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青森県 六ヶ所村

平成21年 第1回定例会(第2号) 本文




2009年03月11日:平成21年 第1回定例会(第2号) 本文

議長(三角武男君) おはようございます。
 これより本日の会議を開きます。
 日程第1、一般質問を行います。
 順次質問を許します。
 12番橋本 勲議員の質問を許します。12番。


12番(橋本 勲君) 3点ほど通告しておりましたが、前段に村長にひとつ経緯をご説明申し上げたいと思っております。
 ことしの当初予算がご承知のとおり127億5,000万円、まさに空前の予算だと、そう思っております。村長、私が役場にお世話になったのは昭和34年でした。先般、統計の担当者に伺いましたら、当時の歳入の決算で6,812万3,965円だそうです。1億円になっておりません。そうすると、ざっと187倍になっている、そういう計算になろうかと思うのであります。私はこれを見て、素直にうれしく思っております。加えて、昭和46年の村民1人当たりの所得は24万円でした。このとき、県がたしか50万円前後じゃなかったのかなと、6割に至っていないと記憶しております。国が100万円前後ですから。そういう時代から見れば、極めてこの予算、あるいは現在の村民の所得、そういうもの等がいわば国並みに達している。これはやはり村長が提案理由の中でも述べているとおり、先人の方々のたゆまない努力であったと私も同感であります。
 さて、そういう潤沢な財政の中で、極めて私の1番の質問は突飛でもないというような考えをお持ちかもわかりませんが、どうしても、この当時支えてくれた高齢者支援対策、高齢者の方々にやはり何かお返しをしたい。そのことで、この高齢者支援対策についてという質問を1点目にしております。これを朗読します。
 80歳以上の高齢者に月額2万円から3万円程度の生活支援資金を支給する考えはないか。あるとすれば、どんな支給方法を考えているのか。また、支給開始時期をいつごろに考えているのか。私は120周年記念事業としてスタートをしてはどうかなと。そういう思いであります。これが1点目であります。
 それから2点目、本野球場の改修について。
 これは読みにくいようでありますが、言いにくいようでありますが、本球場と以下読ませていただきます。これもここに書いてあるとおりであります。私はスポーツが趣味、野球が趣味、皆さんご承知のとおりでありますが、この至るところの球場で野球をやっております。野辺地、七戸、旧東北町、旧上北町、五戸、旧下田、六戸、いずれもすばらしい野球場であります。今これらに比較しますと、私たちの本球場は極めて寂しい。何とかしたい。何とかできないのか。そういう思いでこの2点目、本村の野球場は今では上十三地域でも一番古く、情景は大変殺風景であります。スポーツの村を宣言している村としては寂しい限りである。この際、他市町村並みに電光掲示板やスタンドなども改修して、他市町村に誇れる球場にしてはいかがでしょうか。設備だけを誇れればいいというようにとらえては困りますけれども、教育で、やはり設備や施設をきちんとそろえて、教育の学力が向上する。それと全く同じ気持ちで私はここにそのお願いをしているわけです。いい環境でスポーツを楽しんでほしい。つまり本村の基本計画、総合振興計画の中では皆スポーツ、「スポーツの村」を宣言しているわけでありますから、その辺も考えてぜひともこれを改修して、新しい整備した野球場にしてほしい。そういうことでこの2点目をお願いしております。
 それから、3点目、これもご承知のとおりであります。ガラス固化試験の流下不調によって、竣工時期が延期されたことの影響ついて。
 これはもう皆さんご承知のとおりであります。私は何としても本村のこの磐石な基盤、財政によろうとも、経済の問題にしようとも、これが本当の基本であると、この再処理の問題が。そこで、ここに細かく書いてあるわけでありますが、原子燃料サイクル事業は、本村の経済、福祉、教育、文化、雇用の創出など、村勢発展を担う最大の基幹産業であると思う。この推進は最も重要であります。それゆえに、竣工時期が2月から8月に延期されたことで、サイクル関連事業の推進がおくれ、「第3次六ヶ所村総合振興計画」の推進にも少なからず影響を来たすものと考えるが、村としてはどのように受けとめているのか。これは12月議会でも私は心配して、再三村長に質問したところであります。そういうことで、このたび再度村長のお考えをお聞きしたくて質問したわけであります。
 それから、2番目でありますけれども、それに当然関連しまして、本年度予算の中で14億円の基金取り崩し、これはもちろん目的基金の問題もあるでしょうし、それから起債約8億円の借り入れは、この長期税収入の見込みに変更を来たしたことからではないのか。例えば20億円入れば、こういういわば起債も必要がないでしょうし、いかに目的基金といっても、それを取り崩す必要がなかったのではないか、そういう観点からこの長期財政計画の見直しの必要性はないのかと。
 また、公債費比率、財政見通しはどうなのか。ちょっと公債費比率は1桁以内であるということは聞いておりますけれども、これは財政課長に後で聞きますけれども、22年度の起債の借り入れはどのようになっていくのか。それ以降はどのようになるのかなどもこれから具体的にお聞きをしたいと、そう思っております。以上であります。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) おはようございます。
 それでは、12番橋本議員からございました質問にお答えを申し上げます。
 1件目の高齢者支援対策についてでありますが、村では100歳祝金支給条例に基づき、100歳になられた方に対し、誕生日に100万円を支給しております。これまで5名の方が受給しているところであります。
 現在村には80歳以上の高齢者の方が655名おられます。全員の方に漏れなく月額2万円から3万円の生活支援金を支給した場合、年額約1億5,000万円から2億3,000万円の財源が必要となります。
 また、90歳以上を対象年齢としても、90名以上の高齢者の方がおられ、年額2,000万円から3,000万円の財源を必要といたします。
 このことから、事業化して、持続可能な制度とするには、財政的には非常に難しいと考えております。
 そこで、120周年を記念して、長寿祝金事業の制度化を検討してまいりたいと、こう考えております。
 2件目の本野球場の改修についてでありますが、本村の大石総合運動公園内に整備されている野球場は本球場と第三球場、少年野球等を対象とした施設として多目的広場が設置されております。
 ご質問の本球場は昭和53年に整備されたものであり、これまで本村野球競技の振興に欠かせない中心的な施設として利用されてまいりました。
 しかし、その後、昭和63年に移設整備された第三球場が利便性に勝っていることから、利用者の要望等に応じて照明設備や電光掲示板等を設置し、本球場はフェンス、スコアボード等の老朽化の著しい部分を改修しながら利用に供しているのが現状であります。
 本村のスポーツ振興を推進する上で、本球場のみならず、大石総合運動公園全体の整備を進めることの必要性については、十分に認識しているところであります。
 今後、本球場の電光掲示板やスタンドの改修については、住民や利用者のニーズ、整備効果、さらに財政状況等も見きわめながら検討してまいりたいと考えております。
 3件目の、ガラス固化試験の流下不調により竣工時期が延期されたことの影響についてのその1点目についてでありますが、ご承知のとおり国では核燃料サイクルの確立を原子力政策の基本方針としており、その中心となる再処理工場の竣工が延期されたことはプルサーマル計画のみならず、国の原子力政策の推進にとって決して望ましいことではないものと思っております。
 ご質問の竣工が延期されたことによる「第3次六ヶ所村総合振興計画」の推進への影響についてでありますが、ご案内のとおり、「第3次六ヶ所村総合振興計画」では、「再処理工場等の操業と雇用・地元受注等による地域振興」による雇用機会の拡大等を目指しております。
 2月から8月に操業が延期されたことにより、関連企業等の操業に向けた雇用や地元受注の先送りなどによる地域経済への影響が考えられることや、村財政においても電源立地地域対策交付金の交付が3億円程度先送りになるなど、影響が出ております。
 安全で安定した操業が何よりの地域振興であるとの観点から、原子燃料サイクル事業の進捗は、地域の経済、雇用及び村財政に少なからず影響を及ぼしており、竣工予定の変更は、極めて遺憾なことであり、残念なことであるものと受けとめております。
 次に、2点目についてでありますが、平成21年度の予算編成に当たりましては、第3次六ヶ所村総合振興計画を核に据え、その重点施策について、補助事業等の活用を図り、具体的な推進に向けて予算を計上したところであります。
 ご指摘の基金取り崩しにつきましては、年度ごとの財源調整のために積み立てや取り崩しを行っているところでありますが、約13億円余りのうち、特定目的基金の取り崩し約6億円と尾駮北レイクタウン土地売払代金の繰入金約2億円、また、財政調整基金は約5億円であります。
 予算編成に当たりましては、できる限り基金の取り崩しをしない方向で臨みましたが、重要課題解決の早期解決のためにやむを得ず取り崩しによる対応をしたところであります。
 村としても、再処理工場の操業が延期されたことに伴いまして、予定しておりました税収の先送りは、財政運営計画に少なからず影響があり、事業計画の見直しを含め、慎重に対処しているところであります。なお、操業により税収が増となった場合には、極力基金に積み立てて、財政基盤の確立を図りたいと考えております。
 また、実質公債費比率は5%前後で推移しておりますが、起債の償還額は平成21年度がピークとなっており、平成21年度の借り入れの償還を含めても、当分の間は大幅な増とはならないものと見込んでおり、財政見通しとしては健全性が保たれていくものと思っておりますので、ご理解のほどをお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。


議長(三角武男君) 12番。


12番(橋本 勲君) 非常に懇切丁寧な村長の答弁を聞いていて、私も何か村長も真剣に村政のことを考えている、そういう受け取り方をしておりますが、もう一歩突っ込んだ村長のやる気、そのものについてぜひとも伺いをしたいと、こう思っております。
 私冒頭にこれだけ空前の予算になったと、これはそして22.7%ぐらいの増だと、ことしの予算は。これは泊のふれあいセンターや今の尾駮小学校の移転等、あるいは国際学校の問題等があって、恐らくこれだけ増額になっただろうとは思いますけれども、これは村長、私も県内の町村の予算を全部新聞に出た限りでは見落としのないようにチェックしているけれども、ほとんどが減額。例えば横浜町は31億円、野辺地町は50億幾つかな、大体そのくらいです。その中で、この普通建設費を見れば45億8,000万円です。よその町村はこれより下回っています、年度予算でですよ。これだけ潤沢というんでしょうかそういう財政に恵まれている。これを私はちょっと大げさかもわからないけれども、今我が村は日本一じゃないかと思っています。これだけの予算規模に余裕があるのは。それよりもうちょっと大げさに言えば、よくわかりませんが、プライムローンだ、何だかんだと言っていますね、アメリカの住宅ローン、これから端を発して今国内外ともに、国際的にも非常に景気が悪い。そう言えば、むしろ世界一のこの予算の増ではないのかなと、そう思っているんです。こういうことを踏まえて、私は冒頭に「素直にうれしく思っております」と、答えているのがそのことなんです。
 そこで、村長、まずむつ小川原開発が本格的にスタートしたのが49年だと記憶しております。基本構想をつくったのが昭和49年でした。その前に、このむつ小川原開発を進めるために、どれほど当時の30代後半、40代、50代の方々、特にお父さん、お母さん、我が議員の中にもおりますけれども、どれほど苦労されたのか、村長が言っているでしょう提案理由の中で、先進バンクなんて言っている。まさにこの人方、我が六ヶ所村の近世史を言えば、だからこそ私はこの潤沢なときに、この方々に今恐らく70歳、80歳過ぎていると思いますよ、そういう方々いっぱいると思うんでありますが、そういう方々に恩返しをしたいと、何としても。私がこういうぐあいに言うことは、これは私のそれこそ思い上がりといいますか、大変勝手なことだと村長受けとめるかもわかりませんが、私は決してそういうことで言っているのではなくて、こういう方々に今こそ恩返しをしたいと、苦労してよかった。あのときやっぱり国や県の指導のもとにこのむつ小川原開発に取り組んでよかったと思えるような、余生を送らせてあげたらいかがでしょうか。
 加えて申し上げれば、今老人の入っているぼんてん荘は、かなり待つ人が多いということですから、そういうところにも村長、目を向けて、それは大変な金がかかるでしょうし、単独になるかもわかりませんけれども、「福祉青森県一」を唱えている我が村ですから、そのくらいの思い切ったことは私はやってしかるべきだと、そう思うのでありますが、村長ご承知かと思うのでありますが、「道理百遍義理一遍」ということわざがあります。私はそういう思いで、今回この高齢者の支援対策、生活資金のこの支給はいかがなものかということで村長にお願いしているんです。村長、私のこの気持ちがわかりますか。わかったら、一言どうぞお願いします。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) ただいまの12番橋本議員の「その心情わかりますか」ということですが、自分も120周年に当たっては、村民のこれまで支えてたゆみない努力、つまりなまけないで一生懸命やってきたその心を大切にし、それに感謝し、それを受け継いでいく、そのきっかけにするために120周年をやりますよと、こう言っています。その部分で、先ほどありましたように、福祉の部分、恩返しできないかという部分には十分理解できるつもりであります。


議長(三角武男君) 12番。


12番(橋本 勲君) この件については今1点だけ質問して終わりたいと思います。
 担当の桜井理事、あるいは中村課長というのは私以上に、こういった行政の担当者でありますから、心配していろいろなことを考えていると思いますよ。それはそれとして、ぜひとも今村長はそれに幾らかでもこたえられるようなことを考えて進めていきたいということでありますから、どうぞひとつこれからも担当の理事、課長とよくご相談をなさって、私のその思いにこたえてください。私の思いというよりもむしろ今の高齢者の方々にこたえてくれるようにお願いして、この件は終ります。
 それから、2点目に、本球場、野球場の改修の件であります。
 これもまた私は冒頭申し上げたとおり、周辺で今一番古いなと、そういう思いであります。繰り返すようですけれども、これだけの潤沢な財政があるわけですから、例えば1年でやらなくても、何か基金のようなものをつくらなくても、それをめどとして、ひとつためて、貯金をして、2年ぐらいでもいいのでありますが、例えば1年目はスタンドをちょっとやりましょうとか、それから2年度目は電光掲示板のようなものをやりましょうと、そういう計画を持って、ぜひともやれないものなのかどうなのか、村長、これはどうも副村長にしてもよろしいですか。ひとつ副村長、副村長はどうも私と違って、私は貧乏ですけれども、今申し上げているとおりスポーツは野球が趣味です。それから庭いじりが趣味だと言えるかどうかわかりませんけれども、物まねのような庭いじりが趣味なのであります。
 ところで、副村長はどうもスポーツの趣味も余りないようだ、庭いじりもないようだ、再三玄関のあたりの整備をお願いしてもなかなか進まない。一体何が趣味なんです、副村長、ためることばかりが趣味ですか、どうですか。ひとつ今私が言った1、2年の計画をもってこれを対応できませんか、副村長お願いします。


議長(三角武男君) 副村長。


副村長(戸田 衛君) たしかこの大石総合運動公園内の本球場につきましては、これは私の記憶ではただいまご質問の橋本議員が役場の方に課長として一生懸命ご努力なされた当時のこの大石総合運動公園を私どもは建設していただいたというふうに記憶しておりますが、それを振り返ってみますと、もう三十数年この施設を整備してからたとうとしておりますので、確かにこの本球場を見た場合、老朽化していることは、私も本球場の方へたまたま行きまして、これは私どもでも感じております。これまでもスコアボード等々の一部の改修工事をしてきたところはご承知かと思うんですが、思い切った本球場等々の大改修につきましては、ご提案ございました財源等々の調整を見ながらでき得る限りそのスコアボード等々の電光掲示板の改修、あるいはまた本球場そのものの考え方等々が利用者の方々のニーズにもいろいろ勘案しながら取り組まなければならないと、思っておりますので、できる得る限り今後その内容等々につきましては精査しまして、前向きに検討してまいりたいと、このように思っております。


