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岩手県 盛岡市

平成 8年 12月 定例会 12月11日−05号




平成 8年 12月 定例会 − 12月11日−05号







平成 8年 12月 定例会



平成8年11月盛岡市議会定例会会議録(第5号)

平成8年12月11日(水曜日)

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   議事日程第5号

 平成8年12月11日(水)午前10時開議

第1 議案第108号 平成8年度盛岡市一般会計補正予算(第4号)

第2 議案第109号 平成8年度盛岡市下水道事業費特別会計補正予算(第2号)

第3 議案第110号 平成8年度盛岡市農業集落排水事業費特別会計補正予算(第2号)

第4 議案第111号 平成8年度盛岡市国民健康保険費特別会計補正予算(第1号)

第5 議案第112号 平成8年度盛岡市病院事業会計補正予算(第1号)

第6 議案第113号 盛岡市農村公園条例の一部を改正する条例について

第7 議案第114号 盛岡市印鑑条例の一部を改正する条例について

第8 議案第115号 町の区域の変更について

第9 議案第116号 財産の取得について

第10 議案第117号 財産の取得について

第11 議案第118号 財産の取得について

第12 議案第119号 財産の取得について

第13 議案第120号 議決の変更について

第14 議案第121号 議決の変更について

第15 議案第122号 (仮称)盛岡駅西口地区コミュニティ住宅建設及び在宅福祉施設建設(建築主体)工事に係る請負契約の締結について

第16 議案第123号 (仮称)市営見前アパート1号館建設(建築主体)工事に係る請負契約の締結について

第17 議案第124号 市道の路線の認定,廃止及び変更について

第18 認定第3号 平成7年度盛岡市一般会計歳入歳出決算について

第19 認定第4号 平成7年度盛岡市下水道事業費特別会計歳入歳出決算について

第20 認定第5号 平成7年度盛岡市農業集落排水事業費特別会計歳入歳出決算について

第21 認定第6号 平成7年度盛岡市国民健康保険費特別会計歳入歳出決算について

第22 認定第7号 平成7年度盛岡市老人保健費特別会計歳入歳出決算について

第23 認定第8号 平成7年度盛岡市食肉処理場費特別会計歳入歳出決算について

第24 認定第9号 平成7年度盛岡市中央卸売市場費特別会計歳入歳出決算について

第25 認定第10号 平成7年度盛岡市土地取得事業費特別会計歳入歳出決算について

第26 認定第11号 平成7年度盛岡市簡易水道事業費特別会計歳入歳出決算について

第27 認定第12号 平成7年度盛岡市東中野財産区特別会計歳入歳出決算について

第28 認定第13号 平成7年度盛岡市東中野,東安庭,門財産区特別会計歳入歳出決算について

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   本日の会議に付した事件

1 日程第1 議案第108号から日程第28認定第13号まで(総括質疑)

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   出席議員(42名)

 1番 村田芳三君

 2番 細川光正君

 3番 佐藤妙子君

 4番 浦川陽子君

 5番 鈴木礼子君

 6番 小杉正夫君

 7番 藤川智美君

 8番 及川 敦君

 9番 高橋比奈子君

 10番 菅野 正君

 11番 堀合正民君

 12番 下川原弘志君

 13番 刈屋秀俊君

 14番 本宮秀孝君

 15番 細越太一君

 16番 佐々木吉兵衛君

 17番 小平芳孝君

 18番 工藤由春君

 19番 吉田栄佐己君

 20番 北田正夫君

 21番 大志田 正君

 22番 山本武司君

 23番 嶋貫 尚君

 24番 阿部静子君

 26番 鈴木俊祐君

 28番 伊藤俊光君

 29番 小枝指 博君

 30番 熊谷喜美男君

 31番 吉田久孝君

 32番 谷藤正男君

 33番 西郷賢治君

 34番 青木道雄君

 35番 阿部和平君

 36番 菊池正亨君

 37番 藤沢国雄君

 38番 浅沼信一君

 39番 藤村直次郎君

 40番 高橋金兵衛君

 41番 佐々木弥一君

 42番 天沼 久君

 43番 岸本敬一君

 44番 千葉 正君

   欠席議員(1名)

 27番 遠藤政蔵君

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   説明のため出席した者

市長       桑島 博君

助役       佐々木隆夫君

収入役      古枝稔男君

水道事業管理者  山口貞藏君

総務部長     高橋良三君

企画財政部長   佐藤晴久君

市民生活部長   石杜 尚君

保健衛生部長   高木智徳君

福祉部長     太田祐三君

産業部長     高松則行君

建設部長     太田信雄君

都市計画部長   斎藤 勲君

開発部長     藤代英彦君

下水道部長    種市文雄君

消防防災部長   千田宣正君

水道部長     菅原 勇君

財政課長     八重樫康雄君

教育委員会委員長 國井達夫君

教育長      佐々木初朗君

代表監査委員   太田代 實君

農業委員会会長  吉田一夫君

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   事務局職員出席者

事務局長  藤井禧勝君

事務局次長 丸谷誠一君

議事課長  立花勇司君

議事係長  坂ノ上壽夫君

調査係長  小山和良君

主査    吉田耕栄君

主査    苫米地千枝子君

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△午前10時開議



○議長(藤川智美君) これより本日の会議を開きます。

 これより本日の議事日程に入ります。

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△日程第1 議案第108号平成8年度盛岡市一般会計補正予算(第4号)から日程第28認定第13号平成7年度盛岡市東中野,東安庭,門財産区特別会計歳入歳出決算についてまで



○議長(藤川智美君) 日程第1議案第108号平成8年度盛岡市一般会計補正予算第4号から日程第28認定第13号平成7年度盛岡市東中野,東安庭,門財産区特別会計歳入歳出決算についてまで、28件を一括議題といたします。

 これより総括質疑に入ります。

 あらかじめ申し上げます。議案に関する具体的な事項については、常任委員会審査の際お願いすることにして、総括的な事項についての質疑をお願いいたします。

 なお、質疑、答弁は簡潔にお願いを申し上げます。

 それでは、総括質疑を予定している方の挙手を願います。

〔質疑予定者挙手〕



○議長(藤川智美君) ありがとうございました。

 それでは最初に、30番熊谷喜美男君。



◆30番(熊谷喜美男君) 12月議会の総括質問をお願いいたします。

 まず第1点は、松園地区への区公民館の設置についてでありますが、この問題については3月の定例議会でも質問いたしましたが、その際市長より、前向きに検討したいという答弁がありました。その後、松園地区の連絡協議会からも区公民館の設置要望が、市長あてに陳情書も出されているところであります。また、先月28日、松園地区の議員団と地区連絡協議会との懇談会の中でも強く要請されたところであります。松園団地は開発をされて二十数年もたっており、人口も著しく増加をしております。また、入居して二十数年もたつので高齢化も進んでおり、これからもいろいろな趣味やクラブ活動、また社会教育のためにもぜひ必要な施設であります。平成10年4月には新しいごみ焼却場も運用開始されますが、その前にもその方向性を明らかにして、ごみ焼却場建設を引き受けた松園地区の住民の要望にこたえるべきではないかと思いますが、

市当局の考え方と今後の進め方についてお聞かせ願いたいと思います。

 第2点は、市道四十四田松園線と四十四田鍋屋敷線の丁字路の右折レールの設置について質問いたします。

 この問題については今までもいろいろ要望してきたところでございますが、ようやく今工事に着手したようでございまして、関係者の努力に感謝を申し上げます。ただ、現場の状況を見ますと、2月中旬までの工事で、工事期間中は片側1車線だけとなり、冬期間を迎えて朝の通勤時の交通渋滞は大変なものがあります。冬場に入って各道路でのいろいろな工事が急ピッチで行われておりますが、せめて通勤時間帯は工事を中止して通常の車両通行が確保されてしかるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 また、四十四田鍋屋敷線の拡幅工事が葉の木沢踏切の改修工事との絡みで計画されておりますが、この場合も全協でお話がございましたように、この踏切の改修につきましては、JR側との交渉等がありますので平成12年度以降になると言われております。せめて四十四田鍋屋敷線の丁字路から厨川方面までの区間だけでも先行して工事を進めることはできないのかどうか、お聞かせ願いたいと思います。

 次に、松園地区より市中心部への通勤対策について質問をいたします。

 御存じのように、松園地区より市中心部への通勤としては、上田深沢線と梨木町上米内線があります。しかし、梨木町上米内線は今まで議会で何回も取り上げられてきましたが、一部地権者の同意が得られないまま工事が中断をいたしております。このため朝夕の交通渋滞はひどく冬期間の通勤は大変なものでございます。そこで質問いたしますが、梨木町上米内線の交渉は現在どうなっているのか。あるいはまた、完成の見通しはいつごろになるのかお聞かせ願いたいと思います。

 それから、第2点としては、現在上田から厨川に抜ける三馬橋の工事を行っておりますが、その完成時期はいつごろになるのか。また、その完成にあわせて、現在上田深沢線で行われております通勤時の車線の変更を岩脇町あたりまで延長をするよう県公安委員会に要請をすべきだと思いますが、いかがでしょうか。この点についてお聞かせ願いたいと思います。

 また、三ツ割を経由する交通渋滞の解消策として、岩泉街道の松園寺から上米内に抜ける市道の整備を行えば、通勤車両の一部は浅岸を経由して市の中心部へ入ることができるのではないかと思います。もちろん、浅岸新庄地区の皆さんからはいろいろな強い反対が予想されますが、浅岸より加賀野までは都市計画道路が計画されており、間もなく着工すると聞いております。この市道の拡幅整備についてお聞かせ願いたいと思います。

 次に、除雪対策について質問いたします。

 除雪については、関係者の努力もあり速やかに行われるようになりまして、感謝を申し上げたいと思います。しかし、完全な除雪とはいかないわけで、地域住民からの要望もたくさんあるわけでございます。また、スパイクタイヤの禁止に伴って粉じん公害は少なくなりましたが、一方で交通渋滞や車の接触事故も多くなっているのが現状であります。私は、交通渋滞の対策として、渋滞の激しい交差点や長い上り坂で車がスリップし停滞する区域については、部分的にロードヒーティング等を設置すべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。また、除雪に当たっては、歩道に雪がたまって大変だという苦情もあります。盛岡市では、原則として排雪までは考えていないようでありますが、青森市や秋田市等の地域では、雪の量も違うと思いますが、これらも含めて全体的な除雪を考えているようであります。盛岡においても通学路や人通りが多くまた寒くてなかなか雪の解けない地域では、排雪も含めて除雪を考えるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 最後に、市立病院の跡地や中央卸売市場の跡地、あるいは市営野球場の跡地の問題がこれからの課題として出てきます。これらはいずれも場所的によいところであり、その活用が大事であると思います。盛岡市は、競馬場の跡地利用について後手後手に回ってきた反省を踏まえ、これら跡地利用について盛岡市全体の立場で検討をすべきではないかと思います。そのためには、仮称跡地利用検討委員会みたいなものを設置して、その跡地利用についての方向性を見出すべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 以上、質問いたします。



◎教育長(佐々木初朗君) 議長。



○議長(藤川智美君) 佐々木教育長。



◎教育長(佐々木初朗君) 松園地区への公民館設置についてのお尋ねにお答えいたします。

 御質問にもございましたように、3月の市議会の席で、あるいは地区懇談会等でも再三にわたってこの松園地区への区公民館の建設について、御意見あるいは御要望をいただいているところでありますけれども、御案内のように盛岡市の公民館の整備は、今まで総合計画の中で盛岡地区を4つに区分けしまして、中央公民館を核としまして各区へ区公民館を設置すると、こういう計画できたわけであります。今までは上田公民館、これは昭和58年に建設しております。それから河南公民館、平成2年であります。西部公民館、平成6年、3つの公民館を建設しておるわけであります。引き続き、今の第三次総合計画の中で残りを整備していくと、こういう考え方で進めているわけですが、松園地区への公民館設置につきましては計画はないわけでありますけれども、ただ、今の御質問にもございましたように、松園地区は北松園とか小鳥沢地区等の開発が進みまして人口も相当ふえてきていることがあります。それから、市全体の中での社会教育施設の配置等の均衡、これも考えなければならないと、そう思っているところですので、こういった面から考えて、今後他の施設整備との整合を図りながらこれは検討していかなければならない、こういうふうに考えているところでありますので、御了承いただきたいと思います。

 以上、お答え申し上げました。



◎建設部長(太田信雄君) 議長。



○議長(藤川智美君) 太田建設部長。



◎建設部長(太田信雄君) 私の方からは第2点目について、その中でも何点か項目がございますので、最初に私の方から御説明を申し上げたいと思います。

 まず、この項目の中の第1点の市道四十四田松園線と四十四田鍋屋敷線の丁字路の右折レーンの工事の関係でございます。

 御質問にありましたように、何とか渋滞の緩和のためにというお話がございまして、今年度10月25日から2月12日までを工期といたしまして、四十四田松園線の側に約94メートル工事を行っておりまして、ここに右折レーンを設置するということで工事をやっておるところでございます。今質問にございました、朝の通勤時交通渋滞が大変だという御質問であり、せめて通勤時間帯でも何とか緩和をというお話でございました。この工事につきましては、午前9時から午後4時までというふうに時間設定をして、そのことについて配慮したつもりでございますが、なお今のようなお話があるということでもありますので、さらに現地の方とも状況を把握しながら時間帯の変更が必要であるかどうか判断をしてまいりたいと思っております。

 次に、四十四田鍋屋敷線の拡幅の関係でございます。御質問の、せめて四十四田鍋屋敷線の丁字路から厨川の区間まで工事を先行してというお話でございました。これに関連する道路としては、踏切改良・鍋屋敷1号線の改良を平成12年まで予定しております。それから、茨島跨線橋も国の方で新幹線の開業にあわせて工事をするということでございますし、先ほどお話申し上げた交差点改良ということをやっております。この路線につきましては、第三次総合計画の中で予定をしておりますが、各試験場との用地の割愛やら、いろいろ協議する事項がございます。今まで申し上げた工事との関連、用地との関係、これらを十分協議しながら、第三次計画の中でどの時点で取り組めれるか、いろいろな事項について検討をしてまいりたいと思っております。

 次に、松園地区から市中心部への通勤対策の御質問の中に三馬橋の工事の御質問があり、その完成時期はいつだという御質問がございました。国庫補助事業でございますので断定はいたしかねますが、現在のところ平成10年には完成をさせてまいりたいというふうに思っております。これもまた、その後のことでございますが、厨川から来ました終点部分から三高に向かっての工事につきましても、何とか引き続き行えるように努力をしてまいりたいというふうに思っております。

 その次に、三ツ割の渋滞の解消ということで、松園寺から上米内に抜ける道路についての御質問でございました。これにつきましては、お話ありましたように国道455号のポイントになる部分、これがある時点で一気に進むということになりますと、今の市道の方には回らなくてもいいということになるのではないかというふうに思っております。そういう意味で、都市計画道路の進捗状況を十分把握しながらこの路線について検討してまいりたいと思います。

 それで、今のお話の道路につきましては、基本的に地区内道路というふうに位置づけられておるものでございますし、総合計画にも今のところは入っておりません。そういうふうなことから、直ちにこの部分に取りかかるということについては、そういう方向でというお答えはいたしかねますけれども、いろいろ諸般の情勢を見ながら、例えば部分的に何かやらなければならないことがあるか、あるいは子供たちも学校に通いますので、その安全面から何か配慮する必要があるかというふうなことも考えながら、この路線につきましては取り組んでまいりたいというふうに思っております。

 次に、除雪の問題で御質問がございました。ロードヒーティングというお話でございます。お話のように、市内の主要な交差点なり急な坂道なり、ロードヒーティングを実施できればそれは一番いいことなんですが、大変な箇所数が多い、そして膨大な経費を要するというふうなことから、直ちにというわけにはまいりませんで、私ども盛岡市といたしましては、凍結防止剤の散布、これの強化を昨年から2.何倍かにふやしまして一生懸命努力をしておるところでございます。新設道路の場合は、工事と一緒にヒーティングをやれるというふうなことがございますので、盛岡市でも三馬橋の付近だとか、あるいは大館稲荷だとか、駅前の植木の北跨線橋だとかというところについては実施しておるわけでございますが、既存のところまでというふうにはまだまいらない状態であるというふうに思っております。いずれ一生懸命パトロールをやりまして、融雪剤の散布で対応をしてまいりたいと思っております。

 それから、私の関係の最後に除雪の関係で、できるだけ通学路やなかなか雪の解けない部分について排雪も含めて検討をすべきだというふうなお話でございましたが、原則は機械除雪ということで、排雪は行わないというふうな原則で進めてまいりたいと思っております。今、他都市の例のお話がございましたが、東北の他都市全部調べましても、それぞれの都市で雪の量が違います、それから寒さも違います。したがいまして、他都市と比べてどうのというふうなことよりは、盛岡市に合った除雪を行うかということがポイントでございまして、盛岡市に合ったということになりますと、雪の量よりも寒さにどう対応するかということがポイントになってまいろうと思っております。したがいまして、先ほど申し上げました凍結防止剤の散布に万全を期してまいりたいと思っております。

 ただ、先ほど原則論を申し上げましたが、排雪を絶対しないということではなくて、狭い道路、そういうところで2車線の確保ができなくなった場合だとか、道路がつるつるになって氷を砕く必要があると、そういうような場所だとか、御質問があったような場所等について、できるだけパトロールを強化して必要な部分については排雪も考えてまいりたいと。

 それから最後になりますが、そういうふうな排雪に当たりましても、今町内会、商店街等にダンプの貸し出しを行っておるわけですが、市民の皆様の御協力をいただければ、そういうふうな部分について市民は労力を提供する、そして盛岡市は機械力を提供する。そして官と民が一体になってこの冬の除雪排雪に当たると、そういうふうな方法を目指してまりいたいと思っております。

 私に係る御質問について、以上、お答えいたします。



◎都市計画部長(斎藤勲君) 議長。



○議長(藤川智美君) 斎藤都市計画部長。



◎都市計画部長(斎藤勲君) 私の方からは、梨木町上米内線の交渉の状況、それから完成の見通しにつきましてお答え申し上げます。

 この梨木町上米内線のうち、県が実施しております松園入口から国道4号までの延長約3,520メートルあるわけでございますが、このうち未整備区間はトンネル部分を含みまして約1,100メートルとなっております。この未整備区間につきましては一地権者の同意が得られないという、そういう状況がございまして、長期化の様相を呈しているという現状にございます。それで、最近の交渉の状況につきましては、とりあえず現況測量をさせてほしいということで、実は9月に開催するという、そういうお答えをいただいていたわけでございます。その檀家総会でお諮りして同意について決めていただくということであったわけです。それで9月に檀家総会が開かれたわけでごさいますが、状況をお聞きしますと、集まりが悪かったということで、この件について議題にのせることができなかったという状況だと、そのようにお聞きをしております。したがいまして、残念ながらそういう状況だったということでございますので、県の方におきまして、できるだけ早くもう一度檀家総会を開いていただきたいというお話をしまして、年明け早々に改めて檀家総会を開く、その場でお諮りをするということでお聞きをしております。

 それから、完成の見通しということでございますが、この未整備区間のうち、特にトンネル部分が大きいわけでございますが、この事業認可が、現在平成12年ということでの事業認可をいただいているわけでございます。したがいまして、現状を見ますと、少なくとも今後うまくいっても2年はおくれるということを考えますと、はっきりしたことは申し上げられませんが、少なくとも平成12年度よりも2年ぐらいはおくれるのではないかと、そのような見通しを持っております。いずれにいたしましても、松園からの通勤ということを考えますと、この梨木町上米内線の一刻も早い開通というものが望まれるわけでございます。したがいまして、市といたしましても早期に再着工できるように、市と県が協力しながら早期完成に向けまして努力をしてまいりたい、そのように考えております。



◎助役(佐々木隆夫君) 議長。



○議長(藤川智美君) 佐々木助役。



◎助役(佐々木隆夫君) 市立病院等の跡地利用委員会設置に関係する御質問に私の方からお答え申し上げます。

 施設の移転等により生じます跡地につきましては、第三次総合計画の中で、地域の発展方向や関係者の意見等を踏まえながら有効活用を図るよう努めることといたしておるわけでございます。現在、庁内に病院、市場、清掃など、それぞれの建設検討委員会がございます。建設財源のこともございまして、それぞれの委員会で検討することといたして現在も対応しておるわけでございますが、御提案のように、総括的に協議、検討する場も必要と存じますので、今後、随時連絡会議等を開催いたしましてこれに対応してまいりたいと存じております。



◎市民生活部長(石杜尚君) 議長。



○議長(藤川智美君) 石杜市民生活部長。



◎市民生活部長(石杜尚君) 松園地区から市内中心部への通勤対策の御質問のうち、上田深沢線の朝の車線変更区間を延長することについて公安委員会へ要望するべきではないかとの御質問でございますが、このことにつきましては、地域づくり懇談会とか、あるいは関係町内会からも今まで要望をいただいておりますし、昨年の9月議会においても、この本会議において取り上げられているところでございます。御承知のとおり、この所管が県の公安委員会でございますことから、現在公安委員会にその旨を要望いたしているところでございます。

 県警本部等におきましては、中央線の変位システム−−変更するシステムでございますが、変位システムを導入するには、上田深沢線を北上して県営球場に右折する交差点に現在右折レーンがございます。現在のまま中央線を変位いたしますと、3車線部分の真ん中に右折レーンが残るということになりますと非常に危険だということが一つございます。それから、当該交差点における北進車両の交通量が非常に多いということがございまして、交差点を拡幅して5車線にしなければ右折レーンが確保できず、中央線変位システムが導入できないという事情もございます。さらに、中央線変位システム導入には多額の費用を要しますことから、実施する場合には補助事業として行いたいという意向ですし、平成8年度から12年度までの期間で第6次特定交通安全施設等整備5カ年計画にこの事業を計上していないということもございまして、平成12年度までは補助事業として採択にならないという事情もございます。加えて、上田深沢線は関係住民の方々の御理解をいただきまして、都市計画道路として整備済みのところでございますので、さらなる用地買収に関係住民の方々の理解を得るということは非常に困難と思われます。こういうこともございますので、事情を御理解いただきたいと存じます。



◆30番(熊谷喜美男君) 議長。



○議長(藤川智美君) 30番熊谷喜美男君。



◆30番(熊谷喜美男君) いろいろ答弁ありがとうございました。

 それで再質問、1点だけでございますが、この区公民館、第三次総合計画の中に入っていないのでなかなか難しいという回答でございますけれども、先ほどお願い申し上げましたように、今新しいごみ焼却場の絡みで環境整備協議会が設けられ、その中の地域振興部会の中でもこれからいろいろ議論されてくるのだろうと思います。そういった意味では、要望になりますけれども、第三次総合計画の見直しの中に、やっぱりこの地区にもこういった公民館が必要だということをぜひ入れていただきたいと思いますが、第三次総合計画の見直しが3年に1回ぐらいと言われておりましたけれども、現在のところ何年度に計画全体の見直しをするのか、お聞かせいただければと思います。



◎市長(桑島博君) 議長。



○議長(藤川智美君) 桑島市長。



◎市長(桑島博君) お答えを申し上げます。

 ただいまの区公民館というお話での御質問でございましたが、公民館につきましては先ほど来教育長からお答えを申し上げているように、全市4カ所ということで配置を考えておるものでございます。松園地区につきましては、今回のクリーンセンター建設以前から、いわゆる活動センター的な社会教育施設が不足しておるということが再々御要望等であったわけでございます。また、クリーンセンターができるに際しましては、将来構想として、北松園あるいは小鳥沢、こういった団地がふえることに伴っての人口増に伴って全体的に松園地区にセンター的な施設をと、こういう要望が出されておるわけでございます。したがいまして、そういったこと等を配慮しながら第三次の総合計画の中で見直しの際に入れるものかどうか前向きにこれは検討する必要があろうというふうに存じております。また、地区振興協議会の方からのまとめの中には入っておるということで報告が来てはおりますけれども、正式にはまだ出てきてはおりませんが、いずれクリーンセンターとの関連等々もございますので、そういった面からも前向きに検討する必要があろうと、このように考えております。

 以上です。



◎企画財政部長(佐藤晴久君) 議長。



○議長(藤川智美君) 佐藤企画財政部長。



◎企画財政部長(佐藤晴久君) ただいま熊谷議員からの御質問で、見直しの時期ということでございますので。

 総合計画につきましては、平成17年までの全体計画があるわけでございますけれども、実施計画については前期5カ年、これは平成11年までのもの、それから12年から16年度までのものが後期5カ年と定められております。この実施計画については、3年間のそれぞれのローリングというものをやっています。それは、ただし実施計画でございますので、全体計画ということになりますと基本計画から見直しが必要になるわけでございます。その時期は間もなく、11年度まででございますのでやってくるわけでございますが、いろいろ今までに地域づくり懇談会などでも、やはりそういうバランスのとれた施設配置という御意見がたくさん出ておりますので、まさに計画はそういう見直しをしながらいかなければ計画そのものの命を失ってしまうわけでございますので、十分検討してまいらなければならないというふうに存じております。

