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岩手県 花巻市

平成22年  8月 臨時会(第2回) P.108月18日−01号




平成22年  8月 臨時会(第2回) − 08月18日−01号









平成22年  8月 臨時会(第2回)



平成22年8月18日(水)

議事日程第1号

平成22年8月18日(水)午前10時開議

 第1 会議録署名議員の指名

 第2 会期の決定

 第3 議案第65号 花巻市常勤特別職の給料の減額支給に関する条例

 第4 議案第66号 総合体育館増築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて

 第5 議案第67号 総合体育館増築(電気設備)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて

 第6 議案第68号 総合体育館増築(機械設備)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて

 第7 議案第69号 石鳥谷中学校屋外環境整備工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて

 第8 報告第13号 公用車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について

本日の会議に付した事件

 日程第1 会議録署名議員の指名

 日程第2 会期の決定

 日程第3 議案第65号 花巻市常勤特別職の給料の減額支給に関する条例

 日程第4 議案第66号 総合体育館増築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて

 日程第5 議案第67号 総合体育館増築(電気設備)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて

 日程第6 議案第68号 総合体育館増築(機械設備)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて

 日程第7 議案第69号 石鳥谷中学校屋外環境整備工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて

 日程第8 報告第13号 公用車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について

出席議員(34名)

   1番  増子義久君      2番  鎌田芳雄君

   3番  細川宏幸君      4番  照井雄一君

   5番  高橋 勤君      6番  伊藤源康君

   7番  若柳良明君      8番  小原雅道君

   9番  鎌田幸也君     10番  松田 昇君

  11番  本舘憲一君     12番  小原茂明君

  13番  照井明子君     14番  藤井幸介君

  15番  板垣武美君     16番  平賀 守君

  17番  藤原晶幸君     18番  藤原米光君

  19番  藤井英子君     20番  高橋久順君

  21番  小田島邦弘君    22番  近村晴男君

  23番  名須川 晋君    24番  中村勝吉君

  25番  櫻井 肇君     26番  大原 健君

  27番  川村伸浩君     28番  佐藤忠男君

  29番  中村初彦君     30番  阿部一男君

  31番  齋藤政人君     32番  高橋 浩君

  33番  新田盛夫君     34番  高橋淑郎君

欠席議員

  なし

説明のため出席した者

 市長        大石満雄君   副市長       佐々木 稔君

 副市長       高橋公男君   教育委員会委員長職務代理者

                             高橋正克君

 教育長       及川宣夫君   監査委員      高橋 勲君

 総務部長      伊藤隆規君   政策推進部長    亀澤 健君

 まちづくり部長   大山拡詞君   生活福祉部長    菊池保守君

 健康こども部長   出茂 寛君   商工観光部長    高橋穣児君

 農林水産部長    佐藤 格君   建設部長      高橋通義君

 大迫総合支所長   熊谷仁見君   石鳥谷総合支所長  菊池康博君

 東和総合支所長   赤坂 謙君   教育委員会教育部長 藤井廣志君

 水道事業所長(上下水道部長併任)  消防本部消防長   菊池定雄君

           神山芳武君

 参事兼総務課長   役重眞喜子君  参事兼財政課長   高橋和夫君

職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長      佐藤祥二    参事兼事務局次長  平賀政勝

 総務係長      阿部 靖    議事調査係長    佐藤多恵子

     午前10時00分 開議



○議長(川村伸浩君) おはようございます。

 ただいまから、平成22年第2回花巻市議会臨時会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。



○議長(川村伸浩君) 議事日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。

 最初に、議長から報告いたします。

 本臨時会に出席を求めた方は、市長、教育委員会委員長、監査委員であります。

 次に、本臨時会の付議事件は、別紙のとおりお手元に配付いたしておりますので、これにより御了承を願います。

 その他につきましては、事務局長に報告いたさせます。

 佐藤事務局長。



◎事務局長(佐藤祥二君) 御報告いたします。

 監査委員から、定期監査の結果について及び例月出納検査の結果についての報告が参っております。

 定期監査及び例月出納検査の結果につきましては、お手元に写しを配付いたしておりますので、これにより御了承願います。



○議長(川村伸浩君) 以上で諸般の報告を終わります。

 これより本日の議事日程に入ります。

 本日の会議は、議事日程第1号をもって進めます。



○議長(川村伸浩君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本臨時会の会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において4番照井雄一君、5番高橋勤君、6番伊藤源康君を指名いたします。



○議長(川村伸浩君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日1日と決しました。



○議長(川村伸浩君) お諮りいたします。本日審議予定となっております日程第3、議案第65号花巻市常勤特別職の給料の減額支給に関する条例から、日程第7、議案第69号石鳥谷中学校屋外環境整備工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてまで及び日程第8、報告第13号公用車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告についての6件については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに審議したいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第65号から議案第69号まで及び報告第13号の6件については、委員会付託を省略し、直ちに審議することに決しました。



○議長(川村伸浩君) 日程第3、議案第65号花巻市常勤特別職の給料の減額支給に関する条例を議題といたします。

 提出者から説明を求めます。

 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 議案第65号花巻市常勤特別職の給料の減額支給に関する条例について御説明申し上げます。

 本条例は、本市において発生しました公金着服事件について、市民の負託を受けた者としての責任を明確にするため、市長及び副市長の給料の減額支給について定めようとするものであります。

 条例の内容について御説明いたします。

 お手元に配付しております議案第65号資料もあわせてごらんくださるようお願いいたします。

 第1条は、本条例の趣旨について定めるものであります。

 第2条は、この条例における常勤特別職を市長及び副市長と定めるものであります。

 第3条は、平成22年9月及び10月の常勤特別職の給料について、それぞれの既定の給料月額から当該月額に100分の10を乗じて得た額を減額して支給するよう定めるものであります。

 次に、附則についてでありますが、附則第1項は、本条例の施行期日を平成22年9月1日と定めようとするものであります。

 附則第2項は、本条例の失効日について、平成22年10月31日までとするものであります。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

 照井明子さん。



◆13番(照井明子君) ただいまの議案についてですけれども、本当にこのような不祥事は許されないことということで、市民の方々からも御意見が私のところに届いております。やはりこういったことは二度と繰り返してはならないと私も考える立場でございます。この市長、副市長の給料の減額、この措置は当然であろうと思いますが、この減額の基準についてはどのような根拠でこのような100分の1の減額といった数値が出てきたのか、まずお伺いをしたいと思います。

 それから、市民の方からは、本当に市民の信頼を裏切っているということで非常に憤りを感じるという御意見が私のところに届きました。それで、被害届を出して告訴も考えるべきではなかったのかという御意見でございます。その点についてはどのような経緯があったのか御説明をお願いいたします。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) お答えいたします。

 まず、減額の基準はどうかということでありますけれども、特別職の給料の減額の基準は特に明確なものはございませんが、やはりこういった例は他自治体においても散見されるわけでございます。そうした中で、そういった例も参考にさせてもらいながら、また当市でも過去に何件か個人情報を紛失したとか、そういった例もあります。しかし、今回は公金の着服という異例のものでありまして、当市においても今までにない形で御提案申し上げるものであります。

 それから、もう1点。告訴についての考え方はどうかということであります。そういった見方もないわけではないかもしれませんが、私どもはまず弁護士等々にも相談いたしまして、そして、一つは懲戒免職という形でその職員への制裁と申しますか、そういった一つのけじめが判断材料となって、また、着服した金額は、本人から返戻されているということも含めまして総合的な形で、専門家の話も参考にさせてもらいながら今回の処分を決定いたしましたので、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(川村伸浩君) 照井明子さん。



◆13番(照井明子君) 市民の方から寄せられた文章を御紹介しますと、「市職員には我々の税金から一般の賃金より高い給料が支払われているのに、市民の納めた税金を着服して市民を欺く。言語道断、怒りにたえません。」このような本当に厳しい声が届いております。それで私もやはり市民の立場にすればこのとおりだと思っておりますし、私自身も本当にこのような御意見には賛同いたします。それで、2年も発覚がされてこなかったと、見逃されてきたという体制にも非常に私は疑問を思うわけでございますけれども、そういった意味で、なぜ2年も発覚しなかったのか、この点についてはどのように検証されておりますでしょうか。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 前段御指摘の部分については、全くそのとおりでありまして弁明の余地がございません。私ども深く反省いたしております。

 この2年間、なぜ発覚しなかったかというお尋ねでございますが、公金、特にも現金を扱う場合は、複数の職員が取り扱うというルールはでき上がっておりましたが、今般の事例については、ある意味では、表現が適切でないかもしれませんが、着服しようという意思が働くことによって、そういうルールを当該職員がコントロールした部分がございましょうし、そうはいっても関係する周りの職員もそれに気づくべきであったという御指摘の点は確かにそのとおりでございますが、そういう部分で随分時間が経過しております。今般の部分について、特にも現金を扱う部分については、本来のルールどおり徹底をするということで、私ども税関係含めまして庁議メンバー含めまして全体で徹底をしているところでありますので、二度とこういう形にならないように、また緊張感を持って対処してまいりたいと思ってございます。よろしくお願いいたします。



