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青森県 六ヶ所村

平成22年 第2回定例会(第2号) 本文




2010年06月03日:平成22年 第2回定例会(第2号) 本文

議長(三角武男君) おはようございます。
 これより本日の会議を開きます。
 日程第1、一般質問を行います。
 順次質問を許します。
 7番高橋源藏議員の質問を許します。7番。


7番(高橋源藏君) おはようございます。
 質問いたします。
 今回私は2点でございますけれども、1点目、海外返還廃棄物受入れについて。
 フランス及びイギリスからの返還廃棄物について、村長はさきの3月定例会において返還廃棄物は「高・低レベルともに包括的には含まれるが、単一返還については立地協力要請後のことであり、含まれているとは考えていない。」との考えを示したところですが、我が国の国際的信用問題や国民、村民も含め1,300億円の国益をかんがみたときに、単一返還が村の交付金等、メリットがあるとすれば、英断をもって対処することを考えるが、村長の考えをお聞きしたい。
 2点目、国道338号線について。
 これは村長ご案内のとおり、国道338号線は、函館を起点に我が村を通過、一部三沢を経由、おいらせ町までとなっておりますが、管理は多分青森県と私は承知している。現状から判断して、1日でも1時間でも早く拡幅または整備すべく国に対して積極的な働きかけをする考えがないのか、この2点についてお伺いを申し上げます。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) 皆さん、おはようございます。
 それでは、7番高橋議員からございました質問にお答え申し上げます。
 1件目の海外返還廃棄物の受入れについてでありますが、ご承知のとおり、3月の議会定例会において「返還される廃棄物を受入れ、一時貯蔵することについては、高レベル・低レベルとも含まれており、包括的には含まれているものと思っておりますが、いわゆるイギリスからの単一返還については、立地協力要請後に放射線影響が等価な高レベル放射性廃棄物と交換して返還するという提案に基づくものであると認識しており、立地協力要請の後でありますので、含まれているとは考えていない。
 また、今後検討しなければならない課題を整理検討し、議員各位のご指導をいただきながら、しかるべく手順を踏んで慎重かつ適切に対処してまいりたい。」と答弁いたしたところであります。
 この単一返還については、イギリスから提案のあった後に、国が原子力委員会新計画策定会議において、単一返還制度の検討を指示、受入れる制度面の検討を速やかに行うべきとし、総合エネルギー調査会電気事業分科会原子力部会において、単一返還は妥当と評価され、今回の要請になったものと認識しております。
 このことからも安全性の検証を最優先に考え、現在県が行っている「海外返還廃棄物の受入れにかかる安全性チェック・検討会」での検討結果を前提に、議員ご指摘の我が国の国際的信用問題やメリットも考慮しつつ、議会のご意見を踏まえ、さらには村の地域振興に寄与する交付金制度の拡充等の状況を総合的に勘案した上で、慎重かつ適切にしかるべき手順を踏んで、前向きに対処してまいりたいと考えております。
 2件目の国道338号線についてでありますが、国道338号線は、本村を南北に縦断し、村民の生活や物流等を担う基幹道路であり、その重要性については、村としても十分認識しているところであります。
 同国道のこれまでの主な整備状況については、県によれば、平成15年に鷹架地区から老部川地区までのバイパスが全面開通、交通の難所であり早急な事業実施が求められている泊・白糠トンネルが去る5月に着工し、泊地区南川の視距改良工事は、ことし秋をもって完了する予定とのことであります。
 また、去る5月24日、担当課が上北地域県民局に出向いて確認したところでは、出戸川付近の視距改良と老朽化した橋梁かけかえの事業について、今年度地元説明会が行われる予定となっていること、加えて旧鷹架小学校付近の視距改良工事も昨年度詳細設計が終了し今年度用地測量に入る計画であり、これらの早期着工に向けて、事業を進める予定であるとの回答をいただいているところであります。
 さらに、昭和55年に事業を着手し、その後の社会・経済情勢の変化により一部が暫定2車線で供用されている倉内バイパスの残区間約1.3キロの整備については、国道の両側が共有地のため、用地買収が極めて困難であることから、現道の敷地内での拡幅案に計画を修正し、昨年2月に地元への説明を行っており、一部地権者から同意が得られていないことなどの課題はあるものの、早期の工事着工に向け、努力したいとのことであります。
 村では、これまでも機会をとらえ、三沢市長が会長を務める「エネルギーの道国道338号線整備促進期成会」を通じて、毎年、道路整備を要望してきたところでありますが、今後とも議会のお力添えを賜りながら、整備促進に向け要望活動を積極的に行なってまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。


議長(三角武男君) 7番。


7番(高橋源藏君) 村長の答弁を聞いて、私は1番目の原子力行政については、村長、議長の計らいにより、我々は今までも視察なり、勉強をさせてもらいました。特に、私が今こういう質問に至った経緯は、先般24日の全協、これに村長、プレス、傍聴者も入っていません。ですから、こういう村民に知らしめるべく、そういう経緯は経ていないものですから、改めて私が本会議でこういうぐあいに質問しているわけです。
 この会議に出席したのは立地基本協定の立会人である電気事業連合会の久米専務理事初め関係者各位、また、当事者である日本原燃株式会社平田副社長はじめ関係者各位様の出席のもと開かれたわけでございます。その協議会において、単一返還について、疑問点、プロジェクトの整合性、自分なりにかなり厳しく詳細にお伺いしたわけでございます。そういう観点から、その結果、私は今まで村長初め行政側の考え、議会等での対応等をまことに正しく評価しています。自分なりに会議の内容を聞きまして、解釈は100%ではないが、一応の理解をできました。その上で、今の質問をしたわけです。
 村長、国益も踏まえ、村益、時期等をよく勘案して、英断をもって対処すべく要望してこの件は終ります。村長、なにかあったら答弁してください。私は要望で終ります。
 それから2点目、これは要するに国道338号線の改良拡幅でございますけれども、自分は特定の場所とか、特定の人物とかを論じることは余り好きな方ではございません。だけれども、どう見ても、特に倉内の道路を見るに当たって、村長も一番利用しているかと思われますけれども、あの橋の状況等を見ますと、とてもではないけれども、私も何か単純に私は終わりたいと思いますけど、現状を見れば、要するに出勤時のあの混雑どうです、それから5時以降の帰りも、これは多分私は村長もそうですけれども、国からの要人の方が来ても、恐らく三沢の飛行場を使っても、八戸の新幹線を使っても、必ずあの倉内の橋を通って、ヘリコプターでない限りは、私は使っていると思う。はっきり申し上げて、大型2台通ることはできません。ですから、その後ろに行列をなして車が並んでいる。これ村長、国会議員とか認めていると思います。
 さらに私が懸念しているのは、私の思い過ごしかも知れませんけれども、あそこの農家、倉内、平沼を赤いトラクターが走っています。左側ぎりぎり走っているんだけれども、行列をつくって常に並ぶものだから、非常に気の毒そうに運転しているように、私は見ている。そいうことを考えると、どうしてもこれは1日も早く直してもらわないと。
 北陸新幹線を福井県の敦賀市は「原子力では協力しているから、早く通せ」と、こう言っているんですよ。我が村も現にはっきり申し上げて、国策である原子力には唯一一番協力していると思いますよ。そういう観点からすると、あの道路は何ですか。国策を受けている村と考えられますか。そういうことを申したくてね。恐らくあのトラクターの運転手たちは、小さくなって左側を気の毒だ気の毒なように運転していると思いますよ。これは私の思い過ごしかも知れませんけれども、これらを1日でも早く解消してくれるように、最後に一言述べて終りますけれども、これは渋滞の要因は、要するに原燃に従事する、これ原燃云々という事業者じゃないけれども、職員も含めて従事する人方がかなり占めているんですよ。出勤時も5時過ぎの、その辺を踏まえると、一言私はうたって終りますけれども、私はこう思いますよ「村人よ、そこどけどけよ、アトムが通る」こういう状況にならないように要望して、私は終ります。以上です。


