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岩手県 大船渡市

平成20年  第2回 臨時会 10月27日−議案上程説明、審議決定−01号




平成20年  第2回 臨時会 − 10月27日−議案上程説明、審議決定−01号







平成20年  第2回 臨時会





         平成20年大船渡市議会第2回臨時会会議録


             平成20年10月27日(月)午前10時開議

議事日程第1号
日程第1         会期の決定                             
日程第2         会議録署名議員の指名                        
日程第3  議案第1号  大船渡市・陸前高田市合併協議会を設置することに関し議決を求めることに
             ついて                               
日程第4  議案第2号  平成20年度大船渡市一般会計補正予算(第3号)を定めることについて  

本日の会議に付した事件
   〜議事日程第1号に同じ〜

出 席 議 員(26名)
  議 長  佐 藤 丈 夫 君          副議長  平 田   武 君
  1 番  伊 藤 力 也 君          2 番  伊 藤 直 人 君
  3 番  森     操 君          4 番  三 浦 正 明 君
  5 番  紀 室 若 男 君          6 番  佐 藤   寧 君
  7 番  平 山   仁 君          8 番  熊 谷 昭 浩 君
  9 番  船 野   章 君          10番  須 藤 共 二 君
  11番  滝 田 松 男 君          12番  木川田 了 摩 君
  13番  及 川   彌 君          14番  門 前 恭 一 君
  15番  三 浦   隆 君          16番  鈴 木 道 雄 君
  17番  氏 家 じんいち君          18番  菊 地 耕 悦 君
  19番  畑 中 孝 博 君          20番  斎 藤   功 君
  21番  平 田 ミイ子 君          22番  志 田 嘉 功 君
  23番  鎌 田 和 昭 君          24番  村 上 健 一 君

欠 席 議 員(0 名)

説明のため出席した者
  市     長  甘 竹 勝 郎 君      副  市  長  紀 室 輝 雄 君
  教  育  長  金 野 大 登 君      企 画 政策部長  武 政 久 夫 君
  総 務 部 長  平 野 義 克 君      生 活 福祉部長  山 口 清 人 君
  商 工 観光部長  佐々木 伸 介 君      港 湾 経済部長  室 井 良 雄 君
  農 林 水産部長  山 口 佳 男 君      都 市 整備部長  菅 原 三 枝 君
  三 陸 支 所 長  千 田 哲 志 君      会 計 管 理 者  新 沼 辰 男 君
  教 育 次 長  新 沼 敏 明 君      企 画 調整課長  金 野 博 史 君
  活 力 推進課長  新 沼 秀 人 君      秘 書 広聴課長  三 浦 勝 朗 君
  総 務 課 長  金 野 周 明 君      財 政 課 長  佐 藤 高 廣 君
  税 務 課 長  奥 山 行 正 君     市民生活環境課長  寺 澤 英 樹 君
  国 保 年金課長  刈 谷   裕 君      保 健 福祉課長  志 田 俊 一 君
 商工観光物産課長  志 田 重 男 君      農 林 課 長  熊 谷 喜 一 君
  水 産 課 長  佐 藤 悦 男 君      建 設 課 長  村 上 隆 樹 君
  生 涯 学習課長  金 野 良 一 君      学 校 教育課長  平 山 敏 也 君

事務局職員出席者
  事 務 局 長  佐 藤 悦 郎 君      局 長 補 佐  後 藤 俊 一 君
  議 事 係 長  三 上   護 君      





    午前10時00分 開   会



○議長(佐藤丈夫君) おはようございます。

  これより平成20年市議会第2回臨時会を開会いたします。

  本日の出席議員は26名全員であります。

  日程に入るに先立ち、諸報告を行います。まず、当市監査委員から平成20年度8月分の一般会計、特別会計、歳計外現金、基金並びに水道事業会計の例月出納検査の結果について報告があり、お手元に配付のとおりですので、御了承願います。

  次に、会議規則第159条に基づく議員派遣についてでありますが、お手元に配付の議員派遣報告書のとおりですので、御了承願います。

  以上で諸報告を終わります。

    午前10時02分 開   議



○議長(佐藤丈夫君) それでは、出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

  本日の議事は、お手元に配付の議事日程第1号によりこれを進めることにいたします。



○議長(村上健一君) 日程第1、会期の決定を行います。

  お諮りいたします。議会運営委員長より報告がありましたが、本臨時会の会期は本日1日といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(村上健一君) 御異議なしと認めます。

  よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたします。



○議長(佐藤丈夫君) 次に、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。

  会議録署名議員は規定により議長において、7番、平山仁君、8番、熊谷昭浩君の両名を指名いたします。



○議長(佐藤丈夫君) 次に、日程第3、議案第1号、大船渡市・陸前高田市合併協議会を設置することに関し議決を求めることについて及び日程第4、議案第2号、平成20年度大船渡市一般会計補正予算(第3号)を定めることについて、以上2件を一括議題といたします。

  提出者の説明を求めます。総務部長。

    (総務部長 平野義克君登壇)



◎総務部長(平野義克君) それでは、議案第1号及び議案第2号について御説明いたします。

  議案第1号をお開き願います。議案第1号、大船渡市・陸前高田市合併協議会を設置することに関し議決を求めることについて。市町村の合併の特例等に関する法律第4条第1項の規定による請求により、地方自治法第252条の2第1項及び市町村の合併の特例等に関する法律第3条第1項の規定に基づき、大船渡市及び陸前高田市の合併について協議するため、別記のとおり規約を定め、大船渡市・陸前高田市合併協議会を設置することについて、地方自治法第252条の2第3項及び市町村の合併の特例等に関する法律第4条第5項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。

  提案理由でございますが、大船渡市及び陸前高田市の合併に関する協議等を行うため、大船渡市・陸前高田市合併協議会を設置しようとするものでございます。

  お開き願います。別記、大船渡市・陸前高田市合併協議会規約。(設置)、第1条、大船渡市及び陸前高田市(以下「両市」という。)は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第252条の2第1項及び市町村の合併の特例等に関する法律(平成16年法律第59号。以下「法」という。)第3条第1項の規定に基づき、合併協議会を置く。

