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岩手県 滝沢市

平成22年  9月 定例会(第25回) 09月07日−一般質問−03号




平成22年  9月 定例会(第25回) − 09月07日−一般質問−03号







平成22年  9月 定例会(第25回)





平成22年9月7日
第25回滝沢村議会定例会会議録
平成22年9月7日第25回滝沢村議会定例会が滝沢村役場に招集された。
出席議員は次のとおりである。
   1番  相  原  孝  彦  君    2番  桜  井  博  義  君
   3番  佐  藤  澄  子  君    4番  日  向  清  一  君
   5番  斉  藤  健  二  君    6番  武  田  猛  見  君
   7番  遠  藤  秀  鬼  君    8番  佐  藤  美 喜 子  君
   9番  高  橋  盛  佳  君   10番  柳  村     一  君
  11番  熊  谷  初  男  君   12番  高  橋     寿  君
  13番  佐 々 木     剛  君   14番  山  谷     仁  君
  15番  鎌  田     忍  君   16番  武  田  俊  和  君
  17番  西  村     繁  君   18番  黒  沢  明  夫  君
  19番  山  本     博  君   20番  長  内  信  平  君
  21番  川  原     清  君   22番  角  掛  邦  彦  君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。
       村        長     柳  村  典  秀  君
       (水道事業管理者)

       教  育 委 員  長     内  村  宣  夫  君
       副    村    長     松  川     章  君
       教    育    長     盛  川  通  正  君
       経 済 産 業 部 長     中  道  俊  之  君
       健 康 福 祉 部 長     主  浜  照  風  君

       都 市 整 備 部 長     及  川     安  君
       兼 上 下 水 道 部 長

       住 民 環 境 部 長     菊  池  文  孝  君
       企 画 総 務 部 長     佐 野 峯     茂  君
       教  育  部  長     遠  藤  正  紀  君
       企 業 振 興 課 長     高  橋  義  行  君
       農  林  課  長     武  田  晴  良  君
       商 工 観 光 課 長     熊  谷  一  見  君
       福  祉  課  長     伊  藤  順  子  君
       児 童 福 祉 課 長     大  坪  一  彦  君
       都 市 計 画 課 長     湯  沢     豊  君
       環  境  課  長     齋  藤  誠  司  君
       企 画 総 務 課 長     加 賀 谷     建  君
       財  務  課  長     中  村  保  夫  君
       教 育 総 務 課 長     熊  谷     満  君
       学校教育指導担当課長     千  田  幸  範  君
       水 道 経 営 課 長     下  長  秀  樹  君
       農 業 委員会事務局長     井  上  靖  宏  君
本会議の書記は次のとおりである。
       議 会 事 務 局 長     太  田  晴  輝
       同    次    長     高  橋     永
       同  主 任 主  査     勝  田  裕  征



                                        



△開議の宣告



○議長(角掛邦彦君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

                                (午前10時00分)

                                        



△一般質問



○議長(角掛邦彦君) これより本日の議事日程に入ります。

 日程第1、一般質問を行います。

 本日は、4名について行います。

 3番佐藤澄子君の発言を許可いたします。ご登壇願います。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) 議席番号3番、春緑クラブ、佐藤澄子です。さきに通告をしておりました観光と馬事文化について質問いたします。

 本年2月に滝沢村の観光資源を生かした観光物産の振興の方向性を示した観光物産振興ビジョンが策定されました。今年度から10カ年にわたりこのビジョンに基づいた展開が進められることとなっております。内容は詳細に分析され、豊富な材料がまないたの上にどっさりとのっかり、どのように調理をしていけばいいのか、そのためのメニューをどうつくり出していくのかという段階に来ていることが酌み取られます。今回の質問の趣旨は、まないたにのっかっている材料の中から滝沢村のシンボルである馬をピックアップして、馬を素材とした観光メニューの推進を考えていきたいと思っております。

 滝沢村の歴史の中で馬の存在は大きく、チャグチャグ馬コの伝統を引き継ぎながら脈々と馬事文化がつながっていることを大切にし、村内はもちろんのこと、広域に広げていくことは現代の私たちに課せられた使命であると感じております。観光という観点でどのような料理ができるのか、隠し味や引き立て役としての材料、載っけるお皿などをどのようにマッチさせていけばいいのか検討していきたいと思い、村独自の観光と馬事文化の確立に当たる観光物産振興について、4点に分けて質問させていただきます。

 1点は、展開戦略としての広域連携の推進状況について。

 2点目は、観光関連施設との連携状況について。

 3点目は、馬事文化継承の推進状況について、2項目に分けてお願いします。1つは、住民、村外地域に対する推進状況と今後の取り組みについて。2つ目は、幼稚園、保育園、小学校、中学校における推進状況と今後の取り組みについて。

 4点目は、観光と馬事文化の情報発信として、核になる施設の必要性についてです。

 ご答弁よろしくお願いいたします。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 佐藤澄子議員のご質問にお答えいたします。

 初めに、展開戦略としての広域連携の推進状況についてのご質問にお答えいたします。本年2月に策定いたしました滝沢村観光物産振興ビジョンにもありますように、本村は八幡平や小岩井農場、県都盛岡市など、県内有数の観光地に囲まれており、残念ながら観光の最終目的地になり得ない状況にあります。したがいまして、滝沢村のこれからの観光振興を図る上で、盛岡広域圏での連携は大変重要であると認識しております。

 現在滝沢村では、盛岡広域各市町村との間で目的や方向性ごとに枠組みを構築し、観光物産振興を図っているところであります。具体的な事例といたしましては、十和田八幡平国立公園の大自然を資源として抱える4市町村と域内宿泊施設等で構成する八幡平国立公園協会、冬期間の誘客を目的とし、4市町村と温泉施設で構成するいわて湯雪王国実行委員会、冬期間のレクリエーションの提供と観光誘致を目的として、3市町村と関係機関で構築する岩手雪まつり実行委員会、そしてチャグチャグ馬コ行進祭りの実質的な実施団体であるチャグチャグ馬コ保存会などであります。さらに、広域圏内に200以上の観光客の増加を目指す盛岡・八幡平広域観光推進協議会にも参加し、有名観光地に囲まれている本村の立地条件を生かし、村内を通過していると想定される交流人口の増加、また物産の販売やサービス提供など、村内資源を活用した滝沢らしいおもてなしの醸成と観光物産振興を目指しているところであります。

 次に、観光関連施設との連携状況についてでありますが、観光物産振興を図る上で観光関連施設は重要なパートナーであると考えます。本村には2つのキャンプ場や自然情報センター、お山の湯など、村営の関連施設、また岩手産業文化センター、岩手山青少年交流の家、馬っこパーク・いわて、ネイチャーセンターなどの国、県の関連施設、ほかにも柳沢地区の工房群やイワナの養殖場なども観光関連施設と考えることができます。現状では、それぞれの施設ごとに事業ベースでの連携協力をとった経緯はありますが、これらの施設を観光というテーマでつないだ形の体制はなく、今後そのような仕組みづくりの検討が必要と考えております。

 次に、馬事文化継承の推進状況についてでありますが、滝沢村にとってチャグチャグ馬コを中心とする馬事文化は、なくすことのできない文化遺産であると考えております。現在村では、財団法人地域創造の補助を得て滝沢村馬事文化映像記録制作業務を実施しております。この事業は、後継者育成、装束技術の伝承、出馬頭数の確保等、さまざまな課題を有する伝統行事、チャグチャグ馬コに関して、馬事文化の醸成と維持、保存のために映像媒体に記録保存し、口頭伝承だけでは伝え切れない技術を後世に残し、チャグチャグ馬コの里滝沢村の形成に資するために実施しております。後継者育成につきましては、ことし4月にチャグチャグ馬コ同好会、滝沢村観光協会との共催で次世代のチャグチャグ馬コを担う若手会員の育成を目的に、チャグチャグ馬コを帯広市のばんえい競馬へ派遣いたしました。

 次に、住民、村外地域に対する推進状況と今後の取り組みについてでありますが、平成22年度において国の緊急雇用創出事業を活用いたしまして、県内の施設、イベントに出張し、チャグチャグ馬コの里滝沢村をPRするチャグチャグ馬コ広報宣伝事業をNPO法人乗馬とアニマルセラピーを考える会に委託し、実施しております。

 次に、幼稚園、保育園、小学校、中学校における馬事文化継承の推進状況についてお答えいたします。幼稚園、保育園については、村商工観光課によるチャグチャグ馬コのPR事業として、毎年村内の園を訪問していただいております。今年度は、村内の14カ所を訪問し、園児たちは間近に馬を見ながら、チャグチャグ馬コの由来や装束について馬主さんから説明を聞いて学習いたしました。

 次に、観光と馬事文化の情報発信として、核になる施設の整備の必要についてでありますが、平成21年1月に馬っこパーク・いわてを馬産地岩手の馬事公苑として活用することを目的に、岩手県馬事振興会を中心にチャグチャグ馬コ保存会構成の盛岡市、矢巾町、滝沢村、さらには乗馬振興団体、ホースセラピー振興NPO、岩手大学、県立大学等がメンバーとなり、岩手県馬事公苑構想推進協議会を組織し、馬事文化、乗馬普及、ホースセラピー普及の3つの視点で協議を行い、岩手県馬事公苑構想を策定いたしました。その一つ、馬事文化部門の中で、馬っこパーク・いわての施設を活用し、チャグチャグ馬コはもちろん馬産地岩手の馬事文化を展示する博物館構想が協議されております。チャグチャグ馬コの里である滝沢村といたしましても、このような施設ができるとすれば大変喜ばしいことであり、実現できるよう支援してまいりたいと考えております。



◎教育長(盛川通正君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 盛川教育長。



◎教育長(盛川通正君) 私からは、小中学校における馬事文化継承の取り組みについてのご質問にお答えいたします。

 小学校においては、第3学年、第4学年の社会科の時間に滝沢村教育委員会が作成した社会科副読本をもとに地域学習の一環として学習しております。副読本では、昔の道具と暮らしの変化の単元で、人と馬が1つの家に住む曲がり家について、当時の写真、平面図のほか、地域の方に当時のお話を聞くという設定で学習しております。また、かつては田畑を起こしたり、田かきをしたりして馬がトラクターと同じように働いたことや馬車やそりで人や物を運び、一年じゅう働いたことから、さまざまな仕事に役立つ馬を人々がとても大切にしたこと等を絵や写真とともに学習しております。そのほか、昔の農家の行事やならわしの単元では、チャグチャグ馬コが蒼前神社のお祭りで馬に飾りをつけてお参りをしたり、馬に感謝をし、安全を祈ったりすることを、さらにお祭りに参加しようの単元では、チャグチャグ馬コが江戸時代から伝わる祭りであり、国選定の無形民俗文化財に指定されていることやチャグチャグ馬コの馬の鈴の音が残したい日本の音風景100選に選ばれていることなどを学習しております。

 中学校においては、教科書で直接的に馬事文化について学習する機会はありませんが、第2学年の生徒が馬っこパークを訪れ、勤労体験の一環として学習しております。

 今後、国の新学習指導要領を受けて、本村でも第3、第4学年の児童を対象とした社会科副読本について、来年度末までに改訂作業を終えることが求められることになりますが、教育委員会といたしましては、滝沢村が古くから場産地として有名であり、馬が大きな働き手として家族と同様に大切にされたことやチャグチャグ馬コの馬や馬の神に感謝するためのお祭りであること等を副読本の題材に継続して取り上げ、子供たちが本村の馬事文化について引き続き学ぶことができるように努めてまいりたいと考えております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) 再質問させていただきます。

 展開戦略としての広域連携の推進状況や観光施設との連携状況の内容をお聞きしたところによりますと、広域との連携はお互いのイベントに便乗した形での展開になっていたり、トータル的に展開の仕方が少なかったりということが受けて取られます。村内の観光施設の連携は、まだ仕組みづくりが整っていないというふうにとらえられますが、この要因として挙げられることは、村として強調したい観光資源が確立していない点にあるとうかがえます。その点はいかがでしょうか、お伺いいたします。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 観光振興を進めていく上で、広域的な取り組みをすることは大切なことであるということを先ほどご答弁させていただきましたが、盛岡広域には年間で大体430万人ぐらいの方々がおいでになっておりますので、こういった方々の県内の約3割ぐらいのお客様が盛岡広域においでいただくと、そういった方々にできるだけ村内にいらしていただいて、これから宿泊施設等にも関連づけていくわけでありますが、宿泊が伴わなくても、その中でお土産の購入、食事、飲食、それからいわゆるレジャー、スポーツ、そういったようなものの中で、本村に経済的な効果がもたらされるようなことをこれから編み上げていかなければいけないということで、振興ビジョンを一つの皮切りといたしまして、今題材のネットワークづくりを進めているところでございます。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) ネットワークづくりということで、答弁いただいた内容を見ますと、どんどん広がっていくというところも見受けられますけれども、現在そのネットワークづくりに関しては今後の展開に向けて今の段階では十分なネットワークがつくられているのでしょうか、ご質問させていただきます。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) ネットワークづくりは、非常に大きな広がりに広げていかなければいけないテーマでございまして、私どもで今考えておりますのは、特定のグリーンツーリズムで言えば農家さん、あるいは宿泊施設であれば旅館業者さん、あるいは観光施設であればそちらの管理者の皆さん、そういった方々の供給できるシーズといいますか、今現在どういったものを資源としてご提供していただけるかといったようなことを発掘をいたしまして、それを顕在化をしてメニュー、旅行パックのようなメニューとしてエージェント、旅行関連業者さんのほうに提供させていただく、そういった中で内外からの観光客の方々を誘致する、そういうメニューづくりが今大切であろうということで、作業に取りかかろうとしているところでございます。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) では、続きまして馬事文化継承の推進状況について再質問です。

 滝沢村の馬事文化映像記録を製作しているということですが、完成後はどのように活用される予定でしょうか。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 現在制作中であります映像の記録のほうでありますが、1つは後世に正確に伝えていくための記録用として活用させていただきたいというふうに考えております。

 もう一つといたしましては、PR用にダイジェスト版、例えば春バージョン、夏バージョンといったような形に分けさせていただきまして、短編物を編集させていただき、先般の7月の東京銀座での物産展でも春バージョンを映させていただきましたが、そういった形で内外の方々に滝沢村の原風景あるいはチャグチャグ馬コの様子等を一目でごらんいただけるような、そういった短編物にまとめてまいりたいというふうに考えております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) 続いて、チャグチャグ馬コの後継者の育成についてですけれども、ここもなかなか難しいことではないかと察します。後継者も年代ごとのポイントの置き方とか、あとは人や環境の対象範囲の設定など、トータル的な取り組みにならなければ、そのときばかりのものとなってつながらなくなるおそれもあります。そのためにも、住民、それから村外地域に対する取り組みも重要になってくると思います。そこで、小学校、中学校における推進状況の取り組みなのですけれども、ご答弁の中におきましては学びの場で具体的には目を通した、そういった学びが中心になっているようなのですけれども、体験的な、直接体験して学習をするという機会がないようなご答弁でした。そのあたりはとても残念なことと思いますが、今後例えばそういったことを取り入れたりする意向とか、それから今の学校での推進状況はそれで十分なものなのかお伺いしたいと思います。



