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岩手県 花巻市

平成22年  9月 定例会(第3回) P.14109月09日−05号




平成22年  9月 定例会(第3回) − 09月09日−05号









平成22年  9月 定例会(第3回)



平成22年9月9日(木)

議事日程第5号

平成22年9月9日(木)午前10時開議

 第1 議案第70号 花巻市過疎地域自立促進計画の策定に関し議決を求めることについて

 第2 議案第71号 花巻市乳幼児、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例

 第3 議案第72号 花巻市火災予防条例の一部を改正する条例

 第4 議案第73号 花巻市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例

 第5 議案第74号 花巻市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例

 第6 議案第75号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて

 第7 議案第76号 平成22年度花巻市一般会計補正予算(第2号)

 第8 議案第77号 平成22年度花巻市老人保健特別会計補正予算(第1号)

 第9 議案第78号 平成22年度花巻市介護保険特別会計補正予算(第1号)

本日の会議に付した事件

 日程第1 議案第70号 花巻市過疎地域自立促進計画の策定に関し議決を求めることについて

 日程第2 議案第71号 花巻市乳幼児、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例

 日程第3 議案第72号 花巻市火災予防条例の一部を改正する条例

 日程第4 議案第73号 花巻市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例

 日程第5 議案第74号 花巻市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例

 日程第6 議案第75号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて

 日程第7 議案第76号 平成22年度花巻市一般会計補正予算(第2号)

 日程第8 議案第77号 平成22年度花巻市老人保健特別会計補正予算(第1号)

 日程第9 議案第78号 平成22年度花巻市介護保険特別会計補正予算(第1号)

出席議員(34名)

   1番  増子義久君      2番  鎌田芳雄君

   3番  細川宏幸君      4番  照井雄一君

   5番  高橋 勤君      6番  伊藤源康君

   7番  若柳良明君      8番  小原雅道君

   9番  鎌田幸也君     10番  松田 昇君

  11番  本舘憲一君     12番  小原茂明君

  13番  照井明子君     14番  藤井幸介君

  15番  板垣武美君     16番  平賀 守君

  17番  藤原晶幸君     18番  藤原米光君

  19番  藤井英子君     20番  高橋久順君

  21番  小田島邦弘君    22番  近村晴男君

  23番  名須川 晋君    24番  中村勝吉君

  25番  櫻井 肇君     26番  大原 健君

  27番  川村伸浩君     28番  佐藤忠男君

  29番  中村初彦君     30番  阿部一男君

  31番  齋藤政人君     32番  高橋 浩君

  33番  新田盛夫君     34番  高橋淑郎君

欠席議員

  なし

説明のため出席した者

 市長        大石満雄君   副市長       佐々木 稔君

 副市長       高橋公男君   教育委員会委員長職務代理者

                             高橋正克君

 教育長       及川宣夫君   選挙管理委員会委員 大原皓二君

 農業委員会会長職務代理者      監査委員      高橋 勲君

           佐々木偉夫君

 総務部長      伊藤隆規君   政策推進部長    亀澤 健君

 まちづくり部長   大山拡詞君   生活福祉部長    菊池保守君

 健康こども部長   出茂 寛君   商工観光部長    高橋穣児君

 農林水産部長    佐藤 格君   建設部長      高橋通義君

 大迫総合支所長   熊谷仁見君   石鳥谷総合支所長  菊池康博君

 東和総合支所長   赤坂 謙君   教育委員会教育部長 藤井廣志君

 水道事業所長(上下水道部長併任)  消防本部消防長   菊池定雄君

           神山芳武君

 参事兼総務課長   役重眞喜子君  参事兼財政課長   高橋和夫君

職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長      佐藤祥二    参事兼事務局次長  平賀政勝

 総務係長      阿部 靖    議事調査係長    佐藤多恵子

     午前10時00分 開議



○議長(川村伸浩君) おはようございます。

 これより、本日の会議を開きます。

 本日の会議は、議事日程第5号をもって進めます。



○議長(川村伸浩君) 日程第1、議案第70号花巻市過疎地域自立促進計画の策定に関し議決を求めることについてを議題といたします。

 提出者から説明を求めます。

 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 議案第70号花巻市過疎地域自立促進計画の策定に関し議決を求めることについてを御説明申し上げます。

 本議案は、本年4月1日に過疎地域自立促進特別措置法の一部を改正する法律が施行され、現行法の失効期限が平成28年3月31日まで6年間延長されたことを受けまして、過疎地域の指定を受けている大迫地区と東和地区の地域に係る過疎地域自立促進計画を策定するため、過疎地域自立促進特別措置法第6条第1項の規定により、議会の議決を求めるものであります。

 議案の内容を御説明する前に、これまでの過疎対策の経緯について御説明申し上げます。

 当市においては、昭和46年に旧東和町が、昭和55年に旧大迫町が過疎地域の指定を受けて以来、法の定めるところにより過疎計画を策定し、通常の地方債よりも交付税措置の手厚い過疎対策事業債を活用しながら、道路交通網、生活基盤、生活環境整備などの各種事業を進めてまいったところであります。

 合併後におきましても、過疎地域とみなされることを受けまして、それぞれで策定しておりました過疎計画を統合する形で新市の過疎計画を策定し、引き続き過疎地域の自立促進に資する事業を進めてまいったところであります。

 今回の過疎地域自立促進特別措置法の一部改正におきましては、過疎対策事業債の対象事業が追加され、従来の道路や学校建設等のハード事業のほかに、地域医療の確保、住民に身近な生活交通の確保、集落の維持及び活性化など住民の安全・安心な暮らしの確保を図るソフト事業にも拡充されたところであります。

 今回過疎地域で実施する事業について、より有利な財源を活用するための計画と位置づけ、通常の地方債よりも交付税措置の手厚い過疎対策事業債を活用するための計画として、花巻市総合計画、基本計画及び実施計画に基づき、平成22年度から平成27年度までの6年間を計画期間とする花巻市過疎地域自立促進計画を策定しようとするものであります。

 お手元に配付いたしております花巻市過疎地域自立促進計画をごらんいただきたいと存じます。

 初めに目次をごらん願います。

 本計画は、1、基本的な事項といたしまして、本市の概況、人口及び産業の推移と動向、行財政の状況、地域の自立促進の基本方針などについて記述し、2、産業の振興から9、集落の整備までが各施策分野別の現況と問題点、その対策及び事業計画を記述する構成になっております。

 15ページをお開きいただきたいと存じます。

 地域の自立促進の基本方針でありますが、本計画は、花巻市総合計画に基づき策定しておりますことから、同計画に掲げる新市の将来像、まちづくりの基本理念、将来像の実現に向けた政策を、地域の自立促進の基本方針として掲げております。

 16ページをお開き願います。

 本ページ以降は、各施策分野別の記述となっておりまして、それぞれの事業計画についても記述しているところであります。大迫地区と東和地区を合わせ、産業の振興23事業、交通通信体系の整備、情報化及び地域間交流の促進46事業、生活環境の整備13事業、高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進6事業、医療の確保1事業、教育の振興9事業、地域文化の振興等7事業、集落の整備3事業、計108事業を掲載いたしております。

 なお、各事業計画におきましては過疎地域自立促進特別事業として掲げている事業は、ソフト事業において過疎対策事業債の活用を見込んでいる事業であり、全108事業のうち14事業を掲載いたしているところであります。

 以下詳細につきましては、説明を省略させていただきますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

 阿部一男君。



◆30番(阿部一男君) 今回のこの過疎地域自立促進計画につきましては、毎回の計画を見るにつけてもコンパクトにまとめられていると思っております。

 まず1つは、この間の前期計画の中で市当局ではどのような計画に基づく総括をしているのかについてお聞きします。

 もう一つは、平成22年度から27年度の今回の6年間の計画ですけれども、全部の事業が108事業になっております。今回さらに見直しした事業もあると思いますけれども、その点についてお聞きします。



○議長(川村伸浩君) 亀澤政策推進部長。



◎政策推進部長(亀澤健君) お答えいたします。

 前期計画の総括についての1点目のお尋ねでございますけれども、まず、前期計画は、先ほどの御説明で申し上げましたとおり、合併前の過疎地域の計画を合算した形で平成18年度に御決定いただいた内容になってございます。したがいまして、そのままの計画を新市の過疎計画の中に持ち込んでいるという状況でございます。

 その事業につきましては、掲載事業が192事業ございました。そのうち過疎債を充当したものにも限らず着手をいたしましたのが145事業となってございますので、率的には75%強ぐらいという状況になってございます。なお、ちなみにそのうちの145着手事業のうちの98事業が過疎債を充当させていただいたという内容であります。

 この計画についてでございますけれども、基本的には新しい花巻市になりましたので、まちづくりは総合計画が基本と考えてございますが、いわゆる有利な財源の確保ができるという視点からは、やはりこの地域についての計画を策定し、財源の確保をするということが重要かと思いますので、そういう意味では、一定のまちづくりに貢献していただいていると存じ上げております。

 それから平成22年度から27年度までの計画の見直しについてでありますが、今回の見直しにつきましては、あくまでも、繰り返しになりますが、財源確保を前提として、現総合計画に掲げる事業を中心に、関係区域の整備事業について掲載させていただいた内容でございます。

