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青森県 十和田市

平成28年  6月定例会(第2回) 06月21日−一般質問−03号




平成28年  6月定例会(第2回) − 06月21日−一般質問−03号







平成28年  6月定例会(第2回)





   平成28年6月21日(火曜日)
                                        
議事日程第3号
 平成28年6月21日(火)午前10時開議
 第1  市政に対する一般質問
  ? 5番 江 渡 信 貴 君
  ?16番 畑 山 親 弘 君
  ?19番 戸 来   伝 君
  ?12番 石 橋 義 雄 君
  ? 8番 堰野端 展 雄 君
                                        
本日の会議に付した事件
 議事日程に同じ
                                        
出席議員(20名)
    1番  山 端   博 君
    2番  氣 田 量 子 君
    3番  斉 藤 重 美 君
    4番  久 慈 年 和 君
    5番  江 渡 信 貴 君
    7番  舛 甚 英 文 君
    8番  堰野端 展 雄 君
   10番  田 中 重 光 君
   11番  今 泉 勝 博 君
   12番  石 橋 義 雄 君
   13番  小 川 洋 平 君
   14番  赤 石 継 美 君
   15番  豊 川 泰 市 君
   16番  畑 山 親 弘 君
   17番  織 川 貴 司 君
   18番  沢 目 正 俊 君
   19番  戸 来   伝 君
   20番  竹 島 勝 昭 君
   21番  野 月 忠 見 君
   22番  工 藤 正 廣 君
                                        
欠席議員(1名)
    6番  小 村 初 彦 君
                                        
欠  員(1名)
                                        
説明のため出席した者
   市     長  小山田   久 君
   副  市  長  西 村 雅 博 君
   総 務 部 長  横 道   彰 君
   企 画 財政部長  中 野 孝 則 君
   民 生 部 長  高 屋 昌 幸 君
   健 康 福祉部長  漆 舘   仁 君
   農 林 部 長  白 山 亨 三 君
   観 光 商工部長  和 田 好 暁 君
   建 設 部 長  野 月 洋 明 君
   上 下 水道部長  高 渕   晃 君
   総 務 課 長  田 村 和 久 君
   政 策 財政課長  漆 舘 典 子 君

   こ ど も子育て  平 舘 雅 子 君
   支 援 課 長

   健 康 増進課長  北 舘 祐 子 君
   農 林 畜産課長  佐々木 勇 悦 君
   観 光 推進課長  工 藤 達 也 君
   土 木 課 長  横 山 勝 博 君
   病院事業管理者  松 野 正 紀 君
   病 院 事務局長  接 待 隆 敏 君

   教 育 委 員 会  小野寺   功 君
   委  員  長

   教  育  長  米 田 省 三 君
   教 育 部 長  安 田 牧 子 君
   教 育 総務課長  三 上 和 一 君

   ス ポ ー ツ ・  小山田 亮 二 君
   生 涯 学習課長

   選挙管理委員会  古 舘   實 君
   委  員  長

   選挙管理委員会  竹ケ原 松 生 君
   事 務 局 長

   監 査 委 員  ? 野 洋 三 君

   監 査 委 員  和 田 正 人 君
   事 務 局 長

   農業委員会会長  中 野   均 君

   農 業 委 員 会  野 田 健 治 君
   事 務 局 長
                                        
職務のため出席した事務局職員
   事 務 局 長  佐々木   誠
   次     長  齋 藤 文 子
   議 会 係 長  佐々木 晴 彦
   主     査  村 舘   聡



                           午前10時00分 開議  



○議長(工藤正廣君) 出席議員は定足数に達していますので、会議は成立しました。

  これより本日の会議を開きます。

  本日の議事は、議事日程第3号をもって進めます。

                                        



△日程第1 市政に対する一般質問



○議長(工藤正廣君) 日程第1、市政に対する一般質問を行います。

  質問は、通告順により議長において指名します。

                                        



△江渡信貴君質問



○議長(工藤正廣君) それでは、指名します。

  5番 江渡信貴君

       (5番 江渡信貴君 登壇)



◆5番(江渡信貴君) おはようございます。5番、自民公明クラブ、江渡信貴でございます。新緑の季節となりました。我が十和田市が誇る奥入瀬渓流、太陽のきらめき、心が洗われる渓流の流れ、若い息吹が芽生える新緑の風景は、私たちに故郷のすばらしさと自然の美しさ、そして安らぎを与えてくれます。初夏の5月、何もなかった木々から、6月、一斉に芽吹き青々と茂る新緑の景色は、生命の新しい勢いを感じさせてくれます。

  新しい勢いといえば、昨年行われたB―1グランプリin十和田。2日間の来場者は約33万4,000人、青森県内の経済波及効果は約21億3,000万円、広告宣伝による効果は約15億8,500万円。十和田市の魅力を発信する絶好のイベントではございましたが、それに続けと十和田商工会議所の我が同志たちが主体となり、新しい勢いを感じさせるイベントが開催されます。新緑の奥入瀬渓流から上流へと続く十和田湖で、十和田湖畔の景観に触れながら健脚を競う十和田湖マラソン大会でございます。観光客の落ち込みが続く十和田湖観光の活性化、地域経済の活性化をしたいとのことでございますが、ことしは十和田湖・八甲田エリアが国立公園に指定されて80周年の節目の年でもあり、全国から集まるランナーの皆さんに神秘の湖畔を走破し、十和田湖のすばらしさを体感してもらい、それが新たな魅力となって全国へ十和田市の魅力発信となるような、そんな大会になってほしいと思います。そして、今回だけではなく来年、再来年へと続く十和田市の魅力発信を担う大会になってほしいと思っております。

  それでは、通告に従いまして質問へ入らせていただきます。

  私たちが住んでいる十和田市。十和田市民が安全で安心して住みやすいまちにするために、市民の皆さんが話し合い、意見を出し合って考えるのが望ましいことだと思います。十和田市には、6万3,000人の方々が住んでいます。市民一人一人の声を一つにまとめるのは大変難しいことです。市民の皆様方一人一人の賛同を得て、私たちは十和田市議会議員となりました。そして、この場所で未来の十和田市のために話し合い、意見を出し合い、市民の声を反映させなければなりません。市民の代表が選ばれる選挙でございますが、選挙の際に投票へ行かなければ投票率は下がり、市民の声が市政に届かない原因となります。仮に20歳代の若者たちが選挙に無関心で、選挙へ行かなければ若者目線の意見が市政に届かないことになります。選挙へ積極的に参加することは、未来の十和田市を発展させる起因となり、まちづくりにおいて選挙を通じての市民の参画は必要不可欠なことであると私は思います。

  さて、7月10日は第24回参議院議員通常選挙の投票日でございます。ここ最近聞かれるのが投票率の低下と若者の選挙離れ、政治離れであります。総務省の発表によると、平成24年に行われた衆議院議員総選挙では全体の投票率が59.3%、20歳代の投票率が37.89%であるのに対し、平成26年に行われた衆議院議員総選挙では、全体の投票率が52.66%、20歳代の投票率が32.58%と過去最低を記録いたしました。

  そこでお尋ねいたします。十和田市民の一番身近である十和田市議会議員選挙でのここ3期分の全体投票率と20歳代の投票率をお知らせください。

  次に、子育て支援について質問をさせていただきます。新聞を見ましたら、4月末に青森県が発表した本県の推計人口は129万7,762人で、約139万人だった2008年からわずか8年で10万人もの人口が減少したという報道があり、人口の減少が加速的に進んでいるとのショッキングな内容でありました。私たちが住む十和田市の人口推移を見ますと、2008年で6万6,115人、2016年で6万2,902人、3,212人の減、増減率ではマイナス4.9%の減であります。

  人口が減る原因は、出生と死亡による自然減と移住や引っ越しに伴う転出と転入による社会減がありますが、人口減少による一番の問題は地域の担い手である労働者が減少していることです。

  人口減少の対策としては、仕事の創出、魅力あるまちづくりなど対応策を考え、実行していかなければなりません。それと当時に、人口減少による時代背景も考え、対応していかなければなりません。

  少子化や人口減少による労働力の低下と人材確保の対策として、国では女性活躍の推進が重要であると言っております。女性の職業生活における活躍の推進に関する法律が平成27年9月に制定され、国、地方公共団体、民間企業などが計画的な取り組みを推進することとなりました。また、男女共同参画基本法の重点目標の一つに、男女の職業生活と家庭、地域生活の両立の支援も掲げられており、法の面において女性を支える基盤はできてきていると感じております。では、実際に女性が社会進出をし、少子化や人口減少による労働力の低下を補うため、そして女性が輝く社会をつくるためにはどうしたらよいのでしょうか。私には、小さな子供が3人おります。妻を見て思うのですが、女性は子供を産み、子育てをする負担、費やす時間が男性よりもはるかに多いと実感しております。私の家庭では、洗濯や掃除、保育園の登下校など、妻を支え、子育てを一緒にするのが日課となっていますが、中には共働きの両親を支えるため、おじいちゃん、おばあちゃんも一緒になって子育てをする家庭も少なくはありません。つまり子育てをする女性へのサポートなくして女性の社会進出は難しいと私は考えております。

  子育ての不安や悩みを気軽に相談し、即解決できる流れをつくるのも大切であります。例えば子供が病気になった場合、どこの病院がよいのか、子供の看病をして自分の仕事はどうするのかなどの健康に関すること、子ども医療費や児童手当などのお金のこと、幼稚園、保育園など子供を預ける場所のこと、小学校、中学校のこと、子育てに関する悩みや不安を相談したり、その場で解決できるような窓口が必要であると私は考えます。

  ことし4月から、十和田市ではこども子育て支援課が新設されて、3カ月がたちます。市長がよく言う切れ目のない子育て支援について、子育ての問題を解決する窓口ができたと私は考えております。ですが、十和田市民から見て、こども子育て支援課の業務内容がまだまだ周知されていないと私は思いますが、そこで改めてこの課を新設するに当たっての市長の思いをお聞かせいただき、こども子育て支援課の業務内容もあわせてお聞かせください。

  以上で壇上からの質問を終わります。



○議長(工藤正廣君) 市長

       (市長 小山田 久君 登壇)



◎市長(小山田久君) 江渡議員のご質問にお答えいたします。

  私からは、こども子育て支援課を新設した趣旨等についてお答えいたします。十和田市まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げておりますとおり、出会いから結婚、妊娠から出産、子育てに至るまで、切れ目のない一貫した支援の充実に向けた取り組みを強化しているところであり、この総合戦略を効果的かつ重点的に推進するための一環として、このたびこども子育て支援課を新設したところであります。

  なお、新設に当たっては、昨年度まで健康増進課が担当していた特定不妊治療助成事業を移管するなど、業務の見直しを行うとともに、今年度は子ども医療費の助成拡大を初め、仲よし会の新規開設や開館時間の延長など、これまでの取り組みをさらに充実させ、安心して子供を産み育てられる環境づくりに努めてまいりたいと考えております。

  まだ新しい課でございます。この課で市内の子ども・子育ては万全かと申しますと、まだまだ不足するところがあるかと思っておりますので、そういった面については今後いろいろ研究しながら取り組んでまいりたい、そのように考えております。

  その他のご質問につきましては、担当部長等から答弁をさせます。

  以上、壇上からの答弁といたします。



○議長(工藤正廣君) 選挙管理委員会委員長



◎選挙管理委員会委員長(古舘實君) 十和田市議会議員選挙での投票率についてお答えいたします。

  まず、旧十和田市と旧十和田湖町が合併した平成17年以降に行われた3期分の十和田市議会議員一般選挙の全体の投票率についてお答えいたします。平成18年12月17日執行の選挙は、選挙当日の有権者数5万4,747人のうち、投票者数3万6,293人で、投票率66.29%でありました。平成22年12月19日執行の選挙は、選挙当日の有権者数5万3,690人のうち、投票者数3万1,933人で、投票率59.48%でありました。平成26年12月14日執行の選挙は、選挙当日の有権者数5万2,699人のうち、投票者数3万2,154人で、投票率61.01%でありました。

  次に、20歳代の有権者のうち、投票した方の投票率についてお答えいたします。平成18年12月17日執行の選挙は、選挙当日の有権者数7,118人のうち、投票者数2,780人で、投票率39.06%でありました。平成22年12月19日執行の選挙は、選挙当日の有権者数5,754人のうち、投票者数1,811人で、投票率31.47%でありました。平成26年12月14日執行の選挙は、選挙当日の有権者数5,107人のうち、投票者数1,840人で、投票率36.03%でありました。

  このことから、全体の投票率は若干下降傾向であり、そのうち20歳代の投票率はほぼ横ばい状況で推移していると認識しております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 健康福祉部長



◎健康福祉部長(漆舘仁君) こども子育て支援課の業務内容についてのご質問にお答えいたします。

  こども子育て支援課は、こども保育係と子育て給付係の2係で組織されております。

  こども保育係では、幼稚園や保育所の運営に係る給付や子供の入退所の手続、地域の子ども・子育て支援事業の充実、児童手当の支給、仲よし会の運営等に関する業務を行っております。

  子育て給付係では、子ども医療費の助成、特定不妊治療費の助成、ひとり親家庭等に対する医療費の助成や子供の学習支援、児童扶養手当の支給、母子家庭等自立支援、児童虐待等に関する業務を行っております。

  以上でございます。

                                        



△発言の訂正について



○議長(工藤正廣君) 選挙管理委員会委員長



◎選挙管理委員会委員長(古舘實君) 平成18年12月17日執行というふうに訂正をお願いいたします。



○議長(工藤正廣君) ただいまの発言訂正の申し出は、議長においてこれを許可します。

                                        



○議長(工藤正廣君) 5番



◆5番(江渡信貴君) ご答弁ありがとうございました。20歳代の投票率は30%台ということで、私にとっては本当にまだまだ低いのではないかと思っております。若者の投票率が低いということは、選挙離れや政治離れにもつながっていくのではないでしょうか。若者に向けた政策が実現しにくかったり、若者の意見が我々に届かない要因にもなります。また、少子高齢化における人口減少の兼ね合いもあって、将来を支える人材を育てなければならないとも思います。それには、若者が選挙や政治に関心を持つことが必要です。そのきっかけをつくり、関心を持ってもらい、将来まちづくりにかかわる魅力ある人材をふやしていかなければなりません。

  お隣の岩手県盛岡市の教育委員会では、子供同伴で今回行われる参議院選挙の投票へ行くことを保護者に呼びかけているそうでございます。有権者となる児童生徒が選挙に関心を持つことができます。親が子供に教えることで、実際に投票所へ足を運ぶきっかけにもなり、結果的に投票率が上がることが推測されます。

  投票に関して、今回から市民交流プラザ「トワーレ」、そしてイオンスーパーセンター十和田店で期日前投票所を設けるようですが、親子で投票へ行くことを呼びかけ、子供たちの関心につながるようにしていただきたいと私は思います。

  投票率を上げるため、十和田市選挙管理委員会ではどのような活動をしているのかお知らせください。



○議長(工藤正廣君) 選挙管理委員会事務局長



◎選挙管理委員会事務局長(竹ケ原松生君) 投票率を上げるための活動についてお答えいたします。

  これまで行ってきた活動といたしまして、選挙の際には道の駅とわだ、道の駅奥入瀬、市民交流プラザ「トワーレ」、イオンスーパーセンター十和田店で、ティッシュペーパーやリーフレットを配布するなどの街頭啓発をしております。また、市広報車で市内を巡回しながら周知をし、旧十和田湖町の市民には防災無線を利用して放送しております。

  常時啓発といたしましては、昨年度は県の出前講座を活用して講師を招いて、南公民館と東公民館で各3回、明るい選挙推進協議会の総会で1回講義を行いました。また、中学校への記載台と投票箱の貸し出しや成人式でのパンフレットの配布等も行っております。

  今回の参議院議員通常選挙からは、市民交流プラザ「トワーレ」とイオンスーパーセンター十和田店の2カ所に新たに期日前投票所を設置することにしております。また、市役所の期日前投票所においては、県選挙管理委員会と連携いたしまして、キッズコーナーを設けることにしております。このキッズコーナーは、四角いクッション遊具の中に簡単なおもちゃを置いて、小さな子供が遊んでいる間にお母さんたちに投票していただけるようにと設置するもので、県内ではイオンモール下田と当市の2カ所だけでございます。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 5番



◆5番(江渡信貴君) いろいろな活動をされているし、また、告知方法も多岐にわたっているというのがわかりました。

  また、特にキッズコーナーの設置の件なのですけれども、これは本当に自分としてはすごくいいことだと思います。県内では、イオンモール下田とここ十和田市役所の2カ所だということで、小さな子供を連れてきて、親が投票するのを見て、またその子供をそこで遊ばせる、預けることもできる、本当に画期的なことだと思いますので、こういうふうなことは進んでいろいろなアイデアを出して、今後とも改善したり発展させていただきたいなと思いました。県の選挙管理委員会との連携で一緒にということですので、どんどん、どんどんそういうふうな情報は積極的に県または国のほうから吸い上げて、十和田市の選挙管理委員会の独特のシステムづくりにしていただきたいと思います。

  今月19日、改正公職選挙法が施行されまして、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられました。総務省のホームページを見ますと、「18歳選挙」と銘打ったタイトルで、わかりやすい表現がなされております。少子高齢化を迎える現在において、未来のまちづくりを担う10代の世代が選挙権を持ち、政治に参画してもらうことは大変喜ばしいことだと私は思います。選挙を通じ、政治に興味を持つためのきっかけづくりも同時に行わなければなりません。

  各自治体では、選挙権を持つ高校生向けに、政治に対し興味を持ってもらうため、いろいろな活動を行っております。大阪市東淀川区では、選挙管理委員会が主体となり、18歳選挙の開始に合わせて出前講座を開催いたしました。実際の選挙で使われる投票用紙、記載台、投票箱が体育館に設置され、ここからがポイントなのですけれども、立候補者が掲げるマニフェストなどが書かれた選挙公報をもとに投票を行い、計数機による集計を体験したということだそうです。

  そこでお尋ねいたします。選挙管理委員会では、選挙権を新たに持つ18歳の有権者向けに、政治に対し興味を抱かせるため、どのような活動をしているのかお知らせください。



○議長(工藤正廣君) 選挙管理委員会事務局長



◎選挙管理委員会事務局長(竹ケ原松生君) 18歳からの有権者向けに興味を抱かせる活動等についてお答えいたします。

  昨年度は、三本木農業高等学校の3年生を対象に、県選挙管理委員会と共催で、選挙に関する出前講座を開催いたしました。高校生3名の模擬候補者による演説がありまして、マニフェストが載った選挙公報を参考に模擬投票を行いました。

