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岩手県 盛岡市

平成 3年  3月 定例会 03月20日−06号




平成 3年  3月 定例会 − 03月20日−06号







平成 3年  3月 定例会



平成3年3月盛岡市議会定例会会議録(第6号)

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平成3年3月20日(水曜日)

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 議事日程第6号

 平成3年3月20日(水)午後1時開議

第1 議案第1号 平成3年度盛岡市一般会計予算

第2 議案第2号 平成3年度盛岡市下水道事業費特別会計予算

第3 議案第3号 平成3年度盛岡市農業集落排水事業費特別会計予算

第4 議案第4号 平成3年度盛岡市国民健康保険費特別会計予算

第5 議案第5号 平成3年度盛岡市老人保健費特別会計予算

第6 議案第6号 平成3年度盛岡市食肉処理場費特別会計予算

第7 議案第7号 平成3年度盛岡市中央卸売市場費特別会計予算

第8 議案第8号 平成3年度盛岡市土地取得事業費特別会計予算

第9 議案第9号 平成3年度盛岡市東中野財産区特別会計予算

第10 議案第10号 平成3年度盛岡市東中野,東安庭,門財産区特別会計予算

第11 議案第11号 平成3年度盛岡市水道事業会計予算

第12 議案第12号 平成3年度盛岡市病院事業会計予算

第13 議案第13号 盛岡市職員定数条例の一部を改正する条例について

第14 議案第14号 盛岡市職員の勤務時間,休日及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例について

第15 議案第15号 盛岡市非常勤特別職員の報酬および費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について

第16 議案第16号 盛岡市非常勤消防団員報酬等支給条例の一部を改正する条例について

第17 議案第17号 盛岡市立高等学校授業料等条例の一部を改正する条例について

第18 議案第18号 盛岡市財政調整基金条例の一部を改正する条例について

第19 議案第19号 盛岡市高齢者福祉基金条例について

第20 議案第20号 盛岡市ごみ減量推進基金条例について

第21 議案第21号 盛岡市森林公園条例について

第22 議案第22号 盛岡市地区活動センター条例の一部を改正する条例について

第23 議案第23号 盛岡市市営住宅条例の一部を改正する条例について

第24 議案第24号 盛岡市児童館条例の一部を改正する条例について

第25 議案第25号 盛岡市社会福祉施設管理委託条例の一部を改正する条例について

第26 発議案第1号 米の市場開放阻止及び農業政策の確立に関する意見書について

第27 発議案第2号 北方領土早期返還と日ソ友好関係推進に関する意見書について

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 本日の会議に付した事件

日程第1 議案第1号 平成3年度盛岡市一般会計予算

日程第2 議案第2号 平成3年度盛岡市下水道事業費特別会計予算

日程第3 議案第3号 平成3年度盛岡市農業集落排水事業費特別会計予算

日程第4 議案第4号 平成3年度盛岡市国民健康保険費特別会計予算

日程第5 議案第5号 平成3年度盛岡市老人保健費特別会計予算

日程第6 議案第6号 平成3年度盛岡市食肉処理場費特別会計予算

日程第7 議案第7号 平成3年度盛岡市中央卸売市場費特別会計予算

日程第8 議案第8号 平成3年度盛岡市土地取得事業費特別会計予算

日程第9 議案第9号 平成3年度盛岡市東中野財産区特別会計予算

日程第10 議案第10号 平成3年度盛岡市東中野,東安庭,門財産区特別会計予算

日程第11 議案第11号 平成3年度盛岡市水道事業会計予算

日程第12 議案第12号 平成3年度盛岡市病院事業会計予算

日程第13 議案第13号 盛岡市職員定数条例の一部を改正する条例について

日程第14 議案第14号 盛岡市職員の勤務時間,休日及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例について

日程第15 議案第15号 盛岡市非常勤特別職員の報酬および費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について

日程第16 議案第16号 盛岡市非常勤消防団員報酬等支給条例の一部を改正する条例について

日程第17 議案第17号 盛岡市立高等学校授業料等条例の一部を改正する条例について

日程第18 議案第18号 盛岡市財政調整基金条例の一部を改正する条例について

日程第19 議案第19号 盛岡市高齢者福祉基金条例について

日程第20 議案第20号 盛岡市ごみ減量推進基金条例について

日程第21 議案第21号 盛岡市森林公園条例について

日程第22 議案第22号 盛岡市地区活動センター条例の一部を改正する条例について

日程第23 議案第23号 盛岡市市営住宅条例の一部を改正する条例について

日程第24 議案第24号 盛岡市児童館条例の一部を改正する条例について

日程第25 議案第25号 盛岡市社会福祉施設管理委託条例の一部を改正する条例について

日程第26 発議案第1号 米の市場開放阻止及び農業政策の確立に関する意見書について

日程第27 発議案第2号 北方領土早期返還と日ソ友好関係推進に関する意見書について

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 出席議員(43名)

