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岩手県 北上市

平成16年  1月 臨時会(第118回) 01月20日−01号




平成16年  1月 臨時会(第118回) − 01月20日−01号







平成16年  1月 臨時会(第118回)



平成16年1月20日(火曜日)

議事日程第1号

                      平成16年1月20日(火)午前10時開議

 第1 会議録署名議員の指名

 第2 会期の決定

 第3 議案第1号 財産(土地)の取得について

 第4 議案第2号 財産(土地)の処分について

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本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

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出席議員(30名)

      1番  安徳壽美子君     2番  八重樫善勝君

      3番  釼吉孝夫君      4番  伊藤利行君

      5番  千葉一夫君      6番  木戸口 平君

      7番  後藤不二男君     8番  高橋初男君

      9番  佐藤重雄君      10番  佐藤ケイ子君

      11番  昆 英史君      12番  福盛田 馨君

      13番   欠員        14番  千葉孝雄君

      15番  小田島龍一君     16番  梅田勝志君

      17番  高橋清悦君      18番  鈴木健二郎君

      19番  高橋孝二君      20番  三浦悟郎君

      22番  小原健二君      23番  及川洋一君

      24番  多田 司君      25番  伊藤隆夫君

      26番  菅原行徳君      27番  菊池基行君

      28番  鈴木健策君      29番  舘川 毅君

      30番  小原健成君      31番  柏葉省一郎君

      32番  高橋一夫君

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欠席議員(1名)

      21番  金田ハルノ君

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事務局職員出席者

   事務局長   加藤正武君   事務局次長  平野直志君

   副主幹兼           副主幹兼

          高橋 功君          下瀬川俊一君

   庶務係長           議事調査係長

   主任     高橋マエ君

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説明のため出席した者

   市長     伊藤 彬君   助役     下屋敷勝哉君

   収入役    斎藤 伸君   企画調整部長 及川義也君

   財務部長   高屋敷克広君  商工部長   澤田俊美君

   総務課長   本田 潔君

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            午前10時00分 開会・開議



○議長(高橋一夫君) ただいまの出席議員数は30名であります。定足数に達しておりますので、これより第118回北上市議会臨時会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

 本日の議事は、お手元に配布しております議事日程第1号によって進めます。

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○議長(高橋一夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、16番梅田勝志議員、17番高橋清悦議員を指名いたします。

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○議長(高橋一夫君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。

 本件に関し、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長。

     (議会運営委員長 鈴木健策君 登壇)



◆議会運営委員長(鈴木健策君) 議会運営委員会の報告をいたします。

 去る1月16日に議会運営委員会を開催しまして、第118回北上市議会臨時会の会期日程及び付議案件の取り扱いについて協議をしておりますので、御報告申し上げます。

 案件は、財産(土地)の取得と処分についての2件であります。いずれも委員会付託を省略いたしまして即決でお願いいたします。したがいまして、会期の日程は本日1日ということで協議をしております。日程どおり議事が進行できますよう議員各位の協力をお願い申し上げまして、報告といたします。



○議長(高橋一夫君) ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、今期臨時会の会期は本日1日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高橋一夫君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日1日間と決定いたしました。

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○議長(高橋一夫君) お諮りいたします。日程第3、議案第1号から日程第4、議案第2号までの2件については、会議規則第36条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高橋一夫君) 御異議なしと認めます。よって、日程第3、議案第1号から日程第4、議案第2号までの2件については委員会付託を省略することに決定いたしました。

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○議長(高橋一夫君) 日程第3、議案第1号財産(土地)の取得についてを議題といたします。

 書記をして議案の朗読をさせます。書記。

     (書記朗読)



○議長(高橋一夫君) 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。

     (企画調整部長 及川義也君 登壇)



◎企画調整部長(及川義也君) ただいま上程になりました議案第1号財産(土地)の取得について提案の理由を申し上げます。

 取得しようとする土地は、北上南部工業団地の土地で、北上市相去町大松沢1番27ほか1筆、面積3万5,260.78平方メートルを北上南部工業団地に進出する企業の事業所用地として6億6,547万2,997円で北上地区広域土地開発公社から取得しようとするものであります。

 よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(高橋一夫君) これより質疑に入ります。23番及川洋一議員。



◆23番(及川洋一君) 分譲用地として取得しようとするようでありますが、多分この分譲先というのは次の議案第2号に出てくるデリア食品ではないかなと思うのです。それで、この面積等を比較してみますと、いわゆる広く取得してその一部を処分するという形になっておりますが、この広くした理由というのはデリア食品以外に処分する予定でもあるのでしょうか、その辺をお尋ねいたします。