議長(三角武男君) 以上で、7番高橋源藏議員の質問を終わります。
 次に、12番橋本 勲議員の質問を許します。12番。


12番(橋本 勲君)それでは、4点ほど通告しておりましたので、ただいまより質問いたします。
 まず1点、県内の大学に原子力工学科の設置を要望してはどうか。
 ご承知かと思いますが、国はCO2の25%の削減を国際会議の場で約束したことに伴い、排出量取引制度を創設した。また、それゆえに原子力発電所の増設を推進するというが、専門家の方々の話を聞くところによれば、原子力を専攻する教育の場が国際的に日本は欠乏していると、こういう話を聞いております。特に大学にきちんとした原子力工学科がほとんどないような状況だと言っております。こうした状況は、今の人材不足にさらに拍車をかけるようなもので、原子力事業の安全性にも影響を及ぼすものと考える。
 また、国際的な原子力推進の立場においても、劣勢に立たされるのではないかと不安を感じてやまない。不安を感じることは後で再質問でご説明申し上げます。
 立地村として、この際、県内の大学に、きちんとした原子力工学科の設置を国に強く要望してはいかがなものか。
 それから、2点目、国道338号の拡張整備の早期促進について。
 この件については、むつ小川原開発の促進に必要不可欠な基幹道路と位置づけ、村民に期待され、昭和50年4月に国道に昇格されたことはご承知かと存じます。
 しかし、以降35年たっても未整備の状態であります。このたび国は本村に対し、イギリスからの単一返還廃棄物の受入れについて要請されました。したがって、この問題については、現今において議会全員協議会で勉強会及び議論の最中であり、この機会にこそ、このことを国に強く要望するべきだと思うがいかがでしょうか。
 それから、3点目、新むつ小川原開発株式会社が所有する土地の価格について。
 これは再三質問されていることだと思いますけれども、まずその一つ、ことしはむつ会社の土地を何平米ぐらい購入する予定なのか。
 そしてその価格はどうして決めているのか。
 4点目、むつ小川原港の管理運営について。
 これもまた皆さんご承知のとおり、5月26日付けの東奥日報の朝刊によれば、港湾計画の貨物取扱量の目標値の1%で、重要港湾36港中最低とあり、果たしてこういう状況で今後むつ小川原港の管理運営は存続できるのか大変心配であります。まずこの4点について村長の説明を求めたいと思います。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) それでは、12番橋本議員から4件にわたって質問がありましたので、順次お答えを申し上げます。
 まず1点目の県内の大学に原子力工学科の設置を要望してはどうかについてでありますが、議員ご指摘のように、国内はもとより、世界におけるエネルギー需要は今後さらに増大するものと思われ、地球温暖化抑制の観点からも原子力分野における産業活動や研究・開発の果す役割はますます重要になってくるものと考えております。
 とりわけ原子燃料サイクル施設を抱える本村にとっては、安全・安心を確保する上においても、人材の育成が極めて重要であると認識しているところであります。
 しかしながら、現在のところ東北地方の大学には、東北大学を除き、原子力を専攻する学部・学科を有する大学は1校もなく、県内においては、文部科学省と経済産業省が連携し、大学及び高等専門学校を対象に「原子力人材育成プログラム」を単年度または数年度の事業として実施しているに過ぎません。
 こうした状況の中で、本年5月に、新原子力利用研究・教育・産業の連携を目指し、東北大学「サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター六ヶ所分室」が本村に開所したことは、極めて意義深いことであり、これらの施設を有効に活用していくためにも、県内の大学に原子力専攻学部・学科を設置していただくことは、橋本議員と意を同じくするところであります。
 このことから、先般、原子力委員会委員長代理が本職を訪れた際に、その旨強く要望したところであり、今後とも関係機関に対し積極的に働きかけてまいりたいと考えておりますので、ご支援とご協力を賜りたいと存じます。
 2件目の国道338号の拡張整備の早期促進についてでありますが、国道338号の重要性については、村としても十分認識しているところであります。
 同国道のこれまでの主な整備状況については、先ほど7番高橋議員のご質問にお答え申し上げたとおり、平成15年に、鷹架地区から老部川地区までのバイパスが全面開通、泊・白糠トンネルがことし5月に着工、泊地区南川の視距改良工事がことし秋に完成、また今年度は出戸川付近の視距改良と橋梁かけかえ事業について地元説明会、旧鷹架小学校付近の視距改良工事をも用地測量を予定しているとのことであり、さらに、倉内バイパスの残区間1.3キロの整備については、現道の敷地内での拡幅案に計画を修正し、昨年2月に地元への説明を行い、一部地権者から同意が得られていないことなどの課題はあるものの、早期の工事着工に向け、努力したいとの県の考えを確認しているところであります。
 村では、これまでも機会あるごとに、先ほど申し上げました国道338号整備促進期成会を通じて、その整備を要望してきたところでありますが、今後とも議会のお力添えを賜りながら整備促進に向け、要望活動を行なってまいりたいと考えております。
 3件目の新むつ小川原開発株式会社が所有する土地について、2点ありましたのでお答えを申し上げます。
 1点目の村が新むつ会社から購入する予定の土地の面積ですが、村道平沼高瀬川線の用地が7,500平方メートル、村道原々種農場弥栄平線の用地が6,464平方メートル、合計1万3,964平方メートルとなっております。
 次に、2点目の購入価格については、いずれの路線の公共用地価格として、新むつ会社が提示している価格で1平方メートル当たり5,200円であります。
 この価格は、平成12年の新会社設立後に開催された国、青森県、六ヶ所村などで組織する「むつ小川原開発推進協議会」において決定されたものであり、国や青森県が新むつ会社から公共用地として土地を購入する場合にも適用されることになっております。その線に従って、村では決めているところであります。
 4件目のむつ小川原港の管理運営についてでありますが、むつ小川原港の港湾計画は、むつ小川原開発第2次基本計画に基づき、開発における物流の中核を担う港湾として、石油精製、石油化学、火力発電など「石油シリーズ」に対応した施設を中心に、昭和52年に策定されております。
 このたびの国の公表によりますと、むつ小川原港における貨物取扱量は平成19年実績で当初目標値の1%程度ということでございますが、県においては当初の目標値はむつ小川原開発の石油コンビナート計画がある時点のものであり、オイルショックを初めとする経済社会情勢の変化に強く影響を受け、関連する貨物需要が発生しなかったことが原因であるとしております。
 また、今後の見通しを県に確認したところ、むつ小川原港は、国の重要な施策とも言える原子燃料サイクル関連事業の使用済み燃料の搬入や、今後見込まれるMOX燃料の搬出を行うため、必要不可欠な輸送手段であるという事情を踏まえると、同港の管理運営の存続は可能であるとのことでございます。
 村といたしましては、むつ小川原港の安定した管理運営につながるよう、より一層企業の誘致等に努め、同港の需要創出を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げて、答弁とさせていただきます。


議長(三角武男君) 12番。


12番(橋本 勲君) 議長、この大学といっても私も今の原子力は、これは皆さんご承知のとおり、異口同音だと思いますが、我が村の現在、将来においてかけがえのないいわば基盤だと思っておりますので、再質問に入る前に、ちょっとだけ7番の質問に触れるかもわかりませんが、お許しいただけますか。


議長(三角武男君) はい、どうぞ。


12番(橋本 勲君) 7番の先ほどの質問に、村長は非常に貴重だといいますか、慎重な答弁をなされた。例えば、村の地域振興にこれが寄与するのかどうか一歩一歩前進していただきたいと。こういう答弁をしたと私は理解しておりますが、私はここで私自身、村長のそういう姿勢に対して、心から賛同したいということを冒頭に申し上げて、再質問に入ります。
 村長は国の原子力に対する重要性、位置づけを説明されましたけれども、今村長は、我が村にサイクルトロン、これは前にも新聞に出ておりました老部川の住宅地に設けたと、こう言っておりますけれども、この件について先に触れますが、もう少し村も積極的に何となくあの建物が果たしていいかなと。建物と中身を比較して議論するのは余りよろしくないかもわかりませんけれども、もう少しどこかいいところに、喜んで来てくれる、学生さん方も学びやとして非常に愛着心を持てるようなものをむしろ全額村費をもってつくってやるべきじゃないかなという、そういう思いがしております。この件についてが1点。
 それから、村長もいろいろと調べたようでありますけれども、私の質問にもあったとおり、CO2の問題もさることながら、原子力委員会が戦略策定として、いわば経済的な効果を国は、エネルギーとして国際的にも原子力に依存しなければいけないと、こう言っているわけですね。まさにそのとおりかと思うのであります。そこで、なぜこの教育の人材を私が持ち上げたのかというと、先般の新聞報道によっても、ベトナムの発注の4基中ですか、2基中、よその方にとられたと。当然、日本の閣僚たちは日本の技術が優れていますので、日本に受注できるものだと、そういう考えを持っていたようでありますけれども、どうも最後になってみたら、中国ですか、あるいはインドですか、そこに受注されたということで、非常に残念だと、こう言っていましたけれども、あとその後残っている部分についても頑張りたいんだと。トップセールスが必要だと。こう言っておりますが、なぜこういう人材が不足した場合に、あるいは日本が国際的にマーケットを求めてそこに行く場合に、日本の技術というのは非常に台湾あたりは高く評価しているわけですよ。そうすると、日本の技術をもって、日本の人材でつくって管理運営なども当分見てやらないと、先ほどなぜ不安だかというと、中国とかインドというのは核保有国ですよ。インドもたしか持っていると思います。そういうところにすばらしいそういう原子力の技術を持ってもらうのは、国際的な平和の観点から考えても余りよろしくない。そういう平和の理論をちゃんと鳩山さんも訴えているわけですから、特に日本は強く。ですから、日本の原子力の従事者をきちんとそこに雇用させて、そういうことのないように国際的な貢献もしないといけないなと、そういう思いでこのことを強く今村長に質問したところであります。
 そこで、担当課長も調べていると思うのでありますが、大体日本の国で大学院を入れれば学校はどのぐらいありますか。簡単でいいですが、わからなかったらわからなくてもいいんですが。


議長(三角武男君) 企画調整課長。


企画調整課長(鈴木洋光君) 大学及び大学院の数については、承知してございませんけれども、大体全国で原子力工学を専門として、そういう学科なり学部のある大学については、20校前後ではないかと思っております。


議長(三角武男君) 12番。


12番(橋本 勲君) 私も調べておりますが、大体これはその時点恐らく大体770校ぐらいあると思います。正式には764校かな、平成8年のものを見ますと。そのうちで国公立が83校ぐらい。86校というのもありますけれども、その年次によって違うでしょうけれども、ほとんど村長も言ったとおり、そういう専攻するものがない。あったとしても研究部門、それから大学院に行って、最終的には教授にすると。そういう傾向が強いということを文部科学省も認めているわけであります。それではやっぱりいけないなと。村長も同じ考え方で、そういうことを要請してまいりたいということでありますから、ぜひとも村長やっていただきたい。これはそうしない限り、村も国も最終的には非常に不安な状態になると思うし。
 ところで、これもご承知かと思うのでありますが、国は福井の私立大学、福井工業大学、そこに補助金を出してやっています、大学院とか、大学などに。もちろん大学院と大学を分けてやっておりますけれども、こういう状況をきちんととらえて、村長がさっき言ったとおり、我が村にも、あるいは最低でも県内の大学にそういう働ける意欲のある工学科をつくって、そこで人材の育成を図るべきだということを村長も同じようでありますから、これはここで要望して終ります。
 それから、国道338号線であります。これも7番議員からるる必要性については村長も認識されて、「やります」と、こういうことでありますが、これも担当課長いますか、これは都市計画を村につくる段階でどれだけ議論したかということですよ。その重要性というものはもちろん7番議員も質問しましたけれども、その辺を私はどの程度理解しているかと思ってお聞きしたいんですが、我が村の都市計画はいつごろ制定したのか。わかっていたらひとつ教えてください。


議長(三角武男君) 企画調整課長。


企画調整課長(鈴木洋光君) 済みません。都市計画は私の方なので、私の方から答えさせていただきます。
 まず、都市計画区域でございますけれども、昭和53年6月10日に、泊の地域を除いて、1万9,010ヘクタールを指定しております。そして、市街化区域と市街化調整区域の区域区分を昭和54年5月8日にやっております。それから同時に用途地域も指定しております。あと、都市計画道路については、昭和56年4月に決定しております。県決定と村決定、同時に決定しております。以上です。


議長(三角武男君) 12番。


12番(橋本 勲君) ほぼ間違いがないのではないかと思うのでありますが、都市計画の政令指定は53年4月だと、三沢と関連しました。
 それから、今言ったとおり道路計画というのは56年4月です。3年間ありますけれども、これは八戸工業地域と三沢と六ヶ所と関連して何としてもここにこれだけの当時は石油精製でありましたけれども、そういう工業地帯をつくるためには欠かせないんだと、この道路をきちんと整備しない限り。という思いで、そういうぐあいに都市計画も道路計画も決定しているわけですから、その辺を理解して、もう少し汗を流してほしいなと。これは故土田村長の言葉を借りれば、これは中国の言葉だと思うんでありますが、「城をつくって道をつくらず」まさにそのとおりです。私が申し上げているとおり、35年たっても、コーナーの補修、修正は要所要所やっておりますけれども、幸いに先般、これ村長も出席していると思いますけれども、泊と東通のトンネルが着工することになった。これと関連しまして、1日も早くこのことを、この機会に今この機会を逃すと私は二度とこういう機会はないと思うんですよ、7番が申し上げているとおり。ぜひとも村長、その辺に視点を置いて、もう少し汗を流して、1日も早く拡張整備されることを強くお願いをします。村長もう一度聞かせてください。このことに対する意気込みをもう一度聞かせてください。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) ただいまの338号線にかかわる部分についてお答えを申し上げます。
 自分も338号線は八戸、三沢、六ヶ所、昔からこの道路は海岸線を通した弾丸道路の計画もあったようでありますが、その後のさまざまな経済情勢等々で進んでいない状況でありますが、今三沢も含めて、338号線は「エネルギーの道」と名づけて、ぜひ整備していただきたいと、もう数年かけて県、それから国へも強く要望してきたところでありますので、今議員からもありましたので、この機会をとらえて、チャンスととらえて、ぜひ一生懸命対応してまいりたいと、こう思っております。


