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青森県 六ヶ所村

平成23年 第8回定例会(第2号) 本文




2011年12月05日:平成23年 第8回定例会(第2号) 本文

議長(橋本猛一君) 議員の皆さん、おはようございます。
 これより本日の会議を開きます。
 日程第1、一般質問を行います。
 順次質問を許します。
 6番岡山勝廣議員の質問を許します。6番。


6番(岡山勝廣君) おはようございます。
 通告に従い、一般質問をいたします。
 初めに、平成21年12月の定例会において、六ヶ所村でのFM・AMラジオ放送の受信環境の改善についてご質問させていただきました。
 ことしの3月11日に発生した震災の折も、停電のためにラジオによる情報の入手しか手段のない家庭が多数ありましたが、当村においては、受信環境の悪さから、それすら満足に聞こえず、不安であったとの声が多く聞かれました。
 ある情報支援機関が、岩手県、宮城県、福島県の被災地域の住民を対象とした震災直後から3カ月後まで必要とした情報や、利用した情報機器、ツール等、役に立った情報源など、情報行動に関する調査の結果によりますと、震災以前に利用していた情報ツールは、テレビが87.25、パソコンによるインターネット81.35、携帯電話63.6%、ラジオが46.6%、固定電話が27.7%の順になっておりました。
 これが震災当日は、ラジオが67.5%となっており、ラジオの利用が震災の発生前を大きく上回っております。
 一方で、震災後は、携帯電話37.5%、テレビ33.4%、インターネット19.5%、固定電話7.7%などと、発生前の半分以下になっております。停電や通信インフラの損傷、通信規制などで十分に利用できなかったことを示す結果となっておりました。
 また、実際に役に立った情報源についても、震災当日は先ほども話しましたが、ラジオが64.7%でトップです。2位がテレビ32.1%、3位がワンセグ放送24.2%という結果になっておりました。
 このことは、災害時においては、ラジオが重要な情報収集の役割を果たしているということをあらわしているのではないでしょうか。前回の回答では「村としては総務省や関係機関の指導を仰ぎながら、その実態把握に努め善処したい」とのお話でした。
 そこで、現状では、村としてはどのような対応がなされているのか、改めてお伺いしたいと思います。
 次に、現在、当村には、7カ所の保育所と1カ所の幼稚園が設置されており、平成22年度の村内認可保育所の運営状況を見ますと、定員に対する入所率は約80%となっております。
 確かに周りを見渡すと、村内在住の家庭でも他の町村の保育所・幼稚園に通われているのが見受けられますが、その理由を何人かの人に聞いてみますと、送迎の利便性など、その他いろいろあると思うんですが、さまざまあるとのことでした。最近の保育所・幼稚園を選ぶポイントと言われていることが、第1番に、送迎のしやすさ、2番目に清潔な施設。3番目、所長・職員・保育士が良心的であること、4番目、近所や実際に通っている子供の親の評判、5番目、良心的な保育料金などが挙げられているようです。
 そこで、村としては、このような現状を認識し、把握しているのかお伺いいたします。
 村長の誠意あるご答弁をお願いし、私の質問といたします。よろしくお願いいたします。


