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岩手県 花巻市

平成22年  3月 定例会(第1回) P.19103月15日−06号




平成22年  3月 定例会(第1回) − 03月15日−06号









平成22年  3月 定例会(第1回)



平成22年3月15日(月)

議事日程第6号

平成22年3月15日(月)午前10時開議

 第1 委員長報告

 第2 選挙第1号 岩手県後期高齢者医療広域連合議員の選挙

 第3 選挙第2号 花巻市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙

 第4 議案第41号 花巻市国営土地改良事業負担金徴収条例の一部を改正する条例

 第5 議案第42号 公用車の交通事故に係る損害賠償事件に関する和解及び損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについて

 第6 議案第43号 平成21年度花巻市一般会計補正予算(第10号)

 第7 議案第44号 花巻市副市長の選任に関し同意を求めることについて

 第8 議案第45号 花巻市副市長の選任に関し同意を求めることについて

 第9 議案第46号 花巻市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについて

 第10 議案第47号 花巻市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについて

 第11 議案第48号 花巻市監査委員の選任に関し同意を求めることについて

 第12 議案第49号 人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについて

 第13 発議案第1号 花巻市議会議員定数条例

 第14 意見書案第1号 改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書の提出について

 第15 意見書案第2号 「ヒロシマ・ナガサキ議定書」のNPT再検討会議での採択に向けた取り組みを求める意見書の提出について

 第16 意見書案第3号 後期高齢者医療制度に関する意見書の提出について

 第17 意見書案第4号 最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求める意見書の提出について

 第18 意見書案第5号 米価の下落に歯止めをかけ、再生産できる米価の実現を求める意見書の提出について

 第19 意見書案第6号 EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推進に反対する意見書の提出について

 第20 継続審査の申出について

 第21 派遣第1号 議員の派遣について

 第22 派遣第2号 議員の派遣について

本日の会議に付した事件

 日程第1 委員長報告

 日程第2 選挙第1号 岩手県後期高齢者医療広域連合議員の選挙

 日程第3 選挙第2号 花巻市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙

 日程第4 議案第41号 花巻市国営土地改良事業負担金徴収条例の一部を改正する条例

 日程第5 議案第42号 公用車の交通事故に係る損害賠償事件に関する和解及び損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについて

 日程第6 議案第43号 平成21年度花巻市一般会計補正予算(第10号)

 日程第7 議案第44号 花巻市副市長の選任に関し同意を求めることについて

 日程第8 議案第45号 花巻市副市長の選任に関し同意を求めることについて

 日程第9 議案第46号 花巻市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについて

 日程第10 議案第47号 花巻市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについて

 日程第11 議案第48号 花巻市監査委員の選任に関し同意を求めることについて

 日程第12 議案第49号 人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについて

 日程第13 発議案第1号 花巻市議会議員定数条例

 日程第14 意見書案第1号 改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書の提出について

 日程第15 意見書案第2号 「ヒロシマ・ナガサキ議定書」のNPT再検討会議での採択に向けた取り組みを求める意見書の提出について

 日程第16 意見書案第3号 後期高齢者医療制度に関する意見書の提出について

 日程第17 意見書案第4号 最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求める意見書の提出について

 日程第18 意見書案第5号 米価の下落に歯止めをかけ、再生産できる米価の実現を求める意見書の提出について

 日程第19 意見書案第6号 EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推進に反対する意見書の提出について

 日程第20 継続審査の申出について

 日程第21 派遣第1号 議員の派遣について

 日程第22 派遣第2号 議員の派遣について

出席議員(33名)

   1番  藤井幸介君      2番  若柳良明君

   3番  高橋久順君      4番  藤原晶幸君

   5番  平賀 守君      6番  藤原米光君

   7番  松田 昇君      8番  小原雅道君

   9番  小原茂明君     10番  大原 健君

  11番  鎌田幸也君     12番  本舘憲一君

  13番  照井明子君     14番  藤井英子君

  15番  高橋好尚君     16番  川村伸浩君

  17番  伊藤英一君     18番  佐藤忠男君

  19番  高橋 浩君     20番  小田島邦弘君

  21番  近村晴男君     22番  山本純雄君

  23番  名須川 晋君    25番  櫻井 肇君

  26番  阿部一男君     27番  中村初彦君

  28番  鎌田政子君     29番  山影義一君

  30番  齋藤政人君     31番  中村勝吉君

  32番  永井千一君     33番  新田盛夫君

  34番  高橋淑郎君

欠席議員

  なし

説明のため出席した者

 市長        大石満雄君   副市長       佐々木 稔君

 副市長       高橋公男君   教育委員会委員長  高橋 豊君

 教育長       及川宣夫君   選挙管理委員会委員長

                             奥山 隆君

 農業委員会農地部会長        監査委員      高橋 勲君

           菊池広美君

 総務部長      伊藤隆規君   政策推進部長    亀澤 健君

 まちづくり部長   大山拡詞君   生活福祉部長    菊池保守君

 健康こども部長   佐藤 格君   商工観光部長    伊藤新一君

 農林水産部長    戸來喜美雄君  建設部長      照井健介君

 大迫総合支所長   熊谷仁見君   石鳥谷総合支所長  菊池康博君

 東和総合支所長   菊池一良君   教育委員会教育部長 藤井廣志君

 水道事業所長(上下水道部長併任)  消防本部消防長   伊藤勝男君

           高橋通義君

 総務課長      本舘康司君   財政課長      高橋和夫君

職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長      佐藤祥二    参事兼事務局次長  平賀政勝

 総務係長      阿部 靖    議事調査係長    佐藤多恵子

     午前10時00分 開議



○議長(高橋淑郎君) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の会議は議事日程第6号をもって進めます。



○議長(高橋淑郎君) 日程第1、委員長報告を行います。

 最初に、予算特別委員会に付託中の議案第30号平成22年度花巻市一般会計予算から、議案第40号平成22年度花巻市上水道事業会計予算までの11件を一括議題とし、同委員長の報告を求めます。

 予算特別委員会委員長、本舘憲一君。

    (予算特別委員会委員長 本舘憲一君登壇)



◆予算特別委員会委員長(本舘憲一君) 今定例会初日において予算特別委員会に付託されました次の予算議案の審査が終了いたしましたので、報告いたします。

 付託されました議案は、議案第30号平成22年度花巻市一般会計予算、議案第31号平成22年度花巻市国民健康保険特別会計予算、議案第32号平成22年度花巻市老人保健特別会計予算、議案第33号平成22年度花巻市後期高齢者医療特別会計予算、議案第34号平成22年度花巻市介護保険特別会計予算、議案第35号平成22年度花巻市簡易水道事業特別会計予算、議案第36号平成22年度花巻市老人保健施設事業特別会計予算、議案第37号平成22年度花巻市公設地方卸売市場事業特別会計予算、議案第38号平成22年度花巻市下水道事業特別会計予算、議案第39号平成22年度花巻市農業集落排水等汚水処理事業特別会計予算及び議案第40号平成22年度花巻市上水道事業会計予算の11件であります。

 本特別委員会は、議長を除く全員で構成されたものであり、審査の経過につきましては、既に御承知のとおりでありますので省略し、結果のみを報告いたします。

 それぞれの予算は、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。



○議長(高橋淑郎君) 以上で、予算特別委員会の委員長報告を終わります。



○議長(高橋淑郎君) 質疑を省略し、これより討論に入ります。

 討論の方ありませんか。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 議案第30号平成22年度花巻市一般会計予算から議案第40号平成22年度花巻市上水道事業会計予算までのうち、議案第30号平成22年度花巻市一般会計予算、議案第31号平成22年度花巻市国民健康保険特別会計予算及び議案第33号平成22年度花巻市後期高齢者医療特別会計予算に反対の討論を行います。

 まず、平成22年度花巻市一般会計予算について述べます。

 来年度から、いわゆる合衆市構想を具体化し市民への説明をしていく、こういう方針が示されましたが、この構想は、花巻市のまちづくり、特に旧3町の衰退と疲弊を招くことを強く警告するものであります。

 市内を27区域に条例で区分けし、行政運営の中心をそこに置くとする特異な構想は、合併後わずか4年、合併してよかったとする感覚が住民にほとんどないままに、強制的に旧3町を分割することとなります。50年間続いてきたそれぞれの自治体住民の一体感が醸成されるまでにはまだ時間が足りません。これは無理のないことであります。旧1市3町それぞれにおいてすら、50年かかってもまだ合併以前の気風が残っていることでも明らかではないでしょうか。

 昭和30年の昭和の大合併以来、紆余曲折がありながらも、力を合わせてまちづくりにいそしんできた50年でありましたが、これが大迫4、石鳥谷、東和、それぞれ6地域に分割されたならば、まちづくりのみならず、日常生活に至るまで住民の力が分散されることとなることを危惧するものであります。合併後4年を経た今でさえ、疲弊感が急激に漂っているのに、これに拍車をかけることとなります。

 条例化されたとき、まちづくりはどうなるでしょうか。例えば、4地域の中心商店街再生については、それぞれ花巻、大迫、好地、土沢のコミュニティ会議と振興センターがその責任を負うこととなるでしょう。さらに、27コミュニティ会議の会長を市の特別職員とし、報酬を支払うということに至っては、これが実施されれば直ちに地域の崩壊を招くこととなりかねません。コミュニティ会議が市の機関と化し、新たな中央集権市政の始まりとなるからであります。

 大体、アメリカ合衆国というのは州のつくりが最初で、集合体がユナイテッド・ステーツとなっているので、本来この合衆市とは違うのではありますが、それはともかくとして、この合衆市によって3総合支所が無用のものとなり、結局はなくなるという疑問に対して、市長は「総合支所はなくさない」という見解を示しました。私は、合衆市条例制定後、大石市長がすぐ総合支所をなくすなどと考えているものでは毛頭ございません。徐々に存在の必要性が奪われた総合支所が、4年後、8年後の市長によって廃止される道をつくってしまうことが目に見えるので申し上げていることであります。

 一般質問をお聞きいたしましたが、大変失礼なことは承知で申し上げますが、このことを理解できない議員が多いようであります。役場職員OBの皆さんは、合衆市構想を聞いたときに事の本質が直感的にわかったようです。

 地域コミュニティ会議と振興センター設置条例のとき、まちづくりの方向が合併協定と違うことを何人かの議員とともに指摘をいたしました。2年を経て、これが本来市長が目指していたものと知るとき、これから何がさらに行われるのか、そら恐ろしい気さえするのであります。

 合併後のまちづくりには時間がかかります。それぞれつくってきた50年のまちづくりを大事にし、さらに発展させて、新たな花巻市をつくっていく以外に道はありません。そのためには地域協議会と総合支所の充実が必要であります。上からの目線で旧3町を解体、分散させることは、3町のさらなる人口減、ひいては花巻市全体の人口減を著しくさせるもので、これは旧3町の問題だけでないことは、一般質問でも明らかになったのではないでしょうか。

 新年度予算には、子ども手当や新規高卒者就職支援など、多岐にわたって市民生活支援の積極的に評価できる政策も見られるものではありますが、ここでは主に合衆市構想について述べました。

 国保特別会計は、保険税が今年度より1世帯当たり平均で約3万円低い13万5,000円との予算が組まれたものの、加入者にとっては依然として高い税となっております。主に国による財政の手当てが低水準となっていることにその主因がありますが、この税額には賛同することができません。同時に、住民が負担するもろもろの税の中で最も高額となっている国保税の軽減について、現在のところ考えがないということは残念に思います。

 払いたくとも払えない市民から被保険者証を取り上げ、結果、医療機関の診療を受けることができず命を失うこととなった市民があったことは以前にも話しましたが、このことに市は胸を痛めないのでありましょうか。資格証明書の交付は直ちにやめ、国保税の軽減策に踏み出すときと考えます。

 後期高齢者医療制度は、新政権が当初、即時廃止を明言しておりましたが、4年後とされたことは公約違反であります。世界に例がないこの高齢者差別の制度自体を認めることはできません。