議長(三角武男君) 12番。


12番(橋本 勲君) 副村長、行政マンの使う言葉だけだから、もう1回聞きますが、前向きに検討すると言うけれども、大体いつごろかめどをつけられませんか。横にいる橋本隆春議員は六ヶ所村の体育協会の会長ですよ。会長のことも私は代弁して今言っているんです。さっき、「ぜひともそこを言ってくれ」と言っていましたから。もう1回副村長、聞かせてください。


議長(三角武男君) 副村長。


副村長(戸田 衛君) 先ほど村長もご答弁申し上げておりますとおり、私としても財政状況を踏まえながらということでご理解いただきたいと思っております。


議長(三角武男君) 12番。


12番(橋本 勲君) わかりました。副村長のことですから、きっと二十二年度から着工してもらえるものと理解して、この点も終わります。
 それから3点目のガラス固化のいわば問題でありますが、これは非常に広範な問題で、しかも国にとっての、あるいは県にとっても重要な問題でありますから、なかなか考えて、言葉なども選んだりして言わなければならない事情もあろうかと思うのでありますが、大体村長の答弁では、雇用の拡大や地元受注の問題、それから交付金の問題にも大きく影響するのではないかと、これは私は見通しているとおりでありますが、非常に答弁は的を射ているなという考えで受けとめておりますが、そこで、先般の我が村の議員の中でもプルサーマルの問題に触れた方もおりますけれども、これは先般も副知事がその問題で呼んだというか、電事連の方が行ったかわからないですが、そういうことで村長、新聞見ていると思うんですが、副知事は厳しいことを言っているでしょう。「だめですよ、そういうことは、ちゃんとやりなさいよ」と、こう言っているわけでしょう。私はこのことを村長に再三食い下がっているんですよ。村長もここに存在している施設なんですよ、存在している村の長だから、何かやっぱりアクションを起こして、素人なら素人なりの判断を持って対応すべきだということを再三食い下がっているのは、それがゆえなんですよ。ただ、国、県がこう考えているから、それでいいですよということ、そうでもないでしょうけれども、たまには呼んで、「だめですよ」と、「この変更はだめですよ」とか、「これをこういうぐあいに進めてください」とかということを強く1村の長として責任ある態度を村民に私は示すべきだと、こういうことを言っているんですよ。
 私は12月議会で村長に、「何か提案することがないのか、例えばその検討委員会等も」ということを言ったら、「機会があれば申し上げます」と、たしか村長そういう答弁をしたと、私が間違っているのかどうか。
 そこで村長、8月に延期したことについて、あるいは前段私が質問したことに答えます、そういう機会があって何か申し上げましたか、それをまずお聞きしたい。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) ただいまの質問にお答えを申し上げます。
 村では原燃とは定期的に月一回情報交換をしております。何かトラブルがあるとその都度やっていますが、その定期的な懇談の際に、常にその部分については原燃に強く申し上げているところであります。


議長(三角武男君) 12番。


12番(橋本 勲君) 村長、申しわけないけれども、常にどういうことを申し上げているんですか、具体的に。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) まず一つは、今のように2月から8月に延期になるということについては、村にとりましてはこれも非常に残念なことであるということと、そして何よりも大事なことは村民の信頼を失いかける、その部分が一番大きいですよと。ですから、きちんと計画に従って安全性を確認しながら、情報をきちんと提供して対応するようにと、常に申し上げております。


議長(三角武男君) 12番。


12番(橋本 勲君) そういうことのみを申し上げて、村長あと心配をしていませんか、どうです。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) 例えば地元への影響、村の財政等々にも若干の先送りがあるので、そういう部分では大変心配しているところであります。


議長(三角武男君) 12番。


12番(橋本 勲君) どうも村長は慎重、県のことも、あるいは会社のことも、あるいは国のことも恐らく考えているんでしょうなと。私たちとは立場が違うわけですから、村長に無理な答弁をお願いしても、これはちょっとまずいかなという思いもしているわけでありますが、たしか原燃の当初こういうトラブルがあったときに、原燃の名前は言いませんよ、これ間違いなく私は申し上げたと思うのでありますが、なぜフランスの技術をそのまま、いわば我が日本がそのまま遂行してるわけですが、それは部分的に小さいのを改良しているかもわからないけれども、本体そのものはそれに変わりはないと思う。それで、今のこのガラス固化の問題で、「これはフランスと同じようなことをやっているか」と言ったら、「そうじゃない」と。そうでしょう、村長知っているでしょう。「日本独特の経済的にも、あるいは溶融炉といいますか、それらの耐用年数が非常に長いんだと、そういうこと。それから排気と残渣を一緒に入れて一緒に処分するんだという、非常に画期的なものだ」という答えがあったんですよ。それはそういうことですから、私はそのとき、それ以上素人ですから何も言えなかったんでありますけれども、今まさにどうですか、フランスのこと、あるいは英国のこと等を遠くから聞いておりますと、そういう不溶解残渣ですか、そういうものと一緒にやることは極めて危険だということで、フランスもイギリスもやらなかったということですよ。なぜだとするなら、そういうことを、この先進国のようなことにやはり従って、まず操業を目標にやれなかったのかということを再度私は質問したことがあります、会社の方に。
 そこで、村長、私は素人なりに考えているんですよ、村長はこれ以上言えないという。このままだと今朝もまた何か小さい記事が出ておりますけれども、これは新聞に出ているから、ここで言っても構わないと思うんですが、やっぱり小さいのが、ぽつぽつ起こるんですね。日本でやっているのはそれこそ試験ですよ。私はむしろ起こって当たり前かなと思う。8月に本当に保証できるのかというと、私は素人なりに考えていると、これは本当にそう行くのかなという思いしているんですよ。だとすれば、これだけ我が村のさっき村長が答弁した雇用の問題、経済の、いわば業者に受注できなくなる、そういった財政的にも大きな問題を我が村が抱えているから、1村の長としてもう少し厳しいこと、素人は素人なりに、それを専門家が見れば笑われるかもわかりませんよ、何だとんでもないと。私今言っていることが、あいつは何を言っているんだろうと、そういう思いもしているかもわかりませんけれども、やっぱり勇気を持って村長、言うべきだと思うんです。
 そこで、きょうは私のガラスの固化試験に対して意見を述べてみたいと思う。これは村長がどう受けとめるかわからないけれども、村長恐らく機会があれば、村長にこのことを議会でもこういう質問が出て、意見が出たということを伝えてくださればいい、それで結構です。村長の回答を聞くというのはなかなか大変でしょうから。これは私は余りよくわからない、ハイレベルの機械ですから、私はそういうことをわかりませんが、私の書いた文章もそちらに飛び、こちらに飛びでちょっと要領を得ないかもわかりません。それで私なりにこうあるべきじゃないのかなということを考えたものですから、ぜひともこの機会に村長に申し上げておきたいと、思います。
 ガラス固化試験に対する私の意見を申し上げてみたい。
 ご承知のとおり、竣工時期を2月から半年延期し、8月としたことは評価したい。これ慎重に対応しなさいということで評価したいということであります。したがって、この際、腰を据えてじっくりと取り組むべきで、あせる必要はないと思う。昨年12月11日に開催した本村の原子燃料サイクル施設対策特別委員会のその意向に同感であります。最後の試験ともいうべきガラス固化試験については、昨年10月からの試験で、運転のコツをつかんだと聞いています。これは村長もご承知かと思います。問題は、最後に不溶解残渣を入れた試験で、5本で流下不調になったと承知している。この不溶解残渣については、私先ほど申し上げたとおり、海外でも相当苦労したと聞いております。英国では最初から不溶解残渣を廃液に入れず、セメント固化する方法を採用、フランスでも最初の4年から5年は不溶解残渣を入れずに、この間研究開発を進め、今日に至ったと聞いているのであります。仮に不溶解残渣が今回の原因の一つだということであれば、その扱いには海外と同様、時間をかけてじっくりと取り組むべきであり、まずはまだ試験をしていないきれいなB系、A系とB系、今A系をやっているわけですね。このB系の溶融炉を有効に活用して、安全で安心できる操業に持っていくべきであると考えます。
 今A系で、洗浄の件でどうだこうだと言っているわけでしょう。私はまだこれ以外のものが出てくるだろうなという予測をしてならないんですよ。こういうシステムにだけ依存していいかどうです。私はこの際、やっぱり固定観念から離れて、別の考えの立場に立ってやっぱり相対的に進めて、それが早道になるのだと、そういう考えのもとにこの意見を述べているのであります。
 こうしたことを現下における打開の方策として検討してみてはいかがでしょうか。私の意見はそうであります。これを村長に今この機会に申し上げておりますから、村長がもし答えがあれば答えてくだされば結構だし、ぜひともお願いしたいのは、機会があったら、我が議会の議員の中にもこういう意見の人もいますということをぜひお伝えを申し上げていただければ幸いであります。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) ただいまの質問にお答えを申し上げます。
 今議員からありました内容については、機会がありましたらぜひ意見としてこういうことがありましたよということを伝えたいと、こう思っています。
 あせる必要はない、この部分については、自分も同感であります。自分も職員に対してもこの施設については、もう最もいい時期に竣工していいですよと、こういうことであせる必要はないという部分については同感であります。
 さて、不溶解残渣の部分については、これは議員から今ありましたように非常に難しくて、不調に終って今さまざまな形で調査をして原因と。今この改善策の一つとして、今までやっている間に不溶解残渣の部分を工夫する溶解槽を一つ入れること今考えていると。その部分を今国の方に申請して、許可を得るような状況で対応するという部分だけ聞いてあります。
 それから、B系等の使い方については、これも自分もそういうことを常々思っておりますので、機会がありましたら伝えたいと、こう思っています。以上です。


議長(三角武男君) 企画・防災部門理事。


企画・防災部門理事(小泉靖博君) 原子力を担当する者として、先ほど12番議員からさきの電事連がプルサーマル計画の事業の変更について、うちの村長が何も言っていないかのようなご指摘をいただいたわけでございますけれども、この件につきましては、村といたしましては、この計画変更、いわゆる16基から18基をなくするということについては、承服できないということをはっきりと村として申し上げております。このことを誤解ないように、主体制を持って村としても取り組んでいるところでございますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。


議長(三角武男君) 12番。


12番(橋本 勲君) 理事の方に先に、誤解はしていないんです。そういう答え方をしないでしょう、聞いても。だから誤解するんですよ。そのことを間違わないようにしてください。
 それから、村長、やっぱり村長は不溶解残渣のことをちゃんと知っているんですよね。それでもなかなか私はこんなにしつこいほど12月から、その前から質問してもなかなか言わない。村長はなかなかさる者だなと、こう思っていますよ。やっぱり勇気を持って、村長、みんなの前で公表というのは、財政課の中に張っておくのが公表じゃないんですよ、公の表と書くんですよ、そうでしょう、あなたは校長先生までやっているんだから、それぐらいのことはきっとわかっていると思うんです。やっぱり公表しないと、公にきちんと、しかもここは公の場ですよ、公の場で大いに議論して、やっぱり勇気を持って答えるものは答える、進言するべきことは進言しないと、前進しないんです。実際は困るわけで、これ以上おくれれば。これ以上おくれないことはないんですよ、先ほど申し上げているとおり。それはそれとして、今いろいろと原因の究明、まだ決まっていないでしょうけれども、いろいろなことで苦労しているわけでしょう、原燃は原燃で。しかしそれのみに固定した観念にとらわれず、私のような素人の意見もやっぱり検討してみる必要がないのかなということで申し上げているわけです。この件についてはこれで議長終わります。ぜひとも一つよろしくお願いを申し上げます。


議長(三角武男君) まだあります。


12番(橋本 勲君) まだだ、それでも1時間ちょっと前に切ろうと思っていたけれども……。
 それから、2番目のこの財政のこれは村長もそのとおり答えてくれましたが、5%の公債費比率などには余り関係がない、安定したと、こう言うのでありますが、さて、財政課長、そうすると20億円が仮にもっと延びた場合に、22年度の状況はどうなりますか。
 それから22年以降起債はどの程度になるんですか。公債費比率は大体一桁範囲でずっと継続するというぐあいに理解すればいいのか、そこを教えてください。


議長(三角武男君) 財政課長。


財政課長(相内 豊君) お答えいたします。
 22年度以降も4億5,000万円前後で推移いたします。公債費比率につきましても5%前後で推移する計画であります。


議長(三角武男君) 12番。


12番(橋本 勲君) 20億円を見込まなくてもそれぐらいの推移でいきたいと。恐らく予算そのものは100億円前後だろうと、これはその程度に理解しておきます。
 そこでいわばモックスの関係も再三私はとらえておりますけれども、これは大規模といいますか、それによって基準財政需要額によってほとんど持っていかれると、これは村長もご承知のとおりです。いろいろと勉強していただいて、村長も学ぶこともあったでしょうし、私は執拗にこうして財政問題を議論しているのは、村長胸を張って提案理由の中で将来のまちづくりをこうしますと、言っているわけでしょう。それはどこかというと、財政があるからでしょう、そうじゃないですか、村長。だから心配をして、それぞれ財政というものがそこの地域の自治体にとっていかに肝要なものであるかということを徹底してやはり認識してもらいたい。だから、私は常に議会でも、会議でも、大いに議論し、大いに意見を申し上げてもらいたいと再三言っているのはそれがゆえなんです。ただ、余りにも自己中心で申し上げるとなれば、これはエゴです。やはり意見とか要望というのは、協調性を持って言うべきだと。そういう思いでこのようにいろいろと感化するために申し上げているわけでありますから、その辺もご理解をいただきたいと。
 そこでもう一つ財政課長に聞いてもいいですか。例えばモックスが10億円なら10億円入ってくる。操業が順調にいって、これ20億円入ってくる。この場合はまさに頭打ちして県の方に持っていかれますか、その辺はどうですか。でき得ればオーバーラップしないような方向も勉強してみんなで考えなければいけないでしょうし、その辺はどうですか。


議長(三角武男君) 税務課長。


税務課長(中嶋 勉君) 税の方の話になるかと思いますので、私の方から回答したいと思います。
 村の財政力等、財政収入額、基準支出額とか、その辺の比較で、大規模償却資産に該当することになるものですから、村で収納できる税額については頭打ちになると。それを超えた部分については県の税収になると、そういう見解です。


議長(三角武男君) 12番。


12番(橋本 勲君) そうすると、税務課長、大体今の状況でなかなかそう人口増はないと思うが、このような状態で進むとどのくらいで頭打ちになりますか、どのくらいの予算規模で頭打ちになりますか。


議長(三角武男君) 税務課長。


税務課長(中嶋 勉君) 税額については、完成した建物の状況によって、いろいろと計算に影響してきますので、現段階では数字の特定はできません。試算については県の方で試算して、村の割り当て、県の割り当て、そういうふうな計算を示してくれます。


議長(三角武男君) 12番。


12番(橋本 勲君) 課長が大いに勉強して、県でなければわからないということではなくて、我が村に所在して管理してあるものですから、大いに勉強して、我々にも教えてください。
 そこで、私はこの取り崩しの関係を一番気にしているんです、積立金の。目的基金ですから、これはその事業をやれば目的基金に充当するのが当たり前でしょうけれども、金があれば別にそれを取り崩ししなくたって補正がないと。
 それと積立金そのものは仮に100億円あったとしても基準財政上の今の頭打ちの範囲には入らないと、だから基金を大いに蓄えてくれと、こう言っているんです。
 財政課長、そこで、今14億円ぐらい大体財政基金を取り崩したけれども、これは来年か再来年あたりこのまま戻せるという状態、目的基金ですから、目的基金は返さなくてもいいんでしょうけれども、大体調整基金あたりは返せるという見通しがついているんですか、その辺はどうですか。


