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岩手県 久慈市

平成 21年 第19回定例会(12月) 12月04日−01号




平成 21年 第19回定例会(12月) − 12月04日−01号







平成 21年 第19回定例会(12月)


第19回久慈市議会定例会会議録(第1日)



議事日程第1号
平成21年12月4日(金曜日)午前10時00分開議
 第1 会期の決定
     議会運営委員長の報告
 第2 会議録署名議員の指名
 第3 議案第1号から議案第11号まで
     提案理由の説明・総括質疑
     委員会付託(議案第1号から議案第6号まで及び議案第11号を除く)
 第4 議案第11号(質疑・採決)
 第5 請願・陳情6件
     請願の紹介
     委員会付託
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会議に付した事件
 日程第1 会期の決定
 日程第2 会議録署名議員の指名
 日程第3 議案第1号 平成21年度久慈市一般会計補正予算(第6号)
  議案第2号 平成21年度久慈市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
  議案第3号 平成21年度久慈市魚市場事業特別会計補正予算(第1号)
  議案第4号 平成21年度久慈市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
  議案第5号 平成21年度久慈市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
  議案第6号 平成21年度久慈市水道事業会計補正予算(第1号)
  議案第7号 負担付きの寄附を受けることに関し議決を求めることについて
  議案第8号 財産の貸付けに関し議決を求めることについて
  議案第9号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて
  議案第10号 岩手県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて
  議案第11号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて
 日程第4 議案第11号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて
 日程第5 請願受理第18号 EPA・FTA推進路線の見直しを求め日米FTAの推進に反対する請願
  陳情受理第19号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める陳情
  請願受理第20号 教育の自治体間格差を生じさせないため、義務教育費国庫負担制度堅持及び負担割合二分の一復元を求める請願
  請願受理第21号 教員志望者の人材流出を防ぐとともに子どもたちへのきめ細やかな教育を実現するため、教育予算の拡充、教職員定数の改善を求める請願
  請願受理第22号 市道来内線早期完成に関する請願
  請願受理第23号 平庭線早期完成に関する請願
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出席議員(24名)
1番 梶 谷 武 由君 2番 上 山 昭 彦君
3番 泉 川 博 明君 4番 木ノ下 祐 治君
5番 澤 里 富 雄君 6番 藤 島 文 男君
7番 砂 川 利 男君 8番 畑 中 勇 吉君
9番 小 倉 建 一君 10番 山 口 健 一君
11番 中 平 浩 志君 12番 中 塚 佳 男君
13番 佐々木 栄 幸君 14番 桑 田 鉄 男君
15番 堀 崎 松 男君 17番 小野寺 勝 也君
18番 城 内 仲 悦君 19番 下斗米 一 男君
21番 下 舘 祥 二君 22番 大 沢 俊 光君
23番 濱 欠 明 宏君 24番 八重櫻 友 夫君
25番 ?屋敷 英 則君 26番 宮 澤 憲 司君
欠席議員(1名)
16番 大久保 隆 實君
欠員(1名)
20番
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事務局職員出席者
事務局長       根井  元   事務局次長        澤里 充男
庶務グループ総括主査 外谷 隆司   議事グループ総括主査   長内  実
主査         津内口昌紀
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説明のための出席者
市長         山内 隆文君   副市長         菅原 和弘君
副市長        外舘 正敏君   総務企画部長      佐々木信蔵君
市民生活部長     野田口 茂君   健康福祉部長(兼)福祉事務所長
                                菅原 慶一君
農林水産部長     亀田 公明君   産業振興部長      下舘 満吉君
産業振興部付部長   猪久保健一君   建設部長(兼)水道事業所長
                                晴山  聰君
山形総合支所長    田老 雄一君   教育委員長       鹿糠 敏文君
教育長        末? 順一君   教育次長        中居 正剛君
選挙管理委員会委員長 鹿糠 孝三君   監査委員        木下 利男君
農業委員会会長    荒澤 光一君   総務企画部総務課長(併)選管事務局長
                                勝田 恒男君
総務企画部財政課長  宇部 辰喜君   教育委員会総務学事課長 鹿糠沢光夫君
監査委員事務局長   松本  賢君   農業委員会事務局長   遠川 保雄君