 以上で反対討論を終わります。



○議長(高橋淑郎君) ほかに討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(高橋淑郎君) これより採決いたします。

 ただいまの委員長報告のうち、議案第30号平成22年度花巻市一般会計予算、議案第31号平成22年度花巻市国民健康保険特別会計予算及び議案第33号平成22年度花巻市後期高齢者医療特別会計予算については反対がありましたので、起立により採決いたします。



○議長(高橋淑郎君) 最初に、議案第30号平成22年度花巻市一般会計予算に対する委員長の報告は、原案のとおり可決すべきであるとするものであります。

 本予算を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(高橋淑郎君) 起立多数であります。よって、議案第30号は委員長報告のとおり可決されました。



○議長(高橋淑郎君) 次に、議案第31号平成22年度花巻市国民健康保険特別会計予算に対する委員長の報告は、原案のとおり可決すべきであるとするものであります。

 本予算を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(高橋淑郎君) 起立多数であります。よって、議案第31号は委員長報告のとおり可決されました。



○議長(高橋淑郎君) 次に、議案第33号平成22年度花巻市後期高齢者医療特別会計予算に対する委員長の報告は、原案のとおり可決すべきであるとするものであります。

 本予算を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(高橋淑郎君) 起立多数であります。よって、議案第33号は委員長報告のとおり可決されました。



○議長(高橋淑郎君) 次に、議案第32号平成22年度花巻市老人保健特別会計予算及び議案第34号平成22年度花巻市介護保険特別会計予算から、議案第40号平成22年度花巻市上水道事業会計予算までの8件についての委員長の報告は、原案のとおり可決すべきであるとするものであります。

 本予算を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第32号及び議案第34号から議案第40号までの各会計8件は、委員長報告のとおり可決されました。



○議長(高橋淑郎君) 次に、議会改革検討特別委員会に付託中の議会改革に関することについてを議題とし、同委員長の報告を求めます。

 議会改革検討特別委員会委員長、佐藤忠男君。

    (議会改革検討特別委員会委員長 佐藤忠男君登壇)



◆議会改革検討特別委員会委員長(佐藤忠男君) 平成21年12月10日の第4回定例会議において花巻市議会改革検討特別委員会が設置され、同委員会に付託されました議会改革に関することのうち、議員定数の検討についての審査が終了いたしましたので、審査の経過と結果について御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、平成21年9月25日に、議長の諮問を受けて任意に設置された議会改革検討委員会で議会基本条例素案と議員定数に関する検討が行われ、その結果に基づく答申を踏まえ、議長発議により議長を除く議員全員によって設置されたものであります。

 特別委員会の中には、議会基本条例と議員定数検討の2つの小委員会が、各7名の構成によって設置をされました。この中で、一方の議会基本条例につきましては、なお審査の時間が必要とのことから、今定例会には上程せず、今年6月定例会の上程を目標として、引き続き検討をいたしているものであります。

 さて、議員定数に関する検討でありますが、本特別委員会のもとに設置された議員定数検討小委員会が中心となって、これらにかかわる資料収集を行うとともに、これに基づく委員会での議論を重ねてきたものであります。

 また、市民との懇談会、パブリックコメント、議会改革に関する研修会開催などを通じて、広く市民の意見をいただいてきたところでありますが、これまでに寄せられました市民皆様からの御協力に対し、心から感謝を申し上げる次第であります。

 議員定数検討小委員会は、設置以来21回にわたって調査検討を重ねてきておりますが、この間、本特別委員会は9回の会議を開催して、その都度経過報告を受けるとともに、委員からの活発な意見等をいただきながら、慎重に審査を進めてきたところであります。

 小委員会からの最終的な経過と結果については、去る3月10日に開催された本特別委員会で小田島委員長から報告をされました。それらの概要は、調査に必要な検討項目と資料収集の状況、市民懇談会やパブリックコメント、アンケート等の意見の取りまとめ結果、これらを踏まえた小委員会での意見集約結果の内容などであります。

 小委員会での意見集約結果によると、大別して、「現状の34人とすべし」と、「4人削減して30人にすべし」との2つの意見に分かれたとのことであります。

 現状の34人とすべしとした主な理由としては、合併後の大幅な議員削減と市域の拡大によって、新市の一体性の醸成が引き続き必要であること、市財政に占める議会費の割合が県内13市や全国の類似都市に比べて低いこと、議員1人当たりの平均面積が類似の他市に比べて広いこと、市民懇談会などでの市民の意見は現状維持を望む声が強かったことなど9項目に意見の集約をしたこということであります。

 一方、4人を削減して30人にすべしとした理由としては、近い将来人口10万人を割る状況の中で、自治法で定める10万人以上20万人未満都市に上限規定する34人をそのまま使うべきではないこと、市の財政は基準財政需要額や財政計画を大幅に超えて運営されており、それをもって議会費割合が低いという判断はできないことなど4項目に意見をまとめたというものであります。

 このような検討結果から、議員定数を定めることについては十分な意見集約をしたと判断し、調査検討は終了したものの、2つの意見の溝を埋めることができないため、採決して決定すべきこととなり、採決の結果、賛成多数をもって、花巻市議会議員の定数は34人とすべきものと決したというものであります。

 なお、これまで合併に伴う1市3町の議員定数に関する協議書により議員定数を34人としていたことから、小委員会としては、地方自治法第91条に規定する議員定数条例を制定しなければならないということで意見の一致を見たというものであります。

 以上の報告を踏まえて、委員からの質疑を受けましたが、その要旨は次のようなものでありました。

 「小委員会の議論の中で、34人に至った最大のポイントを挙げるとすればどんなことか」との質疑に対して、「各小委員からはさまざまな意見が出されたが、最終的にその理由を9項目に要約したものであり、これに尽きるので御理解願いたい」というものであります。

 また、「報告の内容は市民懇談会やパブリックコメントなどが主で、議員同士でどんな議論が交わされたのかが見えない」という質疑に対しては、「これまで懇談会やパブリックコメントのほかに、各会派から小委員が選出されているわけで、会派の意向を聞くなどしながら、小委員間でさまざまな角度から議論をしてきた」「各委員は小委員会発足以来、議員活動の中でそれぞれ情報収集を行うとともに、市民の意見を聞く努力をしてきたものであり、その結果として、合計で13項目に意見集約がなされたものである」とのことであります。

 また、34人とすべしとした意見で、研修会の講師の講演内容に触れ、「報告には講師の名前を入れないで、単純に「議員削減をして財政貢献するよりも」という書き方をしないと、講師の考えでそうなったような印象を受けるのではないか」との質疑に対しては、「小委員会としても講師の名前を挙げない報告をしたほうがいいとの意見もあったが、最終的には挙げるべきとなったもので、御理解願いたい」というものであります。

 さらに、「小委員会では2つの意見でどうしてもまとまらなかったという形の報告は考えなかったのか」という質疑に対しては、「小委員長としては一本化の方向でまとめたいと思って努力をしたが、最後までまとめることができず、やはりそれは民主主義のルールで採決すべきという全員の意見で採決した」というものであります。

 小委員会の報告に対する賛成者の発言要旨は、次のようなものであります。

 市民の意見をできるだけ多く聞きたいと思って我々も努力をした。その中で「議員を減らすべきでない」と多くの市民から御意見をいただいた。これは旧3町ばかりでなく、旧花巻市からの意見も多かったと感じている。「今の議員定数で頑張ってくれ」「合併した市をしっかりと構築してほしい」との意見が多かったと思っている。また、「議員の改選を7月に控えた今、なぜ定数を変えるのか」といった意見もあり、こうした市民の声を、重く受けとめるべきである。

 報告書にもあるように、歳出に占める議会費の割合も0.7%と県内13市の中で10番目に位置しており、全国的にも決して高いほうではない。

 研修会での講師も、「議員を減らすのが改革ではない」と指摘されたとおり、無駄の削減などしっかり議会が点検し、チェック機能を果たしていくべきだ。

 本市は908平方キロメートルもあり、特に周辺部の住民は不安に感じており、議員はそれら住民の意見をしっかり聞いて、議員活動を頑張る必要がある。

 小委員会がさまざまな議論の中で結果を出したわけであり、市民からは「削減すべき」との意見もあったにしろ、圧倒的に34人との意見が多かったということは、我々委員も重視しなければならないなどの意見が出され、小委員会で出された定数34人という結論は妥当なものだということであります。

 一方、反対の意見としては次のようなものでありました。

 議員定数を決めるのに、面積が広いことを理由にすることはできない。一関市や奥州市は花巻市より面積が広く、定数特例を経て34人としている。本市は在任特例の後、さらに選挙を経て4年がたち、今度の選挙を迎えようとしている。この間、まちの置かれた条件や行財政状況、それに伴う課題もつかんできており、議員はそうしたことを踏まえ、花巻市全体としてのまちづくりを考えていくことが大切だ。

 人口10万人をいつ切るかという心配もある中で、20万人未満の上限いっぱいを使うのではなく、5万から10万人未満の上限30人がよいと考える。

 アンケートなどの数字で80対55との数字が報告されたが、55の意見もきちんと取り上げていかなければならない。

 県内や全国の議員定数の決め方の動向も把握しながら、しっかりと判断する必要がある。県内13市の市議会のうち、ことしの3月から6月定例会で議員削減を予定している市は、盛岡市、北上市、久慈市など7市議会がある。また、奥州市、一関市議会も定数特例から34人に削減しており、既に削減を行ってきた議会を含めると11市議会が議員削減をとっていて、残る大船渡市議会も検討予定と伺っている。一方、全国の10万人以上20万人未満の市議会135市のうち、105市が削減しており、率にして77.8%が削減をしている状況である。

 地方自治法第91条第2項の定数上限の撤廃は、仮にこれが国会で改正されたにしても、議員の数を現状維持またはふやしてよいというものではなく、自治体あるいは議会がみずから決めるべきもので、現状維持の根拠にはならない。

 市の人口が加速的に減っている中で、まだ効力を持っている地方自治法に甘えて、34人という定数を次の選挙に向けてよいのだろうかなどの理由で、議員定数は30人に削減するべきとのことであります。

 以上のことを踏まえ、議員定数については議員定数検討小委員会委員長報告のとおり34名とすることについて、起立によって採決を行った結果、賛成多数で報告のとおり議員定数34名とすることに決しました。

 昨年の12月定例会において設置された本特別委員会は、付託された議会改革に関することのうち定数に関する審査が終了することができましたのも、小委員会の皆様の精力的な情報収集や市民の意見を踏まえた検討、さらには、これらに基づく各委員の活発な御意見、御提案をいただいてきたたまものであり、深く敬意を表する次第であります。また、花巻市議会改革の取り組みに対する市民の皆様から寄せられたたくさんの御意見、御協力に対しても重ねて感謝を申し上げます。

 この後、残る議会基本条例の検討、審査につきましても、これまでと同様に活発かつ建設的な議論、御協力をいただきますよう委員各位にお願いを申し上げます。

 以上で委員長報告を終わります。



○議長(高橋淑郎君) 以上で、議会改革検討特別委員会の委員長報告を終わります。



○議長(高橋淑郎君) 次に、総務常任委員会に付託中の第5号請願家族従事者の人権保障のため所得税法第56条の廃止を求めることについて及び第5号陳情改正貸金業法の早期完全施行等を求めることについてを一括議題とし、同委員長の報告を求めます。

 総務常任委員会委員長、山本純雄君。

    (総務常任委員会委員長 山本純雄君登壇)



◆総務常任委員会委員長(山本純雄君) 本委員会に付託されておりました次の請願及び陳情の審査が終了いたしましたので、審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 第5号請願家族従事者の人権保障のため所得税法第56条の廃止を求めることについて、提出者は、花巻市藤沢町297、花巻民主商工会婦人部代表、只野優子さんであります。紹介議員は櫻井肇君であります。

 趣旨につきましては、既に配付されております文書表のとおりでありますので、省略させていただきます。

 本委員会では、平成21年6月12日に、参考人を招請し、請願趣旨の説明をいただくとともに、当局からも説明をいただいた上で、6月12日、9月4日、9月15日、12月11日及び平成22年3月5日の5回にわたって審査を行いました。

