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青森県 十和田市

平成28年  9月定例会(第3回) 09月07日−一般質問−02号




平成28年  9月定例会(第3回) − 09月07日−一般質問−02号







平成28年  9月定例会(第3回)





   平成28年9月7日(水曜日)
                                        
議事日程第2号
 平成28年9月7日(水)午前10時開議
 第1  市政に対する一般質問
  ?20番 竹 島 勝 昭 君
  ? 2番 氣 田 量 子 君
  ? 4番 久 慈 年 和 君
  ? 7番 舛 甚 英 文 君
  ? 3番 斉 藤 重 美 君
                                        
本日の会議に付した事件
 議事日程に同じ
                                        
出席議員(20名)
    1番  山 端   博 君
    2番  氣 田 量 子 君
    3番  斉 藤 重 美 君
    4番  久 慈 年 和 君
    5番  江 渡 信 貴 君
    7番  舛 甚 英 文 君
    8番  堰野端 展 雄 君
   10番  田 中 重 光 君
   11番  今 泉 勝 博 君
   12番  石 橋 義 雄 君
   13番  小 川 洋 平 君
   14番  赤 石 継 美 君
   15番  豊 川 泰 市 君
   16番  畑 山 親 弘 君
   17番  織 川 貴 司 君
   18番  沢 目 正 俊 君
   19番  戸 来   伝 君
   20番  竹 島 勝 昭 君
   21番  野 月 忠 見 君
   22番  工 藤 正 廣 君
                                        
欠席議員(1名)
    6番  小 村 初 彦 君
                                        
欠  員(1名)
                                        
説明のため出席した者
   市     長  小山田   久 君
   副  市  長  西 村 雅 博 君
   総 務 部 長  横 道   彰 君
   企 画 財政部長  中 野 孝 則 君
   民 生 部 長  高 屋 昌 幸 君
   健 康 福祉部長  漆 舘   仁 君
   農 林 部 長  白 山 亨 三 君
   観 光 商工部長  和 田 好 暁 君
   建 設 部 長  野 月 洋 明 君
   上 下 水道部長  高 渕   晃 君
   総 務 課 長  田 村 和 久 君
   管 財 課 長  前川原 史 博 君
   政 策 財政課長  漆 舘 典 子 君

   こ ど も子育て  平 舘 雅 子 君
   支 援 課 長

   健 康 増進課長  北 舘 祐 子 君
   農 林 畜産課長  佐々木 勇 悦 君
   観 光 推進課長  工 藤 達 也 君

   都 市 整備建築  小笠原 正 彦 君
   課     長

   病院事業管理者  松 野 正 紀 君
   病 院 事務局長  接 待 隆 敏 君

   教 育 委 員 会  小野寺   功 君
   委  員  長

   教  育  長  米 田 省 三 君
   教 育 部 長  安 田 牧 子 君
   教 育 総務課長  三 上 和 一 君

   選挙管理委員会  古 舘   實 君
   委  員  長

   選挙管理委員会  竹ケ原 松 生 君
   事 務 局 長

   監 査 委 員  ? 野 洋 三 君

   監 査 委 員  和 田 正 人 君
   事 務 局 長

   農業委員会会長  中 野   均 君

   農 業 委 員 会  野 田 健 治 君
   事 務 局 長
                                        
職務のため出席した事務局職員
   事 務 局 長  佐々木   誠
   次     長  齋 藤 文 子
   議 会 係 長  佐々木 晴 彦
   主     査  村 舘   聡



                           午前10時00分 開議  



○議長(工藤正廣君) 出席議員は定足数に達していますので、会議は成立しました。

  これより本日の会議を開きます。

  本日の議事は、議事日程第2号をもって進めます。

                                        



△日程第1 市政に対する一般質問



○議長(工藤正廣君) 日程第1、市政に対する一般質問を行います。

  質問は、通告順により議長において指名します。

                                        



△竹島勝昭君 質問



○議長(工藤正廣君) それでは、指名します。

  20番 竹島勝昭君

       (20番 竹島勝昭君 登壇)



◆20番(竹島勝昭君) おはようございます。それでは、通告に従い、質問させていただきます。

  今回の質問は、庁舎敷地内の大木の保全についてのみであります。前回の定例会では、庁舎敷地内の大木の生い立ちに触れ、明治18年に軍馬補充部三本木支部が設置された際に、風による被害を防ぐために植えられたものの名残であるとの答弁をいただきました。また、現在多くの利用者でにぎわう教育プラザについても触れ、世界的な建築家である安藤忠雄氏の設計方針、「あるものを活かして、ないものをつくる」つまり旧市民図書館にあった桜の老木を活かした設計のすばらしさ、それを継承することを訴えました。そして、十和田市の歴史とともに発展を見詰めてきた唯一無二の存在であるこれらの大木を小山田市長は後世に引き継ぐ責務があるのではと問いただしました。

  小山田市長からは、新庁舎建設に当たり、仮庁舎を設けないこと、市民の安全、安心の確保、駐車場の確保の点から苦渋の決断で伐採するとの答弁がありました。さらに、副市長からは、庁舎建設において支障となる木、あるいは駐車場確保の観点から、支障となる木は伐採する。木を守るという観点ではなく、市庁舎建設を最優先に考えた結果であるとの答弁がありました。

  私は、市民の感情を全く考慮していないこの答弁に、驚きと怒りの余り混乱し、もう一項目の再質問をするのを忘れてしまったほどでありました。

  ここで問いたいのは、市役所とは誰のためのものか、何のためのものかということです。十和田市の歴史とともに生き、発展を見詰めてきた唯一無二の存在である大木、市民の心のよりどころである存在を伐採してまで建設する必要があるのでしょうか。私は、全ての大木を残せとは言っておりません。駐車場確保の工夫で残せる大木を残してほしいと訴えているのです。駐車場の確保なら、ほかにもいろいろな手段があると思います。今こそみんなで知恵を出し合うときではないでしょうか。

  6月の定例会が終わり、私は市民の声を聞く必要があると判断し、アンケートをしました。その内容は、定例会での私の質問と答弁を全て掲載した会報と同封する形で行い、歴史ある大木の保全について、「保存すべき」、「伐採はやむを得ない」、「どちらとも言えない」の3択といたしました。配付先は、私の後援会は当然のこと、北園小学校区のほぼ全戸に渡り、配付総数は3,000通ほどであります。回答者に52円の切手代を自己負担していただくという非常に手間のかかる形式でしたので、100通も来ればいいのだけれどと心配しましたが、直接届けていただいたものも含め、268通の返信がありました。

  回答は3択としましたが、意見を記入する欄も設けており、結果としては「保存すべき」が224通、「伐採はやむを得ない」が25通、「どちらとも言えない」が19通で、8割以上が伐採に反対、大木、古木を残してほしいというものでありました。その理由としては、やはり歴史的な価値があること、旧十和田市の市民憲章でうたわれていた「みどりと太陽のあふれるまち」のシンボルであること、駐車場は何とかなるというものが多くなっていました。

  これらの回答を拝見し、私は自分の考えは決して間違っていないことを確信いたしました。市民にとって、市役所に来ればケヤキの大木が出迎えてくれるのは、もはや当然の景色であり、失われることなど夢にも思っていないのです。そんな心のよりどころを伐採してまで駐車場を確保する必要はあるのでしょうか。

  小山田市長、苦渋の決断なんてしなくてもいいのです。今あなたがしなければならないことは、どの大木なら残せるか、それだけなのです。一度伐採してしまえば二度とよみがえらない。大木の命はあなたにかかっているのです。今ならまだ間に合います。市長の英断をご期待申し上げ、壇上からの質問を終わります。



○議長(工藤正廣君) 市長

       (市長 小山田 久君 登壇)



◎市長(小山田久君) おはようございます。竹島議員のご質問にお答えいたします。

  私からは、市役所敷地内の大木を現在のまま残すことについてのご質問にお答えいたします。議員ご指摘のとおり、自然や十和田市の歴史を物語る木々を大切にしなければならないということは十分に認識してございます。一方で、市民が安全、安心に生活できる環境を整備することも行政にとって大変重大な責務だと思っております。

  これまでもご説明してまいりましたが、駐車場という樹木にとって条件の厳しい中、年を重ねるにつれ樹勢が衰え、枝折れや倒木の危険が今後ますます高まってくることは明らかであります。市内においても、ケヤキ等の倒木や枝折れ事故が毎年のように発生しており、他の地域では死亡事故につながった例もございます。特に先日の台風10号の暴風雨では、国指定天然記念物である法量のイチョウの一部の幹が折れました。また、このほか市内の公園だとか学校敷地等においても倒木の被害が多数発生してございます。

  こういったことから、市役所敷地内の大木の伐採については、まずもって市民、そして利用者の安全を第一に考えなければならない、そのような思いで、このたびは苦渋の決断をせざるを得なかった旨を何とぞご理解いただきますようお願い申し上げたいと思います。

  その他の具体的なご質問につきましては、担当部長から答弁させます。

  以上、壇上からの答弁といたします。



○議長(工藤正廣君) 総務部長

       (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(工藤正廣君) 20番、どうぞ。



◆20番(竹島勝昭君) 市長の答弁で十分ですから。あとはもう今まで何回もやりとりしてきていますので、十分当局の言うことはわかっていますので、よろしいです。



○議長(工藤正廣君) わかりました。では、総務部長、ちょっとお待ちください。

  20番



◆20番(竹島勝昭君) 先ほど市長から、先般の台風10号で法量のイチョウや、公園や学校敷地内で多くの被害が発生したという答弁がありました。今回の台風10号は、気象庁によると東北の太平洋側からの台風上陸としては、1951年の統計開始以来初めてのことであり、史上初の大型台風の直撃であったと新聞報道されておりました。あのような大型の強い台風の直撃でしたので、どんな健康な樹木の枝葉でも落ちるのは当然であり、これは想定内でなかったかと思っています。

  先ほどの答弁にあった法量のイチョウの幹折れは、これは樹齢1,100年、まさに超老木ですから、これを防ぐとなれば、国の指定の天然記念物でもありますので、ああいう台風が予測された場合、支柱などで防護対策をとるべきでなかったのかなと私は思っています。

  そこで、市役所の駐車場のケヤキはどうなったのかなと気にしておりましたが、私が見た範囲では枝葉は落ちたものの、本体はしっかりとしており、県の樹木医2人から見てもらった際の、6本のうち1本は機械での精密調査が必要だが、あとの5本は健康そのものであることを今回の台風10号の直撃で証明してくれたものだと私は思っています。

  先ほど歴史ある大木についてアンケートの回答者268通中、「保存すべきである」が224通の84%、「伐採はやむを得ない」が25通の9%、「どちらとも言えない」が19通の7%であったと数字を提示しましたが、その内容を分析して、いま一度市長から見解を問いたいと思います。

  まずは、「どちらとも言えない」の主なる理由としては、市民の賛同を得た上で設計に入ってもらいたい。樹木を伐採してまでも駐車場を確保すべきか調査してもよいのではないかなどです。

  また、市長が進めているような「伐採はやむを得ない」の意見としては、枝枯れや倒木等のリスクが高い。保全にも税金が投入されているのであれば伐採もやむなし。市長の判断は決して行政先行でなく、安全、安心な防災拠点として整備されるものではないかなどであります。