議長(橋本猛一君) 村長。


村長(古川健治君) おはようございます。
 それでは、6番岡山議員からございました質問にお答えを申し上げます。
 1件目の六ヶ所村内でのラジオ受信環境の改善についてでありますが、担当課で、総務省東北総合通信局等の関係機関と協議したところ、中継局の増設や出力増強については、電波干渉等を考慮し決定していること、また村単独で増設する場合にも、あき周波数の確保が困難であることから、現在のところこれ以上の改善策は難しいとのことでありました。
 一方、NHKでは、場所と範囲を限定し、調査依頼をすれば、対処でき得るものであれば、対処するとのことでありますした。
 そこで、再度村内の受信状況を確認したところ、避難所区域では受信感度に支障はなく、平沼地区の一部では若干受信感度が低く雑音が入る場所があり、住宅は存在しないものの高圧電線付近の道路は雑音が大きく受信できない状況にありました。
 以上のことを踏まえ、地域情報基盤を利用しての電波再送信も検討いたしましたが、その効果は屋内のみに限定され、車載ラジオ等の屋外での利用はできず、さらには受信側において一般家庭用電源を必要とするため、停電時は使用できないので、住民から問い合わせがあった場合には、NHKへの調査を依頼するための連絡先、あるいは高性能アンテナ、ブースターの紹介等を行うような体制をとっております。
 また、村内各家庭における受信状況把握のため、防災告知端末を利用して調査をする準備をしており、年度内を目途にその結果を取りまとめ、受信感度の悪い地域が特定できた場合には、NHKに調査を依頼したいと考えております。
 さらには、防災対策の一環として、防災告知端末、防災行政用無線を有効活用し、情報提供に努め、あわせて、来年度中には避難所となる小中学校への非常用自家発電設備を整備することとしており、非常時にはこれらの施設から情報収集が可能となりますので、一定の改善が図られるものと考えております。
 2件目の村内の保育所等の現状についてでありますが、現在、村には村立保育所5カ所、へき地保育所2カ所、私立幼稚園1カ所が設置運営されております。
 そのうち定員を満たしている保育所が2カ所であり、他は定員に満たないにもかかわらず、他市町村の保育所へ毎年20人前後入所されております。
 その主たる理由としては、村外に勤務している父母の通勤及び勤務形態などによる送迎の利便性が要因であるものと把握しております。
 なお、将来の保育所運営等については、出生率の低下による施設の統廃合や共働き世帯の増加及び就労形態の変化などによる保育ニーズの多様化への対応と、幼児教育の充実を図るため、保育所整備運営計画検討委員会を設置し、送迎サービスも含めて検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。


議長(橋本猛一君) 6番。


6番(岡山勝廣君) ありがとうございました。
 先ほども言いましたけれども、平成21年12月に同じ質問をさせてもらっています。また、そのときも返事をいただいたんですが、進んでいるものだなと思っていました。が、まだそんなに進んでいないのかなと。それで、普段であれば、ラジオ、家庭内ではそんなに重要でないというのはわかるんですが、そもそも災害が起きたとき、それから移動しているとき、ラジオはやっぱり相当重要だと思います。それが調査結果にも出ています。そして、村内全体を見回したときに、平沼地区って言葉が出ましたが、多分戸鎖地区も悪いと思います。あそこは引っ込んでいます。大事なことは、村内全体を見回せば、この地域的にそんなに多くない。そういう考え方もあるかも知れません。
 例を言います。商品を1,000個つくりました。1個不良品が出ました。確かに1,000分の1です。0.1%です。ところがその1個を受け取った人は100%なんです。供給する側から見れば、0.1%受け取った人は100%なんです。ですから、いろいろな方法を検討しているということなんですけれども、何としても早い時期に、村内一円、家庭の中、それから車で移動中、FMもAMも聞けるような対策というよりも、もう結果を出すために動かなければならないと思います。それについて、今現在、村長から話がありましたが、担当している理事から、今現在の状況と再度、これからいつごろまでに出せそうかも含めてお願いします。


議長(橋本猛一君) 企画・防災部門理事。


企画・防災部門理事(寺下和光君) ただいまの件についてお答えいたします。
 村長の答弁書の中にもございましたけれども、屋外につきましては、ある程度調査は終了しておりますが、家庭内においての受信状況等につきまして把握していないのは実情でございます。このようなことから、告知端末を利用した調査を年度内を目途に実施をいたしまして、結果をとりまとめ、また、再度屋外につきましても、詳細な調査をいたしまして、これにつきましても年度内を目途に取りまとめをしたいと。その後、そういう実態がもしありますと、関係機関と協議に入りたいというふうに思ってございます。
 以上でございます。