○議長(川村伸浩君) 照井明子さん。



◆13番(照井明子君) 今の御答弁をお聞きいたしますと、やはりチェック体制にも大変問題があったと。そういった行政がこれまで行われてきたということが明らかになったのではないかと思っております。そういう意味では、本当に今後二度と繰り返さないためにも、市民に見えるような形で、例えば対策室をつくるとか、それからそういったところの職員の質の向上に対する研修、あるいはさまざまな取り組みが今後市民からは期待されると思います。やらなければならないと思っておりますが、その点についてもう少し具体的な対策を示せないでしょうか。お尋ねいたします。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 徴税という形では多くの職員がかかわりございます。そういう中で、今般の例はもちろん、原因等皆で一緒に考えてもらって、そして改善方法等々を協議しました。一つは、現金を扱う場合は、複数の職員で確認し合うではなくて、もう外出する場合は複数の職員で扱うということをまず徹底いたしておりますし、それから、上司に対する「これから出かける」、そして記帳の内容は全部報告を義務づけ、そういった中で進めていくという取り扱いに徹底いたしております。職員そのものは信頼の中で動いていますけれども、これはやはりじきじきに、おっしゃるように研修あるいは確認し合うという、信頼とは別個にチェック機能という部分はやはりもう少し普段からきちっとお互いに声かけと申しますか、目を通すと申しますか、そういう部分をフルにやっていく必要があろうと思いますから、そういう視点で各担当係長そして担当員も今回の事件を重く受けとめておりますし、市民の負託が一つ一つの行動にかかっているということは肝に銘じて反省しておりますし、これは全体の課題と申しますか、問題というとらえ方をしておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。

 板垣武美君。



◆15番(板垣武美君) 今回の事件は総合支所で発生した事件でありますが、私はこの事件を聞いてすぐに心配になったのが、振興センターで取り扱っている地域づくり交付金でしたでしょうか、総額で2億円、私どもの地域でも400万円以上の交付金が来ておりまして、地域によっては1,000万円を超える公金が流れているわけですけれども、そういった振興センターでの交付金の取り扱いについてのチェック体制は、現在どのように講じられているのでしょうか。



○議長(川村伸浩君) 大山まちづくり部長。



◎まちづくり部長(大山拡詞君) 振興センターの地域づくり交付金のチェック体制についてのお尋ねでしたけれども、私たちも改めてこういう公金の取り扱いについて検証させていただきました。地域づくり交付金そのものについては、市からの交付金ですから、それをコミュニティ会議に交付すると。交付した内容については、例えば大瀬川の場合だと四百何十万という交付金になっているわけですけれども、それを交付金として出しまして、さらには前金払いということでお出しして、それをさらに精算という形で報告をいただくということで、あとは、監査委員が定期監査によって事務監査をやると。あるいは職員が、担当部署である地域づくり課で事務監査をやるというチェック体制を重ねながら、交付金の使い道については、そういうチェック体制で臨んでいると。あとは窓口業務の取り扱いについても、公金を取り扱いますから2人体制あるいはチェック体制の機能を十分発揮させながら管理をしているという状況でございます。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) まず初めに、これに対する市民の声ということで今紹介がありましたが、私からまず一言述べた上でお聞きしたい点が1つあります。税金初め負担金のことでありますが、私の知り合いで花巻市はもちろん滝沢村、それから紫波町、宮古市、こういうところの地に居住地を持つ従業員を抱えている事業所がございます。いろいろ負担金を天引きするわけですが、この負担金でやはり花巻市の負担が最も大きいと。事務所の方は、全部引きますからわかるわけです。そういうことがありますので、やはりこれに対する怒りの声は当然出てくるんだろうと。そういうことをまず申し上げた上でお聞きしたいのは、振興センターの問題が今出ました。地域コミュニティ会議でしたが。振興センターは将来職員が1人になるという今の市の方針なわけなんですが、振興センターでは使用料等を市民から徴収します。その公金の取り扱いは、事務局もいるにしても、事務局はこれは民間の方ですから、職員が1人になった場合に、市民から徴収した公金の取り扱いはどういうチェック体制が働くと考えておられるのか、お聞きします。



○議長(川村伸浩君) 大山まちづくり部長。



◎まちづくり部長(大山拡詞君) 公金の取り扱いについてのお尋ねですが、来年度以降については、2人体制から1人体制に臨むことによってどういう態勢をとったらいいかは、今現在検証中です。ただ、考え方とすれば、公金を取り扱う職員については、正職員1人の配置と、それから合衆市構想の中では、もう1人非常勤の職員を発令するという中で検証し合うと。あるいは金庫の問題とか、保管の問題とかについても十分整備するという中で、公金の扱いについては、丁寧な扱いを基本としながらもそういうチェックを重ねていくということで今検証を進めているところでございますので、今回の不祥事についても、私たちも振興センターの職員をすぐ集めて検証しましたし、そういう課題を整理しながら今後検証していきたいと考えてございます。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) そうはおっしゃられましても、正職員1人それからもう1人非常勤、しかも民間人なわけです。これは公務員としての規制も守秘義務も当然課せられない問題でありまして、そういう状況の中で果たして本当にこの公金の取り扱いについてチェック体制がとれるのかと。この問題だけではなくて今後の振興センターの運営そのものにかかわる問題でもありますので、私、振興センターの職員を1人にすると聞いたときにそのことが一番念頭にあるわけなんです。果たして本当に民間人が加わってその中でチェック体制というのが働くものかどうか。もう一度お聞きします。



○議長(川村伸浩君) 大山まちづくり部長。



◎まちづくり部長(大山拡詞君) 今のやはり大きな課題ですから、私たちもその課題を丁寧に整理しながら、さらには検証を進めながらチェック体制の機能が十分発揮できるように努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。

 近村晴男君。



◆22番(近村晴男君) このたびの公金の着服の件ですけれども、いわゆるこの問題が発覚した際の初動態勢といいますか、初動の行動の仕方に、いわゆる当事者ではない、どちらかといいますと被害といいますか、迷惑をこうむった方に対する初動のあり方はどうだったでしょうか。お伺いしたいと思います。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 今回の不祥事にかかわる中での初動についてであります。スタートはやはり納税者の方から、以前に納税したものが納まっていないとの指摘があり、領収証の突合によって発覚いたしました。そういう部分で、私どもでは本庁含めまして相当その周辺を調査いたしました。なかなか全体を把握し切れない状態もありましたし、担当職員からも記憶にある分を出してくれということで、2週間ほどでおよそその全体がつかめたという状況でしたから、少し時間はかかったかとは思いますし、ただ私どもは、それは漏れのないようにという部分がありましたし、確実な部分で把握した上でないと、やはりいろんな動きが制約されるということがありましたので、そういう部分の経過がございました。



○議長(川村伸浩君) 近村晴男君。



◆22番(近村晴男君) いわゆる今回の問題の中で、いわゆる納税の義務は当然私たちは持っているわけですけれども、それが当然のごとくといいますか、表現は悪いんですがお上的な感じになっていて、そういう方に対していわゆる嫌な思いをさせたような対応の仕方があったかのようにもお聞きしていますけれども、その辺について私が言いたいのは、実は私は既に納付済だという話があったときに、「わかりました。では、しっかりと確認させてください」という対応の仕方がむしろ大事でありまして、そうではない対応の仕方が、実は今回、相当その当事者に対して相当不愉快な思いをさせたということを漏れ聞いておりますけれども、それについての反省はないのでしょうか。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 御指摘のような点、やはり行き違いという部分ではあったと思いますし、それは深く反省しております。そういう部分でも、今般の終息した段階では関係納税者の方を御訪問させていただきましてお詫びを申し上げましたし、そのちょうど中間にも間違いがないかどうか、そういう実態があるかどうかということで、やはり訪問をさせていただいております。そういう意味では、納税された方が再度の確認をされるという意味では、やはり憤りと申しますか、そういう部分は感じられた方もあったと思いますし、それは申しわけなく思っておりますし、いずれ全体が終わった後に再度各お宅を回ってお詫びを申し上げたというのが経過でございます。



○議長(川村伸浩君) 近村晴男君。



◆22番(近村晴男君) わかりました。

 あともう一つお聞きしたいのが、納税の仕方で今最も便利になっているのがいわゆるコンビニ納税ですけれども、これにつきましても、当市では問題起きていないんですけれども全国的には何件か問題があるようですので、いずれこの件についても、しっかりと納付したと、それで領収証もあるんですけれども、その領収証のほかにそこのお店のいわゆる領収証までもらうという二重チェックの形とかをとらないと、いわゆる納税漏れといいますか、納付したものがしっかりとカウントされないということも問題提起されているようですので、その辺についての今後の対応はどう考えているでしょうか。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) こういう社会で便利になった反面、数多く納めやすい状況がある中で店舗によってはある店員によってそれが引き起こされてしまうということもあろうかと思います。そういう部分では、多くはもととなる金融の代理店と申しますか、そういうところでセーフティーネットと申しますか、そういう部分ではなっておりますので、個々の行き違いとかそういったものが私ども公金に跳ね返らないような仕組みは検証しておりますので、それはやはり逓次に約款等で確認し合いながら進めてまいりたいと思ってございます。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 議案第65号花巻市常勤特別職の給料の減額支給に関する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。



○議長(川村伸浩君) 日程第4、議案第66号総合体育館増築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。

 提出者から説明を求めます。

 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 議案第66号総合体育館増築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを御説明申し上げます。

 本議案は、総合体育館増築(建築)工事に係る請負契約の締結につきまして、地方自治法第96条第1項第5号及び花巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。

 議案の内容について御説明いたします。

 お手元に配付いたしております議案第66号資料もあわせてごらんくださるようお願いいたします。

 契約の内容でありますが、工事名は総合体育館増築(建築)工事であります。

 契約の方法は指名競争入札であり、契約金額は12億750万円であります。

 契約の相手方は、株式会社伊藤組・株式会社中央コーポレーション・有限会社滝田工務店特定建設工事共同企業体であります。

 本工事につきましては、市営建設工事入札参加資格業者18社を仮指名した後、共同企業体の申請を受け付け、5共同企業体を本指名いたしまして、去る8月2日に入札を行い、同日、仮契約を締結したものであります。