 以上でございます。



○議長(藤川智美君) 次に、14番本宮秀孝君。



◆14番(本宮秀孝君) 簡潔に5点について御質問をいたします。

 まず第1点は、来年度予算についてでございますが、大変厳しい財政状況の中で多くの課題を抱えて来年度予算編成に当たられております市当局に、心から敬意を表したいというふうに思います。

 既に10月の末に我が会派といたしましても156項目の市政要求を含めまして、市長に対して市政要求をしているわけなんですが、御質問は、市長の来年度予算に対する基本的な方針、これは既に出ていると思うのですが、基本方針と予算概要の特徴的なものについてお聞かせをいただきたい。これが第1点です。

 次に第2点目ですが、機構改革についてお伺いをいたします。

 全員協議会の中では、大方大綱についてお伺いをいたしました。環境部門あるいは交通部門、保健福祉の部門などを統合するといったような大方の概要はお聞きしましたが、特に行政改革推進市民会議が12月5日に第1回の会議が開かれたようでございますが、これについては市議会からは一人も入ってないわけで中身がわからないわけでございまして、この会議を含めまして機構改革の現在の状況、どういったところまできているのか、どういったことを含めてやっているのかということ、そういった内容についてお知らせをいただきたいというふうに思います。

 それから、特に我が会派の女性議員の方からも何回も出されていますが、女性問題を含めましてこういった会議の中で、青少年女性室でございますが、福祉部に所属しているわけなんですが、これを独立をさせるとか、または別な部に変更するとか、そういったことを含めて検討なさっているかお聞きをいたします。

 3つ目でございます。合併建設計画についてお尋ねをいたします。

 1つは、今年度でこの合併建設計画は終了するわけなんですが、現在の進捗率はどうなのかお聞かせください。それから2つ目としては、後年度に残るもので特に大きな課題となっているものは何か、これをちょっとお知らせをいただきたいというふうに思います。

 それから第4点目でございます。西口開発にかかわってお伺いします。

 昨日は小枝指議員、西口の全体の計画についての質問があって、市長からも答弁があったわけですが、私は西口の区画整理に限定してちょっとお伺いをいたしますが、これは新聞報道も含めまして大変おくれているというふうな状況。したがって、西口地区に今対象になっている方々、大変困っています。というのは、全く見通しがつかないとか、あるいは説明が不十分なために移転計画が立たないというふうな状況もございますので、何年ぐらい今おくれになっているものか、またおくれの理由、それから今後の見通しはどうなのか、あるいは住民に対してこれからどのような説明をしていく考えかお聞かせをいただきたいというふうに思います。

 2つ目には、市民市場ということでございますが、これは聞きますと、10万円の出資金といいますか協賛金といいますか、それを集めまして西口地区に開設をしたいというふうなことのようでございますが、ここの事業主体はどこなのか、それからどの場所に設置をするお考えか。また、本当にこの市民市場というものが設置できる見通しがあるか、この辺をお伺いをいたしたいというふうに思います。

 それから、盛岡駅北通り中川線、いわゆる今、前の工場のところをまたいでいる陸橋のところでございますが、旧物資部のところから工場踏切、自転車・歩行者専用道、ここはロードヒーティングしているわけですが、反対側、いわゆる西口に当たる方が歩道を含めましてなっていません。ここは西口開発とあわせて重要な交通手段となる場所でございますので、これは西口開発にあわせながら、例えば市の独自予算であっても、せめて歩道、自転車専用道についてはロードヒーティング化すべきだと思いますが、いかがでしょうか。

 それから5点目でございます。葉の木沢踏切についてちょっとかかわっての質問でございますが、過日全協の中で、平面交差にするということで御説明がございました。松並木を守るという観点からいきますと大変これはいいことで、評価をいたすわけですが、その際、部長さんの方から、その前提が単線非電化というふうな説明もあったようでございますが、このことは東北本線の盛岡−八戸間、これを廃止を前提にしたというふうに理解していいものかどうか。特に、市長にお伺い申し上げたいのは、この間、再三私は御質問しているわけでございますが、東北本線の盛岡以北の扱いについて、何としてもやはり存続すべきだということで市長も頑張っていらっしゃるわけですが、その考えが今回のこの葉の木沢踏切にかかわって変わったものかどうか、市長のお考え、それから県やあるいは関係市町村の考え方、これはどうなのかお聞かせをいただきたいというふうに思います。あわせて、平面交差になりますと、どうしても安全性の問題が出てきます。この前の説明の中では万全な対策というふうなことがあったわけですが、具体的にどのような対策を講ずるお考えか、お聞かせをいただきたいというふうに思います。

 以上です。



◎市長(桑島博君) 議長。



○議長(藤川智美君) 桑島市長。



◎市長(桑島博君) 私からは来年度の予算編成の基本的な考え方と機構改革につきまして御答弁を申し上げまして、以下につきましては関係部長等からお答えを申し上げたいと存じます。

 まず、明年の予算編成の基本的な考え方でございますが、議員も御案内のとおり、平成9年度の国の予算編成でございますが、これは財政構造改革元年にふさわしい内容とするという基本方針でございます。これは、あらゆる経費につきまして聖域を設けることなく抑制を図るということでございます。それはとりもなおさず、新たな重要施策に対応できるような歳出に思いきったメスを入れると、こういう基本的な考えに沿ってのことでございます。内容的には、要求の基準を投資的経費の伸びはゼロということでございますし、経常的経費は昨年の10%減から12.5%削減と、こういう指示をいたしておるようでございます。さらに一般歳出の対前年度伸び、これを1%前後に抑えるということになっておりますので、そういたしますと、国の予算は前年度予算を下回るということも想定をされるということで、極めて厳しい状況にあるわけでございます。

 したがいまして、私ども地方公共団体もまさに、そういう社会経済情勢のもとでの予算編成は、国と同じような内容になっていくものというふうに存じます。特にも当市の場合は、御案内のとおり税収関係が、特にも個人市民税が対前年度、今予定されておりますのは1%程度の伸びしか期待できないのじゃなかろうかということでございます。非常に大きな自主財源でございますので非常に憂慮いたしております。それから、法人関係税は若干の伸びは期待はできますけれども、平成8年度の伸び程度期待できるのかどうか、今財政当局に試算をさせておるわけでございますが、いずれ伸びは期待できますけれども、そう大幅な伸びにはならないと、このような状況にございます。

 こうした中での予算編成でございます。高齢化社会に備えた老人福祉計画の達成、あるいは、御案内のとおり第三次計画に入っております大型プロジェクト事業、そういった投資的経費の増大のほか、人件費、扶助費あるいは交際費等の義務的経費、あるいは大規模施設等の完成に伴っての管理運営費、こういったものがいろいろ今後財政需要として大きく出てくるものと考えております。したがいまして、9年度の予算の編成に当たりましては、申し上げましたような状況を十分認識いたしながら、中長期的な視野に立った財源の確保とともに、効率的な財政運営、いわゆる健全財政を堅持しながら、財政硬直化から脱却いたしまして豊かで活力ある市民生活の確保に努めてまいりたい、このように基本を据えておるところでございます。

 歳入につきましては、ただいま申し上げましたような状況にございますだけに、国・県支出金、こういったものは従来にも増して多く確保できるように最大の努力をいたす所存でございますし、また、その他の収入につきましても確保に一層努めたい、このように考えております。したがいまして、歳出におきましては、先例や慣例にとらわれない新しい観点で各種施策の判断をしなければなりませんし、また、必要度あるいは緊急度、こういったものを十分検討しながら優先順位の厳しい選択を行う必要があろう、このように努めております。こういった考え方で各種事業の予算化推進に努めてまいりたいと存じます。

 特に、特徴というお話でございましたが、ごみ焼却場などは建設が大体峠を越すことになりますけれども、その次に市立病院、市場あるいはインターハイの関連施設、こういったものが出てまいります。こういったものが総合計画の中で予定されております大きな事業ということで、特徴として出てまいると思います。それから、本格化する福祉高齢社会、少子社会、こういったものに対してのいろいろな取り組みも重点的に取り上げなければならんと思っておるわけでございますが、いずれ先般よりお答えを申し上げておりますような、現在皆様から御提言等御意見をいただいております福祉と健康の連携の問題、あるいは窓口の事務の総合化の問題とか、あるいは交通総合窓口の問題、そういった機構改革との関連も考えながら特徴を出してまいりたいと、このように考えておるところでございます。

 それから、行政改革推進市民会議を含めた機構改革についての推移の状況でございますけれども、御案内のとおり、市の事務事業見直しは毎年行っておるわけでございますが、全般の見直しということになりますと、昭和63年に実施をいたしまして、今年度9年目になるわけでございますから、かなり大幅な見直しとなります。ことし5月以降、市の常設の事務事業見直し検討委員会、これを約40回今日まで開催をいたしました。全職員参加のもとに152件の見直し案が出されてきておるところでございます。検討に当たりましては、基本的な姿勢には第三次の盛岡市総合計画の推進に向けての体制の整備、それから市民の利便性向上に配慮した簡素で効率的な組織機構の確立を目指す、こういったものでございます。主な検討課題といたしましては、市議会、地域づくり懇談会等から出されている意見等を踏まえまして、企画政策部門の強化、それから交通対策部門の一元化、窓口事務の総合化、それから保健と福祉の連携推進、環境部門の強化、この5つの項目を中心に上げて検討を進めているところでございます。また、事務事業の見直しに当たりましては、市民の意見を反映させたものとするということから、このたび産業、労働、地域、福祉等の団体代表や、知識経験者15人の委員からなる盛岡市行政改革推進市民会議を発足させまして、これまで2回の会議を開催いたしたところでございます。今月中にもう一回開催を今予定をいたしておりますが、今後は現在庁内で進めております事務事業の見直しとこの市民会議からの御意見を踏まえながら、機構改革や事務事業の見直しの基本となる行政改革大綱を策定してまいりたいと、このように考えておるところでございます。

 以上でございます。



◎企画財政部長(佐藤晴久君) 議長。



○議長(藤川智美君) 佐藤企画財政部長。



◎企画財政部長(佐藤晴久君) それでは私からは、合併建設計画について、その進捗率それから後年度に残るものの課題についてのお答えを申し上げます。

 平成8年9月補正時までの進捗率でございますが、これは、事業費ベースでございますが、計画外の事業を含めまして、全体で82.4%になっております。来年3月までの合併建設計画期間中でございますので、さらに積極的にこの事業を残された期間実施しまして、達成率を高めてまいりたいというふうに考えております。

 今年度までの計画期間中に着手していない事業の主なものといたしましては、勤労福祉施設でございます雇用労働センターあるいは工場流通業務施設用地取得並びにまたその造成あるいは飯岡地区公民館、見前南公民館あるいは総合健康センター整備事業などでございます。これらのほかにも若干の未着手事業があるわけでございますが、それは、この合併建設計画期間中に、平成7年度からの第三次盛岡市総合計画がスタートいたしております。未着手事業等については、この計画として引き継いでいるわけでございます。しかしながら、その中には相当実施が困難なもの、あるいは条件が整った段階で後年度でなければ実施できないようなものがございます。したがいまして、これらを総括し、評価をして、全般的な見直しも必要になってくるのではなかろうかというふうに考えております。

 いずれ、合併建設計画は公の団体間でお約束をしたものではございますが、その実施時期についてはいろいろ困難な面もあって、そういう時間的なものが若干生じてくるということがあるというふうに掌握いたしております。

 以上でございます。



◎総務部長(高橋良三君) 議長。



○議長(藤川智美君) 高橋総務部長。



◎総務部長(高橋良三君) 青少年女性室の独立または他の部へという質問にお答え申し上げます。

 現在福祉部に所管されておりますけれども、現在の検討委員会の中では、他の部の方が適当ではないかという意見が出されておりますが、そういう方向で現在検討を進めておるところでございます。



◎開発部長(藤代英彦君) 議長。



○議長(藤川智美君) 藤代開発部長。



◎開発部長(藤代英彦君) 私からは、盛岡駅西口開発に関連いたしまして、土地区画整理事業の部分についてお答えを申し上げたいと存じます。

 事業の進捗状況につきましては議員御案内のとおりでございますが、ただ、事業がおくれている理由につきまして若干お答え申し上げたいと思います。

 まず、土地区画整理事業は、御案内のとおりさまざまな財源で構成されておりまして、基本となりますのは国庫支出金等でございます。したがいまして、この事業費の配分、国庫事業費の配分が事業の進捗に大きく左右すると、そういう性格のものでございます。

 おくれの理由となっておりますものは、事業計画で定めております年度別の資金計画に比べまして国庫支出金に係る事業費の配分が少ないということがまず第1点でございます。それからあと、JRと関係者等との協議、もろもろあるわけでございますが、この関係に時間を要したということも理由として上げられているわけでございまして、事業スケジュールの見直しが必要と、そういうふうな状況になっているということは事実でございます。

 それから、今後の見通しでございますけれども、これまで国や県の御配慮をいただきまして、この盛岡駅西口地区につきましては重点配分ということでいろいろ配慮をいただいているわけではございますけれども、かなり今後の状況につきましては厳しい状況だろうというふうに見通しているわけでございます。したがいまして、これからも全力を傾けましてこの事業費の確保に努めてまいりたいと、そういうふうに存じているところでございます。

 ただ、今お話ししているような状況でございますので、現在この事業計画の見直し作業を進めてございます。この作業を進めまして、国、県との協議を初め、一連の作業を進めた上で明らかにしたいと考えているところでございますけれども、当初計画に比べますと数年のおくれは否めないだろうというふうに見込んでいるところではございます。

 土地区画整理事業を進めるためには関係権利者等と申しますか、地域の方々等の合意形成を図りながら進めていくということが非常に大事なことでございますので、議員さん御指摘の点も全くそのとおりでございますが、私どもといたしましては、先ほどお話し申し上げました見直しが進み、あるいは整理され次第、地域の皆様方を中心として関係者の方々には説明会を開催するなどしてまいりたいと。当然のことながら事業計画の変更に入るわけでございますので、法的な手続があるわけでございますが、その前にも住民の方々に御説明をする機会を持ちたいと、そういうふうに思っているわけでございます。こういうことでいろいろ機会をとらえまして、情報を提供しながら事業への協力をお願いしてまいりたいというふうに考えているところでございます。

 以上でございます。



◎産業部長(高松則行君) 議長。



○議長(藤川智美君) 高松産業部長。



◎産業部長(高松則行君) それでは、私からは市民市場にかかわる部分と、東北本線の盛岡以北にかかわる部分についてお答え申し上げたいと思います。

 初めに市民市場についてでございますけれども、盛岡市民市場につきましては、数年前から市民の手による市場が必要ではないかという思いから研究会がスタートしております。市民や観光客などが利用できる市場が必要だという取り組みでいるものでございます。

 当初、場所については未定でございましたが、その後、場所が西口が候補地として出てまいりまして、地域の町内会や現在小売市場の建設を検討している関係組織等も参加して盛岡市民市場を推進する会というものが設立されてございます。その中で計画案をつくって、採算性の検討などをした上で具体化を図りたいといたしているのでございますが、御指摘のようにまだ出資金なりあるいは事業主体、それから具体的な場所、そういったところについては未定になってございます。

 それから、盛岡以北の在来線の考え方で、従来からの考えが変わったのかという点についてでございますけれども、盛岡以北の東北新幹線並行在来線の存続につきましては、県と沿線市町村で十分協議した結果、やむを得ないという選択で昨年の4月、JRからの経営分離に同意する旨の文書を提出したわけでございますけれども、同意に当たっては、沿線住民の利便性を損なわないと、こういう前提になってございます。

 その後、県それから関係市町村、青森も含めて並行在来線の存続については、JRからの経営分離後も利便性が確保されると、その上での支援措置が講じられるように、国及びJRに強く要望しているということもございまして、その単線非電化という話については特に具体的な話はございませんが、運輸省の方では現在東北本線には貨物が一日24往復も走っておるわけでございますし、機関車の切り離しというようなことが伴いますと、当然不便さが出てくるということで、運輸省はそういった話には難色を示しているというふうに伺っておるところでございますので、単線非電化という話については、私どもはまだそういうふうなことは一切承知しておりませんので、いずれ、今までどおり利便性を損なわないで運営をしてほしいと、こういうことで一貫をしているものでございます。

 以上でございます。



◎建設部長(太田信雄君) 議長。



○議長(藤川智美君) 太田建設部長。



◎建設部長(太田信雄君) 私の方からは、西口に関連する分と葉の木に関連する部分についてお答えいたしますが、西口に関連する旧国鉄の物資部から上がっていく道路についてロードヒーティングをというお話でございました。基本的には御質問にありましたように、当初の段階から、いわゆる東側から上がっていく部分については、勾配を考えながら一部ロードヒーティングを行いましたし、歩道についてもそうやったということでございますので、基本的には今の部分でいいという考え方で進んでいったわけでございます。ただ、今のお話のように、あちらの部分の開発が進んでまいりまして、あの道路の利用度も高まってくるということも考えますと、車道部分までというわけにはまいりませんし、その歩道部分についても今計画は持っておりませんけれども、必要性といいますか、実現可能性について調査をしてまいりたいというふうに思っております。

 それから2番目の、葉の木沢踏切に関連して、単線非電化が前提かという御質問でございました。全員協議会での私の説明が十分でなかった部分もあるかと思いますが、そのことについて思いついたきっかけが新聞報道であったということでございます。説明の中でそうなるということは一切決まってないというふうに申し上げました。ただ、そういう新聞報道があったことで、万が一、何といいますか、からなっている部分を立体交差の道路が通るというふうなことになると大変なことだということでございまして、万が一そうなったらというふうなことが話の始まりだったということでございますので、それを前提としたものではないということをはっきりと申し上げておきたいと思っております。

 それから、平面交差による安全性について万全の対策をというお話でございました。全くそのとおりやってまいりたいと思っております。

 それで、これから具体的にJRと協議をしてまいりますので、いわゆる鉄道事業者の納得のいく踏切ができ上がらないとこの踏切は完成しないということでございます。

 したがいまして、鉄道事業者側にとっても安全が確保できるということを判断をして道路管理者側と協議が成り立つというものでございますので、両者安全性をきちんと確認して事業を進めていくというふうにやってまいりたいと思っております。

 以上でございます。



◆14番(本宮秀孝君) 議長。



○議長(藤川智美君) 14番本宮秀孝君。



◆14番(本宮秀孝君) 2人で1時間を経過しましたので、簡単に御質問をいたします。

 私が言いました大体大綱は、今後の盛岡の執行に係る重要な課題でございまして、特に国を含めて緊縮財政になっている中で、特に盛岡の場合はいろんな事業をやっていかなければいけないというふうなことでございまして、やはりここは、どこかの段階では思い切った見直しを含めて市としても判断をしなければ、このまま起債がどんどんふえていく状況になりますと、大変な状況も来ますので、ぜひ、どこかの段階ではそういった総合的な見直し、今前の質問者もお話ししてますが、第三次総合計画を含めてやっぱり検討しながら対応するということが必要ではないかというふうに思いますので、その辺の見解を市長からいただきたいというふうに思います。

 それから、もう一点だけですが、今葉の木沢にかかわって私が何回も言ってますのは、特にも今回田沢湖線が新幹線化になりまして、線路の幅が広くなるわけです。したがって、ずっと懸念を私どもが主張してまいりましたように、これから貨物輸送、物流を考えますと、東北本線がなくなりますと、青森から盛岡までの貨物輸送というのが切れてしまうということになりまして、そうでなくても盛岡中央市場の問題を含めて物流の問題が今論議されているわけで、大変な状況になると思います。したがって、貨物輸送をどう守っていくか、そういうことも含めた観点でもう少し真剣にこの辺も検討していいんではないか。

 特に岩手県でも、JRあるいは国に対しても存続を含めてやっていきたいというふうな意向もあるようですので、やはり一番肝心な県都盛岡市として前面に出ながら、県と一体となりながら、あるいは青森県を含めました関係県、市町村と協議をしながら存続するというふうな方向を出していただきたいというふうに思うんで、その辺、ちょっとこれも含めて市長さんから御見解を賜りたいというふうに思います。



◎市長(桑島博君) 議長。



○議長(藤川智美君) 桑島市長。



◎市長(桑島博君) お答えを申し上げます。

 まず、極めて厳しい財政状況下におきましてのこれからの事業執行につきまして、大胆に見直しをというような御意見等もございました。まさにそのとおりでございました。私どもも硬直化してまいりました財政状況がこれ以上落ち込まないように、やはり皆さんからのいろんな御意見をいただきながらぜひそのような方向で大胆な見直しを場合によっては考えてまいりたいと、このように存じております。

 それから、東北新幹線並行在来線の存続についてでございますが、先ほど来部長からも申し上げたとおりでございまして、私どもは今日まで、沿線の各関係市町村との協議会、県も入っておりますが、その中でも、いずれ沿線住民の利便性はこれは絶対確保していただきたいということで強く要望いたしておるところでございます。今後もそういった基本的な考え方に立ちまして、この在来線の存続につきましては努力してまいりたいと、このように考えております。

 以上でございます。



○議長(藤川智美君) 次に、40番高橋金兵衛君。



◆40番(高橋金兵衛君) 私は、市長の政治姿勢に限りまして御質問を申し上げたいと思います。

 まず1つは、今次の総選挙に関しましてでありますが、市長は今次の総選挙につきまして最後まで中立を貫いたという立場が言われておるわけでありますが、その結果、特に全国の国民の審判と岩手県の県民の審判に、この結果について大きなギャップが結果として出たということがあるわけであります。このことについて、この県民の審判と全国民の審判のこの差について市長はどのようにお考えかということがまず1点であります。

 それから、なお新進党が分裂傾向に今あるわけであります。それと反対に自民党が回帰傾向にあるという全国情勢なわけでありますけれども、最近の政府自民党の予算編成に対するいろんな声が出ております。予算編成についてのいろんな声があるわけでありますが、市長は市長であると同時に県の市長会の会長でもあるわけでありますので、この予算編成に対して市長会の会長としてどのような対応をされるのか。中立を保った市長としてどのような対応をされるのか。

 それから、議長は県の市議会議長会の会長でもあるわけでありますので、会長と一緒に陳情の先頭に立ったらどうかというふうな考えもあるわけでありますが、その辺をお伺いをしたいと思います。

 また一方、知事や県議会議長は大変陳情活動で苦しい立場にあるということも報道されているわけであります。大臣にも会えないという状況であるわけでありますけれども、このことについても市長はどのような考えを持っているかお伺いをしたいと思います。

 それからもう一つ、きのうの一般質問の中で、下川原議員さんの質問で、民間助役の問題で質問があったわけでありますが、市長はこの質問に対しまして、しかるべき時期に幹事長会議を開催を求めて御相談をして態度を決めたいというふうな答弁があったやに聞いておりますし、それから、けさのある新聞の報道によりますと、市長は民間助役断念へという見出しでそういう記事が出ているわけであります。我が明政会は、この民間助役の登用につきましては、終始一貫民間助役は必要ないと、どうしても市長が第二助役を欲しいのであれば、民間助役よりはむしろ若手のキャリア、中央の官庁の若手のキャリアを持ってくるべきだという発言をしているわけでありますけれども、今市民の中には、この市長の余りにも遅すぎた対応といいますか、これに対して断念を求める声が強くなってきているわけであります。

 例えば、11月の24日に私どものところにこういう手紙が来ております。

 先ごろの岩手日報紙上に、「後手後手の行革対応、市の民間助役12月議会山場に」などと市政対応のおくれに疑問を投げかけております。中略ですけれども、そして最後に、「次に、民間助役問題についてですが、なぜ民間助役にこだわらなければならないのでしょうか。選挙で公約したからでしょうか。しかし、それはよく理解ができません。何十倍もの競争率を突破した優秀な職員集団がおりながら、市長が民間助役から得ようとする知恵を市長を囲む幹部職員は理解できないのでしょうか。いや幹部職員は市長の意思をよく理解し、行政に生かすよう努力することが肝心だと思います」こういう内容の投書が私どもの会派に来ております。私はきのうの一般質問の答弁で、多分私の今の質問に対して、きのうの答弁以上のものは期待はいたしておりませんけれども、しかし、このことについて、やっぱり議会ではっきりとした表明をするべき時期に来ておるのではないかという感じをいたしておりますので、このことにつきましてお伺いをしたいと思います。



◎市長(桑島博君) 議長。



○議長(藤川智美君) 桑島市長。



◎市長(桑島博君) お答えを申し上げます。今次選挙の結果につきましての私の感想を求められたわけでございますが、議員御案内のとおり、各政党、個人、それぞれ統一的な政策あるいは地域政策を掲げまして懸命に選挙戦を戦った結果があのような結果になったものとこのように考えておるところでございます。

