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岩手県 奥州市

平成21年  9月 定例会(第3回) 09月04日−05号




平成21年  9月 定例会(第3回) − 09月04日−05号









平成21年  9月 定例会(第3回)



          平成21年第3回奥州市議会定例会会議録(第5号)

議事日程第5号

                      平成21年9月4日(金)午前10時開議

第1 一般質問

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本日の会議に付した事件

第1 一般質問

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出席議員(38名)

      議長  小沢昌記君

      1番  千葉正文君

      2番  菅原 哲君

      3番  関 笙子君

      5番  阿部加代子君

      6番  中西秀俊君

      7番  菅原 明君

      9番  三宅正克君

      10番  中澤俊明君

      11番  小野寺 重君

      12番  及川俊行君

      14番  千葉悟郎君

      15番  高橋勝司君

      16番  藤田慶則君

      17番  今野裕文君

      18番  渡辺明美君

      19番  佐藤邦夫君

      20番  菅原今朝男君

      21番  亀梨恒男君

      22番  及川梅男君

      23番  菅野市夫君

      24番  佐藤絢哉君

      25番  内田和良君

      26番  千田美津子君

      27番  遠藤 敏君

      28番  佐藤修孝君

      29番  菊池嘉穂君

      30番  新田久治君

      31番  廣野雅昭君

      33番  安倍静夫君

      34番  小野幸宣君

      35番  安部皓三君

      36番  佐藤克夫君

      37番  数江與志元君

      38番  高橋瑞男君

      39番  佐藤建樹君

      40番  及川善男君

      41番  渡辺 忠君

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欠席議員(0名)

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説明のための出席者

    市長                   相原正明君

    副市長                  岩井憲男君

    収入役                  伊藤正次君

    監査委員                 佐々木秀康君

    教育委員長                石川岩夫君

    農業委員会会長              佐藤清信君

    教育長                  菅原義子君

    病院事業管理者              大川正裕君

    水沢区長                 原田 守君

    江刺区長                 平 京子君

    前沢区長                 岩渕 功君

    胆沢区長                 桜田昭史君

    衣川区長                 浦川福一君

    総合政策部長               及川俊和君

    総務部長                 井上 馨君

    市民環境部長               菅原英記君

    商工観光部長               齊藤隆治君

    農林部長                 柏山徹郎君

    健康福祉部長兼福祉事務所長        井内 努君

    都市整備部長               菊池賢一君

    水道部長                 小野寺三夫君

    教育委員会教育部長            三浦信子君

    参事兼総合政策部競馬対策室長       粟野金好君

    政策企画課長兼地域エネルギー推進室長兼マニフェスト推進担当課長

                         佐々木 禅君

    総務課長兼行財政改革推進室長       及川文男君

    財政課長                 菊地隆一君

    収納課長兼滞納対策室長          佐々木與一君

    農政課長兼ブランド推進室長        伊藤嘉啓君

    下水道課長                及川 公君

    教育委員会歴史遺産課長          佐久間 賢君

    農業委員会事務局長            及川政義君

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事務局職員出席者

    事務局長                 鈴木龍司君

    事務局次長                佐賀克也君

    総務係長                 山路友紀子君

    議事調査係長               浦川 彰君

    主任                   佐藤かずみ君

    主任                   今野美享君

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議事

               午前10時 開議



○議長(小沢昌記君) おはようございます。

 出席議員は定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の会議は、議事日程第5号をもって進めます。

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○議長(小沢昌記君) 日程第1、一般質問を行います。

 通告順により順次質問を許します。初めに、11番小野寺重君。

     〔11番小野寺重君登壇〕



◆11番(小野寺重君) 皆さんおはようございます。

 11番小野寺重でございます。

 私は、さきに通告いたしました2点につき、市長、教育委員長、農業委員会会長に質問いたします。

 初めに、図書館の利用整備状況についてお伺いいたします。

 高度情報化社会、生涯学習社会の到来に伴い、図書館の果たす役割が大きくなってきています。市民の生涯学習を支援することが、図書館に大きく期待されています。図書館では、閲覧、貸し出し、調べもの等従来のサービスに加え、情報サービスや乳幼児、児童・生徒、高齢者、障がい者等の利用者対象別の図書館サービスも行っています。