◎教育部長(遠藤正紀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 遠藤教育部長。



◎教育部長(遠藤正紀君) 古くからの文化、伝統を学ぶということは、大変今後の文化の創造についても非常に大事なことだというふうに考えてございます。社会科におきましては、先ほど申し上げましたとおり社会科副読本等におきまして全村各学年においてやっているわけですが、体験的な活動といたしましては、やはり総合的学習の時間を活用した学習の機会というようなことで取り組んでいる部分がございます。例えば外部講師を招聘してのチャグチャグ馬コに係る歴史、あるいは装束等の学習ということで、直接この保存会の方を学校にお招きしたり、あるいはそれらの方の自宅を訪問しての学習活動というようなことは、いろんな学校で取り組まれている部分でございます。特に総合的な学習の時間等につきましては、体験的あるいは教科等を横断した課題解決に向けての学習活動というようなことでございまして、大変重要な部分であるというふうに考えてございます。今後も引き続きこれら活用して取り組んでまいりたいというふうに思っております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) そうしますと、やはり馬を飼育している家庭を訪問してみたりということも現実に体験にはなるのですけれども、馬の世話をしたり、馬に乗ってみたりということを全生徒に体験させたり、本当は一部ではなく全生徒がそういった体験をすることが馬事文化を知るにはとても重要なことかなと思われますけれども、総合的な学習の中にそういったものを取り入れるということが必要かと思われますけれども、そういった部分についてはどのようにお考えでしょうか。



◎教育部長(遠藤正紀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 遠藤教育部長。



◎教育部長(遠藤正紀君) 学校教育に関しましては、やはり授業時数が限られた設定という枠もございます。それらの中で、各学校がそれぞれ地域に根差して、あるいは各地域の特徴を生かした取り組みをされるというようなことは必要なことだと思っております。例えば第二中、第二小学校につきましては、馬っこパーク・いわてという部分に、学区内にあることから、直接的なキャリア体験の一環としても世話をしたり、あるいは直接馬に触れる学習というようなこともございます。ただ、全村的に画一的に行うということは、やはりそれぞれの地域の特色といいますか、あるいは学校の教育方針というものもあると思いますので、それぞれの特性を生かして取り組みが進められるものというふうに考えているところでございます。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) では、必要性はわかるけれども、なかなか学校側では対応していくのが難しいということで受けとめさせていただきますが、もっとこの機会を持つために、もう少し手段として考えられることはないのでしょうか。今お考えの部分をお願いいたします。



◎教育部長(遠藤正紀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 遠藤教育部長。



◎教育部長(遠藤正紀君) やはり学校教育につきましては、それぞれ学習指導要領の基準に基づきましてそれぞれの単元の時間も決まっているわけでございまして、やはり学校教育の部分では限定される部分もありますので、これが社会教育的な部分で子供会活動とか、あるいは教育振興運動、あるいは地域行事への参画という中で取り組まれることも必要ではないのかなというふうに思っているところでございます。

 それから、観光部分との連携で、先ほどの記録媒体の作成もあるわけでございまして、これらの鑑賞というふうな部分も必要なものではないかというふうに考えているところでございます。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) 子供たちにできるだけ馬事文化を伝えるために、馬との触れ合いを大事にさせたいという思いで私もいろいろ考えてみたのですけれども、それこそ教科の中に乗馬の教科とかを入れられるような形にはならないものでしょうか、そういったことについていかがお考えでしょうか。



◎教育部長(遠藤正紀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 遠藤教育部長。



◎教育部長(遠藤正紀君) 学校教育で、今のご提言につきましてはなかなか難しい部分があるのではないかと。やはり各地域といいますか、各育成会、あるいはそれらの団体に所属しての活動であれば可能かと思いますが、学校教育上、クラブ活動というような部分では非常に難しい部分があるというふうに考えてございます。非常に貴重なご提言であるというふうには受けとめたところでございます。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) では、今は教育関係でお話を伺いましたが、幼稚園、保育園の場合には、馬と触れ合える機会というものを園なりに取り組んでいるようなのですけれども、実際先ほどと同じように世話をしたり、馬に直接乗って歩いてみたりという乗馬の経験などの必要性は幼稚園、保育園に関してはどのようにお考えでしょうか。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 子供の情操教育、そういった大きな気持ちを育てていくということにつきましては、大切なことだというふうには考えております。先ほども答弁申し上げましたとおり、村のほうでも各園へのチャグチャグ馬コの派遣事業等を通じて触れ合っていると。また、そのほかにも各園で、数園になりますけれども、馬っこパーク・いわてのほうに行って触れ合ったりしているというような状況がございます。保育園につきましては、村が主体的に取り組むということがなかなか難しいというところもございます。そういった意味におきましては、村の行っている事業等、あるいはイベントなどのそういった情報提供を進めてまいるということになろうかと思っております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) やっぱり教育関係も福祉関係も、そこまで手を広げていくのはなかなか大変なのかなというのを、ご答弁をいただいてよく感じます。しかし、馬事文化を伝えるということは、そのときだけ馬と触れただけではなかなか伝わらないものだと思います。馬と接することと、それから世話をしてあげることで馬がどんなに大事だということとか、あとは動物にそういった形で触れることによって相手を思いやる気持ちとか、そういったものも培うものだと思います。そして、滝沢村としての観光の一番柱になっているチャグチャグ馬コの馬を子供たちに十分に伝えていくために、私としてはそのような接する機会というものを大きく持っていくべきだと感じております。そのためには、できるだけそれができる体制をつくっていかなければならないと思いますけれども、その体制づくりを教育の現場に押しつけるのか、福祉の現場に押しつけるのか、それだけではなかなか進むことではないので、それ以外の部分を考えていかないといけないと思っております。

 そこで、先ほど教育委員会のほうからご答弁いただいたように、地域や、それから子供会、自治会などで展開していくことも重要というお話をいただきましたが、そこもかなり難しいのではないかなと思います。そういったところで展開する上で、本当に馬事文化を子供たちに伝えていくということができるのかどうか、もう一度改めて教育現場、福祉現場でできない部分を地域におろした場合の展開に無理はないのか、できるのかというあたりをお伺いしたいと思います。



◎教育部長(遠藤正紀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 遠藤教育部長。



◎教育部長(遠藤正紀君) 今地域におろした場合の問題はないかということでございますが、これは地域のお祭りとか、具体的にはチャグチャグ馬コ祭りでございますが、それらには子供会等が参画しておりまして、直接郷土芸能での参加あるいは行進への参加というようなことを通しましてやってございます。そういうふうな意味での地域での取り組みというのは、可能ではないのかなというふうに思っているところでございます。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) わかりました。では、続いて観光と馬事文化の情報発信として核になる施設の必要性についての部分の再質問をさせていただきます。

 この中で、岩手県の馬事公苑構想についてのお話がございました。もう少し具体的に伺いたいと思います。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 馬事公苑構想についてでございますが、平成21年の1月に構想委員会が設置されまして、それを具体的に推進していくためにどのような課題があって、どういうふうに進めていけばいいのかというようなことが協議されております。その中では、馬事文化そのものをいろいろな観点から眺めていく、その一つとしてチャグチャグ馬コの保存、それから本来の曲がり家ですとか、そういう地域の方々の生活に視点を当てたような馬事文化、そういったようなものに分けていろいろ議論をされまして、それぞれの分科会に分けた討議、検討がなされております。その中で、チャグチャグ馬コに関しては、チャグチャグ馬コが常設展示できるような機能があれば、もっと内外からお客様にいらしていただいて、村のチャグチャグ馬コを皆様にご紹介できるのではないかと、そういう機能が求められているというようなことで報告書にまとめられているというところでございます。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) この構想について、内容は具体的に決まっているということですが、具体的な展開はどういったところまで進んでいるのか、今お話しいただいた内容につきまして、展開の現状報告をお伺いいたします。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 項目といたしましては、11項目ほどに分かれておりまして、それぞれの項目ごとに推進主体になることが望ましいという方々に推進手法について検討いただいております。その推進手法につきましては、財政的な問題ですとか、推進体制の問題ですとか、さまざまございますので、一概にはお答えできないわけでありますが、例えば馬っこ文化センターのような馬に関するこれまでのデータ資源、歴史書、そういったようなものをどこかに一元化できないかといったような構想も報告されておりまして、これにつきましてはそういった歴史的なものを収集することですとか、いろいろな時間的なこと等もかかってまいりますので、そういったことを調査している段階でございます。

 それから、チャグチャグ馬コセンターの機能につきましては、例えば装束を常設展示できないだろうかというようなことを今検討しております。そしてまた、馬っこパーク・いわてに村有馬の校伯親子がおりますので、この親子の馬をいらした方々にごらんいただいて、触れ合って親しんでいただくと、そういったようなことを通じてご理解を深めていただくといったようなことを今進めているところであります。

 あとは、馬っこパーク・いわてさんで常時行っておられます乗馬のスクールの機能ですとか、セラピーの機能ですとか、それぞれの役割の中で進めていくということにいたしております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) この構想の中にございます曲がり家を主体として馬事文化に触れようという部分があると思うのですけれども、その点についての展開などは今何かされておりますでしょうか。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 構想検討委員会の中では、例えば馬っこパークのようなところに曲がり家があって、そこに行けばチャグチャグ馬コに出てくるような農耕馬がいて、装束が掲げられていてという、すべてのものがフルセットであることが望ましいというようなことは話題として出ているわけでありますが、曲がり家をあそこに新しく築造するというような、なかなか大きなテーマでありますので、具体的には難しいところもあるだろうと。それにかえて、現存する曲がり家を何とか内外の方々にごらんいただいて体験をしていただく、そういったような機能を確保することができないだろうかというようなこと等も話題になって、先般の丸ごと体験ツアーのようなところに今いろいろな形で集約されつつあるというふうに、ただ課題もたくさんございますので、実際にご協力いただける方々のご了解をいただきながら、こういったことを実現化していくことになろうかというふうに思っております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) これまでのさまざまなご答弁、内容をトータル的に見させていただきますと、やはり観光というものを1つのまないたの上にのっけると、かなりたくさんの材料がのっかっているということを感じます。ただいまお話しいただいた馬事公苑構想についても、すばらしい内容になっているのではないかなと思います。この内容が展開されることで、十分に観光とつながるのではないかなということも感じます。

 今まで私のほうも滝沢のブランドや、それから滝沢の観光のあり方に視点をかなり当てて、何か1つ起点にしていけば、点になっている滝沢の材料のよさを線でつないでいって、それをうまく面にしていけるのではないかなと思うのですけれども、その滝沢らしさをどんと伝えていくことがやっぱり馬事文化ではないかなというふうに、やはり今のご答弁を聞いてもすごく考えさせられますし、感じます。提案としまして、この点を線でつなげていくというものを観光のシンボル、馬を使ってということで考えたときに、例えば馬っこパークを起点にして、そこに馬をかたどった猫バスならぬ馬バスみたいなものを観光めぐりに使いまして、そして滝沢のさまざまな観光をバスで拠点を回って歩くとか、そういったものもおもしろいなと思ったり、あとはそこにいわて銀河鉄道との連携も加えて集客を見込んだり、あとは先ほどお話ありました大沢の曲がり家、それから青少年の家の曲がり家、上田邸など、そういったものを例えば馬車で、またバスとは違うのですが、馬車でまた歩いてみたりとかという形で、観光の目玉になるようなものをもっともっと考えていけたらいいのではないかなと思いますし、それを考えていく部分も拠点としてやっぱりどこかにあるべき、お料理するのにも、調理する人がいて、調理場がないとお料理として出すことはできない。今までの答弁のお話だと、材料はすごくあると。でも、それを調理する方がなかなかいないし、そこを渡す、食べられる場所もないと。そして、つくれる場所もないというふうな部分をすごく感じますけれども、そういった部分に関してはどのようにとらえていらっしゃるのかお伺いいたします。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 本村の観光資源につきましては、いわゆる点のレベルでは非常にいい資源がたくさんあるというふうな認識を持っておりまして、それを点と点をつないで線にし、面にしていくというご指摘は、これからの滝沢村にとって大切なテーマであるというふうに考えております。これを実現していく場合の大きな課題になっておりますのは、観光関連事業、いわゆる経済行為に結びつけていきませんと、なかなか循環をしない。これ、すべてを行政で賄うということがなかなか難しいわけでありますので、観光関連事業という形に結びつけていく必要がございます。したがいまして、こういった宿泊あるいは飲食、物販、こういったような方々のいわゆる創業、観光関連事業の創業というものも支援をしていく必要があるだろうというふうに考えておりまして、こういったものをあわせて進めていくことによって、ビジネスとして成立するというふうに認識をいたしております。そういった中で、大手のエージェントさん、あるいは内外の広告代理店、そういったようなところとの新しいネットワークが生まれてまいりますので、循環した観光ビジネスというふうに内外に発信できるわけであります。

 村内の周遊バスのようなアイデアについても、内部でも議論させていただいたことがございます。どういうふうにして具体的にしていったらいいだろうか、コスト等、なかなか採算性が難しいようないろいろな中で、もしやるとすればこういった場面の特定、特化したものでやる手だてはないものかといったようなことを内部で議論をいたしておりますが、まだ実現には至っておりません。今後前段で議論させていただきました地域のイベント、あるいはこれから観光イベントチャグチャグ馬コ大行進という一定の文化財としての制約を受けたものではない、参加型のイベント等が今後考えられるのであれば、そういった中でいろいろなイベント的なものにあわせたそういう周遊バスあるいは馬車というのでしょうか、そういったようなものもアイデアとしては展開の道は開けてくるのかなというような考え方は持っております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) 後半のほうになってきて、かなり馬事文化が積極的に取り組まれていく方向に向いてきていただいておりまして、ありがとうございます。

 今どんどん進めていくことの必要性のお話をいただいた中に、もう一つ提案としてございますのが、小学校、中学校、幼稚園、保育園の子供たちから絡めて、乗馬の必要性を先ほどお話をしたのですけれども、乗馬をする意義というのですか、それを滝沢村だから意義があると私は思うのです。チャグチャグ馬コは馬コでまた大事にするけれども、滝沢村が馬によって栄えてきた村であると、そういうことを伝えることと、それから馬を大事にしていこうというやり方で、例えば先ほど教科に乗馬を入れられないものかというお話をしたのですけれども、子供たちが馬に乗れるようになると、いろいろな行事で馬を使ったイベントや、それを観光につなげた形のものが取り入れられるのではないかなと思うのです。例えば消防の出初め式を馬で先頭、もしくは後方も行進して歩いたり、それからチャグチャグ馬コではなく、違うイベントで乗馬を習っている子供たちが発表する機会がある、それから競技にも出られると。今国体のほうに、今度行われる国体のほうに馬っこパークから1名、県の代表として出場するのですけれども、やはり小さいときから乗馬を経験しております。だからこそ馬を大事にして、馬を活用して、そういった形の競技に出て、日本じゅうにそういった馬を大事にして頑張っている姿を伝えることもできたりします。ですから、チャグチャグ馬コだけにとらわれずに、馬というものを子供たちにさまざまな形で提供し、また子供たち以外、住民の方々もどんどん馬事文化に触れられる機会として、乗馬の体験や、そういったものを進めていってほしいなと思います。

 それからあと、もう一つ、先ほどビジネスとしてこの展開を考えていくこともいいのではないかなというお話を伺いました。私もとてもそう思っています。行政だけではできないし、地域だけでボランティアではできないことですので、企業としてどんどん、企業的な形で取り入れていかなければならないと思っております。