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    午前10時00分   開会・開議 



○議長(宮澤憲司君) おはようございます。ただいまから第19回久慈市議会定例会を開会をいたします。

 直ちに、本日の会議を開きます。

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△諸般の報告 



○議長(宮澤憲司君) 諸般の報告をいたします。

 市長から議案の提出があり、お手元に配付してあります。

 次に、請願5件及び陳情1件を受理いたしましたので、お手元に配付してあります。

 次に、監査委員から現金出納検査結果の報告3件が提出され、お手元に配付してあります。

 次に、9月定例会以後の当職の出席した会議等、主な事項について、概要を配付してあります。

 次に、議会運営委員会から委員会所管事項調査報告書が提出され、その写しを配付してあります。

 次に、平成21年度岩手県市議会議員研修会に13人が出席したところであり、その概要を配付してあります。

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△日程第1会期の決定



○議長(宮澤憲司君) これより本日の議事日程に入ります。

 日程第1、会期の決定を議題といたします。

 会期日程案に関し、委員長の報告を求めます。中塚佳男議会運営委員長。

    〔議会運営委員長中塚佳男君登壇〕



◎議会運営委員長(中塚佳男君) 第19回久慈市議会定例会の運営につきまして、去る12月2日に議会運営委員会を開催し、協議いたしましたので、その結果をご報告申し上げます。

 今定例会で審議いたします案件は、市長付議事件11件及び請願・陳情6件の合わせて17件であります。

 また、一般質問については、4会派及び3人の計7人の議員から通告されております。

 これらのことから、お手元に配付しております日程案のとおり、本日と12月9日、10日及び16日に本会議を、12月11日に常任委員会を、12月7日、8日及び12月14日、15日を議案調査のため休会とし、今定例会の会期は、本日から12月16日までの13日間とすべきものと決しました。

 各位のご協力をお願い申し上げ、報告といたします。



○議長(宮澤憲司君) お諮りいたします。本定例会の会期は、ただいまの委員長の報告のとおり、本日から12月16日までの13日間と決定することにご異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(宮澤憲司君) ご異議なしと認めます。よって、会期は13日間と決定いたしました。

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△日程第2会議録署名議員の指名



○議長(宮澤憲司君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に小倉建一君、山口健一君、中平浩志君を指名いたします。

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△日程第3議案第1号から議案第11号まで



○議長(宮澤憲司君) 日程第3、議案第1号から議案第11号までを一括議題といたします。

 提出者の説明を求めます。山内市長。

    〔市長山内隆文君登壇〕



◎市長(山内隆文君) 提案をいたしました議案第11号「人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて」は、人事案件でありますので、私からご説明を申し上げ、議員各位のご理解とご賛同を賜りたく存じます。

 本案は、来る3月31日をもって任期満了となります谷地從子さんの後任として、清水頭クニ子さんを推薦しようとするものであります。

 清水頭クニ子さんの経歴につきましては、議案に付しております経歴書のとおりでありますが、長年にわたる社会福祉協議会職員としての経歴を持ち合わせ、また広く社会に貢献されており、そのすぐれた識見と明るく思いやりのある人柄から、地域の信頼を得ているところであります。

 これらのことから、人権擁護委員として適任であると考え、推薦しようとするものであります。

 以上、提案いたしました人事案件につきまして、満場のご同意を賜りますようお願いを申し上げ、私からの提案理由の説明といたします。



○議長(宮澤憲司君) 菅原副市長。

    〔副市長菅原和弘君登壇〕



◎副市長(菅原和弘君) 私からは、人事案件を除く議案10件の提案理由について、ご説明申し上げます。

 まず、議案第1号「平成21年度久慈市一般会計補正予算(第6号)」でありますが、今回の補正は、台風18号の被害に伴う災害復旧事業費、国県支出金等の内定による事業費の調整などに要する経費を計上したもので、1ページのとおり、第1条歳入歳出予算の補正は、既定の予算額に歳入歳出それぞれ6億3,578万4,000円を追加し、補正後の予算総額を208億1,621万4,000円にしようとするものであります。款及び項の補正額は、2ページから4ページの第1表歳入歳出予算補正のとおりであります。

 次に、第2条債務負担行為の補正でありますが、5ページの第2表のとおり、道路新設改良事業を追加しようとするものであります。

 次に、第3条地方債の補正でありますが、6ページ、7ページの第3表のとおり、消防施設整備事業借りかえを追加するとともに、漁港整備事業ほか4件について、その限度額を変更しようとするものであります。

