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岩手県 盛岡市

平成10年  6月 定例会 06月26日−06号




平成10年  6月 定例会 − 06月26日−06号







平成10年  6月 定例会



        平成10年6月盛岡市議会定例会会議録(第6号)

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平成10年6月26日(金曜日)

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   議事日程第6号

 平成10年6月26日(金)午後1時開議

第1 議案第54号  盛岡市市税条例の一部を改正する条例について

第2 議案第55号  盛岡市市営住宅条例の一部を改正する条例について

第3 議案第56号  財産の取得について

第4 議案第57号  財産の取得について

第5 議案第58号  財産の処分について

第6 議案第59号  市道の路線の認定及び変更について

第7 議案第61号  専決処分につき承認を求めることについて

第8 議案第62号  専決処分につき承認を求めることについて

第9 議案第63号  平成10年度盛岡市一般会計補正予算(第1号)

第10 議案第64号  平成10年度盛岡市土地取得事業費特別会計補正予算(第1号)

第11 請願について

第12 閉会中継続審査について

第13 議案第65号  盛岡市監査委員の選任について

第14 発議案第2号 盛岡市議会議員定数減少条例について

第15 発議案第3号 10兆円の大型減税の早期実施を求める意見書について

第16 発議案第4号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書について

第17 発議案第5号 核兵器全面禁止・廃絶国際条約の締結を求める意見書について

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   本日の会議に付した事件

1 日程第1 議案第54号から日程第11請願についてまで(常任委員長報告、討論、採決)

2 日程第12 閉会中継続審査について 

3 日程第13 議案第65号(提案理由の説明、採決)

4 日程第14 発議案第2号から日程第17発議案第5号まで(審議、採決)

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出席議員(42名)

 1番  藤川智美君

 2番  細川光正君

 3番  佐藤妙子君

 4番  浦川陽子君

 5番  鈴木礼子君

 6番  小杉正夫君

 7番  村田芳三君

 8番  及川 敦君

 9番  高橋比奈子君

 10番  菅野 正君

 11番  堀合正民君

 12番  下川原弘志君

 13番  刈屋秀俊君

 14番  本宮秀孝君

 15番  細越太一君

 16番  佐々木吉兵衛君

 17番  小平芳孝君

 18番  工藤由春君

 19番  吉田栄佐己君

 20番  北田正夫君

 21番  大志田 正君

 22番  山本武司君

 23番  嶋貫 尚君

 26番  鈴木俊祐君

 27番  遠藤政蔵君

 28番  伊藤俊光君

 29番  小枝指 博君

 30番  熊谷喜美男君

 31番  吉田久孝君

 32番  谷藤正男君

 33番  西郷賢治君

 34番  青木道雄君

 35番  阿部和平君

 36番  菊池正亨君

 37番  藤沢国雄君

 38番  浅沼信一君

 39番  藤村直次郎君

 40番  高橋金兵衛君

 41番  佐々木弥一君

 42番  天沼 久君

 43番  岸本敬一君

 44番  千葉 正君

欠席議員

 なし

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   説明のため出席した者

市長       桑島 博君

助役       佐々木隆夫君

収入役      古枝稔男君

水道事業管理者  山口貞藏君

総務部長     斎藤 勲君

企画部長     佐藤晴久君

財政部長     千田宣正君

市民部長     石杜 尚君

環境部長     吉田佳民君

保健福祉部長   太田祐三君

産業部長     太田信雄君

建設部長     高橋 徹君

都市計画部長   藤代英彦君

開発部長     菅原 勇君

下水道部長    小枝指好夫君

水道部長     吉田 眞君

消防防災監    東  晃君

財政課長     晴山 宏君

教育委員会委員長 佐藤 宏君

教育長      佐々木初朗君

代表監査委員   太田代 實君

農業委員会会長  吉田一夫君

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   事務局職員出席者

事務局長     藤井禧勝君

事務局次長    丸谷誠一君

議事課長     立花勇司君

議事係長     吉田耕栄君

主査       苫米地千枝子君

主任       藤村 淳君

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   午後1時開会



○議長(藤川智美君) これより本日の会議を開きます。

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○議長(藤川智美君) この際、諸般の報告をします。

 市長から議案の送付があり、お手元に配付してありますので、御了承願います。

 次に、陳情1件を受理し、お手元に配付してありますので、御了承願います。

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○議長(藤川智美君) これより本日の議事日程に入ります。

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△日程第1 議案第54号盛岡市市税条例の一部を改正する条例についてから日程第10 議案第64号平成10年度盛岡市土地取得事業費特別会計補正予算(第1号)まで、及び日程第11 請願について



○議長(藤川智美君) 日程第1議案第54号盛岡市市税条例の一部を改正する条例についてから日程第10議案第64号平成10年度盛岡市土地取得事業費特別会計補正予算(第1号)まで10件、及び日程第11請願についてを一括議題とします。

 各案件に関し常任委員長の報告を求めます。

 最初に、総務常任委員長の報告を求めます。

 北田総務常任委員長。

 〔総務常任委員長 北田正夫君 登壇〕



◎総務常任委員長(北田正夫君) 総務常任委員会の御報告を申し上げます。

 去る6月22日の本会議におきまして、当委員会に付託されました議案5件について、23日に委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告を申し上げます。

 まず、議案第54号盛岡市市税条例の一部を改正する条例について、議案第58号財産の処分について、議案第61号専決処分につき承認を求めることについて、及び議案第62号専決処分につき承認を求めることについての4件ですが、審査の過程で、市税条例の一部改正による市財政への影響に関する質疑がありましたが、いずれも賛成全員により可決すべきものと決しました。

 次に、議案第63号平成10年度盛岡市一般会計補正予算(第1号)歳入ですが、審査の過程で、今回の経済対策事業の市財政に及ぼす影響と今後の見通しに関する質疑がありましたが、賛成多数により可決すべきものと決しました。

 次に、請願であります。

 請願第5号消費税を3%に戻し、食料品非課税を求める請願については、審査の過程で、消費税を3%に戻し、食料品を非課税にすることは、経済不況対策として非常に効果があるとする意見、また、高齢者や年金生活者など弱い立場にある人々のためにも消費税を3%に戻し、食料品を非課税にするべきとの意見がありましたが、賛成少数により不採択すべきものと決しました。

 以上で、総務常任委員会の御報告を終わります。



○議長(藤川智美君) 次に、教育福祉常任委員長の報告を求めます。

 刈屋教育福祉常任委員長。

 〔教育福祉常任委員長 刈屋秀俊君 登壇〕



◎教育福祉常任委員長(刈屋秀俊君) 教育福祉常任委員会の御報告を申し上げます。

 去る6月22日の本会議におきまして、当委員会に付託されました議案1件及び継続審査中の請願を含む2件の請願について、23日に委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告を申し上げます。

 まず、議案第56号財産の取得については、審査の結果、賛成全員により可決すべきものと決しました。

 次に、請願であります。

 請願第4号介護保険実施にむけての請願については、なお調査検討を要するため継続審査と決しました。

 また、継続審査中の平成9年請願第22号盛岡市子ども科学館への天文台設置についての請願については、賛成全員により採択すべきものと決しました。

 以上で、教育福祉常任委員会の御報告を終わります。



○議長(藤川智美君) 次に、産業環境常任委員長の報告を求めます。

 西郷産業環境常任委員長。

 〔産業環境常任委員長 西郷賢治君 登壇〕



◎産業環境常任委員長(西郷賢治君) 産業環境常任委員会の御報告を申し上げます。

 去る6月22日の本会議におきまして、当委員会に付託されました議案2件及び継続審査中の2件を含む請願3件につきまして、24日委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告を申し上げます。

 まず、議案第57号財産の取得について及び分割付託されました議案第63号平成10年度盛岡市一般会計補正予算(第1号)の2件については、いずれも賛成全員により可決すべきものと決しました。

 次に、請願であります。

 まず、継続審査中の平成9年請願第15号巨大ショッピングセンター進出に関する請願及び平成9年請願第16号大型店の出店に関する請願の2件については、多くの消費者が大型店の出店に賛成しており、市の商業の将来や働く場所の確保を考えた場合、すべての大型店に反対となると市の行政に大きな問題が生じることが懸念されることや、この請願が第三次総合計画で認めている前潟地区を含むすべての大型店に反対しているものであり採択すべきでないとの意見があったほか、ダイエーの開発場所について、市は、開発計画との整合性からも認められないとの意見を県に出しており、また、既存商店街との共存共栄や地域の環境などにも問題があることから、盛岡市の商業の発展のためにも採択すべきとの意見もありましたが、いずれも賛成少数により不採択すべきものと決しました。

 次に、請願第3号大規模流通施設の誘致に関する請願については、なお調査検討を要するため、継続審査と決しました。

 以上で、産業環境常任委員会の御報告を終わります。



○議長(藤川智美君) 次に、建設常任委員長の報告を求めます。

 佐々木建設常任委員長。

 〔建設常任委員長 佐々木吉兵衛君 登壇〕



◎建設常任委員長(佐々木吉兵衛君) 建設常任委員会の御報告を申し上げます。

 去る6月22日の本会議におきまして、当委員会に付託されました議案4件につきまして、24日委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告を申し上げます。

 議案第55号盛岡市市営住宅条例の一部を改正する条例について、議案第59号市道の路線の認定及び変更について、分割付託された議案第63号平成10年度盛岡市一般会計補正予算(第1号)、議案第64号平成10年度盛岡市土地取得事業費特別会計補正予算(第1号)の4件については、審査の過程で、冬期道路管理システムの内容や都市計画道路の進捗状況などについて質疑がありましたが、いずれも賛成全員により可決すべきものと決しました。

 以上で、建設常任委員会の御報告を終わります。



○議長(藤川智美君) これより常任委員長報告に対する質疑に入ります。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(藤川智美君) これをもって質疑を終結します。

 この際、議事の都合により、暫時休憩します。

   午後1時12分休憩

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   午後2時14分再開



○議長(藤川智美君) 休憩前に引き続き、会議を再開します。

 これより討論に入ります。

 最初に反対の方から。



◆5番(鈴木礼子君) 議長。



○議長(藤川智美君) 日本共産党、5番鈴木礼子さん。



◆5番(鈴木礼子君) 日本共産党を代表して意見を述べます。

 議案第63号について、政府の緊急経済対策による補正予算であるが、昨年度の経済成長率がマイナス 0.7%に確定し、日本経済は戦後最悪の状態に陥っており、この最大の要因は個人消費でマイナス1.2%とかつてない不振だったことです。その原因は、経済企画庁が22日に「消費税引き上げとともに景気悪化が始まった」との公式の判定を下したように、昨年4月からの消費税率5%ヘの引き上げ、昨年9月からの医療費の負担増、社会保障の連続切り下げを義務づけた財政構造改革路線によるものであったことは明白です。政府の景気対策は、これら消費不況打開の有効策は何ら盛り込まれず、既に破綻が明らかな大手ゼネコン向けの浪費的な公共事業の積み増しで、自治体にその一部を負担させる許しがたいものです。今緊急にやるべき景気対策は、消費税を3%に戻して、冷え込んでいる消費を直接温めること、庶民に手厚い所得税減税を恒久化すること、昨年9月からの医療費値上げをもとに戻すこと、銀行の貸し渋りをやめさせること、中小業者への緊急融資、中小業者ヘの官公需の引き上げを行うことです。当市においても、国の経済対策を受け身的に進めるのではなく、公共事業優先の政策を大きく転換し、市民生活の向上、雇用拡大、地域経済の活性化対策、財政再建など緊急にその施策が求められておりますが、当補正予算は国の緊急経済対策そのままに、高規格道路事業が中心で、特に住民の反対の多い南大橋線に2億円の追加予算を組み、しかも起債によるもので、景気対策とは言いがたいものであり反対するものです。

 その他の議案については、次の意見を付して賛成します。

 ダイエーの大型店出店問題については、県への開発計画の位置等に関する事前指導の申出に対する盛岡市の意見にあるように、今回のダイエーの開発計画は、盛岡市の総合計画並びに国土利用計画の位置づけ、まちづくりの実施計画から見て支障があり認められないものです。とりもなおさず、そのことは地元中小企業や盛岡市商店街連合会、盛岡商工会議所などこれまで市民や行政と一緒になってまちづくりに励んできた人々の心を踏みにじるものとなるからです。もし、こうした横暴が認められるとするならば、秩序あるまちづくりは破壊され、今全国でも問題となっている深刻な商店街の空洞化を招くことは必至です。市は、こうした立場をしっかりと踏まえ、一層の努力と万全を期されたい。

 市の官公需発注は、地元中小業者への拡大を図るよう、なお一層の努力を図られたい。

 介護保険スタートまでに施設整備の促進を図り、保険料、利用料の減免制度を確立し、弱者を切り捨てることのないよう努力されたい。

 要介護者や介護者の環境や実態が反映されるよう、認定基準の改善について国に意見を上げられたい。

 介護報酬に差がつくことにより、軽度の人が施設から追い出されたり、施設経営が困難になる状況が生まれており、これらに適切に対処すること。

 また、デイサービスの事業費補助方式には反対の意見を国に上げられたい。

 介護保険事業計画に市民の声が反映されるよう配慮されたい。

 太田土地区画整理事業の大幅なおくれに対する原因を明らかにし、住民の不満に誠実に対応されたい。

 市クリーンセンターの稼働に当たっては、常に情報を公開し、市公害防止協定を遵守すること。

 市クリーンセンターのダイオキシン恒久対策に当たっては、先進地の事例を研究するなど万全の対策を実施されたい。

 産業廃棄物施設については、施設の規模や安全対策など実態を市民に公開し、万全の対策を図るとともに、監視体制の強化に努めること。また、県に対しても強く申し入れること。

 ダイオキシン対策の一環としてもごみ減量は重要な課題です。ダイオキシンのもとになる塩ビ系プラスチック・トレーなどは分別収集し、燃やさない対策を徹底すること。

 以上です。



○議長(藤川智美君) 次に、賛成の方。



◆30番(熊谷喜美男君) 議長。



○議長(藤川智美君) 新盛同志会、30番熊谷喜美男君。



◆30番(熊谷喜美男君) 新盛同志会を代表し、全議案に賛成する立場から意見を申し述べます。

 今回6月定例会に追加提案された議案は、国の総合経済対策に伴い、地域経済の活性化を図るため緊急経済対策としての補正で、一般会計補正予算歳入歳出総額はそれぞれ12億7,545万7,000円で、計上された主なものは、上の橋際に観光バス駐車場を整備する観光施設整備事業費1,500万円、道路橋りょう維持管理及び側溝維持補修事業費5,000万円、冬期間の道路路面状況を的確に把握するための冬期道路管理システム施設整備事業費5,200万円、都市計画街路事業費開運橋飯岡線ほか5路線9億3,166万8,000円のほか、既存住宅を高齢者向け住宅に改修する市営住宅リフォーム事業費2,904万円などでありますが、これらの事業執行に当たっては、計画どおり推進され、一刻も早い景気の回復を願うものであります。なお、国及び県に対し、さらなる財源確保の要望を取り進められ、健全財政に努力願いたい。

