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岩手県 盛岡市

平成10年  6月 定例会 06月22日−05号




平成10年  6月 定例会 − 06月22日−05号







平成10年  6月 定例会



        平成10年6月盛岡市議会定例会会議録(第5号)

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平成10年6月22日(月曜日)

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   議事日程第5号

 平成10年6月22日(月)午前10時開議

第1 議案第54号  盛岡市市税条例の一部を改正する条例について

第2 議案第55号  盛岡市市営住宅条例の一部を改正する条例について

第3 議案第56号  財産の取得について

第4 議案第57号  財産の取得について

第5 議案第58号  財産の処分について

第6 議案第59号  市道の路線の認定及び変更について

第7 議案第61号  専決処分につき承認を求めることについて

第8 議案第62号  専決処分につき承認を求めることについて

第9 議案第63号  平成10年度盛岡市一般会計補正予算(第1号)

第10 議案第64号  平成10年度盛岡市土地取得事業費特別会計補正予算(第1号)

第11 請願について

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   本日の会議に付した事件

1 日程第1 議案第54号から日程第10議案第64号まで(議案第63号及び議案第64号の提案理由の説明、全議案の総括質疑、常任委員会付託)

2 日程第11 請願について(常任委員会付託)

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出席議員(42名)

 1番  藤川智美君

 2番  細川光正君

 3番  佐藤妙子君

 4番  浦川陽子君

 5番  鈴木礼子君

 6番  小杉正夫君

 7番  村田芳三君

 8番  及川 敦君

 9番  高橋比奈子君

 10番  菅野 正君

 11番  堀合正民君

 12番  下川原弘志君

 13番  刈屋秀俊君

 14番  本宮秀孝君

 15番  細越太一君

 16番  佐々木吉兵衛君

 17番  小平芳孝君

 18番  工藤由春君

 19番  吉田栄佐己君

 20番  北田正夫君

 21番  大志田 正君

 22番  山本武司君

 23番  嶋貫 尚君

 26番  鈴木俊祐君

 27番  遠藤政蔵君

 28番  伊藤俊光君

 29番  小枝指 博君

 30番  熊谷喜美男君

 31番  吉田久孝君

 32番  谷藤正男君

 33番  西郷賢治君

 34番  青木道雄君

 35番  阿部和平君

 36番  菊池正亨君

 37番  藤沢国雄君

 38番  浅沼信一君

 39番  藤村直次郎君

 40番  高橋金兵衛君

 41番  佐々木弥一君

 42番  天沼 久君

 43番  岸本敬一君

 44番  千葉 正君

欠席議員

 なし

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   説明のため出席した者

市長       桑島 博君

助役       佐々木隆夫君

収入役      古枝稔男君

水道事業管理者  山口貞藏君

総務部長     斎藤 勲君

企画部長     佐藤晴久君

財政部長     千田宣正君

市民部長     石杜 尚君

環境部長     吉田佳民君

保健福祉部長   太田祐三君

産業部長     太田信雄君

建設部長     高橋 徹君

都市計画部長   藤代英彦君

開発部長     菅原 勇君

下水道部長    小枝指好夫君

水道部長     吉田 眞君

消防防災監    東  晃君

財政課長     晴山 宏君

教育委員会委員長 佐藤 宏君

教育長      佐々木初朗君

代表監査委員   太田代 實君

農業委員会会長  吉田一夫君

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   事務局職員出席者

事務局長     藤井禧勝君

事務局次長    丸谷誠一君

議事課長     立花勇司君

議事係長     吉田耕栄君

主査       苫米地千枝子君

主任       藤村 淳君

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   午前10時開議



○副議長(菊池正亨君) これより本日の会議を開きます。

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○副議長(菊池正亨君) この際、諸般の報告をします。

 市長から議案の送付があり、お手元に配付してありますので御了承願います。

 次に、陳情1件を受理し、お手元に配付してありますので御了承願います。

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○副議長(菊池正亨君) これより本日の議事日程に入ります。

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△日程第1 議案第54号盛岡市市税条例の一部を改正する条例についてから日程第10 議案第64号平成10年度盛岡市土地取得事業費特別会計補正予算(第1号)まで



○副議長(菊池正亨君) 日程第1議案第54号盛岡市市税条例の一部を改正する条例についてから日程第10議案第64号平成10年度盛岡市土地取得事業費特別会計補正予算(第1号)まで10件を一括議題とします。

 議案第63号平成10年度盛岡市一般会計補正予算(第1号)及び議案第64号平成10年度盛岡市土地取得事業費特別会計補正予算(第1号)の2件について、当局から提案理由の説明を求めます。



◎財政部長(千田宣正君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 千田財政部長。

 〔財政部長 千田宣正君 登壇〕



◎財政部長(千田宣正君) 本日上程されました議案2件につきまして、御説明申し上げます。

 議案書の1ページをお開き願います。

 議案第63号平成10年度盛岡市一般会計補正予算(第1号)でございますが、第1条の歳入歳出予算の補正におきまして、総額にそれぞれ12億7,545万7,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ975億9,845万7,000円にいたそうとするものでございます。

 次に、第2条の債務負担行為の補正でございますが、4ページをお開き願います。

 第2表債務負担行為補正でございますが、大規模稲作農家等に対して行う稲作経営安定化資金の貸付利子に対し、年1%を限度として債務負担をいたそうとするものでございます。

 次に、第3条の地方債の補正でございますが、次ページの第3表地方債補正をごらんいただきたいと存じます。

 追加減税の実施に伴う市税減収見合いとして減税補てん債を9億4,000万円計上いたしますほか、単独事業の観光バス駐車場整備事業及び国庫補助事業費の整理を行いました結果、12億4,000万円を追加計上することとし、補正後の総額を187億2,990万円にいたそうとするものでございます。

 次に、特別会計につきまして御説明申し上げます。

 議案書第6ページの議案第64号平成10年度盛岡市土地取得事業費特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、第1条歳入歳出予算の補正におきまして、総額にそれぞれ2億2,180万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ23億2,224万7,000円にいたそうとするものでございます。

 補正の内容といたしましては、都市計画街路の向中野東仙北線及び梨木町上米内線の用地取得につきまして、用地国債の内示に基づき、事業費の追加を行おうとするものでございます。

 なお、財源といたしましては、第2条の地方債の補正にお願いしようとするもので、8ページの第2表地方債補正をごらんいただきますが、歳出補正額と同額の2億2,180万円の地方債を追加し、総額で2億4,350万円にいたそうとするものでございます。

 続きまして、別冊となっております平成10年度補正予算に関する説明書によりまして一般会計の概要を御説明申し上げます。

 初めに、歳出について御説明申し上げます。8ページ、9ページをお開き願います。

 第7款商工費第1項3目観光費でございますが、上の橋際に整備を進めております観光バス駐車場整備事業費に1,500万円を追加計上いたしております。

 次は、10ページ、11ページをお開き願います。

 第8款土木費第2項2目道路維持費でございますが、道路橋りよう維持管理事業費として2,000万円を、また、側溝維持補修事業費として3,000万円を計上いたしております。

 さらに、冬期間の道路の路面状況を的確に把握するため、本年度は西部線及び岩山2号線の2カ所を観測地点とする冬期道路管理システムを構築するための経費としてあわせて5,200万円を計上いたしております。

 次に、7目交通安全施設等整備事業費についてでございますが、補助事業費の内示に伴いまして、中ノ橋コミュニティゾーン形成事業費4,000万円を追加いたしますとともに、岩山2号線につきましては、当初で単独事業として予定いたしておりましたものが補助採択されたことに伴いまして既計上の単独分を減額し、新たに国庫補助事業として1億円を計上いたしたものでございます。

 12ページ、13ページをお開き願います。

 第3項3目河川改良費でございますが、国庫補助内示に伴いまして都市基盤河川南川改修事業費については、6,060万円を追加計上するなど整理いたしました結果、総額で5,010万円を追加計上いたしております。

 次に、14ページ、15ページをお開き願います。

 第4項3目の街路事業費でございますが、国庫補助事業費及び地方道路整備臨時交付金等の内示に伴いまして、各路線の事業費を組み替え、整理をいたしました上で、総合経済対策に係る事業費を追加することにより、国庫補助事業費では、開運橋飯岡線ほか3路線で7億2,066万8,000円を追加しておりますとともに、臨時交付金事業費においても向中野東仙北線ほか2路線で3億200万円を追加するなど、街路事業費といたしましては総額9億8,779万9,000円を追加計上いたしたものでございます。

 次に、16ページ、17ページをお開き願います。

 第5項2目住宅管理費でございますが、総合経済対策分として、住宅リフォーム事業費について、市営青山二丁目アパート5号館及び6号館の1階と2階の24戸を高齢者向け住宅に改修する経費2,904万円を追加計上いたしております。

 歳出につきましては、以上の内容となってございます。

 続きまして、歳入について御説明申し上げます。前に戻りまして2ページの歳入総括表をごらん願います。

 今回の補正総額12億7,545万7,000円のうち、特定財源としては、国庫及び県支出金、市債等合計で9億7,801万9,000円を計上いたしております。

 また、補助事業費の追加に伴い、一般財源の追加が必要となりましたことや、追加減税に伴う個人住民税で9億4,000万円の減収が見込まれますが、これを補てんするため、市税の減収見合いとして同額を減税補てん債を計上するとともに、追加の公共事業費財源として交付される地方交付税を2億4,130万7,000円、財産収入5,613万1,000円を計上いたしたものでございます。

 以上で一般会計補正予算に係る概要の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。



○副議長(菊池正亨君) これより総括質疑に入ります。

 あらかじめ申し上げます。議案に関する具体的な事項については、常任委員会審査の際お願いすることにして、総括的な事項についての質疑をお願いします。

 なお、質疑、答弁は簡潔にお願いします。

 総括質疑を予定している方は挙手を願います。

 〔質疑予定者挙手〕



○副議長(菊池正亨君) 最初に、新盛同志会から行います。

 33番西郷賢治君。



◆33番(西郷賢治君) 質問項目は3点であります。

 第1点は、民間委託の推進に関する項目について、それから第2点は、火葬場に至る坂道に消雪システムといいますか、ロードヒーティングの問題について、それから第3点目は、一般会計に占める収入未済額に関しての質問であります。

 順次内容を申し上げます。

 地方自治法には最小の経費で最大の効果と、こういうふうにうたっているわけでありますし、市長は、行政運営の基本に、行政は最大のサービス産業であるということを御発言申し上げ、職員の先頭に立って、まさに粉骨砕身、東奔西走の毎日でありますが、敬意を表し、拍手を送る一人であります。

 多様化する市民ニーズに的確に、しかも迅速にこたえていくためには、積極的な民間委託、OA化、共同処理というのは私は不可欠だと思うわけでありますが、民間活力のより積極的な推進は、行政改革と地方分権の進展と重なり合う形で進めなければならないと思うわけでありますけれども、例えば次のような事業は積極的に民間に委託すべきではないか、こういう考え方から市長の見解を求めたいと思います。

 例えば、シャトルバスの運行管理及び公用車の運行管理業務、国民健康保険業務におけるレセプト点検業務、愛宕山老人福祉センターの運営業務、保育所の運営業務、それから、図書館の司書業務の一部、学校給食等の調理部門、それから、もちろん現在やっているわけですけれども、ごみ収集業務における委託業務の拡大、こういったものはもっと積極的に私は取り組んでいいのではないかと思うわけでありますけれども、市長の見解を求めます。個々の答弁は結構でございますけれども、総体的な御答弁で結構です。

 この間、我が会派で民間委託のランキングが上位にある春日市に行っていろいろとお聞きしてまいったところであります。そのときに出てきたわけでありますが、盛岡市の日経産業消費研究所の調査によりますと、民間委託に対するランキングで、盛岡市は全項目で597位、全項目で606位というふうに下位に位置しているわけであります。調査の仕方も、あるいは一律にやることに対する方法論の違いもあるかもしれませんけれども、いずれそういう調査結果であるということをお聞きして、より積極的に民間委託を進めるべきだというふうに私どもも思っているところでありまして、あえて質問申し上げさせていただきました。

 第2点、建設省の指定するエコシティーの取り組みに消雪システムの導入があります。市役所前を初め、県道を中心とする主要道にこのシステムが導入されておりまして、滑らない安全な快適な歩道が実現して市民の皆さん方に大変喜ばれているわけでありますけれども、このシステムを火葬場に至る坂道、ここに優先して私は導入すべきではないかと思うんですが、もちろん建設省の補助事業でもありましょうから、その計画なりお考えをお示しいただきたい、このように思います。