○議長(高橋一夫君) 市長。



◎市長(伊藤彬君) ただいまの御質問にお答えいたします。

 今回取得をして御質問にありましたデリア食品に一部を売却いたします。ただ、最近の傾向として大区画で売れる場合と小ロットで売れる場合があります。この部分は、小ロット化を一部した部分でありますし、それをさらに細分化して売る手段にもなっております。したがって、今回売れた都度ではなくて、平成17年度売り上げ見込みを予定しながらもここを取得をしていきたいということであります。

 それから、開発公社とのやりとりの中で、ある部分は年度に市の方に買い受けをするという今までの継続した取得の方法がありましたから、その方法に倣っている部分もございます。現在の時点で、デリアの次にすぐ確定という段階にはまだ至っていないところであります。



○議長(高橋一夫君) 23番及川洋一議員。



◆23番(及川洋一君) そうしますと取得した土地は一部は決まっているのだけれども、その残っている部分はまだ未定だということでありますね。そうすると今までの前例を考えてみますと、処分先がはっきりしないのを取得するというのは余り例がなかったように思うのですが、それはいいのでしょうか。所見をお尋ねします。



○議長(高橋一夫君) 市長。



◎市長(伊藤彬君) 公社との会計の一部連動といいますか、なっている部分もあります。そういう意味で、例えばお手元に図面がいっていると思いますけれども、この図面のきれいに区画になっている部分、あるいは緑地になっている部分、そういうのを年度計画で公社から取得している部分も事例として多々ございます。それから、公社の運営上、今までの計画の中である部分は市が取得をするという計画のもとに継続していることもございます。



○議長(高橋一夫君) 10番佐藤ケイ子議員。



◆10番(佐藤ケイ子君) そうすると、この工業団地の全体的な処分の状況をお知らせいただきたいと思うのですけれども、売却できるのは何%で、まだ未処分のは何%な状況なのかということをお伺いします。



○議長(高橋一夫君) 商工部長。



◎商工部長(澤田俊美君) ただいまの御質問にお答えいたしますが、パーセンテージとなりますと今手持ちの資料としてはございませんけれども、これから……全体のまず団地の処分面積でございますけれども、これは今年度末でもって約68ヘクタール弱、68ヘクタール弱になる見込みでございまして、そのうち開発公社からの取得分につきましては約54ヘクタール、残りが工業団地特別会計で所有する14ヘクタールというふうな形になります。

 以上でございます。



○議長(高橋一夫君) これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高橋一夫君) これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第1号財産(土地)の取得についてを採決いたします。

 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高橋一夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。

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○議長(高橋一夫君) 日程第4、議案第2号財産(土地)の処分についてを議題といたします。

 書記をして議案の朗読をさせます。書記。

     (書記朗読)



○議長(高橋一夫君) 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。

     (企画調整部長 及川義也君 登壇)



◎企画調整部長(及川義也君) ただいま上程になりました議案第2号財産(土地)の処分について提案の理由を申し上げます。

 東京都府中市に本社を置くデリア食品株式会社に事業所用地として処分しようとするものであります。処分しようとする土地は、北上南部工業団地の土地で、北上市相去町大松沢1番89、面積1万.03平方メートルを1億8,150万円で処分しようとするものであります。

 よろしく御審議の上、原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(高橋一夫君) これより質疑に入ります。28番鈴木健策議員。



◆28番(鈴木健策君) 3点ほどお伺いしたいのですが、まずこの売買契約ですけれども、公社から市が買うわけですが、契約はあくまでも契約でして登記になっておらないわけです。基本的に、法的には所有権は登記になって初めて所有権がつくわけですので、公社から買って市が登記をしてから民間に売る売買契約が本来はなされる形だと思うわけです。ですから今までですと、定例会などですと初日に公社の方から買って最終日に企業に売るというふうな形をとった例もあるわけですけれども、この契約でいくと実際には登記していない、所有権のない市が売買契約を結ぶわけですけれども、このことに本当に問題がないのかどうか、第1点。

 それとあとは、この後に相手方の何らかの事情で契約破棄された場合に違約金等を取る、賠償請求する場合もあるわけですが、その登記をしない、権利を持っていないところがそういう違約金を取るような賠償請求する権利があるのかどうか、それが2点と、あとはこの用地なのですが、この図面を見ますと変形地が残るわけですよ、奥の方へ。これは、非常に道路面に面したいい場所はこうやって、企業誘致は絶対必要なことですのでいいのですが、こういう変形地が残っていきますと、これ売るのが大変難しくなってくると思うのです。何らかの利用価値があってこのような変形地がとられておるのかどうか、これが3点。