 それから、市長あるいは市長会長としての政府に対しての予算陳情の件でございますが、今日までも御案内のとおり、私どもは市議会とともども県あるいは政府に対しても陳情してきているわけでございますが、その過程におきまして、県選出の国会の議員の皆様方に超党派でお願いをいたしております。その後、各省庁に陳情、要望に参ると、こういう形でやってきておるわけでございます。今回につきましてもそのような方法で陳情、要望をいたしてまいったところでございます。特にも公共事業の関係等につきましては、巷間抑制の話も出ておることでもございますので、特にも盛岡市、岩手県は、道路網の整備を初めとする公共事業がまだまだこれからという状態でもございますので、そういうものにつきましては、同盟会の会長という立場で各関係市町村長と一緒に超党派で各議員、そして各省庁にお願いをしていくと、こういう状況でございます。

 今後につきましては、特にも西口の問題あるいは2環状6放射の幹線道路の関連もございますので、議長さんとともども陳情することも必要かと、このように考えておるところでございます。

 それから、知事さんのことでございますが、知事さんも知事というお立場で、盛岡市のお願いしている問題あるいは盛岡広域圏の問題、これらを引っ提げて各省庁を回られて一生懸命努力されているということで感謝をいたしておるところでございます。

 それから、最後の民間助役の登用の問題でございますが、この問題につきましては、今も御指摘ございましたように、私の対応が遅いということで、大変御迷惑、御心配をいただいておりますこと、恐縮に存じておるところでございます。このことにつきましては、従来から各会派の幹事長さんを煩わしましていろいろ御説明、御協議を申し上げてきた経緯もございますので、そのような経過を踏まえながら今後対応してまいりたいと存じますので、どうぞ御理解をいただきたいと存じます。

 以上です。



◆40番(高橋金兵衛君) 議長。



○議長(藤川智美君) 40番高橋金兵衛君。



◆40番(高橋金兵衛君) ありがとうございました。

 予算編成につきましては、私はやっぱり市長が今次選挙で最後まで中立を保ったということは、私はこの行動は恐らく中央政府でもこの辺はずっと理解をしていることだと思うんですよ。したがいまして、やっぱり知事が今苦しい立場にありますので、やっぱり市長が県都盛岡の市長であると同時に市長会の会長でもあるわけでありますから、ぜひここは知事にかわってきちっと陳情活動の先頭に立つと、それぐらいの自負を持ちながら頑張っていただきたいと、これは要望であります。

 それから、民間助役の問題でありますけれども、市長さんもそれから前の市長さんもいわゆる助役さんから市長になったと、ここ2代続けて助役さんから市長になったというそういう経歴があるわけであります。その意味からしますと、その前は県から来たりあるいは警察の方から来たりいろいろあったわけでありますけれども、最近の傾向として、助役さんは市長の最有力候補の一人というふうな見方が今盛岡の場合はされております。したがって、助役登用というのは、なかなか本当にかなり私は特に民間助役につきましてはきついものだろうと、なかなか難しいものだろうというように私は考えております。

 それから、これは本当にうわさでありますけれども、やっぱり助役がなかなか決まらないということで、市民の間にいろんなうわさが飛び交うわけであります。例えばある政党が、ある県会議員がどうかとか、そういううわさが出るようなそういう状況もあるわけでありますよ。これはやっぱり時間がかかればかかるほどこういうあらぬうわさというのは市民の間にいろんな方向で広がってくるわけでありますので、やっぱり私ここでは、きちっとある程度の時期を見計らって表明をするべき時期に来ているというふうに私は考えております。あくまでも市長さんや我々議員は公選でありますけれども、助役の場合は市長の専権事項といいますか、そういう人事権でありますけれども、最終的には議会の同意を得なければこれは決まらないわけでありますので、やっぱりそういう意味からしますと議会は市民の代表でありますから、そういう意味できちっとこの12月議会中にある程度はっきりした態度の表明をするべき時期に来ているというふうに考えますので、その点につきましてもう一度御答弁をいただきたいというふうに考えております。



◎市長(桑島博君) 議長。



○議長(藤川智美君) 桑島市長。



◎市長(桑島博君) お答えを申し上げます。

 先ほども申し上げましたように、このことに関しましては、各会派の幹事長さん方を煩わせて御説明、御協議を申し上げてきた経緯もございますので、そういった段階を踏みながら対応したいという−−先ほどの答弁の繰り返しになりますが、ひとつそういうことで御理解を賜わりたいと存じます。



○議長(藤川智美君) 次に、26番鈴木俊祐君。



◆26番(鈴木俊祐君) 若干質問をさせていただきます。

 市長さん、大変なことが起きてるというような市民の投書が私のところにあったわけです。一市民ということで。残念ながら市会議員じゃなくて、設計事務所の所長ということで投書が来てございました。それの要旨は、本当にこれは大変なことなんだというように思って文書を見たわけです。そこで、本市が発注する大型工事等の設計あるいは監理、あるいは設計施工をする会社へのチェック機能について、どういうような体制でやってらっしゃるのかということなんです。

 その要旨というのはこういうことです。ごみ焼却場施設の設計施工に大金−−お手紙では「200億もの大金をつぎ込んで」と言っておりますが、そして最新鋭の焼却施設をつくるんだけれども、その中身は非常にまずいというような書き方をしております。したがって、この設計施工をプラントメーカーに発注するということは、多分私の考え方からすると、建設大臣官房営繕部、あるいは電気等の場合には通産大臣官房営繕部の共通仕様書というものが大前提にあって、設計施工をされていると思うんですよ。ただ、ここの焼却場の日本鋼管ですか、日本鋼管が独自に勝手に資材も自分のところの規格でやるということじゃないように発注しているんだろうと私は思うんですよ。一般論として。そういう共通仕様書が基本にあって設計をされている、そういうことだと思うんですよ。

 そうだとすると、ごみを捨てる焼却プラント−−ピットですね。ピットの幅の1メーターのコンクリートから水が漏っていると、こういう投書なんですよ。それで、地質調査をしていますから、湧水があるとすれば止水板を使って設計するのが設計施工、あるいは設計なら設計単独でも止水板を当然使うはずだろうと。なぜ1メーターもの幅のコンクリートから水が漏れるのか。確かにごみが自然発火しないために水をかけますから、最初から水があった方がいいんだという日本鋼管の設計であれば、それを市がよしとしてやったのならこれはいいでしょう。やむを得ない、それは市が認めたんだから。ただそれは私どもは、市民代表としてそれは認めるわけにはいかないと、そういうことです。

 それから、そこのごみを捨てるところに車がバックして入って行くところにグレーチングがあってピットがあるんですが、そのピットのグレーチングがガタゴトガタゴト音がしていると。確かにバックして行ってガタガタッとなれば、あっここまで来たんだな、ということで運転手はわかるわけですけれども。こういうことなんですよ。それから、亜鉛メッキをした鉄骨がさびてるというんですよ。さびないために亜鉛メッキをするものが、まだ引き渡しもしないうちからもうさびているというんですよ。それから鉄骨をとめるボルトの穴が、現場で穴を開けたんじゃないかという話なんです。あれだけのものは工場できちっと原寸図をかいて、穴を開けて、そしてボルトの幅が何ぼ、何ミリの余裕というものの中でやっているはずなんです。それが現場で穴を開けて、必要以上に大きな穴が開いているというわけですよ。ボルトが動くんですね。そしてその次は、今度はクレーンの取りつけが全く素人細工だと、こういう書き方なんです、この文章は。

 これでは全く、設計施工だからといっても、盛岡市の、一体じゃ、その設計施工のこの工事現場の監理はいかがになっているのかということなんですよ。職員を常駐されているかどうかわかりませんが、基本的にはこれ、常駐させなきゃならんぐらいなんですよ。なぜかというと、コンクリートが、毎日毎日打ったと思うんですよ、あれだけのボリュームですから。そうすると毎日、1周2周あるいは4周のコンクリートのテストピースの圧縮試験を毎日やらなきゃいかんですよ。市の職員がぎっちり行ってそこに常駐していても大変なぐらいなんですよ。それをどういうように管理されておったのか、これはちょっと大変な問題だというように私は思ってお伺いをするわけです。

 結局、その設計施工について言えば、例えばポンプ場とかそういうところでも、例えばバンなどをやりますけれども、そういう盤を設計施工されても、鉄板の厚さ、あるいは線の強さとかなんとか、あるいは塗装の仕方、そういうことも設計施工だからといってその会社のオーケーでやらせているということじゃないはずなんですよ。これだってそういう通産の基準なりそういうもので。その設計施工をさせたときのチェック体制は一体どういうようになっておるのかということをまずお聞きしたいと、こういうように思うわけです。

 それからさっきのこれらに関連して、設計施工じゃないけれども、さきの全員協議会でも新しい市立病院の設計の概算説明があったわけですが、あのときもお話し申し上げたように、国内有数と言われる病院の第一人者と言われている伊藤喜三郎設計が設計しても、職員が乗る方のエレベーターのピットあるいはエレベーターをつうつうやる伝染病棟からの区画がないから−−一般病棟の方のエレベーターについては区切りがある。だけど片方は、職員等の方のピットの中に伝染病棟からの区切りがなければ、エレベーターを通じてその伝染病が上下いつも動いているわけでしょう。そういうことのチェック体制もちゃんとしておらないということで、こういうものはいかがなものかなというようなことなんですよ。

 やっぱり先ほど、同じように全員協議会で私、市制100周年記念事業の文化ホールの設計変更、これなんかは、やっぱり東北電力が、仙台泉区で裁判を起こされたから熱源を変更しようという話になってきている。そして、その熱交換機をつけなければならない。本来はこれだって、私はいろいろ聞きましたけれども、基本的にこっちの盛岡市の側の都合で変更してないんですよ。これも東北電力の都合で、予防策としてこういうように設計変更しているわけですよ。それが今予算の中に上がってきているという、これは大変なことなんです。そういうように設計あるいはそういうものに対するチェック機能が果たして本当に盛岡市の市の体制としてあるのかどうか。

 もう一つ心配しているのは、インターハイ会場のプールの設計。おおよそ約3分の1ぐらいの予算で落札したんじゃないかという、ダンピング入札だと言われているような設計。安いから悪かろうで設計が上がってきていいのかどうかという問題もあるわけですよね。設計料は安かろうが、いずれきちんとしたものが上がってこなければならないということで、このチェック体制もあわせて、やっぱり盛岡市のそういうものに対するチェック機能は一体どうなのかということできちんとしていただかなければならないというふうに私は思います。

 前段はそこですが、あとあわせてですね、こういうような場合に、例えば大型事業はこれからも山積しているわけですが、例えば、地域交流センターあるいは文化ホールなどの大型事業をやっているわけですが、その中の主要資材、例えば盛岡市にはセメント工場はありませんからこれはやむを得ない。だけど岩手県にはセメント工場が2社あるんですけれども、そういうものが実際使われておるのかどうか。あるいはガラスですね。ガラス工場があるのかどうかということになると、残念ながらそういう板ガラスをつくっているところはないですが、しかし、その問屋なりあるいは納入しているところは、市内あるいは県内の業者なのか。あるいは、あわせて鉄骨も、大変な鉄骨の量を使っていますが、それは県内で実際に納入しているのかどうか。東京あたりからダイレクトに入ってきている可能性もありますから。そうだとすると、やっぱりこれは非常に−−今ここに陳情書がテーブルにありますけれども、市内業者の活用とかそういうこともありますので、そういうことはどうなっているのかについてお聞きをしたいと思います。

 それから最後に、福祉部長さん、これは大変失礼なお聞きの仕方かもしれませんが、厚生省では今大変な問題を抱えていて、新しくなった大臣が頭の下げっ放し、あるいは職員たちも厚生省にいるのは嫌だということを言っている人もおるそうですけれども、大変な問題を起こしている。そこで、これは答えづらければお答えをいただかなくても結構ですけれども、要するに、厚生省の中で福祉を食い物にしていろいろなことをやっておりますということで大変新聞があれしておりますけれども、老婆心ながら、福祉部長さんはそういう、盛岡市の中で補助金とかそういうことをやっているたくさんの事業もあると思いますけれども、そういうところから接待などよもや受けてはいないとは思いますが、その辺をちょっと、なければないで結構ですが、お聞かせをいただきたいと思います。



◎保健衛生部長(高木智徳君) 議長。



○議長(藤川智美君) 高木保健衛生部長。



◎保健衛生部長(高木智徳君) 新清掃工場の設計施工に係る御質問でございます。

 まず、そこの新清掃工場は平成6年8月からかかって今ちょうど3年目を迎えまして70%ほどの進捗率でございますが、まず発注方法について御説明申し上げたいと思います。非常に特殊な発注方法でございますので、この辺を御理解いただきたいなというふうに思います。このごみ焼却施設の建設工事につきましては、何十年に1回の工事ということで、非常に複雑大規模でございます。かなり高度な技術を要する工事でもございます。また、この工事につきましては各メーカー、これが特許とかノウハウ、そういうふうな異なる構造のごみ焼却プラントが設計され、あるいは製造されておるものでございます。こういう中で、市自体が実施設計をやるということは難しい状況でございます。したがいまして、こういうものにつきましては国の方式、いわゆる性能発注方式と呼ばれておりますが、そういう方式を採用してございます。市もその方式でやってございます。この性能発注におきましては、発注者がごみ焼却施設について要求する性能条件、例えば機能とか性能、容量、こういうものを記述した発注仕様書を契約条件といたしまして、工事契約締結後に請負者が実施設計を行いまして、市の確認を得て施工するということになるものでございます。このことから、請負者には設計に起因いたします瑕疵にも責任が生じ、この瑕疵担保責任を性能保証するものでございます。

 なお、現在工事監理につきましては、私どもの清掃事業所の中にございますクリーンセンター建設推進室がプラント部門をやっておりますし、建築営繕課の方で建物部門の工事監理を行ってございます。なお、専門的な部門につきましては、廃棄物の専門のコンサルタントでございますオストランドに契約して管理をお願いしているという状況で進めておるものでございます。

 なお、今お話ございました建物の工事施工とか管理につきましては、建設部長の方から詳しく御説明申し上げていただきたいということでございます。よろしくお願いします。



◎建設部長(太田信雄君) 議長。



○議長(藤川智美君) 太田建設部長。



◎建設部長(太田信雄君) 保健衛生部長の答弁と一部重複する部分もございますが、この工事の施工及び管理の状況について御報告申し上げます。

 この施工につきましては、市が確認いたしました施工承認図書に基づいて請負者が施工しているということでございます。この施工の承認に当たりましては、市と請負業者が繰り返し繰り返し協議を重ね、特に長く使う大事なものでございますので、将来の維持管理に支障が生じないよう配慮しているということでございます。施工管理につきましては、先ほど保健衛生部長からお話し申し上げましたように、建築プラント部門について、株式会社オストランドというところがやっておるわけでございますが、それをさらに盛岡市の建築営繕課、それから基幹プラント部門についてはクリーンセンター、この両方が管理を行って万全を期しているということでございます。

 総論といたしましては、具体的に毎週クリーンセンターの推進室と私どもの建築営繕課と、それから設計管理を請け負っておりますオストランドと請負業者とが、毎週パトロールを行って現場を見まして、それからミーティングを行いまして、ペンディングリストをつくり上げまして、それをもとに修正をしながら工事を進めており、さらに月例で合同の工程会議を行いまして、できるだけ綿密な調整を行い管理を行っているということでございます。先ほどいろいろ御指摘ございましたが、工事の過程でやはり留意しなければならない点、あるいはふぐあいな点等々が出てまいりました場合は、その都度指摘を行いまして対策なり処置を講じているということでございます。したがいまして、工事途上ですべて100点というわけにはいきませんが、ふぐあいな部分があった場合には必ずそのミーティングなり何なりでペンディングリストをつくってやっているという内容でございます。

 それで、具体的な項目についてお話ありましたのでちょっと御報告いたしますが、先ほどグレーチングのふたがガタガタしているというふうなお話ありましたけれども、作業上の足元の安全確保のためにふたを裏返しにして仮敷きのような状態にしておいて安全確保の作業をしているということで、これは仮の状態でございますので、建物竣工時にはきちんとしたものにやってまいりたいというふうな報告を受けております。

 それから、ピット部分の水漏れに関してでございますが、これにつきましては御指摘のとおり多少発生しているというふうな報告を受けておりますが、止水処置を行っており、完成までに再点検して完全な状態に直すというふうに報告を受けております。

 それから、さびの話が出ましたが、屋根鉄骨には亜鉛メッキは使用しておりませんが、一般的に、鈴木議員御専門なので大変恐縮でございますが、さびが生ずれば工事中に除去し適正な塗装を行うということでございます。それからボルト穴につきましても、熱膨張等を考慮して長穴にしている部分もありますがと、一般的に建設省の共通仕様書に基づいて行っているということでございます。

 それから、クレーンレールに関してちょっとお話あったわけですが、これは基本的にはクレーンメーカーから派遣された専門指導員のもとで構造規格に基づいてきちんとしたものを行っておりますというふうなことでございますし、具体的に稼働する前には労働基準局のきちんとした検査を受けて、合格をした後にこの使用を開始するというふうなメモが私に届いております。いずれにいたしましても、少しきちんと確認されないままの、例えば仮の状態についてのお話部分もあったと思いますけれども、冒頭申し上げましたように、御質問のとおり非常に大事で長く使うものでございますので、できるだけ先ほど言った体制でもって万全を期してまいりたいと思いますし、お話にありました設計した業者が施工しているからそのままずうっといっていくというふうなことでは、貴重な建築物がきちんと成り立たないということになりますので、チェック体制をきちっとしながら万全な物をつくってまいりたいと思っております。

 以上でございます。



◎保健衛生部長(高木智徳君) 議長。



○議長(藤川智美君) 高木保健衛生部長。



◎保健衛生部長(高木智徳君) 一つ先ほどの御質問を落としましたので、追加させていただきます。

 管理職員が常駐しているかというお話もございましたが、私どもの方のクリーンセンターにつきましては、あるいは営繕課につきましては、市の職員につきましては通勤で毎日のように行っております。それから、専門の方あるいは総合的に指導監理しているオストランドにつきましては、現在2人常駐してございます。以上の体制でやっております。



◎建設部長(太田信雄君) 議長。



○議長(藤川智美君) 太田建設部長。



◎建設部長(太田信雄君) 少し答弁漏れがございました。コンクリートの検査に必ず職員が立ち会っているかという項目がございました。これはすべての検査に市の職員が立ち会って、きちんと検査を行っているところでございます。

 それからインターハイプールの設計についてのお話も言及されましたが、どういう金額で請け負おうとも請け負ったものはきちんと納品していただかなければなりませんので、こちらにお願いした仕様書に基づいたものをきちんと出していただくと、こういう姿勢でおります。

 以上でございます。



◎企画財政部長(佐藤晴久君) 議長。



○議長(藤川智美君) 佐藤企画財政部長。



◎企画財政部長(佐藤晴久君) 私の方から、市営工事に使用する建設資材の調達についてでございますが、建設工事の資材については、その全体の3割程度を超えるというような非常に大きな額になるわけでございますので、できる限り地元業者でそれを調達してほしいということから、建設工事を落札された場合には盛岡市からその受注者に対しまして、市営建設工事の施工に当たっては建設資材の購入をぜひ市内の建設資材販売業者から調達されて、そして地域経済の拡大なり発展にぜひ御協力をお願いしたいということで文書をお願いしてございます。

 以上でございます。



◎福祉部長(太田祐三君) 議長。



○議長(藤川智美君) 太田福祉部長。



◎福祉部長(太田祐三君) 厚生省の事件に絡みまして、盛岡市の場合そういうことがあるかどうかというお話でございましたが、盛岡市の場合は非常にいい習慣と申しますか、そういった特定の法人とのおつき合いの場を持つという、そういう習慣が実はございません。私どもの場合、民間の法人が設置しておりますいろんな社会福祉施設、それから公立の社会福祉施設ございますけれども、その施設長たちの連絡会議みたいな組織はございます。そういう連絡会議が年に何回か定例で設けられておりまして、場合によっては懇親会という形になる場合もございますけれども、こうした場合は、私ども必ず会費分を包んで行くということにいたしております。したがって御安心いただきたいと存じます。



◆26番(鈴木俊祐君) 議長。



○議長(藤川智美君) 26番鈴木俊祐君。



◆26番(鈴木俊祐君) 太田福祉部長さん、ありがとうございました。その会費制のはどんどん懇親を深めていただいて結構だと私は思いますので、よろしくお願いします。

 いろいろお話をいただきました。要は、大事なのはその工事の過程だと言われても、現にこういう投書が来ることは、これがやっぱり問題なんですよ。やっぱり犬の散歩だか何かで、例えば入って見たかどうかわかりませんが、いずれ電話もいただきました、この方から。名前は言いませんでしたが、市民監査すると。こんな仕事は粗悪なんだと、こういう言い方のきついお話を確かに私いただいたんですよ。そこで、これは200億にも及ぶ大金だからということなんで、ここはやっぱり大事です。やっぱり部長さんは今、高木部長さん、プラントについては我々は何トンのものを焼却するもので、そのことはそれでいい、おっしゃるとおりだと思うんです。ただ、その包み込む建築工事がこういうことになっているから、イコールプラントも悪いんじゃないかと疑われても、これはやむを得ない事情も出てくるわけです。そしてその、幾つかやっぱり大事なのは、建設部長さんの中で確認書か何かでやっているようですけれども、たしか建設省は確認とは言わなくて承諾になっているはずですよ、承諾書。共通仕様書にのっとって、これで私どもやりますよという承認じゃないんですよ、認めるじゃないですよ。これは私どもの責任上でやるという承諾書に変わっていると思いますが、まあそういうものだというように思います。

 それから、お話の中でこういうことがあったですね。工事の過程でさびというのは、それは全くうそなんですよ。工場でさびどめをきちんとやってこなくちゃならんわけですよ。まだ始まったばかりでさびが浮いてくるというのは、これは大変なことなんですよ。さびどめがきちんとしていないからさびが出てくるんですよ。それからボルトの穴だって、決まっているんですから、JIS規格で。だからその幅が幾らということになっているわけで、現場で穴を開けるのは、あれはうそなんですよ。逆に言うとそれはやり直しということなんです。

 それから、プラットホームのふたのガタゴト、これは大変なことですよ、これこそ。そのガタゴトするプラットホームのふたをひっくり返していると、作業員がつまづいたら−−もちろんピットの大きな穴のところに落下防止のシートか何かかけていると思いますが、逆につまづいたら一気にピットの何十メートル下まで落っこっちゃうんですよ。ですから、それは私、もしかしてうそじゃないかなと思うんですよ。そういう、今作業場では板っ端一枚とも置いておかないようにきれいにして作業をやっているはずでしょう、現実は。そこでそこだけ裏返しにしてつまづくような、そういう作業は私はやっていないんじゃないかと思うんですよ。したがって、とやかくこれ以上申し上げませんが、やっぱり大事なお金を使っていること、工事の安全性、それから水が漏っているからこれから止水をやると言っているけれども、こういうことについて厳重注意ですよ、これは。そしてなおかつ、最終的にはもちろん立派なものを完納してもらうということですので、これはきちっとそういう点についてきつく管理体制を十分にやっていただきたいというように思いますけれども、その決意のほどを一言お願いして終わります。



◎建設部長(太田信雄君) 議長。



○議長(藤川智美君) 太田建設部長。



◎建設部長(太田信雄君) 大変ありがたい御意見、感謝申し上げたいと思います。

 ちょっとお話をいただいた後に、関係する職員をすべて集めまして、具体的に経過なり事実関係なりをいろいろと調べさせました。今現在も関係するすべての職員が議場外で今のお話を聞いておりますので、私からも厳しく申し上げますし、聞いている職員も今の線を踏まえて努力すると思いますので、今後とも御指導願います。



◆12番(下川原弘志君) 関連。



○議長(藤川智美君) 関連で、12番下川原弘志君。



◆12番(下川原弘志君) 厚生省の事件に関連してちょっとお伺いしますけれども、施設の建設にはあまり自己資金なくてもできるような、小山容疑者の場合には錬金術に使ったわけでございますけれども、ああいう丸投げの事件のチェックというのはもちろんできると思うんですけれども、盛岡市の資金も導入して建てている場合もあるわけですから、そういう面のチェックというのはどのようなやり方をしているのか、御説明をいただきたい。当市ではもちろんあり得ないと思いますが、その点についてもお願いします。



