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岩手県 大船渡市

平成22年  第1回 臨時会 02月04日−議案上程説明、審議決定−01号




平成22年  第1回 臨時会 − 02月04日−議案上程説明、審議決定−01号







平成22年  第1回 臨時会





         平成22年大船渡市議会第1回臨時会会議録

議事日程第1号

平成22年2月4日(木)午前10時開議

日程第1         会期の決定
日程第2         会議録署名議員の指名
日程第3  議案第1号  大船渡漁港広域漁港整備大船渡魚市場建設・用地(人工地盤)他工事(建築
             工事)の請負変更契約の締結に関し議決を求めることについて

本日の会議に付した事件
   〜議事日程第1号に同じ〜

出 席 議 員(26名)
  議 長  佐 藤 丈 夫 君          副議長  平 田   武 君
  1 番  伊 藤 力 也 君          2 番  伊 藤 直 人 君
  3 番  森     操 君          4 番  三 浦 正 明 君
  5 番  紀 室 若 男 君          6 番  佐 藤   寧 君
  7 番  平 山   仁 君          8 番  熊 谷 昭 浩 君
  9 番  船 野   章 君          10番  須 藤 共 二 君
  11番  滝 田 松 男 君          12番  木川田 了 摩 君
  13番  及 川   彌 君          14番  門 前 恭 一 君
  15番  三 浦   隆 君          16番  鈴 木 道 雄 君
  17番  氏 家 じんいち君          18番  菊 地 耕 悦 君
  19番  畑 中 孝 博 君          20番  斎 藤   功 君
  21番  平 田 ミイ子 君          22番  志 田 嘉 功 君
  23番  鎌 田 和 昭 君          24番  村 上 健 一 君

欠 席 議 員(0 名)

説明のため出席した者
  市     長  甘 竹 勝 郎 君      副  市  長  紀 室 輝 雄 君
  企 画 政策部長  平 野 義 克 君      総 務 部 長  武 政 久 夫 君
  生 活 福祉部長  千 田 哲 志 君      商 工 観光部長  佐 藤 悦 郎 君
  港 湾 経済部長  室 井 良 雄 君      農 林 水産部長  佐々木 伸 介 君
  都 市 整備部長  佐 藤   守 君      三 陸 支 所 長  奥 山 行 正 君
  会 計 管 理 者  新 沼 辰 男 君      教 育 次 長  新 沼 敏 明 君
  企 画 調整課長  金 野 博 史 君      市民文化会館長  及 川 岩 治 君
  活 力 推進課長  新 沼 秀 人 君      秘 書 広聴課長  三 浦 勝 朗 君
  総 務 課 長  金 野 周 明 君      財 政 課 長  佐 藤 高 廣 君
  市民生活環境課長 寺 澤 英 樹 君      国 保 年金課長  刈 谷   裕 君
  商工観光物産課長 志 田 重 男 君      港 湾 経済課長  金 野 敏 夫 君
  水 産 課 長  佐 藤 悦 男 君      都 市 計画課長  小 西 克 洋 君
  下水道事業所長  佐 藤   清 君      水 道 事業所長  井 上 正 規 君
  生 涯 学習課長  金 野 良 一 君      学 校 教育課長  平 山 敏 也 君

事務局職員出席者
  事 務 局 長  山 口 清 人 君      局 長 補 佐  後 藤 俊 一 君
  議 事 係 長  千 田 岳 明 君





    午前10時00分 開   会



○議長(佐藤丈夫君) おはようございます。

  これより平成22年市議会第1回臨時会を開会いたします。

  本日の出席議員は26名全員であります。

  日程に入るに先立ち、諸報告を行います。当市監査委員から平成21年度11月、12月分の一般会計、特別会計、歳計外現金、基金並びに水道事業会計の例月出納検査の結果についての報告があり、お手元に配付のとおりですので、御了承願います。以上で諸報告を終わります。

  ここで、当局から発言を求められておりますので、これを許します。市長。

    (市長 甘竹勝郎君登壇)



◎市長(甘竹勝郎君) おはようございます。既に議員各位におかれましては御承知のことと思いますが、私から大変悲しい御報告をさせていただくところであります。

  それは、教育長でありますが、金野大登氏が去る1月の14日午前11時42分、病のために御逝去されたことでございます。御逝去されました金野教育長は、昭和38年に岩手大学学芸部を御卒業後、種市町立中野中学校、それから我が気仙地区の多くの中学校で教鞭をおとりになりまして、東磐井教育事務所長、千厩教育事務所長、大船渡教育事務所長、そして日頃市中学校長、第一中学校長などを歴任されたところでございます。さらに、平成13年10月からは我が大船渡市の教育委員会委員として、また平成16年10月からは第7代の大船渡市教育委員会教育長として5年3カ月にわたりその重責を担われ、高潔な人格とすぐれた指導力をもちまして、人間性豊かな児童生徒の育成と教育の向上に高い志と情熱を傾注をされ、当大船渡市の教育行政に多くの実績を残されましたことは、御案内のとおりでございます。

  昨年9月には、第3回市議会定例会におきまして、教育委員会委員として3期目の任期に係る御同意をいただいたところであり、引き続き教育長としてこれからのさらなる活躍が期待をされましただけに、このたびの突然の御訃報は、まことに痛恨のきわみでございました。

  これまで御指導を賜りました議員各位に御礼を申し上げますとともに、ここに心からの哀悼の意を表し、御冥福をお祈り申し上げまして、御報告とさせていただく次第でございます。

  なお、新たな教育長が任命されるまでの間は、新沼敏明教育次長が教育長職務代理者となっておりますので、あわせて御報告を申し上げるところであります。

  私からは以上であります。



○議長(佐藤丈夫君) ただいま市長より金野大登教育長が1月14日午前に逝去された旨報告がありましたが、議員一同謹んでお悔やみを申し上げ、御冥福をお祈りいたし、全員で黙祷をささげたいと存じます。

  全員御起立を願います。黙祷。

    (黙     祷)



○議長(佐藤丈夫君) 終わります。着席願います。

    午前10時06分 開   議



○議長(佐藤丈夫君) それでは、出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

  本日の議事はお手元に配付の議事日程第1号により、これを進めることにいたします。



○議長(佐藤丈夫君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。

  お諮りいたします。議会運営委員長より報告がありましたが、本臨時会の会期は本日1日といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤丈夫君) 御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。



○議長(佐藤丈夫君) 次に、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。

  会議録署名議員は規定により議長において、2番、伊藤直人君、3番、森操君の両名を指名いたします。



○議長(佐藤丈夫君) 次に、日程第3、議案第1号、大船渡漁港広域漁港整備大船渡魚市場建設・用地(人工地盤)他工事(建築工事)の請負変更契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。

  提出者の説明を求めます。総務部長。

    (総務部長 武政久夫君登壇)



◎総務部長(武政久夫君) それでは、私から議案第1号について御説明いたします。議案書の議案第1号をお開き願います。

  議案第1号、大船渡漁港広域漁港整備大船渡魚市場建設・用地(人工地盤)他工事(建築工事)の請負変更契約の締結に関し議決を求めることについて。平成21年3月17日に議会の議決を経た大船渡漁港広域漁港整備大船渡魚市場建設・用地(人工地盤)他工事(建築工事)の請負契約の締結に関し、その一部を次のとおり変更するため、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。

  記でございます。1、工事名、大船渡漁港広域漁港整備大船渡魚市場建設・用地(人工地盤)他工事(建築工事)。2、工事場所、大船渡市大船渡町字永沢地内。3、契約の相手方、大船渡市盛町字田中島27番地1、株式会社佐賀組・豊島建設株式会社特定共同企業体、代表者、株式会社佐賀組代表取締役、金野辰雄。4、変更の内容、項目、契約金額、変更前、43億500万円、変更後、46億4,797万5,150円。

  提案理由でございます。大船渡漁港広域漁港整備大船渡魚市場建設・用地(人工地盤)他工事(建築工事)の請負変更契約を締結しようとするものでございます。

  お配りしてございます議案第1号説明資料により説明させていただきます。1ページをお開き願います。大船渡漁港広域漁港整備大船渡魚市場建設・用地(人工地盤)他工事(建築工事)に係る請負変更契約の概要。1の変更理由でございますが、今回の変更は岩手県が行ったボーリング調査の結果に基づきくい工事を行ったところ、想定以上に支持地盤の形状が複雑であったこと、地盤がかたいため計画された掘削機械では対応できなかったこと、また海水の浸透率が想定以上に高く、止水のための新たな鋼矢板の打ち込みなど、現場の現状を適切に判断しながら状況に応じた施工が必要となったことから、建築工事について本体を施工するために必要な地下部分の工事であるくい工事、基礎工事、仮設工事に係る当初設計の一部を変更するものでございます。

  2の工事変更の概要でございますが、(1)のくい工事に係る主な変更内容は、くいの長さの変更や掘削箇所の一部に全周機の使用など、以下のとおりであります。

  お開き願います。(2)の基礎工事の主な変更内容は、埠頭部岸壁上屋の基礎形状の変更等であります。

  (3)の仮設工事に係る主な変更内容は、矢板打設の増加など、以下のとおりであります。

  3の工期の変更でございますが、完成期限を平成23年3月25日に変更するということでございます。

  以上、議案第1号について御説明申し上げましたが、よろしく御審議くださいますようお願いいたします。



○議長(佐藤丈夫君) 以上で提出議案についての説明を終わります。

  ここで議案思考のため、15分間休憩といたします。

    午前10時13分 休   憩

    午前10時28分 再   開



○議長(佐藤丈夫君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

  これより議案審議を行います。

  日程第3、議案第1号、大船渡漁港広域漁港整備大船渡魚市場建設・用地(人工地盤)他工事(建築工事)の請負変更契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。

  質疑を許します。7番、平山仁君。



◆7番(平山仁君) それでは、何点か説明資料から、簡単な質問でございますので、まずくい打設に伴う吸い出し防止材の破損の補修をやったかやらないかと、これが第1点でございます。これは簡単な、イエス、ノーでも結構でございますので、ひとつお願いを申し上げます。

  それから、もう一つは、この止水工事、仮設工事と言われるものは、任意仮設工事と言われるものか、指定仮設工事と言われるものかということ、これも簡単で結構でございます。お尋ねをしたいと思います。前いただいた資料の中には、当初計画の仮設の一部として受注業者の裁量により実施をしている工事の範疇だということでございますので、この点ちょっと確認をさせていただきたいなと思うわけでございます。これが2点目と。

  それから、もう一点は、7メートルの矢板を、当初佐賀組の入札後なのでしょうかね、7メートルの矢板で、プラス22台のポンプを使って止水ができるということで始まったようだと思いますが、これはできるという判断で行ったかという単純な質問から入りたいと思います。3点お願いします。



○議長(佐藤丈夫君) 水産課長。



◎水産課長(佐藤悦男君) まず、吸い出し防止材の補修の関係でございますが、矢板のほうの補修というふうなことの理解でよろしいかと思うのですが、補修をするというふうなことも今回の予算に……

    (「くいが終わったかどうか、

      くいの吸い出し防止材」と

      呼ぶ者あり)



◎水産課長(佐藤悦男君) くいの吸い出し防止材につきましても、当然今回の変更の予算の中にあります。

    (「終わったかどうか」と呼ぶ

      者あり)



◎水産課長(佐藤悦男君) それで、そのくいにつきましては、すべてではありませんが、いわゆる人工地盤のほうについては終わっております。

  それから、止水に関して任意仮設か指定仮設かというふうなことですが、この部分については今回の当初設計におきましては任意仮設ということでございます。

  それから、7メーターの矢板にポンプでくみ上げるというふうなことにつきましても、当初この計画についてはできるというふうな判断はございました。しかしながら、結果的にできなかったということでございます。



○議長(佐藤丈夫君) 7番、平山仁君。



◆7番(平山仁君) (続) ありがとうございます。

  くいの吸い出し防止材の補修でしょうか、一部終わったということでありますので、これは単純な疑問なのですが、今回の矢板の吸い出し防止材の補修が全国的に今回わかったというのにいささか私はちょっと矛盾を感じるなというところでございます。これも簡単で結構ですので、ひとつお知らせを願えればと思います。

  それから、任意仮設ということなので、私の解釈であれば、任意でございますので、業者さんにやり方をお任せをしたと。それは予算の範囲で、3億1,400万円の前の予算の範囲でできるのではなかろうかというふうな解釈です、私は。その辺も何かございましたら、お願いをしたいと思います。

  それから、やはり今御答弁ありましたとおり、7メートルと22台のポンプを使って当初はできるということで始まったわけでありますので、その後に浸透率が10倍だったとか、その工事費が2倍になっているわけですから、ここに私たち議員はいささかやっぱり疑問を感じるわけでございます。決して工事自体に反対をしている議員さんはいらっしゃらないと思います。つまり41億円の一番最初の入札の議決に関して、我々賛成をして通しているわけですから、そこに関しては前提として反対している議員はいないだろうと思います。ただ、やはりこの7メートルのできるといった工事が倍の矢板を使い、そしてまたこんなに、10月まではできる、できると言っていたわけですから、急に判断が変わったような、そういったやり方に対して疑問を持っているのだろうと思います。したがって、やはりその見通しが甘かったということで私は解釈したいのですが、その辺何か御答弁ありましたら、お願いをしたいと思います。



○議長(佐藤丈夫君) 水産課長。



◎水産課長(佐藤悦男君) 任意仮設の関係でございますが、確かに施工業者が自由にそのやり方について選択できるというところはございます。しかしながら、その施工上の問題におきまして、任意仮設におきましても、当初の地質条件だとか、そういう条件に大きな変更を及ぼした場合においては変更ができるというふうなことになっております。今回のように大幅に浸透係数が大きかったというふうなことで、それなりの対応が必要というふうなことでございますので、この件については変更で対応するというふうなことでございます。