 現在、総合計画の全体の工期的な見直しを進めてございますので、その計画の状況をあわせながらこの計画も見直しを図っていく必要が出てくるだろうと思っています。ただ、この計画自体は掲げている事業の個別の事業ではなく、大項目での事業に合致するのであれば、改めて軽微変更ということで対応できるとも聞いておりますので、その辺は県とも協議しながら進めていきたいと考えてございます。



○議長(川村伸浩君) 阿部一男君。



◆30番(阿部一男君) この108事業の中のおおむねの事業費、それに対応する過疎債の発行額は、どのぐらいになっているのか、これについてもお聞きします。



○議長(川村伸浩君) 亀澤政策推進部長。



◎政策推進部長(亀澤健君) お答えいたします。

 事業費は、基本的に過疎債は100%充当でございますので、基本的には過疎債発行額とおおむね同額でございますが、過疎債の発行の見込みということで御説明をさせていただきます。

 平成22年から27年まで総額で、現在の見込みといたしましては、12億8,300万円ほどを見込んでいるところでございます。



○議長(川村伸浩君) ほかにございませんでしょうか。

 近村晴男君。



◆22番(近村晴男君) 過日、8月18日でしたけれども、議会に対しても当局からの説明がありまして、おおむね内容については理解しておりますけれども、確認もしたいのでお尋ねします。

 まず1点は、今、市では総合計画の後期の見直しが入るということですけれども、今回の過疎計画の総務省への提出は9月下旬まで出さなければならないということですので、どうしても総合計画の見直しの分と今回の過疎計画とは、若干整合性にずれが出るだろうというのは理解できますが、その中で、どの程度の計画の変更については総務省に出さなければならないか。軽微なものについては、おそらく中の部分で調整できるのではという気がいたしますが、それについて1点。

 もう一つは、細かくなりますが、事業計画の中身について、それぞれ事業がありますけれども、観光分野、道路整備、住宅、生涯学習と集落整備と、この5点について、まずお尋ねしたいと思います。

 最初に、1点目でございますけれども、いわゆる総合計画の見直しに入りますけれども、その中で、今定例会でも一般質問がありましたし、また前にもありましたけれども、指標の大きな変化があるということが当然あるわけです。それを今度は、マイナスになっている部分をいかにプラスにするかということで、当然さまざまな施策を立てると思いますけれども、それは十分お聞きしておりましたので、社会的な部分とは若干違った形での変化があったと思うんです。

 1つ例を挙げますと、早池峰神楽がユネスコ無形文化遺産に登録されたことは、私は、花巻市にとって大きな変化だろうと思いますが、その中でそういう面について、当然今度の計画の中に、総合計画では、その辺の計画の見直しも入ってくると思うんですけれども、そういう大きな考え方が出てきたときの計画は、当然ハードも含めて変化があるかもしれません。その辺についての手続き上の問題について、1つお伺いしたいと思います。



○議長(川村伸浩君) 亀澤政策推進部長。



◎政策推進部長(亀澤健君) まず、最初の変更の手続の関係でのお尋ねにお答えを申し上げます。

 今お示ししております計画の、いわゆるそれぞれの項目の中で事業計画という欄がございますが、例えば22ページでございますが、表のところで事業名(施設名)それから事業内容、事業主体、備考欄ということで記述してございますが、現在それぞれの区分についてお示しされている国からのものは、事業名の(1)基盤整備、農業、林業というような形の部分がお示しされているものでございます。

 その事業内容につきまして、例えばA地区でありますとかB地区でありますとかありますが、これにない例えばC地区が出てきた場合でも、軽微な変更で対応できると伺っております。したがいまして、軽微で対応できるかどうかという部分は、ケース・バイ・ケースもあろうかと思いますので、県との協議をさせていただきますが、軽微であるものについては、総合計画の実施計画等で対応させていただいて問題がないと思っています。

 あと、各種指標の関係でございますが、これもまさに現在見直しの最中でございまして、どうも私どもが総合計画を策定する段階で想定した数値とは、かなり厳しい状況にあるところがございますので、これについても、ただいま作業中でございますので、将来を見据えた中でどのような数値を目標にしたらいいのかを検討させていただきたいと思います。



○議長(川村伸浩君) 近村晴男君。



◆22番(近村晴男君) 事業計画のことで若干質問させていただきます。

 最初に、冒頭話しましたが、早池峰神楽につきまして、これは非常に広く認知されてきまして、海外へも公演に出ることが多いんですけれども、基本的には花巻市に来ていただくということが一番大きな効果だと思うんです。地域にとって活性化を生みだすというのは。

 その中でも特に1つ細かい例を出していきますと、神楽の館という施設がありまして、これは大償神楽の、いわゆる神楽の伝承のとりでになっているわけですけれども、御承知のとおり大変な人がいらっしゃるようになってきたという中で、建物は、実は、今は真っすぐな建物ですけれども、本来、移築する前は南部曲がり屋のようなものになっていましたが、今、鑑賞する方々がふえてきて、なかなかスペースが厳しいというのがまず1つあるという話が出ているようです。

 この間一般質問にも出ましたけれども、トイレの関係も、その当時の状況でつくっておりますので、きょうの新聞を読みますと、ホットスプリングス市では、早池峰神楽についても英訳したもので海外にも発信できるような形になってきているということで、いわゆるおもてなしの心から考えると、トイレの整備も必要になってくると思うんですが、これから総合計画の見直しをするときに、こちらの資料につきましては、ちゃんと地域協議会の諮問を受けていますので、どうのこうのということを言うつもりはありませんが、総合計画を見直ししていくときに、そういう団体の方々とのお話をしながら、より地域に合った内容にしてほしいと。そのとき当然総合計画でやれる部分と過疎債を充当してやる部分があると思うんですけれども、そのときには当然過疎債を充当するような計画にしていけばいいと思いますけれども、そういう部分がまず1点。

 あと、事業計画の中でいきますけれども、道路整備の関係ですけれども、これは一番関心が高いと思うんですが、その中で、毎年各振興センターに出していただいております土木施設の要望書が毎年出ているはずなんですが、それについての要望内容の検討がどのようになされまして、そして、これらが事業計画にも反映されているかということについて、細かい話ですが、その辺についての内容についてお聞きしたいと思いますし、あと、公営住宅につきまして、これは33ページですけれども、大迫地域の市営住宅の中で古い住宅がありまして、上の台住宅ですが、実は、合併するときには新市の建設計画が立てられまして、そのときには、10年計画の中では、たしか住宅の建てかえという計画になっていたと思うんですが、今回これを見ますと調査事業になっています。と言いますのは、平成27年までの間に調査をするということ、あるいは調査した結果によっては前倒しになるということもあると思いますけれども、総合計画の中で、あるいは新市建設計画の中では調査事業になっていなかったはずなのですが、なぜこのように調査事業に入ったのかということが1点。

 さらに、これはまだはっきり形が決まっていないからでしょうけれども、調査事業という言葉でもし言えるとすれば、これは東和町も関わってくると思うのですけれども、旧外川目小学校です。大迫小学校と統合しまして、その跡地対策をどうしますかという大きな課題になっていたはずなんです。当然教育委員会でも、跡地については真剣に対応する、地域の声を聞きながらやっていくという話になっていますけれども、今回の過疎計画にはその対策が出ていない。

 今、グラウンドの整備が進められているようですけれども、これも聞くところによりますと、野球のスポーツ少年団の方々が今、愛宕山公園のグラウンドでの練習ができなくなったので外川目へ行っていると。ところが、暗渠排水が悪い所にグラウンドをつくっているらしく、あそこは非常に水はけがいい場所なんですけれども、もっと悪い場所のほうにグラウンドを整備していると。どうなんだという声もちょっと出ているようです。

 多分聞いているかもしれませんが、そういうことを含めて、いわゆる調査事業として入れるとすれば、当然外川目小学校の跡地も含め、これはその総合計画の中身になりますけれども、東和小学校も今度一緒になりますから、項目だけ入っていてもいいのではないかという気がいたしました。

 あと、最後もう1点ですが、集落整備の中で、いわゆる過疎の中で一番大事なのは集落をどう整備するかというのが一番基本になると思うんです。集落がしっかり維持されて、過疎化が進まないようにするというのが大きな柱ですから、その中でソフト事業になってくると思うのですが、私も何度か一般質問しておりますけれども、農家に独身の方がたくさんいらっしゃると。ですから、婚活事業といいますかソフト的なものを入れて大きな課題に対しても取り組むという姿勢が見えないという気がいたしておりまして、その辺についての、細かい事業計画の中ですけれどもお聞かせいただきたいと思います。



○議長(川村伸浩君) 大山まちづくり部長。



◎まちづくり部長(大山拡詞君) それでは、まちづくり部に関係する部分についてのお尋ねがありましたので、最初に私からお答えいたします。

 まず、1点目の神楽の館の改修等については生涯学習の拠点、いわゆる内川目との振興センターの関連施設として地域の要望もいろいろいただいております。さらには今、議員御指摘のように、早池峰神楽が世界遺産に登録されたことによって人が多く集まるという中で、トイレの改修、さらには、前に炊事場の改修などの御提案もありまして、それではいろいろな地域の要望をとらえて、どういう形がいいのかをまとめてほしいという話もしております。