 参考人からは、「所得税法第56条によって、所得税申告の基本である白色申告では、家族専従者の働き分としての給料が必要経費として認められない。労働者保護行政の対象にならないため、休業補償、失業給付などの社会保障が全くない。専従者本人だけではローンも組めない。このような問題の解決のために、所得税法第56条を廃止して専従者控除を認めてほしい」とのことでありました。

 また、当局からは所得税法第56条等の趣旨などについての説明がありました。

 委員からは、「今、青色申告、白色申告、どちらも差がなくなってきており、損益計算ができるものをしっかりと整えて行われているということである。この所得税法第56条の意味が既になくなってきている。家族従業員の給与を経費にするというのは世界の流れでもある」「日本国憲法第13条個人の尊重、法第14条法の下の平等、法第24条行政の平等及び男女共同参画社会基本法の中でも、このような条項については家族従業員の給与も認めるべきである」「この所得税法第56条は、租税回避防止策として制定されたものであるようだ。これはシャウプ勧告にもあるようだが、世帯を課税単位としてとらえているという問題もある。社会が大きく変容する中で、同一生計であるということだけで家族に支払う対価の経費制を認めないという規定は、若干そぐわなくなってきている。「国会では、税制担当の財務副大臣などが、今までは「研究する」というところから、「検討する」というところまで踏み込んできているようだ」「所得税法第56条の最大の矛盾は、家族従業員の給料対価を経費として認めないこと。実際に働いている人間の正当な給料を税法上否定しているということである。所得税法第56条は、一部の意図的な脱税、脱法的な所得分割を防ぐために、実際まじめに働いている家族給与まで規定してしまっているというところに問題がある」など、採択すべきとの意見が出されたところであります。

 また、「基本的に所得税法第56条があり57条がある。要するに事業者から対価を受ける親族がある場合、必要経費の特例というのが第56条なわけであるが、しかしその反面、事業所得のある方には青色申告制度もあり、そういった制度に沿って進めていただければ、その必要性はない」「所得税法第56条には不動産所得、事業所得あるいは山林所得の計算上、配偶者その他の親族の経費は認めていない。算入されていないということにはなっているが、反面、専従者の当該事業にかかわるそれぞれの所得の金額は、計算上、必要経費は算入するという立場からすれば、このことについては解消できるものと考えられている。配偶者についても、他の家族にしても、一定の控除額が示されているというのは、白色申告にとっての一つのセーフティネットかと感じている。それ以上の必要経費となると、やはり青色申告でよいのではないか」「所得税法第56条については、本来の趣旨が、家族を単位として所得を分散して不当に課税を逃れる租税回避行為が懸念されるが、これが趣旨だということなので、これに限定して解釈をするのであれば、そのまま残っていてもよい。一方で、経済状況、社会、家族の状況が変わってきて、しかも青色申告でも白色申告でも、どちらでもよいというのであれば、青色申告を選択すれば不利益はこうむらないということも考えられ、第56条が廃止されても廃止されなくても、考え方は一つである」「いずれ不当に課税を逃れるという趣旨だけを取り上げるのであれば、この第56条は廃止の必要はない」などという意見も出されたところであります。

 以上のことを踏まえ、審査を進めた結果、請願の趣旨である家族従事者の人権保障のため所得税法第56条の廃止を求めることについては、採択とする意見、不採択とする意見があり、採決の結果、多数をもって本請願は不採択とするべきものであると決しました。

 次に、第5号陳情改正貸金業法の早期完全施行等を求めることについて、提出者は花巻市花城町12番6号、小山田司法書士事務所、司法書士、渡部彰さんほか1名であります。

 趣旨につきましては、既に配付されております文書表のとおりでありますので、省略させていただきます。

 本委員会では、3月5日に参考人を招請し、請願趣旨の説明をいただき、慎重に審査を行ったところであります。

 参考人からは、「改正貸金業法を早期に完全施行すること。自治体での多重債務相談体制の整備のため相談員の人件費を含む予算を十分確保することなど相談窓口の拡充を支援すること。個人及び中小事業者向けのセーフティネット貸し付けをさらに充実させること。ヤミ金融を徹底的に摘発することについて国会及び政府に対し意見書を提出することを採択していただきたい」とのことでありました。

 また、当局からは改正貸金業法等の背景、関連して花巻市の現状と今後の対応などについての説明がありました。

 委員からは、「多重債務問題が消費者問題として大きな位置を占めているということ。また、花巻市でも昨年532件の相談があったということで、依然として大きな課題だと思う。こういったものに対する対策強化は本当に緊急に求められていると思う」「憲法が保障する健康で文化的な最低限度の生活を実現していくためには、まずもって国民が高利貸しから借金しなくても生活ができるような社会環境の整備が必要であると思う」という意見も出されたところであります。

 以上のことを踏まえ、審査を進めた結果、陳情提出者の願意は十分理解できるということで意見の一致を見、採決の結果、全会一致をもって採択するべきものであると決しました。

 以上で報告を終わります。



○議長(高橋淑郎君) 次に、第5号請願家族従事者の人権保障のため所得税法第56条の廃止を求めることについてに対する少数意見者の報告を求めます。

 照井明子さん。

    (照井明子君登壇)



◆13番(照井明子君) 第5号請願家族従事者の人権保障のため所得税法第56条の廃止を求めることについて、少数意見を述べます。

 法律の一つにすぎない所得税法が、なぜ人間が実際に労働したという事実を否定することができるのか。所得税法第56条の最大の矛盾は、家族従業員の給与を経費として認めないこと、つまり実際に働いている人間の正当な給与を税法上否定していることにあります。仮に、家族従業員が世間的な常識での評価として年間150万円の給与に匹敵する労働をしても、所得税法第56条のもとでは、妻の場合、事業専従者控除額86万円、その他親族の場合は50万円だけしか認めない、これは家族従業員の人格を税法上否定していることになります。ここに大きな問題があります。

 青色申告にすればよいという意見があります。青色申告制度とは、一定の帳簿、書類を備えつけ記帳したものに対し、税制上の各種の特権を与えようとするもので、第56条の例外として家族従業員の給与を必要経費に認めています。実際行われた人間の労働について、税務当局が申告形式をもって認めるとか認めないとか勝手に判断すること自体、おごりです。所得税法第56条の目的と青色申告なら認めるという例外規定の間には全く整合性がありません。

 財務省によれば、所得税法第56条の目的は、中小企業が家族に給与を支払う形をとって意図的に所得分割を行い、納税額を低くするのを防止することにあります。もちろん、労働の実態がないのに、家族への給与を支払ったりすることなどはあってはならないことです。しかし、所得税法第56条は、一部の意図的、脱法的な所得分割を防ぐために、実際まじめに働いている家族の給与まですべて否定してしまっていることに問題があります。

 また、岩手県男女共同参画推進条例第15条にも、「家族従業員は適正な評価を受けるもの」と明記をされております。

 以上によりまして、家族従業員の人権保障のため所得税法第56条の廃止を求める本請願は採択されるべきものと主張をいたします。



○議長(高橋淑郎君) これより、ただいまの委員長報告及び少数意見者の報告に対する質疑に入ります。

 質疑の方ありませんか。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 所得税法の56条の廃止についての請願について、総務常任委員長にお伺いをいたします。

 3度にわたる慎重な審議ということで、その間の御努力には敬意を表するものではありますが、不採択とするという御報告でございましたが、御意見、質疑等は、今の委員長報告、さらに少数意見で示されましたので、細部にわたって議論されたものと思います。そこで、こういうことは議論されたのでしょうかということだけをお伺いいたします。

 例えば家族労賃の問題でありますが、私はこれは青色申告、白色申告という問題ではなくて、家族労賃をどう見るのかということがポイントだと思うんですが、今、新政権で農政の一つとして戸別所得補償政策が進められようとしております。これは進められるべき政策だとは思いますが、家族労賃が8割という算入で進められようとしております。不十分な算出ではありますけれども、農政においては、農業で家族労賃は認めるということが方向として出ているわけでありますが、所得税法の56条で、商工業者の場合は家族労賃は認めないということなんです。ですから、その辺の関係で対比したといいますか、そういう農政との関係での議論はあったかなかったか、それだけをお聞きいたします。



○議長(高橋淑郎君) 山本純雄君。



◆総務常任委員会委員長(山本純雄君) そういう個別のような比較とか、そういう話はほとんど出ませんでした。実際言いまして、委員のほとんどは、青色申告さえすれば何の不利益も受けないのではないかという意見が多数でございました。



○議長(高橋淑郎君) ほかに質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(高橋淑郎君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 所得税法第56条の廃止を求める請願は、採択すべきと考えます。

 この問題は、青色申告、白色申告ということではございません。先ほどの質疑の中でも、私、指摘しましたように、家族の労賃を認めるのか、これを人権として尊重するのかという問題だと思います。新政権における農政の一つである戸別所得補償政策の中ですら、労賃を認めているのに、商工業者は家族労賃を認めないということは、これは首尾一貫性に欠けると思います。

 産業はすべて同じと考えますので、私は所得税法56条を廃止する請願は採択すべきと主張いたします。

 終わります。



○議長(高橋淑郎君) ほかに討論の方ありませんか。

 藤原晶幸君。



◆4番(藤原晶幸君) 私は、第5号請願家族従事者の人権保障のため所得税法第56条の廃止を求めることについてにつきまして、不採択すべきであるという委員長報告に賛成という立場で討論をさせていただきます。

 配偶者にしても他の家族にしても、一定の控除額が示されているのは、白色申告にとっての一つのセーフティネットであると考えております。また、それ以上の経費となると、青色申告を選択することでよいのではないかと端的に考えます。

 それから、基本的に所得税法第56条があり第57条があるということで、要するに事業者から対価を受ける親族がある場合、必要経費の特例というのが第56条なわけであります。しかしその反面、事業所得のある方には青色申告制度もありますし、そういった制度にのって進めていただければ、所得税法第56条を廃止する必要はないのではないかと考える次第であります。

 このようなことから、第5号請願につきましては不採択すべきであるという委員長報告に賛成するという意見であります。

 以上で討論を終わります。



○議長(高橋淑郎君) ほかに討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(高橋淑郎君) これより採決いたします。

 第5号請願家族従事者の人権保障のため所得税法第56条の廃止を求めることについては、少数意見者の報告及び反対討論がありましたので、起立により採決をいたします。

 本件に対する委員長の報告は、不採択とすべきであるとするものであります。

 したがって、原案について採決をいたします。

 第5号請願家族従事者の人権保障のため所得税法第56条の廃止を求めることについてを採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(高橋淑郎君) 起立少数であります。よって、第5号請願家族従事者の人権保障のため所得税法第56条の廃止を求めることについては、委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。



○議長(高橋淑郎君) 次に、第5号陳情改正貸金業法の早期完全施行等を求めることについてに対する委員長の報告は、採択すべきであるとするものであります。

 委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、第5号陳情は委員長報告のとおり採択することに決しました。



○議長(高橋淑郎君) 次に、福祉常任委員会に付託中の第2号請願後期高齢者医療制度の廃止を求めることについてを議題とし、同委員長の報告を求めます。

 福祉常任委員会委員長、鎌田政子さん。

    (福祉常任委員会委員長 鎌田政子君登壇)



◆福祉常任委員会委員長(鎌田政子君) 本委員会に付託されておりました次の請願の審査が終了いたしましたので、審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 第2号請願後期高齢者医療制度の廃止を求めることについて、提出者は、盛岡市本町通り二丁目1−36、岩手県社会保障推進協議会会長、高橋八郎さんほか1名であります。紹介議員は、照井明子さん、櫻井肇さんであります。

 趣旨につきましては、既に配付されております文書表のとおりでありますので、省略させていただきます。

 本請願につきましては、3月8日、健康こども部長、国保医療課長の出席を求め、慎重に審査を行ったところであります。

 当局からは、「国では、後期高齢者医療制度を平成25年3月までに廃止し、平成25年4月から新たな高齢者医療制度に移行することが適当であると考え進められている。また、現行制度を廃止して、もとの老人保健制度に戻すことは、事務処理量増加による事務の煩雑化、システム改修や被保険者情報の移管に伴う経費を多額に要することなどが想定されている」など国の動向についての説明がありました。

