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岩手県 二戸市

平成29年  3月 定例会(第1回) 02月27日−一般質問−03号




平成29年  3月 定例会(第1回) − 02月27日−一般質問−03号







平成29年  3月 定例会(第1回)





1 議事日程(第6日目)
  (平成29年第1回二戸市議会定例会)
                           平成29年 2月27日
                           午前10時00分 開議

  日程第 1 一般質問

2 出席議員は次のとおりである。(16名)
   2番  清 水 正 敏      3番  内 沢 真 申
   4番  米 田   誠      5番  三 浦 利 章
   6番  田 口 一 男      7番  菅 原 恒 雄
   8番  田 村 隆 博      9番  國 分 敏 彦
  10番  小笠原 清 晃     12番  畠 中 泰 子
  13番  田 中 勝 二     14番  田 代 博 之
  15番  岩 崎 敬 郎     16番  田 口   一
  17番  及 川 正 信     18番  鈴 木 忠 幸

3 欠席議員は次のとおりである。(2名)
   1番  駒 木   昇     11番  新 畑 鉄 男

4 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名
  市    長   藤 原   淳   副  市  長   大 沢   治
  総務政策部長   田中舘 淳 一   市民生活部長   佐々木 建 一
  健康福祉部長   玉 懸 邦 将   産業振興部長   三 角 正 裕
  建設整備部長   山 下 謙 二   浄法寺総合支所長 三 浦 幸 治
  総務政策部副部長 石 村 一 洋   総務政策部副部長 山 本   進
  市民生活部副部長 工 藤 正 壽   健康福祉部副部長 小 野 一 浩
  産業振興部副部長 澤 田 善 治   産業振興部副部長 陳 場 範 雄

  建設整備部副部長 久 慈 清 隆 総務課長併任選挙管理 ? 瀬 政 広
  併任水道事業所長          委員会事務局書記長

  教  育  長   鳩 岡 矩 雄   教 育 部 長   樋 口 敬 造
  教育部副部長   米 澤 幸 彦   会 計 管理者   菊 池   浩
  代表監査委員   切 金   精   監査委員事務局長 上屋敷   司
 農業委員会事務局長 泉 山 和 徳   水道事業所次長  成 田 良 治

5 職務のため議場に出席した者の職氏名
  議会事務局長   小野寺   玲   議会事務局主事  菅 原 剛 史



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開議 午前10時00分

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○議長(菅原恒雄)

 ただいまの出席議員は16人であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。

 欠席届は、駒木昇議員から提出されております。おくれるという連絡は、新畑鉄男議員から入っております。

 直ちに本日の会議を開きます。

 日程第1、一般質問を行います。

 通告順に従い、質問を許します。

 17番、及川正信議員。

〔17番 及川正信君登壇〕



◆17番(及川正信)

 それでは、大きく2点について質問させていただきます。

 まず1点目は、岩手県北開発についてであります。今、岩手県北の各市町村は、それぞれ我がまちの発展とまちづくりに励んでいると思います。しかし、総体的に見ると、県央、県南と比較しても、経済力は低く、市町村民の所得や生産額、販売額など大きくおくれをとっております。

 今後、少子高齢化時代とも言われる人口減少時代を進むに当たって、思い切った発想の転換が必要であると考えます。それは、各市町村のボーダーラインにこだわる小さな政治から早く脱皮、脱却し、広域的に総合政治力が発揮できるように意識と手法を改革することではないでしょうか。

 以前にも申し上げたと思いますが、市町村合併を考えるものではなく、個々の自治体を尊重しながら、共通課題あるいは共通する政策に広域的に取り組むことが必要な時代に入ったと認識しているところであります。

 今後広域的に検討されるべき課題は数多くあると思いますが、当面取り組む課題の一つに御所野遺跡の世界遺産登録の問題があると思います。一戸町に存在し、一戸町の管理する遺跡ですから、市長も質問通告に意外に思われたと存じますが、私は御所野遺跡を一戸町というより二戸地域に存在する遺跡と理解すべきと思っております。

 また、御所野遺跡が世界遺産に登録されれば、二戸地域全体、広くは岩手県北、青森県南に至るまで、交流人口の動きが増加の方向に変わってくるでありましょう。そのメリットは、新幹線駅のある二戸市に最も大きく働くと思われます。世界遺産というネームバリューと相応の政策がとられることを考えれば、インバウンド時代の近いことと相まって、極めて大事な課題となります。

 青森市の三内丸山遺跡ほか十数カ所の遺跡群をセットで申請しているようでありますが、世界遺産登録は過去4回申請しても認定されなかったようですが、今5回目の登録に取り組んでおられるようであります。

 先日、一戸町役場を訪ね、稲葉町長とこの問題について話し合ってまいりました。これまでのご労苦に敬意を表しながらも、現在の取り組みもそうであるように、国会議員を主とした運動には限界があり、むしろ一戸を取り巻く隣接市町村の地域からの盛り上がりが必要との考えを申し上げ、その道を開かれるよう要望もしてまいりました。

 二戸市も一体的地域として一体的行動が自主的にされてこなかったことについて、反省の念も私なりに申し上げてまいったところであります。町長は、広くお願いしてこなかった件について、遠慮もあってお願いしてこなかったが、私の責任であり、反省している、地域からの運動が大事だと思う、近日中に広域内の市町村の皆さんにお願いしたいと思うとのお話をいただいてまいりました。非常に真剣に捉えておられた姿が印象的でありました。