 そこで、村長にお伺いしますけれども、村の中でいろいろな事業を委託したり、それから借りて運営をしたり、ボランティアでやっていたり、いろいろな団体がいろいろな取り組みをしていて、村のさまざまな事業を展開してもらっていると思うのですけれども、そういうやり方であればこの観光に関してはなかなか進みにくいものと考えております。村長として、これを企業化、企業的な形で推進していくために、何かアイデアなどございましたらば、お伺いして終わりにしたいと思います。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 今までのお話をずっとお聞きして、私なりに考えていますことは、馬っこパーク・いわてに関して、まず支援をしなければならないという思いはあります。そういったことから、校伯を購入に至って、あそこに預けるということで少しでもその一助になればと思っておりましたし、今回伯鈴が生まれたということ、さらには保存会で今後馬を購入していくのだということで、それらによってあそこ自体がチャグチャグ馬コを通常でも見せられる状況に今後なっていくだろうなというふうに思っています。そういうことが一つのあそこの生きていくための手段にもなっていくのかなと。また、村自体があそこを運営していくというのは、まず大変な負担で困難だというふうに思っていることから、今の段階はそういった方法であそこを活用していきたいというふうに思っております。

 また、馬自体については、親子で動けるのはことしいっぱいです。来年になると、別々にいたします。そういったことからすると、今しか見せられないということですので、今度の9月11日、福祉ボランティアまつりがありますけれども、あそこに校伯親子を出してホースセラピーコーナーというのをつくって、そして触れ合いを持ってもらうということを企画していましたし、各課においてそういったイベント等で出せる、また出したいという希望があれば、今後それらの予定をつくって、例えば記者会見等に発表しながら、広く周知して多くの人たちに見ていただくような、そういったことをしたいというふうにも考えております。

 いずれにいたしましても、観光というのは言ってみればお金が入ってくることが観光の目的でもあります。今の状況は単なる通過で、そういったことからすると、連携をしながら宿泊施設がないというこの弱点を逆に何とかいい方向に生かせないかということでやっているわけで、そういった目的の一つとして馬を使うということは有効であると思います。今後ともせっかく村有馬があるということをうまく活用していきたいなというふうに思っています。



○議長(角掛邦彦君) これをもって3番佐藤澄子君の一般質問を終結いたします。

 11時まで休憩いたします。

            休憩(午前10時48分)

                                        

            再開(午前11時00分)



○議長(角掛邦彦君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 次に、10番柳村一君の発言を許可いたします。ご登壇願います。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) 議席番号10番、新志会の柳村一です。通告をしている3項目について質問いたします。

 まず1項目め、定住策について質問いたします。少子化社会において、各地で人口の減少が問題になっており、その対策に定住策を行っている自治体が数多くあります。村長は、9月4日の定例記者会見で、記者からの滝沢村の人口はふえていますかの質問に、微増ですが、ふえていますと答えておりました。また、県内市町村では滝沢村だけが人口がふえていますかの質問に、そのように聞いていますと答えております。このような現状でありますが、今後本村においても人口が減少することが予想されます。また、村長は6月定例会で、人口が減少していけば滝沢村は成り立っていかないと述べていましたが、本村は人口の増加により発展してきた村であり、減少に転じる前から人口をふやしていく施策をすることが今後の村政運営にとって重要な要因になると考えています。

 ことしの8月いっぱいですが、人口は5万3,701名、前月より30名減っております。出生率から死亡率を引く数よりも転出というほうが多くなっています。例年8月はなぜか転出が多くなっている実情ですが、今後これが続かないことを祈っております。そこで、村に必要だと思われる定住策に関する村の考え方をお伺いします。

 次に、2項目め、今後の事業計画について質問いたします。景気回復の兆しが見えず、財政状況が厳しい中、村が限りある予算の中で事業計画をしていくことは大変なことと思います。そのような財政環境の中においても、腐らずに一生懸命に予算編成に当たっていられる職員の皆様のご労苦に心から敬意を表します。

 しかし、このようなときこそ優秀な職員の英知を結集して、創意工夫をしながら住民サービスの充実と満足度の向上を図っていかなければならないと考えます。このような状況下で事業計画をするときに、滝沢村集中改革プランでの加速アクションプラン個表7番、新価値創造事業やゼロ予算事業などで職員の英知を集結して創意工夫をすることが今後必要になってくると考えます。ゼロ予算事業に関しては、第5次滝沢村総合計画後期基本計画平成22年度実行計画書兼事業説明書で初めて20事業が掲載されました。しかし、新価値創造事業に関しては、21年度当初予算編成方針の中での予算編成に当たっての基本的事項の中で滝沢新価値創造プロジェクト事業別枠制度を実施し、地域活性化、住民協働の推進を図ることという文面が出ておりましたが、その後事業名を目にすることはなくなってまいりました。今後も厳しい状況が続くと考えられる中で、新価値創造プロジェクトやゼロ予算事業などで施策を創意工夫していく必要があると思いますが、それに対する村の考え方をお伺いします。

 最後に、3点目、小中学校の学力向上策についてお伺いします。小中学校では、学習習慣と確かな学力を身につけるために、学習向上策を明確にすることが重要です。このことから、教育研究の推進、教育活動の工夫、事業実践の改善、学力向上プランの策定などへの村の考え方をお伺いいたします。

 また、小中学校の連続性のある教育活動の推進も重要と考え、小中学校の一貫教育への村の考えをお伺いいたします。

 以上3点、よろしくお願いします。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 柳村一議員のご質問にお答えいたします。

 初めに、定住策についてのご質問にお答えいたします。日本の人口が減少に転じている中にあって、人口の流れはより経済活動が活発である都会へと進み、地方に行くほど人口減少の流れは大きくなると言われております。滝沢村においては、現在のところ人口減には至っておりませんが、今後加速度を増して人口減少へ転ずる可能性もあり、大きな課題となることが予想されます。多くの自治体においては、定住促進を重要課題ととらえ、企業誘致、就農支援、定住者への奨励金、住宅や土地の安価な提供、子育てしやすい環境の整備などの施策を行っております。実施している施策の選択には、地理的条件、人口、産業構造など、自治体の置かれている状況や定住策のターゲットをだれに絞るかという面で相違があるものと考えます。

 滝沢村においては、総合計画における重点政策として若者定住促進を掲げ、プロジェクトチームをつくり、現在検討を行っております。その第1弾として、ご案内のとおり村民登山とあわせて婚活登山を実施した結果、当日は雨天にもかかわらず予想をはるかに上回る99人の方々に参加していただきました。参加者の平均年齢は、男性が33歳、女性が28歳で、全体としては31歳となっております。また、参加者を市町村別に見ますと、盛岡市が一番多く53人で50%以上を占めており、滝沢村は2番目に多く24人の方の参加がありました。また、1人の方が県外からの参加となっており、残る21人の方が県内各市町村からの参加となっております。参加者に対しアンケートを実施いたしましたところ、楽しめたかという設問に対し、とても楽しめたとまあまあ楽しめたという回答が57%を占めており、また登山と婚活との組み合わせについては、56%の参加者がいいと思うと回答しており、参加者からも良好な回答をいただいております。

 一方で、参加者に対し、若者定住という視点からもアンケートにお答えいただきましたところ、住む場所として滝沢村はいいところかという設問については、いい、とてもいいという回答が68%を占めており、村外の方に滝沢村に住んでみたいと思うかという設問については、とても思う、割と思うという回答が43%を占めておりました。さらには、住む場所を決めるときの最も大きな要因は何かという設問については、一番多い回答が職場に近いこと、2番目が買い物が便利なこととなっております。また、滝沢村に住む場合に望むこととしては、仕事を探してほしいと家賃補助してほしいという回答が同数で一番多くなっております。

 定住については、生まれる、教育を受ける、就職する、結婚する、子供を産む、子供を育てるなど、それぞれのライフステージの中でさまざまな要因があるものと考えており、今回の婚活登山についてもその一部、結婚するに焦点を当て実施したものであり、定住に結びつく可能性について今後検討を進めてまいりたいと思います。

 一方、国においては子供や若者をどのような考えで育成していくかという基本政策となる子ども・若者ビジョンを7月に決定しております。その背景には、デフレの長期化、経済低成長下における若者層の就職困難、将来不安、所得格差など、大きな課題があるものととらえております。また、所得の再配分後の子ども相対的貧困率がOECD諸国の中で日本だけ高くなるという課題から、子ども手当、高校無償化など、さまざまな施策を国としてとってきております。いずれにいたしましても、これらの問題は国としての大きな問題でありますが、就職困難、所得格差などは地方を直撃し、若者が地域離れをし、人口減少、少子高齢化につながる大きな要因と考えております。現在プロジェクトチームにおいてさまざまな角度から検討を行っていますが、将来にわたって住みたい、住むことができる地域、外から見て住みたいと思える地域を基本的な考え方として、今後アンケート調査などを実施しながら、今年度中に滝沢村における定住策について既存の施策との関連も含めて具体的に取り組んでまいります。

 次に、今後の事業計画についてでありますが、滝沢新価値プロジェクトは、平成17年度からの第5次滝沢村総合計画前期基本計画の重点政策の推進に寄与するという目的のもと、財政状況が厳しい中にあって、たび重なる経費節減により既存事業の見直しや廃止など財源確保ができないのであれば、新規事業も取りやめるという負の方向性が危惧されたことに伴い実施したものであります。このプロジェクトの趣旨は、このような状況下であっても、各部、各課内においての対話と職員のアイデアに基づく有効性の高い事業、いわゆる新たな価値を創造する事業について、事業実施のための財源を配分するというものでありました。本プロジェクトの事業は、滝沢村の地域価値を高め、活性化を図る事業、各事業現場、各地域での課題を住民とともに解決し、満足度の維持、向上を図る事業、他市町村にない先進、先駆的なモデル事業であることを視点としたものでありました。

 以上の視点を考慮した事業を各部、各課から申請され、平成18年度からの新規事業を始まりとして、平成21年度まで4回実施いたしました。これらの事業は、平成18年度から平成19年度までの2カ年については地域整備特別対策事業基金を財源とし、平成20年度から21年度までに関しては新たな財源として市町村振興助成金を活用し、実施してまいりました。この期間の申請事業は25事業で、うち18事業を採択し、滝沢村名産名物創出事業、自然情報センター建設事業、児童図書室設置事業などの全12事業が完了し、成果を上げてきております。

 なお、本年度につきましては、後期基本計画の実現に向け、滝沢新価値創造プロジェクトは後期基本計画の重点政策の推進に移行し、滝沢らしさの確立、若者定住、食育の推進の3つの重点政策の中で滝沢ブランド推進、若者定住促進、食育推進戦略の調査検討事業にそれぞれ自由度を持った各予算各100万円を配分し、取り組んでいるところであります。

 次に、ゼロ予算事業についてでありますが、後期基本計画の策定に際し、政策を実現するために実行計画に予算を伴わない事務事業を明確に位置づけ、政策体系をより明らかにすることを目的に全庁的に調査し、62の事務事業の報告がありました。そこで、報告のあったものについて、後期基本計画策定本部幹事会にて村独自の事務事業であるか、国、県等の公的関係機関の事務事業に係る事務であるか、公共団体を除く各種団体にかかわる事務であるか、村が行うべき事務事業かの視点に基づき、後期実行計画書に掲載するべきであるかを検討した結果、授業力向上支援のための学校総合訪問事業、廃棄物調査検討事業、生活相談等の相談事務など、24の事務事業を実行計画に掲載し、推進しているところであります。

 以上、今後さらに財政状況が厳しくなることも予想され、議員ご指摘のとおり斬新なアイデアなどによる事業の立案、実行並びに経費をかけないでよりよい行政サービスを維持向上することは、行政経営上重要なことでありますので、後期基本計画の着実な推進とより一層の創意工夫を図ってまいりたいと考えております。



◎教育長(盛川通正君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 盛川教育長。



◎教育長(盛川通正君) 私からは、小中学校の学習向上策についてのご質問にお答えいたします。

 変化の激しい時代に子供たちが社会において自立した若者に成長していくためには、基礎的、基本的な知識、技能を習得し、それらを活用しながらみずから考え、主体的に判断して行動し、よりよく問題を解決する資質や能力を、さらには希望する進路を達成するための学力を確実に身につける必要があります。そこで、教育委員会では議員ご指摘のとおり学習習慣と確かな学力を身につけさせるために、学習向上策を明確にすることが重要であると考え、学力向上プランを策定し、既に取り組みを進めているところであります。

 プランは、大きな4つの柱で構成しております。1つ目の柱は、学習意欲の向上と基礎基本の確実な定着を図る指導の充実であり、地元大学生を活用し、学習上のつまずきの解消等を図るラーニング・サポーター・プロジェクト事業、非常勤講師を配置することで一人一人の実態に応じたきめ細やかな指導を充実させる学力向上指導員配置事業、各校には地域人材を配置し、放課後を活用し、学習習慣形成と学習量アップを図る放課後マイスタディー事業の3事業で構成しております。

 2つ目の柱は、国語、算数、数学、英語の向上でありまして、アドバイザーを各校に派遣し、教員の授業力向上を図るステップアップアドバイザー事業、言語や文化について理解を深めさせたり、英語によるコミュニケーション能力を高めたりするため、外国語指導助手を派遣する外国語活動推進事業、国語力の向上を目指すために独自教材を配付する漢字力アップ事業の3事業で構成しております。

 3つ目の柱は、教員研修の充実であり、幼稚園、保育園、小学校の連携研修及び小中学校の連携研修会を開催し、教員が実際の授業を見て学習や生活指導の連携を図る機会としております。また、今年度は一本木小学校及び滝沢中学校の2校が滝沢村教育委員会指定の公開研究会を開催する予定であり、教科指導に係る実践的研究成果を村内外に向け発表することとなっております。

 4つ目の柱は、評価活動の改善に係る取り組みでありまして、標準学力検査を実施して、各種事業の成果を客観的に把握するよう努めております。学力向上は、一朝一夕でなし遂げられるものではありません。教育委員会といたしましては、学校に対して1時間1時間のゴールを明確にして事業を継続実施することを指導しながら、ただいま紹介いたしました学力向上プランの各施策を確実に実施してまいりたいと考えております。

 次に、小中学校の一貫教育についてでありますが、その定義は小学校で行われている教育と中学校で行われている教育課程を調整し、無駄を省いて一貫性を持たせた体系的な教育方式をとる学校であると理解しております。現在村内のすべての小中学校は、小学校第6学年担任団と中学校第1学年の担任団との引き継ぎ会議を開催したり、近隣の学校に研究会の開催をお知らせし、異校種の教職員に一緒に研究会に参加してもらったりする等の小中連携の取り組みを実施しております。また、村の教育委員会では、小中学校の連携研修会を開催し、村の教育研究会では小中学校の全職員が枠を超えて希望する教科領域等の部会に所属し、共通のテーマのもと、公開授業に参加して協議を行う等の取り組みを行っております。

 そのほか、柳沢小中学校及び姥屋敷小中学校では、小中併設校としての共通の目指す児童生徒像を掲げ、定例の職員会議を合同で開催し、情報を共有したり、運動会や学習発表会を合同で開催し、保護者や地域に公開したりする取り組みを行っております。特にも柳沢小中学校では、学校行事だけではなく、教科の教科学習の面で9年間を見据えたカリキュラムを構築し、既に実践的な小中一貫校的な取り組みを開始しているところであり、来年度開催の東北地区の研究大会において、その成果を内外に発表することとしております。

 小中一貫教育は、義務教育9年間を見通した目標の明確化を図る学校経営体であることから、義務教育段階における理想の形であると考えますが、各学校ごとのカリキュラムに一貫性を持たせる必要があることや、数年間は新教育課程の実施に向けて指導計画を再構築したり、新たに採択される教科書に基づいた指導計画の全面改定をしなければならないなどの課題もあります。教育委員会としては、県内の先進的な指定校の取り組みを研究しながらも、今後柳沢町中学校の小中一貫校的な実践的取り組み成果を村内の学校に波及させることで、現在の小中連携の取り組みがさらに強固になるように、各学校を支援してまいりたいと考えております。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) 定住策から再質問させていただきます。

