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岩手県 奥州市

平成20年  3月 定例会(第1回) 03月19日−09号




平成20年  3月 定例会(第1回) − 03月19日−09号









平成20年  3月 定例会(第1回)



          平成20年第1回奥州市議会定例会会議録(第9号)

議事日程第9号

                    平成20年3月19日(水)午後1時30分開議

第1 諸般の報告

第2 請願の撤回

第3 発議案第46号 道路整備予算の確保を求める意見書

第4 議案第89号 奥州市固定資産評価員の選任に関し同意を求めることについて

第5 議案第90号 教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについて

第6 議案第91号 奥州市国民健康保険税条例の一部改正について

第7 議案第92号 奥州市水道事業料金条例及び奥州市簡易水道事業料金条例の一部改正について

第8 議案第93号 奥州市総合水沢病院の使用料及び手数料条例の一部改正について

第9 議案第94号 平成19年度奥州市一般会計補正予算(第9号)

第10 議案第74号 平成20年度奥州市一般会計予算

第11 議案第75号 平成20年度奥州市国民健康保険特別会計予算

第12 議案第76号 平成20年度奥州市老人保健特別会計予算

第13 議案第77号 平成20年度奥州市後期高齢者医療特別会計予算

第14 議案第78号 平成20年度奥州市介護保険特別会計予算

第15 議案第79号 平成20年度奥州市簡易水道事業特別会計予算

第16 議案第80号 平成20年度奥州市下水道事業特別会計予算

第17 議案第81号 平成20年度奥州市農業集落排水事業特別会計予算

第18 議案第82号 平成20年度奥州市浄化槽事業特別会計予算

第19 議案第83号 平成20年度奥州市バス事業特別会計予算

第20 議案第84号 平成20年度奥州市米里財産区特別会計予算

第21 議案第85号 平成20年度奥州市水道事業会計予算

第22 議案第86号 平成20年度奥州市総合水沢病院事業会計予算

第23 議案第87号 平成20年度奥州市国民健康保険まごころ病院事業会計予算

第24 議案第88号 平成20年度奥州市国民宿舎等事業会計予算

                            (予算審査特別委員長)

第25 競馬事業調査について

                          (競馬事業調査特別委員長)

第26 北上川治水対策について

                         (北上川治水対策特別委員長)

第27 奥州市地域医療調査について

                       (奥州市地域医療調査特別委員長)

第28 請願第38号 請願第46号

                              (総務常任委員長)

第29 請願第44号 請願第45号

                            (教育民生常任委員長)

第30 請願第47号

                            (産業経済常任委員長)

第31 請願第43号

                              (建設常任委員長)

第32 請願第48号

                       (奥州市地域医療調査特別委員長)

第33 所管事務調査の閉会中における継続調査の申し出について

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本日の会議に付した事件

第1 諸般の報告

第2 請願の撤回

第3 発議案第46号 道路整備予算の確保を求める意見書

第4 議案第89号 奥州市固定資産評価員の選任に関し同意を求めることについて

第5 議案第90号 教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについて

第6 議案第91号 奥州市国民健康保険税条例の一部改正について

第7 議案第92号 奥州市水道事業料金条例及び奥州市簡易水道事業料金条例の一部改正について

第8 議案第93号 奥州市総合水沢病院の使用料及び手数料条例の一部改正について

第9 議案第94号 平成19年度奥州市一般会計補正予算(第9号)

第10 議案第74号 平成20年度奥州市一般会計予算

第11 議案第75号 平成20年度奥州市国民健康保険特別会計予算

第12 議案第76号 平成20年度奥州市老人保健特別会計予算

第13 議案第77号 平成20年度奥州市後期高齢者医療特別会計予算

第14 議案第78号 平成20年度奥州市介護保険特別会計予算

第15 議案第79号 平成20年度奥州市簡易水道事業特別会計予算

第16 議案第80号 平成20年度奥州市下水道事業特別会計予算

第17 議案第81号 平成20年度奥州市農業集落排水事業特別会計予算

第18 議案第82号 平成20年度奥州市浄化槽事業特別会計予算

第19 議案第83号 平成20年度奥州市バス事業特別会計予算

第20 議案第84号 平成20年度奥州市米里財産区特別会計予算

第21 議案第85号 平成20年度奥州市水道事業会計予算

第22 議案第86号 平成20年度奥州市総合水沢病院事業会計予算

第23 議案第87号 平成20年度奥州市国民健康保険まごころ病院事業会計予算

第24 議案第88号 平成20年度奥州市国民宿舎等事業会計予算

                            (予算審査特別委員長)

第25 競馬事業調査について

                          (競馬事業調査特別委員長)

第26 北上川治水対策について

                         (北上川治水対策特別委員長)

第27 奥州市地域医療調査について

                       (奥州市地域医療調査特別委員長)

第28 請願第38号 請願第46号

                              (総務常任委員長)

第29 請願第44号 請願第45号

                            (教育民生常任委員長)

第30 請願第47号

                            (産業経済常任委員長)

第31 請願第43号

                              (建設常任委員長)

第32 請願第48号

                       (奥州市地域医療調査特別委員長)

日程追加 発議案第47号 「放射能を海に流さないこと」とする法律、放射能海洋放出規制法(仮称)の法律制定を求める意見書

日程追加 議案第92号 奥州市水道事業料金条例及び奥州市簡易水道事業料金条例の一部改正について

   (奥州市水道事業料金条例及び奥州市簡易水道事業料金条例の一部改正に関する調査特別委員長)

第33 所管事務調査の閉会中における継続調査の申し出について

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出席議員(39名)

      議長  小沢昌記君

      1番  千葉正文君

      2番  菅原 哲君

      3番  関 笙子君

      5番  阿部加代子君

      6番  中西秀俊君

      7番  菅原 明君

      8番  石川和好君

      9番  三宅正克君

      10番  中澤俊明君

      11番  小野寺 重君

      12番  及川俊行君

      13番  佐々木國男君

      14番  千葉悟郎君

      15番  高橋勝司君

      16番  藤田慶則君

      17番  今野裕文君

      18番  渡辺明美君

      19番  佐藤邦夫君

      20番  菅原今朝男君

      22番  及川梅男君

      23番  菅野市夫君

      24番  佐藤絢哉君

      25番  内田和良君

      26番  千田美津子君

      27番  遠藤 敏君

      28番  佐藤修孝君

      29番  菊池嘉穂君

      30番  新田久治君

      31番  廣野雅昭君

      33番  安倍静夫君

      34番  小野幸宣君

      35番  安部皓三君

      36番  佐藤克夫君

      37番  数江與志元君

      38番  高橋瑞男君

      39番  佐藤建樹君

      40番  及川善男君

      41番  渡辺 忠君

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欠席議員(1名)

      21番  亀梨恒男君

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説明のための出席者

    市長         相原正明君

    副市長        岩井憲男君

    収入役        伊藤正次君

    監査委員       佐々木秀康君

    教育委員長      千葉啓一君

    農業委員会会長    千田榮悦君

    教育長        菅原義子君

    病院事業管理者    梅田邦光君

    水沢区長       原田 守君

    江刺区長       佐藤雅士君

    前沢区長       岩渕 功君

    胆沢区長       桜田昭史君

    衣川区長       千葉仁市君

    総合政策部長     千葉洋一君

    総務部長       佐藤郁夫君

    市民環境部長     菅原公男君

    産業経済部長     及川俊和君

    健康福祉部長兼福祉事務所長   小野寺孝喜君

    都市整備部長     高橋 力君

    水道部長       小原君夫君

    教育委員会教育部長  小原清子君

    参事兼企画調整課競馬対策室長  粟野金好君

    企画調整課長兼地域エネルギー推進室長

                    菅原 浩君

    総務課長       菅原英記君

    財政課長       菊地隆一君

    税務課長       菊池 寛君

    水道部総務課長    菊池 契君

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事務局職員出席者

    事務局長       千葉 章君

    事務局次長      藤原 修君

    議事調査係長     佐藤浩光君

    主任         今野美享君

    主任         及川和彦君

    書記         及川誉士夫君

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議事

               午後1時32分 開議



○議長(小沢昌記君) 皆さん、大変ご苦労さまです。

 出席議員は定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 なお、欠席通告者は21番亀梨恒男君であります。

 本日の会議は、議事日程第9号をもって進めます。

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○議長(小沢昌記君) 日程第1、諸般の報告を行います。

 今期定例会に提出のため、市長より議案等6件の追加送付を受けております。また高橋瑞男君外9名から発議案1件の提出があります。

 これをもって報告を終わります。

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○議長(小沢昌記君) 日程第2、請願の撤回を議題といたします。

 教育民生常任委員会に付託しておりました請願第49号、公立いずみ保育園改築反対についての請願について、本日お手元に印刷配付のとおり、請願者から撤回したい旨の願い出がありました。

 お諮りいたします。願い出のとおり請願の撤回を承認することにご異議ありませんか。40番及川善男君。



◆40番(及川善男君) 請願の撤回についてお伺いをいたします。

 これは教育民生常任委員会で審議されていた請願でありまして、私も委員会を傍聴いたしました。その中で、この撤回に至る経過で気になる点がありましたので、お伺いをしたいというふうに思います。

 まず第1点は、請願者が休憩中に発言を求めて発言をされました。その中で、執行当局のほうから請願を取り下げてほしいというふうな要請があったという発言がありました。私の聞き間違いでなければ大変な問題ではないかというふうに思います。法律でだれでも請願権は保障されておりますし、ましてや今回の請願の内容からすれば、いろんな方がいろんな働きかけをすることはあっても、執行当局が請願者に対して、いかなる理由があるにせよ請願の撤回を要請する、あるいは求めるというようなことが、私は絶対あってはならないというふうに思いますが、その点の事実関係についてまず第1点。

 それから、同じく質疑の中で気になったもう1点は、今回の請願の内容は、いわゆる20年度の当初予算に盛られているいずみ保育園の改築をやめてほしいという請願の内容であります。関係する団体からの請願ですから、執行部も丁寧な対応をしたいということでいろいろ協議をされてきたようであります。私はそれ自体は否定するものではありません。ただ請願者の発言あるいは執行部の説明の中で気になったのは、今後我々が、私は反対しましたが特別委員会で議決されております一般会計の予算、これの執行にこの制約を加えるといいますか、そのような内容の協議、合意があって、それが前提に取り下げられるというようなニュアンスにも若干感じました。その辺の経過についてどういうことなのか、改めてお伺いをしたいというふうに思います。



○議長(小沢昌記君) 経過について、小野寺健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(小野寺孝喜君) お答えいたします。

 委員会の休憩中ではありましたが、そのようなお話があり、私もちょっとびっくりしたところでしたが、事実関係についてご説明申し上げます。

 まず、私のほうでお話をしたというふうなことを言われていますが、中身は、ある園長さんから自分たちの話し合いの中で、このままいつまでも反対をしていると住民の方々からのご理解を得られないのではないかと、反発を招くのではないかという話が、園長さん方の話し合いの中で出てきました。このままではどうしたらいいものかということで、非常に苦慮しているという実態が、私、話をしていてわかりましたので、あえて、例えば取り下げということもあるのですよという話をしたということです。それを私のほうから働きかけてと言われると、これは聞く側の判断がそれぞれ個人差があるということはそのとおりなんですが、そういうふうに理解されたということであれば、私はちょっと心外といいますか遺憾だなというふうに思っているところです。

 例えば、そのままその請願が審査されて、結果がどうであれ私のほうとすればそれに粛々とこたえるといいますか、それを見守るという立場ですので、あえてそういう働きかけをする必要はなかったというふうに理解いただきたいというふうに感じております。

 それから、その話し合いの中で執行権に及ぶようなことがあったようにというお話でしたが、これについても発言としましては、今までのここに至るまでの経過の中で若干話し合いが、あるいは説明が不足した部分があったということは素直に認め、謝罪をして話し合いをしたわけですが、その中で当然予算執行に当たっても、例えばの話ですが、反対だ反対だという中で強硬にということでなくて、話し合いを重ねながら一定の理解を得る形で進めたいという、こちらで配慮した形の発言をしたんですが、それについても、例えばの話ですが執行権に及ぶというようなことにとられるとすれば、私の発言の仕方が悪かったのか、受け取るほうの勘違いの部分があったのかということですが、いずれそういうことはあってはならないというふうに私は考えております。

 以上でございます。



○議長(小沢昌記君) 40番及川善男君。



◆40番(及川善男君) まず第1点目なんですが、部長の思いはわかりました。そうであれば休憩中の発言であっても、あの休憩というのは委員会運営上、傍聴者あるいは請願者から意見を聞く場合は休憩をとってやるという手続を委員会の中で踏んでいるもんですから、参考人として招致しない限りは。ですから言ってみれば委員会の運営上の問題であって、休憩中の発言であっても、請願者の発言はそれなりに委員会では責任のある発言だろうというふうに私は思いますし、そういう中で、当然それを前提にした委員会の質疑も行われたわけだと私は傍聴して思っております。

 ですから、今、部長が答弁されたような内容であれば、あの委員会できちっと、私のほうで取り下げしてほしいというふうに要請したのではないということを言うべきだというふうに、私は思います。あのまま委員会が流れて終わってしまった以上は、請願者が発言した内容については、委員会としてはそれなりに、当局側もそれを認めた内容だというふうにとられても、あるいは委員会がそういうふうにとっても私は不思議でないし、ごく当たり前だろうというふうに思いました。

 当然先ほども言いましたように、執行当局が市民から出された請願に対して撤回云々の話はあってはならないことですし、ないことだろうというふうに私は思っておりましたから、とりわけ奇異に感じたわけなんですが、その点はぜひ何らかの形ではっきりさせる必要があるんではないか。きょうの議会の答弁ですから、これが公式の見解だということになるんだとは思いますが、請願者との間でもきちっとしておかないと、後々、委員会の中でそういうふうに発言したことについて認めたんではないか、教育民生常任委員会でもそれを前提にし、て撤回することについて理解を得たんではないかというふうな話になりかねない問題だと私は思っております。その点について今後どう対処されるのかお伺いをしたいと思います。

 それから、2点目の部長の答弁はわかりました。ただ聞きようによってはということなんですが、非常に微妙な言い回しではありますけれども、いわゆる請願者、関係者といいますか、本来、公立の保育園を建設するしないは、予算審査特別委員会が附帯意見の質疑の際にもお話がありましたように、私立保育園だけが関係者ではないですね。今回の、特に最終的な判断をしたのは水沢の地域協議会が判断をして、そして建設したいと、そして水沢区の新市建設計画の事業配分の枠の中でやるということを決定したわけですから、本来であれば関係者というのは私立保育園協議会だけではなくて、そうした地域協議会とか、あるいは保育園の保護者とかさまざまいるわけですよ。ですから限定的にそれを関係者と見るのは、私は間違いだと思うんですが、ただ今回たまたま請願が出されたということで、その方々との協議を進めたということだとは思うんですけれども、さっきも言いましたように委員会を傍聴する限りは、今後、私立保育園協議会との話は十分詰めなければ、予算執行がなかなか進まないんではないかと、できないんではないかと、あるいはあの方々との協議の上で建設内容も決めていくというふうに私はとらえたものですから、それは違うんじゃないかというふうに思っているんですが、そういうことではないのですね。



○議長(小沢昌記君) 小野寺健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(小野寺孝喜君) お答えいたします。

 1点目ですが、休憩中とはいえそれに反論といいますか、その考えを言うべきだったというふうなことですが、あえて休憩中の私語なり発言なわけですよね。それを委員さん方が聞いて、これは問題だとなれば、再開した委員会の中で、あれはどうなんだと聞かれて、私はそこで答えようと思っていましたが聞かれもしませんでしたし、あえて答えもしませんでした。という私の認識で黙っていたということです。あくまで休憩中の後ろでの話でしたのでというふうに思います。

 それから2点目ですが、これも予算執行に当たってはこちらの考えで実施するということは当然ですが、ただしこういう経過があったもんですから、例えばこれからある程度計画が具体化していく中で、一方的にじゃなくてやっぱり計画は示しながら、こういうのですよと示しながら、それについてもし意見があれば、あるいは聞くという場面だって当然必要だと思うんですよ。今のところ用地を取得します、そして21年度に建設しますということでのスタートですから、まだ中身がよく見えない中で説明というのはできませんので、ある程度できてきた段階では当然説明をし、理解をもらって執行していくと。これをいつまでも待つんじゃなくて、やはりある程度話をしながら、タイムリミットというのが当然ありますので、それはそれに向かって事業のおくれ等にならないように進める必要があるというふうに思っていますが、できる限り丁寧な説明をし、ご理解をいただきながら進めたいということでの進め方でしたので、ご理解をいたただきたいと思います。



○議長(小沢昌記君) 40番及川善男君。



◆40番(及川善男君) 後段の点については理解をいたします。懸念するのは、我々には予算審査の段階で20年には用地取得とか設計とかで、21年に具体的に建設するというスケジュール的な問題、それから90名規模の定員の保育園を改築すると。それから、療育教室等併設をするというふうな基本的な構想は打ち出されておりますから、これは変わるものではないと。ただ細部にわたっていろいろ意見を聞くということがあるのだというふうな理解でいいというのであれば、私はそのように理解しますが、その点もう1点です。

 それから前段の問題ですが、ちょっとこれは、もし執行部全体でそういう認識であれば私は大いに問題があるというふうに思います。休憩中の私語と、委員長が休憩をして請願者が来ているので請願者の意見を聞きますというのは、先ほど申し上げましたように委員会の手続上の問題、いわゆる参考人として招致をしていない限りは、休憩をとって関係者の意見を聞くという、こういう委員会の手続上の問題であって、私は公式な見解を聞いているのだというふうに思います。そうでなければ、それらの発言を前提に委員会での審査はあり得ないはずでありますので、その認識は違うんではないかと。もしそういう認識で判断をされたのであれば、私は大いに問題があるというふうに考えますが、いかがでしょうか。



○議長(小沢昌記君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(小野寺孝喜君) まず、最初にご質問があった、先ほど申し上げたとおりで、これからきちっと話し合いをしながら計画どおり進めるにしても、許す範囲で時間をかけながら、要望等がもしあって、それも取り入れることができれば取り入れながらということでの話し合いをして進めるということですので、それについてはそのとおりでございます。