議長(三角武男君) 総務部門理事。


総務部門理事(橋本政信君) お答えいたします。
 今の段階では、財政運営計画からいたしますと、2年ぐらい収入が入るのが延びております。そういうことを踏まえまして、今までのいろいろ予算上でありますけれども、約15億円ぐらいは積み立てできるものと理解していまして、22年度が入るとすれば、その中で運用できると思いますので、ある程度余裕ができるのかなという感じがしております。以上であります。


議長(三角武男君) 12番。


12番(橋本 勲君) 鋭意努力をして健全財政を継続してもらいたいと、こう思います。
 最後に、ガラス固化体の問題でありますが、今これは新たに操業しますと出てくるわけですけれども、そういったものへの頭打ちの対象になるかどうかかわかりませんけれども、相対的に見た場合頭打ちになるかもわかりませんけれども、そういうものへの課税というか、場合によっては県を飛び、原燃を飛び、そして直接村長も対等ですよ、麻生さんは国民のことを考える。村長は村民のことを考えているわけですから、村民だって国民ですよ、対等に麻生さんに会って、自治省あたりに行って、税の今の課税対象など改正するべきです。そのくらいの元気、勇気を持って、これを再三申し上げて、私の質問を終わります。


議長(三角武男君) 以上で12番橋本勲議員の質問を終わります。
 次に、6番岡山勝廣議員の質問を許します。6番。


6番(岡山勝廣君) おはようございます。
 議長のご承認をいただきましたので、通告に従い一般質問をいたします。
 19年度の第1回定例会において、当村の消防団員の減少に対する取組みについて質問いたしております。
 当村のみならず、各自治体における消防団員の減少が大きな課題になっており、その昨日が憂慮されております。年々進む少子高齢化や就労の構造変化により、消防団員の確保は年々厳しくなってきていると思います。
 村では消防団員の確保が困難であるときは、市町村の実情に応じて大規模災害等の特定の活動に限定して参加する機能別団員・そして機能別分団制度や消防活動に貢献する事業所を社会にアピールする消防団協力事業所表示制度等を活用し、地域住民や事業主の理解活動を積極的に進め、消防団員確保に取組みながら、準消防団機能を持ったシステムを考え、そしてその中には役場の職員の方々もかかわるような形で構築することについての検討、また、女性消防団員の拡大につきましても女性が参加しやすい環境づくりを検討するとありました。
 そこで、その後の進行状況がどのようになっているのかお伺いいたします。
 次に、六ヶ所村では、長年にわたり社会に貢献した高齢者に対し、六ヶ所村高齢者無料入浴券を交付し、入浴の促進を通じて、高齢者の生きがいと健康増進に取組んできておりますが、その利用に関する現状と実績をお伺いいたします。
 また、無料入浴券交付要綱には、「入浴券の交付対象者は、毎年3月31日現在において、本村の住民基本台帳に登録されている者で、満70歳以上の者とする。」とあります。年齢の基準につきましては、さまざまなとらえ方があると思いますが、主に高齢者に対する公的サービスについて、年金や高年齢求職者給付金等のように、基準年齢に達した誕生日以降にすぐに対象になるよう考慮されております。
 無料入浴サービスや無料バス運行などの高齢者に対するサービスはさまざまな自治体で行われております。その中で、対象者の要綱は年1回の区切りだけでなく、その対象となる年齢に達した誕生日以降の申請で有効になるような要綱が多く見受けられます。
 当村においても、長年にわたり社会に貢献した高齢者に対し、尊敬といたわりの気持ちを持って、高齢者の立場に立った柔軟な運用ができないかお伺いいたします。
 最後に、役場職員の人材育成であります。
 村においては、これまでも職員の行政能力の開発向上に向け、職員の外部派遣等を実施していると伺っております。また昨年度から、大学等における就学を可能とする休業制度の設定など、さまざまな取組みを実施されているところではありますが、現在当村は原子燃料サイクル施設を初め、ITER計画と並行して取り組まれるプロジェクト、幅広いアプローチでの国際核融合エネルギー研究センター、また、世界で初めての蓄電池併設型の風力発電所が立地されるなど、我が国のエネルギー政策の根幹を担うさまざまな事業が行われております。
 これにより、六ヶ所村のさらなる発展が図られ、国際色豊かな村づくりが進められていく中、人材育成を目的として現在実施している県に対する外部教育派遣のほか、国、もしくはそれに準ずる組織まで拡大し、長期、安定的な外部派遣による人材育成に取組むべきと考えますが、その必要について村長のお考えをお伺いいたします。
 村長の誠意あるご答弁をお願いし、私の質問といたします。よろしくお願いいたします。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) それでは、6番岡山議員からございました質問にお答えを申し上げます。
 1件目の消防団員の減少に対する取組みについてのその後の進行状況についてでありますが、当村の消防団の任務は、火災・地震・風水害はもとより、石油コンビナート火災や原子力施設における事故等、消防団が担う役割は年々多様化・複合化の傾向にあり、地域住民の生命・身体・財産を守るという使命のもと、平和な住みよい生活環境の確保を図る観点から、大変重要な組織であると認識しているとともに、生業の傍ら昼夜にかかわらず献身的に活動をしていただいておりますことに深く感謝しているところであります。
 国においては、そのような重要な任務を担う消防団が、全国的に団員確保が困難で、減少傾向にあることを踏まえ、団員確保を図る観点から、平成17年に特定の活動、役割のみに参加する機能別団員、機能別分団等を導入し、制度の多様化を図ってきております。
 当村の現状は、222名の定数に対して、定年等による退団によって、充足率は約95%程度で維持しております。しかし、団員の年齢構成を見ますと、50歳以上の割合が高く、このままの状態ですと、将来的には、消防力の充実強化に資するための条例改正等、抜本的な対応が求められる事態も想定されるところであります。
 また、消防団協力事業所表示制度の導入については、当村の消防団の就業形態を見ますと、半数以上が会社員等の被雇用者であり、将来的にも増化するものと見込まれ、事業所の協力なくして消防団員の確保は極めて厳しいものと思慮されるところであります。
 安定した消防団員の確保を図るためには、何と申しましても地域住民の理解とご協力がなければなりません。とりわけ、消防団と事業所等との連携・協力体制をより一層強化し、地域における消防、防災体制の充実強化を図るために、制度の導入に向けて、認定基準及び実施要領の検討など、具体的な運用方法等について検討してきたところであり、その結果を踏まえながらこの制度導入は有効なものと思っております。
 今後、関係機関と協議の上、平成二十一年度導入を目指して取組んでまいりたいと考えております。
 2件目の六ヶ所村高齢者無料入浴券交付の運用についてでありますが、この事業は70歳以上の高齢者の生きがいと健康増進に資することを目的に平成18年度から実施しております。村内4カ所の浴場で年50回まで利用でき、また温泉までの交通手段のない方のために、週2回無料送迎バスを運行して、利用者の利便性を図っているところでもあり、大変喜ばれていると認識しております。
 また、利用実績でありますが、対象者で18年度・19年度とも約1,500人中1,100人、利用者率73%となっております。
 入浴券で18年度・19年度とも総交付枚数約7万5,000枚中、利用数約3万3,000枚、利用率は44%となっております。
 金額では、平成18年度約1,000万円、19年度では約1,100万円となっております。
 議員ご指摘のとおり対象者の年齢基準を毎年3月31日現在で満70歳以上と定めております。
 事業をスタートさせてから3年が経過し、年齢基準についても理解されつつあるものと思っておりますが、いましばらく現状で運用していきたいと考えております。
 3件目の六ヶ所村役場職員に対する人材育成の方策についてでありますが、経済社会の動向や村民意識の変化に対応し、活力ある行政を推進していくためには、実際に行政を担う職員の能力開発、人材の育成が不可欠であることは十分認識しているところであります。
 このため従来の人材育成基本方針を見直し、平成19年4月に「新時代における人材育成基本方針」を定め、この基本方針に基づき、職員自身が自発的に取組む自己啓発を促進するとともに、職階層研修、専門研修、派遣研修等々を体系的、計画的に実施してきたところであります。
 お尋ねの、国及びこれに準ずる組織への派遣については、村政の主要施策を推進するに当たって、その必要な知識や組織の活性化等の面で意義があり、また今後、地方分権の推進に伴い、その意義はますます重要となりますので、国等への人事交流や実務研修などの派遣を推進したいと考えております。これまで、農林水産省との人事交流制度を活用し、毎年職員へ公募を行ってきているところでありますが、今のところ派遣までに至っていないのが現状であります。
 今後は、職員が積極的に派遣の受け入れができる環境体制を整えるとともに、幅広い視野と村民主役の視点に立ち、時代の流れに対応できる政策形成能力を備え、しかも意欲ある人材の育成に取組んでまいりますので、ご理解、ご協力のほどお願いを申し上げ、答弁とさせていただきます。


議長(三角武男君) 6番。


6番(岡山勝廣君) 丁重なご答弁ありがとうございました。その中で何点か聞いてまいりたいと思います。
 まず、消防団員、消防のことについては、六ヶ所村民の身体・生命・財産を守るという崇高な目的に向かってみんな頑張っているわけです。そしてまた、正月になれば出初式、それから3町村の合同演習、役場の村長さん初め、さまざまな方々が参加し、彼らの行動を認め、たたえている行事も多く行われていると思います。ただ、残念なことに先ほども話し出ましたが、今までと違って、だんだん高齢化になっている。それから勤め人が多くなっている。ということで、今六ヶ所村も95%、充足率、多いか少ないかは別としてなっていると。それで、じゃあもっと多くする方法をいろいろ考えましょうやということで、たしか2年前にお話しさせていただきました。その中には、役場の職員も少し考えたらいかがでしょうか。その中で、村長の前回の答弁は「役場の職員も一定の年齢の範囲内で」というふうな答弁もいただいております。そこで、いろいろな機能別分団とかについて、どういうふうに動いてきたのか。
 それから、役場職員に対してはどういう方法でやろうとしているのか、これについて担当課の方に伺います。


議長(三角武男君) 企画・防災部門理事。


企画・防災部門理事(小泉靖博君) 私の方からお答えさせていただきます。
 岡山議員からは平成19年の第1回定例会でただいまご紹介のありましたような内容について質問をされ、そしてまた村長の方からそのような検討課題として取組んでいくという旨の答弁がされていることは、議事録等から拝見いたしまして承知をしております。私と担当課長が19年4月に、この担当になりました。いかにして村の消防、防災力を強化するかという基本的な方向では6番議員のご指摘もそういう方向性でなお一層機能させるということで、ご提言があったものというふうな大局観に立って、村の防災機能をどのような形で機能させればいいのか、より充実させればいいのかという観点から、私どもは検討してきましたけれども、今その一例として、消防団とそれから従来ある基本団員と、それから機能別の団員というふうな部分もありまして、これは制度上、平成19年に消防庁の方からそういった方策もあるよというお示しがありました。ただ、いろいろな状況を精査、検討して見ますると、なかなか基本団員等機能別団員等の関係において、今全国的にもそんなに導入している自治体もないわけですけれども、その例をいろいろと調査してみましても、なかなかその問題があるようなことがいろいろと事例として出されております。
 そういったことも踏まえて、私どもとしては、ご案内のように、六ヶ所村には他の町村にない常備消防という、本来職務としている常備消防がきちんと位置づけされ、それに六ヶ所消防団が後方支援するという立場で、今のところ万全の体制で住民の生命、財産を守るために機能されているという前提があるわけでございます。したがって、先ほどから話しておりますように、村の職員をこの中に組み入れて、地域の消防団の方に入れるという部分は、これは果たしていかがなものかというふうな私どもとしてはそう考えました。
 ご案内のように、職員は地域防災計画という枠の中で、それぞれの職員の役割をきちんと与えられているわけでございますから、先ほど申し上げましたように、常備消防がこれだけ完備している村はないと。ただ、今までお話しがありましたように、ではこのまま放置をしておいたら、村の消防団はどうなるかというご懸念についても当然私どもも消防団幹部の方々と議論しながら、検討を加えているところでございます。いろいろ長く申し上げましたけれども、私どもとしては総合的に村の防災体制をどうあればいいかという視点で先ほど来から議論がありましたような機能的な部分とか、あるいは消防団協力事業所認定とか、いろいろな部分も制度にありまして、そういった部分もひっくるめて、総合的に検討を加えているところで、先ほど村長から答弁申し上げましたように、そういった協力事業所の認定については、やるべきだという結論に達しまして、21年度から実施させていただきたいという思いでおりますので、ぜひひとつご理解のほどをお願いしたいというふうに思います。


議長(三角武男君) 6番。


6番(岡山勝廣君) まず丁重な答弁ありがとうございます。
 先に6番議員でありまして、先生ではないので、そこのところよろしくご理解いただきたいなと思います。
 いろいろ話ししていただいたんですが、2年前に検討してやる方向だと、こう私は理解しているんですが、ほとんど手がついていないのかなと、という今印象を受けました。
 そしてまた、やはり六ヶ所の村民、そしてまた役場の職員は、六ヶ所の村民のための公僕であると理解するんですけれども、みんなで支えようよという気持ちも大事だと思います。ですから、職員のそういった制度はいかがでしょうかと提案したら、村長は「考えます」と。でも今は何かずっと後退している。
 それから例えば私のいとこも消防団員なんですが、もう60なんです。結構多いんです。若い人がなかなか入ってこない。ところが、役場を見てください。もう元気な人いっぱいいるわけですよ。役場職員も家に帰れば地域の住民なんです。村長どうなんでしょう、この役場職員について、この期間を決めた団員としての協力というんですか、義務というんですか、それについて村長もう一度伺いいたします。下がることはないと思います。やっぱり進んでいかなければならないと思うんですが、いかがでしょうか。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) ただいまの質問にお答えを申し上げます。
 まず役場の職員については、もう先ほど理事の答弁にもありましたように、村の防災計画に沿って組織の中できちんと組み入れられて対応するようになっています。
 それから今地域に帰れば、これは地域住民、一住民であることは間違いないので、この部分は議員がお話ししたとおり1地域住民であって、そこで活動するということは問題ないかと、こう思うんですが、役場が組織挙げて団員にするような状況という部分についてこれはいま少し検討させていただきたいと、こう思っています。


議長(三角武男君) 6番。


6番(岡山勝廣君) じゃあちょっと聞き方を変えます。
 今現在、役場の職員で消防団員になっている人は何名ぐらいいますか。


議長(三角武男君)原子力対策課長。


原子力対策課長(木村豊治君) 現在職員は230数名で団員数はゼロでございます。実際の話で消防団員になるには公務員でも一向に差し支えございませんが、その任命権者の許可を得ることによって、消防団員になることは可能となっております。


