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岩手県 金ケ崎町

平成25年  6月 定例会(第4回) 06月04日−一般質問−01号




平成25年  6月 定例会(第4回) − 06月04日−一般質問−01号







平成25年  6月 定例会(第4回)





            平成25年第4回金ケ崎町議会
                定例会会議録
議 事 日 程 (第1号)

                    平成25年6月4日(火)午前10時00分開会

       開  会
日程第 1  会議録署名議員の指名
日程第 2  会期の決定
日程第 3  一般質問
       散  会

〇出席議員(16名)
   1番  阿  部  ?  一  君    2番  巴     正  市  君
   3番  高  橋  藤  宗  君    4番  佐  藤  千  幸  君
   5番  有  住     修  君    6番  ?  橋  勇  喜  君
   7番  ?  橋     奬  君    8番  山  路  正  悟  君
   9番  及  川  み ど り  君   10番  ?  橋  文  雄  君
  11番  ?  橋  照  雄  君   12番  千  田     力  君
  13番  梅  田  敏  雄  君   14番  千  葉  正  男  君
  15番  千  葉  和  美  君   16番  伊  藤  雅  章  君

〇欠席議員(なし)

〇説明のため出席した者
       町        長     ?  橋  由  一  君
       副    町    長     千  葉  政  幸  君
       教    育    長     新  田     章  君
       監  査  委  員     ?  橋  順  一  君
       参 事 兼総合政策課長     中  里  武  司  君
       参 事 兼生活環境課長     石  川     孝  君

       参事兼農林課長(兼)     千  葉     実  君
       農 業 委員会事務局長                  

       財  政  課  長     高  橋     修  君
       会計管理者兼税務課長     後  藤  清  恒  君
       住  民  課  長     及  川  敏  雄  君

       保 健 福 祉 センター     千  田  美  裕  君
       事    務    長                  

       商 工 観 光 課 長     後  藤  紳  一  君
       建  設  課  長     千  葉  達  也  君
       水 処 理センター所長     及  川     一  君

       教 育 次 長(兼)     千  葉  和  仁  君
       学校給食センター所長                  

       中 央 生 涯 教 育     伊  藤  明  穂  君
       セ ン タ ー 所 長                  

〇本会議に出席した事務局職員
       事  務  局  長     ?  橋  義  昭
       局  長  補  佐     青  沼  和  也
       主        査     内  藤  ま ゆ み



                                        



△開会及び開議の宣告



○議長(伊藤雅章君) ただいまから平成25年第4回金ケ崎町議会定例会を開会いたします。

 ただいまの出席議員は16人であります。

 定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。

 直ちに本日の会議を開きます。

                                (午前10時00分)

                                        



△議事日程の報告



○議長(伊藤雅章君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元にご配付のとおりでございます。

                                        



△諸般の報告



○議長(伊藤雅章君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告を行います。

 議長の報告は、印刷をもってご配付のとおりでありますので、ご了承願います。

 これで諸般の報告を終わります。

 行政報告を行います。町長の行政報告はご配付のとおりであります。

 これで行政報告を終わります。

                                        



△送付された付議事件の報告



○議長(伊藤雅章君) 本定例会に送付された議案は、ご配付されております別冊議案書のとおり、報告第1号 平成24年度金ケ崎町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてから議案第5号 平成25年度金ケ崎町一般会計補正予算についてまで、報告1件、人事案件1件、議決案件3件、補正予算1件、以上6件であります。

 なお、議案の朗読は省略いたします。

                                        



△会議録署名議員の指名



○議長(伊藤雅章君) これより本日の議事日程に入ります。

 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第112条の規定によって、議長において10番、?橋文雄君、11番、?橋照雄君を指名いたします。

                                        



△会期の決定



○議長(伊藤雅章君) 日程第2、会期の決定について議題といたします。

 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から6月6日までの3日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。

 したがって、会期は本日から6月6日までの3日間と決定いたしました。

 なお、会期中の会議予定等は、お手元に配付の会期日程表のようにご了承願います。

                                          



△一般質問



○議長(伊藤雅章君) 日程第3、一般質問を行います。

 一般質問は、あらかじめ通告されておりますので、通告の順に従って質問を許します。

 なお、質問者、答弁者に申し上げますが、一般質問は1時間という制限がございますので、質問、答弁は簡明に行い、十分議論が尽くされるようお願いをいたします。

 1番、阿部?一君。

           〔1番 阿部?一君登壇〕



◆1番(阿部?一君) 1番、阿部?一です。ただいまから一般質問を行います。

 質問は、大きく分けて3つ、全て町長に対する質問です。よろしくお願いいたします。

 1、75歳以上の医療費無料制度の実現を。ことしの3月議会で、課税世帯の場合は、通院1医療機関、月1,500円超過分、入院、月5,000円超過分を補助するという中学生までの医療費助成条例が成立しました。非課税世帯は全額補助で、実施は8月からです。これは、私が昨年の3月議会一般質問で要望していたものです。マスコミや町広報、議会だよりなどで周知されました。町民からは、この制度実現を歓迎する声が寄せられています。その一方で、高齢者への医療費助成制度も実現してほしいという声が私に寄せられました。

 高齢者は、長年一生懸命働き、住民税、固定資産税、国保税などの諸税金を納付するとともに、地域づくりなど町の発展に多大な貢献をされてきました。もちろん75歳以上になっても諸税金は納付し続けています。その貢献に報い、今後ますます元気に地域社会の一員として活躍され、暮らしていただくことを願い、後期高齢者医療制度に加入している75歳以上の方々の医療費自己負担分、1割分への補助を制度化すべきと考えます。

 西和賀町は、65歳以上(歯科は75歳以上)の補助制度を実施しており、本町の場合、75歳以上医療費無料制度は実施できると考えます。見解を伺います。

 また、町内の後期高齢者医療制度への加入者は何人でしょうか、答弁を求めます。

 さらに、検診率の向上、早期発見、早期治療に資するため、65歳、70歳、75歳時の生涯3回の人間ドック受診料全額補助制度を実現すべきと考えます。見解を伺います。

 2、町職員の労働条件改善について。(1)、正規職員数と非正規職員数は、それぞれ何人でしょうか。住民は、税金を納入し、公務員を通して医療、福祉、子供への教育、生活環境、産業振興、救急、消防などさまざまな行政による住民サービスを受けています。公務員は、行政による住民サービスの土台であります。土台が揺らいでは、住民サービスの充実はできないと考えます。5月末現在、町採用公務員の正規職員数(予算審議では156人との答弁があったと思います)と、非正規職員数(予算審議では169人との答弁があったと思います)は、それぞれ何人でしょうか。

 また、非正規職員数の各課、水処理センター、保健福祉センター、中央生涯教育センター、教育委員会など部門別人数はそれぞれ何人でしょうか、答弁を求めます。

 (2)、非正規職員の待遇について。非正規職員の待遇、月給、日給、時給はどうなっているでしょうか。昇給、通勤手当、期末手当、任期、採用回数の上限の定めはどうなっているでしょうか。また、非正規職員が希望すれば正規職員になる道はあるのでしょうか。答弁を求めます。非正規職員も住民サービスの重要な役割を担っており、雇用継続、賃金引き上げなど待遇改善を進めるべきと考えます。答弁を求めます。

 (3)、正規職員の定年延長について。60歳から支給されている公務員共済年金の支給開始年齢が、ことし4月から61歳に引き上げられ、今後12年間かけ、段階的に65歳まで引き上げられます。定年退職後に年金も給与も受け取れない人がふえるのを防ぐため、ことし4月から希望者全員の再雇用を義務づける改正高年齢者雇用安定法が施行されました。?、定年制を撤廃、?、定年を65歳まで延長、?、65歳まで再任用(再雇用)の3つのうちどれかを制度化する必要があります。本町はどう対応するのか答弁を求めます。

 (4)、正規職員の待遇について。国会は、平成25年度の地方交付税総額を24年度より3,921億円減らし、17兆624億円とする改正地方交付税法が与党などの賛成で可決成立させました。政府は、東日本大震災の復興財源確保のため、国家公務員給与を平均7.8%カットしているとして、地方も足並みをそろえ、ことし7月から来年3月まで9カ月間、地方公務員の給与水準を引き下げるよう求めています。

 地方公務員給与削減は民間給与削減につながり、地方景気回復にブレーキをかけます。党県議団からの資料によりますと、現在本町のラスパイレス指数は、削減後の国家公務員と比較して102.7、これは県市町村課試算とのことです。それほど高くありません。平成22年度は94.3、23年度は94.2、24年度国の引き下げ前は94.8でした。過去数年間、5ポイント以上、国以下の給与でした。もともとラスパイレス指数は国家公務員の幹部職員は除いて計算されていると言われており、実態を正確に反映していません。本町の場合は、正規職員が少ない中で努力していることを評価し、7月からの給与引き下げは実施すべきでないと考えます。本町はどう対応するのか答弁を求めます。

 3、TPP反対、離脱の世論形成を。4月20日、カナダは日本の環太平洋連携協定(TPP)交渉参加についての両国の事前協議が成功裏に終了したとする声明を発表しました。これにより、TPP交渉に参加している11カ国全ての政府が日本の交渉参加に同意する意向を示しました。これを受けて米国などTPP交渉を進めている11カ国は、インドネシアのスラバヤで閣僚級会合を開き、日本の交渉参加を全会一致で正式に承認する共同声明を発表しました。

 4月12日に決着した米国との事前協議で、日本は、牛肉、自動車、保険の3分野で米国の当面の要求に応じただけでなく、米国が非関税障壁とみなす日本の規制について新たな2国間交渉を開始することで合意しました。

 カナダの承認を得るにも、同国の自動車輸入関税の撤廃に米国に約束したのと同じ猶予を認めるよう求められていると伝えられています。交渉参加の承認の見返りに、米国以外の国からの要求にも応じざるを得ないと考えられます。

 譲歩を重ねて交渉に参加しても、後から参加する日本は、先に交渉している諸国が既に合意した事項の再交渉を求めることはできず、丸のみする以外なく、諸国が交渉を打ち切るときは、それを拒否することはできないと言われています。

 このように安倍政権による日本のTPP交渉参加の入場料は次々と拡大しつつあります。交渉に参加しても、守るべきものを守れる保証はありません。今からでも交渉参加をきっぱり断念すべきであると考えます。

 各国は日本に対し、TPPの輪郭で確認された包括的高い水準の協定を認めるよう求めています。TPPの輪郭は、関税並びに物品、サービスの貿易及び投資に対するその他の障壁を撤廃すると明記しています。TPP交渉は、全ての品目を関税撤廃の交渉対象とするのが原則であり、例外品目を設けることに強固に反対している国もあると報道されています。守るべきものは守るという日本の言い分は通る保証はなく、米国議会の承認を得てから参加する日本には、交渉に参加し、発言する時間も余りないと言われています。日本は、国益を脅かす可能性が強い交渉に参加する必要はなく、TPP参加国を初め世界各国とそれぞれ2国間交渉をすればよいと考えます。日本の呼びかけに応えない国はないと考えます。

 昨年6月9日に開催した町主催「金ケ崎町農業飛躍生産者大会」は、環太平洋経済連携協定(TPP)への参加については、農業、農村を初め国民生活に幅広い影響をもたらすことから、断固阻止すること、そして国に要望することなどを含む県への決議を採択しました。また、同大会資料で、TPPによる町内農畜産物への影響は、米マイナス95%、牛乳マイナス61%、生乳マイナス100%、豚マイナス80%など合計金額でマイナス50億5,000万円、農業生産額の58%減少との統計資料を示し、町内農業が壊滅的な影響を受ける可能性があることを明らかにしました。

 3月15日の安倍首相の参加表明後、岩手県議会はTPP交渉参加を撤回するよう強く要望するとの決議を3月26日に採択しています。本町としてのTPPへの見解を改めて伺うとともに、TPP参加阻止のため、本町として今後どのような活動を展開する予定か伺います。

 以上で終わります。よろしくお願いします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 1番、阿部議員のご質問、3点いただきました。順次お答え申し上げたいと思います。

 第1点目の75歳以上の医療費無料化についてでございます。高齢社会の中で、将来にわたり持続的かつ安定的な医療保険制度の運営を確保するために、平成20年4月から老人保健制度にかわって後期高齢者医療制度が始まりました。診療にかかった際の自己負担割合は、一般は1割、現役並みの所得者は3割となっております。老人医療の自己負担については、高度経済成長による豊富な税収をもとに社会保障の大幅な拡充が図られ、昭和48年1月から無料化されたところでございます。しかしながら、この老人医療自己負担の無料化から10年後の昭和58年2月に老人保健法が施行され、伸び続ける老人医療費を抑制するために、外来一月400円、入院は1日300円の自己負担が設けられることになったところでございます。その後、たび重なる自己負担の見直しが行われました。平成14年10月からは1割負担の定率とすることとなり、冒頭で説明のとおり、平成20年からは後期高齢者医療制度となったところでございます。老人医療の自己負担が無料であった昭和48年から昭和58年までの10年間の医療費の状況を見てまいりますと、昭和48年には4,289億円だった老人医療費が、翌年には前年度比55%増の6,652億円に膨れ上がったところでございます。その後も老人医療費の増加は国民医療費の全体の伸びを上回り、昭和48年度には国民医療費の総額に占める老人医療費の割合が10.8%であったものが、昭和58年度には倍以上の22.8%を占めるまでになったところであります。こうした背景から、将来の現役世代にこれ以上の大きな負担を背負わせることは困難との認識から、医療費負担額の改正がなされてきたところでもございます。

 さて、本町の後期高齢者医療制度に係る被保険者数は、平成25年3月末現在では2,526人であります。これは、人口構成割合の15.7%に当たります。そのうち自己負担が1割の方が2,489人、現役並みの所得者の方で自己負担額が3割の方が37人となっております。平成23年度の後期高齢者対象者の医療費の状況を見ますと、年間にかかった1人当たりの全医療費総額は、入院で28万1,945円、入院外で19万4,903円、歯科、これが2万1,872円、調剤で17万3,528円、食事療養費、これが1万6,417円、訪問看護1,011円、療養費が3,052円と、こうなっております。これらを合計いたしますと69万2,727円となりますので、全体では約16億6,000万円の医療費がかかっている計算となり、後期高齢者医療に加入している全ての方が1割の自己負担をしていると仮定をして試算をいたしますと、約1億7,000万円ということになります。ご質問のありました75歳以上の医療費無料化を実施する、こうなりますと、この1億7,000万円の予算が必要となるところでございます。

 県内では、お話しのように西和賀町と九戸村が老人医療費助成事業を実施いたしております。西和賀町の場合では、65歳以上が対象で、一月当たり、外来で1,500円、入院で5,000円の自己負担額があるほか、町内の診療施設の利用に限定をいたしております。対象者は、65歳から74歳までの方が884人、75歳以上の方が1,682人で、平成23年度の給付額は4,453万3,516円とのことでございました。九戸村さんの場合には、68歳から70歳到達月までを対象といたしており、外来は村内医療機関受診分に限定をしております。また、自己負担額が1割となるよう給付もいたしておるところでございます。対象者は180人で、平成24年度の給付実績を見ますと、308万6,162円とのことでございます。

 本町においても、今後も75歳以上の人口増加が予想されるところでございます。また、国の例にあったように、無料化した場合の医療費高騰の可能性も懸念をされること、これらから持続可能な高齢者の医療保険制度を維持していくためには、現在の予算規模での高齢者医療費の無料化は非常に困難であると考えております。