 そういう中で、地域の拠点でもあるし、それから花巻の大事な財産としてこれから生かす場合に、どういう方法がいいかということについては今も検討させていただいておりますので、その辺については、過疎計画の中でどう位置づけるかというのは、有利な財源ということで、いいとこどりというような感じに私たちも考えております。

 あとは、総合計画の中で位置づけるかどうかの判断は、さらに進んでの話になるだろうということで、まずは、いいとこどりでいきましょうという中での計画の位置づけということでお聞きしておりますから、そういったことで、皆さんの御意見、要望に合うような形の整備を進めたいと考えています。

 それから、2点目の外川目小の跡地対策は、非常に地域の人たちに頑張っていただいております。ですから、提案をいただいた中で、まずは振興センターを配置してほしいということで急遽そういう形にさせていただきました。それから、今後の活用についても、自分たちが拠点として使えるような施設としていきたいということですから、提案を受けることにしています。

 ただ現在は、文化財のセンターの資料が入っておりますから、ちょっと時間をかけてやりましょうということになっていますし、グラウンドについても、やはりあそこは大迫地域の大きな運動場になっているということもありまして、急遽、照明施設の要望もございましたので、現在整備を進めておりますし、排水についても個別の要望がございました。現在、解決に向けて努力しておりますので、その辺の過疎計画の整合性、あくまでもいいとこどりということで私たちは考えておりますから、財源の活用を方策として考えております。

 集落整備の関係については、まちづくりの一環としての考え方だろうと思っていますので、そういったことも含めて、いろいろコミュニティ会議では婚活も必要ですということで、では私たちのところからやりましょうという動きもありますので、そういったソフト事業については、コミュニティ会議の事業としていろいろな課題を解決する中で、そういうことの誘導も進んでいくのではないかという期待をしております。

 ということで、こちらから攻めるのではなくて、やはり地域の課題としてもある程度とらえた中で、進める方向も一つの進み方としてはいいのではないかというところもありまして、私たちもそれを静観ではないんですけれども支援するような形での取り組みを市政としては持っていきたいと考えてございます。



○議長(川村伸浩君) 高橋建設部長。



◎建設部長(高橋通義君) 道路整備、住宅についてお答え申し上げます。

 道路整備については、議員御案内のように、花巻市で現在抱えている、御要望をいただいているストック箇所は、全体から見ますと500カ所ぐらいあります。

 毎年毎年、改善に努めておりますけれども、頑張ってやっても100カ所程度が限界であります。区長会総会のときにもお話申し上げまして、平成20年度からルールを変更いたしまして、地区でコミュニティ会議ごとに、行政区ごとに順位をつけていただきたいというお話を申し上げて、その優先順位については、私どもが現場を視察させていただきながら改善に努めることにしておりました。

 平成23年度予算に係って、8月中旬には締め切りまして、県道の部分も含めて、今月末には県との協議に帰りますし、私どもも先ほど申しました優先順位の高いものについては、何班かに分けて現場に入らせていただきたい。そしてその中で、今、計画にあります過疎債充当をして、有利な財源を使って、改良に進めたほうがいいのかどうかを内部で十分検討させていただきたいと思っております。

 それから、上の台住宅、確かに老朽化しているのは十分承知しております。

 現在老朽化の激しい住宅ということで、今年は本館アパートのC棟が完成し、現在D棟を発注しております。住みかえについては、現在お住まいの方々の十分な御理解をもらわないと、料金の問題も出てきます。それらを十分お話し合いをしながら、それが整ったならば、住みかえの計画を立てて、理解をいただきながらやるという方法になっています。

 いずれ、先の一般質問でありましたけれども、ほかにも老朽化のひどい三日堀住宅の問題もありますし、全体的な公営住宅の整備については、ある一方では民間アパートへの補助制度も出てきております。それらも含めながら、公営住宅の、上の台に限らず、全体的なものについては、財源あるいは長寿命化も含めて、検討してまいりたいと思っております。



○議長(川村伸浩君) 近村晴男君。



◆22番(近村晴男君) この過疎地域自立促進計画につきましては、相当柔軟性があると思っております。それはそれで了解しましたが、そうなりますと、今度はここに関連するわけですが、総合計画の中でより中心になるのが、それぞれ地域振興センターの方々の声が中心になってくると思うんですけれども、あわせていわゆる各種団体といいますか、お祭り団体とか、芸能団体とかそういう専門的な団体といいますか、まちづくり団体もあるでしょうけれども、そういう方々の声もお聞きするような姿勢で、ぜひ総合計画後期計画がしっかりできることによって、この過疎計画もそれに連動するでしょうから、その辺についての取り組み方についての姿勢といいますか、お願いしたいと思うんです。その辺はいかがでしょうか。



○議長(川村伸浩君) 亀澤政策推進部長。



◎政策推進部長(亀澤健君) 皆様の御意見を伺ってという部分での御提案と受けとめましたが、市といたしましても、これまで市長へのはがき、メール、政策提案をいただいたり、あるいは秋は今度各地域に回りまして市政懇談会を開催させていただくことにしてございますし、また毎月いろいろな団体の方々の要請、あるいはこちらからお願いして特定課題懇談会も開催してございます。

 あるいは地域要望でのまちづくり円卓会議も、これまで広報活動の中でやってございましたので、これまでいただいた意見も含め、新たにある意見も含めまして総体的に御検討させていただいて御提案したいと考えてございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 議案第70号花巻市過疎地域自立促進計画の策定に関し議決を求めることについてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。



○議長(川村伸浩君) 日程第2、議案第71号花巻市乳幼児、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例を議題といたします。

 提出者から説明を求めます。

 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 議案第71号花巻市乳幼児、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。

 本条例は、高額介護合算療養費の支給開始に伴い、医療費給付について調整をするため、所要の改正をしようとするものであります。

 改正の内容について御説明申し上げます。

 お手元に配付しております議案第71号資料もあわせてごらんくださるようお願いいたします。

 第5条は、医療費の給付の額を規定するものでありますが、給付の額の算定における控除の対象に、高額介護合算療養費を追加するものであります。

 なお、高額介護合算療養費につきましては、健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、医療費の一部負担金と介護サービスの利用者負担額の合計が著しく高額である場合に各保険者から支給されることとなったものであり、本年4月から支給が開始されております。

 次に、施行期日でありますが、本条例は、公布の日から施行し、平成22年4月1日から適用するものであります。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 議案第71号花巻市乳幼児、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。



○議長(川村伸浩君) 日程第3、議案第72号花巻市火災予防条例の一部を改正する条例を議題といたします。

 提出者から説明を求めます。

 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 議案第72号花巻市火災予防条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。

 本条例は、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取り扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令等の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものであります。

 改正の内容について御説明申し上げます。

 お手元に配付しております議案第72号資料もあわせてごらんくださるようお願いいたします。

 第8条の3は、対象火気設備等の一つである燃料電池発電設備の定義を規定するものでありますが、これまで実用化されている固体高分子型、リン酸型及び溶融炭酸塩型の燃料電池に加えて、実用化及び商品化の作業について一定の進捗が見られた固体酸化物型燃料電池を、新たに対象火気設備等として追加するものであります。

 第29条の5は、住宅用防災警報器等の設置の免除を規定するものでありますが、複合型居住施設に、一定の基準を満たす複合型居住施設用自動火災報知設備を設置した場合に、住宅用防災警報器等の設置を免除する規定を加えるほか、引用条項について、所要の整理をいたすものであります。

 次に、施行期日でありますが、一部の改正規定を除きまして、本条例は、平成22年12月1日から施行するものであります。

 附則第2項は、所要の経過措置を講ずるものであります。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 議案第72号花巻市火災予防条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。



○議長(川村伸浩君) 日程第4、議案第73号花巻市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。

 提出者から説明を求めます。

 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 議案第73号花巻市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。

 本条例は、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部改正に伴い、育児を行う職員の時間外勤務の制限について、所要の改正をしようとするものであります。

 改正の内容について御説明申し上げます。

 お手元に配付しております議案第73号資料もあわせてごらんくださるようお願いいたします。

 第9条は、育児又は介護を行う職員の深夜勤務及び時間外勤務の制限を規定するものでありますが、3歳未満の子のある職員が、子を養育するため時間外勤務の制限の請求をした場合には、特別な場合を除き、正規の勤務時間外に勤務させてはならない旨の規定を設けるほか、条項移動等所要の改正をするものであります。

 次に、施行期日でありますが、本条例は、平成22年10月1日から施行するものであります。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

 藤井英子さん。



◆19番(藤井英子君) 2点質問します。

 1点は、この法律もあるんですけれども、現在の市役所の現状について、現在3歳未満に限っても構いません、または就学前でもいいんですけれども、実際、子供さんを持っている育児をなさっている職員の方々に対して、こういった時間外勤務の配慮があるのかどうかをまずお聞きしたい。