 委員からは、「新政権となって後期高齢者医療制度を廃止すると打ち出し、新たな高齢者医療制度の創設を検討しているときでもあり、もとの老人保健制度に戻すことは好ましくない」「もとの老人保健制度から後期高齢者医療制度になったのは、事実として市町村財政を圧迫したことによる財政上の問題が大きな要因であり、前の制度に戻すことは、それまで費やした経費が無駄に終わることになる」「国・県・市町村など財政的に厳しい中、高齢者医療制度を持続して安定的な運営をすることが求められる」などの意見が出されたところであります。

 以上のことを踏まえて審査を進めた結果、後期高齢者医療制度を廃止して新たな高齢者医療制度を構築していくスケジュールも決まっている段階にあり、もとの老人保健制度に戻すことは地方自治体の財政状況を圧迫させることになるため、不採択とすべきということで意見の一致を見、採決の結果、不採択とすべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。



○議長(高橋淑郎君) これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対し、質疑の方ありませんか。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) それでは、1点お伺いいたします。

 この後期高齢者医療制度、なぜこのくらい批判が出ているのかということであります。これは新政権になる一つの要因になったわけでありますが、75歳を境になぜ保険が別立てで、保険証も別、差別されるのかということが、国民の大きな批判のもとなわけでありますが、お伺いしたいのは、新たな後期高齢者医療制度が国で検討されているということが、委員会の中で話し合われたということでありますが、そうしますと、新たな高齢者医療制度をつくることは、今、政府のほうは65歳以上にするという案が徐々に固まってきております。これになりますと、75歳で差別されるのが65歳でいわば差別を拡大するということになると思いますけれども、この点についての御意見なり質疑なりというのは、委員会の中であったのかどうかということをお聞きします。



○議長(高橋淑郎君) 鎌田政子さん。



◆福祉常任委員会委員長(鎌田政子君) お答えいたします。

 現政権は新たな高齢者医療制度を構築するという報告がありますけれども、この高齢者医療制度について当委員会としては特に意見は出ませんでした。



○議長(高橋淑郎君) ほかに質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(高橋淑郎君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 現在審議されております後期高齢者医療制度廃止の問題でありますが、この最大の問題は、75歳を境に差別されるということに不満と批判があり、政権が交代した主たる要因の一つでもあります。

 請願者が言う、「老人保健制度に戻せ」ということは老人保健制度が正しいと言っているのではなくて、後期高齢者医療制度を廃止した後、過渡期の措置として、とりあえず老人保健制度に戻してほしいと言っているのでありますので、願意は妥当と考えます。



○議長(高橋淑郎君) ほかに討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(高橋淑郎君) これより採決いたします。

 第2号請願後期高齢者医療制度の廃止を求めることについては、反対討論がありましたので、起立により採決をいたします。

 本件に対する委員長の報告は、不採択とするべきであるとするものであります。

 したがって、原案について採決をいたします。

 第2号請願後期高齢者医療制度の廃止を求めることについてを採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(高橋淑郎君) 起立少数であります。よって、第2号請願は委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。



○議長(高橋淑郎君) ここで、11時15分まで休憩をいたします。

     午前11時4分 休憩

     午前11時15分 開議



○議長(高橋淑郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 委員長報告を続行いたします。



○議長(高橋淑郎君) 次に、産業建設常任委員会に付託中の第1号請願最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求めることについて、第3号請願米価の下落に歯止めをかけ、再生産できる米価の実現を求めることについて及び第4号請願EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推進に反対することについての3件を一括議題とし、同委員長の報告を求めます。

 産業建設常任委員会委員長、藤原米光君。

    (産業建設常任委員会委員長 藤原米光君登壇)



◆産業建設常任委員会委員長(藤原米光君) 本委員会に付託されておりました次の請願の審査が終了いたしましたので、審査の経過と結果について御報告を申し上げます。

 初めに、第1号請願最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求めることについて、提出者は、盛岡市本町通り二丁目1番36号、岩手県労働組合連合会議長、鈴木露通さんほか1名であります。紹介議員は櫻井肇君であります。

 趣旨につきましては、既に配付されております文書表のとおりでありますので、省略させていただきます。

 本請願につきましては、3月8日、参考人を招請し御意見をお伺いするとともに、商工観光部長及び商工労政課長の出席を求め、慎重に審査を行ったところであります。

 参考人からは、「若い人たちは、みんなのために尽くしたいとか働きたいという意欲はあるが、賃金が安いことで敬遠されている職種があるので、賃金の値上げなどを考えていただきたい。岩手県の地域別最低賃金は631円だが、1カ月の給料に計算すると10万円から15万円であり、いくら結婚しなさいと言っても不安で結婚できない。まして、私たちが願っている少子化の改善にもつながらない。今の現状は価格も賃金も下げざるを得ないという悪循環をつくっている。最低賃金を大幅に引き上げ、働く貧困層をなくし、早急に日本経済の景気回復への道を導くため、最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求める意見書を国に提出していただきたい」とのことでありました。

 当局からは、最低賃金制度の概要、地域別最低賃金と産業別最低賃金の現状などについて説明がありました。

 委員からは、「最低賃金1,000円ということをきちっと打ち出すことで底上げができる」「中小企業は本当に大変なわけで、この支援策の拡充はしっかりやっていただきたい」「最低賃金を1,000円に引き上げるとした場合に、中小企業のダメージもあるので、中小企業支援策の拡充という部分でバランスをとっていただきたい」などの意見が出されたところであります。

 以上のことを踏まえて審査を進めた結果、本請願提出者の願意は十分に理解できるものであるということで意見の一致を見、採決の結果、全会一致をもって採択すべきものと決しました。

 次に、第3号請願米価の下落に歯止めをかけ、再生産できる米価の実現を求めることについて、提出者は、花巻市太田67−41、花北農民組合代表、小原昭栄さんであります。紹介議員は照井明子さんであります。

 趣旨につきましては、既に配付されております文書表のとおりでありますので、省略させていただきます。

 本請願につきましては、3月8日、参考人の招請をし、御意見をお伺いするとともに、農林水産部長及び農政課長の出席を求め、慎重に審査を行ったところであります。

 参考人からは、「今回の新しい戸別所得補償は、面積単位で10アール当たり1万5,000円を交付するものである。全国平均で540キログラムに換算すると1俵当たり1,660円であり、現在の米価と合わせても1万3,703円にしかならない。また、政府が国の需要と価格の安定に責任を持たないもので、所得補償を実施することにより、補てんを見越した大手流通資本などによる価格破壊や買いたたきを招くおそれがあるとの懸念も広まっている。価格と需要を安定させるため、米価の下落に歯どめをかけ、再生産できる米価の実現を求める意見書を国へ提出していただきたい」とのことでありました。

 当局からは、農林水産統計による米の生産費、米戸別所得補償モデル事業の概要、平成22年度農林水産予算概要などについて説明がありました。

 委員からは、「農家が持続的な生産を続けるため、生産費を補償することは非常に大事であり、農家に対する所得補償はやはり100%補償するのが妥当である」「国としての戦略的な備蓄というものはある程度必要である」「ミニマムアクセス米については、既に一昨年の12月に意見書を、「輸入しないこと」と今回の表現より強い表現で国に提出している経緯もあり、問題ない」。その一方、「請願事項第1項は、単年度の生産費で賄うのではなく全算入生産費とするべきであり、不採択とすべき」「請願事項第2項は、後半の16万トンの買い入れが実施済みであり、不採択すべき」などの意見が出されたところであります。

 以上のことを踏まえて審査を進め、採決の結果、請願事項中、「第3項 ミニマムアクセス米の受け入れ時に国内の米の需給に影響を与えないとした政府公約を守り、最低限、主食用のSBS(同時売買契約)や需要のないミニマムアクセス米の輸入を削減すること」の項目については採択とし、「第1項 「米戸別所得補償モデル事業」の補償単価を2008年産米の全算入生産費である1俵当たり1万6,497円相当に引き上げること。第2項 米備蓄300万トンと棚上げ備蓄を実現するとした民主党の総選挙マニフェストを踏まえ、適正な備蓄運営を行うこと。2009年2月にルールを無視して集荷円滑化事業対策米として買い入れた10万トンと、備蓄米のうち超古米となっている2005年産米などの19万トンを主食用以外に処理すること。これに見合う量の備蓄米を当面の買い入れ目標である16万トンに加えて買い入れること。買い入れに当たっては生産費を賄う価格水準とすること」の項目については不採択とすることに決しました。

 よって、本請願については一部採択すべきものと決しました。

 次に、第4号請願EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推進に反対することについて、提出者及び紹介議員は第3号請願に同じでありますので省略させていただきます。

 趣旨につきましては、既に配付されております文書表のとおりでありますので、省略させていただきます。

 本請願につきましては、3月8日、参考人を招請し、御意見をお伺いするとともに、農林水産部長及び農政課長の出席を求め、慎重に審査を行ったところであります。

 参考人からは、「日豪、日米のEPA、FTAは、日本農業に破壊的な打撃をもたらすことは明らかであり、容認できない。特に日米FTAについては、主要農産物を除外すると言いますが、相手国のねらいは農産物の関税を撤廃することである。一たん交渉が始まったら取り返しのつかない事態を招くことが懸念される。食料をさらに外国に依存する政策と決別し、40%程度にすぎない食糧自給率を向上させるため、EPA、FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推進に反対する意見書を国に提出していただきたい」とのことでありました。

 当局からは、EPA、FTA交渉の現状について説明がありました。

 委員からは、「FTA交渉が決まることによって日本の農業は大きな打撃を受けるだろうと予測できる。特に農産物に限って言えば、やはり高い関税率を設定して、自国の農産物を守っていくという姿勢は当然必要である」「果たしてアメリカは農産物を外したFTA交渉にのってくれるかというと非現実的な問題であり、当然、その交渉に臨んでもらいたくないのが農家の偽らざる気持ちである」「一たん交渉の机に着くようなことがあると、なし崩しに攻め立てられるのは明らかなので、この段階では交渉を行うべきではない」などの意見が出されたところであります。

 以上のことを踏まえて審査を進めた結果、本請願提出者の願意は十分に理解できるものであるということで意見の一致を見、採決の結果、全会一致をもって採択すべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。



○議長(高橋淑郎君) これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対し、質疑の方ありませんか。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 1点だけお聞きいたしますが、それは請願事項の第1項目であります。請願者の願っているところは、米戸別所得補償モデル事業という、来年度から始まるこのモデル事業についてのみ限定しての請願なのであります。今、委員長の御報告では、全生産費を国が補償するべきだということでございました。この点については異存はございませんが、この請願は、来年度始まるモデル事業が出発点になりますから、モデル事業に限って補償単価を2008年産米の算入生産費で引き上げてほしいということなのでありますが、ちょっと請願の願意と報告とが違うように私には思われましたが、その点についてお願いをいたします。



○議長(高橋淑郎君) 藤原米光君。



◆産業建設常任委員会委員長(藤原米光君) このことにつきましては、いろいろ委員会の中で話し合われたわけでございますが、2008年の単年だけの計算ではなくて、3年の生産費の平均単価でやるのが妥当だろうと。極端に言いますと、2008年は肥料の高騰等があったりして、いろいろあるわけですから、その辺を踏まえてこういう結果が出たわけでございます。



○議長(高橋淑郎君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 今言われたとおりであります。2008年産米というのは、これは経費が非常に高騰している、飼料も上がるという状況の中でありますから、今報告にありましたように、以前のものを算入の根拠といたしますと、この算入の金額、生産費の金額は、1万6,497円にはいかないということになりませんでしょうか。



○議長(高橋淑郎君) 藤原米光君。



◆産業建設常任委員会委員長(藤原米光君) 委員会では、その単価についてまでは話し合われませんでしたが、いずれ単年度だけでは算出の基準にはならないということでございます。