◎福祉部長(太田祐三君) 議長。



○議長(藤川智美君) 太田福祉部長。



◎福祉部長(太田祐三君) 社会福祉施設を建設する場合に、新聞報道等によりますと、いかにも建設費が国庫あるいは県あるいは市町村から全部賄われると、こういったニュアンスの報道がなされておりますが、実際のところ、これまでも幾つか、最近でも社会福祉施設が建ってきておますけれども、これを見ますと、補助対象となるのはあくまでも国の方の国庫補助基準というのがございまして、そして定員でございますとか1人当たりの基準面積でございますとか、いろいろ基準が決まっておりまして、国の方からはその国庫補助基準の半分、これが出るという形になっております。それから、県の方ではそれにあわせまして、原則的には国庫補助基準の残りの半分のうちの半分、つまり4分の1でございます。そして最後に残ります4分の1については大体市町村等がこれを補助する、そういうふうな形がまず一般的でございます。

 ただ、現実に施設を今建てようとします場合に、以前の古い施設というのはかなり手狭な施設が多くて、国庫補助基準でも建てれたのかもしれませんけれども、最近は国の方でも1人当たりの面積を広くするようにですとか指導してきておりますし、それからかなり国庫補助基準だけの設備、施設じゃなくて、民間の方でつくる場合にやはり共通部分としてもう少し使いごたえのある施設がつくりたいということで、一般的にはどうしても国庫補助基準を超える建設費が必要になってまいります。したがいまして、当初補助申請等が出てきて、資金計画を見る限りでは、かなりな額社会福祉法人の方で自己資金を用意するなり、あるいは借金をするなり、こういう形でないと現実には建設できないと、そういうのが私の知る限りでの実態でございます。

 今回の厚生省等の中身を新聞で見る限りでは、何かこう一つの施設についての、施設の数とそれに出ている補助金の総額、これが非常に1施設当たりの補助金の額が大きいような気が、実はちょっとしております。ただ、実際にその中の内訳がどうなっているのかはよくわかりません。あるいはその辺で一つ何か特別な補助の積み上げなり何なりの措置が講じられたのかなという気はしておりますけれども、ただ詳しいことはよくわかっていないのが実情でございます。

 それから丸投げのチェック体制についてでございますけれども、これについては、民間の方で発注いたして建設関係の業者が受注することになるわけでございまして、私どもの方といたしましては、受注先がどこになるか、あるいは下請けがどう使われるか、そこまでのチェックは残念ながらする体制にはなっておりません。ただ、今回の厚生省の事件がきっかけになりまして、県の方からはちょっと−−これは国の方でやることになるのか県の方でやることになるかはわかりませんけれども、こうした丸投げの実態の有無について調査をすることになりそうだというお話は伺っております。ただ、その時期でございますとか内容については、現在承知はいたしておりません。

 以上でございます。



◆12番(下川原弘志君) 議長。



○議長(藤川智美君) 12番下川原弘志君。



◆12番(下川原弘志君) 要するに、ある時期にさかのぼってそれをこれからチェックをすると、こういうことでよろしいんですか。そういうことをやっぱりきちっとやりながら、高齢化社会に向けて今進んでいるわけでありますから、高齢者あるいは国民、市民が安心して、信頼のおける福祉行政というものをつくっていく必要があると思うので、その点について、今後の考え方も含めてお願いして終わります。



◎福祉部長(太田祐三君) 議長。



○議長(藤川智美君) 太田福祉部長。



◎福祉部長(太田祐三君) 今国、県、市から補助金が出る形になっているというお話を申し上げましたが、最終的に、例えば社会福祉法人の設立でございますとか、あるいはこうした社会福祉施設の建設、これが決まる形になるのが県の認可というような形になっております。そうしたことで、実際にその法人の中身なりあるいは契約の中身なり、これをチェックする段になりますと、恐らく県あるいは国、そういうところでやることになるのではないかと思います。先ほど申し上げましたとおり、先般ちょっと県の方からお伺いした話では、調査をすることになりそうだというお話は承っております。

 以上でございます。



○議長(藤川智美君) よろしいですか。

 この際、暫時休憩します。



△午前11時56分休憩

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△午後1時再開



○副議長(菊池正亨君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 総括質疑を行います。6番小杉正夫君。



◆6番(小杉正夫君) 2点にわたって質問をいたします。

 最初の1点目でございますが、旧競馬場跡地利用についてでございます。

 1つは、市長は過日の議会で私の一般質問等に答えまして、跡地利用計画案についてはたたき台のようなものを何としても年内に示したいと答えられましたが、11月28日の岩手日報で報道されましたように、「盛岡市が利用草案」という形で見出しの記事が出されているわけでありますが、私ども議会を初め市民に対して公式に盛岡市の利用計画案というものがまだ示されていないというふうに認識をしておりますので、ぜひこの機会に盛岡市の利用計画案というものについて御説明いただければというふうに思っております。私ども党といたしましても、あるいは地域の皆さんと御一緒にこれまでこの利用計画についての要望を提案をしてきたところであります。例えば、盛岡市の北部地域振興計画というような形で上田地区の活動推進会あるいは緑が丘地区振興協議会等々が共同で地域住民の皆さんのアンケートなども取り組みまして、これらについてのまとめを市長の方に要望してきた経緯もあります。あるいは考える会という形での利用計画についての要望。私ども共産党といたしましても、この競馬場跡地利用については、盛岡市が公共用地として取得して利用計画の早期策定をという提案をこれまでしてきたところでございますし、この利用計画については十分地域住民の声を聞き、市民的な参加のもとに合意を図ることという形での提案もしてきたところでありまして、そういう意味では、この盛岡市が利用計画案を今の時期に示されるということは非常に意味のあることであるし、市民の皆さんに大いに公表をいたしまして、コンセンサスを図る意味でもいろいろな意見の開陳を求めるということが今こそ大事ではないかというふうに思いますので、ぜひこの点をお示しをいただきたいと。

 2番目でございますけれども、この11月28日の新聞報道では、1つは、県側の有力な案の一つとして、高校生に開放するグラウンド等があるということでありますけれども−−これは新聞報道でそう書いておりますが、市はこの点については、県側のそういう案というものについてどれだけ掌握されているのか、この点をお聞きしたいという点と、もう一つは、報道されております内容は、土地の買収交渉については県、盛岡市、競馬組合、三者で利用計画案を合意した後に、この旧競馬場の地権者との交渉に入るというふうになっておりますけれども、この点のスケジュール的な対応についてはどのように考えておられるのか。そしてまた、これとあわせまして土地の価格についてこの新聞は触れておるわけでありますが、いわゆる買収価格というものは極めて慎重に対応しなければならない性格のものであろうと。そういう点からいきますと、この新聞の報道を見る限りにおいては、当初30億から60億と。ところが複数の関係者によると30億以下だというようなこういう表現になっていまして、やはり公共用地の取得ということについて、地権者の方々大半が協力姿勢を今示しているもとでありますから、誤解を招くようなことがあって話がうまく進まないというようなことがあれば、これは大変な問題になるであろうということから、こういう用地買収につきましては、土地の価格を含めまして、やはり市としては慎重に対応すべき事柄ではないのかというふうに思いますので、この点はどのように考えておられるのかお伺いをしておきたいというふうに思います。

 2番目の質問でございますが、今議会で我が党の浦川陽子議員が質問をいたしました起債の借りかえ及び繰り上げ償還についてであります。特に、私はこの繰り上げ償還に絞って御質問を申し上げたいと思っております。

 市長は今度の議会で浦川議員の質問に対して、基本的には繰り上げ償還については銀行側からもいわゆる応じる余地があるという表明をされているという答弁でございます。財政運営として望ましいことであるので、償還のための財源確保など極めて困難ではあるけれども、今後の財政状況を見きわめながら検討してまいりたいということでありまして、この市長の答弁は、私は一歩前進、前向きに評価できるこれは答弁だというふうに受けとめておりまして、積極的な対応をしてほしいと思っておるわけであります。市長はそのように、銀行側が借りかえについては受け入れ困難であるけれども、繰り上げ償還には応じる余地があるというふうなことを一応根拠にして回答されておりますけれども、それも一つの根拠でありますが、私は根拠がもっとあるというふうに思っております。その一つは、この借りかえについては、議会での地方債の議決の際に、私ども常に補正におきましても、地方債の補正ということで、地方債を決める場合に、起債の目的、限度額、起債の方法、利率、そして最後に償還の方法ということを定めておりまして、これを議決して決めているわけでありますから、これがやはり一つは大きな根拠となるものだというふうに理解しております。もう一つは、盛岡市と銀行との間で、借用する場合には借用証書が交わされているわけであります。この借用証書には、基本的には繰り上げ償還や借りかえなど金利変更ができる、そういう趣旨がほとんどの場合示されて、明記されているというふうに思います。そういう点からも、この借りかえは非常に困難だと銀行側は言っていますが、繰り上げ償還は可能だというのが出てくるのではないかというふうに考えております。そういう点ではっきりしておきたいと思うので質問いたしますけれども、この地方債の借り入れに当たって、盛岡市と銀行との間ではこれら借用証書が交わされる場合に、償還の方法についてはどのように定められているのかお伺いをしたいというふうに思います。

 繰り上げ償還の2点目の質問でありますが、私どもも再三議会で、毎回と言っていいほど取り上げてきております。財源対策の問題としてこれは重要だと。全国の自治体の状況を繰り上げ償還に絞って見てみましても、例えば新潟の柏崎市では、市債合計18億2,000万余の繰り上げ償還をいたしまして、約3億6,000万円の市費を節約している。つまり軽減を図っております。富山県の小杉町というのは−−私の名前・小杉、同じですが、小杉町では、94年度決算で見ましても、このいわゆる町債及び債務負担行為で合計140億円あった借金を、町の一般財源の3割ほどに当たる16億5,000万円がこの借金を返すことに充てられている中で、この小杉町というところでは92年度約8,000万円、93年度では約5億7,000万円、94年度では約1億8,000万円を繰り上げ償還をいたしまして、この結果、町でありますから規模が小さいわけですが、3,500万円余の負担軽減を図ったと言われています。

 最後ですが、この繰り上げ償還の全国的な事例を愛知県の例でとってみましても、これは県全体でありますけれども、平成7年度、縁故債の繰り上げ償還を行った自治体は愛知県では6市4町というふうに報告されておりまして、繰り上げ償還額、これ合計で見ますけれども、16億9,900万円。これによる今年度の利子負担軽減額は、この場合4億5,000万円を超える額となるというものであります。ちなみに、この愛知県の中の東海市というところがありますが、東海市の場合、平成7年度の償還額は3億7,386万8,000円で、利子負担軽減額は8,890万4,953円にものぼったというふうに、調査によってこのことがわかっております。

 私は、これらのことから、財源対策として今盛岡市も来年度予算編成を前にしている時期でありますから、この来年度予算編成に当たって市長が検討するというふうに回答された趣旨を踏まえて、財政調整基金などからの取り崩しなどを行って、これは1回にやれと言っても確かに困難であるというふうに思いますので、年次的にこれは財源対策として繰り上げ償還を行って市債の利子の軽減を図るということが、今もっとも大事なことではないかというふうに思いますので、市長の見解をお聞かせいただきたいと思います。

 まず、以上です。



◎企画財政部長(佐藤晴久君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 佐藤企画財政部長。



◎企画財政部長(佐藤晴久君) ただいまの御質問にお答えを申し上げます。

 まず最初に、旧盛岡競馬場跡地の利用計画でございますが、11月28日付の新聞に「盛岡市が利用草案」ということで、県の計画案を待って調整をするというふうに載ってございます。これは事務レベルではございますけれども、公園と健康福祉施設を整備する利用計画案の草案をまとめたというふうになっておりますが、そのとおりでございます。と申しますのは、御存じのように、盛岡市と県と競馬組合、この三者が旧盛岡競馬場跡地の利用計画についてずうっとお話し合いをしてきたわけでございますが、ことしの5月に桑島市長が知事さんにお会いをして、県にもぜひその利用計画について御協力をお願いしたいというふうにお話を申し上げたわけでございます。

 それ以来、県との間でもいろいろその利用計画について三者協議をしてきているわけでございますが、主体的には盛岡市域内の広大な空間でございますので、第一義的には盛岡市が計画草案を示すべきであるというようなお話し合いの経過もございまして、庁内的に、各部にいろいろこの場所の利用計画について話し合いをし提案を求めてきた結果、一応、高松公園に隣接しておりますので、そこを拡張する用地として公園、それから市内にいろいろあります福祉施設あるいは健康関係の施設の配置、これは均衡上の問題もございますので、配置を考えました結果でそういった草案が出てきたものでございます。県の方といたしましても、検討をするに当たりまして手がかりになるものがなければどうしても非常に具体的な検討が難しいというようなこともございまして、盛岡市の草案ということでお示しをしたということでございます。したがいまして、これは完全にコンクリートされたものでもございませんし、県の方でも、この盛岡市がお示ししました案でどういったものが考えられるかというようなことを県全体の中でお考えをいただいていると。したがいまして、これは可変可能といいますか、調整可能というものでございます。

 地元組織からもいろいろな御提案がございます。また、地権者の方々の御意向というものもございますので、単に県、市だけで線引きが成るものではなかろうとは思いますが、いずれにしても市長がお話ししましたとおり、年内にその利用計画案の骨子といいますか草案がまとまりました段階では、地元なり、あるいは地権者の方々にもお示しをしなければなりませんし、また議会の皆様の方にも、こういった案で今三者でさらに協議をしているところ、というふうなこともお話しできるように頑張ってまいりたいと思っております。年内にもさらにその三者会議を予定いたしておりますし、その段階で県からの大筋の利用計画案が出てまいりますれば、それをもとにして地元あるいは地権者の方々にもお話をしていきたいと思っておりますが、県でも、これまでの農政部から県庁内の検討組織が企画調整部に移ったというようなこともございまして、まだそういう利用計画についての検討結果はいただいておらないところでございます。

 しかしながら、私どもといたしましては、市でお示ししました高松公園、あそこの地域は風致地区もございますので、それに連檐する−−もし県が用地を買収するということになりますれば、それと連動するような形が出てくることを期待しているということでございます。盛岡市の分と県の分が境を接して全く異なるものというふうなことがないようにお願いをしたい。それが、私どもの方で、県ではグラウンドとかを検討しているというふうな具体的な情報を得たものではございませんが、新聞報道によりますと、県の方では高校生のグラウンド案が有力だという報道がなされたようでございますが、これまでの経過の中では、こういうグラウンドの要望もあるというようなことは承知をいたしておりますし、また私立の学校でもそのような体育館なり、あるいはグラウンドの構想もこちらの方にお問い合わせがあったという経過もございます。いずれ、これはあくまでも草案でございますので、これらをもとにして具体的な案が煮詰まってまいりますれば、先ほど申しましたような手順を踏んでまいりたいというふうに思っております。

 それから、スケジュールといたしましては、この三者協議で出た計画案をお示ししますとともに、それを今度は施設計画というふうなことで、もう少し詳細な絵をかいてみなければならないというふうなことも考えております。

 それから、価格が新聞報道に出ましたけれども、これは小杉議員が御指摘のように、この価格が出ることについては私ども非常に神経をとがらせております。やはりいろいろな面でそれは差しさわりがあったり、あるいは誤解を招いたりするもとになりますので、これについてはまだ利用計画案もまとまっておりませんし、これからの鑑定なりいろんな土地評価の手続がございますので、これはさらに慎重にしてまいりたいというふうに考えております。

 それからあとは、競馬場の関係については一応以上でございますし、それから起債の繰り上げ償還でございますが、財政上、低利のものに繰り上げ償還ができれば、これは非常に財政運営上は好ましいことでございますし、お示しいただいたような全国の例、あるいは東北の例でも、繰り上げ償還を行いまして利子の軽減を図っているということは、私ども承知をいたしております。そういう意味では、財政運営上望ましいことというふうには存じております。しかしながら、盛岡市が現在進めております諸事業を考えますと、ぎりぎりいっぱいの予算を組まざるを得ないというような状況にございまして、なかなかその点が毎年度、そうはしたいとは思いながらも苦しいところなわけでございます。他都市の例を見ますと、その繰り上げ償還に充てるものとしましては、財産の処分であるとか、いろいろなことでおやりになってはいるようでございます。

 市中銀行あるいは政府資金等を借用する場合の証書の特約条項でございますが、例えば政府の起債、これは政府資金を導入する場合は繰り上げ償還という条項がございまして、市町村、この場合は借りる側の方でございますが、「借入金の全部または一部の額について貸す側の方の承認を得て繰り上げ償還をできるものとする」というようなことが、これは政府資金の場合の一条がございます。それから市中銀行の場合のこれは期限前の返済ということで、ここにも条項がございまして、「債務者は期限前にこの契約による債務を返済しようとする場合には、あらかじめその相手方の銀行の承諾を受けるものとします」と、こういうような条項が入っております。繰り上げ償還については、期限が近づいておるもの、これについては繰り上げ償還について応じてもよろしゅうございますというお返事をいただいておるところでございます。平成9年度予算の編成に当たりましても、それらが幾らかでもできるように、財政運営上よく勘案しまして努力をしてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◆6番(小杉正夫君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 6番小杉正夫君。



◆6番(小杉正夫君) 全部部長が答弁をして、市長は全然答弁しておりませんので、根本のところで市長の答弁をいただきたいと思っておるのですが、非常に御苦労されまして、この旧競馬場跡地計画については大変な御努力をしているというふうには、私どもも理解はしておりますし、今御答弁いただいたような対応で、積極的に県に対しても働きかけをしていると、この点は全く多とするものであります。

 市長も、前に回答していただいた中では、いずれ年内に計画案をまとめると。今部長の答弁も、年内にまとめると。年内というのは12月31日ということになるんでしょうけれども、おおよそ12月議会ですから、恐らく12月議会では立派にこういう計画草案であるということが、各関係機関を通じながらも議会でも表明されるのかなというふうに私自身は理解をしておりましたが、それは早計なことだったんでしょうか。いずれ年内にまとめると。三者会議も予定しているというふうに伺いましたので、その努力は多としながらも、年内にどのようにまとめるのかということは、これは市長から伺っておきたいというふうに思います。

 あと、今部長の答弁にありましたが、県の計画内容も、できるだけ市の計画に連動する内容を期待しているというふうにお話がありましたけれども、私どももそのようになってほしいというふうに思いますが、県の方はどういうふうな感触なのか、新聞報道だけでしかわからないものですから、この点、もう少しわかれば詳しく教えていただきたいというふうに思いますので、再度お伺いしたいと思います。

 2番目の繰り上げ償還のことなんですが、私ども、起債の借りかえについては、やはり低利のものに借りかえるようにということで、これは大蔵省初め国の締めつけといいますか取り扱いが非常に厳しいということから、国に対しても私たちはやはりそれを緩めるようにと、そして地方の置かれている財政的な状態を克服していけるように対応してほしいという意味で、低利の借りかえを認めるようにということをこれまでも働きかけをしてきております。市長会でもそれらの要望が出されて、全国市長会等にも上がっているはずであります。ですから、この点も引き続き市長としても市長会を通じて頑張ってほしいと思うんですが、この点、起債の借りかえについての市長の見解を求めたいと思っております。繰り上げ償還については、今の部長の答弁を了としたいと思うのです。今、来年度予算編成に入っている中で努力してまいりたいというふうに表明されておりますので、ぜひその方向でやっていただきたい。特にも、いわゆる借りたものはその期限がもう短い、いわゆる残っている返済期限が短いものというのは、既に財政当局の10年間の縁故債の推移を表にあらわして私どもちょうだいしておりますが、明らかに内容がわかるわけでありますから、ひとつぜひ前向きに、これは要望になりますけれども、取り組んでいってほしいというふうに言っておきたいと思います。

 以上です。



◎市長(桑島博君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 桑島市長。



◎市長(桑島博君) お答えを申し上げます。

 競馬場の跡地利用の問題でございますが、先般御答弁で12月中に計画内容をまとめたいと、こういうことでお答えを申し上げております。今日まで、先ほど部長が御答弁申し上げましたような経過で進めておるわけでございますが、現在、先ほど申し上げましたように、市の案としては、高松公園の延長とし、それから今後の高齢者福祉、そういったことを踏まえまして福祉関連のゾーン、こういう大きな区分けをして市は使用したい。残りの部分につきましては、県の方でしかるべく検討願いたいということでお願いをいたしておるわけでございます。

 その間、いろいろな記事等も報道されたわけでございますが、そういったことに関しましては、先ほどお答え申し上げましたように、十分私どもまだ具体的に承知いたしている内容ではございません。現在、県が農政部から企画調整部に移しまして検討をされておるということでございますので、その答えを現在待っておるというところでございます。そういったものがそろいましたところで、おおよその使い道、使途というものが出てくるわけでございますが、具体的にどういった、例えば盛岡市の場合、この福祉ゾーンにどういったものを設置するかというようなところまでの煮詰まった話にはお互いにならないもので、大枠こういった方向でこの土地を今後活用したいと、こういうことになろうかと思いますので、年内もう一回協議の場がございますので、できるだけ早い機会にまとめて公にできるようなことにいたしたい、このように考えておるところでございます。

 それから、地方債の借りかえの問題でございますが、繰り上げ償還につきましては、非常に厳しい財政状況にございますので、償還期限の間もないもので高利なもの、こういったものは財源的に余裕があれば返したいということはやまやまでございますが、なかなか財政運営も厳しい状況でございます。しかしながら、さらに努力をいたしてまいりたい、このように考えておりますし、借りかえの問題につきましては、小杉議員、今御指摘のように、全国市長会におきましても、政府資金とかそういった良質の資金の枠の拡大とともに借りかえ債についても認めるように、こういう強い要望をいたしておるところでございます。これからも市長会等を通じましてさらに強力に要望を続けてまいりたい、このように考えております。

 以上でございます。



○副議長(菊池正亨君) 12番下川原弘志君。



◆12番(下川原弘志君) 3点にわたって総括質問をしたいと思いましたが、ノー残業デーだそうですから、簡潔に3点についてお伺いします。

 1つは、この前特別委員会でもお話ししておりましたけれども、跡地利用と大学等の誘致運動等の関連であります。

 盛岡市のコンセプトは研究学園都市ということが大きなものとしてあるわけでありまして、これまでも大学関係者が盛岡に来て事情を聞いたりした積極的な期間もあったわけであります。私は、やはり競馬場、今も議論されて、線引きもされたわけでありますけれども、本来そういう跡地、あるいは病院跡地は小さいんですけれども、市場の跡地とか、そういうものも念頭に入れながら誘致運動を展開すべきではないかなというふうに思っているわけです。なかなかそういうまとまった土地というのはあるわけじゃないですから、そういう活用というものは大事だというふうに思うわけであります。

 そこで、少子化傾向の中でなかなか厳しい面もあるんですけれども、やはり盛岡市の師弟が盛岡で学ぶというところに多くの人々は大学誘致の要望があるわけでございまして、そういう意味で、ぜひこの大学誘致運動も積極的に行う必要があると思うし、それから国立大学、これもなかなか、毎年毎年要望しておりますけれども、何もない。かといって手を下げるわけでもない、やめたということで言うわけでもないので、ものすごく中途半端な立場に今置かれているのではないか。盛岡市の議会の中にも、大学誘致等の特別委員会あるいは調査会等も設けて議論もしましたけれども、そうした議論というのが生かされていないのではないかというふうに思いますので、跡地利用と大学、あるいは専門学校等の誘致というのも、私は学生数が多くなればそれだけ経済効果もあるということで以前から申し上げておりましたけれども、そうした考え方についてお伺いしたいというふうに思います。

 それから、2番目にはカラス対策であります。

 これは久し振りに取り上げるわけでありますけれども、もうグランドホテル付近に定住をして、朝夕朝夕、人間よりも早い時間にチェックインやチェックアウトをして、広報で見たかわからないんですけれども、ごみ集積場にもう行って待っているというような、全く人間様の生活にじゃまだからけしからんと言うのはカラスに申しわけないんですけれども、やはり山岸あるいは今、下米内地域の方にも広がってきているというような状況ですが、これらの対策をこの1年間どのような取り組みをしてきたのか。私は以前に、やっぱり駆除すべきだと。巣の段階から、繁殖期を迎えた時期からその巣の破壊をしながら、あるいは禁猟区における、広域圏内での禁猟区での捕獲、駆除対策というものを求めたことがありますけれども、それらについての取り組み状況をお願いしたいというふうに思います。

 3番目には、文化財の保護の問題であります。

 この前、教育委員会の御努力によりまして、小判も発見したり、あるいは古い部分の石垣を発見したりしたわけでありますが、400年祭に向けて何だか贈り物をいただいているような気もするんです。ですから、例えば石垣の場合には何メートル幅かに残して、そして「これは昔の石垣だったよ」と説明書きをして、そこの部分は強化ガラスなりプラスチックなりでガードして風化させないような形で保護をする、説明をしておくというようなことも必要なのではないか。それから、史跡内に建設は無理としても、やはり市民からも要望されております南部史料館、せっかくいただいた小判等も展示する、あるいは南部藩の史料等も展示をするというものをやはり近くに、あまりかけ離れたところじゃなく、やはりお城の近くにつくっていくというようなことが必要ではないかと。記念するイベントだけではなく、何か残るものをつくっていく必要があるのではないかというふうに思いますので、この3点についてのお考えを賜りたいと思います。