  (名称)、第2条、合併協議会は、大船渡市・陸前高田市合併協議会(以下「協議会」という。)と称する。

  (所掌事務)、第3条、協議会は、次に掲げる事務を行う。

  第1号、両市の合併に関する協議。

  第2号、法第6条の規定に基づく新市基本計画の作成。

  第3号、前2号に掲げるもののほか、両市の合併に関し必要な事項。

  (事務所)、第4条、協議会の事務所は、会長の属する市に置く。

  (組織)、第5条、協議会は、会長、副会長及び委員をもって組織する。

  (会長及び副会長)、第6条、会長及び副会長は、両市の長が協議し、次条第1項の規定により委員となるべき者の中から、これを選任する。

  第2項、会長は、協議会を代表し、会務を総理する。

  第3項、副会長は、会長を補佐し、会長に事故あるとき又は会長が欠けたときは、その職務を代理する。

  第4項、会長及び副会長は、非常勤とする。

  (委員)、第7条、委員は、次の者をもって充てる。

  第1号、両市の長及び副市長。

  第2号、両市の議会の議長及び副議長。

  第3号、両市の議会の議員各4人。

  第4号、両市の長が協議して定めた学識経験を有する者4人以内。

  第5号、両市の長がそれぞれ定めた学識経験を有する者各4人。

  第2項、委員は、非常勤とする。

  (会議)、第8条、協議会の会議(以下「会議」という。)は、会長が招集する。

  お開き願います。第2項、会長は、委員の3分の1以上の者から会議の招集の請求があるときは、会議を招集しなければならない。

  第3項、会長は、会議を招集するときは、その日時、開催場所及び会議に付すべき事項をあらかじめ委員に通知しなければならない。

  (会議の運営)、第9条、会議は、委員の半数以上が出席しなければ、これを開くことができない。

  第2項、会長は、会議の議長となる。

  第3項、会議の議事その他会議の運営に関し必要な事項は、会長が会議に諮り別に定める。

  (委員以外の者の出席等)、第10条、会長は、必要があると認めるときは、委員以外の者を会議に出席させ、説明又は助言を求めることができる。

  (小委員会)、第11条、協議会は、所掌する事務の一部について調査及び審議を行うため、小委員会を置くことができる。

  第2項、小委員会の組織、運営その他必要な事項は、会長が会議に諮り別に定める。

  (幹事会及び専門部会)、第12条、会議に提案する事項について協議し、又は調整するため、協議会に幹事会を置く。

  第2項、会議に提案する事項について専門的に協議し、又は調整するため、幹事会に専門部会を置く。

  第3項、幹事会及び専門部会の組織及び運営に関し必要な事項は、会長が会議に諮り別に定める。

  (事務局)、第13条、協議会の事務を処理するため、協議会に事務局を置く。

  第2項、事務局の事務に従事する職員は、両市の長が協議して定めた者をもって充てる。

  第3項、前項に定めるもののほか、事務局に関し必要な事項は、会長が別に定める。

  (経費)、第14条、協議会に要する経費は、両市の負担金その他の収入をもって充てる。

  第2項、前項の負担金の額は、両市の長が協議して定める。

  (監査)、第15条、協議会の出納の監査は、両市の監査委員各1人に委嘱して行う。

  第2項、前項の委嘱を受けた監査委員は、監査の結果を会長に報告しなければならない。

  お開き願います。(財務に関する事項)、第16条、協議会の予算編成、現金の出納その他財務に関し必要な事項は、会長が別に定める。

  (報酬及び費用弁償)、第17条、協議会の会長、副会長、委員、第10条の規定により会議に出席した者及び第15条第1項の規定により移植を受けた監査委員は、報酬及びその職務を行うために要する費用弁償を受けることができる。

  第2項、前項に定める報酬及び費用弁償の額並びに支給方法等については、会長が会議に諮り別に定める。

  (協議会解散の場合の措置)、第18条、協議会が解散した場合においては、協議会の収支は、解散の日をもって打ち切り、会長であった者がこれを決算する。

  (補則)、第19条、この規約に定めるもののほか、協議会に関し必要な事項は、会長が別に定める。

  附則、この規約は、両市の長が協議して定めた日から施行する。

  2枚お開き願います。議案第2号、平成20年度大船渡市一般会計補正予算(第3号)を定めることについて。別冊のとおり定めることについて、地方自治法第218条第1項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。

  補正予算書の1ページをお開き願います。今回の補正は、大船渡市と陸前高田市の合併に関する協議を行う合併協議会の設置に係る負担金を補正するものでございます。平成20年度大船渡市の一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。

  (歳入歳出予算の補正)、第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ210万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ189億340万円とする。第2項、歳入歳出予算補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。

  お開き願います。第1表、歳入歳出予算補正。款、項、補正額の順に申し上げます。まず、歳入でございます。14款県支出金、2項県補助金105万円、これは大船渡市・陸前高田市合併協議会事業費に係る県補助金でございます。

  18款1項繰越金105万円、これは前年度からの繰越金でございます。

  以上、補正額の合計は210万円で、歳入の合計額を189億340万円とするものでございます。

  歳出でございます。2款総務費、1項総務管理費210万円、これは大船渡市・陸前高田市合併協議会負担金でございます。

  以上、補正額の合計は210万円で、歳出の合計額を189億340万円とするものでございます。

  なお、補正予算に関する説明書等の説明は省略させていただきます。

  以上、議案第1号及び議案第2号について御説明申し上げましたが、よろしく御審議くださるようお願いいたします。



○議長(佐藤丈夫君) 以上で提出議案の説明を終わります。

  これより議案審議を行います。

  議案第1号、大船渡市・陸前高田市合併協議会を設置することに関し議決を求めることについて及び議案第2号、平成20年度大船渡市一般会計補正予算(第3号)を定めることについてを一括して質疑を許します。20番、斎藤議員。



◆20番(斎藤功君) 本議案は、大げさかもしれませんが、100年に1度という大変重みのある議案である。しかしながら、議案の内容は、合併協議をする場を設置するか否か、その判断に限られていると思われます。当然のこととして、合併の方向性やまちづくりの方向性等々、議論する議案ではない、そのように理解をした上で質問をします。

  陸前高田市から始まって、住民の方々から求められ、市長から求められた結果の議案でありますが、合併には常に当面の間、あるいは当分の間、その言葉が、三陸町の場合でもそうですが、つきものでございます。この当面、あるいは当分をどのように理解したらよいだろうと。思い出しては頭を痛めますけれども、合併の歴史的な背景をかんがみれば、全国的な規模で合併新法ができて合併にまで待っていくのは、明治のときに、市政、町政、村政がしかれてから初めて大きな合併が行われ、そして昭和になって昭和の大合併、それでこたびの新法による平成の大合併ということを振り返れば、今度の新法が期限切れになった暁には、恐らく私の個人的な展望では、そういうことを言っていいでしょうか、元号が変わらない限り新たな合併促進の法律はできないだろうと、そのような展望を持っております。切れたからすぐ5年後にはと、そんな簡単なものではないだろうなと。そういう意味で、この期限内に合併を進めようという機運は理解できるものがあります。現に気仙沼ではその方向性が出ておると。また、釜石においてもその方向性に向けて努力をしておるという背景をかんがみれば、私は当面の間、当分の間との間とは元号が変わるまでだと、そのように理解を……元号が変わるというのはちょっと私は申し上げにくいのですけれども、いずれ平成の世には合併促進の新法は新たにできないだろうと。したがって、もちろん自治体の財政状況にもよりますけれども、この期限内に合併を促進する方向は全く正当なものであると。

