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岩手県 滝沢市

平成22年  6月 定例会(第24回) 06月23日−一般質問−04号




平成22年  6月 定例会(第24回) − 06月23日−一般質問−04号







平成22年  6月 定例会(第24回)





平成22年6月23日
第24回滝沢村議会定例会会議録
平成22年6月23日第24回滝沢村議会定例会が滝沢村役場に招集された。
出席議員は次のとおりである。
   1番  相  原  孝  彦  君    2番  桜  井  博  義  君
   3番  佐  藤  澄  子  君    4番  日  向  清  一  君
   5番  斉  藤  健  二  君    6番  武  田  猛  見  君
   7番  遠  藤  秀  鬼  君    8番  佐  藤  美 喜 子  君
   9番  高  橋  盛  佳  君   10番  柳  村     一  君
  11番  熊  谷  初  男  君   12番  高  橋     寿  君
  13番  佐 々 木     剛  君   14番  山  谷     仁  君
  15番  鎌  田     忍  君   16番  武  田  俊  和  君
  17番  西  村     繁  君   18番  黒  沢  明  夫  君
  19番  山  本     博  君   20番  長  内  信  平  君
  21番  川  原     清  君   22番  角  掛  邦  彦  君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。
       村        長     柳  村  典  秀  君
       (水道事業管理者)

       教  育 委 員  長     内  村  宣  夫  君
       副    村    長     松  川     章  君
       教    育    長     盛  川  通  正  君
       経 済 産 業 部 長     中  道  俊  之  君
       健 康 福 祉 部 長     主  浜  照  風  君

       都 市 整 備 部 長     及  川     安  君
       兼 上 下 水 道 部 長

       住 民 環 境 部 長     菊  池  文  孝  君
       企 画 総 務 部 長     佐 野 峯     茂  君
       教  育  部  長     遠  藤  正  紀  君
       産 業 政 策 課 長     北 湯 口     修  君
       企 業 振 興 課 長     高  橋  義  行  君
       農  林  課  長     武  田  晴  良  君
       福  祉  課  長     伊  藤  順  子  君
       健 康 推 進 課 長     谷  村  玲  子  君
       児 童 福 祉 課 長     大  坪  一  彦  君
       都 市 計 画 課 長     湯  沢     豊  君
       水 道 経 営 課 長     下  長  秀  樹  君
       環  境  課  長     齋  藤  誠  司  君
       企 画 総 務 課 長     加 賀 谷     建  君
       財  務  課  長     中  村  保  夫  君
       教 育 総 務 課 長     熊  谷     満  君
       学校教育指導担当課長     千  田  幸  範  君

       文 化 ス ポ ーツ課長     沢  口  朝  彦  君
       兼 埋 蔵 文 化 財
       セ ン タ ー 所 長

       学 習 支 援 課 長     角  掛     実  君
       兼  公 民 館  長
       兼 湖 山 図 書 館 長

       農 業 委員会事務局長     井  上  靖  宏  君
本会議の書記は次のとおりである。
       議 会 事 務 局 長     太  田  晴  輝
       同    次    長     高  橋     永
       同  主 任 主  査     勝  田  裕  征



                                        



△開議の宣告



○議長(角掛邦彦君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

                                (午前10時00分)

                                        



△一般質問



○議長(角掛邦彦君) これより本日の議事日程に入ります。

 日程第1、一般質問を行います。

 本日は、4名について行います。

 9番高橋盛佳君の発言を許可いたします。ご登壇願います。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) 議席番号9番、新志会の高橋盛佳でございます。通告に従い、大項目2点について質問をさせていただきます。

 初めに、がん死亡率減少を図る検診対象拡大と早期発見、早期治療の推進について取り上げたいと思います。去る6月2日の新聞は、乳がんと闘いながら看護師として命の限りを生き抜かれ、著書「がけっぷちナース〜がんとともに生きる」を通じて多くのがん患者を励ましてきた高橋梨香さんが1日、36歳という若さで亡くなられたという悲しいニュースを報じていました。

 また、18日の朝には、民放テレビの全国版でもがんと闘った梨香さんの姿を映し、追悼していました。乳がん啓発団体、いわてピンクリボンの会の副会長でもあった梨香さんは、もう少し早く受診していたら違う人生があったかもしれないと啓発キャンペーンの先頭に立っておられたとのことでした。近年、飛躍的にがん医療は進歩し、早期発見、早期治療こそがんによる死亡率減少の基本であるという認識が国民の中にも浸透しつつある中のことで、まことに悔しい限りであります。心から梨香さんのご冥福をお祈り申し上げる次第であります。

 さて、柳村村長は、3月の施政方針で健やかに元気で暮らすことのできるまちづくりの一環として、健康づくり支援として、予防と早期発見のために各種検診の受診率向上と、その事後指導の充実を進めてまいりますと述べておられました。

 また、第5次総合計画の後期基本計画によれば、本村の死因別死亡率の1位が悪性新生物、がんにもかかわらず、各種がん検診率が30%台と低い状態であるとの認識に立ち、検診の重要性を周知するとともに、受けやすい検診に努め、各種がん検診等の受診者の増加を図るという方針を掲げております。

 ところで、2007年の統計によれば、死亡原因の30.4%ががんとなっており、日本人の3人に1人ががんで死亡する時代となっております。

 また、男女別のがん罹患状況を2002年の地域がん登録全国推計値で見ると、男性では1、胃、2、大腸、3、肺、4、前立腺、5、肝臓の順となり、女性では1、大腸、2、乳房、3、胃、4、子宮、5、肺の順となっていて、障害リスクでは日本人の男性の2人に1人、女性の3人に1人ががんになるという報告されております。まさにがん対策こそ高齢社会を安心して生きていくため、国、地方一体となって真剣に取り組まなければならない重要の政策なのであります。

 そこで、最初の質問ですが、2008年1月に岩手県が策定した75歳未満のがん死亡率10%減少などを骨子とする県がん対策推進計画に沿って、本村ではどのようながん対策を行っているのか。その基本施策の要点についてお尋ねしますので、簡潔にご回答をお願いいたします。

 次に、がん検診の対象拡大として前立腺がん検診について伺います。2003年の1月に天皇陛下が前立腺がんの手術を受けられたことは、ご存じのことだと思いますが、前立腺がんは、いわゆる先進国型がんとして注目されています。厚生労働省や日本泌尿器科学会の報告によりますと、2008年の前立腺がん死亡数は9,985人と、1970年以降、増加の一途をたどっており、男性のがん死亡率は2008年では6番目と高くなっていますが、10年後の2020年には推定で2.8倍の7万8,468人となり、肺がんに次いで2番目になると予測されているようであります。

 また、岩手県地域がん登録によれば、本県は全国的に見て前立腺がんの罹患率が高いと報告されていますので、深刻です。そんなこともあって、私は、2008年の9月議会決算特別委員会において前立腺がん検診に有効だとされるPSA検診もがん検診に加えてはどうかという質問をしたことがございます。また、翌年の6月議会では、相原議員も村の検診の対象とする考えはないかとただしておりました。

 さらに、昨年12月、私たち新志会では、平成22年度滝沢村予算編成に関する要望書にも前立腺がん検診の実施を盛り込み、要望しました。これに対して、村当局2月の回答では、最近の厚生労働省研究班による有効性評価に基づく前立腺がん検診ガイドラインによると、血液検査、直腸診ともに、市町村で実施する検診としては進められないという結果が出ています。そのため、平成22年度の実施は差し控える予定ですが、今後とも厚生労働省の研究など、情報収集に努めますというのみで、前立腺がん実施をいまだ実施しておりません。

 前立腺がんに関する研究で著名な群馬大学医学部では、検診を受診せずに泌尿器外来にて発見される前立腺がんは40%が既に骨に転移した状態で発見されますが、検診により転移がんで発見される頻度は10%以下になっているとPSA検診の大切さを報告しています。そうした医療現場の実績があればこそ、厚生労働省研究班の検診ガイドラインにもかかわらず、全国はもちろん県内でも既に盛岡市を初め、相当数の市町村が補助等の対応の内容は違うものの前立腺がん検診を実施したのだと思いますが、滝沢村ではいまだにどうして実施しないのか納得がいかないので、このことにかかわり、以下ご質問申し上げます。

 1、回答にある厚生労働省のガイドラインとは、何年に発表されたどんな内容のものなのか。

 2、その後、どのような新しい情報収集を行ってきたのか。

 3、全国並びに県内市町村の実施状況はどうなっているのかを伺います。

 大きな2つ目の質問として、一本木地区にあるアイソトープ滝沢村RMCの現況と今後についてを伺います。去る4月9日衆議院で、30日には参議院で、放射線障害防止法の改正が可決成立しました。この改正趣旨は、放射線同位元素によって汚染されたもののうち一定基準を満たしたものについては、同法の規制から免除し、再利用や産業廃棄物等として処分できるというクリアランス制度を導入するものであります。これまでは、現在及び将来の人々の体内細胞や遺伝子に好ましくない影響を与えるおそれがある放射線物質として厳重に保管されてきたはずのいわば危険物が今度は一転して、危険な基準以下と法が認めるから、再利用しても、一般の産業廃棄物として埋葬処分しても安全だというお話であります。

 この法改正によって、現在一本木地区にあるアイソトープ協会滝沢村RMCが全国の医療機関等から送られてくる年間約100トンの医療用放射性廃棄物を焼却して圧縮し、ドラム缶に封じ込めて厳重保管して約8,000もの放射性廃棄物を保管しているのですが、これらもまた早晩クリアランスされて、一般ごみ程度の扱いになって、そちこちに捨てられたり、埋めたりすることになるのではないかという心配と疑問が次々と出てまいります。放射線防止法の改正によるクリアランス実施には、政令等の整備もあって、今すぐにということではないようであり、今後も取り上げる必要があると思いますが、次のことについてお聞きしておきたいと思います。

 1つ、5年前の平成17年に、原子炉等規制法が改正され、老朽化した原子力発電所の解体に対するクリアランス制度が導入されましたが、その放射性廃棄物の再利用や産業廃棄物の処理はどのように行われているのか、また問題等は生じていないかなど、村ではどのように承知していますか。

 2、RMCの放射線同位元素によって汚染された回収物についてですが、1つ、回収された放射性廃棄物に加えるアイソトープにはどういうものがあるのか。それらは、どのような処理、保管をしているのか。放射能漏れ等の監視体制については、どのようになっているのか。

 最後に、放射線防止法改正案とクリアランス制度の導入が一本木地区にあるアイソトープ協会滝沢村RMCの業務及び滝沢村との公害防止に関する協定と今後どのようにかかわるものなのか伺います。

 以上で最初の質問を終わります。よろしくお願いします。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 高橋盛佳議員のご質問にお答えいたします。

 初めに、平成20年3月に岩手県が作成した75歳未満のがんの年齢調整死亡率10%以上減少などを骨子とする岩手県がん対策推進計画に沿った本村のがん対策基本施策の要点についてお答えいたします。本村のがん対策の基本施策につきましては、滝沢村地域保健計画たきざわ健康プラン21の中に位置づけられており、基本理念であります健やかで心豊かに自分らしく暮らすことができるに基づき、推進しているところであります。がん対策の施策につきましては、基本目標、自分の健康づくりができる、施策目標、健康状態を知ることができる、具体的目標、健康状態を把握できるの中に位置づけられており、評価指標として検診実施率や精密検査受診率により目標の達成度を評価しております。

 本村のがん対策の要点といたしましては、検診受診率や精密検査受診率の向上とともに、受けやすい検診体制、かかりつけ医の推奨、自主的な健康づくりのための情報提供等としており、検診受診率につきましては国や県が目標としております受診率50%を目指し、取り組んでいるところであります。平成23年度は、地域保健計画の見直しの年度であり、村の現状と県がん対策推進計画を勘案した計画の策定と推進に努めてまいります。

 次に、前立腺がん検診についてでありますが、昨年の新志会から提出されました平成22年度滝沢村予算編成に関する要望書への回答にあるガイドラインとは、平成19年度厚生労働省がん研究助成金、がん検診の適切な方法とその評価法の確立に関する研究班により、平成20年3月に発表された有効性評価に基づく前立腺がん検診ガイドラインを指しております。このガイドラインにおきましては、前立腺特異抗原検査は死亡率減少の有無を判断する証拠が現状では不十分であるため、現在のところ集団を対象とする市町村が実施する検診としては進められておりません。個人を対象とした人間ドック等の任意型検診として行う場合には、受診者に対して効果が不明であることと、過剰診断などの不利益について適切に説明する必要があるというふうにまとめられております。

 また、厚生労働省では、がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針を定め、平成20年4月から適用し、推進しておりますが、その中には前立腺がん検診は含まれていないところであります。このガイドライン以後、国や県のホームページや報道等を注視しておりますが、指針の変更は現在のところありません。学会での調査研究等も発表されておりますが、村といたしましては今後とも厚生労働省の指針に基づいたがん検診を実施してまいりたいと考えております。

 最後に、前立腺がん検診の全国並びに県内市町村の実施状況についてでありますが、平成21年1月に厚生労働省が実施した市町村におけるがん検診の実施状況等調査結果によりますと、全国では1,163市町村が、また県内におきましては平成22年1月の調査で検診機会の提供のみで検診料金は全額自己負担という市町村も含めますと32市町村が実施しているという結果であります。

 次に、原子炉等規制法のクリアランス制度についてのご質問にお答えいたします。まず、一般的なクリアランス制度でありますが、これは容器など、放射性物質に関する物質と規定された廃棄物を法律改正により限定的に適用除外するという制度であります。その具体的な方法は、クリアランスを行おうとする事業者がクリアランス対象物量、測定や評価の方法について、特別に国に申請し、その認可を得た後に放射線量などの測定を実施し、その測定、評価の結果を国が再度確認するという2段階で国がチェックする体制としております。原子炉等規制法に関して、クリアランスされた金属やコンクリート片は、産業廃棄物として主にその関係施設でベンチやコンクリートブロックなどに再生利用されている例もあるようであります。その際、特に問題を生じていないものとお聞きしております。

 また、特に原子炉の場合は、当然のことながらクリアランスの対象とならない廃棄物も多くございます。

 次に、アイソトープ協会で回収する放射性廃棄物に含まれるアイソトープについてのご質問にお答えいたします。村との公害防止協定でセンター内で処理する廃棄物に含まれるものとして定められているアイソトープは、沃素125などの19核種、仁科記念サイクロトロンセンターから発生する炭素11などの4核種及び新たな放射性医薬品として認められた弗素18などの3核種となっております。

 次に、アイソトープ協会での放射性廃棄物の処理、保管についてでありますが、現在紙、プラスチック類などの可燃物は施設内の専用炉で高温焼却し、ガラス、金属などの不燃物は圧縮減容処理を行っております。処理によって発生した焼却灰と圧縮体は、施設内の密閉保管庫で保管しております。

 次に、放射能漏れ等の監視体制についてでありますが、村としては昭和62年にラジオメディカルセンター放射線監視委員会を設置し、以後年2回開催する会議で周辺環境における放射線監視計画の策定及び結果の検討評価をしております。監視委員会は、岩手県職員や農業団体職員、学識経験者などが委員となっております。具体的な監視活動としては、村の担当職員立ち会いのもと、RMC周辺地域の土、牧草、牛乳、米、水道水、河川水及び河川の土を環境資料として採取し、日本アイソトープ協会で放射線の測定検査を行っております。

 また、2年に1度、村が直接検査機関に環境資料の放射線量の検査を委託しております。

 次に、クリアランス制度とアイソトープ協会の業務内容及び公害防止協定とのかかわりについてお答えいたします。このたび放射線障害防止法にクリアランス制度の法改正がなされたところでありますが、具体的なクリアランス対象物の判断方法やクリアランスレベルの設定など、運用が現時点ではまだすべて定まっておらず、今後ある程度時間をかけて決定されるものと伺っております。アイソトープ協会においては、それを踏まえた上で処理の枠組みを整備していくものと考えております。本村とアイソトープ協会との公害防止協定についてもクリアランス制度導入の国の動向を注視しながら必要に応じて対応を検討してまいりたいと考えております。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) ありがとうございました。それでは、再質問をさせていただきます。

 初めに、がんの死亡率減少と対象拡大でありますけれども、最初に村ではこういったがん検診の項目とか、その他の検診の項目決めるにはどのような過程というのでしょうか、様相を持って決めておられるのか、その辺お話しいただきたいのですけれども。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 検診等の受診項目につきましては、先ほど答弁で申し上げましたとおり、国等における推奨事案についてを、まず一つの目安といたしてございます。

 それから、予防接種等につきましても当然国の通知等を参酌しながら決定しているということでございまして、単独の場合につきましてはその効果等を検討するわけでございますが、村としての今までの基本的な考え方といたしましては、国、県の通知あるいは指導等に従って項目について決定をしているというところでございます。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) わかりました。それで、後のほうとかかわってくるのですけれども、そういう国、もちろん国の基準とか推奨とかということは当然だと思います。国民医療という意味です。しかしながら、例えばご承知のとおり、ついこの間、11日の新聞には山梨県において子宮頸がんのワクチンを小学校、中学生に接種するというようなことを全市町村でやるというようなことを山梨県は取り組んでいるようでありますし、けさの新聞を見ますと、きのうの宮古市の市議会ではやはり同じようなことが取り上げられ、前向きに取り組んでいくということを市長が答弁しておるようでありますが、他を挙げてどうだと言うのではないのですけれども、私はあらゆることなのですけれども、常日ごろ我々は滝沢村は誇りある村でありたいと思っているわけであります。5万3,000の日本で一番人口の多い村であるということはそのとおりでありますが、その中身としても住みよい村として誇りある村でありたい。きのうのアンケートの内容にもありましたけれども、そういう中において私は医療関係について、非常に村の姿勢はおくれているのではないのかなと思っておるわけであります。