 ただいまの答弁ですと、婚活の部分で、村としても重点の施策である若者定住に絞っての答弁がほとんどでありましたが、定住の考え方として、外から来ていただくという移住という考え方もありますし、転出をしないで流出を防ぐ定住というものもあります。そういったものの中で、移住については外に向けてPRをしたり、ほかの自治体にはない住民サービスの優位性を宣伝したりとか、こっちに入ってくる人のための補助をしたりとか、そういう政策が必要になってくると思いますし、定住については住民サービスの向上、ほかの地域より滝沢村はサービスがいいのだぞという部分とか、あとほかの自治体にはないこういう施策をしているよという、やっぱりそういう施策の優位性とかが必要になってくると思いますが、現段階では若者定住に対して今後検討していく、いろんな施策を考えていこうという考えですが、若者だけではなく、ほかの年齢層についても定住とか移住の考えはないのかお伺いします。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 若者定住についてお答えをさせていただきます。

 議員ご指摘のように若者定住をこれから進めていく場合、若者を何歳までというふうに定義するところからまずはスタートはしなければいけないわけでありますが、まずは出生数、自然増になる出生数をふやすということが大きな要因でございます。それから、若年層の流入をふやす、これは雇用の場の確立とか、そういったようなものですが、若年層の流入をふやす。それから、逆に流出、若年層の流出を減らすといったこの3つのことを同時に進めていかなくてはいけないというのが最上位の考え方になってこようかと思っております。そういった中で、これから村内の人口構造あるいは就業構造、そういったようなものを分析し、どのターゲットのところに一番重点的に注力をして政策を展開していくかといったようなことですとか、行政サービス、どういった面を村内の方々が一番望んでいるのかといったようなことをアンケート等で調べさせていただきまして、例えば住宅政策が中心なのか、交通政策なのか、どちらもその優先順位はといったようなこと等を今後分析をさせていただいて、これから進めていく若者定住、あるいはそのほかの人口増という観点から見たときの推進策ということで進めていきたいと考えております。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) 婚活がうまくいって若者が定住すると、お子さんが生まれてどんどん相乗効果になってくるという部分では、一番手っ取り早いし、いい方法だとは思いますが、1カ月ほど前の岩手日報に本県の定住が初の1,000名を超えたという記事が載っておりました。そこの中で、岩手県の中でもいろんな市町村がいろいろ創意工夫をしております。滝沢村も3つの重点課題の中で滝沢ブランドというのを打ち出しておりますが、例えばその新聞の中で紹介された「で・くらす遠野」という、ネットで見ますと定住にも視点を置いているのですが、まず遠野のファンクラブに入って、遠野を応援してくれみたいなところから入ってきています。遠野のよさを知っていただいて、行く行くは定住していただくと、そういうぐあいな事業展開もありますし、「交流移住のススメ」という部分のホームページでは、岩手県遠野市、田野畑村、雫石町、奥州市、葛巻町、宮古市、西和賀町、花巻市という部分で、定住だけではなく、来て滞在して何かを経験して帰っていただくとか、田舎で農業をやってみたいとか、すっかり定住してみたいというような、そういうジャンルに沿ったいろいろなテーマを紹介されています。村としても、こういうことをやったらいいのではないかと考えるより、まずこういうものがあるぞということを外に発信して、その中で滝沢らしさのよさをわかっていただくという、そういうことから始めなければいけないと思うのですが、そこら辺の点はいかがでしょうか。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) ご指摘のように遠野市さんでおやりになっているようなことですとか、県内の各自治体の取り組みについては、承知をいたしております。本村と若干趣を異にしておりますのは、人口が減少している場合の施策と、本村はまだ微増の段階にございまして、ただ人口の構造が他の自治体とちょっと異なって、社会増の影響によりまして一挙にふえている年代層がございますので、そういったところの人口構成をこれからどういうふうにして是正して、少しでもほか様と同じような平均的な人口構造にするのかといったようなことが本村特有の課題になっております。ご指摘のありましたように、滝沢村を内外にアピールするということについては非常に大切なことでありまして、ブランド、物とか、そういったものだけにこだわらず、滝沢あるいは滝沢村といった響きを各地域の方々に認識していただくためにも、いろいろな形で情報を発信してまいらなければいけない。日ごろから村のホームページあるいは報道等を活用させていただきまして、村のイベント等については広く内外に情報を発信いたしておりますし、先般の婚活登山も日本では初めてのイベントということで、全国放送等もされております。こういったようなこともあわせまして、今後も内外に滝沢村というものをまず認識していただくようなことをあわせて取り組んでまいりたいというふうに考えております。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) 村の人口構造を是正するとか、そういうのを言っている場合ではなくて、村はとにかく人口がふえてきてここまで発展してきたわけです。それが徐々に、岩手県の中で村だけがふえているのはどういう理由かわかりませんが、ただ何か魅力もあるはずなのです。そこら辺をどんどん、どんどん発信するべきではないかと思いますし、定住するに当たっては、家がないと定住できません。そのときに、村のホームページを見ると、村営住宅ただいまいっぱいでございますと。この場合は、低所得者に向けてのあれですが、そのほかに公営住宅のお問い合わせ先として、滝沢駅前の雇用促進もありますが、盛岡の県営住宅とか、盛岡の市営住宅を紹介していると。定住していただきたいのだけれども、定住とはかけ離れたようなことをやっている。こういう部分で、これからどんどん、どんどん人に来ていただきたいなというときに、例えば空き家問題が出ていますよとか、そういういろんな問題を考えた上で、だったら全国ではかなり空き家バンクみたいな形で空き家を紹介したりして住んでもらっているところなんかもありますので、そういう施策も打ち出していかなければいけないのではないかと思いますが、いかがでしょうか。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 佐野峯企画総務部長。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 総合計画全般にかかわるお話だと思いますので、総合計画策定の過程の中からちょっとご紹介したいと思いますが、人口5万7,000人ということで、26年度ですか、目標を持っているわけですが、この27年度という人口は、実は人口増がまず微増に進んでいくだろうという想定のもとに、開発行為というものを見て5万7,000人というふうにしております。ということは、我々の5万7,000という目標については開発行為、要するに住宅地が形成されるということを見込んでおりましたので、その段階においては定住というものの念頭は余りなかったというふうに思います。それが後期に入りまして、一つこの地域の活力をつけていくのには、若者定住だということが入ってまいりました。その中で、特に村長のほうからお話が出ているのですが、やっぱり5万7,000の人口目標にしたために、これからどうしていくのだと、職員よく考えましょうということを言われております。今議員からご紹介あったように、ほかの市町村ではさまざまな定住策、これはやっぱり過疎とか、もう人口減が進んでいるという危機感を持って進んでいると思います。私どものほうは、そういう危機感が若干薄いのかなというところを思いますが、やはりこれからも成長し続けるためには、全体の人口のパイは減ってきていますが、やはり滝沢の魅力を何らかの形で高めつつ、かつ少子高齢化というのは、これは急激な少子高齢化がもっともっと大きな課題だというふうに思っていますので、この辺のところは現在のところ具体的な施策として持っていないところですが、今後の大きな課題だというふうにとらえているところでございます。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) ほかの自治体は危機感を持って一生懸命やっていて、飛騨なんかも1年間にもう32人とか、そういう数多くの方がいらっしゃっているようでありまして、1年1年おくれるたびにそういう自治体から置かれていくと思うのです。今だからこそやらなければいけない施策だと思いますし、村長が昨日イノベーションパークで200人から300人の雇用が生まれるよと言っておりました。若者定住は必要だという部分で、その200人、300人がどこに住むのだということも考えなければいけない。そのときに、滝沢に住んでもらうのが一番いいのではないかと、そういうぐあいに考えます。そういったときに、新築の宿舎をつくれというわけではないです。今ある部分で、例えば空き家に住んでもらって、滝沢を体験してもらって、ああ、滝沢はいいところだな、では新築で家をつくろうかと、そういう考えも出てくると思うのです。そういう施策、次にありますゼロ予算でできる施策だと思うのです。そういうことをどんどん、どんどんやっていかないと、予想される人口減につながると思いますので、そこら辺一生懸命頑張っていただきたいと思います。

 次に、事業計画についてお伺いします。22年度の実行計画、24と言ったけれども、私数えたら20しかなかったのですけれども、答弁ではいろいろ考えてのせたよとなっているのですけれども、私のイメージするゼロ予算事業と何かちょっと違う気がするのですが。例えば実行計画の112、113ページの戦傷者等の援護事務とか、生活保護事務とか、災害時の要援護者支援事務、この事務系というのは、国から来たものをただ周知徹底するよという部分で、この村の事業とはそぐわないのではないかと思うのですが、ここら辺の基準みたいなものをもう少し詳しくお伺いしたいと思います。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 佐野峯企画総務部長。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) ことし初めて後期基本計画ということでゼロ予算事業というものを考えたわけですけれども、今回考えましたのは、まず中身とすれば、そもそもが私どもで考えたのが、性質別の財務の内容を見ると人件費が多いと。人件費が多いけれども、総合計画の実行計画のほうにその人たちが仕事をしているのが反映されていないものがあるというような発想の中から、今回挙げましたのは職員人件費及び一般行政事務費で行われている事務事業、それから職員が年間80時間以上行っている事業というようなことを挙げております。それから、村単独の事務事業であるかと。それから、国、県の事業でも、総合計画なり事務事業が非常に住民のほうに関連する事業であるかというようなこと、基本的には単独事業ということにしておりますが、国、県の事業でも総合計画のほうに関連してきている事業であればというようなことで、今回調査をいたしました。その結果、全体で、今答弁にあったと思いますが、62だったでしょうか、ございまして、その中から中身を精査させていただきまして、ゼロ予算事業として今回取り扱いをしたという内容でございます。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) ゼロ予算事業で比較的事業としてなりやすいという部分が、やっぱり職員が窓口サービスとか、そういう行政サービスする機会が比較的なりやすいと言われていますし、職員の人件費こそが最大の事業費であるという考え方もあるように、今部長さんがお答えになったとおりだと思いますけれども、今後職員の考え方をもう少し施策に生かしていく、そういう仕組みをつくってはいかがかと思うのですが、庁議などは毎週行われているようでありますが、トップダウンからおりてきて政策をする上では、やっぱりそのトップの人たちの考え方がかなり影響を受けると思いますけれども、実際窓口やそういう行政サービスを行っている人たちに、ここをちょっと改善すればいいのではないかなとか、そういう意見というのは結構現場でも持っていると思うのです。そういう考え方を吸い上げるような、何かそういう手だてみたいなことは行っているのかどうかお伺いします。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 佐野峯企画総務部長。



◎企画総務部長(佐野峯茂君) 基本的に私どもが平成10年ごろから取り組んできた改革というのは、現場重視でございます。現場のほうで気づいて改善をしていくということを、そういう状態になれば一番いいなということを考えてまいりました。しかしながら、現実はやはり何かの働きかけなり促すというようなことをしないといけないということで、一時は1職場1改善運動というようなことで運動をして、こういうことが改善なのだなということを実感できるようなこと、そういう運動を3年間やりました。この中では、非常にいいものが出てきたというふうに思います。では、継続すればいいだろうという考え方もありますが、これマンネリして、これはほかの市町村でもやっていることですが、私どももそう思いましたが、毎年やるとちょっとマンネリ化して、いいのが出てこないというようなことがあります。それは、1つはそういう形で経過をしたと。

 しかし、もう一つは、この村の財政の中で三位一体改革というのは、非常に危機感を持って、やっぱりそういうふうな改善活動が行われましたが、ここ3年ぐらいは逆に交付税もふえて、ゆとりはないです、厳しいですけれども、そのいっときの厳しい時代よりは少しよくなっているという状況がありまして、そうしますとやはりまたその危機感というところで、そういった改善がやや進まないのかなというところが1点あると思います。

 それから、総合計画なりそういったものは、我々基本計画は特に戦略計画ということで、こういう状態にしたいというふうなことで取り組んでいるわけです。要するに、課題があって、その課題を解決していこうと、住民の視点に立って解決していこうということがあるのですが、最近の窓口関係は課題ではなくて問題が多くてとても大変な状況だというふうに感じております。住民の皆様も非常にこういう係る経済の中で、いろんな細かい相談が多いということで、そういったものに対してどういうふうに対処を住民視点でやっていくかという、そういった問題が出てまいっております。それが今新たな課題なのかなというふうに1つは思っています。

 それから、今後のことについて言いますと、もう一回財政のほうが恐らく国のほうで締められてくるということで、今の中での課題というのは、やっぱり組織人員体制とか、それから今ご質問にある仕事のやり方、これはスクラップ・アンド・ビルドを含めて、または事業の統合とか、こういう視点が大切だと思っています。しからば、我々それをどういうふうにやっているのかということで、実は先月副村長を筆頭として各部の、毎年懸案事項ということで4月に出していただいて、それらについて全庁でその内容を共有をして、方向性決められるのは方向性を決めていくというような格好をしているのですが、それでは具体的な事務事業についての課題等がちょっと見出せないところもありまして、各課ごとに8月に多くの時間とりまして、それぞれの課題を、現状の課題というものを取り上げました。それを改善に結びつけていくと。要するに、問題点を顕在化させて、それをみんなで一緒に考えて事務改善をしていくというような取り組みをさせていただきました。あと、現場の改善については、今ちょっともう少しコミュニケーションする時間がなかったり足りないということで、その辺のところをちょっとどういうふうにしていくか、研修含めて今検討を進めているところでございます。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) 村長は、お気軽トークで出された問題で、お金のかからない事業などはすぐやろうなどと言っておりましたが、庁内でもやっぱりそういう事業というのは気づきか何かで出てくる可能性もあると思うので、今後そういう職員の気づきとか、そういうのを吸い上げるような施策をすれば、滝沢村の中身がどんどんよくなってくると思いますので、頑張ってください。

 次に、小学校の学習向上策についてお伺いします。大きな4つの柱で構築されていたという話でしたが、滝沢村学校教育指導計画書と、こういうものがございますが、この計画書というのはどのような位置にあって、どのような使い方をされているのかお伺いします。



◎教育長(盛川通正君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 盛川教育長。



◎教育長(盛川通正君) 本村の子供たちを育てるために目標を決め、そしてこれを各小中学校の教員に理解を示していただきながら取り組んでいく、そういう事業等、網羅されたものであります。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) 滝沢村の教育をどうするべきかという一番大切なものだと理解しますが、ページをあけて、はしがきというものがありまして、盛川教育長の名前で出ております。これ22年度なのですが、21年度もはしがきがありまして、21年度は前期基本計画の最後、22年度は後期基本計画の始まりにもかかわらず、内容がほとんど変わっていない。変わっているのは行を変えたりとか、21年度は本年度もになっておりますが、22年度は後期計画のスタートなので、本年度はという、そのぐらいの違いしか見えないのですが、前記と後期で教育方針が変わっていないからなのでしょうか。



◎教育長(盛川通正君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 盛川教育長。



◎教育長(盛川通正君) 教育を考える場合には、継続性というのがまずあるわけでございます。前期5年、後期5年という中で、そういう極端な違いという、そういうものを網羅していきますと、当然学校が、あるいは子供を育てる上で違いがそこに生ずる可能性も出てくるわけでございます。よく百年の大計と、そういう中で教育を考えるというふうなことからするならば、当然継続というのを第一に考えていくのが教育ではないかなと、そのように考えております。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) それであっても、やっぱり時代に即して中央から来るものも変わってくるわけです。その中で、ここまで変わらないということは、教育長が滝沢村の教育に対しての理念というものは揺るぎないものだと思いますが、どのような理念をお持ちになっているのかお伺いします。



