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岩手県 花巻市

平成22年  3月 定例会(第1回) P.11103月03日−04号




平成22年  3月 定例会(第1回) − 03月03日−04号









平成22年  3月 定例会(第1回)



平成22年3月3日(水)

議事日程第4号

平成22年3月3日(水)午前10時開議

 第1 一般質問

  (1) 近村晴男君

  (2) 平賀 守君

本日の会議に付した事件

 日程第1 一般質問

  (1) 近村晴男君

  (2) 平賀 守君

出席議員(31名)

   1番  藤井幸介君      2番  若柳良明君

   3番  高橋久順君      4番  藤原晶幸君

   5番  平賀 守君      6番  藤原米光君

   7番  松田 昇君      8番  小原雅道君

   9番  小原茂明君     11番  鎌田幸也君

  12番  本舘憲一君     13番  照井明子君

  14番  藤井英子君     15番  高橋好尚君

  16番  川村伸浩君     17番  伊藤英一君

  18番  佐藤忠男君     20番  小田島邦弘君

  21番  近村晴男君     22番  山本純雄君

  23番  名須川 晋君    25番  櫻井 肇君

  26番  阿部一男君     27番  中村初彦君

  28番  鎌田政子君     29番  山影義一君

  30番  齋藤政人君     31番  中村勝吉君

  32番  永井千一君     33番  新田盛夫君

  34番  高橋淑郎君

欠席議員(2名)

  10番  大原 健君     19番  高橋 浩君

説明のため出席した者

 市長        大石満雄君   副市長       佐々木 稔君

 副市長       高橋公男君   教育委員会委員長職務代理者

                             高橋正克君

 教育長       及川宣夫君   選挙管理委員会委員長

                             奥山 隆君

 農業委員会会長   高橋善悦君   監査委員      高橋 勲君

 総務部長      伊藤隆規君   政策推進部長    亀澤 健君

 まちづくり部長   大山拡詞君   生活福祉部長    菊池保守君

 健康こども部長   佐藤 格君   商工観光部長    伊藤新一君

 農林水産部長    戸來喜美雄君  建設部長      照井健介君

 大迫総合支所長   熊谷仁見君   石鳥谷総合支所長  菊池康博君

 東和総合支所長   菊池一良君   教育委員会教育部長 藤井廣志君

 水道事業所長(上下水道部長併任)  消防本部消防長   伊藤勝男君

           高橋通義君

 総務課長      本舘康司君   財政課長      高橋和夫君

職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長      佐藤祥二    参事兼事務局次長  平賀政勝

 総務係長      阿部 靖    議事調査係長    佐藤多恵子

     午前10時00分 開議



○議長(高橋淑郎君) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の会議は議事日程第4号をもって進めます。



○議長(高橋淑郎君) 日程第1、一般質問を行います。

 本日、最初の質問者、近村晴男君。(拍手)

    (近村晴男君登壇)



◆21番(近村晴男君) おはようございます。

 21番、花巻クラブの近村晴男でございます。

 通告に基づき順次質問をさせていただきます。

 1件目は、文化財指定について2点質問をさせていただきます。

 最初に、身近な自然や歴史、文化の指定についてであります。

 本市には、ユネスコの無形文化遺産の早池峰神楽ほか、国の特別天然記念物の早池峰山及び薬師岳の高山帯、森林植物群落や重要文化財の木造毘沙門天立像、重要有形民俗文化財の南部杜氏の酒造用具など国指定の文化財を初め、県や市指定の有形、無形の文化財合わせて280件ほどあります。これら貴重な文化財を後世に伝えるべく、大切に保存、伝承していくことはもちろんですが、国や県、市の文化財に指定されてはいないものの、時代の移り変わりとともに価値を増しつつある身近な自然や歴史、文化にスポットを当て、保存、伝承していく活動の展開も重要と思いますが、御見解をお伺いします。

 特にも、都市内分権として27のコミュニティーによる独自の地域づくりを展開している本市にあっては、それぞれの地域のシンボル的財産とする宝物を持つことは、地域づくりにとっては極めて大事なことであり、自慢の宝物を大切に守ることで地域が輝きを増すというものについて、市が地域の保存、伝承への取り組み方も含めて審査し、すぐれたものとして認定したならば、(仮称)花巻・輝き遺産の登録を交付するというような身近な文化財の保護指定に対する新たな制度の導入と、内容によっては支援策も含む制度内容とされてはいかがかと思いますが、お考えをお伺いします。

 2点目は、岩手県のジオパークへの取り組みについてであります。

 県では、三陸地域を中心に世界ジオパーク、いわゆる地質遺産の認定を視野に、ジオパークの取り組みを行う方向で検討に入ったとされます。ジオパークは、貴重な地形や地質、火山、断層などを見どころとする自然公園を保全し、教育や観光面での活用を通じた地域活性化を目指すものとされますが、このような県の動きに対し、日本最古ともいわれる早池峰岩帯などさまざまな年代の地質が分布する本市としても、国の動きに呼応した取り組み、姿勢が求められるものと思いますが、お考えをお伺いします。

 2件目は、観光振興について4点質問させていただきます。

 最初は、温泉の魅力アップ策についてお伺いします。

 本市の詩情豊かな温泉地は、多くの観光客を呼び込み、にぎわいと消費を生み、地域活性化の一翼を担う観光産業としての大きな役割を担っているわけですが、景気の低迷や地震による風評被害もあって、宿泊客の落ち込みが続き、営業休止の温泉宿も出るなど、本市経済に与える影響も大きいことから、新たな温泉地としての魅力アップ策が喫緊の課題と思いますが、その対策についてお伺いします。

 なお、他の例として、近年の健康志向の高まりとともに、森林浴など自然に浸る魅力あるハイキングコースとの組み合わせの宿泊プランなどは、景気に大きく左右されない強みもあって好評のようですが、市内には賢治童話の舞台として登場する滝など、魅力的な景勝地が数多く埋もれていることから、本市としても観光客を満足させることのできる魅力ある地域を選定しての遊歩道の整備や花巻市ブランドデザイン情報誌「花日和」などによる温泉と組み合わせの観光スポットやお食事どころ、宿泊プランの紹介など観光産業への側面的支援も兼ねた取り組みが必要と思いますが、お考えをお伺いします。

 2点目は、早池峰神楽プロジェクトについてであります。

 早池峰神楽の持つ魅力を生かしての地域活性化策に取り組むことは時宜を得たものと思いますが、昔から、神楽はお酒を酌み交わし、ほろ酔い気分で見ていたものでありますが、この風習を生かした地域活性化策についても検討されてはいかがでしょうか。一例として、観光協会とも連携しながら、どぶろく特区を取得し、ふるまい酒、あるいはお神酒と称して見ている方々にどぶろくを提供すると、神楽を見に行くとどぶろくが飲めるということが定着し、認知され出すと、宿泊を希望される方もあらわれるだろうし、神楽を舞う場所にもよりますが、農家民宿や商家民宿などの立ち上がりにもつながり、翌日は朝市を開くというような動きへとつながっていくのではないでしょうか。

 このように、地域に昔からある風習などを生かした活性化策も必要ではないのかと思いますが、どぶろく特区取得の考えも含め、早池峰神楽プロジェクトの概要についてお伺いします。

 3点目は、中心市街地の観光地化についてであります。

 商店街は、長い歴史の積み重ねから生まれてきたもので、市の大切な財産ともいえるものですが、その衰退ぶりは著しく、これまでさまざまな活性化策を講じてきたにもかかわらず、依然としてその状況は厳しく、花巻市の中心商店街は歩行者が10年間で半減したとのデータもあり、石鳥谷でも東和でも大迫でも同様の状態にあることから、これまでとは違う発想の転換による再生の道を探るべきではないでしょうか。

 人が歩くことからにぎわいが生まれるとの考え方と、持っている価値や財産を生かし、観光客にターゲットを絞ったまちづくりからスタートして、にぎわいを取り戻している先進地は幾つもあります。

 各中心市街地を観光地化して生かす場合の小生の個人的なイメージとしては、花巻は賢治と歴史、石鳥谷は酒と現在活躍中の漫画作家、東和と大迫の場合は懐かしさの漂う町にあるのではないのかと思っています。

 特にも、犬と猫しか歩かないとやゆされた大分県豊後高田市の昭和のまちづくりは、これまでの発想を180度転換させた取り組みであり、学ぶところが大いにあるものと思います。

 一昨年から取り組んでいる本市のまちの顔づくり事業は、まさに時宜を得た取り組みであり、大いなる成果を期待するものでありますが、今後の取り組みについてお伺いします。

 また、賢治ファンの方々がJR新花巻駅に降り立ち、宮沢賢治記念館などを見た後の花巻市街地への誘導策も課題と思いますが、その対策についてお伺いします。

 4点目は、観光圏の整備についてであります。

 観光に焦点を当て、国は観光立国を、県は観光立県を、本市は観光立市を標榜していますが、人の往来による交流から地域産業を刺激し、経済の活性化を目指す動きは全国的な広がりを見せています。国では、日本各地の観光地の魅力に厚みを持たせ、滞在型の観光地づくりを目指しての広域的な観光圏域の設定を促しています。

 農業分野では、既にJA花巻が西和賀町から釜石市までの広域合併を成し遂げていることから、観光分野での広域連携にもプラスに作用するものと推察されますが、国の第3次観光圏整備への本市の取り組みの概要についてお伺いします。

 本市は、空の玄関口を含む高速交通の結節点に位置し、豊かな温泉群とともに宿泊施設も充実していることから、広域観光圏の中心地としての存在感をあわせ持つことが求められ、特にも国道4号沿いの最も交通量の多い場所に位置するいわて花巻空港旧ターミナルビルの活用については、恵まれた立地条件を最大限生かすことを念頭に、また、いわて花巻空港の利用促進にも結びつけるべく、広域観光圏の核施設として人的交流、物的交流の場とする(仮称)空の駅としての整備方針を検討してはいかがなものかお伺いします。