議長(橋本猛一君) 6番。


6番(岡山勝廣君) 進めていくということは理解できました。でも、一つ話をしておきたいと思うのは、実際に平成21年の質問の後に、今と同じ価値観でもって動いていれば、もう結果が出ているんですね。それがこれからだということなので、またあと1年かかるでしょう。非常に残念なことだなと思います。やっぱり問題意識はみんなで共有しなければならないし、そのためには問題を一つ一つ解決して、結果を出さなければならないと思います。
 ですから、そういうふうに動くということなので、これ以上はお話ししませんが、やはり「検討します」という言葉を出したならば、行政は継続性が大事だと思います。そういうふうな状況にならないようにひとつお願いして、これは終わります。よろしくお願いいたします。
 次に、保育所、結構村外に行っている。いろいろな状況はあると思います。先ほどの答弁の中にも、送迎についても触れられました。確かにそうなんです。民間の保育所、野辺地も東北町も三沢も含めて、みんな送迎をやっています。そうすると、共稼ぎの家庭では、やはりそういった利便性を第一に選ぶと。そういう傾向があると思います。そしてまた、他町村に村内の子供が預けられると村の方でも相応の負担をしていると思います。ですから、早い時期に、というよりも、いつもこれ、問題を提言して、解決していく方法ではないのか。それが一つ。送迎のしやすさについては、検討すると言っているので、それはいつごろ、どういう形でやるのか、これが一つ。
 二つ目、職員の年齢層がどうなっているのか。やっぱり経験も必要だと思います。しかし、経験が多くなってくると、ある意味緊張感も少なくなり、なれも出てきます。それが子供、親に対して、いい感触を与えているのかどうか。その辺の保育士さんの年齢構成をどういうふうに考えているのか。そのままずっと来ているのか。やっぱり入れ替えを考えながらやっているのか。それが二つ目です。
 料金についても一つ、他町村等ともしくは他町村の民間との比較をしているのであれば、教えてください。
 いずれにしても、それからもう一つ、結構時間がたって、20年、25年、30年、施設が古くなっている。なかなか修理もしてもらえない。所長からお願いすると予算がない。というのも実際に聞こえています。予算がないんじゃなくて、必要であれば予算を確保してやるという取り組み、気持ちが必要でないのかと。これは皆さんもう保育所に行く、子供さんいない人もいます。しかしながら、自分も子供、いってみれば自分の孫も通っているわけです。村民であり、行政職であるわけだ。そうして考えていったときには、ただ、こういった問題を放っておくべきではないなと。そういう点も思いますので、何とか地元の若いお母さんたちが、あそこの保育所にやりたいんだと。村営は最高なんだと思われるような状況をつくれるようにしてほしいなと。
 先ほどの3点については理事の方からお願いします。


議長(橋本猛一君) 福祉部門理事。


福祉部門理事(木村豊治君) 岡山議員の質問に対してお答えいたします。
 まず1点目でございますが、村長答弁にあったとおり、いつごろから送迎を行うかということでございますが、先ほど村長の方からもありました保育所整備計画を今策定中でございまして、築30年以上の保育所、5カ所並びにへき地2カ所ございますが、よりよい建設に早く向けてやっていかなければならないものだと思っておりますし、認定子ども園という形でも考えていかなければならないものだと思っております。子供たちが心豊かに健やかに育つためにも、保育サービスというのは大変大事なものではないかなと思っておりますが、施設の整備に関しましても、古い順に整備を進めていくと同時に、それとあわせて送迎サービスも考えていかなければならないものだと思っておりますが、今すぐというわけにはいかないものだと思っております。
 2点目の年齢構成はどうなっているかということでございますが、村職員採用の保育士34名おります。その方々の平均年齢でいきますと52歳、そして補助的な保育する臨時職員、任期つきも入れますと65名いらっしゃいます。そちらの年齢構成はと申しますと48歳となってございます。いずれにしても、熟年の域に達してございますが、今まで培ってきた保育業務のノウハウはすべて取りそろえてございますので、こういった形で保育業務は万全な体制でいっているものと思っております。
 3点目の料金でございますが、保育料金は厚生労働省で基準を定めてございます。しかしながら、その料金の設定というのは、各自治体で設定するのが自由なわけでございますが、管内、東北町とか、野辺地、横浜、比較してみて、六ヶ所は一番低い金額となってございます。
 以上です。


議長(橋本猛一君) 6番。


6番(岡山勝廣君) ありがとうございます。
 今から、これから委員会、もうつくっていると言っていましたか。検討の課題に上げてもらえるということなので、一日も早くこの問題が解決できるように、これは多分古いのを新しくする、もしくは統合する考え方も出てくると思うんですが、子供たちにとっていい施設であり、親にとっても村の施設は最高だと言われるような方法で、ぜひとも早くに結果を出してほしいなと。
 それから、半分が52歳、半分が48歳、これどうとらえるかはそれぞれ個々の感性、価値観だと思いますが、やはり定期的に新人が入って、この人事ですね。そういったものをやっぱり検討するべきではないかなと。確かになれ、経験は確かにいいと思います。でも、なれがゆえに、相手に対する不安を与える場合もあるんです。特に経験者で、もう長くやっている人でも、そういったのも話しとして聞こえてきますので、含めて、人事に対する適正な年齢構成を考えるべきだと思うんですが、どうでしょうか、これについて。


