議事ロックス -地方議会議事録検索-


岩手県 花巻市

平成23年  3月 定例会(第1回) P.29303月25日−08号




平成23年  3月 定例会(第1回) − 03月25日−08号









平成23年  3月 定例会(第1回)



平成23年3月25日(金)

議事日程第8号

平成23年3月25日(金)午前10時開議

 第1 委員長報告

 第2 議案第65号 花巻市入湯税の課税の特例に関する条例

 第3 議案第66号 平成22年度花巻市一般会計補正予算(第7号)

 第4 議案第67号 花巻市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについて

 第5 意見書案第1号 国保「広域化」を中止し国庫負担の復元を求める意見書の提出について

 第6 意見書案第2号 東日本大震災による被災者並びに被災自治体の支援に関する意見書の提出について

本日の会議に付した事件

 日程第1 委員長報告

 日程第2 議案第65号 花巻市入湯税の課税の特例に関する条例

 日程第3 議案第66号 平成22年度花巻市一般会計補正予算(第7号)

 日程第4 議案第67号 花巻市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについて

 日程第5 意見書案第1号 国保「広域化」を中止し国庫負担の復元を求める意見書の提出について

 日程第6 意見書案第2号 東日本大震災による被災者並びに被災自治体の支援に関する意見書の提出について

出席議員(32名)

   1番  増子義久君      2番  鎌田芳雄君

   3番  細川宏幸君      4番  照井雄一君

   5番  高橋 勤君      6番  伊藤源康君

   7番  若柳良明君      8番  小原雅道君

   9番  鎌田幸也君     10番  松田 昇君

  11番  小原茂明君     13番  照井明子君

  14番  藤井幸介君     15番  板垣武美君

  16番  平賀 守君     17番  藤原晶幸君

  18番  藤原米光君     19番  藤井英子君

  20番  高橋久順君     21番  本舘憲一君

  22番  小田島邦弘君    23番  近村晴男君

  25番  櫻井 肇君     26番  大原 健君

  27番  川村伸浩君     28番  佐藤忠男君

  29番  中村初彦君     30番  阿部一男君

  31番  齋藤政人君     32番  高橋 浩君

  33番  新田盛夫君     34番  高橋淑郎君

欠席議員(1名)

  24番  中村勝吉君

説明のため出席した者

 市長        大石満雄君   教育長       及川宣夫君

 総務部長      伊藤隆規君   政策推進部長    亀澤 健君

 まちづくり部長   大山拡詞君   生活福祉部長    菊池保守君

 健康こども部長   出茂 寛君   教育委員会教育部長 藤井廣志君

職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長      佐藤祥二    参事兼事務局次長  平賀政勝

 総務係長      阿部 靖    議事調査係長    佐藤多恵子

     午前10時00分 開議



○議長(川村伸浩君) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

 市長から災害対応に関する報告があります。

 大石市長。



◎市長(大石満雄君) それでは、私から3月15日以降の大震災への対応について御報告を申し上げたいと思います。

 まず、本市における被害の概要でありますが、3月22日現在であります。人的被害、軽症者17名で変わりございません。建物等の一部損壊が68件、公共施設の壁のひび割れなどが126件、道路関係の被害は90件ということで、前回の調査から大分ふえております。これらにつきましては、既に対応済みというものもありますし、現在対応中というものもあるということでございます。

 今回の地震によります市内の被害というものは、数はありますけれども、全体としては限定的なものととらえておりますが、いまだに燃料の供給については、十分な状況にはなっていないということであります。これにつきましては、災害FMですとか市のホームページ、さらには行政区長を通じて、市民の皆様へ情報提供を随時行いながら、御不便な状況に御理解と御協力をお願いしてきているというところであります。現在は、この燃料につきまして、国の備蓄燃料の放出ですとか燃料輸送の強化というものが入ってまいりまして、徐々に供給の動きが出てきております。そこで、いましばらく御協力をお願いしているという状況にあります。

 次に、避難の状況でありますけれども、県内外から、なはんプラザの避難所に12世帯31名、花巻温泉ホテル千秋閣の福祉避難所には9名の避難者を受け入れているという状況であります。また、雇用促進住宅等、市内居住希望者の申し込みというものも出てきておりまして、それへの対応も行っているという状況であります。

 それと、特に県内の沿岸被災市町村への支援についてということでありますけれども、これは3月18日に花巻市沿岸被災市町村支援本部というものを市の災害対策本部とは別個に立ち上げまして、設置いたしまして、特に花巻市は、釜石市、大槌町を主に支援するということで対応を始めております。

 そこで、私も、3月21日に直接現地の状況や要望を伺うという目的で、釜石市、大槌町の災害対策本部に訪問しまして、そちらの市長または副町長に直接お会いして状況をお伺いしてまいりました。それを受けて翌日、釜石市から要請がありました支援物資を早速搬送いたし、あわせて職員を派遣して、さらに打ち合わせをしてまいったというところであります。

 また、県の要請によりまして今後受け入れを予定しております避難所の準備ということも行っておりますし、また当市に避難してまいりました県内外の被災者の方々に対応するために、総合的な相談窓口として本庁新館1階に開設をして対応しているところであります。

 今後、被災地の後方支援として長期の対応が見込まれておりますので、引き続き被災者の住居、医療、介護、育児及び就学等生活全般について、万全を尽くしてまいりたいと考えております。

 現在も市では24時間の支援対応を行っておりまして、いずれにいたしましても市議会の皆様にも、特段の御理解と御高配を賜りますよう引き続きお願い申し上げまして、御報告とさせていただきたいと思います。



○議長(川村伸浩君) 本日の会議は、議事日程第8号をもって進めます。



○議長(川村伸浩君) 日程第1、委員長報告を行います。

 最初に、予算特別委員会に付託中の議案第55号平成23年度花巻市一般会計予算から、議案第64号平成23年度花巻市上水道事業会計予算までの10件を一括議題とし、同委員長の報告を求めます。

 予算特別委員会委員長、藤原晶幸君。

    (予算特別委員会委員長 藤原晶幸君登壇)



◆予算特別委員会委員長(藤原晶幸君) おはようございます。

 それでは、御報告いたします。

 予算特別委員会に付託されました議案第55号平成23年度花巻市一般会計予算から、議案第64号平成23年度花巻市上水道事業会計予算までの10件につきましては、議長を除く全議員で構成された特別委員会であるため、審査の内容は省略いたしますが、一般会計予算の全般、歳入歳出の8款土木費まで質疑を終了し、9款消防費の質疑中、三陸沖を震源とする大地震により、9款の途中で審査を中断せざるを得なかったところであります。

 以上、報告を終わります。



○議長(川村伸浩君) お諮りいたします。予算特別委員会に付託中の議案第55号平成23年度花巻市一般会計予算から、議案第64号平成23年度花巻市上水道事業会計予算までの予算関係議案10件については、本日の会議において直ちに審議したいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第55号から議案第64号までの10件は直ちに審議することに決しました。



○議長(川村伸浩君) 最初に、議案第55号平成23年度花巻市一般会計予算を審議いたします。

 お諮りいたします。議案第55号平成23年度花巻市一般会計予算については、提案理由の説明並びに予算全般、歳入及び歳出の1款議会費から8款土木費の質疑を省略し、歳出のうち9款消防費以降の質疑といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第55号については、提案理由の説明並びに予算全般、歳入及び歳出の1款議会費から8款土木費の質疑を省略し、歳出のうち9款消防費以降の質疑とすることに決しました。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。議長に発言通告がありますので、これを許します。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) それでは、質疑を行います。

 まず初めに、今回の大震災に当たりまして、市長を初め当局の皆さんが、東奔西走、また不眠不休で被災者支援のために尽くしてくださっていること、議員としてというよりも市民の一人として心から感謝する、そういう気持ちを持っております。