◎教育長(盛川通正君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 盛川教育長。



◎教育長(盛川通正君) 私は、子供たちが人格を形成するというのがまず1つあるだろうと。そして、形成されるその後の姿として、やはり社会に貢献できる、そういう人間を形成、育成していくのが私の考えでございます。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) 学力向上についてはどうお考えでしょうか。



◎教育長(盛川通正君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 盛川教育長。



◎教育長(盛川通正君) 学力向上については、先ほども述べた4本の柱の中で取り組んでおるわけでございますが、当然学習指導要領で示されているものをもとに考えながら、まず知的な分については、やはり知識、理解、そういう基礎基本といますか、そういうものを十分定着できるように図っていくことが必要であろうと。知徳体という、そういう大きな中で、今ご説明したのは知の部分での説明でありまして、そのほかについても普遍的な部分については変わりないわけでございまして、そういう考え方で取り組んでおります。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) 最近よく言われるのが、教育の環境や学力の差というのは、年収で差が出ると言われています。やっぱりお金がある人は教育に対してお金を使って、そういう子供たちはやっぱりいい進学をしたりという、そういう教育格差が生まれてきていると言われておりますが、滝沢村の現状はどのようにお考えでしょうか。



◎教育長(盛川通正君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 盛川教育長。



◎教育長(盛川通正君) そういう全国的なレベルの中では、言われていることは私も承知しております。ただ、滝沢村にといった場合には、当然経済的な面で大変なご家庭もあると、あるいは今議員ご指摘のように経済的に恵まれておれば、進学等、いろいろ多方面にできると、そういう場合もあるかと思います。どういうふうに把握しているかというと、生活保護とか就学援助的な、そういうものを見ますと、大体530名ぐらい平成22年度はおります。昨年度もおおよそこれぐらいの援助を受けている家庭がおるわけでございますが、ただ学力格差といいますか、それらをそれとかんがみますと、例えば一つの比較データとして、学力検査なるものがあるわけでございます。それらを見ますと、そういうことにかかわりなく、まず子供たちは十分勉強しなければいけないという、そういう気持ちを持って、学校生活あるいは学習に取り組んでおるものと考えております。

 なお、それはやはり平均的な力が県あるいは全国レベルと同じような、そういう位置にあるということから推察できるものと考えております。



◆10番(柳村一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 10番柳村一君。



◆10番(柳村一君) 先ほどから定住とか言っておりますが、定住する上で、若者とか親が一番気にするところが教育の部分だと思いますので、そこら辺をしっかりやっていただきたいと思います。

 以上で終わります。



○議長(角掛邦彦君) これをもって10番柳村一君の一般質問を終結いたします。

 13時まで休憩いたします。

            休憩(午前11時54分)

                                        

            再開(午後 1時00分)



○議長(角掛邦彦君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 次に、11番熊谷初男君の発言を許可いたします。ご登壇願います。



◆11番(熊谷初男君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 11番熊谷初男君。



◆11番(熊谷初男君) 議席11番、しののめ会の熊谷初男です。通告をしております大項目1点、地域住民の生活安定への除雪対策について村長にお伺いいたします。

 非常に残暑厳しい9月議会ですが、少しでも涼しい議題であればいいなと思ってこの議題にしましたが、皆さんも雪だるまをイメージして聞いていただければいいなと思います。よろしくお願いしたいと思います。

 ちょっと余談を言いましたが、それでは本題に入ります。ことしの夏は、春先の予想を見ると冷夏になるのではないかと心配されましたが、予想に反し異常なほどの猛暑が続き、1週間ほど前の新聞によると、30度を超えた日が44日となったことが報道されました。きのうまでの日数を足すと、50日ぐらいになったのではないかなというふうに思われますが、全国的にも、特にも高齢者の方々がうちの中にいても熱中症にかかり、亡くなってしまう痛ましい状況が続きました。猛暑に限らず、さまざまな災害が予想される現代、高齢者、子供たちを初めとするだれもが安全で安心して暮らせる社会環境の構築が望まれます。

 近年暖冬と言われる中にあって、予期せぬ時期の大雪により通学、通勤を初め、住民の生活に支障を来す場合があります。本村の除雪計画では、村道全長約500キロメートルの公道について適切な除雪を実施することにより、冬期間における公共交通を確保し、地域住民の安定を図ることが目的とされて、積雪がおおむね10センチ以上が予見されるときに各地域の委託業者中心に除雪が行われております。

 さて、除雪に対して住民の意見はどうなっているかでありますが、当局の資料では平成20年11月の時点で不満がないが92%に達しているとあります。また、ことしの2月に行われた地域アンケートの結果を見ますと、満足しているが全体で48.6%にとどまっています。中でも特に不満を持つ地域は、大沢、巣子、長根地区であり、60%を超えているようであります。期間が1年余りでありますが、数字にかなりの開きがあることは、ちょっと理解しがたい思いであります。村では、きめ細やかな除雪対策のため、地域での懇談会を実施していると聞いております。さて、ことし冬はどうなるでしょうか。現時点では予測できない点が多くあると思いますが、生活安定のための除雪対策について、以下の点をお伺いいたします。

 まず1点目は、除雪業者への作業指示についてであります。各地域の方々から聞くと、ことしはよかった、よくなかったなどと、いろいろあります。オペレーターの技術能力もあると考えますが、どのような内容で作業指示がされるかをお聞きしたいと思います。

 次に、2点目でありますが、自助的除雪を支援する除雪機械貸し付けの状況であります。各地域の取り扱い方、また稼働率などはどうなっているかをお聞きしたいと思います。

 3点目は、独居老人宅の除雪支援対策は万全に計画されているかであります。現在高齢化社会が進行している中であります。各地域を見ると、自治会が中心の支援、学生ボランティアの支援などがあり、さまざまな状況となっております。今後は各地域の状況を把握し、もっときめ細やかな対策を地域と一緒になって確立し、高齢者の皆さんに安心感を持ってもらうことが非常に大切と思います。これについてお考えをお聞きします。

 最後の4点目は、私道除雪についての村の考え方であります。これまで私道除雪に関して、村では私道管理の法的義務はないとの根拠により、村の直接除雪計画から除かれてきています。しかし、実態的に住民の生活道路であるわけです。私道にもさまざまあり、団地の中、複数以上の住宅で利用している私道など、いわゆる公道と見てもおかしくない状態の道路がたくさんあります。これらの私道も、やはり子供たち、高齢者が同じように利用しております。どこに住んでも同じように生活の安定が実感できるような対策が必要と考えます。防災及び災害対策面から考えてみても、条例の見直しを図るなどして今後速やかに対処されることが住民の満足度にもつながると思います。

 以上、4点について村長より前向きのご答弁を期待し、最初の質問を終わります。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 熊谷初男議員のご質問にお答えいたします。

 初めに、地域住民の生活安定への除雪対策についてのご質問にお答えいたします。村では、村道その他村が管理する公道について適切な除雪に努め、冬期間の道路管理を行っております。議員ご指摘のとおりここ数年暖冬傾向にありますが、30年来の豪雪と言われた平成17年12月23日から26日までの4日間の降雪は81センチメートルを記録し、住民や道路利用者の方からの問い合わせが1カ月続いたほど、各方面に影響があったことがうかがえました。また、除雪作業に従事した関係者の皆さんには、ご労苦をおかけしたことなど、記憶に新しいところであります。

 次に、4点の除雪対策についてお答えいたします。1つ目の除雪業者への作業指示状況についてでありますが、バス路線、鉄道駅や主要な幹線道路や歩道、そして各学校に連絡する路線などを優先に午前7時までに除雪を完了するよう努めております。情報の収集については、日中は職員と嘱託職員による道路パトロールを実施し、夜間については道路状況の監視パトロールを委託して現状の把握に努めております。さらに、インターネット、その他の媒体を駆使して最新の気象に関する情報を収集し、午前7時の完了を見越した時刻に出動するよう各業者に村より指示をしております。また、出動の基準といたしましては、積雪がおおむね10センチメートル以上になった場合、あるいは10センチメートル以上になることが予見され、降雪後の天候による融雪が期待できないと判断したときに出動を指示しております。さらに、吹きだまり、わだち、圧雪の融解などによる交通障害が予想される場合についても出動の指示をしております。

 2つ目の自助的除雪を支援する除雪機械貸し付けの状況についてでありますが、自分たちの使う道は自分たちでの名のもとに、マイロード支援事業を平成16年度から事業展開しておりますが、その中の事業の一つとして除雪主体事業による小型除雪機械の貸し出しを自治会単位で行っております。貸し出しの状況といたしましては、平成16年度にスタートした時点では3台を3団体へ貸し出し、その後貸し出し台数、貸し出し団体数とも増加を続け、平成21年度には23台を19団体へ、22年度は5台増強して28台を24団体へ貸し出す予定としております。これからも地域コミュニティを醸成しながら自助、共助の精神に基づき、冬期間を乗り切っていただきたいと考えております。

 3つ目の独居老人宅の除雪対策についてでありますが、本村ではひとり暮らしの老人のみならず、障害者、病弱者のみの世帯で、除雪を行うことが困難な方の日常生活を維持するための福祉除雪を実施しております。この福祉除雪は、大雪や降雪が長く続くなどして、高齢者や障害者などの方が家に閉じ込められるなどの状況を防ぐことを目的としており、役場職員による福祉除雪作業班を組織し、住民、民生委員、または本人から通報があった場合に出動し、家屋の敷地の出入口から玄関までの区間を通行確保のための除雪支援を行っています。昨年度は、2世帯の方に対し除雪支援を実施しております。現在43世帯の方が要除雪支援世帯として登録されており、降雪時等には高齢者支援課、福祉課及び民生委員が情報の収集、状況の把握に努め、対応しています。

 最後に、私道除雪についての村の考え方についてでありますが、私道は私的財産であり、その所有者や使用者など、通常管理すべきものが管理することとなり、村が直接除雪したり、砂利を敷いたりする通常の管理は行っておりません。しかしながら、防災対策として大雪警報の基準値である降雪1回当たり50センチメートルの積雪があったときは、要請に応じて村が緊急に私道を除雪する場合があります。なお、平成17年度の記録的豪雪のときは、緊急避難的判断から現地を確認した上で、本来村が行わなければならない村道等の除雪に影響のない範囲で一部除雪を実施した実績があります。この豪雪の経験を生かし、私道の管理者や利用している方々による除雪を促すため、平成18年12月に私道を除雪した場合の経費の一部を補助する滝沢村私道除雪事業費補助金交付要綱を制定し、私道における支援の充実を図っているところであります。



◆11番(熊谷初男君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 11番熊谷初男君。



◆11番(熊谷初男君) ご答弁いただきました。これから再質問に入りたいと思います。

 まず、1点目の委託業者への作業指示状況に関してでありますが、除雪については道路課の職員を初め多くの職員の皆さんが大変な神経を費やしていること、また周囲の方々の話では比較的滝沢村は除雪はいいですねとよく言われます。そのことを考えれば、本当に皆さんに感謝したいと思いますが、委託業者に対しての出動の指示はわかりましたが、例えば除雪の方法、つまり雪のかき方、雪の払い方について、こまいことまで指示した経緯があるのか、指示しているのか、その点ちょっとお聞きしたいと思います。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 及川都市整備部長兼上下水道部長。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 払い方についての細かい指示ということでございますが、おわかりのように除雪に使用する機械、それから運転手といいますか、オペレーターの技量にも左右されるというのが事実でございます。それで、見方によっては除雪の仕上がり状態をやはり均一なものにするために、いろいろ我々もパトロールして、ちょっと余りにも他と比べて劣っているなという場合については、その業者に直接その都度連絡をして指示するようにしております。



◆11番(熊谷初男君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 11番熊谷初男君。



◆11番(熊谷初男君) 様子はわかりました。確かに同じ地域でも、同じ業者名の委託であっても、その年によって上手、下手があるわけですが、やっぱりオペレーターの腕の力が、これは当然仕方ないところもあるかもしれませんが、確かにオペレーターの技術によってどうしてもきれいにやった、お粗末にやったということが、結構そういう話を耳にしますので、もしできればそういった払い方にしても、どこまでできるかちょっと見当つかないのですが、なるべくきれいに払えれば払ってもらうような統一な指導をしていただければいいなというふうに思いますけれども。

 あと、一つの方法としてですが、これはできるかどうかわかりませんが、例えば団地の中の場合は結構住宅が密集しているわけですから、雪の払う場所がやっぱり量的に少ないということもあるわけですから、できればなるべく皆日当たり側のほうに雪をいっぱい、少し大目に払うとか、そういった技術的なものはできないものかなというふうに思っています。北側、日の当たらないほうに盛り上げてしまうと、まず春先までほとんど雪が動かないという感じがしますが、日当たりのほうだとやっぱり自然の熱で解けるのがやっぱりずっと早いですから、そういった工夫もしていただければ大変いいのかなというふうに思っています。そこらあたり、もしできるようだったらそうしていただきたいと思いますが、どうでしょうか、お聞きしたいと思います。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 及川都市整備部長兼上下水道部長。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 片側に、日当たりのいいほうというお話ですが、除雪業者でも自分たちで効率のいい回り方をしているということもありまして、ある程度はそういうお願いはしているのですが、例えばそういった場合、今度は日当たりのいいほうは解けやすいというのはごもっともですが、今度その寄せられたほうの方が毎回うちのほうだけに雪を寄せられるとか、なかなかその辺のコンセンサスを得るのが難しいということで、個人個人ではなく、地域としてまとまってそういうお話をしていただければ、対応は相談して可能かと思いますけれども、あとは先ほど村長の答弁でもお話ししましたけれども、除雪懇談会等で、その場合今はそこの地区を担当するオペレーターの方も一緒に懇談会には出席しておりますので、そのときに直接そういうお話をしていただいたりもしています。ただ、そのときにどうしても回る順番とかで難しいということもありますが、今は当然私どもも行くのですが、住民の方、それから直接作業に携わる方も一緒に出てやるというのが何かすごくいい結果を生んでいますので、そういったような細かいことも以前よりは可能にはなってきております。



◆11番(熊谷初男君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 11番熊谷初男君。



◆11番(熊谷初男君) わかりました。また、質問を考えて、村のパトロールも時々しているわけですから、点検の状況を見て業者のほうにこまくその都度指示するようにお聞きしようと思ったら、お答えいただいたので、安心しました。今後とも徹底していただければいいなというふうに思います。

 次に、2番目の除雪機械の貸し付けの状況についてでありますが、最初の質問で除雪機械貸し付けの地域の状況をお聞きしましたが、答弁になかったので、再度お聞きします。例えば各地域での機械の取り扱い方なり、それから例えばどの程度の動きがあるのか、その稼働状況なんか、稼働率でも結構ですが、それをお聞きしたと思いますが、答弁なかったので、再度お聞きしたいと思います。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 及川都市整備部長兼上下水道部長。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 稼働時間ということでございますが、21年度で22台お貸ししているわけですが、平均稼働時間として約29時間が1台当たり動いています。それで、時間からあれしているのですが、除雪の延長として大体1,140メーターぐらい、おおむねそういったような形になっております。



◆11番(熊谷初男君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 11番熊谷初男君。



◆11番(熊谷初男君) わかりました。22台平均で、時間は29時間ですが、1,000メーター、約1キロですから、大して動いているほうではないような、その年の雪の量もあるでしょうから、これ一概には言えないわけですから、わかりました。