 工事の概要につきまして御説明申し上げます。

 建設場所は、資料その1にありますとおり、総合体育館の南側であります。

 施設の概要でありますが、資料その2及び資料その3の平面図及び資料その4の立面図をごらんいただきたいと存じます。

 建設する建物は鉄筋コンクリート造2階建てで、渡り廊下を含む延べ床面積は5,624.42平方メートルであります。

 内部の配置計画でありますが、アリーナは49.0メートルと34.2メートルの広さで、フットサル1面、ハンドボール1面、バスケットボール2面などの競技が可能であり、車椅子席12席を含む1,982席の観客席を配置しております。そのほか、器具庫、ミーティングルーム、男女更衣室などを設けるとともに、男女及び多目的トイレをそれぞれ4カ所設置しております。

 2階には、既設の総合体育館と同様にランニングコースを設けております。

 完成期限は、平成23年6月30日であります。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) まず初めに、この5団体の特定共同企業体JVですが、すべてこの5企業体を教えてください。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 5企業体の業者の商号についてのお尋ねと思いますので申し上げます。

 ただいまの部分は1つ目ということでよろしいでしょうか。

 2つ目につきましては、浅与建設株式会社と藤正建設株式会社、そして株式会社照甲組の3社であります。

 それから3つ目ですが、株式会社佐賀建設、株式会社佐々木工務店、株式会社長沢工務店の3社であります。

 4つ目申し上げます。株式会社佐藤工務店、株式会社上関工務店の2社のJVであります。

 最後5つ目になりますが、成和建設株式会社、株式会社大久保建設の2社で共同企業体となってございます。

 以上でございます。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) それでは、この3事業所による12億750万円という契約金額でありますが、この予定価格に対する落札価格つまり落札率といいますか、これは何%でしたでしょうか。

 それから2番目には、名前まではいりませんけれども、これは何%だったのかお聞きします。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) まず初めに、落札率でございますけれども、94.4%であります。それから2番目ということですが、97.7%。ちょっとここで計算したものですから正確ではありませんが、手元の電卓では2番目は97.7%かと存じます。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) これは6月定例会でしたか、体育館に対して私は、総合計画にもありませんし合併協議にもないということで、しかも急ぐ必要はないのではないかと申し上げましたが、今もその考えに変わりはございませんが、一つここでお聞きしたいのは、いわゆる公正取引委員会との関係であります。公正取引委員会は県の工事でありますけれども、市とは関係ないわけでありますが、審決を下しました。その中にこの業者が含まれている。もちろんJVでありますから単純には言えませんけれども、そういう中で当市の場合は2カ月という指名停止期間を設けたということがございました。これについてちょっとお聞きする機会がなかったものですから、このことについてお聞きいたしますが、なぜ2カ月としたのか。原則的に言えば県も本来1年の指名停止です。これを短くしたと。市も県に準じて短くしたわけなんですが、改めてこの件についてお聞きをしたいと思います。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 指名停止期間ですが、3カ月ということで花巻市はやらせていただいております。その理由でありますけれども、今まで例がないということが1つございますし、この業者には相当数の社員なり、関係、市民も、あるいは業界もいろんな形でかかわる中で、やはり指名停止期間が長くなりますとこの経済不況に加えてそういった事情で疲弊して、いろんな悪影響があるということが1点考えられました。そういう中で各種団体等々からも、本来よくないことではあるけれども、いろんな地域経済を考えますと一定の市としての対応を望みますということ等々、相当数市民あるいは団体からお受けした次第でございます。そういった部分を総合的に判断させていただいて、結果として三月という措置をとらせていただいたということでございます。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 私も、おそらく市ではこの問題が出たときに大変苦慮しているだろうと思いました。ただ、経済的な問題が確かにありますから、お気持ちとしてはわかります。ただ、やはりそのことと切り離して考えてみると、やはり談合というのは悪なんです。税金を無駄遣いすることになりますから。これはやはり、大きな企業でしかも従業員がたくさんいる、だからもう仕方がないんだということにはならないと思うんです、一般市民の感覚としては。そのことを申し上げた上でもう一回お聞きしますが、これは3カ月としたのは、そうしますと総合体育館の工事が念頭にあったからということにはなりませんか。このことをお聞きしたいのです。

 それから、東和小学校のこともあったのですが、東和小学校の建築も公正取引委員会の審決を受けた業者であります。だから、1年早く前倒ししてやったからこれには業者直接の被害といいますか、影響はなかったわけなんですが。東和のことはともかくとして、この総合体育館に関しては、こういうことが念頭にあって3カ月にしたということではございませんか。



○議長(川村伸浩君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 御指摘の点については、そういうことはございません。もとより御案内かと存じますが、今回の総合体育館拡張工事につきましては、地元産品、そういったかかわる部分いろいろ精査した中で、積算段階あるいは設計段階で、結構時間を要したという経過がございます。それと、来年のインターハイでの使用も視野に入れたせめぎ合いの中でスケジュールをこなしていったものでありまして、御指摘の点は、そういった考え方はございませんのでよろしくお願いします。

 もう一つ、先ほど私ちょっと、2番手を97.7%と申したと思いますけれども、消費税等々を含めますと実は102.6%でございます。先ほど97.7%と申し上げたかと思いますが、102.6%に訂正をさせていただきたいと存じます。申しわけございません。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。

 増子義久君。



◆1番(増子義久君) 今の関連ですけれども、私は体育館建設の経過については残念ながら不勉強でよく知らなかったんですけれども、今回青天のへきれきみたいな形でいきなり20億円ものお金をかける工事が降ってわいてきたみたいな感じですけれども、市民もあまりにもこの建設の概要については余り知らないという状況です。それで、もう一回繰り返しになりますけれども、この指名停止処分の期間が12カ月から6カ月、さらに3カ月と短縮されていったその経過をまずきちっと何月何日どういう理由で要綱が訂正されたのか、その辺の事実関係をまず確認をしたいと思いますのでよろしくお願いします。

    (「議長、答弁やらないんですか」の声あり)



○議長(川村伸浩君) はい、少々お待ちください。

 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 大変申しわけありません。その日付のところは今手持ちがございませんので、取り寄せして間違いのないようにお答えしたいと思いますが、その基準が確かに12カ月でございます。実際の停止期間は4月9日から7月8日でございます。そして12カ月の中で短縮可能だという規定をもって要綱改正が4月7日でありますのでよろしくお願い申し上げます。



○議長(川村伸浩君) 増子義久君。



◆1番(増子義久君) さっきの交付金着服問題とも深くかかわってくると思います。つまりは、市民の税金の使い方に深くかかわってくる問題なのでもう少しお尋ねします。さっき総務部長が、社員が多い、業界に対する打撃も大きいと答弁がありました。それは言わずもがなでわかるんですけれども、それに係る経費はやはり税金なわけです。さっきの交付金着服問題でも非常にずさんな公金の扱い方、税金の扱い方があったということが図らずも明るみに出ているわけです。つまり7月8日に指名停止処分が3カ月で解除になったと。ちょっとうがった見方をすれば、まさに解除を待ってこういう指名競争入札が行われたのではないかという疑念も一般市民の中には持っている人がいるわけです。しかも、これは県の工事と市の工事は全然関係ないとおっしゃるのでしょうけれども、ここにある3社のうち2社は県の発注工事の談合の疑いで9月21日までまだ指名停止期間中です。これは市の工事だから関係ないという答弁に多分なるのだと思いますけれども、どうなんですか。同じ土建業者で、県の工事はまだ工事を停止されているという状況の中で、市の工事だからいいというのは道義的に全然これは問題ありませんか。その辺をお伺いします。



○議長(川村伸浩君) 佐々木副市長。



◎副市長(佐々木稔君) お答えを申し上げます。

 道義的にどうかということでございますけれども、道義的というより制度的には全く問題はございません。それぞれの自治体がそれぞれの自治体の判断で指名停止を行いますので、それぞれの自治体の指名停止期間が過ぎれば、それは指名することについては全く問題ございません。



○議長(川村伸浩君) 増子義久君。



◆1番(増子義久君) 制度的なことを聞いたのではなくて、道義的な問題で何かひっかかりがないかどうかを聞いているのです。



○議長(川村伸浩君) 佐々木副市長。



◎副市長(佐々木稔君) 道義的というのがどういう意味かちょっと私も判断しかねるんですけれども、例えば国で行っている、例えば九州で行っているからそれではどうかという形になれば、それはいろんな事例があると思います。ですけれども、こういう指名停止という制度はそれぞれの自治体の判断で行うものですから、基本的には問題はないものと思ってございます。

    (発言する者あり)



○議長(川村伸浩君) 指名してから御発言をお願いします。

 増子義久君。



◆1番(増子義久君) すみません。

 つまりは、僕の質問に対する答えはなかったんですけれども、市民感情として体育館建設問題そのものがどれぐらい周知されているのか。20億円もの大金が投じられた、税金が投じられたこの工事が意外と知られていない。今までこの建設工事については市民に対するPR、広報はどういう形でなされてきたんでしょうか。



