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岩手県 滝沢市

平成22年 12月 定例会(第28回) 12月15日−一般質問−04号




平成22年 12月 定例会(第28回) − 12月15日−一般質問−04号







平成22年 12月 定例会(第28回)





平成22年12月15日
第28回滝沢村議会定例会会議録
平成22年12月15日第28回滝沢村議会定例会が滝沢村役場に招集された。
出席議員は次のとおりである。
   1番  相  原  孝  彦  君    2番  桜  井  博  義  君
   3番  佐  藤  澄  子  君    4番  日  向  清  一  君
   5番  斉  藤  健  二  君    6番  武  田  猛  見  君
   7番  遠  藤  秀  鬼  君    8番  佐  藤  美 喜 子  君
   9番  高  橋  盛  佳  君   10番  柳  村     一  君
  11番  熊  谷  初  男  君   12番  高  橋     寿  君
  13番  佐 々 木     剛  君   14番  山  谷     仁  君
  15番  鎌  田     忍  君   16番  武  田  俊  和  君
  17番  西  村     繁  君   18番  黒  沢  明  夫  君
  19番  山  本     博  君   20番  長  内  信  平  君
  21番  川  原     清  君   22番  角  掛  邦  彦  君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。
       村        長     柳  村  典  秀  君
       (水道事業管理者)

       教 育 委 員 会委員長     内  村  宣  夫  君
       副    村    長     松  川     章  君
       教    育    長     盛  川  通  正  君
       経 済 産 業 部 長     中  道  俊  之  君
       健 康 福 祉 部 長     主  浜  照  風  君

       都 市 整 備 部 長     及  川     安  君
       兼 上 下 水 道 部 長

       住 民 環 境 部 長     菊  池  文  孝  君
       企 画 総 務 部 長     佐 野 峯     茂  君
       教  育  部  長     遠  藤  正  紀  君
       農  林  課  長     武  田  晴  良  君
       商 工 観 光 課 長     熊  谷  一  見  君
       福  祉  課  長     伊  藤  順  子  君
       児 童 福 祉 課 長     大  坪  一  彦  君

       高 齢 者 支 援 課 長     千  葉  澄  子  君
       兼老人福祉センター所長

       都 市 計 画 課 長     湯  沢     豊  君
       交 通 政 策 課 長     三  上  喜 美 義  君
       環  境  課  長     齋  藤  誠  司  君
       住 民 協 働 課 長     伊  藤  健  一  君
       企 画 総 務 課 長     加 賀 谷     建  君
       財  務  課  長     中  村  保  夫  君
       教 育 総 務 課 長     熊  谷     満  君
       学校教育指導担当課長     千  田  幸  範  君
       水 道 経 営 課 長     下  長  秀  樹  君
       水 道 整 備 課 長     阿  部  一  彦  君
       農 業 委員会事務局長     井  上  靖  宏  君
本会議の書記は次のとおりである。
       議 会 事 務 局 長     太  田  晴  輝
       同    次    長     高  橋     永
       同  主 任 主  査     勝  田  裕  征



                                        



△開議の宣告



○議長(角掛邦彦君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

                                (午前10時00分)

                                        



△一般質問



○議長(角掛邦彦君) これより本日の議事日程に入ります。

 日程第1、一般質問を行います。

 本日は、4名について行います。

 8番佐藤美喜子君の発言を許可いたします。ご登壇願います。



◆8番(佐藤美喜子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 8番佐藤美喜子君。



◆8番(佐藤美喜子君) おはようございます。議席番号8番、新志会の佐藤美喜子でございます。さきに通告しておりました3点について質問させていただきます。

 1点目、男女共同参画の推進について。男女共同参画計画たきざわ輝きプランは、平成17年度に策定されています。これは、県内の町村の策定率がまだ23.3%というときですので、随分早い取り組みであったと思います。私は、議員になって初めての平成19年6月定例会でこのことを取り上げて質問いたしました。そのときの答弁をもとに再び質問させていただきます。

 策定当時は高かった機運も、その後少々停滞ぎみと感じておりますが、いかがでしょうか。男女共同参画というこの言葉が子育て中の女性や働く女性だけへの支援というように偏ってとらえられ、毛嫌いされているようにも感じます。しかし、その言葉はともかく理念、意識は社会の中に浸透しつつあることも実感しております。社会情勢は変化し、昨今はワーク・ライフ・バランスという言葉が日常的に目に入ります。女性だけを守るという狭い考えではなく、男性も女性もともに支え合って心豊かに暮らすことは、子供にも高齢者にもだれにも住みよい社会です。イクメンという言葉も珍しくなくなっている現状です。この計画の期間は、平成17年度から26年度までの10年間とされ、現在中間年の見直しの作業が進んでいるようですので、以下についてお尋ねいたします。

 1つ、意識づくりの施策では、家庭、地域、職場における慣行の見直しということで、意識啓発に取り組み、行政がみずから率先して推進していく。そして、職員みずからが男女共同参画についての理解を深め、施策方針の決定、実施は共同参画の視点で取り組むことに努めるとの答弁でしたが、実施した具体例などについてお尋ねいたします。

 ?、環境づくりの施策については、家庭と仕事の両立支援、職場の就業環境整備について研修会等への参加を推進するとのことでしたが、具体的に実施した事業について伺います。

 ?、審議会等委員への女性の登用率を平成21年度までに30%と目標を示されましたが、達成できましたでしょうか。達成できなかったとすれば、その要因をどのように認識しておられるか伺います。

 2点目です。村で奨励しているクイックスイートについて伺います。栽培定着ということで苗の購入費を助成していますが、何戸の農家が対象になっているでしょうか。また、収穫したものはスムーズに販売されるシステムはできているのでしょうか。農家の方から、収穫はしたけれどもという声を聞きました。また、反対に消費者からはどこで売っているか、どこに行けば入手できるかという声もあります。クイックスイートを使用したプリンなどもマスコミや東京銀座では大人気にもかかわらず、村内ではイベントのときに販売されるぐらいで、それもすぐ完売してなかなか口にすることのできない、まさに高嶺の花です。ケーキをつくる業者さんは、クイックスイートの入荷が思うようにならないとも言います。滝沢の奨励品として売り出すためには、もっと力を入れて取り組む必要があると思います。今年度の状況をどのように把握しておられるか伺います。

 3点目、情報の提供について。現在村から発信される情報は、毎月5日、15日に発行される広報「たきざわ」で、またホームページで見ることができます。目の不自由な方には、音声訳のテープを個別に届けているということです。このテープを視覚に障害がなくても視力が弱くなり、見えにくくなった人や介護や子育て中で読む時間をとれない人などのためにも利用させるお考えはないか伺います。

 私も実際に借りて聞いてみました。広報「たきざわ」は企画総務課で、議会広報は4階の議会事務局で、社協だよりは社会福祉協議会の窓口でそれぞれ借りられました。どちらも快く対応はしてくださいましたが、大変手間取ります。このように、あちこち回ることは今までごく当然の対応だったかもしれませんが、いかにもお役所と思わざるを得ません。バリアを取り払って、役場総合案内、社協窓口あるいは出張所にも広げて、そこに全種類の音声訳テープをそろえれば利用しやすいと思いますが、それは可能かどうかお考えを伺います。この先いろいろな重要な情報発信もあるだろうと思うとき、村民の知る権利を保障するためにも選択肢の一つにこのテープも加えてはいかがでしょうか。

 ちなみに、この音声訳は滝沢朗読ボランティアサークルこだまの方々が行っています。広報「たきざわ」、議会広報、社協だよりを心を込めて丁寧に読んでいます。いつもの優しい聞きなれた声にいやされる方もあるはずです。それから、こだまさんは先月盛岡で開催されました岩手県社会福祉大会の席上、ボランティア活動功労団体として大会長から表彰されました。おめでとうございます。ご披露申し上げて、質問を終わります。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 佐藤美喜子議員のご質問にお答えいたします。

 初めに、男女共同参画についてのご質問にお答えいたします。最初に、意識づくりの施策についてでありますが、広く機運の醸成を図るものとして毎年男女共同参画フェスティバルへの参加、家庭生活に関するセミナーの開催、まちづくりフォーラム開催等において、それぞれ意識づくりに努めてきたところであります。

 次に、環境づくりの施策につきましては、家庭内における家事、育児、介護等の分担、育児休暇、介護休暇制度を利用しやすい職場環境整備を主として掲げておりますが、この部分については経済不況によって休業制度はあっても生活を重視するために休暇をとれないといったそれぞれの事情等もあり、非常に難しい面があり、県主催によるセミナーへの参加を企業に呼びかける程度で、積極的な展開は実施できていない状況にあります。

 次に、審議会委員への女性登用率の目標達成についてでありますが、22年度現在で21.3%と、目標の30%に届いていない状況にあります。その要因としては、団体推薦にあっては団体の実情などから主要ポストからの推薦にならざるを得ず、なおかつ推薦し得るポストに女性が就任していない状況にあることが考えられます。また、登用しようとする分野に女性の専門家が少ない等が考えられます。

 以上、申し上げましたように、推進に当たってはさまざまな課題等が明らかになってきておりますが、現在地域において男女共同参画を推進するため、岩手県が男女共同参画サポーターを養成しており、村においても30名の方が認定を受けております。また、平成17年に策定されました滝沢村男女共同参画計画の見直しについて、昨年度実施したアンケートをもとに男女共同参画サポーターの皆さんと議論を重ねながら検討しているところでありますので、今後もサポーターの皆さんのご協力をいただきながら、男女共同参画社会の実現に向けて取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、村で奨励しているサツマイモ、クイックスイートについて、特産品とするためには軌道に乗って動き出すまでしっかりと支援すべきとのご質問ですが、まずはクイックスイートの生産面の現状についてご説明いたします。平成21年度に推奨品種作付にご理解をいただいた村内3団体27戸の農家に対し、4,500本の苗代金を全額村が負担する形で栽培研究の取り組みを開始いたしました。平成21年度当初は、滝沢村でクイックスイートの栽培が一般農家において本当に可能なのかどうかや生産される芋の品質はどうなのかという点に重点を置き、栽培指導会などを実施しながら事業を進めてまいりました。その成果といたしましては、大変甘く、良質な芋が収穫され、栽培1年目から各産直施設、スーパー産直コーナー等での生食販売は売り切れが続出し、また村内菓子店のご協力もあり、クイックスイートを原材料とした加工品も誕生するに至りました。しかし、取り組み初年度は生産量が少なかったこともあり、2月上旬ごろには在庫がなくなるといったこともありました。

 平成22年度においては、5団体49戸の農家に対し補助率2分の1で苗購入補助金を交付し、前年度の約4倍である約1万8,000本を作付するに至っております。現在は、この収穫されたサツマイモを産直施設、村内、盛岡市内スーパー等で生食用を中心として販売しております。また、村内外の各企業からのクイックスイートに対する問い合わせが多数寄せられていますので、各関係部署一丸となって加工用原材料としての販路開拓に努めているところであります。

 さらに、サツマイモは年に1度の収穫であるため、各企業からの購入希望があった場合、その要望にこたえられる在庫を確保する体制を整えておく必要がありますし、冬期間の保存方法の検討も必要となります。さらには、農産物栽培は自然条件の影響を受けやすいなどのリスクもあります。栽培にご協力いただく農家の皆さんには、これらの点、これまでもご説明させていただいておりますが、今後も十分な説明と話し合いを重ねながら、農家の皆さんのご理解をいただき、苗購入補助や大規模化に伴う管理機械補助などの各種制度を組み合わせながら、生産面積の拡大とこれに伴う農家所得の向上を図ってまいります。

 次に、クイックスイートを活用したロールケーキ及びプリンの開発につきましては、昨年度滝沢村特産品開発振興事業補助金を導入して取り組まれたものであり、今まで札幌の物産展や東京都いわて銀河プラザで開催いたしましたたきざわ観光物産展におきまして、一時的に県外で販売するほか、自社の店舗や地元のイベントなどで販売している状況であります。生産量につきましては、他の製品の製造や賞味期限の関係等から、個店でつくられる限界もあり、また大変好評をいただいている商品でもありますので、常時あることを担保することは難しい状況であると思われます。

 また、この商品に限らず、既存及び新規の加工品につきまして、村内の生産者や加工業者が安心して生産できるように、材料調達や販路等の仕組みを整え、生産拡大に結びつくように、関係機関と連携を図りながら支援をしてまいりたいと考えております。

 次に、情報の提供についてのご質問にお答えいたします。本村では、いつでもどこでも安心して利用できる情報発信を心がけ、魅力ある広報「たきざわ」の作成と滝沢村ホームページの掲載内容の充実と迅速な更新を行い、住民の皆さんに対して積極的な情報発信と提供に努めています。そこで、広報「たきざわ」と滝沢村ホームページなどに掲載している情報の重要性から、視覚に障害をお持ちの方に積極的かつわかりやすく行政情報などをお知らせし、滝沢村の行政運営とまちづくり活動への理解と協力をいただけるように情報媒体の多様化を図るべく、視覚障害者用広報作成事業と滝沢村ホームページの内容充実に取り組んでおります。

 身体障害者手帳が交付されている視覚に障害をお持ちの方のうち1級、2級の方を対象にした視覚障害者用広報作成事業は、平成7年度から開始し、毎月広報「たきざわ」5日号と15日号の音声録音テープをそれぞれ作成し、平成22年度はご希望された7人の方に郵送で配付しております。また、平成20年度から毎月広報「たきざわ」5日号の点訳広報を作成し、平成22年度にご希望された2人の方に郵送で送付しております。音声録音テープと点訳広報の住民の皆さんへの周知と利用者数の増加を図るべく、定期的に広報「たきざわ」にてお知らせ記事を掲載しております。

 さて、滝沢村ホームページにおいては、快適に視聴できるよう文字拡大機能や音声による閲覧を目的とした自動音声読み上げ機能のついたやさしいブラウザ音声読み上げ、文字拡大サービスを行っております。さらに、平成21年10月から毎月5日号の音声録音テープ内容を電子データに変換したファイルを広報のページに掲載し、ホームページにおいても音声による広報「たきざわ」を閲覧できるようにしております。

 音声録音テープの住民の皆さんへの利用拡大につきましては、希望される方がテープを活用できるように取り組み、音声録音テープの配置に取り組んでいきたいと考えています。今後関係各課、団体と協議しながら、情報提供の拡大策として、音声録音テープをご希望される方が役場及び身近な公共施設などにおいても活用できるよう取り組んでいきたいと思います。



◆8番(佐藤美喜子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 8番佐藤美喜子君。



◆8番(佐藤美喜子君) それでは、再質問いたします。

 男女共同参画のことですが、この2月にアンケートをとったということで、今作業が進んでいます。そのアンケートの結果をどのように集約されておられるかお伺いします。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 菊池住民環境部長。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 昨年男女共同参画社会に関するアンケートを2月から3月にかけてなのですがとりまして、集約しながら、サポーターの皆様に見ていただきながら、村で立てている男女共同参画計画たきざわ輝きプランを直そうということで、今話し合いをしていただいているところです。その中で、さまざまな項目がありますが、それを今集約しているところでありますが、まだ集約途中といいますか、その集約した結果をどう分析するかを調査というか、集約しまして、それに関して、では今後どういう手を打っていくのだということを今内部で検討しているところでございます。



◆8番(佐藤美喜子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 8番佐藤美喜子君。



◆8番(佐藤美喜子君) この中間年というのは21年度でしたよね。今22年度が終わるところですから、ちょっとおくれていると思うのですが、このおくれた理由と、内部で検討しているということで、例えばこの岩手県ので見ますと、一応まとめてあるのです。今後の課題とか成果とかとまとめてありますが、滝沢ではそれを去年、21年度終わるときにどのように集約して、成果はどうだったのか、今後の課題はどうだったのかを踏まえて見直ししているのかと思ったので、その辺のことについてお伺いいたします。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 菊池住民環境部長。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 個々の数値につきましてはまとまっておりまして、それについての個別の意見も伺っておりますが、それをどう結びつけるかというところの話を今させていただきました。まとまっておりまして、どういう形でこれを生かしていくかということを検討しているということで、今お話しさせていただきました。確かに今おっしゃられたとおり、若干作業がおくれておりまして、今後サポーターの皆様との話し合いの中で計画も変更し、なおかつ集約した結果を知らせるということも一つの男女共同参画を知らしめるための私どもの作業になるのかなと思っておりました。作業を急ぎたいと思っております。