議長(三角武男君) 12番。


12番(橋本 勲君) ぜひひとつ汗を流していただきたいと思います。
 それから、3番目のこのむつ小川原株式会社の関係について、村長からはことしは1万3,964平米、二つ合わせて。こういうことがあって、今まで提示されたというとかなり前のことではないかなと、昭和47年に土地開発公社が設立されて、線引き内の土地の価格を設定したわけでありますが、まずその前に、この1万3,964平米を買うと、金額はどのくらいになりますか。


議長(三角武男君) 産業・建設部門理事。


産業・建設部門理事(佐藤里志君) これは、建設課の方の今年度予定された原々種農場線、それから平沼高瀬川線の関係なんですが、金額的にはこの面積を買うとすれば、7,200万円ほどになります。以上でございます。


議長(三角武男君) 12番。


12番(橋本 勲君) 本来ならば、むつ会社の年間の収支決算あたりを見てみたいと。そうすると、村が7,200万円ぐらいこれを買収すれば、どの程度ウエートを持っているのか。なぜかというと、村のこういった村に買収していただくことによって、現在の新むつ小川原会社の運営管理が、これに依存しているのではないのかなという思いがしてならないのであります。新むつ会社の形態は変わったといえども、これは、開発の基本となる土地を所有している会社でありますから、みずからもっと企業の誘致をするべきだと、そういうことを要請したくてこれを聞いているのであります。
 そこで、この7,200万円はいいのでありますが、価格が依然として何10年も変わっていないということは、どうも国の公平、村長のいう公平、公正という点からいうと、私がここだけがこういう網をかぶっているということがおかしいなと。
 なぜ、もう一つ加えると、自分たちが当時工業専用区域としてかたくなに用途を否定してきたのに対して、別の用途ですよ。それは現在、これはお互い様ですよ、農地として開放したり、あるいはいつかは使用料を取るかどうかわからない。そういうことをしたり、いろいろなことをやって、例えば税金の問題でもそうでしょう。法律をつくって、払わなくても、猶予してくれと。そういう現在は36億円ぐらいですか、またこれは来年あたりに期限が来ると思うのでありますが、これもまた猶予してくれと来る。まさに自分たちの都合のいいことを法律をつくってやっている。村のお願いは一つも聞いてくれない。どうも偏するところがある。偏り過ぎているところがある。そういうことから私はあえてこのことを質問しているのであります。どうですか、村長、現在、普通の農家の土地、あるいは農家以外の村民が持っている土地というのは、当時の昭和47年ごろにもうほぼ返っているじゃないですか。恐らく10アール当たり2、3万円で売買しているところもあるかもわかりません。この昭和47年に10アール当たりはね上がりしたというのは、これもまたご承知のとおり、田んぼの1等地が76万円ですよ。それから1等地が72万円、畑が1等地が67万円、2等地が63万円、3等地が60万円、原野も言いますけれども、1等地が57万円、2等地が54万円、3等地が51万円になっている。これが今なお、その中だけがそれを遵守しているということは、恐らく日本の公示価格は毎年変わっているんですが、これは企画担当かな。毎年、恐らく上っていない、下がっていると思うんですよ。それに相応して、この地域もそうするべきだと。これは議長も再三要望しておりますけれども、村も買うときには、そういうことを理由にして、もう少し単価を下げてもらうように。
 しかもこの地域だけに補助金を経済産業省から恐らく平米当たり5,000円か2,500円、そういうものを補助していると思うのでありますが、土地を売ることによって、我がむつ小川原開発の進展の基盤でありますから、これはそのことは大いに結構でありますけれども、もう少し企業が買いやすい、あるいは私たち村も、自治体も将来の道路の決定をする場合に、その線を定める場合に、その用地は、これはもう少しこういう状況を考えて、応分の価格を私は設定するべきだと思います。
 そのとおりですよ、ここだけが何10年も変わらないということは、日本はご承知のとおり法治国家ですよ。どうも私には解せない。当時私が担当した者としても、はっきり言えるその辺は。そういうことを機会があったら、我がむつ小川原開発対策特別委員会の機会があるでしょうけれども、こういったところは強く要望してまいりたいと。村長いかがですか。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) ただいまの質問にお答えを申し上げます。
 ただいま議員からも質問がありましたように、特別委員会の方でも毎年のように新むつ小川原株式会社の方には土地の問題も要望してきた経緯はあります。長い間どうも村が買う土地の購入価格が高いのではないかというのは議会も村民にも大いに声がありますよと。こういうことも踏まえて、先般むつ小川原開発経営諮問会議があった際、事前の話し合いのときに「村には土地が高いという声があるので、その部分も提案してみたい」と、こう言ったら、「いま少し会社でも経営状況等を考えて、工夫しているのでありますので、その部分については機会を見て、考えてください」ということがあって、直接には提案しませんが、自分も議会等から声がありますし、過去数年にわたって土地が高いということが話題にされていますので、社会経済状況等に合わせた応分の値段にするのが正しいのではないかと思って、機会があれば、その部分も触れていきたいと、こう思っております。


議長(三角武男君) 12番。


12番(橋本 勲君) 村長、元気を出して、トップになる人はしたたかさがなければならないと、こう言っているんですよ。だからしたたかさをもって、これは言いにくくとも強く要請して、村民のために頑張っていただきたいと。そのことも強くお願いをしておきます。
 それから、4番目のむつ小川原港の関係であります。
 これは村長の答弁の中にもありました。36港中その最低とあります。最低でも物には限度があると思うが、1%だと。国土交通省の前原さんが何と言っています。「見直しをしなさい」と言っているわけでしょう。当然むつ小川原港は入る。見直しをしたときにどうなるか。しかも村長の答弁にもあったけれども、この基幹産業、このときには石油精製だったと。だから「今そういう目標を達成することは当然のことながら不可能だ」と、こう言っている。これはだれが言っていると思いますか、県のむつ小川原の担当課長ですよ。私から言えば、非常に失礼な言葉になるかもわからない。「ばかなことを言うな」と、言いたいんですよ。「何10年もそういうことをわかっていて、だまってきているのか県は」極めて怠慢だと。いや、聞いていますよ、これ新聞にも載っているわけですから。そういうことを考えるような担当課長がいるとしたなら、大変ですよ。まさに村長、県はみずから言っている包括とはこのことですよ。要らざることを言わなくてもいいんです。県は指導機関であり、監督機関ですよ。市町村、自治体を包括しているのが知事ですよ。機会があったらそう言ってください。そういう課長がいるということは、極めて残念だなと。そしてどう見直すのか、これから。
 村長はいろいろと苦心しているようだと言っていますけれども、これは早急にやらないと、仕分け事業でもってアウトされたらどうなりますか。国交大臣が「見直しをしなさい」と言っているわけですから、これはいの一番になりますよ。もう少し重要性というものを考えて対応してもらわないと困りますので、機会があったら村長、県知事にも密室でやらないで、正々堂々と公開の場で申し入れしてください。村長、もう1回この件についてひとつ答弁してください。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) 今議員からありましたむつ小川原港の最低1%、自分も新聞の記事をここに持っていますが、議員が怠慢でないかという部分が出ましたが、自分も数10年も同じ目標をそのままにしておくというのは、そういう言葉になるのかなと、こう思っています。むつ小川原港は重要港湾でありますし、将来もし核融合エネルギー研究センター次世代の部分が来ると、20年後の部分を見ると、これはつなげていかなければならないと、こう思っていますので、この目標等々も含めて、ぜひ見直していくようにと要望してまいりたいと、こう思っております。