 1番  渡辺勇一君

 2番  鈴木礼子君

 3番  小杉正夫君

 4番  小沢啓志君

 5番  細越太一君

 6番  佐々木吉兵衛君

 7番  山本武司君

 8番  佐々木 博君

 9番  高橋金兵衛君

10番  藤川智美君

11番  折居明広君

13番  小原栄蔵君

14番  細屋 実君

15番  鈴木俊祐君

16番  吉田久孝君

17番  谷藤正男君

18番  菊池 強君

19番  嶋貫 尚君

20番  青木道雄君

21番  及川冨久司君

22番  高橋 功君

23番  岸本敬一君

24番  天沼 久君

25番  工藤栄市君

26番  藤沢国雄君

27番  西郷賢治君

28番  下田靖司君

29番  遠藤政蔵君

30番  高橋 修君

31番  阿部静子君

32番  下上マツ子君

33番  菊池正亨君

34番  高橋雄仙君

35番  斎藤権次郎君

36番  伊藤正三君

37番  藤原仁右ェ門君

38番  斎藤昭一君

39番  浅沼信一君

40番  戸塚 孝君

41番  下川原弘志君

42番  阿部和平君

43番  斎藤文三君

44番  泉 又蔵君

 欠席議員

なし

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 説明のため出席した者

市長        太田大三君

助役        桑島 博君

収入役       古枝稔男君

水道事業管理者   井上正夫君

総務部長      松川喜一君

企画財政部長    平野 力君

市民生活部長    岸田忠清君

保健衛生部長    鈴木 基君

福祉部長      藤村政男君

産業部長      佐々木 實君

建設部長      佐々木慶夫君

都市計画部長    下田啓太郎君

開発部長      太田 昭君

下水道部長     山口貞藏君

消防防災部長    新藤 威君

アルペンスキー

世界選手権大会   西舘良政君

推進局長

水道部長      猿舘隆一君

財政課長      獅子内冨士夫君

教育委員会委員長  小林正吉君

教育長       佐々木初朗君

監査委員      太田代 實君

農業委員会会長   熊谷祐三君

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 事務局職員出席者

事務局長      斎藤祚雄君

事務局次長     阿部利男君

議事課長補佐    丸谷誠一君

調査係長      内澤栄光君

議事係長      吉田和弘君

書記        苫米地千枝子君

書記        佐々木英司君

書記        砂子田 聡君

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 午後1時7分開議



○議長(伊藤正三君) これより本日の会議を開きます。

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○議長(伊藤正三君) この際、諸般の報告をいたします。

 監査委員から例月出納検査の結果報告1件があり、既にお手元に配付いたしてありますので御了承願います。

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○議長(伊藤正三君) これより本日の議事日程に入ります。

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△日程第1 議案第1号平成3年度盛岡市一般会計予算から日程第25議案第25号盛岡市社会福祉施設管理委託条例の一部を改正する条例についてまで



○議長(伊藤正三君) 日程第1議案第1号平成3年度盛岡市一般会計予算から、日程第25議案第25号盛岡市社会福祉施設管理委託条例の一部を改正する条例についてまで25件を一括議題といたします。

 各案件に関し、予算等審査特別委員長の報告を求めます。40番戸塚孝君。

〔40番 戸塚孝君 登壇〕



◎40番(戸塚孝君) 予算等審査特別委員会の審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。

 去る3月1日の本会議において、当委員会に審査方付託を受けました議案は25件でありますが、予算では、平成3年度盛岡市一般会計予算など12件で、一般会計において607億900万円、特別会計で349億5,121万7,000円とするなど、各会計の平成3年度予算を定めようとするものであります。

 また、条例では盛岡市高齢者福祉基金条例についてなど13件であります。

 これら議案の審査に当たり、各委員から多くの質疑並びに意見が述べられましたが、その内容については省略させていただき、以下、各会派の討論の状況を申し上げます。

 まず最初に、反対の討論として、日本社会党を代表して菊池正亨議員から、平成3年度は、今世紀最後の10年間のスタートの年であり、高齢化・国際化・情報化などに即応できる都市づくりが求められている。しかも後期実施計画の2年目を迎え、活力と魅力あふれる都市基盤整備が急務となっている。このような状況を踏まえ、当初予算において64件の新規事業を積極的に計上し、盛南開発・盛岡駅西口開発事業に着手するほか、旧郵便局跡地利用の調査事業、新ごみ焼却処理施設の用地取得と無公害・余熱利用の検討、ごみ減量推進基金や高齢者福祉基金の創設による財政的基盤づくり、さらには、障害者福祉の確立、仮称第2東松園小学校用地取得や仮称西部公民館建設事業等積極的な施策を明らかにしている。

 以上のことから、一般会計の予算規模は初めて600億円を超え、その伸び率は国の地方財政計画、国や県の予算をはるかに超える8.3%増となり、9特別会計を加えると6.7%増の956億6,000万円余となる積極予算となっている。

 一方、湾岸戦争が終結したものの、石油エネルギーを外国に依存している日本経済への影響は大きく、公定歩合の引き上げなど不安要因もあり、好景気に陰りが見られ、市税収入の伸びも期待できない中での努力を多とする。

 わが会派は、こうした当局の対応に敬意を表するとともに、前向きに予算編成したことを評価し、その実現に向けて協力していくことを表明する。

 以下、具体的な意見として、都南村との合併については、村長と十分意思疎通を積み重ねて、早期に任意の合併協議会を設置するとともに、市長の任期中に法定協議会を設置するよう最大の努力を払い、合併の実現に大きく踏み出すよう強く要望する。

 なお、矢巾町、滝沢村など広域合併についても鋭意検討されたい。

 アルペンスキー世界選手権大会の成功に向けて、関連道路網の整備に万全を期すことはもとより、市民の参加と協力体制づくり、大会ムードの盛り上げの方策などの検討を開始されたい。

 盛南開発、太田地区区画整理、梨木町上米内線街路事業、ごみ焼却施設建設、市立病院移転に伴う問題について反対住民組織などとの対話と合意形成に一層努力し、太田市政の基本を貫徹されたい。

 市の多様な市民サービス施策について、PRを積極的に進め、活用の増大を図るとともに、利用者の意見を徴しながら改善すべき事項については、利用者の立場で対応を図られたい。

 青少年婦人室は、福祉部から総務部に配置がえを行い、行政需要の拡大に対応できる体制を確立されたい。

 第7次下水道整備5カ年計画は本年度から普及率85%を目標に開始されるが、事業の推進状況に応じて計画区域外の早期普及を目指し、事業計画の見直しを可能な限り行うとともに、面整備区域内の未設置家庭の解消を図るため、普及推進に努力されたい。

