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岩手県 二戸市

平成28年 12月 定例会(第4回) 12月12日−一般質問−02号




平成28年 12月 定例会(第4回) − 12月12日−一般質問−02号







平成28年 12月 定例会(第4回)





1 議事日程(第5日目)
  (平成28年第4回二戸市議会定例会)
                           平成28年12月12日
                           午前10時00分 開議

  日程第 1 一般質問

2 出席議員は次のとおりである。(18名)
   1番  駒 木   昇      2番  清 水 正 敏
   3番  内 沢 真 申      4番  米 田   誠
   5番  三 浦 利 章      6番  田 口 一 男
   7番  菅 原 恒 雄      8番  田 村 隆 博
   9番  國 分 敏 彦     10番  小笠原 清 晃
  11番  新 畑 鉄 男     12番  畠 中 泰 子
  13番  田 中 勝 二     14番  田 代 博 之
  15番  岩 崎 敬 郎     16番  田 口   一
  17番  及 川 正 信     18番  鈴 木 忠 幸

3 欠席議員は次のとおりである。(0名)
  な し

4 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名
  市    長   藤 原   淳    副  市  長   大 沢   治
  総務政策部長   田中舘 淳 一    市民生活部長   佐々木 建 一
  健康福祉部長   玉 懸 邦 将    産業振興部長   三 角 正 裕
  建設整備部長   山 下 謙 二    総務政策部副部長 石 村 一 洋
  総務政策部副部長 山 本   進    市民生活部副部長 工 藤 正 壽
  健康福祉部副部長 小 野 一 浩    産業振興部副部長 澤 田 善 治

  産業振興部副部長 陳 場 範 雄    建設整備部副部長 久 慈 清 隆
                      併任水道事業所長

総務課長併任選挙管理 ? 瀬 政 広    教 育 委員長   清 川   泰
 委員会事務局書記長

  教  育  長   鳩 岡 矩 雄    教 育 部 長   樋 口 敬 造
  教育部副部長   米 澤 幸 彦    会 計 管理者   菊 池   浩
  代表監査委員   切 金   精    監査委員事務局長 上屋敷   司
 農業委員会事務局長 泉 山 和 徳    水道事業所次長  成 田 良 治

5 職務のため議場に出席した者の職氏名
  議会事務局長   小野寺   玲    議会事務局主事  菅 原 剛 史



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開議 午前10時00分

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○議長(菅原恒雄)

 ただいまの出席議員は18人全員であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。

 直ちに本日の会議を開きます。

 日程第1、一般質問を行います。

 通告順に従い、順次質問を許します。

 9番、國分敏彦議員。

〔9番 國分敏彦君登壇〕



◆9番(國分敏彦)

 おはようございます。それでは、一般質問をさせていただきます。6項目でございますけれども、これは今後の、来期以降というふうに思いまして、質問を記載しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 まず、第1点でございます。学力テストの結果と県平均との数値をお伺いしたいというふうに思います。

 2点目、ダンスが必修化になっておりますが、ヒップホップ、ロックダンス等、いろいろありますが、現状はどうなっているのかというところをお伺いしたいというふうに思います。また、児童生徒の反応はどういうふうになっているのかということも含めてお願いしたいというふうに思います。

 3点目、就学前教育はとても重要と考えておりますが、現状では民間に委ねているところが多いというふうに思っております。市長はどういうふうにお考えになっているのかというところをお伺いしたいというふうに思います。

 4点目、漆のGI登録は二戸市にとって大きなメリットがあって、ぜひするべきというふうに思っておりますが、二戸市はどうお考えになっているのかというところをお伺いしたいというふうに思います。

 5点目は、今後の農業展開であります。今後の農業展開を考えるに、グローバルGAPをいち早く取得することが農家所得の向上には不可欠というふうに思っております。取得への取り組みについてお伺いしたいというふうに思います。また、二戸市では農家所得の向上に具体的にどう対応するのかということをお伺いしたいというふうに思います。

 6点目、先般市長のほうから報告がありましたが、長嶺の消防署跡地利用は今後どう計画していくのかというところもお願いしたいというふうに思います。

 以上6点でございます。よろしくお願いいたします。



○議長(菅原恒雄)

 答弁願います。

 藤原市長。

〔市長 藤原 淳君登壇〕



◎市長(藤原淳)

 おはようございます。初めに、就学前教育についてのご質問にお答えいたします。就学前教育につきましては、幼稚園、認定こども園、保育所で行われる教育的な活動や、その他の民間業者が行う各種教室、あるいは習い事等があるかと思いますが、それぞれの設置者により工夫を凝らした就学前教育の取り組みが行われているところでございます。幼児期は人間形成の基礎がつくられる最も大切な時期であり、遊びや生活を通じて情緒的発達、運動能力の発達、知的な発達等、たくさんのことを吸収し、成長する時期であると考えております。

 現在市が実施している就学前教育に関する事業を申し上げますと、1つ目といたしましては、幼児から小中学校までが図書に親しむ習慣を培うことを目的といたしました図書に親しむまち推進事業でございます。この事業の中で幼児を対象としている事業は、10カ月健診時に絵本を贈呈するブックスタートや、1歳6カ月健診時の読み聞かせ講座、3歳児健診時に絵本を贈呈するおはなしデビューがあります。

 2つ目といたしましては、就学前教育の充実を図ることを目的といたしまして、認定こども園、幼稚園、保育所、小学校の教職員を対象といたしまして、幼保小連携推進会議、幼保小連携研修会等を実施しております。この事業は、教職員の資質向上、幼児に対する指導方法の工夫、改善、情報交換等を目的として実施しているものであります。当市におきましては、ご指摘のとおり就学前教育を民間施設等に委ねる部分が多い状況となっておりますが、今後も民間施設との連携に努めながら就学前教育を推進してまいりたいと考えております。

 次に、浄法寺漆の地理的表示保護制度、通称GI登録についてのご質問でございますが、GIは平成27年6月1日に施行された特定農林水産物の名称の保護に関する法律に基づき、地域で育まれた伝統的な産品のうち、長年培われた特別な生産方法や特性といった価値のある産物につきまして、その名称を知的財産として保護する制度でございます。平成28年10月現在、青森カシス、夕張メロンなど21産品が登録されております。この制度に浄法寺漆を登録するメリットにつきましては、文化財修復など需要が激変している中で、商標等の不正使用や模倣品に対して国の取り締まりによるブランドの保護や、品質に国のお墨つきを得ることで他産地との明確な差別化が図られるなど、生産拡大や漆の産業化を推進していく上で優位な制度であると認識しております。

 GI登録に当たっては、おおむね25年以上の生産実績が必要とされており、産品を生産あるいは加工する団体から申請が必要であることから、浄法寺漆の登録につきましては岩手県浄法寺漆生産組合から申請することとなります。現在、生産組合は登録についての合意形成を済ませており、今年度内の申請に向けて生産工程管理や出荷規格などの調整を行いながら申請の準備を進めていると伺っております。市といたしましても、登録申請にかかわりのある登録済み商標権の取り扱いや、現在運用されている漆認証制度等の整合性の確保など、早期の申請につながるようサポートしてまいりたいと考えております。

 次に、グローバルGAPの取得への取り組みについてのご質問でございますが、グローバルGAPは過去にヨーロッパで多発した食品安全危機問題に対し、1997年に小売事業者団体が安全な農作物を目指す基準と手続を定めた規定をつくったことが始まりとなり、現在では世界80カ国以上で認証されております。全世界農業者の共通のテーマでもある食の安全リスクの低減、労働安全、環境保全、生態系の維持の実践を通して、食の安全と持続可能な生産管理を高レベルで実現するための取り組みであり、健康で持続的な社会の実現に貢献することを目指しているものと認識しているところであります。

 グローバルGAPのほか、各国において同様の考えによるGAP認証制度が多数あり、我が国においてもJGAP認証制度がございます。GAPの理念であります食の安全と持続可能な生産管理は、これまで以上に認識して農作物を生産していく必要があると考え、啓蒙を行ってまいりますが、現在二戸市の農産物は国内販売のみとなっておりまして、直ちにグローバルGAPの取得を目指すものではございませんが、将来的には検討していく必要があると認識しております。

 一例として、海外に輸出している酒造会社ではコーシャ認定を受けておりますが、コーシャは宗教上の教義による食に関する規定です。その規定は、口にする薬や調味料などを含む全ての食品に対し、厳格なルールに適合したものが口にできるというものであります。アメリカではコーシャ認定の商品が約30%を占めるほど普及しており、アメリカの消費者はコーシャ認定を受けた食品が最も安全な食品と認識されているため、宗教上の教義にとらわれない方でも求めていることが大きく、宗教規律という枠を超えた一つの食品製造管理基準として評価されております。

 次に、農家所得の向上についてでありますが、JTとの契約作目で日本一の売り上げを誇る葉たばこにつきましては、岩手県たばこ耕作組合と連携を図り、技術指導や情報提供などを行ってまいります。キュウリ、リンゴ、リンドウなど園芸作目につきましては、二戸市安全安心園芸推進サポートセンターで栽培検証や技術指導を行い、品質の向上、生産コストの低減などによる収益性の向上、高収益作目への転換を図るとともに、ターゲットを絞った流通販売ルートを開拓するなど、所得向上の支援を行ってまいります。また、国、県、農協など関係機関との連携を密にし、経営体育成支援事業、いわて地域農業マスタープラン実践支援事業や基盤整備事業などを有効に活用しながら、農業所得の向上に努めてまいりたいと考えております。

 次に、長嶺消防署跡地利用についてでございますが、人口減少問題など本市を取り巻く昨今の社会情勢に鑑み、仕事と家庭の両立を支援し、安心して子供を産み育てることができる環境づくりを進めることが必要との考えから、第二次二戸市総合計画におきましても子育てを支えるを4つの柱の一つに掲げ、その取り組みを進めていることは皆様ご承知のとおりでございまして、ご理解いただけるものと考えております。そのため、消防署跡地につきましては子育て支援の充実のため、懸案となっております病児保育事業の実施用地といたしまして内部検討を進めてまいりましたが、病児保育事業の実施に当たっては事業の性質上、小児科医院に附属もしくは隣接する形で係る施設を整備し、小児科医院のご指導のもと事業を実施することが肝要と認識しております。しかしながら、本市は平成18年に小児科医院がなくなって以来、県内14市で唯一小児科の開業医が不在であり、仕事と家庭の両立を支援し、安心して子供を産み育てることができる環境づくりの観点から、これまでも小児科医院の確保と病児保育事業を推進することを検討してまいりました。

 一般的に確保が困難と言われている小児科医院でございますが、本市の状況をご理解いただき、開業とあわせて病児保育事業についてもご協力いただける旨、県内の総合病院に勤務されている小児科医の方からご内諾をいただくことができました。詳細につきましては引き続き協議を行う必要がございますが、消防署跡地は小児科の開業、病児保育を整備する方向で進めてまいりたいと考えております。なお、小児科医院の開業及び病児保育事業の実施につきましては、ともに平成30年度中の開業及び事業実施を目標としているところでございます。

 以上でございます。よろしくお願いします。



○議長(菅原恒雄)

 鳩岡教育長、答弁願います。

〔教育長 鳩岡矩雄君登壇〕



◎教育長(鳩岡矩雄)

 学力テストに関するお尋ねについてでありますが、二戸市教育委員会では市内の児童生徒に県や国以上の学力をつけることを目標に、平成23年度から学力向上のためのさまざまな施策を展開してまいりました。その成果をはかる一つの指標として学力テストを活用しております。各種の学力テストのうち、県内の全公立小中学校を対象に実施しておりますものは3種類ございます。全国学力・学習状況調査、岩手県中学校新入生学習状況調査、岩手県学習定着度状況調査の3つの調査であります。

 まず、10月19日に実施いたしました岩手県学習定着度状況調査の結果からご報告いたします。この調査は、小学5年生と中学2年生を対象に主要4教科、5教科の学習の定着状況を見るものです。結果は、小学校の社会を除く全ての教科において、市の平均正答率は県平均以上となっております。県の平均正答率を100とした指標で、市の結果を教科ごとにあらわしますと、小学校では国語が103、算数が105、理科が105と、この3教科は県を上回っておりますが、社会科だけは99と県を下回っております。中学校におきましては、国語が104、社会科が100、数学が109、理科が110、英語が107となっております。平成23年度に学力向上の取り組みを開始して以来、初めて中学校の全教科で県平均を上回ることができました。

 次に、ことし4月19日に小学校6年生と中学校3年生を対象に実施いたしました全国学力・学習状況調査の結果についてご報告いたします。この調査は、主として知識に関する問題から成るA問題と、主として活用に関する問題から成るB問題で構成されております。それぞれの結果を先ほどと同様に、県の平均正答率を100とした指標であらわしますと、次のようになります。主として知識に関する問題のA問題では、小学校6年生の国語、算数はともに99、中学校3年生の国語は99、数学は96でありました。主として活用に関する問題のB問題では、小学校6年生の国語は98、算数は102、中学校3年生の国語は99、数学は93でありました。小学校の国語と算数、中学校の国語は県と同レベルと言えますが、中学校の数学だけは県よりも低く、定着状況に課題があると捉えております。

 最後に、全国学力・学習調査と同じ日の4月19日に中学校1年生を対象に実施いたしました岩手県中学校新入生学習状況調査の結果をご報告いたします。県の平均正答率を100とした指標であらわしますと、国語は99、数学は102でした。この調査では、国語は県と同レベル、数学は県を上回る結果となっております。

 以上の諸調査結果から、市内の児童生徒は県と同じ、もしくはそれ以上の学力を有していると判断しております。ただし、中学校の数学は学年による結果の差が見られることから、教育委員会といたしましてはこれまでの取り組みを継続し、授業改善を通した学力向上を一層推進してまいりたいと考えております。

 次に、学校体育におけるダンスに関するお尋ねについてでありますが、まず小学校の体育につきましては学習指導要領に基づき、全ての学年で表現運動を指導することになっております。市内の小学校の状況を申し上げますと、軽快なリズムに乗って全身で踊る踊りや、あらわしたい感情を表現する踊りなどの表現運動を指導しております。その成果を運動会で発表するといった取り組みが多く行われております。また、高学年においては宿泊研修の際にキャンプファイヤー等でマイムマイムなどのフォークダンスを児童が踊るといったことが行われております。

 中学校の保健体育の授業においては、学習指導要領に基づき、中学校1、2年生にダンスを指導する必要があります。授業では創作ダンス、フォークダンス、現代的なリズムのダンスの中から学校が選択し、指導することになっております。二戸市内の中学校の状況を申し上げますと、各校の実情に応じ、先ほどの申し上げたものの中から創作ダンスを選択している学校が多い状況にありますが、御返地中学校のように外部講師を招き、ヒップホップダンスを指導している学校もございます。

 いずれにいたしましても、各学校におきましてはこのような指導を通し、生徒は友達と踊る楽しさを味わったり、表現や踊りを通して友達と交流したり、楽しんで学習に取り組んでいる状況であります。



○議長(菅原恒雄)

 再質問に入ります。

 國分議員。



◆9番(國分敏彦)

 まず、教育長のほうからお伺いしたいというふうに思います。ただいま数値、随分学力向上の成果が上がってきたのではないかなというふうに思っております。今後も続けていただきたいというふうに思いますけれども、やはり全国で見るとまだまだ、劣っているということもないと思うのですけれども、少し平均的以下なので、今後これをどのようにしていくのかということと、私が言いたいのは家庭の、やはり親御さんの認識というのでしょうか、そういうのも必要だと思うのですけれども、その点今後どういうふうな形でやって、学力向上に結びつけていくのかというところと、現場の先生方にもその状況というのを、先ほどいろいろ研修等もあるようなことを言っていましたけれども、やはりその点について教職員のほうと家庭のほう、どういうような形でその状況をお知らせしていくのかというところ、2点お願いしたいというふうに思います。



○議長(菅原恒雄)

 鳩岡教育長。



◎教育長(鳩岡矩雄)

 議員ご指摘のとおり、まず第一は家庭学習がポイントになるかと考えております。二戸市の児童生徒の一番の課題といいますのは、テレビの視聴時間、あるいはゲームの時間、これが非常に長いということが相変わらずの課題でありますけれども、これは何においても家庭のご協力なしには改善は見込めないものでございますので、この点につきましては一層家庭の協力を得てまいりたいと思います。

 また、家庭学習、いわゆる宿題ということになるわけでございますけれども、それを単に出しっ放しではなくて、きちんと家庭にもこういう課題を出しております、あるいはその結果どのように子供たちが学習してきたのかと、これを教師がきちんと点検すると、こういうこともなお一層確実にしてまいらなければならないと、このように考えております。

 2つ目は、何といっても授業改善ということにありますので、教師の授業改善を一層図ってまいりたい。そのためには、何よりもせっかくの各種の学力テスト、3つの大きな柱がございますけれども、答案にこそ授業改善のヒントがあるということはそのとおりでございますので、ただやりっ放しではなくて、子供たちの答案をつぶさに点検あるいは分析いたしまして、一人一人の先生方にご自分の授業改善、どこに課題があるのか、どの児童にどういう課題があるのかということをきちんと評価、点検しながら進めていただければと、このように思っております。

 何よりも勉強は児童生徒が自発的にやらなければ、これは力になりませんので、そういう点では親に言われなくても、あるいは教師に言われなくても、児童生徒が学習に取り組む、そういう姿勢を一層これは植えつけていかなければならないと、このように考えておりますので、その点にまずは基本的にしっかりと子供たちの意識を介入をしてまいりたいと、このように考えております。



○議長(菅原恒雄)

 國分議員。



◆9番(國分敏彦)

 もう一つ、先般もちょっと首都圏へ行って、いろいろ中学生の親御さんとご意見を聞いてきたのですけれども、やはりライバル心というのでしょうかね。あるクラブのお母さん方に聞いたのですけれども、野球やり、サッカーやり、そして勉強もやりということで、もう将来の展望を立てているわけです。高校を飛び越して、中学受験を前にしたお母さん方なのですけれども、要はもうそこの大学へ、自分の希望するところに行くためにはどういう勉強をしなくてはいけないということを本人も自覚しているし、お母様方も自覚しているし、先生との三者面談の中である程度筋を通して、一本でそれでやっていくというところで、本人の努力というのでしょうか、それもクラブをやりながら勉強すると、家庭でも当然スマホやなんか持っているのですけれども、先ほど教育長がおっしゃったゲームの時間とかテレビを見る時間が少ないわけなのです。その辺のところを難しいと思うのですけれども、会報なりなんなりとか三者面談の中にとか、ライバル心なり勉強意欲を湧かせるというところがなかなか、モチベーションを上げていくということが非常に大切だなというふうに痛感して帰ってきたのですけれども、ちょっと難しいと思うのですけれども、その辺のところをどういうふうな形で親御さんに知らせて、特に生徒さんに知らしめていくのかというところを少しお伺いしたいというふうに思います。お願いします。



○議長(菅原恒雄)

 鳩岡教育長。



◎教育長(鳩岡矩雄)

 ただいまの点につきましても、議員から再三ご提言をいただいております。大変ありがたく存じているところでありますけれども、確かにいかにモチベーションを上げるかということがポイントであることはそのとおりでございます。したがいまして、市教委が平成23年度から始めております槻陰舎きぼう塾の中で毎年大学を訪問して、中学生1、2年に大学とはこういうものだと、まず雰囲気を見せているところであります。これの事業のきっかけとなりましたのは、ある調査で日本の子供たちは自分が将来何になるかと考えるきっかけが非常に遅いと、高校生になってから初めて大学受験を意識して、さて何になるかという状況であると。ところが、日本以外の青少年の多くはもう中学校の時点で既にそうしたことを意識していると、この差は大きいという調査が報告されたわけでありますけれども、そういった調査にも鑑みまして、この槻陰舎きぼう塾での大学訪問というのは非常に意味があるものだと思っております。前にもご紹介したところでありますけれども、中学生の声を聞きますと、今は余り勉強もやっていないけれども、今のうちから一生懸命勉強すれば僕も大学に入れるかもしれない、帰ったら一生懸命勉強したいという、そういう声を聞いておりますし、これこそがまさに私どもが願った、期待した中学生の反応でありますので、これまで隔年で岩手大学、県立大学を相互にそれぞれ訪問してまいりましたので、これはそういう面では何かの子供たちのきっかけになるのではないかなと。

 一方、親も一緒に参加していただいておりますので、その親の声も初めて大学を見たけれども、子供たちもやはりぜひここで学ばせたいと思ったと、そういう声もありますので、そういった点もこれから大切にしながら進めてまいりたいと思っております。

 また、今年度からにのへ土曜チャレンジ塾という事業を開始いたしましたが、これは1、2年を対象に、土曜日8つぐらいのメニューを用意いたしまして、好きなものを選びなさいということで、いろんな体験をさせておりますけれども、その中にチャレンジスタディというのがありまして、自分で勉強するという、そういうプログラムもございますけれども、これは市役所の会議室等、4つか5つを開放いたしまして、そこで土曜日の2時間ほど一人で勉強してもらうと、こういうプログラムでありますけれども、これの感想を見たところ、ある子供はこういうことを言っておりました。何もないところで勉強するということは本当に集中できるということがよくわかりましたと、これから家に帰って早速部屋を片づけたいと思いますと、こういう声もございました。等々たくさんあるわけでございますけれども、時間の関係もございますので、全てはご紹介できないわけでありますけれども、先ほど申し上げました何よりも子供たちの自発的な学習意欲ということを上げないことには始まりませんので、こういった事業もこれから大事にしながら、子供たちの教育を進めてまいりたいと思っておるところであります。