○議長(川村伸浩君) 大山まちづくり部長。



◎まちづくり部長(大山拡詞君) 市民体育館の拡張の要望については、何年か前から、やはりスポーツ熱の高まりの中で、総合体育館の予約がすごくとれないという状況はもう何年も前からありました。やはり合併後も、さらにそれに拍車をかけるような形で総合体育館の予約がすごくとれなくなっているという状況がありました。市はそういう打開策の一環として平成20年からは休館日を廃止して、より多くの方に利用していただこうという手も打ちました。でもやはりその状況は解消されませんでした。

 ですから、そういった解消されない状況が課題として大きく膨らんできている中で、昨年7月の緊急経済対策に対応して実施設計を出したということがありますので、その後については、まちづくり基本条例に基づいて市民に対するPRあるいは説明等についてはやってきたということと、さらには、地元の区長会あるいはコミュニティ会議等についてもお知らせしながら、こういうものをつくりますということで御意見をいただきながら行ってきてございます。ですから、降ってわいたということではなくて、課題がすごくあって、やはり欲しいということが潜在的にありました。そういったものを解消すべく、そのタイミングとして昨年7月にそういった実施設計を御提案申し上げまして、そして建設に取りかかってきていると。その過程の中でもいろいろありましたし、その建設、いわゆる実施設計後についても、市民からの説明あるいは御意見をいただく機会を持ちながら御説明申し上げてきているという状況でございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(川村伸浩君) 増子義久君。



◆1番(増子義久君) それだけの大事業ということなんですけれども、ちょっと僕がわからないのは、これだけの事業なら当初予算の中にきちっと20億円もの予算編成を普通ならば、常識ならばするんであろうと。これは6月の補正予算で提案されたものですか。それは当初ではどうして組めなかったんでしょうか。



○議長(川村伸浩君) 佐々木副市長。



◎副市長(佐々木稔君) 御説明を申し上げます。

 議員も御案内のとおり、ことしは市長選挙の年でございましたので、当初、当初予算については骨格予算という形の中で進めるというような形で取り組みをしてまいりました。ただし、市長が当選された後、できるだけ当初予算に盛り込めるものは盛り込もうということで取り組んでまいりましたけれども、その部分で間に合わない部分については、6月補正予算においても当初予算と同じようなレベルの判断の中で対応させていただきたいということは申し上げさせていただきながら、そういう予算編成を行ってきたところでございます。



○議長(川村伸浩君) 増子義久君。



◆1番(増子義久君) すみません。まだ慣れていないもので、不手際がありまして。

 大体市の考えはわかりましたけれども、市民感覚でいえば、いろんな人に僕もいろいろ聞いてみたんですけれども、何かいきなり出てきたと。つまり、市民が体育館の概要についてよく理解していないと。それできょうの議会でいきなり請負契約の締結の議決を求めるというのも非常にせっかちなやり方だと。というようなところから、市民のかなりの人たちから、これは最初から建設予定日が決まっていて、それに合わせてつまりスケジュールの調整をしたんじゃないかという疑惑さえ言われているということをちょっと追加して申し上げます。つまりは、12カ月が6カ月になって、3カ月にさらに短縮したというのも、既に完成予定日あるいはインターハイですか、そういう予定が決まっていて、そのためにそれに間に合わせるためにいわゆる要綱を改正して指名停止期間を短縮していったというようなことを、市民の人でかなりの方がそういう疑惑を持っているということを最後に市民の意見としてお伝えしておきます。いずれにせよ、税金の使い道ですからこれは慎重に慎重に市民の納得を得て進めていただきたい。それと同時に、何でこんな体育館が今必要なのかという意見もかなり少なからずある。そういうことがきょう議決の日に、今もってそういういろんな疑問が渦巻いているということは、この体育館建設問題は非常に拙速に過ぎたんではないかと。しかも、増築と言っていますけれども実質的には新築で、渡り廊下をつけたために増築だというのも、どう見てもこれは子供だましの詭弁に過ぎない。そう思いますので、非常に市民感情とすれば20億円もの巨額の税金をつぎ込んだ事業について非常に疑問が多い。できればこれはもう一回原点に戻って、市民の意見を聴取して、パブリックコメントですか、そういうこともすべてやって、やり直したほうがいいんじゃないかと思っております。

 以上です。



○議長(川村伸浩君) 大石市長。



◎市長(大石満雄君) これまで議会でこの件に関しては質問があり、そしてまた答弁がありと、これを繰り返してまいりました。当初、先ほどまちづくり部長が申し上げましたとおりに、いずれ、合併以前から慢性的に総合体育館を押さえることができない、施設予約ができないという状況がずっと続いておりました。そして、それは合併後も別に解消されたわけではなくて同じような状況にあったと。それに対してまずはできることということで、日曜日というか祝日をなくしましょう、休館をなくしましょうという対策もとってきたところですけれども、それよりもましてやはりニーズがすごくここはあるところであります。それだけ市民のスポーツ熱は高い。それが花巻市という現状にあります。そのような状況の中で、平成20年3月に議会で一般質問という形が出てまいりました。それから、やはりこの施設に関しては内容をよく検討しなければならないだろうということで、実際に検討が始まったということになります。

 以来、議会の中で6月定例会または平成21年3月定例会でも、質問が出てまいりました。それに対してはその時々の経過を含めて答弁もしてきております。そういうようなときに、このニーズ、要望というのは、やはりスポーツをする人、特に室内スポーツをする人ですとか、あとは屋外でも冬期間利用したい方ですとか、満遍なくやはりすごい要望がある内容でありました。そんな関係で、市内の各競技団体の連名でも要請書、要望書を受けているという変化がここにはしっかりとあります。これで2年半という期間が実際に議会にかかってからも経過してきているということがあります。

 いわゆる、先ほど来のお尋ねの中で、20億円もの箱物みたいな、そういうような意識で述べられておりますけれども、今も申し上げましたように、まずは市民ニーズがあるということは当然行政としては的確に対応していかなければならないだろうと思います。だけれども、ニーズがあるから建てる、しかもその建物がある意味で華美なものをどんどん建てていくということ、そしてそれがまたさらにニーズがあるから次から次へということ。そしてまた、いわゆるその行政の財政的な面からいえば、有利な財源がある、簡単に言えば借金です。それがあるから、後年度に市財政の負担にならないから、これをどんどん使って次々と建てていきましょうということが、やはりこの国では実際にあったんだろうと思います。結果として、施設の効率性ですとか後年度の財政負担がよく検討されないで次々と建って、最終的にはかなりの財政負担になった。だからこそ、箱物イコール悪というイメージで、今すごく言われてきている。これは私も十二分に承知をいたしております。ですから、単純にどんどん建てよう、ニーズがあるからすぐ建てようというものではないです。先ほどもまちづくり部長からの答弁にありますけれども、いずれその慢性的な施設利用制限を解消していくということ。そして、特にも私はこれはやるべきだと判断したのは、花巻市の強みなんです。このスポーツ大会を、全国大会を初め東北大会、県大会という大きな大会を開けるのは花巻の強みなんです。今この強みを生かすという施策を展開する。そのほかに、例えば市内の産業振興、経済振興に結びつけられる施策が花巻にあるかとなると、やはり難しいわけなんです。ですから、そういう意味もありまして、経済波及効果創出というねらいからいわゆる産業振興もあったと。

 そして、最終的に何で今かと。これは全く、いついつ期限にということをそこから押してきたわけではなくて、これだけもう経済が冷え込んでいる。それで先ほども答弁したように、では花巻がそれにかわって打って出るものがほかにあるかとなった場合に、何が出ますか。そうすると、交流人口をとにかくふやすことは非常に有効な手段になるだろうということで、花巻で打てるいわゆる緊急経済対策の一つです。国からは予算来ました。県からも来ました。それなりにやりました。だけれども、花巻市独自としてもあと打てるのはないだろうかという考え方です。ですから、今だろうと。しかも、この時期にしっかりとして、全国大会ですか、大きな大会を誘致できるものをしっかり押さえておくということがなければ、PRも何もできないわけなんです。だからこそ今やるべきだろうという判断をして、平成21年7月の臨時会だったと思いますけれども、最終的に議会で基本設計を御提案、予算を提案いたしました。そして先ほど副市長が申し上げたとおりに今回たまたま市長選挙がありましたので、再選したならばこれを実現しますと市長選挙のマニフェストに私はちゃんとのせてありました。ただし、選挙の時期がもう3月定例会間近でありましたので、3月には間に合わないから基本的には骨格と。6月に合わせてトータルとしての平成22年度の本予算という位置づけも議会にも御説明して、今までこうやって提案してきたという流れであります。

 ですから、決して唐突で降ってわいた、もしくは今回の業者の指名停止の予定をにらんで今回提案をしてきたとか、そういう経緯ではないことだけははっきり申し上げさせていただきたいと思います。



○議長(川村伸浩君) 増子義久君。



◆1番(増子義久君) 私は決して市長がおっしゃったように箱物が悪だなんて一言も言ってないし、そういう理念は持っていません。中身がいいものであれば、魂が吹き込んであればそれはそれでいいのであって。ただ、市民のニーズは、今非常に多様化していますので、その中で体育館だけに市民のニーズが圧倒的に高まっているということでもない。例えば、文化会館を早急につくり直してくれというニーズもありますし。いずれ、この体育館の建設に当たっては、市民のニーズをくみ上げて、さらにそれをバックして、市民にこういう計画でこういう業者に頼んでやりますというのは、もう少し丁寧に市民に説明すべきだと思うんです。実際聞かれたらわかるんですけれども、意外と知らないんです。「体育館っていつできるの」、「えー」ということなんです。それはやはり議会も怠慢でしょうし、行政側の怠慢でもあると思いますので、市民の税金、大金を使いますので、これからはこういう大事業をやるときは行政、議会も、私もやりますけれども、きちっと市民に説明し、それに対応する市民のニーズを的確に吸い上げるということをやらないと、市民の間に非常に間違った認識が生まれると思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(川村伸浩君) 増子議員に申し上げますが、質疑でございますので、意見を述べるのはまた別な機会でお願いをしたいと思います。

