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岩手県 花巻市

平成23年  3月 定例会(第1回) P.102月25日−01号




平成23年  3月 定例会(第1回) − 02月25日−01号









平成23年  3月 定例会(第1回)



平成23年2月25日(金)

議事日程第1号

平成23年2月25日(金)午前10時開議

 第1 議席の変更

 第2 会議録署名議員の指名

 第3 会期の決定

 第4 市長演述

 第5 教育委員会委員長演述

 第6 行政報告

 第7 議案第1号 平成22年度花巻市一般会計補正予算(第5号)の専決処分に関し承認を求めることについて

 第8 議案第2号 花巻市消防本部及び消防署の設置に関する条例の一部を改正する条例

 第9 議案第3号 花巻市交流会館条例

 第10 議案第4号 花巻市市税条例の一部を改正する条例

 第11 議案第5号 花巻市公共下水道区域外流入に係る分担金徴収条例

 第12 議案第6号 花巻市東和児童館条例を廃止する条例

 第13 議案第7号 審議会等の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例

 第14 議案第8号 花巻市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例

 第15 議案第9号 花巻市常勤の特別職の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例

 第16 議案第10号 花巻市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例

 第17 議案第11号 花巻市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

 第18 議案第12号 花巻市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例

 第19 議案第13号 花巻市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例

 第20 議案第14号 岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて

 第21 議案第15号 松園振興センター及び花巻市技術振興会館の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第22 議案第16号 花北振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第23 議案第17号 花巻中央振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第24 議案第18号 花西振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第25 議案第19号 花南振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第26 議案第20号 湯口振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第27 議案第21号 湯本振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第28 議案第22号 矢沢振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第29 議案第23号 宮野目振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第30 議案第24号 太田振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第31 議案第25号 笹間振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第32 議案第26号 大迫振興センター及び大迫交流活性化センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第33 議案第27号 内川目振興センター及び内川目地区農村環境改善センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第34 議案第28号 外川目振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第35 議案第29号 亀ヶ森振興センター及び亀ヶ森地区農業構造改善センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第36 議案第30号 好地振興センター及び石鳥谷国際交流センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第37 議案第31号 大瀬川振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第38 議案第32号 八日市振興センター及び八日市いきいき交流館の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第39 議案第33号 八幡振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第40 議案第34号 八重畑振興センター及び八重畑定住促進センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第41 議案第35号 新堀振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第42 議案第36号 小山田振興センター及び東和高齢者コミュニティセンターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第43 議案第37号 土沢振興センター及び東和コミュニティセンターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第44 議案第38号 成島振興センター及び東和高齢者創作館の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第45 議案第39号 浮田振興センター及び浮田集会所の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第46 議案第40号 谷内振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第47 議案第41号 田瀬振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 第48 議案第42号 公用車(市営バス)の物損事故に係る損害賠償事件に関する和解及び損害賠償の額の決定に関し議決を求めることについて

 第49 議案第43号 公用車の交通事故に係る損害賠償事件に関する和解及び損害賠償の額の決定に関し議決を求めることについて

 第50 議案第44号 損害賠償請求事件への独立当事者参加に関し議決を求めることについて

 第51 議案第45号 市道の路線の認定及び廃止に関し議決を求めることについて

 第52 議案第46号 平成22年度花巻市一般会計補正予算(第6号)

 第53 議案第47号 平成22年度花巻市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

 第54 議案第48号 平成22年度花巻市老人保健特別会計補正予算(第2号)

 第55 議案第49号 平成22年度花巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

 第56 議案第50号 平成22年度花巻市介護保険特別会計補正予算(第3号)

 第57 議案第51号 平成22年度花巻市老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)

 第58 議案第52号 平成22年度花巻市下水道事業特別会計補正予算(第2号)

 第59 議案第53号 平成22年度花巻市農業集落排水等汚水処理事業特別会計補正予算(第1号)

 第60 議案第54号 平成22年度花巻市上水道事業会計補正予算(第1号)

 第61 議案第55号 平成23年度花巻市一般会計予算

 第62 議案第56号 平成23年度花巻市国民健康保険特別会計予算

 第63 議案第57号 平成23年度花巻市後期高齢者医療特別会計予算

 第64 議案第58号 平成23年度花巻市介護保険特別会計予算

 第65 議案第59号 平成23年度花巻市簡易水道事業特別会計予算

 第66 議案第60号 平成23年度花巻市老人保健施設事業特別会計予算

 第67 議案第61号 平成23年度花巻市公設地方卸売市場事業特別会計予算

 第68 議案第62号 平成23年度花巻市下水道事業特別会計予算

 第69 議案第63号 平成23年度花巻市農業集落排水等汚水処理事業特別会計予算

 第70 議案第64号 平成23年度花巻市上水道事業会計予算

 第71 報告第1号 公用車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について

 第72 報告第2号 花巻中学校におけるクラブ活動中の傷害事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について

本日の会議に付した事件

 日程第1 議席の変更

 日程第2 会議録署名議員の指名

 日程第3 会期の決定

 日程第4 市長演述

 日程第5 教育委員会委員長演述

 日程第6 行政報告

 日程第7 議案第1号 平成22年度花巻市一般会計補正予算(第5号)の専決処分に関し承認を求めることについて

 日程第8 議案第2号 花巻市消防本部及び消防署の設置に関する条例の一部を改正する条例

 日程第9 議案第3号 花巻市交流会館条例

 日程第10 議案第4号 花巻市市税条例の一部を改正する条例

 日程第11 議案第5号 花巻市公共下水道区域外流入に係る分担金徴収条例

 日程第12 議案第6号 花巻市東和児童館条例を廃止する条例

 日程第13 議案第7号 審議会等の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例

 日程第14 議案第8号 花巻市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例

 日程第15 議案第9号 花巻市常勤の特別職の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例

 日程第16 議案第10号 花巻市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例

 日程第17 議案第11号 花巻市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

 日程第18 議案第12号 花巻市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例

 日程第19 議案第13号 花巻市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例

 日程第20 議案第14号 岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて

 日程第21 議案第15号 松園振興センター及び花巻市技術振興会館の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第22 議案第16号 花北振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第23 議案第17号 花巻中央振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第24 議案第18号 花西振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第25 議案第19号 花南振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第26 議案第20号 湯口振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第27 議案第21号 湯本振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第28 議案第22号 矢沢振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第29 議案第23号 宮野目振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第30 議案第24号 太田振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第31 議案第25号 笹間振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第32 議案第26号 大迫振興センター及び大迫交流活性化センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第33 議案第27号 内川目振興センター及び内川目地区農村環境改善センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第34 議案第28号 外川目振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第35 議案第29号 亀ヶ森振興センター及び亀ヶ森地区農業構造改善センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第36 議案第30号 好地振興センター及び石鳥谷国際交流センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第37 議案第31号 大瀬川振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第38 議案第32号 八日市振興センター及び八日市いきいき交流館の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第39 議案第33号 八幡振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第40 議案第34号 八重畑振興センター及び八重畑定住促進センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第41 議案第35号 新堀振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第42 議案第36号 小山田振興センター及び東和高齢者コミュニティセンターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第43 議案第37号 土沢振興センター及び東和コミュニティセンターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第44 議案第38号 成島振興センター及び東和高齢者創作館の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第45 議案第39号 浮田振興センター及び浮田集会所の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第46 議案第40号 谷内振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第47 議案第41号 田瀬振興センターの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて

 日程第48 議案第42号 公用車(市営バス)の物損事故に係る損害賠償事件に関する和解及び損害賠償の額の決定に関し議決を求めることについて

 日程第49 議案第43号 公用車の交通事故に係る損害賠償事件に関する和解及び損害賠償の額の決定に関し議決を求めることについて

 日程第50 議案第44号 損害賠償請求事件への独立当事者参加に関し議決を求めることについて

 日程第51 議案第45号 市道の路線の認定及び廃止に関し議決を求めることについて

 日程第52 議案第46号 平成22年度花巻市一般会計補正予算(第6号)

 日程第53 議案第47号 平成22年度花巻市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

 日程第54 議案第48号 平成22年度花巻市老人保健特別会計補正予算(第2号)

 日程第55 議案第49号 平成22年度花巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(1号)

 日程第56 議案第50号 平成22年度花巻市介護保険特別会計補正予算(第3号)

 日程第57 議案第51号 平成22年度花巻市老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)

 日程第58 議案第52号 平成22年度花巻市下水道事業特別会計補正予算(第2号)

 日程第59 議案第53号 平成22年度花巻市農業集落排水等汚水処理事業特別会計補正予算(第1号)

 日程第60 議案第54号 平成22年度花巻市上水道事業会計補正予算(第1号)

 日程第61 議案第55号 平成23年度花巻市一般会計予算

 日程第62 議案第56号 平成23年度花巻市国民健康保険特別会計予算

 日程第63 議案第57号 平成23年度花巻市後期高齢者医療特別会計予算

 日程第64 議案第58号 平成23年度花巻市介護保険特別会計予算

 日程第65 議案第59号 平成23年度花巻市簡易水道事業特別会計予算

 日程第66 議案第60号 平成23年度花巻市老人保健施設事業特別会計予算

 日程第67 議案第61号 平成23年度花巻市公設地方卸売市場事業特別会計予算

 日程第68 議案第62号 平成23年度花巻市下水道事業特別会計予算

 日程第69 議案第63号 平成23年度花巻市農業集落排水等汚水処理事業特別会計予算

 日程第70 議案第64号 平成23年度花巻市上水道事業会計予算

 日程第71 報告第1号 公用車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について

 日程第72 報告第2号 花巻中学校におけるクラブ活動中の傷害事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について

出席議員(32名)

   1番  増子義久君      2番  鎌田芳雄君

   3番  細川宏幸君      4番  照井雄一君

   5番  高橋 勤君      6番  伊藤源康君

   7番  若柳良明君      8番  小原雅道君

   9番  鎌田幸也君     10番  松田 昇君

  11番  小原茂明君     13番  照井明子君

  14番  藤井幸介君     15番  板垣武美君

  16番  平賀 守君     17番  藤原晶幸君

  18番  藤原米光君     19番  藤井英子君

  20番  高橋久順君     21番  本舘憲一君

  22番  小田島邦弘君    23番  近村晴男君

  25番  櫻井 肇君     26番  大原 健君

  27番  川村伸浩君     28番  佐藤忠男君

  29番  中村初彦君     30番  阿部一男君

  31番  齋藤政人君     32番  高橋 浩君

  33番  新田盛夫君     34番  高橋淑郎君

欠席議員(1名)

  24番  中村勝吉君

説明のため出席した者

 市長        大石満雄君   副市長       佐々木 稔君

 副市長       高橋公男君   教育委員会委員長  高橋 豊君

 教育長       及川宣夫君   選挙管理委員会委員長

                             奥山 隆君

 農業委員会会長   高橋善悦君   監査委員      高橋 勲君

 総務部長      伊藤隆規君   政策推進部長    亀澤 健君

 まちづくり部長   大山拡詞君   生活福祉部長    菊池保守君

 健康こども部長   出茂 寛君   商工観光部長    高橋穣児君

 農林水産部長    佐藤 格君   建設部長      高橋通義君

 大迫総合支所長   熊谷仁見君   石鳥谷総合支所長  菊池康博君

 東和総合支所長   赤坂 謙君   教育委員会教育部長 藤井廣志君

 水道事業所長(上下水道部長併任)  消防本部消防長   菊池定雄君

           神山芳武君

 参事兼総務課長   役重眞喜子君  参事兼財政課長   高橋和夫君

職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長      佐藤祥二    参事兼事務局次長  平賀政勝

 総務係長      阿部 靖    議事調査係長    佐藤多恵子

     午前10時00分 開議



○議長(川村伸浩君) おはようございます。

 ただいまから平成23年第1回花巻市議会定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。



○議長(川村伸浩君) 議事日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。

 最初に議長から報告いたします。

 平成23年1月28日付で名須川晋君の議員辞職願を受理し、同年1月31日付でこれを許可しましたので、会議規則第133条第2項の規定により御報告いたします。

 なお、欠員の生じた議会運営委員会の後任の委員につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、小原茂明君を選任いたしましたので報告いたします。

 本定例会に出席を求めた方は、市長、教育委員会委員長、選挙管理委員会委員長、農業委員会会長、監査委員であります。

 次に、本定例会の付議事件は、別紙のとおりお手元に配付しておりますので、これにより御了承願います。

 次に、議員派遣に関する報告でありますが、派遣第4号に基づいて実施した議員の派遣については、お手元に配付しております議員派遣に関する報告についてのとおりでありますので、これにより御了承願います。

 次に、本定例会において本日までに受理した請願、陳情はお手元に配付してある文書表のとおり、会議規則第127条第1項の規定により、所管の常任委員会に付託いたしましたので報告いたします。

 そのほかにつきましては、事務局長に報告いたさせます。

 佐藤事務局長。



◎事務局長(佐藤祥二君) 御報告いたします。

 監査委員から平成22年度定期監査の結果について及び例月出納検査の結果についての報告がまいっております。定期監査の結果について及び例月出納検査の結果の報告につきましては、お手元に写しを配付いたしておりますので、これにより御了承願います。

 その他につきましては、お手元に事務報告書を配付いたしておりますので、これにより御了承願います。



○議長(川村伸浩君) 以上で諸般の報告を終わります。

 これより、本日の議事日程に入ります。

 本日の会議は議事日程第1号をもって進めます。



○議長(川村伸浩君) 日程第1、議席の変更を議題といたします。

 会派からの申し出により、議席を変更したいと思います。

 その議席番号及び氏名を職員に朗読させます。

 佐藤事務局長。



◎事務局長(佐藤祥二君) 11番、小原茂明君、21番、本舘憲一君、22番、小田島邦弘君、23番、近村晴男君。



○議長(川村伸浩君) お諮りいたします。ただいま朗読したとおり議席を変更することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、ただいま朗読したとおり議席を変更することに決しました。

 それでは、ただいま決定いたしました議席にお着き願います。



○議長(川村伸浩君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。

 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長にて16番平賀守君、17番藤原晶幸君、18番藤原米光君を指名いたします。



○議長(川村伸浩君) 日程第3、会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。本定例会の会期は本日から3月15日までの19日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月15日までの19日間と決しました。



○議長(川村伸浩君) 日程第4、市長演述を行います。

 大石市長。

    (市長登壇)



