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岩手県 金ケ崎町

平成25年  6月 臨時会(第5回) 06月27日−議案説明・質疑・討論・採決−01号




平成25年  6月 臨時会(第5回) − 06月27日−議案説明・質疑・討論・採決−01号







平成25年  6月 臨時会(第5回)






           平成25年第5回金ケ崎町議会
                臨時会会議録
議 事 日 程 (第1号)
 
                   平成25年6月27日(木)午前11時00分開会
 
       開  会
日程第 1  会議録署名議員の指名                         
日程第 2  会期の決定                              
日程第 3  議案第 1号 金ケ崎町特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する
              条例の一部を改正する条例                
日程第 4  議案第 2号 金ケ崎町教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例
              の一部を改正する条例                  
日程第 5  議案第 3号 金ケ崎町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条
              例                           
日程第 6  議案第 4号 金ケ崎町税条例の一部を改正する条例           
日程第 7  議案第 5号 財産の取得に関し議決を求めることについて        
       閉  会                               

〇出席議員(15名)
   1番  阿  部  ?  一  君    2番  巴     正  市  君
   3番  高  橋  藤  宗  君    4番  佐  藤  千  幸  君
   5番  有  住     修  君    6番  ?  橋  勇  喜  君
   7番  ?  橋     奬  君    8番  山  路  正  悟  君
   9番  及  川  み ど り  君   11番  ?  橋  照  雄  君
  12番  千  田     力  君   13番  梅  田  敏  雄  君
  14番  千  葉  正  男  君   15番  千  葉  和  美  君
  16番  伊  藤  雅  章  君                     
 
〇欠席議員(1名)
  10番  ?  橋  文  雄  君
 
〇説明のため出席した者
       町        長     ?  橋  由  一  君
       副    町    長     千  葉  政  幸  君
       教    育    長     新  田     章  君
       参 事 兼総合政策課長     中  里  武  司  君
       参 事 兼生活環境課長     石  川     孝  君
       財  政  課  長     高  橋     修  君
       会計管理者兼税務課長     後  藤  清  恒  君
 
〇本会議に出席した事務局職員
       事  務  局  長     ?  橋  義  昭
       局  長  補  佐     青  沼  和  也
       主        査     内  藤  ま ゆ み



                                        



△開会及び開議の宣告



○議長(伊藤雅章君) ただいまから平成25年第5回金ケ崎町議会臨時会を開会いたします。

 ただいまの出席議員は15人であります。

 定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。

 10番、?橋文雄君は欠席の届け出があります。

 これより本日の会議を開きます。

                                (午前11時00分)

                                        



△議事日程の報告



○議長(伊藤雅章君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりでございます。

                                        



△諸般の報告



○議長(伊藤雅章君) 日程に入るに先立ち諸般の報告を行います。

 議長の報告は、印刷をもって配付のとおりでございますので、ご了承願います。

 これで諸般の報告を終わります。

 行政報告を行います。町長から行政報告を行いたい旨申し出がありますので、これを許します。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 行政報告を行います。3点についてでございます。

 第1点目は、仮称でございました金ケ崎資料館の名称についてでございます。

 6月18日に仮称でございます金ケ崎資料館の名称につきまして、公募をいたしておりました。12点の応募がございました。(仮称)金ケ崎資料館名称検討委員会において意見を徴したところでございます。この検討委員会は、地元の自治会の会長さん、役員関係を含めまして、委員会構成をいたしております。意見を徴しまして、企画審査委員会、これは町三役でございます、で審査を行った結果、応募作品の中から「金ケ崎要害歴史館」に決定をいたしたところでございます。このことにつきましては、本日午後に記者の懇談会がございますので、そこで正式にお伝えをいたしたいと、こう思っております。

 2点目は、鳥海柵跡の国史跡指定に係る答申についてでございます。6月21日、文部科学大臣の諮問機関でございます文化審議会、この文化審議会は、委員長は東京藝術大学の学長でございます宮田亮平先生でございます。この文化審議会、その中で鳥海柵跡を国の史跡に指定するよう文部科学省に答申を行いました。文部科学省では、答申を受けまして、9月発行の官報で告示をし、正式に国の史跡に指定される見込みでございます。この件について、町では同日、6月21日に記者会見を開いたところでございます。

 3点目は、入札の状況についてでございます。別紙の資料のとおりでございますので、省略をさせていただきたいと思います。

 以上で行政報告を終わります。



○議長(伊藤雅章君) これで行政報告を終わります。

 ここで申し上げます。上着の脱着につきましては、各自調整をお願いいたします。

                                        



△提出された付議事件の報告



○議長(伊藤雅章君) 本臨時会に町長より提出された議案は、お手元に配付されております別冊議案目録のとおり、条例案件4件、議決案件1件、計5件であります。

 なお、議案の朗読は省略いたします。

                                        



△会議録署名議員の指名



○議長(伊藤雅章君) これより本日の議事日程に入ります。

 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第112条の規定によって、議長において12番、千田力君、13番、梅田敏雄君を指名いたします。

                                        



△会期の決定



○議長(伊藤雅章君) 日程第2、会期の決定について議題といたします。

 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、会期は本日1日間と決定いたしました。

                                        



△議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(伊藤雅章君) 日程第3、議案第1号 金ケ崎町特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。

 説明を求めます。

 副町長。

           〔副町長 千葉政幸君登壇〕



◎副町長(千葉政幸君) 日程第3、議案第1号 金ケ崎町特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。

 まず、今回の臨時議会招集に当たりまして、急遽招集ということになりましたことにおわびを申し上げ、議案の説明に入らせていただきます。

 今回のこの条例改正につきましては、東日本大震災を受けまして、政府は今、日本再生という大目標に向かって巨額の復興予算を措置いたしており、そしてまた日夜取り組んでいる状況であります。災害に強い防災まちづくり、防災日本、これは全国の自治体に敏速かつ的確に対応するようあわせて通達を出しているところでございます。そういった状況も踏まえ、今回の条例改正となったものでございます。

