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岩手県 花巻市

平成22年  9月 定例会(第3回) P.17309月27日−06号




平成22年  9月 定例会(第3回) − 09月27日−06号









平成22年  9月 定例会(第3回)



平成22年9月27日(月)

議事日程第6号

平成22年9月27日(月)午前10時開議

 第1 委員長報告

 第2 議案第91号 花巻市手数料条例の一部を改正する条例

 第3 議案第92号 石鳥谷消防分署庁舎新築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて

 第4 議案第93号 平成22年度花巻市一般会計補正予算(第3号)

 第5 議案第94号 人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについて

 第6 意見書案第9号 米価下落に対する緊急対策を求める意見書の提出について

 第7 派遣第3号 議員の派遣について

 第8 第10号請願 過剰米対策を求めることについて

本日の会議に付した事件

 日程第1 委員長報告

 日程第2 議案第91号 花巻市手数料条例の一部を改正する条例

 日程第3 議案第92号 石鳥谷消防分署庁舎新築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて

 日程第4 議案第93号 平成22年度花巻市一般会計補正予算(第3号)

 日程第5 議案第94号 人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについて

 日程第6 意見書案第9号 米価下落に対する緊急対策を求める意見書の提出について

 日程第7 派遣第3号 議員の派遣について

 日程第8 第10号請願 過剰米対策を求めることについて

出席議員(34名)

   1番  増子義久君      2番  鎌田芳雄君

   3番  細川宏幸君      4番  照井雄一君

   5番  高橋 勤君      6番  伊藤源康君

   7番  若柳良明君      8番  小原雅道君

   9番  鎌田幸也君     10番  松田 昇君

  11番  本舘憲一君     12番  小原茂明君

  13番  照井明子君     14番  藤井幸介君

  15番  板垣武美君     16番  平賀 守君

  17番  藤原晶幸君     18番  藤原米光君

  19番  藤井英子君     20番  高橋久順君

  21番  小田島邦弘君    22番  近村晴男君

  23番  名須川 晋君    24番  中村勝吉君

  25番  櫻井 肇君     26番  大原 健君

  27番  川村伸浩君     28番  佐藤忠男君

  29番  中村初彦君     30番  阿部一男君

  31番  齋藤政人君     32番  高橋 浩君

  33番  新田盛夫君     34番  高橋淑郎君

欠席議員

  なし

説明のため出席した者

 市長        大石満雄君   副市長       佐々木 稔君

 副市長       高橋公男君   教育委員会委員長  高橋 豊君

 教育長       及川宣夫君   選挙管理委員会委員長職務代理者

                             菅 忠孝君

 農業委員会会長   高橋善悦君   監査委員      高橋 勲君

 総務部長      伊藤隆規君   政策推進部長    亀澤 健君

 まちづくり部長   大山拡詞君   生活福祉部長    菊池保守君

 健康こども部長   出茂 寛君   商工観光部長    高橋穣児君

 農林水産部長    佐藤 格君   建設部長      高橋通義君

 大迫総合支所長   熊谷仁見君   石鳥谷総合支所長  菊池康博君

 東和総合支所長   赤坂 謙君   教育委員会教育部長 藤井廣志君

 水道事業所長(上下水道部長併任)  消防本部消防長   菊池定雄君

           神山芳武君

 参事兼総務課長   役重眞喜子君  参事兼財政課長   高橋和夫君

職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長      佐藤祥二    参事兼事務局次長  平賀政勝

 総務係長      阿部 靖    議事調査係長    佐藤多恵子

     午前10時00分 開議



○議長(川村伸浩君) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の会議は、議事日程第6号をもって進めます。



○議長(川村伸浩君) 日程第1、委員長報告を行います。

 最初に、決算特別委員会に付託中の議案第79号平成21年度花巻市一般会計歳入歳出決算の認定についてから議案第90号平成21年度花巻市上水道事業会計決算の認定についてまでの12件を一括議題とし、同委員長の報告を求めます。

 決算特別委員会委員長、近村晴男君。

    (決算特別委員会委員長 近村晴男君登壇)



◆決算特別委員会委員長(近村晴男君) おはようございます。

 今定例会において、決算特別委員会に付託されました次の決算議案の審査が終了いたしましたので、報告いたします。

 付託されました議案は、議案第79号平成21年度花巻市一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第80号平成21年度花巻市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第81号平成21年度花巻市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第82号平成21年度花巻市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第83号平成21年度花巻市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第84号平成21年度花巻市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第85号平成21年度花巻市石鳥谷東央部営農飲雑用水施設事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第86号平成21年度花巻市老人保健施設事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第87号平成21年度花巻市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第88号平成21年度花巻市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第89号平成21年度花巻市農業集落排水等汚水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第90号平成21年度花巻市上水道事業会計決算の認定についての12件であります。

 審査の経過につきましては省略し、結果のみを報告いたします。

 それぞれの決算は原案のとおり認定すべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。



○議長(川村伸浩君) ただいまの委員長報告につきましては、質疑を省略し、直ちに討論を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、質疑を省略し、直ちに討論を行うことに決しました。

 これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 私は議案第79号平成21年度花巻市一般会計歳入歳出決算の認定に反対する討論を行うものであります。小泉構造改革路線によって社会保障の毎年度2,000億円削減を初めとする国民負担増は、当該決算前年度である平成20年度までに総額13兆円もの国民負担増となりました。三位一体改革による地方財源不足に対し平成21年度は地方交付税が国の当初予算で4,100億円増額されるなど、三位一体改革の傷が一定程度手直しをされました。地方自治体と住民の声が国を動かしたのであります。