議長(橋本猛一君) 副村長。


副村長(戸田 衛君) この保育士の関係の年齢層の対応等々でございますけれども、保育所運営のところは、先ほども担当理事がご説明したとおり、現在のこれからの計画を見たところ、少子化の関係で、定員割れを起こしている施設が多くなってきている。この現状ですので、これに対応して、新たな保育士を採用するということは、現在のところは控えております。なぜならば、それはいろいろと定員に対している考え方での、またそれに対応する保育士の人数もありますので、そういう関係もありますから、確かにいろいろと年齢構成を考え合わせて、これから対応したらいいんじゃないかという方向もありますけれども、少子化の関係から、保育所の入所児童の定員割れを起こしている関係もありまして、現在のところは、保育士の対応ということは、例えば早朝保育、あるいは保育所の時間外の延長ですね。これらに対しても今は任期付職員、あるいは臨時職員の資格を持った方々等々で対応しておりますので、その点も今検討委員会の方で一緒に議論をしておりますが、今後統廃合を含めた運営の方法とともにどういう保育士の関係を対応したらいいのかは、これは検討しておりますので、ご理解願いたいと思っております。


議長(橋本猛一君) 6番。


6番(岡山勝廣君) 最後にします。
 人事ですので、いろいろな考え方、それから子供が減っているのでふやせない。これは当然だと思います。だとすれば、やはり経験から来るいろいろな問題も出てくるけれども、考え方を変えて、やっぱり定期的な研修、講習、スキルアップのために、それから初心に返るために。こういったことは検討できないんでしょうか。


議長(橋本猛一君) 副村長。


副村長(戸田 衛君) 保育士の資質を高めるための研修のご提案がございましたけれども、年度ごとに計画を立てて、研修はしております。いろいろなそういうふうな資質の向上のためには研修もしておりますので、その点はご理解願いたいと思っております。


議長(橋本猛一君) 6番。


6番(岡山勝廣君) わかりました。よろしくお願いしたいと思います。
 ただ、技術的な面だけではなく、メンタル、心の面で、保育士さんがお母さんたちとコミュニケーションをとれて、信頼を得られるような、これから指導をしていただきたいと、ここでお願いをして終わります。


議長(橋本猛一君) 以上で6番岡山勝廣議員の質問を終わります。
 次に、11番松本光明議員の質問を許します。


11番(松本光明君) 通告をいたしておりました3点について質問をいたします。
 質問の1点目、災害時の避難について。
 3月11日に東日本大震災が発生し、多くの生々しい映像が報道されております。我が村でも村からの指示を受け、多くの方が避難したところですが、避難の仕方、避難所のあり方について、議会でも議論されてきました。東日本大震災を教訓にし、海に面し、村内で人口の多い泊地区について、次の3点について質問をいたします。
 災害時、津波・高潮に対応できる緊急時の道路通行の対策について。
 階段等を避難路として利用する際の夜間の停電時に備えた防犯灯のあり方、冬期の雪対策、車いすを必要とする方やお年寄り、子供など災害時要援護者の避難対策について。
 泊地区に県が建設した避難所を県と相談して増設する考えはないか。
 質問の2点目、泊入口トンネル付近の整備について、何回となく、景観もよく、トイレつき駐車場の問題を取り上げておりますが、今回の3月11日に発生した東日本大震災においても、高速道路のサービスエリアや空白地が多く利用されました。トンネルが完成し、国道338号の交通量の増加が予想されるが、トンネル内で予想される火災や事故、東通原子力発電所の事故、津波や高潮などの災害に対応できる駐車場を早期に整備すべきだと考えるが、いかがか。
 質問の3点目、道路整備について。
 県道泊陸奥横浜停車場線について。
 昔から泊と横浜町は物流が行われ、地域の糧となってきました。今でも横浜町では、この道路を必要として、横浜町側を整備中であります。3月11日、東日本大震災が発生し、泊地区の多くの方に緊急時の避難道路として、この道路の整備を急ぐべきだとの考えが高まっているが、村の考えをお伺いいたします。
 泊・尾駮間について
 先般、村長は国道338号の山側に道路の必要性を言いましたが、この道路の具現化についてどのように考えているのかお伺いいたします。
 以上、3点について、村長の前向きな答弁を求めます。