 それでは、本文でご説明申し上げます。

           (以下、「議案書」により説明のため記載省略)

 以上で説明を終わらせていただきます。



○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。

 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) 質問いたします。

 この特別職は、多分次に出てくる職員の給与削減に準じて提案されたと思うのですけれども、なぜ5%の削減にしたのか、その根拠をお伺いしたいと思います。

 また、これを議論する段階で、議員の報酬についての意見交換といいますか、議論があったのかどうか、その辺も質問いたします。

 以上です。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 副町長。



◎副町長(千葉政幸君) それでは、お答えいたします。

 まず、5%の根拠であります。これにつきましては、県内各自治体のそれぞれの減額の状況、それらをまず精査いたしました。それが1点と、それから一般職の職員につきましては、平均2.7%というようなことから、それを上回る率で減額すべきものと、こういう判断から5%という割合になりました。

 それから、議員につきましては、議員の皆様方の状況につきましては、議員のいろいろな議員改革、議員の定数を減らすとか、いろんな改革を進めてきたというような状況も踏まえて、さらに今回のこの給与、報酬の削減には必ずしも妥当な状況ではないのではないかと、こういう判断から、今回は直接の話し合いはしないで、町のほうでこれを決定して、こういう状況で今回の提案と、こうなったものであります。

 以上です。



○議長(伊藤雅章君) 3番、高橋藤宗君。



◆3番(高橋藤宗君) 3番、高橋であります。まず、先ほどの議員全員協議会のときにも町長のほうからもお話はいただいてあるのですけれども、先に来月に確定する地方交付税の減らされる概算というのは、概算でもおわかりになっている状況なのか、全くわからない状況なのか、まず教えていただきたいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 財政課長。



◎財政課長(高橋修君) それでは、3番、高橋議員のご質問にお答えいたします。

 地方交付税につきましては、7月に入りましてから、各団体ごとの算定結果が出されると、こういう状況になっております。したがいまして、現時点でははっきりした数字は持っておりませんけれども、おおよそいろいろ検討している中では、基本額というものは5,000万円前後影響する可能性があると、こういうふうに見ております。ただ、当町の場合、今年度も既に当初から2億円近く普通交付税はふやしておりますけれども、税収との関係で、非常に交付税の交付額に影響を受けておりますので、これら含めてトータル的な影響がどの程度になるのかというのは、必ずしもまだはっきりしていないところです。おおむねその給与分として5,000万円前後影響が出る可能性があるのかなと思っております。ただ、この中で国のほうから示されておりますのは、これまでの給与費削減についての努力の分、これをそれぞれの団体ごとに考慮すると、こういうことがありますので、これらがある程度その他から見られるということになれば、実額としてはそれ以下でおさまるのではないかなというふうに考えているところでございます。



○議長(伊藤雅章君) 3番、高橋藤宗君。



◆3番(高橋藤宗君) そちらの説明はわかりました。

 それと、まず地方自治体が自主的に決定すべきものであると、町長が先ほどのお話の中でも、そういったことの調整はよく理解されているというお話でしたが、結果的に削減するということです。復興に対することというその復興という言葉が、従わないと何かすごくだめみたいなイメージになりますけれども、まず同時にやらなくてはいけないのは、景気を上げることだと思います。町長も副町長も、金ケ崎に住んでいる方ですし、やはり地方の経済を上げるという意味では、私は削減するイコールそれにつながるかと思うと甚だ疑問でして、提案理由の中にも、地域の活性化等のという言葉がありますけれども、私は何かここにつながっていないような気がします。いかがでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。



◎参事兼総合政策課長(中里武司君) お答えいたします。

 今回の職員給与の削減に伴いまして、民間給与、民間経済への影響というようなお尋ねかと思います。今回の措置につきましては、町といたしましては国の交付税の減額に対応するという部分もありますので、今回の給与削減というような措置をとるわけでございますが、経済、企業の関係者の方々が同様な措置をとるべきものではないというふうに考えております。その部分につきましては、先般県も経済団体のほうに申し入れをしたと聞いておりますが、考え方については町としても同様な考えを持っております。



○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑ありませんか。

           〔「なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。

 討論を行います。討論ありませんか。

           〔「なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結します。

 採決をいたします。採決は挙手をもって行います。

 議案第1号 金ケ崎町特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例は原案のとおり決することに賛成する各位の挙手を求めます。

           〔挙手全員〕



○議長(伊藤雅章君) 挙手11人で多数であります。

 したがって、本案は原案のとおり可決されました。

                                        



△議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(伊藤雅章君) 日程第4、議案第2号 金ケ崎町教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。

 説明を求めます。

 副町長。

           〔副町長 千葉政幸君登壇〕



◎副町長(千葉政幸君) 日程第4、議案第2号 金ケ崎町教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。

 前段の説明は省略させていただきまして、本文でご説明申し上げたいと、こう思います。

           (以下、「議案書」により説明のため記載省略)

 以上で説明を終わらせていただきます。



○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。

 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) この地方自治体の公務員の給与削減について、4月22日全国知事会、全国市長会、あるいは全国町村会の3者の代表が総務大臣と面会して、遺憾であるという申し入れをして懇談をしたということが報道されています。その中でも総務大臣は、これはあくまでも要請だと、したがって強制ではないというふうなニュアンスのことを言っているし、これを実施しない自治体に対して何か罰則があるかということについては、ないというふうなニュアンスの報道も耳にしたことがあります。県内でもしないところもあるし、したところもあるということなのですけれども、いずれこのラスパイレス指数を使って、これで地方自治体に削減を要請すると、そして交付税も削減をするというのは、これは現在の国の制度、仕組みからいっても、国が違法行為を私はやっているのではないかなというふうに思うのですけれども。一般交付税というのは、確かに算定基準はありますけれども、交付税はそれぞれ自治体が自由に使い道を決めていいことになっているわけですので、最初から削減をしなさいという要請をして削減をしてくれということは、これは本来あってはならないことだというふうに思うわけです。この辺について、先ほど全員協議会で町長も見解を述べましたけれども、町長の見解を改めてこの点についてお伺いしたいと思います。