    (「質疑です」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 大石市長。



◎市長(大石満雄君) お答えいたします。

 それで、まさに議員御指摘の点は真摯に受けなければならないんだろうと思います。その中で一つ大切なことは、計画にのっとってやっていくという場合にはそれ相当の時間と段取りをかけて、周知をすることは当然必要であり、やっていかなければならないことであります。その中でいわゆる当初の総合計画の中ですとか、そのような大きな計画の中にのっていないこともやはり出てくる。また対応もしなければならないということが生じてまいります。ですから、その際には特に今の議員御指摘のお話はやはり注意して対応するようにしていかなければならないだろうと、全くそのとおりだと思います。期間が短い長いというのではなくて、いかに周知するかということだろうと思いますので、その辺のところはさらに吟味しながらこれからは対応してまいりたいと思います。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。

 板垣武美君。



◆15番(板垣武美君) 私も正直な話、今までの市議会のやりとりを会議録とかでは把握しているつもりですが、細かい部分になるとちょっとわからないので質疑をしますが、利用者の増加傾向に対応し切れないということを理由にしているわけですが、その利用増自体が、私は一過性のものにならないのか懸念をしているわけです。というのは、少子化、高齢化がどんどん進んでいて、今花巻市内の前田小学校とか笹間第二小学校の統廃合がされようとしている、再編されようとしているわけです。一方で、このように体育施設のみが、言ってしまえば拡大路線をとっているということに正直言って釈然としません。それで、休館日を廃止して利用者のニーズにこたえてきたけれども、それでも追いつかないという答弁でしたが、では、これは私の個人の考えですが、コンビニのように24時間営業にしてみるとか、そういうことは検討しなかったんでしょうか。それから、将来的な需要と供給の需給予測をきちんとしているんでしょうか。しているとすれば、それを教えてください。



○議長(川村伸浩君) 大山まちづくり部長。



◎まちづくり部長(大山拡詞君) 利用時間をコンビニみたいに24時間フル活用してはとのお尋ねでしたけれども、今総合体育館については指定管理でお願いしています。ですから、やはり管理するほうの体制もありますので、24時間開館することについては議論はしませんでしたけれども、ただ、開館時間のいわゆる延長についてはある程度は検討させていただきました。ただやはり、どうしてもランニングコストとの関係もあります。そういったことでその整合性を図ることが大事だろうということもあって、時間を結局長くやることによってそれだけ利用が増大するかということになると、やはりいわゆる日常生活一般の行動の時間もあるだろうということもあって、そこの検討はしませんでした。ただ、ランニングコストとかそういった総合的な判断については、あるいは将来予測、さっきどうしても利用ができない状況になっているという中で、平成13年度から平成20年度の対比をさせていただきました。そうすると、利用が倍増しているんです。それでも4割が会場使用ができないで市外に流出している状況にもなっていると。どうしてもやはり、それもその4割がもう頭打ちの状態です。ですから、そういう状況は慢性的に来ているということで推計させていただきましたし、それから将来の少子化に対応するということ、あるいは人口減少に対応するという判断ですけれども、これはどうしても今の多様なニーズという中で今結構来ているのが、屋外でやっているのを屋内でできないかという需要があります。ですから、それにも対応すべく今後はそういう検討も図るべきだろうということで、今そのほうの検討はさせていただいております。ですから、どれだけのキャパが妥当なのかというのはなかなか難しいということと、それからやはり多様なニーズに対応すべく、その都度の判断で検証は加えていきたいと考えておりますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。



○議長(川村伸浩君) 板垣武美君。



◆15番(板垣武美君) コンビニの話は例え話でありまして、利用時間の入り口と出口を例えば1時間とか2時間延長という検証はなかったのかという意味で申し上げたのです。

 それで、倍増しているという事実が今ありましたけれども、総合体育館の利用の申し込みが倍増しているのだと思いますが、市内にはほかにも体育施設があるわけです。したがって、総合体育館に利用の申し込みがあった時点で、ほかの体育施設のほうに向けてやるとかというような丁寧な対応をすれば、ある程度はうまくいくんじゃないかと思うんですが、そういうことはなさっているんでしょうか。

 それからもう一つ。先ほど市長の答弁の中で花巻の強みを生かすという言葉がありましたが、それでは今後開催が予定されている大規模な大会について、わかるものを教えてください。



○議長(川村伸浩君) 大山まちづくり部長。



◎まちづくり部長(大山拡詞君) 施設の有効利用という観点の御質問ですので、それについては現在総合体育館だけに特化してちょっとお話ししますと、大規模な大会については1年を見越して調整会議を2回やっていると。その中で調整し切れないのが4割くらいあるという状況です。

 それから、申し込みできないで帰るという中で不便を来たさないようにほかの施設への誘導という観点だと思いますけれども、これについてもことしから予約のシステムを導入しました。ですから、そういった解消を図るべく、会場のあき状況がタイムリーにわかるようなシステムを導入して、そういう不便さを解消すべく両方で利用の調整もできるようにということで現在進めているところでございますので、よろしくお願いいたします。

    (「今後、大きな大会はあるんですか」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 答弁漏れ。



◎まちづくり部長(大山拡詞君) 今後想定される大きな大会、これについては直近ですと、平成23年度のインターハイ。それから平成28年度の国体等々が予想されていますし、それからこの体育館を拡張することによって大規模な大会が招致できますし、それから今回の拡張整備を予定している体育館については、ある程度イベントも可能な限り開催できるように客席をせり上がりにするような形で設けてございますから、そういった複合的な活用もできるような施設構造にしながら、先ほど市長が御答弁申し上げましたけれども、花巻の有利性を取り入れながら、そういった招致を図りながら進めるということで考えてございます。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。

 照井明子さん。



◆13番(照井明子君) この体育館の問題については、この間、私もさまざま議論を重ねてまいったところでございます。それで、これまで指摘してきた点については御答弁は必要ないんですけれども、この間私が指摘してきた点について、もう一度述べさせていただきます。

 まず、非常に市民のスポーツ熱が高くてニーズが多いと。これに対しては、私は別に否定はいたしませんが、やはり時間帯の5時から9時までの一番市民が使いたい時間帯に営利スポーツ団体が年間3分の1を利用している。このことが市民のニーズ、使い勝手が悪いといったことにもつながっていると御指摘させていただいておりましたし、また、休館日を外したことによりまして1日の平均利用件数が2006年の6.4件、1日の平均利用件数。それで2008年には5.6件と特に増加はしていないというデータなどもお示しをさせていただいてきております。それでこの間、答弁を聞いておりますと、まず体育館を増築をさせまして、そしてスポーツでまちづくりをしたいという市長の意気込み、それから経済効果に期待をしたいという御答弁なども伺っておるわけですが、市民から見れば、本当に先ほど来指摘があったように、全くこの事業については初耳というような方々がたくさんいらっしゃるのも事実です。スポーツ団体からは要望が2年前から、それ以前にも前から寄せられていたことは事実かもしれませんが、多くの市民はこの体育館の建設については知らなかったということも事実なんです。やはりそういう意味では20億円の体育館建設は大事業であります。こうしたことをするときには、やはり市民参画、協働という理念の立場に立った取り組みを果たしてくるべきではなかったかという点について、私はまちづくり基本条例の中にあります第13条市民参画の方法や、またそれから第12条には市政への参画という条項もございます。第20条には情報の公開、第22条には説明責任、応答責任という項目もございます。そういった点から考えますと、市民への周知徹底が本当に果たされた内容であったのかということについて、もう一度お伺いをしたいと思います。

 それと同時に、拙速に進め過ぎるのではないかという御指摘もございました。私も実際そのように考えております。もう6月に補正予算が計上されまして可決されたならば、すぐにこうした発注、入札ということで、何かすごく急いでいるという感じがいたしますが、過日行われました議会運営委員会の中で、なぜ急ぐのかとお尋ねしたところ「来年のインターハイに向けて」という御答弁でございましたが、そうすれば、ここの増築ができなければインターハイができないということになるのでしょうか。その点についての確認をさせていただきたいと思います。



○議長(川村伸浩君) 大石市長。



◎市長(大石満雄君) 拙速、拙速というお話をしますけれども、その件についてお話し申し上げますが、先ほども答弁しておりますけれども、決して、例えば今回のこの入札にかかわる業者のために期限を切ってなどという、そういった考えは全くないわけでありまして、それ以外の理由としては、今、議員御指摘のインターハイも一つの目標ということは、それはお話を申し上げてまいりました。要するに今回決断をしたというのは、これは再三言っておりますけれども、市民のスポーツ熱はそのとおりなんです。そのとおりなんですけれども、これだけであればただ必要だからどんどん建てていくというような、最初に私がお話ししたいわゆる箱物理論的なお話になってしまうわけです。だとすれば、これはもっともっと長いスパンの経済的なものを考えながらやっていくべきだろうとは思います。ですから、そればかりではないと再三言っていますので、そこはまず御理解をいただきたいと思います。