 動物公園のアフリカ園開園、手づくり村の施設拡充や、東北新幹線の東京駅乗り入れに伴う観光客の入り込み増が期待されるが、県内小学校はもとより、エージェントなどに周知徹底を図り、盛岡の売り込みに努められたい。

 市立病院、中央卸売市場の移転先及び市民文化会館の建設地の選定など、大型かつ重要な事業がメジロ押しとなっているが、広域合併を念頭に置き、都市計画道路網及び駐車場の確保や交通機関など総合的配慮をされたい。

 消費者行政については、鎮静化していた消費者物価が各種公共料金の値上げとともに高騰の趨勢にあることから、便乗値上げの監視体制の強化など適切な措置を講じるほか、新手の悪徳商法の情報を市民に提供されたい。

 週休2日制、年間労働時間1,800時間以内が平成5年度から実施される状況を踏まえ、業務量のますますの増大と市民サービスの一層の向上のため、また過労死を防ぐ上からも職員の要員増と適正配置を鋭意検討されたい。

 なお、審査の過程において我が会派の委員が述べた意見を尊重して予算執行されるよう要望する。

 最後に、国論を二分している消費税については、我が党は廃止すべきとの考えを明らかにしているが、国会で税制改革協議会が設置されて議論されている段階であり、地方自治体としては市民への消費税転嫁をさせるべきではないと考える。太田市長も論議の過程で消費税は低所得者ほど負担が大きくなる逆進性を持っていることや、支払われた消費税が国に全額納付されないことは問題だ、など欠陥税制を指摘し、消費税はよくないとの見解を示しながらも、特別会計の一部と企業会計に消費税額の市民負担をさせる予算を新年度においても計上したことは残念でならない。

 以上のことから、消費税とかかわりを持つ議案第2号、議案第3号、議案第6号、議案第7号、議案第11号及び議案第12号については反対をし、そのほかの議案については賛成すると述べられました。

 次に、賛成の討論として、市政クラブを代表して下田委員から、当市を取り巻く政治、社会、経済情勢は極めて厳しい状況にあり、都南村との合併、盛南開発、駅西口開発、清掃工場の移転新築、市立病院、卸売市場、市民会館、アルペンスキー世界選手権大会開催等々大型プロジェクトを抱え、多難な時期でもある。このような中にあって、平成3年度予算は太田市政3期目最後の節目の予算でもあり、前年度対比8.3%増、600億円を初めて超えた積極型予算で、健全財政に配慮された予算であることを評価する。

 また、特別会計は、下水道会計など9会計で349億円余、前年度対比4%増で、特にも下水道事業は東北では仙台に次ぐ72%の普及率であり、評価する。

 水道事業会計、病院事業会計については、それぞれ経営に努力し、市民サービス向上に特段の配慮をされたい。

 仙北西地区土地区画整理事業西側の不整形な土地については、線引きを早急に見直し、事業区域に組み入れ、将来に悔いを残さない立派なまちづくりを実現されたい。

 都市計画街路事業県道向中野安倍館線の仙北一丁目から仙北三丁目地内の早期着工及び東仙北向中野線の仙北中学校前からバイパスに接続する事業決定の促進を図られたい。

 長年の懸案であった梨木町上米内線の街路事業着手に伴い、土地提供者に対する税制上の優遇措置については、不公平感を招かないよう、特段の配慮を願いたい。

 また、県施工分についても、話し合いを精力的に行い、早期に着工できるよう県に要望されたい。

 都市計画街路事業盛岡駅青山町線については、継続して事業を進められたい。中断の理由が将来構想の盛南開発関連事業に多額の費用を要するとのことであるが、既成住民である青山町、滝沢村などの交通渋滞解消こそ優先されるべきである。

 青山町の馬頭踏切の立体交差化については数年前から県、国に要望しているが、早期実現のため、働きかけを強化されたい。

 上田黒岩の提訴問題に対しては、綱取モーテルの二の舞いを踏まぬよう対応されたい。

 仙北東地区並びに青山、みたけ地区の公共下水道事業の促進を図られたい。

 ごみ減量、資源再利用運動については、環境問題、資源の活用など重要な問題と考える。清掃工場新築移転を機に、従来のばらばら行政ではなく、窓口を統一して、具体的な啓蒙活動を強力に展開すべきである。

 また、新清掃工場建設については、公害防止、余熱利用など、地元住民との対話を深め、合意形成に努められたい。

 盛岡広域圏における少年補導員活動について、町村がそれぞれの助成を行っているが、リーダーシップをとるべき盛岡市としても適正な助成を行うべきである。

 僻地校には木製建具の傷みが激しい体育館が見受けられるので、現状を速やかに調査の上、良好な教育環境の整備に万全を期されたい。

 各種基金から生ずる果実の利用については、目的達成に向け、より弾力的な運用を図られたい。

 消費税については、政府において長期の政権担当の経験と不公平税制の是正の立場から、大幅な所得税の減税との兼ね合いで施行されたものである。今後予想される高齢化社会の到来、経済社会の一層の国際化に対応できる税制についての見直し論議など国会の場で審議を行い、公平な税制の実現が図られるべきである。

 以上の意見を付して、提案された全議案に賛成すると述べられました。

 次に、反対の討論として、日本共産党を代表して鈴木礼子委員から、全国的に地方自治体の金余り現象が起き、自治省の報告によれば、91年度末には17兆円にもなると言われている。これは臨調行革10年の中で、地方行革や補助金カットなど住民負担の増大とサービスの切り捨てが進められた結果であり、地方自治体にあっても、自助努力や受益者負担が言われ、相次ぐ公共料金の引き上げと国基準以上の上乗せ福祉が切り捨てられた結果としてあらわれたものである。

 当市の基金積立は昨年12月時点で111億9,934万円余となっているが、これらの積立金は、緊急性の高い国保税の引き上げや生活保護の給付改善、私学助成の増額、高齢者対策等の財源として使うべきである。

