29年3月まで猶予期間が設けられていることから、サービス料金、利用者負担ともに今後検討を進めてまいります。

 なお、当該事業の財源内訳については、国50%、県、町が12.5%、第1号被保険者22%、第2号被保険者28%となっており、利用者負担を除いたサービス料について当該事業で負担することと、こうなっておるところでございます。また、多様なサービスの補助実施、委託実施に係る費用も当該事業で負担することとなります。

 最後に、要支援認定者数と認知症者数についてでございますが、昨年3月末現在の要支援認定者数は144人でございます。このうち何らかの認知症の症状を持っている方は23人となっているところでございます。

 次に、国保の関係につきましての基金として給付費5%相当額確保、これについて答弁をいたします。後期高齢者医療制度発足後も国民健康保険の基金保有額に関する国の指導、通達に係るもの、これはあるのかと、こういうことでございますが、財政調整基金の保有額については、平成20年の後期高齢者医療制度が発足する以前、国の平成12年度国民健康保険の予算編成通知により基金として保険給付費の3年平均の5%相当を積み立てるとされています。平成13年度以降の国の通知には、具体的な数値の提示はありませんが、保険者の規模等に応じて安定的かつ十分な基金を積み立てられたいと毎年度通知されているところでございます。

 国保の財政状況をはかる指標として、国、県及び国民健康保険中央会においても、基金保有額は保険給付費の過去3カ年平均の5%を基準として捉えた指導内容となっております。

 次に、国保の基金5%は1カ月の保険給付費を想定して算出されたものと国の指導と考えるが、その概要、時期についてのご質問でございますが、国が示している基準は、平成12年度国民健康保険の保険者の予算編成についての通知により、国民健康保険財政の基盤を安定、強化する観点から、基金の保有額については過去3カ年における保険給付の平均年額の5%以上に相当する額を積み立てるという内容であります。平成12年2月18日に通知があったもので、以後具体的な数字は出されておりません。

 平成20年の後期高齢者医療制度が発足してからも、同様に具体的な数値目標は通知されていませんが、国、県等の指導においては踏襲されているところでございます。

 国民健康保険特別会計の基金は、医療費の急激な伸びや災害等の不測の事態による財源不足に備えるために保有しておかなければならないと考えております。

 次に、短期被保険者証の留保について、長期間をどう判断しているかのご質問でございますが、窓口において短期被保険者証を留保する期間については、明快に期間を特定する通知はございませんが、議員のご質問にありました平成21年12月の通知が出された際に、厚生労働省より茨城県と水戸市における短期被保険者証の窓口留保の実態についてのヒアリング結果がプレスリリースされたところでもございます。それによると、留保期間については一、二カ月程度としている保険者が多いとのことであることから、同程度の期間と思慮するところでございます。

 次に、未交付42世帯中、悪質滞納者と判断されるのは何世帯かとのご質問でございますが、経済的に十分負担能力がありながら納付意識が低く、特別な理由がないのにもかかわらず納付をしない、納付の義務を果たしてもらえない者を悪質滞納者と捉えております。

 短期被保険者証の未交付となっている世帯については、生活が困窮し、経済的に困難で国民健康保険税を納められないものと考えられることから、悪質な滞納者はいないものと判断をいたしております。

 国民健康保険は、加入者全員の相互扶助の精神で維持されている社会保障制度であり、加入者が納める保険税と国の補助金などによって賄われております。今後も国保財政の健全化を図るとともに、納税者負担の公平性の確保を重視した滞納者対策を進めてまいります。

 次に、未発行42世帯とは全く接触、相談できていないのかとのご質問でございますが、未交付世帯42世帯のうち38世帯については、被保険者が窓口に来庁し納税相談を行っているものと、嘱託徴収員による訪問等において接触が図られているものがあります。残りの4世帯については、文書による催告、訪問等を行っておりますが、接触できない状況にあることから、今後も納税相談を促す取り組みと調査を進めていきたいと考えております。

 次に、一定期間についての県の指導はないのかとのご質問でございますが、県からは助言、指導監督の際に、納税相談に来ないために一定期間交付を留保することはやむを得ないものの、長期間未交付のままにいることは、適切な医療を受ける機会を確保する観点からも望ましくないため、長時間とめ置かないようにすること、また被保険者証の有効期間が切れるまでの間、被保険者の手元に届かないという事態は好ましくない旨の助言を受けておるところでございます。

 最後に、未発行世帯に3カ月程度の短期被保険者証を郵送して、その反応を見るべきではないかとのご質問でございますが、町の短期被保険者証の有効期間は、金ケ崎町国民健康保険納税者に係る措置の実施要綱において、高校生以下の子供については6カ月、それ以外の方については3カ月と規定をいたしております。

 何の手だても講じないまま未納者に短期被保険者証を送ると納税意欲は薄れてしまい、国保税の完納は遠のくと考えられます。短期被保険者証とする意味は、納税に向かう相談の機会を持つためと考え、当町では何らかの接触があって納税意欲を確保できた方に短期被保険者証を交付しているという状況でございます。

 当町の短期被保険者証の事務方針については、数年前から検討を重ねてまいりました。2月の短期被保険者証の発行に当たり、前回11月更新時の交付状況について調査をし、未納者に対しては納税相談の通知を送付し、随時納税相談を行いながら短期被保険者証を発行しております。未交付世帯については、対象者のほぼ全員と窓口での納税相談、または嘱託徴収員の臨時訪問により接触が図られるという実績を踏まえ、町としては納付相談や分納誓約による納税意欲を確認したいところではありますが、短期被保険者証を長時間とめ置かないようにとの県の指導もあり、今年2月から方針の2カ月を経過した時点で、全ての未交付世帯に対して短期被保険者証を郵送する取り扱いとしたところでございます。

 納税相談に応じていただけない世帯については、納税相談の勧奨通知送付を初め、窓口交付の趣旨が伝わるよう周知、連絡に努めるとともに、電話相談、嘱託徴収員による訪問などを通じ、粘り強く納税推進に取り組んでまいりますので、ご理解をいただきながら、以下の内容についてよろしくお願いを申し上げるところでございます。

 以上で答弁を終わらせていただきます。



○議長(伊藤雅章君) それでは、次に教育長の答弁を求めます。

 教育長。

           〔教育長 新田 章君登壇〕



◎教育長(新田章君) 1番、阿部?一議員のご質問にお答え申し上げます。

 今般の条例は、家庭、学校、地域及び町という社会全体で子供を育てていくための考え方をお示ししたものでございます。そのためこの条例の名称につきましては、よりこの趣旨に合ったものを考え、金ケ崎町子ども育成条例という形でお示しをしているところでございます。