  また、十和田工業高等学校では、生徒会役員選挙の際に私ども職員が出向いて選挙の概要を説明し、生徒会役員候補者の立ち会い演説の後、実際の選挙で使用する記載台や投票箱を使用しまして投票し、選挙になじんでいただきました。

  ほかの高等学校でも、依頼があればこういう投票の体験などをさせたいと考えております。

  また、市内の高等学校4校の3年生及び北里大学の新2年生歓迎会では、パンフレットの配布を行いました。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 5番



◆5番(江渡信貴君) 先ほど聞きました生徒会の投票を体験するということも、とても大切なことだと思いますけれども、さらにもう一歩踏み込んで、実際の選挙のような立候補者の政策がわかる選挙公報、これを使用することで候補者の政策に目を向けることもできますし、将来のまちづくりのビジョンを知るきっかけになると思いますので、そこら辺はもう少しリアルな出前講座もいいのではないかというので、ぜひご検討いただきたいと思います。

  投票率を上げる試みは、自治体だけの仕事ではないと私は思っております。やはり民間も主体となって投票率を上げることもできます。他の自治体では、投票所で投票を終えた後に投票済み証明書を発行してもらい、商店街にある参加加盟店でその証明書がクーポン券となって利用することができる取り組みがございます。実は、三沢市でも前回の参議院選挙が行われた2013年には、三沢市商工会が主体となり、同じようなことが行われました。期日前投票も含めて投票に行くと、市内の飲食店や商店などで使える割引サービス券がもらえ、協賛店で提示すると商品や飲食代金が割引されるとの内容で、投票率の向上と商店街の販促につなげたそうです。こういった事例は、投票率の向上と商店街に足を運んでもらうきっかけともなり、地域の活性化にもつながります。

  そこでお尋ねします。ほかの自治体では、投票率を上げるためにいろいろなことをしております。選挙管理委員会では、このような取り組みを把握しているのでしょうか、お聞かせください。



○議長(工藤正廣君) 選挙管理委員会事務局長



◎選挙管理委員会事務局長(竹ケ原松生君) 投票率を上げるための他の自治体の取り組み等についてお答えいたします。

  他市町村では、投票率を上げるために、学生サークルと協力したり、お祭りなどのイベント等で啓発活動等を行ったりしていると、いろいろ工夫していると伺っております。また、いろいろネット等で、また新聞等でもお伺いしておりました。三沢市では、3年前の参議院選挙で、七夕セールの際に商工会が主催し、市内の商店等で割引が受けられる店が記載されたサービス券を投票した方々に持っていっていただいたと伺っております。当市でも商店街連合会のようなところで企画された場合には、協力したいと考えております。

  また、今回の参議院通常選挙では、県選挙管理委員会が、新たに十和田市が期日前投票所として設けますイオンスーパーセンター十和田店のほうで、お笑い芸人を招いて選挙のイベントを開催する予定でございます。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 5番



◆5番(江渡信貴君) 市の役割は、地域経済の活性化、住民の生活に必要なサービスの提供だと私は思います。投票率を上げるということは、政治への関心を持ってもらい、まちづくりに参画してもらうことにつながります。選挙管理委員会は、投票や集計の業務を全うするということも前にお聞かせいただきましたが、それだけではなくて、地域経済の活性化や住民の生活に必要なサービスの提供もあわせて考えていただいて、そういうふうなことを考えていくうちの流れの一つとして、市民や商工会議所、農協、各種団体に投票率を上げさせるための活動を推進していただきたいと、そのように私は思います。例えば地域経済を活性化するための各種先進事例を、企画があってから一緒に考えるのではなくて、そういうような先進事例を教えてあげるとか、情報提供するとか、そういうふうな先に一歩進んで、別に主催しなくてもいいのです。情報を提供するだけでもいいですので、一番情報が集まる場所でもあるので、選挙管理委員会は。そういうふうなことをしていただきたいと思っております。

  今回イオンスーパーセンター十和田店でイベントを開催するということですけれども、「トワーレ」でも期日前投票をやりますので、ぜひ商店街とか商工会議所にも情報の提供などをして、いろいろな面から連携していただきたいと思います。市民を巻き込んで、本当に地域経済の活性化につなげていただきたいと重ねて申し上げまして、次の質問に移らせていただきます。

  子育て支援についてですけれども、先ほど市長が言われた仲よし会の時間の延長、それについてもとてもすばらしいことだと思います。また、今議会に上程している子ども医療費の助成拡大、これは前記事になりまして、私の周りですけれども、子供が通っている保育園や小学校の親御さんに聞くと、本当にこれは期待しているという声が多く聞こえてきます。私も賛成しますので、ぜひともよろしくお願いいたします。

  こども子育て支援課の業務内容については、新設されて3カ月ですので、まだまだ周知されていないと私は思っております。子育てには本当にお金がかかるものです。突然子供が大きな病気になったときなど、助成が必要なとき、どのようにしたらよいのか、不安になるときが多々あると思います。子育ての不安や悩みを相談できる窓口として、市民への周知を今後ともお願いしたいと思います。

  日ごろから市長がよく切れ目のない子育て支援と言っておりますけれども、こども子育て支援課はどのようにそのことを考えているのか、お聞かせください。



○議長(工藤正廣君) 健康福祉部長



◎健康福祉部長(漆舘仁君) 切れ目のない子育て支援についてのご質問にお答えいたします。

  子育て支援につきましては、全ての子供たちが健やかに成長するために、出生前から乳幼児期、就学後までの一貫した良好な環境づくり、また子育てをする家庭において、妊娠から出産、育児に関してさまざまな不安やストレスを和らげ、安心して子育てができるような環境づくりが重要と認識しております。そのためには、幼児教育・保育の量的拡大や質の向上、地域の子ども・子育て支援事業の充実、虐待等の未然防止、ひとり親家庭等の子供への支援等が必要であると考えております。

  また、妊娠、出産、育児における費用負担の軽減、出産、育児に関する相談や各種手続等の簡略化、出産後の女性の就労や各ステージでの活躍の場づくりなど、子育てをする保護者への支援も必要であり、これらの支援を一体的に行っていくことが重要であると考えております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 5番



◆5番(江渡信貴君) 切れ目のない子育て支援は、多岐にわたって、各課にまたがっているということだと思います。その各課には、その担当の職員の方々がたくさんいると思いますけれども、全てにおいて知識を有するコンシェルジュのような方々を育成しているのか、また今後育成する考えがあるのかお聞かせください。



○議長(工藤正廣君) 健康福祉部長



◎健康福祉部長(漆舘仁君) 専門的な知識を有するコンシェルジュのような人材を育成しているのかのご質問にお答えいたします。

  子育て支援に関して専門的な知識を有する特別な人材の育成は行っておりません。しかしながら、職員一人一人がコンシェルジュの意識で市民への応対を心がけており、今後とも各種相談や手続等への対応、各種制度に関する情報など、わかりやすく提供できるよう努めてまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 5番



◆5番(江渡信貴君) わかりました。人を育てるには、本当に時間がかかるものだと思います。また、人事異動で配置転換などもあります。私は、子育て支援に関して相談やアドバイスができるコンシェルジュのような人材を今後のためにつくっていただきたいなと、これは要望しておきます。

  ところで、子育て支援について各課に点在する業務があるわけですけれども、市役所の南側には十和田市保健センターがあり、十和田湖支所には教育委員会、市役所には生活福祉課やこども子育て支援課がございます。例えば子育てに関して全く知らない方とか、消極的な男性がいるならば、相談する窓口が一体どこにあるのかわかりづらいと思います。窓口を一つにできる方法はないのか、お尋ねいたします。



○議長(工藤正廣君) 健康福祉部長



◎健康福祉部長(漆舘仁君) 子育て支援について、窓口を一つにできないかのご質問にお答えいたします。

  子育て支援に係る主な窓口として、市庁舎新館にこども子育て支援課、十和田市保健センターに健康増進課が配置されております。こども子育て支援課は、児童手当等の支給申請や医療費の給付申請などに係る業務の窓口となっており、申請時に必要な提出書類の受領や住民登録の手続等に当たりましても、ご不便をおかけすることはないものと捉えております。一方で、保健センターは、乳幼児健診や保健相談、食育推進に係る調理などの実習が可能な設備等が充実していることから、その機能が生かされているものと考えております。

  子育て支援に係る業務の全てを一つにということは難しいと考えますが、庁内における連携のもと、市民にとって利便性の高い窓口となるよう、さらに工夫をしてまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 5番



◆5番(江渡信貴君) ありがとうございます。子育てには、不安や悩みがつきものでございます。特に初めて子育てを経験する若者夫婦には、赤ちゃんの熱が38度になっただけでも、何もかにもが大事件でございます。さらに工夫していくとのことですが、ぜひともわかりやすい仕組みにしていただきたいなと思っております。

  さて、中身や仕組みがよくとも、わかりづらければ物事は伝わらないものです。まちを歩けばスマートフォンを片手に情報を得ている方はたくさんふえてきました。十和田市では、子育て支援について悩みや不安を解消できるだけの情報を市民の皆様に発信しているのでしょうか。先般三沢市では、子育て情報に特化したウエブサイト、「子育てナビ」を公開しました。子育てに関する行政サービスがまとまっており、「届出」「おかね」「あずける」など、わかりやすい言葉で行政サービスを7項目に分類しております。妊娠、出産に関する届け出、お母さんやお子さんの健康、予防接種、産前産後の訪問指導、妊娠、出産したお母さんやひとり親の方への助成、未熟児、障害、難病のお子さんへのサポート、幼稚園、保育園の入園などなど細かく分かれており、ホームページのページ数でいうと50ページ以上と、非常にボリュームが厚く、またわからないことを目的ごとに探すことができる内容となっております。

  十和田市には、十和田市保健センターや教育委員会、こども子育て支援課などがございますが、「子育てナビ」のような若者や子育て世帯の方々が必要な情報を探しやすく、わかりやすく、そして不安や疑問に応えられるホームページの開設など、今後考えているのでしょうか、お尋ねいたします。



○議長(工藤正廣君) 健康福祉部長



◎健康福祉部長(漆舘仁君) 子育ての不安や疑問に答えられるホームページの開設についてのご質問にお答えいたします。

  こども子育て支援課の新設を契機に、今月から市のホームページの子育て・教育分野のこども子育て支援課と健康増進課のページに「子育てサポート情報」を掲載し、子育てに関する情報を発信することとしております。こども子育て支援課と健康増進課、どちらからでも子育て支援に係る情報を同時に発信して、小まめに情報更新するとともに、内容を充実させてまいりたいと考えております。

  また、市のフェイスブックなどの活用もあわせて行い、広く情報発信と周知に努めてまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 5番



◆5番(江渡信貴君) わかりました。いろいろと開示しているということですけれども、しかしながら必要な情報をわかりやすく開示、周知することは、本当にトラブルを未然に防ぐこととなり、いいことだとは思います。住みやすい十和田市になる一つの要因にもなろうかとも思います。

  先ほどの「子育てナビ」についてなのですけれども、これは報道されたものの中で、三沢市は航空自衛隊の関係者ら県外の転入者が多く、出産や育児に関する情報が探しにくいという声が寄せられていて、それに関して担当課長がつくっていきたいと。それで、今の子育て世代にはインターネットで情報発信するのが一番よい。保育園や幼稚園にリーフレットを配って、まずはサイトの周知に努めたいというふうにも書かれておりました。

  インターネットの世界でも、周知の仕方については、その時代、時代によって情報の発信のやり方があるものと私は思っております。先ほど部長が言われたフェイスブックでの周知とありましたけれども、ある調査から見れば、フェイスブックは30代、40代の男性の方が一番多く使っているそうです。閲覧する媒体は、世代ごとに異なっていると私は考えますので、情報発信と周知に関してはいろいろと模索しながら今後とも取り組んでいただきたいと思っております。

  本当に今の時代は、検索をして、わからないことを知ることができます。重要なのは、目的ごとにわかりやすくホームページをまとめるということです。子育て支援についてのマニュアルをつくるのと一緒でございます。サービス内容に変更があったとき、掲載内容に変更があった場合など、すぐに対応できますし、市役所内のほかの部署で子育て支援について尋ねられたときでも答えることができます。また、コンシェルジュの育成にも使用できます。

  十和田市の、先ほど言われたホームページを見てみますと、各課の新着情報を掲載しているつくりになっております。子育て支援について目的ごとに項目を探すことができるつくりにはなっていないと私は思います。子育てについて、悩みや不安を持った人たちが見てもわかる、そういったわかりやすいページはとても大切なことだと思いますので、横断的な子育て支援をわかりやすくまとめたホームページの新設を要望しまして、私の質問を終わらせていただきます。



○議長(工藤正廣君) 以上で江渡信貴君の質問を終わります。

                                        



△畑山親弘君質問



○議長(工藤正廣君) 次に、16番 畑山親弘君

       (16番 畑山親弘君 登壇)



◆16番(畑山親弘君) おはようございます。かつて政府は、地方の時代と称し、地方の経済や社会を元気づけようとしました。今新たな造語で、つまり地方創生という言葉で今日における地方の過疎化や少子高齢化社会を地方のアイデアで活性化してほしい、そんなふうに考えられます。地方創生というネーミングに振り回されてもいるように感ずるのは私一人だけでありましょうか。しかしながら、私たち地方は、地方創生交付金を受けながら、移住・定住を図るべきいろいろな事業を展開し、奮闘している現状であります。

  既にご承知のとおり、合併時の人口6万9,000人が減少し、今では6万3,000人余り。市の将来の推計人口もやがては4万3,000人余りまで減少すると見ており、それも少子高齢化で推移し、当市の経済活動も弱まると見ております。合併以前の昭和40年代から50年代のように、人口が伸び、まちが進展し、活力に満ちた社会の到来は、難しいものと見られております。政府や中央の学者の方々は、そんなことは初めから予測し、国の財政の厳しさもあって、いわば強引に市町村合併を促進し、全国3,200余りの市町村を今では1,700前後の地方自治体に再編させられております。こうした地方戦略に負けずと、地域の人々が頑張り抜いていますが、限界もあり、雇用を求め、大都会への転出が徐々に多くなってきたものと受けとめております。だが、地方に住む私たちにとって、この地域を、この郷土をどう発展させ、多くの人々が元気に働き、誇りを持てるまちづくりにするのか、それは紛れもなく私たちの課題であり、市民の課題でもあります。

  この十和田市の中心街は、160年ほどの歴史でありますが、農村部分は古く、いろいろな遺跡も散見されます。そんな農村部では、古くから野や山で牛馬を飼っていたことは周知のとおりで、この地域は南部牛、短角牛と言われておりますが、あるいは南部馬が飼われており、戦馬あるいは軍馬としての歴史もある地域であることはご承知のとおりであります。しかし、これも歴史のなせるわざでありますが、人間との関係が6,000年と言われる馬が産業革命という機械文明の影響を受け、特にこの地域では戦後も昭和40年代ごろまで農耕馬としても各農家に飼われていたものが農機具の発展とともに消えてしまいました。今残っている馬は、競馬用とか馬好きの方々、あるいは研究用という類い程度かと思われますが、私が思うには、馬と人間の関係は6,000年とも言われるように、とても調教しやすいというか、人となじみやすく、一体感を思わせる動物ではないかと考えます。正直なところ、我が家も農家であり、高校生のころまでは人馬一体の生活でありました。私自身も馬を引いたり、田打ちをしたり、あるいは代かきもいたしました。初心者の私に馬がとても優しかったと思うのですが、馬耕なども使わせていただきましたが、手綱一本で思うように作業ができたものであります。

  最近この馬のことに関し、友人を通じ、馬を用いた動物介在介入について、つまり馬によって人間に対する療法、活動、あるいは教育について語ってくれた学者に会う機会がございました。先生が言うには、乗馬セラピーは国内でも広がりつつありますが、ドイツでは医療行為として確立され、高齢者の認知症予防の効果も期待できるようになるのではないかと言われています。しかし、この分野において、動物介在介入の現状はまだまだ進んでいない。動物たちが人に変化を与える科学的、医学的な根拠がまだ立証あるいは認知されていないとのことでありました。

  さらに、この動物介在介入は3つに分けられ、1つは動物介在療法といって、身体的、社会的、情緒的、認知的機能の改善を促進する法。2つは生活の質の向上、やる気を起こさせたり、教育的であったり、レクリエーションなど、健康回復を効果的にする動物介在活動法3つは動物介在教育といって、学校などの教育の現場に動物を介入させて、子供たちの道徳的、精神的、人格的成長を促す法があるとのことでございました。もちろんこれらは将来に大きな期待と効果があるものと考えるが、そのためにはそうした動物介在介入に必要な馬をどうするのか、また馬にかかわって専門家の配置、トレーナーの養成など、いろいろな課題もありました。

  アニマルセラピー、馬がもたらす効用について、まだ未確立のことがあるとしたら、日本の中でどこがやるべきか、やらなければならないのか、いろいろな条件をクリアできるのはこの十和田市ではないのか。十和田市は、古くからの馬産地でもあります。軍馬補充部もあって、馬で栄えたまちでもあります。そして、北里大学もあります。称徳館や駒っこ広場もあって、日本の道100選の道を略称駒街道とも称しております。そして、馬にかかわって諸団体や事業体もあります。加えて、馬にかかわって関係者の造詣も深いまちではないかと考えます。とすれば、この馬を用いた動物介在介入はドイツが既に医療行為として確立されているとすれば、北里大学等との連携により、また必要な条件を協議しつつ、具体的に進める必要があると考え、次の何点かについて質問をいたします。

  1つ、医療、福祉、教育分野での活用の可能性についてですが、動物と人の健康に積極的に活用する試みが近年盛んになっております。動物介在活動、療法等に注目が集まっているが、このことについてどう考えているのか。

  2つ、騎乗速歩運動では、腰部の改善や副交感神経活動が上昇するなど、健康乗馬として活用ができるのではないかと考えるが、どうか。

  3つ、昔から人馬一体の状態があったことから、馬には特別な親しみがあると思われます。子供たちの心と体、健康や情操教育に役立つと思われるがどうか。

  4つ、経済至上主義の社会からエコヘルス、つまり真の豊かさを目指した取り組みの一環になるのではないかと考えるが、どうか。

  5つ、スポーツや観光への波及効果についてですが、これまでも当市では馬によるまちづくりを推進しておりますが、観光乗馬、健康乗馬として観光地や野山などを駆けめぐる新たな需要につながるのではないでしょうか。既に実施もされている部分はありますが、その状況をお知らせください。