 なお、いわて花巻空港の利用促進策も重要課題であることから、あわせて市の支援策についてもお伺いします。

 3件目は、高校再編について2点質問させていただきます。

 1点目は、高校教育の基本的方向についてであります。

 県教育委員会では、今後の高等学校教育の基本的方向案について、県内9会場において地域説明会を開催しました。岩手中部ブロックは、2月4日に北上湘南高校において開催されましたが、県教育委員会の示す案に対する見解と、同日は、地域説明会に先立って、行政などを対象とした意見を聞く会も開催されたと伺っておりますが、どのような意見や考えを述べられたのかお伺いします。

 2点目は、地域の特性を生かした学科の小規模校への新設についてであります。

 県教育委員会では、平成22年度から高校再編の実施計画となる第2次高校整備計画の策定作業を進めるに当たって、各地域がそれぞれの地域の高校配置案をまとめた場合には、地域案を尊重とした計画案とするとの方針を示しています。

 岩手中部ブロック内でも、例を見ないたぐいまれな早池峰の自然と文化を生かした人材誘致型ともいえる総合学科を、小規模校の大迫高校に新設しての学校存続を望む意見書は、花巻市議会として県知事及び県教育委員会に提出しているところでもあり、本市としても、未来を担う人材の育成という観点からも、高校存続は市政の重要課題でもあることから、天からの贈り物ともいえる早池峰の自然と歴史、文化という得がたい地域の特性を生かし、市の活性化に結びつける花巻市案を取りまとめ、中部ブロック案として県教育委員会に提出するというプラス志向の前向きな姿勢こそ求められているものと思いますが、地域との協議の経過も含め、今後の対応についてお伺いします。

 以上、登壇しての質問を終わりますが、大石市政2期目の船出にふさわしいプラス志向の前向きな御答弁を御期待申し上げます。

 よろしくお願いします。(拍手)



○議長(高橋淑郎君) 大石市長。

    (市長登壇)



◎市長(大石満雄君) 近村晴男議員の御質問にお答えいたします。

 まず、2件目の観光振興についての3点目、中心市街地の活性化についてでございますが、まず、その中の1つ目の商店街の再生について、これまでと違う発想の転換による再生の道を探るべきではないかということについてでありますけれども、この商店街の再生というのは、まさにその柔軟な発想と関係者の、自分たちの町は自分たちの力でつくっていくという、強い意思がまず大切なんだろうと思います。

 そういう意味で、このたびのまちの顔づくり事業は、これを有効に使ってほしいという考え方で立ち上げたものでありまして、議員の御指摘のとおりの考え方と私も思っております。

 その中で、このまちの顔づくり事業は昨年度から取り組んできていただいておりますけれども、今年度は昨年度から引き続き懇談会を実施しながら、4地域それぞれにおいて顔となるべくテーマを掲げて地域再生につながる事業に取り組んでいただいているところなわけであります。

 それで、まちの顔づくりの今後の取り組みになりますけれども、現在、各地域住民みずからが、地域の特色、特性を位置づけた顔づくり計画を作成するために、この計画に掲載予定の事業や調査事業を実施しておりますので、今後におきましても、住民みずからがまちづくりを行うことによって観光客を含めた人的交流が促進され、町なかがにぎわいを取り戻し、さらには住民が誇りに思える地域となるように引き続き支援をしていきたいと考えております。

 3つ目の観光客の市街地への誘導策の件でございますけれども、市内に訪れた観光客に市内のほかの観光資源、スポットを見てもらうためには、訪れたその観光スポットと、また別の市内の観光スポットが相互に連携して、観光情報を発信するような仕組みが必要だろうと思います。それとまた、さらには次の行ってみたいその観光資源、スポットの場所へ行きやすい状態にしておくことが重要だろうと思っています。

 したがいまして、今後、観光立市イーハトーブ花巻構想を展開していくという考え方を持っておりますので、この中での、特にも観光資源を知っていただくというようなその情報発信の部門と、そしてまた、観光資源が見やすい、行きやすい環境をつくっていくという、この部門でこの充実を図って対応していきたいと考えております。

 次に、4点目の観光圏の整備についてでございますけれども、まず1つ目の国の第3次観光圏整備への取り組みについてどうなのかとのお尋ねでございますが、これは、国が進めてきた観光圏整備事業は、実は事業効果が薄いということから、今年度2月をもって終了することになりました。したがいまして、当花巻市を含めた関係自治体が検討を進めていた事業申請は、実は断念をしたところであります。

 2つ目のいわて花巻空港旧ターミナルビルの活用についてでございますけれども、これにつきましては、全く議員御指摘の考え方と方向性は同じであると私は考えております。交通の利便性が高く、市の人口重心に位置するといった立地条件を生かして、交流をキーワードに据えて、さまざまな利用策を現在検討しているところであります。

 これからなわけですけれども、活用策の決定に当たりましては、引き続きワークショップを開催するなど、広く市民の皆様方の意見を伺いながら進めてまいりますし、議員御提案の広域観光圏の核施設としての位置づけも参考とさせていただきたいと考えております。

 次に、3つ目の花巻空港の利用促進策の市の支援でございますが、これも大事なことで、広域的な観光事業を推進していく上では、いわて花巻空港を利用した観光客誘致は欠かせないものと認識をしております。したがいまして、今後においても、花巻空港整備利用促進協議会や、岩手県の空港利用促進協議会などの関係機関と連携を図りながら、国内定期便の維持に向けた取り組みや、国内外からのチャーター便の増便、空の日イベントの開催、利用促進を図るための研修会、講演会の開催など継続して実施していきたいと考えておりますし、2次交通アクセスの充実に向けた取り組みも行って、いずれ、積極的に観光客の誘致を図ってまいりたいと考えております。

 そのほかにつきましては、関係部長並びに教育委員会から答弁させます。



○議長(高橋淑郎君) 伊藤商工観光部長。



◎商工観光部長(伊藤新一君) それでは、私から御質問の2件目の観光地の魅力アップ策についての御質問にお答えいたします。

 市といたしましては、今後、観光立市イーハトーブ花巻構想を展開してまいりたいと考えております。その構想の目的は、1つには多くの人が訪れることによりにぎわいと消費を生みまして、2つ目は、地域経済を刺激して雇用と生活を安定させ、3つ目は、地域を活性化させるという目的を持って進めようとしております。それを具体的にお示ししますと、花巻市にしかない魅力と観光資源を発掘する、多くの人に観光資源を知ってもらう、観光資源へわかりやすく誘導する、市民みんながおもてなしをする受け入れ態勢を充実させるという4つの中身に分けてございます。

 ただいま、議員からは温泉の魅力アップ策のさまざま御提言がありましたけれども、このプランの中で検討をさせていただきたいと思いますので、御理解を賜りたいと思います。

 続きまして、早池峰神楽プロジェクトについての御質問にお答えします。

 早池峰神楽プロジェクトは、文化資源の継承や、それを活用して地域の活性化を図ることを目的に、3つの視点で進めているところでございます。

 1つ目は、平泉世界遺産登録を見据えた、ユネスコ無形文化遺産早池峰神楽との連携事業の構築、2つ目は、早池峰神楽鑑賞客の受け入れ態勢の整備、充実、3つ目は、市内各地の民俗芸能の育成、伝承支援でございます。

 本年度は「登録記念イヤー」として、早池峰全国神楽祭の開催、観光客誘客促進のための観光キャンペーン、古民家での公演や「わらしぇんど・KAGURA・フェスティバル」開催などの伝承芸能育成の事業を展開してまいりました。今後とも、冒頭申し上げた3つの視点で、早池峰神楽プロジェクトの充実を図ってまいります。

 また、議員御提言のどぶろく特区の取得につきましては、考え方としては、特区を取得してから取り組むということではなくて、どぶろくを製造したい人がいて、それから初めて特区を取得することが前提であると考えております。また、取得後には、税務署や保健所等の届けと幾多の手続を経て製造するものでありますので、これに取り組もうという方々の動向を見きわめて、慎重に取り組んでまいりたいと存じますので、御理解を賜りますようお願いいたします。



○議長(高橋淑郎君) 及川教育長。

    (教育長登壇)



◎教育長(及川宣夫君) まず、文化財指定につきましての御質問にお答えいたします。

 文化財に指定されていないが、時代の移り変わりとともに価値を増しつつある身近な自然や歴史、文化にスポットを当て、保存、伝承していく活動を展開してはどうかとお尋ねでありますが、当市では学校教育を通じて地域の文化財学習や郷土芸能の授業への取り組みなどを行うとともに、各地区におきましてもコミュニティ活動の一環として地域の文化財の掘り起こしや郷土芸能の伝承活動が積極的に行われてきております。

 今後も、このような地域の取り組みが継続して行われるよう、市としても、現在文化財保護指針を策定中でありまして、この支援をもとにより良い文化財保護行政を進めてまいりたいと考えております。

 また、地域のシンボル的な文化遺産を登録認定する新たな制度を設けてはどうかというお尋ねについてでございますけれども、現在、市内では民間の方々が中心となって、市内の自然文化遺産等を調査し、地域の共有財産として活用していこうという動きがあります。民間のこういう活動も極めて大切なことでありますから、今後の動向を見ながらできる限り協力してまいりたいと考えております。

 次に、県のジオパークの取り組みについてのお尋ねについてでございますけれども、県では三陸沿岸地域の貴重な地層、地形などの自然遺産について、ジオパークの観点から、その保全と活用に向けた方策の検討を進めることとして、新年度から地質の専門家による調査等を開始すると伺っておりますので、今後県の取り組みの動向を見ながら市としての対応を考えてまいります。

 次に、高校再編につきましての御質問にお答えいたします。

 まず、岩手県教育委員会の示す今後の高等学校教育の基本的方向案に対する見解、それから、2月4日に行政関係者等を対象に開催されました同案にかかる意見を聞く会において、どのような意見、考えを述べたかとのお尋ねでありますが、本案は、本県の高校を取り巻く環境の変化や、少子化の進行による今後の生徒数の減少等を踏まえ、おおむね十数年先を見通した高校教育の基本的な考え方と方向性を示したものであり、今後の高校教育の充実に向けた重要な指針になるものと認識しております。