  それで、とかく三陸の場合もそうでありましたが、合併に関する住民説明会、陸前高田市においても大分熱心に行われたようであります。三陸のことを振り返れば、地域単位の例えば公民館で私もそっちこっちかけずり回りましたけれども、大方は反対する人たちが大変よく集まってくれます。どこの地域でもそうです。マスコミ報道によれば、陸前高田市においてもそうでなかったかなというように思います。また、当局は、首長の目指す方向に都合のいい説明を住民に対してするものですから、そこのところが私は陸前高田市における住民の方々の考え方、方向性がもう少しわかりたいものだなという思いがあります。そして、今度の本市で万が一否決となった場合には、それで終わりであると。あるいは本市可決、高田市否決の場合には、陸前高田市の住民のお一人お一人の考え方を把握できる機会があるかもしれない、そのような希望を持っております。万が一の仮定の話ではある……仮定の話で大変申しわけありませんけれども、本議案による合併協議会が仮に設置されなかった場合、市長においては今後の広域連携や、あるいは合併に向けてどのような姿勢で対応をするのか。そしてまた、基本的にはどの自治体も私は自立して単独市で、小さいながらも光る自治体をつくっていくべきだと思いますが、今日の時代背景をかんがみれば、なかなか無理なことであります。国県もそうです。あるいはもし設置されなかった場合に、国や県、そういうほうからの何らかの働きかけがあるものかどうか、そういう予想もお聞きしたいところであります。

  以上で1回目の質問です。



○議長(佐藤丈夫君) 副市長。



◎副市長(紀室輝雄君) まずもって私からお答えをいたします。

  今次の合併は、御案内のとおり地域がいかに大きくなって、そして大きくなった地域の住民が幸せをいかにかち得るかと、ここにそういう大きな要素が含まれておるということはそのとおりなわけでございまして、それを考えますときに、是が非でも合併という方向に進んでいかなければ、ひとり当気仙が取り残されるというような状況が目に見えているところでございます。先ほど議員さんおっしゃるとおり、気仙沼のほう、釜石のほう、宮古のほうと合併が進められようと今盛んな動きがあるわけでございまして、そういったことを肝に銘じながら、陸前高田、大船渡、この両市がこぞって合併に向けて進んでいくのが今現在のそういう要素をはらんだ時代であろうなということに考えをいたしておるところでございますので、議員さんのおっしゃるとおり、ここは合併に向けて大いに議会も、行政側も、高田も、大船渡も進んでいかなければいけないと、このようにとらえておるところでございます。

  以上です。



○議長(佐藤丈夫君) 20番、斎藤議員。



◆20番(斎藤功君) (続) 国や県から何らかの働きかけがあるのかどうかは今度答弁を願います。

  私は、私だけでない、市民みんなが本市の限りない発展を願っているはずです。水産を初め、港湾を初め、経済を初め、限りない発展を目指すために、私はこの議案が成立しない、そういうことがあってはならない、そのように考えるものです。市民の、あるいは心配する方もおるでしょうけれども、合併が元号が変わるまででできなかったとしたら、本市の財政状況等細かいところは聞きませんが、どのように停滞するか、目に見えているものがあります。しかしながら、合併に依存しなくてもいいのではないかなという気がしないものでもありません。まるっきり合併をしないと本市の発展はあり得ない。気仙は一つという議論があります。実は、三陸町と合併するときにはそういう議論は私は記憶にありませんけれども、しかしながら当時の佐々木町長も将来的には気仙は一つ、第1段階として大船渡市と合併するということを言ったように記憶しております。だとすれば、当時の三陸町ではなくても、合併もそのときに気仙2市2町が合併するのだという議論が出てもおかしくないのです。合併できるところから始めようという議論があのような合併になったわけです。三陸町の財政状況もあったでしょう。合併をしなかったらという消極的な話でありますけれども、しなくても新しい合併新法ができるまで大船渡市は自信を持っていけるのだという自信が市長におありかどうか。

  それから、国県からの働きかけがあるかどうかということも、平野部長。



○議長(佐藤丈夫君) 市長。



◎市長(甘竹勝郎君) 斎藤議員の御質問にお答えをしますが、まず前段で期限内に合併を促進することは正当なものだという御発言をいただきましたが、考え方を全く同じにするところであります。そしてまた、2回目には成立しないことがあってはならないと御発言をされましたが、私も賛同させていただくところでございます。そこの中で、仮に設置されなかった場合、国、県の今後の働きかけはあるのかということでありますが、国、県の今後の対応につきましては、正確な情報を国が出しておりませんので定かではございませんが、方向としますれば地方分権をどんどん進めますよと。地方分権を進める中で、5万人すべての市町村を国が財政的に支援はできませんので、5万人以上の市を国は支えていくと。そして、その周辺に5万人以下の市町村があるならば、その5万人のところにまず頼って、5万人のところを中心として栄えてほしいと、これが国の今回のスタンスでございます。したがいまして、釜石も今必死になって大槌と合併しようとしているのは、釜石だけでは4万ですので、大槌と合併して5万人規模のまちをつくろうと、このことに今釜石が全力を挙げているのだろうと、こう思っております。したがいまして、万が一当気仙が合併せずに大船渡が4万、それから高田、住田がそれ以下の弱小というか人数の少ない市町村となった場合には、釜石かどこかの、奥州ですか、あるいは一関かどこかの市との連携の中で模索をする以外に発展はないものと私は、国の方向はそういう流れであります。したがいまして、私はこの際この新法期限内に5万人以上の自治体をこの気仙に確立をするということが極めて重要な案件であろうと。そういう議論の場を設置するこの合併の協議会というものは必要と思いますので、斎藤議員と考え方を同じくするところでございます。いずれ地方分権の大きな流れ、5万人以上の市を中心とするという国の大きな流れは今後とも続くものと、こう思っておるところでありますので、今ここが気仙は分かれ道、どちらに進むか極めて重要な時期を迎えていると、こう認識をいたしておるところであります。



○議長(佐藤丈夫君) 総務部長。



◎総務部長(平野義克君) 国、県等におきましては、現在合併の是非を含めた議論の活発化を求めているところでございますし、さらに県知事のほうでは合併協の設置を勧告すると、そういうこともできるところでございます。しかしながら、勧告した場合であっても議会の議決が必要だということから、今回の場合は議会のほうで否決になった場合は県のほうではなかなか勧告するのは難しいと、そのような考えを持っているようでございます。



○議長(佐藤丈夫君) 20番、斎藤議員。



◆20番(斎藤功君) (続) 最後の質問です。

  5万人以上の都市に国では支援をする、5万人以下の自治体にはしないか、まるで手薄だというように理解をすれば、とりもなおさず5万人すれすれの自治体にとってペナルティーだと思うのです、国からの。それはいろんな意味で、それこそ押し寄せてくる心配もしないわけにはいきません。今後とも市長においては、陸前高田市さん、住田町さん、心優しくもてなすような心で広域連携、あるいは合併に向けて一層の努力を期待して、質問を終わります。