議長(三角武男君) 12番。


12番(橋本 勲君) 私の質問が4点にわたりましたが、4点ともに村長の答弁は極めて意欲的でした。私は快く村長の答弁を受けて、私の質問をこれで終ります。


議長(三角武男君) 以上で12番橋本 勲議員の質問を終わります。
 次に、6番岡山勝廣議員の質問を許します。6番。


6番(岡山勝廣君) おはようございます。
 通告に従い、一般質問をいたします。
 近年子供たちの暮らす家庭のトイレのほとんどは、洋式化されていると思われます。また、小学校へ入学して初めて和式トイレを経験する子供たちもあり、利用する機会がないため、その使い方がそもそもわからないという状況もあるようであります。かつて、暗い、怖い、汚い、臭い、壊れているという5Kと呼ばれた学校のトイレも今ではかなり改善されているようであります。
 まず、トイレの洋式化ですが、メーカーのTOTOによりますと、現在購入している学校向けトイレの約8割が洋式だといいます。やはり様式化は学校でも進んでいると思われます。トイレ関連企業により1996年に設立された学校のトイレ研究会によりますと、2009年度において全国で築後20年以上の小中学校は全体の84%にのぼり、そのうち6割がトイレの改修を行っていないといいます。ということは、全国のほとんどの学校がまだ和式トイレのみが多い可能性が高いと見られます。六ヶ所村内においても、子供たちの中には、学校のトイレに行けずに、家に帰るまで我慢しているとの声も聞かれます。
 そこで、村内の保育所、小学校、中学校では洋式のトイレの普及率はどの程度なのか。
 また、今後の改善計画等を考えているのか、村長のお考えをお伺いいたします。
 次に、村では、ナガイモ生産農家のために、ナガイモ用のコンテナを準備、購入していると聞いております。そうした中で、農家の方々から思うように使えないとか、利用料金について疑問の声が聞こえております。また、コンテナの壊れたものの処分方法や在庫等についてどのような管理をしているのか、現在の状況をお聞かせいただきたい。
 3番目として、平成20年3月のスポーツ交流事業に対する取組みについての一般質問の中で、村内の宿泊施設の整備、主にろっかぽっかの宿泊施設の併設についてお伺いいたしており、村としてもさまざまな協議をなされていると思います。そこで、私もたびたびろっかぽっかを利用させていただいておりますが、何気なく周りの地形をながめていて、この穏やかな起伏を生かせるものはないのかと考えることがしばしばありました。そこで、ろっかぽっか周辺に小さい子供でも気軽にそり等の雪遊びに利用できるミニスキー場のようなものを設置し、赤ちゃん、子供がいて、雪遊びをさせたいが、遠出ができずにいる人々のために、また、子供たちと一緒に雪遊びができ、温泉に入りゆっくり宿泊できる施設があればと考えております。
 2008年のレジャー白書によりますと、国内のスキー人口は空前のブームとなった1987年から比較し、3分の1近くまで減り、スキー場の数も約2割減少しているとのことであります。この現状となっているのがやはり費用の問題だとのことです。調査の結果を見ますと、1回当たりのスキーの費用は約2万円前後とのことでした。このような時代ですので、費用も余りかからず、手軽に利用できる施設の需要はあるのではないでしょうか。
 以上のことを踏まえ、家族の健康増進、親子のふれあいの場として、ろっかぽっか周辺へのミニスキー場、そして宿泊施設等の設置について再度ご検討できないかお伺いいたします。
 4番目として、昨年の12月の一般質問にて、尾駮レイクタウン北地区造成地の緑化対策についてお伺いしておりましたが、その時点では防砂ネット、植樹等の対策を進めているとのことでしたが、やはり現状においては十分な対策とは言えないと感じます。そこで、さらなる魅力ある住宅街を形成するために、防風林を備えた自然公園、宅地の芝生化、またそれらを適切に管理する仕組みづくりなどの環境対策が検討できないかお伺いいたします。
 最後に、宮崎県で牛や豚の口蹄疫が拡大することを受け、本県では防疫対策が開かれ、宮崎県から牛などを仕入れた畜産家は現在はないものの、消毒などの感染防止策を徹底することを確認しております。県は予防のかぎとして、部外者の畜舎立ち入り禁止の強化を掲げ、励行を求め、また、青森空港の国際線全便での帰国者の靴底消毒などの取り組みをしているとのことであります。さらに、種牛30頭がおります。つがる市と野辺地町の県産業技術センター畜産研究所にアーチ型の車両消毒器を配置する計画とのことであります。当村も県内では畜産業の盛んな地域でありますので、村としてはどのような対策を講じているのかお伺いいたします。村長の誠意あるご答弁をお願いし、私の質問といたします。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) それでは、6番岡山議員からございました質問にお答えを申し上げます。
 まず1件目の保育所、小学校等のトイレの洋式化について、2点ありましたので、お答えを申し上げます。
 1点目の洋式トイレの普及率についてでありますが、まず、村立保育所については、全体でトイレの数が30カ所で、洋式が15カ所と普及率は50%となっております。へき地保育所については、13カ所のトイレすべてが和式となっております。
 また、学校は小学校5校、中学校4校の計9校あり、トイレは256カ所設置されており、このうち洋式トイレは小学校が全部で58カ所、中学校が13カ所設置されております。普及率では28%となっております。
 2点目の今後の改善計画についてでありますが、議員ご指摘のとおり、生活スタイルの洋式化や、下水道の整備普及に伴い、新たに設置されるトイレはほとんどが洋式と思われ、今後一層洋式化が進むものと考えられます。したがって、こうした生活環境の変化に対応した施設、設備を進める必要があります。村としても子供たちが安心して学べる快適な保育、教育環境の整備を進めることとしておりますので、保育所や学校などを初め、公共施設のトイレについては、洋式化を進める必要があるものと考えております。既に建設中の尾駮小学校のトイレについては、8割程度洋式化することにしており、今後整備予定の箇所、(仮称)七鞍平小学校についても同じような整備方針で進めることといたしております。
 また、これ以外の保育所や小中学校についても快適な保育、教育環境の整備という観点から、できるだけ早い機会に関係機関、保護者等の意見を踏まえながら、年次計画により改善整備を図ってまいりたいと考えております。
 2件目のナガイモコンテナの利用状況についてでありますが、本村のナガイモ生産は、土壌、気候等の栽培環境に適し、古くから栽培が行われ、近年では栽培技術の高位平準化により、耕種農家の主力栽培品目となっております。しかしながら、搬送及び運搬に多大な労力を必要とすることから、農家の作業負担軽減を図ることを目的として、平成16年度から平成18年度の3カ年でスチール製コンテナ購入事業を実施し、1,900基導入しております。
 ご質問の農家が思うように使えない、利用料金について疑問の声があるとのご質問ですが、ナガイモ価格の安定や輪作体系の確立等によって、栽培面積も拡大し、既存のスチール製コンテナ数では恒常的に不足しているのが現状であります。これを受けて、平成21年度から本年度にかけてナガイモコンテナ購入事業を実施し、1,000基導入する予定となっており、総コンテナ数は2,900基となることから、ナガイモ栽培面積が拡大しても十分対応が可能であると考えております。
 利用料金については、ゆうき青森農業協同組合コンテナ・パレット貸出規定で利用料金及び利用期間が定められ、農家の方々はコンテナ1基当たり180円の利用料を支払い活用していただいております。
 また、壊れたものの処分方法や在庫等について、どのように管理しているかとの質問でございますが、過去に導入したコンテナにおいて全壊したものはなく、一部破損したものについては、農家から徴収した利用料金を修繕費用として充当し、対応していると伺っております。
 次に、在庫管理については、個々の農家のナガイモ出荷登録面積に応じて、コンテナ貸出数を決定し、貸出状況、返却状況をシステムで一括管理し、在庫状況を的確に把握して運営しているとのことであります。
 いずれにいたしましても、個々の農家の利便性や生産性向上のため、関係機関と連携しながら対応してまいりたいと考えております。
 3件目の村内の宿泊及び娯楽・スポーツ施設の設置についてでありますが、まず、宿泊施設については、平成20年3月議会で「屋内スポーツ施設の中に宿泊施設が可能かどうかを協議してまいりたい」と答弁したところであります。その後、庁内でのワーキンググループの検討結果を踏まえ、エネルギー関連研究開発に伴う、研究者や研修者の増加等もあり、さらに「交流の場」、「学習・教育・研修の場」、「スポーツ振興」等に寄与できる利便性の高い施設として整備する必要が高いものとして、60人規模の宿泊可能な「総合研修センター」を昨年8月に長期事業計画に盛り込んだところでありますが、さらに具体的な計画内容の検討を進めてまいりたいと考えております。
 次に、ミニスキー場についてでありますが、冬季間の積雪と寒さの厳しい本村では、屋外でのスポーツ、レクリエーション活動が制限されている状況にあります。第3次総合振興計画にも、すべての年代で継続的な運動習慣の確立という目標を掲げていることから、村としても冬季間の体力維持のためのスポーツ施設は必要と考えているところであります。
 お尋ねのろっかぽっか周辺の地形を利用したミニスキー場の設置などを含めた再検討ということでございますが、親子でふれあえる緩斜面かつ短い距離のコースを想定するものと推察いたします。近年、スキー、スノーボード等、スキー場への足を運ぶ人口が激減していると言われておりますが、村内に冬季のスポーツ、レクリエーション施設がないことから、村民は自家用車で近隣市町村のスキー場に出向いて利用しているのが現状であり、村民の健康維持と冬季スポーツ、レクリエーションの普及振興のため、貴重なご意見と受けとめさせていただきます。
 村といたしましては、村内の既存体育施設との位置的整合性や合理的運営、さらには交通の利便、需要の予測、収支等について検討してまいりたいと考えております。
 4件目の尾駮レイクタウン北地区造成地の防砂対策についてでありますが、尾駮レイクタウン北地区は、工事着手から本年度で5年目となり、宅地分譲に関しては5月末現在で25区画、そのうち住宅は12戸建設され、現在も7戸が建設中となっております。
 ご質問の防砂対策ですが、ご承知のとおり、これまでに宅地用地への芝播種工事や道路沿線の植樹工事、防砂ネット設置工事を実施し、防砂対策に努めてきたところであります。
 しかしながら、いまだに砂塵による苦情があることから、本年度はさらに防砂対策として、4期造成工事において施工範囲約3.2ヘクタールの一部に種子付シートの張り付け及び芝播種を実施し、造成したまま放置しない方策をとるとともに、その東側約2.45ヘクタールと芝の薄い宅地用地への芝播種工事も6月中に発注する予定としており、工事終了後は、景観を損ねないよう適切に管理してまいりたいと考えております。
 また、今後の対応として、給食センター予定地の東側に植樹を実施したいと考えております。
 自然公園の設置については、地区内に計画している3カ所のうち、今後整備予定の2カ所については、十分な防砂機能を持たせつつ、周辺の環境にマッチした憩いの場として整備してまいりたいと考えております。
 5件目の口蹄疫対策についてでありますが、初めに、口蹄疫は、家畜伝染病の一つで、牛や豚などの偶蹄類が感染するウイルス性の急性伝染病であり、日本では家畜伝染病予防法において法定伝染病に指定されており、感染が確認された場合は、感染拡大防止対策が講じられ、半径10キロメートル圏内のすべての牛や豚等を対象に移動制限され、飼育する家畜はすべて感染した家畜とみなし、殺処分の対象となります。
 しかし、人に感染することはなく、感染動物の肉や牛乳を摂取しても人体に影響がないとされております。
 村としてはどのような対策を講じているのかというご質問でありますが、感染防止に努める必要性があることから、緊急対策として、畜産農家に消毒槽の支給と消石灰を配布したところであります。
 なお、ゆうき青森農業協同組合から去る5月24日に口蹄疫の防疫対策に対する支援要請の要望書が提出されておりますので、村としては要請内容を踏まえて早急に支援対策を講じてまいりたいと考えております。
 今後については、国が実施する感染拡大防止対策、県が実施する県外からの感染防止対策等の情報を的確に把握し、関係機関と連携しながら、連絡体制の強化を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどをお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。


議長(三角武男君) 6番。


6番(岡山勝廣君) それでは、最初にトイレについて再度聞いてみたいと思います。
 まず、保育所で普及率が50%ですね。そして、へき地はゼロだと。それから小中学校が28%、この数字を聞いて、びっくりしました。それで、2年、3年前にはたしか教員住宅のトイレ化を村の方ではやった経緯があると。さて、この現状について、保育所の方の担当課長、そしてまた小中学校の担当、次長ですか、課長ですか、聞いてみたいと。どういうふうに思っているのか。認識しているのかをお伺いしたいと思います。


議長(三角武男君) 福祉課長。


福祉課長(中村嘉悦君) 福祉課、中村と申します。
 それでは、まず村長が答弁されております子供たちが安心して過ごせるような保育環境の整備ということが重要ですので、早目にできれば、その整備に努めたいと思っております。整備しなければならないと思っております。


議長(三角武男君) 教育次長。


教育次長(佐藤 健君) それでは、学校のトイレについて私の方からお答えします。
 現状は28%の洋式化ということで、この数字をどういうふうにとらえるかということですけれども、少なくとも青森県内の学校全体、小中学校全体の洋式化の状況から見ると、そんなに低い数字ではないと理解しています。青森県内に小中学校が大体520校あって、そのうちの76%ちょっとが洋式のトイレがあると言われています。1個でもあると洋式化があるということになりますので、中身を見ますと、普及率は県の学校施設化の方でも正式には把握していないんですけれども、洋式トイレがあるかどうかについては、今言ったように76%があるということですね。ですから、中身はちょっとわかりませんけれども、うちの方は学校に洋式のトイレがあるかどうかという観点から見ますと、少なくとも各校に2カ所以上は設置されています。多いところは泊小学校で26カ所ついていますので、その意味では決して低い状況ではないと理解をしています。以上です。