 きょうは、特に今必要なこと、それから6月定例会では間に合わないこと等を中心にいたしまして、必要最小限度の質疑だけにとどめておきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 まず、第9款についてでありますが、1点、災害復旧に関してでございます。これは、ここのところで聞くのもなんだとは思いましたが、言うまでもなく当地も被災地でありまして、私は納税の猶予あるいは減免というものを考えなければならないのではないかと思っております。と申しますのは、この直接の震災の被害はないにしても、その後、燃料不足等によりまして、特に温泉地とか観光産業、それから一般の商店、中小企業も含めて大変な経営難にこれから陥ろうとしております。そういう中にありまして、市におかれましては、住民税の申告は、申告の期限を延ばしたということがございます。これは大変適切な判断だったと思いますが、私は、さらに納税の減免あるいは猶予について特段の配慮が当局として必要ではないかと思うものでありますが、まずこの点について伺います。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 今回の災害に伴いましての市税の減免、納付の猶予ということでございますけれども、市税の減免等につきましては、それぞれの税目ごとに規定は設けられて対応しておりますが、御心配のように、今後、経営の悪化、そういったことも懸念されるところでありますが、所得の大幅な減少が見込まれる場合等、そういう場合は、御指摘のように徴収猶予でありますとか分割納付、そういった納税の緩和措置というものを含め、柔軟な対応をしてまいりたい、このように思ってございます。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 私も、実は個人的なことで恐縮でございますが、4月に何人かである温泉で懇親を深めようと思っておりましたが、お断りを実は現地からいただきました。そのとき大変心痛な思いで断られたわけでありまして、こちらも気持ちはわかるので残念ながら中止ということにいたしましたが、何とぞよろしくお願いをいたします。

 それでは、引き続き、9款はこれで終わります、10款についてお伺いをいたします。

 まず1点目は、予算説明書174ページ、小学校教育振興費中の地域体験型学習授業費544万4,000円、この内容についてお伺いをいたします。と申しますのは、質疑の中でもほかの議員の方からありましたが、例えば東和小学校の場合、伝統の神楽というものが大変クローズアップされまして、もしこれが、子供たちが、今、小学校で学習体験として行われているというようなことがあれば、小学校1校になることによってそれが中断されてしまうのでないかという心配も報道を読んで直後に思ったわけでありますが、この点についてもかかわりということでお願いをいたします。



○議長(川村伸浩君) 及川教育長。



◎教育長(及川宣夫君) 小学校教育振興費中、地域体験型学習授業についての御質問にお答えいたします。

 この事業は、教育活動として、小学校が総合的な学習の時間などを活用して、地域の特性を踏まえながら、さまざまな活動体験をすることにより、生きる力の育成を図ることを目的としておるものでございます。

 主なものとしては、稲作、野菜づくり等の農作業体験、郷土芸能伝承あるいは介護施設慰問、社会見学、野外体験学習、スキー・スケート教室、各種講演会の実施などを行っているところでございます。

 東和地域の6小学校では、本事業を織りまぜながら、あるいは独自に地域に伝わる伝統工芸や郷土芸能を体験し、伝承する活動を行ってまいりましたけれども、統合後におきましては、東和小学校教育振興運動実践協議会各支部並びにそれぞれの保存会で検討していくこととしております。

 なお、一例を紹介いたしますと、現時点においては、田瀬小学校の田瀬清流太鼓はスポーツ少年団活動の一部として伝承活動を行うこととしておりますし、浮田小学校区の倉沢さんさ踊り、あるいは小山田小学校区の田植え踊りこきりこは、地域の保存会等で今後とも伝承活動を行うところでございます。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) このことをなぜ申し上げるかと言えば、私、石鳥谷の出身でありますが、石鳥谷においても中学校が1つしかないのです。中学校が統合したときにもう小学校で途切れてしまうという、これは小学校と中学校の違いはありますけれども、そういう経験があるものですから、ぜひ子供たちに地域の大事な伝統芸能を伝えていってほしい、それが地域をつくる一つの力にもなっていくだろうということでお聞きしたところであります。これは質問に大体即応した御答弁であったと思いますので、この件についてはここで終了したいと思います。

 それでは次に、教育費については、予算説明書194ページ、保健体育費中の大規模スポーツ大会開催事業費6,030万3,000円であります。今回6,030万3,000円でありますが、今年度と合計ではほぼ2億円ということになるわけなんですが、この2億円の中身というよりも投資効果について、現在どのように考えているのかということをお伺いします。



○議長(川村伸浩君) 大山まちづくり部長。



◎まちづくり部長(大山拡詞君) それでは、私から保健体育費の中でのまずは6,030万3,000円の中身、それから平成22年との合計でおおむね2億円に相当する内容と投資効果という内容でございますけれども、今回の中身につきましてはインターハイの関連経費ということになります。

 まず、田瀬湖のボート場のコース用ブイ及びコースワイヤの購入として960万ほど、それから大きいのはいわゆる実行委員会の負担金ということになります。全国高等学校総合体育大会花巻市実行委員会の負担金、これが4,800万円ほど計上している。

 それから、昨年からの2億円ということになりますけれども、平成22年度は1億3,200万円でした。その内容につきましては競技艇の備品購入費として1億500万円ほどありました。これが大きなウエートを占めてございました。

 それから、実行委員会の負担金等でおおむね2億円近い1億9,200万円ほどで両年度あわせてそういった計上をさせていただいたというところでございます。

 ただ、投資効果につきましては、今回、インターハイ開催に当たっては、沿岸部の宮古市ではヨットとかレスリングというような会場地にもなってございますので、まだ不透明なところはございますけれども、いずれ当市においては、ハンドボール及びボートということになりまして、選手、監督、役員あるいは県内外からの観光客、合わせて4万5,000人ほど見込んでございます。

 このことに伴う経済効果あるいは波及効果としては、市内の宿泊あるいはお土産品の購買、飲食店等を合わせまして大体数億円程度ではないかと試算しておりますので、地域経済の活性化につながるだろうということを期待してございます。

 この中の2億円の投資の中で、一番、ボート関係の経費が多かったわけですけれども、このボート関係の経費の中で、競技艇84艇、ことし出航してございますけれども、今年度のインターハイに使用するのに加えて、平成28年度の岩手国体の際にも使えるというような規格艇の購入の仕方をしてございますから、今後は、そうした購入経費に当たっての効果、活用策ということも十分期待できるのだろうという中で、交流人口なりあるいは大会の招致等についても期待できるかなということで考えてございます。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 数億円の波及あるいは経済効果があるだろうということでございますが、この点については、後ほど、後から議論することにいたしまして、ここでお聞きしませんが、1つだけこの点にかかわってお伺いしたいことがあります。

 それは、いつも思うのですが、国体とかインターハイとか財源の問題です。これは市のすべて持ち出しでしょうか。これは、主催者のほうの支援といいますか、主催者から財源支出されるというような部分はないのかということ、この1点をお伺いします。



○議長(川村伸浩君) 大山まちづくり部長。



◎まちづくり部長(大山拡詞君) 経費のいわゆる支出のあり方とか方法等については、いずれインターハイにしても国体にしても、主体になるのが、実行委員会が主体になる。その中で、県とか、あるいはそういう関係団体が主体になって、補助できるものが、補助できるものについては、限度がありますけれども、そうした支出のほかに、あとは実際に開催地となる地元負担というのも当然生まれてきますので、あわせてそういった関係する団体あるいは県を初め市町村の負担に基づいて、支出あるいは運営をされるということになると思います。



○議長(川村伸浩君) ほかに通告がありませんので、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。議長に発言の通告がありますので、これを許します。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 25番、櫻井肇であります。議案第55号平成23年度花巻市一般会計予算について反対の討論を行います。

 まず、自治体予算というものでございますが、これは、地方自治体行政の運営方針を示すものであり、そして行政運営としてのかがみでもあります。そしてそれは、国政、県政と一体のものとして私はとらえております。

 また、この予算の執行によって、市民が安全で安心できる暮らし、安定した地域活動ができるものかという点こそ、視点が当てられなければなりません。一つ一つの施策をすべて否定するという見地の反対ではないことは言うまでもございません。