 そこで、ご質問しますが、村内にはたくさんの開業されている医療機関等がございますけれども、そうしたお医者さん方との何か組織といいますか、あるいは定期的な村との懇談とか、あるいは諮問するとかと、そういうふうな機会というのは特に持っておられるのでしょうか。いかがですか。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 村が行う事業に対して、個別に郡医師会等からの推薦をいただいて、協議会を持つということはございます。医師会と直接に諮問等をしながらご意見を聞くというところについては、現在ないという状況でありますが、個別の事業につきまして、例えば特定健診でありますと、どういった内容でやります、本年度はこういう単価で行いますというような委託を受けて実施する医療機関と一堂に会して打ち合わせをし、また終了後は反省会をいたしまして、検診の技術的な問題等についてのご意見をいただくというようなことはやってございます。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) いろんな形があると思いますが、村内の医療機関の先生方と定期的な会合あるいはご提言をいただいてやっていくというようなこと、ぜひ今後続けていただきたいと思うわけでありますが、その中で村内のお医者さんの中から前立腺がんについて提案はなかったのかどうかということは、先ほどのご答弁の中ではなかったのだろうなというふうに推測するしかないのでありますが、しかし1つそこでお聞きしたいのですけれども、厚生労働省の研究班のガイドラインを先ほど村長もお読みになって示されて、それに従っているのだというお話でありましたが、ならばどうして全国の約70%を超える市町村あるいは市、ご答弁ありましたいろんな形を違え、県内32、34のあるうち、伺いますと滝沢と奥州市なそうですけれども、除いてあとの32市町村は何らかの形で実施しているのに、本村だけは厚生労働省のその研究班のガイドラインに固執するのでしょうか。その見解をお伺いしたいと思います。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 国で出しておりますガイドラインにおきましては、診療に向けた検査と、それからいわゆる健康人である健康な人が検診を受けて、その可能性を、可能性といいますか、検診結果によって精検を受けるというようなところの違いを強調いたしてございます。前立腺がんのPSA検査を受けた際における精度の問題が前立腺肥大とか、そういったものも大きく作用いたしまして、高齢者のほうに物すごく前立腺がんが多いというような傾向があるということから、また進行が遅いというようなこともございます。そういった中において、2次的な精検での、精密検査での、いわゆる不利益というようなものもございますので、また年齢的なものもあるというようなことでございますので、私ども村としては現在まで実施をしてこなかったというところでございます。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) ここにこういうポスターを写しましたけれども、「パパの明日を、まもりたい」というブルークローバー・キャンペーンというポスターがございますが、主浜部長はこのポスターについて承知しておられますか。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 申しわけございません。承知いたしてございません。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) これは、総合病院の泌尿器科のあるところであれば、どこにもあります。恐らく病院のどこでもあります。それから、泌尿器の開業医のところにももちろんあります。キャスターの鳥越俊太郎さんと娘さんが写っておりました。ブルークローバー・キャンペーンというのは、いわば世界じゅうが幸せになるようにという、そういうことで前立腺がんからの死亡数を減少させようと、こういうキャンペーンのポスターでございます。いわば、言ってみれば、滝沢村にはこれはないわけであります。端的に言えば。しかし、他の32市町村には、多分これはあるのだと思います。調べてございません。わかりませんが。先ほど厚生労働省の研究班のガイドラインについてお話ありましたけれども、では現場の泌尿器の先生方が参加されている日本泌尿器科学会というのがございます。この日本泌尿器科学会の見解は、全くこれと相反しておるのであります。と同時に、先ほど村がご説明になった研究班のガイドラインを出すに当たって、泌尿器科学会から出ておりました5人の委員は意見が合わなくて、最終報告書の段階で辞退をして退席しております。そのこともその研究の報告書に載っております。こういうことで、現場の先生方と全く意見が違うものが厚生労働省から出されている。現場のほうは、ぜひやるべきだということで、市町村はそれを理解し、他のほうではたくさん拡大してきているのでありますが、このことについてご存じだったでしょうか。いかがでしょうか。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 泌尿器学会と厚生労働省で出されておりますこのガイドラインの内容とは、全く相反するものだということは承知いたしております。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) ことしの4月の27日からでしょうか、3日間、盛岡市で日本の泌尿器学会の総会がございました。その際もそうだったようでありますけれども、以降毎年、これはコピーでございますけれども、日本泌尿器科学会は前立腺がん検診ガイドラインというものを出しておりました。ここで毎年厚生労働省のこの研究論文を批判しております。こういうふうな、いわばそういう状況の中にあって、学会の議論、医学界のことの議論を私はここに持ち込む気はございません。要は、そういう中にあって、住民のためにどっちを採用するかというのは、これは政治の問題だと思うのであります。行政の政治的選択の問題だと思うのであります。私は、そこを言いたいのです。住民の立場に立って、健康を保持していこう、がん死亡率を減らそう、県の10%減少にも協力して、村も参加していこうと。特にも岩手県は、前立腺がんの罹患率が高いと、こう言われている中で、そういうふうなときにこういう問題に対してすごい認識が違うというのは、私は非常に残念なわけであります。

 では、もう一つお聞きしますけれども、厚生労働省側は違うこと言っているのですけれども、諸外国においてPSAが進んでいるということについてはご承知でしょうか。いかがですか。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) そのことにつきましてもガイドラインの中においてもきっちりうたわれてございます。その結果として、死亡率の改善に至るような状況になっていないと、確たるものが出ていないということで推奨しないというようなことが言われておりますけれども、このガイドラインの中におきましても検証がされれば改定も当然あり得るというようなことは言われてございます。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) 死亡率が下がるとか、これは、一定の経過を見なければわからないわけであります。そうではなくて、がんにかかるのはどんどん進行しているわけでありますから、いかにそれを早い段階で早期発見をして、治療に当たらせるかということが大事なわけです。これは、現場サイドの考え方だと思います。そういう立場に立てば、死亡率がどれだけ下がったからやる、やらないというのではなくて、どうしたらば皆さんに早くそのチェックをしてもらうかという方向をとらせることが大事ではないかなと私は思うのであります。

 そこで、ご回答にもありましたけれども、県内の32市町村はさまざまでございます、対応は。無料もあります。全額自己負担もあります。私は、前のときもそうですけれども、村に無料でやれということを要求してはおりません。これを受けることを村として推奨するように進めてほしいという立場でずっと申し上げてきたのです。予算的になければ、金がないから、とりあえず自己負担でやってくださいと言ったっていいと思う。しかも、皆さんもそうでしょうけれども、いろんな検診がありますが、結果的には全員が受けておりません。集団検診で対策型でありますけれども、実態は任意型です。したがって、これも結局は任意型なのです。無料になろうが、何になろうが。お聞きすれば、人間ドックについては、ことし村から予算が出た。補助が出るということで、大変ふえているそうであります。つまり村の姿勢1つ変われば、そのようになるのです。ということで、私は個人的にはPSA、つい先日受けました。安心しました。大丈夫だと、こういうことでです。いわば、それだけ、1つだけでほっとする。このほっとする分が大きなエネルギーになるのです。そういうことを考えたときに、どうなのでしょうか。私は、ここはむしろこれからの姿勢として、健康づくりの村づくりをしようという姿勢を持っておられる村長に決断あるご回答、ご答弁をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 先日村政懇談会において乳がんの検診を村のほうで推奨するための施策を打ってくれないかというお話がありました。その方は、自分の娘さんの友達が実際乳がんになってしまったと。若い世代でも起こり得ることで、それを受診するきっかけとして、やはり村からの通知等があれば勧めやすいという話もありました。そういうことからすると、今回の前立腺がん検診について、32市町村が何らかのことをやっているということからすれば、村としてもそのことについては当然今後考えていかなければならないだろうなというふうに思っておりますし、またその部分だけではなくて、先ほど申し上げました乳がんもそうですし、子宮頸がんのことも今後何らかの方法で村としても積極的に進めるという方向で、村民の健康をやはり政治の姿勢として明確にするということが必要ではないのかな。そのことによって、受診率が上がるということにもつながるのではないかなというふうに思っておりますので、今後そういったことも含めた形で検討させていただきたいというふうに思います。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) 大変前向きなご回答、ありがとうございました。そのように、この前立腺がんにかかわらずというお話ありました。まさにそうであります。

 それから、調べますと、特定健診の際に採血します。そういうときの中でこれをやっているわけですが、あわせて肝炎の検査もされているところもあるようであります。そういう意味で、でき得るものは、ひとつ皆さんいろいろと知恵を絞られて、村民の立場に立っていいものを多く実施するような村であってほしいなと。そして、村長を先頭とする村の福祉医療行政に信頼が増して、受診率も高まり、滝沢村は大きく前進しているということが評価されるようになってほしい。このことを思いまして、このほうについて終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。

 それでは、2つ目でありますけれども、いわゆるRMCのといいますか、今度の放射線障害防止法改正案にかかわる問題であります。クリアランスというちょっと耳なれないというか、あるいはむしろ経済用語的に言うとバーゲンです。在庫一掃処分のクリアランスというようなことで、バーゲンによく使われる言葉でもあるようでありますが、そもそもクリアランス制度というものが原子力関係の中で必要になってきたというのはどういう事情があるというようにご認識でしょうか。それを伺いたいと思います。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 菊池住民環境部長。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 放射線物質の最終的な処分をどのような形でするかというのは、多分国の中での大きな課題となっております。そういう課題を話し合う中で出てきたものと認識しております。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) 仮定的にはそうだと思います。要するに、どうしてそれが出たのかということなのです。私が調べてみますのには、そもそも皆さんご承知のとおり、我が国の原子力政策といいますか、関係は最終処分という方法について決めないうちに出発してきたという歴史過程がございます。ご承知だと思います。現在、青森のむつ等に貯蔵されている原子力発電所の放射性廃棄物も50年間の中間貯蔵となっております。50年以後については、これから考えると。そして、青森県以外のところに持っていくというようになっています。RMCもそうでありました。RMCもご承知のとおり、議論のときには、ここは中間であると。最終処分地ではない、こういうお話でありました。実は、そういうふうな出口のない、よくトイレのないマンションなどと言われますけれども、出口のない原子炉政策の結果、たまっていくわけです、ごみが。放射性のごみが。結局は、それを持っていけないから、クリアランス、在庫一掃処分をする、こういうことではないか。つまり経済的な問題、場所と経済の問題ではないかと思うのですが、その点はいかが思いますか。そうではありませんか。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 菊池住民環境部長。



◎住民環境部長(菊池文孝君) うちにあるRMCの施設も中間処理施設として、在庫ずっと、在庫という言い方おかしいのですが、処理したものをずっとドラム缶に入れてためているわけですが、それがいつまでも続くわけでもありません。いつかは期限が来る話になります。そういったときに、どのレベルであれば、そういう最終的な処分ができるのかということから発したのがクリアランス制度だと考えています。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) そういうことなのですが、しかし法律が決めるということと、安全であるということと、またいささか実態的には違うものではないのかなという思いもあります。いずれそういうことによって、原発の解体が先に進みました。先ほど問題はないという答弁ございましたが、以後ないようなお話でしたが、実はそうではないです。原子力解体されたコンクリート、鉄骨はいろいろと問題があって、原子力施設関係以外のところでは現在使われていません。持ち出せないのです、やっぱり問題があるから。実は、ベンチというのがご回答にありました。そのベンチの1基が1台入っていますが、RMCにも、一本木にもございます。何とえらい高いものです。8万だか9万だかするとんでもない高いものを買わされたということらしいです。それも全部そういうふうにして、内部で何とかしているというのが現状であります。多分それも早晩持ちこたえなくなると思います。

 それで、その中でちょっと問題なのは、例えばそういうことと似たようなことで、この間5月29日に、ごらんになったかどうかわかりませんけれども、TBS系の「報道特集」という土曜日の5時半からある番組で、岡山県の人形峠に残されていた天然ウランを採取した際の残土、放射線を含んだ残土です。この処分をめぐって、これでれんがをつくるということで、れんがをつくっております。これからやっぱり放射能が検出される。検知器を持っていくと音がするというようなことで、これまた問題になっておりまして、これもしようがないから、東海村に全部運び込むというようなことであります。つまりそういうふうなものとしてクリアランスしても非常に問題が多いものがあるわけでありますが、したがってここの現在のRMCに保管されているものの中で、今後処分されるので問題が起きそうだなという核種というようなもの、実際にあるのでしょうか、どうでしょうか。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 菊池住民環境部長。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 私どもがRMCの関連する担当課として一番思っていることが1つあります。それは、原子力発電とかと、村内にあるアイソトープ協会で保管している放射線物質が同じようなレベルでお話しされるということで、村民に対して大変心配をかけているということが一番私どもでちょっと心苦しいことがあります。国が原子力発電とかといいますと、例えば漏れたときに人体に直接影響を及ぼすような高いレベルの放射線であります。うちの村は、研究用でもありません。その下の医療用の人体に直接使ったかなりレベルの低い放射線物質を処分する中間処理施設です。ですから、原子力発電所が放射線漏れの可能性があるとかとニュースで騒がれたときに、一様にうちの村にそういうものがあるので、住民が心配するというようなレベルで、実は語ることが果たしていいのかどうか。私は、住民にもうちょっと安心していただきたい。そういう意味でいくと、うちの村にある医療用の放射線物質、これまで監視委員会で年に2回報告書をいただいていますし、先ほど村長から答弁しましたとおり、2年に1度は外に私どもが、村が直接頼んで、放射線レベルを検査してもらっておりますけれども、一度もうちが、村が設けている基準を超したことがない。うちの村が設けている基準も法定による基準の十分の1であります。そういう意味で、そういうものがどういうふうな形で捨てられて、問題が起きるのは確かに日本ではあるかもしれません。ただ、村の放射線レベルは、そういうものではないということも、まず私たちは住民に対して訴えていかなければならないのかな。そういうことで住民に安心感を与えたいというのは、私は担当者として今考えているところであります。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) おっしゃることは、そのとおりだと思います。村のすることは、やはりいかにこのことが安全であるか、あるいはどのように安全に対策しているかということを情報公開し、そして村民に理解を求めていくということが行政の姿勢だと思います。したがいまして、これは、今までこれまでやってこられたことなのです。ただ、ここで考えたいのは、例えば医療用ということでありますが、先ほどは前立腺がんのことをちょっとお聞きしましたが、前立腺がんの中で放射能治療というのがあります。リジウムとか、その他何か沃素125ですか、埋め込む、こう体内に埋め込んで、いわゆる体内からがん細胞をずっとたたき続けるという、そういう治療がございます。相当効果が上がっている。例えばそのやっている私の友人がそれで入院してそれをするというので、お見舞いに行きました。そうすると、そこの病室に入るには、ちゃんと放射能の感知器というのですか、あれをつけないと入れないのです。同様に、RMCも見学に行くと、必ずつけさせられます。ということは、それだけやっぱり危険なものだという認識の上に立っておられるのだと思うのです、少なくとも現在まで。そこなのです。だから、監視もしているしということだと思います。協定も結んでいると。しかし、クリアランス制度が今放射線障害防止法は、直接RMCの医療RIにはかかわってこないようでありますけれども、準じてということになっていますから、やがて数年先に来るのだと思いますが、来たときでは遅いので、私は今回取り上げたのであります。つまりそうなったときには、極論言えば今約8,000本、一本木にドラム缶で積まれている、保存されているのですけれども、そのほとんど全部と言っていいくらいが一般ごみとして処分されてしまうと、こういうことなのです、クリアランス。そうすると、今こうやって危険だと思ってやっていることは一体何なのだと、これは。このギャップが大き過ぎるのです。したがって、部長がおっしゃったように、村民に安心してもらいたいということには、このギャップを埋めてもらうような行政の取り組みをしていただかなければならないと思うのですけれども、何か今後についてお考えを持っておられるでしょうか。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 菊池住民環境部長。



◎住民環境部長(菊池文孝君) クリアランス制度の法改正が22年の5月にありまして、今のところ2年以内に施行されるということですので、細かい部分について、どういう取り扱いをするかということは、まだ私どもには明確には示されておりませんので、どういう扱いになるかわかりませんが、村としてうちにあるアイソトープ協会の処理の中で、受け入れる、まず協定があるわけです。協定の範囲で必ず受け入れていただくこと、それから今焼却して保管しているわけですけれども、かなり半減期の短い放射線物質ばかりですので、そういう意味で先ほど言ったとおり、放射線は出ていませんよという証明のために、今あれつけているものもあると思います。そういうことで、私どもは、まず今までどおりの処理の仕方を継続していただくことと、それからそれがどう処分されたかの、もし法律が改正されて、処分できるようになった場合は、どういう経路があるかという説明責任を協会に求めていきたいと、そういう方法で村民の方には情報開示をしていきたいと考えております。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) いずれまだ先だと言えば、先のことなのですが、先だからこそしっかりお願いしたいと、こういうわけでありますが、そのためにもひとつ、当然部長を初め、皆さんおわかりのとおり、本村には滝沢村安全で住みよいまちづくりに関する条例とか、滝沢村環境基本条例、そしてその計画書というのも持って進んでいるわけでありますが、私も環境パートナー会議のほうで参加はしておるのですけれども、そういうふうな条例の基本線にのっとって、どういうふうにしていったならば、本当に村民に安心していただけるのか、理解していただけるのかということを取り組んでいただきたいなと思います。

 実は、1つです。私は、前にここに第2工場をつくるという問題が起きたことがございます。8年ほど前でありました。そのときのことを思い出すのですが、あのときに公開討論会を我々提起してやりました。そのとき、私たちのほうから医療用のほかに研究用とか、研究用の小型原子炉の廃棄物など持ち込まないでしょうねと、持ち込むのですかという質問したとき、しないというお話だったのです。回答は。そんなことありませんと。研究の小型原子炉なんて持ってきませんと、こういうお話でありました。しかし、今滝沢は、やめたわけですから。その後、青森県の旧大畑町でやろうかとなったときには、堂々と滝沢に持ち込まないというはずのものは持ち込むのだということは出ている。もう愕然としました。どうも正直ではないというか、正確ではない。私は、非常に不信を持っております、そういう意味で。したがって、安全、安全だけではなくて、危険の部分もあるということも十分に承知した上で、危険をどう除去するのか、どう対処するのかという観点に立って、村民の立場から行政をお願いしたいなというふうに思う次第でありますが、そういうことでひとつ今後時間をかけてやっていただきたいというふうに思います。

