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青森県 十和田市

平成17年  3月定例会(第1回) 03月17日−一般質問−04号




平成17年  3月定例会(第1回) − 03月17日−一般質問−04号







平成17年  3月定例会(第1回)





    平成17年3月17日(木曜日)
                                
議事日程第4号
 平成17年3月17日(木)午前10時開議
 第1 市政に対する一般質問
  ?31番 杉 山 道 夫 君
  ? 9番 田 中 重 光 君
  ?14番 今 泉 勝 博 君
  ?27番 小笠原   光 君
  ?11番 野 月 一 正 君
  ? 3番 鳥 越 正 美 君
                                
本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
                                
出席議員(37名)
                   1番  堰野端 展 雄 君
                   2番  紺 野 忠 明 君
                   3番  鳥 越 正 美 君
                   4番  張 摩 博 子 君
                   5番  下川原 鉄 男 君
                   6番  桜 田 博 幸 君
                   7番  工 藤 正 廣 君
                   8番  赤 石 花 男 君
                   9番  田 中 重 光 君
                  10番  川 村 慎 一 君
                  11番  野 月 一 正 君
                  12番  下 山 明 雄 君
                  13番  岩 城 康一郎 君
                  14番  今 泉 勝 博 君
                  15番  相 馬 真 子 君
                  16番  漆 畑 善次郎 君
                  17番  石 橋 義 雄 君
                  18番  小 川 洋 平 君
                  19番  東   秀 夫 君
                  20番  市 澤 善 一 君
                  21番  野 月   誠 君
                  22番  赤 石 継 美 君
                  23番  畑 山 親 弘 君
                  24番  米 田 由太郎 君
                  25番  折 田 俊 介 君
                  26番  織 川 貴 司 君
                  27番  小笠原   光 君
                  28番  野 月 一 博 君
                  29番  赤 坂 孝 悦 君
                  30番  沢 目 正 俊 君
                  31番  杉 山 道 夫 君
                  33番  山 本 富 雄 君
                  34番  角   瑞 世 君
                  35番  戸 来   伝 君
                  36番  竹 島 勝 昭 君
                  37番  野 月 忠 見 君
                  38番  豊 川 泰 市 君
                                
欠席議員(1名)
                  32番  江 渡 龍 博 君
                                
説明のため出席した者
              市     長  中野渡 春 雄 君

              収  入  役  嶋 脇 靖 二 君
              職 務 代 理 者

              総 務 部 長  加 賀 利 生 君
              企 画 財政部長  大 川   晃 君
              民 生 部 長  村 山 誠 一 君
              健 康 福祉部長  金 澤 孝 明 君
              経 済 部 長  安 田   喬 君
              観 光 交流部長  田 中 潤 一 君
              建 設 部 長  小笠原 一 幸 君
              十和田湖支所長  生 出 隆 雄 君
              上 下 水道部長  東   昭 悦 君
              病 院 事務局長  佐々木 隆一郎 君

              総 務 部 理 事  奥   義 男 君
              ( 総 務 課 長
              事 務 取 扱 )

              総 務 部 理 事  豊 川 繁 美 君
              監 査 委 員
              事 務 担 当

              企画財政部理事  斗 沢   清 君
              (企画調整課長
              事 務 取 扱 )

              企画財政部理事  中野渡 不二男 君
              ( 財 政 課 長
              事 務 取 扱 )

              選挙管理委員会  古 舘   實 君
              委  員  長

              選挙管理委員会  外 山 國 雄 君
              事 務 局 長

              農業委員会会長  山 崎 誠 一 君

              農 業 委 員 会  中野渡   崇 君
              事 務 局 長

              教 育 委 員 会  中 野 正 志 君
              委  員  長

              教  育  長  気 田 武 夫 君
              教 育 部 長  佐々木 淳 一 君
                             
職務のため出席した事務局職員
              事 務 局 長  芋 田   剛
              次     長  立 崎 健 二
              参     事  久保田 博 衛
              次 長 補 佐  石川原 定 子
              主     査  中 村 淳 一



                  午前10時零分 開議



○議長(豊川泰市君) 出席議員は定足数に達していますので、会議は成立しました。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事は、議事日程第4号をもって進めます。

                                



△日程第1 市政に対する一般質問



○議長(豊川泰市君) 日程第1、市政に対する一般質問を行います。

 それでは、昨日に引き続き、通告順により指名します。

                                



△杉山道夫君 質問



○議長(豊川泰市君) 31番 杉山道夫君

      (31番 杉山道夫君 登壇)



◆31番(杉山道夫君) 38名の前に立つのは、たしか初めてですね。やはり多いですね。その中で、我が会派7名は、やっぱり少ないですね。刎頸の友が応援しても、8名だとちょっと勝負にならないんですが、最終日ごろまでには、催眠術にかける気はないけれども、半分ぐらいがいろいろ応援してくれるようになるよう、いろいろな面で努力したいなと思っています。

 通告により、質問を行いたいと思います。

 最初に、入札の実態と談合の防止策について伺いたいと思います。

 農業を基幹産業とする十和田市ですが、建設業もまた地域経済を支える主要な産業であります。完工事高で見ると、常に県内で上位にランクされる有力企業も数社に及び、総売上高も数百億円に達しております。しかし、建設業界もまた今は不振が続き、当市の不景気感を一層強めていると思います。

 小泉内閣の行財政改革の影響で、中央も地方も建設にかかわる財政投資額がこれまでの3分の2ほどに激減しています。こういう状況では、逆説的に見れば3分の1の企業が倒産しても不思議でない、こういうことになります。それだけにまた、業界の競争も激しさを増しているのです。この厳しい経営環境の中で、各企業は営業拡大努力はもちろんコスト削減に努め、不景気風が吹き過ぎるのを我慢強く待っている状況だと思います。

 激しい競争の影響なのか、共倒れを防ぎ、苦しさをともに乗り越えようとする共同的な支え合いなのか、時々新聞紙上に入札における談合問題が報じられます。業界関係者は、情報交換、勉強会とか研究会とか称しても、その実態は多くの場合談合であります。地域によっては、これに官公庁がかかわり、官公庁側で落札業者を実質的に決めて割り振りをしている官製談合も指摘をされています。

 北海道では、道庁がこの官製談合にかかわっていたと指摘を受け、公正取引委員会から厳しい改善命令を受けました。

 新しいところでは、新潟市発注工事で、やはり同じような官製談合が指摘をされ、新潟市の場合は直接かかわった幹部4人が偽計入札妨害罪で逮捕、起訴され、現在公判中であります。そのほかにも、市長ら三役は減給処分、課長職以上の36人は氏名を公表された上に、責任の度合いにより異なりますが、減給、戒告、訓告などの厳しい処分を受けています。

 近いところでは、八戸市発注の工事をめぐって長期間にわたって業者間で談合が繰り返されていたと、公正取引委員会から独占禁止法違反の指摘がありました。これは、2001年に発覚した業者ぐるみの談合事件で、公正取引委員会が現地入りして長期間にわたって調査した結果であります。談合により、公正な入札に比べて契約金が不当につり上げられたことで市に損害を与えたとされたものです。時効の関係で、1998年4月1日から2001年6月21日までの3年余りの間に発注した土木、建築、舗装工事のうち、公正取引委員会が課徴金納付命令の対象とした工事の落札業者が損害を与えたと認定されました。契約件数は1,018件で、契約総金額は193億3,700万円に達しております。

 八戸市は、この公正取引委員会の調査と認定結果を受けて、業者に損害賠償請求することを決め、談合に加わったとされる129社に契約金額の3%に相当する5億8,000万円を請求いたしました。同様のケースの場合、自治体による請求の裁判例では、契約金の5ないし10%の場合が多いようです。これは、オンブズマンなどの全国集計や調査結果から、公正な競争が行われた場合、予定価格に対する落札率が80%台になることが多いのに、談合が行われた場合はそれが90%台になっている事実を裁判所も認めているからであります。しかし、八戸市は、景気の低迷が続く経済状況と業者の健全な立ち直りを期待して、損害賠償請求を3%にしたようであります。

 損害賠償請求の対象となった129社のうち、3社が既に解散、1社が破産、1社が破産手続中で、全額の回収は困難と見られておりましたが、本年1月24日までの納付期限までに9割に当たる112社分5億1,800万円が、分割納入などもありますが、納付に応じることに同意したと報じられております。これらは、工事発注者である官公庁が、談合が発覚し公正取引委員会の談合ありの審決が出ても業者に賠償請求する権利を行使しなかった発注者が多いことに対して、関係住民が裁判を起こし、裁判で賠償が決まるなどの状態が相当続いたことから、国土交通省が改善を指導してきた結果でもあります。この種の裁判は、結審まで5年ほどかかると言われています。それならば、あらかじめ契約書に違約金条項を入れておき、談合が認定されたとき、直ちに違約金請求ができるようにするというもので、既に34都道府県と11の政令指定都市で実施をされております。

 そこでお聞きをしますが、1つ目は、当市の入札の実態はどのようになっているでしょうか。予定価格に対する落札率を教えてほしいと思います。2つ目は、国土交通省が契約書に違約金条項を入れるように指導していることに対して、当市ではどのように対応する考えか、あるいは対応してきたのでしょうか。質問の3つ目は、また、時々談合報道が新聞紙上に載りますが、当市では談合防止のためにどのような施策を講じているでしょうか。以上3点であります。

 2番目は、観光事業の振興策についてお尋ねをいたします。

 我が国では、全国のあちこちに自然景観が美しい国立公園や国定公園、県立公園、名所など、たくさんの観光地があります。また、地域によっては歴史上の遺跡や史跡など、過去を知る貴重な観光資源もあります。中でも、日本文化の和風、わび・さびの感覚など、日本文化の真髄に触れたいと思う外国人観光客は京都を訪れることが多いと言われます。確かに、京都は平城・平安のころから長い歴史を持ち、日本の政治経済、文化の中心として栄えてきました。歴代の朝廷が置かれ、歴史の変遷のたびにその舞台となったところであります。古い文化が残っておりますし、神社仏閣など文化財も数え切れないほどあります。

 この京都は、2003年実績で、年間4,374万人の観光客が訪れており、前年比で150万人ふえているそうです。このうち、個人観光客が9割で、団体客の方は1割だとのことです。この観光客が京都で消費する1年間の金額は、約4,800億円に達するというのです。すばらしい経済効果であります。

 この観光地京都で、昨年12月、京都を知っている意味の京都通を認定する試験が行われました。これは、京都の歴史や文化の継承と観光振興の人材育成を目的に、京都商工会議所が中心になり実施したもので全国から1万人が受験したと京都新聞は報じております。受験者は、タクシー運転手やホテル従業員など観光関係者を中心に京都府内が約7割を占めましたが、首都圏や北海道、九州など広い地域から参加したというのであります。

 試験は、8月に京都商工会議所が編集して、淡交社が発行した京都観光文化検定試験公式テキスト、実はそれがこれであります。かなり分厚いもので、京都に関していろいろなのが載せてある、これがテキストです。発行した京都観光文化検定試験公式テキストから出題し、合格者には成績によって1級から3級までの合格証明書を交付するというものであります。このテキストは、有料で販売し、4万5,000部が売れたそうです。内容は、歴史、史跡、神社寺院、庭園、建築、美術、京料理、京菓子、伝統工芸、伝統文化、祭りと行事、しきたり、言葉と伝説、地名、自然環境、花街、観光学などが載っています。

 今でも発展を続けている日本最大の観光地でも、このように常に前進を心がけ、とどまることなく改革を加えていることは、私たちにとっても大いに参考になると思います。

 さて、当市も合併によって世界に誇れる国立公園十和田湖を擁することになりました。今は、残念ながら不景気のあおりを受けて往年の隆盛感はありません。しかし、当市では観光の最大拠点であります。観光に力を入れるのであれば、当然に十和田湖の重点施策が必要です。新市まちづくり計画と観光計画の策定は一体のものとして進めるべきだと思います。これまでの計画を見ると、どちらかというとハード面の施策が中心に見えます。訪れた観光客に喜びや楽しさ、安らぎや気持ちよさなどを与えるものは、景色や食べ物だけでなく、関係者のもてなしの心だと思います。そういう点から、人材の育成は第2の観光資源とも言われているのです。

 伺うところでは、十和田湖観光関係者の中にも苦情を受けるような接客態度があるようであります。よい接客は、積み重ねてようやく評価されるものです。悪い接客は、一度で評価が落ちてしまいます。そういう意味で、接客は大変重要であり、また恐ろしいものです。地域ぐるみで観光に力を入れるのであれば、観光関係者はもちろんですが、直接関係がないと思われる地域のだれもがよい接客を心がけることが必要でないでしょうか。

 そういう思いで質問をいたします。1つ目は、これまで、十和田湖観光にかかわる方々へのソフト面の施策はどのように行われてきているでしょうか。2つ目、これから策定する観光計画の中で、例えば国立公園十和田八幡平とか、十和田湖とか、あるいはさらに八甲田を加えるなどした、この京都の例に習うような観光冊子を作成する考えはないでしょうか。3つ目、また、これが完成の暁には、地域ぐるみの観光振興のため、先ほど紹介した京都のように、これからつくる冊子をもとに希望者だれでもを対象にした(仮称)十和田湖通試験を行う考えはないでしょうか。4つ目は、観光計画の策定はどういう構想で、いつごろを目途に進める考えでしょうか。お答え願いたいと思います。

 3番目は、高齢者の健康維持、体力増強策についてお尋ねいたします。

 高齢者の健康維持、体力増強というと福祉課の施策を思い出します。介護保険制度では、高齢者の身体の不自由や障害が認定されると機能回復訓練があり、今でも当市ではあちこちの施設に委託をして実施をしております。また、高齢者が体の不自由を訴える前に、これを予防する福祉の施策、今度の介護保険制度の改正でも、きのうも議論されましたが、予防に力を入れるような改正が行われています。

 さて、一昨年7月末、所属をしておりました建設常任委員会では、北海道の各地の公園を調査、視察をしてまいりました。北見市を訪れたとき、高栄南公園というところを現地に出向いて視察をいたしました。中心からそう遠くない町外れにパークゴルフ場、散策路、観察用沼地、ジョギングコース、多目的広場、花の広場、これに体力の維持増進を目的としたフィットネスパークと名づけた高齢者用の健康器具12種類をそろえたゾーンがありました。もちろん、トイレ、駐車場は整備をされています。

 一般的に公園にある遊具というと、すぐ子供の遊び用の施設を思い出します。また、そういうものが多いのも事実であります。しかし、時間的にも身体的にも体力増強施設や健康遊具を真に必要としているのは高齢者の方ではないでしょうか。今後は、公園の整備や設置に当たっては、このような高齢者の視点も十分考慮しなければならないと思います。十和田市の元気な高齢者は、ジョギング、グラウンドゴルフ、パークゴルフ、山歩き、散歩、室内ではダンスや踊りなどが主流でしょうか。これは、個人の趣味や興味、体力差によっても異なることですから一概に申しませんが、このような種目が想像されます。

 さて、十和田市は人口7万弱、高齢化率20%だと1万4,000人ほどの高齢者がいることになります。体が弱って介護のサービスを受けている方や病気中の方もいらっしゃるでしょうが、小中学生に劣らぬ数の高齢者だと思います。きのうの質問の温浴施設で健康を維持することもいいと思いますが、加齢とともに衰える筋力を保持し続けることもまた、高齢者の行動の不自由さの回避、寝たきり防止に役立つのではないかと思います。

 そこで質問いたします。私の発想では、高齢者が今でもよく集まる場所や、その近くに体力増強、健康維持のための遊具があった方がよいと思うのですが、このような遊具を設置する考えはないでしょうか。2つ目、このような施設を屋外に設置するのは介護保険あるいは福祉の事業などで可能でしょうか。3つ目、先ほど私の予想する高齢者1万4,000人ほどと申し上げましたが、当市が把握できる元気な高齢者は何人ぐらいいらっしゃるでしょうか。