 平成23年度予算は、県下自治体に例を見ない誇るべき規模の住宅リフォーム助成事業による経済活性化の試みや、保育所、介護施設の建設等、市民の命と暮らしの向上への努力に見るべき施策が多々網羅されていることは、これは高く評価すべきと考えるものであります。しかし、振興センター、交流会館の指定管理者制度やまちづくり対策における投資効果には疑問を持たざるを得ないことは、予算審議の際にも申し上げたとおりであります。これは性急過ぎる制度の導入であると考えざるを得ません。市政の進むべき方向、まちづくりが住民と一体となったものかということは、うかがうことはできません。

 また、職員の人件費においても、県下最低クラスに水準がとどまっているということは、市民のまちづくりの協働としての職員の士気につながっているのではないかとの危惧も、否定することができません。よって、本予算には反対する立場を表明するものであります。

 終わります。



○議長(川村伸浩君) 次に、中村初彦君。



◆29番(中村初彦君) 29番、中村初彦でございます。私は議案第55号平成23年度花巻市一般会計予算に賛成の立場で討論を行います。

 大石市長におかれましては、未曾有の災害の発生以降、被災地対応に、幹部職員を初め、職員一丸となって奔走している最中での真摯な議会対応に改めて敬意を表します。

 平成23年度一般会計予算は、歳入歳出それぞれ450億6,947万9,000円であり、前年度当初予算費伸び率で1.4%の増となりました。市民税の減額が見込まれている現下の厳しい経済情勢の中、一定の歳入が確保されたものと評価をいたすものでございます。今般示されました一般会計予算案の義務的経費の子ども手当て、保護費等の扶助費においては、前年度比8.2%増の74億4,359万2,000円となり、義務的経費全体で1.8%減となったところであります。投資的経費の普通建設事業は、学校建設事業が完了に向かうことから前年度比5.6%の微減となりましたものの、3月補正予算に前倒し計上した補正分を加えて、必要額を確保したものと存じます。

 市長施政方針で示している強くて優しいまちづくりの倫理に沿って、公共交通サービスを初め、経済情勢を踏まえての緊急対策や湯のまちホット交流事業の拡大並びに介護、児童保育施設整備、そしてまた新規事業の感染症予防などが予算計上されております。

 施策の立案に当たっては、市民の視点に立って本市総合計画に基づく主要事業に重点的に配分されているとともに、市の均衡ある発展に努力された予算編成の成果であると認めるものでございます。

 最後に、本市は908.32平方キロの広大な面積となっていることから、今後とも事務事業の執行に当たっては、引き続き市民に寄り添った市政運営がされますよう祈念申し上げます。

 改めて、平成23年度花巻市一般会計予算に賛意を表しますとともに、本予算が所期の目的を達成されますよう御期待申し上げ、賛成討論といたします。



○議長(川村伸浩君) 次に、近村晴男君。



◆23番(近村晴男君) 23番、近村晴男でございます。

 まずもって、このたびの東日本大震災でお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、過去に例のない甚大な被害に遭われた被害者の方々に対しましてもお見舞いを申し上げます。

 国を挙げ、ともどもに一丸となっての支援により、被災地の一日も早い復興を心から願うものであります。

 それでは、議案第55号平成23年度花巻市一般会計予算に対する賛成の立場での討論をさせていただきます。

 歳入歳出予算の総額それぞれ450億6,947万9,000円は、対前年度費1.4%、6億3,078万7,000円の増額であり、このことは、長引く不況、依然厳しい景気低迷の続く中にあって、市民に対して頑張って前に進もうと呼びかける予算編成として評価するものであり、さらに国の第1次補正予算に対応して平成22年度の3月補正によって前倒し計上した3億7,432万円を加えると、実質的な予算規模は前年度と対比して2.3%増の454億4,379万9,000円の大型予算となっていて、不況脱出から力強く抜け出そうとする積極型の予算であり、市民が寄せる期待も大きなものがあります。

 歳入については、1款市税を初めさまざまな款で前年度より減少している中にあって、市民からの請願にこたえる形で、さらに所管する常任委員会の申し入れにも配慮した形でのすそ野の広い住宅関連産業を中心とした地域経済の活性化を図るため、財政調整基金から3億円の繰り入れを行い、市民が暮らしやすい居住空間を築くための花巻版住宅リフォーム支援制度の創設は、市民からも大いに期待されるものであります。

 一方、市債については、対前年度比6.7%、3億5,350万円減の49億5,530万円としたことは将来にのしかかる負担を極力少なくしようとする姿勢のあらわれと評価されます。

 歳出については、市長のまちづくりの基本理念とする強くて優しいまちの実現のため、市民が安心・安全に快適な生活を送ることができるようにと各款にわたって目配りのきいた予算編成となっていることは、予算特別委員会での質疑の経過においても明らかであります。

 具体に事例を幾つか述べると、待機者の解消のための保育園の新設や介護施設の整備、子宮頸がんやヒブワクチンなど予防接種の拡大、対象年齢を65歳から60歳以上に拡大する湯のまちホット交流サービス事業、花巻駅周辺駐車場の整備、消防分舎の新庁舎の建設など消防拠点施設等の整備、小学校低学年のトイレの洋式化などが挙げられます。

 一方、少子高齢化により人口が減少し、社会全体が縮小化しつつある中にあって、交流をキーワードに本市の強みを生かした観光による本市の魅力の情報発信と、各種スポーツ大会の招致活動によって交流人口の拡大を図り、にぎわいと消費を生み、地域経済を刺激するという強くて優しいまちに加えて、花巻市は元気に躍動していくんだとする前向きな姿勢が、予算から読み取ることができます。

 なお、地方債残高は、平成22年当初599億9,166万円であったものが、23年末見込みで597億8,598万円と2億568万円の減少で、実質公債費比率は16.1%で、平成22年当初と比較して2.7ポイントの減少となり、財政の健全化に向けた取り組みのあらわれと評価するものであります。

 3月11日の東日本大震災以後、市内では、震度5を超す余震が幾度となく続き、地盤が緩み、雪解け時期とも重なって、地すべりなどへの警戒や、幾度となく続く激しい揺れによって橋脚や建物などの耐震性が落ちていることなど、引き続き災害に備えた予防体制と市民の安全・安心を第一義に、国の復興支援に対する補正にも対応しながら、今後の予算の柔軟な執行にも期待をするものであります。

 依然、我が国では東日本大震災の余震はおさまることはなく、警察庁の発表する犠牲者の数は日に日にふえ続け、既に犠牲者は9,700人以上にも及び、行方不明者は1万6,000人を超し、24万人以上が避難所生活を強いられている厳しい環境下に置かれています。また、死者、行方不明者数は、明治29年の明治三陸地震を上回り、明治以降の自然災害では大正12年の関東大震災に次ぐ被害規模となっています。

 さらに、東京電力福島第一原子力発電所の被害も日に日に深刻さを増し、市民生活に及ぼす影響ははかり知れないものがあります。幸いにも、本市の地震被害は少なくて済んだわけですが、三陸沿岸自治体の甚大な被害を目の当たりにし、頑張れ日本、頑張れ東北、ネバーギブアップの精神のもと、できる限りの支援の手を差し伸べ、一日も早い復興に向けた対策が求められているとき、今まさに本市では、協働の精神のもと、市民と一体となった支援活動を展開していることに、敬意を表し、平成23年度一般会計予算に対する賛成討論とするものであります。

 以上です。



○議長(川村伸浩君) ほかに通告がありませんので、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。議案第55号平成23年度花巻市一般会計予算については、反対がありましたので、起立により採決いたします。

 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(川村伸浩君) 起立多数であります。よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。



○議長(川村伸浩君) 次に、議案第56号平成23年度花巻市国民健康保険特別会計予算から、議案第64号平成23年度花巻市上水道事業会計予算までの9件を一括審議いたします。

 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第56号平成23年度花巻市国民健康保険特別会計予算から、議案第64号平成23年度花巻市上水道事業会計予算までの9件につきましては、提案理由の説明を省略し、一括審議としたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第56号から議案第64号までの各会計予算9件は、提案理由の説明を省略し、一括審議とすることに決しました。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。議長に発言通告がありますので、これを許します。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 25番、櫻井肇であります。