○議長(高橋淑郎君) ほかに質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(高橋淑郎君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 第3号請願米価の下落に歯止めをかけ、再生産できる米価の実現を求めることについては、ただいま委員長から一部採択という報告がございましたが、私はすべて採択すべきであると考えます。

 まず第1点でありますが、戸別所得補償モデル事業の補償単価は2008年産米の1万6,497円に引き上げないと、今後もっとこれが低くなると考えます。これを基本とすべきだということが1点であります。

 それから2点目の、不採択とすべきという報告がありました政府の米の買い入れであります。これは既に政府で買い入れているから不採択だということでございましたが、これは請願者が請願書を提出した後に政府が実施したものであって、請願者の瑕疵ではないと考えます。ですから、これは請願の趣旨に沿ったことが政府で行われたということでありますし、意見書までは必要ないわけでありますけれども、請願事項としては正しいと考えます。よって全面採択と考えます。

 以上です。



○議長(高橋淑郎君) ほかに討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(高橋淑郎君) これより採決をいたします。

 ただいまの委員長報告のうち、第1号請願最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求めることについて及び第4号請願EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推進に反対することについての2件に対する委員長の報告は、採択すべきであるとするものであります。

 委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、第1号請願及び第4号請願は委員長報告のとおり採択することに決しました。



○議長(高橋淑郎君) 次に、第3号請願米価の下落に歯止めをかけ、再生産できる米価の実現を求めることについてに対する委員長報告は、一部採択とすべきであるとするものであり、項目別に採決をいたします。

 請願事項の第3項、「ミニマムアクセス米の受け入れ時に国内の米の需給に影響を与えないとした政府公約を守り、最低限、主食用のSBS(同時売買契約)や需要のないミニマムアクセス米の輸入を削減すること」に対する委員長の報告は、採択とすべきであるとするものであります。

 請願事項の第3項を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、請願事項の第3項は委員長報告のとおり採択することに決しました。



○議長(高橋淑郎君) 次に、請願事項の第1項、「「米戸別所得補償モデル事業」の補償単価を、2008年産米の全算入生産費である1俵当たり1万6,497円相当に引き上げること」及び第2項、「米備蓄300万トンと棚上げ備蓄を実現するとした民主党の総選挙マニフェストを踏まえ、適正な備蓄運営を行うこと。2009年2月にルールを無視して集荷円滑化対策米として買い入れた10万トンと、備蓄米のうち超古米となっている2005年産米などの19万トンを主食用以外に処理すること。これに見合う量の備蓄米を当面の買い入れ目標である16万トンに加えて買い入れること。買い入れに当たっては生産費を賄う価格水準とすること」に対する委員長報告は、不採択とするべきであるとするものであり、反対がありましたので、原案について起立により採決をいたします。

 請願事項の第1項及び第2項を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(高橋淑郎君) 起立少数であります。よって、請願事項の第1項及び第2項は委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。



○議長(高橋淑郎君) 日程第2、選挙第1号岩手県後期高齢者医療広域連合議員の選挙を行います。

 お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。

 お諮りいたします。指名の方法は、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。

 岩手県後期高齢者医療広域連合議員に、高橋好尚君を指名いたします。

 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました高橋好尚君を当選人と定めることに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した高橋好尚君が当選人と決しました。

 当選されました高橋好尚君が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定により告知をいたします。



○議長(高橋淑郎君) 日程第3、選挙第2号花巻市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙を行います。

 花巻市選挙管理委員会委員及び補充員について、地方自治法第182条第1項及び第2項の規定により選挙を行うものであります。

 お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。

 お諮りいたします。指名の方法は、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。

 選挙管理委員会委員に、奥山隆君、昆野大樹君、大原皓二君、菅忠孝君、補充員に、内舘勝人君、佐々木一夫君、永井紳逸君、一ノ倉豊君を指名いたします。

 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました方々を、それぞれ選挙管理委員会委員及び補充員の当選人と定めることに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたした方々は、それぞれ選挙管理委員会委員及び補充員に当選されました。

 なお、補充員の補充の順序については、指名した順序でありますので御了承願います。



○議長(高橋淑郎君) お諮りいたします。本日審議予定となっております日程第4、議案第41号花巻市国営土地改良事業負担金徴収条例の一部を改正する条例から、日程第12、人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについてまで、日程第21、派遣第1号議員の派遣について及び日程第22、派遣第2号議員の派遣についての11件については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに審議したいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第41号花巻市国営土地改良事業負担金徴収条例の一部を改正する条例から、日程第12、人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについてまで、日程第21、派遣第1号議員の派遣について及び日程第22、派遣第2号議員の派遣についての11件については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに審議することに決しました。



○議長(高橋淑郎君) 日程第4、議案第41号花巻市国営土地改良事業負担金徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。

 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 議案第41号花巻市国営土地改良事業負担金徴収条例の一部を改正する条例について、御説明を申し上げます。

 本条例は、土地改良負担金償還特別緊急支援対策事業の実施に伴い、負担金に係る償還利子分について助成措置がなされますことから、所要の改正をしようとするものであります。

 改正の内容について御説明いたします。お手元に配付しております議案第41号資料もあわせてごらんくださるようお願いいたします。

 土地改良負担金償還特別緊急支援対策事業につきましては、3月8日に全国土地改良事業団体連合会より計画の承認がありまして、平成21年度から平成23年度までの特例措置として、徴収負担金の積算の基礎となる水田10アール当たりの単価を、条例に定める5万5,000円以下で別に定めることを附則に加えるものであります。

 次に、施行期日でありますが、本条例は公布の日から施行しようとするものであります。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(高橋淑郎君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(高橋淑郎君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(高橋淑郎君) これより採決いたします。

 議案第41号花巻市国営土地改良事業負担金徴収条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。



○議長(高橋淑郎君) 日程第5、議案第42号公用車の交通事故に係る損害賠償事件に関する和解及び損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてを議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。

 菊池石鳥谷総合支所長。



◎石鳥谷総合支所長(菊池康博君) 議案第42号公用車の交通事故に係る損害賠償事件に関する和解及び損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてを御説明申し上げます。

 本議案は、公用車の交通事故による損害賠償事件でありまして、その損害賠償額の決定及び和解について、地方自治法第96条第1項第12号及び同項第13号の規定により、議会の議決を求めるものであります。

 議案第42号資料もあわせてごらんくださるようお願いいたします。

 事故の状況でありますが、平成22年1月5日午後0時35分ごろ、除雪作業のため市道北寺林66号線を西進していた本市職員の運転するショベルローダーが、花巻市石鳥谷町大瀬川第16地割320番地先の県道盛岡石鳥谷線との交差点において、優先道路を南進中の相手方車両に気づかず同交差点に進入したため接触し、相手方車両の前面を破損させたものであります。

 損害賠償額及び和解の内容は議案のとおりであります。

 なお、花巻市が賠償金として支払う60万6,759円は、市からの持ち出しはなく、全額、加入しております社団法人全国市有物件災害共済会の保険から支払われるものであります。

 公用車を初めとする車両の運行に際しまして、今後なお一層、道路交通法の遵守はもちろんのこと、細心の注意のもと安全に努めるよう指導してまいりたいと存じます。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。



○議長(高橋淑郎君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) お聞きしたい点はこの中身ではございません。この前からちょっと気になっていることなので、この機会にお伺いいたしますが、ただいまこの損害賠償事件に関する和解と、交通事故について、総合支所長が御説明をいただきました。そして、今後は交通安全の指導に努めるというお話もございました。

 それでお聞きしたいのは、これはどなたがお答えになっても結構でございますが、そうしますと、少なくとも除雪に関しては、総合支所が出動などを指示するという体制になっているものなんでしょうか。



○議長(高橋淑郎君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) お答えいたします。

 前段の部分で1つ、こういう公用車の事故がなかなか減らないということで、各部局ともいろんな形の手だてをして事故防止を浸透させようという趣旨で、全庁挙げて取り組みをさせていただいております。ただいまの除雪の関係の指示については、担当部でありますけれども、職員の服務等、管理等、そういう部分も総合支所では担っておりますので、その部分では総合支所も関係しているものと思ってございます。



○議長(高橋淑郎君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) それでは別の件ですが、これは市の所有によるショベルローダーの事故だったのでありますが、それでは、仮にではありますが、委託している業者がこういう事故を起こした場合は、どうなるのかということをお聞きします。



○議長(高橋淑郎君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) その辺につきましては、多分、責任の所在、明確な形でという取り扱いの御指摘だろうと思いますので、これはなお御発言の趣旨を踏まえて内部でも検討させていただきたいと存じます。



○議長(高橋淑郎君) ほかに質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(高橋淑郎君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(高橋淑郎君) これより採決いたします。

 議案第42号公用車の交通事故に係る損害賠償事件に関する和解及び損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。



○議長(高橋淑郎君) 日程第6、議案第43号平成21年度花巻市一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。

 亀澤政策推進部長。



◎政策推進部長(亀澤健君) 議案第43号平成21年度花巻市一般会計補正予算(第10号)について御説明申し上げます。

 本補正予算は、歳入歳出予算の補正及び繰越明許費の補正の2つの事項から成っておりまして、国の2次補正予算に係る地域活性化・きめ細かな臨時交付金の第2次配分に対応する事業が主な内容であります。

 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,308万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ479億4,432万2,000円とするものであります。

 繰越明許費の補正につきましては、2件を追加し、1件を変更するものであります。

 以下、歳入歳出予算の補正につきましては、事項別明細書により御説明申し上げます。

 8ページをお開き願います。

 2歳入、10款地方交付税、1項地方交付税、1目地方交付税、1節地方交付税336万3,000円は、収入見込み増であります。

 14款国庫支出金、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、7節地域活性化・きめ細かな3,048万3,000円は、決定による増であります。

 15款県支出金、3項県委託金、3目衛生費県委託金、2節地域クリーンエネルギー調査・活用923万6,000円は、地域クリーンエネルギー調査・活用事業に対する県委託金であります。

 次に、10ページをお開き願います。

 3歳出、4款衛生費、1項保健衛生費、5目環境衛生費923万6,000円は、国の2次補正予算に係る緑の分権改革推進事業を受けて、太陽光などの再生可能エネルギーの調査及び活用策の実証に要する岩手県からの委託事業であります。

 9款消防費、1項消防費、1目常備消防施設費2,040万6,000円は、花巻消防署第2車庫の整備に関連した用地取得経費であります。

 10款教育費、6項保健体育費、2目体育施設費1,344万円は、石鳥谷体育館の耐震改修経費であります。

 4ページにお戻り願います。

 第2表繰越明許費補正、1つ目は追加であります。

 4款衛生費、1項保健衛生費、地域クリーンエネルギー調査・活用事業923万6,000円は、国の2次補正に対応し繰り越すものでありますが、平成23年2月の完成を見込んでおります。

 10款教育費、6項保健体育費、石鳥谷体育館耐震改修事業1,344万円は、地域活性化・きめ細かな臨時交付金の第2次配分に対応し繰り越すものでありますが、平成22年6月の完成を見込んでおります。

 次に、変更であります。

 9款消防費、1項消防費、花巻消防署第2車庫改築整備事業は、事業費の追加計上に伴い金額を変更するものであります。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。



○議長(高橋淑郎君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 11ページでよくわからない点がありますので、もう少し立ち入ってお伺いしたいと思います。

 県の委託事業という説明でございました。この地域クリーンエネルギー調査・活用事業費923万6,000円について、詳細にもう少し詳しくお伺いしたいということであります。

 それからもう1点は、石鳥谷体育館の耐震工事でございますが、公共施設、特に災害時に住民が避難場所となっているようなところの公共施設の耐震工事はどうなっているのか、必要がありながら未改修というところはないのかどうか。