 この案に対しましては、去る2月4日の意見を聞く会におきまして、少子化への対応が大きな課題となっている中で示されたこの案の基本的な考え方についてはおおむね賛同しているが、県内の広域生活圏を基本としたブロックごとに生徒の志望動向に対応したバランスのとれた基本教育関係の整備が必要であるとの意見を述べたところであります。

 次に、小規模校への地域の特性を生かした学校の新設について、今後どう対応するのかとのお尋ねでありますが、今後県教育委員会では、高校再編の実施計画策定に当たり、平成22年度において、ブロックごとに地域住民との意見交換の場を設けることとしておりますが、市といたしましては、歯どめのかからない生徒数の減少を現実のものとして受けとめつつ、その検討過程の中で地域の実情も含め適切に対応し、また意見を述べてまいりたいと考えております。



○議長(高橋淑郎君) 近村晴男君。



◆21番(近村晴男君) それでは、再質問させていただきます。

 まず最初に、文化財の指定と、むしろ文化財というよりも地域の宝物というとらえ方で私はお話しさせていただきますけれども、確かに文化財の伝承活動、あるいは保護活動は大変重要なことでありまして、引き続きやっていただきたいというのはそのとおりでございます。

 今、教育長おっしゃるには、市内で自然遺産の分布とかさまざまな分布調査をしているということで、民間の活動も大事だということですが、そのとおりだと思うんですが、私がちょっと違う角度で話しているのは、いわゆる小さな市役所ということで、それぞれ27のコミュニティーがありまして、その中の、コミュニティーの方々は自分たちの地域に誇りを持って、そこで生きていくんだと、さまざまな地域文化をつくっていくんだということになると思うんです。例えば、ある地域が水車小屋をつくったと、「じゃ、この水車小屋を1つのシンボルとしてこの村づくりをしていこう」と、あるいは、これも一例ですけれども、宮野目では、早池峰山が最もきれいに見えるわけです。ですから、早池峰の3人の女神の伝説も宮野目で生まれています。昔から、あそこは早池峰山が最もきれいに見える場所で、ですから、3人の女神の伝説も出たでしょう。そういうふうに、ここはそういうことだと、そういうものを見つけ出しながら、国・県、市の文化財指定に入らないものを地域の宝としてこれから大事にしていくんだという考え方は、私は非常に必要だと思うんです。

 特にも、ほかのまねをしろという意味ではないんですが、北上市においても遠野市においても今さまざまな形で、そういう指定に動いています。それは、自分たちが生きるために誇りを持ってやっていこうじゃないかという、そういう心の財産といいますか、宝物といいますか、そういうものを生み出そうという動きだと思うんですけれども、本市も、もっと先を行っている市ですから、いわゆる地域づくり、一つ一つの地域が自分たちのコミュニティーだという思いでやっていますから、そういうふうな形のものを、私は持ち合わせているんじゃないかなということでの質問でしたけれども、それについてもう一度お伺いしたいと思います。



○議長(高橋淑郎君) 及川教育長。



◎教育長(及川宣夫君) コミュニティー単位でのという御質問でございますけれども、先ほど答弁申し上げましたとおり、現在もコミュニティ活動の中で、地域の文化あるいは文化財、指定されていない歴史的価値のあるものの伝承と保存にコミュニティ会議自身が努めている地域もございますし、それから、一方ではもっと広域に、全市的に考えようという民間の方々の動きもある。これも極めて私は大切なことであり、そして、それを市が支援していくこと、それ自体もまた市民の方々の参画と、そして協働ではないのかと理解しておりますので、今後、先ほど答弁申し上げましたとおり、その動向を見ながら、できる限り協働できるものは協働、そして、支援できるものは支援してまいりたいと考えているところでございます。



○議長(高橋淑郎君) 近村晴男君。



◆21番(近村晴男君) そのように前向きに協力できるところはやっていくということですけれども、もう一つ、確かに今地域主権ということで、地域の方々の考えを尊重するというのは当然ですけれども、その中にあって、一方で行政がそれを下支えするという、私たちもこういうものがあるんだということを、じゃ、市としてこういう形で広げましょうかと、広く、自分たちだけ知っているんじゃなくて、今度はみんなに知ってもらおうということの意味での指定という話をしているんです。

 ですから、一例で申し上げましたが、市長がよく言う輝くまちにしたいんだと、これを持つことによって我々のコミュニティーは輝いていくんだという、そういうシンボル的なものをむしろ待つだけじゃなくて、一緒にやってみませんかという連携といいますか、地域の方々がそうなってくるのを待つだけではなくて、一緒にこういうことも考えてはみませんかという入り方も必要ではないのかと思いますけれども、その点ついてはいかがでしょうか。



○議長(高橋淑郎君) 大石市長。



◎市長(大石満雄君) お話になっていることよくわかります。

 それで、大変おもしろい考え方だと思っています、私は。いろんな方からやはり御意見をいただいて、いろんな例もあるわけですけれども、いわゆる花巻市として、これは市の推奨品ですとか、そういうようなラベルとかマークですとか、それがあるとないとでは、やはり先ほどの観光に結びつけるわけじゃないですけれども、いらっしゃった方々の受ける印象というのは全然違うわけです。同じようにやはり地域の方、市民の方もそうだと思うんです。これは、まず市として頑張っているよというような、認められているものですという認識というのは、やはり非常に地域づくりに大事なことだと思います。ですから、そういう意味での検討材料には十分私はなり得るものだと思いますので、これは検討させていただきたいと思います。



○議長(高橋淑郎君) 近村晴男君。



◆21番(近村晴男君) では、地質遺産、ジオパークについて質問させていただきます。

 県の取り組み、動向を見ながらということでしたけれども、実は、北東北3県と北海道の縄文遺跡群の世界遺産暫定一覧表登載に係る共同提案につきましても、岩手県の中では一戸町の御所野遺跡が入っておりまして、花巻市にも大変すばらしい縄文遺跡群があるわけですけれども花巻は入っていないと。決して遜色ない遺跡でありながら。ですから、今回のジオパークにつきましても、新聞に出たらすぐに今度は大船渡市、陸前高田市、住田町のいわゆる気仙の方々が、市長2人と町長、3人で一致してこの運動に、県の動きに呼応して我々も取り組んでいこうという動きを見せております。ですから、私はいわゆる縄文遺跡群の共同提案とちょっとダブってきてしまったんです。いわゆる早池峰岩帯というのは日本最古と今言われています。それも早池峰山の岩帯というのは盛岡市から釜石市までの早池峰構造帯がありまして、そして、北部は中生代です。南部は古生代に色分けされている大変貴重な、早池峰というのはその中心になるわけです。過般、県のある課長と話しすることがありまして、そのジオパークのことを聞いたんですが、県では早池峰も入っていると思ったけれどもという話をされていました。その点についての情報は入っておりますか。



○議長(高橋淑郎君) 及川教育長。



◎教育長(及川宣夫君) ただいまお尋ねの情報については現在のところ入っておりません。



○議長(高橋淑郎君) 近村晴男君。



◆21番(近村晴男君) 私は、これは市のいわゆる危機管理の問題にもなってくると思うんです。自然に関する専門的な分野は若干弱いかと実は思っているわけです。ですから、そういう分野につきまして、もし庁内に専門の方がいらっしゃらなければ庁外の方々に意見を求めながら、この花巻市を中心とした地質がどうなっているかとか、あるいは県に照会してみて、どの辺までエリアになっていますかぐらいの話はされてみて、決して損はないものと思うんです。この地域の地質というのは本当にジオパークにも十分推薦できる場所だと思いますので、その辺についてどうぞ前向きにお話を進めていただければと思います。県のほうが中心ですからどこまでエリアになるかわかりませんが、そのような情報の交換といいますか連携はぜひやっていただきたいと思います。この件についての御所見をお伺いしたいと思います。



○議長(高橋淑郎君) 及川教育長。



◎教育長(及川宣夫君) これから、県の情報あるいは意見交換には努めてまいります。ただ、遠野、東和の東側から三陸沿岸北部までかたい岩盤で覆われているということは大正期、それから昭和初期の学術調査でも明確になっており、また、各学校の郷土の学習にも活用されているということで、その点につきましては、これまでも状況の学習については努めてきたということは御理解いただきたいと思います。



○議長(高橋淑郎君) 近村晴男君。



◆21番(近村晴男君) それでは、観光振興について質問させていただきます。

 最近は神楽を鑑賞するという感じになっておりまして、「見る」という感じよりもむしろ「鑑賞する」ようなスタイルになってきています。それはそれで1つの私は形だと思いますけれども、これは、神楽とどぶろくと新聞に出ていますけれども、非常に合うわけです。先ほど商工観光部長言うには、つくろうという意識のある方々からスタートするんだということだと思うんですが、そういう常に待ちの姿勢です。よく言われるのは、遠野は宣伝がうまいと。花巻もっともっといいものがあるのに、なかなか宣伝が下手だとよく言われるわけです。むしろ、遠野のどぶろくも、民話というよりも神楽とあわせてやっています。飲むことによって今度は消費が生まれると、今度は泊まるというふうに次々発展していくわけです。日帰りで帰ってしまうんじゃなくて、何とか滞在時間を延ばすような観光のあり方というのは大きな課題だと思うんです。そういう意味で、どぶろくの特区というのはぜひとも花巻市には必要な特区かと前々から思っているんですけれども、ぜひさまざまな形で、さまざまな場面でお話しする機会あるでしょうから、そういうものを話題にしてみるとか、そういうことはお考えにはなれないのでしょうか。お伺いします。



○議長(高橋淑郎君) 伊藤商工観光部長。



◎商工観光部長(伊藤新一君) 私もさまざまな場所、会合に出させていただいておりますので、議員御提言の部分につきましては、待ちの姿勢だという御批判を受けないようにスピーカーとしてさまざま働きかけていきたいと思います。