  それから、当初の見通しが甘かったのではないかというふうなお話がございましたが、これは施工上においてそういう状況が判明した時点でいろいろな対応というふうなことを考え、そしてそれに基づいていろんな技術の人たちとか、いわゆる業者の方々とか、あるいは諸先生の方々の御指導をいただきながら、こういうことに最終的に結論に至ったというふうなことでございます。確かにどのくらいまで見通せるかというふうなことは、やっぱりいわゆる下の部分の水が一番問題だと思いますので、その部分についてなかなか判断できにくい部分もあったというふうなことでございます。



○議長(佐藤丈夫君) 7番、平山仁君。



◆7番(平山仁君) (続) いずれ私ら素人でございますので、海の中の話をされても、見たこともないので、こうやって資料をもらって判断するしかないわけでございますが、いずれその7メートルの矢板を破ってはいかぬという条件があったとかなかったとかという話がありますので、そうなってきますと、その破ってはいかぬというところにやはり原因の一つはあったのではなかろうかと私は推測するわけであります。

  したがいまして、その見通しといいますか、やはり県のボーリングから始まって、いろんな岩ずり使ったとかなんとかと、私わかりませんが、その辺からもやはり明らかに海の工事をやるという前提でありますので、その7メートルが倍の14メートルになって、そして矢板も2枚にして、しかも工事費も倍になるということは、やっぱり見通しが甘かったと言わざるを得ないのではないかと思うのです。そこをきょうの採決に当たって、皆さん多分いろんな立場で悩んでいると思うのです。もう少しその辺をしっかり答弁をしていただければ、また状況も変わってくるのではなかろうかと思いますので、そこだけもう一回お願いします。



○議長(佐藤丈夫君) 水産課長。



◎水産課長(佐藤悦男君) 7メーターの矢板といいますのは、確かに議員お話しのとおり当初の吸い出し防止材の補修方法が見つからなかったというふうなことで、7メーターの矢板というふうなことがございました。そういった中で、条件的なことは当然ながらあったわけですが、そういう中でもできるというふうな判断の中でこの方法を選択したというふうなところでございます。しかしながら、結果として条件的なものがはるかに大きい浸透率であったというふうなことでございますので、見通しというふうなことがどういう形でとらえればいいのかというふうなことがありますけれども、そういうことを総合的に考えながら、いろいろな場合において修正しながら施工していくというふうなことが必要になってくるのではないかというふうな形で、今回の矢板の止水をきちっと海の底までやらないとだめだというふうな判断に至ったところであります。



○議長(佐藤丈夫君) 市長。



◎市長(甘竹勝郎君) 私から補足をいたしますが、議員さんの御発言で、別に市場の建設に反対ということではなくて、おれたちは議決したのだと、大変感謝をいたしております。

  ただ、この工事の進め方でいろいろ問題があるのではないのかということだと思いますが、前にもあったし、今度大丈夫なのかと。我々も議員として市民に説明する責任もあるのだから、しっかり説明してくれよということだと思いますので、今担当が説明したところではありますが、若干説明しますと、工事費がふえたということの疑問もたくさんございますが、これは新たにしからば県とか市が負担するかというと、そうではございませんので、これはぜひ御理解をいただければと思うところであります。けさも来る途中にある方に会いまして、いや、市長さん、魚市場の建設事業、結構高い金額だけれども、あとは1円も追加しないでやられないものだろうかねと言われたので、いや、そのとおりですよと、ありませんよと。今度の追加工事3億何千万円の予算措置はしていただきますが、それは議会でお認めをいただいた全体予算の枠の中でのこの配分でありまして、新たに県が出すとか、市が出すとか、そういうことはございません。すべて予算の範囲内で支出をするということでありますので、そこだけはぜひ御理解をいただければありがたいと。

  以上であります。



○議長(佐藤丈夫君) 12番、木川田了摩君。



◆12番(木川田了摩君) 私も専門的なことはよくわかりませんけれども、ちょっとお伺いします。

  この今回の議案についてなのですけれども、これは県がボーリング調査を行ったのですよね。これはどこかのボーリング会社がやったのでしょうけれども、そしてそれをもとに設計会社に設計をお願いしたと。その場合に、矢板は7メートルでも大丈夫だよというところまでわかりました。そして、建設業者に渡ったと。ところが、実際やってみたら、くい工事の場合は地盤の形状が複雑で、地中にある大きな石の存在等によりくいが入らなかったと、これが1つですね。それから、地盤がかたいため、掘削機械で対応できなかったと。それから、海水の浸透率が想定以上に高かったと。基礎ぐいの設置のための掘削などにおいて、吸出防止材が破損すると。例えばこの吸出防止材なのですけれども、設計では破損しないように設計されてあったと思うのですけれども、何でこれくいを打ってやるとき破損するようなことになるのかというのが一つの疑問なのです。

  それから、例えば今平山議員が言ったように、この建設をとめるとかなんとかという気は、ここにだれもいないのです、この議員の中に。早くやってもらいたいと。ただ、こういうふうにおくれたことによって、どこが悪かったのかということなのです。いわゆる責任はどこにあるのかなということが一つの疑問があるのです。今までいろんなお話聞きましたけれども、その責任ということについては、県とか市であろうという程度で終わったのですが、私逆に設計会社に責任があったのではないのかなとも思うのです。ちょっと設計ミスがございましたぐらい言ってもらえば、私どもも納得するのですけれども、それもないということであります。

  それから、もう一つは、今市長が答弁されました。予算の範囲内でやるのだということでありますが、予算の範囲内というのは、結局43億5,000万円ということだと思うのですけれども、あと3億4,000万円追加になったのは、これは予算の範囲内と、どのように理解したらいいのかちょっと疑問に思ったので、その点もお伺いします。

  以上です。



○議長(佐藤丈夫君) 農林水産部長。



◎農林水産部長(佐々木伸介君) まず私のほうから、責任問題ということをお話しされました。説明会でも再三御説明をしてまいりました。設計に当たりましては、県と市の共同工事であることを踏まえまして、県の調査に基づきまして両者で協議しながら実施、最適なものとして設計したところでございます。これを国から補助事業として認められているというところでございまして、今回の変更増につきましては、止水工事あるいはくい工事、基礎工事と、こういった工事の中において、先ほど来からお話ししておりますように、想定以上の事態が発生しまして、工事内容の変更が避けられない状況から、工事を適切に施工するために工事請負契約書で定められておりますところ、それから建築工事共通仕様書の定めによりまして、変更をして工事を進めていくものでございます。やむなく変更せざるを得ないと判断をしたところでございますので、その辺のところを御理解をいただきたいということでございます。

  それから、予算の範囲内というお話の部分でございますが、さきの説明会、1月の20日の際にも、私ここに手元に報告資料ということで皆様にも御説明したところでございます。本日議員の皆様に御持参していただいた議員さんもおられるかと思いますが、その中の8ページにおいて、もしごらんいただける議員さんおりましたら目を通していただきますが、2行目に債務負担行為の変更は行わず、要するに工事が大規模工事になりますと、2年、3年という工事になりますことから、最初に予算の議決をいただきまして、現在の予算の範囲内ということになるわけでございますが、そのときに56億円という予算、債務負担行為の額を20年の12月に皆様の議決をいただいたところでございます。その増額分は、その範囲内であるということでございますので、御理解をいただければと思います。

  以上でございます。



○議長(佐藤丈夫君) 12番、木川田了摩君。



◆12番(木川田了摩君) (続) 予算の範囲内ということは理解しました。

  それでは、その責任がどこにあるかということなのですけれども、別に責任があるからそこにお金を出すとか、そういうことを言っているのではないのです。先ほど平山議員が言ったように、平山議員は県と市が結局見通しが甘かったのでないかとおっしゃいましたけれども、それもあります。私は、むしろこの設計会社のほうに甘さがあったのではないかと思うのです。かつて市長は、地盤改良のためにこの地盤を固めていくと。そのときに、くぎを打っても通らないぐらいかたくするのだと、そうおっしゃいました。そのぐらいかたくしているのですよね。それで、その上からどんどん、どんどん盛り土をすると。盛り土だって、計算し尽くされた盛り土をしていったはずなのであります。それでいて、設計の段階で、いや、大きい石があったから入らないでやるとか、それは地中にある石なのですけれども、そういうところまでボーリング会社というのは見ないのですかね。

  それで、もう一つは、設計会社は7メートルでとまると、大丈夫なのだと言っているでしょう。想定外という言葉出せば、みんな想定外になってしまうのですよ。だから、私は県や市は工事を頼むほうだから、ここには責任がないのです。うちを建てるといったって、家主が工事全体を見れるわけないのですよ。設計者がいて、工事があるわけでしょう。設計がきちんとなされてうちが傾いたら、それは工事した、うちをつくった人が悪いのですよ。ところが、例えばつくる人間がきちんとやったのにうちが傾いたと。そうしたら、設計が悪いということになりますよね。一般社会においては、必ず責任というのが生じてくるわけなのです。ですから、今度のこの魚市場についてでしたって、甘かったと言えばそこまでなのでしょうけれども、私はむしろその設計のほうに問題があったのだろうと思うのです。でも、皆さんずっと1月20日に続いて、この間も説明聞いていましたけれども、この責任の所在を明らかにしていないのですよね。問題が起きるということは、必ずそこのところに責任が出るのです。何度も言いますけれども、責任が出たからおまえ何とかしろよと、そこまでは追及はしません。でも、間違いは間違いだったと認めてもらえれば、ここにいるみんな納得すると思うのです。そこまで私は市が設計業者なり施工業者なり、県であれ、それかばう必要はないと思うのです。逆言えば、市は甘かったかもしれないけれども、専門家ではないですから、そうできますよと言えば、頼まざるを得ないですよね。そのたびにこれできなかった、あれできなかった、増額だ、増額だとやったら、一番損するのは市であり、県であるのです。ですから、私はここは設計会社の責任であろうなというふうに考えております。ぜひとも当局においても、そこにも問題があったのだぐらいは言ってもらいたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。



○議長(佐藤丈夫君) 副市長。



◎副市長(紀室輝雄君) 私からお答えをいたしますが、いずれ県と市が協定を結びまして共同工事をしていると。先ほど来よりのお話で、ボーリング調査も県で行ったと。そこに端を発しながら設計等の協議をし、施工を今日まで行ってきておると、こういうことですから、共同でやって、それを設計に反映させてということですから、どこに責任がと、1つの問題ではないということにひとつ御理解をいただきたいものと、このように思います。

  そういうことの追及等だけではなくて、一日でも早い完成を見るように、今後もそういう努力をしていくならば、市内の経済波及、そうした部分に大いに貢献があらわれてくるものだろうと、このように考えておりますので、ぜひ御理解をいただきたいものと、このように思います。



○議長(佐藤丈夫君) 市長。



◎市長(甘竹勝郎君) 木川田議員の再質問にお答えをしますが、建設をとめる気はないのだと、ちゃんとやれということだと思うのですが、そのとおりだと思っておりまして、感謝を申し上げます。

  それから、このやり方で増額になって損したのは県と市ではないかというような発言がありますが、そうでもないのですよ。これを説明しますと、まず予算はわかったということで、予算の御理解をいただきましたことに御礼を申し上げます。議会で決めたというのは、市民が決めたので、大事なので、私はそれから1円も超えてはだめよと。したがって、今回の増額分も全体予算の範囲内の中での、海の上に建てるものですから、基礎工事に重点的に配分をしたいというから、それはそれでいいと。基礎が、今後40年も50年ももつ建物ですから、ヘドロの上に建つわけですし、埋め立てばかりの岩質の上に建つわけですから、不安定だということであれば、きちっと頑丈にしろと。後で傾いたら困るよと。それは予算の中の重点配分ですから、それは御理解いただきましたことに御礼を申し上げます。

  それから、くいが損したのではないかと、打設等で損したのではないかというのですが、これはむしろ得をする方法でこういう方向を全国がやっているのですよ。全国の市町村が、自治体が発注する場合は、こういう方法なのです。なぜかというと、くいを打つのですが、今回200本以上くいを打つのです。200本以上くい打つのですが、試しぐいですね、どのぐらい深いかという場合は、大体10本前後なのです。したがいまして、今回もそのくらいの数字なのです。したがって、その中でやったけれども、粘土質のところでもっと深くいかなければならないところもあったと。岩質のためにここでとまったところもあると。だから、200本の中で10本前後、どこの工事もそうですからですが、こんなにふやさない方法はないのかと。いや、市長さん、ふやさない方法ありますよと。200本全部試しぐいを打てば、あとで増ということはないのですと。したがって、200本打てばこの3倍も5倍も経費がかかるわけです。したがって、200本打とうが、大体10本前後の試しぐいで終わって、そのうち10本、20本前後だと思いますが、県の調査にずれがあったと。したがって、若干予算がかかると。その分がこの重点配分の今回の予算と。追加予算をなくするために200本全部試しぐいを打てば、一番増工事というのはないのですけれども、とんでもないこの数倍の予算が、10億円も20億円もかかる工事になると。したがって、全国の市町村はそんな金をかけていられませんから、試しぐいを数本で確認して、それから10本か20本実際と違った部分はこうやって配分をすると、予算増をして議決をすると。200本のくいを打った大型の予算よりは、ずっとずっと安く上げる方法だと。したがって、自治体はこういう方法をとっております。