  しかし、「保存すべき」と回答を寄せた人が224通、84%にも達したわけであります。224通中寄せられた意見は、198通もありました。時間の制約がありますので全てを紹介できませんので、次の4項目に区分、集約し、抜粋して紹介します。まずは、古木の歴史性の観点からですが、市内の文化人からもたくさんの意見をいただきました。4点抜粋して紹介します。1点目、長田弘の詩集、「人はかつて樹だった」から引用し、日々最も親しい存在はと尋ねられたら、毎日その下を歩く一本のケヤキと答える。そして、その方は、「歴史を振り返ることは未来をつくることだ」という至言がありますが、木はまさに歴史を語り、伝え、そして未来へ生きることを教示しています。あの古木を絶対伐採させてはなりません。

  2点目、昭和33年に当市で全国版画教育研究大会が開催され、その大会長であった東京芸術大学教授の松田義之氏が市内に林立する古木を褒められ、「このまちのシンボル、将来は森の都としてすばらしい発展を期待する」と話されました。樹木とともに豊かなまちづくりをしっかり考えてほしい。

  3点目、十和田市の歴史は古木と川から知ることができる。ぜひ子孫に古木を残してほしい。

  4点目、歴史ある樹木は残すのが当然です。駐車場のための伐採は、知恵のないものがやる最悪の行為です。残すための知恵を出し合えば解決できるはずです。

  以上のことからも、十和田市は開拓から157年、古木の樹齢は130年ぐらいと推定されることからも、残すべきでないかという強い意見であります。

  次に、区分2の旧十和田市の市民憲章でうたわれていた「みどりと太陽のあふれるまち」十和田市とかけ離れているという観点からでありますが、みどりと太陽のまち十和田市というアイデンティティーがぼやけてしまう。

  十和田市の顔を失うようで残念。

  みどりと太陽のまちと思っていましたが、最近の防風林の伐採とともに疑問を感じています。

  貴重な自然遺産と考えます。次世代へ引き継ぐべきみどりと太陽のまち、標榜と矛盾しませんか。

  以上、官庁街通りの松並木、桜並木と同等に考え、残すべきでないかという意見であります。

  次に、区分3の駐車場の拡張と大木伐採の観点においてからですが、古木を生かす駐車場を考えるべき。人間は移動できるが、古木は移動できない。

  1本の木に何百台駐車できるのか。駐車場確保は、設計でどのようにもできるはず。利用しやすい駐車スペースとその見解、今よりも駐車場を広くしてほしいとは、双方のニュアンスがやや異なるように思われます。

  駐車場だからこそ樹木は残すべきです。駐車場の確保であれば、北側部分は庁舎の地下駐車場にできないか検討しましたか。

  これから人口が減っていく。集中して駐車場を利用することが少ない。地球温暖化防止のためにも伐採すべきでない。

  以上、駐車場は工夫すれば何とかなる、駐車場側にある大木、古木は残すべきだという意見であります。

  次に、区分4のその他の意見、感想よりですが、同志を募って伐採反対運動を起こしたい気持ちです。

  古木にはそこで生きてきた歴史とその木に備わった威厳があり、癒やしと勇気を与えてくれます。

  知恵を出し合って古木を生かした行政が行われることを願っています。

  各市町村の広場には古木のケヤキが残されている。まさに県の代表的な県木と言ってもよい。

  以上、寄せられた227通の意見の中から抜粋して紹介しましたが、紹介した意見を踏まえ、市長から軌道修正する考えがないのかお伺いします。



○議長(工藤正廣君) 市長



◎市長(小山田久君) お答えいたします。

  ただいま竹島議員のほうから、今回の件について3,000名の方にアンケートをとった、その結果260通ぐらい、270通ぐらいだったでしょうか、そういう回答があったということで、その紹介をしていただきました。市民にも本当にいろいろな意見があることも承知でございます。先般の懇談会でもいろいろな意見がございました。それは十分承知でございますが、まず先ほども申し上げましたとおり、市民あるいはまた利用者の安全が第一、それを守るために今回伐採せざるを得ないと、そういうことになったわけでございます。

  先般の台風10号の際も、あらかじめ大木の周辺に柵をつくりました。しかしながら、その柵を越えて枝が折れたり、太いものでは10センチメートルぐらいの、二、三メートルの枝が落ちてきたのです。そういったことを見て、改めてこれは安全を第一にしなければならないなと、そのように思いました。

  また、先般あの台風で市の管理している木の倒木がありまして、市民の方の自動車を潰したというか、そういう事故もありました。そういった事故が本当に多いということもありますので、今回の市役所敷地は災害の避難場所、そういったことも十分に備えておりますので、そういった観点から伐採はやむを得ないと、そういうふうに判断したわけでございます。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 20番



◆20番(竹島勝昭君) 先ほどの市長の答弁の後に申し上げたとおりでありますので、もう繰り返しませんけれども、回答者の268通中、意見欄にわざわざ書き込んで寄せられた意見は227通もあります。このはがきいっぱいに書き込んでくれた思い、願いを市長に見てもらいたいぐらいです。本当に見てもらいたいです。「どちらとも言えない」という人も入れると、90%以上の人が残してほしい、守ってほしいと言っているのです。それを今市長が再考する考えがないということを聞いて、非常に残念に思っております。

  繰り返しますが、十和田市の中心市街地を八甲田おろしから守り続けてきたあの歴史あるケヤキを残し、その景観を生かして新庁舎を建設することこそ、十和田市にとって、十和田市民にとっても、本当の価値あるものであることを重ねて申し上げ、私の一般質問を終わります。



○議長(工藤正廣君) 以上で竹島勝昭君の質問を終わります。

                                        



△氣田量子君 質問



○議長(工藤正廣君) 次に、2番 氣田量子君

       (2番 氣田量子君 登壇)



◆2番(氣田量子君) おはようございます。2番、自民公明クラブ、公明党の氣田量子でございます。先月末から発生いたしました数々の台風、甚大な被害の岩手県、北海道地方で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されました皆様、そのご家族の方々に対しまして心よりお見舞い申し上げます。

  それでは、通告に従いまして一般質問に入ります。市長並びに理事者の皆様の誠意あるご答弁、よろしくお願いいたします。

  子育て支援、妊娠・出産・子育てトータルケアについてお伺いいたします。女性活躍推進法が4月に施行され、ことしは女性の活躍元年になると期待されています。そこで、女性が安心して活躍できる切れ目のない支援を実現するために、我がまちのネウボラ、十和田版ネウボラの実現が急務であると思われます。妊娠期から子育て期にわたる支援は、さまざまな機関が個々に行っているのが現状ですが、それをワンストップ拠点、子育て世代包括支援センターとして、そこに保健師やソーシャルワーカー等を配置し、きめ細やかで切れ目のない支援を行っていこうというものです。妊娠期から子育て期にわたるさまざまなニーズに対して、一つの拠点、一つの窓口で総合的相談支援を行っていこうというこのシステムのモデルになっているのがフィンランドのネウボラという子育て支援です。

  この制度は、世界的にも注目され、世界保健機関の報告書にも記載されているとのことです。個別にいつでもさまざまな相談ができ、継続的にサポートしてくれ、常に寄り添ってくれる母親のような人がそばにいる安心感で、出生率が伸びているだけではなく、児童の虐待死も激減しているそうです。このフィンランドのワンストップで子育てを支えるシステムが少子化の進む日本でも注目され、今日本版ネウボラとして名張市、和光市など幾つかの自治体で実施されています。

  特に出産直後は、ホルモンのバランスが崩れ、不安定になりやすく、核家族など孤立しがちな母親が育児疲れや不安などから産後鬱に陥ったり、子供への虐待へと発展してしまう場合があります。そこで、まずは産後間もない母親と赤ちゃんをサポート、産後ケアの必要性が重視され、近年全国で実施されています。東京都中野区では、昨年10月から妊娠・出産・子育てトータルケア事業として行っていまして、担当者にお話を聞いてまいりましたので、少し概要を紹介いたします。

  母子手帳配付時に丁寧にアンケートをとり、妊娠中期から後期に医療専門職による全妊婦電話相談支援と全妊婦面接と全妊婦の支援プランの作成、面接に来られた妊婦には1万円相当の妊娠・子育て応援ギフト券贈呈、出産後は早期の全産婦訪問と必要な方への支援プランの作成、乳幼児健診時における状態把握と個別の相談、支援、必要に応じた産前・産後サポート、産後ケア、子育て広場への提供となっております。この産後ケアは、ショートステイ(一時宿泊)とデイケア(短期滞在)があり、一時的ではなく長い時間、赤ちゃんとお母さんに寄り添い、健康管理や授乳指導はもちろん、育児全般についてさまざまなアドバイスを助産師から受けられる制度です。利用者の自己負担額は1割、市民税非課税世帯は無料とのことです。何といっても驚いたのは、事業予算のほとんどが国や都の支援事業で賄われ、区の負担は数十万円だけだということです。担当部課の方々の努力や知恵が大変すばらしいと思いました。

  また、中野区では民間の産後ケア専門家派遣事業の産後ドゥーラという人材を活用しています。アメリカでは、ドゥーラは出産に立ち会い、産後の世話をする職業として知られています。日本でも東京都助産師会が後援しているドゥーラ協会が立ち上がり、都内を中心に2年ほど前からドゥーラを養成する仕組みが始まっています。単なる家事援助だけでなく、それぞれの母親の状況を踏まえて、子育てのアドバイスもできる専門家の人材として活躍しています。介護の専門家のように、産後の産褥期の専門家の養成も女性が活躍する上でこれからは必要ですし、求められています。

  現在産後ドゥーラの資格を取得しお仕事をされている方のお話では、「産後ケアのお世話に伺って、そして帰るころには母親の表情が全然変わり、やわらかい優しい表情に変わるのを目の当たりにしている。産後ケアの必要性をもっともっと広めていくことが女性には欠かせない大事なことだ」とおっしゃっていました。

  仕事、家事、出産、育児、そして介護と、女性に課せられた負担は女性が活躍する上で地域や社会で女性を支える仕組みが急務と考えます。産後ケアについては、昨年も質問いたしましたが、この1年間で新しく取り組んだ政策、支援がありましたらお示しください。

  次に、子育てアプリについてお伺いいたします。核家族化やひとり親世帯の増加、地域のつながりの希薄化などにより保護者が孤立しがちであることから、出産や子育てに対する不安、負担は決して軽くありません。そこで、子育て世代の多くが利用しているスマートフォンで、時間や場所にとらわれず、気軽に子育て支援に関する情報を取得できるようにすることで、子育て世代の不安感や負担の軽減などを図ることができるアプリが有効であると考えられ、各自治体で導入されています。

  アプリを通じて提供されるサービスの中で、子供の生年月日を入力すると自動で予防接種のスケジュールが立てられ、予防接種の日程を事前に通知してくれたり、健診のお知らせ、お出かけ情報など、子供の体重や身長など記録でき、成長を後から振り返ることができるシステム、保育園等の情報、またイクメン情報なども若いパパさん方に好評のようです。

  愛知県清須市では、アプリの開発に市の子育て世代の声を反映するため、ワークショップを開催して協働で開発いたしました。子育て情報には妊娠から就学前までの役に立つ制度や支援情報が盛りだくさんで、利用者の満足度は85%、91%が今後も利用したいと普及しています。

  昨年は、きずなメールの導入を提案いたしましたが、全国的にアプリの導入が進んでいます。妊娠、出産、子育てで孤立している母親をなくすためにも、より多くの子育て世代のニーズにきめ細やかに応えることができるような十和田版子育てアプリを導入してはいかがでしょうか。

  次に、期日前投票における高齢者に配慮した対策についてお伺いいたします。18歳選挙権開始で話題がありました参議院選挙、ふたをあけてみれば18歳、19歳の投票率が上がらず、これからの対策が必要な結果となりました。