○議長(菅原恒雄)

 國分議員。



◆9番(國分敏彦)

 よく同僚議員の言っている子供の貧困対策、やはり学力向上しか僕はないというふうに思っておりますので、学力向上には結構お金がかかると思いますので、その点に関しては市長のほうにいろいろこれからお伺いしたいと思います。今後とも教育長のほうでは、子供たちの学力向上に努めていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 市長のほうに次にお伺いしたいというふうに思います。まず、就学前の子供たちの教育なのですけれども、もっと子供たちに選択肢を広げるというところも必要だというふうに思いますし、今の現状では認定こども園のほうにある程度委ねているところが多いと思うのです。剣道をやったりとか、食育でいろいろやったりとかやっているのですけれども、各幼稚園、英語やったりピアノやったりとかいろいろ子供たちのために披露していると思うのですけれども、その点に関して僕はもう少し二戸市の資金を投入して、どこかの認定こども園なり行ったときに、子供たちがより多くいろんなものをチャレンジできるように、市からもある程度補助をもっと出してもいいのではないかなというふうに思います。よく議員には岩手県の幼稚園の冊子が入ってくるのですけれども、二戸市は10年間以上支援の金額が変わらないですよね。と思っているのですけれども、やはりその点も時代の変化とともに、ある程度子供たちに選択肢を持ってもらって、それから小学校に上がってもらって、自分の好きな科目とか、今もうダンスとかなんか取り入れているのですから、これから英語も始まりますし、英語は独自でやっている子供もいますし、そういうところを就学前からやっていくということがこれからの子育てに僕は有効ではないかなというふうに感じておりますので、その点に対して市長のお考えをお伺いしたいというふうに思います。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 今ご指摘ございましたが、さまざまな分野の中で範囲を広げながら、子供の能力をそれぞれ生かしていくというふうな観点からは、本当に選択肢がたくさんあればいいなというようなことは感じているところでございます。現状も先ほど議員さんのほうからおっしゃったとおりに、例えばある認定こども園においてはスイミングスクールの指導をしたり、あるいは太鼓でリズム感をとったりというふうなことで、きのうも隠し芸大会のところで太鼓とかなんかいろいろご披露して、大したみんな喜んでいて、おじいちゃん、おばあちゃんもみんな行きながら盛り上がっていたというふうなことがございますし、また剣道を取り入れている、それから岩手地産地消を実施しながら、地元の食材のいわれとか、さまざまなものを取り入れているというふうな、さまざまな工夫の中で各認定こども園さん、あるいは幼稚園さんが取り組んでいるなというふうに感じております。

 一方、市におきましては、では何を今までやってきたのかというふうなことになれば、10年来それぞれの補助金変わっていないよというふうなことが言われているわけでございまして、これまで私立幼稚園の事務経費等の補助といたしまして運営費補助金を支給してきたわけでございますが、市内の幼稚園が子ども・子育て支援新制度へ移行した段階でそれは削ったというふうなこともございます。今後どういうふうなものがあればいいものなのか、また先ほど教育長と質問したやりとりの中でも、将来どういうふうなものになっていけばいいのかというようなことになれば、1人の子供がどういう能力があって、どれに進みたいのかと、それが幼児期になって一番感ずる時期に何を自分が教育受けたのかというのは最後まで心に残ったり体に残ったりすると思うので、それはそれなりにまた今後検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。

 いずれ小さいときから地域の自然とか宝とか、いいものになれ親しみながら、また自分がそのふるさとに帰ってきたいというふうなことを小さいときから教育していくというのは大切なことだと思っております。



○議長(菅原恒雄)

 國分議員。



◆9番(國分敏彦)

 先ほど言いましたけれども、だから小さいときからそういうところをやっていくということが非常に大切だと思うのです。学力だけではなくて運動面とかなんか、さっきも言ったとおり、首都圏の幼稚園見ても運動をやっているところあるのです、当然。親御さんはここの幼稚園は何をやっている、要は先ほど出ました。図書をしっかり充実しているからその幼稚園に行かそうとか、先ほど出たように運動をやっているから、取り入れているからやろうとか、あとは食育ですね。子供たちに包丁を持たせてやっているからと。大学教授を呼んで教えてもらっているからそこの幼稚園へ行こうというような選択肢を設けているわけなのです。だから、その点を二戸市でもいろいろやっているこども園等に資金を投入することが、僕は将来的な子供たちの貧困対策になるというふうに思っているわけなのです。運動ができる、それはすばらしいことだと思います。将来サッカー選手になる、野球選手になる、勉強できなくても行けば語学ができるように自分たちで努力するでしょうし、そういうところをもうやっているわけなのです。やはり二戸市の子供たちにとってもそういうところを広く保護者に、子供たちにアピール、やっていますよというところが大切だというふうに思うのです。もう少しアピールすることが、先ほども図書の面でも非常に必要だというふうに思うのです。その点に関してお伺いしたいというふうに思います。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 図書の読み聞かせにいたしましても、市のほうでやっている事業をどういうふうに皆さんにご理解いただきながら、こういう趣旨でこれをやっているのですよ、だからこうしてくださいというふうな、協力してくださいというふうなのが今の図書に限らず、一般的にちょっと下手だというふうなことで前々から言われているわけでございます。それで、その辺のところにつきましては趣旨など説明してまいりたいというふうに考えておりますが、いずれ教育とかなんかになれば、結局社会に出る前に、中学校であれ高校であれ大学であれ、その間に自分が何をやって、将来飯食っていくのかというふうなものをある程度決めなければならないわけでございまして、いずれどこの学校に入るというよりも、何をやりたいからここに行くというふうなものが必要ではないかというふうに考えているところでございます。

 今後幼稚園とかなんかについては全体的なところでどうすればいいのかというのは考えていきますが、今この時点で補助を上げるというふうなことはちょっと差し控えさせていただきたいと思います。



○議長(菅原恒雄)

 國分議員。



◆9番(國分敏彦)

 それでは、視点を変えまして、グッド・アグリチュアル・プラクティス、これグローバルGAP、先ほども市長も出ましたとおりヨーロッパ等で非常に普及されている。民間でありますけれども、国際的な認証で、日本では196件ですか、そのぐらいの件数ですよね。先般も青森の高校が取得しております。あと、民間のリンゴ会社やなんかも、これも取得されております。その中で、先ほど市長がおっしゃったターゲットを絞った、そして高収益のとれる品目、品種をこれから目指すというようなことをおっしゃっていましたけれども、そのターゲットをどういうふうな形で二戸市は絞っているのかというのは前々も私伝えましたけれども、どういうふうに今分析しているのでしょうか。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 1つは売れる商品づくりだと思います。結局突き詰めていきますと、農業にしても商業にしても、それぞれの事業者の懐にいかにして金が入るのかというふうなことをつくっていくのが我々の役目だと思っておりまして、例えば農と商があれば、農業、林業でいいものをつくり、そして商業で制度を使いながら、どこに行って売っていったらいいのかと。例えば今のグローバルGAPにいたしましても、漆のそれこそGIとかなんかにしてみても、どういうふうにすればそれが高く売れたり、またどういうふうにすれば他との差別化できるのかというふうなことになってくると思います。例えばリンゴで言えば、青森県のリンゴに勝つには、やはり黄色シリーズのはるかで売っていったほうが所得がとれるというふうなことから、はるかの50%は二戸市内でつくっているので、それをいかに向こうに持っていって高く売ってくるかとか、あるいは畜産におきましても、ブロイラーとかなんかについては民間が進めておりますが、銘柄を何々鶏、何々鶏というふうな、ほかと差別化しながら、飼料とかなんかも与え方も違って、同じブロイラーではないよというふうなことを見据えたり、豚にしてみても、この豚には世界ではないのだけれども、何か食べさせながら特殊な、リンゴでもいいですが、それを食わせながらつくっているよと、そういうものを特徴あるものをつくって、ほかのところに売っていくというふうなことが求められているし、それを進めてまいりたいというふうに考えております。



○議長(菅原恒雄)

 國分議員。



◆9番(國分敏彦)

 私のこの戦略というのでしょうか、要は国内はGI、国際的なものはグローバルGAPですよね。それを狙って販売していくということが僕は非常に大切だと思うのです。先ほども出ましたはるかも、なぜGI登録しないのかと、GIに申請しないのかと。それとともに、二戸市のところでグローバルGAPを取得すれば、はるかやなんかも海外に販売できるわけです。ベトナムとか台湾とかやっているわけですから、そういう戦略を持っていくことがやはり農家の方々の安心になってくると思うのです。二戸市ではこれだけやってくれているというようなところを、これを今後進めていかなくてはいけないというふうに思うのです。

 先ほど市長から出たリンゴの件ですけれども、リンゴは大体都心で約40%が朝食で食べている、驚いたのは間食でリンゴを食べていると、そういうような分析を今後していかなくてはいけないと思うのです。朝食と間食でリンゴを食べていると、食後のデザートは80%がリンゴを食べていると。季節のものがありますけれども、特にそのかわりお弁当にはリンゴは入らないと、お弁当に入るのはイチゴやなんかが多いというような分析が出ているのです。やはり消費者の多様化に合わせた販売戦略というようなことをこれから二戸市でデータを持って、農協なり農家さんとやるなり、はるかもことしはじきが多いというようなことも聞いていますし、それでしたらどこかのホテルで朝食で出してもらうように、それを販売していくと。市長の顔の広いところでやっていくというところがやはり農家さんの安心になってくるのではないかなというふうに思うのです。だから、そういう分析を今後していかなくてはいけないと思うのですけれども、市長、どうでしょうかね。来年以降、そういう分析は東京に出したりとかしているのですから、その辺のところをデータをうまくとって、販売戦略につなげていくということが必要だというふうに思うのです。GIとグローバルGAP、そういう戦略が今後必要ではないかなというふうに思うのですけれども、市長はどうお考えになっているのか。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 売り方については、当然誰に持っていって何を売るかというのが一番の基本でありますし、例えばどういう人に食べてもらえばいいのか、本当にリンゴでも最高級のものから、今議員さんおっしゃったはじきまであるわけで、それをどういうふうに売っていったらいいのか。例えば一番いいものについては、先般仙台に私も行ってきましたが、藤崎の前で1個千幾らとか、それがぼんぼん、ぼんぼん売れていくような状況でございましたし、東京では渋谷の前のフルーツパーラーみたいなところに行って売っているというふうなこともあるのですが、ある一部のリンゴではなく、それを全部格上げしながら売っていくためにはどうすればいいのかというのが本当に考えなければならないし、そのためにはどういう部分の中で食べられているのかという分析が当然必要だと思います。

 向こうのほうに行ったとき、ちょっと言われたのですけれども、中国では赤と白とか、赤と黄色というふうなのが正月のとき食べられるというふうなことになれば、ふじと例えばはるかがいつまでもつものなのか、遅く出るものですから、それをセットにして売ったらどうなのだというふうなこととか、寿を一つつけることによって向こうのほうでは高く正月とかなんかでは買ってくれるよというふうなこととか、さまざまなことを言われているものですから、それらについてもちょっと見ながら、分析しながら今後進めてまいりたいというふうに考えております。



○議長(菅原恒雄)

 國分議員。



◆9番(國分敏彦)

 先ほどグローバルGAPの中で葉たばこの件が市長のほうから出ましたけれども、葉たばこをやっている農家の方々は自分の代はいいけれども、次の世代たちにどういうふうな形で引き継いでいくのかというようなことも考えていると思うのです。だから、いろんなのを販売したりしているのですけれども、やはり二戸市として今は日本一ですけれども、葉たばこがどういうふうになるかわかりませんので、その品目をどういうふうな形で二戸の地形に合わせて、気候に合わせて、どういうものを選択していくのかというところも、難しいと思うのですけれども、それをやり遂げるということが、うまく移行していくというところが必要だと思うのです。

 先般東京へ行ったときに、東京都生産情報提供事業者登録をしている店に行ってきました。青森産とか栃木産とか、個々に対してよく外食でやっていたとおり、何々はどこ産というような形で表示していました。お客さんも安心して食べていました。そういうところとを結びつけるということが先ほど市長が言った販売戦略の中の一つだというふうに思っているのです。前にも言いましたけれども、市長とか議長は外に行く機会がすごく多いと思うのです。先ほど出た仙台も。だから、そういうところをやはりもう少し攻めていっていただければ。私が行ったところは東京都生産情報提供事業者登録というのぼりとか、ホームページに掲載していました。どういうふうなあれですかと聞いたら、事業主がその場所に行って確認して、つくっている人と顔を合わせて、それでそこからいただいていると、農協やなんか通さないで直にいただいているというようなことを言っていましたので、やはりそういうところへ行って、直接に結びついていくということが一つの販売戦略であるし、先ほど出たとおり、市長が言う戦術、高級リンゴとか、西村とか千疋屋とか、ヒカリエだと私も行ってきましたけれども、シナノゴールド1,000円以上です。そういうふうな形で市長は販売戦略を、先ほどいろいろ出ましたけれども、どういうふうな形で、市長というか二戸市全体で持ってくるかというところが、その相手に対してのアピールになってくると思うのです。相手というのは買う側のね。そういうところをもう少し強く打ち出すことが僕は必要だというふうに思います。再度売り方として、企業と行政が連携してというのは、やはり二戸市とあるお酒会社とか、観光と事業の連携とか、それはリンゴの収穫祭とかあると思うのですけれども、そういうのをもう少し明確化して、農家の方々とか我々とかアピールして、今後、来期以降していくことが農家さんの所得向上に結びつくというふうに思うのですけれども、市長のほうのお考えをお伺いしたいというふうに思います。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 二戸の農産物といいますか、ここでできる製品は何なのかというふうなことを基本的に言いますと、一番の特徴といいますか、売りはやはり安全、安心なところでつくられているよと。安全、安心なものを、それに正直な人たちがつくっているというふうなものをどう表現しながら向こうのほうに買ってもらうのかと。そうなればやっぱり直接行って売り込みしたり、この間も農家の人たちが行って、渋谷なり東京なりに行って売ってきたと思うのですが、そういうふうな人たちと一緒になりながら行動して、販路なりなんなり広めていく必要があるなというふうに考えております。いずれいいものを、今までの中に入る流通業者さんとかなんかではなく、直接やっていけばその分所得が入るわけでございますので、その辺も考慮しながらやっていきたいと思います。



○議長(菅原恒雄)

 國分議員。



◆9番(國分敏彦)

 今市長が安全、安心な農産物を、二戸市の課題というのはそれを安定的に供給できるかというところだと思うのです。その辺のところを今後やはり指導していくということが必要だと思うので、その点をどうぞよろしくお願いしたいというふうに思います。

 それでは、ちょっと最後なのですけれども、長嶺の消防署の跡、先ほど平成30年度中のオープンというような形で市長のほうから出ましたけれども、スケジュール的なもの、わかっていれば、要は土地のところはどういうような形で来年度結ぶのかとか、その辺のところを、あと整備しなくてはいけないところはあるのかどうかとか。やはり小児科ですから、あの辺の道路の面とか夜間の明るさとか、小児科が24時間やるのかとかいうのが非常にポイントになってくると思うので、わかっているところだけで結構ですので、お伺いしたいというふうに思います。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 土地の鑑定等につきましては、予算いただきながら終わっているところでございます。詳細等については今後詰めてまいりたいというふうに思っておりました。いずれ今おっしゃったとおりに小児科なので、子供さんたちがどうすれば安全なのかというふうなことも当然考慮に入れながら、今後詰めてまいります。



○議長(菅原恒雄)

 國分議員。



◆9番(國分敏彦)

 終わります。



○議長(菅原恒雄)

 國分議員の質問を終わります。

 休憩いたします。

休憩 午前10時53分

〜〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜〜

再開 午前11時09分



○議長(菅原恒雄)

 再開いたします。

 15番、岩崎敬郎議員。

〔15番 岩崎敬郎君登壇〕



◆15番(岩崎敬郎)

 それでは、一般質問を行います。

 一番最初に、いわて国体についてでございます。大勢の皆さんに感動と勇気と感激をくれた第71回国民体育大会岩手大会剣道競技が成功裏に終了いたしました。その前に冬季国体があったわけでございますけれども、どちらも非常にうまくいったのではないかなというふうに思っております。昭和45年以来の46年ぶりの国体でございました。私は総務委員長という大役を仰せつかり、何事もなく無事に終了してくれることを日々願いながら、大会期間中を過ごしました。幸いに大きなクレームもなく、何より岩手県が総合優勝という今までにない成果を上げ、大成功に終わりました。内外の評価も今までにないお褒めにあずかりました。全日本剣道連盟の役員の皆様を初め、来県いただいた選手団の皆さん、県内の剣道関係者、そして会場にお越しになられたお客様はもちろんのこと、大会にかかわった方、かかわらない方に区別なく、よかった、よかったの声で囲まれ、幸せでございました。

 これもひとえに実行委員会会長であります藤原市長初め市役所職員の皆さん、特にも長年にわたり準備に時間を費やしてくれた国体推進室のスタッフの皆さん、市議会議員の応援に駆けつけてくれた皆さん、ボランティアの皆さん、岩手県剣道連盟の皆さん、二戸市剣道協会の皆さん、宿泊施設の皆さん、市内飲食店の皆さん、福岡高校の生徒の皆さん、一戸高校剣道部の皆さん、郷土芸能の皆さん、おもてなしをしてくれました御法度の会、青年会議所の皆さん、お茶の会の皆さん、福岡高校剣道部父母会の皆さん、二戸市剣道スポーツ少年団父母会の皆さんなど、今言いました以外にも大勢の皆様が言い尽くせないほどのご苦労とご心労をおかけしました。皆さんの温かなおもてなしと親切な心に全国からお越しの選手団の皆さん、応援の皆さんにみちのく二戸市を大いに印象づけたことと思います。

 この大成功の国体を一過性のものにすることなく、今後の二戸市発展のために役立てない手はありません。特にも大会期間中出店してくださいました二戸の名産物を全国に発信し続けなければならないと思います。漆器、お菓子、お酒、果物など、私たちの身近にあり過ぎてぴんとこないものも、全国の皆さんから見れば貴重なものがたくさんあると私自身も大いに勉強させられました。特にも大会期間中におもてなしで提供したリンゴについては大きな評価をいただきました。農協の果樹部会も出店してくれ、注文を受けていたようですが、どのような結果でございましたでしょうか。私自身、長崎の国体で購入したお店からは今でもダイレクトメールが届き、注文をいたしているところでございます。二戸市もぜひこれからのお客様を掘り起こすためにも、このような活動が必要だと思います。大切だと思いますが、いかがでしょうか。

 さて、今まではよかった、よかったと、よいことばかり述べてまいりましたが、少し反省点もお話ししたいと思います。第1に、身体障害者用の応援席は1階アリーナに準備しておりましたが、お年寄りにとっては自分がハンディキャッパーという自覚はなく、抵抗があったようでございます。ですが、階段を上りおりするのはつらいといって、背負ってもらって2階観客席に行かれた方が多くおられたと聞き、申しわけないなという気持ちでいっぱいでございました。また、2階にはトイレが1カ所しかなく、あの人数でございましたので、常にいっぱいの状態で混雑きわまりないとのことでございました。建物内には仮設トイレを準備しましたが、やはり悪天候のときでしたので評判が悪かったところでございます。

 二戸市のスポーツの殿堂としての総合スポーツセンターですので、これからも各種大会が開催されると思いますが、これでは来たお客様に不便で不親切であると思います。各種大会には選手以外の応援の皆さんが大勢駆けつけます。特に子供たちの大会にはおじいさん、おばあさんたちの年配の方々がおいでになります。今後のためにもぜひともエレベーターの設置とトイレの増設を考慮すべきであると思います。平成4年に建てられた当初は、恐らくノーマライゼーションの発想はなかったのではないかなというふうに思います。健常者と身障者との共生、それがノーマライゼーションでございますが、今後はご高齢の方やハンディキャッパーの方のためにも考慮すべきであると思いますが、いかがでございましょうか。

 さらに、今国体では地元出身選手は金田一出身の下川祐造選手だけでした。約半世紀に1回行われる地元国体で地元選手が活躍するという機会はなかなかないことです。しかも、優勝を果たすという快挙でございます。ぜひとも市民栄誉賞を贈呈してはいかがかと思うのですが、どのようにお考えでしょうか。この質問につきましては、8日付の岩手日報で既に村竹選手と下川選手に1月の4日に行われる新年交賀会の席上で市民栄誉賞を授与するというふうな報道が出ましたので、簡単にお答えいただきたいと思います。

 次に、大きな2番目の質問として、来年度の予算編成方針についてお伺いいたします。もう既に12月も半ばにかかっております。来年の当初予算の予算要求が始まっていると思います。これまでの予算編成方針においては、当然に総合開発計画を念頭に置き、国の予算の配分などの状況をそんたくし、編成していたと思いますが、いかがでしょうか。

 第2次総合計画の2年目になります。総合計画の実施計画における主な事業の総額は、平成29年度は約64億円となっております。そして、平成29年度を初年度として行う事業は、?、金田一温泉センター大規模改修事業、?、カーリング場整備事業の2事業が計画されております。そのほかにもまだソフト事業で初年度として迎えるやつはいっぱいありますが、まずハード事業としてはこの2つが挙げられます。