◎市長(桑島博君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 桑島市長。



◎市長(桑島博君) 私からは、大学あるいは専門学校、こういったものの誘致と、現在予定されております跡地、そういったものの活用との関連につきましてお答えを申し上げたいと存じます。

 今御指摘ありましたように、この高等教育機関の誘致に関しましては市議会内部にも部会を設置いたしまして、長年にわたりまして議会とともども研究、検討を重ねてまいったところでございます。大学の問題につきましては、現時点では少子化傾向にあるという問題から、あるいは以前までは東京周辺、関東周辺の大学では定員増あるいは学部の増設、そういったものは認めない、こういうような状況にございましたが、つい最近、それが大分緩和されるようになってきたというような状況から、大学を初めとする高等教育機関が地方に進出するというのは非常に容易でないような状況にもなってきております。今日までのいろいろな検討の中では、大学誘致する場合は、用地を提供して、建物建設あるいは以後の管理・運営費の助成、そういったことで誘致する公共団体はかなりの経費負担を強いられる、そういうような状況にもございます。特にも跡地利用ということを考えますと、学部にもよりますが、最低でも10ヘクタール以上の用地を必要とするというようなことから、御指摘のありました土地に関しては利用が、大学誘致というものに当てはめるにはなかなか困難な面があるわけでございます。そういったことから、別途考える必要もあるいはあろうかとも存じますが、いずれ非常に厳しい状況ではございますが、盛岡市の従来からの重要市政課題の一つでもございますので、御指摘ありましたような大学のみならず専門学校までも範囲を広げながら、今後誘致を考えてまいりたいと思います。何遍も申し上げるようですが、時期的にはちょっと、県立大学等も建っておる途中でもございます。にわかにここでものが決まるというものでもございませんが、今までの検討・研究結果を踏まえて、今後も議会ともども努力してまいりたいと、このように考えております。



◎市民生活部長(石杜尚君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 石杜市民生活部長。



◎市民生活部長(石杜尚君) 第2点目に御質問いただきましたカラス対策でございますが、この1年間の取り組みについてということでございますけれども、カラス対策につきましては、下川原議員さんも既に御承知のとおり、今までいろいろなことを試みてまいりましたけれども、根本的に解決するような対策というものはいまだに見つかっておりませんでございます。

 これまで、目玉風船を上げるとかカッコウの鳴き声を流すとか、特定の周波数の音波を発信するとか、フラッシュを点滅するとか、それからカラスの警戒音を流すとか、いろいろなことをやってまいりました。ですけれども、これが決定的なものだというものは一つもございません。それで、ことしもカラスの警戒音を既に流しておりますけれども、今月の17日には、ことしの飛来調査といいますか、ねぐらに帰ってくるカラスがどのくらいいるのか調査することにいたしております。

 それで、磁石による効果というのがあるという情報をいただきましたものですから、それを実施してみようと思っております。ですけれども、これもどの程度効果があるものか今のところはっきりしておりません。試験的にやってみようとは思っております。

 ことし銃器等によりまして有害鳥獣駆除対策協議会などが行いました駆除は、4月20日から10月31日まで約6カ月間でございますが、その間に1,280羽ほど駆除いたしております。

 以上でございます。



◎教育長(佐々木初朗君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 佐々木教育長。



◎教育長(佐々木初朗君) 盛岡城の石垣から新たに修理のときに古いものが出てきた。400年ぐらい前のものが出てきた、それを強化ガラス等で部分的に保存してはどうかというお尋ねにお答えしたいと思います。

 石垣の修理で、慶長年間の築城当時のものが出てきたわけでありますけれども、この古い石垣は、数十年後に本丸を拡張した際に、外側に新しいものができて、一番最初にあったものが出てきたと、こういうことでございます。

 その石垣の修理等では、普通、最も新しいものといいますか、明治時代の初め、江戸の終わりのころの石垣でもって保存をするというのが原則になっているようなことが一つ聞いております。もう一つは、あそこの現在の石垣の修理をして出てきた古い400年の石垣というのは、丸い石で、今みたいにのみで削ったのじゃなくて、丸い自然石を積み重ねてその間に石を詰めたという形でありますが、その後にできた石垣はのみなんかで削ってきれいに、横の線もきちっと並ぶようにできているということが特徴であるわけですが、大分古い、つまり前の石垣を崩したときに部分的に残っていたものでありますので、今後それを保存していくというのは大変な困難であるというふうなことは聞いてはおりました。一たん壊そうとしてほかの石をみんな取りのけたものであります。残った部分的なものであります。

 もう一つは、今見つけたのは本丸の菜園側のところでありますけれども、南側の方、石垣を見て南側の方、つまり岩手女子高校寄りの方、向こうの方の石垣の縁に階段があるわけであります、本丸に行くための階段。あの辺の石組みは、全く今度出てきた新しい、つまり400年前につくったのと同じ石組みなんであります。ですから、私たちで考えておりますのは、何かで今出てきたものは実は同じものは反対側の方にありますよというふうな表示みたいなのをすればいいのかなとも思ってもみたりしたんですが、いずれ、同じ時代のものがきちっとした形で南側の方に一部ずっと残っておるんであります。そういったこともありますので、強化ガラスかなんかで一部分だけを残して保存していくというのは非常に困難じゃないかなと、どだい400年前のそのものが相当不十分な石垣であるからと、こういうふうに考えていることが1つであります。

 2点目のそういった小判も出てきたことなので、南部史料館を整備したらどうか、お城の周りとかそういったところにということのお尋ねでありますが、今盛岡市のいわゆる博物館といいますか、盛岡市の歴史を説明するような、そういった盛岡市としての博物館が何とかできないかなというふうなことで、現在教育委員会の方でいろいろ歴史博物館等も含めて構想を練っておるところであります。その中に南部の殿様の歴史というのも一緒にあわせてやっていけないかということで今盛んに検討を進めているところでございますので、そちらの方で今後考えていきたいと、そう思っているところでございます。



◆12番(下川原弘志君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 12番下川原弘志君。



◆12番(下川原弘志君) ありがとうございます。

 それで、教育長さん、最近出てきた石垣が保存が難しくて、同じ時代にあるものが保存できるというのもちょっと余り私はのみ込めないんですが、むしろ同時代よりも古いんじゃないか。ですから私は残すことの意味は、技術の推移といいますか、石垣を組むのの、これを見せることも必要であって、明治時代のものを保存するのが原則と言っているけれども、原則ということは別に原則を若干外してもいいわけですから、その辺、見せる場所を保存するというのは本当に私は必要じゃないかなというふうに思います。

 それから、博物館の構想というのはいつごろコンクリートされるのか、この点についてお伺いしたい。

 それから、市長さん、少子化によって大学というのが経営上無理だとすればおんぶに抱っこで来られるよと、大学側からいろいろ赤字出ればその分の補てんもしろよということで、今までは県とも進めてきた経過もあって、岩手県は今大学を建設してものすごく多額な金がかかる。考えなければならないということになりますと、じゃ盛岡単独でというふうになります。これはなかなか盛岡市の財政では、これは市長さんも言うようにかなり無理であるということは理解できます。それで、もし大学が無理であれば私は専門学校もそうでありますけれども、民間あるいは公的な研究機関の誘致というものでもそんなにその場合には敷地面積を必要としないんじゃないか、そういうところに売ってもいいんではないかというふうに思うんですね。例えば市場でいえば、1つのままに売るんじゃなく分割して、3つぐらいに分割して売るということも考えられるんじゃないか。ですから、そういう情報を具体的に、市場の用地を処分しなければならないという時期までに情報を得る努力というものを、してはいると思うんですけれども、苦労の種になるわけですからしてはいると思うんですが、やっぱりそれをするべきだというふうに思うんですが、その点についてもう一度お願いします。学校のみならず、研究機関も含めてということであります。

 それから、カラスの駆除、5,800羽、これリストラやっているようでありますけれども、それでもなおかつ数が減らないということは問題だなというふうに思うんです。努力に関しては感謝しますけれども、もっと数をふやしてもいいのではないかというふうに思うんです、減らす数ですよ。そういうことについてと、それから特に山岸の通りなんかは、電線にとまってふんが落ちてきて憤慨しているわけです、住民はね。ですから、あそこにとまらないように、電線の周りに丸いやつを、とまればくるっと回るような、あるいはてぐすを張るとか、そういう工夫をやって、せめても商店街の害になるようなあるいは買い物する人の害になるようなことは何とか考えられないものか。

 以上です。



◎市長(桑島博君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 桑島市長。



◎市長(桑島博君) お答えを申し上げます。私の方からは大学の関係についてお話を申し上げますが、先ほどお答え申し上げましたように、これからは大学に限らず専門学校、そういったものも視野に入れてということを申し上げました。今後は、そういったことで努力をいたしてまいりたいと存じます。

 それから、今御提言ございました研究機関の問題でございますが、実は盛南地区に工業技術センターが建ちまして、その周辺にテクノポリスサポートコア、そういったゾーンを設けておりますので、これにいろいろ県と市と、そういったテクノ関係の研究機関を持ってくるということは専門的にそちらの方でやっているわけでございます。したがいまして、研究機関を市の現在のいろいろな施設の跡地に誘致するということはなかなか至難だとは思いますが、いずれ御指摘ございましたように財源としても見込んでおるものでもございますので、できるだけ情報を発信しながら、あるいは情報を収集しながら跡地の有効活用に努めてまいりたいと、このように考えております。

 以上でございます。



◎市民生活部長(石杜尚君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 石杜市民生活部長。



◎市民生活部長(石杜尚君) カラス対策、もう少し数を減らすように努力するべきじゃないかという御質問でございますが、正直言いましてどういう対策をとったらいいのか私たちも今困っているのが現実でございます。それで、厚生省ではごみ処分場に集まるカラス対策といたしまして、3年計画で生態の調査とか撃退策の研究を今しているところでございまして、県を通じましてどの程度進んでいるだろうかということもお聞きしておりますが、なかなか思うように進んでいないということでもございます。何とか幾らかでも減らすような方策、努力、考えていきたいと思いますので、議員さんから御提言ございましたようなことも含めて考えてはいきたいと思いますが、何かいい方法がありましたら教えていただきたいというのが正直な気持ちでございます。(12番下川原弘志君「電線は」と呼ぶ)



◎市民生活部長(石杜尚君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 石杜市民生活部長。



◎市民生活部長(石杜尚君) 電線も東北電力に話はいたしてみたいと思います。私たちだけで今やりますという御返事いたしかねますので、東北電力の方には話してみたいと思います。



◎教育長(佐々木初朗君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 佐々木教育長。



◎教育長(佐々木初朗君) お答えいたします。説明が大変悪くて御理解いただけなくて申しわけないと思っております。

 今度見つかりました石垣は、自然石を積み上げた、非常に古くて弱いものなわけでございます。今後それを保存したとしても、強化ガラスで保存したとしても、それが長く保持されていくのが面倒じゃないか。非常に弱い。しかし、一方ではそれと同じものが、南側の方に同じものがありますので、それをむしろ一般の人にわかるように示す方がいいのかなと思って先ほどの御質問にお答えしたんですが、不十分で大変申しわけございませんでした。

 それから第2点目の、いわゆる博物館構想等の検討につきましては、いつごろまでということはございませんが、第三次の今総合計画に入っておるわけですので、その期間中には何とかしたいなという考え方を持っております。

 以上でございます。



○副議長(菊池正亨君) 34番青木道雄君。



◆34番(青木道雄君) 2点ほどお伺いしたいと思います。

 市内の交通渋滞の解消のために、道路の整備等についてお伺いをしたいと思います。

 市内の幹線道路また準幹線道路など、いわゆる一般車両の通行の多いところの道路ですね、あそこにあります交差点、特に右折車の関係でございますけれども、1車線または2車線の道路のところについて、例えば1車線の場合は、信号が青になりましても右折車が前の方におりますと、対向車の直進車がどんどん来ますとほとんど右折できない状態でありますし、また、後ろの方に後続車として直進したい、また左折したいという車もただいらいらして待っているというような幹線道路、準幹線道路が多いわけであります。また、2車線においても信号に矢印の右折の信号機のない場所、私も平成6年の9月の一般質問でも取り上げておりますけれども、これは岩手日報さんの夕刊の声の欄にバス会社の運転手さんが例えば雫石運行の方だと思うんですが、声の欄に出た記事を読んで、太田橋の右折が矢印の信号がないために、何分待ったら通れるかわからないということで私も話しているわけですが、前九年、安倍館、館坂橋ですか、あの信号もなかったわけですけれども、11月には早速当局の努力もあったのかと思うんですが、11月にはどちらも矢印の右折の信号がついてました。

 そのほかに、また日報の声の欄に同じ方だと思うんですが、本当に今度は矢印の右折の信号がついたために何分でこの場所にいれば右折できるという計算もできるというような喜びの声が上がっておりました。その2年後、当時から2年過ぎましたけれども、大分随所に矢印の右折の信号がついてきております。ただ1車線の場合ですと、そういう矢印の信号はもう必要ないわけでございまして、何とか右折レーンをつけてほしいという要望は随所にあると思います。当局としても市内の渋滞している交差点においては、どの辺が一番大変な場所なのか、把握されておると思いますが、それらの場所についての今後の取り組みについてお伺いしたいと思います。

 今の例を1つ申し上げますと、月が丘の北郵便局の十字路、交差点ですけれども、あそこはダイエーさんがまいりまして、滝沢、月が丘、みたけ、青山の方々が通る場所、また市民の方も通るわけでございますが、1車線でございます。右折車が前の方におりますと、対向の直進車がどんどん来ますとほとんど動けない。後続車は青でも何回も繰り返しの中で前に進んでいくような状態です。みたけの方から先月何とかならないのかという話も聞いておりますし、その辺についてまず1つの例でございますが、北郵便局の交差点の右折レーンはどうなるかお伺いしたいと思います。

 もう一点は、材木町の西裏の北上低水護岸の遊歩道の関係ですけれども、今年度の予算で160メートル今つくって、もうほとんどできたようですけれども、来年度残りの140メートルを完成すれば、岩手山も眺望できる川べりのすばらしい散策路になるわけですけれども、ただ、遊歩道に行く通路が、階段が旭橋の付近と夕顔瀬橋の交差点を渡って、そして向こうからおりて橋の下をくぐって通るというふうな状況になるわけです。商店街の方々もちょうど旭橋と夕顔瀬橋の中間に商店街の方々の協力も必要なわけですけれども、中間に観光客もまた買い物客も皆さんが途中から入ってまた戻れるというような通路を何としてもやっぱり来年の完成時までにはめどをつけていただきたいなというふうな話もいたしております。9月の議会にも商店街の方々とも協議しましたというお話も聞いておりますけれども、その辺をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。



◎建設部長(太田信雄君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 太田建設部長。



◎建設部長(太田信雄君) それでは私の方から交通渋滞に関連する右折レーンの総論の話を申し上げたいと思いますが、お話しありましたように、右折レーンの設置というのは、渋滞対策として非常に有効なわけでございます。そういう意味でそれぞれの道路管理者がそれぞれの立場でいろいろ取り組んでおりますし、今御質問にありましたように、御提言を受けて改良を進めるというふうな場合もあるわけでございます。例えば国道4号のバイパスを例にとりますと、ここ七、八年の間に相当の場所に右折レーンの設置がされまして、単年度で見ますとなかなか進まないということになるわけですけれども、7年度か8年度かというふうなスパーンでもっていきますとある程度前進すると。したがいまして、今で言いますと、岩山口の交差点部分の改良に取り込んでおりまして、いろいろ用地をお願いしているというふうなことで、県道は県道なりにそれぞれ行っているという状況でございます。

 市道に関して言いますと、先ほど熊谷議員からのお話もありました、例えば四十四田鍋屋敷線の右折レーンのことだとか、まだあと一歩のところでございますが、中央公民館前の渋滞のところのバスレーンの設置だとか、表に出ない段階で職員が一生懸命努力している段階でございますし、先ほどお話ししました国道4号岩山口のバイパスを国道がやるというときには、それにあわせて市道のサイドも一緒になって解決するように努力するというふうな取り組みをしております。いずれ、全く御質問のとおりでございますので、道路管理者それぞれがそれぞれの立場で何とか渋滞解消のために努力するということで今後も進めてまいりたいと思っております。

 以上でございます。



◎都市計画部長(斎藤勲君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 斎藤都市計画部長。



◎都市計画部長(斎藤勲君) 具体的に北郵便局ということでございましたので、あそこはいわゆる緑道ということでございますので、私の方から御説明申し上げます。

 今お話ありましたように、市道月が丘一丁目谷地頭線という、いわゆるみたけ緑道でございますが、あの路線での右折レーンの新設ということにつきましては、これまでもいろいろ地域づくり懇談会等を通じまして地元からも要望をいただいているところでございます。それで、あの路線、現在数カ所いわゆる右折レーンという要望をいただいておりますが、確かにそのうちでも今お話ございました北郵便局の場所が特にということのようでございます。それで、あの路線、現在岩手銀行のみたけ支店でございますか、そこについては右折レーンというものが設置されておりますが、スパーいがらし前の交差点、それから北陵中学校に入る交差点、それからこの北郵便局、その3カ所がまだ右折レーンが設置されていないということでございます。それで、この路線の交通渋滞の解消ということにもつながるわけですが、一部城北橋の整備というものもございます。それからこの右折レーンとございますが、実はこの右折レーンの設置につきましては、緑道整備という、いわゆる国庫補助で整備をして間もないというそういった状況もありまして、なかなか、できたものをすぐというわけにまいらないという状況もございます。ただ、今御指摘ございましたようなそういう渋滞ということもございますので、その辺との兼ね合いもございますが、いずれ地元からの要望もありますので、今後解消に向けていろいろ検討していく、地元ともいろいろ協議をしながら進めていきたいと、現状ではそういう状況でございます。



◎産業部長(高松則行君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 高松産業部長。



◎産業部長(高松則行君) 私からは材木町の低水護岸の遊歩道に抜ける道路につきましてお答え申し上げたいと思います。

 材木町の低水護岸の遊歩道につきましては、建設省の事業ということで、今青木議員がおっしゃるように、あと400メートルぐらい残すということで、旭橋の方から夕顔瀬に向かって工事を進めてきておるわけでございます。そこで、昭和63年に材木町が国あるいは材木町の商店街振興組合あるいは市も入って、材木町の環境整備計画というものを策定して、その中で、低水護岸遊歩道と材木町のコミュニティー道路を結ぶところに、大体計画では3カ所ぐらいのいわば横町ということで計画をしてきているわけでございますけれども、そこを通り抜けるというか、そこを通過するということになるとやはり民有地でございまして、なかなか地主の方の協力が得られないというのが現状のようでございます。ただ、今御質問ありましたように、やはり遊歩道におりるところが両橋、いわゆる旭橋とそれから夕顔瀬のたもとだけではやはり観光客を含めて利用の価値というものが問われると思いますので、これから、これは地元の事業ということにはなっておるわけではございますけれども、市といたしましてもそこらについては一緒になって働きかけをしていきたいというふうに考えてございます。



◆34番(青木道雄君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 34番青木道雄君。



◆34番(青木道雄君) 月が丘の北郵便局の交差点のことについてお伺いしますけれども、緑道にはなっております。今、国庫補助のために今すぐつくったものを云々ということなんですが、地元の人から見れば、それはもうそれで大事なんですけれども、やはり交通渋滞の緩和策としては何としてもあの場所を広げてもらいたいというのが願望だと思うわけですね。その辺でもう一回、検討はすると言っておりますけれども、お聞かせ願いたいと思います。



◎都市計画部長(斎藤勲君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 斎藤都市計画部長。



◎都市計画部長(斎藤勲君) 状況につきましては先ほども申し上げましたように、国庫補助等、そういった絡みもございますが、いずれ地元からも要望ございますので、解消に向けまして検討させていただきたいと、そのように思います。



○副議長(菊池正亨君) 19番吉田栄佐己君。



◆19番(吉田栄佐己君) 3点についてお伺いをします。

 1つは、第三次総合計画にあります都南地区の市街地拡大と人口集積に対応して、勤労者福祉施設建設事業が盛られておりますが、この構想、それから建設年度のスケジュール、これいかようになっているかお伺いをします。

 次に、これは小学生の事故防止の問題になりますが、西見前の見前小学校の東側の水路でありますが、現在は水量は少ないわけでありますが、水稲の栽培時期になりますと、非常に大量の水が流されてきます。そのことによりまして、転落しますというと、今2面舗装になってますから、ほとんど救いようがないような形で、いつかは事故が起きるんではないかなというような心配がPTAの方々がなさっておりまして、この転落防止を何とかしていただきたいということ。柵が全部回ってますが、これが大分傷んできまして、子供さんが入り込むような形の箇所もございます。それから、いつも私不思議に思っているわけでありますが、あの周辺は前は水田地帯でありまして、相当高い場所にも水が配水されている関係上、水圧で水を押し上げて水稲栽培をやった経緯があるわけでありますが、現在は非常に栽培面積も減り、住宅化してきてますので、この水量の調節はどなたがやっているのか、必要以上に水が流れているんじゃないのかなと。基本的には雨水道という面もあるでしょうが、例えば川底を掘り下げまして処置をするなり、根本的な改善策を考えていただきたいということ。

 3点目は、中央卸売市場の新市場開設に向けまして、アクセス道路が計画をされ、開場時に合わせて開通すると思いますが、今までの事業展開を見ますというと、どうしても道路行政が後手後手に回ると。特に西見前永井線でありますが、これが跨線橋を必要とする道路でありますので、これはやはりJRさんなりそういった面の事前の協議で早めに着工しないというと開場時に間に合わないというような事態も心配されますので、この建設までのスケジュール、いかようになっているかお伺いしたいし、さらに関連しまして、これは非常に重要な道路で、過日の全員協議会でも私ちょっと質問しましたが、津志田白沢線、これは中央卸売市場に対しては南の方から侵入する道路になるわけでありますが、これがいち早く完成しますというと、非常に中央卸売市場に対しての車の集中、分散、これが南の方に対しては非常に効果があると。紫波町、矢巾町。今問題になっておりますが、釜淵線の出入り口、矢巾町さんでは、ここはそんなに大きくしないで、別な方の道路を整備していただきたいというような希望が非常に強くて、この点については市側と矢巾町さん側の協議が必要ではないのかということを当新盛同志会の千葉議員さんからも問題提起がされておりますが、その後、そういった話し合いをなさっているかどうか、以上3点についてお伺いをします。



◎産業部長(高松則行君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 高松産業部長。



◎産業部長(高松則行君) 私からは、勤労福祉施設の建設見通し、いわゆるスケジュールについてお答え申し上げたいと存じます。

 先ほども本宮議員から、合併建設計画の中で後年度に残るものは何かというような中で、勤労福祉会館がまだ未着手であると、こういうような答弁をしておりますけれども、いずれ合併建設計画に基づいて、盛岡の場合も第三次の総合計画の中に位置づけてはございます。そういう中で、これから都南地区のどの場所にということを今後検討していくわけでございますけれども、いずれその施設の位置あるいは概要というものがまだすっかり定まっておりません。できれば用地の選定が先行するのだろうなというふうに思っておりますけれども、スケジュール的には、平成11年度には建設に着手ができればという希望を持っております。

 以上でございます。



◎下水道部長(種市文雄君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 種市下水道部長。



◎下水道部長(種市文雄君) 見前小学校東側の水路の転落防止対策等について、私の方からお答え申し上げます。

 早速現地を確認いたしまして、適切な対応をしてまいりたいというふうに存じております。

 なお、また水量のことにつきましては調査をいたしまして、これにつきましても必要な対応をとってまいりたい、このように思っております。よろしくお願いいたします。



◎都市計画部長(斎藤勲君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 斎藤都市計画部長。



◎都市計画部長(斎藤勲君) 私からは、第3点目の西見前赤林線につきまして御説明を申し上げます。

 今、吉田議員さんからございましたが、中央卸売市場の開場に合わせまして、現在、都市計画道路を含めましたアクセスを計画し実施をしております。それで、お話ございました西見前永井線が今回の中央卸売市場の開設といいますか、都市計画決定に合わせまして、赤林線ということで延長も含めて変更しておりますので西見前赤林線と申し上げますが、今回の開場に合わせましては、お話ありましたようにJRを越えたいわゆる現在の計画がございますが、この開場に合わせましてはそこまではなかなか実施が無理と−−時間的なものもございます。したがって、今回は県道不動盛岡線から市場までということで開場までに、あるいはインターハイに合わせた、サッカー場に合わせたそういう整備を計画している状況でございます。その点で申し上げますと、県道不動盛岡線から鹿妻本堰まででございますが、これは一応インターハイ関連ということで、現在700メートルについて事業を進めております。ことしは土床まで行いまして、来年度、9年度が路盤と側溝の工事、それから10年度で舗装を含めて完成、こういうことで進めております。それから、鹿妻堰から市場まで約400メートルございますが、これは一応市場関連ということで、一部矢巾町にもまたがる部分ございますが、この部分400メートルにつきましては、本年度が仮称の第2鹿妻橋と、それから道路の設計を現在行っております。9年度で橋梁の下部工、それから10年度が橋梁の上部工と道路改良等を含めて完成ということで、いずれ不動盛岡線から中央卸売市場までにつきましては、平成10年度までに完成をしたいということで、そういう見通しで現在事業を進めております。