◆8番(佐藤美喜子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 8番佐藤美喜子君。



◆8番(佐藤美喜子君) 先ほどの村長の答弁でありましたように、社会情勢がとても厳しいときですので、男女共同参画といっても、制度はあっても使えないとか、いろいろ問題はあると思いますが、ちょっとやり方が手ぬるいというか、余り進みぐあいの悪いのが気になるのですが、その辺のおくれている理由は、一番は何だとお考えでしょうか。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 菊池住民環境部長。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 男女共同参画を考えたときに、うちの村の計画でもそうなのですが、1つが意識づくり、家庭を含めて、個々にどういう意識をどう変えていくかということが1つです。それから、環境づくりといいまして、今度は職場環境、それから家庭環境、それから地域活動でそういう男女共同参画意識をどう高めていくか。最後に、もう一つが社会づくりということで、法制度を変えていくと。具体的にどういう手を打っていけばそこに有効な手だてを打てるかというところが、実は非常に難しい分野でもあります。そういう意味で、試行錯誤しながらいろんなことをやって、最後に何とか、今気がつけば昔思ったよりもかなり意識変わってきているよねというのが結局成果になりますので、目標値はあるのですが、すごく難しい分野と考えておりまして、そういう意味で意識していないと廃れる、なおかつ強く言ってもなかなか進まないという分野でございます。それで、私どもでは今までの反省点としまして、若干そういう積極性に欠けているところはあったのかなと今思っているところであります。



◆8番(佐藤美喜子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 8番佐藤美喜子君。



◆8番(佐藤美喜子君) このワーク・ライフ・バランスについてお伺いしたいのですけれども、今新聞などでいろんな市とか県のトップの方々が育児休暇をとるということで賛否両論ありますが、その点についてはどのようにお考えで、行政みずから率先してといったときに、こういう制度を使うのも一つの率先してではないかと思うのです。でも、率先してとることによって、またいろんな批判も出ることは承知していますが、その辺のバランスはどのようにお考えでしょうか。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 菊池住民環境部長。



◎住民環境部長(菊池文孝君) これもワーク・ライフ・バランスという言葉を聞きまして、もう何年になりますか。私が聞いてからですけれども、三、四年になるのかなと思っておりますけれども、これもなかなか進まない。村として、例えば職員の制度としては、そういう育児休暇制度等はどんどん制度が変わっておりまして、あることはあるのですが、職員自体もなかなかとりにくいと。今知事さんとか市長さんとかが、首長みずからそういう制度を活用するという話が新聞紙上をにぎわせておりますが、これも賛否両論があります。ただ、そういった問題が提起されることによって意識が進んでいくということで、ワーク・ライフ・バランス、昔は男は社会に出て、ただ稼いで、家庭を顧みないで、女性は家庭を守るといった意識を、男女のそれぞれの役割をちゃんと考え直そうよと。それで、男も仕事だけではなくて生活も考えましょうよという考え方ですので、これもまたなかなか進まない。私のほうで、では実際職場でどうやってそれらを浸透させていくかということも、実はなかなか、制度はあるのですが、とる職員が余りいないということで、これも難しいのかなと今思っているところであります。



◆8番(佐藤美喜子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 8番佐藤美喜子君。



◆8番(佐藤美喜子君) 難しいのは、よくよくわかります。職場でも大変難しいと思います。でも、制度がある。必要でつくった制度ですし、やっぱりどこかでとらないととりにくい、とらせないような風土があるのではないか。例えば村でいいましても、村民を守るのは一番ですけれども、村民を守る、子供を守る、命を守るといったときに、自分の家族を守れないとなかなか難しいと思います。これは母親だけの支援ではなくて、子供たちにもいいことですし、父親が育児にかかわるということは、やっぱり自分の生活も豊かになる、心が豊かになるということで、母親支援だけではなくて子供にも、自分の生活、そして仕事のバランスをとるためにもぜひとらないととりにくい。とりたい人がいるかもしれません。そのとりたい人がとれるような職場の環境をつくってあげるのがこの男女共同参画の理念だと思いますので、とりにくいことは十分わかるのですが、そこはやっぱりだれかが先にとらないといつまでもとれないし、だから子供を産むのもちゅうちょするかもしれませんし、子供が少なくなります。そして、有能な方がやめるかもしれません。育児、両立できないでやめるということも考えられますので、その辺を、本当に大変だと思います。その後の仕事はだれがするとか、いろいろ大変なことはよくよくわかりますし、簡単にいくことではないと思いますが、子育て支援にもつながることですし、若者定住とかいろんなことでつながる、本当に根本の意識がそこにあると思いますが、難しいと言ってしまわないで、住みよい社会をつくるため、この男女共同参画の意識を、さっき言った意識づくり、環境づくり全部わかりますけれども、そこはいい理念はあってもできないということをもうちょっと踏み込んで、今まで5年間やってみてのアンケートとって、そしてこの先5年間やると、その意気込みはどのようにつかまえていらっしゃるでしょうか。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 菊池住民環境部長。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 目標数値があっても、それが本当に有効な、男女共同参画が進んでいるかということを判断できるのに、なかなか難しい分野です。それで、すぐ目に見えなくても、積極的にそういうことに取り組んでいくということが、最終的には一番遠回りのようで一番近い道なのかなと思っておりますので、今後とも積極的に、特に内部には、審議会の質問はまた別にございますけれども、そういう男女比率のところでもそうですが、職員の意識からまず変えていくということも一つの重要な手段ではあると思っておりますので、そういうところで積極的に進めていきたいと考えております。



◆8番(佐藤美喜子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 8番佐藤美喜子君。



◆8番(佐藤美喜子君) いろいろと目標値は出ていますが、なかなか達成できない目標値ですので、この目標値の設定の仕方もどうかと思うところがあるのです。ですけれども、この男女共同参画サポーターの方が随分多くなっていると思います。30人と出ていますから。この30人の数の中に、これは全く女性が多くて男性が大変少ないですので、そういうところも男性、女性が同数とまではいかなくても、片方は男性だけが偏っているし、このサポーターは女性の方が多いということが随分ありますので、その辺の男性への働きかけ、女性への働きかけ、今までどのようになさったのかお伺いいたします。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 菊池住民環境部長。



◎住民環境部長(菊池文孝君) これも男女共同参画サポーターというのをいろんな研修会等をお願いして行っていただいているわけですけれども、これもまた30人のうち、今のところ男性が2人ということもあります。そういう意味では、確かにそのとおり、今のお話のとおりでありますので、男性についての意識づけというか、今のところは30人のうち2人というのが実はうちの村であり、地域での考え方の進度なのかなということもありますので、この部分をもうちょっと男性を出していかれるように、ちょっとそういう面でも弱かったのかなと思っておりますので、やっていきたいと思っております。



◆8番(佐藤美喜子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 8番佐藤美喜子君。



◆8番(佐藤美喜子君) 岩手県から出ているのでは、このヒアリングの結果がちゃんと出ているのです。そうしたらば、やっぱり男性、それから高齢者世代の意識が低いと。男性の家事、育児参加とか育児休業が進んでいないとありますが、これもやっぱり働かせ方、働き方が問題だと思うのです。やりたい人たちはいっぱいいると思うのです。子育てもしたいし、介護もしたいけれども、その働き方、働かせ方がやっぱり無理があってできないこともあると思いますので、制度があっても使えないというのは全く絵にかいたもちにしかなりませんので、その辺をどこかが、6月、1回目のときには村の企業にも出向いてPRしますということをお答えいただいていました。それは余計なことというか、企業にとっては余計なことかもしれませんが、そのようなこともなさったでしょうか。どこかでしないと、いい人材がちゃんと残ってもらわなければならない。若者が定住してほしい、子育てもしてほしいといったときに、とりにくいのです、とりにくいのですと10年終わってしまっては、男女共同参画の意識はなかなか進まないと思うので、徐々に、徐々にとはいっても、余りにも徐々に過ぎると若者がいなくなってしまうし、子供がいなくなってしまうと思いますので、その辺どのようにお考えでしょうか。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 菊池住民環境部長。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 実は、企業に関してそのようなお話はしたのですが、まだやっておりません。それで、今おっしゃられるとおりどういう形で対外的に周知をしていって、なおかつ参加していただけるかというのは、結局声をかけたから来るわけではないと思いますが、そこをそう思ってやらないことが一番こういう分野に関しましてはだめなことだと考えております。ですから、そこをどのくらい汗を流すかということで、こういうものは少しずつでもいいから進んでいくと思っておりますので、これやれば有効だという手だてがなかなか思いつかないのですが、広く周知しながら募集をしていきたいとは考えております。



◆8番(佐藤美喜子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 8番佐藤美喜子君。



◆8番(佐藤美喜子君) この目標値ですけれども、育児休業の取得で男性が21年度5%で、26年度は10%が目標になっていますが、これも今のお話を聞くと、もうほとんど無理な数字と思ってしまいますが、無理な数字と思っても挙げているということは、やっぱり見込みがあるし、何か手だてをするということの強い意識がないと、男性が10%、女性が80%をとるということの目標はとてもいいと思うのですが、そのための手だてをどのようにお考えでしょうか。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 菊池住民環境部長。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 一番は、こういう制度があって、それから男女共同参画の考え方はこういうことだということをどういうふうに理解していただくかということだと思っております。そういう手だてが、例えば広報での活動なのか、それとも地域にそういう話し合いの場をつくって積極的に地域に入っていくことなのか、さまざまなやり方が考えられるのですけれども、どれが一番有効なのかを考えながら、今後この数値を上げるための施策を考えてまいりたいと考えております。



◆8番(佐藤美喜子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 8番佐藤美喜子君。



◆8番(佐藤美喜子君) 女性の登用率でお伺いしますけれども、女性も大変優秀な人材がたくさんいるはずですが、これも登用率、パーセントがなかなか上がってこないということを見ると、やっぱり働き方とか、女性の自由な時間とか、それから男性の協力とか、いろんなことがまだまだ足りないのかもしれませんが、女性のすばらしい方々の力をぜひ村のこういうところに持ってこないと村が発展しないのではないかなと。女性のこのパワーをぜひ使うためにも、この30%、この先5年でどうでしょうね。5年先では30%になっていますが、この30%を達成するための何か目玉みたいな、こういうことをしたいという具体策がありましたらお願いします。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 菊池住民環境部長。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 審議会全体で今21%ぐらいだと思っておりましたが、個々に見ると30%、50%という、40%もあります。多い審議会もあります。ただ、ちょっと申しわけないのですが、私の担当になりますが、市町村防災会議とか市町村保護協会とか、災害のときの審議会が、人数が30人ぐらいの審議会なのですが、男性しかいない、女性が一人もいないというようなところがあって、かなりそこでパーセントを下げていると思っております。これ、防災の段階で私ども考えているのは、大概的に公の職にある、例えば各消防署の長、警察の長、会社の担当の方とかというのが全部男性なのです。そういうところは、社会的なもっと広がりあるところで男女共同参画叫ばなければならないのですが、今分析している内部ではかなり女性の会員はふえてきていると私は考えておりました。そういう意味でいくと、もうちょっと登用してくださいと内部にも働きかけていけば数字は上がるものと考えておりますので、そこはちょっと全体でとってしまうと二十何%なのですが、そういうところも少し考えながら呼びかけてまいりたいと思っております。



◆8番(佐藤美喜子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 8番佐藤美喜子君。



◆8番(佐藤美喜子君) 無理無理と女性の数をふやすだけではなく、やっぱり底辺に女性の声がきちっと入るような組織をつくっていただきたいと思います。

 次は、クイックスイートのお尋ねしますけれども、本当にこのプリンというのは食べられないです。本当に高嶺の花です。買いに行ってもすぐなくなっています。聞くとイベント用ですということを言われましたので、村で推奨して奨励しているのであれば、もう少し何か村の人が食べられるように、そこから口コミでおいしい、おいしいと言わないと、ほかからおいしいよねと言われても、私食べたことないというのはとても変なことですので、村の人がまず食べてみて、つくってみて、そしてそれが口コミで広がっていって本当の力になると思いますが、ばんと打ち出したはいいけれども、続かないというような思いを私はしています。最近雫石のほうでクイックスイート、7年かかって土をつくって、畑をつくり、やっとおいしい芋がとれたと。来年からは、これに付加価値をつけてお菓子をつくると新聞で見ました。滝沢は去年からというので、まだ日が浅いかもしれませんが、日が浅いにもかかわらず、ちゃんとケーキとかも出ている。でも、実際は幻のクイックスイートになってはいないかと思うのですが、その辺のことしの総括をお願いしたいと思います。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) クイックスイートにつきましては、昨年のお正月に村長が新年のあいさつ回りをしているときに出会って、紹介をしていただいて、その後村内各地でクイックスイートとはるかの2つをぜひ村の推奨品、特産品として進めていきたいというようなことを申し上げさせていただきまして、村長肝いりで現在2年目を過ぎようとしております。

 先ほど答弁申し上げましたように、昨年は4,500本、ことしは1万8,000本弱、苗を配付させていただきまして作付をし、現在に至っておりますが、この2年間の中で初年度、昨年度に出ましたサツマイモを、試作ということで村内の菓子業者さん等にお願いをして試作をつくっていただき、そのでき上がった都度、定例記者会見等で情報発信をさせていただきました。初年度あるいは2年目でございますので、安定供給が通年でできるという状態ではございません。そういった中で、人気のほうが先行してしまいまして、消費者ニーズにおこたえできないという、そういう側面でご不満をいただいているということにつきましては、非常に申しわけなく思っておりますが、一方ではご好評いただいているところで、将来を期待していいのかなという、そういうありがたいお言葉だというようにも考えておりますので、次年度に向けましてはさらに作付拡大をしながら、あわせて販路の拡大、それから流通の関係の方々との交渉、あるいは加工業者さん、製品に至る中間の2次製品といったようなこと等についてもあわせて進めてまいりたいというふうに考えております。



◆8番(佐藤美喜子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 8番佐藤美喜子君。



◆8番(佐藤美喜子君) 去年からということですので、まだできて間もないですが、PRがとても上手だと思って、もうそれが先行してしまったのかもしれませんが、雫石でこれを見ますと、7年かかってやっとここまでで、来年からこれに付加価値をつけてということを見ますと、やっぱりじっくりと準備してつくっていると。滝沢の場合は、もうすごくPR上手といったらいいのでしょうか、それで幻になってしまっています。その辺の販路拡大とか、作付面積とか、放棄地とかよく聞きますが、畑は多分余っているところがあると思いますが、その作付のこととか、販路のこととか、このPRが上手ですごく人気があちこちに飛んでいて、実際に私たち食べたことがないということのこの実態を把握していらっしゃるでしょうか。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 村民の皆様のお口になかなか届かないという声があるということについては、承知をいたしております。その都度皆様には、2年というこの短い中で安定供給を通年でできないということについて事情をご説明し、ご理解をいただくように努めております。そしてまた、これから生産拡大をする方向で農家の皆様にご理解とご協力をいただき、村内の加工業者さんを初めとする村内外の流通業者さんの方々にこれからもご協力をいただいて、できるだけ多くの方々に召し上がっていただくような、そういった拡大に向けた努力をしてまいりたいというふうに考えております。



◆8番(佐藤美喜子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 8番佐藤美喜子君。



◆8番(佐藤美喜子君) このクイックスイートですけれども、やっぱり女性の感性でいろんなふうに料理できると思うのです。この前環境課で行ったエコ教室の料理教室がありました。そのときに、たまたまサツマイモを使ったお料理だったのです。残念なことにベニアズマが来ていました。なぜああいうときにクイックスイートを使って、これが本当にエコだと思うのです。ベニアズマではなくて、ここでつくったクイックスイートを使ったお料理ということがエコだと思うのですが、たまたまそのときはベニアズマが来ていて、ベニアズマでお料理しました。とても残念に思いました。そういうときに、全庁的、全庁的と言った割には、こっちの課はそれ、こっちの課はエコでということで、ちょっとつながらないなと思ったのです。それとはまた別のときには、ある会の商品が出たのです、エコの商品が。そのときも私たちは商品をもらうつもりもないから、そのときにはるかとか、大根とか、クイックスイートとか、村の特産品が商品に出ればいいものを、別なものが来たということをとても残念に思いました。全庁的にとかなんとかと言う割には、ちょっと違うかなと思ったので、その辺の企画した環境課の方とこっちの方の話し合いというか連携はなかったのでしょうか、そこをお伺いしたいと思います。質問の意味わかりますでしょうか。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 菊池住民環境部長。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 私どもは、クイックスイートとかはるかとか、さまざま今村が売り出そうとしている商品があることは知っておりますし、それらを事あるごとに使っていくという重要性もわかっておりますので、今回使わなかったということで、ちょっと担当者ともう一度話し合って、今後どういう対処していけばいいかを考えていきたいと思います。