 最後に、そのようなことで、監視委員会が年2回開かれているということでございますけれども、この問題については、監視委員会ではクリアランス制度について議論をされたことがございますか。



◎住民環境部長(菊池文孝君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 菊池住民環境部長。



◎住民環境部長(菊池文孝君) ことしの3月の2日の、年度2回開かれるわけですけれども、2回目の会議のときに、国のクリアランス制度についてのご質問が委員さんの中からございました。そのときは、事務局としては、今のところそういう詳細がまだ明確になっておりませんので、そのときには適切な措置をしたいというようなご答弁をさせていただいております。



◆9番(高橋盛佳君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 9番高橋盛佳君。



◆9番(高橋盛佳君) 監視員の皆さん、せっかくお願いしてやって、専門家の方々おられるわけですからですが、ひとつ必要であれば、東海村、その他のところも視察されたりして、しっかりした知識なり見聞を持って、村民に納得できるような監視委員会の取り組みをするように、行政のほうでもぜひ心がけてやっていただきたいと、こういうように思います。今までは、何かちょっとそういった点での余り外へ出るということは聞いたことないのでありますが、お願いしたいと思います。私もついせんだって、東海村へ行ってまいりました。非常にやっぱりこれは問題だなと。実は、最後ですけれども、クリアランスになってしまうと、議会にはかからないのです。先ほど申しました人形峠のれんがの搬入については、東海村議会には何ら報告もありませんということでありました。つまりそれは、協定外の話になってしまうと、こういうおそれがありますので、ぜひ協定書についての吟味を含めまして、しっかりとした取り組みをお願いしたいと思います。今後もまた必要に応じて、質問に立ちたいと思います。きょうはありがとうございました。

 終わります。



○議長(角掛邦彦君) これをもって9番高橋盛佳君の一般質問を終結いたします。

 11時10分まで休憩いたします。

            休憩(午前10時54分)

                                        

            再開(午前11時10分)



○議長(角掛邦彦君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 次に、7番遠藤秀鬼君の発言を許可いたします。ご登壇願います。



◆7番(遠藤秀鬼君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 7番遠藤秀鬼君。



◆7番(遠藤秀鬼君) 議席番号7番、新志会の遠藤秀鬼でございます。初めに、滝沢村村民憲章を朗読させていただきます。

 私たち滝沢村民は、1つ、心と体を鍛え、健康を誇れるまちにします。1つ、個性と潤いに満ちた、文化のまちにします。1つ、力を合わせ、生き生きと働き、活力に満ちたまちにします。1つ、水と緑を守り、暮らしと自然の調和するまちにします。1つ、支え合う心を育て、温かく触れ合うまちにします。崇高なる憲章をさわやかに朗読させていただきました。

 それでは、さきの通告に従い、大きく3項目について質問させていただきます。質問項目について、昨日相原議員、柳村議員、山谷議員の諸氏の一般質問と重複するところがありますが、確認のため、あえてご答弁をお願いすること、ご容赦お願いいたします。始めさせていただきます。滝沢村は、第5次総合計画基本構想の将来像を実現するために、夢と生きがい、絆をキーワードに生きがいが持てる充実した生活環境の実現を5年後の行政計画の目標として掲げ、22年度から26年度までの5年間の後期計画、滝沢村のまちづくりがスタートいたしました。その初年度に当たる平成22年度村政経営にかかわる村長方針として、住民のために努力を惜しまず事に当たり、滝沢村に住み、滝沢村で学び、滝沢村で働く人たちが生きがいが持てる充実した生活環境のもとに、平成22年度からの後期基本計画の着実な実現に取り組み、より満足した活動ができるように村政を運営していく。

 また、この4月、職員訓辞の中で村長は滝沢村が衰退するか、それとも発展していくのか、この5年間の取り組みにかかっている。滝沢村の未来を込めた基本計画でもあり、この3つのキーワードのもとに、みんなで一致団結しながら夢のある未来、そして滝沢村を築いていこうとの職員訓辞に行政機関として、職員とともに一丸となったまちづくりへの村長の強い決意と意欲が私も改めて感じさせられたところであります。

 そこで、その一端をお伺いするものであります。初めに、重点政策の中から定住化促進対策、若者定住について。今村民憲章の朗読をさせていただきました。その村民憲章を村民の方々が承知をして、一つ一つ意を用い行動することにより、地域力が向上し、充実した生活環境が実現でき、滝沢村で生を受け育った子供たちが、また各教育間の充実している滝沢村で学んだ学生さんたちが間違いなく滝沢村での定住願望が向上し、行き着くところ定住が促進されることになるだろうと大きく期待するものであります。

 さて、滝沢村の人口は、ご承知のとおり、微増しておりますが、滝沢データファイルナンバー1、人口動態を見ますと、人口増加率が減少傾向にあります。このことは、間違いなく定住人口の停滞であり、定住人口の停滞は地域経済の衰退そのものであります。そのことは、雇用の場の不足に、まさにあるというふうに考えるものであります。滝沢村地域社会に関するアンケート調査報告書結果にあらわれていますように、水や空気がきれいで豊かな自然が残っているすてきな滝沢村に住みたいと思っても就職口の多い都市圏へ就職しなくてはならない実態があるのではないでしょうか。定住できる一番の真相にあるのは、やはり魅力のある働く場所、企業の誘致を含め、雇用の創出ではないでしょうか。本村により多くの働く場所を確保すれば、若い人たちが定住し、人口の増加につながり、そのことが婚姻数の増加にも結びつき、少子化にも歯どめがかかるだろうと期待でき、村の活性化につながると考えますが、いかがでしょうか。

 また、政策8、1の1の現状認識と一致するところではありますが、一方で少子高齢化の進展や核家族化、働く母親の増加等により子供とともに過ごす時間が少なくなっていることなど、子供を取り巻く環境が変化している現状の中、こうした子育て環境の変化にはさまざまな局面があることも事実。その1つに、地域社会の大きな変容があることは、間違いない現状だと思うのでありますが、子育ては第一義的には親の責任であることを成人、大人がしっかり認めていただいた上で、子供を持つ人も、持たない人も、育て上げた人も、社会を支える一員として子供の育成に関心を持ち、地域社会全体で子育て支援に取り組むことが今最も求められていることではないでしょうか。

 しかし、どうでしょう。今の社会、少し違った方向へ走り出しているような気がしてなりません。相手を思いやる優しさが足りないのではないか。愛情に欠ける。毎日のように、残酷な犯罪、しかも家庭での信じられない虐待、学校での残酷ないじめ等、子供や弱い立場にある人をねらい打ちするような、耳を疑いたくなるような事件が後を絶たないのであります。毎日のニュースを見ていると、ついついそう思ってしまいます。その背景には、核家族化によって家族の単位そのものが縮小されていること、あるいは心でかかわるよりもお金で解決しようとする傾向、お金さえあれば幸せになれる。手段ではなく、結果がすべて。自分さえよければ、人はどうなってもよいなど、拝金主義や過剰な成果主義、個人主義が蔓延し、余裕がなく、ぎすぎすとした人間関係がはびこり、生きている意味が喜びさえ感じさせられなくなっているのではないでしょうかと考えてしまうのは私だけでしょうか。家族にとって、家庭は最も心安らぐ場所であるはず。しかし、家族は、最も近い距離にいながらも心の距離が離れているのではないでしょうか。さらには、隣近所、社会との心の触れ合いが希薄になっているのではないでしょうか。きずなが足りない現在の社会を少しでも早く家族や社会における人と人とのつながりや信頼関係を回復し、子育ての場面のみならずお互いが支え合える社会、安心して生活できる地域社会基盤環境を整える、そして再構築することは行政にも強く求められているのではないでしょうか。

 そこで、お伺いします。1点目、政策8、後期基本計画の3つの重点政策の一つ、若者が意欲を持って活動できるようにします。基本施策名、家族や地域のきずなによる若者の定住について。その1、家族や地域のきずなの醸成方法について。

 その2、若者の雇用機会の創出について。1、企業誘致、企業創出について。2、自営業者、農業者の後継者育成について。

 その3、子育てしやすい地域環境整備について。

 2点目、さきの3月定例会において、我が会派の高橋盛佳議員、昨日の相原議員の質問と重複するものと思いながら、あえて村長に質問させていただきますが、村長は今年1月以降、機会あるごとに講話などを含め、至るところで若者定住の目玉は婚活だとPRに大変力を入れられております。

 そこで、改めて村長がさらに推進する今後の支援事業についてのお考えをお伺いするものであります。

 次に、2項目め、情報公開制度に基づくホームページの充実について。行政の持つ情報を村民のニーズに的確にこたえるようなスピーディーな情報公開が望まれる昨今であり、ホームページの充実について、どのように対処しているのか。その現況と計画についてお伺いします。

 次に、3項目め、防衛行政、自衛隊関連について。岩手県内唯一の自衛隊、岩手駐屯地の体制維持についてお伺いします。陸上自衛隊岩手駐屯地は、中期防衛計画に基づき、22年3月末に主力戦力である野戦特科火砲、戦車の大幅削減により、駐屯主力部隊が縮小され、隊員の異動が行われたとのこと。新たな部隊の創設により、現員の削減にはなっていないとのことですが、今後今以上の部隊、隊員の縮小、削減は本村はもとより、岩手県としても安全、安心の問題とともに、まちづくりや地域経済に大きな影響を及ぼすと認識するものでありますが、村長のご認識と今後の対応についてお伺いいたします。

 以上で1回目の質問を終わります。よろしくご答弁お願いします。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 遠藤秀鬼議員のご質問にお答えいたします。

 初めに、後期基本計画の重点政策、若者が意欲を持って活動できるよう支援しますについてのご質問にお答えいたします。若者定住促進につきましては、全国の多くの自治体で重要課題として取り組んでおり、定住者への奨励金、住宅や土地の安価な提供、子育てしやすい環境の整備、企業の誘致などの施策を行っております。また、最近では、未婚者の増加や結婚年齢の上昇ということに着目し、婚活支援を行っている自治体も少なくありません。実施している施策の選択には、地理的条件、人口、産業構造など、自治体の置かれている状況に大きく起因している面も見受けられます。

 滝沢村においても若者が地域外へ流出する要因等をまずは分析し、よりよい手法を検討することが重要と考えております。そのためにも今年度は、まず若者へのアンケート調査などを実施し、その結果を踏まえて、ビジョンや計画の策定をするとともに、施策であります家庭や地域のきずなの醸成、若者の雇用機会の創出、子育てしやすい地域環境の整備という視点から、具体的な事業については現在実施している事業も含めて検討、立案していくこととしております。

 次に、婚活支援事業についてのご質問にお答えいたします。前段で申し上げましたとおり、近年未婚者の増加や結婚年齢の上昇という現象が起きており、このことが人口減少、少子高齢化にさらに拍車をかけるものと考えております。これら危機感の中で、滝沢村においても婚活支援事業を実施するものであります。その第1弾として、7月31日に開催されます村民登山にあわせて、婚活登山を実施いたしますが、村の考える婚活支援事業はきっかけづくりと、そこから派生するネットワークづくりと考えております。第2弾としては、村民登山とあわせて実施する婚活登山の参加者の意見や状況を見まして、さらなる事業の検討をしていきたいと考えておりますが、婚活支援事業は単なる婚活という面だけでなく、若者の情報収集、情報共有のネットワークの構築にも大きく貢献するものと考えており、それらの側面からも事業の検討を進めていきたいと考えております。

 次に、情報公開制度に基づくホームページの充実についてでありますが、滝沢村ホームページは、平成10年度から観光情報などを中心に小規模で開始し、平成13年度には本格運用を開始し、平成18年度からはコンテンツマネジメントシステムを購入、構築し、リニューアルいたしました。平成10年度のアクセス件数は6万4,000件でしたが、さまざまな行政情報の新しい情報発信手段として利用者もふえ、平成18年度には20万8,000件となり、その後平成19年度は27万4,000件、平成20年度は27万2,000件、そして平成21年度は33万3,000件と、アクセス数が30万件を突破し、多くの皆さんにごらんいただいております。第5次滝沢村総合計画、後期基本計画において、行政ニーズに対応した行政体制の確立を図るため、いつでもどこでも安心して利用できる情報の発信に取り組んでいるところでありますが、インターネットや携帯電話等、情報通信手段そのものが非常に大きな価値を持つようになってきたことから、行政サービスにおいても防災、医療、環境、教育など、多くの幅広い分野で質の高い情報サービスが期待されております。

 また、住民の皆さんの声を反映した行政運営と、住民協働によるまちづくりの推進を図るためにも地域の皆さんと行政を信頼というきずなで結ぶため、対話とコミュニケーションは不可欠となります。

 そこで、村ホームページ作成のシステムと運用体制を向上させながら最新の情報を素早くかつ的確にお知らせするとともに、掲載内容の鮮度管理に心がけるなど、内容の充実に取り組んでいるところであります。住民の皆さんの暮らしにかかわる滝沢ライフガイドや村の観光や概要をお知らせする滝沢データバンク、住民の皆さんの地域活動などを紹介する滝沢コミュニティ、村の行政運営などをお知らせする滝沢行政情報、滝沢村の出来事や新しい話題をいち早くお知らせするため、写真で見るニュース、村長のページを日々更新するなどしております。

 また、地域の皆さんとの対話集会、村長とのお気軽トークや村内すべての27自治会を対象として開催している村政懇談会についても概要をホームページでお知らせしております。行政に対する関心と意識の高まりとともに、行政に対する要望は多様化、複雑化、高度化しており、これらの把握、分析、そして迅速な処理及び対応のより一層の情報公開、提供が求められております。住民の皆さんと課題認識及び情報の共有を図り地域経営の第一歩となるものと考え、平成20年4月より毎月の村政提言等処理内容については、村ホームページによる公表を実施しているところであります。今後とも創意工夫を凝らしながら住民の皆さんの声を反映した行政運営と住民協働によるまちづくりの推進を図るべく、掲載内容の充実と迅速な情報発信に心がけ、滝沢村ホームページの運用向上と内容充実を図りながら積極的な情報発信に努めてまいります。

 次に、岩手県内唯一の自衛隊岩手駐屯地の体制維持についてのご質問にお答えいたします。岩手県唯一の陸上自衛隊駐屯地として、昭和32年8月に第9特科連隊を基幹に開設され、翌年の昭和33年12月には第309地区施設隊が八戸駐屯地から移設しました。その後、昭和45年3月には第9戦車大隊及び第9戦車隊が八戸駐屯地から移転し、平成11年3月に第9戦車隊が再度八戸駐屯地へ移転を行いました。平成18年3月には、第105施設直接支援大隊第1支援中隊岩手派遣隊と輸送隊、岩手端末地業務班が駐屯地に新編されたところであります。

 また、平成22年3月には、師団改編に伴い、第9後方支援連隊、第2整備大隊と第387施設中隊が新編、第9特科連隊、第9戦車大隊、第9高射特科大隊が改編されました。当駐屯地は、所属する隊員の約8割が岩手県出身の隊員で構成される郷土部隊であり、我が国の平和と安全を守るという崇高な使命のもと、激動する内外情勢の中にあって、幾多の困難に直面しながらも不断の努力を重ねられ、国民の負託と信頼にこたえてこられました。また、住民の生活の安全、安心のため、日ごろより災害時の派遣要請に備え、速やかに救助活動を行う体制を整えていただいており、これまでも幾度となく派遣、出動をいただいております。このことは、滝沢村を初め、県内の市町村にとって防災のかなめとなっているところであります。

 ご質問の平成17年度から平成21年度までの防衛力整備に当たっては、平成17年度以降に係る防衛計画の大綱に従い、適切な防衛力の整備に努めるとし、中期防衛力整備計画を平成16年12月に閣議決定されております。その中で、自衛隊の組織の見直しとして、陸上自衛隊については戦車及び使用特科装備の縮減を図りつつ、即応性、機動性等を一層向上させるため、師団、旅団及び混成団について改編を実施するとしております。このことは、これまでの対着上陸侵攻対象を主体とした編成から新たな脅威及び多様な事態などへ的確に対応できるとともに、将来の本格的侵略事態に配慮し、国際平和協力活動に主体的、積極的かつ迅速に対応し得るように第9師団は即応近代化部隊として改編されております。

 現在進められている改編は、陸上自衛隊岩手駐屯地のみならず、北海道、東北など、他に位置する陸上自衛隊でも影響があり、これまでも部隊の改編や移駐が行われた岩手駐屯地においてもこれ以上の部隊の人員整備などの削減、縮小が行われれば、地域活動にも大きな影響を及ぼし、地域のまちづくりが停滞することが危惧されます。本村としてもこれ以上の縮減、縮小は地域の衰退につながり、地元自治体の税収、交付金、地域の経済活動などの防衛施設が所在する優位性が削られるとともに、村内はもとより、県内の住民生活や地域活性化にも支障を来しかねないことから、平成21年4月21日に岩手山演習周辺市町村連絡協議会として盛岡市、八幡平市とともに、現体制を維持していただきたい旨の陸上自衛隊岩手駐屯地の体制維持に関する要望書を防衛大臣、東北防衛局長に提出をしているところであります。次期中期防衛力整備計画は、閣議決定されておりませんが、内容に注視し、今後におきましても地域住民を守る岩手駐屯地の現体制を維持していただくよう要請活動を継続してまいりたいと考えております。