 以下、次の意見を付します。

 国は景気対策として、事業規模総額16兆6,500億円に上る過去最大の総合経済対策が決まり、この対策では、新社会資本整備に重点を置くとしながらも、実質的に道路等土木工事の割合が高く、依然として従来型公共事業が多い内容になっているが、当市の場合、第三次総合計画の中に多くの事業が計画されており、当市としても財政改革の必要性を踏まえ、事業目的や投資効果など十分検討され、特に、区画整理事業として市民、地権者の協力を得て推進しているまちづくり事業に対しては特段の財政面で考慮され、一層事業の推進に努力されたい。

 クリーンセンターの運転に当たっては、公害防止協定の完全遵守を行うとともに、万が一の場合は、徹底した情報公開を行い、周辺住民の不信感を解消されたい。

 近年、全国的に問題となっている環境ホルモン対策については、先進的な科学的実験データを積極的に入手し、横の連携を密にし、総合的対応を講ぜられたい。特にも、緊急的課題として、学校給食で使用されているポリカーボネート製食器については、ビスフェノールAの溶出量調査を早急に行うとともに、食器材の変更についても対応を検討されたい。

 環境全般に目が行き届くようISO14000の導入を図り、市職員が一丸となり、地球環境のため市民を先導されたい。

 盛岡市の未来を担う子供たちのため、学校給食は当事者の児童生徒の要望を把握し、選択制または弁当を自由に持っていける体制をつくられたい。また、給食食材については、環境ホルモン、遺伝子組みかえ食品など、消費者団体や家庭で不安を訴えている食材については、それを使用しないよう努力されたい。

 ロードヒーティング事業の促進を図り、火葬場に至る坂道に優先して設置されたい。

 以上でございます。



◆39番(藤村直次郎君) 議長。



○議長(藤川智美君) 次に、明政会。39番藤村直次郎君。



◆39番(藤村直次郎君) 景気浮揚策としての総合経済対策に敏速に対応されたことを高く評価しつつ、明政会を代表し、提案された全案件に賛成の立場から、以下の意見を申し述べます。

 未曾有の経済不況のどん底にあって、各業界の抱える苦悩は深刻なものがあります。一刻も早い景気回復に向け、国、県に緊急対策を講ぜられるよう鋭意努力されたい。

 南部家所有歴史文化財の全面寄贈の申し出や、文化財収集のための寄附金申し出などの市民運動が盛り上がる中、早期の史料館建設に向け鋭意努力されたい。

 中ノ橋地区コミュニティーゾーン建設事業の進展に伴い、中ノ橋交差点の右折化に向け、総合的に取り組まれたい。

 マリオスビル及び市民文化ホールの本格的稼働に伴い、新たな問題が発生している。第1に、建物に至る案内が不明確であり、建物の内部でもわかりにくい迷路となっている。案内板、表示板の設置を求める。また、案内をする人をぜひ1階に配備するよう配慮されたい。

 大型店ダイエーが計画している候補地は、今後高規格道路候補開運橋飯岡線、都市計画道路西仙北北川線のいずれも幅員25メートル以上の道路の中に位置し、将来農地としての土地利用が困難と思われ、また、軸状都市としての都市形成上にも不可欠の場所である。地域住民の意見を十分聴取の上、盛岡市10年先を見越した土地利用計画を早急に作成するよう努められたい。

 市クリーンセンターについて、公害防止協定の遵守は絶対条件である。ダイオキシン類や塩化水素などの規制値をオーバーすることのないよう、メーカーとの対応を含め、鋭意努力されたい。

 全国菓子大博覧会開催を記念し、お菓子の技術普及、発展及び岩手の産業振興のため、工芸菓子伝承館の開設に向け努力されたい。

 県の企業局会館建設の際、県下の伝統ある祭り伝承館をつくるよう県に働きかけられたい。

 市道稲荷町谷地頭線の交通車両増大に伴い、パーク・アンド・ライド構想なども考慮に入れ、JR田沢湖線仮称大稲駅の設置へ向け努力されたい。

 支所機能の活性化、利便性のために、各種証明書発行の多様化に向け、鋭意努力されたい。

 岩手山の火山活動の対策に万全を期すべく努力されたい。

 広域連携、広域合併推進に関して積極的に県に働きかけるとともに、住民福祉向上に努力されたい。さらに、住民への告知活動にも対策を考えられたい。

 以上です。



◆3番(佐藤妙子君) 議長。



○議長(藤川智美君) 次に、社会・市民連合、3番佐藤妙子さん。



◆3番(佐藤妙子君) 社会・市民連合を代表して全議案に賛成の立場で、以下の意見を申し述べます。

 2000年4月から実施される介護保険制度は、市民の期待が高いものである一方で、把握されていない介護ニーズに見合うサービスの質や量を提供できるかどうか、スタート段階で順調に踏み出せるか、いまだ不安があることも事実である。しかも、介護保険料と介護利用料を市民から徴収するこの制度では、権利意識としての介護ニーズが見込まれ、つまづきや後戻りは許されないもので、福祉行政への信頼が問われる重要な局面を迎えていると判断される。今後、順調にスタートさせることが、市政の最重要課題であるとの共通認識に立つ立場から、議会側に対して、現状の取り組みと課題などについて、説明と協議の場を当局において設定されるよう要望する。

 地方分権と広域連携の促進が求められており、市としての取り組みを積極的に強化されたい。

 クリーンセンターの排出ガス問題は、焼却炉施工メーカーの高度な技術力を信頼して完成させた施設であり、今回の事態は、メーカー側の契約違反と言わざるを得ず、メーカー側に対し専門スタッフの導入や調査点検に誠意を尽くされ、公害防止協定数値の履行を断固求めるとともに、市当局としても住民不信、不安を招かない万全の対応を講じられたい。

 環境ホルモンやダイオキシン対策、地球温暖化対策など、市民生活における環境問題への関心や要望は日々高まってきており、市政としても積極的な対応と具体的な施策の推進を展開されたい。

 最近の岩手山の火山活動は活発化しており、火山性地震もふえ続け、予断を許さない状況となっている。市として、関係機関と連携を深めるとともに、噴火の事態も想定した災害防災対策に万全を講じられたい。

 市民納税者の立場に立って、行政組織の改善事項を自己検証し、市民サービスの向上計画を策定され、早期の具現化を図られたい。

 亀ケ池の清流化対策について、市の取り組みを評価するとともに、さらなる清流化効果向上のため、対策の積極的進展を図られたい。

 来月15日からマリオス展示ホールで開催されるヒロシマ原爆展の開催を心から歓迎するとともに、核兵器の恐ろしさ、平和のとうとさを再認識する場として、多くの市民が来場されるよう周知、啓発に努力されたい。

 消防団員の高齢化、団員確保に苦慮している実態が顕著であり、市としても企業や事業所などへ理解と協力を求め、消防団活動が円滑に進められるよう支援されたい。

 冬期道路管理システムの促進を図り、将来的に表示板設置を行い、市民に情報提供を図られたい。

 盛岡駅南大橋線の整備事業にかかわり、地権者に十分な説明を行い、理解と協力が深められ、順調な進捗に留意されたい。

 厨川駅西口通路の開設に向けて、さらに関係機関と連携し、促進されたい。

 その他、我が会派の議員が本会議並びに審査の過程で申し述べた質問趣旨と意見を市政執行に鋭意反映されるよう重ねて要望し、意見を終わります。



◆15番(細越太一君) 議長。



○議長(藤川智美君) 次に、市政クラブ、15番細越太一君。



◆15番(細越太一君) 市政クラブを代表し、全議案に賛成の立場から意見を申し上げます。

 戦後最大の不況とさえ言われる我が国は、その打開策の効果も上がっておらず、一日も速やかに市民の深刻な不安を解消するために全力を傾注してもらいたい。

 水資源を確保するための土地取得については、取得の容易な箇所から買い取りを進めることを検討されたい。

 東山一丁目から岩山3号線二、三百メートルのところに、いまだ私道のため市が直接工事することができず、通行に不便を生じているので、市道の認定を行い、通行の確保をすべきである。

 東中野町11の20から11の24まで、雨が降ると床上浸水のため生活に困難を来しているので、側溝の入れかえ工事等を行い、生活不安の解消に鋭意努力されたい。

 来訪者に対する渋滞緩和策として、交通公社、東北銀行前の信号を直進し、直接地下駐車場入口まで新設道路を確保し、車両の出入りをスムーズにすべきである。

 盛岡南新都市開発事業は、公団、市施行を問わず、計画年次である平成17年度終了できるよう、予算確保に万全を期されたい。

 開運橋南大橋線は重要路線の一部であり、全線開通に向けて地権者との合意に全力で対処されたい。

 長引く不況の関係から、大幅な工事の減少となり、企業は四苦八苦の状態にありますので、市発注予定事業を積極的に前倒しし、発注にゼロ債利用とあわせ努力されたい。

 以上であります。



○議長(藤川智美君) これをもって討論を終結します。

 これより議案第54号から議案第64号まで10件を採決します。

 まず、議案第54号から議案第59号まで、議案第61号、議案第62号及び議案第64号の9件を一括採決します。

 議案第54号盛岡市市税条例の一部を改正する条例についてから議案第59号市道の路線の認定及び変更についてまで、議案第61号専決処分につき承認を求めることについて、議案第62号専決処分につき承認を求めることについて、及び議案第64号平成10年度盛岡市土地取得事業費特別会計補正予算(第1号)の9件は、各常任委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 〔賛成者起立〕



○議長(藤川智美君) 起立全員であります。よって、議案第54号から議案第59号まで、議案第61号、議案第62号及び議案第64号の9件は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第63号を採決します。

 議案第63号平成10年度盛岡市一般会計補正予算(第1号)は、各常任委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 〔賛成者起立〕



○議長(藤川智美君) 起立多数であります。よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。

 次に、請願について採否を決定します。

 請願第5号消費税を3%に戻し、食料品非課税を求める請願について、総務常任委員長の報告は不採択であります。

 本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

 〔賛成者起立〕



○議長(藤川智美君) 起立少数であります。よって、本請願は不採択と決しました。

 平成9年請願第22号盛岡市子ども科学館への天文台設置についての請願について、教育福祉常任委員長の報告は採択であります。

 教育福祉常任委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 〔賛成者起立〕



○議長(藤川智美君) 起立全員であります。よって、本請願は採択と決しました。

 平成9年請願第15号巨大ショッピングセンター進出に関する請願について、産業環境常任委員長の報告は不採択であります。

 本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

 〔賛成者起立〕



○議長(藤川智美君) 起立少数であります。よって、本請願は不採択と決しました。

 平成9年請願第16号大型店の出店に関する請願について、産業環境常任委員長の報告は不採択であります。

 本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

 〔賛成者起立〕



○議長(藤川智美君) 起立少数であります。よって、本請願は不採択と決しました。

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△日程第12 閉会中継続審査について



○議長(藤川智美君) 日程第12閉会中継続審査についてを議題とします。

 教育福祉常任委員長及び産業環境常任委員長から、会議規則第68条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。

 お諮りします。教育福祉常任委員長及び産業環境常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(藤川智美君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 〔配付した閉会中継続審査申出書は本号末尾に掲載〕

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△日程第13 議案第65号盛岡市監査委員の選任について



○議長(藤川智美君) 日程第13議案第65号盛岡市監査委員の選任についてを議題とします。

 当局から提案理由の説明を求めます。



◎財政部長(千田宣正君) 議長。



○議長(藤川智美君) 千田財政部長。

 〔財政部長 千田宣正君 登壇〕



◎財政部長(千田宣正君) ただいま上程されました議案について御説明申し上げます。

 議案書の1ページをお開き願います。

 議案第65号盛岡市監査委員の選任についてでございますが、阿部静子議員の辞職に伴い、市議会議員のうちから選任することとしている監査委員に欠員が生じておりますことから、その後任といたしまして、今回市議会の御推薦をいただきました高橋金兵衛氏を選任いたしたいと存ずるものでございます。

 以上で、議案の説明を終わらせていただきますが、議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。



○議長(藤川智美君) お諮りします。議案第65号については、会議規則第34条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(藤川智美君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。

 これより議案審議を行います。

 議案第65号に対する質疑に入ります。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(藤川智美君) これをもって質疑を終結します。

 意見はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(藤川智美君) 意見を終わります。

 これより採決に入ります。

 議案第65号盛岡市監査委員の選任についてを採決します。

 本案は、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

 〔賛成者起立〕



○議長(藤川智美君) 起立全員であります。よって、議案第65号はこれに同意することに決しました。

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△日程第14 発議案第2号盛岡市議会議員定数減少条例についてから日程第17 発議案第5号核兵器全面禁止・廃絶国際条約の締結を求める意見書についてまで



○議長(藤川智美君) 日程第14発議案第2号盛岡市議会議員定数減少条例についてから日程第17発議案第5号核兵器全面禁止・廃絶国際条約の締結を求める意見書についてまで4件を議題とします。

 お諮りします。ただいま議題となっております発議案第2号から発議案第5号まで4件は、会議規則第34条第2項の規定により、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。



◆14番(本宮秀孝君) 議長。



○議長(藤川智美君) 14番本宮秀孝君。



◆14番(本宮秀孝君) 発議案第2号について、盛岡市議会議員定数減少条例が提案されたわけでございますが、この発議案、極めて重要な条例でございます。にもかかわらず提案の理由が付されていないということについて提出者に私は質問したいわけなんですが、なぜ理由を付さなかったのかを質問いたします。



○議長(藤川智美君) ただいまの本宮議員の発言は今お諮りしております趣旨に沿いがたく、質疑の際、お願いをしたいと思います。

 それでは、御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 これより議案審議を行います。

 発議案第2号から発議案第5号まで4件に対する質疑に入ります。



◆14番(本宮秀孝君) 議長。



○議長(藤川智美君) 14番本宮秀孝君。



◆14番(本宮秀孝君) 発議案第2号について質疑を行います。

 市議会会議規則によりますと、議案の提出、第14条−−これは全国の標準規定でございますが、議員が議案を提案しようとするときはその案を備え、理由をつけ、法第112条の規定によるものについては所定の賛成者とともに連署し、その他のものについては−−ここは全国ですから違いますので、●●以上の賛成者とともに連署して議長に提出しなければならない。また、地方自治法第112条の3項では、議案の提出は文書をもってこれをしなければならないとあり、盛岡市議会会議規則でも、第13条で同様のことが明記されているわけでございます。また、西村氏、中島氏の学説等を見ましても理由を付すべきだということになって、これが通例となっているというふうに私は考えます。

 さらに、議案等の説明、質疑及び委員会付託についてでございますが、第37条では、会議に付する事件は、第138条請願の委員会付託に規定する場合を除き、会議において説明者の説明を聞き、議員の質疑のあるときは質疑の後、議長が所管の常任委員会に付託し、または、議会の特別委員会に付託することができるというふうな内容になっております。特に今回、今提案されました中身は、極めて議員の身分にもかかわる重要な問題でございます。この間、確かに市政調査会の第2部会の中では議論されてまいりました。しかし、この市政調査会といいますのはあくまでも法定ではない任意の勉強といいますか調査会なわけでございます。その11名の調査会におきましても満場一致、意見が一致したわけでもなく、両論併記という形で中間報告がなされ、19日の市政調査会総会に報告されたものでございます。さらに、ここの中でも私も市政調査会でいろいろ発言したわけなんですが、最終的には22日の午前中に議長に送付されたと私は聞いてます。そして、当然これは議長が、私は書面届きますと、議長がその扱いについて判断をするというものだというふうに認識していたわけなんですが、22日、発議案の提出期限のぎりぎりの段階において議長にも提出し、そして発議者の方々は10時ちょっと前に各会派を回って、昼には署名をとるというふうな、まさに突如としたような行為に出てきたわけであります。私はやはりここは議会制民主主義、議会のルールを無視したものであるというふうに思います。また、中間報告の中で、提出者は第2部会の副部会長であります。そんなわけで、中間報告には、議会全体で改革への議論の深まりを期待し云々というふうな書き出しがございます。にもかかわらず、第2部会の副部会長みずからが報告書に私は反した行為を今回はとったんじゃないかというふうに考えるんですが、その辺はどうなのか。