  以上であります。



○議長(佐藤丈夫君) 12番、木川田了摩君。



◆12番(木川田了摩君) (続) 市長の話はよくわかりました。

  では、副市長にお伺いしますけれども、県と市の共同作業で、そこに設計も入ってくるわけなのでしょうけれども、それでこの結果なのですよね。そうしたら、やっぱり甘かったと言わざるを得ないということなのでしょうけれども、でもそう言えば想定外だったと言うでしょう。そうではないのですよ。想定外はわかりましたけれども、甘さもあったのではないかということを言っているのです。視察で仙台港や秋田港見に行きますと、広大な面積、この矢板方式でやっているのです。あの部分から見れば、この魚市場は、言っては失礼なのですけれども、駐車場の一部分ぐらいしかないのですよ。それで、何でこんなにもめるのと。それが不思議なのです。広大な面積を埋め立てていって何にも問題がないのに、この魚市場のこの区画だけが何でこんなに面倒しなければいけないのかなと。日本の技術力というのは、それほど低いのかと思われるのです。そうではないと思うのですよね。私は、逆言えば設計であれ何であれ、そっちがもし正当なのであれば、むしろそれではボーリング会社のほうのボーリングの仕方が悪かったのだろうというふうにとらえたくなるのですが、副市長、いかがでしょうか、そうは思いませんか。



○議長(佐藤丈夫君) 副市長。



◎副市長(紀室輝雄君) ボーリング、そして設計と、こういうことに問題があったのではないかということでございますが、先ほど来より、あるいは以前2回の説明もいたしておりますが、それはやはり総合的に、結果とすれば議員さんはそういうとらえ方をしているのでしょうが、それは一概に設計だけがそうだということにはいかないということをよく御理解をしていただかなければいけないと、こう思います。



○議長(佐藤丈夫君) 市長。



◎市長(甘竹勝郎君) 重ねての御質問に補足をさせていただきますが、建物を建てる場合、地上の上ということはありませんが、地上のもの、これはもう電球何ぼ、ガラス何ぼ、畳何ぼという、変化はほとんどないのであります。土の下、中、ましてや海面となりますと、このようにほぼ出ると。例えばうちでもカメリアホールとか、火葬場とか、全部やりましたけれども、あるいは市民会館もやりましたけれども、その都度全部実際の本数分の試しぐいを打つことはできませんので、ほとんどが増となっています。私は東北の港湾の会長もしていますが、仙台もどこも全部1回でいったということはほとんどありません。責任の問題で、今いろいろ副市長との話の中での御答弁なのですが、そういうふうに必ず実際のボーリングとは違いまして、こういうふうな増が、地下の場合はほとんどが予算修正がなされておるところでございます。したがいまして、副市長が責任の問題でなかなか言えないのは、そういうふうにほとんどの地下、地面工事は修正がございます。

  以上であります。



○議長(佐藤丈夫君) 4番、三浦正明君。



◆4番(三浦正明君) 質問がちょっと重なるかと思いますけれども、まず最初にお聞きしたいのは、6カ月工事おくれているわけですけれども、一言に言って難工事だと、難しい工事だという説明されていますけれども、私も素人ですから、難工事のレベルとか基準というのはちょっとわかりかねますけれども、いずれこの難しい工事、難工事だという認識に至ったのはいつごろなのかということです。それをまずお聞きしたいということです。それと、その認識に至る原因がどのようなものだったのかと、それが第1点です。

  それから、先ほどのくい工事の件ですけれども、ボーリング調査が結局不十分だったのではないかというふうに思います。その点どうだったのかということですね。どのようなボーリング調査をされていたのかということです。

  それから、吸い出し防止材の破損はちょっといいですけれども、あと埋め立てに使用した岩ずり、この岩石ですけれども、この前の説明でも何か沈下しにくいという性質を持っているけれども、水を通しやすいということだったのですけれども、水を通しやすいということが最初からわかっていれば、この止水工事の方法に関しては、やはりもっと十分に調査検討をすべきだったのではないかというふうに思うのですけれども、その点、その時点でその工法はどうだったのかということです。

  それとまた、この止水工事に関しては、当初の杉山組から変更、変更ということがされているわけですけれども、今回変更されていますけれども、本当にこれでいいのかと、大丈夫なのかというのが不信感を招いていると思うのです。そういうことで、本当に十分な調査検討がされているのかどうかということです。

  最後に、今回6カ月、工事、最低でもおくれるのですけれども、分離発注している給排水工事、電気工事、この業者の方々からクレームとか苦情、来ていないものだろうかというふうに思いますけれども、その辺どうなのかと。また、この工事がおくれたことに対して、この給排水、電気工事に関しての責任に関してはどのように考えているのか、その辺についてお聞きしたいと思います。



○議長(佐藤丈夫君) 水産課長。



◎水産課長(佐藤悦男君) 最初に、難工事についてでございますが、あと杉山さんのときの経過等もあるわけですけれども、今回の問題となっている仮設工事につきましては、1回目の杉山・亘理さんのJVのときからの経緯もありますが、今回のように本工事のような大規模な工事というふうなことは、やはり東北でも事例的には少ないというふうなことでございます、1つは。というのも、岩ずりというふうな埋め立て土というふうなことがありまして、通常の土砂であれば特に問題はなかったわけですけれども、そういうことがあったものですから、止水効果が高く、施工が可能な方法について、当時発注者、設計者、請負者で十分検討が必要だというふうなことは考えていたところであります。そのために、現場説明におきましては、止水工事についてはオープンカットで、いわゆる通常の陸上でやるような形の見積もりで入札していただきたいと。落札者との間で、その工法とか工期等について協議をするというふうなことで回答をしたところであります。

  続いて、今回の請け負った佐賀組さんと豊島JVさんのときにつきましては、仮設工事につきましては埋め立て土の土砂というか岩ずりの粒度の調査をしまして、それでその調査した結果に基づいて設計はしたところであります。しかしながら、現状におきましては実施可能だというふうなことでは思っていたところですが、先ほど来説明いたしましたように、かなりの予想を超える浸透率であったというふうなことで、それらが判明して今に至っているというところであります。したがって、難工事というふうなことにつきましては、当時から一つの課題であったというふうなところであります。

  それからあと、ボーリング等については、小西課長さんのほうから説明いたします。



○議長(佐藤丈夫君) 都市計画課長。



◎都市計画課長(小西克洋君) 私のほうからボーリング、それから現在変更設計になります止水工事の新しい内容ですね、それらは大丈夫なのかということについてお話をしたいと思います。

  本工事現場のボーリング調査は、県が平成14年度にやったものですけれども、9カ所のボーリングで3,400万円ほどかかっております。まだ埋め立て前の段階で海の状態でボーリング調査をしておりますので、1本当たり400万円ほどかかっているわけですが、先ほど市長が申し上げましたとおり今回のくいは244本です。もしも全部のくいをそのようにボーリング調査しなければならないというような話になってきますと、244掛ける400万円で、それこそボーリング調査だけで10億円ぐらいかかるというような話になってくるわけです。通常は、今回の県の調査は9カ所でありますが、おおむね50メーター間隔で県の調査は9カ所行われておりますが、今回の埋め立て埠頭にかかわる部分は7カ所でございます。その県がやった7カ所のボーリングデータ、地層はどういうふうになっているかということの結果において、基礎の設計がやられているということです。だから、ボーリング自体はおおむね50メーター間隔ですが、実際の基礎は十数メーター間隔で基礎ができておりますから、だから設計段階でどういうふうに設計するかといいますと、そういうボーリングデータに基づいて、ボーリングはあくまでも地層の想定ラインでありますから、必ずしもそこにいかないということがたくさん出てくるわけです。

  それで、実際のくい工事はどのように進むかということについて申し上げますと、これは国土交通省の公共建築工事標準仕様書というのがありまして、今回の工事もこの国交省の標準仕様書を守ることが義務づけられております。例えば設計で岸のほうは10メーターぐらいのくいですし、最も沖のほうは40メーターぐらいのくいになっているのですけれども、その設計でくいの長さが定められてはいても、この標準仕様書ではどういうふうに書いてあるかといいますと、くいのすべて、全数について支持地盤まで入れなければならないと。だから、例えば40メーターの設計がなっていても、実際に掘っていって支持地盤が45メーターのところにいかなければ到達しないとなれば、支持地盤まで必ず入れなければいけません。そういうふうに標準仕様書ができております。その全数について掘削深さ及びアースオーガーというのはくいの穴を掘る機械なのですが、アースオーガーの駆動用電動機の電流値等から支持地盤を確認するわけですけれども、その記録を全部報告書としてまとめておきなさいということになっております。ですから、すべてのくいがきちんと支持地盤までいかなければ、会計検査が通らないという仕組みになっております。なので、例えば40メーターでくいを設計していても、先ほど市長も申し上げましたが、支持地盤の隆起しているところ、それから下がっているところによりまして、35メーターでとまっているところもありますし、もっと深くなっているところもありますし、さまざまなケースが出てきて、そのことが先ほど言いましたように、標準仕様書で義務づけられているために必ず支持地盤までいかなければいけないということでございます。

  それから、今回皆様方に提案をしております新しい二重矢板の工法は大丈夫なのかということに関して申し上げますと、皆さんも多分さまざまな情報をお持ちでしょうから御存じと思いますが、鋼矢板の継ぎ手から水が漏れてくるわけですね。それで、その鋼矢板の継ぎ手からの透水対策を考えなければいけないということになるわけですが、この継ぎ手の止水性を上げるために、継ぎ手部にパイルロックといいまして塗布材を用いることもございますけれども、本現場のような透水性の大きい土質の場合には、止水効果に限度がありまして、東京の海洋土木コンサルタントとどういう設計内容にしたらいいかということについて設計協議をしたものでございます。その結果、二重矢板工法とスーパーウェルポイント工法の併用によって、潮位の変動を考慮した場合でも目標の水位低下が図られるという結論になったものですから、今回の内容になっているということをお話をしたいと思います。



○議長(佐藤丈夫君) 農林水産部長。



◎農林水産部長(佐々木伸介君) 私からは、工期のおくれによる関連業者さんへの影響ということでお答えをいたします。

  工期がおくれることによりまして、そういった業者さんには大変厳しい状況に置かれているなということは理解をするところでございます。通常諸経費については、現場管理費を含めまして工事費の割合で決まっているということがございまして、おくれに伴っての費用を計算して、これは追加することはできないという現行の制度になってございます。

  いずれこういったおくれにつきましては、早く正常な形に戻していかなければならないだろうということでございますので、早期完成に向けて全力を尽くしてまいりたいと、そのように考えてございます。

  以上でございます。



○議長(佐藤丈夫君) 4番、三浦正明君。



◆4番(三浦正明君) (続) 1つ再質問しますけれども、ボーリング調査の件ですけれども、7カ所やっているということで、実際はくいは244本ですか、打つということですけれども、そうだとすれば、最初から想定されていたのではないかというふうに思いますけれども、そこら辺はどうなのでしょうか。7カ所しかやっていないのにくいは二百何十本も打つわけですから、その点はやっぱり工期的にも必要だったのではないかと。今さら変更する必要はないのではないかというふうに思いますけれども。



○議長(佐藤丈夫君) 水産課長。



◎水産課長(佐藤悦男君) 先ほど小西課長さんのほうから説明ございましたが、そういう地盤の調査といいますのは、最初にこの計画をする際にもこういう地盤の調査をしていますので、変更もあり得るというふうなことでお話をしていた経緯はあると思います。

  いずれにしても、この244本くいを打つわけですので、当然ながらくいを打っていたら、いわゆる転石があるとか、あるいはもっとかたいところあるとか、もっと浅いところがあるかというふうなことは、当然ながら出てくるというふうに思っておりますので、あくまでも7カ所というのはいわば等深線的な部分、くいを打つラインがどのあたりにあるのかというふうなことを示すものというふうなことで御理解をお願いしたいというふうに思います。



○議長(佐藤丈夫君) 23番、鎌田和昭君。



◆23番(鎌田和昭君) 今回の議案に関する説明等に関しましては、2回も説明等を受けておりますので、いろいろと工事に関しては、私は余り工事屋でもないし、わかりません。正直言って、銭っこ何ぼかかっても早く完成しろやというのが正直な気持ちです。

  そういう中で、ちょっといろいろと聞いてみたいのですが、いろいろと今までの同僚議員等の質問、あるいはまた当局の説明等を踏まえた上で質問をしたいと思いますので、何とかその点も御理解の中で答弁をしてもらえれば幸いでないかなというふうに感じております。

  まずもって、当初の工事にかかわる入札に関して、当初やはりこの入札をかけるに当たっては、現場説明会というものがなされていると思うのですよね。その現場説明会の中で、現場に集まりました業者の中から、この工事は海水等々も含めた工事ではないかと、設計上に書かれていないのではないかと、そういうふうなあれないのだが、どうなのだと、そういう部分を含めた上で我々はとっていかなければだめなのかとか、そういうふうな話があったように聞いています。名前を語れといったら、名前語ってもいいのだけれども、だけれどもそういう中で今回それをやって、感づいたからとそれをやって、設計変更したり何したりすれば、また時間かかるから、工期がおくれてしまうから、そのとった業者と協議をしながらやっていきたいという説明がなされたということを話されております。そういう中で、結局第1回目の入札が、私たちも大賛成して、地元業者にさせろということで大賛成をしてやらせたわけなのですが、そういうふうな不測の事態が発生しまして、第1回の入札がそういう結果に終わったと。結局は、第2回目の入札に当たりましては、十二分にその部分を精査し、協議をした上で設計をして出したと思われるのです。今いろいろな、小西課長等からもいろんな答弁なされておりますけれども、なぜその時点でそういうふうな問題等がわかっているのに、設計変更をしたときにできなかったのかということがまず1つです。