 しかし、不況による地域経済と市民生活の疲弊は市税が前年度対比で3億3,000万円の減となっていることに、市民の暮らしが圧迫されている現実が本決算に色濃くあらわれております。このようなときだからこそ、市政には住民と行政の協働をうたったまちづくり基本条例を柱とした市政が求められており、まちづくりと行政を進めることがまた、求められております。

 しかし、現在の花巻市政に最も欠けているのはこの住民こそ市政の主人公の立場であります。平成21年度の行政機構の大幅な組織改編は条例制定から施行までわずか3カ月であり、市民がその目的や行政効果を十分検証しなければならない時間が保障されませんでした。その結果、例えば保育政策の所管が一貫しないという事態となりました。教育行政とまちづくり部門はその成り立ちと目的からして、市民に理解がないまま無理に一体化はできません。

 また、決算審議で明らかにされたように、都市計画マスタープランに総合支所が記載されていないことは、20年後には総合支所をなくすということを今から予告したものかという危惧を持たざるを得ません。予算審議の際にも申し上げたところでありますが、旧市町出身で違う賃金格差を是正する意思がないことは、職員の士気と合併後の一体感にかかわることであり、直ちに是正すべきであります。行政における市の事業と決算のそのすべてを否定するものではもちろんありませんが、投資効果がほとんど見られない点があることを指摘しないわけにはまいりません。イーハトーブ病院にかかわっての市の支出は建物取得に2億5,000万円、医療機器取得に5,000万円、施設改修費用2億3,700万円、運営費補助金には平成20年1億7,990万円、当該年度平成21年度には5,080万円の合計7億6,770万円にも及びますが、いまだに脊髄損傷治療が全く行われていないこと、一日平均外来患者数が18人と、市民が望む医療とはほど遠い現状となっております。

 なお、市の方針では3年間3億円を限度として、運営費補助を行うとしておりますが、この方針ではあと6,930万円補助をすることとなります。この支出は行うべきではないということを今から申し上げておきます。

 以上、市の姿勢と投資効果に疑義のある具体的な一点を述べ、反対討論を終わります。



○議長(川村伸浩君) ほかに討論の方ありませんか。

 中村勝吉君。



◆24番(中村勝吉君) 私は、議案第79号平成21年度花巻市一般会計歳入歳出決算認定について賛成の立場で討論をいたします。

 改めて昨年度、平成21年度を振り返ってみますと、リーマン・ショックに端を発した世界的な経済不況の中、本市にあっても製造業の受注が極端に落ち込み、花巻公共職業安定所管内における昨年5月、6月の有効求人倍率0.19が示すように、極めて厳しい雇用・経済環境にさらされた1年でありました。

 加えて、一昨年6月の岩手・宮城内陸地震の風評被害から本市の重要な産業である観光分野にも重い影を落としました。そのような中にあって、花巻東高等学校が春の選抜高校野球大会で準優勝、夏の大会でベスト4、そして、国体でもベスト4と大活躍され、市民に大いなる勇気と感動を与えてくれたところであり、花巻東高の選手諸君と指導に当たられた先生方に敬意と感謝の意を表する次第であります。

 さて、平成21年度の一般会計決算に目を向けますと、厳しい経済情勢から税収が落ち込む中にあって、将来の花巻市の発展に向けて積極果敢な行政運営がなされました。主な事業について所感を申し述べますと、総務費においては小さな市役所推進事業についてでありますが、市からの地域づくり交付金を活用して、それぞれの地域で創意工夫に満ちた事業が展開されております。

 民生費においては、さきの大戦における戦没者の冥福を祈り、平和への誓いを新たにする目的で、運動公園広場に平和記念碑が整備されました。整備を機に市民こぞって恒久平和を祈りたいと思います。

 労働費においては、厳しい雇用環境を受けて、求職者向けの技能訓練事業やふるさと雇用再生特別基金事業、そして緊急雇用創出事業により、雇用の創出が図られたところであります。なお、雇用の改善にはまだまだ時間がかかるものと思いますので、今後ともタイムリーな事業実施に御配慮をいただきたいと存じます。

 農林水産業費においては、国と地方の役割分担により持続可能な我が国農業の再生を目指し国に提言を行っておりますし、肥料コストの低減を目指し賢治の土壌診断を実施したところであり、厳しい経営が続いている農業者が希望を持って生活できるよう、一層の御支援をお願いいたすものであります。

 商工費においては、中小企業の年度末における資金需要に対応するため、小口短期の運転資金を創設されましたし、早池峰神楽がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを受けて、大勢の観客を集め開催された早池峰全国神楽大会はいずれも時宜を得た取り組みであったと思っております。

 次に、教育費におきましては、私の住む東和地域で東和小学校の統合整備事業が計画を1年前倒しで来春の開校を目指し、急ピッチで進められております。児童数の急激な減少を受けて、現在6校ある東和地域の小学校を1校に統合するもので、統合方針決定までは地域住民が地域から学校がなくなる寂しさや、不安を感じながらも何より子供たちの教育はいかにあるべきかを真剣に議論をした結果としての苦渋の選択でありましたが、市当局では、その思いを受けて立派な小学校を建てるべく、努力いただいているところであり、心から感謝申し上げる次第であります。

 以上、主な事業について私の所感を申し上げましたが、厳しい財政環境のもと将来展望に立った各般にわたる施策を、積極果敢に展開いただいている市長を初め、市当局の御努力を多とし、一般会計決算を認定すべき旨申し上げ、私の賛成討論といたします。



○議長(川村伸浩君) ほかに討論の方ありませんか。

 照井明子さん。



◆13番(照井明子君) 議案第80号平成21年度花巻市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第82号平成21年度花巻市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第83号平成21年度花巻市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第90号平成21年度花巻市上水道事業会計決算の認定について、以上4件を反対の立場から討論をいたします。