 それから、市議会規則第34条では議長の取り扱いが規定されておりまして、議長の判断によって特別委員会の設置もあり得るというふうなことが明記されています。となりますと、当然議会運営委員会で扱いを協議するというのがこの間の盛岡市議会のルールであったろうというふうに思います。今回の突如とした提案の仕方といいますのは、そしてさっき言いましたように議長がもう判断するいとまもなかったというふうなこと、議長もそして議会運営委員会も飛ばしての扱いである、発議案提案というふうに思います。私はやはりこういったのは盛岡市議会のルールを冒涜するもので、議会手続の形骸化だというふうに思うんで、この辺について提出者はどういうふうに考えているか御質問いたします。



◎8番(及川敦君) 議長。



○議長(藤川智美君) 提出者であります8番及川敦君。



◎8番(及川敦君) ただいま御質問がございましたので、お答えをさせていただきたいと思います。

 いろいろ今、本宮議員からお話あったと思うんですが、大まかに言いますと、会議規則の13条に基づいて理由が付されていないという点と、市政調査会の議論のみで議会全体の審議が不十分であったんじゃないかと、その2点だと思いますので、その2点についてお答えしますけれども、まず、議案の理由についてでございますが、確かに丁重さに欠ける部分もあったのかなという気もしないではないですが、市政調査会第2部会で2月の2日から都合8回行ってまして、その市政調査会第2部会も任意の組織であるといえども、これは議員一人一人の個人のことを既に皆さんも御理解のもと議論を進めてきたというふうに認識しておりましたし、提案理由が付されていない点につきましては、本日議案として付されている3号、4号、5号についても、これは意見書ですので、同一視はできないかもしれませんが、こちらにも理由書がないと。これまでも私は理由書というのをほとんど議員発議案で拝見していなかったということもありますし、22日に議案を提出した後に、議長のもとにおいて、特段問題がないという判断のもと、本日発議案として受理をされて議事日程にのっているというふうに解釈しておりますので、理由書がついてない点についてはこういった点で御理解いただきたいというふうに思います。

 2つ目の市政調査会の議論のみという件でございますが、なぜ今議会で出したかと言いますと、まず1点目は非常に今のこの議員定数の問題というのは緊急的な課題であろうという認識で提出をしたということがあります。そしてまた、来年の一般選挙からの適用ということを考えると、余り議論に時間をかけてやるということよりも、早い時期にこういった形で議案を提出することで議論を深めるという形もとれるのかなという認識でおりました。

 そして第3点は、先ほども申しましたけれども、市政調査会第2部会で中間報告の形で、市政調査会の総会で、全体で皆さんにこういった議論がありましたということをお諮りしたという経緯もありましたし、部会の議論の中でも個人の資格でそれぞれ部会に参加をしているということですが、会派として既に反対だという御発言をされたことも私は記憶しております。よって、審議という面では、既に出尽くしたという認識のもとで今回議案を提出させていただいた次第でございますので、御理解をいただきたいと思います。



◆14番(本宮秀孝君) 議長。



○議長(藤川智美君) 14番本宮秀孝君。



◆14番(本宮秀孝君) 先ほど私が指摘しましたいわゆる議会ルールの無視といいますか、盛岡市議会の議会のルール、手続、これを形骸化するものだというお話をしたわけですが、まさに今の答弁にそのことが如実にあらわれているというふうに思うんです。

 まず一つは、理由を付さなかったのは、第2部会で8回議論してきたと、そして、中間報告でもわかっているはずだというふうなこと、この辺がやっぱり明確に認識の私との違いでありますけれども、法定で常任委員会なりあるいは特別委員会、これは法定で明確に定められてます。したがって、これはそれぞれの常任委員会、特別委員会に所属していますと、その中で問題が提起されるということになりますと、当然個人の参加であっても会派の意見ということでそれは今までやってきたわけです。ところがこの市政調査会というのはあくまでも任意の調査団体であります。そして、この前の第2部会の議論におきましても、ある程度これが一致して11名の委員の方が一致して中間報告が出されたというのならこれはわかるんです。一致できなかったんで、特徴的な意見を両論で併記したわけです。そして、あのときの市政調査会のことを考えてみてください。あのときはあくまでもこれは第2部会として議論してきたものを総会に報告します。そして報告したものの内容について議論するんじゃなくて、この両論併記のものを議長に報告するというふうなこと、私はあの段階でも扱いがおかしいんじゃないか、理事会で議論をすべきだということも指摘したわけなんですが、あの段階では総意ということでなってしまったということからいきますと、私の認識としては、11名の方は本当に熱心に議論されたと思いますが、盛岡市議会の議員全員がこの議論に参画しているというふうには全く私は認識していないということが、まずそこが大きな違いであります。

 もう一つ、今回出されました発議案第3号から第5号−−意見書でございます。確かに意見書、言われるように、理由というのがないということを言われました。しかしながら中身を見ていただきましてもわかるんですけれども、これはそれぞれ意見書の中に理由を踏まえてこういった意見書を出してくれということがこの中に明記になっているはずです、すべての意見書、3号、4号、5号とも。こういった意見書と条例というのが同じに扱うということはこれは大きな間違いなんです。やはり条例、特にも市議会議員の削減というふうな、いわゆる私たちの身分も含めて削減をするという重要な条例でございます。したがって、こういった条例の扱いは意見書と同じ扱いにするというんじゃなくて、ここはしかるべき議論をして、そしてみんな議論が整った後にこういった場で採決をするというのが筋だと思うんですが、この辺は大きな私は間違いだろうと思うんですが、そこはどうなのかというふうなこと。

 それから22日に議長に提出したと。議長はこれを了として出したというふうなことなわけなんですけれども、この点は、私は当然議員が発議するとこれは出てくるのは当然なんです。ただ、この出し方なんですが、確かに今までいろんなケースがあったんでしょうけれども、及川議員が私の質問に答えていないのは、私はあえて一番初めに、標準市議会議員の会議規則というのを見ました。これにはその案を備え、理由をつけというふうに明確に明文化されているんです。これがやっぱり一番のもととなると思うんです。そしてそれを受けて盛岡市議会会議規則というのがあるというふうに思うんです。盛岡市議会の会議規則になければ上部の規則を準用するというのはこれは当然のことです。こういったもとがあって応用があるというように思うんです。やっぱりもとは明確に守らなければいけないというふうに思うんです。今まで既に盛岡市議会先例集もお持ちだと思うんですが、ここの中だって、現実に盛岡では明確に出してきた例があるわけです。そしてなおかつ今のように諮っているというようなことがありますので、決して議長の扱いとして私は間違いではなかったと思うんです。やっぱり出す方の認識として私は今回は余りにも軽率だったと。明確に規則に基づいて出すとするならば今回は手落ちがあったというふうに思うんですが、もう一度この辺についてお答えをいただきたいと思います。



◎8番(及川敦君) 議長。



○議長(藤川智美君) 8番及川敦君。



◎8番(及川敦君) では、お答えをいたします。

 本宮議員からおっしゃられた明文化されているからという点でございますが、確かに明文化されているということも、私も今現在例規集を持っておりますので、わかっているわけでございますが、これまで私もまだ1期目でというのは理由にはならないんですが、この3年間、議員発議で出されたものに理由書がすべてついていたかというと、私はそのように記憶しておりませんで、特段こういう件が問題になるということの認識はございませんでしたので、その点は御理解をいただきたいというふうに思います。

 そして、議会として通例の議論をしていないのではないかというお話でございましたが、私の認識では、これは昭和60年の自治事務次官の行政改革に関する通達以降、全国で670市のうち、既に657市が時間をかけて議論をして議員定数を減らしてきている。残り13市ということですが、そのうち既に3市も条例を可決しておりまして、10市のみ条例を可決していないという状況でございますので、我が議会が私が当選する以前どういう議論があったかはよくわかりませんが、既にこの3年間でも全国的な動向のもと、それぞれの議員が個々の責任のもとでそれなりに判断をして調査研究し、認識を持ってきた課題であろうということでございますので、私は議論がまだ不十分だということにはならないと理解しまして今回議案を提出したものでございますので、御理解を賜りたいというふうに思います。(「それは横暴だ」と呼ぶ者あり)



◆14番(本宮秀孝君) 議長。



○議長(藤川智美君) 14番本宮秀孝君。



◆14番(本宮秀孝君) 私は手続の問題で議論してますので、今ちょっと中身に入ってますので、それについては発言を控えます。ただ、やっぱり大きな認識の違いというのは、及川議員は市政調査会の問題といわゆる常任委員会あるいは特別委員会をごっちゃにしておるということがまず一つあります。それから、規定はわかっていたと、わかっているけれども通常としてそういうのはなかったのではないかということを言われているんですけれども、これはあくまでもこの間に出されたのは意見書が主でありまして、条例というふうな形で、特にも減少条例ということで、今まであった条例を変えるというふうなことです。これに対して理由も付さないで出てくるというふうな取り扱い、これが私は間違いだというふうなことを指摘しているんで、この辺がどうしても私は納得できないところでございます。その辺をやっぱり確認していかなければ、もう全国が議論してきたから盛岡もやらないのはおかしいという、こういった理屈にはならないと思うんです。いろんなそこの市町村、市の置かれている状況が違うわけです。それを全く抜きにして、ましてやさっき冒頭言いましたように、全議員が参画をして、時間をかけようがかけまいが正規の議題として取り上げて、そして議論してきたのならこれは今の理屈でもいいでしょうけれども、あくまでも任意の団体でしかやってこなかったというふうなこと、これをよりどころにして出すというのはやっぱりこれは間違いだというふうに思う。その辺の違いがあるので、ここは私はそのことだけは指摘をしておきたい。いろんな皆さん意見があると思いますので、私だけがしゃべっていてもあれですので、一たんここで終わります。(「最初のところが大事でしょうよ」と呼ぶ者あり)



◆26番(鈴木俊祐君) 議長。



○議長(藤川智美君) 26番鈴木俊祐君。



◆26番(鈴木俊祐君) 私は逆に手続的にとかどうとかということについてはそれはまさに自治法で認められているので、意見を付さなかろうが何だろうが、これは出せる、これは間違っていません、多分、私の認識では、法的に。それはそのとおりだと思います。ただ私はこの提案について、6月22日の朝の10時少し前にエレベーターを降りたら、エレベーターホールで昼までに提案をしたいのでサインをしてくれとこういうお話をされたわけでございます。やっぱりこういうものは、市民ニーズがどうなのか、市民が一体どう考えているのかということを深く調査をして、あるいは研究をし、市民の声を聞くことも当然必要だろうと思います。要はマスコミが書いてございますが、ただマスコミは総じて全国の数値をあげているに過ぎなくて、盛岡市民の声を調査研究して、それの絶対数があがっているものではないというように私は思います。

 こういうように皆さんの声を聞かないで、いきなり議員の身分に関するものが提案されるということは、私も4期目の議会をやらせていただいておりますけれども、私の知る範囲では、こういうようないきなりということについてはこれまでなかったと私は思います。いわばこれは昼までに出さなければいけない、数の力で押し込もうというようなそういう意図にもとりかねない非常に危険な提案の仕方であるというように私は思います。後ほど意見は意見として申し上げますが、そういう意味でお聞きしたいのは、なぜ急いだのかということが一つ。

 それから、この減員数4をどういう形で、市民のニーズとして何で4なのか。例えばカナダビクトリアは姉妹都市ですけれども、10人そこそこでやっている議会もある。そういう世界の流れ、これから行政改革をしていかなければならない中で、この4という数字は一体どこから出てきた数字かということをお聞きをしたいというように思います。

 それから、先ほど本宮さんもお話されたとおり、本当に議員全員でなぜ本当に腹を割って、そして市民各界各層の方々からの意見を聞いて、そしてそのことを議会になぜ反映する時間をとれなかったのかについて、その3点についてお聞きをします。



◎8番(及川敦君) 議長。



○議長(藤川智美君) 8番及川敦君。



◎8番(及川敦君) お答えをいたします。まず、なぜ急いだのかということでございますが、先ほど本宮議員からいろいろ御質問あった中でもお答えしたんですが、鈴木幹事長さんにお願いに参ったのは確かに朝で、エレベーターホールという最終的な形になりましたけれども、その以前に会派の部屋にお邪魔をしたがいらっしゃらず、その後エレベーターホールでたまたま会っただけですので、そのとき提出してしまいましたので、まあその点は御理解をいただきたいというふうに思っております。

 急いだということをたびたび御指摘をされておりますけれども、私は今後特別委員会に付すのか、懇談会をつくるのかといろんな意見、これは議長さんのもとにいろんな取り計らいがあるのかなというふうに思いましたが、それぞれの方のいろんな話を聞いておりますと、この議会の中では結論がある程度出ないのではないか。もう既にどんな理由があれ、議員の減少条例については私は反対、私は賛成というスタンスがある程度最初から皆さんのもとで持っておられて、ここで、また延々と議論を重ねて、これが来年の改選期の前に9月、12月と引き延ばしていくことは非常に議会というものを市民のものとするものとしては余り得策ではないという判断のもと、今議会にまず提出をさせていただいたところでございます。

 そして、なぜ4なのかという点でございますが、全国市議会議長会の資料、これも皆さん既にごらんになっているものだというふうに理解をいたしますが、法定定数44人の市は全国の中で41市あるわけでございますが、その中で減員しているのが13市4人というところが一番平均的な減員数という点も考慮しまして、あと、今回議案の提出に当たって賛成をしていただいた各議員の皆様からもおおむね4なのかなというところで判断をいたしました。例を出されたビクトリアのいわゆるアメリカ型の地方議会とヨーロッパ型の地方議会というのは全く違うと思いますので、またその点と今日本の置かれている地方議会の現状を同列に比較して今回の定数4減というものを検討したものではありませんので、その点も理解をいただきたいというふうに思っております。



◆26番(鈴木俊祐君) 議長。



○議長(藤川智美君) 26番鈴木俊祐君。



◆26番(鈴木俊祐君) 私は市民の声をどういうように定数4に反映したかということをお聞きしたんですけれども、その点についてはいかがですか。

 それから、確かにおっしゃるカナダビクトリアあたりの市長イコール議長というそういうこともありますし、それは十分私も承知しております。ただ平均値が4だということではない。盛岡が今広域合併とかそれから2つの町村との合併という問題も論議されている部分もあるわけで、それを先ほどのお話を聞くと議員の皆さんは個々には認識をしていると言っても、市民の声を一体どういうふうに反映したかという点がどうも不明確なんですけれども、そこのところを再度お願いします。