 市長、かつては二戸と一戸は犬猿の仲であるかのように言われた時代もありました。お互いが向こうを張っているようでもありました。今やそのような低次元な関係にはありませんが、かといって協力関係が強いとも言えないと思います。今や二戸だ、一戸だと向こうを張っている時代ではありません。二戸市と一戸町は、いろんなことで県北地域開発に関して協力関係を強め、その実現に努める責任があります。もちろん中心を担う二戸市がより積極性を求められております。また、我々の二戸議会としても問われるものがあると思います。

 4市町村の広域の中で中心を担っておるわけでありますけれども、このカシオペア連邦議会が平成6年に設置をされ、以来23年を経過しておりますが、取り組んだ課題というのはほとんど広域性を持たなかった、そういう形で23年を過ごしてきたと、私自身も反省をいたしております。

 そのことを申し上げ、以下質問をいたしたいと思います。

 イの項でありますが、御所野遺跡問題について、世界遺産実現に向け私たちは何も行動を起こしてこなかったのですが、何かやるべきものはないのか。

 また、今後は視野を広げ、一戸町長と市長、協議をしながら、実現のため取り組んでいくお考えはないのかについて、お伺いをいたします。

 ロの問題でありますが、これは県北開発の一件であります。以前にも議論しましたが、リハビリセンターの設置問題も県北地域にとって極めて重要な案件であり、広域的課題の一つだろうと思っております。県では、私が平成26年に伺った際に、高橋地域医療推進課長から地域医療ビジョンを平成27年度に調査、策定するとの説明をいただき、一般質問も申し上げた経緯もございますが、市長はその必要性は認めておられたと記憶しております。ただし、マンパワー等難しい問題もあるという点の答弁をいただきました。

 質問ロの関係でありますが、1つには現在県のリハビリセンターに関する計画はどのような内容が示されているかについて、伺いたいと思います。

 2つには、広域的に県北の各市町村長にリハビリセンター設置について検討と協力を呼びかけるお考えがないかについて、お伺いをいたします。

 ハであります。今後広域的に検討されるべき課題として、観光産業の振興、漆産業の振興、地場産業の振興、雇用の場拡大の取り組みなどが考えられます。市長には、これらの課題について、県北の市町村長に必要かつ可能なものの広域的取り組みを働きかけ、呼びかけるよう求められていると思うのですが、いかがお考えでしょうか、お伺いをいたします。特に漆産業は、もともと広域にわたって取り組まれた産業であります。漆原木の数量調査、植栽、漆生産エリアの拡大、漆に関連する古物の収集など、漆に関する一連の事業は広域的に取り組まれることが大事だろうと思います。

 いずれにいたしましても、各自治体は小さく構え、自分だけがよければよいという自利だけに走る時代は終わったと思います。それは数多くの政策施策の推進に言えることだと思いますが、市長の見解をお伺いをいたします。

 質問の大きな第2点についてお伺いします。金田一温泉の再生についてであります。

 金田一温泉については、廃れゆく姿を見て、幾たびとなく議会においても議論をしてまいりました。行政においては、いろんな角度から検討され、企画立案され、具体的に対応もされてまいりました。しかし、激しい経済の流れと社会の動きについていくことができなかったと、私は見ております。

 ようやくにして二戸市まち再生の主要施策の1つに取り上げられたことを評価し、うれしく思っております。観光ビジョンや総合計画、アクションプラン等で一定の方向性は見えてきたと思いますが、歴史ある温泉金田一温泉として再生されるのかが見えてまいりません。

 温泉の原点は温泉の湯そのものであると考えれば、熱い湯が豊富であることが必要かつ絶対条件となると思います。ボーリングが必要であります。公民連携で再生に取り組むにしても、熱い湯を豊富に噴き出させるボーリングは市が責任を持つべきではないでしょうか。そしてこそ他に誇れる歴史ある金田一温泉の再生になると思います。そこには民間も注目し、関心も持たれ、公民連携になると思います。

 市長が政策として提起されれば、議員の私どもも広く活動する中で実現の一助となるものと思っています。市長の金田一温泉の再生に関する思いと温泉ボーリングの件についてのお考えをお聞かせをいただきたいと思います。

 以上、本質問を終わります。



○議長(菅原恒雄)

 答弁願います。

 藤原市長。

〔市長 藤原 淳君登壇〕



◎市長(藤原淳)

 おはようございます。大きくは2点についてご質問をいただきました。

 1点目、岩手県北開発についてでございます。まずは、岩手県県北開発につきましては、御所野遺跡世界遺産実現に向けて何かやるべきものはないのか、今後は一戸町長と協議しながら実現のため取り組んでいく考えはないかというご質問でございます。現在日本には20件の世界遺産があり、御所野遺跡が登録を目指す北海道、北東北を中心とした縄文遺跡群は、平成21年1月に世界遺産暫定一覧に記載されましたが、現在のところ登録実現には至っておりません。

 ユネスコでは、世界遺産は地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から現在へと引き継がれてきたかけがえのない宝であり、現在を生きる世界中の人々が過去から引き継ぎ未来へ受け継いでいかなければならない人類共通の遺産としているところでございます。

 御所野遺跡は、県北地域にとって重要な文化財であるとともに、地域を代表する観光拠点でもございます。このことからも、二戸地域が一体となって過去から引き継ぎ将来に向けていく必要があると考えているところでございます。市といたしましても、一戸町と連携を図りながら、二戸地域が一体となった機運の醸成や地域振興策に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。

 具体的な動きとすれば、今後になると思いますが、先般議員さんからのお話もあったと思いますが、実は2月の初めに広域4市町村の首長会議がございました。その席におきまして、一戸の町長さんから御所野遺跡世界遺産登録に向けての協力を頼むというふうな依頼もございまして、今後広域でみんなで取り組んでいこうというふうなことになったわけでございますが、具体的な動きにつきましては今後になるというふうに認識してございます。