  6つ、最後に日本在来馬の育成についてお伺いいたします。我が国の馬の飼養頭数は、現在8万頭で、15年前の12万頭から4万頭ほど減少していると言われております。その中で、在来馬、南部馬とも称されますが、減少していると言われ、この在来馬は体高が低く、躯幹の広い体格を持つ、動物介在活動、療法用として高い評価を得ておりますが、我が国の気候風土の中で育種選抜されてきたため、飼養が容易である上、脚部から頑丈で、粗食に耐えるという特徴を持っていると言われております。関係者の間では、この在来馬をふやしていく必要があるとしておりますが、これらに対して市で支援する考えがないか。ところで、在来馬は現在何頭いるのでしょうか。

  次に、教育行政、とりわけ今後の小中学校のあり方について伺います。平素、市の教育行政に熱意を持って取り組んでいることに敬意を表するものであります。今後なお一層、子供たちが伸びやかに健やかに育つよう、よろしくお願い申し上げます。特に日本一の学校づくりの取り組みは、その学校の特徴、特色、あるいは取り組みにより、地域や生徒にも喜ばれ、先生方にも好評であり、喜んでおります。特に最近道路上で会うと、「おはよう」とか「こんにちは」の元気な声に励まされることが多くあります。また、奥入瀬川クリーン運動におきまして、奥入瀬川クリーン対策協議会が主催する、川とか魚等にちなんだ環境標語にたくさんの学校と児童生徒から環境標語の応募を下さり、まことにありがたく思っております。また、最近では三本木高校附属中学校の生徒が自発的にクリーン運動にも参加しております。大変すばらしいことであると思っております。

  さて、既にご承知のとおり、少子化の現象が続いております。そのために、ことし4月には下切田小学校と上切田小学校が統合し、その4年ほど前は旧四和地区も統合したところであります。そして、今後、現在複式学級の学校も順次統廃合しなければならない状況下にあるものと推察されます。地域に学校があるとないとでは、いろいろな意味で大きな違いがあります。ですから、地域ではできるだけ学校があってほしいものと願っております。しかしながら、余りにも生徒数が少ないと、集団スポーツや適度な競争力が不十分になるなどの声もあります。そして、地域の伝統芸能や祭りなどの伝承、そういったことにも影響するなど、学校の存否は地域の重要な課題であります。

  そこで伺いますが、児童数の過去の状況、昭和30年から20年ごとの児童数と生徒数、そして現在の状況をお知らせください。あわせて、6年後の状況についてもお知らせいただきたいと思います。

  次に、少子化、農村の過疎化における今後の学校運営についてどのように考えているのか質問いたします。ご案内のように、農村部の学校は多くの農村部の人口が減少し、児童数も生徒数も少ない現状かと思われますが、やがては統合でしょうか、それとも農村部にも一定の学校を残すなど存続していくような施策も考えているのでしょうか。特に今当市では、先ほど述べたとおり、日本一の学校づくりに取り組んでおり、それとの連動で学校の存否について一工夫する考えがないのか、お答えをいただきたいと思います。

  以上で壇上からの質問といたします。市長を初め理事者の有益な答弁をご期待申し上げ、壇上からの質問といたします。



○議長(工藤正廣君) 市長

       (市長 小山田 久君 登壇)



◎市長(小山田久君) 畑山議員のご質問にお答えいたします。

  私からは、健康乗馬や馬との触れ合いなど、馬を活用したまちづくりについて総括的にお答え申し上げたいと思います。議員からのご質問にもありましたとおり、本市は古くから馬産地として、また軍馬補充部三本木支部が置かれていたことなどから、馬とのかかわりが深いまちとして、馬を活用した観光事業、例えば観光PRキャラクター駒松くん、また駒街道、桜の広場カリヨン、現代美術館フラワーホース、また馬事公苑の駒っこランド等に取り組んでまいりました。

  議員ご提案の食農や医療、環境など、エコロジーとヘルスの連携など、真の豊かさにつながる取り組みにつきましては、心身ともに健康で暮らしていく上では大変大事なことであるものと思っております。在来馬を活用した健康乗馬の普及につきましては、先ほど動物介在療法というお話がありましたが、ご承知のとおり、具体的には乗馬療法、あるいはまた治療的乗馬、こういったことがあるわけでございますが、これはまだ国内においては医学的に検証あるいはまた確立されていない現状におきましては、行政としては大変難しい状況にあるものと思っております。

  しかしながら、当市では以前から市内の団体によるホーストレッキング等が行われているほか、駒っこランドでは子供から大人まで馬との触れ合いや乗馬体験ができること、さらには毎年春まつり期間中に行われる桜流鏑馬は全国的にも有名となり、先般内閣総理大臣賞を受賞するなど、大変うれしく思っているところであります。

  こうした活動は、本市の交流人口の拡大に大きく寄与しているものであり、市といたしましても動物との触れ合いや桜流鏑馬など馬にちなんだ活動への支援など、観光面はもとより、移住や定住など人口増加につながる取り組みとしてどのような形が望ましいのか、あるいはまたどのような支援ができるのか等について今後さらに検討を進めてまいりたい、そのように考えております。

  その他のご質問につきましては、担当部長等から答弁させます。

  以上、壇上からの答弁といたします。



○議長(工藤正廣君) 健康福祉部長



◎健康福祉部長(漆舘仁君) 動物介在活動、動物介在療法等の効果などについてのご質問にお答えいたします。動物介在療法については、ヨーロッパなどではその効果が医学的に確立され、リハビリなどの治療として行われていると認識しております。日本では、治療としては行われておりませんが、ペットなど動物との触れ合いや調教された馬に触れたり、乗ったりすることで、心の癒やしにつながるなどの効果があると言われております。

  次に、健康乗馬として活用できないかのご質問にお答えいたします。乗馬による心の癒やしなどを初め、身体的な効果があることは認識しておりますが、医学的に確立されていない現状においては、市民の健康づくりに腰部の改善や副交感神経活動の上昇などを目的として乗馬を活用していくことは難しいものと考えております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 教育長



◎教育長(米田省三君) 少子化、農村の過疎化における今後の学校等の運営についてお答えいたします。現在学校の再編については、平成24年5月に策定した十和田市公立学校の統廃合に関する指針及び平成27年1月に文部科学省より出された公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引をもとに複式学級解消を進めております。ついては、昨年12月、複式学級を有する市内の7つの小中学校の保護者を対象として、アンケート調査を実施し、その集計結果についてPTA役員に説明したところでございます。

  今後児童生徒数の推移状況や対象となる学区住民並びに関係者の意向等を考慮しながら、再編する学区の構成を検討したいと考えております。その際、農村地域における学校の存続についても、地域性に配慮しつつ、地理的に学校があるほうが望ましい地域等を検討しながら、慎重に進めてまいりたいと考えております。

  教育委員会といたしましては、集団での学びの場が確保できるかどうか等、児童生徒の教育環境の整備を第一に考え、学校の適正配置に係る統廃合を進めてまいりたいと考えております。

  次に、日本一を目指した特色ある教育活動推進事業との連動による学校の存続について一工夫する考えはないかとの質問についてお答えいたします。この事業は、各学校の創意工夫による特色ある学校づくりを推進していく中で、子供たちが自分の学校に誇りを持ち、将来自信を持って生きていけることを目的として推進しているものであり、学校の統廃合に連動させることは考えてはおりません。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 教育部長



◎教育部長(安田牧子君) 馬を介在させたまちづくりについて、教育分野での活用の可能性についてお答えいたします。馬との触れ合いについては、心を癒やす効果と体を健康にする効果があると言われております。教育分野での活用の可能性については、今後先進事例などを調査研究してまいりたいと考えております。

  次に、今後の小中学校のあり方について、児童生徒数の昭和30年から20年ごとの推移と平成28年度生まれの幼児が児童になる6年後についてお答えいたします。昭和30年度の児童生徒数は8,385名、生徒数は3,731名で、合計1万2,116名です。昭和50年度の児童数は6,311名、生徒数は3,100名で、合計9,411名です。平成7年度の児童数は5,283名、生徒数は2,925名で、合計8,208名です。平成28年度の児童数は2,944名、生徒数は1,623名で、合計4,567名です。平成28年度生まれの幼児が児童になる6年後は、児童数は2,663名、生徒数は1,454名となる見込みでございます。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 観光商工部長



◎観光商工部長(和田好暁君) 活用に当たって、スポーツや観光への波及効果についてのご質問にお答えいたします。

  いずれも平成27年度の実績ですが、駒っこランドでは体験乗馬が5,874人、馬車が3,311人、ポニーの散歩が482人、馬へのニンジン上げが2万人となっております。十和田乗馬倶楽部では、乗馬レッスンが1,000人、ホーストレッキングが150人、イベントでの体験乗馬が2,000人となっております。また、ことしの桜流鏑馬には約2万人の観光客が訪れており、市の活性化に欠かせない大事な行事の一つとなってございます。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 農林部長



◎農林部長(白山亨三君) 在来馬をふやすために支援する考えはないかについてのご質問にお答えいたします。現在在来馬は、十和田乗馬倶楽部が開催している桜流鏑馬や、子供体験乗馬等で活用されています。今後在来馬が不足するようであれば、市として在来馬をふやすことについて、どのように支援できるか検討してまいりたいと考えております。

  次に、市内に在来馬は何頭いるかについてのご質問にお答えいたします。在来馬とは、古来から日本に存在する馬の遺伝子を受け継いだ馬と定義されております。市内でも、十和田乗馬倶楽部や北里大学等で12頭の在来馬が飼育されていることを確認しております。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 16番



◆16番(畑山親弘君) いろいろとご答弁ありがとうございました。再質問させていただきます。

  最初に、馬に関してであります。今各部長からいろいろ馬にかかわって、その効用についてご答弁をいただきました。やっぱり馬と人間との関係はかなり強いものがあって、それなりの効果も期待できるというお話であったかと思います。そこでお聞きいたしますが、まず動物と触れ合うという意味では、最近特に犬や猫のペットといいますか、そういうアニマルセラピーというのですか、大変多いわけでありますが、今日的に見ますと、戦後70年を経て、高度経済成長とともに生活のリズムが大変変わってきていると。そういうことでは、都会の若者も地方の若者もそれぞれの方々がいろいろコンピューターに振り回されたり、あるいは機械化の中でストレスが大変たまっているのではないか、こういうふうな社会になっているとも言われております。このような社会の中で、先ほど登壇して述べたように、癒やしの場というのは大変必要だと。こういうことでは、もっと地方のほうに都会の人の流れがあってしかるべきだと思うのでありますが、なかなかそうはなっていません。ですから、それを利用するような形、それが犬とか猫であれば自分のうちで飼うということもできますけれども、馬というのは大変大きなものでありますし、飼料とか育てるという意味でも相当な場所を使いますので、そういうことからすれば、一定の場所で乗馬やホーストレッキングやそういったことができる、そういうことが必要なのではないかなというふうにも思います。ですから、そのためにも、今駒っこランドを中心にしていろいろな事業をやっており、効果も上がってきているようですが、さらに私はそれらはふやしていく方向、もっと特色のあるものにしていく必要があるのではないかと、大ざっぱに言ってそう思います。それらについて、今の現状のままの施設、あるいはその対応でいいと考えているのか。あるいは馬にかかわってもっと充実して都会の方々が来やすいような条件づくりをするのか、そういうことについてはどのようにお考えなのか、お聞きしたいと思います。



○議長(工藤正廣君) 市長



◎市長(小山田久君) お答えいたします。

  乗馬、馬に触れ合うだとか、子供たちの例えば健康乗馬と申しますか、そういったことは現在でもやっているわけでございます。したがって、今でも、在来馬が飼われているということで、一体そういう在来馬で今本当に余裕がないのか、先ほど利用者の数が出ましたけれども、そういったこと等はこれから調べていかなければならない。また、そのために在来馬の増殖という話がありました。私も、かつて寒立馬が大変頭数が少なくて危機的状況になったときに、たまたま仕事でかかわったことがありますが、そういった本来の在来馬をふやすということは大変なことだなと思っております。一体誰がそういったことを担うのか、またそうした馬から生まれた子供をどうするのか、販売するのか、そういったさまざまなことが考えられますので、どうされようとしているのか、また現在でどうなっているのか、そういったことはまだまだ私どもも調査していかなければならないなと、そのように思っております。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 16番



◆16番(畑山親弘君) 先ほど馬によるアニマルセラピーのことについて、療法とか活動とか教育という部分について述べました。とりあえず私は、療養の部分はまだまだ研究していかなければならないということでありますので、活動の分野、それをもう少し広められる方法があるのではないかということが1つ。それから、療養、療法についてですけれども、療法を大学側と、北里大学がこの場所にあります。そことの連携ができないものかと、こう思うのですが、それはいかがでしょうか。



○議長(工藤正廣君) 市長



◎市長(小山田久君) お答えいたします。

  療法の面では難しいのではないかというお話がありました。確かに先ほど申し上げたとおり、乗馬療法だとか、あるいはまた治療的乗馬、こういったことは現状では大変難しいです。しかしながら、それ以外の例えば教育乗馬だとか、あるいはまた今スポーツ乗馬ということが言われているのですが、そういう乗馬であれば現在当市でも行っている団体がございます。例えば身体が不自由な方、目が見えなかったり、あるいはまた耳が聞こえない、そういう方たちが現在市内の団体で4名ぐらい乗馬をしている。そしてまた、青森市だとか八戸市の養護学校のほうからもそういった子供というか、乗馬のために来ている。それは何も治療だとかそういうことではなくて、そういう方でも乗馬することによって自信がつく、あるいはまた表情が明るくなるだとか、いろいろな効果が出ているようでございます。これは、療法とかそういうことではありません。したがって、そういうことをもっと広く知らしめる、そういったことでより多くの方に、必要な方には利用してもらえるのではないかなと思っております。

  そして、この療法の分野でございますが、これはむしろ大学とかそういう研究機関が取り扱うべきことではないのかと。そういったときに、当然そういった大学は限られておりますし、たまたま市内には北里大学獣医学部があるわけでございますが、残念ながらこの医学の関係者がいなければ成り立ちません。したがって、仮に大学がやろうとした場合に、十和田市として何が協力できるのか、場所が提供できるだとかいろいろな方法があると思いますが、そういったことはこれからも調査というか、研究していかなければなりません。むしろ生産者よりも、そういう研究する医学関係者も含めて、そういう体制のほうが大事ではないのかなと、そのように思っております。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 16番



◆16番(畑山親弘君) 市長がそこまで答弁していただいているのですが、北里大学において、医学部もある、そして獣医学部もあるということからすれば、当市としてはその条件としてはそういうことを、馬による療法などを確立するためには、もってこいの地域かなと。ただ、先ほど市長がおっしゃったように、それがどういうことからできるのか、そのことについて具体的に研究してみなければというお話もございましたが、そういうお考えは、これから1年、2年かけてもいいですから、そういう研究して大学と連携しながら取り組むというお考えはいかがでしょうか。



○議長(工藤正廣君) 市長



◎市長(小山田久君) お答えします。

  先ほどの繰り返しになりますが、当面は教育乗馬だとか、あるいはまたスポーツ乗馬、そういうことを知らしめていく、PRしていく、そちらのほうに努めてまいりたいなと、そのように思っております。

  先ほどの研究のことでございますが、これは相手もありますことですので、私がこの場でどうのこうのということはありませんが、いずれもそういった話し合いは必要ではないのかなと、そのように思っております。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 16番



◆16番(畑山親弘君) 相手もあることなので、市長がおっしゃったようなことの意味も十分理解できます。

  あと1つは、それらをやるために在来馬の話に移るのですが、その頭数が先ほどの答弁ですとたしか12頭だとかと言っていましたけれども、その数で足りるのかといえば、足りないかもしれない。足りないとも言われております。それを育成する団体等が設立されれば、市としてはそういうことに関して支援する考えはあるのでしょうか。



○議長(工藤正廣君) 市長



◎市長(小山田久君) 先ほど申し上げた馬の頭数で、先ほど部長から答弁したああいう利用人数、そういった子供たちに対して、足りているのか、足りないのか、そういったことはこれから調査してみなければわかりませんが、これからの療法のための馬ということであれば、あの療法に使う馬はある意味では特殊な訓練、ある技術まで達した馬でなければならない。と申しますのは、ああいう乗馬療法に使われる馬というのは、本当に乗馬するその個体一人一人によって全部プログラムが違うのです。全く同じではないのです。そういう意味で、医学関係者の方もいなければならないし、あるいはまたそばについてそういう、馬の生産のほうではなくて、そういう立ち会いの方も必要です。したがって、それにたえる馬をこれからつくっていくということになれば、まだまだ先のことで大変難しい。今喫緊にこの場でどうのこうのというのはちょっと難しいのかなと、そういう思いでございます。したがいまして、そういったことについていろいろまず調査をしてみる必要があるのではないかなと、そのように思います。



○議長(工藤正廣君) 16番



◆16番(畑山親弘君) 全く私も馬に関して質問するのは初めてであって、不十分な部分もありますけれども、今の市長の考え方も理解できます。ぜひとも、ここは馬のまちということでは、先ほど市長からも答弁がありましたように、桜流鏑馬ですか、ああいったことを見ても、それなりに大きな効果を上げていることからすれば、馬に特化していくことも将来十和田市のある意味で発展につながる大きな要素になるのではないかと思いますので、よろしくお願いします。

  それから、学校行政について質問させていただきます。先ほどの教育委員会の答弁によりますと、昭和30年からずっと生徒数や児童数というのを聞きました。昭和30年というのは1万2,000人もあって、今平成28年度は4,567名ということでした。これは、何も十和田市に限ったことではありませんけれども、大幅に減っているということがわかります。だけれども、特に農村部が減っているというのは顕著だと思います。そこで、特に農村部の学校の運営について、非常に地域の方々が心配しているということですが、教育委員会でもその辺を考えてアンケートも実施しているということでした。その中身は、先ほど教育長のほうからも答弁がありましたけれども、早く統合してほしいというような答えのほうが大きかったという結果も出ているようであります。

  そこで、若干お聞きしますけれども、この農村部における学校ですけれども、9校のうち、私が調べたところによりますと7校が複式学級です。このまま6年後に推移してみても、その状況は変わらないだろう、ますます複式化がふえていくことも考えられると。そうすれば、どこかの学校がまた減るということになるのですけれども、その辺の一定の地域に学校を残すという考え方についてでありますけれども、それは先ほどの話ですと10キロメートル前後の話をしていました。前にもそういう話をしていました。それをどのようなくくりでそこの農村部の学校を維持していこうとしているのか。無理矢理に統廃合というのは私は問題があるかなと思っているけれども、しかし地域の皆さんが合意するのであれば、それはよろしいかと思いますけれども、その辺の見通しといいますか、考え方についてお聞きしたいと思います。