 いずれ、これから花巻市が、花巻市の産業振興含めまちづくり全体で打って出る施策の一つに、スポーツによってまちづくりをしていくと再三私は申し上げております。それは結果何を言っているかというと、いわゆる経済波及効果は絶対必要でしょうと。それの強みとして今花巻市はこのいい立地条件で、しかも花巻市内のどこの場所にある体育館でもいいかというと、やはりそうでもないんです、これは、残念ながら。やはり市内の中の一定の所の、条件を満たされている所にどんどん集まってきているという事実があるわけで、ですからそれを考えれば今の総合体育館のアリーナを補完する第2アリーナという考え方が一番妥当だろうと判断をします。

 そして、もう一つはその経済波及効果の話ですけれども、例えば今の総合体育館、10の要望あるうちに4はできなくて、もう市外に行ってしまって、県外に行ってしまってと。6だけしかできない。だけれども、これでも平成20年度、例えば例で言いますと選手から関係者から観客から全部合わせて約14万人の方々が来ているということになります。これはあと日本全国どこでも試算しているような係数があるんですけれども、それを使えば約16億5,000万円ほどの経済波及効果なんです。ですから割り返しますと、この4割を逆に経済波及効果が逃げていったものはどれだけになるのといいますと、約11億円と試算できるわけなんです。でも、これは係数ですから、それはそのままかどうかはわかりませんけれども、いずれ、相当程度の花巻市の産業施策、経済施策としての効果は生まれる。これがこれからも持続して産業施策として打って出ることができるんです。ですから、そういう意味で市民のスポーツのニーズもそうなんですけれども、花巻市のこれからの産業施策、地場産業振興策もお話ししていますけれども、今度の体育館は地元でつくった建設資材を使うということで地元の企業にも歩いています。当然地元の業者にこれは建設もしてもらわなければならない、これは緊急対策の部分です。

 ということで、それらを全部総合した結果、今だろうと。今打てばいろんな効果がそこにあらわれてくるだろうと判断をさせていただいたことでありますので、だからこそ平成23年度のインターハイに間に合わせて、そのインターハイを総合体育館第1アリーナ、そして今度できる第2アリーナを連携してすばらしい大会としてこれを終わらせることによって、対外的に今度はもっともっと来てくださいという、打って出るその材料になっていくんです。だから、できれば平成23年度のインターハイに合わせたいということで取り組んできたという経緯であります。



○議長(川村伸浩君) 大山まちづくり部長。



◎まちづくり部長(大山拡詞君) それでは、私からは市民参画の視点でのお尋ねにお答えしたいと思います。

 これにつきましても、議会の一般質問等でも繰り返し御答弁申し上げていますけれども、いずれ、需要がすごく高まり不便を来している。それから要望書をいただいている。そういった市民の意見が多かったというのが、一つまず大きなとらえ方ができるんではないかと。そういう中でまず進めてきておりますし、先ほど市長が御答弁申し上げましたが、そのタイミングとして昨年度の7月の緊急経済対策の中であわせて実施設計を御提案申し上げて進めてきておりますし、さらにはまちづくり基本条例の第13条にうたう項目に従って、ワークショップなり、あるいはユニバーサルデザインとの意見交換会なり、あるいは地元への説明なり、そういった形で御説明申し上げて御理解をいただきながら進めてございます。ですからそういった中で、どれがどれだけPR、あるいは御説明すればいいのかという判断もあるかもしれませんけれども、今後についても、これからもつくった体育館を御利用いただけるように、市民の皆様も気持ちよくスポーツ振興をやっていただくように、丁寧に御説明申し上げながら進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(川村伸浩君) 照井明子さん。



◆13番(照井明子君) 今、市長が答弁した中身について、もっと以前に市民に説明が必要でなかったかということです。スポーツでまちづくり構想、これは市長はかねてから議会の中で何度も何度も発言されています。一体その中身がどういうものなのか市民に知らされていますか。そういうことがされずに、この建設事業だけが進められてきたところに私は問題があると思います。

 それから、経済波及効果についても、この間聞いてまいりました。私は質問してまいりましたが、その具体的な数字、初めて出てきました。試算で16億5,000万円。今損失しているのが、うち11億円ぐらいであろうと。そういった経済効果についてもきちんと市民に対して説明がされたならば、もっともっと別な意味での議論が発展していったのではないかと残念でなりません。私はですから拙速に進めてきたのではないかと指摘をさせていただいておるのでございます。そういう意味では、やはりこういった事業を進めるときには、市民の方々、スポーツを愛する、スポーツだけをやっている市民の方々だけへの説明ではなく、それ以外の市民の方々にも、大切なすべての市民の方々の税金をどう使うかという問題でございますので、私はそういう意味では、これはこの間の取り組み方が少し欠けていたと、決してまちづくり基本条例で言っている市民が主役のまちづくりというやり方ではなかったと指摘をさせていただきたいと思うんですが、その点について何か御答弁ありましたならばお願いをしたいと思いますが、私も、再考できるのであれば、もう一度そういったところから出発をして、改めて市民から意見を募るというようなことも含めて、やはり進めるべき大きなこれは事業ではないかと思っております。不要不急の事業であると、市民の方々のさまざまなアンケート調査からも72%の方々が「今必要ない」と答えている、私はそういったことも示しておりますので、そういう立場で私はこの間のやり方については非常に市民不在だったと指摘をさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(川村伸浩君) 大石市長。



◎市長(大石満雄君) 行政の動きを市民の方にお知らせする。そしてまた市民がどのようなことをお考えになっているのかを行政が常に把握するという、いわゆる情報の共有も絶対大事だと、私は再三述べてきております。だけれども、現実的には全然、この共有がやはり足りないと私自身が思っております。それは、ですから、これからもっともっと行政は努力していかなければならない。そういう分野だろうという思いでいっぱいであります。だからこそ私は今2期目の中に、それはすっかりうたわせていただいております。その一つの取り組みとして危機管理もあるんですが、コミュニティFMのような、とにかく情報をどんどんタイムリーに日常的に発信していこうという仕掛け、仕組みづくりもしていかなければならないだろうと思っております。ですから、その点に関してはまだまだ不足であろうと。これから力を入れていかなければならないだろうと思っております。

 それと、いずれ共同参画はまだまだ意識的には始まったばかりというレベルだろうと私自身も思います。情報を共有しながらこれを高めていくということは当然行政としての責任において力を入れていかなければならないだろうと私は思っております。ですから今後、これは今後も力を入れてまいります。

 それで、再考、再考というこの第2アリーナの整備の件でございますけれども、これにつきましては、照井議員はまだまだ私の口からの説明が足りなかったと御指摘もされておりますけれども、私は議会の中でこれまで本当に1年やそこらではなくて、もっと長いスパンで今まで何度もお話を申し上げてきました。そしてそれは順番を追って、こういうニーズがあってこうだからというので今考え始めていると。それで議員からの質問に対して、それではその辺のところを具体化をするために検討に入りますとかという、それは順番を見ていただければわかるはずであります。そして最終的に、まず第一弾として基本設計の予算を上程させていただきました。それも可決していただきました。それをもとに基本設計ができましたので、そこから詳細な設計に入っていくわけなんですけれども、最終的にその積み上げができましたので予算として上程をさせていただいたと。そのときも議会の中で議論をいただいて、そして結果として採決をして決定していただいた。私は議員というのは市民に負託を受けた市民の代表だと思っていますから、最後の議決機関はここであると。その議決にのっとって進めて、今まで来たと私は理解をしております。ですから、これは再考するなどということになりますと、大変なことが私は起こるだろうと思います。今回はその経緯を踏まえて、最終的に今度は入札というような格好で結果が決まりましたので、これを今度は今議会でまた上程をさせていただいたことであります。ですから、順番をきちんと追ってこれは進めさせていただいておりますので、本日のこの上程案件も御決定をいただき、そして新たなる花巻市のスポーツによるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) ただいま上程されております議案第66号総合体育館増築工事の請負契約の締結に反対をいたします。

 3点申し上げます。

 まず、第1点でありますが、これは6月定例会でも申し上げました。この大型の事業は財政難の折、急ぐ必要がないものであり、しかも合併における協議や協定、話し合いにもなく、さらに総合計画にすらない。議会の中での質疑、答弁の中で市長が表明したものであります。

 第2点。20億円あれば500人からの待機者がいる特別養護老人ホームの建設など、福祉、教育に回すべきという、広範な市民の意見が寄せられているところであります。さらに、1月の市長選あるいは7月の市議選における有権者の大きな関心と疑問が起こり、この選挙戦における一大争点となったものと認識をしております。なお、日本共産党の候補者のみならず、無所属の議員の方もこのことを訴えてきたというこの選挙戦の経緯もあるということを御紹介しておきます。

 最後です。第3点でありますが、公正取引委員会による県工事における談合が結審となった業者が含まれており、指名停止期限の原則的な行政の措置からすれば、本来指名できない業者が含まれていること。

 この3点をもって、反対の理由といたします。



○議長(川村伸浩君) ほかに討論の方ありませんか。

 名須川晋君。



◆23番(名須川晋君) 議案第66号につきまして、賛成の立場から討論をさせていただきます。

 まず、私のもとに毎年ある時期になりますとある団体の方がいらっしゃって、「何とか大会を開かせてほしい」という切実なお話をされます。この中の議員でもそういう声をお聞きになっている方も大勢いると思います。その大会は公的といいますか、東北各地から子供たちが来る大会なんですが、県大会とか東北大会ではありませんので、どうしても優先順位からいえば下と基準としてはなってしまうわけでございます。そうした中で優先されずに毎年開催できるかどうかという瀬戸際に立たされている団体でございますが、たまたまことしその会場が確保できたということで私も見学をさせていただきました。総合体育館のアリーナは子供たち、小学生、中学生が競技をしておりまして、もう満杯でございました。観客席にはその関係者、親御さん、これもほとんど満員でございます。そうした中でこういう大きな大会を開催するにも、金土日、例えば3日間でそれが済むわけではないんです。前後2日ぐらい準備にかけますので、下手をしますと1週間アリーナでスポーツができなくなるという、そういう市民が不利を被っているという状況を私は確認をしておりますし、皆様御承知のことと思います。そうした中でスポーツ好きの市民の方、いろんな体育協会の関係者が待望の施設であるということも私の口から代弁をさせていただきます。