 それから、お話のございましたJRを越えたいわゆる4号線までの計画どおりの施工あるいは実施ということでございますが、お話ございましたようにJRを越えるということになりますので、まだJRと正式な協議までは至っておりません。今後、そういう協議が必要になっていりますが、このJRを越えたいわゆる東側ですか、そこはまだ開発されてない田園地帯でもございます。そういったことで、この区域も今後の市街地開発整備にあわせて都市計画道路の整備を進めていくという基本的な考え方を持っております。ただ、4号線沿いには市街化区域も含まれてはおりますけれども、その途中がJRの跨線橋を含めた部分、調整区域にもなっておりますので、国庫補助事業としてその部分を施工するということはなかなか困難ということもございます。ただ、お話ございましたように、中央卸売市場を含めて永井地区の今後の開発状況、それらも考えますと、今後整備を必要とする路線と、そういう認識は持っておりますが、いずれ現状がそういう土地利用の状況でございますので、今後の市街地開発にあわせて整備をしていきたい、そのように考えております。

 それから、津志田白沢線でございますが、これもそういったことがございますので、確かに都南中央公園との絡みということもございますが、今お話ございました地区につきましては、西見前赤林線との関連もございまして、今後のそういった市街地開発の状況を踏まえながら、この地区もこの路線を整備していく、そういう考え方で現在進めております。

 以上でございます。



◆19番(吉田栄佐己君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 19番吉田栄佐己君。



◆19番(吉田栄佐己君) 予想はしてましたが、ですから私はだめだということです。矢巾町合併とか何か立派なことを言いましても、やはりその地域にとって関心度の高いものが、このように放置をされた形で市場開設にも間に合わないと。それはやっぱり矢巾町さんも心配しているわけです。したがって、やはりできないとばかり言わないで、最低限度の見通しぐらいはつけて事業展開しなければ、広域都市計画路線としての意味を私はなさないのじゃないのかな、そのように考えるわけであります。だめだだめだ、南の方からもだめ、跨線橋もだめ。そうしますというと、現在のマリオスみたいな、立派な施設ができてもアクセス道路が後手に回ったら100%の稼働は期待し得ないという問題もあるわけでありますので、ここはひとつ市長さんの英断をお聞きしたいと思いますが、これで終わりますから、よろしくお願いします。



◎市長(桑島博君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 桑島市長。



◎市長(桑島博君) お答えを申し上げます。

 部長から初めにお答えを申し上げたとおりでございますが、いずれ矢巾町との関連、それから各町村集まっての広域基幹道路ということで設定をいたしておるものでございますので、国費の関係は非常に難しい、あるいは国鉄をまたぐのはなかなか協議に時間がかかる、いろいろございますけれども、前向きに努力をしてまいりたいと、このように考えております。



◆2番(細川光正君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 2番細川光正君。



◆2番(細川光正君) 中央卸売市場の道路整備について今質問がありましたけれども、この中央卸売市場のあり方について関連しながら私も質問したいと思います。

 及川冨久司議員が6月議会あるいは議会のたびに何度も質問しておりましたけれども、今市場を経由しての商品というものはどんどんと少なくなってきている。といって、それはつい先日、12月5日の日経流通新聞を見ると、東京の中央卸売市場でさえも毎年商品流通というものが減っていっている。85年で65%、それが2年前で55%ほどまでになっていっている。特にここ一、二年は加速度的にそういう状況になっている。そして、大手スーパーなどが直接産地から買い入れているというようなことを含めて掲載されておりました。そのような状況を見たときに、市長は及川議員には、当初の計画をコンパクトにしながら計画を進めていきたいというふうにも答えておられました。そういう意味で、本宮議員が来年度の当初予算の基本的な考え方についてただしたときに、大変厳しい現状にあると言っておりましたけれども、そういった市の予算的な状況等を含めながら、どのように今度のこの市場のあり方をコンパクトにされたのかというのをお伺いいたしたいと思います。

 それから2つ目として、やはり6月議会であったか、及川議員が直引きについて質問して、5%を超えるような状況はないような話がたしかされたと思いましたけれども、実際はその直引きの取引に違反的な状況があったという話を聞いたりもしております。実際はどうであったのかということをお伺いしたいと思います。

 とりあえず2点、お願いします。



◎市長(桑島博君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 桑島市長。



◎市長(桑島博君) 私の方からは、第1点目につきましてお答えを申し上げます。

 今議会でもいろいろ御質問がございまして、中央卸売市場を取り巻く環境、これは盛岡市の市場のみならず全国的に非常に厳しい状況であるということ、そういったことから市場関係者におきましても施設の内容あるいは業者数の整理、いわゆる合併の問題等々、いろいろ真剣に協議を続けているということを申し上げましたが、現状はまさにそのとおりでございます。

 それで、コンパクトにどのように整備されたかということになりますと、具体的に、例えば6月時点から今時点までの話し合いの結果、このようなコンパクトにまとまったというところまではお答えはできないわけでございますが、いずれ先般お示ししたものが業界の方々にも一応の御了解をいただいているものでございます。しかしながら、やはり先ほど来申し上げましたような非常に厳しい状況にあることも踏まえまして、業界といたしましても、いろいろ統廃合の問題から設備の関係につきましてもさらにチェックをいたしまして、私どもの方との成案を得るべくいろいろ努力をいたしておるところでございますし、また協議の場でいろいろ私どもとも意見交換もするということにも相なっておるわけでございます。そういった中で、お答えを申し上げているようなコンパクトな内容にいずれはまとまるものというふうに期待をいたしておるところでございます。

 いずれ、前段申し上げましたように、非常に業界を取り巻く状況は厳しいわけでございます。行政はもちろんでございますけれども、業界の方々もみずからそのような状況判断をなさっておられますので、しかるべきときには、やはり私どもの方からもリードするようなことも考えなければならないと、このようにも考えておるところでございます。



◎産業部長(高松則行君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 高松産業部長。



◎産業部長(高松則行君) 私からは、直荷で平成7年から、直荷を青果については5%、それから水産の仲卸業者については15%ということで、それぞれの取引委員会でその目標額を定めまして、いわゆる限度額を定めまして平成7年の推移を見たわけでございますが、平成8年の5月21日から2カ月間にわたって業務検査をいたしましたが、水産業者については15%を超える業者はありませんでしたが、青果の仲卸業者には5業者がこの5%の限度額を超えておったという結果が判明いたしております。



◆2番(細川光正君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 2番細川光正君。



◆2番(細川光正君) 1点目のコンパクトということを含めながら、業者自身が大変な苦労をされている。実際、本当に経営について、特に移転されてからの新しい市場で、市場利用料等も含めながらどうなっていくのかということで、本当に大変な状況で苦しんでいる。その実態については市長を含めて認識されているということですので、対応については十分よろしくお願いしたい。

 あわせて、直引き5社ということですけれども、実際5社あったということで、その認識だけで終わったのか、処分はどうされたのか。あるいは処分についての何か基準があるのかどうかということもあわせてお伺いいたします。



◎産業部長(高松則行君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 高松産業部長。



◎産業部長(高松則行君) 処分というか、いずれ5%を超えたということではルール違反でございますので、この5業者については口頭で注意と指導、あるいは文書で厳重注意という形で行ってございます。

 基準といいますと、これはいわば自主規定なものでございますから、例えば厳密に市場法にあるいは業務規定に違反をしているということではなく、今言いましたように自分たちの自主的な遵守事項ということですので、特別な処分の規定というものはないというのが現状でございます。



◆2番(細川光正君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 2番細川光正君。



◆2番(細川光正君) そのような状況でよろしいのかというのが私のお伺いしたいことです。というのは、やはり自主規定とは言いますけれども、直引きがそういう口頭の注意処分程度である。そして、実際はそれがむしろふえている状況にはないのか。その意味では、チェック機構があるのかどうかということ、チェックできるのか、この点をもう一度お伺いしたいと思います。

 また、そういう取引委員会の専門部会決定としては、直接集荷の条件として、荷が少なく価格が高過ぎるとき、卸に相談しても卸が集荷できない場合など、5点ほど書いているわけですけれども、それらの条件に合っているかどうかということも確認できるのかということですね。それから、伝票もきちっとしたチェックをしてるのか。本当にそれぞれの業者と伝票、それから荷物の流通と合わせながらチェックになっているかどうか、その辺お伺いしたいと思います。



◎産業部長(高松則行君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 高松産業部長。



◎産業部長(高松則行君) チェック機能があるのかないのかということでございますけれども、仲卸の業者の業務検査の中では伝票等を照合しながら、その中でやっぱり誤解をしている部分等もあって、いわば仲卸業者から買った物とか、スーパーから買った物とか、いろいろなことがあったわけですけれども、その中で5%を超えてきているということで、先ほどのルール違反ということで注意処分をしたわけでございます。実際には、入ってくるかどうかということになりますと、現在の市場は24時間というか、荷の出入りは24時間でございますので、そういう意味でのチェックというのはちょっと不可能であるということでございます。



◆2番(細川光正君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 2番細川光正君。



◆2番(細川光正君) 荷物が24時間動いているからチェックが不可能だというのであれば、これは大変いいかげんではないのか、こんなふうに思うわけです。5%以内の条件、その中には事前に集荷を依頼する、あるいは事前に仲卸業者が直接集荷の許可を開設者に申請をするというようなことが条件になっていますし、あるいはやむを得ない場合は事後に開設者に結果を報告する、常にそうなっているわけです。ところが、何もそういうチェックもできない状況の中で進めていくということになるならば、直引きだけがどんどんふえていく。そういった場合、どのような影響がそれじゃ市場に対して問題が起きてくるのか、その辺をお伺いします。



◎産業部長(高松則行君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 高松産業部長。



◎産業部長(高松則行君) 直荷をやるというか、直荷については開設者に届けるということで一定のルールで届けてきているわけでございますので、そのものがいわゆる直荷として許可を得ているものかどうかということのチェックというものはできにくいと、こういうことでございます。



◆2番(細川光正君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 2番細川光正君。



◆2番(細川光正君) 荷物のチェックというよりも、そういった市場のシステムというか、そういったところの中で、実際的にそういう卸業者の中に不合理あるいは不平等というものが出てきてはいないのか。そういう点も含めながら、市場運営について公平な状況というのもつくっていかなければいけないし、幾らルールがあってもそれを無視しても進めることができるというのであれば、やはりこれは問題ではないのか。ですから、今後の対策として何か検討があるのかというふうなことですね。その辺。



◎産業部長(高松則行君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 高松産業部長。



◎産業部長(高松則行君) いずれ直荷がふえてくる原因というか、いずれ直荷をせざるを得ない条件というのはいっぱいあるわけです。特に最近多いのは、スーパー等が産地へ直接行って、それで市場を通してスーパーが仕入れをする、こういうケースがかなりふえてきております。それは出荷者にとっては支払いが、スーパーの支払いさえ通っていれば、その決済は30日とか45日と、こういうふうに非常におそいわけでございますが、現在の市場の場合は、いわゆる支払いサイド、決済が4日とか5日で出荷者の方に行くと。したがって、産地にとってみれば市場を経由した形をとった方が自分の方の手元に入ると。それからスーパーについては、仲卸業者に支払う金が30日なり45日と、こういうふうにゆっくりで済むというようなことで、ふえてくるケースもございます。それから、銘柄等を既にスーパーの方で、どこの産地のどういうふうな物が欲しいと、こういうようなケースも多々あるわけでございます。そういうふうな傾向がありますが、いずれ5%という枠を取引委員会で−−青果の場合ですけれども−−決めているわけですので、いずれ開設者としてもこういうふうな形が決して好ましいものではないと、こういう理解をしておりますので、市場の方でこれらの対策について取引委員会を開くなり、あるいは、いずれことしも業務検査といいますか、仲卸業者の平成8年の分については来年度実施することとしておりますし、そういう直荷のものがどういうふうな実態でいるかということなども、市場の方にそこらの辺については対応するようにというふうに指示しておりますので、何らかの方法が出てくるというふうに思ってございます。



◆2番(細川光正君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 2番細川光正君。



◆2番(細川光正君) そういう開設者の努力というものを期待しますけれども、本当に1年に1回の検査とかそういうことだけでは足りるというような状況ではない。そしてまた、それは市場のあり方ということをきちっと追求していくためにも必要なことではないかと思いますので、ぜひ開設者の把握というものについて十分対策できるようにお願いしたい。



○副議長(菊池正亨君) 24番阿部静子さん。



◆24番(阿部静子君) 2点について御質問をいたします。

 1点目は、私たちが待ち焦がれておりました旧郵便局跡地にできる施設のネーミングでございますが、当局は、仮称でないネーミングについてどのような手だてをおとりになり、決定なさろうとしているのか。そして、女性センターの位置づけについて、そのアピール策をどうお考えなのか、第1点お伺いをいたします。

 第2点目は、障害を持っている方のうち聴覚障害者の部分でございますが、これも何度かお尋ねをいたしておりますけれども、「人にやさしいまちづくり」という、その方針の中では、何か私から見ますと、目に見える部分でのまちづくりのような感じがいたします。耳が聞こえない方は、普通の人が見て、その障害は見ることができません。そういう点を考えながら、本市においてはこの聴覚障害の方の部分に普通の生活ができるような、そのやさしい手だてを今までどう具体的におとりになってきたのか。そして、障害を持った方々が望んでいる、議会に来て質問の中身を聞きたいよ、答弁を聞きたいよ、また市民ホールができたら高尚な音楽も聞きたいよというその願いを、今後どのようにかなえていこうと思っていらっしゃるのか、お伺いをいたします。



◎開発部長(藤代英彦君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 藤代開発部長。



◎開発部長(藤代英彦君) 私からは1点目の、仮称中ノ橋地区地域交流センターに関する御質問にお答えを申し上げたいと存じます。

 位置づけと申しますか、交流センターの機能を若干御説明申し上げたいと存じますが、この交流センターでございますが、基本的に河南地区のにぎわいの中心を創出するということ、それからゆとりや潤いなど豊かな市民生活の実現、あるいは触れ合いや交流を促進する施設、そういうものを目指しているものでございます。具体的な施設の機能といたしましては、あと一つ目は、地区活性化の拠点となり、さまざまな生活情報の提供、あるいは女性センター、消費生活センター、そういったものの機能を一体的に担うスペースをまず持つということが1点目でございますし、2点目といたしましては、近代文学の巨匠の自筆原稿ですとか書簡ですとか、いわゆる今まで「手紙館」というような言い方をしていたわけでございますが、こういったスペースをまず考えるということ。それから3つ目でございますが、地域ににぎわいをもたらすようなきっかけとなります諸団体の事務スペース等、あるいは商業サービススペース、そういったものを取り込む施設にしようということでございます。したがいまして、この地域交流センターの中には、先ほど御指摘ございましたいわゆる女性センター、その機能につきましては十分取り込んだものであろうと、そういうふうに考えているところでございます。

 この施設のネーミングについてお尋ねあったわけでございますが、現在、私ども仮称で称しているわけですが、これは御案内のとおり国庫補助事業の補助メニューの名前をそのまま使っているわけでございまして、これからこの開館まで、私ども11年度中には何とか供用したいということで努力いたしているわけでございますけれども、その開館までには、この施設の内容にふさわしい市民に親しまれる名称が必要だと。例えば、先ほどお話ございましたようなマリオスというような名称の仕方もあるでしょうし、あるいは女性なり、あるいは消費生活なり、あるいはそういった地区のそういった冠をつけるか、いろいろあろうと思うんですが、そういったものにつきましては、地元の方々あるいは女性団体等、そういった関係団体等々の意見を取り入れながら、ネーミングと申しますか呼称について考えてまいりたいと、そういうふうに考えているところでございます。

 以上でございます。



◎福祉部長(太田祐三君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 太田福祉部長。



◎福祉部長(太田祐三君) 障害者の生活条件整備ということについてお答え申し上げます。

 まず、現在進めておりますやさしいまちづくり事業との関連でございます。現在、厚生省から補助を受けまして福祉の方で担当しております高齢者障害者にやさしいまちづくり事業、これ、計画策定の部分とハードの面の整備の部分がございますけれども、このハードの部分の整備につきましては、建物へのアクセスということに非常に重点が置かれております。したがいまして、特段聴覚障害者に対する部分というのが目に見えてこないと、こういう中身に現在なっております。ただ、もちろん今後、来年度から障害者プランに伴います障害者の計画を策定することとしておりますので、その中では全般的に聴覚障害者の方々も含めた障害者の総合的なプランが策定されるということになろうかと存じます。

 それから、ホール等でもっての集団補聴システムと申しますか、以前磁気ループということで御質問いただきましたものでございますが、今までの経過はちょっと省略させていただきますけれども、いずれ磁気ループにつきましては、ホール等の使用には事実上耐えられない、こういうお話を実際に聾学校等でも使っておりまして、そしてそちらの方からもそういうお話を伺っております。それで、それにかわるシステムをいろいろ現在検討しておるわけでございますが、実はキャラホールの方に、集団補聴システムとして開発されたものではないんですけれども、同時通訳のシステムとして開発されたヘッドホンを使うシステムが設置されておりまして、原理的には多分集団補聴システムと同じような中身ではないかと思います。現在まで余りこれ使われた例ないようですけれども、それらもテストしたり何かしながら、いずれどういう形のものが設置されればよろしいのか、その辺さらに検討を進めてまいりたいと思いますので、もう少しお時間をいただきたいと存じます。

 以上です。



◆24番(阿部静子君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 24番阿部静子さん。



◆24番(阿部静子君) 施設のネーミングでございますが、今部長さんからのお話では、ある関連団体等と話し合って決めていきたいという、そういう方向のように伺いました。じゃ、ちなみにマリオスという名称はどういう手順を踏んであの名前が出てきて、どういう意味があの中にあるんでしょうか。私、感覚的には「ああ、いいもんだな」と思うんですが、そこの部分がちょっとわかりませんので。それで私は、公募の部分はお考えになっていないのかなと、まずその点をお伺いいたします。



◎開発部長(藤代英彦君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 藤代開発部長。



◎開発部長(藤代英彦君) お答えを申し上げます。

 おっしゃるとおり、マリオスはいわゆる公募でやったわけでございまして、全国から三千数百点の御応募があったということで、その中から選定委員会を設けましてネームを決めたと。マリオスそのものは、今手元にちょっとございませんけれども、マリオスが持ちます機能のすべてをあらわしたわけでございます。商業とか、いろいろあったわけでございます。交流とか、そういったものをそれぞれの英語の頭文字を組み合わせていって「マリオス」というネーミングになったということでございまして、まさしくあの地域交流センタービル構想と、あるいは市民文化ホールもでございますけれども、その持つ機能すべてをまず網羅したような横文字の頭文字、アルファベットで並べていったということのようでございます。したがいまして、それは公募方式によるものでございますが、この中ノ橋の交流センターにつきましては、内々にはそういったことも検討しているわけでございますけれども、まさしく色濃くというお話もいろいろございましたので、公募がいかがなものかということもございますので、現時点では私ども、公募も含めてでございますけれども、ネーミングのつけ方と申しますか手だてと申しますか、そういったことについてはいろいろ検討しているという段階にございます。

 以上でございます。



◆24番(阿部静子君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 24番阿部静子さん。



◆24番(阿部静子君) 済みません、私の勉強不足でございまして、大変失礼をいたしました。

 この施設ができるということは前々からわかっていたことでございまして、私個人の考えで大変失礼でございますけれども、女性の行動計画の場合に、新しい行動計画で「なはんプラン21」という新しいプランをこの間つくりました。女性情報誌では「あのなはん」という情報誌でございます。今、盛岡弁がどんなに大事な言葉かということを改めてその価値について、元国語教師といたしまして胸に深く刻んでいるわけですが、それで私個人では「なはんプラザってつければ何ぼいかべ」と思っていたんです。そうしたらもう既に花巻がそれをつけたということのくやしさが、そういう思いを抱きながら、片仮名の横文字だけではなくて、何とかこの盛岡の市民の思いがあの施設に反映するような、そういうネーミングであってほしいという私の心をまずお伝えをいたしておきます。

 それから、総合施設でございますから、それはいろいろな機能を持っていると思います。しかし、私たちが願って願ってきた−−何回もしゃべりますけれども、女性センターの「女性」という名前を何とかして残してくださるような、そういう市長の持って行き方をお願いしたいのですが、いかがでございますか。



◎市長(桑島博君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 桑島市長。



◎市長(桑島博君) お答えを申し上げます。

 施設の内容につきましは、先ほどあのように詳しく部長の方から申し上げました。したがいまして、今のところはどれが突出しているというわけではございませんが、いずれあの地域、あの町の人が集い触れ合う、そういった活性化も兼ね備えたというよりも、むしろそれもかなり重要なウエートを占める施設として考えておるものでございます。その辺はひとつ御理解をいただきたいと思います。

 このネーミングの問題でございますが、先般交流センターで募集した場合は全国から、さっき3,000と申しましたが5,000ぐらい来たはず−−ちょっと私記憶しておりました。こういうものを募集する場合は、全国にこういったものを募集する何か本が出ておるんですね。盛岡市民よりよその方々が非常に多いんですよ、応募者。したがって、先生のおっしゃるような盛岡弁でということになりますと、募集するときに「盛岡市民に限る」とか、何かいろいろ方法はあると思います。そういうことで、この名称の問題につきましては、まず地元の方々あるいは入居予定の団体の方々からいろいろ意見を聞きながら、どういった方法で公募するか。やはり公募が一番いいんじゃないかと思いますので、いずれそういうことで詰めてまいりたいと思いますので御理解をいただきたいと思います。



○副議長(菊池正亨君) この際、暫時休憩します。



△午後2時55分休憩

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△午後3時29分再開



○副議長(菊池正亨君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 総括質疑を行います。39番藤村直次郎君。



◆39番(藤村直次郎君) 先般の一般質問で時間がなくて再質問できない部分を再度お聞きいたしますので、よろしくお願いいたします。3つほどお尋ねいたします。

 まず最初に、都心環状道路の見直しにつきましてお伺いいたします。

 この都心環状道路延長6キロ、改良済み1キロ、今後の整備を要する区間約5キロ、うち見直しが必要な区間が4.5キロということでお答えをいただきましたが、全線2車線ということでございますけれども、2車線の道路と申しますと18メートルから約25メートルの幅員を要するということになります。その場合は、現在の都心環状線の旧市内地、南大通りから神明町を通りまして天神さんの通り、あるいは上ノ橋、本町通り、それから上田に行きまして上田の跨線橋を通りまして梨木町上田一丁目線、こういうふうになるだろうと思いますけれども、この5キロの拡張は果たして、50年、100年という計画でやると申しますけれども、50年、100年たちますとまちづくりは全く変貌するのではないのかな。そうしますと、この道路の計画したものが完成するまでもなく、また大きな計画を立てなければならないというふうに私は思います。この中には、市長さんもお答えの中で言われたように、一般住宅はもちろんですが、商店、事務所など商いをしている方々の企業補償、代替を要求されるなど、私は全く不可能に近いのではないのかな。言葉は悪いんですが、無謀な計画ではないのかなと思いますけれども、それよりも私は、あのアクセス道路の問題を申し上げましたが、この都心環状計画道路、どうしても必要な盛岡駅南大橋線の仮称下開運橋を建設し、大沢川原に抜ける、あるいは明治橋に抜けるところにそれの緊急を要する部分をやる。あるいは梨木町上田線通りの現在の上米内梨木町線の延長上、県庁前通り、中央通りに抜けるこのアクセス道路を整備すると。その他のものについては現状に歩道をつけるぐらいの整備で、それよりも他にある地区環状道路の方に力を注いでいった方がずうっと効率がいいのではないのかなというふうに思われますがいかがなものでしょうか、お答えを願います。