 最後の3点目でありますけれども、一般会計に占める収入未済額の件、これは、去年の3月のこの席からも住宅使用料の問題について御質問申し上げてますけれども、そのとき、収納担当者と協議しながら減少する方向で努力したい、市民の共有財産の使用については公平に取り扱うという観点からそういう御答弁をいただいたわけですけれども、どのような反応があってどう改善されたのかということについてお尋ね申し上げたいと思いますし、改めて提起したいのは、その中の一般会計未済の中に児童措置負担金、保育料ですか、児童措置負担金、これは1億円超えているんですね。こういう実態について、少子・高齢化の急速な時代ではありますけれども、この実態についてどのように受けとめてどう改善しようとしているのか、こういうことについてお尋ねを申し上げたいと思います。

 以上3点です。



◎総務部長(斎藤勲君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 斎藤総務部長。



◎総務部長(斎藤勲君) 私の方からは、1点目の積極的な民間活力の導入という点についてお答えを申し上げます。

 市政の運営につきましては、市民のニーズが多様化する中で、その要望に的確に、あるいは迅速にということはただいまも西郷議員が言われたとおりでございまして、そういう必要があろうと考えております。そこで、より簡素で効率的な行政あるいは財政運営を図る、そういうことを念頭に置きまして事業の推進を図っているところでございます。

 事務事業の見直しにつきましては毎年度取り組んでいるわけでございますが、その中で、民間活力の導入の一つでございます民間委託ということにつきましても検討を進めております。市民サービスの維持あるいは向上を図るということで、効率性あるいは経済性といったものにつきましても考慮しながら、委託が有効な事業、そういったものについては積極的に、できるだけ民間委託を進めております。

 平成10年度につきましては、御案内のとおり、盛岡市民文化ホールあるいは盛岡劇場、都南文化会館、それから、アイスアリーナの管理運営業務、それから、学校関係のごみの収集業務、そういったものを民間委託をしてきたということでございます。

 ただいま具体的な項目についてお話ございましたが、いずれ平成8年度で策定をいたしました行政改革大綱の趣旨、それから、現在進められております地方分権、それらの展開の進みぐあい、そういったものを見ながら、事務事業の見直しの中でただいま御提言あったようなことも含めまして検討してまいりたい、このように考えております。

 以上でございます。



◎建設部長(高橋徹君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 高橋建設部長。



◎建設部長(高橋徹君) 私の方からは、道路の消雪システムにつきましてお答えを申し上げます。

 御質問の箇所、火葬場に至る道路でございますけれども、坂道でございまして、道路の沿線には杉などの大木がございます。それらの日陰のために冬期間は雪が非常に解けづらい路線というふうに認識をいたしております。現在、市の方では、この道路消雪システムを主に市の中心部について行ってきております。約17路線を行ってきておりますし、今年度からは御承知のとおり映画館通りにつきましても実施をするというふうな予定でございます。また、あわせまして、県の方も中心部につきまして逐次実施をしてきているというふうな状況にあります。

 市といたしましては、今年度は中心部のほかに、周辺部の、御質問の路線を含みまして全市的な観点で調査をしたいというふうに考えております。また、あわせまして、事業費や管理費につきましても検討してまいりたいというふうに考えておりますし、これをもとにいたしまして国庫補助事業、これらも対象にしながら、少しでも整備ができるような予算の確保に努めてまいりたいというふうに考えているところであります。

 いずれ、御質問の道路は火葬場に至る道路でありまして、喪服で正装した方々が非常に日常的にも多く通る道路というふうに認識をしておりまして、この計画の中に最優先的に位置づける要素が十分あるというふうに存じております。ただ、事業までは多少時間がありますので、その間はこれまでどおり除雪や融雪剤散布、これを小まめに実施してまいりたいというふうに存じておりますので御理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



◎都市計画部長(藤代英彦君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 藤代都市計画部長。



◎都市計画部長(藤代英彦君) 住宅使用料の収納率アップについての取り組みの状況についてのお尋ねにお答えいたします。

 昨年度は、督促状あるいは催告書の送付はもとよりでございますが、電話催告あるいは多額滞納者の方の御親族や連帯保証人への協力要請等を行いますとともに、特に収納担当課と連携をとりまして、1週間の集中電話催告、さらには、前年度より回数をふやしまして日曜訪問等を行ったところでございます。このような対応で収納率には若干のプラス要素があったにもかかわらず、依然として低迷しているという、そういう状況にございまして、前年度収納率が93.4%と、前年度と比べまして0.72%のマイナスになっているという状況にございます。滞納繰り越しにつきましては0.32%のプラスには転じておりますが、依然低迷の状況にあると、そういう状況にございます。

 こういうように滞納状況が続いているという状況になりますと、将来も考えますと憂慮すべき事態でございまして、まことに遺憾に思っているわけでございますが、今後、私どもといたしましては、個別のチラシ等も含めまして納入意識を高めますとともに、昨年の催告の実績等を踏まえまして、住宅収納担当課とも連携をとりましていろいろな方策を講じてまいりたいと、そういうふうに考えているところでございますし、滞納家賃の支払いと住宅の明け渡しを求めます法的措置につきましても内部で研究いたしているという状況にございます。

 以上でございます。



◎保健福祉部長(太田祐三君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 太田保健福祉部長。



◎保健福祉部長(太田祐三君) 私の方からは、児童措置費負担金の滞納の関係についてお答えさせていただきます。

 確かに昨年度末の状況を見ますと、収入未済額が児童措置費負担金1億円を超える状況となっております。現在、少子化対策が叫ばれ、保育所の充実が求められる中でまことに残念なことであるというふうに感じております。バブル崩壊以来、毎年のようにこの児童措置費負担金の収入未済額がふえ続けてまいっておりますが、昨年度はこれに対して初めての試みといたしまして、保育園長さんから滞納されておる保護者の方へ納入のお願いのお手紙を直接手渡しで渡していただく、こういう方策もとったところでございます。個別の反応を伺いますと、それを機会にかなりたまっていた額を1回に納めていただいた、こういう例も幾つかあったというふうに園長さんの方からはお聞きいたしましたが、いかんせん毎年の増加傾向には歯どめをかけることができないでしまったわけでございます。現在の消費の低迷、これがこうした公的負担の部分の納付意欲の低下というふうにつながっておるというふうにも感じておりますけれども、こういうことが続いていきますと、ますます私どもの施策自体に影響を及ぼしかねないという状況もございますので、何とかさらに保育園の協力を仰ぐ形を考えるとか、あるいは、これまでも収納担当課の方とは児童福祉課の方で連携をとってはまいりましたが、さらに相互に協議して何らかの手だてを考えるとか、そういったことで何とか対応していかなければならないものと考えておりますので御了承いただきたいと存じます。



◆33番(西郷賢治君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 33番西郷賢治君。



◆33番(西郷賢治君) ありがとうございました。

 第1点の問題につきましては、事務事業見直し検討委員会等の協議を重ねてできるだけ取り組んでいきたいということですから、これに対する市長さんの御決断のほどをお聞かせいただきたいというふうに思います。

 2つ目は、私は、住宅使用料の100万円以上の未納者が2けたぐらいいるのではないかというふうに思うんですけれども、何人ぐらいいらっしゃるのか、もしわかっていらっしゃるのであれば。

 それから、保育料の最高滞納額というのはどれぐらいであるのか、差し支えなければお示しいただきたいと思います。



◎市長(桑島博君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 桑島市長。



◎市長(桑島博君) お答えを申し上げます。

 民間委託に関しましては、先ほども若干御説明申し上げましたが、平成8年度に市として策定いたしました行革大綱、これに基づきまして事務事業見直し検討委員会の中でいろいろ民間委託につきましても集中的に検討を進めてまいったところでございます。先ほど御指摘ございましたように、地方分権の推進の流れと同時並行にという御指摘、まことにそのとおりでございますので、これからも鋭意この民間委託につきましては積極的に取り組んでまいりたいと、このように考えておるところでございます。



◎都市計画部長(藤代英彦君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 藤代都市計画部長。



◎都市計画部長(藤代英彦君) 住宅使用料の100万円以上の滞納者数はというお尋ねでございますが、9年度は22名おられました。前年度に比べますと5名ほどの増になってございます。

 以上でございます。



◎保健福祉部長(太田祐三君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 太田保健福祉部長。



◎保健福祉部長(太田祐三君) 平均値については把握しておりますけれども、最高額についてはただいま資料を整えてからお答えさせていただきたいと存じます。



○副議長(菊池正亨君) 次に、30番熊谷喜美男君。



◆30番(熊谷喜美男君) 盛岡市のクリーンセンターの運転の問題について質問いたしたいと思います。

 クリーンセンター建設につきましては、平成2年10月の建設計画発表以来約8年を経過してようやく完成をしたわけでございます。この間、地元を中心とした強い反対運動の中で地道な努力を重ねながら、平成6年8月に着工して平成9年11月に完成したところでございます。いろいろ反対運動が強い中で、地元とは環境整備協議会の公害部会との間で公害防止協定について協議を行い、日本でも相当厳しいと言われる塩化水素を含め、排ガス基準値を定めて、平成9年12月4日、地元町内会との間で公害防止協定を締結いたしたところでございます。12月から3月までは試運転を行いまして、この4月からは本格運転に入っているところでございますが、残念ながら4月23日の排ガス除去装置の故障、それから、2月26日の1号炉から検出されたダイオキシンが協定値でございます0.5ナノグラムを超える0.66ナノグラムになっていたこと、また、5月27日には、塩化水素が4月から1,344回の測定記録がありますけれども、その中で基準値を超えていたのは21回にわたっているということが明らかになったわけでございます。しかも、こういった完成したばかりの施設でございますから、運転して若干の間はいろいろトラブルも予想されるわけでございまして、そういったのを徐々に解決しながら安全な運転に入っていくんだろうと思いますが、その発表については住民に配慮した対応が全然なされていなかった。排ガス濃度の測定器が故障、このときは測定器が故障したという報告であったわけでございますけれども、塩素濃度については4月1日の翌日からあったにもかかわらず、4月27日まで公害防止対策協議会にも、あるいは周辺住民にも明らかにされなかったわけでございます。これら一連の経過については、強い反対運動があったにもかかわらず、厳しい公害防止協定を締結することで、そしてまた、盛岡市のどこかには必ず必要な施設だと、こういうことでやむなく建設を認めてきた地元住民の気持ちを裏切る結果になりまして、大変残念なことと思っている次第でございます。

 そこで質問いたしますが、市長は、記者会見でその都度釈明をしておりますけれども、今後、こういった地元住民の信頼を回復するためにはどのような方策を考えているのかお聞かせ願いたいと思います。

 それから、クリーンセンターの運転については、それぞれ運転に当たってのマニュアルが策定をされていると思いますけれども、4月18日の故障では表示装置を調整中ということでその事故原因に当たったわけでございます。周辺住民の方から調整中とはおかしいということでマスコミに問い合わせがあり、マスコミからクリーンセンターの方に原因をお尋ねしたところ、計器の故障だと、こういう発表であったわけですが、その後、計器の故障ではなく、ある機械のボルトが緩んでいたと、こういうことになっているわけでございますけれども、こういったマニュアルの中で計器の調整中とする操作がこのマニュアルの中でそのように記載されているのかどうか。そうであれば、これから周辺住民の方々が、計器調整中ということになれば、今回のような事件がございますと、また何か起きたのではないかと、こういう心配をするわけで、本当に計器が故障した場合でも調整中と表示すればそういうふうに誤解をされるんじゃないかと思いますが、いずれそのマニュアルの関係はどうなっているのか。

 それから、次に、運転マニュアルでは、排ガス基準値等いろいろな公害防止協定の数値がございますけれども、これらを超えた場合は運転をどのようにするのか、そこら辺がどのように規定をされているのかお聞かせ願いたいと思います。

 それから、ダイオキシンにつきましてはその測定方法が難しく、また、ランダムにその都度測定することはできないなどの問題がございます。公害防止協定の中では年1回のダイオキシンの測定ということになっておりますけれども、今回のような状況がございますと、年1回の測定の結果だけではやっぱり住民の方々が納得するのは難しいんじゃないかと、こう思うわけでございまして、ある程度ダイオキシンの数値が落ち着くまでは年数回以上測定をして、地域の住民の方々に安心をしてもらって運転をするのが望ましいというふうに思いますが、いかがでしょうか。この点についてお伺いしたいと思います。

 最後に、市長は今回の議会で、今後は情報をその都度公開していきたいと答弁しておりますが、問題は、こういった情報が常に市長あるいは助役さんのところまで上がっているのかどうか。松園で開いた地域懇談会の中でもこの問題が指摘をされているわけでございますけれども、今回も市長が釈明をした後にまた別な新たな問題が発生をいたしまして、新聞を見ますと、原因がわからないから余計な心配を住民にかけたくなかったから発表しなかったという内容になっておりますけれども、そこら辺の体制が、現場と、それから市当局との間でどのようになっているのかお伺いしたいと思います。