 条例案の内容は、省略させていただきますが、基本理念の中に家庭、学校、地域、町が子供の育成に積極的にかかわり認め励ますとともに、それぞれの役割を果たすよう努めることを期待しているところでございます。今般上程しております条例案がお認めいただいた際には、金ケ崎町全体で子供を育成していく全体像であります推進計画を策定して進めていくこととしております。

 なお、27年度は既に取り組んでいるものは継続をして実施し、また議員ご質問の子供の努力を認め、励ます制度のような新たな取り組みにつきましては、試行も視野に入れながら、次年度に策定いたします28年度からの第十次総合発展計画や教育振興協議計画とリンクさせながら、推進計画の策定に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。

 さて、1点目の教育委員会による賞状とメダルの授与は、学力、体力、自己肯定感の向上等に資するのかとのご質問でございますが、ただいまご説明しましたように、この条例は町全体で金ケ崎町の子供たちの健全育成を図っていくためのものでございますが、取り組みとして考えられます子供の努力を認め励ます点に限定してお答えさせていただきます。

 教育というものは、何か一つの取り組みを行っていれば、それで子供たちが何の問題もなく健全に成長していくというものではなく、子供たちの望ましい成長のためには、多様な取り組みが必要であることは既にご承知のことと思います。この制度を進めるに当たり、児童全員が学力や体力の向上に関するものを目標に掲げるとは思われませんが、しかし学力や体力の向上を目標に掲げなかった子供たちも、この制度により自分の掲げた目標に向かって努力し、その努力が認められ励まされることは、その子にとって大きな自信となり、自分もやればできるのだという依存感情を育てることにつながるものと考えております。そして、その自信が勉強やスポーツなどに対しても意欲的に取り組むことにつながり、その波及効果は大きく、必ずや学力向上や体力向上にも資するものと考えております。

 なお、子供の努力や頑張りを認め励ます主体は町長ではなく教育委員会が行いたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

 2点目の条例化と全員の表彰についてのご質問でございますが、これまで一貫して条例化の目的は町の主要施策に位置づけるとともに、家庭、学校、地域が一体となり、町全体で金ケ崎町の子供たちを認め、励まし育もうという町の方針、姿勢を内外に明確に示すことになり、町民の皆様お一人お一人が金ケ崎町の宝である子供たちの育成に当事者として関心を持ち、かかわっていただくよう、さらには将来にわたってこの取り組みを続けていくことを担保しようとするためとご説明してまいったところでございます。

 また、全員を対象にすることに関しましては、子供たちがみずから目標を設定し、その目標達成のため努力することを対象児童全員に実践してもらうためとご説明をしてまいりました。

 このように一貫した説明で町民の皆様のご質問にお答えをしてまいったところでございますが、今回上程させていただく条例は、今までのものと比べて、子供たちのためにより実践につなげられるよう、家庭、学校、地域及び町の役割をご提示しておりますので、条例としてお認めいただきました暁には、より一層のご理解を賜りますよう機会を捉えて説明してまいりたいと考えております。

 3点目の保護者や担任等の負担増についてのご質問でございますが、アドバイザーは家庭の保護者や地域の自治会長、スポーツ少年団の指導者など児童の目標に応じた人にお願いするものであり、教員だけに偏らないのではと考えているところでございます。また、学校はチャレンジシートを取りまとめ、教育委員会へ提出するなどの事務的な業務のみとし、過度な負担をかけないよう配慮してまいりたいと考えておるところでございます。

 なお、実践に当たりましては、児童、家庭、学校、地域、行政が連携かつ協力し合いながら、具体的な取り組みを通して児童の活動にかかわれるよう工夫してまいりたいと考えております。

 次代を担うかけがえのない子供たち一人一人に自分に自信と誇りを持ち、何事にも積極的に取り組む自立した子供に育ってくれることを、また育てることを最優先に考えておりますので、ご理解を賜りますようお願いを申し上げ、以上を申し上げ答弁とさせていただきます。



○議長(伊藤雅章君) それでは、これより再質問を許します。

 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) では、再質問いたします。

 まず、介護保険制度についてですけれども、直接質問とは関係ないですけれども、地域密着型の特養の事業者の募集をしたと思います。その結果どうなったのか、業者が決まったのかどうか。前の計画では、一応3月までに業者を決定して4月から具体的な整備にかかって、遅くとも来年4月からは運用開始するというふうな話だったと思うのですけれども、その辺がどうなったか、まず1つお聞きしたいと思います。

 それから、29年度からの要支援者の取り扱いについてはこれから検討するということですけれども、いずれ専門家ではないいわゆる介護士や看護師の資格を持っていない方が要支援者の面倒を見るということになると非常に我流になって、かえって症状を悪化させたり、そういう危険性もあるわけで、やはりその辺のところはきちんと資格者が対応するような制度にぜひ考えていってもらいたいと思うのですけれども、その辺の具体的なことはまだこれからということ、全く今は考えていないということなのでしょうか。

 以上、まず2点質問したいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 保健福祉センター事務長。



◎保健福祉センター事務長(千田美裕君) 1番、阿部議員のご質問にお答えをいたします。

 まず最初の地域密着型のホームの募集の関係でございますけれども、一応募集を2月の中旬で締め切りまして、その結果としまして2つの事業所、これから法人を設立するというところ、どちらもそういったところでございますけれども、2つの法人から事業計画が上がってきたという状況でございまして、今月中にその2事業者につきまして、考え方等ヒアリングを行いまして、一つの事業者に絞っていきたいというふうに考えております。

 次、2点目、29年度からの事業の関係でございますけれども、要支援の方々が新たな総合事業のほうに移行になると。そういった場合に、従前やっている事業者につきましても指定ができるというふうな形になっております。その要支援の方々の状況だったり、そういった個々の状況に合わせた形での事業者の選定もしくは新たなサービス事業者、例えば地域でやる介護予防事業、あとはNPOだったりさまざまな任意団体、そういったところでやる介護予防事業、サービスの部分を、具体的な部分についてはこれから検討するというふうな形になります。

 以上でございます。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) それから、事業者の内部留保のことですけれども、全国平均では政府の統計では3億円以上というふうなことで大幅に介護報酬を減らすということになったわけですけれども、町内の場合は調査では1億600万円ぐらいということで、3分の1ぐらいですね。こういう中で一律に介護報酬が減額になると、介護事業者の運営が非常に困難になるのではないかなと思うのですけれども、その辺具体的に介護事業者からそういう声等は寄せられていないのでしょうか、質問したいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 保健福祉センター事務長。



◎保健福祉センター事務長(千田美裕君) お答えをいたします。

 個別具体的に町内にある事業所から今回の部分について対応が大変だというような、公式といいますか、公的には話はされておりませんけれども、ちょっと会議の際にとか、立ち話的にはそういったことを言われることはございますが、公的な形での部分というのは私としては承っていないというところでございます。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) 次に、国保税について再質問いたします。