 この2点についてお聞きします。



○議長(高橋淑郎君) 菊池生活福祉部長。



◎生活福祉部長(菊池保守君) 地域クリーンエネルギー調査に関連してのお尋ねにお答えいたします。

 この地域クリーンエネルギーの調査につきましては、先ほど提案理由の説明でもございましたとおり、このたびの国の第2次補正予算ということで、総務省が緑の分権改革推進事業ということで盛り込んだものであります。この目的でございますけれども、クリーンエネルギーなどの地域資源を最大限活用する仕組みを官民で工夫して地域活性化につなげるという目的でございます。

 この緑の分権改革推進事業の概要でございますけれども、地域で利用可能な再生エネルギー量調査を希望する自治体を総務省が募集をいたしまして、この調査に要する経費の全額を委託という形で交付するというものであります。本市ではこれに応募いたしまして、このほど認められたというものであります。

 本市におけるクリーンエネルギー調査の概要でございますけれども、1つは太陽光、小水力、これらのクリーンエネルギー量の調査をしたいと考えております。それからもう1つは、新エネルギー導入に向けた意向調査を行っていきたい。3つ目は新エネルギー導入に向けたガイドブックを作成していきたいと。そしてさらには、地球温暖化防止に向けた市民の行動指針もあわせて作成したいと考えているところであります。

 以上であります。



○議長(高橋淑郎君) 伊藤総務部長。



◎総務部長(伊藤隆規君) 避難所の耐震化の関係でございますが、ただいまは順次計画的な形で改修に努めておりまして、特に一定規模以上の、1,500平米以上のものについては、特にも重要だということを言われておりますので、まずその部分の解消を、最優先に進めておりましてほぼ解消できる見通しになっていますが、そのほかの一部旧校舎を活用したり、いろんな形のものがある部分については、今後順次計画的に改修に努めてまいりたいと思ってございます。



○議長(高橋淑郎君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) クリーンエネルギーについて今説明がありましたが、どうもイメージがよくわかないわけなんですが、どういうことを想定して市はこれに応募したのでありましょうか。



○議長(高橋淑郎君) 菊池生活福祉部長。



◎生活福祉部長(菊池保守君) 市で応募した目的でございますけれども、先ほども申し上げましたが、いずれ国が推進する地球温暖化効果ガスの削減に向けまして、市といたしましても自然エネルギーの導入が不可欠であろうと判断をいたしたところであります。そこで、この自然エネルギーを導入する際には、さまざまな自然エネルギーがありますけれども、本市として最適なエネルギーの調査もあわせてやって、さらには具体的にこれの導入に向けたガイドブックを作成しながら、自然エネルギーの導入促進を図ることをねらいにこのたび応募をいたしたものであります。



○議長(高橋淑郎君) 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) すべてはこれからとお聞きいたしましたが、参考までにで結構ですけれども、県内で何自治体ぐらいがこれに応募しているか、御存じでありましたらばこの機会にお伺いしたいと存じます。



○議長(高橋淑郎君) 菊池生活福祉部長。



◎生活福祉部長(菊池保守君) お答えいたします。

 県内では3市2町、合わせて5市町が応募したと伺っております。



○議長(高橋淑郎君) 昼食の時間ではありますが、このまま議案審議を続行いたします。御協力をお願いいたします。

 ほかに質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(高橋淑郎君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(高橋淑郎君) これより採決いたします。

 議案第43号平成21年度花巻市一般会計補正予算(第10号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。



○議長(高橋淑郎君) 日程第7、議案第44号花巻市副市長の選任に関し同意を求めることについてを議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。

 大石市長。

    (市長登壇)



◎市長(大石満雄君) 議案第44号花巻市副市長の選任に関し同意を求めることについてを御説明申し上げます。

 副市長の選任につきましては、地方自治法第162条の規定により、議会の同意を得ることになっているものであります。

 現在、副市長として御尽力をいただいております佐々木稔氏は、本年3月31日をもって任期満了となりますが、市の行財政全般について精通しているとともに、行政運営に関する豊富な経験と知識を有していることから、適任と考え、引き続き副市長に選任いたしたく御提案申し上げ、議会の同意を求めようとするものであります。

 よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。



○議長(高橋淑郎君) お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、質疑、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、質疑、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。



○議長(高橋淑郎君) これより採決いたします。

 採決は起立によって行います。

 議案第44号花巻市副市長の選任に関し同意を求めることについては、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(高橋淑郎君) 起立多数であります。よって、議案第44号は原案のとおり同意することに決しました。



○議長(高橋淑郎君) ここで、副市長の選任に同意されました佐々木稔君よりあいさつの申し入れがありますので、これを許可します。

 佐々木副市長。

    (佐々木副市長登壇)



◎副市長(佐々木稔君) お許しをいただきましたので、一言ごあいさつを申し上げます。

 ただいまは選任議案に御同意を賜りまして、まことにありがとうございます。市長の補佐役として花巻市の発展、そして10万4,000人の市民の福祉の向上のため、全力で取り組んでまいる決意でございます。

 議員の皆様には従前にも増して御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして、簡単でございますが、ごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。



○議長(高橋淑郎君) 日程第8、議案第45号花巻市副市長の選任に関し同意を求めることについてを議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。

 大石市長。

    (市長登壇)



◎市長(大石満雄君) 議案第45号花巻市副市長の選任に関し同意を求めることについてを御説明申し上げます。

 現在、収入役として御尽力をいただいております高橋公男氏は、本年3月31日をもって収入役としての任期が満了となりますが、市の行財政全般について精通しているとともに、行政運営に関する豊富な経験と知識を有していることから、適任と考え、副市長に選任いたしたく御提案申し上げ、議会の同意を求めようとするものであります。

 御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(高橋淑郎君) お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、質疑、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、質疑、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。



○議長(高橋淑郎君) これより採決いたします。

 採決は起立によって行います。

 議案第45号花巻市副市長の選任に関し同意を求めることについては、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(高橋淑郎君) 起立多数であります。よって、議案第45号は原案のとおり同意することに決しました。



○議長(高橋淑郎君) ここで、副市長の選任に同意されました高橋公男君よりあいさつの申し入れがありますので、これを許可します。

 高橋副市長。

    (高橋副市長登壇)



◎副市長(高橋公男君) 一言御礼のごあいさつを申し上げたいと思います。

 ただいまは、私に対します人事議案に対しまして御同意を賜りまして、まことにありがとうございました。心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。躍動する花巻のまちづくりのために誠心誠意、大石市長の一翼を担いまして努力をしてまいる所存でございます。どうぞ皆様方におかれましては、これまで以上に御指導と御鞭撻をよろしくお願い申し上げる次第でございます。

 大変ありがとうございました。



○議長(高橋淑郎君) 日程第9、議案第46号花巻市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについてを議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。

 大石市長。

    (市長登壇)



◎市長(大石満雄君) 議案第46号花巻市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについてを御説明申し上げます。

 教育委員会委員の任命につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条の規定により、議会の同意を得ることとなっているものであります。

 現在、教育委員会委員として御尽力をいただいております及川宣夫氏は、本年3月31日をもって任期満了となりますが、経歴概要にありますように、現教育委員会教育長であり、教育行政全般について豊富な経験と知識を有していることから、適任と考え、引き続き教育委員会委員に任命いたしたく、御提案申し上げ、議会の同意を求めようとするものであります。

 御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(高橋淑郎君) お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、質疑、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、質疑、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。



○議長(高橋淑郎君) これより採決いたします。

 採決は起立によって行います。

 議案第46号花巻市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについては、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(高橋淑郎君) 起立多数であります。よって、議案第46号は原案のとおり同意することに決しました。



○議長(高橋淑郎君) ここで、教育委員会委員の任命に同意されました及川宣夫君よりあいさつの申し入れがありますので、これを許可いたします。

 及川教育長。

    (教育長登壇)



◎教育長(及川宣夫君) ただいまは、任命に当たりまして御同意を賜りまして、大変心から感謝申し上げます。

 今後におきましては、教育行政全般にわたり細心の注意を払い、そして教育の向上、人づくりになお邁進してまいりたいと存じております。

 皆様の今後ますますの御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げまして、あいさつとさせていただきます。



○議長(高橋淑郎君) 日程第10、議案第47号花巻市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについてを議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。

 大石市長。

    (市長登壇)



◎市長(大石満雄君) 議案第47号花巻市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについてを御説明申し上げます。

 現在、教育委員会委員として御尽力をいただいております菊池紀美子氏は、本年3月24日をもって任期満了となりますが、教育行政の運営について豊富な経験と知識を有し、人格、識見ともに優れておりますことから、適任と考え、引き続き教育委員会委員に任命いたしたく、御提案申し上げ、議会の同意を求めようとするものであります。

 よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。



○議長(高橋淑郎君) お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、質疑、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、質疑、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。



○議長(高橋淑郎君) これより採決いたします。

 採決は起立によって行います。

 議案第47号花巻市教育委員会委員の任命に関し同意を求めることについては、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(高橋淑郎君) 起立全員であります。よって、議案第47号は原案のとおり同意することに決しました。

 ここで、教育委員会委員の任命に同意されました菊池紀美子さんよりあいさつの申し入れがありますので、これを許可します。

 菊池紀美子さん。

    (菊池紀美子君登壇)



◎(菊池紀美子君) ただいまは御同意をいただきまして、まことにありがとうございました。

 4年間、微力ではございますが、花巻の子供たちのために頑張ってまいりたいと思います。どうぞ御指導のほどよろしくお願いいたします。



○議長(高橋淑郎君) 日程第11、議案第48号花巻市監査委員の選任に関し同意を求めることについてを議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。

 大石市長。

    (市長登壇)



◎市長(大石満雄君) 議案第48号花巻市監査委員の選任に関し同意を求めることについてを御説明申し上げます。

 監査委員の選任につきましては、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を得ることとなっているものであります。

 現在、監査委員のうち、識見を有する者の中から選任する委員として御尽力をいただいております高橋勲氏は、本年3月23日をもって任期満了となりますが、経歴概要にありますように、納税事務を初めとする行政全般について豊富な経験と知識を有し、人格、識見ともに優れておりますことから、適任と考え、引き続き監査委員に選任いたしたく、御提案申し上げ、議会の同意を求めようとするものであります。

 よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。



○議長(高橋淑郎君) お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、質疑、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、質疑、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。



○議長(高橋淑郎君) これより採決いたします。

 採決は起立によって行います。

 議案第48号花巻市監査委員の選任に関し同意を求めることについては、これに同意することに賛成諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(高橋淑郎君) 起立全員であります。よって、議案第48号は原案のとおり同意することに決しました。

 ここで、監査委員の選任に同意されました高橋勲君よりあいさつの申し入れがありますので、これを許可します。

 高橋監査委員。

    (監査委員登壇)



◎監査委員(高橋勲君) 一言ごあいさつを申し上げさせていただきます。

 ただいまは、監査委員の選任につきまして御同意を賜りましてまことにありがとうございました。心から厚く御礼を申し上げます。

 監査委員の職務につきましては、現下の厳しい社会経済情勢の中で、その重要性がますます増大されてきているところでございまして、その責任の重大さを実感いたしているところでございます。したがいまして、今後とも市民の皆様方の信頼をいただけるよう、監査業務に全力を傾注してまいりたいと考えておりますので、議員各位の御指導を賜りますようお願い申し上げまして、一言御礼のごあいさつにかえさせていただきます。

 本日はまことにありがとうございました。



○議長(高橋淑郎君) 日程第12、議案第49号人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについてを議題といたします。

 提出者から説明を求めます。

 佐々木副市長。

    (副市長登壇)



◎副市長(佐々木稔君) 議案第49号人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについてを御説明申し上げます。

 本議案は、人権擁護委員の角屋雄一氏が平成22年6月30日をもって任期満了となりますことから、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、後任の人権擁護委員の推薦に関し、議会の意見を求めるものであります。

 引き続き推薦しようとする角屋雄一氏は、人権擁護について深い理解がありますので、適任と認められるものであります。

 以上で説明を終わりますが、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(高橋淑郎君) お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、質疑、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、質疑、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。



○議長(高橋淑郎君) これより採決いたします。

 議案第49号人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについては、原案による者を適任と認めることに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第49号は原案による者を適任と認めることに決しました。