  昨年3月に投票率アップのために一般質問いたしました期日前投票所の増設が、7月の参議院選挙で期日前投票所が2カ所ふえて、利用者の方々から大変お喜びの声をいただき、好評でございました。また、十和田市が青森県初の子供連れの方のためにキッズコーナーを設置したり、関係各所の人員の確保など、担当部課の並々ならぬご苦労や努力に大変感謝申し上げます。

  投票率全国最下位の青森県は、ぐっと上がりまして55.3%、全国27位と、これも大変喜ばしいことでございました。

  そんな中、私に寄せられた相談で、ひとり暮らしの80代の方が、投票日に予定があり期日前投票に行きたいが、車がなく、バス停も遠くて歩いていけない。投票したいが困っているとの相談がございました。青森県内では、期日前投票に自治体で送迎したり、また片道だけ送迎したりとか、実施した自治体がございます。投票所の統合とかさまざまな背景もございますが、新聞報道やニュースでも取り上げられているほど関心があることでございます。

  さらに、島根県浜田市では、全国で初めて高齢者の交通弱者の投票を手助けしようと、車両内に記載台と投票箱を備えつけ、移動期日前投票所を7月の参院選から運用いたしました。高齢化率が進む十和田市においても、このような対策が必要ではないでしょうか。

  そこでお伺いいたします。十和田市の18歳、19歳の投票率はどのくらいでしょうか。また、18歳、19歳への選挙の啓発はどのようなことを行ったのでしょうか。

  期日前投票所を増設したことでの投票率の増加はどのくらいでしょうか。

  キッズコーナーを利用した子供連れの人数はどのくらいでしょうか。

  交通弱者の高齢者に配慮した対策はありますでしょうか。

  以上をもちまして私の壇上からの質問を終わらせていただきます。ご清聴まことにありがとうございました。



○議長(工藤正廣君) 市長

       (市長 小山田 久君 登壇)



◎市長(小山田久君) 氣田議員のご質問にお答えいたします。

  妊娠・出産・子育てトータルケアについてのご質問にお答えいたします。市では、若い世代が希望どおりに結婚し、子供が持てるように、出会いから結婚、妊娠から出産、子育てに至るまで、切れ目のない一貫した支援や、子供や子育てを地域全体で見守り、継続して支援できる、そういった環境づくりに取り組んでいるところであります。

  妊娠期における取り組みといたしましては、継続支援が必要な妊婦に対する家庭訪問や、父親の育児参加を促すパパママ教室を行うとともに、出産後は乳児のいる全家庭を訪問するなどして、乳幼児の育児支援に努めております。

  先ほど氣田議員からさまざまなご提言をいただきました。こういったことについてよく調査するとともに、今後とも安心して妊娠、出産、子育てができるよう、支援内容の充実に努めてまいりたいと考えております。

  その他のご質問、あるいはまた具体的なことについては、担当部長等から答弁をさせます。

  以上、壇上からの答弁といたします。



○議長(工藤正廣君) 健康福祉部長



◎健康福祉部長(漆舘仁君) 産後ケア・産後ドゥーラについてのご質問にお答えいたします。

  産後ケアにつきましては、昨年度も実施している事業ではありますが、保健師や助産師がおおむね産後1カ月以内に家庭訪問し、母親の心と体のケアや育児支援を行っております。また、産後の不安が続く場合には、継続して家庭訪問を実施しております。

  産後ドゥーラの活用につきましては、現在のところ難しいものと考えておりますが、産後ケアが充実することは仕事や家事に加え、出産、育児などを担う母親の負担を軽くし、安心した子育てにつながるものと認識しております。

  市といたしましては、妊娠期、子育て期の支援について、今後どのような支援ができるのか、さらに検討してまいりたいと考えております。

  次に、子育てアプリについてのご質問にお答えいたします。市の子育て情報につきましては、出産後の家庭訪問においてすこやか手帳を配付し、健診や予防接種の時期などをお知らせしているほか、市のホームページでも同様の情報発信をしております。また、母子手帳の交付時には、青森県で開設しているパパ・ママ・ナビあおもりへの利用登録を勧めているところでございます。

  議員ご指摘のとおり、必要な情報を手軽に入手する手段として、子育てアプリは効果的なものであると認識しておりますが、現在県が開設しているパパ・ママ・ナビあおもりについて、今後機会を捉え、内容充実の要望を行うとともに、市といたしましてもさらに多くの情報発信に努めてまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 選挙管理委員会委員長



◎選挙管理委員会委員長(古舘實君) 私からは、交通弱者の高齢者に配慮した対策についてお答えいたします。

  平成28年7月10日執行の第24回参議院議員通常選挙において、投票箱を車両に乗せて巡回して投票を行う移動投票所を設置した市町村は青森県内にはございませんが、バスやタクシーなどを運行して送迎を行う移動支援を実施した市町は5市町で、利用者は計46人でした。このうち、投票日の移動支援は、黒石市が合併により廃止した投票区の集会所からジャンボタクシーで送迎し、2人の利用者があり、平内町と中泊町はそれぞれ10人の利用者でした。期日前投票所への移動支援は、東北町では2カ所ある老人施設の温泉利用者を送迎バスで2日間に20人、田子町ではタクシーを借り上げて老人施設から4人送迎したそうです。

  本市では、現在移動投票所も移動支援も行っておりませんが、高齢者や障害者等、交通弱者への取り組みとしては必要と考えられます。しかしながら、青森県指定の不在者投票施設が20カ所あること、移動支援対象地域や対象者の範囲、希望が集中した場合の対応や支援車両等の経費や効率など、選挙の公正、公平の観点からも現時点では難しいものと考えます。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 選挙管理委員会事務局長



◎選挙管理委員会事務局長(竹ケ原松生君) 平成28年7月10日執行の第24回参議院議員通常選挙における青森県選挙区選出議員選挙の18歳と19歳の投票状況についてお答えいたします。18歳の選挙当日有権者数は、男312人、女347人、計659人で、投票者数は男113人、女145人、計258人であり、投票率は39.15%でした。19歳の選挙当日有権者数は、男255人、女277人、計532人で、投票者数は男75人、女75人、計150人であり、投票率は28.20%でした。

  次に、18歳、19歳への選挙啓発については、希望のあった十和田工業高等学校と三本木農業高等学校で青森県選挙管理委員会の出前講座を活用するなどしての模擬投票を実施いたしました。また、北里大学獣医学部の新2年生歓迎交流会でのパンフレット配布や市内の4高等学校の3年生へのパンフレット配布、市内の公共施設や商工会議所を通じての企業、商店等へのポスター掲示等を行いました。

  次に、平成28年7月10日執行の第24回参議院議員通常選挙における十和田市の期日前投票の状況についてお答えいたします。青森県選挙区選出議員選挙における期日前投票者数は、市役所6,367人、ふるさと皆館535人、市民交流プラザ「トワーレ」676人、イオンスーパーセンター十和田店1,751人で、合計9,329人となり、全投票者数2万9,692人に占める割合は31.42%でした。これは、平成25年7月21日執行の第23回参議院議員通常選挙での期日前投票者数は市役所5,422人、ふるさと皆館341人で、合計5,763人となり、全投票者数2万4,961人に占める割合は23.09%でしたので、期日前投票者数で3,566人、期日前投票率で8.33ポイントふえております。

  また、第24回参議院議員通常選挙における青森県選挙区選出議員選挙の十和田市全体の投票者数は2万9,692人で、投票率55.32%でした。これは、第23回参議院議員通常選挙の青森県選挙区選出議員選挙での投票者数は2万4,961人、投票率46.45%でしたので、投票者数で4,731人、投票率で8.87ポイントふえております。

  次に、第24回参議院議員通常選挙における期日前投票期間のキッズコーナーの利用状況についてお答えいたします。キッズコーナーは、期日前投票期間の平成28年6月23日から7月9日までの17日間、市役所新館5階会議室に開設いたしました。その利用者数は113人で、1日平均6.65人でございました。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 2番



◆2番(氣田量子君) 答弁ありがとうございました。

  それでは、産後ケアの再質問をいたします。今は産後ケアをしてくれる母親も働いている家庭が多く、産後ケアが行き届かないケースがふえてきております。愛媛県新居浜市子育て支援課では、ヘルパーをエンゼルヘルパー派遣事業として、妊娠中のつわりや出産後の体調不良で家事や育児ができない家庭に派遣しております。利用者からは大変感謝の声が寄せられているとのことです。そんなに押し寄せるような人数ではないと思うので、予算もさほどかからないと思います。十和田市でもこのような事業、できないでしょうか。



○議長(工藤正廣君) 健康福祉部長



◎健康福祉部長(漆舘仁君) 愛媛県新居浜市エンゼルヘルパー派遣事業のご質問にお答えいたします。

  産後ケアにつきましては、市といたしましても今後どのような支援ができるのかなどについて、先進事例の把握も含め、調査してまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 2番



◆2番(氣田量子君) 十分検討していただきたいと思います。

  ちょっとご紹介したいのですけれども、厚生労働省の社会保障審議会児童部会が作成した児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会の報告によると、2004年に虐待で死亡した子供の数は58人で、そのうちゼロ歳児は約4割の24人、月齢を見ると4カ月未満の赤ちゃんがその7割を占めているという報告がございます。また、加害者は実母が53.4%と最も多いとの報告は大変ショッキングな結果でございます。こうした事情を背景に国も対策に乗り出して、地域における切れ目のない妊娠、出産支援の強化、また利用者事業など予算化しております。母親と赤ちゃんの産後のケアは、このような虐待をなくすためにも女性には必要な事業です。十和田市でも本当に早期の実現を強く望みます。

  続いて、子育てアプリについての再質問をいたします。現在子供の予防接種は、ワクチンの種類、接種間隔、回数などが複雑化しており、保護者の負担も大きくなっています。子育て支援の一環として、子供の予防接種のスケジュール管理、接種日のお知らせメール、また健康診断のお知らせ、感染症などの情報掲載もできるシステムの導入は、子育て支援の一層の充実につながります。

  十和田市のホームページは、以前に比べまして子育て・教育のところをクリックすると、右側のところにイラストつきで情報が大変見やすくなったのは大変喜ばしいことでございます。

  すこやか手帳を配付して健診や予防接種の時期などをお知らせしているとのことですが、昨年きずなメールを質問したことから、子育て中のお母さん方にすこやか手帳の活用などを聞き取りしてまいりました。すこやか手帳の内容は、大変すばらしく、活用している方もいらっしゃいますが、大きさが大きいのと、あと厚いせいか、一度しまってしまうとなかなか取り出して見ないとの意見がございました。また、2人目ともなると全然見ないし、そのせいで予防接種を逃してしまいましたとのお話もありました。中には、「そんなの渡していましたか」という方もいらっしゃって、ちょっと残念な思いもいたしました。

  赤ちゃんの生年月日を入力すると健診や予防接種の通知が来るアプリのことをお母様方に話すと、「アプリならよく見るし、ぜひ十和田市でも導入してほしい」と言っておりました。

  県で開設しているパパ・ママ・ナビあおもりも以前に比べて大変使いやすくなっておりますが、やはり地元の情報がすぐに手元で見ることが忙しい子育て世代には必要だとの意見もございました。

  県が開設しているパパ・ママ・ナビあおもりについて、内容の充実の要望を行うと答弁にありましたが、現状のままで市民の皆様に情報提供ができている、十和田市独自では行わないという認識なのでしょうか。



