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岩手県 滝沢市

平成22年 12月 定例会(第28回) 12月13日−一般質問−02号




平成22年 12月 定例会(第28回) − 12月13日−一般質問−02号







平成22年 12月 定例会(第28回)





平成22年12月13日
第28回滝沢村議会定例会会議録
平成22年12月13日第28回滝沢村議会定例会が滝沢村役場に招集された。
出席議員は次のとおりである。
   1番  相  原  孝  彦  君    2番  桜  井  博  義  君
   3番  佐  藤  澄  子  君    4番  日  向  清  一  君
   5番  斉  藤  健  二  君    6番  武  田  猛  見  君
   7番  遠  藤  秀  鬼  君    8番  佐  藤  美 喜 子  君
   9番  高  橋  盛  佳  君   10番  柳  村     一  君
  11番  熊  谷  初  男  君   12番  高  橋     寿  君
  13番  佐 々 木     剛  君   14番  山  谷     仁  君
  15番  鎌  田     忍  君   16番  武  田  俊  和  君
  17番  西  村     繁  君   18番  黒  沢  明  夫  君
  19番  山  本     博  君   20番  長  内  信  平  君
  21番  川  原     清  君   22番  角  掛  邦  彦  君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。
       村        長     柳  村  典  秀  君
       (水道事業管理者)

       教 育 委 員 会委員長     内  村  宣  夫  君
       副    村    長     松  川     章  君
       教    育    長     盛  川  通  正  君
       経 済 産 業 部 長     中  道  俊  之  君
       健 康 福 祉 部 長     主  浜  照  風  君

       都 市 整 備 部 長     及  川     安  君
       兼 上 下 水 道 部 長

       住 民 環 境 部 長     菊  池  文  孝  君
       企 画 総 務 部 長     佐 野 峯     茂  君
       教  育  部  長     遠  藤  正  紀  君
       商 工 観 光 課 長     熊  谷  一  見  君
       福  祉  課  長     伊  藤  順  子  君
       都 市 計 画 課 長     湯  沢     豊  君
       環  境  課  長     齋  藤  誠  司  君
       住 民 協 働 課 長     伊  藤  健  一  君
       企 画 総 務 課 長     加 賀 谷     建  君
       財  務  課  長     中  村  保  夫  君

       人  事  課  長     畑  村  政  行  君
       (選挙管理委員会書記長)

       教 育 総 務 課 長     熊  谷     満  君

       文 化 ス ポ ーツ課長     沢  口  朝  彦  君
       兼 埋 蔵 文 化 財
       セ ン タ ー 所 長

       水 道 経 営 課 長     下  長  秀  樹  君
       農 業 委員会事務局長     井  上  靖  宏  君
本会議の書記は次のとおりである。
       議 会 事 務 局 長     太  田  晴  輝
       同    次    長     高  橋     永
       同  主 任 主  査     勝  田  裕  征



                                        



△開議の宣告



○議長(角掛邦彦君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

                                (午前10時00分)

                                        



△一般質問



○議長(角掛邦彦君) これより本日の議事日程に入ります。

 日程第1、一般質問を行います。

 本日は、2名について行います。

 17番西村繁君の発言を許可いたします。ご登壇願います。



◆17番(西村繁君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 17番西村繁君。



◆17番(西村繁君) 議席番号17番、しののめ会、西村繁でございます。それでは、さきに通告しておりました2点について質問をします。

 まず、第1点目は、村長就任2期目に当たりまして、次のことについて質問をします。1つ目は、このたびの村長選挙におきまして、無投票再選でございました。このことについて、どのように考えておられるか伺います。

 2つ目は、2期目の行政執行に当たり、特に重視されている行政姿勢について伺います。

 3つ目は、前述以外のそのことに係る所信についてお伺いいたします。

 次に、真の滝沢ブランド化の推進について質問をします。現代は、地域間競争の時代であります。地方自治体は、疲弊する経済情勢の中にあって、人口をふやすための定住策、地域経済が潤うための産業振興策、観光客がふえるための対策等々に係る戦略を練って、地域の活性化に努めていると思います。これらすべて地方自治体間における限られた資源の奪い合いであると言えます。

 一方、確かに物の面から見ますと、社会は豊かになりました。コミュニケーション手段においても多種多様化にはんらんし、その選択肢はかなり広がっております。しかし、その反面、経済至上主義の行き過ぎや個人主義化の過度の進行を生み、人や地域のつながりにおいて心が通うコミュニケーションは極めて希薄になっていると私は思います。このような社会情勢の中、多くの地方自治体は地域の特色を生かし、個性的で魅力あるまちづくりを模索しており、その手段の一つが地域ブランド戦略と言えます。

 これらのことから、真のブランド化は、住民一人一人が滝沢村の魅力を認識し、文字どおり住んでよかったという誇りと愛着が持てる滝沢村を創造することであると思います。つまり名前だけではなく、全国に誇れる高品位、高品質で滝沢村らしい実態を伴ったブランドとして村内外の多くの人に認知されることであると私は思います。滝沢村の真のブランド化は、ひいては地域経済の発展、人的交流の拡大、地域の活性化、さらには歳入の創出の醸成に結びつくものと私は思います。

 これまで述べました観点から、全国で多くの自治体が進められております地域ブランド戦略を私なりに大きく2つに分類して考えてみますと、1つは地域の産品に地域名を冠する取り組みと、いま一つは統一コンセプトにより地域全体をブランド化する取り組みであると思います。私が考えますのは、後者の戦略であります。前者は、戦略は立てやすいが、指定産品以外は認知されにくく、利益が一部のものに集中するなどの不公平さを発生、そういう発生のおそれがあると思います。そもそも全国に多数存在する単品での競争になるので、かなりの特異性がないと全国ステージでは成功するのは極めて困難であるというデメリットが考えられます。

 一方、後者は、対象が広範囲にわたっているため、具体的戦略が立てにくく、時間がかかるというデメリットがありますが、地域全体のレベルアップが期待できるという大きなメリットがあり、地域そのものを内外に売り込むことによる相乗効果は大きいものと考えられます。

 以上の観点から、滝沢が名実ともにブランドとして内外に広く認知されるかぎを握っているのは、住民の盛り上がりであると思います。具体的なブランド戦略の企画、提案段階から住民の方々にかかわっていただくことで本当の意味での住民が主役のまちづくりが展開でき、滝沢村の真のブランド化につながるものと私は思います。以上のことから、真の滝沢ブランド化の推進についてどのように考えておられるか伺います。

 以上、2点について質問をします。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 西村繁議員のご質問にお答えいたします。

 初めに、村長就任2期目についてのご質問にお答えいたします。私は、去る11月9日に告示されました滝沢村長選挙におきまして再選をさせていただきました。今回の選挙は、ご承知のとおり、無投票による再選となりましたが、これは平成19年11月からの1期4年間の私の村政運営に対し、評価していただいたものと受けとめておりますが、これにおごることなく、滝沢村の運営をあずかる者として責任の重さを痛感するとともに、身の引き締まる思いをいたしております。そういったことで、私は、就任1期目の当初より一貫して住民の皆さんの意向を最優先に考え、その意向を的確に把握し、住民理解による合意形成が重要であると考えて行動してまいりましたが、これまで以上に誠実かつ丁寧に住民の皆さんの声に耳を傾けていく努力を今後も行ってまいりたいと考えております。

 次に、2期目の行政執行に当たり、特に重視している行政姿勢についてでありますが、私の政治信条を述べさせていただきますと、トップリーダーは滝沢村の未来に対して夢と希望が持てる設計図、いわゆる滝沢村の未来像を示すことが重要であると考えます。また、その実現のためには強い信念と行動力と責任感がなければならないと考えます。そして、困っている人や立場の弱い人を助けることが政治の大事な役割であります。これらのことを念頭に置きながら住民との対話を基本とし、声なき人々の心情も察しながら透明、公平、公正で信頼される村政を確立することが私の1期目と変わることのない信条であります。これからも本村の将来に住民の皆さんがどのような夢を持ち、どのようなまちづくりを望んでいるのかを私はより一層、住民の皆さんとの対話、対話から生まれる共通認識のもと、信頼される行政を目指して取り組んでまいる所存であります。