○議長(高橋淑郎君) 日程第13、発議案第1号花巻市議会議員定数条例を議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。

 小田島邦弘君。

    (小田島邦弘君登壇)



◆20番(小田島邦弘君) 発議案第1号花巻市議会議員定数条例について、提案理由の御説明をいたします。

 本条例は、花巻市議会の議員定数を34人と定めようとするものであります。

 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いいたします。



○議長(高橋淑郎君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(高橋淑郎君) 発議案第1号花巻市議会議員定数条例には、修正案が提出されております。

 提出者から提案理由の説明を求めます。

 山影義一君。

    (山影義一君登壇)



◆29番(山影義一君) 発議案第1号花巻市議会議員定数条例に対する修正案でございます。

 34人を30人に改めるというものでございます。私は、花巻市議会のこの演壇に登壇するのが最後でございます。6月定例会には一般質問をいたしませんし、その後も二度とこの演壇に登壇することはございません。ですので感慨の深いものがございます。

 私は、このたびの議員定数検討小委員会の委員として、修正案を提出することは果たしていかがかということもありますが、大所高所から、また二度と登壇せずという思いで取り組んできましたので、やがて否決されるであろう修正案をあえて提出する次第でございます。

 以下、提案理由の説明をいたします。6点について申し上げます。

 1点目でございます。花巻市の人口についてでありますけれども、近い将来、私は3年後と思ってございますが、市の人口が10万人を割ると予想します。10万人を割ると上限定数が30となります。現在10万3,678人の人口で、超えるところわずか3,678人でございます。私は、10万人を割ったと仮定して、先んじて定数を30人にすべきという考えであります。

 そこで2点目、地方自治法第91条第2項の改正の件に入ります。定数上限が撤廃されるから増員も可能かもとする論に対してでございますが、このことは、地方自治体あるいは議会が自己決定、自己責任でやりなさいということでしかないわけで、これこそ議会そのものが問われることとなります。法改正は法改正として、私たちは自己決定しなければならないことを忘れてはならないと思います。

 3点目は、他市の状況や動向をしっかり見るべきということでございます。県内13市の動向を見ると、ことしの6月定例会までに削減を決定するのは9市議会に上ります。9市議会の削減状況は、陸前高田市26人から20人、釜石市26人から23人、二戸市24人から22人、盛岡市42人から38人、北上市30人から26人、久慈市26人から24人か25人としているそうでございます。宮古市は30人から28人、遠野市22人から20人、八幡平市26人から24人となっております。大船渡市議会も検討に入ると聞いております。

 ちなみに、隣接の北上市と比較した場合でございますが、北上市の人口が約9万3,600人でございます。当市が10万3,678人ですから、人口の差はわずか1万人であります。先ほど説明のとおり、北上市議会では6月に30人から26人とする予定でございます。人口の差が1万人のところで、議員数26人の市議会と34人の市議会が隣接して所在することとなります。

 4点目は、面積が広いという論に対してであります。908平方キロメートルの市域なので広いと申しますが、一関市は1,133平方キロメートル、奥州市は993平方キロメートルもあり、当市より広い状況でございます。注目すべきところは、908平方キロメートルの中には国有林が約30%に当たる274平方キロメートルあることでございます。民有地は634平方キロメートルとなります。また、可住地面積を見ると、田、畑、宅地、鉱泉地、池沼、これらプラスしても約22%、197平方キロメートルしかありません。私は決して広いとは思ってございません。

 5点目は、合併により議員定数は82人から34人になり、十分に削減になっているという論に対してでございます。平成15年1月31日、この日は、前渡辺市長が合併検討委員会の立ち上げについて期限を定めた日であります。やがて検討委員会が設置され、その後、任意の合併協議会、さらに法定合併協議会を経てこの合併が成就したわけでございます。少なくとも平成15年時点から合併すれば議員定数が幾らになるのか、当時は人口が10万7,000人ありました。それらを理解しながら各議会が検討に検討を重ねた結果、在任特例を採用し、現在に至ったわけでございます。物理的なルールで決まったことでございますので、82人から34人に削減したという論はなじまないことと思います。

 6点目は、市民の方々のお声の分析結果についてでございます。定数削減の声は80に対してわずか55しかありませんでした。しかし、短時間の懇談会の中で、55名もの方々が削減数に違いこそあれ判断し、御意見をいただいたことは尊重すべきであると考えます。

 少しそれるかもしれませんが、議員定数を考えるとき、報酬についても避けて通れないことでございます。現職の議員から報酬について申し上げるのには非常に勇気が要ることでございます。やがて議会を去る立場の者からなら話せることかと思いますので申し上げます。私は現在の報酬は決して高いとは思ってございません。幾らかの報酬アップを図ることで、若い方々にも議会に参画できやすいことの一つになればと常々思っているところでございます。

 以上から、花巻市議会議員定数を30人とすべく修正案の提案理由といたします。

 よろしく御審議賜りますようにお願い申し上げます。



○議長(高橋淑郎君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(高橋淑郎君) これより討論を行います。

 発議案第1号花巻市議会議員定数条例には修正案が提出されておりますので、まず最初に発議案賛成討論、次に発議案及び修正案への両方の反対討論、次に発議案賛成討論、修正案賛成討論の順で行います。

 まず、発議案賛成者の発言を許します。

 高橋久順君。



◆3番(高橋久順君) 議員定数34人についての賛成討論をさせていただきます。

 合併して4年過ぎました。我々議員としても、各地域のさまざまな課題、あるいは市政に対する諸課題について真剣に取り組み、そして課題解決に向けて活動してまいらなければならないと思っております。また、花巻市における一体的な醸成感をますますふやしていかなければならないと考えております。そういった意味では、定数を34で定め、それぞれの地域のさまざまな課題について検証し、解決に向けて活動してまいらなければならないと考えております。

 さらには、地域懇談会あるいはアンケート、パブリックコメントなどの意見について、現状の34人とするべきという意見が圧倒的に多かったことから、そういった意見を反映させることが必要であろうと考えております。

 以上、賛成の立場で討論とさせていただきます。



○議長(高橋淑郎君) 次に、発議案及び修正案への反対者の発言を許します。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 発議案及び修正案への反対討論がありませんので、次に修正案賛成者の発言を許します。

 鎌田政子さん。



◆28番(鎌田政子君) 私は、議員定数を30人とする修正案に賛成の討論を行います。

 議員定数は人口、面積、財政力等を考慮して決めております。人口で言うならば、現在は10万人から20万人の上限いっぱいの34人をとっております。花巻市の人口は2月末現在で10万3,621人であります。何とかこの人口をふやしたいという願いはありますが、現実には減っていく状況にあります。多数の人がいつ10万人を割るのかという心配をしているところであります。このような現状を踏まえますと、人口5万人から10万人都市の上限の30人とするのが妥当であると考えます。

 また、面積を考えても、花巻市より広い一関市や奥州市は合併後、定数特例を用い、その後の選挙時には34人としております。花巻市は合併後、在任特例を用いたその後の選挙については20万人までの上限をとって今に至っております。また、花巻市の宅地面積は全面積の3%であることも考えたいと思います。

 財政力指数を見ましても、人口や産業において、全国の類似都市グループ39市の中では決して高くはありません。各分野においてスリム化が必要です。

 市民と議会の懇談会やアンケートに削減について賛成の意見が多数寄せられており、見過ごすことはできません。また、懇談会に参加することができなかった市民の方々からも、県内の市町村が削減の方向に動いていることにかんがみ、削減の方向について検討するようにという声が多く寄せられていることも考慮したいと思います。

 以上のことから、定数30人の修正案に賛成の討論をさせていただきます。

 以上です。



○議長(高橋淑郎君) 次に、発議案賛成者の発言を許します。

 名須川晋君。



◆23番(名須川晋君) 私は、原案に賛成の討論をいたします。

 私は、議員定数削減イコール議会改革だとは常々全く思っておりませんでした。選挙を経るごとに2人減だ、4人減だということに一体何の意味がありましょうか。今、日本の多くの自治体はこの論が行き過ぎているがために、市民はみずからのパワーを衰退させ、自縄自縛に陥っていると感じるのは自分だけでございましょうか。一方で、確かに議員は多い、削減せよという御意見も少なからずあります。これは私たちの議員の活動が見えないことからくる不信感であって、真摯に受けとめねばならない批判でもございます。

 さて、今国会において、地方自治法第91条に定められる人口規模に応じた議員定数が撤廃される見込みでございます。議員定数がいわゆるお上から上意下達で決められるのではなく、この上限撤廃を扉として、地方が議会をどうするのか、議員だけでなく市民も交えながら、一体自分たちの議会をどうするのか、民意を吸収し、どうすればますます議会に反映させていくことができるのかといった点で、まさにゼロからの議会のあり方を検討する機会が設けられることになりましょう。極端な話を言えば、現状の半減である17人ということもあるし、60人、70人、あるいは100人という議会だって選択肢となり得るのであります。ということは、議員定数がより以上削減されているから先進的な議会だ、定数の上限だから旧体質であるといった十把一からげのステレオタイプの考え方からの呪縛から解き放たれる機会を得られるのであります。

 このたびの市民との懇談会において、参加者の御意見を拝聴し、アンケートやパブリックコメントの結果によれば、合併の影響により、まだ住民の皆様の間には、定数減への不安からか、思った以上に現状維持が多いことに実際意外な感も感じつつ、正確に把握できる資料ではないにしても審査に十分に参考とできる内容でございました。法律改正の動きも念頭に市民の意向も最大限かんがみて、議員定数は34人との条例案に対し賛成をいたします。

 以上でございます。



○議長(高橋淑郎君) 次に、修正案賛成者の発言を許します。

 川村伸浩君。



◆16番(川村伸浩君) 修正案に賛成の討論をいたします。

 まず30人の根拠でございます。これは修正案提出者、あるいは先ほどの賛成討論者と同じなわけでありますが、地方自治法第91条第2項にうたってあります10万から20万人未満の市においての議会は34人の上限となっておりますけれども、10万3,000人余りの花巻市がこの上限を使って議員数を設定しているという部分については、やはり将来を見据えて改正していくべきだということでございまして、人口5万から10万未満の市が採用しております上限30人とすべきであると考えるものであります。

 何点かその背景といいますか、根拠についてお話をさせていただきます。

 まず、全国で10万人以上20万人未満の市が135市ございます。その中で105市が、つまり77.8%でございますが、議員の削減を行っております。そして、県内13市にあっても、花巻市以外は削減あるいは現在検討中という状況でございます。

 こういった背景とともに、議会費につきにましても、議会費が県内で10番目と言われておりますが、実際のところ、合併市におきましては予算規模がどうしても大きくなっております。ちなみに一関市が0.6、それから奥州市が0.5と、花巻市が0.7でございますから、決して議会費の占める割合が低いとは言えないだろうと思っております。

 また、先ほどもございましたが、面積についても、花巻市は国有林あるいは民有林の占める割合が非常に大きいと、したがって面積で議員の数を決定するのは、いささか見当違いではないかと思います。

 そしてまた、最後に人口でございますが、やはり10万3,621人、2月末現在でありますけれども、これが4年後には、10万人を切るか、あるいは10万人ぎりぎりの数字であろうと。そういった場合において、花巻市議会とすればやはり10万人以下の上限でございます30人とすべきと考えます。

 以上の理由から、修正案30人に賛成の討論といたします。



○議長(高橋淑郎君) 次に、発議案賛成者の発言を許します。

 中村勝吉君。



◆31番(中村勝吉君) 私は、発議案第1号花巻市議会議員定数条例、地方自治法第91条第1項の規定による市議会議員の定数は34人とすることに賛成の立場で討論をいたします。

 平成21年12月定例会において議会改革特別委員会が設置され、以来、定数検討小委員会も21回もの議論を重ねられてきたことに、大変な御苦労をおかけしたところであり、これまでの委員各位の御尽力に衷心より敬意を表する次第であります。