○議長(工藤正廣君) 健康福祉部長



◎健康福祉部長(漆舘仁君) 子育てアプリについてのご質問にお答えいたします。

  市では、現在のところ市独自でのアプリ作成は考えておりませんが、市が活用を進めているすこやか手帳は、子育て情報に加え、乳幼児健診や予防接種の問診票なども添付していることから、今後どのような形であれば見やすいか、あるいは使いやすいのかなど、利用者のご意見なども参考にしながら調査研究してまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 2番



◆2番(氣田量子君) ありがとうございます。少子化対策は、すぐには結果は出ません。でも、早くから始めなければ、未来結果も出ません。今投資したことが未来への投資にもなります。例えば近隣市町村が何か事業を始めてから十和田市も始めるのではなく、率先して十和田市が近隣市町村に手本を示せるような子育て支援を、さすがは十和田市だなと言われるような事業を展開していくことが地方創生、一億総活躍社会につながっていくと思われます。十和田市の未来のためにも、早い検討を何とぞよろしくお願いいたします。

  期日前投票、高齢者への配慮について再質問はございませんが、18歳より19歳の投票率が低かったことは、進学とか就職などに伴う居住地の変更、住民票を移さない若者などが原因と思われ、投票の簡素化が必要と言われています。これからの対策が全国的に検討されるかと思われます。

  資料を見ると、50代から70代が一番投票率が高く、1票を投じたいと強く願っている世代でもあります。投票率が高い高齢世代は、これからもふえ続けます。そして、運転免許証返還、バス路線の縮小など交通弱者もふえ続けます。高齢者への何らかの対応は必要に迫られていますので、これからぜひとも検討していただけることを要望いたしまして、私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。



○議長(工藤正廣君) 以上で氣田量子君の質問を終わります。

                                        



△久慈年和君 質問



○議長(工藤正廣君) 次に、4番 久慈年和君

       (4番 久慈年和君 登壇)



◆4番(久慈年和君) 市民連合クラブ、社民党の久慈年和です。私は、選挙についてなど4項目について質問します。

  最初に、選挙について質問します。まず、期日前投票所を増設した効果について、次の3点について質問します。1つ目は、7月10日に投開票された第24回参議院議員通常選挙で、市民交流プラザ「トワーレ」とイオンスーパーセンター十和田店で期日前投票所を設置しましたが、期日前の投票率が前回の第23回参議院議員通常選挙と比較して向上したのか。

  2つ目は、期日前投票所にキッズコーナーを設けましたが、キッズコーナーを設けた効果、利用状況と投票率向上につながる結果になったのか。

  以上2点を質問しますけれども、先ほど質問に立った氣田議員と同じ内容の質問でありますので、答弁は省略してください。

  次に、直接期日前投票所増設とは関係がありませんけれども、通告していますので、18歳選挙権の導入について質問いたします。今回の参議院選挙は、18歳、19歳の若者が初めて国会議員を選ぶ選挙になり、全国で約240万人、青森県では2万4,000人、十和田市では1,191人が有権者に加わりました。18歳選挙権の導入で、投票率向上を目指す行政の活動、学校や報道を通じて若き有権者として温かく迎えられ、政治に加わる意義を学び、知る機会が従来よりはるかに多くあったと私は思っています。

  しかし、投票率の数字では、総務省が発表した参議院選挙の18歳、19歳の投票率は45.45%で、18歳が約52%、19歳の約40%より高くなっています。青森県では、18歳、19歳の投票率が38.96%で、18歳が約43%、19歳は約35%と全国平均を大きく下回っています。

  そこで、3つ目の質問です。18歳、19歳の投票率については、先ほど述べられました。答弁があったようであります。ただ、上北地区と比較して高かったのかどうか、答弁を求めたいと思います。

  次に、ポスター掲示場の設置数について質問します。1つ目は、ポスター掲示場を設置する基準と条例は何かと、その基準、条例が何年発行のものかについて答弁を求めます。

  2つ目は、ポスター掲示場の設置数は、1投票区当たり5カ所以上10カ所以内となっているようですが、最近の地域における人口の変化でポスター掲示場の数を変更しないのか、答弁を求めます。

  大きい2つ目です。十和田市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略について、1点目は定住促進奨学金制度についてです。現在話題になっている奨学金をめぐる状況は、かつてとは大きく異なっています。終身雇用と年功序列賃金を特徴とする日本型雇用が維持されていた1990年代半ばまでは、大学進学者の家庭の多くは子供の学費を支払うことが可能であり、奨学金受給者は全学生の中で少数派でした。しかし、学費が高騰し世帯年収が下がり続ける中で、家庭の教育費負担がかつてなく重くなっています。既に大学生の5割強、大学院生の6割超が何らかの奨学金を受給しなくては学業が続けられないのが実態です。

  我が国の公的な奨学金制度の中心である独立行政法人日本学生支援機構による奨学金は、貸与型の奨学金制度であり、貸与金額その7割超が年3%を上限とする利息つきの奨学金となっています。近年、貸与者数及び貸与金額が増加を続ける一方で、学生の就職難や非正規労働などの増加などから、卒業後も奨学金の返還ができずに生活に苦しむ若者が急増しています。日本学生支援機構は、返還期限の猶予や減額返還などの制度を設けていますが、適用が厳しく、民間サービス(債権回収会社)による債権回収などが社会問題ともなっています。

  社民党は、奨学金制度の充実などについて次の4点を求めています。1つ目は、高校生を対象とした給付型奨学金制度を拡充し、大学生などを対象とした給付型奨学金制度をすること。2つ目は、無利子奨学金を充実させ、延滞金制度の加算利息についてはさらに引き下げること。3つ目は、返還猶予、返還免除、減額返還などの救済措置の周知と拡充を図り、柔軟に適用させること。4つ目は、大学などの授業料減免制度を充実し、高等教育の学費の引き下げを図ることであります。

  市において、学習意欲と能力のある若者が家庭の経済状況にかかわらず進学し、安心して学業に専念できる環境をつくるため、次の点について質問します。

  私は、ことし第1回定例会で、給付型奨学金の創設について質問しました。その答弁に、奨学金を免除する定住促進奨学金制度が盛り込まれているという答弁がありました。定住促進を目的とした奨学金制度とはどんな制度なのか、答弁を求めます。

  2点目は、第3子以降の保育料の軽減拡大です。十和田市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略で、安心して子供を産み育てられる環境づくりの中で、第3子以降の保育料の軽減拡大が主な施策、事業として計画されています。第3子以降の保育料に係る負担軽減については、青森県に対する平成29年度重点事業要望で、市は7月に要望書を提出し、8月15日に県から回答がありました。要望事項の内容や県からの回答については触れませんが、市が子育て世代の経済的負担を軽減し、出生率の向上や子供を安心して産み育てることのできる環境づくりを推進することを第3子以降の保育料の軽減拡大の効果の目的としております。私もその取り組みに対して賛成ですので、次の点について質問いたします。

  十和田市の第3子以降の保育料の軽減拡大について、現在の市の助成内容について答弁を求めます。

  次に、農林行政についてであります。鳥獣被害対策。日本の各地で今けものが大暴れしています。熊が人を襲い、イノシシや鹿による農業被害が後を絶ちません。私は、以前の考えは動物愛護の立場でした。しかし、今や害獣の脅威は地方だけでなく、都市部にまで迫っていると聞いています。害獣駆除は、誰でもできるわけではありません。狩猟免許を持つ地方の猟友会がその役割を担っています。十和田猟友会の会員は、以前は600人以上もいたという話を会員の方から伺いました。

  イノシシや鹿による農業被害が後を絶たないのは、人間と野生動物、自然環境のバランスが崩れたのが原因と野生動物の生態系を研究してきた日本獣医生命科学大学の羽山伸一教授がおっしゃっておりました。戦後、我が国は野生動物が生息した山林を伐採し、植林を全国規模で進めてきました。人工林では、地表植物が余り育ちません。当時はまだ食糧難の時代で、狩猟が盛んでした。私がいた職場でも、多くの猟師がおりました。そのためか、鳥獣被害は目立ちませんでした。このバランスが崩れたのは1970年代以降だと言われています。ハンターの数が減少に転じ、動物保護や捕獲規制も加わり、野生動物が勢いを盛り返しました。1970年代後半に40万人を超えたハンターは、今やその4分の1になり、高齢化が進んでいます。しかも、鹿やイノシシは繁殖力が強く、鹿は放置すれば5年で2倍にふえ、木の芽や下草を食い荒らし、森から木が消えると言われています。「このまま対策をとらなければ、日本の国土のほとんどが草地になります」と羽山教授が予言しています。

  新聞で次のような記事を見つけました。「ほんのわずかですが、ふえたんですよ」と全国の猟友会を束ねる大日本猟友会の浅野専務理事がうれしそうに話していました。全国の猟友会の会員数は、1978年の42万4,000人をピークに減り続け、昨年は10万5,000人になり、前年を1%上回ったそうです。

  そこで、次の2点について質問します。猟師は、全国的にほんのわずかですが、ふえている状況にありますが、十和田市では猟師がふえているのか。

  2つ目は、狩猟免許取得に向けた予備講習が十和田市で8月21日に東公民館で行われましたが、何名受講したのか。また、狩猟免許試験が8月29日に十和田合同庁舎で開催されましたが、受講者は何名だったのか。

  以上について答弁を求めます。

  最後に、観光行政であります。まず、修学旅行対策について質問します。ことしは観光経済常任委員会や会派の行政視察などで北海道へ行く機会が多くありました。十和田市や十和田湖、奥入瀬渓流の印象として、札幌市近郊などの市役所の職員やタクシー運転手などから、「子供のころ十和田湖に修学旅行に行った。十和田湖は美しかった」などという答えが返ってきました。一時、6月は修学旅行生の受け入れで、十和田湖や奥入瀬渓流、そして八甲田山は観光バスで道路が渋滞していたことが思い出されます。しかし、今北海道から十和田湖への修学旅行生は激減しています。

  次の2点について質問します。1つ目は、北海道から十和田湖への修学旅行生の復活ができないか。

  2つ目は、上北地方の児童や生徒、教員を対象に国立公園をバスでめぐる十和田湖教育旅行が行われています。自然と歴史、エネルギーの3分野を柱に県が主催して開催しています。市も青森県内や東北各地に十和田湖教育旅行を宣伝し、十和田湖への集客の一つとする方法はないか。

  以上、2点について答弁を求めます。

  最後に、山の日制定による集客についてであります。ことしは、8月11日が山の日に制定されました。そして、初めての年になりました。山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日として定められました。日本は国土の7割を山が占める山国です。山は、古くから生活と文化が密接に結びついた場でした。また、富士山や立山、白山などのように信仰の対象となっているところも多くあります。

  また、山の日は、お盆前の祝日として多くの方から喜ばれました。山に興味のない方もお盆休みとつなげて有意義な休日、連休を満喫できたと思っています。

  私は、高校時代、兄の影響で山岳部に入り、岩手の山々を歩きました。また、卒業後、十和田市の職場に就職し、先輩の勧めで十和田山岳会に一時加入もしていました。山の日制定で登山靴やリュックの売り上げが前年同期比で10%の売り上げ増となっているようであります。東北各地の山岳地では、観光客を呼び込もうと登山イベントなど集客策を打ち出していました。東北各地の山岳ファンをふやす取り組みは、蔵王山や岩手県の安比高原、岩木山などで盛んだったようであります。

  次の2点について質問します。1つ目は、山の日制定で今後登山客がふえると予想されますが、八甲田山などの登山道を整備し、登山客を集客する考えはないか答弁を求めます。

  2つ目は、黄瀬萢など高山植物の宝庫で、女性登山客に人気がある南八甲田や、晴天のときは十和田湖の展望が抜群な十和田山などの登山道の整備ができないか、答弁を求めます。