 以上で壇上からの質問にします。



○議長(豊川泰市君) 市長

      (市長 中野渡春雄君 登壇)



◎市長(中野渡春雄君) 杉山議員のご質問にお答えいたします。

 まず、観光基本計画の策定時期についてお答えをいたします。次の観光冊子とも関連がございますけれども、まず、新市まちづくり計画を基本として平成17年度中に調査業務及び策定を行う予定でございます。

 次に、観光冊子をつくる考えはないかということでございますけれども、特に十和田市が持つ十和田湖それから奥入瀬渓流を初めとする豊かな自然の魅力や地場産品等を県内外に情報発信するとともに、次代を担う子供たちに市の歴史それから伝統芸能、文化を継承するためにも、議員のご発言の観光冊子をつくることは有意義な方法であると考えております。したがいまして、平成17年度に観光基本計画を策定する予定になっておりますので、その中において十和田市の持っている観光資源の総点検や整理を行いまして、どのような観光冊子、観光案内書等が望ましいか、観光パンフレットとの兼ね合いも考慮しながら検討してまいりたいと思っております。

 その他の質問につきましては、担当部長等から答弁させます。

 以上、壇上の答弁といたします。



○議長(豊川泰市君) 企画財政部長



◎企画財政部長(大川晃君) お答えいたします。

 まず、入札における落札率でありますが、平成16年分と17年1月末現在で、両市町合わせて277件の入札を行ってございます。その平均落札率は95.82%となってございます。

 次に、談合発覚時における罰則条項につきましては、建設工事請負契約条項第47条の2におきまして、請負代金の10分の1に相当する額を損害賠償金として徴収すると定めております。なお、この定めは平成16年6月1日から施行いたしております。

 次に、現在市が行っている談合防止の対策についてお答えいたします。1つ目は、指名業者の入札前非公開と現場説明会の廃止であります。2つ目として、入札直前に工事費内訳書の提出を求め適正な積算根拠に基づく工事費見積額かどうかのチェックを行ってございます。3つ目として、建設工事請負契約条項第44条の2において独占禁止法に関連した市の契約解除権を定め、その対策を講じております。

 以上でございます。



○議長(豊川泰市君) 建設部長



◎建設部長(小笠原一幸君) 公園に健康遊具の設置をというご質問がありましたのでお答えいたします。

 現在、整備を進めております高森山総合運動公園整備事業の基本設計で健康遊具の設置を予定しております。既存の公園では、街地公園は面積的な面や施設配置上、設置は困難であります。近隣公園、三木野公園とか若葉公園などですが、それらは設置可能と思われますが、グラウンドゴルフ等、他の利用形態も勘案しなければならないものと、このように考えております。

 以上です。



○議長(豊川泰市君) 健康福祉部長



◎健康福祉部長(金澤孝明君) 健康遊具の屋外設置は補助金の対象になるのかというようなご質問でございますが、屋内・屋外を問わず、健康遊具の設置は介護保険事業での対象とはなりません。しかし、高齢者を対象とした介護予防、地域支え合い事業の対象となっておるようでございますが、ではすべてなるのかとなると、その辺の細かいことまではわかりませんが、基本的にはなると、このように聞いております。

 それから、高齢者人口に関するご質問でございますが、平成17年2月1日現在の人口は6万9,218人であり、そのうち65歳以上の高齢者は1万4,163人、20.5%となっております。高齢者の中で介護保険における介護認定された方は2,749人、19.4%となっておりますが、現実に病気等で認定を受けていない方もおりますので、元気な高齢者の数は把握いたしておりません。

 以上であります。



○議長(豊川泰市君) 観光交流部長



◎観光交流部長(田中潤一君) 市長の答弁に続いて補足いたします。

 これまで十和田湖観光にかかわるソフト面はどのような事業を行ってきたかという質問でありますけれども、行政といたしまして観光ポスター、観光パンフレットをつくるのはもちろんでありますが、例えば湖水まつり、国境祭、十和田湖冬物語等の助成を行いながら実行委員会にも参画し誘客に努めてまいってきたところであります。それから、観光ボランティア等の団体の育成や助成を行っております。また、十和田湖国立公園協会の方に参画しながら、不特定多数のごみの除去あるいはトイレの清掃等への助成も行ってございます。また、修学旅行を初めとする団体客の誘客促進のためにキャンペーンに取り組んできたところでございます。また、物産等でPRを行うという目的から、奥入瀬ビール、奥入瀬コーヒー、奥入瀬ろまん、それから十和田湖和牛等々、製造やブランド化を行いながらPRに努めてきたところでございます。

 議員の質問の中に、先ほど十和田湖観光の冊子をつくったらどうかという質問がありました。その件につきましては市長の方で答えましたが、仮にその冊子が刊行されれば、十和田湖通という試験を行う考えはあるかというご質問でありますけれども、人材の育成や私たちが住んでいるふるさとの再発見あるいは関心につながると思いますので、刊行がなされるのであれば試験は行った方がいいというふうに考えてございます。

 また、観光基本計画の策定は、時期は市長が答弁いたしましたが、どういう構想で進めるのかというご質問もございました。基本的に、一人でもより多くのお客様がこの十和田市に来てもらえるのが基本であります。来てもらえた後は、当然ながら滞在してもらわなければなりません。そのためには、やはりおもてなしの心が必要だと思いますし、滞在していただいた後は、その次はリピーターの増加を目指さなければなりません。そういう形の一つの一体となった運動を展開していかなければならないのではないかなというふうに認識してございます。そのために必要な最大の心は、議員の発言にもありましたが、ホスピタリティー、おもてなしの心の醸成であるというふうに思います。ハード面ばかりとか、ただの誘客促進ばかりではなくて、この辺のおもてなしの心の醸成にも力を入れていかなければならないのではないかなというふうに考えております。

 以上です。



○議長(豊川泰市君) 31番



◆31番(杉山道夫君) 談合関係のことで二、三お聞きいたします。95.8%というと、全国のオンブズマンの評価をすると、談合が行われているかなというような私は評価になると思うんです、実績のところを見ると。裁判所も含め、国土交通省も含めて、10%の損害を決めています。10%の損害というのは95から見ると105になりますから、そういうことはない、10%なると少なくとも80%前まで来るという考え方があるわけなんです。したがって、市長、この実績で裁判所などの認め方、国土交通省の罰則金の10分の1、それからいくと私は逆説的に見ると、十和田市の実態は談合があるかもしれない、こう普通思うのではないかと思うんですが、それに対する見解をお聞かせください。

 2つ目は、これは事務的に聞きます。10分の1の罰則条項といいますか、定めていたというのは私は当初知らなくて、知っていればこういう視点でなかったんですが、あるようですので、そうかと思いました。これは、私は大変よい、褒めていいことだと思います。こういうのが出ても、なかなか市町村段階だとそこまで決めていないのが実は多いんです。さっき言ったように、県段階になるとかなりいくんだけれども、もちろん大抵の場合は県段階で決めて、そこから市町村段階という順序でいくのが多いわけですが、十和田市が去年の6月に決めていたというのは、私が想像していたよりも早くて、これは大変いい取り組みだと思います。そこで、2つ目は、この10分の1という根拠、皆さんは、国土交通省が指導したから、そのとおりと言うんでないかと思うんだけれども、それは、何というか、物事に対する正しい視点を失うんですよね、言われたとおりやるというのは。結果が10分の1と同じになっても、なぜかというのを担当課などがよく理解把握していないと本当の対応はできないんです。そこで、当市も指導のとおりの10分の1に決めたようですが、この10分の1という考え方を担当課はどういうふうに理解をしているのかなという形、この2つのところをこの問題ではお聞かせ願いたいと思います。

 それから、観光冊子やって、どこまでいくかは別にしてやろうとしている気になっているというのは、私はこれはいいことだなと思います。それで、この冊子には直接的ではないですか。これまでソフト面でどういう取り組みをしたかとあえて聞いたのは、いわゆるもてなしの心、観光産業関係従事者といいますか、ホテルや、もちろん地元のタクシーや遊覧船やお土産屋、いろいろあると思うんですが、ここの方々が、ここでも議論されたことがあるんですが、苦情が前にも出ています。これは、もちろん各企業なり会社なり経営者が指導していると思うんですが、なかなか徹底していない結果だと思うんです。これは、さっきも言ったように大変、第2の観光資源と言われるように、実は観光客にとっては大きいものです。これ、どこまでそういうのが徹底されているかよく私は把握していないんですが、やはり最初の第一歩は最低限必要な、よく何でもかんでもマニュアルと言うんだけれども、何かそういうのをきちんと集めて、これはその部分で人材育成にかかわると思うんですが、ホテルにおけること、お店屋におけること、あるいはタクシーや遊覧船におけること、この方々に最低必要で、これだけは守ろうというような基準というか、そんなマニュアルをつくって指導しなければならないのではないかと。これは、実は毎年やらなければならないんですよね。というのは、ホテルの従業員も実は毎年かわるんですよ、残っている人もあるけれども。お土産屋もかわるかもわからない。すると、1回やったから大分覚えていいなと思って油断すると、そのうちのだれか、そういう指導を受けていないだれかが失敗すると全部悪くなるんですよね。こういうのをきちんとつくったら、もちろん市がやるというより市もお手伝いをしながら、そういう関係団体などできちんと時期を定めて、毎年そういうのを繰り返していくということも必要だと思うんですが、冊子とは別に付録で取り組んでもいいと思うんですが、そこら辺もやる気がないかなと思うんですが、それはいかがでしょうか。

 それから、高齢者の関係、建設部長の話だと高森山の計画にあって、そこに、例えば一番先にパークゴルフ場をつくるという計画ですが、それができて、いろいろなのができて、そこへ行った方が活用するというのも、それなりに私は効果があると思います。ただ、大げさに、さあ、これから行くぞと思わなくても、日常、さっきも言ったけれども、動き回っている中で、そういう施設がどこかに並んでいて活用できるのが、私は一番よく活用されるのではないか。例えば、陸上競技場の回りを朝散歩したりジョギングしたりしてる方もいらっしゃいますよね。あるいは、日によってあそこでパークゴルフとかグラウンドゴルフをやっている方もいますよね。そういう方々が行ったついでに、何種類かわからないけれども、一つ一つずっと毎日行ったらその順にやっていくと満遍なく必要な筋肉が鍛えられるわけですよ。あんまり大げさではなくて、そこら辺に、あれはいろいろ国の土地の関係でどこまで可能かわからないんだけれども、たくさん人が近くに行って利用しやすい、改まって置くよりも、そういう設置の方が、私はよく使われるし、目的に沿うのではないかな。今の話ですと、町の中にある公園は可能だが、もう既に必要なものは配置して置く場所がないということですから、現実にそれだと進まないなという気がするんですが、そういう近くの空き地なりあいているところに、そんなにスペースをとりませんから、一つ一つの器具を見ると。もうちょっと前向きにやる気を起こして設置を考えられませんか。

 それから、これは福祉のかかわりで健康福祉部長から聞きたいんですが、介護でなくてもいい、私も介護の予防でやったのでそこら辺まで受けて、認定もされていない元気な方ですから、対象からいくと全くいわゆる一般の福祉の形で、予防となって、皆さんはどうかというと施設に頼むのは、委託していると、何かやったかというか、使っていてもいなくてもやっていたという答えはしゃべるにいいんですよね。ところが、現実には私も使われているというのはわかるんだけれども、予防というのは必ず認められた施設でなくてもいいし、そこら辺は、場所は建設部が検討したら遊具は健康福祉部が出すという行政が私はあってもいいと思うんです。何か、皆さんは、これというと縦割りで全責任を負うような気でいるんだけれども、そこら辺もうちょっと、最後の置き土産のようにいいことをやる気ありませんか。



○議長(豊川泰市君) 市長



◎市長(中野渡春雄君) 当市の落札価格率が高過ぎるのではないかということでございますけれども、予定価格の事前公表を実施する前と比較しますと、平均落札価格率は約2%程度下がっております。予定価格の事前公表制度の定着を図りながら、今後とも注意深く見守っていきたいと、このように考えております。

 それから、観光についてですけれども、接客マナーの必要性を説いておるようでございますけれども、私も同感でございます。これからは、特に外人客の対応ということもございますので、あわせてこれらについては検討していかなければならないなと思っております。



○議長(豊川泰市君) 企画財政部長



◎企画財政部長(大川晃君) 契約金の10%を違約金と定めた理由ということでございますが、国土交通省では違約金を徴収する場合2つのケースを想定してございます。1つ目は、公取委員会が談合と認定し業者が課徴金納付命令に同意した場合、2つ目は、刑法の競売入札妨害及び談合罪で有罪が確定した場合、この2つのケースを上げてございます。国では、10%の違約金の金額については、過去の住民訴訟で裁判所が認めた損害額を参考に10%と定めております。市としても、それに準じて10%が妥当として定めております。

 以上でございます。



○議長(豊川泰市君) 建設部長



◎建設部長(小笠原一幸君) 近くの施設に健康遊具を設置すべきではないかについてお答えいたします。

 いろんな施設があるわけでございますけれども、そういう施設の中あるいは空間の中に遊具を設置する場合、そういうふうな健康遊具も設置できないか考慮していきたいというふうに考えおります。



○議長(豊川泰市君) 健康福祉部長



◎健康福祉部長(金澤孝明君) 健康遊具のあり方のことでございますが、これは、建設サイドでも福祉サイドでも、いつまでも元気な高齢者であってほしいというのが、これは共通の願いであるわけでございますので、そのようなことも踏まえた中で連携できるものについては連携していきたいと、このように考えております。



○議長(豊川泰市君) 31番



◆31番(杉山道夫君) いわゆる談合の10%、10分の1の形、わかっていても皆さんも言わないんだよね。だんだん政治家性分が出てきているから。これは単純です、原理は。原理は、さっきも言ったように正常な競争が行われたときと談合が行われたときは、およそ集計的に見ると10%の差があるからなんですよ、もともとの出発は。そういう実態を裁判所も認めた。国土交通省もそういう理解をした。だから、下に対しても10分の1と指導しているんですよね。そこが最初の出発なんですよ。もちろんわかっていますよね。

 そうすると、例えば算数の問題でもいいよ、90%台は談合が行われている場合、80%台は談合が行われていないと見る、A市は95%でした。ここはどう解釈しましょうと。学校のテストでは、談合が行われているというのは、これは丸だと思いますよ。政治家は、追及されるような答弁をするなというのも、これは1つくっつくから、そういうと、市長の答弁も政治的には丸になるのかもわかりませんけれども、実態はそうです。したがって、皆さんに私が先ほど言った、こういう95%という事実で、満足だ、だれにも、何も聞いても談合しているとしゃべったこともないからいいなではなくて、状況的には当市もそういう疑いがあるな、だからそういうのをなくするためにはどうすればいいかと、次をやるためには現状のことを正確に理解しなければならないからあえて言っているんです。現状を正確に理解して、次にどうすればいいかという、さっき部長の答弁でちょっとありましたように、これは前から言われている業者の非公開、現場説明を行わない、内訳書の提出、そして契約書の中には独禁法に触れると契約を解除する、これはもう前からずっと入れているんですね。それを受けて結果が95%というのは、これだけでは足りないということなんです。もうちょっと何か考えていかなければならない、これは事務的なことです。部長はそこら辺もさらに考えているのかどうか。ここにいいアイデアが出てくると、市にとっても重要な人物になれるのではないかと思います。

 次、観光の関係ですが、私はもてなしの心というのは、さっきも言ったように直接の関係者だけではなくて、やっぱりそういうのを市の産業としているのであれば、みんなが心がけるべきだと。そのためには、テストをするなどという機会を通していくというのが大事なんですよね。テスト受かってどうだということでなく資格でないし、場合によっては観光産業の皆さんはそういう方々を優先して採用するということがあるかもわからないけれども、そういうのをきっかけにして訴えて、その気に持っていくというのは、私は大事だと思いますので、ぜひ接客マニュアルも含めていいのができるのを期待していますから、やってよかったなとなるのを期待していますので、その点頑張ってほしいと思います。

