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岩手県 陸前高田市

平成19年  9月 定例会 資料 発議第5号




平成19年  9月 定例会 資料 − 発議第5号







(発議第5号)



       三陸縦貫自動車道の早期全線事業化を求める意見書



 三陸縦貫自動車道は、三陸沿岸地域において高速交通体系を担う重要路線として、また、暮らし、産業の発展、救急医療、防災対策に大きな役割を担うものとして地域住民にとってその実現は長年の悲願であります。

 特にも喫緊の課題として、救急医療活動と、近い将来高い確率にて発生が予想される地震津波災害等から、地域住民の生命財産を守る上からも早急な整備が求められているところです。

 三陸縦貫自動車道は、仙台から宮古間224キロメートルの計画延長のうち、供用済みは全体の約3割で、事業中区間を含めても約7割弱に止まっております。残る約70メートルは未だに整備時期が示されず、空白区間となっております。

 しかしながら、国においては、道路特定財源の見直しの中で、地域間格差への対応の視点を踏まえるとしながらも、19年中に今後の具体的な道路整備の姿を示す中期的な計画を作成することとしております。

 一方で、「道路整備はもう充分」との論議がなされていること自体、特にも公共交通機関が乏しく、道路に依存する割合が高く、且つ、道路整備が遅れている三陸地域にとっては、地域発展の芽を阻害する暴論であります。

 岩手・宮城両県の経済交流、経済発展の一層の促進を図り、地域の自立と競争力の強化、安全で安心できるくらしの確保等、三陸地域に暮らす人々が等しく高速交通体系の恩恵に浴し、豊かな生活を享受できるような諸施策を講じることが最重要課題であります。

 よって、国土の均衡ある発展を担保するためにも、今般国において策定が予定されている中期計画に三陸縦貫自動車道の基本計画区間の早期全線事業化が盛り込まれるよう、積極的に取り組まれることを強く求めます。



 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。

  平成19年9月26日

                               岩手県陸前高田市議会