 それから、公害防止対策協議会がこういった問題が続いておりますのでしょっちゅう開催をされているようでございますけれども、こういった公害防止対策協議会の審議内容や、あるいは今回のように公害防止基準値を超えるような事態が発生した場合は周辺住民に対してクリーンセンター便り等で周知すべきだと思いますが、この点についても御質問いたしたいと思います。

 以上、お願いいたします。



◎市長(桑島博君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 桑島市長。



◎市長(桑島博君) 各般にわたりましての御質問にお答えするわけでございますが、私からは、今回のクリーンセンター本格稼働して後のいろいろな事故等につきまして、今後二度とこのようなことのないように対策を講ずることについてお答えを申し上げまして、それ以外につきましては担当の部長から申し上げます。

 ただいまも御指摘ございましたように、クリーンセンターの建設に関しましては約7年余かかりまして、ようやく本年の4月から本格稼働ということになったわけでございます。その間、いろいろ地域の方々の反対運動等もございましたが、いろいろ科学的に御説明を申し上げながら、地元の皆さんには深い御理解をいただきまして、建設、そして本格稼働と、このようなことになったわけでございます。この間のいろいろ地域の公害防止協議会の皆様を初め、町内会、その他いろいろ関係された皆様方には心より感謝を申し上げたいと存じます。

 そして、本格稼働した間もなくただいま御指摘のようないろいろなトラブルがあったわけでございます。まことに遺憾に存じているわけでございますが、本議会でもいろいろ御答弁申し上げておりますように、現在、その原因等につきましてメーカーと積極的に解明に取り組んでおるところでございます。一刻も早くその原因を明らかにしまして、地域の皆様はもちろんのこと、市民の皆様方にもその原因等につきまして御報告を申し上げるようなことをいたしたい、このように考えております。

 今後につきましては、かかることが二度とないように万全を期してまいりたいと存じておるところでございますが、いずれこれらの運転中の事故が万が一先般のようなことがあった場合は、地域の公害防止協議会、これからは監視委員会もできますけれども、そちらの方に速やかに報告をいたしますとともに、マスコミ等にも情報を提供しながら、市民の方々にもその情報をいち早くお知らせするような手だてを考えてまいりたい、このように考えておるところでございます。そして、速やかに原因をさらにきわめた上でそれらにつきましても公表するというようなことを現在手だてを考えておるところでございます。

 いずれにいたしましても、二度とこのようなことがないように機械のチェックを厳重に現在行っておりますし、それからさらには、市の職員の運転技術、そういったことにつきましても専門的な研修を重ねまして、再びかかることのないように万全を期してまいりたい、このように考えておるところでございます。



◎環境部長(吉田佳民君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 吉田環境部長。



◎環境部長(吉田佳民君) 第1点目につきましては市長に回答をいただきました。私の方から2点目以降につきましてお答え申し上げたいと思います。

 まず、表示板の表示方法、これを調整中にした件についてでございます。御指摘ありましたように不適切な点がございました。それで先般、4月28日に開催されました公害防止協議会におきましてこのことを議論いたしました。それで次のような確認をいたしたわけでございます。いずれ、測定装置の調整、点検あるいは液の交換、こういったものが定期的にしなければならない場合がございます。そういった直接の修繕等のみ以外は測定値はそのまま表示するということで、協議会とそういったマニュアルでまいりましょうということが決定されたところでございます。

 3点目でございます。協定基準値を超えた場合の操作はどうなっているのかということでございます。施設作業中、操業中に基準値を超過するような事態は、いろいろ原因があるわけでございますが、まず、このような事態が発生しないよう、常時中央制御室で監視をいたしてはおるわけでございます。その対応にもかかわらず大幅に、あるいは長時間そういった基準値を超えるというような事態になった場合は、重大な原因があると判断しまして、一時運転を停止するというようなことなどの措置を考えているものでございます。

 4点目の、ダイオキシンの測定回数、年数回以上してはどうかという御質問でございます。排ガス中のダイオキシン類の測定につきましては、御案内のとおり協定書では年1回ということになっておりますが、このたびのような状況もあるわけでございますので、このことにこだわらず、こうした場合は複数調査もしなければならないのかなと、こう思っております。いずれ、今年度は今から恒久対策のための工事をいたします。当然、その成果、性能につきましては何度か測定調査をするということになろうかと存じます。

 それから、5点目でございますが、クリーンセンターに係る速やかな情報をするべきだということでございます。事故が発生したような場合の報告、伝達につきましては、体制表といいますか連絡表といいますか、そういったもので、クリーンセンターの総括責任者であります私の方に届くということにはなっております。市長に対しましては、その発生状況により、重大な事象、事柄がございました場合には、速やかに報告をいたしておりますが、その内容によっては後日になったものもございます。いずれ、今後事象にこだわらず御報告をいたしたいと思っております。

 それから、最後の6点目でございます。基準値を超えるような場合、周辺住民に周知するべきということでございますが、先般来の故障状況につきましては、5月末に発行いたしましたクリーンセンターだよりで地元の皆さんに各戸配布いたしたところでございます。今後につきましても、公害防止協議会の方でも独自に協議会だよりを発行してはどうかというふうな御提案もございます。そういった周知方法につきまして、対策協議会とも協議しながら速やかに情報をお知らせできるような手だてを今後講じてまいりたいと思います。いずれ、御指摘いただきましたことを遵守しながら改善してまいりたいと思いますので、御理解を賜りたいと思います。

 以上です。



◆30番(熊谷喜美男君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 30番熊谷喜美男君。



◆30番(熊谷喜美男君) 御答弁ありがとうございました。

 私は、今回の事件は事件として、それは運転して間もない施設だということで一歩下がって認めるとしても、やっぱり今までの市の情報公開に対する姿勢が甘かったんじゃないかなと、こういうふうに思っているわけです。例えば、昨年の環境影響調査ですか、いわゆる運転前と運転後の環境に与える影響を調査するために事前調査をやっていたわけですけれども、その資料を見ましても、たしか7−8月分でしたか8月−9月分だかが異常に高い。運転もしていないのに運転している以上の高い数字が出されたという経過があるわけですけれども、それもしばらく気づかないでいた。おかしい数字が出たので行ってみたら計器が故障していたと。これは運転前の事故だから事故ということになるわけですけれども、やっぱりもう少し厳しい住民の姿勢というものを意識すれば、そういうものを1カ月も2カ月もほっとかないで、私は、1日か2日おかしければ、おかしいと気づいて当たり前だと思うんですけれども、そういったことから含めますと、やっぱり市の対応が甘いというふうに思うわけでございます。

 こういったことで、いずれ私ども、周辺の住民の方々の強い反対運動の中でこういった施設が建設をされた、こういう次第でございますし、公害防止協定の中でも、場合によっては操業停止を求めることができると、こういう内容にもなっているわけでございまして、このことを十分肝に銘じて、地域住民の信頼回復を図られるように努力をしていただきたいと、こうお願い申し上げまして質問を終わります。



○副議長(菊池正亨君) 次に、8番及川敦君。



◆8番(及川敦君) それでは、市政における環境ホルモン対策についてお尋ねをしたいと存じます。

 前議会で共産党の鈴木礼子議員がビスフェノールAの問題について質問をしまして、その中で保健福祉部長の太田部長さんは、保育所の分については、危険性があるということで、ポリカーボネート製の哺乳瓶をガラスにかえたと、非常に素早い対応で、私も敬意を表したところでございますが、今議会では、阿部和平議員と細川光正議員から、小学校の学校給食器の変更について厳しい対応を当局に求めたわけでございますが、その中の対応の答弁では、国の動向を見守って研究してまいりたいという、私とすると非常に不十分だなという答弁でございましたので、以下、対応を求めるという意味で論点を示しながらお尋ねをしたいというふうに思います。

 まず、お尋ねする内容ですが、学校給食器については、私の認識では、まず早急に食器をポリカーボネート製からほかのものに変更する必要があるのではないかと思っております。その内容は、木製という提案もございましたが、それでも十分だと思いますが、まず変更が必要であると。

 第2点は、現状の調査が必要ではないか。まず、現状の調査というのは、現在各学校で使っている食器が、果たして一定の条件下でどのくらいビスフェノールAが溶出されているのかという溶出量の調査をする必要がある。これ、埼玉県の久喜市で今行っているようなんですが、1検体当たり1万 500円かかるようでございますが、ダイオキシンに比べて非常に安いというか、余り財政的負担を伴わないで検査ができるということのようでございますし、現在使われているポリカーボネートの製造メーカーもきちっと検討する必要があるのではないかと。まず2点、御答弁をいただきたいと思います。

 なぜそれを私が求めるかといいますと、まず、教育長さんが答弁で述べられておりました食品衛生法上の基準についてでありますが、これは国も認めているように、現在の食品衛生法上のビスフェノールAの基準 2.5ppmでございますが、これは当然、環境ホルモンについては想定している以前に制定されたものでありまして、イコール安全という基準にはならないというふうに思いますし、一説によりますと、これはこの問題を提起した「奪われし未来」という本に書いておりますが、スタンフォード大学の研究によれば、2から5ppb−−10億分の1のppbで細胞レベルでは十分に影響が出るという調査結果もありますし、またほかの調査でも、1兆分の1のレベルでも出るというふうに言われております。また国も、環境庁でペットボトルをポリカーボネート製でということで研究をしておったんですが、これも0.18ppmが出ただけで、問題があるということでポリカーボネート製のボトルの研究も中止しております。また、製造メーカー2社も、オーエスケーというメーカー、そして大日本ポリマーというメーカー、これはそれぞれ大阪市が検査をして回収命令が出ておりますし、大日本ポリマーについては大阪府が回収命令を出しております。よって、教育長さんが御答弁された、当面は状況を見守ってまいりたいということは、私としてはちょっと納得がいかない。昨年問題になりました学校焼却炉の問題についても、最後は市長さんが英断をもって、国が使用禁止という措置の前に、市長の英断で焼却炉は中止したわけでございますが、今回も私は、行政の対応するベクトルはもう既に決まっていると、既に対応する時期ではないかというふうに思っておりますが、まずその点を御答弁いただきたいと存じます。

 2点目は、教育委員会以外の問題でございますが、これもダイオキシンの問題と同様に、各部各課に問題が現段階ではあると。私もきちっと調査をして、今後の議会でいろいろと皆さんにお尋ねをしたいと思っておりますが、例えば、同じく教育委員会では、塩ビ製の教材、これはフタル酸エチルというものが問題になっておりますし、産業部の農薬の問題、また市立病院で使っている食器はどうなんであろうかということとか、保育園で使っている乳幼児が口にして遊ぶ塩ビ製のおもちゃの問題、また、水道部で水質検査項目に今入っていませんが、今後対応しなければいけない問題としては、界面活性剤等の問題、いろいろ問題が出てくるわけでありますが、この環境ホルモンの問題、本当に新しい問題で、日々科学的データも提供されているわけでございますが、市長にお尋ねしたいのは、この環境ホルモンの問題、これは各部各課が別個に対応していくべき問題なのか、それとも、私は環境部さんなのかなと思っていますが、環境部さんの方で情報をきちっと集約をして、各部各課でやっている行政施策に対して何らかの情報を提供していく、その体制と責任をとる必要があると私は思っておりますが、その点について明確にしていただきたいと存じますので、まずその点お尋ねをしたいと思います。



◎市長(桑島博君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 桑島市長。



◎市長(桑島博君) 私からは、後段の体制の問題等について御答弁を申し上げたいと存じますが、ただいまも御指摘ございましたように、これからの環境ホルモンにつきましては、各分野にわたっていろいろかかわりが出てくるというふうに理解をいたしておるところでございます。今後、各分野での情報交換、これを行う場を市の内部に設けまして、それぞれの分野で入手いたしました情報を交換し、正確な情報の提供にお互いに努めてまいると、こういう組織を内部につくるよう、ただいま検討指示をいたしたところでございますので、御理解をいただきたいと思います。



◎教育長(佐々木初朗君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 佐々木教育長。



◎教育長(佐々木初朗君) お答えいたします。

 この環境ホルモン全体と、それから、いわゆる給食の食器についての問題でありますが、市議会でも、昨年の12月、ことしの3月等も出ておるわけでありまして、私たち教育委員会では、例えばヨーロッパ等ではもう既に、学校の教材でいわゆる環境ホルモンに影響するのではないかと思われるようなものについては、それぞれの国で、例えば三角定規であるとか、あるいはその他のいわゆる教材、そういったものを、鉛筆等についても−−日本ではボールペンなどを使っているようですけれども、ヨーロッパあたりでは、ボールペンではなくて鉛筆を使う、あるいは三角定規、定規等も木製のものを使っていくと、そういったことが出ておるわけでありまして、このことについては、私たちも3月の時点で学校の校長たちを通して、これからはこういう時代がもうすぐ来るから、そういったことについて真剣に考えてほしいし、取り組めるものは、特に1年生の入学時の教材等については、いろいろ父母の方々と相談しながら、どういったものがいいかということの選択をしていくようにという指導はしているところであります。