 福祉の方、建設部長がしゃべったのを私は素直に受けとめ、そのとおり信じていますから、できるまで、できないなというふうになってきますから、しゃべったのをちゃんとやってください。

 企画財政部長の答弁を求めて終わります。



○議長(豊川泰市君) 企画財政部長



◎企画財政部長(大川晃君) 前段お答えしました談合防止の対策を厳しく施行しながら、談合防止に努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(豊川泰市君) 以上で杉山道夫君の質問を終わります。

                                



△田中重光君 質問



○議長(豊川泰市君) 次に、9番 田中重光君

      (9番 田中重光君 登壇)



◆9番(田中重光君) おはようございます。

 9番、田中重光です。

 これまで、15人の方々が質問され、私の質問と重複する点もあると思いますが、よろしくお願いします。

 私の今回の質問の趣旨は、大きく分けて3点あります。その1つ目は、交付金・補助金の減額、そして市税の増収が見込めない今、財政に占める人件費抑制のために職員の削減に努力してほしい。2つ目は、市発注の工事はもちろん物品の購入等の入札、契約手続に疑惑を持たれないような手法を用いてほしい。3つ目は、市長の無競争当選や与党議員が8割いるというおごりが感じられます。その点を気をつけてほしいということをまずもってお話しし、今回、与党会派高志会のメンバーとして、中野渡市長に公正公平な市政運営に努めていただきたいという思いから、多少苦言に聞こえるかもしれませんが、市民の声として聞いていただきたいと思います。

 市長、あなたは、市民が主役の市民の視点に立った市民とともに歩む市民のための市政運営を目指すことを信念とすると訴え、今ここに新生十和田市初代市長に就任されました。中野渡春雄市長に心からお祝いを申し上げます。同時に、平成の大合併において県内初の新市を誕生させた政治手腕を高く評価したいと思います。

 ところで、市長、今回の市長選挙が結果的に無競争になった事実を、あなたはどのようにお考えでしょうか。私は、市民の多くの方々が、合併したこの時期に選挙ということを避け、後々にしこりを残したくないという思いと、公正公平な市政運営を進めてきた中野渡春雄市長でよいという良識ある市民の判断であり、結論であったのではないかと私は考えております。この市民の願い、期待を中野渡市長が裏切らないように、私を初め議員個々が議会において厳しくチェックを行う使命があると考えると同時に、私は市民に対する安心安全そしてより健全な財政・市政運営をしていただくことを願い質問に入ります。

 まず、最初にお聞きしたいことは、提案理由にあった感動創造による新たなまちづくりを目指すと言っていますが、具体的にどのようなことを指すのか例を挙げ説明願いたいと思います。

 次に、今、国の借金であります国債発行残高が538兆4,000億円と言われ、また、国内の失業率が5.4%から4.5%へ改善しつつありますが、デフレ不況と言われる昨今、倒産整理屋、夜逃げ屋なる商売が大繁盛と言われています。そこで、自治体である当市の市債残高は現在幾らになっているか。合併前の旧市、旧町それぞれ幾らあったのか。そして1人当たりの債務、借金は幾らになっていたか。また、合併後の1人当たりの債務は幾らになるのか。同時に、合併後の公債比率は幾らになっているかお知らせください。当市は、これまで県内8市においてトップという優良団体でありましたことから、赤字再建団体への転落を危惧するところであります。

 次に、市長答弁、あいさつについてですが、市長は各種会合の場において口癖のように「合併してよかったと言われる市政運営を目指す」と発言されていますが、市民サイドから見て合併してよかったと感じたり思うような項目を二、三上げていただければ幸いに思います。例えば、旧市民は、十和田湖を我が市にあると言えるというでしょうし、旧町民は1人当たりの債務が約半分になるといったような点で結構です。

 次に、議会答弁において、市長はよく担当部課に指示して前向きにあるいは検討させてまいりたい、時には検討させていただきますという発言を聞きますが、これはどのように理解したらいいのか。例えば、以前私はこの壇上から、議員はもとより税の悪質滞納者に対する氏名公表を神奈川県小田原市を例に条例制定をすべきと訴えましたが、市長は多方面から検討したいという旨の答弁でありました。その後、この件について担当部署から何の途中経過の連絡や報告もありません。また、災害時用貯水タンクの設置についても、平成15年、16年、2回聞きましたが、これも同じく何らの報告も連絡もございません。要するに、市長、議場での答弁はその場しのぎの答弁で、その後の調査報告を市長は担当部局に求めていないものなのかどうか。あるいはその部署にお任せ主義なのか、答弁願いたいと思います。

 理事者の中には、議員である私に対するリップサービスではないかとジョーク的に言っていた幹部もいます。もし、このことが事実であれば、これは問題になりませんか。私は、重大な問題だと思いますが、この点についても市長から答弁願いたいと思います。

 次に、新市における市職員の数は合併時において何名になり、この数は適正であるかどうかお知らせください。各自治体規模における標準値があると思いますが、当市の人口約7万人の場合、標準適正職員数は何名になるかお知らせください。

 次に、観光行政についてお聞きします。

 市長は、新市まちづくり計画において感動創造都市を標榜し、豊かな自然と環境を生かした観光と農畜産の振興と市街地活性化に取り組むとしています。それは、もしかしてグリーンツーリズムを指すのでしょうか。そこでお聞きしますが、世界に名だたる名景勝地十和田湖、奥入瀬渓流、八甲田山という自然と観光資源を、合併したことにより新生十和田市は新たなそして大きな財産を有することになり、今後の観光行政を進めるに当たり、何をどのようにして世界へそして日本全国へPR、アピールしていくつもりか取り組み姿勢の一端をまずお聞かせください。

 あわせて、構造改革特区認定による地域再生法の活用における十和田市中心市街地にぎわい特区構想を申請し、地元出身の江渡聡徳代議士の力添えを得て認定される方向に進んでいるようですが、3月中旬というお話でありましたが、その進捗状況と可能性をお知らせください。

 次に、財団法人ふるさと活性化公社は、公社創立十周年を迎えるようですが、年々売り上げ、入り込み数、利益とも増大傾向にあることは担当者が一致協力し努力された結果のあらわれだと思います。資料を調べたところ、例えば、平成13年度売り上げは約6億3,300万円、入り込み数96万2,384名、利益3,068万9,000円、平成15年度売り上げ約7億893万円、入り込み数102万4,241名、利益4,972万8,000円というように、平成15年度は約5,000万円の利益を上げております。今後、この数値を伸ばすため、また、経営内容をよくするための計画、構想があると思うので、それをお聞かせください。例えば、この4月1日に全面オープンする高森山に整備された十和田市馬事公苑施設、奥入瀬ろまんパークを初め、公社の11部門ある各事業所との共存共栄のためにどう連携をとり、観光客の増大と活性化を図るつもりかということであります。

 次に、市民の家と市温泉事業についてお聞きします。

 市民の健康増進と福祉、医療費の抑止策からも必要不可欠な事業と認識します。17年度予算案を見ますと、温泉事業として8,066万1,000円が計上されています。平成15年度における市民の家の臨時職員9人分、約1,000万円計上処理されていますが、この9人体制を今後も継続していくつもりなのか。なぜ9人体制なのか、その根拠をお示しください。私は、たびたびこの施設を利用していますが、この施設は宿泊客があっても食事を提供しない、そういう観点から少し多いと思うが、検討する考えはないか。

 そしてもう一点は、経済不況による景気低迷により、観光地のホテル、旅館、レジャー施設等の不振による倒産が目立つが、焼山地区のホテル、旅館等の温泉給湯量の売掛金というか、未収金がないか。もしあるとすれば、その金額と回収策をどのように計画しているのか。また、固定資産税ほか諸税金の滞納金額とその回収方策を示していただきたい。

 次に、教育と福祉についてお尋ねします。

 児童及び教育機関における各種事故、事件が頻発する昨今ですが、事故防止のために努力されていること、また、当市の17年度予算における教育関係予算、庶務課扱いの財源に合併推進費の補助金1,244万円を活用した教育用パソコン整備や奨学金貸与が16年度1,908万円から17年度は2,088万円と108万円アップさせる等、将来投資はもちろん日本を担う有能な人材育成に前向きに取り組まれた教育委員会初め関係者に敬意を表したいと思います。

 そこでお聞きしますが、予算にパソコン整備事業で917万4,000円を計上していますが、これによる市内小中学校児童に対するパソコン整備状況及び普及率はどのようになるのか。あわせて、機材の整備後の教師による指導方法をどのように考えているのかお知らせください。

 次に、駒街道マラソンについてお尋ねします。とわだ駒街道マラソン大会は、平成8年を第1回とし、体力増強と健康推進を目的に始まり、昨年は第9回大会を、66代横綱元若乃花関を迎え、全国から千八百余名の参加のもと無事終えています。そこでお聞きします。第1回から第9回までで、通算参加者数は何名になっているか。2つ、平成17年度は2,000名の参加予定、予算400万円で企画されているようですが、第10回記念大会となる今回のゲストランナーは決まっているでしょうか。また、16年度の8市での実施状況はどのようになっていたか、あわせてフルあるいはハーフマラソンを実施している自治体があるかどうか教えてください。

 次に、校旗購入についてお尋ねいたします。

 今、国民の多くが社会保険庁のでたらめと言われる契約法、随意契約や県内では県体育協会の架空発注及び弘前市ゲートボール協会による補助金の不明朗経理が指摘されているさなか、当市において今回、合併推進整備費の補助金から校旗制作費として285万6,000円が計上され、見積もりもとらず入札もせず、既に随意契約により発注済みと聞いておりますが、その経緯と業者名、納期をお知らせください。

 次に、少子化対策についてということで昨日、仲よし会について15番議員からも質問がありました。私は、別な角度から学童保育「仲よし会」についてお尋ねいたします。

 仲よし会の目的、趣旨は、下校後に保護者が就業のため家庭にいない小学校児童に対し人間的情報、規律、礼儀と自主自立できるよう育成指導を目的としています。そこで、1つ、現在、仲よし会実施中の学校で定員に対する充足率はどのようになっているか。もし待機児童がいるとすれば、その数をお知らせください。2つ、定員割れの仲よし会における対策はとっているか。もしやっていたら実例をお知らせください。3つ、仲よし会の指導員との情報、意見交換並びに問題点についての対応はどのようにされているか。

 最後になりますが、市民生活における安心安全対策についてお聞きします。

 今、日本で一番国民と一般大衆が迷惑と被害者になっているオレオレ、振り込め詐欺や架空請求等の被害防止のため、これまで警察初め金融機関、自治体、町内会、NPO、それぞれの立場で連絡をとり合い、対策を検討し、工夫してきたと思いますが、最近新たな出会い系サイト、メールによるクイック詐欺等、被害者が増加傾向にあるとのことであります。警察庁の調べによると、平成16年1年間で振り込め詐欺は2万5,667件、被害金額283億7,900万円、オレオレ詐欺は184億7,400万円、架空請求は54億500万円、融資保証金詐欺38億4,400万円、合計561億200万円となっていますが、当市における被害届件数と被害金額の状況はどのようになっているのか。また、市独自による防止対策の工夫というか特別策を考えてもよいと思う。例えば、電話機に警察署あるいは市の生活環境課の電話番号入りのシールを張る、あるいはテープの作成等、検討してみたらどうかと思いますが、いかがでしょうか。

 先日、十和田警察署の協力で藤島婦人防火クラブ総会の際に架空請求予防の寸劇が行われたことに対し、この場をかりお礼申し上げます。とともに、できればこのような場を多くしていただくよう協力、努力していただきたいと思いますが、その働きかけは可能かどうか。

 以上で壇上からの質問を終わります。



○議長(豊川泰市君) 市長

      (市長 中野渡春雄君 登壇)



◎市長(中野渡春雄君) 田中議員のご質問にお答えいたします。

 まず、市の将来像、感動創造についてお答えをいたします。新市まちづくり計画では、感動は豊かな自然と市民一人一人が光輝く未来を、そして創造はきらめく地域社会の実現を目指した新しいまちづくりを表現しております。将来像である感動創造都市という言葉については、都市のあり方それから方向性などをシンボル化したものであります。具体的には、新市が有する豊かな資源とか市民活動を媒体にさまざまな感動を生み出し、その活力によって光り輝く未来に向けた新市をつくり出すという考え方、イメージであります。

 それから、合併してよかったという言葉が多いがということでございますが、あいさつに関するご質問にお答えいたします。あいさつなどでは、合併してよかったと言えるまちづくりという表現を使っておるわけでありますが、よかったとの思いや対象は市民個人個人の年齢や住んでいる場所、職業、家庭環境などの相違によりさまざまな対象や感じ方、考え方があるものと認識しております。さらには、両市町の協議により策定いたしました新市まちづくり計画に基づいた各種事業を一つ一つ着実に進めることで、結果として合併してよかったという実感や感動が生まれてくるものと考えております。そして、すべての市民がふだんの生活の中で、そしてそれぞれのかかわりの中で合併してよかったと思っていただけるまちづくりを推進してまいりたいと考えており、何がという点につきましては、特定したものではないということをご理解賜りたいと思っております。

 次に、私の答弁に関するご質問にお答えいたします。私は、議員の皆様のご質問に対しては、誠心誠意お答え申し上げているところであります。答弁の中で「検討していきたい」、あるいは「研究していきたい」などの発言した事項については、その後、どういう措置をしていくのか速やかにその方針を立てるよう部長を通じて担当課に指示しております。その後、ある一定の方向性が見えた段階で担当課からその状況について説明を受けております。ただ、事案によっては中長期的な課題であったり、検討すべき事項が多岐にわたったりするものもありまして、結論を得るまでには相当の時間を要しているものもございます。この取り組み状況の報告については、その後におけるご質問の際等にご説明申し上げているところでありますので、ご理解を賜りたいと思います。

 次に、構造改革特区認定の見通しに関する質問にお答えをいたします。構造改革特区につきましては、本年1月21日に第7回認定申請として十和田市中心市街地にぎわい特区を内閣府へ申請しております。十分な事前協議を経て申請しており、その後のやりとりにおいても特に問題等がないとのことでありますので、認定を受けられる可能性は高いと見ております。

 その他のご質問については、担当部長から答弁させます。

 以上、壇上からの答弁といたします。



○議長(豊川泰市君) 企画財政部長



◎企画財政部長(大川晃君) まず最初に、旧市町における市債残高及びその市民1人当たりの負債額についてお答えいたします。平成15年度決算で申し上げます。旧市では約285億円、旧町では約67億円、合わせて約352億円の残高でございます。これを平成16年3月31日現在の人口で見ますと、旧市では市民1人当たり約45万円、旧町では1人当たり約114万円となります。また、合併後の平成17年1月1日現在の人口で新市民1人当たり約51万円の負債額となります。

 次に、公債費負担比率の状況についてお答え申し上げます。平成15年度決算における旧市の公債費負担比率は14.2%でございます。旧町では23.3%となっております。合わせて15.9%となります。

 また、今の十和田市は財政再建団体云々という状況にはございませんが、ご承知のように市の財政事情は非常に厳しいことから、今後も引き続き財政運営には厳しい目で臨んでまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(豊川泰市君) 総務部長



◎総務部長(加賀利生君) 私からは、新市における適正な職員数というふうなことでのお尋ねにお答えを申し上げます。

 新市になりまして、17年の1月1日付で発令いたしました職員数につきましては、両市町を合わせまして1,122名でございました。その内訳でございますけれども、消防吏員が136名それから病院の医療職員数が347名でございまして、いわゆる一般行政職につきましては639人となってございます。