 以上です。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 交付税は、先ほども申し上げました、国はやはり国土の均衡ある発展と、これを前提に国民等しく利便、あるいは福祉、こういう面で受けるべきだと。こういう点におきまして、地方の財政状況を見ながら、国は交付税措置をしながら、財源の補償をすると、あるいは財源手当てをすると、こういうのが交付税であります。その交付税を人質にとってというのが今回各市町村の、特にも首長たちが意見を申し入れている内容であります。

 交付税は、議員お話しのとおり、自分たちのまちづくりに自由に使えるお金と、こういう部分であります。そういう意図からすると、それを削減するということは、私はまちづくりあるいは町民の福祉を保障しないと、こういうことにもつながる分であります。そういう観点から見れば、交付税を人質にとっての今回の対応は、地方分権の中で地方自治の育成にはつながらないと、こういう問題点を含んでおると。しかし、現実に国は復興財源をこれに求めたと、8,000億に上る財源を求めたわけでございます。それを国家公務員が先頭を切って削減をして、その財源の一部に充てたと。それで、地方に対しても9カ月間の協力支援要請と。ですから、強制ではないというのはそのとおりだと、こう思います。しかし、協力要請というものは、お互い痛み分け、助け合いが必要だと、こういう部分がそこにあるわけでございます。そういう中で、金ケ崎町としては最小限での対応と、それのよりどころはラスパイレスに求めたと、こういうのであります。しかし、それの適用の範囲については最小限にしたと。いわゆる本俸給料のみにいたしまして、時間外、管理職、さらには期末手当、勤勉手当等については反映をさせないと、こういうことでございますから、私町長としては、職員の生活の保障、あるいは仕事に対するモチベーション、さらには自分の生活、あるいは人生設計、いろいろな部分に大きな影響を与えないような、そういう範囲でこれは努力をしなければならないだろうと。こういう現実的な処理をせざるを得ないと、こういう観点での対応でございまして、国が一方的にということに町がそれをそのまま受けたと、こういうのではないということだけは申し上げておきます。

 終わります。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) 先ほど全員協議会でもお話ししましたけれども、このラスパイレス指数というのは、国は高級官僚はその算定基準に入れていないのですよね。地方は、幹部職員まで入れて計算をしていますから、そもそもが根拠がないというのですか、単なる指標であって、単なる参考資料だと思うのです。だから、それを根拠にして給与を決めるということは、そもそもの人事院勧告制度や、あるいは本町の給与条例、あるいは人事院勧告規定があると思うのですけれども、あるいは国の公務員法とか、そういうものに非常に違反している、矛盾していると。国がそういうむちゃくちゃなことをやっているのに、地方自治体もそれに合わせて法を無視してそういうことをやるというのは、私はやっぱりおかしいと思うのです。やっぱり国が間違っているときは、こういうやり方は間違っていますよということをやっぱり地方から発信をしていくということが必要だと思うのです。そういう立場に立った自治体は、多分今回削減しないということを私は打ち出しているのではないかなというふうに思うのです。あくまでも自治体は、いずれ法律や条例や制度に従って行政をやっていくというのが筋だと思うのです。今回全く人事院勧告制度もそういう勧告もないし、そういう中で国から要請された形でラスパイレス指数という余り根拠のない指数を基準にして給与を削減するということは、非常に私は問題だと思うのですけれども、その辺について見解をお願いしたいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) もう少し勉強しなければならないのがありますが、ラスパイレスが根拠がないということに対しては、もう少し発言については私は勉強した上でお答えします。やはり法律を無視しているとか、それは根拠がないということについては、十分な背景がなければ、これは私は問題発言になるだろうと、こう思います。というのは、ラスパイレス、このことについては、長年公務員の人事院が勧告するにしても、地方の給与水準にしても、これが一つのよりどころといいますか、指標になってきたと、こういう事実があるのですよね。ですから、それは一方的に違うというのはなかなか難しいのかなとは思います。ただ、議員がお話しのとおり、国の算定の中には高級官僚が入っていないとか、あるいは算定の中身がよく見えないと、こういう部分についてはお話しのとおりの部分があろうと、こう思います。

 ただ、私は何をよりどころにしてということについては、国は各自治体のラスパイレスを全部見ているわけです。そういう中で今回求めてきたと。ただ、今回求めてきた中には、一方的に財源を復興財源という被災地だけではなくて、私たち市町村、市町村というのは直接被害受けた、受けないというところも多少の差はあると、こう思いますが、具体的には元気づくり交付金という形で私たちのインフラ整備等含めた諸事業への財源にもなっておると、こういうことでございますので、金ケ崎町も議案を通していただきましたが、そういう元気づくり交付金を使いながら事業化すると、あるいは予算化すると、こういう部分もございますので、私は一方的な処理だけではないと、そのことによって景気回復につながる分もあると、こう思いますし、さっき提案の中で地域の活性化につながると、こういうものもあったわけでございますから、トータル的な観点からの物の判断というものは必要であろうと。こういう点からの今回の提案であると、このことをつけ加えさせていただきたいと、こう思います。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) このラスパイレス指数については、今まで国が削減する前までは本町は95以下だったのです、ずっと、最近数年間。今回はそれに合わせるということですので、であれば、もし今後国のラスパイレス指数に合わせて本町の給与も100になるように改定をしていくということになるのかなというふうにも考えるわけですけれども、ただこれは今即答は多分できないと思います。