  以上、壇上からの質問を終わります。



○議長(工藤正廣君) 市長

       (市長 小山田 久君 登壇)



◎市長(小山田久君) 久慈議員のご質問にお答えいたします。

  私からは、山の日制定による集客についてのご質問にお答えいたします。登山は、以前から中高年の方を中心として愛好者が多く、特に最近では若い女性の愛好者もふえるなど、幅広い年代層に親しまれる主要なレジャーであると考えております。また、登山は、多くの所要時間を必要とするため、滞在時間も長く、宿泊を伴うこともあることから、地元への経済効果も大きいものがあります。

  こうした中、ことしから8月11日が山の日として制定されたことにより、登山を楽しむ人はますますふえるものと予想されることから、多くの方に登山を楽しんでいただくためにも、より安全な登山道の整備は欠かせないものであると認識してございます。

  特に谷地温泉から高田大岳までの登山道は、かつては県が管理していたことから、昨年度に県に対しこの登山道の整備について重点事業要望をいたしました。その結果、県では国から貸し付けを受け、今年度において十和田山岳振興協議会に委託し、登山道を刈り払い整備されたところであります。今後は、危険場所への木道の整備や標識の設置などについて、引き続き要望してまいりたいと考えております。

  また、南八甲田や十和田山などの登山道は、国立公園内にあることから、国が管理者となり、整備が行われるべきものと考えております。そこで、市といたしましては今後いろいろな機会を通じまして、登山道整備について国に働きかけてまいりたいと考えております。

  その他のご質問につきましては、担当部長等から答弁させます。

  以上、壇上からの答弁といたします。



○議長(工藤正廣君) 選挙管理委員会委員長



◎選挙管理委員会委員長(古舘實君) 私からは、ポスター掲示場に関するご質問にお答えいたします。

  ポスター掲示場につきましては、昭和25年4月15日制定の公職選挙法第144条の2に定められており、昭和25年4月20日制定の公職選挙法施行令第111条に選挙人名簿登録者数と面積に応じた算定基準が定められております。

  また、市長及び市議会議員の選挙のポスター掲示場については、公職選挙法のほかに平成17年1月1日制定の十和田市の議会の議員及び長の選挙におけるポスター掲示場の設置に関する条例で定められております。

  ポスター掲示場の総数は、市町合併した平成17年から342カ所、平成22年の参議院議員通常選挙から340カ所、平成23年の青森県知事選挙以降は現在の338カ所と、法令の算定基準に基づき、選挙人名簿登録者数と面積に応じて算定し、見直してきております。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 選挙管理委員会事務局長



◎選挙管理委員会事務局長(竹ケ原松生君) 第24回参議院議員通常選挙における青森県選挙区選出議員選挙の本市の18歳と19歳の投票状況についてお答えいたします。18歳の選挙当日有権者数は659人で、投票者数は258人、投票率は39.15%でした。19歳の選挙当日有権者数は532人で、投票者数は150人、投票率は28.20%でした。

  十和田市を除く上北郡内市町村の合計の18歳の投票率は44.72%で、19歳の投票率は34.68%でした。これは、十和田市が18歳の投票率では5.57ポイント、19歳の投票率では6.48ポイント低くなっております。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 教育長



◎教育長(米田省三君) 定住促進を目的とした奨学金制度についてお答えいたします。

  現在我が国が直面している人口減少、高齢化という問題は、本市においても避けられない状況であります。こうした状況にあっても、誰もが本市に住みたくなる地域愛と魅力にあふれるまちとなるよう、まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略を策定し、本市ならではの地域特性を踏まえた取り組みを推進しているところでございます。

  定住促進を目的とした奨学金制度については、まち・ひと・しごと総合戦略の施策の一つとして、大学進学時及び就職時の人口流出が顕著であることから、定住する若者へ奨学金を支給することで、若い世代の定住を促進し、地域の活性化を図ることを目的としております。

  現在国においても新たな奨学金制度を検討していることから、今後国の動向を見据え、当市に貢献する貴重な人材の育成、確保を行いつつ、若者の定住促進を図れる給付型の奨学金制度について検討してまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 健康福祉部長



◎健康福祉部長(漆舘仁君) 第3子以降の保育料の軽減拡大についてのご質問にお答えいたします。

  市では、子育て世帯の経済的負担を軽減し、安心して子供を産み育てられる環境づくりの一つとして、保育所や認定こども園、幼稚園などを利用する多子世帯等の保育料の軽減を実施しております。例として、これまで保育所に3人以上が同時に入所している場合に限り、入所している3人目以降の保育料を無料としておりましたが、平成28年4月からは国の制度改正により年収360万円未満の世帯につきましては、多子計算による年齢制限を撤廃し、親に扶養されている子供の人数により2人目が入所している場合には半額、3人目以降が入所している場合には無料となっております

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 農林部長



◎農林部長(白山亨三君) 当市の狩猟免許取得者数についてお答えいたします。当市の狩猟免許取得者は、平成27年度末では118名で、前年度から19名減少しております。また、118名のうち、当市の各猟友会に加入している人は77名でございます。

  次に、当市の狩猟免許試験予備講習会受講者数及び狩猟免許試験受験者数についてお答えいたします。狩猟免許試験予備講習会には、これまで80名が受講しており、そのうち当市からは7名が受講しております。また、狩猟免許試験にはこれまで84名が受験しており、そのうち当市からは同じく7名が受験しております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 観光商工部長



◎観光商工部長(和田好暁君) 修学旅行対策についてのご質問にお答えいたします。

  十和田八幡平国立公園の十和田八甲田地域にあって、ランドマークとも言うべき十和田湖、奥入瀬について、かつてのように多くの修学旅行生を誘致することは、十和田湖、奥入瀬の観光振興にとって重要であると認識しております。このため、平成25年度と平成27年度には、北海道道南地区の小中学校と旅行会社を訪問し、十和田湖、奥入瀬への修学旅行を誘致する活動を実施しております。ことしも誘客が見込まれる北海道道南地区での誘致活動を継続して行うこととしております。

  青森県への修学旅行の推移を見ますと、学校数、人数とも平成27年は平成26年と比較して約30%増加しており、東北、北海道の学校が多くなっております。

  近年の修学旅行の動向としては、研修や体験を望む学校がふえていることから、「コケから始まる奥入瀬体験」という学びながら奥入瀬の自然を満喫する体験メニューや、十和田湖の湖上遊覧、奥入瀬渓流散策などを組み合わせた1日体験プラン、県内各地と組み合わせた2泊3日のコースについて、青森県と青森県観光連盟が発行するあおもり教育旅行ガイドブックに掲載し、PRに努めております。

  今後も十和田湖、奥入瀬だからこそ提供できる学びの要素を取り入れた体験メニューの企画、造成と誘致活動について、関係機関と連携しながら取り組んでまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 4番



◆4番(久慈年和君) それでは、選挙について再質問したいと思います。

  期日前投票、2カ所でやって、結果はよかったように私も伺いました。それで、今回市民交流プラザ「トワーレ」とイオンスーパーセンター十和田店の2カ所に期日前投票所を設置しましたけれども、実は私はもっと期日前投票の投票場所を多く設置すべきだという考えを持っていますけれども、この2カ所の設置に要した経費について答弁をお願いします。



○議長(工藤正廣君) 選挙管理委員会事務局長



◎選挙管理委員会事務局長(竹ケ原松生君) 期日前投票所を増設しました経費についてお答えいたします。

  システム経費等238万2,194円、周辺機器等127万9,670円、通信回線使用料等4万6,834円、合計で370万8,698円となっております。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 4番



◆4番(久慈年和君) ありがとうございました。やはり結構金がかかるなという感じを受けています。

  それでは、次のポスター掲示場の数についてお伺い、お伺いというよりも要望ですね、要望したいと思います。ポスター掲示場の数については、公職選挙法施行令で投票区の選挙人名簿登録者数と面積に応じた算定基準が定められているという話を伺いました。平成17年1月1日制定の条例第24号の十和田市の議会の議員及び長の選挙におけるポスター掲示場の設置に関する条例をもとに、これまで市では算定基準に基づき、ポスター掲示場を見直してきたようであります。

  しかし、私は、ポスター掲示場の数が公職選挙法施行令で投票区の選挙人名簿登録者数と面積に応じた算定基準が、選挙管理委員会からいただいたポスター掲示場数算出基礎表では投票区ごとに算出された基準数と実数にばらつきがあること、それから施行令の算定基準が本当に実態に合っているのか、疑問を感じています。そして、十和田市のポスター掲示場数が施行令の算定基準に合致しているかも私は疑問に感じています。

  例えばポスター掲示場が算出数よりも実数が少ない箇所は、例えば長下集会所投票区で、算出数は8カ所ですが、実際に掲示場が立っているのは3カ所だけです。十和田湖中学校投票区も同じ数字で、算出数は8カ所、実数は3カ所です。また、逆に算出数より実数が多い箇所は、一本木沢会館投票区で、算出数は8カ所ですが、実数は13カ所になっています。また、十和田湖公民館投票区は、算出数は9カ所ですが、実数が19カ所になっています。ぜひ算出数と実数にばらつきがなくなるよう調整し、できるだけ早い時期に是正することを要望して、次の質問に入ります。

  定住促進奨学金制度についてであります。私は、既に制度ができ上がっているものと思い質問しました。そこで、次の点について質問します。答弁にあった国においても新たな奨学金制度の検討と、今市が進めようとしている定住促進奨学金制度は、趣旨や内容が異なると私は思いますが、市の答弁を求めたいと思います。

                                        



△発言の訂正について



○議長(工藤正廣君) 教育長



◎教育長(米田省三君) 最初に、先ほどお答えしましたまち・ひと・しごと総合人口ビジョン、これ総合ではなくて、まち・ひと・しごと創生人口ビジョンの間違いでございましたので、訂正をお願いいたします。



○議長(工藤正廣君) ただいまの教育長の答弁の訂正について、議長においてこれを許可します。

                                        



◎教育長(米田省三君) ただいまのご質問にお答えいたします。

  国の新たな奨学金制度と当市の定住促進を目的とした奨学金制度との違いについてでございますが、国においては家庭の経済事情で進学をためらうことがないよう、低所得者世帯の生徒を主な対象にする、そういう方針の奨学金制度でありますが、当市では当市に貢献する貴重な人材の育成、確保を行い、若者の定住促進を図る給付型の奨学金制度となります。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 4番



◆4番(久慈年和君) わかりました。残念ながら今定住促進奨学金制度の準備を進めているようですので、ぜひ定住する若者へ給付型の奨学金を準備すること、そして若い世代の定住を促進し、地域の活性化を目的とした制度になるよう期待しています。私も定住促進奨学金制度の趣旨に賛同する立場でいます。

  それでは、次の質問に移ります。第3子以降の保育料の軽減拡大であります。これについては要望であります。市も第3子以降の保育料の軽減の拡充及び無料化により、子育て世帯の経済的負担を軽減し、出生率の向上や子供を安心して産み育てることができる環境づくりを推進する方針ですので、さらに第3子以降の保育料に係る負担軽減の拡充に取り組んでいただくよう要望して、次の質問に入ります。

