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岩手県 陸前高田市

平成19年  9月 定例会 資料 発議第4号




平成19年  9月 定例会 資料 − 発議第4号







(発議第4号)



              国民医療を守るための意見書



 わが国ではすべての国民が公的医療保険に加入し、総医療費は対GDP比でOECD30か国中第21位という低い水準にもかかわらず、WHOが世界で最も公平かつ平等と評価した医療保険制度を推持し、世界一の健康寿命を達成しています。

 僅かな患者負担で、誰でも、いつでも、どこの医療機関でも受診できるという世界に冠たる国民皆保険制度に、国民は全幅の信頼を寄せてきました。

 一方、医学の進歩と医療技術の高度化、年々高まる国民の医療への期待、高齢化の加速などによって、わが国の医療費が増大することは必然であります。

 しかし、1980年代後半から続く医療費抑制や削減政策のために、医療現場では極限状態での医療提供を強いられ、今や医療は崩壊の危機に瀕しています。

 高齢者のための長期入院施設の削減は、大量の医療難民や介護難民を生み、患者負担の引上げやリハビリの日数制限は国民から医療を受ける権利を奪うものです。

 また、医師不足や看護師不足によって、産科医療や小児科をはじめとする救急医療の維持が困難になっています。

 よって、社会保障の理念に基づく医療提供体制の再構築と、国民皆保険制度の堅持のため、下記事項について強く求めます。

                       記

1 高齢者のための入院施設の充実

2 医師・看護師不足の解消

3 医療における格差の是正

4 患者負担率の引き下げ

5 国民の生命と健康を守るための医療財源の確保



 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。

  平成19年9月26日

                               岩手県陸前高田市議会