○議長(工藤正廣君) 教育長



◎教育長(米田省三君) 今後の学校の配置についてお答えしたいと思います。

  今議員がご指摘のとおり、本当に待ったなしの状況にあるということはおわかりいただけたかと思います。そういう中で、先ほど来申し上げておりますとおり、まずは子供たちを第一に考え、子供たちの教育環境をきちんと整備してやる、こういう観点からいきますと、統廃合もやむを得ないと。そして、その統廃合を考えるに際しては、どういうふうな形である一定の地域、特に農村地域といいましょうか、こういうふうなところに配慮しながらやっていくのかということでございます。これは、前にもお答えいたしましたとおり、大体市の中心部から10キロメートルぐらいをめどにして、その地域には学校を残していきたい、こういう思いでおります。具体的に申しますと、既に統廃合が進んでおります四和小中学校、ここの地域です。それから、昨日ですか、お話がございましたコミュニティ・スクールのところで、大深内学区でございます。この地域、これも大体市中心部から10キロメートル程度離れております。この地域に1つ。それから、同じく法奥小学校といいましょうか、法奥地区ですね、この地区、これも市中心部から10キロメートル程度離れております。このあたりに1つ、1つといいましょうか、このあたりを中心としたところに学校は残すと。この3地区を農村地域の一定地区というふうなことで今後考えていきたいなというふうに思っています。



○議長(工藤正廣君) 16番



◆16番(畑山親弘君) 明確にわかりました。そうしますと、やがて私の地元の切田地区、あるいは深持、あるいは高清水、そういった箇所はやむを得ず統廃合していかざるを得ないということで理解してよろしいですか。



○議長(工藤正廣君) 教育長



◎教育長(米田省三君) やむを得ず統廃合というようなことになるかと思います。今後の大幅な人口増といいましょうか、こういうふうなことがその地区においてない限りは、やむを得ないことだと考えております。



○議長(工藤正廣君) 16番



◆16番(畑山親弘君) 私は、原則的に統廃合待ったという感じで今まで述べてきましたけれども、最近特にお子さんを持つお父さん、お母さん方からの声は、やっぱり一定の生徒数がいなければ子供がかわいそうだというお話が出ます。それを解消するためにどうあればいいのかなというふうに考えたときに、スクールバスという手もあるなと思っていましたけれども、今の教育長の、やむを得ず統廃合せざるを得ない地域については、結構な距離があるわけです。そうしますと、一定の距離のあるところは従来のスクールバスを出すということになるのだと思いますけれども、ただそのスクールバスのあり方、それは今までのままでいいのかというと、私は疑問を持っています。というのは、具体的な例を申し上げます。四和地区ですけれども、ここは小学校、中学校が統廃合されています。大不動地域からバスに乗って、そして万内を経由して学校に行くわけですが、その途中の子供たちはキロ数が満たないために、そのスクールバスに乗れないという実情があるというふうに聞いていました。でも、私は今度の統廃合するに当たって、スクールバスのあり方というのは、その辺は別に国から補助金を受けているわけでもないし、市独自でのスクールバスですから、その辺は改善したほうがいいのではないかなというふうに考えますが、その辺いかがですか。



○議長(工藤正廣君) 教育長



◎教育長(米田省三君) スクールバスに関しましては、市独自で出している場合もございます。また、路線バスを利用している、そういうケースもございます。ですから、一様に各児童生徒の皆さんに本当に利便性がよく配車できるという状況ではないというのが実情でございます。今後もしそういう点で改善できるところがあれば改善していきたいと考えています。



○議長(工藤正廣君) 16番



◆16番(畑山親弘君) 今教育長からいろいろ答弁をいただきました。学校についても、先ほど述べたように少子化の影響でそういう状態になるというのは本当に残念ですが、でも何よりも子供たちのことを、子供たちの教育環境も考えなければならないということからすれば、当面これはやむを得ないのかなと思っていました。それでも教育委員会としてはいろいろな取り組みをしておりますので、子供たちが健やかに伸びるような施策をいろいろと努力していらっしゃるので、今後ともよろしくお願い申し上げ、以上で質問を終わらせていただきます。大変ありがとうございました。



○議長(工藤正廣君) 以上で畑山親弘君の質問を終わります。

  昼食のため暫時休憩します。

                           午前11時37分 休憩

                                        

                           午後 1時15分 開議



○議長(工藤正廣君) 休憩を解いて会議を開きます。

                                        



△戸来伝君質問



○議長(工藤正廣君) 午前中に引き続き、19番 戸来伝君

       (19番 戸来 伝君 登壇)



◆19番(戸来伝君) 農業が十和田市の基幹産業ということで、私は何度も農業への支援を、特に畜産業への支援を訴えてまいりました。県の家畜市場では、黒毛和種の価格が上昇し、6月10日の競りでは平均価格が約81万円と、2カ月連続で80万円台に乗りました。ちなみに、去年の初めは50万円台でした。それが3月には60万円、9月には70万円となり、これで高どまりかと思いきや、80万円突破です。子牛価格の高騰は、繁殖農家を潤しますが、肥育農家の経営を圧迫します。今は枝肉価格が高いので救われるとしても、赤字のリスクは高まっております。繁殖農家にしてみても、肥育農家にしてみても、自分たちの高齢化、そして後継者の不足、TPPへの不安、輸入飼料の高騰など、悩みは尽きないのです。

  私が畜産業にこだわるのは、この十和田市が畜産業の生産拠点としてすぐれているからであり、小山田市長の得意分野であり、畜産業の振興を重点政策として掲げているからです。8年前、十和田市は経営危機にありましたが、私たち市民はこのまちのかじ取りを小山田市長に委ねました。それ以来、小山田市長は事業を厳しく選択し、お金と人材を集中的に投入することで難局を乗り切り、健全経営に到達しております。とはいうものの、多くの畜産業者は厳しい環境下で不安な日々を送っています。小山田市長がこうした畜産業者とじかに対話し、不安と苦悩に耳をかしてくださったらどれほど心強いことでしょう。このことをお願いし、通告した3点の質問に入ります。

  まず1点目は、道路行政についてです。穂並町のパワーズU十和田店から東に延びる片側2車線の道路は、中央分離帯に生け垣があり、中央モータースクールの南端をかすめ、丁字路にぶつかっております。昨年道路沿いにコメリパワー十和田店がオープンし、交通量も大幅にふえました。コメリパワー十和田店の東南の角を北に曲がる手前から、左折に備えて2車線が1車線となりますが、車線減少に伴い、車線を変更する車が戸惑い、左折の丁字路に信号機がないため、大変危険な交差点となっております。そこを東に過ぎると中央モータースクールですが、そこで南北に走る道路に行き当たります。公衆浴場ゆーゆーランドのある道路です。この丁字路にも信号機がありません。この2カ所は続いておりますが、危険な場所です。西から東へ行く片側2車線のこの道路は、早くから開通しておりましたが、東の端が中央モータースクールの敷地にかかり、用地買収に手間取り、そこだけ1車線でしたが、苦労したかいがあり、ようやく拡幅いたしました。ところが、2車線分の用地が入手できたのに、それを生かさず、1車線しか使っていません。そのためでしょうか、この交差点では事故が多発しているとも聞いております。

  そこでお聞きしますが、この中央モータースクール南側の道路について、1つ、用地買収の目的と費用をお聞かせください。

  1つ、2つの丁字路の交通事故発生状況について。

  1つ、2つの丁字路の信号機設置の見通しについて。

  道路はもう一点、総合衣料ヤマダ東店の東から北に延びて稲生川に至る道路についてです。この道路は、主要地方道三沢十和田線から稲生川を渡り、かつては十鉄の線路も渡りながら、市街地との抜け道として車の通行量も多く、東小学校、東中学校、十和田工業高校の通学路でもあり、危険性が高いことが指摘されてきました。稲生川沿いにある水野家の西隣には、新しい保育所もできましたし、この秋には大型ショッピングセンターもできます。レストランペリカンのそばの稲生川を南北にまたぐ橋も具体化されていません。このように総合衣料ヤマダ東店から稲生川の道路は、昨日も危険、きょうも危険、あしたはもっと危険です。

  そこで、この道路についてお聞きいたします。1つ、この周辺の交通事故の発生状況について。

  1つ、この道路の整備計画について。

  1つ、稲生川の南側交差点の信号機設置について。

  通告の2点目は、観光行政についてです。市長は、かねがね焼山地区は交通の要所だと、ここのにぎわいが観光の鍵になるとして、スキー場のオフシーズンの活用、温泉街の復活につなげる足湯や案内所の設置、猿倉からの引き湯を補完する温泉の発掘、湯ノ台との連携、現代アートの取り入れなど、さまざまな事業を展開し、さらには昨年20億円を超える焼山地区の新構想を発表いたしました。

  そこで、焼山地区の活性化についてをお聞きします。1つ、これまでの政策の成果と反省について。

  1つ、今年度から来年度の政策について。

  焼山地区の先には奥入瀬渓流があります。観光振興と自然保護の両立という難しい課題を抱えておりますが、このごろは奥入瀬自然観光資源研究会、通称「おいけん」の活躍が目覚ましく、通り過ぎる観光から立ちどまる観光へ、ルーペをのぞき込んでコケをじっくり観察し、双眼鏡を手に野鳥を観察し、シダや野草や花を楽しむ人々がふえています。奥入瀬渓流館には、「こけ丸め職人」とかいう緑の帽子をかぶった元プロレスラーのちょっと変わった男が大層人気で、このごろはヒョウタンをくり抜き、穴をあけ、中からの明かりを楽しむのが話題です。その一方で、渓流には藻が発生したり、外来種の植物が繁殖したりと、悩ましい問題を抱えております。

  そこで、奥入瀬渓流についてお聞きします。1つ、渓流全体を自然の博物館と見立てる構想を市はどう展開する予定でしょうか。

  1つ、「おいけん」や「こけ丸め職人」などの活動を市はどう見ているのでしょうか。

  1つ、安心して散策してもらうには、渓流沿いのトイレを市が主導してきちんと整備すべきだと思いますが、いかがでしょうか。

  観光の3つ目は、十和田湖畔です。湖畔の衰退は、目に余るものがあります。観光客をふやす策にばかり目がいきますが、特効薬はないとはいえ、手は打つべきです。湖畔のネックは、人口の減少です。子供が減り、大人が減っています。湖畔のネックは、管理の複雑さです。国が、県が、市が。湖畔のネックは、個人の権利です。多くの宿泊施設が撤退し、廃墟を放置しています。多くの土産物店や飲食店も同様です。国有地を借りていながら放置し、責任を逃れています。誰も手をつけません。

  慕われていた常勤の医師がいなくなりました。地元民には寝耳に水だったようです。というか、私たち議員にも急な話でした。湖畔の政策は、地元民より行政主導に見えます。

  市の補助でヒメマスの急速冷凍設備を設置しました。湖畔の店頭やホテルの夕食で、市街地の飲食店で生のヒメマスが食べられているでしょうか。あるいはスーパーの店頭で生のヒメマスが提供されているのでしょうか。

  そこで、湖畔の活性策についてお聞きいたします。1つ、湖畔の活性化の主役は国ですか、県ですか、市ですか、地元民ですか。

  1つ、湖畔の活性化に向けて、最も欠けているのは何だと考えますか。

  1つ、湖畔の住民との意思の疎通は果たしてうまくいっているのでしょうか。

  最後の質問は、病院行政についてです。市民の命のとりでと言われる市立中央病院ですが、その立て直しを掲げた小山田市長が誕生し、直ちに経営改革に取り組んだのは7年前です。「身の程知らずの豪華な病院だ」とあの長先生たちに酷評され、独立行政法人の道しかないと言われながらも、地方公営企業法の全部適用の道を選びました。それまでの一部適用から全部適用になって、人事や予算や定数などの権限が市長から病院事業管理者に移りました。全適になれば自由に経営できるから士気が上がり、経営改善につながるとのふれ込みだったと記憶しています。全適の手土産にとでもいいましょうか、平成22年度には15億円も特別支援をし、それまでの不良債務を全部解消してあげました。

  こうして中央病院は不良債務を精算してもらい、一から出直したのですが、今はどうでしょう。昨年度の決算が速報値で出ています。数字はいろいろな項目があり、難しいですが、実質単年度収支を見ると1億1,735万円の赤字です。昨年は1億1,967万円の赤字でした。減価償却や退職引当金を除くと黒字だとの見方もありますが、それはまやかしだと思う。公立病院には採算のとれない診療科もあります。そのために、基準の範囲内での繰り出しで一般会計から補填することが決まっています。ところが、中央病院では、それ以上の基準範囲を超える繰り出しを続けています。中央病院は大変な赤字体質なのです。

  たとえ赤字続きでも、そういう体質でも、市民に親しまれ、当てにされ、信用されていれば、公立病院としての存在価値はあると思います。では、中央病院の評判はどうでしょう。よい評判もあり、悪い評判もあるでしょう。中央病院の主役は市民ですから、市民の評判が何よりも気がかりです。

  この4月、幸いなことに接待隆敏さんという腕ききの事務局長がやってきました。あちこちの自治体病院からの引っ張りだこを西村副市長が懇願して連れてきたとも聞いています。7年間成果の上がっていないこの病院を立て直してくれることに大いに期待をしております。改善策を打ち出してくれれば、私も、私たち市議会も、全面的に後押しをします。遠慮なくびしびし動いてください。

  そこでお聞きいたします。1つ、この2年間は1億円を超える赤字ですが、今年度の実質単年度収支は幾らですか。

  1つ、一般会計からの繰り出し支援は幾らか、基準内、基準外、そのほかも含めて、平成22年度からの実績をお聞きいたします。

  1つ、常勤の医師は何人いるのですか。平成22年度からの推移を教えてください。

  1つ、経営改善のために人件費の見直しは必要ないのでしょうか。

  1つ、向こう5年間の経営見通しを教えてください。

  以上、壇上からの質問を終わります。



○議長(工藤正廣君) 市長

       (市長 小山田 久君 登壇)



◎市長(小山田久君) 私からは、戸来議員の十和田湖、奥入瀬観光振興について、総括的にお答えいたします。

  十和田湖、奥入瀬を訪れる観光客は、東日本大震災によって大きく落ち込み、いまだに震災以前の状況に回復していない状況にあります。一方では、奥入瀬渓流や焼山地域では、観光客が戻りつつあり、シーズンによってはにぎわいを見せてきております。特に外国人観光客は年々増加しており、昨年度市内に宿泊した外国人は1万7,000人を超え、ことしはさらに増加するものと期待しております。しかしながら、休屋地区において廃業する宿泊施設が出ているなど、必ずしも地域経済を潤すまでには至ってはおりません。

  こうした状況の中、市では国や県、地元関係者と連携して、十和田湖観光再生行動計画を策定し、十和田市十和田湖観光交流センターを開設するなど、十和田湖の観光振興に取り組んでまいりました。

  また、現在国が進めております国立公園満喫プロジェクト、このモデル事業地区にぜひとも十和田八幡平国立公園を選定していただくよう、先般県や関係団体とともに環境省に対して要望を行ってきたところであります。

  市といたしましては、このような機会を通してこれからも十和田湖・奥入瀬の観光振興に取り組んでまいりたいと考えております。

  その他のご質問につきましては、担当部長から答弁をさせます。

  以上、壇上からの答弁といたします。



○議長(工藤正廣君) 建設部長



◎建設部長(野月洋明君) 最初に、中央モータースクール南側の道路の用地買収の目的と費用についてのご質問にお答えいたします。ご質問の道路区間は、都市計画街路儀兵平千歳森線の一部、約140メートルの整備延長で、道路幅員25メートル、4車線としまして、平成19年度から平成23年度までに整備した路線であり、拡幅整備するため用地買収を行ったものでございます。用地買収費につきましては、用地費約4,200万円、補償費約2億600万円、合計2億4,800万円ほどでございます。

  次に、コメリパワー十和田店東側丁字路と中央モータースクール南側の丁字路の交通事故発生状況についてのご質問にお答えいたします。2カ所の丁字路の交通事故の発生状況につきましては、十和田警察署に確認しましたところ、平成24年度から平成26年度におきまして、人身事故件数はゼロ件と伺っております

  次に、2つの丁字路における信号機設置の見通しについてのご質問にお答えいたします。ご質問の2つの丁字路は、交通量や交通事故の発生が少ないため、信号機の設置は難しいものと聞いておりますが、信号機設置及び車線規制については再度十和田警察署と協議してまいりたいと考えております。

  次に、総合衣料ヤマダ東店前交差点から稲生川までの道路の交通事故の発生状況についてのご質問にお答えいたします。ご質問の市道前谷地6号線の周辺における事故の発生状況は、平成24年度8件、平成25年度3件、平成26年度1件となっております。

  次に、この道路の整備計画についてのご質問にお答えいたします。ご質問の道路は、朝夕の通勤時には県道へ向かう車両の交通量が非常に多く、また東小学校への通学路として利用されている路線でありますが、現況は歩道がなく、歩行者は危険な状態となっていることは認識しております。現在のところ整備計画は立てておりませんが、これから始まります青森県で実施予定の主要地方道三沢十和田線の道路整備事業及び軌道敷を使いました地域用水環境整備事業による稲生川の遊歩道整備等の計画を踏まえ、町内会や学校関係者等の意見を伺い、交通量、児童及び一般歩行者の通行状況について調査をしてまいりたいと、このように考えております。

  次に、稲生川南側交差点の信号機設置についてのご質問にお答えいたします。ご質問の交差点は、主要地方道三沢十和田線との丁字路交差点から稲生川を挟んで南側に位置しているため、県道より市道へ右左折した車両が赤信号時に停車する区間がないことや、停止している自動車等の側方を安全にすれ違うために必要な道路幅員の確保が必要なことから、現状のままでは信号機の設置について困難であると、そのように考えております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 観光商工部長



◎観光商工部長(和田好暁君) 最初に、焼山地区の活性化についてのご質問にお答えいたします。焼山地区は、十和田湖、奥入瀬、八甲田の玄関口として、交通の要衝であるほか、温泉やスキー場などさまざまな魅力のある地区でございます。これらの魅力を生かしながら、焼山地区の交流人口の拡大を図り、雇用の場を創出し、移住・定住人口の増加を目指すため、焼山地区活性化計画を策定したところでございます。

  しかしながら、地方創生や人口減少対策などへの対応が必要になったことから、ことし2月に策定した地方版総合戦略や今年度での策定を目指しております市総合計画、公共施設等総合管理計画等の整合性を図るため、できるものから取り組んでいくことといたしました。したがいまして、試験的にスキー場へ花の植栽を行ったほかは、焼山地区活性化計画に基づく事業は行ってございません。