 次に、人間ドック受診の関係でございますが、65歳、70歳、75歳時の生涯3回の人間ドック受診料無料化についてでございます。議員ご指摘のとおり、医療費抑制のためには、検診率の向上、早期発見、あるいは早期治療が重要なところである、これは論をまたないところでございます。また、町では検診率の向上を目指しまして、検診申込書の未提出世帯への電話、あるいは戸別訪問により受診勧奨と対象者の把握を行ってきておるところでございます。また、検診予定日に検診を受けられなかった方に対して個別検診を実施するなど、受診機会の拡大にも努めてきております。これらの取り組みにより、昨年度は前年度と比較をいたしまして、胃がん検診では3.9ポイント、大腸がん検診では5.5ポイント、乳がん検診では7.8ポイントそれぞれ増加するなど効果が出てきておると、こう思っております。

 また、歯科部門におきましては、75歳から80歳までの長寿歯科検診や、昨年まで10歳刻みで実施をしておりました40歳から70歳までの成人歯科検診を今年度からは5歳刻みに拡大をするなどいたしまして、健康な口腔状態の保持増進を図る、そういう無料で実施をいたしておるところでございます。

 人間ドックにつきましては、40歳から74歳の国保加入者と後期高齢者を対象として受診料の助成を実施しているところでございますが、議員からご提案ありました65歳、70歳、75歳を対象とした人間ドック受診料の無料化を実施した場合は、対象者は今年4月30日時点で603名おりますので、必要経費を試算いたしますと、約3,000万円程度と、こう見込んでおるところでございます。この経費については、ほとんどが単独費として対応するわけでございますので、現実的には困難であると考えておるところでございます。

 そういう中で、今後も検診率の向上を図り、早期発見、早期治療につなげる医療費の抑制と健康寿命の延伸、町民が健康で心豊かに生活できることを目指して健康づくりを推進してまいりたいので、ご理解を賜りたいところでございます。

 次に、大きな質問の2点目でございます。町職員に関するご質問についてお答えをいたします。1点目の職員数についてのお尋ねでございますが、平成25年5月末現在の職員数は、正規職員が154人、非正規職員数が、期限つき臨時職員53名、非常勤職員109名で、合わせまして162名となっております。このうち非正規職員の内訳についてでございます。総合政策課が期限つき臨時職員が12人、この数には緊急雇用創出事業による各課へ配置している期限つき臨時職員8人を含んでおります。財政課が期限つき臨時職員、これは1人、税務課が非常勤職員4人、出納室が非常勤職員1人、住民課が非常勤職員5人、保健福祉センターが期限つき臨時職員3人、非常勤職員が15人、生活環境課が期限つき臨時職員が2人、非常勤職員2人、農林課が非常勤職員1人、建設課が期限つき臨時職員9人、水処理センターが期限つき臨時職員が2人、教育委員会事務局が期限つき臨時職員10人、非常勤職員10人、図書館が非常勤職員13人、学校給食センターが非常勤職員9人、小中学校が非常勤職員4人、幼稚園が期限つき臨時職員が5人、非常勤職員23人、中央生涯教育センターが期限つき臨時職員が6人、非常勤職員が19人、議会事務局が非常勤職員が2人、農業委員会が期限つき臨時職員が1人となっております。このような状況でございます。

 次に、2点目の非正規職員の待遇についてでございます。非正規職員は、地方公務員法第3条第3項第3号に規定する非常勤職員と、同法第22条第5項に規定する臨時的任用職員があり、その待遇についてはそれぞれ金ケ崎町非常勤職員取扱要領及び臨時的任用職員取扱要領によって定められているところでございます。

 まず、非常勤職員の待遇についてでございます。報酬は、金ケ崎町特別職報酬支給規則で定められております。賃金は、職務経験年数に応じた額を支給いたしております。また、期限つき臨時職員等に係る通勤割り増し賃金等の取り扱いを準用いたしまして、通勤距離に応じた割り増し賃金を支給いたしております。任期は、定めがある職以外は、原則1年以内で、必要に応じ、再任を妨げないといたしております。

 次に、臨時的任用職員の待遇についてでございます。賃金は、職務経験年数に応じた額を支給いたしております。また、期限つき臨時職員等に係る通勤割り増し賃金等の取り扱いで規定されている通勤距離に応じた割り増し賃金を支給いたしております。任期は、6カ月以内の期間で、必要に応じ6カ月以内の期間を定めて更新が可能でございます。ただし、再度任用する場合は、特殊な業務に従事する職以外は1カ月を経過しないと任用できない、こうなっておるところでございます。

 非正規職員が正規職員になるにはとのお尋ねでございますが、正規職員については、職員の任用に関する規則第3条の規定に基づき、競争試験による採用が原則となっております。なお、非正規職員の待遇改善につきましては、平成24年4月から賃金水準の見直しを行い、近隣市と同等程度に改正をいたしておるところでございます。

 次に、3点目の定年延長についてのお尋ねでございます。公的年金の支給開始年齢が平成25年度以降段階的に60歳から65歳に引き上げられるに伴い、無収入期間が発生しないよう雇用と年金の接続を図るため、国家公務員については平成24年3月に再任用制度による国家公務員の雇用と年金の接続に関する基本方針が決定されております。地方公務員については、平成24年8月に現行の地方公務員法に基づく再任用制度を活用した地方公務員の雇用と年金の接続に関する制度概要、この案が示されました。各地方公共団体の意見照会を経て平成25年3月に閣議決定されております。その後制度趣旨を踏まえながら、各地方公共団体においては、能力、実績に基づく人事管理を推進しつつ、地方において必要な措置を講ずるよう要請されているところでございます。当町においては、これを踏まえながら、本年中に再任用制度について条例提案する予定でございます。

 次に、4点目の正規職員の待遇についてのお尋ねにお答えをいたします。国家公務員については、平成24年4月より国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律により、平均7.8%の給与減額支給措置を実施いたしております。昨年12月の衆議院選挙の結果、政権交代が行われ、現政権の公約として、公務員人件費を国、地方合わせて年間2兆円削減が示されていたところにより、平成25年1月に給与関係閣僚会議の審議を経て、公務員の給与改定が閣議決定されたところでございます。

 これに伴い、平成25年度における地方公務員の給与については、国家公務員の臨時特例法を踏まえ、地方公共団体において速やかに国に準じて必要な措置を講ずるよう要請があったところでございます。この要請においては、今まで地方公共団体が自主的に給与削減や定員削減などの行財政改革の取り組みを進めてきたところでございますが、東日本大震災を契機として、防災、減災事業に積極的に取り組むとともに、長引く景気の低迷を受け、一層の地域経済の活性化を図ることが近々の課題となっており、国と地方が一丸となって日本の再生に向けあらゆる努力を結集する必要があるとの考えに立つものであるとの趣旨が示され、あわせて今後国民に負担をお願いする消費税について、国民の理解を得るためにも、まずは公務員から先頭に立って姿勢を示すことが重要であるともされておるところでございます。

 また、この決定に伴い、国の地方財政計画では、平成25年7月から国家公務員と同様の給与削減を実施することを前提に地方公務員給与、地方交付税そのものでございますが、これの削減を行い、その一方で防災、減災事業や地域の活性化等の緊急課題へ対応するため、給与削減額に見合った防災、減災事業や地域の元気づくりなどの事業を特別枠として計上しておるところでございます。

 当町では、平成16年度から平成21年度まで、集中改革プランとあわせた行財政改革を実施いたしました。独自の給与削減や職員不採用等による定員削減を実施し、ラスパイレス指数は94%台で推移をしてきたところでもございます。復興財源を確保するために地方交付税を削減することについては、一定の理解を示すものではございますが、このように当町は行財政改革にも取り組んできたと、そういう経緯もあることから、今後職員組合と協議を行いながら、対応について検討を進めていきたいと考えております。

 最後になりますが、環太平洋経済連携協定(TPP)についてお答えをいたします。去る3月に安倍首相がTPP交渉への参加を表明して以来、議員のご質問にあるとおり、TPP交渉参加については、米国との事前協議が合意された後、TPP交渉参加全11カ国の支持を得たところであり、次回7月にマレーシアで開催されるTPP会合に参加できる見通しとなりました。しかし、米国議会承認手続を経た7月23日からの3日間のみの交渉参加予定とのことでございます。既にTPP交渉参加11カ国は、10月の大枠合意、年内の交渉妥結を目標に掲げている中、日本にとっては限られた時間の中でのTPP交渉となり、日本の主張を反映させる時間は現時点では限られていると、こういう状況であると認識をいたしております。

 農業が基幹産業である当町においては、地域農業を脅かすTPPについては従来から反対の立場を表明いたしております。また、全国町村会では4月24日、政府与党に対してTPP交渉参加に関する意見書を提出しました。この意見書では、TPP交渉への参加表明は極めて遺憾であるとした上で、国益を確保できないと判断した場合には速やかに交渉から脱退することを決断する必要があること、またTPP交渉の最終合意まで交渉を続けるとの方針を決定する場合、その決定前に国民に対し数多くの国益が十分に確保できたか、このことについて説明責任を果たすこと、TPP参加による輸出偏重をさらに強めるとした場合は、都市への人口集中と地方の過疎化が一層加速化されることになることから、国土の均衡ある発展に関する長期計画を策定することを強く申し入れたところでございます。

 私は、農林水産物の関税や金融、医療等の非課税障害を撤廃するTPPは農林水産業だけではなく、地域経済や国民生活にも深刻な影響を及ぼすことから、農林水産分野の重要品目5品目等の聖域の確保、これを最優先し、それができないと判断した場合には脱退すべきと考えておるところでございます。

 今後TPP反対の立場を基本としながら、TPPの交渉内容を注視しながら、地方の実情や意見等について全国町村会を通じ国に訴えていくほか、県の町村会におきましても、その取りまとめをいたし、7月上旬に国へその要望を行うと、こういう予定にもなっておるところでございます。

 以上で答弁を終わります。



○議長(伊藤雅章君) 答弁が終わりました。

 再質問を受けます。

 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) 再質問します。

 それでは、最初に医療費無料制度の問題についてですけれども、実施すれば1.7億円ぐらいかかるのではないかというふうなことでしたけれども、この意見にもありますように、出るほうは確かにそうだと思うのですけれども、高齢者の方々は、もうここに書いてあるように固定資産税とか住民税とか、ずっと支払ってきたし、75歳になってからも支払っているわけです。だから、この方々の既に町に納めている税収というのですか、それとの考えでいって、この1.7億円が丸々町の負担として出ていくという考えではなくて、それなりに高齢者も負担しているわけですから、実際に税金や保険料という形で。そういうことも含めて考えていただきたいと思いますし、これはそもそもどういうまちづくりをするかという、そういう問題ともかかわっているのではないかなというふうに思います。

 実は、東京都の日の出町の町長さんは、保守系らしいですけれども、町長のトップダウンで、とにかく75歳まで一生懸命やってきた方々の町民の面倒は町で責任を持って医療は見るということで無料化をいち早くやったという、そういう自治体もあるようです。ぜひそういう立場で検討をしていただきたいなというふうに思います。

 それから、人間ドックの問題ですけれども、これは私はもしも無料化した場合、全額補助した場合、診療所で限定してやってもいいのではないかなというふうに思うのです。今年度の当初予算でも、診療所に対して、医科と歯科合わせて約6,000万円の一般財源からの繰入金があるわけです。もしも人間ドックを、補助制度を実施して、これを全部診療所でやったとすれば、診療所でどれだけ対応できるかどうか、ちょっと私わからないのですけれども、600人やったとすれば3,000万円ということです。3,000万円が町から出て、これは診療所の収入になるわけですよね。だから人間ドックによって、若干の経費は診療所、当然支出もあると思うのですけれども、一般財源からのいわゆる繰入金はかなり少なくなるのではないかと、もしもこれをやればです。600人というと、大体1日3人ぐらいの人間ドック、今現在もやっているわけですから、これを診療所で対応できないかどうか、その辺も含めてぜひ検討していただきたいなと思うのですが、その辺、まずこの点について質問します。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) 高齢者の医療の関係については実例があると、こういうお話だったと、こうお聞きいたしましたが、私はまちづくりのあり方としていろんな考え方があると。私は、その町長さんにもそういう考えがあって実施をされたと、こう思いますので、そのことについてはいいことをしていると、こう認識はいたします。ただ、金ケ崎町の税財政の状況を見ますと、ふえておらないと、こういう状況にございます。それから高齢化率、これはどんどん上がってきておると、こういう状態で、お話しのように若いときに一生懸命働き、町のために、あるいは地域のために働いた方々はそのとおりであります。しかし、税の負担、あるいは保険料の負担というのは制度的に均等、公平性が大原則だと、こう思っています。そういう中で、無理のない、あるいは制度で決められた範囲でやっていただくというのがまず基本だろうと。そういう基本形の中に税体系、あるいは給付体系ができておると、こういうことでございますので、現段階ではお話し申し上げましたとおり難しいと、こういう状況にあると、こう思っております。しかし、そういうふうにならないように、あるいは医療費が拡大にならないような努力は、これは行政としてかなり努力をしておると、こう思っておりますので、そういう点を今後も拡充、拡大はしたいと、こう思います。

 それから、2つ目の人間ドックの関係でございますが、人間ドックにつきましては、これは診療所ではなくて委託をして実施をしておると、こういう状況でございます。委託をして実施しておるというのから見ますと、診療所でその受け入れ態勢をやるというのは、これは非常に今のドックの仕組み、それから料金、対応と、こういうことから見れば、現在の診療所の体制ではかなり無理な点があると、こう思いますし、また専門的におやりになっているところが私はデータ管理を含めて非常にフォローができておると、こう思いますので、そういう点から見れば、今までお願いをいたしておるところに委託をすると、こういう形で対応するのがいいのではないかと、こう思っています。

 一般会計とのやりくりの数字のお話がございましたが、私はやっぱりお医者さんを確保し、診療所の医療的な機関としての対応と、予防検診、こういう部分については保健センター、特にお医者さんたちのスタッフの力をいただいてやっておると、これを私は充実強化するというのが一番だと、こう思っております。

 終わります。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) 人間ドックは委託してやっているということでしたけれども、実際私はことしの1月に診療所で人間ドックを受診したわけです。妻と一緒に診療所でやったこともありますけれども、あれは診療所の中にそういう何か委託しているコースがあったのでしょうか。実際に診察したのは、診療所の所長である医師から最終的な判断をしていただいたのですけれども。実は、この質問をするに当たって、昨日改めて診療所のホームページを見たのですけれども、人間ドックについては一言も確かに書いていなかったのです。書いていなかったので、実際に診療所でやる場合はどうですかと電話したらば、診療所の担当者は、基本は3万1,500円、人間ドック、診療所で現在やっているそうです、3万1,500円で。あとは脳のCTや胸のCTをオプションでやった場合はそれぞれ1万500円かな、かかるというふうな話でした。喀たん検査は2,500円、オプションでプラスすると。これ全部やれば5万円ぐらいになるということでしたので、私は診療所で人間ドックはできるのではないかなと思うのですけれども、この辺はどうなのですか、もう一回質問いたします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) 人間ドックを診療所でやれないと、こういうことではないと思います。ただ、町はJAさんと連携をし、それでここに、具体的に申し上げますと、予防医学協会の県南事業所があります。この県南事業所がそういう検診活動を実施いたしておる、そこで町民の皆さんに受けていただいておると、こういう状況でございます。そういう中での助成対応と、こういう部分で、町も幾らかの助成をいたしておると、こういう内容でございます。