◆7番(遠藤秀鬼君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 7番遠藤秀鬼君。



◆7番(遠藤秀鬼君) 定住化対策の基本は、住民の流出防止対策が本当に重要だというふうに考えます。答弁に滝沢村においても若者が地域外へ流出する要因を、まず分析し、よりよい手法を検討することが重要と考えております。この答弁について、私は、取り組む姿勢がおくれているのではないかなという気がいたしました。その辺の具体的なところをもう一度お伺いしたいというふうに思います。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 若者定住の目指すところは、村内において一定の就職ができて、家庭を持てて、そして安心して子育てができる、そういった生活の場が持てて、そして就職が安定的に継続できるといったようなことを目指していくことによって、その結果として村内からの流出を防止していくという、そういったまちづくりにしていきましょう。大きな上位方針として掲げていくべき政策であるというふうに考えております。その中で、昨日来お答え申し上げておりますが、各若者といいますか、村民の方々の生活に対する不安、不満、そういったことについては、それぞれの方々においていろいろ多岐にわたった要因に分かれてくるであろう。それから、それぞれの置かれている環境等においても、年齢層によっても、地域によっても事情等が一緒になることはなかなかなくて、それぞれのところにそれぞれの事情がある。そのところを細分化をさせていただきまして、この地域の方々は総じてこういったようなご不安、不満があるようだ。それにどういった施策を講じていけばいいのかといったようなことを編み上げていく。そういった施策を講じることによって、結果として若者定住ということにつながってくるであろう。そのための調査、分析をさせていただいて、これからの施策の計画づくりにしようということでございます。



◆7番(遠藤秀鬼君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 7番遠藤秀鬼君。



◆7番(遠藤秀鬼君) まさに私は後期計画の政策8の1、若者定住の項目がそれぞれ現状認識をされて、それが分析された結果、それに基づいて後期計画ができているというふうに認識したものであります。さらに、今部長が話されたように、若い人たちが不安や不満をもとらえて、より深い分析をして、よりよい施策をしてもらえればいいのかなというふうに思いますので、よろしくお願いします。

 それでは、せっかくですので、8の1の1、家族や地域のきずなの醸成についてでありますが、このきずなというのは、私はいろんな意味でのきずながあるのだと思いますけれども、一番の根底は人と人とを結びつける心のきずなが今不足しているのではないかなというふうに感じております。その心のきずなを行政という立場からどのように結びつけていき、家族のきずなや隣近所あるいは地域のきずなづくりに結びつけるのか。その辺の施策についてお伺いをしたいというふうに思います。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 当初、後期計画をつくる際に、私の考えを職員に話をしました。その際に言ったことは、これまで私は各地に出向いて、いろいろな方と話をしてきたと。そういった中で、お年寄りであっても生き生きと生活をしている、活動している方々がいらっしゃる。また、いきいきサロンなどに行ったときに、声をかけてもらって、ここに来ることが私にとっては生きがいですと。夫を亡くして、1人で今まで閉じこもっていたと。でも、声をかけられて、こういうところに来て、私にとってはここが唯一楽しみですというような話をされた方もいました。したがって、それぞれの人たちの生きがいということを支援していくことが行政にとって必要ではないかというふうに思いました。

 また、きずなということからすると、1人で生きているわけではない。お互いが支え合っているということからして、自分さえよければということではなく、特にも滝沢村は村税の収納率、あるいは給食費の未納問題、そういったものが他の自治体よりも顕著になっているということからすると、つながりが薄いために、自分さえよければという傾向が強いのではないかと。そのことから、きずなという言葉をキーワードにして、もっともっと人と人とのかかわり、そのかかわる中で生きがいや、あるいは幸せというものが感じてくるのではないかという話をしまして、そのことから、この後期計画というのはその思いが入っているものであります。したがいまして、若者定住ということは今までは何のことはない、村は人口がふえたので、黙っても若者は入ってきていたと。でも、これからはそうではないと。今何かをしなければ、滝沢村は人口が減ってしまうと。減ったら、滝沢村の発展というものは、かなり難しいということからすると、今政策として人口がこれまでのようなことにはいかないにしても、若干でも伸びるような政策を打っていきたいということから、若者定住という一つのキーワードを重点政策というふうに位置づけたものであります。



◆7番(遠藤秀鬼君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 7番遠藤秀鬼君。



◆7番(遠藤秀鬼君) ありがとうございます。そこで、私は、前言われたような心の問題から派生するものが若干要因としてあるというふうに思っておるもので、大事なことは家庭教育、これが何よりも重要だというふうに思っております。しかし、それだけでは、十分であるとは決して思っておりません。やっぱり地域の教育であったり、あるいは学校の教育であったりが大変重要になってくるものだというふうに思うのであります。

 そこで、教育長にお伺いをします。学校できずなの醸成について、どのように努力していただいているのでしょうか。子供と子供、子供と教師のきずな、子供と親のきずな、そして学校と地域のきずなについてお伺いいたします。



◎教育長(盛川通正君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 盛川教育長。



◎教育長(盛川通正君) 一概には、こうというふうにはならないかと思いますけれども、学校で取り組んでいるものにつきましては、例えばいろんな活動を通して行われるわけでございます。例えば子供と教師の場合です。授業は当然なわけでございますが、さらには行事を通しながらという、あるいはふだんの業間の中で相談をやったり、あるいは子供の様子がちょっと変わってきたということであれば、当然そこに声をかけたりと、そういう行為、それぞれのトータルが心のきずなを深めていくものではないかというように思いますし、と同時に、では家庭ではといった場合には、村の教育振興運動で取り組んでいる読書と、そういうことを通しながら子供が家庭で読書をすると。本読みをしたときに、それを親が聞いて、あるいは親子一緒に読書活動をすると、そういう行為が結果的に心のきずなを深めていくということにもなるのではないかなと。

 さらには、地域といった場合に、当然子供が地域活動に参画していくわけでございます。そうしますと、その世代間の中で当然心の交流といいますか、活動を通しての心の交流というのが行われ、さらにそれが発展することによって、あいさつ運動等につながっていくと。すべてそういう活動が心のきずなというものに集約されていくのではないかと、そのように考えております。



◆7番(遠藤秀鬼君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 7番遠藤秀鬼君。



◆7番(遠藤秀鬼君) ありがとうございました。学校教育で大切なことは、当然知育、徳育、それから体育と言われておりまして、バランスのとれた育成に滝沢村も努めているというふうに感じております。その中で、どういう時代にあっても子供みずからがみずからの力でよりよく生き抜くためには、さまざまな人との触れ合い、交流の中で相手を本当に思いやる気持ち、互いを高めていく、あるいは認め合っていく気持ちが重要なのだろうと思っております。私の思いでありますので、願望を学校教育の中で生かしていただければありがたいなというふうに思います。

 では、次に農業者あるいは自営業者の後継者育成についてでありますけれども、農業者の農業をやる人の思い、これは後継者、いわゆる世代間の流れの中での後継者ばかりではないというふうに思うので、要するに農業を希望する農業で育った人以外の人が大変最近は多くなってきているというふうに感じておりますけれども、滝沢村にそういう方々のアプローチがあったのかないのか、その辺の現況をお伺いします。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 新規就農に関する問い合わせ等についてのご質問かと思いますが、正確な数字は今持ち合わせておりませんが、毎年数件程度の照会、ご相談等は承っております。



◆7番(遠藤秀鬼君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 7番遠藤秀鬼君。



◆7番(遠藤秀鬼君) それに対して、村としてどのようなアドバイスなんかをしているのかお伺いしたいと思います。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) その事案ごとにケースが異なるわけでございますが、例えばIターンをされて新規に就農したいという方からのご相談の場合ですと、規模的にある程度もう少しの規模を考えないと、経営上、難しいのではないかなというようなことを助言をさせていただいたこともございます。

 それから、品種、品目、こういったものをやってみたいのだというようなご相談で、例えば滝沢村の地勢、それから土壌、そういった気候的なことで、なかなか作目については一考を要するのかもしれないというようなことを助言をさせていただいたこともございます。滝沢というところの地の利を生かして、これからやる場合には6次化という方法もありますというようなこともつけ加えて、今後の検討課題ということにさせていただくような、そういうご助言のほうもさせていただいたこともございます。



◆7番(遠藤秀鬼君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 7番遠藤秀鬼君。



◆7番(遠藤秀鬼君) そういう希望する人たちを積極的に誘導をして、滝沢村に定住してもらうというのも人口増加にもつながりますし、あるいは年齢層にはいろいろあるかとは思いますけれども、魅力ある滝沢村のPRにもつながると思いますが、そういう施策を打つかどうか、お伺いします。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 新規に就農されたい皆様につきましては、昨今の農業情勢、あるいは社会経済の移ろい等につきまして情報提供させていただき、6次化を含めたことをご検討してはいかがというようなこともアドバイスさせていただいております。

 それから、1次産業だけで就農したいのだという方につきましては、一定程度の規模、これは認定農業者のような担い手としての一定の基準をクリアできるような、そういう諸条件の整備についてご指導申し上げてまいってきておりますので、今後もそういった形でご指導申し上げてまいりたいというふうに考えております。



◆7番(遠藤秀鬼君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 7番遠藤秀鬼君。



◆7番(遠藤秀鬼君) 定住化対策の施策として、農業者だけではありませんけれども、自営業者含めて、あるいは盛岡広域圏に自宅から通勤する就業者にも当てはまることですけれども、どうでしょうか。2世代、3世代の同居家族推進施策、できれば同居している家族には支援金あるいは補助金、支援金です、そういったものを施策として実施する検討はいかがでしょうか。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 人口構造が大きく変わっていくこれからの社会の中におきまして、2世代、3世代の同居というものは大きなテーマになってくるというふうに考えております。こういった状況をかんがみまして、支援制度あるいはサービスの支援、どういった形をもって、そういった同居の仕組み、あるいは同居という形態を皆様にご理解をいただき、そういった誘導をしていくか。あるいはそれを支援していくかといったようなことを検討していかなければいけないという問題認識は持っております。



◆7番(遠藤秀鬼君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 7番遠藤秀鬼君。



◆7番(遠藤秀鬼君) 若者定住、きずなの構築等も含めてですけれども、ぜひ検討をして、よりよい施策をしていただきたいというふうに思います。

 次に、情報発信、ホームページについてでありますけれども、私ホームページを見る機会が結構多いほうだというふうに思っております。しかし、滝沢村のホームページを3年間見続けておりますけれども、答弁では18年にリニューアルしたというふうになっておりますが、このホームページのトップページ、非常に見づらいと思うのは私だけではないような気がします。私の友達もちょっと変えたらいいのではないかななんていうふうな方もいます。それは、トップページを開きますと、まず上にチャグチャグ馬コの大きなぎらぎらした絵があります。あれが非常にインパクトあっていいのですけれども、余りにもインパクトがあり過ぎるかなと。もう少し背景に鈴の音何とかというあれではないのですけれども、背景にもう少しうまく出したら、もっと見やすくなるのではないかな。

 それと、右寄りが空白になるのです。あそこになぜ空白をつくるのか。いろんな情報をトップページに張りつけたら、一番近々の情報なんかあそこに張りつけておいたら、住民は一々次の次ページ、3ページ、アクセスしなくてもわかるというような検討も必要ではないかなというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) ホームページのことに関しては、私も細かく指示したりをしておりました。そういう中で、そろそろ表紙の部分は変えてもいいのではないかと。やっぱりずっと同じのを見ていると飽きるといいますか、だから表紙部分のメーンの部分というのは、1年に1回ぐらいずつ変えてもいいのではないかな。また、情報の知らせ方というか、そういうことについてももう少し工夫ができればいいなというふうにも思っておりました。ただ、いかんせん少人数で対応していまして、日々の業務がかなり大変だということもあって、なかなかそちらまでまだ手が回っていないという状況だと思います。いずれそういう印象を恐らく多くの方が持っているということであると思いますので、できるだけ見やすいというか、そういったことに心がけて、ちょっと検討をしてみたいなというふうに思っていました。



◆7番(遠藤秀鬼君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 7番遠藤秀鬼君。



◆7番(遠藤秀鬼君) ぜひそのようにお願いをしたいというふうに思います。

 それから、苦言ではありませんけれども、トップページにある今月のイベント情報欄あります。あそこ3年間私ずっと見続けているのです。しかも、村長、情報発信ということに、あるいはPRに結構力を入れて職員教育しているはずなのです。私も一度指摘というほどではありませんけれども、なぜ使わないのと。よその方は、多分あそこを見たら、滝沢村は今月何をやっているかというのが一目瞭然にわかる。しかも、トップページぴっと押したらすぐわかるというふうに使用する頻度が多いのではないかなと思う。いつも今月のイベントはありませんでしたというか、とにかく真っ白なのです。3年間もです。しかも、ちょっとここなぜと言って聞いてもらったとき以降も反応なし。これが、もしかしたら職員の現在の現状ではないでしょうかと疑いたくなりますが、いかがでしょうか。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) かばうわけではありませんけれども、私もあそこの部分をもっと活用したらという話をしていました。例えば緊急情報という部分、今何もありませんという、あそこ非常に目立つところなのです。ああいったところをもっともっとうまく活用する、ふだん何もなければ違った情報を載せるとか、あるいは今月は何ありますよという目玉となるようなことをあそこに入れるとか、そういったことが必要ではないのかな。ヤフーを見ますと、ヤフーのメーンの中でも使っている人の地域の情報が出てくるようになっていました。そういったことを考えると、滝沢がイベントを出していないことによって、そこに載ってこないということにもなりますし、そういうことからすると、もう少し工夫が必要だろうなというふうに思っておりますので、いかんせん、ただ少ない人数ですので、褒めながら、かなり変わってきて、タイムリーに発信するようになってきて、これだけはほかにはない滝沢村のよさだと思っていました。特にも写真で見るニュースというのは、以前に比べたらとんでもない量が載っております。あれを取材して、そしてあそこに載せるというその作業だけでも大変な労力を要するわけで、そういったことからすると、ちょっと片方の目はつぶってもらって、いいほうを褒めれば、恐らくやる気になってくれるだろうし、それ以上の力を出せるのではないかなというふうに思っていましたので、よろしくお願いします。



◆7番(遠藤秀鬼君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 7番遠藤秀鬼君。



◆7番(遠藤秀鬼君) 私も仏の秀さんといわれておりまして、余り文句言うことはないはずですが、ちょっとやっぱり3年間という長いスパン、一回も使ったことないというのは、不要なのは消してくださいよというふうになりますし、やっぱりアクセスする人から見ると、奇異に感じるのだろうと思いますので、ぜひ、私たちは目をつぶれるのです。村外の人は、そうはいかないと思うのです。だから、そこのところは必要性を検討して、必要でなかったら、削除するとかしたほうがいいのではないか、誤解を招かないのではないかなというふうに思いますので、その辺も考慮して改善をお願いしたいというふうに思います。

 最後に、防衛関連ですけれども、まさに答弁にありましたとおりであります。次期中期防衛計画の閣議決定がまだなされておりません。その前に、もう要望活動をしていらっしゃるということでありますので、滝沢村の発展に欠かせない大きな機関であります。しかも、岩手県出身者が8割もいて、滝沢村出身者も相当数おるだろうというふうに思っております。定住という面からも、財政上の面からも、何よりも安全、安心という面から、ぜひ良好な関係を維持しつつ、適正な規模で駐屯していただけるよう、さらに要望をしていただければというふうに思います。

 以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。



○議長(角掛邦彦君) これをもって7番遠藤秀鬼君の一般質問を終結いたします。

 13時まで休憩いたします。

            休憩(午後 零時06分)

                                        

            再開(午後 1時00分)



○議長(角掛邦彦君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 次に、3番佐藤澄子君の発言を許可いたします。ご登壇願います。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) 議席番号3番、春緑クラブ、佐藤澄子です。滝沢村の大イベントであるチャグチャグ馬コまつりは青空の下、鈴の音を響かせながらたくさんの人々の視線を浴び、ことしも馬事文化の真髄を伝えることができたのではないでしょうか。馬への感謝の気持ちを込めたこのお祭りは、滝沢人の優しさの詰まったイベントであり、生涯にわたって受け継がれていくべき大切な文化であることをことしは改めて感じました。

 そして、携わった方々のご苦労を思うと、感謝の気持ちでいっぱいになります。本当にお疲れさまでした。私は、昨年の12月に、突然でしたが、馬っこパーク・いわての活性化に当たってお声をかけていただき、ここ数カ月で馬事文化を守りたいという仲間にたくさんお会いすることができました。その中で、特に印象に残っているのが滝沢村のチャグチャグ馬コ同好会の皆さんの馬事文化を守ろうとする姿です。馬コまつりに向けて毎週集まって、馬コのために地道な作業を進めている姿を見て、胸が熱くなりました。ここで初めて麻にこだわる装束のつくり方や姉っこの着つけのこだわりなどを知り、にぎやかな祭りの舞台裏の努力の大きさに驚きました。そして、この文化こそ滝沢村の子供たちにしっかりと伝えていかなければならないことだと思いました。

 また、もう一つ感動がありました。それは、大沢さんさ踊り保存会の活動です。イベントにおいて、太鼓と歌と笛と踊りを一体化させて、たくさんのメンバーが汗を光らせながら踊る姿は見ている人を感動に誘います。そんなメンバーにインタビューをする機会がありました。メンバーの中には、勇ましい大人の太鼓打ちの中に小学校の男の子が負けじと一生懸命に腕を振り上げ、頑張っていました。この子は、この日が太鼓デビューだったとのこと。緊張しながらインタビューに答えてくれました。話を聞くと、驚いたことに、ご両親も紹介してくれて、メンバーの中に一緒に家族で取り組んでいることを教えてくれました。ほかのメンバーにも「家族参加している方おりますか」と聞くと、一斉にたくさんの方の手が挙がりました。うれしそうに答えてくれた皆さんの中に、代々続く家族のきずなと地域のきずなを見た思いです。