  それと、1回目の説明会には私欠席しておりますので、2回目の説明会で、たびたび県と協議、県と協議というような話も聞いております。県の責任等もあるのではないかとか、議員からも、また当局からも話されております。そういう中で、私が聞いている範囲では、3年前までは県が一緒になってやったようには聞いていますが、先ほど佐々木部長が県と協議しながらやってきたというふうに言っていますが、いつまで県と協議をしてやってきたのか。私は、その部分は明確にしろということは言いませんけれども、一応そういうふうに私は聞いております。たびたび副市長さんのほうも、先ほども設計等々の協議は県とやりながらときたのですが、そういう形で今回設計変更がなされたと。まるきり特異な状況が出たとかなんとかと、こう言っているわけですが、それが1つと。

  それから、6カ月おくれたということに対しまして説明が余りなされていない。ただ6カ月おくれるという形。

  それと、前にも私は語れば当局から敵役語ると思われるかわからないけれども、私はそんな気持ちは一つも持っていませんが、市長さんは年内までは多くの場所で予定どおり工事は完成するということを話しておりました。私は、たまに仕事の関係上工事中にも行ったり何したりしているが、工事関係者から工事が始まって数カ月もたってきたら、何カ月おくれるかわからないという話を聞いております。そういう中での説明責任の問題なのだろうけれども、市長に6カ月おくれるということを話したのはいつなのか。市長が盆過ぎ、9月、10月からおくれるということを知っていたのかどうか、まずこの点を1つ市長からお聞きしたいというふうに思っております。

  それからまた、いろいろと国交省の話も出ました。国交省の仕様書によってやっているということになれば、県もはまっているならば、第1回目の入札が不調に終わった後、不調というのではない、ああいう形に終わった後の設計変更をした段階での打ち合わせ書の公文書があるわけなのだが、打ち合わせ書の公文書というのはあると思います、私は。国交省の仕様書に従ってやっているならば。そうなった場合に、県と市と、第1回目は県と市だと思いますよね。2回目の今回、我々議会にこういうふうに提出されるということは、そういうふうな打ち合わせの公文書の取り交わしをした上で設計変更をするということが国交省あたりがしょっちゅう言っているのですが、当市として業者あるいは設計屋、それから現場監督者、ここに小西さんもいます。そういう方々との公文書の取り交わしをした上での設計変更をしたのか否か、その点も詳しく知らせてもらえれば幸いではないかなというふうに思っております。よろしくお願いします。



○議長(佐藤丈夫君) 水産課長。



◎水産課長(佐藤悦男君) 私のほうからは、2回目の入札の際になぜ設計をしたのだろうけれども、できなかったのかというふうなお話ですが、当初2回目の入札する際には、当然ながら先ほどちょっと説明いたしましたが、いわゆる埋め立て土の調査をいたしまして、それでそれに基づいて一応設計は組んだというふうなところであります。しかしながら、残念なことにその際には吸い出し防止材の補修方法が見つからなかったというふうなこと等がありまして、それでその設計上においては参考図というふうな形で任意仮設とし、そして新たな方法を見つけるために請負業者といろいろその施工について協議するというふうなことについてなってきたところであります。これらにつきましても、もちろん仮設でも何でもそうですけれども、県とは、県といっても本庁というよりもここの振興局が中心ですから、その振興局等と相談しながら設計についていろいろ検討を深めたというふうな経緯であります。



○議長(佐藤丈夫君) 市長。



◎市長(甘竹勝郎君) 私には年内の完成と6カ月のおくれの件でありますが、私は議会で予算を御議決をいただきまして、さあ、いよいよ始まるよというあたりは、再三にわたりまして予定どおり年内に完成しますよとあらゆるところで話したところであります。いつからだかわかりませんが、期日を明確に覚えておりませんが、担当のほうから、市長、なかなか思うようにいかないようだと、難工事だと言われて、何それはということで問いただして、いや、少しおくれると言われてからは、年内完成は言わないことにしておりますし、今は全く言っていないところでありますので、御理解をいただければありがたいと。

  以上であります。



○議長(佐藤丈夫君) 水産課長。



◎水産課長(佐藤悦男君) 先ほどちょっと1つ回答していなかったところがあるのですが、国交省との関連でいろいろ県との協議は当然ながらやってきたというところでございます。



○議長(佐藤丈夫君) 23番、鎌田和昭君。



◆23番(鎌田和昭君) (続) こういうふうに議会に提出するのに、私らは見なくてもいいですよ。設計変更に当たっては、協議した公文書の取り交わしをして設計変更に当たるということが私は前提ではないかと、こう聞いているわけね。私もちょっと小さい業者から聞いてみました。そういうことをやったり何したり、打ち合わせ書を出したり。打ち合わせ書を出せば指示書が出されて、変更したり何したりしていくよと。それが公文書だと、判を取り交わしているという話を私きょうある小さい業者からも聞きました。私も関連している会社もあるけれども、そこからは一つも聞いていませんので、誤解しないでください。

  そういう中で、こういう大きな工事なのに、そういうふうな打ち合わせ書の公文書を議長なり何かに提示をして、こういうふうにして設計変更をしたと。だから、設計変更したから、こういう予算になって、こうだから議会開催するよというのなら納得しますよ。例えば私が50億円の工事を頼んでも、難工事になりましたと。そうしたら、お互いにそこで工事屋と請負させた人、やらせた人との話し合いがきちっとなされると思いますよ。そして、話し合いがなされた中で、ではこうやっていくべ、ああやっていくべということで、お互い融和を図った上で、仲よくなった上で工事が進むと思うのですよね。ただ、これは個人的な話であって、役所がただ話し合いだけで設計変更したということになりましたならば、いかがなものなのかなと。やはりそういうふうな打ち合わせ書の中できちっとした公文書の取り交わしがあって設計変更するというふうな形になっているならば、その打ち合わせ書の公文書がもしあったらば、提示してほしいと。見せられないというのならば、別に私はあれだけれども、後で、ではだめだから、ここで議長に提出して、そして議長のほうからちゃんとありますというのなら、私ら納得しますよ。これでは、だれもが納得しないのではないかなと。

  それから、工事に関してなのだけれども、先ほども述べましたけれども、なぜ1日5本だの、四、五人聞いている人たちもいるから、どのように聞かれてもいいけれども、その工事が始まる前ですよ、課長。多分去年の2月の入札だと思うのですよね、第1回目が。2月だかいつだか。私ははっきり定かでないけれども。認知症になっている部分もあるから。約1カ月半設計にかかっているのではなかったかなと私は記憶あるのです。そういう1カ月半も、早く市長が建てろと言っているし、我々も早く建つものだと思って待っていたわけさ。それが1カ月半も設計変更したのだよな、時間かかっているわけさ。そういう中で、何でいろいろなことが話し合いあって、そしてある程度そういう部分、今ここであなた方が答えたことまで話し合いがなされて、そして順調に工事が進むような状態になれなかったのかなということが私は一市民として、議員として納得いかないのです。

  そして、工事が始まりました。5本打つくいが2本しか打てない。いろんな話があります、そこで。そんなことは、風聞だから語れないけれども。そして、もう3カ月もたってきたら、何2カ月おくれるのではない、3カ月おくれるのではないと。だけれども、市長は今言うには、12月ころにはもう5カ月か6カ月おくれるのだろうというような話が我々に聞こえていました。でも、市長へは一向にだれも聞かせないで、市長はいいから、いいから、できるから、できるからと言っているし。そうやったら、やっと先ころ聞かせられたという、こんな話もあるわけさ。何でかんで出すものは出して、きちっとした書き物があるなら、書き物もきちっと見せて、それでこういう形でやったと明確にしてほしいのですよ。私はそれだけを聞きたい。何でかんで文書の取り交わしをきちっと、小さい業者でも取り交わしさせるのでしょう、あなた方。だったら、こんなことは取り交わし、協議の打ち合わせ書をきちっとやるのは当たり前でしょうが。それをきちっと出してくださいよ。



○議長(佐藤丈夫君) 都市計画課長。



◎都市計画課長(小西克洋君) ただいまのお話でありますが、現場では、例えば私監督員をやっておりますけれども、監督員からの工事にかかわる指示書等は随時出しております。それは、鎌田議員おっしゃいましたように標準仕様書に書いてありますので、図面のとおりに施工を進めていくに当たって、さまざまな障害が出た場合にどういうふうに工事を進めていったらいいのだということがさまざま質疑が出されますので、それに対して指示書は出します。

  それで、今回の変更にかかわって言いますと、指示書ということではなくて、当然のことながら変更契約の仮契約を、業者との間で仮契約を結んでいるわけですね。その仮契約の内容が、この間皆さんに2回説明会をしていると思うのですけれども、仮契約書の変更内容がこの2回の説明会の内容になっております。だから、その変更の図面等、あるいは考え方のあらかたがこの間2回やられた皆さん方への説明会の内容とほぼ同じものが図面化されて、金抜き設計書になっているのだというふうに御理解いただければいいのかなというふうに思っております。

  以上でございます。



○議長(佐藤丈夫君) 23番、鎌田和昭君。



◆23番(鎌田和昭君) (続) 私は説明だけでは納得しませんよ。私が言っているのは、公文書の提出を言っているのですよ。いろんな話が流れています。佐賀組さんから2回も何だかんだの文書も出したとか、うそだか本当だか、それもわからないけれども、ただ打ち合わせ協議してというふうな文書の取り交わしがあるとなれば、お互いにこの工事をこうやっていくよとやったけれども、突拍子な事態が発生したと。この発生した分に当たっては、こうこう、こうだから、私どもとしてはこれ以上工事を進めないとか、それから6カ月おくれた原因はどうどう、どうどう、こうだとか、そういうふうな協議の内容書があると思うのだよ。ここへ、議会へ出したかどうかでないよ。判こ押印になったものがあるでしょう。私はそれを提出しなさいと言っているだけです。これでは納得しませんよ。ただこうやってなったと言われたら。ただ公文書、さっきも言ったでしょう、見せられないのなら見せられなくていいから、議長に提出して、議長がこのとおりちゃんと私は理解しましたというならそれでいいよと。だって、役所の仕事だもの、そのくらいのあれはきちっととられているでしょう。だから、業者がこうこう、こういうわけであれだから、この工事はとても難工事で、これ以上工事を進められないと。それから、こういうふうな形で工事がおくれているという、業者から必ずそういうふうな話が出ていると思うよ。出ていないのに、こんな話はないと思うよ。それに対して、今度は県にしても、市にしても、協議をしているでしょう。協議をしたことが記載されると思うのだよ。その記載された公文書の提出を私は言っているわけさ。そして、初めてそこで設計変更がなされるのでしょう。それが、そういう協議書とか打ち合わせ書がなければ、設計変更できないでしょう。違うの。設計変更をした理由が、いろんなそういうふうな、今までみんなが話したことが理由なのならば、それを書いて押印した部分があるのではないかと、私はそれを提出してくださいと。それがなくて設計変更したということになったら、何なのだというふうなことになるのではないの。私はそれを言っているのですよ。だから、提出をお願いしたいと言っているのです。



○議長(佐藤丈夫君) 副市長。



◎副市長(紀室輝雄君) 私からお答えをしますが、すべての公文書を提示しなければ議決がいたしかねるということには至らないと思います。

    (何事か呼ぶ者あり)



◎副市長(紀室輝雄君) これまでも2回の説明会をしているのですよね。議員さんは、1回目は欠席したとおっしゃっていましたが、やはり説明会に提出した資料をよくごらんになっていただければ、今言っているような資料を全部出さなければいけないということには至らないと思います。

  以上です。

    (何事か呼ぶ者あり)



○議長(佐藤丈夫君) 18番、菊地耕悦君。



◆18番(菊地耕悦君) 今副市長、ちゃんと2回の説明会でみんな納得しているはずだというような意味合いでの御発言だったのかなと思うのですが、私としてはやっぱりまだ納得できない部分がございますので、数点についてお聞きしたいと思います。納得いけるような御答弁いただければ、当然賛成をしようと、工事は順調に進めていただこうというふうに思っておりますので、お尋ねをいたします。

  1つに、先日来の説明会の中でもありましたが、施工業者さんそのものの能力が足りないのではないかという、大変業者さんにとっては失礼千万なことも聞こえますけれども、この点に関して当局でも業者さん自体の能力が不足していると感じているのか、あるいは十分その能力はあると認識しているのか、それをまずは確認をいたしたいと思います。

  2つ目に、副市長が先頭になってやっておられます入札参加資格者審査委員会のことでございますが、ここで出た結論が、規模が大きく要求される技術度も高いが、地元業者も実績を重ねており、十分施工できると判断したと、このようにされておりますが、その根拠についてお聞きをしたいものでございます。

  最初の入札のときには、いわゆる止水工事が入っていなかったと。すなわち、通常の陸上での工事として設計をされていたということでございます。そして、その後2回目の入札のときには、止水工事が加わったということでございます。その後、難工事というふうに位置づけられた部分がこのときに加わったわけでございますが、結果的にその難工事に約10億円注ぐことになるわけでございますが、その工事内容で、そのときのどのJVが落札しても十分施工できると副市長が判断するに至った明確な根拠をお聞かせいただきたいと。すなわち、1回目のときは陸上工事だったと。2回目は海の工事が加わったということでございますので、この点についてお聞きしたいと。