 今お話しあったように、完全にと、年齢を区分してというところまではいきかねると。ただ、議員がお話しされました診療所での対応については、その実態、状況、スタッフ等も含めてどこまで可能かということについては検討材料になるのかと、こう思いますが、そのことについては担当のところで、内容についてつけ加えるものがあれば対応すると、こういたしたいと思います。

 現段階では、予防医学協会さん、それから診療所の一部そういう対応をしておるという範囲でのことであります。委託と申しましたのは、そういう機関での対応をしていただくという内容での委託と、こういうお話をしたところでございます。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) 現在診療所のあり方を検討する委員会で検討されているようですけれども、この人間ドック、私は診療所の一つの重要な柱に明確にしたほうがいいのではないかなと思うのです、経営的に見ても。人間ドックを受けた方は、毎年大体受けるわけです。例えばもしも1,000人受ければ、その方々は次の年も継続して同じ場所で受けるわけです。私は、ちょっと診療所で受けてきましたので、何回か継続して。ということから考えれば、病気の場合は、治れば行かなくなるわけです。ところが、人間ドックの場合は、それと関係なく毎年大体半年とか1年に1回ずつ来るわけですから、保険診療ではなくて全額自己負担で受診するわけですから、これは人間ドックの受診者が診療所でふえていけば、私がさっきも言ったように、現在町から持ち出している一般財源からの繰入金は少なくて済むようになるのではないかと。これ補助をするかどうかというのは、また別な問題ですけれども、というふうなことなのです。やっているのですけれども、ホームページを見たところ、人間ドックをやっているという紹介は全くありません、現在の町のホームページには。その費用も書いていませんでしたので、ぜひ検討してやっていただきたいなというふうに思っています。これについて、時間ないですけれども。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) お話しのように、お医者さんの対応が可能であるということが前提だと。人間ドックは、器械装置中心で、時間、効率を上げてやっているというのが基本でございますし、お話ありましたように、脳ドックのような分野については特殊分野と、こうなります。自己負担をいただきながらということで、ドックは健康管理の基本の一つだと、こう思いますが、町の行政からしますと、全町民に予防検診、がん検診を含めました、そういう分野でいただきたいと。それから特定検診、これも実施をいたしたと。こういう広く実施をいたすというのが今のところ町の考え方であります。よって、議員がお話しされました今検討委員会、診療所、このことについては、その検討材料とさせていただきますが、体制的なもの、あるいは器具等含めた設備、こういう分野でも検討が必要なのだろうと、こう思いますので、このことについては検討課題ということにさせていただきたいと、こう思います。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) ぜひ検討していただきたいと思います。

 実際人間ドック、診療所で受け付けているわけですから、少なくともホームページぐらいには案内を出したほうがいいのではないかなと思いますので、ぜひそれは検討して、料金等も、あるいは申し込み基準とかということも含めてホームページ等にぜひ掲載して、これは経営的にも私は将来大きな柱にすべきではないかなと個人的には思っています。

 次の2番目の職員の問題についてですけれども、この非正規職員の雇用継続については必要に応じて継続をしていくと。ただ、半年、6カ月雇用の場合には、何か間を1カ月置かないと再雇用できないということなのですけれども、これは何かそういう法律的な取り決めがあってそうなっているのでしょうか、その辺再質問いたします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 総合政策課長。



◎参事兼総合政策課長(中里武司君) 1番、阿部議員のご質問にお答えいたします。

 臨時職員の雇用の形態でありますが、6カ月を基本ということで、1度に限り6カ月以内の期間を定めて雇用可能ということで、通例おおむね1年程度の雇用としておるところでありますが、あくまでも臨時的任用ということになりますので、これが続いた形になると、その制度の趣旨と異なってくるということになりますので、あくまでも最長1年ということを基本としております。さらに、1カ月をあけて、結局臨時的任用ということになりますので、1カ月の中断期間を置いて再度任用し直すということは実際行っているところであります。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) それが法律的にそうなっているのか、あるいは町の規則でそうなっているのか、そこをお聞きしたかったのです、1カ月間、間を置くというのは。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 総合政策課長。



◎参事兼総合政策課長(中里武司君) お答えいたします。

 ここの規定につきましては、金ケ崎町の臨時的任用職員取扱要領によりまして、運用を行っているところであります。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) それは、町の規則ということですね。



○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。



◎参事兼総合政策課長(中里武司君) 町の規則になりますが、さらにその大もとということになりますと、町長答弁にもございましたが、地方公務員法の第22条第5項に規定する臨時的任用職員という職でありますので、それに基づいた格好で町の規定を定めているというところであります。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) この非正規職員の採用の問題で、正規職員に採用する場合には一般の結局採用試験を受けてもらうということのようですけれども、一般の民間会社なんかでは臨時とか、あるいは派遣とか、期間工の中で優秀な社員を業者の方々が見ていて正規社員に採用するということがあるようなのですけれども、役場のような公務員組織ではそういうことはできないのかどうか、その辺答弁をお願いします。



○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。



◎参事兼総合政策課長(中里武司君) お答えいたします。

 民間の状況については、詳細については把握しておらないところでありますが、職員、公務員の採用ということになりますと、公平性、公正性という視点が大事になってくるかと思いますので、そういった競争試験というフィルターを通して採用していくというのが基本になろうかと思います。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) もう一つ、定年延長の問題についてですけれども、本町の場合、課長になると定年1年前に退職するという慣例があるようですけれども、少なくともこれは今年度から私は廃止すべきだと思うのです。理由は、こういう形で課長の方々が定年前に退職するということになると、再雇用あるいは再任用制度がもしもできたとしても、現実に職場に残りづらくなるのではないかなというふうに思います。

 以上、答弁を求めます。



○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。



◎参事兼総合政策課長(中里武司君) お答えいたします。

 町長答弁にもありましたけれども、本年中を目途に再任用制度について条例提案をさせていただくということになります。そうしたことを踏まえますと、雇用と年金の接続という観点から、定年前退職という格好で退職された方が再任用ということはあり得ないかと思いますので、制度としては勧奨退職制度は残るものでありますが、運用としてはそういった雇用と年金の趣旨を踏まえた格好での雇用について考えていく必要があるというふうに思っているところであります。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) ぜひ前向きに検討していただきたいと思います。

 それでは、正規職員の待遇についてですけれども、先ほど町長答弁では、これから職員組合と交渉するということですけれども、答弁のニュアンスでは、7月からの引き下げはしないように私は受け取ったのですけれども、今までずっと低い中で我慢してもらってきたと、職員の方々に、ほんのちょっとだけ超えたからといって引き下げないでいってもいいと私は思うのですけれども、その辺は労働組合との交渉もあると思いますけれども、町長として、今ここで答弁できないかもしれませんけれども、もう一度お願いしたいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) 非常に重要な問題だと、こう思っています。これは、お話ありましたように、私どもは努力をしてきたと、こういう経過があります。しかし、国は今回の東日本大震災の被災、いわゆる復興財源としてと、片方はそういう部分がございます。そういう兼ね合いの中で、102.7というラスの状況も踏まえながら、どうあればいいかということについては私はかなり慎重に対応しなければならないと、こう思いますが、今の段階でどうとかと、こういう状況ではないです。私は、やっぱり労働組合の意見も尊重しながらと。しかし、33の市町村の中で、まだその動向がはっきり見えていないと、こういう部分もございます。それから、交付税の確定は、実は7月でございます。どのくらい削減されるかということについての額決定の関連もございます。というのは、それだけ税収が減るわけでございますから、やはりそのことに対しての町民説明ができるような財源措置、対応がなければ私は人件費手当てもできないだろうと、こう思いますので、そういうことも含めた上での検討結果と、こうなると思います。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君。



◆1番(阿部?一君) 最後に、TPPについてですけれども、本町として何かTPPに関するシンポジウムを開くとか、講演会を開くとか、去年は農業飛躍生産者大会で決議を上げたのですけれども、ことしも今週の土曜日やるようですけれども、その中でTPPに対する決議等を上げる予定なのかどうか、その辺をお伺いしたいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 答弁、農林課長。



◎参事兼農林課長(千葉実君) お答えをいたします。

 今度の土曜日10時から生産者大会を行います。そのときには、昨年からの引き続きとして、あくまでもTPPには反対だという決議文をつくりたいと思ってございます。よろしくお願いします。



○議長(伊藤雅章君) 1番、阿部?一君の一般質問は、これで終わります。

 お諮りをいたします。休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認め、午後1時30分まで休憩をいたします。

            休憩(午前11時00分)

                                        

            再開(午後 1時30分)



○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。

 休憩前に引き続き会議を行います。

                                        



△発言の訂正



○議長(伊藤雅章君) 次の議事日程に入る前に、先ほどの1番、阿部?一君の一般質問に対する答弁において一部誤りがあったので、訂正したい旨発言を求められておりますので、これを許します。

 町長。



◎町長(?橋由一君) 時間をいただきまして、ありがとうございます。

 お話しのとおり、午前中の阿部議員のご質問賜りました、その中に答弁誤りがございましたので、訂正方よろしくお願いをいたすところでございます。

 職員数に関する答弁についてでございます。非正規職員数のうち、非常勤職員数を109人とお答えいたしました。正しくは107人でございます。よって、非正規職員数の合計は160人になるところでございます。160人にご訂正をお願いいたします。

 また、非正規職員の内訳についての答弁の中で、議会事務局の非常勤職員を2人としておりましたが、この部分につきましては、該当なしと、こういうことであわせてお願いをいたすところでございます。

 以上、訂正を申し上げ、おわびをいたすところであります。よろしくお願いをいたします。

                                        



○議長(伊藤雅章君) それでは、一般質問を続けます。

 8番、山路正悟君。

           〔8番 山路正悟君登壇〕



◆8番(山路正悟君) 8番、山路正悟でございます。3件質問いたします。

 まず1件目の国際リニアコライダー、以下はILCと言います、このILC誘致に関して、町長と教育長に質問いたします。

 ILCについては、私が平成23年9月定例議会において、本町の誘致活動への参加、産業の創出と雇用への期待、そして子供たちの語学、科学への取り組みに関することなどを質問しております。町長からは、情報収集に努め、県などと歩調を合わせながら誘致活動をしたいといったことや、産業の創出と雇用の増大については具体的な情報がないため、どの程度のかかわりを持てるのか未知であるなど、また教育長からは、子供たちへの取り組みについて、研究は高度かつ専門的であり難しいが、現在の英語力を充実させていけば研究者やその家族との交流に役立つなどとご答弁をいただいたところであります。その後1年9カ月が経過し、町の取り組みとして東北ILC推進協議会への加入、役場庁舎外壁へのPR看板の設置、そして講演会の開催など、誘致へ向けた取り組みが見られるようになりました。また、施政方針や教育行政方針の中で、官、民、学一体となっての積極的な取り組みや英会話教室の開催などについて述べられております。一方、県や近隣自治体の誘致活動もここ数カ月でようやく活発になってきたように見受けられます。

 そこで、次の5点について質問いたします。

 まず1点目についてですが、東北ILC推進協議会は基礎科学の振興やILC受け入れへの環境整備、調査等のための機関だと承知しておりますが、本町も岩手県や奥州市、一関市、その他多くの会員、平成25年4月現在で88会員ということでございます。この会員の一員として誘致の実現に向けた活動をしているものと思います。町のこれまでの活動の経緯と今後の活動計画はどうなっているのでしょうか。

 次に、世界でただ1つの施設ということもあり、誘致にはアメリカ、ロシア、スイス、そして日本など数カ国が候補地として名乗りを上げていることは、これまでの情報のとおりであります。しかし、講演会やその他の総合的な情報によりますと、海外の候補地より日本に建設されることを希望する科学者がアメリカ、ヨーロッパとも多いということであります。これらの状況から、北上高地か佐賀県と福岡県にまたがる脊振山地のどちらかに絞られたと言っても過言ではないと思います。この7月には、国内候補地の一本化が予想されることから、これまで以上に機運の醸成を図っていかなければなりませんが、どう取り組んでいくのでしょうか。

 3点目です。5月2日、一関文化センターでILC講演会が開催されました。「ILC計画と地域経済・産業への波及効果」と題し、高エネルギー加速器研究機構名誉教授で東北大学客員教授でもあります吉岡正和氏が講師として講演されました。首長や我々議会議員、そして役場、市役所職員など約70人を超える出席者で会場はほぼ満席となりました。また、4月25日には町中央生涯教育センターで県のILC推進監を講師に招き講演会が開催されました。講演で教授は、北上高地周辺はすばらしい環境にあり、インフラも何ら問題なく利便性がよいと話されました。また、ILC推進監は、金ケ崎町の居住地としての可能性についても触れられました。これらを踏まえまして、居住地の整備や教育施設、スポーツ施設の整備など、研究者らの受け入れ環境を整えておくべきだと考えるのですが、所見をお尋ねいたします。

 4点目ですが、ILCによる創出効果ははかり知れないものがあると思います。特にも本町には、医薬品工場や自動車産業を中心とした工場が多いことから、加速器原理の活用分野は多彩で、大いに期待できるのではないでしょうか。東北ILC推進協議会の産・学・官88会員の中に岩手中部工業団地に立地する企業は入っているのでしょうか。県南地区には、花巻市、北上市、奥州市、一関市、そして本町には県内最大規模を誇る工業団地などがあります。これら企業同士の連携はもちろんのこと、まずは町と中部工業団地内企業とが連携しながら誘致を目指していくことが必要ではないでしょうか。

 5点目ですが、情報化時代の中にあって、今や子供たちにとっても情報の収集は容易になりました。一方、ILC関連で使われる用語などは、大人にとっても理解できるまでに時間を要するものが多くあります。しかし、ILCの将来へのかかわりは、今の大人より子供たちのほうが深くなっていくと思います。子供たちと保護者を対象とした易しい講演会やわかりやすい勉強会を開催することも必要と考えますが、教育長の所見はいかがでしょうか。

 次に、町長に2件目の質問をいたします。町は平成23年、岩手県知事に対し、(仮称)栗原北上線の県道昇格についての要望書を提出しております。要望書では、検討に入る旨の回答があったと記されております。そこで、次の3点について質問をいたします。

 まず1点目ですが、県道昇格についての検討に入ってから数年が経過しますが、検討内容についての報告を受けているのでしょうか。また、検討があったとすれば、その内容はどうだったのでしょうか。

 2点目、当該路線は通行車両の大半が大型車で占められ、かつ交通量が非常に多いところでもあります。また、厳寒期には凍上なども見られ、事故の危険性も大きくなります。結果として、維持管理費が多額となるのは必至であります。年間の維持管理費は幾らになっているのでしょうか。また、国道4号や東北自動車道の代替路線としても利用されていることから、国または県の管理下にすることは可能でしょうか。

 3点目ですが、当該路線は全長73.1キロメートルあります。町の要望区間は11.8キロメートルとありますが、金ケ崎町単独の要望なのか、あるいは関係する自治体が共同歩調をとっての要望なのでしょうか。完成区間内にある本町と北上市、奥州市がスクラムを組んで要求すべきだと考えますが、所見をお尋ねいたします。

 3件目の質問は、トヨタ自動車東日本野球チーム、以下トヨタ東日本と言います、このトヨタ東日本の応援体制についてであります。トヨタ東日本の硬式野球部が昨年2012年、日本野球連盟に加盟、活動を開始して2年目を迎えました。昨季は、初出場ながら、県アマチュア王座決定戦を制したということであります。今後の活躍を大いに期待しているところであります。