 ただいま審議されております中で、国民健康保険特別会計予算及び介護保険特別会計予算についてお伺いをいたします。

 まず、国民健康保険特別会計予算についてでありますが、国保税の課税額の最高限度を引き上げるということが国から示されておりますが、本市においてはこの対象者は何世帯ほどか、そしておおよその収入所得額もお伺いしたいということでありますが、まず初めにこの最高限度額の引き上げの内容、それから本市における平年度ベースの対象者、何世帯ほどか、今年度まだ申告の期限が終わっておりませんので、確定的なことは言えないかと思いますが、おおよそのところで結構でございます、まずその点についてお伺いをいたします。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 国民健康保険税の限度額の関係でございますけれども、現段階では税制改正はまだ不確定という要素はございますが、御質問のとおり考え方は国のほうから入ってございますので、その考え方をまず申し上げたいと存じます。

 国民健康保険税でありますけれども、その中身は3本立てになっております。国保税の中身3本と申しますのは、基礎課税額でもっての限度額が、現在50万円でありますのが、1万円上がりまして51万円ということになります。それから2つ目ですが、後期高齢者支援分、これが、現在13万円ですが、1万円の引き上げということで14万円が見込まれております。それから介護納付金分、これが3つ目であります。現在10万円が12万円、2万円の上げということであります。そうしますと、合計、国保税としましては、現在73万円の限度額が4万円引き上げられて、77万円というのが、現在、国のほうで考えている内容と、こういうことになります。

 それで、影響世帯ということになりますが、基礎課税額分につきましては210世帯が影響する。限度額引き上げによって1万円上がるとか、その範囲内で上がるという世帯が210世帯、それから、後期高齢者支援分では307世帯ということになります。それから、介護納付金分での影響ですが、159世帯、そういった形で見込んでいるということになります。

 それからあわせて、その対象となる世帯のおよその所得はどうかという、こういうことでありますけれども、なかなか一概に申し上げかねるのでありますけれども、一つの例を取り出して申し上げますと、例えば4人世帯の家族、世帯ですね、4人家族、そして固定資産税が仮に10万円であったという例、こういう例で申し上げますと、やはり3本立てになります。所得金額で基礎課税分が596万円前後になろうと思います、基礎課税分が596万円。後期高齢者支援金ですと522万円。介護納付金課税分にありましては567万円、これは所得です。所得金額がこういう額のところの上になりますと、最高限度額という考え方になるものでございます。

 以上でございます。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) ただいま基礎分で596万円を初めとして所得ということが説明されました。くどいようでありますが、これは収入ではなくて所得ということですね、あくまでも。その点お伺いいたします。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) そうでございます。いわゆる収入からいろいろな控除があって所得ということになりますが、その控除は個人差がさまざまありまして、そういった部分で一概に収入額では申し上げかねるのでありますけれども、ただ給与収入でありますと、割合、平準化しているかと思いますので、給与収入で申し上げますと基礎課税分は796万円ぐらいかなということでございます。

 以上でございます。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) この最高限度額の引き上げという内容を含んだ予算でございまして、この点はちょっと内心じくじたるものはあるわけでありますが、しかしこの国保会計におきましては、私は、そういうこともありますけれども、一方でこの国保税の引き下げと、今どこの自治体でも引き上げているわけなのです。県南のほうのある市の引き上げというのは物すごいものです。そういう中にあって、こういう引き下げの努力をされているということに関しては大いに評価されますので、この最高限度額の引き上げがあったとしても、私はこの国保会計に反対するというものではございません。まず、そのことを申し上げまして最後に1点お伺いいたしますが、それではこの最高限度額の問題について、これは3月31日が切れるわけなんですが、専決処分でこれは処理するというお考えなのでしょうか。その点だけお伺いします。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) お答えいたします。

 まだ地方税法の改正等、見通しが立っておらない状況ですが、この課税限度額につきましては、省令、国の政令になってございますので、おっしゃるように3月31日に国のほうでは、政令ですから国会とは切り離して進むことになるのかどうか、それが確実になれば、時間的余裕がないということで専決処分ということをさせていただき、直近の議会で御報告申し上げるということになろうと思います。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) この最高限度額の引き上げ、これは主に国のほうの問題です。市のほうの判断で上げるわけではないわけでありますから、ですから私は国保税引き下げの方の施策を評価したいと考えて申し上げたわけであります。

 次に、介護保険特別会計予算についてであります。この点で3点お伺いいたしますが、まずこれはただの質問でありますが、この地域包括支援センターのそれぞれの相談件数をお伺いいたします。



○議長(川村伸浩君) 菊池生活福祉部長。



◎生活福祉部長(菊池保守君) お答えいたします。

 各地域包括支援センターの相談件数でございます。平成22年度の上半期であります9月末でお答えをまずさせていただきます。

 花巻中央地域包括支援センターの相談件数が2,050件、花巻西地域包括支援センターの相談件数でありますが、894件、大迫地域包括支援センターでありますが、280件、それから石鳥谷地域包括支援センターが762件、東和地域包括支援センターが785件、合計しますと上半期では4,771件となっておりまして、前年同期の上半期と比較いたしますと1,949件の増加となっております。

 なお、御参考までに昨年度の相談件数でありますが、花巻中央地域包括支援センターが2,338件、花巻西地域包括支援センターが1,454件、大迫地域包括支援センターが708件、石鳥谷地域包括支援センターが961件、東和地域包括支援センターが854件、昨年度の1年間の合計は6,315件となっておりまして、平成20年度に比較しますと763件の増となっております。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) かなりの相談件数で本当に頑張っておられるというのはわかるわけなんですが、ここで私、心配しておる点が1つございます。今度の運営を統合するということでありまして、このことによる影響です、地域包括支援センターが住民から遠い存在になるといったようなことは考えられないのかどうか、このことをお伺いいたします。



○議長(川村伸浩君) 菊池生活福祉部長。



◎生活福祉部長(菊池保守君) お答えいたします。

 統合によって地域から遠い存在にならないかと、こういうことでありますが、このたびの地域包括支援センターの一元化でありますが、御案内のとおり高齢化が顕著に進行している現状を踏まえまして、地域福祉向上のために、より効果的、機能的な運営を図るべく、一元化の方針を打ち出したものであります。現在、市内5カ所に日常生活圏域を設定いたしまして、その日常生活圏域ごとに5つの地域包括支援センターを4つの社会福祉法人に委託しております。これを平成24年度からは引き続き5カ所の日常生活圏域ごとに地域包括支援センターを設置するものでありますので、それぞれの地域包括支援センターを1つの社会福祉法人に委託すると、こういう方針であります。したがいまして、今までどおりということでありますので、地域と遠い存在とはならないと考えております。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 一元化まであと1年ということで後々また議論することになるかもしれませんが、ここではまずその程度でおさめておきたいと思います。

 最後でありますが、大迫診療センターの中に、特養ホーム、ミニ特養、いわゆる29床の特養が新設されると、これの青写真が大体6月ごろではないかと述べられておりますが、その29床が設置された場合、入院ベッドの復活、これは、スペースは確保できると言明することができるのかどうかということであります。と申しますのは、県のほうでも、一生懸命お医者さんをふやすために大変な努力されておりまして、医師養成の予算というのもかなり確保しております。それで、将来は、若干時間がかかるにしても、入院ベッド復活ということが視野に入るということが出てくるかと思いますし、そうならなければならないと思いますが、この点について、ぜひスペースを残しておくということで、市のほうのお考えをお示しください。



○議長(川村伸浩君) 出茂健康こども部長。



◎健康こども部長(出茂寛君) 入院ベッド復活の際のスペースは確保できるかとのことでございますけれども、現在、社会福祉法人大迫設立準備会では、入院ベッド復活を視野に入れながら、29床の特別養護老人ホーム新設に向けて青写真を作成中であると聞いてございます。また、県の医療局としては、引き続き病床を休止した上で、残りの空きスペースを有効に活用していただく考えであると伺っているところでございます。