◆8番(佐藤美喜子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 8番佐藤美喜子君。



◆8番(佐藤美喜子君) 来年からもっと作付をしていっぱいつくると言っていましたので、お料理コンクールなり、この先にある食育の集いのときなどに村の特産品を使った料理コンクールとか、ぜひそれも入れていただければ、少しでもクイックスイートが私たちの口に入りますし、クイックスイートと今特化してしまいましたが、村のいろんな大根でもいいですし、リンゴでもそうです。そういうことがすぐ市場にいってしまって、村のほうに来ないということがとても情けなく思っていますので、おいしいということを女性が口でしっかり覚えると、口コミはすばらしい力で、村長が銀座に行くよりもっとすばらしいと思います。ぜひ村民の皆さんに食べていただくような工夫をしていただきたいと思いますが、その辺はこの先の事業についていかがでしょうか。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 昨年の正月に出会いまして、そして何とかこれを推奨品ということで、奨励品種にしてということで始まったのですけれども、私の感動とすれば、はるかに出会ったときのほうが非常な感動を覚えました。ところが、いざやり始めたらクイックスイートのほうがじわじわと話題に上ってきました。恐らくこれは今の若い世代にも合うのではないかと。というのは、水分が多いということから、食べやすいということとかがありました。そういったことで、期待に反してはるかよりもクイックスイートのほうの評判が非常によくなったと。ついこの間も全国放送で、クイックスイートを電子レンジでチンして食べられるということでテレビ番組で紹介されておりました。そういったことから、今後恐らく大々的になるだろうなと。ただ、ことしの作柄から見ますと、物のいいのと悪いのがはっきりしているということもあります。したがって、つくればすべていいというわけではなくて、つくり方とか、そういったことも今後影響してくるだろうなと。そういった栽培技術、あるいはあれは収穫してすぐ食べられるものではなくて、1カ月ぐらい寝かせなければなりません。そういったことから、保管する場所とか、今後さまざまな課題が出てくるだろうなというふうに思っておりました。また、今試作としてしょうちゅうがあれでつくれないかということから、試作品をつくったりもしておりました。いずれ村民がそういったクイックスイートの加工品とか口にできるように、それがまず今後課題だと思っておりますので、軌道に乗っていくようにしなければならないだろうなというふうに思っております。

 一方で、はるかも何とか宣伝しながら、リンゴ農家が一生懸命今栽培に取り組んでおりましたので、そういったほうも今後やっていかなければならないだろうなと。いずれスイカだけではなく、滝沢の特産品はさまざまあるよということを今後売り出していきたいなというふうに思っております。



◆8番(佐藤美喜子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 8番佐藤美喜子君。



◆8番(佐藤美喜子君) 雫石のほうでも売り出すようですので、勝ち負けではないですが、同じように頑張っていかなければ、何かクイックスイートは滝沢だとずっと思っていたのに、新聞で、あらと思ってしまいましたので、来年度からは特産品とするなんて言われると、こっちも頑張らなければと思いましたので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。

 去年食べたときは焼き芋で食べて、ぐちゃぐちゃでおいしくないというイメージがあって、思っていたのです。でも、あれはやっぱり何年かたつうちに味が落ちつくとかと言っていまして、ことしは少しおいしくなったし、色も1年目はだんだんに形になってくるということをお聞きしましたので、1年、2年ではできないのがクイックスイートかもしれませんので、ぜひ村民の皆さんに事あるごとに口に入れていただいて、口コミで全国にも発信できるようにしていただければいいと思います。芋だけで、リンゴはちょっと口に入ったことがなくてわかりませんが、本当に村の人が知らないということがいっぱいあると思います。全国に発信する前に、ぜひ村の人も試食する機会をつくっていただきたいと思います。

 そして次は、音声訳のことですが、本当に目に障害のある方はずっと使っていたと思いますが、そうではない人は音声訳のテープがあることも知らなかったということが耳に入りました。私も知らなかったのです。借りてみると、やっぱり不便です。3階に行って、4階に行って、今度は外に行って社協に行ってと。それはもちろん全然違うから、それで当たり前ですが、それでは利用する人、やっぱり使わなくなります。この先市制とか、いろんなふうに情報が出たときに耳に入らないということがあっては大変ですので、その辺をいつ発行になっているかお聞きしたいと思います。例えば5日ならば、5日にテープが出るのか。15日広報発行とともに音声訳も出るのかお伺いしたいと思います。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 佐野峯企画総務部長。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 5日号と15日号とあるのですが、例えば5日号でありますと、5日に広報がそれぞれ発行されるということになります。その後、四、五日後にこだまさんがおいでになりまして、録音テープの作成をしていただいております。そうしますと、その後すぐですから、大体5日後ぐらいには利用希望者にテープを送付させていただいております。その後、10日間ぐらいで利用者の皆様からテープが返信されるというようなことになっております。



◆8番(佐藤美喜子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 8番佐藤美喜子君。



◆8番(佐藤美喜子君) これをもう少し早くできないものでしょうか。発行は5日だけれども、その前に、もちろん印刷に入る前には校正もできて、読んでもいい状況になっているのかなと思うのですが、できれば5日、広報と一緒に届くようであればいいなと思うので、そこは無理なことでしょうか、お伺いいたします。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 佐野峯企画総務部長。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 印刷等の関係から言うと、その前にというのはちょっと無理だというふうに思います。もうぎりぎりの日程でやっております。ただ、印刷会社から広報が届くのが5日ですが、その前の原稿、そんなに日にちが変わりませんので、その中でサークルこだまさんとちょっと協議して、それが可能なのかどうか、原稿で読んで読みづらくないのかというのもいろいろありますので、その辺のところは今後ちょっと検討してみたいというふうに思います。



◆8番(佐藤美喜子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 8番佐藤美喜子君。



◆8番(佐藤美喜子君) ちょっと古くなった情報をもらっても間が抜けてしまいますので、できれば広報と一緒に見られるような状態になればいいと思うのです。本当に間の抜けたことで、少し遅くなってしまっていますので、どの人にも、障害を持った人にも同時に情報が届くように、やっぱりそういう権利はどの人にもあるはずですので、5日号です、何日号ですというと、気が抜けた何とかになってしまいますので、それはぜひ頑張ってほしいですが、これはボランティアこだまさんとのことだけでしょうか、お伺いします。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 佐野峯企画総務部長。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) これは作業の流れだというふうに思いますので、その作業が円滑に進めばいいと思いますので、その分の早目にできるかどうかというようなところは、今後検討したいと思いますし、それから一般の方々でも、一応こちらのめどとして自治会さんを通して広報を配布させていただいておりますが、大体1週間ぐらいでお渡しいただけるようにということですので、できるだけ早いというのはそのとおりでございます。それで、今は大体5日後ぐらいに利用希望者の方々にテープを送付しておりますので、もっと早いというご希望はあろうかと思いますが、一般の方々と比べて特段遅いという状況でもないと思います。だから、やらないということではありません。今後ちょっと検討させていただきます。



◆8番(佐藤美喜子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 8番佐藤美喜子君。



◆8番(佐藤美喜子君) 今は村の広報だけで言っています。もちろん村の広報でいいと思いますが、利用者にとっては議会の広報も社協だよりもとても大事な情報源です。その辺の関連を、村はそこのところも一緒にしていただければいいと思いますし、もしかしてもっと音声訳のテープが必要な情報というのはないでしょうか。例えば水道だよりとか、村から出ている情報で、そこまでまだいっていないということはありますか。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 佐野峯企画総務部長。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 私どもで今把握しているのは、ご質問にございました村広報と議会だよりと、それから社協だよりでございます。その他のものについて、各種多様にあろうかと思いますが、ボランティアの方々の対応もあろうかと思いますし、どの程度のものを情報提供できればいいのかというようなところも、そこはちょっと今後考えていかなければならないと思います。



◆8番(佐藤美喜子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 8番佐藤美喜子君。



◆8番(佐藤美喜子君) どの程度の情報というのは、村から出る情報すべてだと思います。すべての情報をやっぱり耳がちょっと聞こえなくても、目が見えなくても、村から出る情報すべてが必要な情報だと思いますので、ボランティアの方々が大変になることもあるかもしれませんが、ぜひすべての情報がすべての人に届くような工夫をしていただいて、それが早く実現するようにお願いしたいと思います。

 質問を終わります。



○議長(角掛邦彦君) これをもって8番佐藤美喜子君の一般質問を終結いたします。

 11時10分まで休憩いたします。

            休憩(午前10時56分)

                                        

            再開(午前11時10分)



○議長(角掛邦彦君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 次に、4番日向清一君の発言を許可いたします。ご登壇願います。



◆4番(日向清一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 4番日向清一君。



◆4番(日向清一君) 議席番号4番、春緑クラブの日向清一です。さきに通告しておりました交流都市、友好都市構想につきまして質問をさせていただきます。

 柳村村長は、2期目の立候補に当たり、滝沢未来設計図を掲げました。住民の皆様との約束であります。みんなでつくる希望に満ちた3つの重点政策を掲げ、その1つに滝沢らしさをつくり出す活動を進めるとあります。全国に誇れる滝沢らしさを発見し、かつ発信することによりまして全国的な知名度を上げるとともに、滝沢村への愛着を深めますとあります。まさに希望と期待を持てる重点政策であります。後期計画の重点政策にもありますが、滝沢らしさの確立の推進において、我が村滝沢村は交流都市、友好都市の連携あるいは締結による交流を深める時期にあると思われますが、考えをお伺いいたします。

 1つ目として、交流都市、友好都市の提携、締結の構想の有無と必要性について考えを伺います。

 2つ目として、交流により滝沢ブランドの取り組みと推進、さらには地域活性化が図られるものと思われますが、考えをお伺いいたします。

 以上について、最初の質問といたします。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 日向清一議員のご質問にお答えいたします。

 交流都市、友好都市構想についてでありますが、地域主権が叫ばれる今日、行政は新しい自治の形に向かって政策や施策を推進していかなければなりません。本村では、地域デザインやまちづくり推進委員会の活動など、地域の活動が年々活発化してきており、地域の独自性を生かしたまちづくり活動が定着化しつつあります。今政権交代によって地域主権がさらに推進されようとする中、滝沢村は持続可能な自立した自治体として存在していくために、滝沢村としてのアイデンティティーを確立し、滝沢村を発信することが必要不可欠であります。滝沢らしさをつくり出す活動としては、滝沢ブランドの創出、きずなでつながる地域コミュニティの構築、信頼される行政活動の推進という3つの切り口から政策展開することとしていますが、交流都市、友好都市の提携、締結については、滝沢らしさの確立を推進するという政策実現の手段として、あるいは住民の意識高揚の観点からもさまざまな可能性を秘めていると考えられます。交流都市、友好都市の提携そのものを目的とするのではなく、本村及び本村住民が向かう将来像の実現のために有益と認められる場合には、その都度上位方針との整合性を勘案しつつ検討してまいりたいと思います。

 また、交流により滝沢ブランドの取り組みと推進、さらには地域活性化が図られるのではとのお尋ねですが、滝沢村内の物産や観光スポットなど、地域資源のブランド化に関しては、ほかの地域との連動した活動によるスケールメリットや情報発信の相乗効果が期待されるほか、これとは逆に手段や手法において差別化をするなど、滝沢の独自性を強調することも可能となります。地域活動に関しても、共通の悩みや課題等を共有することによって、よりすぐれた仕組みを導入できたり、ほかにはない独自の仕組みを構築することが可能となります。

 滝沢らしさの確立という政策が実現されたときの状態は、滝沢村の知名度が向上し、地域ブランドとして外的循環への連鎖が図られ、滝沢村の地域経済が活性化する状態であり、地域の良好なコミュニティが確立され、信頼される行政との協力関係が一層充実して持続可能な自治体として住民が誇りに思えるような状態でありますが、この目標に少しでも早く到達するための最適なパートナーと認められる自治体の存在が明らかになった場合には、適時適切に対応してまいりたいと考えております。



◆4番(日向清一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 4番日向清一君。



◆4番(日向清一君) 再質問をさせていただきますが、ただいまの答弁でいろんな可能性を秘めているという答弁をいただいたところであります。それは、意識高揚の点からもということでございますが、私とすれば交流都市、友好都市の提携、締結がぜひ必要な時期に来ているというふうに思うのですが、過去において検討あるいは話題に上ったことが、そういう時期があったのかどうか、あるいは事業を進める中でそういう取り組みが必要だなということが過去にあったのかどうか、その点についてお伺いいたします。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) お尋ねの友好都市、交流都市についての本村におけるこれまでの取り組みの経緯と申しますか、話題になったことがあるかというお尋ねでありますが、かつてと申しますか、ひところは各自治体は歴史的なつながりあるいはその土地に根づいた文化といったような共通項を一つの根拠という、テーマとして交流都市あるいは姉妹都市と言ったほうがいいでしょうか、そういう関係を構築してきております。周辺の市町村見ますと、盛岡市のビクトリア市を初めといたしまして、雫石町、岩手町を除いた周辺の盛岡広域の町村は、姉妹都市等を交流締結をしているようでありますが、本村におきましてはこれまではこういった姉妹都市あるいは友好都市といった締結に向けた検討をした経緯は、私は認識、記憶をいたしておりません。話題ということで申し上げますと、いわゆる阪神・淡路の震災あるいはいろいろな災害等を想定した場合の災害総合支援といいますか、そういった形での遠隔地での総合支援協定といったようなものが今後想定されるだろうなといったこと等が話題になったことは記憶をいたしております。それぞれの提携をしている自治体の状況を見ますと、首長の相互訪問、議会の相互訪問、イベント時の職員交流、中学生の相互訪問等といったようなことを事業として行っているようでありますが、最近はなかなか各自治体の財政事情等で活動が停滞ぎみというのが実態なようでございます。



◆4番(日向清一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 4番日向清一君。



◆4番(日向清一君) 若干話題にはあったという時期があったのだというお話でございますが、財政的な部分だけの足かせというのですか、何が今まで足かせになったのか。必要でなかったからと言えばそれまででありますが、足かせの部分というのは何か考えられるのでしょうか。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 都市間協定でございますので、それぞれの相互の都市が何らかの形で提携をし、包括的な提携をし、姉妹都市になりましょう、あるいは友好都市になりましょうという協定をするわけでありますが、どういったことを目的として提携をするのか、あるいはどういう状態をそれぞれが目指していくのかといった、そういう目的と申しますか、そういう意図が明確にないまま、仮に友好都市そのものが先行してしまいますと、事業、定期的な相互訪問だけが形式的になってしまいがちだという、そんなようなことが足かせとなって、どうしても財政的な事情ということもそうなるわけでありますが、本来の目的というものをしっかりと見定めた上で、よし、これについては、ではこういった形でやろうという、そういったことが求められているのだというふうに理解をいたしております。



◆4番(日向清一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 4番日向清一君。



◆4番(日向清一君) 事業にはいろんな予算が必要だと思いますけれども、例えば交流、友好都市の連携なり締結というのは、財源的に無理であればゼロ予算からでもスタートができると。目的がはっきりしなければという、ただいまの答弁でございますけれども、財源的に無理であればゼロ予算からでもスタートできることではないのかなと思いますが、その点について考えを伺います。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 目的がはっきりしている場合には、ゼロ予算でなくてもしっかりとした予算立てをして、それを進めていくということは可能かというふうに考えております。ゼロ予算で行えるにこしたことはないわけでありますが、ゼロ予算と申しましても、人件費は常時かかっているわけでございまして、なかなか全くのゼロというわけにはまいりません。最終的にゼロ予算で行うにしても、大義が必要になってくるというふうに考えております。そこで、目的をどういう状態を目指すのかということを相互に情報交換をして、いわゆる相互が高め合うという状態を目指していくということを前提としたことであれば、議論をしていく価値はあるというふうに考えております。