 今年度の補正予算を見ると、今年度は基金が2,000万円の予定が5,000万円になって、さらに3,000万円ふえるというふうな補正予算になっているようです。そうすると、基金は今年度末では1億3,000万円ぐらいになるのではないかなというふうに思います。そうすると、その5%というのは6,600万円ということでしたので、その2倍程度になると。さらに、最近二、三年の様子を見ると、基金が毎年ふえてきていると、全体として大幅な黒字になっているというふうなことになっているわけです。基金が1億3,000万円になるのかということと、最近二、三年の様子を見ると、1世帯当たり例えば1万円下げても2,100世帯ぐらいですから、2,100万円ぐらいの財源で平均1万円ぐらい下げられるわけですけれども、下げても黒字になって私は基金も上積みになっていくのではないかなと思うのですけれども、その辺の財政の見通しとかはどうなのでしょう。



○議長(伊藤雅章君) 住民課長。



◎住民課長(及川敏雄君)  1番、阿部議員にお答えいたします。

 まず1つ目、基金の状況でございますけれども、まだ審議のほうには入ってはおらないのですけれども、補正予算での予定の見通しといたしまして、約3,000万円補正で上げさせていただいております。これを加えますと、約1億5,900万円くらいの基金の状況になると思っております。

 これの背景といいますか、数字の出てきている状況につきましては、12月の議会でもお答えをしているところでありますが、1つは保険給付費が下がってきているという状況がございます。ここ2カ年下がってきている状況でございます。これは、国保の被保険者数がかなり減ってきているというのが一つ大きな要素ではございますが、1人当たりの医療費も下がっているという特徴を持ちながら下がっていると。国保の制度は、歳出が先にありきでございまして、この保険給付費が下がったところが大きな歳出の予想と思っております。

 また、歳入につきましては、国保の財政制度の特殊性といいますか、特徴といいますか、過年度精算金が多く来ていることと、それから東日本大震災の関係の特に調整交付金が来ているもの、こういったところが大きく歳入を膨らませて、ギャップが繰越金、そしてそれが基金というふうに進んできているというふうに見ております。

 それで、5%の基金の考え方というところでございますけれども、議員の質問でもございますが、例えば1カ月分の保険給付費的に見ると、既に8%ではない。1カ月分を12カ月で割るとそのとおりになるわけですけれども、ここの考え方につきましては、タイミングを見ながら、都度都度担当課としても検討して運営しているところなのですが、1カ月の保険給付費という考え方は、国の指導通知につきまして、昨年6月に県のほうに照会をした問い合わせに対する回答でございます。それが積立金が5%、そしてあわせまして予備費というところの記載に保険給付費の3%という記載がございまして、このあたりを整理したものとして県のほうで回答していただいたものというふうに考えております。当町もここの基金の積み金の考え方については、現実的に1カ月の保険給付費の額が必要だろうというふうに考えておるところでございます。

 そして、国とか県とか、あるいは国保の中央会でもそういった指導をしてきておりますが、ここはもう基金の持ち方、考え方としては、最低ラインはここを確保するようにという指導だというふうに思っております。

 町長の答弁の中にもありましたように、基金は災害とかあるいははやり病に対応するものと同時に、町のほうといたしましては、なかなか見えない保険給付費に対する予算立てといたしまして、基金から繰り入れするような形で予算立てに対応している、そういう状況を勘案しながら基金の適正額というのを考えていかなければならないというふうに思っております。国保の財政の将来が健全で安定的な見通しが持てるように、現在考えながら進めているところであります。

 以上です。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) 質問した内容に的確に答えてもらいたいと思うのですけれども、いずれ去年は特殊事情だということで大幅な黒字になって、今年度も特殊な事情だということで大幅に黒字になっていると。どんどんふえてきているわけです。岩手県で上から3番目と非常に高い国保税ですので、だから引き下げてほしいということを言っているわけで、その引き下げられない理由をいろいろ言っていますけれども、1カ月分が必要だとか、5%が必要だと。そういう指導が全くないというのが答弁でしたので、指導もなくて勝手に町として判断しているということだけにすぎないわけですよね。そして、結果的にどんどんふえていっているわけですので、やはりこの辺で具体的に引き下げていくことが必要だと私は思うのです。

 この国保税の基金というのは、ほかの財源に流用することもできないわけですし、現実的に。やはり保険者に返していくしかないわけで、あとはここ数年の間に国保税の制度が変わるという、そういう状態でもありますし、やはりきちんと県の平均並みに下げておくということが必要だというふうに思います。

 ほかの自治体の動向では、本町よりも低い例えば花巻市とか一関市でも大幅に国保税を下げるという動きが来ております。国保税を上げるという自治体は全く聞いていないのですけれども、そういうふうなことですので、本町で国保の2年間の推移を見ただけでも十分引き下げることができると思いますので、ぜひ引き下げを検討していただきたいというふうに思います。

 それから次に、育成条例について質問いたします。先ほどの教育長の答弁では、27年度は試行を含めていずれ推進計画を検討していくということを言っておりました。そうであれば、この条例は私は必要ないのではないかなというふうに思うのです。教育委員会にはそれなりに教育の中身について決定する権限があるわけですから、英語教育の町にしても、あるいは学期制の変更にしても、別に議会の了解を得ないで教育委員会の判断でやってきたわけです。この制度は、生活指導の一つの方法なのです、励まし制度というのは。そうであれば、条例がなければできないというわけではないし、先ほども言ったように、条例は提案したばかりで、その条例の中身についてもいろいろと私は疑念があるのですけれども、そうであれば、この条例はなくても試行と、あるいは推進計画の策定等は教育委員会の権限として十分できるのではないかなと思うのですけれども。私は、個人的には励まし制度は全く効果がないし、やる意味がないというふうに考えておりますけれども、教育委員会でそれほどこの制度に確信があるのであれば、教育委員会の判断でぜひやっていただきたいというふうに思うのですけれども、その辺はどうなのですか。



○議長(伊藤雅章君) 教育次長。



◎教育次長(長野圭二君) 1番、阿部議員のご質問にお答えいたします。

 条例化するほどではなく教育委員会で取り組むようにというような今のご質問、ご意見だったというふうに理解してございますけれども、やはり先ほど教育長が答弁したように、町の条例として、町の重要な施策として、この生涯教育の町金ケ崎、町全体で人づくりをしていくという中の一つの方策としても、この取り組みが重要ではないかというふうに考えてございます。と申しますのも、教育委員会の考え方でこういうふうに目標を決めてとか、子供たちにこういうやり方があるというような取り組み等を行っていく形もあるかとは思いますけれども、やはり町全体の重要施策、町民皆さん方に非常に意識していただきまして、当事者というような認識を持っていただいて、町全体で子供たちを育てていくための条例化をお願いしているところでございます。