 前沢区は、図書館になってからは5年経過し、現在は奥州市図書館として利用規定を統一し、資料の巡回、貸し借りや交流を行い、その成果もあらわれ、年々利用者数がふえ、貸し出し冊数や来館者も増加傾向にあります。だれでも、いつでも図書館に気軽に立ち寄れ利用できるようにと、職員一丸となって努力している姿勢が感じられます。区内の幼・保・小・中学校、高等学校、支援学校との連携をとりながら長期休みの図書館利用を促す行事を実施したり、読書の意識を高めるように読書コンクールを実施することにより、活字に親しませ、子供の読書活動の推進に努めています。また、本を介した子育て支援として、ミニ講話や親子の交流の場を定期的に設けたり、子供たちに早い時期から本に触れさせ、健やかな成長を促すように絵本の奨励を乳幼児の健診日に行っております。奥州市図書館の統一規定で、開館時間を延長したサービスは、仕事帰りの人や、生徒や学生の利用も定着してきました。赤ちゃんからお年寄りまで、各年代の市民の利用がふえて、図書館は生涯教育の場として着実に役目を果たしています。

 そこで、各図書館の利用状況、課題は何かを教育委員長にお伺いします。

 一方、ハード面では施設の老朽化は各所にあらわれています。昭和38年に体育館として建てられ、一時期庁舎として利用され、公民館として長い期間利用されてきました。現在、排水溝は埋まり雨水が流れず、建物自体が周囲より低いため、床下全体に湿気を帯びています。シロアリ発生により、床下木材の腐敗が進み、床が傾き、木の重みで書架も傾き、一昨年、部分補修をいたしましたが、ことしも、引き続き床の傾きが大きいため補修しております。あくまでも、応急処置で危険度が一層増しています。また、下水道工事に手をつけていないため、旧式便所のままで子供が利用するには安全性、清潔性を欠いています。古い建物を磨き、展示配慮に工夫しながら利用者によい印象を与えるようにと職員は努力しておりますが、安全管理から見ても限界に達しております。市長、早急に整備、対応すべきと考えますが、考えをお伺いいたします。

 次に、農業委員会の役割と課題について、市長、農業委員会会長にお尋ねいたします。

 今、農業を取り巻く諸情勢は大きく、しかも急速に変貌しています。農畜産物の価格の下落、燃料、肥料・飼料など生産資材の高騰など、農業生産活動は生産現場の努力だけでは解決できず、非常に厳しい状況下にあります。この難局を乗り切るため、関係機関、農家が一体となり取り組んでいかなければと考えております。このような状況が要因で、担い手不足、高齢化、農業への企業参入、耕作放棄地の増大が深刻化しております。

 こうした状況を考えますと、遊休農地の解消はもちろんのこと、足腰の強い地域農業の担い手、優良農地の確保を通じて、日本農業の構造改革を進め、食料自給率の向上の実現に資する農業、農村現場での実践的な農業委員会活動が求められてくるものと思います。この秋には、農業の制度改正が行われ、農地の権利移動、遊休農地対策、農地に関する情報関係など、大幅に業務が増大することになっております。現体制で対応できるのか。課題は何か。農業委員会佐藤新会長さんには、おれは農業で生きていく。この地域農業を守り発展させていきたいと申しております。その思いが力強く感じられました。会長さんを初め、48名の方々のご活躍を願うものであります。

 今回、会長さんのデビューに花を添える思いでご質問をいたします。奥州市の基幹産業は農業であり、農業委員会の重要性からも市としても十分なる支援を願うものであります。市長の所見もお伺いいたします。

 以上で、登壇しての質問を終わります。よろしくお願いします。



○議長(小沢昌記君) 相原市長。

     〔市長相原正明君登壇〕



◎市長(相原正明君) 小野寺重君のご質問にお答えをいたします。

 最初に、図書館にかかわるお尋ねであります。

 図書館は読書の推進を基本に、郷土資料の保存、資料の検索、視聴覚教材の利用、県内外の図書館との連携による相互貸し出しなど、市民の生涯学習の場として重要な役割を果たしております。市立図書館は合併により旧来の図書館4館を引き継いでおり、蔵書は3万8,000冊から29万8,000冊まで、また、施設的にも昭和38年から平成16年までに建てられた施設と多様な状況となっております。中でも、衣川区では図書館が未設置でありますし、前沢図書館はご質問にありましたように、昭和38年建設の旧前沢体育館を改装した建物であることから、床下の木材が腐食するといった点が見受けられるなど、老朽化をしております。

 このような状況の中で、前沢図書館について申し上げますと、前沢区におきましては、庁舎の効果的活用ともあわせまして、昨年、前沢総合支所庁舎再配置検討委員会を設置し、検討を進めた経過があります。庁舎内の各課等の配置がえにより、1階を図書館スペースとする案が出されているところであります。この案をもとに、ことし設計会社と構造上の制約等について協議したところ、特に問題ないということでございますが、配置がえに要する工事費等の積算や、区民の利便性を損なわないレイアウトが可能かなどの課題がありますので、実現に向けて具体的な検討に取りかかってまいります。また、庁舎の活用と図書館改築の検討につきましては、地域協議会や関係者との協議も並行して進めてまいります。なお、衣川区につきましては、既存施設の改修や遊休施設の活用などの方法も含めまして、図書館の整備について実現可能な方策を探っていきたいと考えております。