 また、当然福祉行政も進めていかなければいけないことでございますが、市内の景気は大変冷え込んでいる状況にあります。そうした中でホテル、温泉の業者の皆さん、またはタクシーとかバスとか、あるいは泊まっていけば食事もすると。そうすると農業の関係者も非常にそこに食物が、生産物が使われるわけでございますので、非常に裾野が広い景気対策であると。これこそ花巻市の有効な経済対策の一つであると考えております。これは体育館がある以上、恒久的なものでございますので、ぜひともせっかく新しい体育館をつくるのであれば、その4割を必ず、4割のこれまで確保できなかった団体の皆さんのニーズを、100%ニーズをとらえ、そしてそれ以上また全国各地から誘致をできるような態勢をまちづくり部としてとっていただきたいということで、要望ながら、またこの議案第66号につきまして、ぜひとも建設をして市民のために活用していただきたい、経済対策の有効な手だてとして使っていただきたいという観点で賛成の討論をさせていただきます。



○議長(川村伸浩君) ほかに討論の方ありませんか。

 高橋浩君。



◆32番(高橋浩君) 私もこの議案第66号に賛成する立場で述べさせていただきたいと思います。

 私もこのたびの市議選におきましては、この体育館を補完するアリーナ拡張整備については、これは建設すべしということで皆さんにお話をし、そしてまた御理解もある程度いただいてきたものと自分では理解をいたしております。先ほどからお話ございますように、現実としていろんな申請があってから、後にこの調整件数の約4割と申しますか、40%が市外等への会場に変更していると、こうした事実があるわけでございますので、何としてもこの分利用者には非常に不満の声と申しますか、不便を来してきたという現実があるだろうと思います。

 そして、また御案内のように花巻はこうした有利性というか交通の要衝である、あるいは温泉場も控えているということもございまして、大きな大会には非常に要望というか希望が多いという話も伺ってございます。この花巻のいわばスポーツ振興という視点もそうでございますが、同時にまたその経済効果という面でもこれは私どもは大いに関心をもってこの施策に賛同したいと思ってございます。いろんな財源の問題、お話もございましたけれども、私の認識としては、もちろん起債もあるわけでございますが、これは合併特例債がほとんどでございまして、これを活用していくと伺ってございます。後々、地方交付税によって多分算入されるもの、そういう期待もいたしておるわけでございまして、こうした有利な財源を使いながらこの施設を今建てるということは、さらにこれから想定されます平成23年のインターハイあるいは平成28年の国体、これもまさに大成功のもとで花巻市の名をさらに全国に高めるということでは絶好の機会と考えます。ぜひほかの施設、スポーツキャンプむらあるいは田瀬湖等々、花巻ではいろいろな施設があるわけでございますが、そうした有利性も加えながら、種々の大学の合宿あるいは高校の合宿とかでも、要するに売りとして利用価値が高い施設として大いに使えるものと思いますので、私はこの議案第66号総合体育館増築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについては、賛同する立場で討論をさせていただきます。



○議長(川村伸浩君) ほかに討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 議案第66号総合体育館増築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてには反対がありましたので、起立により採決をいたします。

 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(川村伸浩君) 起立多数であります。よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。



○議長(川村伸浩君) 日程第5、議案第67号総合体育館増築(電気設備)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。

 提出者から説明を求めます。

 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 議案第67号総合体育館増築(電気設備)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを御説明を申し上げます。

 本議案は、総合体育館増築(電気設備)工事に係る請負契約の締結につきまして、地方自治法第96条第1項第5号及び花巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。

 議案の内容について御説明いたします。

 契約の内容でありますが、工事名は総合体育館増築(電気設備)工事であります。

 契約の方法は指名競争入札であり、契約金額は2億4,780万円であります。

 契約の相手方は、株式会社阿部電機商会・株式会社阿部電設特定建設工事共同企業体であります。

 本工事につきましては、市営建設工事入札参加資格業者7社を仮指名した後、共同企業体の申請を受け付け、3共同企業体を本指名いたしまして、去る8月2日に入札を行い、同日、仮契約を締結したものであります。

 工事の概要ですが、電灯設備を初め、動力設備、電熱設備、受変電設備、発電設備などの電気設備となっております。

 完成期限は、平成23年6月30日であります。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

 照井明子さん。



◆13番(照井明子君) 議案第67号に対しまして反対の討論をいたします。

 先ほど議案第66号に反対討論をいたした内容と同じでございますが、この議案第67号に対しましても不要不急の事業であること、また市民は今、福祉、教育、暮らしの支援を最も望んでいる、この立場で反対の討論としたいと思います。



○議長(川村伸浩君) ほかに討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 議案第67号総合体育館増築(電気設備)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてには反対がありましたので、起立により採決をいたします。

 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(川村伸浩君) 起立多数であります。よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。



○議長(川村伸浩君) 日程第6、議案第68号総合体育館増築(機械設備)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。

 提出者から説明を求めます。

 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 議案第68号総合体育館増築(機械設備)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを御説明申し上げます。

 本議案は、総合体育館増築(機械設備)工事に係る請負契約の締結につきまして、地方自治法第96条第1項第5号及び花巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。

 議案の内容について御説明いたします。

 契約の内容でありますが、工事名は総合体育館増築(機械設備)工事であります。

 契約の方法は指名競争入札であり、契約金額は4億215万円であります。

 契約の相手方は、三和設備工業株式会社・株式会社理水興業特定建設工事共同企業体であります。

 本工事につきましては、市営建設工事入札参加資格業者10社を仮指名した後、共同企業体の申請を受け付け、5共同企業体を本指名いたしまして、去る8月2日に入札を行い、同日、仮契約を締結したものであります。

 工事の概要ですが、空気調和設備を初め換気設備、衛生器具設備、給水設備、排水設備などの機械設備となっております。

 完成期限は、平成23年6月30日であります。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) この体育館の増築工事関連3本の議案の最後でありますのでお聞きをいたしますが、当初、この総合体育館の建設に関しては17億円の工事費を見込んでいるという説明がずっとされてきました。ところが去る6月定例会で出されたのは、補正予算の上では、予算で10億4,000万円、債務負担行為で10億500万円、合計20億4,500万円と認識しておりますが、この上に当初のもくろみよりもどんどんふえていくということになりますと、これはまたいろいろ問題が出てくるだろうと思います。完成年月を来年6月ということにしますと、来年度までまたがるわけなんでありますが、お聞きしたいのはこの20億4,500万円という6月定例会の補正予算、これを上回るということはないのかということを1点お聞きします。



○議長(川村伸浩君) 大山まちづくり部長。



◎まちづくり部長(大山拡詞君) この予算額については、実施設計額に基づいて積み上げて積算した内容ですから、これに基づいて今年度、それから来年度については債務負担という形でお願いしてございます。ですから、今の中ではこの実施設計に積み上げた工事を請け負う中でやっていただくということになってございます。ただ、何か災害的なことが起きた場合、そういったことは予測できません。予測できない不測の事態というのも当然あるかもしれませんけれども、現在の段階ではそういった積算根拠の中で積み上げて予算計上して進めるという状況の中で、ある程度は予測できる内容についても加味した内容で進めておりますから、この20億4,500万円あるいは附帯工事にもある程度出てくる部分もあるかもしれませんけれども、いずれこの内容で御決定いただきながら進めてまいりたいと考えてございますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。

 板垣武美君。



◆15番(板垣武美君) まちづくり基本条例との関係でお尋ねをしたいと思いますが、花巻市の最高規範として、市民主体となったまちづくりの基本的なルールとして、まちづくり基本条例が2年前に施行されております。その基本条例の第12条では、公共の用に供される重要な施設の建設計画の策定について、市民参画により市民が意見表明をする機会を保障することを規定しています。このことを受けて先月7月に策定をされました市民参画のガイドラインには、例えば、計画を策定する段階は計画の方向性が決まる重要な段階であるとして、計画への理解を促し市民の意見を最も反映させることのできる時期であるとしています。そこでお尋ねをしますが、なぜ今回の総合体育館の増築工事の関係でアンケートなどの意向調査やパブリックコメントを実施しなかったのか、その理由をお聞かせください。

 また、市民参画の説明会等をおやりになっているようですが、その実施結果について、ガイドラインでは随時お知らせするともありますが、どのように周知をされたのでしょうか。



○議長(川村伸浩君) 大山まちづくり部長。



◎まちづくり部長(大山拡詞君) 基本条例に基づくアンケートの実施あるいはパブリックコメントをなぜ実施しなかったのかというお尋ねでございますけれども、第13条にうたう市民参画の方法に従って、先ほど来繰り返し申し上げていますけれども、このいわゆる需要、市民の要望という高まりの中が、いずれ要望書の中で積み上げになってきていると。その中でこういった計画を立ててきておりますから、その計画に基づいて市民参画の第13条に基づいて選択したのがいわゆるアンケートとかパブリックコメントではなくて、意見交換会あるいはワークショップ、それから地元への説明会などでお願いして説明をさせていただきました。さらには、その説明の内容については、例えばユニバーサルデザインの会議の中で受けた内容については、こうします、ああしますという丁寧な御返答はしなかった状況にありますけれども、ただ、その内容については、極力その設計の中に反映できるようにしますということで取り入れるように努めてきたところでございますので、その内容について丁寧に回答していくという配慮は欠けていたものと思いますので、今後そのようなことのないように進めさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(川村伸浩君) 亀澤政策推進部長。