○議長(川村伸浩君) ほかに通告がありませんので、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 議案第56号平成23年度花巻市国民健康保険特別会計予算から、議案第64号平成23年度花巻市上水道事業会計予算までの9件を原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第56号から議案第64号までの9件は原案のとおり可決されました。



○議長(川村伸浩君) 次に、総務常任委員会に付託中の第12号陳情花巻市議会傍聴席通路の改修を求めることについてを議題とし、同委員長の報告を求めます。

 総務常任委員会委員長、鎌田幸也君。

    (総務常任委員会委員長 鎌田幸也君登壇)



◆総務常任委員会委員長(鎌田幸也君) 委員長報告する前に、今回の東日本大震災で被災された方々にお見舞いを申し上げますとともに、不幸にもお亡くなりになられた方々に心よりお悔やみを申し上げます。また、災害発生以来2週間が経過しましたが、日夜をたがわず支援に当たられているすべての方々に、敬意を表するものであります。

 それでは、本委員会に付託されておりました陳情の審査が終了いたしましたので、審査の経過と結果について御報告を申し上げます。

 本委員会では、12月10日に総務部長及び関係課長の出席を求め、審査を行ったところであります。また、3月8日に、提出者を参考人として招請し、御意見をお伺いいたしました。総務部長及び関係課長の出席を求めるとともに、庁舎の構造に詳しい専門家を参考人として招請し、慎重に審査を行ったところであります。趣旨につきましては、既に配付されております文書表のとおりでありますので、省略をさせていただきます。

 第12号陳情花巻市議会傍聴席通路の改修を求めることについて。提出者は、花巻市南諏訪町16−2、アクセシブル花巻代表、嶋田保博さんであります。

 提出者であります参考人からは、「市民が市民生活にかかわる審議をしている市議会の状況を見ることができないということは問題であり、特にも社会的弱者だと言われている車いすの方々や高齢者、身ごもった方々等、だれもが利用しやすいような、傍聴席に行けるような通路にしてほしい」とのことでありました。

 当局からは、「本陳情の趣旨は全く理解できる。昭和44年の庁舎建設当時には今日で言うところのバリアフリーという点での配慮が十分に至らず、市民に大変御不便をおかけしているが、建物の構造上の制約があり、傍聴席までの通路や階段の改修は難しい」ということでありました。

 また、庁舎の設計に詳しい専門家であります参考人からは、「本庁舎の東棟は地下2階地上3階であり、議会棟は地下部分のない3階建てという基礎の変形した複雑な構造になっている上に、はりが縦横に通っていること、さらには阪神大震災後の新耐震基準を満たすために、柱の補強やすべての壁を耐震壁にしていることから、はりの切断や壁に開孔部をあけることが必要となる階段の改修やエレベーターの設置、外部へのリフトの設置などは建物の構造的に無理である」ということでありました。

 委員からは、「本陳情は基本的には市民の知る権利を保障することが願意であり、そのための方法論が通路改修であると考えられる。だれもが市議会を傍聴できる態勢を整えることは議会としての責務である。建物の構造上、傍聴席までの通路改修ができないことが明らかになったが、議場内に傍聴席を設けることを含めて、車いすの方がそこにたやすく向かえるような通路の改修と考えるべきである」などの意見が出されました。

 以上のことを踏まえて審査を進めた結果、本陳情の趣旨は、だれもが議会を傍聴できるようにしてもらいたいということが願意であるとの意見の一致を見、全会一致をもって採択すべきものと決しました。

 なお、総務常任委員会の総意として、議場内への傍聴席の設置といったような傍聴を保障するということばかりではなく、議会棟のトイレ改修など、傍聴しやすい環境を整えることについても、議会全体で取り組みをしなければならないということを申し添えさせていただきます。

 以上で報告を終わります。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対し、議長に発言通告がありますので、これを許します。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 25番、櫻井肇であります。

 ただいま委員長報告がございました。ちょっとくどいようでございますが、あるいは報告があった点について、重ねてお聞きする形になるかもしれませんが、御容赦を願いたいと存じます。

 ただいま傍聴席の通路を改修することが不可能であるという報告がなされました。物理的に不可能であるということがわかっておりながら陳情を採択するということは、請願・陳情に対する議会の判断としては成り立たないと原則的には考えるものでありますが、ただ、ただいまの報告では、陳情者の願意を広義にとらえて、障がいを持った方あるいは高齢者にも傍聴の権利があり、議会としてはそれを拒むべきではないのだという陳情者の意思を広く受け取ったとお聞きしたのでありますが、そういう理解をしておりますが、それでよろしゅうございますか。



○議長(川村伸浩君) 総務常任委員会委員長、鎌田幸也君。



◆総務常任委員会委員長(鎌田幸也君) はい、全くそのとおりでございまして、なおかつ、先ほどの報告にも申し上げましたというように、拒むべきではないというよりも、議会としてのだれでもが議会を傍聴できる、する権利を保障するということは、その議会の責務であるということまで言及しておりますので、そのように理解していただいて結構だと思います。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) はい、わかりました。それでは、私もその御答弁を了解いたしまして、この審査結果には賛同するものでありますが、ただ課題といいますか、考えられる点が1つあるわけであります。

 この請願・陳情というのは一言一句大切にしなければならないものだと私は思っております。そういう観点から見ますと、この陳情書の内容というのは、傍聴席の通路改修を求めるということが直接的な内容だと理解いたしておりますが、そこで心配される点は、陳情が採択されたのに、傍聴席の通路は改修されないということが現実としてあるわけであります。そのことについて、いわば陳情者あるいは市民から、議会あるいは市当局への無用な不信感と申しますか、陳情が採択されたのになぜ改修されないのだなどということがあっては、これはちょっと後々困ることになるわけなんでありますが、こういう点で、陳情者へ当議会が審査した結果の内容、広い意味に陳情者の言っていることを理解したのだということを説明して、納得していただくということが必要になるのではないかと思いますけれども、その点についてお願いします。



○議長(川村伸浩君) 総務常任委員会委員長、鎌田幸也君。



◆総務常任委員会委員長(鎌田幸也君) 私たちの総務常任委員会、12月10日に最初にこの陳情を受けまして、それを継続審査して、3月、もう一回やったということでございます。

 その中で、提出者であります嶋田さんを含めまして、アクセシブルの方2名ほど傍聴にも見えられましたし、また休憩中にもその方々と委員会としてお話をしております。その中で、傍聴席までの通路の改修、それからリフトの設置等も提案もなされましたけれども、それが構造的に無理であるということは御理解をいただいておりますし、また本意としては、傍聴席に行くというよりも傍聴を保障してほしいということが、提出者からの本意であるということをお聞きしておりまして、休憩中の話し合いの中では御理解をいただきました。

 あと、もう一つは市民の方々に周知をするということですけれども、その点については、議会広報なり等で、例えばもしできることでしたら議場内に傍聴席を設けますというようなことで保障するというような考えもあるのかと考えておりますけれども、それは議会全体で取り組んでいただきたいと考えております。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 第12号陳情花巻市議会傍聴席通路の改修を求めることについてに対する委員長の報告は採択すべきであるとするものであります。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、第12号陳情は委員長報告のとおり採択することに決しました。



○議長(川村伸浩君) 次に、福祉常任委員会に付託中の第2号請願保険税の値上げに直結する国保「広域化」に反対する意見書採択を求めることについてを議題とし、同副委員長の報告を求めます。

 福祉常任委員会副委員長、櫻井肇君。

    (福祉常任委員会副委員長 櫻井 肇君登壇)



◆福祉常任委員会副委員長(櫻井肇君) 福祉常任委員会の報告を行います。

 本定例会におきまして、当福祉常任委員会に付託されました請願第2号国保税値上げに直結する国保「広域化」に反対する意見書の採択を求めることについての審査が終了いたしましたので、御報告をいたします。