◆4番(日向清一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 4番日向清一君。



◆4番(日向清一君) 交流活動を通じてほかの地域の歴史、文化、あるいは郷土や経済を知ることができるわけです。すると、改めて自分が住んでいる滝沢村というのがどういう状況なのかという部分で、郷土愛みたいなものも実は膨らんでくるものではないかなというふうに思います。それがほかの市町村なり、違いを理解し、そしてさらには交流を深め、それは都市間の交流だけではなくて、人と人との交流、要するに触れ合いに通じるものと思います。そういう意味からいって、交流が滝沢らしさを発掘できる一つの手段ではないかなというふうに思います。そのような考えについてはいかがでしょうか、お伺いいたします。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 交流については非常に大切なことであると思いまして、交流から一歩踏み込んで、いわゆる連携という形になっていくことが望ましいのではないかというふうに考えております。住みなれた地を離れて、外から自分のふるさとを見ますと、いろいろな気づきですとか新しい発見がございます。そういったことで、自分のふるさとあるいは自分の職場、地域を見直すことで、滝沢らしさそのものに対する思いも、また新たなものが出てくるということが想像されるわけでありますが、こういったようなことを高めていくためにも、地域の方々あるいは職員も含めまして、いろいろな形で外からの視点でふるさとを見詰め直すということは、大変大切なことであるというふうに考えておりますし、滝沢らしさの発掘というふうにつながってくるものというふうに、私も同じような思いをいたしております。



◆4番(日向清一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 4番日向清一君。



◆4番(日向清一君) ただいま連携というふうな手段も考えられるというお話をいただきました。石垣島、沖縄県ですが、石垣島の話をちょっとさせていただきますと、実は平成5年でありますけれども、岩手県内においては水稲作付が未曾有の大冷害ということで、翌年の種子の確保ができなくなったということで、石垣島の世話になって、その後にかけはし、ゆめさんさという品種の種もみが確保できたということであります。かけはし交流という名前を使っているわけですが、実は現在においてもその交流がいろいろ続いております。継続されております。その中では、岩手の物産と観光展を開催するとか、それからあとは岩手の農水産物の丸ごとフェアに石垣島のブースを設置して交流を図っているとか、そういうふうなこと、あるいは盛岡地方の農産物の販売を石垣市で行ったというふうなことで、すごく交流があるのです。実は、岩手県でおかげさまでつくった種もみで栽培したかけはしを原料とした泡盛なども製造、醸造販売されておりますし、逆に岩手県産ひとめぼれを使って、石垣島でそれを原料とした泡盛「やいま」を醸造したりして、そういうふうな交流も今すばらしい継続をされていると。これは例でございますけれども、そういうことからいいますと、ただいま連携というお話もありました。連携も大事だと思いますが、継続的に続いている交流も大事にしながら、技術交流も含めて産業の振興につながっているものというふうに考えます。そうしますと、やはりこれがまちづくりにおいても、歴史の交流にまで発展したり、あるいは観光面での交流という部分も継続できるものであるというふうに思いますので、これがまた地域の活性化になるものと思います。こういう交流の考え方はいかがでしょうか、お伺いします。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 交流について、私どもでは否定するものではございませんで、非常に有効な政策実現のための手段であるというふうに考えております。ここ10年ぐらいの自治体の状況、変遷といいますか、振り返りますと、いわゆる行政の評価をしようというのが今から10年ほど前ぐらいにございまして、行政の評価を各自治体が事務事業のレベルで評価をいたしまして、そのときにいろいろと、今でいう事業仕分けに近いようなものだったわけでありますが、お祭りの事業ですとか、今話題に上っているような交流事業ですとか、海外相互派遣事業ですとか、そういったようなものが非常に厳しい評価を受けたというような、そういう時代がございました。その後、事業の評価だけではいけない、行政そのものを経営という形で考えて、どういう状態を目指すかという、そういった中で必要な事業はちゃんと優先順位をつけてやっていかなくてはいけないと、そういうことになって、さらにその後、役所だけでは政策の実現はなかなか難しい面もあるので、地域との協働あるいは他自治体、あるいは産学官連携といったような政策の連携をしていく時代になったのだというのが最近の流れてあるというふうに理解をいたしております。

 そういった中で、政策の連携と申しますのは、それぞれの強みを持っている自治体あるいは強みのある研究機関、そういったところと部分的な連携をしながら、そこから果実を求めていって、それを地域あるいは住民の皆様にお返しをしていくというような考え方であろうかというふうに考えておりまして、総括的な交流というような視点よりは、最近では各細分化したものに特化して連携を強めて、相互に高めていこうという流れになってきているのだというふうに理解をいたしております。そういった中で、経済交流あるいは物産に特化した相互交流といったようなものは有意義な手段でもあるというふうに考えておりますし、今後滝沢村の特産品開発あるいは滝沢らしさを発信していくためにも、その都度いろいろなパートナーとなれる方々とご相談をさせていただきながら検討してまいりたいというふうに考えております。



◆4番(日向清一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 4番日向清一君。



◆4番(日向清一君) 今我が村は特産化、先ほど話もございましたが、特産、さらには地域ブランドの取り組みというふうなことを進めているわけですが、クイックスイートもその一つでありますけれども、先ほど雫石も頑張っていると、滝沢も頑張っているがということでございましたが、むしろこれも連携をしながら、交流をしながら技術交流を高めることもまた大事だというふうに私は思っております。生産者の意欲的な取り組みで何とか特産化にしようというふうなことで努力、模索しているようでありますので、ぜひブランドの確立なり、いろんな部分の期待をしたいものだと思います。

 先ほどから申し上げましたとおり、交流ということを考えると、滝沢にはいろんな要素というのですか、いろんな部分があるというふうに思います。例えば今話ありましたクイックスイートのサミットが開催されないものかななんて思ったり、あるいはスイカをつくっている産地とのサミット、それから決算委員会でも話し申し上げましたが、ホースサミットという部分も今現在続いているわけですが、このホースサミットも、ホースですので馬のサミットなわけですが、人が出向くサミットであってはだめだと。結局は、馬も連れていかなければサミットにならないのではないかなというふうに思ったり、あるいはチャグチャグ馬コとしてそのサミットに参加するとか、そういうことからいうと、いろんな交流あるいは提携、連携を進める可能性がたくさんあるというふうに思います。そういう意味からいうと、技術交流もまたできるし、いろんな活性化になるというふうに思っておりますが、その考えをお伺いしたいと思います。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 特産品ですとか、あるいは地域の文化をそれぞれ共有できる自治体間で相互に高め合っていくようなイベント、あるいはそういったイベントに向けたプロセスというものは、非常に有意義な手段の一つであるというふうに考えております。過日12月10日に岩手町で開催されました全国焼きうどんサミットというものがございまして、全国から5つの自治体のまちおこしのリーダーが集まって、地域おこしのための情報交換をしたわけでありますが、B級グルメというものは、あくまでも食材の大会ではなくて地域おこしの大会であるのだということを初めて知ったわけでありますが、そういった地域おこしのリーダーあるいは特産品を開発していこうという強い情熱を持った方々が相互に交流をし、悩みを打ち明け合って次のステップに向かっていくというのは、非常に意義のあることだと思っております。これからクイックスイートを初めとして、スイカもそうでありますが、いろいろな形でブランド化をしていく場合に、ブランドというものの規格を定義をしなくてはなりません。そういったもののブランドの意義づけというものをしながら、一方では競合になるわけでありますが、そういったライバルでもあり、同志でもある、そういった人たちとの情報交換等の場も検討してまいりたいというふうに考えております。



◆4番(日向清一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 4番日向清一君。



◆4番(日向清一君) 連携という、あるいはサミット、それから岩手町の焼きうどん、あれも短期間というのですか、数年でもうあそこまでできるくらいのサミットが開催されたということでございますので、すばらしい取り組みだなというふうに思います。

 滝沢村指定史跡、八幡館山遺跡がございますけれども、実はこれは11世紀の山城と言われまして、日本で一番古いものだというふうに村のいろんなセミナーで勉強させていただいたのですが、実はそのB級グルメブームで有名な横手にも清原一族の山城があるわけなのです。ところが、むしろこの滝沢村史跡指定の八幡館山のほうが古いというふうに紹介をされております。横手には横手焼きそばなどで村おこしをした例もございまして、そういう部分からも、歴史も含めてそういうふうなグルメブームに乗って、歴史交流も深めて連携を図って、サミットなどを開催できればななんていうふうな夢として思っておりますが、そのような考えを私は持っておりますが、どのように考えておられるお伺いします。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 貴重な、ユニークなアイデアだと拝聴いたしました。いろいろな切り口からいろいろな形でのイベントが開催されております。しかも、最近はB級グルメの話もそうでありますが、地域おこしにはなかなかだじゃれといいますか、そういうふうなもの、文字を遊びながらいろいろな形で老若男女が参加するような、そういう企画、工夫をしているようでありますので、そういったようなことも含めながら、楽しく地域が元気になるような活動につなげてまいりたいというふうに考えております。



◆4番(日向清一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 4番日向清一君。



◆4番(日向清一君) 答弁の中で、有益と認められる場合は、その都度方針との整合性を勘案して検討していくということで答弁をいただいたところでございますが、私から見ますと、少し消極的ではないかななんていうふうに思います。交流都市、友好都市の提携、締結あるいは連携というお話もいただいたところでございますが、時期尚早ではないと思います。私であれば、その相手方とすれば、人口日本一の村、滝沢村と組みたいです。市に移行してからでは、何か余り組みたいような感じもしないです。そうしますと、やっぱり人口日本一の村、滝沢村と友好協定なり連携協定ができたよというほうが、何か誇りに思うような感じもします。そういうことで、進めることによりまして産業振興あるいは技術交流、歴史的な交流、経済効果、特に経済効果が期待できるものではないかなと。先ほど話あった岩手町の焼きうどんサミットなるものも、相当の経済効果があったと思います。そういうことで、滝沢らしさの確立と発信を期待できるものと私は思っておりますので、考えを伺いますというよりは、その取り組みの意気込みをお伺いして、質問を終わります。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 人口日本一の村との交流という、大変美しい響きで、各自治体さんと交流をしていけるような、そういう資質の高い村として、私たちも頑張ってまいりたいというふうに考えておりますが、現在も大学との包括協定等も締結をいたしております。これは、地元岩手大学と県立大学、両方の大学と協定を締結いたしておりますが、この提携のもとに個別の研究項目をそれぞれに分野ごとに進めているというようなこと等もございます。今後、相手のある話ではございますが、それぞれの分野を生かしていけて相互発展が可能になるような、そういう状況に至ったときには、その都度検討させていただきたいというふうに考えております。



○議長(角掛邦彦君) これをもって4番日向清一君の一般質問を終結いたします。

 13時まで休憩いたします。

            休憩(午前11時40分)

                                        

            再開(午後 1時00分)



○議長(角掛邦彦君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 次に、10番柳村一君の発言を許可いたします。ご登壇願います。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) 議席番号10番、新志会の柳村一です。通告をしている3項目について質問をいたします。

 まず1項目め、子育て支援について質問いたします。9月定例会において、定住策について私の質問に対して、村長は総合計画における重点政策として、若者定住を掲げてプロジェクトチームをつくり、現在検討を行っていると答弁されました。また、その第1弾として婚活登山を例にとり、施策への取り組みを答弁されました。婚活登山はマスコミにも取り上げられ、滝沢村は若者定住について一生懸命考えていると村内外へ印象づけたと思います。しかし、マスコミに取り上げられるような目立つ政策もどんどんやって、定住への意識を高めることも重要ですが、村に住み、生活してみて本当によかったと思える施策も重要です。若い世代にとって、どのような子育て支援に対する施策が行われているかも村が定住先として選ばれる要因になると考えます。そこで、子育て支援に対する手厚い施策は、村に住みたいという若者世代への有効方法になると思いますが、福祉や教育での子育て支援、子育て施策に対する考えをお伺いします。

 次に、2項目め、高齢者に優しいまちづくりについて質問いたします。一般的に65歳以上の人口が総人口に占める割合である高齢化率が7%から13%で高齢化社会、14%から19%で高齢社会、20%を超えると超高齢社会と分類しています。今後高齢化率が2030年に32%、2055年には41%に達し、そのうち75歳以上が2030年に20%、2055年には27%になると推計されています。村は、後期基本計画の中で村民の寿命が男性が79.1歳、女性が86.1歳で、平成17年度県内第1位、また高齢化率は16.4%で県内一低いとし、村の資源として特徴を掲げています。しかし、現時点では村は既に高齢社会に入っており、今後大きな課題になると考えられます。高齢社会の課題としては、医療や福祉、介護の問題が取り上げられることが多くなります。しかしながら、統計では85歳を過ぎると医療や介護の対象者はふえるものの、75歳以上のほとんどは健康な高齢者です。高齢者にとって、医療や福祉、介護に向けられる施策が多い半面、元気な高齢者に対する施策は少ないと思います。これからは、高齢者が定年後の20年ほどを元気で健康に活躍できる居場所の提供などに対する施策が必要であります。

 そこで、高齢社会の中で健康に長生きする人々が今後も元気に活躍するためには、高齢者に優しいまちづくりが重要と考えることから、1点目、いつまでも元気に住み続けることができる生活環境づくりについて、2点目、安全に安心して活躍できるための交通や公共施設の環境づくりについて、3点目、地域社会とつながりのある活動への参加を促進する環境づくりについて、以上3点について考えをお伺いいたします。

 最後に、3項目め、禁煙と分煙についてお伺いします。厚生労働省は、2月25日に都道府県知事、保健所を設置している市、特別区長に対して、受動喫煙防止対策についての通知を出しました。この通知の趣旨は、学校、体育館、病院、官公庁施設などのほか、その他の多数の者が利用する施設を管理する者は、これらを利用する者について受動喫煙を防止するために必要な措置を講ずるように努めなければならないというものです。また、受動喫煙とは、室内またはこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わせることと定義いたしました。今後の受動喫煙防止対策の基本的な方向性として、多数の者が利用する公共的な空間については、原則として全面禁煙であるべきであり、特に屋外であっても子供の利用が想定される公共的な空間では、受動喫煙防止のための配慮が必要であるとしています。また、受動喫煙防止措置の具体的方法の中では、少なくとも官公庁や医療施設においては全面禁煙とすることが望ましいとしています。ただし、この通知は強制力のない努力義務にとどまっており、罰則もありません。このことから、村の公共機関等での禁煙と分煙の現在の状況と今後についての考えをお伺いいたします。

 以上3点、よろしくお願いします。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 柳村一議員のご質問にお答えいたします。

 まず、子育て支援についてのご質問にお答えいたします。議員ご指摘のとおり若者の定住促進を図る上で、子育てしやすい地域環境を整備することが有効であると考えております。そのため、若者が子育てしながらでも安心して働くことができるよう、各種施策を総合的に展開する必要があると考えております。

 ご承知のとおり急速な少子化の進行や家庭及び地域を取り巻く環境が変化する中、平成15年7月に次世代育成支援対策推進法が制定されました。これにより、都道府県、市町村並びに労働者数が一定数以上の事業主及び特定事業主には、次世代育成支援対策の実施に関する行動計画を策定することが義務づけられました。これを受け、村では平成17年度から平成21年度までを計画期間とする次世代育成支援滝沢村行動計画前期計画を策定し、ことし3月に平成22年度から平成26年度までを計画期間とする後期計画を策定いたしました。後期計画においては、基本理念として子供の笑顔が輝くまちづくりを掲げ、この理念の実現に向けて4つの基本目標のもと、施策の展開を図ることとしております。

 1つは、子育て家庭を支援する環境づくりであり、社会全体で子育てを支援し、それぞれの役割を担いながら、連携と協力をもって子育て家庭の負担軽減に向けた環境づくりを推進することとしております。平成22年度においては26の事務事業を計画しておりますが、主なものといたしましては、乳幼児医療費給付事業、保育料軽減事業、子ども手当給付事業、放課後児童健全育成事業、私立幼稚園預かり保育補助事業、就学援助事業などを実施することとしております。

 2つ目は、子供が明るく心豊かに育つ環境づくりであり、すべての子供が健全に成長できるための環境づくりを推進することとしております。18の事務事業を計画しており、民間保育所設置運営費補助事業、学校保健事業、教育振興運動推進事業、放課後子ども教室推進事業などを実施することとしております。

 3つ目は、子供が健やかであるための支援であり、保健、福祉、医療の充実を図り、育児不安に対する相談など、健やかな育成に向けた取り組みを推進することとしております。10の事務事業を計画しており、乳幼児保健事業、健康診査事業、育児支援事業などを実施することとしております。