  3つ目ですが、基礎部分について、市長は昨年の3月議会におきましてこのようにおっしゃっております。会議録から引っ張ってきましたが、地下の部分を埋め立てるのは県であり、したがって建てる場合の地下の部分も県がやると。その水かえ方式がベストだったのだけれども、コンクリート方式に変えたと。それは県の指示なので、その分は県が出すということでありますから、基礎の工事は大方県が出すのでよかったなと。その分市の分が浮いたので、実質建設に当たっては予算が減になったと。不幸中の幸いと言っていられないことであるけれども、市とすれば工事費も安くなって、なお一層基礎が固められる部分は県がやるということであるから、県と一緒にやるということでよかったなと、こう思っているところでありますと、このようにおっしゃっておりますので、今回の基礎部分の変更に至った要因は、当然県の指示に誤りがあったという認識をお持ちのことと思います。要するに、県の設計に不備があったと、そのように推察されますが、市長の認識をお聞かせ願います。

  また、この件に関して、先日来の東海新報伝声管、あるいはけさの世迷言にも出ておりましたが、かなり世の中も注目をしておりまして、その中においても県のコメントなりといったものが一切聞こえてこないというものが私としても非常に残念であります。県がどのようにおっしゃっているのか、又聞きという形でも結構でございますので、県のコメントなりを担当からお聞かせいただければと思います。

  そして、これは重複いたしますけれども、先ほど三浦議員が言った設備業者、電気業者、給排水設備業者の補償でございますが、これに対しては追加はできないということでございました。そうなりますと、大変なことがこれからまた起きてしまうのではないかなと心配をしますが、工期が延びそうだとわかった時点で、なぜ工事中止をかけなかったのかということでございます。その理由はどういったことなのかということでございます。その時点で早急に決断をして、工事中止をかけるべきだったのではないかなと私は思います。追加はないということでございましたので、幾らぐらい追加する気なのか聞こうと思いましたが、これはお聞きいたしません。

  最後に、総括するような形でお聞きいたしますが、この一連の市場工事に当たりまして、いろいろ昨年にもございましたが、業者選定の誤りといったような、大変単純ミスだったということでございましたが、こういった場合にも再発防止に向けて全力を挙げるというような決意のもとに我々も納得をいたしたところでございましたが、今回のことに関しては先日来の説明会、あるいは本日のこの本会議の中でも、一切この再発防止といったような言葉が聞こえてこないのが大変残念でならないのですが、やはりその原因なり責任なりをきちんと明確にしないと、今後の再発防止策というものも立てられないと思うのですが、今回のことに関しての反省点なりございましたら、率直にお聞かせをいただきたいと。

  とりあえず以上でございます。



○議長(佐藤丈夫君) 副市長。



◎副市長(紀室輝雄君) 私からお答えをいたしますが、まず第1点目の業者選定のかかわりでございますが、御案内のとおり市の指名業者の選定ということにつきましては、市営建設工事入札参加資格者審査委員会というのがございまして、その中で審議をしておるわけです。どの工事においてもそうですが、そういうことをしております。この工事につきましては、建築物は大規模で、さらにプレキャストコンクリート工法といった特殊な工事ではございますが、市民会館のような複雑な工事ではないと判断をいたしたところでございまして、さらには市内業者をという考え方を基本に入れて行いました。さらに、特定建設工事の営業許可も有しておるということでございますので、それらを総合的に勘案し、判断し、施工能力があると、こういう判断をしたのは一つでございます。

  それから、一番後段ですが、再発防止はこの1回目の入札のとき、そういうお話をしていたが、今回の説明にはそういうことがないというお話でございましたが、いずれこういう事態になっておるということは、常にその内容を振り返りながら、次の段階でさらにそういう詰めをする段階で精査を加えて、そして反省は反省としてやっていかなければいけないということで、これの契約議決の案件が終わりますと、さらにそういう部分の精査に踏み込んでいかなければいけないものと、このように思います。



○議長(佐藤丈夫君) 市長。



◎市長(甘竹勝郎君) 補足説明させていただきますが、菊地議員におかれては、納得さえすれば賛成するのだと、納得するような答弁をということですので、納得するように一生懸命御説明をさせていただきますが、基礎工事部分は県だからよかったと言ったと、そのとおりであります。これは前にも言ったかもしれませんが、ここが地面だとしますと、新たに土地をつくるわけですから、ここが海であります。海の部分の土どめは、土は県がやります。それから、ここに建てるのですけれども、ここの建てる1階の天井までといいますか、2階の地面までといいますか、それも県であります。その上に建てる事務所だとかなんとかを市がやるのであります。普通は、1階部分も建てる市がやるわけですけれども、これは市はやりません。県がやるわけであります。したがって、中2階まで県がやるということになります。したがって、くいも何も県が打つということになります。それで、県が打ったくいの2階から上に我々の市場の事務所を建てるということになります。したがって、普通だと平場があって、そこに建てる場合には基礎から市がやるわけですけれども、今回の場合は県がやるということに、市場、水産関係の予算で県がやるということでありますので、我々は県にやってもらってよかったなと、こう思っていることは今も変わりはないところであります。

  それから、1階部分の柱がこう建っているわけですが、基礎というか、建っているわけですが、1階部分ですよ。中2階というか、2階までの部分が。その柱と柱の間を利用させていただいて、荷さばき所にといいますか、卸売所にして使わせてもらうと、こういうことになります。したがいまして、普通ならば新たな埋め立てしてつくれば、何回も言いますように、基礎から何から全部自前でやらなければならないけれども、そういう部分は全部県でやっていただくので、大変よかったなと、こう思っております。

  さらに、何でその1階の天井まで、2階の地べたまで県がやるかというと、これを人工地盤というのであります。例えば津波なんか来て逃げるところがないと、そういう敷地造成してはまずいと。したがって、ぱぱっと平場がないから2階に逃げるように、そこまで県が責任持って、その1階部分の天井までといいますか、2階の地べたまでは、人工地盤というのはそういうことであります。人工地盤というのは、我々は最初は海に埋める土を人工地盤、新しくつくったからと思ったのでありますが、そうではなくて1階部分、2階の基礎までを人工地盤といいますので、そこまでは県がやるということでありますので、御理解をいただければ大変ありがたいと。

  以上であります。



○議長(佐藤丈夫君) 工事中止のあり方についての答弁がなっておりませんので。水産課長。



◎水産課長(佐藤悦男君) 工事中止が必要ではないかというふうなお話でございましたが、基本的に建築工事のその推移を見まして、その関連する業者の方々についても、当然ながら考慮していかなければわからないというふうなことであります。今回建築工事については、いろいろ検討期間中も含めまして、工事中止をしていなかったところであります。関連する電気あるいは給排水設備につきましては、毎月その工事の打ち合わせをしまして、その工事の打ち合わせに基づきましてその管理の体制をとっているというふうなことでございまして、それらの管理に係る今後のいわゆる施工の打ち合わせとか何かは、当然その中でもやっておりますので、工事中止を今回しなかったというふうなことでございます。



○議長(佐藤丈夫君) 農林水産部長。



◎農林水産部長(佐々木伸介君) 今回の工事変更につきまして、県からのコメントといいますか、私がお聞きした範囲の中でお答えをしたいと思いますが、新たな魚市場は水揚げ増強によりまして、水産物の安心、安全な供給や高度な鮮度管理、あるいは衛生管理が整った施設として、市の水産振興を図る上でぜひとも産地間競争を勝ち抜くためにもなくてはならない施設でございますので、今回のようなさまざまな条件によりまして工期変更をせざるを得ないということはまことに遺憾であり、今後こういうことのないように市とともに全力を尽くしていきたいと、そのような話は伺ってございます。

  以上でございます。



○議長(佐藤丈夫君) 市長。



◎市長(甘竹勝郎君) さらに追加して御説明しますと、国の予算も入っていますし、県の予算も入っていますから、これは現地を見なければならないということで、国も県も再三来て調査というか現地を見ておりますが、国も予算内での工事ですねと、変更ですねと、これは問題はございませんと。県も予算内の工事ですねと、変更はございませんねと、それではお進めくださいということで、県も国も理解をいたしているところでございます。



○議長(佐藤丈夫君) 18番、菊地耕悦君。



◆18番(菊地耕悦君) (続) 手の挙げ方がちょっと不明瞭だったので、大変申しわけございませんでした。

  今課長さんからお話あった部分でございますが、打ち合わせをしているというのは、当然そのとおりだろうとは思うのですが、それにしてはちょっと余りにも長かったのではないかなと。1週間だったり、1カ月だったり、そのぐらいだったら、何となくまずわかるのですが、基礎工事がある程度完成するというめどが立たない状態で、この業者さんたちはなかなか仕事がないという状態のように私は理解しておりますので、ある程度完成のめど立つまでちょっと待機というか、待っていてくれといったような方法をとるべきだったのではないかなというふうに私は思っております。その点について反省は、後悔というか反省はないのかなということでございます。

  また、部長さんから今県のコメント、このようなことが起きたのは大変遺憾だということをおっしゃいましたが、遺憾だという以上は、何について遺憾だとおっしゃっているのか、御本人ではないので、当事者ではないのでわからないのでしょうが、どの部分に対して県は遺憾だとおっしゃっているのかというところをお聞かせ願えればというふうに思います。

  また、市長から先ほど御答弁いただきましたが、私聞きたかったのが、市長はこの部分は県がやると。それは、もちろんそのとおりだと思います。設計も県がやったと、工事も県が責任を持つということであれば、こういう形に現在至ったのは、やっぱり県の責任だったのではないかなと。先ほどは設計業者の責任だというお話もございましたが、私はその設計業者を委託した県にこそ責任があったのではないかなというふうに思いまして、市長のお話を聞いていると、やっぱり市長も同じように考えているのではないかなというふうに思いますので、よろしくお願いします。



○議長(佐藤丈夫君) 市長。



◎市長(甘竹勝郎君) ニュアンスの違いで誤解をされても困りますので、明確に答えますが、私が県の責任だというふうに断定もしておりません。要は、国の金も入ります。県の金も入ります。市の予算もいきます。しかし、国の金も県が管理をします。県の金も県が管理します。市の金も県が管理します。予算は、全部窓口は県であります。したがって、県がやっているわけであります。しかし、これは使うのは我々市のほうですから、市と県が一体となってやっていると。しかし、実態は何回も言いますように国の予算の配分の手続、県の予算の配分の手続、市の予算の配分の手続といいますけれども、市は市の工事、実はこの魚市場工事ゼロ円であります。なぜ市の負担分がゼロかというと、市が払う分はまちづくり交付金というのと、それから水産の補助予算でありますが、まちづくり交付金も水産の補助予算も国から来ます。しかし、国から来るので、国に返す必要のない、全額国からいただくので、これを我々はいただいてこの事業をやると。したがいまして、我々は国の予算と県の予算と市の予算ではやりますけれども、真の市民からいただいた税金、一般財源といいますが、市民からいただいた金では魚市場は建設はしない。市が負担する分は、市の工事分は丸々国からいただいて、全額国からいただいて、それでやると。したがいまして、今回の魚市場工事は、大船渡市にとりましては市民文化会館を市民のお金はほぼゼロに近いという形で建設をさせていただきましたが、今回の魚市場につきましては、市民文化会館よりもさらに市の負担分はほぼゼロに近い形で工事が進むところでございます。

    (何事か呼ぶ者あり)



◎市長(甘竹勝郎君) 全額……

    (何事か呼ぶ者あり)



◎市長(甘竹勝郎君) そんなことありません。70%というのは、それは合併特例債で、今回合併特例債入れていませんから。

    (「いや、いや、市民会館でで

      すよ」と呼ぶ者あり)



◎市長(甘竹勝郎君) いや、いや、そんなことありませんよ。95%ですから。

  ということで、余計な質問には答えませんけれども、市民文化会館も今度の魚市場もまちづくり交付金を入れていますので、これは国から全額いただくものでありますから、返す必要はないところであります。そういう意味におきまして、市民が納めた市民税、俗に言う一般財源ですが、これから魚市場会計には市の工事分はいっていない、ゼロでありますので、私は国と県につくっていただいたなと、こういうふうに思っているところであります。

  以上であります。



○議長(佐藤丈夫君) 農林水産部長。



◎農林水産部長(佐々木伸介君) 私からは、県のコメントにおいて遺憾であった部分につきましての見解でございますが、やはり新たな魚市場、先ほど申し上げましたように、水揚げ増強を図るためには、さらには産地間競争を勝ち抜くためには、早期の完成が望まれると。そして、一日も早く完成をしたかったが、工期のおくれが生じたと。その部分について遺憾であったということでございます。

  以上でございます。



○議長(佐藤丈夫君) 副市長。



◎副市長(紀室輝雄君) 私から、菊地議員さんの余りにも長かったというところに限ってお答えをいたしますが、いずれ長かったことは6カ月ということです。そのとおりでございます。ということは、市民の皆様方に大変な御心配をおかけしてきたと、こういうことでございますので、今後この事業の展開を誠意を持ってまた対処してまいりたいと、こう考えておりますので、御理解をお願いいたします。



○議長(佐藤丈夫君) 18番、菊地耕悦君。



◆18番(菊地耕悦君) (続) それでは、今副市長にまとめていただきましたが、先ほど1回目の御答弁でも、副市長はこの議会の後、精査をしてといった答弁に終始しましたので、これ以上聞くところもないのでございますが、それにしてもどうもやっぱり、こうなるに至った原因、要因というものをやはり明らかに、もう少しというか、もっとするべきではないかなと。この工事は早く進めなければならないと、だから早急にという、その前向きな気持ちはもちろんわかりますけれども、やっぱりどうも説明責任きちんと果たしていないのではないかなと、現状では私はそのように感じます。私なりに今回の一連のことの共通している部分は、すべてにおいて段取りに不備があったといったところに尽きるのではないかなというふうに思っております。個人的な感じでございます。もうちょっと吟味をしていれば、こうならずに済んだのではないかなというふうに思っております。それをすべて把握した上で市長がゴーサインを出したということではないにいたしましても、やっぱりそこの先ほど来話もありましたが、現場説明会で止水工事の必要性を指摘されたという、こういうことがあった時点で、ここで急がずにこの部分をきちんと吟味をしておけば、事今回のような形にはならなかったのではないかなと思いますので、そこの時点でゴーサインを出した市長の政治決断、政治責任というものをいま一度お聞かせ願えればと思います。