 確かに業者の除雪に頼るだけではなく、先ほどの答弁にありましたように、自分たちの使う道路は自分たちでという、こういう観点からも、機械の貸付制度は大変ありがたいなというふうに思います。ただ、使用する場合には、やっぱり結構大きい機械ですから、なれることも必要であるし、また使用する人も固定してだれそれというふうにもいかない面もあると思うのです。そういったことで、あと聞いたところによれば、団地なんかは飛ばすのなんかが、飛ばす先がなくてなかなか使いにくいというような話もされていたところもあるのです。そんなところから、稼働率がなかなか上がらないかもしれないなという話もするところもありました。そんなことで、やっぱりこういった問題を少しでも地域と話し合うには、さっき言ったように地域懇談会などで地域の方々と細かい協議がもっと必要ではないかなというふうに思います。そこらあたり、地域懇談会での取り組みの考えについてもう一度お聞きしたいと思います。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 及川都市整備部長兼上下水道部長。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 除雪の機械の取り扱い等については、毎年使っているところについては、ある程度動かす方が固定されているようでしてあれなのですが、初めてのところについては操作方法等もご説明しています。

 それから、やはり幅の狭いところなんていうことで、そういうご相談も私どものほうに入っています。その場合、今あれしているのは、トラックも土日でも事前にお話しいただければお貸ししていますので、運転手つきで。それで、それに噴き上げて入れてもらったりとかという方法とか、あとは地域の皆さんで集まって、土日ちょっと出て雪をトラックで運んでいただいたりとか、そういったような、いずれやはりこの除雪については個別に条件が結構違う場合がいっぱいありますので、その都度私どももできる限り弾力的に相談には乗るようにいたしております。



◆11番(熊谷初男君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 11番熊谷初男君。



◆11番(熊谷初男君) 私考えたところで、確かに除雪機械は処理能力は高いですが、ちょっと歩く速さがいまいち速くないものであれですが、私はいつもトラクターで払っているもので、もしできるのであれば各学校さんで使われている小型のトラクターありますよね。駐車場なんか用務員さんが払っていますが、ああいうトラック型トラクターならもっと処理するのに早道がきくし、使い道があるのではないかなというふうに見ていましたので、もしこれからそういうふうな新しく配備するようなところありましたら、ああいうのでもいいような感じしていますが、そういう検討はしたことはございませんか、お聞きしたいと思います。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 及川都市整備部長兼上下水道部長。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) まず、私どもが考えておりますのは、やはりトラクターとか大規模な機械、大きな機械を使うようなものというのは、当然それは行政としての責任だということで、それは私どもの分野だということで、そこはある程度線を引いています。ですから、地元でやっていただくものについては軽易な機械でやるということで、大きな機械ですと、今度は免許等の関係もありますので、資格者でないと、免許を持っている方でないと運転できないとか、いろいろ制約もありますので、現時点で私どもが考えておりますのは、簡易な機械でやる範囲内と。それ以上のものについては、ある程度やはり地元の方ではなくて、それは私どもに相談していただいて一緒に考えるといいますか、お手伝いはお願いする部分もあるかもしれませんが、それで小型機械で及ばない部分については、基本的には私どもが対応するという考え方でおります。



◆11番(熊谷初男君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 11番熊谷初男君。



◆11番(熊谷初男君) わかりました。トラクターでも、学校さんで使っているのはこのぐらいのトラクターだから手軽に使えるのかなという、そういう認識でお話ししましたが、わかりました。

 それでは次に、3点目の再質問でありますが、独居老人宅の除雪対策でありますけれども、やはり冬期間ですから、一番心配されることは、答弁にもあったとおり福祉除雪であると思います。答弁では、43世帯の要除雪支援世帯があるというふうに聞いていますが、昨年の状況ではわずか2世帯というご報告、ご答弁でありますが、こういった該当する世帯に対しての要望先、いわゆるどこに電話かけたらいいのかというのがすぐぱっとわかるように、これらの世帯の皆さんには連絡体制というのが周知徹底されているのかどうか、その点まずお聞きしたいと思います。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) まず、先ほど答弁申し上げました43世帯といいますのは、地域でなかなか対応が困難だというような方々について、村のほうで把握しているというところでございまして、実際には地域の、例えば自治会でいいますと結いの会とか、あるいは他の団体さん、あるいは近所の方々が独居高齢者とか弱い方々の除雪をしているという事例はたくさんあるかと思います。この43というのは、あくまでも村のほうで押さえているということでございます。それで、こういった方々については民生委員さん等を通じながら情報把握をいたしてございますので、その際には福祉課あるいは民生委員さん等を通じて連絡が入るというふうな体制になってございます。



◆11番(熊谷初男君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 11番熊谷初男君。



◆11番(熊谷初男君) その43世帯の内訳は納得いたしました。

 そのほか各地域では、いろんな団体とかグループで雪払い支援できるチームがあちこちにあるわけですから、そういった皆さんが自発的にやってくれるので、大変いいなというふうに思います。もし今後ともそういった各地域の支援していただける団体をいつも常に集約して、連絡体制がスムーズにとれるような手だてをこれからも考えていただければいいなというふうに思います。

 それでは、4番目の私道除雪についての再質問をさせていただきます。答弁のとおり、私道については私的財産ですから、理解できないこともないわけです。ですから、もう半ば私も今現在半分あきらめかけている部分もありますが、現実に地域の人たちの声を聞きますと、例えばすぐ隣のうちの前までは払っていったのだけれども、おらほの前には来ないですぐ戻っていったという話もあるわけです。考えてみればいっぱいあるのです、そういう道路が。ぐるっとどこも村道であればいいのですが、ある程度まで行って村道があって、あとは私道も結構あるところがいっぱいあるわけですから。ですから、そういうところも徹底されてしまうと、隣まで来ておらほまで来ないというようなこともあるので、そういったことも中には苦情として出てくるわけですから。でも、その人たちのことも察すれば、やっぱり悲しいことだなというふうには思います。居住している以上は、通行の地役権なり、それから通行の自由権ということがあるわけですから、公道として見てもいいのではないかなというふうに思います。ですから、こういう観点から見て、また住民感情を察してみても、改善する必要が少しはあるのではないかなというふうに私は感じますけれども、またさっきも言いましたが、防災なり、それから災害対策上から見ても、総合的に判断をすれば法令解釈ができるのではないかなというふうに思いますが、しつこいようですが、再度またその点をお聞きしたいと思います。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 及川都市整備部長兼上下水道部長。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 今おっしゃられましたとおり、住民感情というお言葉ですけれども、確かに昨年も自分のうちの前まで除雪車が来て、雪かくハイド板を上げて、さらに踏み固めていったと。ただ通り過ぎるのだったら、やっていったらいいのではないかというようなお電話はあるし、全く気持ちは、お怒りのお気持ちもわからないでもないのですけれども、道路に限らず、やはり公で責任を持つ分、それから個人で責任を持つ分という、当然区分けがあるわけですし、先ほど答弁で村長が申しましたとおり、例えば一晩で50センチ降ったとかというような、これはもう一種の災害ですので、その場合は当然我々が管理する公道が終わってからです。優先ですけれども、あとはご連絡あれば、その辺状況を見てやるということで、そういったような特殊な場合は、平成17年もそういったような対応はしています。それであとは、やはりかといって日常に使われているということも、私道については現実でございますので、そういったような、例えば除雪区間が最低でも20メーター以上、それから幅が1.8メーター、それから最低でも3世帯以上、3軒以上あった場合で、あと公道に直結する私道とかにつきましては、そういったような条件はありますけれども、一応除雪する場合については3分の1、かかった3分の1について、いろいろ限度額はありますが、100メーター未満ですと3万円限度という、一応そういう制度も設けております。例えば昨年それらを利用した団体については7団体、16万5,000円ほど21年度は支出しておりますので、そういったようなことも毎年広報等でもPRしているのですが、さらにそれらのPR活動にももっともっと私どもも力を入れていかなければならないと思っています。



◆11番(熊谷初男君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 11番熊谷初男君。



◆11番(熊谷初男君) それでは次に、除雪対策の村のほうの計画の中で、広報活動に努めるというふうに載っています。そういったことで、その一つに地域懇談会などがあると思いますが、どのような内容で地域懇談会が開かれているのかお聞きしたいと思います。先ほど一部部長のほうから触れて、業者さんもその懇談会の中には来ているというお話聞いて、大変いいことだなと思って聞きましたが、もうちょっと内容をお聞きしたいなというふうに思います。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 及川都市整備部長兼上下水道部長。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 除雪懇談会につきましては、平成18年度より始めておりまして、最初の年は13カ所で要望がありまして開催しております。まず、除雪に対する皆さんの声を直接お伺いするということと、さらに村の考え方なりなんなりを理解していただくという、あとはさまざまなそれらの意見交換ということでやっております。それで、21年度がやはり毎年ではなくてもいいという地域もありまして、去年は5団体で、参加していただいた方が117名ほどになっております。それで、除雪もやはり地域ごとに要望がさまざまありまして、先ほどもお話ししましたとおり業者さんも入っていただいてやったり、18年からやって、このごろはやはり住民の方々も個人でできること、それから地域でできること、さまざまな形で協力もしていただいていますし、年々そういったような協力、自分たちでできるものはやるという、そういう機運もすごく高まっているなというのが年々私どもも懇談会に行って本当に感じていますし、ありがたく思っていますし、それから案外と毎年同じ、例えば去年とおととしと同じ運転手さんが行くと、去年ご苦労さんだったなとか、すごく運転手さんも入ってやるのがいいなという感じで、その辺の顔なじみというか、そういう感じだと、何か細かいところもいろいろお互いに。ですから、入札でやっているのですけれども、毎年運転手さんを、同じ業者さんになった場合は運転手さんをかえないようにというお話はしているのですけれども、そういったような細かいいろいろ要望もございますし、我々もできる限りそういったものにはおこたえするようにはしています。

 以上です。



◆11番(熊谷初男君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 11番熊谷初男君。



◆11番(熊谷初男君) 今のお話聞いて安心しました。もしかしたらいろんな地域の人たちの雪払いの状況を聞くと、結構苦情も聞こえてくるものですから、懇談会といっても説明型で終わっていたら大変だなと、そういう心配もあったものでお聞きしましたので、今後ともそういう内容で開かれていければいいなというふうには思います。できればもっとやっぱり村としても、さっきからも何回も言っていますが、除雪機械の貸し付けとか、それからたまったときの搬送トラックの貸し出しとか、それからまたこれもさっきお話ありましたが、私道除雪の事業費の補助制度なんか、いろんないい施策があるわけです。そういった内容をやっぱり地域懇談会の中で少しでも多く広めていただければ、さっき言ったように自分の道は自分で払うかという気構えになってくれる方がどんどんふえていくのではないかなというふうに思いますので、そこらあたり、ある材料をすべてその懇談会の中で出していただいて、広めていただければいいなというふうに思います。それが一つの広報活動でもあると思いますので、そこらあたり再度これからの方向をお話をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 及川都市整備部長兼上下水道部長。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 広報活動につきましては、当然懇談会で生の声を伺うと、それからあとは広報、それからホームページ等でもいろいろやっております。それで、今はさらに融雪剤の散布とかも個人、それから団体の方々にもいろいろ協力していただいておりますし、例えば今融雪剤につきましてもボランティアでやっていただいて、大体64名、企業も含みますが、例えば店舗については岩手銀行とか、きたぎんとか、それから個人、団体含めますと64ほどでまいてもらったりとか、そういったような感じで、私どもももっともっとPR活動、それからやはり協力をお願いするところはお願いするという形で、さまざまな機会を使いまして、そういったような皆さんととにかくそういう生の声をやりとりできるような感じとご協力を願うということで、あらゆる機会を通じまして努めていきたいと思います。



◆11番(熊谷初男君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 11番熊谷初男君。



◆11番(熊谷初男君) お話、大体理解できました。

 最後の質問にしたいと思いますが、広報活動なり、それから先ほどから何回も申し上げています地域懇談会の中での成果というか、こういうようなものを図る意味もありましてお聞きしたいと思いますが、平成21年度の村にしての苦情、除雪に関してでも結構ですから、苦情件数がどのくらいあったのか、その件数ちょっとお聞きしたいと思います。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 及川都市整備部長兼上下水道部長。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 今苦情というご質問でしたが、私どもは苦情ではなく貴重な情報の提供だという認識で受け取っております。それで、21年度については283件ほどいろいろありまして、一番その中で多いのが84件ほど、あくまでもこれは記録している分で、なかなか1日に五、六十件来ましたりすると、全部記録ができない部分もありますが、大体一番多いのが早期に除雪をしてくれと、それから玄関のところの雪を払ったら、後から除雪車が来て盛り上げたとかというのが2番目、それからその次が吹きだまり、それからわだちです。その次が仕上がりが粗末だということでございます。やはり私どもも、先ほどありましたように約500キロ近く除雪、そして除雪には一回降れば全車出ると約100人近くの作業員が出ているわけですけれども、なかなか全部見回れないというのもありますので、私どもはこういう貴重な情報だということで、それをもとにパトロールでちょっと見られなかったところについては現地にすぐに赴いたりしています。いずれ職員も全国一とは言わないまでも、少なくとも岩手県一住民満足度を上げるのだという意気込みで、職員一人一人がそういったような気持ちで対応しております。



◆11番(熊谷初男君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 11番熊谷初男君。



◆11番(熊谷初男君) 私役場のほうに来るのは全部苦情だというふうに考えたのが、ちょっと言い方が悪かったのですが、ありがたい情報だというふうに私も思い直していきたいなというふうに思いますが、以前に苦情に対して道路課の職員から聞いたところによると、除雪の時期は、今部長がおっしゃったみたいに毎日膨大なお電話が来るので、大変ノイローゼになりそうだという職員の方も嘆いていたので、本当に気の毒に思いました。そういったことで、住民の皆さんが、さっきからお話ししていますが、自分たちの道路は、まずせめて少しでも自分たちでやろうという、そういった気構えを持っていただくためにも、やっぱりこれからもこういった広報活動というのは本当に必要だというふうに思います。そういった意味で、そんなことによってこういった情報が減るということは、苦情が減るということは、住民の直接満足度、今お話しされましたように、住民の満足度にも影響するし、やがては今目標にしている定住促進にもつながるものだというふうに思います。そういったことで、今後のこういった広報活動は、やっぱりもっと住民にわかりやすく、近く、できれば細かくそういったいろんな事業の内容についても、サービスの内容についても皆さんにお知らせできる機会をつくっていただければいいなというふうに思います。そういったことで、再度その取り組みを、これからの広報活動に対して、もうちょっともし何かあればお話を聞きたいと思いますが、何かありましたらよろしくお願いします。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 及川都市整備部長兼上下水道部長。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 広報活動というお話ですけれども、やはり広報だけですと、いろいろ懇談会行ってわかったのですが、やっぱり広報というのはどこまでも一方通行だということで、18年度は13カ所で、21年度は5カ所でしたけれども、それなりの成果は間違いなく出ているのですが、今度はこの懇談会の方法も少しまた工夫をして、別な形でいずれやっぱり生の声を聞くという、ホームページとかで一方通行という、特に除雪の場合は箇所箇所、地区によってさまざまな部分的にも細かい要望等もございますので、できればこの懇談会の方法と、それから回数をもう少しふやして、方法も、4年たちましたので、ちょっとその辺も工夫して意見交換をもう少し細かくやっていきたいなと考えております。