議長(三角武男君) 6番。


6番(岡山勝廣君) ゼロという言葉が返るとちょっと予想していなかったんですが、これをどうとらえるか。先ほど言いましたたしか組織内ではちゃんと体制をつくられている。それはいいでしょう。けれども、やはりみんな先ほど言いました役場職員であり、地域住民であります。何人かがある程度登録して消防団員と活動する、活躍する状況づくりもする必要があるかと思うんですが、村長、再度もう1回お願いします。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) ただいまの質問にお答えを申し上げます。
 役場ではさまざまな形で職員はその1地域住民として活動している部分はたくさんあります。例えば、交通安全の部分等も含めてあります。今の消防団員ということについて、直接に一種の職務命令ということは、これは考えられませんので、あくまでも1地域住民として、本人のこれは自主的な判断というのが大事でありますし、しかし、役場の職員は職員として、公務員として対応する部分と1地域住民として対応する部分というのがこれはありますので、そこはこれから意識改革というか、啓蒙等々して、その方向性は大事だと思っていますので、その方針に従って考えてまいりたいと、こう思っています。


議長(三角武男君) 6番。


6番(岡山勝廣君) ぜひ、私もやるというふうに、そういった雰囲気になれるように、村長の指導のもとにそういう雰囲気をつくっていただければなと、これはお願いしておきたいと思います。
 そしてまた、今一生懸命頑張っておられる消防団員の皆さんをみんなで村民が感謝する。おかげさまでと、ありがとうございましたと、そういうふうな状況を村を挙げてつくっていければなと思います。
 そして今さまざまな機能別とか、いろいろなことを検討していると聞いていますので、余り時間をかけないでやっていただければなということで、担当課長にこれからの考え方、今やろうとしていることを聞きたいと思います。


議長(三角武男君) 原子力対策課長。


原子力対策課長(木村豊治君) 6番岡山議員が要望されています消防団の団員確保という形で、消防関係事業所表示制度実施に当たりましては、先ほど理事が申し上げましたが、21年度、来年度になりますが実施したいと思いますが、その制度を導入するに当たりましても、実施要綱とか、認定基準を設けます。そして、村内にはいろいろな事業所がございます。その事業所の理解を得ながら、消防団と連携を密にして、表示制度を反映させて、団員の確保に努めてまいりたいと思います。


議長(三角武男君) 6番。


6番(岡山勝廣君) ぜひ年度当初から動けるように、時間も足りないのでありますけれども、制度、要綱ですか、煮詰めてやっていただければと思います。これはお願いして終わります。
 次に、無料入浴券の件なんですが、これはちょっと土地勘がない人には理解できないと思うので、資料を配りたいんですが、議長よろしいですか。


議長(三角武男君) はい、どうぞ。


6番(岡山勝廣君) まず1枚目、これは3年前に無料入浴券の配布が始まり、バスの経路です。そしてみんな「どうもおかげさまで、ありがたいな、ありがたいな」として入っておりました。たまたま1年たったときだと思ったんですが、バスに乗って風呂に入りにいってみるかと。「いやいや入りたいんだけれども、3キロも歩いていって入るのか」と。第5庄内の人です。それから、陸栄の人からは、「何で陸栄に寄らないで豊原と千歳に来いと言うの、大体1キロ半から2キロ歩けってか」と。そんなので要するに足腰不自由だからバスを回しているわけですから、全く担当者が図面の上で線を引いて決めていると。配慮、思いやりがほとんど入っていなかったと。そして、担当者のところに行って、「どうしてこうなんだ」と話をし、実情を話しましたら、「じゃあ検討しましょうよ」と、それで検討したのが2枚目です。ですから、最初は7カ所の六原、庄内、端、陸栄がなくて、7カ所だけだったんですが、直したら13カ所までふえた。要するに現場を見て、地域の人たちの利便性を考えてやった結果がこれなんです。そうすると、今度は「じゃあそこまで来てくれるんだったら私も乗っていきたい」と。それで、さっきたしか19年度よりも20年度が利用者数、枚数がふえているかと思うんですが、それらも一つの原因ではないのかなと。
 ですから、まず一つは、20年度まだ終っていないんですが、どういう傾向にあるかお伺いしたい。
 そういうふうに、もう一つ、路線バスでも停留所でなくても今おろしてくれるんですね。おじいちゃん、おばあちゃんだと。「ああここはじいちゃんどこだべ、」と。「いや、申し訳ないな」と。とめてくれるんです、路線バスでも。ここまでせっかくお金をかけて思いやりであの予算をつくってやっているわけなので、こういった愛情があってもしかるべきではないかと。
 それで私がもう一つ聞きたいのは、3月31日現在で70歳、これはいいでしょう、ところが4月に入って、5月に入って70歳になった人は、「70歳になったけれども、もらっていないんだよ」と。「何月生まれ」と聞いたら、「5月に70になった」と、あと10カ月待たなければならないんですよ。私の言った言葉じゃないんで、誤解しないで欲しいんですが、「おらんどはなあって、先が長くないんだ、1年でも10カ月でも、やっぱり時期が来たらもらいてじゃ」これが実情なんです。ですから、もう3年もやってきましたし、路線バスも1年であの路線も見直しをかけています。ですから、先ほどの答弁の中にあった「しばらくこのままで」というのは、どうにも承服しがたいんです。例えば、毎月やるのが、例えば年間に何人、100名とか150名だと思うんですが、年度末にまとめてやるか、毎月やるか、もしくは年度を四つに区切って、3カ月ごとにやるか、いろいろ柔軟な考え方があると思うんです。村長、そこをもう1回、どう考えていただけませんか。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) ただいまの質問にお答えを申し上げます。
 今しばらくは現状で運用していきたいと考えています。この制度をスタートさせた1人は自分の考えだったんですが、3年前、いわば5年ぐらいはモデル制度をつくりますよと。こういうスタートだったので、今3年ですので、あと2年ぐらいして大いに意見を聞いて、改善していこうという部分がそこにあったので、今しばらくはというつもりで答弁させていただきました。多分誕生日云々ということもあると思いますので、その部分は否定するのではなくて、今少しこのまま運用させていただいて、よりよい改善策があるとすれば、これはもう改善していきたいと、こう思っています。せっかく自分も実際ある風呂で一緒に入って、「この制度は本当にいい」と、2人にほめられましたから、一緒に風呂に入っていて。「いや、この制度はなかなかいいと、ぜひ長く続けてほしい」というそのときの言葉もあったので、地域住民の声を聞いて、それにこたえられるようないい制度にしていきたいと、こう思っていますので、ご理解いただければと、こう思っています。


議長(三角武男君) 6番。


6番(岡山勝廣君) 先ほどの質問、20年度利用者数がどうだったのか。


議長(三角武男君) 福祉課長。


福祉課長(中村嘉悦君) お答えいたします。
 20年度は対象者数が1,550名、大体入浴券で7万7,500枚ほどと、18年度、19年度より若干ふえております。そして、今2月末現在までの実績が出ているんですが、使用枚数も若干ふえております。47、8%となりますし、金額も20年度は六ヶ所温泉も中途から休業と、あとは老人福祉センターも丸々1年休業ということで、利用単価が高いろっかぽっかの方が利用されたということもありまして、金額では1,175万円ぐらい、最終見込みは1,200万円を超える見込みと見ております。


議長(三角武男君) 6番。


6番(岡山勝廣君) ありがとうございます。
 やはり利便性がよくなったというか、多分これは南地区だけじゃなくて、各地区のバス路線を見直したかと思いますけれども、やはりみんなそばまで来れば行くんですね。それから先ほど陸栄の人は「吹雪のときはバイパスでどうやって立って待っているのや」と、陸栄の集会所に行けば中で待っているわけですよ。1キロ半、2キロ歩いて、吹雪で待っているというのは大変な話です。ですから、それは村長、今しばらくということ出ましたけれども、バスのその路線はもう1年後に変わっているんですね。ですから、いましばらくと答弁をいただいたんですが、ここ1、2カ月をいましばらくというふうに私は理解したいんですが、よろしいでしょうかね。もう一度お願いします。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) ただいまの質問にお答えします。
 まず、バスの関係の部分については、やっぱりそれぞれの地域住民のその身になって、やっぱり心を酌んだ対応は必要だと思うので、その線に沿ってできるだけ可能な限り早く対応したいと、こう思っています。
 それから、例の誕生日ごとにという部分については、いま少し時間を貸してもらって、よりよい方向がどうなるのか、それからどんどんふえていったときどうしますか。これスタートさせたときからその懸念があったので、一定の枠は抑えたいなと。何千万円もかかるようになったら、これは当然枚数を減らすとか、さまざま工夫しますよということはスタートとのときからそういう部分がありましたので、どういうことで今1、2年ぐらい我慢してもらえればと、こう思って、その間に十分意見を聞いて、よりよい使いやすく改善していきたいと、こう思っています。


議長(三角武男君) 6番。


6番(岡山勝廣君) なかなか厳しい答えなんですが、今にも発行枚数と使用枚数を比較すれば、半分ぐらいですよね。ですから、多分この状態が続くんでないか、いろいろな理由があってもらったけれども行けない。これが続くと思いますので、前向きに、それからいましばらくの時間のとらえ方、それぞれあるかと思うんですが、これは月別も大変だとするならば、1年を4回に分けてやるとかというふうな、いろいろな方法があると思うんです。福祉理事、何とかいい方法を考えて、村長に提案し、1日も早くできるだけ誕生日が来たらもらえるように、近くに1、2カ月でもらえるような方法を検討していただきたいんですが、理事もいずれは70歳になるんだから、あと10年後に。そういう立場でいずれ自分もなるんだ、明日は我が身だと思って、立場でもって、考え方をまとめて村長の方にやっていただけませんか。


議長(三角武男君) 福祉部門理事。


福祉部門理事(桜井政美君) お答えいたします。
 この事業をスタートしたときは、私ちょうど財政課長をやっていまして、査定する方の担当でございました。村長が申し上げたとおり、年々増加する傾向にありますので、財政担当としては反対の方の立場でございましたけれども、逆の立場になりましたので、財政的なことも考えて、村長のいうとおりもうしばらく我慢していただきたいなと思います。


議長(三角武男君) 6番。


6番(岡山勝廣君) これで終わりにしたいと思います。考えてみれば、毎月出そうが1年に1回出そうが、そんなに変わらないんですね。1年分まとめて出そうが。1年間その12分の1で割っていけば確かに最後には半分ぐらいになると思うんですね。余分に出てくると思います。でも、早くやるか遅くやるだけの話で、これ何回言ってもしょうがないことなので、村長も先ほど1、2年とかと言いましたけれども、それを何カ月かに考え方をちょっと軌道修正していただくことを期待し、理事からいい提案があることを期待して、これについては終わりにしたいと思います。
 そしてもう一つ関連なんですが、よく行くと、不法使用はやめてくださいということが随所に見られるんですね。それについては今どういう状況になって、どういう対策をとられていますか。


議長(三角武男君) 福祉理事。


福祉部門理事(桜井政美君) お答えします。
 その件についても、スタート当時、写真つきの身分証明書を発行すればどうかという意見もあったんですけれども、サービスの一環で実施している事業でございますので、そこまではやらなくても本人の良心に任せていきましょうということでスタートしました。案の定、不正使用、転売等もありました。それらについては担当者の方で注意して、現在もないとは言えませんけれども、若干は残っております。随時注意してまいりたいと思っております。


議長(三角武男君) 6番。


6番(岡山勝廣君) あってはならないことだとは思うんですが、それが現実的に見ればそういう状況であると。そうすると、今現在の不正使用防止を呼びかけていて、それ以上のいろいろな方法はあると思うんですが、普段はとらないと。もしくは検討しないという考え方で、身分証明書、もしくは保険証だとか、顔写真が入ったパス、いろいろなことがあるかと思うんですが、村としては今現在注意を呼びかけているだけで、それ以上の方法は実施しないというふうな理解でよろしいですか。


議長(三角武男君) 福祉理事。


福祉部門理事(桜井政美君) 現状は大分不正使用者数が減っておりますので、このまま推移を見守っていきたいと思っております。


議長(三角武男君) 6番。


6番(岡山勝廣君) わかりました。これはモラルの問題なので、それぞれの個々が考えなければならない。そういった雰囲気はつくっておくべきだと思います。ですから、お互いにせっかくいい制度なので、楽しくお湯に入って、情報交換し、いつまでも長生きしていけるような、この施策は継続してほしいと思います。これで終わります。
 次に職員の派遣なんですけれども、今現在、関連機関に派遣するのは別として、教育目的で県、もしくは国に準ずる団体に何名ぐらい出ていますか。


議長(三角武男君) 総務課長。


総務課長(橋本 晋君) お尋ねは実務研修とか、派遣と、そういう範疇のお話しかと思いますけれども、そういう職員はございません。ただ、県内の自治研修所に職階ごとの研修とか、市町村アカデミーとか、これらについては行っていますけれども、その派遣による職員研修については現在ありません。


議長(三角武男君) 6番。


6番(岡山勝廣君) たしか2年前は県に1名とかって聞いていたんですが、その後がないということですね。そして、今村長の答弁を聞いていますと、そういったいろいろな制度はつくっているんですが、応募者がいないと。これも本当に寂しいなと思うんですが、公募するんじゃなくて、やはり一つの仕事の一環として、いろいろな情報交換、人的ネットワークをつくるためにも、県、もしくは国に準ずる機関、もしくは国に出すことも必要だと思います。行くことによってその人のいろいろなネットワークから知識もふえると思います。それから仕事をするためにも、県なり、国とのパイプができると思うんですが、公募で本人が手を挙げなければやらない考え方でいくのか。一つ仕組みをつくって、選抜で、もしくは指名で、1年なり2年行ってこいよと。そうすれば、逆に言えば一つのステータスになるような方法も考えるべきだと思うんですが、これについては村長にお伺いしたいと思います。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) ただいまの職員の研修のあり方についてお答え申し上げます。
 先ほども言いましたように、新しい時代に対応した職員の政策形成能力等々の育成は十分に必要性は理解して、さまざまな制度的な部分、条例等も整備しております。しかし、これは職員の部分ですので、全部が職員の自主性ということでなく、時には仕事の関係から村として必要性が強いときには一種の職務命令みたいなことも当然あるかと、こう思うんですが、現段階ではできるだけ職員の積極性、職員の意欲を大事にしていきたいと。急に環境が変わること等々もあるので、これは将来のことも考えなければならないし、そういうことを総合的に考えて、現段階では対応していますが、これからの行政改革等もあったりして、当然村として、行政として必要で派遣する場合というのは多分出てくるだろうと、こう思っていますので、その方も含めて、今具体的に検討していい内容を詰めていきたいと、こう思っております。


議長(三角武男君) 6番。


6番(岡山勝廣君) 先ほどの質問に触れましたけれども、六ヶ所村はあらゆるエネルギー産業の集約基地であると。そうすると、県、国との専門的なやり取りもしなければならないと思うんです。ですから、はやり文部科学省、あと原子力、あるいはITERあり、県にもそういうのがあるわけですから、そこを定期的に1年もしくは2年、ずっと一つのプログラムをつくって、また、別な部門の人だと思うんですけれども、自主性を待つのも、これは当然大事だと思うんですが、十分待ったわけですから、逆に業務命令で「おまえ、行って勉強してこい」と。帰ってきたいすのいる場所が違うというぐらいの話をしながら、本人のやる気を引き出し、職員の資質向上のために、先ほど村長言いましたが、できるだけ早い時期に業務命令等で年に2人もしくは3人、人数はどうなるかわかりませんけれども、県、国、国に準ずる組織に出すように、ひとつご検討いただくことをお願いし、私の質問を終わります。ありがとうございました。