 それから、もう一点は買い戻し特約をもちろんつけると思いますが、買った相手方が第三者に売却できないように、買い戻し特約は10年ですけれども、それをやる場合には売買契約と同時に登記をすれば、解約特約の登記をすれば相手は第三者に売却できなくなるのです。この登記をしておるのかどうか、これをお伺いいたします。



○議長(高橋一夫君) 市長。



◎市長(伊藤彬君) 幾つか御質問ありまして、私の方からは取得登記をして売るケースとその前のケースとあります。というのは、南部工業団地でも既に市が取得している土地もあります。それから、公社が今保有していて、そこの土地がいいねと言われた場合、それを取得する前提で契約をしておりますが、あくまでも仮契約でありまして、相手先とは。本議会によって決定されたものをもって本契約とみなすという手順を踏んでおります。よって、その契約はいずれもそうですが、最初から市が所有しているものを売る場合と、公社から取得をして売る場合と、この2通りのケースがあることを御理解いただきたい。そして、その場合いずれにしても議会での決議をいただいて仮契約が本契約になるという形になります。したがって、議会の議決を得た後の手順がまた要ります。

 それから、変形地は、実は今までの売買のケースでも正確な正方形の場合とそれから変形地の場合と幾つか売買事例があります。場所どりの仕方でございますが、今回の区画も4区画ないしは5区画の小ロット化をして売っていこうと、それからリースの場合も全部をリースにされてしまったのでは借入金が戻らないということもありますから、リースに適用する部分はどことどこに限定しようよと私どもなりに押さえているところもあり、そういう形の使い方もできる。それから、変形地は、ある程度真ん中に矩形をとって端っこの方に変形が出たときは、これは若干の値引き対象部分として処分されているのが今までの事例であります。ただ、会社によっては必ずしも矩形でなくてもいいという買い方をされるところがありますので、そういう対応もしております。ただ、見る方から見れば、なるべく整形の土地が印象もよくて扱いもいいということでありますから、なるべく最後に変形なものを残さないような区割りをしていきたいということを基本に考えております。

 ただ、売買のとき多少厄介なこともありまして、やっぱりお客様の望みを最優先される場合もありまして、ここを欲しいと。ここでは難しいですからということでお話をしますとお断りされてしまうケースもございました。しかるに今大変難しい状況の中で、多少の危険ははらみながらもやはり雇用の拡大だとか、売ることによって財政事情のいい方向への転換、その辺もかんがみながら処分をせざるを得ない時期にあるのかなというふうにも思っております。

 それから、買い戻し特約の件については担当からお答えさせます。



○議長(高橋一夫君) 商工部長。



◎商工部長(澤田俊美君) それでは、買い戻し特約ですが、これはここ数年前から買い戻し特約の条項は設けてございません。

 それから、違約金の関係でございますが、いわゆる契約破棄に伴っての違約金ですが、この条項も設けてございません。

 以上であります。



○議長(高橋一夫君) 28番鈴木健策議員。



◆28番(鈴木健策君) 買い戻し特約をつけておらないと、現在は。前はつけておったはずですね。それの最大の要因は何でしょうか、それは。つけなくなった。



○議長(高橋一夫君) 暫時休憩します。

            午前10時21分 休憩

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            午前10時23分 再開



○議長(高橋一夫君) 再開します。

 答弁を求めます。商工部長。



◎商工部長(澤田俊美君) 買い戻し特約を削除した理由ということでございますけれども、まず1点はあそこの工業団地というのは工業占用地域であるということですので、当然ですが、利用する目的は制約されております。

 それから、例えば会社等の経営状況によって、どうしても予定しておった土地を買えなくなるといったことも考えられるわけですけれども、そういったことに市として事情を踏まえてわかりましたということでその土地をまた買い戻すということになりますと、なかなかこれは処分につながっていかないと、会社の事情だけではそういったことは許されないと、そういったことで買い戻し特約を今回外しておるということです。

 それから、もう一点はやはり土地転がしということでしょうか、言葉ちょっと失礼ですけれども、以前ですと相手方が取得した土地というものを他の方に別な目的でもって処分するということも考えられたわけですけれども、そういったことからして、それを防ぐためにも買い戻し特約を設けておったということですが、最近のこの経済事情を考えた場合に、やはりでき得るだけ土地を、今の団地の土地を確実に処分してまいりたいというふうな趣旨から、ぜひ取得された会社におかれましては将来にわたってその土地を利用されて工業振興に役立てていただきたいと、そういった趣旨から外したものでございます。