 また、内部的には、4年間職員と仕事を進める中で、職員が時には課題に際し、苦悩する姿も見てまいりました。この努力、苦悩する姿に共感する中で、これからの4年間でより仕事がしやすい環境づくりに心がける必要性を感じました。そして、住民のためにまじめに努力をしている職員を適正に評価する必要性もあると考えております。大変な状況下に置かれている職員には手を差し伸べ、気遣いをするなど、職場環境を向上させる努力も行ってまいります。

 次に、2期目に当たる私の所信についてでありますが、11月18日の臨時議会におきましても申し述べさせていただきましたが、第5次総合計画後期基本計画の目標でもある滝沢に住み、学び、働く人たちの生きがいが持てる充実した生活環境の実現を目指し、公約に掲げた施策の着実な実現と、住民の皆さんにさらに満足をいただけるよう村政の経営に全力を傾け、職員と一丸となって政策の実現に取り組んでまいる所存であります。

 さて、国内の情勢を見ますと、依然として経済不況の回復傾向は見られず、本村におきましても雇用の悪化、農作物価格の下落、それに追い打ちをかけるように環太平洋戦略的経済連携協定の動きなど、厳しい状況が続き、不安要素も多くある状況にあります。

 また、地方分権による権限の移譲、自主、自立の行政経営、一括交付金化などの制度の改正など、自治体を取り巻く環境はさまざま変化してきており、本村におきましても時代の変化に対応しつつ独自の行政経営を進める必要があります。今回の選挙の公約は、すべて第5次滝沢村総合計画後期基本計画に即したものとなっておりますが、ご承知のとおり、この計画は住民の皆さんにもわかりやすくご理解いただけるよう夢、きずな、生きがいのキーワードを掲げております。そして、具体的には、3つの重点政策と6つの基本政策に対応した公約を12項目、そして具体的事業として18項目のアクションを掲げました。各基本政策を横断しながら全庁的に展開を図る重点政策として、滝沢らしさの確立と発信、家族や地域のきずなによる若者定住、郷土の恵みと食を楽しむ心の育成、食育推進の3つを定め、組織体制も新たに構築し、本年度より重点政策推進本部を中心とし進めており、さらに来年度より具体的な施策を講じるものであります。

 基本政策と具体的に進める主なアクションでありますが、希望が持てる産業振興と雇用拡大の推進として、(仮称)IPUイノベーションパークの整備、産業創造支援機能の充実と強化、心豊かな教育と文化、スポーツの推進として滝沢中学校、滝沢第二中学校、滝沢南中学校の武道場の整備、(仮称)滝沢中央小学校整備計画の着実な推進、2巡目国体に向けた関連施設の整備、安心できる医療、福祉、子育ての推進として医療費助成等の拡充、疾病介護予防対策の充実、人に優しい生活基盤、道路、交通網整備の推進としてスマートインターチェンジ構想の推進、一本木水道の村上水道への統合に向けた整備、人と環境を生かしたまちづくりの推進として交流拠点複合施設整備計画の着実な推進と小岩井地区越前堰の災害対応の推進、住民に身近な行政経営の推進として地域主権に即した行政体制への取り組みなどであります。特にも行政体制のあり方の調査研究につきましては、地方分権時代に対応した5万4,000人の人口に適応した将来の本村のあるべき姿と住民サービスの向上を視野に入れ、市制移行について本格的に検討してまいります。このことについては、議会、住民の皆さんと十分に議論を深めてまいりたいと考えております。本村の輝かしい未来を創造するため職員の資質の向上を図り、住民の皆さんとともにまちづくりを進めてまいる所存であります。

 次に、真の滝沢ブランド化の推進についてお答えいたします。私は、後期基本計画を推進するに当たり、真の滝沢ブランド化とは何か、そのブランド化が村や住民にもたらす効果や効用は何なのかということを住民の皆さんとともに熟慮しながら政策を展開する必要があると考えております。村では、今年度から後期基本計画に基づいて施策を推進しております。3つの重点政策の中に滝沢らしさの確立を掲げ、その戦略体系として滝沢ブランドの創出、きずなでつながる地域コミュニティの構築、信頼される行政活動の推進という3つの体系に分けて展開することとしております。私は、真のブランド化とは、これら後期基本計画の3つの体系で定めている施策ごとにそれぞれの効果があらわれ、さらには相乗効果も生まれる中で本村特有の持ち味や特色あるいは独自性といった滝沢らしさが確立され、滝沢という名前が地域ブランドとして全国各地に知れ渡る状態になることと考えております。その結果として、住民の暮らしと地域への愛着が高まり、住民が誇りに思えるような滝沢地域社会が実現していくものと考えております。この真のブランド化を推進していくための取り組みのイメージとしては、滝沢村内の物産や地域資源のブランド化、地域の独自性を生かしたまちづくりの活性化、これらを支える行政体制の確立と行政経営モデルの構築を実現することであると考えております。

 そして、これらを達成するためには、各主体の行動が進化していかなければならないと考えており、これらの行動によってもたらされる成果が効果的な歳入の拡大や総合計画の実現など、社会価値、地域価値の増大に結びつく要因となって、結実するものと考えております。これらのことをできるだけ迅速に進めていくためにも産業関係者、地域自治組織の関係者、行政関係者それぞれが相互理解のもとに役割分担をして協働していかなければならないと考えております。



◆17番(西村繁君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 17番西村繁君。



◆17番(西村繁君) ただいま村長のほうからご答弁をいただきました。まず最初に、再選について再質問をさせていただきます。

 首長の、特にも地方自治体の首長の再選、このことに関しては数々の諸説がございます。私なりにも調べさせてもらいました。この諸説について、村長はどのように認識されているのか伺います。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) そこについては、ちょっと私のほうでは把握しておりませんので、わかりません。



◆17番(西村繁君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 17番西村繁君。



◆17番(西村繁君) 村長のほうでは、承知されていないようですので、後日でも時間があれば勉強されたらよろしいかと思います。

 次に、行政姿勢についてでございます。この答弁書を見ますと、この中で……うるさいな。ガタガタガタって。何やっている。黙って聞け。議長、その辺注意してください。答弁書の3ページでございます。3ページの後段のほうに、行政姿勢について「職場環境を向上させる努力を行って参ります」、こう表現しております。具体的に、どのような環境を改善する方向で努力されるのかお伺いいたします。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 佐野峯企画総務部長。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 行政体である組織として、総合計画を推進するための、まず1つは組織があるわけでございます。そして、その組織の中には、人材があるわけでございます。特に人材の部門について、これは非常に一人一人能力のすぐれた職員が数多くあるわけでございますけれども、こういう中で答弁のほうにもございましたけれども、いろいろな諸問題がやはりこういう経済状況の中から派生するものが最近多く感じられます。そういった中で、その問題への対処、それからもう一つは総合計画を進めていく上での問題ではなく課題、課題の解決と、こういった両面で非常に苦悩をしている職員があると。

 また、そこの中には、近年行財政改革の名のもとに、滝沢村はもともと職員が少ない中を、さらに減らしてきたと。しかし、私ども、見ておりますと、特に1階の部分では毎日のお客様の数が相当であります。そして、相談の時間も長いといったような現実的な課題があります。そういう中で、やはり職員のモチベーションとか、もう一つは健康面です。残業が多くなったり、または住民とのコミュニケーションの中で非常につらい立場のところもあるというようなところがございます。

 そういう中で、私どもは、例えば対話が促進されるような組織、それから組織として目的が達成されるような組織をつくっていく。それから、メンタル面では、それを支えていくというような形が、これは長としてでもあると思いますし、組織として、そしてそれぞれの部署の長として、それから職員同士としてということが課題になっておりますので、この辺のところの努力が今後さらに必要なのかなというふうに感じております。



◆17番(西村繁君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 17番西村繁君。



◆17番(西村繁君) ただいまの内容を聞きまして、そのとおりだと思います。職員の方々が本当に真剣に職務に専念できるような環境づくりをするのは、これは当然でありますけれども、言葉では簡単ですけれども、実際にやるというのは大変だと思います。その辺をご努力を願いたいと思います。