 それから、交付税の削減についてですけれども、実は私に対して岩手県の私たちの党の県議団から削減額の資料が寄せられてきました。金ケ崎町は、この給与削減による削減額が5,100万円、ただし地域の元気づくり推進費試算ということで、これのうちの一部が補填されて、これが3,700万円補填されるということですから、実質1,400万円減額になるということです。例えば隣の北上市は、実質1億円以上、奥州市はこの差をとっても2億円以上の減額になると、こういうところは削減をしないと、こう言っているわけです。本町の場合は、もし1,400万円程度の削減であれば、これはもう削減しなくてもよかったのではないかなと思うのですけれども、この辺のところが、どういう判断をしてこういう計算になったのか、その辺お伺いしたいと思います。

 以上です。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) 金額ベースについては、まだわからない分がありますので、具体的にこうだというのは申し上げかねますが、この程度の金額ならばやらなくてもいいとか、この程度の金額ならやるべきだとかということについては、金額から来る判断の話であります。今回は、そういう部分もある程度考慮はいたしておりますけれども、基本的な考え方として、復興財源という日本再生、副町長がご説明申し上げましたような内容であります。これは、国を挙げて取り組まなければならない事業に対して地方公務員の対応すべき態度といいますか、姿勢と申しますか、それは何もしなくてもいいのかというのは、いろんな分野でみんな努力をしていますから、そのことは私は公務員として努力はいたしておると。しかし、今回のこういうある意味の異常事態の対応と、こういうことについて、町は何もというのではないと。やはり最小限といいますか、職員には迷惑をかけることにはなるのだけれども、最小限の中で組合の理解をいただける、そういう努力をしながら、そして組合員もこのことについて、その趣旨を、あるいは国の考えも理解しながら、自分たちでは必ずしも同意を100%と、こういう気持ちではないと思いますが、やはり他市町村の動向等を見ながら対応をしていただいたと、こう思っています。そういう観点から私は判断をして、こういう内容にいたしてきたと、こういうところでございますので、それ以上もなければ、それ以下もないということでの今回の復興財源、しかし議員お話しのとおり、元気づくり交付金として手当てをされている分もあると、こういうことでございますから、金額の大小ではなくてというところの本論の趣旨に沿ったような対応での最小限と、こういう判断に基づくものでございます。



○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑ありませんか。

           〔「なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。

 討論を行います。討論はありませんか。

           〔「なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結します。

 採決いたします。採決は挙手をもって行います。

 議案第2号 金ケ崎町教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例は、原案どおり決することに賛成する各位の挙手を求めます。

           〔挙手多数〕



○議長(伊藤雅章君) 挙手11人で多数であります。

 したがって、本案は原案のとおり可決されました。

                                        



△議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(伊藤雅章君) 日程第5、議案第3号 金ケ崎町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。

 説明を求めます。

 副町長。

           〔副町長 千葉政幸君登壇〕



◎副町長(千葉政幸君) 日程第5、議案第3号 金ケ崎町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例。金ケ崎町一般職の職員の給与に関する条例の一部を次のように改正する。

 まず、今回のこの一般職の職員の給与に関する条例の一部改正を提案するに当たりまして、職員組合と2度にわたる交渉を行いました。6月21日、6月24日と、それらの団体交渉の経過を踏まえて今回の提案になったところでございます。

 それから、今回の削減率につきましては平成で2.7%と、こういう内容であります。それは、職員の給料表の、後ほど説明いたしますが、給料表によってそれぞれ減額する割合が異なります。これらを総合的に計算しまして、平均2.7%の削減と、このようになります。

 それでは、説明申し上げます。

           (以下、「議案書」により説明のため記載省略)

 以上で説明を終わらせていただきます。



○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。

 3番、高橋藤宗君。



◆3番(高橋藤宗君) 3番、高橋です。先ほど来の町長の答弁で、国に言われたので、ただ単に従って出したわけではないですよという細かい説明をいただきました。町長もいろんなことを想定した上で、いろいろ苦渋の判断でこちらの議案を出したということもよくわかったのですけれども、そもそも金ケ崎町もずっと行財政改革をやってきて、やっと最近普通に戻した段階ということですけれども、やっぱり実際動いているのは職員ですので、私の考えなのですけれども、やっぱり職員の給与というのは、まず本当に何かがあってどうしようもないときに一番最後にやることであると私は個人的に考えているのです。今回も別にそれに従わないというよりも、もう削減されますので、国から少ないお金で来ますから、やっていることになりますから、足りない分は自分たちの財源で何とかしてくれということだと思いますけれども。やっぱり職員の士気というのは、費用対効果であらわせないところだと思います。それで、例えば削減しない、もしくは普通の水準よりも給料が少し高いのが金ケ崎町だとしますと、もちろん町民からの目線も厳しくなりますし、そして働いている方々の士気も上がるとなれば、目線も厳しい中で給料はもらうということであれば、やっぱり仕事も一生懸命やると思いますし、最終的にウイン・ウインになるのではないかと私は常日ごろそういう考えなのですけれども、今回の削減に関して、町長も大変だと思うのですが、今私が言った考えについて、何か一言いただければと思います。