○議長(高橋一夫君) 28番鈴木健策議員。



◆28番(鈴木健策君) 今の事情は確かにわかるわけです。非常に経済状況も厳しいことはわかるわけですが、この工業団地を造成して企業誘致をするのはあくまでも1つの目的があるわけです。企業の誘致をし、雇用の拡大を図り、地場企業の間接的な振興にもつながるという目的を持ってやるわけですから、ただ用地を売ればいいというわけではないわけですよね。そこに企業の張りつけをすることが絶対の条件なわけですから、何年間以内には工場を建ててほしいとか、もちろんあとは市の独特の減免措置等もやったりしてやっているわけですから、私はむしろ厳しいものではなくてもいいですから、私はその特約なり、10年も用地を買って全然その企業が会社をつくる様子もないようなところは、やはり新しい企業に売るような努力もするべきだと私は考えるものですから、多少の私は規制はあっていいのではないかなという観点から質問したわけです。もちろん考えたのがそうでしょうから、それをやり直す気はないのでしょうけれども、そういう観点から質問したのでした。意見です、これは。



○議長(高橋一夫君) 市長。



◎市長(伊藤彬君) 1つの事例を御説明しながらちょっと御理解を深めていただきたいと思いますし、これは時代の流れでまた変わってくるかもしれないと思っております。

 1つは、投機を目的で安易に買っておいたと。ところが、なかなか売れなかったといって買い戻し特約ついているから、どうも買ってもうける気でやったような気配もあったけれども、もうからないからやっぱり返すよという事例に近いものが1つありました。それで、こういう安易なことは困るねと、私たちの売り方ももうちょっときちっとしなければいけないねということが1つ。

 それから、もう一つは数年前のやはり金融事情の悪いときに起こった現象でありました。これは、土地取得費と工場建設費とそれから運転資金、この3つをセットでお金を用意して進出するというお話ができて、そういう形で進みましたけれども、最終的に3点セットのうちの一角、すなわち初期投資が融資対象にならなかった。会社がうまく経営できなくなってしまうということがあって、一時期担保に借りたものが動いてきて、そこからの買い戻し請求が出たりなんかするとちょっとややこしいことになってしまうねということで、ならば買い戻し特約、当時ありましたから、それを利用してすぱっと引き上げてしまった事例がありました。ただ、今後こういうやり方でいいのだろうかどうだろうかという議論の中で、当面買い戻し特約をつけて出てくるところに、言葉悪いですけれども、甘い考えで出てこられても困るねということから切ったという背景があったと思っております。

 ただ、御指摘のようにこれからの中で、私たちも厳しい審査をしながらお買い求めをいただいていますし、おいでいただいた後は特に今の現時世では雇用について、あるいは地産地消の問題について特別なお願いをしながらやっていきますけれども、流れの中で吟味するところはまた吟味をしながら進めていきたいというふうに思います。



○議長(高橋一夫君) 24番多田 司議員。



◆24番(多田司君) このデリア食品株式会社のまず進出のきっかけとなったものは何かということを1つと、それから処分価格は市の提示価格で決まったかということをお聞きしたいと思いますし、この事例のほかにも進出の動き、あるいは打診等があるか、その3点についてお伺いします。



○議長(高橋一夫君) 市長。



◎市長(伊藤彬君) まず、進出についてのきっかけですが、これはいろんな面がありました。最近の企業の地方への進出の状況は、従来の電気、機械、鉄、かたいものから少し傾向が変わってきました。事例として多く見えているのは環境型が出てまいりました。それから、コンビニが全国展開する中で物流の形が随分変わってきました。特に鮮度を重要視、フレッシュものと言われている食品、これは遠くでつくって配送するのには鮮度が落ちる、それから物流コストがかかると。できれば野菜が多くとれているところ、産品がいっぱいとれているところのそばでつくってそばに供給したいという流れが見えておりました。そういう中から、これから誘致したい企業のターゲットの1つとしてにらんでいたことは事実であります。そのヒントは、わかば食品がお見えになる前の1つの流れだなというふうに思っておりました。そんな中からたまたまお話がありました。それで、いろいろ折衝をさせてもらいました。随分多くの土地と競争しました。最後はインフラの状況、値段の状況、さまざまな要件、それから雇用の確保の条件、いろんなものがありました。私どもとすれば、私どもの金額の半分以下のところとも競争しました。そういうところも現実にあります。しかし、私たちのインフラの状況、それからおいでいただいた160社以上の企業がなぜここで順調に仕事をしていただいているか、それから行政とのかかわりぐあいの場合、そして応援を築いてくれる市民との関係等々値段だけではない勝負でいこうということで、さまざまセールスをさせていただきました。その結果、この値段になりました。値段については、やはり商売でありますから、私どもとしてもなるべく高く売りたいというところでしたけれども、最終的な商談として落ちついた価格というふうに御理解いただきたいと思います。



