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岩手県 紫波町

平成24年 12月 定例会(12月会議) 12月10日−04号




平成24年 12月 定例会(12月会議) − 12月10日−04号







平成24年 12月 定例会(12月会議)



     平成24年紫波町議会定例会12月会議議事日程(第4号)

               平成24年12月10日(月曜日) 午前10時開議

 日程第1 一般質問

      (1)  8番 鷹木嘉孝議員

      (2) 15番 岡田尚治議員

本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

出席議員(20名)

      1番  及川ひとみ君    2番  作山秀一君

      3番  藤原修一君     4番  箱崎勝之君

      5番  高橋 進君     6番  藤原栄孝君

      7番  北條喜久男君    8番  鷹木嘉孝君

      9番  佐々木栄子君   10番  深澤 剛君

     11番  細川恵一君    12番  中川秀男君

     13番  石川喜一君    14番  藤原惠子君

     15番  岡田尚治君    16番  横澤敏男君

     17番  小田島英二君   18番  田村勝則君

     19番  佐々木雅博君   20番  武田平八君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により出席した説明員

  町長         藤原 孝君   教育長        侘美 淳君

  生活部長       藤原博視君   産業部長       小田島栄太郎君

  建設部長       中村重雄君   経営支援部長     佐藤勇悦君

  教育部長       小田中 健君  福祉課長       鱒沢久年君

  長寿健康課長     高野 修君   環境課長       作山孝洋君

  教育委員長      高橋榮幸君   学務課長       森川一成君

  農業委員会長     浦田輝夫君   代表監査委員     玉山哲史君

  事務局職員出席者

  事務局長       箱崎茂己君   次長         熊谷浩次君

  書記         八重樫 健君



△開議 午前10時00分



△開議の宣告



○議長(武田平八君) ただいまの出席議員は20名であります。

 定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。

 直ちに本日の会議を開きます。

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△議事日程の報告



○議長(武田平八君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。

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△一般質問



○議長(武田平八君) これより本日の議事日程に入ります。

 日程第1、一般質問を行います。

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△鷹木嘉孝君



○議長(武田平八君) 順次発言を許可いたします。

 第7陣、8番議員、鷹木嘉孝君、登壇願います。

 8番議員。

     〔8番 鷹木嘉孝君登壇〕



◆8番(鷹木嘉孝君) ただいま議長の許可を受けまして、平成24年12月会議における一般質問の許可をいただきました8番議員、鷹木嘉孝でございます。順次質問していきますので、よろしくお願いしたいと思います。

 第1番目、今学校に求められているものは何かという観点の中で、先日、福祉文教委員会におきまして、福祉文教部会におきまして、秋田県の美郷小学校、美郷町、東成瀬小を視察研修させていただきました。それも含めながら、3つの事項について質問したいというふうに思っております。

 まず1番目ですけれども、平成24年度学力テストの結果が公表され、岩手県は小学校で12位、中学校で36位でありました。隣の秋田県は小中学校とも1位でありましたし、ずっと継続してその順位を守っております。先生及び生徒それぞれが努力しており、結果だけ見て一喜一憂するわけにはいきませんが、町としても、学力向上に向けた長期的対策を練る必要があると思います。この点についてどのように考えておられるか質問いたします。

 2番目、秋田県では、就学前教育から学校教育まで教育委員会がその責務を担っていると聞いております。現在の紫波町における現状と比較してどう考えるかお聞きいたします。

 3番目として、児童・生徒の受け入れ体制で、複式学級の増加が見込まれる中、長期的に見た場合、根本的な検討が必要と思いますが、いかがでしょうか。

 以上3点について教育委員長に質問いたします。答弁をお願いいたします。



○議長(武田平八君) 教育委員長。

     〔教育委員長 高橋榮幸君登壇〕



◎教育委員長(高橋榮幸君) それでは、8番、鷹木嘉孝議員のご質問についてお答えいたします。

 まず、第1点目の学力向上に向けた長期的対策についてのご質問についてお答えいたします。

 長期的対策の1つ目としては、国・県及び町で実施した調査を活用しながら、確かな学力を育成していきたいと考えております。本委員会では、年度当初の4月または5月に、小学校2年生から中学校3年生を対象とした町による標準学力検査、小学校6年生、中学校3年生を対象とした国による全国学力学習状況調査を実施しております。この2つの調査結果から、弱点を明確にし、各学校で補充学習などを実施し、課題改善に取り組んでおります。この課題改善状況を把握するものとして、11月に小学校4、5年生、中学校1、2年生を対象とした県による岩手県学習定着度状況調査を実施しております。このように、児童・生徒一人一人の学習状況などを把握し、改善に向けて取り組んでおります。