 そこで、7万都市にとりまして、どういった職員数が適正なのかというふうなことになりますと、私ども、これからそれらを全部算定してまいりますけれども、一般的には人口とか産業構造、これが類似したいわゆる類似団体、それらの職員数の状況がどうなっておるかというふうなことと、もう一つは、毎年4月1日現在で総務省が調査をいたします定員管理調査というものがございます。その中に定員モデルというふうな調査項目がございまして、その中で新市の十和田市の職員数が定員に対してどれくらいというような公式的な数値が算出されることになってございます。7月までにはその算定が終わるかと思っていましたけれども、それらを全部検討した上でこれから定員適正化計画を策定してまいりますけれども、その中で今後の職員数のあり方については十分検討してまいりたいと、こう考えております。

 以上です。



○議長(豊川泰市君) 観光交流部長



◎観光交流部長(田中潤一君) お答えいたします。

 まず最初に、ふるさと活性化公社の運営状況についてのお尋ねですが、議員ご発言のとおり高森山に整備されました交流館の食堂部門をふるさと活性化公社の方で4月から運営を行うということを聞いてございます。その際、公社と高森山の方をどうリンクさせるかということでございますが、まず、その運営をするに伴い人を雇うという気持ちはないということでございます。あくまでもある人員の中で頑張っていくというようなことで、また、高森山とろまんパークは割合近い位置にございますので、そちらの方をリンクさせながら、今、採用している人数で頑張っていくというふうなことを聞いてございます。いずれにいたしましても、公社では前十和田湖町長の渡部理事長を先頭に、不採算部門の見直し等をよく行いながら健全な経営を努めていくということを聞いてございます。

 次に、市民の家の運営状況についてでありますけれども、市民の家の業務は日中の入浴者及び宿泊者の受付事務、施設の清掃及び入浴施設の衛生管理、営業時間終了後の浴槽の清掃と施設の管理に分けて、日中2名、夜間1名及び宿直1名の非常勤職員4人体制のローテーションで管理運営してございます。このローテーションを守るために職員の休日の対応や繁忙期の対応を行うために、臨時職員の雇用契約は、議員のご発言のとおり9名となってございます。ただ、日中、ふだんの日は4名でローテーションを組んで作業を行っているということでございます。

 それから、市の温泉事業についてお答えいたします。市の温泉を旅館、ホテル等が受湯する場合の加入金、使用料については、十和田市温泉施設条例により徴収してございます。加入金は、温泉1リットル当たり14万5,700円に消費税分を加えた額、また、使用料は温泉1リットル当たり月額2,430円に消費税分を加えた額となっております。なお、未収金はないかというご質問でございますが、2月末までは未収金はございません。

 以上でございます。



○議長(豊川泰市君) 教育長



◎教育長(気田武夫君) 初めに、市内小中学校におけるコンピューターの整備状況についてお答えいたします。旧十和田市においては、既に小中学校とも児童生徒1人1台を整備しておりますが、旧十和田湖町におきましては、中学校は1人1台となっておりますが、小学校は児童1人1台で利用できる状況になっていませんので、今年度中にその不足分のコンピューターを購入して、17年度からは1人1台として利用できるように整備することとしております。これによって、市内全校が1人1台の利用という状況になります。

 次に、学校に対する指導についてお答えします。基本的には、これまで旧十和田市の学校に対して行われてきた指導と同様、旧十和田湖町の先生方に対しても指導を行うことになりますが、私ども教育委員会に情報教育担当の指導主事を配置しておりますので、その指導主事が中心になって教員の指導力向上に努めていきたいというふうに考えております。指導の主な内容といたしましては、1つには各学校ごとに行われる校内研修会に出向き、全教員を対象にコンピューターの操作技能や授業での効果的な活用方法について指導するとともに、学校や教員からの質問疑問を電話や電子メールで受け付け、それに答えるといった指導等を行っております。2つには、各学校の情報教育推進の中心となる教員を対象とした専門的なコンピューター研修講座、この講座を受講した教員が自校に戻ってから自校の先生方を指導するという体制での講座ですが、これを開設しております。そのほか、基本的操作とか文書作成、表計算などの基礎的な講座も行っております。これらの研修によって教員全体の指導力向上を図っていきたいというふうに考えております。

 私からは以上でございます。



○議長(豊川泰市君) 教育部長



◎教育部長(佐々木淳一君) 次に、とわだ駒街道マラソン大会の実施状況と今後の計画や県内8市のマラソン大会の実施状況についてお答えいたします。

 まず、とわだ駒街道マラソン大会についてでございますが、第1回大会から第9回大会までの延べ参加人数は1万1,546人となっておるところでございます。次に、第10回大会に向けてのゲストランナーは決定したのかについてお答えいたします。これまでは、ゲストランナーといたしましてバレーボールの大林素子氏や、議員からのお話にもありましたように大相撲の横綱若乃花、花田勝氏を招聘いたしてきましたけれども、第10回大会は記念大会となりますので、マラソンなどの陸上関係者を現在模索中でございます。

 次に、県内8市におけるマラソン大会の参加人員とフルマラソン、ハーフマラソンの実施状況についてお答えいたします。まず最初に、弘前市で開催されております弘前・白神アップルマラソン大会の参加人員は2,323人で、フルマラソンとハーフマラソンを実施しております。次に、青森市の青森マラソン大会の参加人員は1,629人で、ハーフマラソンを実施しております。次に、八戸市の八戸うみねこマラソン大会につきましては、参加人員は4,223人で、ハーフマラソンを実施しております。

 次に、校旗の購入についてお答え申し上げます。契約の方法は、株式会社カネイリ十和田支店と随意契約をしております。随意契約となった理由につきましてお答えいたします。校旗の仕様が複雑で、かつ特殊な製造物でありますことから、また、年度内の納品を考えますと発注を急がなければならなかったことから、競争入札に付するいとまがないものと判断いたしまして随意契約したものでございます。なお、納期は17年の3月31日となっておるものでございます。

 以上でございます。



○議長(豊川泰市君) 健康福祉部長



◎健康福祉部長(金澤孝明君) 仲よし会の定員等に関するご質問にお答えします。

 平成17年3月1日現在の各仲よし会の定員及び入会児童数は、三本木小学校50名に対し53名、北園小学校60名に対し46名、南小学校80名に対し67名、ちとせ小学校60名に対し54名、西小学校30名に対し30名、東小学校50名に対し50名、藤坂小学校35名に対し34名、法奥小学校30名に対し6名で、合計395名に対し340名となっております。なお、入会を希望する方については、全員から入会申込書を提出していただき、当初入会できなかった方を待機者扱いとし、欠員が出次第連絡をとり入会していただいております。なお、これまでは年度途中に欠員が生じた仲よし会があっても、改めて再募集のご案内はいたしておりません。

 次に、指導員との意見交流等についてですが、おおむね3カ月ごとに仲よし会の指導員連絡会議を開催し、事務連絡、情報交換、日常業務等について意見交換を行っております。また、各仲よし会の個別の問題については、その都度対応をしております。

 以上でございます。



○議長(豊川泰市君) 民生部長



◎民生部長(村山誠一君) 初めに、十和田市における振り込め詐欺、架空請求等の被害届、被害状況についてお答えいたします。

 まず、平成16年の振り込め詐欺についてですが、十和田警察署へ33件の相談があり、そのうち被害に遭ったのは3件で、その金額は824万円であったと聞いております。次に、平成16年度の架空請求に関する相談件数についてですが、市役所では115件、青森県消費生活センターでは約200件となっております。また、十和田警察署での平成16年における相談件数は771件となっておりますが、これによる被害は一件もないということであります。

 次に、振り込め詐欺等に対する本市の対策についてお答えいたします。まず、この啓発活動についてですが、昨年の10月に県が作成した「悪質商法に気をつけろ」という悪質商法の事例を紹介した8ページによるパンフレットを市の広報で全戸に配布し、市民に対しての情報の提供としております。また、本年3月の広報に振り込め詐欺に注意というお知らせを掲載したところであり、緊急事態に備え市広報誌を読み終わった後、議員ご提案のシール状にはなっておりませんが、その記事を切り取って電話機の近くに張るようご案内しております。

 次に、本市独自の対策というふうなことでございますが、2名の相談員により毎月第1、第3水曜日に開催している消費苦情相談がございます。また、現在2カ月に1回開催している無料の弁護士による法律相談を新年度からは毎月開催し、相談体制の充実を図ってまいりたいと考えております。そして、十和田警察署の職員が出演し、振り込め詐欺に対する注意がテーマとなっている「犯罪をなくし隊」の寸劇に対しましては、大変楽しく身近な学習素材として各団体に対し広くPRするとともに、この出演の協力を働きかけてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(豊川泰市君) 9番



◆9番(田中重光君) どうもありがとうございます。

 何点か再質問をしたいと思います。

 初めに、財団法人ふるさと活性化公社についてですが、先ほども壇上から言いました、ことしは10周年ということで、ただ、資料によりますと平成13年度の職員が66名、平成14年度が65名、そして平成15年度が一気に15名ふえて80名になっています。これは、どういう理由でなったのか。そして、資料を見る限り、新しい事業も何もない、売り上げは若干伸びていますけれども、対前年から見ると1人頭の売り上げが159万円、約160万円落ちているんです。これは、我々一般の企業から見ますと、ただ人件費を捨てたというふうな考えです。何で15名一気にふえて、事業がないんですね、中身を見ると。この点は、どういうことでなっているのか説明をお願いします。

 それと、先ほどの答弁で2月末で未収金はないと、これは合併してからのことで、前年度はどうなのかな。その点1つ。

 それから、市長の答弁についてですが、市長は誠心誠意答弁しているということですが、私の昨年の第4回定例会における質問の中で、私は合併を控え国立公園を持つ新市にとって教育環境、青少年健全育成の観点からもモーテル類似施設建築規制条例を制定すべきということを提言し、市長は市の良好な環境づくりの一環としてしっかりと受けとめ、これに取り組んでまいりますと答弁されたので、私はてっきりこれをもうやるんだと期待して待っていましたら、これまで何らのアクションもない、その間に八戸市ではもう条例制定を決定しております。市長、これは、どこの部かわからないんですけれども、どういうふうになっているのか、本当にやる気があるのか。私には、熱意が、誠意が感じられません。この点について、市長が指示はしていると思いますが、その後、担当部課がどういう動きをしたのか、うちより遅くアクションを起こした八戸がもう条例制定をしているんですよ。私は合併する前にやってほしいと要望したんですよね。それで、今、これまでどういうことをやったのか説明をお願いいたします。

 それから、総務部長、今7月にならないとその数値が出てこないというようなことでありますが、前年度の平成15年、それから比較したデータがあるはずです。全国の平均値。ある新聞によると十和田市の場合は20名以上多いという報道がされていました。その辺、もう少し誠意ある答弁をお願いしたいと思うんです。

 それと、校旗のこういう随意契約したということは、部長さんから今いろいろ説明ありました。これは、そのとおり悪意はなかったと思います。納期の関係とか、そういうことはあったにしても、聞き取りのときというか、聞いたら古い校旗を現物を持って、見せてやっていると。もしそうであれば、私であれば、時差をつけて30分なり、1時間ずらして、市内にも業者あるわけですよ、そういう手順を踏んできちっとやれば何ら私も指摘する必要はなかったと思うけれども、今これだけ騒いでいる随意契約、あるいは青森県の体協、弘前、こういうときに、こういう契約の方法はいかがなものかなと思いますので、今後、やはりその点については十分気をつけてやってほしいなというふうに考えますので、よろしくお願いします。

 それから、仲よし会における指導員の選任と人事についてですが、今月の3月1日の広報、仲よし会の指導員の募集が掲載されていました。内容を見ますと、児童の育成指導に熱意を持ち、知識及び経験を有する方を市長が選び嘱託とするとありますが、実は市長、去年、この仲よし会においてこれまでなかったことですが、年度の途中で2回人事異動されたことをわかっていますか。今そのあれは聞きませんけれども、やはり、これは一番迷惑を受けているのは、その児童がせっかくその指導員と顔が、疎通ができるようになった半年あるいは8カ月して異動されていると。もちろん指導員も大変だと思います。顔と名前が一致したころに異動すると。この辺を十分、何か市長、首ひねっていますけれども、わかっていないからひねっているのか、何で俺が今それを言っているのか、どっちかわかりませんけれども、やはりその辺はもっと真剣にやってほしいなと。担当部局は、この採用については面談とかテストをやっていると思います。そういうときに、やはりその人の人なり、資質、そういう注意事項もあわせてやってほしいなと、これは要望しておきます。

 さっきの総務部長、例えば新聞に出たデータからいって20人多いとすればですよ、年間、十和田市の職員平均にして700万円かな、所得で。1年間1億4,000万円ですね。早急にこの対応を取り組んでほしいと思いますが、いかがですか。

 それと、駒マラソンについてです。第10回という記念大会になりますので、私は旧市と旧町を結ぶポイントを見てハーフマラソンを採用していただければいいのではないかと、このことによって全国にインターネットあるいはホームページによりPRしますと、市外あるいは県外からの参加者の増につながり、観光客の誘致と経済効果もあろうかと思いますが、また、今、市長がやっています野外芸術文化ゾーンが早く完成することによりリピーター客増加につながると。ですから、そういう意味からもぜひハーフマラソンを採用するように検討していただきたいと思いますが、いかがなものかと。

 以上です。

      (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(豊川泰市君) 暫時休憩します。

                  午前11時41分 休憩

                                

                  午前11時42分 開議



○議長(豊川泰市君) 休憩を解いて会議を開きます。

 33番



◆33番(山本富雄君) 今、9番議員が前回質問した云々ということをただしていますが、それは通告にありませんよ。そのことを議長は認めているんですか。何か、モーテル云々というようなことを発言しているようですが、それはないですね。それを議長、認めますか。



○議長(豊川泰市君) 質問者の2回目の再質問で出ているので、その答弁に対して質問していますので通告事項に関連してまいります。

       (「暫時休憩願います」と呼ぶ者あり)



○議長(豊川泰市君) 暫時休憩します。

                  午前11時43分 休憩

                                

                  午前11時44分 開議



○議長(豊川泰市君) 休憩を解いて会議を開きます。

 総務部長



◎総務部長(加賀利生君) 1月1日現在で、両市町の職員数を合わせた場合に、先ほど1,122名とお答えをいたしました。その際に、旧十和田市あるいは旧十和田湖町の場合のいわゆる類似団体のどこに属するかというふうなことは決まってございます。ただ、今、新市になりまして類似団体のどの部分に私どもの新市が該当するのかというふうなことがわかりませんものですから、こちらの方でこの辺になるだろうという判断の上での類似団体との比較をした場合に二十数名多いと、こういうような内容でございました。

 そこで、これからそれをどうするかとなりますと、新市十和田市がどの類似団体のところに属するのかというようなことはこれから決まってまいります。それと、先ほどちょっと申しましたけれども、総務省調査の定員管理調査の中で定員モデルがどれくらいになって、その試算値と実際の職員数がどのくらい違うかと、こういうようなことも算定されてまいります。ですから、それらを含めて、それらを検討した上で、では市の職員数の状況はどうのなのかと実際にかかってまいるのはこれからというようなことでございます。ただ、ちなみに申し上げますと、合併時1月1日現在の1,122名の職員数を、今の予想でございますが、4月1日には約13名ほど減らすことにしてございます。

 以上です。



○議長(豊川泰市君) 民生部長



◎民生部長(村山誠一君) 市長答弁に対するその後の進捗状況というようなことでございますが、私の方からモーテルの業態の旅館業に対する建築規制に関する検討状況についてお答えいたします。

 まず、条例として制定するためには実効性があるものでなければならないというふうに思っております。つまり、その効果が本当に確かめられるかどうか、この辺に観点を置いて検討しております。今現在、担当課を中心にいろいろな角度から検討しておりますが、その内容といたしましては県の関係機関、各関係機関へ直接出向いての聞き取り調査を実施しております。また、先進地、具体的に申し上げますと八戸市なんですが、職員が直接出向いて研修をさせていただいております。それら他市の状況調査研究がその中心になっておりますが、それらに基づいて庁内関係4課におきまして事務レベルでの検討会議を2月に実施しております。今後とも実効性という観点から、そういう調査、研修、研究を充実させていきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(豊川泰市君) 観光交流部長