  今年度におきましては、平成24年度に試掘した温泉とスキー場のリフトの活用について調査を行うとともに、スキー場の植栽について調査業務を実施することとしてございます。また、焼山地区で自然をテーマとしたアートプログラムを実施するとともに、焼山地区の観光資源を調査し、サービス向上を図るため、専門のアドバイザーから評価と改善提案を受ける事業を実施することとしてございます。これらの結果を踏まえて、来年度以降の事業につなげてまいりたいと考えてございます。

  次に、奥入瀬渓流の利活用についてのご質問にお答えいたします。奥入瀬渓流の自然が非常に大きな魅力と価値を持つことが近年の検証により知られており、エコツーリズムに取り組む団体が渓流全体を自然の博物館と見立てる構想を発信していることを大変心強く感じているところでございます。市では、今後ホームページやパンフレットに掲載するほか、旅行エージェント向けキャラバンなどの機会を通じて、こうした内容を広くPRしてまいりたいと考えてございます。

  次に、「おいけん」や「こけ丸め職人」などの活動についてですが、奥入瀬渓流で活動しているネイチャーガイドや、奥入瀬渓流のコケに着目し、コケを通じて奥入瀬の魅力を多方面に発信している人たちの活動は、奥入瀬の上質な自然を多くの人が享受しながら、この自然を持続させていこうという高い意識に根差し、観光振興と自然保護を両立させるものと感じております。市では、こうした活動を今後ともバックアップしてまいりたいと考えてございます。

  次に、奥入瀬渓流のトイレの整備についてですが、バイパス完成後の奥入瀬渓流利用のあり方を勘案しても、急速に伸びている訪日外国人観光客に訪れていただくためにも、観光客の皆様に安心して散策していただくために、奥入瀬渓流の公衆トイレの新設と改善はどうしても欠かせないものと認識しております。しかしながら、国立公園内にある奥入瀬渓流の公衆トイレの整備の主体は国であることから、市では平成26年度から県を通じて要望を続けているところであり、これからも早期整備に向けて粘り強く要望してまいります。

  次に、十和田湖畔の活性化についてのご質問にお答えします。十和田湖の活性化に向けた取り組みとして、市では国や県、地元関係者とともに、平成26年3月に十和田湖観光再生行動計画を策定し、その中で滞在型の観光地化と観光資源の保護との両立を基本方針として掲げ、各種事業に取り組むことといたしました。これまでに環境省による南祖庵の撤去を初めとした園地整備、県による十和田神社から占い場に至る歩道整備、市による十和田市十和田湖観光交流センターの整備、地元住民による十和田神社周辺の整備など、関係機関が連携し、十和田湖畔の活性化のため事業に取り組んでおり、役割分担のもと、それぞれが主役であると考えております。

  次に、湖畔の活性化に最も欠けているのは何かというご質問ですが、十和田湖畔が多くの観光客でにぎわっていたころは団体旅行が主流でしたが、その後旅行形態が個人やグループへ変化していく中で、その変化に対応できなかったことや、廃業した宿泊施設や商店が廃屋となって残っていることによって景観が損なわれているといった問題があります。こういった中で、十和田湖を訪れる観光客が何を目的とし、どういうサービスを望んでいるかを検証した上で、観光客が望むサービスやおもてなしを提供しなければならないと思いますが、そういうことができていないことが最も欠けているのではないかと考えております。

  最後に、湖畔の住民との意思疎通についてのご質問ですが、市では十和田湖観光活性化対策会議などの場を通じて、地域住民との意見交換を行っております。さらに意見交換の機会を広げていくとともに、ことし2月から休屋地区に配置した地域おこし協力隊の活動を通じて、地域住民との意思の疎通をより一層図ってまいりたいと考えてございます。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 病院事務局長



◎病院事務局長(接待隆敏君) それでは、中央病院の経営の現状と今後についてのご質問にお答えいたします。

  これまで経営改善のチャンスがあったと私は思いますが、その状況が見えるよう、平成18年度以降及び平成27年度決算見込み並びに平成28年度当初予算の収支状況を作成し、院内はもちろん、今月上旬に行われた病院事業経営審議会にも提出し、厳しい現状をお示ししてまいりました。そこで、今年度の実質単年度収支、先ほど議員のご質問にもございましたが、確かにここ2年間は1億円を超えています。さらに、今年度は、これは当初予算で積算した単年度収支の額ですが、4億4,581万円と、さらにマイナス要因が多くなっています。そこで、今年度は何としても病床利用率を高め、経費削減を図ることにより、この現金ベースでの資金不足額を解消できるように努めてまいります。

  次に、一般会計の繰出金平成22年度からの推移につきましては、平成22年度が総額32億4,764万円、うち基準外繰出額が23億1,395万7,000円、平成23年度が総額14億7,335万3,000円、うち基準外繰出額が6億1,834万3,000円、平成24年度が総額15億9,200万3,000円、うち基準外繰出額が6億6,823万9,000円、平成25年度総額13億3,740万3,000円、うち基準外繰出額が5億8,113万5,000円、平成26年度が総額13億9,399万4,000円、うち基準外繰出額が3億4,877万9,000円、平成27年度が総額14億9,995万9,000円、うち基準外繰出額が3億4,983万5,000円、平成28年度が総額13億1,072万7,000円、うち基準外繰出額が2億3,451万円となっております。

  次に、常勤医師数の平成22年度からの推移につきましては、各年度5月1日現在での人数でございます。平成22年度が37人、平成23年度が38人、平成24年度が42人、平成25年度が40人、平成26年度が42人、平成27年度33人、そして平成28年度が30人となっております。

  次に、経営改善のための人件費の見直しにつきましては、経費削減と公平性の確保の観点から、収支状況を勘案しながら各種手当等について見直ししてまいります。

  次に、向こう5年間の経営見通しということでございますが、この2年間で何とか経営立て直しを図って、県が示した地域医療構想を踏まえまして、中央病院が上十三地域内で急性期医療を担いながら、収支改善に引き続き取り組んでいきまして、地域に不可欠な医療機関として機能していかなければならないと考えてございます。

  以上であります。



○議長(工藤正廣君) 19番



◆19番(戸来伝君) では、順を追って土木課から質問いたします。

  用地費と補償費で2億4,800万円ほど、前回私が聞いたとき、工事費を含めると3億3,000万円、大体そうだったと思うのですが、用地費と用地買収と工事を入れて3億3,000万円、片側1車線ずつで使用している現状、これ道路を担当した人にすれば当たり前な行為ですか。



○議長(工藤正廣君) 建設部長



◎建設部長(野月洋明君) ただいまの質問にお答えいたします。

  当時その道路を整備した人たちから聞いたことでは、4車線で丁字路に向かいますと、右折する車と左折する車が2つ並んだ場合、その車によって見通しがききにくくなって事故の原因になるのではないかということで、車線を絞って1車線ずつにして開放しているというふうに聞いております。



○議長(工藤正廣君) 19番



◆19番(戸来伝君) それは、あなたの前の前の部長かな、が答弁をそういうふうにしているのです。前の議事録見ればわかるのですが。運転手は、例えば2車線で左に曲がる人と右に曲がる人でそれぞれ行為が違います、運転の仕方が。2つ並べば、事故になる可能性があるというふうなのは、私はへ理屈だと思うのです。だから、あなたたちが言っていることが正しくて、市民の血税の3億3,000万円使って1車線しか使わないという行為がどうかと私は聞いているのです。あなたは、2つの丁字路の信号機設置のところで、信号機と2車線使えるように今後警察と協議をして、いわゆる使えるようにするという意味合いで私が解釈すれば、もうこれ以上質問しないけれども、使えるように一生懸命努力しますか。



○議長(工藤正廣君) 建設部長



◎建設部長(野月洋明君) ただいまの質問にお答えいたします。

  現状の道路の今の開放の状況を見ましたところ、1車線を絞っている形態が車線ではなくて、バリケードに矢印の看板をつけたものを道路にただ置いて今車線規制しております。これは、仮設的な規制でございまして、永久的な道路の規制とは見られませんので、現在の看板、バリケードによる車線規制を改めまして、今後警察署の交通規制係のほうと相談しながら、全面の区域をラインでわかりやすく表示して交通させるような協議を進めてまいりたいというふうに考えております。



○議長(工藤正廣君) 19番



◆19番(戸来伝君) 野月部長のその英断に期待をしたいのです。やはり今説明したようなことで、3億3,000万円も市税を投入しておいて、道路を使わせないということ自体が私はおかしいと思うのです。私は、2台で並びながら、左に曲がる、右に曲がる、それをやってみたのだけれども、違和感も何もないのです。やっぱり今部長が言ったようにバリケードを置いてやっていること自体が私はおかしいと思う。早い機会にあのバリケードを撤去して、ラインを引いて、直線と左、直線と右というラインを引いて、あの道路を使わせるようにしてもらいたい、するという答弁をお願いします。



○議長(工藤正廣君) 建設部長



◎建設部長(野月洋明君) ただいまの質問についてお答えします。

  そういう形でバリケードを撤去しまして、道路を開放する形を警察と一緒に探って、ことしからこれを進めていきたいと思っております。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 19番



◆19番(戸来伝君) ありがとうございました。

  次は、総合衣料ヤマダ東店のところなのですが、前にも質問しました。歩道がなくて、朝夕の通学の子供たちが大変だというのは付近の人が言っている言葉なのです。私らは、なかなか通学の時間にあそこを通りませんのでわかりませんが、あの周辺に住んでいる人たちが歩道がなくて子供たちが危険だという声なのです。これは、私、今回で2回目なのです。前のときも、今日までそれが対応されないで来ているのですが、部長、やっぱり状況を早く把握して、歩道の設置なりを手がけていただければなと思うのです。その辺のところいかがでしょう。



○議長(工藤正廣君) 建設部長



◎建設部長(野月洋明君) ただいまの質問にお答えいたします。

  ご質問のこの道路につきましては、総合衣料ヤマダ東店の道路が街路並みに両側歩道がついている道路で、それから三沢十和田線のほうに向かってくる道路ですので、稲生川にかかっている橋からすれば、そう何カ所もない橋を渡れる場所となっておりますので、車だけでなくて歩行者、また周辺に東小学校、また東中学校等ございますので、歩道の必要性は非常に認識しております。しかしながら、ことしから県道三沢十和田線が十鉄の軌道敷を使った拡幅整備の実施の測量に入っておりますので、その整備と稲生川の脇の地域環境整備による遊歩道の整備等の整合性を図りながら計画したいと思いますので、そちらのほうの計画が固まったのにあわせて、市のほうも検討してまいりたいというふうに考えております。



○議長(工藤正廣君) 19番



◆19番(戸来伝君) 部長、県のほうは東西なのですよね、稲生川に沿っての事業なのです。これは、あくまでも市道ですので、危険性が高まった段階というよりも、もう危険だと言っているわけだから早急に、歩道がいいのか、あるいは道路の拡幅してやるという考えなのかを早目に動いたほうがいいと思うのです。

  あと1つは、稲生川の南側交差点、あそこにコンクリートの橋を、ボックスカルバート入れたのです。高さがあるでしょう、県道に比べれば。それを私前に聞いたら、その上流の橋の高さと大体同じくらいなのだそうです。というと、今県道を整備するのとあわせて県道も橋がスムーズに乗り入れできるように高くして、当時は整備したいという意見をもらったことあるのです。今の部長はそういうふうなのに対してもそう思っていますか。



○議長(工藤正廣君) 建設部長



◎建設部長(野月洋明君) ただいまの質問にお答えいたします。

  今のご質問の場所は、当該総合衣料ヤマダ東店ではなくて、その手前の都市計画街路のボックスカルバートが入ったところだと思いますが、高さの問題につきましては県のほうの考え方としましては、県道の高さを上げるようなことは、出入り口とか交差点の道路の取りつけの関係から無理だというふうには聞いておりますので、今後市のほうの計画については高さをある程度県のほうと打ち合わせしながら、実際に走りやすい、交通の支障にならないような交差点をつくるような計画を立てていかなければならないというふうに考えております



○議長(工藤正廣君) 19番



◆19番(戸来伝君) それであれば、私が当時聞いたボックスカルバートの説明と今南側交差点の信号機とかを含めて、あくまでも県の事業を照らし合わせながら整備していくという考え方なのですか。



○議長(工藤正廣君) 建設部長



◎建設部長(野月洋明君) お答えいたします。

  やはり交通の主要道路としましては、県道三沢十和田線が非常に交通量とか多いものですから、やはり三沢十和田線のほうがある計画について市のほうの取りつけを整合性をとって進めていくべきではないかなというふうに考えております。



○議長(工藤正廣君) 19番



◆19番(戸来伝君) そうすると、あの稲生川にかけたボックスカルバートは、撤去しなければならないこともあり得るわけですよね。



○議長(工藤正廣君) 建設部長



◎建設部長(野月洋明君) お答えいたします。

  現段階においてはそうなるというふうには断言できませんが、これから県道または市の都市計画道路、周りの市道とのとり合いの関係からいきますと、そういうこともあろうかと思います。



○議長(工藤正廣君) 19番



◆19番(戸来伝君) 今まで質問したのは、聞き取りしなかったのによく答えてくれました。ありがとうございました。

  あとは、焼山地区のことについてなのですが、先ほど一通り答弁していただきました。我々議員も焼山地区のことに対してはいろいろ前段で申し上げました。しかし、焼山地区の開発に対して具体的にどうだ、こうだ、こういうふうにしますという、前に全員協議会等で説明がありましたが、その後のことで、我々議員も「こうやるのだって」と地元の人に言えるような人はいないと思うのです。部長、その辺、あなた新しく部長になった人だから、こういうふうに焼山地区の構想を持っているのかを教えてくれますか。



○議長(工藤正廣君) 観光商工部長



◎観光商工部長(和田好暁君) 焼山地区の活性化についてですけれども、前に基本計画について全員協議会でご説明申し上げております。その後、さまざまな社会状況によりまして地方版総合戦略や市総合計画等々がありまして、その中で整合性をとりながら、先ほど言った焼山地区活性化計画を実施していきたいというふうに、今もそれで進めているところでございます。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 19番



◆19番(戸来伝君) では、余りその辺を聞いてもあれですが、私らはなかなか理解するに苦しむ面があります。

  きのうも議員が質問しました。移住のまずお試しということで、青森銀行の保養地を利用して、十和田市が来月から開始するというふうなことありますが、これは私はいい試みだと思うのです。温泉を利用してそこに新しいうちを建てる、来てくれる人というのが望ましいのですが、副市長、5年ぐらい前に温泉試掘したでしょう。温泉も出ると、53度。もしこういうふうなことであったときに、温泉を掘ったところに、その温泉を利用して市営住宅なんか建てるような考えもありますか。



○議長(工藤正廣君) 副市長



◎副市長(西村雅博君) ただいまのご質問にお答えいたします。

  我々がつくった焼山地区活性化計画の中には、市営住宅の整備については検討されておりませんので、現時点ではないものというふうに理解していただきたいと思います。



○議長(工藤正廣君) 19番



◆19番(戸来伝君) それは、いろいろな意味からしてわかりますが、この移住のまずお試しからということの落としどころが、青森銀行の施設を使って10日とか1週間とかと何回も使わせるのですが、しかしそれだけではこれをやった意味がないのです。もちろんそこを気に入って、あの温泉を利用してうちを建ててくれれば一番いいのだけれども、それよりも、きのうも質問したように、焼山に市営住宅を建てることの考えに至っても私はいいのではないかなと思って提案しながら要望して、この焼山の部分は終わります。

  渓流のほうに関しては、竹島議員が質問を何回もしていまして、国で認められれば一番いいわけなのですが、それに対しても「おいけん」とか「こけ丸め職人」とか、いろいろな形の中で渓流を手をかけて、新聞にかなり取り上げられるようなことをしているのです。それを温かく見守りながらも、市は何とかしなければいけないという思いに私は気持ちが動いてもらいたいなと思うのですが、部長、その辺どうですか。



○議長(工藤正廣君) 観光商工部長



◎観光商工部長(和田好暁君) 確かにそういう大事なものあるのですけれども、先ほど市長がお話しした国立公園満喫プロジェクトの要望の中で、地元の方々が一体となって取り組んでいくのが高い評価につながるというお話をいただいておりますので、今活躍している方々の部分も取り入れながら、振興につなげてまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 19番



◆19番(戸来伝君) 大いに、言葉にうそのないように頑張ってください。

  それとあと、十和田湖ですが、なかなか大変だと思います。先ほど1つ目の質問の中で、国も県も市も地元民も一つになっていろいろなことをしてクリアしているという答弁をいただきました。それが一つでも欠けないように今後もいろいろ頑張ってもらえればなと思うのです。

  市長、今80周年記念でいろいろなイベント、多彩な催し事をやろうとしているのです。これは、やっぱり十和田市民にわかってもらう、地元民に理解してもらう、そして観光で足を運んでもらうというふうなことにならないと、なかなか難しいと思うのです。市長もいろいろ見ていると思うのですが、私はある人から手紙をもらって、当時奥入瀬渓流、十和田湖の観光にかかわって、えらい苦労した人がいっぱいいると聞いています。その成果が実って、あそこに乙女の像もできたとも聞いています。そういうふうな先人たちを敬いながら、我々の財産の十和田湖を生かしていく方法、そう思ったときに、市長、具体的に何かありますか。



○議長(工藤正廣君) 市長



◎市長(小山田久君) 具体的にというお話ですが、先ほど私なり部長のほうで申し上げた、そのとおりでございます。はっきり言ってこれをやれば絶対大丈夫というのはありません。そういうことで、国なのか県なのか市なのか地元なのか、そういうことではなくて、やはり全員が一緒になってそれぞれの役割分担を進めていかなければならないのではないかと。そういう思いで、先ほど答弁しましたとおり、今の国立公園満喫プロジェクト、もしこういうことに採択されるということになれば、大きな弾みにつながるし、また奥入瀬、青撫山バイパス、この開通によりまして、あの奥入瀬渓流が文字どおり一つの区間というか、世界でも類を見ない区間としての使い方が可能になるのではないだろうか。よってもって、そういったことをぜひ前面に出しながら、再度PRし、誘客につなげていければいいなと、そのように思っています。



○議長(工藤正廣君) 19番



◆19番(戸来伝君) 市長、大いに頑張ってください。

  あと、病院のほうをお聞きします。接待さんからいろいろ答弁をいただきました。その答弁の中身ですが、これは病院経営審議会でも、先ほど冒頭に報告したとあります。その際どういうふうな質問出ましたか。



○議長(工藤正廣君) 病院事務局長



◎病院事務局長(接待隆敏君) 経営審議会での質問の主なものは、市からの繰入金がどうなのというお話が出ました。私は、一般会計からの繰り入れは決して低くはないというふうに回答いたしました。それから、病院担当として繰入金を当てにしなくても何とか経営できるような方向に持っていきたいというお話をしたので、審議会の委員からは繰入金のことに対していろいろご質問がございました。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 19番