 それから、盛南開発の促進のための主要行政施設の計画の明確化について伺います。

 現在、駅西口マリオスの企業誘致を見るまでもなく、その核になる建物の整容ができて初めてここに入居しようとする方々がいろいろと具体的にお尋ねになっていると言われております。県の所有地である企業会館目的とした敷地にも、そういった核になるものがいつごろやるんですかというようなことにも、そういう企業誘致に大きな支障を来しているやに伺っている。そういった例を見るまでもなく、盛南地区、これから、来年4月からは本格的な工事が始まろうとしている。この核になる主要行政施設内には何をやるかということは、前段で申し上げたこの駅西口開発と同じように、何を核にするかということによって企業の張りつけが促進されるのではないのかなと。この計画時点、既に盛南開発で土地利用計画を定めた時点で、主要行政施設内には何を持ってくるかというようなことが議論されたのではないのかなと、私はそう思うんですが、その時期がいつごろ公表されるかによって、くどいようですが、企業誘致の職責にかかわる大きな問題になろうと思いますが、市長さんはいつごろをめどにこの核になるものを公表するつもりなのか、お尋ねいたします。

 3つ目でございます。地下飲料水についてお伺いいたします。

 地下水の井戸を飲用として利用している世帯が約1,420世帯、うち上太田、上鹿妻、向中野など12地区約900世帯が水道給水地区内にあるということでございますが、例を挙げますと、盛岡の西部地区の方は、この給水地区内は大規模な圃場整備等実施されている地区でございます。したがいまして、地下水の沈下の問題もさることながら、汚染も進んでいることは、もう既に御案内のとおりだと思います。これらの事業はほとんどが公共事業によってこの地下水の沈下あるいは汚染が進められていると私は感じております。そういった意味では、この汚染あるいは地下水の沈下の伴う原因が公共事業であるならば、この検査にしましても、あるいは検査に要する助成金にしましても、何らかの形で市はその責任を負うべきではないのかなと思いますが、いかがでしょうか。お伺いいたします。



◎都市計画部長(斎藤勲君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 斎藤都市計画部長。



◎都市計画部長(斎藤勲君) 私からは、都心環状道路につきましてお答えを申し上げます。

 都心環状道路の前に、盛岡市の道路網の計画でございますが、この都心環状道路も含めましたいわゆる2環状6放射、この道路網計画につきましては、昭和59年から61年に県がパーソントリップ調査を行いまして、それをもとに盛岡都市圏の総合都市交通体系、その調査を行ったわけでございます。それによって策定されました将来道路網計画、それに基づいたもの、それを基本としたものでございまして、第三次の盛岡市総合計画におきましても、この2環状6放射ということでの位置づけがされているものでございます。

 それで、都心環状道路につきましては、ただいまもお話にございましたように、現都心でございます。現都心に発生あるいは通過するそういった交通、そういったものの交通の円滑化を図るということは当然でございますし、それに加えまして都市機能の確保あるいは良好な都心地区の形成を図る、そういった目的での環状道路でございます。また、新しい市街地でございます駅西口あるいは盛岡南地区、そういった現都心から新しい都心に至る幹線道路、そういう設定もしておりまして、現都心と新都心を有機的に連絡するというものでございます。

 それで、ただいまございましたように、そのうちいわゆる旧市街地、お話ございました南大通りから天神町を通りまして本町通り、それから梨木町線に至るいわゆる旧市街地といいますか、そういう路線の今後の改良ということでございます。今も申し上げましたとおり、将来の盛岡の都市を考えた場合に、軸状都心構想というものがあるわけでございます。したがって、そういった意味では古い町についてはある程度残すという考え方はあるわけでございますが、ただ、現状を考えますと、やはり将来に向かって今のままでの道路状況ではやはり都市活動の健全な発展が阻害されるという、そういったもとでこの計画をしたものでございます。いわゆる旧市街地の今後の整備につきましては、確かに藤村議員言われるとおり、この都心環状を整備するということは、我々も大変な事業だという認識は持っております。ただ、そうでございますが、やはり今後を考えますと、ぜひこの環状道路網の整備を今後進めていかなければならない、そういう決意のもとにこの環状道路の今後の整備を図っていきたいと、そのように考えているわけでございます。したがいまして、100年後には町も変わってるという御指摘もございましたが、確かに都市計画、100年後を見据えてという部分もございますが、そうだけ言っていてはなかなかまちづくりというものが進まないわけでございますので、そういった認識のもとに全力を挙げてこの都心環状道路の見直しをし、また整備を図っていきたい、そのように考えておりますので、御理解をいただきたいと、そのように思います。

 また、これも御指摘ございましたが、特にそういう状況であれば、いわゆるアクセス道路としての仮称盛岡駅南大橋線の下開運橋について、あるいは梨木町線についてという御提言でございますが、確かに現在、都市計画決定に向けて地元との懇談等を進めております盛岡駅南大橋線につきましては、御指摘のとおり、開運橋飯岡線の盛南大橋も今年度に一部供与開始になると、そういう状況でございますし、数年後には全線開通になる。そうした場合に下開運橋というものがどうしても必要だ。現状の開運橋の混雑の状況を見ますと、現状でも混雑しておる。さらに、それに混雑が加わるということでございますので、そういった時期も設定しながら、ぜひ盛岡駅南大橋線を都市計画決定し、事業認可をいただいて、最初にまず下開運橋、そのように考えているわけでございますので、その点については今後できるだけ早くそういった手続を踏みながら整備を図っていきたい、そのように考えております。

 また、梨木町上米内線につきましては、先ほどの質問にもございましたが、県の施工しております松園から4号線までということについては、午前の質問にもお答えしたとおりでございますが、この都心環状道路としても、やはり中央通りまで約530メートルほどございますが、これも御提言のとおりのアクセスという点で、現在市の施工事業として進めておりますし、そういった環状道路という位置づけのもとに、今後もできるだけ早期に完成をしていきたい、そのように考えております。

 それから、地区の環状道路、地区の道路に力を入れるべきだということでございますが、先般から申し上げておりますとおり、なかなか国庫補助事業については広域的な道路あるいは幹線道路の方に重点的な補助の配分という現状にありますが、少なくとも地区の重要な道路につきましてもバランスを考えながら、それについてもあわせて街路事業として進めていくと、そういう考え方で街路事業を進めていきたいと、そのように思っております。いずれ将来のまちづくりにとりまして、この環状道路、都心環状線あるいは市街地環状線というものはどうしても必要不可欠な都市施設という、そういう位置づけのもとに、御指摘のありますとおり、なかなか事業実施に当たっては困難を極めるという、そういうことは予測されるわけでございますが、いずれ将来の盛岡のまちづくりと、そういう観点から頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



◎開発部長(藤代英彦君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 藤代開発部長。



◎開発部長(藤代英彦君) 私からは、2点目になりますが、盛南開発促進のため主要行政施設計画を明確にすべきではないかという御質問にお答えを申し上げたいと存じます。

 盛南地区におきます主要行政施設用地につきましては、面積約11ヘクタールを計画してございまして、まさしくこの主要な行政施設を設置するということの構想で進めているものではございます。現在約3ヘクタールにつきましては市立病院の立地が確定いたしているわけでございますし、アイスアリーナ東側にございます約3ヘクタールにつきましては水泳場を建設するということにしているところでございます。残る5ヘクタールでございますが、御指摘のございますとおり、主要な行政施設の立地といいますか具体的な建物等の立地ということが非常に盛南地区のまちづくりにとって重要なことであると、そういうふうには認識しているところでございまして、私どもの庁内では現在、国の施設等の立地をお願いすること等を含めまして検討いたしているものではございます。ただ、現段階では具体的にそれをお示しできるような状況にはまだ至っておりませんので、御理解を賜りたいと思います。

 以上でございます。



◎保健衛生部長(高木智徳君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 高木保健衛生部長。



◎保健衛生部長(高木智徳君) 地下飲料水の御質問でございますが、圃場整備等公共事業等が起因する地域について、地下水の汚染の恐れがあるので検査料を助成すべきというふうなことでございますが、一般質問の際もお答えしたとおり、そういう恐れは確かにないとは言えないと思いますので、地域ごとにはやりたいというふうに考えてございます。ただ、個々の家庭全部に助成しろというふうなことでございますと、非常に経費も膨大なことになりますし、また国の指導等でも、井戸の設置者が検査することに義務づけられておりますので、他の地域との関連もございまして、それは助成は難しいというふうに考えてございます。

 ただ、私どもといたしましては、給水区域が980世帯ほどございますので、そういう地域につきましてはできるだけ早く水道水を利用していただきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◆39番(藤村直次郎君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 39番藤村直次郎君。



◆39番(藤村直次郎君) 都心環状道路の問題につきまして、部長さんはどうしても都心環状道路は必要だとおっしゃいますけれども、しからば現在の盛岡市内の交通渋滞は、都心の中の渋滞というよりも、終日渋滞しているのはアクセス道路の方の渋滞の方が多いんですよ。例えば例を申し上げますと、私ども本宮から明治橋を渡って南大通りまで来る朝、あるいは夕方の出勤退勤の時間を合わせますと、我々朝に来るとき、明治橋までの時間の方が多くて、南大通りから県庁前まで来る時間が全く10分の1ぐらいなんですよ。これは恐らく上田深沢線に限らず、茶畑から中ノ橋通りに来るのも、あるいは46号線館坂橋まで来る時間と館坂橋から県庁前まで来る時間と比較してみれば一番わかるんですよ。そうしますと、都心環状線はアクセスとの絡みでつくると申しますけれども、アクセスがつくられないでこれだけをやるということになったらば、全く真ん中だけをやって、郊外からおいでになっている方々は放置しなければならない、渋滞はそのままにしていくということなんですか。

 このことは、部長さんどういうふうにお考えになっておりますか。交通量調査をしてみてください、これから。都心だけを回っている人たちは、例えば南大通りから本町通りに行く方がどこを通っているのか。本町通りの方が駅に行くにはどこを通っているのか。たった6キロの中にこの都心の4車線道路、しかも具体的に申しますと、この中には橋を2つかけなければならない。下開運橋−−仮称、あるいは下の橋のところの一つ。それから中の橋の上流にもう一つ、今の上の橋を拡張してかけなきゃならない。山田線をやる立体交差も梨木町のところの立体交差もしなきゃならない。あるいは上田通りの跨線橋の拡幅もしなきゃならない。こういった問題を含めて、私は先ほど申し上げたとおり、全くこれをやろうとして100年、都市計画決定されている道路は昭和13年と伺っておりますが、それから今まで何年たちましたか。その中で幾ら都市計画決定された道路が、終点から起点まで何本が完成されましたか。このような状況で既に80年ぐらいたつ。これから100年の計画をすると180年間に何本立てるかということなんですよ。私は、それ以上に市街地環状線、そういったものに力を注いで、市街中心部に入る者はアクセス道路の整備を急いだ方がいいのではないのかなと。お願いというよりも、そういった方向に転換をすべきではないのかなと。あくまでもこの都計の都心環状線にこだわるのかどうかお伺いします。

 それから、これは市長さんにお伺いしますが、この盛南地区の行政主要施設に何を持ってこられるかによって、先ほどもお話ししましたけれども、この盛南開発地区の行政主要施設あるいは商業業務施設、あるいは沿道型の商業施設、そういったものに張りつく方々の大きな興味の的になっているのかなと。ある業界最大手の営業の方に私伺いましたらば、盛南開発の方が土地が安価なものだから、でき得れば、そっちの方に核となるものが決定されたらばいち早く手を挙げたいなというふうなことをおっしゃっておりました。そういった意味でも、今駅西口でも誘致をしようとする企業は他都市でもいろいろと誘致に手をこまねいて一生懸命やっているんです。早くこのことについて盛岡市としては手を挙げて素早く誘致をしなければ後手に回るのではないかなと思いますが、市長さんのお考えをお尋ねします。

 それから、地下水の問題でございますけれども、水道部の方にお尋ねしますが、約1,420世帯のうち900余世帯が水道給水区域内ということでございますが、先般の9月議会で値上げの問題が決定されましたけれども、この900世帯の水道給水区域内の給水の問題をどうとらえておるのか。恐らく良質な水を飲みたいというのは、一応皆さん全部がそう思っているだろうと思います。ただ、どういうふうな形か、都市計画決定されていない土地でも水道の場合は要望があれば入るんですよというようなことをおっしゃっておりますから、恐らく配水管等は敷設されてるだろうと。幹線にはですね。そういった面で、この給水区域と世帯との関連をどのように位置づけて今後水道料金の大幅な増収に結びつけていけるものなのかどうかをお答えを願います。



◎市長(桑島博君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 桑島市長。



◎市長(桑島博君) 盛南地区の行政地域に張りつく主要行政施設についての御質問でございますが、先ほど部長の方からお答え申し上げましたように、11ヘクタールの中では水泳場と市立病院、今配置することに決定をいたしているわけでございますが、残りの5ヘクタール、私どももこの活用につきましてはいろいろ御意見をいただいております。いろいろ支障がございますので余り話をするわけにはまいりませんですが、今私どもが事務的にいろいろ検討させておりましたのは、私が就任したときに、いわゆる国のシビックコア構想ということで、市街地にございます国の主要施設、こういったものの団地化計画でございます。こういったものを盛南地区に誘導してはということで、一応検討指示をいたしたところでございます。庁内で検討は進めてはおりますが、相手が国でございますだけに、今首都圏移転構想その他いろいろありますけれども、盛岡の中心地区から郊外に移るということも若干関連があるのかなというようなことも気にしながら、いずれ東北地建の方ともいろいろ雑談的には話はしておりますが、まだ国もそちらの方まで腰を上げるという段階には至っておらないようでございます。

 いずれにいたしましても、御指摘ありましたように、何に使われるかということは駅西口と全く同様で、これから誘致を図る上でも非常に重要なポイントになります。したがいまして、できるだけ早い機会にもう一度見通しを立てまして、企業誘致あるいは連檐する商業業務、そういった方々への場所の内容を明らかにしなければならない、このようにも考えておるわけでございます。少し時間はかかっておりますけれども、やはり一面慎重を期す必要もございますので、今しばらく時間を貸していただきたいと、このように考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。



◎都市計画部長(斎藤勲君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 斎藤都市計画部長。



◎都市計画部長(斎藤勲君) それでは、私の最初の都心環状あるいはアクセス道路ということにつきまして御説明申し上げます。

 ただいまお話ありましたように、都心よりはむしろ周辺あるいは都心に入るまでが時間がかかる、交通混雑するということでございまして、確かにそのとおりだと思います。盛岡の状況を見ますと、水の都ということでございまして、いわゆる交通混雑もそれぞれの橋の部分でそれぞれが混雑するという状況もございます。お話ございましたように、いろいろ橋を建設する必要性というものは今お話があったとおりでございまして、今後そういった橋梁の整備というものが必要になってくると、そのように思っております。

 それで、アクセス道路が必要なのだということでございまして、先ほどは都心環状道路という、そういった点に絞っての御質問でございましたのでお答え申し上げましたが、私どもも、いわゆるアクセス道路というものが重要だということは全くそのとおりでございます。アクセス道路につきましては、いわゆる都心環状線の一部を形成していると、そういうことでございまして、一緒に計画を見直すあるいは整備をしていくということでございます。2環状6放射ということでございまして、あくまでも都心環状あるいは市街地環状と、そういう市内を環状する道路をつくるということは、やはりその環状道路をアクセスすると、あるいは国道等幹線の放射道路とのアクセスというものも考えておりまして、それらを考慮した2環状6放射と、そういう位置づけにしているわけでございます。

 それで、市街地の環状線にこだわるのかということでございますが、決してこだわるということではなくて、市街地環状線あるいは都心環状線、それから6本の放射道路、それらを一体としたいわゆる盛岡市の幹線道路あるいは広域的な道路という位置づけでございますので、それらをあわせて一体的ないわゆるネットワークとしての整備を図っていくと、そのように考えております。

 また、この2環状6放射につきましては、いわゆる玉山、滝沢、矢巾と、この盛岡を含めた4市町村の広域での道路と、そういう位置づけのもとに盛岡市内、市域での道路と、そういう位置づけをしておりますので、そういった意味でも市内からの流入もございますし、あるいは近接する町村からの流入、そういったものもできるだけ混雑のしないような、そういった交通体系に持っていきたい、そういうことで考えています。したがって、できればこれで完全だと言いたいわけでございますが、少なくてもこの2環状6放射といったネットワークでの道路網の整備というものが最低やはりまちづくりに必要だと。交通だけではなくて、その地区その地区のまちづくり、活性化といったものについてもこういったネットワークが必要だと、そういった考え方で整備を進めたい、そのように考えておりますので御理解をいただきたいと思います。



◎水道部長(菅原勇君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 菅原水道部長。



◎水道部長(菅原勇君) それでは、私の方から地下飲料水に関連いたしまして、特にも西部地区の給水区域内における約900世帯への給水をどう考えているかということについてお答えを申し上げます。

 私ども水道部といたしましては、9月議会でお願いいたしました料金改定の際にもいろいろ御議論いただいたわけですけれども、その中でもお示ししておりますが、向こう3年間の長期財政計画の中でも、この未給水解消事業については重点事業として位置づけているものでございます。確かに今お話しのように、地下水の枯渇あるいは汚染については、大変地区の方々には御心配のことだろうというふうに思っております。ちょっと地区が具体的にどの地区か明確に把握してないわけでございますが、もしも配水管が近くまで敷設されているというのであれば、これはできるだけ早い機会に整備可能なのかなというふうに思っているわけでございます。その中でもどうしても、配水管を敷設していく場合は公道に敷設するのが原則でございますので、もし地区内に私道などがございます場合は、なかなか市の方でそれを解決しながら進めるということはちょっと難しい場面もあるのかなというふうに思います。そういう場合は、議員さんのお力添えをいただきたいというふうに思っておりますし、さらには、どうしても周辺部にまいりますと配水管を敷設する距離も長くなって、当然経費も非常に費やすということにもなります。できることであれば配水管が敷設された沿線の方々に、多数の方にぜひ全員が加入していただけるように、これについても議員さんのお力添えをいただければありがたいなというふうに思っているところでございます。

 いずれにしても、実情をもう少し調査させていただいて、できるところから順次整備を進めてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。

 以上でございます。



◆39番(藤村直次郎君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 39番藤村直次郎君。



◆39番(藤村直次郎君) 都心環状道路、くどいようでございますが、最後にお聞きいたします。

 部長は、この都心環状道路は、私は性格的に道路としては市内の方々の環状道路のように思うわけです。というのは、ここの地区は全部旧市街に位置しておりまして、市街地環状道路と全く性格が違うんですよね。そのために、なぜこのように今4車線にしなければならないのか、その理由が全くはっきりとわからないんですよ。都市の活性化とか、いろいろアクセスにもつながるというようなお話をしますけれども、何回も言いますが、南大通りから上田に抜けるのにこの幹線の都心環状線を渡るんですか。私は、アクセス道路アクセス道路と部長もおっしゃいますけれども、それ以上にやらなければならないものがいっぱいあるんだろうと言うんですよ。「百年の大計」も確かにあるけれども、「百年の大計」でやるほどの重要な都市環状線ではないと私は思うんですよ。100年でやるような都市環状線であるならば、私はもろ手を上げて賛成しますけれども、これは緊急にやって効果があるので、100年もかけてやったならば、道路網は全く既に別な方向でまちづくりが進められているだろうと予想されるんですよ。そのために今緊急かつ必要なものは、渋滞を続けておるアクセス道路を整備する方向に力を注いだ方が市民のためにもいいのではないのかなというためにこれの見直しを申し上げている。誤解のないようにひとつお願いして、再度具体的な、それではめどについてお伺いします。



◎都市計画部長(斎藤勲君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 斎藤都市計画部長。



◎都市計画部長(斎藤勲君) お答えを申し上げます。

 決して誤解をして、その上でのお答えを申し上げているわけではございませんで、議員さん言われること、それもそういう面があると、それについては理解をするわけでございます。

 それで私が先ほどから申し上げておるのは、決して都心環状道路だけに力を入れて整備をする、そういうことではございませんで、2環状6放射、もちろん国道もございますし県道もございます。あるいは隣接する町村道、それもございます。それらも含めました広域的な道路網と、そういう位置づけのもとの2環状6放射でございますので、それぞれの道路管理者にお願いをするところはお願いをしまして、全体的なネットワークを構築していく。その中の一つの位置づけとしまして環状道路と、そういった位置づけになっているわけでございます。都心環状道路、それ以外のものが必要だと、私はそれ以外のものも必要ではないかなというふうに思うわけでございます。都心環状道路も、先ほどから申し上げておりますとおり、整備に当たっては非常に困難だと、それは覚悟しているわけでございますが、しかし、今後のまちづくりには必要だと。それから、それ以外の道路ももちろんあるわけでございますので、決してこれ以外のものは整備しないということではございませんので、これはあくまでも幹線道路としての位置づけで、そういった意味で重点的には実施をしますけれども、それ以外の生活道路、都市計画道路ばかりではございませんで市道もございますので、そういった点では総合的な整備というものが必要であろうと、そのように考えております。

 旧市街地につきましては、他の方面でも、いわゆる郊外への商業振興のいろいろな面での流出ということもございますので、例えば駐車場の問題等もございます。したがって、2車線を4車線にするということはそういった総合的な、例えばバスの運行の問題、あるいはその駐車場の問題、それら総合的な派生する問題もあわせて解決をするということが当然必要になってくると思いますので、そういった現在進めております駐車場整備のための計画、そういったものもこの都心環状道路あるいは市街地環状道路、そういったアクセス道路も含めて今後進めていきたい、そのように思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



◆4番(浦川陽子君) 関連。



○副議長(菊池正亨君) 4番浦川陽子さん。



◆4番(浦川陽子君) 関連でお伺いしたいんですが、私も一般質問でお伺いしたところなんですが、今のような御意見も多々あると思うんです。ですから、私が質問いたしましたように、「都市計画道路先にありき」という形ではなくて、やはり今のような御意見や地元の方々の御意見も十分くみ尽くして、むしろマスタープランをいろんな関連で考えて、マスタープランを先につくるということの方が先決ではないかというふうに主張したところですけれど、答弁は、順序があるという御答弁でしたけれど、私はそういうふうに転換させるべきだというふうに考えますけど、その点いかがですか。



◎都市計画部長(斎藤勲君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 斎藤都市計画部長。



◎都市計画部長(斎藤勲君) 盛岡駅南大橋線に関連しましてマスタープランを先に策定すべきだということでございます。マスタープランを先に策定するということは全くそのとおりでございます。ただ、平成4年ですか、法律の改正に伴いまして用途地域の変更、それからあわせてこのマスタープランの作成というものが国から示されたわけでございます。マスタープランは、一般質問でもお答え申し上げましたが、このマスタープランにつきましては総合計画のいわゆる基本構想、それをもとにしてこのマスタープランはつくるんだということが一つございます。それから市街化区域、市街化調整区域の整備・開発・保全に関する方針がございまして、それに基づいてこのマスタープランをつくると、そのようになっておりますので、確かに先につくればいいわけですが、現時点ではその2つの方針あるいは構想に基づいて平成10年度に見直しを考えております市街化区域、市街化調整区域の見直しを行った後にマスタープランをつくっていく。結果的には、その道筋としては間違ったものにはならないだろう。

 ただ、都市計画法等の改正によって用途地域の変更というものがございましたので、それが法律で本年6月までという期限が切られていたということが一つございますし、それによっていろいろ御指摘いただいております市街化区域等のいわゆる線引きの見直しもおくれたと、そういう状況の中でマスタープランを策定するというのがなかなか困難だったという状況がございます。マスタープラン策定には大体3年ほどかかるのではないかなと思っておりますので、いずれ線引きの見直しという、やはり盛岡市にとっても重要なものもございますので、平成10年度を目標にしたそういった見直しが済んだ後にマスタープランをつくる。その次の線引きの見直しはそのマスタープランに基づいて線引きの見直しをする、そういう位置づけでございます。確かにマスタープランを策定してからやるべきだということはそのとおりでございまして、ただ時間的ないろいろな要素がございましておくれたということでございますので、その点については御理解をいただきたいと思います。



◆4番(浦川陽子君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 4番浦川陽子さん。



◆4番(浦川陽子君) そのとおりであるということであれば、まだ盛岡駅南大橋線は都市計画決定されていないわけですから−−見直しになった都市計画決定ですね、されてないわけですから、そのマスタープランとあわせて考えていくということがなぜできないわけですか。



◎都市計画部長(斎藤勲君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 斎藤都市計画部長。



◎都市計画部長(斎藤勲君) お答えを申し上げます。

 マスタープランは総合計画、整開保、その2つに基づいて策定するということでございます。南大橋線は総合計画でも2環状6放射、正式に構想の上では盛岡駅南大橋線という固有の路線名は出ておりませんが、いずれ2環状6放射ということで、あるいは内容としては南大橋線というものが出てきておりますので、そういった意味でマスタープランをつくるというその内容としては、マスタープランをつくった場合にはそれはのるということになりますので、そういった意味でいろいろな状況を考えますと、南大橋線あるいは先ほど申し上げました線引きの見直しというものも当然マスタープランに基づいた見直しが必要になってくるわけですので、いろいろな状況を考えますと、今盛岡市にとってマスタープランを先につくって、それから街路あるいは線引きをするということが果たして盛岡にとっていいことかと言いますと、私は必ずしもそうではないんではないかと思いますので、今回の線引きの見直しあるいは今お話ございます盛岡駅南大橋線についてはそういった状況を御理解いただいて、次の見直し等についてはマスタープランを策定した上で、それに基づいた見直しをする、そういうふうに考えておりますので、御了承いただきたいと思います。