 以上です。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) 私は議員がお話しのように、ウイン・ウインの関係で明るい職場、モチベーションの高い、そして仲間の労働環境がいい形であると、これは私は基本的にそのとおりです。しかし、今回の事態の発生は平常時ではなかったと、こういうのが1つあります。それから、公務員は常に目線は町民の目線でと、こういうことと、それから給与水準のあり方は人事院勧告を前提としたと、こういうことでございますが、人事院勧告は民間給与とのどうしても1年か幾らかのずれもあると、こういうことであります。しかし、ようやく景気は回復基調のような状況にはございますが、今までデフレ脱却ができない、そういう状態の中での民間給与であったろうと、こう思います。やっぱり公務員と民間の大きな違いというのは、賃金の問題もありますし、身分保障のこともあります。福利厚生の面もあります。比較すればいい、悪いと、こういう差はありますけれども、安定的な、そして住民から信頼をされる仕事場、役場と、こういうことになれば、やはりそういう事態発生のときの対応能力というのは片や問われると。こういう点で、最小限の範囲で協力をいただきたいと、こういうことで、私は多くの町民がどういう反応かはよくわからない部分はありますが、一般的に他市町村も、あるいは国もそういう動向の中では役場の皆さんも幾らかのと、こういう部分は町民の一般的な気持ちではないだろうかと、こう思います。決して高いからとか、決して優遇されているからこうだと、こういうのではなくて、身の丈に合った大変慎ましい、そういう状況ではあるけれども、こういう事態への対応としての範囲を最小限にしたと、こういうところであります。

 議員お話しのように、ウイン・ウインの環境で、やっぱり町民に信頼される行政運営、これは最も大事なことだと、こう思っています。



○議長(伊藤雅章君) 13番、梅田敏雄君。



◆13番(梅田敏雄君) 13番の梅田です。このような議案が出るたびに、もう少し深く数字を見たいというふうにいつも思っているわけですけれども、前の議案、2つの議案と含めて、今回の議案含めて、先ほどの全員協議会の資料では、削減の合計金額が1,182万何がしと、約1,200万円ほどのいわゆる所得給与の削減が行われると。これらがもし全て消費に回ったというふうに仮定をして、いわゆる貯蓄に回らないで全て消費に回った、地域経済の購買、消費に回ったと仮定をして、経済というのは循環をしていますから、その一つの消費が相手の所得になって、その所得がまた次の消費に回ってというふうに経済というのは循環していきますから、それらの乗数効果も踏まえて、この1,200万弱の削減額が地域経済にどれだけのマイナスの影響を及ぼすのかというふうな試算をぜひ持ってほしいなというふうにずっと思っていたのですが、今回そのような試算をお持ちでしょうか。いわゆる1,200万円、一過性で見れば、9カ月間で1,200万円のいわゆる消費に向かうお金が減るということになりますけれども、それらがめぐりめぐっての乗数効果も踏まえて、1,200万円は1,200万円で終わらないわけですよね、いわゆる経済というのは循環するわけですから。それらのマイナスの影響がどれぐらい影響が出るのかというのは、そういう試算をお持ちであればお示しを願いたいのですが、いかがでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) 大変そういう部分については、試算といいますか、検討の中では大事なことだったと、こう思いますけれども、マイナス経済になるだろうと、こういう部分は1,200万円分はそのとおりだと、こう思います。ただ、これを財源にして、私は金ケ崎町だけではなくて、以外の方々、特にまた金ケ崎町はさっき議員からもお話がありましたように、元気づくり交付金がこの金額から見れば倍以上来るわけでございます。そういう財源等を利用、活用することによって、私は個人的な消費購買力だけではなくて、地域経済全体に与える大きな影響は元気づくり交付金を含めまして結果として出るだろうと、こう思います。確かに議員お話しのとおり、個人消費の分については、その分が控え目になるというか、減るわけでございますから、購買力は落ちるだろうと。しかし、この金をもとにした全体の消費経済は、私は高まるだろうと、こういう期待はいたしております。

 終わります。



○議長(伊藤雅章君) 13番、梅田敏雄君。



◆13番(梅田敏雄君) ぜひ要望しておきたいのですけれども、そういういわゆるマイナスの影響がどのぐらいで、一方でプラスの影響がどのぐらいでという、いわゆるその比較をして判断をしたいというふうにいつも思うわけで、例えば岩手経済研究所等々では、県内の経済動向、いわゆる乗数効果も踏まえた経済動向についてのいろんなシンクタンクとしての役割を果たしていますから、そういうところだと適切なアドバイス、適切かどうかはわかりませんが、非常にそのためになるアドバイス等、資料等を持っていると思うので、ぜひともそういう機関を利用して、このような場合にはこのようなマイナスの影響が出る、一方で先ほど町長おっしゃられたように、これくらいのプラス効果があるというふうに、マイナスばかりではないというふうなその具体的な、正確ではないにしても、いわゆる近似値に近い数値を示していいただいて判断の材料に与えていただければなというふうに思っております。要望ですが、もしご答弁があればお伺いしたいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) なかなか行政はそういう経済統計、あるいはそのことによる景気動向、指数は、把握できるような状態にはまだなっていないです。お話しのように、岩手経済研究所におかれましては、金融機関との関係を含めていろいろ消費動向、あるいは物価動向、あるいは資金の流れが出ています。そういうところが参考になるのかなと、こう思いますので、ミクロの経済の中での対応ではなくて、やっぱりマクロ的な経済の流れの中にこういうものは大きく寄与すると、あるいは影響するのだろうと、こう思いますので、行政はその範囲で物を考えると、こういうところだと、こう思います。



○議長(伊藤雅章君) 4番、佐藤千幸君。



◆4番(佐藤千幸君) 4番、佐藤です。町長のトータル的な観点からの物の判断、これはそのとおりだと思います。行政職員の給料というのは、先ほどからお話がありますように、地域経済に大きな影響を及ぼすというのは、これもまた事実だと思います。直接的、あるいは関節的なことで大きな影響があると思います。町が直接関与している団体、社会福祉協議会とかいろんな事業団とか、そういうものに対しては、今回の措置はどのような影響があるのでしょうか。