  鳥獣被害対策です。青森県環境生活部自然保護課が主催する狩猟体感バスツアーが毎年開催されています。昨年は12月に津軽エリアコースと南部エリアコース、小川原湖であったようですけれども、で行われたようであります。狩猟体感バスツアーは、1つ目は現役ハンターとの座談会、2つ目は狩猟の見学、3つ目はジビエ、狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉料理の試食であります。南部エリアコースでは、定員が30名のうち12名が十和田市からの参加者だったようであります。ぜひ狩猟者不足を解消するための取り組みを企画していただきたいと思っています。

  そこで質問します。現在猟友会に委託料を払って有害駆除を行っていますが、狩猟者不足を解消するため、狩猟免許を取得した方に対し、その方が猟友会に加入した場合、市で狩猟免許を取得した方に補助金を支給する制度をつくる考えがないか、答弁をいただきたいと思います。



○議長(工藤正廣君) 農林部長



◎農林部長(白山亨三君) 狩猟者不足を解消するため、新たに狩猟免許を取得し猟友会に加入した者に対する助成制度の創設についてお答えいたします。

  市では、農作物に被害を与える有害鳥獣の捕獲業務を猟友会と委託契約して実施しております。狩猟免許を取得し猟友会に加入する者をいかに確保、増加させていくかが鳥獣による農作物等の食害を防ぐために重要だと考えております。

  このため、現在県狩猟税の2分の1の減免や、銃の所持許可の更新に際し行われている技能講習の免除に必要となる書類を発行するなど、猟友会員の確保に努めております。

  また、狩猟者不足を解消するため、新たに狩猟免許を取得し、猟友会に加入した者に対する助成制度の創設について、今後検討してまいりたいと考えております。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 4番



◆4番(久慈年和君) ぜひ早期に助成制度の創設を検討していただきたいというふうに思います。

  最後に、観光についてでありますけれども、先ほど答弁があったコケから始まる奥入瀬体験について質問したいと思います。今コケに対する人気が高まっているようです。特に女性に人気があると言われています。また、日本蘚苔類学会が希少種が生育し、コケが景観的に重要な全国24カ所を日本の貴重なコケの森に選びました。その一つが奥入瀬渓流流域です。十和田湖教育旅行は、奥入瀬渓流の原生的な森林景観を眺め、コケや昆虫をルーペで観察して生態系を学習する場になっています。かつて宿泊を伴う修学旅行でにぎわいを見せた十和田湖地域、固有の自然や歴史に関し、教育的な価値を届けていけば観光再生の一つになるのではと私は考えます。

  そこで質問します。コケを主役に置いた観光再生などの取り組みができないか、答弁をいただきたいと思います。



○議長(工藤正廣君) 観光商工部長



◎観光商工部長(和田好暁君) ただいまのご質問にお答えいたします。

  議員ご指摘のとおり、奥入瀬渓流は平成25年8月に日本の貴重なコケの森に認定されております。従来の奥入瀬観光は、変化に富んださまざまな水の流れや、数々の滝を眺めながら散策することが中心でしたが、ここ数年、特に若い女性を中心にコケに対する人気が高まっております。現在では、専門のガイドによるコケ観察に特化したツアーも注目されるようになり、また焼山にあるホテルでは苔ガールステイという宿泊プランや苔さんぽという体験メニューも人気を呼んでおります。

  このようにコケに注目したさまざまな取り組みは、従来の観光スタイルとは異なることから、今後の観光振興を図る上で重要な存在であると認識しておりますので、市といたしましてもいろいろな機会を通じて奥入瀬渓流のコケをPRし、新たな誘客に努めてまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 4番



◆4番(久慈年和君) 最後に、十和田市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略が実効性のあるものになるよう要望して、質問を終わります。



○議長(工藤正廣君) 以上で久慈年和君の質問を終わります。

  昼食のため暫時休憩いたします。

                           午前11時38分 休憩

                                        

                           午後 1時16分 開議



○議長(工藤正廣君) 休憩を解いて会議を開きます。

                                        



△会議録署名議員の追加指名



○議長(工藤正廣君) この際、会議録署名議員の追加指名を行います。

  2番氣田量子君を指名します。

                                        



△舛甚英文君 質問



○議長(工藤正廣君) 午前中に引き続き、7番 舛甚英文君

       (7番 舛甚英文君 登壇)



◆7番(舛甚英文君) 7番、日本共産党の舛甚です。7月の参議院議員選挙では、野党が統一したことにより与党の独走に一定の歯どめをかけることができました。選挙中は、経済政策のアベノミクスばかりを訴えてきた安倍首相は、選挙後、憲法改正や介護などの社会保障分野の改悪などを言い始めました。介護関係について言えば、2000年の制度発足以来、利用料は1割負担が続いていましたが、昨年8月から一定所得以上の利用者に2割負担を求める仕組みが導入され、利用者の怒りを広げています。そのさなかに2割負担の対象者をさらに広げることを提案したことは、余りに暮らしの実態を無視しています。要介護1や2の人の生活援助、福祉用具貸与などを保険給付から除外するサービス利用の制限案も出ています。さらには、現在40歳から介護保険料を徴収している制度の年齢引き下げまで検討しようとしています。国民の給付は減らし、負担をふやす方向は医療や年金でも行われ、社会保障制度全体に及んでいます。これら国の悪政のもとで苦しめられているのは、所得の少ない一般市民です。小山田市政には、地方自治の視点に立って、国の悪政から市民を守る防波堤となってもらいたいと思います。

  それでは、通告に従い質問します。

  第1は、子育て支援についてです。十和田市も全国の例に漏れず子供の減少が続いています。保育制度が変わりましたが、十和田市では保育所関係の待機児童は幸いいないようです。

  そこで質問ですが、十和田市の未就学児童数及びその中でも3歳未満児の数は幾人でしょうか。

  また、保育料が2万円未満、さらに2万円から3万円未満、3万円から3万5,000円未満、さらに3万5,000円以上となっている人数を教えていただきたい。

  政府は、子供が2人、3人と入所する場合は、保育料の減額措置をとっておりますが、所得によっては高額な保育料を納付しなければなりません。何のために共働きしているのかわからなくなると嘆いている人もいます。ところが、保育料が高いのはそれだけの所得があるからだという言い方もされます。また、高額を支払っている世帯数は少ないからとも言われます。しかし、これだけ少子化が進み、人口減少が進んでいる中で、子供は地域の宝だという視点が必要ではないでしょうか。特に十和田市の保育料は隣接の自治体に比較しても高額で、十和田市の保育料は高いとの評判になっており、この言葉がひとり歩きしているのです。特に3歳未満児の最高額は5万3,000円です。

  そこで質問ですが、最高額はせめて3万5,000円以下にできないものかと考えますが、どうでしょうか。

  次の質問に入りますが、就学援助費について伺います。小学校や中学校へ入学しますと、要保護の家庭には3月中に入学準備金が支給されていると聞いています。しかし、保護は受けていないが収入が低い、いわゆる準要保護の家庭には手続の関係で5月ごろの支給になっていると聞きます。これでは、せっかくの支援措置である準備金の本来の目的を果たしていないと思われます。

  ところで、1つ、十和田市の要保護の小学生及び中学生はおよそ何人でしょうか。また、準要保護の小学生及び中学生はおよそ何人でしょうか。

  2つ、入学予定者の人数も小学校、中学校とも事前にわかっており、市民税は前年の所得でわかっているわけです。縦割り行政を排して、市民のために今必要なことは何かとの視点に立てば、3月支給も可能だと考えますが、いかがでしょうか。

  次に、大きい第2の質問、下水道事業について質問します。最近よく利用している田んぼの中の生活道路が舗装されました。しかし、そこには下水道がまだ布設されていません。順序が違うのではないかと思いながら利用しています。私は、できるだけ早く下水道の布設を先に進めてほしいと考えます。中心市街地周辺の集落では、下水道をいわゆる集落排水などで実施すると、ほとんどの家庭が接続し、施設を利用しているようです。ところが、市街地のほうは下水道が通ってもなかなか接続されず、何年もそのままというところもあります。

  そこで質問ですが、十和田市の下水道の普及率と水洗化率はどうなっておりますか。

  接続が進まない原因はいろいろあろうかと思います。住宅が老朽化しており、トイレだけの改築はどうかとか、新築して合併浄化槽を取りつけて間もないので、もう少し様子を見てからなどが考えられます。しかし、何といっても接続するだけでも、短い接続でも20万円程度はかかるようです。この接続のための経費が最大のネックになっていると思われます。全国的には、あちらこちらの自治体で補助金制度を設けて早期の接続を促しています。自治体によって補助の条件はそれぞれありますが、十和田市も見習う必要があろうかと思います。

  そこで質問ですが、十和田市にはこれまでの融資制度がありますが、これに加えてぜひ補助金制度を設けていただきたいと考えますが、どうでしょうか。市が補助金まで出して早期の接続を促しているとなれば、これを契機に接続しようという気持ちが弾むのではないでしょうか。また、接続が進めば進むほど、市内の業者にも仕事が回り、市の景気回復にも貢献しますし、当然上下水道の特別会計も改善されます。長期的視点で考えれば、大変喜ばしいものになります。ぜひ実現してほしいと思いますが、いかがでしょうか。

  第3、最後の質問をします。十和田市の東部地域には、三木野公園を除いて大きな公園はありません。十和田市は、旧国道4号の西側を中心にして発展してきました。ですから西側には運動公園などもあります。確かに西側には国有地が多くあるということも関係しているとは思います。東公民館の西側に適当な土地があります。給食センターとの間には水田と広葉樹の林があります。グラウンドゴルフの愛好者もふえており、ふえる高齢者が近くでスポーツを楽しむためにも、スポーツもできるような公園を用意してほしいと考えますが、いかがですか。

  以上で壇上からの質問を終わります。



○議長(工藤正廣君) 市長

       (市長 小山田 久君 登壇)



◎市長(小山田久君) 舛甚議員の子育て支援に対する基本的な考え方についてお答えさせていただきます。

  子育てをする家庭において、妊娠から出産、育児に関して、経済的支援や出産、育児に対する不安やストレスの緩和など、安心して子供を産み育て、子供たちが健やかに成長できる環境づくりが重要であると考えてございます。

  経済的支援といたしましては、保育料の軽減について、平成28年4月からは国の制度を活用して低所得世帯等の保育料を軽減しているほか、子ども医療費の助成拡大についてはこの9月1日から小中学生の通院に係る医療費を無償化したところでございます。

  また、ひとり親や貧困家庭の子供に対する支援、出産後の女性の就労環境の充実等も今後ますます重要であると認識し、取り組みを進めてまいりたい、そのように考えてございます。

  子育て支援についての具体的なご質問及びその他の質問につきましては、担当部長から答弁をさせます。

  以上、壇上からの答弁といたします。



○議長(工藤正廣君) 健康福祉部長



◎健康福祉部長(漆舘仁君) 保育料の上限を3万5,000円に抑えることについてのご質問にお答えいたします。

  ご質問にありました就学前児童数については、平成28年4月1日現在の数字ですが、2,646人となっております。市内の保育所等に入所している児童は、平成28年8月1日現在の数字ですが、全体で2,078人で、うち3歳未満児は866人となっております。

  3歳未満児の保育料は、ゼロ円の階層の児童は4人、8,000円から1万9,000円までの階層の児童は290人、2万4,000円から2万8,000円の階層の児童は186人、3万円から3万5,000円までの階層の児童は260人、3万8,000円以上の児童は126人となっております。

  市の保育料につきましては、国の8階層の徴収基準額をもとに市が独自に15階層に細分化し、国徴収基準額よりも低く設定することにより低所得者などに配慮した保護者の負担軽減を図っております。