 2点目が、この改正に当たって、確認という意味ですが、例えば職員同士の夫婦がいらっしゃると思うんですけれども、そのときに2人がとれるということは字面からわかるんですけれども、その確認と、これは任命権者が判断するかと思うんですけれども、この資料を見ますと、例えば一月については24時間とか、1年についてとかあるのですが、その日に言えばできるという規定なのか、この2点についてお伺いします。1点目の現状を先にお願いします。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 3歳未満児の子供を持つ職員ということで、数値は3歳というくくりでは持っておらないのですが、育児休業等を利用している職員は、年間20名から30名ぐらいの間でおりますので、大体その3倍程度、あるいは1人で2人の子供ということになれば、五、六十その近辺だろうと思います。

 育児休業は、実際ほぼ100%取得しておりますので、その年によって変わりますけれども、20から30の間でございます。

 それから、職員同士が同じ職場であって、時間外勤務の関係はどうかとのお尋ねでありますが、これは請求されれば当然そういう扱いになりますし、現実のところは、申し出があれば、ほとんどはそういう方向で受けております。

 特別な場合というのは、例えば選挙事務であったり、どうしても人出について、もちろん調整した上で本人の了解をもらった上でやっているものですから、そういう部分では、調整ができております。



○議長(川村伸浩君) 藤井英子さん。



◆19番(藤井英子君) わかりました。

 この子育ての部分についてですけれども、今子供たちにいろいろな負担がかかっている、また親にかかっていると思うんですけれども、3歳や、または就学前まで、親たちが時間通りに帰れるという部分であれば、一番子供たちにも家庭力とか育児力とかが出たりということがあって、こういったことが出てきたことは、非常に私、いいと思っていました。

 次に聞きたいことは、実際これを考えましたときに、現実にそういった権利の保障とともに、職場の中で、だれかが休むとかだれかが時間外勤務をしないことで、違う方に負担という言葉ではないんですけれども、そんなこともやはり考えるんだろうと思います。そのときにこれが3歳までなわけです。極端な例ですけれども、1人の職員に赤ちゃんが生まれて3歳まで、その間こういった形が出てきたときに人事異動とかいろいろな部分が出てくるだろうと思っているのですが、お尋ねしたいことは、この法が改正されたときに一番やはり感じたことは何だったか、そんなことはなかったのか、そんな点を聞いて終わりとしたいと思います。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 子育て支援なり、少子化対策が国を挙げての課題と申しますかそういう現象ですから、さまざまな面で支援、社会の環境づくりの一環だと思ってございます。

 御指摘のように、職員は仕事のプロという立場と家庭の子育ての部分とあるわけですから、ある種、職員の事情に合わせてということが基本とならざるを得ないわけですが、いずれ職場としては、できる限り支援をし、また制度を活用もらえればと思っております。

 3歳未満児と言いますけれども、育児休業は、最大3年までとれますが、およそ平均しますと2年とっているという状況でありますから、そういう部分では、一定の制度的な使われ方は浸透していると思っております。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。

 照井明子さん。



◆13番(照井明子君) この育児休業と介護休業について、まず私は職員の有給休暇の取得率について確認をさせていただきたいと思います。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 有給休暇につきましては、1年間に20日付与しておりますが、部署によって若干差異はありますが、おしなべて平均しますと9日ぐらいの消化ととらえてございます。



○議長(川村伸浩君) 照井明子さん。



◆13番(照井明子君) 先ほどの質疑から察しますと、こういった育児休業、介護休業はとりやすい環境職場にあるという御答弁で承ったわけですけれども、こうしたせっかくの休業が男女ともにとりやすい環境にあるのかというところでは、男性の取得についてはいかがでしょうか。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 年間付与20日の消化9日ですから、なかなか一様な答弁はできかねるかもしれませんが、市として、有給休暇は、私は比較的とりやすい環境にあるのではないかと思っていますし、ただ、御指摘のどうしても部署によって土日も出て、あるいは期限があって夜8時、9時までの勤務というのは時期的な部分ではあります。あるいはどうしてもある種、綿密な資料を、立派な正確なものをつくろうということも仕事上は出てまいりますので、どうしても時間がかさむという傾向が、見られるのも事実でございます。



○議長(川村伸浩君) 照井明子さん。



◆13番(照井明子君) 私がお尋ねしたこととちょっと違っていたような気がしますが、私、育児休業、介護休業について男性の取得の状況がどうなっているかということでお尋ねしたわけでございます。つまり、こうした制度が設けられてきている中の背景には、育児に対して子育てしやすい環境づくり、また介護しやすい環境づくりということで、少しずつ前進している制度だと思っております。その際どうしても女性に負担がかかってしまうという社会的な背景が出てきているのではないかと思っておりますし、もっともっと男女平等参画社会の形成について男性も積極的に育児休業をとれる環境にあるのかと、花巻市庁内においてはそうした環境が整っているのかについてお尋ねをいたしました。その点について再度御所見をお伺いしたいと思います。

 そういった意味では、例えば達成目標について、数値的に掲げているとするならば、その点についてもお示し願いたいと思います。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 大変申しわけありませんでした。取り違えました。

 男性の育児休業の状況につきましては、花巻市では現実ございません。とれるのですけれども、希望する職員は現在のところはおりません。

 次世代育成支援行動計画の事業所計画がございますけれども、ぜひ1人は育児休業を取得してくれたらという目標はございます。ですが、今のところはゼロでございます。



○議長(川村伸浩君) 照井明子さん。



◆13番(照井明子君) こういった制度を絵に描いた餅にしないためにも、ぜひ積極的な活用をしていただきたいと思っております。

 とりわけ中小企業などは、こういった制度ができてもなかなか人的配置が難しいとか、非常にハードルが高いという中で、こうした公務員の中では、先ほど総務部長も答弁されたように、環境は整っているという状況がありますので、やはりそうしたところからこうした制度を推進していくことによりまして、例えば少子化対策などもよく言われているのは、諸外国で少子化対策を克服しているという例を聞きますと、女性の労働環境が非常に整備され整い向上してきているという、要するに女性が子供を産むという意思決定ができるという、そういったところが大きな要因ともなっている。もちろん男女ともにそうした労働環境また生活環境の整備にもかかわってくるわけでございますけれども、こうした制度をしっかりと実行していく、そうした体制づくりのためにも、積極的に私は男性の職員の方々の参画また達成目標も掲げるべきと考えております。その点についての御所見をお願いいたします。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 育児休業を含めまして、子育てに男性職員も関わっていくという部分では、全くそのとおりだと思います。

 いろいろな手だてはあるんでしょうけれど、まずこの制度をしっかり受けとめてもらう意味での、私らも、職員に対してもう少し制度の中身についてわかってもらえるような努力は、今後も続けていかなければならないと存じます。そういう部分と、社会的環境という部分が、全国ではまだまれですけれども、少しずつ事例が出てきておりますので、そういう部分を大切にしながら進めていく必要があるだろうと思ってございます。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。



○議長(川村伸浩君) 議案第73号花巻市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。



○議長(川村伸浩君) 日程第5、議案第74号花巻市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。

 提出者から説明を求めます。

 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 議案第74号花巻市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。

 本条例は、地方公務員の育児休業等に関する法律等の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものであります。

 改正の内容について御説明申し上げます。

 お手元に配付しております議案第74号資料もあわせてごらんくださるようお願いいたします。

 第2条は、育児休業をすることができない職員の範囲について規定するものでありますが、職員の配偶者の就業の有無や育児休業の取得の有無等の状況にかかわりなく、育児休業をすることができるよう所要の整理を行うものであります。

 第2条の2は、子の出生の日から人事院規則で定める期間を基準として定める期間内に最初の育児休業をした職員は、特別の事情がない場合にあっても再度の育児休業をすることができることとする期間について、人事院規則と同様に57日間とする規定を設けるものであります。

 第3条は、再度の育児休業ができる特別の事情について規定するものでありますが、両親が交互に育児休業をしたかどうかにかかわりなく、職員が育児休業計画書を提出して最初の育児休業をした後3月以上計画した場合に、再度の育児休業をすることができるよう所要の整理を行うものであります。

 第5条は、育児休業の承認の取り消し事由について規定するものでありますが、育児休業に係る子を職員以外の当該子の親が、常態として養育することができることとなった場合であっても、育児休業の取消事由には当たらないこととするよう、所要の整理をするものであります。

 第8条は、部分休業をすることができない職員について規定するものでありますが、職員以外の当該子の親の育児休業の取得の有無等の状況に関わりなく、部分休業をすることができるよう、本条の規定を削除するものであります。

 次に、施行期日でありますが、本条例は、平成22年10月1日から施行するものであります。

 附則第2項は、所要の経過措置を講ずるものであります。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 議案第74号花巻市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。



○議長(川村伸浩君) 日程第6、議案第75号岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてを議題といたします。

 提出者から説明を求めます。

 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 議案第75号岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてを御説明申し上げます。

 本議案は、岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合の規約の一部変更に係る地方自治法第286条の規定に基づく協議に関し、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。