 次に、県のリハビリセンターに関する計画はどのような内容が示されているかというご質問でございますが、ご承知のとおり岩手県は脳卒中の死亡率が全国でも高く、その中でも二戸地域は特に高い地域となっていることから、市におきましても生活習慣病予防、肥満防止を重点として保健活動を行ってまいりました。本年度は、新たな取り組みといたしまして推定塩分摂取量調査を実施し、これまで以上に脳卒中予防に力を入れているところでございます。また、けがなどによる寝たきりを防ぐため、若い世代からの運動の習慣づけや運動器の機能低下による転倒予防など、いわゆるロコモティブシンドローム予防にいち早く取り組んできております。

 これら病気やけがを予防する取り組みの一方で、脳卒中の発症や転倒等によるけがをした方々は、県立病院に入院し、急性期のリハビリテーションを受けておりますが、回復期のリハビリテーションを行っている病院が県北地域にないため、盛岡地域や八戸地域の病院に転院または通院しなければならないことから、本人やご家族の負担軽減が求められております。

 平成28年3月に策定された岩手県の地域医療構想では、過剰となることが予測される急性期や慢性期の病床を、不足することが予測される回復期の病床に転換していくことを検討する必要があるとされておりますが、具体的な方策は示されてございません。

 また、二戸地域の回復期医療は盛岡地域と連携した医療提供体制となっていることから、盛岡地域との適切な連携体制を引き続き確保する必要があるとされており、リハビリテーションセンターに関する具体的な計画は示されていない状況にございます。

 このような現況を踏まえ、市はこれまでも県に対し二戸2次医療圏に回復期のリハビリテーションを行う医療施設の整備を要望しているところでありますが、今後も継続し施設整備について要望してまいりたいと考えているところでございます。

 次に、広域的に県北の各市町村長にリハビリセンター設置について検討と協力を呼びかける考えはないかについてでございますが、管内の市町村長や医療関係者が二戸地域の医療課題を協議するために、二戸地域県立病院運営協議会や二戸保健所運営協議会等が設置されてございます。その中では、二戸病院は地域の基幹的な医療、急性期等も担う病院、一戸病院は認知症対策を含めた精神医療を行う病院、軽米病院は地域の回復期、リハビリ医療を担う病院など、地域における病床機能の分化と連携、地域で不足する医療機能の確保、在宅医療の体制整備等について協議しているところであります。

 今後は、このような協議の場におきまして、リハビリテーションセンターの設置についても議論してまいりたいと思っております。

 協議事項の実現に当たりましては、医療機関における常勤医師の確保対策や慢性的なスタッフ不足など、さまざまな課題もあるわけでございますが、地域の実情も踏まえ、各市町村長や医療関係者と共通認識を持ちながら連携を図ってまいりたいと考えてございます。

 次に、漆産業についてでございますが、漆産業につきましてはもともと広域にわたって行われてきた産業であります。漆の場合、漆掻きなどの歴史的な背景もございまして、岩手県全域や県境を越えての青森県三戸、田子などのエリアを含む広域となっております。

 市といたしましては、このような幅広いエリアで情報や課題の共有、課題解決に向けた視点、方向性の整合性など連携、調整が必要なことから、県を中心とする共同連携隊の立ち上げにつきまして、これまで県と協議を進めてまいりました。

 先般の新聞報道にもございましたが、県におきましては来年度漆産業振興連携組織を設置することで調整いただいているところでございます。

 そのような経緯から、当面は漆振興に係る総合的な課題解決や広域的な取り組みにつきましては、この連携組織を中心に取り組んでまいります。

 また、現在八戸市、久慈市との3圏域連携におきましても漆振興の課題を共有するなど取り組んでおりますが、多様な連携の形態がある中で、短期的あるいは長期的な展望を考慮しながら、状況に応じた連携を推進してまいります。

 次に、県北の市町村長への広域的な取り組みの働きかけについてのご質問でございますが、観光、漆、地場産業、雇用等についてもまさに個々の自治体での取り組みでは解決しない課題となっており、広域での取り組むべきものと考えているところでございます。

 本市において、人口減少、少子高齢化が進む中、観光の視点により交流人口を拡大させることでより多くの産業分野で外貨を獲得し、地域内で循環させることが活力の維持につながるものであり、このことが観光のみならず農業を含めた地場産業の振興につながり、ひいては雇用の拡大、地域の活性化へと発展していくものと思っております。

 さきの公民連携講演会にありましたが、多くの人が集まり、輝く場所には産業が生まれ、魅力を増し、人が輝き、さらに人を呼ぶと言われております。

 本市においても、平成4年から宝探しに取り組んでまいりましたが、経済性を生むための興す段階に入っております。

 先般、二戸広域4市町村の資源を生かした体験交流プログラムを実施するカシオペア連邦局おもてなし課が第12回全国エコツーリズム大賞の特別賞を受賞いたしましたが、今後さらなるメニューの数の拡大とサービスの向上に対し支援してまいります。

 また、本年度地方創生加速化交付金事業により、市内にオートバイ愛好者が数多くいる点に着目し、愛好者目線のロードマップを作成いたしまして情報発信を行うことで、現在国が観光拠点として整備を進めております十和田湖やみちのく潮風トレイルに取り組んでいる八戸、久慈方面との広域観光にもつなげたいと思っております。