議長(三角武男君) 6番。


6番(岡山勝廣君) 保育所の方は早急にやるという答えたので、私が聞いているのは、どういうとらえ方を認識しているかということなんです。
 それから、教育委員会の方では、青森県内に比較すれば低い方ではないと。それもちょっとまたおかしい話で、青森県がどうだから、日本国がどうだ関係ないんですね。六ヶ所村として、今の現状でいいのかどうか。村長の今までの考え方でいろいろなことを言ってきていますけれども、その状況の中で、どういうふうに思っていますかと私は質問したはずなんですが、ちょっともう1回それについて担当課長と次長にお願いします。


議長(三角武男君) 福祉課長。


福祉課長(中村嘉悦君) 保育所の整備状況については、実態は泊地区の方は大体、泊は6カ所中5カ所、泊第二は6カ所中6カ所とか、終っているところもあります。ただし、古い建物、尾駮、平沼、千歳平地区については、尾駮地区については5カ所中1カ所しかないと。平沼地区にも6カ所中1カ所しかないと。千歳平には7カ所中2カ所、そしてへき地については今入所者数も11人とか、20人とかで、人が少なくて、施設の割にはトイレの数が多いので、整備状況がおくれているんですが、いずれにせよ、今保育所の方から要望を聞きましたら、できれば早い機会に整備が必要だと思われるというような所長の見解もありましたので、私もその所長たちの要望も聞きながらですが、年次計画の中で早目に整備する必要があるのではないかと思っております。以上です。


議長(三角武男君) 教育次長。


教育次長(佐藤 健君) それでは、お答えします。
 私先ほど答弁したのはあくまでも現状についての認識というふうに理解したものですから、そういう答弁をしましたけれども、今後の状況については、先ほど村長が答弁したとおり、議員ご指摘のとおり、今後一層洋式化が進むというように理解をしておりますので、その方向に沿って、洋式化の普及率を高めていきたいと答弁しておりますので、そのように進めていきたいと理解をして、考えております。以上です。


議長(三角武男君) 6番。


6番(岡山勝廣君) はい、わかりました。最後にします。
 皆さん、問題意識は持っていると思います。ただ、残念なことに、もっと現場を把握して、現場の情報を吸い上げて、自発的にこういったことをやっていただきたいものだなと、そういうふうな気がします。
 そしてまた今言った、トイレの数は子供の数に比例して多いんだというところは、それはそれで必要な分だけ整備すればいいです。ですから、早急にというのは、いつのことを示すのか、私であれば、早急にというのは例えば年内に、もしくは補正を使ってというとらえ方をしたいんですが、その早急をいつごろなのかというのを村長、保育所は子育て支援の一環になるかと思いますが、どうでしょう、年内に、もしくは年度内に必要な処置をしていただきたいんですが、それは村長の判断によると思いますが、そこを答弁お願いします。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) ただいまの質問にお答えを申し上げます。
 まず、安心して子育てできる、そういう環境をつくることがまず第一だと、こう思っています。自分は保育所でも小中学校でも、明日もまた学校に来たくなる。そういう環境をつくるのが基本だと、こう思っていますので、できるだけ早く調査をして、年内でも必要な部分はやりたいと思っています。


議長(三角武男君) 6番。


6番(岡山勝廣君) ありがとうございます。
 できるだけ早急に進めていただきたいと思います。それで、これを要望して終ります。
 次に、ナガイモのコンテナの件なんですが、村で購入して農協に貸与していると。それぞれの農家が非常にこれで利便性が図られていると思われます。ただ、残念なことに、この一般質問をする前までの間に入った情報では、必要な個数がなかなか借りられないと。こういった意見がありました。それから、あと農家同士でもちゃんと真面目に返す農家、ところが借りたはいいんだけれども、何割か残して、返さない農家、いろいろな問題があるみたいなんです。ただ、いずれにしても、今現在は足りないんだと。また、去年、ことしで1,000個をやれば何とか大丈夫だろうという答弁ありましたが、もう少し現場の状況を把握し、農協と連携して、もっともっとナガイモ農家の利便性を図ってもらうことができないのかどうか、その辺の情報については産業部門理事の方にひとつお願いしたいと思います。


議長(三角武男君) 産業・建設部門理事。


産業・建設部門理事(佐藤里志君) ただいまのナガイモのコンテナの関係でございますが、今年度も500基ほどふやすということでやっております。この台数につきまして、本当にそれで足りるのか。あるいはその辺を農協とも細部にわたって詰めまして、その答えの結果、足りないのであれば、翌年度も考えていきたいと思っております。以上でございます。


議長(三角武男君) 6番。


6番(岡山勝廣君) はい、わかりました。
 状況ではまた追加で設置していただけるということなので、それはいいと思います。よろしくお願いいたします。
 そして、もう一つお願いなんですが、ナガイモ農家は今のろっかぽっかの向かいの地区に相当戸数が多いと思うんです。選果場ですか、分別するところ、今、甲地まで運んでいるみたいなんですね。時間も物すごくかかると。それから、今の選果施設が、農家から見て、今までよりも要するにいいものが少ない。B品、D品が余計出てくるというふうな声もありますので、これらの現場調査とか、小さくていいから近場に選別場ができないかと。そういう要望がありますので、それらについては要望して終りたいと思います。
 次に、宿泊施設、ろっかぽっかのところですね。これについては早急にというか、計画に盛り込んでいくということなんですけれども、これ、宿泊施設については、今現在いつごろをめどにしているか、これをお伺いします。


議長(三角武男君) 副村長。


副村長(戸田 衛君) 先ほど、村長お答え申し上げております。この宿泊施設の内容、規模等々では、総合研修センターという考え方を持ちまして、長期の整備計画に盛り込んでおりますが、いろいろとこの点については、管理運営の問題等々もありますし、また、もちろんこの利用頻度の問題、これらも現在いろいろな形で再調査しております。整備計画に盛り込んでおりますけれども、そういうさまざまな課題が今ありますから、いつということは少し今の段階では控えさせていただきたいと思っております。


議長(三角武男君) 6番。


6番(岡山勝廣君) ちょっとまだ答弁不満ではありますが、できるだけ早期に実行に移せるように、これは要望して終ります。
 次に、子供たちと親子で遊べるミニスキー場なんですが、滑るだけじゃなくて、滑って下に行きますと、市柳総合公園の平らなところに出るんです。そうすると、あそこも活用して歩くスキーも考えられるのではないのかと。ですから、採算的な収支等々は書いてありますが、やはりこういった村民の健康増進、親子のふれあいの場ということを考えれば、収支等も必要かも知れませんが、これも早急に雪遊びを子供たちができるような状況にもっていく。なおかつ村内だけではなくて、全国から、世界から今六ヶ所村にさまざまな人たちが来ています。皆さん手軽に野辺地のスキー場に行くんです。うちの孫も帰ってくれば、連れて行くというと野辺地に行くんですよ。20分ぐらいで行きますから。ちょうどあそこはいい状況がありますので、実にスキー場、それから歩くスキー、こういった施設をやっぱりもう一度検討し、これは教育委員会になりますか、早期に検討し、やっていただきたいんですが、これは教育長、お願いします。


議長(三角武男君) 教育長。


教育長(松尾拓爾君) 今の質問にお答えします。
 かなり前から体協を含めて、スポーツ関係の団体等で議論をして、六ヶ所のかなりの数の候補地を視察したり、考えたり、スキー場の建設に向かった時代がありました。ただ、その時点のことを今考えてみまして、岡山議員がおっしゃったように、かなりの来村者があるという時代に、よそのスキー場の調査等もしてみますと、なかなか財政的に苦戦をしていると、名前は別としても。それともう一つ、その利用するお客さんのニーズが非常に多岐にわたって、その整備のためにかなりの投資を必要とするという部分もあって、民間の活力を利用した方がいいのか、これは公共施設として整備した方がいいのかも含めて議論した経緯があります。ただ、今この時代で、議論を聞いていまして、そういう親子のふれあい、健康面の部分、生涯スポーツの部分、それから村の方では屋内スポーツ場も検討して長期計画等で議論している部分も聞いておりますので、それらも総合的に考えて、ろっかぽっかの周辺が果たしてベターなのか、村長がこの前、あそこの田面木沼周辺の整備のお話もしてくれておりますので、それらのことも教育委員会としてもお話をしながら進めていければ、早目に進めていきたいと、このように考えています。


議長(三角武男君) 6番。


6番(岡山勝廣君) さまざまな状況があると思いますが、収支予算、採算性はもとより、村民の健康増進、このふれあい、こちらの方が大切かと思います。できることであれば、早目に検討を再度やっていただきたいと。私はしつこいので、また、次か次あたりに現況はどうなっているのか聞くと思いますので、できれば早急に立ち上げてほしいなと思います。
 それから、次に、レイクタウンの北側、何回か聞いているんですが、まず、先に今の現状を見て、どう感じているのか。
 それから、環境だけではなくて、今の状況でこれからの計画どおりの販売が促進されていくのか。
 それから、今何らかの問題はないのかというのを今なったばかりで大変張り切っていると思いますので、企画担当理事にお伺いします。


議長(三角武男君) 企画・防災部門理事。


企画・防災部門理事(寺下和光君) ただいまの質問にお答えをいたします。
 今の造成区域も含めました現状につきまして、4月以来何回か行ってみてございますけれども、特に西の風の強いときは物すごい砂塵がございます。このことからも村長の答弁にもございましたとおり、時期的にちょうどいいなと思われる6月を目途に芝播種をして、砂塵対策は直ちにやらなければならないと思ってございます。
 次に、販売の状況でございますけれども、この4月から2カ月ちょっとたつわけでございますけれども、5区画ぐらい販売ができております。また、予約も3件ほど入ってきてございます。ただ待つということではなくて、担当の方には各企業を回って、販売活動もするという考え方で今進めているところでございますので、ご理解をお願いいたします。