 3つ目の所信についての中で、5ページに、特にも後段のほうに、5ページの後段のほうに……



○議長(角掛邦彦君) 西村議員に申し上げます。

 西村議員にあるのは参考資料でありますので、その辺を踏まえての発言、質問をお願いいたします。



◆17番(西村繁君) はい。今の答弁書です。



○議長(角掛邦彦君) ですから、そこをご留意の上、質問してください。



◆17番(西村繁君) わかりました、わかりました。失礼しました。

 ということで、所信についてお答えいただきたいと思いますけれども、今村長のほうから特にも市制についてのことが強調されておりました。それについては、私も6月議会でも申し上げましたように、この問題については積極的に進めるべきだと思っております。考え方が一致しておりますので、どうか精力的な形で進めていただきたいと思います。

 次に、真の滝沢のブランド化について質問をさせていただきます。まず最初に、真のブランド化についての戦略、体系等がご答弁の中にございました。

 そこで、その体系、戦略等についての内容について、いま少し具体的な内容をお答え願いたいと思います。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 佐野峯企画総務部長。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 今回のご質問を私どもは真のブランド化というとらえ方について、いわゆる重点事業に掲げているブランド化、それと通じるものがありますけれども、もっと大きなところの滝沢村としてのブランドというお考えのもとの質問もあるのかなというふうにご理解をしております。

 そういう中で、滝沢村のブランド化というふうに考えた場合に、1つは答弁にも書いているところはあるのですけれども、我々の基本構想の大きな目的が地域は地域のみんなでつくるということを計画の構成と意義のところでうたっております。これは、まさに地域経営でございます。今後、滝沢村は、平成18年に経営品質賞という形の一つの一定の行政のモデルをつくったのかなと。これも一つのブランドだったと思いますが、これは行政内部のほうの経営の評価だったのかなと思います。基本構想は、これをさらに進めて、地域経営、地域の住民の皆さんも一緒になってつくっていくと。これは、その基本構想に基づいて、村長も後期の基本計画ではそのことを大きく打ち出した生活環境の整備なりというふうに打ち出しております。そういったことを考えたときに、やはり一つの滝沢村の特徴は後期基本計画策定の際も強みとして人だというところが出ています。また、高等教育機関、そういったものがあるというようなところ、そういったところも一つの強みとして出てまいります。

 そして、もう一つ、重点事業の中で、滝沢らしさの中で地域ブランドときずなでつながる地域コミュニティと信頼される行政活動とあったのです。これらが連関して、滝沢村の住民の活動がそれぞれ活発に行われて、その情報が全国に発信され、一つの行政体としてのモデルといいますか、そういった本当に住民が幸せを感じた、そういった活動、これも一つの大きな滝沢の真の滝沢らしさなのかなと。そういう中に構成されるものについては、産物もあるでしょうし、さまざまなものが出てくると思いますが、そういうものが住民主体の中でさまざま行われて、地域の経済の活性化も図られていると。そういった形が真のブランドというふうにつながっていくのではないかなというふうに基本構想、それから基本計画の中からは考えているところでございます。



◆17番(西村繁君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 17番西村繁君。



◆17番(西村繁君) このブランド化について、先ほどの村長の答弁の中で、いろいろな答弁の中で考えておりますということが非常に多かったのですけれども、そこでこういうことについて推進していくのだという、そういう行動に向けた姿勢がちょっと薄く感じられましたけれども、この行動に関しての考え方についてお伺いします。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 滝沢らしさの確立という大きな大方針の中で、その一つの柱を占める滝沢ブランドの創出、あるいはきずなでつながる地域コミュニティの構築、信頼される行政活動の創出、こういったものをそれぞれ具体的に推進していくことがブランド確立へつながるわけでありますが、滝沢ブランドの創出ということで、先ほど議員からご指摘いただきましたように、滝沢村の冠を付したそれぞれの産品あるいは観光資源、スポットと申しますか、そういったようなものを一つ一つ物語をつけ、あるいは味覚、あるいはお客様にとって感じていただける知覚品質ということでくくらせていただきますと、そういったものをできるだけ品質の高いものにして、それを全国の地域の方々にいろいろな媒体を通じて発信をしていくことが必要になってまいります。現在村では、農産物を中心としたブランド化あるいは観光スポット一つ一つを顕在化をさせまして、それらをネットワーク化をして観光業者、いわゆるエージェントの方々のお力をおかりしながら全国に発信していくというようなことに着手をいたしております。今後農産物で言いますと、生産者の方々への生産拡大の協力をお願いする一方で、流通関係のお力もおかりしなければなりませんので、そういった方面の方々とのマッチング等をこれから鋭意進めていくということ、ブランドの創出という観点では進めているところでございます。



◆17番(西村繁君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 17番西村繁君。



◆17番(西村繁君) 今部長のほうからご答弁いただきました。私が申し上げたい真のブランド化というのは、滝沢村といった場合にすぐ間を入れずイメージされるもの、これは何なのかということを考えた場合に、各地を視察させていただきまして、ご指導いただいた中に、例えば人口がたった2,000人ぐらいの町なのですけれども、その町で、皆さんも聞いているかと思いますけれども、全国的な知名度の高い、そういったいわゆるブランド、そういったものに取り組んでいる町村があります。そのようなものに対して、あるいは違う町村もあります。近隣では、例えば盛岡市ではブランド課という推進課、今は推進室が課になりました。盛岡市では、ブランド推進課になりました。あるいは隣の雫石町さんでも東京事務所を設置されている。そういった形で、ブランド化というものに対してかなり積極的に臨んでいる。そういった面を滝沢村に当てはめた場合に、確かにいろんな計画、立案して取り組んでいるのはわかります。しかし、その結果として、行動として、それが余りにも私には薄く見えてならないということで、本当の真のブランド化というのはただ形までやるのではなく、言葉が悪いのですけれども、本格的な取り組みでもって取り組む姿勢が必要ではないかと思いますけれども、このことについて考えをお伺いします。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議員ご指摘の真のブランド化につきましては、先ほど答弁申し上げましたように、地域ブランドを確立して、それを全国の皆様に認知いただく、そういった活動を進めていこうというものが最終的な目標、到達点であろうというふうに考えております。この最終的な到達点を目指すいろいろな道筋といいますか、そういったものにつきましては有名な品物も必要でございますし、有名な有名人といいますか、滝沢村出身の方々、あるいは滝沢村の自然、景観、歴史、文化、いろいろなものが総合力として滝沢という地域ブランドを確立するものになるのであろうというふうに考えております。

 このブランドを確立していくまでのそれぞれの段階といたしましては、まずどういったものを素材として顕在化させていくのかという第1段階と、それらに基づいてどういう磨きをかけて、どういう組み合わせをすればいいかという第2段階、それぞれが成熟した形で第3段階、それぞれの企業さん、地域団体さん、いろいろな形で実を結んでくるような第3段階まで進めていく必要があろうかと思っております。

 現時点におきましては、素材の掘り起こし等を現在行っているところでありまして、経済産業部の中にブランド推進担当課長を置き、そして重点政策推進本部を庁内横断として設置させていただきまして、経済産業部の中に10を超えるワーキンググループを設置いたしまして、鋭意推進本部会の中で情報提供をさせていただき、掘り起こしの報告をしながら今後の戦略の練り直し等々を行っているところであります。今後こういったそれぞれの事業、施策が大きくなるに従って、それなりの資源配分等の必要性は出てくるかと思いますが、現時点におきましてはそういった全体的な計画、そして今後の進捗、振興計画といいますか、そういったものの段取りを立てているといったところでございます。



◆17番(西村繁君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 17番西村繁君。



◆17番(西村繁君) 今ご答弁いただきました。最後に、真のブランド化を成就するために、今ご答弁にもありましたけれども、重複するかと思いますけれども、今後これの結果を出すために、今課の中にある状態をさらに力を入れまして、盛岡市のようにブランド推進室なり、あるいはそれに伴うようなプロジェクトみたいな、本気になって滝沢村のブランドを創出するような形、そういう考えはないでしょうか。お伺いします。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 先ほど答弁をさせていただいた内容と一部重複をいたしますが、今後ブランド推進を強化をしていき、それぞれの村内のいろいろな各部門において、いろいろな取り組みをしていくという段階に立ち至った場合には、それなりの組織体制というものが必要になってくる場合も想定されると思います。限られた資源の中で、どういった資源配分をしていくか。その時々の全体的な行政需要等々と勘案しながら現在いただきましたご提言等につきましても検討させていただきたいというふうに考えております。