○議長(高橋淑郎君) 近村晴男君。



◆21番(近村晴男君) 実は、観光圏につきましては、余り効果が薄いということで断念したようですけれども、実は、2日前の一般質問で藤原晶幸議員から能登空港の話がありました。私も実は能登空港の話をしようと思っていたんですけれども、ちょっと観点を変えなければならないなと実は思ったんですけれども、能登空港はいわゆる地方空港を振興しなければならないという大きな眼目の中で、今、石川県が動いているんですけれども、その中で驚いたのは、情報誌を出しているんです。花巻市も花日和を出していますが、びっくりするのは何を伝えたいかというのがはっきりしているということなんです。能登空港の場合は9割の方が観光客ですから、観光客を相手にすればいいですのでつくり方も楽だと思うんですけれども、ある意味方向性が決まりますから。

 その中には、実は見て歩いて食べて、泊まってというのが全部入るわけです。当然そうなんです。その中でも特にもびっくりするのは口コミ評判というので、222件のさまざまなお土産やさん、旅館あるいは食堂などのランクづけまで全部出して情報誌としてつくっているんです。そのほかに、例えば、空港というのは普通はどっちかというと外れにありますから、温泉まで行く、あるいは中心地まで行くのに予約制のハイヤーがありまして、普通1万円かかっているのが予約さえすれば700円で行けるというようにいわゆるアクセスもしっかりとしていると。もっとびっくりするのは、年2回出すんですけれども、印刷部数が13万部出しているんです。経費は4,000万円ほどかかっているそうですけれども、実は、空港そのものの考え方も全部道の駅にしています。実は、岩手県ではいわて花巻空港旧ターミナルビルは物を売ったりするとかはだめだというようなことを言っていますけれども、私は、石川県の担当者にお聞きしましたら、今、能登空港の取り組みはこれからの地方空港が取り組もうとしていることの先を行っているんだとおっしゃっていました。確かそうだと思うんです。そういうふうな今までの考え方ではやっていけないと。ですから、確かにさまざまな特典あります。いらっしゃった方々に特産品をプレゼントするとか、あるいは地元の方々が東京へ往復すれば助成金出すとかさまざまにやっていますけれども、いわゆる観光産業として生きていく、そして観光人口もふえる、経済効果も大きいというところまで考えての支援のようですけれども、私は観光圏がちょっとしりすぼみになってしまったというならば、実は石川県というのはもっと広いんですけれども、これは能登半島をエリアにしています。ということは、ここで言えば、花巻市と北上市と遠野市というふうな感じのものを1泊2日とか、そんな感じで歩けるようなことをどんどん紹介しています。

 花巻市単独でもさまざまなものがありますけれども、花巻の観光というのは温泉に頼り過ぎてきたんじゃないかと。花巻市の今置かれている立場は、観光地としておもしろいものを持っていながら、温泉がすばらしいから温泉に頼ってきたと、そこがちょっと弱かったのかなと私自身も思うんです。遠野市は1つのものからどんどん派生していくという形で観光をうまくやっていますけれども、ぜひ花巻市ももっと観光に力を入れるとすれば、1つの例ですけれども、例えば、宮沢賢治と花巻ということで考えていきますと、宮沢賢治のファンというのはJRの新花巻駅に降り立ちまして、そして宮沢賢治記念館周辺を歩いた後、今度は市内に歩いてくるんです。イギリス海岸とかの方に向かってくると。ほとんどの方々歩いているんですけれども、実は、新花巻駅の近くの花巻大橋ですけれども、冬になりますと除雪しますが花巻大橋は歩道がないんです。途中まで歩道があって、ここでなくなっていると。駅からも同じ、どっちもそうですけれども、結局ここは歩道なしの橋です。北上川にかかっている橋で大正橋も歩道を横につけておりました。矢巾もそうです。これだけ立派な橋なのに歩道もない。そして賢治のファンというのは歩くけれども、特に冬になると歩けない状態になってしまう、雪の上を歩くと。実際は1人しか歩けないスペースが、雪で全部埋まってしまうという状態です。こういう危険な状態にしていますので、ぜひ花巻が心を持ったおもてなしということも考えれば、そういう方々が歩いてくるとき、ここ不便だなということで、県に対してやはりそういうふうなものをお願いしていく、いわゆる県との連携、県の出先機関ありますのでやっていくべきだと思うんです。花巻市のいわゆる大きな観光の1つに賢治があるんですが、賢治ファンが市までほとんど歩いて行くときに、それじゃ花巻市として、今まで例えこの橋に歩道を設置しましょうという要望は出されたでしょうか。



○議長(高橋淑郎君) 大石市長。



◎市長(大石満雄君) 今、たくさんの御提言をされたのでちょっと迷っているんですけれども、いわゆる観光圏の御質問の際に断念したと言いましたけれども、あくまでもそれは国の制度として挙がってきたもので、これは使えそうだと思って手を挙げようとしたんですけれども、国の都合でこれはもうやめましょうとなったものですけれども、花巻市の観光の考え方は全然変わっていなくて、やはり広域という考え方は絶対必要だということは全然変わってございません。ですから、私も広域観光を進めていくという考え方を持っておりまして、内陸から沿岸まで含めた、その中での観光商品は当然つくって、そして、できるだけ岩手県の中央部とか、あと岩手県内に滞在をしていただくと、その中のコースに常に花巻市が入っているというような考え方をしなければ、これからはなかなか観光客も引き寄せることができないだろうと思っています。

 それと、今御提言いただいた花巻市にいらした観光客が本当に花巻市の中のほかの観光スポット、いろんなところが行きやすく、見やすくするということは非常に大事なことでありまして、決して今までもおろそかにしてきたわけではないんですが、要は、トータルでものを本当に構築してきたかというのが、弱いんだと、それが原点だと私思っているんです。ですから、先ほどの空港の利用の件にしても、またはどぶろくの件にしても、すべてが点で物を考えていると、いろんな壁にぶつかってそれできなくなっていくということなんです。

 ですから、もう古い言葉なんですが、今回改めて観光立市イーハトーブ花巻と名づけて、そして4つの視点で、今、現状のものをまた全部検討しながら、不足のものは充実しましょうとか、連携をさせましょうとかということを展開してまいりますので、議員の御質問の主なるものがこの中に入り込んで、これから展開をしていくというお答えにしかならなかったのはそういう意味でございます。



○議長(高橋淑郎君) 近村晴男君。



◆21番(近村晴男君) やはり花巻市の観光という、持っている魅力というのは大変大きいものだと思うんです。特に市域が広くなりまして、魅力も倍増していると思いますので、ぜひいま一度持っているものを洗い出しながら、そして点と点が面になってくる、線になるような取り組みをぜひお願いしたいと思います。

 あと1つ、まちの顔づくり事業、私は全く市長の考えているとおりだと思うんです。ただ、もしかすると、こういうまちにするんだと、いわゆるイベントだけで市内の活性化はできないので、恒常的にまちがにぎわうということは、1つのまちがそのイメージとしてつくり上げられなければならないと思うんです。そのための顔づくりだと思うんです。顔を描くことによって、しっかりした顔が描かれたものに向かっていくという方向性の顔づくり事業なんだろうと私は思いますが、ただ地域にいる方々が中心になって動いていきますので、その地域地域の人の考えというのは当然最も大事になってきますけれども、どうぞせっかく市長がいい考え方の柱を打ち出したのが、その本筋からちょっとずれていった形の予算を使ってしまわれてしまうと、結局同じことを繰り返してしまうという危惧がありまして、市長がいらしてくださると、「顔を描いてください」、「絵を描いてください」と常々おっしゃっているそうです。私はそうだと思うんです。ですから、どうぞ担当者の方々もそういうところはやはり力説して、さまざまに使いたいのはわかるんです。でも、本当に今求めているのはどういう将来の絵を描くのか、それに向かってみんなで力を出していこうというふうな、そういう取り組みの事業だと私は思いますけれども、担当部長どのようにお考えか、ちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(高橋淑郎君) 亀澤政策推進部長。



◎政策推進部長(亀澤健君) 顔づくり事業についての御質問にお答えいたします。

 今、議員おっしゃいましたとおり、皆様にはそれぞれの顔づくりということでの検討を示唆していただいております。

 全体的な計画を策定する前提になりながら、個別の事業を選考してそれぞれやっていただいていると、その積み上げが、またさらにはその地域のイメージづくりにつがなるだろうと思っておりますので、私どももそれぞれ勉強会には参加させていただいておりますので、まずその地域の顔づくりというものを視点に置きながら事業を進めていただけるようお話をしていきたいと存じております。



○議長(高橋淑郎君) 近村晴男君。



◆21番(近村晴男君) それでは、高校再編について質問させていただきますけれども、今、岩手県教育委員会では、これまでとはかなり大きく軌道修正した部分があると思っております。といいますのは、第1次のときには、ある程度その地域の子供の数、あるいはその地元から何人入るかということの判断の中で将来統合するか、あるいは分校化するかということが強く出されておりましたけれども、平成22年度から今度は個別の学校のあり方を検討していくとおっしゃっておりますし、その中で、地域でいわゆる県内9ブロックありますが、そのブロック内の中でこれについてという1つの方向性をもし出していただけるならば、それは真剣に検討したいという対応をされております。私も湘南高校で行われた説明会にお邪魔しまして、そのときも私も発言してまいりましたけれども、花巻市でも取り組んでいる事例を伝えましたなら、県の担当の次長が「検討させていただく」という話をしておりますが、せっかくいただいたチャンスといいますか、そういうものが今あるわけですから、特にも教育委員会が今掲げております一番の柱は人材の育成だと。それは、当然市の教育委員会は県の分野までは入りませんけれども、連動して、地域の子供ですから、小さな子供から高等学校の子供たちも育てるのも当然大きな、私は役目だろうと思いますし、また、今回、岩手県教育委員会でそのようないわゆる地元でも考えたものを、自治体が提案したものは尊重していくと言われたのは、今までは県だけでやってきたけれども、今度は自治体でもその部分考えてくれないかという、逆に言えばそちらのほうの分野にも入ってきたと思うわけです。それについてのとらえ方はどのように思っておられるでしょうか。