議長(橋本猛一君) 村長。


村長(古川健治君) それでは、11番松本議員からございました質問にお答えを申し上げます。
 1件目の災害時の避難について、3点ありましたので、順次お答えを申し上げます。
 1点目の津波・高潮に対応できる緊急時の道路通行の対策については、「津波」と「高潮」は発生の要因や周期が異なりますが、特に津波については1秒でも早く高台へ避難することが基本であると認識しております。
 ご承知のとおり、泊地区において津波・高潮が発生した際の避難経路は津波ハザードマップに示しているとおり、海岸沿いの住民は、村道泊海岸通り線及び村道泊中央線から西側に通じる村道及び生活道路を経由し、高台にある避難施設や国道338号に避難をしていただくことになりますが、泊北側地区は、海岸と国道との距離が狭く、急勾配であるという特殊事情もあるということから、道路新設については厳しい状況でありますが、漁港付近から国道338号バイパスまでの臨港道路を県事業で整備予定であります。
 また、現在ある村道については、避難経路確保の観点からも、拡幅や改良ができるものについては早急に検討してまいりたいと考えております。
 2点目の災害時要援護者の避難対策についてでありますが、泊地区においては県が事業主体となり、急傾斜地崩壊対策事業で、沿岸部の低いところから高台に通じる階段が数カ所整備されているところです。この階段は、防災を目的として設置されたものではないことから、防犯灯や冬期の雪対策等がなされていないのが現状であります。
 村としては、津波から人命を守るという観点から、避難経路として有効な施設だと考えております。
 担当課で現地確認した結果、手すり等の破損が見受けられることから、これらも含めて、防犯灯の設置や冬期間の除雪対策について、県と協議してできるものから整備してまいりたいと考えているところです。
 避難の際、支援を必要とする方々の対策については、消防署及び消防団が優先的に車両で搬送できるようその方々の情報を共有し、万一の場合に備えているところであります。
 さらには、隣近所や自治会等と連携し、地域の特性に応じた体制の構築を図ることが必要であると考えております。
 3点目の県が建設した泊避難所の増設については、当該施設は、平成11年度に県が事業主体となって整備した施設であり、急傾斜地域で災害が発生した際に、食糧、毛布等の備蓄倉庫として使用することとなっており、建物正面の緑地部分が避難スペースであると伺っております。県によると、建物内に避難することを想定していないため、増築などの整備計画はないとのことであります。
 このことから、村としては、泊地区の避難所に指定しております泊小学校、泊中学校に、毛布、非常食等の防災資機材の配備を終え、さらには、来年度中に非常用自家発電設備を整備し、より充実した非難施設として整備を図ってまいりたいと考えております。
 2点目の泊入口トンネル付近の整備についてでありますが、駐車場の問題については、昨年度6月定例会において、観光面から、その必要性をご質問いただいたところであり、今回は防災の観点からの質問でありますので、お答え申し上げます。
 道路管理者である県によりますと、道路管理上の基準として、トンネル内で事故が発生した場合に備え、車両がUターンするスペースを数カ所設置することになっており、防災上の観点からトンネル付近に駐車場を整備することは、その目的と道路の構造上から難しいとのことであります。
 駐車帯の整備については、同トンネルが共用開始した後に、現在の国道338号の管理主体の動向を見きわめてから実現の可能性について検討してまいりたいと考えております。
 3件目の道路整備について、2点ありましたので、お答え申し上げます。
 1点目の県道泊陸奥横浜停車場線についてですが、このことについては、これまでも機会あるごとに議会とともに要望してまいったところでありますが、下北半島に位置する原子力施設で万が一事故が発生した場合は、避難道路として重要な路線であると認識しておりますことから、本村を含めた下北地区市町村で組織する「原子力発電所に係る関係市町村長会議」で取りまとめた要望書にも、通年通行可能とした整備について明記し、去る10月18日、三村青森県知事に要望したところです。その際、知事からは前向きに検討する旨の回答をいただいたところであり、引き続き県に対して強く要望してまいります。
 2点目の泊・尾駮間の国道338号の山側への道路については、これまで農免道路の整備を検討いたしましたが、共有地等の問題があり、村としては難しいとの結論に至っているところであります。
 しかし、万が一の災害に備え、避難道路として活用するため、現在ある農道を可能な部分から整備をしてまいりたいと考えております。
 本職としても、村内の道路整備については、議員と意を同じくするものであることから、引き続き、国・県に整備促進を求めてまいる所存でありますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。