○議長(佐藤丈夫君) 市長。



◎市長(甘竹勝郎君) お答えを申し上げますが、魚市場という当市の基幹産業でありまして、極めて重要な案件でありまして、議会の皆様方と御相談をさせていただきまして、決めさせていただきました。これは、やっぱり長だけで、行政だけで決めては反省も残りますから、議会の皆様方とということで、議会の皆様方に予算の議決もいただき、やっぱり私は予算を超えるようなことだったりすれば、これは相当な責任だと思います。議会が決めた予算の範囲を超えてその増があるということになれば、私はこの今回のような事態では済まない、新聞事例でいろんな入札で問題になっているのは、予算を超えてのことが載っておりますが、我が大船渡の場合は予算を超えない範囲の中での変更と。したがって、御案内のとおり地方自治法では予算を議会で決めていただいたならば、その予算の範囲で、あとは行政が執行すると、これが議会と行政の役割権限であります。したがいまして、議会でお決めいただいたのだからいいのでありますが、私はやっぱりこういう変更も議会の皆様方にオープンにして、こうやって変更になりますと御相談をして、お決めいただいて世の中を動かしていくのが行政の長としてのあり方だろうなということで、1回全体予算を決めていただいたからあとはいいのだということではなくて、こうやって皆様方に御議論をしていただき、お決めいただき、いい市場をつくっていきたいということの考えでおりますので、一層の御指導をいただければありがたいと。

  以上であります。



○議長(佐藤丈夫君) 16番、鈴木道雄君。



◆16番(鈴木道雄君) 納得したいと思っても納得できないので、設計業者さんと、それからボーリング屋さん、ここに呼んでくれませんかね。そのスタートから何か狂っているのだよね、実際に。なぜかというのは、やっぱりこういうこと言いたくないけれども、もう杉山さんからかわって10億円プラスになっているのだよね。これ何ぼ市と県から出さないといったって、国民の税金ですからね、あくまでも。そこを頭に置いてやらないと、やっぱりもうちょっと真剣味が足らないのだよね、説明も。さっきも鎌田議員が言ったとおり、公文書はぜひ出してもらいたい。やっぱりいきさつがあると思うのね、どこでどうなっているのだか。そして、ここが悪いから来て謝るとか、設計屋さんが悪かったら、ボーリング屋さんが悪いのなら、悪いとここで謝ってもらいたいのね。本当に甘い考えでこれ通すのなら、大変ですよ。私今までこう聞いているのですけれども、答弁らしい答弁していないのだよ、本当の部分ね。私頭悪いから、そのように受けとめているのだかわからないけれども。本当にこれは大変な問題ですよ。だから、仮にだよ、水を揚げるおけ屋さんにしたって、素人がおけやると水が漏ると同じで、あの矢板の関係でも、継ぎ方によってもね。おれがそういう地下鉄工事とかいろいろな専門家のやつ、あっちにいるから、難工事はないと言うのだよね。設計どおり本当にやったのかということも言われているし。その設計屋さんは梓さんですか。ところで、本当にその親分が毎日来て見ているのですか、カメラで撮ったりして、いろいろな分で。ただ、机の上だけで、ここで我々を説明しようといったって、これはちょっと納得いかないからね。おれは、当局に異議なしと通したいのだと、本当はね。これ何ともならない、このままずっとで。そして、6カ月ね。おまけに6カ月。これ逆に、おれの場合だと損害賠償、業者さんからもらいたいですよ。3億4,000万円、逆にもらいたいって。これ、おくれているのだから。民間だったら、こうだって。これ人の金だと思うから、こういう態度をとっているけれども、天からわいてこないのだって。国民の税金だって、これ。もう市民の人たちもそう言っていますから。最近甘竹さんの大ファンまでこれで通してだめだぞと、こう私のほうに電話が来ていますから。五、六人からね。だから、そういうあれもありますから、本当に私が納得いくように説明して。私のあれでは、公文書はぜひ出してもらいたいと。今までの経過、何で6カ月おくれたのか。おれも毎日のように見ていたのだって。あの市場、上のほうからね。とにかくもう最後にこれやったけれどもね。何と手ぬるいな、素人、とにかく馬車馬に競馬馬のまねさせているような状況なのだって、おれから見るとね、見ていると。もう今ヤマハの跡地見なさい。あのとおりばんばん、ばんばんやっているから。それだから……



○議長(佐藤丈夫君) 済みませんが、質問の要旨をまとめてやってください。



◆16番(鈴木道雄君) 議長、まず一応語る……まとめています、わかりやすいように。そういう、一応少しさらっと説明も必要だからね。



○議長(佐藤丈夫君) いや、同じこと語っていますから、ひとつお願いします。



◆16番(鈴木道雄君) そういうふうに議長は中立でいなければだめなのだから。そういう形で、やっぱり議長、そこ姿勢直してもらわなければだめだ。

  そういうわけで、本当に冗談……おれ逆に損害賠償もらいたいと、市で。6カ月おくれていた。

    (何事か呼ぶ者あり)



◆16番(鈴木道雄君) 一応そういう点で、答弁お願いします。



○議長(佐藤丈夫君) 副市長。



◎副市長(紀室輝雄君) 私からお答えをしますが、設計、ボーリング業者を呼ぶべきだというお話でございましたが、協議して行っておりますので、そのような考えは持ちません。

  それから、公文書を出すべきだと、こういうお話ですが、これもそういう文書的なもの等については、すべて出せということには至らないということは、先ほども鎌田議員さんのところで申し上げておりましたが、そういうことですので、御理解をいただきたいものと、このように思います。



○議長(佐藤丈夫君) 以上で……

    (「6カ月おくれの話」「だれ、

      議長」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤丈夫君) いや、あなた手挙げなければならないのだよ。あなた手挙げて質問しなければだめなのだよ。

    (「6カ月おくれはどうなった

      かと、議長何聞いているの」

      「まずは休憩だ。動議を出

      さないでも休憩に持ってが

      い」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤丈夫君) はい。まず……

    (「何聞いているの。6カ月お

      くれと聞いているんでしょ

      う」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤丈夫君) それでは、6カ月おくれの理由を。水産課長。

    (「聞き逃しちゃだめなんだよ」

     「答弁、答弁」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤丈夫君) まず、答弁。

    (「いや、答弁の前に議場での

      態度に対する注意はどうな

      ったの」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤丈夫君) 今語りましたけれどもね。

  答弁お願いします。



◎水産課長(佐藤悦男君) 先ほどの6カ月おくれ等につきましては、1月の20日におきまして建築確認のためのおくれだとか、あるいはその穴を掘る機械そのものが当初の計画のものではなくて、もっと強烈な全周機という機械を使わなければわからなかったとか、そういったいわゆるくい基礎の部分、それでおくれたというふうなのが1つあります。

  それから、先ほどから話題になっております止水工事、これにつきまして当初の計画どおりの設計に伴いましてやったところですが、その部分の工事が結果的に水位が下がらなかったというふうなことで、新たな工法を見出すために必要な日数もかかったというふうなことで、それらを総合的に見たときに、6カ月というふうなことがおくれを取り戻すことができなかったと。したがって、今回6カ月を延ばすに至ったというふうなところであります。



○議長(佐藤丈夫君) 16番、鈴木道雄君。



◆16番(鈴木道雄君) (続) 今の佐藤課長さんの答弁納得いかないのね。6カ月だから。1カ月、1週間とか2週間ならまだわかるのね。業者さんがこういうような初めから自分たちが仕事とる場合はわかっているはずなのね、最初から。おくれないで納期が決まっているのだから。そこをわかっているはずなのね。そして、1回に去年のあれまで、さっきも、去年あたりまで、もうことし中にできるから、できるからと言っていたからね。そして、6カ月おくれて、市民への説明もできないわけね。6カ月、1週間だか10日ならまだわかるよ。だから、その答弁では何ともならないわけね。だから、おれははっきり言いたいのは、業者変更させなければ、そんなにおくれるはず、あの時点でこんなにあれになるのなら、変更させなければよかったわけね、能力がないところにね。私素人から見ると、そうしか思わないわけね。それだから、この答弁では、ただ私は納得いかないのは6カ月も延びたということは。1週間か10日なら、何とかということもあると。それだから、こういう場合は損害賠償もらわなければわからないのだって、民間感覚からいった場合が。本当にこれ世の中がそうなのだって。これで世の中通る。今後こういう工事やったら、こういうことでやったらどうなるの。国も県も市も、財政的にもう大変な状況になっているのだし。何ぼ予算内だといったって。それなら、どの業者もやっているの。いや、いや、今回の仕事は赤字になってしまって困ってしまったと、そういう業者がいっぱいいるのですよ、小さな工事で。1,000万円か500万円の工事で、いや、200万円損したとかと。現に聞いているのですよ。_______________________________________



○議長(佐藤丈夫君) 都市計画課長。



◎都市計画課長(小西克洋君) 今水産課長が申し上げましたおくれの原因の例えば1つについて、確認を要する、つまり確認申請の追加ですね、変更による確認申請でやります。これは、皆様は御承知かと思いますが、姉歯問題が起きて、耐震偽装で姉歯問題が起きたときに、大きな建物の構造チェックを設計屋、いわゆる意匠設計をする者ではなくて、きちんとした構造設計者がチェックをする、いわゆるピアチェックをするという形に建築基準法上変更になりました。改正になりました。それで、ちなみに当魚市場の構造のチェックはどこでやられているかといいますと、東京の日本建築センターで構造のチェックが行われております。そのために、一番最初の当初の設計の確認申請も6カ月確認がおりるまでかかりました。今回皆様に説明会等でお示ししていますように、岸壁埠頭の基礎構造断面が吸い出し防止材を傷つけるということで構造断面が変わったのですけれども、構造断面の変更がその確認の変更に当たりますということで建築主事から指導がありまして、それで改めてまた東京までこの変更内容の申請がされております。このことは、産業建設常任委員会の皆さんが現場に行ったときも説明した事項なのですけれども、そのことによって、その結果がちゃんと返ってくるまで現場に手をつけてはいけないということになっております。なので、それはそれとして現場を進めるということができませんでした。それで、大幅な数カ月に及ぶ延長がそれによって起きております。

  それから、くい工事の機械の変更ですけれども、その現場現場によって、例えば地質が違うわけですが、今阿部長さんがやっている現場よりも今回の工事現場のほうがずっと沖合に張り出しているのです。先ほども申し上げましたが、ずっと100メーターぐらい沖合に張り出しているために、40メーターのくいを入れなければならなくなってしまっているわけです、支持地盤まで。その支持地盤まで至る間に、今回現場に入っているのはドーナツオーガーといいまして、ただこうやって掘っていく機械だけではなくて、ケーシング自体の地盤を切りながら、なおかつ中のオーガーが切っていくという、私自身は今回初めてそういう強力な機械が設計の中で見られていましたけれども、それでも掘れない部分がいっぱい出てきまして、それは地層ですから、かたい地盤にいきますと掘れないところがいっぱい出てきて、そのドーナツオーガーでも掘れなくて、全周機という機械をずっと福島県から取り寄せなければ掘れないという事態になったのも大きな工期延長の理由になっております。

  だから、実際に当初設計の機械で掘れるのであれば掘るのですけれども、掘れないので、新たな機械を入れなければならないとか、そういうことがさまざまたび重なりましたし、あとは御承知のとおり止水工法の新たな検討をせざるを得ない事態になりましたので、現在のスーパーウェルポイント工法でどの程度水面が下がるのか、そのテストも3回ほど行いました。3回ほど行いまして、今の設計内容では水面が予定どおり下がらない、つまり基礎工事ができないということがわかりましたから、新たな工法の選択が迫られたわけです。

  なぜ今の工法でだめなのかというのは、ずっと説明会で申し上げてきましたとおり、透水係数が余りにも高過ぎて、とてもではないが水位が下がらないということがわかったためであります。

  以上です。



○議長(佐藤丈夫君) 16番、鈴木道雄君。



◆16番(鈴木道雄君) (続) 今小西課長さんのあれは、一応ある面では一部は納得したのですけれども、それを早目にやってもらえばよかったのですけれども。ただ、6カ月おくれたのは、やっぱり早目に議会に知らせて、去年のうちから知らせてもらってやれば、かなりこれね。そして、謝るところ謝ってね。そうすると、おれだって人は悪くないのだから、人間は普通は悪くなるのだから、そこなのだよね。そして、ましてこの6カ月延びたあげくに3億4,000万円もプラスさせられて、当初から見ると、1回目より、さっきもくどいことを言う、10億円もプラスになっているわけね。そこのところが、これ市民への説明ができないのだよね。もう杉山さんとか何か、あの金額で大丈夫、とんとんでできるといううわさができていたのだから。とんとんでできるということは、絶対心配ないということも聞いているし、そして10億円それからプラスになるから、________________________________________________あの大きな荒海でも、外海でもないですし。

  さっきも木川田了摩氏も言っていたけれども、秋田港、それから仙台港にも行って、それから私神戸港とか連絡もとって聞いたら、そんなに海の深さも大したことないし、一番先の設計で十分できるという情報も聞いていますから。何だったら、その人呼んでもよろしいですけれども。そういうあれで、それだからとにかく私は今回の問題は3億4,000万円、ナンセンスなんだって。一応それを3億4,000万円を今度入れなかったら、すぐきょう立ちます。賛同します、私は。もう予算十分できる数字という、ある専門家が言っている業者もいますから。だから、私は3億4,000万円は、絶対この国民の貴重な税金を3億4,000万円もプラスできないね。