◆17番(西村繁君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 17番西村繁君。



◆17番(西村繁君) ただいまの部長のご答弁を聞きまして、同感する点が多くございます。そういった点で、とにかく真の滝沢村のブランドを創出するために、本格的に取り組んだ姿勢が必要かと思います。そして、行動がなければ結果が出てこないと私は思います。したがいまして、計画を立てるあるいは考える、あるいは検討ではなく、さらにされているのは十分理解しておりますけれども、さらなる積極的な、果敢な姿勢を求めたいと思いますけれども、その考え方をお聞きしたいと思います。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 我が国の経済情勢は、いろいろな形で変化が激しい状態になっておりますし、地域の住民の皆様の行政ニーズも変化が激しい状況になっております。こういった中で、滝沢村の統合度の高い総合力をどこまで高めて、それを全国に発信していくかということは非常に難しい課題ではありますが、大切なテーマであるというふうに認識しております。ぶれない大方針を掲げて、地域の皆様が誇りに思えるような地域ブランド確立に向けて、一生懸命努力してまいりたいというように考えております。



○議長(角掛邦彦君) これをもって17番西村繁君の一般質問を終結いたします。

 10時55分まで休憩いたします。

            休憩(午前10時40分)

                                        

            再開(午前10時55分)



○議長(角掛邦彦君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

                                        



△発言の訂正



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 先ほど西村繁議員の質問に対する私の答弁で、任期を19年11月と申し上げましたが、18年11月の誤りでありましたので、訂正させていただきます。大変申しわけありませんでした。

                                        



○議長(角掛邦彦君) 次に、9番高橋盛佳君の発言を許可いたします。ご登壇願います。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) 議席番号9番、新志会の高橋盛佳でございます。通告に従い、2期目の村政と住民の村政参画や協働のあり方について、国内外で活躍した本村出身者に対する顕彰や支援について及び滝沢らしい教育の確立についての3点について質問をさせていただきます。

 11月の村長選挙では、無競争で柳村典秀村長の2期目村政が誕生いたしましたことについて、改めてお祝いを申し上げ、歓迎したいと思います。

 さて、選挙公約には、直接的な表現はなかったのですが、選挙後の11月末にマスコミを通じて村が単独市制を目指して内々に検討していることが明らかとなり、村民は大きく関心を持って注目することとなりました。しかし、こうした報道は、私の質問通告後のことでしたから、今回は直接単独市制については質問いたしませんが、この際ですので、私は単独市制を目指すことには賛成であることを明らかにした上で、以下柳村村政2期目の進め方について、住民の村政参画や協働の視点から伺いたいと思います。

 村のままであれ、市になるのであれ、現代の地方自治にとって最も重要なキーワードは住民参画と住民協働であると思います。昨年8月に政権がかわりましたが、その政治思想的、歴史的な要因の一つには明治以来の中央中心の、まず国あっての国民、地方といった一種の国家中心主義の発想や政治に対して、当たり前のことですが、主権者である国民あっての国家であり、住民あっての地方自治であるという憲法にうたわれている民主主義の基本、原理に立った政治、国づくりと本格的な地方分権を求める国民の意思が変革を求め、大きな歴史的な流れとなったからであると思います。民主党政権は、それを地域主権という言葉で表現しましたが、つまるところこの国の一番の基盤は市町村における住民自治にあるという認識が底流にあっての地域主権だと言えます。私も住民自治の実際的、具体的な展開においては、何よりも住民参画と住民協働による地域自治が基本であるとの考えから、ふるさと滝沢村を協働でをスローガンとしてきたところであります。最近の報道によれば、盛岡市、一関市や花巻市なども合併後の新しい市政やまちづくりにとって住民参画と住民協働が欠くべからざる重要な仕組みであるという認識を強く持って取り組み始めているようであります。

 本村では、きずな、夢、生きがいを基本的なキーワードとして、第5次総合計画の後期基本計画を進めようとしております。今回の単独市制の提起は、まさに第5次総合計画の主力目標になると思いますが、大切なことは実際の政策を進めていく具体的な過程において、どれほど多くの村民の参画と協働を得て、新しい滝沢村づくり、滝沢らしさを実現するかであります。

 そこで、役場全体では、これまでにいかに真剣かつ熱意を持って取り組んでこられたのか、以下の数点にわたって伺いたいと思います。

 最初に、平成20年6月での私の一般質問に対する自治会に対する補助金の交付金化や配分、自治会推薦各種委員についての見直しなどは、その後どのように検討され、どのような扱いとなっているかを伺います。

 次に、第5次滝沢村総合計画の基本構想には、住民協働の推進や政策展開の基本的考え方が述べられていますが、具体的展開において、例えば平成21、22年度においてはどのような手だてを行って進められているのか。また、村がかかわっている各種行事や企画の中で、もっと行政と住民の双方向を強めるとか、もっと住民主導の方向にすべきであるなど、見直すものはないか。

 そして、協働のパートナーとして望ましい自治会の規模などのあり方や行政と、地域や住民との好ましい双方関係づくりについて検討していることはないのかについて伺います。

 2番目の質問に移ります。11月に中国の広州市で行われた第16回アジア競技大会では、ご承知のように、女子サッカー競技でなでしこジャパンが決勝戦において、我が滝沢村生まれの岩清水梓選手が見事なヘディングで貴重な1点を奪い、その岩清水選手の1点を守り切って初優勝し、金メダルに輝きました。まことに喜ばしく、滝沢村民としても実に誇り高い思いであります。先日の3日、議会全員協議会におきまして柳村村長は、アジア大会金メダルに大きく貢献した岩清水梓選手を村として特別表彰すると話されましたが、今後国内外で活躍した本村出身者に対する顕彰や支援事業等について、どのようなお考えをお持ちか伺います。

 最後に、3番目の質問として、滝沢らしい教育の確立について伺います。日本における小中学校の義務教育は、教育基本法、学校教育法に基づき、具体的指導については学習指導要領を指針として、全国一律的に展開されています。しかし、滝沢村の子供たちは、滝沢村の歴史や地理的、社会的背景に育つわけでありますから、そこにはおのずと滝沢らしい教育目標や指導が加わってくると思います。中学校を卒業した後は、ほとんどの生徒が盛岡市及びその周辺の高校に進学するわけであります。また、その相当数は、高校卒業後、県外に出ていくと思われますが、将来滝沢村で育ったことに限りない懐かしさや誇りといった愛郷心を持った大人に成長してほしいものであります。そうした愛郷心こそが将来の地域づくり、村づくり参画や協働につながる大切な心となるでしょうし、また例えば東京方面ならば、滝沢ふるさと会の活動を支える原動力になると思います。

 そこで、最初に村長に伺いますが、総合計画後期計画の3つの重点政策の一つに滝沢村らしさの確立がありますが、これを推進する観点から、小中学校教育にどんなことを望んでおられるのか伺います。

 次に、教育委員会にお尋ねしますが、本村の小中学校における滝沢らしさの確立を目指す村共通の取り組みとして、例えば教科面ではどんな教科指導に力点を置いておられるのか。あるいは全教科を通じて、どのような視点、または共通の目標を設定して取り組まれているのか。そして、その他滝沢村で育ったという思い出づくりや愛郷心教育については、どのような取り組みをされておられるのかなど、取りまぜてお伺いをしたいと思います。

 以上で第1回目の質問を終わります。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 高橋盛佳議員のご質問にお答えいたします。

 初めに、2期目の村政と住民の村政参画や協働のあり方についてのご質問にお答えいたします。最初に、自治会補助金のあり方や自治会推薦による各種委員の見直しについてのその後の検討についてでありますが、自治会補助金のあり方につきましては、自治会は地域の生活環境の向上と身近な課題、問題を解決する住民自治の基本となる組織であり、行政との協働による地域づくりのパートナーとしての認識のもと、村の補助金制度によるいわゆる事業補助とは趣旨が異なるのではないかということから検討を重ね、平成20年度より交付金化に改善を図ったところであります。このことにより、各自治会においては、事務手続の簡素化と柔軟な予算の執行が可能となったところであります。

 次に、自治会推薦による各種委員の見直しにつきましては、それぞれの事業の目的や性格によって、公募あるいは推薦といった手法で進めているところでありますが、地域の特性や実情に精通している方でなければ、事業の遂行に支障を及ぼすことが懸念される委員等については、自治会に推薦依頼しているのが現状であります。