 4つ目は、子供と子育て家庭に優しい生活環境づくりであり、安心して子供を産み育てるために居住環境や都市環境などの生活環境づくりに努めることとしております。村道新設改良事業による歩道の設置、交通安全対策事業など、4つの事務事業を実施することとしております。

 以上、4つの基本目標のもと、平成22年度においては合わせて58の事務事業を実施することとしております。

 なお、国ではことしの1月に子供と子育てを応援する社会の実現を目指して、子ども・子育てビジョンを閣議決定し、また現在子供と子育てを社会全体で支援する一元的な制度の構築に向けて、子ども・子育て新システムを検討しているところですが、今後村といたしましても国の動向を注視しながら、次代の社会を担う子供たちを健やかに育成するため、鋭意取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、高齢者に優しいまちづくりについてのご質問にお答えいたします。初めに、いつまでも元気に住み続けることができる生活環境づくりについてですが、生活環境にはさまざまなものが包含されていると考えます。大きくは、高齢者を支える家族や地域の方々、民生児童委員や地域包括支援センターの介護支援専門員などの人的なものと生活する住宅や道路、交通機関などの住環境の2つがあると考えます。村といたしましては、地域包括支援センターを中心に、民生児童委員などと連携した見守りや地域での各種介護予防事業及び家庭訪問などを通して支援が必要な高齢者を早期に把握し、必要なサービスを提供することにより高齢者が住みなれた地域で暮らし続けることを支援しています。また、ひとり暮らしで持病があり、常時見守りが必要と考えられる方に対しては、緊急通報装置を設置し、緊急対応ができる体制を整備しています。

 一方、住環境の整備については、高齢者及び障害者に優しい住まいづくり推進補助事業や介護保険制度の住宅改修サービスを活用し、手すりの装着、床などの段差解消や移動円滑化のための扉の取りかえ、トイレの改修などを実施することで自宅で安全に住み続けることができる住環境の整備を支援しているところであります。

 次に、安全に安心して活動できるための交通や公共施設の環境づくりについてでありますが、今後急速に進行する高齢化社会を見据え、すべての皆さんが生きがいを持ちながら元気に活動するため、その移動手段を支える上でも既存の公共交通を維持するとともに、安全に安心して利用できる交通システムを構築することが重要な課題であり、その対応施策が求められております。また、交通の拠点となる駅などの公共施設においては、高齢者の方々を初めだれもが快適に移動しやすく利用しやすいバリアフリーに配慮された環境づくりが必要であります。今年度の取り組みとしては、既存のインフラを活用した地域間交流のためのバスと鉄道が連携した乗り継ぎ割引切符について、今年度末から平成23年度にかけての実施に向け調整中であり、また地域の実情やそこに暮らす高齢者の方々の声を聞きながらニーズの把握を行い、今後の施策に反映させるための地域懇談会の開催についても検討しているところであります。

 さらに、本村の公共交通のあり方を協議、検討する場として、住民や交通事業者、運輸支局、県警、学識経験者などから組織される(仮称)滝沢村地域公共交通会議を今年度内に立ち上げることとしており、皆さんからの意見をちょうだいし、これからの高齢社会に対応した移動しやすい交通システムの構築に向け、検討をしてまいります。

 次に、地域社会とつながりがある活動への参加を促進する環境づくりのご質問にお答えいたします。地域においては、自治会、まちづくり推進委員会などにより若者、高齢者を問わず、だれもが参加できる事業を中心に展開しております。そのような中で、通学児童生徒の登下校時における見守り活動、老人クラブなど独自による環境美化活動など、高齢者が主体となって地域に根差した活動を行っているのも事実であります。また、村といたしましては、自治会や老人クラブ、民生児童委員などと協働し、各地域においていきいきクラブやいきいきサロンなどの高齢者が集まる場を設け、閉じこもりを予防するとともに、地域社会とつながりがある活動への参加を進める環境づくりに努めているところであります。

 また、高齢者が自主的に学ぶ睦大学の参加者の中には、手品教室や昔語り教室などのように介護施設などで学習の成果を生かしたボランティア活動を通して地域貢献活動に取り組んでいる教室もあります。さらには、退職後も自分の能力や技術を生かし、生きがいとともに経済的な支援にもなるシルバー人材センターへの会員登録も地域社会とのつながりのある活動であると認識しております。今後も高齢者が住みなれた地域で持てる力を最大限に発揮し、活躍できるよう、高齢者に優しいまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。

 最後に、村の公共機関等での禁煙と分煙の現在の状況と今後についてでありますが、まずは現在の状況についてお答えいたします。小中学校及び保育所、学童クラブにおきましては、敷地内全面禁煙としております。体育施設及び公民館、ふるさと交流館、給食センターなどの施設は、施設内を全面禁煙としております。また、役場庁舎及び東部出張所、お山の湯、清掃センターは事務室は禁煙としていますが、施設内に喫煙場所を設け、分煙を実施しております。

 次に、今後の対応についてでありますが、最近伏流煙による受動喫煙によって非喫煙者の健康被害も全国的に問題視されており、村の職員安全衛生委員会においても取り上げられております。喫煙場所については、煙を換気扇などで排出し、室内に煙が回らないようにしていますが、入り口ドアの開閉により煙が漏れてしまうこともあり、来庁者に受動喫煙をさせてしまう心配があるなど、喫煙場所の密閉性や排煙機能の向上といった課題もあります。全国的には、全面禁煙の公共施設もふえてきており、官公庁は全面禁煙とすることが望ましいと考えておりますが、困難である場合には、当面の間喫煙可能区域を設定するなどの受動喫煙防止対策を行い、将来的には全面禁煙を目指してまいります。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) 再質問させていただきます。

 子育て支援から質問させていただきますが、ただいまの答弁ですと、次世代育成支援滝沢村行動計画、この後期計画の4つの柱で答弁されていました。インターネットの滝沢村写真で見るニュースによりますと、22年度の第1回次世代育成支援滝沢村行動計画推進協議会というのが開催されて、子育て支援関係機関と学校、行政などが連携しながら子育てする環境を地域社会で充実させ、次世代を育成するための支援策などが協議されたと紹介されていましたが、その詳しい内容というものはどういうものだったでしょうか、お伺いします。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 協議会におきましては、第1回目の会議でございました。策定に当たって懇話会の設置をいたしまして、その懇話会を解消をいたしまして、新たに協議会を設置したところでございます。その協議会におきましては、第1回の会合でもございましたので、計画の内容についての説明を行いまして、その後意見交換等を行ったところでございますが、1つはその会議の性格、役割等についての確認を行ったというところでございまして、実質的には次回会議以降、計画の進捗管理及びその内容についての意見等をいただくということで、次回以降にその内容が議論されるという予定となってございます。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) 後期計画には、この懇話会名簿があるのですが、今度の協議会のメンバーとは若干入れかわるというか、全く違ってくるとか、そこら辺はどのような形になっているのでしょうか。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) メンバーにつきましてはかわってございます。構成といたしましては、民間により、住民の方による母親という部分につきましては、今回につきましては入ってございません。各保育所あるいは幼稚園、社会福祉団体の関係の方、学校等がメンバーになってございます。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) いわゆる子育てする側の人たちが委員に入っているということで、住民は入っていないということですよね。今定例会前から市制に関することが話題になってきていまして、村長は事あるたびに市制移行に関してはただ単に市制に移行するのではなく、5万4,000人の住民サービスの向上を考えながら移行することが望ましいと答弁されております。そういうことを考えると、この計画の協議会の中にも住民の方々が入っていろいろ議論するべきではないのかと。また、この市制に移行するときに住民サービスの向上を考えながら移行するという話を考えますと、この計画は市制移行前につくられている計画ですので、今後市制に移行するためにはこの計画のちょっとした見直しとか、そういうのも今後必要になってくると思いますが、そこら辺の整合性をどのようにとっていくのかお伺いします。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) まず1つ、住民の方の参画がないということでございまして、その件につきましては、各種保育所、幼稚園あるいは医療機関の方、それから学校というような方々が入ってございまして、そういった皆さんのご意見が、住民の方々のご意見がそれらの機関あるいは団体に対していろいろなご意見が寄せられるというようなこともございまして、それらによって把握をしていきたいというようなことを考えたものでございます。

 それから、市制移行に向けてのお話でございますが、それにつきましては今後市制移行に向けての研究会が設置されるという予定でございまして、その中で部門別にそれぞれ部会と申しますか、そういった単位のものが庁内に設けられますので、そこの中で議論をさせていただくということになろうかと思いますけれども、協議会において意見が出された場合におきましては、その意見を踏まえまして計画の付加というものもあるいは出てくるかもしれませんが、現在のところ市制に向けての検討につきましては、今後ということになる予定でございます。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) できれば子供を預けている親御さんなんかの参加も積極的に取り上げてほしいなとは思いますが、この計画の中に子育て支援プロジェクトチームの設置の規定があります。村の子育て支援課から学習支援課まで9つの課プラス出席要請することができるということで学校教育課、このプロジェクトチームはどのような活動内容を行っているのかお伺いします。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) この設置規定の所掌事務にもございますとおり、少子化対策に関する計画の策定及びその推進ということでございまして、それぞれこの次世代の行動計画に盛り込まれている所管課において、それぞれの実績等を進捗管理しながら、目標達成に向けた取り組みを協議していくという庁内の会議でございます。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) このプロジェクトチームは、年間どのぐらいの会議を持って、どのような成果を出しているのかお伺いします。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) おおむねは年に1回か2回程度でございます。その中身といたしましては、計画が策定され、実行計画の中で示されてございますので、その進捗管理、あと次年度に向けた取り組みをどうするかというところの調整等を行う場所ということで、その程度の回数となってございます。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) ということは、計画をただ管理するだけであって、こういう新しい施策をやろうよとかと、そういう政策会議的なことはしないということでしょうか。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) プロジェクトチーム会議の中におきまして新たな事業等が生まれる場合は、当然その会議の中で提案されて、その所管部署との調整等が出てくる場合もありますので、そういったところのまとめを行うというところでございます。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) 例えば先ほどの佐藤美喜子議員が男女共同参画、思うように子育てのワーク・ライフ・バランス行われていないよといったときに、ここに所管の住民協働課も入っております。そのときに、例えばイクメンには村としてどのぐらい補助してあげるからとってくださいとか、そういう政策なんかも論じることができると思うのですけれども、今後このプロジェクトチームで若者定住のためにいろんな施策などを考えて、唯一横断的なプロジェクトチームですね、いろんな部署が入っています。こういうところでいろいろ議論するのも今後の村の施策を考える上で重要だと思いますが、いかがでしょうか。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) プロジェクトチームの性格にもよるわけでございますけれども、私どもの今までのプロジェクトチームの性格として、その一つの分野においての調整なり、あるいは事業計画の立案なりと、あるいは企画立案なりという形で行っておりまして、子育て支援という視点でのプロジェクトチームでございました。今お話しの男女共同参画と、例えばの話でございますけれども、そういった視点でもってこの会議を、プロジェクトチームを見たことは、実はございません。例えば男女共同参画の推進プロジェクトチームとかという形の中で議論されるというのが今までの私どもの考え方が主でございました。ですから、例えばそういう男女共同参画の推進プロジェクトチームをつくって、その中で対応できるもの、あるいは周知なり、広く進める体制をどうするかというようなことはあるかと思いますけれども、実際にこのプロジェクト、今ある子育て支援プロジェクトチームの中でのそういった視点でのものは、実は持っていなかったということでございます。さまざまなものがあろうかと思います。男女共同参画だけではなくて、例えばエコ対策とか、いろんなものが関連して全庁的なものがあると思いますので、そういったものにつきましては庁内の中で検討させていただきたいと思います。それぞれの横断的なものがあるわけでございますので、それをどうやってより推進していく方法があるのかというところについては、検討させていただきたいと思います。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) プロジェクトチームという、何かすごい名前なので、中身を見ますと、少子化対策に係る計画策定とか、いろいろ書いてありますので、このチームでそういう議論をできないはずはないと思いますので、今後ご検討していただきたいと思います。

 村長は、住民との対話を重視しております。お気軽トークなどでPTAや中学生などと話し合いも結構持たれておりますが、そのような対話の中から子育て支援に対する村の施策に対する参考になるような意見などは出されたかどうかお伺いします。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 子供たちは純粋といいますか、純真といいますか、そういった意見が数多くあります。意外とまじめですし、なかなか率直にあれをしてほしい、これをしてほしいというのが出てきません。こちらサイドから投げかけた中で、幾つか出てきたりもします。大概は、今の状況に満足をしているという声が聞かれております。一方、PTAとか、あるいは親の立場ということからの話を聞く機会等もありまして、そちらのほうからは子育て支援にもっと力を入れてほしいとか、そういった声も聞かれますし、また住民窓口を担当している職員等からも、例えば他市町村との違いとか、そういったことによる苦情等が寄せられているということも聞いておりまして、そういったことから今回乳幼児の関係とか、あるいはインフルエンザワクチン等とか、そういったことにも少しずつではありますけれども、手当てをしていると、また今後手当てをしていきたいというふうに考えております。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) 2期目の公約になるのでしょうか、村長の滝沢未来設計図というものの中の安心できる医療、福祉、子育ての推進という部分で、未来を担う子供たちを安心して育てられるように、保育園、学童保育クラブ等の整備を推進するとともに、充実した医療福祉で子育てへの支援を行いますというふうにうたっていますので、無投票であっても、これは有効だと考えますので、そこら辺についてお伺いしますが、保育園の待機児童の現状をどのようにとらえているのかお伺いします。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 保育園の待機児童につきましては、さきの議会におきまして、本村においては国のほうの基準でいくとないということで答弁をさせていただいたことがございますが、今般待機児童が発生したというところでございます。これらにつきましては、現在整備を行っているところの保育園がございますので、そういったところの吸収なりができるかどうかというところで、現在その解消については見きわめているというところでございますが、今後の児童数の伸びを見ますと、計画の中におきましては徐々に落ち込んでいくような形にはなっておりますが、社会経済情勢の中でいくと、果たしてその児童数の推計でいくのかどうかというようなところが甚だちょっと難しいと、見きわめが難しいというところでございますので、現状を見ながら対応を考えていかなければならないというふうに思ってございます。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) 今回出たということで、今までですと数としては足りているよという部分ですけれども、聞く話によると、入りたいところに入れないという話も結構あります。やっぱり入りたいところに入れるような施策をすることが、すなわち住民サービスになるのだし、子育て支援の応援になると思いますので、今後はそこら辺も含めて待機児童についてのあり方をお考えいただければと思います。

 次に、学童保育についてですが、大規模施設については村が順調に計画どおり行って解消されてきておりますが、9月定例会で学童の運営基準の素案を策定しているという答弁がありました。施設は徐々に解消してきたので、いよいよ学童保育クラブの運営に対する基準みたいなものを村がちゃんと整備してあげて、今個々で父母会で行っている運営をいいものにしていってもらいたいなと思うのですが、そこら辺の考えをお伺いします。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 学童保育クラブの運営基準あるいは設置基準につきましては、議会あるいは監査委員のほうからの指摘もいただいているというところでございまして、現在その策定を進めているところでございます。運営については、父母会の話し合いの中におきましては、父母会ではなくて、できれば一つの運営主体でやれないかというようなご意見もいただいておりまして、それらも研究課題の一つになっております。

 それから、国におきましては、現在まず3年生以下というところを基準にして、4年生から6年生については需要があるから認めているというような例外的な対応になっているわけですが、6年生まで学童保育クラブで措置するような形で今進めておるように伺ってございますので、そういった場合につきましては、また保育料が変わる可能性もございます。そこら辺も見きわめながら、その基準について、運営のほうの基準についてのうちのいわゆる措置分という、保育料等の委託料の分について検討してまいりたいと思ってございます。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) 父母会さん、運営している側でもいろいろな言い分はあると思いますけれども、村が主導していって一本化する以外には多分方法はないと思うので、今後施設がだんだん改善されてくれば、例えば今度は運営だよということで、保育協会さんなんかもあるので、そこら辺と絡みながら、ちょっと運営については検討していただきたいなと思います。