議長(三角武男君) 以上で6番岡山勝弘議員の質問を終わります。
 次に、1番鳥山義隆議員の質問を許します。1番。


1番(鳥山義隆君) おはようございます。
 1番、健政会鳥山通告に基づき質問をいたします。
 今、住みよい地球環境を保存するというテーマを掲げて、世界規模で資源リサイクルを初め、それぞれの産業分野において、CO2削減など、特色あるECO事業に取り組んでいることが各マスメディアを通じて紹介されております。
 エネルギー関連では、自然エネルギーの導入が各地で活発化しており、我が村でも原子燃料サイクル事業や、蓄電装置を備えた風力発電なども稼動するなど、また、新しいエネルギーとして推進されている国際核融合関連施設が進められているなど、その意味では国際貢献や、地域環境の保存に大きく貢献しているものと思っておりますし、計画に基づいて順調に進んでほしいものと願っている者の1人でもあります。
 そこで、お伺いいたしますが、これまで村長は、一次産業の振興の観点から、基盤整備や各種振興対策への多くの予算を投入してまいりました。その基本的な方針については、農業に携わる者の1人として感謝し、評価をしているところでありますが、今、地球環境問題の中で、本村の基幹産業でもある農業がエネルギーと並んで重要なものとなっている現状から、本村の冷涼な気象条件に合致したクリーンエネルギー活用型農業の推進を図る必要があるのではないかということであります。
 具体的には、野菜類の露地栽培から、風力などのクリーンエネルギーを活用して、六ヶ所村特有のやませの影響を受けない農作物を安定した基盤のもとに生産確保に向けた取り組みができないものかということであります。明るい未来に向けて特徴ある新たな農業振興について村長の誠意ある答弁を求め、質問を終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) それでは、1番鳥山議員からございました質問にお答えを申し上げます。
 ECO農業の推進についてでありますが、昨年は燃油高騰等により、本村の第一次産業は大きな影響を受けたところであり、村は燃油の一部助成や資材の助成を実施したところであります。
 農業振興については、経営コストの低減を図ることはもとより、農業経営規模の適正化等を図り、農業経営を安定的、継続的に営めるよう推進することが必要と考えております。環境に優しい農業推進のために、化学肥料や農薬を減らしたり、特別栽培農産物の認証取得や、土づくりを基本とした土壌診断による適正な施肥設計の実施、有機質肥料の散布励行による持続性の高い生産方式を取り入れたエコファーマー等の取り組みが広がっております。
 環境保全型農業の取組みとして、野焼き等を防止するため、農業用使用済みプラスチックの適正処理にかかる費用の一部助成を実施、平成21年度は、本村農業の主要作物であるナガイモのネットについて、従来のプラスチック製ネットは、産業廃棄物として適正処理されておりましたが、土へかえす循環型農業の実現に向け、分解性ネット導入を試験的に行う農業環境保全対策助成事業を予定し、環境保全に努めることとしております。
 さらに、村では冬の農業の分野においてクリーンエネルギー活用の可能性を探るため、平成20年2月に「六ヶ所村地域新エネルギービジョン」を策定し、活用の可能性や導入目標について検討しているところであります。現在のところ新エネルギーの活用はまだ需要は少なく、化石燃料と比較しますと、施設や設備のコスト面において課題があることから、今後、関係機関と情報を共有しながら、研究検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。


議長(三角武男君) 1番。


1番(鳥山義隆君) 今、関係機関と情報を共有しながら研究、検討するという答えをいただきましたけれども、今やはり農家の方々も次の時代を担う引継ぎしていったり、子供に委ねたりという引継ぎも恐らく簡単にできていくような産業構造がちょっとシフトしていったり、変わっていったりというのが言いたかった部分でもございまして、それに関してグリーン電力を使う、クリーンなエネルギーを使って、これはグリーン電力の証書というのをご存知かと思いますが、それを村が取得して、今のこういった不景気の世の中でございますので、その趣旨は1年間の電力料金を半年分払うか、1年間払うかというので、恐らく証書をいただけると思うんですが、それを村がそういったグリーンエネルギーを使った農業に関して、村が一応取得してそういった葉物に関して付加価値をつけるというか、そういう証明をして市場に送り込むと。六ヶ所産として送り出すという方法も一つの手ではないかと。そして、そういった関係で取り組んでいければ、本当の露地栽培でやってきた人たち、これ苦労されてやってきたのはわかりますが、やはりこういったこれからの時代、もうネクタイを締めた状態でもできる農業の規模を将来的に考えていく必要があるのではないかというふうに思っております。
 その辺で、このグリーン電力を村で取得して、農業の方々、一次産業の方々に配布する考えはございませんか、村長、答弁をお願いいたします。


議長(三角武男君) 副村長。


副村長(戸田 衛君) 私の方からグリーン電力証書の関係でありますから、ちょっとお答えさせていただきます。
 実は、このグリーン電力証書、もうご承知のことと思いますが、村としても今風力発電施設がこのように建設されておりますから、この自然エネルギーの活用の問題、先ほど申し上げました地球環境、この温暖化問題等々にもやはり村としても自主的に貢献する必要があるんじゃないかという考え方から実は21年度の当初予算において、これは具体的な名前では示しておりませんが、電気料金の一部の中で庁舎の電気料金の10%という考え方で予算を今お願いしております。実はこれも先ほどおっしゃいました今後モデル的に庁舎の方にこのグリーン電力を活用しまして、まずは公共施設からの活用を図り、そして農業分野でもそのような普及を図りたいという考え方から今お願いしております。ただ、これもいろいろとじゃあそのすべての施設等々にも普及するかとなりますと、これもまたコストが現状の電気料金からその分ちょっと少しかさむ点。ただ、ひとつご理解していただきたいのは、環境に優しい電気エネルギーを使っているという一つの証になりますから、これらについてはこれからも村としても今とりあえずは公共施設の方の非常電源用として風力発電の電気を導入する考え方と持っております。
 今後ともこの問題につきましては、実は先ほども村長ご答弁申し上げておりますが、新エネルギーの検討委員会の中で、今取り組んでおりますので、その具体的な方向性が煮詰まれば、この点についてもいろいろと庁舎内の方で検討してまいりたいと、このように思っております。


議長(三角武男君) 1番。


1番(鳥山義隆君) このグリーン電力の証書というのはやはり安心安全な食とか、そういったこともありますけれども、もう村を挙げて、村民一体となって、こういう環境に取り組んでいますよという一つの発信源になるのではないかなと、こういうふうにも思います。
 例えば一次産業でもそうですけれども、この間新聞でも報道されましたけれども、今県で5,000万円以上の公共工事の入札に関して、総合評価方式という入札制度を実施するようになりますけれども、これは建設業界の方々にも一応そういったグリーン電力の証書、それがあればそういった総合評価方式の中では点数がちょっと、どのくらいの制度かわかりませんが、上って、入札、落札関係に大きく前進するのではないかなと、こういった考えもございます。これは緊急対策のときにやはり一次産業だけという考えもございましたので、建設業界もそういった取組みを今後考えていっていただきたいなというふうに思います。
 それと、先ほど関係機関と情報を共有しながら研究、検討すると言われましたけれども、具体的などういう感じて進めていくという考えがあるのか、村長から答弁をお願いしたいと思います。


議長(三角武男君) 副村長。


副村長(戸田 衛君) このグリーンエネルギー等々の導入の考え方でございますが、これはさまざまな分野でいろいろな研究がなされております。現在のところ、村として検討委員会の中で産・官・学と一体となった考え方で取組んでおります。今は八戸の工業大学の方向、考え方で委員長としてお願いしておりますし、あとは産業界の方、また行政の分野の方、団体の方ということで取組んでおりますので、そういう内容につきまして、今後例えばハウス栽培施設等々につきまして、これからこの点については推進してまいりたいと考えておりますが、現在の灯油等々のエネルギーを燃油として使っている、この分野を風力の施設のエネルギーを活用していったらどうなのか、実はこの問題はまだ課題が多いというのは、やはりコスト面でございます。こういう点も踏まえて、これから村が現在ここに立地しております日本風力、あるいは二又風力の会社の方々と村が自主的に使うことになれば、その料金をひとつ軽減してもらえないかということもこれからこのグリーン電力の証書を活用しますと可能性があるのではないかなというふうに思っておりますので、その点についてはご理解いただきたいと思っております。


議長(三角武男君) 1番。


1番(鳥山義隆君) コスト面、それからいろいろな課題があると思いますけれども、将来に向けて、こういった産業構造を少し変化させていくという考え方でやはり進めていくべきではないかと、このように思っています。早くこういった今の研究、検討をされて、実現に向けた施策が一つ動き出すようにお願いを申し上げて、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。


議長(三角武男君) 以上で1番鳥山義隆議員の質問を終わります。
 次に、7番高橋源藏議員の質問を許します。


7番(高橋源藏君) 私は2点ばかり質問いたします。
 まず1点目は、村民の健康増進について、2番目は植林事業の実施について。この2点を村当局に対してお伺い申し上げます。
 1番目、村民の健康増進について。
 人生何をするにも健康が第一と言われるが、村は村民の健康対策には一生懸命取り組んでいることは私なりに評価しております。
 村長は教育長時代、小中学生の子供さんたちを対象にした模擬議会において、強い要望がありました「温水プール」、これについて非常に前向きな答弁をされたと承知している。
 また、昨年3月の広報「ろっかしょ」で、尾駮診療所所長の松岡先生が、「温水プールは10年来の夢である」と強く訴えていますが、村民の健康増進対策の一環として、村長は温水プールの整備についてはどのように考えているのか。
 2点目、植林事業の実施について。
 村長は、今議会提案理由の村政運営の決意の中で、「120周年という意義深い節目を迎え、恵まれた自然」と言っているが、本当に現在我が村は自然に恵まれた村なのか、私は私なりに疑問を抱いております。
 むつ小川原開発の推進、原子燃料サイクル施設立地、砂利採取、採石場など、さらに村の事業であるレイクタウン北側開発による防風林の伐採等で、第一次産業の方々、特に漁業関係者は大きな痛手を受けているのではないかと思料しております。
 そこで、この120周年を迎えるに当たり、村民一体となって我が村に緑を確保するために、植林事業を展開すべきと思うが、村長の考えをお聞かせいただきたい。
 この2点について明快なご答弁をお願いします。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) それでは、7番高橋議員からございました質問にお答えを申し上げます。
 1件目の村民の健康増進対策としての温水プール整備についてでありますが、平成13年に開催された「こども議会」では、屋内温水プール施設設置の要望が多くの小中学生議員から寄せられたことはご案内のとおりであります。また、平成15年10月に実施した「定住化促進環境整備計画策定調査」のアンケートにおいても、屋内温水プールを含めた冬場の運動施設への要望が相当数あったことも承知いたしております。
 プールを利用した運動は、競技水泳とは別に、子供の心肺機能の向上や皮膚炎の防止、さらには高齢者の病気予防や健康増進への効果が極めて高いと言われております。このようなことから、村民の中には他市町村の施設へ出かけて、運動されている住民の方もいることも聞いております。
 これらのことを踏まえて村では、温水プールを含む施設について、具体的に長期事業整備計画として位置づけ、昨年5月に庁内ワーキンググループ等を設け、施設の概要について調査・検討をしており、その概要によりますと、「設置要件としては中心市街地に近いこと、整備事業費はおよそ30億円程度見込まれること、維持管理費として年間1億円程度要することや新エネルギーを用いた維持管理費削減についてさらなる検討が必要である」との報告を受けているところであります。
 温水プールの必要性は十分認識しているところであり、今後一層、整備に向けて検討をしてまいりたいと考えております。
 2件目の植林事業の実施についてでありますが、植林事業により森林体系の形成は、土砂流出の防止、河川水の汚濁化の防止、清澄な淡水の供給、栄養物質を河川・海洋の生物に提供できるなどの機能を備えております。本村の森林面積は昭和47年には、約1万3,000ヘクタールでありますが、平成18年度は若干減少傾向にあります。
 このような中、村は、平成3年度から平成12年度にかけて、国と分収造林契約を締結し、杉やヒバを植樹してきました。水源涵養の機能、二酸化炭素吸収効果を高めることから、植樹後も下刈り、除伐、間伐等を計画的に実施しております。
 さらには、村民の意識の高揚のため、村の任意団体である緑化推進委員会を平成9年に設立し、たのしむべフェスティバル及び産業まつりの際に、緑の少年団による苗木の配布活動を毎年行なっており、平成18年度には内子内農山村広場に、ブナ、ケヤキの植樹を行っております。また、自治会等へ広く呼びかけ、苗木配布事業として平成19年度には6自治会等、平成20年度には4自治会等が参加し、景観の維持にご協力いただいております。
 平成21年度に村制施行120周年を迎えるに当たり、村の記念事業といたしましては、中部浄化センター、南部浄化センターへシロモクレンを植樹する計画をしております。
 また、各地の協働事業として、平沼町内会、老部川町内会、出戸自治会、千歳平自治会、中志64番地共有林組合等が植樹、花いっぱい運動等の実施を予定しているところであります。
 この節目を契機として、国有林の分収造林計画の推進を働きかけるなど、これまで以上に村の緑化推進を図り、環境重視の視点に立った自然との共生を目指してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いを申し上げ、答弁とさせていただきます。


議長(三角武男君) 7番。


7番(高橋源藏君) 1番の村長、温水プールについては、私なりにかなりの金額がかかると。ご承知のとおり今回127億5,000万円、この規模でいっても規模によっては5分の1、あるいは4分の1の影響のですねと、そういうふうに私なりにも認識しているわけです。ですから、目途にして基金を積み立てるとか、そういうことで努力をやはりあの子供たちの夢、またプロであるお医者さんの夢をかなえるように、きのう、あしたじゃなくてもいいですから、これは要望で終わりますから。村長もかなり前向きなことだと私には聞こえてきているんですよ。トップであるんですから、それは一気にできなくても、積み立てとか、そういうのでまず取組みをしてください。これは1点は要望で終わります。
 次の2点目の要するに造林事業でございますけれども、これについて伺います。
 「120周年意義深い節目を迎える」と村長の提案理由の説明でありますけれども、この節目に、記念事業として村民人口、私は人間ですから、切り捨ては余り好まないから、現在1万1,300、私の記憶では11人だと記憶しているんですけれども、今朝は見ておりません。常日ごろは見ているんですよ。ですから、どっちかと言えば切り捨てられる数字ですけれども、人間を切り捨てということはよくないことだから、繰り上げして1万2,000人とまず私は質問します。この1万2,000人、これ苗木なり何を1万2,000本、無料で与え、村民みずからが造林をするんだ、したんだという取組みを、恵まれた自然をするべきと思う。我が村の考えはみずからがやるんだと。何か話に聞くとさまざまな村でやっている事業を並べていますけれども、みずから自分たちで植林をしたんだ。我が村に緑をしたんだと、こういう観点からそういう事業を展開すべきと思うが、まず村長の考えはどうなのか。
 それから、2点目、これは2回も3回も質問すると、議長の一息でとめられるんだけれども、結構今見ていると5回、6回言っているが、議長、これ私も質問しますけれども、できれば私も3回でとめたいと思いますから。
 我が村で進めているいわゆる原子燃料サイクル、共存共栄を目途に進めているわけなんですけれども、これ地球温暖化の問題ですけれども、日本の企業で一番CO2を排出しているのが電力、日本原燃に参画している社長さんであります出身地であります東京電力が日本の企業では一番CO2を排出している一つですが、多分参画している電力会社も上位にランクされているのではないかと思います。
 そこで、我が村としては共存共栄を図っている村でございますから、植林について、ご存じのとおり森林はCO2を吸収するということで、緑化については非常にいい役目を果たしている。その観点からも、村も少しでも削減にお手伝いができるのではないかと、こう考えもあり、どうぞ村長が120周年にこだわっているんですけれども、12という数字に私も村長も考えは同じですけれども、120周年、人口1万2,000人、日本の人口1億2,000万人、12、12と並んでいますから、1万2,000本ぐらい配布してやれば。なぜそれを私が言うかというと、3番目の次に入りますけれども、それはおのずとわかりますけれども、1万2,000本に向けて、将来的に大きな輪を広げ、要するに日本のさっき1億2,000万人と言いましたけれども、そういう目的に向かって、我が村から発信して、まずやろうではないか、こういう私の意気込みもありますので、財政の関係もあるんですけれども、向かって進んでくれるよう要望します。
 それから、3番目、これは具体的なことですけれども、例のとおりレイクタウン北側の要するに開発行為をやっているんですけれども、これをまず答えてください。
 防風林の伐採、天然木を含め、それからこれ何本ぐらい伐採したのか。
 それからもう1点、今その北側検討委員会だかどういう名称だかわかりませんが、それは存続していくのかどうか。まず最初にこの2点を伺います。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) 植林の関係の部分について、自分の考えを申し上げます。
 自分も120周年をやるときには、何の事業をおいても、120周年の森をつくるという考えで対応したいということで、木を植えて、環境を整備して次の還暦につなげたいと、これは一つ。
 もう一つは、120年をこれまで支えてきた祖先のたゆみない努力、これに感謝し、その心をつなげる部分と、次の60年、次の還暦を支えるというと、今の子供たちですから、子供たちの健やかな成長を支えるための教育ということで考えて、この木を植える一つのアイディアとして議員から提案されました。自分も村民みずからがそういう気持ちになる部分は非常に大事で、一つの考え方として村民全員に植えてもらうことだってあるんでないかということだったんですが、計画としてはそこまで行きませんでした。植える場所もないし、配布したら粗末にされても困るものですから、計画をきちんと立てた上で、将来考えた方がいいんでないですかということですので、将来木を植えて、緑をふやす方向では、これはもう基本的には同じですので、その方向で考えてまいりたいと、こう思っています。