○議長(佐藤丈夫君) 4番、三浦議員。



◆4番(三浦正明君) この合併協議会設置議案についてお尋ねします。

  第1点目ですけれども、当市の場合議論がかなり不足しているのではないかと思います。気仙広域合併はもちろんですけれども、陸前高田市との合併についての議論、市民の中での議論が行われていないというふうに思います。県では、指針を出されておりますけれども、この県の指針にもなかった陸前高田市との合併協議会、この設置案というのは、住民を無視したやり方ではないかというふうに思います。このように、住民の議論なしに進められていいのかどうか、お聞きしたいと思います。

  第2点目として、先ほども言われましたけれども、この合併協議会は合併の是非の議論も含めて議論する場と強調されておりますが、やはりこれにとどまらず合併協議会の最大の仕事というのは、新市の基本計画の作成にあるのではないかと。御承知と思いますけれども、総務省の合併マニュアル、この中では具体的には合併市町村計画と、それから合併協定書を作成するというところに置いてありますし、具体的には合併の方式、期日、新市の名称、事務所の位置などということで項目が出されております。ですから、この合併協議会というのは、是非のための協議ということではなくて、合併を進めるための協議会ということではないでしょうか。

  それから、第3点目、この間の議論でも出されていましたけれども、やはり自治体の合併については、双方の信頼関係が本当に重要な要素になると思います。それで、陸前高田市が当面自立の方向を目指しているということに対して、今回の合併協の提案というのを相手の意思を尊重しないことになるのではないかというふうに思います。さらにまた、気仙は一つというスタンスがありますが、この中で住田町を含めないという今回の合併協議会の設置に関しては、陸前高田市及び住田町との広域連携、こういう信頼関係が遠のくのではないかというふうに思いますが、どうでしょうか。

  第4点目として、この合併協議会の規約ですけれども、その中の規約の委員ですけれども、7条の(4)と(5)ですけれども、両市の長が協議して定めた学識経験を有する者4人以内、両市の長がそれぞれ定めた学識経験を有する者各4人となっておりますけれども、この方々についてどのような方を考えているのでしょうかということです。

  それから、あと先日もちょっとお聞きしましたけれども、合併の表決、協議会の項目の表決ですけれども、これについてどのような方法でやっていくのかということをお聞きしたいと。

  以上でございます。



○議長(佐藤丈夫君) 総務部長。



◎総務部長(平野義克君) 私からお答えいたします。

  まず最初に、議論が不足しているのではないかと、住民の方々の議論が不足しているのではないかと、こういうことでございますが、再三申し上げているとおり、合併協議会を立ち上げしまして、両市において、この協議会においてさまざま協議を進めて、将来のまちづくりをどうするのか、そういったビジョンを示すと。あるいは財政計画も示していくと、こういったことがこれからの作業であるわけでございます。これは、当市の場合は13年に三陸町と合併した、そういう経験がございますが、そことの大きな違いはここにあるわけでございまして、三陸町と合併した際には、まず両市の首長で方向性を確かめたと。それから、両市のそれぞれの市、町において、合併の検討、研究会を設置したと。それから、今度は合同の研究会を設置したと。それから、任意の協議会を設置したということで、協議会を立ち上げるまで相当な議論を深めてきたところでございますし、その間広報等でも住民の皆様に情報を提供してきましたし、地域地域においても懇談会を開催してきたところでございます。今回の場合は、手続的に住民請求を受けての合併協の設置ということで、ここが大きな違いがあるわけですけれども、それらの議論はこれから進めていくと、こういうことでございますので、御理解をいただきたいと。それから、新市の名称とか事務所の位置等についてもお話ございましたが、これらについては合併するに当たって最も重要な基本事項でございます。これらについてもその協議会の中で進めていくと、こういうことでございます。

  それから、いっぱい御質問がございましたけれども、県のスタンスということで、県のほうでは気仙2市1町の枠組みを示しているということで、今回の両市の合併については示していないと、こういう御質問もございましたが、それは一つの仮定であって、県の考え方はこの前、先日県知事の記者会見として報道されておりましたが、やはり両市の合併についても設置してさまざま議論を深めていくことが極めて重要だということをおっしゃっておりますので、県としてもそのような考えでいると、そういうふうに考えているところでございます。

  それから、規約の中で、委員の関係で、7条の第4号と第5号についての御質問でございますが、第4号については両市の長が協議して定めた学識経験者ということでございます。これは、両市の長が協議して決めるというのは、両市にかかわりある共通の学識経験者というふうに御理解をいただきたいと思います。例えば県とか、そういった方々は両市にかかわりあるわけでございますので、県とか振興局とか、そういった機関を代表する方々が両市が協議して定めると。それから、両市がそれぞれ定めたというのは、それぞれでございますから、大船渡と陸前高田市のそれぞれの学識経験者ということでございます。これからになりますけれども、産業界とか、さまざま各種団体とか、それぞれの方々ということでございます。

  それから、表決の方法ということでございます。これについては、前回の全員協議会でもございまして、その際にも申し上げましたが、この協議会は議決する機関ではないと。協議、議論をするということでございますので、話し合いを深めて確認し合っていくということが基本方針でございます。そういったことで合意していくというのが基本方針でございます。

  私からは以上でございます。



○議長(佐藤丈夫君) 7番、平山仁君。



◆7番(平山仁君) 私もちょっと御質問させていただきますけれども、まず今回の合併協議会設置に関しましては、新法内の期限ということがまず一つの目安ということだと思うのです。それで、合併新法の期限内に行うということは、つまり財政的措置ということが大きいのだろうという話を伺っております。それで、今総務部長からお話ありましたけれども、合併協議会を設置して、もちろん前提といたしまして合併の是非から合併建設計画までという幅広い議論というのは私も承知してお尋ねしているのですが、一応目安としまして財政措置に幾らぐらいあるのかというのをちょっと伺って参考にしたいと思うのです。それで、基本的に合併をすれば交付税というのは基準財政需要額が少なくなるので交付税は減ると、これがまず一般的だと思うのですが、そのために共通経費を削減をして、その分を財政措置をするということだと思うのです。もちろん他市のこともありますので、我が大船渡市と陸前高田市が合併をした場合の合算算定の交付税額と、それから一本算定になったときの交付税の額を参考までにお尋ねしたいと思っております。