◆19番(戸来伝君) あなたがさっき答弁したことを、いろいろまとめて審議会委員の皆さんに提示したと、そのことに対しての建設的な意見とかというのはなかったのですか。ただ見て、「ああ、そうか」と納得しただけですか。



○議長(工藤正廣君) 病院事務局長



◎病院事務局長(接待隆敏君) 済みません、ちょっと答弁足りなくて。この表は、各年度ごとの収支状況と、現金ベースでどうなのという一覧表です。そのほかに今言った繰入金の額と繰入率を一覧にした数字なのですけれども、やはりこれを見ると本当に経営改善、せっかく市のほうからお金をいっぱい繰り入れてもらったあたりに経営改善しなければならなかったので、その辺ができなかったことに対してのいろいろご意見もございました。

  それとあと、平成23年度非常に収入が伸びた年があるのですけれども、これはやはり医師がふえたと、循環器内科が2人から4人にふえたとか、そういったこともあったので、そこは結構改善されたので、その辺がチャンスでなかったのかなというご意見もございました。

  いずれにせよ、この表をもとに最初から経営のほうを何とか改善したいということでいろいろ話はしてまいりました。

  以上であります。



○議長(工藤正廣君) 19番



◆19番(戸来伝君) 基準外でいろいろいっぱい答弁いただきました。当市の病院では、この基準外のあれは普通ですか、多いですか、少ないですか。



○議長(工藤正廣君) 病院事務局長



◎病院事務局長(接待隆敏君) そのことが経営審議会でもご質問があったのですが、一般的な他会計、第3条予算と第4条予算の繰入率があるのですが、資本的収入分を含んだのと含まないのではまた率が違ってきます。資本的収入を含めば大体20%を超えれば多いほうだと思っています。当院は、一応平成27年決算見込みが21.7%、それからその前の年の平成26年度が20%なので、どっちかというと多いほうの率になると思います。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 19番



◆19番(戸来伝君) 済みません、病院事業管理者からちょっと聞きます。あなたになってからいろいろ先生たちも22人から37人とか、多いときで42人、今33人から30人ですよね、さっきの説明では。この減った理由というのはどういうことですか。



○議長(工藤正廣君) 病院事業管理者



◎病院事業管理者(松野正紀君) お答えします。

  病院のドクターの数の推移ですけれども、当然変動はあるわけですが、ここ2年ぐらいの間の減少は、1つは研修終わって病院に残って3年目以降仕事をしてくれたドクターがいたのですが、それが大学に戻る、あるいは別な施設で本来の医療をやるというので、移っていく数がふえたというのと、最近の派遣先の医局の事情ということで、やめたい、あとは派遣できなくなったということがあります。現状では、臨時のドクター、常勤ではなくて、でカバーしてもらっていますので、実質は何とかカバーできているのですが、実際のドクター数とすると減っていると、そういう現実です。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 19番、時間あと4分くらい。



◆19番(戸来伝君) 減っているということに対して、病院事業管理者としては特段の努力とかしていますか。



○議長(工藤正廣君) 病院事業管理者



◎病院事業管理者(松野正紀君) それに関しましては、継続的に集中的にやって、ドクターを派遣していただくようにやっておるのですが、今のような事情が内部にあって、それを上回るような数を派遣してもらうという状況にはないのです。ただ、努力はしております。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 19番



◆19番(戸来伝君) もう時間ありません。病院事業管理者、お医者さんとかは全適の病院事業管理者であるからあなたなのです、私が思うには。病院事務局長とか市長ではないです。研修医が少なくなって42人から33人、30人というふうなことであれば、やっぱり赤字がふえるばかりだと思うのです。今来た事務局長も張り切っているみたいだから、あなたの使命で、いろいろ動くようにして、早く医者を確保して、健全な病院にしていただきたいということをお願いして終わります。



○議長(工藤正廣君) 以上で戸来伝君の質問を終わります。

                                        



△石橋義雄君質問



○議長(工藤正廣君) 次に、12番 石橋義雄君

       (12番 石橋義雄君 登壇)



◆12番(石橋義雄君) 自民公明クラブ、12番議員の石橋義雄です。通告に従って質問してまいります。理事者の皆さん方の誠意あるご答弁を期待しております。

  今回の質問は、私自身、日常十和田市で生活をしていて感じたこと、さらには地域の方々と接する中でお願いをされたことを議員という立場でこの壇上から質問させていただきたいと思います。

  初めに、交通事故が多発している高清水のオレンジハート付近交差点の安全対策についてお伺いします。この場所は、十和田市の交通事故多発による魔の十字路と地域の方々から言われております。地域住民からは、何年も前から交差点の改良、改善、そして信号機の設置要望が出されていると伺っております。事実、私も地域の神社の例大祭や町内会の総会等に案内をいただいて出席すると、必ずと言っていいほど交差点改良と信号機の設置が話題となります。地域の方々は、本当に怒っています。「役所は何もしてくれない。我々地元のことは何も考えてくれない。議員が言うように右折ライン、左折ラインの必要性もわかる。サイホンの移動もわかる。しかし、こんなに事故が発生している現状を考えてくれ。とりあえず信号機だけでも設置してくれ。多少渋滞したとしても事故は少なくなるはずだ。今よりは安全になる。事故に巻き込まれるのではないか不安だ。怖くてならないのだよ。議員そう思わないか」と。「この事案は、十和田市か、県か、どっちよ。今の現状、現実を役所は理解しているのか。行政を動かしてくれ」とお願いをされました。

  随分昔のことですが、私の地元、藤島の大窪という地域があります。ここで大雨が降ると必ずと言っていいほど車による大きな事故が多発しました。地域の人は、大雨の日や夜は恐ろしくて、その場所を通りたくないとうわさになりました。ここに藤島の方も傍聴に来ていますが、昔そういうことがありました。おはらいまでしてもらったこともあります。そこで、事故の原因は何なのかと調査をしたところ、ハイドロプレーニング現象だとわかり、現場の道路改良をしたところ、その後は事故の発生はほとんど起きていません。事故発生の要因は必ずある、そのことにどう対応、対処するかだと思います。スピード感を持った対応が求められています。地域住民の願いにどう応えてくれますか。当局の考えをお聞かせください。

  次に、以前この壇上から提案要望した八戸西インターから十和田市を通り、小坂インターにつなぐ地域高規格道路の整備について、その取り組み状況についてお伺いをします。日本列島改造論の田中角栄元総理や、夢を見てるんかいと言われた瀬戸大橋構想の発案者、香川県の明治時代の政治家、大久保?之丞氏を例に挙げ、小山田市長に対し、地域高規格道路の建設実現を目指し、取り組むよう提案をしました。今行動を起こしたからといって、すぐに形になるものではない、そのことは重々わかっています。しかし、市長の思いや志を受け継ぐ政治家が十和田市にあらわれたとしたら、市長にとって政治家冥利に尽きるのではないでしょうか。

  東日本大震災で私たちは過去に経験したことのないようなことを学びました。災害時にいかに早く人や物を運び移動させるのか、その対応は道路にあるということを学びました。緊急を要する事態に陸海空の輸送対応がすっかり機能しないと、被害を最小限に抑えることができなくなります。今熊本県でも同じようなことが起きています。山が崩落し、道路が寸断され、きょうも何かそんなことが発生したようでありますが、生活に支障を来すばかりか、毎日不安との戦いにあります。

  日本は地震大国であり、今後も起こり得る地震に即応できる環境を整える必要があります。西日本で大規模な地震が発生すれば、大都市ゆえに重工業分野に甚大な被害が発生する可能性があり、必ず企業の分散や行政の地方移転がクローズアップされるだろうと思います。国家の再生に向けて企業の地方移転、官公庁の分散が進む可能性があります。大都市に集中してきた日本の今までの政策を見直す必要に迫られると思います。田中角栄元総理が描いた日本列島改造論、つまり東京一極集中から地方分散と工業の再配置を行い、太平洋ベルト地帯から裏日本、さらには地方に新たな企業進出が生まれるかもしれません。

  十和田市は、地震に強い、水害に強い。私は、唯一心配があるとすれば八甲田山の噴火だろうと思います。なぜならはるか昔にあった事実、歴史が証明をしています。

  先般の新聞に、市長と三村知事が国立公園満喫プロジェクトに関して、十和田八幡平国立公園を対象公園に選定するよう丸川環境大臣に要望している記事が掲載されていましたが、幾ら観光事業に力を入れても、交通の便が悪ければ観光客は来てくれません。

  人が動く、物が動く、企業が動く、そしてお金が動く、このことが将来の人口減少や地域沈下を防ぐ道であると私は思います。そのためには、陸の孤島と言われている十和田市に高規格道路がどうしても必要であると私は考えます。市長、壮大な大志を掲げ、この十和田市に高規格道路の建設実現可能に向けた取り組みを期待します。以前私の質問に各市町村と協議していくと答弁しておられますが、その後の取り組み状況をお聞かせください。

  次に、十和田―三沢間のバス運行にかかわって、バス停に風雨をしのげる待合所の設置についてお伺いします。先日所用があり三沢市に向かって車を走らせていました。十和田工業高校前のバス停付近に十数人の高校生の男女が立っていました。多分バスを待っていたのだと思いますが、その中の何人かが突然の雨にぬれながら立っていました。この光景は、三本木農業高校前も同じでありました。

  十和田観光電鉄が平成22年に十和田市と三沢市間の電車路線の廃止を決定し、翌年からバス運行に切りかえ、市民や学生の通学等に大きく貢献をしていただいております。さまざまな条件、要件をクリアしなければならないことは十分承知の上でお聞きします。十和田観光電鉄株式会社、道路所有者、行政機関、関係市町村と協議をし、私たち十和田市にある三本木高校、十和田工業高校、三本木農業高校で自分の未来に高い志を持って勉学に励んでいる学生に十和田市の善意を差し伸べてはどうでしょうか。各関係機関と協議をして、バス停に待合所の設置に向け検討してみてはどうでしょうか。当局の考えをお聞かせください。

  最後になりますが、市長が描く十和田市の将来像についてお伺いします。小山田市長は、今から8年前、十和田市の将来を憂い、勇気ある決断をし、早いもので7年半が経過いたしました。農業を元気にしたい、住んでよかったと思えるまち、市民が元気で輝きを持てるまちをつくりたいと勇敢に挑戦し、市長に当選をされました。就任当初の市の財政状況は厳しく、しかも病院経営が大変な状況にありました。そんな厳しい中にあって市長は、先ほど戸来議員も言っていましたが、病院を立て直すために経営にコンサルの導入を決断し、公営企業法全部適用の道を決断しました。一時は明るい兆しも見えかけた病院経営ではありましたが、なかなか思うようにはならない、それが現状ではないかと思います。それでも松野病院事業管理者を初め、病院職員一丸となって頑張っていることは承知をしているし、その努力も認めるところであります。さらなる経営改善に向けて取り組んでほしいなと思います。そんな中にあっても市長は、市民が元気を出せるようにと各種団体に補助金を出して活躍の場をつくろうと頑張ってきたと私は評価しています。

  しかし、市長、あなたが手がけたかった市政とはこんなことではなかったと思います。「政治家になれ、市民に夢を見させてくれ」と今までこの壇上から何回となく発言をしてきました。就任以来市長は、財政の健全化に取り組んできたと思います。何をするためにも基金の積み増し、増額に努めてきたのではないだろうかと。ここで私は市長にお伺いしたいのは、なぜこれだけ基金の積み増しあるいは積み立てに執着というのですか、取り組んできたのか聞きたいと思います。何をするにも金がかかります。市長は、最初市長になったときに市の金庫を見てびっくりしたと言っていましたが、まさにそれは事実だろうと思います。市民は、基金はふえたけれども、では市長が本当にやりたいのは何だろうという思いを持って見ていると思います。市民にわかるように、今これこれをやるために皆さん方に無理をして、あるいは我慢してもらっているのだよなということがわかるような発信をしてほしいなと、私はそう思っています。何かしようと思えばお金がかかる。金を投入すれば無駄な投資と誰かが反対する。何もしなければ能力がない、やる気がないと。うまくいって当たり前、失敗でもしようものなら非難、批判の嵐。そんな政治の世界で生きるには、信念、心一つの置きどころだと私は思います。

  市長、あなたは常々、何も手を打たなければ十和田市の人口は25年後には4万3,000人台まで減少するだろうと言っています。それでは、どうすればこの減少に歯どめをかけることができるでしょうか。かつて田中角栄元総理を痛烈に批判した石原慎太郎元東京都知事が「田中角栄なら今どう動く。田中角栄に学べ」と言っております。小山田市長、あなたなら今どう動く。十和田市の未来像をお聞かせください。

  終わります。



○議長(工藤正廣君) 市長

       (市長 小山田 久君 登壇)



◎市長(小山田久君) 石橋議員のご質問にお答えいたします。

  私からは、十和田市の将来像についてのご質問にお答えいたします。私は、これまで議員各位を初め、市民の皆様の温かいご協力、ご支援をいただきながら、魅力のある地域資源を生かしつつ、元気のあるまちづくりを目指し、諸般にわたる施策を展開してまいりました。おおむね順調に推移しているものと私は思っておりますが、特に昨年のB―1グランプリは、市民活動支援事業でも見られるとおり、市民との協働によるまちづくりが目に見えてあらわれていると。したがいまして、今後のまちづくりを進めるに当たりまして、大変心強く思っている次第であります。

  このような中にあって、今後の十和田市に思いをめぐらすとき、中期的にはやはり人口減少、あるいは少子高齢化社会が進展する中、どのようにして将来にわたり持続可能な地域を目指していくかということが大きな課題であると考えております。このため、ことし2月に策定しました十和田市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略に基づきまして、雇用、子育て、移住などの取り組みを進めていかなければなりませんし、また現在本市の長期的な展望を見据えた場合、最上位計画である第2次十和田市総合計画の策定にも取り組んでいるところであります。

  そういう中でございますが、やはり何と申しましてもこの地に住んでいただく、雇用の場ということも大事でございます。したがいまして、大手食肉業者の食肉処理場の誘致を何としてでも当地に持ってきたい。そういうことによりまして、雇用の場、あるいはまた産業振興に大いに貢献することになると思います。そして、農業による地方創生、その農業の活用の仕方、あるいはまた中心市街地の活性化、そして十和田湖、奥入瀬渓流の観光振興、また市民のスポーツのための施設、こういった公共施設の整備などなど、取り組むべき多くの課題があるのも事実でございます。

  いずれにいたしましても、多くの方が十和田市に魅力を感じ、安心して住みたいと思えるまちづくり、誰もがやりがいや生きがいを感じられる、そういった幸せがあふれる十和田市であってほしい、あってほしいと申しますか、そのようであればいいと、そのように考えているところでございます。

  その他のご質問につきましては、担当部長から答弁をさせます。

  以上、壇上からの答弁といたします。



○議長(工藤正廣君) 建設部長



◎建設部長(野月洋明君) 交通事故が多発しているオレンジハート高清水店付近交差点の安全対策についてのご質問にお答えいたします。ご質問のオレンジハート高清水店付近交差点につきましては、主要地方道三沢十和田線と市道高清水1号線と高清水大下内線を結ぶ路線が交差する場所で、交通量が非常に多いことに加え、見通しが悪く、交通事故を誘発する危険箇所であることから、昨年度から青森県と当市で連携し、当該交差点に右折車線や歩道を整備する事業に着手しております。

  また、当該交差点には、整備完了と同時に信号機を設置することで青森県警察本部と協議を進めておりますが、設置するまでの間は市道側から県道に進入する車両の一時不停止による事故が多いことから、運転者に対し一時停止を注意喚起する看板等を市道側に設置し、事故を防止する安全対策に努めてまいります。

  次に、県に重点事業として要望しております地域高規格道路の整備に関する取り組み状況についてのご質問にお答えいたします。地域高規格道路は、国際的観光地十和田湖、奥入瀬渓流を有する本地域において、広域救急医療及び災害時の緊急輸送体制の整備など、地域の安全、安心を確実なものとするとともに、物流や観光などによる地域経済の振興と地域創生の実現を図るために重要な役割を果たすものと考えております。このことから、八戸市の東北縦貫自動車道八戸線から十和田市を経由し秋田県小坂町の東北縦貫自動車道弘前線までを横断する区間について、関係いたします八戸市、五戸町、六戸町、小坂町、新郷村、十和田市の6市町村長及び議会議長で構成いたします八戸・十和田・小坂間、地域高規格道路整備促進期成同盟会をことし7月に設立する運びとなっております。これを契機といたしまして、今後国土交通省及び青森県に対し、地域高規格道路の整備実現に向け、働きかけを強化してまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 企画財政部長



◎企画財政部長(中野孝則君) 十和田三沢線のバス停留所への待合所設置についてお答えいたします。

  十和田三沢線は、十和田観光電鉄の鉄道事業廃止に伴い、鉄道代替バスとして運行されており、高校生の通学の重要な公共交通手段となっておりますが、待合所は整備されていない現状にあります。待合所整備につきましては、通常バス運行事業者が行うものとなります。しかし、用地確保、歩道幅員の確保、整備費用や維持管理費などさまざまな課題があり、整備には至っていないと伺っておりますが、待合所整備は利便性の向上、公共交通の利用促進につながるものと認識しております。このため、待合所整備につきましては、他自治体の事例も参考としながら、どのような支援が可能かどうかも含め、バス運行事業者並びに道路管理者などの関係機関と協議の上検討してまいりたいと考えております。



○議長(工藤正廣君) 12番



◆12番(石橋義雄君) 答弁ありがとうございました。

  高清水の交差点のところに信号機を設置してほしいということについて、再度質問します。今部長が道路改良とか県と検討していると、進めているという話を伺いましたが、ここに信号機をつけてほしいということは、もう10年も前の話ですよね。そのときに理事者側は何て答えましたか。あそこは電車が通っているので、信号機は特別な信号機をつけなければならないと、それが大変な金がかかると、電車が通るときのいろいろな時間的なものとかいろいろあるということで、難しいという話でした。電車がなくなって何年たっていますか。危ないという話を今部長も言ったけれども、行って、あそこ走ってみたことあるか。この間も1カ月に2回、3回事故あっていますよね、大きい事故が。ドクターヘリも出動したという話です。私もこの間行ってみました。もちろんふだんも走っていますよ。どういう現象で事故が起きるのかな、危ないなと感じたかというと、豊ケ岡のほう、あるいはワダカンのほうから車が行って、あそこでとまりますよね。三沢方面、あるいは十和田方面に走る県道です。車の流れが非常に多い。しかも、スピードを出してくる。ところが、ワダカンのほうとか豊ケ岡から来た人たちのとまっているところに、後ろに車が何台もつっかけると、その丁字路にとまっている人たちがそれも気になって、ちょっとでもすき間があれば出ようとするのだよ。それが事故の原因にもなっている。もちろんオレンジハートに曲がるという、それもあったり。そういうことが要因であそこは事故が非常に多いのです。だから、今停止つけたって、今のような状況が解消され……事態が起きれば必ず事故が起きる。私は、工事あと何年かかるのかわかりませんけれども、とりあえず信号機をつけてほしいというのが地域の人の要望です。工事があったら、その間例えば工事中は人が出て手旗で車をとめたりなんかしますよね、工事の作業状況を見ながら。工事が終わったら、夜、信号機を動かせばいいのでないの。そして、あそこが全部できたときに一番のいい場所に信号機つければいいのではないですか。