 それから、学校給食の食器のポリカーボネートについてでありますが、盛岡市の教育委員会が、4年ほど前からこれにかえてきているわけであります。今ほとんど皿あるいはボウル等はポリカーボネート製になっておるわけでありまして、当初は非常にいいという考え方、いろいろな調査でも心配がないということで使い始めたのでありますが、今になってそういう状況であります。先ほど御質問の中にございましたように、決して悠長に構えているわけではございませんで、非常に私たちも神経を張らしておりますし、ある面では非常に緊張しております。例えば、今すぐこれをかえなければならない確固としたものはまだ出ていないわけでして、県の方等との調査を今までもしておりますが、岩手県内でこれらのポリカーボネートの溶出の調査をする機関というのはないようでありますので、調査を依頼するとすれば、これは専門的に中央の方に持っていかなければならない。そういうことで今、例えば横浜の国立大の環境科学センターであるとか、あるいは日本食品分析センターであるとか、そういったところ、あるいは国の方では現在、日本食品衛生協会等へも依頼して調査をしているようではありますけれども、そういったところ等に盛岡市としても調査のお願いをしてみる必要があるんじゃないかと−−教育委員会としてですね。そういったことを今検討しているところでございます。御質問にありましたように、いわゆる製造メーカーによっても問題があるのではないかということでございますので、これは直ちに私たちも、盛岡市が使っているメーカーはどういうメーカーであるのか、すぐ検討に入りたいと思っております。

 直ちに変更する必要があると、こういう御意見をいただいているわけでありますけれども、一気にこれを変更ということを、現在、心配ない、大丈夫だという分析結果と、いやいや、もう心配だから、これは対処すべきだという考え方と両方分かれておりますし、それぞれ個々にはいろいろ調査をしたり、あるいは変更したりというふうなことになっているようでありますので、私たちは私たち独自の、盛岡市教育委員会として、どういうふうな状況にあるかというふうなことの調査については、これからしていかなければならないだろうなと、そう思っております。例えば、中央の方に依頼するとかというふうなことも含めてやっていかなければならないだろうと思っております。それでやっぱり心配であるという私たちの判断、あるいはよその調査の結果、そういったものと並べてみながら、これはやっぱり将来のためにかえるべきだという判断が出れば敏速に対応する、直ちにこれに対応していく、そういう考え方を持っております。ただ、今御指摘がありましたように、これは教育委員会だけではなくて、やはり環境部とも十分連携をとってやらなきゃならないし、県あるいは国、あるいは他の市町村、そういったところとの連携も十分とる必要はあるだろうな、いずれ急いでこの問題は取りかかっていくと、こういう考えを持っているところであります。

 お答えいたしました。



◆8番(及川敦君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 8番及川敦君。



◆8番(及川敦君) それぞれ、まず御答弁ありがとうございました。

 まず、市長さんの答弁については、これ以上は答弁は要りませんが、やはり横の連携をもとに頭脳を最大限生かして対応していただきたいと思います。

 あと、教育長さんの御答弁の件でございますが、あと1点、詳細にお尋ねしたい点がございますのでお尋ねしますが、今議会で問題になっているいろんな食器の問題ですか、先ほども答弁の中で、ボウルとか皿の問題、答弁ございましたけれども、いろいろ調べてみますと、おはしもポリカーボネート製を使っているようなんですね。44校中20校がポリカーボネート製のはしを使っているということで、大気中のダイオキシンの問題というのは、これも問題ですけれども、溶出されているダイオキシンというものは 100%体内に入らない。しかし、この学校給食器の問題というのは、溶出されている8割とか9割が直接体に入ってくる非常に危険な問題でもありますので、はしの対応と、いわゆる食器ですか、そちらの対応を分けるというのはちょっと問題あるかなとは思いますが、せめてはしだけでもすぐに対応できないのかなと思っております。と申しますのは、今学校給食、年間 180日ぐらい行われていまして、6年間使うとすると 1,000回以上同じ食器で子供はいや応なく食べさせられるわけでございますが、このポリカーボネートから出るビスフェノールAの問題、これいろんな調査がありましたが、最初に使う前に検査したときと、例えば 100回使った後に検査をすると、これは 300倍ぐらい溶出量が違うわけでありますよね。例えばある調査のデータ一つお知らせすると、最初に使う前に検査したものは6ppb、それが50回洗ったときには63ppb、 100回では 1,800ppbと、100回で 300倍。学校給食ではこれ、6年間で 1,000何日間使うわけですから、これは逓減していくんじゃなくて逓増的に上がっていくという問題ですので、そういう点も踏まえて、これから研究されるということでございますが、せめてはしだけでも今議会できちっともう、すぐ処置しますという答弁をちょうだいしたいと思うんですが、いかがでございましょうか。



◎教育長(佐々木初朗君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 佐々木教育長。



◎教育長(佐々木初朗君) お答えいたします。

 実は、先ほど触れなかったんでありますが、このポリカーボネートの食器をどういうふうに見ていくかということについては、教育委員会あるいは教育長1人の考え方ということもあります。しかし、今までもずうっと、いろいろな給食についての施策等については、市内の学校給食の栄養士会、こういったところの協議を非常に大事にしてきておりますので、今の御答弁の中では、私個人が、はしは全部取りかえますということではなくて、前向きに考えますけれども、敏速にこれはもう、栄養士会の実際に担当している、そういう人たちへ働きかけをして、そういう人たちの意見も十分吸収しながらこの問題は対応してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りたいと思います。

 以上、お答え申し上げました。



○副議長(菊池正亨君) この際、先ほどの西郷賢治君の質問に対する答弁の保留分について答弁をいたさせます。太田保健福祉部長。



◎保健福祉部長(太田祐三君) 先ほどの西郷議員の御質問の中で、児童措置費負担金の滞納の最高額がどれぐらいかということがございました。最高額といたしましては 180万円程度となっております。

 以上でございます。



○副議長(菊池正亨君) 33番、いいですか。



◆33番(西郷賢治君) はい。



○副議長(菊池正亨君) 次に、44番千葉正君。



◆44番(千葉正君) 3点につきまして御質問をいたしたいと思います。1つは、安全とその対策についてと、こういうことでございますし、2番目が、盛岡地方気象台関係につきましてお答えをちょうだいいたしたい。それから3番目に、中津川周辺の環境整備等につきましてと、こういうことで順次御質問をいたしたいと思います。

 まず御質問の前に、市長を先頭にいたしまして、当局の皆さんは、本当に懸命の努力をしながら市政の進展に邁進しておるわけでございますが、この御労苦に心から感謝を申し上げる次第でございます。我々議会人も、皆様とともに盛岡市が日本一の町であるようにと、このような覚悟では努力しておるわけでございます。その結果は、結論は、広域の各町村の皆様の御理解を賜りながら、そして地方自治の広域的な発展と、こういうところに帰しまして、盛岡もよければ近隣の皆さんもよろしいと、こういう結果が次々と派生するのではなかろうかと、このように思っておるところでございます。

 しかし一方、 100の善政を続けてまいりましても、一、二の事件が発生して、これらが起因いたしましてその善政が、まことに残念ではございますが失墜と、こういうことになりますと、市民はもちろん、地域、広域の皆様も非常に残念至極ということに相なるわけでございまして、それは世の中のなせるものでございまして、私は最近これらを考えてまいりますと、せっかく皆さんがいいものをつくり、いいものを市民に提供しようとしてる中に、何か心の中に悔しさと申しますか、まことに残念と申しますか、日本語ではなかなか表現できないものがございますけれども、3つや4つあるんではなかろうかと。その一つが、先ほど来一般質問、またきょうも質問には出ておりますけれども、多大の投資をいたしましたクリーンセンターの関係の報告のおくれ等々、さらには、過般の議会におきましても申し上げておきましたが、マリオスの立体駐車場におけるプレートの落盤によりまして車両がつぶされると、こういう事故もあったわけでございます。さらには、1年もたたないうちに消防士による飲酒運転の、再発防止の効き目もなく、そういう事件もございました。そういうときにまた、自転車の駐車場の事務室の中で金銭の盗難事故も起きたと、こういうことで、いいことを随分やっておるわけでございますけれども、3つ4つそういうものが起きますと、本当に残念でならないと。

 ここに私思うに、先ほど市長は、こういういろいろな問題は二度とないように、また万全を尽くして再発防止と、こう申しておるわけでございますけれども、原因のみ追求いたしましても、なかなかその次のこちらの盛岡市の対策というものが、今までの対策と違った方向性を何か模索し検討しなければ、結果的には2度が3度になると、こういうことになるのではなかろうか。特に、いろいろな諸施設の中に最新鋭の機械を導入するわけでございますが、これらについてはもう少し検討する余地があるんではなかろうかと。

 このクリーンセンターにしても、この機械メーカーの機械が、盛岡市が一番最初に導入されたものか、また盛岡市の前にどこかで試験的に導入され、そしてそれが現在建設されて稼働しているのか。精密な機械ほど、何らかの事故が起きますとなかなか原因を追求できない、こういう結果がさまざまな機械の中に包含しているんではなかろうかと。そこで、例えば試運転の期間をもう少し延長するとか、駐車場の機械もそうでございますし、それからクリーンセンター関係の機械もそうなわけでございますが、やはり盛岡は冬期間が長いわけでございますので、これらの様子をじっくり調査し、そして本格的稼働に進むとか、こういういろいろな諸条件をみんなで研究し合わなければならないんではなかろうかなと、このように思うわけでございます。

 それから、安全の点で前にも申しておりましたが、おかげさまで丸竹の跡地は、今立派な3車線化に向けまして工事が進行中でございまして、これが完成されますと、利用する市民の皆さんには大変好評を得るのではなかろうかと、このように思っております。そういうことで、できるかできないかは別といたしまして、この東警察署関係の建設に当たってどのような市役所周辺の交差点改良、これらについて県との御折衝の様子をお聞かせいただければ幸いと。それから、これは勝手なほかの方の財産を申し上げるわけでございますので、もしできないとするならば、この市役所の方の半分、それから向かいの方の半分、お互い出し合いしながら何とかならないものかと。結論から申し上げますと、ノーマイカーデーとか、いろいろな御苦心をなされておるわけでございますが、根本的な道路改良、それから渋滞車両の解消と、これが解決しない限りは、私は、その場その場当たり的な結果が出てくるのではなかろうかと、このように思っておるわけでございます。そこで、さきにも建設部にもお話ししておりましたが、中の橋の東側と申しますか、こっちから渡っての交差点の改良とか、それから、いろいろあの場に立って見てまいりますと、富士銀行側の2車線の3車線化の改良とか、そういうことが次々とほうふつされるわけですが、そこで、やはり年度計画を立てまして、2車線から一気に4車線ということはなかなか大変でございますので、交差点に関係するところの2車線を3車線にいたしまして、右折レーン、さらには左折レーンを設けると。こういうのは、やはりそのときそのときじゃなく、10年なら10年の計画を立てましてやっていただければいいまちづくりができるんではなかろうかと、このように思う次第でございます。

 それから、次に盛岡地方気象台の関係でございますが、四、五年前になりますか、建築確認等々もとりまして、桜の木を切ったこともあるわけでございますが、いずれ市民に親しまれ、そして皆様毎日必要な気象観測の拠点なわけでございますが、盛岡地方気象台、なかなか建物が見えてこない。その原因はと、こうなりますと、埋蔵文化財の関係が出てきたということでございまして、しからば、やはり山王山というものは、昔から盛岡市のいろいろなまちを守るための最大の要塞であったのかなと。しからば、そういう要塞にはどんな文化財というものが出てくるものかなと、こういうようなことも気になりますので、これらについてお知らせをお願いいたします。

 それから、中津川周辺の関係につきましては、担当の皆様のいろいろな英知によりまして、工夫によりまして、どんどん整備されております。まことに結構なことでございますが、ただ一つ、私毘沙門橋に立ちまして、毘沙門橋の杜陵小学校側の方が相当老朽化が激しいわけです。これは車も何も歩かないわけでございますが、やはり欄干に手を寄せますと、子供でも大人でも、老朽化というよりは腐食して、いつか倒れるような状況にありますので、こういう橋の整備というものはどういうところで、どういういろいろな年数で塗装とか監視とかやっておるかなというのを、事故が起きる前でございますのでひとつお聞きをいたしたいと、こう思います。よろしくお願い申し上げます。



◎市長(桑島博君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 桑島市長。



◎市長(桑島博君) 私からは、いろいろ御指摘ございました事故等による対応等につきましてお答えをいたしまして、交差点改良その他につきましては、担当部長あるいは教育長の方からお答えを申し上げたいと存じます。