◎市長(大石満雄君) 本日、平成23年第1回花巻市議会定例会が開会されるに当たり、平成23年度の市政運営について、私の所信の一端を申し上げます。

 平成22年、私は市民の皆様の信任を得て再び市民を代表する立場となり、今任期をまちづくりの第二ステージ、「市民の力・地域の力を結び、躍動する花巻を築いていく期間」と位置づけ、この一年、花巻市政発展のため、まちづくりに邁進してまいりました。

 顧みますと、平成18年1月1日、合併新市が誕生し、私は初代市長に就任以来、任期4年間を「まちづくりをリードし、新生花巻市の基盤を確立する期間」と位置づけ、「強くて優しいまちづくり」「市民参画・協働のまちづくり」を基本理念に据えた新しい総合計画を策定し、市議会をはじめ、市民の皆様の深い御理解のもと、旧市町からの引き継ぎ課題の解決を図るとともに、一体感の醸成を進め、財政上の合併効果も活かしながら、まずは目標とする花巻市の基盤を固めることができました。

 合併後5年が過ぎ、市内の各種団体の組織も落ち着き、新市としての一体感も着実に図られてきている今日、マスメディアをはじめ各方面で人口減少時代の話題が多く取り上げられるようになってきました。

 人口減少は国内経済の縮小をもたらし、ひいては自治体財政の縮小につながります。加えて、現在の景気の足踏み状態と国や地方の財政状況を見ても、今後これまでのような行政サービスは限界に達し、サービスを受けるためさらに税を負担するのか、それとも自分たちでできることは自分たちでするのか、というより厳しい選択を私たちは求められていくのです。

 この厳しい時代の中で、地域を持続させ着実に発展させていくには、中央政府や行政にすべてを頼るのではなく、私たちが求める政策を、私たち自らが考え実行する「自立した自治体」の構築が必要です。現に、国や県においても「地方ができることは地方へ」という権限の移譲が時代の流れとなっており、全国的にも地域主導の動きが活発になってきています。

 また、最近互助や結いなどの人と人とのつながりの重要性が話題に上っています。私たちの国、日本は、確かに経済的には発展し、物的には豊かになりました。しかし、何かが足りない、頼りない不安感が漂っている。すなわち、この言い知れぬ不安感こそが経済的豊かさと引き換えに失ってきた、人と人とのつながり、絆なのです。だからこそ、今再び、かつての日本では当たり前だったお互いに助け合いながら暮らす結いの社会が見直されてきているのです。

 一方、国外を見ますと、中国をはじめとする新興国の経済発展には目を見張るものがあります。新興国の経済成長が、将来の世界経済を左右するとも言われています。資源のない日本は原材料を海外へ求め、技術という付加価値で製品を仕上げ、海外を市場として経済発展を遂げてきました。今後、新興国との競争が激しさを増すことは必至でありますが、お互いの交易による市場の拡大という意味でも、世界各国と良好な関係を構築していくことが必要です。

 このような国内外の状況は、一見厳しさのみを我々に突き付けているかのように見えますが、私はそうは受け止めておりません。なぜなら、私たちの国、日本は、今日までの経済発展により、国内全域の社会基盤が確実に整備されてきたことは、紛れもない事実であり、あとはかつて当たり前だった「人と人のつながりの強さ」を取り戻しさえすれば、世界に類を見ない素晴らしい日本社会ができ上がると確信するからです。

 私は、市長就任以来、新市の市政運営や将来を見据えたまちづくりにおいて、何よりも重要なポイントは「人口減少」と「互助の力」であることを唱えてまいりました。人口減少は一朝一夕に止められるものではなく、人口が減っていく中においても、力強く前進することができる花巻市をつくっていくことが、今を生きる我々大人に課せられた責任です。そこで私は、互助の力で自立した地域社会をつくるために、小さな市役所構想を掲げ、市民の皆様とともにこの政策を推進してまいりました。住民に最も身近な地域で自らが考え行動するこの小さなまちづくりは各地で実を結び、地域で住民が主体的にかかわるまちづくりが進んでいます。コミュニティ会議や振興センターの位置づけについても、議員各位の御協力により、平成22年において条例化することができ、安定した地域づくりを進める仕組みが確立されたところです。

 平成23年度において、私はこの地域づくり政策「合衆市イーハトーブ花巻構想」による自治体構造をより確実なものとし、地域住民が主体となる真の地域主権のまちづくりを引き続き進めてまいります。

 また、自立した地域をつくるためには、行政の自立も必要です。市役所は国や県の出先機関ではなく、市役所職員はもっと市民のために仕事をするという意識を高めることが必要です。長い中央集権時代の慣行を見直し、古い事業や施策に執着することなく、市民が今何を求めているのか、市民と情報を共有しながら時代に即応した施策を職員が自ら考え構築し展開していく自立した「花巻市政府」の確立に向けて、職員の意識改革もさらに進めてまいります。

 まちづくりは目標とする将来像を定め、それに向かって計画的に事業を実施し、その成果を確認しながら進めていくことが基本です。長期的な時代の流れを踏まえながら、今の子どもたちが大人となって、まちづくりの第一線で活躍する20年後、30年後を見通し、次の時代の花巻市を築いていかなければなりません。その一方で、予期しなかった緊急事態への対応も必要です。喫緊の課題に対する事業の構築と実行が求められます。

 このような観点からも、平成22年度において、花巻市総合計画の見直しを進めており、現在の本市の景気動向と特徴を考え合わせた場合、人口減少社会における喫緊の対応として、今はまず、定住人口より交流人口の増加を図ることが現実的であり、花巻の強みを前面に打ち出し、この強みで花巻市のまちづくりを牽引していくべきと考えます。

 そこで、本市の強みである高速交通の拠点性と恵まれた資源を活かし、交流を鍵としたまちづくりの戦略的構想として、「観光立市イーハトーブはなまき構想」と「スポーツでまちづくり構想」を定めたところであり、平成23年度は特にこれらの戦略的構想の具現化を進め、地域経済の発展に資する施策を重点的に実施してまいります。

 まず、この交流を鍵とした戦略的構想と、それに基づく平成23年度の施策について申し上げます。

 第一の構想、観光立市イーハトーブはなまき構想は、高速交通の要衝でさまざまな観光資源にも恵まれている本市の特徴を活かして、一人でも多くの人に本市を訪れていただき、賑わいと消費を生み、地域経済を刺激して雇用と生活を安定させることにより、活力ある花巻市をつくりだしていくための構想です。

 具体の取り組みを申し上げますと、1つ目は、花巻にしかない魅力、すなわち観光資源をたくさんつくるということです。温泉やイベントなどの既存の観光資源を総点検し、さらなる魅力が発揮できるよう見直しを行うとともに、新たな観光素材の発掘とその観光資源化に取り組むほか、周辺自治体とのネットワーク化により、魅力あふれる広域観光の企画開発を進めてまいります。

 昨年12月には、関係者や関連団体による「賢治のまちづくり委員会」を組織しました。賢治の作品、関連施設、ゆかりの地、活動団体や研究者など、賢治に関するあらゆる資源や活動の連携を図り、賢治生誕の地にふさわしいまちづくりを進めることにより、新たな魅力の創出に向けて取り組んでまいります。

 また、平成23年度においては、ユネスコ世界遺産登録が期待される平泉文化遺産と、本市が誇るユネスコ無形文化遺産早池峰神楽との連携や、平成24年度に実施される「いわてディスティネーションキャンペーン」に向けて、花巻により多くの方々がおいでいただけるよう取り組みを進めてまいります。