◎政策推進部長(亀澤健君) 市民参画基本法のガイドラインについてのお尋ねがございましたので、お答え申し上げます。

 ガイドラインにつきましては、先月に市として皆様の御意見もいただきながら定めさせていただきました。そのガイドラインに従いまして、今般事前公表ということで広報あるいはホームページ等に公開したわけですが、今年度の実施の予定対象、それからどのような内容でどのような方法でやるかということを公表させていただきました。ガイドラインでは、年間ベースの中で3月に予算決定後に取りまとめの上、4月に検討をして外部には5月、6月にはお示しして、最終的には3月にその結果を振り返りながら次年度に回すというサイクルで物事を進めたいと考えてございますが、例えば、途中に重要な計画等が予定される場合につきましては、これに準じた形での対応を進めさせていただくということで、随時という方法はしていきたいと考えているところでございます。



○議長(川村伸浩君) 板垣武美君。



◆15番(板垣武美君) パブリックコメントについてはわかりましたが、腑に落ちないのは、旧空港ターミナルビルの利活用についてはパブリックコメントをやっているんです。何で体育館の場合はやらないのかというこの整合性が私にはどうも腑に落ちないとまず言っておきます。

 それで、まちづくり基本条例の関係で最後に申し上げますが、究極の市民参加であります住民投票についての規定が第24条にあるんです。この規定を用いて民意を問うこと、つまりは住民の意思を市政に反映させるという内容であります。ただし、この基本条例は住民投票の制度の基本的な枠組みだけで、具体的な仕組みについては別に条例で定めるとしているのですが、その関係条例は今整備されているんでしょうか。これをお尋ねします。



○議長(川村伸浩君) 亀澤政策推進部長。



◎政策推進部長(亀澤健君) お答えいたします。

 まちづくり基本条例に基づきまして、今、市民参画の参画条例、これを制定すべく今検討させていただいているところでありますが、先ほど申しましたとおり、その前段といたしまして市のガイドラインを作成して、そしてそれに基づいたサイクルを回した上で条例化をしていきたいと考えているところであります。



○議長(川村伸浩君) 板垣武美君。



◆15番(板垣武美君) 平成20年4月1日に施行となっている花巻市の最高規範に規定されている関係条例でありますから、1日も早く整備をしていただきたいと思います。終わります。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

 増子義久君。



◆1番(増子義久君) この3つの案件に反対の立場から、一言意見を述べたいと思います。

 今、るる、当局の答弁を聞いてきましたけれども、どう見ても市民参画という最高理念、最高規範についてはどうも後手後手であるという感じはぬぐえません。というわけで、20億円の税金を投入する事業については、やはり市民のニーズがあると言いつつもこのこと自体全然知らないという市民も多数おりますので、これは今言った条例の制定も含めてもう一回白紙に返して検討をしていただきたい。できれば今議員から指摘があった、住民投票の整備も急いで、それも踏まえてこういう大きな案件は市民重視、住民の意思をすっかり反映した形でやっていただきたいと思いますので、反対をいたします。



○議長(川村伸浩君) ほかに討論の方ありませんか。

 照井明子さん。



◆13番(照井明子君) 議案第68号総合体育館増設工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて、反対討論をいたします。

 先ほど議案第66号、議案第67号でも述べたとおりでございますが、まちづくり基本条例に照らしても、市民への説明不足、また市民参画の不足が明らかとなっております。事業の凍結を求め反対といたします。



○議長(川村伸浩君) ほかに討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 議案第68号総合体育館増築(機械設備)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてには反対がありましたので、起立により採決をいたします。

 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(川村伸浩君) 起立多数であります。よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。



○議長(川村伸浩君) 日程第7、議案第69号石鳥谷中学校屋外環境整備工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。

 提出者から説明を求めます。

 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 議案第69号石鳥谷中学校屋外環境整備工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを御説明申し上げます。

 本議案は、石鳥谷中学校屋外環境整備工事に係る請負契約の締結につきまして、地方自治法第96条第1項第5号及び花巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。

 議案の内容について御説明いたします。

 お手元に配付いたしております議案第69号資料もあわせてごらんくださるようお願いいたします。

 契約の内容でありますが、工事名は石鳥谷中学校屋外環境整備工事であります。

 契約の方法は指名競争入札であり、契約金額は1億1,287万5,000円であります。

 契約の相手方は、高田工業株式会社であります。

 本工事につきましては、市営建設工事入札参加資格業者24社を指名し、去る8月2日に入札を行い、8月6日、仮契約を締結したものであります。

 工事の概要につきまして御説明を申し上げます。

 工事場所は、石鳥谷町八幡地内石鳥谷中学校校舎の校地南側であります。

 工事の概要でありますが、資料の平面図をごらんいただきたいと存じます。

 整備の内容については、赤色の部分の校庭の暗渠排水施設及びグラウンド整備、緑色の部分の構内舗装、青色の部分の南側駐車場整備などであります。

 校庭の面積は3万1,554.6平方メートルであり、400メートルトラック、野球場、ソフトボール場、サッカー場、テニスコート4面を整備し、生徒の教育環境の向上を図るとともに一般開放に対応することとしております。

 また、旧テニスコート敷地には、135台の駐車が可能なスペースを確保し、西側の駐車場を含め、各種大型行事等における利便性を図ることといたしております。

 完成期限は、平成23年2月28日であります。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 石鳥谷中学校の件に関してですが、この機会にお伺いしたいことが1点ございまして、校舎を使い始めてしばらくたちますが、数カ月前から奥州市のほうからシックスクールという言葉が出てきたんです。それで、何のことかちょっと私わからなかったんですが、最近報道されるようになってわかってきたんですが、これは胆沢第一小学校で発生したということでありますが、ちょっとこれ今までに例がないのではないかと思いますが、この石鳥谷中学校が現在まで使われてきて、私はそういう話は聞いていないんですけれども、教育委員会ではそういったようなことは把握はされておられるでしょうか。



○議長(川村伸浩君) 及川教育長。



◎教育長(及川宣夫君) これまでも工事終了後、空気環境測定をやるなどして、安全の確認をして実施してまいったところでございまして、これまでのところはそういう報告はございません。



○議長(川村伸浩君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 私、石鳥谷中学校はずっと使っておりますからそういうことはないとは思っております。それで、東和小学校のことがちょっと気になったんです。もし、そのようなことがあれば大変だと思ってこの報道を見ているわけなんですが、シックスクールに対する対応なり考え方、あるいは対処について、お考えがあればこの機会にお聞きしたいと思います。



○議長(川村伸浩君) 及川教育長。



◎教育長(及川宣夫君) 教育委員会といたしまして、厚生労働省が示しておりますシックハウス症候群に関する室内空気中化学物質濃度の指針に示されております5つの有機物質、それに加えて文部科学省が示している1つを加えまして、6つの有機物質につきまして仕様書に盛り込み、そして工事完成前に教育委員会立ち会いのもとで空気環境測定をやっておりますし、また備品搬入後、備品そのものにも合板等が使用されているということで接着剤の関係もございます。再度環境測定を行いまして、供用を開始してきたところでございまして、今後とも十分留意をしながら生徒の安全に努めてまいりたいと考えているところでございます。



○議長(川村伸浩君) ほかに質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(川村伸浩君) これより採決いたします。

 議案第69号石鳥谷中学校屋外環境整備工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。



○議長(川村伸浩君) 日程第8、報告第13号公用車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告についてを議題といたします。

 提出者から説明を求めます。

 高橋建設部長。



◎建設部長(高橋通義君) 報告第13号公用車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について御報告申し上げます。

 本報告は、公用車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告でありまして、その損害賠償額の決定及び和解について、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分をいたしましたので、同法第2項の規定により、これを報告するものであります。

 報告第13号資料もあわせてごらんくださるようお願いいたします。

 事故の状況でありますが、本年5月20日午後4時20分ごろ、花巻市役所新館東側駐車場内において、本市職員の運転する公用車が、用務終了後に徐行していたところ、市民体育館前に駐車していた相手方車両が後方確認を怠り後進したため、避け切れずに接触したものでありまして、この事故により相手方車両の左後部が破損したものであります。

 損害賠償額及び和解の内容は別紙のとおりでありますが、損害賠償額につきましては、加入しております社団法人全国市有物件災害共済会の査定額を参考に決定したものであります。

 和解の方法につきましては、示談によっております。

 このたびの事故は、相手方が十分な後方確認を怠ったことによる事故でありますが、職員に対しては今回の事故を教訓として安全運転へのさらなる注意を行ったところであります。

 以上、御報告申し上げます。



○議長(川村伸浩君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(川村伸浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。

 以上で報告第13号を終わります。



○議長(川村伸浩君) 以上で本臨時会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。

 これをもちまして、平成22年第2回花巻市議会臨時会を閉会いたします。

 御苦労さまでした。

     午後0時9分 閉会

地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 花巻市議会議長   川村伸浩

 花巻市議会副議長  小田島邦弘

 花巻市議会議員   照井雄一

 花巻市議会議員   高橋 勤

 花巻市議会議員   伊藤源康