◎8番(及川敦君) 議長。



○議長(藤川智美君) 8番及川敦君。



◎8番(及川敦君) 非常に答えにくい質問なんでございますが、今回私を含め、賛成されて署名をされている方もそれぞれ日々議員活動をし、その中で市民の声を聞いて、やはり盛岡市議会も全国の動静に合わせてある一定の改革が必要であろう。それをもとにある程度の声を集約し、議員個人の責任のもとに4人が適当であるという判断をしたということでございますので、ある市民の方が4だとか6だとか8だとか言ったから4だということではなくて、大体おおむね市民の声を受けている議員が個々の責任のもとにおいて4人というのが適当と判断して議案にさせていただいたところでございます。



◆5番(鈴木礼子君) 議長。



○議長(藤川智美君) 5番鈴木礼子さん。



◆5番(鈴木礼子君) 私は、手続的な問題で及川議員に質問したいと思います。

 市政調査部会は、5月29日に小枝指部会長及び及川副部会長がまとめた行財政改革についてと題した中間報告を協議してきました。中間報告は、これまでに議員定数、議員報酬、行政調査研究費、海外視察、これらについて調査をしてきたわけですが、議員定数については御存じのように現状のままとすべきとする意見と、定数を減らすべきとする意見、これら議員定数に関するその他の意見を列記して両論併記で中間報告がまとめられております。そういう中で、及川議員にお聞きしたいんですが、この中間報告で市政調査部会が、この行財政改革についてと題した調査部会が中間報告で終了したというふうに認識しているのかどうか。それが一つです。

 それからもう一つは、副部会長として部会や調査会で意見を言うのは自由でありますが、副部会長という部会の責任を負う立場にもかかわらず両論併記した一方の意見のみで意見の発議を自分が提出するということに対してどういうことなのか、その辺の意見を聞きたいと思います。まず2点についてお伺いします。



◎8番(及川敦君) 議長。



○議長(藤川智美君) 8番及川敦君。



◎8番(及川敦君) お答えします。

 まず、市政調査会第2部会のテーマは行財政改革でございまして、議会対策については先行して議論しようということで部会で決定しまして、議会改革の部分について先行して議論をして、今回まとめた中間報告を出すということで議会改革の分野については調査研究は終わりと。そのほかの業務委託等について今後は審議をするということで私は認識しておりますし、部会でも正式にそのように決定をしているものでございます。

 あともう一点、副部会長の立場で一方の意見に偏ってこういう議案を出すのは問題だという御発言でございましたが、私はこれまで、2月から議論している中で、あえて今鈴木議員がおっしゃったようなことから、私は部会の中でどちらが正しいかとか、間違っているということは一切発言は控えてまいりました。そして今回部会の議論が終了し、既に時期が達したという認識のもとで発言を一個人の議員の資格としてさせていただいておりますので、その点は私は一切問題がないであろうというふうに思っております。



◆5番(鈴木礼子君) 議長。



○議長(藤川智美君) 5番鈴木礼子さん。



◆5番(鈴木礼子君) 今一切の研究は終了したと、議員定数については終了したというお話でしたが、私の認識ではまだ途中だと思ってます。というのは、これは部会だけの中身であって、私らは両論併記という形でしか報告を受けていないわけです。私自身の意見も出しておりません。こういう中でこれが終了したという認識にはならないと思います。まして議会だより編集委員会の中でも今回の中間報告について議会だよりに載せるかどうかという問題でも、まだ最終報告ではないということで、これは載せないという方向の話もされておるわけですから、この調査部会が終了したという認識はおかしいんではないかというふうに思います。

 それから、副部会長として、個人の立場として今回は一方の意見でやったということですが、それでは仮に中間報告の段階で、部会長がもう一方の意見を発議として提出すれば部会の役割はどうなりますか。あなたはそのことについてどう思いますか。



◎8番(及川敦君) 議長。



○議長(藤川智美君) 8番及川敦君。



◎8番(及川敦君) 鈴木議員と根本的な認識ちょっと違うと思うんですが、まず鈴木議員は市政調査会第2部会に入っておられないと思いますので、そこで意見が反映されなかったというのはちょっとお話が違うのかなと。共産党さんから出ておられますのは小杉議員さんでありまして、小杉議員さんの意見は入っておりますし、もし鈴木議員がその意見を部会の中に取り入れるというお話であれば、市政調査会の総会の時点で何かしらの発言をするべきであったというふうに思いますし、もっと以前に、部会に所属されて意見を発言するべきであったと私は考えております。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 そして副部会長の立場ということを何度も追及されておりますが、私はこの議会改革の分野については、既に市政調査会の第2部会としては議論を終わっておりますので、私も発言をできるという認識に達したのでここで提案しておりますので、その点も再度御認識をいただきたいと思います。



◆5番(鈴木礼子君) 議長。



○議長(藤川智美君) 5番鈴木礼子さん。



◆5番(鈴木礼子君) 今回のこの中間報告ということには中間報告なわけですから、終了していないという立場ですよ。私はそう認識してますよ。そして今、終了したという立場だから個人の立場として意見を出したと、今回一方の意見を発議案として出したんだということになりますけれども、でも立場は及川議員は副部会長なわけです。その部会に責任を負う立場として、片や一方では定数削減を出し、もう一人の会長が仮に現状でいいと言った場合は、調査会の権限というんですか、そういうものを破壊されるというふうに私は思うんですよね。今回の及川議員のやり方は調査会に対する越権行為でもありますし、それからこんな大事な問題を一部会の11人が議論して中間報告出したからこれですべて終わりということにはならない大事な問題だと思うんです。これは本宮議員と私も同じ意見ですが、こういう問題を軽々に提案理由も文書化しないで出すということに対して非常に怒りを持ってますし、あなたの今の答弁では私は理解できないものです。



◆6番(小杉正夫君) 議長、関連。



○議長(藤川智美君) 先に答弁しますか。



◎8番(及川敦君) 議長。



○議長(藤川智美君) 8番及川敦君。



◎8番(及川敦君) 鈴木議員が市政調査会の第2部会の議事の内容をどの程度御理解されて私に今質問されているのかわかりませんが、その点、後で小杉議員等からも確認をしていただきたいんですが、議会改革の分野については、先ほども申し上げましたとおり、部会としての調査は終わったということで中間報告をしておりますので御理解をいただきたいと思います。



○議長(藤川智美君) 6番小杉正夫君。



◆6番(小杉正夫君) しきりに私の名前を及川議員は言われますから、私も黙っているわけにいきませんので、今の問題に絞って鈴木議員の質問の関連で私御質問したいんです。

 第2部会が議論が終わったというふうに言われましたですね。ところが市政調査会の第2部会は、いわゆるテーマに基づいた議論、その他残された課題を含めて終了したということにはならないわけですよね。ですから、及川敦議員が提案者になっているということを鈴木議員は問題点として指摘しているわけですが、まだ市政調査会の第2部会の副部会長なわけですよね。まだ終了していないわけですよ。ですからそういう副部会長の立場ということをやはりわきまえて、そして全体の市政調査会の運営にむしろ寄与するという立場を貫くのが本来あるべき姿ではないのか。及川敦議員ではなくて他の議員が提案をされるというなら、これは議員としての発議権ということで、これは私は一人一人の意見なり考え方を尊重する立場からそれはあり得るだろう。ただ、及川議員の立場というのは、鈴木議員が指摘しているように第2部会の副部会長だ。やはりこの点については、謙虚に受けとめてお考えをいただければいいなと。この点ひとつもう一回お伺いしたいということです。

 それから、鈴木議員がお話ししたもう一つの点は、私たちが任意の組織ということで、議員がいろいろな研究テーマを設けて調査研究をやるわけですが、全体としては市政調査会にまとまって4つの部会を構成してそれぞれやはり自由に研究もし、調査もするという、そういう性格の調査会であります。市政調査会に結集してまとまってやっていくという立場を貫かなければこの市政調査会は成り立ちませんよ。うちの部会は論議尽くしたと、だから私たちはどんどん発議案を出して早く決めてもらいたいと、これを他の部会もやったらどうなりますか。市政調査会の会長は議長に対して報告をしたのでありますよ。議論をして結論を出したということで議長に報告しているんじゃありませんよ。第2部会の報告をそのまま議長に報告をするということで市政調査会の総会は了承したわけです。そこを間違っては困るということです。その点はどうか、2つ目です。

 それから3つ目なんですが、せっかくですから関連なんですけれども、市民の声を反映させると。今どなたかもお話しになったんですが、私は市民の声を反映させるという点では、何がやられたのかということをむしろ疑問に思っているわけです。やはり市民の皆さんの率直な声を、第2部会の議論がどういう形でやられ、そして中間報告してこういう中間報告が出たということを市民の皆さんに内容を含めて明らかにして、そして市民の皆さんがこれについてどう思うかということを率直に私たちはまだ聞かなければならないというふうに私は思いますよ。ですからその点を、議員の特権という形だけに頼って、議員が勝手に決めればいいんだという問題ではなくて、議員は市民の代表だとよく言われるわけでありますが、いわゆる市民の代表である議員が、市民の声を体して活動するわけでありますから、市民の皆さんの声をもっともっと反映させるということが私は務めだというふうに思いますし、市政調査会全体会そのものに私は議論をさらに託して、それらのまだ未課題である内容についてはさらに検討をするということが議会としてのあるべき姿ではないのか。任意団体といえどもそういう姿勢が、私は市民に配慮した、市民の皆さんの声を大切にしたそういう議会運営ではないのかというふうに思いますので、及川さんの意見を聞きたい。



◎8番(及川敦君) 議長。



○議長(藤川智美君) 8番及川敦君。



◎8番(及川敦君) お答えをいたします。まさに今小杉議員がおっしゃられた意見のとおりでございまして、私たちは市民の声を聞いて今回議案を提出したということでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。

 あともう一点御理解をいただきたいのは、今回、市政調査会の部会で調査研究を一緒にしていなかった議員の方々も賛成をし、署名をし、議案を提出しておりますので、個々の議員の判断の結集ということで御理解もその点は賜りたいというふうに思います。



◆12番(下川原弘志君) 議長。



○議長(藤川智美君) 12番下川原弘志君。(「質問できるの、書いている人が」「提案者に対してだ」と呼ぶ者あり)



◆12番(下川原弘志君) 提案者に対して質問だからいいでしょう、賛同者としての。(「おかしい」と呼ぶ者あり)おかしくない。大丈夫、今までも経験あるんだから。

 及川さん、後で総括的に答弁していただきたいんですが、大変いい、今までの質問に対しては答弁をしているというふうに思うんですが、一つは、提案が及川君がなるというのはおかしいというのはそれこそおかしいんであって、皆さんの質問の中では任意だ任意だと言いながら、今度は提案者になると大変重々しく言われるというのは、私は当たらないというふうに思うんで、この辺は、別に第2部会の副部会長だからと言って拘束されるものではないというふうに私は判断しますが、その点及川さんの見解を聞きたい。

 それから、市政調査会、任意だ任意だと言うけれども、非常に任意ではあるけれども権威のあるものなんですよ。議員全員によって部会に分かれて、今4部会に分かれて市政の調査研究をして、そしてそれをまとめたものを、市政調査会全体総会の中で確認をして市長に意見を具申をするという、非常に権威のあるものであるし、単なる勉強会ではないということなんです。それなりに重みのあるものだ。それで、今回のものは、特になぜ急ぐと今まで質問あったようでありますけれども、私はやはり9月になると、9月の末に結果が出るということに例えば9月議会でなると、10月からはもう各課要求も含めた予算の問題が出てくるんですね。(「議事進行」と呼ぶ者あり)議事進行じゃない、今発言中ですよ。今質問ですから。



○議長(藤川智美君) 12番下川原弘志君、ちょっとお待ちくださいませ。



◆12番(下川原弘志君) (続)そういうことで、やじ飛ばさないで聞いてほしいんですが、お互いに前向きに議論しましょうよ。だから、黙って聞いてください。



○議長(藤川智美君) 12番下川原弘志君、暫時お待ちください。

 議事進行、14番本宮秀孝君。



◆12番(下川原弘志君) (続)今発言中ですよ。議事進行というのは発言終わってからやらせるものなんですよ、議長。全国市議会長さんでしょう、そういうことはいいですか。

 それで、そういう提案者になっても全くおかしくないものだということだ。ですから、今財政が非常に危機の中で、9月末の結論ということになりますと、非常に市民に、財政再建のために市民に協力を求めるとすれば、議会としての姿勢というものもある程度示さなければならないということになれば、やはり今回の提案というのは、賛同者を集めて提案したというのはおかしくない、妥当であると思うんですが、提案者の答弁をお願いします。



○議長(藤川智美君) 14番本宮秀孝君、議事進行。



◆14番(本宮秀孝君) 議事進行で発言させていただきます。

 今質疑で小杉議員が質問しているのは、提出者に対して質疑しているわけです。本来ですと、こうやって賛同者もどんどん同じように提案者に質問していくというふうなことになれば、この議会のあり方としていいのかどうか。条例等からいきますと、一つの事案に対して全議員が、例えば今回15人なら15人の方が全部提案者になれるわけです。そうすると、私が例えば今の場合、下川原弘志議員に対して質問するというふうなことはこれは当然出てくると思うんですが、今回のあれは、提案者は1名であとは賛同者なわけです。今私たちはこういった質疑の際は、提出者の及川さんに求めているわけです。これが賛同している方も同じようにするというふうなあり方が果たしてこれがいいのかというふうに、この議会の扱いとしてどうなのかということをちょっと議長にお伺いしたいんです。



○議長(藤川智美君) この際、暫時休憩します。

   午後3時27分休憩

        −−−−−−〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜−−−−−−

   午後4時9分再開



○議長(藤川智美君) 休憩前に引き続き、会議を再開します。

 先ほどの下川原議員の質問に対する答弁を求めます。

 8番及川敦君。



◎8番(及川敦君) 先ほどの、私が提案するものはおかしいものでないという質問については、私自身も私が提案することは問題ないという認識でございましたので、提案をいたしたところでございます。そして、次に質問のとおり、市の財政危機の中で早く定数問題について決着をするべきだということで発議案の提案をしたところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。



◆40番(高橋金兵衛君) 議長。



○議長(藤川智美君) 40番高橋金兵衛君。



◆40番(高橋金兵衛君) 発議案提出の及川議員に質問をいたしたいと思います。

 まず一つは、先ほど鈴木俊祐議員の方から、市民の声を十分調査してやるべきではないのか。拙速な感じがするがというふうな質問がありまして、それに対して及川議員は、署名した15人は市民の代表であるからその判断で出したという答弁があったわけでありますけれども、署名しなかった議員も市民の代表であるわけであります。その方々も、支持者の方々あるいは後援会の方々、地域各種団体の方々の意見も聞きながら行動をとっているわけであります。私はしたがって、議会としての議論は十分尽くされてはいないというふうに考えるものでありますし、議論が今尽くされているとすれば、たった今この本会議場でこのような質疑が出ないというふうに私は判断をするわけでありますので、今回はこの提案者に対しまして、この発議案を引き下げるお考えがないのかどうか。そして十分議論を深めて、例えば9月議会であるか、あるいは12月議会であるのか、そのときでも十分時間的には間に合うのではないかというふうな判断をするわけでありますが、この点についての御所見をお伺いをしたいと思います。

 それから2番目に、例えば経費の面から、今この地方自治、特にも盛岡も例外ではないわけでありますけれども、地方自治体のこの財政状況の現況を考えた場合、定数の削減、条例改正をするべきだというふうなその論旨は重々わかるわけでありますけれども、果たしてそれが40でいいのか、あるいは36でいいのか、あるいは28でいいのか、その辺の議論もやっぱりすべきではないのか。そして、それと同時に、例えば議員定数は、地方自治の時代でありますのでこれは守りながら、例えば議員報酬を10%カットしていくとか、そういうふうな発想、そういう議論がこれからの議論の中で私は出てくるのではないかというふうな考えを持つわけでありますけれども、第2点として、その点についてどういうお考えをお持ちかお伺いをしたいと思います。