 また、平成3年度消費税負担額は歳出で7億8,917万円余、歳入で一般会計6,070万円余、特別会計3,495万円余、企業会計では1億286万円余となり、市民負担ははかり知れないものがあり容認できない。

 消費税は廃止以外にないが、とりわけ市民生活を圧迫する生活関連物資に係る消費税の廃止を急ぎ行うべきものと考える。

 新清掃工場用地問題については、周辺地域住民との合意がないままの計画の推進には住民主体のまちづくりの上からも反対である。

 既存清掃工場のダイオキシン発生状況の調査を早急に実施し、市民の不安を除くための適切な対応を図るべきである。

 国保税を引き上げ、また、社会保障制度の立場から国保加入者に無条件で保険証を交付すべきである。

 中津川の清流を確保し、農薬や家庭雑排水により、市民の飲料水源が汚染汚濁されないよう万全の対策を図られたい。

 学童保育については、国の制度化に伴い、学童保育クラブに対する補助の増額、児童館や児童センターでの専用室の設置、指導員の配置による運営の実現を図られたい。

 アトピー対策については、盛岡市における乳幼児の実態把握と治療や予防対策についての調査、研究を行うとともに、除去食などの実施に当たっては市独自の補助を行うなど積極的に対処されたい。

 上田黒岩山林伐採に伴うアカマツの植栽については、県に届け出のとおり2年以内に履行させること。また、採択された請願の立場を堅持するとともに、業者からの提訴に対しては弁護士など関係者との協議を行うなど万全を期されたい。

 盛岡駅西口開発については、特に土地区画整理事業問題で地域住民から多くの疑問や不安が出されている点を解明し、事業についての合意形成を図るため、十分な時間と機会を設け、今後とも努力されたい。

 緑が丘四丁目の環境保護地区については、自然環境保全の立場から、関係者に対し樹林地の保全を働きかけるとともに、土地の買い取りなどを含め、前向きの検討をされたい。

 信用生協が行う消費者救済資金貸付事業の金利については、今後さらに県や国の指針を明らかにさせるための調査研究を行われたい。

 臨調行革による市職員の人員抑制は深夜労働を含む慢性的な長時間労働を招いており、職員の健康破壊や過労死をもたらすものとなっているので、人員増を速やかに図るなど万全の対策を講じられたい。

 市営アパートの駐車場確保と車庫証明の発行を急がれたい。

 東北農試前踏切渋滞解消のためにも厨川駅西口連絡橋の建設を図られたい。

 仙北町駅、厨川駅前の放置自転車解消のために駐輪場の確保を図られたい。

 NTTの有料情報サービスダイヤルQ2は、性の商品化に反対し、女性の地位向上と子供の健やかな成長、健全な発達を願う立場からも好ましくないので、回線提供はやめるよう対処されたい。

 学校給食には、安心できる国内、地場産の農産物を積極的に扱うよう学校給食会等に働きかけられたい。

 また、中学校給食は自校方式で実施されるよう検討されたい。

 以上の意見を付して、議案第1号から議案第8号まで、議案第11号及び議案第12号に反対する。

 議案第17号については、入学考査料や入学料の値上げに反対する。

 議案第25号については、青山児童センター、仙北児童センター、厨川児童館を福祉事業団に管理委託するものであり反対する。

 議案第16号については、分団員等の報酬を山形市並みに引き上げることを要望し賛成する。

 議案第19号及び議案第20号については、必要額が予算化されることを要望し、賛成する。

 その他の議案については賛成すると述べられました。

 次に、賛成の討論として、市民クラブを代表して岸本委員から、ごみ焼却場、駅西口開発、盛南開発、市立病院、中央卸売市場及び盛岡市民会館等大型プロジェクトが山積しているので、後期事業を推進するため、綿密なスケジュールとむだを省いた財政計画を速やかに立てられたい。

 特に駅西口開発の全体計画を21世紀の盛岡にふさわしいものとするためにさらに見直し、インテリジェントビルの第3セクター構成を早く決定し、ユニークな人材交流の場とするよう留意されたい。

 教育委員会は、小中学校の学力向上にさらに努力されたい。

 市民の健康増進、青少年に自然を大切にする心を育て、あわせて体力向上のために開設された箱ケ森登山コースを広く紹介し、青少年の登山クラブを育成するなど、体力向上に一層の努力をされたい。

 次代を担う青少年の教育は重要であるが、学校現場の教員を含めて教育界のモラルが問われている状況の中で、不祥事など許されないので、県都の盛岡市教育委員会が指導的立場で教育界浄化のための役割を果たされたい。

 学校農園については、今後設置補助等を検討され、体験学習を通して教育効果を上げるため、さらに設置校をふやすよう努力されたい。

 民生委員協議会の事業として地域福祉活動を活発化するため、法律に基づく事業費を確保するよう県に強く要望されたい。

 なお、審査の過程で我が会派の委員が述べた意見を尊重して、今後の執行に当たるよう要望し、提案された全議案に賛成すると述べられました。

 次に、反対の討論として、民社党を代表して小原委員から、平成3年度予算は後期実施計画の中に位置づけてある大規模施設のうち、新ごみ焼却施設の着手、都市基盤整備として盛岡南地区開発事業また地域交流センターを中心とする盛岡駅西口整備事業、郵便局跡地の調査事業など都市機能の拡充強化に努めるとともに、ごみ減量基金、高齢者福祉基金の創設など各般にわたり積極的な施策を明らかにした当局の対応を高く評価する。

 以下、具体的な意見として、歳入においては、税制改正の影響により市税収入を初め、国庫補助など低い伸び率にとどまるので財政環境は厳しい状況にあるが、今後大型プロジェクトを推進するためにも長期の財政計画を策定し、公債比率の抑制、市税収納率の向上、事務事業の民間委託、補助金の見直しなどに努め、健全な財政運営に配慮されたい。