 2つ目は、花巻の魅力、観光資源をたくさんの人に知ってもらうことです。あらゆる媒体を活用しながら、観光資源の宣伝、PRに努めるとともに、充実した宿泊施設、高速交通網、スポーツ施設や催事場など、本市の優位性を広く発信してまいります。

 また、首都圏に向けて、花巻ブランドを発信するフリーペーパー「花日和」の発行や「花巻イーハトーブ大使」を通じたPRの充実を図るとともに、近年増加している外国人観光客の誘客に向けた情報も発信してまいります。

 3つ目は、花巻の魅力、観光資源に行きやすい環境を整えることです。いわて花巻空港をはじめ、東北新幹線、高速道路等の高速交通網を起点に、本市を訪れる観光客にとって分かりやすく、また市民が案内しやすいようなみちさき案内表示の整備に向けて、関係機関等と連携し検討を進めるとともに、二次交通や観光名所を結ぶルートの設定などを進めてまいります。

 4つ目は、市民みんなで観光客をおもてなしできるようにしようというものです。花巻にまた来てみたいと思ってもらえるよう、市民みんながおもてなしの心をもって観光客に接している、そんな素敵なまちにするために、観光業に携わる人はもちろん、全市民が花巻ブランドを共有しながら、おもてなしの意識が高まるように、市民の活動への支援や観光ボランティアガイドの養成、外国語が話せるガイドの育成などを進めてまいります。

 第二の構想、スポーツでまちづくり構想は、市民のスポーツに対する多様なニーズに応え、市民がスポーツを通じて心身ともに健康で豊かな生活を営むことができるようにするとともに、スポーツによる交流人口の拡大を図り、賑わいと消費を生み、地域経済を刺激することによって、活力ある花巻市をつくり出していくための構想です。

 具体の取り組みを申し上げますと、まず、市内スポーツ施設の総合的な整備を進めてまいります。現在、総合体育館の増設工事を進めておりますが、市内スポーツ施設の利用状況や利用内容を分析し、より効果的な活用が図られるようスポーツ施設の総合的な整備活用計画を策定するとともに、特徴的なスポーツ施設の整備についても検討してまいります。

 2つ目として、大規模なスポーツ大会やスポーツ合宿を通じた交流人口の拡大を推進してまいります。

 本市は、北東北の高速交通の結節点にあり、多くのスポーツ施設と温泉宿泊施設を有しております。これらの優位性を活かしたスポーツによる交流人口の更なる拡大を図るため、花巻市体育協会をはじめ、関係36団体の御賛同をいただき、去る2月14日に「はなまきスポーツコンベンションビューロー」を設立しました。

 今後はこの機関を推進母体としながら、大規模なスポーツ大会やスポーツ合宿の誘致を効果的に推進することにより、地域経済への波及効果の向上と市民の競技力向上を推進してまいります。

 また、平成23年夏に開催される全国高等学校総合体育大会については、関係者の皆様と連携を図り、選手団の受け入れや大会運営に万全の態勢を整えてまいります。

 3つ目として、生涯スポーツの振興による地域のコミュニティーづくりを推進してまいります。27のコミュニティー地区がそれぞれにスポーツによるまちづくりを推進するため、スポーツ施設を拠点とした地域づくりを支援するとともに、独自性のあるイベントの開催や地域シンボルスポーツの制定、生涯スポーツの振興など、スポーツへの参加を通じたまちづくりと住民の健康増進を進めてまいります。

 平成23年度は、これらの戦略的構想の具現化をとともに、国際的にも交流の強化を図ってまいります。本市は県内唯一のいわて花巻空港を有し、このことは急速に発展するアジア近隣諸国との本格的な国際経済時代を見据えた時、諸外国と直結できる大きな優位性と計り知れない可能性を有していると言えます。今後、この利点を活かし、国際チャーター便による交流や修学旅行の誘致をはじめ、多様なつながりの構築に努め、地域経済の発展に資する施策を進めてまいります。

 さらに、最近の厳しい経済状況を踏まえた緊急対策として、住宅リフォーム補助による経済対策事業を平成23年度に限って実施いたします。この緊急事業は、市民の住宅リフォームに対する支援制度を新設し、住宅関連産業を軸に商品券による補助を連動させるものです。この事業の実施に当たっては、財政調整基金から3億円を導入し、他に例のない規模で短期的重点的に事業を実施することにより、地域経済の活性化を図ってまいります。

 次に、しごと、暮らし、人づくり等の各分野について、主要な施策を申し上げます。

 しごとの分野においては、まず農業について平成23年度から農業者戸別所得補償制度が本格的に導入されることから、制度の的確な実施に努め、農業経営の安定と所得の確保に取り組んでまいります。

 また、地域農業の維持・発展のためには多様な担い手が求められていることから、トータルアドバイザーや経営マネジャーを配置し、関係機関と幅広く連携し、地域農業のマネジメント機能の強化に努めてまいります。

 さらに、花巻産の農畜産物の活用を促進するため、食品産業をはじめとする様々な産業と連携した新たな企業に対し、加工から販売までの各段階に応じた支援制度を新たに創設するとともに、起業化支援センターをその中核施設として位置づけ、商品開発や販路拡大を図るためのコーディネーターを配置し、産学官連携による6次産業化の推進を図ってまいります。

 雇用対策については、高卒未就職者を含めた若年者対策を強化するため、昨年開設した「ジョブカフェ・はなまき」でのセミナーの開催や、キャリアカウンセリングの実施など、実践的な就業支援の充実を図ってまいります。

 暮らしの分野においては、地域医療について「花巻市医療圏構想」により設定した市民の医療圏の医療資源や病診連携の仕組み、上手な医療機関のかかり方、救急医療体制などの医療情報を市民に提供し、市民が安心していつでも必要な医療を受けられる体制の充実を図ってまいります。

 医療圏の設定と併せて、消防署の組織体制を2署体制に再編するとともに、医療・保健機関との連携を視野に消防署大迫分署の移転整備を行います。

 また、新たに子宮頸がんワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの接種費用の全額助成や、高齢者に対する成人用肺炎球菌ワクチンの接種費用の一部助成を行うなど、疾病及び重篤化の予防に取り組んでまいります。

 障がい者相談支援事業所を2カ所から3カ所に増設し、相談支援体制の充実を図るとともに、特別養護老人ホーム待機者等の解消に向け、第5期介護保険事業計画を前倒しし、153床の施設整備に取り組んでまいります。

 また、湯のまちホット交流サービス事業の対象年齢を65歳以上から、60歳以上に拡充するなど、高齢者の健康増進や介護予防に一層努めてまいります。

 生活環境については、住宅への太陽光発電設備の導入に対する支援制度を新たに創設し、地球温暖化対策に係る市民の意識の高揚と、エネルギー自給率の向上を目指してまいります。

 水道未普及地区における生活用水確保に向けた助成制度の継続や、公共下水道及び戸別浄化槽の整備により、快適な生活環境づくりを進めてまいります。

 公共交通については、花巻市公共交通基本計画に基づき、石鳥谷地域予約乗合タクシーを本格実施するほか、東和地域予約乗合タクシーや県立中部病院連絡バスの試験運行、既存路線バスの利用促進など地域の実情に応じたきめ細かな施策を進めるとともに、要望が寄せられていたふくろう号の総合花巻病院への乗り入れを行い、市民の利便性向上を図ってまいります。