 議案の内容について御説明申し上げます。

 お手元に配付いたしております議案第75号資料もあわせてごらんくださるようお願いいたします。

 初めに、岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加に関する協議の内容について御説明申し上げます。

 本年10月1日に設置されます雫石・滝沢環境組合を岩手県市町村総合事務組合に加入させ、雫石・滝沢環境組合に係る議会の議員その他非常勤の職員に係る災害補償に関する事務を岩手県市町村総合事務組合において共同処理させようとするものであります。

 次に、岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更に関する協議の内容につきまして御説明申し上げます。

 協議のありました規約変更の内容でありますが、本年10月1日に設置されます雫石・滝沢環境組合を、岩手県市町村総合事務組合に加入させることに伴い、同規約別表第1に雫石・滝沢環境組合の名称を加えるものであります。

 また、雫石・滝沢環境組合に係る常勤の職員に係る退職手当の支給に関する事務については、岩手県市町村総合事務組合において共同処理しないことから、同規約別表第2に雫石・滝沢環境組合の名称を加えるものであります。

 次に、附則についてでありますが、本規約の一部を変更する規約について、岩手県知事の許可のあった日から施行するよう定めるものであります。

 以上の内容につきまして、岩手県市町村総合事務組合から協議がありましたことから、議会の議決を得ようとするものであります。

 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 議案第75号岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。



○議長(川村伸浩君) 日程第7、議案第76号平成22年度花巻市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。

 提出者から説明を求めます。

 亀澤政策推進部長。



◎政策推進部長(亀澤健君) 議案第76号平成22年度花巻市一般会計補正予算(第2号)について、御説明申し上げます。

 本補正予算は、歳入歳出予算の補正及び地方債の補正の2つの事項から成っております。主な内容といたしましては、国・県補助事業の予算内示に伴う事業費の整理及び災害復旧費等、予算措置に急を要する経費につきまして補正を行うものであります。

 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億6,484万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ462億2,828万9,000円とするものであります。

 これは、昨年同時期と比較しますと、0.8%の減となっております。

 地方債の補正につきましては、災害復旧事業の追加及び道路整備事業及び都市計画事業の限度額を変更するものであります。

 以下、歳入歳出予算の補正につきましては、事項別明細書により御説明を申し上げます。

 10ページをお開き願います。

 2、歳入であります。10款地方交付税、1項1目1節地方交付税9,772万1,000円は、収入見込みによる増であります。

 12款分担金及び負担金、1項分担金、1目総務費分担金、2節移動通信用鉄塔2,186万3,000円は、移動通信用鉄塔施設整備事業に対する受益者分担金であります。

 14款国庫支出金、2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金、7節地域介護・福祉空間整備交付金2,151万9,000円は、介護施設スプリンクラー設備整備事業に対する国庫補助金であります。

 5目土木費国庫補助金、1節地域活力基盤創造交付金6,804万4,000円、及び2節まちづくり交付金9,090万円の減は、いずれも内定により増額、あるいは減額するものであります。

 12ページをお開き願います。

 15款県支出金、2項県補助金、1目総務費県補助金、4節携帯電話等エリア整備7,526万3,000円及び2目民生費県補助金、7節児童健全育成437万1,000円は、いずれも内定による増であります。

 13節子育て支援対策1,828万1,000円は、児童健全育成環境整備事業に対する県補助金であります。

 14節介護サービス施設等整備360万8,000円は、介護施設スプリンクラー設備整備事業に対する県補助金であります。

 4目労働費県補助金、2節緊急雇用2,897万7,000円及び5目農林水産業費県補助金、2節農地制度実施円滑化41万円は、いずれも内定による増であります。

 3項県委託金、1目総務費県委託金、10節人権啓発活動95万円は、くらしの相談事業における人権啓発活動事業に対する県委託金であります。

 18款繰入金、1項1目繰入金、2節まちづくり基金繰入金8,106万8,000円は、(仮称)空と文化の交流施設整備事業に充当するため繰り入れるものであります。

 14ページをお開き願います。

 20款諸収入、5項雑入、4目雑入、2節移転補償997万1,000円は、県道盛岡和賀線笹間バイパスの工事に伴う補償金であります。

 21款市債、1項市債、2目土木債、1節道路6,480万円の減、及び2節都市計画8,640万円は、いずれも国庫補助事業の内示による事業費及び財源内訳の整理に伴い増額、あるいは減額するものであります。

 7目災害復旧費、1節現年土木災害210万円は、災害復旧費に係る市債を計上したものであります。

 次に、16ページをお開き願います。

 3、歳出であります。2款総務費、1項総務管理費、11目電算業務推進費4,494万6,000円は、基幹系システムの更新に要する経費であります。

 17目諸費9,503万1,000円は、人権啓発事業に要する経費及び携帯電話の不感地域を解消するための鉄塔整備に要する経費であります。

 2項徴税費、2目賦課徴収費63万円は、税の申告支援システムの改修に要する経費であります。

 3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費95万6,000円は、救急医療機関に情報提供を行うため、情報の保管ケース等を購入する経費であります。

 18ページをお開き願います。

 2目老人福祉費2,512万7,000円は、市内の介護施設に設置するスプリンクラーの整備に対する補助金であります。

 2項児童福祉費、1目児童福祉総務費2,468万円は、国庫補助基準額の改定に伴う学童クラブ運営委託料の追加経費及び子育て環境整備として、保育所や学童クラブ等の備品設置に要する経費であります。

 4款衛生費、1項保健衛生費、2目保健センター費300万円は、特定不妊治療を受診する夫婦に対して、治療費の一部を助成する補助金であります。

 20ページをお開き願います。

 5款労働費、1項労働諸費、2目労働諸費2,897万7,000円は、働きながら資格をとる介護雇用を行う緊急雇用創出事業であります。

 6款農林水産業費、1項農業費、1目農業委員会費41万円は、農地基本台帳システムの改修に要する経費であります。

 3目農業振興費440万円は、園芸品目経営安定対策事業基金の造成に対する負担金であります。

 7款商工費、1項商工費、2目商工振興費200万円は、企業競争力強化支援事業補助金を追加計上したものであります。

 3目観光費8,106万8,000円は、(仮称)空と文化の交流施設の改修に要する経費であります。

 22ページをお開き願います。

 8款土木費、2項道路橋梁費、2目道路維持費1,220万円は、市道の維持補修に要する経費を追加計上したものであります。

 3目道路新設改良費997万1,000円は、県道盛岡和賀線笹間バイパスの工事に伴う補償費、並びに国庫補助事業の内示に伴う事業費及び財源内訳の整理であります。

 3項河川費、1目河川費80万円は、河川の維持補修に要する経費を追加計上したものであります。

 4項都市計画費、3目街路事業費は、国庫補助事業の内示に伴う財源内訳の整理であります。

 24ページをお開き願います。

 10款教育費、2項小学校費、1目小学校管理費2,200万円は、湯本小学校の給水管改修に要する経費であります。

 6款保健体育費、2目体育施設費630万円は、鉛温泉スキー場のペアリフトワイヤー交換に要する経費であります。

 11款災害復旧費、2項公共土木施設災害復旧費、1目現年災害復旧費235万円は、去る8月14日の豪雨災害の復旧事業に要する経費であります。

 次に、5ページにお戻り願います。

 第2表地方債補正、追加及び変更であります。

 追加につきましては、災害復旧事業210万円を新たに追加するものであります。

 変更につきましては、国庫補助事業の内示に伴う起債事業の整理による限度額の変更であります。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。



○議長(川村伸浩君) ここで、11時25分まで休憩いたします。

     午前11時12分 休憩

     午前11時25分 開議



○議長(川村伸浩君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 議案第76号平成22年度花巻市一般会計補正予算(第2号)の質疑に入ります。

 質疑の方ありませんか。

 照井明子さん。



◆13番(照井明子君) まず、議長に確認でございますが、議会運営委員会では、質疑は款ごとに行うと申し合わせしました。そのことについてお願いします。



○議長(川村伸浩君) この補正予算につきましては、一括して質疑を行いますので、款ごとに質疑をするのは決算特別委員会の審査でございますのでよろしくお願いをいたします。

 照井明子さん。



◆13番(照井明子君) それでは、21ページ、歳出の部分の労働費の中の緊急雇用創出事業費、うち働きながら資格をとる介護雇用業務委託料でございます。この内容について、まずお尋ねします。

 それから、同じく21ページの商工費にございます(仮称)空と文化の交流施設整備事業費についてでございます。これは、全員協議会の中でもるる御説明がございました。それで、私はまずこの施設、新しい提案になるわけですけれども、この中に観光協会と国際交流センターの機能が移転するという御説明がございました。国際交流センターの利用者が平成21年度の決算の報告を見ますと、3,740人ほどとなっております。そして、この中での事業が、語学講座や団体サークルの方々が中心となって利用されているということでございました。こういった利用者の方々に対する説明がされているのかどうなのか確認をさせてください。



○議長(川村伸浩君) 高橋商工観光部長。



◎商工観光部長(高橋穣児君) 私からは、緊急雇用創出事業の内容についての御質問にお答えをいたします。

 本事業は、介護従事者の人材不足を解消するために、働きながらホームヘルパー2級の資格を取得していただくもので、地域人材育成事業ということで緊急雇用の事業を活用するものでございます。