議長(橋本猛一君) 11番。


11番(松本光明君) 1点目についてのこの津波ですけれども、やはり先般の東日本大震災の際には、我が村は幸い難を逃れましたけれども、逃れたからといって安心するわけにはいかないので、地元でありますので、再質問をいたします。
 まず、想定されます今回も明神川に津波がありましたけれども、先ほども言ったように難を逃れました。それでもあの川に皆様もご承知のとおり、岩手県、宮城県であれば、川が一番津波の災害を大きくするのが皆さんもわかったと思います。それで、明神川から六角線ですけれども、道幅が狭い。避難する際、上っていく、おりてくる車が交差をすれば、もう渋滞を招くのが目に見えているのです。その際に、関係機関とできるだけ協議をして、上りの一方通行にするとか、そういう考え方をするべきであるが、その際の考えをお伺いいたします。


議長(橋本猛一君) 企画・防災部門理事。


企画・防災部門理事(寺下和光君) ただいまのご質問にお答えをいたします。
 議員ご指摘のこの六角線につきましては、担当課でございます建設課の方とその対応について十分検討して、今後一方通行にするとか、そういうことにつきまして協議をしてまいりたいと思っております。


議長(橋本猛一君) 11番。


11番(松本光明君) そのことによって、避難の際、スムーズに地元から見ていますと、いくのじゃないのかなという感じがしますので、これを早急に取り組んでいただきたいと。そうすれば、上がっていくのであれば、あそこであれば、車いすを押しながらでも一応は避難をできると思いますので、ぜひともこの対策を早期に講じていただきたいと。
 それから、今度焼山港の方ですけれども、あそこは今度は漁船が停泊しているものだから、船が今度沖に避難すると。そして住民が今度丘の上の方に避難しなければならないと。そうすれば、弁天荘のあの道路、いつも上り降りの車が混雑するわけです。今回もそういう観点から、漁協付近に駐車をしておけば、トラックが波にさらわれるので、中段に駐車をして、船が避難をしている際は多く見受けられました。そういう観点から、この高台、トラックの駐車場、そういうとめ方などを漁協と村が協議をして、いい素案をまとめるべきだと思いますが、その点についてお伺いをいたします。


議長(橋本猛一君) 企画・防災部門理事。


企画・防災部門理事(寺下和光君) 今議員ご指摘の弁天荘からの漁港に下がる道路だと思いますけれども、この道路につきましてもご承知のとおり非常に道幅が狭いという部分がございます。また、聞くところによりますと、先般、道路上に車両を駐車したということも聞いてございます。この辺につきましても、その中段に駐車場が設けられるのかどうか、その辺も実態を把握した上で、担当課と協議をしてまいりたいと思ってござます。
 以上でございます。


議長(橋本猛一君) 11番。


11番(松本光明君) この急なことですので、なかなかあれだと思いますけれども、中段に多くの人が車をとめて、船を避難したのであって、置かないような対策を私は講じてほしいということですので、間違いのないようにお願いをいたします。この質問はこれで終わります。
 それから、停電時の階段を利用する際ですけれども、やはり階段、先ほど答弁にありました急傾斜地、さまざまな階段がついていると思いますが、停電時においては避難する際、今はもう338号線、横1本だけでありますので、いち早く高台に上った方がよいのが一番避難の方法だと私は思います。
 そこで、夜間の停電時に、この階段に夜光性の標識をつけて、ここが階段だって、手すりを上るだけのそういうものを備えつける必要があるが、いかが考えを持っているのかお伺いいたします。


議長(橋本猛一君) 企画・防災部門理事。


企画・防災部門理事(寺下和光君) ただいまの議員から提案のございました部分につきましては、その施設そのものが県のものでございますので、十分ご理解できますので、県と前向きに協議をしてまいり、対処したいというふうに考えてございます。
 以上でございます。