 都市環境の整備については、都市計画道路山の神藤沢町線及び下巾鍋倉線の平成23年度整備完了を目指すとともに、花巻駅前広場の動線整備と駅前駐車場整備を行い、併せて駐車場料金の見直しを行うなど、利用者の安全と利便性の向上を図ってまいります。

 人づくりの分野においては、子どもや子育て家庭への各種支援、交流事業や情報発信など、子どもに関するあらゆる相談に対応できる総合センターを整備し、安心して子育てが出来る環境を充実するため、「こどもの城構想」の具体化に向けて取り組んでまいります。

 また、法人立保育所の施設改築や新たな保育所開設に向けた施設整備に対して支援を行い、低年齢児を中心として増加傾向にある保育所への入所希望に対応してまいります。

 さらに、乳幼児が心身ともに健全に育つよう「就学前教育プログラム」を推進し、家庭の教育力の向上を支援するとともに、保育所・幼稚園から小学校への円滑な接続を図るため、三者の連携を強化し、保育・教育の充実に努めてまいります。

 学力向上の推進については、児童生徒一人一人に基礎的基本的な態度や学力が身に着くよう、学習支援員等を配置し、少人数指導や少人数学級等によるきめ細かな指導の充実を図るとともに、教育の質の向上のために教職員の主体的な研修の充実に努めてまいります。

 生涯学習については、市内の施設や地域資源などの学習資源を最大源に活用し、全市全域が「まなびのキャンパス」となって、市民や学生がこれらの学習資源を使いやすくすることにより、生涯学習の推進と地域の活性化を図ってまいります。

 芸術文化の振興については、花巻市の先人の紹介及び顕彰事業の開催など、市民及び観光客の皆さんに広く芸術文化に親しんでいただけるよう機会を提供してまいります。

 また、平成23年度に開館する総合文化財センターを拠点に、埋蔵文化財の調査や展示を行うとともに、市内に所在する有形・無形の国指定重要文化財をはじめ、県指定や市指定の数多くの貴重な文化財を広く市民に紹介し、市民共有の財産として保存活用に努めてまいります。

 なお、本市のまちづくりの根幹となる地域政策については、「花巻市コミュニティ地区条例」に基づき、より自立した地域づくりを進めるとともに、地域の拠点施設である振興センターの管理をコミュニティ会議にゆだねることにより、地域のニーズに合わせた特色ある管理運営と、コミュニティ会議の運営基盤の安定を図ってまいります。

 また、まちづくり基本条例の理念に基づいた市民参画・協働のまちづくりを進めるため、市民との協働指針の策定及び市民参画の推進について取り組むとともに、引き続き春と秋に市政懇談会を開催するほか、まちづくり円卓会議、特定課題懇談会、市長へのはがき、メールなどにより、市民の声を市政に反映させるよう努めてまいります。

 さらに、コミュニティFM放送を活用し、即時性の高い行政情報の提供を行うとともに、身近な地域の生活情報の放送を通じて、市民の一体感のさらなる向上が図られるよう努めてまいります。

 以上、平成23年度の主要施策について申し上げましたが、まちづくりの原動力は私達一人一人の力であり、誰かにつくってもらうものではありません。花巻ゆかりの先人、新渡戸稲造は9歳で叔父の養子となり上京、札幌農学校を経てアメリカやドイツに留学、やがて日本人の精神を英文で紹介した「Bushido」を執筆し、日本と世界のかけ橋となりました。稲造は「先祖の苦労に比べたら、自分の苦労はささいなこと」と、逆境にあっても常に自らを律し、「もう少しだ」と言って行動したと言われます。その曾祖父、維民は花巻城廃止に反対する志士たちの責任を負って下北半島へ左遷、祖父傅、父十次郎は疲弊する藩経済と民のために十和田市周辺の開発に生涯を捧げました。花巻城址に残される鶴陰碑には、194名の先人達の名が刻まれています。藩都盛岡に負けないよう、そして先祖の名に恥じないよう、常に自らを律して行動してきた大きな気概のある人々が、私たちの祖先です。花巻には高い志をはぐくむ風土があるのです。

 くしくも、中央京都とは別の文化圏、経済圏を築こうとしていた平泉が、今世界文化遺産に登録されようとしています。市民の皆さん、今こそ私たちの力で一人一人の行動で、理想の花巻市をつくっていこうではありませんか。稲造は、「武士道は知識を重んじるものではない、重んずるものは行動である」と述べています。

 さあ、目指すは安心して暮らせる自立した強いまち。自分の住んでいるところを誇りに思えるまち、この自立と誇りを兼ね備えた躍動する花巻を築いていくために、一緒に大きな気概を持って前に進みましょう。

 市議会をはじめとする市民の皆様とともに、今年も力強く花巻市のまちづくりに邁進することを、お誓い申し上げ私の所信といたします。



○議長(川村伸浩君) 日程第5、教育委員会委員長演述を行います。

 高橋教育委員会委員長。

    (教育委員会委員長登壇)



◎教育委員会委員長(高橋豊君) おはようございます。

 平成23年第1回花巻市議会定例会にあたり、教育委員会の主要な施策について御説明申し上げ、御理解を賜りたいと存じます。

 本市の教育の振興につきましては、これまで議員各位をはじめ、学校、保護者、地域の方々など多くの関係者の御努力によりまして、子供たちの健やかな成長がはぐくまれてきましたことに、心から感謝を申し上げます。国際競争が激しさを増し、経済の低迷が長期化するとともに、少子高齢化が進むなど、社会経済情勢が大きく変化していく中にあって、自信と活力を取り戻し、元気な社会を築いていくためには、教育を充実・発展させていくことが重要であると認識しているところであります。

 このような中、本年4月から小学校において、授業時間数や教育内容をより拡充した新学習指導要領が全面実施されます。この指導要領におきましては、今後ますます重要となる子供たちの生きる力すなわち、「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」をバランスよくはぐくむため、より質の高い教育を行うことが必要とされております。

 これらを踏まえ、平成23年度におきましては、花巻市教育振興基本計画の基本目標の理念であります「夢に向かい自らの道を切り開き、たくましく生きる人づくり」に向かって、各般の施策を積極的に展開してまいりたいと存じます。

 以下、平成23年度の施策の概要について申し上げます。

 まず、就学前教育の充実についてであります。

 就学前の乳幼児期は、基本的生活習慣を養い、心情・意欲・態度・コミュニケーション能力等、生涯における人格形成の基礎が培われる極めて重要な時期であり、社会全体で力を合わせて子供の命を守り、健やかな成長を支えることが必要です。

 乳幼児が心身ともに健全に育つよう、家庭や保育所・幼稚園・小学校・地域の教育力を高めるとともに、連携を図りながら「元気な子ども」「優しい子ども」「考える子ども」の育成を目指した花巻市就学前教育プログラムを推進してまいります。

 家庭における教育力の向上につきましては、子育て事例集の発行や保護者研修会の開催により、子育てに参考となる情報を提供するとともに、保育所・幼稚園での相談対応や基本的な生活習慣の確立と自立心の育成に向けた親子による取り組みを促すなど、家庭の意識啓発を積極的に行ってまいります。