 金ケ崎町の子供たち自身もいろいろ立派にこれまでも育ってきているわけではございますが、やはり客観的な調査によりますと、自分自身に自信を持つ自尊感情という項目におきましては、決して岩手県内の平均まで届いているような状況にございません。そういうような中におきまして、このような取り組み等を行っていく中で、子供たちの自己肯定感と申しますか、自尊感情を高めてまいりたいという考え方もございますので、ぜひとも条例化をお認めいただきまして、町全体で子供たちの教育、子供たちを育てていくことを規定し、みんなで取り組んでまいりたいと考えてございますので、ご理解を賜りたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) 後で条例の審査のときも意見を述べたいと思いますけれども、この条例は、今までは条文の中にそういう全員励まし制度なり、あるいは子褒め制度なり、条文に具体的にのせるということでずっと議論してきたわけです、私たちも。ところが、今回の条例には、そういう具体的な条文はないわけですよね。「励ましすることができる」なんということが中には書いてありますけれども、そうすると、この条例がたとえ成立したとしても、今まで教育委員会が言ってきたようなことを、具体的な励まし制度をやろうとすれば、条例に書いていないのに何で押しつけるのだというふうな、そういう疑問や反発が当然町民から出てくると思うのです。そういう混乱がますます起こると思うのです。だから私は、こういう条例は制定しないで、あくまでも教育委員会としての方針として、生活指導としてぜひこういうことをやっていきたいと、こうやればこういう成果が必ず上がると、そういうことを確信を持って説得してやっていったほうがよりいいのではないかなと。この条例が制定するかどうかはわかりませんけれども、この条例が成立したとしても、ますます混乱するのではないかなと私は逆に思いますけれども、もしもやればです、そういう具体的なことをやれば。その辺のところについて、どういうふうに判断するのですか。



○議長(伊藤雅章君) 教育次長。



◎教育次長(長野圭二君) 議員ご指摘のとおり、条例の中の基本理念の部分に、「家庭、学校等、地域及び町が、子どもの育成に積極的に関わり認め励ますとともに、それぞれの役割を果たすように努めること」というようなものも今回の条例にのせさせていただいております。条例文から抜けたというお話でしたが、これまで子供の努力を認め励ますということを何とか条例としてお認めいただきたいということで、何度も説明してまいった経緯がございますけれども、その中におきまして、やはり大きな基本理念とか、それから目指すべき子供像等をもっとしっかり整備するようにというようなご意見等を頂戴した上で、皆様方のご意見をいただきながら、このような形に整えてまいった経緯がございます。その中でこのように条例として自立した子供たちを育成していくための基本的な考え方等を示させていただいたものを上程させていただいているところでございますので、この中には先ほども申しました議員ご指摘の子供の努力を認め励ましていく形も含め、今まで町として例えば取り組んでいる家庭であればこういう形、地域であればこういう形と、子供たちのために取り組んでいただいているさまざまな方策等もこの考え方の中に整理して取り入れていきながら、家庭、学校、地域全体で、金ケ崎町全体で子供たちを育てていく形にしたいと考えておるところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。

 以上でございます。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) 今教育次長から、教育理念のところの(3)に「認め励ます」という言葉が確かに入っております。ただ、ここは基本理念ですから、本来は基本理念というのは、もっと条例の目標というのですか、最終的な目標を掲げるべきところだと思います。ここに「認め励ます」というふうな具体的な事業を、この基本理念の中にこの文言を入れたということも不自然に感じるわけです。そういうことを含めて、この条例は制定しないで、むしろ私はさっき言ったように、教育委員会としてきちんと議論をして、地域や学校や父母の協力を得て実施していったほうがいいのではないかなというふうに思っております。

 時間が来ましたので、これは議案の審議でも述べたいと思いますけれども、いずれそういうふうに考えているということを表明して質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。



○議長(伊藤雅章君) 以上で1番、阿部?一君の一般質問は終わります。

 お諮りをいたします。休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認め、午後3時50分まで休憩をいたします。

            休憩(午後 3時36分)

                                        

            再開(午後 3時50分)



○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。

 休憩前に引き続き会議を行います。

                                        



○議長(伊藤雅章君) 一般質問を続けます。

 3番、高橋藤宗君。

           〔3番 高橋藤宗君登壇〕



◆3番(高橋藤宗君) 3番、高橋藤宗であります。事前の通告どおり、観光協会の今後についてを町長へ、(旧称)児童表彰制度についてを教育長へそれぞれ質問をいたします。

 まずは、観光協会の今後についてを町長へお伺いいたします。現在の金ケ崎町観光協会は任意団体であり、町の管轄部門ではありませんが、過去には町で管理していた団体であること、さらに毎年500万円の町からの補助金によって事実上運営が可能な団体であること、それから観光は公益的な側面が大きいとの観点から一般質問で取り上げることにいたしました。

 町は近年、従来の「商工振興課」から「商工観光課」へ名称を変更いたしました。これは、観光に対する取り組みを強化するという町長の強い決意であると理解いたしております。

 現在町の観光PRを推し進めている主体的な団体が金ケ崎町観光協会であります。同協会は、過去には役場内に事務局が設置されておりましたが、平成8年に金ケ崎町商工会と業務委託契約を締結し、それに伴って事務局も商工会内へと移動、したがって商工会事務局長が観光協会事務局長を兼任しております。それ以降、商工会職員が観光協会の実務も兼任する形なのかが曖昧のままに進み、結果としてイベントの実施のみに特化した運営が精いっぱいの状態でありました。よって、観光協会の本質である観光PRまで手が回らないまま進んできた経緯があります。それでも近年は、国の補助金を活用した専属の観光協会職員を臨時ではあるが採用したことにより、O―1グランプリの新規開催、ブログやSNSによる情報発信、当町以外のイベントにおいての観光PR等の活動を積極的に行うことができております。観光に対する決意の象徴たる商工観光課と連携し、本来の観光協会が果たす役割に近づきつつあると考えております。

 今でこそ商工業者連携「観光・食・商店街活性化」拠点創出事業補助金によって、3名の臨時職員が在籍しておりますが、平成27年3月末で、これは今月末の話であります、同補助金が打ち切りになることが決まっております。観光協会内で職員を採用するのは予算的にも困難であり、来月平成27年度からは職員が全くいなくなることが懸念されます。ようやく本来の観光協会の機能が緒についてきたばかりの中、従来へと退行する可能性が非常に高くなることが予想されます。さらに、頼みの商工会も当時7名いた職員が、今は臨時職員1名を含む5人体制であり、従来のイベント実施すら困難になる可能性があります。

 商工会も岩手県商工会連合会が策定した商工会改革推進計画にのっとり、それこそ会の本質としての業務、職務に専念することを少ない職員で進めている最中であります。この状況を踏まえて、以下町長へお伺いいたします。