 請願書の提出者は、盛岡市本町通り2−1−36、岩手県社会保障推進協議会代表、高橋八郎さんほか2名であります。紹介者は、照井明子さん、大原健君であります。

 当委員会は、3月8日、参考人として提出者を招致し、慎重に審査を行いました。

 参考人からは、「自治体国保会計に対する国庫負担金補助率について、その推移もお話しされ、さらに全国知事会が広域化には反対をしていること及び協会けんぽにおいては、国が16%を負担しているのに対して、国保加入者には国の直接負担がない」ことも述べられました。

 各委員からは、「広域化後の負担率の予測などについても活発な質疑が交わされましたけれども、採決の結果、全委員をもって、本請願は採択すべきとの意見の一致を見た」ことを報告いたします。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。ただいまの副委員長の報告に対し質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 第2号請願保険税の値上げに直結する国保「広域化」に反対する意見書採択を求めることについてに対する副委員長の報告は採択すべきであるとするものであります。副委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、第2号請願は副委員長の報告のとおり採択することに決しました。



○議長(川村伸浩君) 次に、産業建設常任委員会に付託中の第1号陳情花巻市指定記念物・花巻城本丸跡鳥谷ヶ崎公園の呼称の変更を求めることについてを議題とし、当委員長の報告を求めます。

 産業建設常任委員会委員長、近村晴男君。

    (産業建設常任委員会委員長 近村晴男君登壇)



◆産業建設常任委員会委員長(近村晴男君) 本委員会に付託されておりました陳情の審査が終了いたしましたので、審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 本委員会では、3月7日に、建設部長、都市整備課長の出席を求め、現地調査も含め慎重に審査を行ったところであります。趣旨につきましては既に配付されております文書表のとおりでありますので省略させていただきます。

 第1号陳情花巻市指定記念物・花巻城本丸跡鳥谷ヶ崎公園の呼称の変更を求めることについて。提出者は、花巻市下幅8番11号、菅原新平さんであります。

 当局からは、「鳥谷ヶ崎公園は都市計画決定されている公園であり、公園内の補修やトイレの管理を良好にするなどの公園整備を行っていくが、エリアを拡大するなどの計画はない」との説明がありました。

 委員からは、「陳情内容は前回と同じであり、また鳥谷ヶ崎公園は利用者の便を図る程度の公園整備は行われるとしても、エリアを拡大しての公園整備の計画はなく、このような現状から判断して今のままの呼称で問題はないのではないのか。現地を見てきたが、現時点では陳情者が願う形に結びつく公園の整備計画はないことから、公園の呼称を変える環境にはないものと判断するが、市としては花巻の歴史を語る上で欠くことのできない花巻城址について改めて考える機会とすべきではないだろうか」などの意見が出されたところであります。

 以上のことを踏まえて、審査を進めた結果、花巻市の歴史において花巻城は欠くことのできないものであり、鳥谷ヶ崎公園の名称を花巻城址公園あるいは鳥谷ヶ崎城址公園としてはどうかとの陳情者の願意はわかるが、花巻城の城跡の範囲を考えると、現公園区域はその一部にすぎず、これをもって城址公園という表現は、誤解を招く場合もあり、また今後の公園整備計画によると、現在の公園区域の範囲内において利便性に配慮した整備が行われてきたとのものであるなど、前回陳情が来た時点と何ら環境は変わっていないものではないのかということで意見の一致を見、採決の結果、全会一致をもって不採択すべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対し、質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 第1号陳情花巻市指定記念物・花巻城本丸跡鳥谷ヶ崎公園の呼称の変更を求めることについてに対する委員長の報告は不採択とすべきであるとするものであります。よって、原案について起立により採決いたします。

 第1号陳情を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(川村伸浩君) 起立なしであります。よって、第1号陳情は委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。



○議長(川村伸浩君) お諮りいたします。本日、審議予定となっております日程第2、議案第65号花巻市入湯税の課税の特例に関する条例から、日程第6、意見書案第2号東日本大震災による被災者並びに被災自治体の支援に関する意見書の提出についてまでの5件については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに審議したいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第65号から意見書案第2号までの5件については、委員会付託を省略し、直ちに審議することに決しました。



○議長(川村伸浩君) 日程第2、議案第65号花巻市入湯税の課税の特例に関する条例を議題といたします。提出者から提出理由の説明を求めます。

 伊藤総務部長。

    (総務部長登壇)



◎総務部長(伊藤隆規君) 議案第65号花巻市入湯税の課税の特例に関する条例について御説明申し上げます。

 本条例は、3月11日に発生しました平成23年東北地方太平洋沖地震において被災を受けられた方々に対し、市内鉱泉浴場における入湯の機会を広く提供するため、入湯税を免除しようとするものであります。

 改正の内容について御説明申し上げます。

 免除の対象でありますが、平成23年東北地方太平洋沖地震において被災を受けられた方で、対象となる浴場は、入湯税の特別徴収義務が課せられている市内すべての鉱泉浴場であります。

 課税免除の期間につきましては、本日から平成24年3月31日までであります。

 施行期日でありますが、本条例は、公布の日、本日から施行しようとするものであります。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 被災者の支援ということでございますのでこれに関連してお伺いいたしますが、ただいま市のほうでは全力を挙げて被災者の支援ということに当たっておられるわけですが、これは市のみでやることではないと思いますし、もちろん先頭に立ってやっていただくことは望むものでありますが、それだけにとどまらず市民全体で支えていくということが必要だろうと思います。

 それは各時点時点で違いますから、現在のところは市のほうで状況をつかみ対処するという段階にあると理解しておりますけれども、今後、市民の方にこういうことをやってもらいたいのだと、例えばボランティアならボランティア、その内容は何なのか、どういうことをしてもらいたいのか、そして時間的にはいつからいつまでというようなことで、ぜひ市民にも協力というのはちょっと言葉がおかしいかもしれませんが、協力を仰ぎ、全市民で被災者を支えていくということが必要だと思いますが、その点で市民への情報提供、そして積極的な被災者救援のための市民の立ち上がりというものを市のほうでも求めてほしいと思うのですが、この点についてのみお伺いします。



○議長(川村伸浩君) 大石市長。



◎市長(大石満雄君) 今現在も、市民のいろいろな方々、ボランティアの方々を含めまして御協力いただいていると、そういう現状にもあります。そしてまた、この被災地域ですとか花巻市も含めまして、その状況というものも、災害FMを含めまして、いろいろなところで市民に対する情報提供というものも、随時行っているという状況にあります。

 その中で、やはり議員のお話しのとおりに、実はお願いしたいところは、それぞれが独自に動くというよりも、一定の考え方でそれに協力をいただいて動くということ、これが非常に大事だと認識をしているところであります。それで、例えば個々人の協力に関しましては救援物資ということで市のほうからお願いをして、早速お願いした瞬間からいろいろ情報を聞きつけて、市のほうに物資を届けてくださったりと、こういう動きはすごくあります。ですから、その動きに呼応して市民も対応していただけるということ、非常にありがたいということがありました。

 それを経まして、今度は物資に関してはもうかなり充実してきている、それ以外の人的支援というのが今度は必要になってくるということで、物資については一応窓口を一たん閉じさせていただきますと情報も流して、それはまず一たんとめてということにしております。こういうような情報を随時流しております。

 今後はまさに人的支援というのがすごく重要になってまいりますので、その辺につきましても、今、県で取りまとめてやる、または各市町村がそれぞれ沿岸の市町村に対しての支援をやるというようないろいろな形で動いております。

 これを整理した上で、市民のほうに情報を提供しながら、御協力いただくというような態勢をとってまいりたいと思っています。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。

 照井明子さん。



◆13番(照井明子君) 私も今のことについての関連質問でございます。

 私も、物資を支援する立場で、釜石、大槌方面に行ってまいりました。本当に悲惨な状況を目の当たりにして言葉がありませんでした。心からお見舞い、お悔やみを申し上げたいと思います。