 ただいまも御指摘ございましたように、職員が懸命に努力をいたしておるわけでございます。多くの市民からもいろいろ評価をいただいておるところでございますが、そういった中で一、二件の、御指摘のあるような事故が発生するということで、市民の方々からの信頼をも失墜するということでまことに遺憾な事態が連続して発生をいたしたところでございます。まことに申しわけなく存じておりますが、今後は十分にそういったことのないように体制を整えてまいらなければならないと存じておるわけでございます。

 その中で、ただいまも御指摘ございましたように、最近は非常に精密な機械があらゆる施設に導入されるということでございます。これからは、病院もございますし、プールもございます、あるいは中央卸売市場の情報管理室と、そういったいろいろな施設が出てまいるわけでございます。かつてないすばらしい精密機械が入ってくるということでございます。そういった便利さだけにとらわれまして管理運営がおろそかになるということは事故の発生につながることでございますので、そういった面につきましては十分職員の研修を積みまして、管理運営等に対応していかなきゃならんと、このように考えておるところでございます。そしてまた、事故が発生した場合の善後策でございますが、これらにつきましても、従来のような観点ではこれはなかなか対応が難しいと思います。そういった意味からも、十分今後につきましてはそれらの対応策の観点を変えまして、職員の研修等も含めて対応することを種々検討努力をしてまいりたい、このように考えておるところでございます。



◎建設部長(高橋徹君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 高橋建設部長。



◎建設部長(高橋徹君) 私の方からは、交差点改良にかかわる件につきましてお答えを申し上げます。

 まず、東署の建設に当たりましての右折レーンの確保というふうな件でございますけれども、これにつきましては、今まで2回ほど県警本部の方と協議をいたしております。まず最初は3月26日でございますし、それから※今月の26日(110ページで訂正発言)というふうなことで、いろいろ協議をいたしておりますけれども、何せ県警のあちらの意向は、面積が限られていると。約1,000坪ほどでございますけれども、そういうことで、お客様用の駐車場の確保、そういった面でどうしても土地の割愛はできないというふうな御返事をいただいているところでございます。

 それから、右折レーンの10年の計画というふうな御提言でございますけれども、実は、これにつきましては既にことしの5月に全市内現地調査を実施いたしまして、これをもとに、今月でございますけれども基本計画を作成いたしております。10カ年というよりは、とりあえずまず10カ所をやろうというふうなことで、優先的にやらなければならない交差点10カ所をピックアップしております。いずれ右折レーンをつくる場合に用地買収等も伴う箇所もございますので1回にというふうなわけにはいきませんけれども、いずれこの10カ所の中で、地権者の御協力が得られた箇所から順次整備をしていくというふうな計画を持っておりますので、これのための予算の獲得にも努力したいというふうに存じております。

 それから、毘沙門橋のお話がございましたが、これにつきましては私どもも現地を確認しております。非常にさびてきておりますし、早急に補修をしなければならないというふうに認識をいたしておりまして、これにつきましても早期着工が図られるよう予算の獲得に努力したいというふうに存じております。

 それから、橋梁等の補修の管理の基準でございますけれども、特に何年という決まりはつくっておりませんが、例えば高欄のようなもの、あれは鉄製でございますのでどうしてもさびてくるというふうなことになりますし、腐食してくるというふうなことになります。これは現地に行きまして、目視−−目で確認−−してその状況を調べて対応しているというふうなこと、それから、下の方の橋台とか橋脚の部分はコンクリートでございます。これにつきましては専門の業者に委託をして、専門的な、技術的な視点から検討を加えて補修をしているというふうな状況でございます。

 以上、お答え申し上げました。



◎開発部長(菅原勇君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 菅原開発部長。



◎開発部長(菅原勇君) 私の方からは、中の橋の東側の交差点改良についてお答えを申し上げます。

 中の橋の東側の交差点につきましては、岩手県、それから、県警本部の交通課、東署の交通課等と協議を行ってきてございます。お尋ねの富士銀行前の道路の件でございますが、これは、県道不動盛岡線になってございまして、これの拡幅整備については、盛岡駅南大橋線の整備に合わせて県の方では整備を進めていくという計画というふうに伺っております。

 それから、中の橋の方から県道不動盛岡線への右折の関係につきましては、県といたしましては、106号からの右折になりますが、道路構造上は可能性は極めて高いというふうにお伺いしております。しかし、警察の方の交通処理の関係で、あそこを右折いたしましてもその先が非常に道路が狭くなっているというふうなこと、それから、信号機も非常に多く設置されているというふうなことからいきまして、あの辺周辺の地域の交通管制を大幅に見直しする必要が生じてくるというふうなこともございまして、その辺からいきまして非常に難しいだろうというふうにお伺いをいたしているところでございます。

 なお、現在計画しております郵便局跡地に建設予定の仮称地域交流センターへの進入でございますけれども、現在は中の橋の東たもとからすぐ右折して中津川の川端に抜けるような右折の方法についていろいろ協議をしているわけでございますけれども、これについては可能性はありそうでございますが、もう少し時間をかけて詰めていかなければ何とも言えないというふうな状況でございますが、右折レーンというまでには至らないようでございますけれども、右折ポケットという呼び方なそうですが、1台か2台ぐらいが待機して右折できるような、そういうポケットを設けていく方向で現在協議をしているところでございます。

 以上でございます。



◎教育長(佐々木初朗君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 佐々木教育長。



◎教育長(佐々木初朗君) 山王山の盛岡地方気象台についてのお尋ねにお答えいたします。

 一つは、発掘の状況はどうなのかということでございますし、もう一つは、出土状況はどうかということでございます。

 発掘の進みぐあいでございますが、現在、県の埋蔵文化財センターがこれを中心になってやっておるわけでありますけれども、調査期間は7月半ばまで、大体15日ごろまでと聞いております。それから、7月4日には発掘の説明会を行うと、こういうふうに聞いております。

 なお、新しい庁舎の建設は、調査が終わってから1年数カ月はかかるであろうと、こういうふうに聞いておるところでございます。

 出土状況でございますが、縄文時代中期の遺跡であるというふうに聞いております。出土品の中身は、この時代の土器であるとか、あるいは石器、それから古銭が出てきていると。ただ、大正時代の陶磁器でしょうか、そういったものも見られると、こういうことも聞いております。現在、ミカン箱の大きなもので4個か5個ぐらいのものが出ていると、このように聞いているところであります。

 なお、縄文時代の中期でありますので、竪穴式の住居跡が敷地内から約20棟ぐらい発見されていると、このように聞いているところでございます。

 以上、お答え申し上げました。



◎建設部長(高橋徹君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 高橋建設部長。



◎建設部長(高橋徹君) 先ほど東署の件で、県警本部との協議で3月26日と6月26日と申し上げましたけれども、5月26日でございます。失礼いたしました。



◆44番(千葉正君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 44番千葉正君。



◆44番(千葉正君) ありがとうございました。

 建設部長に再度お尋ねいたしますが、結局県警本部がだめと、それでよしということではなく、ここの市役所前の交差点の渋滞というものは、岩手県でも名物箇所なんですね。それに市役所が起因しておるんではなかろうかという一般の見方なわけです。そこで、県警もさることながら、市役所が本気になってこの交差点をいかに交通渋滞を解消するか、こういういろいろな手だてをやらなければならない。県警に2回行った、それでは次はどういう手かと、こういうのをさっきちょっと御質問申し上げたわけでございます。

 2番目に、毘沙門橋の関係につきましても相当傷んでおると。ところが、この毘沙門橋、私考えるに相当古い年につくった橋の一つでございまして、当時は環境のデザイン会とかいろいろな市民の英知を結集するような委員会もなかったわけでございまして、ただ杜陵小学校側から公園に近道の歩道橋があればと、こういうような要望でつくられた橋なわけでございますが、今、この岩手公園、さらには新しい向かいの小学校校舎等々を想定いたしますと、あの石垣も河原も相当整備されてまいりましたので、何か時代おくれな、格好の悪い橋の一つになっておりますので、何らかの新しい橋の構築策はないものかというものをお聞かせ願いたい。

 それから、基本計画は10カ年ではなく10カ所でどんどん進めたいと、こういうわけでございますが、支障がなければこの10カ所の交差点をここでお示ししていただければ幸いでございます。

 その後もう一つだけお聞きしたいことがございますので、まず、建設部長からお答えをちょうだいいたしたいと思います。



◎建設部長(高橋徹君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 高橋建設部長。



◎建設部長(高橋徹君) お答え申し上げます。

 まず、市役所の前の交差点改良につきましては、今後とも検討してまいりたいというふうに存じております。

 それから、毘沙門橋の件でございますが、今の橋が大分古くなっているのでというふうなお話でございますが、実は、この橋の線上に現在整備を進めております盛岡駅南大橋線という路線が入ってございます。ただ、整備時期はまだまだ先になりますけれども、将来こういう路線になるというふうに決定している場所でもございますので、新たに橋をつくりかえるというのは、これは手戻りになりますので、それはできないわけでございますけれども、当面は、先ほどから御質問が出ております危なくないような補修をしてまいりたいと、そういうふうに考えております。

 それから、市内の右折レーンの計画の10カ所の箇所というふうなお話でございますが、これは、資料を取り寄せ次第お知らせを申し上げます。

 以上でございます。



◆44番(千葉正君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 44番千葉正君。



◆44番(千葉正君) 市役所前の交差点は今後検討してまいる程度では限界を過ぎて、やはり部長、交通対策課もあるわけですけれども、そちらの方には莫大な予算がないと、こういう担当課でもございますし、やはり市役所総力を挙げて、市役所の来客者のことが起因しておるわけでございますので、やはりもっと真剣に私は渋滞解消に努めていただきたい、こういう意見を申し上げたいと思います。

 それから、毘沙門橋の関係につきましては、やはりまちづくりは一つの夢がなければならないわけでございますので、補修、補修ではなく、ある限界にまいったなら、やはり夢のあるような橋脚の建設というものも考えていいのではなかろうかというものが一つ。

 最後に、マリオス関係につきまして二、三御質問を申し上げたいと思いますが、何と申しましても北東北3県の最高の複合ビルが建設されたわけでございます。残念ながらその正面玄関に車寄せがないということを再三にわたって申し上げてまいったわけでございますが、市民のいろいろな苦情、さらには御意見があったでしょう。そういうことで、ポール、相当の数が立っているわけでございますが、そのポールから鎖を4カ所外した、こういう現況でございます。しからば、このかいわいの工事状況を見ますと、さきの議会では、横断歩道が2カ所あって、向かい側に車をとめて、その車から横断歩道を渡って正面玄関に到達すると、こういうことであったわけでございますが、残念ながら西口の駐車場の方は歩道が完備されておりませんので、結局西口の方の平面駐車場に車を置いた方は道路を利用してずっと歩いてきて、そしてマリオスの玄関近くに来て向かい側に走って渡るというのが現下の渡る状況なわけです。そういうことから、まだ事故も何も起きていないわけでございますけれども、万が一のことがあっては私は相当の非難をされるのではなかろうかと。そこで、まず第1段階としては、やはりポールの鎖を外す。全部外す。その次には、やはり車寄せの、3台かそこらでも結構でございますが、かつて南部会館が国道からお客さんを乗り降りしたような関係で、それなりの経費を投入してあのような車寄せをつくった経過があるわけでございますが、どこの世界にもあれほどの建物をつくって車寄せのないという建物は、私はあるはずもないし、探しても絶対ないと思うんです。そういう意味から、それは左に曲がって降りてくださいというお話もございましたが、左に曲がると、あれは業者とか利用者の専用駐車場というようなことになっておるわけでございますので、結局は今、工事中でまださまざまな状況なので何とか少し待ってくださいと、こういうお答えがいつも返ってくるわけでございますが、工事中なればなるほど安全に対する万全の配慮をお願いしたいものだと、こういうことでお答えをちょうだいいたしたいと思います。



◎開発部長(菅原勇君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 菅原開発部長。



◎開発部長(菅原勇君) お答えを申し上げます。

 議員御指摘のように、現在整備中ではございますけれども、あのような状況で大変御不便をおかけしているところでございます。御指摘のとおり、あそこは現在西口1号線側、いわゆるマリオスの正面側の道路につきましては3車線で整備がなされておりますが、現在は周辺の道路整備がまだ終わっていないという関係で、マリオスから見て中央線、そして、向かい側の車線、この2車線が使われているというふうな状況でございます。マリオス側の1車線については現在は余り通行がないということで、現状ではあの1車線が車寄せの役割を果たしているというふうな状況になってございます。そういう観点からも申し上げまして、現状では比較的車寄せが可能になっているということから、現在、お話しのように防護さくに設置しております鎖を4カ所現在は外している状況でございます。その4カ所よりも全部外した方がいいのではないかという御指摘でございますけれども、これにつきましては、市民文化ホールでいろいろイベントがあった際に多数の人が一気にあそこに出てくるというふうな状況もございますし、交通安全面からもその辺もう少し検討させていただいた上で対処してまいりたいというふうに思います。