 それから、金融機関の関係者からの話ですけれども、やはり大企業はともかくとして地元の中小企業というのは行政の給料表を常に注視しているということであります。給与水準を決めるときの議論の原点は、地元の自治体ということになるようであります。その辺の影響は、先ほどの質問とも関連いたしますけれども、この辺についての影響を最小限にとどめるための措置はどのように考えておられるのでしょうか。もしお考えがあればお伺いしたいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) やっぱり公務員の給与というのは、地域経済に大きな影響を与えると、これはそのとおりでございます。今回ご質問のございますその関係する機関、団体と、こういうところでございますが、私は最小限にするという考えでございますので、私たちのこの役場の範囲にとどめたいと。

 また、先ほど総合政策の担当課長も申し上げましたように、県は民間に対してはそういうことにならないようにという申し入れもいたしているわけでございます。また、給与の水準等から見ますと、話題になりましたような団体等は、役場の給与水準から見れば大きな開きがあると、こういうところでございますので、そこまで影響を与えるような措置、対応ではないだろうと、こう思っております。

 それから、2点目の民間のいわゆるこの動きを重視すると、こういうことでございますが、最近の新聞情報等を見ますと、夏のボーナスは幾らか上向き状況にあるとか、雇用状況も明るさを見てきていると、こういうところで、景気そのものは大きく回復していると、こういうことではないと思いますが、流れとしてはそういう状況にあると。アベノミクスの影響もあるのだろうと、こう思います。そういう中での今回の私たちの役場関係の措置でございますので、民間には影響が行かないということがまず前提でございますし、そういうことがこの金ケ崎町内等を含めて発生することのないようにお話は申し上げてはおきたいと、こう思います。

 そういう動きがあるというところは、今はございませんので、特にこうだというところでもないのかなと、こういう感じもいたしております。



○議長(伊藤雅章君) 4番、佐藤千幸君。



◆4番(佐藤千幸君) 金ケ崎町にかかわらず、さまざまな自治体で独自の今回の対応のようでございますけれども、地域の活性化、あるいは産業の振興というのは、行政職員の果たす役割というのは非常に大きなものがあると思います。金ケ崎町の生き生きとした行政、あるいは内陸の地域振興というのは、被災地支援の大きな源になるのだろうというふうに思います。もっともっと職員には汗をかいていただいて、復興支援をする必要があると思います。プラス志向の対応というのは、どのようにお考えでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) 仕事はネガティブではなくてポジティブにやってほしいと、あるいは前を向いてほしいと、これは私は公務員に限らず民間であっても同じだと、こう思っています。そういう中で、モチベーションが下がらないようにというのがまた1つだと、こう思います。ただ、こういう異常事態に対する対応の最小限と、こういうところで私は労働意欲、あるいは労働環境、あるいは個人のモチベーションが下がらないようにお願いもいたしたいと、こう思います。そこが私は労働組合との交渉と申しますか、話し合い、協議と、こういう中でご理解をいただきたいし、お願いもいたしたところでございます。

 議員が心配されるような点については、最小限にしたいと、こう思いますし、またそれが尾を引くようであってはうまくないと、こう思っておりますので、このような進め方に対してきちっとした、期限が3月までだと、こういうこともございますし、金額ベースで見てもいろいろ差しさわりのある部分もあろうと思いますが、等級別にその率も整理をいたしたと、こういうところでございます。そういう趣旨をご理解いただくというのが大前提かと、こう思います。

 終わります。



○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑ありませんか。

           〔「なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。

 討論に入ります。討論ありませんか。

 反対討論、11番、?橋照雄君。

           〔11番 ?橋照雄君登壇〕



◆11番(?橋照雄君) 11番、?橋照雄であります。私は、本案に対する反対の立場から討論するものであります。

 自立の町金ケ崎は、本年度一般会計予算は第1次補正を含め94億円を超える大型予算となっております。この予算の着実な執行と事業の適正な実現は、全職員が一丸となって当たり、仕事に対する意欲と責任感が必要と思います。全職員が誇りと自信を持って仕事に当たってこそ実を結ぶものと確信するものであります。

 最悪の財政を見事に立て直した町長の手腕には、敬意を表するものでありますが、5年間も期末手当の削減に耐え頑張ってきた職員には、また削減では、失望を超えた絶望感を感ずることだと思います。職員が勇気と自信を持って仕事に当たることで一人一人の意欲が発揮され、立派な仕事が完成されるものと信ずるものであります。地方分権、地方自治の叫ばれる今日、国の要請に安易に応ずるべきではなく、自立の町金ケ崎町実現のためにも独自の行政執行であるべきと思います。2.7%のカット率には、それぞれの思いの違いはあるでしょうが、交付税への影響を考慮された本案の提出としか考えられません。全員で自助努力して活力ある町にしていくべきです。それでこそ全町民が安心して生活のできる自立の町が完成に近づくものと確信するものであります。

 以上の観点から、本案に反対するものであります。同僚議員のご賛同をお願い申し上げ、反対討論を終わります。



○議長(伊藤雅章君) ここで、会議時間についてお諮りいたします。

 間もなく昼食の時間になりますが、議事の都合により若干会議時間の延長をしたいと思います。これにご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 よって、会議時間を延長することに決定いたしました。

 ほかに討論ありませんか。

 賛成討論、15番、千葉和美君。

           〔15番 千葉和美君登壇〕



◆15番(千葉和美君) 15番、千葉和美であります。私は、議案第3号 金ケ崎町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論をいたします。

 今回の議案は、東日本大震災からの復興に対し、国と地方が一丸となって努力を結集しようという趣旨のもと、地方においても給与の削減を求められたものであります。特に岩手県は、大きな被害を受けた被災地の一つであり、金ケ崎町としても同じ岩手県の自治体として、一日も早い復興に向け、ともに協力するべきであると考える次第であります。また、労働組合との協議も済んでいるということであり、町職員にも一定の理解を得たものと考えるところであります。