議長(三角武男君) 6番。


6番(岡山勝廣君) ありがとうございます。
 だれが見ても現状はちょっと寂しいし、周りに大変迷惑がかかっている状況だと思います。早急にその対策をしていただき、そしてまた販売も進むように、いろいろな対策をやっていただけるものと期待します。新しい理事におかれましては、全く違った視点からも取組むことができると思いますので、期待したいところであります。これで終ります。
 それから、次に口蹄疫対策について。
 今宮崎は本当に大変な状況になっておると聞いております。そしてまた、多分皆さん、テレビ等、新聞報道では見えていない部分、どういうふうになっているかその辺。
 例えばと殺しました。あれは1日もあれば腹が膨らんでくるんですね、ぼんと、熱がありますから。そしてそれが3日も4日も放置されている現状がちょくちょくとあるんだそうです。それは何かというと、処理が間に合わない。重機が間に合わない。最初のころは町がやるだろう、県がやるだろう、国がやるだろうというふうに責任の押しつけ合いをしていたというふうな情報も我々家畜農家の方には入ってきています。本当に悲惨な状況だと思います。ふだんの業務であれば、それは当然販売して、肉になるからいいんですけれども、自分の牛舎に入っている100頭、200頭、1,000頭の牛が一気にと殺され、埋め立て処分される。多分もう体に震えが来るぐらい農家は大変な思いをしていると思います。
 そんな中で、六ヶ所村、緊急的に消毒槽の配布、そしてまた消石灰を配布したということでありますので、それは評価させていただきたいと思いますし、これからもこの口蹄疫というのは、伝染病ですから、いつどこでどうなって来るかわからないのであります。どういう状況ができても、すぐその場で対応ができるような組織づくり、対応をこれはお願いして、これについては終りたいと思います。ありがとうございました。
 そして、最後に村長にお礼を言わなきゃならないことが一つあります。
 子供が欲しくて、いろいろな努力はしているんですが、なかなか子供に恵まれない、授からない、そしてまたいろいろな治療をしますと大変費用的にも負担がかかるということで、一番高い最後の手段だと思いますが、体外受精、これ1回30万円かかるんだそうです。これは村長の英断により、20万円のたしか助成だったと思うんですが、本人負担が10万円、それでいろいろなことを試したんですが、どうしてもできない。この制度を活用したご夫婦が去年2組いると聞いております。この体外受精は母子、お母さんに物すごい負担がかかるんですね。仕事も休みながら体調を整えなければならない。そういった中で、ある1組の夫婦がちゃんと恵まれまして、ことしの8月に六ヶ所村民1人ふえるという状況になりました。これは改めて村長にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。これからもそういったことで、子育て支援を今まで以上に充実させていただくことをお願いし、終ります。ありがとうございました。


議長(三角武男君) 以上で、6番岡山勝廣議員の質問を終わります。
 次に、11番松本光明議員の質問を許します。11番。


11番(松本光明君) 議長より登壇の許可を得ましたので、通告をいたしておりました3点について質問をいたします。
 質問の1点目、むつ小川原港湾区域について。
 むつ小川原港は、南北・東西膨大な港湾区域であるが、30年過ぎた今、当初の計画、東防波堤を初め、港湾工事がおくれているように見受けられるが、今後の港湾工事の見通しを示していただきたい。
 平成19年新むつ小川原開発基本計画が示されたが、今後の港湾区域の活用を具体的に示していただきたい。
 質問の2点目、泊・白糠間トンネル泊入口付近にトイレ・駐車場整備について。
 泊・白糠間のトンネル工事も本格着工となり、泊入口付近の国道338号線の道路幅の拡張工事の立木も伐採され、道路計画も見えてきました。村では第3次総合振興計画を作成しているが、その中に北地区の観光資源計画の素案が示されているが、5年経過したが、どのように進められているのか、今後どのように進めていくのか、自然の景観がよい道路の東側に、トイレ・駐車場を整備し、眠っている観光資源を活用すべきだが、前にも取り上げているが、取組む考えがないかお聞かせをください。
 質問の3点目、ごみ箱設置付近について。
 村では、家庭ごみの収集日・分別を決め、ごみの収集をしているが、泊地区の夜間に街灯の暗いごみ箱付近に、夜生ごみや粗大ごみが出され、放置され、ネズミが大量発生し、衛生面で問題となっているが、村としては早期の対策を講じるべきだが、当局のお考えをお聞かせください。
 以上、3点について前向きな答弁を求めます。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) それでは、11番松本議員からございました質問にお答えを申し上げます。
 1件目のむつ小川原港港湾区域について、2点ありましたので、順次お答えを申し上げます。
 1点目のむつ小川原港の工事の見通しについてでありますが、むつ小川原港は、石油精製や石油化学等の施設を中心に策定された港湾計画をもとに、昭和53年に着工し、これまで外港区の大型タンカー受入施設である1点係留ブイバースや内港区の5,000トン級岸壁2バース、2,000トン級岸壁1バースなどが整備されております。
 しかしながら、オイルショックを初めとする経済社会情勢の変化に大きく影響され、貨物需要が発生しなかったことから、当初の計画にあります東防波堤の北側部分や鷹架沼内港区の岸壁、あるいは臨港道路などが計画どおりの整備に至っていないのが現状であります。
 今後の整備の見通しについて、港湾計画を策定する県に確認したところ、現在のむつ小川原港は新たな需要が見込まれなければ、計画どおりの整備は難しいとのことであります。
 村といたしましては、地域の振興発展には物流の拠点となるむつ小川原港の整備は重要であると認識しており、引き続き企業の誘致等を通じた新たな需要の創出に努めるとともに、同港の整備促進を要望してまいりたいと考えております。
 2点目についてでありますが、港湾の活用については、平成19年6月の閣議口頭了解に基づき、新むつ小川原開発基本計画において、多様な研究開発や新たな産業などの立地展開に応じ、適切に対応するとされております。
 具体的な利用についてですが、これまでの主な取引品目は、砂、砂利、使用済燃料等であり、平成19年の取扱実績は47万3,000トンであります。
 今後のことについては、成長産業などの立地展開にもよると思われますが、これまでの取扱品目に加え、環境、エネルギー、科学技術の分野における品目が想定されるものと考えております。
 いずれにいたしましても、県が所管する港湾でありますので、村といたしましては、むつ小川原湖港の取扱貨物量等が増加することにより、村の振興発展につながることを期待しているところであります。
 2件目として、泊、滝の尻北側の自然景観のよい場所にトイレや駐車場を整備すべきではないかとのお尋ねでありますが、これまでにも同地区の現地調査をしたところ、ご案内のように、国道が狭隘なため、通行車両の往来がままならないことと、用地取得や交通安全上の問題等もあり、解決しなければならない課題がありました。
 しかしながら、先日、泊・白糠間のトンネルの着工がなされ、また、東北新幹線全線開業効果などにより、本村や本村を通過する下北半島への観光客も今後多くなることが予想されます。
 村としては、この機会をとらえ、観光客の誘致のため、観光資源として三陸海岸にも匹敵するリアス式海岸の景勝地を臨む駐車帯の整備も必要であると考えております。
 今後このエリアは長期整備計画にも盛り込まれておりますので、実現に向けて検討してまいりたいと考えております。
 3件目のごみ箱設置付近についての衛生問題についてでありますが、村は家庭ごみの収集場所の選定と設置については、町内会、自治会と協議の上決定し、その後の施設の維持管理については、環境衛生改善事業補助金として収集所1カ所当たり年1万円の維持管理費を助成しております。町内会自治会では、地域住民の利用の利便性、衛生面等も考慮しながら、適切な管理に努めておりますが、議員ご指摘のように、収集日や分別のルールが守られなかったり、不法投棄で生活が保てないなどの理由により、収集場所を移転または廃止している例もあります。
 ネズミが大量発生し、衛生面で問題とのご指摘については、担当課と町内会とともに調査し、適切に対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げて、答弁とさせていただきます。


議長(三角武男君) 11番。


11番(松本光明君) 1番のこの今の答弁を聞いていますと、港湾工事のおくれというものは、新たなものができない限り見通しが暗いような感じとして受けました。
 そこで、この活用といっても、先ほども言いましたように、重要港湾でありながら、一番最低の今までの実績でもあるということでもあります。そこで、私が再質問として尋ねたいのは、見通しの立たないこの港湾区域で当時この協力をした六ヶ所村漁民に暫定的に漁業ができないのか、それをもし漁業者団体、漁協から要望が出たならば、村長は関係機関に働きをかけ、一部港湾の暫定操業、特別採補のような一部港湾区域の有効利用を考えていないのか、まず村長からそのように有効利用についての考えを、これは大事な問題でありますから、ひとつお答えをいただきたいと思います。


議長(三角武男君) 副村長。


副村長(戸田 衛君) それでは、むつ小川原港の有効活用の関係につきまして私の方からお答え申し上げさせていただきます。
 先ほども村長が答弁申し上げたとおり、さまざまな経済情勢の変化によりまして、現在重要港湾になっているものの、その活用、取扱量等々が少ない、これはもう現実の問題でございますが、実は、この点につきまして地域としても有効活用を図る、そしていろいろな形でこのむつ小川原港の整備を推進するという考え方から、民間の企業、あるいは団体、個人で組織しておりますむつ小川原港振興協会等々がございまして、その中でいろいろ今県、あるいは国の方へもこの整備等々につきましては要望しておりますが、その中で出てくるのが、この計画における一つの費用対効果の問題が国から指摘されておりまして、有効活用の問題等々が地元としても地域としてもその点を考えていただきたいという考え方を述べられております。そこで、現在勉強会等を協会としても実は役員の代表、あるいは日本原燃、また原燃輸送等々の、今後の使用済燃料、あるいは製品、燃料等の搬入搬出の関係がどれくらいの規模になるのかをとらえて、今後この整備促進に向けた考え方を持とうではないかということで、今鋭意そういう勉強会を開催しているところであります。
 なお、現実的にこの港湾の重要港湾の規模としての位置づけ、貨物取扱量をふやすかとなると、なかなかこれはすぐには困難だと思っておりますが、一つずつこの重要性、ここの原子燃料サイクル事業を抱えている地域としての港湾のあり方というものを訴えながら、今後も活動してまいりたいと、このように考えております。


議長(三角武男君) 11番。


11番(松本光明君) この先ほども膨大な港湾区域でもある。また見通しの立たないということでもありますので、各漁協により、また漁業形態、漁業のやり方が違うところもありますけれども、一番考えてほしいのは、固定をしない、いつでも船で今出て行けばすぐ移動できると。そういうことであれば、固定をして海にも行かないと。参考までに言うならば、コウナゴ漁業のように短期間、1カ月から長くても2カ月というそういう漁業もあるわけです。こういう水深10メートル前後の浅いところでやるものですから、暫定的に来年からでも考えられないのかと、漁民のそういう声、要望も強いので、もし漁協からそのような要望が出されたならば、村長としては、関係機関に働きかけ、短期間でもありますので、漁民を海面規則違反とかをさせないような、見通しがつくまでの間暫定的なものをやるように、再三くどいようでありますけれども、漁協の方から出てきたら行政としても一緒に行動をしていただきたいと思いますが、もう1回だけくどいようですけれども答弁をいただきます。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) ただいまの質問にお答えを申し上げます。
 具体的な内容については、先ほど副村長が答えたとおりでありますが、今議員からありましたように、コウナゴなど、短期的で暫定的な形で漁業ができないのかと。そういうことが漁協等から要望が出たときは、それは一緒に対応してまいりたいと、こう思っております。