 ほかにも折爪岳のヒメホタルの天然記念物指定、人気バレーボール漫画のハイキュー!!をテーマとした聖地巡礼など、広域での取り組みを進めているところでございます。

 さらに、広域4市町村の自治体、商工会、金融機関、青年会議所、盛岡財務事務所が参加するカシオペア地域活性化ワーキンググループにおいても、各地域の観光資源を結びつけた連携について議論されているところでございます。

 加えて、なにゃーと広域観光の拠点施設としての機能をより強化させるとともに、稼ぐ観光地づくりを実現するため、二戸版のDMOの設立に向け市内の各種団体や関連市町村の団体組織と連携を図り、収益性が高く、安定的な観光地経営を目指してまいりたいと考えております。

 今後、ラグビーワールドカップ、東京オリンピックあるいは御所野遺跡の世界遺産登録を控え、外国人のお客さまが全国から参りますし、また多くの東北地域のファンのお客さまにも喜び、満足いただけるような広域の全体の価値やもてなしの力を向上させるため、努めてまいりたいと思っております。

 次に、大きな2点目でございますが、金田一温泉再生に関する思いについてでございます。金田一温泉は、南部藩の指定湯治場であったことから侍の湯として古くから湯治客に親しまれ、平成6年には国の国民温泉保養地に指定された歴史ある保養温泉地でございます。

 しかしながら、国内の温泉地は3,162カ所があるものの、旅行形態が団体から個人へ、そして旅行ニーズが温泉保養のみならず、土地ならではの食事や体験型へと多様化している中にあって、ニーズの変化に対応できていない温泉地もあり、全国的に宿泊施設が減少している状況にございます。

 金田一温泉も同様に、昭和57年をピークに宿泊客数は減少を続け、最盛期には21軒あった宿泊施設が現在では6軒まで減少してきております。

 このような状況のもと、自分たちの力で何とか金田一温泉地域を活性化させようと、旅館のみならず地域の農家や企業の若者が立ち上がり、若者やよそ者の視点を生かした取り組みを進めております。

 例えば全国初の温泉コンシェルジェ養成講座の開催は、全国から受講者が集まり、新たな金田一温泉の魅力を発信する機会となりました。温泉ジャズ、温泉婚などは、まさに若者ならではの発想で、歴史ある温泉資源を生かしつつ、新たなアイデアを取り入れることによって新しい温泉地の魅力を発信することといった取り組みと感じております。

 また、昨年開催されましたいわて国体では全国から訪れたお客さまを旅館を初め地域全体でおもてなしの心遣いで受け入れ、成功させたことが自信になっていると感じております。

 加えて、若おかみの頑張っている旅館や旅行情報誌のお客さま、口コミランキングで東北2位の評価を受けました。お客さまニーズを捉え、高校バレーボールの漫画のハイキュー!!部屋を準備したりとか、外国人客にはその国の言葉でウェルカムボードを書いたりとか、さまざまなリピートにつなげております。

 このように旅館も、農家も、企業も地域をこうしたいという熱い思いを持って頑張っており、みんなの力が集まって新たな地域づくりが動き出していることを大変心強く感じております。まさに新たな芽が次々と芽生え始めておりますが、その芽が花を咲かせ、実を結び、次代の種へとつながるよう、市も応援してまいりたいと考えてございます。

 温泉地にとって高温の源泉があることは、コスト面や源泉かけ流しが売りにできるなど、一つの強みであると思います。しかしながら、高温の源泉があるからといって必ずしも観光客の誘客につながるとは言えない時代にもなっていると思います。

 先にも述べましたとおり、若者やよそ者の視点を生かした今までにない新たな取り組みや心のこもったきめ細かいサービスが旅行客を呼び寄せ、訪れたお客さまを再び引きつけることにつながっていくものと考えております。

 現在の旅行の形態やニーズにおいて温泉は重要な要素ではあるものの、プラスアルファの要素があってこそお客さまに選んでいただき、リピートにつながる温泉地になると思っております。

 今後金田一地域の再生に向け公民連携による稼ぐまちづくりを進めていく中で、高温の源泉の必要性については費用と効果の面も含めて分析、検討してまいりたいと考えております。

 よろしくお願いいたします。



○議長(菅原恒雄)

 再質問に入ります。

 及川議員。



◆17番(及川正信)

 では、再質問させていただきます。

 基本的な点だと思うのですが、これまでも広域性の重要性については議論しないわけではなかったのですよね。いろいろな角度から議論もしてきた。しかし、なかなかそれが見えないというのが現状である。ですから、きょう新たにまた同じ課題のようなものを出したわけですが、市長の考えを伺いたいのは、もうこれまでとは違う発想の転換、言葉ではよく発想の転換だとか、時代の変革だとか言うのですが、本気になってトップが発想の転換をすると。ですから、この4市町村の問題にすれば、もちろん市町村長の椅子はあるけれども、そういうものについては余り意識しないで、というのは合併とかは余り頭に置かないで、それぞれの自治体を尊重しながら、やっぱりこの地域全体を見ての取り組み、そういう感覚、こういうのが今必要に迫られている、そういう時代だと思う。アメリカもトランプという人出たのですよ、市長。あなたは二戸のトランプとは言いませんが、もう時代は想像もつかないような動きになっている。そうなのですよ。ですから、そのことがどうこうということを言うつもりはないのですが、やっぱり我々自身が発想の転換ということを自分にしっかりと植えつけておかないと、そうは思っていても、考えていることとやることが違うということが出るのはよくないと思うので、その点、長く申し上げる必要ないのですが、そういう意味での発想の転換を図って今後取り組んでいくお考えでしょうかという1点、これは基本の基本ですからお伺いしておきたい。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 昨年国体やったわけでございますが、一戸町はなぎなた、それから軽米、九戸は軟式野球、二戸はカーリング、それから剣道というふうな、それぞれの会場の中でやるにしてみても、交通でお迎えするのは新幹線で迎えてそれぞれの部署のところに行く、それから宿泊についてはそれぞれのところに行きますが、金田一温泉とか何かをご利用いただいた。それから、それこそお土産等についてもそれぞれの部署、今施設等についても同じ施設を皆のところにつくる必要はなく、それぞれの特色ある施設をつくりながらその町の特色を生かすのですが、お互いに連携しながら補っていくというふうな基本的な考え方にどの首長さんもなっていると思います。