 現代の子供たちは、物が豊富な中で生活をし、不自由を感じることも少なくなっているのが現実で、物が栄えているからなのか、心が滅びかけてしまっているのではないかと思うことがあります。友達をいじめたり、食べ物を粗末にしたり、大人向きの生活習慣になれっこになって生活リズムが崩れて、心も体も落ちつかなかったりするなど、子供の環境がどんどんゆがんできているようで怖くなってきます。このことは、滝沢村でも子供の置かれている環境を分析した中から浮かび上がってきている問題と思われます。だからこそ子供たちの環境で特に大切なことは、文化を通して感じる自然のありがたさ、物を大切にする優しさ、人とかかわる心地よさなどがたくさん体験できる場を提供していくことではないかと思います。

 私は、これまで子供たちが笑顔で暮らせる滝沢村にするためには、どこに注目して取り組んでいけばいいのか、さまざまな観点で調査をし、そこは子供の環境づくりにあると確信し、これまで何度か自然のこと、本物体験に関すること、人とのかかわり、まちづくりのことなどを課題として環境中心の問いを重ねてきました。

 そこで、今回は、子供の笑顔が輝くまちづくりを基本理念とした次世代育成支援滝沢村行動計画後期計画という中から特に注目をしたい子供が明るく心豊かに育つ環境づくりに着眼して質問をしたいと思います。この項目は、子供たちの体験活動やコミュニケーション能力の向上の取り組みを重視する環境づくりに視点が置かれております。この計画が子供たちの育ちにとって大切な栄養剤になるためにどのように展開されるべきかしっかりと考えていくべきととらえ、次の4つの項目について、その内容は十分に展開されているのか、その支援状況と今後の方向性について伺います。

 1つは、地域の文化や伝統芸能に触れる機会について、2つ目は生の芸術やスポーツ、自然に触れる機会について、3つ目は学校や地域での物づくり体験や職場体験について、4つ目は子供と大人の対話や活動の機会づくりについてです。

 私は、いつも子供たちの今が、そして未来がこうだったらいいなという夢を抱き、夢がかなった光景を想像することが好きです。そして、その夢が実現できるようにするにはどうすればいいのだろうと思い、言葉に出し、そうしているうちに語り合う仲間が広がり、少しずつ夢に近づいていくようになります。子供たちに夢を持ってほしいと思うなら、私たち大人が夢を持ち、輝いていて、行動している姿を見せることも大切ではないかと感じます。滝沢村の子供たちが明るく心豊かに育ってほしいという願いが次世代育成支援滝沢村行動計画の中にいっぱい詰まっていますので、その思いをストレートにご答弁いただくことをご期待いたします。よろしくお願いいたします。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 佐藤澄子議員のご質問にお答えいたします。

 子供が明るく心豊かに育つ環境づくりについてのご質問にお答えいたします。次世代育成支援滝沢村行動計画前期計画が平成21年度をもって計画期間を満了したことに伴い、就学前児童のいる世帯2,000世帯及び就学児童のいる世帯2,000世帯の計4,000世帯を対象としてアンケート調査を行い、また前期計画の評価を行うなど、子育てにかかわる住民の実態と意向、社会情勢等の変化を踏まえ、後期計画を策定いたしました。後期計画は、平成22年度から26年度までの5年間の計画になりますが、基本理念として子供の笑顔が輝くまちづくりを掲げ、この理念の実現に向けて4つの基本目標のもと、施策の展開を図ることとしております。

 1つは、子育て家庭を支援する環境づくりであり、社会全体で子育てを支援し、それぞれの役割を担いながら連携と協力を持って子育て家庭の負担軽減に向けた環境づくりを推進することとしております。

 2つ目は、子供が明るく心豊かに育つ環境づくりであり、すべての子供が健全に成長できるための環境づくりを推進することとしております。

 3つ目は、子供が健やかであるための支援であり、保健、福祉、医療の充実を図り、育児不安に対する相談など、健やかな育成に向けた取り組みを推進することとしております。

 4つ目は、子供と子育て家庭に優しい生活環境づくりであり、安心して子供を産み育てるために、居住環境や都市環境などの生活環境づくりに努めることとしております。

 以上、4つの基本目標により総合的な支援を行うこととしておりますが、議員お尋ねの子供が明るく心豊かに育つ環境づくりにつきましては、子供たちがさまざまな体験活動等を通じて生きる力と豊かな心を培い、健全な心身の成長、ひいては社会的自立を図るよう支援してまいりたいと考えております。



◎教育長(盛川通正君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 盛川教育長。



◎教育長(盛川通正君) 私からは、初めに、地域の文化や伝統芸能に触れる機会についてのご質問にお答えいたします。

 現在、村には、文化財として国選定民俗文化財チャグチャグ馬コや本年3月に村指定文化財となった八幡館山遺跡等の史跡、元村の角掛神社の五竜のフジ等の天然記念物、大沢田植え踊りや川前神楽等の無形民俗文化財があり、それぞれ国、県及び村の指定がなされております。

 また、地域には、それぞれ神社があり、例えば篠木地区には坂上田村麻呂を祭る田村神社では、篠木神楽が奉納神楽となっておりますし、鵜飼地区には牛馬の無病息災を祈願する蒼前神社があり、その祈願はやがてチャグチャグ馬コ行進となり、現在も引き続いております。

 また、各神社の例大祭等は、神社と民俗芸能が密接にかかわっており、その行事を見ることにより地域の文化に触れることができます。村には、郷土芸能6団体による滝沢村郷土芸能保存団体協議会が組織されており、それぞれの団体は6月に滝沢ニュータウンで開催されますチャグチャグ馬コまつりやチャグチャグ馬コ行進、村の産業まつりや各種イベントで演技しております。

 また、協議会では、村青少年郷土芸能発表会、村郷土芸能まつりを他市町村の郷土芸能も招待して開催しておりますので、伝統芸能にも触れることができます。この発表会及び芸能まつりにつきましては、他市町村の郷土芸能を招待することにより、本村の郷土芸能とは異なる伝統文化に触れることができますので、継続して開催してまいりたいと考えております。

 さらには、学校行事や地域の夏祭り行事等を通じて、例えばさんさ踊りに触れる機会はありますので、地域の文化や伝統芸能に触れる環境は身近にあるものと理解しております。次に、生の芸術やスポーツ、自然に触れる機会についてでありますが、芸術につきましては小学校では学習発表会、中学及び高校では文化祭がそれぞれ開催されております。

 また、11月には、村芸術文化協会と村教育委員会が共催で芸術祭を演劇、邦楽、洋楽、展示と、部門ごとに開催して、小中学生、高校生を含めた住民に触れる機会を提供しております。演劇部門では、劇団ゆうが毎年ミュージカルを発表しており、子供たちに感動を与えております。今年度は、10月3日に岩手県立大学の講堂で村内の3中学校によります合同吹奏楽発表会も予定されております。これからも芸術に触れる機会の充実に努めてまいります。

 次に、スポーツにつきましては、小学生から高校生まで、種目によっては一般の方までがさまざまなスポーツに親しむことを目的とした総合型地域スポーツクラブ、チャグチャグスポーツクラブが平成14年に設立され、平成21年度は14種目で延べ1万2,372人の方が参加しております。今年度は、小学生の女子を対象としたサッカークラブも創設されることとなっており、今後もクラブの育成、支援に努めてまいります。スポーツ少年団についても平成22年度、新たに2団が加盟し、18団、約360人の団員となっており、村スポーツ少年団本部を通して子供たちのスポーツ活動の支援を引き続き行ってまいりたいと考えております。

 また、ことしで4回目を迎える新体操フェスタinたきざわでは、村内の小中学生並びに多くの住民の皆様が東北管内あるいは全国トップレベルの新体操の演技に触れる機会として定着しております。

 次に、自然に触れる機会につきましては、子供たちが自然体験の活動をすることは自然の営みや自然環境保護への理解、意識を深めることにつながり、次世代を担う子供たちの人間性を豊かにすることにおいて大事であります。このため、夏休みを中心に、村では子供会活動支援事業に自然体験活動を組み込み、開催し、また少年少女自然教室においては、水生生物の観察を行うこととしております。そのほか、滝沢村少年団体指導員協議会では、自然体験を入れた親子キャンプを毎年開催しておりますし、子供会においても夏休み行事等に自治会の協力による川の観察会や身近にある水路の自然観察、親子での自然観察会、親子キャンプなどが行われております。子供たちが成長する過程において、自然体験を積み重ねることは知識のみならず、子供たちの情操を豊かにし、思いやりの心をはぐくむことから、さらに関係団体へも活動を奨励してまいりたいと考えております。

 次に、学校や地域での物づくり体験や職場体験についてでありますが、まず物づくりにつきましては、小学校では理科において物をつくることを通し、物の性質や働きについての見方や考え方を養う学習を、図画工作においては厚紙、板材などの材料や小刀、のこぎりなどの用具を使い、創造的な工作の能力を伸ばす学習を行っております。

 また、中学校では、美術において地域の身近な材料や用具の生かし方を工夫しながらつくることを通して豊かに発想し、構想する能力や自分の表現方法を創意工夫し、創造的に表現する能力を伸ばす学習を、技術家庭科では木材、金属などを使用した作品の部品加工、組み立て、仕上げを通して、工具、機器の使用方法、それらによる加工技術を習得する学習等を行っております。これらは、それぞれの教科の目標が達成されるように、すべての学校において取り組まれるものであります。

 物づくり体験の支援としては、総合的な学習の時間推進事業があります。これは、総合的な学習の時間において各学校が地域や学校の実態に応じて創意工夫を生かした学習活動を展開できるよう外部講師の諸謝金を各校に配分するものです。学校の取り組みがすべて物づくりというわけではありませんが、このことで村内の学校では米づくり、稲刈り、調理実習、ソバ栽培、キビだんごづくり等、地域人材を活用した物づくり体験活動が展開されており、今後も各学校において豊かな体験活動が行われるものと考えております。

 次に、職場体験に係る支援事業と今後の方向性でありますが、職場体験は進路学習の一環として、また勤労観、職業観をはぐくむキャリア教育の一環として、村内すべての中学校が取り組んでおります。教育委員会では、昨年度からキャリア教育サポート事業を実施し、初年度は教員の負担軽減の効果的方策を探るため、村内小中学校教員のニーズ調査をいたしました。その調査結果を受けて、今年度は円滑に職場体験が行われるよう受け入れ事業所のリスト作成を行うとともに、事前の取り組みから事後の取り組みまで一貫して指導できるガイドブックの作成に取り組んでおります。このことで、単に職場体験を実施するだけではなく、一連の取り組みの中であいさつやマナーの大切さを教えたり、体験後にお礼の手紙を書かせたりするなど、子供たちに身につけさせたい資質と能力を意識して取り組めるようになるとともに、学校にとって受け入れ事業所の開拓が容易になりまして、円滑に職場体験が実施できるようになるものと考えております。

 次に、子供と大人の対話や活動の機会づくりについてでありますが、次世代の育成を図る上で、自立心を持った心豊かな子供をはぐくむには、人や社会とのコミュニケーション能力を身につけることが必要であると考えております。そのためには、異年齢間の子供同士の交流はもとより、大人との交流を通して、子供たちはさまざまな実地体験を積み重ねることが大事であります。このため、村では、各小中学校に教育振興運動の実践区を設け、子供、親、学校、地域、行政の5者の連携及び関係団体との協力により教育振興運動を展開し、活動の中で大人がかかわり、交流することにおいて、子供たちの育成を図っております。

 小学生においては、各実践区におきまして親子読書の推進や親子での清掃奉仕活動、奉仕作業、花壇の整備作業、親子スキー大会等の親子での体験活動を進めるとともに、地区の夏祭りでの太鼓、駒踊の出演、自治会のソフトボール大会等、地区の行事へ参加を通して体験を深め、地域の大人との交流を図っているところでございます。

 また、中学生においては、子供から大人になる重要な時期であることから、さらに多様な大人との対話や交流を進めながら奉仕活動等を行い、協働と自立の精神を身につけることを目標に、運動に取り組んでおります。例えば滝沢南中学校実践区におきましては、自治会内の花壇への植栽、福祉施設での清掃活動、また滝沢中学校実践区では夜間巡回パトロール、保育園への読み聞かせ訪問や吹奏楽の演奏会訪問等のボランティア活動を行い、地域の一員としての意識を醸成しております。子供たちのさまざまな体験活動の機会づくりの一環として、夏休み、冬休み期間中における親子を対象とした子供会活動支援事業や小学生を対象とした少年少女造形教室等を開催し、子供たちの感性や情操の醸成を図っております。

 また、子供たちが体験活動できる放課後子ども教室として滝沢ふるさと交流館のチャグホ塾と滝沢村体育協会によるたきざわっ子いきいきクラブが開設されております。さらに、子供たちが自主的に体験活動ができるための支援として、子供会リーダーやジュニアリーダー、ボランティアサポートセミナー等のリーダー養成に多様な人が携わり、交流する中で行っているところでございます。社会教育団体、関係団体においても滝沢村少年指導団体協議会によります夏の友遊親子キャンプや、冬のプレイスクール、滝沢村青少年育成村民会議のチビッコ相撲大会、少年少女バス交流事業、滝沢村子ども会育成会のチビッコフェスティバル、夢あかり、各単位子供会での夏休み、冬休み行事など、自然体験活動も含め、親子などでさまざまな体験活動がなされております。今後とも社会教育関係団体等と連携、協力し、大人との対話や体験活動ができる環境づくりに努め、社会性と豊かな人間性を持った子供たちの育成を図っていきたいと考えております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) 再質問をさせていただきます。

 滝沢村行動計画に関しましては、計画の対象が18歳未満すべての子供というふうになっております。今回、今ご答弁いただいた内容は、教育委員会として小学校、中学校の観点からのご答弁とうかがわれます。それを除いた18歳未満に関しての支援状況及び今後の方向性をもう少し具体的にお話を伺いたいと思います。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) この次世代育成支援滝沢村行動計画におきましては、18歳未満を対象としつつも、まず村で行える、いわゆる乳幼児から義務教育までの段階を中心に構成をされております。ただ、それ以外のものにつきましても実質的には社会福祉協議会あるいは教育委員会で行う諸行事等の育成事業がございますが、それらにつきましては、今回につきましてはこの計画の中には網羅されてはございませんが、それぞれの団体あるいは機関において実施されているというところでございます。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) そうしますと、ここにある行動計画、私としては18歳未満なので、すべての子供たちに関する環境づくりとしてとらえられた計画があるのだなと思って受けとめておりましたので、ちょっと教育委員会からだけのご答弁に不満があるのですけれども、今の福祉部のほうからのご答弁ですと、進めていることを管理しているだけのような受けとめ方なのですけれども、実際この計画の中に、やはり18歳未満となっていれば、小学校、中学校だけをピックアップして考えるのではなく、トータル的な考え方で計画を進めていくべきではないかなと思うのですが、そのあたりのところが薄くなっている理由をお聞かせいただきたいと思います。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 実質、この計画の中におきまして、それぞれの施策におきましてはジュニアリーダーズクラブの育成、あるいは教育振興運動の中に高校生の発表の場を設けるなどの取り組みをいたしてございます。義務教育諸学校を終わった段階におきましては、それぞれの地域の中での活動への取り組みなどがございますので、特にこの中ではうたってございませんが、そういった各地域あるいはそれぞれの団体で取り組んでいる状況についても評価の中で管理していきたいと考えております。



◎教育部長(遠藤正紀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 遠藤教育部長。



◎教育部長(遠藤正紀君) 今回の次世代計画が18歳までという対象となっているところにつきましてですが、教育委員会といたしましても義務教育を除く就学前教育のあり方につきましても今の福祉部長から話ありましたとおり、教育振興運動の中で幼保小中高も含んだ大会、活動として進めているところでございます。

 また、それから幼稚園、保育園関係につきましても幼児家庭教育講座等の開催等、特に就学前段階におきましてはそのような取り組みも進めているところでございます。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) 今回、私は、4つにポイントを絞って質問させていただいているのですけれども、地域の文化や伝統芸能に触れる機会ということでご答弁をいただいたのですけれども、この機会を与えるというのは、私はこの項目の中でとても重要な項目として質問させていただいているのですけれども、本当は小さくて物心ついたときから身近にそういう文化があって、いつもではなくても小さいときから触れる機会というのを意図的にやはり設定してあげる環境があるべきだなというふうにとらえておりますが、そのあたり、先ほどいろいろな分野でいろいろな事業をしている中でかかわってもらっているというお話はしておりましたけれども、実際やっていて、本当にそれだけで小さい子供たちから十分に伝統芸能や文化に触れる機会というのが達成されているのでしょうか。そこをお伺いいたします。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) さっきの教育委員会のほうから学校関係につきましての答弁をいたしたところでございます。また、各保育園等がございますけれども、そういった園の中におきましてもそれぞれの園で特徴的なものがありますけれども、取り組んでいるという状況がございます。例えば芸術ということになりますと、演劇鑑賞や人形劇鑑賞などを行っているというような園もございますし、また自然との触れ合いというところも実際に行っているというところもございます。

 また、そのほかにも読み聞かせ等の行事等を、例えば公民館で行うとか、そういったところがございますので、なかなかこれはすべて網羅できるというような状況ではありませんけれども、そういったこともやられておりますし、各保育園等においても独自に取り組んでいるというところであります。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) では、幼稚園関係については、芸能に触れる機会についてはどのように把握されておりますでしょうか。



◎教育部長(遠藤正紀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 遠藤教育部長。



◎教育部長(遠藤正紀君) 就学前教育につきまして、村内は4つの幼稚園ございます。これは、私学でございまして、それぞれの教育方針に基づきまして、特には文部科学省から示されております幼児教育要領に従って、それぞれ運営なされているものと承知しているところでございます。ただ、4つの幼稚園の概要につきまして、教育委員会として把握している部分につきましては、やはりさまざまな自然体験活動あるいは食育活動、例えば田植え、稲刈りあるいはリンゴ狩りなど、自然との触れ合い体験というふうなものが非常に大きな比重を占めて取り組まれているというふうに聞いてございます。