 都南村との合併問題については、早期に法定協議会を設置し、合併促進を図るとともに、矢巾町、滝沢村との合併についても検討を進められたい。

 アルペンスキー世界選手権大会のターミナルとなる盛岡駅西口の活用と関連道路の整備に万全を期されたい。

 女性の勤務形態や職業の多様化にこたえるため、保育時間延長について早期に検討されたい。

 黒石野環境保護地区の保全に努められたい。

 ごみ焼却場建設用地取得には精力的に取り組むとともに、ごみ減量、資源再利用の啓蒙運動の徹底、強化に努められたい。

 スパイクタイヤの禁止に伴い、坂道等での交通渋滞が予測されることから、問題と思われる箇所の改良に努められたい。

 学力向上に積極的に取り組むほか、児童、生徒に対し、自転車の乗車指導を徹底し、事故防止に努められたい。

 競馬事業益金配分の増額について、構成団体が一体となり、競馬組合に働きかけられたい。

 消費税については、低所得者ほど負担が大きくなる逆進性と、税体系を初め、益税、運用益など構造的に多くの欠陥があり、一貫して反対してきたが、現在国会において望ましい間接税が構築されるための協議会再開への努力が払われているので、特別会計、企業会計においては税の原則である公正を欠く消費税転嫁が行われないよう強く要望する。

 以上の意見を付して、議案第2号、議案第3号、議案第6号、議案第7号、議案第11号、及び議案第12号に反対、その他の議案については賛成すると述べられました。

 次に、賛成の討論として、新風クラブを代表して佐々木博委員から、平成3年度一般会計予算は607億900万円と、対前年度比8.3%の増であり、初めて600億円を超すなどその積極的姿勢を高く評価するものである。

 歳入においては、財政調整基金を初め各種基金からの繰入金が35億円を超すなど編成に当たって努力の跡が見られるものの、後期実施計画期間内に予定される大型プロジェクトを考えると、当市を取り巻く財政環境は今後ますます厳しいものが予想されるので、行財政の効率化には特段の配慮をされたい。

 都南村との合併については、早期に任意協議会を設置すべきであり、市長の積極的な対応を求めるものである。

 盛南開発、駅西口新都市拠点整備事業については、強力なリーダーシップを発揮して積極的に推進されたい。

 4月からスパイクタイヤが廃止されるので、交通事故の増大を招かぬよう除雪対策について慎重に検討されたい。

 山並みの眺望を確保するための基準づくりに当たっては、土地所有者、利用者のみが不利益をこうむることのないよう強く要望する。

 ごみ減量推進基金の創設を高く評価するものであるが、その規模の拡大と運用開始年の繰り上げはごみ減量に対する市民運動の推進のためにぜひとも必要であり、さらに強力な取り組みを期待する。また、ごみ分別収集のモデル地区の拡大はごみ減量の根幹をなすものであり、早い時期に全市域に普及することを期待する。

 新幹線東京駅乗り入れを控え、北のターミナルとしての基盤整備のため、盛岡駅前駐車スペースの拡大、長距離バスのプラットホームの整備などに特段の努力をされたい。

 盛岡市立高校の発展と充実は市民の願いであるが、今、市立高校は変革の緒についたところであるので、学校経営と教育に特色を持たせるために社会人講師の導入、英語科の充実、カリキュラムの再編成及び施設の充実などに配慮されたい。

 教育委員会の最大のテーマは学力の向上であり、その推進に鋭意努力されたい。

 幼児教育の重要性が叫ばれている今日、市立幼稚園の3歳児保育について、本格的に取り組まれたい。

 以上の意見を付し、提案された全議案に賛成すると述べられました。

 最後に、反対の討論として、公明党を代表して青木委員から、合併問題については、任意、法定協議会の設置も近いと考えられるので、協議に万全を期されたい。

 救急救命士制度及びドクターカー導入については、他都市の例を参考にするなど、早期実現を望む。

 高齢化時代を迎え、核家族と単身高齢者の増大に対応した住環境の整備を進めるほか、市営住宅の修理、改善についても万全を期されたい。

 学校緑化については、校庭及び周辺の生け垣化などその整備に努められたい。

 子供模擬議会の開催を実施されたい。

 市東京事務所設置については引き続き調査検討されたい。

 消費税については、税制改革に関する両院合同協議会で協議しているものの、消費税施行以来2年近くが経過し、これまで指摘してきた構造的欠陥が現実のものとなり、国民生活を圧迫し、税制を歪め、大きな混乱を招いた責任は極めて重大である。今日までの経過から、消費税は白紙の立場で議論することを主張し、最大限の努力を重ねてきたが、望ましい間接税が構築されるまでの間、緊急避難的に、経過措置を講じる必要がある。それは、指摘されてきた逆進性、益税、運用益等の現行消費税の構造的欠陥を極力取り除くための暫定的措置として、逆進性についてはこれを緩和するために担税力に応じた課税、最低生活費非課税の原則に立って、?人の生命・身体にかかわるもの、食料品・生活必需品、福祉、文化・教育については非課税を原則とする。?一定所得以下の低所得者層等については、消費税相当額を還付するなどの措置を講ずべきである。

 以上のような点が協議されつつも今日、結論を得るに至っておらず、また、我が党はこの協議会を早急に再開するよう各党に呼びかけているところである。

 よって、議案第2号、議案第3号、議案第6号、議案第7号、議案第11号、及び議案第12号の6件については反対し、その他の議案については賛成すると述べられました。

 以上の討論に基づき、まず、議案第9号、議案第10号、議案第13号から議案第16号まで、及び議案第18号から議案第24号までの13件を一括採決の結果、賛成全員で、各議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第1号から議案第8号、議案第11号、議案第12号、議案第17号及び議案第25号の12件をそれぞれ採決の結果、賛成多数で、各議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。