 それから、車寄せがないという御指摘でございますが、これにつきましては前回の議会のときにも御指摘があったようでございますけれども、いずれあのとおり現在道路整備が着々と進捗中ということでございまして、周辺の道路の整備状況を勘案しながら、何かいい方法がないのかどうか、今後さらに検討してまいりたいというふうに思っておりますのでよろしく御理解をいただきたいというふうに思います。

 以上でございます。



◆44番(千葉正君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 44番千葉正君。



◆44番(千葉正君) 終わりますが、いずれ安全に対しましても、それぞれの問題につきましても、検討をするというものにつきましては早急な善処をお願いをいたしまして私の質問を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。



◎建設部長(高橋徹君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 先ほどの答弁保留分について、高橋建設部長から答弁いたさせます。

 高橋建設部長。



◎建設部長(高橋徹君) お答えいたします。

 交差点基本計画の10カ所の数でございますが、これはあくまでも基本計画でございまして、これからさらに実施計画を詰めてまいりますけれども、現在の基本計画で10カ所としてピックアップをしたのは、北郵便局前、県営野球場前、天昌寺交差点、三ツ家交差点、三高前交差点、平安閣前交差点、長田町交差点、総合支所東の交差点、市立高校南の交差点、県営運動公園前の交差点、以上10カ所でございます。



○副議長(菊池正亨君) 以上で新盛同志会の総括質疑は終了しました。

 この際、暫時休憩いたします。

   午前11時43分休憩

        −−−−−−〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜−−−−−−

   午後1時再開



○議長(藤川智美君) 休憩前に引き続き、会議を再開します。

 総括質疑を行います。明政会、40番高橋金兵衛君。



◆40番(高橋金兵衛君) 1点だけ質問をさせていただきたいと思います。

 6月12日の金曜日ですか、南部家の45代当主の南部利昭さんが市長室を訪れまして、市長さんと教育長さんにいろいろ御歓談をされたという新聞記事を拝見いたしました。その前に開かれた南部藩志会の理事会にも南部さんの方から、いずれ所蔵する史料のすべてをしかるべき時期に市の方に寄附をしたいと。そして、そういうことによって、例えば民間に埋もれている、散在しているその他の南部家に関する歴史的な文化史料、こういうふうなものを市に一点に集中されるような起爆剤になっていただければと、そういう意向で市の方にも、市長にもお会いしてそういうふうなお話をされたというふうな内容の地元紙の記事でございましたけれども、このことにつきまして御質問をしたいと思います。

 平成8年度に歴史文化史料館の特別委員会の最終報告の中でも、いわゆる民間に散在しているそういう史料、貴重な歴史文化史料を収集する努力も当局としてはやっていくべきではないのかというふうな、報告書の中の何点かの中の一つにそういう事項があったわけであります。それから、現在策定を鋭意進められております盛岡市の観光推進計画の策定の中でも、その中心的な柱といたしまして、盛岡の歴史文化、これを基本とした観光の推進計画を立てるべきだというふうなことも強くうたわれているわけでありまして、そういう立場からいたしましても、今回のこの南部さんの、市長にお会いをした、そして市長と会談をされた中身につきましては、大変重要な、大事なところではないかというふうな考えを持つわけでありますけれども、その会談の中でどのような具体的なお話をされたのか、そして、報道によりますと数万点に上ると言われるこの貴重な史料が、その中でもどういうふうな内容のものがあるのかお知らせをいただければというふうに考えております。



◎市長(桑島博君) 議長。



○議長(藤川智美君) 桑島市長。



◎市長(桑島博君) お答えを申し上げます。

 去る12日でございます、今お話ございましたように、第45代当主の南部利昭さんが私どものところにおいでになりまして、現在所有しておる南部家藩主代々のゆかりのある史料、そういったものを一切盛岡市に寄贈申し上げたいと。それから、古文書につきましても、今までも大分御寄贈はいただいておりますが、さらにまだ相当数の古文書があるので、そういったものにつきましても御寄付を申し上げたいと。それから、昨年市として文化的調査をやりました重直公のお墓から出てまいりました慶長小判についても考えていると、こういうような非常にありがたいお話をいただいたわけでございます。史料の所在は主として現在の下小路の御蔵の中に所蔵されているというふうに伺いましたが、その内容詳細につきましては、その際にはお話はいただけませんでした。先般、公民館の方に指示をいたしまして、南部さんと協議をして、どういったものが所蔵されておるのか、その名簿をつくって、それをお互いに確認し合って、そういったものをまず市の方に御寄贈いただく。それから、いろいろな史料につきましてもお渡しをいただくと、こういう段取りを指示いたしたところでございます。若干時間がかかると思いますが、そういう手はずになっております。

 そのときに申し上げましたのは、やはり南部家で所有しておるものを散逸することはないけれども、市内あるいは市内の周辺に南部家ゆかりのものが相当あるはず。そういったものもこの際に十分確かめて、だれがどういったものを所有しておるのか、そういったこともあわせて市民の方々に企画展等を開いて公開しようと、こういうお話でございました。私も、市議会の特別委員会でもいろいろ御検討いただいた経緯もございますので、そういったことに対しながら、いずれ第三次の総合計画の中にもこの調査事業というのは入っております。これは、南部史料館といいますか、郷土史料館といいますか、そういったものを今後どのような扱いをするかということの検討する計画があるものでございますから、そういった中で、できるだけ早いうちに建物、施設そのものは、すぐとはまいらない場合もあるかとも思いますが、いずれ方向づけだけは早くしたいと、こういうことをお答え申し上げたところでございます。

 それから、ただいま御指摘ありました、市内あるいは周辺にございます南部家ゆかりの史料、これにつきましては、南部藩志会の方でも相当、もう四、五年前ですか、一応調査小委員会をつくって調査をして、相当数確認をしているはずでございます。その一部を私も見せられたことがございますが、そういったものの情報等もいただきながら、御指摘ありましたような南部家ゆかりの史料の所在、それから内容、そういったものを取りまとめる必要があろうと、このように存じておりますので、そのような史料収集等にこれから取り組んでまいりたい、このように考えておるところでございます。

 以上でございます。



◆40番(高橋金兵衛君) 議長。



○議長(藤川智美君) 40番高橋金兵衛君。



◆40番(高橋金兵衛君) ありがとうございました。

 それで再度、もう一回だけ質問させていただきますけれども、今市長のお話の中で大体その会談の中身につきましてはわかったわけでありますけれども、今回のこの南部さんのこういう一連の御発言、動きの中で、これが一つの大きな契機として、今民間に埋もれているといいますか民間に散在をしているいろんなそういう歴史的な文化史料が、やはり市に一点に帰属されるような、寄附されるような、あるいはそういうふうな形になるような、そういう運動の契機になっていただければというのが一つの大きな運動のスタートになっていただければなという感じをいたしているわけであります。それとあわせまして、今市長の答弁の中で、時期は明確にはできないけれども、できるだけ早いしかるべき時期に、史料館的な、そういうふうなものの建設、あるいはその場所等につきましてもめどをつけていかなければならないだろうというふうな御発言があったわけでありますが、私は、やっぱりせっかくこういうこの会談が実現したわけでありますので、本当にできるだけ早い時期、そして、多分これからその会の方でも、あるいは民間の方々からも、例えば財政的な、あるいは基金的な、そういうふうな動きなどもひょっとして出てくるのかもしれませんし、例えばそういう一つの基金としての寄附の申し出があるとか、そういうふうな運動があるいは将来予測される場面もあろうかと思いますけれども、そういう中で、せっかく特別委員会でもああいう形で提言がなされているわけでありますので、できるだけ早い時期にそういうめどをきちっと市長としても立てていくべきではないのかなというふうな考えを持つわけであります。その辺も含めまして、いろいろと総合的な判断もあろうかと思いますが、最後にこのことだけを確認の意味を含めましてお考えをお聞きしたいというふうに考えております。



◎市長(桑島博君) 議長。



○議長(藤川智美君) 桑島市長。



◎市長(桑島博君) お答えを申し上げます。

 ただいま御指摘ございましたように、市の方の取り組みいかんによりましては、民間の方々で所有しておる歴史的な資料等につきましての提供なり、あるいは市民に公開する際にいろいろ協力をいただくなり、そういった機運が生まれてくると思いますので、その辺は十分承知しながら取り組んでまいりたいと存じます。財政的な面もいろいろあるわけでございます、それから場所の問題も、非常に難しい問題もございますが、いずれ先ほどお答え申し上げましたように、できるだけ早い時期にその方向性だけでも公にいたしたいと、そして皆さんの御協力をいただきたいと、このように考えておるところでございます。



○議長(藤川智美君) 次に、39番藤村直次郎君。



◆39番(藤村直次郎君) 1点だけお伺い申し上げます。

 大型店の問題について伺います。

 さきの1日の全員協議会で、市長はダイエーの出店問題につきましては、総合計画、土地利用計画、盛南開発、あるいは農業振興整備の整合に一致しないということで出店は認められないということで県に意見書を提出したということになりましたが、私は、盛岡の広域都市の観点から、あるいは中核都市を目指す上から、また軸上都心の形成上から、この問題につきまして御質問をさせていただきます。

 この位置は、さきの地域高規格道路の計画路線、格上に前進するような候補路線として指定されました開運橋飯岡線、あるいは西仙北北川線という大型道路、25メートル以上の道路に東西が挟まれた地区でございます。また、南の方には御案内のとおり都南の南公園あるいは卸売市場、あるいは工業団地等、そういったものも既に建設あるいは造成中の場所でもあり、今後市といたしましては、この大型道路に囲まれた地域を優良農地としてそのまま放置していくものなのか−−放置というのはいろいろ考え方があるだろうと思いますが、そのままにしておくものなのか、あるいは今後将来、このまちは、この土地はどのように考えられているのかお伺いします。

 それから、きょう提出されました陳情書、請願書等によりますと、12万 118名の賛成署名が得られた。反対署名は3万 6,378人、これの約 3.5倍賛成署名が得られた。こういった問題につきまして、市長さんはどのようにその署名の内容に対して御所見をお持ちになられていらっしゃるのか。さらにまた、この問題は総合計画の中でよく言われております、若者の定着ができる職場、あるいは雇用の促進、人口集積、そういった問題等にどう整合されないのか、こういった問題につきましてお答えをいただきたいと思います。



◎企画部長(佐藤晴久君) 議長。



○議長(藤川智美君) 佐藤企画部長。



◎企画部長(佐藤晴久君) それでは、ただいまの御質問にお答えを申し上げます。

 まず、第1点目の、いわゆるダイエーが出店をしようとしている飯岡地区の将来的な位置づけ、どのように考えるかということでございますが、現在、御案内のように盛岡市の第三次総合計画におきましても、また国土利用計画盛岡市計画におきましても、ここは農用地として将来的にも利用すると。また、県の広域都市計画の中でも、整備・開発・保全に関する方針の中でも、当分の間ここは市街化をしないという区域になっているわけでございます。総合計画とか国土利用計画盛岡市計画は、御存じのように総合計画審議会あるいは国土利用計画審議会を開いていろいろ御意見を伺って定めたものでございます。特に国土利用計画審議会については、昨年の12月に決定して、ことしの3月に議会の議決をいただきました。いずれの計画も議会の皆様の御参画もいただいておりますし、また市民各位の御意見を伺った上で定めたものでございます。こういった中で定めたものでございますので、ここで私が、将来的にというのは期間をいつを指すのか軽々しくは申し上げられないわけでございますが、こういったことがございます場所でございますから、当然いろいろ議論になってくるものであろうというふうには認識しております。ただ、ここを現在の農用地ではなくということで市街化をしていく区域というふうに考えていくとすれば、それはこれからの議論の中できちんとした手順を経ていかなければ、ここは現段階では今のような農用地の利用の仕方しかできないわけでございます。したがって、これから定められた手続に従ってこれらが今後の位置づけになるということでございますので、現段階ではこのような認識のみ申し上げておきたいと存じます。

 それから、総合計画、35万人という人口目標を掲げ、また中核市を目指しておりますことから、その雇用なりに有効ではないか、それとの関係の整合性はどうかということでございますが、やはり総合計画の中では、農用地以外のところの整備その他、いわゆる開発ができるところ、そういったところに積極的に宅地の供給なり、あるいは産業の誘致なりをして、そこで人口集積を図り、また雇用の場を確保していくという計画になっております。したがって、そういうもとでの人口35万人計画であるわけでございます。ただ、先ほど申しましたように、こういう場所的なことを考えますと、ここがいつまでもこのままであるということとはまた若干違おうかと思いますが、これは今後の論議になっていくものではないかというふうに考えます。いずれ、掲げました目標に向かっては、現段階で可能な開発手順、そういったものに従ってなされなければならないというふうに考えております。