◎観光交流部長(田中潤一君) ふるさと活性化公社の14年度と15年度を比較いたしまして人員が15人増員になっているのではないかというご質問にお答えいたします。公社がPR不足なのか、自分たちのいわゆる公社の職員としていかに地域に人を雇用しているかというPR不足のために起こったことだと思いますが、平成14年度までは十和田湖温泉スキー場、これは季節雇用者でございます。そこに従事する15名を、今まで職員の数にカウントしてございませんでした。それで、平成15年から、やはり公社が季節雇用といえども採用している職員なんだから公社に従事している職員数に加えるべきではないのかということで、平成15年度から15名、いわゆるスキー場に勤務している者も加えてございます。そういう関係でございます。

 それから、温泉使用料の未収金の件でございます。1月1日合併前の旧十和田湖町では、温泉の例えば12月分は翌月の1月末までの納付期限となってございました。現在、1月1日合併を行いましてから1月分は1月中に、2月分は2月中にというようなことで改正というのでしょうか、そういう形になりましたので、今現在の、今月はもう3月でございますけれども、2月末現在の2月分までの徴収の未収金はないということでございます。よろしくお願いします。



○議長(豊川泰市君) 教育部長



◎教育部長(佐々木淳一君) ハーフマラソンを競技種目に取り入れる考え方についてお答えいたします。議員のご提言のとおり、平成17年度は新市誕生の節目に当たりますので、旧十和田市と旧十和田湖町を結ぶハーフマラソンを実施することはまことに有意義なものであると考えております。しかし、ハーフマラソンを実施するためには、走路上に多大な人員の配置を必要とすることやコースの設定による道路使用許可などの関係があり、17年度の実施は難しいという状況下であります。しかしながら、ハーフマラソンはマラソン大会の花形でありますので、今後、十分検討を重ねてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(豊川泰市君) 9番



◆9番(田中重光君) 最後に、今、観光部長から説明がありましたが、スキー場に臨時を派遣したと、これは、このデータによると13年度がスキー場にちゃんと載っているんですよね。こっちの方の数値を見ても何ら変わりないんですよ。今、実際そうだと私には思えないんですよね。15人をここに入れるというのは。前は、14人入っているんですよ、11名、13年、で66名、65名と。それで15年が80名。ちょっと不自然だなという感じがします。

 それと、猿倉からお湯なんかもらう権利、古牧さんはああいうふうな状態になった場合のこの契約金というか権利金、これは代表者が変更した場合に、その手続、返金とか没収とか、その件はどういうふうになりますか。

 以上、お願いいたします。



○議長(豊川泰市君) 時間がありませんので簡潔にお願いします。

 観光交流部長



◎観光交流部長(田中潤一君) 簡潔にお答えいたします。

 公社の人間は、実際にはふえておりません。先ほど説明したとおりでございます。事業がふえたからとか、無理難題に言われて職員を雇ったという形跡は一向にございません。

 それから、古牧温泉の件でございます。今現在、使用料等は、先ほどいいましたように2月までは入ってございます。それから、権利金の関係は、仮に古牧温泉さんと別な業者とかわれば、新たにその業者と契約になりますので、権利金をいただくことになります。

 以上でございます。



○議長(豊川泰市君) 以上で田中重光君の質問を終わります。

  昼食のため暫時休憩します。

                  午前11時50分 休憩

                                

                  午後1時10分 開議



○副議長(赤石継美君) 休憩を解いて会議を開きます。

                                



△今泉勝博君 質問



○副議長(赤石継美君) 午前中に引き続き、14番 今泉勝博君

      (14番 今泉勝博君 登壇)



◆14番(今泉勝博君) 皆様、新市の副議長による最初の質問ということで、非常に私は萎縮して質問がとまるかもしれませんから、どうか皆様、そのときはフォローしてくださることをお願いして壇上より質問いたします。

 3日目の午後、一般質問14番の今泉勝博です。よろしくお願いいたします。

 また、ことしは非常に雪も多くて、農家の人たちはいつになったら苗代ならしになるかなと、このようにささやいている人もおります。これからは雨が来るというと、もしかすれば水、水害があるようなところもあるかもしれませんから、どうか皆さんお気をつけてお願いします。

 それでは、新市市長の中野渡春雄市長、当選おめでとうございます。

 また、3日目となり、市長初め理事者の皆さん、お疲れのことと思います。いましばらくの時間をお願いいたします。また、議員の皆さん、そして傍聴者の皆さん、いましばらくの時間をお願いします。

 それでは、通告に従って質問させていただきます。

 農業問題について質問させていただきます。

 十和田市農業を市長はどのように指導する考えかお尋ねいたします。

 次に、共済掛金についてお尋ねいたします。10年前の米の単価と現在の米の単価との共済掛金の格差についてお尋ねいたします。担当課の方では、これは国の仕事だからちょっとと思っているかもしれないけれども、どうかなるべくだったら簡単でもよろしいですからお答えをお願いします。

 次に、地産地消についてお尋ねいたします。十和田市地域水田農業ビジョンでは、共在共栄を目指しながらスーパーや量販店を初め給食センター、病院など公共施設等への安定供給体制を確立していくとありますが、地元農産物を公共施設でどれぐらい使用しているのかお尋ねいたします。

 次に、十和田市と小坂町との境界についてお尋ねいたします。

 境界問題は、明治の時代から境界は決まらず、明治38年ごろから一部は係争地として残された。その後、昭和38年、本県6、秋田県4の比率により分割する内容の協定書が取り交わされ解決にこぎつけた。境界も2年後、昭和40年、普通交付税に関する問題で青森県、秋田県間の協定書廃止となっております。その後、この問題は平成15年、両議会では特別委員会を設置し、5回合同会議をし、十和田湖境界に関する両町特別委員会の合意に基づき両町の境界の確定に向け平成15年12月中に両町長とも速やかに協議を行い必要な諸手続を迅速に推し進めるよう強く要望するというまとめになっております。しかし、両町長の見解の違いから暗礁に乗り上げ、現在に至っております。しかし、小坂町議会だよりでは、小笠原議員の質問に3月中の解決を目指すと表明した境界問題はどう決着するつもりかという質問に、新しい十和田市の市長との協議で決着を目指したいと答弁をしております。

 そこで市長に質問いたします。小坂町の町長、1月31日と2月24日に議長を伴って来庁と聞いておりますが、境界問題の話し合いはされたのかお尋ねいたします。話し合いをされたのであれば、どのような話し合いをしたのか、お答えをお願いいたします。

 簡単ですが、壇上より質問を終わりますけれども、答えはどうか明確にお願いします。



○副議長(赤石継美君) 市長

      (市長 中野渡春雄君 登壇)



◎市長(中野渡春雄君) 今泉議員のご質問にお答えをいたします。

 まず、農家に対する指導についてお答えをいたします。皆さんご承知のとおり、本市の農業は水稲を中心に畑作それから畜産をあわせた複合経営となっておりますが、稲作の占める比重が非常に大きいため、米価の下落により多くの農家が影響を受け、水田農業は大変厳しい状況下に置かれているということは認識しております。したがいまして、経営として成り立つ水田農業に向けては、消費者重視それから市場原理の考えに立った需要に応じた売れる米づくりの推進、徹底したコスト削減等による経営の安定に向けた取り組み、そして何よりも農業者が共通した問題意識を持って地域一丸となって問題解決に向けた取り組みが重要であると、このように考えております。このために、水田農業の確立に向けた対策といたしましては、集落実践指導活動を強化して、生産コストの低減を図るための機械・施設共同利用組織とか、それから農業用受託組織など、集落営農の組織化への誘導、売れる米づくりに向けての栽培技術の指導、農作物生産の合理化などによって生み出された労働力を活用した新規作目導入への指導など、経営対策とそれから生産対策を一体的に進め、持続性のある水田農業を目指してまいりたいと、このように考えております。

 次に、十和田湖の境界問題に関する質問にお答えをいたします。旧十和田湖町と秋田県小坂町にまたがる十和田湖の湖面に引かれるべき県境がいまだに定まっていない問題は、明治、130年以来の懸案であり、これまでさまざまな経緯を経ながらも両町で協議を持続し、解決に向けて自主的に取り組んでこられたことは皆様ご承知のことと思います。特に、平成15年5月と6月に両町議会がそれぞれ十和田湖境界に関する特別委員会を設置いたしまして、両委員会合同で数回にわたりまして協議が行われ、同年の12月にはこの委員会での境界についての考え方が示され、これを受けて両町長間で協議が継続され現在に至っているものであります。なお、新十和田市になって、去る1月31日と2月24日に小坂町の川口町長さんが来庁しておりましたが、今回の来庁は事務的なことでの相談でございまして、この境界問題については協議しておりません。いずれにいたしましても、今後、この境界確定の問題については、これまでの経緯を尊重しながら解決に向けて小坂町と協議を進めてまいりたいと考えております。また、これは、青森県、秋田県の県境の問題であるということをも踏まえまして、青森県とも十分相談、協議の上、問題解決を進めてまいりたいと、このように考えております。

 その他の質問につきましては、担当部長等から答弁させます。



○副議長(赤石継美君) 経済部長



◎経済部長(安田喬君) 10年前と現在を比較した場合の水稲共済掛金の差についてお答えいたします。10年前と現在を比較した場合の水稲共済掛金の差でございますが、南部地域農業共済組合に聞き取りいたしましたところ、公表できる資料がないということでございました。共済金の算定につきましては、農業災害補償法に基づき共済組合が所管する事務として行われておりますので、市がお答えできる公の数値は持っておりません。しかしながら、農業を基幹産業として経営体質の強い農業を確立していくためには、経営に要する経費等できる限り把握しておく必要がありまして、その観点から市独自で参考程度のつかみとして共済掛金の推移をモデル的に試算してみたものはございます。この試算により得られた数値は、公表できる数値ではなく、あくまでも傾向を見るためだけのものでありますが、それによりますと平成12年度と平成16年度の比較では、平成16年度の共済掛金は下がっているのではないかという傾向が出ております。

 以上でございます。



○副議長(赤石継美君) 教育部長



◎教育部長(佐々木淳一君) 次に、学校給食における米の使用状況について、十和田地域広域事務組合学校給食センターから確認したものでお答えいたします。ここ3年の実績でお答えいたします。まず、平成13年度の購入量は5万4,036キログラムで、全量地元産の1等米つがるろまんでありました。購入価格は、精米単価1キログラム当たり304円でございました。平成14年度は、購入量5万2,898キログラムで、全量地元産の1等米つがるろまんで、購入価格は精米単価1キログラム当たり304円でございました。平成15年度は、購入量5万3,587キログラムであり、そのうち3万7,038キログラムは地元産の1等米のつがるろまんで、1万6,549キログラムは津軽地域産のつがるろまんで、1等米約70%、2等米約30%の混合米でございました。これは、平成15年の冷害で15年の12月から16年3月まで地元産米が供給されなかったことによるものでございます。価格は、いずれも精米単価で1キログラム当たり299円でありました。なお、平成16年度につきましては、4月から11月までは津軽地域産のつがるろまん1等米70%、2等米30%の混合米で、精米単価1キログラム当たり365円であります。12月以降は地元産の1等米ゆめあかりを精米単価1キログラム当たり270円のものを使用しているとのことでございます。

 以上でございます。



○副議長(赤石継美君) 病院事務局長



◎病院事務局長(佐々木隆一郎君) 市立中央病院の給食の米に関してお答えいたします。年間の使用量は、平成15年でございますけれども、使用量は年間約21トンで、入札に当たりましては、県産米であって、青森県産米のつがるろまんを指定しております。産地につきましては、米の入札は4カ月ごとに行っておりますので、そのときの納入業者により異なりますが、現在の業者は浪岡町産の米を納入してございます。それ以前の業者は、黒石市、十和田市、青森市から仕入れているとのことです。1等米と2等米の比率につきましては、これまで特に指定しておりません。入札に当たりましては、県産米で食味のよいものとしておりますが、納入後、食味に問題がある場合は返品するという条件で入札を行っております。納入価格につきましては、16年度の単価でございますが、4月からの4カ月ごとに消費税抜きで1キログラム当たりそれぞれ321円、275円、255円となってございます。

 以上です。



○副議長(赤石継美君) 14番



◆14番(今泉勝博君) 非常に丁寧にありがとうございました。なかなか私は頭下げる人ではありませんけれども。

 農業の問題について、この私が聞いているのは、10年前の平成6年度では一番高い米が1万8,966円、それが現在は1万円から9,000円、こうなっております。となるというと、半額になっているわけなんですよ。共済掛金の比率というのは国のことだからわからないといえばそれまでだろうと、部長は非常に苦労したんだろうと思います。私も自分で調べても調べられない、書類がない、ないと出さないから。ということですから、非常にご苦労はかけました。米は、10年前は1万9,000円してあったものが現在は半分値だと。それでは、肥料が半分値になる、あるいは農薬が半分値になる、水がかりが半分値になる、こういうことであればわかるんですけれども、十和田市は基幹産業が米だから、この米について、きのう相馬議員の質問に市長は支援策を考えると。この考えるについては、どのような具体策を考えているのか。それから、もう減反政策は来年で打ち切りかというようなことになっております。こうなった場合には、今度は減反してあった田んぼをまた回復するためには大型機械、ブルドーザーとかバックホーで畦畔等を直さなければならない。こういうことは莫大な金がかかるんですよ。この辺を市長は農業者に対して指導する考えはないかと、こういうことを聞きたいんです。どんどんと年々下がっていけば、もう採算が合わなくなる。合わなくなった時点で、大型農家にばかり政府が力入れていますけれども、小さい農家はもう採算が合わなければ、もしも今度はだれも耕す人がなくなって、荒れた田んぼになればネズミが莫大にふえるのではないかと、私はこう考えております。それだから、市がこの問題について、今後どういう指導をする考えか、こういうことを1つお尋ねいたします。

 また、この改良区、先ほども言いましたとおり、水がかりが、前も借金できているものだから、幾ら田んぼ仕付けても仕付けなくても水がかりだけは取られるんですよ。それから、減反していても春の普請には1回出なければならない。出なければ6,000円の出がかり料取られるんです。それから、夏1回草刈りをやるんですが、これにも出なければ同じに取られるんです。こういうところから、市は本当に徹底した指導対策をとらなければ、もう農業はこのままでは立っていけないなと、私はこう思っていますからあえて質問したわけです。

 それから、先ほどちょっと漏らしましたけれども、南部共済が合併しまして、その賦課金、これが実際はみんなして安くなるもんだと、こう思っています。ところが、6年前には1反歩当たり400円だったのが、今現在は倍以上の950円、こういうことになっているんです。それだから、共済組合に1人や2人行って賦課金が高いと、こういうことを言っても、だれもこれを受け付けにはなりません。それから、稲生川土地改良区に行って水がかりが高いと言っても、これもどうにもならないと。こういうことを市はきっちり把握して指導していただきたい、こういうことでございます。

 次は、学校給食の方ですけれども、実は、先ほど部長が答えているとおり、このとおりですよね。書類上で見る限りでは。ところが、これは米飯関係という書類、これは6者で集まってつくっておりますね。ここの入札金額と市から出した書類と金額が多少なりとも違うんですよ。この違うのは、なぜ違うのか。これの違いを見ますというと、8カ月、こういうことになっておりますから、米を計算すれば36トン、金額が多少違ってみても相当な金額になると私はそう思っているんです。こういうところから、なぜこんな金額に変わったのかということが1つ。

 それで、金額が変わったことによって、この米の御飯の委託料というのは高くなっております。100グラムから約7円近く高くなっているんです、前の方から比べれば。先ほど、部長は365円、そのようにやっていましたね。その隣に、69.82円とありますね。前の数字から比べれば7円近く高くなっているんです。なぜこんなことになっているのか。これが1つ。