 2つ目は、学校での取り組みを充実させ、未来ある紫波町、日本を築くに足る有為な人材育成、さらには次代を担う人づくりを目指していきたいと考えております。

 昨今、知識基盤社会の到来やグローバル化の進展など、急速に社会が変化する中、次代を担う子どもたちには、幅広い知識と柔軟な思考力に基づいて判断することや、他者と切磋琢磨しつつ、異なる文化や歴史に立脚する人々との共存を図ることなど、変化に対応する能力や資質が一層求められております。そのために、各学校では各教科、道徳、外国語活動、総合的な学習の時間、特別活動において、思考力、判断力、表現力などを育成するための研究を進めていきたいと考えております。また、その成果を発表し、町内の小中学校にも普及してまいります。

 第2点目の、秋田県の就学前教育と町の現状との比較についてのご質問にお答えします。

 まずは、秋田県における就学前教育ですが、教育委員会の就学前教育振興アクションプログラムに、教育委員会所管の就学前教育関係事業として6点示されております。1つ目は、教育内容、方法の充実、2つ目は体験活動の充実、3つ目は特別な配慮が必要な幼児への支援、4つ目は幼稚園と保育所などの連携、5つ目は小学校との連携、6つ目は子育て支援などの推進であります。

 一方、本県の就学前教育につきまして、岩手県教育委員会の学校教育指導指針に示されている内容について、秋田県の取り組みと大きな違いはなく、具体的には次のように示されております。生活及び発達や学びの連続性を踏まえた幼稚園教育の充実、幼児の主体的な活動を促す幼児期にふさわしい生活の展開、地域の特性や幼児の実態に応じた特色ある幼稚園づくりを目指し、県内全幼稚園が義務教育及びその後の教育の基盤を培うこと、小学校との連携、家庭や地域との連携協力と信頼を高める学校評価の3つを共通事項として取り組むこととされております。

 本委員会としましては、公立幼稚園を設置しておりませんので、共通事項としての2つ目であります小学校との連携についての取り組みを行っているところでございます。子どもの発達の連続性を見据えて、日々の保育のあり方を見直すという視点から、今年度は6月29日に水分小学校において幼保小連携推進会議を実施するなど、小学校教諭と町内の幼稚園教員、保育所、児童館の保育士が意見交換する場、卒園児の授業を参観できる場を提供しております。今後とも小学校との連携を推進してまいりたいと考えております。

 第3点目の、児童・生徒の受け入れ体制の根本的な検討の必要性についてのご質問にお答えします。

 町内の小学校は、児童の減少に伴い、複式学級が増加傾向にあり、本町では、現在星山小学校で1学級、佐比内小学校で2学級、赤沢小学校で1学級の、合わせて4つの複式学級が編成されております。複式学級には、県費のすこやかサポート非常勤講師、町単独の複式学級指導講師を配置し、国語、算数、理科、社会の基幹教科については単式授業を行うよう努めております。

 学校は地域のコミュニティーの核となる施設であり、現段階では学校の統廃合は考えておりません。しかしながら、児童・生徒数の減少傾向は続いており、東部地区のみならず、西部地区においても、今後複式学級が編成されることが想定されることから、統廃合については、将来的に検討しなければならない課題ではあります。

 本委員会としては、今後、慎重に議論を重ね、統廃合が必要だと判断したときは、教育委員会としての案を練った上で、地域の皆様のご意見を伺ってまいりたいと考えております。