○議長(高橋淑郎君) 及川教育長。



◎教育長(及川宣夫君) 確かに今回示されました基本的方向にも、高校再編成につきましては地域の意向、考えは聞きますということはあります。それがどの時点なのかがこれからの課題かと思っています。つまり、県が素案を示してから聞くのか、その辺の確認は十分していかなければならないと考えております。



○議長(高橋淑郎君) 近村晴男君。



◆21番(近村晴男君) 実は、県が今回の計画、方向性の中でパブリックコメントをしていたわけですけれども、私も実は提案しました。でも、意見というよりも若干違うはみ出したものを出しましたので、そうしたら、県の担当者からぜひ近村さん来てくれないかと、来て話をしてくれと、実際その場で出してくれと話をされましたけれども、実は県内9ブロックの中でも今一番大きい課題は、これは当然教育長も御承知だと思いますけれども、当然市長もおわかりでしょうけれども、いわゆる小規模校のあり方です。これは県議会でも大きな問題として取り上げております。この間、その中で出たのは、ある地域から、北上のほうからでしたけれども、岩手県は四国4県の広さがあるんだと、その中で少子化という問題だけで学校を考えていったならば、その中山間地からみんな高校消えてしまうだろうと、そういう単一的な考え方だめじゃないかということが言われていましたし、それは私もそう思いますけれども、その中で、ただ残してくれでは残るわけがないので、これは花巻市議会も岩手県知事に意見書を出しておりますけれども、東和高校がことしの3月、もうすぐ閉校です。遠野市の宮守の遠野高校情報ビジネス校もなくなるということで、学区は別でも、この地域から、いわゆる中山間地から学校が消えていくということで、その受け皿に大迫高校がなるべきだろうという1つの案があります。それは普通科として。

 もう一つが、いわゆる地域密着型の学校をというのは、県知事も実は就任のときに話しているものでございます。それも必要だろうと、いわゆる地域密着型とはどういうものかということが今問われているわけでして、それは地域の方々がどう考えて知恵を出すかです、県に対して。それが県としても受け入れられるような内容であれば、県はそれは真剣に考えていくと思うんですけれども、その中で、総合学科というのは実は学区がありません。全県下です。ですから全県下、あるいはもっと越えて人を40人集めて2つのコースで学校を存続させるという提案をしているわけです。その提案は議会も出しています。当然、市当局としてもこれは重く受けとめて真剣に私は考えていただきたいと、こんなチャンスはもう二度とないと思うんです。ぜひその辺についての御見解をいただきたいと思います。



○議長(高橋淑郎君) 大石市長。



◎市長(大石満雄君) 限られたエリアの中に学校というものを残していこうという論点からすれば、近村議員お話の考え方はそのとおりだろうと思います。

 一方では、もう一つの論点というのが県教委の中で当然あるわけであります。岩手県の高校として県内の子供たちの教育のためにどういう高校の配置、または学科、内容がいいのかというこの2つの論点がここにはあるんです。そうなったときに、今回はまず少子という現実の問題がありますから、その中で、県内で必要とされる、例えば専門系のものであればどの程度の数の、どの程度の人数の受け入れがどういう位置に必要なのかと考えるのが、これは普通の正当なやり方だろうと思うんです。そこでも実は問題があって、これも、私この間行ったときにお話し申し上げたんですけれども、県内全域を見ますと、盛岡の区域のところには市内から満遍なく人が行っているんです。ほかの県内の区域は、隣接の学区のところの動きが一番大きくて、あとは極端に少なくなっているんです。これは何をあらわしているかといいますと、もしかしたならば、その地域地域にまだ欲しい学科とか内容の高校教育の需要がある、それをあらわしていると私思っているんです。だから、それが満遍なくこの広い岩手県の中に県教委として学校を整備してきたのかという課題がここに多分出ているんじゃないかという指摘はしてきたんです。ですから、これから再編を考える場合には、ある程度のブロックの中にはその需要が満たされるものを県としては第一義的に考えていくべきではないかという考え方であります。

 もう一つの視点が、今、近村議員がおっしゃったことになるわけでありまして、そうなりますと、今度は果たして、これから大人になって働いていくためのニーズに合っているような学科としてそれを位置づけることができるかどうか、これは非常に大きなポイントに多分なってくると思います。ですから、そういう意味においては、可能性も当然あるんだろうと思いますので、そこはしっかりととにかく構築して、それはやはり提案していかなければならないと思います。

 当然、大迫地区というエリアでそれでいいのかどうかというのも踏まえまして、どこまでのエリアを包含した学科と位置づけていくのか、この辺もしっかりとやはり内容を検討して提案していくことが必要だろうと思っています。



○議長(高橋淑郎君) 近村晴男君。



◆21番(近村晴男君) 実は今、議会改革ということで市内を歩かせていただきました。その中で驚いたといいますか、行政が地域に入ってくるとマイナスの志向が多いと、議会も一緒かと言われました。だめだな、議会は。プラス志向で物を考えてくれと。どっちもマイナスだったら沈んでいくだけだという話をされて、特にも、人口10万人を切るのが予測される、切らないようにするべきじゃないかと、政策的にはできないのかというふうなことを言われました。そのとおりなんです。企業誘致は非常に難しいと思うんです。それぞれ企業経営でありますから。人材誘致というのは、例えば、花巻東高校は野球で話題になり、花巻市に相当の人が実は入ってきている。ということで、私はそういう観点からの、いわゆる第2のふるさとをつくるように花巻市に来て、そして学びませんかと。この花巻市には学べるものがあって、確かに将来これは役に立つぞというものが私はあるだろうという考えを持っているんです。ぜひそういうふうな考え方も含んで前向きに今対応していただきたいと実は思うわけです。今、チャンスが来ているわけです。ですから、余り時間を置かないでそういう議論を深めていただきたいと思います。

 もし、御見解があればいただきたいと思います。



○議長(高橋淑郎君) 大石市長。



◎市長(大石満雄君) それで、これ非常に大きな問題でありまして、例えば東高校の場合であれば、私立高校であって、私立の方針というものがしっかりありまして、だからこそ全国からでも人を呼べるという状態になっています。県立高校となりますと、やはり岩手県の子供のための教育をどうあるべきかが第一義なわけであります。ですから、県立高校の考え方の中に本当に全国から呼ぶ高校をつくるんだという考え方を持ち合わせてないとこれは実現ができない問題なんです。

 ですから、これは非常に大きな問題で、しっかりと議論していかなければならない問題だろうという認識を持っています。



○議長(高橋淑郎君) 以上で、近村晴男君の質問を終わります。

 ここで、11時10分まで休憩をいたします。

     午前11時1分 休憩

     午前11時10分 開議



○議長(高橋淑郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 次の質問者、平賀守君。(拍手)

    (平賀 守君登壇)



◆5番(平賀守君) 5番、明和会の平賀守でございます。

 今定例会の最後の質問者となりました。前段登壇されました先輩議員と質問が重複する部分もございますけれども、通告どおり4項目について質問をさせていただきますので、答弁をよろしくお願い申し上げます。

 大石市長にあっては、市政2期目となるわけですが、1期目の市政遂行手腕に対しまして評価するとともに、改めて1期目の基本方針について確認をし、2期目となる大石市政にどのように反映していくか期待するものであります。

 市長は、4年前、3つの基本方針を掲げ市長に立候補いたしました。改めて言うまでもなく、1つ目が地域主権の市政でございます。社会の急速な変化に即応した生活者本位のまちをつくるには行政だけの力では実現できない、生活者のまちづくりを目指して、市民参画、協働の仕組みを構築する。

 2つ目が、民力発揮の市政であります。行政運営に民間の発想と手法を大胆に取り入れ、生活者本位の行財政改革を行います。

 3つ目が、強いまち、やさしいまち、花巻。市民満足度の高い人にやさしいまちを築くには、財政基盤のしっかりした強いまちを構築しなければなりません。地域の特色ある資源と高速交通ネットワークを生かし、産業振興を図るとともに未来を担う人材の育成に力を注ぎますという3つの基本方針を掲げ市政を誘導し、一定の成果をおさめているものと評価するものであります。

 まさに1期目の市長在任中に政権が変わり、1つの基本方針にあるように社会の急速な変化を目の当たりにしている状況であります。種の起源の著者でありますチャールズ・ダーウィンはこう言っております。「強いものが生き残るのではない、賢いものが生き残るのではない、変化に敏感なものだけが生き残り成長する」と。まさに国内情勢は変化の真っただ中にあり、取り巻く環境、情勢は厳しいのではなく、社会の変化、経済の変化が激しいのだということを認識しなければなりません。

 このことを踏まえまして、大石市長が掲げた3つの基本方針を農業分野に置きかえて質問をいたしたいと思います。

 1つ目は、米の戸別所得補償モデル事業にかかわる対応であります。民主党のマニフェストに掲げられてあります政策の中で重要な政策となっており、農業において、米が基幹作物であります花巻市にとっては岩盤対策が導入されるなど歓迎する面がある一方で、いろいろな課題があると考えます。特に農業労働力の高齢化、担い手不足は花巻市においても深刻な課題であり、特に中山間地帯はもとより、条件整備が進んでいる平場でもこのような進行が顕著であります。

 このことにより、不耕作地の拡大による農業生産力の減退、農業所得の減少に歯どめがかからず、ますます集落機能が低下する現状にあります。人や農地は財産であり、この財産を守ることが集落機能の強化、地域コミュニティーの発展につながるものと感じるものであります。

 新たなモデル事業については、不耕作地の改善計画を市が認定するとなっておりますが、この花巻市において不耕作地の把握、さらにはその利活用について方向性をお伺いいたします。

 2つ目が、民力の発揮の方策についてでございます。

 大石市長は、さきの記者会見で米の戸別所得補償モデル事業の対策であります水田利活用向上対策事業にかかわる激変緩和対策の対応について、積極的な支援とともに、特に雑穀生産支援を重点に支援策を発表し、生産者、生産組織にとっても心強い支援としてとらえております。雑穀に限らず、花巻市においては数々の農産物がありまして、その加工業者もおります。加えて、伝統食を伝えるたくみや新しい発想を持った食のたくみも数多くおります。まさに花巻市の民力を発揮し、生産者、加工業者、販売業者、この三者がよしとなるような方策が必要だと感じるところであります。しかしながら、それを企画する、コーディネートすることについて市の助成が必要だと思いますが、今後の展開についてお伺いをいたします。