◆11番(熊谷初男君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 11番熊谷初男君。



◆11番(熊谷初男君) それでは、本当に最後の質問に、村長のほうからちょっとご答弁をいただきたいと思います。

 今部長のほうからもいろいろ細かくご答弁いただきましたが、ことしの2月13日に新成人議会が開催されました際、きょう傍聴にお見えになっています看護短大の議員さんからもバスによる公共交通と題した質問が出されました。そういった地域の環境なり生活環境を含めて、きょうお話ししました除雪なんかの対策も、対象も、やっぱり我々住んでいる周りの生活を安定させる、安心させる環境整備だと思います。やっぱりこれからは一番住民が満足度を高めるには、身の回りの生活安定だというふうに思います。そういった意味では、こういった環境を整備するには大変大きな課題だと思いますが、これが一番重要な課題だというふうに私は見ています。そういった点では、これから村長としての取り組みなり考え方を、何度もお願いして済みませんが、最後に一言お聞かせいただいて、質問を終わりたいと思います。よろしくお願いします。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 私は現場主義という話を常々しておりますし、住民目線という話もしておりました。そういう中で、住民の方々にも理解してもらわなければならない。お金が湯水のごとくあるわけではない。ただ、ひょっとすると住民の方々は自分たちの税金で村が仕事をしているのだということを忘れて、湯水のごとくお金が出てくるような感覚で、何でも役場に頼めばいいのだということになりがちになってしまうと。ただ、これまで村が進めてきた協働という話の中から、そしてまた国を初め財政的に大変だということから、徐々に自分たちも何かしなければならないという意識が出てきたということ、このことが村をよくしようという気持ちと、そして自分たちのできることは自分たちでやりながら、これは村にやってほしいという、そのすみ分けというのが徐々に出てきたのだろうなというふうに思います。そして、それは顔が見える状態だとよりそういう理解が進むと。したがって、先ほど熊谷議員のほうからは苦情という話がありました。電話で一方的に顔が見えないところで話をすると、ややもすれば感情的になると。ただ、それがオペレーターも行って、そして住民懇談会をするということによって顔が見えてきます。ただ、その懇談会に来ない人たちが実は問題でありまして、やはり参加してもらえばこそ理解も進むということだと思うのです。そうすると、今後どうやってそういうところに参加してもらうか、そしてそのことによって村の状況とか、一生懸命やっている職員の姿とか、そういうものを見て共感を得て、そしてこれは無理なことなのだなということをわかってくると、先ほど部長が言っているように、懇談会においても最初やったころと全然今変わってきていると。そしてまた、協力体制も出てきているということから、以前にも話したことあるのですけれども、上の山団地で除雪懇談会を行って、その後団地のほうからその会社あてにお礼状が届いたという話を後から私聞いておりました。そういうことも起きていると。また、その懇談会の席上、私も参加したのですけれども、除雪が来る前に家の敷地内の雪を道路に出そうよと。除雪が終わった後にみんなが出したら、もう一回除雪しなければならないという状況になる。それを自分たちで守ろうよという、そういう話し合いまでしております。そういったことからすると、やはり住民の方々のパワーというか、意識というのは非常に私は高いと思っておりますし、そういうことを今後続けていかなければならないなというふうに感じております。

 また、看護短期大学を含め、新成人議会で出された交通問題、あるいは先日は村民登山においては3大学が参加してくれたと。こういったことも含めて、若い人たちの力をもっともっと引き出して、そういった中で、例えば除雪で困っている人たちがいるということであれば、そういう若い人たちの力もかりながら、地域で何とか暮らしやすい、そういうまちづくりを進めていければいいのではないかなというふうに思っております。



◆11番(熊谷初男君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 11番熊谷初男君。



◆11番(熊谷初男君) これで終わります。



○議長(角掛邦彦君) これをもって11番熊谷初男君の一般質問を終結いたします。

 14時5分まで休憩いたします。

            休憩(午後 1時52分)

                                        

            再開(午後 2時05分)



○議長(角掛邦彦君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 次に、4番日向清一君の発言を許可いたします。ご登壇願います。



◆4番(日向清一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 4番日向清一君。



◆4番(日向清一君) 議席番号4番、春緑クラブの日向清一です。さきに通告しておりました内容につきまして質問をさせていただきます。

 9月に入っても記録的な猛暑が続き、盛岡におきましてもきのうで真夏日が50日ということで、連日の高温の影響で農作物に少なからずその影響が出ております。野菜全般においてもそのとおりでございますが、米におきましては東北農政局岩手農政事務所は、今年産の水稲作柄をやや良と公表しました。しかし、連日の高温によりまして積算温度に短期間に達することから、障害不稔などの高温障害の発生が見られ、豊作ではと期待されるところでありますが、等級下落など、心配されるところであります。

 一方、国の需給の関係では、昨年産の持ち越し在庫の発生が懸念されるなど、今年産米の価格の下落、あるいは来年産、23年産米の米生産目標に大きく影響が予想されます。戸別所得補償モデル対策など、交付金を受けても農業経営は極めて厳しい状況になるものと思います。食料・農業・農村基本法に基づき、新たに作成された食料・農業・農村基本計画が実効あるものとして食の安全と安心を確保するとともに、食料の安定供給、農業の持続的発展が今後ますます重要と考えます。戸別所得補償モデル対策の導入に当たっては、推進においての運用の中で、実質的に国が関与しているのは制度の説明あるいは直接に交付金の流れにかかわる部分が中心でございまして、現場の実務の大半は地域水田協議会を中心とした地域の取り組みにゆだねられているのが現状であります。基本計画では、米を主な対象としたモデル対策の実施状況を踏まえて、対象品目の拡大が検討されております。ますます農業を取り巻く環境は変わろうとしております。このようなときこそ、村として総合的に、しかも効率的な農業振興方策を展開することが重要と思われますが、考えをお伺いします。

 1つ目といたしまして、食料・農業・農村基本計画による農業振興方策の展開について伺います。

 2つ目といたしまして、戸別所得補償モデル対策の導入に対する村の現状と課題について伺います。

 3つ目といたしまして、花卉ブランドを初めとした滝沢ブランドとこれからの園芸振興の考えを伺います。

 4つ目といたしまして、農業の確立を目指して意欲的に経営に取り組み、技術の改善向上に取り組んでいる農業者を支援する具体策について伺います。

 最後の5つ目として、経営技術の向上に先進的に取り組んでいる農業者をたたえる村農業賞制度創設の考えを伺います。

 以上、農業振興方策について5点について質問させていただきます。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 日向清一議員のご質問にお答えいたします。

 初めに、食料・農業・農村基本計画による農業振興方策の展開についてのご質問にお答えいたします。国の食料・農業・農村基本計画において注目されることは、国家の責務として食料の安定供給の確保を図り、農業政策を国家戦略と位置づけ、国民全体で農業を支える社会を創造するとしたことと思っております。現時点でのその大きな柱として、米戸別所得補償モデル事業と小麦、大豆、飼料用米などの戦略作物の増産を促す水田利活用自給力向上事業が進められております。このような農業政策の転換期の中ではありますが、村といたしましては国の大きな流れも活用しながら、地域の地理的条件や特性を生かした農畜産物の振興に着目し、水田転作を中心とした大豆や麦の振興、農畜産物のブランド化や新品種導入などによる6次産業化を進めるほか、畜産においては通年預託施設の新設など、意欲ある農業者が農業を継続し、経営発展に取り組める滝沢村に根差した施策を重点として支援を進めていきたいと考えております。

 次に、戸別所得補償モデル対策の導入に対する村の現状と課題についてでありますが、国は来年度となる平成23年度の制度導入に向け、今年度においてはモデル事業と称しております。本村の現状といたしまして、今年度においては平成16年度から平成21年度まで取り組みを行った産地確立計画をもとにした農作物の作付状況とほぼ同様となっております。その中で、国の戦略作物である新規需要米、いわゆる飼料用米などについては、今年度7戸の農家が取り組みを行っております。しかしながら、小麦や大豆などは従来の交付金単価を下回っていることにより、転作作物の作付を行いながら需給調整に見合った主食用米の作付を行うことで、米についても10アール当たり1万5,000円の交付金が交付されることから、農家においては主食用米と転作作物の交付金等をあわせて検討いただきながら、今年度の作付をしていただいているととらえております。今後の課題といたしましては、平成23年度以降の国の政策や基本方針を見据え、農地の有効利用や人材の確保など、農作物を取り巻く環境に課題を置きながら、滝沢村の地域特性を生かした農作物の作付の展開を図ってまいりたいと考えております。

 次に、滝沢ブランドとこれからの園芸振興についてでありますが、現在花卉ブランド化推進プロジェクト、サツマイモの新品種クイックスイート、リンゴのはるかなどに取り組んでいるところでありますが、販売経路などの確保や保管方法などに課題を残しておりますので、施設整備を含めた加工品の検討、それから農産物の品質を維持する保管方法の研究など、農家の方々や農協などの生産者団体と協力しながら進めていきたいと考えております。

 また、同じ品目でも市場に出荷される時期をずらして付加価値を高めることもブランド化につながると考えております。パイプハウスを導入し、少ない出荷時期を見据えた生産体制を確立するなど、ブランド化の推進を図っていくとともに、滝沢村の園芸振興を展開してまいりたいと考えております。

 次に、農業の確立を目指して意欲的に経営に取り組み、技術の改善向上に取り組んでいる農業者の方々への支援についてでありますが、日ごろより農業に意欲的に取り組み、生産技術などの研さんを図られていることにつきましては、大変喜ばしく、敬意を表するとともに、感謝を申し上げるところであります。現在村といたしましても、転作の麦や大豆の担い手集積やパイプハウスの導入、環境に配慮したリンゴづくりの推進に対する助成や畜産の環境改善を支援するなど、各種助成を行っているところであります。また、農業改良普及センターや各種協議会で実施されている技術研修や指導会などを活用し、生産技術の改善の支援も進めているところであります。今後もこのような農業者の方々のニーズに基づく支援を継続的に行うことはもとより、重要な課題でもあります農産物の販売先の確保につきまして、行政で担うことができる範囲もありますが、農協などの生産者団体にもその確保を働きかけ、農業者の方々の協力も得ながら生産と販売の結びつけを進めていきたいと考えております。

 次に、村農業賞制度創設についてでありますが、農林水産関係の表彰につきましては、国レベルでは全国優良経営体表彰、県レベルでは岩手農林水産表彰など、多くの表彰制度が設けられております。現在本村においては、特に農林業に着目した表彰制度は設けておりませんが、一つの考え方、案といたしまして、滝沢村認定農業者協議会による表彰もお願いできるのではないかと思っております。表彰については、例えばこれまでの功績や今後の活躍に期待するものなど、農業者の方々への奨励となる例について表彰し、今後の本村の農業振興にますます尽力をいただければありがたいと思っております。



◆4番(日向清一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 4番日向清一君。



◆4番(日向清一君) 再質問をさせていただきます。

 まず、新たな食料・農業・農村基本計画については答弁いただいたところでありますけれども、その中で基本的な方針は多様な用途、需要に応じた、対応した生産拡大と付加価値を高めるという取り組みを後押しするのですよということになるわけです。また、意欲ある多様な農業者を育成、確保するとなっております。いろいろな作物の振興を図る運営、あるいは進めていく上で、1次産業が盛り上がらないと確かに農商工連携は成り立たないのでありますし、6次産業というのは成り立たないわけですが、答弁の中で6次産業化を進めていくということでありますが、この内容については村長の施政方針にもあったと記憶しております。この取り組みについて、どのように現在のところ進んでいる、あるいは今後実態も含めてどのように進めていくのかお伺いをしたいと思います。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 6次産業化あるいは農商工連携等の進め方、現状等についてお答えをいたします。

 典型的な例として本村で取り組んでおりますのは、昨年発足をいたしました花卉ブランド化推進プロジェクト、これは昨年度に組織づくりを行いまして、生産者、そして村内のブーケメーカー、そして盛岡市の大手スーパーマーケット、この3者の方々と村とが共同しまして花卉を加工して販売をする一環としたプロジェクトでございます。ことしになりましてから、盛岡市内の各店舗、それから周辺の店舗で販売が開始されておりまして、五、六月で3,600本ほど、7月になりましてからは6,700本、8月になってからは1万3,000本弱といった形で、着実に現在のところ出荷がなされておりまして、村内生産の花卉が店頭に並んでブーケとして販売をされているというところで現在推移をいたしております。

 一方では、村内にも産直施設がありまして、主な4施設、大きな4施設のトータルで様子を見てみますと、ここ3年ほどで1億六、七千万円ほどの売り上げを見ておりまして、今年度の実績も前年度比で15%増、115%のデータで今推移をしているという状況でございます。加工品等につきましては、今後の課題、いろいろな施設の整備等が伴ってまいりますので、これからも農家の皆様にお話を申し上げて、チャレンジについてお願いを申し上げていきたいと。さらには、朝市の定例化につきましても、産直連合の組織化について今ご相談を申し上げておりまして、独自開催をしていただくような仕組みづくりを現在進めているところであります。



◆4番(日向清一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 4番日向清一君。



◆4番(日向清一君) 答弁の中で、花卉ブランド化は順調に進んでいるということでございまして、施設整備も含めて今後は検討、取り組んでいきたいということでございますが、考えられる施設整備というのはどんなところが今考えられるもの、あるいは取り組んでいけるものというふうに見ておられるのでしょうか。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 花卉ブランドにつきましては、現時点で想定しているのは、通年で花卉の出荷ができるようないわゆるパイプハウスといったようなものの整備、それが当面求められてくる可能性があろうかというふうにとらえております。



◆4番(日向清一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 4番日向清一君。



◆4番(日向清一君) パイプハウスの導入については、確かに意義あるものですし、振興の一つの策であるというふうに思いますので、後ほどまたこれについてはちょっと触れてみたいと思いますが、戸別所得補償モデル対策、ことしからモデル対策としてスタートしたわけでございますけれども、その取り組みが実際生産者の申し出で終わったわけですが、そしてこれからは10アール当たり1万5,000円が交付されるということでございますが、現在の時点でこの水田利活用自給率向上事業、これが農家にとって経営安定が図れた、あるいは図れるものとして十分であったか、あるいは村の上乗せがあったとしても、十分であったかという部分がちょっと疑問であるわけですし、また来年の取り組みにもなってくるわけですが、その点をお伺いしたいのですが。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 戸別所得補償モデル対策の関係で、農家の経営安定が図られたかというお尋ねでありますが、これに対する評価の考え方はさまざまあろうかと思っております。と申しますのは、農業の経営の安定化は1年1年で評価できる場合と、ある一定のスパンで見なければいけないというようなこともございます。それから、例えばことしの交付金の単価は減少いたしたわけでありますが、目前の交付金の単価の減少というものは、農家さんにとって見たときに、これは経営の安定ではないというふうにとらえる農家さんもいらっしゃるかもわかりませんし、一方では営農体力を強めて競争力のある体質に転換をしていくことが経営安定に向かう道なのだと、ある程度の期間はかかってもそちらのほうが、今は諸外国に向けた競争の時代でもありますので、そういった形のほうが経営の安定化に向かっているのだというような考え方もあろうかと思います。したがいまして、現在国におきましては奨励金的な要素から補助金的な要素へというふうに、財源の制約等もございまして移行してきておりますので、私どもといたしましては諸条件、周辺の状況をよく見きわめて、営農改善が行えているような農家あるいは経営体に対しては、安定化が図られていくものだろうというふうにとらえておりまして、評価が分かれているところについては非常に難しい面もあるわけでありますが、各農家の経営意欲、経営方針といったようなものと密接にかかわってくる評価になるだろうというふうにとらえております。