 議論の結果においては、先般、3月10日の議会改革特別委員会において、議員の定数は現状維持34人と決定されたところでありまして、本日提案されました発議案に賛意を表するものであります。

 さて、私も特別委員会の一員としてこれまで携わり、意見を述べてきたところではありますが、思いの一端を申し述べたいと思います。

 まず1つは、住民懇談会やアンケート等、さまざまな形で市民の多くの皆様から御意見をお聞きし、大変多くの方々が議員の数を減らすべきではないと言われることに驚きさえ感じたところであります。私は、合併したのだから活動範囲は少しぐらい広くても頑張らなければと思ってきたところではありましたが、旧3町ばかりでなく、旧花巻市地域の皆様など多くの方々が、「議員を減らさないでしっかり頑張って、合併した花巻市を構築するべきだ」と、「削減するのは次からでよい」と言われておられます。このような意見が総じて多かったところでありました。

 また、次に経費でありますが、市の歳出に占める議会費は2億9,700万円で、現在0.7%と1%にもなっていないのが現状であります。これは県内13市の中でも10番目に位置しており、全国類似39都市との比較でも、花巻市は32番目と大変低いところに位置しておるわけであります。

 また、先般、2月19日開催されました市民と議員との研修会で、講師の廣瀬先生は、議会改革は議員を減らすことではなく、議員を削減して財政に貢献するよりも、自治体財政に貢献するには、議会として無駄の削減など、しっかりと事務事業の点検をして市政に参画していくべきと言われておられました。また、議員を減らすことは議会の果たす役割あるいは機能が低下することで、住民の皆様の信頼も低下していくと、そうしたことでますます負の循環となるとも話されておられました。

 また、合併した花巻市は908平方キロメートルという広大な市域を有するところであり、議員1人当たりにすると約27平方キロメートルとなる。全国類似都市では3番目の広大な面積を担当することとなります。市の周辺部にはまだまだ住民の皆様が不安を感じている声を多くお聞きします。

 私たち議会は、言うまでもなく、住民の意思を代表、そして決定する合議制の機関であり、これら多くの住民の声にしっかりと耳を傾けながら、市民の皆様が安心して安定した生活ができるように議員活動に努力していくべきと思っております。

 先般の研修会でも講師の先生からお話がありましたように、今後、国会で地方自治法第91条第2項の条例定数上限を撤廃する法改正がされるだろうと話されておられました。この法改正は、国が進める地方分権、地域主権を進めるものであり、地方の役割や裁量も今後ますます重要となっていくことが予想されます。

 今期定例会が終わりますと3月も残り少なくなってきますが、ある市民の方は、「市議会議員の選挙を7月に控えた今、定数を変えるのは問題である」と言っておられました。市民の皆様に理解が得られる形で、今回は現状維持の34人を可として本案に賛成の討論といたします。



○議長(高橋淑郎君) 次に、修正案賛成者の発言を許します。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) ほかに討論の方ありませんか。

 櫻井肇君。



◆25番(櫻井肇君) 発議案第1号、議員定数を34人とすることについて、原案について賛成をいたします。

 まず、この間、11会場にわたる市民との懇談会を開催し、市民とともに定数を定めることに努力してきました議員各位と、それを補助してくれた事務局職員の尽力、何よりも厳寒の中、各会場に足を運び、意見を述べてくださった市民の皆さん、パブリックコメントを寄せてくださった市民の皆さんに敬意とお礼を申し上げます。このような形で議員定数を定めるのは、恐らく県内では例を見ないことではないでしょうか。

 この懇談会で明らかとなったことは、議員数を削減すべきとの意見が多くなかったということであります。合併に不満、批判を抱く3町住民から、「議員数を削減すればますます取り残される」という声は十分予想できましたが、花巻地域においても削減するという議会の判断を促すまでの大多数の意見等は見られませんでした。今議論されております花巻市議会基本条例は、議員数を定めるに当たっては、花巻市議会独自の視点が必要であり、単純に他市と比較することを戒めようとしているのであります。

 また、財政と議員数の問題についても深く分析し、議会費が本市の財政を圧迫しているとは言えないこと。さらに、現行地方自治法が定めている議員定数上限数についても、今後4年間は10万人を割る可能性がないということが総合計画で示されております。この点に関して言えば、もともと国が地方議員の上限数を定めること自体が間違っており、定数議論の前提や対象とすべきではないと考えるものであります。さらに、定数が少なければ新人、特に女性の議会への進出も困難となります。

 以上の理由から、議員定数は34人と定める原案に賛成をするものであります。



○議長(高橋淑郎君) ほかに討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(高橋淑郎君) これより採決いたします。

 発議案第1号花巻市議会議員定数条例については、会議規則第76条の規定により、修正案について起立により採決をいたします。

 発議案第1号花巻市議会議員定数条例の修正案に賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(高橋淑郎君) 起立少数であります。よって、修正案は否決されました。



○議長(高橋淑郎君) 次に、発議案第1号花巻市議会議員定数条例の原案について起立により採決をいたします。

 原案に賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)



○議長(高橋淑郎君) 起立多数であります。よって、発議案第1号花巻市議会議員定数条例は、原案のとおり可決されました。



○議長(高橋淑郎君) 日程第14、意見書案第1号改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書の提出について及び日程第15、意見書案第2号「ヒロシマ・ナガサキ議定書」のNPT再検討会議での採択に向けた取り組みを求める意見書の提出についての2件を一括議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。

 総務常任委員会委員長、山本純雄君。

    (総務常任委員会委員長 山本純雄君登壇)



◆総務常任委員会委員長(山本純雄君) 意見書案第1号につきまして御説明申し上げます。

 本意見書案は、先ほど採択の御決定をいただきました第5号陳情改正貸金業法の早期完全施行等を求めることについての意見書を国に提出しようとするものであり、会議規則第13条第2項の規定により提案するものでございます。

 内容につきましては、改正貸金業法の早期完全施行等を求めるものでございます。

 続きまして、意見書案第2号につきまして御説明申し上げます。

 本意見書案は、「ヒロシマ・ナガサキ議定書」のNPT(核不拡散条約)再検討会議での採択に向けた取り組みを求めることについて国に対して意見書を提出しようとするものであり、会議規則第13条第2項の規定により提案するものでございます。また、本件は平和市長会議会長である広島市長より意見書の提出について議長あてに依頼があったものであります。

 本意見書案の提出に当たりましては、生活福祉部長及び関係課長の出席を求め調査を行ったところでございます。

 意見書の内容につきましては、ヒロシマ・ナガサキ議定書の趣旨に賛同し、NPT再検討会議において同議定書を議題として提案していただき、その採択に向け各国政府に強く働きかけていただくことについて要望するものであります。

 以上で提案理由の説明を終わりますが、原案のとおり御決定賜りますようよろしくお願いいたします。



○議長(高橋淑郎君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(高橋淑郎君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(高橋淑郎君) これより採決いたします。

 意見書案第1号改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書の提出について及び意見書案第2号「ヒロシマ・ナガサキ議定書」のNPT再検討会議での採択に向けた取り組みを求める意見書の提出についての2件を原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第1号及び第2号はそれぞれ原案のとおり可決されました。



○議長(高橋淑郎君) 日程第16、意見書案第3号後期高齢者医療制度に関する意見書の提出についてを議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。

 福祉常任委員会委員長、鎌田政子さん。

    (福祉常任委員会委員長 鎌田政子君登壇)



◆福祉常任委員会委員長(鎌田政子君) 意見書案第3号の提案理由につきまして御説明いたします。

 平成20年4月1日から75歳以上の高齢者を対象とした後期高齢者医療制度が実施されました。この制度は、高齢者の医療費を社会全体で支える新たな公的医療保険制度として、各都道府県ごとにすべての市町村が加入して設置した広域連合で運営を行うものとして創設されました。

 この制度の導入に当たっては、75歳以上のすべての高齢者が従来加入していた国民健康保険やその他の健康保険から切り離され、別枠の医療保険制度に加入し、保険料の多くは年金から天引きするというものであり、年齢による医療の差別化、必要な医療を受けることを制限するなどの問題が指摘され、制度導入時から多くの不満の声が上げられました。

 このような状況の中、新政権のもと、後期高齢者医療制度を廃止し、新たな高齢者医療制度を平成25年4月から施行することで厚生労働大臣が設置した高齢者医療制度改革会議で検討がされております。

 また、国では、後期高齢者医療制度廃止後は、膨大かつ煩雑な事務処理、システム改修や被保険者情報の移管などに多額の経費を要するなどの考えから、もとの老人保健制度に戻すことではなく、新たな高齢者医療制度に移行することが適当であると進められているところであります。

 この新たな高齢者医療制度は、後期高齢者医療制度の問題点を十分把握、検証するとともに、高齢者、各保険者、地方自治体に過大な負担増を求めることなく、安心して医療を受けることができる持続可能な医療保険制度を構築していくことが求められます。

 つきましては、後期高齢者医療制度を廃止し、新たな医療保険制度を速やかに構築されるよう国に対して意見書を提出しようとするものでありますので、原案のとおり御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(高橋淑郎君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(高橋淑郎君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(高橋淑郎君) これより採決いたします。

 意見書案第3号後期高齢者医療制度に関する意見書の提出についてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第3号は原案のとおり可決されました。



○議長(高橋淑郎君) 日程第17、意見書案第4号最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求める意見書の提出についてから、日程第19、意見書案第6号EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推進に反対する意見書の提出についてまでの3件を一括議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。

 産業建設常任委員会委員長、藤原米光君。

    (産業建設常任委員会委員長 藤原米光君登壇)



◆産業建設常任委員会委員長(藤原米光君) 意見書案第4号につきましては、先ほど採択の御決定をいただきました第1号請願最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求めることについてに伴う意見書案でございます。

 次に、意見書案第5号につきましては、同じく先ほど一部採択の御決定をいただきました第3号請願米価の下落に歯止めをかけ、再生産できる米価の実現を求めることについてに伴う意見書案でございます。

 また、意見書案第6号につきましては、同じく先ほど採択の御決定をいただきました第4号請願EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推進に反対することについてに伴う意見書案でございます。

 以上で提案理由の説明を終わりますが、原案のとおり御決定賜りますようよろしくお願いをいたします。



○議長(高橋淑郎君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) なしと認め、質疑を終結いたします。



○議長(高橋淑郎君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。

    (「なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) なしと認め、討論を終結いたします。



○議長(高橋淑郎君) これより採決いたします。

 意見書案第4号最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求める意見書の提出についてから、意見書案第6号EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推進に反対する意見書の提出についてまでの3件を原案のとおり決することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第4号から意見書案第6号までの3件は、それぞれ原案のとおり可決されました。



○議長(高橋淑郎君) 日程第20、継続審査の申出についてを議題といたします。

 それぞれの委員長から、現在委員会において審査中の事件について、会議規則第102条の規定により閉会中の継続審査の申し出があります。その件名は、お手元に配付いたしております一覧表のとおりであります。

 お諮りいたします。それぞれ委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、それぞれ委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。



○議長(高橋淑郎君) 日程第21、派遣第1号議員の派遣について及び日程第22、派遣第2号議員の派遣についての2件を一括議題といたします。

 議員の派遣については、会議規則第151条の規定により、お手元に配付いたしておりますとおり議員を派遣することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、派遣第1号及び派遣第2号については、原案のとおり派遣することに決しました。



○議長(高橋淑郎君) お諮りいたします。ただいま議決されました議員の派遣について、日程等に変更がありましたなら、その取り扱いを議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)



○議長(高橋淑郎君) 御異議なしと認めます。よって、議員の派遣に変更が生じた場合の取り扱いについては、議長に一任と決しました。



○議長(高橋淑郎君) 以上で本定例会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。これをもちまして平成22年第1回花巻市議会定例会を閉会といたします。

 大変御苦労さまでございました。

     午後1時14分 閉会

地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 花巻市議会議長   高橋淑郎

 花巻市議会副議長  高橋好尚

 花巻市議会議員   藤原米光

 花巻市議会議員   松田 昇

 花巻市議会議員   小原雅道