 3つ目が、強いまち、やさしいまちへの方針であります。

 花巻市は、昨年花巻東高校が甲子園で活躍し、さらには早池峰神楽がユネスコ無形文化遺産に認定され、大いに沸いた1年となりました。

 花巻市は、従来から観光産業はもとより、新たな展開をする潜在力を持った町だと思います。しかし、この潜在力を生かせないままきょうに至っているとも思うものであります。花巻市の市民は、花巻市を愛するとともに市外、県内外にあっては花巻市のファンとなるような展開方策を持たなければ実現できないと思います。現状の経済、社会情勢は不安に満ちておりまして、これに伴い就労環境も不安定な状況にあります。

 こうした状況の中で、例えば花巻市民の触れ合いの場として市民農園の展開、県内外からの新規就農者への就農あっせん、また、従来から行われているグリーンツーリズムなどを強化することにより花巻市のファンがつくれるのではないかと思うわけでございますが、市の対応についてお伺いをいたします。

 4つ目が、農作業の安全対策についてでございます。

 農作業は年々機械化が進みまして、オペレーターは高齢化となってございます。農作業の事故が年々多くなっていると伺ってございますが、農業振興を推進するとともに農作業の安全対策についてどのような指導をしているのか、あわせて昨年市内で農作業の事故等の件数についてお伺いをいたしたいと思います。

 大きい項目の2つ目でございますけれども、体育振興についてでございます。

 2016年開催予定の岩手国体、前回は昭和45年に開催されてございますから、今回2巡目となるわけでございます。大方競技種目が決定しているものと思いますが、その競技種目についてお伺いをいたします。

 3項目は、高齢者支援の湯のまちホット交流サービスについてでございます。

 平成22年3月いっぱいで老人福祉センターが廃止されるわけでありまして、年間3万人近い利用者があったと聞いてございます。4月以降は、湯のまちホット交流サービス事業で代用すると聞いておりますけれども、その内容についてお伺いをいたします。

 最後、4項目めは市民からの要望なり提言についてでございます。

 地域住民から建設的な要望、意見等が多く寄せられると思いますが、その処理方法、また1年間に手紙、はがき、メール等もあると思いますけれども、何件の処理をしているのかお伺いをいたしたいと思います。

 以上、4項目登壇しての質問といたします。

 答弁をよろしくお願いを申し上げます。(拍手)



○議長(高橋淑郎君) 大石市長。

    (市長登壇)



◎市長(大石満雄君) 平賀守議員の御質問にお答えいたします。

 1件目の農業振興についての2つ目、いわゆる農産物の加工とか販売を含めてのコーディネートとしての市の支援についての考え方でございますが、これにつきましては、いわゆる農産物の6次産業化ということになろうかと思いますけれども、農畜産物に新たな付加価値を加えて農家所得の向上はもとより地産地消の推進を含めた花巻ブランドの発信は、地域資源を活用した産業振興の大きな柱ととらえておりまして、そのために生産から加工、流通、販売までをそれぞれノウハウを持ち寄りながら融合させる仕組みづくりはまさに必要であります。ずっとこれ訴えてきましたけれども、残念ながらまだまだ確立されていないのが現状だと思っております。そのため、今現在あります花巻市起業化支援センターの位置づけを拡充いたしまして、単に機械工業だけのセンターではなくて、総合的な地元の産業支援の機能というものを充実させていこうと考えております。ここに、コーディネート機能というものは既にありますので、また、農産物、食品とのコーディネートの実績も持っておりますので、これを充実させて、製品開発、加工、流通、販売、それぞれの連携を図っていく体制をとっていこうと今考えております。

 もう一つは、予算化している内容のものでありますけれども、アグリビジネス事業がありまして、こちらは、いわゆる単に加工だけの支援ではなくて、加工したならば今度はそれを販売するというような産直の施設まで含めて、またはいわゆる料理として出せるような農家レストランも含めまして、そのようなものまで支援をする事業も考えております。これらを含めまして、いずれコーディネート機能非常に大事だと思っておりますので、それと連携させていきたいと考えております。

 次に、3点目の花巻東高の活躍や、ユネスコの世界遺産登録による認知度をうまく使ってというお話でございますが、まさに花巻東高等学校野球部の活躍、または早池峰神楽ユネスコ無形文化遺産の決定は本当に市にとってはうれしいことであって、全国に花巻という名前を物すごく大きな意味合いで広げていただいたと、かなり認知度も上がったというのも私は事実だととらえて、その効果も大きいものだろうと思います。

 これが直結して、農業政策に生かされればいいんですけれども、これはもう議員が御案内のことだと思います。

 特にも、例えば新規就農者への拡大の効果となりますと、やっぱりこれは非常に難しいものでありまして、現実問題として、この新規就農者の定着化はやっぱり容易なものではないとまずはとらえております。しかも、殊に農業というのは第一義的には時代の趨勢に流されることなく、着実に進めていくべき産業、施策だろうと思っております。

 そこで、新規就農に関しましては、現在関係機関と連携しながら、農地取得、資金準備、技術習得の相談、雇用研修受け入れ先情報の提供など、新規就農したい方が安心して相談できる体制をまずは整えております。

 また、この就農者への支援といたしまして、国や県、社団法人岩手県農業公社が準備している各種補助金、資金の導入を支援してまいりますし、また、農村に居住して、地域の方々と交流しながら農業研修や農業体験をするための農村滞在施設も当市の東和地内にありますので、これを活用、支援をしていくという考え方を持っております。

 このような受け入れの情報の発信につきましても、首都圏や盛岡市で開催されるセミナーやフェアにおいて、新規就農希望者に対して情報の提供を行いながら受け入れ確保に努めているという対策はとっております。

 あと、グリーンツーリズムに対する効果にもなりますけれども、これにつきましても、今後も花巻グリーンツーリズム推進協議会、これが柱でございますから、これと連携をして受け入れ農家の確保を図りながら、農業体験はもちろんのこと、新たに枝打ちなどの林業体験も含めるなど、農産物加工等新たなグリーンツーリズムのメニューの開発にも取り組みながら都市などとの交流による地域の活性化を推進していこうと考えております。

 そのほかにつきましては、関係部長から答弁いたさせます。



○議長(高橋淑郎君) 亀澤政策推進部長。



◎政策推進部長(亀澤健君) 私から、4点目の市民からの要望、提言についての地域住民から要望、提言についての処理方法について、それから、1年間の手紙、はがき等の処理件数についての御質問にお答えいたします。

 まず、市長へのはがき、手紙、メールにより市民から寄せられた要望、提言につきましては、内容確認の上、対応が必要なものにつきましては住所、氏名が記載されているもの、いわゆる匿名でないものにつきまして、市長へのメールにはメールで、市長へのはがき、手紙には文書によりましてすべて回答しているところでございます。加えまして、要望あるいは提言の内容によりましては、直接事情をお聞きし、御説明に伺うなどの対応も行っているところであります。

 1年間の手紙、はがき等の件数につきましては、平成20年度に寄せられましたはがき、手紙は127件、メールにつきましては107件でございます。平成21年度につきましては、2月末現在でございますけれども、はがき、手紙につきましては90件、メールにつきましては75件という状況でございます。



○議長(高橋淑郎君) 大山まちづくり部長。



◎まちづくり部長(大山拡詞君) それでは、私からは2点目の体育振興にかかりまして、国体競技種目決定についての御質問にお答えしたいと思います。

 この国体種目につきましては、今現在は決定と内定という状況がございます。38競技のうち花巻市の開催種目についての決定については、ハンドボール、それからボート、少年男女バレーボール、クレー射撃、特別競技としての硬式野球、これが決定5競技という状況でございます。それから、内定の状況ですけれども、内定といたしましては青年男子サッカー、それから青年男女、少年女子のソフトボール、これが内定という状況でございます。決定については3月末ごろ予定される県の準備委員会で決定される見込みであると伺ってございます。



○議長(高橋淑郎君) 菊池生活福祉部長。



◎生活福祉部長(菊池保守君) 3件目の湯のまちホット交流サービス事業につきましての御質問にお答えいたします。

 この事業は、全国有数の温泉地である当市の特徴を生かして、温泉施設経営者との協働により、温泉施設活用による高齢者の心身の健康増進と交流の促進及び域内経済の循環を促進するなど、地域経済の活性化もあわせて図ることを目的に実施いたすものであります。

 この事業の利用対象者でございますけれども、65歳以上の市民が5人以上まとまって申し込みすることが条件となります。利用時間等についてでありますが、原則として月曜日から金曜日までの午前10時から午後3時までの間、無料で入浴及び休憩施設を利用できるものであります。

 次に、利用できる市内の温泉施設でございますけれども、16施設であります。この温泉施設利用に当たりましては、利用者が直接予約をしていただくとともに、当日、利用者の氏名、生年月日等を記載した利用申請書を温泉施設に提出していただくことになります。この申請書でございますけれども、本庁長寿福祉課、各総合支所、各振興センターなどに備えつけるほか、老人クラブの団体にも配布する予定であります。

 なお、送迎につきましては、各温泉施設によって無料から一部有料までさまざまございますので、今後利用できる施設や内容などにつきまして、全戸配布等によって周知を図ってまいりたいと存じております。



○議長(高橋淑郎君) 戸來農林水産部長。



◎農林水産部長(戸來喜美雄君) 農業振興についての戸別所得補償モデル事業導入に向けての市の対応についてお答えいたします。

 米の生産数量を目標に即して生産を行った農業者に対して、直接所得補償を行う米戸別所得補償モデル事業が来年度実施されますが、我が国の食料自給率の向上を図るためには、水田の不作付地をできるだけなくし、水田が有効に活用されることが必要との理由から、調整水田等の不作付地により生産数量目標を達成する農業者については、その改善計画を市町村に提出し、認定を受けることが制度への加入要件とされたところでありまして、来年度の調整水田等の面積につきましては、現在、第1次営農計画書の取りまとめ作業を行っているところでありまして、まだ把握していない状況にあります。