 それから、署名その他の所見については、市長の方でよろしゅうございますか。



◎産業部長(太田信雄君) 議長、私から。



○議長(藤川智美君) 太田産業部長。



◎産業部長(太田信雄君) 12万人の署名があったということについてですが、この請願の趣旨を読みましても、「当該地に大規模流通施設を誘致して、指定周辺環境の整備を」というふうなものなわけでございます。今回の盛岡市の意見といいますのは、今企画部長が申し上げたとおり、この場所は総合計画に整合性が図られていないというふうな意味で意見を申し述べたところでございます。ただ、大規模流通施設というふうに、当該地と理解をしない大規模流通施設というふうに理解しての署名ということになれば、やはりたくさんの方々の御署名をいただいたということになります。私どもとしても、市内の商業集積が今のままで十分というふうには理解しておりませんし、ぜひ中心市街地の活性化も図っていかなければならないというふうに、そういう方向で努力をしておりますし、盛南開発地域に行う商業集積も十分なものでなければならないというふうに思っておりますので、市民あるいは周辺の方々に魅力があるような商業集積を図るべく、今後とも努めてまいりたいと思っております。

 以上です。



◆39番(藤村直次郎君) 議長。



○議長(藤川智美君) 39番藤村直次郎君。



◆39番(藤村直次郎君) ありがとうございました。

 それでは、人口集積その他については、農地以外のところで現在の都心部の中で考えておられるとおっしゃいましたけれども、既にこの計画が実施されて4年になるわけですが、その後、図られておる推進のものは、私は再三質問させていただいておりますが、全くというくらい進んではおらないではないかなというふうに思うわけですが、しからば、今後推進されるような見込みがあるのかどうか。私はそういったところが見込みがあるかどうかをしっかりと市は考えておられるのか、望みがあるのかどうか、まずその点をお伺いします。

 今、この問題の位置的な問題についてお伺いして答えをいただきましたけれども、いずれこの道路を挟むということは、生活道路ではない大きな道路でございますので、今後耕作の面、あるいはそういった環境の面で、この農地は大変不適格な農地になるのはもう明らかなわけでございますが、早晩そういった問題になった場合においては、いずれ市としては考えなければならない問題になるだろうと思いますが、再度この問題につきましてお伺いいたします。



◎企画部長(佐藤晴久君) 議長。



○議長(藤川智美君) 佐藤企画部長。



◎企画部長(佐藤晴久君) お答えを申し上げます。

 人口目標を掲げた35万の達成の見込みということでございますが、御案内のように、計画策定時から4年を経た現在、28万 7,000人、平成12年目標の中間年次でも31万5,000人程度を見込んでいるわけでございますが、少子社会というようなこともございますし、また、周辺に人口の社会的な流出があるというようなこともございまして、なかなか達成は困難でございます。しかしながら、何度もこれまでも申し上げましたが、やはり盛岡市に国土利用計画の市計画がなかったこと、これによって宅地をどこに供給していくのかという方向性がなかったわけでございますが、これが少なくともそういう面では、宅地を用意できる部分についてはこのたびの国土利用計画の市計画ではその目標量も定めたわけでございます。ただ、あくまでも土地の流動になりますと−−土地の流動といいますか、人口が集積するということになりますと、その住む場所への経済的な負担の問題があるわけでございまして、そういったことは市場原理で動くものですから、必ずしも用意したところに集積しないという現象もございます。ただ、私どもは少なくとも量的にそれを確保しなければならないということで定めたものでございます。ただ、その場所を用意すればいいということだけではなくて、ただいま議員が御指摘のような産業の場、こういったものと一体となったもので目標を達成していかなければならないというふうに考えております。

 また、この場所その他については、やはり確かに都市計画道路が計画をされております。いずれ盛南開発の目標年次が平成17年度、これは市の総合計画と全く期間を同一にしているわけでございますが、その後の開発整備の方向につきましては、市全体の中で、単に飯岡新田のみならず、いろいろな場所への開発指向とか、今のようなお話がございます。その中でトータルに考えていかなければ、個々の部分的なことだけで考えるのは困難でございます。したがいまして、これからの論議の中で方向性が定まっていくものというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(藤川智美君) 次に、28番伊藤俊光君。



◆28番(伊藤俊光君) 私は、3点について御質問いたしますけれども、まず第1点は、クリーンセンターについて、今回の経過についてはいろいろ御議論ありましたから一切省きますけれども、何はともあれ、195億円という巨費を投じて建設をして、そしてまた新たな厚生省のガイドラインを守るために整備費を含めまして4億 200万という予算計上をして今取り組み中ということでありますけれども、机上の計算では、ダイオキシンについても 0.5ナノグラム以下ということで、塩化水素についても10ppmと、全国でもないぐらいの厳しさだということがあっても、そういうことで契約をして、燃やしてみたら何か余計出たと、これでは、はっきり言って 195億円のうち10億か20億ぐらい返してもらいたいぐらいの気持ちなんです。したがって私は、地域住民に対するいわゆる情報開示のおくれとか、そうしたこともあることはありますけれども、市がメーカーに対してどういう対応をしてきたのか、そして今後どうしようとしているのかという部分について再度お聞きしたい。というのは、本当に大丈夫かなと、こう疑われますよ。4億 200万かけて、市長の英断で3年以内にやるというのを単年度でやろうということですが、すばらしい対応であるということについては評価しますけれども、じゃ本当に大丈夫かと、こういうふうに疑念を抱かざるを得ないわけですよ。今のメーカーとのこの間の関係だけを見ればですよ。したがって、その点についても、この間の市の対応−−人をばかにした話ですよ、大体。回してみたら塩化水素は瞬時に出るから、発生がメーカー自身さえわからないということでしょう、はっきり言って。これは人を愚弄した話なんですよ。ですから、そういうことに対してどういう形でメーカーに対して今、この間もやってきたと思うんだけれども、今後の対応、そうしたことについて1点お願いしたい。

 あと、2点目については、何回も私も質問をさせていただきましたけれども、梨木町上米内線の関係で、これは2月の日報ですけれども、この見出しは「14年ぶりに前進」と書いていますけれども、14年もかかって測量についてやや前進ということなのかな。それじゃ、あと何十年かかるかわからないなという感じも抱いた人もいるでしょうし、私も何回も質問はしてまいりましたけれども、やっぱり施行は岩手県であるということは百も承知ですけれども、しかし、期待を持ち、迷惑を被っているのは大方は盛岡市民であるわけですから、ただ単に、何とかしてくださいという対応ではまずいと思うんですよ。したがって、私は2年前に、平成8年9月議会で、何が原因なのか全くわからない。ただこじれてるというだけの話では話にならないということで、地権者も含めて、県の責任者も、場合によっては市長さんを交えてもよろしいと思うんですけれども、記者会見でもしてはっきりさせてくれと、こういう質問をしたわけですけれども、市長はこうお答えになったわけですよ。そんなことをすると、さらにいこじになって−−いこじと言ったかどうかはあれですけれども−−まずい。したがって、見守りながら、早期に工事再開できるように努力していきたいと、こういうことだったんです。2年間、どうなりました。何も変わってないでしょう。したがって、私は問題提起をして言ってるわけですから、2年間何も変わらなかったんですから、市の行政の責任の長として、どういうことをすればこの問題解決の糸口を見出せるのかということについて、あれば教えていただきたい。これが2点目です。

 それから3点目については、今、総合経済対策ということで、国は16兆 6,000億円ですかの大型補正を組んで景気を浮揚させようということのようでありますけれども、中心は特別減税と住宅取得にかかわる政策減税、そして公共投資が大体7兆 7,000億円、これが柱と新聞報道を見れば言われておりますけれども、92年以降、バブル崩壊してたしか今度で7度目ぐらいの景気浮揚策だと言われておりますけれども、額を合わせると50兆円を超えるわけですよ、この16兆円を足すとですね。どこの景気が浮揚しましたかと。沈みっ放しで、はっきり言ってことしはマイナス成長だということなんですね。それは、私どもが御英知をいただいて議論するということじゃなしの 100%国政レベルの話だと思うんですけれども、だがしかし、この大型補正を組むことによって、はっきり言って市といいますか地方自治体も巻き込まれるわけですよ。ただ単に交付されるというのであればそれはいいですけれども、公共工事なんかやる場合−−今回の場合は特例措置があるというお話を聞いておりましたけれども、この間、どれだけ政府の景気浮揚策という名のいわゆる公共投資による我が盛岡市の起債がどれだけふえたかということなども、十分に考えていくべきではないのかなと私は思いますよ。

 きょうの新聞でも、岩手県は県債がもう1兆円だと、こう言われていますね。盛岡市も10年度当初の一般会計で 1,320何億円ぐらいになると言われていますね。そして、市長は当初予算の記者会見の中で、起債についても極力抑えていきたいんだと、私もそのとおりだと思いますよ。当初会計 963億 2,300万ですか、そのうちの起債の部分は 174億 8,900万、18.3%ですよね。返す公債が11.3%で 109億円ですよ。簡単に言えば、サラ金から金を借りてサラ金に返すと、こういうような状況にまで来ている。そこまで行ってないと言えばそうなんですけれども、借りて返すということですから、これは大変な状況ですよ。そういう中で、こうした大型補正の中で、さらに盛岡市の起債もふえざるを得ないということですから、私は、ここで市長の決意といいますか、たしかそういう状況であればあるほど、いろんな事業の必要度、緊急度を精査して、取り組むべきは取り組むということですから、それ以上ないわけですけれども、私が言いたいのは、やっぱり景気が停滞してる、後退してるというのは、これはすべて政府の責任ですから、地方はそんなに巻き込まれることはないのだということを思うわけです。ただ、全部やれというふうにもならないでしょう。したがって、その点は極力、自治大臣は国会答弁の中で、地方もいわゆる逼迫してるといいますか困窮してるといいますか、そういう状況はわかる。わかる上に今回は特例措置をしているということで答弁なさっておりましたけれども、しかし、経済学者といいますか地域から言わせると、秋はまた組まなければならないということすら言われているわけです。そうした場合にやっぱり、政府が16兆円出そうが20兆円出そうが、最後には我々国民の背中にずっしり重くのしかかる借金にかわりないわけですけれども、しかし、ここは盛岡市の議会でありますから、市長に対しては、そういう今も数多くの補正をやってきたわけです。一つも景気なんか浮揚しなかったと。それを地方も巻き込まれてしまってきてるんだということを踏まえれば、やっぱり景気浮揚策は必要ですし、減税も私は賛成なんですけれども、起債をさらにふやしていくということについては十二分に考えていくべきだと思うんですけれども、その点についての御所見があればお願いしたいと。

 以上です。



◎環境部長(吉田佳民君) 議長。



○議長(藤川智美君) 吉田環境部長。



◎環境部長(吉田佳民君) 私からは、1点目のクリーンセンターにつきましてのお答えを申し上げたいと思います。

 議員御指摘のとおり、大変残念に思っています。一つは、メーカーに対してどう対応してきたかということでございますが、これは、クリーンセンターは性能発注方式ということで、その保証期間は一応2年ということになっております。いろんな重大な過失行為等あれば10年ということもあり得るわけですが、いずれそうした設計施工、材質、そういったものにいろいろ性能の保証を満足できないことが出た場合には、それは当然確認をしながら、メーカーの責において改善をするということになっているものでございます。現在、塩化水素を、時間がちょっとかかっていますが、原因究明中でございますが、いずれ操作上等のものとは考えにくい−−考えておりません。そういったこともございます。前回のスラリータンクの液面計のトラブル等につきましては、もう完全に計器上の問題、性能上の問題ということもございまして、これは今月末、二十七、八日になると思いますが、もう一つ二重に備えつけるということの約束をいたしております。前回の硫黄酸化物の計器の不調につきましても、これも全面的にとにかく取りかえて検証いたしております。当然ながら、メーカー側の負担でいろんな技術担当者が来ていまして、調査なり調整をいたしておる、そういったことをいたしております。

 次、今後どう対応していくのかということでございます。ダイオキシンの対策につきましても、市の方の独自の調査、今月の末に出る予定ではございます。その結果どうあれ、いずれ市の調査を待たずに、早く緊急措置ができないかということを強く指示をしておりまして、8月、9月でもいいから、とにかく早く何か簡易的なものであれメーカーの負担でやるべきだということを今強く申しまして、そちらの方の製作といいますか、機械の方、これをやらせたりいたしております。

 いずれ、議員御指摘のような気持ちで、今後も強くメーカーの方には対処してまいりたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。