 大きな、例えば、今やるのはエネルギーの問題とかさまざまな、軽米町でも大きなエネルギーの太陽光とか何かやってございますし、一戸町さんにとってみればバイオマス発電とかさまざまやっています。二戸のほうも風力とかさまざまなことやっております。それらについても、工事やる、あるいは材料とか何かについても、いろいろ連携しなければそれこそ調達できないような状況になってきております。それらも含めまして、産業においてももう既にお互いに連携しなければ自分のところだけではやっていけないというようなことは重々感じていると思いますので、今後それらの連携を図りながら1つになって、議員さんおっしゃったとおりそれぞれの町が発展、二戸広域が全体に発展していくという、そういうふうな基本的な考え方は必要だと思っています。



○議長(菅原恒雄)

 及川議員。



◆17番(及川正信)

 言ってみれば、その点も当然入るだろうというふうに思います。私が申し上げたいのは、稲葉町長さんも言っておったように、遠慮がある、お願いするにしてもということで、御所野遺跡の関係についてもそういう表現がありました。ですから、4市町村とも私はそれぞれ抱えている課題というのは当然あるだろうと。それがボーダーラインで市町村別に分かれてなかなか言いにくいということがあれば、結局県北全体の開発に私はプラスにならないというふうに思うのです。二戸市長は、この地域のやっぱり中心の町ですから、そのリーダーというのは当然求められる。特に私は一戸との関係は、二戸全体の地域を見た場合に、歴史的にも2極構造なのですよ。福岡町と一戸町の。久慈をごらんなさい。久慈だけなのですよね。だから、まとまりが早いわけです。そこにもう集中して。大抵この1極が多いのですが、県南を見ると花巻、北上、あれは花北連携で大変力を出している。ですから、二戸のほうから呼びかけて、二戸と一戸でまずいろんなことをできるものは協力してやっていこうということがあれば、私は九戸にしても、軽米にしてもそれに異議を挟むというようなことは考えられないというふうに思うのです。ですから、レベルを1つ上げていろいろな課題、今まではなかなか口に出さなかったような問題でも出し合えるような雰囲気と、そういう環境というものをやはり二戸市長が一つのリーダーになってほしいと。これは議会にも当然言えるのですよ。これは、議会のことは別にして私は言っているつもりではないのです。議長にも後で申し上げたいと思っているけれども、カシオペア連邦議会もそういう意味では余り何もやったような気がしない、反省しています。ただ、行政ですからそういうふうなことで。

 これは答弁いただかなくとも、それは理解していただけるだろうというふうに思って、具体的にもう少し、御所野遺跡、市長もご存じだと思うのですが、この7月が何か5回目の登録申請というのでしょうか、文化庁のほうに上げられるというような、実はきのうも御所野遺跡の調査結果発表会という、200人ほど町民の皆さん集まっておられましたが、私も行って、稲葉さんのところに伺ったときに、実は26日、及川さんあるのだよというようなことできのう行って、大変参考にもなり、感激してきたのですけれども、よくやっているなという意味でですね。岡山大学の教授が来て、縄文時代の暴力と戦争という題で講演会もありました。いろいろそういうふうなこともやっている中で、この7月に申請というのでしょうか、登録を。これがやっぱり結果は私は余り問わないのだけれども、それは頭でっかちの、言葉悪いですが、国会議員等の力だけでは、やっぱり地域の状況はどうなのだというのは、中央ではやっぱり見ると思うのです。ですから、稲葉さんからも協力頼むということがあって、私は非常によかったと思う。それは逆に言うと市長のほうから、いや、御所野遺跡について町長さん、どうなっているのでしょうか、やることがあれば全体でやりましょうよというようなのがもっと先にあってよかったと私は思うけれども、現時点では現時点の状況でありますから、具体的にやって。

 実は行ってはみても、本当の縄文文化というものが紀元前の4,500年から4,000年の500年、あそこに縄文の皆さんが住んでおったと、時代の。そういうふうなことなどがわかったり、器物あるいは土器なんか、これは必要なんだなというふうに私は思う。ですから、どこからも出るわけではない。ということからいって、そこをまず組織的にというか、行政も、議会もそこをやっぱり見、聞き、知る。そして、2番目はやっぱり住民の意思がどうかということで署名等が必要であるならば、一戸ではやっているかどうか、私はわかりませんが、二戸だって、九戸だって、軽米だって、それは一定の行動は可能だろうというふうに私は思う。一堂に会する機会があれば、そこで意思統一をして、一戸だけが、あるいはお願いした国会議員だけが、ではなくて、広く地元住民の意思もそこに反映させていくというふうな立体的な運動というものが、やっぱり私は必要なのではないかというふうに思うのです。

 ただ、具体的なのは今後検討するという答弁いただきましたが、時間がないんだなあというのが気になるのですよ。7月が一つのあれなので、やっぱりその間に中央に二戸の市長も、あるいは九戸、軽米の町村長も、議長等も顔出して、地域の要望としてやっていこうよというくらいの取り組みまでは、私は必要ではないのかというふうに思うのです。