 よって、本条例について賛成するものであります。同僚議員各位の賛同をお願いして討論を終わらせていただきます。



○議長(伊藤雅章君) ほかに討論ありませんか。

 反対討論、1番、阿部?一君。

           〔1番 阿部?一君登壇〕



◆1番(阿部?一君) 1番、阿部?一です。日程第5、議案第3号 金ケ崎町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例に反対討論いたします。その理由は、以下のとおりです。

 国会は、平成25年度の地方交付税総額を24年度より3,921億円減らし、17兆624億円とする改正地方交付税法が与党などの賛成で可決成立させました。国会の成立を受けて政府は、東日本大震災の復興財源のため、国家公務員給与を平均7.8%カットしているとして、地方も足並みをそろえ、ことし7月から来年3月まで9カ月間地方公務員の給与水準を引き下げるよう求めています。これに対して全国市長会は6月5日、次のように抗議の決議を上げています。

 本来条例により地方が自主的に決定すべき地方公務員給与について、国は地方自治体がこれまで国に先駆けて行ってきた総人件費の削減等の行革努力を一顧だにせず、ラスパイレス指数の3年比較のみで、その引き下げを要請したことは自治の本旨にもとるものであり、まことに遺憾であり、加えて国が地方固有の財源である地方交付税を地方公務員給与削減のための政策誘導手段として用いたことは、財政自主権をないがしろにするものであり、到底容認できるものではないとの抗議の決議を上げています。また、全国知事会、全国市長会、全国町村会は合同で総務大臣と面会し、極めて遺憾との申し入れをしたということです。国の要請は理不尽であり、地方自治を脅かすものであり、この要請に従って給与を引き下げることは、国の理不尽な要請に屈服するものであり、認めることはできません。

 党県議団からの資料によると、現在本町ラスパイレス指数は昨年度の国家公務員と比較して102.7であり、それほど高くありません。平成22年度が94.3、23年度は94.4、24年度は国の値下げ前は94.8でした。過去数年間、5ポイント以上国以下の給与でした。ラスパイレス指数は、国家公務員の幹部職員は除いて計算されていると言われており、実態を正確にあらわしていません。

 町長は、私への一般質問の答弁で、本町は16年度より定員削減、給与削減に努力してきたと答弁しました。今年度で10年間努力してきたということです。本町の場合は、正規職員が少ない中で努力してきたことを評価し、今回の給与引き下げは実施すべきでないと考えます。

 地方公務員給与削減は、民間給与削減につながり、中央景気回復にブレーキをかけます。安倍首相や麻生財務大臣は国会での我が党の議員の質問に対し、景気回復のためには労働者の賃金引き上げが必要と言っていますが、これと完全に逆行する政策です。そもそもラスパイレス指数に従う法的根拠は全くありません。公務員の給与は、人事院勧告をもとに改定することになっており、政府がラスパイレス指数100以下にするよう地方自治体に要請したことは地方公務員法などに違反する疑いさえあります。ラスパイレス指数は、国家公務員が幹部の給与を除外しているのに対し、地方公務員が幹部の給与を含めているため、あたかも地方公務員の給与実態が国家公務員に比べて高いかのような誤解を生む原因となっていると言われています。これは、単なる参考資料です。このような指標をもとに給与を下げることは許されないと考えます。

 町長は、一般質問への答弁で、他自治体の動向、交付税の動向を見ながら職員組合と協議しながら検討していくと述べました。他自治体の動向、特に両隣の自治体、奥州市や北上市は引き下げないということです。北上市は、本日全員協議会で引き下げないという方針を発表するとのことです。

 国の削減後のラスパイレス指数は、本町の102.7に対して北上市は103.0、奥州市は101.4です。両隣の自治体が引き下げないのに本町が他自治体の動向を見て判断したとは言えないと思います。

 また、交付税の動向ですが、党県議団から寄せられた資料によると、本町は5,100万円減額ですが、地域の元気づくり推進費として3,700万円補填交付され、実質1,400万円の減額です。奥州市は実質2億2,000万円減額、北上市は1億1,100万円の減額です。本町の財政規模で1,400万円は工夫できると考えますので、これも減額の理由にはならないと考えます。

 労働組合と合意されたということですが、公務員にはストライキ権がないかわりに人事院勧告制度があります。ストライキ権がなく、弱い立場の公務員の待遇改善をするためにこの制度があるのです。人事院勧告を得ないで出した今回の労使合意は、私は無効と考えます。組合は、やむなく合意させられるとしか考えられません。大災害や予定した税収が大幅に減少したことなどにより、自治体の財政が急に逼迫したときに緊急避難的に労使の話し合いで給与削減することはあり得ると考えますが、今回は全くそういう事情はないと考えます。

 私は、この前の6月議会で本町の公務員給与は引き下げるべきではないという一般質問をしたということ、その感想を寄せてくださいとも記載し、議会報告を新聞折り込みなど約5,000枚町民に配布しました。また、ツイッターやフェースブック、メールでも町民に知らせました。本日まで私のこの意見はおかしい、公務員給与は下げて当然だとの意見はただの一人からも私には寄せられていません。減額するなら少なくとも先日終了したばかりの町民懇談会で町民の意見を聞くべきでした。今回は、その機会があったにもかかわらず、全く意見を聞かないで今回減額をするということは私は賛成できません。

 最後に、議員の給与をどうするかという話し合いの時間的余裕もなく提案されたことに対し疑問があります。私は、もし職員が引き下げるなら、議員も道義的に引き下げるべきと考えます。議員報酬は、報酬審議会等の答申を得て改定するのが規則と考えますが、今回はその余裕はないわけですから、議員の話し合いで決めるべきです。その余裕もなく提案されたことに対し大きな疑問があります。