 なお、依頼に当たっては、事前に自治会連合会の理事会、自治会長研修あるいは総会等において趣旨説明を行い、場合によっては意見などをいただきながら、見直しが必要なものについては改善を図るよう努めてきたところであります。

 次に、第5次滝沢村総合計画における住民協働の具体的展開についてお答えいたします。まず、平成21、22年度の取り組みですが、庁内における住民協働の意識醸成のための取り組みとして、まちづくり協働推進職員の配置があります。現在20名の職員が各地域に入って活動をしておりますが、その活動を通じて協働の実践、経験を積み重ねながら地域を知り、地域住民を知ることで、その経験を自分の業務にも生かしております。さらに、各分野においても協働や住民参画をテーマとした研修会、セミナーが多く開催されております。

 また、地域に対しては、自治会、まちづくり推進委員会を中心に、各種会議や事業に積極的に出席、参加しながら村の施策や計画に関する説明や協議を通じて、意見交換、情報交換をしながら意思疎通を図り、協働の実践に努めております。さらには、まちづくりや住民参画の手法を学ぶファシリテーター養成講座、コミュニティ総研、まちづくりフォーラムなどを開催しております。

 このように、これまでの滝沢地域デザインや総合計画の策定、自治会、まちづくり推進委員会などの活動を通じて、村、住民双方において協働の意識は浸透してきていると考えます。それが道直し事業や自治会による除雪活動、自主防災組織の設立、公園管理や整備、子供の見守りなど、公益を担う活動につながっているものと思います。このようなことから、各部署における政策決定の場面では、住民参画は今や当たり前のこととして認識されてきております。

 また、地域情報の発信では、平成19年から自治会、まちづくり推進委員会のホームページを開設し、平成22年にはその活動の様子を日記風に紹介するブログも開設し、より一層の情報発信に努めております。

 次に、行政、住民の協働の関係で見直すべきものはないかというご質問についてでありますが、このように協働の取り組みは各分野において実践されてきており、行政、住民双方の意識改革も相当進んできていると考えております。そういう点では、住民が自立して主体的に活動をし、行政はその環境を整え、支援していくという住民協働の推進は大分進展してきているものと思っております。

 ただ、その活動を裏づける、また協働の一歩を踏み出す際の指針やマニュアルといったものの必要性は、第5次総合計画の基本構想でも課題とされているとおりであり、認識しております。しかしながら、その中身については、いまだ模索中であり、検討段階であります。

 まずは、現在のように、協働の実践と経験を積み重ねながら今後はお互いの役割をある程度明文化したもの、例えば協働推進マニュアルのようなものを自治基本条例などとの関係性も踏まえて、検討してまいりたいと考えております。

 次に、自治会規模のあり方や、行政と地域や住民との好ましい関係づくりについてでありますが、本村の27自治会において加入世帯が小さいところでは107世帯、大きいところでは1,800世帯と大きな差が見られます。村としては、平成16年に策定された自治会のあり方提言書により、自治会活動を行う上で最も活動しやすい世帯規模として500世帯を一つの目安として考えているところであります。しかしながら、そのような認識を持ちながらも自治会によってはこれまでの歴史的、文化的な経緯、運営や事業の持ち方など、地域によってさまざまであります。このような理由から、一概に一つの基準に沿って自治会の区域をくくるのは難しいのが実情であります。今後におきましても規模の改善に当たっては、行政からの押しつけにならないよう各自治会の意向を尊重しながら適切に支援してまいりたいと考えております。

 また、行政と地域住民との良好な関係づくりにつきましては、自治会やまちづくり推進委員会の事業を通して、村職員が参加するなど、協働による地域づくりを進めておりますが、今後も自治会とまちづくり推進委員会とのかかわり方について、双方の意見を集約しながら改善に向けて引き続き検討してまいります。

 次に、国内外で活躍した本村出身者に対する顕彰や支援についてでありますが、滝沢村表彰条例により滝沢村において公共の福祉増進に尽くし、功績が極めて顕著であった他の模範とするに足ると認められる者及び団体を功労者表彰と永年勤続表彰及び特別表彰として顕彰しております。特別表彰は、スポーツ、文化、産業等の分野において、村の栄誉を著しく高めた方、住民の範となる善行をした方をそれぞれ表彰しており、被表彰者の選考にあっては全国的に開催される大会等で上位の成績をおさめた方について内部審査し、決定しております。

 ご質問にありました国内外で活躍した本村出身者に対する顕彰につきましては、特別表彰の要件を満たす方であれば、村内在住者に限らず、表彰していることから、過日アジア競技大会の女子サッカーにおいて本村出身者として活躍した岩清水梓選手のように、村の栄誉を著しく高めた方を表彰することにより、住民の夢や希望につながるような方々を今後も幅広く表彰していきたいと考えているところであります。岩清水さんにつきましては、滝沢村へのお帰りを見計らい、1月上旬に特別表彰を予定しているところであります。

 次に、総合計画の滝沢らしさの確立、推進の観点から、小中学校教育に何を望むかについてお答えいたします。本村では、学校教育の充実、推進を図るため、総合計画において基本政策としてみんなで学び合い、未来と地域を担う人が育つまちをつくりますを掲げ、次代を担う子供たちが明るく、賢く、たくましく育つよう教育長を初め、教育委員会において取り組まれております。滝沢らしさの確立の観点からの小中学校教育につきましては、小中学校の時期は基礎学力の定着、人格形成に非常に影響がある時期でもあり、本村の子供たちが第5次総合計画後期基本計画のキーワードに掲げる夢ときずなと生きがいを持って学び、生活することが重要と考えております。

 そこで、現在中学校での武道場の整備、新設小学校の整備を計画しており、子供たちの学びの環境を整備することが重要であります。

 また、子供たちが安全に通学できる環境としては、スクールガードなど地域の皆さんのご協力をいただくことも必要であり、このような取り組みによって地域内でのきずなが深まるとともに、愛着がわき、行く行くは定住が進み、地域活動を担っていただけるようになると考えております。



◎教育長(盛川通正君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 盛川教育長。



◎教育長(盛川通正君) 私からは、国内外で活躍した本村出身者に対する顕彰や支援についてと、小中学校における滝沢らしさの確立を目指す村共通の取り組みについてお答えいたします。

 初めに、支援事業等についてでありますが、今回の第16回アジア競技大会での岩清水選手の活躍はすばらしく、なでしこジャパンの初優勝の原動力となったのは言うまでもありません。岩清水選手は、現在全日本女子サッカー選手権大会に出場中であり、年明けには強化合宿もあると聞いておりますので、本村への帰省の日程やご都合を踏まえながらスポーツに取り組む子供たちと触れ合う機会を設けることができないか、滝沢村体育協会とも相談しながら検討してまいりたいと考えております。

 また、来年の6月には、ドイツで女子サッカーのワールドカップが開催され、なでしこジャパンの出場も決まっておりますし、平成24年にはロンドンオリンピックも開催されます。岩清水選手は、引き続き日本代表として活躍されることと思いますので、本村においても応援会の開催等を検討してまいりたいと考えております。本村出身の岩清水選手が世界の大会で活躍し、それを住民が一丸となって応援していくことで子供たちに夢と希望を与え、本村の生涯スポーツの振興が図られるものと思っております。

 さらには、本村がサッカー女子競技の会場地となっている平成28年の岩手国体に、何らかの形でつなげてまいりたいと考えております。

 次に、学力面として、どのような教科指導に力を置いているのかのご質問についてでありますが、教育委員会は独自に学力向上アクションプランを作成しており、その中で読み書き算を学力の基礎ととらえております。したがいまして、学力の核となるのは、国語科と算数、数学科としておりますが、加えてここ数年の小学校における外国語活動の必修化という動向から、英語も重要教科ととらえております。これらの教科の学力アップを図るため、関係事業を実施しているところであります。具体的には、非常勤講師を配置することで、一人一人の実態に応じたきめ細やかな指導を充実させる学力向上指導員配置事業、アドバイザーを各校に派遣し、国語、算数、数学、英語に係る教員の授業力向上を図るステップアップアドバイザー事業、言語や文化について理解を深めさせたり、英語によるコミュニケーション能力を高めたりするため、外国語指導助手を派遣する外国語活動推進事業、国語力の向上を目指すために独自教材を配布する漢字力アップ事業であります。そのほか村内児童生徒の学力の実態を把握するため、標準学力検査を実施して、これらの教科については客観的に実態を把握するよう努めております。

