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岩手県 陸前高田市

平成19年  6月 定例会 資料 発議第3号




平成19年  6月 定例会 資料 − 発議第3号







〔参 考 資 料〕



(発議第3号)



      公的年金に係る国民不信の速やかな解消を求める意見書



 公的年金は、国民の高齢期等における生活を支える重要な制度です。ところが、年金保険料の納付記録の管理が余りにもずさんであったという実態が明らかになりました。そして、これが原因で、保険料を納めたのに年金を受け取れない、あるいは本来の受給額より少ない額しか受け取っていない被害者の方々が大勢いることも分かってきました。社会保険庁は、これまでも数々の不祥事によって国民の信頼を裏切ってきましたが、今回の問題によって国民の年金不信は一層高まっています。

 政府は、「年金時効特例法案」とコンピュータ内の5000万件の納付記録の突合せという対策を打ち出しました。しかし、「時効の撤廃」によって補償されるのは、「納付記録の訂正」が行われた場合に限られており、保険料を納めたのに「記録がない」と言われているようなそもそも「記録の訂正」が出来ない方はこの対象となりません。また、「宙に浮いた年金記録」の突合せは、コンピュータ内のデータの損壊部分を修復し、コンピュータヘの入力漏れを是正しなければ、被害者への補償につながりません。

 よって、本市議会は、国に対し、国民がこれまで納付した保険料に見合った年金をしっかりと受給できるよう、次の事項に係る政策を実施し、速やかに国民の年金不信・不安を解消する手立てを講ずるよう強く求めます。

                       記

1 未納扱いになっている方の納付記録を復元するため、全国の社会保険事務所や市町村に残されている元台帳とコンピュータのデータを照合し、コンピュータにすべての納付記録が正確に入力管理されるように調査・訂正すること。

2 すべての加入者に納付履歴を送付し、緊急チェックをしてもらうとともに、照合できない納付履歴についてはあらゆる方法を講じて情報提供を呼びかけるとともに、速やかに納付記録を是正・統合すること。

3 完全に納付記録が消失してしまった方については、国の過失を認め、加入者側の証言を最大限に尊重し、補償すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。

  平成19年6月20日

                               岩手県陸前高田市議会