 平成21年度は合併の際、不均一課税となっておりました国民健康保険税が均一化されましたが、一世帯当たり花巻地域は245円、大迫地域1,758円、東和地域が1,756円負担増となり、市民の暮らしが大変なときこの負担増が家計を直撃しました。不納欠損額、収入未済額の増大は市民の支払能力を超えた負荷額となっていたことを示しており、失業、所得の減少など深刻な市民生活にはさらに重い税となりました。一般会計からの投入など国保税引き下げに踏み切るべきでありました。

 さらに、資格証明書発行世帯数は県内自治体の中でも発行件数が多く、窓口で十割負担となる資格証明書の方が受診ができず、命を落とすという痛ましい事態が市内で発生いたしました。このような命を奪う資格証明書の発行は中止をすべきでありました。後期高齢者医療制度は世界に例を見ない高齢者の差別医療制度として高齢者、国民の不安と怒りを呼び起こし、国会で廃止法案が可決されるなど、国も一定の手直しをせざるを得ない状況となってきた制度です。

 しかし、新政権は廃止先延ばしにするという態度に変わり、高齢者の不安、不満は払拭されてきませんでした。根本的解決はこの制度を即刻廃止し、老人保健制度に戻すことでまず制度そのものを認めることができません。また、滞納者に対して短期被保険者証交付が始まりました。該当者は普通徴収の低所得者であります。保険証の無条件交付を行い、高齢者の命を守ることこそが地方自治で定められている福祉と健康の増進の責務を果たすことです。直ちに短期被保険者証交付は中止を求めます。

 第4期介護保険計画と合併によるこれまでの不均一の保険料を統一することも相まって、介護保険料が大幅に引き上げられました。大迫地域では年額平均で1万2,048円、花巻地域は3,372円、石鳥谷地域は1,764円、東和地域では5,136円の引き上げとなりました。特に大迫地域は国保税引き上げ、介護保険料の大幅引き上げによる負担増で、どうやって払っていけばよいかと悲鳴が上がりました。介護給付費、準備基金取り崩し、一般会計からの繰り入れなど負担増対策を講じるべきでありました。

 平成21年度は花巻市上水道会計が地域によって、住民負担増のオンパレードと重なり、花巻地域は上水道料金が2.9%の負担増となりました。公共料金値上げはただでさえ苦しい家計に響き、サービスは高く負担は低くという合併の趣旨からも同意できるものではありません。

 以上、討論といたします。



○議長(川村伸浩君) ほかに討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 ただいまの委員長報告のうち、議案第79号平成21年度花巻市一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第80号平成21年度花巻市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第82号平成21年度花巻市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第83号平成21年度花巻市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について及び議議案第90号平成21年度花巻市上水道事業会計決算の認定については反対がありましたので、起立により採決いたします。

 最初に議案第79号平成21年度花巻市一般会計歳入歳出決算の認定についてに対する委員長の報告は、原案のとおり認定すべきであるとするものであります。

 本決算を委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(川村伸浩君) 起立多数であります。よって、議案第79号は委員長報告のとおり認定されました。



○議長(川村伸浩君) 次に、議案第80号平成21年度花巻市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてに対する委員長の報告は、原案のとおり認定すべきであるとするものであります。

 本決算を委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(川村伸浩君) 起立多数であります。よって、議案第80号は委員長報告のとおり認定されました。



○議長(川村伸浩君) 次に、議案第82号平成21年度花巻市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてに対する委員長の報告は、原案のとおり認定すべきであるとするものであります。

 本決算を委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(川村伸浩君) 起立多数であります。よって、議案第82号は委員長報告のとおり認定されました。



○議長(川村伸浩君) 次に、議案第83号平成21年度花巻市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてに対する委員長の報告は、原案のとおり認定すべきであるとするものであります。

 本決算を委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(川村伸浩君) 起立多数であります。よって、議案第83号は委員長報告のとおり認定されました。



○議長(川村伸浩君) 次に、議議案第90号平成21年度花巻市上水道事業会計決算の認定についてに対する委員長の報告は、原案のとおり認定すべきであるとするものであります。

 本決算を委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(川村伸浩君) 起立多数であります。よって、議案第90号は委員長報告のとおり認定されました。



○議長(川村伸浩君) 次に、議案第81号平成21年度花巻市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第84号平成21年度花巻市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第85号平成21年度花巻市石鳥谷東央部営農飲雑用水施設事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第86号平成21年度花巻市老人保健施設事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第87号平成21年度花巻市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第88号平成21年度花巻市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について及び議案第89号平成21年度花巻市農業集落排水等汚水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてに対する委員長の報告は、原案のとおり認定すべきであるとするものであります。

 各会計決算を委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第81号及び議案第84号から議案第89号までの各会計決算は委員長報告のとおり認定されました。



○議長(川村伸浩君) 次に、産業建設常任委員会に付託中の第8号陳情花巻城本丸跡「鳥谷ヶ崎公園」の呼称の変更を求めることについて及び第9号請願住宅リフォーム助成制度の創設を求めることについてを一括議題とし、同委員長の報告を求めます。

 産業建設常任委員会委員長、近村晴男君。

    (産業建設常任委員会委員長 近村晴男君登壇)



◆産業建設常任委員会委員長(近村晴男君) 本委員会に付託されておりました陳情及び請願の審査が終了いたしましたので、審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 本委員会では9月15日に参考人を招請し、御意見をお伺いするとともに、建設部長及び関係課長の出席を求め、慎重に審査を行ったところであります。