 これらの図書館整備は、いずれも総合計画に組み込まれていない現状にはございますけれども、今後、それを含めて鋭意検討していかなければいけないというふうに考えているところであります。

 図書館の利用状況等については、教育委員長からお答えをいただきます。

 次に、農業委員会の役割と課題についてのお尋ねでございますけれども、役割等の詳細については農業委員会長からの答弁となるわけでありますので、私のほうからは、市と農業委員会との協力等についてお答えをいたします。

 ご案内のとおり、農業委員会は法令に基づく必須の業務である農地法、農業経営基盤強化促進法の業務を主に行っているところでございます。このうち、市との関係業務は、農地及び農業経営の合理化に関する業務で、農地利用集積、耕作放棄地の所有者等に対する指導、解消策、さらには、認定農業者の育成などの業務があるわけでございます。これらの業務は、市にとっても大変重要な業務であると考えておりまして、その連携が必要であります。市におきましては、特に、人口が減少し、過疎化や高齢化が進み、担い手の減少によりまして、荒れていく農地がふえる状況である。中山間地域等において健全な農地、農産を守る施策として、中山間地域と直接支払い事業の実施、さらに、農地農業用水等の資源や農村環境を守り、環境を重視した農業生産への取り組みとして、農地・水・環境保全向上対策事業を実施しているところであります。農業委員会の活動である農地の利用集積や耕作放棄地所有者への指導、解消対策は、市の各種事業を実施するに当たり、大変重要な役割と認識をしております。また、市におきましては、国の政策に対応し、集落営農の推進、認定農業者の育成等に係る取り組みを推進し、農用地の利用集積による農業生産の向上、作業の効率化等を目指しているところであります。

 このように、市と農業委員会のかかわりは深く、お互いに農業者や地域農業の立場に立って、その進むべき方向を明らかにしながら農業の振興を図る必要があると考えております。また、農地法の改正によって、農業委員会における新たな役割がふえ、さらに農業委員会の果たすべき役割が重要となると認識をしております。今後におきましても、農業委員会との連携を強化し、農用地の集積、耕作放棄地の解消、認定農業者の育成について推進してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(小沢昌記君) 石川教育委員長。

     〔教育委員長石川岩夫君登壇〕



◎教育委員長(石川岩夫君) 小野寺重議員のご質問にお答えをいたします。

 市の資源である図書館は、市民の読書を推進し、基礎学力や知的水準の向上を図るために欠かせない重要な知的基盤であり、ひいては、地域の発展を支える情報拠点となる施設であります。合併後の市立図書館4館は、平成19年度までは旧来の開館時間で運営しておりましたが、平成20年度からは、午前9時半から午後7時までの開館時間に統一し、生涯学習の場としての利便性を高めております。昨年度の市立図書館の利用状況でございますが、延べ貸し出し人数は、水沢図書館の6万6,875人を筆頭に、合計12万9,422人となっており、前沢図書館と胆沢図書館の開館時間を延ばしたことにより、前年度に比べて7,766人ふえております。情報拠点である図書館は、市民の地域課題の解決や調査・研究の支援の場でありますので、各区とも均等にサービスを受けられるようにすることが大切と考えますが、実際は、図書館の移設や施設の老朽化などの課題がございますし、既存施設の中においても施設の老朽化が問題となっておりますので、計画的に整備を進めていくことが必要となっております。

 このような状況から、現在、読書ボランティアも加え、奥州市民図書館未来プロジェクト検討チームを組織し、運営体制、施設整備、図書館システムの運用等を中心に、10年後を見通した市立図書館にあるべき姿について検討しているところであります。プロジェクトでは、図書館利用者や各総合支所への来庁者を対象としたアンケート調査を4月に実施しており、その調査結果を踏まえながら、衣川公民館図書室のあり方や、前沢図書館の老朽化などのさまざまな課題について、現実的な方法も視野に入れて検討しております。

 次に、利用促進についてでございますが、図書館は本を借りる場所、本に触れる場所でありますが、それにあわせてくつろいだ時間を過ごせる場所になってほしいと考えております。まずは、市民が行きたくなる雰囲気づくりを行ってまいります。また、図書館を利用していない方にも足を運んでいただけるよう積極的に広報活動を行うとともに、さきに申し上げましたアンケートの調査結果をもとに、図書館がより一層市民に利用されるよう各館の連携強化等、一体運用を目指した新しい図書館の構築に努めてまいります。

 以上でございます。



○議長(小沢昌記君) 佐藤農業委員会会長。