 町長は、今年度の施政方針の中で、社会人野球チームなどを応援できる体制整備について検討を進めたいと述べられました。そこで、次の質問をいたします。

 1点目ですが、日報駅伝の応援体制については、日報駅伝を応援する会を設置し、激励会の開催や応援団長を中心とした駅伝当日の応援など体制が整っていると感じております。トヨタ東日本チームへの応援体制については、具体的にどのような検討をしているのでしょうか。

 2点目ですが、一昔前、よく10年一昔と言いますから、10年前といったところでしょうか、一昔前、県内高校野球のレベルは全国的に見てかなり下位にあったと思っております。地域的なことや冬場の劣悪な気象条件、そして体力的なことや設備的なことなど環境に恵まれていないことが要因だと推察をしております。社会人野球チームを育て、応援するものとして、トヨタ東日本チームの練習する環境をどのように捉えているのでしょうか。特に冬期の環境は非常に厳しいと思いますけれども、町としてどのようなバックアップができるとお考えでしょうか。

 最後に、トヨタ東日本チームが都市対抗野球大会や社会人野球大会で県代表、あるいは東北地区の代表として全国大会に出場し活躍するようになれば、トヨタ東日本はもちろん、金ケ崎町の名が全国的に知れ渡るようになります。応援体制は、トヨタ東日本チームのためだけではないと思います。これを契機に雇用の拡大、増大や東日本大震災からの復興にもつながるような応援体制にするべきだと考えますが、町長はいかがお考えでしょうか。

 以上、3件についての答弁を求めます。



○議長(伊藤雅章君) 質問が終わりました。

 答弁願います。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 8番、山路議員のご質問にお答え申し上げます。3点のご質問を賜りました。その中には、教育長にもお尋ねでございますが、後から答弁をしていただきます。

 まず最初に私が答弁をいたしますが、ご質問ございました国際リニアコライダー、ILCでございます。この誘致についてでございますが、1点目のこれまでの活動経緯、さらには今後の活動計画についてでございます。町では、本年4月に東北ILC推進協議会への入会をいたしたところでございます。4月26日に仙台市内で開催されました同協議会総会に出席をいたしますとともに、国内研究者等によるシンポジウムにも参加をいたし、ILCに関する最近の動向について、その情報収集も行ったところでございます。本年7月の国内候補地一本化に向けて、今後同協議会の活動、これも活発になると、こう見込まれるところでございます。よって、当町といたしましても、さまざまな活動に積極的に参加をしていきたいと、こう考えております。

 このほか町では、高エネルギー加速器研究機構の施設見学、あるいは東北ILC推進協議会を初めとする民間の推進団体が開催するシンポジウム等に参加をしております。これらのほか、県南広域振興局が平成24年2月15日立ち上げをいたしました県南広域振興圏ILC関係市町等情報交換会にも参加をいたし、情報収集あるいは情報交換を行っておるところでございます。今後におきましても、東北ILC推進協議会や協議会メンバー個々とも連携をいたしながら取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、2点目の国内候補地の一本化に向けた機運醸成の取り組みのお尋ねでございます。候補地の選定に当たっては、研究環境を第一として科学的な視点で決定されるべきとされております。この点については、県を中心に北上山地の地質調査を行い、その適性について関係機関にPRを行っているところでございます。また、地域の機運醸成に関しては、今申し述べましたような取り組みを着実に行っていくことが必要と考えておりますが、去る4月25日、県のILC推進監をお招きいたしまして、講演会を開催いたしました。そういう中で、ILCに関する基本的な理解を深めたところでございます。

 さらに、6月15日、これからでございますが、日本有数の加速器実験施設である高エネルギー加速器研究機構から研究者をお招きいたしまして、国際リニアコライダーの仕組みや誘致が地域に及ぼす影響などについて、科学者の視点からご講演をいただくことになっております。このほか町の広報紙における記事の掲載を初め、庁舎外の看板、またはのぼり旗の設置、あるいはポスターの掲示、さらには他市町村と共同での新聞広告掲載等を行っておるところでございます。

 今後の活動につきましては、町単独で取り組むだけではなく、関係市町と歩調を合わせながら、町民の行事への参加や普及啓発事業に取り組んでいきたいと考えております。

 次に、3点目の研究者の受け入れ環境の整備についてのお尋ねでございますが、東北ILC推進協議会が平成24年7月に策定し、東北における誘致活動の基本構想となっておりますILCを核とした東北の将来ビジョンを基本に考えていくべきものだと、こう認識をいたしております。当ビジョンでは、当町は主要加速器実験施設、国際研究所などが建設される中心範囲の外側に該当する、いわゆる中域交流範囲と、こうなるところでございます。高度技術産業と、あるいはILCの交流連携や、スポーツ、レジャー機能などの役割を担うことが期待されておるところでございます。現在町内には森山総合公園、あるいは千貫石キャンプ場、さらには複数の温泉施設などがございますし、スポーツ、レジャー施設等が整っておると、十分な魅力を整えていると、こう思っております。ただ、さまざまな国籍の方々の研究者やそのご家族に利用していただくためには、設備面での充実のほか、英語を初めとする他言語への対応や、他国の文化をよく理解した接遇など、ソフト面の充実も求められるところでございます。

 また、当町は中域交流範囲とされるエリアの中では比較的中心地に近い場所に位置をいたすわけでございますので、研究者等の居住地域として利用される可能性についても十分考えられると思っております。

 7月には、国内候補地が一本化される予定ですが、その後数年の政府間の協議等を経て、2010年代後半に建設が始まり、実験施設の稼働は2020年代と見込まれておるところでございます。非常に長期的なプロジェクトとなりますので、研究者やその家族のニーズ、スイスCERN視察を行った方々から、先進地地域の対応等についてもお話をお伺いしながら、当町としての適切な対応を検討していくべきだと、こう考えております。

 次に、4点目の町内企業との連携等についてでございますが、国際リニアコライダーによるイノベーション創出効果は、ご指摘のとおり、まさにはかり知れないと言われております。加速器施設を利用することで得られる医薬品や自動車などの岩手中部工業団地立地企業への効果は大きいものと考えております。

 東北ILC推進協議会の会員について、直近の資料で見てまいりますと、岩手中部工業団地に立地する企業としてはトヨタ自動車東日本株式会社が入会をいたしておるところでございます。工業団地企業の製造品や開発事業と国際リニアコライダーがもたらす加速器技術がどの程度関連しているかなど把握していない点もございますので、今後工業団地企業との意見交換の機会を設け、情報収集してまいりたいと考えております。

 次の5点目のご質問については、教育長のほうから後ほど答弁をさせていただきます。

 それでは、次に、仮称でございますが、栗原北上線、大規模農道の県道昇格の進展について、3点のご質問をいただいております。

 まず第1点目の県道昇格についての検討に入ってから数年が経過するが、検討内容について報告はなされているかということについてでございますが、県道昇格に対する要望は、平成16年度において、一関市が会長を務める栗原北上線県道昇格促進協議会に当町及び北上市、奥州市が加盟をいたしまして、宮城県栗原市から北上市までの沿線4市2町、さらには栗原北上線県道昇格整備促進期成同盟会と連携をして、全長73.64キロメートルを岩手県知事、岩手県議会議長、宮城県知事、宮城県議会議長に対して要望してきておるところでございます。しかし、一関市周辺の未整備の区間約2キロメートルございます、この整備促進もあわせて県道昇格要望をいたしておったところでございますが、なかなか進展が見られておらない状況でございます。そこで、平成22年度までに整備が完了している奥州市前沢区から金ケ崎町、そして北上市の国道107号線に接続される区間31.6キロメートルにおいて、早期の県道昇格をお願いするよう要望書に追記をいたしておるところでございます。この要望に伴い、要望路線のうち奥州市から北上市までの区間について、時間がかかっても関係する市町と協議を行っていきたいと県から回答があり、平成23年11月から現地調査や現在まで6回の協議を行ってまいりました。その結果、この(仮称)栗原北上線と並行する県道で市町道へ交換する延長が奥州市から北上市まで29.7キロメートル、そのうち金ケ崎町では岩手中部工業団地西脇を通る県道北上水沢線の10.1キロメートルと交換することで協議を進めておるところでございます。

 さらに、県道昇格に伴い、県の道路台帳に沿った台帳整備の市町の負担において実施しなければならないため、奥州市、北上市と歩調を合わせて行うことから、今般の補正予算にて計上させていただいておるところでもございます。

 2点目の当該路線の維持管理費は幾らになるかということでございますが、平成24年度の維持管理費は、除雪費も含めまして3,300万円となっております。全体の維持管理費の3割程度となっておりますので、町財政に大きな影響を与えておると、こういう状況でございます。

 また国、また県の管理下にすることは可能かということについてでございますが、本来2市1町のように広域にわたる道路でありますので、県道の要件を満たしており可能であると、こう考えております。しかし、当該路線を県道とした場合、県道花巻衣川線、県道北上水沢線とあわせ3路線が並ぶような形になります。県としては、県道が3路線近接して並ぶことはあり得ないということから、現在県道北上水沢線との交換協議を進めておると、こういう状況でございます。

 3点目の、当該路線は73.1キロメートルある町の要望区間は、その11.8キロメートルでございますが、金ケ崎町単独の要望なのかということでございますが、関係する自治体が共同歩調をとっての要望なのか、あるいは完成区間内にある本町と北上市、奥州市がスクラムを組んで要望すべきと考えると。このことにつきましては、さきに申しましたとおり、当町では平成16年度より一関市が会長を務める栗原北上線県道昇格促進協議会に加盟をいたして、沿線4市2町が連携をして、この要望活動を実施してきておるところでございます。また、平成22年度からは、完成済み区間の奥州市前沢区から北上市の国道107号までの区間31.6キロメートルの早期県道昇格について要望書に追記して要望しておりますとともに、平成23年度から完成区間の県道昇格に係る県との協議を奥州市、北上市と連携し、現在も実施している状況であり、今後も連携をして強力に進めてまいりたいと考えております。

 なお、奥州市胆沢区から北上市の国道107号までの区間が県道昇格された後も奥州市以南の県道昇格のために協力を行ってまいりたいと、こう思っております。

 次に、3点目のご質問でございますトヨタ自動車東日本の野球チームへの対応についてでございます。トヨタ自動車東日本野球チームの活躍につきましては、議員のお話しのとおりでございます。昨年度の県アマチュア王座決定戦での優勝を初め、今年度都市対抗県大会予選での優勝など、活動わずか2年目にして目覚ましい活躍をされ、地元町民としても大変誇らしく感じておるところでございます。

 トヨタ自動車東日本野球チームの所属をいたします公益財団法人日本野球連盟の主催する都市対抗野球は、本年で84回を迎えます。7月12日から東京ドームを会場に開催されますし、全32チーム、東北枠は2チームとなっております。全国大会に出場するためには、所在都市を代表する意味で、町長の推薦状の提出と、ユニホームの右袖にその町章、記章をつけることが求められている大会でもございます。このような大会に参加することができたならば、金ケ崎町の名誉であり、当町の大変PRにもなると。多くの町民とともに、この応援をしてまいりたいと考えております。

 さて、施政方針において町内誘致企業の社会人チームなど応援できる体制整備について検討を進めるとした件について、その状況について申し上げます。ご承知のとおり、スポーツに係る町内チームの応援体制につきましては、金ケ崎町体育協会が中心となった盛岡―一関間駅伝競走大会におきまして、金ケ崎チームの応援の事例があるところでございます。トヨタ自動車東日本につきましては、この岩手工場工務部の管理室と協議をいたしたところでございます。チーム応援の仕方、応援団など、会社として着手したところであると。社外の町民等の応援受け入れまではまだ手が回っておらないと、こういう状況だと、こういうお話をいただいております。これを受けまして、町民の応援参加の窓口と考えられる体育協会さん、あるいは野球協会さん、それから町当局等の関係者による打ち合わせ、これを5月13日に行ったところでございます。会社におきましては、町民等の応援の受け入れ態勢が整うまでは自主的な応援となるが、積極的に情報発信等を行っていくことといたしておりますので、これらの対応を今後とも会社側と協議をし、継続してまいりたいと考えております。

 2点目の練習環境のバックアップに関するご質問についてでございます。現在は、旧二ツ森小学校の校庭と体育館を利用していただいておるところでございます。会社側から、冬場の練習環境等に係る要望、相談等はございませんが、屋内練習場としては和光ドーム、あるいは体力増強については森山スポーツセンター等の活用が考えられます。

 3点目でございますが、仮に創部3年目で都市対抗野球東北大会優勝、全国大会出場となれば、冒頭に申し上げましたとおり、当町の名誉でもございますので、知名度も上がるものでございます。よって、ご質問のとおり雇用の拡大、あるいは東日本大震災の復興にもよい影響を与えることから、応援体制の整備については必要不可欠と考えております。このことについては、今その準備を進めておると、こういう状況でございます。

 以上で私からの答弁は終わらせていただきます。



○議長(伊藤雅章君) 次に、教育長の答弁を求めます。

 教育長。

           〔教育長 新田 章君登壇〕



◎教育長(新田章君) 8番、山路正悟議員の子供たちを対象とした国際リニアコライダー、いわゆるILCに関する易しい講演会やわかりやすい勉強会の開催に関するご質問にお答えを申し上げます。

 ご案内のとおり、町民を対象といたしました講演会は、4月25日に開催され、参加されました町民の方々には一定のご理解をいただいたものと考えております。議員のご質問でございます子供たちを対象としました講演会や勉強会につきましては、まだ開催しておらないところでございますが、県内のある報道機関では、中学生を対象とした講演会等の出前講座を行うとの情報を伺っているところでございます。ILCは、宇宙がどのようにして誕生したのか、その起源を探る壮大なプロジェクトであり、本町でも中学生を対象に理科教育の一環として学習会の開催に向けて報道機関や学校と協議を進めているところでございます。

 また、ILCに関する副読本と申しますか、説明資料を中学生分用意して、学習資料として活用しながら、その理解も深めてまいりたいと考えているところでございます。

 以上申し上げまして、答弁を終わります。



○議長(伊藤雅章君) 再質問を受けます。

 8番、山路正悟君。



◆8番(山路正悟君) いろいろとご説明をいただきまして、大体納得はしたところでございますけれども、何点か再質問させていただきます。

 まず最初に、ILCについてでございますけれども、ILCにつきましては、まだ誘致が決まったわけではありませんので、そういったところへの投資はしづらいのだろうなと、このように思っております。これは、一般的な考え方だと、このように思っております。