 趣旨につきましては、既に配付されております文書表のとおりでありますので省略させていただきます。

 第8号陳情花巻城本丸跡「鳥谷ヶ崎公園」の呼称の変更を求めることについて、提出者は花巻市下幅8番11号、菅原新平さんであります。

 参考人からは、「様々な出版物を見ると、現地が鳥谷ヶ崎公園であったり、上部のほうが花巻城跡鳥谷ヶ崎公園であったり、上下あわせて鳥谷ヶ崎公園であったりするのはいかがなものか。ここには正しい歴史観が求められるのではないのか。歴史の正義を考えることは未来の正義を考えることとなり、考えるということが未来につながる」との御自身の哲学論もあわせて述べられ、このたびの陳情の趣旨は、「花巻城という歴史的史跡を残す方向での、その第一歩として城跡という名前を残してほしい。具体的には、花巻城跡公園でも鳥谷ヶ崎城公園でもよい」というものでした。

 当局からは「都市計画区域内の公園の名前は都市計画で決定しているものであり、鳥谷ヶ崎公園は花巻小学校の下の、市民がお花見などで集う一地域を指すものである」としながら、岩手公園を例に挙げ、「盛岡市では岩手公園の名称について愛称検討委員会を組織し、パブリックコメントも実施して盛岡城址公園としたものであるが、正式名称は県が定めている岩手公園である」との参考例が示されました。

 委員からは、「陳情者は本丸跡を花巻城跡公園にということだが、花巻城あるいは鳥谷ヶ崎城の区域は南北に600メートル、東西に700メートルの面積を有するものであり、広範囲な公園であれば認めざるを得ないが、一部分をもって城址と名づけるのには疑問がある」、「陳情者が花巻城の歴史について述べられていることと、このたびの陳情理由とは趣旨が違ってきているように感じる」との意見が出されたほか、「陳情者が指摘しているとおり、鳥谷ヶ崎公園、史跡花巻城址・本丸跡などの位置と呼称について疑念を抱かれないよう、市当局に指摘すべきである」との意見も出されました。

 以上のことを踏まえて審査を進めた結果、鳥谷ヶ崎公園の呼称の変更について、城址あるいは城跡となると、対象区域が広範となることや公共施設や民地が入り組んでいる現状からして、名称とはそぐわない状況であることと、現状の範囲をもって城址や城跡の名をつければ誇大広告と指摘されるおそれもあるとの意見の一致を見、採決の結果、全会一致をもって不採択とすべきものと決しました。

 なお、本陳情は花巻城址という存在の再確認を促すものでもあり、陳情者が花巻城址について人口に膾炙すべく、世代につなげていかなければならないと願っていることにかんがみ、市としても、このたびの陳情を一つの契機として、南部藩の重要な城として存在した花巻城について、まさに人口に膾炙すべく、さまざまな視点から市民に考えていただくよう努めるとともに、鳥谷ヶ崎公園と史跡花巻城本丸跡の呼称や場所について疑念を抱かれないよう、看板や出版物等においての掲載の統一性を持たせるよう申し添えさせていただきます。

 次に、第9号請願住宅リフォーム助成制度の創設を求めることについて、提出者は花巻市上諏訪353の8、花巻民主商工会代表、西山吉彦さんであります。紹介議員は、照井明子議員と櫻井肇議員であります。

 参考人からは、「中小業者は長引く不況に苦しんでいることから、自治体の力をおかりして幅広い分野での経済効果が期待され、さらに花巻市の活性化にも資するものとして、住宅リフォームの助成制度の創設を願うものである」との請願の趣旨が述べられ、具体には、実際に大きな成果を上げている宮古市の例を取り上げ、「宮古市では20万円以上の住宅リフォームを実施した場合、10万円を補助するという内容で、当初500件を想定して5,000万円の予算を組んだところ大変な反響で、現在は2,500件分、2億5,000万円の予算で対処していて、畳屋さんや屋根屋さん、クロス屋さんなど幅広い職種に仕事が舞い込んでいるとのこと。これは事務手続が簡単なことと、工事費が少額で済むという使い勝手のよさが市民には好評とのことで、本市としても思い切った経済対策の一つとして、幅広い職種に仕事が生まれる花巻版の住宅リフォームの助成制度を創設していただくことが、地域の活性化にとっても重要ではないのか」とのことでありました。

 当局からは、「住宅産業はすそ野が広いことは確かだが、市としても高齢者の住宅改修、耐震改修、戸別浄化槽設置など、さまざまな助成制度で地域活性化に資している」として、「その総額は8,700万円となっていて、引き続きこの中身で頑張ってまいりたい」、また、「国では住宅リフォームの減税補助や融資など新たな支援制度も始めることから、市の制度はもちろんのこと、国の制度も十分活用しながら、押しなべて経済の底上げをしてまいりたい」とのことでありました。

 委員からは、「本市としても、高齢者の住宅改修や住宅の耐震化、下水道への接続や合併処理浄化槽設置に対する助成制度があるとのことだが、金額がかさむことから特定の方への助成という面もあり、参考人の言うところの広く市民に還元されるような制度があってもよいのではないのか」、「宮古市の住宅リフォームの助成制度は、工事費の最低額が20万円と低いことから市民にとっても歓迎され、また広範な業種がかかわることにもなり、不況対策としての面でも即効性があり、インパクトのある制度と思う」、「4月からの単年度事業でありながら、既に1,800件を超す申し込みの状況にあり、工事費も総額で10億円ほどに膨らんでいるとのことから、不況にあえぐ中小業者にとってありがたい制度と言える」、「宮古市の場合は現金が施主に渡るわけだが、本市では助成金が市内に還元されるよう、地域商品券での対応にするなど花巻版の制度を考えるべきではないのか」との意見が出されたところであります。