  仮に3歳未満児の保育料を3万5,000円に抑えた場合、現在市が独自に軽減し負担している3歳以上も含めた入所児童全体の保育料、年間約1億8,000万円に加え、新たに1,000万円程度の増額が見込まれることから、3歳未満児の保育料を3万5,000円に抑えることは難しいものと考えております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 教育部長



◎教育部長(安田牧子君) 就学援助費の支給を3月に前倒し支給してはどうかというご質問についてお答えいたします。

  就学援助費の支給対象者は、平成27年度実績で要保護家庭は35名、うち小学校22名、中学校13名、準要保護家庭は750名、うち小学校437名、中学校313名となっております。

  準要保護家庭の小学校新入生については、4月の新年度に保護者が就学援助費の申請を行い、校長及び教育委員会において申請内容を審査し、新たに対象となるかどうかを認定いたします。このため、就学援助費受給者数を前年度に確定し、前倒し支給することは難しいものと考えております。

  中学校新入生については、小学校時の準要保護家庭の認定状況からある程度の就学援助費受給者数を把握できると考えられます。中学校新入生を持つ保護者にとって、制服購入等の進学時における経費が大きな負担となることから、就学援助費のうち新入学児童生徒学用品費については検討が必要と考えております。前倒し支給については、4月に転出があった場合などの課題も多くあることから、前年度3月支給等が可能かどうか調査研究をしてまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 上下水道部長



◎上下水道部長(高渕晃君) 今後市の下水道に接続する世帯に助成金を出す考えはないかについてお答えいたします。

  平成27年度末における公共下水道の普及率は、全体計画区域に対し88.0%で、水洗化率は85.1%です。

  接続促進対策としては、これまで広報、ホームページ及び文書送付による水洗化の周知とともに、下水道課職員の戸別訪問による下水道への接続の啓発活動を実施しており、水洗化率が毎年向上するなど、一定の効果があらわれています。

  また、市では下水道への接続の促進及び接続者への負担軽減対策として水洗化等資金融資あっせん及び利子補給制度を設けており、この利子補給制度が助成金の一部と考えております。



○議長(工藤正廣君) 建設部長



◎建設部長(野月洋明君) 東公民館西側に公園を整備することについての質問にお答えいたします。

  東公民館から約1キロメートルの範囲には、近隣公園としまして三木野公園、街区公園としまして北里公園、前谷地公園、ひがしの公園の4公園が配置されております。東公民館付近は、用途区域外の東の端にあり、公民館を利用する市民のほとんどはこれらの公園の区域に居住しているため、都市公園は比較的充足している地域であると考えております。

  また、人口減少により子供が少なくなっていることや、この付近の宅地化が余り進んでいないなど、公園を設置しても多くの利用が見込めない状況であり、新たに公園を整備することは難しいものと考えております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 7番



◆7番(舛甚英文君) ありがとうございました。

  まず、保育料の問題ですけれども、先ほどの質問でも言ったのですけれども、周辺部と比較してやたらと十和田市は飛び抜けて高いということが私はどうしてもあれだと。住宅の補助金もあるからよそへ行こうかとか、若い人たちが行ってしまうと、これではますます子供もいなくなってしまう。本当に高いのです。5万数千円も出すのであれば、本当に困ると。もう少しその辺を考えてほしいと。私、3万5,000円以下にということも言いましたけれども、本当に3万円以下にしてほしいのです。3万5,000円以上が百二十数名だと。例えば1,000万円今よりもプラスになったというぐあいになったとしても、かなり私はそのことが、十和田市に対するネーミングというか、保育料安くなって、十和田市の高いよというものが払拭されるだけでも、かなり十和田市の名誉になるのではないかなとまず思うのです。そういうことで、これ以上言っても回答は変わらないでしょうから、ぜひ私はそういう方向で考えてほしいのです。非常に十和田市はともかく高いのだというイメージが強過ぎて、何とかならぬものかなというのがあります。

  次に、就学援助費について、小学校の入学時はわからないという部分もあると、でも最低中学校の段階だと小学校のときの状況があるのでということで、前向きな回答と受けとめました。やはりよその自治体でもやっているわけです。確かに中学校のときには小学校のときと違ってまた本当にかかるのです。もっとも小学校も最近聞いたら、ランドセルが何万円もする、5万円できかないとかという話も聞こえて、いやあと言って、びっくりしたのです。ですから、ぜひ中学校はもちろん前向きにですけれども、小学校も所得はわかっているわけです。ですから、所得税は幾らぐらいというのわかることだし、庁内で調べればすぐわかることです。説明会とかいろいろな機会があるわけです。そういう書類は例えば早く出させるとか、そういういろいろなことがあろうかと思うのです。ですから、事務的なことについては事前に進めることは可能だと思うのです。4月に入学するものとして、また転出しないものとして出すと。転出予定者とか可能性のある人は出さなければいいわけですから、ぜひ私はそういうことを前向きに進めてほしいということで、要望として述べておきます。これ以上言っても変わりそうもありませんから。

  下水道の関係です。確かに今融資制度で無利子でお貸ししますということで、それはある程度の助成に相当するかもしれませんけれども、なかなか進んでいないのです。何万円でもいいのですけれども、例えば3万円助成した、5万円助成したと、でも3万円助成しても下水道料金が多分月3,000円以上になるのではないかなと思うのです。そうすれば1年もすれば、そのぐらいあれしてしまうということもあるのです。ですから、これこそプラスになっていくと。業者も活性化していくし、何とか……市長、これただ補助しっ放しではないのです。返ってくるのです、下水道会計に。私は、これ絶対進めたほうがいいと思います。市長、どうですか。こういう話、もしかすれば初めて聞くかもわからないけれども、どうですか、市長。



○議長(工藤正廣君) 副市長



◎副市長(西村雅博君) ただいまのご質問にお答えいたします。

  実は、下水道への接続に関しては、従来からの市民の方と、今議員おっしゃった市民の方を比べますと、不公平感というのは当然出てくるわけでございまして、先ほど部長が答弁したとおり、当面現状の利子補給制度でやっていきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 7番



◆7番(舛甚英文君) 前にやった人との不公平感ということをおっしゃいますけれども、あなたそんなことを言ったら、例えば医療費補助の問題でも、助成の問題でも、今9月1日からは中学生まで通院外来も無料にしますと、こうなったでしょう。だったら、それ以前の子供らはどうだったの。不公平ではないかとかなってしまうではないですか。私は、ですから時代は進展していくのだという感覚で、やり方もずっといろいろな各自治体のを見れば、いろいろなやり方をしているのです。何年間もずっと支援しますというのではなくて、例えばあなたのところに下水道が布設になりました、3年以内にやったら補助金を上限幾らで、3万円とか5万円とか半額だとか、いろいろ条件はあるのです。ですから、そういうやり方があるのです。でも、過去の人たちも、ではことしは期限を区切って今年度いっぱい、それを認めますとか、そういういろいろなやり方はあると思うのです。決して私は過去の人と不平等になるというのは、そう市民は文句言わないと思うのです。そこまで十和田市も進歩したのだと喜ぶと思いますよ。褒めます。というぐあいに私は考えます。ぜひその辺も考えていただきたいと。要望です。

  最後に、東公民館の近くに何とかできないかということですけれども、全くだめなようですね。私は、公民館の芝生のところをこれまでも言ってきました。埋め立て問題で、何であんな中途半端なやり方をするのだと、東中学校の道路まできちっと埋め立てれば、無駄なお金を使わないで本当に広々とグラウンドゴルフもできるということを言っていました。前にも広葉樹の林のことも言っています。めったにああいういい場所がないのではないかと思うのです。公園と言ってしまったから、本当の純公園というぐあいな受けとめ方だったと思いますけれども、ぜひスポーツもできるようなスペースも持った、例えば三木野公園というのありますけれども、何もスポーツできないです。本当の公園で、駐車場もない。ですから、困っちゃうのです。季節になれば、道路に車とめて、その中でお花見を楽しんだりというようなことになっちゃって、あそこだと駐車場もありますし、非常にあれだと。そういう面で私は言ったのです。私は、あそこの埋め立ても含めて、ぜひあのエリアを有効活用することを希望して質問を終わります。



○議長(工藤正廣君) 以上で舛甚英文君の質問を終わります。

                                        



△斉藤重美君 質問



○議長(工藤正廣君) 次に、3番 斉藤重美君

       (3番 斉藤重美君 登壇)



◆3番(斉藤重美君) 3番、自民公明クラブの斉藤重美でございます。1日目最後の登壇となりました。よろしくお願いします。

  ことしは、春から特に熊の出没が多く、熊による犠牲者も大変多い年だったと思っていますが、まだ安心はできないと思っています。また、東北森林管理署のデータによれば、ことしはブナの実は青森県は凶作とのこと。熊の餌が少なくて人里までおりてくる可能性がまだまだあり、不安を抱いております。また、これからキノコとり及び紅葉のシーズンになりますので、くれぐれも熊対策をして、無理のないように楽しんでほしいものです。

  8月に入ってから台風の発生件数も非常に多く、9月、10月もまだまだ安心はできないと思っています。

  そこで、一番弱い立場の子供たちの安全を最大限守るため、できる限りスクールバスで対応してあげることができないものかと考えているところです。また、冬期間の安全確保としてもスクールバスで送迎していただきたいとお願いします。親も子供のことを思い、無事に学校に着いただろうか、学校から家に無事に帰っているだろうか、日々心配していると思いますので、また親も仕事に集中できないと言っていました。先生方も親同様に無事を願っていると思っています。

  そこで、1番としてスクールバスの運用について現在の状況を教えてください。運行している路線、小中学校、運行距離及び回数、利用者数、運行基準等があれば教えてください。

  2番として、ことしの熊の出没状況及び被害状況について質問します。1つ、農作物の被害の状況について。

  2つ、人的被害状況について。

  3番として、8月の台風被害についてですが、8月31日の台風10号の被害もあって大変忙しいと思いますが、状況をわかる範囲で教えてください。1つ、8月に発生した台風の状況について。

  2つ、農作物の被害の状況について。

  3つ、公共施設の被害の状況について。

  4つ、道路等の被害の状況について。

  以上のことの質問をお願いして終わります。



○議長(工藤正廣君) 市長

       (市長 小山田 久君 登壇)



◎市長(小山田久君) 斉藤議員のご質問にお答えいたします。

  私からは、8月の台風についての状況等についてお答えいたします。議員ご承知のとおり、8月には台風第7号、第9号、そして第10号と相次いで3つの台風が当市に接近し、中でも台風第10号は十和田湖付近を通過しており、これらの3つの台風による被害が市内各地で発生してございます。

  言うまでもなく、自然災害は避けては通れないものでありますが、災害時には特に命を守ることを第一義に、そしてできるだけ被害を少なくする、こういったことを心がけて、常日ごろから防災行政に当たっているところであります。こうした思いもあり、できるだけ早い段階で幹部職員による対策本部の設置や情報共有による防災体制の構築に努め、関係機関の協力も得ながら、職員一丸となって対応を行ったところでございます。特に市民の皆様に対する避難準備情報の発令は、台風第7号の際に初めて発令したわけでございますが、市民の皆様の命を最優先に考えた結果、空振りを恐れずに発令したものであり、台風シーズンを迎えます今後についても同様な姿勢で対応してまいりたいと考えております。

  台風による被害につきましては、軽傷のようではありますが、人的被害も発生し、また詳細は現在も調査中ではありますが、道路や河川を初め、民家や農作物にも被害が発生してございます。被害に遭われました皆様に対しましては、この場をおかりいたしまして心からお見舞いを申し上げる次第であります。