 1つ目、観光協会は公益的な意味合いが強い団体であります。営利目的で運営した場合、その第一義的な責任は運営側にありますが、会員のみの利益追求につながるおそれがあり、その公益性を保つためには行政の参画、介入が不可欠であると考えております。事実観光協会は町からの補助金で成り立っておりますが、それは公益的な側面があるためと理解をいたしております。よって、現在の観光協会の第一義的な責任は町にあると考えておりますが、町長の見解はいかがでしょうか。あくまでも第一義的責任であり、運営の結果責任等を特定の個人や団体に対して追及しようという意図は全くありません。

 2つ目、現在観光協会の副会長に商工観光課長が就任しております。会議では、観光協会の独立について議論されているとのことであります。観光協会事務局を役場内へと戻す考えはないのか、町長の答弁を求めます。

 3つ目、商工観光課への名称変更、観光協会の本質的な運営、要害歴史館の建設、鳥海柵跡などなど、金ケ崎町の観光に対する取り組みはさきにも申し上げたとおり、いまだ緒についたばかりであると思っております。観光地として認識されるまで、一朝一夕というわけにはいきません。そこで、必要なのは先行投資であると考えております。金ケ崎町の将来の金ケ崎町が目指す観光のビジョンを明確にし、そこから想定できることを逆算し、新規だからこそ、そこに人、物、金を入れるべきであります。特に宣伝面は新規であるがゆえ、惜しんではいけません。ここで言う宣伝面とは、町の観光PRを担う観光協会ということになります。職員採用も含め、当面は補助金の増額等検討の余地はあるのでしょうか。町長へお伺いいたします。

 次に、(旧称)児童表彰制度について教育長へ質問をいたします。先ほど同僚議員の質問もありましたが、角度が若干違うという意味で、教育長には丁寧な答弁をお願いいたします。

 教育委員会は、約2年間、(旧称)児童表彰制度について検討委員会、移動教育委員会、そして議員全員協議会等でさまざまな議論を重ねてきました。最終的に条例は子育ての理念となり、表彰制度については教育委員会内で決めることに落ちつきました。よって、表彰制度は議決案件ではなくなりました。今後は進捗状況等、議会への報告が少なくなることが予想されますが、今まで関与した一員としてお伺いいたします。

 当初からこの制度の目的は「地域ぐるみで子供を褒め育てる」であり、その手段が町長による全員表彰でありました。私は、一貫して目的には大いに賛同し、その手段に疑問を呈してまいりました。要するに、褒めることと表彰はイコールではないということであります。そして、町長による表彰の意味は、町全体で子供を育て、その町の代表者たる町長が表彰するとのニュアンスであったと記憶しております。私は、この説明にはある程度納得しておりましたが、町長が本当に一人一人に手渡すのではなく、第三者に代読させるのであれば、それはただのセレモニーであり、意味があるのかが疑問でありました。しかし、今回は町長表彰ではなくなるとのことであります。以下、教育長へお伺いいたします。

 1つ目、手段論である全員表彰についてであります。私は、今でも褒めることと表彰はイコールではないと考えております。検討委員会発足時、ゼロベースでスタートしたはずですが、結局全員表彰については今まで全く変わっておりません。目的である「地域ぐるみで子供を褒め育てる」を進めるための手段は、表彰以外にも考えられたはずであります。結局表彰ありきであるため、それこそが多くの町民が納得できなかった大きな要因であると考えております。検討委員会は、ゼロベースではなく、全員表彰されるを前提にスタートしたのではないでしょうか。教育長のご答弁を求めるとともに、全員表彰に固執した理由をあわせてお伺いいたします。

 2つ目、町の代表者たる町長からの表彰ではなくなりました。表彰者は誰になる予定でしょうか。そして、その人物になる名目は何になるのでしょうか、お伺いいたします。

 以上、大きく分けて2点、答弁をよろしくお願いいたします。



○議長(伊藤雅章君) それでは、答弁願います。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 3番、高橋議員のご質問にお答え申し上げます。教育長にも質問されておりますが、先に答弁をさせていただきます。

 町の観光協会についてでございますが、金ケ崎町の地域に所在する景勝地あるいは史跡や観光物産などを紹介宣伝し、観光客の誘致に努め、さらには観光事業の振興も図り、もって地域経済の発展と生活文化の向上に寄与することを目的として、この目的に賛同する個人、あるいは事業所、あるいは団体の方々で組織されていると、こう認識をいたしております。

 現在協会の組織は、民間事業者等を主体として構成されており、町の観光振興等について民間主導の視点から推進する母体となっております。町の観光振興等を推進する中核的な役割を担っている大事な団体であると、こう思っております。

 ご質問の第1点でございますが、議員も述べられておりますとおり、町観光協会設立時の状況、現在の観光協会への運営補助金の交付の実態を踏まえまして、現在の観光協会の第一義的な責任については行政としてもあると、こう考えております。

 観光協会の主な財源は、町からの補助金となっておりますが、観光協会が少しでも主体的に観光振興等の推進や観光産業強化を図れるようにイベント等を活用し、点在している観光関連施設等を線で結び、面的広がりにすることで観光関連施設等の利用促進を図るなどの活動により自主財源をふやしていただけることを期待をいたしておるところでもございます。

 2点目の観光協会事務局についてでございますが、今まで観光協会は商工会と連携をして観光振興等を推進してきております。そのノウハウは蓄積をされ、観光を専門的に担う人材も育ててきているところであると、こう思っております。

 全国的に観光協会の自立した活動について検討されてきているところでございますが、当町においても事務レベルで話し合いを持ったという程度の段階ではございます。これからも今までのノウハウを生かしながら、観光振興等の推進や強化を図りつつ、観光の専門的な人材を育成していただきたいと考えており、行政の取り組みと観光協会の取り組みが連携、そして連動することにより、全町の一体的な観光振興等が図られるのではないかと、こう思っておりますので、事務局については変更すると、こういう考えは持っておりません。

 3点目の職員採用を含め、当面は補助金増額等検討の余地はあるのかということについてでございますが、現在第九次総合発展計画及び第九次総合発展計画に定める観光や交流に関する施策の方向性に対応するための部門別計画である金ケ崎町観光交流基本計画により進めてきておるところでございます。これらの計画は、平成27年度までとなっておりますので、これから町が目指す観光振興等に係る方向性についての見通しを図り、平成28年度から5カ年の各計画を策定してまいります。よって、見直し後の観光振興等の施策により方向性が決まった上で検討をしていきたいと、こう考えております。

 なお、平成27年度といたしましては、今までのノウハウを生かしながら、観光振興等の推進や観光産業強化を図りつつ、観光の専門的な人材を育成していきたいという観光協会からの要望を受け、観光産業強化を進めるための支援として増額を考えており、平成27年度当初予算において提案をいたす、こういう内容でございます。