  私、きのうたまたまこの問題を質問した県議会議員とばったり会ったのです。その話をしたら、「そういえばそこまで気がつかなかった。ただあそこ信号機つけて改良してくれという話はしたのだけれども、そうだよな」と。すぐできないのであれば、とりあえず信号機つけてもらっておいて、できたらちゃんと設置すればいいという、一番のいい場所に。という話もしていました。どうですか、私今言っているのちょっと、いや、それまずい、なんたかた道路先だとあなたは言いますか、部長。もう一回。



○議長(工藤正廣君) 建設部長



◎建設部長(野月洋明君) ただいまの質問にお答えいたします。

  信号機の設置につきましては、これから用地買収、工事等でかなり期間を要しますので、十和田警察署交通規制係のほうと先々週、仮設の信号機ではなくて、先ほど議員が指摘しましたように、信号機の仮設置ができないかと、将来の本設置の形の信号を仮にことしなり来年なりに仮設置しておいて、工事と合わせてそれを移設して、そのまま使うということができないのかどうかということで、十和田警察署の担当者とは話ししました。そのこともあるということでしたので、一応こちらのほうの事情も説明いたしまして、今後県の警察、規制課のほうに要望等を進めてまいりたいというふうに考えております。



○議長(工藤正廣君) 12番



◆12番(石橋義雄君) 今の話からすれば、進むという話だべ、考えるということで。やってみてくださいということを私は言っているわけ。地元の県議会議員もいるし、あるいは上北郡の県議会議員どもいるべしよ。県の重点要望で私言ったじゃない、前に。地元の議員とかそういう人たち、県にかかわっては県議会議員にお願いしてやってほしいと。だって、地域住民の人たちは怖いと言っているのだもの。何とか一日も早く設置できるように、また感謝されるように早く作ったら。ひとつそのことをまずお願いしておきます。

       (「地元の県会議員がど、やる気がないのでねえの」と呼ぶ者あり)

  やかましい。わ、聞いてらのだ、今。

  それから、先ほど高規格道路については、7月に各関係市町村長、あるいは議長を入れた期成同盟会を立ち上げる。非常に私もうれしく思います。何やろうが、この十和田市は道路のアクセスというのですか、交通体系がおくれているというのが、これ誰もがわかっていることなので、観光にしても、企業誘致にしても、そういう道路がちゃんとしていないところにはなかなか来ないだろうと私は思っています。特に今、先ほど市長が言ったように、大型企業を誘致するとなれば、どうしてもそういう輸送というものがかかわってくるので、力を入れてほしいなと思います。

  この高規格道路、私がなぜここまでこだわるかというと、例えばこの間の東日本大震災のときに、この議会で言ったと思うのだけれども、私頼まれて青森から盛岡に物を運ぶに秋田寄りを回って行ったのです、何時間もかかって。これ横に通れるとなれば、非常に助かるなと思っていたのですが、そういう状況で、これが今度人を運ぶとかそういうことになっても、やっぱり道路がないことにはどうにもならないなという思いをしました。特に市長も先ほど取り組むと、こういうことでしたので、多分次の市長選も出るぐらいの気持ちを持ってそういう決意をしたのかなと思っていましたが、そういうことで、この道路については経済界とかいろいろな各種団体を巻き込んで、その機運を盛り上げていってほしいなと。そして、いずれ、それはすぐできるとは思いませんが、市長の志、思いを引き継いで、いつの日かそれが形になって、例えば企業の再分散だとか、官公庁の再配置だとかといったときにも、十和田市が手を挙げられるような環境づくりにひとつ取り組んでほしいと、こう思います。期待をしております。

  そして、待合所ですが、本当にこの間生徒を見たらかわいそうだったのです。雨の中を傘を忘れてきたのかどうかわかりませんが、立っていて、ぬれていたのです。ここにちょっとした雨よけの待合所があれば、すごく助かるのだろうなという思いをしました。私たちは、十和田観光電鉄が経営難で電車を廃止するといったときに、市に助成をしてほしいといったときに、私たちはそれを断ったというのか、経営努力をしてほしいということで実際は断った格好になりました。それでも十和田観光電鉄では、バスによって子供たちの通学もしてくれているわけですから、ある意味貢献してくれていると私は思っています。そういう意味で、十和田観光電鉄が経営的に自前でやるということが大変だとすれば、他町村から来てこの十和田市にある高校で学んでいる生徒たちにいい思い出というのですか、十和田市の政治のよさ、そういうものも植えつけて、彼らが十和田市で学んだときの思い出として、こういうことをしてもらった、こういう配慮をしてもらったという十和田市の思いを持って勉学に励んで社会に出ていければなという思いで、市長何とか、市長の決断で、そんなにかかるものではないと思うので、設置を考えてみてください。市長、どうですか、あなたの考え方。



○議長(工藤正廣君) 市長



◎市長(小山田久君) バス停の件についてお答えいたします。

  先ほど部長のほうからも、どういうことで支援ができるのかどうか検討するというお話でございますが、実は今までもこのバス停の設置について、稲生川のそばのところからなのですが、なかなかいい場所が見つからない等々いろいろありました。一応検討は進めているのですが、そういう中にあって今回ご指摘のありました箇所について、同じ言葉になりますが、どういう形で応援していけばいいのか、原則は原則なのですが、一応そのように考えております。



○議長(工藤正廣君) 12番



◆12番(石橋義雄君) では、最後の質問になります。市長に聞きます。

  先ほど市長に対して、あなたの十和田市の描く未来像ということでお聞きしました。市長は、答弁の中で、みんながこれからも元気で住んでよかったと思えるそういうまち、私の思いが伝わるようなまちづくりをしていきたいということを言っていましたが、確かに今から8年前、市長選に出るときにかなりの思いというのですか、悩みながらの決断だったと思います。そして、7年半たちました。私は、財政の、ある意味再建というのですか、それもできただろうし、病院もあの苦しいのを乗り切ったという思いもしています。

       (「まだしてねえ」と呼ぶ者あり)

  途中だけれども、以前に比べたら。その後も市民交流プラザ、教育・福祉プラザの分離したものも建てました。今度新庁舎とか三本木中学校もあります。何よりも市長が先ほど言った食品加工会社ですか、IHミートパッカーだったっけ、指定管理をしてもらってやっています。当然何年か後にはその会社の誘致ということの話が出てくるのかなと、それは私の期待ですよ。そういう中で、市長も何とかしてここに300人、400人の雇用が生まれるような、そういう企業を市長の手で持ってきてほしいなという思いを持って、改めて市長からお伺いしますが、次の、あと7カ月、6カ月しかありませんが、1月に市長選挙があるわけですが、今の心境を聞かせてください。



○議長(工藤正廣君) 市長



◎市長(小山田久君) 石橋議員のご質問にお答えいたします。

  先ほど十和田市の将来像と申しますか、あってほしい、そういう姿を述べさせていただきました。しかし、そういう中で喫緊的に取り組んでいかなければならない、今の地方創生もそうですし、雇用の場、そういうのはそうでございます。そういうのは、やはり急いで取り組んでいかなければならない。何しろことしスタートということもあります。そういう意味では、私の任期からすれば、まだ道半ばであるなと、そのような思いはしているところであります。

                                        



△発言の訂正について



○議長(工藤正廣君) 12番



◆12番(石橋義雄君) 先ほど私三本木高校と言ったそうですけれども、三本木中学校の間違いですので、訂正してほしいと思います。



○議長(工藤正廣君) ただいまの発言訂正の申し出は、議長においてこれを許可します。

                                        



○議長(工藤正廣君) 12番



◆12番(石橋義雄君) 市長から今道半ばだという話を伺いましたので、当然次に向かって決意をしたものだというふうに理解をして、これで質問を終わります。



○議長(工藤正廣君) 以上で石橋義雄君の質問を終わります。

  ここで暫時休憩します。

                           午後 2時52分 休憩

                                        

                           午後 3時10分 開議



○議長(工藤正廣君) 休憩を解いて会議を開きます。

                                        



△堰野端展雄君質問



○議長(工藤正廣君) 次に、8番 堰野端展雄君

       (8番 堰野端展雄君 登壇)



◆8番(堰野端展雄君) 8番、自民公明クラブ、堰野端展雄でございます。先ほど石橋議員の最後の質問に対して、小山田市長、道半ばと答弁いたしました。当然道半ばということはその先があるということですから、次期市長選に向けてまた頑張ってくれるものと思います。そのときには、これまで以上に、微力でありますが、私もよりよい十和田市づくりのために協力させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

  それでは、通告に従い質問させていただきます。

  長野県飯田市のまちづくりについてであります。私は、長野県飯田市のまちづくりについて、そしてそれを先導する牧野光朗市長の考え方に非常に感銘を受け、今回質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。長野県飯田市は、人口10万5,000人、四方を山に囲まれた自然豊かなまちであります。御多分に漏れず人口は減少し、高齢化も進んでおります。牧野市長は、2004年の就任でありますが、それ以前から飯田市の人々の共同体意識は高かったようであります。それがよくわかるものとして、リンゴ並木が挙げられます。飯田市は、1947年4月、大火により市街地のおよそ3分の2、戸数でいうと3,577戸が消失。被害総額は、当時の価格で約15億円。小京都とたたえられたまちは、ことごとく灰じんに帰しました。その後大勢の方々の努力により、火事に強いまちにする復興事業が加速的に進み、まちの中央に幅員40メートルの帯状の公園と幅員30メートルと22メートルの道路が防火帯としてつくられました。そこの清掃活動をしていた中学生たちが自分たちの手で美しいまちをつくりたいとの純粋な思いから、1953年に40本のリンゴの木の苗を植え、自分たちの手で暑い日も寒い日も世話をし、今でもその活動が引き継がれているそうであります。中学生が描いた夢は、リンゴの木が枯れ、リンゴの実が盗まれるなど幾多の困難を乗り越え、市民の心に浸透し、やがてまちづくりの基本精神となったそうであります。

  コミュニティーの結束の強さや市民性の高さは、飯田市独特の仕組みである公民館にもよるようであります。飯田市の人々にとって、公民館とは建物のことではなく、公民館を拠点にして学習、交流活動することを「公民館をやる」と言うそうで、それは自分たちの心であり、自分たちによる活動そのもので、自由をたっとび、自主的に自治を行う合い言葉のようなものだそうであります。1970年代に地域の課題を地域住民自身が発見、解決する学習運動を行うなど、地域自治の拠点として公民館の位置づけを見直す取り組みを進めたことなどが契機となって、飯田型公民館が形成されたとのこと。

  飯田市では、JICA、これは独立行政法人国際協力機構ですが、JICAが主催する途上国政府職員らを対象とした参加型地域社会開発の現地研修を受け入れ、公民館活動に見る協働と参加の仕組みを途上国に移転する試みに取り組んでおり、1998年以来、毎年20名程度が訪れているそうであります。

  飯田市の学びの場は、発展途上国の研修生向けだけにはとどまらず、全国の大学生、大学院生、留学生を対象に南信州・飯田フィールドスタディを実施。さまざまな地域づくりを担う市民や担当部署の職員が自分のかかわっている取り組みについて説明。それらは、市の問題であり、広域地域の問題でもあり、さらには我が国全体につながる問題でもあり、若い皆さんはそれを聞き、地域の問題点や課題に触れ、最後に飯田市への提言をしてもらうとのこと。2015年には130名の参加だったそうですが、ゼミ単位の調査やワークショップ等、さまざまな形態でも行われており、年間およそ1,000人近い若者が飯田市で学んでいるそうであります。本年第1回定例会で私が提案した小布施若者会議とは内容が少し違いますが、交流事業として、これはこれで大変魅力的な事業であると思っております。

  また、飯田市は、体験教育旅行にも早くから力を入れております。豊かな自然と実りある土地を地域の重要な資産として認識し、それを生かし、1996年から始めており、エコツーリズム推進法施行が2008年であることからも、アグリツーリズムやエコツーリズムの先駆けと言えると思います。現在では、年間110校、1万人がこの体験教育旅行に訪れているそうであります。

  このほかにもまだまだ魅力的な事業、施策はありますが、時間の都合上割愛しますが、飯田市はこのようにまちづくりに対する住民の意識が他地域よりも高いことは誰もが認めるところであろうと思います。しかし、そのことを改めて住民に認識させ、それこそがこれからのまちづくりには欠かせない要素であるとしているのが牧野市長であります。

  ここで簡単に牧野市長の経歴をご紹介いたします。1961年飯田市に生まれ、地元の高校から早稲田大学に進学。卒業後、日本開発銀行、これは現日本政策投資銀行ですが、ここに19年間勤務。この間、2度にわたりドイツに赴任。ドイツに住み、ドイツで働き、ドイツの人々と触れ合ったことから、まちづくりに対する考えが覚醒。そして、2002年に大分県に赴任。「別府の岸ママ」こと、岸川多恵子さんとの運命の出会いを果たします。岸川さんは、日本全国をバイクで回り、自分の書いたエッセイを各地の図書館に配った方で、2000年に別府に「サロン岸」を開き、商売抜きで誰とでも気兼ねなく話せる場所を提供。別府大学のドイツの市民参加を専門にする教授からは、「まちづくりにはこうした場所が必要だ」と言わしめたそうであります。ここで牧野氏は、さまざまな方々とまちづくり、地域づくりについて語り合い、議論し合ったそうで、ドイツと大分で偶然にもまちづくりの根本を学び、すばらしい方々との出会いを経て、2004年3月、日本開発銀行を退職。同年10月、厳しい選挙を経て市長に就任しました。

  ドイツでは、自分たちが住むまちをよくするために、円卓を囲んで議論するそうであります。円卓には意味があり、ここが上座という意識はなく、誰が偉いということもない。みんなが対等に話し合いをするということ、まさに「サロン岸」が円卓であったようであります。牧野市長は、ドイツでそのことを知り、大分で目の当たりにして、円卓の地域主義を標榜。円卓で議論することにより、地域コミュニティーの質と当事者意識を高めることがこれからのまちづくりには必要であると考えております。

  そして、市長就任後、文化経済自立都市を掲げ、文化的自立と経済的自立の両立を目指しております。それは、文化を地域の価値観とし、地域の人たちは何を大切にして、何を誇りにしているのか、そうした地域の価値というのは多くの人々が知らず知らずのうちに共有している地域らしさであり、こうした地域の核となる価値観を確立していくことが文化的自立。そして、経済が地域の中できちんと回っているかが経済的自立。この2つがそろって初めて地域の自立と言えるのではないかとしております。

  このような飯田市のまちづくりや牧野市長の考え方について、市長の率直な感想をお聞きいたします。

  次に、事務事業評価についてでありますが、平成22年第2回定例会において、当時国の行政刷新会議において行われていた事業仕分けは、進め方等いろいろと問題はあるものの、事業の客観的な評価は必要であり、市独自の事業評価を行うべきではとの私の質問に対し市長は、「事業仕分けの狙いとするところは、事業ごとの予算執行の実態を明らかにし、予算の合理性を判断することにあり、今日の厳しい財政状況の中にある地方自治体においてもこうした効率的かつ効果的な予算執行を図っていく、そういったことは重要な視点であると思っており、これまでも事業の見直しを行ってきているところであるが、第2次十和田市行政改革大綱において、当市における事業仕分けともいうべき事務事業評価制度について、平成23年度から完全実施する」との答弁でありました。本制度は、ことしで5年目を迎えます。

  そこで、改めて事務事業評価制度の評価をどのように捉えているのかをお聞きいたします。

  以上で壇上からの質問を終わります。



○議長(工藤正廣君) 市長

       (市長 小山田 久君 登壇)



◎市長(小山田久君) 堰野端議員のご質問にお答えいたします。

  私からは、長野県飯田市のまちづくりについてお答え申し上げます。先ほど議員からお話がありましたとおり、長野県飯田市では質の高い、そういったコミュニティーづくりと地域らしさを生かしたまちづくりに取り組んでいると、そのように伺っております。このように地域コミュニティーを重要なものと位置づけ、市民の主体的参画によるまちづくりを進めるとともに、文化的自立と経済的自立により生活の質を高めるという考え方は、私も全く共感を覚えるところでございます。

  また、それを実現するための市民による円卓での議論などの取り組みにつきましても、当市のまちづくりにおいても大いに参考になるのではないかと、そのように思っております。

  市といたしましても、十和田市まちづくり基本条例に基づき、市民の皆様並びに議員各位と力を合わせ、協働のまちづくりを進めているところでございますが、より多くの方から住みたい、住み続けたいと、そのように思われるまちを目指し、これからも創意と工夫を持って取り組んでまいりたい、そのように考えております。

  具体的な内容、あるいはその他につきましては、担当部長のほうから答弁をさせます。

  以上、壇上からの答弁といたします。



○議長(工藤正廣君) 企画財政部長



◎企画財政部長(中野孝則君) 事務事業評価に関するご質問にお答えいたします。

  この事務事業評価は、職員の意識向上や市民の視点に立った成果重視の行政運営を実現すること、そして市民への説明責任を果たすことを目的に実施しており、平成22年度の試行を経て、平成23年度から市みずからが行う内部評価と6人の市民で構成する外部評価専門部会が第三者の立場から行う外部評価の2段階で事務事業の評価を行っております。これまで行ってきました事務事業評価制度の効果といたしましては、自己評価を行うことにより、事務事業においても目標を設定すること、またその目標に対して成果を求める重要性を認識し、日々の業務に取り組むようになるなど、職員の事務事業に対する意識がより向上していること、外部評価を行うことにより市民に対する説明責任がより一層果たされるようになったこと、また市民からのご意見が事務事業の改善や新たな施策に生かされているなど、よりよい市民サービスの提供につながっているものと認識しております。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 8番