 ?については、過日の閉会中の常任委員会において説明されている模様ですが、残念ながら私はそのとき仏事がありまして、お休みさせていただきました。金田一温泉地区の活性化に向けて本格的な話し合いが持たれ、成果を発揮することが大事だと思います。存続の必要性、今後の設備投資の見込み、存在することが本当に金田一温泉郷のためになるかも加えて討議なさることを望んでやみません。

 ?については、昨年も質疑をさせていただきましたが、昨年の答弁はまだ何も決まっていないし、わからないという答弁であったと思っています。場所は荷渡地区がいいのではないかというぼんやりとした答弁であったと記憶しております。本年は来年度から始まる事業の予算づけ検討の時期でありますので、はっきりした答弁をお願いいたします。ちなみに、総合計画の中では平成29年度はこの事業については1,000万の予算を予定しているようでございます。設置場所はどこなのか、規模はどのぐらいなのか。競技用なのか、つまりは大会が開催できる規模なのか、それとも盛岡のような練習用なのか。全体の敷地面積はどのぐらいなのでしょう。買い取りをするのでしょうか、借りるのでしょうか。建設費用はどのぐらいなのか。実施計画では、計画期間合計事業費として6億1,000万と計画しておりますが、平成32年度末で事業は終了するのでしょうか。もし後期計画まで延びるというふうな考え方であるならば、いつまでかかるのか。そして、完成した後のランニングコストはどのぐらいかかるのか。通年でできるようにするのか、冬期だけの使用であれば夏期の利用はどういうふうに考えているのか。ぜひともお答えいただきたいと思います。

 私も青年会議所時代にカーリング事業の立ち上げにかかわった一人として、非常に興味があります。あれから約33年、カーリング事業も立派になり、オリンピック選手まで輩出いたしました。それと同時に、市民全体の負託に応える市議会議員として、果たして今の二戸市に必要欠くべからざる施設なのかと少し疑問に思うのです。しかも、前期計画の事業費の6億1,000万円のうち6億円が起債であるという内容を鑑み、いいのか、おいと声を発しなければなりません。カーリング関係者には友人もいますし、大勢の知り合いもいます。オリンピック選手も輩出しました。その点では非常に喜ばしいことで、力も入れなければいけないと思うのですが、二戸市全体を眺めたところのこの競技人口で、この施設を設置することの是非を考えたいと思います。競技団体の中には、昭和の建物に不満は言っても我慢して使用している団体もいっぱいあります。古い施設の修復や改築などは後回しになって、次から次と維持費のかかる施設を設置することの是非をよく考えていただきたいと思います。

 ちなみに、長嶺の二戸市体育館はボイラーの故障により、冬期は暖房が入りません。武道館は床が腐っているにもかかわらず、応急処置で終わっております。弓道場は矢場の後ろを通る通路がないために、練習を中断しながら矢を回収しなければなりません。屋内ゲートボール場は雨天冬期のために活用するべきですが、暖房設備がないためにストーブを持ち込み、暖をとっていますが、全く役に立たないばかりか、火災の危険性があると消防署から指摘を受けています。スポーツをするのであるから、体が暖まるのであるから暖房設備は必要ないという認識は前世紀の遺物であります。お隣の一戸町では床暖房の武道館をつくり、快適な環境で運動を行っております。まさかそれが地元選手の国体優勝につながったとは言いませんが、ぜひとも参考にしていただきたいと思います。

 市民の皆さんの要望を全て取り入れていけば、予算は天文学的になると思います。市長は取捨選択が常に求められ、頭の痛い、気苦労の絶えない仕事ではあるとは思いますが、トップの一番大事な仕事は決断と実行であります。今回の第2次総合計画の中で一番目立つものは何かというと、私的には検討であります。次に多いのが調査であります。例えばPPP、PFIの導入などは前期計画では制度の検討に3年、ダブって実施の検討に3年を費やすことになっております。前期計画の期間の中には何にも具体的に事が進まない、目に見える形にならないということであります。行政はよく他市町村との均衡や前例踏襲、さらには先進地を参考にという言葉をよく話ししますが、それでは二戸市が先陣を切って行う事業や他市町村をリードして行う事業などできることを避けていると言われても仕方がないことであります。強いリーダーシップと責任を負う覚悟、これがあれば二戸市はもっと活性化していくと思われますが、いかがでしょうか。

 以上、本質問を終わります。



○議長(菅原恒雄)

 答弁願います。

 藤原市長。

〔市長 藤原 淳君登壇〕



◎市長(藤原淳)

 それでは、順次お答え申し上げます。

 農協果樹部会出店の結果についてでございますが、いわて国体については大会関係者を初め多くの皆様のご協力のもと、無事に大会を終了することを心より感謝申し上げます。いわて国体剣道競技が46年ぶりに当市で開催されましたが、全国各地から集う選手、役員などの皆様が二戸市に来てよかったと感じていただくため、花壇やプランターの設置、街路灯の清掃など、市民と行政が一体となり、おもてなしの心で作業を進めてまいりました。選手など関係者の皆様へは特産品の割引販売やタクシー割引、無料入浴券などクーポン券を配布し、二戸の特産品や食、温泉など魅力を感じていただきました。特にも二戸市の特産品であるリンゴのPRをフルーツの里研究会が行いましたが、こんなにおいしいリンゴは食べたことがないと高評価をいただいておりまして、リンゴの販売を行ったなにゃーと物産センターでは九州、四国を中心に165箱の注文をいただいたと聞いております。

 次に、これからのお客様を掘り起こす活動についてでございますが、旅行者のニーズが多様化する中、国体では二戸市に足を運んで宿泊していただき、いいものがあるということを知っていただく絶好の機会と捉えまして、市といたしましてもオール二戸でのおもてなしに取り組んでまいりました。議員の言うとおり一過性のものではなく、まさにこれからどう生かしていくかが大切であると考えております。

 国体で二戸にお越しいただいた選手、関係者の皆様への対応についてでありますが、ある旅館の女将さんがお礼のお手紙を直筆で一人一人に出したというお話を伺いました。二戸に来ていただいたお客様にまた来てくださいと心を込めて感謝の気持ちを伝えることが一番のおもてなしだと感じました。今後につきましては、旬の季節やイベント開催時には手書きのダイレクトメールを送ることで国体の記憶がよみがえり、また食べたくなる、訪れたくなる動機づけにつなげていくことが大切であると考えております。国体で培ったこのおもてなしの心を生かし、二戸のファン獲得のため、関係団体、事業者等に働きかけてまいりたいと考えております。

 次に、下川選手への市民栄誉賞贈呈についてでございますが、この賞は平成23年8月に開催されましたインターハイ弓道競技において、福岡高等学校が優勝、福岡工業高校が準優勝という快挙をなし遂げ、多くの市民に希望と活力を与えたことから両校に贈呈したのが始まりとなっており、その後ソチオリンピックカーリング女子で5位入賞を果たした苫米地美智子さん、第68回国民体育大会相撲少年個人で優勝した斉藤学さんに贈呈しております。本年開催されたいわて国体においては、剣道競技の下川祐造さんに加え、ショートトラック競技の村竹啓恒さんも優勝をおさめられ、市民の皆さんに大きな感動を希望を与えていただきました。このことは、過日新聞報道にありましたとおりに、お二人に対し市民栄誉賞を贈呈することとしてございます。

 次に、金田一温泉センター大規模改修事業についてであります。金田一温泉センターは、市民のみならず周辺地域からの利用者があり、リピーターも多く、地元から愛される日帰り入浴施設として、金田一温泉地域には欠かせない施設の一つと考えてございます。また、金田一温泉地域内では再建を目指していた旅館が営業を再開したり、農家の後継者や旅館の女将さんなど、地域と積極的にかかわり合いを持ち、創意工夫を凝らしたイベントを開催しながら地域を盛り上げようと頑張っている若者たちの姿が見え始めるなど、将来を担う若い人材が多く育っております。このように金田一温泉地区の再生に向けて人材や地域の盛り上がりが目に見えるようになってきているところであり、施設整備だけでなく、人が集まり、にぎわいと交流が生まれ、地域にもお金が落ちるようなまちづくりを地域全体の中で考えていく必要があると思っております。

 市では、本年度から地方創生推進交付金を活用し、公民連携によるまち再生事業を実施し、地域住民及び関係団体などを中心に、さきに協定を結びました金融機関や各種団体の皆様からもご協力、アドバイスをいただきながら今後検討してまいりたいと思っております。

 一方で、金田一温泉センターは老朽化が進んできており、必要な修繕や機器の交換を実施するとともに、専門家による定期的な診断を受け、十分注意を払いながら管理運営を行っております。改修に向けては、施設の建設、管理、運営を市が全て行うことが難しい時代となってきており、市と民間が連携して施設整備を進めるPFI等の手法を導入する方向で進めてまいりたいと考えているところでございます。

 次に、カーリング場整備事業についてでございます。各種こまい点までいろいろお聞きされましたが、今それについて一つ一つお答え申し上げますが、まだ詰まっていない部分もございますので、ご容赦いただきたいと思います。

 カーリング場の整備につきましては、本年6月議会におきまして必要性や計画の進捗状況などご質問いただいたところでございますが、その後の状況につきまして、お示しいただいた項目に沿いながら順次お答え申し上げます。

 まず、設置場所についてでございますが、現在石切所の荷渡地区を一つの候補地と捉え、総合スポーツセンターの周辺地域に整備できないか検討している状況でございます。肝心の用地の見通しが立たなければ、なかなか前に進まないと考えておりますので、できるだけ早く場所を特定し、地権者と具体的な協議に入っていきたいと考えているところでございます。

 次に、整備規模につきましては、事業費に充てる財源の確保など現実の問題もあるわけでございますが、スポーツを通じた交流人口の推進も念頭に置いておりますので、合宿や大会も開催できる規模の施設を基本に、複数の案をつくりながら検討を進めて、深めてまいりたいと考えております。

 敷地面積につきましては、カーリングというスポーツ種目の性質上、広めの面積が必要になってくると思いますが、今後施設の規模や駐車場等、計画を煮詰めながら必要な面積を確保してまいりたいと考えております。

 また、施設用地を買い取るのか借地で対応するのかにつきましては、市の所有地として確保することが望ましいと考えておりますが、財政的な問題や地権者の意向もございますので、今後の協議、検討の中で決めていくこととなろうかと考えております。

 通年使用かシーズン使用かにつきましては、ランニングコストとも関係してまいりますので、両方のケースをシミュレーションしながら関係団体とも協議し、計画を詰めてまいります。

 いずれにいたしましても、いまだ計画が緒についた段階でございますので、引き続き検討課題を整理し、必要に応じまして事業費や実施期間、財政的対応など適宜見直ししながら進めてまいりたいと考えております。

 最後に、カーリング場の整備の必要性についてでございますが、冬期における市民スポーツの普及とスポーツを通じた交流の推進、またカーリング協会を中心とした現在のアスリートを育成できる人的体制など、指導環境が次に継続して引き継がれていくためにも、カーリング場の整備が必要であると考えているところでございます。市内のカーリング競技人口は、他のメジャーなスポーツと比較いたしまして決して多いとは言えない状況とは思いますが、関係団体とも連携しながら一層競技の普及、推進を図り、整備されたカーリング場が冬期間のスポーツの拠点施設として多くの市民に利用されるよう、推進してまいりたいと考えております。

 次に、第2次二戸市総合計画の中で強いリーダーシップと責任を負う覚悟であるかというふうなお尋ねでございますが、第2次二戸市総合計画は先人から受け継いだ伝統や産業を生かし、さまざまな可能性を未来に向けて紡ぎ、新たなふるさとづくりを模索しながら挑戦すると思いを表現したものであり、前期基本計画やアクションプラン等におきましても具体的なロードマップを市民の皆様にお示ししながら、競争によるまちづくりを進めるための方向性あるいは施策を盛り込ませていただきました。本計画では、従来から取り組んでいる事業の継続ではなく、稼ぐ地域づくりやその仕組みづくりの導入、新たな交流人口の拡大など、新しい分野にも積極的に取り組む姿勢を打ち出しております。また、556項目から成るアクションプランの中に盛り込んだ事業においては、内容と予算規模を確認しながら進めるとともに、財源については国、県からの補助金、交付金の活用や有利な財源の検討、公民連携による民間資金の活用など、需要と財源を見きわめながら、実効性が高く適正な事業となるよう取り組んでまいりたいと考えております。

 ご質問では、検討や調査という言葉が多く目につくというご指摘でございますが、第2次二戸市総合計画で掲げましたように、市民と行政が力を合わせて、次の時代に継ぐふるさとづくりをするためには、やはりその地域に暮らす人の思いを酌み、これから地域を担っていく人づくりが事業や施策を進める上で欠かせないものと考えております。人づくりは一朝一夕でできるものではありませんが、各地域で意欲的にも活動している方々もいらっしゃいますので、このような皆様からの力をおかりしながら、事業実施に向けて積極的に取り組んでまいります。

 市では、12月9日に産学官金融の12の関係機関と地方創生の連携に関する協定を締結したところでございますが、このような民間の力も活用しながら、漆振興を初めとした産業振興、農業や商工業の経営基盤強化、郷土を知り、愛着と誇りを育む施策の展開、行政資源の効果的、効率的な活用など、人口減少に負けない持続可能なまちづくりを進めるためにも、強いリーダーシップと責任を持って施策を展開してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。



○議長(菅原恒雄)

 鳩岡教育長、答弁願います。

〔教育長 鳩岡矩雄君登壇〕



◎教育長(鳩岡矩雄)

 総合スポーツセンターへのエレベーターの設置とトイレの増設を考慮すべきとのお尋ねについてでありますが、このたびの国体につきましては教育委員会といたしましても大会を成功に導いていただきました二戸市剣道協会を初め、関係者の皆様に深く感謝を申し上げます。

 教育委員会といたしましては、平成26年度から2カ年にわたり、会場となる総合スポーツセンターの改修、整備を進め、今回の国体を迎えたところでございます。平成26年度は屋根の改修、外壁の改修、搬入口の設置及び1、2階のトイレの改修などを行っております。さらに、平成27年度はアリーナの床と壁の改修を行うとともに、長年の使用により劣化いたしました部分の修繕なども行い、選手や観客の皆様が快適に国体を迎えられるよう努めてまいりました。このように多額の費用を投じ、国体に備えて整備を進めてまいりましたが、限られた予算の中でエレベーターの設置は見送ることとし、体の不自由な方や車椅子の方に対しましては、1階のアリーナ内に設けた仮設の観覧席と車椅子用の席にご案内することで対応したものでございます。また、2階のトイレにつきましては、数が不足することが予想されておりましたけれども、スペース的にトイレの増設は非常に難しく、屋外に仮設トイレを設置することで対応したものでございます。

 国体開催期間中、連日観客席が満席となり、盛り上がりを見せた中、ご高齢の方や2階の観客席をご利用の皆様にはご不便をおかけいたしましたことは、真摯に受けとめなければなりません。今後は、指定管理者である二戸市体育協会と協力し、できるだけご不便をおかけしないよう配慮した対応に努めてまいりたいと考えております。議員ご指摘のエレベーターの設置やトイレの増設につきましては、今後の貴重なご提言として承りました。



○議長(菅原恒雄)

 再質問に入ります。

 岩崎議員。



◆15番(岩崎敬郎)

 市長、随分はしょった答弁だったなというふうに思っております。

 まず、教育長にご答弁いただきました。スペース的な問題とか、予算的な問題があるのですけれども、実は私、国体については反省していないのです。反省したって、もう次の国体のときは生きていませんから、反省してもしようがないのですけれども、ただ年間大きな大会が幾つも出てくるわけです。それで、私も県の大会だけではなく、おいっ子がバスケットをやっているものですから、バスケットの大会なんか顔出すわけなのですけれども、やはり剣道の大会と同様、子供たちの大会にはおじいちゃん、おばあちゃんがついてくるのです。あの階段をよっこらしょと歩くわけです。「エレベーターないのか」と聞かれます。「いや、ないんですよね」と言います。「おくれているな」と言います。「おくれています」と言います。やはりエレベーターは必要ではないかなと。エスカレーターは難しいと思いますけれども、エレベーターは必要ではないのかなと思います。

 国体並みに毎日3日間立ち席まで出て、恐らく延べ1万人近く入ってくれたのではないかなと思いますけれども、片一方側だけにトイレがあって、片一方側は全くないよというふうなのは非常に不便だよなというふうなことをよく言われました。ですから、ぜひともスペース、それから配管の問題、いろいろあるのは具体的に私もわかっています。金もかかると思います。床の改修や壁の改修や屋根の改修をしていただいたことに関しては本当に感謝を申し上げます。特にも国体1日目はあの大雨でしたので、これ改修しなかったら雨漏りがして、試合できなかったろうなというふうなことで、非常に感謝はしておりますけれども、ただ今後のため考えると、やっぱりノーマライゼーションの考え方は特に必要だと思うのです。健常者と身障者とともに生きていくノーマライゼーションの考え方、これでは二戸市、いわゆるハンディキャッパーの大会だとかお集まりだとかはできません。文化会館もトイレ、非常に使いにくいと、それも調べたら、あそこの真ん中にはりが入っているのだそうですね、床に。だからやれないという、物理的にできないというふうな話をしていましたけれども、何らかの形でノーマライゼーションの世界を実現するためには考えなければいけない。スポーツセンターできたのが平成4年でしょうかね。それから文化会館ができたのも昭和の時代です。ノーマライゼーションの考え方が皆さんに浸透していなかったときの時代の建物ですので、ただ時代は進んでいく、時代の要望は出てくるというふうなことで考えなければいけないというふうなことがまず再質問の1点目でございます。これは教育長答弁、恐らくちょっとしがたいと思うので、やっぱり予算の編成権を握っている市長が答弁するべきだと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 今ご指摘のとおり、文化会館は10周年記念で、あの橋と一緒にあそこは整備されましたし、またスポーツセンターは20周年であそこのところは整備されたというふうなところで、それから24年たってきたというふうなことで、それらの建物をこれから活用していくためには、今の時代に合ったような施設に変えていく必要があるのではないかというふうなご指摘で、ごもっともなことでございます。国体のときも実はどの部分にお金をつぎ込んでいけばいいのかというふうなことで、予算つぎ込んでいけばいいのかというふうなことで、結局は床と屋根とか、そういうふうなものに回されまして、エレベーターについては我慢していただくというふうな方向で進めさせていただいたわけでございますが、今後におきましても新しい施設についてはそれなりに整備されたものになっていくと思いますが、スポーツセンターについてはもう少し時間をいただきながら今後検討するといいますか、それの材料にしていただきたいと思います。



○議長(菅原恒雄)

 岩崎議員。



◆15番(岩崎敬郎)

 だから、本質問で検討が多いと言ったでしょう。検討するということは、すぐにやらないということですよ。努力するということは、お話は承りましたけれども、その場で終わりますよという、そういう行政用語だと、私は27年の議員生活でそういうふうに解釈していますけれども、まあいいです。考えてください。

 新しい建物、新しいハードについては今後やっていくというふうなことで今答弁いただきました。本質問でお答えいただけなかった部分、古い建物をどうするのですか。二戸市体育館、長嶺の体育館、どうするのですか。いっぱいありますよ、古い建物。矢場の問題もそうだし、武道館の問題もそうですし、どうするのですか。危ないですよ、危険ですよ。暖房はありませんよ、どうにもならないと思うのです。

 第2次計画の中で……持ってきていましたか……もう時間ありませんね。84ページは大平球場スコアボードの改修、非常放送装置取りかえ、浄法寺運動公園スコアボードの改修、施設改修の推薦、これはやる、二戸市体育館、武道館建てかえ等整備方針、整備方針の策定を5年間かかってやるわけですね。カーリング場は整備計画の推進、全く今まで話のなかったのがぼんと出て、すぐやると。今まで問題になっていた部分は整備方針の策定を今からするという、あるいは28年度から始めて5年間すると。やっぱりこれ片手落ちですよ、絶対に。申しわけないですけれども、きょうちょっと気分が悪いものですから、言葉きつくなるかもわかりませんけれども、片手落ちです。

 予算がない、予算を有効に使う、先ほどスポーツセンターの改修のお話、答弁されました。屋根、雨漏りするのは取りかえるのは当たり前です。床落ちている、取りかえているのは当たり前です。それで、エレベーターはプラスアルファ要素ですから我慢してもらいましたと、これはこれでしようがないでしょうけれども、あるものどうするのですかと。壊すなら壊す、更地にするのだったら更地にする、早く結論出したほうがいいと思います。だから、私は最後に決断と実行だというふうに書いたのです。どうもその決断が遅い。あっという間に決断して、決断を早く進めると、これはどう考えてもアンバランスですよねと、そうしか思えないです。

 カーリング場のほうは平成29年度、計画では1,000万の予定ですよね。その間に、きょう質問したことを全部やるのでしょうか。そうではないと思うのです。1,000万予算取りしたら、予算取り平成29年にそうなったら、もう平成28年度中から頭で考えることですから、予算は要らないわけです。どうすればいいかというふうなことをやるべきなのです。事業年度始まったら粛々と進めればいい話です。私はそう思います。愚痴ではありませんし、文句です。はっきり言います、文句です。