 以上のことを踏まえて審査を進めた結果、「現下の経済情勢は非常に厳しく、地域経済の落ち込みに対する一つのてこ入れ策として、市民にとって受け入れやすく、さまざまな職種に及ぶすそ野の広さ、地域経済に及ぼす効果と即効性もあるものとしての住宅リフォーム助成制度の創出を願う請願の趣旨は理解できる」として、採決の結果、全会一致をもって採択すべきものと決しました。

 なお、制度を創設する場合には、「緊急性や経済情勢の変化にも柔軟に対応できることと、さらに効果の検証が求められることなどから単年度や単年度ごととするのが望ましい」との意見のあったことも申し添えさせていただきます。

 以上で報告を終わります。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対し、質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 最初に第8号陳情を採決いたします。第8号陳情花巻城本丸跡「鳥谷ヶ崎公園」の呼称の変更を求めることについてに対する委員長の報告は、不採択すべきであるとするものであります。よって、原案について起立により採決いたします。第8号陳情花巻城本丸跡「鳥谷ヶ崎公園」の呼称の変更を求めることについてを採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(川村伸浩君) 起立少数であります。よって、第8号陳情は委員長報告のとおり不採択することに決しました。



○議長(川村伸浩君) 次に、第9号請願を採決いたします。

 第9号請願住宅リフォーム助成制度の創設を求めることについてに対する委員長の報告は、採択すべきでものであるとするものであります。

 委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、第9号請願は委員長報告のとおり採択することに決しました。



○議長(川村伸浩君) お諮りいたします。本日審議予定になっております日程第2、議案第91号花巻市手数料条例の一部を改正する条例から、日程第5、議案第94号人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについてまでの4件については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに審議したいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第91号から議案第94号までの4件については、委員会付託を省略し、直ちに審議することに決しました。



○議長(川村伸浩君) 日程第2、議案第91号花巻市手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。

 提出者から説明を求めます。

 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 議案第91号花巻市手数料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。

 本条例は地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正が、本年9月8日付で公布され、10月1日に施行されることに伴い、特定屋外タンク貯蔵所及び準特定屋外タンク貯蔵所の設置許可等に係る手数料を引き下げようとするものであります。

 改正の内容について御説明申し上げます。お手元に配付しております議案第91号資料もあわせてごらんくださるようお願いいたします。

 別表(2)消防関係の表第3の項は、危険物貯蔵所の設置の許可の申請に係る手数料について、第15の項は、危険物製造所、貯蔵所又は取扱所の設置の許可に係る完成検査前検査手数料について、第17の項は、特定屋外タンク貯蔵所又は移送取扱所の保安に関する検査手数料について定めたものでありますが、それぞれの手数料の額をおおむね9%引き下げ、改正するものであります。

 次に、施行期日でありあますが、本条例は平成22年10月1日から施行するものであります。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 議案第91号花巻市手数料条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第91号は原案のとおり可決されました。



○議長(川村伸浩君) 日程第3、議案第92号石鳥谷消防分署庁舎新築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。

 提出者から説明を求めます。

 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 議案第92号石鳥谷消防分署庁舎新築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを御説明申し上げます。

 本議案は石鳥谷消防分署庁舎新築(建築)工事に係る請負契約の締結につきまして、地方自治法第96条第1項第5号及び花巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。

 議案の内容につきまして御説明申し上げます。お手元に配付いたしております議案第92号資料もあわせてごらんくださるようお願いいたします。

 契約の内容でありますが、工事名は石鳥谷消防分署庁舎新築(建築)工事であります。

 契約の方法は指名競争入札であり、契約金額は1億6,590万円であります。

 契約の相手方は、株式会社中央コーポレーションであります。

 本工事につきましては市営建設工事入札参加資格業者、18社を指名し、去る9月8日に入札を行い、9月14日に仮契約を締結したものであります。

 工事の概要につきまして御説明申し上げます。

 建設場所は、資料その1に記載してございますが、石鳥谷総合支所南側の市有地であります。

 施設の概要でありますが、資料その2、その3及び資料その4の平面図及び立面図をごらんいただきたいと存じます。

 建設する建物は、事務所、車庫が鉄骨造2階建てでありまして、延べ床面積は984.42平方メートルであります。また、訓練塔につきましては、主訓練塔が地上高18.3メートル、補助訓練塔が9.74メートルであります。

 庁舎は来庁者の利便性を考慮し、1階、事務室部分はバリアフリーとしておりますほか、24時間勤務に対応いたしまして仮眠室を設けております。

 また、全体的に建設費、維持管理費の低減に配慮した計画となってございます。

 完成期限は、平成23年3月18日であります。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますよう、お願いを申し上げます。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) これを拝見いたしますと、分署の新築に関してこれは分離発注ではなくて一括発注と見受けられますが、そういう理解でよろしいかということが1点と、もしそうであるとすれば、これは分離発注しなかった理由はどの辺にあるのかを伺います。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) ただいま発注の形で、その分離発注という御指摘ですが、建築なり電気なり機械と、それぞれの工事で分割しておりますので、ただいま御提案申し上げている部分はあくまでも建築に関する工事でありますので、よろしくお願いいたします。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) では、このように理解してよろしいでしょうか。議会への提案でありますから、議会の議決を要らない金額による分離発注、残りの部分は、建築以外は、実際には分離発注が行われるという理解でよろしいのでしょうか。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) はい、そのとおりでございます。議決要件では一定額を超えますと、議決をちょうだいする必要がありますが、工種ごとに建築は建築でございますし、電気、機械、これは一般的にはそれぞれ積算されて工事がそれぞれ行われるというのが一般でございます。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 最後でございます。議会の議決が必要なのは、たしか契約金額では1億5,000万円以上だったでしょうか。電気とか機械はそれ以下であるということですね。それでは、それを含めた総額の工事費は幾らか、そして、予算書持ってきておりませんが、予算の範囲内であるのかを最後に伺います。