 それから、認識の違いだと思いますが、いずれ私が初めてそういう場面に出会いまして、あれ、ちょっと言っていることが違うぞということでしたが、もし再度そこで委員さんからさっきの発言を受けて、請願者からの意見を聞いてこれは問題だなと思うことがあれば、多分そこできちっとまた再開して聞かれるんであろうというふうに思ったもんですから、そうされたときにはお話をしようかというふうに私は思いました。

 当然認識の違いというのは、人数がいればいるほど受け取り方は違ってくると思いますんで、代表して話をしたということですが、個人の考えをもとに話をしたんだろうと思って、それがもし、どうだと真意を尋ねられたときは、私は、いや、こういうことで発言しましたということをしゃべろうというふうに思っていましたが、そういう機会がなかったのでそのままにしたということですので、いずれ中身とすれば、請願を取り下げてほしいということを要請したということじゃなくて、困っている事態を収拾しようとして提案というかアドバイスをしたということですので、本当にご理解をいただきたいというふうに思います。

 以上でございます。



○議長(小沢昌記君) 質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。願い出のとおり請願の撤回を承認することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、請願の撤回についてはこれを承認することに決しました。

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○議長(小沢昌記君) 日程第3、発議案第46号、道路整備予算の確保を求める意見書を議題といたします。

 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。

 38番、高橋瑞男君。

          〔38番高橋瑞男君登壇〕



◆38番(高橋瑞男君) 発議案第46号の提案理由の説明を行います。

 これは、国民生活の向上を図る上で最も基本的な社会資本である道路の整備を推進するため、必要な予算を十分に確保するよう、国に対し意見書を提出するものであります。

 議案の朗読をもって説明にかえさせていただきます。

     道路整備予算の確保を求める意見書

 道路は国民生活や経済・社会活動を支える最も基本的な社会資本であり、大都市、地方圏を問わず均衡のとれた整備が必要であります。

 地方では、日常生活における車への依存度が高いにも関わらず、道路整備は質・量ともに依然多くの課題を抱えており、活力ある地域づくりを推進するためには、住民生活に密着した道路網の整備の総合的、体系的整備を一層促進する必要があります。

 このような状況の中、昨年12月に政府・与党が合意した「道路特定財源の見直しについて」では、真に必要な道路整備の計画的な推進として、「道路整備中期計画(素案)」の事業量が59兆円を上回らないものとすること、地域格差対策として地方道路整備臨時交付金の制度改善、地方の財政負担軽減を図るための臨時措置のほか、高速道路料金引き下げや道路特定財源などの見直しなどが盛り込まれております。

 本市においては、市町村合併による市域の拡大や広域化への対応のためにも市民生活及び地域振興を支える道路ネットワークの早期整備がこれまで以上に求められているところですが、地方における道路財源の確保は年々厳しさを増し、住民生活に密接に関係する道路整備のさらなる遅れを危惧しているところであります。

 よって、政府におかれては、地方における道路整備の重要性を深く認識され、国民生活の向上、活力ある国土の形成、災害時における緊急輸送など全ての社会活動に不可欠で最も基本的な社会資本である道路の整備を推進するため、必要な予算を十分に確保するよう強く求めるものであります。

 何とぞ何とぞ、満場のご賛同を承りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明を終わります。



○議長(小沢昌記君) これより質疑に入ります。5番阿部加代子さん。



◆5番(阿部加代子君) 5番阿部加代子です。

 委員長にお伺いいたします。提案理由にあります予算を十分に確保することを求めるということで、今の時期に意見書を上げられるわけですけれども、今、国におきまして税制改正法案、道路の暫定税率、道路の特定財源等を含めました税制法案の改正に向けて、審議がされているところではありますけれども、ここには道路整備予算の確保を求める意見書というふうにあるんですけれども、この文章を読みますと、道路特定財源制度の堅持ということを望まれて要望される趣旨の意見書になるのでしょうか、お伺いしたいと思います。



○議長(小沢昌記君) 高橋瑞男君。



◆38番(高橋瑞男君) 当然ながら道路特定財源は、ご存じのように国のほうで結果的には通ったわけではございますが、しかしながら、いろいろとテレビ等でも放送になっていることがたくさんございまして、というのは、ご存じのようにかなり特定財源によって無駄な道路が、特にも都市にはそういう無駄な道路が非常にあるというようなこともいろいろあります。しかしながら、どうしてもそういう中で特定財源というようなことじゃなくて、道路の財源を要望するというのは、やはり道路財源そのものは、いずれにしろ奥州市であれ岩手県そのものにも、かなりの財源が来ておるというような関係から、これがまたさらになくなるようなのでは困りますが、特定というようなことについては問題があるというような観点から、道路財源の堅持を求めるという内容で審査された経過でございます。



○議長(小沢昌記君) 質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第46号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。

 討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。

 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、発議案第46号は原案のとおり可決されました。

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○議長(小沢昌記君) 日程第4、議案第89号、奥州市固定資産評価員の選任に関し同意を求めることについてを議題といたします。

 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。相原市長。



◎市長(相原正明君) 議案第89号、奥州市固定資産評価員の選任に関し同意を求めることについてをご説明申し上げます。

 ご同意をお願い申し上げます固定資産評価員の選任についてでございますが、固定資産評価員の佐藤郁夫氏が、平成20年3月31日をもって辞任いたしますため、その後任として井上馨氏を選任いたしたく、地方税法第404条第2項の規定により、議会の同意をお願いするものであります。

 何とぞ、満場のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(小沢昌記君) これより質疑に入ります。40番及川善男君。



◆40番(及川善男君) 私は、固定資産評価委員そのものについて異論を唱えるものでもありませんが、ただ先ほど委員会室で市長からご説明があった際に、ちょっと気になる発言がありましたので、真意をただしておきたいというふうに思います。

 この井上氏は、固定資産評価委員として今議案として出されているわけですが、当奥州市の総務部長として市長は招聘されたようであります。それでその説明の際に、職員の資質、能力の向上を図るために県から招聘してきたというふうなご発言があったんですが、そうしますと今の奥州市の職員の登用では、職員の資質向上なり能力の向上を図ることはできないと、言ってみれば県もしくは国の職員でなければだめだと。私は、何か県なり国の職員のほうが上位にあるようなそういうニュアンスに聞こえて、大変遺憾に思いました。その真意についてお伺いします。

 私は、奥州市の職員のそちらに並んでおられる部課長さんたちを見ても、県・国の職員にまさるとも劣らない、本当に立派な方々だというふうに思っておりますから、市長の認識がもしそうだとすれば、任命権者として問題あるんじゃないかと私は思いますのでお伺いします。



○議長(小沢昌記君) 相原市長。



◎市長(相原正明君) まことに意外なご質問で、そのように受けとめられたとすれば、ちょっと言葉が足りなかったと思います。短い時間ということを意識して端的に過ぎたかもしれませんが、もとより奥州市の職員も極めて優秀で、遜色があるとは全く思っておりません。ただいろいろな刺激をすることもお互い大事なことでもあると思います。これはひょっとすると、県側でも国側でもそういう市町村のよき人材を入れて刺激を受けることも、この先は必要なことかなという思いもあります。そんなところで、今ご質問のように市の職員よりもそちらが優位にあるとか能力が高いとか、そういうふうに思っての人事ではないのでございます。



○議長(小沢昌記君) 質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。ただいま議案となっております議案第89号は人事案件でありますので、委員会の付託及び討論を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 これより採決いたします。採決は起立採決により行います。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(小沢昌記君) 起立全員であります。よって、議案第89号はこれに同意することに決しました。

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○議長(小沢昌記君) 日程第5、議案第90号、教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについてを議題といたします。

          〔教育委員長千葉啓一君退場〕



○議長(小沢昌記君) 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。相原市長。



◎市長(相原正明君) 議案第90号、教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについてをご説明申し上げます。

 教育委員会の委員、千葉啓一氏におかれましては、平成20年3月30日をもって任期満了となりますことから、引き続き委員として任命することに関し同意を求めるものでございます。

 千葉啓一さんは、平成19年3月より奥州市教育委員会委員長を務めており、人格が高潔にして、教育、学術、文化に関し識見を有しており、適任者として再度委員に任命しようとするものであります。

 何とぞ、満場のご賛同を賜りますようお願いいたします。



○議長(小沢昌記君) これより質疑に入ります。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第90号は人事案件でありますので、委員会の付託及び討論を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 これより採決いたします。採決は起立採決により行います。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(小沢昌記君) 起立全員であります。よって、議案第90号はこれに同意することに決しました。

          〔教育委員長千葉啓一君入場〕

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○議長(小沢昌記君) 議案審議を続けます。日程第6、議案第91号、奥州市国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。

 議案の朗読を省略し、提出者の説明を求めます。相原市長。



◎市長(相原正明君) 議案第91号、奥州市国民健康保険税条例の一部改正についてを副市長からご説明申し上げますので、ご了承願います。



○議長(小沢昌記君) 岩井副市長。



◎副市長(岩井憲男君) 議案第91号、奥州市国民健康保険税条例の一部改正についてをご説明申し上げます。

 今回の改正は、健康保険法等の一部を改正する法律及び国民健康保険法施行令等の一部を改正する政令が公布され、一部を除きそれぞれ平成20年4月1日から施行されることに伴い、奥州市国民健康保険税条例の一部を改正しようとするものであります。

 改正の内容といたしましては、賦課区分を現行の2区分から、後期高齢者支援金等課税額を加えた3区分とし、あわせて創設された後期高齢者支援金等課税額の税率を、すべての区において同じ税率に定め、改正後の医療分の税率は、現行の医療分の税率から後期高齢者支援金等課税額の税率を減じたものとするものであります。

 また、特別徴収に係る所要の規定を整備するとともに、平成20年度に限り特別徴収対象被保険者であっても、9月30日までの間は普通徴収の方法により徴収し、10月から特別徴収を実施する事項を付則に規定するものであります。この条例の施行期日は平成20年4月1日とするものであります。

 以上です。



○議長(小沢昌記君) これより質疑に入ります。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第91号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。

 討論ありませんか。17番今野裕文君。



◆17番(今野裕文君) 17番今野です。

 私は、議案91号に反対をする立場から討論をいたします。

 本条例の一部改正については、後期高齢者医療制度の導入に伴うものであります。この条例の中身は4月1日スタートのものでありますが、現在私は後期高齢者医療制度そのもののスタートについては撤回をすべきだと思いますので、反対をいたします。

 なお、条例の中には、国民健康保険加入者と被扶養者との取り扱いの不平等を明確にするものや、世代間の対立をあおる形にならざるを得ない条項が入っておりますから、反対をいたします。



○議長(小沢昌記君) 討論を終結いたします。

 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(小沢昌記君) 起立多数であります。よって、議案第91号は原案のとおり可決されました。

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○議長(小沢昌記君) 日程第7、議案第92号、奥州市水道事業料金条例及び奥州市簡易水道事業料金条例の一部改正についてを議題といたします。

 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。相原市長。



◎市長(相原正明君) 議案第92号、奥州市水道事業料金条例及び奥州市簡易水道事業料金条例の一部改正についてを副市長からご説明申し上げますので、ご了承願います。



○議長(小沢昌記君) 岩井副市長。



◎副市長(岩井憲男君) 議案第92号、奥州市水道事業料金条例及び奥州市簡易水道事業料金条例の一部改正についてをご説明申し上げます。

 上水道事業及び簡易水道事業の水道料金等の額を改定し、市内統一料金にするため、奥州市水道事業料金条例及び奥州市簡易水道事業料金条例の一部を改正しようとするものであります。

 改正の内容についてでありますが、奥州市水道事業運営審議会からの答申を受け、これまで区ごとに定められていた水道料金等の算定方法を、合併協議会での確認事項である口径別従量制で統一するものであります。

 改定後の料金ですが、一般家庭の平均的な1カ月の使用水量である17立方メートルを使用した場合、口径が13ミリの場合、月額3,087円となります。あわせて簡易水道事業の料金等もその例によるものとするものであります。この条例の施行期日は、平成20年7月1日とするものであります。

 以上です。



○議長(小沢昌記君) 質疑ありませんか。5番阿部加代子さん。



◆5番(阿部加代子君) 5番阿部加代子です。

 水道料金にかかわる条例の改正になるわけですけれども、水道といいますのはライフラインの中で最も重要なものでありまして、合併協議会において統一しなければならないことも十分理解をしますし、水道料金が上がるということも理解をするわけですけれども、今回は20%ほどの急激な値上げになるわけでして、もう少し段階を踏んで、例えば10%ずつとかという形で値上げができないものなのか、その点お伺いをしたいと思います。



○議長(小沢昌記君) 小原水道部長。



◎水道部長(小原君夫君) ただいまのご質問にお答え申し上げますが、段階的にできないかというお話でございましたが、もう周知の事実だと思いますが、企業団からの受水が当初4月から始まるということでございまして、段階的に値上げをすれば、それだけ後年度にさらに負担を求めるようなことになりますので、事業運営上の収支に余り▲にならないような状況ということで、それから合併協議の統一ということがございましたので、そういうことで、さらには審議会の答申も統一すべきと、こういう答申も得ておりましたので、それを参考にこのような上程をしたということでございますので、何とぞご理解を賜りたいと思います。

 以上でございます。



○議長(小沢昌記君) 5番阿部加代子さん。



◆5番(阿部加代子君) 5番阿部加代子です。

 値上げの理由もよくわかりますし、それを延ばせば後のほうに負担が大きくなるというのもよく理解できます。水道企業団の会計状況を見ますと、ある程度まだ余裕があるように見受けられますけれども、例えばそういうものを少し利用しながら、もう少し段階的にできないのか、もう一度お伺いしたいと思います。



○議長(小沢昌記君) 小原水道部長。



◎水道部長(小原君夫君) もちろん企業会計でございまして、我々も最大限効率的な運営をし、人員削減なども考慮に入れながら効率のいい運営をしていかなければならないと、今後、企業団からの受水も始まるので、ますます効率的な運営をしていかなければならないと、こういうふうに思いますので、今の予定では3年間の値上げということを考えて上程をしておりますが、これが4年、5年と続くように我々も効率的な運営をし、経営も考えながらやっていきたいと、こういうふうに思いますので、何とぞ今回の上程のご理解をよろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。

          〔「関連」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 41番渡辺忠君。



◆41番(渡辺忠君) ただいまの5番議員の質問に関連しますが、審議会からの答申の中に附帯意見として、ある地区によっては今の料金の倍以上になる地区もあるというそういうことから、段階的に料金の値上げをすべきだという意見が、前回の説明の中にあったわけですが、それらに関連していろいろ議員各位からも質問があったわけですが、以後この料金でいかなければならない原価割れという言葉が出てきたわけですが、果たしてその原価が本当に適する原価なのかどうか、専門の担当官がいろいろとはじき出した原価であろうかと思いますので、理解はするところですけれども、そういうふうに、ある地区が倍以上の料金、今、月5,000円納めている方が1万円になるという世界になりますので、その辺の考慮をそれ以後検討されたのかどうかお伺いしたいと思います。



○議長(小沢昌記君) 小原水道部長。



◎水道部長(小原君夫君) 審議会の答申ということは、基本的には統一すべしという基本的な答申でございまして、附帯意見としてそういう声もあったということでございましたので、基本的な答申の中身は統一すべしということでございましたので、我々は最大限審議会の意見を尊重し、そのような形で統一をしたほうがいいのではないかという判断に立ってこのような上程をしたと、こういうことでございますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(小沢昌記君) 41番渡辺忠君。



◆41番(渡辺忠君) 答申のそのことはわかります。理解しますけれども、そういう意見があって、倍以上の水道料金を払う地区があるということを担当課としてどうとらえたのか。やはり私は、統一した答申は出されたのですからそれは理解しますけれども、そういった審議会の中で、そういう意見がごく少数ながらもあったということで、書面で私どもで出されたわけですから、私は非常に慎重に対応すべきだと、そう思いますので、その辺をどのように担当課で検討されたのか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(小沢昌記君) 小原水道部長。



◎水道部長(小原君夫君) 倍まではいきませんけれども、6割、7割上がるという胆沢区の状況がございましたので、我々としてもどう判断したらいいものかということでは非常に悩みました、正直。それで、どういったような方法があるのかなということで、審議会の中でもいろいろ我々のお話もしながら、こういったような状況がありますと、審議会において、胆沢区のこういったような事情がありますが審議会の中でも検討してみてもらえないかと、こういったようなことで、我々もその答申次第では、胆沢区のその料金については一定の考え方をしなければならないのかなという考えは持っておりましたけれども、審議会の意見がそのとおりでございましたので、じゃそれを最大限尊重すると、こういったような考えを持ちましたので、このような提案になったと、こういうことでございますのでよろしくご理解のほどをお願い申し上げます。



○議長(小沢昌記君) 41番渡辺忠君。



◆41番(渡辺忠君) 市長にお尋ねしたいと思いますが、この案件は一定の統一した水道料金の値上げということで、奥州市内全世帯の市民が該当する料金の値上げでございます。今、審議会の答申の中にも、そういった少数ながらも倍以上の負担を強いられる地区があると、そういった意見が今、市民の中で大変不安視されておりますので、市長、このままの料金の、議案提案ですからこれでいきたいという市長の姿勢はわかりますが、そういった該当する地区に対して今後どのような手だてを講じていくのか。私は、このままいきますと本当に料金の滞納とか、そういったところに結びついてくるんじゃないかという心配があるわけで、今質問しているんですが、市長の見解をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(小沢昌記君) 相原市長。



◎市長(相原正明君) 今回の平均20%台の値上げというのは、大変つらいものがあるわけでございますけれども、将来の展望も踏まえた、今、胆沢ダムからの受水という大きな流れの中で、それからその他の経費の安定的な支弁をする上でもやむを得ないものがあるというふうに思って、議員協議会のほうにも2回にわたり説明をした経緯があるところでございます。

 そうした中で、今お話しの少数意見の部分の地区において、この値上がりの割合が大変高いということで、本当にこれはいろいろなお考えが出てくると思いますし、当該地区の人にとっては大変な事態ですので、大変苦慮するところでございますが、その辺は先ほど来、部長が申し上げておりましたような、審議会の意見の中でも通り一遍の取りまとめではなくて、1人ずつ意見を聴取した上で、やっぱり一緒にすべきだということになったということでございますので、答申を受けました私としてもお話のような意味でのお気持ちなり、大変だということはわかりますけれども、こういう原案として2回ご説明申し上げ、最終案もこのようにしたものでございます。