議長(三角武男君) 企画理事。


企画・防災部門理事(小泉靖博君) 今北側レイクタウンでの伐採した本数というご質問がございましたけれども、本数的な部分はちょっとお答えできませんが、地目別の登記上から言いますると、2万5,070平米が山林地目として北側地区にはございました。以上でございます。
 なお、検討委員会という部分につきましては、私の知っている限りにおきましては、今のところないのではないかというふうに承知をしております。以上でございます。


議長(三角武男君) 7番。


7番(高橋源藏君) 今の2点については、担当である理事も承知していないという、だからあるかないかわからないということですね。ですから、それはそれで答弁であるかないかわからないと言えば、私もわからないので聞いたんだけれども、わからないというから結論が出ない。これはやむを得ない。
 そこで、今の120にこだわるですけれども、何か聞くところによると120本とか村長、植えたらいいんでないかという話もちらほら聞こえているけれども、120本といったら、恐らく北側を120本以上私は伐採しているのではないかと、天然木も含めて、そんな規模では効果がありませんという気持ちも私にはあって、今幾らぐらい切ったかと、こう聞いているんですよ。
 そこで、現場に対して私は触れますけれども、先般、冬の台風と言われた暴風が発生しましたね。この際に、よその人はわかりませんけれども、私の家の一部がはっきり申し上げて壊れました。シャッター等が壊れました。これはその前にも秋の赤い土が飛ぶ問題で洗濯なんかも被害を大変こうむりました。でも私は北側の開発を進めている議員の1人でもあるんです。一過性のものであれば、少しは我慢すると思っていました。現実に余りにもひどいので、総務の理事に「来て、現場見ろ」と、これ見たか見ないかわらかないです。例えば、たまたま近くに私の1軒両隣に建設課長がいます。「現状を見てくださいと、私は壊れたのも個人的には見てください」と。たしかに本人現状見たか、まず最初に答えてください。


議長(三角武男君) 総務部門理事。


総務部門理事(橋本政信君) お答えいたします。
 議員からお電話ありまして、部下を連れて行ってまいりまして、現状を見て、写真も撮って、その後企画防災部門理事にはこういうことがありましたことを伝えております。以上でございます。(「そのときにはどうだったのか、状況は」の声あり)
 まず、行きましたら、風がやはり強いのもありましたけれども、かなり場所によっては人が通行できないくらいのところもありました。そういうことであります。


議長(三角武男君) 建設課長。


建設課長(佐藤里志君) 今の関係ですが、私も7番議員からお聞きして、実際に見ました、すぐそばでもありますので。非常に想像以上にシャッター等の壊れ方がひどくびっくりして、総務には申し上げていなかったんですが、うちの方の理事にもそういうのがあったよということでは報告しております。以上でございます。


議長(三角武男君) 7番。


7番(高橋源藏君) 今その理事、課長が答えております。私も長く政治の一員として見ている事業ですから、あえて申告しなかったんです。でも心の中にはもしあの暴風林があれば、私のシャッター等が壊れなかったのではなかったかという思いは正直いってあるんです。それでも家が古いから、金も余りかけないから壊れて当たり前だというにもとられるけれども、本当にそういう思いがあります。定額給付金を今支給になるって、それをおじいちゃん、おばあちゃんたちの定額給付金ををまとめても、できない状況下ですけれども、それを進めている手前から、やせ我慢をしているんだと、正直言って思っているわけですけれども、そういう現状があるという、こういうことをまず申し上げておきます。
 あまり服部理事が今日しゃべるなしゃべるなていうもんですから、もっと詳しくやりたい部分は正直ありますよ。でもそういうこともさまざま前向きにとらえているから言いませんけれども、最後に1点。
 今村長、現場を各理事が見たと、こういうことになって、自分たちで検証していると思うんです。今中身を聞いて交渉させる気もないけれども、それでも村は最後に言います。村は今はやりの「そんなの関係ない関係ない」という言葉あるのであれば、将来的に私予算にも計上されておりました一般質問と違ってやりますけれども、そんなこと関係ない関係ないと村長答えるのかどうか、その辺をひとつ聞きたいと思います。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) ただいまの質問にお答えを申し上げます。
 現場も自分は一週間に2回は吹雪以外はあそこを全部通っています。きょうは風強かったので通りませんが、きのうも通って、あの強い風のときに、防砂林にネットを張っていたのは全部割けて、変な何とかと同じようなのが全部とれて、格好になっているからと言って、担当の方に指示をして、担当はすぐ脚立持っていって、結んでおきました。非常に強い、そして影響があることについては、しょっちゅう歩いているので、いや、大変だなと、こういう部分で今あったようなことも含めて、思いをいたしているところで、その部分を含めながら、開発の部分は何とか軌道に乗せて、目的を達成するようにいきたいと、こう思っていますので、今しばらく辛抱していただいて、ご理解いただければと、こう思っております。


議長(三角武男君) 7番。


7番(高橋源藏君) 私も事業を進めるには必ずそういう被害が生じたりとか、ただし、これ一過性のものであれば、という認識があるんです。これが長期続くんだったら、私はかまどがつぶれるから、これでは許されないと思っているんですけれども、一過性であれば我慢できるものは我慢すると、こういう考えを持っていますので、今の村長、そういう前向きの答弁だから、私は予算で関連して質問する項目が出ていますよ、規程の関係で、そこの関係で詳しくマスコミの方もいますから、余り挑戦的なことを言えば、また記事に出るから、申し上げませんけれども、その辺を考慮してくだされば、理解して、議長、質問終わります。


議長(三角武男君) 以上で7番高橋源藏議員の質問を終わります。
 昼食のため1時30分まで休憩いたします。
               (休憩)


議長(三角武男君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。
 2番鳥谷部正行議員の質問を許します。2番。


2番(鳥谷部正行君) 2番、健政会の鳥谷部です。
 まず最初に、昨年11月15日に開催されました臨時議会において、村長は燃油高騰対策の一環として第一次産業や高齢者等の生活弱者に迅速かつ適切に対策をしてくださったことに、地域住民は感謝しております。私からも心から敬意と感謝を申し上げるものであります。
 それでは、通告に基づき一般質問をいたします。
 今日我が国は、百年に一度と言われる経済不況によって、かつてない難局に直面しております。我が村においても、働く場所を失い、さらには賃金カットなどによって活力が失われている現状は憂慮すべきことだと言わなければなりません。また、高齢化が加速的に進み、自治会、町内会の運営も非常に厳しい現状にあります。村長は、村民の幸せと村の発展につなげていく仕事として、第一に安全、安心なくして村の発展なしと、所信を述べられ、不退転の決意を持って進めると言われました。であるとするならば、村長が目指す村は活力ある村、安全で、安心に生活できる村、そして明るく住みよい、力強い村でなければならないと思うわけであります。そしていうまでもなく、村長はその実現に向けた使命と責任があると思います。村がやらなければならないのは、犯罪、事故等の発生を未然に防止するための自主的な安全活動を推進することであり、安全な村民生活の確保を図るための施策の実施に努めなければならないことであります。
 そこで、その手立ての一つである防犯灯の設置について伺います。
 1点目としては、防犯灯の電気料を自治会が負担しているものと役場が負担しているものの区分がされているが、どのような根拠に基づいて区分し、自治会に負担をさせているのか。
 2点目は、各自治会の負担割合は同じではないと思うが、なぜ自治会、町内間に違いがあるのか。自治会においては不公平ではないかという意見がある。
 3点目は、村管理分と地区管理の区別はどこを見ればわかるのか。
 4点目は、防犯灯の設置については、どのような手続を経て各地区に設置しているのか。
 5点目は、防犯灯は、村民を犯罪や事故から未然に防止するために、また、村民が安全で、安心して暮らすためには、必要不可欠な施設であると思うが、なぜ、自治会に電気料金を負担させる必要があるのか、自治会に加入していない人たちは防犯灯の電気料金を負担していないわけでありますから、不公平があると言わざるを得ません。これらのことから、自治会が負担する金額は全額村が負担するべきだと思うが、村長のお考えを伺いたい。
 これまで申し上げたものは、自治会役員や地域住民の声であります。まさに地域の元気なくして村の発展なし、すなわち地域の発展なくして村の発展はないわけであります。どうか村長には、地域の現状をご理解の上、実現してくださるよう、村長の誠意ある答弁を求めます。
 以上ですが、答弁によっては再質問をしますので、よろしくお願いいたします。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) それでは、2番鳥谷部議員からございました質問にお答えを申し上げます。
 防犯灯について5点の質問がありましたので、順次お答えを申し上げます。
 防犯灯は夜間における犯罪の防止や通行の安全確保を図ることにより、災害の憂いをなくす安全づくりのため整備を促進してまいりました。
 1点目の防犯灯の設置に伴う電気料金の負担区分については、防犯灯の設置に当たり昭和50年代ごろは、国道や県道、村道などの幹線道路は村負担、それ以外の道路は自治会等の負担とし、平成元年からは防犯灯の設置基準によりおおむね集落内の幹線道路が整備されたことから、集落内と集落外による電気料金の負担区分で現在に至っているものと理解しております。
 2点目の各自治会等の負担割合については、同じであり、道路区分から集落区分への移行後も移行前に村が負担した電気料金は引き続き村が負担しております。
 3点目の電気料金の負担に係る集落内と集落外の区別は、目安として住居の有無で区分しております。
 4点目の防犯灯の設置手続については、各自治会等から依頼を受け、村では現地調査及び設置箇所の選定を行い、予算の範囲内で施工する手順となっております。
 5点目の電気料金の全額村負担については、現在村内には2,000基の防犯灯が設置されており、そのうち約4割に当たる800基の電気料金を自治会等が負担している状況にあり、1基当たりの月額電気料金は約300円であります。
 村としては、近年の凶悪事件の頻発や生活様式の多様化に伴う地域社会が伝統的に有していた犯罪抑止機能の低下、一般商店の閉店などにより、これまでの設置基準を緩和し、自治会等からの依頼に応じた防犯灯の設置を行っており、特に平成19年度からは暗路をなくするため千歳平地区や二又地区の集落全域に及ぶ防犯灯の増設を行っております。今後も村内全域を対象に計画的に増設する予定でありますが、一方で増設に伴う電気料金の負担増に対する自治会等から要望を昨年から受けているところであり、これらの状況を踏まえ、村としては全額村負担の方向で検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。


議長(三角武男君) 2番。


2番(鳥谷部正行君) 防犯灯の設置手続について、各自治会等ということがありましたが、等とは何を指しているのか。私もかつて自治会長をやりましたが、自治会が知らないところで防犯灯が設置され、その電気料を支払ってきた経緯があるので、地区の防犯協会等の組織もあるでしょうが、これは窓口を自治会に一本化して、今後防犯灯の設置を進めていただきたいと思いますが、どのように考えていますか。
 また、村としては全額負担する方向で考えているという前向きな回答、それなりに評価できますが、考えるということでなく、平成21年度から負担すると回答がいただけないものか、村長の決意のほどを再度お願いします。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) それでは、お答えを申し上げます。
 2点ほどありましたが、手続の方については後で担当の方から答弁させます。
 21年度からということですが、まだ予算のことも計画していないし、自治会等からも要望がありましたので、ぜひ行政連絡協議会等でもその方向性を確認し合ってから、予算化して、22年度から実施になるのではないかと、今のところは考えております。以上です。


議長(三角武男君) 総務課長。


総務課長(橋本 晋君) 防犯灯の設置の手続の自治会等の内訳ということでありますけれども、主たる部分としては、自治会長、町内会長からの依頼と、そのほかに教育委員会からの通学路とか、そういう部分によって教育委員会の方からの要請、あと防犯指導隊が夜間の点検をして、ここの位置に防犯等が必要ではないかと、そういう依頼、町内会長以外については、逐次その要請に対して、こういう要請をしましたよというふうに自治会長等への連絡と。村としてもこういう形で自治会長の方へ連絡をするという手順でやってきておりますが、中にはそういう連絡がなかったこともあるかと思います。


議長(三角武男君) 2番。


2番(鳥谷部正行君) ことしは120周年の節目の年でありますので、ここは思い切って来年なんて言わないでことしからやった方がいいのではないですか、村長、どうですか。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) 21年度からやった方がいいのではないですかということですが、その気持ちは十分わかりますが、行政連絡協議会等でも話題にして、よりよい方向性をつくって対応しようという去年の会議もありますので、今議員からもありました「21年度やったらいいんでないか」という議員の声もありますということを踏まえて、できるだけ早く対応してまいりたいと、こう思っております。


議長(三角武男君) 2番。


2番(鳥谷部正行君) 先ほどの電気料は会費の中では高齢化が進む中で、各地域では、70歳以上は無料とか、65歳は半額とかという会費でやっているわけです。そうすると、今の全体のを見ると、180万円とか、40何万円払っているんですよ、その中で自治会運営ができると思いますか。地域の人間が、自治会の運営ができなくなった場合に、村はどうなるんです。やっぱりさっき言ったように、地域から元気を奪っては私はだめだと思うんです。何としてもこれ21年度にやれませんか。もう一度お願いします。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) ただいまの質問にお答えを申し上げます。
 自治会によっては多額の料金を負担している。さまざまな地域の事情によって、自治会の運営も厳しいですよということの声がありました。予算のこともありますし、去年の行政連絡協議会等でも約束していることもありますので、その協議会等も経て、対応したいと、こう思って手続を踏んできましたので、21年度中にできるのか、できるだけ早くやりたいんですが、予算のこともありますので、できれば22年度スタートさせていただきたいと、こう思っているので、ご理解いただければと、こう思っています。