 次に、議案第2号「平成21年度久慈市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」でありますが、今回の補正は、1ページのとおり、事業勘定につきましては、既定の予算額に歳入歳出それぞれ442万9,000円を追加し、補正後の予算総額を43億1,724万7,000円にし、また直営診療施設勘定につきましては、既定の予算額に歳入歳出それぞれ454万8,000円を追加し、補正後の予算総額を2億8,186万9,000円にしようとするものであります。

 事業勘定の補正の内容でありますが、実績見込みに基づき、歳入につきましては、3ページのとおり、繰越金を増額、歳出につきましては、4ページのとおり、総務費、諸支出金を増額しようとするものであります。

 直営診療施設勘定の補正の内容でありますが、歳入につきましては、13ページのとおり、諸収入を増額し、歳出につきましては、14ページのとおり、医業費を増額し、総務費を減額しようとするものであります。

 次に、議案第3号「平成21年度久慈市魚市場事業特別会計補正予算(第1号)」でありますが、今回の補正は、1ページのとおり、既定の予算額に歳入歳出それぞれ216万8,000円を増額し、補正後の予算総額を2,829万7,000円にしようとするものであります。

 補正の内容でありますが、歳入につきましては、2ページのとおり、使用料及び手数料、県支出金を増額し、歳出につきましては、3ページのとおり、総務費を増額しようとするものであります。

 次に、議案第4号「平成21年度久慈市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」でありますが、今回の補正は、1ページのとおり、既定の予算額から歳入歳出それぞれ1,757万5,000円を減額し、補正後の予算総額を3億6,846万6,000円にしようとするものであります。

 補正の内容でありますが、歳入につきましては、2ページのとおり、分担金及び負担金を増額、県支出金、諸収入及び市債を減額し、歳出につきましては、3ページのとおり、漁業集落排水管理費を増額、漁業集落排水事業費を減額しようとするものであります。

 次に、第2条地方債の補正でありますが、4ページ、5ページの第2表のとおり、限度額を変更しようとするものであります。

 次に、議案第5号「平成21年度久慈市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」でありますが、今回の補正は、1ページのとおり、既定の予算額から歳入歳出それぞれ610万7,000円を減額し、補正後の予算総額を15億4,458万6,000円にしようとするものであります。

 補正の内容でありますが、歳入につきましては、2ページのとおり、諸収入を減額し、歳出につきましては、3ページのとおり、下水道管理費及び下水道事業費を減額しようとするものであります。

 次に、議案第6号「平成21年度久慈市水道事業会計補正予算(第1号)」でありますが、1ページをお開き願います。

 第2条収益的収入及び支出の補正は、支出の上水道事業費を718万3,000円、営農飲雑用水給水受託事業費を176万2,000円増額しようとするものであります。

 次に、第3条議会の議決を経なければ流用することのできない経費である職員給与費の金額を894万5,000円増額しようとするものであります。

 次に、議案第7号「負担付きの寄附を受けることに関し議決を求めることについて」でありますが、本案は、三陸鉄道株式会社が久慈市内に所有している鉄道用地について、三陸鉄道株式会社への無償貸し付けを条件とする寄附の申し込みがあったので、これを受けようとするものであります。

 次に、議案第8号「財産の貸付けに関し議決を求めることについて」でありますが、本案は、議案第7号で提案いたしております鉄道用地について、三陸鉄道株式会社に鉄道事業及び鉄道事業に附帯する事業の用に供するため、無償貸し付けしようとするものであります。

 次に、議案第9号「岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて」でありますが、本案は、平成22年1月1日をもって合併により宮古市に編入する川井村を、平成21年12月31日をもって岩手県市町村総合事務組合から脱退させるとともに、平成22年3月31日をもって解散する束稲産業開発組合を同日をもって岩手県市町村総合事務組合から脱退させること、及びこれらに伴う岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更についての協議に関し、議決を求めようとするものであります。

 次に、議案第10号「岩手県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて」でありますが、宮古市に編入する川井村を広域連合から脱退させること及びそれに伴い議員定数を変更することについての協議に関し、議会の議決を求めようとするものであります。

 以上で、提案理由の説明といたします。

 よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。



○議長(宮澤憲司君) これより提出議案に対する総括質疑に入ります。質疑を許します。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(宮澤憲司君) 質疑を打ち切ります。