 それから、先ほど部長さんが申していたとおり、平成13年度では米64.62トンというの、実は学校給食向けということになって入ってきているんです。私は、市の中から調べる前に全農を調べて、実はファクス送ってもらってあるんです。ここには、以上、JA十和田市から十和田市供給分です、こういうようになってきたんですよ。これからいきますというと、64トンの米から白米になった米が54トン、こう減っているんです。そうするというと10トン、米ぬかが出たということになります。打ち合わせのときは、この米はそんなに米ぬか出るはずがない、どこかへやっているのではないかと。では、そのやっているところの書類を出してくださいと。それはわからないと。私の方ではわかりません。給食会の方でやっているのだからわかりませんと。こういうことなんです。なるほどそれはそのとおりなのかもしれませんけれども、もし事実だとなれば、この書類で米が歩どまりが80%ぐらいしかないんですね。普通は90%から91%にいくんですよ、1等米というのであれば。これからいって、このような計算をしていった場合に、10トンという場合には、例えば1割減ってみても66.4となるというと、3.6トンの米が、白米がどこかに行っていることになるんです。その行っているところがどこなのか。十和田市供給分と、このようになっておりますから、この書類にもそうなっておりますね。一体、この米がどこに行ったのか。もし、これがはっきりしなければ、十和田市の米は歩どまりがない米だと、こういうことになりますよ。そうなるというと、どこの人も敬遠して買わなくなりますよ。一体、この付近が一体どうなっているのかと。このようなことからいって、保護者に負担になっていないのか。私はこういうことを聞きたいんです。ここを1つ。

 それから、先ほど市長は県境問題については、その小坂町の町長が来ても何も境のことは話はしなかったと。事務レベルのことは話をしたと。こういうことなんですが、3月をめどに解決をしたいと、これはいつでも3月はありますね、来年も3月あるし、その次の3月もある。いつの3月だかわからないんですね。何年の何月と言えばそれでわかるんですけれども、ただ、この議会だよりではそうなっておりますけれども、その辺を市長も恐らくこの議会だよりは見ていると思うんです。一つも話はしなかったというのは、私はちょっとそうは思わないんですけれども、向こうからは、市長は町長だけ来たと言いましたけれども、私が聞いているのでは議長が同伴してきたと、そのように聞いております。お互い、町長と議会のトップと来て、事務レベルをしにわざわざ長が、どっちもトップの人が来るということは、それはあるかもしれない。それだから、一体何を話しされたのか、そのように私は聞きたかったんですけれども、何も話ししない、事務レベルと。

 これで、実は、我が会派では休屋に行って懇談会というのをやったんですよ。そのとき、この6名だか7名だったんですが、この境界問題が解決がつかないうちは、前十和田湖町の渡部町長は、非常に水が汚れていると。汚れているということになって、もう観光客が少なくなったから、あそこに四十数名の組合というのがあるんだそうですね、そこがお金出し合ってダイバーを潜らせてさまざまな清掃をしてやったと。ところが、金がないからもう清掃ができないと。町長に話をすれば、予算がない、金がない、交付税が来ればここに全部使いますと。この一点張りだから、もうやらなくなって8年にもなると。このように言っておりました。日本一の観光地が、このような掃除もできないような状態になっているから、市長、何とか、この議会が終わったならば、向こうに今度は出向いてお願いして、早く解決して交付税はいただくようにしてもらいたいと。そして、あそこの水は何とか清掃してきれいになるようなやり方をとってもらいたいと、こういうことでおりますから、ひとつよろしくお願いします。



○副議長(赤石継美君) 市長



◎市長(中野渡春雄君) 農業問題それから水利問題、いろいろ出ましたけれども、ご承知のとおり農業政策、大変、時代の推移とともに変化しておりまして、我々農家もそれに対応するためには大変だと私は認識しております。当時、米1万9,000円、2万円近くになったのが、現在1万から9,000円程度になったということなんですが、その間の変化もあります。労働時間の縮小それから機械の一環体系、いろいろ農家にとりましても時間的余裕が出てきたと。それに基づいて専業農家から兼業農家にいったという一つの推移もあるわけです。そういうこと等、農家の意識も非常に変化してきている。さらには、今後のWTOそれからFTAの問題、これをどう結びつけるかと。このままでいいのかどうか、農家というものが。それらも考えて、やっぱり考える農家にならなればならないと。何かということ、小さい農家にありましては、それを集団に結びつけるとか、組織に結びつけてこれを経営していくとか、いろいろ方法はあると思うんです。一つの選択だと思って、これから私たちもそういう動向を見ながら農家に対しては支援していかなければならないなと、このように思っております。

 また、水利問題でございますけれども、減反して、圃場整備はやったんだけれども、そこを減反していると、水利費ばかり取られるとか、いろいろ問題があると思うんですけれども、私もこの問題については農家の方々の考えに同感しております。今後、少しでも、やはり水利問題、土地改良においてはやっぱり経営というんですか、管理の面から取らなければならない問題もあると思うんですけれども、やはり農家に対する軽減措置というのは、これは私は大事ではないかなと思っておりますので、今後とも国に働きかけていきたいと、このように思っております。

 それから、境界の問題ですが、これはもう何十年前から議論してきたものですから、一挙に解決できる問題ではないと思います。私も、まだ現地を見ていないわけですから、雪が解けてから現地も見ながら、どうあるべきかということも判断したいなと思っておりますし、この間、小坂町の町長さん来たのはあいさつ、議長さんも来ましたが、あいさつが主体でございましたので、その点をご理解いただきたいと思います。



○副議長(赤石継美君) 教育部長



◎教育部長(佐々木淳一君) 今泉議員の再質問にお答えいたします。大変高度なお話でございますので、ちょっとどこまで答えられるかわかりませんけれども、お答え申し上げます。

 まず、議員もおっしゃっているとおり、学校給食用の米穀につきましては、数量、単価、使用米、米飯価格などにつきましては、東北農政局農政事務所、県の農林水産部、県の教育委員会、全農青森、県の米穀出荷協同組合、財団法人青森県学校給食会の6者が構成しております青森県学校給食用米穀安定供給検討会議の中で協議をして、全県下的に見ながら、優先的に安定供給されてきておりますことを前もってお知らせしておきます。なお、当給食センターの方につきましては、詳細については、ちょっと承知しかねる点もございますので、わかる範囲内の中でお答え申し上げますので、ご理解賜るようにお願い申し上げたいと思います。ちょっと順不同になりますけれども、お許しください。

 まず、JA十和田市からの学校給食用玄米の出荷量と当給食センターの精米購入量との数量差がございます、議員が先ほど言いましたように。これは、1つの理由は玄米から精米にする段階での歩どまり分、2つは他市町の学校給食センター等への振り分け分があるということと聞いております。したがいまして、議員がおっしゃっているとおり、それ、どこにどのぐらい行っているんだと、こういうことにつきましては把握し切れない現状だということで伺っているところでございます。

 次に、平成15年の12月から平成16年3月までの委託炊飯米価は63円になっております。平成16年4月から16年11月までは69円82銭になっております。ここに違いがあるわけでございますが、これは、ちょうど冷夏によりまして、その年、要するに米を高く買わなければならない状態になってきたわけでございます。年度内での冷害でございましたので、早急には米価の改正ができないわけですので、青森県の学校給食会から一部助成金が出まして、それによって同じ価格にとどまったと。そして、16年の4月からの69円82銭と高くなったのは、これは今度入札とかさまざまなことがございまして高くなりましたけれども、これは新年度からのことでございまして、当センターでは新年度予算に金額を盛ったということでございますが、影響がなかったのではということでございましたけれども、本来であれば米の値段が上がったわけですので影響はあるわけです。ただし、給食の賄い費全体の中で調整してまいりますので、給食費を上げないで、それに抑えたと。したがって、翻って言いますと、ちょっとおかずの方が少し落ちてきたのかなと推測されるんですけれども、その辺もちょっと定かではございません。

 以上、お答えできる分だけお答えいたしました。



○副議長(赤石継美君) 教育長



◎教育長(気田武夫君) ただいまの答弁に補足いたします。

 ちょっとわかりにくい点もあったかと思います。価格のところですね、15年12月のところ63円、この年は冷害で本来はもっと高く値段がつくところを、ここに県の学校給食会の方で補助金を出したために、この通常価格でおさまったと。ところが、16年4月のときには県の補助金がなくなったということで、今度、通常の市場価格といいますか、それで買わざるを得なくなったので69円と高くなったと、こういうことで違いが、6円ぐらい違うということです。

 それからもう一つ、米のルートですけれども、十和田学校給食センターでは、あくまでも県の学校給食会と契約しているわけです。そこには、54トン精米で納入してほしいという契約なんです。ところが、県の学校給食会の方ではJA、全農の方に玄米で六十四、五トンを発注しているわけです。全農から今度はJA十和田を通って精米工場の方に行くわけですが、そこで玄米を精米にする時点で議員おっしゃるように歩どまりが出るわけですが、大体7%から10%ぐらい減るということで、ここで六十四、五トンが精米にした時点で59トンぐらいになる。この59トンの精米を八戸の精米工場では、うちの方の給食センターに54トン、残りの5トンは八戸地区の方の他の学校給食会の方に5トンやっているということで、精米工場からうちの方は山崎パンで御飯を炊いていますので山崎パンにその精米をおさめる。山崎パンから各学校に炊いた御飯をおさめると、こういうルートになっているということでご理解いただきたいというふうに思います。

 以上でございます。



○副議長(赤石継美君) 14番



◆14番(今泉勝博君) 非常にありがとうございました。

 私も夕べこれ寝ないで計算していたものですから。非常にわかっているんですけれども、今、答弁しているのであれば、64トンから白米が59トンぐらい出たと。あとの差分がよそのところに行ったと、まさしくそのとおりかもしれません。また、そうではないかもしれません。なぜかといいますと、米は1年間で64トンとってきて全部精米しているわけなんですか。そうではないでしょう。常に、もう1カ月前に予定があるから学校の生徒はそんなに差がないから大体同じだと思うんです。だから、これ使う分ぐらいずつ、2カ月ぐらいずつ米は運んでいるのではないかなと思うんです。

 それから、3.6トンが何するのなら、何も十和田市に供給分だと、こんなに私は入ってこなくてもいいのではないかと。ただ運賃かけているのではないかと、こういう私はあれを持っているんですよ、疑問を。だから調べてみたわけなんですけれども、私も最初にこの書類、JAから書類もらったとき、この単価で、なぜこんなに10トンも米ぬか出ているんだと、こういう頭になったんですよ。それだから私は一生懸命これを調べたわけなんです。そうしたならば、実は必ずいっていない、私たちの方では御飯で買うと。御飯で買うのであれば、なぜ、ここが高くなっているんだと、こういうことなんですよ。

 そのほかに、さっきも言ったとおり、今、答えていませんね。この書類とこっちの書類と金額の差があるでしょう。これは書き間違いだといえば、そうかもしれないけれども、なぜこういうことになっているかと。あなた方もこの書類は持っているでしょう。私はこの書類について聞きますからねと、こういうことなんですよ。ここの点、はっきりしてもらいたい。

 それから、15年度には玄米がどこから入ってきたか、ゼロだと、こういうことですね。この書類にありますね、一体これはどこから米が入って、ここゼロになって数字が上がってくるか、60トンも70トンもの米がゼロということは、私はあり得ないと思うんですけれども。

 次は、病院と学校給食の方の米の差、さっき事務局長が言っていましたね、中央病院は、銘柄は指定しているけれども、1等米、2等米、そういうのは関係なく入札をしていると。そこで味が悪ければ返すと、こういうことで買っているというから、それはそのとおりだろうと私はこう思うんですけれども、同じ病院と学校とは役所内の中は同じですね。それで、病院の米の仕入れ金額と学校給食の米の仕入れ金額とどのくらいの差があるかと。もちろん、米の入札業者から私が調べて聞いたところでは、ことしの4月から1等米ということで病院の方も入札をとると、こういうことですね。だから、これからはその差がなくなるかなと私はそう思っているんですけれども、どのくらいの差があるかということ。ここがゼロになっているというのと、金額が違うのと、3つ答えてください。



○副議長(赤石継美君) 教育部長



◎教育部長(佐々木淳一君) 休憩をお願いしたいと思います。



○副議長(赤石継美君) 暫時休憩します。

                  午後1時56分 休憩

                                

                  午後2時零分 開議



○副議長(赤石継美君) 休憩を解いて会議を開きます。

 教育部長



◎教育部長(佐々木淳一君) お答えいたします。

 まず、平成16年4月から平成16年11月までの1万7,100とあるものは、私どものミスプリントでございまして、1万7,320に訂正させていただきます。

 それから、なぜゼロなのかということでございましたけれども、これは、うちの方のJA十和田からは全然冷害でとれなかったということでご理解していただければと思います。

 以上でございます。



○副議長(赤石継美君) 病院事務局長



◎病院事務局長(佐々木隆一郎君) 学校給食センターの仕入れ値段と病院の仕入れ値段の差ということでございますけれども、先ほど教育部長から答弁したのでいきますと、昨年の4月から11月までのもので1キログラム当たり365円と答弁してございます。それに対しまして、私の答弁は4カ月ごとに異なりますけれども、4月からの4カ月ごとであれば321円と答えていますので、365円引く321円で44円の差がございます。この差につきましては、同じ公共団体といいますか市の中でおかしいのではないのかと、同じ税金とか財源でおかしいのではないかと言われれば、全くそのとおりでございますが、まず1つには、先ほど答弁いたしましたけれども、学校給食センターにつきましては全量1等米という指定をしているということに対して、病院は本年の4月以降は改善いたしますけれども、1等米という指定をしていないというような事情があるのが1つと、あとは納入業者とそのときの競争といいますか、入札の競争ぐあいによって異なるものだろうというふうに判断してございます。

 以上です。



○副議長(赤石継美君) 以上で今泉勝博君の質問を終わります。

                                



△小笠原光君 質問



○副議長(赤石継美君) 次に、27番 小笠原光君

      (27番 小笠原 光君 登壇)



◆27番(小笠原光君) 改めて、皆さん、こんにちは。

 18番目の質問ということになりますと、いろいろかち合いとかあって、一番最初の質問に立った野月忠見議員の気持ちがわかるような気がします。1番を競った意味が。

 それでは、新政クラブ、小笠原光です。

 合併による新市の発足に当たり、中野渡市長さんの当選、まことにおめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。とともに、新市の皆様方の市長さんに対する期待がいかに大きいかを思うとき、リーダーとして市民に希望を配り、市民の期待にこたえるべく希望に向かって目標を示し、誠意と実践実行で信頼をかち取ってほしいと祈る毎日です。

 また、私も、市議会議員として皆様と同座させていただくことができましたが、不安と、また快く迎えてくださるのか心配でしたが、議員の皆様方を初め行政の方々も快く迎えてくださり、本当にありがとうございます。私たち旧十和田湖町議員の皆さんも、それぞれ桜梅桃李の輝きを持つ一人一人であります。私ともども、よろしくお願いいたします。

 さて、近年の社会情勢は、明るい希望あふれる21世紀をと期待し、待ち続けた新しい世紀もあっと言う間に月日が流れてしまいました。希望あふれるどころか、先行き不安な混迷の大変な時代になったと思います。特に、昨年は大きな自然災害に見舞われ、児童虐待や殺傷事件、振り込め詐欺や放火殺人などなどと暗いニュースが後を絶ちませんでした。戦後60年、日本は経済大国となり生活は豊かになりましたが、何か大きなものが欠けているのではないでしょうか。他人を思いやる心の豊かさ、人の生命の大切さなど、人間として一番大切なものが失われているように思えてなりません。が、新十和田市民には心豊かに一人一人が希望に向かい幸せをかち取ってほしいとの気持ちで祈りつつ、通告いたしております質問に入らせていただきます。

 農業行政について質問いたします。

 農家が活力を持つことのできる指導を考えているのでしょうか。農家も高齢化となり、年々農家人口も減少し、農地を耕作できない人が多くなってきていると思われます。本当は、小規模でも作付を続けたいと思っているのではないでしょうか。