 しかし、研究者とか技術者を迎えるためには、居住地区とかあるいはスポーツ施設の整備などへの先行投資は、これは必要だと、このように思っております。金ケ崎町に住むなら整備をしますというのではなくして、整備をしますから、ぜひ来てくださいといったような形をとって誘致に取り組むべきだなと、このように思っております。今ある住宅団地の見直しとか、空き家を活用するようにするといったこととか、あるいは森山総合公園の設備など、外国人にも利用しやすいようにすると、あるいは先ほどレジャーに関して申し上げましたけれども、ゴルフ場、温泉場についても外国人の研究者が利用しやすいように、町だけではなくて経営者らとも相談しながら、検討しながら行っていくべきだと、このように思うのですが、町長はいかがお考えでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) 今の質問は、非常に大事だと思います。誘致は、私は環境を整えなければ、その誘致に対する魅力、あるいは誘致をする、あるいはそこへ行ってみようという動機づけにはならないだろうと、こう思います。ただ、非常に大型の都市計画になると、こう思います。よって、研究者あるいは家族、あるいはそれらの関係者、こういうことになりますと、一地方都市だけではなくて、いわゆる周辺の市、町、あるいは県を含め、あるいは国を含めてやっぱり受け入れの都市構想、ビジョンというものを明確にすると。そういう中で、今ある既存施設あるいは既存の、私たちから見れば生活環境の対応がどこまでできるのか、それから何を新しくしなければならないか、このことについては、手探りとは申しませんが、まだ十分至っていないと思います。よって、本決まりとなりますか、第1次候補として決定をした際には、そのことについて進めなければならないと。特にも議員も心配しておりますアクセス問題含めて言葉の問題、住宅、さらにはスポーツ等含めたいろんな施設環境はどうあればいいのかということについては、今後の私は課題であると、あるいは取り組みについてはビジョンを示しながら、着実に、計画的にやっていかなければならないだろうと、こう思います。



○議長(伊藤雅章君) 8番、山路正悟君。



◆8番(山路正悟君) ぜひそのようにお願いしたいものです。

 次に、この研究者らが来日するということになれば、妻帯者がほとんどですから、家族と一緒に来るということになろうかと思います。そうなれば、3年から5年は短くとも滞在するということになるみたいです。子供たちのことを考えますと、保育所とか、あるいはレストランも当然必要となってくるでしょうし、生身の体ですから、病気のことなども考えますと、医者も当然これは必要になってまいります。講演会におきまして、岩手にはインターナショナルスクールがないよと、ですからぜひこれはつくってほしいのだということを講師がおっしゃっておりました。また、欧米では一般的には家庭医制度をとっているそうでございます。研究者は欧米ばかりではなく、あるいはアジアの国々からも来るかもしれません。東北岩手もこれらに対応ができないとなれば、ライバルの北九州脊振山地に競り負けることになるかもしれません。そして、また財政のことを考えますと、何も町が直接投資をするということではなくて、側面から、その用地をあっせんするとか、あるいは家庭医制度とかそういったものの制度を創設するなどのその対策をとってもらえればいいのかと思うのですが、いかがでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) 行政、それから民間の企業等含めて役割分担があると、こう思います。議員お話しのとおり、行政はやっぱり環境整備に対する行政的な支援ということについては私は大事だと、こう思います。ただ、直接投資を行政がするかどうかについては、今話題になりました家庭医、お医者さんの関係だとか、いわゆるインターナショナルスクールのようなそういう教育施設だとか、そういう部分についてはやっぱり行政との対応という部分が必要だと、こう思いますので、私は地域と企業と行政と、それからおいでになる人たちのニーズということの関連を、やっぱり密接不可分にして準備をすると、あるいは構想の中に入れて計画的に取り組むということが行政として大事だと、こう思っております。



○議長(伊藤雅章君) 8番、山路正悟君。



◆8番(山路正悟君) 森山工業団地では、先ほどはトヨタ自動車東日本が入会しているということですけれども、逆に言えばほかの企業は入っていないのかなと思うのですけれども、ILCの建設や加速器回りの設備とか、あるいは製造修理などは、何も中央の企業だけができるものではないと思います。地元の企業でも、これはできると、むしろそのようになるべきだと、このように思います。そして、仮にできなくても間接的に携わっていけると、このようになればいいと思っております。工業団地には、ILCの経済効果が予想される企業がいっぱいあります。これらの企業を中心にILC関連の仕事に携わっていけるような企業を育成していくべきでないでしょうか。いかがでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 非常に難しいというよりも、ILCそのものが基礎科学そのものでございます。いわゆるそれをもってものづくり、あるいは製品化という直接性のものは今の段階では薄いのだろうと、こう思います。しかし、大事なのは今お話しのように、企業との連携、つながりというものをどのように組み立てていくかということは私は必要だと、こう思います。ただ、中部工業団地は、開発センター、開発機関そのものではないものですから、いわゆる本社機能の中で、あるいは開発部門の中でこれらとの関連を深めた対応が出てくるのかなと、こう思っております。ただ、議員がお話しのように、何も中央だけではなくて地元でと、こういう点については、私はやっぱり地域の、あるいは地域企業の関係者のそういうものに対する取り組み、あるいは考え方というものは認識を共通化して、いざそういう段階になったらば、企業としてこういう参加、あるいは企業としてこういう製品に向けた研究協力支援というものが出てくるのだろうと、こう思います。また、そういうことを期待するような、そういう情報交換、あるいは勉強会がまた必要だろうと、こう思っております。



○議長(伊藤雅章君) 8番、山路正悟君。



◆8番(山路正悟君) 町長には、答弁しづらいことをお聞きいたします。

 北九州も同じことが言えるかと思いますけれども、誘致をしたいというがために、その経済効果、その他の波及効果などはバラ色の効果というそのものだけが宣伝をされているように思えてなりません。しかし、一方で懸念されるリスクが私はないとも言えないと、このように思っております。例えばトンネルを掘るということは、よいほうに捉えれば国土の建設ということが言えると思いますし、また悪く捉えれば国土の破壊にもつながると、このようにも思います。どのように捉えるかは、それはそれぞれの判断だと思います。そして、いずれはこの研究が終われば、何十年後になるかわかりませんけれども、その跡地の利用について問われてくるのだろうと思います。施設の設備の再利用とか、やってくれればいいのですけれども、そうでない場合は、解体とか撤去になると、このように思います。ここで私が一番懸念して、やってほしくないということは、核の最終処分場として利用されると、これだけはやってほしくないなと、このように思います。この最終処分場になることを受け入れの条件として、これで誘致が決まるという形にはならない、このように願いたいと、このように思っております。これは脊振山地、北上山地両方についても言えることだと思います。誘致を希望しながら、一方でこのようなリスクについての質問をするというのは、誘致活動に水を差すようで大変申しわけないと、このように思ってはおりますけれども、これは皆さんの関心事でもあると思いますので、あえて質問するわけですけれども、町長は今挙げたようなリスクがあっても誘致を希望する、あるいは誘致活動にかかわっていくとお考えでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) 全くそこまでは考えておりませんでした。また、今話題になっておりますのは、福島の原発問題での対応で、最終処分場含めてなかなか受け入れとその処理がうまくいっていないと。いわゆる核のごみに対する対応が十分でないという中で事故も起きておると。そういう状況の中で、今お話がありましたように、核の最終処分場的な発想は、私は聞いたことはございませんので、リスクとしてはあるのかなと思いますが、なかなかそこまでは考えておらないと、こういうことであります。

 また、そういうようなことを取引条件にするということ自体は、科学進歩に対する対応とその後の処理という点におきましては、極めて不適切な対応だと、こう思います。それが誘致あるいはそれを条件にということになれば、私は今国民感情として出ておるような地域の反対、あるいは地域はそういうリスクを負って生活をしなければならない、あるいは将来はということに対して不安が残るような、そういう形での設置導入ということは私は基本的にはないと、こう思いますし、今そのことは話題になっておらないと、こういうところかと思います。



○議長(伊藤雅章君) 8番、山路正悟君。



◆8番(山路正悟君) ILCに関する定例議会での質問は、今回で最後になると思います。仮に北九州、岩手のどちらに決まっても、ラグビーで言えばノーサイドという形で終われればよいのかなと、このように思っております。そして、これを契機に脊振山地と北上山地の関係する自治体なりを中心にして友好都市になって、お互いに関係が築けていければ、そして発展していければいいなと、このように思っております。

 それでは、栗原北上線に関してですが、先ほどの答弁では、難しいようでもあるし、希望があるような回答がございました。かなりタックを組んで、あるいはスクラムを組んでということで進展をしているようでございます。

 栗原北上線の正式な名称は私はわかりませんけれども、我々はあの道路を通称大規模農道と言っております。このように農道という捉え方からすれば、資材の重量物を積んでいる大型トラックとか、あるいはトレーラーなどが通行すれば、これは道路は損傷するのは火を見るよりも明らかだと、このように思っております。まして国道4号を走るよりも信号が少ない、そして混雑もしないと、こういうことになれば、なおさら交通量が多くなるのは、これは当然のことだと、このように思っております。そして、町道だからといって、これを規制する何物もないと思いますが、先ほどの数字を見ますと、かなりの維持管理費が、3,300万円はかかっていると、かなりかかっているということでございますけれども、これらに対する県からのわずかな補助金ということでは私は割が合わないのだろうなと、このように思います。ここはぜひとも県道昇格による県管理とすべきだと、このようにもう少し強力に推し進めて交渉に当たってほしいと思うのですが、いかがでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 町長。



◎町長(?橋由一君) 今進めておりますのは、仮称ではございますがと、こういうことですが、大規模農道を県道昇格と、昇格という言葉は使っておりますが、県は町道との交換を前提に考えたいと、こういうところでございます。そういうことでございますので、県道になれば、県が管理すると、こういうことになりますし、私どもはその県道を町道に交換するわけですから、それは町が管理すると、こういう形の役割分担になると、こう思います。



○議長(伊藤雅章君) 8番、山路正悟君。



◆8番(山路正悟君) まず、町道と県道を交換するということになれば、先ほどは北上水沢線、これは第一小学校、西小学校の脇を通る道路かなと、このように思いますが、それと対等になる、あるいは維持管理上つり合いがそれはとれていることでその路線が選ばれたのか、交通の状況によってここがいいということで選ばれたのか、これはどちらだったのでしょう。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 選ばれたというよりも、その距離的な部分で同じぐらいの距離でと、あるいは町との関係から見れば、金ケ崎町を通る県道でと、こんなことからして、先ほども説明しましたように、県道がいわゆる和光の地域等含めて3本並んでいるわけです。その間に大規模農道があると、こういう状況でございますから、これらとの関係で、県では同じところを3つそろって走るというのにも課題があるなと、こういうところでございます。しかし、町、それから奥州市、北上市含めまして、やっぱり盛岡につながる、あるいは宮城県につながると、こういうことからしますと、ここの主要路線として県道としての価値、県道としての役割はあると、こういう認識をいただいた上での対応と。キロ数だけが合えばいいと、こういうものでもないです。やっぱりそういう意味では接続道路との関連もあって、適切なところはここだなと、こうなったところでございます。



○議長(伊藤雅章君) 8番、山路正悟君。



◆8番(山路正悟君) ぜひともそのようになることを望んでおります。

 それでは、トヨタ東日本についてですけれども、県内の野球レベルについては、最近の高校野球の活動を見てもわかるように、全国レベルに達したのだなと、このように思っております。むしろプロ入りした菊池雄星、あるいは日本ハムの大谷翔平、これらは超高校級と言われております。ちなみに雄星は、現在パリーグの防御率で失点1.140だったのですが、きのう敗れましたので、4回で4点取られまして、1.60となりましたけれども、でも依然としてトップを走っております。そして、大谷は現在打者としてチームトップの3割2分6厘と4番の中田を上回っております。参考までに、高卒1年目で打者としてヒットを打って投手として1勝を上げたというのは初めての記録だということなそうです。

 ちょっと逸れましたけれども、甲子園常連校は、私立がほとんどでございます。最近では、公立高校は全くと言っていいほど出場していないようでございます。これは、公立高校は設備投資がなかなかできないからだろうなと、このように言っても過言ではないと思います。

 そしてまた、トヨタ東日本は、いかに大企業とはいっても、町のバックアップは必要としているのではないでしょうか。例えば町ができることの一つとして、練習場にしている旧二ツ森小学校の校舎の環境整備についてですが、目についたところでは、まずグラウンドを広く使用できるようにすると。これは、旧校舎前の不要な木があるわけですが、それを伐採してやればいいのかなと、そうすれば広くなるのかなと思います。西側半分は伐採したようですけれども、東側半分はまだあったように思っておりますし、また中央にある記念碑も、この際はついでにと言ってはなんですが、これも移動してやったほうがよいのかなと思います。それと、私が一番気にしているのは、プールがあるのですが、そのプールも撤去、解体したほうがいいのかなと思っております。眺めて見てみましたら、プールには雨水がたまって、ボールが数個浮かんでおりました。これは、水が汚れていて、拾い上げるのが、これは嫌なのだろうなと思って見てきました。これは、衛生的に非常によくありませんし、蚊の発生源になっていなければいいなと思いました。また、防火槽としての役目を果たしていそうにもありません。地区民にとっては、今ではこれは無用の長物となっているのではないでしょうか。修理修繕して、また再び使用するというのであればともかく、これは早急に解体撤去したほうがいいのではないかなと思います。

 また、冬期間や雨天のときは、旧体育館の中での練習になると思うのですが、雪が積もったときの駐車場の確保には大変四苦八苦しているようであります。あるときの話の中で、グラウンドの除雪が大変なので、駐車スペースだけでも除雪をしていただければ助かるのだがなと、このように話をしておりました。確かに練習前の除雪で時間を割かれるのは、これは余りにもかわいそうな気がいたします。応援体制というのは、実際旗振ったり、そういう人員を多く出すというのも応援体制かもしれませんけれども、町のできることはそちらよりも、むしろこちらのほうで支援、応援してやったほうがいいのではないのかなと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 環境整備、あるいは選手がプレーしやすいような、あるいは充実感のあるような練習のできるような会場、グラウンド整備というのは、これは大事だろうと、こう思います。しかし、行政はそういう点において、直ちにそうだという対応は基本的にはまだしかねると、こういう状況でございます。木の伐採、あるいは記念碑の移動、プールの問題等は、もう少し施設の解体含めた一体の中で検討しなければならないと、こう思いますので、まだトヨタさんのほうから具体的にこうだという話が今来ている状況ではございません。そのうちに除雪問題含めて来るのかと、あるいはお話があるのかと、こうは思います。その時点時点での相談事項ではないかなと、こう思っています。そういう意味では、選手の皆さんが練習しやすい環境対応ということは、町としても議員お話しのとおり、支援というものは考えるべきところはあると。しかし、一気にと、あるいはどこまでもどんどんと、こういうことはなかなかまだ難しさがあるかと、こう思っています。いずれあそこのプールにしても、記念碑については地元の関係があると思います。そんなことで、町の予算を使って撤去解体と、こういう部分が出てまいりますので、その辺はもう少し検討した上でと、こういうことなろうと思います。



○議長(伊藤雅章君) 8番、山路正悟君。



◆8番(山路正悟君) それでは、時間も時間ですから、最後の質問にしたいと思います。

 東日本大震災からの復興は、被災した沿岸部の人たちが頑張っても、これは到底できるものではありません。かといって、私ら内陸部の人たちでは一体何ができるのかと。おととい、6月2日ですか、都市対抗野球の東北2次予選で、トヨタ東日本チームは1勝2敗ということで、参加12チーム中のベストフォーに入れなくて、惜しくも全国行きの切符は逃してしまいました。しかし、このトヨタ東日本は、負けたとはいっても、全国に羽ばたこうとしているのは、これは変わりはありません。過去にも新日鉄釜石がラグビーで全国で7連覇をしたときは、この岩手県民あるいは東北地区の大方の人たちは元気をもらいました。それと同じように、トヨタ東日本チームが全国で活躍するようになれば、これは当然みんなで応援するということにもなりますし、それと同時に元気ももらうということにもなります。トヨタ東日本チームの活躍は、沿岸部の方々からすれば、金ケ崎町に住んでみたい、そして金ケ崎町で働いてみたいと、そういう気を起こさせるのではないでしょうか。そのような観点から、町として雇用の拡大、増大につながるような企業に対する指導なりをしていただきたいなと、このように思いますし、またトヨタ東日本を応援できる体制にしていただきたい、このように思うのですが、いかがでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) お話ありましたように、いわゆるこの震災の被災地との関係から見れば、やっぱり岩手県にはこういうチーム、あるいはこういう明るい話題、特にもスポーツ関係では全国に名をとどろかせると、そういうことについては非常に大事なことであり、県内、特に金ケ崎でということになれば、企業に対する県民の目、あるいは被災地の皆さんの目も変わると、こう思いますし、雇用の関係についても私は十分拡大、あるいは充実につながるようなそういう対応になっているのだろうと思います。議員お話しのとおり、やっぱりこの企業挙げて、あるいは地域挙げて、岩手県挙げてということになれば、そういう機運の中で子供たちも夢がある、あるいはスポーツに対して強い関心を持つと、こういう点ではお話しのとおりだと思いますので、そのためにも私どももいろんな支援ということについては検討、意を尽くさなければならないだろうと、こう思っております。