 以上で答弁を終わります。



○議長(伊藤雅章君) 次に、教育長の答弁を求めます。

 教育長。

           〔教育長 新田 章君登壇〕



◎教育長(新田章君) 3番、高橋藤宗議員のご質問にお答え申し上げます。

 議員におかれましては、これまでもこの考えの目的に関しまして、ご賛同いただいていることに対しまして、感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございます。

 さて、検討委員会はゼロベースではなく、「全員表彰される」からスタートしたのではないかというご質問でございますが、これまでもお話ししてまいりますように、平成25年2月21日に開催いたしました第1回目の検討委員会におきまして、制度の実施を含め、白紙で検討委員会に検討をお願いしたものでございます。それを受けました検討委員会では、それぞれのお立場の方々からさまざまなご意見等が出され、12回に及ぶ協議や先進地研修を経て、このような制度案の原案をご提言いただいたところでございます。

 また、全員表彰に固執した理由はということでございますが、先ほどの阿部議員やこれまでも説明してきたことに加えまして、検討委員会のご協議の中で、新年交賀会の席上、スポーツや文化並びに学術面などで目覚ましい活躍や著しい実績を上げられた児童生徒は顕彰制度により表彰されておりますが、このたびの子供を育てる制度は全員を対象としており、他から認められるような活躍や実績はなく、表彰という日の当たらない子供たちにも自分自身の成長や向上を目指し、こつこつと地道に努力している子供たちにも光を当てようと考えていただいたものでございます。表彰される機会の少ない子供たちに、その頑張りを認め、励まし、応援しようとするものであり、したがって全員を対象と考えたところでございます。このことは、子供に限らず大人であっても周りから認められるということは自信につながるものだというご意見に基づいているものでございます。

 次に、町の代表者たる町長からの表彰ではなくなった、表彰者は誰になる予定なのか、その人物になる名目は何になるのかというご質問でございますが、条例の施行に関して必要な事項については教育委員会で定めることとしており、さきにお示しいたしましたとおり、推進計画の素案では、教育委員会から励ますこととしておりますので、教育委員会の代表者である教育委員会委員長による励ましを行いたいと現在のところ考えているところでございます。

 なお、この条例は、家庭、学校、地域及び町として社会全体で子供を育てていくための考え方をお示ししたものでございます。子供の努力を認め励ますことは、この条例の全てではなく、この条例を推進していくための一つの施策であります。そのことを改めて申し上げまして、答弁とさせていただきます。



○議長(伊藤雅章君) それでは、再質問を許します。

 3番、高橋藤宗君。



◆3番(高橋藤宗君) まず先に、観光協会の今後についてに再質問いたします。

 想定したといいますか、思っているよりも本当に前向きにお考えいただいた答弁をいただきまして、余り突っ込むところもなくなってしまうのですが、そういったことからも、答弁書をやっぱり渡していただきたいというのをまず先に申し上げておきます。

 質問に続きます。観光協会という協会、町からも離れている任意団体でありますから、結局は何が言いたかったかといいますと、補助金については500万円で町のいろんなイベント、諸行事について主体的に活動している団体であります。その500万円というお金は、毎回ずっと一緒でありまして、例えば時の町長が、最終的には議会で判断するということですけれども、時の町長が、いや、そんなのだめだと、例えば100万円しか上げられないという話になったときに、やっぱり行政側が生殺与奪を持っているというふうに思っているので、第一義的な責任はあるのかという質問をしましたらば、ちゃんと第一義的責任は町にもあるとお考えだということなので、とてもそれはよかったと思っております。

 なぜその質問をしたかということなのですが、もう一つ理由があるのですけれども、大阪府の観光局の話なのですが、そこの観光分野の協会でしたか、ちょっと名前は忘れましたが、そこのトップが何とかしてやりたいということで、赤字が出たらば自分でお金を出すからというのを府の府知事と何か覚書みたいなのを書いて、結果的に9,600万円の赤字が出た。これについて2,000万円を払ったと。こうなってくると、私は府の考え方も違うと思いますし、観光分野のトップの方が、その分赤字を自分のお金で補填したからいいではいなかという考えも、どっちの考えも私は違うと思います。行政とこういった観光協会と、本当にいい意味でのうまいマッチングといいますか、そういうふうにしていかないとうまくいかないのだと思います。

 法人格を持っている観光協会についても、全国的にほとんどが実際は赤字体質であります。協会側と行政側が結局は責任のなすりつけ合いばかりをする結果、問題は全く解決されないと、そういった事例が多々あります。これから採算も含めて独立に向けても観光協会が自主的な財源をふやしてという町長の答弁も先ほどありましたけれども、お互いの責任の所在について、やはり規約等で明確にすべきではないかと私は考えておりますが、いかがでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) ありがとうございました。やはり観光協会は、発足して間もないと、こういう課題があります。そういう中で緊急雇用を受けました3年間、何とか観光事業が金ケ崎の町に定着するように、あるいは観光事業を通して人のにぎわいが出るようにというようなことで緊急雇用の対策の関係の事業を入れまして、3人お願いをいたしたと。私は、そのことを前提に次の段階に入ると、こういうのがこの平成27年度であろうと、こう思います。

 そういう中に、今議員のご質問にありましたように、役割分担と費用の問題だと、こう思います。このことにつきましては、今後私は先ほど答弁しておりますように、観光交流計画の中で具体的に取り組みの中身、役割については協議をしなければならないと、こう思っています。簡単に申し上げると、ここからここまではあなた、ここからここまでは行政と、こういうふうにいかないものがいっぱいあるのではないかと、こう思います。そういう意味で、イベントの組み方、あるいはイベントでの収支の問題、あるいはイベントでの町と関係する方々との役割分担というものを明確にしなければならないだろうと。

 大阪府の例を出されましたけれども、いろいろ事情があってそういうことになったのだと思いますが、やはり観光協会、あるいはいろんな団体であっても、収支バランスがあって、そしてそこで一緒に働く人たちに夢と希望がなければ、常にお金、収支、簡単に言えば赤字の状態では意欲も出ないと思いますし、次にも進まないと、こう思います。そういう意味でよく話し合いをしながら、あるいは目的性をはっきりして、必要経費もきちっとしなければ、私はずさんな対応ではないだろうかと、こう思います。

 そういう意味で、年間を通していろんな予定をされておりますから、その都度やっぱり反省をし、新しい流れをつくれるように、前向きに取り組むような仕組みということについては、私どもの商工観光課と協議、あるいは行政全体の支援体制の中でと、こういうふうに考えてまいりたいと、こう思います。