 これを私一人言ったってしようがないので、議長等と相談をして議会としての取り組みというのはお願いしていきたいというふうに思っておりますが、具体的な行動があってこそ本当の協働でありますから、そのことについて考え方を、そのまま、そのとおりでないとだめだなどというのではなくて、市長のお考えもあればそれに入れて考え方を教えていただきたい。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 北海道・北東北の縄文遺跡群を構成する遺跡というふうなことで17遺跡ございまして、北海道が5つ、青森県が8つ、秋田県が2つありまして、岩手県は1つ、一戸町のこの御所野遺跡だけなのです。それだけやはり貴重なものだというふうに感じてございます。この縄文については二戸市内にもぽつぽつ、ぽつぽつは今まで出てきたりなんかしているわけでございますが、我々と共通しているというのは漆の文化が、これは八戸市長ともちょっと話したったのですけれども、漆がそこから出てきて漆の加工品とか何かさまざまな分野の中でのつながりがあったというふうなことが、調べれば調べるほど多分地域と地域のつながりが出てくると思います。それこそ鹿角の大湯の環状列石にしてみてもさまざまな占いをやったり、皆つながっていると思うのです。それらをどういうふうにつなげていくのかというふうなことが必要になってくる。私どもは、もちろん縄文については漆とか何かでつながり持っております。我々も動くのも必要だと思いますけれども、自分たちの地域の中にはこういう誇れる宝があるのだというふうなことで、やっぱりそれを全部のところに広げていくというのが裾野を広げていくというふうなことにつながると思います。それが最終的なことかもしれませんが、その火つけ役が行政であったり、議会であったりするかもしれません。それらについては、今後そういうふうなことも含めながら首長さん方とはずっと話ししますが、集まったときちょこちょこ、ちょこちょこは八戸市長さんからも出てみたり、鹿角の市長さんからもつけてみたりなんか、まして八戸の市長さんとか鹿角の市長さんはお祭りとか何かで文化のあれを受けたものですから、それはずっとしながら話ししているのですが、なかなか、全部集まったといいますか、そういう中ではそれこそ縄文遺跡の話については、ちょこちょこは出るのですけれども、まとまって何かやろうというふうなことは今のところは出てきていない状態で、今後これは検討していくというふうになると思います。



○議長(菅原恒雄)

 及川議員。



◆17番(及川正信)

 市長の答弁としてはちょっと受けとめれないというか、ちょこちょこ、その散発的にやるのではなくて、やっぱり一つのものに課題設定をしたら、その実現に向けて全体が協力態勢、漆の関係のことで申し上げますが、そうだと思うのです。それがなくて、話題の中にただちょこちょこ出てくるので終わっては、私は政治というのは動かないだろうと。お互いに本論もわかります。各市町村長は自分のところの足元が大事なのだから、当然そうなの。だけれども、もう少し視野を広げて、範囲を広げていく発想の転換がないとこれからやっていけませんよということでやっている質問ですので、そこをぜひ理解をいただきたいというふうに思います。可能な限り、稲葉さんとも相談、協議しながら、できることは協力しようと、できないのはこれこれでできなませんとお断りすればいいわけです。そういうふうにお願いをしておきたい。

 それで、漆の関係ですけれども、実はこれも一戸の博物館の館長さん、高田さんのほうから、いや、漆のろうを搾る機械なのでしょうか、昔の、その搾り機みたいなもの、そういうふうなものが一戸のほうにもあるのだと。それは一戸で持っているより、やはり浄法寺にそれは提供というのでしょうか、皆さんに展示してもらうなりというふうなこと、そのほうがいいだろうというふうなお話もあると聞きました。

 したがって、そういうふうな関係からいって、漆についても方針にもちゃんと市長の考え方は出ておりますけれども、二戸一つだけではなくて広域的にこれは取り組むのだということ。私の生まれた九戸村にも、屋号で漆様という家があったのです。これは、福井のほうから来た方です。やっぱりそういうふうに広いのですね、この辺に向こうからおいでになった漆関係の皆さん。歴史がそれだけ古いということです。ですから、二戸が今後漆で産業を興すということについて我々ももろ手を挙げて賛成なのだけれども、これも広域的にいろいろ話をかけて、それで協力態勢をいただく、そういうふうな関係を密にやっていくということがなければいけないというふうに思っております。

 そういうふうな歴史、文化の施設なんかもできるということですが、そういうふうなところで使えるかどうか、これは検討、今後だと思うのだけれども、そういうふうなものに対しても広域性というものを大きく働かせていくというふうなことが大事だと思うのですが、釈迦に説法かな、市長のそれでも考えを明確にいま一度聞いておきたい。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 漆はおかげさまで四、五年前と比べまして今は追い風が吹いているというふうなことで、今まで、5年ぐらい前は在庫を抱えるような状況でございましたが、国の文化庁の方針で日本遺産については全て国産漆でいくというふうなことから、一気に需要が高まってきたというのが現状でございます。

 その現状が高まった中で何をするべきかというふうなことになりますと、今まで出口部分だけに力入れてきたわけでございます。ニューヨークに行ったり、京都でやってみたり、東京でやってみたり、さまざまやってきましたが、今は入り口部分、足元を固めなければならないというふうなことで、漆の木は果たして何本くらいあるのか、それから漆掻き職人は今の20人で850キロ、約1,000キロを掻くわけでございますが、今注文が来ているのが2,000キロの注文が来ていて、それを満たすためにはあと20人から30人必要だというふうなことも今ございます。