 そこで、先般、先進地調査で和歌山の新宮広域圏公設地方卸売市場を視察研修したことを例に挙げて提案したいのです。山間地であり小規模農家が多い地域ですが、市場からの情報と農業改良普及センターからの指導を受け、小規模農家同士グループをつくり露地栽培で何種類もの野菜を継続して市場へ出荷し高収入を上げていたのです。グループの中には高齢者も若者も含まれ、交流が生まれ一人一人の触れ合いを大切にし、楽しい作業を行っているとのことでした。当市においても、このような方法で高齢者でも生き生きと働ける、楽しい集い合える農家の育成を考えていただきたいのです。

 次に、福祉行政について質問いたします。

 子育て支援対策についてといいますと数多くありますが、私は女性が働きながら安心安全に子供を育てやすい社会づくりということで、特に放課後の学童保育について質問いたします。法奥学区の仲よし会は発足間もないのですが、思いのほか人数が少なく保護者の方々は廃止になるのではと心配で仕事も手につかないほど気にかけております。今後も仲よし会を継続していただきたいものですが、方針をお知らせください。また、市内には仲よし会の待機児童があると聞いておりましたが、いるのであれば早急に解消していただきたいのですが、対策についてお伺いいたします。

 次に、観光行政について質問いたします。

 国立公園十和田湖のある市になり、今、定例会においても既に数名の方が質問されておりますが、私は十和田湖畔全体の観光振興を考えていただきたいと思います。

 さて、私は十和田湖温泉郷の活性化対策についてお伺いいたします。温泉郷にはスキー場はあるものの、年々来客数も減り宿泊客も減少しているように思われます。そこで、私からの提案ですが、温泉の廃湯を利用した温熱栽培で、例えばイチゴやトマトを栽培し、お客さんに摘み取ってもらう方法はどうでしょうか。また、温泉を利用した病後の療養施設や健康促進のための指導や相談ができる施設の設置はどうでしょうか。市として、十和田湖温泉郷の活性化をどのように考えているのかお伺いいたします。

 次に、建設行政について質問いたします。

 十和田湖への道路として、私は小沢口地区から奥入瀬学区までの国道102号の歩道整備についてお尋ねいたします。十和田湖支所前を中心とした小沢口地区には保健センターや高齢者福祉センターもあり、入浴や検診のために多くの高齢者が歩道を通っておりますし、また中学校や小学校の通学路にもなっております。また、奥入瀬小学校学区の国道102号の歩道も通学路として必ず通る歩道です。このように交通弱者と言われている高齢者と子供たちが多く利用している歩道でありながら、幅が狭いのにでこぼこで、ひどいところは傾斜もあり晴天にも安心して通れないのです。そして、最悪は雪の季節です。除雪が行き届かず屋根の雪で歩道がふさがれる場所があり、車道を通るしかない現状です。国道の整備は市の管轄ではないと言われていますが、市民のために整備促進を要望し、安全安心なまちをつくっていただきたく、市としての今後の対応を、また対策をお尋ねいたします。

 次に、防雪柵の必要箇所の調査及び対策についてお伺いします。

 暴風雪の時期になりますと、吹きだまりにハンドルをとられ車が立ち往生することがたびたびあります。見通しが悪い場所での脱出作業は危険で、後ろから来た車にでも追突されるなら大変だ、はらはらさせられます。十和田市内には、防雪柵が必要な箇所はどのくらいあるのか、また、整備できない場合はどのような対策を講じているのかお伺いいたします。

 次に、一般行政について質問いたします。

 今、一番市民が待っているのは合併の効果をいつ実感できるかということだと思います。新市まちづくりの計画は粛々と進めていくと思いますが、いま一度市民にわかりやすく説明していただきたいと思います。

 次に、社会の変化に伴う雇用対策についてお伺いいたします。

 不況が続きリストラなどもあり、社会の不安が多くなっております。就職先がなく出稼ぎに行く人、また、出稼ぎ先を解雇された人など、家族一緒に暮らせない人や一家の大黒柱が失業中という家庭もあるのではないでしょうか。明るい家庭は、仕事があってこそです。そこで、市として実施している雇用支援対策についてお知らせください。

 以上で壇上よりの質問を終わります。



○副議長(赤石継美君) 市長

      (市長 中野渡春雄君 登壇)



◎市長(中野渡春雄君) 小笠原議員のご質問にお答えいたします。

 まず、温泉資源の多様な機能活用の考えに関し、特に私の方からは健康促進それから医療に関する面についての質問にお答えをいたします。ご承知のとおり、温泉は健康と安らぎ、それから憩いを満たすと同時に、その成分と効能から病気の予防、それから治療効果、それから保養的機能が着目されてきたところであります。温泉の持つ多様的な機能と効能に着目をいたしまして、その活用と展開は大切な意味を有していると考えております。十和田湖温泉郷には、市の施設として市民の家、老人憩いの家、焼山福祉センターがありますので、先進地事例や可能性を視野に入れまして、その活用を検討してまいりたいと思っております。

 それから、合併について、効果を実感できる見通しについてということでございますけれども、ご承知のとおり両市町で協議し策定いたしました新市まちづくり計画では、さまざまなソフトそれからハード事業を網羅いたしまして新市の発展を目指しております。新市まちづくり計画の期間は、ご承知のとおり10年となっておりますが、現況を把握するとともに緊急性などを踏まえながら、まずは前半5年間の実施計画を具体化いたしまして、そしてさまざまな事業を一つ一つ着実に推進した結果として、より多くの市民に合併の効果を実感していただけるようにまちづくりを進めてまいりたいと、このように考えております。そういうことから、これからいろいろな場面があると思います。市民に広報とかいろいろな面でお知らせする面が出てくると思います。そういうことも一つのめどといたしまして、合併の実感を読み取っていただければと、このように思っております。

 その他の質問につきましては、担当部長から答弁させます。

 以上、壇上からの答弁といたします。



○副議長(赤石継美君) 経済部長



◎経済部長(安田喬君) 耕地面積が小規模でも、高齢者でも栽培できるような農家の育成や振興策はないかというご質問にお答えいたします。

 まず、本市の農業振興につきましては、気候風土、立地及び土壌条件を生かしながら、米や野菜などのほか特色ある産地づくりとして有機農産物や低農薬栽培の取り組み、さらには担い手の育成や小規模農家を巻き込んだ集落営農の推進を基本とし、持続性のある農業生産活動を展開することとしております。議員ご質問の耕地面積が小規模な農家の育成支援は非常に重要であるという認識から、望ましい農業の姿に誘導するための具体的な考え方といたしまして、地域や集落での合意形成による集落営農やグループ化の推進、地域に合った作物の選定や高収益作目への誘導、国や県が開発した栽培技術の普及や指導体制の強化、流通販売の方向など総合的な見地から、関係機関、団体と連携を図りながら農家を育成してまいりたいと考えております。

 また、高齢者への対策といたしましては、これまで旧十和田市で実施しております繁殖雌牛の無償貸付制度、これを旧十和田湖町の区域も含めて全市的に適用し、制度の拡充を図ることとしてございます。さらには、平成17年度では、農業者の創意工夫を基本とした地域営農改革への取り組みとして十和田湖町区域に地域や集落への活動に対する新たな助成も行ってまいります。その中で、地域や集落での農業の方向性を見出していくための話し合いを強化していただければ、将来的には農家の所得向上やグループ化の推進などに結びついていくものと考えております。

 次に、社会の変化に伴う雇用支援対策についてお答えいたします。

 市が実施している対策につきましては、新規高等学校卒業者の就職支援のために、市長が直接経済団体や企業を訪問して雇用機会の確保の要請を行っております。また、十和田地区雇用対策協議会と連携して就職相談会を開催するなど、早期就職内定を図っているところでございます。三沢公共職業安定所十和田出張所は、雇用推進に大きな役割を担っておりますが、出張所であるため雇用情報の入手に有効な手段となる求人自己検索装置、これが未設置であります。そのため、市では青森労働局に設置要望を働きかけ、本年4月に設置内定を受けました。今後は、職業情報の入手に有効に役立つものと考えております。そしてさらに、雇用創出には企業誘致が大きな原動力となりますので、ホームページなどを活用して情報を提供しながら推進を図っております。

 いずれにいたしましても、雇用対策につきましては、市としても重要な課題であると認識しており、これまで以上に関係機関や団体と連携を図りまして、その対策を進めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○副議長(赤石継美君) 健康福祉部長



◎健康福祉部長(金澤孝明君) 法奥小学校仲よし会に関するご質問にお答えいたします。法奥小学校の仲よし会の定数は30名ですが、平成17年3月現在で10人の申し込みがございますので、今のところ廃止は考えておりません。ただし、今後において児童数が減少するようであれば、運営方法などを検討しなければならない、このように考えております。

 次に、仲よし会における待機児童の解消についてのご質問でありますが、平成16年度当初は18名の待機者がおりましたが、平成17年3月1日現在では待機者はなくすべて解消されております。平成17年度は、さらなる定員の弾力的運営を図りながら待機者が出ないよう対処してまいりたいと、このように考えております。

 以上です。



○副議長(赤石継美君) 観光交流部長



◎観光交流部長(田中潤一君) 十和田湖畔地区や十和田湖温泉郷の活性化対策と温熱栽培についてお答えいたします。

 温泉を有する十和田湖畔地区と十和田湖温泉郷は観光客の目的が若干違うような気がいたします。

 十和田湖畔地区は、どちらかといえば十和田湖及び奥入瀬渓流を散策あるいはトレッキングした後での温泉につかりゆっくりくつろいでホテル、旅館に宿泊する自然型の温泉地であり、全国からの旅行客でにぎわっておるところであります。今後も四季を通じた自然美や湖水まつり、国境祭及び十和田湖冬物語のイベントは温泉地で開催されていることを全国により情報発信し活性化を図ります。

 十和田湖温泉郷は、湖畔地区と違いさまざまな利用形態があります。ゆっくり湯治をする方、登山の帰りに湯を利用する人、十和田湖、奥入瀬、八甲田に向かう人、スキー、パークゴルフ等スポーツをする人などが宿泊してございます。また、十和田湖温泉郷には最近できた施設で津軽三味線観光会館や山の家文学館があり、今までのスキーや屋内でのゲートボール等スポーツでの誘客のほかに伝統芸能及び文学を活用した温泉地として情報発信し活性化を図ります。

 また、十和田湖温泉郷の温泉を利用した温熱栽培についてでありますが、余剰湯や廃湯の温熱は魅力ある資源であると認識しております。しかし、十和田湖温泉郷の土地の利用形態や廃湯等をどのようにすれば利活用できるのか今後調査検討してまいらなければならないというふうに思います。十和田市として今後、十和田湖温泉郷のみならず市街地の温泉、蔦、谷地、猿倉温泉と全国有数の温泉地であることを情報発信してまいりたいと思います。

 以上でございます。



○副議長(赤石継美君) 建設部長



◎建設部長(小笠原一幸君) 国道102号の歩道の整備についてお答えいたします。

 国道102号の歩道整備は、県が事業主体となっており、これまで実施しております。現在は、水尻地区の歩道設置工事を実施しています。ご指摘の十和田湖支所周辺の歩道整備につきまして県に伺ったところ、現在の水尻地区の歩道設置工事が終了後に実施する予定であるとのことでした。今後、市としては八戸・十和田・奥入瀬ライン整備促進期成同盟会と協議しながら、当地区の歩道整備促進に向けて関係機関に強く要望してまいりたいと考えております。

 次に、防雪柵の必要箇所の調査及び対策についてお答えいたします。

 現在、防雪柵は旧十和田湖町管内で設置しており、その設置箇所は8カ所で、総延長455メートルとなっております。そのほとんどは旧タイプの仮設型であり、毎年使用に耐え得る防雪柵の範囲内で設置しているため、年々設置延長が減少しております。今後、新規の防雪柵設置は、設置費用や管理経費が多大にかかることから新規設置は考えておりません。しかし、その対策として除雪体制に万全を期してまいると、そのように考えております。

 以上です。



○副議長(赤石継美君) 27番



◆27番(小笠原光君) 小規模農家の支援についてですが、1人当たりの耕作面積が五畝にも足らない農家でも、グループになると継続して出荷できるので店舗との契約もでき、そのグループの中で講習会や意見交換会などを通じて若者と高齢者との交流も生まれ、生き生きと働いているということでした。小規模農家の育成は必要で、支援は必要ということでありますので、ぜひ十和田市においても取り組んでいただきたいと思います。

 次に、仲よし会のことですけれども、人数が少なくなっても、家庭には放課後における児童保育の必要性は変わりません。入会者が減少し廃止されると、その子供たちはどこで過ごせばいいのでしょうか。入会基準を厳しくしないで、希望する児童はできるだけ入会できるようにして続けていただきたいと思います。

 温泉の廃湯を利用した野菜栽培は、ハウスなどを利用して金のかからない方法で試験的でも始めていただきたいと思います。また、スキー場は初級用が何かよくないということで、市長さんは合併したらつくってくれるのではないかという期待がかかっております。どうかスキー場整備も早期に実行していただきたく計画をお尋ねします。

 いろいろ歩道の幅なんかを出さなければ除雪もできない状態ですので、特に旧十和田湖町、冬季観光を推進している現在、車道は本当によく整備されております。住民が車道を通っている状態では安心して暮らせませんので、一日も早く歩道を整備され、安心して暮らせる十和田市にしていただきたいと思います。先ほどの回答では、水尻地区が終了し次第やってくれるという本当にいい回答でしたのでよろしくお願いします。

 除雪を徹底するということですけれども、現在の除雪回数で十分だと考えているのでしょうか。吹雪のときなどは、防雪柵があれば視界がよく、安全性が増すと思いますので、できれば設置していただきたいのですが、難しいというのであれば、これまで以上に除雪体制を整えて冬でも安心して通れる道路にしていただきたいと思います。特に西高への道路、国道から入るあの辺はすごい吹雪で大変なんですよね。

 それと、新市まちづくりの実施計画を市民に知ってもらうことで、事業の期間がかかっても期待を持って待つことができるはずです。広く住民にわかるように、その時々の事業の進捗状況などを広報等でお知らせしていただきたいと思います。

 雇用支援については、市といたしましてもさまざまな対策を講じて努力していることはよくわかりましたが、しかし、この不況により、まだ就職できない人が多数おります。市の事業に多少でも地元の人を雇用することはできないのか。市発注の事業に市民を雇用してもらうよう要望するなど、ありとあらゆる方法を使って雇用の場を広げてもらいたいと思います。特に、親が高齢者で介護が必要になっても地元に雇用の場がないことから、ともに生活もできず、結婚も出稼ぎでは思うようにいかず、思い悩んでいる長男もあります。卒業生の就職も大変ですが、中年の方々の雇用も何とか早急にと心を痛めております。どうか、働く場確保に全力で取り組んでいただきたく、いま一度決意のほどをお聞かせください。



○副議長(赤石継美君) 観光交流部長



◎観光交流部長(田中潤一君) 十和田湖温泉郷のスキー場の初級用のゲレンデ整備ということでのご質問にお答えいたします。

 市長は、十和田湖温泉郷のスキー場の現状というのは、まだよく理解しておらないと思います。したがいまして、私の方からスキー場の現状をよく説明して、今後検討してまいりたいと思います。ただ、第1リフト、第2リフトということでございますけれども、初級用の方々は本来第2リフトの方に行っているわけですけれども、非常におりてくるのに難儀している現状になっております。したがって、議員のご発言のとおり、第1リフトの乗り場の方の斜面を初級用にというようなご発言だと思いますが、その辺を市長に現状説明して今後検討してまいりたいと思います。