 最後に質問いたしますけれども、今、地方分権の時代、そして地方自治の時代といわれているわけであります。今議会におきましても、中核市を目指して広域合併を積極的に進めなさいという、そういう議論が市長に対しましても各議員の中から一般質問あるいは総括質疑の中で市長に質問が出されていたわけであります。そういう状況の中で、例えば盛岡広域圏の町村民の合意形成が大事だろうと、それから町村議会のコンセンサスの形成が大事だろうというふうに私は考えるわけであります。したがいまして、例えば広域の盛岡を囲む町村の方々のお考えを聞いてみますと、盛岡市は大所高所に立ってその合併問題を真摯に考えて、議会においてもそういう定数の問題についても、大所高所に立った考え方を持つべきではないのか。受け入れ体制の窓口もそういう姿勢をとっていただくのがやはり時代のコンセンサスの形成、あるいは町村民の合意形成の上からも大事なところではないかというふうな声も聞かれるわけであります。特にも過去におきまして、広域圏の町村議会におきまして、定数改正をして議員を削減をした議会もあるわけであります。そういう方々に非公式にお話を伺いますと、やっぱり定数削減によりまして、地域住民の声がなかなか反映されない傾向が出てきたと。いわゆる住民に直結する小さな問題がなかなか政治に反映がされてこないというそういう声が聞こえてまいります。この傾向が強くなっていくと、ここに市長さんもおりますけれども、例えば首長、当局主導の政治の色彩が強くなって、何となく首長ワンマン体制のそういう危険性が出てきたと、そういうことでみずから議会機能の低下を招いてしまったというそういう声も聞かれるわけであります。私はやはりそういう声が聞いてみますとあるわけでありますので、例えば弱小地域の意見、それから人口の少ない地域の声、そして各種団体の、例えば小さな団体もあるわけであります。そういう団体の声も十分に市政に反映できるようなそういう議員構成であるべきではないのかというふうに私は考えるわけであります。それがやはり地方自治の時代の民主主義ではないのかというふうな考えを持っているわけでありますが、この件につきまして提案者の御所見を賜りたいと思います。

 以上、3点です。



◎8番(及川敦君) 議長。



○議長(藤川智美君) 8番及川敦君。



◎8番(及川敦君) 何点か質問いただきましたので、順次お答えいたしますが、まず、市民の声を十分調査してないんじゃないかと、署名していない議員の声も市民の代表の声であろう、全くそのとおりで、市民の代表というのは、提案に賛成された方のみならずここにいる皆さんなわけでございますが、我々は今回時期的にやはり適当な時期であろうということもありましたし、地方自治法でこれは認められているように、議会内で8分の1以上の提案者並びに賛成者がいれば議案は提出できますので、今回15人でございますが、15人の方々がそれぞれの立場で、それぞれ日々市民の方と意見を聞いている中でやはり定数削減は必要だということで今回議案の提出に至っているというところでございます。その4というものが妥当なものなのかどうなのかということでございますが、これは市政調査会の部会でもいろいろ調査したんですが、いろんな学説がありますけれども、多くの中で結論的に申せるのは、議員定数というものが人口に対して何人が合理的であるか決定する絶対的な基準は見出しがたいということでありまして、そういった点からこの議員定数の問題は、今回の理由としては全国的に44の法定数の自治体では一番多くの自治体が4人削減しているということも目安にして4にしたということであります。

 そして、議案の延期でありますが、私はいろんな議会の声を盛り上げていく手法はあると思うんですが、議案を提出してこういった場で議論する、またはいろんな形で計らいによって、付託をしかるべきところにしてそこで議論することも可能だというふうに思っておりますので、今の段階で9月議会までこの議案で提案を延期するという考えはございません。

 報酬についての対応もということでありますが、私も議会費全体の中からいろんな検討が必要だということで、これも部会でいろいろ議論してきたわけでありますが、報酬は報酬の問題でまたいろんな観点の問題がありますので、ある意味では別個のまた検討も議会内全体で必要なのかなというふうに個人的には思っております。

 合併の問題について、いろいろ弊害があるということを今御指摘がありましたけれども、私もいろんなそういう声を聞きましたので、再度調査をしてみたんですが、今質問者の高橋議員からもありましたけれども、近隣の町村、合併を想定していると思われる近隣の町村、滝沢村、雫石町、玉山村、矢巾町に関してですが、すべての町村議会でこちらはこちらの理由でやはり行財政改革が必要だという観点で既に議員定数を削減しております。よって、周辺町村も議員定数の削減については一定の理解があるものと私は判断しておりますし、合併について弊害があるかどうかという問題につきましては、近年合併したそれぞれの例、すべて調べてみましたが、茨城県ひたちなか市、東京都あきる野市、そして静岡県浜松市、長野県飯田市等すべて合併前に既に法定定数を減らしておる自治体が合併をしてなおかつ議員数を減らしているという状況でありまして、北上については、現在合併後、特別委員会をつくって法定定数について検討中ということでまだ結論は出ておりませんが、おおむね全国的な動向から議員定数の問題がイコール合併に弊害があるということは考えていません。

 そして、民意の反映で問題があるというようなことでございましたが、いろんな自治体で98%以上の自治体で条例を今制定しているわけでありますが、その自治体でやはり民意の反映の問題があるので、議員定数を条例どおり、法定どおり戻そうという動きがあったようには私は伺っておりませんし、首長のワンマン体制云々というお話、またはいろんな各種団体、いろんな弱小地域の民意の反映の面で問題があるという点については、それぞれの議員の質の向上ということで十分対応が可能であるというふうに私は考えておりまして議案を提出しているところであります。



◆40番(高橋金兵衛君) 議長。



○議長(藤川智美君) 40番高橋金兵衛君。



◆40番(高橋金兵衛君) 今の及川議員の御答弁まことにありがとうございました。大変丁重な御答弁いただいたわけであります。

 それで、最後にもう一度確認を含めて質問をして終わりたいと思いますけれども、私は今発議案の提出者であります及川議員、そしてそのほか14人の賛成者の方々も市勢発展のために本当に血と汗を流して努力していると思いますし、また、十分にその労苦を評価するものであります。しかしその反面、署名しなかった議員も小さな声、声なき声を反映する努力をしているところであります。私はそういう意味におきまして、地方自治にかける情熱はまさに同じであろうというふうに考えるわけであります。今、及川議員は、全国の状況等を挙げまして盛岡の場合の話をされたわけでありますけれども、私はあえて今盛岡広域圏の置かれているデリケートな現況を慎重に考えるときに、私はあえてもう一度質問するわけでありますけれども、本発議案を今議会取り下げるお考えがないかどうか、確認を含めて質問をしたいと思います。



◎8番(及川敦君) 議長。



○議長(藤川智美君) 8番及川敦君。



◎8番(及川敦君) お答えをいたします。

 今、高橋議員おっしゃられたように、私どもも地方自治に対しての責任感を十分感じつつ今回の議案を出しておりまして、パフォーマンス等では一切なく、本当に真剣な思いで議案を出しております。そういった意味で9月議会等に議案を延期するという点については、まず今出された議案をそれぞれ皆さんが議論していく過程でいろんな点は出てくるかと思いますが、この時期が最善と考えて今出しておりますので、9月議会まで提案を延期するというようなことは現段階では考えておりませんし、合併の問題に神経をもっと使うべきではないかということでありますが、私は合併した後でも、その合併後に生まれた議会で法定定数にするのか、議員定数を何人にするのかということはまた再度その場で議論は十分可能だというふうに思っておりますので、いろんな意見があろうかと思いますが、この点については合併を理由に盛岡市議会が法定定数を守る必然性はないと判断しておりますので、よろしくお願いをしたいと思っております。



◆4番(浦川陽子君) 議長。



○議長(藤川智美君) 4番浦川陽子さん。



◆4番(浦川陽子君) 先ほど財政危機の中で早く提案すべきだというお話がありました。私は削減された分だけ住民の意見が議会に反映できなくなるし、行政の監視機能も低下するという観点から見れば、財政の面からこの削減をということには非常に疑問を持っているものです。財政的な観点で経費節減というのであれば、市財政の危機を招いた原因を解明することが議員としての役割ではないかというふうに考えます。その観点で財政危機を招いた原因をどう思っていらっしゃるのか。財政危機の責任はどこにあるのか。どうすれば財政を立て直すことができるのか。そうしなければ議員削減だけを先行するというやり方というのは疑問に思いますので、その点第1点です。

 それから、地方行革の問題なんですが、地方行革を論じる中で議員削減を優先して早くやらなければならないということで提案されたということですが、行政改革というものはそもそも執行機関の改革を意味するものであるというふうに私は考えます。議会というのは立法機関ですから、本来の行政改革の対象とは別のもので、行政改革というのは執行機関が肥大化して能率が悪くなり、官僚化するものを民主的、合理的に変えていくという内容を含んでいると思います。こうした意味の行政改革を住民本位の立場で進めていくことは重要なことであります。しかし、この議員定数の削減は、一見そのような行政改革であるかのように印象づけているわけですが、その実、本来の行政改革とはかけ離れたものであるというふうに考えます。議会というのは住民の代表が審議をして最も重要なことを決めていく機関であり、これを考える上で、総合的に議会制民主主義がどう保障されていくかということが基本地点として据えられなければならないというふうに考えるものです。経費の効率化だけを追求することは議会制民主主義の最も重要なものを失ってしまうというふうに考えますが、この意見についてどう思われるのか。



◎8番(及川敦君) 議長。



○議長(藤川智美君) 8番及川敦君。



◎8番(及川敦君) ではお答えいたします。

 まず、民意の反映、そしてチェック機能が低下するという点でございますが、先ほどもお話しさせていただいたとおり民意の反映は問題がない。チェック機能の低下についても議員個々の質の向上で対応できるという点でこの点は認識を一にするものでございます。

 市財政危機の根源的原因についてでございますが、これは私市長じゃありませんので、細かくはお話しする必要はないというふうに思っておりますが、その点については、当然共産党の浦川さんのみならず、全議員が各議会でこの点はむだではないかということで議会で追及しておりますので、そういった内容が積み重なって財政危機も招いているのかなと。そしていろんな大型投資も今ありますので、そういった事情からだろうというふうに概略的には思っております。

 そして、もう一点、行革は執行機関の問題であるという御質問でございますが、浦川議員も研究されているとおり、この一連の流れは、昭和60年1月22日に自治事務次官が地方行革の推進についてということで出した通知の中で述べられているとおりに、地方議会の合理化ということも議論の対象にするべきということで通知が来ております。地方議会の議員定数の減少については既にかなりの自主的な努力が行われているが、地方行革を推進する上での議会の役割の重要性にかんがみ、地方議会においてはその権能に十分留意しつつ、組織運営の合理化等についてさらに自主的に検討を進めるものとするという通達もありますので、地方行革は執行機関の問題だけではなく、議会も含む問題であるというふうに考えております。

 そして、議会制民主主義をないがしろにするということでございますが、この点については私は議員定数を削減することがイコール議会制民主主義云々という議論とは全く違うものだというふうに考えております。



◆4番(浦川陽子君) 議長。



○議長(藤川智美君) 4番浦川陽子さん。



◆4番(浦川陽子君) 類似都市の28市の8年度決算がこの議会時報に載ってます。この議会の決算に占める議会費の構成比を調べてみました。0.5%が1市、0.6%4市、0.7%11市、0.8%7市、0.9%3市、1.0%が1市ということで、盛岡市は0.7%ですから平均的な位置にあります。ですから、法定数を守っているから議会費が多いということではないということは、このことをとってみても明らかではないか。そういう点からいいまして、今、及川議員も認められましたように、財政危機の問題は、いろいろこの問題だけではなくていろんな問題があるんだというお答えありましたから、そういう点を総合的に論じるべきであって、1つだけ、議員定数だけで経費節減だというふうなやり方というのはおかしいんではないかというふうに思います。その点からいえば、これもう一つ、参考にさせていただきたいと思いますけれども、この28市の比較で、特に盛岡が目立っているというのが普通建設事業費なんです。これは28市で最高です。41.6%ですね。ということで、このことをとってみても、今の盛岡の財政危機というのは大変な状況というのはこの問題にあるんではないかと。私たちも前から指摘をしてきているところですけれども、特に全決算の構成比の中で、単独費というのは30%を占めております。ということは起債に頼らざるを得ない状況だ。財政危機がここに原因があるんだということがはっきりしているわけですから、むしろ私はそのことをチェックして、解決の方向を示していくのが議員の役割ではないかというふうに考えるわけです。それをみずから放棄するという形で削減を出してくるというのはおかしいんではないかということを思います。その点お伺いします。



◎8番(及川敦君) 議長。



○議長(藤川智美君) 8番及川敦君。



◎8番(及川敦君) 議会費全体の構成から盛岡市議会はさほど全類似都市に比べても突出していないというお話でありましたが、基本的には全国の自治体は財政的に厳しいと、これは国、県、地方自治体問わずすべて厳しいという状況でありますので、そういった全体的な行政改革の必然性を考えた場合に、議会費の構成が極端に高いとか低いとかではなくて、できるものをその都度、その項目について努力をしていくということが必要であるということで、議員定数の削減案を出しているわけでございまして、議員定数の問題だけを私たちが今回指摘しているのではなくて、今回議案として出しているのが議員定数の削減だということだけでありますので、ほかの問題について一切我々はその財政危機を招いている点について追及を放棄しているものではないという点は、いろんな議会でそれぞれの議員が発言している中からも十分御理解いただけるんではないかというふうに思っております。



○議長(藤川智美君) 浦川さんに申し上げますが、議案の本質的な部分について御質問いただいて、意見を交えての部分は後ほど意見で出していただければありがたいと思います。



◆4番(浦川陽子君) 議長。



○議長(藤川智美君) 4番浦川陽子さん。



◆4番(浦川陽子君) 財政危機の中で、早く提案をすべきだというふうにおっしゃっているんで、今の意見となるようなお話をしたわけですから、その点は御理解いただきたいというふうに思います。

 それで、いろんな点で、行政改革をしなければならない、それから節減しなければならない問題はあるけれども、しかし、今は議員定数だということですけれども、それが私はよく理解できないんです。であればもっと積極的に、全般にわたっての節減方法を示すべきではないかというふうに私は考えているわけですので、その点どうかということと、それからあと、先ほど報酬の問題も出ましたけれども、海外視察についてなんですが、これは(「何だ、定数の問題じゃない」と呼ぶ者あり)定数問題と絡んでお伺いしているわけですからお話ししたいと思います。

 これは議員は4年に1回視察に行けるという仕組みになっていて、特権として位置づけられているというのは問題であると思います。こういう海外視察はむだとしか言いようがないと思います。これは議員の自粛によってすぐできることで、市民が納得できる問題です。(「議長、答弁」と呼ぶ者あり)もし経費の削減を言うんであれば、優先するべきことではないかというふうに思います。