 今後、各区の実情なり、こうした料金の部分も含めた対応について、いろいろなサービス向上といってもそう簡単に言えることでもないし、言葉だけ発してはいけませんけれども、そのような研究もできる限りしながら、何とかご理解をいただけるようにとり進めていきたいという思いでございます。



○議長(小沢昌記君) 17番今野裕文君。



◆17番(今野裕文君) 私は、水道料金については、企業会計をとっているために一般の企業会計とはまた別で、非常に水道料金を上げていく方向に働く会計制度をとっていると。一般の企業ですと、補助金等が繰り入れされれば、当然それは原価引き下げの方向に働くように税金を使って誘導しているわけですが、企業会計の場合は、補助金そのものは先の設備投資のために、資本金のほうにストックしてしまうという、こういう制度になっているというのが非常に問題だなと思っています。この制度そのものを見直すことが、まず必要じゃないのかというふうに思うんですが、そのことについてまず1点お尋ねをいたします。

 それから2点目ですが、口径別従量制をとっているために用途別でなくなったと。議会に示された資料はいかにも用途別のように、営業用についてはトン数の多いのが一番頭に来るような形で表示されておりますが、実際は口径別従量制をとっているから、用途には関係なく同一水道料金だということだと思います。私は、これは問題があるというふうに思います。審議会の資料を拝見させていただきましたが、明らかに口径別従量制のほうがいいのだと誘導する資料。私はこれは審議会にかけたとはいっても問題があるというふうに思いますけれども、その点についてお伺いいたします。

 それから、家庭用の場合は使用量が10トンにピークが来ています。しかし営業用、団体用についていいますと、ピークは1トンです。使用量は大体5トン以下の事業所がほとんどです。そういう中で基本料金を外して口径別従量制にするというのは、言葉は非常にあれですけれども、生活用水優先の料金設定にはなっていない。私はこれは問題があるというふうに思いますけれども、その点についてどういう検討なのかお尋ねをいたします。

 それから4点目ですが、審議会には3案示されました。なぜこの案になったのかと聞いたらば、事業所に一定の配慮することになったのだということですが、今回提案されているのは、10トンで計算しますと3案よりも高いものだと私は思いますけれども、通常幾らかでも一番使用量の多いところの一般家庭用を低く設定しようという姿勢があってしかるべきだと思いますけれども、私が見る限り、委員会にかかった部分よりも高いもので設定していると、これはどういうことなんだろうと思いますので、ご答弁をお願いします。



○議長(小沢昌記君) 小原水道部長。



◎水道部長(小原君夫君) 企業会計の制度の見直しはどうかということのご質問でございますが、我々ちょっと地方公営企業法まで見直しできるかどうかというところの発言まで踏み込めるかどうかはまた別として、企業会計は言ってみれば、やはり企業会計が成り立つように企業会計をしていかなければならないと、こういうことだと思いますので、適正な価格で適正な供給をするといったようなことが、そのとおりじゃないかなというふうには思います。

 今までの整備は、基盤整備をずっと続けてきたものでございますが、もう大分耐用年数を経てきておりましたので、更新事業というものがこれから入ってきます。更新事業というのは補助事業に該当しないということで、料金で賄わなくてはいけないということがございますので、安定的な供給をするには、やはり耐用年数を過ぎたような古い管はどんどん更新していかなくては営業は成り立たないであろう、漏水が激しくなれば営業が成り立たなくなるであろうということから、定期的な更新はやらざるを得ないだろうと、そうでないと安定的な供給は難しいと、こういうことから必要な料金負担はいただかなくてはいけないと、こういうふうに考えております。

 それから、用途別と比較して口径別は問題があるのではないかと、こういうことでございますが、我々は口径別のほうが基本的には公平性が保たれるのではないかなというふうに思います。ただ実際用途別と申しましても、申請で用途を申請されるものですから、何年かたつと実態と違った使われ方をしておりまして、なかなかこの辺は難しいところがありまして、口径別であれば最初から13ミリ、20ミリ、その場合はこうだよということがあれば、使われ方も用途別としてはなかなか見えにくいところもございますので、口径別がよろしいのではないかということで、これも合併協議会の中での口径別といったような、そういうお話でございましたので、ある程度それに従ったものでございます。

 それから、生活用水優先ではないのかと、こういうことでございますが、確かに生活用水は優先でございます。我々もそのようなことをいろいろ考慮しながらやりましたが、家庭ばかり低料金にするということにはなかなかまいりませんで、平均的に皆さんにご負担をお願いしたいと、こういうことで設定したものでございまして、その3案の中で委員会よりもというお話がございましたが、これも3案の中で家庭用あるいは工業用、それらもトータル的に勘案して、トータルの回収料金を見ながら我々が提案したもので、最終的にはこの答申をいただいたということでございますので、何とぞご理解を賜りたいと、こういうふうに思います。



○議長(小沢昌記君) 17番今野裕文君。



◆17番(今野裕文君) 私は、水道が公営企業法でやっていると、その設備投資をするために助成金なりいろいろ繰り入れをしてきていると。しかしそれが全部資本投資のためにストックをされると。負担金は今度なくなるそうですけれども、ああいうのも含めてストックしてしまうと、私はこういう会計制度そのものをどこかで見直していかないと大変なのではないかと。例えば減価償却50年のものがありますよね。そうすると50年後に更新するために、そのときのお金はストックとして残すのだよということですよね。私は、そういう制度はやっぱりどこかの時点で変えていかないとだめだと思うんですけれども、私は、これが今の水道料金を上げていく最大の要因だというふうに思っているんですが、もう一回お答えいただきます。答えられる範囲は限られているんでしょうけれども。

 それで、今回の改定で営業用、団体用は安くなりますよね、大方の方が。私はそれでいいのかと思うんです。これだけの引き上げをするときに、確かに一般家庭で10トン、5トンとかから少ない人も安くなりますけれども、数的に言えば一般家庭の場合10トンが平均ですので、ただ現実は営業用、団体用の場合は大方の方は安くなると、こういう料金設定で今回決められてきていると。これはもっと検討する余地があるんでないかというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。いずれ安くなりますよね、そこら辺の分析はされていると思いますので、その実態を明らかにしてください。



○議長(小沢昌記君) 小原部長。



◎水道部長(小原君夫君) 補助金の関係でございますが、資本金にストックされているということですが、実際は補助金としては、国庫補助金でも市の繰り出しの関係でも、実際は工事に使っておりますので、その年については。ただ資本金のところに計上としては上がるようになりますが、実際は工事として使用しておりますので、その年その年では。ですので、基本的な考え方は基盤整備みたいにこれからやっていくというものについては、3分の1なり4分の1なりの国庫補助は出ますし、それに見合った市からの補助金というのもいただいております。整備については、ある程度補助が入っておりますので。

 ただ、今後、先ほどいいましたように、耐用年数の話ではそういったようなことになります。ただ先ほどご質問あったように、50年後にやるためにストックしておくというわけではないんですが、もう既に50年到来したものは次の年は減価償却で、4条に繰り入れをしながら回収していこうと、こういうような考えでございますので、よろしくお願い申し上げます。

 それから、営業用、団体用は確かに10トン未満ぐらいは安くはなりますが、ただ、やはり使った量でやるのが私は妥当ではないのかなと。ゼロならゼロで安い、1トンはそれ以上1トン高い、2トンは2トンでそれなりに高い、10トンはそれなり、11トンはそれなりと使った量でやるのが、私はそういったようなことで、従量料金も合併協議会の中でいいのではないかというような決め方をしておりましたので、そういう意味では公平性があるのかなと、こういうふうに感じております。

 以上でございます。



○議長(小沢昌記君) 17番今野裕文君。



◆17番(今野裕文君) 17番今野です。

 改定制度というと、現金でストックという意味ではないです。資本金に振り込んでいくということは、その補助金なり助成金なり負担金が、原価を安くする方向には働かない。企業会計でいいますと、補助金は取得した時点で、要するに資本を圧縮する、あるいは雑収で計上していって利益としてみなすわけですよ、一般の企業は。ところが企業会計の場合は、それは確かにお金は来た時点で使うでしょうから残っていないでしょうけれども、それは資本金に繰り入れてしまいますので、それは原価にははね返らないようにできている。それじゃおかしいんじゃないかというと、それは更新時の施設整備のときに補助金がないんでそれに充てますよと、だから資本金に繰り入れてしまうんですよという話でしょう。そうするといろいろ考えて繰り入れても、それは水道料金には全然影響しない、そういう制度でしょう。認めますよね。

 だから、私はそこはもうそろそろ考え直さないと、極端な話、50年後だか何十年後だかにダムをつくるためにお金を貯金させられていると同じ形になっているんですよね、水道企業団。確かにダム補修あるとかといいますけれども、そういう企業会計制度はどこかで直していく必要があるんじゃないかと思いますが、いかがでしょうかということを聞いているのですので、よろしくお願いします。

 いずれもう少し検討すべきだと私は思うんです。口径別従量制をとると最初から決めてしまったからのようですけれども、それは私たちは書類で見せられたからそうなんでしょうが、用途別も含めてもっと慎重に、一番負担のかかるところをどうやって低くしていくかという検討が必要だったと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(小沢昌記君) 小原水道部長。



◎水道部長(小原君夫君) 企業会計の仕組みといいますか、これについては、今のようなスタイルでやっていくしかないのかなというふうには考えますが、いずれ先ほど何回も言いましたように、やはりこれから改築していかなくてはならないというところがあると思いますので。

 それと、企業団からは水が来ますが、今後ある水源を維持していかなければならないというところも、これもやはり水源の更新というのも、残す水源についてはそういったようなこともあろうかと思いますので、今のような企業会計を維持していかなくてはならないのかなと、こういうふうに思います。

 それから、ある程度我々も口径別というのは、合併の段階でそういうような決定があったということで安易に決めたのではないかと、こういうふうに思いますが、ある程度口径別従量制はある意味では公平性があるのかなと、こういうふうに我々も判断したところでありますので、今回このような提案をさせていただいたと、こういうことでございますので、よろしくお願いします。



○議長(小沢昌記君) あと何人ぐらい、この件について質問ありますか。

 では、40番及川善男君。



◆40番(及川善男君) 何点かについてお伺いをいたします。

 今、17番議員が質問された件とは重複しない件でお伺いしますが、かかわりはあります。

 まず、昭和60年代に広域水道企業団が発足した当時、ダムからの取水を前提にこれが計画をされました。当時のダム建設費、現在2倍に膨れ上がって、いわゆる水利権に相当する負担金も倍になっているわけですね。水道企業団が試算した当時の水道料金は、ダムから取水する場合に、当時の水沢市の水道料金の約3倍になるというふうに、私は記憶をしておりました。いろいろ試算しました。問題があるという指摘を再三にわたって行ってまいりました。それが倍になったわけですから、昭和60年代に比べれば、そのままはね返れば5倍、6倍になる料金だというふうに、私は今も理解しております。

 そもそも、この間のご説明にもあったように、現状では必要な水量は間に合っているということですね、現在の施設で。一部胆沢区の西のほうといいますか、そちらのほうはなかなか取水できないという問題もありますから、ダムからの取水に頼らざるを得ないという面はあるのかもしれませんが、現状の状況から見れば、ほぼ間に合っているという状況だと私は理解をしております。そういう中でも、約束の中で今回3億円負担をすると。それから今後10億円とかといろいろ出てくるわけですが、これらの問題がこの間だんだん議論の中で明らかになったように、そのままはね返ったら大変なことになるというふうに思っております。今後、水道料金の見通しについてどのように考えているのかお伺いをしたいという点が、第1点であります。

 それから、今回の当初予算では約2億円のマイナス、収支でいえばマイナス予算であります。これは今出されている条例案、水道料金の引き上げの条例案が通った後、補正予算が6月以降に出されてくるんだと思いますが、それでとんとんかプラスになる予算を組んでいくというのが前提で、当初予算が組まれているものだというふうに思っておりますが、そういう理解でいいのですね。そうしますと、今回の引き上げでこの2億円を穴埋めするという料金なのか、さらにプラスになるのか、今回の料金改定になった場合、その辺、総額でどの程度になるのかお伺いをいたします。

 それから、私は常々思っているんですが、先ほどの議論とも関連しますが、市の繰出金の考え方がどういうのかと。繰出金いろいろありますが、この繰出金の考え方についてお伺いをしたいと思います。それを聞いた後で、私の見解を述べたいというふうに思います。

 それからもう1点は、かなり大幅な引き上げになるところもあるわけですし、全体的には20%以上の引き上げになるわけですから、受益者から見れば相当の負担になるということになります。現在の滞納者の状況と、滞納者の所得区分についてどのようにつかんでおられるかお伺いをします。



○議長(小沢昌記君) 小原部長。



◎水道部長(小原君夫君) 企業団とのかかわりで今後の見通しはどうかと、こういうことでございますが、この間の財政見通しといいますか、議員さん方に提案したといいますかご説明申し上げたのは、企業団どおりの受水をした場合というふうなことで、前々から企業団の整備はどうかというようなことと非常にリンクしているわけでございますので、我々とすれば買う側ではございますが、できるだけ現在の水源を確保し、必要なところは、水源の水質の非常に脆弱なところは廃止をするなどはしますけれども、あくまでも水源を最大限利用していきたいなというふうに考えますので、これから企業団との協議がありますけれども、最小限なところでとめたいなといいますか、そういうところで企業団と協議をしていけたらいいのではないかなと、こういうふうに考えております。

 それから、補正の考えでございますが、料金をそのまま補正するというような考えを、一番近い議会の中で補正をできればお願いをしたいなというふうに考えております。

 それから、市の繰り出しの考え方というのは、上水と若干簡水の違いはございますが、従来の各地区の簡水に関しましては、極端に言えば不足分を繰り出していたというような格好ではございますが、上水についてはある程度ルール化をしておりまして、先ほどありました補助の裏とか起債の償還元金利子とか、あとは公共用水代とか、それからあとは関連補償の補償費、そういったようなものは、ある程度繰り出しをしていただいております。

 それから、滞納の状況ですが、総務課長のほうからご説明申し上げます。



○議長(小沢昌記君) 菊池課長。



◎水道部総務課長(菊池契君) 上水道それから、簡易水道のそれぞれの滞納状況でございますが、18年度末でございますけれども、上水道につきましては2,700万円、それから簡易水道につきましては250万円というような額になっておりまして、常日ごろ、この解消については努めてきているところでございますけれども、内容につきましては、やはり行方知れずとか、そういう形のものも若干含まれていますので、残念ながら不納欠損処理も、わずかながらですけれどもやってきている状況にあります。

 以上でございます。

          〔「所得区分」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 小原部長。



◎水道部長(小原君夫君) 滞納者の所得区分まではちょっと把握しておりませんが、滞納者はえてして、ずっと同じ名前の方が相当多く見られますので、何回か繰り返しているというような状況があります。ただ所得区分でどの程度かと申しますと、そこまではちょっと調査していないということです。大変申しわけございませんが。



○議長(小沢昌記君) 40番及川善男君。



◆40番(及川善男君) 後段の件からお伺いをします。

 私が所得区分をなぜお伺いしたかというのは、先ほど部長からご答弁あったように、言ってみれば滞納されている方は恒常的なといいますか、そういう方が多いということであれば、当然その方々の生活実態についても、きちっと把握しておく必要があるんだろうというふうに思います。私は、やはり低所得者が多いんではないかと予測をするわけですが、ぜひこれは把握すべきですよ。そういうところも全然見ないで、ただ一律に上げていくということになれば、また滞納者をふやすだけですし、先ほどもお話がありましたように、これは水の問題ですから命にかかわる問題ですよね。ですから私はそういう滞納者の実態、2,700万円あるいは250万円ということじゃなくて、大体何戸なのか、この2,700万円は何世帯で、どういう所得実態にあって、今回の引き上げでどういう影響が出てくるのかということを見なければ、私は滞納を解消しますとかという話はわかりますが、解消することもですが、引き上げによって住民生活に支障を来すようなことがあってはならないというふうに考えますので、その点もう一度お伺いをします。

 それから、低所得者に対する減免制度があるんですか。ないでしょう。だと払えない人は水飲むなというわけですか、低所得者は。ですから、そういう実態をつかまないで引き上げしていいのですかという。これからさらに上がっていくでしょう。

 それから、料金体系を考える上で、先ほど繰出金の考え方についていろいろお話がありました。これが正しいか間違っているかわからないですが、私は持論として持っているのは、例えば減価償却あるいは支払い利息等は、これはいわゆる設備投資に係る費用なんですね。これを丸々今の受益者が負担するというのは、やはりおかしいんじゃないか、私はこうした減価償却相当あるいは支払い利息相当は、当然一般会計からの補てんがあってしかるべきだろうというふうに思っているんですが、そういう考え方には立てないのかどうか、その点をお伺いしたいと思います。

 それから、既存の施設を極力残すということなんですが、その場合に、いわゆるダム負担金との関連があるんですが、この負担金についてはそういうことで、仮に当初計画されていたとおりの取水をしない場合、受水ですか、取水ですか、企業団から買わない場合であっても負担は生じてくるわけですが、これは市と行政と企業団の問題であって、水道は関係ないという考え方でいいんですか。



○議長(小沢昌記君) 小原部長。



◎水道部長(小原君夫君) 生活実態の把握というようなお話でございましたが、何世帯どのぐらいの所得かということについては、大変申しわけございませんが、そこまで詳細にはちょっと調べておりませんが、資料もちょっと今持ってきておりません。現実には、対応については給水停止などをしながら、ある程度やっているところはあるんですが、どこでもかんでも、何でもかんでも給水停止をしながらということではなくて、やはりそのうちそのうちの状況を見ながら、ある程度分納誓約でお願いするとか、一気に全額納めてくださいとかというようなことはやっておりませんで、相談相談は個々に応じております。どうしても無理だというときには分納誓約書などをいただきながら、月幾らでもいいから滞納がふえないような状況で納めてくれないかとか、そういったようなのは個別にやっておりますので、何でもかんでも取り立てているというところはないというふうに思っておりますし、そういうことはあってはならないと、こういうふうに思っていますので、個々に相談に応じながら今後も続けていきたいと、こういうふうに思っております。