 なお、1点申し上げておきますが、4億 2,000万円という数字が先ほど出ましたが、これは造成工事等を含んだクリーンセンターの今年度の当初予算でございます。ダイオキシン対策のための当初予算計上といたしましては1億 7,000万、1億 8,000万円、そのあたりの数字で予算を要求しているということだけを申し添えておきたいと思います。よろしくお願いします。



◎建設部長(高橋徹君) 議長。



○議長(藤川智美君) 高橋建設部長。



◎建設部長(高橋徹君) 私の方からは、北山の県事業のトンネル関係の道路につきましてお答え申し上げます。

 この2年間何も変わっていないんじゃないかというお話でございますけれども、議員さんも御承知のとおり、実は3月16日付で測量調査の承諾についてというふうなことで、住職の目時さんから振興局の土木部長あてに正式な文書が出ているわけでございます。これは、先ほど御質問がございましたとおり、新聞でも報道されているわけでございます。そういったことで、決して進展していないというふうな状況ではないというふうに理解をしております。

 なお、この新聞の報道の中に、法泉寺の役員の方の談話も載っております。道路に対する県民、市民の強い要望などを考えて決めたというふうなことも言っておりますので、県が測量調査に入るというのを、今、注意深く見守っている状況にございます。

 以上でございます。



◎財政部長(千田宣正君) 議長。



○議長(藤川智美君) 千田財政部長。



◎財政部長(千田宣正君) 私の方から3点目の総合経済対策に関連する市の対応についてお答えいたします。

 御案内のとおり、総合経済対策につきましては、先ほど議員の方からお話がありましたとおり、特別減税やら公共投資、これらを中心としたもので行うという政府の決定がございまして、先ほどそれに対応する国の補正予算も議決になったわけでございます。

 内容につきましては、地方の方にかかわるものといたしましては、住民税の特別減税、それから、公共事業の実施につきましては交付税の増額や地方債の後年度の償還金の場合の交付税措置、こういったものを柱にした対応となっているものでございます。

 当市におきましても、今回、補正予算を提案してございますけれども、いろいろな事業の中で、当初予算に計上したもので落ち込んだ内示のものの追加要望、そういったものを中心として確実性のある事業を計上したわけでございます。御心配いただいております起債の後年度の増につきましては、ここ二、三年大型事業が続きまして起債の導入が多くなってございますけれども、今後、こういったものを十分念頭に置きまして、事業選択に当たりましては、重要度、緊急度というものを十分検討の上、なるべく起債依存率を少なくするような形で財政運営に努めていきたいというふうに考えているところでございます。

 以上でございます。



◆28番(伊藤俊光君) 議長。



○議長(藤川智美君) 28番伊藤俊光君。



◆28番(伊藤俊光君) 北山のトンネルのことですけれども、文書でということですけれども、測量受け入れということは記事のとおりだと思うんですけれども、ただ、いつ実施するか等々については何も決められていないというお話を伺っているわけです、はっきり言って。だから、そういうのが前進と言えるのかどうなのか。どういう文書なのか、県に対するものでしょうから、部長もその中身については御存じないのかどうかよくわかりませんし、こういう場でそういう中身を公表していいものかどうかもわからないわけでありますけれども、どうも聞くところによれば、測量はいいですけれども、いつ測量するかという日にちすら決まっていないということなどを私なりに人づてに伺っているわけですけれども、その点については、例えば平成10年内にやるとか、そうしたことが決まっているのかどうなのか、わかれば教えていただきたいと思います。

 それから、経済対策等々について財政部長さんの御答弁ございましたけれども、そのとおりだろうとは思いますけれども、去年ですかおととしですか、日野市の最高齢の市長さんが地方はにっちもさっちもいかないのだと。政府が勝手に減税だとか何とかと言うと。何ともならなくなって高速道に固定資産税をかけると言ったら、時の建設大臣は、あの市長はアルツハイマーじゃないかと言ったとか言わないとかと新聞に出てましたけれども、私が市長に言いたいのは、あなたは江戸幕府の一代官じゃないんだから、ここの中で盛岡市民に圧倒的に支持された市長なわけですから、言うべきは中央政庁にもっと言うべきだと、ここのところを私は言いたかったんです。その点について決意があればちょっとお聞かせください。

 以上です。



◎市長(桑島博君) 議長。



○議長(藤川智美君) 桑島市長。



◎市長(桑島博君) 私からは、第2点の総合経済対策に関連する事項についてお答えを申し上げます。

 伊藤議員いろいろ御指摘のとおりのことは私も全く同感でございます。この経済対策が出された際には、全国議長会の会長である当市の議長もそうでございますけれども、先頭に立って打ち出された対策が、特にも一般単独事業ということで地方公共団体の事業として1兆5,000億円を組むという予定でございました。その裏財源がはっきりしないうちは到底着手あるいは国の要望に対して消化見込みの事業量を提出できないと、こういうのが私たち市長会の中でも大した議論になりました。私は全く同感であったわけでございます。そういうことで、裏財源だけ早く出して、景気対策に地方も積極的に取り組むと、こういうことでなければまた同じ結果になると、こういうようなことから大分強く意見が集中したところでございます。

 私も先般、全国市長会の副会長ということになりました。私は財政担当の副会長ということで御指名を受けた経緯でございますが、その際にも、自治大臣にも行きまして、実際問題、各公共団体はこういう状況にあるんだということをお話し申し上げましたが、自治大臣は非常に詳細に現場を把握しておられる方でございまして、まさに同感であると。直ちに自治省としても閣議の中でそういった地元の長の意向を申し上げてしかるべく対応策を速やかに発表したい、こういうような御意向でございました。

 そういったことで、るる御指摘ございましたが、私どもも巻き込まれるという形ではなく、景気浮揚対策ということでございますれば、市民からもいろいろな基盤整備等々の要望もございます。そういったことを前倒しにやれるものであれば、財源の確保が容易であれば、あるいは将来の償還が財政を圧迫しないのであれば、何とかこれに取りついて幾らかでも事業消化をしたいと、こういう気持ちで取り組んでいるところでございますので御理解をいただきたいと存じます。



◎建設部長(高橋徹君) 議長。



○議長(藤川智美君) 高橋建設部長。



◎建設部長(高橋徹君) 北山のトンネル道路につきましてお答えいたします。

 何年度事業で測量に着手するのかというふうなことでございますが、実は、これはもちろん県の予算でございますけれども、さきの2月の定例県議会の予算特別委員会におきまして、この道路の予算も諮られているというふうなことのようでございます。したがいまして、この測量は10年度予算であるというふうなことでありまして、10年度内には着手をして、測量ですとそんなに時間はかかりませんので、完了するのではないかというふうに存じております。

 以上でございます。



○議長(藤川智美君) ほかに明政会からの質疑はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(藤川智美君) なければ、以上で明政会の総括質疑を終了しました。

 次に、社会・市民連合、3番佐藤妙子さん。



◆3番(佐藤妙子君) 市長さんにお伺いいたします。

 1つ目は、岩手山の火山活動に対する防災体制について、2つ目は、消防水利について、3つ目は、消防団員の確保についてです。

 岩手山の火山活動に対する防災体制については、ことしに入りまして岩手山の火山活動が活発化し、火山性地震の回数もふえてきており、4月末には地震が1日200回以上も発生し、その後も予断を許さない状況となっておりますが、何とかこのまま終息に向かってくれないのかと願っているところです。

 新聞等の報道によりますと、火山観測の関係機関では引き続き注意深く観測する必要があると発表されておりますけれども、火山観測体制も順次強化されていると伺っておりますし、県を初め、岩手山の周辺市町村や防災関係機関ではこの対応をいろいろと話し合って検討されてきていることと思います。

 そこで、岩手山の火山活動に対する観測体制の状況をお知らせいただくとともに、万一の場合の当市の対応や周辺町村との連携についてお伺いいたします。

 次に、消防水利についてお伺いいたします。

 防火水槽や消火栓は重要な消防水利でありますけれども、当市では、以前から整備を進めてきた防火水槽や消火栓に加え、阪神・淡路大震災の教訓などを踏まえて最新製の防火水槽の整備も進められていると思いますが、これらの防火水槽や消火栓の消防水利の充足率についてまずお伺いいたします。

 また、最近、防火水槽を設置するために個人の方から借りている土地が地主の代がかわると防火水槽が支障になるので移してほしいということがあり、この代替地の選定に苦労されていると伺っております。この点についていかがでしょうか。

 さらに、学校のプールは水量も豊富であり、市内各地に分散配置されておりますので消防水利として大変役に立つのではないかと思いますが、これらのプールの利用についてどのように考えておられるのかお伺いいたします。

 最後に、消防団員の確保についてお伺いいたします。

 消防団員の方々は消防防災活動に日夜大変努力されているところでありますが、高齢化が進み、年々団員が減少きており、団員の確保に頭を痛めているのが現状です。当局では団員の確保のためにどのような対策を講じておられるのかお伺いいたします。

 消防団員は、今まで比較的時間に拘束されない自由業の職業の方が多かったと伺っておりますが、これにも限度があると思いますので、これから事業所や役所の職員などにも協力していただいて団員を確保されてはいかがでしょうか。農業試験場や食糧事務所などの国の機関におきましては希望する職員を消防団員として協力していただくということも伺っておりますが、市の消防団員ということから考えますと、市の職員の方々にも消防団員として進んで協力していただく必要があるものと思われます。市の職員の方々が消防団の団員になることができないということがあるのかどうかについてもお伺いいたします。

 また、団員の確保に御協力いただいた事業所などには、奨励の意味もあり、表彰するというような方法はできないものでしょうか、お伺いいたします。

 さらに、災害時において、消防機関の活動と連携した災害救援ボランティアの方々の活動が大変効果があると思われますが、このことについてもお伺いいたします。

 以上です。



◎総務部長(斎藤勲君) 議長。



○議長(藤川智美君) 斎藤総務部長。



◎総務部長(斎藤勲君) それでは、私の方からは、岩手山の火山活動の観測体制、それから、消防団員の確保等につきましてお答えを申し上げます。

 岩手山の火山活動の観測体制ということでございますが、この観測につきましては、東北大学の地震予知噴火予知観測センターが昭和56年から観測を続けております。また、平成7年の9月に低周波地震や火山性微動といったものが観測されましたので、東北大学では地震計だとか傾斜計、それから体積ひづみ計といった観測機器を増設して観測をしているという状況でございます。同時に、気象庁でも観測を始めたということでございます。本年3月に、報道等で御存じのとおり、火山性微動などの大きな変化があったということもございまして、3月17日に盛岡地方気象台では火山観測情報第1号を出したという状況がございます。その後も活動が活発化しているということでございますが、その第1号を出した2日後の3月19日でございますが、1日で90回の火山性地震があったということでございます。さらに、議員からもございましたが、4月29日には午後3時から午後4時の1時間の間に223回の火山性地震が観測されたということで、この日には臨時の火山活動情報第1号というものが発表されております。

 火山活動の今後の予測ということにつきましてはなかなか難しいところでございますが、現在、気象庁あるいは東北大学等でこれらの観測データを集中的に解析しているということもございます。したがって、盛岡市、それから、周辺の町村ではこの観測データの解析状況を見守るという状況になっておりますし、5月14日には岩手県で関係市町村を初めとする岩手山の火山活動に関する関係市町村連絡会議というものを設置をしております。これは、盛岡市初め、周辺の市町村、それから、気象台、自衛隊あるいは県、県の警察本部、広域行政組合の消防本部、こういった14ほどが連絡会議に入っておりますが、この連絡会議において火山活動の情報、そういったものの交換、あるいは万一の場合の災害対策、そういったものの連絡調整を図るということになっております。

 いずれ、当市としましては、これらの情報をもとに、万一の場合の防災対策あるいは避難対策あるいは道路確保、そういったものに万全を期していきたい、そのように考えております。

 それから、次に、消防団員の確保についての御質問でございます。

 盛岡市の消防団員の定数は1,099名でございまして、6月1日現在の団員が1,005名ということで、94人ほど不足といいますか、定数割れになっておりまして、充足率は91.4%ということになっております。欠員のある分団では、各分団の幹部の方々が管内の町内会あるいは事業所、そういったところに協力を呼びかけまして団員の確保に努力をしているという状況でございます。

 また、確保の対策としましては、団員の募集のポスターといったものを掲示したり、あるいはハード面では、消防活動の拠点でございますコミュニティ消防センターの整備あるいはポンプ車の装備の増強といったものもしておりますし、また、団員の処遇の改善、そういったものも行いながら団員の確保に努めております。いずれ、消防団の活性化対策といったことで努力をしているところでございます。

 また、事業所に対する協力依頼というお話もございましたけれども、事業所の皆様にはこれまでも御協力をいただいておりますが、今後ますますさらに事業所の責任者の方々に御理解をいただき、御協力をいただくように努めてまいりたい、そのように考えております。

 それから、市の職員が消防団員になれないかということでございます。地方公務員は、勤務時間及び職務上の