◆4番(日向清一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 4番日向清一君。



◆4番(日向清一君) 来年度以降はモデル事業ではない、多分呼び名が変わると思うのですけれども、ご存じのとおり米以外に7品目ですか、現在その品目が検討されているところであります。取り巻く環境はいろいろ変わるわけですが、村として誘導ということもそうでございますが、来年度の予算に絡みまして、こういうものについてはやはり上乗せしないと農家の所得はなかなか保てないのだということが現時点でもし考えられるのであれば、その点をお伺いしたいと思います。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 平成23年度の政府の概算要求の内報という形で私どもで情報を入手しておりますのは、米を含めて7品目ということでありまして、米のほかには麦、大豆、てん菜、でん粉、原料用バレイショ、ソバ、菜種ということになっておりまして、本村の場合には担い手支援育成事業費補助金におきまして、認定農業者に限定をするという条件はございますが、小麦と大豆の上乗せ助成を行っております。これは10アール当たり1万円の上乗せであります。菜種につきましては、農業生産法人、村内にございますので、こちらで取り組まれているものに対しての取り組みを、ソフト支援をしております。

 それから、平成23年度におきましては、戸別所得補償の中で産地資金が創設されまして、地域特産物の振興に活用できるというように承っておりますが、村単独のさらなる助成というものは、なかなか財源的に難しい面もあろうかというふうに考えております。いわゆる横並びの品質とか、内容では上乗せをするというのはなかなか難しいわけでありまして、全国一律の制度の中での場合、ブランド化というものが図られるのか、他と差別化をする特定の特化した取り組みがあって初めて上乗せというものが検討される要素が出てくるのではないかといった考え等もございまして、現在のところは単純な形での上乗せというのは財源的には難しいのかなというふうに考えているところでございます。



◆4番(日向清一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 4番日向清一君。



◆4番(日向清一君) 現時点では難しいというご答弁をいただいたところでありますが、村としてこれを進めていくのだということをぜひ柱として、メーンにしてご検討いただければなというふうに思います。

 第5次の後期基本計画の滝沢ブランド販売促進事業、これは後期計画の中であるわけですが、いわて銀河プラザにおいて地域産品の販売促進を図り、滝沢ブランドの県外進出の足がかりにするというねらいで事業が取り組まれ、導入されたわけですが、過日実施されたようでありますが、その成果はどうであったのかなと。そして、期待するものであったのかどうか、反響はどうだったのか。計画におきましては、ことし2回、あと1回開催の計画でありますけれども、今回の反省点と次回開催のもし課題がありましたならば、お伺いをしたいと思います。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 東京での販売は、過去においては平成三、四年だったか、スイカに限定して販売をしたというお話は聞いたことがございますが、いわゆる農産物あるいは加工品を持っていってのアンテナショップでの販売は初めてでございます。今回の物産展の大きなねらいといたしましては、文字どおり滝沢村のPRというふうな側面と、あとは生産者あるいはそれに関与している出店された方々の直接現場での体験によってのいろいろな気づきを体験していただいて、これからの作付生産活動、そういったようなものに反映をしていただきたいというのが大きなねらいでございました。現地に赴いていただいて、いろいろなアンケートをいただいたりお話を承りまして、大きな気づきを得た方々が多かったと、またぜひ来てみたいといったようなお話も承っております。反省点といたしましては、いわゆる品ぞろえについていろいろ考えさせられることがございましたし、単価の設定、非常に混雑をいたします中で、値段がまちまちでおつりの計算とかが非常に煩雑になりますので、もうわかりやすい、100円なら100円均一というような売り方とか、そういったようなものを一つのアイデアとして今後考えていかなければいけないと。それから、さらにはここは大切だなと思いましたけれども、単なる安売りに来ているのではなくて、滝沢村をPRしに来て、皆さんに滝沢村を知っていただく、それからしゅんの滝沢の産直そのものを味わっていただきたいと、そういったようなものに対する我々のセールスポイントを事前学習をして、共有をしてから臨むということが今後の課題になるのだろうというふうにとらえております。今回は夏でしたので、スイカを中心として夏野菜が中心になりまして、秋はリンゴですとか秋野菜、そしてクイックスイートが出てまいりますので、それらにまつわる加工品等もご紹介しながら、新しいまた気づきを得るための機会というふうにしてまいりたいと考えております。



◆4番(日向清一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 4番日向清一君。



◆4番(日向清一君) 滝沢のPRということで、単なる安売りではないのだということであるわけですが、反省点を聞きますと、事前の打ち合わせというのですか、関係者との打ち合わせがもっと必要だったのかなというような感じも今受けたところであります。PRとしては、あそこのど真ん中で、そんなにPRするべきものでなくても十分客は来てくれるということでございます。ぜひことしあと1回開催される予定の秋物、リンゴなりいろんなクイックスイートを初めとして、今答弁いただいたそういう部分については十分打ち合わせの上、進めていただければなというふうに思います。

 また、計画の中ではことしから26年度までの5年間ということで実行計画ではあるわけですが、やはり滝沢のPRということから考えますと、それ以降ももっと長期間にわたり継続実施していただければ、滝沢ブランドとして構築されるのではないかなと、構築される足がかりとなれるものと思いますが、その考えについてお伺いをいたします。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) ブランドづくりは、消費者あるいは利用者の方々の心の中の反応と相まって形成されていくという、そういう側面もございますので、何年で確立できるだろうというのは、非常に早いにこしたことはないわけでありますが、それがどれだけ持続できるかといったところに大切なポイントがあろうかと思っております。私どものほうでこれからブランド推進の計画づくりをし、それを着実に進める中で、随時レビュー、それから1年ごとのレビュー、3年、5年というレビューをしながら、その都度見直しをして、5年間で一定の区切りをつけるのか、あるいはその後も引き続いてブランド推進施策を続けるのか、そういったようなことを大所高所からの判断も時には必要になってまいりますので、そういったようなことを総合的に判断をしてまいりたいと考えております。



◆4番(日向清一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 4番日向清一君。



◆4番(日向清一君) 短期間で達成できればいいのですが、もっと長期間にわたっても継続実施しながら、滝沢ブランドの普及というのですか、PRにぜひお願いをしたいものだなというふうに思います。

 先ほど来花卉ブランドについての取り組みについてはいろいろ話が出ましたけれども、これは大いに期待をするものであります。また、ご答弁もいただいた中で、クイックスイートあるいはリンゴについてのブランド化に向けて取り組んでいるよというご答弁をいただいたところですが、やはり産地間競争に打ち勝つためには出荷の時期、あるいは独自の栽培方法、そして品種の検討というのは必要なわけでございますが、やはり付加価値を高めるということからいいますと、いろんな対策を講じていかなければならないなというふうに思っております。技術の改善もそうですけれども、園芸振興の一つとして、今申し上げたような内容からいいますと、パイプハウスの導入が不可欠であるというふうに思っております。昨年は、緊急対策事業ということで導入をできたわけですが、ことしも残り少ないわけですが、村の独自の事業の考え方あるいは導入事業の見通しがあるのか、ことしそういうふうなことが考えられるのか、あるいは予算的には無理であれば来年以降になるよということの考えをお伺いしたいと思います。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 現在ブランドづくりをどういうふうに進めていくか、内部で検討しているところでございます。ブランドを確立する場合には、どういったもの売り出していくのか、そしてどういう売り出し方をするのかといったようなことを検討してまいらなければなりませんが、ご指摘のように農産物に限っては出荷時期等もありますので、パイプハウスというようなのも非常に有効な手段というふうになってこようかと考えております。これまでの村の基本的なスタンスといたしましては、補助制度等を有効に活用していきたいというのがこれまでのスタンスでございます。今後ブランド政策を推進していく場合においても、基本的には補助制度等を活用しながら、それに村の財源を加えて事業の効果的な推進を測ってまいりたいと。ただ、制度的な制約があって、ブランドづくり等にどうしても使うことができないというものであれば、限られた財源の中でどれだけの資源配分ができるか、内部でいろいろ検討させていただいて、いつからできるのかとか、そういったことは検討していかなければいけないかと考えております。



◆4番(日向清一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 4番日向清一君。



◆4番(日向清一君) 財源的な部分もあるというお話でございましたが、私3月のときの一般質問で申し上げましたが、県内JAの大型合併しましたし、岩手農協、ことしを含めて3年間で8億円の農業振興の助成措置を講じるということであります。ことしはその初年度でございまして、約2億円が農業振興のために使われるようでありますが、ただいまの答弁でありました村独自の単独事業としては難しい、あるいは国なり県なりのそういう事業がうまくないと、見つからないということであれば、例えば農協が行う事業の補助残を補助するような、JAと一体となった補助事業を考えても、取り組む生産者は負担が少ないと。要するに村とJAと一体となった補助事業を考えていくことができればというふうに思いますが、その考えについてお伺いをいたします。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 新岩手農協さんの8億円、3年間で8億円というお話は、私どもでも承っておりまして、もし村のほうで推進していこうとする考え方とマッチするような内容であれば、ぜひとも活用する方向で検討させていただきたいというふうに考えております。



◆4番(日向清一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 4番日向清一君。



◆4番(日向清一君) ぜひ一体となった取り組みも必要ではないかなというふうに思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

 経営と技術の向上に先進的に取り組んでいる生産者がたくさんおられるわけでございますが、またきのうの武田議員の村長答弁においては、担い手が集まってとてもいい雰囲気で進んできているということであります。これをたたえることが農業者あるいは生産者の模範となると、範となると思われます。現在その農業賞には、主催者によりまして日本農業賞なり開拓連が主催するフロンティア農業賞、いろいろな農業賞があるわけでございますが、私はこれに準ずるような農林業関係の村としての村農業賞制度、これを考えてはどうかなというふうに思いますが、その考えについてお伺いをいたします。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 農業関係の表彰制度につきましては、県の領域あるいは全国区の領域、いろいろありますことを私どもも承知をいたしております。従来例えば生産技術に特化した表彰ですとか、あるいはいろいろな趣旨、ねらい等があって、その中でどういったものがどれだけの成果が見出されているのかといったことについては、なかなか詳細は承知できかねるところもございますが、これから滝沢村が進めていこうとしているブランド推進政策あるいは6次化、農商工連携といったようなことを考えましたときに、何らかの農業ビジネスモデルといったようなことを称賛をする制度、あるいはそれをお互いに共有する仕組みといったようなものは、機能としては必要になってくるのかなという思いはいたしております。意欲に燃える方々のチャレンジといったようなものを広く共有することによって、村内の農家の方々の経営意欲を向上させるということの一助にもなれば、そういった制度というものは有益に機能してくるというふうに考えております。



◆4番(日向清一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 4番日向清一君。



◆4番(日向清一君) 答弁にございましたけれども、例えば認定農業者協議会の表彰も一つの表彰であるというふうな案でございます。あるいは、そういうこともいいのではないかなと、それも一つだと思いますが、やはり自分がもらうとすれば、村長さんからいただける村農業賞の制度が一番うれしいのであります。村長はどのようにお考えでしょうか。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 突然の振りで、ちょっとどうしたらいいかあれなのですけれども、確かにそういうのがあればいいなとも思うのですけれども、農業分野だけに限らず、そうなってきますといろんな分野があります。あっちでもこっちでもという話になっても大変かなと。そういう中で、先ほど私の答弁としては、認定農業者182名今おります。そういう方々で組織している中から優秀な方々を顕彰していって、みんなで頑張ろうよというような形になっていくというのが1つはいいのかなと。村長が賞をやるということになると、その1つの団体ではなくて、全体を見渡してということになってきます。そうすると、それを審査する人から何からを含めていくと、やはりちょっと大変なのかなと。今村が一生懸命推進しているのは、認定農業者をふやしていこうということ、あるいは家族経営ということで、家族協定を推奨していこうというふうな話もやっております。そういう中で一つやっていければ、より効果的なものが出てくるのかなというふうに思っておりまして、例えばそこの中の一つとして村長賞があってもいいのかなと、あるいは協議会がありますから、協議会の会長賞とか、そういったことがあれば、またよりいいのかなというふうには思っております。



◆4番(日向清一君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 4番日向清一君。



◆4番(日向清一君) ぜひ農業賞については、いろいろ今後時間をかけて検討していただければと思います。やはり村の農業賞の受賞者、これは規定はないわけですが、それが県レベルの申請なり、県レベルの表彰あるいは全国レベルの表彰というふうにつながっていくステップだと私は思いますので、ぜひご検討をお願いしたいものだなというふうに思います。

 突然の振りで恐縮でございましたが、最後に村長にお尋ねをいたします。実は、村長は滝沢の特産である滝沢スイカの宣伝隊として、陣頭を切って市場や、それからいろんな催事に出向いて行っておられるわけですが、非常に敬意を申し上げるところでございます。また、ことしはこの残暑で非常にスイカが、まだおらほのスイカさんも結構道端で売っているわけですので、本当に出荷の時期をずらしたうまい販売方法だなというふうに私も頭の下がる思いなのですが、皆さんはスイカ、この食べ方について、実は村民の一人からいろんないいアイデアというのですか、こういうことが考えられるのではないかなというお話をいただきました。それは、スイカ、皆さんどういうふうにして食べるのか。思い切り冷やして食べる、あるいは常温で食べたほうがおいしい、砂糖かけて食べる人もいる、あるいは塩かけて食べる人もいる、そんなふうな食べ方もあるわけですが、今熱中症ということで非常に熱中症対策が叫ばれております。もちろん外で熱中症になられる方もいますけれども、中でも熱中症になる方もいらっしゃる。そういったときに、スイカに塩かけて食べる方法は、適度な塩分と水分補給になると。これがまさに熱中症対策ではないのかなという、村民からすばらしい提案をいただきました。ことしは時期は遅いわけですが、来年のスイカ宣伝隊長としてPRする機会があると思っております。そのときには、熱中症対策には滝沢スイカというのぼり旗をぜひ立てていただいて、例えばまさにこれは滝沢ブランドだなというふうに思うところもあるのですけれども、日本全国で多分スイカの産地で熱中症対策という言葉を出しているのはないものかなというふうに思うのです。そういったときに、熱中症対策にはぜひ滝沢スイカを食べてくださいともっとPRしてはどうかなというふうに、これは村民から一つのアイデアをいただきました。その点の来年の宣伝隊長としての意気込みをひとつお伺いして終わります。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) ことしは大変暑くて、また作柄が非常に甘くできたということで、評判は本当にすごくよかったです。テレビ等を見た方々が、いろいろ私に声をかけてくれます。また、各市町村長さんを初めいろいろな方々が話をしてくれるのですけれども、それだけ浸透してきたということ、またテレビの力というのは大変大きいなというふうにも思っております。そういう中で、ただスイカだけでいいのかなという思いがありまして、私出番が非常にスイカだけでも今忙しいという状況で、もう少し私以外にもキャラクターつくって、そういう人たちでやるとか、何かできないのかなというふうに思っております。クイックスイートとかはるかとかという、これからのものもあります。飽きさせないためにも、目先をいろいろ変えるということが必要なのかなとも思っておりまして、そういう意味からも、一生懸命つくっていただいている農家の皆さんを思えば、一生懸命今後も宣伝していきたいというふうには思っていましたけれども、スイカ農家だけではない、ほかの農家のことも考えて、そういう人たちが本当にやる気を出してやっていただけるような形にしていきたいなというふうに思います。

 なお、オファーがあればどこにでも行きたいなということは、一応つけ加えさせていただきます。



○議長(角掛邦彦君) これをもって4番日向清一君の一般質問を終結いたします。

                                        



△散会の宣告



○議長(角掛邦彦君) 以上をもって本日の議事日程は全部終了いたしました。

 本日の会議はこれをもって散会いたします。

                                (午後 2時49分)