 それから、一般会計からの減価償却等の負担と、こういうことでございますが、ある程度ルールがございますから、減価償却までということにはなっておりませんので、どうしても一般会計に頼るということは、企業会計が一般会計から閉ざされることがあるわけですよね。どういう状況かはちょっとわかりませんが、一般会計でなかなか負担できないというところも現実にはございますので、ですから他会計からの補助を余りあてにしていますと、いきなり料金にはね返るというようなことがございますので、余り変動のないような形では、やはり企業会計の中で減価償却もしながら、みずからの会計でやっていくのが一番いいんではないかと、我々は考えております。それが安定的に一般会計から負担いただくというのであれば、それにこしたことはございませんが、諸般の事情でいろいろ状況が変わることがございますので、そうなれば企業会計も一時期成り立たないような状況にもなりますので、料金で賄うというのが基本原則ではないかなと、こういうふうに思うんです。

 それから、ダム負担金の話でしたが、奥州市水道部の話でございますか。企業団と受水しなければ多分請求は来ないと思います。

 以上でございます。



○議長(小沢昌記君) 40番及川善男君。



◆40番(及川善男君) その滞納の問題なんですが、ぜひ調べて教えてください。何件で、所得区分がどうなのかというのを。というのは今回の引き上げは20%程度の引き上げですが、また予定されますね、3年後か、また引き上げありますね。そうしますと、私はその辺のところをきちっとつかんでおかないと、払えない人は水を飲むなということですよ、低所得者はね。そして低所得者には払わないからといって水とめるんでしょう。しかも減免制度もないと。本当にそういう状況でいいのかということは、今後引き上げが連続的に予想されるだけに、5割以上上がるでしょう、最終的には。今の目算でも平均的に今の5割以上アップということになるでしょう。そういうときに、今でさえ大変なこういう滞納状況がある中で、そうした低所所得者に対する対応を一切考えていないということについては、私は大いに問題があると。ぜひ実態について、後ででいいですから資料を出してください。滞納戸数と所得区分について、その点お伺いをします。



◎水道部長(小原君夫君) 今の生活実態の把握の中では、資料は後ほど提出したいと思います。ただ先ほど言いましたように、従量料金ですからゼロに近ければ近いほど安いということがございますので、それはある程度公平性があるのかなと、こういうふうに思いますし、それとあと、何でもかんでも給水停止ということでは、決してそうではございませんので、その中でもどこでも同じだと思いますが、善意と悪意が入りまじっておりますので、その辺の見方は当然きちんとしていますし、今後ともそのような対応をしたいと、こういうふうに考えております。ご理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(小沢昌記君) 質疑を終結いたします。

 3時15分まで休憩いたします。

               午後2時57分 休憩

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               午後3時15分 再開



○議長(小沢昌記君) 再開いたします。

 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第92号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 33番安倍静夫君。



◆33番(安倍静夫君) 33番です。この際、動議を提出いたします。

 ただいま議題となっております議案第92号、奥州市水道事業料金条例及び奥州市簡易水道事業料金条例の一部改正については、大幅な料金引き上げであり、合併説明時の、市民サービスは高く市民負担は低くの説明に逆行するものであり、特別委員会を設置し議論を深め、市民理解を得る上からも、特別委員会を設置し徹底的な討論をすることを望みます。議長のお計らいをお願いいたします。

          〔「賛成」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ただいま33番安倍静夫君から、議案第92号については、議長を除く議員全員で構成する奥州市水道事業料金条例及び奥州市簡易水道事業料金条例の一部改正に関する調査特別委員会を設置し、これに付託の上審査すべきとの動議が提出されました。所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。

 本動議に対する討論はありませんか。28番佐藤修孝君。



◆28番(佐藤修孝君) 本案については、合併協議で20年に統一するという一つの取り決めがあったわけで、この提案となったものと思います。そこで、確かに負担は低いほうに、受益は高いほうにという話で進んでおりましたが、この料金の設定については、5区を統一して公平性を持たせるというところが基本でありまして、この際統一すべきと、そういう判断で進むべきと思います。これはやむを得ざる現実でございます。



○議長(小沢昌記君) 16番藤田慶則君。



◆16番(藤田慶則君) 私は動議に賛成の立場で討論をいたします。

 水道料金の改正については合併協議協定項目にもあり、20年度統一については市民にとっても想定されたことではありますが、特に胆沢区においては昭和57年度から改定されていないということで、県下一の低額料金でした。合併したことにより、市民の意識改革も重要なことではありますが、50%を超える高い引き上げ率は想定外でありました。ここは水道料金の改正だけに、仲良く議決をしたいところではありましょうが、一たん流れをとめて審議することも必要と考えますことから、動議に賛成をするものであります。



○議長(小沢昌記君) 19番佐藤邦夫君。



◆19番(佐藤邦夫君) 私は動議に反対をいたします。

 まず、この改定を引き伸ばしてどうなるの。理解を深めてとかどうとか格好いいことを言いますけれども、料金を値上げしなければいけないわけですし、統一しなければならないわけですよ。旧胆沢町の水道料金は低かったことのいろんな仕組みもあるわけですし、その辺の体系も違うわけですから、私はこの際、きょう決定をして、また周知しておく必要があると、そのように思います。



○議長(小沢昌記君) 40番及川善男君。



◆40番(及川善男君) 私は継続の動議に賛成をいたします。

 先ほど質問いたしましたが、特に低所得者に対する対応等については、まだ資料等も出されておりません。しかも今回は平均的に20%前後の引き上げですが、将来的には5割以上の引き上げが考えられているという状況のもとで、私はやはり低所得者に対する対応等を十分検討すべきだというふうに思います。しかも出されている条例は7月から施行するというものでありますから、6月議会まででも十分時間があるわけですので、私は慎重な審議が必要だというふうに思いますから、あえてきょうここで、資料もまだ出ておりませんし、不十分な状況の中で判断はできないというふうに思いますから、継続していただきたいというふうに思います。



○議長(小沢昌記君) 1番千葉正文君。



◆1番(千葉正文君) 継続に反対の立場で討論いたします。

 合併事項の中で、合意事項の中に20年度統一ということが決められております。今までいろんな形で統一してきた部分がありますし、これから統一する部分もありますけれども、やっぱりかなりのハードルを高い状態で越えていかなければならないし、越えていくものだと思います。それで先ほどの反対の動議の討論にもありましたとおり、いずれ上げなければ後代にかなりの負担を残すものでありますので、ぜひ今回継続にしないで、この場で決していただきたいと思います。

 以上。



○議長(小沢昌記君) 討論を終結いたします。

 これより採決いたします。本動議のとおり特別委員会を設置することに賛成の方の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(小沢昌記君) 起立多数であります。よって、本動議は可決されました。

 議案第92号は、議長を除く議員全員で構成する奥州市水道事業料金条例及び奥州市簡易水道事業料金条例の一部改正に関する調査特別委員会を設置し、これに付託の上審査することに決しました。

 ただいま設置されました特別委員会の正副委員長互選等のための会議は、後刻、議場において開催されますようお願いいたします。

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○議長(小沢昌記君) 日程第8、議案第93号、奥州市総合水沢病院の使用料及び手数料条例の一部改正についてを議題といたします。

 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。相原市長。



◎市長(相原正明君) 議案第93号、奥州市総合水沢病院の使用料及び手数料条例の一部改正についてを副市長からご説明申し上げますので、ご了承願います。



○議長(小沢昌記君) 岩井副市長。



◎副市長(岩井憲男君) 議案第93号、奥州市総合水沢病院の使用料及び手数料条例の一部改正についてをご説明申し上げます。

 健康保険法及び高齢者の医療の確保に関する法律の規定により定められております診療報酬の算定方法が改正されることに伴い、所要の改正をしようとするものであります。

 診療報酬の算定方法を定める厚生労働省の告示につきまして、平成18年厚生労働省告示第92号を、平成20年厚生労働省告示第59号に改めるものであります。この条例の施行期日は平成20年4月1日とするものであります。

 以上です。



○議長(小沢昌記君) 質疑ありませんか。17番今野裕文君。



◆17番(今野裕文君) これを見ただけではわかりませんが、後期高齢者の6,000円の初診料月額設定等にかかわる診療報酬の告示だと考えてよろしいかどうか、お尋ねをいたします。



○議長(小沢昌記君) 梅田病院事業管理者。



◎病院事業管理者(梅田邦光君) そうでございます。それらも含んでおります。



○議長(小沢昌記君) 質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第93号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。

 討論ありませんか。17番今野裕文君。



◆17番(今野裕文君) わかったという話がありますので、後期高齢者にかかわる改定でありますし、月額6,000円の規定で診療できる制度を選ぶことができる診療報酬がそれに含まれておりますから、反対いたします。



○議長(小沢昌記君) 討論を終結いたします。

 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(小沢昌記君) 起立多数であります。よって、議案第93号は原案のとおり可決されました。

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○議長(小沢昌記君) 日程第9、議案第94号、平成19年度奥州市一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。

 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。相原市長。



◎市長(相原正明君) 議案第94号、平成19年度奥州市一般計補正予算(第9号)を副市長からご説明申し上げますので、ご了承願います。



○議長(小沢昌記君) 岩井副市長。



◎副市長(岩井憲男君) 議案第94号、平成19年度奥州市一般会計補正予算(第9号)についてご説明申し上げます。

 今回の補正予算は、公害対策事業経費及び除雪対策事業経費について、所要の措置をするものでありまして、3,794万1,000円を追加し、補正後の予算総額を549億7,599万9,000円とするものであります。

 まず、歳入でありますが、18款繰入金3,794万1,000円を追加するものであります。

 次に、歳出でありますが、4款衛生費は53万3,000円、8款土木費は3,740万8,000円をそれぞれ追加するものであります。

 以上です。



○議長(小沢昌記君) 質疑ありませんか。5番阿部加代子さん。



◆5番(阿部加代子君) 5番阿部加代子です。

 10ページにあります公害対策事業経費についてお伺いいたします。

 この経費につきましては、胆沢で起きました油漏れ事故に関する補正だというふうに思いますけれども、公害対策ということでお伺いをしたいと思います。悪臭対策ということで、東北油化さんに関します改善計画書が2月末に出ましたが、取り組みが不十分だということで、3月14日にもう一度提出ということになっておりましたけれども、その提出状況はどうなっているのかお伺いをしたいと思います。



○議長(小沢昌記君) 市民環境部長。



◎市民環境部長(菅原公男君) お答えいたします。

 東北油化の関係につきまして、今までの一連の経過でございますけれども、1月10日付で命令書を発給しまして、2月末日までに改善計画書を出すようにと、こういう経緯で進んでまいりました。2月25日に改善計画書を出されたわけでございますけれども、内容が不備ということで、3月3日付で市長名で再提出を求めておったわけです。再提出の期限は3月14日までだよということで求めておったわけですが、3月14日に提出されましたけれども、やっぱり誠意が感じられないと。それで内容も不備だということで、この提出されたものは受理しませんでした。それで、そのときには3月18日、きのうでございますけれども、また再提出するようにということで、実はきのう、江刺総合支所に私も出向きまして協議いたしましたけれども、やっぱり誠意が感じられないということで、再度受理しませんでした。3月24日に再度内容について協議するということで、現在進めております。

 私たちのほうで強調しているのは、要するにこの改善計画書で本当に悪臭が改善されるのかということを吟味して話をしているわけでございますけれども、どうも内容を見ますと、そうでもないようなあれですので、やはり専門的なコンサル等を依頼して、そういう方の指導もあおいでくださいよということを強調していましたけれども、それは大変遅くなりましたけれども、3月24日に再度協議するという今の状況は以上のような状況になっております。

 以上でございます。



○議長(小沢昌記君) 5番阿部加代子さん。



◆5番(阿部加代子君) 5番阿部加代子です。ありがとうございました。

 そうしますと、コンサルを入れてとなりますと、もちろん会社のほうで負担をしていただいて、コンサル料を支払って計画書をつくるんだと思いますけれども、そうしますと余りにも日にちが足りないのではないかというふうに思いますけれども、その点、コンサルを入れての協議が24日までに整うのかどうか、お伺いしたいと思います。

 それから、やはり現地を見させていただきますと、もう少し抜本的な計画といいますか、改善が必要になってくるのではないかというふうに思いますけれども、やはり設置を許可した県のほうにも、ぜひ何らかの真意を求めるなどしたほうがいいのではないかと思いますが、その点いかがでしょうか。



○議長(小沢昌記君) 菅原市民環境部長。



◎市民環境部長(菅原公男君) コンサルの件は、確かに牛ラインのほうは、既にそういうメーカーのほうと協議して現地を見ていただいているようでございますけれども、豚のラインのほうがそういうことになっていませんでした。ただ、文書の中では実際はその結果を提示していただければいいんですけれども、文書上は、例えばこれからコンサルで指摘されたことはやりますとか、そういう表現であればこちらも納得するわけでございますけれども、そういうことも実は書かれておらなかったというような状況もございますので、いずれそういうことで、コンサルの件はすぐに結果ということには、あるいはつながらないかもしれませんが、文書上はそういう表現でも確実にやるということであれば、こちらもよろしいかと思います。

 それから、県の関係でございますけれども、実は当初もでしたけれども、県のほうと畜産課といいますかそちら、あるいは保健所さん等も一緒に入って、指導いただいているという状況でございますので、県のほうとはいずれ十分協議しながら進めていくということになります。

 以上でございます。



○議長(小沢昌記君) 5番阿部加代子さん。



◆5番(阿部加代子君) 5番阿部加代子です。ありがとうございました。

 この問題は請願等も出されまして、市民のほうも注目しておりますし、今後どのようになっていくのか大変心配なところもありますので、議会に対しても一定の説明をいただきたいと思いますけれども、その点いかがでしょうか。



○議長(小沢昌記君) 菅原市民環境部長。



◎市民環境部長(菅原公男君) いずれ江刺区の区長さん等も入っていただいて交渉等をしているわけでございます。その中で市としては例えば操業停止とか、そういうことを目標にしているわけじゃございませんので、あくまでも必要な施設でもございますし、書類関係で今交渉に当たっているわけです。今後につきましてもその都度、例えばこういう状況であるとか、そういうことは説明はやぶさかでないというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(小沢昌記君) 19番佐藤邦夫君。



◆19番(佐藤邦夫君) この問題は、今5番の阿部議員からもお話がありましたように、請願を出されて、その委員会において各議員の積極的な発言で、今までとはちょっと違った展開になってきて、これ改善に向けてですけれども、なっていると思います。

 それで、この問題は30年来続いてきているわけです。そういった中の一つの大きな原因に、やはりこの議場でも話が出たように、必要不可欠な施設だということで、はっきり言えば言葉は適当かどうかわかりませんけれども、なめられているといいますか、そういうことを逆手にとって積極的にやってこなかったことで、住民がもう我慢の限界だということで爆発寸前になっていたわけです。ですから、これをこの前のような、今、操業停止がメーンじゃないよということはそのとおりでございますけれども、やはり断固とした態度をとっていただいて、まずは住民を悪臭の被害から解放してやるということを前面に打ち出して、私は進めていただきたいなと、そのように思います。一言お願いいたしたいと思います。



○議長(小沢昌記君) 菅原市民環境部長。



◎市民環境部長(菅原公男君) お答えいたします。

 今お話がありましたように、私たちもあくまでも今回のこの改善計画や何につきましても、住民の被害といいますか、そういうのを完全になくするというわけにはいかないのかどうかわかりませんけれども、低減といいますか、少しでもといいますか、よい環境であるべきということで、いろいろ交渉しているわけでございます。

 今回、このように会社のほうから改善計画を出されたけれども受理しなかったというのは、そういう関係もあるわけです。どうも不備じゃないかと。また今までのような、こうやります、ああやります、やったらだめでしたとか。ただ書類関係で、今回ももう少し内容を誠意あるものに詰めてくださいということで受理しなかったということでございますので、いずれこういうことは粘り強くといいますか、改善計画はすぐ出してもらいますけれども、改善期間を4月30日というふうに決めておりますので、これまでにいずれ必要な措置はとるようにということで、強力に話を進めているわけでございます。一日も早くこういうことがなくなるように努めてまいりたいというふうに思います。

 以上です。



○議長(小沢昌記君) 質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第94号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。

 討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。

 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案94号は原案のとおり可決されました。

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○議長(小沢昌記君) 日程第10、議案第74号、平成20年度奥州市一般会計予算から、日程第24、議案第88号、平成20年度奥州市国民宿舎等事業会計予算までの15件を一括して議題といたします。

 予算審査特別委員長の報告を求めます。34番小野幸宣君。

          〔34番小野幸宣君登壇〕



◆34番(小野幸宣君) 予算審査特別委員長報告を申し上げます。

 去る3月6日の本会議において設置されました当特別委員会は、3月6日、3月10日から3月14日まで、及び3月17日の7日間にわたり、付託を受けました平成20年度予算議案15件について、精力的に審査に当たりましたので、その経過と結果についてご報告申し上げます。

 まず、審査に先立ち、特別委員長、副委員長の互選を行いましたところ、委員長には私、小野幸宣が、副委員長には安倍静夫委員が選任されました。

 次いで、予算15件の審査に入り、執行当局の担当部長等から概要説明を受け、基本的には部門単位とした審査をいたしました。

 その詳細な審査の内容につきましては、議長を除く全議員が委員となっておりますので省略させていただきます。

 その結果、議案第74号、平成20年度奥州市一般会計予算については、次の意見を付して原案のとおり可決すべきものと決しました。

 1 新市建設計画及び総合計画が実施遂行中であるが、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」の施行を踏まえ、健全な財政運営に努められたい。

 2 バス事業及び市有バスの運行については、市民の利便性を図るため、市全体としての体系を確立されたい。

 3 悪臭問題の早期解決を図られたい。

 4 交通安全対策の強化を図られたい。

 5 特別養護老人ホームの待機者の解消を図られたい。

 6 民生相談員の定数は、減員にならないよう配慮されたい。

 7 公立保育園の建設に当たっては、関係者と十分に協議の上進められたい。

 8 不登校対策を吟味し、さらなる充実を図られたい。

 9 科学分野に限らず、芸術・音楽等の他分野でも中学生体験学習の充実を図られたい。

 10 国及び県に対し、農業所得の向上策を講じるとともに、品目横断的経営安定対策(水田経営所得対策等)に関して、経理の一元化、煩雑な事務などを改善するよう申し入れられたい。