 次に、議案の委員会付託についてお諮りいたします。

 議案第7号から議案第10号までの4件は、お手元に配付の議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。

 次に、付託省略議案についてお諮りいたします。

 議案第1号から議案第6号までの補正予算6件、及び議案第11号の人事案件は、委員会の付託を省略し、補正予算については12月16日の本会議で審議することとし、人事案件については、本日審議することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(宮澤憲司君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

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△日程第4議案第11号



○議長(宮澤憲司君) 日程第4、議案第11号「人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて」を議題といたします。

 質疑を許します。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(宮澤憲司君) 質疑を打ち切ります。

 それでは、採決いたします。議案第11号「人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて」は、異議がない意見とすることにご異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(宮澤憲司君) ご異議なしと認めます。よって、議案第11号は異議がない意見とすることに決定いたしました。

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△日程第5請願・陳情6件



○議長(宮澤憲司君) 日程第5、請願受理第18号から請願受理第23号までの6件を一括議題といたします。

 請願について、紹介議員の説明を求めます。17番小野寺勝也君。

    〔17番小野寺勝也君登壇〕



◎17番(小野寺勝也君) 請願受理第18号「EPA・FTA推進路線の見直しを求め日米FTAの推進に反対する請願」について、ご紹介を申し上げます。

 国連食糧農業機構は、先般、飢餓人口が10億人を突破したことを公表し、食糧危機は今後ますます深まるおそれがあると警告しています。

 世界では今、各国が輸出のためではなく、自国民のための食糧生産を最優先し、実効ある輸入規制や価格保障などの食糧・農業政策を自主的に決定する権利、いわゆる食糧主権を保障する貿易ルールの確立を求める流れが広がってきています。

 農産物輸入の平均関税率は、EU諸国で20%、ブラジルで35%、メキシコ43%に対し、日本は既にわずか12%の低い関税率となっているのであります。

 EPA経済連携協定、FTA自由貿易協定では、日本農業と食糧を初め、国民の利益に重大な打撃を与えるものであってはなりません。

 現在、問題となっている日米FTAの交渉推進は、農業の輸出国アメリカとの間で関税撤廃など、全面自由化を進めることとなろうかと思います。関税が撤廃された場合、日本の米生産は実に82%、穀物生産は48%に激減するとの試算さえあります。一部にFTA推進でも国内農業の振興は損なわないとの論もありますが、アメリカの対日輸出の28%が農産物であります。日本の対米輸出は、工業製品が圧倒的であります。アメリカの政府関係者も、米を含めて農業はアメリカと日本のFTAの中心と述べています。

 こうした状況のもと、県内35の自治体首長の過半数の20の首長が、県内八つのJAの組合長が、こぞって日米FTAの交渉推進に反対を表明していると聞きます。

 日本農業を守り、食料自給率向上のためにも、どうか本請願にご賛同いただきますよう心からお願いを申し上げまして、ご紹介といたします。



○議長(宮澤憲司君) 1番梶谷武由君。

    〔1番梶谷武由君登壇〕



◎1番(梶谷武由君) 請願受理第20号「教育の自治体間格差を生じさせないため、義務教育費国庫負担制度堅持及び負担割合二分の一復元を求める請願」についての紹介をいたします。

 義務教育費国庫負担法は、1953年、義務教育無償の原則にのっとり、国民のすべてに対し、その妥当な規模と内容を保障するため、国が必要な経費を負担することにより、教育の機会均等とその水準の維持向上を図ることを目的として、義務教育費国庫負担法が制定されました。それ以降、旅費や退職手当、教材費など、教職員の給与費以外にも拡大をされてきましたが、1984年以降、国の財政難を理由に少しずつ切り崩され、平成16年度以降は教職員給与費のみとなってきました。平成17年度までは教職員給与費の二分の一を国が負担し、残りの2分の1を県が負担をしていたのが、平成18年度からは政府が推進する三位一体改革の中で、国庫負担の割合が3分の1に縮小されました。この負担割合の削減は、地方に大きな負担を強いるものとなっております。地方交付税の削減の影響、厳しい財政状況などから教育予算を確保することが困難となっています。

 国における来年度予算の概算要求に対する事業仕分けにおいても、義務教育費国庫負担についても検討が行われ、判定は国と地方のあり方を見直すとされました。

 未来を担う子供たちに等しく平等な教育を受けさせるためには、義務教育費国庫負担制度は堅持し、国庫負担割合を2分の1に復元する必要があります。このような状況をご理解をいただき、本請願を採択してくださるようお願いし、紹介といたします。