  今後は、一日でも早く復旧できるよう、国、県、関係機関と連携を密にしながら、鋭意取り組んでまいりたいと考えておりますので、議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げたいと思います。

  台風の被害に関する詳細やその他のご質問につきましては、それぞれ担当部長等から答弁させます。

  以上、壇上からの答弁といたします。



○議長(工藤正廣君) 教育長



◎教育長(米田省三君) スクールバスの運行状況についてお答えいたします。

  現在小中学校のスクールバスの運行状況は、市保有のバス、路線バス、委託バスにて運行しております。利用人数は、小学校では下切田小学校、藤坂小学校、深持小学校、ちとせ小学校、四和小学校、法奥小学校、十和田湖小学校の7校で53名。中学校では、十和田中学校、切田中学校、甲東中学校、四和中学校、第一中学校、十和田湖中学校の6校で124名となっております。

  運行回数は、学校ごとに登校時1回、下校時2回以内で運行しております。

  また、運行基準といたしましては、学校統廃合その他の事由により小学校で4キロメートル以上、中学校では6キロメートル以上と通学距離が著しく長くなった場合としております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 農林部長



◎農林部長(白山亨三君) 熊による農作物の被害状況についてお答えいたします。今年度8月末現在の当市におけるツキノワグマの目撃件数は55件となっており、既に昨年度の年間目撃件数の約3倍となっております。また、ツキノワグマによる食害は9件報告されており、被害作物はトウモロコシ、プラム、桃であります。

  次に、熊による人的被害の状況についてお答えいたします。当市におけるツキノワグマによる人的被害は確認されておりません。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 総務部長



◎総務部長(横道彰君) 8月の台風の状況及び被害の状況についてお答えいたします。

  まず、台風第7号につきましては、8月17日から18日にかけて当市の東側を通過しており、最も雨量の多かった十和田国道維持出張所では24時間雨量で127ミリメートル、時間雨量37ミリメートルを記録し、住宅の床上浸水が1カ所、道路の冠水が2カ所発生しております。

  9月5日時点における項目別の主な被害といたしましては、農作物の被害では水稲の一部倒伏、野菜の長芋、ゴボウで穴落ちが発生しております。また、農地が5カ所、約1,600万円の被害となっており、そのほかについては特に大きな被害は発生しておりません。

  次に、台風第9号についてですが、8月22日から23日にかけて当市の東側を通過しており、最も雨量の多かった仙ノ沢では24時間雨量が138ミリメートル、時間雨量40ミリメートルを記録したほか、十和田国道維持出張所でも24時間雨量が116ミリメートルと記録され、住宅の床下浸水が2カ所、道路の通行どめが3カ所発生しております。

  9月5日時点における項目別の主な被害としては、農作物の被害では水稲の一部倒伏、野菜の長芋、ゴボウで穴落ちが発生しております。また、農地が32カ所、約8,000万円、農業用施設が35カ所、約1億6,900万円の被害が発生しております。公共施設の被害は、特に発生しておりません。道路等の被害は、公共土木施設災害として、道路が16カ所、約7,400万円、河川が20カ所、約2億400万円の被害が発生しております。

  最後に、台風第10号についてですが、8月30日に十和田湖の東側を通過しており、最も雨量の多かった焼山では24時間雨量で134ミリメートル、時間雨量23ミリメートルを記録し、住宅の床下浸水が1カ所発生しております。風速も8月の観測史上最大となり、風にあおられてけがをされた方が1名となっているほか、強風により多数の倒木やトタン屋根の剥離などが発生しております。

  9月5日時点における項目別の主な被害としては、公共施設の被害では学校敷地内における倒木などが12カ所、約200万円の被害が発生しております。道路等の被害は、公共土木施設災害として、道路が1カ所、約300万円、河川が3カ所、約1,700万円の被害が発生しております。なお、農作物の被害につきましては、現在も調査中ではございますが、中でもネギの葉折れや茎折れが多数発生している状況となっております。また、強風により国指定天然記念物である法量のイチョウで幹折れが発生しております。

  先ほども申し上げましたとおり、被害状況はいずれも9月5日時点で把握されているものであり、今後も調査が進むにつれ変動いたしますが、農地、農業用施設の被害につきましては年内に予定されております災害査定を終え、来年春の作付に間に合うよう復旧に努めてまいりたいと考えております。また、公共土木施設災害につきましても、今後国から示されます災害復旧事業のスケジュールに合わせ、適切に対応してまいりたいと考えているところでございます。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 3番



◆3番(斉藤重美君) それでは、再質問させていただきます。

  スクールバスの件ですけれども、市保有バスは何台で、どこの小中学校を運行しているのか。また、路線バス、委託バスも教えていただきたいです。そして、運行バスのない小中学校もありますか。

  あと、運行基準として、学校統廃合その他の事由によりとあり、小学校では4キロメートル以上、中学校6キロメートル以上となっていますが、学校統廃合及び統廃合する前から4キロメートル以上ある集落はないのか、またその他の事由とは、具体的にわかりやすく教えてください。



○議長(工藤正廣君) 教育長



◎教育長(米田省三君) 市保有バスは何台で、どこの学校を運行しているのか、また路線バス、委託バスにおいて運行を行っている学校及びスクールバスの運行のない学校についてのご質問にお答えいたします。

  市保有バスは、下切田小学校、切田中学校共用で1台、深持小学校、甲東中学校共用で1台、甲東中学校で1台、十和田湖小学校、十和田湖中学校共用で1台の計4台で運行しております。

  路線バスについては、ちとせ小学校、四和小学校、法奥小学校、甲東中学校、十和田中学校、四和中学校、第一中学校で登下校において利用しております。

  委託バスについては、藤坂小学校、十和田中学校、甲東中学校で運行しております。

  それ以外の学校については、スクールバスの運行がございません。

  それから、スクールバスの基準において、統廃合前から基準の距離を超えた地区があるのかについてお答えいたします。沢田小学校区の芦名沢地区において約5.1キロメートル、法奥小学校区の鳥谷附地区において約5.1キロメートルの2カ所において基準を超えた地区がございます。

  運行基準におけるその他の事由についてのご質問でございますけれども、その他の事由とは天災等により児童生徒の安全な登下校の確保のため、特に配慮が必要な場合というふうに考えております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 3番、今質問、2つされているようですから、一問一答ですから1つずつやって、一旦終わると後に戻ることはできませんから、ご了承ください。

  それでは、3番



◆3番(斉藤重美君) ありがとうございました。児童生徒の安全な登下校の確保のため、特に配慮が必要な状況とのことでしたので、ぜひスクールバスなどで熊、冬期間、安全な登下校を要望します。この2集落の親御さんたちも安全に通学できるものと安心できると思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。また、冬期間の通学時間に間に合うように除雪してくれることをお願いして終わります。

  そして、熊の出没状況及び被害状況について再質問します。熊を見かけたら十和田市に連絡すればよいのか、また連絡を受けた市側はどんな対応をしてくださるのか。お願いします。



○議長(工藤正廣君) 農林部長



◎農林部長(白山亨三君) 熊を見かけたら市に連絡すればよいのか、また連絡を受けた市側はどのような対応をするかについてお答えいたします。

  熊を目撃した場合は、基本的には十和田警察署に通報していただくこととなります。その後、十和田警察署から市に連絡が入ります。目撃された方が十和田警察署ではなく市に通報した場合は、市から十和田警察署に目撃情報を連絡いたします。

  市では、目撃情報を受けた後、十和田警察署と連携のもと、出没状況の把握及び現地確認を行い、駒らんメール、広報車、防災無線などによる注意喚起を行います。

  学校周辺や通学路等で出没した場合は、教育委員会を通じて各学校へ注意を呼びかけるとともに、状況により出没地区周辺の巡回なども行います。

  また、住宅地で熊が出没した場合を想定し、緊急時における市民の安全確保のため、十和田警察署、猟友会、青森県上北地域県民局及び市などの関係機関がそれぞれの役割を取り決め、即時に対応できる体制を構築しております。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 3番



◆3番(斉藤重美君) もう一つお願いします。熊のわななどによる捕獲数は何頭ぐらいありますか。



○議長(工藤正廣君) 農林部長



◎農林部長(白山亨三君) 熊のわなによる捕獲数は何頭かについてお答えいたします。

  8月末現在において、旧十和田湖町地区で1頭、旧十和田市地区で1頭、計2頭を捕獲しております。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 3番



◆3番(斉藤重美君) ありがとうございました。

  今度は台風の被害状況についてでございますが……



○議長(工藤正廣君) 3番、聞こえないから大きい声でお願いします。



◆3番(斉藤重美君) 稲の倒伏は水害ですか、それとも暴風ですか。また、ビニールハウスとか農業用施設に被害はなかったですか。



○議長(工藤正廣君) 農林部長



◎農林部長(白山亨三君) 稲の被害状況と農業用施設の被害状況についてお答えいたします。

  市では、農家からの台風被害報告を受け、現地調査を実施し、またJA十和田おいらせと南部地域農業共済組合と連携し情報の収集を行っております。その中で、稲については台風第7号、第9号、第10号の強い雨風の影響で主に用水路の増水などによる土砂の流入、流木等が流れ込み堆積したことで稲の倒伏が市内の一部で見られ、共済組合に寄せられた被害状況では旧十和田湖町地区の被害が多いとのことです。

  農業用施設、ビニールハウスなどについて、共済組合へ寄せられた情報では、現在ハウスのビニール破損7件の被害とのことでした。

  今回の台風による農作物の被害につきましては、たび重なる台風により、特に長ネギ、長芋及びゴボウが大きな被害を受けております。長ネギでは、強風による葉折れが見られ、長芋及びゴボウでは圃場が水分過多となった影響から根の腐敗が進んでいるものと思われ、今後収穫が近づくにつれて被害が拡大することが懸念されております。市としましても、被害状況の把握に努め、農家が再生産に向け意欲を持てるよう対策を講じてまいりたいと考えております。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 3番



◆3番(斉藤重美君) ありがとうございました。

  最後に、住宅、床下浸水は同じ場所ですか。



○議長(工藤正廣君) 総務部長



◎総務部長(横道彰君) お答えいたします。

  8月の台風被害における住宅の床下浸水は同じ場所かというお尋ねでございます。台風による住宅の浸水被害につきましては、第7号では床上浸水が1件、第9号では床下浸水が2件発生しております。また、第10号につきましては現在調査を継続中ではございますが、9月5日時点では床下浸水が1件発生となっております。被害のありました4件につきましては、いずれも別々の場所となっております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 3番



◆3番(斉藤重美君) どうもありがとうございました。

  台風第10号の被害状況の整理に追われて忙しいところ、私の質問に答えていただき、ありがとうございました。これで私の質問は終わります。



○議長(工藤正廣君) 暫時休憩します。

                           午後 2時11分 休憩

                                        

                           午後 2時11分 開議



○議長(工藤正廣君) 休憩を解いて会議を開きます。

                                        



△発言の訂正について



○議長(工藤正廣君) 教育長



◎教育長(米田省三君) 先ほど委託バスについて、十和田湖中学校と申し上げましたが、十和田中学校の誤りですので、訂正させていただきます。





○議長(工藤正廣君) 教育長の発言訂正の申し出は、議長においてこれを許可します。

                                        



○議長(工藤正廣君) 以上で斉藤重美君の質問を終わります。

                                        



△散会



○議長(工藤正廣君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

  明日は午前10時から本会議を開き、市政に対する一般質問を続行します。

  本日はこれにて散会します。

  大変ご苦労さまでした。

                           午後 2時12分 散会