 そのときに言われたのが、今の市長の御答弁のように、これからはやはりうちが残った方々、中を片づけなければならないと言われてまいりました。そのときに高齢者世帯は、とてもじゃないが、自分たちだけではできないのだという、そこに対する支援が欲しいということを言われてまいりました。

 ぜひ私は、花巻市としてバスを手配して、そして市民にそうした要請を募るなどして駆けつけていく、そういった態勢をとっていただければと思っております。

 ぜひそういった面も含めまして、提案申し上げたいと思います。



○議長(川村伸浩君) 大石市長。



◎市長(大石満雄君) いずれ県内全体で効率的に動くためには、一応それぞれの区域割りをして、どこの市町村はどこの沿岸の市町村というような形で、そしてそちらの方向に向いておりますので、花巻市としては、まずは一応は、釜石市、大槌町というところの支援を主にということで考えておりますので、そのところで大事なのは、釜石市、大槌町の状況をしっかりまず把握する、そしてまた打ち合わせもしっかりする、それを踏まえて市民からの支援も募ってまいりたいと考えております。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。

 藤井英子さん。



◆19番(藤井英子君) すみません。1点です。ちょっと重複するかもしれませんけれども、先ほど市長のほうから、今後、市民のほうに広めてまいりたいということで本当にそうだと思います。

 私も、機会があって、コミュニティのほうの振興センターの臨時総会のときに話をする機会がありました。こちらで全部確認して書類も出してもらったのですけれども、いずれまず787を聞いてくださいという話と、花巻市は、これから600人を受け入れる態勢をつくることに、力をかしてほしいのだというような形で言ったのですが、そういった広めるということをやっていただくと、随分、市民の皆さんはどうしても映像とかを見ると気持ちのほうが高ぶりますので、いろいろな思いはあるのですけれども、また燃料の確保もあるので、そういったことでいろいろな形で出てくるから、そこにちょっと我慢してくれみたいなところもあるかと思うのです。そういったことを知らないと、新聞を見て、どこどこではこれをやっているとか、そういったことがありますので、ぜひ職員の皆さん一丸となってやっていることを市民に伝えるということはしていただきたいと思います。

 ちょっと1つ質問といいますか、条例に関して私は思ったのは、この被災者の方々がまず簡単に言って温泉に行きます。そのときに、極端な言い方をすると、どの人が被災者か市民かわからないという部分が出てくるのだろうと思います。何か寄附だとかを持っていくと考えたときに、被災者の方が、自分がいつまでも被災者だと思わせないようなデリケートな配慮といいますか、もちろん温泉組合の方と一生懸命話し合いをして、そういった部分を工夫していただければと思います。

 要望になって申しわけありませんけれども、そんなことを感じました。



○議長(川村伸浩君) 大石市長。



◎市長(大石満雄君) 実は、沿岸の方々の受け入れ、そしてまたおふろを使っていただくというこの仕組みは全県で取りまとめてやっているというところなんです。これをさらに実効性を持たせるために、花巻市は、大槌町、釜石市というところを主にというような形で、これから市内の各ホテル、旅館を含め、こちらのほうに一時的に避難して生活をしていただくという動きになってきております。

 その際に、当然のごとく、どういう方がいらしてこられるのかというその名簿をしっかり把握した上で、こちらのほうに移送するということをいたします。ですから、その方々はわかりますので、そういう方に対応した温泉の旅館、ホテルからは入湯税をいただかなくてもいいというための条例と御理解していただきたいと思います。ですから、同じように被災者というのはわかっております。例えば福島県からももういらしています。そういう方々も、ちゃんとリスト、名簿を取りそろえながら対応させていただいておりますので、その方々を確認した上で、この入湯税の免除というような対応をさせていただく、これからもそういうことになるだろうと思っています。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 議案第65号花巻市入湯税の課税の特例に関する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、第65号は原案のとおり可決されました。



○議長(川村伸浩君) ここで、11時35分まで休憩をいたします。

     午前11時24分 休憩

     午前11時35分 開議



○議長(川村伸浩君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 日程第3、議案第66号平成22年度花巻市一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。提出者から提案理由の説明を求めます。

 亀澤政策推進部長。



◎政策推進部長(亀澤健君) 議案第66号平成22年度花巻市一般会計補正予算(第7号)について御説明申し上げます。

 本補正予算は、歳入歳出予算の補正及び繰越明許費の補正の2つの事項から成っておりまして、国の第1次補正予算に係る地域活性化・光をそそぐ交付金の第2次配分に対応する事業が主な内容であります。

 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億2,626万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ482億1,641万5,000円とするものであります。

 繰越明許費の補正につきましては、7件を追加し、1件を変更するものであります。

 歳入歳出予算の補正の内容について御説明申し上げます。

 8ページの2歳入につきましては、10款地方交付税2,094万1,000円、14款国庫支出金に地域活性化・光をそそぐ交付金2億9,851万7,000円を見込み、計上したものであります。

 15款県支出金は、いわて希望農業担い手応援680万8,000円を内定により増額するものであります。

 次に、10ページからの3歳出でありますが、2款総務費、1項総務管理費、6目企画費、まちづくり基金造成事業費4,500万円から、6款を除く12ページの10款教育費、5項社会教育費、3目図書館費までは、地域活性化・光をそそぐ交付金を活用した7事業を計上したものであります。

 また、6款農林水産事業、1項農業費、3目農業振興費1,021万5,000円は、昨年12月の大雪により被災した農業施設の復旧費に対する補助金であります。

 次に、4ページの第2表繰越明許費補正であります。

 追加につきましては、2款総務費、4項選挙費、投票所バリアフリー化事業157万3,000円から、10款教育費、5項社会教育費、図書館環境整備事業4,050万円までは、地域活性化・光をそそぐ交付金の第2次配分並びに県の補助予算に対応し繰り越しするものでありますが、平成24年度中の完成を見込んでおります。

 次に、変更でありますが、緊急告知ラジオ配布事業の事業費の追加計上に伴い金額を変更するものであります。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。議長に発言通告がありますので、これを許します。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) たくさんお聞きしたい点はありますが、ここでは少し事業費が大きいようだと思われる1点についてのみをお伺いすることといたします。

 それは、ページ数で言えば13ページ、10款5項3目の知的拠点施設整備事業ICタグ管理システムの導入1億530万円でございますが、この内容についてお伺いをしたいと存じます。



○議長(川村伸浩君) 大山まちづくり部長。



◎まちづくり部長(大山拡詞君) それでは、私から知的拠点施設整備事業費の1億530万円についての内容について御説明申し上げます。

 この内容につきましては、図書館ICタグを利用した管理システムを導入するという中で、今回の国の地域活性化・光をそそぐ交付金を活用して、図書館サービスの向上を図ろうという内容でございます。

 この事業の内容につきましては、市立図書館4館の資料、およそ40万点ございますけれども、これにICタグを装備するという内容と同時に自動加湿器、不正の持ち出し防止ゲートの設置など、蔵書管理や貸し出しシステムを一部変更、強化するという内容でございます。

 導入の目的につきましては、蔵書点検の効率化あるいは貸し出しカウンターの省力、効率化、さらには図書館資料の不正持ち出しの防止というような観点の中で今回整備させていただくという内容でございます。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) それでは、この事業を導入することによって、どのような利点、いろいろ説明はございましたけれども、利用者からすればどのような利点があるのかということ及び不正持ち出しというようなことがございましたが、こういう不正持ち出し、あるいは返却しないというような例というのがあるのか、このことに伴う事業の導入なのかということもあわせてお伺いいたします。



○議長(川村伸浩君) 大山まちづくり部長。



◎まちづくり部長(大山拡詞君) 先ほど申し上げましたように、導入の目的については、まず蔵書点検の効率化が図れるという中で、貸し出しがスムーズにいけるというようなことが1つ大きく挙げられますし、不正の持ち出しについて、すごくあるためにこういうことをやるのかということよりも、いわゆるしっかりした図書館管理、蔵書管理を徹底したいという中で、こういうことを導入することによって、ある意味ではそういう防止も含めて図書館管理の適正化が図れるという状況の中で、今回進めるという状況でございます。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 最後でありますが、このようなICタグを利用するという、小売店、書店等では非常に万引きがあって都市部を中心に導入されているとお聞きいたしましたが、それとは違う次元のこととお伺いいたしました。