 続いて、請願受理第21号「教員志望者の人材流出を防ぐとともに子どもたちへのきめ細やかな教育を実現するため、教育予算の拡充、教職員定数の改善を求める請願」について、紹介いたします。

 文部科学省の義務教育諸学校教職員定数改善計画では、「生きる力」をはぐくむために必要となる「確かな学力」を身につけさせるため、個に応じたきめ細やかな指導を徹底するため、第8次公立義務教育諸学校教職員定数改善計画を策定し、平成18年から平成22年度までの5年間で実施するという趣旨で、一般教員を初め養護教諭、栄養教諭、事務職員、特別支援教育コーディネーターなど1万5,000人を増員する計画となっています。

 子供を取り巻く社会状況が目まぐるしく変化する時代を迎え、個性を尊重し行き届いた指導をするためには、1学級の定員が40人では大変厳しい状況にあることから、各地方自治体では40人以下学級が実施されつつありますが、地方財政が逼迫している中、少人数教育の推進、学校施設整備、旅費、教材費、就学援助・奨学金制度など、自治体間格差が広がっています。

 今や30人以下学級の実現を求める声は、全国各地で大きなうねりともなっています。子供たちに、安心・安全な学校生活を保障し、また学びの多様化に応じた学校施設の充実を図るためには、地方交付税を含む国の予算を拡充する必要があります。

 このような状況をご理解いただき、本請願を採択してくださるようお願いし、二つの請願についての紹介を終わります。



○議長(宮澤憲司君) 7番砂川利男君。

    〔7番砂川利男君登壇〕



◎7番(砂川利男君) それでは、請願受理第22号「市道来内線早期完成に関する請願」について、ご説明を申し上げます。

 当路線は、国道281号明神地点から来内小学校へ至るまでの市道路線であります。道幅が狭く、急カーブ、急勾配が続く難所であり、冬季間には車の事故が多発する危険な路線でもあります。

 おかげさまをもちまして、昨年度の測量が終わり、一部工事の着工がなされたわけですが、完成までにはまだまだ多くの年月と工事費がかかるものと推察されます。昨今の混乱した政治・経済社会情勢にあって、無事完成できるかどうかは予断を許さない状況にあります。

 住民や平庭を目指す観光客ばかりでなく、山形中学校のスクールバスも毎日運行され、一般の大型車の通行も多いこの路線の安全確保は、旧山形村時代からの地域が要望してきた住民の長年の悲願でもありました。

 このたび一部難航していた用地についても、地域住民みずからの努力によって地権者との合意が得られ、工事の円満な進捗の障害がすべて取り払われました。

 つきましては、来内自治会の会員の署名を添えて、ここに市道来内線の早期完成に関して、市議会に請願するものであります。

 次に、請願受理第23号「平庭線早期完成に関する請願」について、趣旨の説明をいたします。

 当路線は、当時の山形村村政発展計画に基づき、平成3年に工事着工なされた、景勝地平庭から山形町荷軽部、さらには八戸へ通じる将来の観光ルートとして工事着工がなされたものであり、現在、第1工区の最終段階の工事に至っております。

 この間、多くの地権者からの理解をいただき、おおむね順調に工事が進捗してきたものの、一部地権者の理解が得られない部分があって、工事が停滞するという事態にも遭遇し、また当局の財政的事情もあって、当初の完成予定をはるかに超過した長い年月が費やされてまいりました。

 このたび懸案であった用地問題は、地元住民の根気強い努力が実って、すべての地権者の了解も得られ、工事の進捗を妨げる障害が取り払われました。

 当路線は、九戸村、軽米町、八戸市方面からの平庭スキー場への利用客も多く、多くの関係者からも一日も早い完成が待ち望まれている路線であり、ここに来内自治会の会員の署名を添えて、工事の早期完成について市議会に請願するものであります。

 満場各位のご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、請願の趣旨の説明にかえさせていただきます。



○議長(宮澤憲司君) ただいま議題となっております請願及び陳情は、お手元に配付してあります請願・陳情文書表に記載のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたします。

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△散会 



○議長(宮澤憲司君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。

 本日は、これで散会いたします。

    午前10時33分   散会