 11 中心市街地及び西部地域の振興策について、積極的な対応策を講じられたい。

 12 世界遺産登録に向けた受け入れ態勢の充実を図られたい。

 13 都市マスタープランのまちづくりについては、市民要望を着実に反映されたい。

 14 交通安全施設整備に努められるとともに、市道農林高校線の自歩道整備については、県に対して相応の負担を求められたい。

 次に、議案第75号、平成20年度奥州市国民健康保険特別会計予算についてでありますが、本件につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第76号、平成20年度奥州市老人保健特別会計予算についてでありますが、本件につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第77号、平成20年度奥州市後期高齢者医療特別会計予算についてでありますが、本件につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第78号、平成20年度奥州市介護保険特別会計予算についてでありますが、本件につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第79号、平成20年度奥州市簡易水道事業特別会計予算についてでありますが、本件につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第80号、平成20年度奥州市下水道事業特別会計予算についてでありますが、本件につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第81号、平成20年度奥州市農業集落排水事業特別会計予算についてでありますが、本件につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第82号、平成20年度奥州市浄化槽事業特別会計予算についてでありますが、本件につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第83号、平成20年度奥州市バス事業特別会計予算についてでありますが、本件につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第84号、平成20年度奥州市米里財産区特別会計予算についてでありますが、本件につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第85号、平成20年度奥州市水道事業会計予算についてでありますが、本件につきましては、次の意見を付して原案のとおり可決すべきものと決しました。

 水道給水減が続く状況から、なお一層の経費節減と胆江広域水道企業団の用水供給事業の見直しが図られるよう努められたい。

 次に、議案第86号、平成20年度奥州市総合水沢病院事業会計予算についてでありますが、本件につきましては、次の意見を付して原案のとおり可決すべきものと決しました。

 1 医師以外の人件費比率の改善を図られたい。

 2 病床利用率の向上を図られたい。

 次に、議案第87号、平成20年度奥州市国民健康保険まごころ病院事業会計予算についてでありますが、本件につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第88号、平成20年度奥州市国民宿舎等事業会計予算についてでありますが、本件につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上が、当特別委員会における審査の経過と結果であります。

 何とぞ当委員会の決定どおり議決くださいますようお願いいたしまして、予算審査特別委員長の報告を終わります。



○議長(小沢昌記君) これより質疑に入ります。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。

 これより議案第74号から議案第88号までの討論及び採決を行います。

 まず、議案第74号、平成20年度奥州市一般会計について。

 討論ありませんか。26番千田美津子さん。



◆26番(千田美津子君) 私は議案第74号、平成20年度奥州市一般会計予算議定について、ただいまの特別委員長報告では意見を付して可決すべきというものでありますが、私は以下の点から反対の立場で討論をいたします。

 政府の地域活性化統合本部は、2007年11月30日、地方再生戦略をまとめましたが、これは国の最重要課題として地方再生を位置づけたものであり、この背景にあるのは、この間拡大した地域格差と崩壊の危機に瀕する地域の実態であります。さらに2008年度の地方財政計画でも、歳出の特別枠として地方再生対策費の創設4,000億円が目玉とされ、やはり地方再生が緊急かつ最大の政策課題であることが示されたところであります。

 また、小泉、安倍内閣と続いた構造改革路線によって家計はことごとく痛めつけられ、貧困と格差が社会に広がっております。民間給与所得者で年収200万円以下の人が、2006年1年間で40万人以上ふえ、1,022万人に達しております。しかも最近の原油・穀物市場の高騰を受けた生活必需品や原材料の値上がりが、家計にさらに追い打ちをかけております。このような中で、地域経済と雇用の破壊、地場産業や地元商店街の衰退、合併自治体における地域崩壊、限界集落問題、国保、地域医療の崩壊は、今まさに極限まで達しております。

 したがいまして、今、市政に求められているのは、貧困と格差が拡大する国の悪政から、市民の命と暮らしを守る防波堤の役割を果たすことであり、住民の健康と安全、福祉を守るという、地方自治体の本来の使命と役割を発揮することだと考えるものであります。

 さて、本予算を見ますと、十分とは必ずしも言えないまでも、奥州市環境基本計画策定や、多重債務への対応として消費生活相談員の増員配置、男女共同参画の推進、そして妊婦健診無料の拡大、子育て支援施策として、老朽化や待機児童の解消のために、いずみ保育園と田原保育園の改築、藤里・伊手統合保育施設整備事業、住宅リフォーム助成事業、そして学校適応相談事業や耐震補強、学校改築事業など、市民にとりましても大事な施策が盛り込まれております。また、厳しい財政の中でも、水沢病院、診療所への繰り入れで地域医療と市民の健康、命を守る姿勢は大いに評価されるべきものであり、市長を先頭に職員の皆さんのご努力に敬意を表するものであります。

 しかしながら、ここからが大事な問題であります。予算審査は包括的に行われるものでありまして、認めがたい点が幾つかありますので、具体的に述べながら討論をさせていただきます。

 第1は、生活関連道路の整備についてであります。

 この間、都市整備部が実施された市民アンケートでは、生活道路の充実を望む声が最も多く、これらの整備は急務であると考えます。しかしながら、20年度の道路維持予算は前年度を下回るものであり、決して市民の願いにこたえた対応とはなってはおらず、これらの願いにこたえた対応が求められているところであります。

 第2は、学校補修予算についてであります。

 教育委員会が昨年9月に調査をされた当面10年以内に修理・修繕すべきものとして、小学校では2,600万円、中学校が1,640万円の予算が必要だということが、この間の質疑により明らかになりました。これらについて市長は、優先度を勘案しながら対応したいと述べられたところでありますけれども、しかし学校というのは子供たちが毎日学ぶ環境であります。これらの4,200万円ほどの予算整備を10年もかけて行うというのでは、常々副県都を目指すと言われますけれども、奥州市としても恥ずかしいことと言わなければなりません。私は早急に対応すべきと考えるものであります。

 第3は、市道農林高校線自歩道整備事業についてであります。

 市道農林高校線の自歩道設置工事は、高校再編に伴い重要不可欠な整備であります。この事業に着手されるのは大変いいことなのでありますけれども、しかしながら、これらの整備はすべて単費で行われるとのことであります。私は、この事業は高校再編に伴うものであり、いわば新岩谷堂高校への取りつけ道路であります。したがって県が応分の負担をするのは当然のことでありますし、市としてこれらを要望するのも至極当然のことでありますが、県に対しこれらの手だてを講じられてこなかった責任は重大であると指摘をしておきます。

 第4は、特別養護老人ホームへの待機者の問題であります。

 この間の質疑では、特別養護老人ホームの待機者は、昨年9月末で723名であり、このうち在宅で特養への入所を待っておられる方が実に217名、しかもその中で要介護度が4あるいは5という方が90名もおられるということが明らかになりました。これは奥州市の福祉施策としても、一刻も早く対応すべき課題と言わなければなりません。

 第5に、久田前田中線整備事業についてであります。

 この計画は、立体交差事業により水沢区の三本木から大町まで南北に分断するものであり、大町のまちづくりの上でも大いに問題があると考えるものであります。また今、奥州市中心市街地活性化基本計画を策定中でもあることから、この事業を推進することは中心市街地活性化と相反するものであり、むしろ、まちの空洞化を促進するものと言わなければなりません。

 また、今財政難を理由に市民の身近な要求や願いが実現されにくい中にあって、この事業は38億円もの巨費を投じる事業であり、全く必要ないとは言いませんけれども、私は当面凍結するなどにより慎重に対応すべきと考えるものであります。

 以上の理由から、私は議案第74号について反対をいたします。



○議長(小沢昌記君) 会議は午後5時まで延長いたします。29番菊池嘉穂君。



◆29番(菊池嘉穂君) 私は、議案第74号、平成20年度奥州市一般会計予算に賛成の討論を行いますが、本題に入ります前に一言申し上げたいことがございます。

 きょう、人事異動が発表になったようであります。約50人の方がご退職されるとお聞きいたしました。それで江刺区の区長さん、あるいは衣川区の区長さんも事情によってご退職と伺いました。あとは佐藤郁夫総務部長以下、部長さん方も6人ほどですかね、ご定年退職と伺いました。いずれ長い間、行政マンとして今日まで心血を注いで努力をされたことに、心から敬意と感謝と御礼を申し上げたいところであります。拍手が出ましたので本題に入ります。

 平成20年度予算は、合併も3年目、相原市政にとっては折り返しの年度の予算となっております。行財政運営の基盤が定まらない中で奥州市総合計画を策定し、さらに行財政改革基本計画、実施計画を策定し具体的に取り組むなど、この2年間で奥州市の目指すべき方向がやや見えてきたことは、評価すべきものと思います。しかしながら、合併に伴う事務事業調整がまだまだ十分とは言えず、しかも交付税を含め、一般財源総額の伸びが見込めない状況での財政運営が続く中で、岩手県競馬組合問題に加え、水沢病院再建問題に具体的に取り組みを始めるなど、大変なご苦労があると思います。

 こうした状況下の中で編成した平成20年度予算案は、限られた一般財源の中で、行財政運営の推進を中心に据え、扶助費等民生費に配慮し、市長マニフェストの子育て支援対策や0.4%奥州条例の実施、また世界遺産登録を目指した各種事業を計画し、さらには学校建設を中心とした普通建設事業の大幅な伸びを確保するなど、評価に値するものであります。

 平成20年度予算編成方針では、新市建設計画の推進、行財政改革の推進、事務事業の調整、経常経費の削減、プライマリーバランスの均衡など、8項目の柱を掲げております。この2年間を乗り切ったとはいえ、さらなる財政運営の健全化を目指し、山積する諸問題を解決することが、奥州市としての足元を固めることであり、それが、ひいては市の将来を決めることになると思うものであります。

 奥州市の未来への礎を築くために、行政として何ができるか、何をすべきかを念頭に置き、市長の言う過去2年間の検証と、現在進めている行政改革をしっかりを行い、夢と希望のある奥州市を目指してさらにご奮闘されますことを、心から期待し賛成討論といたします。



○議長(小沢昌記君) 討論を終結いたします。

 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は、意見を付して原案のとおり可決すべきものであります。特別委員長報告のとおり賛成の方の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(小沢昌記君) 起立多数であります。よって、議案第74号は特別委員長報告のとおり決しました。

 次に、議案第75号、平成20年度奥州市国民健康保険特別会計予算について討論ありませんか。17番今野裕文君。



◆17番(今野裕文君) 議案第75号、平成20年度奥州市国民健康保険特別会計予算についてでありますが、本予算は、4月からスタートされると言われております後期高齢者医療制度にかかわる予算でありますので、同制度が実施されないことを望んで反対いたします。



○議長(小沢昌記君) 討論を終結いたします。

 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(小沢昌記君) 起立多数であります。よって、議案第75号は特別委員長報告のとおり決しました。

 次に、議案第76号、平成20年度奥州市老人保健特別会計予算について討論ありませんか。17番今野裕文君。



◆17番(今野裕文君) 議案第76号、平成20年度奥州市老人保健特別会計予算についてでありますが、さきの第75号と同じで、後期高齢者医療制度にかかわって編成されております予算でありますので、反対をいたします。



○議長(小沢昌記君) 討論を終結いたします。

 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(小沢昌記君) 起立多数であります。よって、議案第76号は特別委員長報告のとおり決しました。

 次に、議案第77号、平成20年度奥州市後期高齢者医療特別会計予算について討論ありませんか。7番菅原明君。



◆7番(菅原明君) 私は、議案第77号、平成20年度奥州市後期高齢者医療特別会計予算に反対の立場で討論いたします。

 4月からの実施が予定されている後期高齢者医療制度について、見直しなどを求める意見書を可決した地方議会が、2007年末までに351議会になり、その後も住民の不安と怒りの高まりを反映して、制度の中止、撤回を求める意見書がふえています。岩手県では奥州市を初め、35ある市町村の85%の30市町村議会が意見書を可決、県議会でも12月に制度の凍結、見直しを求める意見書を可決しました。また、岩手県社会保障推進協議会が取り組んでいる署名に対し、これまで政治の問題に関与しないとの態度をとった老人クラブからも署名が寄せられ、合計で1万2,000を超える署名が集まるなど、実施中止を求める声が広がっています。

 75歳という特定の年齢に達したら別枠の医療保険に囲い込み、負担増、給付減を強いるような制度は実施すべきではないと考え、議案第77号、平成20年度奥州市後期高齢者医療特別会計予算に反対いたします。



○議長(小沢昌記君) 討論を終結いたします。

 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(小沢昌記君) 起立多数であります。よって、議案第77号は特別委員長報告のとおり決しました。

 次に、議案第78号、平成20年度奥州市介護保険特別会計予算について討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。

 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第78号は特別委員長報告のとおり決しました。

 次に、議案第79号、平成20年度奥州市簡易水道事業特別会計予算について討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。

 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第79号は特別委員長報告のとおり決しました。

 次に、議案第80号、平成20年度奥州市下水道事業特別会計予算について討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。

 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第80号は特別委員長報告のとおり決しました。

 次に、議案第81号、平成20年度奥州市農業集落排水事業特別会計予算について討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。

 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第81号は特別委員長報告のとおり決しました。

 次に、議案第82号、平成20年度奥州市浄化槽事業特別会計予算について討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。

 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第82号は特別委員長報告のとおり決しました。

 次に、議案第83号、平成20年度奥州市バス事業特別会計予算について討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。

 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第83号は特別委員長報告のとおり決しました。

 次に、議案第84号、平成20年度奥州市米里財産区特別会計予算について討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。

 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第84号は特別委員長報告のとおり決しました。

 次に、議案第85号、平成20年度奥州市水道事業会計予算について討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。

 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は意見を付して原案のとおり可決すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第85号は特別委員長報告のとおり決しました。

 次に、議案第86号、平成20年度奥州市総合水沢病院事業会計予算について討論ありませんか。18番渡辺明美さん。



◆18番(渡辺明美君) 18番渡辺明美でございます。

 議案第86号、平成20年度奥州市総合水沢病院事業会計予算について、委員長報告に反対の立場で討論いたします。

 平成19年度当初予算の事務量等に比べ、病床利用率が89.1%から3分の1弱も落ちて、わずか61.3%になっておりました。また一般会計繰入金6億5,732万9,000円のほかに、一時借入金も3億9,000万円増加して、29億9,000万円を計上して、不良債務比率が116.2%に上昇するなどと算定されております。特にも長期借入金2億円を新たに計上しておりますが、その性質上、固定負債に計上すべきものと、総務省五十嵐アドバイザーが公表しております。企業債は、地方公営企業の独特のルールで、これを本来ほかの開設主体と同じように負債の部に計上すると、債務超過になるとしたことでも明らかであります。

 さらには、2月28日に議員説明会資料として配付された総合水沢病院経営形態のあり方の表7、収支均衡シミュレーションの平成20年度の数値とすべての科目に差異があり、整合しておりません。特に医業収益の一般会計負担金は1億6,476万1,000円、41.6%も多く計上しています。シミュレーションには4条予算は示されていませんが、一般会計出資金を3億5,048万5,000円計上し、予算書4条予算の一般会計出資金は5,771万7,000円を計上しているのみで、収支予算の不足分を一般会計長期借入金2億円で穴埋めしています。

 また、水沢病院の業務予定量により算定した病床利用率は61.3%で、ガイドラインに示された100床以上200床未満の病院のいずれよりも低くなっております。

 また、精神病床100床のうち、旧館の47床は既に入院患者ゼロの休床状態であり、直ちに廃止手続を行い、病棟看護師16人等に係る経費の削減をしないと、赤字の増大する原因をつくります。47床減少すれば、病床利用率は73.4%になります。また給与比率の83.2%は、民間に比べ28.9ポイント高まり、民間の54.3%を100とした場合は、3割6分も高いということになります。経常収支比率も医業収支比率も、ガイドラインに示された病院のいずれよりも低く、特に医業収支比率は27.8%から14.5ポイントも低く、その数値は異常であります。そしてそのほかにも、一般質問しておりますが一時借り入れの問題、委託料手数料の問題、賃金の問題等とあります。

 市長からは、赤字は消えてはなくならない、目に見える形の対策をとらなければ財政全体にとっても深刻な状況であることから、21年度には改革ラインが見えるようにしたい、また事業管理者からは、医師の確保に努め、医業収入の向上策と経費の削減に努めると、覚悟のほどをご答弁いただいております。それだけに、20年度の予算の立て方、組み方は非常に大切と注目していただけに残念です。基本問題検討委員会の中間報告における改善策は、無策の予算書と指摘されても仕方がないのではないでしょうか。ぜひ収支均衡等意気込みの感じられる予算書を期待いたしますところから、本予算に反対するものであります。



○議長(小沢昌記君) 26番千田美津子さん。



◆26番(千田美津子君) ただいま18番議員から、るるお話といいますか、反対の討論がありましたが、私は委員長報告に賛成の立場で討論をいたします。

 18番議員が述べたような課題があるのはそのとおりだと思います。しからば、現実として市民の命を守れない地域医療にしてしまっていいのかという、私はそういう根本の問題が問われているのだというふうに思います。そういった点で、まさに奥州市の税金の使い方が問われる問題だと考えるものでありますので、そういう立場から討論をさせていただきます。

 今、全国各地で医師や看護師不足による救急や分娩等の受け入れ不能、病床の縮小、診療科の閉鎖、経営難による病院の再編・統廃合、地域医療の崩壊を示す報道は毎日のようになされております。今月16日の毎日新聞に、秋田県鹿角市の鹿角組合総合病院で担当医が不在になり、精神科外来を4月から休止するとの新聞報道がありました。これは、派遣を受けていた岩手医大の医師3名が引き上げられた結果でありますが、これは、あすは我が身であります。

 このような中で、水沢病院は良質な医療の提供と健全経営という2つの使命の中で、悩み苦しんでいるというのが実態ではないでしょうか。そして特にも、その使命を実現するための根幹となるのは医師であり、収支均衡を図るための戦略も、まさにこのことに尽きると言えます。また胆江医療圏に多くの医療機関が存在しており、その役割はそれぞれの医療機関によって違いがあります。特に水沢病院に求められている医療は救急対応であり、数少ない小児医療、精神医療であり、また胆沢病院と同等の医療技術を持つ整形外科、外科であります。これらの医療を提供するのには、救急等に対応するためのスタッフを配置し、医療機器を導入しておかなければなりません。しかしながら人件費比率が高いため、看護師や医療技術職等の削減を、先ほどのように主張される方もおられますが、看護師や医療技術職の配置は、医師と同様にその病院の医療の提供にも大きく影響するものであり、慎重に検討されるべきものであります。