議長(三角武男君) 2番。


2番(鳥谷部正行君) 理解してくださいということでありますけれども、現実にそういうような状況の中であれば、各自治会の運営も大変なわけですよ。これはさっきも言いましたように、各地域で「何とかしてくださいよと、これじゃあもう自治会運営できない」という声であるわけですからね。21年度はできないといえば、22年度ということは本当にやるんですか、明確な村長の答弁、ことしはやらなくても22年度はやりますということで理解してよろしいですか。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) 先ほども申し上げましたが、行政連絡協議会等でも話題にしておりましたので、その手続を踏んだ上で、ぜひ22年度から実施したいと、こう思っております。


議長(三角武男君) 2番。


2番(鳥谷部正行君) はい、わかりました。村民の切ない声でありますので、やはり地域を元気にして、村も元気になる。そういう観点からいけば、これは早くに対応してやるべきだと思っていますので、21年度に予算ができたら、その時点、遅くても22年度ということでお願いして質問を終わります。よろしくお願いします。


議長(三角武男君) 以上で、2番鳥谷部正行議員の質問を終わります。
 次に、5番高橋文雄議員の質問を許します。5番。


5番(高橋文雄君) 皆さん、こんにちは。六新会高橋文雄でございます。
 私は、今定例会に当たり、安全・安心対策、産業の育成・活性化、そして福祉対策について質問いたします。
 まず1点目は、安全・安心対策についてであります。
 原子燃料サイクル事業は、我が村にとって今やなくてはならない基幹産業であります。村政運営の基本理念にも一番の主要施策として掲げ、不退転の決意を表明しております。
 アクティブ試験に係るさまざまなトラブルの早期解決はもちろんのこと、将来にわたって原子燃料サイクル事業と共存共栄して発展を願う村の方向を表明したものと確信しているものであります。
 さて、行政改革の一環として、原子力防災課を原子力対策課と名称を変更しました。このことは、何を意味するのでしょうか。
 原子力は、危険で不安を与えるものから、原子力は安全で有効利用するものと考えを変え、住民に安全・安心対策を示すためだと私は理解をしているものであります。しかし、現実はどうでしょうか。
 事業についての村からの情報発信はどれぐらいあるでしょうか。
 マスコミは、トラブルについて漏れなく報道します。事業者は年に一度は住民に情報を発信します。国、県もいろいろな冊子で情報を発信します。村はどうでしょうか。村も村独自の言葉で情報を発信するべきではないでしょうか。そのためには、事業者と常に連絡をとれるようにしなければなりません。施設内に駐在所を設け、職員を派遣してはどうでしょうか。「何を今さら」という意見もあるでしょう。でも、今だからこそ住民は確かな村からの情報を待っているのではないでしょうか。安全で安心して生活できる住んでよかったと心から言える六ヶ所村構築実現のため、村職員の駐在所を設置することについていかがお考えかお尋ねします。
 次に、産業の育成・活性化について質問します。
 平成16年度に勤労者の技術力向上を図り、地域の産業基盤を高め、地域産業経済の発展に寄与することを目的に、六ヶ所村産業協議会が設立されました。平成20年4月の加入状況を見ると、60数社に及んでおり、技術講習の参加者も年々ふえ、関心の高さがうかがえるところであります。今後とも協議会の活躍に期待するものであります。
 そこで、私は、協議会をもっともっと村内企業のよりどころにするために、雇用創出のための基金造成について提案するものであります。六ヶ所村の将来を担う若人を、地元企業が雇用すること、そして技術の修得を図り、新分野で働くこと、このことが地元企業の要望であり、欲求でもあります。しかし新規雇用にはそれ相応のリスクを伴います。村内企業の苦悩はまさにそれではないでしょうか。
 例えば、新規に雇用した社員が技術を修得し、安定して働くまでの経費について基金を活用するというようなことができると思うのであります。この経済不況の中、働きたくても働く場所がない若い人たちがいます。このようなときこそ地元企業が雇用創出をし、六ヶ所村に活力を与えるべきであり、経済の発展につながるものと確信するものであります。早期の基金の造成についていかがお考えかお尋ねいたします。
 3点目は、福祉対策についてであります。
 村長は、教育と福祉の充実を基本理念に掲げ、いろいろな事業を展開してまいりました。特に障害対策、高齢者福祉対策等はその最たる事業であると認識しているところであります。
 20年から始まった後期高齢者医療制度は、雇用不安、経済不況で職を失い、生活にも事欠いている家族形態においては、誠に負担を大きくする制度であることは皆様周知するところであります。年金だけに頼る高齢者にとって、保険料の支払いと医療費の1割負担と相当の負担増となっているのは確実であります。
 そこで、後期高齢者の医療費を村の助成により、無料化にする考えはないかお尋ねいたします。
 今の六ヶ所村の基礎を築いてきた高齢者が長生きしてよかったと言える六ヶ所村、そういうたくさんの声を聞きたいものであります。村長の意義あるお考えをお尋ねいたします。
 以上3点について質問いたします。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) それでは、5番高橋議員からございました質問にお答えを申し上げます。
 1件目の安全・安心対策についてでありますが、原子力施設の安全を確保するためには、一義的には事業者である日本原燃株式会社が責任を持って取組むとともに、法令に基づいて一元的に安全規制を行っている国がその役割を果たしていくことが基本であると考えております。
 また、村といたしましては、村民の安全と安心を確保するという立場から、立地基本協定第5条に基づき、青森県とともに、事業者と安全協定を締結し、施設の操業状況等に関する情報を定期的に報告させるとともに、トラブル等が発生した場合は現場確認等を実施しているところであります。
 本職としては、原子燃料サイクル事業が立地基本協定に基づき、計画どおりに進み、安全で安定した操業な何よりも地域振興であるとの基本的な考え方で対応してきたところで、その実現に向けて、これまで村民の安全・安心確保を図る観点から、国や事業者に対して、節目節目に強く要請を行ってきたところであります。
 ご質問の日本原燃株式会社施設内に行政職員の駐在所を設置することができないかということでありますが、まず、国においては平成11年9月に東海村で発生した臨界事故を契機に、原子力事業者による保安規定の遵守状況の検査を実施する原子力保安検査官が新たに設けられ、各施設において保安検査及び巡視などを行っているところで、村としては日ごろから原子力保安検査官との連携を密にし、情報の共有を行っているところであります。
 一方で、規制権限を有しない地方自治体として、民間企業に対して、村民の安全・安心の観点から施設内に駐在所を設置し、監視するということは、原子力保安検査官との位置づけや相互信頼のもとに締結している安全協定の趣旨からも望ましいことではないと考えるところであります。
 いずれにいたしましても、原子燃料サイクル事業につきましては、これまで同様、安全確保を第一義に厳しく対処してまいる所存であります。
 2件目の産業の育成・活性化についてでありますが、産業協議会は、村内企業及び村内に事業所を置く村外企業で構成される法人格を有しない任意団体で構成されており、平成16年に設立され、運営につきましては会員または特別会員からの会費並びに村からの補助金で運営されております。
 村は世界をリードするエネルギー関連プロジェクトが見込まれ、多角的な事業が進められております。これらの関連産業に携わり、担い手となる勤労者の技術育成を図ることが重要であり、喫緊の課題であると考えます。
 特に、原子燃料サイクル施設の再処理工場については完成を目前に控え、今後、施設の安全操業に向けてこれらの業務に従事する技術者には品質の高い技術力を求められています。そのために、産業協議会は、地元勤労者の技術力向上を図り、地域産業経済の健全な発展に寄与することを目的に技術・資格取得・講演会・施設見学会などを行っており、村に根付く産業基盤の強化を図り、活力ある地域に開かれた技術能力開発を目指し、事業展開をいたしております。
 現在、会員数は62社で、技術支援基礎講座・特定化学物質作業主任者講習等延べ250名前後参加している産業協議会は村にとっても必要不可欠であると認識しております。
 さて、議員ご質問の産業協議会に雇用創出のための基金造成ができないかの質問でございますが、村としては、今後も産業協議会には継続して事業運営のために間接的な補助をしてまいる所存でございますが、基金造成を目的とした補助金等を交付することは違法性はないものの村からの補助金または助成金を受けている他の任意団体等にも配慮し、今後も従来どおり補助金として地元企業の育成を支援してまいりたいと考えております。
 3件目の福祉対策についてでありますが、昨年4月の医療制度改革により、従来の老人医療制度にかわり、75歳以上を対象とした後期高齢者医療制度がスタートいたしました。
 新制度導入から約1年を経過し、これまで制度そのものの見直しがプロジェクトチームにおいて審議され、保険料の軽減、年金の天引きから、本人または扶養家族からの口座振替など、幾つか改正がなされているところであります。
 ご質問の医療負担の無料化についての考えはないかということでありますが、現在医療費の本人窓口負担は1割であり、対象者は約1,200人、負担額では全体で約1億円見込まれております。
 昨今、全国的に高齢化が急増する中、当村においても同様であると認識しているところであります。
 このようなことから、医療負担の無料化については、財政的に継続事業として可能かどうか、またこの制度については、今しばらく国及び県の動向を見据え、対策を考えてまいりたいと思っておりますので、ご理解のほどお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。


議長(三角武男君) 5番。


5番(高橋文雄君) 1番目のことなんですが、今村長の答弁で、いわゆる駐在所を儲けることがイコール監視というふうな意味合いを持った答弁だったんですね。私が言っているのは、村民が望んでいるのは、やはりマスコミだけの情報ではないですね。国、県がいろいろな形で冊子をつくっているような情報ではないと私は思うんです。今村民が一番求めているのは、この六ヶ所村においてどのような状況に置かれて、どのように動いて、どうしてこういうトラブルが起きるのかということがやはり事業者側だけではなくて、共存、共栄を掲げて村発展の基幹産業としている村が、そういう情報をいち早くやはり自分の目で確かめることが必要だと。それを村の言葉で村民に発信することが一番重要だろうと、私は思っています。
 確かに国ではいろいろなトラブルが起きてから、検査官とか制度をつくります。しかしながら、つくっても一向に変わっていないんですね。けさの新聞にもあったとおり、実際またトラブルが起きています。人間ですから、起きることは確かなんですが、そういうことが起きてから村に通知する。これは安全協定で決まっていますからいいんですが、やはり安全協定とかも村と協議してつくれるわけですから、今後の形として、私はやはり村の人たちがそこに常駐することによって、監視ということではなくて、事業の連絡を密にできるのではないのかと思いますが、その点の考え方についてどうでしょうか。


議長(三角武男君) 企画部門理事。


企画・防災部門理事(小泉靖博君) 5番議員の趣旨につきましては理解できるところもございますけれども、私どもが民間企業に安全協定、あるいは立地基本協定を締結しているという範囲内で共存共栄をしていくという前提に立ったときに、その協定書に基づいて、随時必要事項については私どもが報告を受けていると。
 そして、今広報についてのお話しがございましたけれども、広報についても立地基本協定の第6条に広報という項目を設けて、事業者と自治体との間での約束事も決まっております。しかし、国、あるいは事業者からの一方的な情報発信について、村民の方々にやはり村からの情報も欲しいということであるとすれば、これから検討しなければならない部分もあるかと思うんですが、しかし原理原則という部分からご議論いたしますと、そういったこともひっくるめて、共存共栄するための協定書に基づいて、やはり行われていると、そういった基本的な部分はやはり堅持していかなければならないのではないかなと思っておるところでございます。


議長(三角武男君) 5番。


5番(高橋文雄君) 基本協定ということの意味合いからいくと、それはわかります。今日本原燃の立地対策課というんですか、我々六ヶ所村民と交流を深める、情報を提供する人たちが、じゃあどういうふうな情報をどのくらいの六ヶ所村民に流しているのか。極端な言い方をしますと、私たち六ヶ所村議会議員という形の人たちには、いろいろな情報が逐次入りますよね。その情報が果たして、我々は村民の代表ですから、代表がそれを受ける。受けて、それを村民に流せばいいんですけれども、なかなかそういうふうな形にはいかないわけですよね。事業者側が必要としてやっていることが例えば六ヶ所村の代表の20名しか情報が入っていなかったとすれば、これは非常に問題だと。私たち議員イコール村民であって、あと1万1,000人の村民がいるわけですよね。そういう形からいくと、そういう情報は議員イコール村民にみんな伝わらなければだめだと。確かに今町内会の話もしました。私も町内会の会長も兼務しておりますので、私は私のもらう資料のほかに、あと老部川町内会の班、5班ありますから、5部をもらっています。そして、町内会の皆さんに回覧でもいいから見てもらうような方策を今とっております。そういうふうなことの中で、村民に理解をもらうというのが今一番必要なことじゃないのかという気がするんですね。
 そういうふうなことを非常に細かい話なんですが、村が報告を受けるだけじゃなくて、村からそういうことを村の言葉で発信するということが私は今一番必要だと思うんですが、報告を受けて、そのまま村の職員、いわゆる人たちが理解して、それでいいんじゃなくて、ただ、今六ヶ所の広報誌で果たしてどのくらいそういうトラブルだとか、そういうものがじゃあ報告になったのかとなると、私は甚だ今まで報告がなされていないと記憶しているんですが、もしそういうふうに何回あったとすれば、もう一度回答いただきたいと思います。


議長(三角武男君) 企画・防災部門理事。


企画・防災部門理事(小泉靖博君) ご指摘の件につきましては、理解できるわけでございまして、それぞれの立場から情報を発信するということは、事業者、国、県、あるいはまた村としては違った視点になろうかと思います。いろいろな膨大な情報が担当課の方に寄せられ、そしてまたその状況によっては村長の指示に基づいて、るるそういったPR誌等もつくって、あるいはまた報告的な部分もつくって、折込をしたり、そういった作業もこれまでしてきているのは事実です。どのくらいあったか、どれだというふうなことを言われると、即答はできませんけれども、また、原子力広報安全対策事業という交付金事業も並行して、村としては実施しています。これは国からの交付金でございますけれども、21年度予算といたしましては、約2,800万円程度計上させていただいておりますが、これも村民の方々にやはり現場を見ていただく、あるいは今これできたばっかりでございますけれども、2008年版の原子燃料サイクル事業の冊子とか、こういった部分もできる限り作成をし、そしてまたPR活動に努めているという現状でございますので、ぜひひとつご理解をいただきたいと、今お話があった内容については、ひとつ検討をして、できるだけ村民のニーズにこたえるような情報提供に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくどうぞお願いしたいと思います。