議長(三角武男君) 11番。


11番(松本光明君) ぜひともまずそのようにしていただきたいと要望いたします。
 次の2点目でありますけれども、青森県では新幹線の12月の開業に向けてさまざまなPRもしているが、六ヶ所村でも今の6月議会で村長が提案説明要旨の中で、このエネルギーパーク観光資源と位置づけて説明をしていますが、それはこれからの問題であります。今、昔から地元にある景勝地を大事に見ることが必要であると私は思います。先ほどはそういう観点から、前向きな答弁をいただきましたので、どうかそのように進めてもらいたいと思いますので、どうぞよろしく、早目にお願いをいたします。
 また3点目を引き続き再質問します。よろしくお願いします。
 次のごみ箱の件ですけれども、先ほども、我々もその村民のマナーもあると思いますけれども、でも、今マナーといっても守る人、守らない人があるからこうなると私は思います。ただ、この付近の人たち、車通りの激しいこの地区でもあり、まさにこの地域だけの、その付近だけの問題でないのです。よその名前を指すようで申しわけありませんけれども、事実そういうことがありますので私は言いますけれども、東通からさまざまな工事関係者とか、物を置いて行くと、周りの苦情であります。そういう観点から、先ほど町内会会長、班長、そういう人たちとも相談をしながら、早目の対策をしていただきたいと。そういうことでもありますので、この付近のもう1回再度相談をしながら、どういう方法がいいのか、早目の対策を講じていただきたいと思いますが、その点についてもう1回だけ答弁をお願いいたします。


議長(三角武男君) 福祉課長。


福祉課長(中村嘉悦君) 私の方からお答えをいたします。
 まず、生活環境の保全と不法投棄の防止について、地道な啓発活動が大事だと思っております。今年度の県との共同事業の中で、青森循環型社会推進協議会というものがあるんですが、そこと共催で、不法投棄の撤去体験キャンペーン事業も行います。それと、春秋のごみ一掃運動、クリーンアップ作戦、そういう地道な継続的な活動を通して、不法投棄防止、生活環境の保全の啓発に取り組んでいきたいと思っております。以上です。


議長(三角武男君) 11番。


11番(松本光明君) こういう議論しても長くかかりますので、現場を見ながら、ぜひとも対応していただきたいと思います。
 そこで、私は最後に激励を村長に申し上げたいと思います。
 この6月議会終了後、六ヶ所村長選挙が予定されておりますが、古川村長は3度出馬されることであります。健康に十分留意をし、六ヶ所村民のためにも頑張ってください。3期目も圧倒的な力で当選をし、掲げた公約を着実に進めていただきたいと思います。そして、生まれ育った泊、六ヶ所のために、最後の恩返しをしていただくようお願い申し上げまして、私の質問を終ります。


議長(三角武男君) 以上で11番松本光明議員の質問を終わります。
 次に、5番高橋文雄議員の質問を許します。5番。


5番(高橋文雄君) 皆さん、おはようございます。
 私は今議会において次の3点について質問いたします。
 村は平成18年第3次総合振興計画を樹立し、新たな村の構築、世界に貢献できるエネルギーの村・その社会に対応する行政の確立を目指し努力しているところであり、その成果には大きな希望を持っている1人でもあります。この計画から5年が経過し、エネルギー事業との共存を目指した第一次産業を初めとした振興対策では、一定の成果があらわれているものと評価できると思いますが、地域住民の声を聞きますと、まだまだ十分とは言い難い部分が多々あると思われるのであります。
 その一つとして挙げられるのが、行政組織の問題であると思っております。地域に根ざし、時代に即応した行政組織づくりについても基本計画の中に組み入れておりますが、今までに具体的にどう見直してきたのでしょうか。具体的にその内容を示していただきたいと思います。
 あわせて、その実現のためには、職員のやる気が必要不可欠であり、人材育成が重要な課題であります。そこで、職員の資質向上のための育成については、どのような対策を講じているのか、特に採用後の教育・職員のモチベーションについてお伺いいたします。
 次に、情報の公開・住民参画事業について質問いたします。
 手身近なところでいきますと、広報誌の「広報ろっかしょ」を通じてあらゆる情報を事細かく公開し、地域住民も月1回の配布を待ち遠しいぐらいの人気であります。大変喜ばしいことであります。その一方で、情報が一方通行のように感じられるという意見もあることは事実であります。広く住民の提言を村へ吸い上げるための方策、住民参画によるまちづくりについて、その実績はどうでしょうか。住民参加型の行政改革を進める上では、地域に根ざした懇談会・討論会等広く住民の意見を取入れる方策が必要かと思いますが、今までの実績と今後の計画について具体的にお伺いいたします。
 以上、3点についてよろしくご答弁いただきます。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) それでは、5番高橋議員からございました質問にお答えを申し上げます。
 行政組織の見直しについて、3項目にわたって質問がありましたので、順次お答えを申し上げます。
 ご承知のとおり、平成18年に策定した第3次六ヶ所村総合振興計画の施策大綱の一つに「時代に対応した行政組織づくり」を掲げ、分権社会に対応できる行財政運営の推進を図ることとしております。
 具体的には、「第3次六ヶ所村行政改革大綱」を平成18年1月に策定し、取組んできたところであります。
 その主なものとしては、適正な組織体制を図るため、イーター誘致推進対策室及び尾駮北地区整備推進室を課内室に整理統合を初め、健康福祉課の分課や各課の事務分掌の見直しによる業務の充実強化を行ったものであります。また、理事及び課長等の責任と権限を明確にする決裁規定等を整備したところであります。さらに、退職者不補充を初め、電子決済や財務会計等のOA化による事務の合理化、指定管理者制度の導入、特殊勤務手当の見直しなど、職員の定員管理、給与の適正化に努めてまいりました。その結果、行政改革大綱に基づく経費節減の財政効果は、約7億2,000万円となっております。
 今後は新たに策定する「第4次六ヶ所村行政改革大綱」に基づき、より一層簡素で効率、効果的な行政運営に努めてまいりたいと考えております。
 次に、「職員の資質向上対策」についての「採用後の人材育成」についてでありますが、平成18年に定めた「六ヶ所村新時代における人材育成基本方針」に基づき、職員として採用されますと、県自治研修所で実施する職階層研修、市町村アカデミーや財団法人電源地域振興センター等で実施する専門研修、県や外国等に派遣する研修等を体系的、計画的に実施してきたところであります。また、村独自に講師を招いての研修や先進地視察研修などを実施し、職員の資質向上に努めております。
 次に、職員のモチベーションについてでありますが、職員一人一人の意識改革を一層推進する必要があることから、「職員提案制度」や「異動希望申告制度」、「資格取得助成制度」のほか、職員の大学等における課程の履修及び国際貢献を可能とする休業制度を設け、職員自身の自発的に取組む自己啓発の促進を図っているところであります。
 また、職員一人一人が働きがいを実感し、村民の期待に着実にこたえ、使命感を持って職務にまい進する環境を整備するため、人事評価制度の導入を進めております。
 この制度は、職務の勤務実績と職務遂行能力を正しく評価し、業績や能力に応じた処遇を行い、人材の育成・活用を図るものであります。本年から数年の人事評価試行を経て、制度の構築を図り実施したいと考えております。
 職員の資質向上及びモチベーションを高めるためには、組織としてはもちろんのこと、住民の福祉向上には重要なことであると認識しており、今後もさまざまな試みを行っていきたいと考えております。
 次に、公開討論会・講演会の実績と今後の計画についてのご質問でありますが、村民を対象としたものでは、平成17年度から16回実施しており、また昨年村制執行120周年記念特別事業として「まちづくりシンポジウム」を開催し、各産業団体や教育関係者などをパネラーとして、村のまちづくりについて意見交換を行ったものであります。その他、原子力の理解促進を目的の講演会については、東北大学や経済産業省と共催、後援などで数回開催しているところであります。今年度も村民文化祭時に講演会を予定しており、今後においても有識者、著名人による講演会を開催し、村民の活動意欲を醸成するよう努めてまいりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。


議長(三角武男君) 5番。


5番(高橋文雄君) 機構改革の中で、いろいろなことを、実績を今承りました。その中で一つ私はもっと今の機構改革からさらに一歩進んだ形の機構改革ができないかということで、一つ例をとってお話してみたいと思います。
 というのは、今お話ししましたイーター、それから北地区構想ですね。それは課内に対策室を設けた。対策室といっても、実際行ってみると、1人ないし2人の構成なんですね。私は今のイーターであれ、北地区の開発であれ、これは六ヶ所にとって最重要の事業だと、そういうときには、どこの民間であれ、国であれ、県であれ、いろいろ計画の段階からいわゆるプロジェクトというふうなチームを構成して、いろいろな時々に出てくる問題、それらを解決するためにはどの人が、この工事をするためにはどこの課が、そういう人たちを一同に集めて、そうした形でチーム編成をして進めるというのが基本だと、私は承ってまいりました。そういう意味では、例をとって失礼なんですが、北地区では、非常に少ない。先ほどからいろいろな問題が出されているみたいに、事起きてからでは対策が遅いと。もう想定される中でやっていくという意味では、これからでも遅くはない。対策室とか、そういうふうなものを全く課内から分離したプロジェクトという構築ができないものなのか。これからどんどん進んでいくわけですから、ますますいろいろな問題が出てくるでしょう。そういうような対応について私はプロジェクトということを提言したいんですが、その考え方についてお伺いしたいと思います。


議長(三角武男君) 総務部門理事。


総務部門理事(橋本 晋君) 今の対策室の関係でありますけれども、引き続き第3次の事務事業の見直し、この間に組織の再編もございますけれども、これを引き続き第4次の六ヶ所村行政改革大綱でさらに検討してまいります。当然そこで効果的な事務に住民サービスの向上というものがありますので、それを前提にして、今後検討してまいります。


議長(三角武男君) 5番。


5番(高橋文雄君) 3次の見直しと。その中でトータル的に考えるということなんですが、一つの事業、例えば、イーターであれ、誘致というところを1点とってみても、やはりもう既に見直さなければならない部分がたくさんあると思うんですよね。例えば誘致企業の中で、総合計画の中で見ているのは、クリスタルバレイ構想であれ、量子科学研究機構であれ、それからボーダレスエネルギーフロンティア構想だと、いろいろな水素エネルギーもありました。そういうふうなものをどんどん3次計画の中に網羅しているわけですよね。一体それらがどうなっているのか。イーターだけやればいいのか、北地区だけやればいいのかということではなくて、そういう総合的なものを担当することが私は必要ではないのかなということも含めて提案しておりますので、ぜひ早期に見直しを検討する中で実行していってほしいものだなと思います。
 それで、次は、正直言いまして、非常に私の質問の内容が曖昧なものですから、答えが私の思った答えで来ないものですから、非常に今困惑している部分がありまして、むしろ私が思っているよりもたくさんのご答弁がありましたものですから、大変ありがたいことなんですけれども、あえて二つ目の職員の資質のところで、もう一度姿勢をお聞きしたいと思います。
 職員の資質、地方公務員と言われている人たちの資質というものは、これはもう地方公務員法できちんと決められているわけで、我々一般社会の人たちと違うんだという認識は皆さんがお持ちになっていると思います。たまたま村長の今回の提案説明の中で、1ページ半というページを費やして、職員の不始末の弁明がされました。私は大変そのことについては、中身についてはどうこうではなくて、その理由、そういうことが起きたときのタイミング、皆さんに情報を公開するタイミングとしては、私は非常に遅いと感じます。例えばその関係機関の結論が出ていなくても、もうそういう不祥事が起きたときに、何かの形できちんと報告して、処置はいついつこうですよ、ああですよということをやるのが職員の資質向上につながると思うんですが、その辺について再度お聞きしたいと思います。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) ただいまの職員の不祥事にかかわる部分の一種の情報公開ということだと思いますが、ご指摘があったように、タイミングとしては遅いのではないかと、こういうことですが、自分もそう指摘されれば、そういう部分もあろうかとは思いますが、警察と十分に協議をし、連絡をとっても「いや、これは報告事案ではありません」と。「じゃあそういう状況だけですか」と。「その状況もよくわからない」と。自分が報告して「いや、それはどういう状況ですか、どうなるのですか」「それは警察の状況を見ないとわかりません」というみたいな情報公開、報告では問題があると、こういうことで、一定の状況がわかるまで、タイミングを実際は見計らっていたのが現実であります。
 3月の議会の閉会の前の日の午後に3回目の事情聴取があり、その夕方も連絡してみましたが「きょうは事情実態調査をしただけで、あとのことはよくわかりません」と、そんな声があったので、いや、正確な情報を提供する方がよいだろうと。こういうことで、現在に至った状況でありますので、ご理解いただければと、こう思っています。