 質問です。当初予算の要求が始まっていると思います。田中舘部長でもいいですけれども、具体的に平成29年度の予算はどう編成するつもりなのでしょうか。具体的なところをばあっと言ったので、そっちのほうを先にお答えくださったのですけれども、幾らになるのでしょうか。170億規模になるのでしょうか、どうなるのでしょうか。総合開発計画の平成29年度の事業、総合計合わせれば約64億円になります。今までのずっと実態を見ていると、人件費が約27億円です。合わせて90億円です。ことしのやつを見ると、そのほかが約70億円の事業費です。平成29年はどうなりますかというお話を2行しか書いていませんけれども、そこをお答えいただきたいと思います。余り注目しなかったかもしれません。文句が多いほうを先にずっと書いておりましたので、そのほうを注目したかもわかりません。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 古い体育施設についてどうするのかというふうなご質問でございますが、全体の予算の中で全部体育施設を新しくできていけばいいのですが、これも到底無理なわけでございまして、古い施設につきましてはこれまでもご指摘いただいているとおりでございまして、体育施設につきましては施設を安全に利用できるよう、計画的に修繕や改築を行っているところでございます。しかし、修繕等の優先順位が後回りに回っている施設につきましては、ご指摘のとおり利用される競技団体等の皆様にはご不便をおかけしている場合もございますが、ご理解いただきまして、緊急的といいますか、どうしてもここがだめだと、これがあってあれはできないというふうなものについては、当然修繕していかなければ、改築していかなければなりませんが、引き続きご理解いただきながら進めてまいりたいというふうに考えてございます。

 今後につきましては、学校体育施設等も有効に活用できるよう調整を図り、またスポーツの推進に努めてまいりたいというふうに考えてございます。限られた予算の中で、カーリング、カーリングってちょっと今クローズアップされてきておりますが、福祉あるいはさまざまな部門の中で皆配分しながら、また新しい若い方々の要望等も聞きながらやっていかなければならないというふうに考えてございます。

 全体的な予算のことについては、総務部長より答弁させます。



○議長(菅原恒雄)

 田中舘総務政策部長。



◎総務政策部長(田中舘淳一)

 今現在予算要求があって、そしていろいろ精査をしている段階でございまして、今額がどれくらいというお話はちょっとできないわけなのですけれども、基本的な考え方といたしまして説明をさせていただきたいというふうに思います。

 田口一男議員のほうから一般質問のほうもございますけれども、現在その作業をしていますけれども、考え方につきましては、実施計画をつくってアクションプランをつくっていました。そして、それが実際のものとして予算化できるかどうかということをこれから詰めていくということになります。当初予算で今1,000万というお話をしましたけれども、それは計画にのせている、あの段階でのアクションプランでございます。ですから、精査をしながら、どこにどういうふうなものを建てるか、そしてそこに補助金をもらえるものか、それから起債を入れるべきものなのかということはこれから精査をしていくということになります。いろんな計画がこれからスタートしますけれども、芽出し、そしてこれから進めていく、30年後に向かっていくもの、それから早急にやっていかなければならないもの、いろんな施設をつくっていかなければなりませんけれども、それを公設公営でやっていけるかという問題もございます。ですから、PFI等ということで、PPPとかPFIを使いながら民間の力を活用しなければ、施設だけをたくさんつくっても、実際にはそれが活用できなければうまく回っていかないわけでございます。ですから、そういったことも含めてどういった規模にできるものなのか、そしてそれが用地にしてもスポーツセンターのところに配置できるものなのか、また別なところに配置しなければならないのか、そうすると相手もございます。相手もございますから、そちらと交渉を進めていかなければなりません。そういったことを並行しながらやっていきたいということでございまして、まだ確定はしておりません。

 ただし、言えるのは交付税が減ってきております。ですから、縮小をしなければならないということはこれまでも言ってきております。起債の額をふやせば予算はふえます。補助金をたくさんもらえば予算の額はふえます。ただし、我々として自由に使えるお金というか、そういったものは100億を切ってきます。ですから、140、150億程度の予算として、通常は編成するべきものと捉えておりますけれども、これにつきましても事業の規模、それから補助金の額、そういったものを見ながらこれから精査していくということになりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(菅原恒雄)

 岩崎議員。



◆15番(岩崎敬郎)

 質問の仕方が悪いのですよね、きっと。答えていただきたいことを答えてもらえなかったのですけれども。例年であれば各部からの予算要求があって、それを山本課長がずばずばと切ったぐって、それでだめだといって、最終的に市長復活ということで約14億から15億、市長が自分の気に入った事業をぽんぽんぽんとつけるわけですよね。いや、そうなのですよ、いつもそうなのです。いや、手振っているけれども、あなた財政課長やっているときもそうだったじゃないですか。そういうものなのですよ。だから、議会は予算の編成権もなければ、執行権もない、人事権もない、もちろん。提案権はありますけれども。ですから、よく考えていただきたい。

 私は、この総合計画が金科玉条のごとく全く変えるものではないというふうな考え方ではないのです。ローリング作業がありますし、市長先ほどPFIを導入して、さっき12団体と産学官金の協定を結んだと。でも市長、PPP、PFIの導入は175ページに平成28年から平成30年まで制度の検討をして、平成30年から平成32年まで実施の検討になっているわけです。ということは、市長さっきご答弁になったPFIの導入で何とかしたいというふうなのは、この計画上はできないことになっているわけです。ですから、私はこれが全て、これは絶対変えるものではないというふうなことは先ほど申し上げたとおりです。したがって、ここの中に書いてある事業計画五百幾ら、ローリング作業を行っていただきたい。ぜひともプライオリティーを、優先順位をつけて、やることはちゃんとやっていただきたい。体育施設、ご不満があります、ご理解をいただきたい。ご理解はしていますけれども、ご不満はおさまりません。当たり前の話です。そこはよく考えてほしいと思います。

 もうやめますけれども、1つにお願いがあります。ぜひとも平成29年から始まる2つの大きなハード事業、金田一温泉センターの改修及びカーリング場の建設、これは当初予算の中に入れないでほしいです。3月議会で議案を検討するのは構いません。でも、当初予算の一般の人件費とかなんとか、今までやってきた部分は別に補正番号つけて、この問題を一つずつやってください。そうしないと審議できません。なぜならば、ここにいる議員ほとんどが当初予算、人件費等入っていれば予算賛成せざるを得ないのですね、通常。どこかの人は違いますけれども。動かなくなりますから。したがって、大きな事業の部分については、これは当初予算のほかに3月議会に提案してくださって結構ですので、補正番号をつけて一つ一つ我々議会に検討させて、チャンスを下さい。

 きょうも一般質問でもカーリング場、1,000万の予算どうのこうのとさっき部長言いましたけれども、でもつくのは当然なわけです。何にも……つかないの、首振って。やめるんだ、やめるのならいいですよ。審議させてください。そうではないと、私カーリング場を目のかたきにしているのではないのです……している、よくわかりましたね。中身が問題なのです。6億1,000万、その分の6億が起債であるよと、しかも平成32年で全て終わるか終わらないか、今答えてもらえませんでした。ということは、後期計画にもずれ込むという可能性があるというふうなことだから、多分恐らく答えてもらえなかったと思うのです。だから、そこらをはっきりさせてくれないと、せっかくもろ手を挙げて、私もカーリングの事業の発足者の一人でした。ですからやりたいです。ただ、今の状態でいいのかと。今福岡中学校の建築事業も終わって、公債費比率が非常に低くなっています。借金しやすい状態になっています。でも、それだからいいのというふうなのは、ちょっと違うのではないのかなと思います。ぜひとも市長、当初予算に提案してくださって構いません。しかしながら、別な形で予算を提案していただきたいと思います。これについてはどうですか。



○議長(菅原恒雄)

 田中舘部長。



◎総務政策部長(田中舘淳一)

 大変申しわけありません。先にちょっと勘違いされている部分というか、誤解されている部分がございますので、お話をしたいと思います。市長は市長復活のときにぽんとつけるものではなくて、いろんな事業を検討を続けて、検討会をやったり、いろんなことで指示を出しております。その中で議論を進めた中で予算が上がって、全体のバランスを見ながらどれにつけるかということで査定をして、市長復活に回すものはあって、それでも煮詰まって議論ができるものについて市長復活まで上げて、そして市長いいですかというような話の中で最終判断を仰ぐもので、財政課長とか総務部長が勝手にやるものではなくて、議論を進めてやっております。

 それから、アクションプランとか実施計画というのはローリングをしていくというのは当然のことでございます。今出しているものは、そのまま、もうそのとおりやるものではなくて、あの時点で議論がどれくらいされているかというものの中で考えられる範囲のものを計上したものでございまして、1,000万をもうすぐつけるということではなくて、全体を見ながら、今当初予算に上げられるものは何か、例えば土地の鑑定とか、そういったものであれば交渉に入る段階の予算としてお願いをするものでございますので、中身についてこれからまだ議論を進めている最中でございます。カーリングについても議論をしている最中でございますので、そういったものを見ながら議会のほうにお示しをして、議論をしていただくというような形でお願いをするものでございます。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 当然議会の皆さんからご審議いただきながら、よりよい方向に持っていくというのは、これは当たり前の話でございますので、そのようには思ってまいります。

 カーリング場にしてみても、岡本小学校の跡地の活用等について、歴史資料館等についても、やはり何を目指すのかというふうなことで、施設を建てるのが目的ではなく、その施設を使って何をやって、どういうふうに幅広く活用できるのかというふうなものを話し合って、それがまとまった段階でゴーだと思います。それらについては、多くご議論いただくというふうなことを今後進めてまいりたいというふうに考えてございますし、またその中に人というのが、さっきも言ったのですけれども、その中に人が育っていって、自分たちがやっていくよというようなものとか、これをこうすることによってそこの人たちが潤うとか、市民の皆さんが福祉の向上になるというふうなこと等、特にも若い人たちがそういうふうな意欲を持って取り組んでいくとき、本当にやってやと、行政だけではないよと、皆さんも約束したのだから、みんなもやってちょうだいというふうなこと、そこのところでともに市民と行政が一緒になったまちづくりを進めていくというふうなことが重要と考えておりますので、施設の建設等についてもそういうふうな物の考え方で進めてまいりたいというふうに考えております。



○議長(菅原恒雄)

 岩崎議員。



◆15番(岩崎敬郎)

 総務政策部長、私が言ったことに関して一生懸命答弁しましたけれども、中身一緒なのですよ、あなた何ぼ言おうが。まず、そういうふうな問題です。まずわかりました、あなたの熱意と誠意はわかりました。

 ただ市長、答弁、お答え願っていませんね。別な議案でやってちょうだいというのはどうなりました。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 今の段階ではまだ煮詰まっておりませんので、当初予算には入ってきておりません。

〔岩崎敬郎議員「2つとも」と呼ぶ〕



◎市長(藤原淳)

 はい。ただ、金田一温泉にしてみても、温泉センターの改修というふうなことについては、もう皆さんもかねがね、天井2回も落としているものですから、先生方からいろいろお聞きしながら、今回大丈夫だよというふうなことのお墨つきをもらいながら……お墨つきといいますか、お墨つきというのはないわけですが、十分に確認した上で進めているというふうな段階でございます。具体的にどこの場所にどういうふうに、これから何の風呂をもってやるというのは、今後の事務の詰めといいますか、金田一温泉には活性化に向けたグループ等もありますので、その人たちとも協議しながら進めてまいりたいというふうに考えてございます。



○議長(菅原恒雄)

 岩崎議員。



◆15番(岩崎敬郎)

 時間なくなりました。終わります。

 いずれ本質問にも書いたように、市民の要望を全て満たしていると予算なんていうのは天文学的数字になると思います。補助金がない、あるいは交付金がないとなると、「いや、わかりました、ではあなたたちの要望をやりますから税額もっと上げましょうか」と言うと「嫌です」と言う、これは二律背反の問題なわけです。そういうことの中で、やっぱり行政トップは決断と実行、取捨選択、これが一番大事なことだと思います。いずれ今まではプライマリーバランスというふうなことをいろいろやっていまして、今財政課も非常に健全になっています。なったからといって調子に乗るなよというふうなことと、もう一つは、やらなければいけないことはやらなければいけないよというふうなことをよく考えていただいて、平成29年度の予算編成をしていただきたいなと。

 そして総務政策部長が言ったように、ローリングしたらローリングしたことを教えてくださいよと。だから、私は議長にも提案しているのですけれども、月1回全員協議会やりなさいよと、いろんなことを、行政の進展をそのときは質問なしでも構わないから、いろんな報告会をするようにしたらいいじゃないですかというふうなことを言っていましたので、それは議長、やるかやらないかちょっとわかりませんけれども、いずれ何か変化あったら、何か検討した結果が出たら、やっぱり報告するべきだと思います。そうではないと、また私に皮肉られますよ。やらないということが検討しますという代名詞だというふうに。検討したら検討した結果を教えてくれれば、ああ、こういうふうに検討したんだ、検討した結果できないんだというふうな、結論に結びつけたというふうなことをちゃんと言わないと、その後投げられているよなというふうな被害者意識が強いものですから、私なんか虐げられて生きてきましたので。ぜひとも検討して、その評価をしていただきたいと思います。

 終わります。



○議長(菅原恒雄)

 岩崎議員の質問を終わります。

 昼食のため休憩いたします。

休憩 午後 0時05分

〜〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜〜

再開 午後 1時09分



○議長(菅原恒雄)

 再開いたします。

 2番、清水正敏議員。

〔2番 清水正敏君登壇〕



◆2番(清水正敏)

 それでは、質問させていただきます。

 宝を生かしたまちづくりを二戸遺産へ。平成4年から始まった宝探しは、ことしで24年が経過し、「宝とともに生きる二戸のまちづくり」発刊や宝の案内板、宝マップを作成し、シビックセンター内には宝の核施設をオープン、12年には宝を生かしたまちづくり条例を制定、エコツーリズム全国大会の開催など、地域を活性させる事業を展開してきました。第2次総合計画やアクションプランにも登場してきます、この宝の活用ですが、27年12月31日、食の宝こよみが配布され、また地域おこし協力隊がさまざまな角度から二戸に目を向け、ブログ等で発信をしています。しかし、この宝探しや案内板、宝マップの市民の認知度は余り高くなく、私も恥ずかしながら先日存在を知りました。そして、宝探しを案内板、宝マップを見ながら各地域を回り、この宝探しの楽しさと二戸に対する新しく芽生えた愛情と誇りを感じる機会となりました。しかし、その反面ではもったいない、宝の持ち腐れだなと感じる瞬間でもありました。

 そこで、お聞きいたします。1、今後の宝の活用についてお伺いいたします。

 2、総合計画の中にありました浄法寺地区の宝探しはどうなっているのでしょうか。

 3、二戸の宝探しをヒントに、遠野市では遠野遺産認定条例をつくり、地域の活性につなげているようですが、二戸市でも二戸遺産をつくり、20年間興し切れなかった地域の宝や地域の方々の心を起こすきっかけにもつながり、今後の観光にも役立つと考えますが、いかがでしょうか。

 4、これから人口が減っていく中で、この地域の宝をこれからを担う子供たちという宝に伝えたいと感じますが、市長はどうお考えでしょうか。よろしくお願いいたします。



○議長(菅原恒雄)

 答弁願います。

 藤原市長。

〔市長 藤原 淳君登壇〕



◎市長(藤原淳)

 今後の宝の活用についてでございます。まず、今後の宝の活用についてでございますが、宝探しを行った楽しく美しいまちづくり事業は、誇りを持って暮らせるまちを目指し、日常生活の中で感じていることを出していただき、新たな地域づくりを進めていくことを目的といたしまして、平成4年7月にスタートいたしました。この事業を推進するため、市民と市職員で楽しく美しいまちづくり推進委員会を組織いたしまして、二戸市の宝探しを進めてまいりました。宝探しは、全世帯を対象にしたアンケート調査を行うことから始め、この結果は今日に至るまで宝の基礎情報となっております。

 このような宝探しから地域づくりに至る過程においては、5つの段階があると思っておりまして、現在は第5段階の宝おこしを進めているところでございます。第1段階は宝を探す、第2段階は宝を磨く、第3段階は宝を誇る、第4段階は伝える、第5段階は宝をおこすというふうなことでございますが、この宝おこしにつきましては、宝を地域に経済的な成果をもたらす事業資源として活用することではないかと思っております。例えば門崎地区、足沢地区、金田一地区など活発に活動している地域の団体が行っているような宝を生かしたエコツアーの受け入れや独自の交流イベントなどを通じ、地域が活性化する取り組みを進めるとともに、ここに暮らす人、あるいは訪れた人が宝の魅力を感じ、心が豊かになるような活用を進めてまいります。

 次に、浄法寺地区の宝探しについてでございますが、合併した後の第1期に当たる平成18年から平成20年に資源調査を行っております。その後、平成23年に開催されました全国エコツーリズム大会では門崎地区、太田、杉沢地区にコースを設定いたしまして、地域団体の方々のガイドにより散策などを実施いたしました。また、大嶺地区の神楽の復活、川又地区のキツネ伝説による地域づくりなど、各地域におきまして宝を活用した取り組みが進められるとともに、多様な動植物の宝庫でもあります稲庭岳の自然調査を行い、その調査結果をもとに稲庭岳散策マップ等の作成にもつながっております。今後も必要に応じ調査を行いながら、地域素材を生かした取り組みを進めてまいります。

 二戸市遺産条例の制定についてでありますが、二戸市におきましては地域資源を宝として守り育ててきた経緯があり、質問にもありましたが、平成12年には広く市民がなれ親しみ、誇りとし、育まれてきた自然、歴史、文化及び人物を二戸市の宝と位置づけ、市民参加によりこれらを守り活用し、将来にわたって継承するものとすることを理念といたしまして、二戸市宝を生かしたまちづくり条例を制定しているところでございます。二戸市の宝は、ここに暮らす人々の生活と密接にかかわりながら形づくられ、そして自分が誇れるものであると考えております。これからは条例に掲げた理念を踏まえるとともに、昔からあるものをそのまま保存するだけではなく、これまでの経緯と歴史をひもときながら、今の時代に即したものに変化させ、次の時代にともに未来をつくっていくというふうな考え方が必要だと思っております。このような姿勢を持ちながらまちづくりを進めてまいります。

 4点目でございますが、最後に地域の宝を子供たちへ伝えていくことについてでございます。先日教育委員会で主催する土曜チャレンジ塾で、金田一の蓑ヶ坂を中学生の親子が地域の方々のガイドで歩き、改めてその魅力を感じたということがございました。このような取り組みに加え、田中舘愛橘博士を初めとした先人についても、社会課副読本「二戸市の先人たち」として小学生に配布するなど、地域にある宝や本市を牽引してきた人物などを児童生徒に伝える取り組みを進めており、子供たちが宝を知る機会はふえていると感じております。子供のころから地域の誇りや暮らしに根づく歴史、文化に興味を持ち、それを知り、体験することで心にふるさとが刻まれます。今後もこのような取り組みを進めるとともに、あらゆる角度から誇れるものを知り、体験できるような機会を創出してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。



○議長(菅原恒雄)

 再質問に入ります。

 清水議員。



◆2番(清水正敏)

 浄法寺に関してですが、こういうマップは今後はつくったりはしないのでしょうか。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 そういう全体的なマップについては、今のところは考えてございません。



○議長(菅原恒雄)

 清水議員。



◆2番(清水正敏)

 こういうマップがまだシビックセンターにもありまして、各地域の支所だったりそういうところに置いてあるのですが、中を見るともう20年ぐらいたっているので、崩れてないとか、そういうところがありました。なので、これを今後どういうふうに、置きっ放しにするのか、そういう部分もちょっと気になるなと感じておりますが、どうでしょうか。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 常にそのマップができた当時については、さっき申し上げましたとおりに5段階がございまして、宝を探して、全部でアンケート調査した結果、七千四百幾つのアンケートが上がってまいりました。そのうちの半数は要望なり苦情なり、ここをこうしてほしいというふうなものでございました。それらをどう宝と位置づけるのかというふうなことになりますと、市民からのエネルギーだとか、こういうふうにしてほしいというふうな未来につながる要望だというふうなことを捉えながら全部起こしてきた次第でございます。そのほかに、例えば人物とか自然とか、あるいは歴史、食といったものを振り分けしながら、この地域には何があって、何が食べれて、人物についてはこうこう、こうだというふうなことをまとめ上げたものが宝でございます。

 その後について当然修復しなければならないのですが、それ1つずつやれば相当な予算も必要なことから、今後についてはなくなっている部分については修正をかけながら、当然やっていかなければならないと思います。それをほったらかしにしておくというふうなことがちょっと事務的には怠慢というふうなことですか、おくれているというふうなことを感じておりますので、その辺の取り扱いについては十分注意しながらやっていきます。



○議長(菅原恒雄)

 清水議員。



◆2番(清水正敏)

 ある場所に行ったときに、地域の人に宝の場所を聞きました。笹やぶの中をしばらく行きました。そしたら下のほうから声がしまして、「清水さん、そこきのう熊出たよ」と、もうちょっと先に言ってほしかったのですが、そういう危険な場所もありますので、そういうのをきちっと今後修正するなりしていただきたいと思います。