議長(三角武男君) 5番。


5番(高橋文雄君) この今の原子力事業については、午前中にも橋本先輩議員からいろいろな質問がなされ、そして答弁をいただいておりますので、細かい質問については省略します。一応検討していただくというふうなことが出ましたので、私はこの一つだけ、非常に今までいろいろ考えていることがございます。検討、国で、国会で言えば官僚用語というんですか、村で言えば何という用語なのかわかりませんけれども、いろいろあります。「検討します」「前向きに検討します」「いかがなものでしょうか」「いましばらく」きょう村長が二度ほど使いましたけれども、「いましばらくの時間」というふうな、はっきり言って、日本語は非常に難しくて、できない、できるで解決すればいいんですが、結局検討、検討というのは恐らく私が今までの自分の聞いた言葉によると、検討というのは、これはできないよというふうに言っている言葉だよと。前向きに検討というのは、あと1回ぐらい質問されると、じゃあやるのかなとか、そういうふうな認識があるんだよというふうに、教育を受けたときがあるんですが、村長、今の小泉理事の検討ということからいきますと、私はこれから迎えるいわゆるアクティブ試験が終って、これからまた安全協定の話になってくるんですが、例えばそういうときに、もうこの村の考え方というのは今までの安全協定だけじゃなくて、今後村として考えられる形の中に踏み込んで、そういうふうな村が確かに民間企業にどうこうというのは無理かも知れませんけれども、そういうふうなところに一歩踏み込んでやっていくつもりがおありなのかどうか。そこのところを確認して終わりたいと思います。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) ただいまの質問にお答えを申し上げます。
 まず、この施設との関係については、もう安全で安定した操業、そのためにはこれは安全第一であるわけですが、村民の信頼なくしてこれはあり得ないのであります。その信頼を得るためには、最も大事な部分が情報だろうと、こう思っております。村民にわかりやすく、今どういう状況になっているのか、そういう部分が基本的には大事だと、こう思っておりますので、村民のニーズにこたえる形で、どういう内容がどの程度あればいいのか、今何が不足しているのか等々を詰めて、できるだけ情報を提供するために努めてまいりたいと、こう思っております。


議長(三角武男君) 5番。


5番(高橋文雄君) よろしくお願いをいたします。
 次に、2点目なんですが、産業協議会のいわゆる基金造成というふうなことであります。
 今答弁にあったように62社あります。六ヶ所本来からの企業が62社のうちに何社あるかと私は調べてみたところ、18社です。あって20社なんですね。あと40社は今の日本原燃の原子力産業に関連した保守点検業務とか、そういうふうな村外から進出してきた企業なんですね。その人たちはそういう情報とか、技術とか、みんな修得しているわけで、非常にいい形になる。そのために村の地元企業はそういう情報がなかったから、今これから勉強しようと。ですから、技術の講習を一生懸命やっているところなんですね。
 ただ、私が言っているのは、今ある、今抱えている社員、従業員を技術修得させても、いざ派遣するまで、例えば、派遣するまでの期間とか、それから今ある人を技術派遣しちゃうと、今度は自分のもともとの仕事ができない、新規雇用が先決なんですね。私たちの企業、六ヶ所の地元企業の中小企業と言われる弱小企業と言われる人たちが一生懸命になって経済活性化のために頑張るという形の中でやろうとしていることは、新しい有能な人を抱えて、雇用して、その人たちを技術修得させて、派遣してやると。このことが一番今地元企業が望んでいるところなんですね。そういうふうになると、今こういうふうにいろいろなトラブルの中で、仕事が進まない、そうすると、待機だとか、いろいろな形が出てくる。その間の資金運営だとか、職員の給料だとか、抱えることによってますます負担が大きいというのが現実なんですね。そこのところをやはり産業協議会の今の第1委員会、第2委員会のその下にでも、企業がそういうふうなのに頼るというのは、これは問題なのかも知れません。だけれども今の六ヶ所の経済活性化のためには、地元企業が元気にならないとできないということがあるわけですから、その辺について基金を造成したらどうだろうと。その基金をくれるんじゃなくて、貸付してもいいだろうと。そういう形を考えられないかということを提案しておきます。
 今現在産業協議会に対して六ヶ所村は村長が答弁しましたけれども、確かに助成をしております。予算がどのぐらいでしょう、たった200万円なんです。じゃあその200万円がたったいう言葉は悪いんですけれども、その200万円で今技術修得して、さらにもっともっとこの経済発展させるためには、今の六ヶ所村予算の総枠の127億円の予算の中で200万円が六ヶ所の百何十社ある地元企業のための活性化事業だとすれば、200万円が多いのか少ないのか、その点、村長どうでしょうか。もっともっとやるべきじゃないかなと、私は思います。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) ただいまの質問にお答えを申し上げます。
 今議員からありましたように、活力ある元気な村づくりのためには一定の産業というのが、これ非常に大事でありますし、その育成も十分理解できます。先ほども答弁させていただきましたように、造成基金の目的については十分理解できます。ただ、今補助金の上に補助金をやることがどうなのか。あるいは別な方法が考えられないのかどうか、他の団体もたくさんあるので、それらの整合性等も広く考えて対応したいと、こう思っています。もし別な方法で基金造成ができるようなことがあるとすれば、これも一つの考え方かなと、こう思って、いずれにしても大事な産業の育成という意味からいくと非常に大事だと、こう思って、その基金造成の目的については十分理解できます。以上です。


議長(三角武男君) 5番。


5番(高橋文雄君) はい、先ほど村長が「従来どおり」と、私その従来どおりだけ頭の中に残っていまして、これはもう従来どおりだと全く進まないなというふうに思ったものですから、再度質問したんですが、今の答弁だと、かなり前向きになったのかなという感じがしますので、ぜひよろしくお願いをしたいと思います。
 次に、後期高齢者のことなんですが、これも先ほど前の質問もあったとおり、いろいろ財政負担ということの中で、検討という形に終始しているわけですけれども、私は後期高齢者、これはもうまだ国自体が一生懸命になって検討している、まだ右往左往している状況の中で、確かになくなるのか、どうなのかという問題もありますけれども、今の六ヶ所の財政、127億円のうちに、福祉対策と言われている予算がじゃあ何%あるか、私が計算したところでいくと、10%前後なんですが、これ福祉課長、何%でしょう。


議長(三角武男君) 福祉課長。


福祉課長(中村嘉悦君) どこまで例えば福祉対策費としてとらえるのかにもよるかと思いますが、大きく分けてまず歳出の款でいうと、民生費がまず当初予算で15億円盛られておりますが、その中には純粋に福祉対策というだけじゃないものも含まれていますが、その構成比だと10%になります。そのほかに例えば医療費関係、あるいは国民健康保険とか、特別会計になってきますけれども、介護とかも含めると、相当な割合になる可能性もあります。


議長(三角武男君) 5番。


5番(高橋文雄君) 私もそういうふうな形で見まして、民生費のうちのいわゆる医療関係は除いて、そしてなおかつ福祉で見ている例えば新規の事業の千歳平診療所の建設費とか、そういうものは突発的になっていました。一時的なものですから、そういうのを除くと、約12億円なんですね。そうしますと、約10%という形で私は試算しました。
 じゃあ全国レベルで福祉対策はどのくらい見るのが適当だというふうな言葉はないでしょうけれども、じゃあよその自治体はそれはどうなっているのかとなると、例えば東京都なんかは、あの大きい母体の中で、東京都だからできるのか知れません、13.何%やっているんですよね。今村長の答弁で、1億負担が出ると言いました。そうすると、1億負担してもまだ11%じゃないかというとらえ方もできるわけですよね。確かにこれは1年で1億円ですから、これからどんどん高齢者がふえていきますので、大変な予算になるんですけれども、今の六ヶ所村だからできること、村長が常々言っている福祉一というのは、どこの部分までじゃあ抱えればいいのかというふうになってくると、非常に疑問になんですけれども、せめてこの医療費でも東京都なんかでも、またはどこかでもやっているというふうな情報もあります。もう医療費を負担しているんですよね。全国でどこもやっていないのを六ヶ所村がやるということじゃなくて、もうよそのところでやっている、現にやっているところもあるわけですよ。ですから、そういう見方からすると、六ヶ所村は今この財政豊かな中で、せめて今まで六ヶ所村を築いてきた老人たちに恩返しをするという言葉もありましたけれども、そういう形でできないのかと思うんですが、再度村長の答弁をお聞きします。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) ただいまの質問にお答えを申し上げます。
 今これでこの程度やりますということは決めていませんが、先ほどもお答えさせていただきましたように、生活支援費にするのか、それから今のような医療の負担の部分無料化にするのか、いや、70%程度にすればいいのか、それとも保険料の方を全部負担するのか、そこの部分を総合的に考えて、財政とも相談しながら、ぜひとも我が六ヶ所村だからこれだけの福祉対策ができますよという部分はぜひ自分でもしたいと思って、先ほど議員からもありましたように、まず一番最初に自分も雑誌見たり、テレビである地域のところでもじゃあ高齢者の医療を無料化しようと、こういう部分を情報も自分もいち早く去年のうちに得て、担当とも相談しました。そうすると、さまざまなまだ制度化の部分等々で確定していない部分があるので、一定の制度の状況を見て、この形でいくのであれば、先ほど言いましたように、生活支援的な格好で行けばいいのか、医療費の無料化、いや、あるいは保険料の方の対応がいいのか、そういう部分を全部できるということはもう不可能でありますので、何かの形で後期高齢者医療については対応してまいりたいと、こう思っています。
 まず第一番目は介護保険がスタートしたとき、これは1担当と自分のアイディアだったんですが、介護保険のときも1割負担でした。その1割のうちのじゃあ70%を村が負担したんです。そうしたら、非常に利用者が多くなって、次の年、つまり2期目の保険料の介護ががばっとふえてしまって、現在はその部分をやめているんですが、そういう制度的な内容等々も十分に吟味して、何かの形で後期高齢者の福祉対策については考えてまいりたいと、こう思っています。


議長(三角武男君) 5番。


5番(高橋文雄君) 非常に趣旨はわかりました。保険料からいきますと、ざっと今の後期高齢者の分が聞くところによると、3,000幾らだという試算も出ているようでございます。ぜひ全額とか、何とかということは当然これは一度にできないでしょう。そういういろいろな財政の状況を見ながら、前向きに進んでいただきますようお願いします。以上で終わります。


議長(三角武男君) 以上で、5番高橋文雄議員の質問を終わります。
 次に、3番木村廣正議員の質問を許します。3番。


3番(木村廣正君) こんにちは、健政会の木村です。
 村がかかわって締結した公害防止協定について質問いたします。
 皆さんご承知かと思うんですけれども、高瀬川対岸(三沢市)、倉内地区では通称高瀬川庭構と言っている広大な休耕田がありますが、目測でかんしから七、八百メートル先に養豚場が整備され、営業されているのはご承知かと思います。事業の性格上、施設整備に当たり村、三沢市がかかわって公害防止協定が交わされました。三沢市・六ヶ所村を(甲)、六ヶ所・三沢・小川原湖漁業協同組合を(乙)、農事組合法人を(丙)と定め、公害を防止するに当たり、あらかじめ講ずるべき措置及び公害が発生した場合において講ずるべき措置に関し、必要事項を定め、地域住民の生活環境及び自然環境の保全に資することを目的とするとあります。
 第1条から第16条まで条項を定め、関係自治体、3漁協、立会人、倉内自治会で署名、押印しています。
 第2条では責務として公害防止に係る最新の設備及び技術の導入、第3条では水質汚濁対策、第4条では悪臭発生の防止、周辺の生活環境に影響を及ぼさないように必要な処置を講じ、悪臭発生の防止に努めるとあります。
 また、第6条では、敷地内の環境整備をと、以下16条までいろいろと定めてあります。
 六ヶ所村として、協定書に定めた施設整備がなされているか。
 協定遵守はどうなのか。
 また、事業者側からの報告等があるのかどうか。
 協定が守られていないとしたら、今後村の対応はどうなのか等々お尋ねします。以上、よろしくお願いしいたします。


議長(三角武男君) 村長。


村長(古川健治君) それでは、3番木村議員からございました質問に答えを申し上げます。
 公害防止協定の対応についてでありますが、ご質問の養豚舎は、甲は三沢市・六ヶ所村の2者、乙は六ヶ所・三沢・小川原湖の3漁業協同組合、丙は農事組合法人川村農場とし、また、北三沢土地改良区・倉内自治会の2者が立会人として、平成15年9月14日付で、公害防止協定を締結し、現在に至っております。
 協定書に定めた施設設備につきましては、協定当事者により施設整備がなされていることを確認した上で、協定を締結しており、関係部署から現状をお伺いしたところ、水質汚濁対策、悪臭防止対策の施設整備はなされているとのことでありました。
 次に、事業者側からの報告についてでありますが、協定書第9条の自主監視測定による報告はなされておりませんが、三沢市生活環境課において、畜産事業場の悪臭監視調査を年2回実施しており、当養豚舎では、操業当初から現在まで基準値以下の数値であるとのことでありました。
 この現状において、当施設の環境に対する影響はないものと思われますが、自主監視測定の報告がなされていない。また、先般、倉内自治会から村に対し、当事業場からの悪臭被害について要望書も提出されております。これらの要望を踏まえて、早速村といたしましては、施設への立ち入り調査を行い、現状把握に努め、自主監視測定報告の厳守及び悪臭被害対策の改善などを指導し、三沢市及び関係機関と協議しながら、地域住民の快適な生活環境の保全を図るべく、必要な措置を講じてまいりたいと思っておりますので、ご理解のほどをお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。


議長(三角武男君) 3番。


3番(木村廣正君) 今の答弁だと水質汚濁の関係のこれは4月、6月、8月、10月と2カ月ごとに報告義務があるんですよね。それとこれが3条の関係でしょう。4条の関係では悪臭の関係ですよね、これが6月、8月、10月と3回ということで、この関係については村に報告があるということですか、ちょっと汚濁の関係はお聞きしたんですけれども、もう一度お願いいたします。


議長(三角武男君) 福祉部門理事。


福祉部門理事(桜井政美君) お答えいたします。
 協定書に基づいての報告は事業者から、事業者独自で検査し、報告することになっておりましたけれども、協定書に基づく報告はなされておりません。ということで、三沢市の方に出向いて、状況等を伺ってきた次第でございます。その結果、三沢市独自で年2回調査をしているということでございます。
 なお、悪臭については、数値に出てこないものですから、その都度現場立ち入りしてみたいということで、三沢市と詰めてきております。以上です。


議長(三角武男君) 3番。


3番(木村廣正君) 2カ月前に甲イコール六ヶ所村ですよ、理事、三沢市だけ甲じゃないですよ。それを平成15年に設備を、工事を始めて、今21年ですから、2年ほど、6年、7年ぐらいたって、もう2年以上も報告義務を怠っているというのが事実ですよね。私福祉理事の方がいつからここの公害関係の担当部署になったか把握していませんけれども、前は農林水産課ですよね。私たち、地域の人たちがこれの悪臭いろいろ懸念されるもので、大変当時から反対した経緯あるんですよね。いろいろありましてこういうふうに操業されているんですけれども、非常に地域住民を無視したというか、そういう設備等とか、報告義務はもちろん、当時は緩衝地帯を設けて、景観上もよくないから、樹木等を植栽して、話が長くなるんですけれども、倉内地区に、高瀬川に昔の漁法でマテ小屋ってありますよね。あれも村費を入れて、復元して観光資源にも一角なんですよね。小川原湖、高瀬川河川敷、まさしく今は築堤も舗装されて、地域の皆さん、特に私も含めてなんですけれども、高齢者に入る私どもの年齢、またその高齢者という人たちの散策路になっているんですよ。大変観光資源の一つでもある、またはそういう散策路になっている、そういう貴重なそれに違反等をして、これ事業者をとめることはできないし、その辺の最新の設備をして、悪臭を軽減するという協定書でうたっていますので、これでやめますので、どうぞその辺、強く村当局イコール担当課からお願いいたします。時間も経過しているので終わります。


議長(三角武男君) 以上で3番木村廣正議員の質問を終わります。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 次回会議は、明日午前10時に開きます。
 本日はこれにて散会をいたします。

議事録の顛末を証するためここに署名する。

平成21年 6月12日

    六ヶ所村議会議長  三 角 武 男

    議事録署名者    岡 山 勝 廣

    議事録署名者    相 内 宏 一