 保幼小の連携推進につきましては、保育所・幼稚園から小学校への円滑な接続を図るため、三者の連携を強化し、市の目指す子供像を共有化しながら、市内のすべての保育所・幼稚園が一体となって保育・教育の充実に努めてまいります。

 また、特別な支援を要する乳幼児について、集団生活への適応や全体的な発達を促すため「幼児ことばの教室」の実施等、関係機関と連携を取りながら個々の実態に即した支援に取り組みます。

 さらに、幼稚園への就園を奨励するとともに、私立幼稚園の特色ある幼児教育及び保育に関する事業を支援してまいります。

 また、地域の教育力向上を推進するため、教育振興協議会等との連携の強化や、地域の人材を活用するなど、地域の子供たちを地域が一体となって守り育てていこうという大人の意識を高め、子育てしやすい環境の整備に努めてまいります。

 これらの取り組みを充実させるため、就学前教育振興会議において、乳幼児の保育・教育について課題を共有化し、改善の方向を見出しながら取り組みを推進してまいります。

 次に、学校教育の充実についてであります。

 平成22年度における本市の児童生徒の活躍は素晴らしいものがあり、スポーツや文化活動における活躍だけではなく、学力面での確実な伸び、学校不適応や問題行動の減少等、成果を得ることができました。

 活力ある人間を育成するためには、学力の向上をはじめ、学校不適応や問題行動への対応、学校内外の安全対策、保護者との信頼関係づくり等、さらなる教育活動の充実に努めていかなければなりません。

 このため、学校や家庭、地域社会が積極的に関わり合い、互いの立場を理解、尊重し、児童生徒の健全育成のため一体となって取り組んでいくことが求められております。

 本市の教育理念であります「教育は人づくりであること」の基本認識に立ち、それぞれの学校の特色と伝統を重んじつつ、調和のとれた教育活動を推進することによって、心豊かで国際的視野を持ち、夢と志にあふれた活力ある人間の育成を推進してまいります。

 学力の向上につきましては、すべての児童生徒に基礎基本の定着を図ることを目標に、質の高い教育の実践を積極的に推進してまいります。

 平成23年度から小学校において新学習指導要領が全面実施されるため、教育活動の改善、教育課程の工夫に万全を尽くし、小学校5年生、6年生の英語必修化への対応をはじめとする国際化教育推進等の充実を図ります。また、自ら考える力や豊かな人間性など「生きる力」をはぐくむため、地域社会や学校の特色を生かした教育活動を展開する「地域体験型学習事業」の推進を行ってまいります。

 さらに、教職員の指導力の向上を目指した教育研究所事業を展開するとともに、授業力の向上に結び付く実践的研修を積極的に推進し、教職員の主体的な研修の充実に努めます。

 30人を超える学級が多くある学校に配置する学習支援員「はなまき授業サポーター」は学力定着に大きな成果を上げておりますことから、今後も継続し、算数及び国語を重点教科とした少人数指導によるきめ細かな指導を充実させてまいります。

 学力の向上には、児童生徒の基本的生活習慣の確立が不可欠なことから、「早寝・早起き・朝ごはん」「家庭学習」及び「読書活動」等が習慣化されるよう、家庭と一体となった取り組みを推進します。

 特別支援教育につきましては、障がいのある児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じた支援のあり方と、学校における受け入れ体制の整備が課題となっていることから、教育相談体制を整備し、就学指導を充実させるとともに、「ふれあい共育推進員」を学校の実情に応じて的確に配置し、児童生徒の実態にきめ細かに対応してまいります。

 学校適応指導につきましては、教育相談員やスクールカウンセラーによる専門的な教育相談体制のほか、適応指導教室「風の子ひろば」での指導を通して学校復帰を支援するなど、不登校や学校不適応の解消を図ってまいります。

 また、関係機関との調整や保護者との関係づくりを積極的に行うスクールソーシャルワーカーの取り組みは、児童生徒の心を開く上で大きな成果を上げており、学校の期待も大きくなっていることから、今後も個に応じた適切な支援を進めてまいります。

 地域に開かれた学校づくりにつきましては、児童生徒の健やかな成長を目指し、学校や家庭、地域社会がそれぞれ適切な役割を果たしつつ、相互に連携し合うことが重要になります。そのため、「子供はみんなで育てる」という意識を持ちながら、学校や保護者、地域が一体となった教育活動を展開するとともに、学校評議員制度や学校評価の充実、教育活動の公開等を積極的に行うことにより、信頼される学校づくりを推進してまいります。

 また、生徒会ボランティア活動支援事業により、生徒が自ら実行するボランティア活動を支援し、地域社会の一員として積極的に地域と関わりを持ち、よりよいまちづくりに参画する意識づくりを推進してまいります。

 子供の安全の確保につきましては、全小学校区でスクールガードが組織され、子供たちが安全かつ安心して学校生活を送ることができるよう、温かく見守っていただいております。登下校中の事故や不審者の目撃等が年々減少しているだけでなく、朝のあいさつが地域全体に広がるなど、取り組みの成果はさまざまなところに現れております。引き続き、スクールガードやPTA、地域の方々の御協力をいただき情報を共有し合いながら、「学校は安全・安心が第一」であることの認識を強く持ち、安全指導体制の強化に努めてまいります。

 教育環境の整備・充実につきましては、児童生徒にとって望ましい環境の確保や、安全・安心で質の高い整備を推進するため、計画的に学校施設の維持・保全や向上に努めてまいります。特に、屋根の塗り替えや改修、校庭の暗渠、側溝の敷設替えをするなど、施設の利便性を高める整備を行い、学校のみならず地域に開かれた安全で快適な教育環境の整備に努めてまいります。

 また、家庭のトイレ洋式化に伴い、和式トイレでの使用経験のない児童への対応や、特別支援学級に通う児童生徒への配慮等から、今後4カ年計画で市内各小中学校のトイレ洋式化事業を実施することとし、平成23年度においては、小学校低学年用のトイレ洋式化を進めてまいります。

 学区再編につきましては、少子化に対応し、子供たちにとって望ましい活力ある教育環境を持続するため、将来を見通した学校統合や学区再編について、引き続き地域住民、保護者の方々と話し合いを進めてまいります。また、平成24年度に湯口小学校と統合することに基本合意をいただいた前田小学校につきましては、子供たちが新たな環境で充実した学校生活を送ることができるよう、受け入れ体制など新しい学校づくりの支援に万全を期してまいります。

 次に、文化財の保護と活用につきましては、市内にある有形・無形の国指定重要文化財をはじめ、県指定や市指定の数多くの貴重な文化財を市民共有の財産として適切に保存管理するとともに、各種講座やガイドブック等を通じて、広く市民の皆様に紹介し、活用を図ってまいります。なお、平成23年度には、国指定重要文化財「旧小原家住宅」の茅葺き屋根の全面葺き替えを行うこととしております。

 民俗芸能につきましては、一昨年の早池峰神楽のユネスコ無形文化遺産登録に続いて、本年1月21日には、国の文化審議会において、石鳩岡神楽と土沢神楽を「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」いわゆる「国選択無形民俗文化財」に選定することについて答申されたところであります。