◎8番(及川敦君) 議長。



○議長(藤川智美君) 8番及川敦君。



◎8番(及川敦君) お答えをいたします。

 今浦川議員から、もし行財政改革案を出すんであれば一つのパッケージにしてそれから提案せよということでございますが、我々は認められている権能に基づいて必要なものをその都度提案すればいいものであって、もしパッケージとして改革案をすべて出さなければ一切議員は提案をしてならないというのであれば、議会自体が成立しませんし、それこそ議会制民主主義の根本を覆すものであると私は考えますので、今回の案を提出することは特段問題はないというふうに思っております。

 海外視察の問題については、この議案には直接的に関係ありませんが、市政調査会の部会等ではこれは一致しておりますので、これは私がどうこうと言うよりも全体で議論するまた別個の問題であろうと思っておりますので、特にコメントは差し控えさせていただきます。



◆6番(小杉正夫君) 議長。



○議長(藤川智美君) 6番小杉正夫君。



◆6番(小杉正夫君) 及川議員に御質問を申し上げます。

 一つは先ほど来議論がありましたように、市民の声を反映させると、この市民の声を反映させるためにどういう方法があるかというようなことも、どのようなお考え、あるいはどのような取り組みをされてこられたのか、もしわかっておればお伺いしたい。これは及川議員もわかっているとおり、私、第2部会で、この議員定数が、地方自治法で定数基準が決められたときの国会における論議を私どももやはりきちっと確認する必要がある、勉強する必要があるということで、国会に対して、及川議員を通じてこれは資料を入手したという経緯があるんですが、あの国会で定数問題が非常に地方自治にとって重要な問題だということで、時間をるるかけまして、国会においては地方行政委員会を初めそれらの機関を通じて、公聴会あるいは参考人を招請しましてかなり論議をしておるわけであります。地方議会といえども、地方自治の本旨に基づいてそのようなことが必要なのではないかということをむしろ私は提案したい、そういうふうに思うのですが、そういう問題について省略をして今回提案をされているわけでありますが、そこにやはり非常に私は民主主義にもとるそうした、部分的であっても行為があるのではないかというふうに私は理解をしているわけでありますが、これについてどのようにお考えなのか。

 それから2番目ですけれども、盛岡市議会の44という法定定数に照らした場合に、人口比をどのように見ているのか。40の合併直後の人口が約28万、合併以前の44名になった人口が約23万、そして今4名を減らして40にしようと、こういう提案になっているわけでありますが、これが議員1人当たりの人口にした場合にどのぐらいになるのか。そのような点についてはお調べになっているのか。もしお調べになっているとすればそれをお示しいただきたいし、そのことについての見解を承りたい。

 それから3番目でありますが、国会において議員定数の基準というのが戦後改正をされまして、そして法定定数問題が歴史的な経過を踏んで今日に至っているということは及川議員も承知のことなわけでありますが、地方行政委員会等での参考人の意見、あるいは公聴会でのいろいろな方々の意見、専門家の共通した考え方というのは、定数削減は反民主主義的だということで、これは見解を明確に出している方々もたくさんおありになるわけです。当時この定数削減の動きがあった場合に、当時の自治省の行政課長が個人論文で、定数削減に走っては民主主義が育たないであろう。政治、行政が国民の目の届かない遠いところで執行される方向に制度が改められるというのは黙って見ているわけにはいかないということを当時の自治省行政課長が個人論文で述べるとか、それから、行政委員会での参考人の意見という形で当時の全国県議会議長会の代表、市議会議長会の代表、町村議会議長会の代表、それぞれ地方6団体の代表の方々が定数削減に反対の態度を表明されて国会の行政委員会で述べているわけです。このような経過を踏んでこの例外規定として減数できると、この自治法の定数基準を減らすことができるということで、例外としてこれが措置されてきたという経緯があるわけでありますが、この点について及川議員がどのように考えておられるのか。私は、定数削減は地方分権が今叫ばれている中で多くの方々が逆行するものだというふうに語っておりますし、定数削減は半民主主義的なものなんだということも語っておられる方もおるわけでありまして、この点について及川議員の見解を承りたい。



◎8番(及川敦君) 議長。



○議長(藤川智美君) 8番及川敦君。



◎8番(及川敦君) では、何点か御質問ありましたのでお答えしますが、市民の声の反映の方法ですが、これは当局は当局でそれぞれ努力されているところだと思いますし、議員並びに議会は議会なりにそれぞれの方法で、個々の議員の手法も含めてやられていることだと思いますので、私から特にどうこうと答えることではないかなと思いますので、省略させていただきます。

 公聴会等の問題についてでありますが、私の理解では、もしこの議会の中で今議案が出て、その後にいろんな議案の取り扱いの進め方の中において、議員のある一定数の中でそういった方法が必要だということであればそういう手法もとられることは十分可能だと思っておりますので、議案提出に関して云々ということと、公聴会を先にやるべきであったということは私は問題がないのかなというふうに思っております。市民1人当たりの議員数の問題ですが、これはもう小杉議員も第2部会の部会員でございますので、既にお渡ししている資料、人口の増減と議員数の経緯で既に御理解をされていると思いますので、そちらを御参照を改めてしていただければと思っております。

 参考人、国会のいろんな議事録、部会でこれ小杉議員からお話しありましたとおり、私が取り寄せて事務局さんの努力もいただいて非常に膨大な資料を作成させていただいた経緯がありますが、その中に、今小杉議員は、議員定数を減らすことについて問題があるという意見を列記されておりましたが、ほかにお渡ししている資料の中では、やはり日本の地方議会においては議員は多いのではないかという、一方でそういった有力な意見もありますので、これは私は意見が相違しているということであって、どちらが一方的に有効な議論であるかということについては特段意見は持っておりません。私はあくまでも議員の定数については、一番最初の質問からずっとお答えしているとおり、現状のこの市議会の動向を踏まえると、やはりやるべきだということで議案を提出しておりますので、そのように御理解をいただきたいと思います。



◆6番(小杉正夫君) 議長。



○議長(藤川智美君) 6番小杉正夫君。



◆6番(小杉正夫君) 最後にしたいと思います。

 資料参照ということでお話しいただいたんですが、盛岡市の議員定数の現状は、合併によって事実上の定数削減を行ったということは歴史的に明らかなわけであります。それで、当初44名にした経緯というのは、人口20万人を超えまして40から44にしたという経緯があるわけでありますが、このときの議員1人当たりの人口は5,258人であります。その後、合併をいたしまして、議員の削減が行われましたもとで、人口28万7,000人というもとで44の定数でありますが、これは議員1人当たりの人口がさらにふえまして6,523人というふうになったわけであります。今回、この減少条例の提案の中身でいきますと、4名減らして40にしようということでありますと、これは議員1人当たりの人口は7,175人になるということで、法定定数の基準をはるかにオーバーするということでありますし、民意の反映という点からいけば非常に届きにくくなるということが人口から比例いたしまして言えるわけであります。そういう点で議員定数の削減というのはそういうものになっていくのだということを示しているものだというふうに思うわけであります。ちなみに有権者数で比較しますと、盛岡21万8,180名の有権者数を44で割りますと、4,959人であります。例えば先ほどちょっと北上等出ましたけれども、定数36、人口6万9,362人、割り返しますと1,927人なんです、1人当たりの議員の人口が。花巻32名で1,775人、水沢1,570人、一関30で1,621人ということで、いかに県都の市といえども、盛岡市といえども、この有権者並びに人口に照らしてみた場合に、非常に民意の反映ということが実際に遠のくというそういう状況が示されているというふうに思うんですが、この点については、財源の問題を理由にして定数を削減するということについて、この民意の反映ということについてはどのように考えておられるのか、最後にお伺いしたい。



◎8番(及川敦君) 議長。



○議長(藤川智美君) 8番及川敦君。



◎8番(及川敦君) 一言で申し上げれば、定数を削減しても民意の反映には問題がないという認識で提出したわけでありますが、ただいま小杉議員が比較事例として出された北上、花巻等々の話でありますが、先ほど浦川議員さんが引用されていたように、もしこういったお話をされるのであれば、引用とすれば、類似都市の例でどういった問題があるのかということを出されればわかるんですが、これは自治体の規模の単純な釣り合いでありまして、同列には比較できない問題だろうというふうに思っておりますし、私は他都市の同規模の自治体でも、青森市はやっておりませんが、ほかの自治体では、既に何度も申し上げているとおり法定定数を減らしている。そしてその点について、法定定数を減らした後に、定数減はやはり問題があるということで再び法定数に戻した議会は全国どこを見ても1市もないわけでありまして、(「ある」と呼ぶ者あり)そういった点から私は問題がないというふうに判断して議案を出しておりますので、御理解を賜りたいというふうに思っております。



◆6番(小杉正夫君) 議長。



○議長(藤川智美君) 短くお願いします。6番小杉正夫君。



◆6番(小杉正夫君) 最後と言ったんですが、今の答弁がちょっと気になる答弁なわけで、もしあれであれば訂正をいただきたいと思うんですが……。いわゆる定数削減した後でもとの定数に戻したというところが全国1市もないというのは本当ですか。私が聞いているところによれば、鹿児島などの場合に、当初の48名という議員定数を4名減らして44名にして、その後44名を40名に減らして、その後やはり民意の反映が大事だということで44名にまた戻したと、こういう経緯もあるわけでありまして、それは全国のあれを調べればわかることでありますが、私たちはむしろそういう点では地方自治の精神を踏まえるんであれば、むしろ地方自治法の、国会で決めた定数基準をやはり守って、民意の反映を尊重するならば、減らしたところは戻すべきだと私たちは考えているんですけれども、いかがでしょうか。



◎8番(及川敦君) 議長。



○議長(藤川智美君) 8番及川敦君。



◎8番(及川敦君) 先ほど私がお答えしましたのは、一たん減らした後に、民意の反映で問題があるということで再び法定定数に戻した市はないとお答え申し上げたのであって、減ったものをふやした地方議会がないということではございませんので、その点はもう一度確認をさせていただきたいというふうに思います。



○議長(藤川智美君) これをもって質疑を終結します。

 意見はありませんか。

 この際、会議時間を延長します。



◆13番(刈屋秀俊君) 議長。



○議長(藤川智美君) 13番刈屋秀俊君。



◆13番(刈屋秀俊君) 議員定数減少条例の発議案に対し、意見を述べます。

 冒頭に、我が会派に属する議員の態度としては、市政調査会第2部会の両論併記で取りまとめられた中間報告書に基づき、個々の議員がみずからの判断と責任において態度を示すこととしたものであり、異なる表決となろうことを御理解願い、次の意見を述べるものであります。

 議員定数問題の基本には、日本国憲法に定められた代表民主制度に基づき、民主的な住民自治の観点から、市民の直接選挙に選ばれた議員によって構成する議会が、市民の代表として地方自治体の意思を決定するという議会制民主主義における市民の公民権行使の条件にかかわる重要な問題であることを重く認識する必要があると考えます。したがってこの問題は、市民の選挙権、並びに被選挙権の権利と保障にかかわる問題であり、市民や各界の意向を十分に掘り下げて把握をし、より慎重に論じられ、方向を見出さなければならないものと考えます。

 しかし、今回の議員定数減少条例発議案の提出手続については、議会運営委員会で確認された議員発議案の提出締め切り日当日、本会議開会の直前に発議者から我が会派に賛成を求める要請があり、2時間後の昼休憩時に署名を願いたいとしてきたものであり、物理的にも検討する余地もない極めて唐突で横暴な手続によって発議されたことに、議会人として深い疑義を感じるものであります。本来であればこのような市民の公民権行使にかかわる重要な問題は、地方自治法に基づいて設置された特別委員会などの正式な場において論議する必要があると考えます。これまで論議の経緯として、議員同士の任意の調査研究組織である市政調査会第2部会の11名の構成議員の論議でしかなく、公聴会などによる市民の声を聞くこともなく、各部会の中間報告でさえも意見が分かれ、両論併記で取りまとめられたとおり、議会全体での論議もなされていないという極めて不十分な調査過程と受けとめられます。議会人の常識として考えれば、真意をもって発議案の願いを実現すべくとるべき方法は、議員任期の前半に特別委員会などの公式な機関設置を図り、任期の半ばごろをめどに結論を出して改正し、改選期間近の定数改正は、過熱するマスコミ報道などにより議員選挙の公正な執行にも多大な影響が見込まれることから避けるべきとすることが定説であり、なおかつ、限りなく議会全体の総意で具現化を図ることに努力することが議会人として良識ある行動であると思われてなりません。しかもこれまでの議員発議の提出方法は、議員各位も御承知のとおり、会派制で議会運営をとっている当市議会として、会派内の意思統一を踏まえ、幹事長が取りまとめてサインの署名を行うという慣例を長年積み重ねてまいりました。今回の発議は、議会の円滑な運営に必要とされてきた慣例も一方的に無視をされ、署名により賛同有志を募るという行動の真意が何なのか、不自然に思われると同時に、本当に理解を広げ、具現化させようと誠心誠意の行動を展開してきたのか、その目的と手段が極めて不可解であり、一部による綿密な画策と個々の思惑により、単に政治的な既成事実を示すための行動とアピールであるとするならば、市民に対しても何らの説得力を持たない行為であることを指摘しておきたいと思うものであります。同時に、この議員定数削減問題が議会の重大な争点にすりかえられようとすれば、極めて異様で政治的な抗争や駆け引きとして利用されるこの状況をまことに残念な事態と感じられるものであります。

 議員定数削減への懸念として思うのは、前述しているとおり、市民はその状況を満たしているだれしもが議員として立候補し、議会に参画する権利が保障されています。しかし、議員定数削減の場合は、当然のこととして参加する定数の幅が狭められ、さらに市民の投票行為においても、当選されなかった候補者のいわゆる死に票を多く生むものであり、市民有権者の負託の権利も狭められることも明らかであります。つまりは、市民の民意反映という観点において、行政機構のすべての分野にわたって大きな権限と力を有している市執行機関に対して、市民が求める民主的かつ公正な市政運営を求めた議会の監視、監督機能の活用を主権者である市民みずからが縮小し、削減するものであり、地方自治は民主主義の最良の学校であるとの理念に基づき、民主政治の発展、地方自治の高揚に強い懸念を覚えるもので、現在の盛岡市議会を取り巻く環境としては妥当な結論に至っていないと受けとめております。

 以上の基本認識に立ち、盛岡市議会の定数問題は、市民の市政参画の条件をどのように保障するかが重要なポイントであり、単に議員経費削減の観点のみでなく、行政の民意の反映、行政のチェック機能として、議会の経費以上の市民メリットの追求が可能な機能であり、その現象と本質の両面から勘案するものと思料され、慎重を期していかねばならないと考えます。

 さらに、現状で懸念されるのは、市政の課題は、21世紀を目前にして、地方分権の受け皿づくり、介護保険などの福祉行政の整備、近隣町村との合併等々地方自治体の力量と判断も問われていく中で、議員として、また議会全体として挑む課題は山積をいたしております。最近でも矢巾町議会に、盛岡流通センターの2つの協同組合から盛岡広域合併促進の陳情書が提出され、現在継続審査中となっております。滝沢村での11月予定の村長選挙に、合併促進を掲げた候補者が立候補表明するなど、民間サイドからの機運の盛り上げは、今後も広域合併を目指す当市の励みとなるものでありますが、今回の議員定数削減は少なからずの影響が危惧されるものであり、盛岡市議会の市政に大きな矛盾を示すことにほかなりません。