 以上をもちまして、鷹木議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。



○議長(武田平八君) 8番議員。



◆8番(鷹木嘉孝君) 今、ただいま3つの質問について回答いただきました。それぞれ、トータルで全体的なところにまとめながら、再度質問していきたいと思いますけれども、先ほど言いましたように、11月29、30日にわたりまして、政務調査会福祉文教部会で秋田県の美郷町と東成瀬村に視察に行ってきました。東成瀬村の教育長につきましては、岩手県のほうにおいでになって、再三にわたり講演会を開く、あるいは、たしか紫波郡、もしくは紫波町におきましても、東成瀬村のほうに視察に学校、教育委員会で行っておられるという話ですので、共通した認識の中で議論ができるんじゃないかなというふうに思っております。

 まず第1点、最初にお聞きしたいんですけれども、一応議会として、あるいは教育委員会のホームページを見た中で、教育委員会あるいは紫波町としての教育方針、教育行政方針といいますか、そういうのがあるだろうなと思いまして、一応ずっと見てみました。一応、基本的に第三者がだれでも見られる中で出てきているのが、紫波町教育委員会特定事業主行動計画、それから後期計画ということでのっております。

 多分、東成瀬村に行ったときも感じたんですけれども、町としてこういうような格好でやっていきたいという教育行政方針がきちっとかてられました。私たちも、各学校の視察等に行って、各学校の考え方等はお聞きしておりますけれども、町として、例えば平成24年度、あるいは25年度どうやるかというような教育行政方針につきまして、広く一般の町民が見られるような状態になっているのかどうか、まず最初にお聞きしたいというふうに思います。



○議長(武田平八君) 教育長。



◎教育長(侘美淳君) 鷹木議員の今のご質問にお答えします。

 私どもも、町内の校長会で過日東成瀬に行って、教育長とか学校視察してまいりました。そういう意味では、議員ご指摘のとおり、共通認識大分できるものだなと思っていました。

 今の質問に関してでありますが、毎年度末に紫波町学校教育指導計画というのをしたためております。これは、町の行政及び教育委員会としてどうするかという24年度の計画を示したものです。東成瀬と同等に、学校教育が目指すもの、紫波町の学校教育目標、それからどうそれを計画してどう進めていくかということが記述されてあります。ご指摘のとおり、ホームページ上にはありませんでしたので、今後そのことについては広く内外に広報できるように努めてまいりたいと思っております。



○議長(武田平八君) 8番議員。



◆8番(鷹木嘉孝君) 今後検討されるということですので、そのとおりお願いしたいと思います。というのはなぜかといいますと、東成瀬村に行ったときに、いろいろな学校行事につきまして、ほとんどの家庭、100%とは言わないんですけれども、人数的にいえばおじいさん、おばあさんが参加して120%ぐらいという表現を使っていましたけれども、かなりの方々が参加して、なおかつそういう折にも、町の教育行政方針といいますか、こういうような格好でやりたいというものが徹底されているような感じを受けました。

 翻って紫波町を見た場合に、今教育長がおっしゃったように、関係する方々はそれを見る機会がありますけれども、なかなか広く一般町民の方々が、町の教育行政方針がどういう格好になっているかと、どういうのを目指しているかというのが、見る機会が少ないのではないかなという感じを受けたものですから、まず第1点でその確認させていただきました。できれば、町はこういう格好でやっていくんだというようなことが町民の方々がみんな理解して、そしてそれぞれの地域の学校をバックアップすると、生徒さんを支援するということが基本的な部分として大事だなというふうに思っていますので、あえて第1点で再質問させていただきました。今後ともそういう部分でよろしくお願いしたいというふうに思います。

 次に、もう1つ、すべて確認するわけにはいきませんので、私個人が東成瀬村でお話を聞いている中で、ここはどういうなんだろうというふうな部分で、紫波町としても議論を深めていいんじゃないかという部分を何点かご質問したいというふうに思っております。