 医療に入りますが、昨日の猛見議員の医療費の拡充についての質問の中の答弁で、受益者負担の緩和を答弁されていました。きょうの新聞にも載っていましたが、負担の金額を半分にすることで1,000万円の持ち出しになりますけれども、これを4年間継続していくことは、わずかであっても大きな一歩だと、きのう村長さんが答弁なさっておりました。月面におり立ったような感動的な第一歩ということでしょうけれども、半額の持ち出しで1,000万、全額だと単純に計算すると2,000万の持ち出しになると思われます。あと、そのときの答弁のところで、所得制限撤廃については、逆に年間1,800万円の持ち出しになり、金額が多いので、県の基準でそれぞれの能力に応じた負担をお願いすると。800万円の違いでこの1歩の違いというのは、ちょっと不思議に感じます。確かに部長さんの答弁の中では、全体的なバランスを見ながらやりくりしていきますよみたいな答弁をしていましたけれども、福祉分野の中であるお金でやりくりするとなると、それは全体的に見ながらやらなければいけないと思いますが、村が例えば大きな契約したときの入札残でありますとか、決算時の不用額ということになりますと、1,000万、2,000万、簡単に出てくる場合もあります。ですので、今後はやっぱり横断的にどういうものが大切な施策なのかということを考えてみる必要はあるのではないかと思います。今回上程されている滝沢村の牧野管理条例の一部を改正することにつきましても、毎年かなりの持ち出しがされるようです。ベコっこに対しての持ち出しするのは普通にやっておきながら、同じ子供でもある、村を担っていく子供に対して、1,000万円だったら出せるけれども、1,800万円はつらいというのは、ちょっと腑に落ちないのですが、そこら辺どのようにお考えでしょうか。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 佐野峯企画総務部長。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 全体のお話ですので、私のほうから答弁させていただきますが、全体の中での方向づけをしていくと、おっしゃるとおりだと思います。具体的に申し上げますと、やはり今は総合計画ございますので、その総合計画に基づいて実行計画を決めていくということにしております。その中でも重点事項、それからそれぞれの基本事業というふうなことになっているわけでございます。特に前期については、産業の分野に力を入れてまいりました。後期においても、将来投資領域ということでは経済産業分野と教育分野としております。その他は基本事業分野としているのですが、特に今回の医療とか、そういった部分については、もちろん子育てという側面と、もう一つ係る経済状況の中でお客様を見ておりますと、非常に所得の低下とかということがありまして、総合計画基本構想にはセーフティーネットという分野の記述もございます。そういった意味で、この医療費とかというのは、もう一面で見ますと、セーフティーネットの充実というところもあると思います。そういった観点から、今回村長のほうで公約というのもありますけれども、総合計画のほうに織り込んで展開をしていこうというふうに思っております。ご指摘の部分については、やはり我々もそのご指摘というのはどういう部分を強めて、どういう部分を少し押さえていくというのは全体で調整しますが、今まさにその実行計画と予算編成中でありますので、現在予算要求の中では歳出が相当上回っております。これは、やはり時代というか、国のほうの政策もありまして、今までの事業の継続しているのが黙ってふえてくるというのもありまして、なかなか予算編成時で財源を生み出すというのも難しい状況にありますが、いずれその中でもこれから充実したい新規の事業、セーフティーネット、そういった分野を今後全体の中で調整することにしておりましたので、そういう中でさらに議論を深め、今回答弁している以外のものについてもいろいろ議論が出てくることになっておりますので、新しい予算の中にそういうものが反映をさせてくるものというふうに考えております。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 私のほうからもお話しさせていただきたいのですけれども、預託施設等に係るお金、約2,500万円という試算をしておりました。そのお金を、牛が大事なのか、人が大事なのかと、2,500万と1,000万という話でございますけれども、これは総合的な判断ということで、まさしくこれが行政経営のやり方だというふうに私は思っていますけれども、滝沢として何が大事なのかと、滝沢らしさというのを考えていったときに、滝沢村民はこの滝沢村の自然に誇りを持っていると。これは、子供からお年寄りまで皆さんそう思っております。これを守るということがいかに大事かと。それは、酪農家、わずか70戸かもしれません。でも、この70戸が広大な岩手山麓のすそ野に広がる牧野あるいは牧草地というのを維持しているということ、このことは全村民にとってのいわば宝だというふうに思っております。そこに係るお金ということであれば、これは一般の村民であっても理解してくれるのではないかなと。

 一方、子育て、これも大事だと。そのために若者定住というのを打ち出していると。その若者定住の大きな柱になるのは、子育て支援だというふうに思っております。そういう意味で、今回4年間できなかったことの第一歩として、まず来年度から始めると。それが約1,000万円でありますけれども、その額が小さいと言われれば小さいかもしれない。よその町村に比べれば、もっともっと大きくやっていると。ただ、滝沢村にとっては第一歩なので、このことについては4年間引き続きやりたいし、拡充できるのであれば拡充していきたいというふうに思っております。それが次の段階として、例えば複合施設とか、さまざまな行政のサービスしなければならない。そのことによってどうなっていくのかということも見ながらやっていかないと、一たん手をかけるとそれをやめるというわけにいかないということを考えると、まず最初の一歩ととらえてほしいなというふうに思っております。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) いろいろ聞きたいので、次にいきます。

 答弁はなかったのですけれども、私子育て支援について、教育も子育てだと思いまして通告に入れておりましたので、教育についてちょっと聞いてもいいですか、議長。子育てについて。



○議長(角掛邦彦君) 質問してください。



◆10番(柳村一君) 一昨日の高橋盛佳議員の滝沢らしい教育の確立について、教育長さんは現在取り組んでやっていることをやっていくことが滝沢らしさだと思うと答弁されております。これを聞いて、教育長さんも村長同様、石橋をたたいても渡らないタイプなのかなと感じました。しかしながら、最近村長は石橋をたたいて渡り始めております。昨日の山谷議員のコミュニティスクールについての答弁でも、現時点での考えはないと答弁されておりました。滝沢村の教育を考える上で、今回の新設小学校の設置というのは絶好の機会ではないのかと思います。村長は、機会のあるごとに住民との対話を重視することの大切さを話されております。教育現場へ住民の声を生かすコミュニティスクールは、まさに村長がやっている、今滝沢がやっていることと合致するのではないかと思いますが、お考えをお伺いします。



◎教育長(盛川通正君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 盛川教育長。



◎教育長(盛川通正君) 今の保護者あるいは地域の声を学校運営にということなわけでございますけれども、本県の教育振興運動というのは、他県にない独自性のあるもので、これが出てきた背景もあるわけでございますけれども、多分に私はコミュニティスクール的な発想は、この教育振興運動からではないかなと、そのようにも思う場合もあります。それはなぜかといいますと、5者の連携と、地域の声を、保護者の声を、そして行政、そして子供たちをどう育てるかと、まさしくこれはコミュニティスクールではないかと、そういうふうに考えるわけでございます。したがいまして、今取り組んでいるこういうことを充実させていくことが学校にとっても、あるいは子供にとっても幸せなことにつながるというふうに考えて、一昨日はお話しした次第でございます。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) せっかく、めったにない機会でございます。建てる段階から住民とか親御さんとか、いろんな話を聞きながら学校運営も含めて話し合っていって、新しい学校、いい学校ができたぞと言ったら、あそこら辺にあいている宅地がだっと埋まったりする可能性もあると思いますので、検討をお願いします。

 子育てについては最後にいたしますが、新設小学校の設置については今月の3日に全員協議会の場で説明を受けました。その説明の中身は、鵜飼小学校が国の基準に合わなくなるから、計画しなければいけないよというような趣旨と受け取りました。村は、子育てに対する1本筋の通ったものがないのではないかと感じてしようがないのです。この次世代の後期計画にしても、4つを張り合わせて計画だよということで、筋が通る1本がないような気がしています。一方、ほかの自治体なんかでは、子育て支援のための条例なんかもつくって、一貫性のある子育てを支援しながら推進しているところもございますので、今後子育てする若い世代が滝沢村に住みたいということのために、子育て支援のための条例等を制定して、考えを一つにして進めるようなお気持ちはないのかお伺いします。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 後期基本計画の重点政策の中で、若者定住という中での一つとして、子育て環境ということを取り上げてございます。そういった意味におきましても、村として子育てがどうあるべきか、あるいは子供たちにどう育ってほしいか、健全に育ってほしいかというようなところにつきましては、その条例という視点で考えていくのか、あるいは政策としてまた別途起こすのかというようなところもあろうかと思いますので、そのあたりにつきましては今後勉強させていただきたいと思います。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) ネットで検索するといっぱい出てくるので、勉強してください。

 高齢者に移ります。やはり高齢者の質問をすると、どちらかというと福祉分野の政策をやっているよという、今回もそういう答弁で、唯一違ったのが交通の部分です。前向きなご答弁がございまして、特によかったのは地域の実情やそこに暮らす高齢者の方々の声を聞きながらニーズの把握を行い、今後の施策に反映させる地域懇談会の開催についても検討するところですと。まさしくさっき言った対話をして村政を考えていくよという考えが盛り込まれて、非常にいいと思いました。先ほども言いましたとおり、高齢者の大半は元気な方であります。秋田市では、ことしからエイジフレンドリーシティ構想というのを打ち出しまして、首長の思いみたいなものですね、高齢者に優しいまちづくりのためのチェック項目みたいなのを羅列したものなのですが、行い始めております。そのためにブログなども開設して、住民の意見が入ってきて、こうあるべきだ、こうあるべきだというようなご意見なんかももらっているようです。また、WHOではアクティブエイジングという、人間が年を重ねても生活の質が向上するように、健康、参加、安全の機会を最適化するという方法を提唱しております。今後ますます高齢化が進んでくるときに、元気なお年寄りの居場所づくりというのは本当に重要になってくると思いますが、現段階で滝沢村にあるのはこれですね、老人保健福祉計画と介護保険事業計画、それとは別に元気なお年寄りが元気に健康に生きるための老人の計画というものも、次世代の子供同様立てて推進するべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 先ほどの質問の中にございましたいわゆる高齢者の秋田市の取り組みにつきましては、大変効果的なものかなというふうな印象を持って聞きました。大変申しわけございません。

 それで、その計画につきましては、当然これから高齢化率がどんどん上がってまいりますし、今まで元気な高齢者の方々につきましては、いきいきクラブ、いきいきサロンとか、外での、うちにこもらないような活動ということでやってきたところでございます。高齢者の皆さんの生きがいとは何だろうというのは、おこがましい話ではありますけれども、例えば社会貢献とか地域活動、あるいはコミュニティへの参加、一員となるというようなところも大きな要素になっているのではないかというふうなことを思いますときに、ご質問のとおり地域での居場所なり、あるいは活動の場なり、そういった活躍できる事業なり、そういったものが重要になってくるかと思いますので、計画は今の老人福祉計画、老人保健計画の中での位置づけで足りるものかどうか、その辺も含めまして今後考えてまいります。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) 私がもし元気なお年寄りだったら、いきいきサロンとかいきいきクラブは余り行きたくないです。何か介護予防かなみたいな感じがして。そうではない、本当に元気な人が集えるような施策、今度交流拠点複合施設というものがそういう元気なお年寄りが集まるような場になればまさにいいのかなと思いますし、きのうの相原議員の中で、村長が地産地消の朝市や産業まつりのときなどに屋根が欲しいよと言われたと答弁していましたが、交流拠点複合施設ということなので、まさに交通の部分でも交流拠点にできるような、全村から来られるような、ただいまですと月金だけの福祉バスで、あと患者輸送バスで対応していますよと9月定例会の美喜子議員のときに話ししていますけれども、それは目的が違います。とにかく元気な人の足というものは、やっぱりこの交流拠点施設をつくった場合には、絶対必要になってくると思います。朝早く朝市やっているのに、車がないお年寄りがどうやって行けるのか。行きたくても行けない状況で、これが村のために一生懸命やっているよということではないと思う。そういうお年寄りだって、朝市に行ってどういうものが売っているのだ、スイカの種を飛ばして競争したいとかと、そういうぐあいのことも思うと思いますので、そこら辺のお考えをお伺いします。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 交流拠点の複合施設のコンセプトの一つとしては、子供からお年寄りまでのさまざまな世代が交流できるような場というところをコンセプトの一つにしてございますので、今のいわゆる交通弱者の交通の確保ということにつきましては、大変重要な内容だと思ってございますので、その施設整備に当たっての一つの課題であるということは認識いたしてございますので、取り組みについては進めることとなってございます。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) よろしくお願いします。

 最後にしますが、禁煙の通知というのは、都道府県知事、保健所のある市、あと特別区長ということのあて名で、厚労省の通知を見たらそうなっていたので、滝沢村なんかは直接関係ない通知なのでしょうか。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 佐野峯企画総務部長。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 大いに関係ある通知だというふうに思っております。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) 将来的には全面禁煙を目指してまいりますとうたっているその将来というのは、遠い将来なのか、近い将来なのか聞いて終わりにします。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 佐野峯企画総務部長。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 流れとしては全面禁煙の流れでございますので、その方向に沿った形になろうかというふうに思っております。ちょっと内部的にももう少し、外から来るお客様は、ほとんど庁内では吸っていないというふうに思っております。ちょっとその辺も調査しながら、しかるべき時期というのは、流れというのは早い時期というふうになると思いますが、そういう時期にどういうふうにするのかというのは判断してまいりたいというふうに考えております。



○議長(角掛邦彦君) これをもって10番柳村一君の一般質問を終結いたします。

 14時15分まで休憩いたします。

            休憩(午後 1時59分)

                                        

            再開(午後 2時15分)



○議長(角掛邦彦君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 次に、3番佐藤澄子君の発言を許可いたします。ご登壇願います。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) 議席番号3番、春緑クラブの佐藤澄子です。さきに通告しておりました滝沢ブランドについて質問いたします。

 昨年の12月の一般質問におきまして、滝沢ブランドの創出について質問をさせていただきました。滝沢ブランドを通して村を活性化させるためには、ブランドを発信、展開していく拠点づくりの必要性があるのではないかということに触れ、そのための今後の手段として、協働を充実させていくための原動力として、キーパーソンの発掘の必要があること、そして地域を再認識したブランドの発見などを重視していくために、まちづくり委員会の推進を進めていくこと、もう一つはワークショップやフォーラムなどを取り入れ、マッチングやコーディネーションの検証をしていくこと、そして直接販売と集いの場所となるブランド発信の拠点、場所を構えることの重要性が掲げられました。

 滝沢ブランドの創出は、重点政策の中にあり、滝沢らしさの確立を上げるための重要な戦略です。今までのブランド推進の経緯を含めながら、今後のさらなる滝沢らしさの確立を図るために、行動力を重視した視点でとらえ、一歩踏み込んだ戦略が必要と思われます。滝沢ブランだの推進について、今後どのような展開を考えているのか、現在の進捗内容を踏まえて、次の項目について伺います。

 1つは、滝沢ブランドの住民への浸透度と利用度はどのぐらいか。

 2つ目は、滝沢村商工会、滝沢村観光協会との連携は十分に行われているか。

 3つ目は、小中学校、保育園、幼稚園等の子供たちへの滝沢ブランドの普及は現在進められているのか、またその必要性をどのようにとらえているのか。

 最後に4つ目は、滝沢ブランドの今後の発展の柱となる視点をどのようにとらえているのかお考えをお伺いいたします。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 佐藤澄子議員のご質問にお答えいたします。

 滝沢ブランドについてお答えいたします。初めに、滝沢ブランドの住民への浸透度と利用度についてでありますが、滝沢スイカ、滝沢リンゴ、イワナなどの特産品という視点では、産直施設やスイカまつり、りんごまつり、産業まつりなどでPRしていることもあり、一定の浸透度や利用度はあると思われます。しかし、滝沢ブランドは特産品に限っておらず、今後の推進につきましては、ブランドの位置づけなどを明確にしていく必要があることから、ブランド推進計画及び実行計画を策定していくこととしております。推進していく場合の事業主体のあり方といたしましては、行政主体、住民主体、住民と行政の協働による推進方法が想定されますほか、民間企業による取り組みも含めて進める必要があると考えております。

 次に、滝沢村商工会、滝沢村観光協会などとの連携についてお答えいたします。滝沢村商工会とは、チャグチャグ馬コを初めとするイベントなどにおきまして連携協力を進めております。また、商店街活性化事業や村内商工業者への円滑な資金調達を促すため、村中小企業振興資金の融資手続において、審査事務などを連携し行っております。そのほか、定期的に実務者連絡会を開催するなどして連携を深めております。