○議長(川村伸浩君) それは菊池消防長。



◎消防本部消防長(菊池定雄君) ただいまのお尋ねにお答えいたします。予算書内では総額で、これは建設事業全体の委託料等も含めましてですけれども、3億845万1,000円を計上してございます。

 なお、今回の部分の工事に係る部分は2億9,200万円ほど計上しているところでございます。

 以上でございます。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 議案第92号石鳥谷消防分署庁舎新築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第92号は原案のとおり可決されました。



○議長(川村伸浩君) 日程第4、議案第93号平成22年度花巻市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。

 提出者から説明を求めます。

 亀澤政策推進部長。



◎政策推進部長(亀澤健君) 議案第93号平成22年度花巻市一般会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。

 本補正予算は、新型インフルエンザのワクチン接種に係る歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,109万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ462億5,938万5,000円とするものであります。以下、事項別明細書により御説明申し上げます。

 7ページをお開き願います。

 2歳入、10款地方交付税、1項1目1節地方交付税1,230万9,000円は収入見込みによる増であります。

 15款県支出金、2項県補助金、3目衛生費県補助金、5節ワクチン接種負担軽減1,878万7,000円は、新型インフルエンザワクチン接種にかかる経費に対する県補助金であります。

 次に、9ページをお開き願います。

 3歳出、4款衛生費、1項保健衛生費、3目予防費3,109万6,000円は新型インフルエンザのワクチン接種にかかる実費負担を軽減する経費であります。市民税非課税世帯の者に係る負担軽減のほか、市単独分といたしまして所得要件に関係なく、小学生以下の接種費用の一部も負担軽減しようとするものであります。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 2点だけお伺いいたします。まず、予防接種の実態と自己負担額についてお聞きいたします。

 まず、このインフルエンザの予防接種の実態について、公費助成がある対象者、それから実際に接種している方、何といいますか接種率と言っていいんでしょうか、これはどうなっているのかをまず伺います。



○議長(川村伸浩君) 出茂健康こども部長。



◎健康こども部長(出茂寛君) お答えいたします。インフルエンザの予防接種率の関係でございますけれども、昨年インフルエンザが発生いたしましたときには、対象者1万3,606人に対しまして4,574人が接種、接種率で申しますと33.6%という状況でございました。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) この33.6%というのは大体どこの市町村でもこういう実態になっているのかということが一つと、それから他と比較しての問題で、質問の2番目は自己負担額であります。これは他市と比較してどうなのか、現在どれぐらいなのかと、それは変わりないのかをお伺いいたします。



○議長(川村伸浩君) 出茂健康こども部長。



◎健康こども部長(出茂寛君) 今接種率につきまして、33.6%とお答えいたしました。これにつきましては昨年の新型インフルエンザの関係でございますが、そのほかに季節性インフルエンザに関しては、高齢者の方々の接種率につきましては昨年は65%となっております。新型インフルエンザにつきましてが33.6%でございます。

 それから、助成の関係でございますけれども、今回新型インフルエンザにつきましては、予防接種費用を3,600円ほどと見込んでございますけれども、そのうち老人の方に対しましては2,000円の補助、1,600円を負担していただく予定であります。

 それから、小学生以下につきましても単独で行いますけれども、小学生の場合ですと、2回接種、接種量の関係から2回接種が必要だということでございますので、その分につきましては、これも2,000円の助成を行うと考えているところでございます。

 他市との比較でございますけれども、新型インフルエンザに関しましては今回低所得者、生活保護、市民税非課税の世帯については免除という形できておりますけれども、現在のところ他市の状況につきましては、まだ把握いたしてございません。

 以上でございます。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。

 藤井英子さん。



◆19番(藤井英子君) この予防接種ですけれども、新型インフルエンザに限定して計上されているかと思いますけれども、今回市としては、対象者は何人くらいを予定しているのでしょうか。あと、最初に聞けばよかったかと思いましたが、去年新型インフルエンザが出たということで、そのままマニュアルが生きているかと思うんです。一たん切らないでずっと続いているのかと思って、そこに予算がついたと思っているんですけれども、そうではなくて改めて指針が来ましてこの予算がついたのか、そこを確認いたします。

 まずそれを先にお願いします。



○議長(川村伸浩君) 出茂健康こども部長。



◎健康こども部長(出茂寛君) お答えいたします。

 まず最初に、今回の新型インフルエンザの関係でございますけれども、昨年の新型インフルエンザ発生の際には特別な措置ということで、予防接種が実施されたところでございます。今回は予防接種法の改正を予定してございますけれども、その改正に基づきまして新たな臨時予防接種が、公的に位置づけられるというところで、今回この予算の計上をお願いしているところでございます。

 それから、接種は何人くらいを予定しているかというお尋ねでございますけれども、それにつきましては低所得者の方、それから一部助成というんですか、市で助成している方を大体総額で3万2,400人ほど見込んでございます。これにつきましては、該当する方の7割で3万2,400人ほどを見込んで予算を計上しているところでございます。



○議長(川村伸浩君) 藤井英子さん。



◆19番(藤井英子君) そうしますと今回の部分につきましても、今おっしゃった低所得者の方とかそういった市が一部助成しているとか、そういった方々を優先ととらえていいのか、そうではなくて、新型インフルエンザの予防接種をしたいと言ったときに、今言った対象の方がいれば免除になるととらえていいのかです。