 次に、全教科を通じてどのような視点、あるいは共通の目標を設定して取り組まれているのかのご質問でありますが、ご存じのように、教科は小学校8教科、中学校9教科となっており、国が学習指導要領により各教科の目標を設定しております。

 そして、各学校は、すべてにおいてその目標を達成するよう努めることとなっております。したがいまして、村独自に教科等の目標を設定することはしておりません。教育委員会では、学校教育指導方針に基づき、学力向上対策を推進しており、具体的には基礎基本の定着、国語、算数、数学等の向上、研修の充実、評価活動の改善の4つの柱で戦略的に事業を実施し、学習指導の充実に当たっております。教育委員会といたしましては、明るく、賢く、たくましい子供の育成を学校教育目標に掲げ、知育、徳育、体育の面から、その実現を図るように取り組んでいるところであります。

 次に、滝沢村で育ったという思い出づくりや愛郷心教育についての取り組みについてでありますが、今日社会環境の変化とともに、郷土に対する愛着や郷土意識が希薄になっている傾向が見受けられます。しかし、子供たちにとって地域社会は家庭や学校とともに、大切な生活の場であります。子供たちは、郷土によってはぐくまれてきた伝統や文化に触れ、体験することを通して、そこに住むことの喜びが生まれ、地域社会の一員として自覚が持てるようになり、郷土を大切にする心や態度もはぐくまれるものと考えます。

 また、郷土を愛し、大切にするということは、長い間にわたって今自分たちが生活している郷土をつくり上げてきた伝統と文化、先人や高齢者たちの努力に思いを寄せ、そのことに対する感謝の気持ちを持ち、これを今後の人々のためにより発展させて引き継いでいくことであると考えております。村内では、9年間の小中学校教育の学習や生活において、社会科見学、鞍掛山や岩手山への登山、農作物の栽培、職場訪問等を行っておりますし、地域行事としてチャグチャグ馬コ、さんさ踊り、産業まつり等が行われ、各自治会では1年を通して登下校時の交通安全指導やあいさつ運動が行われております。学校内外のこれらの活動一つ一つが滝沢村で育ったという思い出づくりや愛郷心の育成につながるものと考えております。

 また、学校教育においては、体験的行事や滝沢村の特色について意図的に振り返らさせたり、地域の人々とのかかわりについて問い直したりすることで地域のありがたみや感謝の気持ちをはぐくめるよう指導の工夫に努めることが大切であると考えております。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) ご答弁ありがとうございます。引き続いて、幾つかについて再質問させていただきたいと思います。

 多少順どおりにならないかもしれませんが、お許しください。最初に、住民の参加、協働にかかわる点でございますけれども、これまで私も平成19年の9月議会では地域づくりについて、20年の3月には自主防災について、同じく20年6月には住民協働についてというようなことで、幾つか似たようなことを取り上げてまいりました。そういうのを通じて、いろいろと今回も大分ダブるようなご答弁もいただいておるのでありますけれども、村長は先ほどの西村議員の質問の中で住民との対話というようなことを、そして職員全体の住民対話も進めていくというようなお話をされておりましたが、私はどうも住民協働というのがかつて随分第4次総合計画つくるときには言われたわけですけれども、住民協働課の協働になってはしないかという、ちょっと危惧といいますか、そんな思いをすることがあります。というのは、全体的に、例えば除雪関係なんかでは大分協働は進んでいるなという実感はわくのですけれども、例えば自主防災を取り上げてみますか。自主防災も村の取り組みもこう相まって、各地区で自主的に自主防災がつくられて、今20ですか、幾らかできているかと思いますけれども、しかしながらその自主防災間の横の連携というか、研修というようなものはほとんどないのです。いわば村とその個々の自治会というか、防災組織とだけではしようがない。こういうので、本当に住民参画に協働の自主防災というのはできていると言えるのでしょうか。いかがでしょうか。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 菊池住民環境部長。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 自主防災につきましては、27自治会に、今20組織化されました。単位としては、自治会が単位となっております。これまで個々につくっていただいたところが活動しているものですから、職員とその地区とのつき合いをずっとしてきて、いろんな取り組みをしてきていただいたところであります。先般、県のほうで自主防災の協議会を立ち上げるというお話がございまして、その旨、今自治会長さんたちにも村としての協議会への参加、それから内部的にもそういう協議会についてどうでしょうというお話をしております。おっしゃられるとおり、自主防災組織個々には今のところ明確なつながりはございませんでしたが、実は自治会単位で自主防災をつくるというのがみそでございました。連合会の会長さんたちが集まった会議の中では、さまざまそういった自主防災のあり方とか、どういう活動をしているかということが今いろんなところから視察も来るようになってまいりまして、かなり共通認識が強まったと思っておりますので、全然つながっていないということではないと今のところは考えております。

 ただ、今後これをもうちょっと強化していくということは、確かにおっしゃられるとおりだと思っております。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) 県の動きもあって、それぞれ進んでいるとは思います。しかし、前にも私申し上げたと思うのですけれども、研修会も前に1度県の格好でやったということだけありましたけれども、いわば村の中で自主防災同士が集まって、相互に情報交換したり、体験を共有し合うというような、そういう活動はないわけです。私は、住民協働によっても村をつくっていくということは、住民相互の話し合いや学び合いがあって、初めて盛り上がってくるのではないのかなと。たしか前に自主防災でお話ししたときに、金沢市のこともお話ししたような気がしますが、私は視察へ行って、あの大きな金沢市が大変立派な防災をつくっているのは住民の相互の話し合い、研究会がつくられて、その中から住民の自主的な提案があり、それを行政が受けとめる中でできていっているわけであります。残念ながら滝沢村には、そういうふうな雰囲気というか、風土というか、取り組みが足りないのではないかということでご指摘を申し上げました。今後考えていただきたい。

 同じようなことは、ほかのこともございます。かつて私が提案しまして、公園の地域住民による管理運営の協定を村と結ばせていただいておると思います。今現在幾つになっているのか、その実態と運営上の問題に何かあるのかお話をいただきたいと思います。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 菊池住民環境部長。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 済みません、幾つあるか、ちょっと今調べておりましたけれども、公園の管理業務につきましては自治会交付金化をいたしまして、それも自治会の交付金の中に算定されております。今のところ委託している自治会は、10の自治会に委託しているところであります。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) 公園のトイレとか、いろんな管理の委託はわかります。私の申し上げているのは委託ではなくて、運営上のことで村と協定書を結んでいるはずなのです。前には、たしか4つぐらいまであったと思うのですけれども、その後その辺伸びているのかどうか。どうも最近聞いていないので、あるいはとまっているのかわからない。つまりこれは具体的に、私たちのほうから、住民のほうから提起をしてつくった協定なのです。そういうものが村全体の中に広がっていないのは、どういうことなのかということをお聞きしたいのです。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 及川都市整備部長兼上下水道部長。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 数については、今ちょっと調べてお答えしますけれども、現在おっしゃられますとおり、地域との協定結んで、何か支障とか云々ということはなくて、逆に地元の身近な公園は自分たちで自由度を増すということで関連していただいている状況でございますが、問題点というのは特にないのですが、ただ例えばいろいろな樹木がございますが、それらの伐採したときの処理とか云々について、いろいろちょくちょくご相談はございます。それについては、村でいろいろ廃棄についてはトラックを出したりとかしていますが、ただあとは普及していないということのご質問でございますが、私どもももっともっとその辺のPRをしていかなければならないとは感じております。