○議長(伊藤雅章君) 3番、高橋藤宗君。



◆3番(高橋藤宗君) とても将来の予想についてもいろいろお話をいただいたと、そういうふうに思っております。

 平成28年度から5カ年計画で策定していくと、中期的な未来についての展望だとは思うのですが、今の27年度について、先ほど私の質問の中でもありましたが、観光のプロとは申しませんが、臨時職員が同じ仕事をずっと専属としてやってきた経緯がございます。これが今月末でいなくなってしまいまして、町長の今のお話ですと、28年度から、多分総合発展計画との絡みもあるのだと思いますが、そうしますとこの1年間、今年度が失われた年度にならないようにするために、何とかせめてずっとその仕事をやってきた専属の職員がいないと、なかなか観光協会としても、先ほど私の質問でも言ったとおり、商工会にお任せ状態ですと、私も商工会の青年部の一員ですが、イベントをやるといったときには、もちろんボランティアで自分の体といいますか、そういったのをやるのは全然問題もないですし、お金も、だから頂戴と言ったことはたしか一回もないと思います。そういったボランティアはもちろん問題はないのですが、そのイベントを実施するに当たってのPRですとか、やはりそういったところは我々ボランティアではなく専属の職員がいなければ運営できないものだと思っております。27年度の臨時職員については、その分の金額というものは具体的な案があるのかどうか、もう一度質問をいたします。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 具体的に人件費で幾らと、こういう形のものは、町の全体の行革の中で補助金のあり方、それが人件費的なものになるのかもしれないが、事業をするということに対する補助金と、こういうふうに位置づけをいたしておりますので、そういう意味からしますと、人件費幾らと、こういうのではなくて、事業を推進、あるいは事業を促進すると、そういう意味で予算措置をすると、こういう考えであります。これは、観光協会さんに限らず他の団体も含めまして、人件費の支援という形ではなくて、事業をするための目的の組織でございますから、そういう形での支援をすると、こういう中身で27年度は予算措置をいたしておると、こういうのであります。



○議長(伊藤雅章君) 3番、高橋藤宗君。



◆3番(高橋藤宗君) 町長が主導してきました行財政改革によって借金が大分減ってきたと。行財政改革の中には、指定管理制度ですとか、それこそ民間でできることは民間でと。これからの給食センターの民間委託についてですとか、そういったことによって職員の人件費を削減して、幾らでも町の支出を抑えると、そういった考えについては私も大いに賛同しているところであります。

 町長の先ほどの答弁の中でも、人件費というあれではなくてというお話でした。そういった厳しさがこういった行財政改革を推進されてこられたリーダーであるというふうに考えているところではあるのですが、やはり先ほど言ったとおりですので、人がいないからお金頂戴とか、そういった本当に安易な発想ではなくて、例えば私も観光協会の役員ではないですから、別にそういう感じで言うわけではないのですけれども、客観的に見て、やはり観光を、これから名称変更したという町の強いあらわれもありますし、いろんなハード面がこれからもっとどんどん建ってくると思います。いわゆる観光資源というものがふえてくるのだと思います。そういったときに同時進行でPRするためには、やはり継続しなければいけないと。たまたま、たまたまといいますか、国の補助金があったおかげで3人雇うことができまして、町としてはいわゆる手出しをしなくて済んだと、こういったところだと思うのですが、今の答弁ですと、人件費というその……だめではないということであるとは思います。しかしながら、そういったところの本音といいますか、そういったところは観光協会とこれからまたいろんな話をしていくのかどうか、最後にお伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) この事業は、町の大事な連携によって進めなければならない大事なものだと、こう思います。

 この観光事業のあり方は、ただお客さんを呼ぶと、こういうのではなくて、まちおこしになる、あるいは地域おこしになると、こういう視点で私は考えたいと、こう思うのが1つありますし、また別な視点では、やはりこういうにぎわいをつくることによって金ケ崎の魅力を発信すると、こういう視点もあります。いろんな視点がありますので、パンフレットあるいはPRのこともお話しされましたが、それらについては担当の商工観光課とよく協議をしながら役割分担をすると、これがまず基本だろうと思います。

 そういう意味で、独自性を保ちながらも行政との一体性、あるいは関係する団体がいっぱいあるわけですから、そういう関係する団体との連携をとりながら、みんなで盛り上げるような仕組みにしなければ私は観光協会さんの観光事業にだけで、以外の人たちの参加、連携がうまくいかなくなってはよくないなと、こう思います。そういう意味で、商工会さん含め、あるいはJAさん含め、あるいは他の企業の皆さんも含めて、みんなが盛り上がるような連携体制をつくるということが私は基盤づくりになると、こう思いますので、そういう視点で関係している方々からも意見を聞いて、よし、これでやれる、これでやろうという意欲の出るような体制と運営になればと、こう思いますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 3番、高橋藤宗君。



◆3番(高橋藤宗君) 観光協会について、今後についての質問はこれで終わりたいと思います。

 次に、教育長のほうへ再質問をいたします。議決案件ではなくなったことについてなのですけれども、当初から、私も先ほど言っておりましたけれども、目的は地域ぐるみで子供を褒め育てるということです。私も本当にそれには大賛成です。地域の自治会長さんですとか、こういった皆さんに負担をかけるとは思うのですが、やはり私なんかも小さいときは地域の人たちから、私は褒められるより叱られるほうで育てられてきたほうですけれども、本当に地域の人たちに見守られて、今こうやって大人になったと、そういうふうに感じております。地域で子供を褒め育てるというその理念、目的、これについては本当に大いに賛同するのですが、何度も一番初めのときから申し上げているとおり、褒めるということは表彰ではないのではないかということです。褒めるということと表彰がイコールであれば、子供を褒めて育てると、子供を表彰して育てるということがイコールにならなければおかしいわけですよね。今の話ですと、やっぱりどうしてもイコールになりません。なので、どうしても全員表彰したいのかという、もちろんプロセスを褒めるということは私は大事だと思います。しかしながら、プロセスを表彰するとなると、ちょっと違うかなというふうに私はずっと考えておりました。それについて、教育長、どうしても表彰したいということだと思いますので、もう一度なぜ表彰なのか、褒めることは表彰なのか、これについてお伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 教育長。



◎教育長(新田章君) ご質問にお答え申し上げます。

 まず、24年の9月に移動教育委員会で子褒め条例という形で住民の皆様方にご説明をしてまいりました。そのときに、褒めるということになりましたので、それを全員にということですので、全員を褒めるということでいろんなすばらしい活躍や実績、ないもの全てに褒めるというのはおかしいのではないかというようないろんな疑問が出されました。そこでまず私たちの説明の仕方の間違いといいますか、説明不足があったところで誤解を招いたということで大きく今反省をしているところでございます。

 いずれ趣旨は議員さんお考えのとおり、金ケ崎町の家庭、学校、地域、みんなで子供たちのよさを認めて育てていこうということが趣旨でございました。それを子褒め条例という形で説明したもので、褒めることイコール表彰ということで、それが全員というのはおかしいのではないかということで、いろんな疑問、不信、さまざまな声がありまして、翌年に検討委員会を立ち上がて進めてきたところでございます。