 なお、執行に当たり、次の事項を要望いたします。

 要望意見

 1 盛岡市は、北東北の拠点都市形成を目指して近隣町村との一体的、総合的な行政の推進を行い、住民の一層の福祉向上を図り、真に住みよい地域社会を実現するよう、都南村との合併実現に向けて積極的な取り組みを行うため早期に任意の協議会を設置し、合併の基本的事項を取りまとめ、法定の協議会を設置し合併の実現に努められたい。なお、一部に慎重に対処すべきとの意見があった。

 2 21世紀に向けて、真に北東北の拠点都市形成を図るため、盛岡南地区都市開発整備事業、盛岡駅前西口地区都市整備事業、区画整理事業等の推進を図り、都市基盤整備に努められたい。また、盛岡駅西口地区に建設を計画している地域交流センターについては、機能はもとより北東北のシンボルとなるよう創意工夫をされたい。

 3 1993年に開催されるアルペンスキー世界選手権大会の輸送道路、国道46号線の改良整備促進を支援し、早期完成に努めるほか、気象対策の研究を十分行い、競技が完全に実施されるよう努められたい。

 4 高齢化社会の進展に対応するため、施設の整備充実を図るとともに、福祉行政の一層の向上に努められたい。

 5 児童・生徒がみずから学ぶ意欲と社会の変化に主体的に対応できる能力育成を重視して基礎的な指導を徹底し、学力の向上に一層の努力をされたい。

 以上で、予算等審査特別委員会の御報告を終わりますが、各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。

 ただいまの日本共産党の報告の中で、国保税の引き下げと報告すべきところを引き上げと報告したので、引き下げと訂正させていただきます。



○議長(伊藤正三君) ただいまの予算等審査特別委員長の報告に対する質疑に入ります。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(伊藤正三君) これをもって質疑を終結いたします。

 意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(伊藤正三君) 意見を終わります。

 これより議案第1号から議案第25号まで25件を採決いたします。

 まず、議案第9号平成3年度盛岡市東中野財産区特別会計予算、議案第10号平成3年度盛岡市東中野,東安庭,門財産区特別会計予算、議案第13号盛岡市職員定数条例の一部を改正する条例についてから議案第16号盛岡市非常勤消防団員報酬等支給条例の一部を改正する条例についてまで、及び議案第18号盛岡市財政調整基金条例の一部を改正する条例についてから議案第24号盛岡市児童館条例の一部を改正する条例についてまで13件の予算等審査特別委員長の報告は可決であります。各案件は、予算等審査特別委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(伊藤正三君) 起立全員であります。よって、議案第9号、議案第10号、議案第13号から議案第16号まで、及び議案第18号から議案第24号まで13件は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第1号平成3年度盛岡市一般会計予算の予算等審査特別委員長の報告は可決であります。

 本案は、予算等審査特別委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(伊藤正三君) 起立多数であります。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第2号平成3年度盛岡市下水道事業費特別会計予算の予算等審査特別委員長の報告は可決であります。

 本案は、予算等審査特別委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(伊藤正三君) 起立多数であります。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第3号平成3年度盛岡市農業集落排水事業費特別会計予算の予算等審査特別委員長の報告は可決であります。

 本案は、予算等審査特別委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(伊藤正三君) 起立多数であります。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第4号平成3年度盛岡市国民健康保険費特別会計予算の予算等審査特別委員長の報告は可決であります。

 本案は、予算等審査特別委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(伊藤正三君) 起立多数であります。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第5号平成3年度盛岡市老人保健費特別会計予算の予算等審査特別委員長の報告は可決であります。

 本案は、予算等審査特別委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(伊藤正三君) 起立多数であります。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第6号平成3年度盛岡市食肉処理場費特別会計予算の予算等審査特別委員長の報告は可決であります。

 本案は、予算等審査特別委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます

〔賛成者起立〕



○議長(伊藤正三君) 起立多数であります。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第7号平成3年度盛岡市中央卸売市場費特別会計予算の予算等審査特別委員長の報告は可決であります。

 本案は、予算等審査特別委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(伊藤正三君) 起立多数であります。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第8号平成3年度盛岡市土地取得事業費特別会計予算の予算等審査特別委員長の報告は可決であります。

 本案は、予算等審査特別委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(伊藤正三君) 起立多数であります。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第11号平成3年度盛岡市水道事業会計予算の予算等審査特別委員長の報告は可決であります。

 本案は、予算等審査特別委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(伊藤正三君) 起立多数であります。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第12号平成3年度盛岡市病院事業会計予算の予算等審査特別委員長の報告は可決であります。

 本案は、予算等審査特別委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(伊藤正三君) 起立多数であります。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第17号盛岡市立高等学校授業料等条例の一部を改正する条例についての予算等審査特別委員長の報告は可決であります。

 本案は、予算等審査特別委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(伊藤正三君) 起立多数であります。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第25号盛岡市社会福祉施設管理委託条例の一部を改正する条例についての予算等審査特別委員長の報告は可決であります。

 本案は、予算等審査特別委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(伊藤正三君) 起立多数であります。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。

      〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第26 発議案第1号米の市場開放阻止及び農業政策の確立に関する意見書について及び日程第27発議案第2号北方領土早期返還と日ソ友好関係推進に関する意見書について



○議長(伊藤正三君) 日程第26発議案第1号米の市場開放阻止及び農業政策の確立に関する意見書について、及び日程第27発議案第2号北方領土早期返還と日ソ友好関係推進に関する意見書についての2件を一括議題といたします。

 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第1号及び発議案第2号の2件については、会議規則第34条第2項の規定により、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(伊藤正三君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 これより議案審議を行います。