 あと、もう一方で普通に季節性インフルエンザの予防接種があろうかと思うので、市内でこのかなりの数が予防してほしいと思っていましたけれども、最初にどこをするとか、そういったものまで決められているものかを確認いたします。

 あと、最後になりますけれども、インフルエンザが流行する時期はまだまだということで、予防方法としては手洗いとかうがいとかありますけれども、現実いろんな施設に手洗いの石けんがありましても、もう使わないでいる現実があるのだろうと思いますので、やはり、もう季節も季節ですので、そういった周知が紙一枚でもかなり違うので、広報にぜひ入れていただきたい。やはり騒いでからどうしても手を洗うとかうがいをするとかしますので、その事前の予防を大事にしていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(川村伸浩君) 出茂健康こども部長。



◎健康こども部長(出茂寛君) お答えします。

 まず1点目の優先の関係でございますけれども、前回のインフルエンザの際には優先順位がございましたけれども、今回は全市民を対象としてございますので、優先順位は特にはございません。

 それから、季節性インフルエンザの関係でございますけれども、これにつきましても従来の季節性インフルエンザの予防接種がありますけれども、今回は新型インフルエンザと季節性インフルエンザが合体している3価ワクチンでの接種となります。

 それから、手洗い・うがいの関係での周知ということでございますけれども、今回この接種が10月1日からの施行となってございますので、広報との関係、それから各施設の関係等につきましても、周知を図ってまいりたいと存じております。

 以上です。



○議長(川村伸浩君) 佐々木副市長。



◎副市長(佐々木稔君) 若干補足してお答えをさせていただきたいと思いますが、昨年新型インフルエンザの予防接種につきましては、実施主体が、国でございまして、これ臨時的にやはり緊急的に行うということで、すべて実施主体、医療機関との契約、接種費用の設定、それからワクチン流通も国が流通管理をするというような形の中で、優先順位を決めて行ってきたと。ただ、一定の経過を経まして、弱毒性だという形の中で、ただいま健康こども部長がお話ししましたように、今年10月からは予防接種法の中に入れながら、要するに従来の季節性インフルエンザと同じような扱いに対応していくということで、実施主体が市町村になります。そして、医療機関との契約も市町村、接種費用の設定についても市町村という形で、ただ従来の低所得者といった方々の減免については、昨年と同様に扱う形になってございます。

 ただ、これもまた複雑でございまして、国では法改正を行っていくということですが、実はまだその法が国会で成立してございません。ただし、10月から市町村が実施主体になってやっていくという部分については、国からの通知に基づいて実施をしていくということで、本日それに間に合うようにということで、補正予算を追加提案させていただいております。それで、いずれそういうことでこれからは国からの情報ではワクチンも新型インフルエンザと、今までは季節性はワクチンは別々でしたけれども、それを今も健康こども部長がお答えしましたように、1つのもののワクチンでという形でいくという予定にも伺ってございますので、いずれそれらに万全を期して取り組んでまいりたいと思っているところでございます。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 議案第93号平成22年度花巻市一般会計補正予算(第3号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第93号は原案のとおり可決されました。



○議長(川村伸浩君) 日程第5、議案第94号人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについてを議題といたします。

 提出者から説明を求めます。

 佐々木副市長。

    (副市長登壇)



◎副市長(佐々木稔君) 議案第94号人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについてを御説明申し上げます。

 本議案は、人権擁護委員の似内静子さんが平成22年12月31日をもって任期満了となりますことから、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、後任の人権擁護委員の推薦に関し、議会の意見を求めるものであります。

 今回推薦しようとする高橋光子さんは、人格識見が高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について深い理解をお持ちでありますので、適任と認められるものであります。

 以上で説明を終わりますが、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(川村伸浩君) お諮りいたします。本案は、人事案件でありますので、質疑、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、質疑、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 議案第94号人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについては原案による者を適任と認めることに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第94号は、原案による者を適任と認めることに決しました。



○議長(川村伸浩君) 日程第6、意見書案第9号米価下落に対する緊急対策を求める意見書の提出についてを議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。

 産業建設常任委員会委員長、近村晴男君。

    (産業建設常任委員会委員長 近村晴男君登壇)



◆産業建設常任委員会委員長(近村晴男君) 米価下落に対する緊急対策を求める意見書案について御説明をいたします。

 東北農政局岩手農政事務所は、8月31日に本県の10年産水稲の作柄概況は、8月15日現在、全県において作況指数102〜105の「やや良」と発表しました。

 これは全国的な傾向にあり、今年のお米は豊作が期待されるわけですが、しかし、2009年産が30万トン以上の繰り越し在庫が見込まれていることに加え、平成22年度の戸別所得補償モデル対策の加入申請面積は約120万ヘクタールで前年度より1.1万ヘクタール減るものの、依然3.8万ヘクタールもの過剰作付が発生するとされています。

 仮に、2010年産の作柄が平年作とした場合でも、単純計算で3.8万ヘクタールに対して、10アールの収穫量約0.5トンを掛けたとすれば、約20万トンもの米が余ることになります。

 このことから、米の過剰感が強まり米の消費低迷もあって、米の価格は先安感が強く、既に価格下げの過当競争に陥っているとも言われ、生産農家からは、米の値崩れを防ぐためにも、政府に対して過剰米対策の早期実施と生産者が安心して稲作経営を継続できる制度の充実を求める声が上がっています。

 全農県本部では、農家への前払い金となる2010年産米の概算金を60キロ当たり前年比で約3,500円も安い8,500円と過去最低の額に決定したことから、JA花巻では200円の上乗せをして農家を支援する方向とされています。