議長(三角武男君) 5番。


5番(高橋文雄君) 村長の答弁非常にわかります。ですから、私が言っているのは、関係機関が出てくるわけですから、関係機関のことはわかるんです。結論を出してからでないとだめだと。でも、やはり当事者としてこういう不祥事だというのはもうわかるわけですから、その時点で、こうこう確実ではないけれども、こういうことですよということはやはりお知らせしておいてもいいだろうと思います。特に交通事故、そういうふうなことについては、六ヶ所村が今死亡事故ゼロ3,500日ということでやっているわけですから、ぜひそういう不祥事のことで、記録をなくさないような形で注意してほしいものだなと。これは村民が一丸となって努力していることなわけですから、やはり行政マンとして十分認識してほしいと申し上げておきたいと思います。
 それで、今これから答弁の中で、懲罰という言葉は悪いんですが、そういう見直しも村長の趣旨説明の中にもありましたけれども、私はそこの見直しの部分で、次のモチベーションにもかかわってくるんですが、いわゆる成績主義、確かに言いました。評価システムを設けるといいますけれども、地方公務員には、どうしても採用されてから退職するまでの身分が保証されているというふうな中で、ただ、言葉は悪いんですが、入った以上は退職まで身分が保証されているんだよというような認識をお持ちの職員がいないとも限らない。私はここのところが一般のサラリーマンとか、一次産業とか、商工業とか、そういう人たちとは若干隔たりがあるのではないかなと思います。
 今青森県の地方公務員と一般の企業の人たちとのサラリーマンとの給与を比較してみましても、地方公務員の給料が一般サラリーマンの2.1倍にもなっている。私は地方公務員の給料が高いから抑えろということを言っているのではないんです。一般の我々の給料がそこまで追いつくように努力してくれる。それがやはり行政の責任だろうと私は思っています。ですから、やはり村がよくなれば、職員がよくなれば、我々住民もよくなるんだよという観点から、ぜひ職員の一生懸命やる姿勢というものを一般住民にお示しをいただきたいものだなと思います。そういう意味で、評価システムを導入すると。私は既に遅いのではないかと思います。これは地方公務員法にある成績主義ということを認めているわけですから、積極的に導入して、働く者は、働いた者はそれなりの評価をしていただいて、給料であれ、何であれ、職務であれ、やっぱりいい方向にいくんだよと。そういうことを競争をさせていくべきだなと思います。そのことについて再度伺いたいと思います。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) ただいまの職員の資質にかかわる部分についてでありますが、まず、評価制度の部分ですが、時間が長くかかりまして、これ吟味している部分でありますので、時間がかかっていますが、これからも一歩一歩改善しながら進めていきたい。今議員からもありましたように、これは一般庶民のいわば模範みたいな職員とならなければならないと、こう思っておりますので、評価の部分も含めて、職員には使命感を持って村民のためにという部分で、これからも指導していきたいと、こう思っています。その資質向上対策については、これは知恵を出して、みんながその意識になって、職員が村民のいわば模範になれるような勤務態度をとっていける。そして、一生懸命働く。一生懸命働いた者が評価をされて、一定の成果を得ると、こういう部分はこれからも必要かと、こう思うので、目的に合わせた形で成果等を含めて検討してまいりたいと、こう思っております。


議長(三角武男君) 5番。


5番(高橋文雄君) それでは、次に、最後の情報公開の部分で質問したいと思います。
 いわゆる情報の公開ですね。これはもう先ほどの答弁の中にあったとおり相当の回数をやっている。これは私もちょっと、自分もどのくらいこの会に出たのかなというようなことで、今反省しきりなんですけれども、これだけやっていて、じゃあ果たして中身として六ヶ所の村民がどのくらい参加しているのか、私が思うには、六ヶ所外部から入ってきた人たちが結構多くて、六ヶ所村民が脈々と地元にいる人たちがどうも「いや、おらんどさ関係ないべ、おらんどちょっと敷居が高くて出れねじゃ」というふうな形の討論会、講演会になっているのではないのかなと私は思うんです。やはり地域に根ざしたということは、やはりもっと違う、村民がいかにすれば出られる講演会をやれるのか、これは行政が逐次努力しなければならない。時間もあるでしょう、内容もあるでしょう、果たしてどういうふうにやってきたのかなと。何か聞いていると、一般の人たちはほとんど出席していない、企業の人たちだとか、そういう人たちだけが集まる討論会、交換会になっているのではないのかなと思うわけですから、今村民の参加率、これが平均でも構いません。どのくらいあったのかお聞きしたいと思います。


議長(三角武男君) 総務課長。


総務課長(高橋淳悦君) 講演会の参加率についてお答えいたします。
 まず、平成21年度にスワニーの方で講演会を行いましたけれども、これには300人、その都度やっております。つい最近では、平成21年度の300人を最高に、平成20年度のスワニーで「みんなで楽しく頭の体操」という秋山先生が来たときに250人、あと平成19年にはスワニーで作家の室井さんが来たときに250人、主なものではその程度となっております。


議長(三角武男君) 5番。


5番(高橋文雄君) 外部から有名な人を連れてきて、話を聞く、それも講演会、交換会になるでしょうけれども、私が言っているのは若干内容が違う。それもそうなんでしょうけれども、やはりそういう人たちが来れば来るほど、地域の人たちはなかなか足を運べないというのが現実だろうと。やはり村の情報をいかにして公開していくのかというふうになってくると、もっと違う趣旨でやるべきじゃないのかなと思います。ぜひ今後そういうふうな検討を加えて、継続していっていただきたいと思います。
 それから、その公開とあわせて、住民の参加型地域振興ということも重点課題として総合計画で打ち出しております。私はこの住民参加型の地域振興って何なのかとこう考えてみますと、一番手身近にあるのが六ヶ所村がやっている祭りだろうと思っています。春のフェスティバルから始まって、最後の産業まつりまで、いろいろなイベントをやっております。これに対してはそれ相当のやはりお金もかかっているわけです。ただ、その内容を見てみると、どうもじゃあ我々が独自につくった祭りなのかなと。六ヶ所村の人たちがこぞって一生懸命協力してつくった祭りなのかなというふうに疑問を覚えるところがあります。
 それは一つは、これは非常に単純で、些細なことなんですが、例えば祭りの進行役、司会、これらも全部丸投げですよね。専門のプロの人たちが来て、祭りをやる。果たしてこれで六ヶ所の祭りなんだろうかと私は思う時があります。六ヶ所の行政の人たちでたくさんいるわけですよね、話ができる人、だれでも交替制でもいいでしょう、そういう形で自分たちの力で祭りをつくるというようなことには何かなっていない。参画の中で、それともう一つは、ボランティアもありますよね。ボランティアの人たちが一生懸命になってやっている。じゃあその人たちの待遇とか、その辺のことも果たして考えてくれているのか。非常に苦情があります。これはやはり直接携わっていない職員たちが、そのことについて何か他人事のような感じがして、祭りを見ているせいではないのかなと、これは私だけなのかな、としか思えません。ぜひその辺のことについて、担当の方からやり方についての今の見解をお聞きしたいと思います。


議長(三角武男君) 商工観光課長。


商工観光課長(沼辺正剛君) お答えいたします。
 ただいまの質問は、春の祭りと秋の産業まつりの件でございますけれども、事実上はボランティアの方でやっているというような形になっております。各企業さんの方から応援をいただいてやっておりますので、その方たちにしからば何かメリットがあるのかというと、ないんですけれども、それで祭りを盛り上げてもらっているというような形をとっております。


議長(三角武男君) 5番。


5番(高橋文雄君) 最初の進行の仕方についてはお答えがなかったんですが、私がボランティアと言ったのは、産業まつりでもそうなんですが、店を出す。例えば農産物を出すいろいろな人たちが一生懸命協力して出しているんですよね。ですから、祭りですから、ふだんよりも安く売ってくれとか、いろいろなことをやっぱり条件として出す。でも、じゃあ協力した人たちがどういうふうな気持ちでいるのか。「ただ、安くしろ安くしろ」と言っていたけれども、何も見返りがないじゃないのかと。よその方の祭りの状況を見てみようではないかというふうになってくると、いろいろな方策を講じているんですよね、裏で。いわゆる当日は安く売るんだけれども、安く売った分はやはりまちづくりの方でやっぱりそれ相当のした分は協力してやりますよとか、そういうふうな形で祭りを盛り上げるとか。これは一つの例ですよ。そういうふうな非常に細かいところまで配慮した形で祭りを運営しているというのが実態なんです。果たして六ヶ所村の場合はどうなのかなと。何か丸投げ、とにかく協力しろ、そういうふうな形でやっているという感じがしてならない。ぜひこれが私は自分で調べたのもありますけれども、よそから聞いたこともありますので、間違っている内容があるかも知れません。ぜひその辺は直接担当課の中で確認して、よその地域の祭りのやり方を確認して、これからの参考にしていただきたいなと思います。
 以上で、私はまだまだ準備してきたんですが、隣の方から「早くやめろ、昼間だ」ということで、言われていましたので、3点について再質問してみました。いかにせよ、村制の120周年から新たな村に向かってやっていくわけで、私は村長の思いというのが非常に伝わってきています。恐らく皆さん方、行政の職員もそれは感じていると思います。ぜひその実行に向けて、再度村長が出馬を表明しているわけですから、その実現に向けて、頑張っていただきたい。私たちも応援します。よろしくご協力をいただきますようお願いします。以上です。


議長(三角武男君) 以上で、5番高橋文雄議員の質問を終わります。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 次回会議は、6月8日午前10時に開きます。
 本日はこれにて散会をいたします。

 議事録の顛末を証するためここに署名する。

  平成22年 7月14日

    六ヶ所村議会議長  三 角  武 男

    議事録署名者    小 泉  靖 美

    議事録署名者    岡 山  勝 廣