 終わります。



○議長(伊藤雅章君) 8番、山路正悟君の一般質問は、これで終わります。

 お諮りをします。休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) ご異議なしと認め、午後2時45分まで休憩をいたします。

            休憩(午後 2時31分)

                                        

            再開(午後 2時45分)



○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。

 休憩前に引き続き会議を行います。

                                        



○議長(伊藤雅章君) 一般質問を続けます。

 9番、及川みどり君。

           〔9番 及川みどり君登壇〕



◆9番(及川みどり君) 9番、及川みどりでございます。3点の質問をいたします。

 初めに、女性の能力が発揮できる社会構築のためにということで、女性の社会進出が活発になり、各界各分野で多くの方が活躍されております。これからの少子高齢化社会にあっては、女性の力がますます重要になってくるものと思われます。女性の能力が発揮できる社会構築のためには、国の制度対策など国の政策が重要だとは思いますが、町としてどのような取り組みが必要と考えておりますか。

 また、男女共同参画の考えのもと、男女それぞれを尊重し、お互いのいいところを認め合っていこうというこういう時期、橋下徹大阪市長のさきの従軍慰安婦の発言とその後の対応は、女性の尊厳と人権を大きく侵害するものであり、断じて許せるものではありません。このことに対し、町長はどのように受けとめておりますか。また、教育長はどのように思われましたか。

 2番目に、学校教育設備の整備についてお伺いいたします。金ケ崎町においては、中学校、第一小学校、永岡小学校の建てかえと各学校の耐震化工事が行われました。地震に対する備えは整いましたが、老朽化が改善されたわけではないと私は捉えております。西小学校、金ケ崎小学校のトイレの改修工事は今年度予算化され、大変に喜ばしいことであります。私が今回取り上げたいのは体育館で、特にも永岡小学校の体育館は老朽化が著しく、建てかえが必要な時期に来ていると思いますが、お考えを伺います。

 3番目として、町長任期最終年の総括ということで、平成25年度の国の予算が3月15日成立し、金ケ崎町としても今年度の事業に本格的な取り組みを開始することと思われます。?橋町長の任期も最終年、3分の1が過ぎようとしております。これまで2期7年間の総括と残り任期の仕上げをどう締めくくっていくのかお伺いをいたします。



○議長(伊藤雅章君) 質問が終わりました。

 答弁願います。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 9番、及川議員のご質問にお答え申し上げます。3点のご質問を賜りました。教育長にもお尋ねでございますが、私のほうから先にお答えさせていただきます。

 女性の能力が発揮できる社会構築のためにでございます。これについてお答えを申し上げますが、女性の社会参画を促進し、潜在能力、これを発揮できるような社会を構築していくと、このことについては多様性のある社会、あるいは人々がそれぞれのライフスタイルに沿って希望を実現できる社会をつくっていくことにつながっていくと、こう思っております。そのためには、女性が活動できる環境を整えることが必要であります。

 国におきましても、デフレ経済を克服するため、3つの基本方針を定めたところでございます。その一つに成長戦略がございます。その戦略には、少子高齢社会における女性の雇用促進がうたわれ、その促進策として保育所待機児童の解消等の計画が策定されているところでございます。当町におきましても、平成23年に男女共同参画の計画、金ケ崎きらめきプラン第2次基本計画を策定いたし、男女共同参画社会の実現に向けまして取り組みを進めることといたしたところでございます。具体的な取り組みとしては、仕事と子育ての両立支援や、安心して子育てができる環境の充実のため、預かり保育や放課後児童クラブの実施などを行っておるところでございます。

 次に、ワーク・ライフ・バランス、仕事と生活の調和、この推進のための環境づくりが必要であるため、育児休業、介護休業等各種制度の周知と取得促進、あるいは休業期間中の生活の安定を図るための生活資金貸付制度の周知などを行っておるところであります。さらに、政策、方針決定の場合の女性の参画促進を図るため、審議会、委員会等の女性委員の拡大を進めてきております。

 また、女性が持っている知識や能力を発揮していただくため、さまざまな取り組みを行っております。1つは、女性起業家塾を開講いたしました。その受講生によってお酒のラベルシールと説明資料のデザインの考案、あるいは花寄せ植え講座の開設などの実現に結びついております。

 2つ目は、金ケ崎町青年・女性農業者研修補助事業において、昨年度は酪農、花卉栽培を営む女性農業者6人がオーストラリアの生産現場を視察いたしました。すぐれた農業経営や営農方法を学んできたところであります。今後の活躍が期待をされるところでございます。

 3つ目は、金ケ崎町女性百人会を平成23年度から立ち上げいたしました。映画上映会、あるいは男女共同参画推進標語の募集、被災地復興研修事業などへの取り組みを行っておるところでございます。

 2点目のご質問でございます。橋下徹大阪市長の発言とその後の態度についてどう受けとめているかというお尋ねでございます。橋下氏の発言、元従軍慰安婦のみならず女性の名誉、あるいは尊厳を深く傷つけるものと思っております。今マスコミあるいは世界的にこの発言に対してはかなり厳しい批判、意見が出ておると、こう思っていますし、それがまた世論であると、こうも思っております。政党、あるいは地方行政府の長である、そういう方の発言というものは、やはり女性蔑視であるとともに、憲法で保障されている人権を軽視するものであると、そして不適切であったと、私はこのように思っております。安倍首相も、やはりこの歴史認識も含めまして、国際的におわびをすると。その内容は、発言をした趣旨を含めまして、自分としても痛切な反省、それから心からおわびをしたいと。一国の総理の発言から見ますと、橋下氏の発言は極めて不適切な対応だったと、こう思っております。

 続きまして、2つ目のご質問の学校教育施設の整備についてでございます。町内の小中学校は、耐震調査によりまして、金ケ崎中学校、第一小学校、永岡小学校が耐震の強度不足によりましての校舎の建てかえをいたしました。そのほかの施設におきましては、基準の強度を満たしているという診断のもとに、現在当町の教育施設は耐震化達成率は100%となっております。

 議員ご質問の町内小中学校体育館の状況についてでございますが、建築年数が非常に早かったと。特にも昭和40年代に建築された体育館の学校、これは第一小学校、金ケ崎中学校、永岡小学校、三ケ尻小学校の4校でございます。どの体育館も年数、これは経過をいたしておりますが、全て耐震化基準はクリアしております。ただ、議員ご指摘の永岡小学校体育館、このことにつきましては、昭和44年に鉄筋づくりの平家建ての屋内運動場として建設をされました。その後平成9年には屋根の塗装工事、あるいは平成23年には体育館南面の外壁、震災補修工事も行っております。また、体育館内部におきましても、昨年度日差し等に対応するため、暗幕のカーテンボックスを交換し、今年度は暗幕の開閉の装置と暗幕本体を交換すると、こういう予定をいたしております。このように、児童の教育環境整備、これについては努めてまいりたいと考えております。

 今後におきましても、公共施設の長寿命化に向けまして、補修と、あるいは中長期的な改修計画、これらを検討しながら、児童の教育活動に支障が出ないように努力をしてまいりたいと考えております。

 質問の最後、3点目でございます。町長任期最終年度の総括についての関係でございます。2期7年間の総括と残り任期をどう仕上げていくのかというご質問でございます。平成18年3月に町長に就任をいたしました。皆さんのお力をいただいて、今日まで7年が経過をいたしたと、こう思っております。この間第3次行財政改革大綱を改定した集中改革プランによる行政の改革の取り組みを進めました。これらのほか、地域づくりにおきましては、岩手地域づくり大学・かねがさき校を開校いたしまして、各自治会での地域づくり計画を策定、あるいは協働事業を活用しながら、その計画の実践、課題解決の取り組みが進んできておるところかと、こう思っております。

 また、平成23年3月に策定いたしました第九次総合発展計画につきましても、従来役場職員のみで策定をしてまいった計画、これを私は町民主役のまちづくりを進めるために、住民の参加によるいわゆる金ケ崎町まちづくり会議、これを設置いたしまして、この会議の検討結果の提言を受けまして策定をしてまいったところでございます。住民がまちづくりに主体的にかかわる、そういう仕組みといたしたところでございます。

 また、ハード面に目を向けますと、小学校2校と中学校の新築や町内全ての公共下水と集落排水事業、これについては完了を実現いたしたところでございます。

 産業振興につきましては、特にも今年を含めまして、5社の企業誘致を実現いたしました。これらのほか、六原地区の基盤整備事業の前倒しの実施、あるいは町道南花沢前野線の4車線化を進めてまいったところであります。

 ソフト面では、診療所への医師の招聘を行い、土曜日診療、あるいは早朝診療をスタートさせるなど医療環境の充実にも努めてまいりました。

 また、城内諏訪小路重要伝統的建造物群保存地区、これにつきましては国選定10周年を迎えまして、地区内の環境整備とともに住民の主体的な活動が展開され、県内外のメディアにも広く取り上げられるようになってきております。

 このほか第三セクターの経営改善への取り組みを進め、特にも土地開発公社につきましては、課題を先送りせず、解散に向けた調整を行っておるところでございます。

 一方、財政面では自立の町に見合った財政運営を行ってきた7年間と思っております。その結果、一般会計の起債残高、これは平成17年度末約137億円ございました。これがこの平成24年度末では32億円減少いたしまして、現在では100億円を切ると、今年度末には100億円を切るというところまで改善が進んだと、こう思います。そしてまた、財政調整基金、これはこの24年度決算見込みでございますが、約26億円、平成17年度と比較をいたしまして、約20億円増額されました。非常時の対応もこういう基金を持つことによって、あるいはこういう財源確保することによって安定した町の財政運営ができるかと、こう思っております。

 このような取り組みは、住民の皆様、それから役場職員、議員の理解もいただきまして、自立の町を選択した当町にとって、どのように行政運営、行政経営を行っていくか、これを説明しながら実践をしてきた結果であると、こう思っております。ご理解とご協力をいただきました全ての皆様方に感謝を申し上げるところでございます。

 今年度は、任期最終年度ではございますが、まだ少し残っております。第九次総合発展計画に基づく予算化した町道荒巻東町線の拡幅整備事業、あるいは仮称ですが、金ケ崎の資料館の建設等の主要事業、さらに病児病後児の保育所の増設、あるいは元気100歳推進員の配置などの重点プロジェクトについても確実に実施することにいたしたいと。そして、話題になっております再生可能エネルギーの導入、あるいは高齢者の見守りなどの新たな課題に対しても対応しながら、「発展の町 輝く金ケ崎の実現」に向けて最後まで全力で取り組んでまいりたいと考えております。

 また、今年度は第九次総合発展計画の中間年と、こういうことでありますので、住民アンケート等を実施いたしながら、行政ニーズの把握に努め、そして計画した事業、これらを見直ししながら、着実に第九次総合発展計画の中で出しております課題、事業については着実に進めてまいりたいと、こう考えております。

 以上で答弁を終わります。



○議長(伊藤雅章君) 次に、教育長の答弁を求めます。

 教育長。

           〔教育長 新田 章君登壇〕



◎教育長(新田章君) 9番、及川みどり議員の橋下徹大阪市長の発言とその後の態度に関するご質問にお答え申し上げます。

 まず、橋下市長の発言は、新聞やテレビ等のマスコミ報道でしかわかりませんが、大変遺憾に思っているところでございます。私は、問題となりました発言や言葉自体に大変嫌な思いと申しますか、嫌悪感を抱いているものでございます。この問題には、女性の尊厳や人権問題が大きくかかわっており、たとえ異常な戦時下とはいえ、あってはならないことだと思っております。まして我が国だけではない、他の国でもあったというような言いわけぎみの発言は、全く不適切で厳に慎むべきであり、当事者のことを思うならば、おわびをすることが当然であり、できるならば、そっとしておくことが肝要ではなかったのかなと、そんなふうに思っているところでございます。

 以上を申し上げまして、答弁といたします。



○議長(伊藤雅章君) 町長、教育長の答弁が終わりました。

 再質問を受けます。

 9番、及川みどり君。



◆9番(及川みどり君) 今町長、教育長の答弁を聞きまして、本当に私としては大変安心といいますか、そのように考えていただけるということは、私たちにとっては大変うれしいことだと思っております。

 女性の力を発揮するという部分で少々教育長にお伺いしたいと思います。子供を育てる、またいろいろ社会に出て活躍するといっても、やっぱり大事なのは教育だと、そのように思います。教育は、人間が平和を求めて、また幸せを求めるためにやっぱり土台となる大切なものだと私は考えておりますけれども、今この少子化の時代と言われておりますけれども、いわゆる女性が勉強していろいろ覚えて社会に出ていくということがこの少子化の一因となっているのか、どのようにお考えなのかなと。日本の場合は、教育を受ける機会というのは全員に平等に与えられておりますけれども、世界各地を見ると、まだ教育を受けられないという女性、子供、男の子でもですけれども、特にも女性はそういう環境に置かれている人たちが多いのではないかなと、そのように思います。いわゆる識字率のアップというのが少子化に響いてくるものかどうか、教育長、どのように思いますか。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 教育長。



◎教育長(新田章君) 女性の学業といいますか、そちらのほうによって高学歴等々が少子化につながっている原因なのかというお尋ねでございますが、いずれ日本のように、またアメリカ、ヨーロッパのように、こういう先進諸国は非常に産業の発展とかさまざまありまして、そういうふうな対応する人材が社会から求められております。したがいまして、女性にかかわらず男性、つまり多くの方々が大学のほうに進んで高学歴化をするようになってまいりました。このことがまず1点あります。そして、仕事につくというのも当然の帰結といいますか、当然のことであります。それで、ではヨーロッパとか先進諸国は少子化はないのかというと、ありましたけれども、その少子化をある程度国の対策等で乗り越えているわけです。ヨーロッパとかアメリカのほうは、こういう少子化、高齢化は百十何年もの長い年月をかけて徐々に進んでまいりましたが、我が国は戦後急速に世界の先進諸国に肩を並べたわけです。したがって、ヨーロッパ等々はさまざまな対策が十分できたわけですが、残念ながら我が国はその対策が追いついていないというのが私は現状ではないのかなと思っています。今なお高齢者の施設が足りないだとか、学童保育所が足りないとか騒いでいますが、ヨーロッパではそういうことはありません。したがって、そういうことを克服していくことがまず大事であろうなと、そんなふうに思っているところでございます。