 発議案第1号及び発議案第2号の2件に対する質疑に入ります。



◆1番(渡辺勇一君) 議長。



○議長(伊藤正三君) 1番渡辺勇一君。



◆1番(渡辺勇一君) 発議案の2号について質問いたしたいと思います。

 この文面上で北方領土とありますけれども、歯舞、色丹、国後、択捉の北方領土の返還はというふうに記されておるわけですが、歯舞、色丹、国後、択捉だけなのか、北方領土というものは。その点、前の9月議会ではなどというふうに記されておったわけですが、今回の文にはなどは入ってないで、限定されて、歯舞、色丹、国後、択捉というふうに限定されているわけですが、この問題について提案者の方からお伺いいたしたいわけです。前回のなどというのと今回の違いですね、その点を1つお聞きしたい。

 それから2番目は、この文面の中にもありますけれども、日ソ両国間の真の安定的な平和友好関係を確立するという場合に、その内容というのはどういうことを意味するのかという点です。というのは北方領土の早期返還実現を目指して外交交渉を講ぜられたいと政府に要望するということなんですがね、その場合、今私たちがここに出されている友好関係の推進という問題の中身は日ソ平和条約を結べということなのか。あるいはこの北方領土の4島を返還してもらって、そしてそれが友好促進条約ということになるのか。結局私聞きたいのは、この問題で領土問題は例えばここにあります友好関係確立という場合に、領土問題はもう解決されるということを意味するのか。そこの点をどのように考えられているのかということをお伺いしたいわけです。一般的に見れば、領土問題が解決されて初めて平和条約というものが締結されるというふうに思うわけです。そして国境の確定というのが領土の問題なわけですから、その間に以前の問題として4島の返還という問題を求めるのであれば、中間的な友好協力条約というふうにも理解されるわけですが、その点はどのように考えられているのか、お伺いいたしたいと思います。



○議長(伊藤正三君) それでは、提出者に答弁を求められております。提出者30番高橋修君。



◎30番(高橋修君) それではお答えをいたします。第1点目の北方領土の返還の領土の位置づけについてでありますが、ここに記載しておりますように歯舞、色丹、国後、択捉ということで記載をいたしておりますが、そのほかもございますけれども、ゴルバチョフ大統領の来日を契機にこの4島について当面返還を求めていくことが必要ではないかということでございます。

 それから、2点目の平和友好関係を確立するとともにということですが、どちらが領土返還してから友好条約を結ぶとかということもさまざまな考え方あろうかと思いますけれども、やはり、ここに記載しておりますように、平和友好関係を確立しながら北方領土の早期返還を実現していくと、文章表現どおりでございますので、ひとつ御理解をお願いしたいと思います。



◆1番(渡辺勇一君) 議長。



○議長(伊藤正三君) 1番渡辺勇一君。



◆1番(渡辺勇一君) 領土問題ですから、非常に国際的な問題も絡むわけですので、盛岡市議会として意見書を述べるということになれば、はっきりしたものが必要だろうというように私は考えて質問をしながら意見を述べたいと思っているわけですが、いずれ今の段階は質問ですからお伺いしますが、結局今の話では歯舞、色丹、国後、択捉などということも入るということに理解していいんですか。そこのところが文章上ではないものだから、そこの点もう一回提案者からお伺いいたしたい。

 それから、平和友好、この協力促進という場合、友好関係を確立するという場合には、当然平和条約なりあるいは友好条約なりを結ぶということがはっきりされていくのが当然だと思う。その場合に、今の4島の位置づけというものについて、これが4島が返還されなければできないということになるわけですか。私たちが思うのは、結局日本の固有の領土というものは、この4島に限ったものではないという認識を示している。今までも述べてきましたけれども、そういう立場を持っているわけです。そこで今のような4島に限られるような、理解されるような文言というのはちょっと理解に苦しむので御質問しているわけです。



◎30番(高橋修君) 議長。



○議長(伊藤正三君) 30番高橋修君。



◎30番(高橋修君) 領土の範囲の問題でまた再質問あったようですが、そのほかにも付属等もあるわけですが、当面は歯舞、色丹、国後、択捉の返還ということでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。

 あと友好条約の関係ですが、当然相手の国との関係、あるいは協議、さまざまなそういった関係もあるわけですから、その経過の中で、お互いに平和友好関係を確立していく中で、その条約にまで進むのかどうかということにそれは話し合いの中で詰まっていく課題だろうというふうに思います。したがって、当面はこの平和友好関係を確立しながら、北方領土の早期返還を目指しながら努力をしていただきたいというふうな内容の趣旨でございますので、御理解をいただきたいと思います。以上でございます。



○議長(伊藤正三君) これをもって質疑を終結いたします。意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(伊藤正三君) 意見を終わります。

 これより採決に入ります。発議案第1号 米の市場開放阻止及び農業政策の確立に関する意見書についてを採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(伊藤正三君) 起立全員であります。よって、発議案第1号は原案のとおり可決されました。

 発議案第2号北方領土早期返還と日ソ友好関係推進に関する意見書についてを採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(伊藤正三君) 起立全員であります。よって、発議案第2号は原案のとおり可決されました。

      〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(伊藤正三君) 以上をもって、日程は全部終了いたしました。

      〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(伊藤正三君) この際、市長から発言を求められております。これを許します。

 太田市長。

〔市長 太田大三君 登壇〕



◎市長(太田大三君) 本日をもちまして閉会されようとしております3月市議会定例会は議員の皆様にとりまして今任期中最後の定例会でございますので、特に発言のお許しをいただきまして、謹んで感謝のごあいさつを申し上げたいと存じます。

 議員の皆様におかれましては、昭和62年4月の市議会議員選挙において、市民の方々多数の信望のもとめでたく御当選の栄誉を担われ、自来、今日まで市民の代表として議会活動を通じ、市勢の発展に御貢献されますとともに、市政の適正な執行につきましても御理解ある御協力と御指導を賜りましたことに対し、24万市民とともに心から敬意を表し、深く感謝を申し上げる次第でございます。