 内容につきましては、市内の介護事業者等に常用雇用をしていただきまして、働きながら講習を受けて2級のヘルパー資格をとっていただくという内容でございます。

 23人の雇用を予定しております。



○議長(川村伸浩君) 亀澤政策推進部長。



◎政策推進部長(亀澤健君) (仮称)空と文化の交流施設整備事業についてのお尋ねにお答えいたします。

 国際交流センターを利用されている方々の御意見を徴しているかというお尋ねでございますが、これにつきましては、ワークショップにおいて、途中から協会の理事の方にも御参加いただきながら御意見をちょうだいした経緯はございますし、パブリックコメントでも意見をちょうだいしているという状況であります。

 いずれ、現段階では、詳細な進め方については協議中でございますので、その協議の中でいろいろと各団体等の御意見もちょうだいしていきたいと考えてございます。



○議長(川村伸浩君) 照井明子さん。



◆13番(照井明子君) 緊急雇用創出事業費の件でございますけれども、そういたしますと、事業の市民への周知といったところはどういった形でなされるのかについて確認をいたします。

 それから、(仮称)空と文化の交流施設整備事業でございますけれども、私は、こうした予算がでてくるということは、ここの審議の中で決定していく過程と思っております。ということは、利用者の方々の御意見、市民の皆様方の御意見が達成されて、まとめられ、そしてしっかりとした計画の中でこうした整備事業費が提案されてきているのではないかと、今までとらえてまいりました、全部の予算に対してです。

 これから、作業を進めるということでは、少し順番が違うのではないかと疑問に思っております。

 ワークショップの報告を見ましても、中には年間の維持コストに関する心配の声がありまして、年間の維持コストが2,000万円から3,000万円と考えていると説明されておりますが、「この建物の運営にかかる費用に市民は納得するのか」という意見や、交流センターを活用している方だと思うんですけれども、「なはんプラザは駅前で公共交通の要所の中にあり、外国の方がすべて車で移動するとは思えない」という意見が出されておりますけれども、こうした意見に関してもきちんと利用者にこたえて説明していくのが、花巻でつくられたまちづくり基本条例の中の第22条説明責任と考えております。

 そういった意味では、少し手順が違うのではないか。そういったことに対しては、完成された事業提案ではないととらえていいのでしょうか。そのことについて確認をしたいと思います。



○議長(川村伸浩君) 菊池生活福祉部長。



◎生活福祉部長(菊池保守君) 緊急雇用創出事業に係る周知についてのお尋ねにお答えをいたします。

 この事業の目的については、先ほどお答えいたしたとおり介護従事者の人材不足の解消でございますので、私どもといたしましては、市内の福祉事業所にこういう事業がありますということで周知をいたして希望をとりました。その結果、12の事業所から希望があって、このたびの事業ということで予算を計上いたしたところであります。



○議長(川村伸浩君) 亀澤政策推進部長。



◎政策推進部長(亀澤健君) 旧空港ビルの活用策の件についてのお尋ねについてお答え申し上げます。

 ワークショップの開催についてでありますが、計6回やらせていただきました。

 今回、市民参画共同のまちづくりの一つの手法の中にあるワークショップを初めて取り入れさせていただいて、御議論させていただきました。

 当然その中では、初めから行政側ではこれにやりたいということで御提案を申し上げて、それをやったということではなくて、一番最初は、施設的な制約もございますが、どのような活用策があるのだろうかという御意見をちょうだいした形での全体の経過は、この間お示しした資料にございますが、1回目そういった形で、いわば利用制限はあるものの、白紙の状態での御提案をちょうだいして、行政側での腹案はないのかという御意見があった中で、一つの提案として子育て支援の施設を御提案申し上げ、それを御検討いただきましたが、結果的に、それは障害児関係も含めまして、デリケートな問題だということで、それは断念したという経緯がございます。

 さらには、交流という視点の中でどのような活用策があるかということで御意見をちょうだいした上で、最終的な整理の上で御提案申し上げ、ワークショップでの一定の成案となったものでございます。

 例えば、外国人の方で必ずしも車で対応できる方ばかりではないのではないかという御指摘もございましたが、いずれ基本的には、交流という視点の中では観光協会と国際交流センターとが一緒に作業することで、観光情報ももちろんのことでございますが、訪れる方々で外国の方がいらっしゃった場合には語学も含めたサポートができるといったことも含まれると思いますので、交流の拠点という視点での対応をさせていただきたいと考えているところであります。

 一方、サークルや活動の中で、どうしても交通的に難しいもの、あるいは従来のセンター、なはんプラザでの活動のほうが適切であろうといったものについては、そのまま御活用いただいて構わないと考えてございます。



○議長(川村伸浩君) 照井明子さん。



◆13番(照井明子君) 今の答弁を聞きますと、なはんプラザでの活用も可能であるという御答弁でした。やはりそういうことも含めて、現在利用されている方に御説明をして意見を求めるという中で、納得いただいて事業を進める。それが市民本位のまちづくりという手法ではなかろうかと私は思います。そういった意味では、少し順番が違っていたということを御指摘申し上げたいと思います。

 なぜこういったことが起こるのかと考えた場合に、やはり問題は、何に使うかとか、そうした定まった目的なしに、無償譲渡を受けてしまったという、その出発点が大きな原因かと感じております。

 年間の維持費についてですが、先ほど私が資料に基づいて、2,000万円から3,000万円と言ったわけですけれども、議員説明会の中での説明とちょっと違っておりまして、議員説明会の際は3,000万円から4,000万円との説明でありました。その点についての確認をいたします。



○議長(川村伸浩君) 亀澤政策推進部長。



◎政策推進部長(亀澤健君) 管理費の件でございます。

 議員おっしゃいました最初の2,000万円から3,000万円というのは、施設の機能も含めて、まだはっきりしない状態でのいわゆるワークショップ段階での1つの発言と御理解いただきたいと思います。

 現在は、過日行いました説明会の際にお話し申し上げました3,000万円から4,000万円のところで管理運営ができるのではないかと考えているところであります。



○議長(川村伸浩君) 照井明子さん。



◆13番(照井明子君) 3,000万円から4,000万円年間維持費がかかるということで、非常に、新たな市にとっての財政負担になると感じます。

 これ以外に活用策はないかということで、私もいろいろ考えてみました。

 この間、総合防災訓練があったわけです。そのときに、いわて花巻空港も防災ヘリの拠点として大変活用されていたということで、私は、むしろすごい立地条件にあるんだと感じまして、空港のそういった利便性といいますか、機能を生かした防災のための総合センターのような形もありかと思ったわけです。

 それで、花巻市における備蓄倉庫はどこにありますかと、昨日担当課の方にお聞きしましたところ、備蓄倉庫という形では定まっていないらしくて、例えば毛布は市内の中学校にありますとか、一部の備蓄は消防署にあるとか、葛の旧屯所を備蓄倉庫にしてそこにおいてありますとか、あちこちに保管されているという状況が説明されました。

 私はむしろ、すぐ活用できるということで中学校に常備しているということは理解できるわけですけれども、今、これほど防災について関心が高まってきている中で、拠点のような、備蓄倉庫のような機能のほうが、むしろ年間の維持管理費などもそれほど発生せずに、しかも提案の中にあります人口重心地というところでも、非常にあそこの場所はいいのではないかと考えておりますが、実際に庁内の会議の中でそうした御意見も出たようでございます。これがなかなか実現まで至らなかった経過についてお尋ねいたします。



○議長(川村伸浩君) 佐々木副市長。



◎副市長(佐々木稔君) 今、総合防災センターのような機能ということで、いろいろ御提案いただきました。そして、庁内でもそういう意見もあったのに実現に至らなかった経緯はどういうことかというお尋ねですが、庁内ではいろいろな視点でフリーな意見交換はさせていただいております。そういった中で、残念ながらいろいろなことがあって断念をいたしましたけれども、やはり子供の拠点としてはどうかという案もでましたけれども、基本的にはいろいろ詰めていく中で、ワークショップを行いながら、そういう方々の意見も取り入れながらということで現在に至っておりますので、あえて、総合防災センターを、ここはだめだからそれはやめようとか、何々についてはこれはだめだからやめようというようなそこまでの議論をしたという内容にはなってございません。

 いろいろ、ワークショップなどを取り入れながらという形になってきております。庁内では本当にフリーな意見交換はさせていただいておりますので、総合防災という意見もあったものと思っておりますけれども、何かがあってそれを取りやめたという経過には至ってございません。

 もう1点ですが、備蓄については、議員からも御提言がありましたけれども、いろいろな災害があったときに、1カ所にまとめておくのがいいのか、ある程度分散しておくのがいいのかという部分についても議論はさせていただいておりまして、現在のところ、分散していろいろな地区に置かせていただいているという状況ですので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(川村伸浩君) 照井明子さん。



◆13番(照井明子君) それでは今後、花巻市として総合防災センターという拠点施設の計画は考えていないということになりましょうか。

 それと、備蓄については、1カ所がよいか集中がよいかというよりも、私は、集中する場所も必要、しかし分散する場所も必要という2方向だと思うんです。そういった場合に、やはり拠点となる場所は必要だと思います。