 以上です。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) 私がこの間で質問した中に、いわゆる行政と住民と双方とか、住民主導のほうにすべきではないのかというようなことを申し上げたのは住民協働ということを、言ってみれば、私は時々村の全体として共通な認識が高まっているかどうかというのについては疑問を持つことがあるわけであります。というのは、例えばいろんな行事がございます。すべてではありません。例えばチャグチャグ馬コまつりだとか、スイカまつり、産業まつり、りんごまつり、季節的に言うとです。こういったふうなものは、どうなのでしょうか。私のほうから見ていると、事務局はほとんど村役場にあって、主催が村の主催になっているような気がしてならないのですけれども、この点はいかがになっているのでしょうか。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) ご質問いただきましたチャグチャグ馬コまつり、産業まつり、スイカまつり、りんごまつり、いろいろイベントを開催しております。この中には、古くから開催されてきたものと、ここ数年の中で開催するようになったものと、2通りあるわけでありますが、古くから開催されてきておりますお祭り等につきましてはいろいろ歴史もございまして、そもそも立ち上げたときの事情から今日に至るまでの各団体さんの関係するいろいろな中で、話し合われてきた中で、それぞれ変遷をしてきておりますが、行政がその中に一定の役割を担いつつ徐々に地域の事業として、これを地域主体としてやっていくことを模索をいたしているわけでありますが、なかなか一挙にというわけにはまいりません。多くの団体さんの関与している事情等もございますので、今後そういったようなところを皆さんのご理解等いただきながら進めてまいりたいと考えているところでございます。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) その他、歴史的な背景とか、参加団体のいろんなお考えあるとは思います。

 ただ、私申し上げたいのは、こういった行事がどうも、皆さんを責任を感ずるのは大変結構でありまして、村が一生懸命やろうと責任を感じて、職員が一生懸命やっている姿、本当にありがたいとは思います。しかし、一方でそろそろ住民のほうに運営のほうを思い切って任せるとか、そういう人たちを集めて、職員もその一員になって入るとか、何かそういうもう一つステップアップした運営の仕方というものを考えていかないと、市になろうとしているところを相変わらず村の位置にとどまった格好の運営をやっていたのでは、私は本当の意味の市へ行く住民協働の、あるいは村づくりにならないのではないかなと思って申し上げているわけであります。

 実は、私は、環境パートナー会議のほうのメンバーでございますが、その際にも出たのですけれども、いろいろな環境関係の行事があります。環境課といいますか、つくっている。そういう行事も一切パートナー会議の中では出なかったと、企画の段階で議論がなかったものについて、やっぱり問題ではないかと。これからは、こういうものも一緒に考えていくようにしませんかということで話をしました。これは、1つとったものですけれども、その上で企画の段階からもっともっと住民と相談をしたり、意見を聞いたりしてつくっていくという、そういう姿勢を私は行政に求めたいというように思うのであります。

 それについて、ひとつ、大変あるいは失礼になるかもわかりませんけれども、最近盛岡でにぎわせているのは桜山境内の問題がございます。個人的には、実は私はそこの生まれ育ちでございまして、その勘定所をつくられるという予定地が我が家の母の所有地になっております。だからというわけではありません。そうではなくて、そのもの直接、あそこが出てきたことについて、行政のほうとしては住民協働のあり方について何か思い当たるところとか、考えさせることはなかったでしょうか。一言お聞きしたいと思います。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 佐野峯企画総務部長。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 今住民協働という一つの言葉でくくられているわけですけれども、その住民活動の中には住民活動、参加、参画という言葉も言われました。いわゆる計画の段階で参加する、参画する。それから、実践する場で参画をする、一緒にやっていくと。協働という形も進んでいるのだと思いますが、いわゆる計画づくりについては住民がどうかかわるかという方法も、これはさまざまとられているというのが実態であります。これも我々学習してきたのですけれども、すべてを住民が決めていい場合、大体100%行政が決めて、それについて問う場合、双方で考える場合と、それぞれあろうかと思います。盛岡市の事例について、私詳しくは承知していないところでございますが、住民参画といったときに、多分あそこの場合は、報道によりますと歴史的なものもあるようです。地域とのお約束もあるようでございますので、そのやり方というものについて、それぞれ検討なされたというふうに思いますので、そこの部分については私からコメントする部分はありませんが、私どもとして、村として取り組む場合にはそのときの住民参加というものをどういう方法でとっていくのかということが必要になると思います。ある場合には、住民の皆様を説得しながらいく場合もあると思います。あとは、先ほど言ったように、100%住民の皆様で決めていい場合とか、それぞれそれは例えば都市計画部門であっても環境部門でもと、それぞれの場所でそれぞれを考えていくということが必要だと思いますし、場合によってはその決め方も勝手に行政が決めるのではなくて、住民の皆様にも入っていただくとかということで、それが一つの形ではないというふうには考えております。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) まことに模範的な答弁でございましたけれども、要は私は今度の盛岡の件で申し上げたかったのは、そういういろんなことをされる場合に、住民と一緒にそういう地域づくりをするのだという視点での行政を滝沢村はぜひお願いしたいと、こういう意味でお話し申し上げたのであります。新聞を見ますと、盛岡はそこのところがちょっとまずかったのではないかなという反省を市のほうもしているようであります。

 一方、盛岡でも鉈屋町のようなところは、逆に住民のほうの動きがあって、非常に成功している。だから、そういうことを学ぶべきだろうと思いますので、ひとつ村もよろしくお願いしたいと思いますが、この項の最後として、最近紫波町では住民参加条例をつくるのだと、市民参加条例というようなこと、動きがありますし、もう既に自治基本条例をつくったところも幾つか県内でございますが、先ほど村長の答弁にも自治基本条例の話もございました。これから市制とのかかわりもあるかとは思いますけれども、住民を入れてのまちづくり、村づくりということを考えたときに、大体どんなふうなめどと言ったらあれですけれども、自治基本条例あるいは住民参加条例というか、そういったものについてはどんなふうなお考えを持っておられるのか、もし現在お持ちであれば、お答えいただきたいと思います。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 佐野峯企画総務部長。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 自治基本条例、仮称でございますが、この部分については今年度から取り組んでまいりたいというふうに考えておりました。今例えば紫波町の市民、あそこはもう市民と使っております。市民参加条例。私どもでは、住民投票条例も村長の公約の中から先行しております。市民参加、住民投票条例、それらが住民自治基本条例になれば、包含されてくるのかなというふうには思っております。

 それで、実は、報道の発表のほうで市制というものも出てしまいましたが、私ども市制を考えていく場合には、さまざま住民サービスの向上とかあるのですが、まちづくりを市制というのをきっかけに、さらに進めていきたいと。そこには、自治基本条例も絡めて一緒に住民の皆様と進めていき、その中でのやはり自治基本条例、いわゆるまちづくりを進めていく上で、手段としてやはり市制も必要だなという議論もしていただきたいというふうに思っておりました。ただ、ああいうふうに市制というふうなのが出てしまって、市制だけがフォーカスされてしまいますが、私どもの原点はやはり住民自治、これを進めていくための市制施行でございますので、自治基本条例についてもあわせて市制とともに、これは進めていきたいと思っています。

 ただ、時間のめどはあるのですが、拙速に行政主導とは思っておりません。できれば、100%近いものを今これまで10年間培った自治会の皆様、まちづくり委員会の皆様、各種団体の皆様が住民協働を進めておりますので、その中での今議員からご指摘のいろんな課題も出ています。それらを話し合いながら拙速することなく、これからの新しい滝沢村、行政体制の新しいあり方の中、一緒に自治基本条例をぜひとも住民の皆様とともに策定していきたいというふうに考えているところでございます。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 及川都市整備部長兼上下水道部長。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 先ほどの公園の協定の関係でございますが、今3自治体、鵜飼西自治会、それから元村西自治会、それから元村南自治会と、3団体で結んでおります。

 それで、一応自治会長、公園等の使用の場合は、村の許可が必要なわけですが、自治会長等の許可で足りるということになりまして、地元の裁量といいますか、自由度が大きく増しているということで、今後も普及に努めていきたいと考えております。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) 繰り返しませんけれども、自主防災にしろ、公園の管理にしろ、その他にしろ、個々の担当課だけがやっているのではなくて、村全体で協働でやるという姿勢を貫いていただいて、あとは予算の時期であると思いますので、次年度の予算においてはそういうものの研修等ができるような予算措置をやっぱり配慮していただいて、担当するところが思い切ってできるようなご配慮いただきたいと思います。