議長(橋本猛一君) 11番。


11番(松本光明君) まずできるものから早急に協議をして実現をしていただきたいと思います。
 それから、キダ橋ですけれども、やはり入口の地権者と相談するならば、車いすで可能なような気がしますので、その辺もひとつ検討していただきたいと思います。
 それから、この3番目ですけれども、避難所ですけれども、先ほどそういう目的で建設されたということですけれども、やはりまだこれも県と慎重に協議をして、多目的に使用できないのか、協議をしていただきたいと思いますが、いかがですか。


議長(橋本猛一君) 企画・防災部門理事。


企画・防災部門理事(寺下和光君) 議員のご質問の部分でございますが、県の方はあくまでも備蓄倉庫として建設したものであるという回答でございました。これにつきましても、担当課を通して、県の方と再度調整をしてみます。しかしながら、県のあくまでも備蓄倉庫という観点がございますので、なかなか難しいとは思いますが、協議はしてみたいと思ってございます。
 以上です。


議長(橋本猛一君) 11番。


11番(松本光明君) できる限りそういう施設があるものですから、やはりそういうふうに、再度慎重に協議をしていただきたいと思います。この件はこれで終わります。
 2点目のトンネル付近ですけれども、やはり県の考えていることと、我々としての、地元に住んでいるこの考え方と認識にずれがあるような感じがいたしますけれども、地元の意見ももう少し再度この現場に出向いて、今後このように避難する際、私はこれを対応と書きましたけれども、そういうふうに利用できるような駐車場を設けておけば、やはり何でも対応できると思いますが、その点について、そういうふうに338号線が村に移管されたならば、真剣にもっと早期に実現をするように検討をしていただきたいと思います。やはり磯の口でも津波がきて、防災放送で海から上がれということになれば、やはり避難の一番先に大きい人数の人が駆け上がれて、集まるのに、そこに至急に集まってしまえば、関係機関としてもこういう対応、浜にいる人はないというか、そういうものがすぐにわかりやすいと思いますので、多目的に使える、利用されるような駐車場、私は駐車場といつも言っていますけれども、みんなで利用できるような施設をつくっていただきたいということですので、駐車場ということだけに頼らず、そういう考え方で整備を進めるべきだと思いますが、その点について、いかがな考えを持っているのかお伺いをいたします。


議長(橋本猛一君) 企画・防災部門理事。


企画・防災部門理事(寺下和光君) 議員の今ご指摘の部分につきましては、村長の答弁にもございましたとおり、今新しくできておりますこのトンネルが共用開始した後に、現在の国道338号の管理主体がどのようになるのか、その辺も見きわめつつ、その可能性について検討をしてまいりたいということでご理解を賜りますようお願いいたします。


議長(橋本猛一君) 11番。


11番(松本光明君) 検討と、前向きに考えていただきたいと思います。これはこれで終わります。
 それから3点目ですけれども、停車場線についてですけれども、先ほどのように要望を5町村でしていますので、できる限り早く実現するようにお願いしたいと思います。
 それから、この338号線の山側の道路ですけれども、やはり使用できるものが可能なところから、先ほども村長がやりたいという答弁でありますが、この点について、できるのであれば、できる限り来年度から整備に入ることを望みますが、村長の決意を再度お伺いいたします。


議長(橋本猛一君) 村長。


村長(古川健治君) ただいまの質問にお答えを申し上げます。
 昨年、338号、道路は複線化が基本ですよということで、可能ならば山側にもということで、現在ある農免道路等の実態調査をいたしました。拡幅して改良するためには共有地等の問題があってなかなか厳しいですよという状況になりましたが、今回の震災等々を含めると、やはり複線化されていくことが避難上も安全安心上も重要であるということでありますので、できるところから新年度から改良してまいりたいと、こう思っております。


議長(橋本猛一君) 11番。


11番(松本光明君) わかりました。来年からぜひともやってくれるということでありますので、ぜひともそういうふうにご要望をいたしまして、質問を終わります。


議長(橋本猛一君) 以上で11番松本光明議員の質問を終わります。
 以上で本日の日程は全部終了しました。
 次回会議は、12月7日午前10時に開きます。
 本日はこれにて散会いたします。

 議事録の顛末を証するためここに署名する。

  平成24年 1月 5日


    六ヶ所村議会議長   橋 本  猛 一


    議事録署名者     岡 山  勝 廣


    議事録署名者     相 内  宏 一