 それから、教育委員会の事業といたしましては、特に手づくり絵本、図書館の事業でありますとか、そういう中で子供映画会でありますとか、ミニシアターの開催等によって、幼稚園、保育園という区別なく、対象として、事業としては取り組んでいる状況にはございます。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) それでは、18歳未満というトータル的な考え方で立てられるこの計画なのですが、そうであるべきはずなのに、そうなっていないというところの考え方として、対象18歳未満よりは、何かもうちょっと年齢を変えたほうがいいのかなと思うような答弁をいただいているのですけれども、どうしてトータル的に見た計画を立てられないのでしょうか。そのあたりをもっと具体的にお話をいただきたいと思います。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 1つは、幼年期から学齢期のうちの、特に義務教育小学校までの間における個の形成というのは大変大事だろうということから、前期計画を引き継ぎながらそういった形になってございます。

 ただ、議員のご指摘のとおり、そういった義務教育小学校、義務教育を終了した後の18歳までの間の部分については、大変薄いというものについてはそのとおりでございますので、先ほど申し上げました各事業等を行っておりますので、その中での評価をしながら次の村としての取り組みに生かしていくようにしてまいりたいと思います。



◎教育部長(遠藤正紀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 遠藤教育部長。



◎教育部長(遠藤正紀君) ただいまの件につきまして、教育委員会といたしましてお答えさせていただきます。

 高等学校、18歳が特にほとんど進学されているわけですけれども、特に高校生段階になりますと学区が広域にわたります。村内にも高校は2校あるわけですけれども、盛岡市内全域にわたっているという中で、教育委員会といたしまして生徒指導等に関しましては中高連絡会というふうなものもございます。あるいはそれぞれの近隣の高校では、関係する教科におきまして、それぞれ研究授業等に参加いたしまして、連絡をとり合いながら、住所地はいろいろまたがるわけですけれども、中高間の連携を図りまして、健全な育成に努めているという状況がございます。

 それから、特に北盛岡地域児童生徒健全育成推進連絡協議会もございまして、巡回指導等も連携を図っている状況にございます。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) わかりました。では、続けて伝統芸能に触れる機会についての中で、ご答弁いただきました国選定の民俗文化財チャグチャグ馬コ、それから八幡館山遺跡等、ご紹介いただいた部分があります。これに関しまして、子供たちのかかわりというのをどのように今後進めていこうと思っているのか、その内容についてお尋ねいたします。



◎教育部長(遠藤正紀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 遠藤教育部長。



◎教育部長(遠藤正紀君) 非常に村といたしまして、国選定民俗文化財チャグチャグ馬コにつきましては、やはり触れ合う機会というふうなものを各教育課程の中で各学年によってやっぱり検討されるべきものというふうに考えてございます。

 また、特にこれに参加する児童もいるわけですけれども、十分郷土芸能、伝統芸能触れる機会といたしまして、教育委員会といたしましても学校と連携を図ってまいりたいというふうに思ってございます。

 それから、八幡館山遺跡につきましては、現在詳細な学術調査が行われていない状況でございます。教育委員会といたしまして、今後数カ年かけまして関係機関のご指導いただきながら歴史的な位置づけにつきましては調査をいたしてまいりたいと思ってございます。それに加えまして、概要といたしまして、ある程度わかっている部分もございます。これら社会科なり、郷土学習の一環の中で、各学校とも連携とりながら、特に学区内の学校につきましてはお話をしてまいりたいというふうに思っているところでございます。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) チャグチャグ馬コに関しては、馬に触れ合うことも大事だと思うのですけれども、馬コまつりができ上がるまでの過程とか、それから歴史とか、そういったものも子供たちが勉強できたり、触れ合ったりする機会も大切だと思います。それは、ほかの文化財に関してもそうだと思います。

 それから、無形民俗文化財ということで、大沢の田植え踊りや川前神楽に関しましても見た限りではその地区の子供たちしか踊りに参加しなかったり、参加していない子は見るだけだったりすると思うのですけれども、子供たちに本当に伝えなければならないことは体験してやってみることと同時に、それがどうしてあるのかとか、どんな人がどのようにして伝えてきたのかとか、これからどんなふうにしていかなければならないのかとか、そういうことまで一つのことを通して子供たちに伝えることが大事ではないかなと思うのです。

 それで、地域的に、束縛はあるかもしれないのですけれども、こういった伝統、文化財として扱われているものに関しては、子供たち、どの地域にいる子供たちも触れることができたり、体験することができたりする機会があっていいのではないかなと思いますが、そのあたりの現実はどのようになっておりますでしょうか。



◎教育部長(遠藤正紀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 遠藤教育部長。



◎教育部長(遠藤正紀君) 今の議員ご指摘の伝統や文化に関する教育につきましては、新学習指導要領におきましても極めて重要視されているところでございます。

 一方、村内も広範多岐にわたるわけでございまして、それぞれの地域に根差した郷土芸能なり、文化財の学習というふうなものにつきましては各学年の発達段階に応じまして学習を行っているところでございます。広域的な取り組みにつきましては、移動手段の関係もございますが、検討課題というふうに考えているところでございます。

 また、郷土芸能全体のものといたしましては、郷土芸能発表会ございますので、さらにその啓発に努めまして、必ずしも多くの児童生徒が見ているという状況にもありませんので、この点につきましては改善を図っていきたいというふうに考えているところであります。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) では、次に生の芸術やスポーツ、自然に触れる機会についての再質問なのですけれども、生の芸術というのをどのようにとらえていらっしゃるのか、ちょっとそのとらえ方のところを確認して、次の再質問をさせていただきたいのですけれども、特にこういう生な芸術は子供たちにぜひ体験させたい、聞かせたい、見せたいというものがあると思うのですけれども、そういったのをご提案できるものがあれば、お伺いしたいと思います。



◎教育部長(遠藤正紀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 遠藤教育部長。



◎教育部長(遠藤正紀君) 特に生の芸術というふうなことにつきましては、やはり中央で活躍している第一級の演奏家とか、コンサートというふうなものが小学生時期あるいは中学生時期から直に触れることによって、非常に情操豊かな感性が養われるものというふうに思ってございます。

 ただ、これにつきましても、教育委員会といたしましてさまざまな制度もございまして、応募もしているわけでございますが、なかなか条件が整わない部分もございます。非常に競争もある部分でもございまして、それで教育委員会といたしまして、現在特に楽器の整備等に力を入れているわけでございまして、まず身近にやっている各中学校の発表をお互いに聞き合おうということで、今回新たに企画をいたしているところでございます。これにつきましては、先ほど教育長から答弁いたしてございます。まず、実際の演奏というふうなことから始めまして、さらには将来的には範囲を広げたり、あるいは中央で活躍している方の演奏が聞ければ、なおすばらしいものではないかなというふうには考えているところであります。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) できれば、私たち大人がすばらしいな、やらせたいな、聞かせたいなと思っていることは、ぜひ実行していくことが大事ではないかなと思います。特に本物に触れるということが今の子供たちはすごく少なくなっています。そういう現状をとらえると、子供たちにも小さいときから本物に伝えることをいろいろ提案していくことが環境づくりとしては大事なのではないかなと思います。これまでの一般質問の中にも雇用のこととかちらっと入っているのですけれども、子供たちの教育とか、それからいろんなこういう環境づくりをしていくということ、私は雇用にもつながっていると思うのですけれども、本物に触れると、例えば保育園の子供たちだと消防自動車が保育園に来て、いろいろな消防訓練をしていくと、本物に触れるからこそ消防士になりたいなと思う子も出てきます。

 それから、いろんな音楽を直接聞くと、私はあの楽器が吹けるようになりたいなとか、あのような場で同じようにして自分もやってみたいなとかというあこがれを持ったりすると思う。そういうことが本物からもらえるものであって、そしてそれが滝沢村の中でもそれが仕事としてできることだったりとか、ずっと自分の育った場所で自分のやれることや好きなことが仕事としてできる一つのきっかけにもなるのではないかなと思ったりもします。そういう中で、生の芸術やスポーツに触れさせる機会をもっともっと多く持つことが大事だと思います。例えばスポーツに関しては、先ほど相撲のこともお話ししていましたけれども、本当に相撲の生な取り組みを見ている子というのも多分少ないと思うのです。であれば、そういった部分も呼んできて見せてあげるとか、やっぱりそのあたりを、お金はないにしても何か知恵を出し合いながらたくさん機会を設けてあげるということは重要ではないかなと思いますが、そのあたり、改めてどのようにお考えでしょうか。



◎教育長(盛川通正君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 盛川教育長。



◎教育長(盛川通正君) ただいまの議員のご指摘、理解できるわけですし、そういう取り組みということも大事かと思っております。今各学校でどういう取り組みをしているかというと、先ほど部長の答弁につけ加えるわけでございますが、各小中学校におかれましては演劇鑑賞と称しまして、どこかの団体を招聘しまして、それを全校で見るあるいは聞くということをやっておりますし、さらに修学旅行を活用しまして劇団四季になるのでしょうか。そういうものも鑑賞しているという、そういう現状がありますので、村でやる部分と学校独自に、やっぱり学校全体、教育活動全体の中で考えていくという、そういう部分もお互い共有しながら進めていきたいと、そのように思っております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) ぜひたくさん生な体験ができるような機会をつくっていただけたらと思います。

 それから、続いて、学校や地域での物づくり体験と職場体験の部分なのですけれども、いろいろな形でこの事業は展開されているようなのですが、学年ごとに、例えば職場体験とかは小学校から中学校卒業まで、例えば何回ぐらい、どんな内容でできるのか、そのあたりを伺いたいと思います。



◎教育部長(遠藤正紀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 遠藤教育部長。



◎教育部長(遠藤正紀君) 学校での物づくり体験や職場体験ということでございますが、特に小学校段階におきましては各教科での取り組みというふうなことで行っているわけであります。また、これは、職業体験とも関連するわけですけれども、小学校においては特に職場体験というよりは日常のさまざまな教育活動の中で、キャリア教育として位置づけをいたしまして、児童の勤労観、職業観というふうなものをはぐくむというようなことが重要となっているところであります。例えば学級や児童会の組織づくり、あるいは仕事の分担として取り組む班活動、これも一つの特別活動、キャリア活動であります。そういう中で、意思決定能力、情報活用能力などがはぐくまれているというふうなものが挙げられると思います。

 それから、物づくりでありますが、小学校段階では総合的な学習の中で野菜づくり、稲作体験、あるいは地域からの人材、講師をお願いしまして、そのような勤労生産的な体験活動というふうなものに取り組みをいたしているわけでございます。

 それから、中学校にまいりますと、もっと具体的に勤労観、職業観はぐくむ教育というふうなことで、社会自立できるために資質、能力の育成というふうなことに重きを置きまして、具体的には職場体験というふうな部分が入ってくるわけであります。その中で、職場見学、就労体験ということで、1日、または2日ということで、各いろんな事業所の体験活動を行っているところであります。その中で、特に具体的なキャリア教育とあわせまして、その中であいさつ、礼儀等の基本的な生活習慣もあわせて学習の場というふうに考えているところであります。特に今回キャリア教育サポート事業というようなものに取り組んでおりまして、この中で特にやはり学校現場、さまざまな活動ございます。特に企業との連絡、あるいは職場体験する企業の状況というようなものの把握が非常に難しいということで、今回キャリア教育サポート事業の取り組みによりまして、これらのガイドブックを作成いたしまして、学校が円滑に、友好的にそれらの取り組みができるように、現在取り組みを進めているところであります。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) 3年前にも私キャリア教育で一般質問したことがございまして、そのときにもぜひ子供たちが一人一人自分の得意なこととか、あとはできることとかが実感できるようなキャリア教育をしてほしいと。自分が自立していくために、自分を見つけられるようなキャリア教育をしてほしいなという提言をさせていただいた記憶がございます。今回も私はそういう視点でずっと見ているのですけれども、回数的なものとか、内容はすごく重要だと思うのです。どういう職場経験、職場体験とか、あとはどんな人とそれができたとかというのは、すごく大事なことなので、私は回数にとてもこだわるべきではないかなと思います。

 あとは、回数と同じく、さまざまな職場体験を入れるということが大事だと思うのですけれども、今のお話ですと、かなり小規模というか、体験的には少ないような気がするのですけれども、そのあたりはどのようにお感じになられているでしょうか。



◎教育部長(遠藤正紀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 遠藤教育部長。



◎教育部長(遠藤正紀君) キャリア教育、職場体験学習につきましては、特に学校の教育課程上は総合的な学習の時間や特別活動というようなことで対応しているものでございます。特に教科の学習もあるわけでありますし、あるいはスポーツ活動と、総合的な教育の取り組みの中でこのような活動もされているわけでありまして、職場体験といたしましては1日、2日でありますが、これは例えば修学旅行先でも企業訪問等も学校によってあるわけでございます。直接の位置づけがなくてもそのような特別な活動での体験あるいは各教科です、社会科等におきましても勤労についての学習を行っているわけでありまして、総合的な連関の中で取り組みが行われるというふうに解釈いたしているところであります。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) 時間も少なくなってまいりましたので、最後というか、最終的な再質問をさせていただきますが、いろいろな活動を行っていることと、あとはこの計画もとてもすばらしくて、どれをとっても必要なことなので、ぜひもっと具体的にたくさん展開されていくことを望まれるのですけれども、それを例えば保育園に押しつけたりとか、幼稚園に押しつけたり、ましてや今学校もいっぱいいっぱいなところにこういったことをもっとふやしたらいいのではないですか、やりましょうよということで押しつけたりしていくと、本当もう先生たちも受け身の人たちがかなり大変な思いをするのではないかなと思うのです。

 それで、うまく展開できなかったり、あとは拡大できなかったりしている理由もそういうところにあるのではないかなと感じますけれども、そのあたりは現場でどのようにとらえていらっしゃるのでしょうか。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 1つ私どもの所管部署としての反省でありますけれども、こういった計画の啓発ということについては、薄いだろうというふうに思っております。そういったところをもう少し徹底をしながら対応していくということが必要だと思います。

 また、先ほど教育委員会あるいは私のほうからも答弁はさせていただいておりますが、それぞれの取り組みがあります。実質、それは各保育園、幼稚園におきましては、それぞれの独自の地域的な特色を生かしながらの取り組みということもされているようであります。例えば畑づくりから料理に始まって、それが食育につながる。あるいは大沢の田植え踊りを鑑賞しながら伝統的な取り組みのほうに結びつけるとか、そういったところがありますので、そういった押しつけではなくて、各地域特性を生かしながら、例えば保育園であれば、特色を生かしながら進めていただくというようなことが必要だと思います。当然学校におきましても地域性というのはございますので、そういったところを踏まえながらこの計画の理念なり、考え方をもっと周知しながら浸透できるようにしてまいりたいと。それで、その中に取り組みを、時間的な制約なり、予算の制約も当然あるわけでございますので、いろいろ工夫しながら取り組んでいただけるような啓発をしてまいりたいと考えております。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) その啓発をしていく中で、こんなご提案をしてみたいのですけれども、例えば今の住民、地域の人たちもたくさんの方がかかわって子供たちのことを育てていると思うのですけれども、そういう子供たちのことを何とかしたい、環境をこういうふうに守っていきたいとか、こんなことをしてあげたいという人たちがいっぱいいると思うので、そういう人たちが集まりをつくって学校や、もちろん地域でもできないこととか、保育園や、それから幼稚園でもできないこととか、あとは先ほどまで話をしていたトータル的な部分で子供たちをつなげていきたい授業の内容とか、そういったものを、そういう集まりを民間でつくって、子供たちのために動こうよみたいな会とかをつくるというのはどうかなと思うのですけれども、そのあたりのお考えは、方向性としてないものでしょうか。まして私のこんな発想なのですけれども、それについてもどのようにお考えかお伺いいたします。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 地域での子育てというようなことは、大変大事だと思います。

 また、各村内にはいろんな有為な人材が豊富にいらっしゃるというふうに理解をいたしておりますので、そういった何らかのきっかけというのは大変大事だと思いますので、きっかけづくりはどういったものができるのかということにつきましては、今後検討させていただきたいと思いますが、ぜひ議員がその先頭に立ってやっていただければ、我々も大変心強いなというふうに思いますけれども、そういったところも含めて、またお知恵を拝借できればというふうに考えています。



◆3番(佐藤澄子君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 3番佐藤澄子君。



◆3番(佐藤澄子君) こちらに振られてしまいました。実は、総合計画をつくるときから子供たちのことを考える課をつくってくれとか、そういったことを私ずっと提案してきていたのですけれども、なかなかできませんで、それでやっぱりトータル的に子供のこと支援する組織というのは、今だからこそ必要ではないかなと思っていて、そんなことを考えながら、ではどうしたらいいのだろうというので、今の提言だったのですけれども、ぜひ子供たちのことを部分部分でやってすばらしいことはやっていても、やはり滝沢村の子供たちをどう育てていきたいのか、どんなところを大事にして育てていきたいのかということをもっとはっきりと明確にさせて、それこそ18歳未満の子供たちすべてにトータル的にいいことができるような環境づくりをしていけたらいいのではないかなと思いますので、私も協力しますので、ぜひよろしくお願いします。

 以上です。ありがとうございました。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 主浜健康福祉部長。



◎健康福祉部長(主浜照風君) 子育てに関してのネットワークづくりということも村としての課題になっておりますので、そういった方策について鋭意検討してまいりたいと考えております。



○議長(角掛邦彦君) これをもって3番佐藤澄子君の一般質問を終結いたします。

 14時15分まで休憩いたします。

            休憩(午後 2時00分)