○議長(佐藤丈夫君) 総務部長。



◎総務部長(平野義克君) 私からお答えいたします。

  期限内に合併すれば国等からの財政支援があるということは御案内のとおりでございます。三陸と合併した際よりもちょっと弱くはなってございますが、いずれさまざまな支援があるということでございます。それで、気仙地域広域行政等研究会では、住田町を含めた2市1町の財政比較ということでお示ししているところでございます。それで、それではなくて2市の場合はどうかという御質問だろうと思いますけれども、それらについては議員おっしゃるとおり、両市の財政の状況、さまざまな基礎の資料等を勘案しながら算出していくということで考えてございますので、その具体的な金額等については明確にされておりませんし、これからお示ししていきたいと、そのように思います。いずれ相当な金額が算定外ということで5年間ございますし、その後も段階的にはあるということでございます。さらに、例えば三陸町と合併した際にも違う自治体が合併するということでございますから、さまざま例えばパソコン、コンピューターの統合とか、それから防災無線の統合とか、さまざまな、あるいは庁舎とか道路等の看板類の立てかえとか、いろんな経費が数億かかったところでございますし、今回の場合はそれ以上にかかると想定されておりますけれども、それらについても支援の中でそういう一時的な移行経費ということで財政支援があるわけでございます。したがいまして、期限後に合併するということになれば、そういった一時的に一緒になった際の各種システムの統合だけでも数億かかると。それも全く支援がないということになりますと、その分これまで行ってきた行政サービスを下げていかなければ確保できないのかなと、そういうふうに思いますし、あとは人的な関係もあります、職員の関係でございますが。合併した際には、それをもって一部の方に退職というわけにはいきませんので、数年間は多くの職員を抱えるといいますか、勤務する形になるわけですけれども、それらについても何ら手だてがないといいますか、算定外の措置がございませんので、これまでのサービスの中からそれらも補てんしていかなければならないと、そういうような状況でございます。

  以上でございます。



○議長(佐藤丈夫君) 7番、平山仁君。



◆7番(平山仁君) (続) 高田との合併協議会の設置についてのまさしく今審議をしているのですが、高田の交付税については一応公開されていますので、多分四十数億だと思うのです。それで一応合算をして、ある程度目安としてこのぐらい当市として合併した場合に来るのだよぐらいの目安を示していただかないと、なかなか我々の判断基準として22年の合併新法というの財政の措置が大きいという話で伺っていますので、その辺を明確に、明確というか、ある程度でいいですからおっしゃっていただきたいなと思っております。というのは、例えば三陸町との合併のときは、5億近く1年間で交付税措置が多かったのだろうと、多分10年間で五、六十億いただいていると、そういう財政的措置があったと。今後は、合併新法でありますので、一応の目安をひとつおっしゃっていただきたいと思っております。そこだけ。

  以上です。



○議長(佐藤丈夫君) 総務部長。



◎総務部長(平野義克君) 当市のこういった場でなかなか他市の財政状況について申し上げるのはちょっと控えさせていただきたいと思うのですが、まずいずれ先ほど申し上げましたような程度の金額、議員さんおっしゃる金額以上に合併した場合は減少になると。5億、6億、7億、そのレベルで交付税が減額になると。新法期限後に合併すれば直ちにその金額が減少になると、こういうことでございますので、御理解をお願いしたいと思います。



○議長(佐藤丈夫君) 副市長。



◎副市長(紀室輝雄君) その額でございますが、今後合併協が設置になり、両市でいろんな角度からの議論が深められていく、そういう段階でそれはあらわれてくるものだろうと、このように考えております。



○議長(佐藤丈夫君) 7番、平山仁君。



◆7番(平山仁君) (続) 最後ですので。合併新法が切れても通常の昭和44年の合併の法律は生きていますので、財政的措置は5年間合算額で出るのだろうと思うのです、交付税は。単純な質問で、高田と合併をしたら交付税措置、合算額大体幾らぐらいかと。他市の、そういうわけではなくて、合算したら大体幾らかと。一本算定になったとき幾らだべというその単純な質問ですので、お願いします。



○議長(佐藤丈夫君) 総務部長。



◎総務部長(平野義克君) 再三申し上げてございますけれども、それらについてもまだ積算していないところでございます。いずれそれだけではなくて、さきの決算議会でも各種財政指数等も申し上げたところでございますが、そういったのを含めていろいろ関心の高い数値でございますけれども、それらについては両市においてさまざま協議しながらお示しをしていきたいと、このように考えてございます。



○議長(佐藤丈夫君) 22番、志田嘉功議員。



◆22番(志田嘉功君) 3点ほど質問いたします。

  まず、私は基本的には合併は進めるべきと、そういう認識に立っております。というのは、私も1次産業に従事しておりますが、なかなか漁業協同組合の合併、これも容易に進んでおりません。片や陸のほうでは、農業協同組合の合併は順調に進んでおると。そういうことで、なかなか気仙地区の方向性、いわゆるあるべき姿が見えてこないと。大船渡市は大船渡市、そして住田は住田、高田は高田と、それぞれ考え方はいずれは1つ、そういった理想を持ちながら、現実には単独市と。これでは私はなかなか気仙の青写真、いわゆる将来の若者、将来の子供たちに対する方向性がなかなか出せないというようなことは私は実に残念であると。そして、特にも少子高齢化の波、あるいは財政の硬直化、あるいは若者の就業の場のなさ、少なさ、これは特にも重要な課題であると私は思っております。そして、また人口減と。こういった状況をどこかでやはり打破すべきという考え方からいくと、私は現時点では合併しかないのではないかなと、そういった考え方を持っております。

  それから、2つ目は、仮にきょうの大船渡市議会、あるいは高田市議会でいずれも不採択になった場合、今後数年間に高田市議会であろうが、あるいは住田町議会であろうが、申し入れがあった場合については、合併の、市長はどのような判断に立つものか。即受け入れるものか、その辺について伺いたいと思います。

  それから、第3点は、今回の臨時会で採択、あるいは不採択になった場合、これは市議会としても当然それぞれ賛成の議員、反対の議員あるとは思います。私の場合は、4月の選挙では気仙広域合併は進めるべきと、6つの目標の中の一つに掲げて、当然街頭演説でも私はそれはやってきております。それは、当然後々まで責任のあるものでございます。そういった中で、きょう私も採択に賛成するわけですが、当然周りの市民には採択にした理由は話します。当市としてもやはりきょうの採択、不採択の結果を踏まえて、市民にはそれなりの説明は果たしてほしいものだなと、そのように思うわけですが、市長の考え方を伺います。