◆8番(堰野端展雄君) ありがとうございます。それでは、何点か再質問をさせていただきますけれども、先ほど市長から長野県飯田市のまちづくりに対しては共感を持てるというご答弁いただきました。まさに私もこれまでいろいろ全国の施策等提案したりしてきましたけれども、この飯田市に関しては全てにおいて秀でているというか、私の感覚では、そういったいろいろな施策等もどこの自治体よりも先を進んでいるのかなという思いがしているので、今回いろいろと提案させていただきました。

  先ほど壇上では、飯田市に限った特徴的な事例を挙げましたけれども、さまざまある施策の中で当市でもできそうな、またぜひやってみたいということを何点か挙げて質問させていただきたいと思います。

  まず、牧野市長は、飯田市役所を市内最大の企業であるのだと、企業組織であるという認識を持ってやっているそうであります。「株式会社飯田市役所」といいまして、危機感を持たなくなった組織は活力を失い、衰退すると言われるように、市役所も全くそういう企業体と同じであり、職員一人一人が能力を発揮するような行動力あふれた組織にしたいとの考えから、現場主義に取り組んでおります。その現場主義とは何かというと、市役所の一部組織を、例えば農業課とか農業委員会は農協のほうに事務所を一緒に構えるだとか、金融政策課というのがあるのですが、そういった課は商工会議所と事務を一緒にすると。まさに現場に行って市民の声を聞いて、現場で頑張れというような政策をとっております。確かに現場に行くことによって無駄に費用がかかる部分もあるのですが、やはりそこから生み出される企業側と行政側、そして市民との協働、それからそれに取り組む挑戦を重視している政策をとっております。非常にこれは変わった政策であり、私はおもしろい考え方だなと思っておりますが、当市としてはこれについてはどのようなお考えがあるでしょうか。



○議長(工藤正廣君) 総務部長



◎総務部長(横道彰君) お答えいたします。

  長野県飯田市のように組織の一部を事業者などのほうに近づけて設置というふうな一つの例についてのご質問にお答えいたします。当市におきましては、ご存じのとおり、飯田市のような取り組みは行っていない状況でございます。このような取り組みにつきましては、現場主義という用語で表現されている非常に先進的な取り組みではないかと考えているところでございます。

  また一方で、市民にとりまして庁舎内に市の組織を集約することで、一度に用事が済むなどの利便性もあると。当市におきましては、現在新庁舎建設時には教育委員会、上下水道部門も含めた市の組織を集約することを検討しております。

  行政組織のあり方につきましては、これといった正解というか、答えがなく、全国各地、各市でさまざまな思い、考えのもとで組織づくり、配置等が行われており、当市におきましても飯田市のみならず他市の先進事例を参考にしながら、十和田市の実情に合った組織のあり方、配置等を今後とも研究してまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 8番



◆8番(堰野端展雄君) これまで私も特に福祉関係ではワンストップ化ということで、窓口で全てのことが対応できるようにというような提案もさせていただいておりましたけれども、まずこれを聞いたときに確かに、先ほど市役所に来たときに全ての課があることによって市民の利便性も上がるという答弁でありましたけれども、例えば農協に行ったときに、そこに農業委員会の担当もいる、農林課の担当もいるとなると、それはそれでまた市民の利便性がすごく高いのかなという気はしております。全ての課、飯田市みたいにたくさんの課ではなくて、例えば十和田市はやはり1次産業、それから観光、この部分、力強く進めていかなければならないと思いますので、そういった部分ですね。特に観光、観光の場合、市内に今現代美術館ありまして、一つの観光拠点になっていますけれども、やはりメーンは、きのう、きょうも出ておりますけれども、焼山、奥入瀬、十和田湖です。そういった地域に、ここから距離が遠いがためにどうしても行政との距離があるような気がしておりますので、その観光の部分に限って、農業、観光の部分に限って、そういった現場主義も今後取り入れていただければなと思います。先ほど研究していくという答弁でありましたので、どうかそのことを頭に入れながら考えていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

  次に、飯田市では目標面接というものを年度の変わり目にやっているそうであります。これは、市長と各部長で行われるそうで、どのように目標を立て、どのように達成しているか、各部署の方向性を定め、上級職のかかわりを明確にする場となっていて、市長も現場をよく知る職員と情報共有を密にできるということをしているそうでありますけれども、当市はその辺はどのような現状になっていますでしょうか。



○議長(工藤正廣君) 総務部長



◎総務部長(横道彰君) 市長と部長級の職員との情報共有をする機会についてのご質問にお答えいたします。

  当市におきましては、各部の部長が年度初めにおいて重点目標を設定し、部長等連絡調整会議の場において市長に報告し、情報の共有を図っているところでございます。またそのほか、当市では人事評価を実施していることから、重点目標に関して副市長と部長等による面談を年度当初と中間時期に行うこととしており、面談の情報についてもさらに市長と情報共有を図っております。なお、これらの機会に限らず、各部長等においては、常日ごろから報告等を怠ることなく情報の共有を図っていくよう努めてまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 8番



◆8番(堰野端展雄君) では、こういった情報共有の面では当市ではうまくいっているというか、そういったことであろうと思います。ただ、一つ気がかりなのは、例えば部長、副市長の部分で決裁なり決断したときに、されているとは思うのですが、やはり事後報告として、市長に全て上がっていけば市長が全部把握できるのは当然ですけれども、部長、副市長でとまったときに、その事後報告がおくれたりだとか、ややもすれば忘れてしまうという状況も考えられなくはないので、そういったことがないように今後とも進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

  次に、飯田市で、これも私おもしろいなと思ったのは、職員の係長級から課長級までの昇進を自己推薦制としているそうであります。これは、意欲の高い職員にリーダーシップをとり働いてほしいからだそうでありますけれども、当市でもこういった考えはいかがでしょうか。



○議長(工藤正廣君) 総務部長



◎総務部長(横道彰君) 昇進におきます自己推薦制に関するご質問についてお答えいたします。

  当市では、職員が自身の適性、能力及び資格について自己申告書を提出する制度を課長補佐級以下を対象にして実施しているところでございます。これは、職員みずから活用してほしい自分の能力、資格、従事したい業務について申し出てもらい、それを人事に反映することで職員の業務への意欲を高めていくものでございます。

  当市では、自己推薦制あるいは立候補制と言われるこのような制度については実施しておりませんが、今年度から人事評価制度の結果を人事管理に反映させていくことになりますので、職員の実績や発揮した能力、適性等については、その把握に努め、職員の働く意欲を高めてまいりたいと考えているところでございます。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 8番



◆8番(堰野端展雄君) 今答弁の中で、今年度から人事評価の部分を人事管理に反映させるとありました。これは、具体的にはどういうことでしょうか。



○議長(工藤正廣君) 総務部長



◎総務部長(横道彰君) 人事評価結果の反映についてお答えいたします。

  人事評価は、目標管理の手法によりまして業務目標の達成状況を評価する業績評価と、それぞれの職、位に求められる職務行動を評価する能力評価の2種類で行います。当市では、この評価結果を具体的には期末手当支給時の勤勉手当と昇給に反映する方向で検討を進めているところでございます。

  また、能力、実績に応じた適材適所の人事管理、人材育成にも活用してまいりたいと考えているところでございます。



○議長(工藤正廣君) 8番



◆8番(堰野端展雄君) そうすると、今年度からはその人事評価制度によって具体的に給料にも反映させるということでありますので、人事評価も結局、ある程度基準はあるでしょうけれども、最終的には人がやることであります。よくそういったことで、これは聞いた話ですが、ごまをするだとか、そういったことがあるやも聞かれます。特に今回こうやって給料等にも反映されるとなると、より厳正な評価が必要になってくるかと思いますので、その辺は十分気をつけていただきたいと思います。

  ただ、この自己推薦制ですか、これ私ぜひとも踏み込んで考えていただきたいなと思うのですが、ただし余りに自分がやりたい、やりたいというのもいかがなものかなと思うので、もしそれ考えるときには推薦人5人なり、そういったことも考えていただきたいなと。なってほしい上司となってほしくない上司というのがいると思いますので、推薦枠、これそういったものも考慮しながら研究していただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。

  それから次に、飯田市の場合は共働きしている職員は片方は管理職になれないというような制度であったようであります。それを牧野市長は、やはり優秀な人材はどんどん登用するべきだということで、その考えを取っ払って、今はどんどん共働きでも登用するようにしているそうでありますが、当市の状況はどうなっていますでしょうか。



○議長(工藤正廣君) 総務部長



◎総務部長(横道彰君) 共働き職員の管理職への登用についてのご質問にお答えいたします。

  当市では、職員の管理職への昇進につきましては、共働き、または性別にかかわらず、職員の能力や適性をもとに決定しているところでございます。

  また、女性の管理職への登用につきましては、ことし4月から女性の職業生活における活躍の推進に関する法律の施行に基づき、当市においても女性職員の活躍推進に関する行動計画を策定し、平成32年度までに課長職以上の女性職員の割合を15%以上とする目標の達成に向けて取り組みを始めたところでございます。

  今後とも性別あるいは夫婦ということにかかわりなく、職員が能力を発揮できるよう、働きやすい環境整備にも努めてまいりたいと考えているところでございます。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 8番



◆8番(堰野端展雄君) 平成32年までに15%以上を目標ということでありますけれども、そうすると現状は何%になっておりますか。



○議長(工藤正廣君) 総務部長



◎総務部長(横道彰君) 女性管理職の現状の状況でございますが、平成28年4月、ことしの4月1日現在で女性管理職の割合は13%となっております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 8番



◆8番(堰野端展雄君) そうすると、平成32年の15%はすぐに、来年、再来年にでもすぐに達成できる、数字としてはですよ、数字としてはそのぐらいかなとちょっと驚きました。それほど当市としては女性も含めて優秀な人材をどんどん、どんどん登用しているという証拠でもあろうと思いますので、15%と言わずどんどん、どんどんこの数値を高めていただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。

  それから、飯田市では、中途採用と高校推薦を受けた高卒採用をやっているようであります。これは、社会人経験を持つ者の中途採用、それからUターンの促進に大きく寄与しているようであります。毎年飯田市の全ての高校ではないのですが、推薦枠を設けて高校生を採用しているようでありますが、これについて当局の考えをお聞きしたいと思います。



○議長(工藤正廣君) 総務部長



◎総務部長(横道彰君) お答えいたします。

  社会人経験者の中途採用、あるいは高校推薦者の採用ということでお答えいたしますが、当市におきましては高等学校卒業予定者の採用につきましては、職員構成を勘案し、適切な募集人員で採用試験を実施しており、試験の周知のために市内高校に対し募集要項の配付をし、競争試験という形で優秀な成績者から採用を行っております。

  また、社会人経験を持つ職員の採用についても重要と考えておりまして、全国的に特に技術系職員の不足が問題となっている中、募集年齢を拡大し、社会人枠を設け、技術系資格職の募集を行っているところでございます。

  採用時期につきましては、定員管理上の観点から4月採用としているところであります。

  今後とも優秀な職員を採用できるよう、ホームページ等を活用し、さらなる周知に努めてまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 8番



◆8番(堰野端展雄君) まず、この飯田市の牧野市長は、優秀な人材が都会とかに流れていく、これを食いとめたいという思いから、特に高校生の推薦枠というものを設けたと言っております。

  ちょっと話は変わるのですが、高校生に対して、本人もそうだったらしいのですが、教育の面で小中学生は市が教育等いろいろかかわりますから、地元のいろいろな歴史だとかそういったものを学ぶ機会があるのですが、高校生になると全くそういった機会がなく、そして都会とかに出ていく。そういったことからなかなか、牧野市長は自分もそうだったらしいのですが、全然自分の土地のことを知らないで外に出てしまったと、そうすることによって地元に戻る気持ちが芽生えないというか、そういったものを本人も感じて、なるべく高校生のうちに優秀な人材を残したいということから、このことをやっているそうであります。

  確かに私としても、十和田市の高校も何校かありますので、そういった推薦枠あれば、またそれはそれで非常に人材の流出が防げるのではないかなと思っておりますので、ぜひとも今後ともそういったことも考えていただきたいと思いますし、中途採用、これも試験問題を変えているそうであります。やはり現役の大学生だとかそういった方々の試験と中途採用の方々では学力の面等ではどうしても差が出るだろうということで、飯田市では試験内容も少し変えた部分でやっているとのことでありますので、今後ともそういったことも研究していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

  それから、これは中山間地域における生活環境基盤整備の一環ということで、地域新興住宅を整備しているとのことでありますが、これは市と地区まちづくり委員会が連携して、例えば夫婦の希望する間取りなどで住宅を新築、もしくは市営住宅をリフォームし、若年夫婦は一定の地域活動に参加することを条件に家賃を払って入居すると。大体10年程度で持ち家となる仕組みをつくっているそうであります。これは、あくまでも中山間地域に限ってのことでありますけれども、このような考えは当市では考えられないでしょうか、いかがでしょうか。



○議長(工藤正廣君) 企画財政部長



◎企画財政部長(中野孝則君) 中山間地域の振興を担う若者などの定住を促すための地域振興住宅の整備についてお答えいたします。

  議員ご提案の地域振興住宅が目的とする中山間地域の振興を担う若者などの定住は、地域の暮らしを支える基盤となる人材の確保や自治組織の活性化の観点から、大変重要であると認識しております。今年度は、新規青年就農者を対象とした住宅の改修・家賃等の補助や移住者を対象とした新築・中古住宅の取得に対する補助、空き家バンク制度を活用した若者世代への家賃助成など、移住・定住に向けた取り組みを着実に進めることとしております。

  今後は、PDCAサイクルに基づき、施策や事業の効果を確認し、地域におけるニーズを捉えた見直しを進める段階で、効果的な手法を調査研究してまいりたいと考えております。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 8番



◆8番(堰野端展雄君) まず、飯田市では、5年間で新築34棟、改修12棟で、158人が中山間地域に定住しているという実績があります。これは、私今コンパクトシティーも推進する立場としても、コンパクトシティーはコンパクトシティーで進めるべきだと思うのですが、その中山間地域をどうするか。きょうも学校等の話も出てきていますけれども、やはり中山間地域は何かかしら手を打たないと、教育長答弁あったとおり、どんどん、どんどん減るしかありません。ですから、前にも私言いましたけれども、やはり市としてそういったどこかで線引きをきちっとしていかなければならない時期なのかなというふうに私自身は思っております。というのも、中山間地域ではどんどん学校は少なくなる、ところが市街地のある地域ではどんどん、どんどん住宅が建って子供の数が多くなる。そうすると、片方では学校は要らなくなる、片方では学校を建設しなければならなくなるというアンバランスな状況も考えられなくはありません。ですから、そういったバランス感覚を持って、この飯田市でもそういった政策をすることによって、中山間地域に住みたいという人もいるということでありますので、そのニーズ等をいろいろ調査して、今後進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。飯田市については、以上で終わります。

  続いて、事務事業評価についてでありますけれども、まず5年たっていろいろと、本当に私はこれやってよかったなと思っております。当然これからも続けていただきたいとは思うのですが、実は平成27年は外部評価に関して、対象とした全233事業から13事業を選択し、最終的に4事業に絞って外部評価となっております。この13事業とした理由をお聞かせいただければと思います。



○議長(工藤正廣君) 企画財政部長



◎企画財政部長(中野孝則君) 平成27年度における事務事業評価において、外部評価の対象とした事業の選択方法についてお答えいたします。

  平成27年度に実施いたしました事務事業評価は、第1次十和田市総合計画の第3期実施計画掲載事業のうち、平成27年度に実施した事務事業のほか、各部等が重点目標とした事務事業等を加えた合計233事業を対象として行いました。外部評価対象事業は、これらの233事業の中から独自に評価を行っている教育委員会の事務事業を初め、単年度で終了する事務事業、定型的あるいは内部的な事務事業、事業費が少額な事務事業、事業途中の事務事業など、客観的な条件により事務事業を絞り込み、その結果として13事業が外部評価の対象となったものでございます。

  以上です。



○議長(工藤正廣君) 8番



◆8番(堰野端展雄君) 事業数が、平成27年度に限っては233事業ありましたので、事業数も多いこともわからなくはないのですけれども、一般的に見て、その外部評価をしていただくのに自分たちからこれを見てくださいというのであれば、何か不自然かなと。やはり外部評価委員会のほうで選択するということもあってもいいのかなと私は思います。例えば、評価委員今6人いるとのことでありますけれども、例えば平成27年であれば233事業を6人で割ってやるだとか、半分に分けて3人で半分を選ぶだとか、そういった方法も考えてみてはどうかと思います。また、振り分けの部分で、先ほども少しありましたけれども、単年度事業だとかそういった部分は当然評価はするのですけれども、外部評価までは私はそこまで要らないかなと思います。やはり新規事業で継続するものであるとか、長期の事業であるとか、そういったものは外部評価できちっと見ていただかなければならないのかなと思いますけれども、その辺の考え方はどうでしょうか。



○議長(工藤正廣君) 企画財政部長



◎企画財政部長(中野孝則君) 今後の外部評価の対象事業についてお答えいたします。

  これまで外部評価につきましては、先ほども申し上げましたとおり、できるだけ客観的な条件を用いて対象事業を絞り込み、外部評価専門部会の委員への負担軽減を図っているところでございます。

  議員ご提案の対象事業の選定を全て委員にお願いすることや、どういった事業の種類を対象とするかにつきましては、委員に係る負担や事務の効率性なども含めまして、今後同部会の委員のご意見を伺いながら、対象事業の選定を進めてまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(工藤正廣君) 8番



◆8番(堰野端展雄君) まず、ことしで5年目という節目にもこの評価制度は当たりますので、長くやっているとマンネリ化というのは何の事業でもあろうかと思いますので、そういったことも含めて、私が先ほど言った委員の方の選択というのも頭に入れながら、委員の方には怒られるかもしれませんが、仕事ふやしたと怒られるかもしれませんけれども、そういった見方もこれからはあってもいいのかなと思います。私もなかなか日程等合わなくて、これまで外部評価を見る機会、ちょっとできなかったのですけれども、今後はなるべく足を運んで、その評価委員会のほうを見させていただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げまして、私の質問を終わります。



○議長(工藤正廣君) 以上で堰野端展雄君の質問を終わります。

                                        



△休会の件



○議長(工藤正廣君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

  明22日と23日の2日間は、議事整理のため休会したいと思います。これにご異議ありませんか。

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(工藤正廣君) ご異議なしと認めます。

  よって、明22日と23日の2日間は休会することに決定しました。

                                        



△散会



○議長(工藤正廣君) 来る24日は午前10時から本会議を開き、各議案の審議を行います。

  本日はこれにて散会します。

  大変ご苦労さまでした。

                           午後 3時56分 散会