                                        

            再開(午後 2時15分)



○議長(角掛邦彦君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 次に、2番桜井博義君の発言を許可いたします。ご登壇願います。



◆2番(桜井博義君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 2番桜井博義君。



◆2番(桜井博義君) 議席番号2番、日本共産党の桜井博義でございます。2つの点について質問をいたします。

 1つは、口蹄疫の問題、それから巣子駅線について伺います。まず、蔓延している口蹄疫の予防対策ということでございます。宮崎県に猛威を振るう口蹄疫は、当該関係市町村、本当に懸命な防疫処置あるいは消毒予防対策にかなり労力を徹底しております。情勢は、やはり一向に終息する状況ではなく、むしろわずかですが、新たな発生の広がりも見せております。これまでに口蹄疫に感染、または疑いのある家畜、見つかった農場など291カ所、殺処分の対象となった家畜は牛、豚合わせ19万9,000頭と言われております。我が国の畜産史上、経験したことのない非常事態となっています。マスコミでは、毎日のように現地からの報道がされております。なぜこのように感染が広く拡大したのか。さまざまな要因も飛び交っておりますが、やはり国の初動対策のおくれが被害を大きく広げていることも否めないと思います。そのことから、これ以上の被害感染を防ぐことを最重要課題と取り組むことは当然であります。私たち畜産農家や関係機関等では、被害感染がいつどこに飛び火してくるのかと毎日注意深く観察や出入り口の消毒、石灰をまくなど、予防対策を余儀なくされております。畜産農家にとって、家畜は家族の一員であることから、ともに育ててきた家畜が処分を受けるという本当の被害農家の苦渋は、言葉で言い尽くせないほどつらいものがあります。

 現在のところ、感染被害は、宮崎県内に限られておりますが、人や物の移動が全国あるいは国境を越えて大きく行き来している今日、深刻な事態の広まりを考えた場合、県としても、もちろん村としても敏速な蔓延対策予防や畜産農家への支援等を講じられるようもう常日ごろから対策を構築する必要があると思います。感染を防止するために、あらゆる監視体制、この強化を図ることが最重要課題であります。

 本村では、畜産農家の飼育頭数も多く、もし発症した場合のことを考えますと、経済事情からの経営難に加え、再建不能につながり、経済的損失は数字でははかり知れないことが予測されます。そういう中で、何点か伺いたいと思います。

 まず、発生に備えての各機関の連携や調整を密にして、被害発生を前提とした蔓延防止対策や埋却処分の土地確保など、事前調査して敏速に対応することが求められると思いますが、今後このようなことをどのように進めようとしているのか伺います。

 2つ目に、実際に発生した場合、行動マニュアル、消毒体制、埋却処分家畜など、畜産農家への対応、指導体制、これはどのように考えておりますか。お聞きします。

 3つ目に、今回の発生で近々の蔓延予防措置法案が成立したわけですが、国でするべきことを明確にしております。畜産農家にとっても一部罰則もありますし、経営再建の支援等、定めております。村としての責務も重要であることから、今後これら措置法案に対してどのように対応し、畜産農家の支援体制にどう取り組むのかお聞きいたします。

 次に、2点目の質問に入ります。巣子駅アクセス道路の開通の見通しについてでございます。先般の全員協議会の場において、これまでの経緯について当局より説明がございました。その中で、通告書提出後に経過の流れの内容に一部動きがあったわけですが、大きな視点でとらえた場合、質問を左右するものではないと思いますので、通告どおり質問させていただきます。

 ご承知のように、巣子駅の開通から4年半が経過したわけですが、懸案の巣子駅アクセス道路、今年度、22年度ですか、開通の運びとなっておりますが、このまま進んでも実質利用できるのは来年になるわけですので、実に5年以上の経過ということになります。4年前に、村長は就任早々、地権者との交渉に5回ほど行ったと言っておりました。一部もう一歩というところまで交渉がたどり着いたということもありましたけれども、結果的にはさまざまなミスから話し合い解決にも御破算になり、村では21年1月に県収用委員会に裁決の申請をして、ことしの2月に土地収用委員会からの裁決が下されました。明け渡し期限は、今月の16ということで、もう期限は過ぎておりますけれども、今年度じゅうに開通の見込みとなっております。

 しかし、地権者は、ことし4月収用委員会の裁決に納得できないとして、地裁に訴えを起こし、7月2日に最初の公判が行われる予定と聞いております。このように、最初のボタンのかけ違いが最後まで尾を引く形となりましたが、村では今年度開通に向け、粛々と事業を進めるのみと言っております。しかし、これまでの進め方について、本当に落ち度はなかったのか。すべて正当化してよいのか、開通さえすれば、それで何もなかったようなことでよいのでしょうかということです。巣子駅地区まちづくり事業は、住民意向を十分に踏まえつつ住民のための事業と基本計画には据えております。交通問題の解消と地域の潜在能力の向上が期待されると言われてきました。しかし、事業を進めるに当たって、さまざまな手法に無理があったことは、この間の経緯が示されております。

 そこで、法的手段をとり、合意に至らない問題は、当局は補償問題に相当な開きがあるということを理由にしております。いかにもそれのみの問題であるかのようにとらえているようですが、そこに至るまでの経緯、説明責任、合意が得られなかったことなど、情報公開にも目をつむって、みずからの問題として受け入れるべきということが非常に弱いと感じておられます。

 それで、地権者は、村に対しての明け渡しの執行停止を求めておりますが、既に明け渡しの期限を経過していることから、場合によっては強引的に推し進める手法をとるのか、また再度話し合いの余地を考えているのかどうかお聞きいたします。

 2つ目に、このように問題をこじらせたことに開通が大幅におくれ、地域住民には多大な迷惑、不便さを覆いかぶせてきたことについて、村民にどう説明されてきたのか。また、納得できる説明が必要と考えますが、どう考えているのかお伺いして終わります。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 桜井博義議員のご質問にお答えいたします。

 初めに、口蹄疫防止対策の今後の進め方についてのご質問にお答えいたします。宮崎県で発生した口蹄疫は、4月20日に感染が確認されて以来、2カ月が経過した現在も感染が終息しておらず、多くの畜産農家を抱える本村にとって、病原体の侵入を未然に防止することこそが防疫対策として最も重要と考えております。そのようなことから、滝沢村危機管理対応方針に基づき、5月25日に口蹄疫対策情報連絡室を設置し、関係農協や関係機関と連携のもとに、口蹄疫に関する情報収集や防疫対策の啓発を行ってきたところであります。

 また、畜産農家の皆さんには、各農協による消石灰の配布、村による消石灰の一時配布、岩手県による炭酸ソーダの配布を行ったところであります。

 また、消毒の方法や防疫強化のためのチラシなどの配布を行ったほか、県家畜保健衛生所による現地指導会が各農協単位で行われており、関係機関と連携し、防疫強化を啓発しております。

 また、ヤギ、羊をペットとして飼われている住民の方にも消石灰を1袋配布しており、口蹄疫の感染予防に対する共通認識を持っていただいているところであります。

 今後の対応といたしましては、村による消石灰の2次配布を7月上旬以降に、また県からの炭酸ソーダが消費される時期を見計らって、消毒剤の3次配布を予定しておりますが、感染の状況次第ではさらなる追加措置を検討、実施することになります。ただし、消毒剤は配布されただけでは何の効果も発揮しないことから、実際に消毒剤の散布などの予防措置を実践してもらうことが重要であり、少なくとも感染が終息し、正常化が宣言されるまでは継続して感染予防のため防疫強化に努めてまいります。

 また、埋却地の確保につきましては、感染の防止のために、感染した家畜や死体の移動が不可能となることから、基本的に家畜所有者の農地や山林などの私有地に埋却することになります。村内の畜産農家の多くの方は、埋却可能な土地を所有しているものと思われますが、養豚においては自己所有地が少ないため、宮崎県のように埋却が困難な場合も想定され、迅速な処理ができず、ウイルスが蔓延する可能性も否定できません。

 よって、このことから、関係農協や団体などと協力し、事前に埋却地としての可能な土地を選定しておき、速やかに適切な処理ができるように準備しておくこととしております。

 次に、実際に口蹄疫が発生した場合の畜産農家への対応や指導体制についてでありますが、口蹄疫については村独自の対応ではなく、岩手県の口蹄疫マニュアルに従って対応することとされております。このマニュアルには、発症の通報の受理から防疫対策本部の設置、防疫活動、殺処分、畜舎消毒など、終息するまでの行動が定められておりますので、本村の場合もこのマニュアルに従い、岩手県防疫対策本部の指示に基づき、効果的かつ効率的な防疫活動を行うこととなります。これは、発生市町村のみならず、周辺の市町村との蔓延防止に係る防疫体制の連携が非常に重要であることから、市町村や農協の枠を超えた広域的かつ一体的に迅速な措置を行うためのものであります。市町村の主たる作業としては、埋却地の選定、処分する家畜の評価員の選定、村道などにおける消毒ポイント選定、各地からの支援人員の集合施設の設営、運営がありますが、このほかに畜舎の消毒、通行規制など、関連する作業への従事や支援を行うこととなります。

 なお、発生初期の初動防疫活動に万全を期すためには、担当課職員のみならず、全職員を動員して防疫活動や、その支援業務を行う必要も想定されるものであります。

 次に、口蹄疫の被害に遭った畜産農家の支援体制についてでありますが、国の制度による支援策、県の支援策を基本に据えながら被害状況に応じて村単独の支援策を講じることを想定しております。具体的な経営支援策としては、経営再建のための無利子、長期資金の融通や補助事業を実施し、新たな設備投資、優良かつ安全な乳用牛や肉用牛などの家畜導入事業及び牧草などの粗飼料生産に必要な農地の確保などが想定されるほか、既に借り入れている資金の償還猶予、学校給食費や農業者年金の保険料免除、税制上の軽減措置などの分野につきましても必要なことと考えているものであります。詳細につきましては、他県の事例も参考としながら各分野の部署、団体が担当する畜産農家の支援のみならず、影響を受ける地域経済の支援も実施することになります。口蹄疫は、非常に感染力の強い最重要家畜伝染病であり、その感染ルートは完全には解明されていない部分がありますが、まずは村内はもとより盛岡広域、県内などで口蹄疫の侵入を防ぐことが重要であり、今後も畜産農家の皆さん、関係農協、関係機関、団体とともに感染予防の啓発や指導などの支援を行ってまいります。

 次に、巣子駅線の取り組み方針についてでありますが、ご質問にありました村に対する盛岡地方裁判所への地権者からの土地の明け渡しに係る執行停止の申し立てにつきましては、既にご承知のとおり、今月の6月4日に取り下げられております。

 また、強引に推し進める手法をとるのか、再度話し合いの余地を考えているのかとのご質問でありますが、巣子駅線の用地交渉につきましては、地権者の方とは4年間という長期にわたり、補償に関する事項や十数カ所の代替地を紹介するなど、村としては誠意を持って交渉してまいりました。しかし、詳細な内容につきましては、控えさせていただきますが、補償に対する考え方や村が公的な基準に基づいて算出し、提示した補償額と地権者の考える補償額との間には歩み寄りができないほどの大きな開きがありました。これは、公共事業で言う適正な補償という原則から大きく外れており、到底受け入れるには困難な主張でありました。このまま見通しがないままに長期に交渉を続けることは、事業計画が遅延し、住民の皆様に多大なるご迷惑をおかけすることから、任意交渉による自主的な解決は困難と判断し、公正中立な立場で審理や調査などを行い、起業者、土地所有者及び関係人の主張について判断を下す権限を持つ準司法的な行政委員会である岩手県収用委員会に判断をゆだねたものであります。

 なお、自主的な解決手段である任意交渉を打ち切ることは、就任以来、住民との話し合いを政治信条としてきた私にとりましてはやむを得ない選択であり、委員会に判断をゆだねたものでありますこと、また毎日約900名の利用者に狭い村道を迂回していただくなど、大変なご不便をおかけしていることや、行政の責任として円滑な公共交通の確保という大きな責務を負っておりますことをご理解願いたいと思います。

 また、今までの村との交渉過程や委員会の審理の場でも事業計画や事業等に対する明確な反対の意思表示はなく、主な論点は補償に関する事項でありました。委員会の審理の過程においても平成21年6月23日に収用委員会から補償についての骨子が示され、任意で合意するよう勧告を受けており、村としてもかなり厳しい内容でありましたが、その内容をすべて受け入れることといたしました。しかし、残念ながら権利者の方には受け入れをしていただけなかったことから、平成22年2月16日の収用委員会からの裁決に至ったものと理解しております。

 以上のような経緯から、補償等についての再度の話し合い等は考えておらなく、土地の所有権も村に移っていることから、一日も早い自主的な土地の明け渡しを願うものであります。

 なお、本日午後、岩手県に対して代執行の請求をいたしました。

 また、住民へ説明というお話でありますが、これまでも村政懇談会等において、住民の方々からの巣子駅に関しての質問に対して、今までの収用申請に至った経緯や現状、見通し等をお話ししてまいりました。今後とも一日も早い道路開通に向けて努力してまいります。



◆2番(桜井博義君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 2番桜井博義君。



◆2番(桜井博義君) それでは、再質問させていただきます。

 まず、済みません、ちょっと風邪ぎみなものですから、声が余りよくありません。口蹄疫の関係についてお伺いします。滝沢村として、確かに今月に入り、消毒剤ということで消石灰、各農家に5袋ずつ配布になったわけでございますが、もちろん非常に農家にとっては完全な消毒、もちろん農家にとってはわからないものですから、各農協の担当職員なり、そういうところに来てもらったり、あるいは集まる機会を設けて、どういう体制というか、消毒剤の使い方やりました。それでも、やはり今まで6月は割と天気がよかったので、比較的消毒剤も割と少量で済んだわけですけれども、最近になって雨が毎日のように、毎日ではないけれども、多くなって、まいてもすぐ流れると、そういったことで、本当にむしろ7月に新たな、また2次配布もあるということですけれども、なるべく早急に前倒しというか、早目にそういう処理剤を農家に対して、長引けば、また対応するとは言っていますけれども、長引けばでなく、これから雨の多い時期、ますます必要と考えますので、そこら辺を柔軟に消毒剤を配布する予定は考えているのか、その辺お聞きします。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 消毒剤の配布についてお答えいたします。

 議員ご指摘のとおり、雨の多い時期になりますと、せっかくの消石灰も流れてしまうような事態にも至りますので、状況を見ながら柔軟な対応をしてまいりたいと。現在のところは、7月の上旬に2次配布を予定しておりますが、状況を見ながら対応してまいりたいというふうに考えております。



◆2番(桜井博義君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 2番桜井博義君。



◆2番(桜井博義君) ぜひ対応してもらいたいのですけれども、それともう一つです。農家にとってもう毎日の観察、あるいはそういったことはもう欠かせないわけですけれども、非常に農家にとって頻繁にやっぱり出入りする業者というか、よその方の農家によってさまざまなのです。例えば頭数の少ないところは、そんなに少ないかもしれないけれども、大きく経営している人はいろいろな方がもうえさとか、畜産関係の車両とか、非常に頻繁に出入りをするわけですけれども、そこら辺の農家によって必要な方の対応というか、非常にみんな同じ使用量ではないと思いますので、その辺はどう考えていますか。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 本村におきましては、周辺町村の状況等を勘案し、周辺の中では最も多い消毒剤を配布するということで、今現在計画いたしております。

 なお、議員ご指摘のとおり、農家の規模に応じてもかげんをしなければならない事態等も出てくるかと思いますので、その辺のことも考慮しながら天候のこと、それから規模のこと、周辺環境のこと等々勘案しながらいろいろと検討させていただきたいというふうに考えております。



◆2番(桜井博義君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 2番桜井博義君。



◆2番(桜井博義君) 農家にとって、いろんな不安があるわけですので、その不安を当局にお伺いしているわけですけれども、そしてそれともう一つは国の措置法ができて、埋却というか、もし発生をした場合のそういう殺傷処分になった場合、万が一のことですけれども、そういう場合の、この答弁ですと、それぞれの農家の、滝沢は比較的農地が確保されているので、農家の敷地にと、そういう考えですけれども、これは農家によって、そしてもう一つは確かにそういうことはありますけれども、例えば柳沢、姥屋敷もそうなのですけれども、滝沢の飲料水の供給、そういう水源にもなっているわけです。そういうことを考えますと、安易に農家があいたところを簡単にはそう処分場を求めるというわけには、農家の勝手に決められることもできないのではないかなと思いますが、その辺はどうでしょうか。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 万が一の場合の埋却につきましては、基本的には自己所有地でということでお願いを申し上げることになろうかと思います。例外的に、どうしても確保できない場合については、その他の場所、調達をしなければいけないということになるわけでありますが、基本的に埋却の場合には不透水層、遮水シートを敷設して、その中で埋却をしていくということになっております。この埋却の技術的な使用が地下水とか、いろいろなところにどのような影響を及ぼすかというところにつきましては、なお調査は必要ではありますが、基本的には国の指導方針に従いまして埋却処分をするという方向で指導をさせていただきたいというふうに考えております。



◆2番(桜井博義君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 2番桜井博義君。



◆2番(桜井博義君) 国の指導と言えば、聞こえはいいのですけれども、実際私も現地に行ってみないから、もちろんわかりませんけれども、いろんな報道なんか見ると、やはり埋却が大きくおくれた。そして、農地はあるのですけれども、なかなか近隣の理解は得られない。それから、水源にも近かったということで、要するに結局すぐ初期体制のおくれが非常に大きく報道されております。そういうことで、こういったことは一応、もう今のうちからある程度手を打つというのですか、十分国や県のマニュアルのみに限らず、村としては、ではどうすればいいのか、その辺を考えるべきではないかなと思いますけれども、どうでしょうか。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 万が一の状態に立ち至った場合につきましては、重機オペレーター、そして同時多量にそういった事態に発生することも想定されるわけでございますので、担当課、担当部を超えて、全庁を挙げて対応をするということになろうかと思います。その中で、関係する方々へのご協力をお願いを申し上げながら、連携をとりながら全力を尽くして対処してまいりたいというふうに考えております。