 当市の民俗芸能がますます盛んに伝承保存されるよう、郷土芸能鑑賞会や青少年郷土芸能フェスティバルの開催等を通じて、後継者の育成を支援してまいります。また、文化財の保護と活用の拠点施設として、大迫町内に本年4月に開館する総合文化財センターにつきましては、市内にある埋蔵文化財を集約して調査研究や収蔵保管を行うとともに、早池峰の自然や早池峰神楽の紹介、市内の遺跡に関する資料の展示など、市民の皆様に親しまれる施設として、適切な運営に努めてまいります。

 博物館につきましては、地域文化に根差した各施設の特色を活かしながら、相互に連携を図り、市民の生涯学習や学校教育において、歴史や文化を学ぶ施設として調査研究及び資料展示を行うなど、親しみのもてる開かれた博物館を目指してまいります。

 結びに、以上、平成23年度の施策の概要について申し上げましたが、今後とも開かれた教育行政を推進し、本市の教育がより一層充実、発展するよう、これらの施策を着実に実施してまいりたいと存じます。

 議員の皆様並びに市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。



○議長(川村伸浩君) 以上で、教育委員会委員長演述を終わります。



○議長(川村伸浩君) 日程第6、行政報告を行います。

 大石市長。

    (市長登壇)



◎市長(大石満雄君) 行政報告を申し上げます。

 初めに、東和小学校の開校についてであります。

 平成21年12月の着工以来、これまで東和地域の6小学校を統合し、新設する東和小学校の建築整備を進めてまいりましたが、このたび校舎、屋内運動場が完成いたしました。残るプール、外構整備も3月末までには完成する予定であります。

 4月の開校に備えて、3月1日及び2日には児童の試験登校を実施、3月6日には一般見学会を開催し、4月8日の開校式を迎えることとなりますが、統合の成果を遺憾なく発揮できるよう、市といたしましても、学校とともに万全を期してまいります。

 次に、総合文化財センターの開館についてであります。

 本市の文化財行政の拠点施設として、大迫町地内に整備を進めてきました総合文化センターは、昨年7月に建物本体が完成し、現在、展示室の展示資料の取り付け等の工事を行っているところであり、4月2日には市民の皆様に公開する運びとなっています。

 この総合文化財センターの整備により、市内に分散保管している埋蔵文化財を1カ所に集約して、恒久的に収蔵保管し、調査研究を行うことができるとともに、早池峰の豊かな自然と早池峰神楽の紹介や市内にある遺跡に関する資料の展示公開など、本市の文化財に関する情報発信を行い、市民の皆様の生涯学習や社会教育の活動に役立てていただくことはもとより、本市を訪れる方々に花巻の魅力を紹介できるものと期待をいたしております。

 次に、(仮称)花巻市交流会館の開館についてであります。

 当該会館は、本市の観光や国際・国内交流等の拠点として、花巻空港旧ターミナルビルの跡施設を利用して設置するものですが、昨年10月より改装工事に着手し、3月中旬の工期に向けて順調に進んでいるところであります。現在、4月1日の開館に向けて施設利用に必要な備品購入、観光と国際・国内交流に係る展示装飾、事務所の移設など、多くの方々に利用いただけるよう準備を進めているところであります。

 次に、賢治のまちづくり委員会の設置についてであります。

 宮沢賢治は、花巻市が世界に誇れる先人であり、その遺された多くの詩や童話、あるいはその生き方は国内のみならず世界の人々の心をとらえ、全国各地から毎年多くの賢治ファンが当市を訪れています。

 このような中で、市内で宮沢賢治をテーマに活動している数多くの団体が、それぞれ独自に活動を展開をされており、これらの活動や貴重な財産がまちづくりに活かしきれていない状況があると考え、このような団体及び関係者が一堂に会し、それぞれの活動を共有することにより、宮沢賢治に関するあらゆる資源や活動を有機的に結合するとともに、市全域にわたり「賢治のまちづくり」の方向性を検討し、ストーリー性のあるまちづくりを目指すため、昨年の12月24日に23の団体や関係者により、賢治のまちづくり委員会を立ち上げたところであります。委員会の委員長には「賢治の星めぐりのまち活性化協議会」の木村清且会長が選出されております。

 去る2月14日には、第2回の委員会を開催し、新たに3団体を加え「賢治を中心としたまちづくりに何が必要か」「賢治のまちとして描いているイメージ」などをテーマに意見交換を行ったところであります。

 今後はテーマ別に検討を重ね、さまざまな意見を集約しながら市民団体の皆様との協働により事業展開に向けて取り組むこととしております。

 最後に、はなまきスポーツコンベンションビューローの設立についてであります。

 スポーツを通じた交流人口の拡大を推進し、地域経済効果の向上を図るための中心的な組織として、去る2月14日に「はなまきスポーツコンベンションビューロー」を設立しました。

 組織構成でありますが、市、社団法人花巻観光協会、花巻商工会議所、岩手県旅館ホテル生活衛生同業組合花巻支部、財団法人花巻市体育協会及び同協会傘下の競技別協会及び市レクリエーション協会等、36団体で構成いたしております。

 今後は、事業推進のための組織である推進会議を立ち上げ、各団体の連携を図りながら、大規模なスポーツ大会やスポーツ合宿の誘致に向けた環境整備を行うとともに、ホームページやパンフレット等による情報発信等、各種事業を展開していくこととしております。

 以上で、行政報告を終わります。



○議長(川村伸浩君) 以上で、行政報告を終わります。



○議長(川村伸浩君) 日程第7、議案第1号平成22年度花巻市一般会計補正予算(第5号)の専決処分に関し承認を求めることについてから、日程第60、議案第54号平成22年度花巻市上水道事業会計補正予算(第1号)まで、日程第71、報告第1号公用車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について及び日程第72、報告第2号花巻中学校におけるクラブ活動中の傷害事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告についての56件を一括議題といたします。提出者から提案理由の説明を求めます。

 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 本日提案いたしました各議案につきまして御説明申し上げます。

 最初に、議案第1号平成22年度花巻市一般会計補正予算(第5号)の専決処分に関し承認を求めることについてであります。本補正予算につきましては、地方自治法第179条第1項の規定により、本年1月7日に専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、本議会において承認を求めるものであります。本補正予算は、除雪経費に係る歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ467億4,643万2,000円としたものであります。

 次に、議案第2号花巻市消防本部及び消防署の設置に関する条例の一部を改正する条例であります。本条例は消防力及び救急体制を強化するため、消防署の体制について改めようとするものであります。

 次に、議案第3号は花巻市交流会館条例であります。本条例は、観光交流、国際交流及び国内交流、並びに市民交流の場を提供し、もって交流人口の増加と地域の活性化を図るため、花巻市交流会館を設置しようとするものであります。

 次に、議案第4号は花巻市市税条例の一部を改正する条例であります。本条例は、心身の健康増進及び交流促進事業の利用促進を図るため、入湯税を課税免除する対象者について、範囲を拡大しようとするものであります。

 次に、議案第5号は花巻市公共下水道区域外流入にかかる分担金の徴収条例であります。本条例は花巻市公共下水道への区域外流入を許可したものに対する分担金の徴収に関し、必要な事項を定めようとするものであります。

 次に、議案第6号は、花巻市東和児童館条例を廃止する条例であります。本条例は花巻市東和児童館を廃止しようとするものであります。

 次に、議案第7号は、審議会等の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例であります。本条例は、各種審議会等の見直しに伴い、関係条例の廃止及び所要の改正をしようとするものであります。