 宝探しを行ったときに、フェイスブックで投稿しました、勝手に二戸宝探しツアーと題しまして。そうすると、今二戸から離れている方からコメントをもらったり、懐かしい風景を見れた、帰ったときには寄りたいとか、あとは自分の住んでいる近くにこんな宝があるんだという、初めて知ったという方のコメントもありました。他県の方からは、今度宝探しツアーに連れていってくださいという声もありました。今こういうふうにSNSという、フェイスブックだったりそういうのが、発信する機会があります。20年ぐらい前のまちづくりのときにはなかったものが今あります。全世界に発信ができて、先日テレビで見ましたが、50人の観光客だったまちが5,000人にふえたというのもテレビで見ました。二戸のこういうにのネットというフェイスブックページがありますが、どういう反響があるのかなとお伺いします。



○議長(菅原恒雄)

 三角産業振興部長。



◎産業振興部長(三角正裕)

 にのネットの件につきましては、私のほうからご報告させていただきたいと思います。

 にのネットにつきましては、名前はネットということでございますけれども、そもそも昨年度策定いたしました観光ビジョンの策定に際しまして、市内の商工会ですとか旅館組合ですとかタクシー組合といった各種団体の若手の方々を二十数名参加をいただきまして、観光ビジョンを策定する実戦部隊としてお願いしたものでございます。その中で今年度も引き続き、こういう異業種が集まって検討する機会がすばらしいという評価をいただきまして、続けているものでございますが、その中で一昨年、もう一つ、観光協会のほうのホームページを更新させていただきました。そのホームページは皆様もご存じのとおり、ホームページの情報発信につきましてなかなか更新されないと閲覧件数が少ないということで、先ほど清水議員のご指摘がありましたSNS、フェイスブックページを通じて各メンバーの方々に、またプラスアルファでフェイスブックで自由に書き込みをしていただくようなサイトをつくってございます。その中で今年度フェイスブックの書き込みによってかなりのコンテンツもふえておりますし、情報発信の回数もどんどんふえておりまして、かなりの数の閲覧回数の向上につながっていると認識してございます。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 宝探しについては、当初さまざまな部分の中で地図に落とされているところでございますが、これはあくまでも市といいますか、市の行政側で全部管理するというのは不可能でございます。地域の方たちと一緒になって、地域の人たちが宝と感じるものというふうなもの、あるいはそこのところをもっと多くの人に見ていただきたいというのが先ほど申し上げましたとおりに蓑ヶ坂であったり、また門崎地域だったり稲庭であったり、そういうふうなところにつながってまいりますし、また折爪岳の蛍のガイドツアーも地元の方たちがやっていただいているところでございます。

 今議員さんおっしゃったとおりに、時代によって新しくパソコンとかコンピューターとか、さまざまなものが入ってくるわけですが、それをどう使いながらやっていくというふうなものも一つ課題でありまして、実は九戸城についても大きな宝でございます。九戸城を見て歩く段階で、ではここの九戸城って何がすごいのと、どういうふうなことがあるのと、行きなれた人は多分そんなにわからないと思います。ただ、そこのところに解説を加えながら、またこの間県立大学の生徒さんがつくっていただいたバーチャルリアリティーとかなんか、ここのところにつけて、こうすれば九戸城のところに馬が動いていたり、人が動いているような画面が実際でき上がっていって、それをどう表現していったらいいのかというふうなところまで、そういう時代が来ているのかなというふうなことを感じておりますので、何か見ながら二戸のまちを歩けば、これは将来的なものになると思うのですが、九戸の合戦がここのところでは何の合戦が行われたとか、それつけていれば、どこのところに行けばここがそういう場所なのだと、それがわかることによって、さらに観光に対する理解というか、二戸のよさというのがあらわれてくるのではないかなと思っております。



○議長(菅原恒雄)

 清水議員。



◆2番(清水正敏)

 ありがとうございます。リアル宝探しというまちおこしがありまして、市町村の各地域の観光スポットだったり自然を舞台にしまして、宝の地図を見ながら歴史のなぞとかを解きながらゴールを目指すという、そういう親子で楽しめたり大人も楽しめるまちおこしがあるそうです。ゴールすると商品に地域の特産品だったりグルメだったりをもらえるというものがあるそうなので、宝のまちにぴったりな事業かなとも思います。そういうのも参考に、宝を生かしていただきたいなと思っております。

 それから、宝といったらグルメもそうです。やっぱりただ宝探しを回って歩いて思ったのは、いろんな景観が、すごくいいところがいっぱいありまして、そこでお弁当だったりおにぎりだったり飲み物あったり、考えたときに、その場所に行くと自販機もなければ買うところもなかったりしました。なので、宝探しと食のお弁当を、各スーパーでも商店でもお菓子屋さんでもいいですけれども、宝探し弁当みたいな、商業にもつなげていけるような気がしますが、市長はどうお考えでしょうか。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 二戸の場合は、京都とか金沢とか、ほかの洗練されたような観光地と違いまして、そこに行けば全部そろっているというふうな観光地ではなく、自然のところを見て歩いていただくというのがエコツアーというふうな、そういうものの始まりだと思います。したがいまして、ここの二戸のところを歩く前に、まちってどんなまちなんだろうというふうなのをある程度勉強してから歩いていただかなければ、そこに行ってジュースがなかった、何だこんなところ、弁当がなかった、何だこんなところといっても無理なお話でございまして、先にここのまちというのはこういうふうなまちで、ここに行けばこういう自然が味わえますよというふうな、窓口的な第1段階のところを皆さんに宣伝できるような、そういうポジションを強化しながら歩いてもらうというふうなことでなければ、あそこのまち漆、漆っていっても何もなかったぞというふうなことになると思うので、ある程度事前によさとか、例えばここの二戸の場合というのは人が一つの財産だと思うので、人との触れ合いとか、何かそういうものを楽しみながら自然のところを歩いてもらうというふうな、田舎のよさといいますか、そういうふうなものを味わっていただけるようなツアーとかなんかが必要ではないかなと思っています。



○議長(菅原恒雄)

 清水議員。



◆2番(清水正敏)

 それをわかってもらうようにしないと、やっぱり知らないで回って歩く人もいますし、例えば観光協会さんを通らないで駅おりて、もうまちに進んでしまう人もいると思いますので、さっきのフェイスブックではないのですが、そういう景観があるよと、景観があるけれども、そういうのがないからそういうものを買っていって、お弁当だったりそういうのを買っていって、そこでランチをしてもらうような宣伝も必要ではないかなと思います。その景観で食べるお弁当は、多分普通の幕の内弁当も上幕の内に変わるような魔法を持っていると思いますので、ぜひそういう発信をよろしくお願いいたします。

 12月の広報にもありました。「「二戸に何がある?」と聞かれ「何もない」と答えると、聞いた人も聞かれた自分も、少しさびしくなりませんか。「二戸にはこんなに素晴らしいものがある!」と、誰もが胸を張って言える二戸市を、これからもめざします。」とありました。私も同じ思いです。

 今後の二戸を担う子供たちに、自分が生まれ育ったまちにはたくさんの宝があると言ってくれる二戸市を目指していくべきだと思います。子供たちに四季を通して二戸と触れ合って、宝のよさを、歴史を先輩たちから学んでもらい、自分たちの住んでいる二戸市をもっともっと好きになってもらいたい。例えば各学校ごとに子供たちが調査員だったり記者になって、子供の目線から見る二戸の宝探しをやって、子供版二戸遺産をつくってもいいのかなと思いますが、どう思われますか。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 この宝探しといいますか、各地域のこれがこういうふうなのがあるよと、人、物、情報といいますか、人、物、歴史とかなんかの素材はそろっているわけでございます。あとは団体なり分野なり、その地域によって切り方を変えながら、自分たちでどう活用していくかというふうなことになってくると思います。例えばことしから福岡高校では1年生の皆さんのところで授業の中に取り入れていただきながら、二戸のそういう現状を知るというふうなことも始まっておりますし、また先般は仁左平小学校でしたか、伊加古のやつを劇にしてみたり紙芝居つくったりなんかしながら、地域のよさというのを見直しておりますし、また浄法寺小学校の5年生とかなんかは自分たちのところで天台寺を研究したり、葉たばこのできる一連のものとか、さまざまな地域の産業とか歴史とかなんかに取り組んでおりますので、それぞれの分野の中で統一しなくても今進められているというふうに感じております。



○議長(菅原恒雄)

 清水議員。



◆2番(清水正敏)

 先ほどおっしゃられたとおり、仁左平小学校の伊加古の話だったり、福岡小学校だったら白鳥川を調査したりすると、やっぱり大人になっても忘れないというか、その大事さってすごくわかると思うのです。本だけ渡されて読むのは、それで勉強する人もいますけれども、現地に行って調べたり肌で感じると、やっぱり人間って覚えているのかなと思いますので、何とか地域地域で宝がいっぱいありまして、子供たちに今後二戸のよさというのを伝わる、自分で刻むことができるようないろいろ取り組みをしていっていただきたいと思います。

 何を成功させるにもそうだと思うのですが、まずは地域の人たちの心が起きていないと何事にも始まらないと考えます。例えば九戸城、九戸政実が盛り上がれば、九戸城はお化けが出るだったり心霊スポットだと地元の人が言ったりします。漆が脚光を浴びますと、かぶれるとかそういう話をします。昔、五穀ラーメン発売しました。今も売っていますが、五穀ラーメンといえばおいしくないと言う方もいます。マイナスな言葉ばかりが地元から出てきて、前を向いていないというか、いいものもいいところも台なしになっている気がします。そこに観光客が来ない、当然じゃないかなと私は思います。以前、大河ドラマの話が議会でも取り上げられていましたが、大河のプロデューサーが言っておりました、まずは地域が盛り上がらないことには話は来ないよと。漆の、新潟から来たあの滴生舎の方から聞いたら、大学卒業して、さあどこに住もうといったときに、漆産業が盛り上がっているところにみんなは行きますよと。やっぱり地域が活性している、宣伝している、盛り上がっていないと何も進まないというか。いろんな事業をやろうといっても地域の人たちがそれをわからないと、市民がわからないと進まないというか。

 先日、さっきの遠野遺産を視察しに行ってきましたが、観光にはつなげられていないと。量が多過ぎて、今百四十何件遺産登録になっているのですが、観光にはつながっていないのだけれども、担当課の人からすると、隣の町内会が遺産認定受けたと、じゃうちほうの町内会も登録するべというふうに競い合いというか、そういうので件数がどんどん、どんどんふえていったみたいで、それが活性の狙いだよとその担当課の人が言っていました。登録してもらった地域の人が言うのは、今まで来なかった県外の人が遺産を見に来るようになった、だからちゃんときれいに整備して、お客さんを迎えようという気持ちになってきたと、それを次の代にこの宝をどういうふうに、遺産をどういうふうに今後活用していくかというのを考えながら次世代につなげたいという気持ちになったという話を聞きました。本当にいい事業だなと思いまして、二戸でも九戸城だったり金田一温泉だったり天台寺だったり、そういう大きいところは宣伝していくのですが、きのうも海上の方に言われました。うちらは地域で、谷地大滝ってあるのですけれども、谷地大滝を整備していると、だけれども人は余り来ないよと、だから宣伝してほしい、うちらはやる気がある、これからも若い世代につなげていきたいという話をきのうちょうどされました。二戸の隅々の方々が起きなければ、心を起こさなければ二戸が宣伝できないというか。九戸城、それはいいよねときのうも言われましたけれども、そう思ってくれる人はいいのですけれども、九戸城を発信したよといっても、俺には関係ないなという方もいると思います。だから、さっき言った二戸遺産というのはまさに今からやる気のある人たちを吸い上げるというか、行政がそこを宝と言うのではなくて、うちほうの宝を遺産登録してくれと、うちらはこういうふうに今後やっていくよというところに遺産認定みたいなのをして、盛り上げていってもらえればなというのが思いです。

 市長に最後にお聞きしたいのですが、市民の心を起こす起こし方というか、それをお聞きしたいなと思います。難しいかもしれないですけれども。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 大変難しいご質問で、どう答えていいのかちょっとあれなのですけれども、まずは宝、宝といって皆さんがやってきて、さっき5段階がありますよということを言ったのですけれども、それを生かしたような形で、そこで生活できなければならないというのが一つだと思います。例えば九戸城にしても、宝というのは一つには宝ございます。それを国指定の文化財だということで、いつまでも国指定の文化財だけではどうもなりません。文化財は文化財でいいと思うのです。それをみんなが活用していけるような場所にするためにはどうすればいいのかと。それから、それを活用して、そこのところにみんながほかからも来たお客さんとかなんかにも言えるようにするためにはどうすればいいのかというふうなことから、議員さんも地元だと思いますが、どうすれば皆さんがもっと行きやすくなるのかというふうなものを書いていったり。

 それから、漆にとってみれば、漆というのは昔から当然うちの宝で、全国の7割を生漆生産すると、それだけでは若い人が集まってこないそうです。漆を本当の宝にして、これから後世に伝えるためには、それで飯を食ったりなんかしてつないで、若い人が生活できるようになっていかなければならないと、そのために何が必要かということになれば、6月から10月の中ごろまで漆掻きの職人さんがいるのだけれども、11月から5月までの間にどうやって違うところで生活していくかというふうなこともあわせて考えて、そこのところに来てくださいというふうなことをしなければ、漆のところの文化というのはなかなか新しい人、若い人はふえてこないと。それをセットで考えていかなければならない。もちろんそこに住んでいたりなんかすることもそうです。それを行政だけの手では、とてもじゃないですけれども、できません。

 だから、地域の人たちが、自分たちが誇りに思って、例えば谷地の大滝だったら谷地の大滝の人たちが誇りを持って、自分たちがそこのところを清掃しながらやれば、一つは自分たちが誇れるところをほかの人にも見てもらいたいというのもあります。そういうものについては、いろいろ協議会とかなんかで一緒になった宝づくりを進めていくと思うのですが、そのために宝のチャレンジ事業というふうなのもあって、多分谷地のあそこの部分についてもそれに手挙げながら事業を実施したと思います。そういうふうに行政とそこの団体、あるいは地元と一緒になりながら育てていくといいますか。

 宝というのは、当然古くなって行けなくなれば変わってくると思うのです。例えばにせ金つくっていくところとか、何をつくっていくなんて、とてもそこは宝ですと言ったって、1回まちへ入っていったって言えないわけでして、ここで昔砂金とっていたといったって、そこの砂金のところに行けといったって今はなくて、川のところの整備されていますし、でも地元の人たちはそこを宝と意識しているのであれば、そうだと思います。だから、いろいろリンゴでもそうです、舌崎のリンゴでも。それによって、やはり業としながら、お金につながるようなものを磨き上げていくというのが今の段階ではないのかなと。もちろん外から来る人のためにそれらを整備しながらやっていくのも必要だと思うのですが、私はそういうふうに思っております。

 それから、人をそこのところにどう仕向けるかというふうなことですが、やっぱりやる気がある人たちとかなんかと一緒になって話ししながら進めていくというのが物になるというふうに思っております。



○議長(菅原恒雄)

 清水議員。



◆2番(清水正敏)

 ありがとうございました。二戸市の一人一人が心を起こして、家族も会社も行政も議会も、皆が前を向いて心を起こして取り組んでいけば、二戸という大きい宝がどんどん、どんどん活性されるのではないかなと。そして、そういう地域が盛り上がっていくと、目指している二戸、日本遺産だったり世界遺産にもつながるのかなと思います。

 以上で質問を終わります。



○議長(菅原恒雄)

 清水議員の質問を終わります。

 休憩いたします。

休憩 午後 1時43分

〜〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜〜

再開 午後 2時00分



○議長(菅原恒雄)

 再開いたします。

 6番、田口一男議員。1問目の質問をお願いします。

〔6番 田口一男君登壇〕



◆6番(田口一男)

 では、質問いたします。1問目について、その都度その都度質問いたしてまいりますので、よろしくお願いします。

 1問目、国の助成事業の精査と各種補助金制度の簡素化についてお伺いいたします。歴代の政府は、長引く不況からの脱却を目指し、景気浮揚の一環として県、市町村を通じて、これまで幾つかの対策が講じられてきたわけでございます。その背景には、宮澤喜一内閣の時代前後の長期にわたる日本の黒字減らしのために、日米構造協議による日本の大型公共事業一辺倒の政策が行われてきたことがあります。また、地方自治体への補助事業への起債枠の拡大により、地方の財政も疲弊してきています。近年行われた平成の市町村合併もその一環でありますが、このような公共事業を初め、身近な支援策としての地方振興券に始まり、低所得者に臨時福祉給付金など一時的な助成といった対策にとどまり、これといった効果が見受けられずに今日まで繰り返されてまいりました。この間の国の借金は1,068兆円になったことが報道で伝えられ、今後も増加し続けると予想されております。

 今年度も昨年に引き続き、当初予算に年金生活者等支援臨時福祉給付金が予算化され、新たな給付金が消費税対策をも見込んだものとして実施されておりますが、持続的な市民の生活の支援につながっているとは思えませんが、いかがお考えでしょうか。

 また、これは国の低所得者対策としての政策的な給付金であり、上意下達方式型の予算給付の事務手続を市が請け負うだけと思われますが、いかがでしょうか。一時的な政府給付金にとどまらない、市民が長期にわたり生活実感ができる二戸市の具体的な市民支援策も考えるべきと思いますが、市長のお考えを伺います。

 岩手北部広域環境組合で中止した広域ごみ焼却場建設計画や、市のDIOジャパンコールセンター事業などの問題が発生したこともあり、自治体としても主体的な立場で国からの補助事業を精査して、対応する能力を養うよう、今後に生かすべきと考えますが、いかがでしょうか。これまで一般会計から各分野にわたって団体への補助が実施されておりますが、補助の申請希望者へ事業内容が十分に知らされておりません。手続に時間がかかるなどの不便さも指摘されております。効率のよい補助金の使われ方などの現状と各種補助申請の簡素化への見直しを図る考えがあるのかお伺いいたします。

 以上でございます。



○議長(菅原恒雄)

 1問目を答弁願います。

 藤原市長。

〔市長 藤原 淳君登壇〕



◎市長(藤原淳)

 最初に、臨時福祉給付金について申し上げます。臨時福祉給付金は、平成26年4月に消費税が8%に改定されたことによる影響を緩和するため、所得の少ない方に対して食料品への税率据え置きなど、軽減税率適用の制度的な対応を行うまでの間、暫定的、臨時的な措置として国の施策で実施されたものでございます。その後も平成27年度、平成28年度と引き続き実施しており、今年度は9月1日から12月26日までの申請受け付け期間とし、3,000円を支給しております。加えて、障害遺族基礎年金受給者には3万円を支給しているところであります。さらに、本会議に提案している臨時福祉給付金は平成29年4月から消費税率が10%になる前の月である平成31年9月までの2年6カ月分を1人当たり1万5,000円を支給するもので、平成28年度の臨時福祉給付金支給対象者に対して平成29年3月から受け付けを始め、4月から支給を開始する予定となっております。

 それでは、ご質問に順次お答えいたします。まず、1点目でございますが、この施策が持続的な市民生活支援につながっているとは思えないがとのことでございますが、臨時福祉給付金は国が税率改正に伴う食料品支出額の増加分を参考に設定し、支給するもので、あくまでも軽減税率制度が創設されるまでの間、実施されるものでございます。臨時福祉給付金と同様の目的で平成27年度に実施した生活応援商品券事業のアンケート調査によれば、その使い道として食料品が一番多く49.2%、次いで生活用品が32.9%、この2つで80%を超える結果となっております。このことから、臨時福祉給付金についても市民の生活支援には一定の効果はあるものと捉えているところでございます。

 2点目でございます。市が請け負うだけの上意下達方式型の予算給付とのことでございますが、臨時福祉給付金は国の臨時福祉給付金支給要領に基づき、全国の市町村が実施しております。その事務費を含めた事業費は国が10割を補助しておりまして、その補助金を活用し、事業を行っているものでございます。また、繰り返しになりますが、市民の生活支援に一定の効果はあるものと捉えております。

 3点目の一時的な政府給付金にとどまらない、市民が長期にわたり生活実感ができる二戸市の具体的な市民支援策も考えるべきとのことでございますが、二戸市におきましてはこれまでも医療費助成を初め、子育て支援や障害者、高齢者への福祉サービスへの提供など、世帯の状況や各年齢層に応じたさまざまな施策を実施しているところであります。今後におきましてもこれらの支援策の充実を図りながら、市民の生活支援に努めてまいりたいと思っております。

 次に、岩手北部広域環境組合やDIOジャパンの問題を今後に生かすべきとのことでございます。このことにつきましては、これまでも一般質問等でお答えしてきているとおりでございまして、今後は国、県等のさまざまな制度についてそれを活用する時点での確認や、疑問等が生じた場合、また疑問が生じない場合におきましても制度内容の確認、問い合わせを行いながら事務を進めていくよう考えておりますと答弁しております。これを徹底していく所存でございます。

 次に、各種団体への補助についてでございますが、補助金の周知は広く公募する場合、広報や市のホームページ、地域説明会等を利用し周知し、補助の対象が限定されているものは個別にお知らせしているところでございます。この各種補助金は平成28年度で139件となっており、主なものとして教育関係が34件、農林関係が31件、商工関係が22件、福祉関係が20件、コミュニティー関係が10件と、各分野にわたり補助を実施しているところであります。

 効率よい補助金と補助申請の簡素化でございますが、補助金については引き続き二戸市行財政改革大綱に基づき、毎年度事業の見直しを行い、適切に対応してまいります。また、補助申請の簡素化につきましては、公費の支出となるため一定の手順や審査が必要であることはご理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(菅原恒雄)