 例えば、アルファ米が消防署にあります、毛布が屯所のところにありますと言うよりは、むしろきちんとした拠点があって、そこから分散型に配置をしていくという仕組みづくりのほうが、きちんとした体制づくりができていくのではないかと思っております。

 そういった意味で、総合防災センターの今後の予定などについてお尋ねいたします。



○議長(川村伸浩君) 佐々木副市長。



◎副市長(佐々木稔君) 大変申しわけございません。ちょっと舌足らずでした。

 総合防災センターとしてあったというよりも、具体的に消防署はどうなんだろうという意見は職員の中では出ました。総合防災センターという視点での議論はされてございません。

 災害時というのは、今、備蓄の関係も御提言いただきましたけれども、本当に自治体だけですべてを備蓄するのは、なかなか難しい状況もあるということで、今、民間企業と協定をさせていただいて、やはりそういう応援もいただく、それから、近隣自治体または友好都市という形で現在取り組みをさせていただいております。

 その大きな理由は、食材にいたしましても消費期限があります。そういうものを莫大に全部抱えて一気にだめにするという形も、なかなか財政的には難しい部分もありますので、その辺については、民間企業、近隣自治体と応援協定を結びながらやっているのも実態でございますので、1自治体で総合防災センターといった場合に、どんな機能を自治体だけでそろえられるのかという部分も、今後検討しなければならない事項がかなりあると思います。それで、具体的に出たのが、くどいようですが、消防署の機能はどうだろうということでございますので、その辺は御理解いただきたいと思います。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。

 近村晴男君。



◆22番(近村晴男君) 16ページの歳出の総務費の諸費、20ページの商工費の観光費、22ページの土木費の河川費、最後に24ページの11款災害復旧費についてお尋ねいたします。

 最初に、16ページの諸費の移動通信用鉄塔施設整備事業の中身についてでございますけれども、こちらは、当初1億269万円の予算が計上されておりまして、さらに今回補正ということでございますので、恐らく施設整備の中で計画の変更があったのかなと思いますけれども、これについての説明をお願いします。当初は、たしか旭ノ又地区に鉄塔4カ所と、内川目に2カ所ということで説明を聞いておりましたが、これに恐らく変更があったのかと思いますので、その辺についての説明をお願いします。



○議長(川村伸浩君) 亀澤政策推進部長。



◎政策推進部長(亀澤健君) お答えいたします。

 移動通信用鉄塔施設整備事業についてでございますが、当初予算は1億269万円ということで、この段階では外川目地区で4地区、内川目地区で2地区ということで想定してございました。

 外川目地区につきましては、予定どおりの御説明した予算内での対応となってございます。ただ、内川目地区の2地区につきましては、地域的な制約もあったことが1つですし、当初内川目地区につきましてはNTTドコモだけの対応を予定してございましたが、こちらについてはauでも対応したいとの要望がありましたので、施設自体が大きくなったということもございますので、そういった意味での補正を今回計上させていただいたという内容でございます。



○議長(川村伸浩君) 近村晴男君。



◆22番(近村晴男君) それでは、20ページの商工費の(仮称)空と文化の交流施設整備事業についてですが、中身は一般質問等で了解いたしましたし、今後整備しながら、使いながら、さまざまな方向性が出てくるだろうという含みもありましたので、了解します。

 一つだけ、これは苦言になるかもしれませんが、いわゆるパブリックコメントを実施している最中といいますか8月いっぱいの受付でしたので、その中で既に補正予算が計上されてということがありましたので、誤解を生じないように、市民からの声をしっかり聞いて、それを反映していく姿勢は重要だと思うんです。でなければ、少数であろうとも、私たちの声を真剣に取り上げて、内部で議論されてこのようにされたという経緯は必要だと思うんです。これからさまざまな事業を展開する上においても。ですから、そういう意味からして、今回、私が若干急いでいると感じたのは、それこそ譲渡を受ける前からある方向性は示されておりましたし、その後もさまざまな経緯は、承知しております。最後の、将棋でいえば詰めのところだと思うのですけれど、その中で若干その部分が不足だったという懸念を持っているものですから、それについてどのようなお考えか、もし所見いただければと思いますのでよろしくお願いします。



○議長(川村伸浩君) 亀澤政策推進部長。



◎政策推進部長(亀澤健君) お答えいたします。

 今回の形としましては、パブリックコメント途中段階での予算案の整理が、御指摘のとおり確かにございましたので、私どもの気持ちとすれば、いつまでもほうっておくと老朽化が著しくなるということも少しありましたもので、そういう意味では整合性といいますか少し配慮が足りなかった部分もあろうかと思いますので、今回の部分は反省とさせていただきまして、もう少し余裕を持った取り扱いをさせていただいきたいと思います。



○議長(川村伸浩君) 近村晴男君。



◆22番(近村晴男君) 了解しました。

 それでは、22ページの河川維持修繕事業、予算的には少ないんですけれども、恐らくこれは、いわゆるゲリラ豪雨とかさまざまな災害の関係でこのように出できていると思いますし、また、7月、8月と大雨が続きましたので、道路維持費も多分そうだと思います。

 特に、河川の関係で、これに関連しましてお尋ねいたしますけれども、一気に水がでてくるものですから、河川改修をして河川を広げると、大雨のときはいいのですが、普段流量といいますか、流速といいますか、流れが緩くなるわけです。そうしますと、今までは土砂が流されていくものが堆積する。堆積しますとヨシが生えてくる。河床が高くなってきたところにヨシも生えてくるので、大雨が出たときに、逆にそこがあふれ出すという危険地域が結構出てきていると思うんですけれども、そういうときの河床のしゅんせつにつきましてさまざまな制約があるようですけれど、やはり危険を感じている住民もあるようでして、私のところに来る方もいるんですけれども、そういう場合の手続はどのような形になるものでしょうか、お伺いいたします。



○議長(川村伸浩君) 高橋建設部長。



◎建設部長(高橋通義君) 河川のしゅんせつについて、お答えいたします。

 今回は、議員のおっしゃるように、7月2日の大雨被害に関するものでありますが、河川のしゅんせつにつきましては、上流と下流の間を広げればたしか流れが速くなりますし、やなとかも出てきます。

 私ども、道路パトロール隊を編成いたしまして、総合支所の地域振興課も含めまして、毎日道路パトロールにでております。それから、行政区長を通じてでもいただいております。その際に現場があれば、行って見て対応したいと思っております。



○議長(川村伸浩君) 近村晴男君。



◆22番(近村晴男君) 最後、24ページの災害復旧費につきましてお尋ねいたします。

 恐らくこれも、大雨の関係での災害復旧だと思いますけれども、過般の一般質問でも指摘いたしましたが、いわゆる急激な雨により土砂崩れ等が発生するわけですけれども、危険地域は結構あるわけです。ただ、大きな地域ですとさまざまな形で手が入るわけですけれども、今一番出ているのは、ある意味では個人の場合どうするかが、実は大きな課題になっていると思うんです。

 ただ、この間の説明では、総務部長は、そういう声が少ないから、釜石のような地形と違うのでという形での答弁でありましたけれども、私はむしろ、声があってもそこへ届かないような、今まで個人に対しての対処がないものですから。ですから、全国でもまれな例だと思うんです。京都とか大阪とかさまざまなところでやっていますけれども、今回釜石市が手当てしたと。むしろ、少ないから手をかけられるのではないかと思うんです。いっぱいあれば、予算的にとても無理なものですから。どうしても個人でやらなければならないと。最近のゲリラ豪雨は大変怖いと思うんです。おうちを強くすればいいのでしょうが、そこまでのいわゆる自己責任と言えば、それで終わってしまうのですが、そうではない対策も必要ではないか。

 後で、あのときにということがないようにするためにも、総合支所あるいは振興センターを通じながら、そういう地域がどれくらいあるかを調べてみる必要があるのではないか。少ないというのは、情報が少ないということだと思うんです。情報としての取り方の問題だと思うのですが、私は、災害が起きてからよりも、事前に手を打てるところは打った方がいいと思うんです。そういう意味で、むしろ積極的に情報収集をしたほうがいいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 先般の答弁につきまして、そういうとらえ方をされますと、ブレーキのきいたような話ということですが、決してそういうことではありません。

 災害は、御指摘のとおり、起こりうることは承知しておりますので、それは、やはり地元の方々とのやりとりが大切かと存じますので、行政がもう少し積極的に情報収集をという励ましの言葉だと思いますので、それはそれで対処させていただきたいと存じます。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 2点お聞きします。衛生費の中の不妊治療費の助成について、そのもう1点は、先ほども出ました商工費の(仮称)空と文化の交流施設整備事業費、いわゆる旧空港ターミナルビルの活用についての2点でありますが、まず、1点目として不妊治療費の事業の内容について、お聞きしたいと存じます。

 昨年度までの状況では、県下では7市町が行っておりましたから、その後ふえているかもしれませんが、昨年度との対比では、当花巻市は8団体目になります。これで悩んでいる方々にとっては、本当に朗報である予算措置であると思われますが、この点についての内容、助成額、回数、対象についてお聞きしたいと思います。