  以上です。



○議長(佐藤丈夫君) 市長。



◎市長(甘竹勝郎君) 私からは、1点、今回の結果を受けた後に合併をまた申し込まれた場合の判断はということでありますが、今回合併協議会を立ち上げて、先ほど平山議員さん等が御心配のように、財政はどうなのだと。今のところ高田から財政出せと言ってもなかなかまだというのであって、出せない部分がある、それぞれの自治体で。合併協議会が設置されれば出せと言えば出さなければならないと。すべて出してくると。したがって、合併協議会はぜひ設置されるべきものが正しいだろうなと、こう思っております。ただ、万が一そうでなかった場合、そしてその後にまた合併を申し込んだ場合どうかということでありますが、高田あるいは住田の議会を聞いておりますと、当面自立というのを当面やめて、自立ということを宣言したらどうだという質問に対して首長さんたちは、いや、合併は避けて通れないと、合併は否定できないと。したがって、当面は外せないということを言っておるようであります。だから、私とすれば、やっぱり新法期限内のいろいろ恩恵があるうちまでの当面なら大変ありがたいなと、こう思うところでございます。合併新法期限後に合併を申し込まれた場合どうするかというあるいは質問かもしれませんが、いずれ合併新法の期限内の合併申し込みということであれば、お互いがうまくいくのではないかなと私は思っているところであります。

  私への質問の答えは以上であります。



○議長(佐藤丈夫君) 副市長。



◎副市長(紀室輝雄君) 私からもお答えをいたします。

  まず、気仙は一つと、これは高田の住民の方で発議しましたチラシにもありますが、気仙は一つといいながら姿がそれが見えてこないと、こういう記述が載っておりました。皆さんも既に見てはおるものと、このように思いますが、いずれその中には孫子の代になっても合併できないようではというような記述、そういったこともありました。ですから、先ほども述べましたが、気仙の地域がいかに早い時期で合併をして住民福祉の向上に持っていくべきということを指しておるのだなと、こういうことで見ておりましたので、ぜひとも合併協を設立し、その中で皆さんとともに議論を深め、住民福祉の向上へ向けていかなければいけないと、このようにとらえておるところでございます。

  なお、合併は大いに進めるべきと、ありがとうございます。それで、やはり合併につきましての情報については、今後どんどん情報共有というのが非常に大切になるだろうなと、このようにとらえておりますので、合併協設置という方向になりましたならば、それらの対応もまた慎重に考えをいたしていかなければいけないなと、このように考えております。



○議長(佐藤丈夫君) 22番、志田嘉功君。



◆22番(志田嘉功君) (続) 今市長、副市長からお話聞いたわけですが、いずれにしろこの合併が将来避けて通れないものであれば、早いほうがいいのか、遅いほうがいいのか、これは二者択一でございます。ただ、問題は、そこに住む住民が合併という、大きな生まれるものの価値がそこに存在すれば大いに結構だし、そしてまた生まれないことによってやるせなさ、住民のもがき、それを私は一番心配しております。特にそれぞれの自治体で思うのは、合併してよかったという考え方、あるいは合併しないほうがよかったと、それぞれありますが、いずれは合併は避けて通れないのだと、そしてまた今与野党問わず、いずれは道州制と、大きな枠組みの中で物事を考える時代に入ってきております。そういった観点から思うに、これは是が非でも通ってほしいなと、そういう気持ちでいっぱいでございます。

  以上です。



○議長(佐藤丈夫君) 副市長。



◎副市長(紀室輝雄君) お答えをいたしますが、議員さんも陸前高田のホームページをごらんになっていると思います。その中で、反対あるいは賛成と、さまざまな御提言、御意見はあることは御承知だろうなと思いますが、その中の一例を申し上げたいと思います。これは賛成の意向をお話ししておりますが、いずれは合併すると、こういうことになるのであれば、一年でも早く合併したらいいのではないかと、こういう御意見です。それから、気仙は一つというのはわかるが、合併するのであれば対等合併できるうちに、特例が設けられるうちに2市が先行して合併すべきというような御意見などなど、互いに合併推進も反対も同数ぐらいの御意見がホームページに載っかっております。私は、そういう御意見があってしかるべきだろうなと。そこに端を発して議論を深めていけば、おのずと見えてくるものであろうと、このように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(佐藤丈夫君) まだ御意見があると思いますので、ここで10分間休憩をいたします。

    午前11時06分 休   憩

    午前11時16分 再   開



○議長(佐藤丈夫君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

  19番、畑中議員。



◆19番(畑中孝博君) 私も先ほどの20番議員、22番議員と考え方はまるっきり同じにするわけでございます。そこで、1つお伺いしたいのは、過般ですか、釜石市と大槌町が対等合併という方式で意見の一致を見たというような報道がなされておりました。釜石市と大槌町が対等合併をいたしますと、7万人弱の新市の誕生が予想されるわけでございます。県では、行財政改革の一環というのですか、振興局を沿岸地区に1カ所ぐらいに集約をしたいというようなニュースというか報道も見たわけでございますけれども、私が危惧というのですか、心配するのは、例えば今回の陸前高田市さんとの合併が破談というのですか、合併がなされませんと、4万ちょっとの大船渡市が取り残されてしまうというような危惧をしているわけでございます。そこで、当局は沿岸地区1カ所に集約をしたいという県の方針を7万人弱となりますと、非常に釜石のほうにどうしても趣がいくのではないかという私は危惧しているわけでございますけれども、当局のほうではどのようにこれをとらえているのかお伺いしたいと、そのように思います。



○議長(佐藤丈夫君) 副市長。



◎副市長(紀室輝雄君) 私からお答えをしますが、振興局の再編はこれまでいろんな形で言われてきておるのはそのとおりでございますが、いずれそれがどうなるというのはまだ決定事項でも何でもございませんので、合併をし都市が大きくなって、そして都市間競争に打ち勝っていくと。打ち勝っていかなければなかなか大変な要素もあるので、これからもさらに県に対して要請活動を続けてまいりたいと、このように考えております。



○議長(佐藤丈夫君) 21番、平田議員。



◆21番(平田ミイ子君) 私もこの合併について、三陸町との合併をした時点と今の時点ということを考えてみますと、先ほど部長のほうから任意協議会の話、そして法定協議会の話をお聞きする中で、ああ、こんなに違うのだなということを実感しながらお聞きしたわけです。私は、その当時と比べていくと、やはり他市町村の合併が進んできている中で、先ほど言っておりました県の機構も変わってきていると。これまでの公益を盛んに進めた時代から合併を進めた、もう国、県の動きが形となって我々の前にあらわれてきているわけなのですけれども、この間の県の機構改革、一般質問でさせていただきましたけれども、前倒しの中で機構改革がされていくということを考えていきますと、岩手県内それぞれの自治体の合併というのが進んでいかないと、これは大きな全体にも影響していくのだなということを強く感じているわけですけれども。私は、そのことについてですが、新しいまちをつくるための合併協議会設置。私もこの協議会設置に関しては賛成の立場で臨んでいきたいと思っているのですけれども、その中で2市の合併協議会が進み、新しいまちについて協議をしていくという仮定の中で、やはりこれは住田町も一緒になったまちづくりのほうが、先ほど来当局の御答弁の中にもありました、諸経費、看板1つにかかってもこれくらいのお金がかかっていくのだということを考えた場合には、この2市の協議会の中で方向づけとして住田町へ積極的な働きをかけていくというような、そのような考えがまず1つはないものか、お聞きしたいと思います。