 本年度実施される米の戸別所得補償モデル対策では10アール当たり1万5,000円の定額交付に加えて、米価の下落分も補償されるわけですが、概算金の下げは年末に諸経費の支払いを控える農家にとっては厳しいものであり、政府に対して、定額部分の差額と変動部分の差額の交付を早期に実施するよう求める声も多くの農家から上がってきています。

 本市農業の根幹をなす稲作農家の方々の声にこたえるためにも、本常任委員会では政府に対して、米価下落に対する緊急対策を求める意見書を提出すべく協議を行うべきではないのか、との意見が出され、この件に対する議論を深めるため、9月22日に佐藤農林水産部長ほか2名の職員の出席を求めて実施した所管事務調査を含め、3回の事務調査を行いました。

 委員の間からは、「備蓄米本来の目的は、不足時における消費者への安定供給であって、過剰米対策や米価維持対策を目的として買い入れや、売り渡しを行うべきではないとの意見のあることは承知しているが、本市農業の根幹をなす稲作農家の方々は、生産調整にも協力し、うまくて安全な米づくりのため一生懸命頑張ってきている。その意欲が失われることなく安心して米づくりに従事し、国の基盤でもある農地を守り、食料の生産供給地としての使命を果たすためにも、国に対して米価下落に対する緊急対策を求める意見書を出すべきではないのか」、「安くておいしいお米は消費者に喜ばれるわけだが、それによって農家の方々の生産意欲が失われ、後継者も育たず、結果的に耕作放棄地が増えるとすれば、将来、地球規模で起こるであろうと懸念されている食料不足の危機にも対応できなくなるおそれもある。このことから、政府から国民に対して丁寧な説明がなされれば、備蓄米を増やすための新たな税金の投入にも理解が得られるのではないのか」などの意見が出され、委員各位にお諮りした結果、「米価下落に対する緊急対策を求める意見書案を発議すべきである」との意見の一致を見、意見書案を発議することに決定したものであります。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 意見書案第9号米価下落に対する緊急対策を求める意見書の提出に、賛成する立場から討論を行います。

 農家が受け取る米の販売額の概算金が、ひとめぼれ60キログラム袋当たり8,500円ということに衝撃を受けております。本市の農家全体では、これはあくまでも概算金における前年度対比でありますが、16億円の減収が見込まれ、地域経済にもはかり知れない影響を及ぼします。かつてない米の価格暴落に対して、政府が今緊急に行うべきは、価格暴落の大きな原因である過剰分を政府が責任を持って買い上げることであります。

 過剰分の在庫は40万トンと見込まれますが、これは主に全農初め、民間で抱えている在庫であり、政府備蓄米は100万トンに対して98万トン、これは全国民の18日分の食料にすぎません。したがって、意見書が述べております、政府による過剰米の買い上げは決して無理な要求ではありません。財政的にも買い入れが戸別所得補償よりも国の財政負担が少なくて済みます。

 さらには、来年度から始めるとしている、棚上げ備蓄制度を今年から繰り上げて運用することも必要と考えます。戸別所得補償制度においては販売価格が下がれば、来年の補てん額はその分大きくなります。JA全中はこのまま下落を放置すれば、2,000億円から3,000億円国の支出が増えると試算をしております。

 一方で、今40万トンを買い入れ備蓄をすれば、米価は回復をいたします。政府が戸別所得補償制度導入を理由に需給調整や、価格には一切かかわらないとしたことが、米価暴落の最大の要因です。買い手は、きょう買うとあしたはもっと下がるのではという不安から、買い控えます。いつでも安いとなれば余分には買いません。売り手は、値を下げても売り急ぐという悪循環に陥ってしまいます。地すべり的な下落をこのまま放置すれば、米はつくれなくなり、それはひとり農家のみではなく、地域経済の沈下をもたらします。

 本意見書は農家はもちろんのこと、広く市民の願いを反映した意見書であると考え賛成するものであります。

 終わります。



○議長(川村伸浩君) ほかに討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 意見書案第9号米価下落に対する緊急対策を求める意見書の提出についてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって意見書案第9号は原案のとおり可決されました。



○議長(川村伸浩君) 日程第7、派遣第3号議員の派遣についてを議題といたします。

 議員の派遣については、会議規則第151条の規定により、お手元に配付しておりますとおり議員を派遣することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、派遣第3号については、原案のとおり派遣することに決しました。



○議長(川村伸浩君) お諮りいたします。ただいま議決されました議員の派遣について、日程等に変更がありましたなら、その取り扱いを議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議員の派遣に変更が生じた場合の取り扱いについては、議長に一任と決しました。



○議長(川村伸浩君) 日程第8、第10号請願過剰米対策を求めることについてを議題といたします。

 本定例会中に受理した請願はお手元に配付してある文書表のとおりでありますが、会議規則第127条第1項の規定により、産業建設常任委員会に付託いたします。



○議長(川村伸浩君) お諮りいたします。ただいま産業建設常任委員会に付託いたしました、第10号請願過剰米対策を求めることについては閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、産業建設常任委員会に付託した第10号請願は、閉会中の継続審査とすることに決しました。



○議長(川村伸浩君) 以上で、本定例会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。

 これをもちまして平成22年第3回花巻市議会定例会を閉会いたします。

 御苦労さまでした。

     午前11時18分 閉会

地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 花巻市議会議長   川村伸浩

 花巻市議会副議長  小田島邦弘

 花巻市議会議員   若柳良明

 花巻市議会議員   小原雅道

 花巻市議会議員   鎌田幸也