○議長(川村伸浩君) 出茂健康こども部長。



◎健康こども部長(出茂寛君) 不妊治療に係ります助成額、回数、対象につきましてお答えいたします。

 まず、助成額の関係でございますが、かかった治療費に対しまして県の助成金を引きまして、その半分ということで、上限を10万円ということで、助成額を10万円と措置するところであります。

 回数につきましては、限度額が1年度10万円でございますので、その金額が10万円に達した場合には10万円。また2回治療を受けられる方もおると思いますので、その際に、10万円に達していない場合には2回目にその分の残額を助成するという形で考えてございます。

 対象数でございますが、30組を予定いたしております。

 以上です。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 年2回まで、10万円に満たすまでとお聞きいたしましたが、通算では何年までということになるでしょうか。1年ではなかなか治療し切れないという場合、治療という言葉もおかしいんですが、という場合もあると思いますので、その長さについてお聞きしたいということが1つ。それから、30組ということですが、この30組と想定したその根拠をお伺いしたいです。



○議長(川村伸浩君) 出茂健康こども部長。



◎健康こども部長(出茂寛君) 何年間、何年度までというお話でございますが、それにつきましては、通算5年度までを考えております。

 30組の根拠でございますが、平成21年の実績が26組となっておりましたので、それらの状況を踏まえまして30組を措置したところでございます。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) わかりました。これについては、子育て支援というよりも人口増加の観点からも、ぜひ頑張っていただきたい事業の一つでございます。この件は終わります。

 次に、(仮称)空と文化の交流施設整備事業費、旧ターミナルビルの活用についてであります。まず1つ簡単なことでお伺いしたいのですが。ちょっと耳慣れない言葉が出ましたので、人口重心地域というのが、この前から言われているわけですが、この意味がわからないのです。

 なぜこれを聞くかと言いますと、私が初めて旧石鳥谷町議会でお世話になったときに、先輩議員から、議員は議事録が命だよと、それ以外の権力はほとんどないと認識したほうがいいと、だから議事録は大事だとしょっちゅう教えられたものでありました。それは今でも覚えております。ですから、会議というのは、ルールが必要であり規則が必要なんです。苦労して、会議録をつくるわけなんです。

 そういう意味でも、人口重心地域というのがどういうものであるのか。言葉尻をつかまえて言っているのではありません。これからの議論の中でどうしても聞いておきたいので、お伺いするところであります。



○議長(川村伸浩君) 亀澤政策推進部長。



◎政策推進部長(亀澤健君) 人口重心ということについてお答えいたします。

 市域全体を見渡したとき、それぞれ地域に分布している人口がございます。それらとの均衡を見たときに、宮野目地域が重心の位置にある。例えば、やじろべえの右と左の中で中心が支える形になりますけれども、人口分布から見ていきますと、ちょうど中心になるのが宮野目地域だということでございます。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) それは地域的なもの、地図を俯瞰してみるとそうなるとお聞きいたしました。それでは、それとこの観光部門がいくということと、どのような関連があるのかと私は思っています。

 この前、議員説明会でお話ししました点をもう一回お話しさせていただきますが、いわば、これは空港ターミナルビル。要らないかと言われて、ただだからもらったというところまではいいんですが、私、当時思ったのは維持管理費はどうするのだろうということを真っ先に思いましたが、やはり、巨額の維持管理費が出てきた。使い道については、当初、空港関係のものをやる。次に、子育て支援センターの交流拠点にする。こういうことで、どちらも市民の賛同が得られないで、結局悪い言葉で言えば使い道のないままもらったツケが観光部門にいったんじゃありませんか。私には、そう見えてならないんです。これ行き当たりばったりじゃないですか。だから、先ほどもでましたが、計画性がないということはそういうことなんです。

 そこで、お聞きしますが、観光でまちづくりというのであれば、あそこは交通の便が悪いです。いろいろ言われますけれど、車でないと来れない。高齢者あるいは足のない方々にとっては、全く疎遠の地なわけです。ですから、観光ということでそのくらい言うのであれば、むしろ投資を少ししても、花巻駅前に例えば警察の跡地もあるじゃないですか、塩漬けになっている土地もある。私は、観光と言った場合に、そちらのほうに行ったほうがむしろいいのではないかと思うわけですが、その点についてお聞かせください。



○議長(川村伸浩君) 大石市長。



◎市長(大石満雄君) 無償でいただけるから、ただもらったという考え方ではありません。いくら無償でも利用価値がなければ、それは要りませんとお話しをいたします。

 先ほどの、人口重心という考え方。花巻は広くて、大体6割が山林という状態なわけですから、簡単に言えば、それらを除いて人が住んでいるところと、その中の中心と言えばいいと思います。けれども、人口密度は違いますから、人口密度も勘案しての大体真ん中あたりにあるということが、人口重心になるわけです。そのときに、今回は、まず立地場所がそういうところだっだというもの。また、建物自体も十分耐震性もまだあって、これからも使っていけるということが、まず、前提にありました。

 花巻市で利用しませんかとお話をいただいたときに、確かにこれは市としての利用価値がある施設、場所だろうと判断いたしました。そこで、その前提として、有償であれば、それはまた検討を加えてきました。当然、いろんなことで、これこれこれに使うからといういわゆる一般的な段取りになったんだろうと思います。無償ということであれば、まずはいただいて、花巻市の施策に有効なものに使っていこうと、まず判断したという経緯があります。

 例えば、空港関係もだめになったとかで、だめじゃないんです、これは。2階の部分は当初からずっと同じで生きております。岩手県花巻空港事務所が入って、実際に県の空港の事務をやっている。ですから、ここでねらったのは、実は、セスナのメッカにしたいという思いがずっとあったんです。セスナ機がどんどん飛んできています。その受け入れの場所が、新ビルではなくて今のビルのところなんです。そういう状態になっているんです。あそこのこっち側のエプロンのところをセスナの駐機所に全部書きかえているんです。このことは、ずっと念頭にありますし、これからもやっていく。ですから、2階は、そういう空港関係に使いたい。

 なおかつパイロット養成という話もあって、これはさらにいいぞということで、一生懸命コンタクトをとっています。基本的に、空港のエプロンに接したところにありますので、本来であれば、空港産業のような産業も持ってきたいという意思はあるんですけれども、なかなかそれは簡単にできないということで、まずは、2階の部分は、基本的には継続して使いましょうと。

 1階をどうしますかということで、今まで相当の議論を重ねてきたところであります。結果として、いわゆる人口重心でありますから、花巻市全体の施策として使えるものが有効なのだろうという考え方です。そうすると、観光というのは、それぞれ旧4市町時代から観光協会もあって、全体としてやっていました。その核になるところ、拠点をつくるということで、市全体の観光を考えていく場所ということです。同じように、国際交流センターも、4カ所それぞれの国際交流をしてきました。

 ですから、これが今、どちらも花巻市一つとしての観光施策、国際交流施策に位置づけられるわけです。いずれ、どちらにとっても交流という観点からということで、それで交流の拠点ということで、交流にかかわる観光と国際交流、まずこれが核になろう。それとともに、交流はそれだけではない、市民交流もあるでしょうと。ですから大きな意味の交流の拠点に、今回これを使うという考え方で、2回目の御提案ということです。1回目は、花巻市全体の施策として、子育てということで一生懸命やっていました。それを提案しましたが、これは先ほど政策推進部長が答弁したとおりです。ですから、そういう意味で、市民の方がそこに行って何かをするというよりも、市全体の施策の拠点として、そこから、市全域の観光施策や国際交流を見るという位置づけで、事業展開をしていくという考えであります。

 あとは、大きな意味で、いろいろな観光客がバスなどで来たりとか、そういうときには、4号線沿いですぐに入れるだろうということで、非常に使い勝手がいい。逆に、もう一つ、空港内の新ターミナル、旧ターミナルというような感覚で、新ターミナルビルから旧ターミナルビルに紹介していただいて、そちらで十分に市内のいろいろな情報を得てから、観光客がいろいろなところに行くという考え方でありますので、今回、観光、国際交流という形で御提案をさせていただいたという経緯であります。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) この前の議員説明会で、私も認識を新たにしたというかびっくりしたというか、セスナが1,600回も来ているということで、かなりの利用があるということがわかりました。

 今もお話があったように、セスナのメッカにということですが、ではなぜ子育て施設がそこに来たのかということの経緯を見ますと、やはり、これは観光協会を初めとするところに結局落ちつかせようということかと思います。観光協会、国際交流協会のこの件に関しての意見はどうなっているのか、考えを聞いているのかということをお伺いします。



○議長(川村伸浩君) 高橋商工観光部長。



◎商工観光部長(高橋穣児君) 私からは、観光協会の関係の内容についてお答えをいたします。

 観光協会と市の観光課が一体になって観光振興の事業に努めているわけでございまして、いろいろなデータをもとに今後の観光振興の事業に取り組んでおるわけでございますが、観光協会の事務方との協議は当初よりやってございます。



○議長(川村伸浩君) 亀澤政策推進部長。