 一方、鹿児島市議会では、地方分権の到来を受けて、議会機能のさらなる向上と活性化による都市づくりを目指し、平成8年議員定数を48名から50名の増加に踏み切った実例もあり、他都市でも発想の転換に基づく議会の活性化をもっと多角的にわたって調査研究することが強く求められていると考えます。

 今後、納税者である市民の負託にこたえる盛岡市議会として、議会運営にかかわる公費がどの程度であれば妥当なのか、見直すべき点はただしながら検証し、市民とともに模索していくことは当然のことと受けとめますが、横暴な手続によって提出されたその真意に疑問を抱き、今議員定数減少条例の発議案は、市民の論議の深まりや意向把握がいまだ不十分であり、市民の合意形成の域に達していないと判断し、反対を表するものであります。



○議長(藤川智美君) ほかにありませんか。



◆40番(高橋金兵衛君) 議長。



○議長(藤川智美君) 40番高橋金兵衛君。



◆40番(高橋金兵衛君) 私はたった今、この議場にいらしている42名の議員の市勢発展にかける情熱はだれひとりとして他に負けない自負とプライドを持っているものと確信をしております。

 そういう意味で、今定数改正に関し、提出者と賛同者に、その情熱に高く評価するものでありますが、議論が十分尽くされていないものであり、特別委員会を設置し、広域合併問題や定数、議員報酬などの諸問題を含め総合的に調査研究するべきものと判断し、本発議案は時期尚早と考えて取り下げを求めたものでありますが、提出者におかれましては賛同を得られなかったものであり、したがって本発議案に反対するものであります。



○議長(藤川智美君) ほかにありませんか。



◆35番(阿部和平君) 議長。



○議長(藤川智美君) 35番阿部和平君。



◆35番(阿部和平君) 大変準備をして立派な演説をされた方々ありますけれども、どうも私、特にこういう論議にはなると思いませんでした。余り準備もしてこないままに賛成意見を申し上げたいと、こう思います。

 提出者及川議員には大変御苦労をいただきました。そしてまた、きょうの質問なり答弁の中でも大変すばらしい答弁をされて、それぞれ議員の思いは違うと思います。立場も違うと思います。環境も違うと思う。そういう中でそれなりに答弁をされ、大変一年生議員として本当にすばらしいなと、私は感服をしている一人であります。

 私が賛成をした理由について申し上げますと、それと同時に提出のこの時間的な問題、それからいろいろな経過で出されたという問題、そのことについては若干急ぎ過ぎたのかなと、もうちょっと本来議長の指導性を発揮していただいて、それをきちっとやっていただければこんな論議にならなかったのではないか。少なくとも議員間の−−この議場を出れば議員は個人でおつき合いするわけですから、反目し合うとか、そういうことは全くありませんけれども、もう少し提出したときに議長がきちっと指導してくれればこういうことにならなかったと思います。

 それから、民意が反映されないということはその立場立場で違うと思います。しかし今、全国的にそういう670市がある中で98%以上の市が削減をしているという現実、じゃそういうところはいわゆる自治法に反しているのか、こう言ったらそうではない。それから20万から30万の市の中で−−それは38市あります。その中で議員削減しているのが35市あります。そして議員の定数からいえば1,672人、その中で削減している議員数というのが250人ですよ。平均すると15%削減していると、こういう現実。それから今の経済状況、それから民意が反映されない、民主主義に反する、こういう意見もありましたけれども、この自治法が制定されたのが22年ですよ。戦後間もない時期です。あの混乱の中でどれほど市民が、住民が物を食えない時代にもいろんな課題があったと思います。そういう課題の中で決めた定数です。それが50数年たって今日どのように環境が変わってきたんですか。生活環境が全く変わってまいりました。そしてまた、市もいろんな努力をされております。確かに市民がいろいろ意見を持ってきたときになかなか聞き入れられなかった。各課をたらい回しされたということも聞きます。それは個々の事情によってそうなるでしょうけれども、私どもはそういうものを含めて代表者として意見を言い、そしていろんな住民にこたえていかなければならない、こういう任務を持っております。ですから十分だとは申しません、これからはそういう点では努力をしていかなければなりませんけれども、市もいろんな制度を設けて努力をされております。それから、かつて自治会なり町内会、部落会とかそういういろんな制度を各地域でつくって、それも今まで充実しておらなかったわけです。それが盛岡市町内連合会という会ができて、自治会も部落会も町内会もいろいろ加盟して、大体九十五、六%以上じゃないでしょうか、ほとんどの市民がそこに参加をしている。そこを通してまたいろんな行政相談なり市政要求も行っているわけであります。そしてまた盛岡市も市政懇談会を、かつてなかったけれども開いていろんな意見を聞いている。そういう中で、我々町内会自身も個々にもいろいろな意見を出しているし、それから我が会派もそれなりに市政要求をして、みんな答弁をもらってそれを市民に返す、そういう形に発展をしてきているわけです。当時から見たら全くその辺の舗装もない側溝もないような状況から今日のまちづくりができてきているわけですから、やっぱりそういう中で、十分だとは申しませんけれども、やはりここは議員削減をしながら、そして民間の厳しい状況にもこたえ、そしてまた、それ以上に議員も一生懸命市民と協力をしながら、盛岡市と協力をしながら、あすの盛岡をつくっていこうと、こういうことなんですから、私はそういう意味で44名から40名の議員削減ということは、しかも次のですよ、今の現状の人を削減するというのではないんですから、次の選挙から削減するわけですから、そういうことで賛成であり、御理解を賜りたいと思います。



◆6番(小杉正夫君) 議長。



○議長(藤川智美君) 6番小杉正夫君。



◆6番(小杉正夫君) 発議案第2号盛岡市議会議員定数減少条例について、日本共産党を代表して大きく3つの論点から反対討論を行います。

 第1に、市政調査会とのかかわりで、この発議案の提出そのものが、議会のルール、とりわけ市政調査会の役割をないがしろにする調査会そのものの否定につながるという重大な問題をはらんでいることであります。このことは、この本会議場の質疑などで明らかになりましたので詳しくは述べませんが、市政調査会にゆだねたテーマの結論が出ないまま、意見が分かれている一方の意見を議員発議として提出したことは、市政調査会の役割を否定するものであります。しかもこれまでこの問題の協議に参加してきたのは第2部会のメンバーだけであり、発議案提出によって第2部会に参加していない議員の協議する場を取り上げるというやり方は、調査会の機能を破壊するものではないでしょうか。

 さらに重大なことは、両論併記の中間報告に責任を持つ第2部会副部会長が一方の意見の発議の提出者となっていることであります。副部会長として部会や調査会で意見を言うのは自由であります。しかし部会の責任を負う立場にありながら、中間報告の一方の意見を発議案として提出できるのでしょうか。副部会長として議員定数を現状のままとしたもう一方の意見をどう取り扱うのでしょうか。部会として、また調査会として協議を重ねるべき課題を、副部会長として一方的に打ち切っていいのでしょうか。副部会長としての責任が問われているのであります。議会のルール、民主主義の原則を破る発議案に反対するものであります。

 第2は、定数の削減理由に、市財政が大変だから議会も経費節減しなければとしている問題であります。確かに市財政は借金を重ね、大変な状況にあります。経費節減という言葉だけは聞こえのいいものではありますが、その言葉をかざして議員定数を削減するということには重大な落とし穴があるのであります。市の借金財政を憂慮して財政的観点から経費節減を言うのであれば、盛岡市政の財政危機を招いた原因は何かをきちんと解明することが今何よりも重要ではないでしょうか。原因を明らかにしないと処方せんは立ちません。行財政の改革もその視点を抜きには成り立たないのであります。

 我が党はこれまで真の行革とは何か、開発優先の市政の問題点を指摘しながら、不要不急の事業の見直し、開発型公共事業のむだを省いて、財政を立て直し、福祉、暮らし優先の市民本位の市政をと主張してきました。こうした論点を抜きに、補助金までカットしたから議員も痛みを感じないとだめだという論法では、借金財政に陥ったその責任をも免罪するもので、真の財政対策とは言えないのであります。ましてやその論法で議員定数を削減するというのは、全く筋違いであり、次に述べるように、議員みずから地方自治法の精神から大きく逸脱するものであります。

 この際一言つけ加えておきますが、議会の改革もそうした中で論じる必要があり、例えば我が党は議員の海外視察はよほどの理由がない限り必要なしと主張してまいりましたけれども、ましてや4年の任期中に1回海外視察に行けるとしたやり方は、まさに先に海外視察ありきで、思い切った改革をする必要があると考えております。

 第3に、定数削減は全国的傾向ということが述べられていますが、定数削減は地方自治法、民主主義の根幹にかかわる重大な問題、定数を削減することがどういうことか、深く論じることが大事であります。全国的傾向ということで済ませることはできません。御承知のように地方議会の議員定数は地方自治法において、都道府県は第90条、市町村は第91条のそれぞれ第1項において、人口段階別に定められています。これは地方自治法が成立する前の1946年の県制、市制、町村制の一部改正によって定められた基準が地方自治法に引き継がれて今日に至っているものであります。

 市政調査会第2部会で資料として配付された当時の国会議事録、つまり1952年の地方自治法改正の論議を見れば定数基準を定めた意義がわかります。当時の政府は、さきの土光臨調のモデルともいうべき政令諮問委員会が出した議員の定数は都道府県市町村を通じておおむね半減という行政制度の改革に関する方針を背景に、地方自治法第90条と91条の第1項の議員定数の基準を引き下げる政府原案を国会に提出しました。詳しいことは省きますけれども、政府原案は衆議院で修正され、結果的には定数基準の引き下げは行わず、都道府県の議員の定数は条例で減少することができるという現在の第90条第2項が追加されるにとどまったのであります。この改定に際して地方自治法の議員定数の基準について論議が行われたのであります。それによると、議員定数を条例で増減することのできる範囲について次のような見解が述べられています。第90条、第91条第1項の人口段階別の議員定数はあくまで基準であって、それぞれの地方公共団体の議会の自主的な判断及び良識に基づいて定数を決定することができるとしながらも、条例で議員定数を増減する場合にも当該地方公共団体の人口に応じておおむねこの数を基準とすべき旨の規定であること、また、この基準には法的な拘束力はないけれども、立法の趣旨とするところはもとより、定数の決定の際にはこの基準が尊重されることを期待すると議員定数の基準の持つ意義を明らかにしているのであります。さらに、当初の政府原案では、自治体が条例で議員定数を決める場合にはあらかじめ公聴会を開き、学識経験を有する者のほか、市町村住民に広く意見を聞くことを義務づけるなど、議員定数を変えることの重大さ、軽々に扱うことができない問題であるということがわかるのであります。

 こうしたことから地方自治法で制定された議員定数は人口に応じた基準とすべき規定であり、尊重されなければならないのであるということがわかるのであります。

 1982年、当時の土光臨調の基本答申が、産経新聞やJC日本青年会議所などの宣伝する定数削減の動きを称賛した上に、法定定数の見直しまで提起したときに、当時の自治省行政課長はその個人論文で、「定数削減に走っていては民主主義は育たないであろう。政治、行政が国民の目の届かない遠いところで執行される方向に制度が改められることを黙って見ているわけにはいかない」と臨調路線の危険な方向を強く批判するとともに、地方議員には「地域住民の行政需要を的確に把握し、それを地方行政の制度、運営面に反映させること」、「行政権を一手に握っているため、専横に陥りやすい首長を監視させ、その行き過ぎをチェックさせる」という2つの責務があると指摘いたしました。

 また、1995年5月10日の参議院地方分権特別委員会で、3人の参考人全員が、定数削減が地方分権に逆行するものとして反対の意見を述べ、注目されました。定数削減は反民主主義的なものという考え方は、専門家初め広く関係者に共通した考え方となっているのであります。

 地方自治法で定める法定定数基準と盛岡市議会の議員定数とのかかわりが質疑の中でも解明されました。定数基準と議員1人当たりの人口を見ると、20万人以上30万人未満は定数44人というのは、議員1人当たりの人口が4,545人以上6,818人未満ということになります。人口30万人以上は定数48人というのは、議員1人当たりの人口が6,250人であります。試算をすると、この人口段階別による定数では、定数が44で、人口が30万人に近いほど議員1人当たりの人口が最も多くなるというものであります。盛岡市は合併前は人口23万人で、議員1人当たりの人口が5,258人、合併後人口はふえても定数は44で、議員1人当たりの人口が6,523人に大きくふえました。つまり定数44で、人口が30万人に近いほど議員1人当たりの人口が最も多くなるという典型であります。現状でも議員1人当たりの人口が多いのに、定数を40に減らせばどうなるか。定数40では、議員1人当たりの人口が7,175人と膨れ上がり、法定定数の基準をはるかにオーバーするのであります。仮に人口が30万になり、そのときの定数が現行の44人であっても議員1人当たりの人口は6,818人、定数が44で人口が30万人に近いほど議員の1人当たりの人口が最も多くなるのに、さらに定数を減らすというのは議員1人当たりの人口から見ても極めて異常な状態になると思うのであります。地方自治法が定数基準を定めているのは、こういう異常な事態にならないようにするためであり、まさに盛岡市がそういう異常な状態にならないために法定基準があるわけであります。そういう意味でも定数削減は地方自治法の精神から大きく逸脱するものであり、法定定数を確保することは市民にとっても議員にとっても地方自治法の精神、民主主義を貫くために極めて重要であります。議員は住民の代表であり、かような市民の意見や要求を反映するための保障として、また、予算、人事、条例など強大な権限を持っている市長を、議会が住民の立場に立ってこれをチェックする保障として、地方自治法が法定定数を定めているのであります。

 定数削減問題の本質は、あれこれの理由をつけようとも、地方自治法で定められた議員定数の基準に反してまで削減することにあります。地方自治法の精神、民主主義の原則から見ても法定定数を尊重することこそ大事な流れであることを述べて、発議案第2号盛岡市議会議員定数減少条例に対する反対討論とします。



○議長(藤川智美君) ほか、ございますか。



◆12番(下川原弘志君) 議長。



○議長(藤川智美君) 12番下川原弘志君。



◆12番(下川原弘志君) 本議案に賛成する立場から意見を述べたいと思います。

 今日、民間会社のみならずいろんな団体がリストラを行っております。私は先日ある方から、財政危機の中で、老人と障害者を抱える人から、御婦人でしたけれども、「私たちの予算は削減されたのに議会はどうして積極的に自分たちのことについて、定数の問題について考えていかないのか」という話が出されました。「自己保身ですか」痛烈に批判していた人がいたわけです。これは議会不信あるいは政治不信の最大級の言葉だというふうに思っております。私たちはそれを真剣に受けとめて、重く受けとめて、それを払拭するために全力を注ぐ必要がまずあると思います。しかもこの発議案は、これから盛岡市財政、厳しい財政の中で、本当に市民の協力も仰がなければならないという中で、議員としての姿勢を示していくことも大事だということで及川君におかれては6月議会で決着をしたいということで提案をしているわけでありますから、ぜひこの観点からもとても大切なことだというふうに考えております。

 市民の協力のもとに財政を立て直し、地方分権−−今非常に大事な地方分権、近隣町村の合併という本当に大事な問題があるわけでありますけれども、これらの近隣町村との協調体制を確立するためにも必要だというふうに考えております。特に近隣町村の人々の中には、私も第2調査会の審議の過程の中でいろんな人の話を聞きました。そこの中には、「盛岡の議員の定数問題が問題ではない。むしろ盛岡市がどれだけ議会改革が進んでいるのか、あるいはどれだけ盛岡市が財政改革を成し遂げているのか、こういうところに私たちは注目しているんです」ということをおっしゃった方々が多かったわけでありますが、我々はそれを留意しなければならないというふうに思います。