 再質問に入ります。

 田口議員。



◆6番(田口一男)

 今国からの助成事業について、当然国からのほうの給付金についてはそのとおりでございます。これから30年に向けての消費税引き上げ分ということでの給付金ということになりますけれども、これについては消費税にかわるものとしての給付金として、これで大分足りるとはお考えなのかどうなのか。データとしては出したのですけれども、市長としてはどのようにお考えなのか、これについて伺いたいと思います。



○議長(菅原恒雄)

 市長、いいですか。



◎市長(藤原淳)

 済みません、もう一度。



○議長(菅原恒雄)

 もう一回、消費税。



◆6番(田口一男)

 消費税のお金をこれから引き上げるという消費税にかわるものとして、今回3年間にわたって福祉給付金というものを予算化して今まで来ました。これからも消費税が上がるたびにこういう形を国がとられるのかどうかわかりませんが、これによって消費税の引き上げ分としての給付されたものとしては理解されているのですが、本当にこれで実態に合うものになっているのかということは、市長はお感じになっているのかどうか、その点お伺いしたいと思います。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 これは暫定的といいますか、消費税そのものではなく、消費税が上がった分についての軽減的な目的で国が配布してきているというふうなものでございます。今後10%になるのかどうかについても、税率とかなんかについてはまだ確定していない状況でございますので、今のなんかで私のほうから国に対してこうこう、こうだというふうなことは何も申し上げることはございません。



○議長(菅原恒雄)

 田口議員。



◆6番(田口一男)

 地方公共団体としては、国の制度についてはああのこうの申し上げることはございませんということでございますが、自治体によっては意見としてはこういう思いはしますよという首長の考えもあるように聞いております。これについてはちょっと差し控えますが、いずれこれからいろんな補助事業とか何があっても、先ほど言ったように上意下達という形での国から来た場合でも、補助金も含めですけれども、先ほど検討しますと、DIOジャパンでもありましたように、これを精査するに当たっては今までいろんな結果として問題となったわけですが、これに対応する形というのは、精査するといってもどういう形で精査していくのか、今後やっぱりそういう機関とかそういうものがあるのかどうか、つくろうとしているのかどうか伺いたいと思います。



○議長(菅原恒雄)

 いいですか。藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 機関というよりも、国から来る補助とかなんかというのは、各さまざまな分野で広くなっているわけでございます。それで、その取り組みについては二戸市が必要になっている、例えば総合計画なりなんなり、こういうふうな事業を進めますよと、先ほど来にもあったとおりに556のアクションプランを進める段階で、この補助金を入れながらこの事業をこうしましょうというものについては、それは国からおりてきているメニューを探しながら補助を入れていくというふうなことでございます。

 DIOジャパン等については、やはり消費税を国が払うのか業者が払うのか自分たちが払うのかというふうな、その分を見落とした分の中での自分たちの責任だというふうなことで、国にお返しした次第でございまして、国の監査が入りまして、そこのところを指摘されて返したというふうなことで、あとは北部等については、そのときどっちの責任だというふうなこと等があって、これまでも議論されてきたので、そこまで言っている言っていない、では確認していたのか、していなかったのかというふうなこと等についての議論をいただいたもので、それはきちっと確認しながら各部署の中でやっていくというふうなことで、ある機関を設けて、全部がそこを監督しながらやっていくというのは不可能だと思います。



○議長(菅原恒雄)

 田口議員。



◆6番(田口一男)

 いずれ起きたことについてはとやかく言いませんけれども、今後やっぱりこういうことが起きたことによって、いろいろこれからちゃんと精査して、国の補助事業についても市のほうに本当に生かしていくように精査をしながらやっていくということですが、精査もやりますと言うだけでなくて、この反省の上に立って、どこがどうだったのかということも含め、今後やっぱり生かしていくべきではないかなと、それによって本当に精査することができるのではないかなという意味で、私は委員会とか特別な機関を設けてもいいのではないかなというのはそういう意味で言ったつもりですが、それについていかがですか。機関はいいですよ、それは。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 反省しながら、それらについて踏まえて、気をつけながらやっていくというしかございませんし、また各部署等については法規とかさまざま相談するというか、責任者みたいのを置いておりますので、その辺のところに相談しながら例えばやっていくというふうなことは考えられると思います。



○議長(菅原恒雄)

 田口議員。



◆6番(田口一男)

 それとあわせて、市からの先ほど各団体への補助金、当然精査してこれもやっていると思いますけれども、これについて補助金については市からと各団体に対する補助金についても見直すというのですか、何年もたっているといろいろ、もちろん実態のあるものにちゃんと補助金は出していると思いますけれども、成果に向けては、これはふやさなければならないのか、それとまたここをちょっと抑えなければならないのかということを含め、やられているのかどうかなということですが、これについてはいかがでしょうか。



○議長(菅原恒雄)

 何かわかっていましたか、いいですか。

 田中舘部長。



◎総務政策部長(田中舘淳一)

 補助金の見直しにつきましては、先ほど市長から説明があったとおり、見直しをその年その年に行っていくということをきちっと行政改革大綱の中に盛り込んでおります。というのは、補助金のあり方というものがそのまま存続、ずっと未来永劫続いていくものではなくて、そのとき時代に合った流れに切りかえていかなければならないというふうに思っております。当然毎年ゼロからの見直しをかけて、そしてこれが正しいものかどうなのかということを制度としてきちんと確認して、担当課のほうも確認して、そして予算編成においてもその辺をチェックをしながらやっていくというようなことにしておりますので、これから先もそういうことで見直しを行いながら進めてまいりたいというふうに思っております。



○議長(菅原恒雄)

 田口議員。



◆6番(田口一男)

 もう一つは緊急雇用対策ということで、これも国から対策費が来ます。これはあくまでも緊急ですから単年度、大体そうですね。単年度で終わる予定ですが、いずれ一時的な1年で終わるような仕事というのは誰もしたくないのです、本当は。やりたいけれども、何年もやっぱり長期にわたって続けるような仕事であれば、そういう緊急雇用対策を利用して仕事につきたいと思いますけれども、国のほうで緊急対策とすれば単年度でしょうけれども、市のほうでそれを補完できるような形で雇用対策を続けていくようなシステムになっているのかどうかというと、その都度その都度変わるのですよね。だから、応募したくともできないでいるという方もおりますけれども、その実態は一体どうなっているのか。市としてそれについての考えがどういう対策があるのか、あればお伺いしたいと思います。



○議長(菅原恒雄)

 田中舘部長。



◎総務政策部長(田中舘淳一)

 緊急雇用対策につきましては、これまでの国の事業の中で、国からの補助金を県のほうでプールして基金をつくっておりました。それによって実際に合うものを県に対して申請を上げて精査をしながらやってきたわけなのでございますけれども、今回それについてはもうそこで終わりということですから、来年度の予算については当然ございません。財源がなければ事業としては進みませんので、その部分を新たな形として市としてはどういうふうに進めていくかと。緊急雇用としてではなくて、新たな雇用をどういうふうに見ていくかというような観点の中で精査をしながら、当初予算に盛り込んでいけるかどうかということを今議論しているというところでございます。



○議長(菅原恒雄)

 田口議員。



◆6番(田口一男)

 では、あくまでも国のほうからは緊急雇用対策としては受けるけれども、もちろん受けるわけですが……受けるでしょう、受けていないの。では、どういう形で受けているのですか。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 緊急雇用対策というのは、それこそ雇用を促すための部分で、今有効求人倍率等を見ますと二戸のあたりでも人手不足になって、1超えているのです。国全体見ても、もう人が足りないというふうなことになっているので、緊急に雇用を対策するという、そこの事業を拡大するというのではなく、逆に人を集めなければならないというふうな、ひところとは逆な立場になってきていると思うのです。したがいまして、今緊急雇用対策というのは国のほうでもありませんし、県のほうでもございません、今の段階は。それでよろしいでしょうか。



○議長(菅原恒雄)

 田口議員。



◆6番(田口一男)

 はい、わかりました。

 では、次の質問いたします。



○議長(菅原恒雄)

 では、2問目の質問を願います。

〔6番 田口一男君登壇〕



◆6番(田口一男)

 2点目についてを質問いたします。29年度予算編成については、前議員もちょっと質問したのですが、私はちょっと変わった観点から質問したいと思います。

 まず、平成29年度の予算編成の取り組みについてお伺いいたします。市長は就任してから任期1年余り残すのみとなりました。就任3年目に当たり、二戸市職員の再編成の中に漆振興室を課に格上げし、新設したのを初め、各部局の再編で職員間の情報等の共有が図られてきたとは思いますが、一方で市長の多忙により市民との対話が少ないのではないかという声が結構聞かれております。事あるごとに市財政が厳しいとの答弁が聞かれます。事実そうでしょう。そういうときだからこそ、より一層の対話型行政に主軸を置いた行政が強く望まれるわけですが、どうお思いなのか。市長は対話行政についてどのように感じられているのか、この点お伺いしたいと思います。

 それから、予算編成に当たり、市民サイドに立脚する市長との懇談会、これはあくまでも仮称ですが、第2次二戸市総合計画の前期基本計画を29年度予算に具体的に反映させるものと思いますが、市長就任最後である来年度の予算編成に向けての市長の基本的な考えをお伺いしたいと思います。



○議長(菅原恒雄)

 2問目の答弁願います。

 藤原市長。

〔市長 藤原 淳君登壇〕



◎市長(藤原淳)

 まずは、昨今二戸市を取り巻くさまざまな行財政環境の中、より一層の対話型行政に主軸を置いた行政運営についてのご質問でございますが、第2次二戸市総合計画の策定に当たりましては、市民の皆様と市の将来像や取り組みについて意見を交わしながら策定してまいったところでございます。地区別のワークショップ、各種団体との意見交換、中高生との意見交換、市内6地区での住民説明会などを開催し、若い人や女性を含め、多くの方々からたくさんのご意見やご提言をいただきながら、その重要な意見をもとに総合計画やアクションプランに反映させていただきました。

 また、日ごろより行政運営を進めるに当たり、地域の皆さんとの座談会や懇談会にはなるべく出席し、地域の皆さんのお声をお聞きするよう心がけておりますが、みずからが出席できない場合でも担当課や地域担当職員が出席するように、市民の皆さんとの対話を大切にしているところでございます。

 今回対話が少ないというふうな声がほうぼうから聞こえるというふうなことで、私とすれば大変申しわけないなというふうなところを思ってございまして、実際にそれがどこに来て、どういうふうな話し合い、懇談会に出ろというのであればぜひそういうのに行ってみたいというふうに考えてございますので、よろしくお願いいたします。今後におきましても、市民の皆様とのワークショップや意見交換などを交えて意見を伺いながら、まちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、来年度の予算編成に向けての基本的な考え方についてのお尋ねでございます。二戸市においては、社会保障の充実に伴う扶助費や特別会計への繰出金の増加が予想されるとともに、市債の償還も県内の他市と比較して高い水準で推移してございます。一方、人口減少による市税の減や普通交付税総額の大幅減、さらに普通交付税の合併財政支援措置が平成28年度から縮小し、32年度には終了するなど、一般財源収入は大幅に収入減少する見込みとなっておりますことから、財政状況は今後ますます厳しさを増すことが見込まれているところでございます。

 こうした中にあって、平成29年度予算の編成については、30年後の将来像を見据えて策定いたしました第2次二戸市総合計画に沿って、その施策を着実に進める予算として編成することとしてございます。このことから、あらゆる角度から財源確保に努め、歳出においては歳入に見合った歳出規模となるよう事業効果、効率性等を検証し、施策、事業の抜本的な見直しや公営事業の経営改善など、徹底した経費の抑制とさらなる総意と工夫による市民サービスの充実を図るなど、限られた財源の中で重点的かつ効果的な財政運営に努めることが肝要と考えてございます。

 以上のような状況のもとで、予算編成に当たっては、1点目は第2次二戸市総合計画及びまち・ひと・しごと創生総合戦略の着実な推進に向けまして、将来負担を考慮しながら重点施策の実現を見据えた予算編成とすること、2点目でございますが、人口減少時代を見据えた事業の見直しを行い、新規事業の立ち上げ及び財源を確保すること、3点目でございますが、財政運営の健全化を推進するため、プライマリーバランスの黒字化を考慮するとともに、行財政改革に取り組み、財政のスリム化を進めることなどを予算要求の基本的な考え方としております。

 たくさんの市民の皆様のご意見や思いをいただき、策定した総合計画の事業の実現に向けては、国、県補助金などの財源確保や事業内容の精査により実現性を高めるよう指示しているところでございます。それぞれの事業を仕事をつくる、子育てを支える、暮らしを守る、まちをつなぐの4本の柱につなげるとともに、市民と行政が一体となって積極的に進めてまいります。よろしくお願いいたします。



○議長(菅原恒雄)

 再質問に入ります。

 田口議員。



◆6番(田口一男)

 今言われたことは第2次総合計画の中に入っておりますけれども、早いもので市長が就任されてからもう3年終わろうとしております。当時は不幸な中就任されたということで、準備もされないままに後を引き継ぐ形でやってこられて、大変だなと思います。今進退の話ではありませんから、3年やってこられて、残り1年でそれなりの目標、第2次計画と違って、基本計画と違って、市長の思いは当然あったろうと思います、就任したとき。ちょうど3年を迎えて、この1年はどういう形でこの任期を全うするということでの考えなのか。今回予算編成についての市長の思いを少し伺いたいと思います。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 初年度については後期基本計画というふうなものがございまして、福岡中学校あるいは二戸消防署、浄法寺分署等、あるいは浄法寺バイパスといった大型事業を仕上げることを目標にしながらやってまいりました。ことし4月からスタートいたしましたが、新総合計画が昨年皆さんのご意見等をお聞きしながら今やったというふうなことで、その計画の実現に向けて全力を傾けるというふうなことでございます。



○議長(菅原恒雄)

 田口議員。



◆6番(田口一男)

 市長は4年目に向けての形というのは、粛々と基本計画のとおりやっていくだけだというお考えだけでいいですか。答弁があったら。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 その計画の実現に向けて努めていくということでございます。



○議長(菅原恒雄)

 田口議員。



◆6番(田口一男)

 では、第3点目お願いします。



○議長(菅原恒雄)

 3問目、質問願います。

〔6番 田口一男君登壇〕



◆6番(田口一男)

 第3点目については、TPPの動向による地域農業についてお伺いいたします。2年余りのTPPで揺れた日本国内の動きの中で、安倍政権がよりどころにしている民主党のヒラリー・クリントン候補が大統領選挙で敗北し、大方の予想に反してアメリカ次期大統領にトランプ氏が当選したということは皆様ご承知だろうと思います。その次期大統領がTPPから撤退すると表明いたしました。それでも、TPP推進の安倍政権は今後二国間の協議による協定に固執しております。これまで固執しておるのですが、まだ実際に入っていませんが、いずれTPPについて何としても考え直してほしいということで訪米もしたと思います。国益を守るという公約を投げ捨てた政権では、今まで以上の譲歩に譲歩を迫られるものと思われております。この結果に市長も関心があると思いますが、いかがでしょうか。お考えあれば伺いたいと思います。

 また、県の農地中間管理機構の動きと相まって、水田と同様に、特に大面積を占める二戸市の基幹産業である畑作において耕作放棄地が拡大の一途をたどっております。農業人口減少は限界集落の増加、自然の環境の崩壊などはもとより、地域経済にどのようなことになると予想されておるのか、耕作放棄地の現状と今後の推移をお伺いしたいと思います。

 県北では、県南の地方の単作地帯とは違い、他品目の農作物の宝庫と言われております。特定の農産物の指定を拡大し、放棄地の拡大を防ぐ取り組みが待ったなしと思います。一層の取り組みが強められるべきと思いますが、市長の考えをお伺いしますが、農林畜産業の推進を図るための機能を強化するためにも、関係課の浄法寺総合支所への移転も考えるべきと思いますが、これは前に質問いたしたことでございますが、再度質問いたします。

 地域経済を活性化するためにも、この地域から金を出さないなどの循環型経済が行われるべきではないかと思いますが、お伺いいたしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(菅原恒雄)

 3問目の答弁願います。

 藤原市長。

〔市長 藤原 淳君登壇〕



◎市長(藤原淳)

 米国とのTPP協議についてのお尋ねでございますが、新聞報道等によりますと次期米国大統領のトランプ氏が環太平洋経済連携協定から離脱し、米国の国益を優先するため二国間による自由貿易協定を推進する考えを示したと認識してございます。今後米国と協議がなされ、どのような方向性が示されるかは現時点で想定できませんが、確実に進むであろうグローバル化に対しては対応していかなければならないと考えております。

 国は、TPP協定におきまして重要品目等の輸入枠外の税率維持や国別枠を守りつつ、強い農林水産業をつくり上げるため、総合的なTPP関連政策大綱により生産者の経営支援を打ち出し、TPP発効にあわせて経営安定対策の充実の措置を講ずることとしております。このことは、TPP協定もしくはFTA協定の方向性になっていこうとも、国は生産者の経営支援を行っていくものと捉えております。

 二戸市では、こうした国の対策とあわせて、現在の農業形態を守り抜くという取り組みとあわせ、二戸産でしかできない商品価値のある農畜産物の生産及び流通、販売、そして発信体制を構築いたしまして、国際競争に打ち勝つ攻めの取り組みを進めてまいりたいと考えております。見通しの立たない状況ではありますが、今後とも国の動向を注視し、農業を初めとする産業関係者の生産意欲が失われないような取り組みを実施し、所得向上につなげてまいりたいと思っております。

 2点目の耕作放棄地の現状と今後の推進についてでございますが、耕作放棄地の発生原因は生産性が低い、土地条件が悪い、農地の受け手がない、高齢化等による労働力不足など、平成24年度の地域農業マスタープランを策定する際のアンケート調査ではこのような結果となってございます。平成27年度末時点で把握している再生利用が可能な耕作放棄地は、農地面積に対する割合で約2.2%、面積で約126ヘクタールとなっております。

 市では、耕作放棄地を再生利用する取り組みを推進するため、平成21年度に二戸市耕作放棄地対策協議会を立ち上げまして、耕作放棄地の解消に取り組んでまいりました。その後、平成24年度に二戸市農業再生協議会を立ち上げまして、耕作放棄地の発生防止を含めた総合的な取り組みを進めております。これまで耕作放棄地再生利用緊急対策交付金を活用し、平成27年度末時点で約16ヘクタールの耕作放棄地が解消されてきております。平成27年度には金田一地区の農業法人によりまして、地域内の農地約2.1ヘクタールを解消する取り組みもされております。

 また、耕作放棄地の発生防止の取り組みといたしましては、27年度には法制化されました日本型直接支払交付金制度を活用し、協定集落単位での農地維持管理を推進するとともに、耕作放棄地を出さないよう支援してきているところでございます。具体的な支援といたしましては、多面的機能支払交付金では上海上集落を初め45組織が取り組んでおりますし、取り組んでいる水路の泥上げ、農道の路面維持の共同活動や水路の農道などの補修、更新に対して支援しております。中山間地域等直接支払交付金では、太田集落を初め39組織が取り組んでおります。さらに、農地集積や農業効率化、団地化を図るため、県営畑地総合整備事業、男神、米沢、湯田地域、第3期地区、穴牛、村松、谷地や県営基盤整備事業川又地区の事業を推進しており、また新たに福田、山内地域の計画調査を進めているところでございます。離農された農家の農地利用については、近隣の農家による農地集積を促すなど、集落単位での話し合いをいたしながら農地維持に努めております。

 次に、農林畜産関係の総合支所への移転についてでございますが、現在農林畜産業の窓口として産業振興部に農林課、浄法寺総合支所に地域課がございます。このことは、合併前の二戸市と浄法寺町の合併協議会におきまして、住民にとって最も現状に近く、サービスが従来どおり容易に供給、提供できるなどメリットが大きいと判断されましたことから、総合支所方式に調整されたものでございます。先ほども述べましたが、農業者の高齢化や減少、耕作放棄地の増加など、農林畜産業が抱える課題は山積しております。このような課題は浄法寺地区に限らず、市全体の課題でございまして、農家の意向や状況を現場に近い目線で把握いたしまして、対応していくためにも、現状の体制でまいりたいと考えております。

 4点目でございますが、地域での循環型経済についてのお尋ねでございます。地域内循環型経済とは、地域内で物や資金等が循環する地域経済のことであり、地域資源を積極的に活用するなど、地域内調達率が高く、投資が地域内で繰り返し行われることによりまして、雇用所得が持続して生み出される経済と理解しているところでございます。地域からお金を出さないという考え方は、地域経済を維持する一つであり、身近なところでは市内での買い物を少しでもふやす工夫をしながら、あわせて市外からの交流人口の増加や物流の拡大など、広域的な連携に取り組むことも重要であると思っているところでございます。よろしくお願いいたします。



○議長(菅原恒雄)

 再質問に入ります。

 田口議員。



◆6番(田口一男)