 また今、医師が少なくなったことにより、患者数が減少し、スタッフ、医療機器とも稼働率が低くなっております。しかしこういう中にあって、医師の増員がこの状況から脱するための最善の方策であることは明らかであります。

 本日、私どもの手元に、精神障害者の家族の会の皆さんが、市長、それから議長あてに、水沢病院の精神科の常勤のお医者さんがきょうから休まれるということで、その後の対応も含めた要望が出されたようでありますが、まさに医師確保に向けての本格的な取り組みは急務でありますし、今後も医師確保など必要な手だてを、設置者、管理者を先頭に、市民挙げて取り組むときではないでしょうか。もはや住民にとって医療は与えられるものではなく、みずからが守り、育て上げていかなければならないものになっているんです。

 また、今このような医師不足の状況下にあって、診療科の縮小、廃止は手法的には簡単なことではありますが、一度廃止してしまえば、再開することは至難のわざと言わなければなりません。

 そして今、命を守る体制づくり以上に優先される課題があるんでしょうか。もしこの地域で国の医療費抑制政策に従い、目先の困難さ、経済性のみで水沢病院が論じられるとすれば、それは将来に禍根を残すことは明白であります。

 また今、若い方々の定住の条件は、医療と教育の充実であると言われております。お産もできないまちには魅力がないと、Uターンしてきた青年が再び都会に戻ってしまうという事例も現実に生じています。このままでは、奥州市では働きたくないという風評被害が医師や看護師サイドで広がり、勤務医がいないまちになりかねないと危惧するものであります。鹿角市では、住民組織である鹿角の医療と福祉を考える市民の会で、チラシや会のホームページで医師募集を行っているとのことであります。これらは大いに学ぶべきではないでしょうか。

 また今、水沢病院基本問題検討委員会において、24日の最終取りまとめに向けた調整が行われておりますが、13日に開催された第4回の検討委員会において、専門員の高木先生は、何といっても医師の確保が第一だ、いい医師を確保するには、いかに温かく迎えるかにかかっているんだということを強調されましたし、医師を温かく迎えて気持ちよく働いてもらうことが大事だと、医師確保の重要性を強調されました。まさにそのとおりではないでしょうか。

 また、第2回の検討委員会においては、メンバーになっている地元のお医者さんから、改革改革と言われると、頑張っているのに、これでもかと責め立てられているような気がする。改革を進めた結果、医師が1人もいなくなったということがないようにすべきだとの、率直な現場の声が上げられたところであります。

 これらの点からも、今私たちがやるべきは、水沢病院やまごころ病院、診療所におられる先生方や医療スタッフを励ますことであり、地域全体がお医者さんを大切にし、命を守る地域にしていくことではないかと考えるものであります。このような観点から、私は本予算に賛成するものであります。



○議長(小沢昌記君) 3番関笙子さん。



◆3番(関笙子君) 私は、この予算に対して反対の意見を述べさせていただきます。

 ただいま、るるお話をいただいたことはそのとおりでございます。1点について私は反対いたします。

 私は、平成17年度決算から一時借入金について何度もご質問を申し上げました。今回、平成20年度におきましては、会計の基本原則にのっとっていない計上、これを認めてございます。継続的、発展的な総合水沢病院の存続を望むところから、しっかりした正規の会計原則にのっとった予算を組んでいただきたい。この点につきまして反対をさせていただきます。



○議長(小沢昌記君) 討論を終結いたします。

 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は意見を付して原案のとおり可決すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(小沢昌記君) 起立多数であります。よって、議案第86号は特別委員長報告のとおり決しました。

 次に、議案第87号、平成20年度奥州市国民健康保険まごころ病院事業会計予算について討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。

 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第87号は特別委員長報告のとおり決しました。

 次に、議案第88号、平成20年度奥州市国民宿舎等事業会計予算について討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。

 これより採決いたします。本案に対する特別委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第88号は特別委員長報告のとおり決しました。

 4時40分まで休憩いたします。

               午後4時25分 休憩

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               午後4時40分 再開



○議長(小沢昌記君) 再開いたします。

 休憩前に引き続き審議を続けます。

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○議長(小沢昌記君) 日程第25、競馬事業調査についてを議題といたします。

 競馬事業調査特別委員長の報告を求めます。40番及川善男君。

          〔40番及川善男君登壇〕



◆40番(及川善男君) 競馬事業調査特別委員長報告を申し上げます。

 当特別委員会は、今期定例会中の3月18日に委員会を開催し、市長、副市長及び担当職員の出席を求め、調査いたしましたので、その経過と結果についてご報告申し上げます。

 平成19年度の競馬事業については、まだ3月開催分は残すものの、その売上見込みが対前年比83.9%で、大変厳しい状況であります。この間数度にわたり、関係者のまさに身を削るようなコスト削減を行い、収支均衡を図るよう収支計画が見直され、何とか単年度収支で黒字の見込みとなり、平成20年度も継続して開催される見通しとなりました。

 平成20年度の競馬事業についても、岩手県競馬組合議会において、平成20年度岩手県競馬組合事業計画案が示され、持続可能で安定的な事業運営を目指した取り組みについて説明されており、さらにはコスト削減を図ることを目的とした民間委託拡大に関する取り組みについても説明されております。

 内容の詳細につきましては、議長を除く議員全員が委員となっておりますので、省略させていただきます。

 平成20年度も引き続き競馬開催が決定されておりますが、岩手競馬を取り巻く状況がまだまだ予断を許さない状況であることから、今後も民間委託拡大の検討など、競馬組合の経営状況の確認や、競馬事業廃止となった場合に予想される事態の調査など、議会閉会中といえども調査できますようお取り計らい方お願い申し上げまして、特別委員長報告を終わります。



○議長(小沢昌記君) 質疑ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。

 討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。

 これより採決いたします。本案は特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、本件は特別委員長報告のとおり決しました。

 なお、特別委員長から、議会閉会中も継続して調査したいとの申し出があります。特別委員長申し出のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、特別委員長申し出のとおり決しました。

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○議長(小沢昌記君) 日程第26、北上川治水対策についてを議題といたします。

 北上川治水対策特別委員長の報告を求めます。38番高橋瑞男君。

          〔38番高橋瑞男君登壇〕



◆38番(高橋瑞男君) 北上川治水対策特別委員長報告を申し上げます。

 当特別委員会は、議会閉会中の1月31日、1級河川北上川無堤地区等洪水対策にかかわる要請行動の報告会を行い、また今期定例会中の3月4日に委員会を開催し、鋭意調査をいたしましたので、その経過と結果についてご報告申し上げます。

 報告会は、治水対策関係7団体の代表者のほか、都市整備部長、国土交通省東北地方整備局岩手河川国道事務所の副所長等に出席をいただき、昨年11月27日の要請行動の結果報告を行ったほか、県内の治水対策の現状や平成19年9月の前線豪雨における被災状況及び復旧計画等について懇談いたしました。

 また、3月4日の委員会では、今後施行される災害復旧事業や治水対策について、委員会としての対応方針などを確認いたしました。

 北上川の治水対策については、昨年の災害にかかわる災害復旧事業の進捗状況等の調査のほか、関係団体の要望事項も含めた治水対策への方針などの調査を行い、関係者間の共通認識を高めることが必要であることから、議会閉会中といえども調査できますようお取り計らい方お願い申し上げまして、北上川治水対策特別委員長の報告を終わります。



○議長(小沢昌記君) 質疑ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。

 討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。

 これより採決いたします。本件は特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、本件は特別委員長報告のとおり決しました。

 なお、特別委員長から、議会閉会中も継続して調査したいとの申し出があります。特別委員長申し出のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、特別委員長申し出のとおり決しました。

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○議長(小沢昌記君) 日程第27、奥州市地域医療調査についてを議題といたします。

 奥州市地域医療調査特別委員長の報告を求めます。19番佐藤邦夫君。

          〔19番佐藤邦夫君登壇〕



◆19番(佐藤邦夫君) 奥州市地域医療調査特別委員長報告を行います。

 当特別委員会は、議会閉会中の1月17日、2月6日及び今期定例会中の3月7日に委員会を開催し、鋭意調査を行いましたので、その経過と結果についてご報告申し上げます。

 1月17日の委員会では、総合水沢病院院長に出席を要請し、副院長ほか医師6名に出席をいただき、総合水沢病院の現状についてや、地域医療の理想像と水沢病院の望むべきあり方についての意見を伺い、理解を深めました。また、岩手県知事と岩手県医療局長に対し、奥州市に地域周産期母子医療センターの設置を求める意見書を提出することについて決定しました。2月6日の委員会では、前沢診療所長と衣川診療所長に出席を要請し、各診療所の現状や、所長が考える奥州市・胆江地域の地域医療について説明をいただき、理解を深めました。3月7日の委員会では、今後の委員会の進め方について協議しました。

 内容の詳細につきましては、議長を除く議員全員が委員となっておりますので省略させていただきます。

 なお、今後も総合水沢病院基本問題検討委員会の検討結果に注目しながら、奥州市を取り巻く地域医療の現状調査、総合水沢病院医師や医師会、市民等との意見交換などの、さらなる調査検討を行う必要があることから、議会閉会中といえども調査できますようお取り計らいをお願い申し上げまして、奥州市地域医療調査特別委員長報告を終わります。



○議長(小沢昌記君) 質疑ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。

 討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。

 これより採決いたします。本件は特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、本件は特別委員長報告のとおり決しました。

 なお、特別委員長から、議会閉会中も継続して調査したいとの申し出があります。特別委員長申し出のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、特別委員長申し出のとおり決しました。

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○議長(小沢昌記君) 日程第28、請願第38号、請願第46号を議題といたします。

 総務常任委員長の報告を求めます。30番新田久治君。

          〔30番新田久治君登壇〕



◆30番(新田久治君) 総務常任委員長報告を行います。

 12月定例会で付託され、継続審査としておりました請願第38号及び、去る2月22日の本会議で付託されました請願第46号の2件について、慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果についてご報告申し上げます。

 まず、継続審査としておりました請願第38号、奥州市が指定する選挙投票所は、あまりにも遠いことから、近くにある投票所で投票できるようについての請願でありますが、この請願については、旧水沢議会においても数度同様の請願の提出があり、一度は地域住民の総意に基づいていないとの観点から不採択とされており、地域のコミュニティにかかわる問題が含まれていることから、特にも慎重に審査いたしました。

 審査は、12月13日に選挙管理委員会事務局長等の出席を求め、投票区設定など現状の説明をいただき、委員会休憩中に請願人から請願の願意について詳細をお聞きいたしました。2月15日には、請願対象地区の振興会長及び行政区長を参考人として招聘して、地域の現状や問題点についてお聞きし、3月7日には紹介議員の出席を求め、請願の願意や地域の実情などについて意見をお聞きいたしました。

 その結果、本件につきましては、願意である近くの投票所での投票が可能となることにより、投票率の向上が図られることはもっともなことであり、さらに今般の合併により、当市はこの地域と同様の場所が散見され、全市的な投票区の見直しが必要であるとの観点から、採決の結果、採択すべきものと決しました。

 なお、この請願提出の動きそのものに地域コミュニティにかかわる問題が含まれており、請願採択により、地域のまとまりに対し問題を残すおそれがあるという観点から、不採択にすべきとの意見があったことを申し添えます。

 次に、請願第46号、「放射能を海に流さないこと」とする法律、放射能海洋放出規制法(仮称)の法律制定を求める請願についてでありますが、3月7日に委員会を開催し、総務部長の出席を求め、審査をいたしました。

 その結果、本件については放射能汚染から三陸の海を守るという観点から、その願意を了とし、全会一致で採択すべきものと決しました。

 以上が、当委員会に付託になりました請願の審査の経過と結果であります。

 何とぞ、当委員会の決定どおり議決くださいますようにお願いを申し上げまして、総務常任委員長の報告を終わります。



○議長(小沢昌記君) 会議を午後6時まで延長します。

 質疑ありませんか。10番中澤君。



◆10番(中澤俊明君) 10番中澤です。

 ただいま委員長報告、請願第38号、奥州市が指定する選挙投票所は、あまりに遠いことから、近くにある投票所で投票できるようについての請願に関しましてお伺いいたします。

 昨年12月の定例議会より審査され、継続して審議されてきたことについてお伺いいたします。

 地区外であります南公民館への投票所となることが請願の願意になっておりますが、これ以外の投票所は検討されたのか、全くされなかったのか、お伺いいたします。

 また、投票所まで2キロメートル離れていて遠過ぎるということも願意としてありましたが、このような距離についてどのように協議されたか、お伺いいたします。

 また、地域行政区内のコミュニティが図られながら、相互理解、協働・共生・共助などが地区振興には大切なことと思いますが、行政区の中でこのような連携、共通理解のもとで請願されたのか、お伺いいたします。

 以上についてお願いいたします。



○議長(小沢昌記君) 新田久治君。



◆30番(新田久治君) 2点の質問というふうにお聞きいたしました。

 距離についてでございますけれども、距離とあるいは投票所、別な投票所ということを考えたかというお話でもありましたが、その点については、南公民館がその近くにあるということでそこで投票したいという願いでありますので、それ以外のことについては考えませんでした。またお聞きもしませんでした。距離につきましては、2キロだ3キロだといいましても、奥州市全体を見るとまだまだ遠いところもあるという考えもあったのですが、ただこれを採択すべきことになったのは、余りそこは奥深く進まないで、その近くだったらできるだけ近くで投票できるようにという、この願意はそのとおりだろうなと、これで投票率が向上するんだろうなというようなことで話し合ったところであります。

 もう一つの、共通理解ということでございますが、このことを私ども総務常任委員会としては、最高に気をつけて考えたところであります。したがってその地域の区長さん、あるいは振興会長さんにわざわざおいでをいただいて、いろいろ話を聞きました。そしてもちろんこの請願人にもお聞きいたしました。そういうことで、こういうことから地域がおかしくなるというようなことはあってはならないということに重点を置いて、審議してまいりました。それから委員長として私からも、おいでになった区長さん等にもお話しいたしました。こういうことで地域がおかしくなることのないように、ぜひ皆さん方の指導力によっていい地域をつくってくださいということで申し上げた次第であります。

 以上です。



○議長(小沢昌記君) 5番阿部加代子さん。



◆5番(阿部加代子君) 5番阿部加代子です。

 請願第38号と請願第46号について質問させていただきます。

 まず、請願第38号のほうからお伺いをしたいと思います。

 総務常任委員会におかれましては、請願第38号に関しまして継続をしていただきまして、慎重に審議をしていただきまして、大変にありがとうございました。地元真城のことですので、2回傍聴させていただきました。

 選挙の投票率を上げるため有権者の利便性を図ることは、私自身も今回一般質問で取り上げさせていただきましたので、大変重要なことだと考えております。この請願と同じような内容で水沢市議会当時に2回出されておりまして、最初は不採択、2回目は取り下げになっております。この請願は、南公民館に限定をして投票できるようにという願意のものですけれども、南公民館は大変大規模投票所でありまして、2回分割をしております。南地区の地区民であっても投票ができない地域があります。そういうところに真城地区の方が入れるのかどうか、実際のところをお伺いしたいと思います。たしか投票所には人数の規模があったようですけれども、その点審議をされているのかお伺いをしたいと思います。

 2点目ですけれども、この請願は、400メートルの平たん地をゆっくり歩いて投票できるというふうにあります。それで私は、車でだったんですけれどもはかってみました。南公民館から400メートルというのは、ちょうど交差点のあたりまでのことでして、署名をいただきました片子沢の方は、南公民館まで大体1,100メートル以上ありまして、坂道を上ってくる形になります。もちろん真城公民館に行かれるときはもっと遠くなるんですけれども、この片子沢の方の近い投票所なんですけれども、水沢総合福祉センターも投票所になっているんですけれども、こっちの投票所のほうが近いんです。800メートルくらいで、しかも県道沿いに平たんな道でありまして、坂道を上ることがないんです。確かに地域を区切ると端になる方が出ていらして、大変ご不便をかけることになりますけれども、近いというだけで投票所を変えられるものなのかどうか、お伺いをしたいと思います。

 それから3点目ですけれども、例えば今回の請願は、採択すると同じような要望が出た場合、地域の枠を外すことになってくると思いますけれども、委員会ではどのように審議をされたのかお伺いします。

 あともう1点、この第38号に関しまして、採決の結果について何対何だったのかお伺いしたいと思います。お願いいたします。



○議長(小沢昌記君) 30番新田久治君。



◆30番(新田久治君) すみません、分けていただいてありがとうございました。優しく質問していただいて。

 4点いただきました。この投票所での最高の人数とかそういうことについては一度も触れないで、私も実際わかりません。ごめんなさい。そこは調査もいたしておりません。したがって、真城地区の方が入れるかということについても、制限というものがわかりませんので、お答えできないという状況にございます。

 それから、近いということだけで投票所を変えることができるかということでございますが、いずれ全市的に、特に合併した現段階にあって非常に不合理のある地域、あるいは部落が半分になって投票所に別々に行っている地域等、いろいろあろうと思います。したがって、今回この採択にしたということは、こういう合併に伴って、私が先ほど読み上げましたけれども、合併によって広範囲になった地域を、もっと確実な投票所をもう一回精査すべきではないかという考えもあって、この請願人の願意を了として採択したという結果でございます。したがって近いから投票所を変更すると、こういうことは一概には私は言えないというふうに思います。

 ただ、請願された方々は、お話がありましたように3回にも分けてそういう思いを今までなされてきたと、こういう願意も私には理解するところがございました。いずれ話の内容はそんなところであります。

 それから、結果は3対4で、8人でございました。私は採決に入っておりませんので、3対4という結果で採択すべきということになった次第であります。



○議長(小沢昌記君) 阿部加代子さん。



◆5番(阿部加代子君) 請願第38号のほうで、もう一度お伺いをしたいと思います。

 そうしますと、投票所の見直しということで、地域コミュニティといいますか、地区割も今後考えていかなければならないというふうに思いますけれども、早急にそのようなことが進むのかどうか、お伺いをしたいと思います。



◆30番(新田久治君) 私の立場といたしましては、請願を審査したという立場でありますので、今後選挙区をどうするかというのは、選挙管理委員会にお尋ねをいただきたいというふうに思います。