  以上です。

________________

______________________________________________

    ______________

________________________________________________________



    ______________

     _______

________________________________________________________________________________________



○議長(佐藤丈夫君) 市長。



◎市長(甘竹勝郎君) 予算が追加になった、大きくなった、大きくなったと言いますけれども、議会で決めていただいた予算内ですので、これは国も県も精査、何度も入っていますが、___________________________________________

    ______________

     ___



◎市長(甘竹勝郎君) __________だから、国も県も入ってぎっちり見ていまして、これは議会がお決めになった予算の範囲内であり、問題はありませんと。もう県も市も何度も入っていますよ。そんな、どこのだれから聞いた話だかわかりませんが、呼ぶ人が、呼んできてもいいというのなら、呼んできても私聞きたいのですけれども、予算の範囲内でやっておりますことに、議員さんも市民にそうぜひ説明してほしい。いや、予算の範囲内だそうだと。いろいろ言われているそうですけれども、やっぱりそれは市民も早くちゃんとやれよということだと思うのですよ。したがって、私どもは予算の範囲できちっとやりたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(佐藤丈夫君) ここで10分間休憩いたします。

    午後0時20分 休   憩

    午後0時33分 再   開



○議長(佐藤丈夫君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

  ここで暫時休憩といたします。

    午後0時33分 休   憩

    午後1時20分 再   開



○議長(佐藤丈夫君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

  ここで16番、鈴木道雄議員から発言を求められておりますので、これを許します。16番、鈴木道雄君。



◆16番(鈴木道雄君) 休憩前に私が発言いたしました内容について、___________一部に不穏当な発言をいたしました。議会に大変な御迷惑をおかけしましたことをおわびを申し上げます。

  なお、議事録からの削除をお願いいたします。

  以上。



○議長(佐藤丈夫君) 皆様にお諮りいたします。

  ただいまの鈴木議員の議事録削除の発言の申し出がありましたが、これに御異議ございませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤丈夫君) 御異議なしと認めます。

  よって、議事録より削除いたします。

  22番、志田嘉功君。



◆22番(志田嘉功君) 1点だけ質問いたします。

  1月20日から2週間の間に3回の、きょうの臨時会を含めて3回の会議があったわけでございます。何か市場の関係がどうも最初からつまずいたわけでもございませんが、いろいろあったなと。その中で、きょうも、あるいは今までも出ましたが、いわゆる設計屋さんあるいはボーリング屋さん、あるいは業者さん、さまざまな風聞やら、さまざまな意見が出されております。業者選定については、既に議会でも地元業者を利用してくださいと、何とかお願いしますと。他所の業者を入れても、ここには決して法人税が入るわけでもないし、あるいは従業員の所得税がそんなに多く入るわけでもございません。そういった意味からは、地元業者でこれは間違いはなかったろうなと私も思います。ただ、残念なのは、昨年産業建設常任委員会で視察したと、いわゆる管内視察ということで市場に。そのときは、私もうちのほうの同僚議員から聞くには、いわゆる進捗状態、あるいは工事のおくれを心配しておったと、そういう話も聞いております。

  そうした中で、先ほど課長のほうからもお話ありましたが、いわゆる現場代理人として出向いておると。この現場代理人として当局から出向いておるということは、極めて大きな意味を持っております。そういった観点から考えますと、私はいろんな風聞、事実関係、そういったものを今ここで聞く気はございません。今まで既に話されております。ですから、問題は海の工事でもあるし、今まで私もいろんな業者さんから聞いておりますが、海の工事の場合については設計変更、これは2回、3回、結構あります。ただ、今回の場合については、金額が大きいからびっくりしておる部分もございます。私は、一番大きいのはその辺にあるのではないかと。それと同時に、もう一つは、6カ月間の時間が余りにも大きな風聞と事実関係が歪曲されたり、そういった部分も私はあると思います。ですから、今後こういったことがないことをまた祈りますが、いずれにしろ問題が出たとき、いかに早期に対応するかと、これが私どもに課せられた一番の責務ではないかなと、そのように思っております。

  そういった意味で、今回まだ議員の方々も、まあ多くはまだ理解していない部分が結構あると思います。そういった中で、これから市民に対してどういう説明責任を我々がやるのか、あるいは市長を含めて当局もどういった説明責任をしていくのか、その辺について市長から伺いたいと思います。



○議長(佐藤丈夫君) 副市長。



◎副市長(紀室輝雄君) 私からお答えをいたします。

  質問の中で、6カ月のおくれ、それが風聞の歪曲も生んでおるというようなこと、それで今後そういう課題が生じた場合にどういう対処をどうやっていくのかと、こういう御質問に受けとめましたが、いずれこの問題につきましては、1月の20日、それから2月1日、そして今臨時議会と、仰せのとおり3回行いました。御理解をいただきたいということのお話をしておるわけでございますが、市民にこの間心配をおかけしておるということは、そのとおりでございますので、今後可能な限りそういう心配をかけなくていいような方法をさらに模索、検討していきたいと、このように感じております。

  以上です。



○議長(佐藤丈夫君) 22番、志田嘉功君。



◆22番(志田嘉功君) (続) 私どもも説明するに極めて難渋すると思います。そうした中で、こういった問題が今後もちろん出ないことを祈るし、そしてまたいい魚市場が建設されることを私どもも祈っております。しかしながら、同時にそれ相当の事実関係を考えた場合、やはりきちんと説明することがまず急務だろうと、時間を置かないでそのように思いますので、それについての答弁もひとつよろしくお願いします。



○議長(佐藤丈夫君) 市長。



◎市長(甘竹勝郎君) 志田議員の話しておることはよくわかります。きちっと説明しないとわけわからないよと、こういうことだろうと思うのですよね。だから、ぜひ議員の皆さんに最小限きちっと御理解いただいて、議員の皆様方からも市民の皆様方に御説明もお願いしたいのでありますが、もちろん私たちが先頭になってやらなければならないことはそのとおりであります。予算の範囲内でやりますよと。だから、けさの冒頭申し上げましたとおり、市長さん、あとはいいがすと、1円も出さなくてという方がありましたが、全くそのとおりなのです。予算の範囲内で執行するということでございますので、よろしくお願いをいたしたいと思いますし、それから6カ月についても、先ほど部長が申しましたとおり、県のほうでどう思っているだろうねということで、遺憾と言いましたけれども、本当に県は申しわけなかったなと、申しわけなかったというのは、入札も何も本当は県でやるべきだった、やってもよかったのだけれども、まず一体だから市でやってくれということで、我々は入札もお願いを県からされたところであります。こんなにいろいろあるのであれば、県がやってもよかったのではなかったのかなというものを、恐らく部長もそういう形であらわしたと思うのですが、いずれ今後とも、先ほど副市長が言ったように、いろいろ説明をしながら、いい魚市場をみんなとともに市民が納得する形で建設をしていきたいと、こう思っているところであります。



○議長(佐藤丈夫君) 10番、須藤共二君。



◆10番(須藤共二君) この大きな問題につきまして、今臨時会で真剣な質疑、討論がなされて、大変よかったなと私は思っておりますが、中でも初めて本日農林水産部長のほうから県のコメントはというふうな議員の質問に対して、県のコメントの一部が披瀝されたわけでございますが、その中で地域産業、なかんずく当市の基幹産業でございます水産業の核たる魚市場が工期のおくれ等で遺憾な部分もあったが、立派なものに仕立て上げていただきたいというふうに私受けとめた県のコメントでございまして、私も認識をほぼ同じくするものでございます。

  それとまた、財源的なものでは、恥ずかしながら予算内だということで、おかげさまで認識を新たにするところがございましたが、ただ私この辺はどうなっているのかなということを1点お聞きしたいと思います。それは、たしかこの魚市場建設に関しては、合併建設計画の項目でもあったなというふうに記憶しておりますが、きょうまでその財源についてちょっと見渡してまいりましたけれども、この建設に当たりましての合併建設計画に基づく建設、それと普通であれば特例債の活用ということがなってくるのかなという単純な思いでございますが、その節も私には見当たらないと。この辺の財政的、特例債、合併建設計画との関連を一つお聞きしてまいりたいと思いますので、答弁のほう、よろしくお願いをいたします。



○議長(佐藤丈夫君) 市長。



◎市長(甘竹勝郎君) 先ほどの部長のことは部長のほうから答弁いたしますが、この合併特例債の絡みでありますが、合併建設計画にこの魚市場は入ってございますので、合併建設計画に基づいて事業を進めるということになります。ただ、合併建設計画には入っていますが、合併特例債というその有利なものを使ってやるかということは、これはやりません。合併特例債よりもなお有利な公営企業債、魚市場債というのがありますので、この事業をしてもうける、利益を上げて返すというこの魚市場債、公営企業債のほうを、合併特例債よりは有利なので、こっちのほうを使うということになるところであります。その捻出は、先ほどもちょっと午前中で言いましたけれども、国の予算があります、県の予算があります、市の予算がありますと、この3つ立てであります。市の予算は、先ほど申し上げましたとおりまちづくり交付金というのと水産の補助金というのがありまして、この2つで市は事業を行います。しかし、このまちづくり交付金、それから水産予算は、国からいただくだけで全く返す必要がありませんので、市民からいただいた税金で大船渡は市の分の魚市場を建設するということはありません。

  それから、この魚市場債、公営企業債は県の事業がありますが、この県の事業はもちろん県がすることになるところであります。地元として、何だかんだで1%くらいは地元負担がありますが、ほんの微々たる金額でございます。それから、国の分は国が全部公営企業債を出すことになるところであります。したがいまして、合併特例債よりはなお有利な方法で、市民からの税金はほぼ使わずにこの市場を建設する、これが魚市場建設の魚市場債、合併特例債という方法でございます。

  財源の内訳は、以上であります。



○議長(佐藤丈夫君) 10番、須藤共二君。



◆10番(須藤共二君) (続) ありがとうございます。午前中から昼休みもなしに経過してまいりましたけれども、その間議員多数の方々からこの市場建設に伴う思いが披瀝されて、それなりに答弁はいただきましたけれども、この議会で出たさまざまな意見を、意を呈して地域振興のために何とかこの魚市場事業に取り組んでいただきたいと思いまして、私の質問を終わります。



○議長(佐藤丈夫君) 21番、平田ミイ子さん。



◆21番(平田ミイ子君) 皆さんこんな議論が出てきたというのは、先ほど来議員からも、市長のほうからも、市民に対しての説明責任という部分がやはり大きい。そしてまた、市内経済が厳しい中で、市内の業者さんにこの仕事をさせたいのだと、市長が前々からおっしゃっていました。その意味では、市民も関心が強いわけであります。ですから、いろんな意味で今回の経緯とか、それからこれまでの工事に関すること、当然技術的なことは専門家でなければわからない部分もありますが、私たちが予算を決定していく段階では、これは責任を持って市民に説明しなければならないなと、こういう気持ちが強いわけですから、いろいろな立場の中で意見が出てくるということは、これ当然のことでありますし、望まれた議会だなと思っております。

  それで1つ、さまざまなことは皆さんの質問の中からわかったことがありますから、私はちょっと、先ほど答弁の中で債務負担行為の56億円と、そこの中で範囲内ですよというお言葉がありました。今回の部分は、いろいろ予想外のことが、これは海の中のこと、おかの部分でもあります。海のことでありますから、当然予想外のことも出てきて、こういう経過があったという一連の流れだとは思うのですが、であれば最初の計画を立てていた段階の債務負担行為の56億円、これがこの先どうなっていくのかなと、一つ心配になってくるわけであります。今回の部分では、この範囲内であるからというお話でしたが、それに伴った、付随したいろいろなこれからも続く工事があるわけであります。そこの部分の心配する部分がありますが、それについての考え方、1つだけお伺いしたいと思います。



○議長(佐藤丈夫君) 財政課長。



◎財政課長(佐藤高廣君) それでは、私のほうから債務負担行為につきましてお答えを申し上げます。

  債務負担行為につきましては、20年度に皆様からいただいておりますけれども、21年度、22年度の2過年度で49億円の金額をいただいておりますし、20年度につきましては予算計上に6億8,000万円ほど計上しておると。その2つを合わせまして、2つといいますか、20年度から22年度の3カ年で56億円というふうな数字になってございます。債務負担行為は予算の一部ですけれども、その当該年度を経過しますと補正等はできません。よって、もう既に20年度において債務負担の限度額として債務負担が設定されておりますので、その債務負担の限度額をこれから変更するということはございません。

  以上です。



○議長(佐藤丈夫君) 21番、平田ミイ子さん。



◆21番(平田ミイ子君) (続) いずれどの項目から何をしようにしても、先ほど市長が言いました県の税金、それから国からのお金、トータルすればこれは市民のお金なわけです。個々人から出している税金が国、県、そして市ということに分かれておりますから、お財布の出すところは別々であっても、個人にすれば納めるところは同じということになりますから、興味も津々ということになるわけであります。

  いずれにしましても、私たちも市民に対して説明をしていく段階で、きのうきょうの変化を聞くわけではありませんけれども、やはり変更、心配事も含めて、それから先んじて心配事を話をしてしまっては、当局の責任ということも追及されますから、その辺は慎重な態度をとっていただかなければならないわけですが、でもこういう部分に関しては、私たちはやっぱり日ごろの会話の中で出てくるのですね。そうすると、いつそれ時点でこういう説明を受けていますというところまでは知っても、その先、現に例えば工事が休んでいるよと、そうしたときに何でなんだろうという部分が、日の変化の部分は私たちはわからないわけです。そういった意味では、情報を流していただく、情報をいただく、そしてそれに関して率直に我々も意見を述べていく、そういう場をどんどんやっぱりつくってもらわないといけないのではないかなと思うのですが、いかがなものでしょうか、考え方についてお伺いします。