 再質問いたします。今TPPがこういう状態になったことで、国もどうするのか、かなり新聞等しか私はわかりませんけれども、そう言っても日本の農業ばかりではなくて地域農業というのは、各市町村にとっては基本はやっぱり農業です。農業あってこそ初めてその周りにまちができ、そしていろんな企業が来て、まちが潤うわけですが、基幹産業というのは葉たばこについてそうなのですけれども、急速にある一定の年代が、若い年代のときにはかなり元気よく畑作農業が活性化していました。しかしどんどん、葉たばこについての後継者ももちろんありますよ、ないというわけではありませんが、あるけれども圧倒的に少ない中、基幹産業であるのはあと何年というか、10年ちょっと超えれば、もし跡を継げない人はどんどんふえるのではないかなという、かなり心配ありと見ます。そして、一番の働き手が亡くなったとかすれば、極端にやめざるを得ないということで、葉たばこの農地についてはかなり大きな面積を必要として耕作したものですから、一旦そこが休耕になってしまうと、ねずみ算式にふえるのです。そうなったら、その後の耕作放棄地と言って失礼なのかどうかわかりませんけれども、手をつけられない畑が今後どんどんふえる中で、早くそういう跡によく市長が売れるものをつくろう、つくろうと言っておりますけれども、つくることはつくるけれども、果たして売れるものとなればなかなかこういうところでは、そういう大きな畑の中では効率が悪いと、果たしてどうなのかという不安が結構ございます。問題は山積しておりますが、いずれにしろTPPとかさまざまな外圧がありますけれども、二戸市の農業をどう、楽しい農業、本当に働きがいのある農業にするか。16ヘクタールですかね、今回耕作放棄地が減ったということですが、むしろ農地から離農しているほうがかなり多いのです。そういう実態をつぶさに市長は回って歩いて聞いてあるのかどうかということなのです。それに対して市長はかなり危機感を持って、それなりの政策というのは出さざるを得なくなってくるのではないかと思いますが、そういう点での情報は入っていないのかどうか、その点お伺いします。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 TPPにつきましては、新聞等で本当に農家が振り回されたとか、さまざまな部分の中で載ってきているわけでございます。TPPが出たときからそうなのですが、私は農業において守るべきは守り、攻めるべきは攻めるというふうなことで今までも申し上げてまいりました。TPPによって影響を受けるものについては国等が守りますよと言っているので、あくまでもそれは責任持って守ってくださいと、攻めるものについては、いい品物については、先ほどの議員さんとのやりとりでもありますが、世界を視野に入れるのか、日本を入れるのか、市場をどうするのかというふうなものについては、売り込みによってそれらをやることによって農家の所得がふえてくるというふうに認識しております。

 それから、葉たばこについては、今やめる方がいれば、たばこについても同じところに何回もつくっているとそこのところがいい葉たばこが出てこないわけでございます。したがって、ほかのところの土地を寝かせながら、また養分といいますか、その土地を肥やしてからまたそこのところに入れかえるというふうな方策が今たばこのほうではとられているというふうなことで今認識してございます。それから、たばこの面積がひところより勢いがなくなったと、これは世の中がたばこを吸わない方向に出てきて、求める量とかなんかについてはだんだん減ってきていると、JTでもですね。そういう影響もあると思います。ただ、ことしのたばこ等については立ち枯れ病等に強いような新しい品種になったわけでございますが、半分なったわけでございますが、それら目方かからなくなったというふうなこと等もありますので、これからはその辺のところについて、例えばもっと目方ではなく、ほかのもあるのではないかというふうなこととか、いずれたばこ農家の皆さんに所得が入るような方向で進めていくというのが肝心でございますが、やめたところは隣の人が借りながらふやすとか、あるいはやめたところの部分にブロイラーさんとかなんかの土地を貸すとか、さまざまな手があると思いますので、土地の有効活用はそういうふうに図ってまいりたいと思っております。



○議長(菅原恒雄)

 田口議員。



◆6番(田口一男)

 今葉たばこ農業だけではなくて、次の、いつも話になると売れるもの、金になるものというふうに限定されているわけですが、それも当たり前の話で、そういう新しい品目を、特に県北の他品目ということをよく言われているのですが、そういう新たな品目に挑戦できるような市の支援とかという形は当然とられているわけですね。その点どうですか。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 具体的には何でしょうか。具体的に教えていただければ……



○議長(菅原恒雄)

 田口議員。



◆6番(田口一男)

 それでは、言いますけれども、私は農業人ではありませんから、それわかりませんけれども、ソバとか麦とか、それにこだわりませんけれども、いろんな県北に適したものを普及所とかそういうところに当たって、どういうものが果たしてこういう地域に、今までほとんど契約栽培でやってきた農家多いのですけれども、新たなものをやれといってもほとんどできないような状態なので、いろんな情報等についてはかなり相談にこちらが出向いていって、耕作放棄地をなくするという方向での動きがあるのかと。今市長が言ったように、たばこがもし休耕したらば、休耕させるために後で転換すればいいのではないですかと簡単に言うのですけれども、今々の金が必要な人たちも結構いますから、新しいものをこれから模索するような、市長はあちこち歩いているでしょう。当然欲しいものは、こういうのもうちのほうありますよというのだったらば、そういう関係機関を通じて指導するとかの形が必要ではないかなと思います。



○議長(菅原恒雄)

 三角部長。



◎産業振興部長(三角正裕)

 私のほうから答弁させていただきます。

 当市におきまして、現在それこそ需要に応えられていない作物がございます。特にも産業振興部で申し上げますと、従来も本会議のほうでも説明させていただきましたが、食品企業に対して契約栽培でこういう野菜が欲しいということについて、加工用野菜についてはなかなか単位面積当たりの所得がたばこに追いつかないからやらないというか、余り引き受けずに、近隣の一戸町とか九戸村、軽米町のほうで生産が拡大しているところがございます。そういったものについても、今後やっぱり集落全体でその地域の農村、農地をどう経営していくかという、集落全体が株式会社化というような考えで経営を考えていかないと、なかなか農業機械の管理しかり、あとは施設の経営移譲しかり、そういった部分を今後大きく考えていかなければいけないと考えています。

 あともう一点、収益性が高いものとして取り組まれていないのが当市も協定していますサッポロビールさんのホップでございます。単位面積当たり、1反歩40万と言われているのですけれども、株養成までに3年かかるですとか、収穫のときが短期間で、あと高所の作業でちょっと高齢者だとできないというような状況もございますが、そういった部分もトータルで企業化することによって、あとは雇用を呼んだり、あとは期間作業でお互いに組んで会社化していかないと、なかなかそういった部分、所得はとれるのだけれども、チャレンジできないという部分については、これまでの個人経営の考えから集落経営というか、株式会社経営のように農村全体の構造改革を考えていかないと解決できない問題でございますので、そこら辺は人・農地プランにも掲げてございますし、そういった部分を十分議論しながら実現化に向けて、市と普及センターや県とか、あとはJAさんと一緒に進めてまいりたいと考えてございます。

 以上です。



○議長(菅原恒雄)

 田口議員。



◆6番(田口一男)

 最後になりますが、いずれにしろ県北地域は畑作、水田ももちろんやりますし、山林、先ほど宝の話がよく出ました。宝というのはあるのですけれども、それをなかなか生かせない、また気づかない、そういうことについては市としてもかなり力を入れていくことが二戸市の経済を潤すことになるし、そのことが人口減に歯どめもかけることになるわけですから、ぜひそのことに重点的に力を入れていただいて、耕作放棄地をなくして、むしろ全国からよく観光も含めて、今農地も観光ということになっていますので、そういう総合的なもので二戸のあるべき、本当に夢のあるようなプランをつくって、そういう形での中で後継者対策も含めて頑張っていければいいと思いますが、そのことを要望いたしまして終わります。



○議長(菅原恒雄)

 田口議員の質問を終わります。

 休憩いたします。

休憩 午後 2時51分

〜〜〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜〜

再開 午後 3時04分



○議長(菅原恒雄)

 再開いたします。

 17番、及川正信議員。

〔17番 及川正信君登壇〕



◆17番(及川正信)

 それでは、3点についてお伺いをします。

 まず、1点目の市職員の時間外勤務と年次休暇取得についてであります。今政府は働き方改革を盛んに説き、8月2日の閣議で長時間労働の是正、労働制度の改革を決定し、新たな経済対策の中に盛り込んでいます。働き方改革は空洞化していると言われるワーク・ライフ・バランス、いわゆる職場と生活とのバランスであります、の実現こそが最重要であるとも言われております。働く時間と個人としての自由時間を確保することで、快適にして健康的な私生活のもと、市民の立場に立って仕事に専念できるものと思われます。しかし、以前にも議論になった経緯もありますが、二戸市職員の残業時間を見るに、実際行われた時間外勤務手当が法令に従い支払われているのか、極めて疑わしいと思うし、サービス残業と言われるただ働きも多いのではないかと推察されます。県内他市との集計比較から見ても、平均残業の時間数は二戸市はかなり少ないことからも、実残業時間との違いをうかがい知ることができると思います。

 また、平成27年度の年次休暇の取得状況を見て驚いたのですが、平均取得日数は9.5日であり、最低取得者の日数はゼロであります。つまり平均で見ると、年間20日付与される年次休暇の半分も取得されていないし、個別的にはただの1日も年次休暇を使用しなかった職員が存在したということであります。一方においては、行政改革の名のもとに職員数は縮減されるが、事務事業は量的に見合うように縮小されることなく、職員は厳しい職場環境の中で働いております。

 イとして伺いますが、市長はこのような勤務状況と職場環境を十分知っておられるかについてお伺いします。

 ロとして、平成27年度における時間外勤務者の人数と合計時間数、時間外勤務者の最高時間数と最低時間数及び1人平均時間数をお伺いをいたします。

 ハとして、勤務時間管理者はどなたで、時間外勤務発令は事前発令か、事後の実績確認か伺います。

 ニとして、実際に時間外勤務が行われた時間に合致した手当が支払われているか、お伺いをいたします。

 ホとして、時間外勤務しない日、いわゆるノー残業デーを週2回ぐらい設定して、時間外勤務を減少すべく努力していくべきと思いますが、市長のお考えを伺います。

 ヘとして、年次有給休暇の取得を1人20日にするための課題は何かについてお伺いをいたします。

 2つ目の質問に入りますが、地場産業の振興策についてであります。人口減少時代にあって、これからも続くであろう人口流出問題や、伴うところの地方財政問題などを考えた場合、私たちは今何を急ぐべきかが問われております。それは一言で言うなら、生活が保障される働く場、雇用の場の確保と創造であります。グローバル化など経済構造の変化により、以前のように企業誘致には期待を持てず、農業者の高齢化と後継者難や建設業低迷などにより、これからの二戸市を展望した場合、市民の目に見える産業振興に取り組む必要があると考えます。働く場、雇用の場と関連させての政策が検討され、人口減少と就労人口の予測なども検討、分析されるべきでしょう。以上申し上げた事柄からの結論は、二戸市の持てる条件と資産、資源を有効に生かした地場産業を興すことに尽きると思います。それは急がれなければなりません。

 以上の点について、具体的に質問をいたします。イとして、基本計画やアクションプランには種々記されてありますが、人口流出対策として地場産業振興のあり方と産業種目を何に求めるかなど、具体的取り組みを市長はどのように考えて、進めようと考えておいでかを伺います。

 ロとして、人口減少時代の地場産業の取り組みはまさに計画的、系統的、組織的に進められる必要があり、年次的に計画を就労人口の動きや雇用との関連を検討、分析しながら取り組まれるべきと思いますが、市長の見解をお伺いします。今示されるものがあればお知らせいただきたいと思います。

 ハとして、大ざっぱで結構ですが、地場産業に絞っての就労者の数的動きを市長はどのように誘導したいと考えておられるかについてお伺いをいたします。

 最後の3についてお伺いします。二戸まつりの位置づけと山車への助成について。二戸まつりは長い歴史を引き継いで、今も二戸市における晩夏の一大イベントとして、多くの人たちに楽しみの機会を与えてくれております。何といっても行列のメーンは9台の山車であり、観光的価値も大きいと思われます。これまでも政教分離の観点から議会において議論になった経緯もありますが、市はあくまでも観光事業として対応しているとのことであり、現在も同じだろうと思います。そのことについては異論はありませんが、二戸市内で山車の出るお祭りは二戸、浄法寺、金田一、堀野、石切所、1つ漏れておりますけれども、米沢の6カ所であり、これらのお祭りの位置づけは明確にされるべきと考えます。理由は観光の観点と助成金との関連からであります。

 以下、質問を申し上げます。イとして、二戸まつり実行委員会と浄法寺まつり実行委員会にはそれぞれ440万円、200万円が補助金として交付されていますが、他のお祭りには補助もなく、二戸市の観光振興との関連性はどうなるのか。その位置づけを整理し、振興に役立てることはできないのか、市長の見解をお伺いします。

 ロとして、前述したように補助のあり方に釈然としないものがありますが、なぜかについてお伺いします。

 ハとして、山車があってこそのお祭りだと思うのですが、特に手づくり山車は経費が膨らみ、参加そのものも困難とのことであります。二戸市の観光を考えるとき、実行委員会への補助に当たっては山車に対しても一定の助成をするよう要請すべきと考えます。二戸まつり以外は、他市町村など一定の補助金が出されておりますことを参考までに申し上げます。市長のお考えをお伺いいたします。

 以上であります。



○議長(菅原恒雄)

 答弁願います。

 藤原市長。

〔市長 藤原 淳君登壇〕



◎市長(藤原淳)

 大きくは3点についてのお尋ねでございます。いずれも古くて新しい課題といいますか、なかなか解決できないできたというふうな課題について、順次お答え申し上げます。

 時間外勤務などの労働環境につきましては、本市の大きな課題としてこれまでも議論を重ね、改善に取り組んできたところであります。国では、一億総活躍社会の実現に向けた格差、長時間労働の是正が焦点となった労働制度改革、働き方改革が打ち出されております。長時間労働は仕事と子育て、介護などの家庭生活の両立を困難にし、少子化の原因や女性のキャリア形成を阻む原因、男性の家庭参画を阻む原因となっていることから、長時間労働の是正によりワークバランス実現、ひいては労働の質、生産性の向上につながると言われております。

 勤務状況と職場環境についてでございますが、平成27年度においては266人の職員が時間外勤務を行い、合計の時間外勤務時間は年間で1万5,747時間となっております。職員1人の最高の時間外勤務時間数は年間232時間、最低では1時間、平均では59.2時間となっております。これは、平成27年度臨時的な業務であった選挙管理、国勢調査事業、子育て世帯臨時給付金事務などは除いておりますので、通常業務における時間外勤務と考えております。勤務状況といたしましては、イベント業務等時期的に忙しくなる業務などで時間外勤務が多くなっており、職場環境については業務の外部委託や組織再編などしながら、これまで改善に努めてきたところでございます。

 次に、時間外勤務の流れは、所属長が時間外勤務の管理者となり、事前に発令となります。実際に行われた時間外勤務に応じ、時間外勤務手当を支給しております。

 次に、ノー残業デーについてのお尋ねでございますが、二戸市においては時間外勤務を減らすためにノー残業デー実施要領に基づきまして、月2回、定時に退庁できるようにしております。今後設定日の拡大については検討課題としております。

 最後に、年次有給休暇の取得を1人20日にするための課題についてのお尋ねでございますが、年次有給休暇は労働者の心身の疲労を回復し、ゆとりある生活を保障するために与えられるものでございまして、休暇取得の促進には年次有給休暇の趣旨について周知を図り、休暇のとりやすい職場環境づくりに努め、取得を促してまいります。

 大きな2点目でございまして、産業振興のあり方の具体的な取り組みについてお答え申し上げます。ご指摘のように企業誘致が難しい時代となっている中で、地域の資源を生かした地場産業の振興が必要と考えております。これまでも本市には自然や歴史、漆など特産品、食習慣や風習など多くの魅力があると申し上げてまいりました。そのような地域資源を宝としてまちづくりに進めてきたところであります。

 そして、このような地域の資源の中から産業を興していくことが大切であると思っております。具体的に取り組んでいる事例を申し上げますと、果樹ではリンゴの冬恋、はるかのもっと上のやつでございますが、サクランボの夏恋、ブルーベリーのカシオペアブルーなど、他の産地と差別化しながら商品開発と市場開拓に取り組んでいるところであります。また、酒造メーカーと生産者が栽培契約をしながら酒米の生産に取り組み、このことが米の買い取り価格の安定化につながっておりますし、ブロイラー産業が好調であることから若い人材が養鶏を始める動きも見え始めてきております。菓子製造業では、工場をオープンしてから多くの来客でにぎわうとともに、雇用も生まれている事業所もありますし、食肉販売業では海外の技術を導入しながら国内市場に付加価値をつけた製品づくりに取り組んでいる企業もございます。将来を見据えながら新しいことにチャレンジする事業者も出てきて見られるところでございます。金田一温泉地域では、再建を目指していた旅館が営業を再開するとともに、おもてなしの宿として人気が出てきた旅館もございます。また、農家の後継者も育つなど、若い人たちが頑張っている地区となっていると感じてございます。

 このように地域の資源を生かしながら頑張っている企業や産業、人材が見えてきておりますが、雇用の面では製造業、建設業、介護職などは求人しても人が集まらない状況が見られます。学生のうちから企業のことを理解していただく取り組みが必要となっております。このために、二戸管内の高校の進路指導の先生方が企業を回りながら、仕事の内容の見学や就労環境について意見交換を行っているところでございますし、また福岡高校では1学年を対象といたしまして総合的な学習の時間を設け、地域で生きるをテーマに地域の講座を設けているところでございます。中学校では、これまでも議論されてきましたが、土曜チャレンジ塾等も始め、地域の住民と触れ合いながら地域を学ぶ活動も始まってございます。

 一方で、人材を確保できない企業では外国人の就労を拡大する動きも見られます。地場産業を振興する上では、外国人の受け入れを含めて就労者の確保対策を進めていく必要があると感じております。

 以上、具体的な取り組みについて申し上げましたが、12月9日には金融機関、二戸市商工会など12機関によりまして、二戸市との地方創生の連携に関する協定書を締結いたしました。この協定書により、総合計画の中でありますまち・ひと・しごと創生総合戦略の推進に向けて新たな枠組みができたところであり、連携を強化しながら地場産業の振興にも取り組んでまいります。

 次に、計画的、系統的、組織的に地場産業の取り組みを進める必要があるのではとのご質問でございます。地場産業の振興を計画的に取り組むためには、個々の事業者の発展が基本となってまいります。このためには、市内事業者で構成されます二戸市商工会との連携が欠かせないところであり、市と商工会が一体的に産業振興の施策体系を構築する必要があると考えてございます。

 今年度からは市の新しい補助制度も設けながら、規模別に応じて地場企業の底上げを図る施策について、市と商工会が連携しながら事業を進めております。事業所別に見ますと、創業から始まり、小規模事業者、中小企業者、そして地域を牽引する事業者というふうに段階的に分けることができます。この段階に応じまして、商工会との役割分担を行いながら、次のような取り組みをすることとしてございます。1つは、創業支援、小規模事業支援については商工会が中心になって進めます。次に、新事業展開や基盤整備、産業高度化に対する支援については市の補助金等を活用しながら企業の経営力を強化します。3つ目でありますが、国の認定を受けるところまで成長している企業については、国の支援制度を活用しながら地域を代表する企業となるよう支援を行います。

 この体系の中では、市では今年度、にのへ産業フォローアップ事業、ふるさと企業経営基盤整備事業を創設するとともに、地方創生推進交付金等を活用しながら中小企業の課題解決、あるいは収益性を高めるための地域産業高度化事業に取り組むこととしてございます。フォローアップ事業には現在5事業が採択されまして、新商品開発や新事業計画、外販部門の強化などに取り組んでおります。また、地方創生に関する事業では、モデル事業者が専門家の指導を受けながら新規事業を支援することにより収益性を高め、その効果を地域内の商工業者にも波及させたいと考えてございます。

 さらに、関係機関と連携して、とり合戦、北いわて学生デザインファッションショーの開催など、主要産業の支援を行っておりますし、地域ブランドによる地域活性化を進めるため、国のジャパンブランド育成支援事業を活用し、にのへブランド海外発信事業等を展開しているところでございます。

 以上のように地方創生に向けて二戸市を応援していただける枠組みをつくりながら、みずからの力で本気で進めていく事業者や人材と一緒になって地場産業の振興に努めてまいりたいと考えております。

 次に、就労人口の分析についてのお伺いでございますが、就労人口について国勢調査のデータによりますと、平成17年に1万6,169人であったものが平成22年には1万4,664人と、約1,500人減少いたしました。また、平成22年度の産業別就労人口を見ますと、1次産業が2,830人で、平成17年と比較して528人の減、2次産業が3,910人で551人の減、3次産業が428人の減と、全ての産業で減少してきております。1次産業では、小規模農家の高齢化により廃業がふえておりますし、2次産業、3次産業におきましては高齢化や後継者不足による自然廃業が主な要因と考えられます。平成27年度の国勢調査の就労人口はまだ発表されておりませんが、人口が2,091人減少しておりますので、平成22年からさらに減少していくことは見込まれます。

 なお、ご質問のありました地場産業の就労者に限定した数値は、各種統計でも公表されておりませんので、ご了承願いたいと思います。

 就労者の数的動きの誘導についてでございますが、平成22年度の就労者数が1万4,664人となっております。人口ビジョンによる将来推計から推計いたしますと、就労者数は平成37年には1万1,000人、平成47年には9,500人、平成57年には8,500人となることが予想されてございます。これまで申し上げましたように、地域の雇用と産業を支えてきた地場産業が収益性を上げ、就労者を確保することが最終的に人口減少対策につながりますので、地場産業の振興とあわせて就労者の減少にも歯どめをかけてまいりたいと思っているところでございます。