◆2番(桜井博義君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 2番桜井博義君。



◆2番(桜井博義君) 新しい国の措置法にもやはり70日間以内に殺処分と、そういうことをうたっております。そういうことになりますと、悠長なことを言っていられないのではないかなと。もしものことを考えた場合、そう思います。

 そのことから、それともう一つ、例えば1軒のところで1頭だけなっても、そこの農場はもちろんそうだし、半径10キロですか、そういうことも国のほうで決めております。そういうことを考えますと、いざということになると、本当に非常に大変な、埋却ということが非常に重要な問題になってくるのかなと。それぞれの市町村でできる、市町村だからきめ細かなそういう対応が私はできると思いますので、国、県の方針を待つものだけではなく、もう少し具体性をやる必要があると思います。どうでしょうか。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 報道されておりますように、非常に感染力の強い病気でありまして、村といたしても大変危惧をいたしております。半径10キロということになりますので、本村だけにとどまらず、周辺の市町との問題も出てまいります。

 逆に、周辺の自治体に発生した場合も本村にも影響が及ぼしかねないといったような相互連携をしながらの防疫体制、予防が必要だというふうに認識をいたしております。滝沢村だけで取り組むことのみならず、周辺、広域で一体となって防疫体制に全力を尽くすというのが現在私どもに課せられた使命であるというふうに認識をいたしております。



◆2番(桜井博義君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 2番桜井博義君。



◆2番(桜井博義君) いつも畜産農家集まると、やっぱりもう万が一のことを考えて、もしなったらもう経営は終わりだと言う人もいる、さまざまな人いるわけですけれども、そういう中でやっぱり、ではどこに、では敷地とどこに埋めたらいいのかと。むしろ農家側が今からそういう心配をしていると。うちには、そういう埋める、そばに川もあるし、みんなそういう非常に心配をしています、実際。そういうことから考えると、ある程度の方針というか、こういうことだから、そういうことに余り安心してくださいよとか、やっぱり何か村のそういう体制が、筋道というか、そういうのが少し見えてこないと、何となく畜産農家は不安でならないと思いますけれども、どうでしょうか。



◎経済産業部長(中道俊之君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 中道経済産業部長。



◎経済産業部長(中道俊之君) 万が一といった事態に立ち至った場合には、まず殺処分、埋却、一連の作業を迅速に行わなければいけないということとされております。最短でも3カ月程度の時間、正常化宣言をして、その後に再建を目指すということになるわけでありますが、再建に伴いましては牛の損害、仮に牛といたしますと、その損害についての補償の中で、新たな牛の導入を行うことですとか、それから飼料の確保といったようなことを取り組んでいくということになろうかと思います。それらについての財源的な支援、手当てといったようなものについて、村といたしまして国、県、そして村独自の支援策を相乗的な形で農家さんのほうに提案をさせていただき、再建がおくれないような手だてを講じてまいりたいというふうに考えております。



◆2番(桜井博義君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 2番桜井博義君。



◆2番(桜井博義君) この件について、最後にしますが、今はもちろん飛び火していない、宮崎県内でそこでおさまっているから、割とそういう安易というか、もうそういう言葉になるのかなと思いますけれども、これがどんどん、どんどん終息に向かっていけば、別にそういう心配はないのですけれども、やはり今の段階ですととてもそういう状況でもないということだから、農家はいろいろ心配しているので、そういうなった場合のことを非常に心配しております。そのことをやっぱり強く当局の方も認識していただきたいなと思います。

 では、次の質問に入ります。巣子駅線の件ですけれども、村に対して明け渡しの執行停止取り下げたこと、これに関して言えば、相手は村でなく、県のほうに変わっていたものですから、どうしようもないと、そういうことで取り消したものと聞いております。

 それから、先ほど岩手県に対して代執行の請求をしたと述べておりますが、そのことによって、代執行の行為があるわけですけれども、大体その期限はどのぐらいの予定していますのか伺います。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 及川都市整備部長兼上下水道部長。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 代執行についてのお話ですが、ご質問ですけれども、その権限は県のほうにございますので、やはり私どもとすれば予見を与えるような発言はちょっと避けたいと思いますので、控えさせていただきます。



◆2番(桜井博義君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 2番桜井博義君。



◆2番(桜井博義君) 私がこれから聞くこと、みんな発言控えさせてもらうと、そういうふうになるのかなと思いますけれども、答弁の中にもう今後地権者との話し合いというか、そういうのは全く、もちろん代執行に至ったわけですから、考えていないということは当然だと思いますけれども、問題はここにありますように、あくまでも補償的な考えでやっぱり解決に至らなかったと、平行線だったと。それ述べておりますが、再度そこを確認します。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 及川都市整備部長兼上下水道部長。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 合意に至らなかった一番の私どもが考えている要因という観点からいきますと、まず補償に関する考え方ということで、村長が先ほど答弁で述べられましたとおり、補償は昭和37年に閣議決定されていまして、公共用地の取得に伴う損失補償基準要綱に基づいて行っていまして、このことを踏まえますと、現状の価値と実際の補償額との間において、財産的価値を等しくするというのが大原則でありまして、つまり公共事業の補償は現状の価値をもとにした財産補償制度でございます。ですから、その他さまざまな要素等を加味するなど、自由に価格を決めることができる民間の取引とは大きく異なるということ。このことを適正な補償を行うという公共事業の趣旨から、絶対に私どもとしても譲ることのできない原則でございます。さまざまな努力をしてきましたが、残念ながらこの大前提をご理解いただけなかったのが最大の任意交渉での合意に至らなかった要因と考えております。



◆2番(桜井博義君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 2番桜井博義君。



◆2番(桜井博義君) 村長がやはり何度か、交渉に直接村長が入って交渉しているわけですけれども、その中である程度合意にもう一歩というか、至るところまでいったこともあったのです。それも合意に至らなかったわけですけれども、その辺のところが私はよくわかりませんが、やはり全く村にも責任なかったのかと。6回ぐらい行っているわけですけれども、その中でやはりそういうことがあったと。そういう話も伺っております。そういうことで、そこにお互いもう少しというところにどこかのずれがあって、あるいは合意に至らなかったと。そういうことがあったと伺っておりますが、どうでしょうか。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 私が直接出向いて話をしたときに、もう一歩合意に至るところまでいったということは、一度もありません。



◆2番(桜井博義君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 2番桜井博義君。



◆2番(桜井博義君) なかなかやはりこれは地権者との村との協議、非常にやっぱりかなり考え方に大きな開きがあるのかなと、そういうことがこれまでにこの問題について長引かせた問題、今の村長の答弁もそうですし、それと当初巣子駅の基本計画で提示されたときには、現在の地権者の問題は全く起きていなかったわけですけれども、途中から道路が変更になって、このような問題になったわけですけれども、なぜ、途中からと、15年の1月に村の全員協議会ですか、ここでの示した計画、それとその後変更になっていますよね。そこは、なぜ変更になったのかお聞きします。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 及川都市整備部長兼上下水道部長。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 変更というとらえ方ですけれども、私どもは、あくまでも地権者の方にも、地権者の説明会もそうですが、あくまでも当初は素案として説明をしておりまして、ですからその時点では駅の細かい詳細な場所、それから新幹線のトンネルの本当の直上をこの道路が行きますので、それらの協議等についてはまだ済んでおりませんで、ですからその時点では素案であって、実際最終的に決めたことで、その前後ありますけれども、決定したものをご説明したわけでございませんので、変更というとらえ方を、まず村としてはしていないということと、それから地権者の方につきましては説明会にもご案内もしていますし、それからそのときには代理人の方、会社の方なそうですが、出席して、さらにその翌日には地権者の方本人から、代理人から聞いたと、その内容について聞いたと。そして、事業についても、私どもの認識としてご理解していただいて、そのときにあとは代替地等のお話もありまして、ではそういう方向で話し合いましょうということで、電話でやりとりもします。それらの記録も一応村としてはございますし、ですからそれから先ほど村長の答弁にもありましたとおり、事業の今でもいろいろな話し合い等につきましても代替地、約16カ所ほどいろいろ探しました。

 それから、補償の金額等についても約4年間という長期にわたりご協議してきたわけですが、私もいろいろ公共事業には携わってきていますが、事業の計画や事業そのものに反対の方は代替地を探したり、それから用地の補償について話し合ったりする前に、まずここにかけないでくれというので話し合いに入らないのが普通でございまして、私どもとしてもこのような事態になって、すごく困惑して戸惑いを感じております。やはりその話が出たのが収用委員会での金額がある程度表に出されまして、その段階から一応事業に説明が云々とかというお話に変わってきたものと私どもは認識しております。



◆2番(桜井博義君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 2番桜井博義君。



◆2番(桜井博義君) 素案でなく、原案が出ているのです。ここに資料ありますけれども、素案でないのです。全員協議会の資料の原案として出されております。その原案を見ますと、道路が今の地権者のところにかかっていないのです。これは、全員協議会の原案です、これは。かかっていないのです、それを見ると。いつどこで変更になって、今の地権者にかかったのか。その辺がはっきりしないのです。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 及川都市整備部長兼上下水道部長。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 私ども都市計画法上のお話をしていまして、先ほどの話とちょっとあれなのですが、私どもは都市計画法上の決定はその年の11月にしていますので、そういう意味で都市計画法上では変更等は、そこに関してはしていないということを先ほど申し述べさせていただきました。



◆2番(桜井博義君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 2番桜井博義君。



◆2番(桜井博義君) 村の実施計画には、基本計画には、きちんと原案があって、都市計画には変更案を、では出されたのかなと思います。なぜそのように、なぜかと、大きな問題です。もうそこ、今までかからない人がかかるようになったり、あるいはかかる人はかからなくなったり、そこら辺のいきさつがどうも見えてこないというか、周りになぜそうなったのか、理由がさっぱり、やっぱり道路が変更になるということは、それなりのきちんとした理由があると思いますけれども、その理由は何でしょうか。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 及川都市整備部長兼上下水道部長。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) ですから、その時点では、駅の位置、正確な位置、それから結局一種のトンネルの上行くというのは、一種のコントロールポイントというか、一番の重要な場所ですので、それらが決まっていなかったということで、土地区画決定はその時点ではしていなかったということと、それからそういう当然説明会等も行っておりますし、地権者の方も当時説明会にも参加されておりますし、広報等でもそういうご案内もしています。それから、実際の事業計画や事業等についての反対という意思表示も私どもは受けたこともありませんし、約4年にわたってそれらの反対とかではなく、もう誠心誠意一緒になって代替地等もいろいろ探してきたわけです。ですから、その計画等についての反対とか云々という議論なりお話はそういう場で、それから収用委員会の審議の場でもあくまでも補償についても表明をされていまして、計画や事業についての云々というお言葉は一度もございませんでした。



◆2番(桜井博義君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 2番桜井博義君。



◆2番(桜井博義君) 私が今質問したことについて、やっぱりそういうことに、これだけではないのですけれども、そういうさまざまな問題に対して、きちんとやっぱり村が説明責任を果たしていなかったのかなと思います。そして、15年9月、巣子地区まちづくり検討委員会、これについては道路がずれたことをこの場で説明しているわけです。ずれましたよということで。それで、そのことを考えると、なぜずれたのか。先ほどまだ跨線橋の位置が云々と言っていますけれども、確かにここで跨線橋の位置がずれたと村側では説明しておりますが、では跨線橋の位置は当初のまだ素案では跨線橋の位置も決めていないのに、ずれたということはちょっと考えられないのでないかなと思いますけれども。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 及川都市整備部長兼上下水道部長。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) ですから、協議中だったということで、まだそういう決定されたものではなかったということです。そして、最終的には、11月に都市計画、説明会等もいたしますけれども、都市計画決定等を行ったものでございます。

 それから、何度も同じお話をさせていただきますが、この地権者の方にはそういったような事業に対する反対とか云々ということは受けておりませんので、参考までに……



◆2番(桜井博義君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 2番桜井博義君。



◆2番(桜井博義君) 地権者だけでなく、私たち、例えば議員にも変更理由が説明されていないのです。いつの間にか議員全員協議会の席で変更になった図面を出されましたけれども、でも私たちはそれは知るべきもなく、普通は変更されると、変更前はこうだったよ、変更後はこうだったよと図面に本当は詳細に説明するはず。そういうのが全協の中で一切今回出ていなかった。全協の資料全部ひっくり返して見たのだけれども、そういう資料一枚もなかったので、いつどこでそういうふうにずれたのかな。そこら辺をはっきりしていただきたいと思います。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 及川都市整備部長兼上下水道部長。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 議員の方々にご説明したのは、法的に都市計画決定、説明会等を行いまして、都市計画決定後に説明をいたしております。



◆2番(桜井博義君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 2番桜井博義君。



◆2番(桜井博義君) 原案がもう15年の1月に出されて、そのときは何も変更前の。ところが、15年のもう11月に変更後が出されていると。もちろん議会にも全然説明されておりません。そして、跨線橋の話も出ていましたけれども、どの資料を見ても跨線橋は当初の計画から全然動いていないのです。どの資料を見れば、動いたのかわからないのだけれども、いろいろ議員に出された資料では判断できませんということです。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 及川都市整備部長兼上下水道部長。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 最初にお示しあったのは、当然反対側に跨線橋の場所そのものが表示になっていないはずですので、それは変わりないというのはそのとおりだと思います。図面に、ホームの位置は載っていますが、跨線橋の位置は、ですから決まっていませんでしたので、載っていませんので、おっしゃるとおりだと思います。

 それから、あとはトンネルの、さらに跨線橋ではなく、手前のトンネル、今収用の対象のちょっと行ったところなのですが、そこの新幹線のトンネルの直上を通るものですから、結局土かぶりというか、厚さの関係もありますので、その関係での場所もまだ協議中でしたので、まだきちっとした、少なくとも巣子駅線については、それとそれから反対側に行く跨線橋と、それからトンネルの上を行く、通る場所についてはそういう技術的な検証等もございましたので、その関係で確定していなかったということでございます。



◆2番(桜井博義君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 2番桜井博義君。



◆2番(桜井博義君) 大分なくなってきましたが、トンネルのことを言いますと、実はわざわざ道路を南に移したことによって、余計トンネルの段差が必要になってくる。だから、むしろ最初の、当初の基本計画にあるものだと、余りトンネルの位置をそんなに考える必要なかった。勾配もそんなにつける必要なかった。こっちに、南側にずれたことによって、勾配も必要になって、トンネルも必要になって、だからますます一般住民から見るとJRもそれで許可したと思いますけれども、JRにとっても本当はまずかったのかなと、そういう面がうかがわれます。

 それと、もう一つは、やはりそういうまだ動いたという、道路が変更になったということをなぜ議会にきちんと説明しなかったのか。私たちは、全然知るよしもなし、来ましたので、その辺のところ、もし、いや私の認識違いで、きちんとしましたよと言うなれば、それでいいと思いますけれども、どうでしょうか。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 及川都市整備部長兼上下水道部長。



◎都市整備部長兼上下水道部長(及川安君) 今資料、時系列で見ておりますが、議員の方々にご説明したのは、住民説明会等が終わって都市計画決定になってからということで、若干そこでは時系列的には順序がちょっと逆になっているということはあるようです。ただ、住民の方々に対しては、それから当然地権者方に対しても決定前にご説明はしておりました。ただ、今時系列の資料を見ますと、若干議員の方々に対する説明については、まちづくりの事業認可、それから都市計画決定等後になっているようでございます。



◆2番(桜井博義君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 2番桜井博義君。



◆2番(桜井博義君) こういうふうに、やはりただの私は補償だけの問題でなく、やはり当初からそういう計画のあり方、そのものに対してもやはり大きな問題だったのかなと。質問、もう時間もないから、もう終わりですけれども、本当はまだまだあるわけですけれども、そういうことを考えますと、やっぱり今後はまたこういういろんな都市計画、あるいはいろんな事業進める上で、きちんと説明というか、あるいは情報なり、やはり住民あるいは議会にもう少しわかるように、何か説明がないまま進めてきたところも一部あったのかなと、そういうことをちょっと感じましたので、今回質問させていただきましたけれども、村長はその後を引き継いで事業を進めてきたわけですけれども、非常にやりづらかった点もいっぱいあったと思いますけれども、これで一つのめどが立ったとほっと安心していると思いますけれども、やはりこういういろんな中にくすぶった問題は、やはり残ったままだと。残ったままというか、残ったままずっといくのかなと思っております。村長、何か答えがあれば。



◎村長(柳村典秀君) 議長。



○議長(角掛邦彦君) 柳村村長。



◎村長(柳村典秀君) 私にとりまして、今となってみれば、もっと早く収用委員会にかけていれば、もう既に完成していたのではないかなという思いがあります。これまで4年以上にわたってこういう状態が続いてきたということに対しては、大変住民の方々にはご不便をおかけしたというふうに思っておりました。今私が村長になってからは、説明責任ということでは、特にも議会に対してできるだけ早くお知らせするという方針でおりました。そのことによって、やはり信頼をかち得るということもありますし、また住民に対しての説明責任も非常に重要だというふうに思っておりまして、そういったことから情報発信という意味でホームページ等を使っての情報発信ということもやっておりましたし、あらゆる手段を使いながらもう少し対話を重視して進めていって、今後こういうことのないように行っていきたいというふうに思っております。



○議長(角掛邦彦君) これをもって2番桜井博義君の一般質問を終結いたします。

                                        



△散会の宣告



○議長(角掛邦彦君) 以上をもって本日の議事日程は全部終了いたしました。

 本日の会議はこれをもって散会いたします。

                                (午後 3時16分)