  それから、私はそれぞれのまちが特徴的まちなものですから、当面独立して頑張っていくのだという高田市と住田町の考え方もあるようですが、その特徴ある考えだからこそ一緒になって前に進もうというような積極的なお話し合いが必要になってくると思うのです。今回の場合は、高田の住民投票があってこういう合併協議会設置という運びになっておりますけれども、そういった意味ではこれを甘竹市長も合併賛成の立場でこれまで臨んできましたし、そのためのまちづくりも進めてきたわけですから、これを機会にした積極的な働きかけと、それとあわせて住民に対しての方向づけ、それから考え方、これをやはり進めていくべきだと思うのですけれども、この辺の考え方と進め方についてお聞きしたいと思います。



○議長(佐藤丈夫君) 市長。



◎市長(甘竹勝郎君) 住田町を含めてということでございますが、私は基本的には議員の考え方と全く同じ考えであります。ただ、今回は、何回も申し上げますが、陸前高田市市民有志の方々から大船渡との合併について進めたいという話でありましたので、その協議会の設置についての今議論が進められているわけで、この件にめどが立てば、私は住田町をも含めた、前にも言いましたけれども、合併協議会というのは1本でなくても構いませんので、セパレートコースでも構いませんので、どういう形にするにせよ、住田町の方々の意見をも加味した、将来青写真の描く方向に進むべきものと考えております。ただ、先ほど共産党の方からは、県の考えにないことでいいのかということを聞きますと、共産党の方は県の考えがあればではその方向に進むのかなとも思いましたけれども、いずれ今後とも私は気仙は一つというふうに考えておりますので、今後とも高田、それから住田ともどもに進めていかなければならないと。今回の高田と大船渡の単独の合併だけということはなかなかあり得ないと。というのは、消防議会でも住田と組んでおりますし、環境衛生組合等でも高田、大船渡、住田が今度1つになって事業を展開するというふうな仕組みになっておりまして、複雑に絡み合っておりますので、3自治体のうち1つだけをすぽっと除いて気仙の将来を考えるというわけにはいかないだろうと、こう考えております。ただ、高田の住民から出されましたこの案件に一定のめどをつけない限りは、その方向性も導入するというわけにはいきませんので、これが近々めどがつくでありましょうから、このめどがつき次第一層住田との連携を深めた気仙は一つという道を模索すべきものと私は考えております。

  以上であります。



○議長(佐藤丈夫君) 総務部長。



◎総務部長(平野義克君) 私からは、住民に対する情報提供ということでございますが、やはり両市の将来のまちづくりをどう進めていくのかということにつきましては、住民の理解が最も重要であると、そのように考えてございます。したがいまして、さまざま今後合併協立ち上げになった場合には、再三申し上げておりますけれども、将来どういうまちづくりを進めていくのか、将来のビジョンをどうするのか、そして財政計画はどうなのか、そういったことも含めてどんどん、どんどん住民の方々へ情報を発信していきたいと、そのように考えてございます。そういった理解の上で物事を進めてまいるのが非常に大事なことであると、そういうふうに認識してございます。



○議長(佐藤丈夫君) 21番、平田議員。



◆21番(平田ミイ子君) (続) 私もやっぱり市民が同じ方向に向かないと、新しいまちづくりは不満を持ったままでは、将来のためにはやっぱりよくないと思います。ですから、協議会設置後のことにはなりますけれども、そういった意味では住民の意見を聞く機会を多く持っていただきたい。その中でまちづくりを進めていただきたい。学校の統合、それから福祉施設の充実というようなことまで考えていきますと、やはり同じ方向に向いて有効的な資金活用をしていかなければ、これはもったいないことにもなりますし、片手落ちにもなりますし、それから気仙の均衡ある発展にもつながらないという思いを強くしますので、その辺の手だてを十分に考えられた進め方、そして先ほどありました三陸町との合併のときの協議会の進め方、これが若干違っているので、この辺住民の誤解を生まないような方法を周知徹底をしながら、さきにこういう手だてをしながらいきますよというような方向づけも合わせて市民に周知していただければ、誤解も生まれない中で進められていくのではないかなということを危惧しておりますので、その辺の考え方、そしてまたお願いとなりますけれども、御意見をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(佐藤丈夫君) 総務部長。



◎総務部長(平野義克君) ただいまは貴重な御意見をいただきまして、大変ありがとうございます。いずれ住民の方々に我々としても情報をどんどん、どんどん提供していくと。そしてまた、住民の声もいろいろ聞いていくと。そういった中で将来のまちづくりを進めていくと、これが基本であろうと、そのように考えてございますので、今後ともそういった点に十分配慮しながら進めてまいりたいと考えております。



○議長(佐藤丈夫君) 23番、鎌田和昭議員。



◆23番(鎌田和昭君) 私も今選挙で洗礼を受けてこの場を与えてくださってから13年になります。振り返れば、13年前ここで通告質問をしたとき、将来の合併ということを私はしゃべったなと、今振りかえっております。そういう中でなぜ私は議員になったかということは、やはり気仙は一つという教育を受けてまいりました。そういう中で、議員になって2市2町の早期の合併ということを常に訴えながら議員生活を送ってまいりました。なぜならば、それは将来あの当時は高齢化の波の中で、高齢者の支援という言葉が多くありましたけれども、私は少子高齢化、高齢化が進むにつれて少子化が進んでくるのではないかなと。やはりそれもまた早期に幾らでもブレーキをかけていくためには、気仙の合併ということも大いに必要でないかなということで4回の選挙を戦ってまいりました。市長もまた同じように住民の洗礼を受けて市長になってきたものと私は感じております。そういう中で、市長はまた当初は2市2町の合併を自分の代で実現したいということを選挙があるたび住民に訴えてまいったと。そのかいもありまして、三陸町との合併がなされました。ただ、三陸町との合併は今回の合併とは違いまして、両首長との理解の上での合併であり、またたびたび市長が議会の場でいろいろな質問を受けても、三陸町の住民は合併をしてよかったなというふうに聞いておりますということを常々話してまいりました。そういう中で、この7年間、2市1町がこの平成の大合併を早期に実現しなければならないということもやはりこの2回の選挙で市長は力説をしておりました。ただ、私は今回ちょっと危惧している部分は、お互いに選挙で洗礼を受け、そして住民に訴えてきたと。訴えてきてはいるのだが、この7年間5万以下の市はそれなりの予算措置が受けられなくなるということも先ほど答弁したようでございますけれども、そういうこともまた三陸町との合併後十分わかっていることと思いますが、なぜかたくなに住田町、そして陸前高田市の首長が当面は自立という言葉が強くなっているのか、私はこの部分にかなり危惧しております。市民の負託にこたえるために、やはり将来の気仙の大合併を目指すならば、市長として1市1町の首長とこの7年間の中でかなり親しく私は公的であれ水面下であれ、お話し合いをしてきたものと思っておりますが、しかし今回のこの住民請求というのは、端を発しているのは大船渡市の財界でございます。確かに陸前高田市の5名の方々が住民請求をなさっておるようなことでございますが、このような形をとらなくても、親しい状況の中であれば3首長が意見の統一を図ることにより、三陸町との合併と同じような道をたどるのではなかったのかなというふうに私は期待していた一人でございます。市長に伺いたいのですが、この7年間で陸前高田市長、あるいは住田町長と将来の気仙は一つということに対する議論、お話し合いを何回というわけにはあれだけれども、何回ぐらいしたのか、またどのような話し合いをしてどのような状況の中で1市1町の首長が当面自立という言葉が強くなったのか、その部分をお聞きしたいと思います。