 大きな3点目でございますが、二戸まつりの位置づけと山車の助成についてでございます。お祭りには地域の活力やコミュニティーの構築、そして伝統や文化の継承といった目的と、外から観光客を呼び込む地域の活性化を図るといった目的の2つの面があると思いますが、地域の活力のためにはなくてはならないものと考えてございます。市内においては二戸まつり、浄法寺まつりは二戸市を代表する祭りであり、外から観光客を呼び込み、観光振興や地域活性化につなげるためのイベントとして位置づけられております。一方、石切所、金田一、堀野など他の地域の祭りについては、地域の伝統や文化の継承、きずなやコミュニケーション構築を図るためのお祭りと考えております。

 これらのことから、二戸市を代表するお祭りである二戸まつり、浄法寺まつりについては補助を行っているものでございます。そのほかの地域の祭りについても、伝統や文化を守り続ける中で地域のきずなやコミュニティーの構築を図っていくことができるよう、地域づくり事業補助金なども活用していただきながらこれまでも支援してまいりましたし、これからも支援していきたいと考えております。

 山車についての助成でございますが、二戸まつりでは少子高齢化の中にあって参加者の確保、寄附の減少が課題となっております。また、祭りの山車については全て自分たちの手で制作している山車組もあれば、人形飾りを変えてきて組み立てている山車組、借りながら自分たちの手づくりを織りまぜている山車組があり、加えて人形をつくっている方々も高齢となってきている現状でございます。これらのことを踏まえ、二戸まつりのあり方につきましては基本である外から観光客を呼び込むための観光資源とし、歴史ある祭りの伝統を存続させていくための検討を進めるとともに、その中で先を見据えた山車制作のあり方等について今後協議してまいりたいと考えているところでございます。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(菅原恒雄)

 再質問に入ります。

 及川議員。



◆17番(及川正信)

 順序に1点目からお伺いをしたいというふうに思います。市長の答弁聞かせていただきました。これからの働き方改革、私はそのものには異議はないのです。ただ、実際にどういうふうになるか、その中身なのだろうというふうに思うのですけれども、現状認識が市長と私と違うのではないのかなというのが気になるのですが。

 以前にもこの議論になったときもそうだったのですけれども、実際に時間外労働というのが管理者側で正確につかんでいるのかということになると、私はつかんでいないと思います。それは順序があって、労働基準法で定められた法令に基づくものですから、それなりにしっかりしていなければいけないわけだけれども、発令しますよね。発令する人が責任を持って何時間というのを言うわけですね。きょうはあるから何時間と、それに対して職員は命令ですから、これは断ることもできないことはないのですが、まずは受けると。それに対する100分の125なら100分の125で払うと。それがそういうふうにきちっとつかんでいる状況に私はないと思う。急に正常化、きちっとしようといっても、それは無理だろうと思うのだけれども、早く正常に近づけるということに今努力していかないと私はいけないだろうと思う。だから、よく出てくるサービス残業とかいう言葉、よくありますけれども、これはやっぱりつかみどころがないわけです。本人がまず残業、それで手当が支給にならない。なる場合もあるかもしれないが、ならない場合もかなりあるということです。ですから、そういうふうなのは私は一番恐れるのは、職務の規律だと思うのです。規律が崩れていくのではないかと。だんだんに職員数も少なくなってきている、そういう中で超過勤務はしっかりした形で、まず命令というか、話が管理者からあって、きょうは仕事が残っているからやろうというふうなことで、家庭もあるわけですから、ワークライフの関係で本当は早く帰してあげなければいけないです、勤務時間終わったら。でも、そこを頼む、それは仕事上、市民のための仕事が残っているからやってくれということに、これは従う、仕事するというのは、私は別に異議はないし、法もそのことは当然認めると。

 ですから、市長と私のちょっと捉え方に違いがあるかなと思うのは、市長はきちっとやられているという前提で捉えているようだなと。私はそうではなく捉えているのです。そうではないから、正常に近づけるという努力が必要なのだという主張に私はなるわけで、きちっとなっていれば今のとおりでいいわけです。ただ、議論ですから、法令に反することをやっていますとは言えないので、それは理解しましょう。あの層は答えれないでしょう。だけれども、実態は二戸に限らずなのです、自治体。まず民間なんかでは電通の24歳の東大出の優秀なあの女の子が自殺をしたと、これは超過勤務時間のことです。だから、行く行くは体まで壊すのですよと、メンタルもひどいし、肉体的にもひどいということにもなりかねないわけです。二戸はそうなっているかどうかというのは、私はつかんでいるわけではない、そんなのではないだろうというふうには思うのですけれども、その辺を正直な理解をした上で議論しましょうよ。追及ではないのですから、いい方向にやっぱり努力していかなければだめだということで申し上げているのですから、そこは明確にしてください。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 基本的な方向とすれば残業をできるだけ少なくしていくと、しなくてもいいような方向でやっていく、それは管理者の当然な進む方向だと思っております。それで、残業にも分けますと2つに分けることできるのではないのかなと。例えば一過性のものの残業と、あるイベントとかなんかでやる残業と、それから慢性的にやられている残業と、これを分けますと、一過性のものについてはその事業とかなんかが終われば、そこのところがあくわけでございます。問題は、慢性的に行われている残業をどう解決していくのかというふうなことが問題だというふうに認識してございます。そのためには、やはりお互いの係とかなんかに区別することなく、同じ課の中であったらお互いに行って助けたりなんかしながらやるとか、あるいはまた係長制をしきながら、きちっと命令系統の中でそこの報告をしながら、責任とってもらう人がいながら、そこのところで管理してもらうとか、そういうふうなものをやっていかなければ慢性的なもの、もちろん人をふやせばすぐ解決できるとかなんかもあるというかもしれませんが、それは個々の能力とかなんかもありますし、また機械的に処理できる単純作業なのであれば、それは機械のほうを導入しながらやっていけばいいというふうなことで、慢性的な残業をどう解決すればいいのかというふうなものに、今さまざま取り組んでいこうかなと思っているところでございます。



○議長(菅原恒雄)

 及川議員。



◆17番(及川正信)

 いろいろ二戸市の時間外勤務等の調べの中身ですが、トータルで、答弁にもあったように1万5,747時間が正式に法令どおりやられない、それよりかなり低いです、これは。実際にやられている超過勤務よりも低い。ただ、数字で手当として処理されたものであっても1万5,747時間なのです。これを割り出していくと、1日8時間の労働として何人分になるだろうというと8人分なのです。8人分の労働をやっているということだ、年を通して。だから、私は行政改革との関係でどうなっているのか、その辺はちょっとわからないのです。仕事が本当に少なくなっているのか、3分の1をいずれ少なくしましょうという方向性なのです。計画よりも早い。仕事がそんなに変わらないで職員数がどんどん減っていくと何が出てくるかというと、時間外とか不都合なのが私は出ると思う、労働過重とか。その辺は今ここで1回とまって、足どめして考えてみる時期でないのかというふうに思うのです。だめだと言っているのではないのですよ、行革を私はだめだとは言っていない。やり方に問題があると大変な結果が起きますよということで、私は計算してみるとそういうふうに8人分もあれがなっているということ等が出ていますので、これは市長、まず確認して前に進みますが、さっき言われたので十分かもしれないけれども、その辺を精査をして、どこに問題があるかというものを含めて、今後は市長の言う、なるだけ少ないようになれるような状況が望ましいと思うというふうなことに検討、取り組んでもらえるかどうか、もらいたいと。それに対する答弁、まずもらってからにします。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 先ほど申し上げましたとおりに、慢性的な残業といいますか、いつも残ってやられているところの部署等については、本当に何がそこの原因なのかというのはもう一回調べてみたいと思いますし、また行革とかなんかで職員定数管理等についても、前にもご質問等にお答えしてございますが、一旦その計画がありますが、見直しを図りながら、合ったように進めますというふうな答弁も申し上げておりますので、今後の人数等についてもそれなりの部分というのは考慮しながら進めてまいりたいと思っています。



○議長(菅原恒雄)

 及川議員。



◆17番(及川正信)

 最後の段階で申し上げたノー残業デー、よそのほうではよくとる方法なのです。1週のうちに何日間、1か2なのですが、残業しないと。うちにもう帰りましょうよと、まずライフ、ファミリーと言ったらいいのでしょうか、うちのほう、そういうふうな時代になってきているのです。私は何も政府の言っているのはどうこうというのではないのですが、そういう意味での働き方改革ならば私はいいと思っている。だって、女性が家庭を預かっている、子供の養育なんかだんなも介護も含めて手伝わないとやっていけない時代になってきている。ですから、この残業との兼ね合いはそういう点もありますので、そこは答弁を求めませんが、さっきの答弁の中にそれも含んでいろいろ考えていただきたいと、これをお願いしておきます。

 それから、年次休暇、これ驚いたのです。時間よりも私は年次休暇驚いた。とっていない人がいるというのはすごいものでしょう。1年に20日発給ですよね。それで2年分が有効なのです。だから、最高の人は40日持つわけです。2年前の分は、もうこれは無効になります。その無効の時間たるや、大変な時間なのです。半分もとっていないです。9.5ですよね。とっていない一番少ない人は何人だろうかと思って調べたら、ゼロです。1年に1日もとらないと、これはなぜなのだろうというふうに思うのだけれども、その議論の時間はありません。とらないのはとらなかったという、これは請求権ですから、請求しなければとられないということにはなりますが、それだけではない。やっぱりとりにくい、後補充もない、仲間にその仕事が負担としてかかる、なかなか休みたくても休めないというふうな、いろいろその人によっては事情が別なのですけれども、これはよろしくないです。メーデーが始まったのは、勤務時間、休みがないことからメーデーというのが戦いとして出たのでしょう。それだけ労働者にすると大事な、それから政府としても大事になる。だから、市としても大事になると。そういうふうなことからいけば、この年次有給休暇は急に1年に20日とるようにということは私は申し上げません。20日に近づけるように計画性も持ちながら、それからとりやすいような状況も持ちながら、後補充要員を持たなければとれないのではないでしょうかね。だって、これだって金かかりますから一気に改革は難しいというかもしれない。そこは余りにも、17世紀ではないのですから、ひとつ年次有給休暇、15は超えるぐらいは当たり前です。それを9.5ですから、問題ですから。それから、ゼロがあったというけれども、1、2、3のあたりがかなりあるのです。それを質問の中に十分市長はつかんでいますかということについては、みんなつかんでいるようにも聞こえたけれども、つかんでいないのです。あなたはつかんでいないのですよ。いいのです、知らないのは知らないので。ただ、今後その上に立って、改善していくように部下職員のほうに指示をしていくべきだろうと思います。余り議論するようなことではないのです。1点目はそういうことで、職員の労働改善ということでしょうか、働き方の問題として終わりたい。年次休暇1回だけ、努力を確認したいと。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 それこそ休暇をとるとらないというよりも、日ごろからの職場環境をどう整えて仕事をしていくのか、また休みをとりやすいような環境をつくっていくのかというのが何か根っこにあるような気がします。ほかの民間の会社さんでも、例えば夏休みとかにあわせて1週間なら1週間続けてとりながら、自分のふだん勉強できないでいるようなところとかなんか行って、リフレッシュしながら帰ってくると。多分これからの生活とかなんかはそういうふうなものになってきますし、また子供さんとか何かがあったときは子供さんのためにそこを休みながら行って、例えば参観でも何でもいいのですが、そういうふうにやっていくというふうなことで、これもあくまでも日ごろ休暇のとりやすい職場環境づくりに努めていかなければならないというふうなことなので、それらについて進めてまいりたいというふうに考えています。

〔及川正信議員「進めて……」と呼ぶ〕



◎市長(藤原淳)

 職場環境づくりに進めてまいりたいというふうなことです。



○議長(菅原恒雄)

 及川議員。



◆17番(及川正信)

 それでは、地場産業の関係でお伺いしたいのですが、将来の二戸市を、地方を決めるのは私は地場産業だろうと思います。答弁の中ではいろいろ取り組んで、考えながらやっているということについてはそれなりの理解はできます。

 ただ、これも私の考えている地場産業振興と市長の進めているのと若干違いがあるかなと思うのですけれども、つまりはここの人間、二戸の人間は外へ出なくても、ここで働けるような雇用の場が何としても必要になるというふうに思います。十文字ブロイラーに私はよく行くのですが、高校生が就職するようになっているのです、なってきたのです。ここ2年ぐらいかな。15人しかいなかった男子が今50人を超えているのです。これは革命的な変化なのです。三戸高校なり福岡からもだし、非常に私はいいことだと思うのです。ああいうふうに若い人たちが外へ出ないで地元にいてくれるということがやっぱり基本なのだなというふうに思っております。

 そうなってくると、市長、あなたのメーンである人づくりです。そういうふうな方向に学校との連携も言われました。その辺をよく密にしながら、大いに大きい施策として位置づけていいのではないかと。学校との関係ですね。あるのです、やっぱり今手取りもかなり高くなったし、そういうふうなことですから地場産業、今既存のものについてはそういうふうに対応。

 あとは、今はなくとも、将来に向かっては新たな地場産業というのがないと、絶対に私は雇用の場は十分どころか少ない、そういう状態になると思うのです。したがって、何かカシオペアの連邦議会でアパレルの関係だったでしょうか、あれ私は別な本で読みましたが、すごいのですね。九州なんか物すごい。後で話しする機会あると思うのですが、やっぱりああいう縫製というか、かなり注目に値するというふうに私は見ている。これも一つだという意味で。

 農業はもちろんそうですけれども、計画性、系統、継続、いろいろな言葉あるわけだけれども、それをひとつ明確にしながら、点検、チェックしながら前に進めていかないと、やっぱり市が直接やるのではなくて企業がやるわけですから、どこを歩いているのかはっきりつかめないままいってしまっていると。ああ5年たった、前期は終わったなと、今度は後期だと、後期もそろそろ終わりだけれどもどうなのだと見たら、さほどよくなっていないというようなこと等があると思いますので、これはその辺を数字でも市長はつかんで、そして次なる政策を考えるというふうに時々チェックするという……何というの、計画ですね。そういうふうなのを確立しないとだめでないかというふうに思うのですが、それには数字を大体年次ごとに、これはなってもならなくてもというのは無責任な言い方だけれども、全部計画どおりなるものではないという意味で申し上げています。恐れずに私はこの計画でいくと何名こういうふうになるとか、こういうふうな産業構造になるというのは考えていただいたほうがいいと。そして、それは努力目標でいいのではないかと。そうでないと、地場産業を主体とした地域振興は私はなかなか難しいだろうというふうに思うのです。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 今数字等についてといいますか、将来に向けての計画とチェックとかなんかについては当然しながら、どこまでいっているのかというのは、それはチェックしながらやらなければならないと思っています。それぞれの地場産業の弱みといいますか、外に出ていくというのは、例えば高校生の皆さんが、大学生もそうなのですけれども、自分でやった技術を、それを生かす職場や職種について、ここが少ないというのが1つ挙げられると思います。今も各家庭でできるコンピューターとかパソコンとかなんかやりながら、そっちできますよというふうなものもほかのところには出てきていますけれども、なかなかまだそこまでいっていないと。

 それから、もう一つ大きいのは賃金がやはり相当都会に比べて低いというふうなところが挙げられてくると思います。賃金が何で低いのかと、売れている一つの服とかなんかが20万、30万するのに、何でこっち来ないのかと。やっぱりそこの中間に入る卸業者でもない、それが結構入っていて、何とかのところにマークが入れば5万円上がるとか10万円上がるというふうな、そういうふうになっているので、だから今アパレル関係でも二戸のこの辺の北いわてのブランドをつくりましょうとか何かというようなのがあって、そこと消費者と結んでいけば、できるだけそこのところに中間のものがなくなって、そっちからまたお金のものが入って、それを従業員の人のところに行くというふうな、そういう仕組みを一つはつくるのが必要ではないのかなと思っているところでございます。

 あとは、いい例にいきますとブロイラー関係とかなんかについては直接向こうに取引して、中間がなく、どんどん、どんどんつくったものとかなんか行くものですから、そこの部分についてはとれたとかとれないものについては、ブロイラー関係については高い水準のところで推移しているというふうに捉えております。

 いずれ、まず職種が何か、自分がこの職をやりたいといったとき、なかなかここのところになくて、八戸とか盛岡に通わなければならないのですが、新幹線とかなんか幸いあるので、ここにいながらほかのところにも行って働くことができるというふうなことは、ここの交通の利便性とかなんかを活用しながらはできるのではないのかなと思っておりますし、まだまだ伸びていけるのではないのかなと。

 先ほども漆のことも出ましたけれども、新しくこれから出てくる地場産業の中で人をふやしていくためにはどうすればいいのかと。先生とかなんか、みんなおっしゃったとおり、そうすれば今までやってきたものの中を変えなければ新しく雇用が生まれてこないというふうな、そこをまずは解決しながら、さあ二戸にいらしてくださいというふうなことを求めなければならないのかなと思っております。



○議長(菅原恒雄)

 及川議員。



◆17番(及川正信)

 市長の判断で、ひとつ地場産業課でも設置してやっていかなければならない時代が来ると思います。アパレルの関係でも大型ではないのです。従業員が10人から15人ぐらいで、すごいです、その利益なんかも。高級品なのです。それはどこでも成功するのかどうか、私はちょっと興味はあるのだけれども、直接行ってみたいなという感じはします。いずれ地場産業については、これは市長に考え方、あるいはその内容的にもさまざま入ってくると思うので、それは努力していただきたい。

 時間がなくなりますから、お祭りの関係で、どこのお祭りの山車に何ぼとかという、そういうふうな角度から議論するつもりは全くありません。いずれ二戸のお祭りは観光としての確認があるのです。政教分離で入っていいのというふうな、おみこしさんと一緒に。それは主たるものを山車で、これは観光ですよと、これは國分市政のときの答弁だったかな。議事録あると思います。それにおみこしさんはついて歩くのだから、それは政教分離に反しないということで問題にならないと確認しているのです。正しいと思う。

 ただ問題は、1つには地方と言えばあれだけれども、堀野とか金田一とか、そういうふうなところをもっとどういうふうな位置づけをすれば全体とのあれで市として考えればいいのかというのが1つあると思う。本田元議員とも話をしてみたのです、金田一の。やっぱりいろいろ支援はしてもらっていると思うけれども、そんなには直通ではないと、それはそうでしょう。二戸と浄法寺はお祭り実行委員会があるから、一定程度、補助からいっても直通なのだと、これはいいのです、それで。問題は、その位置づけについては二戸、浄法寺以外も検討をすべきであるというのが1つ。

 それから、山車を9つあるのを1つでも減らすようなことがあってはだめなのだろうというふうに私は思います。岩谷橋からこっちのほうの山車でも困難だというところもあるし、向こうにももうやれるかなというようなのもあるのです。だから、ひとつ額のあれは別にしても、一定のよその市町村では補助出しているので、名前は違うけれども、いろいろ額も違います。二戸はゼロなのですよね、二戸まつりには。知っているでしょう、助成ゼロですよ。ただ、交通整理でなくて、あれについては金が結構かかるのですが、よそでもそれも含めてなのだと。プラス製作費、そういうふうな状態にあるので、市長のほうからもお祭り実行委員会を通しての、これは交付ですから、ひとつその辺を実行委員会との間で話をしていくべきだろうと、私はそう思います。直接市長のところに陳情、お願いと来るよりも、市長のほうからそういう状況にある、そして実行委員会のほうと話をする、これが正しいのではないかというふうに思いますが、これが最後になりますが、答弁をお願いします。



○議長(菅原恒雄)

 藤原市長。



◎市長(藤原淳)

 お祭りについては、本当に二戸まつり、浄法寺まつり等についてもだんだん人が減っていって、山車引っ張ることできないとか、さまざまなものもできておりますし、また先ほど申し上げましたとおりに山車をつくっている市内の業者さんがなかなかお年を召して、山車づくりできないのではないかと。そうすると、みずからつくるか、ほかの台を持ってきてやるかというふうなこともあります。二戸まつりに、では観光に資するということになれば、本当にほかから来て、みんな観光客を呼べるようなものになっているのか、工夫しているのか、その辺についてはどうなのよというふうなことも今浮かび上がってきているような状況です。

 それら含めながら、山車のお祭りの9月の季節の前の1カ月、2カ月で話し合うのではなく、これはずっとこれから二戸まつりとかなんかというのはどうあるべきなのかというふうなことも含めながら、それで山車に補助出すとか出さないとか。ほかのを聞きますと、今議員さんおっしゃったとおりに、山車に出しているのだけれどもガードマンには出していないとか、二戸の場合は全部含めてガードマン分なのだけれども、山車には出していないけれども、この辺のガードマンについてはほかの状況と違って、盛岡以北については、入り口についてはプロのやつつけなければだめだというような、警察等のそういう指導もあるものですから、事情事情によって違いますが、本当にその辺のところはどうあればいいものなのか。

 前夜祭については、若い人たちがこのままではだめだというふうなことで、前夜祭やりながら花火上げまして、ああいうふうに集めているような状況で、若い人たちが集まってきて、こうやっていったらどうなのかというふうなことを声聞きながら、これからやっていかなければ、二戸まつりも浄法寺まつりも廃れていくのかなと、その辺の見直しが必要だというふうに考えております。



◆17番(及川正信)

 終わります。



○議長(菅原恒雄)

 及川議員の質問を終わります。

 本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでございました。

散会 午後 3時58分