 以上のような理由で金ケ崎町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例に反対いたします。同僚の皆さんの同意をお願いして反対討論を終わります。



○議長(伊藤雅章君) ほかに討論ありませんか。

 賛成討論、13番、梅田敏雄君。

           〔13番 梅田敏雄君登壇〕



◆13番(梅田敏雄君) 13番、梅田敏雄です。今回の議案に対して、賛成の立場から賛成の意見を申し上げます。

 今回の国の手法は、地方交付税を人質にとるようなやり方で、その方法にはいささか疑問を持つものでありますけれども、国家から震災復興に対する財源として地方にも協力要請が来たということですから、国民の一人として、あるいは国の一部である地方公共団体として、国の要請に積極的に応えていくべきと考えます。

 今回の提案では、特別職は一般職を上回る削減額を示して、その政治姿勢は十分に示されているというふうに思います。したがいまして、今回の提案は国からの要請にやむなく従うというのではなくて、復興に資する財源を捻出するという自立的な判断のもとに行われたというふうに私は考えます。したがいまして、今回の一般職の職員の給与の改正の議案については賛成をいたします。どうぞ、同僚議員もよろしくお願いをいたします。

 終わります。



○議長(伊藤雅章君) ほかに討論はありませんか。

           〔「なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結します。

 採決をいたします。採決は挙手をもって行います。

 議案第3号 金ケ崎町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例は、原案どおり決することに賛成する各位の挙手を求めます。

           〔挙手多数〕



○議長(伊藤雅章君) 挙手10人で多数であります。

 したがって、本案は原案のとおり可決されました。

                                        



△議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(伊藤雅章君) 日程第6、議案第4号 金ケ崎町税条例の一部を改正する条例を議題といたします。

                                        



○議長(伊藤雅章君) ここで12番、千田力君は退席いたします。

                                        



○議長(伊藤雅章君) 説明を求めます。

 副町長。

           〔副町長 千葉政幸君登壇〕



◎副町長(千葉政幸君) 日程第6、議案第4号 金ケ崎町税条例の一部を改正する条例。金ケ崎町税条例の一部を次のように改正するであります。

 今回の改正につきましては、先ほどの全員協議会でもお話ししましたが、本来であれば3月の専決処分の際に同時に処理すべきものでありました。今回このような状況で提案することにつきまして、おわび申し上げたいと、こう思います。

 それでは、説明させていただきます。

           (以下、「議案書」により説明のため記載省略)

 以上で説明を終わらせていただきます。



○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。

           〔「なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。

 討論に入ります。討論ありませんか。

           〔「なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結します。

 採決をいたします。採決は挙手をもって行います。

 議案第4号 金ケ崎町税条例の一部を改正する条例は、原案どおり決することに賛成する各位の挙手を求めます。

           〔挙手全員〕



○議長(伊藤雅章君) 挙手全員であります。

 したがって、本案は原案のとおり可決されました。

                                        



△議案第5号の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(伊藤雅章君) 日程第7、議案第5号 財産の取得に関し議決を求めることについてを議題といたします。

 説明を求めます。

 副町長。

           〔副町長 千葉政幸君登壇〕



◎副町長(千葉政幸君) 日程第7、議案第5号 財産の取得に関し議決を求めることについて。

           (以下、「議案書」「議案説明資料」により説明のた

            め記載省略)

 以上で説明を終わらせていただきます。



○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。

 13番、梅田敏雄君。



◆13番(梅田敏雄君) 毎回聞くのですが、これは2台一括でいわゆる購入しようという提案をして、何社から見積もりあるいは入札をとったのか、その辺をお伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 財政課長。



◎財政課長(高橋修君) 13番、梅田議員のご質問にお答えいたします。

 今回の消防ポンプ車につきましては、入札にかけております。今回5社を選定いたしまして、その中からの落札でこの業者に決定と、こういうことでございます。2台とも一括の、これは入札に付しております。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) 6月補正予算で質問したときに、地域の元気臨時交付金の活用として、消防ポンプ整備事業に活用するという答弁がありました。それがこの今回の2台の活用なのでしょうか。それを質問したいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 生活環境課長。



◎参事兼生活環境課長(石川孝君) 1番、阿部議員の質問にお答えいたします。

 1台、1の4部の分は元気の交付金、あとは2の4部につきましては、6月補正の辺地債を使用のポンプ車購入でございます。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) そうすると、その臨時交付金は、現在まだ使い道が決まっていない金額はおよそ幾らになるのでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 財政課長。



◎財政課長(高橋修君) お答えいたします。

 元気交付金につきましては、これまでいろいろと充当を考えて充ててきましたけれども、現在2,400万円ほど、まだはっきりさせていない部分がございます。したがいまして、これについては今後ということで考えております。



○議長(伊藤雅章君) 財政課長。



◎財政課長(高橋修君) 先ほど梅田議員の質問で、入札の関係でご質問ありましたけれども、ちょっと訂正がございましたので、訂正の答弁をさせていただきます。

 業者数でございますけれども、先ほど5社ということでご説明申し上げましたが、業者数4社で入札をしております。2台一括の入札ということでございます。訂正しておわび申し上げます。



○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑ありませんか。

           〔「なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。

 討論を行います。討論ありませんか。

           〔「なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。

 採決をいたします。採決は挙手をもって行います。

 議案第5号 財産の取得に関し議決を求めることについては、原案どおり決することに賛成する各位の挙手を求めます。

           〔挙手全員〕



○議長(伊藤雅章君) 挙手全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

                                        



△閉会の宣告



○議長(伊藤雅章君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 会議を閉じます。

 平成25年第5回金ケ崎町議会臨時会を閉会いたします。

 大変ご苦労さまでした。

                                (午後 零時30分)