○議長(高橋一夫君) 23番及川洋一議員。



◆23番(及川洋一君) もう一つ教えてください。

 今の単価のことなのですが、さっきの休憩時間にちょっと計算してみましたら取得した単価金額、1平方メートル当たり1万8,800円ぐらいになりますね。処分する価格は少し安くて約1万8,150円。それで、むしろ高く売るべきだろうなと思うのですが、この安くしたという理由は何でしょうか。



○議長(高橋一夫君) 市長。



◎市長(伊藤彬君) 高く売るのが当然です。しかし、買ってもらえなければゼロです。そして、その経済効果をどう見るかということを今非常に重要視しております。寝かしておいて価値を生まないよりも雇用をとりたい、雇用を拡大したい。それから、建物を建てていただく、将来の入るべき税金等の問題、さまざまな観点から判断をするぎりぎりのポイントというのが1つ出てまいると思います。そういうことを判断しながら、今回この値段で商談がまとまったというふうに御理解いただきたいと思います。買っていただけるぎりぎりのところまでお互いに歩み寄らざるを得なかったということだろうというふうに思います。ですから、ある意味では雇用対策の1つとして考えることもありました。それから、将来に向かっての税収確保という形のこともその判断の1つでありました。そういう解釈で今回契約をさせていただいたということでございます。御理解いただきたいと思います。



○議長(高橋一夫君) 10番佐藤ケイ子議員。



◆10番(佐藤ケイ子君) このデリア食品ですけれども、10月から操業予定で50人の雇用というようなことをお聞きしておりましたけれども、地元の採用はどのくらいの枠があるのでしょうか。それから、地場産品の活用のことについてはどのくらいの話が進んでいるのでしょうかお伺いします。



○議長(高橋一夫君) 市長。



◎市長(伊藤彬君) お答えします。

 地元の採用は、ほとんど地元にこだわりたいと言っていますが、ちょっとここ複雑でして、五、六十人と言っていますが、恐らく本社、グループから来るのは二、三名だろうと言われております。今の予想では60名、五、六十名と言われていますが、男性方は恐らく10名ぐらいかなと言われております。それで、365日、24時間対応という体制をとっておりますので、実際には常時いる人は五、六十人で、エントリーされている、登録されているメンバーはその7倍ぐらいではないかと聞いて、そういうローテーションでやるだろうというふうに思われます。正規社員と臨時とパートの組み合わせはまだわかりませんが、今月末ぐらいからこちらの方に社長、課長クラスがお見えになってさまざまな準備に入るというふうに聞いております。そして、10月1日の会議を目途としていますが、状況によれば3カ月本社研修、6カ月本社研修という人もあるだろうというふうに聞いて、もうちょっとそこは詰めなければと思っています。

 それから、実はサラダと言っていますが、サラダと煮物と両面やると。そして、季節感に合わせて鮮度の高いものをやっていく、なるべく地元のものを使っていきたいと。一番使うの何ですかと聞いたら、サラダ関係ではポテト、それとサラダ菜、レタス等々が多いですねと言っていました。それから、煮物になるとここは芋の子が強いですねとか、アスパラはどうですかと、ホウレンソウどうですか、コマツナどうですかというお話がありました。地域の産物の鮮度がいいものですから、そこに合わせていきたいと。もちろんコストはありますよというお話はしていましたけれども。それで、今後の展開は市場、それからJA、それから生産農家、生産農家とは契約栽培だろうという意味だと思います。こんな形で協議をさせてくれませんかということでありました。私どもの方からいろんな産物がありますと、季節感に合わせてないものもありますけれども、ぜひ地元のJA、市場、農家とお取り組みを進めていただきたいということでありますし、今月末ぐらいからうちの農林部も動き始めることにしております。



○議長(高橋一夫君) これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高橋一夫君) これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第2号財産(土地)の処分についてを採決いたします。

 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高橋一夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。

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○議長(高橋一夫君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。

 これをもって第118回北上市議会臨時会を閉会いたします。

            午前10時39分 閉会

地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

       北上市議会議長      高橋一夫

       北上市議会議員      梅田勝志

       北上市議会議員      高橋清悦