◆4番(浦川陽子君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 4番浦川陽子さん。



◆4番(浦川陽子君) マスタープランは地域住民の声を十分に聞いてということが基本になってます。ですから、今のように議会でも異論が出ているわけですから、そういう御意見を取り入れ、地元の意見も取り入れ、そしてつくっていくということが基本ですから、やはり計画歩きということでなくて、総合計画ができてからマスタープランの方針が出ているわけですから、そういう点では見直しすることも必要でないかというふうに考えますけれども、市長のお考えをお伺いします。



◎市長(桑島博君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 桑島市長。



◎市長(桑島博君) お答えを申し上げます。今の盛岡駅南大橋線でございますが、先般もお答え申し上げましたように、開運橋飯岡線、これが来年早々に2車線で暫定開通するわけでございます。そういうことになりますと駅前に集中する。現在の開運橋では収容できない。これがいずれ3年、4年後には4車線化になるということになりますとますます混雑をするということから、やはり市内に入る、そういった動線は下開運橋ですか、それを建設をして盛岡駅南大橋線に結びつける、こういう構想が今あるわけであります。これは十分御理解いただけると思います。

 ただ、この盛岡駅南大橋線につきましては、御案内のとおりいろいろ地域によって、それぞれの町並み保存あるいは保存建造物との関係から、旧、名残の町をぜひ残してほしいというようなことをいろいろと要望が出ておりますので、そういったことは十分私どもとしても配慮しながら、とにかく道路の必要性を訴えながら、十分周囲の環境に配慮した道路を築造してまいりたいと、このように考えておりわけでございます。先日もお答えを申し上げましたように、地域の方々には十分その必要性を御説明、御理解をいただきながら、なおかつ皆様の御意見も十分にいただき、どういったまちづくりをすればいいか、そういったことにも踏み込んで、いろいろ意見交換をしながら、ぜひこの線は、非常に困難を来すとは思いますけれども、ぜひ将来の盛岡のためにやらせていただきたいと、このように考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。



○副議長(菊池正亨君) 10番菅野正君。



◆10番(菅野正君) 随分時間もたってますので、簡単にしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 先般の全員協議会で、私、盛岡駅地下通路の問題を御質問させていただきましたが、どうも私の質問の仕方が悪かったようでございまして、なかなか理解が得られなかったようでありますが、その後、開発部長や課長さんにいろいろと教えてもらったんですが、これらを見てみますと、御案内のとおり西口開発に伴う、東から西口にわたる連絡通路の建設で平成2年ごろからJRと盛岡市が協議をしており、そのことをまとめたのが平成5年の取り交わされた覚書であると。その覚書の内容は、簡単に言いますと、駅東口より西口にわたる連絡通路として、現在の北跨線橋を自由通路として利用すると。その見返りとして、市は地下通路の真上に中央跨線橋を建設することとしてそう確認している。その覚書を確認事項のときには、地下通路や地下改札口、南跨線橋の廃止、閉鎖の事項は織り込まれていない。その後平成5年、運輸省通達によって駅舎の建設改造するときは人に優しい駅舎の建設、即ちエスカレーター、エレベーターを併設することの旨が示達されてきたために、再度協議の対象として、地下改札口、地下通路閉鎖、南跨線橋の廃止のことが協議されたと伺ったわけでございます。さらに、そのことのために協議の結論というか、結論ではないと思いますが、経過というのは、中央跨線橋への階段にエスカレーターとエレベーターを併設することにより、階段とホームの端までの間が1.5メートルしかとれず、密集状態が生じて危険であり、今より危険なものはつくるわけにはいかない。北跨線橋、南跨線橋、地下通路、3つの通路は、利用者が迷うことが多く利便性に欠く、こういうことが先日のお話だったように記憶していますが、間違いがないかどうかちょっと確認させてください。



◎開発部長(藤代英彦君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 藤代開発部長。



◎開発部長(藤代英彦君) お答えを申し上げます。

 今菅野議員お尋ねの経過については、おおむねそういうことでございます。ただその中にございますのは、中央部に設置するというのは、将来の西口とのアクセスも考えて、駅の西口の駅舎と申しますか、そういったものを考慮してということがございます。

 以上でございます。



◆10番(菅野正君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 10番菅野正君。



◆10番(菅野正君) そこのところが問題、私ちょっと、それでも理解できないんですね。というのは、9月の同僚議員の村田芳三さんの質問に関しまして、市長は、「民衆駅という盛岡駅の過去の経過やパルモのテナントを初めとする商業振興の問題、さらには盛岡駅業者の安全性と利便性の確保といった点につきまして、西口地区や駅前南地区等の盛岡駅周辺における開発事業等の関連も含めまして、これまでと同様JR東日本に対し繰り返し御説明を申し上げた上で御理解をいただくよう努力してまいりたいと考えております」さらには、「歩行者のための複数の連絡動線を確保することが望ましい型であることは御指摘のとおりであると存じます」あるいはまた、「地下通路を西口に延伸することに対して、御提案のございました地下通路の延伸を含め、複数の歩行者動線の確保につきましては、将来的な課題といたしまして検討してまいりたいと考えておりますので、御了承賜りたい」というふうに御答弁なさっております。それに先日の全協における私の質問に対しての部長答弁は、いろいろ話あった中、「したがいまして今回の話は、駅の地下通路、要するに駅機能としての地下通路でございますけれども、この部分についてはJRの言い分をのまざるを得ないのではないだろうかと、そういうふうに判断したと、そういうことでございます」と。市長そのように判断なさったんですか、お答え願います。



◎市長(桑島博君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 桑島市長。



◎市長(桑島博君) お答えを申し上げます。私は市長でございますし、また、社長でもございます。したがいまして、やはり民衆駅の建設の経過等はございますが、やはり現在店舗を出しておられるパルモの方々、この方々が、今後一層商売が成り立つよう、そういったことも十分配慮しながらこのことに臨まなければならないと、このように考えておったところでございます。

 それで、今お話ございましたような経過を踏まえ、最終的には安全性確保の観点から3つの案が出されまして、1つは完全にこれはアウト、それから2つは併用とか、もう一つ、ちょっと今名称忘れましたが残ったということでございます。その2つの案につきまして、パルモの関係者といろいろ3部会でそれぞれ協議を持っていただきました。もちろんJRからも出席をいただきまして十分内容の御説明を願ったわけでございます。

 その結果、どちらの案でもいいという結論にはもちろんならないわけでございます。しかしながら、これからの駅南あるいはJR駅舎の1階部分の商店街、そういった将来構想がいろいろ出てまいっております。そういたしますと、やはりパルモといたしましても、ステーションデパートといたしましてもやはりJRと一体となって、具体的には1階の商業ベース、そういった商店街ベース、そういったところもパルモの一部に含めるというようなことも考えながら、将来のパルモの発展を期さなければならない、こういうことから両案については納得いたしかねるけれども、しかしJRの指摘されていることも十分理解できるので、今後パルモも十分将来立っていけるような、これには客の流れでございますね、それを今まで以上に確保できるように、階段あるいはエスカレーター、こういったものを設置して地下と一階部分を一体的に客が流れるように、そういったことをJRの方にもいろいろお願いをし、そしてさらにパルモに対しましては市からも十分支援をお願いしたいということでパルモ側は判断をしたわけでございます。それを受けて市長といたしましてもそのような判断をしたわけでございます。

 以上でございます。



◆10番(菅野正君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 10番菅野正君。



◆10番(菅野正君) 今日までの西口開発等に投じました総枠金額というものが膨大になっていると思います。さらに今後北跨線橋を、市が自由通路使うために、その機能の保障として中央跨線橋を建設をし、それに附帯するさまざまな施設の補修というか、組みかえというか、そういうものをこの覚書によりますとそれに書いてありますし、かなりな部分が市の財政で直さなければならないというふうに、今後協議、別途協議となってますが、しかし多いところでは市の負担でそれらをやるというところに、第4条に書いてありますから恐らくほとんどそうなるであろうというように思いますが、そうした場合に、そういう機能を保障するための負担というものはあわせてどれぐらいになるのか。

 2つ目は、中央跨線橋などの機能が使えるようになるのにはいつごろになるのか。

 それから、今言う北跨線橋を廃止するわけですね、自由通路を使うから、在来線を使う場合は。南跨線橋も廃止する。それから地下通路も廃止する。今在来線のホームをおりると3つの動線があって、地下通路にはむしろ4つあるというふうに見ていいと思いますね。6つかな。南跨線橋の方にはエスカレーターもついているんですね。非常に便利です。そういうことを考えた場合に、この3つと地下等をみんなつぶしてしまって、中央跨線橋1本、それも2階に上げるということで、果たして在来線を利用する人たちの利便がかなうのかということなんです。

 それから、この安全の問題がありますが、これは6月議会にもいただいていたんですが、よくわからなかったんですが、この間説明いただいたらよくわかったんですけれども、安全性は、地下通路の真上に中央跨線橋をつくる、片方はエレベーターのために、跨線橋にはエレベーターでしか上がれない。片方からしか階段とエスカレーターで上がれない。ところがエレベーターに行く人と地下通路に行く人と、エスカレーターへの階段を上る人がこの1.5メートルの幅のホームのところで交差をするから、蝟集というんですか、そういう状態で危険である。そのために地下を廃止すればこれは流れが一方的になって、階段とエスカレーターの方へ全部お客さんが行くから交差をしないんだということなんですね。私はそうかなというふうに思って見たんです。

 きのうの夕方、私5時ごろ行ってみまして、4時半ごろ行ってあそこでずっと見てたんですけれども、大体地下通路に行く人、1階を出てくる人と半々ぐらいなんですね、お客さんは。ここに問題が私はあると思うんです。あそこのホームをおりますと、中央跨線橋へ上る階段とエスカレーターが片方にしかついてないんですよね。片方はエレベーターなんです。エレベーター、恐らく上下するからそんなにそんなにたくさんの人が使えるものではないだろうなという気がしているわけです。そうすると片方の階段とエスカレーターしかない。あれだけずっと長いホームがあっても。これは私は決してお客の利便性ではないと。確かにJRさんとすれば、すべてをまとめて1本の中央跨線橋にまとめるということは合理的であり経済的である。管理がしやすい。そして全部駅舎の機能を2階に上げる。そのとおりだと思います。しかし我々から見た場合は、私はこの周辺の夜おつき合いしている方々、駅前のおつき合いしている方々に聞いてみたんです、この1週間。どうなんですかね、何で地下通路をつぶすのやというのを書いてくれます。何で南跨線橋のエスカレーターあるところつぶすのや。説明してもいやそれはJRとしてはいいかもしれないけれども我々としては不便だというんです。(「簡単に」と呼ぶ者あり)そういう意味で私は南跨線橋は残して、そちらの方にエレベーターをつける。この1本の中央跨線橋だけにするということに私は本当に利便で安全だとは思えないんです、これ見ても。

 それからもう一つ、もし、あってはならないことですが、この朝のラッシュ、夕方のラッシュのときに、災害が発生したらどうする。地震でもいい、火災でもいいんですが、どうするのか。集中してみんながその階段とエスカレーターへ行くだろう。1カ所しかないんですから。1つのホームにたった1カ所しかない。今までは4つですか、6つかな、あるんですが、それ1カ所しかなくなっちゃうんですね。これが果たして安全なのか利便なのか、これらについてお伺いします。



◎開発部長(藤代英彦君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 藤代開発部長。



◎開発部長(藤代英彦君) 4点ほどなわけでございますが、まず一番最初の西口開発に投じた金額はかなり膨大だというお話でございますが、御案内のとおり基盤整備等々あるわけでございますし、マリオス等々もあるわけでございまして、御案内のとおり、500億円以上の投資と申しますか、公共事業等が行われているというのが事実でございます。

 それから、先ほど機能保障に係る市の負担というお話でございましたけれども、議員御案内のとおり覚書の中では北跨線橋を譲り受けるための新しい代替跨線橋を整備するということでございまして、現幅員6メートルあるわけでございますが、それをそっくり移設したものとして私どもは機能として保障すると、機能保障するということでございます。ただ一部合築等がございますので、それらにつきましては移設の費用は負担しなければならないということでございます。それで、今回JRさんから提案されましたいわゆる統合案でございますが、それは幅が広くなっているわけでございまして、機能的にもかなり変わっているものがございます。私どもの保障の基本的な考え方といたしましては、あくまでも現在の北跨線橋及びこれに附帯する部分についての機能を保障するということにあるわけでございまして、先ほどお話ございましたとおりこれから具体的な詰めをしなくちゃならないのでございましたけれども、基本的にはそういった考え方であると、それは覚書にも書いているところでございます。

 それから、北跨線橋と申しますか、自由通路の機能はいつからできるのかと、自由通路をつけていつから使えるのかというお話かと思いますけれども、これにつきましては、覚書でごらんになったとおり、本来であれば代替跨線橋を整備して北跨線橋を譲り受けるというルールにしていたわけでございますけれども、前にも御説明申し上げましたとおり、マリオスの開業を来年の11月を控えているわけでございまして、アルペンスキー世界選手権大会と同様な暫定利用と申しますか、そういったことにつきましてJRに打診いたしているところでございます。当面の、と申しますか、暫定的な利用ということになろうかと思いますけれども、これにつきましては、マリオスの開業時に何とか間に合うようにJRにお願いするということで現在動いているところでございます。

 それから、中央跨線橋につきましては、これから設計等々が進むわけでございますが、この中央跨線橋は代替跨線橋プラスアルファの機能を持っているわけでございますが、この設置につきましては、設計等々を含めますと3年から4年ぐらいかかるだろうというふうに言われてございます。具体的な詰めはまだやっていないわけでございますが、JRの設計等を待って協議するということにしているところでございます。

 それから、具体的な地下通路の上に跨線橋をつくるために人が交差しないような形でというお話あったわけでございますが、統合案なるもので、階段、エスカレーターついている側とエレベーターだけの側というお話でございましたけれども、エレベータープラス階段が片側にあるということでございまして、南北両方向に階段がついている。それぞれにエスカレーター、エレベーターがついているということになっているものでございます。

 それから、4点目でございますが、災害が発生した場合ということでございましたが、これは私どもも心配いたしまして、JR等も確認したわけでございますが、災害時におきましては、駅舎内のお客様につきましては当然でございますが、避難階、地上なそうでございますが、これに通じる階段を利用して駅前広場を避難場所としている。それからホーム上のお客様、要するに鉄道利用のお客様でございますが、在来線当然のことながらストップするということでございまして、ホームのお客様につきましては、JRの職員の誘導でもって避難階に避難できる。列車がストップしているという状態でございますし、ホームがあいているわけでございますから、ちょっと障害物があるわけでございますが、原野と変わらないような状態にはなるのだ。したがって、誘導というのは必ずしも階段あるいは地下通路ですか、そういったものを必ずしも利用しなくても誘導できる方法なのだと、そういう説明は受けているところでございます。

 以上でございます。



◆10番(菅野正君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 10番菅野議員。



◆10番(菅野正君) そうすると、中央跨線橋が完成するのは三、四年後ということで、確かに今はっきりはわからないと思いますが、平成13年には八戸まで新幹線が開通するんですね。秋田も田沢湖も新幹線はもう来年開通するわけですね。そうしますと、東北本線の在来線の方々がたくさん多かったと思うんですけれども、そういうところの方々のは解消される、まだまだ盛岡周辺の在来線あるいは山田線、そういうところから乗りかえる人たちの場合、あるいは駅舎に来る人たちの動線は従来と同じなわけですけれども、これ、本当に確定ということでもって、これでもしJRさんの案をのまざるを得ない、JRが民間会社だから、JRの施設の財産をこれ以上交渉してもできないということなのか。いろんな面で代替跨線橋あるいは自由通路は大体合意したでしょうから、しかし利便と安全というものを再度考えて、再協議の余地は、いろんな面を含めてあるのかないのか、それをまずお伺いしたいと思います。

 次は、申し上げておりましたので、時間がないんですが2つ目の質問です。通告しておりましたので、秋田、宮古横軸とあとは盛岡を中心とする広域圏あるいは県南との縦軸との連携について質問をさせていただきますが、これは昨日もちょっと質問があったように思いますけれども、今この連携軸というのは、国土の問題として、けさの新聞にも国土軸の問題が載っておりまして、中間発表あり、来年の6月ごろ成案としてそれがつくられるということでございます。そうしたときに、この盛岡がこれから商業流通都市として発展をしていく場合に、この地域軸というのは非常に重要なんだなというふうに私は思っております。そういう面から考えますと、まず宮古との連携というのは、やはり盛岡には港がないわけでございまして、今東北の中で、外房のコンテナ定期航路を開設できるのは、八戸、仙台、小名浜なんです。岩手だけがないんです、東日本の東北のですね。この外房コンテナというものは、国際貿易の港を目指しているわけですが、それには宮古市だけではできないわけです。宮古市に例えば東北で使う食料を輸入して、それを盛岡周辺に運び、加工工場でもって加工して、北東北各県に配送するとか、そういうことを考える意味でも、非常に重要な宮古との連携軸だろうと思うわけです。そして、それには帰りの荷物が積めるので、岩手県内で生産をする製品というものを、輸出するものを宮古に全部持っていけば、仙台とか横浜とかそういうところに持っていくよりも輸送費が非常に安くて済む、こういうものが非常に重要な点として今後連携軸の重要な課題になるべきではないのかなと思っておりますし、同時に秋田市においては韓国との定期航路開設を週2回やっております。秋田の方としても岩手の方にそういう輸出するものは秋田港から出してくれという、経済界を中心に今それぞれお願いと協議をしているところと聞いております。そういう面から、やはり中国とかロシアとか、韓国とかアジアから来るものは秋田に入れて、北米、アメリカ、オーストラリア等から入るのは、宮古、あそこは商業港として4万トンの船がつけるようになっている、商業流通港になっているわけですから、そういうふうに連携軸として大きな課題となると思いますが、そういうものも含めて考えたときに、盛岡市が中心となって、これからの課題というもの、それから目指すべきもの、こういうものを連携軸の中心となって研究をし、そして他の市に呼びかけていくということが非常に重要ではないのかなと思いますが、この点については、市長の御見解を賜りたいと思います。



◎市長(桑島博君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 桑島市長。



◎市長(桑島博君) それでは、私から地域連携軸につきましてお答えを申し上げます。

 まさに今、菅野議員が御指摘になったとおりでございまして、私も今日までこの北上川流域を中心とした縦軸、それから宮古−秋田を結ぶ横軸、そういった地域連携に関するサミット、シンポジウム、研究会、いろいろあるわけでございますが、そういったものに積極的に参加をさせていただきました。また、市の職員にもそういった参加を促しておるところでございます。そういう場所でいろいろ調査、研究に取り組んでまいっておるところでございます。議員もただいま御指摘のように、いずれこの縦軸、横軸を問わず、個々の地域特性をそれぞれ主張し、またそれを補い、そしてまた相互に機能を高め合うこと、これが真の地域連携であるというふうに存じておるところでございます。

 そして本市が、今御指摘のようにちょうど北東北の中心でもございますし、扇の要の位置にもありますし、それからまた、太平洋の宮古と日本海の秋田市を結ぶちょうど結節点にもあるということは、地的にも非常に優位性を持っておりますし、また非常に重要な位置でもあるということを認識をいたしておるわけでございます。そういう特性を生かしながら、特にも今回全総が一応中間報告的なことがなされまして、明年6月にそれがまとめられるという段階で、おおよその内容しか承知いたしておりませんですけれども、非常にこの横軸、特にも106号、これを計画の中で十二分に広規格あるいは地域間広域規格、こういったもので宮古に埠頭ができてもコンテナが運搬できるようなそういった道路にしていただきたいということを切にこの計画の中でお願いを申し上げたいと、こういうふうにも思っておるわけでございます。さらに、それが秋田市まで46号で延長されるということも強くこれから望んでまいりたいと思います。

 そういうことになりますと、今おっしゃられましたように、環太平洋ということになりますと宮古が盛岡の玄関口にもなりますし、環日本海ということになりますと秋田が盛岡の港にもなると。非常に大きな夢ではございますけれども、その辺に焦点を合わせながら、これからこの連携軸の中心といたしましていろいろ協議をしながら、お互いに知り合いながら発展をしていきたいと、このようにも考えておるところでございます。先般もお答え申し上げましたが、明年は400年祭でございます。それを記念といたしまして、横軸のいろいろな企画も考えまして、沿線の市町村も呼びかけまして、ともに発展するように努力をしてまいりたいと、このように考えておるところでございます。



◎開発部長(藤代英彦君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 藤代開発部長。



◎開発部長(藤代英彦君) 地下通路の関連で、JRとの再協議の可能性はあるのかというお尋ねでございますが、基本的な方向につきましては先ほどお示ししたとおりでございますので、これからは、具体的には利用者に確かに不便をおかけするということになるわけですから、JRとの今後の協議におきましては、これらを幾らかでも緩和する方策について協議してまいりたいと、そういうふうに考えてございます。また前も御提案ございました、現在の地下通路そのものの空間を将来の東西の動線としてやはり残すべきであろうというお話もございますので、それにつきましてはJRとこれから御協議申し上げながらお願いしていくということになろうかと思いますが、基本的には地下通路廃止あるいは改札口の閉鎖、その方向性については協議はなかなかできないものだろうと、そういうふうに考えているところでございます。

 以上でございます。



◆10番(菅野正君) 議長。



○副議長(菊池正亨君) 10番菅野正君。



◆10番(菅野正君) 横軸の関係に関しまして市長の意欲的な御答弁、大変ありがとうございます。同時に、この東北運輸局が昨年の12月に出した資料がございますが、この中にございますエリアとして、久慈から大船渡までの一つのエリア、それから盛岡を中心とする一つのエリア、それで盛岡から南あるいは県南を本線筋の一つのエリアとして、3つのエリアに岩手は括っておるようでございます。そうした中で、市長お話しのように宮古から盛岡までの106号が、これが計画路線としてなり、これから着実に広規格道路として建設されていくと思います。それで秋田までが構想路線ということでまだ具体的に計画されていないようでございます。これについて、特に106号線の広規格道路の整備というのは、今お話しのように非常に重要な意味を持っておられると思いますので、どうぞひとつ盛岡の市長さんとして全面的に御尽力を賜りたいというふうに思います。

 あわせて産業部長、ちょっと観光問題で……(「一般質問、一般質問」と呼ぶ者あり)どうしてですか。(「立派なもんだから」と呼ぶ者あり)冷やかすのもいいかげんにしてほしいんですが。

 横軸に関係しますと、これは、観光問題というのは非常に重要だと思うんです。来年からはこの観光の振興についていろいろ具体的に検討をなさるということをお聞きしまして意を強くしておるんですが、この中で、東北すべて、夏にピークになって冬に非常に少なくなるという、こういう現象があるわけで、通年型の観光をするのにはどういうふうにそれを解消していくかということだと思うんです。そういう面で一つの参考にと思いますが、これはこんなところで言うなとまた怒られそうですけれども、今、JRと宮古の観光連盟が協力し、あるいはバス会社と一体となって「魚彩王国」という観光を始めたんですね。これは盛岡からJRを使って行くなりバスを使って行くなり、盛岡駅に行ってそこから3コースに分かれてそれぞれの観光をする。非常にテレビでも宣伝していましたし、こういうパンフレットもあるわけでございますけれども、そうしますと、1日行って帰ってきて、他県から来れば、夜は盛岡周辺に、温泉なりそこへ泊まれると。そういうことが一つの今後の観光として、海を使って、やはり海とどう連携をしていくかということが冬の観光の−−そしてその宮古のこの観光の魅力は、地域の伝統というものにも、あるいは地域の方々と触れ合うという、あとは海岸でなければ食べれない食彩を利用して観光客を喜ばせるという、そういう非常に魅力的な施策だなというふうに−−ことしから始まったやつなんです。こういうこともひとつどうぞ御検討の中に入れていただければいいなというふうに思います。

 以上です。



○副議長(菊池正亨君) 要望ですね。



◆10番(菅野正君) 要望です。



○副議長(菊池正亨君) それではお諮りします。

 本日の会議はここまでにしたいと思います。これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○副議長(菊池正亨君) 御異議なしと認めます。よってそのように決しました。

 明12日は総括質疑を行いますので、午前10時から本会議を開きます。

 本日は、これをもって散会します。



△午後4時56分散会