 それでは、ほかの市町村でこのような事業でICタグをつけて行っているというような例はほかではあるのでしょうか。



○議長(川村伸浩君) 大山まちづくり部長。



◎まちづくり部長(大山拡詞君) 他市のICタグの導入状況ということで県内では2市導入されてございます。宮古市の図書館、それから奥州市立江刺図書館ということで、2市で導入されている状況でございます。



○議長(川村伸浩君) ほかに通告がありませんので、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 議案第66号平成22年度花巻市一般会計補正予算(第7号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、第66号は原案のとおり可決されました。



○議長(川村伸浩君) 日程第4、議案第67号花巻市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについてを議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。

 大石市長。



◎市長(大石満雄君) 議案第67号花巻市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについてを御説明申し上げます。

 教育委員会委員の任命につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条の規定によりまして、議会の同意を得ることとなっているものであります。

 これまで教育委員会委員として御尽力をいただいております高橋豊氏は、本年3月24日をもって任期が満了いたしました。これに伴いまして後任の教育委員会委員の任命に関し御提案を申し上げるものであります。

 御提案を申し上げます照井善耕氏は、経歴概要にありますように、県内の中学校の教諭を初めとし、総合教育センター研修主事及び教育事務所主任指導主事を歴任され、平成13年10月からは花巻市教育委員会教育長を務められており、幅広い経験と豊かな識見を有し、かつ教育行政全般に精通されておりますことから、適任と考え、教育委員に任命しようとするものであります。

 よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。



○議長(川村伸浩君) お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、質疑、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、質疑、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 採決は起立によって行います。

 議案第67号花巻市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについては、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(川村伸浩君) 起立多数であります。よって、議案第67号は原案のとおり同意することに決しました。



○議長(川村伸浩君) ここで、教育委員会委員の任命に同意されました照井善耕君よりあいさつの申し入れがありますので、これを許可いたします。

 照井善耕君。

    (照井善耕君登壇)



◎(照井善耕君) 花巻市教育委員会委員として御同意いただきました照井善耕でございます。ごあいさつ申し上げます。

 このたびの東北関東大震災に際しましては、子供たちも、家族や地域の皆さんとともに、自然の脅威を心と体で受けとめていることと思います。また、同時にみずからの体験や連日の報道を通して、さまざまな困難を乗り越えるためには、力を合わせることや、互いにできることを提供し合うことが、いかに大切であるかを実感していることと思います。将来を担う子供たちが、日々の実践を通して、力を合わせることや、自分の持ち味を伸ばし、みんなのために役立てることに喜びを感じることができるよう、広く市民の声に耳を傾け、子供たちの現状や生育環境をしっかりとらえながら、教育行政を推進してまいりたいと存じます。

 議員皆様の御指導と御支援をよろしくお願いいたします。

 ありがとうございました。



○議長(川村伸浩君) 日程第5、意見書案第1号国保「広域化」を中止し国庫負担の復元を求める意見書の提出についてを議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。

 福祉常任委員会副委員長、櫻井肇君。

    (福祉常任委員会副委員長 櫻井 肇君登壇)



◆福祉常任委員会副委員長(櫻井肇君) ただいま上程となりました意見書案について御説明を申し上げます。

 意見書案第1号でございますが、国保の「広域化」を中止し国庫負担の復元を求める意見書の提出について、花巻市議会会議規則第13条第2項の規定により、提出をするものであります。

 意見書の中身でございますが、政府においては、後期高齢者医療保険制度にかわる新たな高齢者医療制度の実施に合わせて、医療制度の広域化を検討しようとしております。

 その内容といたしましては、都道府県単位での医療保険制度ということが示されております。この都道府県単位でいこうということになりますと、保険者の側からすれば、今、赤字会計となっている自治体の分もかぶらなければならないということになります。

 また、都道府県単一の制度発足に当たっては、各市町村の累積赤字の全額解消が求められ、国保加入者の大幅の負担増となるということであります。ですから、今でも国保会計における最大の課題であります滞納額の解消ということが、さらに困難になることが懸念をされるわけであります。

 要望点としては3点ございます。

 まず、保険税の加入者負担の増大に直結する国保広域化は、これを行わないこと。

 2つ目として、自治体国保財政への国庫負担は最低でも昭和59年以前の水準に戻してほしい。

 3点目として、国庫負担増額分は調整交付金とし、低所得者の被保険者の多い自治体に配慮した配分をし、なお、事務費、保険税軽減措置に対する国庫補助を復元、さらには増額をすること。

 この3点が要望事項でございます。

 この内容で、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出しようとするものであります。

 提出先は、衆参両院議長及び内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣、以上でございます。

 以上で意見書案の説明を終わりますが、何とぞ御審議の上、御賛同賜りますことをお願い申し上げ、説明を終わります。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 意見書案第1号国保「広域化」を中止し国庫負担の復元を求める意見書の提出についてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、意見書案第1号は原案のとおり可決されました。



○議長(川村伸浩君) 日程第6、意見書案第2号東日本大震災による被災者並びに被災自治体の支援に関する意見書の提出についてを議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。

 本舘憲一君。

    (本舘憲一君登壇)



◆21番(本舘憲一君) 意見書案第2号東日本大震災による被災者並びに被災自治体の支援に関する意見書の提案理由の御説明を申し上げます。

 提案理由の説明は、お手元に配付してあります意見書案を読み上げまして、御説明にかえさせていただきますことで、御了承をお願いいたします。

 東日本大震災による被災者並びに被災自治体の支援に関する意見書案。

 3月11日に発生した東日本大震災における被害は極めて甚大であり、犠牲者、行方不明者は2万5,000人以上に及び、凄惨な状況にあります。いまだ数十万人とも言われる避難所生活者は、家屋や生活の糧を失い、これらの生活を描ける状況にはありません。当市を含む岩手県内陸部に存する自治体は、震災による被害を受けながらも官民一体となって、市内外の被災者の救済に全力を挙げている最中にあります。

 このたびの津波を伴う震災は、東日本の広範な区域を襲い、多くの人々と自治体に重要な損害を与えました。特に沿岸部に位置する自治体の被害は壊滅的であるため、国家を挙げて、救済、復旧、復興の展望を図るべき事態となっております。

 つきましては、被災者の生活並びに事業再建、被災地域の再生、被災自治体の救済、復興支援のための国家プロジェクトを実施されますよう強く要望いたします。

 1つといたしまして、被災者の救済と生活再建を早期に可能にし、被災自治体を十分に支援し、復興するための施策を円滑に推進する復興庁、仮称でございますけれども、を一刻も早く創設し、万全の救済、支援措置を講じること。

 2つ目として、策定を予定している復興基本計画は、被災地自治体の意見を十分に反映させ、地域の実情に応じた計画とすること。

 3つ目、被災地に通じる東北八戸自動車道の無料化を実施すること。

 4つ目、被災事業者への金融、税制支援を拡充すること。

 5つ目、燃料、食料、薬品、日用品など物資の長期供給と物流の円滑化を図ること。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。

 提出先は、裏に書いてありますように、衆議院議長、参議院議長ほか各大臣でございます。

 何とぞ慎重審議の上、賛同を賜りますようお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 意見書案第2号東日本大震災による被災者並びに被災自治体の支援に関する意見書の提出についてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、意見書案第2号は原案のとおり可決されました。



○議長(川村伸浩君) 以上で、本定例会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。

 これをもちまして、平成23年第1回花巻市議会定例会を閉会いたします。

 御苦労さまでした。

     午前11時58分 閉会

地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 花巻市議会議長   川村伸浩

 花巻市議会副議長  小田島邦弘

 花巻市議会議員   平賀 守

 花巻市議会議員   藤原晶幸

 花巻市議会議員   藤原米光