 民意の反映とかチェックの問題ということが今まで多くの議員から出されました。全くそのとおりだと思います。だとするならば、これは参考までなんですけれども、盛岡市議会の総括質問なんかの時間制限等はやはりするべきではない。もっと自由にオープンにさせるべきだということも参考までに述べたいというふうに思っております。

 一年生議員の及川君が提案をしているこの議案に対して、ベテランの各議員の皆さんの御賛同をぜひお願いしたいということを申し上げて私の意見にします。



○議長(藤川智美君) ほかにありますか。



◆33番(西郷賢治君) 議長。



○議長(藤川智美君) 33番西郷賢治君。



◆33番(西郷賢治君) 発議案第2号に賛成の立場で意見を申し上げます。

 戦後50年の反省の上に立って、戦後システム全体の見直しが叫ばれ、国、地方を問わず行政改革はまさに天の声であります。盛岡市におきましても、市政の健全な発展を願う立場から行政改革大綱の趣旨を踏まえまして、行政改革大綱実施計画を作成し、推し進めているところであり、これに対しては議会も賛意を表し、一層の促進を望んでいるところであります。いろいろ議論もありましたとおり、全国には670市の98%を超える657市が議員定数削減を行っており、盛岡市を含む13市のみが現行法定数を堅持しているにすぎません。この13市の中にも、先ほどの質疑の中にもありましたけれども、特別委員会や議会改革検討委員会を設置して定数問題について削減の方法で協議していると伺っております。生活圏をともにし、日常生活が一体化している周辺町村の動向をお聞きしますと、滝沢村は法定数26人に対して条例数22、現員は21ですからマイナス5人、矢巾町は法定数30名に対して条例数26人ですが現員は22名、マイナス8名、雫石町は法定数26人に対して20名、マイナス6人、玉山村は30名の法定数に対して22名、マイナス8人の削減数であります。前段申し上げましたように、全国的な動向、近隣町村のこのような状況は、法定数を削減したからといって、議会としての機能を低下をさせるものではないと私は思いますし、ましてや民意が反映しにくくなるというようなものでもなく、盛岡市議会が法定数を守り続けることに妥当性が見当たらないのであります。県都としての役割と使命を担う盛岡市議会はむしろ率先してこの流れを推し進め、チェック機能の向上を目指し、現実的性格はもとより、中長期的展望も含めて、積極的に調査研究に取り組むことこそ肝要であり、行政が推し進めているこの改革とあわせて、議員みずからがその痛みを分かち合う姿勢を示すことこそ市民に対する責務であるとの考え方からこの発議案に賛成するものであります。



○議長(藤川智美君) ほかにございますか。



◆34番(青木道雄君) 議長。



○議長(藤川智美君) 34番青木道雄君。



◆34番(青木道雄君) 発議案第2号について賛成者の立場として申し上げます。

 阿部議員さんまた下川原議員さん、西郷議員さんが賛成の立場で意見を申し上げたわけでございますけれども、今全国的にも行財政改革を待ち焦がれている今日はない。今まで私も議員になりまして11年になりますけれども本当に初めて体験することしでございます。そして、今から7年ぐらい前ですけれども、この議場において一般質問で、議員の削減の質問をされた方もおりました。当時は都南村との合併が協議が進んでいる時代でありましたし、それはもちろん全然議論になりませんでしたけれども、実際今回の第2部会において調査いろいろされて、11人の部会員の方々が協議された中で、先ほど及川提案者から、全国の670市の中においては10市だけがまだ定数そのままだという話がありました。本当に恥ずかしい思いで今いるわけでございますけれども、やはり的を得た時期じゃないかと思いまして、賛成の立場に立ったわけでございます。どうか皆様、御賛同をよろしくお願いしたいと思います。



◆26番(鈴木俊祐君) 議長。



○議長(藤川智美君) 26番鈴木俊祐君。



◆26番(鈴木俊祐君) 私は、何で本会議の時間延長までしてこの論議をしているかということが最も大事なところだろうというように思います。それは議会がまだ定数に関する諸問題について調査研究を徹底的にやっておらないと。だからこういう22日に出したものが今ここで、本会議の時間延長までしてやっていると。これが原因。要するにまだ議会は本来の議会としての定数はいかにあるべきかについて議論をしてない。このことが基本になってくるというように私は思うものであります。そして議会とは一体何なのかということを考えれば、議会は議論をし、そしてそのことについてきっちりと責任を持って市民の負託にこたえるという使命が基本であるということはこれは変わりない事実であります。少なくとも私はそういう意味で今回の定数減少案は、時間をかけずに数で押し切ろうとするか、そういうように私には思えて、これはまさに議会制民主主義への挑戦だというように私は思います。

 盛岡市議会はこれまでも公平に、公正に運営されてきていると私は4期目の現在思っております。それは他の議会等におきましては、3期目以上の議員優先とかさまざまなことがございますけれども、盛岡市議会は、1期目であっても、例えば提案者におきましても、韓国へのスポーツイベントの議会代表としての派遣等に見られるように、まさに公平中立をもとにしてやってきたというのが現実なわけでありまして、そのことを忘れることはできない。それが本当の盛岡市議会の公平な部分だと私は思っております。

 今、地方分権では、地方議会の活性化、活発化というものがあります。そういう意味では、市民生活を保つために市民サービスの低下がないようにすることが最も大事であることは申し上げるまでもありません。当然議会の改革も私は非常に大切だというように思っております。改革の内容というのは、議会費の問題や議会の議員の身分、例えば兼職、あるいは報酬、さまざま先ほどから出ている問題も含めて多岐多彩にわたると私は思っております。そういう中での定数の削減も当然であります。私は広域圏の合併論が高まりつつある今、そのことを議論を尽くすべきであろうと思うわけであります。矢巾あるいは滝沢村の合併論の当然ながらそういう整合性は一体どうなのかということも議論はたくさんあるものだろうと思っております。私案としては私は、盛岡広域圏が合併をなされた場合に、最終結果として広域10市町村の議員が現在240名ほどおりますけれども、その定数を50名内外とすべきであろうと私は思っております。その広域10市町村が合併しまして、そのことにおける経費削減は年間20億を削減できるということが私の計算では成り立っております。それが本当の議会のこれからの新世紀21世紀に対する議会対策としての重要な使命だろうと私は思っております。

 さて、そうした意味で、先ほどから申し上げておりますとおり、市民参加の各界各層からの意見を聞く機会を設けるなど、広く市民の声を聞きながらの改革こそが大事であると私は思うものであります。市議会は市民のためのものであり、論なく数で押し通そうとすることこそ、議論なくしてそういうことをやることこそ私はマスコミに取り上げられるだろうというように思いますので、議論は徹底的にやって、その上での正しい議員定数というものを諮るべきだと思っております。鹿児島市議会の件については私も調査をしたとおり先ほど刈屋議員からお話あったとおりでございますので、そのことは再び申し上げません。

 したがって、当盛岡市議会としてこの発議案について議論を尽くした結果が仮に36名あるいは38名、40名、42名でも、それならば私は賛成をいたしますが、今回の議論なき定数削減の発議案には反対をいたすものであります。



○議長(藤川智美君) ほかにありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(藤川智美君) なければ意見を終わります。

 これより採決に入ります。

 発議案第2号盛岡市議会議員定数減少条例についてを採決します。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 〔賛成者起立〕



○議長(藤川智美君) 数を確認しますので、しばらくお待ちください。

 起立少数であります。よって、発議案第2号は否決されました。

 発議案第3号10兆円の大型減税の早期実施を求める意見書についてを採決します。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。(「意見は」と呼ぶ者あり)意見は先ほど全体で一括してやっておりますので、意見は終わりました。よろしくお願いします。

 もう一度お諮りします。発議案第3号10兆円の大型減税の早期実施を求める意見書についてを採決します。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 〔賛成者起立〕



○議長(藤川智美君) 起立少数であります。よって、発議案第3号は否決されました。

 発議案第4号義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書についてを採決します。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 〔賛成者起立〕



○議長(藤川智美君) 起立全員であります。よって、発議案第4号は原案のとおり可決されました。

 発議案第5号 核兵器全面禁止・廃絶国際条約の締結を求める意見書についてを採決します。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 〔賛成者起立〕



○議長(藤川智美君) 起立多数であります。よって、発議案第5号は原案のとおり可決されました。

 〔発議案は本号末尾に掲載〕

        −−−−−−〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜−−−−−−



○議長(藤川智美君) 以上をもって日程は全部終了しました。

 これをもって、今期定例会を閉会します。

   午後5時35分閉会

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〔配付した閉会中継続審査申出書〕

                               平成10年6月26日

  盛岡市議会議長 藤川智美殿

                      教育福祉常任委員長 刈屋秀俊

              閉会中継続審査申出書

 本委員会において調査中の下記事件は、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第68条の規定により申し出ます。

                  記



請願番号
事件
理由


  4
介護保険実施にむけての請願
調査検討を要する



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〔配付した閉会中継続審査申出書〕

                               平成10年6月26日

盛岡市議会議長 藤川智美殿

                      産業環境常任委員長 西郷賢治

              閉会中継続審査申出書

 本委員会において調査中の下記事件は、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第68条の規定により申し出ます。

                  記



請願番号
事件
理由


  3
大規模流通施設の誘致に関する請願
調査検討を要する



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〔発議案〕

発議案第2号

   盛岡市議会議員定数減少条例について

 標記について、会議規則第13条の規定により別紙のとおり提出いたします。

  平成10年6月26日

    提出者 盛岡市議会議員 及川 敦

    賛成者 盛岡市議会議員 高橋比奈子

     〃     〃    堀合正民

     〃     〃    大志田 正

     〃     〃    熊谷喜美男

     〃     〃    吉田久孝

     〃     〃    谷藤正男

     〃     〃    西郷賢治

     〃     〃    佐々木弥一

     〃     〃    天沼 久

     〃     〃    岸本敬一

     〃     〃    阿部和平

     〃     〃    青木道雄

     〃     〃    嶋貫 尚

     〃     〃    下川原弘志

 盛岡市議会議長  藤川智美殿

          盛岡市議会議員定数減少条例

 地方自治法(昭和22年法律第67号)第91条第2項の規定に基づき,市議会議員の定数を40人とする。

   附則

 この条例は,次の一般選挙から施行する。

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発議案第3号

  10兆円の大型減税の早期実施を求める意見書について

 標記について、会議規則第13条の規定により別紙のとおり提出いたします。

  平成10年6月26日

    提出者 盛岡市議会議員 青木道雄

    賛成者 盛岡市議会議員 及川 敦

     〃     〃    菅野 正

     〃     〃    嶋貫 尚

     〃     〃    下川原弘志

 盛岡市議会議長  藤川智美殿

         10兆円の大型減税の早期実施を求める意見書

 現在、我が国は、戦後最悪の経済不況に陥っており、その危機打開策が内外から切実に求められています。政府も、数次に及ぶ対策を講じているものの、いずれも小出しでかつ新鮮味を欠き、さらにタイミングのおくれなどから一向に回復の兆しが見られず、不況は深刻化するばかりであります。

 今回の不況を招いた根本的要因は、長い不況からの国民の実質所得の減少に加え、昨年4月から実施された消費税引き上げや特別減税の打ち切りあるいは医療費負担の引き上げなどが、回復軌道にあった景気に冷水を浴びせ、個人消費を大きく減退させたことによるものであります。

 その意味からも、まさに危機的状況にある我が国経済を立て直すためには、個人消費を確実に喚起させる思い切った施策の実施が不可欠であります。

 よって、本市議会は、政府に対し、危機的状況にある日本経済を立て直すための6兆円恒久減税とあわせ、消費税引き上げ分に見合う4兆円規模を国民に還元する措置としての特別戻し金等の大型減税の早期実施を強く求めるものであります。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。

  平成10年6月26日

                               盛岡市議会

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発議案第4号

  義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書について

 標記について、会議規則第13条の規定により別紙のとおり提出いたします。

  平成10年6月26日

    提出者 盛岡市議会議員 本宮秀孝

    賛成者 盛岡市議会議員 山本武司

     〃     〃    高橋金兵衛

     〃     〃    鈴木俊祐

     〃     〃    小杉正夫

     〃     〃    青木道雄

     〃     〃    下川原弘志

 盛岡市議会議長  藤川智美殿

         義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書

 義務教育は、国民の教育を受ける権利を保障するためのものであると同時に、次代の主権者たる子供たちを育成する営みとして、国の将来をも決定する重要な意義を持っています。

 義務教育費国庫負担制度は、義務教育無償の原則にのっとり、国が必要な経費を負担することにより、教育の機会均等とその水準の向上を図ることを目的として制定され、我が国の教育水準向上のために今日まで大きな役割を果たしてきました。

 しかしながら大蔵省は、国の財政事情と財政改革を理由に、義務教育費国庫負担制度の見直しを行い、昭和60年度から教材費、旅費を国庫負担対象から除外するとともに、平成元年度以降も恩給費、共済追加費用の一般財源化をなし、地方への負担転嫁を実施してきました。

 また、学校事務職員、学校栄養職員の給与費を国庫負担対象から削減する意向も検討されてきましたが、各地方自治体の圧倒的多数の声に示される国民世論の盛り上がりの前に、過去14年にわたり制度維持されてきました。

 この国庫負担制度の改変は、義務教育費の地方財政への転嫁となり、教育の機会均等、教育水準の維持向上を阻むことになります。

 技術革新、社会変化の著しい今日、学校週5日制をひかえ国民の教育に対する期待や関心は大きく、国の政策はこれに十分こたえる責任があります。

 このことから、国においては、現行の義務教育費国庫負担制度を引き続き堅持していくことと、学級規模の縮小や教職員定数の改善を実施するよう強く要望いたします。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。

  平成10年6月26日

                               盛岡市議会

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発議案第5号

  核兵器全面禁止・廃絶国際条約の締結を求める意見書について

 標記について、会議規則第13条の規定により別紙のとおり提出いたします。

  平成10年6月26日

    提出者 盛岡市議会議員 小杉正夫

    賛成者 盛岡市議会議員 山本武司

     〃     〃    鈴木俊祐

     〃     〃    下川原弘志

盛岡市議会議長  藤川智美殿

       核兵器全面禁止・廃絶国際条約の締結を求める意見書

 一瞬にして多くの命を奪い、広島、長崎の2つの都市を壊滅させた核戦争の惨禍と、その後の世界各地での核実験の被害は、人類が核兵器と共存できないことを明白に示しています。そして、人類を核破局から救い非核・平和の世界を実現する上で、核兵器の全面禁止・廃絶にかわる代案はありません。

 しかし、核兵器のない平和な世界を求める諸国民の願いに反して、アメリカ、ロシアなどの核保有国には、今なお3万発余の核兵器が保有され、21世紀に入っても、膨大な核戦力が維持される計画となっています。

 よって政府は、唯一の被爆国として核兵器の使用、実験、研究、開発、生産、配備、貯蔵などの一切を禁止する核兵器全面禁止・廃絶国際条約を一日も早く締結するよう、関係外国に対し、格段の努力を尽くされることを強く要望します。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。

  平成10年6月26日

                               盛岡市議会