 次に、農作業安全対策につきましての御質問にお答えします。

 市でも構成メンバーとなっております岩手県農作業安全対策協議会では、毎年春と秋に農作業安全月間を定め、県下一斉に農作業事故防止運動を展開しており、市の広報やホームページを通じて、農業従事者に対して安全な農作業を心がけるよう注意喚起を行っております。

 さらに、農業関係団体に対しましても、大型機械を操作する場合や事故発生率が高い夕暮れどきの作業に特に気をつけていただくよう、それぞれの広報紙等を通じてお知らせしていただいております。

 また、花巻農業協同組合では、各生産部会の会議の場や、米の刈り取り時期には、適期刈り取りと農作業事故の根絶をセスナ機から注意喚起を行っていただいているところであります。

 農業従事者の高齢化は今後も進展することが予想されますが、農作業死亡事故ゼロを目指し、花巻農業協同組合を初め関係団体と協力しながら、より一層の注意喚起を行ってまいりたいと存じます。

 なお、花巻市内で農作業中に亡くなられた方は、平成20年がお二人、昨年はございませんでした。



○議長(高橋淑郎君) 平賀守君。



◆5番(平賀守君) それでは、再質問をさせていただきます。

 農業振興の(1)の米の戸別補償のモデル事業の関係でございますけれども、先ほどの答弁の中で、改善計画書を提出するという説明があったわけでございますけれども、この計画書の提出の段階で、認める方向といいますか、どのように考えているのかお聞かせをお願いいたします。



○議長(高橋淑郎君) 戸來農林水産部長。



◎農林水産部長(戸來喜美雄君) 改善計画書の認める方向性といいますか、どういう場合に認めるかということでございますが、国では、基本的に改善計画書の様式についてはまだ示されてはいないところでありますが、土地の地番、面積、作物が作付できない理由、改善に向けた具体的な取り組みとその達成時期を出させるということでございますが、作物の栽培ができない理由と、改善に向けた取り組み及びその時期、それに特段問題がなければすべて認めていいという方向で進んでおりますので、市としても同じ考え方でまいりたいと考えてございます。



○議長(高橋淑郎君) 平賀守君。



◆5番(平賀守君) 特に、不耕作地を入れまして、その生産目標数量を達成するという農家が多くあるわけでございますので、ぜひ今のように提出になった段階での市での認定といいますか、それはお願いしたいと思いますし、今、平成22年度の計画を取りまとめ中のようでございますけれども、実質去年の例を見ましても、花巻市全体で約5,000ヘクタールの転作がなされているわけでございまして、その中の1,000ヘクタール、約2割が不耕作地といいますか、そういう対象となるわけでございます。それをうまくやはり誘導していかなければならないと考えるわけでございますけれども、この不耕作地の誘導策についてお伺いをいたしたいと思います。



○議長(高橋淑郎君) 戸來農林水産部長。



◎農林水産部長(戸來喜美雄君) 誘導策につきましてでございますが、現在のところどうしようということではなくて、とりあえずこの改善計画書を提出していただくときには、農業者がどういう方向で改善したいかという中身を書いていただくわけです。その中身は、まず1つには、みずから作付する、あるいは個人でも集落営農でもよろしいでしょうが、そういう方に頼む、あるいは集落営農に参加すると、そういう中身も書いていただくこともあります。

 したがって、その中身を見ながらその対応策を考えていくことになろうかと存じております。



○議長(高橋淑郎君) 平賀守君。



◆5番(平賀守君) 特に不耕作地の中で、やはり先ほども答弁の中にありましたように、自給率を高めるということになれば、やはり今の水田を利活用、うまく使うということがやはり大事なのではないかと思います。特に、国では自給率向上のための中での新規需要米の取り組みということで、えさ米なり米粉の作付を出しているわけでございますけれども、いろいろ農家から聞いた段階でございますけれども、実際新規需要米なりを取り組みしたいという中でも、生産者みずからが実需者を見つけ、それから契約しなければならないという要件があるわけでございます。

 実際農家としますと、実需者を見つけ、それから契約までというのはなかなか難しいと思います。ですから、国が自給率を幾ら高めるといっても、この辺をきちんとやはり開拓しなければいけないのではないかと思いますが、その辺の考え方についてお願い申し上げます。



○議長(高橋淑郎君) 戸來農林水産部長。



◎農林水産部長(戸來喜美雄君) 実需者を見つけるということについては、非常に大切なことでございます。これは確定ではない、聞いた話ということでお話しさせていただきますが、全農でも、製粉所といいますか、米粉をひくところを準備したいということもうわさでは聞いてございます。したがいまして、それらの状況を見ながら実需者を探すということになろうと思います。市として、実需者を単独で見つけるということはかなり難しいわけですので、関係団体、機関と連携をしながら新規需要米なり加工用米なりの販売先を探してまいりたいと思います。



○議長(高橋淑郎君) 平賀守君。



◆5番(平賀守君) やはり行政といいますか、市として独自に見つけるのはかなり難しいと思いますので、JAなり、協議会があるわけでございますから、そういう実需の開拓を含めながらの推進ということで取り組みをお願いするわけでございます。

 特に、先ほど話しましたように、1,000町歩近い面積があるわけでございますから、これを有効活用するということが大事ではないかと思います。

 次に、(2)番の雑穀等の6次産業の関係でございます。先ほど、市長から花巻市の起業化支援センターを中心としながらということで、生産者はもとより製品の開発なり加工、流通業者と連携をとってやるということでございますので、ぜひ支援センターが中心となりながら開拓をしていただきたいと思います。

 ただ、その中で何といっても、雑穀の原料確保が一番大事になると思います。平成15年から花巻市の場合は水田農業ビジョンの中で振興策と位置づけをし、そして日本一の雑穀産地を目指して今まで取り組みをしてきているわけでございます。そして、平成22年度の中で水田利活用自給力向上事業の中で、全国一律の交付単価になったということでございます。雑穀等を作付している方々の助成金が大幅に減額になるということで、国では激変緩和対策を講じられたわけでございますし、また市でも、緊急担い手経営支援事業を独自で創設して対応したということで、これに対しまして大変感謝申し上げるわけでございますけれども、ただ、きのうの農林水産部長の答弁の中で、この市の事業については平成22年度のみという答弁があったように思いますけれども、その辺についてもう一度お願い申し上げたいと思います。



○議長(高橋淑郎君) 戸來農林水産部長。



◎農林水産部長(戸來喜美雄君) 今、議員御指摘のとおり、日本一を目指して平成15年から生産者の方々の御努力でやってきたわけです。今回、市で示しました緊急担い手経営支援事業につきましては、国の激変緩和に呼応したものでございます。国では、平成22年度に限っての激変緩和ということでございますので、同じく呼応した形で平成22年度のみときのうは答弁させていただきました。

 戸別所得補償の本格実施に向けて、国では平成22年度にいろんな制度を設計していくということでございます。それらの中身を見きわめながら次年度以降、平成23年度以降の市の対応も考えていかざるを得ないと考えておりますので御理解をいただきたいと思います。



○議長(高橋淑郎君) 平賀守君。



◆5番(平賀守君) 国では、平成23年度、米以外にも戸別の所得補償制度、米のみならずということでの対策があるということでございますが、それを見てからとなりますと、平成23年度といいますが、実は、今、実際雑穀を作付すればいいのか迷っている農家もかなりいると思います。実質作目を別なものに変えようかという方も中にはあるわけでございまして、小麦等々については、ことしの9月に播種なさるわけでございますから、やはりその前にある程度雑穀に対する市の体制が必要ではないのかなと思うわけでございます。

 特に、生産組合等においては、コンバインなり機械等準備しているわけでございますし、農協では乾燥施設等の整備をしている、それから、プロ農夢等でも雑穀ミックス等の製品化をするための機械等々を導入しているわけでございますので、これくらい盛り上がっている段階で平成22年度のみというのはちょっと弱いのではないかと思いますが、大石市長にその辺をお聞きしたいと思います。



○議長(高橋淑郎君) 大石市長。



◎市長(大石満雄君) 今回のいわゆる激変緩和に関しましては、先ほど来農林水産部長が申し上げたとおりでございます。いわゆる激変緩和という策を今回講ずるということに対応して、あくまでもこれは平成22年度の施策という意味でございます。問題は、これから本当に花巻の農産物として主要なものに位置づけていくのであれば、現状を見ますと、まだまだやはり生産の段階で終わっている状態なわけなんです。これで本当に付加価値が高まってと、農家の所得向上につながっているかと、これはあくまでも補助があるから成り立っているという考え方でいいのかと、ここがやっぱり一番私問題だと思っているんです。ですから、本当の意味での、これを6次産業化に向けていくような施策を並行してやはりつくっていかなければならない。そちらにも予算をやっぱり私は大きくとっていかなければならないと思うんです。だから、単純にこうやって補てんするような考え方は、まず今回はやったけれどもと、それも含めて本当の意味での花巻市の特色ある産物に、ブランドに仕上げていこうという政策を構築していきたいという考え方を持っています。

 ですから、それが平成23年度、24年度、この短期の中ですぐできるかといえば、これは難しいと思います。ですから、その間もしっかり当然のごとくやはり生産もしていただいてと、いわゆる雑穀そのもので売れる間はやはりどんどん売っていって結構なんですけれども、やはりこれも競争がどんどん出るはずでございますから、必ず頭打ちが来るだろうと私思っておりますので、その期間のうちに本当の意味の製品を開発していくということ、そういうような制度構築もあわせてこれから充実させていきたいと考えておりますので、まず、原則として心配しないでしっかりと生産できるよう対応をとりつつ、本当の意味の6次産業化の施策を構築してまいりたいと考えております。



○議長(高橋淑郎君) 平賀守君。



◆5番(平賀守君) 何といっても補助制度に惑わされないような作目の振興ももちろん大事だと思いますけれども、平成22年度新事業していただいて、平成23年度ゼロというのはやはりあんまりではないかなと思いますので、ぜひこの辺については前向きでお願い申し上げたいと思います。