 それら固めながら、需要をどうすればいいのか。一気に、この四、五年の間なったわけでございますが、今まで漆というのは副業だったのですね、ご承知のとおり。農業をやりながら漆を掻く、そういうふうに東北の農業というのは、こけしもそうなのですけれども、農業をやりながらこけしつくるというふうなことで、漆だけを特化させたような産業にしていくというのはなかなか形態を変えなければならないというふうなことで、6月の中ごろから10月の中ごろまで漆掻きで収入を得るのですが、11月から5月までどうやって飯食うのかというふうなことも一緒にあわせたような生活形態を考えてあげなければ、若い人が跡を継がないというふうなことになっております、一つの課題。

 それから、漆掻き道具は田子町に鍛冶屋さんが1人いて、全国で1人だけです。一戸町さんにはその漆を入れるたるをつくる人が1人だけ。あとは木地つくるのは大野村のあそこのところにある。全部がこの辺のところがつながったような形で一つの漆産業というふうなのがなっております。それらを見てみますと、皆さんのところからご協力いただかなければ、とてもじゃないのですが、漆というのは底上げできませんし、産業としてやっていけない。

 田子町とか三戸町の議員の先生方も一緒に議員懇談会とか何かやっても、三戸の議員さんとかほかの議員さんからもおらほのところに漆の木あるんだけれども、おめどごで来て見てけとか、そういうふうな情報とか何かもございますので、調べる段階で原木が何本あるかというふうな段階で、この二戸管内には何本原木あって、どこには何ぼあるかというのも調べればいいなというふうに考えてございますので、全体的の中で漆を高めていくというふうに考えております。



○議長(菅原恒雄)

 及川議員。



◆17番(及川正信)

 漆関係については、議案等にも提案されて、これは審議できますから、そっちに回したいというふうに考えています。

 1点だけは、広域性というのをより強めていく形でやっぱりこれも取り組む必要があるということであります。

 リハビリの関係、1点なのですけれども、前の議会にも議論をした経緯があります。ただ、マンパワーなどなどで難しいと、難しいことは私も承知しております。ですから、県庁に行って担当課長等と話し合ってみたのですけれども、どうも答弁聞くと、私に説明した県のお話が若干違うなというふうに思って、少しがっかりのような感じもするのですが、それなりの理由があったのだろうと思います。これはやっぱり必ず二戸に建てなければならないとかという考えは持たなくてもいいのかなというふうに、私は思ってきたのです。だから、どうしても九戸村がいいのだと、県のほうでも、あるいはそういう考え方があったり、あるいは4市町村で話し合ったら、いや、軽米でうちのほうにあれだから、地理的にどうかというのも検討するでしょうから、一戸がいい、それぞれの考え方を出し合いながら、いずれにしても実現をするという一つの方向性は4者が統一しないと力にならないと思うのです。

 この脳溢血関係の病気の多い県北ですから、前にも言ったと思うのですけれども、必要性は県のほうでも否定はしませんでした。だから、どこの市町村長さんもその必要性は認めると思うのです。ただ、難しさがあるということなのだろうと思います。ですから、この点を4市町村長の皆さんで検討する機会を、ぜひ市長のリーダーをもって検討してみていく必要があるのではないか、そういうふうにしていただけないのか、この点について質問します。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 先ほど申し上げましたとおりに、県立病院のお話し合いとか保健所の話し合いのとき皆集まって話をするのです。私も一番行政の経験がない首長なものですから、リーダーシップを発揮できないでなかなか皆さんに迷惑かけているのですけれども、それであと岩手県で一番必要なのは、表向きはさっき言ったとおりに認識は十分考えていると、その必要性は考えている。ただ、実際に、じゃあ、そこのところに具体的にどの施設をいつごろまでにやってくれんのやということになれば、ぼかしかけて何も出てこないというふうな状況です。必要性は認めると、過剰となることが予想される急性期や慢性期の病床は、不足することが予測される回復期の病床に転換していく必要があるというふうなことを言っているのですよ、全体で。だから、人口が減って余っている病床については回復期のところに変えていかなければならない必要性は認めると言っていて、じゃあ、認めたらいいんじゃねえのかということになりますと、次の段階になれば引き続き必要がある、具体的な計画はこうこう、こうだということは示されてこない。今そういうふうな状況でございます。

 それで、先ほども言いましたとおりに、何も二戸病院のところに何やるとか、二戸にやるとか言っていません。県立病院が、人口が減る中で、じゃあ、どうすれば一番使い道がいいのかというのが一番の手っ取り早いというか、実現性のある方向だというふうなことで、それは県立病院の院長先生方は一番感じていらっしゃると思います。一番医療の第一線に立っていらっしゃるので。二戸病院は地域の基幹的な医療、急性期です。一番最初に倒れたったとき運んできて、どうなの、どうなのって1カ月とか何週間いて、次のところに行くと。そのところの回復期のところに何を使うかということになれば、軽米病院は地域の回復リハビリを担う病院ではない。それから、一戸病院は認知症対策を含めた精神医療を担う病院に転換していくべきではないか。これから認知症とか何かもふえますし、そういうふうな位置づけの中でこの二戸広域の中の医療体制を充実させていったらどうだろうというふうなことでは話し合いはしているところでございます。



○議長(菅原恒雄)

 及川議員。



◆17番(及川正信)

 これも大事なことで話し合いから入るでしょうから、それはやむを得ないと思うけれども、結局私の友達なんかもそうですが、3カ月いると、もうそこから出される、行くところがない、どうしたらいいだろう。これが雫石に行ったり、八幡平に行ったり、一戸病院あるいは金田一も入る。家族も大変なのですね、本人も大変。そういう状況であるということはもう申し上げなくても知っていると思うけれども、それを知った上で4市町村長がもう少しこの地域の病気している人の立場に立って議論、協議してほしいと、これは申し上げておきたいと思います。