○副議長(赤石継美君) 経済部長



◎経済部長(安田喬君) 小規模農家のグループ化等の指導でございますけれども、これはなかなか現実、ちょっとした気持ちの問題だろうと思うんですが、市の方といたしますと、農家の活発的な自主性、こういうものを尊重すると、どうしても行政というのは待ちの形になってしまうんですね。一方、農家の方々は、率直にどしどし来て相談していただければいいんですが、ちょっと農家の方も待っているとお互い乖離した形になっている、この点、市の方はいつでも相談いただければ出向いて説明してやれる体制にはなっているんですけれども、その辺の実態というか、見てみますと欠けている部分というのが、すき間的なものがあるのかなと、その辺をもう少し研究しながら積極的に入っていけるような体制を研究してみたいなと、こう思っております。

 それから、雇用対策、全く現状はそのとおりでございまして、当市も市長が本当に企業の方を回って、押しているわけでございまして、そういう成果で新規学卒者については100%、当市の分はなってございます。これは、西高等も含めて100%の状況。ただ、やっぱり中高年者といいますか、その辺がかなり厳しい状況になっておりまして、これについては関係団体と連携を図りながら、より一層努力していきたいと考えております。

 以上でございます。



○副議長(赤石継美君) 健康福祉部長



◎健康福祉部長(金澤孝明君) 仲よし会に関するご質問ですが、仲よし会の必要性については議員と同感でございます。ただ、今現在やっています仲よし会につきましては、補助事業でやっているわけなんです。その中に条件がございまして、その条件の一つの中に月平均10人以上の利用者があることと、こういうふうにうたわれているんです。そういうことからして、先ほどご答弁申し上げましたように、減るようであれば、その運営の仕方なんかを考えていかなければいけないということでご答弁したわけなので、ただ1人減ったからすぐやめるとかということではないわけですけれども、せっかくのものですから利用していただかなければならないというようなことでございます。

 以上でございます。



○副議長(赤石継美君) 27番



◆27番(小笠原光君) 大変力強いご回答ありがとうございます。

 一般質問をすることによって知ることのできたすばらしい新市の職員体制、職員一人一人のお心遣い、本当にありがとうございます。手にとるように、本当に大変お世話になりました。どうか、新市発展に向けて、人材にも恵まれました中野渡市長さんの今後のご活躍を心よりお祈り申し上げ、私の一般質問を終わらせていただきます。誠意あるご回答本当にありがとうございました。



○副議長(赤石継美君) 以上で小笠原光君の質問を終わります。

  ここで暫時休憩します。

                  午後2時41分 休憩

                                

                  午後3時零分 開議



○議長(豊川泰市君) 休憩を解いて会議を開きます。

                                



△野月一正君 質問



○議長(豊川泰市君) 次に、11番 野月一正君

      (11番 野月一正君 登壇)



◆11番(野月一正君) まず最初に、自己PRになるのかどうかわかりませんけれども、私と同じ姓の方が自分を含んで4名おります。偶然といえば偶然かもわかりませんけれども、旧十和田市の先輩方がこちらに2名、旧町の方はこちらに2名、その中の一番番号の若い野月一正です。よろしくお願いします。

 1月1日に合併をして新市が誕生したわけですけれども、早いものでもう3月の半ばを迎えましたが、その中で市民の方々からいろんな声が聞こえてきております。その中で二、三ほど質問させていただきますが、特に最初の観光行政でございますけれども、数名の先輩の方々が質問しておりますので、自分なりに簡潔に、しかも明瞭に質問いたしますので、答弁もよろしくお願いいたします。

 それでは、早速ですけれども、観光行政に入らせていただきます。

 東北新幹線八戸駅開業時には観光客が一時ふえたものの、その後は遊覧船、宿泊の施設、奥入瀬渓流、また交通機関など、十和田湖を中心に十和田八幡平国立公園を訪れる観光客が、レジャーの多様化あるいはPRの不足、また不況などから減少傾向が続いております。そこで、市長にお尋ねしますけれども、今後、十和田湖を中心とした観光をどう発展させ、観光客を誘致していくのか、また、観光基本計画策定状況とその計画策定に当たっての市長の考え方をお伺いいたします。

 次に、中山間地域等直接支払制度についてでございますが、この制度は平成12年度から実施され、旧十和田湖地域では地域振興により急傾斜地、緩傾斜地、そして不整形地、これは不計画と言ってもいいかと思いますけれども、など18カ所で集落協定が結ばれ耕作放棄などが防止されて将来に向けた農業生産の継続への取り組みが活発になったと思われております。しかし、農作業の受託組織や将来に向かった農業生産の活動など、継続できる状況にはまだ至っていないのが現実です。そこで、国・県ではこの制度を17年度以降も継続して実施することになりましたが、耕作放棄の発生防止をするならば、新市においても急傾斜地、緩傾斜地、そして不整形地域を対象としたこの事業を継続していただきたいと、このように思っております。

 以上で壇上からの質問を終わります。



○議長(豊川泰市君) 市長

      (市長 中野渡春雄君 登壇)



◎市長(中野渡春雄君) 野月議員のご質問にお答えします。

 私からは、観光基本計画策定と十和田八幡平国立公園への誘客対策についてをお答えいたします。

 まず最初に、観光基本計画は平成17年度中に調査業務及び策定を行う予定でございます。

 次に、平成15年青森県観光統計概要によりますと、十和田湖へ来訪する観光客は平成8年には312万人あったものが平成13年には249万人まで減少してきております。東北新幹線八戸駅の開業後の平成15年には330万人まで回復いたしました。ただ、平成16年はまだ出ておりませんが、平成15年に比較して若干減少しているような感触を得ております。このために、今後、開通予定の新幹線新青森駅からの誘客促進に対応し、また、青森八甲田ルートを活用するという連携構築を図ってまいりたいと、このように思っております。

 また、秋田北空港、それから小坂インターチェンジ、それから十和田インターチェンジ、盛岡駅等の導線強化のための秋田県や岩手県それから関係市町村との広域連携を図りながら、十和田市が持っている観光資源を、十和田湖、奥入瀬渓流等と一体化しまして、その魅力をマスコミや旅行会社等に強力に情報発信をいたしまして、さらなる観光振興と地域活性化を目指しまして、多くの誘客に取り組んでまいりたいと、このように思っております。

 その他の質問につきましては、担当部長等から答弁させます。

 以上、壇上からの答弁といたします。



○議長(豊川泰市君) 経済部長



◎経済部長(安田喬君) 中山間地域など直接支払制度の次期対策に係る対象農用地基準の考え方についてお答えをいたします。

 平成17年2月9日に中山間地域など直接支払制度の会議が開催されまして、国から次期対策としての考え方や方向性が示されました。その中で、大筋ではございますが、対象地域や対象農用地の交付要件は従来と変わっておりません。議員ご質問の従来の制度における対象農用地の基準でございますが、旧十和田湖町の場合は急傾斜地及び緩傾斜地並びに小区画不整形の水田を対象として交付金の交付を受けてきたところでございます。平成17年度からの次期対策につきましても、制度の継続という観点から旧十和田湖町の場合は従来と同様に急傾斜及び緩傾斜並びに小区画不整形の水田を対象として取り組んでまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(豊川泰市君) 11番



◆11番(野月一正君) 観光行政につきましては、市長の答弁をいただいたわけですけれども、十和田湖を中心に、いわゆる年間を通して、四季を通して全国に誇れる観光資源があるわけでございますので、また、よく今まで耳にしてきたことは、十和田湖は磨けばまだまだ光る、こういうことも言われてきておりますので、一日も早く基本計画を策定し、十和田湖を拠点に観光行政を進め、さらには従来以上にイベントなどを開催して、今まで以上に全国にアピールして再生の起爆剤にしていただきたい、このように強く、さらに強く要望いたします。

 そして、次の中山間地域などのことですけれども、これは本当に明快な答弁をいただいて本当にありがとうございます。そこで、これもまた要望というかお願いになるわけですけれども、去年度はいわゆる年末のぎりぎりの11月末ごろになってようやく提携調整の段階なったわけですけれども、その中でいわゆる協定者に中身が余り行き届いていなかったと、こういう面がありますので、17年度は協定者に縛りつけをしないで、よく説明をして実施してほしいと、このように思って要望して終わります。



○議長(豊川泰市君) 以上で野月一正君の質問を終わります。

                                



△鳥越正美君 質問



○議長(豊川泰市君) 次に、3番 鳥越正美君

      (3番 鳥越正美君 登壇)



◆3番(鳥越正美君) 「組織は人のためにつくられるのであって、組織のために人があるのではない」これは、20世紀の大科学者アインシュタイン博士の箴言であります。しかし、人の習い性は、この箴言とは裏腹に、国家という組織の中に人間を押し込め、第2次世界大戦を引き起し数千万の人を殺してしまいました。つくられた法律はひとり歩きし、つくられた組織制度は勝手に自己増殖しようとする習い性、この習い性ゆえに声高に叫ばれてはいるけれども、遅々として進まない制度改革、アインシュタイン博士の箴言とは裏腹のこの人の習い性は一体どこから来るのでしょうか。

 先日、私の母校の三本木農業高校の卒業式に出席させていただきました。卒業生が答辞で言っておりました。「未来が無限に広がるのを感じました。大きな喜びと不安を感じました」と。私たちもそうであったように、彼ら、彼女らもまた、期待と不安と決意がないまぜになったまま実社会へ巣立とうとしているのです。期待と不安と決意が交錯したまま、今春、実社会へ巣立とうとする皆様方へ、人の習い性に逆らい、よりよき社会を提供するのが我々の責務であり使命であると自覚を新たにするうちの一人、3番、公明党の鳥越正美でございます。

 傍聴席の皆様方、理事者の皆様方、先輩、同輩議員の皆様方、一般質問も3日目の最後、お疲れのところまことに申しわけございませんが、しばしお時間をいただきたいと思います。

 まず、合併後の初代市長選挙に当選されました中野渡春雄市長、今まで温めてきたものを実行に移す時が来たものと今後のご活躍を期待申し上げたいと思います。

 次に、長い間、市の発展に尽力され、この3月退職される市の職員の皆様、そのご労苦に感謝申し上げたいと思います。ある統計によりますと、公務員は退職後の5年間が非常に危ないという結果が出ております。どうか、退職後、第3の人生を全うされ長生きされて、自分の人生はよい人生だったとにっこり笑って晩節を迎えられることを祈りたいと思います。

 それでは、通告に従って順に質問させていただきます。

 まず、高齢者の福祉対策についてでございます。

 今、日本は急激な勢いで少子高齢化社会へ向かって進んでおります。しかも、2007年からは人口が減少に転じるだろうと予測されております。少子化は、社会から活力を奪うだけではなく、介護保険制度、年金制度等の社会保障制度の維持に大きな影響を与えることとなります。このような社会状況が進む中で、高齢になって働く場所はなくなり、自分の住む家はあるけれども、収入が国民年金だけの人がどうやって自分の生活を維持していくのか。日本の、いや、十和田市の将来を見据えたときに大きな問題となってくるのではないでしょうか。

 先日、私のところへこんな相談がありました。「今、私は75歳です。収入は国民年金だけで、一月当たり約4万円です。夫に先立たれて30年近くになります。若いころ働いてためたお金を取り崩しながら生活してきました。しかし、そのお金も底をついてしまいました。福祉のお世話になればこの家を出なければならないんでしょう。長年住みなれたこの家を出たくない。それに、この近所には私の友達もたくさんいる。何かよい方法はないんでしょうか」ということでございました。

 そこで、私は、その相談してきた人に答えるべくいろいろ調べてみました。先細りになりそうな公的年金をみずからが補う目的での生活資金を得る手段として、都道府県社会福祉協議会またはその委託を受けた市町村社会福祉協議会が実施主体となって長期生活支援資金貸付制度、いわゆるリバースモーゲージ制度というのがあるのを知りました。では、そのリバースモーゲージ制度とはどういうものなのか。この制度は、高齢者が自宅を担保にして金融機関や自治体から自宅に住みながらにして毎月お金を借りて、そのお金を生活費に充てて生活し、その高齢者が亡くなったとき、あるいは契約が終わったときにその持ち家を売るなどして借りたお金を一括して返済する方法です。確かに、相続人たちの理解を得るのには時間がかかったり試算価値の目減りをどう解決するのかなど、いろいろ問題はありますが、少子高齢化社会に向けて高齢者が借りたお金ですから制限なく使えるなど年金を補完できるという面で注目されております。

 そこで、まず第1点目、お伺いします。先ほど申し述べましたように自力での生活に困難を来す可能性を秘めた高齢者の世帯数は、10年前と現在と10年後とではどのように推移していくでしょうか。都道府県社協で行われている長期生活支援資金貸付制度は貸付条件が厳し過ぎて、青森県内においてはこの制度が適用されてからの15年度、16年度の2年度でいまだに2件しかございません。特に、この十和田市においてはその適用者が一件もありません。第2点目として、このような状況の中で、高齢者の生活の安定を図るためのリバースモーゲージ制度を当市において実効性のある独自の方法で実施する考えの有無についてお聞かせください。

 次に、温泉地の活性化についてお伺いします。

 これは、今まで何人かの方と重複しますが、しばしお許しください。

 日本には、古来から忙しい日々が続いた後には温泉に入ってゆっくりくつろぐ湯治という習慣があります。所によっても差はありますが、国内至るところに温泉がわいております。合併後の十和田市においても、幾つかの温泉地を擁することとなりました。全国的にも温泉の効用は新たに見直されているところでもございます。医師の診断があれば治療としての温泉療法が保険適用されるようにもなりました。

 また、鹿児島県の串良町という人口約1万4,000人の町では、鹿児島大学リハビリテーション科の田中先生主導のもとで平成5年度、6年度と温泉を使った医療の実験が行われました。この期間中に町民に温泉入浴券を発行し、町民に無料で温泉に入っていただこうとする実験でございます。実際には、事前の検診、入浴指導、そのための講演会等々、きめ細かな手を打っていったそうです。その結果、平成5年度には8億4,000万円であった国保の総医療費が平成6年度には7億7,551万円と大体6,500万円程度削減されるという結果になったそうでございます。

 さらに、予防医学の視点から温泉の医療活用も叫ばれております。北海道の帯広市ではいきいき温泉事業を実施し、介護予防効果に期待を寄せているところでございます。このようにして、温泉を活用していくことが、そのままその地域の活性化につながっていく傾向があります。

 以上のような点を踏まえた上で第1点目、温泉地の活性化に対する市長の基本的な考えをお聞かせください。

 昭和年代の後半においてバブル経済が崩壊し、真っ先にその影響を受けたのは温泉地だったそうでございます。そこで、経済産業省では急激に景気が落ち込んだ温泉地を活性化するためはどうしたらよいかということで、中曽根総理大臣のときに民間活力開発機構を中心として温泉地の活性化を図っていくこととなりました。同機構は、2004年度において箱根の強羅温泉で健康づくり大学を実施中でございます。この健康づくり大学は、同機構から派遣された医師、専門家により指導を受けながら高血圧、糖尿病、腰痛、肥満、美容などのコースごとに温泉、食事、運動、環境の4療法などを組み合わせてカリキュラムをつくることとなります。同機構は、2005年度においてその健康づくり大学の開催数を全国で30カ所から50カ所に拡大することを予定しておるみたいです。

 そこで、第2点目お伺いします。その温泉地活性化へ向けて当市においても健康づくり大学を実施する考えの有無についてお聞かせください。

 次に、小中学校の防犯体制についてお伺いします。

 昨年は、全国的に児童生徒の連れ去り未遂事件が頻発しました。当市におきましても同様の事件が多数発生いたしました。このような事件がその被害に遭った子供たちの心にどれだけ大きな傷を残すかと思うと、とても残念でなりません。では、なぜこのような事件が起こるのでしょうか。経営セミナーでは、利益が出た、または、赤字になった、その原因をつかみなさい、原因がわからなければ解決方法は見つけられないよと言われます。このような事件が起きるその原因は何なのか。効率ばかり追い求めようとする世の中の枠の中に押し込められた人間の悲痛な叫びでもあると言う識者もおります。

 先日、あるコンビニエンスストアの経営者の方と懇談いたしました。その方は、次のよ