 次に、岩清水選手の特別表彰についてお尋ねいたします。特別表彰については、規程を見ますと、何回とも書いていませんから、まだ今後もよろしいのかなというように思いますけれども、ただちょっと1つ思ったのは前回北京で頑張ったのですけれども、あのときはそれはなくて、メダルがなかったから、今度はメダルだからかなとは思いますけれども、今後もいろいろと活躍はされるとすれば、そういうふうなときはどういうふうな顕彰をされるのか、ちょっとお考えをお聞きしたいと思います。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 佐野峯企画総務部長。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 岩清水選手の、本当にこのアジアの大会でのご活躍は、村民こぞって喜びに浸ったところでございます。私どもも今回すぐ考えて、特別表彰ということにさせていただきましたけれども、でき得ればオリンピックの優勝を願っております。そのときに、特別表彰でいいのか、さらなる何かというのを、事例としては余りないものですから、しかしそういうことを含めて、そういった場合には考えていかなければならないと思います。いずれ特別表彰は、議員ご指摘のとおり、何度でもと。かつても2度いただいた方、お二人ございますので、そういうところについてはこの表彰規程の中で問題ないと思いますが、仮にオリンピック等で、そういった場合については、またもしかしたら別な形とかあるのかもしれないというふうに思います。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) ぜひそういう機会が多くあることを望みたいと思いますが、さてそこに行くためには、やっぱり応援していかなければならない。こういうことでございますが、北京オリンピックの前には、村長先頭になってスイカをなでしこジャパンに送ったりして、滝沢村はなでしこを応援しているよと、岩清水を応援しているよという、そしてまた大会ではああいう応援会を開催したわけですが、その後オリンピックまでまだあるからということなのでしょうか。スイカは行っていませんし、リンゴも行っていないのですが……行っているのですか。そのことをお聞きしたかったのです。そういうふうにして、なでしこジャパンとスイカでまだつながっているのか、リンゴでつながっているのか、今後ということをぜひお話しいただきたいと同時に、応援会を開催と言いますけれども、イメージがあれば、ちょっとお話しいただきたいと思います。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) あれ以来、毎年スイカを送っておりました。日テレベレーザというチームに所属しておりまして、そちらのほうに送っておりまして、チームメイトと一緒にスイカ割りをしたり、あるいは食べたりしている風景がそのチームのホームページ等で紹介されておりました。余り知られていないみたいですので、ぜひ村のほうからもそういった記事が載ったときにはリンクできるような、そういった紹介も今後していきたいなというふうに思っております。

 また、今後の応援についてでありますけれども、そのときになりましたら機運を盛り上げるということでいろいろなことを考えなければならないなというふうに思っておりますが、一度経験をしているわけで、ぜひまた盛り上がるような取り組みというのをしていきたいなというふうに思っております。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) 私のほうの認識不足でございました。滝沢のスイカがそのように行っているということ、またリンゴも行けばいいのかなと思いますが、さて最後に滝沢らしい教育について幾つか質問させていただきたいと思います。

 ご答弁の中に、基礎学力ということで、読み書き算といいますか、特に国語と数学、算数、数学に力を入れているということでありまして、大変結構だと思います。私は、これはなかなか難しいことなのですけれども、やっぱり滝沢がこれに力入れているのだよなということがもっと村内外に明らかになるような指導はできないものかなと常々思います。例えば英語なら英語、滝沢は英語に力……あるいは国語でもただ国語、漢字でございます。例えば漢字検定を中学校終わるまでに3級以上はほとんどとるぞとか、あるいは例えば百人一首は全部覚えて高校へ行くよとか、実は私かつて種市高校に勤務しておりましたときに、種市高校では、今はもう県内かなりになっていますけれども、当時県内少なくて、カルタ大会がありました。国語科が非常に力入れまして、毎回夏休みと冬休みの課題テストは1年生から3年生まで全部百人一首でありました。3年間徹底的に。そして、冬にはカルタ大会。その成果があって、大半の生徒は最低でも半分以上は覚えて卒業していきました。これが後で大変役だったという話を生徒たちに聞きました。私は、何かそういうものが教育の中で生きていくのではないかなと。そういう徹底したものを村に求めたいと思いますが、その点、どう考えておられるのか。

 それから、もう一つ、過般観光協会の行事で馬っこパークを訪問させていただいた折に、馬に乗ったり触れる子供たちをもっとふやしたいという話をされました。滝沢の子供たちなのならば、子供のときにはみんな馬にさわったり乗ったりするというような体験を教育の中で目標化できないものなのかな。そんなことについて、いかがでしょうか。



◎教育長(盛川通正君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 盛川教育長。



◎教育長(盛川通正君) 第1点目でございますけれども、いろいろそれぞれの市町村での取り組みがあると思いますけれども、本村では例えば目標として、先ほどお話ししましたように、賢く、たくましく、そういう子供を育てようとしておるわけでございます。それに向かって、各学校では、いろいろな取り組みをやっております。それは、特色ある学校経営ということで取り組んでおるわけでございますけれども、今ご指摘のように、英語でというような、そういうふうに取り組んでいる学校もあります。何級を何%目標立てて取り組んでいるところもありますし、あるいは漢字の検定といいますか、校内でそういう取り組みをしているところもあると。村全体で何をというよりは、私はらしさから来ると、それぞれの地域で文化とか自然、風土、あるいは先人が築き上げてきたものがそれぞれあるわけでございますので、当然その地域連携の中で子供たちが育っていくということからするならば、各学校の取り組みがすなわち滝沢らしさにつながっていくものと考えており、それを応援していくのが我々教育委員会ではないかと、そのように考えております。

 2つ目の馬っこパークの馬との触れ合いということでございますけれども、馬っこパークに行って馬ととなると、今学校ではそれぞれの学校で運営計画、行事計画、1年間の計画を立てて、鋭意学校教育目標、子供像を立てながらそれに取り組んでいるわけでございます。いろんな機会に、いろんな団体等からそういうお話を承るわけでございますけれども、学校としてはこういうこともやりたい、ああいうこともやりたいと、そういうことが多々あるのではないかと思うのですけれども、今ある行事をやはり充実して、そして子供を育てるというのが第一ではないかなというように思っております。たまたまそういう近くにある学校の子供さんは、そちらに行って触れ合いをという場面があるかと思いますけれども、私としてはそういう学校の活動を今応援していくのが使命というふうに考えております。



○議長(角掛邦彦君) 質問は、一問一答方式でやっておりますので、それで質問してください。

 それから、一般質問の時間が少なくなっておりますので、質問、答弁者、簡潔にお願いいたします。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) 明るく、賢く、たくましくということは、全国で全部同じなのです。私が質問で求めたのは滝沢らしさということについて、教育委員会はどれだけの配慮なり熱意を持っておられるかということをお聞きしたかったわけであります。確かに各学校ごとに取り組まれるということで、学校教育上の中で教育編成権は学校にあるだろうと思いますけれども、しかしながら村としていいものをみんなで共通してやろうやというような、そういうまとめ方なり指導はできないものなのでしょうか。いかがでしょうか。



◎教育長(盛川通正君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 盛川教育長。



◎教育長(盛川通正君) 前にもお話ししましたけれども、現在取り組んでいる事業等をやっていくのが滝沢らしさを確立するのだというふうにお話ししたことがあるわけでございます。したがいまして、今学校が取り組んでいることを我々やることが一番大事だと。それが滝沢の教育だというふうに思っております。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) 後でゆっくりどこかで議論をしたいとは思いますが、実は学校は校長先生を初め、みんな異動してかわっていくわけであります。そういう意味では、やはり村をひとつ貫くものは、村の教育委員会がきちっとした方針を立てることから始まるのではないのかなと私は思いますので、あえて後でまたゆっくりお考えいただければなと思います。

 最後に、紹介だけします。盛岡タイムスのことしの10月の27日でしたけれども、県の教育委員長の安藤厚先生が講演されていた中で、岩手県の人物についてという中で、明治維新で非常に厳しかった岩手県がそのたくさんの大人物を輩出したのは何かということの中に、こんなことがあります。屈辱を晴らそうとして、子供たちを熱心に教育をしたという当時の親たち、藩の、藩といいますか、旧南部藩の志があったということを言っております。どこか銘していただきたいと思います。

 以上で終わります。



○議長(角掛邦彦君) これをもって9番高橋盛佳君の一般質問を終結いたします。

                                        



△散会の宣告



○議長(角掛邦彦君) 以上をもって本日の議事日程は全部終了いたしました。

 本日の会議はこれをもって散会いたします。

                                (午前11時56分)