 さらに、教育には非常にお金がかかります。そういう部分では国のほうの、例えばヨーロッパ等々では20歳になるまで国のほうで教育にかかる経費だとか、医療にかかる経費を全額負担している国もあるやに聞いております。また、いろいろ子育てのための学童保育所とかさまざまな施設の管理、そういうのも整っている国がたくさんありますので、そういうことをすることによって少子化というのはある程度防げるのかなと、そんなふうに思っているところでございます。いずれいろんな要素が絡んで、このような少子化に進んでいるだろうなと、そのように思っております。

 以上でございます。



○議長(伊藤雅章君) 9番、及川みどり君。



◆9番(及川みどり君) 大体私の考えていたような返答が返ってまいりました。本当に今、日本の国は、戦後本当にこういう教育、学歴が、女性でも大学へ行く人がふえたり、そういう形があると思いますけれども、それまでまず日本の政治そのものが大体男性中心で、いろいろなものが進められてきたということが、結局今この場に来て女性が働くようになって、そういう対応がおくれたのではないかなという面を私は考えておりますけれども、先ほど町長の答弁にもありましたけれども、我が金ケ崎町においては、いろいろな子育てに関して施策を打っていただいているなというふうに思いました。あとは本当に国のほうとして大きく、女性が働きやすい環境、また子育てというのは、どうしても子供を産むということは女性にしかできないことですので、それを前提に、いかにして子供を育てながら、また家庭を守りながら仕事ができるかという、そういう環境はやっぱり早く整備してもらえるようにやっていかなければならないと思います。金ケ崎町としてできることは、いろいろ手を打っていただいているなというふうに感じました。

 私たちは、公明党女性局といって、全国で3,000人の公明党議員の中の約3分の1が女性議員なのです。それで、全国からいろいろな意見がみんな中央に集まりまして、いろんな施策に役立ててもらっておりますけれども、私も本当に感じたことを国まで届けられるような、そういう働きをまたしていきたいと思っておりますけれども、まず金ケ崎町としてもまた今後一層こういう子育てをしながら、女性が十分に働ける環境をつくっていただけるようによろしくお願いをいたしたいと思います。

 次に、学校教育の設備ということで、永岡小学校の体育館の問題ですけれども、暗幕とかいろいろ整備していただいているようですが、この間永岡小学校の先生に、去年のあの猛暑のときに、普通暑いとプールの時間、準備運動を、外は厳しいので中でやるそうです、普通の小学校では。ところが、永岡小学校は体育館が暑過ぎて体育館で準備運動ができないと、そういう言葉を聞きました。私らも体育祭とかで使用することはあるのですけれども、本当に暑いです。暗幕つくっていただいたということですけれども、また体育館の出入り口、今は半分物置と化して、扉も子供たちが開け閉めするにはすごく重いというか、そういう状態にもなっております。今すぐ建てかえというのはなかなか大変なことだと思いますけれども、何とか建てかえの方向で考えていただけないものかと思いますが、いかがでございますか。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 教育施設の充実は、私は取り組みはしなければならないと、こう思っております。ただ、今お話ありました永岡小学校体育館含めまして、まだ長寿命化の延長線上にございますので、建てかえというよりも、今不都合な、あるいはふぐあいのようなものについては改修改善はしなければならないと、こう思いますが、建てかえまでいくのには、少し時間というよりも、どうあればいいかということも含めて検討しなければならないと思いますので、早急な対応は、これはできないと、こう思います。



○議長(伊藤雅章君) 9番、及川みどり君。



◆9番(及川みどり君) まず、そういう方向性だけでも持って臨んでいただきたいなということを要望しておきます。

 あと最後、町長任期最終年ということで、私個人としては、町長は今まで財政の健全化、また町内の各施策に積極的に取り組んできたのではないかと、そのように受けとめております。職員の協力等もあって、財政も本当にいい方向に向かっていると、そのように思います。それで、いろいろまだやりたいことがあるのではないかと推察いたしますが、3期目の挑戦ということはお考えになりませんでしょうか、この点をお伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 町長。



◎町長(?橋由一君) 今置かれている状況は、第九次、私は事業と予算、そして年度計画、これをきちっとやるということでスタートいたしました。そういうのから見ますと、まだ中間年3年目と、こういうことであります。残されている時間、日数は、このことをまずきちっとやるということが第一だと、こう思っております。そういう中で、次の話題に対しては、現段階でこうだというところまでは、まだいきかねていると、こう思います。いろいろ周囲の声、いろんな反応があるだろうと、こう思いますので、それに基づいてと、あるいはそういう流れを見ながらと、こういう部分は一面あるかと思います。ただ、現時点では、立てました25年度の予算と事業はまだ始まったばかりでございます。これをまずきちっとやらなければならないというふうに思っております。



○議長(伊藤雅章君) 9番、及川みどり君。



◆9番(及川みどり君) 私がいろいろこれまでも町民目線で提案しましたことを実現していただいております。また、これからもいろいろと提案したいと思いますので、それを実現していただくためにも、私としてはぜひ継続してもう一期やっていただきたいと、そのように思いますので、その方向でお考えをいただきたいと思います。

 以上をもちまして、質問を終わります。



○議長(伊藤雅章君) これで9番、及川みどり君の一般質問は終わります。

 お諮りします。休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。

           〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認め、午後3時30分まで休憩をいたします。

            休憩(午後 3時15分)

                                        

            再開(午後 3時30分)



○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。

 休憩前に引き続き会議を行います。

                                        



○議長(伊藤雅章君) 一般質問を続けます。

 14番、千葉正男君。

           〔14番 千葉正男君登壇〕



◆14番(千葉正男君) 14番、千葉正男でございます。私は、さきに通告してあります2つについて、町長並びに教育長にその考えをお伺いいたします。

 初めに、町道荒巻東町線整備についてであります。このことにつきましては、3月定例議会において町長からの施政方針、あるいは一般会計予算審査において同僚議員からの発言もあり、その内容を承知しておるところでありますが、本工事の全体像を把握するために今回取り上げたところであります。

 さて、町道荒巻東町線は、岩手中部工業団地と北上南部工業団地、北上金ケ崎インターチェンジへのアクセス道路として、また国道4号の渋滞に伴う迂回道路として、さらには整備を断念した南長根鎌田線にかわる道路として長年利用者から整備が望まれ、急がれてきた路線であります。本路線の拡幅整備計画が打ち出され、新年度予算にも計上され、地権者への説明も進み、計画は順調に進んでいると理解しているところであります。しかし、計画されている本路線は東町団地東側を通り、下平沢地区内では高速道路の側道となることから、国道から第一小学校へと通る大金森長根前線との交差や、工業団地内4車線道路への十字路交差など交通事故の発生が懸念され、多くの課題もある路線と考えております。そこで、本路線の整備計画について改めてお伺いをいたします。

 次に、2つ目には学校プールの監視体制についてをお伺いいたします。昨年の夏は猛暑でしたが、ことしはどのような夏になるか、ちょっと心配されるところでありますが、子供たちにとりましては、大変楽しみにしている夏休みがやがてやってまいります。昨年全国での学校プールにおける重大事故は、私の調べでは4件、これ以上あるかもしれませんが4件、そのほかに町民プールや、あるいはリゾートホテルプールにおいても事故が発生しておるようであります。これまで夏休みの学校プールの監視員と言えば、教職員や保護者、PTAや、あるいは監視員募集により委託された方々で監視されてきたのが全国的にも多いのではないかと思っております。そこで、本町の場合はどのようになっているのかお伺いをいたします。

 以上、2項目についてお伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) それでは、答弁願います。

 町長。

           〔町長 ?橋由一君登壇〕



◎町長(?橋由一君) 14番、千葉議員のご質問にお答えいたします。2点のご質問をいただきました。教育長にもということですが、私のほうから先に答弁をさせていただきます。

 町道荒巻東町線の整備事業についてでございます。このことにつきましては、皆様から事業に対して深いご理解をいただきました。このことによって、今進めさせていただいておると、こういうところでございます。感謝を申し上げるところでございますが、本当にこの道路は、議員お話しのとおり大事な、北上市とつながる、あるいは高速道路とつながる重要な路線だと、こう認識をいたしております。

 この事業の整備計画の状況についてでございますが、平成23年度に5回、平成24年度に2回の説明会を行っております。今年度より用地補償契約を進めることといたしておるところでございます。工事につきましては、東町団地南側の基盤整備事業で道路部分の用地あけをいたしておるこの箇所約180メートルを着手いたすというところでございます。その他の区間につきましては、4車線側から予算の範囲内で稲刈り後に工事に着工できればと、こう考えておるところでございます。また、建物等の移転が必要とされる区間につきましては、移転先の建物ができなければ、当該路線に係る建物の取り壊しができないと、こういう状況でございますので、翌年度の工事となる予定でございます。当該路線の整備の期間につきましては、大型の予算を伴うと、こういう関係もございまして、国の予算、あるいは物件の移転の状況等によるところが大きいわけでございますが、町としては何とか平成26年度内の完成を目指して進めてまいりたいと、こう考えているところでございます。

 また、工事期間中におきましては、通行どめなどの交通規制になる区間がございます。地域の方々や工業団地等の企業の皆様にも、このことについて周知あるいはご理解をいただきながら工事をさせていただくと、こうなると思います。今後ともこの事業は、やはり大事な事業だと、こう思っていますし、産業振興にもつながると、こういう点におきまして、今後とも皆様からご支援とご協力を賜りたいとお願いを申し上げまして、答弁といたします。



○議長(伊藤雅章君) 次に、教育長の答弁を求めます。

 教育長。

           〔教育長 新田 章君登壇〕



◎教育長(新田章君) 14番、千葉正男議員の学校プールの監視員体制に係るご質問にお答え申し上げます。

 まず、子供たちが楽しみにしております夏休み期間中のプール利用についてでございますが、原則として土曜日と日曜日、そしてお盆期間中を除く日に開放しておるところでございます。また、利用時間はおおむね午前は10時から12時まで、午後は1時から4時までの中でそれぞれ学校ごとに設定をしているところでございます。

 議員ご指摘のとおり、毎年のように全国各地で学校プールにおける重大事故が発生しており、本町ではこのような事故が発生することのないよう万全な体制と注意を払いながら、学校プールの開放事業を行っているところでございます。

 ご質問の監視体制についてでございますが、体育等の授業の場合は学校の教育課程に位置づけられておりますので、当然のことながら教員が対応しておりますが、夏休み期間中は学校の教育外の活動となりますので、監視員を委託して学校プールの開放を行っているところでございます。なお、監視員の配置につきましては、各学校とも必ず2名の監視員が常時常駐して監視できるよう複数の監視員のご推薦をいただき、教育委員会が委託しているところでございます。各学校から推薦されました監視員には、高校生や会社員、さらには主婦等が多く、毎年子供たちのためにご協力いただいているところでございます。

 また、安全な監視や指導を行っていただくために救急講習会を受講するとともに、プールの管理や指導に関して説明会を開催し、徹底しているところでございます。

 なお、シーズン前にはろ過装置の点検を初め、プール本体の破損箇所の点検や補修等、ハード面の整備にも取り組んでいるところでございます。

 子供たちがとうとい命を失うという事故は、交通事故と水の事故が大半を占めておりますので、校長会等で十分そのことを周知し、安易に監視員任せにしないよう教員も監視や指導状況を見回るなど、学校体制で対応するよう指示し、プールの事故防止に全力で取り組んでいるところでございます。

 以上を申し上げまして、答弁を終わります。



○議長(伊藤雅章君) 答弁が終わりました。

 再質問を受けます。

 14番、千葉正男君。



◆14番(千葉正男君) 14番、千葉でございます。回答いただきましてありがとうございます。もう少し詳しく知りたいところ等々ありますので、重ねて質問いたします。

 まず、町道荒巻東町線についてであります。このことについては、私もこの地区に住む者として、早くつくってほしいなという強い思いを持ちながら、決して反対してこの意見を申すわけではありません。内容を精査していただきたいという思いから取り上げたところでございます。

 先ほど町長のほうから、地元への説明会、23年、24年において、地権者等々への説明会も終わっているという状況のお話もありました。さらには、工事については、まずは東町団地から南側の圃場整備で道路土地用地を準備しているところを180メーターほどと、それから4車線側からという話を今伺ったところであります。それで、お伺いいたしたいのは、順番にちょっとこの計画について内容をお伺いいたします。まず、この道路規格というのはどのぐらいの規格になるものなのか、改めてお伺いをいたします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 建設課長。



◎建設課長(千葉達也君) 14番、千葉正男議員のご質問にお答えします。

 道路規格についてのご質問でございます。道路の幅員につきましては、車道が3メーター、3メーターの6メーター、その車道の脇に除雪帯1.5メーターが両側につきまして、その両側に歩道が3.5メーター、全幅16メーターの道路になる予定でございます。現在ある中では、中学校の前の道路がその規格と同じものということになってございます。

 以上でございます。



○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。



◆14番(千葉正男君) 非常に広い、除雪帯もしっかり完備した道路が整備される予定ということでお伺いしました。

 そこで、先ほどもちょっと町長の回答にもありましたけれども、立ち退き等々が必要となってくる物件、住んでいる方等々の住宅が何件か出てくるのではないかなと。見ていましても、今くいがありますので、ここのお宅は一部なりかなという思いをしておりますけれども、何件ぐらいあって、町長は工事計画を26年度内には完成させたいと、今回答がありましたけれども、その方々の移転が、もちろん移転する場合ですけれども、移転先なり、あるいは一部の場合はその部分をどうするかというような話がまず決まらないとその部分の工事は進まないと思うのですけれども、どれぐらいの物件が対象になっていて、そのめどはどういう状況なのか、現状はどういう状況なのかお伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 建設課長。



◎建設課長(千葉達也君) お答えいたします。

 建物の補償についてのご質問でございますが、住居の建物としますと、おおむね5件ほど、その他小屋とか立木補償等ございまして、全部で補償につきましては15人の方が今回対象になってございます。

 それから、めどにつきましては、詳しいご説明は今順次用地交渉といいますか、事前の潰れ地面積の関係からご説明に歩いておりますけれども、その中ではいろいろさまざまご本人の方、地権者の方々からのご要望を聞きながら進めさせていただいてございます。



○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。



◆14番(千葉正男君) ぜひ対象となっている地権者の方々に対応をよろしくお願いしたいと思います。特にも北方地区につきましては、中断されました路線の工事のときに大変なご努力といいますか、協力をいただいた地区でもございます。そういった地区に改めて今回こういった新しい道路の工事計画が出ましたので、さらなる丁寧な対応をお願いしたいと思います。

 そこで、次に移りますけれども、先ほど道路幅等々をお伺いしました。そこで私が心配するのは、交差点での交通事故、交通安全関係を特にも私は心配をします。1カ所は、先ほど言いました国道から第一小学校へ上る大金森長根前線、高速道路、今の下平沢会館の北側、低目の十字路交差点です。今度の計画では、第一小学校側から来ますと、高速道路をくぐってすぐ十字路という計画であります。あの道路が、あそこはちょうど十字路で低目になっているというような雰囲気の道路になっていまして、北側にはかん排があって、北側から、いわゆる東町のほうから来るにも余り道路も下げられない道路であります。そういったことを考えますと、あの十字路はどういう設計になるのか、高さなり、どういう設計になるのか、まずお伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 建設課長。