○議長(小沢昌記君) 続いて第46号、阿部加代子さん。



◆5番(阿部加代子君) 5番阿部加代子です。すみませんでした。

 請願第46号についてお伺いをしたいと思います。

 私はこの請願を読ませていただきまして、疑問に感じた点がございましたので、この点、委員会で審議されたのかお伺いいたします。

 まず1点目ですけれども、請願文の請願の要旨を読みますと、一昨年3月末からアクティブ試験操業を開始したとありましたので、平成19年3月末からの開始かと思いましたらば、請願理由のほうには、平成18年3月31日にアクティブ試験操業を開始したとなっております。どちらが正しいのでしょうかお伺いをいたします。

 2点目、請願者が宮古市、滝沢村、山田町となっておりますが、問題となっておりますのは青森県の六ヶ所村核燃料再処理工場の件です。請願事項が放射能のこととなっておりますので、大変専門性が必要と思われます。紹介議員は、請願者からどのような説明を受け紹介議員になったのか、委員会で確認されたのかお伺いいたします。

 3点目ですけれども、私自身が一番不思議に思いましたのは、危険な放射能液を放出する工場に何の規制もしないで、青森県また地元六ヶ所村の方々が設置を許可するのかなということです。規制がないほうがおかしいですし、しないわけがないのではないかということです。

 私は、以前製薬会社に勤務をしておりました。人間にとって欠かすことのできない医薬品を工場では生産しているわけですけれども、製造過程では大変危険な化学薬品等を扱っております。これは自動車製造工場でも、また電気機器工場でも同じだというふうに思います。なので工場を操業させるには、さまざまな法律、県などの条例で厳しく規制をされております。工場へ出すものにつきましては、すべて大変神経を使っております。排水、排気、騒音、ごみ、出入りする従業員、人間そのものもそうです。当然厳しくチェックをされます。工場内でも検査を行いますが査察も入ります。当市においては余り気にしないで操業されているところもあるようですが、一般の工場では厳しく規制をかけられているわけです。放射能を扱う工場に法律がないわけがないし、法律以上に国際基準がないわけがないと思います。ましてや県や地元が規制をかけないわけがないと思いますので、そういう専門的なことを審議されたのかお伺いをいたします。



○議長(小沢昌記君) 新田久治君。



◆30番(新田久治君) だんだん元気がなくなってまいりました。3つの質問をいただきました。これは実際3つに分けていただきましたので、3つに答弁申し上げますけれども、こういう科学的なこと、これは非常に私どもにとってはなかなか理解できないことでございまして、まずそういう中でも奥州市では一番わかっている総務部長においでをいただいて、この状況等を聞いて、その聞いたことが私どもの一つの理解事項となっておりますので、それ以上のことについては一切わかりません。

 大変恐縮でございますが、総論から申し上げますけれども、そういう中でいずれ放射能の、あるいはそのほかの物質が規定値よりは少ない多いという問題はまた別として、あるいは人体に影響があるないはまた別として、ただ言われている放射能、これらが幾らかでも多少でもまざっているという魚なり、そういう食品をとるということは、これはやはりだれにあっても理解できないでしょうと、こういうようなことから、まず余り細かいことではなくて、この願意には賛同できるということで、全員が賛成という立場をとっていただいたところであります。

 そこで、この請願文の中の請願理由に19年から開始したとあって、理由のところに18年3月31日にアクティブ試験操業を開始したとなっていると、どっちが本当かというお話でございますけれども、これは私の推測で大変恐縮でございますが、年度から日にちまでぎっちり決まっているのは18年3月31日であります。したがって、私はそちらのほうが正しいというふうに理解しているところであります。

 それから2番目に、請願者から確認したかということでございますが、特に確認いたしておりません。

 それから3つ目のことですが、そういう専門なことを審議されましたかということですが、私が冒頭申し上げましたように、私らの能力を最大限に発揮して審議したというところでありまして、細かくこういう専門的なことを審議したというところまではいかない中での結論でございます。どうぞご理解をいただいて、これ以上はよろしくお願いいたします。



○議長(小沢昌記君) 質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。請願審査に係る委員長報告がすべて採択の場合は一括討論を行うことになっておりますが、討論及び採決については1件ずつ行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、これより請願2件について1件ずつ討論及び採決を行います。

 まず、請願第38号について討論ありませんか。10番中澤俊明君。



◆10番(中澤俊明君) 10番中澤です。

 私は、ただいま議題となっております請願第38号、奥州市が指定する選挙投票所は、あまりに遠いことから、近くにある投票所で投票できるようについての請願、委員長報告は採択でしたが、私は反対の立場で討論いたします。

 この請願は、近い投票所へということで、当該地区住民が住まいする真城地区を越える水沢南公民館を特に指定しての請願でありますが、本来、行政区にはみずからの意思で家族ともども住んでおり、地区民が協力し合いながら地域振興を図っているところと考えます。このような環境の中で、地域の部外など問題点を話し合い、自助・共助を図りながら進められるべきことと思います。

 今回は1点、南公民館と指定しての願意でありますが、当該行政区の中心であります振興会などへの相談、協力、そして相互理解などがないままに進められていることであります。このようなことは地域の方々の和をもってなすべきことと思います。それが行政ともに生きることにつながることと思います。

 また、願意の中には遠すぎることが挙げられておりますが、2キロメートルの距離はどう考えられるのか、同じような条件は市内に多く存在することも事実であると思います。近いところにこしたことはありません。このような問題、課題は、今後全市的に見直しなどに取り組むことが重要かと思います。したがって今回、当行政区には新たに秋成振興会コミュニティセンターが完成したことから、地区の中心となるべき振興会センターで投票できるように望む請願が一般的であるように思います。請願文にはそれが一切ないことがあります。

 以上の理由から、請願第38号、委員長報告に対して反対をいたします。



○議長(小沢昌記君) 14番千葉悟郎君。



◆14番(千葉悟郎君) 請願第38号の委員長報告に賛成する立場で討論いたします。

 ただいまの反対討論を聞いて驚いているところでございます。私たちの代表を選ぶ行為、行動は、民主的な社会において第一義的に考えなければならないものであります。つまり基本的人権と同じであります。近くの投票所で投票できるよう改善してほしいという願いが、振興会の混乱、コミュニティの混乱を引き起こすことだと決めつけ、そういうことになぜ結びつけようとするのでありましょうか。

 水沢区真城の北上野、片子沢、杉山下地区の住民の方々が、投票したくてもあんな遠い場所ではとの不満の声が旧水沢市議会に対し、陳情、請願を続けました。しかし当時の議会には、行政区の枠を越えた投票には疑問として理解が得られず、また議員改選期や市町村合併に重なり、具体的な改善が講じられず現在に至っているとあります。

 このたびは、この3地区の9割を超える有権者の方々が署名をし、その改善を強く求めております。国政、県政、市政等の選挙は、一般市民が政治に自分の意思を反映させることができる、数少ない機会であります。何年に一度の投票のあり方に、いろいろな口実を持ち込むのではなく、この3地区の住民の方々、有権者の方々が容易に投票できるように行政側に工夫を進めることこそ、この議会に求められていることと私は確信します。よって、議員諸氏には委員長報告をご理解いただき、ご見識をお願いする次第であります。

 以上をもって賛成討論といたします。



○議長(小沢昌記君) 5番阿部加代子さん。



◆5番(阿部加代子君) 5番阿部加代子です。

 請願第38号、委員長報告は採択でしたが、私は反対の立場で討論いたします。

 請願者の思いはよくわかります。投票率向上のため改善していかなければならないと思います。しかし今のシステム上、近い投票所というわけにはいかないようです。同じ真城の秋成地区内には、新しくできた立派な集会所などもありますので、地域の皆様と、まずは行政区一丸となり意見を取りまとめ、総意としてどうすればよいのか考えたほうがよいのではないかと考えます。

 今回の署名は、地区内の約30%の方のようです。2キロ範囲で投票所を設置すると、江刺区、胆沢区など、奥州市全体を見直さなければならなくなります。期日前投票の活用をさらに推進するなど、投票率の向上に努力すべきですが、この請願は南公民館を限定しての投票を望んでおられるので、現時点では難しいことから、委員長報告に反対をいたします。



○議長(小沢昌記君) 19番佐藤邦夫君。



◆19番(佐藤邦夫君) 私は委員長報告に賛成の立場で討論いたします。

 年々政治不信あるいは政治家不信で、投票率が下がっております。そういった中で、投票したい、投票するために場所を変えてほしい、そういう願いを何で聞かないんですか。旧水沢市の時代から3回も出されて、そしてコミュニティとかさまざまな問題がありますけれども、政治に携わっている、あるいは投票率を上げようとしなければならない議員が、何でその場所に行って解決しようとしないんですか。この投票率の低下は、本当に議員の、あるいは政治の信頼を失っている、そういうふうにとらえてほしい。したがって私は、この投票所の場所を変えてほしい、近くでさせてほしいという200名を超える署名の方々の本当の声だと思いますし、また投票率を上げるためにショッピングセンターとか、あるいは先ほど出ました期日前投票の拡大とか、さまざま手を打っているわけですけれども、我々政治に身を置いている議員が投票率を上げるような、そういう努力をしなければならないときに、いろんな問題をこじつけて反対するのは私は納得できません。したがって賛成の立場で討論いたします。



○議長(小沢昌記君) 討論を終結いたします。

 これより採決いたします。総務常任委員長の報告は請願第38号、採択であります。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(小沢昌記君) 起立多数であります。よって、請願第38号は委員長報告のとおり決しました。

 次に、請願第46号について討論ありませんか。5番阿部加代子さん。



◆5番(阿部加代子君) 5番阿部加代子です。

 請願第46号、「放射能を海に流さないこと」とする法律、放射能海洋放出規制(仮称)の法律制定を求める請願は、委員長報告、採択ですが、私は反対の立場で討論いたします。

 請願者の放射能に対するご心配はよくわかります。だれしもが抱く思いだと理解いたします。しかし請願事項が妥当なものかどうかということでは、そうではないようです。

 1点目、放射能廃液を海に放出しない法律、放射能海洋放出規制法(仮称)を制定することとありますが、原子炉等規制法再処理規則の中に、海洋放出に関して総量規制が明確に書かれていて、法律で規制されております。国では原子力安全委員会でさらに基準を設け進めており、また青森県でも、さらに上乗せをして独自に基準を制定し、協定を結び、結果を測定して委員会で評価しているようです。自然界におきましても、私たちは747マイクロシーベルトほど被曝しています。地域によって受ける量は違っていて、私は岩手県に来るまで兵庫県に住んでおりましたが、兵庫県には大変有名な温泉、有馬温泉があります。ラドン温泉です。大変効能がある温泉ですが、放射能のガスを浴びに行っているようなものです。地域によっても被曝の量は違います。関西のほうが自然被曝の量が多いと言われております。

 一般的に、公衆人が許容被曝としても大丈夫だと言われている量は1,000マイクロシーベルトと、これも法律で規制されております。人工的に被曝する医療被曝では、レントゲン撮影100マイクロシーベルト、乳がん検診300マイクロシーベルト、CTでは8,000マイクロシーベルトとなっております。どこまでが安心でどこまでがだめなのか、専門家でも意見が分かれているようです。

 資源の少ない日本は、現在、原子力に依存しながらこのような豊かな暮らしをしております。原子力はトイレのないマンションだと言われた方がおりますが、エネルギーの確保という大きな問題と安全性について、これからどうしていくのかが大きな課題だとは思います。

 2点目、放射能除去装置を設置するよう指導することとありますが、現年の資料、岩手県議会の環境福祉委員会の会議録、総務部で対応していただきまして、126ページに及びます資料を見させていただきました。放射能除去装置は設置になっております。技術も未確立だと請願の中で言われておりますが、確立をされているようです。

 3点目、岩手県沖で実施するモニタリングの結果を公表することにつきましては、平成17年9月、岩手県議会に提出された請願の2項目め、県は青森県並びに日本原燃株式会社に対して、三陸沿岸の漁場や海水浴場など、三陸沿岸海域全般の核燃料再処理工場による影響評価を行うように申し入れることを受け、文言整理をした上で採択となっております。岩手県におきまして、平成17年10月7日に青森県に、17日には日本原燃株式会社に対して請願の写しを渡し、説明を行っております。権限が国にあるものなので、岩手県としては説明するという形でしかできなかったようです。モニタリングは青森県の16カ所の海底の泥をとり行われております。岩手県沖にも広げてほしいとの要望の結果、岩手県沖、6カ所ポイントをふやして行っているようです。今年度からは文科省が岩手県沖合いの海域まで拡大し行う調査の結果は、毎年度ごとに取りまとめ、翌年度に環境放射能評価委員会検討会において解説、評価した後、公表することになっていることを県も認識をしているようです。

 以上の理由で、委員長報告に反対をいたします。



○議長(小沢昌記君) 23番菅野市夫君。



◆23番(菅野市夫君) ただいまの請願第46号、常任委員長報告に賛成の立場で討論をいたします。

 宮古漁業組合、消費者団体、また豊かな三陸の海を守る会の請願地域は、今や食の安全が問われているとき、三陸の海は大変良好な漁場の宝庫でございます。この地は、とる漁業と育てる漁業、両面において日夜問わず漁業に専念され、全国の消費者に提供しております。民間団体においては、三陸の海を守るため北上産地に植林をし、そこから生まれた微生物が清らかな水とともに海へと届き、魚介類の宝庫を醸し出しております。国の政策とはいえ、原子力発電は必要とされていますが、国民生活の食の安全に大きな影響を与える権利はないはずであります。

 岩手の自然を守ることは海を守ることだと信じております。今や、多くの魚介類は外国からの輸入に頼り、価格が高騰しつつあります。県内漁業をさらに発展させ、岩手の三陸は新鮮かつ安全を、さらに全国へ発信すべきと考えます。内陸に住む我々も人ごとではなく、相互に協力すべきであり、放射能を海に流さない、この請願は、強く国及び関係機関に意見をすべきという常任委員長報告のとおり賛成するものであります。



○議長(小沢昌記君) 討論を終結いたします。

 これより採決いたします。総務常任委員長の報告は請願第46号、採択であります。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(小沢昌記君) 起立多数であります。よって、請願第46号は委員長報告のとおり決しました。

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○議長(小沢昌記君) 日程第29、請願第44号、請願第45号を議題といたします。

 教育民生常任委員長の報告を求めます。19番佐藤邦夫君。

          〔19番佐藤邦夫君登壇〕



◆19番(佐藤邦夫君) 教育民生常任委員長報告を行います。

 去る2月22日の本会議において当委員会に付託になりました請願第44号、請願第45号について、3月7日に委員会を開催し、健康福祉部長、教育部長などの出席を求め、慎重に審査をいたしましたので、ここにその経過と結果についてご報告申し上げます。

 まず、請願第44号、稲瀬地区児童センター(仮称)の設置についての請願でありますが、本件につきましては、地区センターを利用しての児童の保育の実施に当たり、地区センター本来の目的での使用が制限されるおそれがあり、また、児童の保育を想定した構造の施設でないため、児童の安全確保についても憂慮される点があるとの観点から、その願意を了とし、全会一致で採択すべきものと決しました。

 次に、請願第45号、聴覚障害者の情報保障のため、障害者自立支援法施行に伴うコミュニケーション支援事業(手話通訳者等派遣事業)の速やかな実施についての請願でありますが、審査に当たっては手話通訳者と、県内の議会では初となる要約筆記者を手配し、聴覚障害者の方の傍聴に配慮しました。本件につきましては、聴覚障害者の方への配慮が、市として十分でない状況が見られることから、聴覚障害者の方の意見を反映しながら市の要綱を定め、早急に対応すべきとの観点から、その願意を了とし、全会一致で採択すべきものとすべきものと決しました。

 以上、当委員会に付託になりました請願の審査の経過と結果であります。

 何とぞ、当委員会の決定どおり議決くださいますようお願い申し上げまして、建設常任委員長報告を終わります。



○議長(小沢昌記君) 質疑ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。請願審査に係る委員長報告がすべて採択の場合は一括討論を行うことになっておりますが、討論及び採決については1件ずつ行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、これより請願2件について、1件ずつ討論及び採決を行います。

 まず、請願第44号について討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。

 これより採決いたします。教育民生常任委員長の報告は、請願第44号、採択であります。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、請願第44号は委員長報告のとおり決しました。

 次に、請願第45号について討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。

 これより採決いたします。教育民生常任委員長の報告は、請願第45号、採択であります。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、請願第45号は委員長報告のとおり決しました。

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○議長(小沢昌記君) 日程第30、請願第47号を議題といたします。

 産業経済常任委員長の報告を求めます。22番及川梅男君。

          〔22番及川梅男君登壇〕



◆22番(及川梅男君) 産業経済常任委員長報告を行います。

 去る2月22日の本会議において、当委員会に付託になりました請願第47号につきましては、さらに調査すべきとのことから、継続審査といたしました。

 なお、継続審査とするに当たり、議会閉会中といえども審査できますようお取り計らい方お願い申し上げまして、産業経済常任委員長報告を終わります。



○議長(小沢昌記君) ただいま議題となっております請願第47号に係る産業経済常任委員長の報告は継続審査であります。よって、本日は請願第47号に係る質疑等は行いません。

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○議長(小沢昌記君) 日程第31、請願第43号を議題といたします。

 建設常任委員長の報告を求めます。38番高橋瑞男君。

          〔38番高橋瑞男君登壇〕



◆38番(高橋瑞男君) 建設常任委員長報告を行います。

 去る2月22日の本会議において当建設常任委員会に付託になりました請願第43号について、2月26日に委員会を開催し、現地調査の上、都市整備部長等の出席を求め、慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果についてご報告申し上げます。

 請願第43号、市道オダ102号(観音堂沖枝線)及び市道オダ29号(宮地線)の拡幅整備並びに舗装についての請願でありますが、本件につきましては地域住民が利用する生活道路であるほか、主要地方道水沢米里線と周辺地域を結ぶ市道であり、地域の利便性と安全性の確保という観点から、全会一致で採択すべきものと決しました。

 以上が当委員会に付託になりました請願の審査の経過と結果であります。

 何とぞ、当委員会の決定どおり議決くださいますようお願い申し上げまして、建設常任委員長の報告を終わります。



○議長(小沢昌記君) 質疑ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。

 討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。

 これより採決いたします。建設常任委員長の報告は、請願第43号、採択であります。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、請願第43号は委員長報告のとおり決しました。