 それから、3番目の新規就農なりグリーンツーリズムの関係でございますけれども、やはり都市から若い人たちを呼び込むことが地域の活性化につながると思います。

 先ほどの答弁の中で、東和地区で農村滞在施設を持っていると言われましたが、平成21年度の利用状況とリンクして、グリーンツーリズムの関係でも協議会の中で会員数が幾らぐらいあって、去年の実績は幾らぐらいなのか、数字的に押さえているのであればお知らせお願い申し上げます。



○議長(高橋淑郎君) 戸來農林水産部長。



◎農林水産部長(戸來喜美雄君) 東和の農村滞在施設でございますが、現在空いている状況でございます。新規就農者に入っていただきたいということで空いている状況でございますが、入ってこない状況にあります。

 それから、グリーンツーリズムの関係ですが、平成21年度の協議会の会員としまして235世帯でございます。ここ数年230前後を上下していると、高齢化に伴って退会される方、あるいは新しく入ってこられる方いろいろございまして、平成21年度は235世帯となってございます。

 それから、平成21年度に入ってこられた方、体験に来られた方々ですが、合わせて、川崎のサマーキャンプも含めまして平成21年度は2,326名でございます。



○議長(高橋淑郎君) 平賀守君。



◆5番(平賀守君) 続きまして、(4)の農作業の安全対策の関係でございます。

 全国的に見ますと年間約400人近い方が、農作業中の犠牲になっているという報道がなされております。特に機械別に見ますと、トラクターの事故が全体の3割、30%、そして刈り払い機、草刈り機、コンバインという順序になっているようです。それから、事故の現状を見ますと、やはり路肩からの転落なり転倒した事故が全体の50%ということで、400人という非常に大きい数字なわけでございます。幸い去年花巻市ではゼロということでございますけれども、生産法人なり集落営農の中で、オペレーター等が事故に遭いますと、営農計画といいますか、全体的に響くと思いますので、特に農業の関係ですが、農業の労災保険があるようでございますけれども、農業者のための特別加入制度だと聞いてございますが、この加入状況等わかっているのであればお知らせいただきたいと思います。



○議長(高橋淑郎君) 戸來農林水産部長。



◎農林水産部長(戸來喜美雄君) 労災保険でございますが、花巻市全体で、平成21年度加入されている方が206名ございます。これは、平成20年度が102名でございましたので倍増してございます。今後ともこういう保険にはぜひとも加入していただきたいと思ってございまして、あらゆる機会をとらえて加入促進を図っていきたいと考えてございます。



○議長(高橋淑郎君) 平賀守君。



◆5番(平賀守君) せっかくこういう保険制度がありますので、PRしまして加入促進をするようにお願いをいたしたいところでございます。

 次に、大きい2項目目の体育振興の関係でございます。

 先ほど、38競技中花巻市での開催決定は5つの競技、そして内定が2つと、今御答弁をいただきました。

 私は、その中でクレー射撃場の関係についてお伺いをいたしたいと思いますけれども、岩手国体のときからクレー射撃場をやっているわけでございまして、延々今まで40年近い中で、あそこでいろいろな大会が開催されているわけでございますけれども、特に弾丸の鉛といいますか、そういう中での土壌汚染なり地下水の関係についてどのような対策をとっているのかお伺いをいたします。



○議長(高橋淑郎君) 大山まちづくり部長。



◎まちづくり部長(大山拡詞君) クレー射撃場の鉛対策ですけれども、クレー射撃場については土地と建物を岩手県のクレー射撃協会にお貸しして運営していただいているという状況ですけれども、実は、昨年その協会で独自に鉛の回収を行いました。これはやはり土壌汚染も含めて、環境汚染という観点からそういう作業を行いました。同時に地下に浸透していないかということで、協会は独自にまた水質の汚染の状態を確認しているという中で、これも基準はクリアされているという状況でございました。

 市としても、協会にだけやらせるというわけではありませんので、独自に市としても調査をさせていただきました。これもやはり土壌汚染の傾向は見られませんでした。ということで、これからも危険な状態に置かないように努めていきたいと考えてございます。



○議長(高橋淑郎君) 平賀守君。



◆5番(平賀守君) 岩手県のクレー射撃協会に貸しているということでございますから、協会と連携をとりながら、今、中では鉛の回収作業を実施しているということですし、市でも水質を検査しているということで、基準値をクリアしているということで安心いたしました。

 それから、もう一つ、あそこの射撃場は、わかるとおり山際といいますかそういう場所にあるわけでございまして、実は数年前に大雨がありまして、そしてあそこの射撃場の中まで水浸しになったということがあるわけでございますが、最近、ゲリラ的な豪雨が各地であるわけでございますので、そういう大雨に対しての対策等々についてもどのように考えているのかお伺いをいたしたいと思います。



○議長(高橋淑郎君) 大山まちづくり部長。



◎まちづくり部長(大山拡詞君) クレーの射撃に当たっては、鉛のほかにプラスチックのワッズというのがあります。ワッズが切り離れて、鉛は土に入るんですけれども、ワッズは散乱するということで、議員御指摘のように、大雨のときにワッズがいたずらするということがありました。これを解消するために、川に、ワッズを二重、三重に回収できるような仕組みを整えて、地域の皆さんに御不便かけないように取り組んでおりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(高橋淑郎君) 平賀守君。



◆5番(平賀守君) 今、ワッズの話が出ましたが、実は大雨のときでございますけれども、河川がすぐ近くにあるわけでございまして、実は農業用水のパイプラインにワッズが流れまして、そのパイプラインの蛇口を封鎖したということも実際あったわけでございますので、大雨の場合に流れることがないような対策もお願いしたいと思います。

 次に、大きい3番目の高齢者支援の関係でございます。

 湯のまちホット事業ということで、温泉施設を利用することによって、高齢者なりその高齢者の精神なり健康増進を図ることでございますし、介護費用なり医療費を幾らかでも減らすといいますか減ずるという中では大変いい事業でありますし、やはり花巻市でなければやれない事業でもあると思いますので、ぜひ成功させてほしいと思います。ただ、さきの中で、送迎の関係、各温泉16社といいますか、申し込みあるという中で、無料と有料があると説明があったわけですが、その辺の関係についてちょっともう一度お願いします。



○議長(高橋淑郎君) 菊池生活福祉部長。



◎生活福祉部長(菊池保守君) 送迎についてのお尋ねにお答えいたします。

 16施設のうち10人以上の団体での利用で無料というのが2施設ございます。それから、10人以上の団体で、お弁当、昼食を注文していただければ無料というのが1施設、同じく20人以上の団体で昼食、お弁当を利用していただければ無料というのが4施設ございます。あとは、相談の上決定するという内容もございますので、今後詳しい内容については、チラシを配布の上周知をしてまいりたいと存じます。



○議長(高橋淑郎君) 平賀守君。



◆5番(平賀守君) ぜひその16の施設の経営者といいますか、代表者とよく連携をとりながら、この事業については成功するようにお願い申し上げたいと思います。

 次に、4番目でございますけれども、市民からの提言なり要望ということで、市長は221カ所、市内の全地区の行政区を回りまして、「おじゃまします。市長です。」ということで、市民と直接対話といいますか、意見、要望等を聞いたわけでございますけれども、その中で今、市長には、去年の中ではがきなり手紙が90、メールが75というふうなことで、匿名でない限りすべて回答しているということで、やはり地域住民の方は建設的な意見等々もちろん出しているわけでございますから、大変すばらしいことだと思います。

 ここで確認いたしますけれども、各部署にも要望なり提言が来ることがあると思いますけれども、その辺についてはどのようになっているのかお伺いをいたします。



○議長(高橋淑郎君) 亀澤政策推進部長。



◎政策推進部長(亀澤健君) 各部署等にも意見、提言等、あるいは手紙なりメールでいった場合でも、基本的に広聴広報課のところで一元化いたしまして、そして、その中での対応として、先ほど申しましたとおり、内容確認の上、それぞれに個別で対応させていただいております。

 ただ、例えばですけれども、市長への手紙と現部、現課への手紙が同じ内容できたりしている場合は、市はひとつでございますので、市長からの回答で済まさせていただいている例もございます。



○議長(高橋淑郎君) 平賀守君。



◆5番(平賀守君) 私が、今回これを質問いたしましたのは、実はある市民の方から同じ要望書を市長にも出し、同じ文でやはり各部に出したということで、実は市長からは回答来たけれども、部から来なかったということがあったんです。今の答弁を聞きますと、同じような文章で、もちろん市長のところから出れば同じということでございますので、これについては了解をいたしました。

 それから、すみませんがちょっと前に戻りますが、農業の関係でございます。

 実は、去年花巻市では、新日本農業政策ということで国へ要望意見等を提出したわけでございます。

 そして、今年度、平成22年のモデル事業がスタートしているわけでございますけれども、やはり農家につながる機関といいますか、当初は、去年の11月下旬にはある程度の素案が出るのではないか、遅くとも12月末には出るのではないかという話もあったわけですけれども、実質年を明けて、1月なり2月に農家へ説明という段階なわけでございます。何といっても、農家の場合は、秋の収穫作業が終わりますと、次の営農計画といいますか、次年度の作業に入るわけでございますから、この平成22年度のモデル事業をできるだけ早めに成果を検証して、やはり問題点等々ある場合は、新日本農業政策と同じように、国に提言なり要望していくべきだと思いますけれども、その辺の考え方についてお願い申し上げます。



○議長(高橋淑郎君) 戸來農林水産部長。



◎農林水産部長(戸來喜美雄君) モデル事業をやってみて課題が出てきた場合には、当然国に申し上げるべきものは申し上げる。県に申し上げるべきものは県に申し上げる。これは、基本的に農業者の方々あるいは関係団体の方々の御意見を聞きながらということになりますが、そういう方向で進むものと考えてございます。



○議長(高橋淑郎君) 以上で、平賀守君の質問を終わります。

 これで本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会をいたします。

 大変御苦労さまでした。

     午後0時6分 散会