◎建設課長(千葉達也君) お答えします。

 下平沢公民館から北側の第一小学校への通学路となっている高速道路の下のボックスとの十字交差でございますけれども、こちらにつきましては、現況の十字交差とほぼ同じような形の交差になります。こちらの縦断勾配、つまり南のほうから北のほうに向かっての勾配につきましては、現在かなり急勾配になってございまして、見通しが非常に悪いということも、それが現状になってございます。これが今度は2.5%の縦断勾配ということで、通常の道路の路肩のほうに向かっての勾配が2%になるわけなのですけれども、道路の表面排水の勾配ということになるわけなのですが、これが2%。今回計画されている道路は、縦断勾配が2.5%ということで、通常の道路の横断方向の勾配より若干きつくなるというような形の勾配になります。そうなりますと、現状ではどうなるのかと申しますと、現状の前後の土を取って勾配を緩くするという形で計画がなされております。

 以上でございます。



○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。



◆14番(千葉正男君) わかりました。そこで、心配されるのは交通事故の件です。私は、そこの十字路については、第一小学校から来るほう、要するに西側から国道側に向かって来るほうは、高速道路ボックスの西側に予備信号機なりなんなりをつけないと、まず信号機をあそこにつけないと私は非常に危険な道路だと思われます。さらに予備信号機なりを、本信号機になるかどうかはちょっと別ですけれども、つけないと、非常に危険な状況の道路になるのではないかと考えます。勾配の関係ももちろんありますけれども、特にも冬期間はボックスの下、ボックス以外は例えば春先、もう雪が解けて乾いていても、ボックスの中というのは解けた水が寒さによって凍っているときがあるのです、高速道路の下というのは。そういうことを考えると、非常にここが危険な部分であると思われます。ということを考えて、信号機についてはどのように考えていくのか。来年、再来年の話となれば、信号機を取りつけるにはそうそう簡単に、はい、つけますというものではないと。手順があり、公安委員会の承認がたしかあったはずだと思います。今から進めていかないと間に合わないような気がしますけれども、交通安全、交通事故防止という意味で信号機等々についてはどのように考えているのか。加えて信号機については、工業団地道路とかかわる、交わる十字路、蟻ケ沢に抜ける現在の道路と工業団地道路との十字路にもなります。あの路線が整備されますと、側道から工業団地道路に右折して工業団地に抜けていくという車が多くなる、現在でもありますので、さらに多くなると思います。あそこにも私は信号機が必要だと思うのですけれども、その安全対策という意味で今から準備が必要であろうと思いますけれども、その対策はどのようになっているのかお伺いをいたします。



○議長(伊藤雅章君) 建設課長。



◎建設課長(千葉達也君) お答えいたします。

 信号機の件でございますけれども、信号機につきましては、議員ご指摘のとおり非常に危険ということで、県の公安委員会のほうに設置要望を進めてございます。設置要望箇所につきましては、4車線側のところの交差点、それから今ご質問のありました下平沢公民館の北側の交差点のボックスのところ、それから北側の久田笹長根線との交差点、この3カ所の信号機の要望をしてございます。これにつきましては、公安委員会が設置するものということで、このほかに一旦停止線とか横断歩道とか規制標識等ございますけれども、これにつきましても公安委員会が設置するものということで、道路管理者ではつくれないということになってございますので、これも継続して県の公安委員会のほうに要望してまいることにしてございます。

 それから、安全対策ということで、道路管理者としましてはボックスの前後等、「この先幅員減少」とか、「止まれ」は出せない、「歩行者あり」とか「徐行」とか、そのような形の道路管理者ができるもの、でき上がればイメージハンプのようなもの等をつけまして、注意喚起を促していきたいというふうに考えてございます。

 以上でございます。



○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。



◆14番(千葉正男君) わかりました。先ほど3.5メートルの歩道もつくと。これは、両側歩道でしょうか、片側歩道でしょうか。それと、この歩道は除雪をする対象の路線となりますか。といいますのは、工事が中断した路線、中村から島田堤の間の歩道は除雪対象ではありません。なぜかというと、児童生徒が通学の路線ではないからというように私は聞いております。そういう意味では、歩道の意味がないと私は思うのですけれども、今回整備される道路の歩道については、除雪対象にしてほしいと私は望みますが、どのようにお考えでしょうか。



○議長(伊藤雅章君) 建設課長。



◎建設課長(千葉達也君) お答えいたします。

 歩道の形状につきましてでございますけれども、全ての場所に両側に歩道がつくわけではございません。下平沢公民館から4車線側につきましては、高速道をくぐって出てくる道路が3カ所ほどございますので、その道路からの飛び出し等余りにも危険であるということで、公安委員会のほうから、その間の高速道路側については歩道を設置しないようにということで、この区間につきましてだけ歩道の設置はなりませんけれども、ほかに東町団地から下平沢付近までの道路につきましては、歩道が両側に設置されるということになります。

 それから、歩道の除雪対策でございますけれども、これにつきましては、まだ完成したわけではございませんので、その時点までに対応できるかどうかを検討させていただきながら、可能な限りご要望にお応えしたいというふうに考えてございます。

 以上でございます。



○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。



◆14番(千葉正男君) 14番、千葉です。この路線の歩道については、中学生の通学路にもなっておりますので、ぜひそういった意味でも完成した先には対応していただきたいと思います。

 ところで、肝心なことを忘れていましたけれども、この道路ができますと、優先道路が変わるのではないかなと思われます。例えば第一小学校から下がってくる、先ほどから言っている大金森長根前線は、今現在はそちらのほうが、要するに高速道路のボックスをくぐってくる路線、東西に抜ける道路が優先道路となっております。高速道路より上が広くて、くぐると狭くなる従来の道路ではありますけれども、それでも優先は、そっちが優先になっています。今度16メーター道路ができると、東町から工業団地道路に抜ける、いわゆる今やろうとしている路線が優先道路になる、幅からいきますと、そういう考えになるのかなと思いますけれども、そのように思っていいのか。あるいは、そうなるとすれば、まだできていないからという話でありますけれども、その周知方法等をどのように考えていくのか、まず1つお伺いしたいのと、あと工事をことしは4車線側から進めると先ほど町長から話がありました。何メーターぐらい今年度は考えているのか、どの辺まで考えているのかお伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 建設課長。



◎建設課長(千葉達也君) お答えいたします。

 優先道路の件でございますけれども、この優先道路の決定につきましても、公安委員会が決めるということになりますので、ちょっとこの場では何とも言えないのですが、仮に東町線のほうが優先ということになりましたならば、事前の周知につきましては、町のほうで責任持ってやらせていただきたいというふうに考えてございます。

 それから、今年度の工事の予定でございますが、4車線側から何メーターかということでございますけれども、中に大きなかん排がございまして、これが全て新しくつくらなければならないということで、かなり経費がかかるのかなと思ってございまして、それも含めまして、おおむね300メーターぐらいかなというふうに考えてございます。

 以上でございます。



○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。



◆14番(千葉正男君) 優先道路については、ちょっと私勘違いしていました。信号機がつけば、優先道路、こっちだ、そっちだ言わなくていいのですよね。ちょっと今気がつきました。失礼しました。

 いずれそういうことで、この道路については工事を進めていくということを総体的にお伺いいたしました。さらには、300メーターぐらいかなと、かん排の工事が大きな工事かなと思われます。

 特にこの工事について、さらにお願いしたいのは、工業団地だけではないのですけれども、あの路線を通る車両が非常に多い、人が多いということもあり、通行どめの話もありましたけれども、できる限り通行どめの時間帯なり、通勤時間なり、そういうのを考えながら対応していただければなと願うところでありますけれども、そのようにぜひお願いをしたいと思います。回答は、これについては要りません。道路については、以上で終わりたいと思います。

 次に、学校プールの監視体制についてお伺いいたします。全国的にそういった形で事故が多いと。余り私もこれについては最初気にとめていなかったのですけれども、ある新聞で警察庁のほうでプールの監視は警備業務だというような事故を受けて出したというような話がありましたので、今回取り上げたところであります。

 それで、本町の場合については委託していると、常時2名は必ずいるようにということで、学校からの推薦であると。その中には、高校生や会社員、主婦等もいらっしゃるということであります。さらには、いわゆる普通救命講習だと思いますけれども、そういう講習もやっているということでありましたけれども、委託条件といいますか、契約だと思いますけれども、どういった委託条件になっているのか。要は、心配するのは、事故があったときに委託された人が全部かぶるような条件というか、そういう委託方法であるならば、それは避けなければならないと。それを全部負うということは、非常に委託された人も大変な部分があるのではないかなと推測するものですから、この契約に当たってはどういった内容、事故が起きた場合はどういう責任分担になるのか、その辺までしっかりと考えた中での対応をされていると思いますけれども、その内容をお伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 教育長。



◎教育長(新田章君) ただいまの監視員等の委託といいますか、どのような契約で、約束事でこの業務を行っていただいているかという件でございますが、詳細について資料を持ち合わせておりませんが、金ケ崎町の場合は学校と監視員とが協定を結んで、その講習をいただいて教育委員会がまず認めているといいますか、そういった形をとっております。それで、今お尋ねのどのような契約を結んでいるかということについては、ちょっと資料が手元にありませんので、暫時時間をいただければと思いますが。



○議長(伊藤雅章君) すぐ提供できますか。

 暫時休憩を宣します。

            休憩(午後 4時04分)

                                        

            再開(午後 4時05分)



○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。

 休憩前に引き続き会議を行います。

 教育長。



◎教育長(新田章君) まず、最初の答弁に誤りがありましたので訂正させていただきます。委託と申しましたが、委託契約は結んでおりません。おわびを申し上げて訂正させていただきたいと思います。

 金ケ崎町の場合は、各学校から監視員を選んでいただいて、その方に教育委員会が謝礼としてお金を支払っているというような形で、委託契約等の取り交わしではございません。

 なお、監視員をお願いするに当たっては、いろんな事故があった際は教育委員会が一切の責任を持つということでお願いしているところでございます。したがって、委託契約という契約書等々はありませんけれども、取り扱いとその業務については、こういうことをやっていただきたいというようなことについての説明等はありますけれども、その契約行為そのものはございませんので、その辺については委託等々について撤回をさせ、おわび申し上げて訂正をさせていただきたいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。



◆14番(千葉正男君) 委託契約業務の委託はないけれども、責任は教育委員会がとるということを明確にしていると。その書き物か何かでしっかりと書いている、マニュアルか何かであるのでしょうか。先ほどちょっと言いましたけれども、平成23年度、1年前ですから22年だと思いますが、大阪の泉南市立砂川小学校のプール事故におきまして、男子の児童、死亡事故がありました。これを受けまして警察庁は、プール監視は警備業務であると。ですから、そういった資格を持った方でなければプール業務の監視を請け負ってはだめであると、簡単に言いますと、警備業法の認定を受けずに警備業を営んだものは100万円以下の罰金とかあるのですけれども、事故がなければ本当にいいのですけれども、不幸にして事故が起きたときに、この辺をしっかり明確にしておかないと、どっちも不幸になると思うのです。要するにせっかく監視員募集しているから手伝ってやるよという思いで手を挙げた方が、不幸にしてそういった場面に遭遇した場合に、本当にその人が全部背負えるかと。教育委員会で受けるよとは言ったものの、そういう書き物も交わしているかどうかわからないのですけれども、それで本当にいいのでしょうか。あるいは、警察庁でこういった指示を出しているというのは、インターネット等々に載っている状況の中で、例えば県の教育委員会からとか、そういった指導というのはないものなのでしょうか。そういったちょっと心配をいたします。特にも70センチとか90センチ、膝上ぐらいのところでも1、2年生の児童が事故に遭ったと、中学生でもそういう事故に遭う事例があるそうです。そうしますと、本町においては絶対ないということは、これはあり得ない話です。想定外ということではないです。これは、想定内だと思うのです。想定できる話です、実例がありますから。ですから、その辺はどうなっているのか、もう一度お伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 教育長。



◎教育長(新田章君) ただいまのご指摘の過去の関西のほうのプール事故に伴って、警察庁のほうからプールの監視については、これは警備業務であると、したがってそういう資格を持った方がプール監視に当たるべきだというふうな通知と申しますか、そういうのがあったという、それ知っているかということでございます。県のほうから毎年この時期になりますと、プールの安全体制の管理とか指導についてという通知文は来ますけれども、その詳細までは、毎年同じものが来ていますので、詳しく見ていませんでしたので、もう少し文章を見てみたいと思いますが、いずれ、もしそのようにきちっとした資格を持った方々の警備をやらなければ、学校プール、まず行ってはだめだというようなことがあるのであれば、今後検討していかなければならない大事なことだなというふうに今痛感したところでございます。あわせて今金ケ崎町が行っていますプールの監視につきましても、きちっとした責任の明確というような、そういうふうな文書等々があるのかということについても、これについてもないのが実情でございますので、口頭では教育委員会の責任のもとでというので、校長等は指示しておりますけれども、これらについてもきちっとするものはしていかなければならないなと今反省しているところでございます。ちょっとお時間をいただきたいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。



◆14番(千葉正男君) 状況については、わかりました。

 それで、さらにはこれから検討するということであれば、マニュアル時代ではないのですけれども、やっぱり委託なりするならばマニュアルをしっかりつくって、どういう状況ではどう対応するのだということも想定した中で、マニュアルをつくりながら、委託なりお願いなりをするべきであるという、それにのっとってやるべきだと思っております。

 先ほど講習会もという話がありました。例えばこれ普通救命講習とかAEDを使った講習とか、そういう具体的な話の講習なども含まれているのでしょうか。あるいは、災害が起きたとき、どのように行動すればいいのかというような、要するに119番、救急車の通報なり、あるいは教育委員会の通報なり、いろんな通報というか、やるべきことがあろうかと思います、災害が起きたときは。そういった訓練ではないですけれども、実際の監視業務に当たるに際して、その担当をしていただく方にそういった訓練なりをやってきた経緯があるのか、ただ口頭で、こうしてくださいよと、こういう場合はこうですよというような指導の仕方をしてきたのか、その辺をちょっとお伺いいたします。



○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。

 教育次長。



◎教育次長(千葉和仁君) 14番、千葉正男議員のご質問にお答えいたします。

 講習会関係につきましては、夏休みに入る最初のときに金ケ崎分署のところで、土曜日になりますけれども、毎年実施させていただいております。その中でプール監視の際の留意点、それとかあと応急手当の手順とか、そういった部分でのご指導をいただきながら、一通りマニュアル的な基本的なことを学ばせていただいて、それを受けて、全部の町内の監視員を対象にしておりますので、それをもとに各学校に戻っていただいたときに、その中で講習の部分を生かしていただきながら対応していただくようにしております。



○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。



◆14番(千葉正男君) 質問を終わりますけれども、いずれ何かあったときに責任所在をしっかりと明記して、はっきりさせておいて、せっかく善意でといいますか、そういう思いで監視業務をやってくれた人が全てをかぶるというようなことのないように、想定外とは言わず、想定内の中でしっかりとした体制をつくっていただきたい。子供たちが安全に安心に楽しめる夏休みプール遊びができるような、そういう体制をしっかりと構築してほしいということの考えを求めますが、その回答をいただいて質問を終わります。



○議長(伊藤雅章君) 教育長。



◎教育長(新田章君) 今千葉議員からご指摘のところ、きちんと勉強をして、そういうせっかく善意でやっていただいている方々に迷惑のかからないように、体制をきちんと整えて実施してまいるように取り組んでまいりますので、ちょっとお時間をいただきたいと思います。



○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君の一般質問は、これで終わります。

                                        



△散会の宣告



○議長(伊藤雅章君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれで散会いたします。

 大変ご苦労さまでした。

                                (午後 4時14分)