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○議長(小沢昌記君) 日程第32、請願第48号を議題といたします。

 奥州市地域医療調査特別委員長の報告を求めます。19番佐藤邦夫君。

          〔19番佐藤邦夫君登壇〕



◆19番(佐藤邦夫君) 奥州市地域医療調査特別委員長報告を行います。

 去る2月22日の本会議において、当奥州市地域医療調査特別委員会に付託になりました請願第48号について、3月7日に委員会を開催し、健康福祉部長の出席を求め慎重に審査をいたしましたので、ここにその経過と結果についてご報告申し上げます。

 なお、請願審査の詳細な内容につきましては、議長を除く全議員が委員となっておりますので省略させていただきます。

 請願第48号、胆江地区住民が安心して医療を受けられるよう、総合水沢病院や市立医療施設等の維持・充実を求める請願でありますが、本件につきましては、地域の医療を守るには必要なことであるとの観点から、その願意を了とし、採択すべきものと決しました。

 なお、請願の内容は理解できるが、現在、総合水沢病院基本問題検討委員会が今後の方向性について検討を重ねている重要な時期であるとの観点から、継続して慎重審議をすべきという意見もありましたことをご報告申し上げます。

 以上が、当特別委員会に付託になりました請願の審査の経過と結果であります。

 何とぞ、当特別委員会の決定どおり議決くださいますようお願い申し上げまして、奥州市地域医療調査特別委員長報告を終わります。



○議長(小沢昌記君) 質疑ありませんか。40番及川善男君。



◆40番(及川善男君) ただいまの委員長報告で確認したい点があります。

 請願の内容については全会一致採択だと、私は思っております。経過の中で継続して審査すべきという意見がありましたが、それが否決をされました。そしてその結果、請願についての採決を行った際は、だれ一人反対する人がなくて全会一致採択されたと、私は理解しておりますが、その点は違いますか。



○議長(小沢昌記君) 佐藤邦夫君。



◆19番(佐藤邦夫君) 確かに継続の動議がございまして、それは少数ということで却下され、この特別委員会に付託された請願第48号については、その後、全会一致という認識でございます。



○議長(小沢昌記君) 40番及川善男君。



◆40番(及川善男君) 全会一致で採択されたという認識でよろしいですね。



◆19番(佐藤邦夫君) はい。委員長としてはそのように受けとめております。



○議長(小沢昌記君) 質疑を終結いたします。

          〔「議長、動議」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 24番佐藤絢哉君。



◆24番(佐藤絢哉君) 今の質問は動議を牽制されるような質問でありましたが、あえて私は動議を提出いたします。

 ただいま特別委員長から報告がありました請願第48号につきましては、慎重審査の必要がありますので、継続されることを望みます。

          〔「賛成」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ただいま、24番佐藤絢哉君から、請願第48号は継続審査すべきとの動議が出されました。所定の賛成者がありますので動議は成立いたしました。

 本動議に対する討論ありませんか。40番及川善男君。



◆40番(及川善男君) 私は動議に反対の立場で討論いたします。

 ただいま24番議員から、動議を牽制する発言だというふうに私の発言に指摘がありましたが、私はそういう意味ではなくて、委員長報告の中で、継続して審査すべきという少数意見もあったという話でしたので、最終的な採決にはそれはなかったというふうに解するのが委員長報告のあり方だと、私は思います。最終的な採決の結果は全会一致、採択というのが、委員長報告で報告すべきだというふうに思いましたので、確認をしたのであります。

 したがいまして、本請願については私は全会一致で採択されたものだと思いますので、あえて継続して審査をしなければならない新たな理由は見つかりません。一度全会一致で採択した案件について、再度継続するというのは、まさに議会のあり方が問われる問題だというふうに考えますので、私はこの動議に反対をいたします。



○議長(小沢昌記君) 動議に対する討論です。11番小野寺重君。



◆11番(小野寺重君) 私は請願第48号の継続動議に賛成の立場で討論をいたします。

 全国で973の公立病院中721病院が、実に74%が赤字経営で、立て直しに四苦八苦していると言われています。水沢病院の現状を申し上げるまでもないわけですが、19年度決算見込みで累積赤字44億5,200万円、不良債務24億7,700万円、人件費比率83.2%、不良債務比率96.9%、この数値を見ても茫然とする状況であります。

 昨年の10月、総務省の地方公営企業経営アドバイザーの指摘では、今の経営状況が民間であれば、民事再生法の適用を受けなければ再生は不可能で、永久に立ち行けることはあり得ない、県立病院や民間病院との差別化を行い、病床、職員の削減、精神病棟による医療は県へ移管、もしくは民間病院の移管を進めることと、どんな方法をとろうとも今の状況ではますます厳しくなり、総論賛成各論反対では解決しないと指摘されております。各議員におかれましても、このことは十分にご承知のことと思います。皆さん、思い出してください。3カ月前の12月議会の請願、総務省地方公営企業経営アドバイザーによる総合水沢病院の経営診断指摘等を踏まえ、速やかな改革実施について、紹介議員は新田久治氏、小野幸宣氏、安部皓三氏の3議員でした。中身は省略しますが、今回の請願と相通じるものと受けとめております。採決の結果は圧倒多数で採択されました。

 今回の請願は1万名もの署名を添え、市民の熱意、切実なる願いに感銘はいたしておりますが、今、相原市長は不退転の決意で、何としてでも地域医療を守る、その思いから水沢病院基本問題検討委員会を立ち上げ、あと5日後に検討結果をまとめることになっております。私はその結果を見きわめながら、請願された方々の思いが反映されるように努めていかなければならないと思っています。

 今、盛んに行財政改革を叫ぶ中で、このような状況でよいと思っている人は一人もいないと思っております。午前中小学校の卒業式に行き、あのはつらつとした子供たちのためにも、奥州市はいいところだと言われるように頑張らなければならないと、強く感じてまいりました。

 合併し3年目、数多くの課題を抱えた中のスタートです。議会と当局は両輪のごとくと言われます。この医療問題の改革なくして奥州市のあすはないと、私は思っております。地域医療を守るためにも、12月議会の請願採択と整合性を持たせるためにも、継続にしないと議員の資質が問われると私は思っております。さらに、今後各地の診療所のあり方にも影響してくるものと思っております。よって、私はこの請願を継続すべきものと考え討論といたします。終わります。



○議長(小沢昌記君) 会議を午後7時まで延長いたします。26番千田美津子さん。



◆26番(千田美津子君) ただいま11番議員から動議に賛成の討論がなされましたが、私は反対の討論をいたします。

 議員の資質が問われるというお話でございましたが、先ほども終了した水沢病院の予算の際にもお話をいたしましたが、やはり今、奥州市としてどう取り組むべきか、住民の命を守る市政が問われているのであります。確かに奥州市の財政は厳しい状況にあります。だからこそ、その使い方が問われているのではないでしょうか。そして先ほども申し上げましたが、命にまさるものはないのではないでしょうか。その命を守れるかどうか、医療体制を守れるかどうかが問われているものと私は考えます。そしてこの水沢病院は企業会計決算になっておりますが、例えば前沢診療所、胆沢のまごころ病院、あるいは衣川区の診療所等々、私はその地域にあって必要な医療を提供している、だからこそ必要な財政の繰り入れもこの間行ってきており、特にこの間の議論でも、前沢診療所に対しても19年度は3億8,000万円等の繰り入れが、私は必要だからやったのだというふうに考えます。

 私はそういうこの地域の、奥州市の市民の命を守る体制を、必要なところには必要な手だてをする、それが最も大事なのであり、また今議論されているこの請願については、命を守る体制を何とか充実させてほしい、そういう願いの請願であるというふうに思います。そして特別委員会でこの請願の議論をした際に、健康福祉部長にいろいろコメントしていただきました。そして小野寺部長は、この請願の趣旨は全く同感であると、そして、このような公立病院が大変になった原因は、国の医療費抑制政策にあるんだ、研修医制度にあるのだということを強調されておりました。私たちはその根本の問題から目をそらすことなく、この問題については対応していかないと、本当に大きな間違いを犯すのではないかなというふうに思います。

 そして今、この地域においては開業医、医師会の皆さんの協力を得て、昨年から小児夜間救急も立ち上げられました。そして新年度は、小児に限らず夜間救急を実現するための話し合いもなされると、そういう取り組みの決意も部長等からはお話がありました。ですから私は開業医も、そして公立病院も協力しながら、この地域で必要な医療が受けられる体制をみんなでつくっていく、これが必要だよという中身が、この請願に込められております。ですから不採算医療も含めて、今まで担ってきた分野をさらに発展させながらやってほしい、そういう願いについてはだれしもが否定できないというふうな発言が、特別委員会でも各委員から話をされました。私はそのことが大事だというふうに考えます。基本問題検討委員会の中でも改革の方向も出されておりますが、しかし専門員の方からは、先ほども言いましたとおり、医師確保がなければこの改革はできないよ、そこが一番大事なのだよと強調された言葉を、この中の議員の多くが傍聴し聞いておられます。私たちはそれらに向けて、どうあればいいかということを、みんなで知恵と力を出していくときではないかなというふうに考えますので、継続の動議には反対をいたします。



○議長(小沢昌記君) 38番高橋瑞男君。



◆38番(高橋瑞男君) 38番高橋です。継続の立場から討論いたします。

 この水沢病院につきましては、いろんな話が出ましたから私も申し上げますが、合併当初からいろんな形で問題として提起されている内容でございます。平成18年2月20日、合併いたしまして2年間において、この水沢病院については特別委員会が設置され、また一般質問等々でたくさんの皆さんが心配をしながら質問いたし、討論いたし、今日まで参った経過がございます。

 そんな中で、今、請願として出されている内容を見るときに、請願の事項内容でございますが、5項目について出ております。これら等につきましても、病院管理者に質問して経過を説明していただいて今日まできた経過がある中で、この件についてはできませんということをはっきり申し上げている。そしてまた、この間の13日でございますか、私、基本問題検討委員会に傍聴に行って、もちろん議員大勢の方が行ってまいりました。そんな中で検討委員の皆さんがお話をしたこと、たくさん書いておりますが、あえてここでは紹介しないほうがいいなというようなことでございますから、全部は申し上げるつもりはございませんが、やはりどのような改革、それから、どういう事業体系でもっていっても、これはだめだというふうにはっきりおっしゃっている方がおります。そんなときに本当に病院の改革、あるいはもちろん出ております精神病棟やリハビリ、婦人科の問題、これら等についても水沢病院等の先生方の懇談会、それから懇親会を行った席上でも、私なりに個々に聞いて歩いたときに、できませんよということをはっきり言っています。そういう中で今申されている請願事項はどうしても当てはまらない。

 言うならば、私もこの思いはわかります。しかしながら、これをすべて了とするならば、もちろん市長、それから病院管理者あるいは担当者に、市民の声を議会が届けるべきことであるが、私は今後の経営についてぎくしゃくするのではないか、やはり一体で物事を考える上で、どうしても自分は納得しないというふうに思います。

 もう1点だけ申し上げます。

 ここに部長さんがおりますから、小野寺部長さんでございますが、2ページ、3ページ、シミュレーション、収支の均衡が大事だということを話しております。それは私もそのとおりだと思いますが、ただそこで1点だけ部長さんが言ったのは、病院の先生方とよく話をして、あとはやってくださいよと言っている。ところが私が聞いているところでは、今日までまだ話し合いを持っておられない。いろんな観点から申し上げまして、私は基本問題研究会の回答が出るのであるから、その答えが出た中で検討すべきだというふうに思います。よって、この請願に対しましては賛成を申し上げるものでございます。



○議長(小沢昌記君) 19番佐藤邦夫君。



◆19番(佐藤邦夫君) 特別委員長として、先ほど議場でその結果、経過を述べさせていただきました。おのおの水沢病院に対しては、各議員それぞれ心配をして、何とか奥州市のために一丸となっていかなければならない、そう思っていると思います。ただ、全員が参加している委員会として結論を出しましたので、ぜひその方向でお願いしたいと思います。



○議長(小沢昌記君) 討論を終結いたします。

 これより採決いたします。本動議のとおり継続審査とすることに賛成の方の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(小沢昌記君) 起立多数であります。動議は可決されました。

 よって、請願第48号は継続審査することに決しました。

 議会運営委員会開催のため、暫時休憩いたします。

               午後6時5分 休憩

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               午後6時48分 再開



○議長(小沢昌記君) 再開いたします。

 本会議を暫時休憩いたします。なお開会につきましてはブザーをもってお知らせいたします。

 それでは休憩いたします。

               午後6時48分 休憩

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               午後8時40分 再開



○議長(小沢昌記君) 再開いたします。

 お諮りいたします。先ほどの請願の採択を受け、発議案1件が提出されました。この際、これを日程に追加し議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、発議案1件を日程に追加し議題とすることに決しました。

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○議長(小沢昌記君) 発議案第47号、「放射能を海に流さないこと」とする法律、放射能海洋放出規制法(仮称)の法律制定を求める意見書を議題といたします。

 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。30番新田久治君。

          〔30番新田久治君登壇〕



◆30番(新田久治君) 発議案第47号、「放射能を海に流さないこと」とする法律、放射能海洋放出規制法(仮称)の法律制定を求める意見書についての提案説明を行います。

 これは先ほど請願第46号の採択に伴い、政府に対し意見書を提出しようとするものであります。意見書の案文の朗読をもってご説明にかえさせていただきます。

     「放射能を海に流さないこと」とする法律、放射能海洋放出規制法(仮称)の法律制定を求める意見書

 青森県六ヶ所村に建設された核燃料再処理工場は、平成18年3月31日にアクティブ試験操業が開始されました。ところが、これまで放射能漏れや内部被爆と思われる事故が発生しており、大事故の発生が心配されております。

 この核燃料再処理工場は、再処理の過程で生じるトリチウムやヨウ素129、プルトニウム等の放射性廃液を沖合3km、水深44mの放水口から大量に放出しており、また高さ150mの排気筒からはトリチウムやクリプトン85が排出され、大気汚染ばかりでなく、降下による土壌汚染をも引き起こす恐れがあります。これらの要因は、当初設計段階では放射能除去装置が取り付けられるはずのものが、除去技術が未確立であることや経済性優先の立場から設置されないまま試験操業に入ったからであります。

 本県沿岸ではサケ、サンマ、イカ等を獲る漁業だけでなく、アワビ、ウニ、ワカメ、カキ、ホタテといった養殖漁業が盛んに行われ、安全・安心な三陸の海産物を全国に提供しています。

 三陸の自然が放射能で汚染されると、本県の農水産業及び観光業は壊滅的な打撃を受けるだけでなく、国民の健康や食の安全も危うくなります。

 現在、再処理工場の廃液の放流に関しては濃度規制がなく、このままでは放射能による海洋汚染の心配が増すばかりであります。

 よって、放射能汚染から三陸の海、国民の健康、食の安全、農水産業及び観光業を守るため、下記事項について、政府に対し要望いたします。

                 記

 1 放射能廃液を海に放出しない法律、放射能海洋放出規制法(仮称)を制定すること。

 2 国の施策で再処理工場に対し、放射能除去装置を設置するよう指導すること。

 3 岩手県沖で実施するモニタリングの結果を公表すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

 何とぞ、原案どおり議決くださいますようにお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わります。



○議長(小沢昌記君) 質疑ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第47号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。

 討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) 討論なしと認めます。

 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。

 よって発議案第47号は、原案のとおり可決されました。

 ここで、先ほど設置されました特別委員会設置のため、暫時休憩をいたします。

               午後8時47分 休憩

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               午後8時56分 再開



○議長(小沢昌記君) 再開いたします。

 お諮りいたします。休憩中に設置されました奥州市水道事業料金条例及び奥州市簡易水道事業料金条例の一部改正に関する調査特別委員会が開催されましたので、この際、議案第92号、奥州市水道事業料金条例及び奥州市簡易水道事業料金条例の一部改正についてを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、議案第92号、奥州市水道事業料金条例及び奥州市簡易水道料金条例の一部改正についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。

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○議長(小沢昌記君) 奥州市水道事業料金条例及び奥州市簡易水道事業料金条例の一部改正に関する調査特別委員長の報告を求めます。38番高橋瑞男君。

          〔38番高橋瑞男君登壇〕



◆38番(高橋瑞男君) 奥州市水道事業料金条例及び奥州市簡易水道事業料金条例の一部改正に関する調査特別委員長報告を申し上げます。

 先ほど本会議において設置されました当特別委員会は、付託を受けました議案第92号、奥州市水道事業料金条例及び奥州市簡易水道事業料金条例の一部改正について委員会を開催しましたので、その経過についてご報告申し上げます。

 まず、審査に先立ち、委員長、副委員長の互選を行いましたところ、委員長には私、高橋瑞男が、副委員長には小野幸宣委員が選任されました。議案第92号、奥州市水道事業料金条例及び奥州市簡易水道事業料金条例の一部改正については、本定例会の会期中には審査する時間がないことから、継続審査すべきものといたしました。

 なお、議会閉会中といえども審査できますようお取り計らい方お願いを申し上げまして、特別委員長の報告を終わります。



○議長(小沢昌記君) ただいま議題となっております議案第92号に対する特別委員長の報告は継続審査であります。よって、本日は質疑等は行いません。

 お諮りいたします。特別委員長から議会閉会中も継続して調査したいとの申し出があります。特別委員長申し出のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、特別委員長申し出のとおり決しました。

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○議長(小沢昌記君) 日程第33、所管事務調査の閉会中における継続調査の申し出についてを議題といたします。

 本日お手元に印刷配付のとおり、総務常任委員長、教育民生常任委員長、産業経済常任委員長、建設常任委員長及び議会運営委員長から、所管事務調査について、議会閉会中も継続して調査したいとの申し出があります。

 お諮りいたします。各委員長申し出のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小沢昌記君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 以上をもって、今期定例会に付議された事件はすべて議了いたしました。

 これをもって、平成20年第1回奥州市議会定例会を閉会いたします。大変ご苦労さまでした。

               午後9時1分 閉会

地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 平成20年3月19日

                  奥州市議会

                     議長     小沢昌記

                     39番     佐藤建樹

                     40番     及川善男

                     41番     渡辺 忠