 私たちは、学校現場を経験した者でございますが、学校では自分の学級の生徒が30人いれば30人、40人いれば40人、学校全体で考えると120人いれば120人の子供たち全員一人一人を大事にして育てていくという考え方でございます。したがって、この子には頑張り励ますが、この子には励まさないというものではなくて、全員のよさを見つけて、そしていいところを伸ばしてあげる、そして他に波及させていこうという考え方で、学校教育のほうでは全員を対象として取り組んでいるところでございます。

 今回の子ども育成条例に関しましては、金ケ崎全体を学校という土俵と捉えております。したがって、金ケ崎町の子供たち全員によさを見つけということで前は説明したのですが、そうするとそのよさがミスマッチとかさまざまありましたので、検討委員会ではミスマッチのないようにチャレンジシート等の目標を持たせるとかいろんな案が出てまいりましたが、いずれ金ケ崎町の子供たち全員に頑張っているところを認め、みんなで応援していく、そういうふうにしたいということで、全員を励ましていきたいということにこだわっているところでございます。

 なかなか説明になったかは、ご理解いただいたかどうかわかりませんけれども、何とかみんなで金ケ崎町の子供たち全員に私たち大人が子供を育てる責任、役割がありますので、みんなでかかわって励ましていきたいと。そして、たくましく育てていきたいという願いのもとに全員を対象としているものでございます。



○議長(伊藤雅章君) 3番、高橋藤宗君。



◆3番(高橋藤宗君) 大まかに理解いたしました。一番初めのときから町長による全員表彰と。いろんな意見が各あります。議員各位も全ていろんな考えがあると思います。私は、町長表彰というものについては、質問でも述べておりますけれども、そんなに変だとは思わなかったのです、町全体で育てるので、そのトップである町長が表彰すると、こういったことには私は疑問はなかったわけです。ただ、それがセレモニーと化して、町長の名前だけになってただ表彰するのであれば、やっぱり意味がないかなと。

 なので、表彰するのは褒めることではないというのは、私もやっぱり頭にずっとあったものですから、例えばですけれども、私も町長室に2回ぐらいしか入ったことないのですが、怖いではないですね、何か畏怖する場所といいますか、そういった神聖な場所と申しますか、そういった場所ですので、やはり入るときには身がぐっと引き締まりますし、そういった場所だと思うのです、町長室というのは、権威ですから、やはり。なので、そこの町長室に町長の時間がある、たまたま子供との時間も合うときに、例えば20人とか連れていって、地元ですとか、先生とか親の評価を受けて、町長から個人名で、何とか君、こういうところ頑張っているねと、そういうふうに言われたらば、何となく若干理念には近いと思います。もちろんそれをやるとなると、ではバスどうするのだ、休んだ人がいたらどうするのだとかいろんな議論になりますが。

 私も私なりに子供に、最終的に子供にどう反応するかということを一生懸命考えてきたつもりです、反対ありきではなくて。それが今度は町長表彰ではなく、教育委員会が主体なので、トップである教育委員長が渡すとなると、また一番崩れてはいけない理念、目的のところが崩れてくると、とても不信感があるわけなのです。

 私もずっと不信感があったのは、堂々と先進地視察をしてやってきているわけですから、子供を全員表彰したいと、町長名で表彰したいと、そこからずっと、そこを変えずに教育長がぐっと進めてくればよかったと思っています。それを検討委員会でゼロベースでという話で、結果的にそこは変わらなかったりすると、結局表彰ありきで進んできたのではないかといった批判が出るのは、やはり当然だと思います。

 本当に2年間、いろんなさまざまな議論がなされてきたわけですけれども、こういった出た意見も必ず参考にしながら、教育長の思いというものもあると思います。そして、目的は一緒ですから、それに進んで、最終的に子供が不利益をこうむらないような形にやっていただきたいなと思っております。

 最後の質問ですけれども、韓非子の言葉に「過失ありて罰せられず、功績なく賞を受くれば、国が滅びる」と、こういう言葉があります。これは、功績についてはプロセスを褒めるとなると、今回教育長が言うプロセスを褒めようということとは関係なくなりますから、賞を受けるというのはイコールになりますので、功績なく賞を受けることになるのではないかと思います。

 そして、今ある学校でいろんな問題になっていることがあると思います、詳しくは言いませんけれども、教育長もよくご存じだと思いますが、先生が子供を抑え切れないと。抑え切れるというのは力で抑えるという意味ではなくて、コントロールできていないのではないかという話も聞いております。やはり叱るということも同時に絶対に大切なことだと私は思っています。

 なので、今回はたまたま褒めることということに特化した内容ですけれども、やはり叱ることも大切ですし、同時進行でいかなくてはならないのではないかと考えています。もちろん半々ではなくて、1つ叱って10褒めるというような感じで進めていくというのがもちろんベストですけれども、何となくこの言葉が教育に関係してきますと、教育が滅びるのではないかと勝手に危惧をいたすわけであります。これについて、そんなことはないという教育長の決意を聞いて私の質問を終わります。



○議長(伊藤雅章君) 教育長。



◎教育長(新田章君) 私の決意ということでございますが、今回のこの条例制定に向けましては、2年半にわたっていろんな形で議論をしてまいりました。そして、多くの方々のいろんなご意見をいただきました。その中で、私も当初は町長表彰、町の方針として、こういう町をつくっていきたいと、まちづくりの責任者である町長をということで考えておりましたけれども、いろんな方々から、褒めるのであれば町長が褒めるのもいいだろうけれども、これは教育の一環で子供を育てていくということであれば、教育行政のほうがふさわしいのではないか等々さまざまなご意見をいただきました。町長とも十分協議をした結果、最終的にこのような形になったものでございます。

 それから、子供たちはやっぱり褒められるということ、認められるということは、私たち大人もそうですけれども、非常にうれしく思っております。先ほどご質問の中でご意見がありましたように、子供たちの中にはいろいろ悪さをしたり、迷惑をかける子供たちもいますけれども、その子にも悪さは七、八あっても、1つぐらいいいところはあります。そういうところを認めて伸ばしていくことが私たち教育、大人の役割ではないかなと、そのように思っております。そういう意味で、何とか全員のいいところ、頑張りを認めて、みんなで金ケ崎町は子供たちを育んでいくのだよと、そういうまちづくりにしていきたいという決意というよりも、そういうことに町民の皆様方のご尽力、お力添えを賜りたいということをお願い申し上げまして、決意にかえさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(伊藤雅章君) これで3番、高橋藤宗君の一般質問を終わります。

                                        



△延会について



○議長(伊藤雅章君) お諮りいたします。

 本日は、これで延会したいと思いますが、ご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

                                        



△延会の宣告



○議長(伊藤雅章君) 本日はこれで延会といたします。

 ご苦労さまでした。

                                (午後 4時33分)