 次に、議案第8号は、花巻市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例であります。本条例は議会の議長、副議長及び議員に対して支給する期末手当の額を減額するため、所要の改正をしようとするものであります。

 次に、議案第9号は、花巻市常勤の特別職の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例であります。本条例は常勤の特別職に対して支給する期末手当の額を減額するため、所要の改正をしようとするものであります。

 次に、議案10号は、花巻市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例であります。本条例は教育委員会教育長に対して支給する期末手当の額を減額するため、所要の改正をしようとするものであります。

 次に、議案第11号は、花巻市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例であります。本条例は一般職の職員の給料月額、期末手当及び勤勉手当の改定、55歳を超える職員への給与の減額措置並びに勤務時間の短縮に伴う所要の改正をしようとするものであります。

 次に、議案第12号は、花巻市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例であります。本条例は、民間企業の所定労働時間との均衡を図るため、職員の勤務時間について所要の改正をしようとするものであります。

 次に、議案第13号は、花巻市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例であります。本条例は、育児休業をした職員の職務復帰後における号給の調整について所要の改正をしようとするものであります。

 次に、議案第14号は、岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し、議決を求めることについてであります。本議案は岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更に係る協議に関し、議会の議決を求めようとするものであります。

 次に、議案第15号から議案第41号までは、花巻市振興センターに係る指定管理者の指定に関し議決を求めることについてであります。本議案は、振興センターの指定管理者として各地区のコミュニティ会議を指定しようとするものであります。

 次に、議案第42号は、公用車市営バスの物損事故に係る損害賠償事件に関する和解及び損害賠償の額の決定に関し、議決を求めることについてであります。本議案は、公用車、市営バスの物損事故に係る損害賠償事件に関し、和解及び損害賠償の額を定めようとするものであります。

 次に、議案第43号は、公用車の交通事故に係る損害賠償事件に関する和解及び損害賠償の額の決定に関し、議決を求めることについてであります。本議案は、公用車の交通事故に係る損害賠償事件に関し、和解及び損害賠償の額を定めようとするものであります。

 次に、議案第44号は、損害賠償請求事件への独立当事者参加に関し議決を求めることについてであります。本議案は花巻市が代位取得した医療費及び介護費に係る損害賠償請求権の存在について確認するため、独立当事者参加を申し出ようとするものであります。

 次に、議案第45号は、市道の路線の認定及び廃止に関し議決を求めることについてであります。本議案は、市道の改良整備等に伴い、市道の路線を認定するとともに、従前認定した市道の路線を廃止しようとするものであります。

 次に、議案第46号は、平成22年度花巻市一般会計補正予算(第6号)であります。本補正予算は、国の1次補正に対応した経費と事業費の最終見込みによる整理等に係る歳入歳出予算の補正、繰越明許費の補正、債務負担行為の補正及び地方債の補正であります。

 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ11億4,371万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ478億9,014万9,000円とするものであります。

 次に、議案第47号は、平成22年度花巻市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)であります。本補正予算は決算見込みによる保険給付費の整理及び国保財政調整基金への積み立て等に係る歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,163万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ97億8,516万7,000円とするものであります。

 次に、議案第48号は、平成22年度花巻市老人保健特別会計補正予算(第2号)であります。本補正予算は老人保健特別会計の廃止に伴う歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ659万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,036万円とするものであります。

 次に、議案第49号は、平成22年度花巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)であります。本補正予算は、決算見込みによる広域連合納付金の整理等に係る歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ5,361万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ17億829万8,000円とするものであります。

 次に、議案第50号は、平成22年度花巻市介護保険特別会計補正予算(第3号)であります。本補正予算は決算見込みによる保険給付費の整理等に係る歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億6,501万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ81億3,399万2,000円とするものであります。

 次に、議案第51号は平成22年度花巻市老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)であります。本補正予算は、決算見込みによる施設管理費の整理等に係る歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ526万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億2,365万4,000円とするものであります。

 次に、議案第52号は平成22年度花巻市下水道事業特別会計補正予算(第2号)であります。本補正予算は、事業費の最終見込みによる整理に係る歳入歳出予算の補正、繰越明許費の補正及び地方債の補正でありまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億2,805万9,000円減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ41億8,749万8,000円とするものであります。

 次に、議案第53号は平成22年度花巻市農業集落排水等汚水処理事業特別会計補正予算(第1号)であります。本補正予算は事業費の最終見込みによる整理にかかる歳入歳出予算の補正及び地方債の補正でありまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億4,023万9,000円減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ16億6,405万7,000円とするものであります。

 次に、議案第54号は平成22年度花巻市上水道事業会計補正予算(第1号)であります。本補正予算は、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額並び、予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を補正するものであります。

 予算第3条の収益的収入及び支出につきましては、収入第1款水道事業収益を474万2,000円増額し、総額を20億4,183万1,000円とし、支出第1款、水道事業費用を724万4,000円減額し、総額を19億7,601万9,000円とするものであります。

 予算第4条に定めた資本的収入及び支出につきましては、収入第1款、資本的収入を2,588万1,000円減額し、総額を8億316万2,000円とし、支出第1款、資本的支出を5,880万9,000円減額し、総額を14億2,485万5,000円とするものであります。なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額、6億2,169万3,000円は当年度分損益勘定留保資金等で補てんするものであります。

 次に、報告第1号公用車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告については、本市職員の運転する公用車と乗用車、または大型貨物自動車との接触事故及び交通事故につきまして、損害賠償の額の決定及び和解について専決処分を行いましたので、その内容を御報告いたすものであります。

 最後に、報告第2号花巻中学校におけるクラブ活動中の傷害事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告については、花巻中学校におけるクラブ活動中の傷害事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告については、花巻中学校におけるクラブ活動中の傷害事故につきまして、損害賠償の額の決定及び和解について専決処分を行いましたので、その内容を報告いたすものであります。

 以上のとおりでありますので、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(川村伸浩君) お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第7、議案第1号平成22年度花巻市一般会計補正予算(第5号)の専決処分に関し承認を求めることについてから、日程第60、議案第54号平成22年度花巻市上水道事業会計補正予算(第1号)まで、日程第71、報告第1号公用車の事故に係わる損害賠償事件に関する専決処分の報告について及び日程第72、報告第2号花巻中学校におけるクラブ活動中の傷害事故に係わる損害賠償事件に関する専決処分の報告についての56件については、会議規則第36条第3項により、委員会付託を省略し3月4日の本会議において審議することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第54号まで、報告第1号及び報告第2号の56件については、委員会付託を省略し3月4日の本会議において、審議することに決しました。



○議長(川村伸浩君) 日程第61、議案第55号平成23年度花巻市一般会計予算から、日程第70、議案第64号平成23年度花巻市上水道事業会計予算までの10件を一括議題といたします。



○議長(川村伸浩君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第55号から議案第64号までの10件につきましては、提案理由の説明を省略し、議長を除く全員の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第55号から議案第64号までの10件につきましては、提案理由の説明を省略し、議長を除く全員の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上審査することに決しました。



○議長(川村伸浩君) お諮りいたします。ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長を除く全員を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました議長を除く全員を予算委員会の委員に選任することに決しました。



○議長(川村伸浩君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。

 本会議終了後、予算特別委員会の正副委員長互選のための委員会を招集いたします。なお、委員会はこの場において開きます。

 本日はこれにて散会いたします。

 御苦労さまでした。

     午前11時22分 散会