 滝沢村観光協会につきましては、昨年度策定いたしました滝沢村観光物産振興ビジョンを実現させるための重要なパートナーとして、観光振興のさまざまな場面において連携を図っているところでありますが、今後滝沢ブランドを推進するためにはさらなる連携を図っていく必要があると考えております。

 次に、滝沢ブランドの今後の展開の柱となる視点についてでありますが、滝沢ブランド確立のためには、地域の生活文化と密接に関係するブランド品や地域資源を発掘し、発信していくことが重要であります。ブランド化を推進していく場合の切り口といたしましては、大きくはチャグチャグ馬コ、岩手山麓の自然、岩手山などの観光、また特産物、農産物、工芸、食文化などの地場産業、さらには歴史、自然景観、健康スポーツなどの文化、暮らしの3つの分野で取り組んでいく必要があります。推進に当たっては、既にブランドとして認知されていると思われるチャグチャグ馬コや岩手山などに着目し、改めて情報発信の強化を図るもの、現在あるもので光を当てることによってブランドになり得るもの、加えて新たにブランド化するものとして発掘するものなどに分けて、アピール度が高くニーズの高いものから重点的に推進する必要があります。その際、観光物産ビジョンの観光振興の3つの視点、固有のものを大切にする、物語を演出する、美しさ、デザイン性を重視するとの整合性を図りながら滝沢ブランド推進計画を策定し、戦略的に推進していきたいと考えております。



◎教育長(盛川通正君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 盛川教育長。



◎教育長(盛川通正君) 私からは、小中学校、保育園、幼稚園等における滝沢ブランドの普及状況と必要性にかかわるご質問についてお答えいたします。

 初めに、保育園においてはチャグチャグ馬コパレードの見学、チャグチャグ馬コの保育園訪問、さんさ太鼓、さんさ踊りの鑑賞や演技披露などを通じて滝沢らしさに触れ合ったり、鞍掛山登山により滝沢村のシンボルである岩手山と相の沢牧野の雄大な自然に触れる活動を行っております。また、田植えやリンゴの収穫などの農業体験、ちびっ子農園での大根掘りや野菜づくり、収穫、クッキングなどの食育を通じて地域産品や地産地消に対する理解を深める活動を行っております。こうした活動も滝沢ブランドの普及につながっていくものと考えております。

 保育所保育指針において、保育の目標の一つに、さまざまな体験を通して豊かな感性や表現力をはぐくみ、創造性の芽生えを培うことが掲げられておりますが、幼少期から自分の住んでいる地域の観光、地場産業や歴史文化に触れ合うことを通じて滝沢らしさを知り、郷土に愛着と誇りを持つ心をはぐくむことは、大変重要なことと認識しております。

 次に、幼稚園の状況についてでありますが、食育実施状況の報告を見ますと、村内の4園では、園内の畑で野菜を育てたり、産直などの野菜を活用した給食を実施したりして食育推進に取り組んでおり、その取り組みの中には滝沢スイカやリンゴを利用した活動も見られるところでございます。また、お月見会やみずきだんごづくりなど、滝沢村の伝統や郷土理解につながる事業も行われております。

 次に、小学校の状況についてでありますが、第3学年、第4学年における社会科では、すべての学校が教育委員会作成の社会科副読本を用いて地域の産業、地理的環境、お祭りや伝統芸能等について指導するほか、リンゴづくりの仕事の単元で直売所におけるリンゴに着目させ、どうやって育てたらおいしいリンゴになるのだろう、どのような場所でリンゴづくりが盛んに行われているのだろうなどの課題を設定し、剪定から摘果、袋かけ、そして収穫、販売までの一連の流れや収穫後は箱詰めされ農協に運ばれ、盛岡市のほか人口の多い仙台や東京方面に出荷されること等を指導しております。

 生活科においては、多くの学校が食育の観点から野菜を栽培して収穫後にサラダパーティーを実施しておりますし、また学校ごとに課題を設定し取り組む総合的な学習の時間においては、保育園児と交流しながらサツマイモの栽培、収穫、会食をする体験のほか、高等学校と連携しリンゴ栽培体験を実施し、収穫後にリンゴの食べ比べをしたり、リンゴを使った料理をつくったりする体験活動を実施しております。

 中学校においては、小学校までの学習の上に立ち、主に社会科において農業が国民の食料を確保する重要な役割を果たしていることや、農業に従事している人々が地形や気候などの自然環境や社会的条件を生かして生産を高める工夫や努力をしていること、関係者が消費者の需要にこたえ、新鮮で良質なものを生産し、出荷するためにさまざまな工夫や努力をしていること、さらに生産物の輸送手段や経路、出荷先や出荷量を判断するために情報を収集することが重要であること等を学習しております。

 そのほか、すべての学校がキャリア教育を実施しており、村内の事業所で職場体験をしたり、さまざまな産業に携わる人々からお話を聞く機会を設けております。これらの学習は、滝沢ブランドを推進していく上で、将来の滝沢村を担う子供たちを育成するという観点から、大切なことであると考えております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) 再質問させていただきます。

 最初に、ブランドの?でお尋ねをしております滝沢ブランドの住民への浸透度と利用度の点について再質問ですけれども、かなりブランドの推進については大幅な形で周りには普及されているような状況があります。そして、たくさんの方々もブランドへの興味もあるのではないかなというのが感じられますが、今回の一般質問全体を見ますと、この滝沢ブランドや観光について、かなり興味が皆さんおありのようで、やはりこのブランドの重要性というのをとても高く評価しているのだなというのを感じます。

 その中で、浸透度と利用度についてでありますけれども、それを精査をしていくためにブランド推進計画及び実行計画を策定していく予定としているというご答弁をいただきました。その実行計画をしていく予定であるという、ブランドの位置づけとして進めていかれると思うのですけれども、そのあたりを今どのような形で進められているのか、具体的にお伺いいたします。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 仮称でございますが、ブランド推進計画についてお答えをさせていただきます。

 本村の特産品あるいは地域観光資源、そういった個別のものを冠をつけ、あるいは冠に類するものをつけて内外に発信をしていくと、そしてその相乗効果等から地域全体を地域ブランドとして内外に認知していただくと。その中から経済的な付加価値、あるいは住民のモチベーションの向上、そういったようなものを期待して、これからブランド推進をしていくということを上位の目的として計画をつくる作業を現在進めております。この作業を進める中におきましては、最終的な目標とする状態、どういった状態を目指すのか。例えばの例ですが、ある特産品がこういうレベルで全国に出回っていって、あるいはこういう認知度でこういう方からの引き合いがあって、こういう何%の県民、あるいは村民の方々が認知しているといったところを目指すといったようなことを具体的に定めていく、それを年次計画で、まず何年目にはここまで目指そうと、そういう工程表等についても一定の姿として形にしなければいけないだろうというふうに考えております。これを実践していくのは、行政だけではございません。行政はあくまでも仕組みの提供と側面支援ということになってまいりますが、経済団体の皆様、そして農商工事業を営んでいる方、そして地域活動に熱心に参画されておられる方々、いろいろな方々すべてでございまして、こういった方々とあわせて既存の経済団体、各種団体と申しますか、そういった方々の参画もいただきながら役割分担をいたしまして、その役割分担の中で効果的な滝沢ブランドを創出してまいりたいと、そういうことを一つの形として編み上げていきたいというふうに考えております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) それで、ご答弁いただいた中に、民間企業による取り組みも含めて進める必要があると考えているというご答弁をいただいておりますが、その中で行政が主体になったり、今お話しいただいたような農商工関係、それから経営関係、そちらでいろいろ役割分担をして進めていくという中で、民間企業による取り組みというのもかなり重要になってくると思うのですけれども、その点でどのぐらいこの推進計画の中にその位置づけというのはご提案されていくのか伺います。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) これから関係する方々との対話、意見交換等々を通じて、どの程度の実現性があるのかも見きわめながら進めなければいけないわけでありますが、私どものイメージといたしましては、当初の第1期といいますか、立ち上げのときには、ある一定のブランド推進のための計画づくり、あるいはインキュベートといいますか、そういった形での行政支援は、ある程度関与の度合いが強い状態を想定いたしております。その中から、それぞれの事業者さんあるいは団体さんが独自でできるものを独自で自己完結をするような、ビジネスとして回す、あるいは地域貢献活動として回す、そういう中で民間レベルといいますか、企業レベルといいますか、そういったほうに徐々に移行していきたいというようなイメージを持っております。これが何年でどこまでいけるのかというのは、これからの煮詰め方、あるいは地域の反応、消費者の動向等もございますので、そういったことを見ながら、当初の計画が随時修正されなければいけないという事態等も想定しながら、柔軟な運用、そして取り組みを行ってまいりたいというふうに考えております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) では、その中で2番目に質問しました商工会や観光協会との連携の部分なのですけれども、観光協会のほうで滝沢村観光物産振興ビジョンというのを出されておりますが、そこの観点で、全体と連携をしていくこの推進計画にもいろいろ入ってくると思うのですけれども、観光協会との連携の部分は、この推進計画の中にどのように位置づけられて入ってくるのか、またどのような展開をしていくとされているのか、その辺をお伺いいたします。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 滝沢村観光協会との協力関係につきましては、大変重要であるというふうに認識をいたしております。観光物産振興ビジョンは、物産の側面、そして自然系の観光、あるいは文化系の観光資源、いろいろな切り口で構成をいたしておりまして、それを実現をしていくということになりますので、それぞれの分野でその分野にたけた方々が主体となって役割分担をしてやっていくということが不可欠になってまいります。観光協会のほうでも協会の中の組織のあり方等についても議論をされているようでありまして、部会の設置あるいは今後に向けたプロジェクトの構成ですとか、いろいろなことで動きが出てきているようでございまして、そういったことを私どもも支援をさせていただきながら、ご指導もいただきながら、相互に高め合っていくような形で進めてまいりたいというふうに考えております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) あともう一つ、滝沢村の商工会との関連については、この推進計画にどのように取り込まれていくのでしょうか、伺います。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 滝沢村商工会におきましても、観光協会と同様に商工業者の方々の集まりでございますので、地域の商工業の発展のために地域ブランドの創出には異論を唱える方はいらっしゃらないというふうに私どもも考えてございまして、これまでの活動に対しても商工会のほうからは多大なご協力をいただいておりまして、引き続きこれまでにも増していろいろな関係を強くさせていただいて、地域のブランドづくりに向けて相互協力をしてまいりたいというふうに考えております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) かなりこのブランド推進計画及び実行計画というのがすごく滝沢村を将来的にしっかりと明るい方向に導いていく計画になるのだなというのは、今お話を聞いて感じました。

 ただ、滝沢ブランドの住民への浸透度と利用度ということで、これは大体あるというお話を伺いましたが、連携していく中では行政側がその理解度をよく理解していくことも、発信等では利用度を理解していくことも大事なのですけれども、あと滝沢村商工会や観光協会さん方は、滝沢ブランドに関する件で横のつながりを持ちながらやっているというお話なのですけれども、こちらのほうのブランドの住民に対する浸透度や利用度というのは、どのぐらい押さえていらっしゃいますでしょうか、お伺いいたします。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 商工会さんあるいは観光協会さんの個別の意識調査等については、データをとったことは最近ございませんので、数的な形での回答はできないわけでありますが、商工会さんあるいは観光協会さんともども定期的な事務方の打ち合わせを持たせていただいておりまして、定期的な打ち合わせ、そしてイベントが定期的にございますので、そのイベントに際して事前の打ち合わせあるいは反省会、そういった中で情報交換をさせていただいて、ここ一、二年の滝沢村の進むべき方向、少しずつ変わってきている実情、これから進まなければいけない方向性等々について意見交換をさせていただいております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) なかなかこのブランドを発信はしているけれども、浸透度や利用度どのぐらいだと求めたり調べたりしていくのは、かなり難しいことかなとは思うのですけれども、やはりこういうデータがなければ何をどのように進めていけばいいのか、何をピックアップしていけばいいのか、そのあたりが見えてこないままで進んでいくことは、かなり危険性があるのではないかなということを考えております。ですから、大体あるだろう、利用度もあるだろう、あとは商工会や観光協会もわかっているし、いろいろな行事で手をつないでやっているから、その部分ではオーケーだろうと思いながらも、今回佐藤美喜子議員や、それから西村議員などから問題視をしている部分がいろいろ出てくるのではないかなというふうに思います。

 それとあとは、滝沢ブランドに関して、滝沢だけではなくブランドということに関して、私たち春緑クラブもずっと視察をしながらいろいろな勉強をしてまいりました。その中で、こういうブランドの推進計画を立てていくこと、実行計画を立てていくこと、そして進捗状況を含めながら今後の方向を決めていくことというのはすごく大事だと思うのですけれども、視察の中でそれよりももう一つ大事なものを見つけることができました。それは、前回私は拠点づくりの必要性ということをお話ししたのですけれども、今回はそれにプラス組織力というものがすごく重要だなということを感じました。

 今回読谷村、それから石垣島のほうを回って視察をしてまいりましたが、それから以前には馬路村や、それから佐世保、そういったところも視察してまいりましたが、皆さんブランドに関してはかなり力を入れておりまして、そして命をかけている人たちがすごくいたのです。それで、そこまで自分の住んでいる町や村に思いをかけて、自分の商売をかけてブランドを何とか自分のまちに定着していこうという、そんな思いで動いている人たちが今まで見てきた視察先の中で共通するところでした。読谷村に関しましては、お一人の方が、行政マンですが、携わっておりまして、その方が10年以上ブランドに関してどうしようかと、漁協を助ける意味もあってさまざまな努力をされているのですけれども、その人の意気込みというものがまちの人たちを動かし、そして若者を動かし、そこから雇用が生まれ、まちが少しずつ活性化され、地元の人にとっても、観光で来る人にとっても、とてもいいブランドの商売がされていると。そして、石垣島でも商工会の方々の中で、やはり若い方々が集まって、生まれ育った石垣島をどうやって守ろう、それからよさをどうやって伝えようということで、いろいろな若者と開発をしたり、生産をしたり、そういった活動を進めておりました。そんな人の力プラス組織力というものが滝沢ブランドをどんどん前に進めるものだなというものを今回すごく感じまして、滝沢村にはそれがあるだろうかということをちょっと振り返ってみました。