○議長(佐藤丈夫君) 市長。



◎市長(甘竹勝郎君) 議員のおっしゃっているのは、当然だと思うところであります。私自身もなぜこんなにと思うことがありましたが、まさに先ほど答弁いたしましたように、姉歯問題以降、設計に時間がかかり、変更に時間がかかると。想像を絶する期間がかかるところであります。こういうことで、やむを得なかったなと。だから、そんなことをどんどん、どんどん御説明しておけばよかったのではないかなと、こう思うところでもございます。

  なお、今後変更がないのかという、これからのことが心配だということでありますが、全くそうだと思います。ただ、今まで私もいろんな構造物、建造物をやってきましたが、地下のことでの変更はありますが、上のことでの変更は一度もないところであります。したがいまして、これからはこの地下が決まれば上になりますから、建物はこういうことになりますから、建物の変更はないものと思っておるところであります。



○議長(佐藤丈夫君) 20番、斎藤功君。



◆20番(斎藤功君) 2度にわたる説明会と本日の質疑によって、ほぼ議論は尽くされたのかなという認識であります。どうも、どなたかがおっしゃいましたけれども、最初からつまずきがちの工事でありましたので、今度のことも、前にも申し上げましたけれども、天災なのかなと。いや、そうではないと。ならば、人災だと。いや、それもちょっとと思えば、天地人で言えば地災ということなのかなというように考えております。責任の所在もいろいろと議論をされましたし、私も個人的には考えがありますけれども、いろいろこれまでのこと、現状のこと、将来のこと、県との関係、国との関係もあるでしょうが、その責任の所在について、では8割、2割なのかなとか、いろんな議論も、私も思いもありますけれども、総合的に考えると、どうもこれは県が100%であり、市も100%でありという、お互いに設計屋のほうまではとんでもない話で、責任をお互いになすりつけ合う問題ではないのではないかというように理解をしております。

  私は質疑に当たりまして、1点、2点は質問はしますが、魚市場に対する私の信念をもって物を言いますので、答弁はそのとおりだと、そのようにやりますということで結構でありますから、そのお気持ちでお聞き願いたいと、そのように思います。

  私は、次の世代、議会には若い人もおられますけれども、私も大分年になってはきましたので、まだ若い気ではおりますが、次の世代の若者たちの視野に立って物を言うかなという思いでおりました。本市にとって、市長が言うまでもなく、水産の振興は最も大事な、最も大事にすべき産業であると。港湾から何から全部大事なことはいっぱいありますけれども、水産の振興は水産によって生計を立てて、次の世代を養って、それを子々孫々受け継いでいくということが本市にとって最も大事な基本であろうかと思います。そして、そのことは水産業の振興にとって核となる魚市場の整備が、これまた合併建設計画のリアスホール以降、いろいろありますけれども、大きな事業としては今まで以上にこれまた最も大事な合併建設計画の中の事業であるというように考えております。部長のほうからも話がありましたけれども、これを立派に岩手県の、あるいは東北の最先端の魚市場をつくって水揚げ量をふやし、今までは海鷹丸、三笠丸等の御協力もありましたけれども、大変立派な成績を残しております。その成績を飛躍的に伸ばす絶好の機会ではなかろうかというように思います。

  これもどこかで申し上げた記憶がありますけれども、魚市場は単に水産業にかかわる人だけの財産ではありません。本市を通じて、山の中まで、全市民のとても大事な財産であります。そしてまた、魚市場が振興することによってほとんどの市民が、水産関係だけでなくて、ほとんどの市民がその利益にあずかる可能性が大なわけであります。そして、予想されるこれからの厳しい競争の世界の中でも、釜石や気仙沼に負けない強固な魚市場をつくっていくのが市長初め本日出席している職員の皆様方の使命であると、そのように考えております。本市だけではなく、気仙にとって、あるいは県にとってもこの魚市場の振興はなし遂げなければならない、またそういう成功を期待しているはずであります。単に本市だけの問題ではなく、大きな大きな使命を果たすために、今まで以上に職員の方々には、特に担当の方々には鋭意全力を傾注して立派な市場にしなければならない。特に年度末まで延びることなく、1週間でも、10日でも、あるいは1カ月でもいいから、3月まで延ばさないような努力もまたすべきだし、そのことも業者と、ここまで来れば業者と協力するだけでなくて、一体となって、そして事業の進捗を図るのがあなた方の使命であります。魚市場の竣工と振興は、本市の将来の子供たちの大船渡市の姿にとって大変大きな意味を持つものであります。



○議長(佐藤丈夫君) 質疑を簡潔にお願いします。



◆20番(斎藤功君) それから、念のために。どうも私もめぐりが悪いところがありまして、これほどの事業が、変更契約の分が、どうもただというのが納得いかない、素朴な疑問があるのです。ゼロで済むのだと。市民には一銭たりとも迷惑をかけないと。このことをもう少し掘り下げて、わかりやすく説明をしていただきたいと思います。

  それから、合併建設計画の中の建物でありますけれども、防災センターでも何か投書があったり何かしたようですけれども、合併建設計画の中の事業に特例債を、少し不利だからといって特例債を使わないのも、それも何かおかしいのではないかなとも思ったり、素朴な素人の疑問を持っております。

  初めに申し上げた私の信念が、どうか市長が私を上回る信念をお持ちなら、大変失礼な言い方ですけれども、発言は撤回しないように気をつけて申し上げますが、その立派な御信念も少しはお聞きしたいと。

  以上です。



○議長(佐藤丈夫君) 市長。



◎市長(甘竹勝郎君) 十二分に納得をさせていただきましたが、答弁はそのとおりでいいというふうな冒頭の御発言でしたから、そのとおりだけ自分でさせようかなと、こう思っておりましただけに、若干つけ加えてもいいということでありますので、若干つけ加えさせていただきますが、基本的には議員おっしゃることと全く同感でございます。いずれこの魚市場を建設をさせていただきまして、三陸沿岸を代表するような魚市場とさせていただき、今度進出する水産関連会社等と市内の水産関係者の足腰が強くなって、水産のまち大船渡がさらに充実、発展させるよう我々は努力をしなければならないと、こう思っているところでございます。

  なお、ただの分は先ほど申し上げましたとおり、市の事業の分は全部国から来ますので、これはただになりますというところでありますので、重ねての御理解をいただければ大変ありがたいと、こう思うところであります。

  ただ、議員おっしゃるとおり、我々は水産だから海のことばかり考えておりましたが、これは山のほうも関係あるという造詣の深い御提言をいただきましたことに御礼を申し上げるところであります。

  以上であります。



○議長(佐藤丈夫君) 財政課長。



◎財政課長(佐藤高廣君) それでは、私のほうからは合併特例債を使わない理由につきまして御説明申し上げます。

  魚市場事業は、合併建設計画に登載した事業でございますので、合併特例債を活用できます。ただし、公営企業に位置づけられておりますので、合併特例債を導入いたしましても交付税措置が受けられないということがございます。そこで、同じ交付税措置がないのであれば、充当率が100%である魚市場債を用いるということでございます。

  以上です。



○議長(佐藤丈夫君) 3番、森操君。



◆3番(森操君) 今るるありまして、本当に私もいち早く市場ができ上がって、水産振興の一翼を担ってほしいということの立場でありますけれども、1点だけ、先ほどからあるように、市民に対する説明責任が議員にもあるわけで、そこのあたりで1点だけ疑問というか、あります。というのは、くい工事については、これは設計変更、るるきょうの説明で納得しております。この仮設工事について、1点だけ認識の確認をさせていただきますけれども、当初積算、設計をやったときの設計があるのですけれども、それは水中工事というか、そういうことで聞いておりますけれども、これを最初から実施をしていれば、その埋め立ての下が岩であろうが何であろうが、ほぼ間違いなくこういう、例えば浸透率が10倍予想より外れたとか、そういうことも一切起こらなかったのではないかなということがどうしてもひっかかっているのです。そこのあたりを、どうして当初の設計どおりにやれなかったのかと、そこのあたりが出発点で解けないなと、自分自身が納得いかないなということであります。その事実関係の私の認識と、なぜそうだったのかということを1点だけ御質問します。



○議長(佐藤丈夫君) 水産課長。



◎水産課長(佐藤悦男君) 当初の設計どおりにやればよかったのではないかというお話でございました。この工事につきましては、先ほど来説明しておりますが、任意仮設の中で当初設計を組んだところであります。そういった中で、施工者等といろいろ協議をされたところですが、施工日数あるいはその施工性、そういったさまざまな条件がありまして、やはり今やれるというふうなことになれば、工期の短縮を図るためにいわゆる7メーターの矢板、それからスーパーウェルというふうなものが一番効率がいいのではないかというふうなことであったところです。御指摘のように、確かにそういう方法はできないというふうなことではないと思いますが、そういった施工日数等々さまざまな条件があったために、今回この方法に至ったところであります。結果的にそれが水位が下がらなかったというふうな面においては、残念な結果だというふうに思っているところであります。



○議長(佐藤丈夫君) 3番、森操君。



◆3番(森操君) (続) 三者協議の中で、その設計変更というか、要するに社内のVEといいますか、そういう提案が業者からなされて、それを市、県のほうで承認したということなのですけれども、ここのところで非常に不可解というか、その判断する基準が非常に埋め立てまでいくということは、当初これはだれでもわかるわけで、岩ずりというか、浸透率の高いことで、そこからどんどんわいてくるということはだれでもわかったのではないかなという、そこのあたりがどうしても、本当に通して早く市場が機能してほしいという願いなのだけれども、そこのあたりがこういう前例をつくって、今後の公共事業でこういうふうに設計変更をして、どんどん、どんどん通っていくというようなことをつくってしまうと、ちょっとそのあたりも心配だなというところがあるわけなのです。そこのあたりの責任、責任と、三者責任なのでしょうけれども、そこがやっぱりそれを発案した業者にも本当に責任というか、経験がないということでは済まされない責任が3分の1はあるのではないかなというふうに思うのですけれども、そこのあたりをお願いします。



○議長(佐藤丈夫君) 都市計画課長。



◎都市計画課長(小西克洋君) 今回二重矢板の設計にした理由の大きな1つが、今議員お話しになりました底盤コンクリートとの比較をいたしました。先ほど来言っていますように、当初設計のようなあの透水係数が低い値であれば、当初設計の底盤コンクリートの厚さは50センチだったのですけれども、余りにも透水係数が大きいために、打設後のコンクリートがすごく荒れる、あるいは浮き上がってしまうという、圧力がかかってしまうということが、50センチでは出てくるということがわかりまして、そういうことのない底盤コンクリートにするためには、1メーターぐらいの厚さがなければならないという話になってきたわけです。そのハイドロコンクリート1メーターと、今回提案しております二重矢板との価格比較をした結果、二重矢板のほうが安く上がるということで、二重矢板方式に切りかえていったという経過がございますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(佐藤丈夫君) 以上で質疑を終わり、直ちに採決いたしたいと思います。

    (「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤丈夫君) 23番、鎌田和昭君。



◆23番(鎌田和昭君) 採決は、無記名投票でお願いします。

    (「賛成」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤丈夫君) この採決については、鎌田議員ほか数名の方々から無記名投票にされたいとの要求がありますので、無記名投票で行います。

  それでは、暫時休憩いたします。

    午後2時00分 休   憩

    午後2時15分 再   開



○議長(佐藤丈夫君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

  これから議案第1号、大船渡漁港広域漁港整備大船渡魚市場建設・用地(人工地盤)他工事(建築工事)の請負変更契約の締結に関し議決を求めることについてを採決いたします。

  この採決は無記名投票で行います。

  議場の閉鎖を命じます。

    (議 場 閉 鎖)



○議長(佐藤丈夫君) ただいまの出席議員は26名であります。

  投票用紙を配付いたします。

    (投票用紙配付)



○議長(佐藤丈夫君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤丈夫君) 配付漏れなしと認めます。

  投票箱の点検をお願いいたします。

    (投票箱の点検)



○議長(佐藤丈夫君) 異状なしと認めます。

  念のため申し上げます。投票は無記名であります。本案に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載願います。

  ただいまより投票を行います。事務局長に点呼を命じます。

    (事務局長 氏名を点呼)

    (順 次 投 票)



○議長(佐藤丈夫君) 投票漏れはありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤丈夫君) 投票漏れなしと認めます。

  投票を終了いたしました。

  議場の閉鎖を解きます。

    (議 場 開 鎖)



○議長(佐藤丈夫君) 開票を行います。

  お諮りいたします。会議規則第31条第2項の規定により、立会人に須藤共二君、門前恭一君、木川田了摩君の3名を指名いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤丈夫君) 異議なしと認めます。

  よって、3名の方々を立会人に指名いたします。

  開票の立ち会いをお願いいたします。3人、どうぞ前に出ていただきたいと思います。

    (3人前へ出て開票に立ち会う)

    (開     票)



○議長(佐藤丈夫君) 選挙の結果を報告いたします。

  投票総数25票。これは、先ほどの出席議員に符合いたしております。そのうち有効投票25票、無効投票なし。有効投票中、賛成15票、反対10票、以上のとおりであります。

  よって、議案第1号は可決いたしました。



○議長(佐藤丈夫君) 以上で本臨時会に付議されました議案を終了いたしましたので、これをもって平成22年市議会第1回臨時会を閉会いたします。

  どうも御苦労さまでございました。



    午後2時28分 閉   会