 1つは、児童一人一人の学習状況等の把握という部分です。これは、東成瀬村と比較して大変恐縮なんですけれども、東成瀬村の説明の中では、全国学力学習状況調査が行われ、標準学力調査が行われ、県学習状況調査が行われ、県単元評価問題があって、そして学期末に学校の選任テストと表現していましたけれども、それぞれが行われて、児童一人一人の学習状況等を把握して、それをフォローしていくというようなやり方をしていくというふうな説明がありました。なおかつPDCAサイクルを回すという観点でやっておりました。紫波町で今までお聞きしている中では、東成瀬村と同様に、全国学力学習状況調査、標準学力調査、それは県が行う学習定着度状況調査というものがそれぞれのクラスで行われているというふうに確認しております。当然、そのほかにも学校単位のテスト等があると思いますので、それぞれの個別の児童の状況、学習状況等を把握するということは十分行われているんじゃないかというふうに思います。

 なおかつ、平成23年度の教育委員会点検評価報告書につきましては、標準学力調査、NRT結果の学習指導につきましては、評価Aがついております。何を言いたいかといいますと、先ほど言いましたとおり、全国一、あるいは全国12という部分の数字を比較するわけではないんですけれども、私、個人で見た場合に、かなり生徒一人一人を把握して個別指導、個別指導といいますか、おくれているものはそれを補う、あるいは進んでいるものはさらに進めるというような部分での、学習状況等を把握した指導が徹底しているなという思いがありました。紫波町の場合、そこがどういうふうな格好で行われているか、その部分について確認したいというふうに思っております。

 なおかつ、東成瀬小学校で見ましたけれども、算数、国語等におけまして、チームティーチングがきちっと行われているなという感じを見ました。教育委員会の点検評価報告書の中でも、チームティーチングは行われているという格好になっておりますので、紫波町における児童一人一人の学習状況等を把握した指導、それは紫波町全体でどういう格好で各学校に統一的な対応を求めているのか、あるいはそれに基づいて各学校がどういうふうな格好をやっているのかという部分について、もし説明していただけるのであればお願いしたいなという感じがあります。



○議長(武田平八君) 教育長。



◎教育長(侘美淳君) お答えいたします。

 本町でも、議員ご指摘のとおり全国学調、それから県の学習状況調査、それからNRTという言葉が出ましたが、町教委で予算化していただいて、それを実施しております。問題は、調査ばっかりしても、そのままにしておくと余り意味ないことでありますので、やったことがどうであったかというのが評価であります。それで、その状況を確認しながら、次子どもらにどう生かすかというのが評価問題の一番大事なところであります。ご指摘のとおりであります。本町でも、それぞれのデータ分析、例えば県なり国の分析は、その都度校長会議、あるいは研究主任会議等で説明しながら、各学校がやるべき、学校によって多少その課題が違うこともありますが、共通部分と、それから各学校の部分で結果を分析しながら進めていただきたいという指導はしております。

 それから、少人数教育についてでありますが、なかなか教員数は定数で決まっておりまして、大変な部分ありますけれども、大きく分けると、少人数教育、いわゆる分けて授業をすると、いわゆるちょっと習熟度別といいますか、そういう形と、それからもう1つは、その学級に対して2人以上、大体2人が多うございますが、チームティーチングで進めて、いわゆる子どもの今の状況を見ながら、ちょっと疑問に思っている子についてはすぐ寄り添ったり、あるいは本体はそのまま進めるとか、そういう指導方法改善を含めて鋭意行っているところであります。

 町全体としての、ここの部分が大変だねというネックの部分もあります。あるいは、その改善の方向を示している数字もありますので、それらの状況を勘案しながら、今後とも、いわゆる一人一人の生徒に寄り添う指導をどうあればいいかというのは、来年度計画も含めてますます実施していかなくてはならないところだなと思っております。



○議長(武田平八君) 8番議員。



◆8番(鷹木嘉孝君) 町としても、あるいはそれぞれの学校としても、児童・生徒一人一人の指導は十分行っているということを理解しますけれども、東成瀬でもかなり議論して教えていただいたということがありましたけれども、いわゆる幼小の渡りのとき、それから小学校から中学校に渡るとき、そこら辺を含めながら、本当に個別の、児童一人一人を把握した指導をしなければ大変だというようなことがありました。