○議長(佐藤丈夫君) 市長。



◎市長(甘竹勝郎君) 高田、あるいは住田の首長さんとは何度も合併のお話はしておりますが、それぞれ首長さんたちは選挙の公約がありますので、高田の市長さん等も当面自立という選択をされて選挙で当選をされているところであります。それぞれの首長さんたちの政治信条、あるいはまたそれぞれの地域における将来へのまちづくりの構想の中で、私はそういう判断ができてきているものと思っているところであります。

  私からは以上であります。



○議長(佐藤丈夫君) 23番、鎌田議員。



◆23番(鎌田和昭君) (続) 確かに両市町の首長はそのような形で選挙の洗礼は受けているかわかりませんけれども、お互いに心の中では、合併はしなければならない、合併は避けられないというふうなことも新聞紙上、あるいはまた当人からも私も伺っております。そういう中で、先ほど市長が何回かはお話し合いをいたしましたというふうに言いましたけれども、お話し合いをしたらしたほど遠のいているというふうに受けとめてもいたし方ないのではないかなと。やはりお話し合いを親しくすればするほど遠のいているものも近づくのではないかなと。私は、この設立に関しては大いにやるべきだと思っておりますし、やはり設立した後、いかに両市の長に対して市長が選挙で公約した早期の2市2町の合併を実現してもらいたいというふうに考えておりますので、考えておりますでないが、そういうふうに願っておりますので、何とか市長のこれからの積極的な行動を期待したいと思いますが、市長、いかがなものでしょうか。



○議長(佐藤丈夫君) 市長。



◎市長(甘竹勝郎君) 鎌田議員の積極的な御支援をいただきながら、一層積極的に進めていきたいものと、こう考えておるところであります。

  以上であります。



○議長(佐藤丈夫君) 以上で質疑を終わります。

  ここで討論の通告がありますので、これより討論に入ります。

  討論の通告は、11番、滝田松男君であります。

  それでは、議案第1号、大船渡市・陸前高田市合併協議会を設置することに関し議決を求めることについて及び議案第2号、平成20年度大船渡市一般会計補正予算(第3号)を定めることについて、以上2件に反対の11番、滝田松男君。

    (11番 滝田松男君登壇)



◆11番(滝田松男君) 私は、日本共産党を代表して、議案第1号、大船渡市・陸前高田市合併協議会を設置することに関し議決を求めることについて、議案第2号、平成20年度大船渡市一般会計補正予算(第3号)を定めることについての2件に反対の立場で討論を行います。

  反対の理由の第1は、今回の合併協議会の設置が決まれば、これまで気仙は一つとして連携、協力して進めてきた2市1町の信頼関係に大きな支障を来すと考えることです。言うまでもなく、住田町を含めた気仙の2市1町は、気仙は一つと言われているように、合併する、しないにかかわらず、歴史的にも経済的にも深くかかわり合い、この連携協力なしに地域の発展はありません。陸前高田市、住田町がともに自立の立場をとっているもとで、今回2市だけの合併協議会を設置することになれば、信頼関係を著しく損ねることになると思います。また、県の枠組み指針にもあったように、これまで気仙2市1町の合併の話があっただけに、住田町を除く2市での先行合併には市内でも疑問の声が出ております。今回のような信頼を損ねる合併協議会は設置すべきではないと考えます。

  第2の理由は、市町村合併は自治体間の信頼関係やそれぞれの自治体の住民の総意が必要であり、このことを尊重することが大前提だと考えるからです。言うまでもなく、地方自治はそれぞれの自治体のことはそこに住む住民の意思の基づいて決めるということが土台になっていなければなりません。当市では、合併建設計画を進めていますが、陸前高田市は総合計画と行財政改革により当面自立の立場をとってまちづくりを進めています。陸前高田市内各地で開催された市政懇談会で出た市民の声は、総じて当面単独市を望む意見が目立ったと新聞報道されており、これが陸前高田市の住民の意思であると思います。相手が合併しないと言っているのに合併協議会を設置するというのは、相手側の意思を変えさせることにつながるものであり、信頼関係を傷つけるものと言わざるを得ません。

  第3に、市民の間での合併協設置の議論も不十分だと考えます。甘竹市長は、陸前高田市長への回答に当たって、経済団体、公民館長などとの懇談会を開催して意見を求めましたが、主権者である市民に対しては県と2市1町による気仙地域広域行政等研究会からの資料が各家庭に配布されただけです。住田町を除く協議会の設置については、気仙は一つから離れるのではとの不安の声があります。また、合併協議会は合併の是非も含めて協議する場だとする意見もありますが、合併協議会規約第3条にあるように、新市基本計画の作成及び両市の合併に関し必要な事項を上げており、合併の是非を協議する場にとどまらず、協議し具体化する項目として総務省のマニュアルでは合併の方式、合併の期日、新市町村の名称、事務所の位置を基本4項目としています。すなわち合併協は合併推進が最大の任務となっています。今何よりも大事なのは、それぞれの自治体でまちづくりの論議を深め、合併に向けた機運が出てくるかどうか、じっくりと見きわめるべきであり、拙速に陸前高田市と合併協設置を進めるべきではないと私は思います。

  議案第2号は、合併協議会に係る負担金であり、反対するものであります。

  以上、私の反対する理由を述べました。議員の皆さんの賛同をお願いしまして、議案2件についての私の反対討論を終わります。御清聴ありがとうございました。



○議長(佐藤丈夫君) 以上で11番議員の討論を終わります。

  これで通告によります討論を終わります。

  これより直ちに採決いたします。

  議案第1号は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛 成 者 起 立)



○議長(佐藤丈夫君) 起立多数であります。

  よって、議案第1号は原案のとおり可決いたしました。

  次に、議案第2号について、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛 成 者 起 立)



○議長(佐藤丈夫君) 起立多数であります。

  よって、議案第2号は原案のとおり可決いたしました。



○議長(佐藤丈夫君) 以上で本臨時会に付議されました議案全部を議了いたしましたので、これをもって平成20年第2回臨時会を閉会いたします。

  どうも御苦労さまでございました。



    午前11時43分 閉   会