 それで、今回そんな意味も含めて滝沢ブランドをもっともっと発展させていくために、この組織力について具体的に質問ができたらいいなと思って、今回の質問にさせていただいているのですけれども、滝沢村の商工観光課の中で、この滝沢ブランドに関して携わっている職員は現在何人ぐらいおられますでしょうか。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 課長以下5名で全力で携わっています。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) 5名ですね。すばらしいですね。読谷村は1名、石垣島は紹介していただいたのは3名でした。それで、滝沢は5名ですよね、すばらしいですね。だったら、きっとできるはずだと思います。でも、その5名というのは、ずっと滝沢ブランドに密着して仕事ができる方の5名でしょうか。密着できる方は、5名の中にいらっしゃいますか。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) いろいろな職務をあわせて行っておりまして、頭の中では常にブランドのことも考えて頑張っております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) そうですよね、多分そうだろうと思っていましたが、この人の力というのを少し考えたほうがいいのではないかなと思うのです。推進計画や実行計画を立てるのはすごく大事なのですけれども、人を育てるのもちょっと間に合わないかもしれないのですけれども、だれかが率先して動いていくと、例えば1人が動くことによって、それについてくる人たちもどんどんふえていくと。そして、滝沢のブランドをどうしていかなければいけないかという人のパワーというのが広がっていけば、もっと滝沢のブランドを形にしていけるのではないかなと思うのです。せっかくいろいろなブランドを提供しているのに、物が足りないとか、買えないとか、どこに行ったら買えるのとか、あとは何が本当のブランドなのとか、疑問に思う人たちとかがいっぱいいるのです。私は、ずっとこのブランドのことを見詰めてきておりまして、そろそろ計画も大事だけれども、一歩前に、よしと動く人がいていいのではないかなと思うのです。その動く人が、例えば役場の職員であるべきなのか、あとは観光協会の方々がいいのか、商工会の方々がいいのか、もしくは外部から入ってきてどんどん動かしてくれる、そういう組織力を持った方が入ってくるのがいいのか、何がいいのかなと思ったりするのですけれども、そのあたりをちょっと投げかけてみた場合には、どのようなお考えがありますでしょうか、お伺いいたします。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 組織力についての象徴的な事例をご紹介いただきまして、なるほどというふうに思って伺っておりました。あることをなすときには、だれもが共感できる統一目標、ビジョンというものがあって、それに基づいてみんなが共感して、自分自身が情熱を持って行動していくと、その力が全体の力となってうねりになるということをよく耳にいたしております。このブランド推進づくりも、まさにそういった形で進めていく必要があるのかと思っておりまして、その中にはいわゆる推進力となる資源、人、物、金、情報、技術、そういったようなものをすべて投入してまいらなければならないわけでありますが、このブランド推進をしていく場合には、ある一定の段階にいきますと、行政の組織だけでは解決をできない、いわゆる行政の限界点と申しますか、民の力に頼らざるを得ない、いわゆる市場の経済行為として進めていかなければならない分野もございますし、その経済分野におきましても流通あるいは販売サイド、情報発信分野、いろいろな形の専門的な技術等が必要になってくるというふうに認識をいたしております。計画づくりだけで終わらせることはできませんので、これを進めていくためには、何らかの専門的な技術を有するキーパーソンとなる人材を確保、あるいは育成してまいらなければならないと。その確保について外部資源がいいのか、内部を育成するのか、どちらが早いか、そういったようなこと等を今現在考えているところでありまして、そういったキーパーソンになる人を中心として、先ほどのようにみんなが情熱を持って協力してくれる、そういった組織づくりができるような形で、それぞれの損得というよりは、地域の発展というようなことで、共通項で動いていただけるような、そういう組織づくりができればいいのではないかなというような、そういう考え方は持っております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) それがなかなかできない事情がどこかにあるのではないかなと思うのですけれども、かなり危ない橋を渡ることになるかもしれませんが、先ほどは村長さんは石橋をたたいて渡るようになったというお話を柳村議員がしておりましたけれども、このブランドに関して、やる気のある人、本気になってやる気のある人がいたら、任せてもいいのではないかなと思うのです。それが行政マンから出てくるのかどうかわからないのですけれども、村長さんはそのあたりのところをどのようにお答えでしょうか。いつも穏やかに、できるだけ悪いことが起きないようにと、そういうお気持ちで進められているとは思うのですけれども、ブランドに関してはそろそろそういう一歩を踏んでいただいてもいいのではないかなというところを感じますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 重点政策の一つになっております。そういったことで、経済産業部が3つの重点政策を受け持っていると。そういう中で、商工観光がブランドを受け持っているということで、果たして、今模索をしているわけなのですけれども、人手が足りているかとか、あるいは外部から新しい血を入れてやったほうがいいのかとか、実はさまざま議論が今なされているところであります。そういった中で、人的資源を配分するのにどういうふうにしていくかといったこと、それは今後の、例えば市制を目指したときのことも考えながら、それぞれの部署についてやっていかなければならないと。そういう中で、ブランドということからすると、先ほど言ったように今どういうふうにするべきなのかというのは、ちょっと考えております。そういった中で、したがって職員を新たに配置していくか、あるいは外から、外部からにするのか、それらを含めながら、ちょっと今検討しているところであります。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) 検討されていることがわかっただけでも、すごくうれしいです。

 実は、この間滝沢村のギャップ調査報告書というものを、リクルートのほうから出していただいた資料を手元にいただいているのですけれども、こちらがすごくおもしろくて、スイカの認知度はどのぐらいかとかというのを首都圏、岩手県、宮城県、秋田県、青森県という形でいろいろ調査をされた報告書なのですけれども、それとあわせて観光地として滝沢村はどのような認知をされているのか、あとはリンゴに関してはどうなのかという、そういう報告を受けています。この調査報告書を見た場合に、やはり外部の人たちがどんどん入ってくることで、これだけの中身の濃い調査ができるのだなということを感じまして、それでやはりだれかやる気のある人という部分も重要ですし、もう一つはほかの企業を入れて滝沢村が一つ一つ、例えばブランド一つ一つに会社を運営していくというふうな、そういう企業体経営の考え方というのもおもしろいし、発展しやすいのではないかなと思うのですけれども、そのあたりについてのお考えはいかがでしょうか。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) ギャップ調査につきましては、今年度の重点事業の大きな柱でありますブランド推進計画をつくるその一つの資料とするべく、専門のリサーチ会社にお願いをして調査をさせていただいたものでありまして、重点政策推進本部の中でそれぞれ我々共有をいたしております。こういった調査の結果をもとにいたしまして、どういう視点でどのようなところから、どういう切り口からブランドづくりをしていけばいいのか、あるいはどういう攻め形がいいのかというような、そういう示唆が含まれている、そういう報告書になっておりますので、それを進めていくということはご案内のとおりではありますが、その進め方の中で、民間企業あるいはそういう外部からの知識のある人を導入するということについては、今後のブランド戦略の中では、これは避けて通れないものであろうというふうに私ども担当としては考えております。その外部の資源の導入の仕方をどうするかというのは、これからいろいろな手続の話、いろいろなことが、制約もございますので、相談をさせていただくしかないわけでありますが、専門的な知識がなければ、ほかとの競争に打ち勝てないというふうに考えております。毎年毎年地域の産品をつくって、地域の業者さんと毎回つくっているだけでは、ブランドとしての価値を高めることはなかなか難しいだろうと。

 今回のギャップ調査で明らかになったものは、滝沢そのものの認知度が、例えばチャグチャグ馬コにしても、人口日本一の村という認知度にしても、首都圏の方の5%しかご存じないと。岩手県内では80%の方がご存じだけれども、首都圏では5%しかご存じないということは、情報発信がいかに欠けていたか、あるいはその情報発信の仕方がもう少し機能させるべきであったのかとか、そういったようなことを我々痛感をいたしておりまして、そういうことを今後ブランドとして発信していくためには、そういった専門的なノウハウのある人たちをアイデア、そういったものの進め方等々について、アイデアを導入していかなければいけないというふうに考えております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) 地元でパティスリー津志田さんとか、それからあさり菓子店さんとか、スイカまんじゅうやリンゴまんじゅう、そしてリンゴにかかわるケーキや、いろいろなものを開発して出してくれています。スイカゼリーなどもつくってくれたりしていまして、よく話をします。一生懸命開発をするのですが、開発は本当にお一人お一人、1品をつくることにどれだけの労力が使われるか、すごく大変な作業です。お金もかかるし、そしてそれを品物として出したときにお客様にどれだけ喜んでもらえるか、そしてブランドとして認知されるだけの価値がどのぐらいあるか、すごく不安でやっているというお話をいただきます。そして、商品を開発して出して、皆さんに提供した後に、その認知度ですね、評価を自分たちは欲しいのだけれども、それがなかなか見えてこないと。ですから、一生懸命頑張ってブランド化しよう、滝沢のよさを伝えようと思って頑張っていらっしゃる方がいて、実際進めているけれども、そのあたりのマッチングがやはりうまくできていないのだなというのを感じます。ですから、そういう部分にも行政が手を伸ばして、きちんとコーディネートしてあげるということも大事だと思うのですけれども、やはり今の現状ではそれも無理な状況にあると思います。ですから、ぜひ今中道部長さんお話しされたようなほかの部門、専門的な部門を入れていくということはとても重要なことだと思います。

 それで、このブランドの中で特にまた重要視していきたいのが、利益があるかないかということはすごく大事ではないかなと思います。紹介をするだけではなく、つくった方々がきちんと収入が得られる、それで例えば人も雇用できると、拡大ができていくような、そういう発展があるといいのではないかなと思います。販売することによって収入が得られると、やる気が出てきます。これは、会派の視察で見てきた方々もそうでした。たくさん売れると、それだけお金が入ってくる。入ってくると、また何かをつくってみようと思う気持ちになる。それが次のステップアップにつながる。そして、いろんな人を入れていきたいと思う。そこで雇用が生まれる。加工している方々は、加工前の産物、産物をつくる人たちもどんどんいっぱいつくっていこうと思う。そうすれば、自分の土地を大事にしてくる。農業も発展していく。そして、そのまちが大好きになっていくという、そのサイクルになっていくのではないかなというのをすごく感じてまいりました。ですから、収入ありきという部分で、他の企業を入れたり、団体を入れたりしていくことは、やはりとても重要だと感じます。

 そこで、村が例えばクイックスイートの販売を兼ねたクイックスイート会社を建てるとか、あとはリンゴのブランド化をしていくために、リンゴ農家と提携を結んで会社をつくっていくというふうな、第三セクター的なものになると思うのですけれども、そういう収入ありき、利益ありきの展開についてはどのようにお考えなのかお伺いをいたします。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 村が関与する第三セクター的なものの設立ということにつきましては、現時点では想定はいたしてはおりません。ただ、いろいろな形で完全な民間セクターとして経済行為をしていくわけですので、それなりのリスクを背負っていただいて出発をしていただかなければなりませんので、そこのリスクを解消するという、そういう手だて等については、今後仕組みとして検討していく必要があるのかなというふうに考えております。例えば村内の農家さん等で組織する農業生産法人ができた、あるいは商業をなさっている方々で組合をつくられた、あるいは株式会社を、有限株式会社をというような、そういうこと等も想定されるわけでありまして、そういった場合にどういったところまで行政がブランド推進の施策として支援をしていけばいいのか、そういったところについても今後検討していかなければいけないというふうに考えておりまして、現時点で例えばクイックスイートの例でいいますと、既に通常のサイクルよりはかなり短いサイクルで商品化できそうな可能性を秘めているというふうにも認識いたしておりますので、そういったことに端を発して起業をするというような方があらわれたときに、行政としてどこまでどういう支援をするのかといったようなことは、検討していかなければならない課題であるというふうには認識をいたしております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) では、続きまして3つ目にお尋ねしました小中学校、保育園、幼稚園等の子供たちへの滝沢ブランドの普及に対してなのですけれども、なぜこんなことを私が入れてしまっているかという理由なのですが、私はブランドだからといって、大人だけが動いていくものではなくて、ブランドも教育の中にきちんと入れるべきだという考えを持っています。それは、子供たちが大人が推奨するもの、みんなに提供したいもの、いろんな人に勧めたいものは、やはり地元の子供たちにもどんどん勧めていくべきではないかと。そして、地元の子供たちがそれを小さいときから感じながら育っていくことによって、滝沢村のよさを外へも伝えることができるし、なお自分も滝沢村を大事にしようと思う気持ちになると思います。そういう教育もブランドの中にはしっかりと取り入れていくべきではないかという視点で質問をさせていただきました。それで、ご答弁いただいた内容は、とても幼稚園、保育園に関しても、小学校、中学校に関しても、さまざまな取り組みをしており、とても子供たちはいい環境にあるのだなというのは感じました。ただ、これがどのぐらいの子供たちが対象となって、子供たちへの効果というのは見きわめるのは難しいと思いますが、一つ一つの、一つ一つといってもわかりませんね、例えば保育園、幼稚園、小学校、中学校に分けた活動の中で、これが1つの学校だけで取り組まれているものなのか、それとも全体、滝沢村全体の学校で取り組んでいるものなのか、それから幼稚園、保育園も統一して取り組まれているものなのか、そのあたりをお尋ねいたします。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 保育園につきましてでありますけれども、保育園につきましては、それぞれの各園が地域の特性や、あるいは文化、伝統なりを踏まえて、独自にそれぞれ事業計画を立てて実施しているというところでございまして、統一されたものというものではございません。



◎教育部長(遠藤正紀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 遠藤教育部長。



◎教育部長(遠藤正紀君) 幼稚園につきましては、私立ということで、それぞれの教育目標に従って各園で取り組まれているものと考えてございます。

 小学校につきまして、特に副読本の部分、3学年、4学年につきましては、これは全村統一的に取り組んでいるものでございまして、その他リンゴ栽培でありますとかサツマイモ、あるいは各学校で行っております触れ合い活動等につきましては、それぞれの学校の教育課程の中で、個別にそれぞれの地域に根差したもの、あるいはその地域の人材等を活用しながら取り組まれているものというふうに考えております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) やっぱり各保育園、各幼稚園、各小中学校で取り組まれているわけなのですね。このあたりがいつも、ほかの議員も思うように、どうしていいことだったらみんな同じことをたくさんの子供たちに、村の子供たちに全部提供できないのだろうと思う部分なのです。それで、滝沢ブランドに関してはとても大事なことなので、ぜひ全域にいいことは伝えてほしいのですけれども、でも私もいつも自分でも言いながら、ほかの議員のいろいろな提言とか聞いていても、学校においても、保育園、幼稚園においても、やはりそれを受ける、受け身の部分がかなり無理があるのではないかなということも感じます。学校にこれもしてくれ、あれもしてくれ、これもしなければならないのではないかということで、いろんなことを押しつけている部分もあると思います。なので、このブランドに関しても、もしかしたら総合教育としては取り組んでいるところがあるけれども、取り組んでいないところもあるということも出てくると思いますし、そのあたりで学校側としてはこういう取り組みをもっとやってくださいとなった場合に、受け入れ態勢はいかがなものなのでしょうか、お伺いいたします。



◎教育長(盛川通正君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 盛川教育長。



◎教育長(盛川通正君) 学校は、それぞれの地域の支え、あるいは地域の特徴を生かした中で、学校での運営計画、教育計画が立てられて、それに沿って行われているわけでございます。したがいまして、一律にどの学校もということは、本村ではとっておらないし、多分他の市町村での各学校においても、それぞれ特色ある学校という形の中で、それを地域を生かした教育ということがなされているものと思っております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) それでいいとは思うのですけれども、例えばご答弁いただいておりましたリンゴの収穫の部分は、とてもいいなと思って話を聞きました。これに関しては、せめてみんなやれたらいいなというふうに感じたところなのですけれども、教育委員会の中で学校教育に取り入れるのが無理であれば、私たちも押しつけるのではなく、では違う手段がないものかというところで考えていったほうがいいかなと思うのです。それで、例えば今教育長がお話しされたように、地域の人たちで子供たちにそういった部分を伝える、教える、広げていくということができるといいのではないかなと思うのですけれども、そういったことで地域の人たちに、例えばこういうブランドを子供たちに伝えるチームをつくって、そして全校に普及していくような、そんな進め方もあっていいのではないかなと思うのですが、そのあたりはいかがお考えでしょうか、お伺いいたします。



◎教育長(盛川通正君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 盛川教育長。



◎教育長(盛川通正君) いろいろなやり方があると思うのですけれども、ブランドなるものというものは、滝沢のイメージをアップさせるというふうにとらえるわけでございますが、私はそういう特産物、農産物というのですか、そういうものをブランドというふうに教育の場で考えたときに、それでないものを教育現場では志向していくのが大事ではないかなと、そのように思っております。なぜかといいますと、滝沢の教育というものは、子供を学校、家庭、あるいは地域、そういう中で育てていくのだという、こういう確固たるものを持ち合わせながら我々取り組んでいるわけですし、地域の方々もいろんな行事を通しながら子供たちを引き入れて、そして地域のよさ、あるいは人のつながりのよさを学んでいるわけでございます。そういう教育をやることが滝沢の教育に係るブランドというふうにとらえていきたいなと、そのように思っております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) すばらしい。教育に関するブランドは、その力があるということ、とてもうれしい言葉をいただきました。ありがとうございます。

 そこで、最後にブランドを推進していくために組織力を重要視していくこと、それから重要視していくためにいろいろな企業を取り込んでいくこと、地域を取り込んでいくこと、そして教育分野にもそれを伸ばしていくということを私は今回の質問でいろいろお聞きすることもできました。その中で最後に、今後検討中である、先ほど最初から出していただいたブランド推進計画、実行計画の中には、ぜひ今回の内容を十分にとらえて入れてほしいなと思いますけれども、村長にお尋ねいたしますが、村長が一番滝沢の中でブランドとして推奨したい一品をご提案いただければと思います。そこをお伺いして、終わりにさせていただきます。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 私は、人材だと思っております。滝沢として今後発展していくためには、滝沢村に集う優秀な方々がいます。それは、役場職員含め、また住んでいる人たち含め、多種多様な方々がいる中で、その人たちの力を結集していくことが滝沢村の発展につながるものというふうに思っておりまして、そういう意味からすると、滝沢ブランドというのは人材につながるのではないかなというふうに思っております。



○議長(角掛邦彦君) これをもって3番佐藤澄子君の一般質問を終結いたします。

                                        



△散会の宣告



○議長(角掛邦彦君) 以上をもって本日の議事日程は全部終了いたしました。

 本日の会議はこれをもって散会いたします。

                                (午後 3時11分)