 光陰矢のごとくと申しますが、4年の歳月は早くも過ぎ去ろうとしており、顧みますと、歴史的節目であり、記念すべき市制100周年を全市民ともども迎えまして、21世紀に向け躍進する盛岡市を創造していく決意を新たにいたしましたし、新総合計画につきましては前期実施計画から後期実施計画へと順調に進捗し、各種の大型プロジェクトも着実に計画化、事業化が進み、北東北の拠点都市としての飛躍が一層確実なものとなっております。

 また、1993年アルペンスキー世界選手権大会の開催決定、姉妹都市カナダ・ビクトリア市等との一層の親善交流等世界に開かれた盛岡のまちづくりの実現、さらに長年の懸案でありました都南村との合併につきましても着実に進展しておりますことなど新しい時代を迎える盛岡市の礎が培われました4年間でございましたが、議員の皆様とともに盛岡市の発展と市民生活の向上に尽くしてまいりました歳月を振り返りまして、まことに感無量のものを禁じ得ないところでございます。

 まして、議員皆様におかれましては、任期満了を前に、最終の市議会定例会を終えられるに当たり、ひとしお感慨の深いものがおありのことと拝察申し上げるものでございます。

 特に、今期をもって御勇退なされる方々には、市勢進展のため、長年にわたり御尽力くださいました御功績に対し衷心より深く感謝申し上げますとともに、盛岡市のさらなる発展のためにますます御健勝で、変わらぬ御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。また、重ねて立候補される皆様におかれましては、厳しい選挙戦とは存じますが、ぜひ勝利の栄光に輝かれ、再び本議場においてお目にかかれますよう心から御健闘をお祈り申し上げましてごあいさつといたします。(拍手)

      〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(伊藤正三君) 任期最後の定例会を閉会するに当たり、本席から一言ごあいさつ申し上げます。

 去る3月1日開会以来、各位の特段の御精励により予定どおり閉会する運びとなりましたことを深く感謝申し上げる次第であります。

 顧みまして、私ども議員一同は昭和62年5月、市民の信託を受けて議席を得て以来、早くも4年の歳月を経ましたが、24万市民の代表として、市政の推進、市民福祉の向上のため誠心誠意努力し、職責を全うしてまいりました。本日ここに任期を終えるに当たり、まことに感慨無量なるものがございます。

 議員各位には、今後それぞれの道をお進みになられるわけでございますが、今期をもって御勇退される各位には、どうぞ御健康に留意され、これからも市勢進展のため御指導賜りますようお願い申し上げます。

 また、再び選挙に臨まれる各位には、必勝を期されて、盛岡市のさらなる発展のため御尽力賜りますよう心からお願い申し上げます。

 また、私どもの任期中、太田市長を初め、関係各位からいただきました御厚情に対し衷心より御礼申し上げますとともに、議員各位の一層の御健勝、御多幸を心から御祈念申し上げる次第であります。

 以上をもって、今期定例会を閉会いたします。(拍手)

 午後2時9分閉会

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〔発議案〕

  発議案第1号

      米の市場開放阻止及び農業政策の確立に関する意見書について

 標記について、会議規則第13条の規定により別紙のとおり提出いたします。

    平成3年3月20日

                    提出者 盛岡市議会議員 高橋修

                    賛成者 盛岡市議会議員 浅沼信一

                     〃     〃    岸本敬一

                     〃     〃    藤川智美

                     〃     〃    渡辺勇一

                     〃     〃    小原栄蔵

                     〃     〃    青木道雄

盛岡市議会議長 伊藤正三殿

     米の市場開放阻止及び農業政策の確立に関する意見書

 ガット・ウルグアイラウンドの本格交渉が近く再開されますが、米の市場開放、国内農業保護の削減は、我が国農業はもちろん、食糧の安全保障、環境保全、伝統文化を初め地域経済に重大な影響を及ぼします。

 よって国は、ガット・ウルグアイラウンドの場において、あくまでも米の市場開放を阻止し、食糧の安全保障のため、我が国の基礎的食糧としての「米の自給堅持」を強く主張するとともに、将来の展望が持てるよう国内農業政策の確立を図るよう要望します。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。

    平成3年3月20日

                              盛岡市議会

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  発議案第2号

     北方領土早期返還と日ソ友好関係推進に関する意見書について

 標記について、会議規則第13条の規定により別紙のとおり提出いたします。

    平成3年3月20日

                    提出者 盛岡市議会議員 高橋修

                    賛成者 盛岡市議会議員 浅沼信一

                     〃     〃    岸本敬一

                     〃     〃    藤川智美

                     〃     〃    小原栄蔵

                     〃     〃    青木道雄

  盛岡市議会議長 伊藤正三殿

       北方領土早期返還と日ソ友好関係推進に関する意見書について

 我が国固有の領土である歯舞、色丹、国後、択捉の北方領土の返還は、国民すべての悲願でありながら、戦後45年を経た今日もなお実現するに至っていません。

 米・ソ間の冷戦構造の終結など東西間の緊張緩和が進む今日、本年4月に予定されているゴルバチョフ大統領の来日を契機に、ソビエト連邦との平和友好関係の確立と北方領土問題に関する新たな進展に大きな期待が寄せられています。

 よって、政府におかれては、日ソ両国間の真の安定的な平和友好関係を確立するとともに、北方領土の早期返還実現を目指して、一層積極的な外交交渉を講じられるよう強く要望します。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。

    平成3年3月20日

                              盛岡市議会

署名

      地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  盛岡市議会議長   伊藤正三

  盛岡市議会副議長  阿部和平

  盛岡市議会議員   天沼 久

  盛岡市議会議員   工藤栄市

  盛岡市議会議員   藤沢国雄