 時間がなくなってまいりましたから、金田一温泉、これは市長のまず、これは正しいだろうと思うのだけれども、公民連携ですね、PFIなり、PPPなり、Pですね。これらの方法でまずやると。

 金田一温泉の再生というのは、市長言われたように、今はたご屋は6軒しかないのです。これを本当にどういう形の金田一温泉、歴史ある温泉、これを再生をさせようとお考えなのかが、これが見えないのですよ。あと5年たったらどうなのだろう、あと10年たってどうなのだろう、若い人たちやっているから任せればいいと、そういうものではないだろうというふうに私は思うので、やっぱり行政も一定の、もというよりも、行政は一定の見通しというものは示しながら、もちろん公民の連携の中で取り組んでいくというようなこと、そのためには私はボーリングは絶対必要だと、年間の燃料費は大変なのですよというふうなことからして、それは答弁、一応難しいような答弁はもらいましたが、前段の部分について見えるのはどうなるのかということで伺いたい。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 今まで金田一温泉についてはいろいろご議論いただいてきました。温泉センターの役割等についてもご議論いただいてきました。経済活動というか、やはり最終的には旅館の個々にお客さんが来るようにならなければ、そこの部署のところの中で経済活動して、そこの金田一温泉は全体的な底上げができないと思います。行政がこれをやって、この建物つくって、湯を掘ってきたからお客さん来るかという時代ではないと思います。例えばさっき言ったのですけれども、湯掘らなくて施設つくらなくても、結局は口コミとか何かによって東北第2位の人気の旅館までなったとか、それから国体とか何かになって皆お帰りになったときに手紙とかなんか書いていって、また次も来ますとか、リピーターがふえているとか、それから緑風荘とか何かという座敷わらしのところも復活いたしました。座敷わらしだけではなくほかの部分も兼ね備えたような雰囲気を出そうと、今緑風荘さんのところでも頑張っています。そういうふうに複数のものを重ね合わせながらレベルを上げていくというふうなものが今求められていると思います。ごちそうがいいば来るんだ、湯がいいば来るんだ、何かいいば来るんだという時代ではなく、やっぱりその中にはおもてなしみたいな、来たときというのは誰もが皆安らげるために旅館に来るわけでございまして、一番のそこをきちっとやるというふうなことを例えば旅館のおかみというか、おやじだけではなく、農家の方あるいは米つくっている方、サラリーマンの方たちが話し合いながら、そういう雰囲気をつくっていくにはどうしたらいいかというふうなことで今取り組んでいるのが金田一温泉の活性化のそういう会でありまして、そこのところにじゃあ、温泉センターはどうあればいいのかというのが公民連携の中で入って、今言った話し合いが始まるというふうに考えてございます。



○議長(菅原恒雄)

 及川議員。



◆17番(及川正信)

 最後になると思いますが、今の話聞いていて、民々連携だなというふうにしかとれない、公民連携なのですね、公の分野もなければならない、もちろん民というふうなことで、しかしいつ、どういう形になる、なるか、ならないかやってみなければわからない点もあると思うのですが、それを示さないままに、ただ民間の皆さんということで、その皆さんに投げかけた。それではいけない、やっぱり公のやるのはこれだよと、そして民の皆さんとも協議しながら連携をする。そうすると何年ぐらいたてばこういうふうになるように定めていきたいと、努力したい、これを教えていただきたい、一つ。

 それから、先日講演を聞いた紫波の岡崎さんですか、正信、ファースト・ネームではなくて、あれは俺と同じだ、全く、字も。なかなか弁駁な方だなと思って、なかなかいい知恵を持っている人材だと思います。その方も金田一温泉の開発にはお手伝いを頼むのですか、その辺がはっきり、そのように聞こえて、そうでないようも聞こえるので、みんなそれをどうなのだろうというふうに思っているのです。そこを明らかにしていただきたい。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 先般先生方からも聞いていただいた岡崎先生、オガールの岡崎さん、これについては私どもは、二戸市内で見た場合、金田一温泉と九戸城と、それから天台寺周辺というのが一つの核になって、そこが元気になれば、もっと町が元気になるのではないかというふうなことを考えておりまして、公民連携の中でまち再生事業の中でその先生に入ってもらいながら、ワークショップをやりながら、そこのところの地域とか何かを検討していきます。

 それから、市のほうが何もやっていないようにちょっと聞こえたのですけれども、そうではなくて10分の10の補助をもらうようにして、例えば計画を実現するためには10分の10国の予算とか何かもらいながら、今も金田一温泉とか中のところいろいろ変えているような状況です。できるだけ公が先頭を切ってあれやれ、これやれではなく、民のほうから出てきたものについて、じゃあ、みんなで話し合ってどうなのやというようなことがあって、公のほうがそれの予算措置しながらできるだけ補助率のいいものをやりながらやっています。私どもが一番の課題と思っているのは、温泉センターをどういうふうにつくっていけばいいのか、第2次総合計画の中に載っておりますが、今のような状況でいいものなのかも、当初の皆さんがやったそこが核となってみんなのところの温泉がどうのこうのといったそういうふうにやれるのかやれないものなのか、今こうやって見ていて、そういうふうなことで温泉センターが今我々が取り組んでいるのですけれども、活性化にも結びつくような温泉センターの建設を考えていきたいと思っています。



◆17番(及川正信)

 終わります。



○議長(菅原恒雄)

 及川議員の質問を終わります。

 本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでございました。

散会 午前11時01分